堀井「日野!」
日野「はい!」
堀井「お前なぁんか勘違いりとりゃせんか?
お前の為にゲームがあるんじゃねぇ、プレイヤーの為にゲームがあるんだ!」
日野(ドキッ…)
堀井「わかったのか?わからんのか?どっちだ?」
日野「はい!わかりました!」
堀井「よし、じゃあこのダンジョン削除してこい。」
日野「くそ〜冗談じゃねえ!会社のトップになってまで
なんでこんな命令させられなきゃならねーんだ!下請けは俺に合わねえ!
自社製品だ!考えた要素を積み込めば、きっと堀井の想像も及ばないくらいの売り上げになれるなずだ!
いや絶対に売ってみせる!自信はある!自社製品でオレの才能を試すんだ!」
それから約一年後、忘れかけた頃に一本のゲームが発売された。
「このゲーム日野が作ってるらしいですよ」
「あっ、でた!あれが主人公!」
「バナナなんか生やしてるよ」
「でもがんばってるじゃねえかあいつ、戦闘はシームレスで…!」
「ああ、見直したぜ…!」
堀井「まるで成長していない…」
誰か日野にゲームバランスを教える人間はいるのか…?
あいつの演出はどうなんだ?声優と上手くコミュニケートできていないようだ。
そもそもこのゲームは何だ…さっきからずっと歩いてばかりだ、まるで進んでいない。
一体デバッガーは何をやっとるんだ!?