【やるのが】ストーリーを教えてもらうスレpart23【面倒】

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633名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 01:15:28 ID:VVli/OEQ
ペルソナ3途中で止まっているようだけど、投下人さんいますよね?
634名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 01:39:30 ID:+9xxsvYt
forget me not パレット 書こうと思います。
・・・けどこれ、どうストーリーまとめようかな。ゲーム内で思い出した順番で書くか
それとも時系列順に出来事をまとめ直すか・・・
635名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 01:49:06 ID:d1ZMz4dg
>>605
板違いなので簡略に。


主人公は妖精の国の女王の娘リップ。
力が弱く、ステッキの力がないとうまく魔法を使えない。

ある日友だちの妖精たちが悪い奴に操られた。
助けるため、1人正気なリップがみんなを倒して目を覚まさせに行く事に。

友だちみんなの意識を戻し、みんなで敵の本拠地へ。

ドラゴンだの鳥だの魔王だのを倒すとラスボスの女神登場。

で、倒すと正体を現す。

実は女神は主人公のお母さん、女王様その人。
落ちこぼれの娘を鍛えるためにやったことだった。

母「これからはあなたが女王です」
仲間たち「やったねリップ」
リップ「うんがんばる」

ってな感じで終わり。以上真ED。


ちなみに難易度によってラスボスが変わる。(魔王はノーマル以上、女神ハード以上でしか出てこない)

あと一度でもリップがコンティニューしてると(負けていると)EDの時に女王になるのを不安がる。

敵の本拠地に行ってからは仲間も使える。
仲間を使って負けた場合コンティニュー扱いにはならない。(ので真EDが見れる)
ただしその仲間はアボーン


案外長くなってスマソ
636名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 02:23:03 ID:S3LhkMv+
472の人とは違うけどペルソナ3適当でいいなら書くけど?
637名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 02:37:49 ID:/2XY1Tt7
適当なのは要約スレに出てるからいいや。
638名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 08:03:35 ID:3pKAVC74
>>625
今日、買って来るんで他にやる人がいなければ書きます。
639名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 10:08:53 ID:EbTzK/h9
>>634
そこで両方ですよ。
640名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 11:40:46 ID:wkVIAuI5
パワプロクンポケット書こうと思ってるんだけど、
>>6にある執筆予告ってまだ有効?
641名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 11:52:06 ID:R82Tay8U
seraphicblue書きたいんですが、よろしいでしょうか?
642名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 12:39:21 ID:Y3l9edDm
どうぞ
643名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 12:42:21 ID:Wi37LMH3
お願いします
644名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 13:04:19 ID:3fyxiERR
>>640
書いていいよ
予約した人には悪いけど今書いてくれる人がいるんだったらそのほうがスレ的にはいいだろうし
645名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 13:25:17 ID:ki6JsujA
夏パワーで注文したがる厨が暴れだしたな
646seraphicblue EP:0:2006/07/27(木) 13:25:41 ID:R82Tay8U
週末だけこの中で過ごすVIP。その為だけに俺達が居る。
何者なのだろうか?俺達にそれを知る権利は認められてない。
だが一つ確実なのは、VIPにしては余りにも若過ぎるという事。
でも、雰囲気は普通と全然違うよな。

貫禄とか"生きる世界"とかの次元じゃない…。
違和感と言うか不気味と言うか。
まるで俺達とは根本から違う生き物みたいな…。


「Residence Minerva」の入口を守る門番、"お喋り"をしていると
護衛数名に囲まれている女性が二人近づいてきた。
青い髪をした女性と、茶髪の少女。

青髪の女性が「それじゃあ、ドリスを御願いね。」と護衛に頼むと、
護衛は「おまかせください」と返した。

ドリス(茶髪の少女)が「もっとおネエちゃんとオハナシしたいのに。」
「おネエちゃんのオヘヤだってみてみたいのに」と残念そうに話す。

青髪の女性はドリスをなだめて、ドリスと別れ、ドリスは護衛に囲まれながら来た道を戻る。
そして、ドリスを見送り施設の中へと入る。
647名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 13:27:36 ID:VVli/OEQ
>>636
じゃあお願いします
648seraphicblue EP:0:2006/07/27(木) 13:39:37 ID:R82Tay8U
小部屋で追尾リングの解除を行い、自室へと進む青髪の女性。
自室の警備員の話では「ジークベルトが今日直ぐに来る」との事。

自室へと戻っても、何だか落ち着かない…。
少し散歩する事にする。

ホールに立ち寄るとジークベルトと出遭う。
"健康診断"の結果について話をしていると、ジークベルトは明日の準備の為、
コーヒーを1杯飲んでから直ぐに発つとの事。
青髪の女性はジークベルトと一緒に居るのが嫌い、
ジークベルトは独りでコーヒーを飲むポリシーがある為、
女性は「じゃあ、互いが救われる選択を」と言い、自室へと戻った。


