【やるのが】ストーリーを教えてもらうスレpart22【面倒】
『まりかの戦い』(1/3)
まりかもまた代々木の自宅へと跳ばされていた。
留守番電話を調べてみると、エジプトからの家族のメッセージが何件も入っており
それによると来週には帰ってきてしまうようだ。
早く出て行かないと…と思って玄関を開けると、そこには蕪木がいた。
各事件にまりかの陰を見た蕪木は、事情の説明を求める。
止むを得ず、まりかは全ての経緯を話した…
あまりに突飛な内容に疑う蕪木の身体を、まりかは念動力で浮かせる事で納得させる。
まりかの話と力を信じた蕪木は、内閣特務調査室との協力体制を提案する。
だが、まりかはその案に首を横に振る。
自分達はかつての生活を取り戻すために戦っているのであって
ファクトを倒した後に、上が超能力に興味を持ちでもしたら意味が無いからだ。
しかし蕪木は必死に食い下がる。ならば個人的に俺に協力しろ、と。
蕪木は懐から数枚の写真を取り出す。すべて死体の写真だ。
まりかは眉をひそめその写真を見る。
「…さすがだな」
「嫌な話ですけど…見慣れましたから」
これらはここ数日内に起きた連続殺人事件であり
蕪木はこの犯人を『逮捕』ではなく『殺してくれ』と頼んできた。
写真の中の一枚は蕪木の妻と娘のものだった。
殺されたのは全て女性。死体は食われており骨しか残っていないが
十代の一部の被害者に限って、身体の一部が完全に損失しているらしい。
犯人を特定する証拠を揃えたら連絡すると言い、蕪木は家を後にしていった。
翌日、まりかは公園で新聞を読んでいた。
渋谷で起こった連続猟奇殺人事件の記事が載っている。
「公園で新聞を読むなんざ女子高生とは思えんな」
蕪木がやってきて、この事件は昨日説明した事件とは無関係だと言う。
こちらの事件は被害者はミイラ化していて、別の人物による犯行だろうとの事だ。
昨日の件の進み具合を聞くと、明日には連絡できるから家で待っていてくれと言われる。
帰り道、懐かしい声がまりかを呼び止めた。親友の拝島恵子だ。
恵子のエジプトおみやげ頂戴攻撃をかわしつつ、親友と談笑するまりか。
まるで事件に巻き込まれる以前の日常に戻ったかの錯覚を受ける。
この日常に帰るため、ファクトを倒す決意を新たにする。
別れ際、恵子は恥ずかしそうにまりかに向かって言う
「恵子ね、明日オーディション受けるんだ!」
近所に新しく出来た芸能プロダクションが、一般オーディションをやるらしい。
恵子はまりかに付き添いを頼むが、明日は蕪木の電話があるため断る。
恵子は結果が出たら一番最初にまりかに報告すると約束すると、手を振って去って行った。
翌日、蕪木の電話を受け公園に向かう。
蕪木が犯人だと言うのはクリス・バーンガニアという外国人。
詳しく聞くが、アリバイが無い事と第一通報者というだけでどうも明確な論拠が無い。
蕪木は、結局証拠は見つけられなかったと白状する。
しかし家族が旅行から帰ってくる前にまりかは去ってしまうため
もはやこの容疑者に掛けるしか無いと訴える。
その時、ファクト工作員と獣人が襲い掛かってきた。
軽く倒して見せるも、蕪木が負傷してしまった為PKヒーリングで治療する。
驚きながらもクリスについての説明を続ける蕪木。
クリスが現在何をしているのか尋ねると…
「芸能プロダクションの社長に就任したらしい」
「え…?」
「F資本の出資だろうが、今日はそのプロダクションの
オーディションに出席しているらしい」
その説明に、まりかの血の気が冷めた。
「恵子が…恵子が危ない!」
『まりかの戦い』(2/3)
蕪木の案内を受けてプロダクション事務所に行くと、中にはあちこちに少女の死体が転がっていた。
死体を一人一人確認していくが、恵子の姿はない。
最上階の社長室に乗り込むと、こちらに背を向けた男が何かを食べていた。
そして床には右手の無い少女の死体……恵子だった。
その光景に絶叫を上げるまりか。
「ごちそう様…誰だ? 人の食事の最中にうるさかったのは」
男は手に持った肉塊を平らげると、顔だけをこちらに向ける。
「クリス・バーンガニアだな!?」
「そう名乗ったこともあるが、俺はファクトの人食鬼ラブフレストだ」
蕪木がその男、ラブフレストに銃を突きつける。
「あんたのかみさんと娘は、おいしくいただかせてもらったよ。
随分と追い詰めるのに苦労したがね…ひひひ。
だが狩りの苦労は多いほど、食事もうまいと言うものだ」
「き、貴様ぁ…!」
「そんなに怒るなよ…安心しろ。
かみさんの方はババァでどうしようも無かったが、娘の方はたいそう美しくてな。
ひひひ、そう特に胸のあたりが最高だぞ。だからそこは食わなかった。
俺は女のホルモンを摂取しないと死んでしまう身体なんだ。
生体実験の失敗作って奴よ…だが俺はそんな自分を決して悲観しなかった。
いやむしろ喜んでいる。なぜだと思う?
