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名無しさん@お腹いっぱい。:
―――The Real Story Of Xenogears――― EPISODE2
さて、若さゆえに無知であり、イノセンスな馬鹿者である彼らはすっかり感心して、
高橋を学問のある博識な名文家と思い込んでしまいました。
聖書の言葉を引用しただけで意味もなく狂喜乱舞。キリスト降臨の如くもてはやし神格化する始末。
こうして高橋は他人の思想と、■開発部の力によりカルト的な人気を誇るにいたったのです。
それでも時の経過と共に、ゲーム猿だったおこちゃま達も成長していきます。
本など一冊も読んだことのなかった彼らも、名著から多くの思想を受け継ぎ、
人間関係から社会のルールを学び、新たな技術で未来を一歩一歩着実に開拓していきました。
それが文明というものです。
いつしかそのゲームは彼らの頭からは忘れられ、空虚な底上げシナリオと
才能もなくプライドだけ高いスタッフは、嘲笑の的として思い出される限りとなってしまいました。