1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
【基本ルール】
・全員で殺し合いを行い、生き残った最後の一人が勝者。
・勝者には元の世界への帰還と、それとは別の褒美が主催者より与えられる。
・参加者間でのやり取りに反則はない。
・参加者全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者無し)となる。
【スタート時の持ち物】
・参加者があらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収。
(義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない)
・また、衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許される
・ゲーム開始直前に参加者は開催側から以下の物を支給される
「デイパック」→他の荷物を運ぶための小さいリュック。鞄などの類であればなんでも可
「地図」→ 大まかな地形の記された地図。禁止エリアがあるならば、それを判別するための境界線と座標がひかれている。
「コンパス」→ 安っぽい普通のコンパス。東西南北がわかる
「照明器具」→ 着火器具+携帯ランタン(油は2〜3日分or切れない)、または懐中電灯。
「筆記用具」→ 普通の鉛筆と紙、もしくはノートの類。
「水と食料」→ 通常の飲料と食料。目安としては通常の成人男性で二〜三日分。
「名簿」→全ての参加者の名前が明記。顔写真の有無や詳細については今後検討。
「時計」→ 普通の時計。時刻がわかる。主催者側が指定する時刻はこの時計で確認する
「ランダムアイテム」 → 何かのアイテムが入っている。作中の道具や武器、銃火器など
3 :
参加者名簿:2006/11/07(火) 23:53:53 ID:NJz80+Pn0
【SO2】15/15
○クロード/○レナ/○セリーヌ/○アシュトン/○プリシス/○ボーマン
○ディアス/○レオン/○オペラ/○エルネスト/○ノエル/○チサト/○シン
○ミカエル/○ガブリエル
【SO3】15/15
○フェイト/○ソフィア/○スフレ/○クリフ/○ネル/○ロジャー/○マリア
○アルベル/○アドレー/○ミラージュ/○クレア/○ノートン/○ビヴィグ
○ヴォックス/○IMITATIVEブレア
【VP】13/13
○レナス/○アリューゼ/○レザード/○ルシオ/○メルティーナ/○ジェラード
○夢瑠/○ロウファ/○エイミ/○ジュン/○ブラムス/○ロキ/○フレイ
【ラジアータ】8/8
○ジャック/○リドリー/○ガンツ/○エルウェン/○ガウェイン/○ミランダ
○ガルヴァドス/○ルシオン
【TOP】9/9
○クレス/○ミント/○チェスター/○クラース/ ○アーチェ/○すず
○ダオス/○デミテル/○ジェストーナ
総勢六十人
4 :
参加者名簿:2006/11/07(火) 23:54:33 ID:NJz80+Pn0
【SO2】15/15
○クロード/○レナ/○セリーヌ/○アシュトン/○プリシス/○ボーマン
○ディアス/○レオン/○オペラ/○エルネスト/○ノエル/○チサト/○シン
○ミカエル/○ガブリエル
【SO3】15/15
○フェイト/○ソフィア/○スフレ/○クリフ/○ネル/○ロジャー/○マリア
○アルベル/○アドレー/○ミラージュ/○クレア/○ノートン/○ビヴィグ
○ヴォックス/○IMITATIVEブレア
【VP】13/13
○レナス/○アリューゼ/○レザード/○ルシオ/○メルティーナ/○ジェラード
○夢瑠/○ロウファ/○エイミ/○ジュン/○ブラムス/○ロキ/○フレイ
【ラジアータ】8/8
○ジャック/○リドリー/○ガンツ/○エルウェン/○ガウェイン/○ミランダ
○ガルヴァドス/○ルシオン
【TOP】9/9
○クレス/○ミント/○チェスター/○クラース/ ○アーチェ/○すず
○ダオス/○デミテル/○ジェストーナ
総勢六十人
【決まっている設定】
・参加者
・主催者(スフィア社)
・身体能力、攻撃能力について(基本的に制限はない)
・神族及びエインフェリアの肉体に関する扱い(魂のマテリアライズ強制解除はなし)
・フェイズガン系の銃について
・空中浮遊の高度制限(キャラが届く範囲)
・広範囲にわたる技(発動者の視野内)
・回復魔法の効果(十分の一)
【キャラの特殊能力制限で決まっている設定】
・レナス 原子配列変換及びMP変換、世界再生能力の無効
・フェイト ディストラクションの弱体化(本編で使える技は特に制限なし)
・マリア アルティネイションの弱体化(本編で使える技は特にry)
・フレイ 空中浮遊の高度制限 空間移動←まだ決まっていない
・ダオス 時間転移能力の無効 空中浮遊の高度制限
・ガブリエル 崩壊紋章の無効
・ロキ ドラゴンオーブによるパワー解放の無効(支給品にドラゴンオーブがあるなら別)
・ルシオン 形態変化の無効 再生能力の効果の弱体
・アーチェ 杖浮遊の無効(支給品にアーチェの浮遊杖があるなら別)
・レザード 移送方陣の無効 屍霊術(一人ぐらい)
・エイミ 竜変化(一回だけ)
・ノートン 再生能力の弱体
・シン 空中浮遊の高度制限
連投スマンorz
そんじゃ適当にルールを決めていきましょうかね
私見を言わせてもらえればマップに関しては沖木島がいいかな。
テンプレ的に画像マップが出回ってるから作成しなくてもいいしね。
禁止エリアは、まあ有りで。
放送は一日2回から4回辺りですな。
ともかく、まずは好き勝手に案を出していきましょう
首輪はどうなるんだ?
