【やるのが】ストーリーを教えてもらうスレPart20【面倒】
ジーン篇
要約すると、
人類の希望であった方舟がすべて墜落した世界で、戦いつづけた少年が救世主と呼ばれるまでのお話。
用語説明
球内世界:コード・エイジ世界はセントラルコードを中心とした球の内側に世界がはりついている形。
セントラルコード:文字通り世界の中心に存在する核。万物を司るとされる。
数万年に一度、再構成しなおす=輪廻(リボーン)。
コード:すべてのものはセントラルコードの生み出した23のコードの組み合わせによって構成される。
その設計図もコードと呼ばれる。また、記憶や行動や主義もまたコードと呼ぶこともある。
オテロ:地上に落下したセントラルコードの欠片から発生する謎物体。外見はわりとファンシー。
白と黒の二属性がある。種類はさまざま。白と黒とでは同種ならば機能は変わらない。
ゲーム中では吸収、発射することで種類によって攻撃、ステータス変化、回復などの効果が発生する。自分と体色の違うオテロに攻撃する。
コーデッド:オテロが地上の生き物に取りつくとコーデッドとなる。知性を失い、自分と体色の違う相手に攻撃する。
ウォーヘッド(略称・WH):オテロが方舟で眠っていた人に取りついた場合は知性を保ったまま、
ウォーヘッドという生物に進化する。
数百年の寿命、環境に適応して体を進化させる能力、コードを操作する能力などがあるが、子孫を残す能力はない。
方舟で眠っていた人がなぜコーデッドにならないのかは、
どうやら長い間セントラルコードの光を浴びて眠っていたのが原因らしい。
ちなみにWHキャラの年齢設定はWHになった時点での年齢(=方舟で冷凍睡眠始めた頃の年齢と大体かぶる)。
外見年齢もほぼ同様。
C.C.=コード・センチュリー。方舟が制作された時代。ゲーム中だと方舟に乗る前の時代と同義。
C.A.=コード・エイジ。C.A.0001に方舟が地上に落下した。元年がC.Cの何年かは不明。
どうやら何百年〜数千年は経っている模様。
最初の落下で生き残ったのはわずか四人。彼らが最初のWHとなった。
その四人の名は、アルヴィン・サリヴァン・ギネヴィア・ハヴェル。
プロローグ
「C.A.0099、大きな事故により私達の方舟は墜落しました。
こうして人類最期の希望はここについえてしまったのです。
生き残った人々の数──不明。
C.C.2675 今よりも遙か昔、人類は滅びの時をむかえようとしていました。
セントラルコードが
地上を巻き込んで転生するリボーンという現象が起こることが判明したのです。
私達は方舟をつくり、セントラルコードのそばで眠ることでその現象から逃れようとしました。
しかし、
そして私達は 新たな脅威と出会うことになったのです」
※あくまで語り手アリーズの乗った方舟区画が落ちたのがC.A.0099なわけで、
約百年ほど区画毎にばたばた地上に落下してた。ちなみにこの時期の落下が本当に最後。
C.A.0099.10.27
ジーン篇ステージ1 白鯨の落ちた地で「ケイド・クレーター」
姉アリーズが自分を呼びかける声がこだまするという夢から、
ジーンが目覚めた時、そこは見知らぬ世界。
セントラルコードが天空に浮かんでいるのを見ると、乗っていた方舟が墜落するのを思い出した。
あたりを見回してみると、謎の白いのと黒いのとが戦い合っている。
と、気を取られているとその白いのと黒いのとは、ジーンに襲いかかってくる。
しかし、なぜかジーンの手は武器に変形し、その白いのと黒いのとを撃退する。
オレの手どうなっちゃったの、と気が動転してると
襲撃された時にどこからか現れた青い色の携帯電話が落ち着いて下さい、ウォーヘッド・ジーンとなだめてくれた。
(※この世界の携帯電話は持ち主の周りで空をふわふわ飛んでる)
この携帯電話、名前はパケと言って異様に物知りそう。さっそく腕は自分の意志で元に戻せることを教えてくれる。
