【やるのが】ストーリーを教えてもらうスレPart12【面倒】
乙。1レスにしてくれてありがたい。
すいません、いっぺんにのせてくれるとありがたい。
と意見がありましたが、凶悪的なほど長文になる恐れになってきまして、
分けて載せていくことにします。ご期待に沿えず申し訳ございません。
できるだけ短くしよう、短くしようと頑張っているのですが、
ゼノサーガは物語の伏線が多すぎて、最初を詳しくしないとさっぱり意味がわからないのです。
ですので、最初は詳しく、後半は簡潔に行こうと思います。
ゼノサーガ特有の意味がわからない用語は出来るだけ省き、わかりやすい用語に差し替えました。
何度も出てくる難しい用語はそのままにしてあります。長文になることをご了承ください。
Xenosaga Episode 1 〜Der Wille Zur Macht〜
時にAD20××年。
ケニア北部、トゥカルナ湖で古代遺跡の発掘が行われていた。
発掘員隊長、マスダは、現代の全ての事象の根源であるゾハルを発掘した。
ゾハルは光を放ち、その光は雲を貫き、空へと向かっていった。
全てはここから始まる。
1
〜4000年後〜
ゾハルの発掘のあと、大規模な人の消失事件が発生した。
生き残った人々は移民船に乗り、宇宙へ旅に出た。
移民先を見出す数百年かかり、最初の移民惑星を「セカンド・イェルサレム」と名付けた。
だがしかし、人はそこで戦争を繰り広げ、過ちを犯し続け、いくつかの主星を失い続けた。
現在の主星はフィフス・イェルサレム。この星に、ようやくひとつの国家的統合を達成する。
星団連邦政府所属、巡洋艦ヴォークリンデ。館内のKOS-MOS研究室では、研究員たちが慌しく働いていた。
KOS-MOS(以下、コスモスと呼ぶ)・・対グノーシスヒト型掃討兵器である彼女・・・。
その彼女を開発している部署の主任であるシオン=ウヅキは起動実験を始めた。
シオンは技術開発者としてのプライドと、主任としての立場。
そして、コスモスが兵器として使われることへ悲しさを持っていた。
「これより起動実験を開始します。インターコネクション、始めてください」
シオンは起動実験をするための装置に座った。
その起動実験とは、仮想空間にシオンを送りこみ、そこでコスモスのデータを取るというものだった。
「ゲージパーテイションを解放します。解放まであと60秒。59,58,57・・・。」
「各モニタリング正常。」
「パーテイション解放。コスモス、素体形態に入ります。」
シオンが仮想世界に入った。ただ少々視界が悪い。
「アレン君、視覚の接続状態が悪いみたいなんだけど・・・。」
「あぁ、すいません。ちょっと待ってください。今、補正します。どうです?主任。」
コスモス開発局副主任であるアレンが答えた。
アレンはシオンに淡い恋心を抱いていて、毎回のこの実験ではソワソワしている。
なぜかというと、この実験中に事故がおこると、シオンが仮想世界から帰ってこれなくなってしまうからだ。
世界が一瞬光に包まれ、コスモスが仮想世界に降り立った。
「おはよう、コスモス。調子はどう?」
「おはようございます、シオン。すべて非常に順調です。」
機械的な、無感情な返事が響く。
「せっかく起きてもらって悪いんだけど、今回も起動実験なの。一連のチェックを終了したら、
あなたにはまた眠ってもらうことになるわ。」
「そうですか」
「悲しいとか・・・感じる?」
その機械的な対応に少し寂しさを感じたのか、シオンは親しみを込めて話しかけた。
「私の寛恕言うプログラムは、創造主である人間が使いやすいように作られています。
今回の場合は、あなた・・・。すなわち、ヴェクター第一開発局、コスモス開発計画担当主幹技師、シオン=ウヅキとの
関係を円滑に保つために、「悲しい」という感情を表現する必要がある。と私のプログラムが判断した場合に限り、
そのように振舞います。ですが、現在、その必要はない。と判断します。」
「ははは・・・そうよね、それは私が一番知っていることなのよね。」
複雑な表情を浮かべた。
「ご理解いただけて幸いです。」
コスモスの機械的な言葉が仮想空間に響く。
シオンは、再度複雑な表情を浮かべた。
今回の実験は、仮想世界におかれた仮想の敵を倒し、コスモスの戦闘データを取るというものだった。
「ねぇ、アレン君。今回は手順400を初めてみないかしら?」
「よ、400って、主任、先月のことを忘れたわけではないでしょう?
あと10秒対応が遅れてたらそこから戻ってこれないような状態じゃなかったですか。」
シオンのことを心配するアレンは、声を荒げた。
「大丈夫、いざとなったら自力で脱出するから、それに、あなただって試したいでしょう?
この実験のために、徹夜でいろいろ取り組んでたじゃない。」
「それはそうですが・・。」
「じゃ、決まり。始めて。」
シオンに興奮の色が隠せない。これから起こることに何かを期待しているかのように。
「知りませんよ?万が一の時にはこっちで強制的に切りますからね。」
「了解、了解。」
「あと、メニューにないことするのなしですよ?」
「わかってるってば。」
「んったく、気軽にいってくれちゃて。そのたびに寿命をちじめられるこっちの身にもなってほしいよ」
アレンは頭をかきむしりながら、シオンに聞こえないように、ぼやいた。
「副主任、ウヅキ主任のことになると、特に気を使われますからね。もう余命幾ばくもないんじゃないですか?」
研究員がアレンをからかった。皆、アレンの恋心に気づいているようだ。
「う、うるさい、余計なこといってないで、用意できてるのか?少しでも異常があったら、即刻強制終了するからな。」
手順400が始まった。状況は順調で、研究員たちも安堵の表情をうかべた。
「特に変わったことは見わたりません。状況、安定しています。こりゃあ行けますよ。先月の汚名、返上だ」
「だといいがな・・。」
不安げに、アレンがつぶやいた。
「コスモス、クリアポイントに到着。ターゲットモンスター、G型へ変換。表示、始めます。」
コスモスの前に、巨大なモンスターが現れた。コスモスが戦闘態勢に入る。
そのとき、プログラムに異常が発生した。コスモスの戦闘能力が過剰に上昇し、暴走しかけているのだ。
だが、シオンはそのような状況をものともしなかった。
「アレン君、これからターゲットとの戦闘態勢に入ります。データ取りよろしく。」
「そんな!?主任、こんな不安定な状況で戦闘なんて危険すぎます!」
アレンは声を荒げた。
「大丈夫、まだいけるわ。ヒルベルトを試します。」
「しゅ、主任、メニューに無い行為はしないって・・・!!」
シオンはその言葉を無視するかのように、コスモスに話しかけた。
「コスモス、ヒルベルト発動。」
「了解しました。ヒルベルトエフェクト発動します。」
プログラムが暴走し、シオンの脳が危険な状態になってきた。
アレンはプログラムを強制停止させ、シオンを引き戻そうとした。
だがしかし、シオンがそれを拒絶し、プログラムが作動しなかった。
「限界です!崩壊まであと10秒・・・。」
「クソったれ!」
アレンは悲痛ともとれる叫び声をあげた。
「主任・・・。・・・そうだ・・・。」
仮想空間にいるシオン。
彼女の前に、光が集まってきた。その光はやがて少女のような人影へと変わっていった。
少女はゆっくりと顔をあげ、シオンと視線を交わした。
そのとき、仮想空間へダイブしたアレンがシオンの手を掴み、仮想世界から引き戻した。
仮想空間は光に包まれていく・・・。
「主任はっ!?」
目覚めたアレンは、シオンの元へ急いで駆けつけた。
「えぇ、ありがとう、少し、粘り過ぎちゃった・・かな?」
あの仮想空間で見た少女は何だったのか。シオンは夢見心地だった。
・・・あの少女とは・・どこかで・・。
「??何かあったんですか?」
「ううん・・・何でもないの。さぁ、急いでデータ解析を始めましょう。そろそろ上から催促がくる頃だわ。」
「本艦は3分後にゲートアウトします。非常時に備えてください。」
突然、艦内アナウンスが鳴り響いた。
2
「全艦、ゲートアウト完了。」
「次のゲートジャンプができるまで7時間36分。それまでジャンプは不可能になります。」
「次で最後か・・・。」
艦長と思える人物が虚空を目上げた。目に落ち着きが無い。
「はい。次のゲートジャンプとなります。あと少しの辛抱です。」
艦長の横に立っている男が言った。
見た目は普通のマジメそうな30後半の男だ。その鋭い眼光を除いて。
「大丈夫ですよ。ここまでくれば接触率低いですし。それに小惑星も多いですから、”ヤツラ”から
身を隠すには都合が良いものです。」
「ふん、気楽なものだな。小惑星なぞ、気休め程度にしかならんぞ。」
男は、声を沈めオペレーターを睨んだ。
「厳しいな、アンドリュー中佐。何かあったのか?」
「いえ・・・別に・・・。」
アンドリューという名の男は下にうつむきいた。
「例の物体を回収してから緊張の連続でしたからね。中佐のお気持ち、わかります。」
その”例の物体”に疑問点を持っていたのか、一人のオペレーターが質問した。
「艦長、差し支えない範囲で結構なので教えていただけないでしょうか?
