150 :
◆x22.vkSb3w :
それじゃあはじめます。好きな人物が死んでも文句はやめてください。
名簿はここのを借りました。
旧約(2)…中島朱実、白鷺弓子
旧約2(3)…主人公、親友、魔女
真1(4)…主人公、ヒロイン、ロウヒーロー、カオスヒーロー
真2(6)…アレフ、ベス、ヒロコ、ギメル、ザイン、ダレス
真3(6)…人修羅、高尾祐子、新田勇、橘千晶、聖丈二、氷川
if(5)…主人公、白川由美、黒井真二、赤根沢玲子、宮本明
デビルサマナー(3)…葛葉キョウジ、麗鈴舫、秦野久美子
ソウルハッカーズ(6)…主人公、遠野瞳(&ネミッサ)、桜井雅宏、芳賀佑一、迫真悟、北川潤之介
ライドウ(4)…葛葉ライドウ、鳴海、朝倉タヱ、大道寺伽耶
ペルソナ(9)…主人公、園村麻希、南条圭、稲葉正男、桐島英理子、上杉秀彦、黛ゆきの、綾瀬優香、城戸玲司
ペルソナ2(9)…周防達哉、天野舞耶、黒須淳、リサ・シルバーマン、三科栄吉、芹沢うらら、周防克哉、嵯峨薫
アバタールチューナー(6):サーフ、ヒート、ゲイル、アルジラ、シエロ、セラ
デビチル(9):甲斐刹那、要未来、タカジョーゼット、葛羽将来、王城嵩治、ジン、アキラ、レナ、橿原亜美
魔神2(6):武内ナオキ、橘薫、菊地智晴、菊地彩耶、荻原将清、カレン・ブリュン・ローズ
151 :
第一話 悲劇のはじまり ◆x22.vkSb3w :2006/02/08(水) 19:12:21 ID:qTfHrwDR
俺たちは謎の暗室で目を覚ました。
「ここはどこだ・・・」
周りには未来やマサキや、知らない人がいっぱいいる。
俺は初めての経験に少しだけ怖くなった。
俺は甲斐刹那。原宿小学校に通う5年生で、実は悪魔の血を引くデビルチルドレンなんだ。
だから、色々な戦いをしてきたけど今回は今までよりも恐ろしい戦いになりそうな気がする。
「目覚めたかい?今から君たちには殺し合いをしてもらう」
突然の言葉にみんなびっくりした。
「父さん・・・・・・」
「パパ!馬鹿なことはやめて!!」
俺と未来が悲しむ横で、葛羽マサキは怒っていた。
「刹那と未来の父さんだからって許せねえ!殺してやる!!」
マサキはルシファーめがけて走る。
だが、そのとき、ルシファーは手から光を放った。
マサキは血を流しながら全身がバラバラになった。
「マサキー!!」
親友の王城タカハルが近寄ったときには、当然マサキは死んでいた。
「そんな・・・マサキが死んだ・・・」
「いやーっ!!」
タカハルとショウが泣く。刹那や未来も泣きそうだった。
ほかの見知らぬ人たちも心を痛めていた。
「こうなりたくなかったら最後のひとりになるまで殺しあえ!友達や恋人や家族だからって容赦はするな」
「父さん・・・」
こうして、殺し合いは始まった。
誰も文句は言えず、涙と怒りを胸にそれぞれ無人島へと散っていった。
死亡:葛羽マサキ(デビチル)
152 :
第二話 ライドウの裏切り:2006/02/08(水) 19:13:36 ID:qTfHrwDR
「ねえこっちでいいのかな?」
「ライドウが言ってたからそうなんだろう」
朝倉タエと鳴海は、葛葉ライドウが言っていたとおり島の一番南へ向かっていた。
「でもライドウ君はどうして私とあなたと伽耶ちゃんを呼んだのかしら?私、殺し合いなんてしたくないよ」
「あいつは頭のいい子だから、こんな糞ゲームをぶっ潰す方法をちゃんと考えてくれているんだよ」
「そうか!そうよね!ライドウ君強いもんね」
タエと鳴海が安心して笑いながら島の南に来ると、大道寺伽耶が寝ていた。
「伽耶ちゃん、疲れちゃってるのかな?」
「違う・・・死んでいる・・・」
「え!?」
「誰かが殺したんだ」
よく見ると伽耶は赤いセーラー服が血でべったりだった。気づくのが遅かった。鳴海もタエもショックだった。
「二人とも遅いんだよ」
ライドウがいた。ライドウは意地悪そうな笑い顔だった。
「ライドウ、まさか伽耶を殺したのは貴様か?」
鳴海は少し切れかかっていた。
「ああ。だって伽耶はもとから自分を殺してくれって言ってだじゃないか。だから殺したんだよ」
「てめえ・・・」
鳴海が武器のかなづちを振り回そうとしたときだった。
ベシッ!!
タエがライドウに泣きながらびんたをした。彼女の武器は日本刀だったのだが、まだ友達だとおもっていたので、タエはそれを振り回せなかった。
「ライドウ君、ひどい!私たち、友達なのに殺しあうなんて最低だよ!人殺し!!」
ライドウはタエをにらみながらマシンガンをタエの心臓に撃った。即死だった。
「甘いな。ルシファーだって友達や恋人や家族だからって容赦はするなって言ってただろ」
次に切れたのは鳴海だった。
「ふざけるな、俺は残酷なおまえを部下にしたわけじゃない!お前はそんな人間だったのか?この悪魔!!」
「貴様もタエや伽耶と一緒に地獄に落ちるがいい」
ライドウはまたためらうことなく鳴海を撃ち殺した。
「・・・生きて帰れるのは俺だけでいい・・・」
ライドウは3人の遺体を埋めることなく、その場を去った。
14代目葛葉ライドウはこれから先も、残酷な暗殺者としてさまざまな人間を殺すことになる。
死亡:大道寺かや、朝倉タエ、鳴海(ライドウVS超力兵団)