【やるのが】ストーリーを教えてもらうスレPart18【面倒】

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546名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/30(金) 23:34:28 ID:docCRNZZ
じゃ、ラプソも出たことだし、ちょっと細かく幻水4書くか
547名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/01(土) 02:52:51 ID:yZRYSCYV
>>546
超待ってる
548名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/01(土) 03:34:59 ID:QpfqCr7a
仲間100人くらいしか集まらなかったので期待
腕が痛くて二週目する気が起きない
549名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/01(土) 08:24:59 ID:i56q9nNl
まとめなおしなんて差し替え・追加スレでやれよ。きりが無い
550名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/01(土) 15:57:53 ID:310jT7cX
はぁ…華麗にスルー
551名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/01(土) 21:02:11 ID:QVVk2GIW
そろそろ470kだから、次スレの事も考えてね。
552名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/02(日) 19:04:44 ID:wU4bbQ2y
THE地球防衛軍2のストーリーを、各エリアごとに教えてください。
1の「サンダー!」とか「お前の方がよっぽど怪物だぜ」みたいに印象的な台詞があったら、
よかったらそれも教えてください。
553名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/03(月) 03:39:49 ID:6QWqu2Iu
どなたか僕の人生のストーリーを教えてください
554名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/03(月) 03:40:03 ID:uNDOA1eW
630 名前:[名無し]さん(bin+cue).rar[sage] 投稿日:2005/10/03(月) 03:38:38 ID:8Yy6McGV0
気になるのはここで聞くと良いと思うよ、お兄ちゃん

【やるのが】ストーリーを教えてもらうスレPart18【面倒】

http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1124716149/

630 名前:[名無し]さん(bin+cue).rar[sage] 投稿日:2005/10/03(月) 03:38:38 ID:8Yy6McGV0
気になるのはここで聞くと良いと思うよ、お兄ちゃん

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v630 名前:[名無し]さん(bin+cue).rar[sage] 投稿日:2005/10/03(月) 03:38:38 ID:8Yy6McGV0
気になるのはここで聞くと良いと思うよ、お兄ちゃん

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630 名前:[名無し]さん(bin+cue).rar[sage] 投稿日:2005/10/03(月) 03:38:38 ID:8Yy6McGV0
気になるのはここで聞くと良いと思うよ、お兄ちゃん

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630 名前:[名無し]さん(bin+cue).rar[sage] 投稿日:2005/10/03(月) 03:38:38 ID:8Yy6McGV0
気になるのはここで聞くと良いと思うよ、お兄ちゃん

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v630 名前:[名無し]さん(bin+cue).rar[sage] 投稿日:2005/10/03(月) 03:38:38 ID:8Yy6McGV0
気になるのはここで聞くと良いと思うよ、お兄ちゃん

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630 名前:[名無し]さん(bin+cue).rar[sage] 投稿日:2005/10/03(月) 03:38:38 ID:8Yy6McGV0
気になるのはここで聞くと良いと思うよ、お兄ちゃん

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630 名前:[名無し]さん(bin+cue).rar[sage] 投稿日:2005/10/03(月) 03:38:38 ID:8Yy6McGV0
気になるのはここで聞くと良いと思うよ、お兄ちゃん

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630 名前:[名無し]さん(bin+cue).rar[sage] 投稿日:2005/10/03(月) 03:38:38 ID:8Yy6McGV0
気になるのはここで聞くと良いと思うよ、お兄ちゃん
555名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/03(月) 04:05:08 ID:5rS6rirZ
>>549
確かにきりは無いな
書きたい奴が居るならやれば良いって感じだが
一回やると次からこれをもっと細かく書けって馬鹿も湧くだろうな
556名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/03(月) 18:32:02 ID:YWBoCb9b
既出ゲームの詳細リクエストはOKじゃなかったっけ?このスレ

