ストーリーを教えてもらうスレpart28

このエントリーをはてなブックマークに追加
405かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2007/02/10(土) 23:08:05 ID:DmO0UkVc0
人魚があらわれた!
人魚の攻撃! 人魚は招喚のメロディを奏でた!
ビーチボールの女性があらわれた!
サンオイルの女性があらわれた!
ビーチボールの女性の攻撃! 透を胸の谷間に押し込んだ!
透はゆうわくされた!
サンオイルの女性の攻撃! サンオイルの女性はオイルを放った!
俊夫はすべって頭をうった! 俊夫は気絶した!
ミキモト  トオル   トシオ
A:攻撃  ゆうわく  きぜつ
B:防御
C:道具

>攻撃
美樹本の攻撃! サンオイルの女性は攻撃をかわした!
サンオイルの女性の攻撃! サンオイルの女性はオイルを放った!
サンオイルは美樹本の目に入った! 美樹本は目潰し状態で動けない!
パーティは全滅しました。

                終

             No.88 目潰し

(この戦闘に限り、攻撃も防御も同結果)
>道具
A:薬草
B:カメラ
>カメラ
美樹本はカメラを使った!
「残念だなあ、メイクが落ちてなければ完璧なのに」
サンオイルの女性は逃げ出した!
ビーチボールの女性の攻撃! 美樹本を胸の谷間に押し込んだ!
美樹本には効果がなかった!
人魚の攻撃! 人魚は誘惑のメロディを奏でた!
美樹本には効果がなかった!
美樹本はカメラを使った!
「君は完璧だ。……むだ毛がなければね」
ビーチボールの女性は逃げ出した!
人魚は消音のメロディを奏でた!
人魚は何も聞こえなくなった!
美樹本はカメラを使った!
美樹本は無言でシャッターをきった。
美樹本は無言でシャッターをきった。
美樹本は無言でシャッターをきった。
美樹本は人魚の足ひれを指さした! 足ひれにはフジツボがついていた!
人魚はしまったとばかりに美樹本を見た。
美樹本は大きな溜息をついて首を横に振った。
人魚は逃げ出した!
三人の霊を倒した!
「……いやあ、意外と大したことない霊でしたね。ねえ俊夫さん」
「そうだな。結局、下は見えなかったし」
「お前らが言うな!」
お約束のやり取りと共に3バカは下へと降りていった。
406かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2007/02/10(土) 23:09:24 ID:DmO0UkVc0
こうして3バカが攻略した階数は26階。倒した霊の数は50人以上。
さすがに美樹本にも疲労が浮かぶが、透と俊夫はぴんぴんしている。
そして不思議のダンジョンのお約束、27階に辿り着いた。BGMも不思議のペンション最下層のものになる。
今までとの空気の違いに最下層であることを感じた透たちは今までの道のりを思い返した。
ほどけそうなヒモパンでベリーダンスを踊る女、ファスナーをおろしてと頼むボンテージの女、
裸にエプロンだけつけて、みそ汁をつくる女……。
14階の『口の中でさくらんぼを結ぶ女』には参った、と俊夫。透は20階の『和服の未亡人』らしい。
美樹本は、と話をふるも、俺が満足するわけないだろ、ときっぱりと言われた。
カメラマンという仕事柄、今まで一体どれだけおいしい思いをしてきたのだろうか。
地下道を進むと、小さな部屋に辿り着いた。正面と左右それぞれの壁に扉があり、扉には文字が書かれている。
透は正面の扉の文字を見た。『イエモンノシャレコウベ、アリマス』
ここですよ、と透は2人に声をかけるが、俊夫は右の扉に書かれた文字をじっと見つめていた。
その扉には、『ポニーテール、アリマス』
俊夫は語る。自分の髪型はポニーテール、みどりもポニーテール。
みどりに惹かれた理由の1つに彼女がポニーテールだったからということもあって、みどりと離れてからは
ポニーテールの女性を見かけても耐えてきたが、それももう限界だという。
罠でもいい、これだけは譲れないと俊夫は右の扉を開けて中に入っていってしまった。
慌てて美樹本を呼ぶと、美樹本は左の扉の文字を凝視している。
『ショタ、アリマス』
ショタってなんだ? と疑問符を浮かべる透に、残念な話をしなきゃいけないようだ、と美樹本。
自分は透を守るためにこれまでずっと頑張ってきたが、透はちっとも振り向いてくれない。
ここいらが潮時だ、この扉の先に行く、と美樹本。
ショタって何ですかと言いながら止めようとする透だったが、俺だって癒されたいんだと左の扉を開けて
中に入っていってしまった。
これは孔明……じゃない、伊右衛門の罠だ。おそらく2人はもう帰ってこない。
透は行くしかない、と正面の扉を開けて中に入った。
そこは息が詰まるほどの邪気が溢れかえり、部屋の中心には小さくすすけた頭蓋骨が鎮座している。
透はその伊右衛門の頭蓋骨の真上で両手を組み、一気に振り下ろした。
邪気のようなものが黒い煙のように収束し、天井へと吸い込まれていく。終わったのだ。
透は階段を上り、館の1階へと出てきた。館内は以前と同じ姿を取り戻している。
ロビーへ向かい、外へ出ようと扉に手をかけたとき、背後から透を呼ぶ聞き覚えのある声がした。
真理だった。香山から電話があり、全部聞いて慌てて追いかけてきたのだ。
真理の瞳から涙があふれる。香山の嘘に騙されるなんて、本当にバカよ、と。
ごめん、と謝る透に、真理は言った。私じゃダメか、と。
「透はパラダイスを手に入れられなかったけど……世界で一番小さい、透だけのパラダイスをつくってあげる。
それじゃ……ダメ?」
透は何て答えたらいいかわからなかった。真理は透の首にそっと手を回す。そしてゆっくりと目を閉じた。
A:ぼくはためらった。
B:何もためらう理由はない。
407かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2007/02/10(土) 23:10:34 ID:DmO0UkVc0
>何もためらう理由はない。
真理の前で男を見せるチャンスだ、と瞳を閉じてそっと唇を重ねる。
唇の味は特殊な味だった。意外に粉っぽく、彼女の舌には思っていたよりボリューム感がある。
「……ん?」
真理じゃなかった。透がキスしていた相手は頭蓋骨だったのだ。骸骨は透の頭をしっかり掴みこんでいた。
どす黒く濁った霊気が身体にじわじわと侵入し、透は伊右衛門の新しい依り代となるのだった。

                終

           No.89 新たな依り代

>ぼくはためらった。
心配してくれるのは嬉しいが、とても真理とは思えないしおらしさだ。普段なら絶対にこんな展開にならない。
その時、廊下の奥からドタドタと足音が聞こえてきた。
「どこだ伊右衛門! ばかにしやがって。なにがポニーテールだ。馬のケツの剥製じゃないか!」
「どこだ透くん! 俺が悪かった。やっぱり俺には君しかいない! 俺を許してくれ! 俺を癒してくれ!」
そう叫びながら現れたのは言うまでもなく俊夫と美樹本だった。
よかった無事だった、と声をかけた透を見て、2人は目を見開いた。
「み、みどり!? 透くん、彼女となにをしてるんだ!?」
(透に抱きつくみどり←俊夫ビジョン)
「と、透くんが二人!? まさか、大盛りプレイか!?」
(透に抱きつく透←美樹本ビジョン)
「みどり!」
「W透くん!」
目の前の人間が真理しか見えない透には2人とも何を言っているのかがわからない。
それにダブル透って? 今日の美樹本はずっとおかしい。そもそもショタって何?
混乱する透に真理が強引に迫ってくる。させるか! と俊夫、だったら俺にしてくれよ! と美樹本。
2人が透たちに向かって走ってきて……。
トイレのスッポンのような音(@かま1・Oの喜劇編)が聞こえ、美樹本が真理(彼的には透)にキスをした。
勝手に手が動き、美樹本を殴り倒す透。と、真理の顔色が変わっていく。
「ぐっ、んぐっ……な、なんだこれは? これは人間の精気じゃない……これは……だ、男色の気だ」
それは真理の声ではなかった。
「うう、気持ち悪い。体中が男色の気で侵されていく」
真理の身体から黒い光がいくつも飛び出し、断末魔の悲鳴を上げた。
408かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2007/02/10(土) 23:11:41 ID:DmO0UkVc0
……目を開けると、そこは三日月館の中庭だった。
ようやった、ほんまにご苦労さん、と香山と夏美が満面の笑みを浮かべながら3バカに声をかけた。
3バカの健闘ぶりをずっと陰ながら見守っていたのだ。
さっきのが最後の試練であり、それぞれにとって1番誘惑されたい人の姿に化けて誘惑しに来たのだ。
透には真理、俊夫にはみどり、そして美樹本には……。
ちょっと待ってくれ、俺にはそんな趣味はないと顔をしかめる美樹本に、どうやら治ったようだと香山。
さっきまで美樹本が透を想っていたのは本当だったが、伊右衛門がそれを吸い取ってしまったのだ。
どうやらさっきのことを覚えていない美樹本はどうやって吸い取ったのかわかっていなかった。
知らないほうがいいと香山は誤魔化す。それよりも、あのまま放っておいたら美樹本は精気まで吸い取られる
ところだったのだが、透が突き飛ばしたおかげでそうはならずに済んだのだ。
これはうちからのお礼や、と夏美からのキスを受け取る美樹本、透、俊夫、香山。
これで成仏できる、と夏美の身体がさらに透明になっていく。夏美の名を叫んで抱きしめた香山の腕の中に、
もう夏美の姿はなかった。
香山は改めて3バカに礼を言うと、君らにも内緒のプレゼントがあると言い出した。
今度こそ正真正銘、男にとってのパラダイスだと。
香山は玄関のドアノブに手をかけた。
「じゃあ、新生三日月館で堪能したってや――これがわしからのプレゼントや!」

