RPG大辞典【第32版】

このエントリーをはてなブックマークに追加
657名無しさん@お腹いっぱい。
>>647
その発言はこの項目を投下せよというフラグと判断した
●ろんどにあんごしっくす めいきゅうのろりぃた【Londonian Gothics 〜迷宮のロリィタ〜】
2005年10月13日に発売されたニンテンドーDS用のゲームソフト。開発元・発売元はメガサイバー。
ジャンルは「新感覚ゴスロリアクションRPG」。そう、れっきとしたRPGなのである。
舞台は19世紀末のイギリス、ロンドン。謎の魔物達によって、自分の屋敷の地下に出来た迷宮の奥深くに捕われた天才科学者ナボコフを助けるため、娘のアリスが迷宮を探索するというストーリー。

タイトルに「ゴシック」と冠せられているように、主人公のアリスはゴシック&ロリィタのドレスを身に着けているのが特徴で、
このドレスの種類によって、電撃を発したり、体を縮小させたり、ジャンプできるようになったり、大砲を出して敵を遠くに吹っ飛ばしたりなどの様々な特殊能力を扱う事ができる。
また、通常アリスは魔物に触れただけで死亡してしまう程か弱いが、「ボアダムン」と呼ばれる魔物を凶暴化させる元凶である謎の球体を破壊すると一定時間魔物が弱体化し、文字通り「踏み殺す」事ができるようになる。
倒した魔物からはドレスの型紙や材料が手に入り、それらを集めてミシン部屋へ行く事で新しいドレスを作る事ができるようになる。
ドレスの特殊能力を駆使して魔物から逃げたり追い払ったりしていく→どこかにあるボアダムンを破壊し、魔物を倒す→魔物からドレスの型紙や材料を入手し、新たなドレスを作る…という流れを繰り返して迷宮を進んでいく。
内容的にはパックマンなどに代表されるドットイート系のゲームに近いのだが、それでもれっきとしたRPGなのである。

変な笑い方と毒舌が特徴の通称「毒メイド」や、いじられキャラを確立し前述のメイド以上に萌える執事などのちょっと不思議なキャラクターと彼らの織り成す会話がどこかシュールな面白さを醸し出しており、カルト的な人気を集めている。
発表当時はメガサイバーが無名かつ小規模の会社であった事や、内容がある意味奇抜すぎる事もあり、あまりゲームファンの注目を集めるようなゲームソフトでは無かったのだが、発売初日の売り上げが12位というさりげなく高い位置にランクインし、ゲームファン達を驚かせた。

なお、2ちゃんねる携帯ゲームRPG板の名無しはこのゲームのセリフが由来であり、このゲームを取り扱う本スレも同じ板に立てられている。くどいようだがこのゲームはれっきとしたRPGなのである。

☆関連語☆
キングスナイト 頭脳戦艦ガル レーシングラグーン


ネタと解説を同時に満たす事のなんと難しい事か・・・
この項目が俺の初項目投下なのだが、項目作る人達の苦労が身に沁みたよ・・・