未解決リストはまとめサイトに書く事になったから長くなっても支障は無いし、
詳しく書き直してくれる人がいるならそれはそれで別に良いのでは。
557名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/03(月) 19:49:35 ID:aBtTDiX/
誰かガレリアンズ:アッシュの結末をお願いしますっ
558名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/03(月) 21:11:44 ID:aP51Fkyb
>>557
もう未解決リストの中に入ってるみたいだよ
559名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/04(火) 00:53:56 ID:qVuxStzL
猫侍を買ってきたんで、予約。
560名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/04(火) 07:14:24 ID:46dmdfYZ
ラプソ求めてやってきたんだけど、文章上手くて感動した
ゲームだるくてやめちゃったんだけど、
読んだら面白そうな気がしてきたよ
本当に乙
561名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/04(火) 08:08:07 ID:TlQ2RoNS
誰か助けて
誰か助けて
誰か助けて
誰か助けて
誰か助けて
誰か助けて
誰か助けて
誰か助けて
誰か助けて
誰か助けて
562名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/04(火) 08:09:48 ID:TlQ2RoNS
誰か助けて
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誰か助けて
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563名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/04(火) 08:12:10 ID:TlQ2RoNS
誰か助けて
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誰か助けて
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564名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/04(火) 08:13:57 ID:TlQ2RoNS
誰か助けて
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565名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/04(火) 08:15:21 ID:TlQ2RoNS
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566名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/04(火) 15:54:37 ID:MHSJfSoa
プレステでヒューマンから出たミザーナフォールズをお願いします。
567ミスティック・クエスト FFUSA:2005/10/06(木) 01:00:28 ID:Metz2lJw
世にはびこるモンスターと、一つの村を消すほどの大地震。
これは、古の戦いで封印されたはずのダークキングが、4つのクリスタルの力を奪い、
復活しようとしている為に起こった事態だった。

土砂崩れが起きた山の頂上で麓の様子を見ていた主人公は、雲に乗って現れた謎の老人に、
「勘」で預言の勇者認定されてしまう。有無を言わさぬ老人の迫力に負けた主人公は、
ダークキングの復活を阻止すべく、クリスタルを取り戻す旅に出る羽目になった。

■フォレスタ

「地のクリスタルの輝きを取り戻すのじゃ。しっかりな!」
麓の森に呼び出され、かなりアバウトな指令を受けた主人公。
差し当たって森を抜けようとするが、妙な樹が邪魔して通れない。
仕方なしに森の中の村に戻った主人公は、そこで樹と話せるカレンと言う娘と出会う。
彼女は、森に妙な樹が生えた原因を知っており、また、それを排除する手段も持っていた。
しかし、森の中にはモンスターが潜んでおり、父親であるマックが行方知れずである為、
おいそれと森に入れないのだという。
ここで主人公が「俺がモンスターから守ってやる」と、男気を見せ、二人は森の中へ。
「モンスターが怖いわ」などと言っていた割りに、主人公より遥かに強いカレン。
父親の斧を振り回し、樹といわずモンスターといわず、片っ端から伐採してゆく。
足手まといの主人公を引きずりつつ、森の最奥部に到達したカレンは、そこに生えていた
怪しく光る樹を、豪腕一振り切り倒した。
すると、樹の中からミノタウロスが! 雄たけびを挙げて突進してくる牛人と、それを
迎え撃つうら若き乙女。互いに斧を振り回す両者の対決は、カレンに軍配が上がった。
しかし、ミノタウロスの毒液を被ったカレンは、猛毒に犯されてしまう。

主人公に背負われて村へ戻ったカレン。
彼女の毒を消すには、砂漠の祠にあるエリクサーが必要だという。
先の戦いで全くいい所なしだった主人公。汚名挽回とばかりに、砂漠の祠へ向かう。
主人公の身を案じたカレンから斧を譲り受け、主人公は森を抜けて砂漠へ。
しかし、砂漠の祠には先客が居た。トレジャーハンターのロック。
彼は、エリクサーを欲しいという主人公に、9千Gと言う法外な値段を吹っかけた。
もちろん、甲斐性なしの主人公にそんな大金払えるはずも無く、ロックの条件を呑み、
一緒に化石の迷宮へ宝探しに行く事に。

流砂が行く手を阻む化石の迷宮。襲い掛かるモンスターを次々となぎ倒して進むロック。
心強い用心棒の陰に隠れて右往左往する主人公。あまりの主人公の使えなさに、
ロックは爆弾を売りつける。
迷宮の最奥部。宝の前に立ちはだかるフレームサウルス。
先ほどロックに貰った爆弾と、迷宮で手に入れた魔法クエイクを使って、意外に活躍する
主人公。しかし、弾切れが早く、最後はやっぱり用心棒に何とかしてもらう主人公。
どっちが勇者なんだかわからないまま、フレームサウルス戦終了。
すると、そこに地のクリスタルが現れた。タナボタ的にクリスタルを取り戻した主人公は、
約束どおりロックからエリクサーを譲り受け、村へと取って返した。

エリクサーを飲み、カレンはとりあえず峠を越した。
そのカレンが、元気になったらアクエリアのジャックに会いに行くと言うので、
主人公は先んじてアクエリアに向かう事にした。
568ミスティック・クエスト FFUSA:2005/10/06(木) 01:01:15 ID:Metz2lJw
■アクエリア