そう、女はいい…特に十代の少女。それも日本人は、神がこの世に生み出した最高の造形傑作だ。
だからな、食うだけじゃもったいない…」
そう言うと、ラブフレストは初めて身体をまりか達の方に向けた。
そこに現れたのは、腕、足、胸、胴、すべてが別々の少女のパーツでつぎはぎされた身体だった。
「ひひひ…素晴らしいだろう!?
俺は気にいったパーツを集めて究極の少女になるんだ!
ほら、胸なんかはお前の娘のものだ! ……おぉ!?」
まりかの顔を捉えたラブフレストが感嘆の声を上げた。
「素晴らしい…何という造形! 今までこれといったフェイスには出会えなかったが…」
まりかは、かつてない程の怒りを込めた眼差しでラブフレストを睨む。
「私は…今までこれほど、あんた達を殺してやろうと思ったことはなかったわ…!」
「何を言っている!? お前は友達がいのない奴だな!」
ラブフレストは右腕を突き出す。
「これは誰のパーツだと思う?
そう! お前の友人、拝嶋恵子のものだ!
つまりおまえのフェイスが俺のものとなれば
お前は友人と同化することができる! これが真実の友情だろう!?」
常軌を逸し続ける言動に、蕪木が躊躇う事なく引き金を引く。
しかしラブフレストはそれを素早く回避すると、隠し持っていたナイフで蕪木を刺してしまう。
続けざまに、まりかの首を締め上げる。
「ひひひ、友人の手によって息の根を止められる…
悲しくて美しきかな、この友情よ!」
しかしまりかは顔色を変える事なく、ただラブフレストを睨んでいた。
「言いたいことはそれだけ…?」
「なに…?」
「それはもう恵子じゃない…
…それはただの手! 恵子じゃない!!」
そう叫ぶと、まりかは能力のすべてを解き放った。
まりかの力の前に、ラブフレストはあっけなく泡となって消えた。
倒れた蕪木を治療しようとするまりか、しかし蕪木はそれを遮る。
「血が出すぎちまった…俺はもう助からん。
それよりもここから早く逃げるんだ…じきに警察が来る」
泣きじゃくるまりかに、蕪木は苦しそうに一喝する。
「人が死ぬのは見慣れているんだろ…さっさとここから出ていくんだ!
後は俺がどうにかしておく…さぁ行け!」
まりかはふらふらとその場から立ち上がると、部屋から駆け出した。
『まりかの戦い」(3/3)
まりかの自宅前には、あきら、かなめ、信長が待っていた。
まりかは、あきらに倒れ掛かるとそのまま泣き崩れる。
「みんな…みんな死んじゃった…!
私、誰も助けられられなかったのよ!
