【やるのが】ストーリーを教えてもらうスレPart12【面倒】
1 :
1の人:
2ゲット!
マグナカルタよろし?
どぞどぞ
マグナカルタつい最近でなかったっけ?
先に長いストーリーを書き込みます。今回はちょい短めに区切るので15レス程度。名前欄は「MGS3◆l1l6Ur354A」
最後に1レスのみの短いストーリーを書きます。名前欄は「MGS3、1レスあらすじ◆l1l6Ur354A」
NGワードにするなり、レス抽出して好きな方を読むなり、お好きにドゾ。
人物紹介、用語解説はしません。ある程度の説明は文章内でしてありますが、
個別に欲しい人はメタルギアの公式を見てください。
1964年8月。CIAの隠密部隊"FOX"の一員、スネークに指令が下る。
任務はソコロフという天才科学者をアメリカに連れ帰ること。
ソコロフは新型核兵器の開発を強制されたため、アメリカに亡命した。
しかし、ソ連からの政治的圧力によって、ソコロフはソ連に戻された。
ソコロフが戻ったことで、ソ連は新型核兵器の開発を再開。
アメリカは再度ソコロフを取り戻し計画を中止させるため、スネークをソ連に送り込んだ。
ソコロフの失踪がアメリカの仕業だとばれないように、痕跡は何一つ残してはいけない。
身一つでソ連に潜入。武器、食料など必要なものは現地調達になる。
まだ正式に稼動していない極秘任務部隊“FOX”の初の任務である。世界初のHALO降下。
スネークはガンシップからソコロフの研究所のあるジャングルに一人で降り立った。
・ヴァーチャスミッション開始
スネークは無線で指令を聞く。司令官・ゼロからは、行き先についての指示を。
そして、第二次世界大戦の伝説の英雄であり、
スネークの師匠でもある偉大なる女性、ザ・ボスも無線サポートに入ってくれた。
無線越しだが、久しぶりの会話に喜ぶスネーク。
ジャングルでの実戦経験の無いスネークをザ・ボスは的確なアドバイスで導いてくれた。
そしてボスは『任務』について、こう語った。
「今日の友は明日の敵になることもある。すべて時代で変わるのだ。信じるのは任務だけだ」
厳重に警備しているソ連兵の目を盗んで、ソコロフが監禁されている部屋に侵入したスネーク。
スネークが自分を助けに来たCIAだとわかるとソコロフは腰を落ろし、自分を取り巻く環境を話し出した。
ソ連最高権力者フルシチョフの要請で、ソコロフは『新型核兵器・シャゴホッド』の開発を進めてきた。
そして現在、フルシチョフに政治対抗しているプレジネフ軍事政党が、軍隊GRUを使い、
完成間近の『シャゴホッド』とソコロフを拉致しようとしている。
フルシチョフを政権から引き摺り下ろし、世界大戦を引き起こす気なのだ。
フルシチョフ政党はGRUからソコロフを守るために、設計図と共にソコロフをこの建物に監禁。
ソコロフは設計図を燃やした。これでソコロフ以外の人間にシャゴホッドは製造できなくなる。
「妻子の待つアメリカに帰りたい。早く私をここから助け出してくれ」
監禁小屋を出てあたりの様子をうかがう二人。
そこにGRUスペツナズの山猫部隊の隊長・オセロット(二十歳前後)がソコロフを誘拐すべく、奇襲をかけてきた。
迎え撃ったフルシチョフ正規軍の部隊は、オセロットの芸術的射撃であっというまに全滅。
ソコロフとスネークも取り囲まれてしまった。
スネークは山猫部隊を全員倒し、残った隊長のオセロットと対決。
スネークは実戦経験の浅いオセロットの欠点を見破り、銃を簡単にもぎ取り、ダウンさせる。
「お前はリボルバー向きだ。しかし早撃ちはいいセンスだった」
「いい…センス…?」失神するオセロット。
橋まで来ると、向こうからザ・ボスが両手に荷物を抱え、歩いてきた。
「ボス!なぜここに?」
「…私はソ連へ亡命する」
荷物は小型核砲弾を2発。亡命の手土産だという。耳を疑うスネーク。
シャゴホッドを吊り上げ運んで行くヘリコプターが頭上を通った。
GRUは、シャゴホッドをソコロフの研究施設から強奪してしまったのだ。
GRUの大佐・ヴォルギンがやってきて、ボスから小型核砲弾を受け取った。
ヴォルギンはスネークに言った「ザ・ボスは我らコブラ部隊に戻ってきたのだよ。世界を制圧するためにな!」
コブラ部隊とは第二次世界大戦中、連合国の優秀な兵士を集め組織された隠密特殊部隊。
ザ・ボスはコブラ部隊のリーダーで、隊員は『ボスの息子達』と呼ばれた。
ヴォルギンは、GRU内部にかつての仲間を呼び集めてコブラ部隊を再結成。戦争を仕掛けるつもりなのだ。
スネークを殺そうと歩いてくるヴォルギンを、ザ・ボスが止めた。
「この男は私の弟子だ。私の手で殺す」スネークはボスにつかみかかっていった。
が、あっけなくスネークは銃を奪われ、腕をへし折られ、谷底に落とされる。
激流に押し流され、何とか川岸にはいあがったスネークだったが意識朦朧の全身大重体。
ゼロ司令官となんとか無線が通じ、すぐに助けに来てもらうこととなった。
そのころ、ソコロフを連れ、ヘリに乗ったヴォルギン大佐は、
ザ・ボスからの手土産の小型核砲弾を肩にかまえ、ソコロフ研究所に向けた。
「自国に向けて核を撃つ気ですか!?やめてください!」制止するオセロットを振り切り
ヴォルギンは砲弾を発射。閃光が走り、研究所はきのこ雲に覆われる。
・スネークイーター作戦
政府施設に撃ち込まれたアメリカ製核砲弾について、説明を求めてきたソ連に対し、
アメリカ大統領は、今回の事件は亡命した兵士が勝手にした事であり、アメリカは無関係だと言い張った。
しかし、スネークを助けに行ったガンシップの影が、爆破当日のソ連のレーダーに映っており、
完全なしらばっくれはできなかった。ソ連の最高権力者フルシチョフは言った。
『ザ・ボス率いるコブラ部隊をアメリカの手で抹殺し、潔白を証明してください。
できなければ報復行為がアメリカに届くだろう』と。アメリカはその条件を飲んだ。そしてCIAにボス暗殺を指令。
加えて、ソコロフの奪還と、シャゴホッドの開発状況の調査、並び破壊の任務も発令された。
それはヴァーチャスミッション失敗の挽回のチャンスでもあり、
ザ・ボスの最後の愛弟子、スネークにしかできない任務だった。失敗すれば全面核戦争に突入する。
スネークは集中治療室から出ると、すぐソ連の密林に潜入した。
今回の主な任務は三つ。
・ソコロフの奪還
・新型核兵器シャゴホッドの破壊
・ザ・ボスの暗殺
コブラ部隊抹殺任務は、ソ連側の要請のため、今回はソ連スパイ組織KGBの協力が入る。
ゼロ司令官からの伝達によれば、協力してくれるKGBのスパイも、ソ連に亡命した元アメリカ人だという。
NSA暗号解読員だった2人で、ADAMとEVA(アダムとイブ)というコードネームを持つらしい。
その2人のうち、ADAMがヴォルギンの元に潜入しており、彼が武器と情報を持って、核兵器の落ちた森に来る。
スネークは焼け落ちた森奥深くへ進んでいった。彼はボスが身につけていたバンダナを、頭に巻いていた。
途中、ボスがスネークを待ち伏せしていた。
「なぜ亡命を?」「亡命ではない。自分に忠を尽くした」
ボスはスネークの銃を奪い、投げ飛ばした。反撃できないスネーク。
「帰れ、お前に私は殺せない」ボスは馬に乗り、去っていった。
待ち合わせ場所の廃墟に派手な爆音が響き渡り、バイクに乗ったブロンド美女が現れる。
「ADAMは来られなくなった。私はEVAよ。よろしく」美女はバイクスーツのジッパーを下ろし、
豊満な胸(黒ブラ着用)をぷりぷりさせながらスネークに近づいてきた。
EVAはソコロフが囚われているGRU研究所の場所を伝え、武器と研究所に入るための白衣をスネークに渡した。
まだ完全に体力が戻っていないスネークはその場で仮眠を取る。
一時間後、オセロット率いる山猫部隊が襲い掛かってきた。
オセロットは、スネークのアドバイスどおりに銃をリボルバーに代えて自信満々。
・・・なのだが、結局使い慣れていない銃があだになり、銃弾数を間違えて肝心なところで弾切れを起こし、
またもやスネークに駄目だしをされた上、やすやすと倒される。
GRUのアジトでは、スネークがまたも潜入したと聞いてヴォルギン大佐が激怒していた。
ヴォルギンは、ソコロフと一緒にGRUに拉致されてきたソコロフの愛人(EVAの扮装)に目を付ける。
そしてストレスと性欲を晴らそうと考え、EVAを自室に連れて行ってしまう。
ソコロフが監禁されているGRUの研究所に入ったスネーク。
EVAから渡された白衣を身につけ潜入。ソコロフがいるという部屋に入った。
しかしソコロフは、シャゴホッドの保管されている巨大施設に連行されてしまっていた。
その部屋には泥酔した研究所所長のグラーニンがいた。グラーニンも優秀な科学者なのだが、
ソコロフが開発した「シャゴホッド」のおかげで、用なし扱いをされ飲んだくれていた。
グラーニンは、自分が発明した『新型核兵器・メタルギア』の優れた性能の高さを延々と語りあげた。
大地をマッハの速さで駆け抜け、その勢いで核を発射するシャゴホッドよりも、
二足歩行でどこからでも核を発射できるメタルギアの方が素晴らしいのに、誰もわかってくれないと嘆いていた。
シャゴホッドを破壊し、ソコロフを連れて行くというスネークの潜入をグラーニンは喜んでおり、
ソコロフが連れて行かれた巨大施設の行き方と、その道へ出るための扉の鍵を渡してくれる。
その巨大施設にはシャゴホッドも置かれており、あと二度の調整で稼動可能になるという。
EVAと無線で連絡を取り合い、ソコロフが連れて行かれたという施設の鍵をもらうため、
山頂にむかうスネーク。山頂の小屋ではEVAが着替えをしていた。傷だらけの背中が見えた。
S趣味のヴォルギンにプレイでさんざん痛めつけられたのだと言う。EVAは下着姿のまま、くねくねとスネークににじみよる。
「スネーク、人を好きになったこと、ある?」
「他人の人生に興味を持ったことは無い」
「ザ・ボスは?恋人だったの?好きなの?嫌いなの?」
執拗にスネークとボスとの関係を聞きたがるEVA。
「それ以上の存在だ。俺の半分はザ・ボスのものだ。10年、生死を共にした。とても言葉ではいえない」
「そんなザ・ボスを、殺せるの?」
黙りこくるスネーク。
山頂から見える巨大施設を指差し、構造を説明するEVA。望遠鏡で観察するスネーク。
会話を終えると、EVAはあわただしくバイクを飛ばし、施設へ続く崖を一気に駆け下りていった。
進入経路を聞いたスネークも山を駆け下りていった。
省略してますが、スネークはここまでにコブラ部隊の刺客を全員殺していて
ヴォルギンは仲間を失った悲しみで、ますます怒り狂っております。
また、スネークがすいすいと進入してくるのはGRU内部に内通者がいるに違いないと、
スパイ探しを始め、手始めにグラーニンを電撃パンチで撲殺。
暴走を始めたヴォルギンに、オセロットは「やりすぎだ!」とたてつくようになる。
GRU兵士の制服を盗み、巨大施設に侵入したスネーク。EVAが、ソコロフからシャゴホッドのデータを受け取る場面を目撃。
EVAはソコロフを脅してデータを受け取っていた。ソコロフのビビリようからして、愛人関係ではないようだ。
EVAが出て行ったのを見てソコロフに接触。
ソコロフは、「彼女はタチアナ、通称ターニャ。ヴォルギンの愛人だろう?私はそれ以外なにも知らない」という。
ソコロフは疲れ果てていた。ロケットを作りたくて科学者になったのに、核兵器の開発を強要され、
政治の道具にされ、家族と引き離された。アメリカに行っても兵器開発を強要されるなら
シベリア送りになったほうがいい、と言い出す。
そこに、ヴォルギン大佐が部屋に入ってきた。変装がばれ、スネークは捕らえられてしまう。
ソコロフはシャゴホッドのデータを渡したことをとがめられ、ヴォルギンに殺されてしまった。
手首を縛られ吊るされて拷問を受けるスネーク。
部屋の隅で泣き崩れ、悲鳴をあげるEVA。オセロットもいる。
「言え!アメリカは本当は賢者の遺産を狙っているんだろう!!!」
ヴォルギンは『賢者の遺産』という、たいそうなものを所持しており、
スネーク(アメリカ)はそれを狙ってると思い込んでるらしい。
「無駄だ。そいつは口を割らない。私がそう教え込んだ」
ボスが拷問室に入ってきた。
ヴォルギンがいらだち、スネークの目をえぐるようボスに命令する。
最初は拒否するボスだったが、ヴォルギンに強く命令され、しかたなくナイフを取り出した。
ボスの目にはためらいが浮かんでいる。しかしスネークはボスが任務を必ず実行する人だと知っている。
スネークに近づくボス。見つめ合うふたり。恐怖で見開かれたスネークの目にナイフが近づいた。
「やめて!」EVAがボスの腕にしがみつきナイフを叩き落とした。オセロットがEVAに銃を突きつけた。
スネークは体を振り子のように揺らしてオセロットに体当たりをした。
バランスを崩したオセロットの手から放たれた銃弾は、スネークの右眼球をえぐり取った。
気がつくと監獄にいた。武器は全て取られ、上半身裸で体力もない。しかし無線は手元に残っていた。
鍵を開ける事に成功したスネークは、牢を脱走。EVAの無線指示でマンホールを下り、水路を走った。
その先でEVAと合流し、装備品を受け取る事になっていた。
しかし脱獄に気づいたオセロットに崖に追い詰められ、スネークは高さ何百メートルもある谷底にダイブ。
スネークは流れの緩やかな下流まで流された。
そこへコブラ部隊の隊員、ザ・ソローが襲い掛かってきた。
あたりはソローの能力によって悪夢のような風景に変化。亡霊のように水面を漂うソロー。
これまでスネークが殺した死者が恨み言を放ちながらスネークに襲い掛かってくる。
武器や爆弾で蹴散らそうとするのだが、ソローにはまったく効かず、死者たちもあとからあとから湧き出てくる。
そして幻覚の川でスネークは力尽き、死んだ。
スネークは歯に仕込んである蘇生薬を噛み砕き、意識を取り戻した。
どうやら谷底に落ちて川に流されて、今までずっと意識不明になっていたようだ。
無線でゼロ司令官と会話。コブラ部隊にザ・ソローという男はいるか?と質問するスネーク。
ソローは実在した。しかし二年前に死んでいた。
ザ・ボスとソローは愛し合っていた。しかし冷戦が2人を敵対関係に引き裂いた。
二年前、ソローの暗殺指令がボスに下る。ボスは愛する男、ソローをその手で殺したのだという。
EVAと無線が通じ、下流の滝の中にある洞窟で合流。EVAはあいかわらずバイクをぶっ飛ばしてやって来た。
ずぶぬれになっているEVAとスネークは火を焚き、服を乾かし、暖をとった。あいかわらず下着姿で迫るEVA。
失明した右目に眼帯をつけ、装備を受け取り、身支度を整え、蛇を焼いて喰らい、体力を回復させるスネーク。
蝶がスネークの顔の前をひらひらと飛んだ。
つかもうとしたが、片目を失ったスネークは距離感をつかめず、その腕はむなしく空を切った。
その様子を見ていたEVAが泣きだし、スネークに抱きつき、キスをする。
スネークの体に乗ってこようとするEVAを、スネークはやんわり拒絶する。
ソコロフは死亡してしまったため、残る任務はシャゴホッドの破壊と、ボスの暗殺になった。
EVAはシャゴホッドの破壊用に、GRUから最先端の爆薬、C3爆弾を盗んできていた。
これをシャゴホッドの周り4箇所にセットし、爆発させればシャゴホッドを破壊できるはずだ。
この洞窟の先に地下道があり、そこを通ればシャゴホッドの保管倉庫に潜入できる。
全ての任務を終えたら、EVAと合流。EVAが湖に隠した飛行艇で一緒に脱出するという段取りまでできた。
GRUに戻ろうとするEVAを心配するスネーク。
だがEVAは「まだやることがあるの。大丈夫よ、ヴォルギンはぜんぜん私を疑ってないもの」と自信満々で答える。
スネークは、無線での治療情報サポートに入っている女性から、
20世紀になったら子どもを作らなくとも、科学の力で遺伝子情報を残す事ができると聞く。
彼女は熱心に語った「あなたのような能力の高い戦士の遺伝子は後世に残すべきよ」
スネークは潜入に成功。片目で銃を撃つ事にも慣れてきた。
シャゴホッドの周りにC3爆弾を設置。タイマーを発動させる。
そこにヴォルギンとオセロットが兵を引き連れ登場。スネークは囲まれてしまう。
EVAも連れられてきていた。地下金庫から賢者の遺産を盗もうとして見つかったのだ。
ヴォルギンが「KGBのスパイめ!」と激昂しEVAを蹴り上げる。
「賢者の遺産とはなんだ?」スネークが質問した。
ヴォルギンは天国への手土産だと言いたげに賢者の遺産についての説明を始めた。
先の大戦時、アメリカ、中国、ソ連の真の権力者が秘密裏に手を組んだ。
それは『賢者達』と呼ばれ、莫大な資産を出し合い、他の国々を征服しようとした。
終戦後、『賢者達』の対立によって冷戦が始まった。
その混乱を利用して、集まった莫大な富を、管理に携わっていたヴォルギンの父がひそかに裏に回し、
徹底的なマネーロンダリングをして洗い上げ、自分のものにしてしまっていた。
その莫大な遺産の行く末が記録されたマイクロフィルム、それが『賢者の遺産』総額一千億ドル。
ヴォルギンは父から相続した『遺産』を使って世界を再び統一させようと計画。
ボスに亡命を呼びかけコブラ部隊を再結成、シャゴホッドを強奪、準備を進めてきた…
ボスがやってきた。ヴォルギンは「これを安全な場所に移してくれ」とボスに『賢者の遺産』を渡した。
受け取ったボスは、「この女は私が始末する」と、EVAを連れて行ってしまう。
オセロットが、スネークと一騎打ちさせてくれと頼み込むが、
「この男は俺が殺す」とヴォルギンは軽くあしらい、口論になる。
オセロットは苛立ち、ヴォルギンに銃口を向けた。ヴォルギンも電撃弾丸をオセロットに向けて威嚇発射する。
(関係ないけど私の脳内BGMは ♪喧嘩をやめて〜二人をとめて〜でした)
にらみ合いの末、渋々オセロットは引いた。ヴォルギンとスネークの戦いが始まった。
ヴォルギンは手出しは無用と宣言したくせに、劣勢になるとオセロットに援護を頼んだ。
だがオセロットは、応じない。それどころかスネークを応援する始末。
爆薬が見つかった。
GRU兵士が「あと3分で爆発します!解除に間に合わない!早く逃げてください!」と声を上げる。
なんとか爆発ぎりぎりでヴォルギンを倒し、倉庫から逃げ出すスネーク。
倉庫を飛び出したスネークの前に、バイクに乗ったEVA登場!
すぐにC3爆弾が爆発。倉庫が炎の海に包まれる。バイクで駆け抜け、強烈な爆風から逃れるふたり。
「なぜここに?」「ボスが逃がしてくれたの。伝言を預かってるわ。ボスは湖のそばであなたを待ってる」
一息ついたのもつかの間、炎の中からシャゴホッドが現れる。完全に破壊できなかったのだ。
瀕死のヴォルギンがシャゴホッドを操縦していた。
ヴォルギンはスネークを殺すためだけに生き延びていると言ってもいい状態。
二人はバイクで逃走、しかしヴォルギンは凄い執念で追いついてきた。
EVAとの協力でなんとかヴォルギンを殺し、シャゴホッドも破壊した。
あと一つ残る任務は、ボスの抹殺…
スネークは一人で待ち合わせの場所に出向いた。
ついにボスとの対決の時が来た。
咲き誇る白い花畑、その中央に、ザ・ボスはいた。
「待ってたわスネーク。あなたの誕生、成長、そして今日の決着を!」
ボスの人生、それは国に忠を尽くすことしかできなかった女の悲しい歴史だった。
ボスは『賢者達』の前身『賢人会議』の一員の娘に生まれた。父は何者かに殺された。
初期メンバーのいなくなった『賢者達』は、ただの戦争組織と変わり果て、分裂した。
1944年、戦場でボスは男児を産んだ。父親はザ・ソロー。赤ん坊は『賢者達』に取り上げられた。
その後は原爆実験に派遣され被爆。宇宙ロケット発射の非公式の実験台にされ、地球を外から見た。
時代は変わり、一つだった世界が分かれ冷戦に突入。「家族」と呼んだ戦友が今度は敵になった。
そしてボスは、かつての夫ソローを殺した。どちらかが死に、どちらかが生き残る、それが任務だった。
宇宙から見た地球は、敵も国境も無かった。世界はひとつだった。だが『賢者達』は戦争を起こし敵を作り出してしまう。
ボスの願いは、反目している『賢者達』を再び統一、世界をひとつに戻す事…。
「こんなに自分のことを話したのは初めて…嬉しい。ありがとう、黙って聞いてくれて…」ボスは涙を流した。
舞い散る花吹雪のなか、壮絶な師弟対決が始まり…そして終わった。
「私はお前を愛し、育てた。武器を与え、技術を教え、知恵を授けた。もう私から与えるものは何も無い…
生き残ったものが跡を告ぐ。私の命を奪え。ボスはふたりもいらない。蛇はひとりでいい…」
ボスは、『賢者の遺産』をスネークに渡すと、目を閉じた。
スネークは立ち上がると、横たわっているボスに銃口を向けた。
長い沈黙と時間が過ぎた。
銃声が響き渡り、白い花は真紅に染まった。
ソ連を脱出するため、飛行機に乗るスネークとEVA。
オセロットが強引に乗り込んできて拳銃での一騎打ちを申し出た。
スネークは勝った。しかしオセロットを撃つことはしなかった。(勝利が逆でも同じ)
ふたりの間には戦いを介した友情が思いっきり芽生えていた。
オセロットは「楽しかった」と言うと、満足げな笑みを浮かべ機体から飛びおりていった。
EVAとスネークは二人で力をあわせ重いハンドルを引いた。やっと機体が持ち上がり空へ飛び立った。
ふたりはアラスカまで無事逃げ延びる事ができた。
誰もいないアラスカの基地、二人きりでワインで乾杯するスネークとEVA。
このまま俺と一緒にアメリカに戻れと説得するスネークだったが、EVAは首を振る。
そしてふたりはセックル。
朝、目覚めると、EVAの姿は消えていた。
おまけにボスから預かった『賢者の遺産』が盗まれていた。
テーブルの上のテープレコーダーに、EVAの長いメッセージが入っていた。
“私は本当は中国のスパイなの。KGBのスパイとして潜り込み、EVAになりすましたのよ。
ソ連に亡命したADAMとEVAは二人とも男。
本当のADAMは約束の場所には現れなかった。私が彼を始末する必要もなかったわ。
私の任務は、賢者の遺産とシャゴホッドのデータの奪取。これで中国も核を持つ事ができる。
本当はあなたのことも殺さなくてはいけなかった。でもそれはできなかった…
あなたと愛しあったからじゃないわ。私は…ボスと約束をしたから…
…中国に『賢者達』が作ったスパイ養成施設があるの、私はそこで育った。
大戦前ボスはそこで教官をしていた。だからボスは最初から私が何者かを知っていたのよ。
…ボスが私を助けたのには理由があるわ。それはあなたに伝言を…真実を伝えるため…”
「EVA」とスネークに呼ばれた中国の女スパイは泣きじゃくりながら、ボスから託された真実を語りだした。
“いい?スネーク、彼女は裏切り者ではない。彼女は任務を遂行したのよ。
ボスの任務はコブラ部隊に合流し、賢者の遺産を奪取すること。
ザ・ボスの亡命はアメリカ政府が仕組んだ偽装亡命だったの。
しかし思いもよらない出来事が起きた。
ボスが持っていった小型核砲弾をヴォルギン大佐が撃ち込んでしまって
アメリカはその始末をつけなくてはいけなくなった。そして作戦は大きく加筆、修正された…”
スネークはアメリカに英雄として迎えられた。
そしてアメリカ大統領から表彰を受け、ボスの名称を受け継いだ。
穢れた『ザ・ボス』の、その上を行く英雄として『ビッグボス』の名称を。
“ボスに新たに課せられた任務は、スネーク、あなたに殺される事。
生還は許されなかった…自決も許されない。あなたに…愛した弟子によって命を断たれる、
それが、彼女に課せられた責務。
彼女は汚名を着せられたまま葬り去られる…
アメリカでは恥知らずの売国奴として、ソ連では核兵器を撃ち込んだ凶人として。
それが、ザ・ボスの最後の任務(ミッション)…!”
カメラのフラッシュの中、大統領から握手を求められるスネーク。
しかしスネークは宙を見つめたまま動かない。室内の空気が張り詰める。
ようやくスネークは握手に応じた。
スネークは囲んでくる関係者を全員無視し、大統領室から出て行った。
“あなたにだけは真実を伝えたかったのだと思う…!
自分の口で言うことは禁じられていた、だから私に真実を託した…
全ては国のため、祖国のため、名誉も命も捧げた…。彼女こそが英雄よ”
スネークは『ザ・ボス』の墓標の前に立ち、彼女の愛用した銃「パトリオット」と花をささげた。
そして涙を流しながら、いつまでも敬礼を続けていた。
“これは歴史には残らない、あなたの心だけに残す、彼女の帰還報告(デブリーフィング)…
彼女こそ、真の愛国者(パトリオット)…!”
1964.10.15 フルシチョフ解任。プレジネフが共産党第一書記に。
1964.10.16 中国、タクラマカン砂漠で原爆実験に成功
1968 EVA、ハノイで消息不明
1970 ゼロ少佐はFOXを解散
1970 アメリカ 残りの遺産を入手、米国「賢者達」は「愛国者達」と改名
1971 ビッグボスはゼロ少佐の意思を継いで、「FOX」を元に「FOXHOUND」部隊を設立。
1972 恐るべき子供達計画 ビッグボスの子供達、生まれる
●ゲーム終了画面、オセロットが誰かと話している声が流れる。
「…GRUの施設は跡形もなく消え去りました。…ええ、ボスの暗殺はCIAの手で、確かに。
…フルシチョフはこれで終わりです。この事実はアメリカの首根っこを押さえることにもなります。
…これからはあなた方の時代です、KGB局長」
電話を切ると、オセロットは再度誰かに電話をかけた。
「私です。ザ・ボスは見事に任務を全うしました。…『賢者の遺産』は無事われらアメリカの手に。
中国側には偽のフィルムを握らせました。…しかし、まだ残りの遺産がKGBに。
シャゴホッドはGRU施設ごと、残りの核砲弾で灰に。…それも、ザ・ボスが。
それと、面白いものを手に入れました…新型の核攻撃システムです。いずれ役に立つかと…。
…はい。ソ連側は私の正体にまったく気づいておりません。私が三重スパイだとは。
…ええ…私がADAMという事も、誰も気づいていないようです。それでは…CIA長官」
METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER END
1964年、ネイキッド・スネークは、ソ連に亡命した「ザ・ボス」の暗殺任務を受ける。
ザ・ボスとは、第二次世界大戦で多大な活躍をした偉大なる女性、
スネークを10年かけて兵士に育て上げた師匠であり、スネークの分身とも言えるかけがえのない存在。
そのザ・ボスがアメリカを裏切り、ソ連に亡命。
ボスが入った組織は、ボスが持ちこんだアメリカ製小型核砲弾をソ連政府の施設に発射。
ソ連は、アメリカにザ・ボスの暗殺を要請してきた。
しかもボスの暗殺ができなければ、アメリカに報復すると宣言。
任務が失敗すれば世界は全面核戦争に突入する。
スネークは苦悩しつつも、見事ザ・ボスの抹殺を完了させ、アメリカに戻った。
そしてスネークは真実を知る。
ザ・ボスは任務でソ連に潜入した。つまり亡命はアメリカの仕組んだ偽装亡命。
しかし、潜入した組織のリーダーが、亡命の手土産だった小型核砲弾を
実際に使用してしまった。これは構想外の出来事だった。
そして国家間の大問題に発展。アメリカはザ・ボスに新たな指令を出した。
ザ・ボスに下された指令とは、アメリカが送り込んだ愛弟子のスネークに殺される事。
アメリカに戻る事も、自決も、逃げる事も許されない。ソ連に亡命した重大犯罪者として殺されること。
ザ・ボスはその最後の任務を全うしたのだ。
スネークはアメリカに英雄として迎え入れられ、ボスの名称を継いだ。
大統領は、ザ・ボスの上を行く「ビッグボス」の名称を、彼に与えた。
22 :
MGS3:05/02/01 22:45:27 ID:TbkPD5eL
終わりです。
スペース開けたつもりだったのに、思い切りずれてしまった。
疲れた…。とくに2は疲れた。脳みそが破裂するかと思った。
前スレで前作のリクした人へ。
私はメタルギアはやってませんので、書けません。
誰か他の人書いてください。
>>22 お疲れ様です
MGS3リクエストした物ですがすっごくまとまっていて楽しめました
どうもありがとうございました
それにしても“愛国者達”は100年前に死んでいる、ってのは今作でも謎のままですか
24 :
MGS3:05/02/01 22:54:58 ID:TbkPD5eL
>>23 もう読んだんですか?早いなあ。
楽しめたって言ってもらえると嬉しいです。
前スレで1と2についてレスくれた人もありがとう。
“愛国者達”については謎です。
4を待つしかないですね。
>>24 「愛国者」は「らりるれろ」ってどういう意味だったの?
つまり「賢者達」創設メンバーである賢人会議が、もうみんな死んでるってことでは?
>>25 不明です。隠語って言うか、あだ名みたいなもの、です。
省略したけど、3でもEVAとの合言葉で「愛国者はらりるれろ」って言葉が出てきます。
EVAは合言葉を知らなかったので、言わずにうまくごまかします。
その頃はまだ名称は“賢者達”だし、その合言葉も特に意味は無いと思われます。
その合言葉がもとになって、愛国者の別名が「らりるれろ」になったとか
そういう考え方もできるけど。
>>26 ボスの父親がおそらく、
2で明らかになった、「100年前に死んでる“愛国者達”」の中の一人でしょうね。
ボスの息子については、推測の域を超えて無いけど年齢から言って、あの人かな?と。
子供取り上げるの好きですよね、“愛国者達”。
ついでに言うと、3のスネークの本名はジャック。2の雷電と同じ本名です。
何でこの時代にスネークがいるんだろう?っておもったら
フォックスハウンドのビッグボスの若かりし日だったんですね
ナットク
しかしこのストーリーで初代メタルギアに続くのか…
なんか納得できんのう
寝る前に投下して行きます。
あわや墜落かと言う時、声の石が光り、しゃべりだした。
「重力を弱めるオーパーツを使え!」
シャトレンの地図を取り出すと、その力で重力が弱まった。これならなんとか飛べる。
そのとき、闇王が差し向けた追っ手、魔獣フレスベルグが襲ってくる。
足場が非常に狭いために苦戦を強いられるも、何とかこれを撃退する。
だんだん雲行きが怪しくなってきた。雷が鳴り始め、嵐になる。
「混乱を静めるオーパーツを使え!」 また声の石がしゃべった。黒の魔球を使った。
「雷を静めるオーパーツを使え!」 ピラミッドアイを使った。
「嵐を静めるオーパーツを使え!」ゴガンバの水晶を使った。嵐は去った。
やがて、虹のようなものが見えてきた。
レイン「これはビヴロストです。人間の世界と、世界樹を結ぶ虹の橋です。
レッド「これは…オーロラか?
レイン「人はそう呼んでいるようですね。
レッド「人は……って?
声の石「地上へ戻るオーパーツを使え!」
黄金の螺旋像を使うと、ついに世界樹の国へと降り立った。
鉄の鳥は破損、修理しないと飛べないというハロー。
ハローはここに残って修理する事になった。
何かの役に立つかも知れないと、ヴェールント羽根を取り外し、レッドに手渡した。
一行の前に立ちはだかった闇王の手の者・フェンリルを打ち倒し
世界樹の根元にたどり着いた。その時、レインとポンガの体が輝きだす。
すると、一行の体が浮かび上がり、急上昇していく。
これは君の力か、と問うレッド、うつむいてそれを否定するレイン。
詳しい事を聞こうとするレッド、答えられないと言うレイン。
レインには何か重大な秘密があるらしい…が、レッドはそれ以上は聞かないことにした。
世界樹の上にあった城の中で、闇王は待ち構えていた。
「最後の妖精がみずから自分の前に現れるとはな…
世界蛇ヨルムガンドよ、今こそ目覚めの時!
「封印!!」
闇王の力によって、レインはクリスタルに封印されてしまった。
いい加減正体を現せ、世界樹を上昇する力を持つのは妖精だけだ、と言う闇王。
そして、ついに闇王はヨルムガンドを復活させてしまう。
「お前達は世界の破滅を見なくてすむ、なぜなら、ここで私に滅ぼされるのだからな!」
レインを欠いた状態で大苦戦しながらも、レッド達は闇王を倒す。
そして、すでに亡き配下たちの力を得てパワーアップしたとなった闇王をも打ち倒した。
その時、ヨルムガンドの咆哮が響く。
もはや虫の息の闇王が語りだす。
「聞こえたか? あの声が・・・・・・。
「もはや おまえたちの世界は消滅する運命なのだ。
大地の揺れを感じるがよい。地底の叫びを聞くがよい。
ヨルムガント、よみがえれ! 旧き世界を滅ぼしてくれようぞ!
地上のとある場所で地割れが起こり、その中から世界蛇ヨルムガントが姿を現した。
しかし、ヨルムガントの肉体は崩れ落ちていく。
ヨルムガントは、なぜか不完全なままよみがえってしまったのだ。
「レイン!お前は妖精ではないのか?!
…!猿!まさか、お前が最後の妖精!!だまされた!小賢しい事を!!
闇王は思い違いをしていた。
レインが妖精、猿のポンガはそれを守るガーディアン…そう思っていたのだ。
しかしそれは逆で、実はポンガこそが妖精でありレインはガーディアンだったのである。
(余談、筆者も初プレイ時には同じ思い違いをしてました)
ヨルムガントを封印した6人の妖精。
その力をすべて封じればヨルムガントは完全な形でよみがえる…はずだった。
しかし、封印されていない妖精が1人残ったままだったために不完全な復活となったのだ。
「…世界! 新たなる世界! 我が楽園よ!
おまえは、その姿を見せてくれぬというのか?
そうであるならば、せめてヨルムガントよ! 旧き世界を廃墟に……。
闇王は崩れ落ちた。
ポンガが妖精の姿となり、解放球を使ってレインを助け出す。
妖精(ポンガ)は、封印された他の妖精を助けるためにその場を去った。
不完全とはいえヨルムガントを放置してはおけない。
ヨルムガントを止めるべく、地上へ戻ろうとする3人。
しかし、ここは世界樹の上。
レッドは叫んだ。「飛ぶっ!!
世界樹の上から飛び降りた3人。
そのとき、ヴェールント羽根が光りだす。
羽根の力で、ゆっくりと着地する3人。
その目前には、骨だけの姿となったヨルムガントがいた。
不完全な世界蛇の力はさほど大きなものではなく、
まだ闇王のほうが強力かも知れない、と言う程度だった。
闇王をも倒したレッド達は、さほどの苦労なく世界蛇を打ち倒す。
そして、そこに封印から解かれた6人の妖精が集い、世界蛇は再び地の底へ封印された。
世界樹の下。
レインとポンガはレッドとブルーに別れを告げる。
名残を惜しむ兄弟。
ふと、兄弟は親父のことを思い出した。
親父はバベルの塔で死んでしまったのだろうか…?
鉄の鳥まで戻ると、修理は終わっていた。それに乗って地上へ戻る。
まっすぐ家に帰る前に、ルーリの町へ立ち寄ってみた。
じっちゃんのお墓に一緒に埋めた木の実は芽吹き、成長して立派な木になっていた。
タニアの町の自宅で久しぶりに迎える朝。
でもちょっと寂しい。レインもポンガもいないから。
表へ出て2人で空を見上げる。青くて綺麗な空だ。
その時、死んだと思っていた親父が戻ってきた。
アブノバ山の魔人ミオに救われたらしい。
親父は、この世界の裏側にはまったく別の世界があって
その世界は今回の事で重力がむちゃくちゃになって大混乱だからそれを治めに行く、
なんて事を言い出した。準備するために家の中に引っ込む親父。
レッド「俺達にはやっぱりおやじの血が流れてると思わないか?
ブルー「どういうこと?
レッド「冒険が好きだってことだ。
ブルー「うん!だいすきー!
親父「止めてもムダだぞ!
レッド「おれたちは おやじの息子だ。
親父「何をあたりまえのことを言ってる? 頭でもうったか?
レッド「そうかもしれないよ。
おやじのバカげた冒険につきあおうとしてるんだからね。
親父「がははははは! そうか!
だが今度の冒険は、おそらくもっとハードでむちゃくちゃになるぞ!
ブルー「かくごのうえだよー
親父「よしッ!
レッド「おう!
ブルー「いくよー!
『世界のすべてが冒険である』
トレジャーハンター ガムリウス6世の有名な言葉だ。
この兄弟の冒険はまだまだ続くけれども
物語はどこかで終わらなければいけない。というわけで、とりあえず
2人の兄弟と謎の少女とへんなサルの冒険の物語はここでおしまい。
完
ちなみに、ガムリウス6世と言うのは
レッドやブルーの先祖に当たる人物で、
ゲームタイトルの「G」はガムリウスの頭文字から取られている…はずです
乙した
MGS3乙でした。
すごく判りやすかったです。
ザ・ボスとザ・ソローの息子はオセロットですよ。だから、彼は「賢者達」の直系です。
ゼノサーガEP1だけないけど、なんで?