パケによるとジーンは記憶が混乱してるようなので、ひとまず安全地帯に移動しようということに。
パケは襲いかかってる者が出てくる度に戦闘方法、ガード方法、ダッシュの方法を逐一説明。
やっぱり荒廃した大地で白いのと黒いのが戦い合っている。
ここはそういう世界のようだ。
ようやく安全地帯にたどり着いたかと思うと、
ここで謎のカラフルな身体の男に「ここで何をしている。大人しくしてろと言ったはずだ」と詰問され、攻撃される。
この男は知性もあって喋る上何だかうろちょろしてる男より強そう。音楽変わるから明らかに中ボス。
と、謎の凄そうな攻撃を仕掛けてきますが、空振り。何故だか彼はジーンと戦い合うのがやりにくいらしい。
この男、パケの説明によるとウォーヘッド・ハヴェルというらしい。
パケにその凄そうな攻撃(コードドライブ・ヒロイックアクション)の操作方法を習い、何とかハヴェルを撃退。
ハヴェルは「油断したか」との捨てぜりふを残して去っていく。
よくよく見るとこの荒廃した土地、見覚えがある建物がいくつか見える。
「もしかして、ここはケイド?」パケに問いかけると肯定される。
「建物が残っているということは、世界は輪廻してない!?」
返ってきた言葉は。「はい」
そしてジーンは自分が姉アリーズとはぐれたことを思い出す。
そうだ。オレはアリーズ……姉さんを捜さないと!
C.C.2675.??.??
ジーンの得た記憶1(つーか彼が思い出した記憶です) 方舟計画
球内世界の中心に存在する万物の基礎セントラルコードは、実は数万年に一度再生しなおし、その間地上に生きるものは全て死に絶える。
それが近いうちに起こるということを研究の結果知ったアルヴィン博士は、
それを回避するために、セントラルコードの周囲に方舟をつくってその中で輪廻が終わるまで眠るという計画、
”方舟”計画をはじめた。
これで人類の未来は約束されたはずだった。
だが、不慮の事故によって方舟は地上に落下してしまった。
※ちなみにアルヴィン博士はジーン・アリーズの父親
C.A.0099.10.11 ジーンの得た記憶2(というか思い出した記憶)
方舟に乗ったジーンとアリーズは荒廃した地上に落下。
さまよっているうちに白いもの黒いものが戦い合っている場面に遭遇し、
ジーンはそれに巻き込まれて攻撃され、死にかける。
そこへ現れた謎の男。
(顔表情シルエット……まあ後で判明するし、画面に映るシルエットでも分かるが、この男、WHハヴェルである)
このまま人間として死ぬか、異形になっても生き続けるかをジーンに問いかける。
ジーンはまだ死にたくない、と応えると謎の男はジーンの手に何かを押しつける。
と、ジーンの腕が武器っぽく変化した。
ジーンに何をしたのとアリーズがぎゃんぎゃん言うが、謎の男はお構いなし。
おとなしくしてろ、アリーズはそれまで預かっておく、と言い捨てると彼女を抱えて空に飛び立っていくのであった。
C.A.0099.10.27ジーン篇ステージ2 見知らぬ故郷「ケイド・クレーター」
姉アリーズとはぐれたので、とりあえずの目標は彼女を捜すことに。
WHの特殊能力、「相手の記憶コードを吸収できる」を利用して
うろちょろしてるコーデッドからとりあえず吸ってみたら、どこかにアリーズの居場所のヒントがあるかもしれない。
ところが、残念ながらこのケイドにはアリーズの居場所を知ってる敵はいなかった。
そこへジーンを知っているらしい緑色のブロッコリー頭の男WHと一見普通の娘っこなWHが現れる。
男の名はキルロイ。娘の名はミーム。
キルロイはジーンの父親アルヴィン博士の助手を昔してた縁で、今も彼の元で働いているらしい。
それでキルロイはジーンとアリーズを探していたのだった。父親アルヴィンからの電話もかかる。
が、アリーズは一緒なのかとか、WHになったのかとか妙に詰問口調。