エイミの竜変化とかで壊れたりするんじゃないのか?
あと、ガブリエルの第二形態(娘降臨)は無しの方向性になるの?
>>8 マップに関しては同意。その方が手っ取り早いと思う。
自分的には放送は1日4回で
3時間ごとに禁止エリアをもうけてほしい。
マップに関しては冲木島でいいと思う。
VP2枠は無いのか!
ラジアータはクロス入れたほうがいいと思うけどなぁ
>>11>>12 まあ、参加者投票が総合企画スレで行われてたからな・・・
場合によっては(反対派が多いのであれば)再投票もありかもな。
まあ、個人的には今のメンバーが無難な気もするが。
ところで参加者一覧見てもピンとこないキャラがいるんだが・・・誰だっけ、こいつら。
SO2:シン
SO3:ノートン、ビヴィグ、ヴォックス
ラジアータ:エルウェン、ガウェイン、ミランダ、ガルヴァドス、ルシオン
シンって漫画でラスボスやったエルリアタワーの奴じゃなかった?
エイミの竜化のためだけに首輪を刻印にするのもありだけど……
>>13 簡単に説明すると
SO2のシンは中盤以降のボス。狡猾なモンスターみたいなもんか。一応漫画版のラスボス
SO3のノートン先生はマジで序盤の踏み台。未開惑星で好き勝手やってた犯罪者。マグニスみたいな奴
ビヴィグはバンデーンの鮫人間。ヴォックスはアルベルの同僚な竜騎兵
ラジアータのエルウェンが数百年を生きたダークエルフの凄腕剣士。ガウェインがガンツの親父。
ミランダは普通の僧侶娘。ガルが凶暴オーク。ルシオンが実は銀竜なラスボス。
ま、どいつもこいつもマーダー候補ってわけね
>>14 伸縮可能な首輪って手もある
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 01:16:05 ID:LAfCNYln0
VP2枠増やしたほうががよくないか?
向こうのスレでは追い出されたような形になったわけだし
焦ってやる必要は無いだろ
>>15 伸縮自在は最初考えたけど、伸ばされたら首輪外されちゃわないか?
ならいっそ「何が起きても首に超フィットする不思議なご都合主義パワーが篭った首輪」くらいアバウトな方がいい気がする
>>17 首輪に関してはそれでいいと思う
>>16
VP2のアリーシャやルーファスとかはいいんだけど
無個性なエインフェリアは分かりにくいから
エインフェリアは除く方向でならいいと思う
AAAカップについて話し合うスレはここですか?
ランダムアイテムに関してだが
ランダムアイテムは1〜3つがいいな
多く見積もったほうがおもしろくなりそうだし
とりあえず決まった内容が
主催者スフィア社に、マップ沖木島
放送は6時間毎。首輪は臨機応変に伸縮するのか
禁止エリアは放送3時間後に二、三増えていく仕組み
ランダムは別に一つじゃなくてもよさそうだね。あまりにも武装が偏るのはいくないが
制限に関して言わせてもらえれば、各キャラの魔力的な浮遊能力は禁止でいいんじゃないか。
実際翼がついている奴こそ高度制限がいいと思う。
例外とするなら、前述に挙がったアーチェの杖を支給品に混ぜるとかさ。
大規模な魔法は良くて一回でも使えるのか? だとしたら即MP飢渇だな。
銃のエネルギーの表記はあったけど、HPMPなどの表記はどうするんだ?
SO1からの参加者はいないのか・・・(´・ω・`)
某ロワ企画では、MPは自然に徐々に回復するとかいう案も出ていたりしていた気が。
大規模魔法とかだと使ってから1日経たないと他の魔法が使えなくなったり。
支給品に回復アイテムがあれば、それで回復という手もあるが。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/12(日) 22:17:35 ID:yIHO1jAc0
再投票したほうが良くないか?