一方、外ではドリスと護衛を見送る一人の少年が。
少年は雑木林の方へと走っていった。

少年は雑木林で待っていた仲間に「ターゲット通過確認」と報告。
仲間はリーダーと思われる中年の男性
若い女性、そして特殊メイクでドリスに変装した女性。
作戦名「バード・ケージ・ブレイク」が開始される。
649名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 13:47:18 ID:wuD+OPbP
マリオストーリーはあるんで、続編のペーパーマリオRPGを書きます。


キノコ王国を巡る旅に出ていたピーチ姫は、
一癖ある連中の集まる港町「ゴロツキタウン」で奇妙な露天商から宝の地図を手に入れる。
ピーチ姫は未知の冒険に心躍らせながら、マリオに手助けを求めて宝の地図と一緒に手紙を送る。

早速ゴロツキタウンにやってきたマリオだが、ピーチ姫の姿が見えない。
あちこち探すうちに、絡まれているクリボーの女の子「クリスチーヌ」を助け、
彼女つながりで、考古学者「フランクリ」と知り合い、マリオは宝の地図はこの地に眠る伝説の秘宝だと知る。

宝はゴロツキタウン地下で厳重な扉に閉ざされ、その封印をとくには、
7つのスターストーンが必要だと知らされるマリオ。
同じく宝を探しているだろうピーチ姫の消息を探るため、マリオはスターストーンを探すことを決意する。

マリオの仲間となるのは、
助けてもらった恩返しと真実の追究のためマリオの仲間となる「クリスチーヌ」
魔獣に父を喰われ、マリオと共に魔獣退治に向かう気弱な「ノコタロウ」
田舎に引っ込んでいたが、冒険の刺激に誘われマリオに付いてくる「マダム・クラウダ」
卵の時、調理されるところをマリオに救われ、恩義を返そうとする熱血漢の「チビヨッシー」
敵側であったがマリオに助けられ、その人柄に惚れてマリオ側についたゴースト「ビビアン」
妻を亡くしたショックで船から下り、くすぶっていた元船長「バレル」
平凡な店主と、華麗なる怪盗、二つの顔を持つ「チュチュリーナ」

対して、同じくスターストーンを狙う敵、
機械と魔法を使い分ける「バツガルフ」を首領とする「メガバッテン軍団」
今回は脇役っぽいが、所々で障害となる「クッパ」


平原、大樹、闘技場、暗村、孤島、豪華列車、
様々な冒険、幾多の戦いの中、ピーチ姫がバツガルフに囚われていたと聞き、
マリオは最後のスターストーンが眠る月へ向かった。
遥かなる地でメガバッテン軍団と最後の激闘が繰り広げられる。

メガバッテン軍団は倒したものの、バツガルフとピーチ姫を逃がしてしまう。
その後、ゴロツキタウン地下の封印が解かれていると知ったマリオは、二人を追いかけ、扉の封印を解く。
しかし、それは罠だった。
マリオに封印を解かせ、先回りして秘宝を奪おうとするバツガルフ。
間一髪マリオはそれを阻止するも、突然のクッパの襲来にあい、バツガルフは秘宝の間へと辿りついてしまう。

しかし、秘宝の間へたどり着いたマリオが見た物は、圧倒的な力でバツガルフを屠るピーチ姫の姿だった。
伝説の秘宝とは、かつてこの地を一夜で沈めた闇の化身「闇の女王」だったのだ。
ピーチ姫の身体を乗っ取った闇の女王に、手も足も出ないマリオ。
しかし、その時、今まで出会った全ての人の想いがマリオに届く。
想いの力は影の女王を怯ませ、マリオに闇を破る力を与えた。
こうして闇の女王は倒れ、仲間に別れを告げたマリオはピーチ姫と共にゴロツキタウンを後にするのであった。
650seraphicblue EP:0:2006/07/27(木) 13:47:24 ID:R82Tay8U
施設入口の門番が引き返してくるドリス達を見て不思議に思う。
「ここら辺は郊外で街まで結構な距離がある。
 どうやら我慢できそうにならしいから、トイレを貸して欲しい。」
ドリスを連れた護衛が言った。

門番は「彼女の知り合いだし、何とかなるか・・・」と判断し、
入口のロックを解除する。
「出来るだけ上に見付からない様にな。また色々と煩いから。」と忠告する。

ドリスが「有難う、素敵なプレゼントをあげるわ」と喋ると、
門番は先ほどのドリスとは何か違うと気付く。

しかし、その瞬間、催眠スプレーで眠らされる。

「アッタクチームは突入!」とドリスに変装した、シャルが連絡する。
651seraphicblue EP:0:2006/07/27(木) 13:55:58 ID:R82Tay8U
警報が鳴り響く中、中年の男性は施設内部に進入し、ホールへと出た。
するとジークベルトと遭遇。
「人のコーヒータイムを騒がすのは何処ぞの阿呆かと見に来てみれば…。」