恵子も、蕪木さんも、みんな死んじゃったよ!!」
涙の意味を理解したあきらは、まりかを強く抱きしめる。
「そうか…越えさせられてしもうたんやな…まりかも」
乙です。
なんてイヤな話だ
今回はここまでです。
短くしようとは思ってたんですがどうも駄目でした。
容量食いまくってマジごめんなさいです。
現在470KB。
マリカ乙。
ラブフレスト、CGつきなんだよな……。
サターンの18禁指定とはいえ、家庭用ゲーム機でよく出せたなと思う、あれ。
マリカの人乙、
なんか唐突な展開が多いゲームだな。
「The World」
前作.hack// から7年後の「The World」が物語の舞台
前作の「The World」のデータが消失してるため、実質的に「The World Ver.2」と思ったほうが良いだろう。
7年経った今でもThe Worldの人気は衰えず、社会問題にまでなっている。
(前作やったことないんで、そこらへんはご勘弁)
ハセヲ(hack//Roots&GU本編 主人公)
ネットゲーム「The World」初ログイン時にPKされた過去あり。。
志乃をPKした謎のPC(プレイヤキャラクター)三爪痕ことトライエッジを追っている。
トライエッジの情報を求めるため、PKを働くPCをPKする「PKK」をして独り、戦い続けている
その戦いっぷりからついたあだ名は「死の恐怖」。
「トライエッジを知っているか?」 これが彼の口癖となっているようだ。
志乃
hack//Roots時代、オーヴァンと共にハセヲにThe Worldの楽しさを教えた人物。
「黄昏の旅団」メンバーの一人。
GU本編前に謎のPC「三爪痕(トライエッジ)」にPKされて以来、The Worldに来なくなってしまう。
G.U Vol.1ではハセヲの回想時のみ出てくる。
オーヴァン
「黄昏の旅団」のギルドマスター
おかしな人。hack//Roots時代は志乃と2人で話していることが多かった。
ハセヲの存在に一番早く目をつけた人物でもある。
GU本編前に失踪。「黄昏の旅団」にはオーヴァン、ハセヲ、志乃の他に2人のメンバーがいるが
GU本編ではどうなったか明かされていない。
時系列
hack//Roots(アニメ TV東京で放送中)
ハセヲ、ネットゲーム「The World」に初ログイン。
陰険なプレイヤー達にPKされ、極度の疑心暗鬼に陥る(このPKにはオーヴァンが関わっていた模様)
色々あってオーヴァンが指揮する「黄昏の旅団」に入団。
hack//Rootsでオーヴァン失踪、志乃がPKされる話しが明かされる模様。
↓
8ヶ月後 .hack//G.U Vol.1 再誕(本編)
アニメとゲームのハセヲは同一人物。アニメ、本編の両方で主人公をやっています。
違いは、別人かと思えるぐらいハセヲ自身が壊れています。スクライドのカズマみたいに。
アニメを見ていたほうがGU本編が楽しめますよ、ってだけで見てなくても問題なし。
アトリ
GU本編ヒロイン
PKやPKK廃止を訴えるギルド「月の樹」に所属
ハセヲにしつこく付きまとってくる
志乃と同じPC
三爪痕(トライエッジ)
すべてにおいて謎に包まれているPC
前作の主人公、カイトの姿にそっくり
初ログインした時とは違い、『死の恐怖』と呼ばれ恐れられるほど有名になったハセヲ
PKを働くプレイヤーをPKする『PKK』という行為をするうちにこのように呼ばれるようになった。
いつものようにPKKをしてタウンに戻ってきたハセヲに、しつこく付きまとうアトリ
アトリを志乃と勘違いしたりしてるうちにショートメールが届く
失踪したオーヴァンからのメールだった
詳しい話を聞きに行くとトライエッジは「大聖堂」、志乃がトライエッジにPKされた場所にいるという。
志乃とオーヴァンはリアルでも知り合いだったらしく、志乃がトライエッジにPKされた直後
リアル志乃が意識不明になり、現在も病院で意識不明の状態が続いているという。
下準備があるため先に行く、そういってまた何処かへ行ってしまうオーヴァン
ついに志乃の敵を討てる。不敵な笑みを浮かばせながら「大聖堂」に赴くハセヲ
「大聖堂」は先に述べたとおり、志乃がPKされた場所でもあり、ハセヲと志乃の思い出の場所でもあった。
ハセヲ以外誰もいない「大聖堂」に突如、謎の音が響き渡る。
謎の光が同時にハセヲの背後に現れ、爆発。
トライエッジがその姿を現した。
双剣を取り出し、トライエッジに襲い掛かるもまったく歯が立たない。
大剣、大鎌を取り出し攻撃するも全てはじき返され、挙句の果てに武器を破壊されてしまう。
何が起こったかわからないまま、吹っ飛ばされるハセヲ
なんとか起き上がるもトライエッジの攻撃「データドレイン」を受け、リアルのハセヲ自身が意識を失ってしまう。
意識を失う直前、「大聖堂」にはいなかったはずのオーヴァンの姿が画面に映るが・・・
もしかして、メモ帳にまとめるとかしないで、
一回ごとに新しく書き出してるとか?