        ( ゚ー゚#み)( ゚∀゚#真)( ゚ー゚#可)

      (・Д・;透(゚Д゚:俊(`Д´;美)

「真理!」「みどり!」「可奈子!」
それぞれの伴侶(仮)が硬く険しい表情で立ちはだかっていた。明らかに生還を祝う雰囲気ではない。
まさか、本当のことを言ったのでは……と香山に問う。
夏美の最後の願いで、本当の男女は真実と向きあわなければいけないと言っていたというのだ。
真実を知ることが幸せとは限らないでしょう、と涙ながらに訴える透に、何か隠し事でもあるの、と真理。
どうしてここに、と問う俊夫に、服役態度がいいから仮出所できた、とみどり。
俊夫に会いたい一心で頑張ってきたのに、香山の嘘にほいほいと騙されるなんてと怒り心頭だ。
香山は嘘をつかない、約束どおり彼の趣味を変えてくれたから、と可奈子。
ショタ趣味がなくなって、もう美樹本との間に障害なんてないのだ。
彼女たちがずいっと1歩踏み込む。3バカはずずっと1歩後ろに下がる。
「あ、あの真理……ごめん!」
「み、みどり……ゆるしてくれ!」
「可奈子……俺はまだ独りでいたいんだ!」
そして3バカは全力で逃げ出した。
「待ちなさいっ!」
彼女たちが般若の形相で追いかけてくる。
ぼくたち6人は沈み行く夕日の中をどこまでも走っていた。
香山がしみじみと呟いた。
「若いって、ええもんやな……」

            おしまい

(完扱いで、No.90 若いって、ええな)
409かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2007/02/10(土) 23:14:41 ID:DmO0UkVc0
以上、ピンクシナリオでした。立ちはだかる敵の具体的な描写だの
誘惑に負けた場合のあれやこれやの描写だの、戦闘時の美樹本の言葉攻めだの、
結構はぶいてあります。そこだけ見ると本当に何のゲームやら。

この「おしまい」を見ることで、やはりかま2と同じエフェクトで黒の栞が出現します。
一見すると変化した部分はないように見えないのですが……。

次の予定はバッドエンド集となります。各エンド数行程度のさらっとしたものにする予定。
そしてその後、犯人編に。
410名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/10(土) 23:40:53 ID:v8V9O+Nb0
乙す〜 一見すると変化した部分はないように見えないが
やっぱり変化なし!だったら面白いですね
411かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2007/02/10(土) 23:48:13 ID:DmO0UkVc0
なんというタイプミス……これは間違いなく失態。

一見すると変化した部分はないのですが、が正しいです。
日本語でおk、自分。
412名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/10(土) 23:57:13 ID:jE0V74Yc0
乙でした
413名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/11(日) 00:25:15 ID:bNQFenIyO
兄弟がたまたま同じスレに書き込むってすごい偶然だなぁ
微妙に気まずくね?
414かま3書いてる奴:2007/02/11(日) 00:45:33 ID:gspXKegh0
>>413
「よりによってかま3書いてんのお前かよ!」と突っ込みくらいました。正直、すごく気まずい。
このスレ見てたのは知ってたけどまさかこうなるとは。
もし自分の投下の方が先で向こうが乙とでもレスつけようなら自演っぽくなってただろうなぁ、と。
415名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/11(日) 01:04:46 ID:u1BxD68Q0
こうなったらブラザーにも何か書いて貰わない事には収まりが付かんな。
416名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/11(日) 01:19:52 ID:SfODJcMx0
かま3乙でした。
面白そうだなあ。買っちゃおうかな。
417名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/11(日) 01:39:06 ID:kgMrVpAE0
かま3に笑わせてもらいましたw
かま2のピンクシナリオも小林さん(?)とか男祭りEDとか笑ったなぁw

購 入 決 定 !
418ジェネレーションオブカオス4 1/5:2007/02/11(日) 11:59:31 ID:W2fVwzda0
メインがドラバニア帝国っぽいからとりあえずそれだけ。
まずはキャラ&用語紹介。

ジナ
 主人公、ドアバニア帝国騎士団第八番隊隊長。
 後述するヴァリゾアと昔恋人関係にあって、いまだ置いていかれたことを引きずっている。
 好戦的でゲーム内でも強い方、属性は炎。
 余談だが、パッケージ裏ではCV宮村優子(アスカの人)となってるが、実際は林原めぐみ(レイの人)になってる。
 流石IF、他社ができないミスを平然とやってのける、そこにしびれるあこがれる、と言ったところw

ヴァリゾア
 元ドラバニア帝国騎士団第一番隊隊長。
 ドラバニアでも有名な一門、ゼノッシュ家に生まれ、その強さから雷帝の二つ名を授かる。
 ドラバニアが他国を侵略して豊かになる一方で、侵略される側の人が見過ごせないので
 帝国を出奔して現在は反帝国の解放軍に身を置く。
 ジナの項でも述べたようにジナと昔恋人関係にあった。

グレン
 ジナの親友、騎士団九番隊隊長。
 ジナとヴァリゾアの関係からジナを気遣うことが多い。

クレインクレイン
 ジナの叔母、情報師団長。
 昔はドラゴン退治で活躍し、竜殺しとして恐れられた。
 竜の返り血(詳しくは後述)により叔母の癖にジナと同年代に見えるほどの若さを保ち、ゲーム中ほぼ最強の厨性能を誇る。
 めんどくさいから以降はCCと略します。

トールディス
 十三師団長、十三師団は一度死んで復活した死人で構成され、暗黒騎士団とも呼ばれる。
 大臣直属だが、目的はドラゴン王の血で完全に蘇ることで、そのためにこき使われているだけ。
419ジェネレーションオブカオス4 2/5:2007/02/11(日) 12:00:04 ID:W2fVwzda0
ドラゴン王
 はるか昔に神によって作られ、神々の代理戦争に使われた生物兵器。
 今は休止状態にあるが、兵器ゆえ人々の憎悪を感じて戦闘状態にあると思わせれば復活する。
 よくあるラスボス設定な奴ら。
 ドラゴンの血は若さや健康を保つと言われ、ドラゴン王の血はいかなる病を治すとも言われる。

ドラバニア帝国
 大陸の北に存在し、そこの住民は寒さに苦しんでいて、暖かい地と食べ物を常に求めている。
 元は王国だが、数年前、王の横暴から立ち上がった軍による革命が起こり、帝国に変わった。
 普通とは違う力を感じさせるドラゴンの死骸を発見したことからドラゴン王の存在を確信し、
 皇帝と大臣はドラゴン王の力による世界征服の野望を抱く。
 一方で、王国に戻す為に存在する王権派とそれに従う王国近衛兵団はひそかに健在。