何で問いつめられなきゃならないのかと思いながら、WHになったよと言うジーン。
だがアルヴィン博士が肝心の話題に入る前に通信が切れる。
というわけで当面はキルロイ、ミームと共にアリーズを探すことに。
アリーズはどうしたんだと問われ、誰かに連れ去られたと答えるジーン。
それを聞いて、白の群か黒の群かが連れて行ったのかも、とキルロイは言う。その両勢力は人間を必要としているからだ。
なら、その拠点にいけば、アリーズの居場所のヒントになる記憶を持つ奴がいるかもしれない。ここからならミンダカ渓谷が一番近いと。
だが、その前に一つ、方舟に乗らず地上に生き残った人間の集落が近くにあるから、そこなら何か手がかりがあるのかも、とキルロイは提案する。
その集落があるのは、コル・ヒドラエ遺跡。そういうことで次はコル・ヒドラエ遺跡に向かうことに。
そうして旅立つ三人を、崖上からWHハヴェルは見つめていた。
C.A.0099.11.03ジーン篇ステージ3 ヒトカリの森 「コル・ヒドラエ遺跡」
人間の隠れ里の一つであるコル・ヒドラエ遺跡に到着した三人。
しかし隠れ里はコーデッドの襲撃を受けており、生存者を救出することに。
コーデッドやらWHやらを撃退してようやく遺跡の奥で生存者の女性を救出。
だが、アリーズの居場所を知らないかと奥地のコーデッドから記憶を吸収したジーンは、恐ろしい真実を知ってしまう。
コーデッドとは、地上に墜ちたセントラルコードの欠片から湧いたオテロが、人間についた存在だった!
どうやら、この隠れ里の壊滅は、ある日、空からセントラルコードの欠片が降ってきたのが原因のようだ。
動揺するジーンに、キルロイは言う。WHも同様だと。
ただ、WHになった人間は、長い間セントラルコードの近くで眠っていたため、何か影響を受けてるためかコーデッドと違って知性や理性は保っているらしい。
だが、コーデッドとは紙一重の存在。
WHとていつどうなるかは分からないのだと。
そして、この事情こそが白の群と黒の群とが人間の集落を襲う理由であると。
WHは子孫を残す能力がないため、兵力を増やすためには、墜落した方舟の生存者や地上の人間を連れて行く他ないのだから。
C.A.0099.11.10ジーン篇ステージ4 流れに従う者 「ミンダカ渓谷」
前のステージで救出した女性を連れつつ、彼らはアリーズを探す旅を続けていた。
今回辿り着いたのは白の群基地の一つ、ミンダカ渓谷。
群の兵士がいっぱいいるであろうここなら、アリーズを見かけた者もいるかもしれない。
女性は長旅で疲労気味のため、休息。キルロイはその護衛をするからその探索と戦闘はジーン、ミームにまかせることに。
キルロイ曰く、元科学者だから肉体労働は向いていないと。明らかに一行の中で一番強そうな外見というのに。
さすがに基地であるためか、本拠の川の上流には異常に強いコーデッドが置いてあったりしたが、何とかこれを撃退。
と思いきや、パケが警告する「上から、きます」。またもWHハヴェルの襲撃を受ける。
前よりもちょっと強くなっているハヴェルだが、なんとか倒す。
とハヴェルはキルロイを見て冷淡に「久しぶりだな、相変わらずアルヴィンの小間使いか」と挨拶。顔見知りらしい。
ハヴェル「博士」は元方舟の科学者のだとキルロイが説明。
彼がリーダーを務めるキーパーズは人間の保護と、地上に墜ちたセントラルコードの欠片の破壊、
そして黒の群と白の群の争いを止める方法を求めて活動している組織らしい。
今回ハヴェルが出現した理由は、人間の女性を保護するのも目的だったようだ。
平和を約束する、と誓ってハヴェルは女性を連れて行く。
私はアルヴィンに踊らされるのはごめんだ、ジーンは大人しくしてればいずれアリーズに会える、と言い残して。
何でアリーズのこと知ってるんだろと疑問に思う一行。
と、ジーンは思い出す。アリーズを連れて行ったのは、ハヴェルだ!