SO1もVP2も無いしラジアータ枠も何か少ない
>>23 MPは数時間毎に何割か回復していく方向で賛成でいいと思われ
個人的なことを言わせてもらえれば、HPに関しては純粋に怪我の症状の明記だけでいいかな
キャラの表記については適当にこんな感じか
【クロード・C・ケニー】[MP残量:50%]
[装備:木刀]
[道具:アップルグミ・フェイスガン・デイバック(支給品一式)]
[状態:頭部裂傷]
[思考:混乱]
[行動方針:主催者を打倒]
>>24 RPG版から流れてきた人がいるからそれもいいかもね
ただ、前スレの段階で書き手宣言していた人がSO1に関する知識を持っていなかったからそうなった。
VP2は発売されて間もないって事か。
書き手が書けないのに参戦させても本末転倒だからな。
ま、ROMる、もしくは増えた書き手もいるかもしれないから、もう一度投票しますかね?
>>24 ラジアータが少ないのは・・・仲間キャラが多いってのも理由の一つなんだろうな。
同じく仲間キャラ多いVPに比べて、印象薄い感じがするし(あくまでも俺の主観)
正直TOFに違和感ありまくりな俺ガイル。
AAAってくくりだからお門違いではないんだろうけど…あっちは専門のロワまであんのに
TOPですた。恥ずい…
いくらスタッフが同じだからってTOPは正式にはトライエースが作った訳じゃないし
正直一緒に入れられてもテイルズ厨乙ぐらいにしか思えんな
というか、下手すると一緒に入れてる動機すらわからない奴も多いだろ
なんだかファンタジアは不人気な様子で
んじゃ、残したい人がいなければ外すのもアリかもね
あと気になった事を聞かせてもらえれば、SO1とVP2を書ける人がどれぐらいいる?
P参加にイピョーウ
SO1VP2は両方_
TOPは別にあってもいいんじゃね
VP1〜2とSO1〜3とラジは書けるよ
結局どっちなんだよお前らw
ともかく再投票するかどうか決めようぜ
SO1枠とVP2枠追加して再投票の方向でいいだろ
一旦削除依頼出して企画スレに戻ろうぜ。
今からこの過疎じゃ先が思いやられる。
少し考え直そうよ。ロワスレの乱立は最近、問題視されてるしさ。
ほす
ともかくさ、皆まじめに考察していかね?
まずは始める事が重要だからさ
結局、再投票するのか?
参加者が決定して、あとは始めるだけっていう段になって、
何人かが再投票って言い出したのが過疎の一因だと思うんだが
俺はこれでいいと思うんだが……
最初にいた書き手自身が書ける作品を集めたわけだしな。
マップ、主催者、放送、禁止エリア、大雑把な制限と既に決まってる事もあるし
後は細かな制限だけで始められると思うんだが。まあ、それこそ書き手の臨機応変でいい気もするしな
俺もこれでいいと思うぞ。
あげとく。
あと、今現在書き手できる人は何人くらい居るの?
とりあえず、俺は書けそう。
再投票するべきだろ
二つも枠が無いとか・・・
>>43 基本的にメジャーなのを選出した結果だと思ったんだけどな。
SO1は明らかに知名度が低いし、VP2は発売間もないんだっけか?
まあ、そんな感じだったと思うけど。
VP2は追加してもいいんじゃね?
影薄いエインフィリアとVPと被ってる奴除くとアリーシャとルーファスぐらいだな
これだけ追加でいいんじゃね?
てことはこうなるのか?
【SO2】15/15
○クロード/○レナ/○セリーヌ/○アシュトン/○プリシス/○ボーマン
○ディアス/○レオン/○オペラ/○エルネスト/○ノエル/○チサト/○シン
○ミカエル/○ガブリエル
【SO3】15/15
○フェイト/○ソフィア/○スフレ/○クリフ/○ネル/○ロジャー/○マリア
○アルベル/○アドレー/○ミラージュ/○クレア/○ノートン/○ビヴィグ
○ヴォックス/○IMITATIVEブレア
【VP】13/13
○レナス/○アリューゼ/○レザード/○ルシオ/○メルティーナ/○ジェラード
○夢瑠/○ロウファ/○エイミ/○ジュン/○ブラムス/○ロキ/○フレイ
【VP2】2/2
○アリーシャ/○ルーファス
【ラジアータ】8/8
○ジャック/○リドリー/○ガンツ/○エルウェン/○ガウェイン/○ミランダ
○ガルヴァドス/○ルシオン
【TOP】9/9
○クレス/○ミント/○チェスター/○クラース/ ○アーチェ/○すず
○ダオス/○デミテル/○ジェストーナ
>>46 まあ、それでいいと思われ。
流石にSO1まで入れろとは言わないだろうが……
ともかく、後決まってないのはなんだっけか。
細かい制限はいろいろと切りがないから、話を投下する前後に訪ねたりすればいいんじゃねえかの
実の所、後は大方決まってるからテンプレを作るべきだな。
大体決まっているから
オープニングを出してもいいと思う
細かいことは投稿のたびにに議論すればいい
ちなみにオープニングを投下しようとする心意気のある書き手はいるかね?