第一章『戦乱の始まり』
 ドラバニア王国とグロディア王国は密約により大規模な戦争は起きなかったが、
 帝国になったので密約は反故され、グロディア王国を攻め滅ぼしたドラバニア帝国。
 残党が残ったので掃除を命令されるジナ。
 その一方で、本格的に進軍を始める帝国に警戒するヴァリゾアと解放軍。

第二章『翼の怒り』
 残党を処理したジナであったが、進軍中の一部隊が行方不明に陥る。
 原因は人間の横暴に反旗を翻した有翼人で、それに便乗した魔獣や獣人による人間排斥運動が巻き起こる。
 それの討伐を命じられ、成功するジナであったが、帝都に緊急で呼び戻される。
 急いで戻ってみると、保管していたドラゴンの死骸から夜中に叫び声が聞こえるとのことで、そこを保管している場所の警備を命じられる。
 しかし、時既に遅くドラゴンは復活し、近隣の町を次々に襲っているとのこと。
 命令変更でドラゴンの停止に赴くジナであった。
420ジェネレーションオブカオス4 3/5:2007/02/11(日) 12:00:56 ID:W2fVwzda0
第三章『竜の鼓動』
 ドラゴンをうまく停止させたジナ達騎士団であるが、消耗が激しく八番隊だけでドラゴンを監視、保管するが、解放軍にその隙を狙われる。
 雨の中孤軍奮闘するジナだが、ジナが炎の属性である為、追い詰められる。
 そこにヴァリゾアが登場し、茫然自失になるジナ。
 ヴァリゾアも流石にジナには負い目を感じているらしく、見逃してもらい病院に運ばれるジナであった。

第四章『揺れる想い』
 ドラゴンを解放軍にとられたことに激怒する皇帝と大臣、
 奪回を騎士団に命じる一方、トールディスにドラゴン王探索を命じる。
 回復したジナは解放軍討伐の準備として、その近くにいるエルフやマーメイドや忍者の国を攻める。
 無事、攻め終えたジナであったが、帝国のすぐ近くに海賊団が出現、討伐のため帝国に戻る。

第五章『運命の選択』
 海賊団を討伐したジナであったが、別の騎士団の隊長についてくるよう言われる。
 ついていってみるとそこにはヴァリゾアがまっていた。
 (その隊長はドラゴン王の力を危惧していて、解放軍に帝国をとめてもらうために情報を流していたようだ)
 ジナがどういうことか問いただすと、昔、自分ひとりで出奔したことを今でも悔いており、
 このまま帝国と解放軍が全面衝突するとヴァリゾアとジナのどちらかが倒れることになる。
 そうなるのは嫌だから一緒に来て欲しいとヴァリゾアは言う。
 戸惑うジナに突然現れるCC、何でもグレンがジナの様子を心配し、CCに相談したことからここに来たとのこと。
 叔母という立場と、情報師団長という立場から、
 ジナにヴァリゾアとの愛を取って一緒に解放軍に行くか、騎士団として剣を取ってヴァリゾアと戦うか、選択を迫るCC。
 以下、愛を取って解放軍に行くのを愛ルート、剣を取ってそのまま帝国に残るのを剣ルートとします。

愛ルート五章残り
 ヴァリゾアと一緒に戦うことにしたジナ。
 CCに念押しされるが、決意は揺るがない。
 そんなジナにCCは、ジナの父と駆け落ちしたジナの母とそっくりだと言い残し、その場を去る。

剣ルート五章残り
 帝国と家族とジナを捨てたヴァリゾアと同じことはできないと言い、剣を取ったジナ。
 やっぱりCCに念押しされるが、決意は揺るがない。
 あきらめたヴァリゾアはその場を後にする。
421ジェネレーションオブカオス4 4/5:2007/02/11(日) 12:01:27 ID:W2fVwzda0
愛ルート第六章『戦場の勇者達』
 ついに解放軍と帝国の全面戦争になる。
 ヴァリゾアを差し置いてなぜか指揮をとって戦うジナ。
 帝国を追い詰め、動きを封じることに成功する。
 大臣は戦況が不利になったのでトールディスに見つけさせたドラゴン王を使わせようとする。
 しかし、トールディスはドラゴン王だけが目的なので、大臣を裏切って殺害。
 そこに駆けつけるヴァリゾアとジナ、ジナはトールディスをとめようとするが、返り討ちにあってトールディスを逃がす。

剣ルート第六章『愛しい敵』
 グレンにヴァリゾアと戦うことに対して気遣われるものの、時間が経ちすぎたから仕方ないと答えるジナ。
 ついに帝国と解放軍の全面戦争になる。
 解放軍を殲滅したジナだが、ヴァリゾアの生死を確認することができなかった。
 そんな中、ドラゴン王を見つけたトールディスに王権派が裏切りを持ちかける。
 王権派はトールディスの目的を知っているので、ドラゴン王は好きにしていいと言ってくる。
 あっさり裏切ったトールディスはドラゴン王復活の為にはまだ憎悪が足りないといい、策があるので任せて欲しいと言う。

愛ルート第七章『暗黒騎士団』
 暗黒騎士団が帝国に反旗を翻す一方、別の大陸からも侵略するものが現れる。
 それの全てを制圧するが、トールディスは逃し、憎悪が高まったので復活するドラゴン王。
 早速ドラゴン王に剣を指し、その血で完全に生き返るトールディス。
 しかし、激怒するドラゴン王はブレスによってあっさりトールディスを消し飛ばした。

剣ルート第七章『王国近衛兵団』
 王権派がドラバニアを王国に戻すべく、生き残りの王国近衛兵団にドラバニアを攻めさせる。
 一方、こっちのルートでも別の大陸からも攻撃を受けたので、それに対処するジナ。
 全てを制圧するが、近衛兵団の隊長は見つからない。
 部下に捜索を命じるジナであったが、突然背後にその隊長が現れ、なし崩し的に一騎打ちの形になる。
 その一騎打ちに勝って隊長を殺し、王国近衛兵団を完全鎮圧させる。
422ジェネレーションオブカオス4 5/5:2007/02/11(日) 12:02:12 ID:W2fVwzda0
愛ルート第八章『ドラゴンハウリング』
 ドラゴン王は一匹ではなく、他にも存在し、一匹の覚醒により他も目覚めることになった。
 各地で暴れるドラゴン王達に絶望するジナであるが、ヴァリゾアは今なら目覚めた直後なので力は不可全だと言ってジナを励ます。
 また、六章で行方不明になってたグレンも現れ、帝国や解放軍関係なしにがんばろうとも励まされる。
 意気を取り戻したジナはドラゴン王の打倒を決意する。

 うまくドラゴン王を最初の一匹にまで追い詰めるジナとヴァリゾアとグレンであるが、
 最後の力を振り絞り、自爆をしようとするドラゴン王。
 今なら間に合うと捨て身の攻撃を行おうとするヴァリゾアを、共倒れになるので止めようとするジナだが、
 ヴァリゾアはジナに当て身をして気絶させ、グレンに後を任せてドラゴン王に剣を突き刺す。

 精根尽き果てたヴァリゾアはドラゴン王と一緒に死ぬ気であったが、
 ジナを安全な場所に移したグレンがヴァリゾアとドラゴン王の下に引き返してくる。
 ヴァリゾアは安全な場所に早く逃げるようにグレンに言うが、グレンはジナにはヴァリゾアが必要だと言って、
 ヴァリゾアを逃がした後、自らの剣をドラゴン王に突き刺してヴァリゾアの身代わりとして爆発に巻き込まれる。

 その後、帝国と他の国の戦争1年ほど続くが、解放軍の力もあって沈静化、元の鞘に戻った形になる。
 ジナとヴァリゾアも戦争が終結した数年後、グレンの形見と共に帝国に戻ったのであった。