男性「だが落ち付いてるモンだな?
これからあいつが連れてかれようってのに。
俺たちを止める自身でもあるのか?」

ジークベルト「貴様は確かに泥塗れの汚い男だが、それは此処までを生き抜いた強者の証とも言える。
勝利が勝利とは限らん。勝利こそ敗北。敗北こそ勝利。
呉れてやる。持って行け。それで貴様が救われるというのなら。」


個室に閉じ込められた女性は必死に部屋から出ようとしている。
「彼が迎えに来たのに…!」





暫くすると騒がしかった外が静かになった。

ロックを解除した扉から出てきたのは中年の男性だった。
「約束通り、迎えに来たぜ。」

「また…。逢えたわね…。」
652seraphicblue EP:0:2006/07/27(木) 14:04:50 ID:R82Tay8U
         ロイナ暦 2822年
         癒しの街 トゥルク

夢を見た。
大雨の中、金髪の女性が自分の方を向き、
「こんにちは、はじめまして。 
 そしてごめんなさい、さようなら。
 こんなお母さんを、どうか許して。」
と言っている夢を。

レイクは目を覚ました。
目覚めた場所は診療所。

それに気付いた医者は「おい、大丈夫か?」と問う。
レイクは「大丈夫だと思うが、少し悪い夢を見た…」

救い難いツラをしているヤブ医者・ランゲルはいつもと違うレイクに少し心配しているようだ。
「まあ良い。
 それは何時も通りの悪態だからな。
 所見は異常無しだ。」

ランゲルは最近の治療回数の多さに少しは自愛しろ、と言う。
レイクは職業柄よくお世話になるらしい。

―イーヴルスイーパー

それがレイクの職業。
653seraphicblue EP:0:2006/07/27(木) 14:14:58 ID:R82Tay8U
20年前から姿を見せ始めた
正体不明の黒い翼の怪物イーヴル。
そのイーヴルを依頼を請け負って掃討するのが
イーヴルスイーパー。

プレイヤーに分かりやすく説明するレイク。

「じゃあそろそろ行くぜ、イリエナから依頼が来てるんだ」、去ろうとレイクをランゲルが引き止める。
「おいレイク。まだ彼女をそんな風に呼んでるのか?」「わしから言わせれば"論外"だ」

「俺はイリエナの孤児院で育ったさ。」
「だったら"母さん"とか…。」
「"育ての親"だ。"母さん"じゃない。」
と頑なに母さんと呼ぼうとしないレイクに呆れるランゲル。

「しかし、息子にイーヴル掃討など頼むとは…」「この辺はバウンティハンターばかりだ。俺がやるしかないんだ」
「バウンティハンター…?」疑問を抱くランゲルにまた解説するレイク。
「特にヤバいイーヴルが賞金首<バウンティヘッド>に指定されてるのは知ってるだろ?
 その賞金をメインにするイーヴルスイーパーがバウンティハンター(賞金稼ぎ)だ。
 因みに田舎物が多い。大物を仕留めて名を上げようって田舎者根性だ。」
654戦国BASARA2 ◆l1l6Ur354A :2006/07/27(木) 14:29:35 ID:3pKAVC74
絢麗豪壮「前田慶次」・・・命短し、人よ恋せよ!
第一章 旅立ちの日・・・前田家の風来坊、前田慶次は束縛を嫌い京の町で気ままに暮らしていた
そんな彼の前に叔父、前田利家とその妻まつが現れる。逃げ出す慶次
「俺は嫌なことは忘れて楽しく生きるのよ!」

第三章 赤口の日・・・熱血 上田城
VS猿飛佐助
「忍は大変だね。自分の為に恋も出来なくてさ」「へへ、そうでもないぜ。そういうあんたは?」
「・・・昔のことは思い出にしまっておくさ」
VS真田雪村
「あんた、恋したことあるかい?」「は、は、破廉恥な!」「あんたは初恋もまだみたいだねぇ」

第四章 友引の日・・・本能寺乱入戦 随分とにぎやかだなぁ。恋の炎が燃えてるねぇ!
「さびしいねぇ・・・あんたら人の心はないのかい?」
「うつけが・・・!」「よくも私の至福の時を邪魔しましたね!」

第五章 仏滅の日・・・稲葉山策略戦
VS竹中半兵衛
「お前はいつも秀吉の側にいた!あいつを止めることだって出来たはずだ!」
「それを否定する気はないよ・・・残念ながらね」
「秀吉は悩み、傷つき大きくなっていく。だが、その間君は何をしていた?過去に縛られ何も変わらない」
「俺は全てを大切にしてぇ!今も過去も!人の気持ちもだ!」
「今わかった・・・俺は秀吉の目を覚まさせる!」

最終章 なつかしき日々 大阪城冬の陣
VS豊臣秀吉
「我が見据えるは未来のみ!慶次、お前もいつまでくだらない過去にこだわるつもりだ」
「くだらないだと!ねねを殺したことをか!お前の愛した女だろ!」
「確かに我はあの女を愛した・・・しかし、愛は弱さだ。覇道を進むに弱さは不要」
「だから殺したのだ。共に滅ぶ前に・・・この手でな!未来を見据えろ!」
「大切なのは未来だけじゃねぇ!生きてきた全てが大切なんだ!思い出せ」
「感傷に浸るか!だがそれはお前が真の愛を知らぬからよ!愛が見せる己の弱さを!」
剣を捨て拳を叩き込んだ慶次は「もう一度昔のお前に会いたかったよ」と言い去っていく。