慌てて倒した周囲の敵の記憶コードからハヴェルの姿は無いか(どこかで見かけてないか)を探すと、
どこか水の近くの大きな基地で見かけた奴がいた。
キルロイによると、そこは白の群重要拠点エルナトパワープラントのようだ。というわけで次回はそこに向かうことに。
C.A.0099.11.22ジーン篇ステージ5 導かれし墓標 「エルナトパワープラント」
やってきましたエルナトパワープラント。
どうやらハヴェルはてっぺんにあるセントラルコードの欠片の破壊を狙っているっぽいのだが
うじゃうじゃ白群の兵士がいるので、襲撃計画をかけようとしている黒群の兵士にまぎれて潜入することに。
頂上にたどり着くとハヴェルが欠片破壊活動の真っ最中。そのハヴェルに戦いを挑むジーンたち。
ハヴェルを倒すと、彼は、本当にアルヴィンを信用できるのか?と逆に問いかけてくる。
アルヴィンのしていることはただの自己満足だと言い切るハヴェル。
そして今回もアリーズの居場所を教えずに離脱。
一体父親アルヴィンは何をしようとしているのだろうと疑問に思うジーン。キルロイによると、
アルヴィン博士は近々訪れる輪廻(リボーン)を回避しようと、世界を救おうとしているのだと言う。
だが、ジーンが思い返してみると、
父親アルヴィンは方舟計画の仕事が忙しくてろくに家に帰らず、母親は苦労がたたって若死に。
そうまでして動いた方舟は現在全部地上に落ちてる。乗ってた人はほとんど死んだ。方舟計画は一体誰を救ったんだ?
そんな父親が世界を救うだなんて……。
と、そこにパケから「ヘイズから通信です」との言葉。
ヘイズって誰よと聞くと、キーパーズの一員らしい。
何でそんな奴がオレの携帯に通信入れるのか警戒してるうちに、パケは通信を繋げてしまう。
ヘイズという男は、唐突にハヴェルか? と話しかけてくる。それに対して驚くジーン。その声を聞いて、
「ジーンね! 私よ、アリーズよ」姉のアリーズの声だ。うれしさのあまり、どこにいるのと問いかけるジーン。
「私達これからレグルスに……」「おい、ちょっと待て」ヘイズはアリーズを遮り、以降一人で話してくる。
ハヴェルは一緒じゃないのか?と言うので、どうもヘイズはハヴェルに通信してるつもりだったようだ。
だが、アリーズの居場所を全然教えてくれないハヴェルに怒り心頭なジーンは、
ヘイズの一緒にいるのかという誤解に苛立ち、
「ハヴェルって奴は邪魔ばかりで姉さんの居場所を教えようとしないし」と愚痴る。
「おまえらにWH化されないためだろ」とヘイズ答える。
ヘイズも何だか苛立っている様子。この携帯を持っているお前は白なのか黒なのかと問いつめる。
今は教えられないと答えると、苛立った声で「じゃあ、話は終わりだ!」とヘイズ一方的に通信を切ってしまった。
何だかよく分からない状況になってしまったが、
アリーズが言った「これからレグルスに」という言葉は彼女の居場所の大きなヒントだ。
ということで次はレグルス市街に向かうことに。
C.A.0099.12.02ジーン篇ステージ6 邂逅の庭園 「レグルス市街」
暗雲たなびくレグルス市街に到着した三人。
そこで、ハヴェルやキーパーズの連中が会合しているのを目撃。アリーズはまだ到着してないようだ。
と、ハヴェルの前に向かっていくジーン。
そのとき。
周囲で警戒態勢を取っていたキーパーズの面々が地に倒れていった。
見ると謎の白黒模様のコーデッドみたいな存在が襲撃している。
それに対して、「お前……」と何だか冷静冷淡な声でつぶやくハヴェル。
「白黒のコーデッド?」「デュオカリオン? マジかよ」キルロイとミームもびびっている。
そのキルロイがデュオカリオンと呼んでいた存在は、ジーンにも襲いかかってきた。
何人ものWHを一撃で倒すこいつの攻撃はさすがにやばい!