まさかね
そのまさかだよ(((((((;´・д・`))))))
ちょっと待った、書いてくれるのはとても嬉しいけど
流石に一度メモ帳にまとめたりした方が良いと思うんだ。
俺はストーリー紹介とか何もやってないけど、
他にやってる人が今投下しちゃっていいのか反応に困る気がする
見てる人もコレで終わりなのか、なんなのかわかんないしな
乙。
黄昏の腕輪伝説がゲーム前作から4年後だから、そのさらに3年後か。
>>600 一旦書けるとこまで書いて、一度に投下してくれると、
乙コールもできるし、割込みになるんじゃガクブルする事もないんで、次からヨロ
って事で乙です
>>602 腕伝は.hackの中では異端で、漫画版設定とアニメ版設定の二種類があるわけだけれど、
どうやら漫画版準拠みたいね
設定ごった煮の可能性もあるけれど
魔界戦記ディスガイア2をお願いしますm(__)m
腕伝後、アウラ謎の失踪。完成されたネットワークは元の状態に戻り
ザ・ワールドはラグが頻発。暗黒時代を迎えることになる。
究極AIを復活・制御べく発足されたプロジェクトGUのメンバーは
モルガナ事件における黄昏の波、八相モンスターがプレイヤーの精神に同調したことに注目
八相のデータをサルベージし、PCキャラクターへの癒着に成功する。
(八相マハを回収するため隠しイベントで復活した猫型pcミアが破壊された)
だが、その「碑文使いPC」でプレイしようとすると頭痛、吐き気等の症状が
特定の素養を持った人間しか受け付けないとわかり極秘裏に適格者を探す。
責任者「番匠屋淳」はカイトの腕輪に対して反存在「クビア」が誕生したことに
碑文使いpcが産み出す歪を懸念し、アウラ復元計画RAプランの一時凍結を考える
RAプランの立案者、「天城丈太郎」は自らの計画を過信し強行。
番匠屋淳は八相「復讐するものタルヴォス」を隠したが、天城はダミープログラムを用意していた。
結果、7人の適格者は意識不明。天城は精神障害を負い錯乱し放火。CC社が燃える。
データーの8割以上が消失した。cc社は事実を隠蔽。番匠屋は責任とって辞職。
ザ・ワールドは崩壊し最後の日を迎えることになる。
一年と立たずに発表されたザ・ワールド2の発売は内情を知る番匠屋を驚かせる。
CC社に残された増殖のメイガス、そして番匠屋がもつタルヴォス以外の碑文使いは行方不明
番匠屋は碑文使いを隠蔽しようとしたが、碑文使いオーヴァンが現れる。
オーヴァンは「黄昏の旅団」というギルドを作り行動を開始する。
彼は全てを知っているのか驚き、恐れる番匠屋。
「何だあの左腕の化け物のような容量は!」
「誰でもいい!彼を止めてくれ!」
「全てはオーヴァンだ!彼が握っている…」
番匠屋は全てを書いたディスクとタルヴォスのデータを年の離れた
何年も会っていない妹へと託す。遺言と共に「君は適格者だ」と。
はさんでないことを祈りつつ。三ヶ月ルールにのっとらせてもらいます。
発売されてから5ヶ月近く経ってますが、半年ではないので一応トリップつきです。
まとめるの下手でかなり長くなりそうなので、極力短くしたものを
Wikiに書いておきました(それでも3,4スレ分くらいあるけど)。
大まかな内容だけでいい人はそちらをどうぞ。
オープニング
大体の雰囲気はKH、KHCOMのダイジェスト版のような流れ。
島での三人や、冒険中のソラ、ドナルド、グーフィー、アンセムに体を乗っ取られたリクのムービー、
COMのカギを握っていた少女、ナミネが絵を描き、それが具体化する様子や城の頂上でのマールーシャとの
戦い、ソラ達三人組とリク&王様がそれぞれ螺旋階段を上っていくシーンといった
前作、前々作を知らないと分かりづらい描写が豊富。
おそらくムービー事態が物語初旬の複線であり、ファンサービス。
ちなみに、公式でこのOPを基にしたスクリーンセーバーがダウンロード可能。
暗い、海のような場所。
漆黒のフードで顔を隠した男が、波打ち際の岩に背をあずけている。
突如としてゆがむ空間から、同じ服装の、小柄な人物が現れた。
会話をする二人。最初からいた男は、小柄な人物に意味深な言葉を告げる。
「彼にあってきた」「彼は君に良く似ている」
小柄な人物は男に名を尋ねるが、男はそんなものに意味など無いと一蹴。
「君はどうだ?自分の本当の名前を覚えているのかね?」
「俺の、本当の名前は…」
The 1st Day