京の町、慶次は御輿の上から小判を振りまく。
「振って注ぐは豊臣の金!こいつでとびきりの土産を買って、いい人に会いにいけよ!」
外からモンスターの声と村人の叫び声が聴こえる。
「イーヴルだッ!イーヴルが出やがったーッ!!」

しかしレイクは動く気配を見せない。
「依頼がなければ動かないのか」とランゲル。
「当たり前だ。誰がボランティアなんかで。」と返すレイク。

「ならこうしよう。わしから御前に依頼だ。表のイーヴルを片付けて欲しい。」
「報酬は?」「ツケを帳消しにしてやる」「悪くないな。」
レイクはイーヴル狩りを始める。


「これで依頼は完遂だ。約束通りツケは帳消しにして貰うぜ。」
レイクはイーヴル狩りを終えた。
しかし、レイクにはランゲルの意図が掴めなかった。
村八分のランゲルが今更、自分の株を上げる事が何を意味してるのかが。

ランゲルの村八分の理由は「その救い難い風体も然る事ながら、
元ローズバーグホスピタルの医師だって事でな。」だというレイク。
このローズバーグというのが村八分の原因だったのだ。

ローズバーグの会長ゲオルグ、嘗て彼は此処トゥルクの町で薬局を営んでいた。
その時に精神安定剤の新薬「トランキルG」を開発した。

トランキルGというのは副作用を軽減させた発明品。
使ってる人も多く、レイクも使用者の一人だ。

その画期的な発明に、絶大なシェアを獲得し、ゲオルクは一躍名声と巨万の富を手に入れた。
薬品の大量生産体制の確立を行い、需要と供給を成り立たせていったが
手間暇を重視するこの街の伝統製薬を斜陽に追い込んでしまった。

以来この街では、ゲオルク自身は勿論、彼に繋がりを持つ者は全て眼の敵。
「で、その村八分が何だって言うんだ。」レイクは尋ねる。

「実はな…。ホスピタルのツテでデカい仕事が入ったんだ。
 是非ともわしの力を借りたいと、法外な契約金まで積まれた。
 こっちに来てからは貯金を切り崩すばかりの日々だからな。
 "この先"の事も考えると、この話は捨て難い。」
「リアリストは金に弱い、か。」と呆れるレイク。

(*リアリスト…合理的な現実主義者)

「もう少ししたら発つ。暫くは戻って来ないだろう。
 だからその前に、せめて一度位、この街で自分の株を上げておきたくてな。
 歳を取ると何事に付けても郷愁を感じて不便なものだ。」
「俺には共感出来ない話だ。」と一蹴するレイク。

「ところで、レイク。一つ訊いて良いか?
 御前がイーヴルスイーパーをやっている理由。別にボランティアではないと言ったろう?
 ならば何故イーヴルスイーパーに?金目当てとも思えん。
 バウンティハンターでない以上、得る金に対する汗とリスクが多過ぎるからな。」
「金は"結果"に過ぎないさ。マトモに食って行ける分だけ在れば良い。
 それよりも俺は"過程"を求めた。あんたの逆だよ。
 半分趣味みたいなもんだ。イーヴルを狩る事に、意義が在る。」


レイクは診療所を後にして、故郷の街ココモへと向かう。
657名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 15:14:09 ID:d/YhVCj8
セラブルの人 乙。
かなり詳しく書いてくれてて有り難いけど、このペースでいくと相当長くなるな。
イリエナ孤児院にはお手伝いさんがいたが、イリエナの姿は無かった。
「"イリエナ"から依頼を受けてるんだが、見当たらないな?」
お手伝いさんから、その呼び方はどうにかならないかと叱られる。

どうして自分の回りには…とウンザリするレイクは、その件をスルーした。

「で、イリエナは何処に?」
「もぅ…イリエナさんなら街外れよ。週に一度の御墓参り。」

レイクは街外れへと向かった。


街外れにある質素な墓の前に老人と女性が一人立っていた。
イリエナだ。
「ああレイク。よく来て呉れたね。
レイクも一緒に御祈りするかい?もう暫くなんでしょ?」
「そうさせてもらう。」

祈るレイク。この下にレイクの母親が眠っている。
15歳の時にレイクは全てを聞かされた。


22年前の、或る雨の日。
まだ若く孤児院を開いて日も浅いイリエナの所に、二人の客が訪れた。
一人は若い男。一人は見るからに産まれたばかりの赤ん坊。
男はイリエナに伝えた。赤ん坊の名前はレイク・ランドヴェリー。
そして母さんは、俺を産み落として死んだ。