当初の作戦の目的は、惑星消滅事件の調和および調査隊の護衛であったはずです。
それが、”あの物体”を回収してから様相がいっぺんしたように感じられます。
いったいなんなのですか?あれは。」
「さて、調査隊からは何の報告は受け取らんよ。ただ、先日伝えた”ヤツら”もあの物体を狙っているらしい。
という情報だけはえている。もちろん非公式だがね。」
艦長は、私もよくわかっていない。という表情をしている。
「回収のさい、何名かの犠牲者が出たという噂がありますが。」
「それが事実だとしても、われわれに知る権利がない。もともと調査隊も我々とは別の命令系統で動いているし、
我々に与えられた命令書にも『当該宙域にて何らかの”回収物”が存在した場合、全ての事象よりもその確保を最優先す』
と書かれているだけだ。」
「全ての事象・・・といいますと?」
「我々の命よりも。というわけだ。」
アンドリューが言い捨てた。
「そう脅すな。まぁ、星団連邦政府にしても今回の任務はそれだけ重要な作戦ということだろう。
気を引き締めて頼むぞ。」
艦長が微笑みながら皆に言った。
「そうですね。本艦には”有事の際の切り札”も配備されていることですし。」
「おぉ、そうだ。切り札のことなんだが、すまんが中尉、ウヅキ主任に報告データが整い次第、
ブリッジに来るように伝えてくれ。それと、これまでのデータも提出するように・・と。」
「了解しました。」
3
コスモス研究室に電話がかかってきた。
「・・・・了解しました。30分後にそちらに出頭します。」
「早速きましたね。出頭命令」
「でしょ?私の勘って、結構当たるんだから。」
シオンが得意気に答える。
「では、これは提出するデータです。」
「ありがとう。これだけでいいわ。」
最近入ったばかりの新人研究員がシオンに声をかけた。
「主任・・あの・・・よろしいですか?」
「なに?」
「軍はコスモスの実働データを求めています。いいのですか?いつまでもシミュレートデータだけで。」
「うーん、、それ言われると痛いんだけどね、、。でも、出来ることならコスモスには
いつまでも素敵な夢を見ていてほしいんだ。」
シオンは困ったような表情をしている。目も下にうつむいている。
「シミュレートではあれほど無茶をされるのに、なぜ実働となるとあれほど慎重になるのですか?
自分はコスモスが稼動している姿が見たいのです。現状で十分いけるはずです。」
シオンの困った表情を見て、アレンが口を挟んだ。
シオンは、2年前の事故があってから、実働には慎重になっているのだ。
アレンはそのことを知っているし、何より、彼女の困った顔を見たくなかった。
「現状でわざわざお姫様を起こさす必要はないよ。はいこれ、コスモスの装備要項。
連中を納得させる一助にはなるでしょ?
「サンキュー。気が利くね。」
アレンの助け舟にありがたく思ったのか、シオンはアレンに微笑んだ。
「じゃ、いってきまーす。」
笑顔で研究室を出て行くシオン、それを見るアレンの顔は、どこから見てもほころんでいる。
「世話女房ぶりも板についてきたんじゃないですか?副主任。」
同僚のトガシがにやつきながら研究所の後片付けをしている。
「な、何にやついてるんだよ、トガシ。」
顔を赤らめながら、アレンはシオンのデスクの片付けを始めた。
そこには肝心のデータフォルダが忘れられておいてあった。
「はぁ、、またか・・しかたないな・・。」
だが、アレンは少し喜んだ。二人きりになる口実が出来たからだ。
その感情が顔に出たのか、トガシがからかう。
「よかったですね。二人きりになれる口実ができて。ついでに食事でも誘って見ちゃどうです?
こっちは僕らでやっときますから。」
「行くとき行かなきゃ、ダメですよ、副主任。」
「そ、そんなつもりじゃないって言ってるだろう!じ、じゃ、ちょっと渡してくるよ。」
舌をかみながら、アレンは言った。
「がんばってー。」
同僚たち一同の声が聞こえる。アレンはその声を聞きながら研究室を出た。
彼は奥手だ。シオンのことは愛しているはずなのに、言うことができない。
そんな彼はぼやく。
「僕だって・・行けるもんなら、行きたいさ・・。」と。
4
シオンはブリッジへの道を歩いていた。その途中にある格納庫。そこにはゾハルがあった。
彼女は格納庫を通りながら、考えていた。やはり、みんな稼動してるコスモスを見たいのか。
2年前の、彼もそういっていた・・・。
<<2年前のコスモス開発局>>
シオンは残って残業をしていた。あしたまでにまとめておくデータがあったからだ。
パソコンに向かう彼女の後ろに、男性の姿があった。
「まだ残っていたのかい?無理して体壊しちゃ、何にもならないぞ?」
微笑みながらシオンに話しかけた。手には手包みをぶらさげている。
「あ、お疲れ様です。明日までにどうしてもまとめておくデータがあったものですから。
ゲビン先輩こそ、こんな時間までどうなされたんですか?」
「はい、差し入れ。」
ケビンは彼女の横に手包みを置いた。そして、コスモスの眠っている特殊な装置のほうへ歩いていった。
シオンもその後に続く。何も警戒しないということは、彼女は彼に心を許しているということだろう。
ケビンはその装置を見ながら、つぶやいた。
「実は、ある悩み事があってね、寝付けないんだ。」
「悩み事?」
「明日、いよいよ彼女は目覚める。その姿を見るのはとても楽しみなんだけど。目覚めた彼女になんと声をかけたらいいのか
それで悩んでいたんだ。おかしいだろう?」
「おはよう・・・でいいんじゃないですか?」
シオンは微笑んだ。そしてコスモスの眠っている装置を触った。
「おはようかい?」
「朝起きたら、やっぱりおはよう、ですよ。」
「そうか・・・これでぐっする眠れそうだよ。ありがとう。」
ケビンは彼女の肩に手を乗せ、微笑んだ。
・・・・そうだよね。みんなも早く見たいよね・・・。
シオンは彼との会話を思い出ながら、ゾハルを見上げた。
その瞬間、鈴のような音が鳴り響くと同時に、シオン以外の周りすべてが動きを止めた。
静寂・・・その静寂の中に、再び鈴の音のような金属音が響く。
その音が鳴り響いている源に、彼女は仮想空間で見た少女を見つけ出した。
少女はシオンに何かを伝えようとしているようだが、彼女にはその言葉は届かない。
少女は話し終えると、ゾハルの中に吸い込まれていく。シオンはその後を追い、ゾハルに触れた。
するとゾハルの表面に、水面のように波紋が広がった。
シオンは気がついたら、ゾハルの前に倒れこんでいた。
シオンは手を眺める。ゾハルに触れたことは、幻だったのだろうか・・。
5
さっきのことは何だったのだろうか?彼女は考え込んでいた。
後ろから声が聞こえる。聞いたような声だ。誰だろう。彼女は振り向いた。
「アレン君!?」
「アレン君、じゃないですよ主任。肝心のデータ忘れていったでしょ?
危ないですよ、ぼーっとしながら歩いてると。」
「うん、ごめんね、ちょっと考え事してたから。」
そのとき、再び鈴の音がした。彼女はあたりを見渡す。だが、少女の姿はない。
「どうかしましたか?主任。」
「ん?うん・・気のせいよね。きっと。」
シオンは気に留めず格納庫を後にした。
しかし、彼女の後ろには二人を見つめる少女の姿があった。
アレンに先ほどのコスモスの件について感謝を言っていると、彼女に突然呼び出しがなった。
レアリエンの調整の呼び出しだ。
レアリエン・・合成人間といわれる彼らは、人間が過酷な環境を克服し、人間のリスクを削減するために
人によって作られた亜人間。彼らは使い捨て可能な労働力として社会に浸透し、
人間によって消費されていた。すなわち、奴隷である。
奴隷としての立場は14年前のミルチア戦争まで続き、その後社会的な権利を有する存在となった。
だが、レアリエンは工業製品であるというのには変わりが無い。彼らは生産されるのである。消費されるために。
そのレアリエンも調整(ケア)される必要がある。自身の自意識が芽生えたり、精神が不安定になることがある。
それをケアするのが、シオンは好きだった。なぜかというと、不安定なままのレアリエンは、廃棄されるからだ。
6
シオンはレアリエン調整室へと向かった。
「どうも、シオンです。」
「あぁ、どうもウヅキさん、すみません、いつもいつも。」
人のよさそうで、髪をオールバックにしたカスパーゼが話しかけてきた。
目には疲れの色が浮かんでいる。人員不足だろう。
「いいんですよ、カスパーゼ大尉。みんな(レアリエン)にはいつも元気でいてほしいから・・。」
カスパーゼはシオンに今回のトラブルを話した。シオンは着々とトラブルを解決していく。
「一応調整しておきましたけど、また何かありましたらヴェクター本社までご連絡ください。
そちらで本格的なケアをされたほうが良いと思いますから」
「わかりました。ありがとうございます。
しかし、すごいですね。コスモスの開発だけでなく、レアリエンたちのメンタルケアまでこなすとは・・・。」
「そんな、全部上司の受け売りです。それに、私は最初、この部署が志望だったんです。
実は、今の仕事が終わったらこっちに転属願いを出そうかと思っているんですよ。」
シオンは眠っているレアリエンを見つめた。その表情は、眠っている我が子を見る表情に似ている。
「第一開発局は、エリート中のエリートが配属されるところでしょう?それなのに転属願いなのですか?」
「ええ、家族からもよく言われるんですよ。何かの書類ミスに違いない。ってよく言われますし。
私もそう思います。それに、、彼らのこと、もっと知りたいんですよ。」
「そんな連中のことを知る必要もなかろう!?」
声の方向に振り返ると、眼光の鋭い金髪の男がいた。
背が高く、物腰が明らかに軍人と思わせる。彼の顔右頬の皮膚は、色が変わり、硬くなっている。やけどのように・・。
「バージル中尉!?」
カスパーゼが、この突然の来訪客に驚いたようだ。声の調子からも、あまり好ましい客ではないらしい。
「匂いだ・・この匂い。なぁ、あんたも感じないか、この匂い。吐き気を催す匂いだ・・。」
バージルはまるで汚い物を見るかのように、あたりを見回した。
シオンは絶句している。言葉も出ない。
バージルは毎回来ては、何かとレアリエンを罵っているのだろう。
カスパーゼは、声を荒げ、バージルに食って掛かった。
「いい加減にしないか!少佐から事前に指示はあったろう?今回の作戦はA.G.W.Sと
新型レアリエンとの相互支援も目的としているんじゃなかったのか?それをお前は・・・。」
「相互支援だ!?はん!ヤツら相手に、実戦で使える保障なんてない、
”戦闘用レアリエン”との相互支援なんざ、俺は願い下げだぜ!」
「お言葉ですけど・・・彼ら戦闘用レアリエンは優秀な兵士・・・。」
正気を取り戻したシオンも、バージルへ反論した。
「彼らぁ?たかが備品を人間扱いかい。」
シオンの抗議も、バージルは聞く耳をもたない。
「あ、それ問題発言ですよ。彼らは私たちと同様、知性も感情も備わっているし、
それにレアリエンの基本的人権は4763年に制定されたミルチア懸賞で謳われているはずです。」
「お為ごかしか。反吐が出るぜ。表面上いくら人道主義とっても、お前たちヴェクターの人間にとっちゃ
備品は備品だろうに。否、”商品”か」
バージルは小バカにするようにシオンを見つめた。
「私たちは彼らを備品扱いも、商品扱いもしてません!」
「ならなぜ、”戦闘用レアリエン”なんて、分類ワケがされているんだ?