電波障害のモニターで映像を見ているような光景。一人の少年と、友達と思われる
銀髪の大人びた少年に、茶髪の小柄な少女が、南国風の島で遊んでいる。
薄明かりの差し込む部屋で、少年―ロクサスは目を覚ます。
「またあの夢か…」と呟くロクサス。彼はこのところ、毎日のように不思議な夢を見ていた。
夢の中ではソラという少年が、ドナルド、グーフィーという仲間と共に
ハートレスという真っ黒な敵を相手に、友達であるリクとカイリを探しながら
世界を旅する、というようなものだった。
訝しがるロクサスだが、思考を切り替えすぐに友人達との秘密の場所へと向かう。
ここは夏休みの終わりが近づく、夕暮れの町「トワイライトタウン」。
いつもの場所で見たのはは彼の仲間ともいえる三人、ハイネ、ピンツ、オレットが、
というよりも主にハイネが苛立っている姿。
なんでもさいきん町で盗難事件が発生していて、町の風紀委員を自称している
サイファー達が自分達(ロクサス)をその犯人扱いしているのだとか。
元々ロクサス達とサイファー達はあまり仲が良くないらしく、殴りこみに行きそうな勢いのハイネ。
ロクサスは真犯人を探して無実を証明することを提案。最初はいきり立っていたハイネも折れ、
皆はその意見に賛成。そんなとき、ピンツが大声を上げる。
「大変だ、僕達の―――もなくなってる!」
盗まれた「―――」。奇妙なことに、誰一人として盗まれたものの名前を口に出すことができなかった。
「―――だけじゃなくて、―――って名前まで盗まれたってこと?」
物だけでなく、名前まで一緒に盗んでしまう泥棒。これはただの事件じゃない。
四人は急いで泥棒を捕まえることにして、早速話を聞く為に広場へ向かう。
町の人々に調査をしていると、空き地でサイファー達と出会い、口論になる。
サイファーも「―――」を盗まれたらしい。
「お前達がやったんだろう」と断定的なサイファーに、ロクサスは反論、戦うことに。
地面に転がるストラグルバトル用の武器の一本(ストラグルブレード)を手に取り、応戦するロクサス。
結局、サイファーが地面に尻を付けることになった。記念とばかりに写真機を取り出し
撮影するピンツ。と、そこに何かが風のように横切り、ピンツの写真機をさらっていった。
さっきの影が犯人ではと、ロクサスは謎の人影らしきものを追い、町外れにある屋敷へ。
カメラを奪ったのは、見たことも無い人形の奇妙な白い生き物。いや、生き物であるかもわからない。
それはロクサスに「迎えに参りました、我らが主人よ」と謎めいた言葉をかける。
混乱しながらも戦おうとするロクサスだが、それには何故か攻撃があたらない。
困り果てた彼の手の中に、突如としてストラグルブレードの代わりとばかりに不思議なものが現れる。
それは、夢の中の少年、ソラが持っていた武器キーブレードだった。
訳も分からないままに謎生物?を撃退すると、キーブレードは消え、
白い何かはカメラを残して消滅した。カメラだけでなく今までに奪われていた
何枚かの写真も一緒に落ちている。よく見てみると、すべてロクサスの移っていた写真ばかり。
ロクサスが犯人だと思われていたのは、そんな理由があったからだったらしい。
言葉の方(写真?思い出?直接的な答えは示されない)も戻ってきて、秘密の場所で話し合う四人組。
どうしてあの奇妙なモノはロクサスが写った写真ばかり盗んでいたのか。
犯人はロクサス自身を盗みたかった?「こんなヤツ盗んだって役に立たない」というハイネのジョークで
この場はひとまず閉幕。謎を残しつつも、泥棒事件は収拾した。
同時刻、近未来的な設備の前に佇む二人の人影。
一人はオープニングのフードと同じ服装だが、声が違う。
もう一人は赤い服を身にまとい、赤い帯のようなものを顔に巻きつけた、見るからに怪しい男。
(KHCOMのリク編に出てきた謎の男。まとめサイト参照。まとめにならい覆面男と表記)
彼ら二人の敵がロクサスの存在に気がついたことは彼らにとってよろしくない自体らしい。
ナミネを急がせるか。覆面男はそう呟いた。真意はまだ分からない。
The 2nd Day
不思議な夢は今日も続く。まるで傷んでしまったビデオテープを見ているような、不鮮明な風景と
不明瞭な声。あまり気にしないことにして残り少ない休みを楽しむ為に、町へ飛び出す。
(夢の内容は1のソラの冒険をなぞっていく形で毎日続く。時折「回復率○%」という声も聞こえる)