男は、半ば俺を押し付ける様な形で、急いでその場を去って行った。
何時か必ず迎えに来ると約束して。

22年が経った。

とても長い時間が流れた。

約束は、果たされていない。

レイクが口を開く。「"あの野郎"はツラ見せたのか?見せないだろうな」
「きっと御父さんも、止むに止まれぬ大変な事情が在って…。」と弁解するイリエナ。
「此処には来れないけれど故人を想う気持ちはきっと変わらない、か?」
恐らくレイクは何度もこの言葉を聴いてきたのだろう。

「ガキじゃないんだからよ、態度や結果で示して初めて一人前だろ?
 墓参りにも来やしない。此処の皆の方が余程手厚く弔ってる。
 ナメてるぜ。ナメ過ぎだぜ。」

老人が「良い意味でも悪い意味でも母を想う気持ちが色褪せない」と皮肉の意味を込めて言う。

レイクは「口先だけの野郎が見苦しい。」と返すだけだった。
659名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 15:18:41 ID:R82Tay8U
>>657
ですね。
数回書き込んでから無謀さに気付きました。
今更、書き方を変えるのもアレなんでこのままでいきます
文才も無く、見辛い構成だと想いますがあたたい目で見守っていてください。

まぁ出来るところまでやるつもりです。


8月いっぱいまでには終わらせたいです。
660名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 15:26:52 ID:6A2DtvSX
自分でプレイしなくて良かったって思える出だしだな。>セラブル
661名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 15:28:45 ID:d/YhVCj8
>>659
いや、途中で挫折した身としては詳しく書いてもらって有り難い。
応援してまっす。
「さてと、早速だが詳細を聞かせて呉れ。」
墓参りから孤児院へと戻て直ぐにレイクが話を切り出した。

「此処から少し北東に行った所に、小さな洞窟が在るのは知ってるよね?」
イリエナが言った洞窟とは、名も無き洞窟。

今までココモがイーヴルに襲われた事は一度も無いけれど、
今回は場所が近いから…、とイリエナが心配する。

レイク曰くここら辺のモンスターは雑魚だから楽らしい。「そういうものかねぇ」「そういうもんだ」


報酬の話になった。
「"育ての親"からふんだくる程困ってはいない」「タダでいい」と言うレイクだが、
「"親"として"子供"を危険な目に逢わせるからちゃんと払う」とイリエナ。

レイクが折れた。
「分かったよ。相場で適当に額を決めて呉れ。」
「5000でどうだい?」
雑魚相手に高額過ぎる、と「1000でいい」とレイクが金額を提示する。
イリエナが反論する。しかし、今度は折れなかった。
「北東の洞窟に巣食うイーヴルの掃討。前金無しの成功報酬で1000。行って来る」

「相っ変わらず不器用だ事。父親似だね。」



名も無き洞窟の敵は確かに雑魚だった。
最奥部に、イーヴルがいた。

そこら辺の雑魚よりは弱かったが、雑魚は雑魚だ。
圧勝したレイク。

「グ……ゲェ……。」瀕死のイーヴル。
「丁度良い具合だな・楽しませてもらうぜ?最近、御無沙汰だったからな。」
剣を振りかざし、瀕死のイーヴルに斬り付ける。
「ギャアァァーーーッ!!!!」
叫び続けるイーヴル。
「おらおらァ!死ねやバケモンが!」
斬り続けるレイク。
「ゲ…! ゲ…!」
「しけた声出してんじゃねー!もっと叫べェ!!」
イーヴルの叫び声とは反比例し、レイクの感情は高くなる一方だ。
「ギャ…! ギギ…!
 ギャァァァァァーーーッ!!」
断末魔の叫びを放つイーヴル。
「そうだ…! その声だァ…!
 堪んねェ…! ゾクゾクするぜ…!」
返り血を浴びながらも斬り続けるレイク。表情は満たされた笑顔だった。

レイクがイーヴルスイーパーで在る理由。
それは一つの稼業であり、一つの正義であるから。
堂々とイーヴルを殺せる仕事。

異常な欲を持つレイクは依頼を完遂し、ココモへと戻って行った。
663名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 15:56:28 ID:R82Tay8U
と、まぁ取り敢えず序盤のビックリシーンまで書いてみました。

また時間が空いた時にでも書いていきます。


因みに作中のプレイ時間は60時間超、まだまだ先は長いです。
664戦国BASARA2 ◆l1l6Ur354A :2006/07/27(木) 16:11:07 ID:3pKAVC74
天覇滅槍 真田雪村
敬愛する武田信玄の上洛開始に付き従う雪村。その前に徳川家康の軍勢が立ちはばかる。
「親方様からお預かりしたこの城!奪われるわけにはいかん!」
第一章 死守!武田!上田城
「やるね、武田の若武者。その腕前、独眼流と同等・・・いや、それ以上かな?」「引き際が肝心、さらばだ!」

第二章 越えろ!己の限界
宿敵、伊達政宗との再戦を望む雪村は、単身長谷堂城に挑む。
激突する2人。だが猿飛佐助が親方様が呼んでいると間に入ったため、決着がつかぬまま引くことになる。