それこそ商品扱いしてる証だろう?何をいったところで所詮は戦の道具。それに知っているぜ。
お前たちヴェクターの人間たちは、”商品管理用の緊急制御コード”があるってな。」
シオンは絶句した。確かに・・ある・・。だが、それは・・・。
そのとき、レアリエンの一人が立ち上がり、バージルを見つめた。
「な、何だよ?」
バージルも突然のレアリエンの行動に驚いたのか、たじろいだ。
「中尉のおっしゃるとおり、確かに我々は”商品”として製造され、そのための教育を施されました。
ですが、私は今のこの”仕事に”誇りを持っています。
それは誰にも強制されない”私自信の意志”なのです」
<<以下、余談>>
すいません、余談です、読み飛ばしていただいても結構です。
このゲームの副題が、力への意思。知ってる人は知ってると思いますが、これはニーチェの本です。
ドイツの哲学者である、フリードリヒ・ニーチェ。
彼は自分自身でたっている人間こそがもっとも美しく、すばらしい人間と考え、
キリスト教を弱者の宗教と言い、「神は死んだ。」という、有名な言葉も残っています。
たぶんこのゲームの作者はレアリエンという人ではない生物をポイントとして、ニーチェ哲学を語ってみたかったのではないでしょうか。
このレアリエンのセリフでもある”私自身の意思”という言葉。人間は弱い存在で、その弱い存在を認めた上で、
自分は過去にも、未来にも存在してはいない。現在にも自分と同じ人は一人もいないし、これからもいない。
「何か。」を成すためにこの世に連れてこられたと、考えた・・はずです。
だからニーチェは、自分の意思で、その目標への苦難の旅へと向かっている人の、なんて美しいことか!とも言っています。
これが俺自身へのニーチェの全体的な感想です。といっても、ニーチェの著者では、私は若き人々への言葉、力への意思しか読んでませんし、
まったくのど素人の解釈ですから、鵜呑みにすると困ります。たぶん解釈も間違ってる気もしますし・・・。
余談が長引きました。本編の続きを書きます。失礼しました。
「ふん、自由意志ってわけか・・。まあいい、今のうちに享受しておけ。
そのうちわかるときがくるさ。この俺のようにな・・・。」
そう言い捨て、バージルは調整室を出て行った。
「すみませんでした、ウヅキさん。昔はあんな奴じゃなかったのですが、あることがきっかけで・・・ね。」
カスパーゼは申し訳なさそうな顔をして、頭を下げた。
「いえ・・彼とは、お知り合い・・何ですか?」
「あいつとは士官学校の同期でね。腐れ縁ってやつです。・・・ミルチアです。」
「そうですか、それで・・・。あ、いけない。ブリッジに出頭しなければならないのです。
それでは失礼します。レアリエンたちはまた後で見ますから。」
「いや、どうもありがとうございます。すいません、嫌な思いを・・。」
そう言い、再びカスパーゼは頭を下げた。
7
「すいません、遅れてしまって。」
「10分の遅刻ですね。通りで開発も遅れるわけだ。」
アンドリューが、シオンをにらみながら言った。そして、それからアンドリューのシオンに対しての説教が始まった。
コスモスの稼動データがないこと、ここが軍艦であるということに自覚がないシオンに苛立ったのであろう。
途中で、アンドリューに呼び出しがあった。顔が緊張した表情に変わり、そそくさと退室していった。
「ご期待にそえなくて申し訳ありません。」
シオンは艦長に謝った。
「なに、謝ることはないよ。今日は自室に戻って休みなさい。」
8
アンドリューは、焦っていた。まさか、いきなり呼び出しがあるとは思ってもいなかったからだ。
急ぎ足で通信室に行き、通信をつなげた。画面に、顔が映った。司令の顔だ。
右目の上から下にかけての切り傷、冷たい目。
「失態だな・・・。アンドリュー。回収には細心の注意を払えと前もって忠告してあった筈だ。」
「はい、”機関員”に犠牲者が出たことは弁解の余地がありません。ですが、我々も・・・。」
アンドリューは苦い顔をした。機関員に犠牲者が出たのは明らかな失態で、弁解の余地がないからだ。
このことを攻められると思い、下をうつむいた。
「些末な事象など、どうでもよい。問題なのはゾハルに人が接触し、人が”消えた”ということ。
そしてその後、”通常空間に晒した状態”で移送していることだ。そして・・・。
貴様の艦隊にヤツラが接触する推定予測時間は5時間と22分後だ。」
「まさか!?やつらが!?」
驚きを通り越して絶句した。奴らがきたとしたら、このような艦隊では耐えられるわけがないのだからだ。
「だから失態といった。1時間前に増設艦隊を差し向けた。それまでの間、なんとしても保たせろ。」
「ま、間に合うのですか?」
「保たせろ。といっている。幸いにして、貴様の艦には”例の兵器”が搭載されているだろう。」
「お、お言葉ですが、あれはまだ実働試験にさえ写ってないのです!危険すぎます!」
「あれの力は、”貴様が一番良く知っている”だろう?多少不安定でもかまわん。急がせろ。」
「で、ですが・・・。」
「以上だ。」
通信が切れる。
「お待ちください、司令!マーグリス司令!」
9
自室に戻り、休んだシオンは夢を見た。
遺跡のような場所にたつシオン。あたりには霧が立ち込めている。
鈴の音が静寂を破る。音のした方を見ると、そこにはあの少女の姿が・・・。
二人は視線を交わすが、少女はふと別の方向に目を向ける。
少女の視線の先には、少年のような人影があった。
「う、、うん・・・。」
夢にうなされるシオン。そのシオンの枕元に立つ少女。
そして少女は何かに気づいたかのように、船の外に目を向ける。
今日はココまでです。長すぎる・・・。まさかここまで長くなるとは・・。
伏線がありすぎて、混乱しますが、勘弁してください。
エピソード2,3を購入したいと思ってる人が、前作のストーリーの流れが
わかるように出来るだけわかりやすく書いてるつもりですが・・・。
なんせ、文章力には自信がありません。ご了承ください。
乙、書いてくれるだけでも有り難いよ。
お疲れチャーン
>>611 2ちゃんを見ていてエピ2、3を購入したいと言う人がどれだけいるだろうか……。
エピ2の評判最悪だしな。
邪神像の件もあるしな…
とにかくゼノ乙っす
余談だけ読んだけど興味深いね
スペクトラルソウルズ
天魔王復活にかかわる話。主人公の六道明(ろくどうあきら)は、第二のリトル・スノー(預言者、指導者)を望む
ルネージュ公国の高官達に勝手に呼び出されたチキュウの住人。しかし、不完全な召喚で呼ばれた彼に未来や
全ての知識を見通す目は無く、彼が宿した魂の力は超絶的な力を振るう剣士としての才能。不手際を隠すために
ルネージュの高官は大勢の刺客をアキラに放った。今、アキラは襲い来る刺客を返り討ちにしながらチキュウへの
帰還を夢見る荒んだ日々を送っていた。行き倒れになった男から、天魔王復活の儀式に必要なアイテムを手渡されたのは
そんな時のことである。
一方、この物語の仕掛け人であるクリングゾールもまた、ルネージュ公国の高官から勝手に呼び出された
チキュウの住人。当然のことながら、彼にもリトル・スノーと同じ力はなく、失望したルネージュの高官達は、着の身着のまま
砂漠に放逐した。不完全とはいえ異界の魂の力を持っていた彼は、その力で荒野を生き抜き、ネバーランドと
チキュウをつなぐ存在「天魔王」を知る。天魔王の復活がなったとき、ネバーランドとチキュウは重なり合い一つとなる。
ネバーランドは事実上崩壊するが、勝手に呼び出した挙げ句用済みの烙印を押された彼にこの世界に対する愛着など
あろうはずがない。チキュウに残した美しい妻と娘への愛、そして、ネバーランドに対する激しい憎悪が、クリングゾールを
天魔王復活へと走らせる。
天魔王復活のために必要なアイテムを偶然所持したアキラに対し、クリングゾールは交渉を持ちかける。
チキュウへ帰りたいという欲求を断ち切れなかったアキラは、ネバーランドの住人の抗議に耳を貸すことができず、
抵抗も見せずにクリングゾールがアイテムを持ち去るのを見送った。激しく非難されて自暴自棄になり戦いから
逃げ出すアキラ。だが、結局彼はネバーランドを見捨てることができなかった。
クリングゾールの儀式で蘇った天魔王をネバーランドの住人とともに力を合わせて倒した後、
アキラは一人ネバーランドの地を旅する道を選んだ。
「俺にも何か出来ることがあるのかもしれない」
そんなことを考えながら……
・ヒロインは誰か?
正直わからん。アキラの恋人になってくれそうな女性はネージュだけじゃないの?
俺はこのゲームをプレイしたとき、正直ネバーランドなんて滅んで良いと思ったよ。
ま、こんな感じで如何でしょうか?>要約を欲する読者の皆さん。
>>590 頼んだものです。l
A・C・Eありがとうございます。
あのマザコン・ロリータはついにただの糞に成り下がっちまったんですね。
あのシャアがただのアダルトチャイルド扱いとは、時代は移り変わるもんだなぁ…
シャアぶっちゃけ原作でもヘタレ100%だろ( ´,_ゝ`)女がいなきゃなにもできずに
最後はアムロに抵抗も出来ずにぶちのめされてEDだしな、あそこまでヘタレ二枚目は始めてみた
ネバーランドって酷いなぉぃ。
ラ・ギアス、バイストンウェルだってそこまで鬼じゃないのにな。
なんて自分勝手なんだネバーランドの住人は。
主人公をいたわってくれる人はいなかったのか?
黒の剣をお願い
バイオ4クライマックスマダー?
続き気になるよーーー!!
まぁ、アイデアファクトリーにストーリーを求めるのがそもそもの間違いで・・・
>>626 きっと「続きはゲームでね!」ってことなんだよ・・・(つД`)
バイオ4は、発売日に買ってからずっと未開封
前にデビルメイクライの1.2をやってくれた職人さん、
いたら3を頼む。あんたの文章でやってほしいんだ。
まとめ
すみません、誤爆しました。
依頼されてないゲーム書いていい?