 ちなみに爆発の三日後、記憶を失った重症女性が、ある海岸に流れ着いたのはお約束。

剣ルート第八章『悲しみの果て』
 トールディスは七章での戦闘の憎悪を元にドラゴン王を復活させようとするが、
 発見したドラゴン王ではなく、別のドラゴン王が復活することになる。
 そのドラゴン王の復活につられ他のドラゴン王まで動き出し、それならばとその場所に急ごうとするトールディス。
 ひたすら困惑するジナ達だが、見事ドラゴン王を倒し、トールディスおよび暗黒騎士団を追い詰める。
 ジナはトールディスに同情し、止めをさせないでいるが、トールディスは野望がかなわないことから自身の胸に剣を指し自害する。
 呆然とするジナであるが、そこに生死が確認できなかったヴァリゾアが現れる。
 ヴァリゾアは捕らえられた解放軍の仲間を解放するためには自分が死ぬのが一番だといい、自分を殺すようジナに頼む。
 ジナは思い切ることができず拒否するが、それならば自分がジナを殺すしかないといってジナに襲い掛かる。
 ヴァリゾアを反射的に刺し殺したジナは精神が崩壊する。
 その場にグレンが駆けつけて状況見てジナを気遣うが、ヴァリゾアは自分の腕の中で寝ているだけだとジナは言う。

 その後、軍服を脱いで花畑で花を摘むジナとそばでそれを見つめるグレン。
 ジナはヴァリゾアを最近見かけなくて寂しいと口にし、それにジナのための花を探しに遠くに旅立ったと答えるグレン。
 それを聞いてジナは再開を楽しみにしているようだった。

 ドラバニア帝国によって始められた戦争はドラゴン王の騒動から1年間続いた。
 中立国の働きによって戦争は終結し、占領区は開放され、帝国は各国の監視の下、辛うじて存続を認められた。
423名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/11(日) 12:03:03 ID:W2fVwzda0
見直したつもりですけど、おかしい場所があったら指摘お願いします。
424Psychonauts:2007/02/11(日) 15:24:45 ID:Z2lLmVju0
・黒いベルベットの都

精神病院の2階の部屋には患者のエドガーがいた。この巨漢の芸術家は鎖に繋がれ、
絵を描き続けている・・・そこにあったのは描きかけの博士の肖像画だった。

これを使えばクリスピンを騙せると思ったラズの目の前で、エドガーは衝動的に
絵を塗り替え、闘牛の絵にしていまう。彼はどんな絵を描こうとしても最後には
突撃する牛の絵にするという強迫観念を抱え、それが直るまで鎖で監禁されているのだ。

仕方ないのでラズはエドガーの心へと入り込む。そこは黒いベルベットの都。黒と極彩色に
彩られた芸術と闘牛の街だ。ラズの服装まで心なしか闘牛士の格好に変わっている。

エドガーは広場で巨大なカードを組み上げていた。天井にいる薔薇の花びらの涙を流す美女を
助け出すためだ。しかし、彼の試みが叶うことはない。憎しみの名を持つ暴れ牛、
エル・オディオが乱入してカードの塔を崩してしまうのだ。

エル・オディオに負けないようなカードがほしい、と話しているうちにラズは
エル・オディオに跳ね飛ばされて街中に連れて行かれる。

ラズは画商の犬達の協力を得ながら、暴走するエル・オディオを避けつつ街中の
クイーンの肖像をめぐっていく。絵の中はなぜかレスリングリング。虎、鷹、竜、
コブラといったレスラーを倒した報酬のトランプのクイーンをエドガーに渡していくラズ。
その途中で闘牛士のディンゴにも出会い、暴れ牛エル・オディオを倒す約束をしてもらった。

そしてクイーンがそろい、エドガーのトランプの塔は完成する。トランプの塔を
上がったラズは自分が闘牛場にいることに気がつく。そして目の前には暴れ牛
エル・オディオが…美女ランピータの応援のもと牛に槍を刺し弱らせていくラズ。
そして、そこに真打の闘牛士ディンゴが現れる。

弱ったエル・オディオはラズの目の前でエドガーへと姿を変える。ガールフレンド
を取られた憎しみが彼を猛牛へと変えていたのだ。

高校時代のエドガーはレスリング部の「ブル(猛牛)」として虎、鷹、竜、
コブラといった仲間と活躍していた。彼のガールフレンドはチアリーダーの
ラナ。だが、彼女は応援団のディーンと浮気して去り、ショックのエドガーは
試合でボロ負け。仲間にも責められ心に傷を負った…そして、今精神世界で
ディーンは闘牛士、そしてラナはランピータという姿を取って今なおエドガーを
苦しめているのだ。

ランピータとディーンはエドガーを再び牛に変えて殺そうとするが、ラズは
牛エドガーから槍を抜き去り、逆に闘牛士ディーンをやっつけてしまう。

倒れたディーンの前でしくしく泣いているランピータ。まだ怒りが収まらないエドガーを
ラズは「あんな負け犬のこと気にすること無いよ」となだめる。(二股だったけど)あなたの
ことの方が好きだったのよ、などと言い訳するランピータをディーンと共に、心の落とし穴
に葬り去り、エドガーの心は晴れた。

現実世界では、エドガーはもう闘牛に囚われてはいない。彼は博士の絵をあっと
いうまに完成させ、その絵を完治した証拠して届けるようにラズに頼んだ。
425名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/11(日) 16:41:30 ID:Hv1V4LRu0
素朴な疑問。

「今日の午前0時」じゃなくて「明日の午前0時」じゃ?
今日の午前0時ってもう終わってない?
426名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/11(日) 16:44:08 ID:Hv1V4LRu0
ごめん
リロードせずに書いてました
427名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/11(日) 18:41:46 ID:AUnVEKEP0
モノには限度ってものがあるわい。18時間前の話題じゃねえか
428名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/11(日) 23:02:45 ID:XWh9ee080
>>427までをwikiに収録、未解決リストに反映しました
429名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/12(月) 03:49:04 ID:+80/wq2G0
>>428
乙です。
430名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/12(月) 04:23:11 ID:U3dZEbmh0
書き手の皆さん乙です。
リアルで「>>○○の兄です」「>>○○の弟です」状態だったのか…
431ガデュリン:2007/02/12(月) 05:26:48 ID:w+SNfdyF0
戻ってきたらレスが数日の間に200近く進んでてびびったw
なんか皆さん乙でした。ではガデュリン続きいきたいと思います。

扉を抜けると、厳かな空気の神殿に出た。目の前には一人の神官が立っている。
「ようこそエドナへ! カロン様からお話は伺っております」
何の事かと尋ねる暇もなく奥に案内される三人。そこには
ヴァサンと名乗る司祭がいた。司祭はカロンの魔法による連絡で
リュウたちの事を聞いていたのだという。

ヴァサンは言う。リュウが空へ帰るにはガヴァナー神に会わなくては
ならないと。しかしいくら事情があるといえども神であるガヴァナーには
そう簡単にあうことは出来ない。コルダーンに住む御使いを
通さなくてはならないのだ。ところがその御使いですら
会うためには資格が必要で、現在ここマイヨール一帯で資格を持つのは
タオ・ホーと呼ばれる魔道師ただ一人であるらしい。

ルルア地方の神殿を解放した見返りとして、エドナでの行動の自由を
約束された一行はタオ・ホーを探すことにする。情報を集めるべく
街中をうろつくリュウたち。すると突然

ならずものが あらわれた!