一応OP書いてみるが、あんまり期待しないで待っててくれ。
ところで質問なんだが・・・見せしめって俺が自由に決めていいの?
参加者に選ばれてなくても可?
原作バトロワでは二人とか死んでたけど、二人じゃなきゃ駄目なの?
>>50 いいんでないの
ただ、見せしめ要因としてテイルズのジェストーナを入れたとか話も出てたけど、それこそ自由に。
書き手とかのルールはどうするんだ?
予約制有りにして、コテ必須でもいいと思うんだが、どう?
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/25(土) 18:09:47 ID:+VyPpkNdO
期待アゲ
広く薄暗い空間に無数の気配があった。
全身を鎧で覆った人物や武骨な印象を抱かせる壮年の男。
着物装束の小柄な娘から奇妙なモノを背中から生やした青年。
はてには明らかに人ではない姿をした者まで・・・
総勢60名ほどのその集団は、およそ統一感と言う言葉からはかけ離れている。
・・・いや、彼等彼女等には共通したことが一つだけあった。
それは、皆、自らが何故このようなところに居るのか、誰一人として理解しえていないと言う事だけだった。
やがて・・・彼等の疑問・不安の声が頂点へと達した時。
突如として上方から放たれた光が、ある一点を照らし出した。
白い光に照らされ、闇に浮き上がった場所・・・
他からは一段高くなり、まるで舞台のようになったそこに一人の男がいた。
「諸君、まずは“遠路”はるばるご苦労と言っておこうかな」
黒装束の兵士達を引き連れ、悠然と、見下したように微笑む金髪の男。
その様子を見た青い髪の男女が、驚愕の声をあげる。
「ルシファー!」
「貴方は死んだはずじゃ・・・!」
その声を無視しながら・・・薄い、酷薄な笑みを浮かべながら、ルシファーと呼ばれた男はこう続けた。
「これからお前たちには、あるゲームを行ってもらう。
ルールは簡単だ。最後の一人になるまで・・・殺し合え」
「ど、どう言う事ですか!」
一瞬の沈黙。それを引き裂くように、一人の少女が声をあげた。
和風の着衣――巫女装束だろうか――を身に付けた少女に視線が集まる。
「そのような恐ろしい事、決して許され・・・」
少女の言葉は無数の炸裂音・・・銃声によって遮断される。白かった上着を朱に染め、少女は倒れ伏した。
ホールのあちこちで、恐怖に満ちた女性達の悲鳴が上がる。
「那々美!」
美しい鎧を身に付けた女性が、名を叫びながら倒れた少女に駆け寄る。
そして少女の、もはや動かない体を抱きかかえながら、銀髪の女性は男を睨みつけた。
金髪の男は、その視線をつまらないといった感じに受け止める。
「もう一度言おう。お前たちには殺し合いをしてもらう
これから一人に一つずつ鞄を配った後、お前達には会場のほうへと向かってもらう。
鞄の中には幾つかの人殺しに役立つ道具が入っている・・・当たり外れは存在するがな」
そこまで喋り、ルシファーは堪えきれないように笑みを浮かべる。
「それから・・・ルールは簡単と言ったが、幾つか記憶してもらいたい事もある。それは・・・」
「黙れ、小物風情が」
ルシファーの言葉を遮るように、黒い衣服を纏った銀髪の男が声をあげる。
「貴様のようなクズに従う道理などない。死ね」
その言葉共に男の体が宙に浮く。そして、男は自らが持つ技で最大の威力の物を放った。
「滅びの風をその身に受けるがいい!」
男が放った技が脅威となって、ルシファーを飲み込もうと襲い掛かる。
しかし・・・放たれた風はルシファーに届く事無く、霞みのように消え去った。
「ふむ、まだ反抗の意思があるとは・・・所詮はバグか」
「ば、ばかな、この私の滅びの風が」
「言い忘れていたが・・・お前たちの力は、ある程度の制限がなされている。
尤も、制限など無くとも、あんなそよ風程度では私のファイアーウォールは突破などできないがね
・・・だが、ちょうどいい・・・」
男を見下した目で見つめながら、ルシファーは呟く。
そして、黒衣の男を・・・正確には男の首にある銀色の物体を右手でまっすぐに指し示した。