いいよ。
636 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/28 21:15:00 ID:wwULmqt4
>>630 DMC3やってみようかと思ったけど、1、2やった人じゃないや・・・
真・女神転生III-ノクターン マニアクス
教えてください
アサクサまでは行きました。
>637
まとめサイトのノクターンの項目の後半に既に出てる。
ところでスレの容量は大丈夫?650辺りで寿命を迎えるからな
450超えてるな
642 :
黒の剣:05/02/28 23:08:46 ID:Wq4HnRN1
ヒロインは巫女で黒の剣を持つにふさわしい剣士を探していました。
んで、色々あって主人公が選ばれました。
暗躍する謎の仮面魔族と戦ったり、実は仮面魔族は美少女だったり
主人公が奥義を継承したことに納得できない兄弟子と戦ったり
魔龍が復活したり、国を見捨てて脱出しようとした王侯貴族が全滅したり
ブラックドラゴンは混沌の化身なのでいくら攻撃しても倒せません。
ヒロインの持つ黒の剣を使えば倒せるのですが黒の剣の使い手は魔王に
なってしまう罠。
しかたないので黒の剣を使ったら主人公の身代わりにヒロインが
魂を剣に捧げることになってしまうました。
ラスボスはふよふよ浮いてる黒の剣。「俺に…斬れるか!」
スタッフロール後ヒロインを抱えた主人公が洞窟から脱出する後姿と
叩き折られた黒の剣が地面に落ちてたグラフィック。
どうなったかシラネ。
主人公が硬派すぎてエロさが欠片もなかったです
643 :
風のタクト:05/02/28 23:40:57 ID:O5J225xG
風のタクト、最後の部分で「時のオカリナ」との関係やネタバレも含めて一気に情報量が増えるので勝手に補足。
>>510の一行目からつながります・・・
リンクが勇気のトライフォースの欠片を集めてハイラルへの道を開いたその時、リンクの手にトライフォースが宿った。
「それはトライフォースに勇者として認められた証。お前は「風の勇者」と言ったところか」と赤獅子の王は言った。
(ちなみに時のオカリナのリンクは「時の勇者」として伝えられている)
ハイラル城で待つはずのゼルダの元へ向かうリンクだったが、案の定ゼルダは既にガノンドロフの手に落ちていた。
ゼルダを救うためにマスターソードでガノン城への結界を打ち破り、立ちふさがる敵を打ち倒して奥へと進むリンク。
最奥部で待っていたのは眠り続けるゼルダと、それを見守るガノンドロフ。そして彼はゆっくりと語りだした。
ハイラル王から聞かされた話では、ガノンドロフの侵攻を防ぐために神がハイラルを封印したというものだった。
そして高き山(現状の島)に再び国を興す民を残したのだ、と・・・そんなものは笑止であるガノンドロフは言う。
「漂う木の葉の如き島々で何が出来る?貴様らは、神に滅ぼされたのだ!」
ガノンドロフのシルエットが巨大化し、魔物のそれとなる。
「お前が勇者として、ワシの前に出るに相応しくなるのを待っていた・・・期待を裏切らんでくれよ」
激闘の末に魔物を退けたリンクだったが、打ち倒したのはガノンドロフの下僕。
眠るゼルダを抱え遥か上へと消えていくガノンドロフに誘われ、リンクは城の最上部を目指す。
644 :
風のタクト:05/02/28 23:42:45 ID:O5J225xG
辿りついたのは城の屋上。空は海、そして吹きすさぶ風。眠るゼルダの傍でたそがれるガノンドロフ。
「ワシの国(オカリナの話)は砂漠にあった・・・日があるうちは灼熱の風、月が昇れば荒涼の風・・・風が死を運んできた」
「ハイラルの大地に吹く風は死とは別のものを運んでくる。ワシは、この風が欲しかったのかも知れぬ」
知恵・力・勇気の三つのトライフォ−スが揃うとき、手にしたものの願いを叶えるという。そしてその三つがここに揃った。
襲いくるガノンドロフに立ち向かうリンク。しかし勇者といえど子供が魔王との一対一では、なすすべも無く叩き伏せられてしまう。
「案ずるな、殺しはせん。用があるのは・・・」リンクを屈服させ、目前に現れた完全なトライフォースにガノンドロフは歩み寄る。
「さあ、我らの縁(えにし)を終わらせよう!再びこの地を日の下にさらし、ハイラルをわが手に!」
だがその時、トラフォースの前にハイラル王が人の姿で現れた。
「トライフォースよ、この子らに希望を与えよ!古き地ハイラルを消し去り、この子らの未来に光明を!」
願いを叶え天へと帰るトライフォース。空のそこかしこに亀裂が走り、流れ込む海水がハイラルを飲み込んでいく。
「これで我らの因縁も終わろう・・・ガノンドロフ、ハイラルとともに沈むが良い」
悲憤が生み出した狂気か、運命への皮肉と自嘲か、水しぶきの雨の中でガノンドロフは激しい哄笑を漏らした。
目を覚ましたゼルダは、跳ね飛ばされたマスターソードをリンクに手渡す。
「ごめんリンク、少し寝坊しちまった・・・さあ!こんな所おさらばして、帰ろう!私たちの海へ!」
ガノンドロフはその言葉を背中で聞き、剣を構え振り返る。
「いいだろう・・・ならば見せてもらおうか。貴様らの未来、希望とやらが、如何ほどのものか・・・」
「トライフォースに値するのかをな!」
645 :
風のタクト:05/02/28 23:46:11 ID:HiC3D5vJ
魔を打ち破る光の矢をゼルダが、退魔の剣をリンクが操り、死闘の果てにガノンドロフに致命の一撃を与えた。
「ふ・・ふふ・・・風が・・・吹いて・・・おる・・・・・・」 マスターソードを突き立てられ、岩と化す魔王ガノンドロフ。
疲れ果て倒れこむリンクを支えるゼルダ。二人にハイラル王が語りかける。
自分はこの地ハイラルに縛られていた。既に滅びてしまった王国を、思い返さない日は無かった。
その意味では自分もまたガノンドロフと同じであると。
しかし、リンク達には未来へと歩いて欲しいと、何も無いのだとしてもそれでも前を向いて欲しいと、ハイラル王は言う。
そしてこんな世界しか残すことの出来なかった自分たちの不甲斐なさを謝る彼に、ゼルダは答えた。
「だったら一緒に見つけに行けばいいんだよ。船はあるんだ、きっと見つかるよ、ハイラルになる大地が!だから・・・」
微かに微笑むハイラル王。
「・・・ああ。だが、そこはハイラルではない。お前たちの国だ!」
空の亀裂が大きく広がりハイラルは完全に水没した。気がつけばリンクとゼルダの体はすっぽりと泡に覆われている。
上へと浮き上がっていくリンクとゼルダ。古き地とともに沈んでいくハイラル王。
リンクは必死で手を伸ばすが、ハイラル王には届かない。未来への希望を残した王は静かに呟いた。
『我、種子を放てり・・・』
どこまでも続く大海原に浮かぶ二人。
リンクとゼルダの姿から元に戻ったが目をさますと、テトラの海賊船で仲間が迎えに来たところだった。
船にはマスターソードに力を与える賢者として神殿を離れられなかったはずのマコレとメドリもいる。
ガノンドロフ、マスターソード、伝説、賢者、そしてトライフォース・・・全ての因縁がハイラルとともに消え去ったのだ。
後日、リンクの故郷プロロ島にてリンク達は新たな旅へ出航しようとしていた。
テトラの威勢のよい号令が響き渡る。
「出帆!舵はそのまま!行き先は・・・風が教えてくれるさ!」
ハイラルにかわる新たな大地を求めて、彼らは大海原に乗り出した。
〜END〜
以上です。
あと補足ついでにエターニアに関してですが、
>>515でリッドがファラに言った台詞のメインは
「自分から言い出してくれるまで待ってるからな」という趣旨。
夢の内容をひきずってというよりも、過去の夢(時系列的には第二の試練の内容の続き)を見て
幼いころの記憶を取り戻してファラの現状を完全に理解した、という部分。
また「最後のセイファートの使者の声」の内容は、
「彼らにならできる。我々はただ見守ることにしよう。彼らの作り出す未来を」というもの
『我々』という複数形の理由は不明ですが、一例としてセイファートとネレイドを指すという解釈があります。
>>646 いまいち、時のオカリナとの関連がわかんない。
ガノンとかは全作のガノンのままで、ゼルダやリンクは別人ってことなのかな。
ダーククルニクルのストーリー教えてくらはい
>519 >647さん
ご指摘&訂正どうもです。
651 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/01 05:22:42 ID:qu5s/lc/
間違った・・;
>534さん、>647さん
どうもです。
分岐があると知り分岐探して一ヶ月…すっかり新作じゃなくなってましたごめんなさい。
しかも今回分では分岐の結果出てませんダブルごめんなさい。
んでは行きますアバタールチューナー2−。最後にまとめ蟻ですよ…