もしかして、誰かが書いてる途中?
もしなかったら、書くけど・・・。
>>38 オセロットはザ・ボスが自分の母親だって知ってたんですか?
42 :
テンプレ:05/02/03 13:41:18 ID:u9zDwOLp
ストーリーを書いてくれる方へのお願い。
・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いて下さい。
ただ要望に出ていないものは敬遠される傾向にあります。
レスは期待しないで下さい。それでも良いというならどうぞ。
・この板は一般板なので18禁のゲームのストーリーの要望、紹介はご遠慮下さい。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書き下さい。
そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意志表明し、予約していただけると、
投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
また、書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しを御願いします。
●未解決分
■PS2 ・大正もののけ異聞録 ・鋼の錬金術師-翔べない天使- ・スペクトラルソウルズ
・フェイスパラドックス ・零 ・グレゴリーホラーショー ・フロントミッション4
・転生學園幻蒼録 ・キングスフィールド4 ・エヴァーグレイス1、2 ・キングダムハーツFM
・BUSIN ・BUSIN 0 ・半熟英雄対vs3D ・ステラデウス ・メタルギアソリッド2
・FF11(国別、ジラート、プロマシア) ・鬼武者1,2 ・ジェネレーションオブカオス2、3
・ライゼリート ・決戦3
■PS ・里見の謎 ・ブラックマトリクスクロス ・ミスティックドラグーン ・クーデルカ
・クロックタワー3 ・エクサフォーム ・エネミーゼロ ・ラグナキュール ・ドラゴンシーズ
・新世代ロボット戦記ブレイブサーガ ・メタルギアソリッド ・すべてがFになる ・MOON
・クーロンズゲート ・フェイバリットディア(純白、円環) ・黒ノ十三 ・聖刻1092 操兵伝
■GC ・FFクリスタルクロニクル ・スーパーロボット大戦GC ・ゼルダの伝説 風のタクト
■SFC ・ラストバイブル3 ・超魔法大陸ウォズ ・ダークキングダム ・永遠のフィレ―ナ
・ざくろの味 ・弟切草 ・イデアの日 ・ソウルアンドソード ・大怪獣物語2 ・セプテントリオン
・幕末降臨伝ONI ・学校であった怖い話
■FC ・太陽の神殿 ・ミネルバトンサーガ ラゴンの復活 ・ゲゲゲの鬼太郎2 ・道(TAO)
・ボディコンクエスト ・ヘラクレスの栄光2 ・ゼルダの伝説 ・リンクの冒険 ・モンスターメーカー
・マイトアンドマジック ・スウィートホーム ・メタルギア
■64 ・スーパーロボット大戦64
■XBox ・真女神転生NINE ・OTOGI〜百鬼討伐絵巻 ・パンツァードラグーン オルタ
・FATAL FRAME2 CRIMSON BUTTERFLY
■セガ系 ・サイバードール ・ファンタシースター(1、2、3、千年紀、オンラインep2、ep3)
・わくわくぷよぷよダンジョン ・シャイニングウィズダム ・ナップルテール
・パンツァードラグーン、ツヴァイ ・シャイニング ザ ホーリィアーク ・ラングリッサー2
■携帯機 ・アークザラッド 機神復活 ・ONI1,2,4,5 ・KOF R-1,EX ・ゴットメディスン
・聖剣伝説 ・真・女神転生デビルチルドレン(赤、白、光、闇、炎、氷、メシアライザー)
・風来のシレンGB2 ・スーパーロボット大戦オリジナルジェネレーション ・きみのためなら死ねる
・なりきりダンジョン3 ・逆転裁判2 ・スーパーロボット大戦R ・
■PCゲー ・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・「囚人へのペル・エム・フル」 ・コマンド&コンカー
■その他 ・剣神ドラゴンクエスト ・コズミックファンタジー(PC Engine) ・虚空漂流ニルゲンツ
・ストリートファイターIII 2nd ・サイキックディテクティブ1,2 ・メタルギア2
●途中
■現スレ
■前スレ ・エースコンバット5 ・英雄伝説IV(win) ・キングダムハーツ ・バイオハザード2
■Part10から放置 ・逆転裁判 ・逆転裁判3 ・ルドラの秘宝 ・ONI2 隠忍伝説
■9以前から放置 ・「テラ・ファンタスティカ」 ・みつめてナイトR ・ポリスノーツ ・九龍妖魔学園記
・テイルズオブエターニア ・ブルーフォレスト物語 ・東京魔人学園符咒封録 ・グランディア
・サモンナイト(カルマ) ・FE紋章の謎 ・ONI3 ・ロマサガ(WCだけの話) ・.hack ・ミッシングパーツ
・戦国サイバー藤丸地獄変 ・ジャングルウォーズ2 ・刻命館 ・幻想水滸伝3(主3人のED詳細)
●執筆予告がある物 ・だんじょん商店会[9] ・スーパーマリオRPG[9] ・バイオハザード0、3[9]
・バイオハザードOB1,2[9] ・バイオハザードCODE:Veronica[9] ・ファイアーエムブレム〜聖戦の系譜〜[11]
・ファイアーエンブレム(封印、烈火)[1] ・鬼神降臨伝ONI[1]
・サーカディア[1] ・アバタールチューナー2[1] ・エリーのアトリエ[1] ・俺の屍を超えてゆけ[1]
・バイオハザード4[1] ・英雄伝説IV(pc98)[1]
ポリスノーツって途中っぽかった希ガス。違う?
>>43 メタルギアソリッド、メタルギアソリッド2 は前スレで全部書かれたよ。
アバチュー2逝きますよ…続くんで一回ごとに短いver入れますよ…
プロローグ
森の中の小道を子供たちの一団が駆けていく。
「シエロ、ヒート、あんまり走ると危ないぞ」
最後尾の二人にその更に後ろから保護者らしい若者が声をかけたが、ヒートと呼ばれた金髪の少年は、
一旦は立ち止まったものの、「だって、サーフとセラが先行っちゃうんだ」と言うが早いか、
ドレッドヘアの少年の後を追って走っていってしまう。
苦笑しながらその後姿を見守る青年に、おとなしく腕を引かれていた少年が、
潅木の葉を摘みながら問いかけた。
「ねぇフレッド、葉っぱは何からできてるの?」髪の色こそ違うものの、
思慮深そうな眼差しは「誰か」を思い起こさせる。
情報…、と言いかけたフレッドは、しかしすぐに「みんなの想いで出来ている」と言いなおす。
人は世界が何で出来ているのか探ろうとする余り、それを単に情報としか定義できなくなったが、
本当はこの森も人も全て同じ、みんなの想いで出来ているのだと。
自分たちを構成する、受け継がれた想いの循環。子供には難解すぎる話に
困惑顔の少年と、その脇の茶色の髪の少女の肩を優しく抱きながら、フレッドは
かつて世界が死にかけていた時のことを思い出していた。
黒い太陽に支配され地獄と化したこの星に、それよりもっと過酷な地獄、
お互いが喰らい合わなければ生きていけない世界から、彼らが現れたときのことを。
テーブルの下で、片耳だけ銀色をした黒猫が顔を洗っている。
廃墟化したアパートの一室。
「じゃあ、ガラクタだらけのここがニルヴァーナだって言うの?」
アルジラの問いに、窓の外を油断なく窺いながらゲイルが頷いた。
彼らが目指していた「天上の楽園」ニルヴァーナは、実際に辿り着いてみれば
人を石化させる黒い太陽と降り止まぬ銀の雨の違いを除けば、
彼らが以前居たジャンクヤードと大して違いのない、荒廃した世界だった。
両方の世界をつなぐ門の崩壊の影響でバラバラにニルヴァーナに飛ばされた彼らたち六人のうち、
サーフ、アルジラ、ゲイルは幸いお互いめぐり合うことが出来たがヒートとシエロ、それにセラの行方が
未だに知れない。まずは彼らの知るべき全ての情報を握るセラを探すことをゲイルが提案する。
そのためには今、彼らを狩るためにこの地下街一帯を占領している謎の白い装甲服の集団を
何とかしなければならない。
この世界のことについてまるきり無知なサーフ達に、アルジラが道中で白服から助け出した少年、
フレッドとその友人が呆れ顔で説明するには、あの白服は奇病を最初に発見した「マルゴ・キュビエ」率いる
「カルマ協会」の兵隊で、最近悪魔の力を手に入れた彼らは人間を狩り、餌にするために
沖合いの「カルマ・シティ」からやってくるのだという。
奇妙なことにそんな残虐な真似をしていながらなぜか彼らは人類の救世主を自称しているらしい。
セラたちはそこに囚われているかも知れない。
カルマシティへの進入経路を知る人物に心当たりがあるというフレッドに、
ゲイルは同じくカルマ協会に囚われているフレッドの仲間の救出と引き換えにその人物への紹介を頼む。
「騙そうとしてるんじゃないだろうな。大人は当てにならない」とフレッドは疑いの目を向けたが、
同じ協会と戦うという戦士同士の交渉に子供と大人の違いが関係あるのかとゲイルが言うと、
彼の答えに好感を持ったらしく、その人物、ロアルドの元への道案内を約束してくれた。
地下街の北。今にも崩れそうな大扉に向かって悪魔が体当たりを繰り返している。
その背中にフレッド達は「いつまでも好き勝手やってんじゃねーぞ!」と威勢のいい罵声を浴びせたくせに、
カルマ兵たちが振り返るとすかさず背後のサーフ達の影に隠れてしまう。
「この子調子いいわね。シエロみたい」
アルジラが顔をしかめ、サーフ達は敵に向かって足を踏み出した。
大扉の内側で扉に頬を張り付かせ、外からの合図に耳をすませていた少女が顔を輝かせた。
フレッド達が協会をやっつけたという少女の言葉を言下に否定したものの、
レジスタンスの男は脇の銀髪の男に物問いたげな視線を向ける。
懐から取り出したウイスキーケースの中身をあおると、銀髪の男は
「どうせいつかは破られる」と投げやりに呟き、扉の方へ顎をしゃくった。
無数の銃が向けられる中、大扉がゆっくりと開いていく。
やがて現れたサーフ達を見て、捕らえた奴の仲間ではないか、と
副官らしき鳥打ち帽の男に耳打ちされた銀髪の男は一つ頷くと、侵入者たちの方へ進み出た。
シエロを保護しているという銀髪の男、ロアルドに従って、
レジスタンス組織「ローカパーラ」のアジトにやってきたサーフ達。
アジト奥の一室。
ロアルドがアルジラのグラスに酒を注ぐ手は、細かく震えていた。
フレッドの父親の死後、以来父親の友人だった自分が彼の後見人をつとめているという
ロアルドの話をさえぎって、ゲイルがシエロはどこだ、と切り口上に尋ねる。
協会のスパイかと思ったので別室に控えてもらっている、と含みありげに答えて
ロアルドは結局サーフ達をシエロに引き合わせることはなく、
かわりに彼は初めて飲む酒にむせるアルジラに、あきれたような溜息をついた。
「とても、作り物には見えないな」
彼の奇妙な言葉をいぶかる一行に、ロアルドは驚愕の事実を語る。
サーフ達はテクノシャーマン…セラが協会の命令により作り出したプログラムで、
協会は同じくセラに作らせたコンピュータ上の仮想空間…ジャンクヤードで彼らをお互いに争わせ、
勝ち残った最も優れたAIをチップに変え、兵士の脳にインプラントするつもりだったと言うのだ。
その技術は神の知恵を盗んで作られたものだという。
「神?」おうむ返しに問うアルジラに、ロアルドは「神」を発見した人物について説明する。
二十世紀末…今から三十年ほど前から注目されだした異常現象。
突然変異病原体の蔓延、異常気象、環境ホルモンによる生態系の破壊、そしてキュヴィエ症候群…
約十年前、全ての異変が太陽から光にまぎれて降り注ぐ情報のせいだと看破した天才がいる。
国際環境保健機構に所属していたジェナ・エンジェル。
彼女の発見、それは太陽が巨大な情報集積体であり、太古の昔から地球環境に影響を与え続けてきた、
いわば地球生物にとっての神であるということの発見に他ならなかった。
ロアルドが示したモニター上のエンジェルの写真にもサーフ達は驚かされる。
集合写真の中にいる、国際環境保健機構時代のエンジェル。
眼鏡をかけた金髪の青年の隣で柔らかく微笑んでいる彼女は、
彼らがこの世界に来ることになったきっかけを引き起こした女性。あの教会塔の上で
己の力を誇示するかのようにジャンクヤードを消去し、更に彼らの生存を楯に
何事かをセラに強請していた女だった。
彼女が発見したその「神の知識」がなぜ戦闘用強化AI等というものに利用されているのか。
人はどんな知識や情報も殺し合いの道具に使う生き物だ。
神の降らす災厄から逃れる為に設立されたカルマ協会もその例外ではなく、
神と交信し、その情報を引き出せる電脳の巫女、テクノシャーマンを作り出した協会は、
その軍によって歪んだ力で、更にサーフ達"煉獄の子"を生み出した。
セラを守ろうとしたサーフ達の感情は単なる創造主を保護するプログラム、
セラのサーフ達に対する感情は芸術家が優れた完成品に抱く愛着のようなものに過ぎない。
嘲るように言うロアルドの言葉を「嘘だ!」アルジラの叫びが断ち切る。
怒りで悪魔化しかけた彼女を見て、ロアルドの脇に控えていた副官アディルが腰の銃に手を伸ばす。
それを素早く見咎めたゲイルがアルジラを鋭く制止。
我に返り、ソファに腰を下ろしたアルジラを横目にゲイルは話の先を促した。
情報の出所は協会内部にいる協力者。
情報の真偽は彼から送られてきた悪魔化ウイルス…複雑な波動を持つ電磁波を試射された者が、
サーフ達同様悪魔の力を得たことから明らかだという。
更に畳み掛けるようにロアルドは語る。五年前…突然太陽が黒化し、人を石に変える存在になった日に、
何が起こったか知りたくはないか、と。
続いて彼はモニター上にある人物のデータを映し出した。
ジャンクヤードを作り出したアスラ計画の責任者、テレンス・E・ベック大佐。
五年前の「神が狂った日」に死んだ彼はまるで人相は違うが、かつてサーフ達がこの現実で死んだ、
実在した人間だと断言した、「ジャンクヤードのバロン・オメガ」だという。
現実で死んだはずの人間が仮想空間にいる謎、彼とサーフ達の因縁。
その全てを知っているのはテクノシャーマンだと、更に焚きつけるロアルドを、
回りくどい言い方はよせ、とゲイルが冷たく睨んだ。
要するにロアルドたちの狙いはテクノシャーマン、セラの身柄だった。
世界を元に戻す為、サーフ達にセラを協会から奪還しろというのだ。
保護していると言いながらシエロに会わせようとしないのは、彼を人質として利用しようとしていたからだった。
「足りないな」ゲイルが鼻で笑い、続いて先刻の話に出てきた悪魔化する力を得た人間の同行を要求すると
「我々に化物になれというのか!?」とアディルが叫んだ。
その言葉と態度にゲイルの目つきが鋭くなる。
「本音が出たな。…俺はお前たちに来いとは言っていない」
低い声に、ロアルドとアディル、二人が目を見張った。
アディルの嫌悪もあらわな態度からして、悪魔化の力を得たのはロアルドでもアディルでもない。
その人間をこの場に連れて来ないという事は、何か特別な理由がない限り、
ローカパーラの中にも居ないということになるし、そういう者がいるのかどうかは分からないが
協会側の、まだウイルス感染していない人間を捕らえて試射した様子でもないらしい。
ゲイルは別にわざわざ新たに「化物」を作れと言った訳ではない。
悪魔化できる人間…つまり化物が既にこのアジトにいるようなことを匂わせたにもかかわらずの、
アディルのこの言葉…それはつまり…
「殺したな」
「本当かよ…ロアルド!?」
ゲイルの断罪を聞いたフレッドの非難の視線にロアルドは動揺し、
いつ自我をなくすか分からない、仕方なかったと言い訳のように言う。
それを見て、お前たちは誇りとは無縁のようだ、と吐きすてたゲイルに、
「AI風情が何をぬかすか!」
激昂したアディルがついに銃口を向けたが、ゲイルの言葉は止まらなかった。
彼らに生まれた感情ゆえに、人食いの化物となった彼らのこれまでの道程は、より壮絶なものとなった。
ゲイルにはそれが、作られたもの、ただのプログラムの産物だなどと、
到底認められるものではなかったのだ。
更に生きる為、自分自身の力で戦って来た彼らを「AI風情」と嘲り、「化物」と恐れる目の前の人間は、
卑怯にも人質を取ってゲイル達に戦いを脅迫し、自分自身の力で戦うことを放棄したばかりか
仲間さえも実験台に使って「化物」に変え、殺したのだ。
「これがニルヴァーナの人間か。ルーパが報われん」
遣り切れなさに目を伏せたゲイルの肩にサーフが手を置いた。
「そうだな、お前の考えているとおりだ…条件を飲もう」
頷くとゲイルは立ち上がり、軽蔑の視線でロアルドたちを一瞥すると、
セラ奪還の道を探して仲間達と共に部屋を出て行く。
あくまでロアルド達の為ではなく、サーフ達とセラ、フレッドの為に。
なすすべなくそれを見送っていたフレッドが、燃えるような目でロアルドを睨みつける。
ロアルドは目をそらし、グラスの中身を一息に飲み干してテーブルに叩き付けた。
無機質な白い部屋の中、ビープ音が規則正しく流れている。
モニターに向かう医療作業員たち。
移動式の生命維持装置の水中にマスクを付けられた全裸のセラが横たわっている。
エンジェルとマダム・キュヴィエがガラス壁の外からそれを眺めていた。
「もう五年も経ったのね。あんなに小さかったのに」と痛ましげに言うキュヴィエに
「中身はまだ七歳の子供です」エンジェルがそっけなく返す。
サーフ達を失ったせいで頑なに従うことを拒否するセラを服従させるため、
前部前頭葉の切除…思考、感情の除去手術を行うと言うエンジェルにキュヴィエが問う。
エンジェル自身の精子と卵子から生まれた実の娘だから、セラを憎んでいるのかと。
否定するエンジェルに、最近のあなたは全てを憎んでいるのではないかと心配になる、というキュヴィエ。
エンジェルは片手をあげて見せて、確かに自分は変わったが、まだ人間を見捨てたわけではないと返した。
「ならいいの。手術は必要ありませんよ」
言って踵を返すキュビエの背に、驚いたエンジェルが
「ニルヴァーナ計画を先送りするのですか」
責めるような声をかけると同時に、装甲服姿の協会の警備部長が駆け込んできた。
息せき切って説明するところによると、内部情報の漏洩が発覚したという。
内通者の特定を全力で進めているが、どこまで情報が漏れたかもまだはっきりしない状態らしい。
「まぁ。困ったものねぇ」
言いながら背後のエンジェルに意味ありげな視線をよこすと、
警備部長と共にキュヴィエは部屋を出て行った。閉まった扉を睨みつけながらエンジェルが呟く。
「ばれたのはいい。だが、手術が必要ないとはどういうことだ」
その時、かすかな鈴の音が響いた。
はっとしてエンジェルは振り返ったが、そこには誰もいなかった。
ローカパーラが内通者から得た侵入経路の情報に従って、
サーフ達は今は使われていない海底ケーブルの通路を通り、カルマシティ内、
捕虜収容所の真下まで来ていた。
通路の終点で落ち着かなげに待っていた、協会の制服を着た男…
ロアルドたちの言っていた内通者は、何故かサーフ達の姿を見て驚いた様子だったが、
ゲイルに先を促されると彼らが取るべき作戦を説明し始めた。
捕虜を解放し、その混乱に乗じて協会本部ビルにいるセラを奪取しろというのである。
ただ反乱を起こしても烏合の衆の捕虜ではすぐに鎮圧されてしまう。
指揮は誰が取るのかとアルジラが問うと、思わぬ所から返事が返ってきた。
「指揮は、ローカパーラが取ろう」
一同が振り返ると、背後のドアからロアルドとフレッド、アディル、それに
「おひさ」シエロが入ってくるところだった。
目を見開くアルジラにロアルドが左手の甲を突きつける。
「これでイーブンだろう」
そこには彼女たちと同じ、悪魔に変じる力を持つもの特有の痣…アートマが刻まれていた。
ロアルドの陰から得意げにフレッドが姿を現す。
あの後、彼はロアルドを、誇りを失ったものは悪魔以下だと散々にののしり、
その酔いを覚まさせたのだった。
罪滅ぼしもしなきゃならん、というロアルドを、アルジラは自分たちを協会に売る気ではないかと疑うが、
ロアルドは自分がサーフ達に同行する、信用できなければいつでも殺していいとまで言い切る。
彼の纏っているコートの左腕にはフレッドの帽子と同じ、
サーフ達のトライブ「エンブリオン」のトライブカラーがペイントされていた。
それでもまだ疑念の晴れないアルジラとは対照的に、ゲイルは「目を見ればわかる、というやつだ」
ロアルドのことを信じることにしたらしい。
収容所へ向かう階段を昇って行くサーフ達を見送った後、内通者の男は階段の陰に身を潜め、
辺りを窺いながら無線機を取り出した。
「無線は使うなといったはずだ」
協会本部。一人きりの広い室内にエンジェルの冷たい声が響いた。
だが直後に冷静な声は驚きに跳ね上がる。
「バカな。容れ物などなかったはずだ。データのまま出てきたとでも…」
その時、エンジェルの脳裏を巨大な卵形をした施設の記憶が横切る。
しばしの沈黙の後、いつもの落ち着きを取り戻した彼女は部下に計画続行を命じる。
「連中」にセラを奪還させるという計画を。
無線を切った後、エンジェルは引き出しからリボルバー式の拳銃を取り出した。
シリンダーを開くと六連式の銃倉の中には一発しか弾が残っていない。シリンダーを元に戻し、
「そういうことか」銃を眺めながらエンジェルは一人ごちた。
「まったく、食えない婆さんだ…それでこそ、出し抜く甲斐もある」
銃を片手に窓際へ歩み寄ったエンジェルは
「こんな作り物…」
邪悪な太陽の光から護られた外の景色を憎憎しげに睨みつけ、窓ガラスを殴りつけた。
続きます…まだロナウド加入…orz
今回のあらすじ。
1の最後でバラけた仲間。サ、ゲ、アがいきなり合流してる。
セラ探す為アルジラが助けたフレッド少年がテロ組織ローカパーラに案内。
江口保護ってるっちゅーロカパリーダーロアルド(アル中)が1のネタばらし。
サーフ達はセラ(外見十六、七、実年齢七歳。エンジェルの娘。これはよそで分かる)が
協会に言われて作った現実の兵士に乗っける為の戦闘プログラム。ジャンクヤードもプログラム。
でもベック大佐現実にいるしサーフ達もいるって言うし謎知るにはセラ探さなきゃで
ロカパ(リーダー始め皆悪魔嫌い)もセラが欲しいから江口人質で
おまーらでセラ協会から拉致ってこいや言われてゲイルぶち切れ。
でも言うとおりカルマシティの収容所下まで行ったらロアルド合流。
フレッドに怒られて酔い覚めたんだってさ。そんで何か悪魔に変身できるようになってる。インドラ。
後エンジェル(ふたなり)は協会のボスのばーさん裏切ってるぽい。以上。
あーすまん。上のベック大佐いるしサーフ達もいるっていうし、は訂正。
ベック大佐現実にいたし(もう死んでるけど)
サーフ達もいたって言うし(でも大佐おまえらも死んだって言ってた)
アバ2お疲れ様です。
続き楽しみにしております。
アバ2乙です
エンジェルのそれ聞いて
どっ…どうぞっ! これからよろしくおにゃがいっ!!おにゃがいひまひゅう〜っ!!
が浮かんじまった
あらすじ書いてくれるのが凄いありがたい
色んな人に読まれてもいいような気配りが(・∀・)イイ!
発売されたばかりですが、スーパーロボット大戦OG2をお願いします。
(GCではなく、OG2)
メタルギアの人に聞きたいんだが、プロモで2の雷電っぽいのが出たが、あれは一体何?
メタルギア3文章が読みやすかった。
アバツーの人乙。楽しみに待っています。頑張って下さい。
>>63 MGS3の人じゃないが、雷電のそっくりさんは
「イヴァン・ライデノビッチ・ライコフ」というGRUの少佐。
>>64 教えてくれてありがとう。
小島さんのお遊びかな。
ライデノビッチ・・・ライデン
ロシア人の命名側からして、父親がライデンじゃない?
えー、あの変態サドホモナルシストってまじで雷電の父親なのか?
>>67 女性の体に興味ないらしいから子孫残せんだろw無理
>68
精子バンクや卵子バンクとかに登録してたら人工的に作れるよ
あれが父親なら後年、大統領に殺られるわけか(w
まあ「雷電」は本名じゃないし血縁はないだろう
青年は初めて自分を犯した男の名を忘れない様、
自らに男と同じような名の「雷電」という名を付けました。
ロシア語でいうと、「ライデノビッチ」は父称で「ライデンの息子」って意味だろ。
まあ、2の雷電はコードネームだし、関係ないとはおもうが。
Big Bear
餓狼にあらず
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/05 18:59:11 ID:M2+UpRGD
「7」っていう昔のRPGのストーリーを保管して欲しいんだがここに転載させてもらっていいだろうか?
その「7」のストーリーって
>>75が書いたやつ?
転載したのじゃなければいいんじゃないか?
俺が書いたやつじゃないが、スレの住人が書いたのでオリジナル。
それでは転載させてもらうよ。
前スレうめないのか?
79 :
7:05/02/05 19:50:16 ID:M2+UpRGD
基本設定:品行方正で正義感が強く、近隣住民からも慕われてる主人公(名前任意)の元に、
天使が降りてくる。天使が言うには主人公を次の神様にしてくれるらしい。
(今の神様は神様でいる事に飽きたので次の神様候補を捜している。)
最初は戸惑ったが主人公も天使の話に乗り、神様になる事に。
天使に導かれ神様になる為の善行を積む為、困っている人を助ける旅に出ます。
80 :
7:05/02/05 19:51:40 ID:M2+UpRGD
―悪食編―
さっそく神からもらった魔法で近隣の山を騒がす魔物を倒し、
幼なじみの街娘のヒロイン(名前任意)が仲間に。洞窟を越え(途中で元盗賊のクジキを助けて仲間に)、
次の街、ガゾ街へ。すると隣のヒッコ村に何でも食らう魔物になってしまった人間、
通称:「悪食」がいつからか居着いて困っていると言う。
天使の助言通り、怠け者で街で嫌われている若者・ドンを案内人に、
ガゾ街やヒッコ村を助ける為にも主人公は「悪食」退治に向かう。
ヒッコ村につくが寂れ果ててやはり、人一人もいない。
ドンが言うにはいつも「悪食」は死体を喰う為に墓地にいると言う。
墓地にいくとヒッコ村に巣くう、でっぷり太った人間「悪食」が。ヒッコ村を救う為に殺す。
しかし不思議な事に死体を食べていたはずが一つも墓は荒らされていない。
すると突然苦しみだすドン。口から血を吐き突然死ぬ。
訳も分からず主人公がヒッコ村から戻ると驚愕する村人達。長老と会うとなぜか平謝り。
81 :
7:05/02/05 19:52:56 ID:M2+UpRGD
つまりこういう事だった。
昔、ヒッコ村に仲の良い夫婦がいて子供を授かった。
子供が産まれてこれから幸せに暮らそうとした矢先、ヒッコ村で謎の病気が流行り、夫が死んでしまう。
最愛の夫が死んで、気が触れてしまった母親は子供を育てようとせず家の外に捨てる。
しかし、子供は逞しく外にある土や木の根を食べて餓えをしのぎ生き残る。
病気が大人になると男のみ発症する病だと発覚。ヒッコ村の人間のほとんどはこの母子を残し村を去る。
そうして母親は動こうともせずにいつの間にか死に、大きくなった子供は母の墓を作る。
そのまま子供はその土地に巣くう病で死ぬかと思われたが、
土とか食べてその病気の抗体ができたのかなぜか普通に成人。
人と触れ合った事のない子供はいつまでも母親の墓からは離れようとしない。
社会を知らない子供は異常な食欲をみせ、いつしか獣を食らうようになりそして人間も襲うように。
そしてガゾ街の人間から「悪食」として魔物のように扱われるようになってしまった。
そして一方、ガゾ街の人間はヒッコ村の出来事を良くない話として一切封印していた。
しかし「悪食」が人を襲う以上無視はできない。そこで討伐隊を結成しようともしたが、
土地に根付く病を恐れて討伐をためらう。そこで白羽の矢が立ったのが怠け者のドン。
たとえ死んでも悲しむものもいない。ドンも若いのでヒッコ村の病気の事は知らない。
それでも「悪食」を倒すのに心もとなかったので旅人の主人公達も利用した。
(主人公とヒロインとクジキは天使が加護があるので平気だった。ドンは結局思惑通り病気で死んだ。)
82 :
7:05/02/05 19:55:42 ID:M2+UpRGD
―盗人編―
釈然としないまま、主人公が次に訪れたのはバリ城。天使に言われるまま城に訪れる。
そこで王に近くにある3つの洞窟から奥にある宝物をとって来て欲しいと頼まれる。承諾する主人公。
クジキは城下町の潰れかけの教会に住むシスターに惚れ、彼女の為に奔走する為にパーティーから外れる。
仕方なくヒロインと2人で洞窟へ宝探し。一方でクジキは昔、子分にしていた女盗賊のタジカに会う。
教会を建て直す金欲しさに再度タジカと組み、盗人になるクジキ。
民家で盗みを繰り返すが一向に金が貯まらない事に苛立ち、
タジカに街の方を任せ、自分は魔物が守るという、噂の3つの洞窟の宝を狙い始める。
主人公が2つ目の洞窟の最深部で宝の箱を開けると突如、後から来たクジキが宝を盗もうと襲ってくる。
クジキを倒すが命は助けてやる主人公。逃げ出すクジキ。
街に戻ったクジキはタジカと合流する。しかし、タジカの様子がおかしい。
聞けばクジキが決めたノルマを達せず、仕方なく盗みに入った家でミスをし、
姿を見られた住人を殺してしまった、と言う。「仕方がないので一緒に他所に行くか。」
とか言いながら最後に盗んだものをシスターに貢ぐため盗品整理をするクジキ。
するとなぜか盗品の中からシスターの十字架が。全てを察し、怒りのままにタジカを殺すクジキ。
一方、全ての宝をそろえた主人公は王様に献上。その晩、主人公達をもてなす為の盛大な宴が開かれた。
その頃、茫然自失としたクジキはこの城下町で行った盗罪で捉えられ、獄中で命を絶つ?
(主人公達はクジキがどうなったかは知らない。地下牢に行くとそれっぽい話が聞かされるだけ。
「ここ最近盗みを働いていた盗賊がここで死んだんだ。」とか牢番が言ってる。)
追記:タジカはシスターを殺してしまっていた。そして訳も分からずクジキに殺される。
タジカはクジキに惚れていた。その為にも必死で盗みを働いていた。
クジキの「一緒に他所へ」という言葉を心から喜んでいた。
83 :
7:05/02/05 20:00:50 ID:M2+UpRGD
ー復讐編ー
次はバリとも敵対しているカナス城。そこでは天使は「ある老戦士を助けなさい」と告げる。
老戦士・ビックを捜すと、ビックはカナス城に特攻しようとしている。それをすんでで食い止める。
事情を聞く主人公。
過去編:ビックはある村の美女・ロシーに恋をした。
同様にロシーに惚れてたガインという男がいたけど、
なんとかロシーの心をつかんで結婚。ロシーが妊娠するが、
産後のひだちが悪く娘を残し死んでしまう。
そして娘と2人で生きていこうといた矢先、娘(赤ん坊)がガインに誘拐される。
それから十数年後、娘を捜していたらようやく誘拐犯のガイン発見。
権力者に取り入って一国一城の主に。そこに今、単身攻め込もうとした所らしい。
説得し、一時、身柄を預かる事に。
天使に相談すると「バリ城の王に話しなさい。力になってくれるでしょう」と言う。
言われた通り、この事をバリ城の王様に話すと「戦争の口実ができた」と喜々として戦争の用意を始める。
(王が喜んでいるのは今までこう着状態だったが、あちらの城主が過去に非人道的な事をやっていて、
それを救う為に動けば「英雄王」になれるから)
ついに戦争は始まってしまい、その隙にビックと共に城へ忍び込む主人公。
なぜか城内にはいないはずの兵士が一人。もうすぐガインに復讐できるとハイテンションなビック。
最強の技で兵士を一撃で葬る。最上階にいくとガインは「お前の娘は危険なので隣街に逃がした」と言う。
(情が移っていたのか、ガインは本気で娘の身を案じている。)
「ありがとう」と感謝の言葉を捧げ、ガインを殺すビック。娘に会う為、喜び勇んで隣町へ。
しかし、街の宿屋には侍女が一人。「領主様の娘は領主様を助ける為に城へ向かった」と言う。
嫌な予感がし、城で殺した兵隊の鎧を脱がすと中からロシーそっくりの女が。
しかもロシーの形見の「ペンダント」を持っている。
翌日、老戦士は戦線離脱。隠居して付近の村で暮らしだす。
しばらく後に訪ねると老戦士は死に、墓が増えている。しかも近くの木には自殺を臭わすロープの跡付き。
84 :
7:05/02/05 20:06:50 ID:M2+UpRGD
ー傲慢編ー
ガインは死んだが、一向に戦争は終わらない。
「戦争はどちらが勝っても不幸だ。それならいち早くお前が神になり救えばいい。」と言う天使。
ようやく善行が溜まったらしく、天使に導かれ神具を集め、神の世界へ。
神の寝床につく主人公。すると突然身動きが取れなくなる。神は言う。
「私のかわいい子供達よ。お前達はよくやった。安らかに眠るがよい。」といい、主人公を倒す神。
意識が朦朧としている中で天使と神の会話が聞こえてくる。
神「どうでしたか?人の愚かさは学べましたか?」
天使「はい。暴食にとらわれた悪食。怠惰に生き、仲間のはずの町民に殺されたドン。
互いの強欲、色欲で身を滅ぼしたクジキとタジカ。
嫉妬に狂ったガイン。憤怒のままに生きたビック。
そして神になれると信じた傲慢なる(主人公)。まさしく人は愚かでした。」
神「そうですか。しかし、我が使いよ。それでも人を愛せますか?」
天使「はい。七つの罪を抱える愚か者を私は心から愛そうと思います。」
神「そうですか。では次の神はあなたです。」
(ここで2つの選択肢が出る。これでEDが変わる)
ーこのまま意識を失った場合ー
その後、新たなる神の裁きにより幾多の城主達が死に、戦争は終わった。
これからも永らくの平和を抱き人は健やかに暮らしていくだろう。その為の犠牲は既に払われた。
ー終ー
ー神に逆らった場合ー
意識を取り戻し、再び神と天使に挑む主人公とヒロイン。ついに神を殺す。
すると神は最後にこの世の全ての人間の脳裏に「神を殺したもの」として主人公の顔を浮かばせ消滅する。
十数年後、戦争は未だ終わらず世界は病や強奪、殺戮に満ち、絶望に包まれている。
人里離れた土地で隠れるように暮らす主人公とヒロイン。今なお、外では「神殺し狩り」が行われている。
いつかはこの場所にも追っ手が来るだろう。しかし、それでもヒロインのお腹の中には子供が宿る。
これからも永らくの悪夢を抱き人は悩み続けるだろう。その為の犠牲は既に払われた。
ー終ー
85 :
7:05/02/05 20:11:57 ID:M2+UpRGD
以上。ゲームの詳細は、
469 名前:ゲーム好き名無しさん メール:age 投稿日:05/02/04 13:33:54 ID:???