第三章 死闘!長篠騎馬特攻戦
避けられぬ織田軍との戦い、正宗との決着を心残りにしながらも親方様の為、今日も戦い抜く
「銃弾など気合で避ける!当たらなければどうということはない!」

第四章 いざ!上洛の時!
織田の鉄砲隊を破った武田軍は無敵の快進撃を続けついに上洛を迎える。その前に広がるのは京都けんか祭りだった

最終章 宿敵よ、我が魂とともに!
天下統一まであと一歩。その前に徳川と連合を組んだ独眼流が迫る。最後の決着をつける時が来た。
「俺と戦う前に死ぬんじゃねぇぞ」「真田雪村、参る!」
戦国最強本田忠勝の戦線導入に苦戦するが超兵器真田砲が炸裂し、これを撃破に成功する。
「戦国最強の武人はもういない!」「・・・忠勝のことか・・・忠勝のことかぁぁぁあぁぁっ!」
「うおおおぉぉっ!忠勝の力が流れ込んでくる!おめぇは俺がぶったおす!」
雪村の槍に倒れる家康。「見事だぜ家康、あとは俺にまかせな。」突撃する伊達軍。
「盗んだ軍馬で走りだすぜぇ」「頭ぁ・・・奴の命(タマ)・・・取ってくれ」

ぶつかり合う炎と雷。最後に立ったのは雪村だった。
「正宗殿・・・貴殿に出会えたこと誇りに思う」
「へっ・・・次生まれ変わるときには・・・俺が勝つぜ」

「親方様、ついに天下をお取りになられましたな」
「だが雪村よ、貴様の戦いは終わっておらぬのではないか」「は?」ビビる幸村
「バカモノがっ」信玄のパンチに吹っ飛ぶ幸村。「貴様も男ならわしを倒し天下一の男になれ!」
「親方様あああぁあぁ!」ドロップキックを繰り出す幸村にジャイアントスイングをかます信玄
やがて2人は満足げに草原に倒れるのだった。
665名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 17:51:42 ID:gJZOYG38
>>649
ビビアン可愛いよな。
スーパーペーパーマリオにも出るといいなー
666名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 19:49:40 ID:1pRU0sXT
セラブルの人乙です
自分も途中で挫折したのでありがたいです
性質上長くなりそうですががんばってください
667名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 20:00:05 ID:3VIrPxbJ
>>649
分かる人はいないと思うけどボンボンでマリオを描いていた本山先生が描きそうなネタだ
668名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 20:47:08 ID:gKH4V/Fb
>>665
ちなみにビビアン、日本版だと男の子であるが外国版では女装ショタがまずいのか女の子になっている
669名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 20:54:38 ID:Sx9x145a
>>664
BASARA2の人乙。
こいつら馬鹿だwwww(褒め言葉)
670名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 21:23:23 ID:XGNG6vyL
>667
ああ、もう描いてないんだ、本山さん。
671名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 21:43:16 ID:2nKjgP0k
>>667
とりあえず、もとチンのマリオ漫画は分かる
672名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 21:45:36 ID:iYRLQ6r/
Wikiが朝目新聞に載ってる…
673名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 22:37:41 ID:KP5KfZwY
seraphicblueってエピ0と1は別物と考えてよい?
wikiにどう載せたら良いのか・・・。
セラブル また いきます
洞窟から帰ったレイクはイリエナの元へ向かい報酬を貰った。
「2000入ってるぞ。契約では1000の筈だ。」
報酬が倍になっていたが、どうやら小遣いらしい。
人の厚意は素直に受け取っておくもの、とイリエナが言う。

さらにイリエナからランゲルからの依頼の話を聞く。
どういう風の吹き回しか、と思うレイク。
「報酬をふんだくるまでだ。」

レイクはトゥルクのランゲル診療所へと赴く。
676名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 22:54:50 ID:MiLn9r41
 
677名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 23:16:18 ID:R82Tay8U
>>673
どうなんでしょうか

取り敢えず一緒なんでしょうが、まとめるとなるとただ長くなるだけですしね
レイクはトゥルクの森の居た。
ランゲルからの依頼はトゥルク北にあるこの森に巣食うイーヴル掃討だった。
成功報酬は2000。前金で1000。