とハヴェルは身を挺してジーンへの襲撃をかばう。「逃げろ、ジーン」と言い残して崩れ落ちるハヴェル。
そんなジーンに、キルロイは「あいつを倒すぞ!」とよびかけ、あいつは何なんだと思いながらも三人がかりで倒すことに。
(※ちなみにデュオカリオンは序盤の壁です。下手に近づいたら死にます。
何人ものプレイヤーが瞬殺されまくりで倒せずコントローラーを投げ出したであろう事は事実です。
こいつ強いです。ぶっちゃけると四人目の話のラスボスこいつです)
必死の思いで倒すものの、キルロイもデュオカリオンの正体は知らない様子。
一説によると白と黒のオテロに同時に融合されたコーデッドであるそうだが、
本当の所は分からない。ただ、WHすら一瞬で倒す凶悪な存在であることは確か。
とりあえず今のところ謎の存在のようで、倒したかと思ったらデュオカリオンは雄叫びを上げて逃げていった。
どうして自分をかばったのだろうと、ハヴェルの元に戻って聞くと、
曰く、ジーンはハヴェルの弟によく似ているらしく、
死に瀕しているジーンが弟に見えて死なせたくないと思ったそうで、
この世界で静かに暮らして欲しかったのだという。
勝手な事言うなよ! と反発すると、「勝手か。弟ともうまくいかんわけだ」
とあっさり言い残してハヴェルは死ぬ。
そこへ、遅れて到着なヘイズとアリーズが現れる。
周囲にキーパーズの死体は散乱してる上、ジーンは手にハヴェルの死体を抱えている状態のためか
事情を知らない二人は、動揺した表情。
誤解された?と焦るジーンは、違う、オレがやったんじゃないと弁解するも、
アリーズは、表情は蒼白で何も言わないし、ヘイズの表情は警戒剥き出し。
落ち着けよとなだめるキルロイについ「どけよ!」攻撃したジーンは、WH化した自分の腕をアリーズに見られさらに動揺。
というわけでキルロイはミームにジーンをその場から連れ出してもらうよう頼む。ミームはさっさとジーンをこの場から連れ出す。
キルロイは残って事情を説明するようだ。
C.C.268x.??.??
ジーンの得た記憶6 ある兄弟の不和 ジーンがハヴェルから入手した記憶
方舟研究者になったばかりの若きハヴェル。彼にはジーンによく似たアッシュという弟がいた。
ハヴェルは弟にも方舟関係の仕事を斡旋し、
ある日、家に帰ってきた弟に「仕事を用意しておいた。明日から出れるな?」とその話をするが、
逆に弟アッシュは、勝手なことすんなよ!とぶちぎれして逃げ出す。
そんなアッシュが家に落としていったものは、彼が自力で手に入れた内定書だった。
C.A.0099.12.12ジーン篇ステージ7 燃えさかる魂 「シリウス火山」
ジーンはアリーズに会えたものの、失意の日々を送っていた。
だがミームはしっかりしろ、することも決めること無く、ただぐじぐじするのは時間の、命の無駄遣いだと叱咤。
そんな中、通りがかった村がコーデッドに襲われているのを発見。とりあえずそれを助けることに。
二人して戦い、撃退すると、ジーンは決意する。アルヴィン博士の下に向かうことを。
そこへ折良くアルヴィン博士からパケに通信が入る。
アルヴィンがしばらく連絡取れなかったのはあちら側の不手際だったようだ。
アルヴィン博士はアルフェッカ島という場所にいるらしい。
白の群や黒の群が島に来る前にカタをつけたいらしく、出来る限り急いで来てくれとのこと。
アルヴィン博士と白の群、黒の群には何か因縁でもあるのかと問うミーム。
黒の群リーダー、サリヴァン。白の群リーダー、ギネヴィア。そしてキーパーズ・リーダー、ハヴェル。
彼らはみな、アルヴィンと共に方舟を作った仲間だった。