――街中って安全地帯じゃなかったんですね。初めてだよ、
人里で何の説明も無く堂々と襲われるRPGは……

軽くショックを受けつつ作業再会。街の人によると
彼はグランデの廃墟という場所にいるらしい。また、同時に
街では一人の子供が行方不明になっているとかで騒ぎになっていた。
432ガデュリン:2007/02/12(月) 05:28:17 ID:w+SNfdyF0
グランデの廃墟に着き、見張りにタオ・ホーへ用事があると告げると
あっさり通してくれた。最深部に到達すると巨大扉の前に一人の魔道師が
陣取っている。声をかけてみると、予想通り彼がタオ・ホーだった。
行方不明の子供が扉の向こうにいるが、一人では手出しできないようだ。
犯人はまたもズールの手下らしい。

彼はリュウ達に一度街へと戻って東にある塔から呪文の書を取ってくるよう
要請する。そこで一先ず帰還し、ヴァサンに事情を話すと
塔の鍵を渡してくれた。内部を探索し書物を見つけてタオ・ホーの元へ
戻る三人。書物を渡すと彼は記されていた呪文を読み上げ扉を開いた。

プレイヤーがようやくお使いに行かされた意味を悟ると
彼はルードを「ここから先はズールの支配する危険地帯なのでお前では
これからの旅には役不足(役不足は原文まま。ひょっとして誤用?)」
として代わりにパーティーインすることに。ワガママなじーさんに
しかし大人なルードは「カロン様の手伝いもありますから」と
にこやかに去っていった。あんたいい人だよ。

扉の奥には魔物が待ち構えていた。リュウを始末するために
子供をさらいおびき寄せたという。ズールの手下達にとっては
ガヴァナーに近づこうとするもの全てが敵であるらしい。
そんな手下を手早く片付けると、敵は死に際に
エドナの秘法はすでに我々が手に入れた、お前達には
ガヴァナーの手助けはできないだろう、と言葉を残す。

人質を助け出し、エドナに戻ったリュウは心配する親元へ
子供を届けると神殿を訪ねヴァサンに手下の言葉を伝える。
あわてて司祭が秘法の確認へ向かうと、入れ違いに
ファナの知人がやってきて、彼女の祖母が危篤であると告げた。
ところが彼女の祖国、エウラドーナはある事情の元鎖国をしており
許可の無い人間は立ち入る事が出来ないらしい。
ヴァサン様に行き先を伝えてくれたら後から追いかけるから、と
ファナは迎えに来た知人と共に祖母の元に向かったのだった。
433ガデュリン:2007/02/12(月) 05:29:52 ID:w+SNfdyF0
戻ってきた司祭は神殿に保管していた宝が無くなっていたと語る。
宝の名は天の舵。ガヴァナーが天空船(=宇宙船)なるものを操るのに
必要不可欠な道具とのこと。このままではリュウがコルダーンに
着いても地球には帰れない。ヴァサンはオロという国に
ガヴァナーの伝説に詳しい人物がいるので、彼を訪ね
知恵を授けてもらうように進言する。

オロのカーティアという町に着き、門番にヴァサンの紹介だと言って
通してもらう。と、そこに先ほどファナを迎えに来た若者――チホリが
駆けつけた。なんとズール教団がエウラドーナに攻め入り
ファナの祖母が住む町も襲撃を受けたのだという。おまけに彼女は
さらわれてしまい(お前はマ○オのピー○姫か)巫女のルーナなる
人物が彼女を助けに来てほしいと言っているとか。門番にルーナ様の
名を出せば通してくれるはず、と言った所で彼は倒れてしまった。
傷だらけの身体で命からがらここまで辿り着いたようだ。

リュウに全てを伝え終わると間もなくチホリは死んでしまった。
リュウ達はガヴァナーの話は後回しにしてファナを救出する事に決め
エウラドーナの首都エウレスへと向かう。街は破壊されてはいたものの
復興が進んでおり、人も多い。まずは話を聞くため太陽の神殿と
呼ばれる場所へ行きルーナと謁見する。どうやらさらわれたのは
ファナだけではないらしい。ルーナはリュウとファナが深い間柄
だと聞いて彼を呼びつけたのだとか。

徐々にRPGにはありがちの便利屋と化してくるリュウだが
ともかくファナを助ける為、集団が向かったという北の方角へ
行ってみることにした。立ち寄った森の中の村で話を聞くと
敵は北にある洞窟に行ったらしい。洞窟の入り口はルーナにより
封印されていると聞いたので(その割には敵は自由に出入りしてますが)
神殿へ戻り彼女の協力を仰ぎに行く。経緯の説明をすると
彼女が封印を解除するために同行してくれることになった。
434ガデュリン:2007/02/12(月) 05:32:19 ID:w+SNfdyF0
ルーナの力で洞窟の封印をとき、奥へと進む。突き当たりの怪しい
空間に飛び込んだリュウ。そこではファナの他、幾人かの若い娘が
生け贄にされそうになっていた。ズールの神官たちはリュウの目の前で
彼女らをブレストラの場所へ送ってしまう。急いで神官をやつけて
駆けつけると、一行の前に三つ首の龍が立ちふさがった。こいつが
ブレストラのようだ。リュウ達はなんとかこれを撃退することができた。

奥まった小部屋に彼女達はいた。リュウを見て駆け寄り抱きつく
ファナ。娘達が無事でルーナも安心したようだ。最高位の巫女である
ルーナはリュウに礼を言うととっとと街に帰って行った。いくら街が
気がかりだとはいっても恩人を魔物の巣食う洞窟に放置して
帰るってあんたそりゃあないんじゃないだろうか。

病人は人前に出ないという謎のしきたりのせいで祖母には会えなかったが
ともかく再びファナもメンバーに加わり、改めてオロに行って
話を聞く事に。ズールの連中を倒したとあり、リュウをこの星に迫る
危機を打破することのできる人物と認めてくれた老人はさっそく
コルダーンについての情報を教えてくれた。

百聞は一見にしかず、ガヴァナーの話を長々語るより直接コルダーンに
行くのが早いと言って、かの場所へ向かう方法を説明してくれる老人。
リゴルドにある時の門をくぐればいいらしいのだが、そこに辿り着くには
聖者への試練の部屋、というものを通らなければならないという。
試練の部屋を開けるには5つの天空の宝石を集める必要があり、その一つは
村のはずれの宝の洞窟にあるというので三人はそこに行く事にした。

首尾良く天空の宝石の一つ、夕焼けの玉を手に入れ次なる宝石の
ありかを捜す。玉が隠されていた場所と同じ形の扉を各地で
見てきたリュウは今まで立ち寄った遺跡や神殿を回ってみる
ことにする。予想通りそこにあったのは天空の宝石。
太陽の玉、朝焼けの玉、青空の玉の三つを見つけて残す所は一つとなった。
435ガデュリン:2007/02/12(月) 05:34:03 ID:w+SNfdyF0
最後の一つを求めて新天地へ旅立った一行。砂漠を超えバヴァリスの国に
辿り着いた三人は、しかし門番に追い返されてしまう。それでもしつこく
街に入ろうとするとそこにあの職務放棄男、ドランがやってきたではないか。
彼が門番にこいつらは知り合いだから通してやれ、というと
「将軍のお知り合い!?」とびびった門番はすぐに立ち退いた。ドランは
用事があるらしくまた後で会おう、というとどこかに去っていく。

バヴァリスの街、リコルドを回るリュウ達。闘技場や神殿、博物館など
様々な施設が並んでいる。中でも博物館には「とるねこのはらまき」という
非常に気になるものが飾られていたりするが……DQ4?
一番気になる玉があると思しき扉の前には人がいて入れない。どうした
ものかと街を歩いていたら子供が生まれそうな一人のバヴァリス人の
家を見つけた。家の子供に頼まれ医者を呼びに行くと、医者は子供に父親を
呼びに行くよう言いつける。父親は博物館で扉の前にいた人物だった。

これはチャンスとばかりに博物館へ走り、扉の奥に入り込んで
大切に保管されていた宝箱を開ける。中には宝石の一つ、星空の玉が
入っていた。ガデュリンを救うという建て前のもと地球に戻る為に
窃盗を働くリュウ。これでようやく全ての宝石が揃った。
都合が良いと言おうか、試練の部屋はこの街の神殿の地下にあるらしい。
彼らはコルダーンへ向かうべく足を進めた。

あまりのきれいさにうっとりしながら(本当にそうメッセージが出る)
扉のくぼみに全ての玉をはめると、今まで一度も開かれた事の無いとされる
扉が初めて道を開けた。するとそこにドランがやって来る。曰く
やっと暇がとれたらしい。……まさか軍をクビにされたんじゃなかろうな。
同じガヴァナーを振興する民であるバヴァリスとマイヨールの戦に
疑問を感じ続けていた彼はこれでようやく神の真意を知ることができると
随分嬉しそうだ。審判を下すべく待ち構えるガヴァナーの子、グラの神像に
会うために心強い仲間を得た一行は先へ進む。
436ガデュリン:2007/02/12(月) 05:38:23 ID:w+SNfdyF0
ここで一度街の人達から得られた惑星ガデュリンについての説明。
大昔にガヴァナーと呼ばれる種族(ガデュリンの民は彼らを神と呼ぶ)が
ガデュリンを創り、そこに様々な生き物を移住させたり様々な施設を
作ったりした。この星に生きる生物は人から魔物まで全てがガヴァナーにより
作られたものであるらしい。各地には彼らの声を聞く神殿が設置されているが
最近は何があったのかガヴァナーからの声は届いていない。