ポケットマネーから出してまで株を上げるランゲルが言うには「この街への置き土産」。
一番の理由は自分しか無いイーヴルスイーパーとのコネ。

レイクが訂正をする「コネ?腐れ縁だろ」


トゥルクの森は先ほど攻略した洞窟に比べると広く、微妙に迷いやすいつくりになっている。

奥ではイーヴルが佇んでいる。

「よう。殺しに来て遣ったぞ。
 気合充分か。それでこそ殺り甲斐が在る。
 さあ!始めようぜッ!」

イーヴルを嬲り始めるレイク。
勢い余って止めを刺してしまったレイク。
「仕方ない。撤収だ。」
撤収を始めるレイクに、幼い少年の声が話しかける。
「待ちなよ」
どこからともなく現れた少年は灰色の皮膚組織に包まれた、10歳ぐらいの少年だった。
「やあ、レイク。初めまして」
「何故、俺の名前を知っている?」
「僕はエンデ、よろしく」
警戒するレイク。
「そう怖い顔するなよ。ボクとキミは思ったより近いんだから。
 互いを結ぶ手軽な手段。共通の"趣味"。
 楽しいよな? 生命を殺す事って。」
「可愛くないガキだな、いい加減ブッ殺すぞ」
「………格の違いを見極められない辺りも、やっぱ二流かな。」
エンデが何かをすると、レイクは驚き一歩引く。

エンデは何かを呟き始めた。


此処に下るは実行者の召致なり!
汝は死滅の使途
癒者を絶ちて終焉の道を成せ!
されば我はこの名を刻まん!

イルムガルド!


召喚の詠唱を終えると、イカっぽい巨大な生物がレイクの前に現れた。
「ーてめえ…! 一体何者…!」
「言っただろ? ボクはエンデ。
 キミとはもう少し気が合うかと
 期待してたんだけどね。
 ま、元々殺し合う巡り合わせ。」

イルムガルドへの攻撃は全く効かない。
レイクが一人だけ頑張るだが、イルムガルドにはダメージを与える事が出来ない。
そして、イルムガルドの一撃でレイクは倒れてしまう。

「駄目だッ…!話に成らねえ…!」
イルムガルドの前に為す術が無いレイク。
「翼が羽ばたくのを阻むんだったら、羽を毟ったりカゴを作ったりなんて面倒臭い。
 その主をヤっちまうのが一番。サヨウナラ。」

「待ちなさい!エンデ!」

今度聴こえてきたのは女性の声だった。

「なっ…!ヴェーネ…!」
あのエンデも驚いた様子だった。
青髪の女性、ヴェーネ。
「勝算は在る。」と言い放ち、眼を閉じ集中すると翼が生えてきた。

エンデが「セラフィックトランス…!」と呟くと同時に爆発音が響き渡る。
結果はあのエンデを瀕死にさせ、捨て台詞を吐かせ、撤退させた。
しかし、ヴェーネは目を覚ませず倒れていた。

レイクはヴェーネをおぶって、ランゲルの元へと向かう。
「白い翼…?天使…?」


ランゲル曰く、幼天使ならまだしも、成人女性の天使は大発見。
レイクはランゲルが情報を売らない事を祈り、休憩を取る事にした。


ヴェーネは精神内部で自分と瓜二つの女性と会話していた。
「貴女は独りじゃない…」

ヴェーネが目を覚ますと、ランゲルとレイクが覗き込んでいた。
レイクに感謝しつつ、レイクに尋ねる。
「アナタ…誰?」
ヴェーネは記憶喪失になっていた。

セラフィックトランスは命を危険に晒す大技、命の代わりに記憶を失った。とランゲルは推理した。
しかし切っ掛けさえあれば記憶は戻る。
「幼天使の里ホーイックにいる幼天使と逢わせてみれば何かなるんじゃないか」レイクはそう思い、
ヴェーネと少しばかりの遠出をする事にした。
681SIREN2:2006/07/28(金) 01:45:29 ID:/Zgf4oI/
もう少し端折って短くしたいけど、下手に端折ると話が分からなくなってしまう・・。

金鉱跡を抜け、再び山道へと入った一樹と百合。一樹は自らの体験した数々の不可解な出来事に困惑していた。
「おかしい。いくらなんでも非科学的すぎる。」そうつぶやく一樹。
百合に意見を求めても、返ってくるのは母を助けるという自分のことばかり。
混乱と疲労が一樹を苛立たせ、きつい言葉を発してしまう。
「その君の母さんとかいう人、本当にいるの?」その言葉に過剰な拒否反応を示す百合。
「私のこと信じてないのね!」そう言い放ち、駆け出す百合。
一樹は取り繕うこともできず、その場に立ち尽くすのだった。

山道を独り歩く百合。足元にまとわり着く屍霊を踏み潰し、一瞥をくれたその時、
森の中に座礁した船から何かを感じ取りのだった。
「-誰?」そうつぶやくと百合は客船へと向かうのだった。