ああ後分岐は最後面罵ーに関係すると思われるものしか出してません。でわそゆことで。
捕虜収容所に潜入したサーフ達だったが、牢入り口に足を踏み入れるなり収容所の所長に出くわしてしまう。
戦おうとするも所長のクヴァンダが使う「惑いの墨縄」を受け、サーフ達は手もなく捕らえられてしまった。
反乱を成功させるには、あの所長を何とかしなくてはならない。
先に潜入していたローカパーラ構成員により、驚くべき事にこの収容所が捕虜を収容するだけではなく、
人肉缶詰に加工する為の工場でもあることが判明する。
手引きを受けて牢から脱出したサーフ達は、牢内の他の構成員たちの協力を受けて、
狂死した監視員の腐肉を使った缶詰を作り、それを食べて弱ったクヴァンダを倒した。
開放の喜びに沸く捕虜収容所。
ゲイルは地面に座り込んでいるフレッドの傍に歩み寄っていく。
「子供じゃないからな…仲間がどうなったか、わかってるよ」
肩に手を置かれ、フレッドはぽつりと呟いた。その手には血まみれの帽子が握られている。
手の甲で涙を乱暴に拭って立ち上がったフレッドは、ワークパンツのポケットから小さな本を取り出した。
「こんな葉っぱ、何の役にもたちゃしねぇじゃねぇか」
ページの間に挟まれていたのは、一本のオリーブの小枝。
何気なく背後から覗き込んだゲイルの顔色が変わる。
「誇り高い男になれ」夢で見た、居るはずもない息子にそうことづてて斃れた男が、
同時にこうも言っていたのだ。
その子は、オリーブの葉を持っているはずだ、と。
死んだ父親に貰ったという平和の小枝を睨みつけて、フレッドは叫ぶように言った。
「こんなのがあったってダメなんだ!…早く大人になって力をつけなきゃ」
父親の形見を投げ捨てようと振りかぶった小さな手は、
「フレッド」次の瞬間ゲイルの大きな手に掴みとめられた。
「ルーパ…父親からの伝言だ」
しかし、続いてゲイルの口から出てきたのは、ルーパが残したものとは違う言葉だった。
「おまえの父親は素直な子になって欲しいと望んでいた」
「親父を知ってるのか!?」
振り向いたフレッドに、ゲイルは一言一言、噛んで含めるように「父親の伝言」を伝える。
「その涙は誇りに思え。いいんだ、子供で」
だが、今のフレッドにはその言葉こそが必要だった。
涙を堪えきれなくなったフレッドはゲイルに飛びつき、堰を切ったように泣き始める。
アディルたちが起こした混乱に乗じてサーフ達は協会本部へ乗り込んだ。
が、妙な事に警備兵の姿が見えない。誘い込まれているらしい事はわかったが、
何にせよセラ奪還の為に先に進むしかない。上階へ上ると協会の特殊部隊が襲い掛かってくるが、
途中で逃げ遅れた協会職員を捕まえて聞き出すと、彼らの行動は独断による暴走だろうという。
上層階ヘリポートで特殊部隊のキラーエリート、「トリブヴァーナ」の三人組に遭遇。
一旦は叩き伏せたものの、上の階にまでしつこく追いすがってくる三人組。
言葉の端々から察するに、どうも誰かに対するライバル心ゆえの行動らしい。
再度トリブヴァーナを撃退。
「あの連中、一体何と自分たちを比べている」といぶかしむゲイル。
協会本部上層部、医務室。
セラが入っていた生命維持装置を覗き込むサーフ達。だが装置の中は空っぽだ。
その時、「セラなら、もういねぇ」
唸るような低声が背後からかかった。
「なんだ、まだ懲りねぇ…」振り向きかけたシエロの鼻先を掠め、投げつけられた白服が地面に落ちる。
ローカパーラに情報を流していた、あの協会職員だ。
開かれたドアの前に険しい表情で立っているのは、
行方不明だったエンブリオンメンバーの最後の一人、ヒートだった。
「ヒート、一体…」アルジラの問いかけを振り払うようにヒートは腕をふるい、火球を投げつける。
咄嗟にアルジラを庇って地面に伏せるサーフ。
突然の凶行に唖然としながらも、ロアルドはヒートのまとう禍々しさに秘められた悲しみを看破する。
「血迷ったか!」
ゲイルが静止しようと飛びかかったが「俺はまともだ!」腕一本で弾き飛ばされた。
訳がわからず、困惑するサーフたちの背後でモニターが点灯し、
「その子は私たちに協力してくれるそうですよ」マダム・キュビエの姿が映し出された。
キュビエは語る。「余りありがたくない理由で」サーフ達はセラにとって特別だった。
だからヒートは彼女の元に帰ってきたのだと。
そしてキュビエとローカパーラを共倒れさせる為にエンジェルが内通者の裏で糸を引いていた事、
エンジェルがセラの父親であり、母親でもある生みの親だという事実を告げる。
そして明かされるキュビエの目的。
人類は滅びに向かっている。だから人の種を未来に残す為、ジャンクヤードの実験で手に入れた
悪魔化ウイルスを使って、環境に適応し、キュビエ症候群にかかる事のない悪魔の体を手に入れる。
意識の完全な悪魔化はセラの歌によって防ぎ、人肉工場で安定した食糧供給を実現、
そして協会の保つ秩序の元で生きる価値があるものとそうでない者を選別し、
管理されたチューナーの社会、ニルヴァーナを築こうというのだ。
「貴方たちも帰っていらっしゃい。無用な殺し合いや、飢えに苦しむことのない、平穏な暮らしを約束しましょう」
「ひとつはっきりした…ここはニルヴァーナなんかじゃない」
人を人とも思わぬマダムの提案に、ゆるゆると起き上がりながらゲイルが低い声を押し出す。
マダムの言う「ニルヴァーナ」は、彼の思うそれとはいわば対極に位置する代物だった。
誰もが悲しまずに生きていける世界、誰もが楽しく暮らせる、仲間が争わずに済む世界。
それこそが彼の信じるニルヴァーナだったから。
「俺は、誇りに賭けてお前たちと戦う。自分の意思でだ!」宣戦布告のように指を突きつけるゲイルに
「仕方ありませんね…」マダムは溜息をつき、「秩序を乱すバグの処理」をヒートに命じる。
背後のドアが開き、入ってきた警備員の一群を背に、
ヒートはサーフを睨み付けて猛々しい唸り声を上げる。
「もう、あの時のようにはいかねぇ…本気で来い、サーフ!」
戸惑いながらもヒートを退けるサーフ達。ヒートは一同の前から姿を消す。
「お前は俺が必ず食らってやる!」という呪いの言葉を残して…
ヒートの裏切りの衝撃から醒めやらぬまま、追っ手から逃れてサーフ達は上階へと上る。
最上階で彼らを待っていたのは、彼らがこちらの世界へ来るきっかけとなった人物、エンジェルだった。
彼女は驚くサーフ達にジャイロの鍵を渡し、セラがラボにいる事を告げる。
この奇妙な行動の理由を尋ねるゲイルに、
エンジェルは「連中に任せていては過ちを繰り返すだけだ」と、
セラ救出に関するこの「貸し」に対する見返りとしてマダムの抹殺を依頼する。
彼女の目論見。
つまるところそれは全ての人間を悪魔化させ、お互いに食らいあう弱肉強食の「混沌」を作る事によって
究極の進化を導き、生きる意味を知る「解脱」者を作ろうという事だった。
彼女の言わんとすることを的確に先回りして言い当てるゲイルを、エンジェルが忍び笑う。
流石随一の論理回路を持つアスラ、副作用さえなければ、と。
悪魔に侵された、その副作用として人間性を得たコンピュータプログラム。
こんな気の利いたジョークがあろうか?
「それで、お前の企みにもセラが必要と言うことか」
またしても正鵠を得たらしいゲイルの発言に
「頭が働き過ぎるのも困りものだな。詮索はそれぐらいにしておけ」
不機嫌そうに呟いてエンジェルが背を向ける。
その脳裏には、彼によって呼び起こされた、ある記憶が浮かんでいた。
朱に染まる世界。血塗れの青年が息も絶え絶えに語りかけている。
「ジェナ…誰も、恨むな…」
彼を膝に抱いた彼女は、泣きながら震える声で懇願している。
「一人にしないで。お願いよ、デイビッド…!」
警戒音にゲイルがハッと顔を上げる。
マダム派の兵士にエンジェル派の防衛線が突破されたとの無線に
「行け、ぐずぐずするな」物思いから醒めたエンジェルが肩越しに背後を振り返り、硬い声を投げた。
飛び去っていくジャイロを見つめ、エンジェルは満足そうに語りかけた。
「行くがいい、セラの愛しい喰奴(クラウド)たちよ」
セラを求める以上、彼らはエンジェルの思うがままだ。
野望に満ちた視線が、ふと首にかかった指輪に落ちる。
ジャンクヤードが消滅したあの時。
崩壊のショックに呆然と座り込むのみだった彼女に差し伸べられた、ゲイルの手。
まっすぐに自分を見つめる彼の、その手を取った自分の手を見つめ、
しかしエンジェルは詮無いことを、と言わんばかり、静かに首を振る。
そんな彼女の背後でドアが乱暴に開かれた。
先頭の協会兵が反乱罪に対する「処分」を告げ、次いで一斉に向けられる武器。
一旦は背を向けたまま両手を上げたエンジェルだったが、すぐにその肩は小刻みに震え始める。
「誰があのウイルスを、構成したと思っている?」