いつもの場所へ行く途中、黒フードの男(同じ服装の人物が多々出てくるので、以下便宜上フード1)
を見かける。フード1は無言のままその場を去っていった。
今日は皆でどこかに出かけよう、という話になる。
もう夏も終わるのにまだ海に行ってない。そんなハイネの言葉に、四人は海へ行くことに。
海へは電車に乗って行かないといけないし、海の家での買い物のお金もいる。
皆はそれぞれにバイトをして、電車賃と自分へのお小遣いをためることにする。
道中、一つののポスターを見かける四人。二日後、町の大きなイベントであるストラグルバトルが開催されるのだ。
ハイネとロクサスは二人で決勝を戦おう、商品は皆で山分けだ、と約束をする。
思い思いのバイトをして、駅前に集合した仲良し四人組。(稼いだお金の量によってセリフが変わる)
なんとか無事電車代もあつまり、オレットの作ったポーチにお金をしまい、駅構内へ。
と、そのとき、フード1がロクサスにぶつかってきた。つまづくロクサス。
彼はロクサスのことを乱暴に起こしながら、耳元で何かを囁き、去っていった。
辺りを見回してもすでに男はおらず、仲間の声に我に返り、駅に行く。
窓口で切符を買おうとする四人。ところが、先ほどしまったはずのお金の入ったポーチが…無い。
「さっきの男だ!」ぶつかった時に盗まれたのだと考え、ロクサスは駅前へ戻ろうとする。
しかし仲間達はそんな男いなかった、お前は何も無い所でこけたんだと返すばかり。
そんなバカな。混乱するロクサスをよそに海への列車は出発してしまい、四人は海に行けなかった。
フード1はロクサスに「ソラを感じているか」と言った。
ソラ…夢の中の少年の名前と同じ。身の回りで起きる不思議な出来事に、彼は手に持ったアイスを
口に運ぶことも忘れ、呆けていた。
オレットの言葉に我に返り、今日のことを謝る。気にするな、とは言われるものの怪事件と自分の失敗に
ロクサスは首を傾げずにはいられないのだった。
薄暗い部屋。モニターの光のみが室内を無機質に照らす。
先ほどのポーチを弄びながら、フード1は覆面男に眼を向ける。
どうして海に行かしてやらなかった、そう尋ねるのはフード1。
海を造れば敵が侵入しやすくなってしまうとは覆面男の言。
理解しがたい内容の二人の会話。持ち去ったポーチとその中身の対処に戸惑うフード1。
「シーソルトアイスでも買うか?」からかうように話す覆面男。
「あの町のものは現実世界に持ち込むな。処分しておけ」
The 3rd Day
お馴染みとなった夢。だが、今日はいつもと少し違う。
夢の終わりに、今まで見たことのない一人の少女が出てきたのだ。
眼を覚まし、部屋を見渡すロクサスの視界に飛び込んできたのは、夢で出てきたのと同じ
白いワンピースに金髪の少女。
驚いて再度少女のいた方へ目を向けるが、彼女はもういなかった。何かの見間違い?それとも…。
普段着に着替え、いつもの場所へ。皆の姿はなく、ハイネからの手紙が置かれていた。
今日こそ海へ行こうという話らしい。ハイネには何か考えがあるようだ。
路地に出たところで、買い物をするオレットとそれに付き合うピンツに会う。
二人に声をかけるロクサスだが、二人は急に凍りついたように動かなくなってしまう。
そこに現れた、先ほどの少女。「初めまして、ロクサス。どうしても、あなたにあっておきたかったの」
彼女は一方的に言葉を告げると、どこかに立ち去っていった。同時にオレットとピンツが動き出す。
買い物を手伝ってくれないかというオレットだが、少女のことが気になるロクサスは
曖昧な返事をして少女の消えた方へ走り出す。
少女を探すロクサスの前に、突然先日の泥棒騒ぎの犯人と同じ姿の奴が出てきた。しかも複数。
驚いたロクサスは空き地に逃げ込み、サイファー達に遭遇。
町の風紀を乱す奴は許さないと白い奴らに食って掛かるサイファー一味。
ロクサスもそのうちの一匹と対峙するが、落ちていたストラグルブレードではダメージを与えられない。
困っているロクサスに声がかけられる。「キーブレードを使って!」
声の主は、ロクサスが追いかけていた少女だった。
気がつくと、ロクサスは不思議な場所にいた。
暗い空間にステンドグラスのような地面。描かれているのは夢の少年、ソラと彼の幼馴染に仲間達。
目の前の台座には、それぞれ力の象徴である剣、盾、杖が飾られている。
三つの力から、ロクサスは自分に一番必要だと感じた力を一つ手に取った。