>>568 「7」って言う名前の昔のPCゲー。持ってる人間はおろか知ってる人間も少ないと思う。
作った会社「GODO」も潰れたらしく、もうどこにもない。
だそうです。ありがとうございました。
ラジアータ人間編、妖精編共にクリア。
両方とも壮絶すぎて中立ENDがないのが哀しい
「7」っててっきり「7(セブン) 〜モールモースの騎兵隊〜」のことかと思った。
同じく
暁の女神アルタナの造りし世界、ヴァナ・ディール。
その中央に位置する2つの大陸に住まう人間たちは、大別して5種族。
長身痩躯の森の民エルヴァーン。子供のような外見の知の民タルタル。
南方からやってきた猫のような狩りの民ミスラ。頑健で武骨な力の民ガルカ。
そして地球の人間に一番近い容姿をした、好奇心旺盛なヒューム。
彼らは3国に分かれ、覇を競っていた。
クォン大陸北方に位置するエルヴァーン騎士たちの王国、サンドリア。
鉱山開発を基盤に新興したヒュームの工業国、バストゥーク共和国。
ミンダルシア南方のステップ地帯に位置するタルタルたちの連邦、ウィンダス。
また、彼ら人間と対になる存在が「獣人」だ。
サンドリアと長らく対立している、力のみを信奉する戦の民・オーク帝国。
鉱山を巡りバストゥークと宿敵関係にある、亀のようなクゥダフ軍団。
ウィンダスといびつな「友好」関係にある、狡猾な烏天狗ヤグード教団。
定住を嫌い行商や野盗、傭兵業で生計を立てる異色の獣人、ゴブリン族。
彼らは人間と衝突を繰り返してきたが、人間の優勢は疑いようもなかった。
その勢力図を一変させたのが、「闇の王」の出現である。
闇の血族デーモンを従え突如ヴァナ・ディールに現れた闇の王は、
それまでいがみ合っていた獣人たちを力と恐怖で糾合、人間根絶ののろしを上げた。
まとまりを欠く人間3国は獣人連合の大軍に各個蹂躙され、窮地に追い込まれる。
そこに登場したのが中立の新興国家、ジュノ大公国だった。
大公カムラナートによる仲介で3国は手を結び、アルタナ連合を立ち上げ
総反撃に出た。後に言う大戦=「クリスタル戦争」である。
大戦末期。タブナジア侯国の侯都に向かう隊列の中に、少年と姉は居た。
兵士達に護られる、民間人達が列をなして堅牢な侯都の城壁の中へと入っていく。
だが、夜の訪れとともに不安が忍び寄る。飛来する火矢。火を吹く攻城兵器。
獣人の軍勢が大挙して押し寄せたのだ。果敢に反撃する侯都の連合軍。
幼子のようなタルタルたちが詠唱した大魔法が敵陣のさなかに炸裂し、
エルヴァーン弓兵の矢がオークの雑兵を薙ぐ。だが、所詮は多勢に無勢。
防衛戦は突破され、城壁の中で惨劇が繰り広げられる。
少年アルドと姉の元にもオークの魔の手が迫るが、姉の機転で少年は逃される。
そして20年後……。タブナジアの丘からかつての侯都を見下ろす
諸種族の冒険者達の中に、精悍に成長した青年アルドの姿があった。
あの惨劇の直後、北の地ザルカバードで闇の王が連合軍に討ち滅ぼされ、
クリスタル戦争は終結した。そして今、ヴァナ・ディールの世界は
国の利害に縛られない冒険者達が活躍する新しい時代を迎えていた。
あなた(プレイヤー)は、そうした冒険者のひとりとして歩み始める。
つーわけで未解決リストに入りっパのFF11、闇の王編をとりあえずやってみる。
三大国は、冒険者に仕事を発給する任務(ミッション)制度を開始していた。
あなたは自国にミッション登録し、冒険者としての一歩を踏み出す。
下積みを重ね、自国の抱える問題に直面しながら着実に実力をつけてた
あなたは、他の2国の情勢を視察するミッションを任され初の長旅に出る。
友好国の依頼をこなす中、他国もそれぞれ獣人勢力の拡大に苦慮している
らしいことを知るあなた。また旅の途中で、獣人の動向を調べているらしい
女冒険者ライオンと知り合う。そして視察の最後に訪れた獣人拠点の最奥部で
あなたとライオンは、獣人たちを裏で指導する黒幕の存在を知る。
それは、20年前の戦いに敗れ北の地に封印されたはずの闇の血族だった。
召喚された邪竜を退けなんとか撃破に成功するが、「闇の王の復活は近い」
という言葉がライオンとあなた、そして報告を受けた各国首脳部に波紋を広げる。
視察行を終え各国公認の冒険者となったあなたに本国から新たな指令が下る。
三国協調の要である中立国・ジュノ大公国の大使館に赴任せよというのだ。
クォン・ミンダルシア両大陸間に架かる巨大な橋上にそびえる立層都市ジュノ。
大使館を訪れると、あいにく大使は「デルクフの塔」に調査に行っているという。
様子を見てくるよう頼まれたあなたは、ジュノの真下にある孤島クフィムを目指す。
荒涼とした島の随所を走る、白骨状の奇怪なライン。バストゥークの工房長シドが
「クリスタルライン」と呼んでいた3国近隣地域のものと同じだろう。
それらが集約する先に、巨大な白陶(サーメット)の塔がそびえていた。
内部はこれまで挑んだどのダンジョンより巨大。なにしろクリスタル戦争に負けて
帰れなくなった巨人(ギガース)達が多数徘徊しているのだ。が、実際に入ってみると
それだけではなく、異文明の遺物と思われる機械人形やマジックポットまで蠢いている。
ワープやエレベータを乗り継いでいくと、基層中心部の部屋に大使が閉じ込められていた。
単身調査中、油断して後ろから殴られ、閉じ込められてしまったのだという。
単なる魔物の巣窟などではないこんな施設が、何故大国ジュノの直下にあるのか。
キナ臭さを感じつつ、深入りは危険と判断した大使とあなたはデルクフを後にした。
ジュノ公邸から大使館に呼び出しがあった。ジュノ最上層
「ル・ルデの庭」にある大公宮に向かったあなたを出迎えたのは
大公カムラナートとその弟、金髪碧眼の美少年エルドナーシュだった。
ヒュームの美男子だが、年齢にそぐわぬ若々しさと不思議な雰囲気を持つ大公。
彼が言うには、獣人達は闇の王復活のために「魔晶石」という石を利用するつもりらしい。
世界を獣人達の手に渡してはならない。オーク、クゥダフ、ヤグードが築いた拠点から
魔晶石を奪ってくるよう依頼される。また、密貿易組織「天晶堂」への密書も預かる。
ジュノ下層にある天晶堂に書状を届けにいったあなたは、獣人と心通わせる不思議な
女性フェレーナと、その義兄で天晶堂リーダーを勤める青年アルドに出会う。
サンドリア領ジャグナー森林の奥にあった美しい村は、野蛮なオーク達に滅ぼされ
一大本拠地「ダボイ」となっていた。奥地、禍々しい紋様で封印された
石壁の中に潜入すると、不可思議な液体が滴る中、魔晶石が結晶していた。
それに触れた途端、過去の何者かの記憶があなたに流れ込む。
…30年前。バストゥーク共和国が提唱した北方調査計画。サンドリア王国は
実利に駆られるヒュームたちを軽蔑しつつも、偵察・牽制のため調査隊に
王立騎士フランマージュを参加させた。吹雪の荒れ狂う呪われた地ザルカバードで
立ち往生する調査隊の面々。そこへヒュームの隊員ウルリッヒが駆け込んでくる。
ガルカのラオグリムとヒュームの女子隊員コーネリアがモンスターに襲われ
地表の裂け目に落ちたというのだ。本当に事故だったのか? ヒュームとガルカの
対立が噂される共和国の内情をあげつらいウルリッヒを冷笑するフランマージュ。
捜索虚しく2人は見つからず、調査隊は帰投を決める。帰国後、王城の地下で
一人思索に耽るフランマージュに突如襲いかかる黒い闇。
「お、お前は!?ラオグリムの…!?知らぬ、ラオグリムは事故で死んだのだ!!」
恐怖に駆られ狂乱するフランマージュ…
ヤグード教団の総本山オズトロヤ城に潜入するには特殊な松明が要るらしい。
ジュノ下層でジャンク屋を営むゴブリンのマック爺を訪ねたあなたは、
フェレーナを慕い人間と親しくなりたがるゴブリンの少年フィックと知り合う。
松明を受け取ると、フィックもオズトロヤへ行くところだと言う。獣人と人間の
諍いに心を痛めるフェレーナを気づかい、ヤグードを諭しにいくというのだ。
ジュノ大公府の奨励により巷では冒険者の獣人狩りが活発化している。
不安を隠せないフェレーナとマック爺。案の定、あなたと追ってきたフェレーナは、
オズトロヤ内部で瀕死のフィックを見つける。慟哭するフェレーナに
「誰も憎んではいけない」と言いおいて、天に召されるフィック。
最後まで獣人と人との和解を信じつづけたフィックの思いを受け取ったフェレーナは、
獣人すべてが悪ではない、大きな流れに気づいて欲しいと告げて帰っていく。
フィックの死に複雑な思いを抱えつつ祭壇の間の奥の魔晶石に触れようとすると、
再び過去の光景が……それは大戦末期のウィンダス、召喚魔法をめぐるやりとり。
そしてつい先日、オズトロヤ中枢を突如襲ったウィンダス魔道院長の姿だった。
*この回想はウィンダス編と関わるのでここではあまり関係ない。
雨煙るパシュハウ沼の奥、クゥダフ軍団の本拠地ベドー。その一角に
秘匿されていた魔晶石に触れると、またも過去の光景が流れ込む。
……火薬でクゥダフを駆逐し新鉱山を入手した喜びに沸き立つヒューム達。
鉱山にクゥダフの神殿があったことを知るガルカは複雑な思いでその様子を眺める。
数十年後、パルブロ鉱山で掃討作戦を行う銃士隊。その中にはウルリッヒ、
コーネリア、そしてラオグリムの姿が。最後まで卵を護ろうとしたクゥダフたちの心を
全く理解しないウルリッヒ。それを咎めるコーネリア。他者の事情を知ろうともしない
ヒュームの姿に、諦めにも似たつぶやきを繰り返すラオグリム。
そして舞台は変わり北の地ザルカバード。虹色の妖光が溢れるクレヴァスの前、
ラオグリムに襲いかかるウルリッヒ。「前からおまえは、気にくわなかったんだよ!」
とどめを刺そうと繰り出したウルリッヒの剣が、割って入ったコーネリアを貫く。
自分の犯した愚挙に愕然とし、その場を逃げ出すウルリッヒ。
「あなたは、死んではいけない人……。」ラオグリムの腕の中で息を引き取る
コーネリア。慟哭するラオグリムは、クレヴァスの奥へと落ちていった。
……我に返りまだ呆然としているあなたを心配する女冒険者ライオン。
その時2人の前に巨大な闇の王の幻影が出現する。
「もうすでに目覚めている、世界の終わりに来る者は……。」
「憎しみ、おそれ、ねたみ、傲慢、無知……災いが、あまねくヴァナ・ディールをおおう。」
幻影は憎悪を漲らせ、自分を目覚めさせたのは人間だと語った。
不吉な予感に駆られつつも、大公に3種の魔晶石を届けるあなた。
魔晶石はクリスタルと同種のエネルギーを不純だが多く含んでいるという。
*ヴァナディールにおいてクリスタルは炎土水風氷雷光闇の各属性エネルギーを
封入した持ち運び可能なエネルギーコアのような存在。その力を利用した
エネルギー合成が、職人や冒険者たちを中心に広く普及している。
獣人排斥に本腰をいれなければなるまいと嘯く大公からの報酬は飛空艇パスだった。
*ジュノと3国とを結ぶ飛空艇公社の技術はジュノ大公国が独占している。
獣人たちが石の力を用いて闇の王復活を目指すとすれば、ズヴァール城最奥を封じ
3国が分割管理しているはずの封印護符の存在が、獣人達にはジャマになる。
大公側近がそう語ったまさにその時、ジュノ親衛隊が急を告げる。
3大国首脳が、一斉に獣人に襲撃を受けたというのだ。慌てて本国に急ごうと
謁見の間を辞すあなたを、弟公エルドナーシュが呼び止め問い正す。
オズトロヤでフェレーナが示した獣人との交感・読心能力に興味があるのだという。
「一緒に遊びたい」と、親衛隊長にフェレーナを呼びに行かせるエルドナーシュ。
報告していないはずのフィックとフェレーナの悲劇を、何故彼が知っているのか。
本国に急がねばならないあなたが彼の真意を知ることになるのは、まだ先の話である。
急ぎ帰国した本国では、国民の不安を煽らぬよう箝口令が敷かれていた。
幸い首脳は無事だったが、襲撃の混乱に乗じて封印護符が盗まれている。
闇の王復活の企みが明らかになった今、封印を失う訳にはいかない。
北の地・ボスディン氷河にある古代ジラート人の都市「フェ・イン」。
その廃墟奥に設置してある4つ目の護符の無事を確かめにいくことになる。
デルクフの塔に酷似した素材・様式の遺跡フェ・インに辿り着くと、
ガルカの暗黒騎士ザイドを伴ったライオンが既に到着していた。
30年前の3国共同調査隊の話を始めるザイド。あなたが目にしたあの光景だ。
彼らがこの地に眠っていた力を目覚めさせてしまったのかも知れない……。
目的地ク・ビアの闘技場に辿り着くと、肝心の封印はとうの昔に破られていた。
封印破棄の報告を受け、本国指導者たちに緊張が走る。闇の王復活は目前。
事態は急を要するが、国家のシステムはそれに追いつかない。
政治的問題や体面を気にし、出兵に躊躇するサンドリアの騎士団。
目先の利害に関わらない難事への関与を嫌うバストゥーク共和国議会。
ヤグードとの不可侵条約を理由に魔道軍を動かせないウィンダス。
サンドリア第一王子トリオン、共和国大統領カルスト、そして星の神子は、
これまでミッションをこなしてきた信頼に足る力を持った冒険者、
国のしがらみから自由な冒険者に、闇の王復活阻止の最終ミッションを下す。
そのひとりは、もちろんあなただった。
ザルカバードの最果て、異形の城郭ズヴァール城。駐屯している獣人諸族の
戦士や王直属の配下である闇の血族たちを退け、最奥・王の間に辿り着くと、
そこにはかつて闇の王を討った暗黒騎士ザイドも既に到着していた。
2人の目の前でクリスタルの妖光が瞬き、黒い棺から闇の王の巨体が復活する。
……闇の王は、ガルカだ。20年前の決戦で浮かんだ疑念を確信に変えるザイド。
30年前北の地で裏切りにより最愛のひとを失い、人間に絶望したラオグリムの
変わり果てた姿。それが闇の王の正体だった。クレヴァスに落ちて死んだ彼は、
地下に眠る大いなる力に触れて死を超越し、人であることをやめた。
憎しみの炎を一身に纏い、圧倒的な力で襲いかかる闇の王。
*実際、実装当時のプレイヤーでは8割方勝ち目がない強さでした(;´Д`)
死闘の末あなたたちの前に膝を折る闇の王だが、その憎しみは尽きない。
再び立ち上がろうとする闇の王に、真の名で繰り返し呼び掛けるザイド。
苦悶の末、闇の王=ラオグリムは正気を取り戻し、訥々と語る。
自分がガルカ種の記憶を引き継ぐ役割を背負った「語り部」だったこと。
背負った哀しみや憎しみの大きさゆえに、「力」と触れた反動も大きかったこと。
*「語り部」についてはバストゥーク編で明らかにされます。
巨大な力に揺れはじめる王の間。駆け付けたライオンに急かされ脱出する
あなたたちの背後に、ラオグリムは独り残る。30年前に一度失った命、
今さら惜しくはないと。最後に愛するひとの名を呟き、彼は消えていった。
「だが、この地に満ちた災いが、すべて
消え去ったわけではない……。
伝説はこう続く。
かくして、深く暗き眠りの底より
クリスタルの戦士達は、
しずかに浮かび上がった……。」
闇の王の再来という最大の危難は去った。
しかし自国内部の問題はまだまだ片付いてはいない。
「辺境行き飛空艇が開通したらノーグにきてね」というライオンの言葉も気になる。
あなたの冒険はまだ終わらないのだ。
「ジラートの幻影」編につづく。
フロントミッションオルタナティブは出てる?
無ければリクエストしたいんだが。
スーパーロボット大戦IMPACT(PS2)も無ければリクエストしたい。
7の人乙っす。全然知らないゲームだけど
救われない話だってことはわかった。
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/06 03:05:02 ID:IcLElgpC
7は読んでてきついんだが、なんか癖になるな。もう一度読んでしまう。
遅くなりますた。
キングダムハーツ続き投下なり。
始まりの街
トラヴァースタウン
トラヴァースタウンに戻ってきたソラ達。
どうすることも出来ないので、とりあえずレオンを訪ねることに。
しかしアジトに彼の姿は見当たらない。ユフィに教えられ地下水路で彼を発見。
話によれば、アクセサリーショップのシドを尋ねれば何かがわかるとのこと。
シドを尋ねてみると、彼に一冊の本を託される。
隠し通路の奥に住む魔法使いに渡して欲しいらしい。
仕掛けをとき、湖に浮かぶ不思議な家へ。
そこに住んでいたのは魔法使いのマーリン。彼に本を渡し、召喚と魔法を教わります。
新たな力を手に入れ、意気揚揚と広場へ戻るソラ達。
そこで出会ったのは、ディステニーアイランドで闇に飲み込まれた筈のリクで会った。
想わぬ再開に思わず駆け寄るソラだったが、スグに消えてしまう。
項垂れながらシドの元へ。
新たな世界へ渡るために「テレポグミ」を取り付けてもらうことに。
取り付け作業中はすることもないので町を散策。
考えてみれば、この世界にも鍵穴があるはずなのだ。
鍵穴を探して町を捜索中、噴水の中から巨大なハートレスが現れる。
ハートレスを撃退すると、噴水のレンガの一つに鍵穴を発見。
キーブレードで鍵穴を閉じるソラ。
広場へ戻ると、ちょうどテレポグミの取り付けも終了していた。
ソラ達は再び世界の狭間へ飛び立つのだった。
神々の闘技場 : ヘラクレスの世界
オリンポスコロシアム
次に辿り付いたのは巨大なコロシアムがある世界だった。
腕試しとばかりに参加を試みるソラ。しかし、それにはフィルに認められなければならないとか。
試験中、ハデスと名乗る男からチケットを受け取るソラ。
怪しみながらも素直にチケットをもらえたことを喜ぶ。
そして軽々と試験をクリアし、参加資格をゲットするソラ達。
一方闘技場の裏。
先程のハデスという男が話し込んでいる
どうやらソラの持つキーブレードに気づき、
大会のドサクサに紛れて今のうちに始末してしまおうということらしい。
そんなことは知らずに大会を勝ち進むソラ達。
ついに決勝へと駒を進める。決勝の相手はクラウド(FF7)と名乗る青年。
闇の力を手にした彼の圧倒的な力に苦戦しつつも何とか勝利を収めるソラ。
すると、見かねたのか、クラウドにソラ殺しを依頼したらしいハデスが、
直接自らの手駒「ケルベロス」を闘技場に乱入させる。
放って置けないと、英雄のヘラクレスがケルベロスと戦い始める。
あと一歩のところまで追い詰めるが、不意の一撃で逆に追い詰められる。
そこでソラ達とバトンタッチ。
ケルベロスを撃退したことで、何とか事なきを得る。
クラウドはどうやらある女性を探していたらしく、
その情報と交換にソラ達を殺せと命ぜられていたらしい。
戦いの中で芽生えた友情を噛み締めつつソラ達は次の世界へ。
ツタンカーメンの遺言 の情報何でもいいのでキボン
7みたいな話を読むと儀典・女神転生とかを思い出す。
昔のPCゲームってハードな奴が多いよな。
すごいねその「7」ってやつ。
…どっちがいいの?逆らった方がいいのかな?
なんかバトロワ2の最後思い出したんだけど('A`)
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/06 12:11:05 ID:NZxjpbvp
FFXI ってオンラインゲームじゃないの?
そんな濃厚なストーリーがあるんか
「7」がえらい鬱だったんで鬱スレに貼ろうかと思ったら、元々鬱スレから転載したんだね。
さらに細かい設定聞いて鬱になった。
じゃあその偽典女神転生をリク。
113 :
ワールド蹴球マソ ◆VENk5mkP7Y :05/02/06 14:54:07 ID:5/asmFGW
ウイニングイレブン8のネタバレお願いします
7あとあじワリーナ(;´∀`)
>>110 濃厚かは知らんが発売した後からもパッチで追加できるせいで
普通のオフラインRPGの数倍はシナリオのボリュームがある。
FFXIはオンラインにはあるまじきストーリーが設定されてるが、
多人数拘束つー欠点と完全に相性が悪いんだよな
一応メインはゼノやクロスの加藤が書いてるんだが
あのゲームは演出が糞すぎる事もあって、本当につまらない話
>>109 どっちが正しいかっつたら主人公が死ぬ方なんだろ。世界平和だし。
ま、そうなっても自分が死んで意味があるかっていったら別だけどな。
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/06 20:00:55 ID:jIQh4zW0
職人の皆様、乙ですー。
・・・しかし、刻命館を書いてくれてた人は、
もうこのスレ読んでないんだろうか。
見てたら、是非続きをお願いします。
すげぇなぁ、FFXI
なんか巷のオフラインゲームより濃密なストーリーだな
まとめを読んだ限りじゃ政争とか過去や種族の因縁とかあってかなり面白そう
凄い時間かかるみたいだから、実際にやる事はないだろうが
オフラインバージョンとか出してくれないかな
>>89-100 どういう物語なのか気になってたので、みごとにまとめてあって面白かったです
感謝、感謝
また、気が向いたら続きをお願いします
>>117 いや、のっけから神罰を下しまくりな新政権が平和な時代を築けるかどうか……
『※ナレーションはあくまで予想です。実際の未来とは異なる場合があります』
『※ナレーションはあくまで神の視点から見た世界です。
地上で暮らしている一般人の感覚とは異なる場合があります』
という注釈が付きそうな気配がプンプンするんだが……
『幾多の城主達が死に、戦争は終わった』
というのが、『責任者の貴族どもだけ殺しといた』という事でなく
『地上を引っ掻き回した結果、戦争が激化して死人が出まくったが、なんとか最後には収まった』
という意味だったら……(((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
実際のゲームをやってないから、わからんが……考えすぎ?
>>119 FF11はオフライン版欲しいって言う人結構いるんだよね
特に長時間拘束の仕様にいやになって辞めた人とか
まあ複数人いないと絶対クリアできないダンジョンとか結構あるし、今でもオンラインの儲けは
結構あるらしいからオフラインバージョンは難しいと思うが
>>120 たしかに、復讐編を見るに戦争の起こすきっかけを作ったのは天使みたいだしな。やりかねん。
>>116 加藤正人がやったのは闇の王編のメインプロットだな。
実際のシナリオは複数名が担当している。
デュープリのライターが書いたウィンダス編と
プロマシア編がユーザの間では比較的人気が高い。
あくまで「ストーリー」の話で、実運営は不満多いがな。
バスミッション5-1からの9-2への盛り上がりの凄さを、
伝える文章力が俺に無いのが残念だ。
(「闇の王編」
>>100から続いてます)
長らく運行停止になっていたジュノ〜カザム間の辺境飛空艇航路が再開した。
未知の冒険に胸を躍らせ南国エルシモ島へ旅立ったあなたは、
「ノーグへ来てね」というライオンの言葉をふと思い出す。
ユタンガ大森林を抜けてノーグにつくと、そこは海賊達のアジトだった。
出迎えたライオンは再会を祝うのもそこそこに、カムラナート達のこともあるし
何とかしなくちゃね、と深刻な表情。……カムラナート?
ジュノ大公がどうしたというのか。怪訝に思うあなたをフラッシュバックが襲う。
ズヴァール城での決戦。闇の王があなたに敗れ、ザイドの呼び掛けで
正気を取り戻し自らを語りはじめた、あの時。……不意に拍手が聞こえる。
面白いショーだった、そううそぶきながらジュノ大公カムラナートと
弟エルドナーシュがあなたたちの前に現れた。我が目を疑うその光景に、
暗黒騎士ザイドが問う。お前達は何者なのかと。カムラナート達は、
亡んだはずの古代の民「ジラート」を名乗った。
クリスタルラインを復活させ神の扉を開けば、「真世界」がよみがえる。
それこそがジラート1万年の宿願なのだと語る大公兄弟。あなたの活躍で闇の王
ラオグリムがこの地のクリスタルの力から解放されたことで、ノイズが消え
彼らの計画が遂行可能な状態になったというのだ。今のこの世界は神の墓場であり、
人間も獣人もその屍に蠢く虫ケラに過ぎぬ。そう言い放った大公は、
人間5種族の姿を模した黒衣の闘士たちを喚び覚まし、禍々しいオーラを放つ
それを「クリスタルの戦士」と呼んであなたたちの始末を任せる。圧倒的な力で
襲いかかるクリスタルの戦士達を、再び闇の王と化したラオグリムが、命を賭した
最後の力で食い止める。間一髪、ライオンとザイドはあなたを連れ脱出した。
凄まじい力の衝突から記憶喪失を起こしていた(;´Д`)らしいあなたは、
今すべてを思い出し、愕然とする。伝説に謳われるクリスタルの戦士とは
自分達のことではなかった。それどころか大公達は、討ち払われるべき
「おおいなる災い」こそが今を生きる人間だというのだ。衝撃さめやらぬまま、
ライオンに導かれ、ノーグの頭領ギルガメッシュと引き合わされるあなた。
ジュノを前々から怪んでいた彼は、娘のライオンに情勢を探らせていたのだ。
伝説だか何だかしらねえがおとなしくやられる気はない、そう啖呵を切る彼は、
あなたに「ウガレピ寺院」行きを促す。かつて財宝を求めて忍び込んだ際
そこで出会った不思議な老人なら、何か知っているに違いないと言うのだ。
人間諸国の中心・冒険者の本拠であるジュノ。そのジュノの大公が人類根絶の
陰謀を企む古代人だなどとは、誰も信じないだろう。自分達の力のみを頼りに
動き出すしかないあなたたちの所へ、天晶堂の主アルドが現れ協力を申し出る。
……彼の妹フェレーナもまた行方不明だというのだ。
エルシモ島の熱帯雨林の奥にあるウガレピ寺院には、女神アルタナの民を
深く恨む異形の邪宗徒トンベリが住んでいた。ミスラの集落カザムの部族長から
許可をもらって寺院に侵入したあなたたちを、「みんなのうらみ」が襲う。
寺院の地下、怨念洞の奥にある「生贄の間」でトンベリたちを撃退すると、
グラビトンという古代人らしき老人の幻影が現れる。古代の民クリューの
集合無意識の代弁者を名乗る老賢者は、1万年前の記憶を語りはじめる。
ヴァナ・ディールの地下に眠る5つの強大なクリスタルの力を利用して
繁栄を極めたジラートたち。クリスタルの力を汲み出すための「アーク」、
それらを結ぶクリスタルライン、そして全てのエネルギーを制御する塔。
これらを利用して巨大なエネルギーを集め、彼らは真世界への道を開こうとした。
世界各地に見られる謎の白色遺跡は、ジラートが建造した施設だったのだ。
クリューと「明星の巫女」は計画に反対したがジラート達は聞く耳持たず、
神の扉となるべきエネルギー集束施設=浮島トゥー・リアがついに完成する。
計画を阻止するため後がないクリューたちは、北の地のアークを破壊した。
その結果クリスタルの力は暴走。ジラートの神都は海中に没し、文明は滅びた。
力の暴走「メルトブロー」の爆心地である北の大地は不毛の地となり、南方に
落ち延びたクリューの民もまた力をじかに浴びた影響で退化しトンベリと化した。
……それほどの犠牲を払って阻止されたジラートの計画が、今また動き始めている。
賢者グラビトンの導きどおり各地の古代石碑を巡って光のかけらを集め、
バストゥーク南西の島にある大砂漠の神殿廃墟「宣託の間」を訪れたあなた。
同じ目的で廃墟を訪れたザイドとあなたの前に、明星の巫女たちの幻影が現れ、
クリスタルの子たちと呼び掛ける。クリスタルの子とは例の戦士たちではないのか?
クリスタルの戦士は、アークを護るためジラートが5大クリスタルから生み出した
人工生命「アークガーディアン」。一方いまの人間5種族も、メルトブローを
生き延びた人々が長い年月の間に力を浴び、5大クリスタルそれぞれの影響を
受けて変化した姿なのだという。由来が違えど原理は同じ、というわけだ。
1万年前の計画が再び語られる。端緒はデルクフを訪れたジラートの兄王子。
クリスタルと同調した彼は、はるか太古に失われたはずの「真世界」を垣間見た。
完全なる世界。国民たちは共鳴能力でそのビジョンを共有し、楽園の予感に熱狂して
次元の扉を開くため盲進したというのだ。世界が神の国と化したとき、
人はどうなるのか。ビジョンを共有できなかったクリューの民と女神アルタナを
祭る明星の巫女たちは、計画に反対した。そしてクリューの謀反の結果、
古代人は滅びたが、ヴァナ・ディールは救われた。すべての発端である
デルクフの塔こそがジラートの王子の計画のかなめ。デルクフへ急がねばならない。
巫女達の啓示を受けたあなたと暗黒騎士ザイドはデルクフへと急いだ。
ライオンの情報によると、フェレーナもジュノ親衛隊に連れられて
デルクフの塔に向かったらしい。妹を巻き込まれ怒るアルドも、ライオンと
共にその後を追う。最上層のコントロール施設「天輪の場」に集結する一同。
そこでは大公カムラナートが制御システムを起動し、計画の要である浮遊島
「トゥー・リア」を復活させようとしていた。デルクフもトゥー・リアも、
滅びた訳ではなく眠っていただけ。大公達もまたデルクフで眠っていたが、
30年前の事件で北の地のクリスタルに生じたノイズの伝播で目覚めたと言う。
神の力で世界を支配したいだけではないのかと問うアルドの言葉を、否定しない大公。
動き始めた制御システムの真下で、光輪剣を振るうカムラナートとの死闘がはじまる。
苦闘の末、カムラナートが膝を折る。クリスタルの意志たる自分がただの人間に
敗北するはずがない……愕然とし、クリスタルの戦士たちに助けを請う彼を、
エルドナーシュが冷笑する。クリスタルはおまえなど必要ないと言っている、と。
デルクフの制御には自分が必要なはず、兄に見捨てられるはずはない…焦る大公。
カムラナートが弟で、エルドナーシュが兄。兄王子はクリスタルに触れた日から
成長が止まっていたのだった。弟の哀れな姿を嘲笑うエルドナーシュの傍らには、
フェレーナがいた。彼女の共鳴能力を利用し、「語り部」ラオグリムの生首から
太古の記憶を引きずり出すエルドナーシュ。デルクフの制御システムが完全復活し、
ついに神の扉=浮遊島トゥー・リアが現れる。あなたたちを誘う言葉を残し、
エルドナーシュはトゥー・リアに転移していった。
去り際にエルドナーシュが残した「ロ・メーヴ」という言葉。
ノーグで調べるとそれはミンダルシア北端、聖地ジ・タの針葉樹林の奥にある
神殿の名前だった。ミスラの冒険家から譲り受けた青水晶を使ってその奥へと進む
あなたとザイド、アルドの前に、明星の巫女イブノイルのビジョンが現れ、語る。
無数に存在する小クリスタルの由来、人間の由来。現在の人間たちが抱える心の闇は
伝説で云われるような呪いなどではない。時と共に昂進しつつあった古代人の
コミュニケーション能力不全が、メルトブロー被爆の影響で急激に特化・顕在化した、
言わば後遺症が現在の5種族の心の闇なのだと。
*この辺はプロマシアの呪縛編で全貌が明かされる。
そしてエルドナーシュや自分たちジラートもまた、不完全だからこそ
完全なる存在、失われた真世界を求めつづけたのだと。クリスタルの力、
古の呪縛から自分達を解き放って欲しいという彼女の洗礼を受けたあなたたちは、
天空に浮かぶトゥー・リアに転移する。色鮮やかなフラミンゴと、ロボットの園丁。
緑溢れる空中庭園は一見平穏そのものだが、庭園に点在する円形劇場には
クリスタルの戦士たちが待ち構えていた。タルタルの怯懦、ミスラの嫉妬、
ガルカの憎悪、エルヴァーンの驕慢、そしてヒュームの無知。
人の抱える内なる「心の闇」を呼び覚まし、彼らが襲いかかる。
クリスタルの戦士たちとの死闘に勝利し、浮島中央にあるル・アビタウ神殿
へと侵入すると、ライオンが現れる。父に黙って独断でついて来たのだ。
「無事にすべてが終わったら、一緒に世界を旅して回らない?」
彼女と約束を交わし、あなたは最後の戦いに臨む。
神殿の最深部「宿星の座」では、既にアルドとザイドがエルドナーシュに
圧倒され動きを封じられていた。共に神の扉をくぐり、高次元の生命に
生まれ変わりたくはないか? 甘い誘惑を拒絶したあなたを
どうしようもないバカだとなじり、オーバーテクノロジーの防衛ユニットを
従えたエルドナーシュが襲いかかる。主を護るように自律機動する
防衛システムの波状攻撃に耐えながらも、エルドナーシュを追い詰める。
…?彼の眼帯が外れあらわになった片目は、クリスタルと同化していた。
光の投槍を操り、生身の王子が凄絶な攻撃を開始する。
人間離れした圧倒的な力を誇る相手との激戦に、ついにあなたは勝利する。
だがエルドナーシュは、クリスタルラインを不完全なまま稼動させてしまう。
力の暴走ですべてを道連れにしようというのだ。宿星の座に集束していく
膨大なエネルギーに、絶望するアルドたち。エルドナーシュの夢とともに
世界が終わろうとするその刹那、エネルギーの奔流にライオンが飛び込む。
「ごめん! あの約束、守れないかもしれない。」
突如発生したノイズにより集束していた力が消滅し、愕然とするエルドナーシュ。
それでも諦めない彼に、イブノイルの声が語りかける。これ以上世界を傷つけるな、
ヴァナ・ディールが傷つけばあなたの夢見る真世界も傷つくのだ、と。
彼女の言葉を受け入れ、エルドナーシュは光の中へと消えていく。
こうして歴史の表舞台では決して語られることのない戦いが終わった。
あなたの活躍を讃え、ねぎらうギルガメッシュ。謎めいた力を発揮して
消えたライオンは、彼の実子ではなく、幼い頃拾い育てた義娘だったという。
世界の裏で動いていたジラート1万年の夢は終わったが、表舞台は何も変わっていない。
大公を失ったはずのジュノも、表向きは何の変化もない。
各国国内では問題が山積、獣人たちも健在。あなたの冒険は終わらないのだ。
以上『Final Fantasy XI』でした。
>>89-100闇の王編が古典王道系なら
>>125-132ジラート編は少年ジャ○プってとこか。
ジラート編、まとめの都合上タネ明かし中心になってますが、実際の展開は
わりとバトル多め、前のめりなつくりになってます。
この他にまだ、「サンドリア編」「ウィンダス編」「バストゥーク編」、そして
「プロマシアの幻影」があるんですが、ボリュームと伏線の量がごっつくて
コンパクトにまとまらないので、今回はパスっつーことでひとつ(;´Д`)
>>133 乙です。
伏線も多そうで最近のFFより面白そうですなぁ。
マジでオフライン版でないもんか。
いつも未解決分のまとめやってる者だけども、
FF11は
>>132でジラートの途中まで終わってる状態なの?