フォレスタからアクエリアへ行くには、ダークキングが封じられているという、
フォーカスタワーを経由しなければいけない。
そのタワーに入ったところで主人公は、あの老人と再会した。
「マックは重要な人物じゃ。アクエリアのフェイがお前の力になってくれるじゃろう」
老人の残した言葉に、新たな用心棒との出会いを予感する主人公だった。

タワーを抜け、アクエリアに入った途端、主人公は吹雪に見舞われた。
余りの寒さに洞窟に逃げ込んだ主人公は、そこでフェイと言う女の子と出会う。
水のクリスタルの影響で町が凍りつき、祖父のジャックが地下道に閉じ込められた。
そう錯乱気味にまくし立てる彼女を落ち着かせ、主人公は詳しく話を聞いてみた。
突然水が消えてしまった下流の湖。その外輪の岩棚に、預言の研究をしていたマックの
乗った船が取り残されてしまった。マックを助けるためジャックは、上流の湖の畔に
ある町から地下道を掘り、岩棚へアプローチしようとした。しかし、猛烈な寒波の
影響で湖もろとも地下道の入り口が凍り付いてしまったのだという。
フェイはジャックを助けるため、一縷の望みを祝福の水に掛け、取りに行く途中だった。
老人の言葉を思い出した主人公は、一も二も無く彼女に同道することにした。

氷の洞窟。例によって用心棒の陰に隠れながら進む主人公。氷の壁をよじ登り、
最奥部で遭遇したイカの化け物ベレムナイトとの戦いでも、ファイアで攻め立てる
フェイのサポート役に徹した。
大車輪の活躍でベレムナイトを退けたフェイだったが、そこにあるはず祝福の泉が枯れて
しまっているのを見て、がっくりと肩を落とす。
そこへ現れたあの老人。一握りの祝福の水を確保していたとの事。
最初から出してくれよと思いつつ、二人は老人から水を受け取って町へ戻った。

結論。やっぱり、水のクリスタルを何とかしなきゃ元に戻らないみたい。テヘッ

そんな訳で、クリスタルがあると言う氷のピラミッドへとやってきた二人。
だだっ広いピラミッド頂上を目指して上る途中、主人公は勇者の剣を発見した。
フェイと対等の力を手に入れ、臨んだアイスゴーレム戦。活躍したのはフェイのファイア。
主人公はいつもどおり回復に追われて終了。まだまだ勇者にはなれない主人公だった。

クリスタルが戻り、氷が解けた町。地下道からジャックも戻ってきた。
そのジャックは主人公に、昔勇者が使った盾がフォーカスタワーにあると教え、
マックから預かった鍵を渡した。
主人公はフェイと別れ、盾を入手するためフォーカスタワーに向かった。
569ミスティック・クエスト FFUSA:2005/10/06(木) 01:02:15 ID:Metz2lJw
■フェイリア
タワーでヴィーナスの盾とブリザドを手に入れた主人公を、あの老人が待っていた。
「マックは恐ろしい事が起こると言って家を出た。フェイリアへ行ってレッドに会え」
盾を取った後の事を考えていなかった主人公は、その言葉に従ってフェイリアに向かった。

ヴィーナスの盾、勇者の剣、そして道端で見つけた封印魔法サンダー。
装備だけは一端の勇者になり、そろそろ中身も……と欲が出て来た主人公は、
レッド母子が揃って意気消沈しているのを見ると、ワクテカしながら事情を尋ねた。
話を聞くと、近頃頻発する火山の様子を見に行ったレッドの父が帰ってこないというのだ。
地震で大岩が登山道をふさいでしまい、探しに行く事も出来ないという。
爆弾があれば岩を壊せると聞いた主人公は、レッドと連れ立って火山へ向かった。

大岩の前に陣取る一つ目の巨人ジンを退け、岩を爆破した二人は、再会した父親から、
溶岩ドームに火のクリスタルがあると聞き、その足で火口を目指した。
ブリザド、サンダー、斧。これまでの経験を活かし、妙に善戦する主人公。さらには、
道すがら封印魔法ホーリーを手に入れ、火口を守るメデューサまで撃破してしまう。
まるで預言の勇者のような主人公の勢いは、クリスタルの力を得たヒュドラですら
止める事ができず、ヒュドラはダークキング復活と言う崇高な志の半ばで凶刃に倒れた。

地、水、火。これまで三つのクリスタルを取り戻し、残るは風のクリスタル。
今や気のおけない相棒となったレッドから、ウィンディアにそれがあると聞いた主人公は、
彼を伴って、南東のウィンディアへと足を向けた。
その道すがら、二人はあの老人の待ち伏せを受けた。
「ウィンディアへ急げ。マックの事を忘れるな」
フェイリアにいる間、すっかりマックの事なんか忘れ去っていた主人公。カレンの
父親でもある事だし、と心に留めつつ、彼は先を急いだ。
570ミスティック・クエスト FFUSA:2005/10/06(木) 01:03:02 ID:Metz2lJw
■ウィンディア