「こいつを使ってルールの説明をさせてもらおう」
その言葉とほぼ同時。篭った様な炸裂音が男の周囲に響く。
そして、液体を撒き散らしながらナニカが床を転がり・・・ホール内に再び悲鳴が巻き起こる。
こうして、皮肉にも主催者と同じ堕天使の名を持った男は、声を発することも無く絶命した。
「お前たちの首に、爆弾入りの首輪を装着させてもらった。
くくっ・・・そう慌てるな。無理に外そうとすると爆発するぞ」
ルシファーの言葉に自らの首輪を触っていた数人の者達が驚き、慌てて手を離す。
その様子を笑いながら眺めつつ・・・ルシファーは言葉を続けた。
「その首輪が爆発する条件は三つ。
第一に、先程も言った通り無理に外そうとした場合
第二に、私に逆らおうとしたり、会場内から勝手に逃げ出そうとした場合
そして第三に、六時間に一回の放送で死者の名と共に読み上げられる禁止エリアに入った場合だ」
そこまで言って言葉を切り、ルシファーは眼下の60名あまりの者達をみわたす。
そして、彼等彼女等の表情を存分に観察した後、至極、満足げに言い放った。
「それではこれより、お前たちには会場に跳んでもらう・・・ゲームスタートだ。存分に楽しませてくれ」
【那々美@ヴァルキリープロファイル 死亡】
【ルシフェル@スターオーシャンセカンドストーリー 死亡】
【残り62名】
55 :
◆OlJO4SP4Ck :2006/11/26(日) 16:53:14 ID:Lbs1kbKq0
遅くなってすいません。
書きあがったのでオープニング試案投下。
文脈が変とか、指摘があればドゾ。
GJ!
全然いいと思いますよ
俺も書こうかなぁ……
漫画版のイメージが強いからスタオーやりなおさなくちゃ
OP投下乙。
特に変な所は無いかと。
もうこれは作品投下していっていいのか?
それとマップの画像とかはどうするの?
GJ
>>57 マップは沖木島だな
スタート地点はバラバラに散らす?
>>58 サンクス。
よく見たら
>>12にマップ出てたな。
あと一つ質問
キャラは予約制ですか?
>>59 予約は有りにしたほうが被らなくて済むから、予約推奨かな
>>60 わかった。
それと
>>54のオープニングで首輪爆発の条件を3つ挙げているけど、
24時間の間に死亡者が一人も出なかった場合に、全員の首輪が爆発する。
っていう条件が無いけど、これは無いままでいいの?
一回目の放送の時に言っても遅くはないと思う。
まあ、それを訂正するかどうかはOPの人に任せるべきだね
>>61>>62 どもです
>24時間の間に〜
一回目の放送のときでも遅くないかなと思って入れなかったんですが・・・
修正した方がいいならそうします。
>>54のルシファーの台詞
>「その首輪が爆発する条件は〜
以降を下記の通り修正します。
「その首輪が爆発する条件は四つ。
第一に、先程も言った通り無理に外そうとした場合
第二に、私に逆らおうとしたり、会場内から勝手に逃げ出そうとした場合
そして第三に、六時間に一回の放送で死者の名と共に読み上げられる禁止エリアに入った場合
それから24時間の間、死亡者が一人も出なかった場合・・・この場合は全員の首輪が爆発する。注意するんだな」
>>55 オープニングGJ
あと個人的に何だけど、最後まで生き残ったら
一つだけ願いかなえるというルールも欲しかった。
その方が一般人もマーダーになりやすくなっておもしろくなりそうだし。
OP乙!
見せしめにルシフェルという発想になるほどと思ってしまった
>>64 むしろそのルールは意思の強い戦士向きだと思う
全体的に顔見知り率高くて殺し合わせにくそうだからあった方がよさげなのには賛成だが
ところで作中の時間表記についてだけど、こんな感じでどうかな?
深夜:0〜2
黎明:2〜4
早朝:4〜6
朝:6〜8
午前:8〜10
昼:10〜12
真昼:12〜14
午後:14〜16
夕方:16〜18
夜:18〜20
夜中:20〜22
真夜中:22〜24
ゲームスタート時の時刻は、朝の6時くらいかな?
ほす
明日パソコンの修理終わるから、ようやく参戦できそうなんだが
他の書き手さんは?