力の象徴であるそれは彼の手の中でキーブレードへと変化し、同時に白い奴らが飛び掛ってくる。
そいつらを全て倒すと、彼を誘うように扉が出現する。
扉をくぐり、次々襲い掛かる白い奴を倒していくと、一番奥で白い奴らの親分のような敵が現れた。
キーブレードの力を使い、敵の隙をついて、なんとかでかい白い奴を倒すと、今度は謎の白い部屋へ。
部屋の真ん中には、例の少女が座っていた。
少女はナミネという名前らしい。彼女がロクサスに本当の名前を覚えているか、と聞いたとき
フード1がやってきてナミネを止めようとする。
緊迫した雰囲気の中、ロクサスは金を返せとフード1に詰め寄るが
ロクサスはあっさり追い返されてしまうのだった。
目を開けると、そこはいつもの空き地。サイファーが言うには、白い奴らは消えてしまったらしい。
さっきまでの出来事は夢だったんだろうか。そんなロクサスの前にハイネ達がやってくる。
ロクサスがサイファー達と一緒に遊んでいたのだと思ったハイネはその場を立ち去りピンツ、オレットも後に続く。
あわてて皆を追いかけ弁解するロクサスだが、四人の間になんとも言えない空気が漂う。
今日も海に行けなかった四人組。明日こそ海へ行こうと言うと、ハイネは約束があるから駄目だ、と返す。
明日はストラグルバトル、開催日。昨日の約束を思い出したロクサスは家に帰るハイネを黙って見送るのだった。
密談をする覆面とフード1。彼らはナミネを利用して、何かを企んでいるようだ。
ナミネの行動は勝手なもので、データを乗っ取ってしまったと語る覆面。
しかし、役目さえ果たすならどうでもいいらしく、あまり積極的には
ナミネの行動を抑制するつもりはないらしい。
目的さえ達成できれば、ロクサスがどうなろうと知ったことか。
無常に語る覆面に、フード1は複雑な心境を抱くのだった。
ナミネと名乗る少女が乗っ取った「データ」とは何か。覆面たちの目的とは。
そして謎の白い集団…まだまだトワイライトタウンの異変は収まりそうにない。
ひとまずここまでです。よく見たらもう490KB…新しいスレが立つまで
投稿を控えた方がいいんだろうか。
激しく乙です。続きは新スレでやったほうがいいと思いますね。
本筋の部分はそんな風に詳しく書き続けてくれるとうれしいっす。
SFCの「バズー!魔法世界」とSNESの「Secret of Evermore」をお願いします。
キングダムの人乙。
このぐらい詳細だとありがたいっす
「ラ・ピュセル」および「2周目」の大魔王エンディングを希望
>>615 さすがに激しくネタバレだから、ぼやかしてたんじゃないか?
もしかして、それ
普通に進行してる人の場合
本編とvol1で開放して見れる二つのムービー(FILE6、10)から、
>>606-607の出来事について、なにか事件があったなってのは分かるから、
バラされても痛くはないけど、最後の段に関してはね
まとめサイトのグランディア3のページが、
>901 名無しさん@お腹いっぱい。 sage New! 2006/05/23(火) 19:47:47 ID:JWVxjUpu
>グランディア3のテーマは「愛」
のとこから下がなんか変なんだけど。
どっかのスレのテンプレとかネタコピペとか貼られてる。
これ削除しちゃっていいのかな?
キングダムハーツ2書いている方、簡略版のうp乙です。
チェインオブメモリーズへの補足も乙です。
NINJA GAIDENに追加された方。
あんな断片的な台詞だけじゃ知ってる人しかわからんと思う
>(八相マハを回収するため隠しイベントで復活した猫型pcミアが破壊された)
おいおい…
>>621 たんたんとした計画の説明中に、その一言が普通に混じってるんだよな
おまけに背景の画像はミア復活イベントを流して、
ミアの隣にエルクが並んで笑った瞬間に、画像モノクロになり「破壊した」って言葉を重ねるいやらしさ
まぁ、進める上で仕方がないんだろうけどさ
もう一度、中の人エルクと、復活ミアを出会わせて欲しいところだ
新作トリップつけてる作品の引用やめて
何のための新作トリップか
新作に対してレスする時には新作トリつけようかな、と心くばらないのが
昔からの伝統です
レスだけならいいんだろうけど
>>621みたいに重要部分をコピペされると嫌な人もいるかもな
まあなるべく気をつけようってぐらいにはテンプレに入れようか?