ウィンディアに向かうには、陸地を繋ぐ吊橋をわたる必要がある。
その吊橋を渡ろうとした時、レッドが足を滑らせて転落してしまう。
運良く岩棚に助けられたものの、主人公側からたどり着ける道はなく、レッドは怪我を
負って崖を上る事が出来ない。
そこに、頼れる兄貴ロックが通り掛った。しかし、期待はずれな事に、ロックにも
どうする事も出来ず、主人公は、ウィンディアの町で合流する事をレッドと申し合わせ、
ロックと共に吊橋を後にした。

吊橋を渡り終えると、そこは生きている樹海である。ここを抜ければ町はすぐそこだが、
樹海の主である精霊の宿った巨大老木が通せんぼしていた。
なんとか説得を試みるものの、ナシのつぶて。そこで主人公は、樹と話せるカレンの事を
思い出し、彼女が今居るであろうアクエリアに向かった。

フェイの家に立ち寄ると、カレンは旅の疲れからか、床に就いていた。
彼女が起きるまでの間、主人公は地下道の様子を見に行った。すると、あれほど精力的に
地下道を掘っていたジャックの手が止まっている。話を聞くと、今掘っている地下道から
ではマックのいる所には行けないと言う。
ウィンディアのオットー博士ならば、と思案に暮れていたジャックは、ロックが冒険家だ
と聞くと、昔の血が騒ぎ出して彼と共に宝探しの旅に出てしまった。
そんな祖父に呆れたフェイは、代わりに掘り進めようと、適当に爆弾を使用して地下道を
崩落させてしまう。慌てた彼女は、ジャックを探しに飛び出して行った。

この騒ぎで目覚めたカレン。ジャックから父親の消息を聞いていた彼女は、地下道が
閉ざされた事に落胆の色を見せる。そんな彼女にオットー博士の話をして励まし、
主人公は彼女と共にウィンディアへ向かった。

カレンの説得の甲斐あって老木は道を空け、二人は無事に樹海を抜けて町へと辿り着いた。
町には、猛烈な突風が吹きつけていた。町の人たちはこの強風に悩まされており、
オットー博士も例外ではなかった。
博士の作り出した装置が壊れ、町と離れ小島を繋ぐ虹の道が消えてしまったのだ。
しかも間の悪い事に、博士の娘ノーマが小島に行ったきりだという。
マックを助ける為にもノーマを助ける為にも、虹の道を復活させる必要があると
結論付けた二人は、この風の元凶である東の山へ向かった。

てっきり、そこに風のクリスタルもあると思っていた二人だったが、山頂で対峙した
デュラハンの言葉によると、クリスタルは小島に建つ塔にいるバズズが持っているらしい。
ともかくデュラハンを倒して風を止めた二人は、復活した虹の道を通ってバズズの塔へ。
エレベーターで逃げ回るバズズに翻弄されながらも、次第に追い詰めていった二人は、
塔の頂上でついに魔王の部下を仕留めた。
風のクリスタルを取り戻した二人は、無事だったノーマを伴って町へと戻った。
571ミスティック・クエスト FFUSA:2005/10/06(木) 01:03:49 ID:Metz2lJw
■最後の城
二人が博士の家に戻ったとき、レッドが駆け込んできた。なんでも、あの老人が町まで
運んでくれたのだという。さらに彼は、フォーカスタワーの中央部にアプローチできる
階段も発見したという。
この話を聞いていた博士は、一計を案じた。ジャックの地下道をもう一度爆破する事で、
上流の湖から下流の湖に水を引き、湖を復活させる。そうすればマックの船も動ける
ようになり、タワー中央部へも船で行けると言うのだ。
なんとも無茶な計画だが、他に名案もなさそうなので、その通りにする事にした主人公。
虹の道を強化し、ジャックの地下道に南からアプローチ、ありったけの爆薬を使って
岸壁を爆破すると、果たせるかな水は滔々と流れ込み、湖は元の姿を取り戻した。

船着場に流れ着いた船から救出されたマックは、長い間の遭難で衰弱しきっていたが、
途切れ途切れに予言の最後の部分について語ってくれた。
「4つの邪悪なる者を従え、夜の闇よりも暗い魔界の王は、世界の中心より現れる」
君達は4つのクリスタルを守った。だが本当の敵はタワーに居る。
そう言って、マックは自らの船を主人公達に託した。