万能の力を持つと呼ばれるガヴァナーにもたった一つ存在する敵。それが
ズールと呼ばれる何か。ズール教団の人間はズールを神々と称し
崇め奉っているらしい。が、何分謎の教団なので詳しい実態は不明。
現段階ではどうもガヴァナーはズールにおされ気味のように感じる。

ズールの目的もガヴァナーの意図も定かではないが、客観的にはズール側の
方が生け贄と称して人攫いをしたり魔物に人を襲わせたりと野蛮。
基本的にガデュリンの民はガヴァナー唯一信仰だが、彼らは個人には手を
差し伸べないようで、ズールはそこを狙い甘言で人々を引き込んでいるようだ。
437ガデュリン:2007/02/12(月) 05:39:29 ID:w+SNfdyF0
無言で立ち塞がるグラの神像を倒し、時の扉を開こうとすると
扉の横の機械が突如として喋りだした。用が無ければ扉を開けることは
出来ないとするロボットにズールが天の舵を盗んだ話をすると
それは一大事、と時の扉を作動させてくれた。地球への重大な手がかりに
近づけるとあってリュウは興奮しつつファナの手を握り(実は前の時もファナと
手を取り合ってたり)扉に飛び込む。後ろの二人も大変だなあ……。

目を開けると、そこは機械が闊歩する場所だった。道行くアンドロイドに
尋ねると、アンドロイドはここをコルダーン宇宙港だと言った。
しかし話に聞いたイメージとはかなり違う。どこか様子おかしい。
機械に襲われつつ内部を探索する一行。そこにはズールの命令を受け
機械兵器を作るアンドロイドの姿があった。まともなロボに話を聞くと
ズールの破壊工作により警備システムが暴走したのだと教えてくれた。

正常なロボット達の様子と話から、現在コルダーンはガヴァナーとの連絡が
途絶えてしまったことが分かる。また、コルダーンとはガデュリンと宇宙を
結ぶための場所であり、ここにいるロボット達は旅人に情報を提供するため
配置されていることも聞けた。人間の姿を探して右往左往していると
小部屋の一つにてとうとうコルダーン人に会える。
ここにいる唯一の人間であるらしい彼は、すでに全てを把握していた。

コルダーン人とはガヴァナーに作られたクローン人間という秘密を暴露して
くれた彼は、続けて天の舵とはガヴァナーの高速宇宙船のコントロール装置で
宇宙船を発信させるにはガヴァナーの許可が必要である事を教えてくれる。
地球に戻るにはガヴァナーを救わなければいけないという
まあプレイヤーには今更な交換条件を出され、リュウは改めてズールに立ち向かう
ことになった。ズールと戦うのに必要な武具が封印されている扉を開く為の
鍵を譲り受け、リュウは再びガデュリンに戻り装備を集める事に。

……ソフトバグってルーラ使えないのに、マジ勘弁してくださいorz
438ガデュリン:2007/02/12(月) 05:41:40 ID:w+SNfdyF0
ここからちょっと個人的感想も交えてゲームの設定の裏側。
惑星ガデュリンの正体。コルダーンの施設とロボットの言から察するに
それはどうやら実際の人間を使った一大テーマパークのようだ。
ガデュリンにいるのは真実を知らない人間と、外から来たガデュリンの
人間になりきって遊んでいる人間、そしてその管理者の三種類に
分けられるようで、正直必死で生きている人間の側でゲーム感覚で
外から遊びに来ている奴がいるのかと思うと個人的には胸糞悪い。
つーかぶっちゃけSO3かよ、みたいな。

しかし、だとしたらあのオープニングの説明や現在の異常はなんなのか。
そもそもガヴァナーはそんな一旅行者(リュウの場合は遭難者のようなものだが)
に助けを求めるなんてちょっと間違ってないかとか色々不可解な事だらけだ。
ひょっとしてこれはガヴァナーによる壮大な釣りではないかと疑心暗鬼に
陥りながらそれでもプレイヤーはコントローラーを握り続けるのだった。


……ということで徒歩でアイテム探しにいってきますので続きは少々
お待ち下さい。出来ればこの休みでクリアしたいのですが、どうなることやら。
439ガデュリン:2007/02/12(月) 08:14:19 ID:w+SNfdyF0
先ほど投下したのが事前に書き溜めたものだったのと
思ったより短かったのとでかなり早く戻ってくることができました。
ではラストまで一気に投下いきます。寝てないので少々
テンションがハイな部分がありますがお許しください。

ズールの分身であるゴルバスを倒さないとズールにはダメージを
与えられないとか対ズール武器はディガンの魔石という動力源がないと
効果を発揮しないとか超重要要項をイベント外部でこっそり教えてもらいつつ
各地で徒歩にて装備回収をしていると、グランデの廃墟で噂のゴルバスに
遭遇する。ドランは謎の力で叩きのめされてしまい、他の三人も金縛りに
あったように動けない。そこにアレイ・ブルーと名乗るアンドロイドが
コルダーンから助太刀に来てくれた。ボロボロになったドランをコルダーンへ
転送すると、アレイ・ブルーは代わりにパーティーに参加する。

大層な事を言った割にはそんなに強くなかったゴルバスを倒すと、こいつは
末期に「ズール様は今も中央制御室に攻撃をしかけておられるはずだ
ガヴァナーが倒れるのも時間の問題、お前達には中央制御室へ行く事すら
できまい」と言って絶命した。まあよくある負け惜しみだ。

あちこちで迷ったり嫌になったりしながらようやく全ての装備がそろい
コルダーンへ戻り、中央制御室への時の扉の前に立つ。装備が揃ってないと
門前払いだった扉も今の彼らをさえぎる事は無い。準備を万端に整え
リュウ達はいよいよ長い旅の終わりへ向けて足を踏み出す。

正直暴走した機械より弱いラスダンの敵を倒しつつ奥へ。地下三階、
中央制御室の中枢に紫の髪の顔色の悪い男がいる。どう見てもズールな
この男の前に歩み出ると、どこからともなく声が聞こえてきた。
(プレイヤーにはどう考えても目の前の奴が喋ってるようにしか
見えませんが何処からか分からないっていったら分からないんです)

言うまでもないがやはりそれはズールその人だった。ガヴァナーを消し去る
ところだったがまあいい、お前達から先に消してやる、とラスボスに
あるまじきあっさりとしたセリフと共にラストバトル突入。どうでもいいが
最終ボスのはずなのに逃げるが可能なのはボスとしてどーよ?
440ガデュリン:2007/02/12(月) 08:14:54 ID:w+SNfdyF0
何段階もの変身の末に、とうとうズールは倒れる。断末魔の叫びを上げて
消滅した後には、天の舵が落ちていた。それを拾い上げ、ズールがいた場所の
後ろの扉を開くと、そこには今まで何度と無くその名が語られながら
具体的な事は一切わからなかったこの星の神、ガヴァナーがいた。

巨大なスフィンクスのような機械の頭部の部分に顔が浮かび上がる。
「私はガヴァナー。はるか昔ガデュリンを作り上げた者だ。
今ではこのように存在だけのものになってしまったが……」
存在だけのものってつまりどういうことですか。意味が分かりません。
つまり意識体としての存在になったということでおkですか、ガヴァナー先生。

そしてガヴァナーから語られるこの星の存在理由。ガデュリンは本来
星星を巡る移動遊園地であり、緊急時には種や生命の保存として
宇宙を旅する巨大宇宙船であったこと。ここに住む全ての生き物は皆、
将来銀河系を支配するであろう地球人を導く為の惑星であること。

ズールとは銀河の破滅を求めるものであり、ガヴァナーの後継に位置する
科学力を持つ地球人は、そのためズールと戦わなくてはならない。
そしてガデュリンとは地球人がズールに対抗できるようになるための
訓練施設のような役割をも担っていたのである。なんて話だ。

先ほど倒したズールは、ズールの中でもほんの手先に過ぎず
地球人が立ち向かうのはもっと強大な相手。ガデュリンはいずれ
訓練の為に地球へと向かうが、一足先に地球に帰りたいのであれば
既に許可は出してあるので天空船にのって帰ればよい。その前に、最後に
言っておく事がある。ガヴァナーは存在だけのものだ、高度な科学力を
自らを守るために行使する事は出来ない。私を守るのはズールと戦う
お前達自身なのだ……。