FFやらないので判断が付きません。
いつもご苦労様です。132で「ジラート」は完結なので
未解決リストから削っちゃって下さい。
「国別」「プロマシア」は未決のままです。
FFXIの話を最後まで見れた香具師は凄いな
廃人じゃないと無理でしょうな。
俺は闇王倒すのが精一杯でした。
ラジアータ読んだけど、
ホント直前にキャンセルしといてよかった・・・・
ラジアータ、キャラや雰囲気はめちゃめちゃ良さそうなのになあ。
俺もラジアータの雰囲気には惹かれてた
けどまぁ、様子見しといてよかった
時間かけてあのストーリーじゃなぁ、寂しすぎる
なんで素直な物語を作るのを嫌うんだろうな
ラジは細部のイベントまで潤色して書けばもうちょい味わいのある
まとめになるかもしれないね。肯定派がいたらやってみたらいいと
思うけど、俺はエッジワークス&AAA否定派なのでまとめない('A`)
銀龍を妖精と人間で協力してぬっころしたら良かったんじゃ無いかと…妖精ってエルフのことか
第二部:遠い面影を求めて(6)
港町バロアで兄妹はついに再開を果たした。
互いの存在を確かめ合うようにしっかりと抱き合うアヴィンとアイメル。
アイメルはバロアの領主、コンロッド男爵の邸宅に身を寄せていた。
15歳の誕生日を迎える少し前から旅に出るよう心に語りかけてきた声に従って修道院を
出たアイメルは、その声に導かれて来た氷の神殿で精霊神ドゥルガーと邂逅したという。
ドゥルガーは彼女を娘と呼び、「胸の奥に眠る想いと情熱があなたを運命から解き放つ」
と言って、バルドゥスの胴「神宝クエルポ」をくれたのだ、と妹は兄に語った。
本当はアヴィンに会うつもりは無かった、自分の運命にお兄ちゃんを巻き込みたくない、
と思いの丈をうちあけるアイメル。そんな妹に兄は言った。
「守ってやるよ。お前をその運命ってやつから。きっと、それが俺の運命だと思うからさ」
途中、アイメルがさらわれる事件が発生。
コンロッドや同じくバロアで知り合った船乗りトーマスと、
彼が操るエル・フィルディン最速の船プラネトス号の活躍により無事解決した。
第二部:遠い面影を求めて(7)
コンロッド男爵のはからいで王軍の獣車を用意してもらった一行は、聖都ヴァルクドへ
向かう街道の途上にあった。
旅の終着駅を目前にして、アヴィンはマイルに感謝の気持ちを伝えていた。
それに照れながらマイルは、この鈴のおかげかもしれない、と父にもらった「護りの鈴」
大切な人を守ってくれるという鈴、を鳴らしながら答えた。
和気藹々の獣車の前にルティスが飛び出してきた。
鉄鋼の街ギアでの一件から、オクトゥムの使徒としての自分に迷いを感じていたルティス。
彼女は警告した。この先に待ち伏せがいるので急いで引き返すようにと。
その直後、後ろから別の使徒が迫ってきた。
仕方なく聖都まで全速で駆け抜けようとしたアヴィン達だったが
獣車は破壊され、3人は外へ放り出されてしまう。
気を失った彼らの前に、オクトゥムの使徒のリーダー、8年前、聖地を陥落させ
兄妹を引き裂いた張本人であるベリアス卿が配下と共に姿を現した。
第二部:遠い面影を求めて(8)
ドゥルガーの娘、アイメルを連れて行こうとするベリアス卿とその部下。
弟を殺すよう指示をしたのが卿に間違いないと知ったルティスは、
絶望した末、使徒たちに切りかかり、アヴィンをかばって倒れた。
目を覚まし、応戦していたアヴィンも、直後に魔法を受けて倒れてしまった。
ベリアス卿は気絶しているルティスに向かって言った。
お前の魂の輝きは知っている。今は迷うがいいだろう。いずれ自分の下に戻ってくる、と。
アイメルに近づく卿の前に立ち塞がったのは、マイルだった。
ルティス同様、優れた魂の輝きを感じさせる青年の登場に思わず感心するベリアス卿。
「父さんと・・・約束したんだ・・・大切な人たちを・・・命がけで守るって・・・
やっと会えた兄妹なんだ・・・あなたたちの・・・好きなようにはさせない・・・!」
傷ついた体でアイメルを守ろうとしたが、ベリアス卿の魔法の直撃を受けてしまう。
血だらけで倒れこむマイルを見て卿はつぶやいた。「あれではもう助からぬ」
異変を感じて聖都から駆けつけた賢者ガウェインと僧兵がみたものは、気絶している
アヴィンとルティス、そして血まみれの鈴だけだった(2つの神宝も無事)
遅筆ですいません。続きは明日かあさってに貼っておきます
98版じゃないんだ。
おぼろげだが、
アークザラッド2の主人公・エルクの元に、フィニアという少女が現れる。
この少女は、ロボットに侵略された未来からタイムカプセルでワープしてきたらしい。
家を襲われてる時に両親がフィニアをタイムマシンで避難させたため、両親は機械に襲われてあぼーん。
んで、事件の黒幕がアークザラッド2に出てきた悪役キャラの一人のグロルガルデっていうロボットだという事が分かり、
そいつを倒す為にエルクを中心としたアークザラッド2、3のメンバーが集い、奔走するって話。
最終的にグロルガルデを倒して、フィニアは元の世界に戻る事が出来る。
元の世界に戻ると、無傷の両親が出迎えてくれましたとさ。
END
なんか、第三次スパロボαにバーチャロンが出るらしいんで、参戦予定の
電脳戦機バーチャロン マーズ
電脳戦機バーチャロン オラトリオタングラム
のストーリーお願いします。
>>151 ストーリーとか言われても、
オラトリオ・タングラムを破壊せよ。
見捨てられた火星の特殊部隊マーズでミッションをこなす。
だし。マーズはともかく、オラタンにストーリーなどない。
2つの神の間で揺れ動く人間たちの大地,エル・フィルディン。
それは『神々の争い』から残る根深き因縁。
人を守りし神として正神殿にまつられるバルドゥス。
邪神として破壊的な改革を好む者たちの象徴となったオクトゥム。
8年前のある日…
正神殿のカテドラールを邪宗教徒たちが襲撃した。
大聖堂で暮らしていた孤児の兄妹アヴィンとアイメルは
最高導師エスペリウスから
それぞれにバルドゥスの神宝カベッサとクエルポを託された。
その日から,
幼き兄妹の逃亡の旅が始まった。
賢者ガウェインと女神官オレシアの計らいにより
混乱の中を何とか脱出した兄妹だが
神宝を狙う邪宗教徒の追跡から逃れるため
兄妹は互いの場所も伝えず,
離れ離れに別れて暮らさねばならなくなった。
アヴィンはノトス山脈の山頂,
見晴らし小屋と呼ばれる賢者レミュラスの家へ…
そして,妹のアイメルはオレシアに連れられて何処かへ…
やがて,8年が過ぎ…
アヴィンが17才になった年、
レミュラスは老衰により息を引き取る。
レミュラスは死の間際,知人である賢者ディナーケンが
アイメルの消息を知っていると言い残した。
アヴィンは友人のマイルと共に
アイメルを探す旅に出ることを決意した。
だが,それはベリアス卿の率いる邪宗教徒たちの目に
再び曝されることでもあった。
邪宗教徒たちは,
今もアヴィンたちが持つバルドゥスの神宝を探して
捜査の網を広げていた。
註:所定のオープンシナリオ(サブシナリオ)を全部書くのは面倒じゃ。というか、全部覚えてない。
知りたい人はグーグルとかで検索してくれ。
ウルト村を出た二人はシープ街道を使って王都フィルディンへ向かう。
王都フィルディンに着いたアヴィンたちは、旅費を稼ぐため斡旋所の依頼をこなしながら、他の冒険者と親交を
深める。
フィルディンを出た二人は、賢者ディナーケンが住むプレアウッドを目指してチブリ街道へ。
街道では、一人の女の子がモンスターに襲われていた。助けられた女の子はシャノンと名乗り、ご馳走したいので後で村に来て欲しいと頼まれる。
この時より、マイルの女難の日々が始まる。
シャノンを家に送り届けた二人は、チブリ村を出てブレアウッドへ向かう、森の奥にある賢者の館で、賢者の館で修行している
チブリ村のシェンナから応対を受ける。シェンナに「お引取り下さい」と言われた二人は、渋々森へ戻ろうとするが、館を出ようとした所で突然彼女に引き止められる。
招かれた館の中には、ディナーケンの助手を名乗るルティスとバスターという一組のペアがいた。
ルティスとバスターはオクトゥムの信徒で、アヴィンが持つ神宝を狙っていた。人質にしたディナーケンをネタに
神宝を渡せと迫る二人だが、ディナーケンの愛犬カーンの乱入で、失敗する。賢者ディナーケンは
ベネキア修道院に妹のアイメルはいるので訪ねよ、とアヴィンに話すと、院長であるオレシアに紹介状を書くのであった。
チブリ村のシャノンの家でご馳走でもてなされた後、フィルディンへ戻りボルンへ向かう二人。
ボルンにたどり着いたアヴィンを待っていたのは、シャノンを人質に待ち伏せていたオクトゥム教団のルティスだった。
どうやら、マイルのことを忘れられないシャノンはマイルを追いかけてきたらしい。
打つ手無しの状況で、ルティスの仲間バスターがあわてて駆けつける。同じオクトゥム教徒のボルゲイドが、ルティスたちを差し置いて
動き出したため、アヴィンたちに構っていられる状況ではなくなったらしい。アヴィンたちは後回しにし、
ベネキア修道院へ向かうルティスとバスター。
人質にされた緊張感から気絶したシャノンをボルンの住人にあずけて、アヴィンとマイルはベネキア修道院へ
急ぐことにした。
修道院へ行くには、ボルンからニューボルンを経由する必要がある。
ピト山道を抜けてボレアス橋を越えてニューボルンに着いた二人は、一路修道院へ向かう。
・アルチェム
ニューボルンで仲間に出来る彼女は数少ない白魔法使い。技能力値が低いので、攻撃を当てにくく、レベル上げに苦労するキャラ。
アヴィンを白魔法使いにしていない場合、中盤における回復手段がアイテム以外に無いため、否が応でも使わざるを得ない状況に陥るという、非常に悲しい現実があるが、
PC98とPSにおいてアヴィンを最強にしたいとこだわる場合、彼を風の精霊使いにする必要があるので、どれが
いいとは一概に言えない。むしろ、非常にバランスの悪いこのゲームを恨むべきだろう。
ベネキア修道院に着いたアヴィンたち。しかし、修道院は何者かに襲撃を受けた後だった。アヴィンたちは賢者ディナーケンよりいただいた紹介状を見せたので中へ入ることが出来た。
オレシアは、アイメルは先日から使者として聖都ヴァルクドへ旅立ったばかりと語る。
アイメルは、アヴィンと同じく神宝の一つを持つ。それを結界の強いヴァルクドへと運ぶ目的だ。
アヴィンは、自分が持つ神宝カベッサもヴァルクドに届けた方がいいと考え、アイメルと合流するべく
バロアの港へ行くことにした。
ニューボルンを出て製鉄の町ギアへたどり着いたアヴィンたち。ふとしたことから、
溶鉱炉のチェックの仕事を引き受ることになった。五つの溶鉱炉を見回り、仕事料として500ロゼもらうことができる。
ギアの町からバロアの港へ向かおうとすると、急に呼び止められる。邪宗教徒がギアの溶鉱炉設備を渡せと
迫り、アヴィンたちはそれを食い止めることになる。
溶鉱炉を守ろうとしていた鉱夫のルカは実はルティスの弟で、ボルゲイドから攻撃を受ける。間一髪でルカの救出に成功するアヴィン。
そこにルティスが現れる。目的のためには手段を講じないボルゲイドのやり方に怒りを露にするが、
アヴィンは、「あんたたちの、いつものやりかたさ」とルティスを冷たくあしらう。
ギアを離れ、バロアの港を目指すアヴィンとマイルがティア橋を渡ろうとしたとき、二人の前に盗賊が立ちはだかる。
彼等は、通行料として2000ロゼを請求してきた。請求を断ると、問答無用で戦いとなるので、これを撃退しよう。
山賊はかなりの強さを持つので、オープンシナリオに頼らずたどり着いたプレイヤーはまず勝てない。
特にHPが145あるヤツはかなり素早く、こちらの攻撃が当たりにくい。ここで、山賊を普通に倒せるのなら、
この後(バロア〜セータ〜聖都〜四つの神宝探し)の展開が楽になるペースを掴んできている証拠となる。
逆に、苦戦するようだと、後々の苦労が目に見えているため、絶対にどこかでレベル上げする必要がある。
そもそも、このゲーム、最初のアヴィンの選択次第でアヴィンが弱くなるか強くなるかがはっきりするので、
最初から既に公平ではない。
>155>156
どこかの攻略チャートを貼り付けてるのか?
キャラの強さとかLv上げがどうのの部分はいらないと思うんだが。
いよいよアイメル追跡の旅も終わろうとしていた。聖都ヴァルクドへの神宝返還の旅でもあり、
引き裂かれた兄妹の絆を取り戻す旅でもあった。港へ行くと、船に乗り込むアイメルらしき後姿を見つけるも、
そこで船は出航してしまい、アヴィンは妹と再会することができなかった。逸る心を抑えて次の船を待ち乗り込む。
しかし、アヴィンの乗った船は、先発の船に追いついてしまった。アイメルの乗った船は海賊船に襲われていたのだ。
アヴィンは、船をぶつけて海賊を撃退すると提言。乗組員も同僚を救うため、それを了承。
乗り込んだ船で甲板の海賊を撃退したアヴィンとマイルは、アイメルとシャノンを人質に取った海賊の首領と遭遇するが、
辛くも海賊たちを撃退。アイメルとアヴィンは洋上で8年ぶりの再会を果たした。
ヴァルクドへ行き、神宝であるカベッサとクェルポを一緒に届ける旅をすることになった。
「残りの四つの神宝も探してヴァルクドに預けようか?」とマイルが提案するが、アヴィンは「これからのことは
後で考えよう」と親友の提案に乗り気ではない。アヴィンとアイメルは、正教徒と邪宗教徒の争いに巻き込まれ
離れ離れとなった。神宝のことにはもう、関わりたくは無いのだ。そうと察したマイルは「悪いことを言った」と謝った。
しかし、妹を人質に取られているのに躊躇無く襲いかかるアヴィンってどうよ?
マイルには可哀想だが、船に同乗していたシャノンも一緒に旅についていくことになってしまった。
セータの港に着き、アイメルとシャノンを宿に預け、二人はオクトゥム信徒の情報収集に励む。
そんなとき、街の出口で街道に獣車が捨ててあることを聞いたアヴィンは、それを使って
一気に追撃を振り切ろうと計画する。マイルは怪しいと訝しむが、根拠が無いため強引なアヴィンに押し切られてしまった。
街道の半ばでアヴィン一行は、ルティスとバスターの襲撃を受ける。互いに獣車を操っての体当たりで相手の獣車を
妨害するアヴィンとバスター。このままでは逃げられるとルティスが危惧するなか、バスターがあっさりとそれを否定する。
マイルが危惧したとおり、アヴィン達の乗る獣車には仕掛けが施されていた。車輪のシャフトが一本抜いてあるため、ヴァルクドに
辿り着く前にアヴィンの駆る獣車は分解する。バスターはそれを早めるため、アヴィンを煽って体当たりを繰り返している。
ルティスは、「そんな卑怯なことは認めない!」とバスターの手綱捌きを妨害するが、振りきろうと足を早めたアヴィンの
獣車から片側の車輪が弾け飛び、バランスを狂わせた彼の獣車は岩壁に激突した。地上に投げされるアヴィン、アイメル、マイル、シャノン、
そして、二つの神宝。なおも、バスターを止めようとするルティスに向けて
バスターは、「理想を掲げる前に偉くならないといけないんだよ!」と反論、ルティスを押しのけて
アヴィンから神宝を奪う。そのとき、テレポートの轟音と共に、オクトゥム神官のボルゲイドが現れる。
「神宝を渡しなさい」とバスターに迫るボルゲイド。バスターは「手柄の横取りをするんじゃねー。これは俺様の手柄だ」と
暗にお前が手を引けと主張するが、そんなバスターの態度を嘲笑したボルゲイドは、一撃でバスターを消し炭に変える。
バスターを魔法で消し炭に変えたボルゲイドが神宝を拾おうとしたとき、人を事も無げに扱うオクトゥム信徒の
やり方に、とうとう我慢できなくなったルティスが立ちはだかる。前々から事ある毎に自分にたてつくルティスが気に入らなかった
ボルゲイドは、これ幸いとルティスに致死性の高い呪いをかけて行動不能にしてしまう。ようやく立ち上がったアヴィン達が
呪いを受け手倒れたルティスをかばうように立ちはだかる。仲間すら冷酷に殺すボルゲイドに敵意を向けるアヴィンだが、
そんな彼を嘲笑うようにボルゲイドの魔法がアイメルを襲う。
親友の妹に迫る命の危機を察したマイルがアイメルの前に身を投げるように飛び出す。
彼女の代わりにボルゲイドの魔法を受け止めて岩壁に叩きつけられたマイルは、血反吐を吐いて仰向けに倒れ込んだ。
即死だった。仲間の死を悼む間もなく、兄妹をボルゲイドの魔法が襲う。最後まで抵抗するアヴィンだったが、
ボルゲイドに一矢報いることもできずに気を失ってしまう。
止めとばかりにアヴィンたちを襲う強烈な電撃。そのとき、突如姿を現した旅の魔道士ミッシェルがボルゲイドの魔法を遮った。
目的達成を間近に横槍を入れられて怒り狂ったボルゲイドは、ミッシェルに攻撃を仕掛けるが、彼の魔法で強制的にその場からワープさせられてしまった。
マイルとルティスの容態を観るミッシェルだったが、いくら彼でも、解呪と死者をよみがえらせる事は専門外だった。
「事情も分からずにこの世界での争いに介入すべきではないですね。僕にもしなければならない自分の用がある。
ここはガウェインに知らせて僕は旅立とう」
非情な判断を下してミッシェルはその場を離れた。
しばらくして、意識を取り戻したシャノンは、息絶えたマイルを見て絶句する。そのままマイルを抱えてどこかへ
行くシャノン。アヴィン達が気付いた時、シャノンとマイルの姿は消えていた。呪いにうなされるルティスは
「もう、オクトゥムもオクトゥム信徒も信じない。人を導くはずが、傷つけて殺しあう。そんなことはもう嫌だ。神宝は勝手に持っていきなさい」
と自暴自棄になっていた。兄妹に、傷ついて呪いにうなされる彼女を置いていく事は出来なかった。
>>157 プレイした当初苦労した思い出をチェックポイントとして書いただけ。
>152
オラタンの背景に関しては
ttp://www.occn.zaq.ne.jp/vc/vc/vc.htm の
”真実の璧”という項目の後半部に詳しく出てるからそっちを参照。
この内容を前提にゲーム本編に沿ったストーリーを書くと
1)地球で頑張って(ステージ1〜5+中ボス)オラトリオ・タングラムへの正式参戦権確保
2)宇宙に出てCIS突入の準備(ステージ7〜9)
3)CISでタングラムと邂逅(ラスボス)、そして拒絶されて並行世界へ飛ばされる(別パターン有)
といった程度。
ちなみにオラトリオ・タングラム開始から四年後がマーズの舞台なんだが、
世界観的にはこの時点でもオラトリオ・タングラムは継続中。
まぁ終わっていたとしたらマーズのストーリーは成立していないがw
マーズは火星を主な管轄としている特捜機動部隊MARZ所属の兵士が主人公の話。
こっちに関しては
ttp://www.vo-marz.com/site/world_frm.html が背景。
ダイモンとかいう古代文明の残留思念の企みを潰しながら
CISに引き篭ってるタングラムを救い出すというのが簡単なあらすじ。
マーズはゲーム中にもそれなりのストーリーがあるんだが、
その概略を書くためだけにあのクソゲーをもう一回やるのは流石に辛いね。
ミッシェルからの知らせを受けた賢者ガウェインがその場に駆けつけ、アヴィンたちを介抱する。
バルドゥスの結界内に運ばれたことで、オクトゥムの影響から離れたルティスの容態は安静に向かいつつあった。
安心した二人は、祭壇にいる最高導師にカベッサとクエルポを渡しに行く。
「オクトゥム神を崇める者達が神宝を狙うのは何故なのでしょう?」と尋ねたアヴィンは、
「バルドゥス神の肉体は、オクトゥム神の封印と引き換えになっており、ヴァルドゥスの神宝を利用すれば、
オクトゥムを復活させることもできる」とクロワールから教えられる。
神宝を届けた者として返還式に出席して欲しいと請われ、二人は正神殿にとどまることになってしまった。
返還式が始まったとき、大聖堂のステンドグラスを粉々に砕いてボルゲイドが登場する。
「聖都の結界を破ることなどたやすい事だ」と息巻くボルゲイド。戦いを挑もうとしたアヴィンの前に、駆けつけてきた
ルティスが加勢する。ルティスによって実体では無いことを見破られたボルゲイドは、腹いせにルティスに再び
呪いをとばす。ボルゲイドがマドラムという暗殺者を呼び神宝を奪えと命令するが、
マドラムはそれは契約に無いと跳ね返す。ボルゲイドは影なので、神宝を奪い取る事が出来ないのだ。
そのとき、アヴィンの後ろにいたアイメルが、マドラムを見た途端、突然アヴィンの前に出てくる。
正神殿の者か?というマドラムの問いにそうですと答えたアイメルはマドラムに斬られてしまう。
アイメルを斬ったマドラムは、恐ろしい速さで大聖堂から地下水路を通って逃走する。
後には、妹の死体を前に悲嘆にくれるアヴィンの姿が残された。
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/09 17:56:32 ID:nDg/9D/z
●未解決分
■PS2 ・大正もののけ異聞録 ・鋼の錬金術師-翔べない天使- ・スペクトラルソウルズ
・フェイスパラドックス ・零 ・グレゴリーホラーショー ・フロントミッション4 ・決戦3
・転生學園幻蒼録 ・キングスフィールド4 ・エヴァーグレイス1、2 ・キングダムハーツFM
・BUSIN ・BUSIN 0 ・半熟英雄対vs3D ・ステラデウス ・ライゼリート ・鬼武者1,2
・FF11(国別、プロマシア) ・ジェネレーションオブカオス2、3 ・スーパーロボット大戦IMPACT
■PS ・里見の謎 ・ブラックマトリクスクロス ・ミスティックドラグーン ・クーデルカ
・クロックタワー3 ・エクサフォーム ・エネミーゼロ ・ラグナキュール ・ドラゴンシーズ
・新世代ロボット戦記ブレイブサーガ ・すべてがFになる ・MOON ・クーロンズゲート
・フェイバリットディア(純白、円環) ・フロントミッションオルタナティブ ・黒ノ十三
・聖刻1092 操兵伝
■GC ・FFクリスタルクロニクル ・スーパーロボット大戦GC ・ゼルダの伝説 風のタクト
■SFC ・ラストバイブル3 ・超魔法大陸ウォズ ・ダークキングダム ・永遠のフィレ―ナ
・ざくろの味 ・弟切草 ・イデアの日 ・ソウルアンドソード ・大怪獣物語2 ・セプテントリオン
・幕末降臨伝ONI ・学校であった怖い話
■FC ・太陽の神殿 ・ミネルバトンサーガ ラゴンの復活 ・ゲゲゲの鬼太郎2 ・道(TAO)
・ボディコンクエスト ・ヘラクレスの栄光2 ・ゼルダの伝説 ・リンクの冒険 ・モンスターメーカー
・マイトアンドマジック ・スウィートホーム ・メタルギア
■64 ・スーパーロボット大戦64
■XBox ・真女神転生NINE ・OTOGI〜百鬼討伐絵巻 ・パンツァードラグーン オルタ
・FATAL FRAME2 CRIMSON BUTTERFLY
■セガ系 ・サイバードール ・ファンタシースター(1、2、3、千年紀、オンラインep2、ep3)
・シャイニングウィズダム ・ナップルテール ・パンツァードラグーン、ツヴァイ ・ラングリッサー2
・シャイニング ザ ホーリィアーク ・電脳戦機バーチャロンマーズ
■携帯機 ・ONI1,2,4,5 ・KOF R-1,EX ・ゴットメディスン ・なりきりダンジョン3 ・逆転裁判2
・真・女神転生デビルチルドレン(赤、白、光、闇、炎、氷、メシアライザー) ・きみのためなら死ねる
・風来のシレンGB2 ・聖剣伝説 ・スーパーロボット大戦OG(1、2) ・スーパーロボット大戦R
■PCゲー ・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・「囚人へのペル・エム・フル」 ・コマンド&コンカー
・偽典女神転生
■その他 ・剣神ドラゴンクエスト ・コズミックファンタジー(PC Engine) ・虚空漂流ニルゲンツ
・ストリートファイターIII 2nd ・サイキックディテクティブ1,2 ・メタルギア2
●途中
■現スレ ・アバタールチューナー2 ・キングダムハーツ ・英雄伝説IV(win) ・英雄伝説IV(pc98)
■前スレ ・エースコンバット5 ・バイオハザード2
■Part10から放置 ・逆転裁判 ・逆転裁判3 ・ルドラの秘宝 ・ONI2 隠忍伝説
■9以前から放置 ・「テラ・ファンタスティカ」 ・みつめてナイトR ・ポリスノーツ ・九龍妖魔学園記
・テイルズオブエターニア ・ブルーフォレスト物語 ・東京魔人学園符咒封録 ・グランディア
・サモンナイト(カルマ) ・FE紋章の謎 ・ONI3 ・ロマサガ(WCだけの話) ・.hack ・ミッシングパーツ
・戦国サイバー藤丸地獄変 ・ジャングルウォーズ2 ・刻命館 ・幻想水滸伝3(主3人のED詳細)
●執筆予告がある物 ・だんじょん商店会[9] ・スーパーマリオRPG[9] ・バイオハザード0、3[9]
・バイオハザードOB1,2[9] ・バイオハザードCODE:Veronica[9] ・ファイアーエムブレム〜聖戦の系譜〜[11]
・ファイアーエンブレム(封印、烈火)[1] ・鬼神降臨伝ONI[1] ・バイオハザード4[1] ・サーカディア[1]
・エリーのアトリエ[1] ・俺の屍を超えてゆけ[1]
7一度やってみたいな・・・
.hack教えてくれないか?
7ってV&Bの前のやつ?そんな暗い話なの?
その7じゃない
聖霊機ライブレードうpきぼんぬ
第二部:遠い面影を求めて(9)
聖都ヴァルクド、大聖堂の一室で目を覚ましたアヴィンは、最高導師クロワールと
ガウェインから、事の顛末を聞かされた。
「形見」と差し出された護りの鈴を見て激昂するアヴィン。
亡骸はなかったが現場に残された出血量ではおそらく、とガウェイン言葉を濁した。
妹の誘拐と親友の死という現実を突きつけられたアヴィンに出来たことは
力なく崩れ落ちることのみだった。
ベッドに寝かされていたルティスと面会したアヴィン。
弟ルカのところにもいけず、ベリアス卿の下にも戻れず、生きてる理由なんてもうない、
と語るルティスをアヴィンは叱り付けた後、言った。
アイメルを取り戻し、マイルの復讐をやらなくてはならないと。
オクトゥムの使徒の本拠地に乗り込むことを決意したアヴィン。
そんな彼の前にガウェインの元弟子、マドラムが再び現れた。
アヴィンの妹がドゥルガーの娘であり、オクトゥムの使徒にさらわれたことを知った
マドラムは彼を大聖堂から連れ出し、本拠地の場所を教えた。
奪われた聖地カテドラール。
オクトゥムの使徒の本拠地は皮肉にも8年前兄妹が暮らしていた場所だった。
なんの目的で自分を連れ出したのかと尋ねるアヴィンに、マドラムは
同じドゥルガーの娘の娘に関わった者のよしみだ、と答えて去っていった。
第二部:遠い面影を求めて(10)
カテドラールは闇の結界に守られており、アヴィンは中に入ることが出来なかった。
しかも、邪神官ボルゲイドの襲撃を受けてしまう。
後をつけていたルティスが身を挺して彼をかばったおかげで一命を取り留めたアヴィンは
急ぎ駆けつけたガウェインによって、傷ついたルティスと共に聖都に引き戻された。
再び戻ってきた大聖堂で今後の指針を話し合うアヴィン、ガウェインとクロワール。
結界を破るため、全部で6つある神宝を集めてバルドゥスの力を借りることにした
アヴィン達は、その手がかりを得るため、不思議な光景が見えるという古代文明の遺跡、
真実の島に向かうことになった。
>>160 ようは時空因果律制御機構タングラム(ひきこもり)の争奪戦ってことか。
なるほど、確かにスパロボαになじみそうだな。
第二部:遠い面影を求めて(11)
真実の島近くの町まで来たアヴィンとガウェイン。そこに大聖堂で静養していたはずの
ルティスが姿を見せ、自らの過去を語り始めた。
5年前、魔獣に襲われて両親が亡くなった後、弟ルカと各地を放浪しながら
惨めな生活をしていた彼女は、次第に自分たちを救ってくれなかった光の神を
憎むようになっていった。
その頃にベリアス卿と出会い、不完全な世界を改革して哀しい思いをしなくてすむ
新たな世界を造る、という彼らの教えに心酔して、オクトゥムの使徒に身を投じた
のだという。すべては理想のために。
しかし結局、彼女は教えに踊らされた操り人形でしかなかった。
アヴィンをかばって死ぬつもりがそれも叶わなかったので、旅に出て正しい道を
見つけたい、と語り終えたルティスはアヴィンから思わぬ申し出を受けた。
「俺と一緒に来ないか?」
道に迷ったもの同士、助け合えるんじゃないか、と続けたアヴィンを見て、最初は
戸惑っていたルティスもついに承諾した。
第二部:遠い面影を求めて(12)
真実の島にある遺跡の内部では、ローブ姿の男がなにやら調べ物をしていた。
ミッシェル・ド・ラップ・ヘブン(28歳)と名乗った男の協力を得て映し出された
映像から、残り4つの神宝の在り処を突き止めることが出来た。
そして、神宝に囲まれて白銀の光に輝く一振りの剣の姿も。
気が付くとミッシェルの姿は無かった。
彼の、まるでエル・フィルディンの生まれではないかのような口ぶりを思い出して
訝る一行だったが、クロワールへの報告のため聖都に戻ることにした。
<真実の島についての補足>(面倒な人はスルー)
二神が眠りに付いた後に地上を支配していた「青の民」の遺跡。
かなり高度な魔法文明を築いていたが、この物語の937年前にある理由によって
大地は三分され、青の民は歴史から姿を消した。
彼らの遺跡はエル・フィルディンだけではなく、他の2つの大陸でもいくつか
発見されていて、ガガーブ三部作を通じて登場してくることになる。
第二部終了しました。つぎは神宝集めです
結構長くなってますが、これでもいくつかイベントをすっ飛ばしてます
細かいことを知りたい人はその旨を書き込んでくれれば対応します
名前はこのままでも旧版を書いている人と見分けつくからいいですよね?
マイルに続き、アイメルまでも失ったアヴィン。ルティスにかけられた呪いは、以前よりさらに強力なもののため、
彼女は喋ることもできないほど衰弱している。このままヴァルクドにいても助からない。とはいえ、親友と妹を
死なせて無気力になったアヴィンは、かつて敵だったルティスを助けるために動くことへ積極的な意味を
見出せない。そんなアヴィンのもとへ、ガウェインがミッシェルという魔法使いを案内してきた。
ミッシェルはアヴィンに真実の島へ行こうと提言する。そこにはあらゆる呪いを打ち消す泉があるらしい。
「あなたの動き次第で助けることができる者がいるのに、自分の悲しみにくれているだけでは虚しいと思いませんか」という
ミッシェルの非情な檄を受けてアヴィンは、真実の島へ行くことにした。
真実の島で柊の葉を聖なる水に浸す。それで、ルティスの呪いを解呪することができるのだ。
ヴァルクドのキタにあるドークスの村で、村人から許可を得たアヴィンは、村の北の柊の森から
柊の葉を手に入れる。真実の島はドークスから海を経由して入らなければならない。村人から小舟を
借りたミッシェルとアヴィンは、ドークスに向けて漕ぎ出す。途中、嵐に見舞われる難航するが、
ミッシェルがその魔法の力を使い嵐を沈め、風の精霊の力を借りて小舟を進ませる。
桁外れの力を持つ彼にアヴィンは畏敬の念を抱く。
廃墟となった神殿湧き水に葉を浸した彼らは、神殿の奥で一枚の壁画を見る。
二匹の竜が戦う絵、それは神々の戦いを現した図。バルドゥスとオクトゥム。ミッシェルに率直な
意見を求められたアヴィンは、「どちらがどちらとも見て取れず、俺には両方とも邪悪に見えてくる」と言う。
これは、後世の人間への警告かもしれませんね。ミッシェルはとりとめもないようにアヴィンに語った。
用を済ませて帰ろうとしたところで、ミッシェルが地下へ続く階段を発見する。
階段を下りた先の部屋を見たミッシェルは興味深そうに部屋を調査する。ここは、ミッシェルの故郷にある
”シャリネ”という施設によく似ているらしい。一定の条件がそろえば映像による託宣が得られるもの。
託宣に対して懐疑的なアヴィンだったが、宣託を受けると云うことは、運命の選択肢を増やすことだと
ミッシェルに言われて、参考がてらに映像を見ることに。ミッシェルが杖を掲げて魔力を放出すると、
空間に水滴が落ちた後、アヴィンの前方に映像が映し出される。
神殿のようなところで札を貼り付けて瞑想する人、見晴らし小屋のカカシの前に立つ育ての親レミュラス老人という懐かしい光景、
どこかの湖畔で神様がいるんだよと遊ぶ少女、寂しそうな墓地と、その中央に浮かぶ女性の姿。
それが、これからのアヴィンの人生の助けになるかもしれないらしい。映像を見終えると二人は、
ルティスの元へ戻ることにした。
岸辺に戻った二人が見た者は、停めておいた舟が流されていく光景だった。
流したのは暗殺者のマドラム、アイメルを殺した男である。
剣をかわすアヴィンとマドラムを見るミッシェルは、違和感を覚える。
「マドラムの剣からアヴィンさんと同じ悲しみを感じる。いけない! 彼らはこれ以上戦いあってはならない」
上空に飛び上がり剣ごとアヴィンに向けて落下しようとしてマドラムはミッシェルの結界に阻まれた。
死でしか決着がつかない戦いを抑えたミッシェルは、アヴィンを強引に引きずって海へ飛び込む。冷たい海流に流される
アヴィンたちは、迎えに来たガウェインの船に救助された。これが、ミッシェルとトーマスの初めての出会いとなる。
トーマスの船でヴァルクドに帰還したルティスの呪いが解けたのを見届けた後、ミッシェルはアヴィンの暇乞いを告げる。
もっと一緒にいてほしいと望まれるが、ミッシェルは「トーマスさんのガガーブ越えの時には協力しに来ますよ」
とことなげもない。こうして、ミッシェルは去っていった。
それから数日。ルティスも動けるようになり、看病人の存在を必要しないようになった。
若者二人に「これからどうする?」と尋ねるガウェイン。アヴィンは、真実の島で見た4つの光景を探しに旅に出ると答える。
ルティスは、自分の信じた神の真実の姿を見たいと答え、そのためにアヴィンの旅に同行したいと申し出る。
残りのバルドゥスの神宝は4。アヴィンの見た光景も4。偶然の一致とは思えないと。「勝手にしろ。」
とアヴィンはルティスの同行を認めた。最高導師クロワールに旅立ちを報告に行くと、彼は、アヴィンに
ガーデンヒル、キトの湖と、アヴィンが分からなかった託宣の地を言い当てる。ただ、最後の墓地だけは
どこにあるのか判明せず、その調査をバルドゥス神殿が行うことになった。グロワールから
神殿の「転移門」を利用することを許可されたアヴィンとルティスの二人はヴァルクドから旅立った。
(ここからは最後の墓地を除いて自由選択。窓版には選択の自由がありません)
転移門を抜けてフィルディンに戻ったアヴィンは、レミュラスの見晴らし小屋に向かう途中で、ウルト村
に立ち寄り、マイルの死を彼の両親に報告する。アヴィンを責めずに慰めるマイルの両親。アヴィンは、畑の隅に石を積んで
マイルの墓を建てるのだった。
見晴らし小屋に戻ってきたアヴィンは、案山子の中にレミュラスの残した手紙と精霊窟を開く鍵を見つける。
手紙には、北の柵から続くノトスの森の奥に精霊ネフティスのいる霊窟があると記されていた。そこには、
バルドゥスの神宝が眠っていると。霊窟の奥でアヴィンを待っていたのは邪悪な姿に変貌した精霊、冥界の
ネフティスがいた。蠍のような魔物になり果てたネフティスが、アヴィンに襲いかかる。からくも撃退することに
成功したアヴィンは、正気を取り戻したネフティスから神宝を受け取った。
98版とWIN版の共演の流れがなんとなくイイ。
ガーデンヒル。神々の箱庭。かつて、人はここで神によって作られたという。
ここには、若返りのイドゥンがいる。そこに向かう途中、コルナ村が氷漬けになっているという話を聞いた
アヴィンとルティスは、目的地を変更して一路コルナへ足を運ぶ。どうも、寒波は村の奥にある氷の神殿から
発生しているらしい。氷の神殿で二人を迎えたのは精霊神ドゥルガー。配下の四精霊の声が届かないと
嘆いたドゥルガーは、神殿を揺るがして飛び立ってしまった。
険しい山を越えてガーデンヒルに着いたルティスとアヴィン。イドゥンのいる霊窟に入るには、イドゥンに仕える
神官の協力が必要となる。ネフティスに仕える神官であったレミュラス老人はもうこの世にはいないが、
この地に住まうイドゥンの神官は健在だった。修行のため瞑想に向かったと聞いたアヴィンとルティスは、
瞑想する神官レイトルを見つけるが、彼は一向に目を覚まさない。困った彼らは、託宣に映った映像を
思い起こす。瞑想に入ったレイトルを起こすには、彼が水路に流した護符をすくい上げて額を貼らなければならないのだ。
護符を持っていくや、すぐさま目を覚ましたレイトルは、邪なる者の濁気に汚されたイドゥン神が助けを求めていると語り、
二人を迷宮の入口まで案内するのだった。
イドゥンとの戦いに勝ち、神宝を取った二人は、バロアの転移門を通りヴァルクドに入り、そこからキトの村へ向かう。
次の目的地にいるのは、黒き死のスコティア。キト村にはスコティアの巫女の血を引くセリーヌという女性がいた。
彼女に乗り移ったスコティアの精神が、乗り移り、扉を開くクリスタルをアヴィンに託した。そこで、スコティアの念波は途絶え、
セリーヌが意識を取り戻す。どうやら、スコティアの身にも異変が起きているらしい。
霊窟の奥でオクトゥム信徒達の邪念で魔物へと変貌したスコティアがいた。邪念をうち破るためにスコティアを
うち倒したアヴィンとルティスの二人に、正気を取り戻したスコティアは神宝を託した。残る神宝は一つ。
三つの神宝を持ちヴァルクドへ戻った二人に、クロワールはガウェインから連絡が入ったと伝える。
墓地の所在がとうとう判明したのだ。張り切るアヴィンはヴァルクドの南にあるブリザックの港町へ向かう。
そこで再会したガウェインから、ザールの精霊窟を開けられる巫女ドミニクは、ボルゲイドにより既に
死亡していると衝撃的な事実を明かされる。行き詰まってしまったアヴィンとだが、
映像に映った墓地へ行けば何か起こるかもしれないとルティスに言われて、巫女の眠るカナピア島へトーマスの船で向かう。
カナピア島は寂しげな場所だった。アヴィンは、そこでマドラムらしき男の話と、その男の恋人だった女の話を島民から聞かされるのだった。
墓地の手前に立ったアヴィンとルティス、ガウェインの三人の前にマドラムが姿を現す。そこで、ガウェインの口からマドラムの過去が明かされる。
かつてマドラムはバルドゥスに仕える神官であり、ガウェインの弟子であった。
ボルゲイドがカナピア島を襲った時、師であるガウェインとともに立ち向かったマドラムは目の前で恋人だったドミニクを呪い殺され、
彼女を生き返らせたくば10人の正神殿の者の命を取れと脅迫を受けたのだった。マドラムはガウェインの静止する声を後にしながら、
ボルゲイドに膝を屈した。彼が殺した正神殿の者はアイメルを含めて九人。「最後の十人目はアヴィン、お前だ」
止めに入るガウェインだったが、アヴィンとマドラムの戦いを止めることはできなかった。戦いに敗れたマドラムは、
師に詫びると、「これで十人目だ」と自ら自刎して果てた。皮肉な事に、彼は正神殿の者を相手に殺生を重ねながら、正神殿の者としての
心を失わずにいたのだ。ドミニクが蘇生した事がその証となる。生き返ったドミニクは、「あの人のことは何も言わないでください」と、
アヴィンとガウェインから言葉を奪うと、ザールの巫女として精霊窟を開けた。
最後の精霊、誕生のザールは、海亀の甲羅を鰭の手足、竜の頭部を持った魔物の姿に汚されていた。
強烈な炎の息を吐き散らすザールを倒して呪いから解放したアヴィンは、最後の神宝を手にする。
註:四体の精霊を倒した後、氷の神殿からドゥルガーのテリトリーである冥府の霊窟に入れます。
まぁ、何もないんですけど、ストーリーが好きな人は観たら得するかも?