フォーカスタワー中央部、最後の城。
ダークキングの気配を感じながら、主人公とフェイは頂上を目指した。
魔界の王を守るべく立ち塞がった四人の怪物も、成長した主人公達の力の前には
なす術もなく退けられて行く。
そして、ついに到達した最上階。そこには、勇者の像が鎮座していた。
主人公が像に近づくと、像はゆっくりと語り始めた。

「選ばれた光の勇者たちよ……。今こそわれらクリスタルの力を与えよう……」

そうして授かった…… 『 消 費 ア イ テ ム 半 年 分 』

最終決戦を前にしてモチベーションを下がるだけ下げられた主人公。
もうこのままバックレちまおうか等と考えつつ、まぁ、せっかくここまで来たんだし、
と思い直して奥の扉を潜ると、そこには金の王冠にビロードのマントと言う、素敵な
ファッションセンスのダークキング様が。
もう何と言うか半笑い状態の主人公。まともに戦う気も起きず、ふざけてダークキングに
ケアルを放つ。そして、通常の10倍の大ダメージを食らうダークキング。
もう一度掛けてみる主人公。またしても10倍のダメージを食らうダークキング。
まさかなと思いつつもう一度。今度は30倍食らうダークキング。
世界支配を企んだ魔界の王は、最後の最後にケアル3発で沈むと言う偉業を成し遂げた。

あまりにあっけない幕切れに主人公達が呆然とする中、あの老人が現れた。
「私は光のクリスタル。人間の姿を借りて皆をここに導いたのです。皆、良く
 頑張りました。しかし、貴方達だけの力でダークキングを倒せたのではありません。
 たくさんの人たちのウンヌンカンヌンあqwせdrftgyふじこlp………………

つらく厳しい戦いの日々を終えた主人公は、マックから船を譲り受けた。
これから新しい冒険の旅に出るつもりなのだ。
ウィンディアの船着場。今まで出会った人たちに見送られながら、主人公と相棒の
ロックを乗せた船は、港を出て行った。

ミスティック・クエスト 完
572名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/06(木) 05:53:07 ID:taziyp8L
モツカレー & ワラタ
みんな文章うまいなぁ
573名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/06(木) 12:28:00 ID:E5NLyWXa
USA乙
574名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/06(木) 12:33:44 ID:OHCv2rHW
ワロタ
575名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/06(木) 13:52:59 ID:3IpyTi4n
USAの人最高w乙。
576名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/06(木) 20:59:58 ID:vOzYE9IJ
サモンナイト1、お願いします。
577名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/07(金) 14:33:01 ID:WWUD5TZM
やるドラの雪割りの花書けそうなんで予約します。
GOODエンドは覚えてるんで書けますが、BADエンド全て必要ですかね?
578名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/07(金) 15:11:35 ID:CSRJNoUz
自分の書ける範囲で十分。他の人が補完してくれるかもしれんし。
579名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/07(金) 19:03:17 ID:r7Laq6/P
USAの人乙ー
1つ目のレスの汚名挽回はわざと?
580名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/07(金) 19:36:10 ID:tOZ3oHBn
ミスティック乙。そうか、ラスボスはケアルで倒せるのか。私はひたすら攻撃魔法をカマしていたがやはり主人公は相方のフェイの補助にまわっていましたとさ

>>576
もう出とるぞ
581サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A :2005/10/08(土) 02:25:46 ID:KnSoheXq
[ED3子供エンド]
夕日に照らされて帰り道を歩く子供が二人。それは転生したレオンとエイナだった。
二人の仲を冷やかした近所の悪ガキと喧嘩し、服はボロボロ。これでは親に怒られる。二人は互いの親を説得することで意見が一致する。
二人はこれからどのような人生を辿るのか。それは二人を含め、誰も知らない。二人の子供は夜空に浮かぶ流れ星にこれからもずっと一緒にいれるようにと願っていた。