熨斗
書き手頑張る
書いてみるとするか
ジェラード+α予約
保守
捕手
76 :
砂漠に落ちた涙:2006/12/03(日) 23:46:15 ID:6borkkPJ0
廃校の理科室
そこの教壇の後ろで座り込んで、支給品を見ている少女がいる。
少女の名はジェラードといい、アルトリア国の姫君である。
バッグの中には魔杖サターンアイズとミックスグミがあり、それらの説明書を読んでいた。
ジェラードはそれらの説明書をさっさと読み終えると、今後の動向について考えた。
その結果、この城のような所を出て、ヴァルキリーやアリューゼに会おう、
それとこのゲームに乗らない人たちを集めようという結論にいたった。
ジェラードはそう決心し、その場に立ち上がった。
すると、突然後ろから声が聞こえる。
「やっと、見つけたぜ」
この聞き覚えのある声・・・アリューゼに間違いない。
ジェラードは後ろを振り返り彼の名を呼んだ。
「アリューゼ、会いたかっ・・・」
ジェラードは言葉を止めた。そこにいたのはアリューゼではなく、顔の右半分だけ変な
マスクを着け、黒いローブを着た大男が立っていた。
「人違いだぜ。お嬢ちゃん」
男は見下したような口調で答えた。
「俺の名はミカエル、そして・・・お嬢ちゃんが聞く最後の名前だ」
ジェラードは男の声がアリューゼそっくりなので驚いた。だが今はそんなことどうでもいい、
男の発言から明らかに自分を殺そうとしている。それにこの男から放つ巨大な魔力。
ヴァルキリーに匹敵するほどの魔力、いやそれ以上かもしれない。非常に危険である。
男は臨戦態勢に入ったのだろうか、両手が炎に包まれてきた。
「少しはこの俺を楽しましてくれよ」
77 :
砂漠に落ちた涙:2006/12/03(日) 23:51:34 ID:6borkkPJ0
男が自分の方にゆっくりと近づいてくる。ジェラードはとっさにバッグから魔杖サターンアイズを掴んだ。
先にやらなければ、やられてしまう。それに相手は今、子供だと思って油断をしている。
これでも戦乙女ヴァルキリーに選出されたエインフェリアなのだ。
運が良いことに相手は教壇が死角となって、武器を持っていることに気づいていない。
―――――やるなら今しかない。
「先手必勝じゃ、バーンストーム」
男の真下から爆炎が起こり、クリーンヒットした。
「な、なんだと!」
男の真下に穴があき、下半身がすっぽりとはまった。
男は抜け出そうとするがきっちり納まっているのか、そこから出てこない。
『何とも間抜けな姿じゃが、こやつはこのぐらいでは、倒せんじゃろう』
ジェラードは笑いをこらえながらも、さらに追い討ちをかけるために呪文を唱えた。
ジェラードの下に大きな魔方陣が浮かび上がる。
男はやばいと思ったのか、急いで出てこようとする。だが、穴から出て来た時にはもう遅かった。
「我焦がれ、誘うは焦熱の儀式、其に捧げるは炎帝の抱擁」
男を中心に業火がたちこめる。
「イフリートキャレス」
と、唱えると同時に灼熱の炎が巻起こった。
教室中が炎に包まれる。男の方に目をやると、燃え盛る炎の中で男の全身から火柱が昇り、その場で倒れた。
「や、やった」
ジェラ−ドは大魔法を使った疲労から後ろの黒板に、もたれ掛かった。
さすがの強敵でも威力が制限されているとはいえ大魔法に直撃すれば、一溜まりもない。
78 :
砂漠に落ちた涙:2006/12/03(日) 23:57:15 ID:6borkkPJ0
そう安堵したのも、つかの間、倒れていた男が立ち上がり、
燃え盛る炎の中から何事も無かったように不適に笑いながら出てきた。
「俺の演技はどうだった。お嬢ちゃん」
ジェラードの顔が引きつる。
「そんな馬鹿な・・・あれほどの炎にまみれたのに無傷じゃと!?」
その刹那、男は一気に間合いを詰めて、右手でジェラードの首を掴んで黒板に押さえつけた。
男の手は的確に肌が露出しているところを掴んでいる。
ジェラードは背中を打ち付けられた衝撃でうめくと、同時に首を絞められた。
わざと苦しめさすためなのか、手に覆われていた炎が消えている。
ジェラードは首を絞めている手を振りほどこうと、必死に足掻いたが自分の力では手を振りほどけなかった。
持っていた杖も放してしまい、もうなす術もない。
ジェラードは死の恐怖から涙が溢れてくる。だが涙が頬を伝い落ちることはなかった。
首を絞めている手から炎がたちこめて、涙を蒸発させた。
「貴様には感謝しているぞ。貴様のような小娘にも油断はできないと解ったのだからな」
男はさらに言葉を続ける。
「だが運が悪かったようだな。この俺には一切火炎系呪文は通用しないぜ。
止めに使った呪文が違う属性だったら、もしかしたら倒せたかもな」
首を掴んでいる手の炎の火力が上がり、全身に燃え広がる。
「貴様は俺が作る消し炭第一号になるんだ。光栄に思え」
男は下品に笑いながら言った。
普段のジェラードなら「無礼者が万死に値するぞ」と言い返すであろうが、
もうそんなことはどうでもよくなってきた。
79 :
砂漠に落ちた涙:2006/12/04(月) 00:02:10 ID:T6sKIL0u0
全身を焼かれ、薄れゆく意識の中、目の前の男とよく似た声を持つ
なぜか気になる存在である男のことを心の中で呼んだ。
『アリューゼ・・・』
【G−3/朝】
【ミカエル】[MP残量:100%]
[状態:正常]
[装備:なし]
[道具:ミックスグミ・魔杖サターンアイズ・???・???←本人確認済み・荷物一式]
[行動方針:最後まで生き残り、ゲームに勝利]
[思考1:どんな相手でも油断せず確実に殺す]
[思考2:学校から出る]
[現在位置:平瀬村分校跡の理科室]
【ジェラード 死亡】
備考:学校は大体5,6時間以内で全焼すると考えてください
SS投下しました。
いきなりジェラードをズガンさせてしまい申し訳ございません。
問題点や修正点などありましたら、
よろしくお願いします。
初作品GJ!おもしろかったよ。
ズガンといっても、描写も問題ないと思うし。
GJ!