ついに、神宝は全てそろった。神宝を全て目にしたグロワールは、アヴィンにカテドラールの大聖堂に神宝を
全て持っていけば、バルドゥスの神体が蘇ると語る。
カテドラールに続く橋はオクトゥム信徒の襲撃で壊され、陸づたいで向かうことはできない。
「神々の戦いなんかどうでもいい。アイメル(妹)とマイル(親友)の仇を討つ!!」
アヴィンは、ガウェイン、ルティスとともに、トーマスのプラネトス号で海からカテドラールに侵入する。
神殿内にいたボルゲイドを倒したアヴィンの前に、ベリアスの襲撃で息絶えた大神官エスペリウスの霊体が
現れる。彼の力で神宝は一つとなり、バルドゥスの神体とも言うべき神剣エリュシオンが誕生する。
ボルゲイドを倒したアヴィンは、カテドラールの地下でオクトゥム信徒のリーダー、ベリアスと対面する。
神剣エリュシオンを構えて立ち向かうアヴィンに、ベリアスが用意した切り札は、マイルとシャノンの二人だった。
ボルゲイドの魔法で息絶えたマイルを抱えたシャノンが頼ったのは、事もあろうにオクトゥム信徒を束ねるベリアスだった。
ベリアスのオクトゥムの力でマイルは蘇ったが、彼の身体に戻ったのは虚ろな魂のみで喋ることも考えることもできない。
魂をオクトゥムに委ね、意志も言葉もなく人形のようにただそこに立ち尽くすマイルと、許しを請いながら泣き崩れるシャノン。
人質にされた二人を前にどうすることもできない三人だったが、そのとき、シャノンを押さえていた
オクトゥム信徒の一人が手にした杖であっという間に、周りにいた仲間を叩きのめした。
「何をする!」と驚愕するベリアスの前にフードを払って正体を見せたのは、ティラスイールへ帰っていったはずのミッシェルだった。
唖然とする三人とベリアスを後目に、マイルとシャノンをオクトゥム信徒から引き離すミッシェル。
形勢不利を察したベリアスは、さっと洞窟の奥へ引っ込んでしまった。
「やはり、あそこまで関わっておきながら、これ以上関与しないというのもどうかと思いまして」
ミッシェル・ド・ラップ・ヘブン。どこまでも自己中心的な男だ。
マイルとシャノンをミッシェルに任せて、三人は洞窟へ入る。溶岩の上にそびえるオクトゥム神殿の前で
三人に立ちふさがったのは、冥界の主にして、精霊の神であるドゥルガー。羽根の生えた巨大な蟻という
姿で、三人に襲いかかる。ドゥルガーを倒した三人の前にオクトゥムの信徒達が建造した広大な神殿が広がる。
神殿内で三人を待ちかまえていたベリアスは、戦いに敗れ息絶える前に、既にオクトゥム神は蘇ったと言い残して死んだ。
(このあたりから、まるで覚えていないので箇条書き。ていうか、これを完全に書くために、あのえげつない
ゲームをまた数年振りにプレイするのはもう嫌。勘弁してください。)
ついに蘇ったオクトゥム神。苛烈な攻撃にさらされながら、オクトゥム神を倒した三人だったが、
「神は人間が思っているようなものではない。闇の力が弱まれば光が暴走する」
と言い残して、オクトゥムが倒れたそのとき、神剣エリュシオンに異変が起こる。
「我が名はバルドゥス」
光を発したエリュシオンは、バルドゥス本来の姿を取り戻していた。その姿はオクトゥムに勝るとも劣らない異形。
半身、もう一人の自分とも言うべきオクトゥムを失い荒れ狂うバルドゥスはアヴィン達に襲いかかる。
オクトゥム神との戦いから休み暇もなくバルドゥス神と戦う羽目になったアヴィン、ルティス、ガウェインの三名は、
苦戦の末バルドゥス神をうち倒す。ついに、人は神の支配から解放されたのだった。
地上に戻ったアヴィンを待っていたのは、マイルの死に向かう姿だった。オクトゥムもなくバルドゥスもいない。
マイルの魂をつなぎ止める者は残っていなかった。
「僕は、もう一度アヴィンに会えただけでも、生きていて、良かったと思っているんだ」
マイルは、再び死んだ。「お前は死ぬなー」と泣き叫ぶアヴィンの前に、消えゆくドゥルガーが現れて
冥府の門を開く。「取り戻す!」と冥府の門に突っ込んだアヴィンは、朱紅い雫となってマイルの魂を連れ戻す。
ついでに、妹のアイメルも蘇った。
(エンディング)
アヴィンは、神々の去った後に残った剣エリュシオンを、エスペリウスに因んで「エスペランサー」と
名付けてミッシェルに譲った。
ミッシェル 「行きましょうか。キャプテン・トーマス。」
キャプテン・トーマス 「行きましょう。えーと…」
ミッシェル 「ミッシェル・ド・ラップ・ヘブン。ラップで結構です。」
キャプテン・トーマス 「じゃあ、ラップさん。出航だ!」
ラップ 「アイアイサー!」
ガガーブを越えることを目指してキャプテン・トーマスは、ミッシェルとともにブリザックから、長い航海に出た。
カテドラールの決戦の前に、アヴィンら一行はコルナの村に向かった。ドゥルガー不在のコルナの村は相変わらず凍りついたままだ。氷の神殿も以前同様凍りついたままだ。
「本当に寒いところね。」
「ドゥルガー神がここから離れるまでは、これ程じゃなかったな。」
「四精霊が正気に戻ったのだから、ドゥルガー神も氷の神殿に戻っているんじゃないの?」
「どうかな。だったら少しはこの寒さがおさまってもよさそうなものだが。」
「それも、そうね。」
アヴィンとルティスが話している内にドゥルガーの間に辿り着く。
アヴィンは言った。
「ドゥルガーは戻っていないようだな。」「以前、来たとき。ここでドゥルガー神に会った。四精霊の様子を見に行くと言い、ドゥルガー神はここから飛び出した。」
ルティスは何かに気付いたようだ。「はっ・・・!?」四つの光が見える。
「四精霊・・・?」アヴィンが言うと、四精霊は静かに言う。
イドゥン「ドゥルガーはいない・・・」
ネフティス「我々がここに来たときからいなかった・・・」
ザール「お前には神宝を託した・・・」
スコティア「覗いてみるがいい・・・」
イドゥン「我ら冥界を司る精霊の力で・・・」
気付くとあたりは暗闇に包まれた洞窟のような空間にいる。
アヴィンの頭の中に四精霊の声が聞こえた。
イドゥン「ここは地上と冥界の境界・・・」
ネフティス「お前の心に呼び出された魂がここに集う・・・」
スコティア「死した者のさまよう霊窟・・・」
ザール「お前が生きている理由がここにある・・・」
闇の中を進んでいくと二人の男女の人影が見える。
「あ・・・ああ・・・?!」アヴィンの様子がおかしい。
「アヴィン」「どうしたの・・・?!」ルティスは聞く。
「見えないのか?」
「あたしには、何も・・・。」
「邪宗教徒に殺された・・・」「親父と・・・おふくろが・・・そこに・・・。」
そのとき男女の人影は消える。
「消えた。」
「御両親はオクトゥム信徒に殺されたの?」
「ずっと昔のことだ。」「俺たちは開拓民だった。」「カテドラールの近くを開拓していた俺たちのキャンプを邪宗教徒が襲ったんだ。」
「・・・・・・・・。」ルティスは黙って聞いている。
「皆殺しさ。」「俺は親父とおふくろに言われて、まだ、赤ん坊だったアイメルを抱いて必死で逃げた。」「奇跡的に逃げおおして、俺たちはカテドラールに拾われた。」
そして静かに歩を進める。するとまたしても人影が。
「バスター・・・!?」
ルティスは裏切られたかつての仲間の姿に驚く。
「・・・俺には見えない。」
「・・・真っ暗だ・・・何も見えねぇ・・・。」「ここは・・・どこだ・・・?」「オレが何したってんだ・・・。」「いつだって・・・ボルゲイドの奴が喜ぶように・・・して、やったじゃ・・・ねえか・・・。」亡者は恨みの言葉を吐き散らす。
「バスター・・・お前・・・。」ルティスが言うとバスターは消えた。(WIN版初回限定版についてくる特典、初期原案シナリオではバスターはルティスのことが、実は好きだったというような旨の内容になっていました。)
さらに進んでいくと次はアヴィンの育ての親であるレミュラスの姿が。
「・・・じいさん」
「どんな者にも、生まれて来たからには、それだけの理由がある。」
「それを使命と呼ぶ者もいれば、運命と呼ぶ者もおる。だが、気にするな。悩み苦しむことはない。」「誰にでもあるものじゃ。」「このワシでさえ、人知れずネフティスの祠を見守ってきた。なあに、たいしたことはない。」「なるようにしか・・・ならん。」
「じいさん・・・。」
闇の中を進んでいき、次の人影が見えたときアヴィンが言う。
「・・・最高導師様。」
「最高導師様・・・?」「ヴァルクドのクロワール様じゃないの?」事情を知らないルティスはアヴィンに問いかける。
「いや、カテドラールが襲撃されたときに亡くなられた最高導師エスペリウス様だ。」
「四精霊より神宝を託されたならば・・・カテドラールへ来い。わしはそこで待っておる。」というとエスペリウスの霊は消えた。
次の霊はアヴィンが直接死に関与した暗殺者マドラムだった。
「生きていることを呪うがいい。」
「マドラム!」ルティスが叫ぶ。
「嘆くがいい。」
「・・・・・・・・。」アヴィンは黙って聞いている。
「しかし・・・生きていることは素晴らしい。」
「だからこそ・・・生きているものが果たさねばならぬ事がある。」
「・・・・・・・・。」アヴィンは相変わらず黙ったままだ。
どれだけ途方もない闇を進んだのだろうか。最後の霊はアイメルだった。
「あっ・・・アイメル・・・!?」「アイメル!!」
「お兄ちゃん・・・」
「ここにいるぞ、アイメル!」
アヴィンはアイメルの霊を必死に追うが追いつかない。
「アイメルーっ!!」
叫ぶとアイメルは消えてしまった。
「・・・アイメル。」
ネフティス「人の想いは残る・・・」「今、目にしたのは死者たちの願いだ・・・」
アヴィン「・・・・・・・・。」
スコティア「お前たちが我々の祠に来る前・・・
ザール「ドゥルガーは我々の様子を見にきた・・・」
イドゥン「そして我々にかけられた呪いをドゥルガーは少しづつ自らの体に吸収した・・・」
ネルティス「完全に我々の魂が魔獣化しなかったのはそのせいなのだ・・・」
スコティア「ドゥルガーは身代わりになり、呪いに冒され、さまよっているのだ・・・」
アヴィン「ドゥルガーがさまよっている・・・?」
イドゥン「お前に託されたのは、6つに分かれたバルドゥスの御魂だけではない・・・」
ネフティス「我々の本当の加護は別にある・・・」
スコティア「しかし、その託したる力を得るには・・・」
ザール「ドゥルガーの裁定が必要なのだ・・・」
アヴィン「その力とは?」
イドゥン「・・・願う力・・・」
スコティア「お前がドゥルガーの裁定を受けるとき、冥府門は開かれるだろう・・・」
アヴィン「冥府門・・・?」
気付いたときにはアヴィンら一行はドゥルガーの間に戻っていた。他に何も気配はない。
>>181-182 おー、素晴らしい。未だにそれを全て覚えている人がいたとは……
書いてる内に思い出せるかと頑張ってみたけど、完全に忘れちゃったよ。ありがとう、ありがとう。
>旧版 朱紅い雫のテーマ
バルドゥスとオクトゥム。どちらも人にとっては恐怖の対象でしかなく、人を導いてくれる偉大な神など、
最初から存在しなかったという話。
>>183 久々にキャンビー立ち上げたから。
ほとんどのイベントシーンの前にセーブデータを取ってあるんで。
完全再現を目論んだんで、たかだか一イベントが長くなりすぎた。
ウザかったらゴメン。
修正、加筆、まとめなどはご自由に。
ついでに補足。
WIN版の特典にある初期原案シナリオでは、
最後にマイルが出てきて、曖昧なまま途中で消え、もしかしたら生きているのではないかという伏線を張っていた。
初期原案のほうはうろ覚え。
上記の冥府くだりのセリフは一字一句もらさず再現したつもり。
ただ改行と改ページの部分のみ文脈に合わせて読点を打ったり打たなかったりしたが。
なんか「7」を書いてくれた人が久々に「7」をやり直して、
もっと内容の細かい完全版なる物を書いてくれるそうなんだけど書かれたらもう一度こっちに転載してもいい?
同一人物ならいいかもね。
まとめサイトの人に負担かけるかもしれないけど。
全然構いません。
その場合はその完全版のみを載せる事に致しますので。
結局ほしをみるひとはどんな話だったんだろうか
7に否応無しに期待
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/10 20:36:32 ID:dFmbKEIu
>190
どうぞ。ラジ気になる
主人公エリーは錬金術を学ぶために王都ザールブルグへとやって来た。
エリーの住んでいた村はかつて流行り病に襲われたが
通りすがりの錬金術師に救われたことがあった。瀕死だったエリーが知っているのは
その人がマルローネ(=前回の主人公マリー)と言う名前の女性だったということだけ。
エリーは王立魔術学校アカデミーに何とか入学することが出来た。
しかし学生寮には入れなかったため、工房(アトリエ)で自活していかなければならない。
エリーは酒場で依頼を受けたり、冒険者を雇って街の外へ採集に出かけるようになる。
※アカデミーを卒業するとエンディングを迎える。
進め方によっては特定の男性キャラクターと親しくなることもできる(あからさまにラブラブなのはない)。
恋愛関係になれる男性キャラクターは3人で、同時攻略は不可。
【マリー関連イベント】
酒場の踊り子ロマージュと仲良くなると、錬金術師を目指す理由を訊いて来る。
ここでマリーに助けられた話をすると、後でロマージュが「その人を港町で見かけたかも」と教えてくれる。
この町で聞き込みをすると、マリーは海の向こうの町・ケントニスへ向かったと教えられる。
しかし近くの海に海竜が住み着いてしまっているため船を出すことが出来ない。
道具屋の娘ユーリカが海賊の宝探しをしているので、これを手伝ってあげると船を出して貰える。
海竜を倒してケントニスのアカデミーに行くと、マリーに会うことが出来る。
エリーがお礼を言うと、大したことはしていないよと応じるマリー。
マリーを仲間にしてザールブルグに戻ると、マリーを親友シアが出迎えて再会を祝う。
【ラブラブイベント】
ダグラス…王室騎士隊で一番の若手。騎士隊長に勝つことを目標にしている。口は悪いが熱血直情型タイプ。
海竜を倒す時に仲間にしているとダグラスが「今年こそは隊長に勝てそうな気がする」と言う。
次の武闘大会で応援に行くと、ダグラスが優勝し、エリーは大はしゃぎする。
ノルディス…アカデミーの優等生。エリーと同じ先生の下で学んでいる。穏やかで優しい印象。
アイゼル…アカデミーの生徒。貴族の娘。エリーに対して刺々しい。
アイゼルと仲良くなると、ノルディスのことが好きだと打ち明けられる。
自分もノルディスが好きだと告白するエリー。以降、アイゼルとは疎遠になる。
ノルディスと朝日を見に出かけた後、卒業試験の直前にアイゼルが行方不明になる。
マイスターランクに進まず、卒業するとエンディングでアイゼルが登場。
(このイベントは見てません。補完お願いしまつ)
ルーウェン…前作にも登場した冒険者。人懐っこいお兄さんという感じ。
ある程度親しくなると、戦争で家族と生き別れになったという話を聞かされる。
後で家族の消息が分かり、家族の所へ行くべきかどうかと相談される。
エリーは行かないで町に残って欲しいと答える。
【エンディング】※似たようなバッドエンドは省略
・エリーは無事にマリーと再会し、お礼を言うことが出来た。武術大会に優勝するほど実力をつけたエリーは、
錬金術を極めようと旅立つ。世界中を旅するエリーのムービー。
壁を叩いてちょっと嘆いているのは、腕力がつき過ぎたせいか?
・エリーは武術大会で優勝し、非常に有名になった。錬金術の知識もあるエリーは
王室に招かれ宮廷魔術師に召し上げられた。王室騎士隊が整列する中、国王の傍らに立つエリーのムービー。
・エリーは錬金術を活かして金を造り出し、大金持ちの貴族になった。心の片隅に引っかかるものを感じながら…。
金貨に囲まれながら、どこかつまらなそうなエリーのムービー。
・チーズケーキが大好きなエリーは、遂にケーキ屋さんになった。心の片隅に引っかかるものを感じながら…。
・エリーは無事にアカデミーを卒業し、生まれ育った村に戻ることにした。
エリーの錬金術の知識は、村の人々の助けになることだろう。坂を駆け下り、我が家に戻っていくエリーのムービー。
・楽器の演奏が得意なエリーは、マリーを探しながら踊り子ロマージュと一緒に旅をすることになった。
どこかの酒場で踊るロマージュと、側で演奏しているエリーのムービー。
・エリーは何とか卒業できたものの、嫌われ者になってしまい町にいられなくなっていた。
エリーは仕方なく生まれ育った村に帰る。
・エリーは錬金術の難しさを痛感し、自主退学することにした。教師に落胆されながら、エリーは村に戻っていく。
・エリーは留年しながらも、何とか卒業することが出来た。しかし錬金術の難しさを痛感したエリーは村に戻ることにした。
・エリーは五年間留年しても、卒業することが出来なかった。エリーは錬金術の難しさを痛感し、泣く泣く村に戻ることに。
文明マンセーな人間たちと、自然マンセーな妖精たちは、その昔から対立関係にあって、
戦争になるたびに、世界の秩序を守る竜たちが人間を滅ぼしてきた。
竜の親玉は、金竜と銀竜。交代で世界を見張っている。
金と銀が交代すると、人間が滅ぶシステムになっており、
人間が力を持つたび交代が行われ、人間の歴史はリセットされてきた。現在は銀竜が世界を監視中。
主人公ジャックの死んだ父は。水竜を倒した英雄。
ジャックは父のような騎士になりたいと、ラジアータ城の騎士団に入団。
ヒロインのリドリー、気の優しい団長ガンツと出会う。
ある森で、オークに襲われたエルフをジャックは助けに飛び出す。
凶暴なオークにかなうはずもなく、その闘いでリドリーが瀕死に。
その場にかけつけたエルフが魂を繋ぎとめてくれる。
妖精たちは魂継ぎの儀式を繰り返して永遠の命を保っているのだが、それをリドリーに施してくれたのだ。
オークに襲われたエルフは、すでに死んでしまったので魂継ぎの儀式はできなかった。
ジャックはリドリーを守れなかった自分を恥じ、次からは絶対リドリーを守ってみせると誓う。
しかしリドリーの父親の偉いさんが激怒。団長ガンツと、ジャックは騎士団を首になる。
ジャックはギルドで職を得たが、ガンツはその気の弱さからギルドの面接に落ち、
うろうろしているところを女盗賊に拾われ、行方不明に。
ジャックはギルドで自分の隊を持つまでに成長。持ち前の図々しさと明るさで仲間も大量に増える。
リドリーを助けたエルフはアルガンダースという病気になり、死んでしまった。
アルガンダースにかかると、妖精は魂継ぎの儀式を施す事ができず、死んでしまう。
死んだエルフは妖精王の兄。人間なんぞに魂継ぎをしたからだと妖精王は泣き崩れる。
その病は、人間にも感染。感染した人間は凶暴化し、城の地下牢はいっぱいになる。
アルガンダースの蔓延は世界終焉の前触れでもあり、妖精たちは危機感を募らせる。
リドリーの婚約者クロスはプライドがクソ高い貴族の騎士。ジャックとは犬猿の仲。
クロスは妖精を人間の支配下に置こうと考え、ダイナス将軍の制止を振り切り、ドワーフの里を襲撃。
ドワーフを助けに姿を現した土竜を殺してしまう。
この所業に妖精たちは怒り、一致団結して人間に戦争を仕掛けようとする。
人間側も戦争に応じることに。騎士団は竜殺しの息子のジャックを呼び戻そうとする。
リドリーは、魂継ぎの儀式により、自分の中に竜の魂が入ったことを察知。
また、自分を助けて死んだエルフのことにも責任を感じ、妖精側につく。
そしてジャックに一緒に行かないか?と誘いに来る。
リドリーについてった場合→妖精編
城の騎士団に復帰→人間編
妖精編
リドリーを追いかける形で、一緒にエルフの里に入ったジャック。
妖精王にリドリーを人質にとられ、信用して欲しいならラジアータ城の近くの砦を落として来いと命令される。
まだ妖精側につく決心のついてないジャックだったが、とりあえず、言われたとおりに砦に向かう。
そこには騎士見習いだった頃に世話になった同僚や上司がいた。
彼らはジャックを見ると、刃を抜いた。
ジャックは、リドリーを誘拐して妖精側に寝返った反逆者として指名手配されたという。
そこへエルフの戦士がジャックの援軍に現れ、強制的に戦闘へ。砦は妖精側が占拠する。
ギルドの仲間がジャックを迎えに砦にやってきた。
泣きながら「ジャックと戦うのは嫌だ!一緒に帰ろう!」と、それはそれは悲痛な訴えをするが、
ジャックは、俺はリドリーを守るために妖精側に残る、と言い張り追い返す。
以降、怒涛の鬱展開に突入。
ジャックのたった一人の家族、姉のエアデールは城に囚われ、クロスたちに拷問を受ける。
王の家臣だったリドリーの父は謹慎処分。部屋から一歩も出られず、娘を思い、泣き暮らしている。
ギルドは反逆者を出した責任を問われ潰されそうになり、ジャックはギルドの重鎮メンバーに憎まれる。
ジャックは街に一切入れなくなり、これまで仲間だった人たちが、
雑魚敵や中ボスとして、ジャックを見るなり襲い掛かってくるようになる。
人間の仲間が一人もいなくなったジャックは、妖精の仲間を増やしていった。
その過程で、ゴブリンの里に身を寄せていた父の仇である元騎士ガウェインと会う。真実を聞き出すジャック。
ジャックの父親は、水竜を殺すために邪剣を使用し発狂、その上アルガンダースを病み、凶暴化。
ガウェインは、親友でもあるジャックの父を仕方なく手にかけた。
英雄殺しの汚名を着せられ、人生に疲れたガウェインは妻子を残し逃亡したらしい。
ちなみにガウェインの息子はガンツ団長。ガンツは、盗賊稼業をしているうちに、
リドリー瀕死事件の原因がクロスだと知る。クロスはオークを使ってエルフの里を襲わせようとしたのだ。
そして城に潜入し、ジャックの姉エアデールを助け出し砦に連れてきてくれる。ガンツはこのまま妖精側に合流する。
妖精側が砦を占領した間に、人間側は風竜を倒してしまっていた。次は火竜を倒しに行くらしい。
ジャックと火竜は、行方知れずの銀竜を一緒に探して友達になっていた。
火竜を助けに行くジャックだったが、クロスに阻まれ、結局、火竜も倒されてしまう。
順調に竜を殺し、名声を高めたクロスはさらに増長。妖精砦を勝手に奇襲する。
が、ジャックたちの必死の反撃で、騎士団は半壊。
正義感あふれるダイナス将軍は、暴走し続けるクロスに怒り心頭。
クロスは、目の上のたんこぶになったダイナス将軍を殺害。
死体を川に捨て、「ダイナスは奇襲をしかけ戦死した」と嘘の報告をして、
まんまとダイナス亡き後の将軍におさまる。
リドリーは、内なる声に耳を傾け、己の運命を受け入れる覚悟を決めてしまった。
ある夜、リドリーははジャックを大木の下に呼び出す。「私は世界の果てに行く」とリドリーは告白。
わけがわからないままジャックは「俺も一緒に行ってリドリーをずっと守る」と誓う。
翌朝、リドリーはガウェインと共に姿を消した。妖精王にリドリーの行方を聞き出すジャック。
リドリーは、魂継ぎの儀式で、金竜の『器』になってしまったのだという。
そして金竜を覚醒させるため、祭壇に向かったのだ。ジャックはリドリーを追いかけ砦を飛び出していった。
そのころ、城から銀竜が飛び立った。クロスは騎士団を召集、銀竜を追いかけていく。
祭壇のある塔の入り口で、銀竜を追いかけてやってきたクロスと遭遇。
クロスは、「銀竜は俺の獲物だ!」とジャックの前に立ちふさがる。
そこへ銀竜が空からレーザービームで、クロスを殺害。クロスは塵に。
塔に突入すると、リドリーから金竜が抜け出て、姿を現していた。これから同化作業に入るらしい。
そこにラジアータ王国の参謀補佐のルシオンが現れる。ルシオンの正体は銀竜。
ルシオンはラジアータ王国に入り込んで人間を監視していた。
リドリーが金竜の『器』だと、いち早く察したルシオンは、眠りにつきたくないがために、
金竜を抹殺しようとした。そして戦争をしかけ、人間に四竜を倒させた。
『器』であるリドリーに直接手は出せないので、
覚醒の儀式で、リドリーが『器』から一瞬だけ開放されるこの時を待っていたのだ。
『器』がなくなれば、金竜復活は阻止できる。
ルシオンはリドリーを殺そうとするが、ガウェインがリドリーをかばい、刃に貫かれて死んだ。
ジャックは、リドリーを守るため、ルシオンに闘いを挑み、ルシオンを倒す。
塔が崩れ始めた。逃げるジャックとリドリー。
ところがガンツは父親の亡骸のそばから離れない。瓦礫が落ちてきてガンツの姿が消えた。
塔から金色の光があふれ天を貫いた。妖精王がその光を見て、発狂したように笑い出す。
ジャックとリドリーは手をつなぎ、人気のまったくないラジアータに帰った。
暗闇の中、ラジアータ城へ向かって歩いて行く二人。
妖精編・終わり
追記。はっきりしてないんだけど、銀竜撃破後、ジャックの姿が黒っぽくなり声も変化します。
1・リドリーは金竜として覚醒。人間は滅んでしまった。
金竜であるリドリーの望みで、ジャックだけは生き残れたのかもしれません。
2・リドリーは金竜になり、人間滅亡でジャックも死亡。
最後のシーンはリドリーの願望、もしくはジャックの幽霊(???
3・実はリドリーもジャックも死んでラジアータも滅亡、最後の手をつなぐシーンは夢。
4・リドリーもジャックも生き延びた。金竜の復活もなくなり、人間は滅んでない。
他にもいろいろ考えられると思います。私の考えは1です。
人間編
リドリーを追いかけず、城の会議室に出向いたジャック。参謀補佐のルシオンから
もうすぐ妖精と戦争になるから、騎士団に復帰して協力してくれと頼まれる。
ジャックはギルドの仲間達と共に戦えるのなら、と条件を飲む。
城に出入りが可能になったジャックは、新たに城の騎士たちを次々に仲間にしていく。
クロスは、ジャックが竜殺しの息子とちやほやされるのが気に入らない。
人間たちは風竜を滅ぼす事に決めた。風竜が現れた谷に突入する騎士団。
クロスとダイナス将軍は苦戦するが、かけつけたジャックの活躍で、からくも勝利。
ところが風竜戦に備えて砦の警備が手薄になったところを妖精たちが奇襲。砦を奪われてしまう。
砦に行くと、妖精たちに混じって、ジャックの父を殺した元騎士ガウェインと、リドリーがいた。
父の仇であるガウェインに、闘いを挑むジャックだったが、あっけなく返り討ちにあう。
また、必死でリドリーに戻って来いと呼びかけるが、リドリーは人間側に戻ってくる気はまったく無い様子。
人間に化けた火竜が、城に入れてくれと頼んできた。ほいほいとジャックは男を城に入れてしまう。
火竜はジャックと別れると、参謀補佐ルシオンを尋ねた。ルシオンの正体は銀竜。
なぜ、人間の味方をして風竜を倒したのだ?と火竜はルシオンに詰め寄る。
ルシオンは言う。「妖精も竜も永遠の命を持つのに何もしない。
人間だけは短い寿命で、何度も竜に滅ぼされては、一からこつこつと文明を築き上げてきた。
もうその歴史を摘み取るのはいやだ。金竜と交代すれば人間は滅ぶ。
自分は人間の行く末を見たいから交代を拒否する」と。
火竜は、自分たちは世界の秩序を守る役割がある、だから人間を滅ぼすつもりだと宣言。
銀竜の考えに対しては、それは己の信念だからしょうがない、と言うと火竜は城を出て行った。
ルシオンは息をつくと、今出て行った男は火竜だ、あとをつけて殺せ!と騎士団に命令する。
ジャックが火竜の山に行くと、そこにはジャックが城に入れてあげた大男がいた。
男は火竜に変身。ジャックに襲い掛かる。
気のいいおっさんであった火竜と友達になっていたジャックは悩みながらも
火竜と闘い、勝利する。
風竜に続いて火竜も倒したジャックは英雄扱い。手柄を立て続けにジャックに取られ、嫉妬するクロス。
しかしジャックは、火竜戦後、戦争というものに疑問を持ち、思い悩むようになる。
ある日、ガウェインの息子であるガンツから手紙が来た。それは別れの手紙だった。
ガンツもいろいろ思い悩んで、どこかに旅立ってしまった。
次の日、リドリーが、こっそりジャックに会いに来て「私は世界の果てに行く」と言い出す。
どうやら別れの挨拶らしい。追いかけるジャックだったが、リドリーの護衛をしているガウェインに阻まれる。
なぜ妖精の味方をするんだ!と叫ぶジャックに
ガウェインは自分たちは妖精の味方をしているのではない、己の信念で動いているのだと答える。
妖精王たちが、ラジアータに奇襲をかけてきた。闘いに消極的になり剣が鈍くなるジャック。
「私は英雄として賞賛されるために剣を振るっている!お前の信念はなんだ!」と
クロスは馬鹿にしたようにジャックを怒鳴りつける。
前線に妖精王が現れた。突入したクロスをかばい、ダイナス将軍が死亡する。
妖精王は、アルガンダースという病に侵されていた。妖精はすでに絶滅の危機らしい。
ジャックは怒り狂う妖精王と闘い、勝利する。
負けたものの妖精王は「もうすぐリドリーを器にして金竜が復活する、そうすれば人間は滅亡するのだ」と言う。
(どうやらその儀式を人間が邪魔しないように門を奇襲したっぽい)
と、ここでアルガンダースが一気に発病。妖精王は緑の苔に覆われた木になって死んでしまう。
戦いは終わった。門の周辺は、息絶えた人間や妖精たちがばたばた倒れ、地獄絵図に。
(妖精編で仲間になったキャラクターがたくさん倒れてる)
ここで、ルシオンが銀竜に変身、城から飛び立つ。
クロスは「あれは俺の獲物だ!」と叫び銀竜を追いかけていった。ジャックもリドリーを助けるため出発。
遺跡の前でガウェインがジャックを待っていた。
リドリーを守ると言う『己の信念』を思い出したジャックは、ガウェインに打ち勝つ。
儀式の間に突入。リドリーから金竜が抜け出て、姿を現していた。これから同化作業に入るらしい。
ルシオンが現れ、今すぐリドリーの意識を覚ます事ができれば、金竜復活を阻止できるとジャックに教える。
ジャックはリドリーの名を呼ぶ。リドリーはジャックの声で意識を取り戻した。
そこに傷だらけのクロスが現れ、「気をつけろ、ルシオンが銀竜だ」とジャックに知らせる。
ルシオンはお前ウザイと言わんばかりに、クロスにとどめを刺す。
驚くジャック。その隙を突いて、ルシオンはリドリーも殺してしまう。
死んでしまったリドリーを抱きかかえるジャック。金竜の姿が消えて行く。
ルシオンは、金竜の『器』には直接手が出せない。
だから儀式途中でリドリーが意識を取り戻す、この一瞬の時を待っていたのだ。
「人間が存続するには、リドリーを殺すしか方法がないんだから仕方ないじゃないか」と
ケロッとのたまうルシオンにジャックは怒り、襲い掛かっていった。
銀竜を倒すと、儀式の塔が崩れ始めた。
ジャックは、リドリーの遺体を抱え、塔を駆け下りていった。
人々はもとの平和な暮らしに戻った。
ジャックは荷物をまとめ、雑踏を抜け、ラジアータ王国を出て行く。
仲間の少女がジャックに気づき追いかけるが、ジャックは振り返りもせず門を出て行った。
人間編・終わり
暗い。
いやー暗い。妖精編先にやったんだけど、妖精編は鬱EDだったから
人間編はハッピーエンドなのだと思い込んでしまった。
人間編ED見てハンマーで頭かち割れたような衝撃が走ったよ。
妖精編と人間編の違いだけ書こうかと思ったけど
そうなると、もっと説明が長くなるので、序盤編も書いてしまいました。
ラジアータ乙。
中高生のそれっぽい人に受けそうな話だな。
なんつーか製作者が何を言いたいのかわからん話だな、単に欝なだけで。
「戦争なんて空しいだけですYO」
ってことなら中立ルートを(ry
えっ…まじで中立ルートないの?
…まさかディレクターズカットで?
AAAはディレクターズカットはないって何処か言ってなかった?
ラジアータ、俺が思っていたのとちょっと違うな…。
リドリーは魂継ぎの儀式の際、もう一人の瀕死のエルフ(消えちゃった方ね)と
なんかよく分からんが、魂的に合体。
リドリーが妖精側に味方するのはそのエルフの意識のせい。
分岐時、ジャックに「私はどうすればいい」と取り乱した直後、
コロッと態度が変わったのは、そのエルフの意識が表に出たから。
エンディングでジャックが生きていた?のはフォティーノの言ったように
ジャックが竜の監視が必要なくなったから、という可能性も。
と思っていたんだけど。
まぁここら辺は電波すぎて分けわからん上、つまらんのでどうでもいいのだがw
ウイイレのプロデューサーもインターナショナルだからなんだかは出さないとかいっておきながら出してたし
ラジの人乙。
めっさ暗いな…。折角のシステムが台無し
現場責任者がコロコロ変わってスタッフ自身が対立して
アルカンダース状態みたいな噂聞いたけど、本当かもしれん…
ほんとに新版かリメイク出るといいんだが
まあ一つのゲームに4年もかけてりゃ、派閥や対立起こってそうだよなーとは思う。
そんなギスギスした現場で作られたから、こんなに鬱で暗いストーリーなのかと思ったら、
シナリオ外注だって言うし、わけわかめ。
リメイクは仲間たちを動かして対戦できます、服も換えれます(嘘
厨房や工房は、衒学的なものや奇をてらった悲惨な話を好むのです
グランジみたいに。
>>209 自分も魂継ぎんところは違うと思う。
最初からリドリーに龍入ってたわけじゃないと思うよ。
だから最後はリドリーから金龍が抜け出たんじゃなくて、普通に金龍城に金龍がいたんだと思う。
瀕死エルフの魂をリドリーに移した(魂の同化)のが魂継ぎだと思う。
本来エルフは肉体が死にかけたら魂を別のエルフと同化させる。それが不死って事。
(だから、リドリーの中には瀕死エルフに継がれた昔のエルフの魂も入ってる)
エルフ族長の兄は、繭みたいになっちゃったから魂を継がせることが出来ない→死
って感じと自分は思ってる。
本来はエルフ同士だからちゃっちゃと同化して問題無しだけど、
リドリーは人間だから自分の中のエルフに戸惑って、でもそのエルフによって自然の摂理を教えられて、
「今の世の中は人間が大地の摂理を歪めたことによって滅びそうなんだ!」
と思っちゃって、妖精側に行ったんだと思う。
でもそのうち、「摂理が歪んだのは人間だけの所為じゃなくて、妖精族の怠惰も原因」
ということが解ったから、全てをリセットするために器になることを受け入れたんだと思う。
リセットって言っても妖精は死なないのか良くわからんが…
後半は穴だらけだから悪い意味でプレイヤーに全てお任せします状態だけど。
ラジアータはグラフィックだけ見れば王道って感じなのに・・・
羊頭狗肉って言葉が浮かんだけど流石に言い過ぎかなぁ
第三部:絆の行方(1)
真実の島で見た映像から、残りの神宝は四精霊の祠に隠されていること、神宝の力を
宿す刀身が必要なことがわかった。
ガウェインは剣を作るため鉄鋼の街ギアに、アヴィンとルティスは神宝集めに出発した。
再び大陸中を巡ることになった2人。
徐々に明るさを取り戻していくルティスとアヴィンとの間には新たな絆が生まれた。
四精霊はオクトゥムの使徒と、彼らが持つ生命の書の力により敵となって襲い掛かって
きたが、かつての仲間や女剣士ルキアスの協力を得て4つ全てを集めることが出来た。
神の力を宿すにふさわしい、レアメタルソードも無事完成。
6つの神宝の光がひとつになり、バルドゥス教会の伝承から「神剣エリュシオン」
と名づけられた剣を手にしたアヴィン達は、全てに終止符を打つため、
アイメルのいる禁断の地、カテドラールへ向かった。
第三部のあらすじは上の通りなんですが、いくつか重要なエピソードがあるので
以下ではそちらの補完をしていきます。ついでに補足も書いておきます。
<精霊と神宝についての補足>(面倒な人はスルー)
精霊神ドゥルガー(始まりの精霊) → 逞しき神の胴クエルポ
麗しき水のスコティア → 俊敏なる神の右足デレピエ
優しき風のイドゥン → 雄雄しき神の右腕デレブラ
豊穣たる地のネフティス → 大地を耕し人を育みし神の左腕イスブラ
猛き炎のザール → 音立てぬ神の左足イスピエ
そして教会に伝わる、無限なる叡智を秘めたる神の頭カベッサ
精霊は光と闇の相克では中立を保ち、大地を造ったとされる。
ドゥルガーは生命の母であり、死を司る神でもある。四精霊はドゥルガーの眷属。
光は闇を封じたが、元々表裏一体のためにバルドゥスの体も6つに砕けてしまう。
その際に、中立の立場だったドゥルガーに自らの体(神宝)を託した。
第三部:絆の行方(2)〜ルティスとルカ、姉弟の再会〜
鉄鋼の街ギアに着いたルティス達は、レアメタルソード作りを手伝うことになった。
アヴィンは工員として働いているルカに会うよう勧めるが、中途半端な今の自分では弟に
会えないと頑なに拒否されてしまう。
そこにオクトゥムの使徒が襲来してきた。ギアの動きを嗅ぎつけて妨害をしにきたようだ。
ルカが鉱山に閉じ込められたと聞かされて取り乱すもののアヴィンに諭され、
結果、無事に弟を救出することが出来た。
たったひとりの家族との3年越しの再会。
泣きじゃくる弟を抱きしめながら、ずっと会いたかった、とこれまでの想いを姉は
やっと口にすることができた。
残りの神宝を探すためギア出発したアヴィンの傍らには、ルティスがいた。
弟のそばにいてやらなくていいのか、尋ねるアヴィンに、彼女は次のように答えた。
自分にもまだ残っていた、大切なものを守るためにあなたの旅についていく。
「そう思う気持ちだけは、本当だと思えるから」
第三部:絆の行方(3)〜銀髪の青年〜
神宝を求める旅をしていくなかで、使徒たちを率いる銀髪の青年の情報が
度々耳に入ってきた。
相当の使い手らしいことまでしか分かっていなかったが、その正体は
意外な形で明らかになった。
銀髪の青年は、なんと死んだと思われていた親友のマイルだった。
遺体が見つからなかったことから一縷の望みを抱いていたアヴィンだったが、
2人の再会は喜びと感動、というわけにはいかなかった。
彼は外観(金髪→銀髪)だけではなく、内面も大きく変わってしまっていた。
アヴィンにオクトゥムの教えを説き、自分たちの側へ来ないかと誘うマイルに、
困惑を隠すことが出来なかった。
このマイルはマイルではない、と確信したアヴィン。
その後のやり取りから、ベリアス卿がマイルの体を操っていることが判明。
ルティスや同行していた仲間の救援によって、マイルは退却した。
計画の最終段階を迎えているためカテドラールから動けない卿の代理人、
それが今のマイルの姿だったが、アヴィンは彼が生きていたということを
嬉しく感じていた。
「アイメルもマイルも俺の大切な家族だ。2人とも絶対に助けてみせるさ」
第三部:絆の行方(4)〜異国の大魔法使い〜
幾多の困難の末に5つの神宝を集めたアヴィン、ルティス、ガウェインの一行は、
最後の1つを目指して南の孤島、カナピアに向かうことにした。
船乗りトーマスとプラネトス号(第二部(6)参照)の協力を得て海に乗り出しは
したのだが、周囲の地脈の乱れによる荒波のため、島に近づくことは出来なかった。
引き返す途中、真実の島で出会ったミッシェル(第二部(12)参照)と再会する。
相変わらずの奇妙な物言いや、聞きなれないアクセントなどを追求されて、ついに
彼は自らの素性を明かした。
ガガーブの彼方にある、もう一つの世界「ティラスイール」からやってきた、と。
ガガーブを踏破した最初の人間を目の前にして驚きを隠せない4人。
転位魔法で大陸間を飛び越えるという常人ならざる方法でエル・フィルディンに
やってきた彼の目的は、この地で邪悪な波動を感じ取ったから、とのことだった。
その正体を確かめるべく、真実の島の遺跡を調査していたところで
アヴィン達と出会ったのだという。
以来、エル・フィルディン各地をまわって、闇の使徒の動きや、アヴィン達の目的を
知った彼は、これは人間全ての問題だ、と言って、一行に協力を申し出た。
そのミッシェルの力添えもあって、カナピア上陸を無事成功させることができた。
次回も引き続き第三部の補完です
旧版とは、場面こそ同じですがだいぶ違った展開になってます
<ティラスイールについての補足>(面倒な人はスルー)
英雄伝説V〜白き魔女〜 の舞台。
位置的にはエル・フィルディンの東方にある大陸で8つの国に分かれている。
白魔法や黒魔法、精霊魔法と魔法体系がしっかりあるエル・フィルディンとは違い、
ティラスイールではほとんどの人は魔法を知らなかった。
(なんでミッシェルだけ反則気味に強い魔法の使い手になったかは今ひとつ謎)
IVの時代から約25年後に、ミッシェルによってカンド、チャッペルという
2系統の魔法が広まった。
先人たちの想いを引き継ぐことになった一組の少年少女のお話は、この物語から
55年後になる。
そういや、ACE5の人
来てないな…
ラジアータすんごいキモイストーリーだな.....