[ED4導き手エンド]
二人が選んだ道。それは転生する事を拒否し、この世界に留まることであった。その後、二人はノヴァとファイファーの元で修業し、いよいよ旅立ちの時を迎えた。その出発の日に遅刻してファイファーにドヤされる二人。そんな二人をノヴァと白夜の四人は温かく見守る。
ベクサーとリニアは二人の再会を予感しつつ相変わらずの根なし草の日々を送る。
獅子王の門から下界を見渡す二人。二人の導き手としての旅は始まったばかりである。
582エクステーゼの人:2005/10/08(土) 02:28:06 ID:KnSoheXq
残りのEDをうpしました。というわけで今度こそ名無しに戻ります
583名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/08(土) 04:30:46 ID:My0SiL35
サモンナイトエクステーゼの人乙でした
584名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/08(土) 12:00:56 ID:ZEQoOWpK
PS2のOZをお願いします。
585名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/08(土) 12:28:28 ID:X4ejTFXv
しっかし最近のは長ぇな、もっとまとめれんのか。
586名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/08(土) 13:22:29 ID:UPcqD8aP
>>585
そんなに短いのがいいなら、他へ行ってはどうか。
長文でも雰囲気を味わうために必要不可欠な場合もあるわけで、それを心待ちにしている人もいるのだから。
相当な労力を払って書いているであろう中の人たちに失礼なことを一々いわない。(´・ω・`)

ラプソディアの人、USAの人、サモンナイトの人、乙でした。
雪割りの花、待ってる〜。(*´Д`)
587名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/08(土) 15:15:49 ID:DEhpN20Y
490行ったな
588名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/08(土) 15:18:07 ID:HH2HXkz0
雪割りの人お願いー。
自分も書こうかと思ってたけど、GOODだけでも1-3と4と5で展開結構違うから、めんどくさくなってやめたorz
バッドは別にいいんじゃまいか?結局ほっとんど花織あぼーんで終わるみたいだし(全部バッドやってないやつ)

思い出したけど、ブラッド、闇の王編GOODのみなら書けるから、予約します。
589名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/08(土) 17:17:17 ID:8dTdr+KO
>>584
連休明けで良いなら ノシ
590やるドラ 雪割りの花:2005/10/08(土) 17:46:17 ID:b7QvnxIb
雪割りの花
主人公:大学生。作中の「僕」
花織:主人公の隣に住むOL。主人公の憧れの女性であり作中のヒロイン。
伊達昂:花織の恋人。仕事上、海外出張が多い。
小林勇一:伊達昂の幼馴染であり親友であり同僚。
小林美雪:勇一の妹であり、花織と昂を引き合わせた人物。花織の友達。


長文だけだと分かりづらそうなので、先に時間軸を書いておきます。

11月07日花織と昂のキスシーンを目撃する
11月13日花織が病院に運ばれ、記憶喪失と告げられる
11月14日花織の飼っている文鳥に餌をあげに花織の部屋へ行く
11月26日病院の屋上で僕が昂と間違えられ、昂を演じることを決意する。
11月27日昂の存在を花織の部屋から消す
12月09日花織が退院。携帯電話を渡す
12月11日小林に会い、昂の情報を聞き出す
12月12日〜2月10日デートを重ねて僕は昂を演じることに慣れる
02月17日花織の部屋で昂の誕生日祝い。3月31日待ってると言われる。
02月25日小林に3月31日について聞くが情報がない
03月12日小林から電話で31日について情報を得る。
03月17日花織と喫茶店で会うが、真実を打ち明けられない
03月31日この日にプロポーズするはずだった昂から贈り物が届き、真実が明らかになる。
591やるドラ 雪割りの花:2005/10/08(土) 17:47:08 ID:b7QvnxIb
――GOOD END 1 『雪解け』

冬の訪れの早い北海道の街。僕はそこに住んでいた。
ある晩、僕はアパートの廊下で花織が男と抱き合い、キスしているところを目撃する。
彼女にとって僕は年下の、弟のような存在であり、それ以上ではなかった。

5日後の深夜、玄関チャイムが鳴った。警察官が僕の元へ訪ねてきた。
花織が交通事故に合い、病院に収容されているということを聞かされた。
僕はどこの病院かを聞き、タクシーに飛び乗った。
今朝のことを僕は思い起こしていた。彼女に男のことを聞くと、彼は恋人だと嬉しそうに語った。
あんなに元気だったのにと、僕は彼女が心配になった。

医者に容態を聞くと、花織は心因性記憶喪失だという。
何らかの精神的衝撃を受け、彼女自身の防御本能が働き、記憶を封印したのだろうという。
記憶は戻るのかと聞いた僕に医師は、いずれは戻るが彼女自身、それを望んでいるかどうかはわからない。
今の状態で記憶を取り戻せば最悪の場合…と言葉を濁した。
僕は彼女が深刻な状態なのだと言うことを悟った。
彼女の家族は過去に事故で亡くしており、身寄りは無く、近い存在は彼氏くらいしかないと告げると、
医師は、連絡先が分かるまで、彼女のそばについてやりなさいと言った。
僕は彼女の病室で一夜を過ごした…。