かつて同じ志をもっていたが、方舟落下で全てに絶望し、己のために生きるようになった。
だからアルヴィンのしようとすることが、邪魔らしい。
そういうことで、急げアルフェッカ島へ! だがジーンもミームもその場所を知らなかった。
困る二人にパケが平然という。私が知っていますと。
C.A.0099.12.22 ジーン篇ステージ8 凍てつく瞳 「アルフェッカ島」
とうとう辿り着いたアルフェッカ島。
どうやら島の中心にある砲台のふもとにお父さんがいるみたいな感じがする。
そしてそこに向かうまえにふと、ジーンはパケに聞く。お前の本当の持ち主は誰なのかと。
パケの本当の持ち主はハヴェル博士。
ジーンの元にやってきたのは、世界に不慣れな彼をサポートしろと、ハヴェルが命令したからだという。
そんなことを聞くと、ハヴェルはジーンをかばって死んでいったことがさらに悔やまれる。
だが、パケはハヴェル博士に後悔はなかったと思われますと逆に慰める。
と、白の群と黒の群が島の中心部目指して侵攻してきた。
どうやらまだ先遣隊のようだが、早いところアルヴィンの元に到着しないと!
敵を倒し、中心部へ。
そしてジーンとミームはアルヴィン博士と出会う。
アルヴィン博士は、WH。そんなことは想像していた。だが、長年の進化の結果、アルヴィン博士は巨大なWHと化した。
島の中心にある巨大砲台は、
セントラルコードを見つめる、
彼の眼だったのだ!
そう、アルヴィン博士はとてつもなく巨大な物体に進化していた。
彼の今回の計画は、セントラルコードに方舟で眠っていた人間のコードを打ち込むことで、
輪廻が起きたと思わせてセントラルコードを書き換えさせること。だから、それにはアリーズが必要。
オレだって方舟にいた人間だと言うジーンに、WHは違う。構造的にはコーデッドと変わらない。
そしてアリーズの他にも候補になる存在はあるかもしれないが、探す時間はないのだと答える。
そこへぐったりとしたアリーズを抱えたヘイズが到着。
キルロイはいない。キルロイは?の問いにも、ヘイズは答えない。
アリーズをどうしたんだと叫びながらも、彼女の具合を見ると気を失っているだけだった。
アリーズは身体弱いから旅で無理をしたんだろう。そう言うジーン。
さあアリーズを、とアルヴィン博士が呼びかけるも、
ジーンは「オレはこれ以上家族を犠牲にしたくない!」とアリーズを抱えて逃亡するのだった。
C.A.0099.12.24 ジーン篇ステージ9 墜ちゆく心、飛び立つ翼 「ザウラクターミナル」
姉を連れて逃亡したジーン。エアウィング※を持つターミナルを襲撃してさらにどこか遠くへ逃亡しようとはかる。
そんなジーンにアリーズは、お父さんのことは本当にいいの?と問いかける。
母親が死んで、この世にもう三人きりしかいない家族。
そんな中博打めいている大きな賭をしようとする父親。
「せめて私達だけはお父さんのこと信じてあげようよ。もし間違っていたら直してあげようよ」
とアリーズの道理の通った説得に、父親への反発だけだったジーンは折れる。
ミームからの通信も入り、現在のアルフェッカ島は白群黒群両方とも大軍で攻めてきているやばい状況らしい。
さっさと帰ってきなさいと叱咤するミーム。そのためエアウィングでアリーズを連れてアルフェッカ島に戻ることに。
この時、姉を守り、リコードを成功させようと硬く誓ったジーンは、完全にWHへと変化する。※
※数人乗り用の小型飛行機械。たとえが古いがナウシカのメーヴェみたいなもの。
遙か昔も、都市に住む人々はここから方舟への連絡艇に乗った。
※決意が固まったりすると完全にWHの体になるらしい。それまでは外見が人間という中途半端な状態だそうで。