嘲笑混じりに言いながらエンジェルは振り向き、胸元のアートマ「メイルシュトロウム」を
見せ付けるように彼らの眼前に晒した。
ミサイルが上空を飛ぶジャイロに向かって飛んでいく。
暗転の後。
撃墜されはしたものの、サーフ達は墜落までに何とかセラのいる「EGG施設」を擁する
「ラボルーム・研究施設群」に辿り着いていた。
地下へ地下へと進んだサーフ達の背後に荒い息と共に立つ者がいる。
ここにまで追いかけてきた「トリブヴァーナ」の一人、「三仕官・地」だった。
一人きりの彼を不審に思い、他の仲間の行方を尋ねるシエロ。
獰猛な笑みで答える「地」の口元が血に染まっている。
「仲間を、喰ったのか…?」
愕然とシエロは呟き、アルジラが思わず口元を押さえた。
自分たち人間が作り物に負けることなど、あってはならない。その為ならば仲間も本望だろう、という
続く「地」の言葉がシエロを激怒させる。
「てめえが、仲間なんていうんじゃねぇよ」
シエロの周りに巻き起こった風をちらと見やり、ゲイルは「地」に問いかけた。
仲間を喰らい、何を受け継いだのかと。
石化したサンプルを砕き、「力を」と答えた「地」にゲイルは首を振った。
怒りに燃えるシエロが大股に「地」へと歩み寄っていく。
「気の毒だ。俺たちはそれ以上のものを継いできた…貴様は、絶対にシエロには勝てん」
「これで勘弁しといてやる。どこへでも行っちまえ」
「地」から奪ったラボのカードキーをひらひら振りながら、シエロが吐き捨てた。
膝を折り、何故だと問いかける「地」を振り返るシエロ。
「喰うだけが強くなる事じゃねぇんだ」
そういい残してシエロは崩れ落ちる彼の元を去る。
「地」に止めは刺さない。
仲間の事を考えながら生きられるとこまで生きる、それが「地」が背負ってしまった業だから。
研究室の資料を探る中、ロアルドが疑問を口にする。
エンジェルの目指す淘汰による「悟り」。それは言葉を変えれば「滅び」なのではないか、と。
途中、研究施設の内部で厳重に封印されたガラスの塊を発見。怯える研究員が言うには、
その巨大生物の名は「メーガナーダ」。五年前「ヴァルナ」と共に発現した最凶の喰奴だという。
殺すしかなかったヴァルナと違い、何とか封印できたメーガナーダとEGGから得た情報を使って、
エンジェルは悪魔化ウイルスを構成したのだった。
更に詳しく五年前に起こった事件の事を聞き出そうとするサーフに、逃げ腰だった研究員が
「お前が一番よく知っているんじゃないのか!?」と声を荒げた。
そこの仲間と同じ顔をした同僚を喰い殺したお前が、と。
その後ろでモニターに流れる神話のデータベースを見ていたアルジラが、何故か顔を青ざめさせている。
「メーガナーダ…魔王ラーヴァナの子、雷の精にして不死なる者。もうひとつの名を…冗談でしょ」
地下三十階、「EGG施設」。部屋と呼ぶには巨大すぎる室内に鎮座する、
無数のケーブルに繋がれた巨大な卵。
中央の通路を駆けて行くサーフ達を、監視所からマダムが無言で見つめている。
その張り出したひさしの上。銀の瞳を瞬かせる片耳だけ色の違う黒猫の姿があった。
自分を呼ぶ声に、EGG内のプールから救い出されたセラは目を覚ました。
気づくと懐かしい顔たちが自分を心配そうに見守っている。
「サーフ!」とりわけ彼女が心を砕いていた銀の髪の青年を間近に認めたセラは、
思わずその身体にしがみつき、硬く目を閉じた。
「生きていたのね。私、みんな消えちゃったって」「喜ぶのは後だ」
嬉しげに囁いたセラの言葉を、緊張したゲイルの声がさえぎった。
彼の視線を追って振り向く一同。
視線の先、彼らがやって来たドアが気密音と共に閉じ、そこに立っていたのは…。
「ヒート」不思議そうに問いかけるセラ。
その時、辺りにマイクを通して、マダムの声が響き渡った。
「セラフィータ、私に従いなさい」マダムの声は、諭すように訴える。
巫女として神と人々の心を鎮める義務を果たし続けるならば、サーフ達は無事に帰すと。
その間にも通路の両端でぶつかり合うサーフとヒートの視線。
高まった緊張に押し出されるようにヒートが駆け出す。
「待ちなさい!」慌てたマダムの制止も彼を押し止める事は出来ない。
戸惑うセラをゲイルに託し、立ち上がったサーフはまっしぐらに駆け寄ってくるヒートから
少女の裸身を隠すように、その前に立ちふさがった。
二人の距離が見る間に縮まる。
背後に引かれたヒートの指が、一瞬で巨大な鉤爪を備え―――。
ひさしの上で黒猫が力なく耳を伏せ、うちしおれて身を伏せた。
鈴の音が響く。
ヒートに胸板を貫かれたサーフは、しかしながら彼をさいなんでいるに違いない
激痛に耐えるような素振りさえ見せず、ただ黙ってかつての戦友を見下ろしている。
「なぜ、避けねぇ」ヒートの問いに、微かに開いたサーフの唇が応えを返す。
(ここで「仲間…だからだ」と「セラは…渡せない」の二択アリ)
そのままサーフは不意を突かれたヒートのトライブスーツの胸元を掴み、有無を言わさぬ力で
あとずさって行く。
自失したまま見守る全員の前で、彼らは開いたままだったEGG装置の扉を踏み越え、
直後に高々と水音が上がり…「いやぁぁぁ―――!!」セラの悲鳴が周囲の空気を切り裂いた。
見開かれた黒い瞳の奥で崩れ落ちる、ヒートと瓜二つの、しかし髪の色が違う白衣姿の青年。
数歩離れたところから倒れる彼を眺めている黒髪の青年はサーフとそっくり同じ顔で、
でもその頬に浮かんでいる微笑の邪悪さは、はっきり別人だと確信させるに足る程で…
その光景を見ているのは今より幾分幼い容貌のセラ。
視界を覆いつくすほどの生体ケーブルに囲まれて、
だが破滅の引き金となった光景をはっきりと見てしまった証拠に、
その眼差しは痛い位の驚愕と悲しみに支配されている…。
地響きを立てて作動していく巨大な装置。中に配されていたパラボラアンテナは一方向のみを向いている。
黒猫が鈴の音と共に顔を上げ、頭上を見上げた。
「は、HAARPが勝手に動いています」「馬鹿な、ケーブルに繋がれてもいないのに」
上擦り声の報告を受け、マダムは顔を覆っていた手を下ろした。
開かれた回線が映し出されるモニターは、同時にこちらからの有り得ない送信値を示している。
「五年前」を遥かに凌駕する量のある「情報」。それが、アラスカの施設を通して黒い太陽へと送信された後。
都市中のありとあらゆる物が情報の光と化して渦を巻き、天へと昇り始める。…太陽に喰われているのだ。
悲鳴を上げて逃げ出した研究員を他所に、マダムはただ呆然とモニターに映る、
喰われていく世界を見つめていた。
血臭に満ちた執務室。窓の外を振り仰いだエンジェルが僅かに口元を歪めて破滅の情景を眺めている。
絶え間なく鳴り響く警戒音。EGGに向かって駆け出すアルジラの腕を、ゲイルが掴みとめる。
「退くぞ!」怒鳴りつける横顔に「サーフが!」アルジラは悲鳴のような声を叩きつけて抗う。
「サーフは死んだ!」言い切って顔を伏せるゲイルに目を見開くアルジラ。
「俺たちを生かすために死んだんだ!」断言するなりゲイルはショックに気を失い、
ぐったりとなってしまったセラの身体を抱え上げる。
そんなたわ事は信じない。信じたくない。去っていく背中に目を閉じたアルジラは、
しかしどうする事も出来ず、突き上げて来る想いから逃れるように顔を振ると、
いらえのないEGGの水面に向かって、あらん限りの声でサーフの名を呼ぶのだった。
今回のまとめ。
捕虜収容所(兼人肉工場)のボス(ウマ)にハアハア言われながらおっかけっこした挙句ゲリらせて倒したよ。
でもつかまってたフレッドの親友とっくの昔に缶詰に。
慰めようとしたゲイルはフレッドが1で出てたルーパの息子だって気づいたけど
子供の無力に打ちひしがれる今の彼に「誇り高い男になれ」っつー父からの伝言は死者に鞭なんで
「素直な子に。子供でいい」とウソ伝言。でも結果的にはこれでおk。
協会本部で協会のボス、マダムキュビエとモニタ越しに出くわす。
マダムの主張=人間には存在価値があるのとないのがいるから
協会が決めた価値ある人間を悪魔化させて、キュビエ病(石化病)から守ったるよ
(悪魔化すると石化しない)んで価値ない人間=人肉工場で餌に。
凶暴化したらセラの歌=これぞ協会の下の秩序ある理想郷(゚д゚)ウマー つまりロウ?(なのか?)
出来るかそんなんゴルァすると裏切ってマダム側に付いたヒートけしかけて来る。
戦闘勝って(ヒート逃げた)上の階行くとエンジェルがセラの居場所教えてくれて
そこまで行くためジャイロまで用意してくれてて代わりにマダムのタマ取ってこんかいゴルァ言われる。
エンジェルの主張=この世は弱肉強食ですよ上からもらった秩序なんてイランですよ
みんな悪魔化させてバトロワりますよ混沌ですよ。したら勝ち残った=進化した一番強いのが悟り開いて
「解脱」れるよ(゚д゚)ウマー。(要するにカオス…なのか?)