さすが発売開始一週間で、
ファミ通売り上げランク外になるだけのことはある。
ラジアータ乙した。買わずに済んでよかった。
ティアリングサーガが知りたい。
っていうか一度やったけど設定が複雑すぎて覚えていない。
ベルウィックサーガが出ることだし。
ラジアータ書いた人間です。
竜と魂継ぎの儀式の訂正サンクスです。
まとめサイトの管理人さんへ、
いつもご苦労様です。
訂正の方のレスも一緒にまとめに載せてください。
前スレ
>>653 同時に、プレイヤーの歌でもあるがな
いくつもの世界(ゲーム)を渡り歩き、その中では神の如き存在
そして、真に歩くべき所は現実
それが本当の歩く事
ラジアータ評判悪いな。此処でネタバレみて、興味本位で買ってみたけどそこまで酷くはない。
最初は戦闘も温め、町移動すんの面倒、セーブが出来るところも少ない、けど面白いところは面白い。
リンクを覚えるまでやってられるかが問題。
人を選ぶゲームというのは間違いないが。
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/12 16:57:18 ID:XHqeWwkD
妖精編クリアしますた
早速売ってきます
ラジアータの詳細、初めて知ったけど話そのものは理解できなくもない。
問題なのは、中立ルートがなくて、EDが鬱なものばかりって事か?
確かに、177人の仲間の大半を殺さないといけないという展開は辛いよね・・・
まあそんなとこだろうね。
何にせよ「ストーリーはともかくゲーム内容は言うほど悪くなかった」
的な話はしかるべきスレでどうぞ。
>>231等
ここは「ストーリーを教える」ためのスレであって、
個別のゲームのゲーム性を論じるスレじゃあないからな。
花と太陽と雨と
よろ。
激しくスレ違いだが、このスレを「ストーリー」で検索すると一緒にラジアータのエロカワイイスレも引っ掛かるよな…
>>233 このスレに書かれたまとめはかなり分かり易く書いてある。
本筋に必要ない部分、張りっぱなしの伏線は入れてないし。
中立ルートに関しては、ゲーム中でも人間と妖精の共存を匂わせるようなイベントがあるのに
終盤はそれを華麗にスルーしてる。
電波がかって人の話なんざ聞いちゃいないリドリーによって
一気に盛り上がる間も無くクライマックスに突入する。
何が痛いってプレイヤーはおろか主人公のジャック自身が
話についていけてないことが一番痛い。
>>ラジアータ書いた人
人間編でダイナス死ぬのは妖精との戦争でなく火龍襲撃のときだぞ。
あと火龍がルシオンにあった後の展開は
火龍ルシオンに会った後ラジアータ城襲撃しその時につけられた傷を癒しに火山へ
その後ルシオンが「火龍は傷を癒すときは火山にで休む」という情報を得てクロスは火山へ
そしてその後に遅れてジャックが出発、ジャックが火龍を倒す
じゃなかったか?
ラジアータのストーリーは鬱EDがどうこう以前の問題。
投げっぱなしの伏線、穴あきだらけで唐突な展開、説明不足のEDという最悪コンボ。
個々のイベントを見ると演出含め光るモノもあるのに。
>>238 > 人間編でダイナス死ぬのは妖精との戦争でなく火龍襲撃のときだぞ。
すまん。黒焦げになって湯気が立ってたのは覚えてるんだが。あれは火竜戦だったか…ほんとすまん
そうだよな。湯気立ってたし火竜に倒されたって気づけって感じだよな…
>今出て行った男は火竜だ、あとをつけて殺せ!と騎士団に命令する。
ということはこれが妖精編の方か…うわ。最低。
> その後ルシオンが「火龍は傷を癒すときは火山にで休む」という情報を得てクロスは火山へ
火竜と戦った記憶はあったんだけど、そこらへばすっと省略ちゃったんだよなあ。
ダイナスそこで死んでたこと忘れてたし。ジャックは火竜を倒しに山へ。ってだけでいいと思った。
スマソだが、どなたか親切な人書き直してくれないだろうか?
スレ汚しになるかなあ。ほんとごめん。
じゃあどうせならもっと事細かに書こうか?
補足もされてるしあれで良いと思うけどな。
需要があればってことで。
あ、けど自分は人間編途中なのでクリアしてからになっちゃうな。
それまでに誰も書く人居なくて、さらに需要があったらにします。すまん。
ここってRPGだけ?
前に別のスレに投下したボーダーダウンのストーリーを挙げてみていい?
そもそもラジアータのストーリーを書いたのが山野辺の会社だろ?
山野辺は意味もなく人死に出して、深い話書いた気になってる厨房脚本家。
ファフナーが前半を犠牲にしてしまったのも山野辺のせいだったっけ。
ラジアータのストーリー自体にあれこれ言うのはスレ違いと思われます
んだんだ。糞ラジ批判スレでやってくれ
>243
うにゃ、他のジャンルも出てたはず。
ボーダーダウンってSTGだっけ。
STGって鬱ストーリーが多いので鬱好きの俺的に希望してみる。
あと偽典女神転生、ある程度簡単でよければ予約。泣きたくなるぐらい鬱だったな…。
よっしゃ、ミッシングパーツは、俺が最後まで書いてやる。ただ、PS2は持っていないので、外伝の
ナッシングパーツは書けないし、最初にやった人とは、違う文体になっちゃうけど、いいかしら?
んじゃあ、知らない人のために予備知識から
ボーダーダウンは2003年にグレフから発売された横スクロールのシューティングです。
半年後にはDCの移植版も発売されています。
奇抜な残機システム「ボーダーシステム」がその特徴で、
ステージはG、Y、Rの3つボーダーに分けられているのですが
プレイヤーがミスるたびにボーダーがG→Y→Rと下がっていき
R時にミスをするとゲームオーバーという書いていても
大変分かりにくいシステムを採用しています。
また、ゲーム開始時にボーダーを選ぶ事が出来るのですが、下のボーダーを選ぶほど
「初期」難度が跳ね上がるためミスるほどに難度が跳ねるのでは?と言った誤解や
(実際には死亡すると難度が下がる。というか自爆して難度を下げないとクリアは無理)、
3面のボスが異常に難しいとか、これが一番響いた式神2の同時稼動等の様々な要因により、
アーケード稼動時には一部の物好きがプレイしている程度の不遇っぷりでした。
登場人物
フランク・ボイド
本編の主人公。適正を見出されRAINシステムのテストパイロットになる。
性格は穏やか。
マヤ・コマロフ
ボイドのパートナーかつ姉的存在。元はRAINシステムの研究者だった。
後述のピドートのモデルにもなっていると思われる。ギターを弾けるらしい。
エイジ・ボーマン
主人公の上司。今となってはキノコみたいな髪型以外覚えてない。
少女
オープニングとエンディングに一瞬だけ姿を現す、荒地/草原に佇む少女。詳細不明。
以下、ゲーム本編には欠片も出ない人達。
三人娘
各ボーダーの自機に搭載された女性の擬似人格AI
ボーダー順に上からラナタス、ペルナ、ピドート。
恐らく(ゲーム中の)実在の人物をモデルにしている。
1stのサントラでその存在を匂わされ、
2stのサントラでようやく存在が表に出てきた。
??
コミケで配られたボダソ団扇のみに出ている人。それ以外の詳細不明。
ラナタスのモデルになっている。
オープニング
火星に謎の敵が攻めてきました。
FA(First Approach)と称された敵は無人機のAIを
暴走させる能力を持っており、
諸事情で宇宙での有人活動が出来ない火星連合はFAに太刀打ちできません。
そこで、パイロットの脳データを機体に積み込むタイプの戦闘機が
開発されました。この擬似人格システム「R.A.I.N」を搭載した戦闘機が
自機、アンタレス=レッドワスプです。
アンタレスは今までに無い戦闘機で、他の機体に比べ幾つかの
利点がありますが重要なのは以下の2点です。
・戦闘中の経験はパイロットにフィードバックされる。
・3機でチームを組み、それらがまるで1つの生き物のように行動する。
1〜3面
パイロット、フランクボイドの訓練、仮想空間でのシミュレーションです。
訓練の内容は
1面 接続実験&自機単体による戦闘訓練。
2面 複数の機体の同時制御(同時に動かすだけ、というレベル)
3面 複数の機体のよる作戦の遂行
と少しずつステップアップしていきます。
さて3面、火星艦隊との戦闘という設定で行われた訓練ですが、
ボイドは作戦終了直後に謎の敵に襲われます。
ボイドは散々苦労して(そして俺らプレイヤーは血と汗と涙と大量の百円を消費して)
こいつを倒すのですが、敵の爆発の瞬間に見えたのはレッドワスプ。
システムの暴走により幻覚を見せられたボイドは自機同士で殺し合いをしていたのでした。
4、5面
そんな中、スペースコロニーをFAが襲い、実戦が始まります。
大型移動兵器「オシリス」に寄生したFAを倒したボイドですが、実はそれは囮。
敵の真の目的は軌道エレベーター「ジッグラト」の占拠にあるのでした。
ジッグラトの中央制御部は大型FA「ギガバラナス」に占拠されています。
中央制御部の破壊=軌道エレベーターの崩壊という危険な状況の中、
ボイドは無事ギガバラナスを倒した・・・・かに見えました。
しかしギガバラナスは1〜3面ボスのデータをどこからか取り込み復活します。
軌道エレベーターは崩壊を始めました。
6面
最終面はそれまでのプレイの結果によりABCDの4つに分岐します。
また6B以外は時系列的にACDの順番に続きます。
要するに6Bだけパラレルワールドの世界なのです。
6B
軌道エレベーターが崩壊していく中、
ボイドは宇宙港中央部に巨大なエネルギー反応があるのを見つけます。
最終ボスを倒したボイドは無事火星の危機を救ったのでした。
戦いの後、「本当にFAなんていたのだろうか?」と考えるボイドですが、
マヤに「考えすぎ」と諭されます
一方その頃はボイドの上司は「種は芽吹き、今花開いた」といった
怪しいメッセージを地球に向けて送るのでした。
6A Gボーダー自機視点
軌道エレベーターが崩壊していく中、
ボイドは宇宙港中央部に巨大なエネルギー反応があるのを見つけます。
現れた巨大FA「ミスフォーチュンロートス」との最後の戦いが始まりました。
戦いの末に、敵のコアが姿を現します。
コアは残ったエネルギーを全開放。Gの自機は(おそらく)破壊され、
残った自機もシステム異常を引き起こし、システムから切断。
結局、軌道エレベーターの崩壊を止めることはできず、
火星は災厄に見舞われる事となりました。
6C Yボーダー自機視点
6D Rボーダー自機視点
Aエンド後、帰る場所を失ったボイド達はあてもなく火星の空を彷徨います。
ボイドの目に映るのは荒れ果てた大地、
暴走した無人機とFA、そして謎の白いアンタレスの群れです。
白いアンタレスに追い詰められるボイドですが、アンタレスは
上空からの攻撃により一掃されました。
攻撃してきたのはレッドワスプ。
そしてその殺意は当然のようにボイドへと向けられます。
永遠に交わることのない「自分」との戦いは、こうして始まりました。
6Cエンド
一方、生身のボイドの精神はシステムの異常により崩壊が始まっていました。
彼は自分の半身に支配された空を見て呟きます。
「今“ダウンロード”したら…
何が見えるんだろう?」
6Dエンド
破壊者はFAなどではなく自分自身だった。
それがボイドの知った唯一の真実でした。
マヤはそんな真実すら知る術も無く、
眠り続けるボイドをただ見守っているのでした。
やっちまった…。
数字が足らない上に一個飛ばしてしまった…。
とりあえずこんな感じで、真実は何一つ分からずゲームは幕を閉じます。
ただヒントは端々に出ているので真実を妄想するのも楽しいです。
例えば、例えばだよ?
これがメタルブラックの「完全な」続編だったとしたらどうする?とか。
もっともその領域に辿り着ける人間がどれだけいるのか不思議なくらい
難易度が高いですが…orz
>>255 乙。関係ないがグレフの新作、旋光の輪舞が楽しみだ。
意味不明乙
第三部:絆の行方(5)〜カナピア、15年前の悲劇(前編)〜
ドゥルガーの娘。神の声を聞くことが出来る巫女。
彼女たちは血筋とは無関係に選ばれ、あらゆる時代に存在する。
アイメルが生まれる前、運命を背負っていたのはドミニクという女性だった。
南国の小さな島、カナピアで生まれ育ったドミニクにはマドラムという幼なじみの
男の子がいた。
2人は共にバルドゥス教会に入信し、ドミニクは修道女、マドラムは賢者ガウェインの
元で僧兵として修行を積んでいた。
いつまでも続くと思われた平穏な日々は、15年前、ドミニクが20歳のときに
ドゥルガーの声を聞いてしまったことで唐突に終わりを告げた。
その頃は、教会脱退したベリアス卿がオクトゥムの使徒内部で頭角を現し、彼らの
活動が活発化していた時期であった。
教会はドミニクの身の安全を守るため、しばらく彼女を生まれ故郷のカナピアに
隠れさせることを決め、護衛としてマドラムをつけることにした。
第三部:絆の行方(6)〜カナピア、15年前の悲劇(後編)〜
しかし、情報は敵に筒抜けだった。闇の使徒たちはカナピアを急襲。
多勢に無勢の2人は時間稼ぎをして教会の救援を待つことにしたが、
当時その地域一帯の教区長だったアバリス(第二部(2)参照)に救援要請を
無視されたことで孤立無援となってしまった。
ガウェインと僧兵たちが駆けつけたとき、マドラムはドミニクの亡骸を抱えて
うずくまっていた。
自分が狙われていることを自覚したドミニクが、マドラムを庇い、半ば自ら
死を選んだ後だった。
マドラムは姿をくらまし、以後、彼は血塗られた修羅の道を歩むことになった。
光と闇の争いに巻き込まれて命を落とした女性を想い続けながら。
15年前の自分と同じ運命を負った青年と出会うまでは。
彼は青年に問いかけた。なぜバルドゥスの力を求めるのか。
「人はこれ以上、神という運命に縛られるべきではない」
彼はその答えを、かつての悲劇の舞台であり、最後の神宝の在り処でもある島、
カナピアで受け取ることになる。
第三部:絆の行方(7)〜赤毛の修羅(前編)〜
カナピアに到着したアヴィン、ルティス、ミッシェルは、ガウェインの案内で
ドミニクのお墓参りをすることになった。
降りしきる雨の中、彼女が好きだった白百合の花を供えたガウェイン。
マドラムを修羅の道から日のあたる暖かい場所に導いてやってほしい、と祈りを捧げる
師匠の前に、元弟子が姿を現した。
赤毛の修羅はアヴィンに言った。答えを聞かせてもらおう。
アヴィンは答えた。光を信じているわけでも、闇を憎んでいるわけでもない。
「俺はただアイメルとマイルを助けるために神宝を集める旅をしている。
それが・・・俺とあいつらの絆だから!」
人と人との絆など神々という運命の前には弱くはかないものだ。
そう言いながらマドラムは剣を抜き、神宝を賭けての勝負を挑んだ。
ドゥルガーの娘に深く関わった者同士の決闘。
運命を越えてまで、絆を守る力があるか否か。
神宝に込められた仲間たちの想いが、アヴィンに勇気と力を与える。
しかし、勝負はマドラスの勝ちで終わった。
「あるいは、お前なら・・・俺の修羅を断ち切ってくれると思ったのだが」
ドミニクのような人を2度と出さないために、神という運命を断ち切ろうと
15年間を生きてきたマドラム。
手傷を負いながらも5つの神宝を奪った彼は、最後のひとつを手に入れ、
すべてを砕いて終わりにするために、精霊の祠へ向かった。
第三部:絆の行方(8)〜赤毛の修羅(後編)〜
祠の内部でマドラムは、精霊を邪気に染めようと企む邪神官ボルゲイドと対峙した。
戦いの最中、邪神官はマドラムに残酷な告白をした。
15年前、捕らえるはずだったドミニクを殺してしまったのは自分だ、と。
後を追って祠にたどり着いたアヴィン達は、マドラムが倒れているのを発見した。
怒りに我を忘れた彼は、その隙を突かれてしまったのだ。
マドラムは奪った神宝をアヴィンに返し、ボルゲイドを止めるよう頼みながら
意識を失った。
アヴィン達を前にして、ボルゲイドはベリアス卿の計画を明かした。
ドゥルガーの娘の力を使って冥府の門を開き、オクトゥムを目覚めさせること。
カテドラールの地下にて門は既に開き、闇の神は目覚めつつあるという。
オクトゥムの力が流れ込むことで強大な力を得たボルゲイドの攻撃に苦戦する一行。
そこに手負いのマドラムが登場した。
彼は最後の力を振り絞って邪神官にしがみつき、彼もろとも自爆して刺し違えた。
「アヴィンよ・・・まだまだ青いが・・・お前には見込みがある。
俺の想いも・・・お前に託させてもらうぞ」
マドラムの死を悲しみながらも、彼の想いを無駄にしないために、アヴィン達は
精霊の待つ祭壇へと進んだ。
第三部終了です。大団円まであとちょっと
木曜には書くと言ったのがあの後詰まる所で全て詰まってたらこんなことに…マジゴメンチャイ orz
バイオハザード4行きます。最後に短くまとめるよ。
オープニング
1998年のラクーンシティの惨劇以降の話がレオンの独白によって語られる。
1〜現在までの流れをざっと説明。
既出情報のみ。あとラクーン壊滅後、政府がアンブレラに対して業務停止命令を出し、株価暴落の末
アンブレラは事実上の崩壊に追い込まれたらしい。
んで六年後。
「アンブレラをぶっ潰す!」とか2のエンディングで息巻いてた新人警官レオン君は、
警官辞めて特殊訓練受けた後、大統領のシークレットサービスになってる。
(まだ実務経験はなし。こうなるまでの経緯は3のシークレットで説明済←シェリー人質に取られたから)
警護する筈の大統領の娘がさらわれちゃったので、目撃情報があったヨーロッパの片田舎(スペイン)へ。
地元警官の運転する車の中から物語が始まる。
後部座席のレオンの素性を詮索する警官二人(ヒゲ&メガネ)。
署長命令で運転手兼案内人にされたのが余程癇に障ったのか、警官たちはキチ○イアメリカン、
カウボーイ野郎等の罵倒とも取れる呼びかけを駆使し、車内がいい感じにギスギスした雰囲気に。
なんか捜索も手伝ってくれるのか怪しいっぽい。
霧が出てきた山道の途中で車を止めて立ちションする警官(ヒゲ)。
その周りを巡るようにして観察する何者かの視線。
「何だよ…急に冷えてきやがった」とボヤく警官。
ていうか何でこの時寒くなったのかの謎はクリアした今でも解けてません。
多分ふいんき(何故ryモノだったんだろうが何だったんだろうこの演出。
警官は途中でふと辺りを見回すのだが、
結局は「気のせいか…」とお約束に呟いて車に乗り込みエンジンスタート。
吊り橋を渡りきった車の周りにはさっきよりもひどくなった霧が。
警官によると、ここから先が大統領の娘らしき人物の目撃情報があった村らしい。
「様子を見てくる」というレオンに対し、警官たちは案の定、
「俺らは車を見張っておくぜ(ちょっと考えて)駐禁とられたくねぇし」と席を立とうともしない。
こんな山奥で駐禁って…( ´A`)
「駐禁ね、まあ、そうだな」とイヤミっぽく同意するレオン、
「グッドラ〜ック♪」とヤな節回しで見送る警官に、車を降りしな「なけるぜ」と毒づく。
(このセリフ、今回何度も出てくるのだが英語ではそういうようなことは言ってない。日本語版だけの口癖?
この時は英語では多分「やれやれ、誰なんだよこいつら(何の為に来たんだ?)」、
とか何とか言ってるとオモ)
直後にどこからか通信が入った。相手はハニガンと名乗る引っつめ髪に眼鏡の知的美人だ。
今回レオンのサポートをしてくれるらしい。
今回のターゲットである大統領の一人娘「アシュリー・グラハム」の名前を確認した後、
「デートに誘う相手を間違えたことを連中に思い知らせてやるか」と不敵に嘯くレオン。
ハニガンはアシュリーを拉致した犯人について調べてくれるそうだ。
通信を切った後、道なりに進むと脇に木造の民家が。
先に進もうにも住民の物らしき軽トラが道を塞いでいるので、とりあえず情報収集のために民家に入る。
居間の暖炉に火をくべている男を見つけたレオンは声をかけるが、聞こえていないのか
男は背中を向けたまま作業を続けている。すぐ脇にまで歩み寄ると男が振り返ったので、
レオンは取り出したアシュリーの写真を見せながら
「この娘のこと何か知らないか?」と問いかけたが、初老の男はレオンにはわからない言葉
(多分スペイン語)で怒ったように何か言うばかり。
考えてみればスペインの山奥山にそうそう英語が解る人間がいるはずもなく、
埒が開かないと悟ったレオンが息をつき、「お邪魔のようだな。出てくよ」と写真をしまおうとした刹那、
男が背後に立てかけてあった手斧を掲げて切りかかってきた!
咄嗟に飛び込み前転で攻撃をかわしたレオンは銃を向け、「動くな!」と叫ぶが
それで止まる奴なんか居ないのがバイオクオリティ。
もっかいだけ警告した後容赦なく男に銃弾をブチ込んだレオンは、急発進したエンジン音に気づき、
「サドラー様…」とか何とか呟きながら動かなくなった男に背を向け、慌てて背後の窓の隙間を覗き込んだ。
見ればさっき道にあった軽トラがレオンが上ってきたばかりの坂道をがたごと下って行く。
更に左右に視線を走らせれば、手に手に何かしらの武器を持った村人たちが近づいてくるのが見える。
坂の下からは警官たちの悲鳴、そして何かがクラッシュした音が。
(余談ですがこの時の警官の最後の言葉が「来たー!」なのは…いえ、何でもありません)
そこにタイミングよく通信が入り、「どうしたの、レオン?」とハニガン。てめーどこで見てやがった。
ともかく村人に襲われたことと今の状況をレオンが説明すると、村の中心に向かうことを指示される。
発砲を許可されたのでガンガン撃ってくことにします。
ていうかさっきもう許可前なのに既に撃っちゃったんですが。
この後さっきの暖炉を調べてみると薪に混じって人骨が火にくべられているのがわかり、
更に部屋の奥の棚に蛆のわいた大量の頭蓋骨が発見できる。
家を出ると村人が次々襲ってくるが最初の村人含め、別に体が腐っているわけでもなく、
普通の人と変わりない。
謎は解けないまま更に道を進んでいくと、どこからか犬の悲しそうな鼻声が。
鳴き声の元をたどると白い犬がトラバサミに足を噛まれて苦しがっている。
かわいそうなので罠を外してやると、犬は身震いして恩人に愛想も振らずに
とっとと走っていってしまった。…まぁいい。
犬はほっといて村の中心までやってくると大きな焚き火が焚かれていて、
その周りで数人の村人たちがなんかカッポレとかジャッドンとか歌?っぽい物を歌いながら
(音痴以前にとてもじゃないが歌には聞こえんのだが…)農作業をしている。
ここで双眼鏡が使えるので、製作者さんのご好意に甘えて焚き火の周辺を思う存分ズームで見てみる。
…なんかものすごく見覚えのある人が火の中で串刺しにされてるんですが。
あれは…ああ、ここまでレオンを送ってくれた警官(ヒゲ)です(´A`)
五分ほど前、あなたはレオンにグッドラックと言ってくださいましたが
グッドラックはむしろあなたの方に必要でしたね…。
とか感慨にふけっていてもしょうがないので先に進むと当然の如く発見されて
前後左右からハンパない数の村人(武器装備済み)が集まってくる。
入ってきた扉から出ようにも、外から押さえられているらしくびくともしない。
ここで一定時間持ちこたえるか一定数の村人を倒すとどこからか鐘の音が鳴り響く。
一斉に音の方を振り向く村人たち。武器を落とし、何事かぶつぶつ言いながら去っていく。
そのうちの一人が囁くように言った。
「ロード・サドラー…」
誰もいなくなった村の広場。
「どうなってる…?ビンゴなのか?」一人残されたレオンは困惑しきって呟いた。
そこにハニガンからの通信。
レオンが警官の死体を発見したことを告げるとハニガンはその場にとどまることは危険と判断、
村の北側からの脱出を指示する。
ちなみに火の中の警官を調べると「一緒に行動していれば…」とレオンが悔やむセリフが出ますが、
そうなったらそうなったでレオン様のみカッコよく危機から脱出する展開になっていたかと思われます。
村北側の出口に向かう前に家の中を調べて見ると、食事の後はあるのに料理はどれも腐っていて
とても人間が食べたとは思えず、一体彼らはなんなのか、更に謎が深まる。
開かない扉があるのを気にしつつ、村中央広場を抜け、農場地域へ。
小屋の中でメモを発見。
合衆国のエージェントが近々この村に調査に来るので例の者と接触しないように注意せよとか書いてある。
例の者とやらは農場の北の廃屋に監禁してあるらしい。親切な誰かのメモどおり早速行ってみる。
途中坂の上から転がされる岩をA連打で避けたりしつつ、
ブービートラップが大量に仕掛けてある廃村に到着。奥の荒れ果てた屋敷に入ると、奇妙な物音が聞こえる。
音の元を探すと奥のクロゼットがドンドンと音を立てていた。
レオンが用心しいしい銃を構えながら扉を開くと、中からヒッピー風の男が転がり出てくる。
村人たちとは違う、普通の人間のようだ。
後ろ手に縛られて芋虫のようにもがいている男の口のテープを取ってやり、
「ゆっくり剥がせよ」とぼやくのを無視してうつ伏せに転がし、戒めを解いてやる。
「あんた、奴らとは違うのか?」
作業の途中、男が顔をねじ向けて疑わしげに訊いた。
「いや。あんたはどうなんだ?」
ロープが解け、身を起こした男はレオンの問いには答えないまま
「一つ大事なことを聞かせてくれ」手首をさすりながら言う。
「…たばこあるか?」
真面目な会話を期待したのは間違いだったようだ。
あきれながらも「ガムなら」とかえすレオン。お前もガムとか持っとるんかい…。
と、その時、凶暴な唸り声と共に村人二人が現れた。
「ヤバイ!」彼らの背後に響く重々しい足音に、男が顔を引き攣らせる。
「ここのボスだ!」「なに!」
村人たちの後ろから大股に歩いてくるのは二メートル以上はあろうかという大男だった。
先手必勝とばかりにレオンは大男に素早く駆け寄り、後ろ蹴りを放ったが、
大男はレオンの足を片手で易々掴み止め、次いでレオンを天井近くにまで高々と跳ね上げてしまう。
宙を飛んだレオンはクロゼットを巻き込みながら男の上に落下、そのまま気を失ってしまった。
「弱き人間よ…我らの力を授けてやろう」
薄闇の中から伸びる手には、注射器が握られている。
注射器の針は気絶したレオンの首筋に突き刺され、レオンはその瞬間だけ僅かに顔を上向けるが
やがてまた首を垂れてしまう。
その様子を見ながら、豪奢なローブ姿の男が陰気な笑い声を上げた。
「やがてお前もこの力の魅力に逆らえなくなる…」
注射器のハンドルが握りこまれ、シリンダーの中の卵がするりとレオンの体内に入り込んだ。
レオンはハッと目を見開き、辺りを見回す。
そこは埃の積もった小屋だった。
先刻の廃村とはまた違う場所らしく、戸外では激しい風が吹き荒れている。
身動きしようとして、先程の男と背中合わせに縛り付けられていることに気づいたレオンは、
男の体をゆすり上げながら声をかけた。
手元にかけられた鎖が耳障りな音を立てる。
「オレを助けるはずじゃなかったのかよ」
うめき声を立てて目を覚ました男はしかめ面で文句を言った。
「この村はどうなってるんだ?」お返しとばかりにシカトしてレオンは尋ねたが
「あんたアメリカ人だろ。何しに来た?」と男は相変わらず質問を質問で返し、答えようとしない。
レオンが手元を動かすと、男が悲鳴を上げて「…イテーなあ、お前誰だよ」と今更のように訊くので、
嘆息したレオンは名乗ってポケットから取り出したアシュリーの写真を見せ、
「この子を探しに来た。知らないか?」と言ったがやはり男は答えず、
「あんた何者だ?警官にしちゃドロ臭くないし」更にレオンの身柄を詮索する。
レオンが言葉を濁すと「当ててやろうか…彼女、大統領の娘だろ」男はあっさりと推理を的中させた。
「なぜ知っている?言ってもらおうか」男が敵だとしても、自分と一緒に縛られている以上、
相手も自分もどうしようもない。鼻をならしてレオンが訊くと
「超能力…」男は答えかけたが半眼のレオンに気が付いて笑い声を上げた。
「ウソに決まってるだろ、アミーゴ。本当は奴らが大統領の娘を教会でどうとかって…」
がらがらと何かを引きずる音。
身長をゆうに超えるハルバードを地面に垂らした村人が、
よろよろと二人の監禁された山小屋に向かって歩いてくる。
血にまみれた服と顔。村外れの民家で最初にレオンに襲い掛かってきた、あの初老の村人だった。
「そういうお前は?」「ルイス・セラ。ただのハンサムなプーさ」
レオンの問いに、今度は正直に答えたルイスは、元マドリッドの警官だったという。
なぜ辞めたかとレオンが尋ねると、憎まれ役にはもう飽きた、正義の味方なんて割に合わない仕事だと。
それを聞いたレオンの顔が憂鬱そうな陰に曇った。
「俺も元警察官だ…一日だけな」「オレより根性なしだな」呆れた横顔を向けたルイスだったが
「配属初日からラクーンシティの事件さ」続くレオンの告白に驚いて顔を振り向ける。
「それってアンブレラ事件か?」彼にとっては何がしかの興味を惹かれる話だったらしく、
頷いたレオンを肩越しに確認すると更に体を捻るようにして
「警察のラボでウイルスの―――サンプルってヤツを見…」言いかけたが、その声が不意に途切れた。
重い金属を引きずる音。
「Te voy …a matar…(殺してやる)」呟きながら戸口に現れた村人を見て、虜囚二人の顔が一気に青ざめる。
必死で起き上がろうとするも、縛り付けた鎖が邪魔で上手くいかない。
「なんとかしろ!元警官だろ!」「お前もな」この期に及んで言い争う元警官二人。醜いです。
(ちなみに英語では「何かしろ!警官!」「お先にどうぞ!」つってる?)
ここでボタン押しイベント。失敗すると当然即死。
成功→「今だ!」振り降ろされた槍斧に合わせ、タイミングよく腕を戒める鎖を引っ張った二人。
二人の間で鎖が砕け、地面を転がったレオンを執拗に村人は追い、再び斧を振り上げる。
飛びかかってきた村人にレオンは地面に倒れたまま足を突き出す。
レオンのキックにリフトされた村人はそのまま弧を描いて前方の壁に激突、
首の骨を折って今度こそ絶命した。
ルイスは直後、慌てて山小屋を逃げ出して行き、レオンは一人取り残される。
そこへハニガンから通信が。
レオンはルイスから仕入れた「アシュリーは教会にいる」という情報をハニガンに告げ、
村のどこかにある筈の隠し通路を探して中央広場に戻ることにする。
小屋の外は渓谷になっており、あちこちを村人がうろうろしている。
どうも農場に貼ってあったメモに記されていた、
将来的に例の者…つまりルイスを移送する予定だった警戒が厳重な場所に、
一緒くたにつれてこられたのらしい。接触させちゃマズいんじゃなかったのか?
監禁に際して、ファー付きジャケットは取り上げたのに
装備は一切取り上げてない村人の迂闊っぷりに感謝しつつ、
ここで初めて登場する武器商人からライフル買って、
山小屋外壁の隙間から見張り打ち落とすスナイパープレイするなり
いきなり山小屋から出て正面突破するなりで渓谷を抜け、その奥の廃屋を通り過ぎると、
水晶の仕掛けで封じられた屋敷の裏口に着いた。
仕掛け扉の奥の寝室には村の家に掛けられていた物と同じ、
ローブを着た陰気な男の肖像画が飾られている。
ベッドの上に残されたあの大男の村長のメモにより、レオンが生かされたままルイスと共に
監禁されたのは「サドラー様」とやらの命令によるものだったこと、彼らにも正体を掴めていない
「第三の組織」が暗躍していることがわかる。
サドラー様は万一ルイスがレオンと手を組んだりしたら、その時に生じる隙を
第三の組織が突くであろうことを逆に利用して組織の者を炙り出し、
陰謀を未然に防ぐおつもりに違いない、その為にわざと今、あえて危険を冒しているのやもとか何とか
村長は一人で突っ走った想像をしている。
更に家捜しを続け引き出しの中から「紋章のカギ」を発見、寝室を出る。
階下から漏れる話し声に意識を集中させていたレオンは、背後に迫っていた気配に気づかなかった。
ハッとして振り返ったときにはもう遅く、
身を転じきるより早く村長の大きな手がレオンの喉元を一掴みにして、
必死で足をばたつかせるのをものともせずにじりじりと吊り上げていく。
気道を締め付けられ、まともに声を上げる事さえかなわないレオンを
「ふん…」村長は赤と青、色が違う左右の目の片方を歪めて観察する。
もがくレオンの苦しげに瞬く瞳。
その色が彼本来の物とは違う、明らかに異様な真紅に染まりつつあった。
レオンの瞳に起こった異変を確認するや否や、村長は彼の体を、子供が飽きた玩具にするように
無造作に放り投げた。
床に落ちたレオンは尻餅をついたまま、それでもなお懸命に踵で村長から遠ざかろうとする。
「同じ血が混じったようだ」
即席の絞首台から開放され、新鮮な空気を求めて必死で喘ぐレオンに村長は指先を突きつけた。
「だがおまえは所詮よそ者。覚えておけ。目障りになるような事があれば、容赦はしない…」
遠ざかる足音を聞きながら、レオンはふらつきながら立ちあがり、
「同じ血?」擦れた声で霞む脳裏に村長の奇妙な言葉を反芻した。
ハニガンからの通信。
この事件の裏には、この地方に昔からあるロス・イルミナドス(光明与えられしもの)という宗教団体が
一枚噛んでいるらしい。
「ロス・イルミナドス?噛みそうな名前だな」顔をしかめたレオンが村長に遭遇したものの
なぜか村長は自分を殺さずに逃がした事、その際残した彼の謎の言葉を報告すると、
ハニガンは「同じ血が混じった…ちょっと気になるわね」何事か考える風だったが、
レオンに「だが今はそんな事を考えている場合でもないだろう」(自分で振ったくせに…)と先を促されると
教会へ急ぐ事を指示して通信を切った。
ここで隠しイベント。道を後戻って村長が消えてった寝室に入ろうとすると
「邪魔したら即潰す」宣言通り、戸に手掛けた途端に村長に扉ごと銃を吹っ飛ばされて、
倒れた所にあんよプレスを食らい再度大ピンチに陥ります。
するとその時村長の背中にレーザーサイトのポインタが当たり、何者かの銃撃が。
村長が振り向くと割れたガラスの向こうに銃を構える誰かの姿が映ります。
村長はすごい勢いで窓に向かって駆け寄るのですが、
赤いセクシーなドレスを着た誰かさんは、銃をしまうとガンタイプのザイルシューター
(っつーの?何か縄打ち出す装置)の引き金を絞り、素早く屋根の上に逃れます。
村長はそのまま窓ブチ破ってどっか行ってしまい、謎の黒髪美女(推定)も姿を消します。
後に残ったレオン、銃を拾って荒い息をつきながら訝しげに窓の外を見る。
その後窓を調べると「彼女は…まさか…」というメッセージが出ます。
その後村長宅を出た後(何故か村長ん家には普通の食事が用意してある)再度村中央へ。
最初は開かなかった扉を紋章のカギで開くと、墓地へ繋がる地下道に出た。
地下道を抜けると、丘の斜面に立ち並ぶ墓石の向こうに教会が見える。
が、たどり着いてみるとその扉は硬く閉じられていた。
扉の表面に何かをはめ込む為のくぼみを見つけたレオンは、手がかりを求めて道を更に進むことにする。
崖に沿って伸びる山道。途中の小屋で教会の封鎖に関する命令書を発見。
それによるとルイスが何かを彼らの元から持ち出しており、
それは彼らが利用しようとしているアシュリーよりも更に重要な物である事、
でもアシュリーも彼らにとって必要な人物には変わりないので、
彼女を閉じ込めた教会は「丸い紋章」で封鎖してあることが判明する。
鍵である丸い紋章は村長が持っているので、サドラー様の許可を得ないと
教会の封鎖を解く事は出来ず、また紋章のスペアが湖を越えた場所にあるが、
これはサドラー様が「デルラゴ」の封印を解いたのでよそ者には手に入れられないらしい。
親切な命令書サンキュー。でもサドラー様の許可は多分レオンには下りないので、
意地でも湖の向こうまで行かなならんようです。
あと文の最後に「あのエージェントには、すでに我々の血が混じっている。
じきに我々と同じになるはずだ。そうなれば、もうあの娘を助け出そうとする者はいなくなる…」
とか不穏な事が書いてある。ラストの「…」がなんか激しくイヤンな不安をあおります。
更にどんどん進んで不気味な唸り声が響いてくる採石場を今はどうにも出来ないままスルー、
敵がわんさと湧いてくる沼を越え、湖に到着。
湖沿いの道の一方の端に来ると、レオンは双眼鏡を取り出して湖面を見た。
不審な何かを見つけて画面をズーム。
そこにはエンジン付きのボートが浮かんでいて、
その上で何かの荷物のように村人二人に抱え上げられているのは…お久しぶり、警官(メガネ)です。
多分死んでますが。
村人たちはその後警官を何のためらいもなく湖へドボン。
「…Shit!」とか言いつつなおもレオンが見ていると、
村人たちが去った後の湖面が異常に波立ち始める。
見る間に湖底から浮かび上がってきた巨大な何物かが警官の死体をくわえ込み、
血が混じった水飛沫が高々と上がった。
慄然として双眼鏡から顔を上げたレオンの前で、
湖の主「デルラゴ」はサンショウウオに似た巨体を躍らせ、水中に消えた。
湖沿いの道を通ってもう一方の道の行き止まりに来るとボートが停泊している桟橋に出る。
ここでまた隠しイベント。
桟橋の上で湖に向かって水平射撃で何発か打ち込むと、
デルラゴが出てきて問答無用で桟橋ごとバックンチョされます。専用デモ有。
桟橋からボートに乗り込み、しばらく走行すると船体の下に迫る黒い影が。
次いでデルラゴが雄たけびを上げながら船の前に急浮上してくる。
辛うじて転覆は免れたものの、衝撃で放り出された錨が水中のデルラゴの体に引っかかり、
ジェットスキー状態で曳航されながらデルラゴと戦う事に。
ていうか俺はデルラゴが怖いから、ちゃんと水深が浅いであろう端っこの方を通っていたのに
何故このボートはムービーが始まるなり湖のど真ん中を元気に走っていますか?