わざわざテンプレに追加するレベルのことじゃないと思う
テンプレに入れなきゃ気づかないのは、テンプレに入れたって平気でするだろ
引用するときにレス番号を明記すればいいのでは?
ところで、512KB間近なのでどなたか次スレ立ててもらえませんか?
自分じゃ立てられなかったんで。
The ElderScrolls4:Oblivionをぼちぼち。
>>547のArenaで異世界"Oblivion"から帰還した皇帝による
平和な統治が続いた帝国。
老いた皇帝は自らの死、そして異世界"Oblivion"からの
侵攻の夢を見た。
皇帝の最期の日。暗殺者が急襲し3人の跡取りは殺された。
皇帝はわずかな護衛とともに牢獄の奥の秘密通路を目指す。
その牢獄には偶然囚人の主人公がいた。皇帝は「夢で見た」
といい、初対面の主人公を信頼する。地下通路を通り脱出しよう
とする皇帝一行とついでに脱出しようとする主人公。だが追っ手は
すでにそこまで迫っていた。
皇帝は主人公に「皇帝のアミュレット」を託して修道院にいるある人物を
訪ねるように頼み、その直後に暗殺される。
皇帝の血筋のものが「皇帝のアミュレット」を身に着けない限り
世界を"Oblivion"から守る竜の火が消えてしまう。だが皇帝も
その跡取りも暗殺されてしまった。皇帝無き帝国に"Oblivion"からの
悪魔の侵攻がはじまった。
地下通路を抜けた主人公は「皇帝のアミュレット」を持ち、広い世界を
旅することになる。
>>630 乙です。
続きに期待してもいいのかな?それとも序盤を紹介してくれたんですか?
(牢獄脱出部分からは自由行動なので以下のメインストーリー
を無視するのも可能。)
「皇帝のアミュレット」を持ち修道院にいるある人物を
訪ねる主人公。その老修道士は実は帝国の秘密部隊(忍者
みたいなもの)の長だった。彼は皇帝の隠し子の存在を
主人公に教える。その隠し子まで殺されてしまったら絶望だ。
アミュレットを老修道士に預け、隠し子を連れ戻すために
彼が修道士をしているという街に向かう。
しかし、もうすでに敵は先回りし、街に
<失敗したので続き>
しかし、もうすでに敵は先回りし、街に"Oblivion"からの門を
開いて破壊の限りを尽くしていた。兵士と協力して「門」を閉じ、
生存者を救出する。皇帝の隠し子である修道士はまだ無事
だった。
彼を老修道士にあわせるために共に修道院に戻るが、
そこには再び暗殺者が襲撃をかけていた。撃退するも
「皇帝のアミュレット」は盗まれてしまった。せめて残った
跡取りだけでも安全な場所へ、ということで山の上にある
秘密部隊の城(というか寺)に拠点を移し、アミュレットを
取り戻す算段を行うことになった。
調査によって、皇帝暗殺を行ってアミュレットを奪ったのは
ある悪魔崇拝教団であることがわかった。教団に関する
文献を集め、教団の神殿の場所を突き止め突入する。しかし
教祖はアミュレットをもったまま本の中の異世界に逃げてしまった。
主人公は本の中の異世界に突入するために様々なアイテムを
集めることになる。(中略 - 遺跡を探したり、各都市の横にOblivion
の門が開いたり、各地の領主の助けを得たり…)ついに本の中に
逃げ込んだ教祖を倒し皇帝のアミュレットを取り返す。
皇帝のアミュレットと皇帝の血筋の両方がようやくそろった。そこで
再び世界の守りである竜の火を蘇らせるために首都に向かう。しかし
そこに邪神本人がOblivionから現実世界に降臨する。もはや竜の火だけ
では対抗できない。
皇帝の隠し子は自らの宿命を悟り、最後の手段を使った。皇帝のアミュ
レットを砕き、自らの竜の血(皇帝の血筋は竜の血を引いていると
される)を捧げ、その身に偉大なる竜神を召喚したのだ。竜神の力に
より邪神は倒され、世界各地のOblivionの門も全て崩壊した。しかし
竜に変化した彼はそのまま石像となり、二度と返らなかった。
こうしてOblivionからの侵略の危機は終結したが、皇帝の血筋は
絶えてしまった。…一つの時代が終わった。これからの未来は
どうなるのか?それは次なるElder Scrollが語ることとなるだろう。
Oblivion乙です。
埋めないか?
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