朝、花織は意識を取り戻し、文鳥に餌をあげてと僕に呟くように言った。
僕は花織の部屋へ行き、文鳥の餌を探していた時、彼と二人で並んで微笑む花織の写真を見つけた。
本当に彼を愛していたんだと思い、ふと目を電話へ移すと留守電が入っていることに気付くが、
私生活を覗くようなことはできないと思い、結局聞くことはしなかった。

それから毎日、花織の看病をするために病院へ通ったある日、
病院の屋上から夕日を二人で眺めた。すると病院より高みにある大学の鐘が鳴った。
その音に花織は大学へ目をやり、「大学の屋上から見る夕日はここよりも綺麗だろうね」と言った。
彼女は僕が誰だったかを思い出そうとする。
思い出した僕の名前は…彼氏の名である「昂」だった。
僕は本当のことを言い出すことはできなかった。
医師に僕を「伊達昂」だと思い込むことはありえるのかと問うと、
献身的に看病する僕に、恋愛感情に似た感情を持ち、彼女は彼を僕に投影しているのだという。
今はなるべく刺激をせず、経過をみまもることとなった。
この夜、僕は「この瞬間から伊達昂その人になる」と決意をした。

翌朝、僕の部屋の表札を外し、花織の部屋に残る「本物の昂」を消し去ることにした。
花織の部屋へ入り、留守電を再生すると小林からの伝言だった。
「昂が出張先のマイアミで交通事故に合い、死んだ」と。
記憶喪失の原因を僕は悟った。
またその記憶を思い出してしまわないように、彼と二人で微笑んでいる写真と電話を隠した。
592やるドラ 雪割りの花:2005/10/08(土) 17:48:09 ID:b7QvnxIb
彼女は疑いもなく、僕を昂だと思い込み続け、そして退院の日、僕は彼女に携帯電話を渡した。
電話が部屋にあったはずだと疑問に思う花織だが、僕のつじつま合わせの嘘を信じてくれた。
だが、このまま昂を演じているのではいつかボロが出ると思い、
留守番電話に伝言を残していた人物である小林勇一に会いに行くことにした。

事情は先に電話で話しているので、小林は昂に関する事柄を書き出しておいてくれた。
二年前に小林の妹が花織と昂を引き合わせたこと、
昂は強い煙草を吸っていること、趣味のこと、様々な事を聞いた。
今花織を幸せにしてあげられる最善のことがこれなんだと、罪の意識を持つ自分に言い聞かせながら…。

数日後、花織は仕事に復帰した。
僕は彼女が出かけるのを確認してから大学へと出かけ、夕方からはアルバイトをした。
夜、彼女に出会わないようこっそりと帰った。昂は本当なら隣に住んでいないからだ。
日曜になるたびに僕は昂として花織と会い、デートを重ね、
いつしか僕は本当に彼女を愛するようになり、会う日を心待ちにするようになり、
昂を演じている事を忘れ、彼女が本当に僕を愛してくれていると思うようになっていた。
そんなある日、花織の思い出の地だという海浜公園へ行った。
そこは二年前、三回目のデートの時に昂との忘れられない、思い出と夕日を見た場所だと言う。
その思い出を聞いて、僕は何を有頂天になっているんだと思った。
ただ、花織を騙して成立しているだけの仲なのに…。

2月17日。昂の誕生日に花織は昂を祝う為、僕を部屋へ呼んでくれた。
花織はプレゼントだと言って、「雪割り草」を僕にくれた。
何故雪割り草?と聞く僕に花織は「春を告げる花だから…」と言った。
そして言葉を続けた。
「3月31日…待ってる」と。
何のことかわからない僕に彼女は寂しそうな顔を向け「抱いてくれないのね」と呟く。
恋人である昂を演じる上で必ず突き当たる壁であることは分かっていた。
僕は罪の意識を感じながら、彼女を抱いた…。

その日、僕は夢を見た。
花織が街を見下ろす高みの縁に立ち、僕の声すら彼女の心に届かず、
涙をこぼし、そして飛び降りる夢を。
そうだ。悲劇的な、こんな結末を避ける為、僕は彼女をだまし続ける…。
593やるドラ 雪割りの花:2005/10/08(土) 17:49:20 ID:b7QvnxIb
僕の部屋へ小林が訪ねてきた。
僕は3月31日が二人にとって何の日なのか聞くが、小林は知らないという。
小林はそろそろ潮時だと思う。これだけ長く続いた後、真実を知った時のショックは大きいだろうと言った。
僕は彼女の幸せを願い、雪割り草を育て、花を咲かせて見せてあげたいと言った。