こっちの言う事も聞いてられるかゴルァ思うもののいつの間にかマダム派とエンジェル派が内乱になって
ここにも飛び火してきて他に手もないんでジャイロくれ→脱出。でも途中で落とされた。
けどセラいる施設にはしっかり着いてた。
EGG施設でついにセラと再会。でもそこに待ってたマダムが「セラフィータおとなしく巫女りなさい」
んでまた襲ってきたヒートにサーフわざと胸グサー→ヒート「なぜだ」に二択で答えて
サーフヒート道連れにEGGの中へサヨウナラ。セラ「イヤーーー」で気絶。
記憶の中でヒートそっくりな人がぶっ倒れてサーフがそれ見ながら邪悪ニヤリ。
現実ではアラスカのHAARP施設が勝手に作動した後地球の情報が光の渦と化して太陽にごちそうさま。
マダム( ゚д゚)ポカーン エンジェル(・∀・)ニヤニヤ
ゲイル「サーフは死んだ!俺たちを生かす為に死んだんだ!」アルジラ「サーフぅぅぅぅ!」次回に続く。
いじょ。続きは三四日後にでも。
>652氏 続きもガンガレ
●未解決分
■PS2 ・大正もののけ異聞録 ・鋼の錬金術師-翔べない天使-
・フェイスパラドックス ・零 ・グレゴリーホラーショー ・フロントミッション4 ・決戦3
・キングスフィールド4 ・エヴァーグレイス1、2 ・キングダムハーツFM ・鬼武者1,2
・BUSIN ・BUSIN 0 ・半熟英雄対vs3D ・ステラデウス ・ライゼリート ・花と太陽と雨と
・FF11(国別、プロマシア) ・ジェネレーションオブカオス2、3 ・ダーククロニクル
・バイオハザード(CODE:Veronica、OB1,2)
■PS ・里見の謎 ・ミスティックドラグーン ・クーデルカ ・クロックタワー3 ・黒ノ十三
・エクサフォーム ・エネミーゼロ ・ラグナキュール ・ドラゴンシーズ ・すべてがFになる
・新世代ロボット戦記ブレイブサーガ ・MOON ・クーロンズゲート ・聖霊機ライブレード
・フェイバリットディア(純白、円環)・フロントミッションオルタナティブ ・バイオハザード3
・だんじょん商店会
■GC ・FFクリスタルクロニクル ・スーパーロボット大戦GC ・バイオハザード0
■SFC ・ラストバイブル3 ・超魔法大陸ウォズ ・ダークキングダム ・永遠のフィレ―ナ
・ざくろの味 ・弟切草 ・イデアの日 ・ソウルアンドソード ・大怪獣物語2 ・セプテントリオン
・幕末降臨伝ONI ・学校であった怖い話
■FC ・太陽の神殿 ・ミネルバトンサーガ ラゴンの復活 ・ゲゲゲの鬼太郎2 ・道(TAO)
・ボディコンクエスト ・ヘラクレスの栄光2 ・ゼルダの伝説 ・リンクの冒険 ・モンスターメーカー
・マイトアンドマジック ・スウィートホーム ・メタルギア
■64 ・スーパーロボット大戦64
■XBox ・真女神転生NINE ・OTOGI〜百鬼討伐絵巻 ・パンツァードラグーン オルタ
・FATAL FRAME2 CRIMSON BUTTERFLY
■セガ系 ・サイバードール ・ファンタシースター(1、2、3、千年紀、オンラインep2、ep3)
・シャイニングウィズダム ・ナップルテール ・パンツァードラグーン、ツヴァイ ・ラングリッサー2
・シャイニング ザ ホーリィアーク ・電脳戦機バーチャロンマーズ ・七ツ風の島物語
■携帯機 ・ONI1,2,4,5 ・KOF R-1,EX ・ゴットメディスン ・なりきりダンジョン3
・真・女神転生デビルチルドレン(赤、白、光、闇、炎、氷、メシアライザー) ・きみのためなら死ねる
・風来のシレンGB2 ・聖剣伝説 ・スーパーロボット大戦OG2 ・スーパーロボット大戦R
・エストポリス伝記 よみがえる伝説
■PCゲー ・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・「囚人へのペル・エム・フル」 ・コマンド&コンカー
・偽典女神転生 ・セラフィックブルー(フリーゲーム)
■その他 ・剣神ドラゴンクエスト ・コズミックファンタジー(PC Engine) ・虚空漂流ニルゲンツ
・ストリートファイターIII 2nd ・サイキックディテクティブ1,2 ・メタルギア2
●途中
■現スレ
■前スレ ・アバタールチューナー2 ・キングダムハーツ ・スーパーロボット大戦OG
■Part10から放置 ・バイオハザード2
■9以前から放置 ・逆転裁判3 ・ルドラの秘宝 ・ONI2 隠忍伝説 ・「テラ・ファンタスティカ」
・みつめてナイトR ・ポリスノーツ ・九龍妖魔学園記 ・ブルーフォレスト物語 ・東京魔人学園符咒封録
・グランディア ・サモンナイト(カルマ) ・ONI3 ・ロマサガ(WCだけの話) ・.hack ・ジャングルウォーズ2
・戦国サイバー藤丸地獄変 ・刻命館 ・幻想水滸伝3(主3人のED詳細)
●執筆予告がある物 ・スーパーマリオRPG[9] ・ファイアーエムブレム聖戦の系譜[11] ・サーカディア[1]
・ファイアーエンブレム(封印、烈火)[1] ・鬼神降臨伝ONI[1] ・俺の屍を超えてゆけ[1] ・逆転裁判2[2]
・ミッシングパーツ[2] ・英雄伝説6 空の軌跡[2] ・聖刻1092 操兵伝[2] ・ティアリングサーガ[2]
・転生學園幻蒼録[2] ・エースコンバット5[2] ・デビルメイクライ3[2]
すみません訂正です。同じ行から差し替えてください。
■Part11から放置 ・バイオハザード2
■10以前から放置 ・逆転裁判3 ・ルドラの秘宝 ・ONI2 隠忍伝説 ・「テラ・ファンタスティカ」
・みつめてナイトR ・ポリスノーツ ・九龍妖魔学園記 ・ブルーフォレスト物語 ・東京魔人学園符咒封録
・グランディア ・サモンナイト(カルマ) ・ONI3 ・ロマサガ(WCだけの話) ・.hack ・ジャングルウォーズ2
・戦国サイバー藤丸地獄変 ・刻命館 ・幻想水滸伝3(主3人のED詳細)
●執筆予告がある物 ・スーパーマリオRPG[9] ・ファイアーエムブレム聖戦の系譜[11] ・サーカディア[1]
・ファイアーエンブレム(封印、烈火)[1] ・鬼神降臨伝ONI[1] ・俺の屍を超えてゆけ[1] ・逆転裁判2[2]
・ミッシングパーツ[2] ・英雄伝説6 空の軌跡[2] ・聖刻1092 操兵伝[2] ・ティアリングサーガ[2]
・転生學園幻蒼録[2] ・エースコンバット5[2] ・デビルメイクライ3[2]
続きです…予告はもうしない俺がバカでしたとりあえず先謝っとく。
城内に逃げ込んだレオンたち。城内に入ると割とこぎれいな掘っ立て小屋があり、
武器商人が普通に武器を売っています…あんた人んちで何やってんの?
まあそんな疑問は抱いてもしょうがないのでほっといて先に進む。
すると奥の見張り台で、ローブを被った怪しい人たちが何か「森へ去れー」とか
一見ヒントのような謎ワードを呟きながら(本当はMories vivirで「死こそ生」らしい)右往左往している
…てかちょっと前に教会で襲ってきたサドラー配下の信者の人たちだ!
ここもやはり安全なところではなかった…と戦慄しながらも(ウソ)
物凄く狙撃しやすい位置でうろうろしてくれてるのでお膳立て通りびすびす射殺。
城壁の階段を上っていくとやはり外の村人から連絡が行ってたのか、待ち伏せていた信者達から
投石器ででかい燃える石を投げてくるという、原始的かつ大雑っパーな手段
(ていうか味方も纏めて吹き飛ばしてますよキミたち…)で攻撃される。
なのでこっちも石から逃げ回りつつクランクで階下の大砲を引き上げて発射、
信者ごと木っ端ミジンコに城の中門を吹き飛ばす、ダイナミックかつ
城主に見咎められた暁には物凄い損害賠償を要求されるに違いないリスキー手段で反撃、押し通ります。
何時代の戦いだという気がしないでもありませんがやはりこれも気にしない。気にしたら負けです。
門を抜け、小部屋に入った所でハニガンから通信。
城に逃げ込んだが失敗だった、と信者に熱烈歓迎を受けている(確かに岩熱そうだったけどな…)
現在の状況を報告すると、「だったら…」とハニガンは何か策を講じてくれる風だったが、
肝心な所で通信が途切れてしまう。
「故障か?」とボヤきつつもどうしようもないのでうじゃうじゃ出てくる信者達をなぎ倒しつつ先へゴー。
因みにこの信者たちにもやっぱり虫が寄生しているんですが、
こちらは村人より段階が進んだ状態らしく、出現すると宿主の身体から分離して
縦歩きのカニさながらにカサカサ這いながら襲い掛かってきます。
正門前にやってくると「レオン!」と背後からルイスが登場。
貴様一体どこから入ってきやがった跳ね橋はさっき上げた筈…等という愚問は脳内宇宙にポイです。
きっとどっかに裏口があるんでしょう。
「お前らに渡す物があって…」言いかけたルイスは不意に慌てた様子で腰に手をやる。
サドラー達がレオンとアシュリーに虫を注入しただろう事をルイスは察していた。
レオンが湖畔で吐血したのは寄生虫の卵が孵化したせい、アシュリーもまた吐血したという言葉に
ルイスは焦りを見せる。山小屋から彼が取りに戻った「忘れ物」とは、レオンたちの発作を
一時的に止める薬で、なんとそれを信者たちから逃げる際に落としてしまったと言うのだ。
長くなるから書いてなかったけどこの人前に自分に植えられた虫を同じ薬で除去してるらしい。
(孵化前なら虫の卵は薬で死ぬ)危険を承知で取りに戻ると踵を返すルイス。
レオンが「何故…」問いかけた言葉におっかぶせるように
「良心の呵責さ」と答え、彼は来た道を戻って行った。
城の中、謁見ホールに入るとどこからか気味の悪い笑い声が聞こえてくる。
辺りを見回してみても誰も居ない事をいぶかしみつつホール中央まで進むと、
上階の謁見台に左右にローブ姿の大男を従えた、妙な小男が姿を現す。
レオンが誰何の声を上げると中世風の衣装を着た、シミだらけの顔をした小男は、
ラモン・サラザールと名乗った。
この城の八代目城主である彼は、サドラーから「偉大なるパワー」を授かった者だという。
つまりサドラーの手下=悪い人ですね?
城門破壊が正義の必要経費として落ちそうでよかったです。
同じ虫を身体に宿す同胞としてレオンたちを待っていた、と優雅に腰を折る彼に
「一緒にするな」とレオンが不愉快げに言い放つと、
サラザールは「おやおや、威勢がいいですね」芝居がかった仕草で首を振った。
継いで彼は慇懃無礼に命令する。ひどい目に遭う前に大人しく金銭交渉の人質になれ、と。ただし。
「スコット君はお金になりません。死んでも大丈夫です」
教主と同じくがめつい捨て台詞を残して、サラザールはローブ二人とともに姿を消した。
「あいつらみたいになるのは絶対イヤ!」もっともなアシュリーの主張にレオンは頷き、
寄生虫の治療法を探す事にする。
が、先へ進みたくても道が炎を吐くイヤな像によって封鎖されているので、地下牢の鍵をとって地下へ。
牢屋の中では両目を縫い合わされたマッチョな爪付き男「ガラドール」が気持ちよさそうにお休み中。
そして牢の壁には案の定、いわくありげなレバーが。
ひょっとしなくてもアレは像の仕掛け停止装置ですね?アレを下げないと俺は先へ進めませんね?