いや、言いたいことはわかりますよ、わかりますけどね?
何の説明も無く問答無用で魑魅魍魎の跋扈する星に送り込まれて
最終的にはその扱いって、地球人はパシリですか?
なんていうかもう少し労わってくれてもいいんじゃないですか?
協力して銀河を守らなきゃいけないってんならもっと気持ちよく
協力できるような方法とれよ……。どうしてガデュリンその他の星の
人間はこんな奴に気持ちよく支配されていたんだろう。自分にはわからん。
441ガデュリン:2007/02/12(月) 08:16:01 ID:w+SNfdyF0
とりあえずコルダーンに送り帰してもらったリュウ達。いつの間にか
先の戦いで負った傷も治っている。戻ってくるとコルダーン人と
怪我の治ったドランが出迎えてくれた。彼らはズールの手下は宇宙に
逃げていったと教えてくれ、早速天空船を動かしてあげようと
船のドアを開いた。何故か皆でタラップから宇宙船へと乗り込むと
今更のようにコルダーン人が「お前は本当に地球へ帰りたいのか」と
問うてくる。何故かそこでリュウでなく仲間達に話をふるコルry。

ドランもアレイ・ブルーも歯切れが悪い。それもそうだろう、
違う星の人間とはいえこれまで苦楽を共にした仲間なのだ。何より
リュウとファナの二人は……。どうしても帰らなくてはならんのか、と
タオ・ホー。帰っちゃうの?と言外に帰らないでほしいと言っているファナ。
お前ら意地でもリュウを地球に帰さんつもりか。リュウの出した答えは――。

ニア帰る
ファナは黙って見つめている…
ニア帰る
ファナは黙って見つめている…
ニア帰る
ファナは黙って見つめている…

やっぱり帰してくれねーのかよ!フラグはびんびんだったけどな!


地球に戻らず、愛するファナの元でガデュリンに生きることにしたリュウ。
こうしてリュウはガデュリンの一員となったのだった。
――自航惑星ガデュリン・ep4 完――
442ガデュリン:2007/02/12(月) 08:18:01 ID:w+SNfdyF0
以上でガデュリンは終わりになります。……いやマジでこんだけです。
どうしてここでファナをさらって地球に帰っちゃいけないんだろうかと
本気で悩みましたが。個人的な感想を言わしてもらうと、正直
リュウの扱われ方に腹が立ったんですが、まあゲームなのでいいか。

ちなみにこのガデュリン、実はメディアミックス作品で、同じ世界観を元に
小説やらアニメ作品やらになって展開してます。むしろしてましたかな。
そのためこのゲームだけだと話がちょっぴり分かりにくいです。
でもまあ昔のゲームってシステム重視みたいなので。システムもアレですが
これ以上は本気チラシ裏になりそうなので止めておきます。

では、また何か未解決リストのゲームを見つけたら書き込みに来ます。
443名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/12(月) 11:37:45 ID:oMGQswyK0
ttp://www.nicovideo.jp/watch/utVt1ttpg6iVY
ガデュリンラスボス、ズール様
444名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/12(月) 12:26:23 ID:w3hamxQt0
ガデュリン乙でした。ラストのローラ姫みたいな選択枝ワロタ

ディスクシステムの「ディープダンジョン」と「ディープダンジョン2」をお願いします。
445名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/12(月) 18:39:02 ID:LJyyS8/O0
ガデュリン乙。適度なツッコミおもろい。
俺序盤で挫折したからラストまで知る事ができて嬉しいぜ。
446名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/12(月) 19:02:01 ID:xq5n4DO8O
セガサターンのバルクスラッシュとプリクラ大作戦のストーリー教えてください
447killer7:2007/02/12(月) 21:07:40 ID:VKnEAvhU0
killer7いきます。全部で5レスぐらいになる予定。
話ごとにキャラと用語説明いれます。とりあえず主要キャラと用語は最初に。


“killer7”
ガルシアン:キラ?のまとめ役。人格が死んでも生き返らせることができる。千里眼サーチでHSを見つけることができる。「業者」
ハーマン:キラ?の大将。ガルシアンの主人。普段はボケ老人で、メイドに虐待されている。クン・ランとは旧知の仲。「大将」
クン・ラン:キラ?(引いてはハーマン、アメリカ)の敵。右手の「神の手」の力で、世界的脅威のHSを作ることができる。「隣人」
ミルズ:キラ?に仕事を持ってくる男。
イワザル:キラ?に仕えている男。ヒントをくれたり、アイテムを取ってきたり、たまに罵ったりする。

killer7:別名スミス同盟。アメリカ政府に雇われている殺し屋。多層人格であり、人格を変えると外見も変わる。全員スミス姓。
ヘヴンスマイル(HS):クン・ランによって作られた生き物。元は人間。人間を見つけると無差別に襲いかかり自爆する。

【天使】
アメリカ政府に雇われている殺し屋、キラー7。別名スミス同盟。そのまとめ役のガルシアンがセルティックスというビルに向かっていた。
目的は、世界的脅威となったテロリストの首謀者のクン・ランを生け捕りにし、本陣を壊滅させること。
中に入って最後まで進むと、そこにクンの姿はなく、天使が居た。
天使はHSの正当性を主張するが、ハーマンに「子供は寝る時間だ」と言われる。
天使との戦闘に勝利すると、クンが現れる。クンの右手(神の手)に銃を撃つハーマンだが、吹き飛ばされたクンは弾丸を握っていた。
「世界は変わるのだよ、全てはパスポートサイズになる」
そう言い残してクンは去って行った。
448killer7:2007/02/12(月) 21:09:59 ID:VKnEAvhU0
【落日】
フクシマ:国連会の総裁。八雲を書いた7人の1人。アメリカで料亭フクシマのオーナーをしている。
クララ&キバ:国連会の長老。フクシマ死後、マツケンに殺されるが、クンの力でゾンビ状態で復活。
マツケン:クンによって覚醒した。落日以後、日本を率いる代表者になる。

アメリカ:日本が邪魔なので、日本を潰そうとミサイル200発を打ち込むことを決める。
日本:国連会と自民会という二大政党に別れている。
国連会:フクシマを総裁とする、日本の第一政党。アメリカと決裂し、日本の完全な独立を目論んでいる。
自民会:日本の第二政党。アメリカとまだ繋がっていたい。国連会を蹴落とし、第一政党に戻りたがっている。
八雲:昔、自民会の若手7人が書いた文書。ものすごい素敵な内容で、これを読むと世界の仕組みを変えることもできる。

自民会のカサイという男から、フクシマを殺してくれという依頼が来る。
正式にはこれはアメリカが依頼したことで、こっそり生かして八雲を手に入れるつもりだった。
料亭フクシマに乗り込むスミス同盟。フクシマに会い、話をしている途中、秘書のジュリアがフクシマを撃ち殺す。
実はジュリアは自民会の手先だった。フクシマを殺されたことで八雲を手に入れられなかったスミス同盟は、ジュリアを殺す。
八雲を手に入れることができないのなら日本は完全に邪魔になる。
また、日本が潰れれば周辺諸国は土地を手に入れることが容易になる。要は日本は完全に孤立状態。
日本とアメリカの会談も行われたが、完全に決裂し、その場に居た4人全員が撃ち合って死亡。
スミス同盟はゾンビ状態のクララ&キバを殺す。
日本に向けてミサイル200発が打ち込まれ、日本は潰れた。

【雲男】
ウルメイダ:テキサスのウルメイダインターシティーで「ファーストライフ」という会社を営んでいる。社長。

ファーストライフ:ウルメイダの立ち上げた通販会社。かなり有名。

起業家ウルメイダから「俺を捜してくれ」と捜索依頼が来る。会いに行くと、ファーストライフの実体が明らかになる。
ファーストライフは通販などはしていなかった。人間が車に乗って何キロまで耐えられるかなどを、実際の人間を使って計測し、その実験料として金をもらっていたのだ。
ウルメイダは世界中のありとあらゆる病気にかかってみたが、全てワクチンを開発してしまった。
しかしHSだけはきっと無理だろうと思い、もし自分がHSになってしまったら、自分を殺してくれとウルメイダは依頼する。
HSとなって暴走したウルメイダを殺すと、死亡計測をしていた男が現れ、ウルメイダの志を継ぐことを決意する。