実際、これ以降ジーンの基礎戦闘力は上がる。
C.A.0099.12.24 ジーン篇ステージ10 黄昏の鼓動 「アルフェッカ島」
ジーンはアリーズを連れエアウィングでアルフェッカ島に向かう。
飛行中、ジーンはミーム・ジェラルド・フィオナ・ヘイズからの通信を受ける。
ジェラルド、フィオナという人々はジーン側に加勢して戦っているようだが、面識もないので
「誰だ?」とよくわからず混乱。
ヘイズからは愚痴電話通信。アリーズ抱えて逃げ出したことにかなり腹を立てているらしく、
「お前もアッシュも、ホントクソガキだぜ」とのたまう。もうアリーズはジーンだけのものではないのだから、
「流れ読んで動けよな」と言い捨てる。
ここまで通信がやってきたのだが、パケによるとキルロイとは連絡がつかないらしい。
本当、キルロイはどうしちゃったんだろう。
そしてアルヴィンから謝りの電話。
それに、「今度は成功させよう、俺たちの手で。そうすれば母さんも喜ぶはずだ」と答えるジーン。
白群黒群にわんさと囲まれているアルフェッカ島。この戦が後にアルフェッカ大戦と呼ばれることになる。
空から侵入したジーンは姉を護衛しながらアルヴィンの元に到達。
また後でね、とアリーズは言い残してアルヴィン博士の内部に入っていく。
ところが、しばらくして謎の振動が発生。パケによると何者かがアルヴィン博士の内部で暴れているようだ。
アリーズが、父さんが危ない!とジーンは急遽アルヴィン博士の内部に向かうことに。
C.A.0099.12.24 ジーン篇ステージ11 受け継ぐもの 「アルフェッカ島内部」
家族を、そして世界を救うため、ジーンは最後の戦いへと向かう。
アルヴィンは無事だが、アリーズが謎の存在に囚われてしまった。襲ってきたのはセントラルコードの意志。
リコードを防ごうと自ら下りてきたらしい。
意志はアリーズを呑み込んでいく。そして具現したのは白い巨大なオテロと黒い巨大なオテロ、二体一組。
ぶっ倒してやるといきまくジーン。
襲われた姉を助けるためセントラルコードの意志と激戦を繰り広げた結果撃破。
消え失せた敵の中からアリーズを救出。よかったことにまだ生きていた。
ということで、ジーンがアリーズのコードを吸収し、アルヴィンにそのコードを打ち出して貰うことに。
「もうオレたちは 後戻りできないんだ……」
アルフェッカ島全部のオテロをも吸収する超ショットをアルヴィン博士はセントラルコードに向けて発射する。
結果セントラルコードはリコードされ新たな形に。
さあ、姉さんと戻ろう、と思った瞬間。倒したはずの敵のもう一体がジーンを襲おうとする。
そこをかばったのは、遅まきながらも、突如現れたキルロイ。
「ここはオレにまかせろ」「ここから先の世界はもっとお前達の力が必要になる」と、ジーンに逃げるよう促す。
ジーンは叫びながら、アリーズを連れて逃げ出す。
そして、キルロイは敵の発した閃光と共に消えていった。
ジーン、アリーズは助かった。眼が醒めるとミームもいる。
だが、身をもってリコードを発射したアルヴィン博士は返らぬ人に。
キルロイも、行方がしれないようだ。
※ジーンに不意打ちするのは、止め刺した個体ではない個体。なので戦い方次第で変わる。
このラスボス、二体一組、HP共通なんで。名前はオテロキングと言うそうです。
C.A.1000.1.1 ジーン エピローグ
一人旅立とうとするジーン。その前方にミームが待ち受けていた。
「行くんだね」と声をかけるミーム。
ジーンは今後どうするのかを考えた結果、
世界の復興をめざすアリーズたちの邪魔をするかもしれない白群黒群の残党を倒すことと、
