【やるのが】ストーリーを教えてもらうスレpart22【面倒】
通りすがったので何となく。
適当にやったので細かいところ間違ってるかも。
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主人公は新米のアナウンサーであり、主にお昼の番組などを担当している。
仲間には、報道部の冷めた男や、元野球選手のスポーツ解説員、天気予報士等。
そして、のほほんとした昼行灯な上司。
その上司は昔は“カミソリ”の異名を取るほどの切れ者だったが、何があったか今は
釣りを愛するただのオヤジになっていた。
ある時、主人公は局長とソリの合わなかった上司が海外へ飛ばされそうになっている事を知る。
ただし、次に作る番組で高視聴率が取れれば、その話はなくなるとの事。
上司を尊敬していた主人公は何とかしたいと考える。
その点については他の仲間達も同様だった。
だが、特にこれといったネタもないまま日々が過ぎる。
そんな折、主人公は何故か番組中に知り合った人気急上昇中の俳優に
しばらく泊めて欲しいと押し掛けられ、奇妙な同居生活をする事になっていた。
俳優は夜中にうなされることがあったりはしたが、それ以外はいたって普通でいい友人になっていた。
しかし、数日後俳優は何も言わずに出て行ってしまった。
一方、次の特番について十数年前上司が手がけたある事件・・・その話で番組を作ろうと報道部の男が言い出す。
切れ者“カミソリ”と呼ばれた上司は、その時を境に昼行灯へと変わったのだった。
事件の内容は、とある医者が借金の為に知人を殺したのではないかという疑惑だった。
しっかりした証拠の無い話だったので、疑惑は疑惑のまま終わり、報道の為に医者の家庭は崩壊し、
それを悔いた上司は昼行灯になってしまったらしいという事。
調べるうちに、殺されたとされる方の息子が例の俳優であること、また殺したとされる医者の息子が
あろうことか仲間の天気予報士であることが発覚する。
また、解説員の男がもう一度球団に戻らないかと誘われた事で動揺し、仲間内の団結も乱れていった。
特番の放送日まで時間がない。
主人公は事件の真相を知ろうと俳優を呼び出す。
俳優は主人公に対して事件の一部始終を語ったが、それをTVで話すのは考えさせて欲しいという。
話せば、今の人気俳優という立場を失いかねないからだった。
天気予報士にも話を聞くことにした主人公。
既に渦中の父は亡く、予報士は家庭を崩壊させた父を憎んでいるという。
二人の話を聞いて、これでいけると踏んだ報道部と主人公はその企画をまとめる。
そして、上司に報告するが、俳優がTVに出てくれるという確証もないままするわけにはいかないと反対される。
特番放送前夜は台風だった。
準備に明け暮れる仲間達は、資料室で資料を集めていたが台風による停電で部屋に閉じ込められてしまう。
このままでは、明日の朝まで気付かれず特番に間に合わない。
焦る仲間達。
ややあってから、解説員がボールを取り出す。
それは、球団に戻って来いと誘ってくれた監督がくれたボールだった。
球団に戻りたいという望みと、仲間達と仕事をしたいという思い。
解説員は迷いを振り切ってボールを投げた。
見事、窓ガラスが割れ、警報が鳴って駆けつけた警備員によって仲間達は部屋から出ることが出来た。
翌日、仲間達はもう一度どうしてもその事件の報道をしたいと上司に願い出る。
彼らの決意の程を見て、上司もまた覚悟を決めた。
放送開始5分前。
他のスタッフ達に、急遽番組内容を変えることを上司が伝えていた。
その堂々とした姿は以前の“カミソリ”そのもの。
『賛同できない者は出て行ってくれて構わない』という上司の言葉に、出て行くスタッフは1人もいなかった。
『カミソリ、復活だな』と、喜ぶ報道部。
彼はかつて“カミソリ”と呼ばれていた頃の上司に憧れていたが、いざ入社した頃には昼行灯になっていたので
ひどく落胆していたのだった。
放送は着々と進んでいく。
だが、まだ俳優が無事現れてくれるかどうかは賭けだった。
もう間に合わないと、仲間達がもう諦めかけた頃、俳優は現れた。
TVの前で過去の真相を語る俳優。
それは、自分の父と医者が友人で医者にきちんと治療をしてもらっていた事。
それでも父はもう治らない病だったこと。
そして、その頃幼かった俳優が、苦しそうな父を見て、それを外せばいいのだと思って
酸素マスクを外してしまったらしい事。
その事実を知った医者は、幼い俳優を庇うため弁解をせず、疑惑を持たれてしまった事。
その後、俳優自身も色々と苦労をしたこと。
女手一つで育ててくれた母に楽をさせたくて、俳優になったが楽をさせてあげる前に母が亡くなった事。
特番は無事終わった。
父親を憎み続けてきていた予報士は、その真実を知ってやっと親への憎しみを解いていた。
番組は高視聴率を獲得し、上司の海外異動は取り消された。
そして、俳優は、当時の年齢から罪に問われる事はなく、事務所を変わる事にはなったが
応援してくれる人も多いので頑張っていくと前向きだった。
主人公、報道部、解説員・・・皆、それぞれの番組で精一杯働く日々を過ごすのだった。
予報士の墓参りにつきやってやるとか、なんかそれなりにキャラ別EDがあった気がしたが忘れた。
絵とOPが濃い以外は割と普通だった。