アシュリーを階段の上に置いて牢の中に入った途端、予想通り爪男がお目覚め。
「イー――ン!」とか叫びながらこっちへ向かってまっしぐら。
ダッシュで逃げたいところですが、実は彼はある程度の範囲に入りさえしなければこちらが見えないし、
でかい音立てなきゃ気づかないというキャラ立てなので、ゆっくり歩いて背後の寄生体攻撃
→イー――ン後ダッシュ逃げ→最初に戻るというピンポンダッシュプレイ全開で倒します。
どっちが正義の味方だか分からんな…
次の間に進むと水が一面に張られた大聖堂に出る。
「Wait」を駆使してアシュリーと二人でスイッチを踏んだり
(てか「スイッチ踏んどいて」って命令しないでスイッチの上で「待て」って何か激しく対犬チックなんですが)
中二階でクランクを回すアシュリーを信者から狙撃で護衛したりして道を作り、逆さ像のホールへ。
このホールの中二階では武器職人の一族が射的場を開いており、高得点を出すと景品として
喋るボトルキャップやお金を貰う事が出来ます…ってほんとにアンタら人んちで何やってんの…。
実はこいつらサドラーの手下では…と思わず銃を向けそうになりますが、実際射殺してしまうと
(普通に殺せる)その後そこで武器が買えなくなって自分が辛くなるだけなのでやりませんよそんなことは。
ホールの通路を進むレオンの背後でアシュリーが不意に咳き込む。
再度の吐血に動揺したアシュリーは「大丈夫か」肩に掛けられたレオンの手を
「放っといてよ!」と振り払い、駆け出すがその時突然作動した鉄格子の罠が二人の間を隔ててしまう。
次々に床から飛び出す格子に奥へ奥へと追いやられるアシュリー。
荒い息をつき、咳き込みながら壁に背を押し付ける彼女の脇からバネ仕掛けの拘束具が飛び出し、
アシュリーの身体を戒めると同時に壁の回転扉が作動。
「どういうこと!?」と叫ぶ彼女を反対側へと連れ去ってしまう。
うん、まあ、「どういうこと!?」って壁に付いてた怪しすぎる飛び出し口から察しろよ、お前も。
まぁ驚きの余り見えなかったんだろうけど。
多分しゃがんだだけであっさり脱出できそうな拘束具とかも壁に粘着部分があるんだよきっと。
脳内補完になれてきた自分が悲しいです…。
「すぐ助けにいくから待ってろ!」壁の向こうへ飛びかけたレオンの腰から無線機の呼び出し音。
「ハニガン、さっきは一体…」問いかけたレオンの耳朶を、耳障りな笑声が撫で上げる。
「サラザール!…なぜお前が?」画面に現れたのは知的な眼鏡美人ではなく、
小憎らしい笑い顔の小男だった。
ハニガンからのアドバイスを遮るため回線をジャックしたというサラザールは、
アシュリーは自分たちが探し出すから気にするな、と言い放った後、
そう言えば地下に「面白い虫」を飼っていたと告げて通信を切る。
電波ジャックする程の科学力はあるのに捕らえた捕虜の居場所分からんのか…。
地下水路に足を踏み入れるとサラザールの言葉どおり、面白い、
というか見えない虫「ノビスタドール」が襲ってくる。
見えないは見えないのですが地下水路なので、水音と水しぶきで普通に居場所が判別できます。
ダメじゃん、サラザール。
地下水路を抜け、逆さ像のホール二階に出る。
シャンデリアを飛び移り、サロンへ移動したレオンの前に掛かる不気味な影。
目線を上げると階上から見下ろしているサラザールが目に入った。
「おやおや、用無しの方ですか。アシュリーはどうしました、ケネディ君」
まだアシュリーを見つけていなかったらしいサラザールの驚愕のセリフに
「用が無いならほっとけよ、じいさん」と突っ込むレオン。
ここでサラザールに関する驚きの事実が発覚。なんと老人のような顔をした彼はまだ二十歳だった。
が、そんな些事はさらりと流したエージェント・レオン。
サラザールを所詮虫けらの操り人形と罵り、自分は虫を支配していると返す相手に
「どっちにしろお前らの教団は俺がブッつぶす」と宣戦布告、怒ったサラザールに
ガトリング砲信者やロケットランチャー信者を差し向けられるのだった。
続く。ほんっとゴメン。続きはなるべく早いうち書くんで明日かあさって辺り。
>>630 うはwwwwwwwwそれ俺wwwwっうえwww
つか今こんなていたらくなんでマジ書けませんマジでマジでごめんなさい orz
て訳なんで
>>636 >>639の言うとおり気にしないで書き逃げしてしちゃってくださいんぐ
でわまたいずれ
しかしバイオハザードも腐ってきたな2のレオンが完全にネタキャラだぜ
バイオはもともとそんなんだろ?警察内に隠し扉とかあるし
バイオの人乙です。続き待ってますよ。
しかしバイオってやってみると結構短いと思うけど、詳細を書いてもらうと
結構長くなるんだね。俺は余談として入ってる部分の説明も結構楽しいので
その調子でよろしく!
バイオ職人乙
まだ、半分近く残ってるが頑張れよ
今までのバイオシリーズと比べると4は長い。面白いからいいけど。
初回プレイで15時間〜20時間もクリアに掛かるとは最初思ってなかった
>>648 その解釈でほぼ正解。基本的にゼル伝のリンクとゼルダは繰り返し転生してるような存在らしい。
厳密に言えば「勇者リンクが現れる」というよりも「現れた勇者がリンクである」と言える。
例えばゲーム中では名前の初期設定はまったく無いし、タクトのリンクも最終的に勇者として認められる前は普通の子供。
時系列的には、
時のオカリナ・未来(ガノンドロフ封印、時の勇者リンクAが過去へと帰る)→風のタクト(復活したガノンドロフ・王家の血を引くテトラ・旅立つ少年リンクB)
時のオカリナ・過去(リンクAが帰ってきた世界)→(遥かな時の流れ)→神々のトライフォース(?)
↓
→ムジュラの仮面(リンクAが異世界へ迷い込む)
と、なるらしい・・・任天堂も厳密には決めてないらしいけど。
過去へと帰る、なのに過去が未来になってる。
過去だと思ってたけど実は未来でした、ってこと?
それともパラレルワールドってやつ?
>過去へと帰る、なのに過去が未来になってる。
イマイチ意味が分からないけど、パラレルワールドと言えるはず。
時のオカリナの作中で七年(だったはず)の時間を挟んで過去と未来が分かれてるんだけど、
リンクはEDで過去へと飛ばされ、時を旅する手段はその時点で失われてしまうから。
タイムパラドックスとか気にしだすとキリがないから、このへんで・・・
スペクトラルソウルズ2をお願いしたい
黒の剣乙。1レスでありがたい。
しまうましたにワロタ。
ゼルダの人乙!
そうか…時系列初めて知ったよ。
マジありがとう。
500KB 500KB 500KB 500KB 500KB 500KB
500KB 500KB 500KB 500KB 500KB 500KB
500KB 500KB 500KB 500KB 500KB 500KB
500KB 500KB 500KB 500KB 500KB 500KB
500KB 500KB 500KB 500KB 500KB 500KB
加速+1
ヴァイオ4ムァダーーー?
(´・ω・`)
うめるぜ
うまったか?
まだまだー!
692 :
埋め:
,∠ ̄~"`ヽ, |ヽ、__,,...--‐'"/
 ̄ヽ,. | ,、 _,..ヽ. //
l | ヽ,"'ヽ'''" , 、` ' /'`ll'-,., 、 `ヽ,
,--─-..、, ,.-─-.、. |,.'.'.| >、. i", -| | ||='||ミ ; ヽ ,フ
 ̄"''ヽ、 ヽ  ̄"`i, ヽ | l/ ._ヽ i - ''| |'-'||. || 〃 /
ヽ, ヽ. |_ ヽ l `'.-,_─、ヽ、_ l ヽ, ll || // i |
ヽ ヽ、 ヽ" '-、ヽ,_ `ヽ,ヽ-.,__'-=、._\し|| ./ l ,
ヽ, "'-.,,>=-.、ヽ_ヽ ヽ ,.'"`|lヽ.ゝヽ >< / /,`'
,,>''ヽ/_;--、`'‐,."ヨ ノ ヽ、__,人ヽ 》.||゚。)ヽ, / /
/ ._,-/ /\__,.フ _/7,,- ‐' |__/-ヽ_ ` ヽy' l_,,/',/
// |/ \l ,' -'':;;;::~;;::l,-、.(_).トニ"i/'' -ゝ/| // .l
_,-‐''"~"フ─、'ヽl ├-.、.=;=ヽ r.、|/i_,..l, /.| / ./
/ /"フ‐" /ヽ,`''' レ")ヽ::::::;=ヽ,`ヽフ'/i,` -'::丿 /l,.┴、「--.、
l,/ / _,,.--< \./',..-,. l_=〃:;E,- \ll/::::、::/iヽ,‖///_,-‐,ヽ
l ,/ 〉'ヽ-| |/ .i' //;;_::::;;;ゝフ,-.、`'─ゞゞゞlL=二 ヽ|
|. | / / .| ::: ''.. i_.-'ノ::;;| ノノ.|| ヾ'ヽ,ヾヾヾ二''ヾ
`'' ,,─' / -' ::_,,...-‐,";:::〈,,,,..'彡 | .):.|.|,-、ヽヽ,-.,,ヽ,
,i";;/ ,| , /:::::::| (,/;::丿 ~'ヽ,丿|/;;ヽ l;;ヽヽ, ヽl
_,.-.‐'/ ''==.Y _,,-'' -, ) i,.-:"::/''"i' ̄`'_. --、:::;;| |::::;| l
i' ,==| , =、ニi`l~;;ヽ,'' 彡''|::=:::;::|:::i , .-''" ヽ,lノ;:::;;;| .|、
|;;‖:;l `=' /:;;;:::::;;\./;;:::‖::::|/ .,- |::::;;;-|,./ \
,..-i‐::::::/ iニi /::=::;;_;_/:‖;;;:::_/i" ,-'" /;/ ' | `┐
.|:::‖:;/' i_,.-`ヽ/;‖::∠-、;;;_::::_,-;";::::| ,.イ ,' ,.' ./:::i | /`ヽ |
、--'::::ll::;/ l /::;;;:::;==;;:;;::;;;;;ヽl |::::;;;=|:::|' /"../ノ;;;i、 '、l∠ノ ).|
ヽ;;;;:-‐''"| / /;;;;:::;;::;::::;;‖::;;;;;;;::| .|;:‖:;::|::| /,.' /:;;/ ヽ '"
| |. /;;::‖::::::::::;;:‖;;;;;:::::::|`i.'|=':;;:;;:ヽ、' ./;;::/ ヽ ヽ
"',/;:::::‖::::::::::;〃::;;;;;;;;;;;| '.|;;;:;;;:::‖:`::‐;;:/ l |
_,,-'ll:;;;~:;;:::::::::‖::;;;::‖:;;;;:::;;;::;;| |;:::;::::;;:::》::::::;〈 | .l
_-'''":::::::::ll:::::;;,.-、〃;::;:::〃:;;:::;;;;;;::::| /;;:ll;;;::::;;‖::;;;/ //
~~""''''>-' /;;;;:::‖;;;;;::::;;;:::::/ノ:::;〃:\;;;;;::/ '"
/ ./::::;;:::::;;〃,-.、;::::;;;;;:::;;;〃;;::::::/
ヽ,. / /|::::::;;;;;_;/ ヽ'\::ll;;_:/"
'し' ヽ;;-" `''"