【邂逅】
カーティス:シアトル自警団に所属していた。現在は臓器売買に手をつけている。ロリコン趣味を持つ。「白髪」
ダン:スミス同盟の1人。カーティスの元弟子で、ペドロに裏切られてカーティスに殺された。「暴君」
ペドロ:シアトル自警団に所属していた。カーティスと共に臓器売買をしているが、金の為に女の臓器も売っている。

遊園地で幼児を誘拐する事件が多発している。誘拐された子供は殺されて臓器を売られているとのこと。
そしてその首謀者が、ダンの師匠であり、ダンを殺したカーティスだと知る。
遊園地に乗り込むスミス同盟。そこにはカーティスではなく、アヤメと名乗る少女が居た。
アヤメはカーティスが殺し屋として育てた少女だった。アヤメを倒し、スミス同盟はカーティス邸に向かう。
その頃、ペドロはカーティスに殺された。女は殺さずにカーティスに渡す約束だったのに、女の臓器も売っていたからだ。
実はペドロはシアトル自警団の頃、やってはいけない仕事をダンに回し、ダンを裏切り者に仕立て上げた張本人だった。
ダンはカーティスを殺し、長年の師弟対決に決着が打たれた。
449killer7:2007/02/12(月) 21:13:18 ID:VKnEAvhU0
【分身】
トレヴァー:人気コミック「ハンサムマン」の作者。
ラブ:ネットでは有名なシナリオライター。ハンサムマンのシナリオも書いている。

ハンサムマン:人気コミックのキャラクター。9人居る。スミス同盟の1人、コンはこれの大ファン。

ハンサムマンというコミックがある。このコミックが人気なのは、コミック内で殺された悪役の名前が実在の人物であり、そして現実でその「悪役」が殺されるということが起こっているからだ。
来週は誰が殺されるのかと読者はワクワク。売り上げはガバガバ。先週殺されたのはスミス同盟の雇い主の民産党(=アメリカ政府)の議員だった。
そして今週は、なんとスミス同盟が殺されるという内容。調子に乗ったトレヴァーを殺す為に、代理店から依頼され、スミス同盟はトレヴァーに会いに行く。
するとそこに本物のハンサムブラックが現れる。流れ弾に当たり、トレヴァーは死亡する。同時にハンサムブラックもダンが殺した。
そして舞台はブロードウェイへと移り、スミス同盟(7人+ハーマン)と残ったハンサムマンのタイマン対決が実現。
ここはイベント戦闘で、最後のガルシアンVSハンサムピンクの時まで、スミス同盟の1勝で進む。
最終戦、いきなりハンサムピンクが姿を現す。本性はラブ・ウィルコックス。ハンサムマンのシナリオライターだった。
彼女はガルシアンに「会えて良かった」と言い、代理店を潰しに独りで戦いに去る。
そこでいきなりファミコン調のエンドクレジットが流れ、「GAME OVER」の文字が。
(ディレクター曰く、これはハーマンがゲームをしているというゲーム内ゲームの話らしい)

【笑顔】
エミール:国立コパーン小学校に居たとされる少年。ゲーム中、鳩書簡という手紙がスミス同盟の元に来るが、その宛先もエミールとなっている。

ホテルユニオン:男女6人を殺し、殺した人物が屋上で自殺したという過去を持つホテル。
・アメリカの選挙の裏の仕組み
 この州(コパーン小学校のある州)は選挙人が24人割り当てられている。つまり、この州を制したものが国家の頂点だ。校長は大量に金を積まれている。
 選挙会場は学校で、開票する前に文部省がすり替えてしまえばいい。だから国家の最高権力者は、大統領ではなく文部省長官だ。

クン・ランとハーマンが何者かに殺される。ミルズにその話をすると、ミルズは「実は30年前、お前と大将は」と話をしようとするが、彼もまた殺される。
ミルズからの最後の依頼はホテルユニオンでマツケンと密談をすることだった。(余談だがこのホテルで「花と太陽と雨と」のホテルの支配人が出てくる)
しかしどこを探してもマツケンの姿はない。居たのは、謎の男だった。彼は「真実に近づいたらまたお越し下さい」と言う。
ミルズの後にスミス同盟に仕事を持ってきたのは、リンダという女性だった。国立コパーン小学校で真実を知るというのが今回の任務だ。
コパーン小学校に潜入すると、あるFBI捜査官が、エミールという少年を捜査しているという内容のテープを手に入れる。
彼の捜査内容から、エミールが犯罪遺伝子を持つ子供であり、おそらくその後に八雲会に殺し屋として育てられたということが分かる。
ガルシアンは校長とロシアンルーレットをし、勝利する。また、首を吊っていた文部省長官も殺す。
その時、どんな攻撃も受け付けないブラックヘヴンスマイルが現れ、次々にスミス同盟の人格は倒れていく。
最後に残ったガルシアンのみが、黄金銃を使いBHSを倒した。
ホテルユニオンに戻るガルシアンは思い出す。ホテルマンや宿泊客だったスミス同盟の6人を殺したのは、エミールことガルシアン本人であることを。
幽霊として現れたミルズに「泣くな」と言われ、真実に向かう為に屋上へ行く。
屋上には殺人鬼ハートランド(=エミール)が居た。彼を撃ち殺すと、ムービーになる。
 唐突にエミールは自殺をする。それを見ていたガルシアンは慌て、「違う、僕じゃない!」と叫ぶ。
 恐る恐るトランク(常時持っている。人格が死ぬとそこに人格の首を入れて持ち帰り、蘇生させる)を開けるガルシアン。
 そこには、スミス同盟6人の武器が入っていた。
450killer7:2007/02/12(月) 21:17:10 ID:VKnEAvhU0
【獅子】
戦艦島へ向かうエミール。ただひたすらに道を進む。他の人格には変えられないし、千里眼の力も持ってはいない。
奥にはマツケンが居て、殺すか生かすかを選べる。(殺せば日本は完全に潰され、生かすとアメリカに報復攻撃をされる)
更に奥に進むと、自分の部屋にたどり着く。いつも行くことのできなかった部屋へ向かうことができる。
すると角をチラリと曲がる影が。それはいつも自分をサポートしてくれたイワザルの姿だった。
部屋の隅に逃げたイワザルを撃つと、笑い声を上げて倒れる。初めて見たイワザルの顔は、クン・ランそのものだった。


考えるのではなく感じるゲームだ、と言っているので、「よく分からない」と思ったら、己でプレイして考える方がいいです
ゲーサロ板にkiller7スレがあって、素敵な考察が沢山なされているので、そちらを確認すると結構分かります。
間違えてたら補足よろしくお願いします。
あと、最初のレスのキャラ説明がなぜか「キラ?」になってしまいました。
すいません。「キラ?」に直しておいて下さい。
「花と太陽と雨と」も時間があればやります。
451killer7:2007/02/12(月) 21:19:10 ID:VKnEAvhU0
なんてことだ。直すもへったくれもない表記になってしまった。
いっそ「スミス同盟」でも「killer7」でもいいです。すいません。
452名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/12(月) 21:52:11 ID:KiFHFiqB0
ttp://www6.ocn.ne.jp/~sinibara/replay21014.htm
ここにあるTRPG『ダブルクロス』のリプレイ「羽虫の見る夢」だけど、『黒ノ十三』にある「羽音」のシナリオ
そのまま。まぁ、「羽音」の物語は確かにレネゲイドウィルスのネタにするには適したシナリオなんだけど、
骨子とオチまで丸写ししたリプレイのせてて良いものかと思ったりする。マイナーゲームだから別にいいか。
453名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/12(月) 23:18:51 ID:e1z0zwup0
>>221
なるほど、再リクがあったら載せてるのか。把握した

遅レスですまんが>>225もサンクス
なぜか221が透明になってた
454名無しさん@お腹いっぱい。
>>187
>なんだこりゃ、と迂闊に飛び込むと…、アチチチチッ!
>なんと、この液体は非常に強力な酸だったのだ!

ざんねん!!
わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!

って続きそうな文章だ