あんた最高だ!
GJ!全然問題ないと思うぞ。
オペラ、ミント予約します
GJ!
さよならジェラタン
このロワは日頃から愛用してる武器って没収されないの?
>>84 没収されるでしょ、他のロワでもそれが普通だし
GJ!
ただ個人的に支給品には出展作品をつけてほしかったなぁ
あと残り何名か記名したほうが良かったんじゃない?
【ジェラード 死亡】
【残り61名】こういう感じで
投下します。
氷川村に向かう道の途中で二人の女性が話をしていた。
片方の白い法衣を身に着けている女性は何やら嬉しそうに話をしている。
その話を聞くもう片方の女性は長い金髪から覗く額に、第三の目が見える。
「良かったです、オペラさんがゲームに乗っていなくて」
白い法衣の女性、ミント・アドネードは嬉しそうに三つ目の女性に話しかける。
「私もミントさんがゲームに乗っていなくて良かったわ」
オペラと呼ばれた三つ目の女性はミントに笑顔で答える。
二人はこの島に跳ばされてすぐに出会った。
最初はミントが三つも目があるオペラを見て少し警戒していたが、
オペラがこのゲームに乗る気は無いと言うと、ミントはすぐにそれを信じて警戒を解いたのであった。
そして軽い自己紹介の後、とりあえず落ち着ける場所を探そうと言うオペラの提案に従い、
二人は現在地から一番近い氷川村へと歩いていた。
「ところでオペラさんの支給品は何だったんですか?」
ミントが歩きながらオペラに尋ねる。
「…私の支給品にはたいした物は入って無かったわ。ミントさんは?」
聞き返されたミントは自分の鞄の中から一振りの剣を取り出した。
「この剣が私の支給品なんですけど、私は剣術とか苦手なんですよね。オペラさんはどうです?」
「いいえ。私も剣術の心得は無いわ。…その剣ちょっと見せてくれる?」
ミントはオペラの申し出に応じ剣を渡す。
「こんな剣見たことがないわ。恐らくかなりの業物ね…」
剣を受け取ったオペラが感心したように言う。
その様子を見ていたミントは何故か違和感を感じた。
今オペラさん…、笑った?
