Wizardry シナリオ1 狂王の試練場 その2

このエントリーをはてなブックマークに追加
7かたいつえ(ST:2 | AT:1 | 1D4+2 | 2500G)
全ての職業で装備できるが、性能はいまいちなので購入資金が貯まってもスルーされがちな武器。ローブと同様に まほうつかい のために存在する武器と考えられるが……
8せんし の場合:2007/12/24(月) 21:24:06 ID:hrum2GLR0
平均ダメージ値は けん とほぼ同等。
最大ダメージは低くなるが、最低ダメージが引き上げられるので安定して高ダメージを与えられるようになる。
STが低くなるので、ACの低いモンスターには攻撃が当たりにくくなるが、ちから が十分に高い せんし ならば序盤ではほぼ問題はないと思われる。
けん はレベルが上がって攻撃回数が増えてくると最低ダメージのデメリットが解消されてくるが、それまでは かたいつえ の方が有利だと思われる。
きりさきのけん を入手するまでのつなぎとして、それなりの威力を発揮することになるだろう。
9そうりょ の場合:2007/12/24(月) 21:24:36 ID:hrum2GLR0
平均ダメージ値は フレイル よりもやや高い。
最大ダメージは1ポイント低くなるが、最低ダメージが2ポイント高くなり、やや安定する。
ダメージ値に若干の利点はあるが、STが1ポイント低くなるので、命中率の点でやや不利。
レベル5以上で ちから が16以上ある そうりょ なら フレイル 以上の攻撃力を発揮する可能性はあるが、それでもあえて そうりょ が かたいつえ を装備するメリットがあるかどうかは微妙。
そうりょ の場合は打撃よりも ディオス や バディオス などの呪文を有効に使った方が賢いといえる。
10とうぞく の場合:2007/12/24(月) 21:25:00 ID:hrum2GLR0
平均ダメージ値は たんけん よりも高い。
STが1ポイント低くなるので、攻撃を命中させるには ちから が16以上あることが理想。
逆に ちから が低いうちは たんけん のほうがまだましかもしれない。
攻撃が当たるようになればダメージは安定してくるので、とうぞく でも戦力として十分活躍できるようになる。
11まほうつかい の場合:2007/12/24(月) 21:25:29 ID:hrum2GLR0
装備しても前衛にくることがなければ意味がない。
仮に戦闘中に前衛が行動不能になって順番が入れ替わり打撃が可能になったとしても、実質的な選択肢は魔法を使うか逃げるかの二択になるはずなので、武器を装備する意味はない。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:30:05 ID:hrum2GLR0
というわけで、みなさんは かたいつえ を「買う派」?
それとも「買わない派」?
かたいつえ を買わずに、我慢に我慢を重ねて よいたんけん を早めに購入することができれば
前衛の盗賊なら攻撃力が一気にアップするので、そういうプランもありかとは思うが。
13名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:52:52 ID:hrum2GLR0
レベル1の攻撃呪文である ハリト と バディオス。
どちらもダメージ値は1d8(1〜8)と同じで、地下1階のモンスター相手ならそこそこの威力を発揮する。
しかし、同じレベルの呪文に、まほうつかい は カティノ、そうりょ は ディオス があるために、これらの単体攻撃呪文は軽視されがちである。
特に そうりょ の場合は ディオス の重要度が高く、攻撃は武器による打撃という選択があるので、あえて呪文で攻撃しようと考える人は少ないかもしれない。

ところが、この バディオス という呪文は、序盤の攻撃手段としては、実は「最強」なのである。
例えば、けん を装備した せんし の場合、攻撃力は1〜8ポイントのダメージとなるが、命中率が低いうちはダメージ0という場合もある。
しかし、序盤では呪文無効化能力のあるモンスターはいないので、バディオス の命中率は100%。
ダメージはもちろん けん と同じ(ちから が15以下の場合)なので、バディオス の方が有利なのである。
では、ハリト も同じかというと、実はそうではない。
地下1階では オーク と アンデッドコボルド の2種のモンスターが火に対する耐性を持っている。
つまり、属性が火の ハリト では威力が半減してしまうのである。
HPが1〜4のオークでさえ、ハリト では倒し損ねることが多いのはそのためである。
ましてや、HPが4〜8のアンデッドコボルド相手では、1撃で倒せることは絶対にありえない。
その点、バディオス なら耐性を持つモンスターは存在しないので、威力が半減されることは一切ない。
運がよければアンデッドコボルドでも1撃で倒せるポテンシャルを有しているのである。

序盤は まほうつかい を2人入れた方が良いという意見は多いが、それよりも、そうりょ を2人入れた方が戦力・生存率ともに確実にアップする。
1人は前衛で打撃+回復要員として、もう1人は後衛で攻撃呪文+回復要員として使うのが理想。
そのために、ドワーフ という ちから と しんこうしん と せいめいりょく の強い種族と、ノームという しんこうしん と すばやさ の強い種族の2種類が そうりょ 用に用意されていると考えてもいいだろう。
最終的には そうりょ 程度の攻撃力でも、後衛の すばやさ の高い ノームそうりょ が マバディ を唱えたあとで、前衛の すばやさ の低い ドワーフそうりょ が ちからのメイス の1撃でもヒットさせることができれば、どんな強敵でも1ターンで葬り去ることができてしまう。
あるいは、マバディ のあとに バディオス 1発でも フラック(HP15〜180)を倒せてしまうこともある。
(フラック は火や冷に耐性はあっても呪文に耐性はないので確実にヒットする。)

戦士系の議論で、むらまさ を装備した さむらい が最強だの、にんじゃ が最強だのと無意味な争いをすることがあるが、wizではどの職業も万能ではない。
いずれの職業にも得意な面、不得意な面があり、さらに種族による個性も加わる。
そうした得手不得手を6人のメンバーがお互いに補い合い、直面した障害を乗り越える能力を持ったとき、はじめて「最強」のパーティーが出来上がるのだと思う。
さむらい や にんじゃ 同様、そうりょ もまた、「最強」のパーティーの構成員の一人となりうるのである。