赤い津波に巻き込まれ(もっとも彼は見えていなかったが)、海へと投げ出された盲目の作家、三上脩。
彼は、彼の失われた記憶の断片に残るある少女を追って、夜見島を目指していたのだった。
舗装路の上で彼の愛犬ツカサに起こされる三上。だが彼は彼の視界に驚いた。
失ったはずの彼の視野には、ツカサのものと思しき視界が広がっていたのだ。
「ツカサ・・・これはお前なのか?」そういいながらフラフラと目の前の石段を登り、目の前の家の引き戸を開ける三上。
そこには29年前、あの日あの時の自分が事切れた父を抱き起こそうとしていた。
三上に驚き逃げる脩。背後から太田常雄が現れ、三上を不審に思うが、
突然、死んだはずの三上隆平が跳ねるように飛び起き、驚き逃げる太田を追いかけるのだった。
三上は状況が信じられず、事実を確かめるために彼が埋めた、「お姉ちゃんとの思い出」を掘り出しに行く。
彼の記憶の通り、彼が描いたお姉ちゃんの絵はそこに埋まっていた。今時分は29年前のあの島にいる。
そう確信した三上をツカサが突き飛ばす。その直後、近くのプレハブが倒壊し、ツカサは生き埋めになってしまう。
更に三上の背後から屍人と化した漁師が襲い掛かる。弱い視界を頼りに逃げる三上。
だが彼は足を踏み外し、崖下へと転落するのだった。

金鉱社宅前で意識を取り戻した章子は奇妙な感覚に違和感を抱く。
いつのも過去の視界ではなく、今現在の誰かの視界を見ているのだ。
「何、これ?いつもと違う・・。」そうつぶやく章子。
彼女が見たのはフェンスに生っていたアケビをもぎ取って食べる阿部を見ている誰かの視界だった。
放置されていた軽トラに乗り、社宅跡を突破する章子。
一方阿部は犬の鳴き声に導かれるように、社宅跡を後にしていたのだった。

夜見島、瀬礼洲に打ち上げられた客船ブライトウィン号。
三沢と永井は船内を探索していた。永井が不安な心境を告白する。
-これは夢じゃないのか、自分の頭はおかしくなっているんじゃなのいのか-
三沢は頭に弾丸ぶち込んでみるか?と永井に聞く。
「もし夢なら暖かい布団で目が覚める。もし夢じゃなかったらー、それで、終わり-」
突然永井の頭に銃口を向け、ふざける三沢、その顔には子供のような狂気じみた笑い顔が浮かんでいる。
驚く永井だったが、背後の物音に気づきライトを向ける。
そこのは先ほどの若い女がいた。光を嫌がり、逃げる百合。
追いかけようとする永井だったが、三沢は気にも留めず、そのまま別の船室へと向かう。
「三佐?三沢さん!・・・・・なんなんだよあいつ調子乗ってんじゃねーよ」
永井は1人で百合を追うのだった。無事百合を保護した永井だったが、
百合を執拗に狙う、着物を着た女屍人によってタラップを落とされ、船から脱出できなくなってしまう。
永井は船倉にできた亀裂から百合を逃がし、自らも、救難艇で客船から脱出するのだった。

先に脱出した百合に追いついた永井。百合は長いに抱きつき、問いかけるのだった。
「あなたは私を信じてくれる?助けてくれる?」百合の神秘的な美しさに惹かれる永井。
その時、突然背後から三沢の銃口が百合に向けられる。銃口を跳ね除け、百合を逃す永井。
「何なんだよあんた!あんた前からおかしいと思ってたよ!!なんであんたなんだ・・・。
 なんであんたじゃなくて沖田さんが・・・!ちくしょう!!もうやってられっかよ!!」
募らせた思いを吐き出す永井。吐露された怒りは上官と部下の関係を破綻させるのだった。

682パワプロクンポケット
パワプロクンポケット

極悪久高校(正式名称、極東亜細亜恒久平和高校)に転校してくることとなった主人公。
プロ野球を目指す主人公は早速野球部に入部するが、そこはロクに練習しない
不良の先輩達の集まる部だった…。

黎明編

入部してきた主人公は自己紹介をするが、野球のポジションよりも
麻雀や花札ができるかどうかを聞いてくる先輩に愕然とする。
一年上の外藤(がいどう)は真面目なのだが、先輩達をどうにかする気は皆無。
試合の日、伝統の作戦として対戦相手の弁当に下剤を入れるという
妨害工作を外藤にやらせるが極悪久高校は大敗。
その腹いせに先輩達は主人公と外藤にヤキを入れようとする。
しかし全員が集まっていたボロビルが崩壊。
主人公と外藤はなんとか無事だったものの、先輩達は全員病院送り。
人数が足りないため教頭に廃部を言い渡されてしまう。
食い下がる主人公によって、部員を集められれば存続することとなったが、
外藤はあっさり部をやめ、とうとう部員は主人公1人になってしまった。
こうして主人公の野球部再建のための部員探しが始まった。
まずクラスメイトのメガネでマニアな亀田を勧誘。
担任のようこ先生から新入部員が期待できないことを告げられた主人公は
他の部からの引き抜きを決意。
サッカー部からボブ、テニス部から三鷹、陸上部から武田、音楽部から水原
空手部から村上をそれぞれ勝負に勝つことで野球部にスカウトする。
さらに亀田の友人平山や佐藤、田中、鈴木
荒井三兄弟こと金男、銀二、晴夫、帰ってきた外藤が野球部に参入。
野球のルールは知らないものの主人公達の熱意に打たれたようこ先生が
顧問となり、ここに新生極悪久野球部が誕生した。