90 :
咎人の剣:2006/12/05(火) 23:45:29 ID:NL1Zau7d0
一瞬剣を持つオペラの口が歪んだ気がした。
しかし、目を凝らしてもう一度オペラを見るが何処も変わった様子は無い。
気のせいかしら
きっと自分は疲れているんだ。早く休める場所を探した方がいい。
そう思いミントがオペラに「そろそろ行きましょう」と言おうとした時だった。
「あら、あれは何かしら?」
そう言ってオペラがミントの背後を指差す。
「え?」
ミントは咄嗟に後ろを振り向く。
「特に何も見えな…!!」
その言葉を言い終わる前に突然、ミントは背中に鋭い衝撃を感じ、そのまま地面に倒れこむ。
背中が生温かい。
体から血が流れ出ていくのがわかる。このままだと死んでしまう。
「助けて、クレスさん…」
思わずこの場にいないクレスに助けを求める。
「まだ息があるのね」
倒れたミントの頭上で声がする。
「苦しい?大丈夫よ、すぐ楽にしてあげるから」
そう言ってオペラはミントの背中に剣を深く突き刺した。
「ごめんなさい。私はエルを死なせるわけにはいかないの」
オペラは息絶えたミントを見てそう静かに呟いた。
このゲームにはオペラの恋人であるエルネストもいる。
生き残れるのはたったの一人だけ。オペラはエルネストには死んで欲しくない。
だから決めたエルネスト以外の参加者を全て殺した後、最後に自ら命を絶ちエルネストを生き残らせようと。
勿論そんなことエルネストが望んでいないと分かっている。それでもオペラは決めたのだ。
91 :
咎人の剣:2006/12/05(火) 23:46:49 ID:NL1Zau7d0
エルネストのことを愛しているから。
ミントがオペラに渡した剣の名は『咎人の剣“神を斬獲せし者”』
天使を殺し続けた咎人が手にすると言われるバランス破壊の剣。
オペラはかけがえの無い恋人を生き残らせるためにその剣を振るい、彼女は逃れようのない咎を負った。
やがて咎人となった彼女はゆっくりと歩き出す。
愛する人を守るために。
全ての人を殺すために。
【H−8】
【オペラ】[MP残量:100%]
[状態:正常]
[装備:咎人の剣“神を斬獲せし者”@VP]
[道具:???・???←本人確認済み・荷物一式×2]
[行動方針:参加者を殺し、エルネストを生き残らせる]
[思考1:エルネスト以外の参加者を全て殺しそのあとに自殺する]
[思考2:氷川村に行く]
[現在位置:H−8の道]
【ミント 死亡】
【残り60名】
備考:ミントの荷物はオペラが持ち去りました。
ミントの死体はH−8に放置してあります。
以上で投下を終了します。
問題があったら遠慮なく指摘してください。
>>85 そっか。d
>>92 テラGJ!
予想外に順調に死ぬなw
そういやwikiに項目作ったほうがいいのかな
>>92 ほのぼの展開と思いきや
まさかのオペラのマーダー化
GJ
>>92 てっきり序盤の噛ませコンビ候補になるのかと思ったら……ミ、ミントォーッ
GJでした!
デミテル・洵を予約します
沖木島は映画版でいいんですよね?
げぇーッ、鳥間違えた
何って入力ミスしたのかわからないんでこっちの鳥で改めてデミテル・ジュンを予約させてください
97 :
受難:2006/12/06(水) 04:18:49 ID:Z/kT2MRPO
「あの阿呆め、なめやがって…」
島の南端の灯台の近くで、アルベルは悪態をついた。
このゲームの主催者―ルシファー。自分達の住む宇宙を消そうとした男。
あの男は確かに倒したはずだ。なのに、何故生きている?
それどころか、自分達を集めて殺し合いをさせようなんて…復讐のつもりか?
「フン、ならもう一度地獄へ送ってやるだけだ」
好戦的で戦う事が生き甲斐であるアルベルだったが、積極的にこのゲームに乗ろうとは思わなかった。
ルシファーの言うことを素直に聞くのが我慢ならなかったのだ。
かといって、他の参加者と馴れ合う気も無い。他人がどうなろうと自分には関係ないこと。
自身の力でルシファーを倒すことができればそれで良かった。
「んで、このバックには何が入ってんだ?」
ここでアルベルはバックの中身を確認することにする。
出来れば、刀やガントレット等自分の得意とする武器が入っているといいんだが。
そんな事を考えがらバックを漁る。
「ん?何だこりゃ?」
バックから出てきたのは封筒だった。宛先は…「エレナへ」と書いてある。
それは、アーリグリフ王がシランドに住む知り合いの女性に宛てた手紙だった。
98 :
受難:2006/12/06(水) 04:22:52 ID:Z/kT2MRPO
「成る程…あいつ、敵国の女に惚れてやがったのか…」
手紙にはアーリグリフ王からエレナへの気持ちが赤裸々に綴ってあった。
手紙を読み終えたアルベルは空を見上げる。少しセンチな気分になり…
「…ってふざけんじゃねえぞクソ虫がぁぁぁーっ!!」
そう怒鳴るとアルベルは手紙をビリビリに破り捨ててしまった。
【I−10】
【アルベル】[MP残量:100%]
[状態:支給品に対する怒り]
[装備:無し]
[道具:荷物一式]
[行動方針:ルシファーを倒す、基本的に単独行動するつもり
[思考1:武器の調達]
[現在位置:琴ヶ崎灯台付近の海岸]
※支給品の「アーリグリフ王の手紙@SO3」は捨てました
>>92 さようならミント……
SO2勢、今のところ登場キャラ全員マーダーw
>>98 ちょwwwプリン早くも戦力外通告すかwww
>>97 アルベェェェルwwww
うっかり殺人しちゃうかギャグキャラになるか今後にwktk
そういえば、エインフェリアも食料っているんだっけ……?