3月に入ったある日、小林から携帯に連絡が入った。
3月31日は三年前に会った日で、その日「三年後のその日に正式にプロポーズする」と約束していたことを
小林の妹から聞いたと教えてくれた。
本当ならその日は海外出張の予定だったから、電話で言うつもりだったのだろうという。
どうすれば…と聞く僕に小林は、昂が死んだ事、そのことで記憶喪失になった事、
僕が演じていた理由、全て真実を言って、偽りの長い冬を終わらせ、本当の春を運んであげようと言った。
僕はその夜、ずっと考え、彼女に電話をし、次の日曜に会おうと約束した。
日曜、花織と会い、全てを話そうとしたが、「31日は出張だ」と言い訳をしてしまい、結局何も言えなかった。
僕は真実を告げるべきかどうか悩み、悲嘆にくれる気力すらなく、31日まで部屋に閉じこもって過ごした…。

運命の日の夜が明けた。
その日、雪割の花が、咲いていた。僕は嬉しくなり、声に出して笑った。
594やるドラ 雪割りの花:2005/10/08(土) 17:50:23 ID:b7QvnxIb
昼になり、電話を前にして僕はもう一度小林に電話して相談することにした。
小林は「プロポーズは絶対にするな」と言ったが、僕は何も言えなかった。
僕はしばらくして、花織に電話をかけて言った。
「僕と…結婚して欲しい」
花織はその言葉を受けた。と同時に外に配送が来て、彼女に贈り物が届いた。
彼女はちょっと待っててと言って、長い沈黙が流れた。
僕は悪い予感がして、彼女の名を何度も呼んだ。
そのとき、僕の部屋の扉が開いた。
そこには、花織が立っていた。
彼女は僕の顔を見ると、手にしていた贈り物をぽとりと落とし、絶叫して、走り出した。
呆然としながらも、彼女の落としたものを見ると、昂が生前に用意していたらしい、婚約指輪とメッセージカードだった。
メッセージには、プロポーズの言葉と最後の一行にはおどけた口調でこう書かれていた。

『隣の大学生に君を採られる前に結婚しなくちゃね…』

花織は全てを思い出したのだ。
僕は、あの悪夢がフラッシュバックし、彼女の身に危険が来ると思い、外へと飛び出した。
ちょうどその時、小林が車で来た。僕は彼にメッセージカードを見せると、小林も事情を察し、
二人で彼女を探すことにした。行った先を必死で考えている時、彼女へ本当の春を告げようと、
コートのポケットへ花の咲いた雪割り草を押し込んだ。
彼女の部屋、思い出の海浜公園へ行くが、彼女の姿は無い。
彼女の携帯へ連絡すると、繋がるが、何も言わずに切れてしまう。
しかし電話口から鐘の音が聞こえたことから、大学の屋上から夕日が見たいと言っていた事を思い出し、大学へと向かった。

階段を駆け上がり、少しだけ開いていた屋上への扉を開くと、花織はうずくまって泣いていた。
彼女は僕に何を言われても、僕は昂ではなく、また昂は帰ってこないとただ泣いた。
僕は、雪割り草の花が咲いたと、花織に見せ、僕はただ彼女を騙していたことを謝った。幸せにしたかったのだと。
花織は春の訪れを告げる花を受け取り、「咲いたんだね…」と寂しそうに笑った。
こうして偽りの、長い冬が終わった。

――それから半年が経ち、僕はかつての日常を取り戻していた。
花織との関係は、かつての通りに戻り、僕の部屋へ遊びに来てくれるようになり、
憧れの存在以上、恋人未満の関係になっていた…。
595やるドラ 雪割りの花
後はこれをベースにルートが変わっていくだけなので、短めにまとめていきます。


――GOOD END 2 『夕暮れ』
・医師に彼女には彼がいるとは言わない。
・文鳥に餌をやるときに留守電を聞いてしまい、記憶喪失の原因を知る。
・そのことを医師には相談せず、自分の胸にしまっておく。
・花織を愛しているからこそ、昂のフリをして抱いたりはしない。
・3月31日に「別れよう」と告げるが、ノイズが酷くなり言葉は届かない。
後はGOOD END1と同じルート。

――あの日から二年後、大学を卒業し、就職先である東京へ旅立つ。僕の彼女となった花織と共に…。




――GOOD END 3 『雪割り草』
・医師に彼女には彼がいるとは言わない。
・文鳥に餌をやるときに留守電を聞いてしまい、記憶喪失の原因を知る。
・そのことを医師には相談せず、自分の胸にしまっておく。
後はGOOD END1と同じルート。

――あの日の翌日、僕と花織は昂の墓前に来て、雪割り草を植えた。
それは彼女にとって過去に別れを告げ、未来に旅立つ為の儀式だったのかもしれない…。