一時的な回避策でしかなかったリコードに変わる、リボーン回避の方法も求めて旅立つことを決めたのだった。
「全部背負うことなんてないのに」
「もちろん。だから他はみんなまかせるよ」
お姉さんと離れるのさびしくないかと問うミーム。
「そうだな……でも、もう決めたんだ」
「そっか。気をつけるんだよ。次にあった時アルヴィン博士と同じ姿になっていた、なんてのは、やめてよね」
「またね ジーン」
背を向けて旅立ったジーンは振り返らずに、ミームに手を振る。
「行っちゃった」
「ええ。」
ヘイズの付けていた緑の輪っかを身につけたアリーズが現れる。
「何もいわなくていいの?」問いかけるミームに、うなづくアリーズ。
「さ、戻りますか。やることはいっぱいあるからね。まずは集落に隠れているひとを集めなきゃ、それから……」
「あれから
あなたがどんな苦難の道をたった独りで歩いていったのか
最後の時になにを何を見、何を思いながらいたのか、
私にはわかりません。
ただひとつだけたしかなのは あなたが私達に生きる希望を繋いでくれたということ。
あなたは、
わたしの誇りです」
C.C.2678.??.?? 優しき日々 ジーンが最後に入手したアリーズの記憶。
アルヴィン博士は悩んでいた。妻や子どもに苦労ばかりかけていることを。
彼は技術者であることを誇りに思っており、その生き方が正しいと思っていた。しかし、
人々の未来のためと思い、始めた方舟計画だが、アルヴィン博士は責任者だから、そのため全然お家に帰れない。
それで家族が犠牲になっては本末転倒もいいところだと。
それを聞いて妻エマは、
「誰かひとりが大変なときは他のみんなでフォローする。
それが家族でしょ? 貴方のやっていることは正しいことよ。
だから安心して続けなさいな。家は私とジーンとアリーズの三人でしっかり守っていくから」と励ます。
幼いアリーズも「アリーズ、まもるー」と宣言する。
それを聞いてアルヴィン博士は、計画を必ず成功させるのだ、この先何があっても、と誓うのだった。
ジーン篇補足説明。
・デュオカリオンの正体とか目的とか、アリーズはどんな旅してたのかとか、
白の群やら黒の群やらキーパーズってどんな組織なんだとか、
ヘイズは何でそんな発言してたのかとかは、別の主人公の話で出てくる。
・説明ぼけそうなので、ミームの過去話は割愛。
「方舟がすべて落ちたあの日から遡ること80年
私とジーンがまだカプセルの中で眠りについていたころの話」
ジェラルド篇
C.A.0019.09.06 サリヴァン ジェラルドが持っていた記憶
あるWHの男は、ある日方舟計画に携わった博士だったWHサリヴァンと出会う。
世界に、そしてWHの体に絶望しきっていた彼は、
すべてを呪うかの言葉をサリヴァンに投げかける。
この事態の責任はとってくれるのかと。
サリヴァンはたしかに自分に責任はあるが、この体とこの世界。彼にしてやれることはそう多くないと言う。が、
「せめてあんたにもこの絶望を味わせてやりてえ」との言葉に、あっさりとサリヴァンはうなづく。
彼の記憶をサリヴァンが吸収すればそれが可能だと。
だが、一方的に吸われるのを嫌悪した彼に、ならば自分の記憶も持って行け、
何かの役には立つだろうとサリヴァンは応える。
同じ記憶を共有した二人。どちらが死んでもどちらの思いも生き残るのだと。
それが、これからのWHの流儀なのだとサリヴァンは言う。
「互いの栄えある未来を願って、人の次なるステップへ……。」
二人は互いの記憶を吸収しあった。
※実際の画面はセピアで人物全員シルエットでサリヴァンに話してる男のセリフは……混じりなイベント。