貴様はちゃんとさっきのデモを見ていましたか?
とかお約束に突っ込んでいても仕方がないので、ここは素直に
なんぼでも船の中から湧いてくる魔法のモリを使って、歯の生えた両生類と戦うことにします。
苦労の末見事デルラゴに勝利。
湖の主は、無数のモリを体中に突きたてたまま湖底に沈んでいく。
が、ホッとする間もなくデルラゴの体に巻きついた船内のロープの端が、
生き物のようにレオンの足に絡みつく。
船底に引き倒されながらもナイフを取り出し、必死でロープを切ろうと試みるレオン(A連打)。
ギリギリの所で何とかロープ切断に成功、デルラゴとの心中から免れた。
先刻までの激しい戦いが嘘のように静まり返った湖面に、エンジンをスタートさせる音が響く。
ボートを再始動させたレオンは対岸に向けて進路を取った。
対岸の船着場をレオンは覚束ない足取りでよろめきながら歩いていく。
激しく咳き込んで口元を押さえた手を見ると、そこには明らかな吐血の跡が。
視界は歪み、歩く事さえ困難になったレオンは湖畔の番小屋の中にまろび入るなり
そのまま気を失ってしまうのだった。
続きます。
長ぇ……
278 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/14 07:24:20 ID:197HNQts
最近は凝った人が多くて長文化が進んでいる。その中でもMGSの人は一レスで纏めた文も載せた点で秀逸だった
長くても読むのは方は楽だろ
自分に合わないからと言って文句言うなよ
>>277は未解決ゲームを短く纏めて見ろ
細かい台詞と一言感想まで入ってるから長く感じると思う
アフォは放っておけばイイ
>278
いや、バイオの人はとりわけ長文に凝ってないだろ。
書いてもらえるだけありがたいという謙虚な精神が最近のスレ住人に欠けている。
>>282 まったく同意
ゲームやるのメンドウでこのスレにいるのに長文読むのもメンドウなのか
筋が通っているじゃないか。
書いてくれる人に感謝すべきってのは確かだが、だから文句は言うなってのもちょっとな。
バイオのはなかなか面白く読めるが、台詞についてはゲームの中でも特に記憶に残った名台詞とか
無いとストーリーの説明に支障が出るようなものを除いては載せるべきでないのでは。
もともと興味ないゲームのストーリーが書いてあると、
ついでに読んでみるかと思うがやっぱり興味なくて
長いと感じるだけじゃないのか?
興味あるゲームの話なら長くてもふつうに読める。
長い、と思ったら読むの止めればいいんだよ。
多分そのゲームに興味が無いってことだから。
俺が悪かった
まースクロールすりゃそれこそ二秒もかからんし。長けりゃスルーでよかろ。
いや、最後に短くまとめるて書いてあんじゃん。
それ待てばいいだけなのでは長いのヤな人は
バイオの人は長いけど読みやすいし、
隠しイベなんかもちゃんとフォローしてくれてるところとか、
個人的にはすごく歓迎だけどな。
書いた人がゲームを楽しんだことがよくわかるから好きだよ。
続き楽しみにしてます。>バイオ4の人
・封印の盾を完成させた場合
玉座でガーネフとの戦い。
ガーネフを倒すと、玉座の上に階段が。暗黒竜メディウスとの最後の戦い。
暗黒竜復活の祈りを捧げる四人のシスターは、肉親と恋人が話しかければ正気を取り戻す。
エリスはマリク。マリアはミネルバ。レナはジュリアン。ニーナはシリウス。
地竜は封印の盾で対処する。後は、ファルシオンでメディウスを倒せば終わり。
大団円。
・印象的なキャラのその後
何故かアベルに別れを告げて失踪するエスト。アベルはエストの行方を探しに旅に出る。その後は不明。
>290
その書き方だと「玉座」がどこの玉座か、勘違いしそうだぞ。
あと、ガーネフは倒さなくてもクリア可能だった気がする。
さらに言えば個人的に一番印象的だったのはカシムのエピローグ。
どなたかアーマードコアネクサスのストーリー知りませんか?
レイヤードと呼ばれる地下都市より人類が地上に出て、すでに幾つかの年月が過ぎ
サイレントラインを超えた人類はさらにその勢力圏を延ばす。
地上未開拓地の砂漠一帯、そこは環境整備企業ナービスの手により緑に変えられるはずであった
そして、ナービスの行いは自らをも潤す。
しかし、地上の覇権をを手にしたミラージュ、それを追うクレストがこの砂漠一帯に進出する
そして、独自の道を突き進むキサラギも旧文明の遺産が眠るとされる砂漠へと進出する
砂漠での企業間紛争はレイヴンズアークによって統制され、勢力上の均衡が保たれていたかに見えた
しかし、ナービスの急成長をよく思わないミラージュがナービスに対しての攻撃を開始する
これに対してナービス、OAE(企業連合)はレイヴンを投入しミラージュを止めようとする。
しかし、その甲斐むなしく砂漠一帯はミラージュがナービスに攻撃をする形で、企業の戦争の場と発展する
ミラージュがナービスを攻撃する最中、クレストも地上勢力を広げるために砂漠への介入を行う
レイヤードの覇者クレスト、地上の覇者ミラージュの戦いはミラージュ優勢のまま進められる
あるとき「あなた」はミラージュ基地防衛線にてクレスト専属のレイヴンと対峙する
レイヴンズアークの頂点に座るレイヴン「ジノーヴィー」と似た姿をした彼女は「アグラーヤ」といった
彼女はクレストの部隊を率いて砂漠での勢力を広げてゆく。
このクレストとミラージュの戦いの最中、ナービスはミラージュからの攻撃により
確実にその勢力を弱めてゆく、そしてキサラギは生体兵器の開発、そして旧世代の遺跡発掘を
ただひたすらに推し進めていた…
時勢が傾き、ナービスはその勢力を完全にミラージュによって失うこととなる
採掘場に立てこもった防衛部隊は「あなた」によって排除され、そのとき倒したレイヴン「バレットライフ」の息子は
「あなた」への復讐心を募らせる
そして数ヶ月、ミラージュ・クレストの膠着状態の中、「あなた」は「バレットライフ」と
再び合間見えることとなる、父と同じ機体でアリーナに立った彼は「あなた」と戦い
その力の前に屈することとなる、彼は負ける寸前「父さん…」とつぶやき自らの無力に打ちひしがれた
それと時同じくして、「あなた」と同時にデビューしたレイヴン「オラクル」がアークから追放される
その後、すぐさま状態は一変する
膠着状態の戦場で、クレスト本社はこの砂漠地帯の利権を手に入れても、ナービス亡き今
砂漠は変えることは出来ず、利益は少ないとし部隊を撤収させる決断を下す
これに対し砂漠のクレスト支社は猛反発し、武力で本社に抵抗しようとする
ミラージュの依頼によりクレスト本社からの増援レイヴンを始末した「あなた」にミラージュから次の
以来が下る
その依頼の内容は
クレスト専属のAC「アグラーヤ」の破壊である、以来を受け彼女と対峙した「あなた」は彼女に打ち勝ち
彼女の機体を「破壊」する彼女は最後に「すまない…ジノーヴィー…」といい、倒れて行った
次なる依頼にてミラージュに従い任務をこなす「あなた」、しかしミラージュは「あなた」に対して
ミサイルによる攻撃を行う、知りすぎたものは始末する
これを明らかな規約違反とみなしたレイヴンズアークはミラージュに対する粛正を決行
これによりミラージュは砂漠の重要な拠点であるミサイル基地を完全に破壊されることとなった
アグラーヤを失ったクレスト支社部隊は、その力を失う
そしてミラージュも一時的にその力を殺がれることとなった
その少し後、キサラギが砂漠の北で異常な放電現象を探知、「あなた」は放電現象調査後
キサラギの依頼により、ナービス採掘場で消息を絶った旧文明の遺跡調査隊を探す依頼を受ける
英雄伝説6空の軌跡のストーリーお願いします
最後らへんのチーム分けするところでHDぶっ飛んだorz
ナービスの真の目的は砂漠の緑化による利益ではなく、砂漠化の原因となった
旧文明の兵器発掘にあった、ナービスが崩壊したところをキサラギが掠め取っていたのだ
ミラージュ、クレストもそんなこととは知らず、行動を続けていた。
ただ一人、クレスト支社部隊を率いていた「ジノーヴィー」をのぞいて…
彼は旧世代兵器の危険性を知り、砂漠に残り続けていた
調査部隊の行方を捜す「あなた」は地下に到達したとき、おぞましい数の高速飛行型小型突撃爆弾
の攻撃にさらされる、それは今まで見たこともないような形をした兵器であり、尋常ではない数
が地下から飛び出してきていた。
命からがら地上へと帰った「あなた」はいまだ抵抗を続ける「ジノーヴィー」の始末を依頼される
ナービスの朽ち果てた旧管理都市で「あなた」とジノーヴィーは一対一で闘う
過去に調整中の機体で「あなた」と闘った彼は「あなた」を「自分に似ている」と言った
そして、ジノーヴィーはナービスの旧管理都市「ベイロードシティ」で「あなた」と対峙した際
「裏切られるなど…傭兵の常とはいえ…」クレストに裏切られることとなった自分の身分を笑い
旧世代の遺産が人類にもたらすものは繁栄ではなく「破滅」であると言った
思い上がった人類が力を手にしても、依然と同じ過ちを繰り返すと…
彼は勢力を伸ばし続け、独走態勢に移ろうとしたミラージュに危機感を覚え、クレストにアグラーヤと共に身を投じた
戦いの最中、彼は「あなた」にこう告げた
「小さな存在だな…君も…私も…」レイヴンとはいえ、結局はただ一人の人間に過ぎなかったと…
そして彼は自分を越えて行けと「あなた」に言い、「あなた」は死闘の末彼に打ち勝つことに成功する
小さい力ながら、大きな勢力に影響を与え続けた「あなた」にジノーヴィーは自分を投影しつつ
アグラーヤの元へと行った
ジノーヴィーがいなくなり、クレストは砂漠から完全撤退し
ミラージュはキサラギ・クレスト残党を排除するための部隊を整えていた
先の一連の戦いによりクレスト所属レイヴンに痛めつけられていたにもかかわらず
彼らの妄執は砂漠を飲み込もうとする。
そんなとき「あなた」に「ナービス」から依頼が舞い降りる
ナービスの研究部の人間は、遺跡から持ち出した旧世代の大型機動兵器を起動させ
ミラージュに一太刀浴びせるつもりだった…、しかし、キサラギほど旧世代の文明に精通してない
彼らに、旧世代の兵器を使いこなせるはずもなく、それは暴走を始めていた。
「あなた」は巨大機動兵器を破壊するために、ナービスのプラントへと向かい
この旧世代兵器を破壊することに成功する…
そして、体制を整えたミラージュがキサラギに侵攻する直前だった…
キサラギ研究部の暴走が露呈されたのは…
キサラギ上層部は旧世代文明の危険性を危惧していた、かつてレイヤードから進出する際
そして、サイレントラインで人類を恐怖に陥れた旧世代文明、キサラギはミラージュ・クレスト
よりも危機を感じつつも、研究部の暴走を止められなかった。
研究部隊は砂漠西側でミラージュとクレストが闘っている最中ずっと発掘をしており
そしてついに地下に埋まった旧文明の施設を発見したのだった。
研究部隊はすでに遺跡を起動させていた…、「あなた」はすぐさま遺跡へと送られ
兵器の起動を阻止することとなった…、地下の遺跡は現在の技術のさらに上を行くもので
人々が数世紀以上昔に失い、レイヤード文明により「忘れ」させられたものだった…
奥に進みジェネレーターを破壊したとき…、「あなた」の前にACと同クラスの機体が現れる
AI自律制御によって動くそれとの戦いはジノーヴィーとの戦いをはるかにしのぐものだった
何とかその正体不明の機動兵器を破壊したあなたは、遺跡の奥から現れる
先の調査隊捜索時に遭遇した高速飛行型小型突撃爆弾が地上に向かって数千と出てゆく姿を見る
遺跡はすでに起動していたのだった…
雨が降りしきるベイロードシティの上に「あなた」は立っていた
オペレーターはあなたにこういった
「もう手遅れなのかもしれません…」
「ですが、最後まで闘い続けること、それだけが…」
言いかけたそのとき
「来ます!!」
上空から飛来するおびただしい数の旧世代兵器…
「あなた」はただひたすら空に向け引き金を引き続けた…
機体にぶつかるそれを尻目に、ただひたすらに、撃ち続けた…
以上が、ネ糞です
エンディングはないです
ストーリーはひたすらジノーヴィーが渋いこととアモー最強なだけです
サイレントラインの謎解きみたいなものはありません
ちなみに舞台となった砂漠はスレの考察ではアフリカ北部あたりです
3のレイヤードがあったのが地中海付近ということらしいです
乙です
英雄伝説6空の軌跡を予約しまっす
ちなみに初代アーマードコアシリーズとアーマードコア3は完全に別世界です
3が初代を再構築した世界のようなものです
よって旧世代文明の兵器は初代では「大崩壊以前の技術」として遠くない過去人類が持っていた技術
として扱われていますが、3の世界では人類がレイヤードにもぐる以前の技術として
完全に人類の技術から抹消されたものとなってます、レイヤードに入れられた時点で
文明のレベルがかなり戻され、そのまま数世紀が経過して人類がレイヤードから脱出した
あとも、全く未知の文明として扱われています
ちなみに旧世代文明に精通していたのはキサラギと呼ばれる世界で3番目の企業です
希望した者ではないが、ネクサス乙!
なるほど、プレイしてみても意味不明なことばかりで不完全燃焼この上ない展開だったけど、
こうして見ると一応それなりの筋はあるんだな。一応補足しておくと・・・
・発売前はマルチエンディングっぽく宣伝されていた(ある意味で詐欺)
・一騒動あって開発中にプロデューサーが交代した
・おまけに発売日が前倒しになった
という背景があるので色々とグダグダになってるらしい。
ひょっとしたら製品版は開発中のバッドエンディングなのかも・・・?
307 :
292:05/02/14 22:52:06 ID:EZIU/SyE
>293
乙でした。
ACはサイレントラインまでクリアしたのでNX買うか迷ってたんです。
決心がつきました、明日買ってきます。
>>306 佃Pの構想だと、マルチEDだったんじゃないか?
鍋Pになって、急に再構築したもんだから、グダグダに…
サガフロンティア1の7人の主人公のそれぞれのストーリーをお願いします。
あれ、サガフロ1って誰か書いてなかった?
311 :
309:05/02/15 01:11:38 ID:tP+9y1JS
まとめサイトに載ってなかったから依頼したんですが、どうなんでしょうか?
ログ見てみたけどまだ出てないっぽい。
サガフロ1、予約させてもらいます。
313 :
309:05/02/15 02:52:53 ID:tP+9y1JS
↑ありがとうございます。楽しみにしております。
バイオ4の人
細かい描写は乙なんだが、感想もうちょい減らして頼めないか?
まあ、俺はもうクリアしてるからみなくてもいいけど
バイオの人はこのツッコミ入りの文章がいいと思うけどな。
楽しんでるなって伝わってくるし。
316 :
サガフロ1:05/02/15 21:33:39 ID:ggBAtbJx
サガフロンティア1 レッド編とブルー編投下します。
※はじめに
このゲームの世界観は、「リージョン」という独特の小世界がいくつも存在し、
その周りを混沌が取り巻く、という感じです。リージョン間の移動はシップという乗物で行います。
リージョン=星 混沌=宇宙 シップ=宇宙船 みたいなものだと思っていただければ良いかと。
あとこの世界には超古代文明がかつて存在していたという設定があり、いくつかのストーリーに関わってきます。
【レッド編】
レッドこと小此木烈人(おこのぎ・れつと)の父、小此木博士は、同僚のDr.クラインが
悪の組織ブラッククロスと結託している証拠を掴んだため抹殺されてしまう。
ブラッククロスの魔の手はレッドの母、妹にも及び、レッド自身も刺客と戦うが返り討ちにされる。
そのピンチを助けたのがサントアリオからやってきたヒーロー「アルカール」。
アルカールは瀕死のレッドを救うため、レッドにヒーローの力を与える。
こうしてレッドはヒーロー「アルカイザー」として蘇り、ブラッククロスに復讐するべく立ち上がった。
家族を失ったレッドは、父の友人・ホークの世話になり、シップ「キグナス」で働くことになる。
そしてその裏ではアルカイザーとしてブラッククロスのザコ戦闘員と戦う日々を過ごしていた。
勿論レッドがアルカイザーだということは秘密。正体を知られたらヒーローの資格は剥奪されてしまう。
その内に悪の組織のお約束でブラッククロスには「四天王」と呼ばれる幹部がいることが分かる。
ブラッククロスを追うため、レッドはキグナスを降りる。
以後各地を回って四天王を倒していくことになる。
ベルヴァ:改造モンスター。戦闘員改造担当。筋肉脳タイプっぽい。
アラクーネ:巨大蜘蛛の妖魔。武器密輸担当。仮の姿はセクシーな貿易会社の女社長。
シュウザー:サイボーグ。テロ担当。残忍な性格。レッドにとっては家族の敵。
メタルブラック:メカ。麻薬製造担当。武士魂のある結構いい人。レッドに四天王の情報をくれる。
四天王を全部倒すとキグナスから通信が入り、ホークがどこかで手に入れた戦闘員の服をくれる。
これを使い、秘密基地ブラックレイに侵入するレッド。途中で仲間の目をごまかしこっそりアルカイザーに変身。
ここで実はレッドの母と妹は生きていて、ブラックレイの中に幽閉されていることも分かる。
基地の奥まで侵入すると、ブラッククロスの首領が待ち受けている。しかしどうも様子がおかしい。
首領を倒すとDr.クラインが現れる。クラインはブラッククロスを牛耳り、首領まで改造してしまったのだ。
改造された四天王と再びバトルした後、アルカイザーのデータを取り入れて
メタルブラックを改造したメタルアルカイザーと直接対決。しかし勝ったのはオリジナルのアルカイザー。
「…メタルアルカイザー、お前は強かったよ。しかし間違った強さだった」
このときメタルアルカイザーは戦う前と後にそれぞれアルカイザー達を回復させてくれる。やっぱいい人。
崩れ落ちる基地の中、真の首領として立ちふさがるクラインをアルカイザー達はついに打ち倒した。
エンディング。父親の墓参りをするレッドと母、妹。そこへホークがやってくる。
母と妹がその場を離れるとホークはアルカールの正体を現し、ヒーローの力をレッドから剥奪すると宣言。
こうしてレッドはいままで通りの生活に戻るのであった…。
この後特撮ヒーローものっぽく、来週から新番組が始まります!みたいなアオリで終わり。
【ブルー編】
魔術の総本山であるリージョン「マジックキングダム」で生まれ育った天才術士ブルー。
この地には「双子で誕生した場合、もう一方を自らの手で倒さないと完全な術士になれない」という掟がある。
そしてブルーには、ルージュという名の双子の兄弟がいた。
「ルージュを殺せ!」
指令に従ってブルーはリージョンを回り、術の資質を回収する。
全ての術を回収した後、ルージュと対決するブルー。勝った方が負けた方を吸収し、一つになる。
(ここでブルーが負けた場合、以降主人公はルージュになる。展開には変化なし)
戦いの後、ブルーは自分たちは元々一人であったことを思い出す。
真実を確かめるべくマジックキングダムに帰還すると、そこには魔物が溢れている。
生き残りを捜して奥へ進むと、たくさんの双子の新生児がいる施設に出る。
そこでブルーは驚くべき真実を知った。
マジックキングダムの地下には代々秘密裏に封印されてきた「地獄」と呼ばれる空間があった。
今回の騒動はその地獄の封印が緩み、魔物がキングダム側にあふれ出たために起こったのである。
地獄の封印には強力な術士が必要で、この施設もそのためのもの。
通常、人は相反する属性の資質は一つしか持てない。しかし一旦心を二つに分け、
別々に違う資質を持たせた後再び一つにすれば、相反する術を同時に持つことが出来る。
そのためにマジックキングダムは人工的に双子を作り、殺し合いをさせてきたのだ。
非道なやり方に怒りを覚えるブルー。しかし地獄を再封印できるのはもはやブルーだけ。
ブルーは子供達の未来のために、地獄へ赴くことを決意する。
ラスボスは地獄の君主。一定のダメージを与えると、画面がセピア色になりフリーズ→スタッフロールで終わり。
結局その後どうなったかは一切不明。有名なセピア色エンドですな('A`)
>>319 スタッフロールってルージュ戦後じゃなかったっけ?
スタッフロールはルージュ戦後
一般的ないわれかただとルージュ戦後の話がが壮大なエンディングってことだな
322 :
319:05/02/15 22:18:56 ID:ggBAtbJx
>>320 指摘サンキュ、そういや確かにルージュ戦後でした。うろ覚えで書いちゃいかんね;
ラスボス戦後はTHE ENDって出るだけだったかな。
どっちにしろ消化不良なEDだけど…。
サガフロの人と指摘の人乙。
細かい所ほとんど忘れてたのでまたサガフロやろうかと思ってたけど
文章読んだだけで楽しめた。読みやすかったです。
サガフロ乙です。
読みやすく面白いです。
続きがんばってください。
>>314 プレイした人には丁寧なストーリー説明なんていらないかもしれないけど、
そもそもこのスレでストーリーを教えてもらおうって人は
プレイしていないことが前提。
だからむしろ、バイオ4の人みたいな雰囲気が伝わってくる突っ込みは歓迎したいな。
ただ単に長ったらしいだけなら辟易するが。
ブルー編についてですが解体新書にて
ゲーム中で地獄に突入する寸前にその場に倒れている術士の台詞から
ブルーとルージュが本当の双子であることを示す台詞があります
そして解体新書(裏の方かも)にてスタッフの発言により
本当の双子であることが確定しました
つか自分でやったやつは読まなくていいんだからスルーしろっての
328 :
323:05/02/16 00:04:38 ID:0+YeLx/T
マジでごめんなさい。もう口挟むの止めますわ。
>328
いや、あんたじゃないだろ
>>327 そういうもんでもないだろ
プレイしたことない奴しか読まなかったら、上のサガフロみたいに訂正したり補足したりは出来ないぞ
俺はバイオ4についてはプレイしたこともないし興味なくて読んでないからなんとも言えんけど
ちなみにネクサスは結構ストーリーの時勢が間違ってたりするしな
OAEは途中からナービスと敵対するはずだし
クレスト分裂後とナービス崩壊の部分の時間がちとごっちゃになってる
どちらにしろ結末はかわらないけど
>>330 結局の所、どこのスレでも同じですね。
書き手の皆さんが、ヤジに耐えられる精神を身につけるしかないわけです。
でも、実際の所、このスレの位置付けってよくわからん。
詳細なストーリーを書いて欲しいのか、欲しくないのか。
バイオ4は読んでで買いたくなった内容だーヨ 個人的にね
バイオ4の続き、早急にキボンヌ
同じくキボン
まとめサイトを見ていて思った
2ndとtillはあるのに1作目が無いじゃないか
ってわけでスターオーシャン第1作、要望は無いけど書いてよろしいか?
書くなら、詳しくいくか大雑把にいくか、どっちがいい?
>>332 俺もそれはある程度はっきりさせたほうがいいと思う
例えばリクする人が長いor短いキボン、とかさ
書いた後からだと荒れる元になるし
姉妹(?)スレではこんな職人の叫びも
37 :名無しさん@初回限定 :05/02/13 13:55:55 ID:HMWC+upw
元のスレで書いたことがあるけど、短く書いても、元のゲームが無駄に長いと、
攻略チャートの丸写しか?とか言われるんだよな。じゃあ、どうしろって言うんだよ!
ストーリーの長さ問題は……どうなんでしょうねぇ。
まぁリクした方に教えるのでリクした方に準拠でいいのではないでしょうか?
各自投下の場合は書く人に準拠で。
もしくは要約スレのほうに行けば1レスになるとは思いますが。
ttp://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1082540928/ そこらへんはこのスレかまとめの掲示板で議論しながら決めていってください。
スレは立てておきますので。
あと、MGSシリーズの方などは長いのと短いのを分けて書いてらっしゃいますが、
そこら辺はタイトル別のところに分けて載せておいた方がいいでしょうか?
>>336 あ、SO1知りたいと思っていたのでお願いします。
大雑把でお願いしますが、もしSO2への伏線とかあったらそこの解説もお願いします。
>>338 MGS書いたものですが
おまかせします。
でもMGS1だけは短い方書いてないんだよなあ。
簡単に書きましょうか?そうすれば1、2、3と短い物だけでまとめられるし。
>>339 どちらでも構いませんよ。
1のストーリーが書いてなく、繋がってない場合はそれぞれタイトルで分けますが、
1.2.3…とシリーズが初めからきちんと繋がっていたら繋がっている部分までを
シリーズとしてまとめようという方向ではいます。
んじゃ大雑把にいきます
ラティクス=ファーレンス(通称ラティ)は親友のドーンやミリーとともに
クラトスの町の自警団に所属していた。
ある日、隣町で、人が石になるという奇病が発生。
ミリーの父親もその調査に向かい、その病気にかかってしまう。
3人が薬草を取りに山へ向かったとき、
地球からやってきたという2人組「ロニキス=J=ケニー」と「イリア=シルベストリ」に出会う。
イリア曰く、「この奇病の原因は、地球と敵対する『レゾニア』という勢力が
この星に打ち込んだウィルスだ」と。
ドーンもすでにそのウィルスに冒されていることが判明し、
ドーンを家に帰してラティとミリーは2人についていくことにする。
この病気を治療するには、最初にウィルスを持っていた生物(保菌者、ホスト)を見つけ出し、
その体液からワクチンを作る以外に方法は無い。
その時、レゾニアからの使節が現れる。
レゾニアの裏に第3の勢力がいる事、
このウィルスは300年前に惑星ロークで入手し、保存されていたものであり
今となってはワクチン入手の手段は無いことを知った一行。
(惑星ロークはラティたちが住んでいた星のこと)
ロニキスは、軍法会議にかけられることを覚悟の上で
立ち入り禁止になっていた惑星ストリームのタイムゲートを使うことを独断で決めた。
タイムゲートに飛び込むタイミングが微妙にずれたせいで
一度は離れ離れになったものの、何とか合流した4人は
続いて本来の目的であるウィルスのホストを求め300年前の惑星ロークを旅する。
この時代に幅を利かせていた魔王アスモデウスこそがウィルスのホストであった。
さまざまな仲間たちと出会い、この世界の王国の協力を得て、
魔王を倒してワクチンを入手した4人は元の時代へと帰った。
ワクチンの効力によって、石化した人々は元の姿に戻った。
その頃、第3勢力・惑星ファーゲットが不穏な動きをしていることを察知した地球連邦提督は
ロニキスにタイムゲート使用の許可を出す。
300年前の世界で知り合い、ともに旅をした仲間たちを呼び寄せ、
惑星ファーゲットの「ジエ・リヴォース」を打ち倒した。
後にロニキスはその功績を称えられ提督となり、
イリアとの間に息子「クロード=C=ケニー」をもうけることになる。
クロードの活躍についてはSecond storyを参照
ちなみにクロードの愛犬の名は「ラティ」。その名付け親はロニキス
また、惑星ストリームにあるタイムゲートの本来の使用目的は時間を越えることではなく…
その辺についてはtill the end of time参照
本当に大雑把。惑星ロークとファーゲットの人間はその起源が
地球の「ムー大陸」にあるとかいろいろあるけど省略
スターオーシャン2、3はやったんだが1はできそうもないもないので
できれば詳しくバージョンも書いてほしい!
ダイジェストバージョンでは物足りないんだ
344 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/16 16:27:40 ID:SdGlXeAy
パクリとは言わないが
固有名詞はおろか、ストーリーまで
どことなくテイルズオブファンタジアに似てるんだな
スターオーシャンを開発したトライエースは、
元テイルズ開発スタッフが設立した会社らしいよ。
346 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/16 16:45:24 ID:rN1ddEBk
トライエースもテイルズのスタッフも元々は俺が好きだったウルフチームの人達が
喧嘩別れして分散してしまった姿なのです。
もうアークスのリメイクも出ないのかと悲しい限り。
要するにSOは初代からSFの皮かぶったファンタジーもどきだったわけだな。
スペオペ的なものを期待してSO2や3買ってバカ見たあの日の俺に
このあらすじ読ませてやりたい。まとめ乙。
よくまとめてくれた SO乙
サガフロの人も乙 良かった
スターオーシャン乙です。
でもなんかすごく無理のあるストーリーなんですね…。
つーか宇宙船とか普通にあるSF世界に魔王ってw。
特に語り草になっているのはストーリーではなくて
ラスボスの弱さなんですけどね
通常のプレイで到達するレベルなら
戦闘開始から倒すまでに1分かかりませんから!ジエ弱すぎww
しかも紋章の力で宇宙を滅ぼせるってところで思いっきり大笑いしちゃったよ
まあ世界自体がゲームの中の話って落ちがさらに面白可笑しいけどね。
友達の言ってたことなんだけど
SOの設定がSFファンの人たちに喧嘩売ってるのかと思ってた人もかなりいたらしいね。
SO1は過去編が殆どで、現代戻ってからは取って付けた印象しかなかったな。
>>341-342乙
300年前の仲間を現代に召喚って、艦隊の規約とかに引っ掛からないのか? と思った。
関係ないが転生学園は
まとめサイトのプレイ日記が神がかってる。
オススメ。
355 :
354:05/02/16 19:16:58 ID:dzNKSIpj
↑スマン、転生スレのまとめサイトのことです
>314
セリフベタ貼りで無駄に長いだけのと比べると、バイオは読む楽しさが感じられていいと思った。
オイラはこの調子で読みたいので、すまないがスルーしてくれないだろうか。
>332
贅沢な話だけど本音を言うと
「冗長にならん程度におもしろく読めるように書いて欲しい」
セリフとかは有名なもの、印象深いものだけでいいが
「悪い奴がいました。主人公が倒しました。終わり」では悲しい。
でも万人受けする書き方なんてないよね。
自分はあらすじ程度でいいと思うけどな。
簡単なストーリー展開見てやってみようと思ったりするし。
結論:特にリク主から要望がない場合、書いてくれる人によって好きにしてくれて結構。
これ以上の議論はスレの無駄遣い。
それにわざわざ、まとめ管理人さんが議論の場を作ってくれたんだからまだ議論やりたいのならそこでやれ。
そういう押し付けがましい原因が火種になっているんだろうに。
長短については書く人の自由だが、それに対して感想を述べるのも自由だ。
毎回毎回「せっかく書いてくれてるのにゴチャゴチャ言うな」などと言うものだから角が立つんだよ。
書く人の自由と、感想をいう人の自由が
同じ価値だと思えんけど。
リクに答えて投下した結果、個人の文体の好みで
ボロクソ言われたんじゃな。
だいたい金払ってるわけでも、読めと強制されてるわけでもなし、
むしろ書いてくれてる人が無償で時間を割いてまで好意で書いてくれてるのに、
文句言うのだけは一人前ってのもなあ。
もうこのへんでやめろ。くだらない自治のせいで良スレが潰れるのはもう勘弁。
>>363 リク&ストーリー投下を邪魔しなけりゃ議論はいいんでない?
でないとこの後も同じことの繰り返しになるかもしれんし
気持ちは分かるけど、煽るようなカキコは逆効果だとおもう
シュライクに住んでいた少女。ある日ファシナトゥールの支配者である妖魔の君"オルロワージュ"の乗る
馬車にひかれ絶命するが、偶然にも彼の血を浴びて生き返る。しかし妖魔の血は青であったため、
人としての赤い血と混じり紫の血を持つ半人半妖の存在となってしまう。
物語は彼女が長い眠りから目をさますところから始まる。
>>364 なんの為にまとめサイトの管理人さんが議論する場所まで作ってくれたと思ってんだよ。
頼むからこれ以上議論がしたいならそっちの方でやってくれ。この書き込みへのレスもいらない。
以降何事もなくお願いします。執筆人樣方
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
367 :
サガフロ1:05/02/16 23:12:44 ID:TErebGbi
んーと、大丈夫かな?エミリア編投下します。
その前に超簡単な用語解説。
トリニティ:リージョン界の統治組織
IRPO:リージョン界の警察
【エミリア編】
元トップモデルのエミリア。ある日婚約者でIRPO隊員のレンが殺されてしまう。
ところがIRPOはレンとケンカ中だったという理由で最初からエミリアを犯人扱い。
エミリアは監獄のリージョン「ディスペア」へ放り込まれてしまうが、
アニー、ライザという二人の女性と一緒に脱走に成功する。
脱走したエミリアの元に、レンを殺した仮面の男・ジョーカーが現れる。
ジョーカーに誘拐されかけたエミリアを助けたのが、長髪のグラサン男ルーファス。
ルーファスは非合法組織「グラディウス」のアジトへエミリアを連れて行く。
実はアニーとライザもグラディウスの一員で、エミリアを助けるためディスペアへ侵入したのだ。
ルーファスはジョーカーの狙いが「キューブ」と呼ばれる超古代文明の遺産であると語る。
キューブの詳しい正体は不明だが、膨大なエネルギーを発する物らしく、トリニティはそれを利用しているのだ。
エミリアはレンの復讐のためにグラディウスに加わり、ジョーカーを追うことにする。
エスニックなリージョン「シンロウ」で開催される仮面舞踏会にジョーカーが現れるという。
意気込んで志願するエミリアだが、何故か渡された衣装は覆面プロレスラー。
舞踏会じゃなくて武闘会というオチでトホホなエミリア。しかも現れたジョーカーは取り逃がす。
次はカジノにジョーカーが現れるという情報が入る。エミリアはバニーガール姿でカジノに潜入。
現れたジョーカーを追い、カジノの地下へ。一度は追いつめたものの、隙をつきジョーカーは逃げ出す。
(→ここでジョーカーを追いかけるかどうかでED分岐。追いかけるとBAD、そのまま戻るとHAPPY)
ジョーカーを追うエミリア。しかしそれは罠で、巨獣がエミリアに襲いかかる。
巨獣を倒すと、エミリアが昔レンに贈ったアクセサリが落ちている。ジョーカーとは一体…?
ジョーカーがトリニティの基地の司令・ヤルートに接触し、キューブの情報を得ようとしているらしい。
ヤルートはハーレムを作るほどの無類の女好き。美人のエミリアは適任、と基地への潜入命令が下る。
当然嫌がるエミリアだが、知らない内に睡眠薬を飲まされて勝手に送り込まれてしまう。
途中で正体がバレそうになるが、基地で非常事態が発生し、結局ジョーカーはまた逃げてしまった。
前回の一件でヤルートは解任され、新しく切れ者のモンドという執政官が司令になったらしい。
ジョーカーが再びこの新司令に接触しているとのことで、エミリアは今度は納得の上で基地に潜入する。
ところがモンドはジョーカーに偽の情報を流したといい、親切にもジョーカーが次に向かう場所を教えてくれる。
「キューブ」に近づきすぎたジョーカーはトリニティにも邪魔な存在。
グラディウスが始末してくれるなら好都合というわけだ。
信用できないエミリアはモンドを問いつめる。キューブとは何か?ジョーカーは何者か?
しかしモンドは答えをはぐらかす。やがてルーファス達が援護に入り、基地は爆発してしまう。
エミリア一行はモンドの情報を元に、とある場所の礼拝堂へ向かう。
結婚式は小さな礼拝堂で挙げようという約束だった。エミリアはレンのことを思い出す。
アニー達に勧められ、ウェディングドレスを着てみることに。そこに突然謎の仏像もどきが襲ってくる。
仏像もどきを倒すとジョーカーが現れる。エミリアはジョーカーに銃を向ける…
→BAD END(ジョーカー=レン本人)
エミリアは気づいていた。仮面の男の正体はレン。誘惑を拒絶し、エミリアはレンを撃つ。
ひとしきり泣いた後、エミリアはグラディウスを脱退して旅立つ。
→HAPPY END(ジョーカー=仮面)
レンはキューブを狙う仮面の意思に操られていた。仮面を撃てと叫ぶレン。
仮面を破壊すると無事レンは正気に戻る。エミリアとレンの結婚式で終わり。
エミリア編の人乙です。って苦労して追跡するとバッドエンドでつかorz
漏れはハッピーエンドのラストはレン銃殺で
結婚式はエミリアの幻想かと思ってました(´・ω・`)
鬱エンドでないと分かり安心いたしますた。サンクスコ
アセルス編の方、続き投下お待ちしてますノシ
目覚めたアセルスは見知らぬ部屋のなかでひたすら戸惑う。彼女の目覚めとともに
何もない場所から男が前触れもなく姿を現した。
「ここはファシナトゥール。 我らが主、魅惑の君オルロワージュ様の世界だ。」
短く言い捨てると、男はこの部屋に現れたときのように音も立てずに姿を消した。
訳の分からないまま、部屋から部屋へと移動するうちに、彼女は敷き詰められるように作られた花園のある
部屋で、前触れもなく姿を現した男に背後から剣で貫かれて倒れる。花を染める彼女の血。
血 は 紫 か
彼女が目を覚ましたとき、傷は元通り消えていた。
夢なら醒めてほしいと悲嘆にくれる彼女は、とうとうこの城の主と対面することになる。
サガフロ乙〜 (・∀・)イイ!ね
サガシリーズ史上最高のゲームだ
374 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/17 11:35:47 ID:lP3i6PkK
●未解決分
■PS2 ・大正もののけ異聞録 ・鋼の錬金術師-翔べない天使- ・スペクトラルソウルズ
・フェイスパラドックス ・零 ・グレゴリーホラーショー ・フロントミッション4 ・決戦3
・転生學園幻蒼録 ・キングスフィールド4 ・エヴァーグレイス1、2 ・キングダムハーツFM
・BUSIN ・BUSIN 0 ・半熟英雄対vs3D ・ステラデウス ・ライゼリート ・鬼武者1,2
・FF11(国別、プロマシア) ・ジェネレーションオブカオス2、3 ・スーパーロボット大戦IMPACT
・花と太陽と雨と
■PS ・里見の謎 ・ブラックマトリクスクロス ・ミスティックドラグーン ・クーデルカ
・クロックタワー3 ・エクサフォーム ・エネミーゼロ ・ラグナキュール ・ドラゴンシーズ
・新世代ロボット戦記ブレイブサーガ ・すべてがFになる ・MOON ・クーロンズゲート
・フェイバリットディア(純白、円環) ・フロントミッションオルタナティブ ・黒ノ十三
・聖刻1092 操兵伝 ・聖霊機ライブレード ・ティアリングサーガ
■GC ・FFクリスタルクロニクル ・スーパーロボット大戦GC ・ゼルダの伝説 風のタクト
■SFC ・ラストバイブル3 ・超魔法大陸ウォズ ・ダークキングダム ・永遠のフィレ―ナ
・ざくろの味 ・弟切草 ・イデアの日 ・ソウルアンドソード ・大怪獣物語2 ・セプテントリオン
・幕末降臨伝ONI ・学校であった怖い話
■FC ・太陽の神殿 ・ミネルバトンサーガ ラゴンの復活 ・ゲゲゲの鬼太郎2 ・道(TAO)
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・ファイアーエンブレム(封印、烈火)[1] ・鬼神降臨伝ONI[1] ・サーカディア[1] ・俺の屍を超えてゆけ[1]
・ミッシングパーツ[2] ・英雄伝説6 空の軌跡[2]
このゲームの世界は善悪の概念が反転しています。
平等、正義、自由、弱者、友情、人権、愛が7つの大罪であり、
憤怒、驕り、嫉妬、怠惰、暴食、強欲、欲情が7つの美徳です。
創世記戦争でメフィストフェレス率いる黒い羽の人間たちは
ゴッド率いる白い羽の人間たちに勝利し、自らを天使と称し、
白い羽の人間を悪魔と呼び、奴隷として扱っていた。
それから何千年も経ち、その戦争が神話として語られる
時代から話が始まります。
主人公は事故で記憶喪失の白い羽の奴隷の少年で、
彼のご主人様は黒い羽の少女。二人は禁忌とされている
恋に落ち、そのことがこの世界を支配しているアンゲルス教団の
異端審問官に見つかってしまい、二人は引き離され、別々の
場所に監禁されてしまう。
主人公アベルは7つの大罪を犯した人間が連れて行かれるゴルゴダの
牢獄に閉じ込められる。そこで出会った200以上もの金持ちを殺害し、
その奪った金を貧乏人に恵んで歩いた男ガイウスと、自分の主人を
殺し自由を求めた男レブロブスと、生まれつき体が弱く、看守達に
酷く虐められていた、黒い羽の少年ピリポと、教団の権力闘争に
敗北した上級神官ヨハネと共に牢獄を脱出した。
しかし、彼女の居場所がわからないアベルは行く当てもなく、
ヨハネの提案で、まず強大な権力に立ち向かうための力を
手に入れようと、かつてヨハネが領主として君臨していた
魔法都市リベイラに向かった。
そしてその力があるという太陽の神殿に潜入する。
その中でヨハネの女性助手邪道騎士ルピルピが仲間になる。
邪道騎士・・・創世記戦争で白羽の悪魔が装備していた鎧を
装備している騎士。この鎧には、死んだ悪魔の魂が介在しおり、
鎧が装着者の魂を認めないと、装備者の体を内から蝕んでいく。
そしてヨハネの言う力、大邪神メタトロンの鎧の前に辿り着く。
アベルは自分の主人を助けるためその鎧を着る。
異変に気づいた街の現領主、ヨハネを陥れた「嫉妬のユダ」を
蹴散らし、次なる大邪神の鎧のある街へ向かう。
次なる街パンデモニウムについたアベル一行は、領主「強欲のマモン」
を倒し、レブロブスがウリエルの鎧、ピリポがサリエルの鎧を
それぞれの目的のため装着する。
次の街、カナンでは、ガイウスがミカエルの鎧を装着し、
領主「暴食のバアル」を倒す。
次の街ベギルドは美徳の一つである、欲情を率先して行っているため、
異端審問官の監視も緩く、そこを利用してレジスタンスを結成している
人達がいると聞き、早速コンタクトを計る。レジスタンスの基地で
出会ったのは、既に大邪神の鎧を着ている少年マルコとそのレジスタンスの
頭ケルビムだった。
ケルビムは黒い羽の人間だが彼の息子
セラフィムはマルコと親友でマルコを助けるため死に、ケルビムは
マルコを実の子のように可愛がっている。
そのレジスタンスも、アベルたちを追ってきた異端審問官によって
壊滅されてしまい、この場をケルビムに任せ、マルコを仲間にし、
街を脱出する。
また行く当てのなくなったアベル一行の前にモーセと名乗る邪道騎士
に出会う。彼は今までアベルたちがこの世界を変革するに
相応しいかどうか監視していて、彼らがアンゲルス教団総本山へ
導くにのに相応しいと認め、アベルたちを悪魔の海峡まで連れて行き
所持していた石版の力を使い海を裂き、教団本部の入り口がある
海底神殿へ連れて行く。そして最後の力を使って、冥界の門を
開き約束の地ディアボロスの扉の封印を解いた所で力尽き死んでしまう。
ディアボロスで待っていたのは、大邪神の鎧に対抗すべく、
大天使の鎧を着た大神官たちだった。
その中にはかつて戦った、ユダ、マモン、バアルもいた。
そして、レジスタンスの頭だったケルビムもいた。彼は息子が
死んだのはマルコのせいだと思っており、マルコを利用して
レジスタンスを掌握し一網打尽にしようと企んでいた。
この激戦を何とか凌ぎ、教皇庁内部へ侵入し、アベルは主人を助けに、
他の仲間はユダたちを追いに二手に別れた。
アベルは何とか主人の元に辿り着くが、彼女は既に教皇によって
祭壇の上で殺されていた。
一方ヨハネたちは、大神官たちの罠にはまり、魔方陣に押しつぶされかかっていた。
ルピルピが自分の命を懸けて鎧の力を解放して魔方陣を吹き飛ばした。
ヨハネたちはユダたち大神官を倒しアベルの元へ辿り着く。
教皇はアベルに選択を迫る。このまま主人に大邪神の鎧を
着せれば、彼女は復活するが、全ての大邪神の鎧の封印が
解かれると、世界は崩壊してしまう。
世界を崩壊させてまで彼女を助けたいのか?そしてそのことは、
アベル自身が新たな世界の創造主になるということを意味する、
と、教皇は告げる。
それよりは、新たな主人を見つけまた奴隷に戻るか、サタンになるか、
もしくは自害し、メタトロンを封印してから主人を復活させるか。
アベルは悩み抜いた末、自害を選んだ。正に死のうとした瞬間、
ヨハネが割ってはいる。アベルが死ぬくらいなら、自分が死ぬと。
しかし教皇はそれを認めなかった。執拗にアベルに自害を勧める
教皇を疑問に思ったヨハネは教皇の正体を見破る。
さっき倒した大神官たちが魂だけになり教皇の体を乗っ取っていたのだ。
彼らが支配者になるためにはアベルが邪魔だったのだ。
教皇を倒し、今度こそ消滅しようとしていた大神官の魂は
最後の力でアベルの主人に鎧を着せ世界を崩壊させ道連れにしようとする。
彼女が復活し、世界が崩壊する中、彼らは大邪神の記憶を取り戻し
アベルが新たな世界の創造主になる為には自分達はアベルと彼女と
戦わねばならない。
アベルは彼らを殺し、崩壊後の世界で彼女と二人で新たな世界を
創っていくことになりました。
これがグッドエンドだったから驚きだ。下手くそな文章でごめんね。
ゲーム中のシナリオ展開はもっと上手いです。
乙。
最後の辺りの彼らって仲間たちの事?
乙。
やっはりあれがグッドENDだったのか('A`)
>>380 そうです。確か最後にイベントで一人ずつ殺していくはず。
流石に全員でかかってこられたら倒せないし。
補足としてはヨハネは大邪神ラファエル本人で教皇の正体はノアの娘だっけ?
DCのA/Dだと二人で新たな世界を創る決意した後、
中心メンバーがみんな戻ってくるエンドもあるよ。
ものものしい扉を開けた先には、多くの侍女を侍らせた男が玉座に座っていた。
名を尋ねる男に向けて、アセルスは「そちらが先に名乗るのが礼儀じゃない」と啖呵をきる。
男にかしづく者達が、男にかわり賛美するように諄々と語っていく。
魅惑の君 無慈悲な王 薔薇の守護者 闇の支配者 美しき方 裁きの主
ファシナトゥールの支配者 この針の城の主 妖魔の君 オルロワージュ様
男が妖魔と知ったアセルスは家に帰して欲しいと必死に懇願するのだったが、オルロワージュは
まるで相手にせず、イルドゥンという妖魔の男をアセルス教育係に任命すると姿を消した。
「妖魔の力を教えるのはイルドゥン一人で十分だ。だが、立ち居振る舞いを身に付けさせるために
我が姫の一人も付けるとしよう。白薔薇を目覚めさせておく。二人で立派に教育しろ。」
呆然と座り込むアセルスは、イルドゥンに叱りとばされて立ち上げる。
彼に引きずられるようにして城を出たアセルスは、針の城の麓に広がる根の街の仕立屋でお針子として修行する
ジーナという除せ印出会う。彼女がこの物語の語り部である。
サガフロって7シナリオ関連性ないし
ボツシナリオを詰め込んだみたいだな
女性であると知りつつも、アセルスに惹かれる心を隠しきれないジーナ。
一方、仕立て屋で綺麗な服に着替えたアセルスは、針の城の右上にある離れの部屋で
オルロワージュの四十六番目の寵姫白薔薇姫を紹介される。歴代の寵姫の中で最も優しいと評される女性。
それは間違いではなく、彼女は半妖であるアセルスにも丁寧な物腰で接してくれる。
イルドゥンから訓練を受けた帰り道、アセルスはラスタバンという上級妖魔に出会う。彼女に
恭しく挨拶すると、彼はアセルスに気を遣い、姿を消さずに歩いて去っていった。
他の妖魔には無い屈託のなさに好感を抱くアセルス。
こうして、アセルスのファシナトゥールでの日々が始まった。
イルドゥンと白薔薇姫に付いて妖魔の世界と妖魔の力を学ぶ傍ら、ファシナトゥールの住民と知り合うアセルス。
上級妖魔でありながら奔放な性が災いして針の城から追放されたというゾズマ。
見事なまでの細工の腕を持ちながら、その醜さが災いして針の城に住むことができない妖魔の職人ゴサルス。
ゴサルスの店で生命力と引き替えに幻魔という剣を購入した帰りに立ち寄った左の離れの部屋で、
アセルスは白薔薇姫から零姫という女性の話を聞く。オルロワージュの最初の寵姫にして、その束縛を嫌い
転生の法で彼から今も逃げ続ける女。なお、イルドゥンがいると零姫の話は途中で遮られ、この後零姫を仲間に
することは不可能になる。
ある日、一人で広間に出たアセルスの前にセアトという妖魔の男が現れる。
ファシナトゥールから出る方法を教えてやるというセアトを不審に感じるアセルスだったが、
根の街の酒場にはセアトの行ったとおり、リージョンシップの船長がいた。
男は、運び賃さえもらえば脱出の手助けをしてもいいと言う。持ち合わせのないアセルスは白薔薇姫を
頼り、彼女と一緒に約束の場所へ向かう。
ところが、落ち合うはずの場所には男の姿はなく、アセルスを追ってイルドゥンが連れ戻しにやってくる。
迫るイルドゥンに進退窮まったアセルスは、崖から飛び降りようとするが、そのとき船長がリージョンシップ
とともに出現。脱出に成功する。
アセルスが白薔薇を連れて脱出した。その報で針の城が湧く中、当の本人達はオウミという街にいた。
乗船したリージョンシップの補給が完了するまでの間、アセルスは白薔薇姫を連れて街に乗り出したのだ。
橋のたもとから、水の流れに乗って漂流する花びらのかたまりをなんとはなしに眺めるアセルスだったが、
白薔薇姫はその花びらのかたまりを見るや「水妖が仲間を探すために流している花文字」とアセルスに説明する。
漁師から「領主様が水精を助けた」という話を小耳に挟んだアセルスは、好奇心から領主の館に足を運ぶ。
館の領主はまだ若かった。若い彼は、網にかかった水妖を助けて治療するうちに彼女に想いを寄せるようになり、
湖に戻すことが出来なくなっていたのだ。二人に面会した水妖メサルティムは、
「助けてくれたことには感謝しています。でも、息の詰まる人間の匂いのする館から早く出たい」とアセルスに訴える。
白薔薇姫の静止する声を黙らせて、アセルスは魔物の徘徊する地下室を利用してメサルティムを館から連れ出した。
嬉しそうに湖から帰っていくメサルティムの姿を、若い領主の心を思いやって複雑そうに見送る白薔薇姫。
「人間と妖魔が幸せになれるわけない!」 アセルスはにべもなく言い捨てた。
388 :
サガフロ1:05/02/17 23:33:13 ID:BGhCeAxS
流れ切っちゃってスマソ、
サガフロ T260G編・クーン編・リュート編、一気に投下します。
【T260G編】
クレーターだらけのリージョン「ボロ」で、クズ鉄を売って生計を立てているローズとタイムの姉弟。
ある日、弟のタイムが古代のメカの生きたコアを拾う。
姉弟の面倒を見ている巨大タコがあり合わせの部品でボディを作ってやると、コアは動き出した。
どうやらデータが破損しているらしく、任務を思い出せない様子。とりあえず型式番号から「T260G」と名付ける。
遊び相手が出来たタイムは大喜び。T260Gを色々と連れ回す。
酔っぱらいの剣豪ゲンに勧められ、闘機場(=メカのコロシアム)に出てみると意外に強く、どんどん勝ち抜く。
ついでにカバレロというクズ鉄業の工場主の手下が暴れてたので、そいつも倒す。
ところがこのせいで目を付けられ、タイムがカバレロ一味にさらわれてしまう。
ローズに頼まれたT260Gは、ゲンと共に無事タイムを助け出すことに成功する。
T260Gは失われた「最終任務」を遂行する許可を求める。タイムはダダをこねるがローズ達に諭され渋々納得。
ゲンがつきあってくれることになり、ガレキのリージョン「スクラップ」へと向かう。
とりあえずカバレロがボロにちょっかい出さないように釘を差した後、本来の目的である任務確認の旅へ。
スラム街の情報端末にアクセスすると、「レオナルド」「中島製作所」「シンロウ遺跡」というキーワードを得る。
レオナルドは天才メカ工学者。会いに行くとレオナルドはT260Gに興味を持ち、協力を約束する。
中島製作所はメカの製造会社で、こちらもT260Gに協力してくれることに。
シンロウには超古代文明のシップの残骸がある。そこの端末でT260Gに関する情報を検索すると、
T260Gに任務を与えたのは「HQ」という司令部で、T260Gの目的は「RB3」というものを破壊することだと判明。
遺跡から帰還すると、レオナルドが爆破テロで死亡したことが分かる。
レオナルドの研究室に行くとメカが現れる。こういう時に備えて人間時の記憶をメカに移してあるんだそうな。
メカレオナルドの提案で、トリニティの中枢「タルタロス」へ行き詳しい情報を探すことにする。
ところがT260Gの情報は国家機密。ようやく得られた謎の数列を調べると、HQへのシップ航路だと判明する。
早速レオナルドのシップでHQへ向かうが、HQのシステムはウイルスのため停止していた。
システムにダイブし、ウイルスを撃破して中枢へ辿り着くと、T260Gの失われた記憶が全て修復された。
RB3は進路上のリージョンを無差別に破壊する兵器。T260Gはその破壊のために作られたシップのコアだったのだ。
HQの活動再開を察知し、RB3も動き出したはず。T260G達はRB3へ向かう。
RB3は巨大な艦隊の姿をしていた。破壊するにはシステムにダイブし、内部からコアを攻撃するしかない。
戦いの末、ついにT260G達はRB3の破壊に成功した。
全ての任務を終え、存在意義を失って停止したかと思われたT260G。去っていく仲間達。
しかしT260Gにはまだやることがある。ボロに帰ってきたT260Gに駆け寄るローズとタイム。終わり。
【クーン編】
ラモックス族のモンスター、クーンの住むリージョン「マーグメル」は寿命が尽き、崩壊の危機に瀕していた。
一族の長老はクーンにある指輪を託す。これと同じ指輪を9つ全て集めると、どんな願いでも叶うのだとか。
長老の夢のお告げに従い、クーンはマーグメルを救うために指輪集めの旅に出た。
スクラップに到着したクーン。酒場で中国美女メイレンに会う。
メイレンは指輪の研究をしているとかで、クーンに協力してくれることに。
まず手近に工場主カバレロの所へ行くと、カバレロはメイレンの体を要求。あっさり応じるメイレン。
このままじゃヤバいので工場に潜入してメイレンを助け、カバレロを倒して二つ目の指輪ゲット。
次の場所へ行こうとしたシップは、混沌を徘徊する巨大モンスター「タンザー」に飲み込まれる。
中でメイレンの恋人の弁髪格闘家フェイオンが仲間に。ついでにタンザーを倒して指輪もゲット。
古墳に眠る古代の大王を起こしたり、富豪の娘の病気を治したり、
領主に化けて指輪を狙う悪人と戦ったり、カジノでねずみと追いかけっこしたり、
刑期100万年の囚人に会ったり、指輪の君とかいう妖魔の道楽につきあったり、
まぁ色々あってなんとか9つの指輪を揃える。
クーン一行はマーグメルに戻り、9つの指輪に願いをかける。
「マーグメルよ、よみがえれ!」
マーグメルは美しい姿を取り戻す。…が、それと同時に仲間のラモックス達が次々と消えていく。
マーグメルが美しかった頃、ラモックス達はまだいなかった。過去に戻ればそこにいない物は消える。
願いを叶えるはずの指輪は欲望を吸い寄せる古代の道具に過ぎなかったのだ。
メイレンは指輪の力に支配されてしまっていた。指輪を止めるため、メイレン&指輪の化身と戦うクーン。
マーグメルが滅びても、どこでだって生きていける。クーンたちはマーグメルの宿命を受け入れた。
正気に戻ったメイレンと一緒に、再び悪用されることのないよう指輪を各地に捨てて終わり。
【リュート編】
主人公のリュートは牧歌的なリージョン「ヨークランド」でぶらぶらしてるニート。
いつまでも母親のスネかじってる訳にもいかないので、とりあえず旅に出ることにする。
てきとーに各地を廻ってると、たまたま反トリニティの中心であるリージョン「ネルソン」のシップの艦長に会う。
実はリュートの死んだ父親は反トリニティの活動家。現トリニティの執政官・モンドも同じ活動家だったが、
友人だったリュートの父親の死後トリニティに寝返ったのだ、ということを聞かされる。
その後出世したモンドはトリニティを牛耳り、力で世界を支配するという危険思想を持つに至る。
でもぶっちゃけリュートはそんなことどうでもいい。成り行きで艦長と一緒に、変なメカに乗ったモンドを倒す。
モンドを倒した後、何故かリュートはトリニティの顧問会議に召喚される。
でもそんなの全く性に合わないリュートはスタコラサッサと逃げ出すのでした。終わり。
393 :
サガフロ1:05/02/17 23:47:21 ID:BGhCeAxS
サガフロンティアのまとめ、これで全部です。アセルス編は
>>365さんにお任せします。
読んでくれた人、補足してくれた人ありがd。
次は「逆転裁判2」予約します。
上手いことまとめられるか分からんけどチャレンジしてみたい。
それと「女神異聞録ペルソナ」リクお願いします。
セベク編、雪の女王編のできれば両方で。長さはお任せします。
話の雰囲気は好きだったけど、時間がかかりすぎて途中で投げちゃったもので(´・ω・`)
ペルソナはまとめにあるよん。
ハ行を見てみれ
395 :
393:05/02/18 00:11:22 ID:FsJqb786
マ行で探してた…orz 教えてくれてサンクス、今から見に行ってくるノシ
でもペルソナのまとめは雪の女王編だけなんだよな・・・
って上にセベク編あるのきづかなかったorz
やっと故郷シュライクに帰ってきたアセルスだったが、彼女を待っていたのは、
肉親である叔母との別離と、白薔薇姫を連れ戻すべくファシナトゥールから送り込まれた使い魔だった。
12年前とまるで変わらぬ姿で現れた姪を見た彼女の叔母は、アセルスに怯えて家に引きこもってしまった。
もう人間ではなくなってしまったという事実に再び打ちのめされるアセルスだったが、時おかずして針の城から
白薔薇姫を連れ戻すためにセアトが放った僕「炎の従騎士」が現れる。孤独になることを恐れるあまり、
針の城の使いを打ち倒すアセルス。主に逆らったことに怯える白薔薇姫だったが、「どこにもいかないで」
と必死ですがりつくアセルスを見捨てることなど、優しい彼女には出来ようはずもなかった。
逃避行は続く。ある日、セアトの放った三体の使い魔を倒したアセルスの前に、オルロワージュの四十四番目の
寵姫である金獅子姫が現れる。戦いの末、妹姫の心情を理解した金獅子姫は、アセルスに妹姫を託して針の城に帰っていった。
次の刺客はセアトだった。ラスタバンの力を吸収して力を増したセアトは、オルロワージュを超えるためにアセルスの
血を欲した。苦戦の末セアトを破ったアセルス。敗れたセアトの身体は塵一つ残らなかった。
驚くアセルスに、ラスタバンの頼みでアセルスの守りについたイルドゥンが説明する。
「お前の方がセアトよりも格が上の証拠だ。お前の意志が、奴を消滅させた。これが上級妖魔の死だ。」
アセルスは、何故オルロワージュが他の妖魔に恐れられるのかを理解した。
逃避行は続く。ある日、セアトの放った三体の使い魔を倒したアセルスの前に、オルロワージュの四十四番目の
寵姫である金獅子姫が現れる。戦いの末、妹姫の心情を理解した金獅子姫は、アセルスに妹姫を託して針の城に帰っていった。
次の刺客はセアトだった。ラスタバンの力を吸収して力を増したセアトは、オルロワージュを超えるためにアセルスの
血を欲した。苦戦の末セアトを破ったアセルス。敗れたセアトの身体は塵一つ残らなかった。
驚くアセルスに、ラスタバンの頼みでアセルスの守りについたイルドゥンが説明する。
「お前の方がセアトよりも格が上の証拠だ。お前の意志が、奴を消滅させた。これが上級妖魔の死だ。」
アセルスは、何故オルロワージュが他の妖魔に恐れられるのかを理解した。
延々と逃げ続けるアセルスと白薔薇姫にしびれをきらしたのか、とうとう
オルロワージュが動く。気が付いたとき、アセルス達は闇の迷宮に
閉じこめられていた。何かを犠牲にしなければ出ることは出来ないと言われる闇の迷宮。
探索の末、出口を見出したアセルスだったが、
彼女が闇の迷宮から抜け出したとき、隣にいた白薔薇姫の姿はなかった。
闇の迷宮に一人残り続けることが、白薔薇姫が選択した贖罪だった。
悲しみのあまり動こうとしないアセルスに見切りをつけて去っていく仲間達。
彼女の元に残ったのは白薔薇姫のおかげで闇の迷宮から出ることができた
赤カブという魔物だけだった。
力無く笑うアセルスの前にゾズマが現れる。
「打たれ弱いんだね。白薔薇もどうかしてるよ、こんなのに惚れるなんて」
素直に白薔薇が愛していたと認めなよというゾズマだが、アセルスは頑なに
それを拒む。気分を害したゾズマは、無理矢理アセルスの仲間に加わると、
別の場所へ行こうと提案する。
この後、特定の場所を二度通ると、イルドゥンが「はがゆくて見てられん。もう少しつきあってやる」
と戻ってきてくれる。他の仲間も彼と一緒に戻ってくる扱いになっている。
イルドゥンが戻ってきた後に、条件を満たしておけば、
ドゥヴァンの神社にいる巫女「零姫」が仲間になってくれる。
ついにオルロワージュと決着をつけることを決意したアセルス。
オウミのシップ発着場に行くと、以前に脱出に手を貸してくれたリージョンシップ
の船長がいる。彼の船に乗りファシナトゥールに飛ぶ。
枝分かれする結末
・人間編
根の町で仕立屋の親方から、オルロワージュにジーナがさらわれたという話しを聞く。
針の城でグリフォンを倒してジーナを救出する。
アセルスの持つ妖魔の武具に何も憑依させていない。
以上の三つの条件を満たした場合、ジーナををさらったのは
ラスタバンであることが判明する。セアトの残留思念、主を守るために
立ちふさがる金獅子姫を倒したアセルスの前に、ラスタバンが姿を見せる。
彼の目的は、アセルスとともに新たな妖魔の王国を築くことだった。
だが、妖魔の力を嫌うアセルスは「貴方の野望に私を利用しないで」と、
ラスタバンをはねつける。アセルスに振られたラスタバンは、
彼女の力を奪おうと襲いかかるのだった。
ラスタバンを倒したアセルスは、ついにオルロワージュと対面する。
自分の身体に流れる妖魔の血を浄化するためオルロワージュを倒すと宣言する
アセルスに、妖魔の君は失望を隠せない。
全ての戦いに勝利した後、アセルスはただの人間となって平和に暮らした。
・妖魔編
妖魔の具足に憑依させる
ジーナ救出イベントを行わない
この二つの条件を満たせば、妖魔となったアセルスがオルロワージュに
取って代わりファシナトゥールを支配するエンディングを迎える。
イルドゥンはファシナトゥールを去り、ラスタバンは刺客としてゾズマの
元へ差し向けられ、オルロワージュの寵姫だったものはうち捨てられる。
アセルスの最初の寵姫にはジーナが選ばれる。
「私はあの人を越えた。そう、すべての面であの人を越えるのだ。
姫も100人でも200人でも集めてやる。それから、他の妖魔の君を
屈服させる。人間も機械も私の足元にひれ伏させるのだ。」
・半妖編
人間、妖魔どちらの条件も満たさないとき
セアトの残留思念、金獅子姫を倒したアセルスの前に、ラスタバンが
現れる。「この城の主になるつもりはない。ただ、あの人との関係を清算したいだけ」
とラスタバンの申し出を断るアセルスに、ラスタバンははなむけとして自分の冥帝の鎧を献上する。
オルロワージュとまみえたアセルスは、妖魔の君にこう語る。
「私は私。妖魔の血が混ざってもそれは変わらない。妖魔からは半人と馬鹿に
され、人間からは半妖と蔑まれても、私は自分が好き。それでいいんだって
やっと分かったの。苦しんだり、悩んだりすることも私の一部。だから、これからも
この運命と共に生きていくわ。それだけが言いたかったの。それじゃ、二度と
会うこともないけど。」
アセルスの言葉に怒りを覚えたオルロワージュが、去ろうとした彼女に襲いかかる。
エンディング〜
アセルス…半妖のまま生き続ける。一年に一度だけファシナトゥールに帰ってくる。
白薔薇姫…闇の迷宮に閉じこめられた後遺症から回復して目を覚ます。
イルドゥン…ジーナの永遠の恋人。
ラスタバン…不明
ゾズマ…相変わらず。
ジーナ…人間のまま年老いていく。今度、曾孫が生まれる。
逆転裁判2を予約する人が出ちゃったところで申し訳ないんだが
1年近く放置されてる逆転裁判1、前の人に代わってまとめちゃってもいいかな?
第1部 地上激動編
S1・地球の連邦軍本部ジャブローが音信不通になったので、
極東基地の葉月さんとその部下が現地確認に行く
S2・いろんな異星人とかがやってきたことを知る。そのうち一部が仲間になる。
S3・ジャブローについたら正体不明の奴らが占領してた。これから突入というとこで、
部隊の半分が異世界、バイストンウェルに飛ばされる。戦力不足ということで一度日本に帰る。
S4・異星人の基地を叩き潰す。
・バイストンウェルで劣勢な人の援護をする。
・宇宙の仲間が戦力不足だというので戦艦1機とロボ数機を宇宙に上げる
S5・ちょっかい出してきた連中をぶちのめす。
S6・ジャブローにもう一度行って、デビルガンダムと敵の親玉を倒す
第2部 宇宙激震編
S1・いろんな異星人がやってきて大変なことになる
S2・仲間と合流する。正体不明な敵がうじゃうじゃと湧き出てくる
S3・仲間と合流する
S4・怪しげなところをパトロールする
S5・ネオジオンのコロニー落しを防ぐ
S6・ほったらかしにしてたら大きくなった敵の惑星を
破壊しに行く途中で、邪魔したやつらをぶちのめす。
主人公の女が気違えてどっかへ遁走。
第3部 銀河決戦編
S1・敵の惑星を破壊する
S2・地上に敵がいっぱい出てきたのでそれに対処する
S3・月、地球、火星でそれぞれ敵をぶちのめす
S4・デビルガンダムとかネオジオンとかをぶちのめす
S5・異星人どもをやっつける。あとついでに正体不明の敵の正体も判明したので、心置きなくぶちのめす
S6・1年位してシャアがアクシズ落しをし始めたのでぶちのめす
まとめ
軽口ばかり叩くクルー達が同じネタを延々と引っ張り続ける、膨大かつ内容の薄い長編シナリオ。
スーパーロボットの必殺技を体で受け止め、超合金Zのボディを容易にひき裂く雑魚メカ達。
暇潰しを理由にちょっかいをかけてきては逃げていくボスキャラ達に、士気は下がりっぱなし。
秩序無く群がる高層ビルの影に埋もれた味方機は、最早艦長すらその所在を確認できず。
増援に次ぐ増援、8bit機が奏でるような耳障りなBGMに、我が軍の兵士達はノイローゼ寸前だ。
「だが、一つ一つ潰していくしかない」
重要なポイント
・エクセレンとキョウスケが遭遇した事故で、エクセレンは死亡。キョウスケはマジ奇跡で助かる。
・アルフィミィは正体不明の敵、アインストなんちゃらが、その事故で死亡したエクセレンを復活させ、
ついでに新たな宇宙の住人の試作品としてコピーしたもの。
・アインストの目的は現在の腐った宇宙をぶっ壊して、新しい宇宙を作ること
・アルフィミィはロボットと有機的に結合してて、下半身はないらしい
GJ。思えばインパクト三週位したな・・・・・・。若かった。
でも下半身無いは妄想だったような気がする。
サガフロの人乙
アセルスの人間エンドは泣けた
数十年後、ジーナがアセルスの墓前で
「私のほうが長生きするとは思いませんでしたよ」
EDはアセルスの葬儀シーンなんだよね…泣ける
葬儀じゃないなスマヌ
SO詳細希望の方が1名ほどいらっしゃるようですが
他にもいます?数が多いようなら詳細書いてみてもいいかなと
バイオ4の人、気が向いたら続きヨロシク
>408
まとめサイトの掲示板に差し替え・追加スレッドってのがあるからそっちでやってはどうか。
7の完全版来たようなんで転載するよ
412 :
7:05/02/18 20:04:40 ID:YuLGfJMb
―プロローグ―
誰かが言った。「神は死んだ」
いつの頃からか、その世界には久しく神の威光が示される事はなかった。
巨大化した野生の獣達が暴れ、幾多の病気が人の命を奪っていく。それでも神が現れる気配はない。
いつしか人々は欲望のままに生き、世は次第に混沌の様相を呈して来た。
そんな時代、辺境の村・ティコに一人の青年がいた。
青年の名は主人公(名称任意)。主人公の信心はなぜかこんな時代にあろうとも揺るぐ事がなく、
今日も日課である祈りを捧げに無人の廃墟と化した教会へと訪れる。
そこで、主人公は一つの奇跡を目撃する。
突如輝きだした十字架から現れたのは一人の少年。
少年は自らを「天使」と称し、主人公に「神にならないか?」と提案する。
神はいつの時代も変わらぬ人の愚かさを嘆き、人の世に関わる事を嫌い始めた。
しかし慈悲深い神はそれでも人を見捨てきれず、それなら人を神に据えてみようと考えた、と言う。
天使の提案に面食らい、主人公が押し黙っていると、
「また明日祈りに訪れるがよい。そのとき、今日の返事を聞かせてもらう。」
と言い残し、天使は再び十字架の中に消えていく。
その晩、主人公は悩んだ。もし自分が神になりそれで人々を救う事ができると言うのならば。
いつしか寝付いた主人公の夢の中、美しい女が現れる。
(主人公はなぜかいつも寝るたびにこの女の夢を見る)
すると女は何かを主人公に伝えようとしているようだが言葉は聞き取れない。
女はやむなく失念の相を浮かべ、姿を消す。
翌日、主人公は再び現れた天使を前に、新しい神になる事を宣言する。
天使は主人公の決意を喜び、主人公に神の持つ強力な力「魔法」を授ける。天使は言う。
「その力をもって、世の中の困っている人々を救い善行を重ねなさい。
より高みを目指し己を磨くのです。それが神になる試練です。」
413 :
7:05/02/18 20:06:48 ID:YuLGfJMb
―旅立編―
教会から出て、いざ旅の支度をしようと思っていると村中が騒がしい。
聞けば主人公の幼なじみのヒロイン(名称任意)が山に薬草を採りにいって遭難したと言う。
山には「ヌシ」という魔物がいて、あの山で迷って無事ですんだ者はいない。
村中に諦めムードが漂うが魔法を使えるようになった今なら救える、と主人公は山へ向かう。
山に着くと案の定、「ヌシ」に襲われているヒロイン。魔法で「ヌシ」を倒す。
魔法に驚きつつも礼を言うヒロイン。無事にティコ村に帰ると主人公が旅に出るというので、
事の成り行きを聞き、助けてもらった恩を返したい、とヒロイン(職業:薬師)が旅の同行を願う。
了承する主人公。とりあえず人が多い場所には困っている人も多いだろう、とバリ城を目指す事に。
次の街を目指す途中の洞窟。巨大な鳥の魔物に襲われている男を助ける。
聞けばこのクジキという男。元盗賊でつまらぬミスが元で捕まったが、
その村の神父に命を救われた事で改心。盗賊をやめ真面目に暮らそうともしたが長続きせず、
他所の村へ新しい仕事を探しに行く途中で腹が減ってやむなく魔物の卵を盗もうとした所、
足をくじき、卵の親の魔物に喰わそうになったと言う。
すると。どうやらクジキには主人公の背後にいる天使が見えているらしい。
事情を話すと天使の存在に感動し、同行を願い出るクジキ(職業:盗賊)
「私が見えるのも神のお導き。あなたが来たいと言うなら好きになさい」と天使は言う。
主人公もそれを受けて旅の同行を承諾。新たにクジキが旅の仲間に加わった。
414 :
7:05/02/18 20:07:58 ID:YuLGfJMb
―悪食編―
洞窟を抜け、次の街・ガゾ街に着くとどうも街の住人の様子がおかしい。
どの住人に話しかけても「悪食」と言う単語を出し、どうやらその「悪食」に怯えている様子。
気になって長老の元へ行く主人公。するとやはり「悪食」という魔物が人を襲っていると言う。
長老からも悪食退治を依頼され、善行を重ねる為にもこれを承諾。
すると長老が「唯一、村で戦える人間を案内人として同行させる」と言う。
現れたのは見るからに怠け者そうなガゾ街の若者・ドン。(どうやらこいつも天使が見えるらしい)
最初は同行を渋っていたが、以前ガゾ街の食料庫を空にした事で脅され嫌々ながら付いてくる。
「悪食」のいるというヒッコ村を目指し、街を出る4人。
途中、山間部を利用して作られた謎の無人の関所を通る。
聞けばドンも産まれた時にはもう関所は建っていたのでなぜこんな物があるのかは知らないそうだ。
(何度か「悪食」がここを壊しガゾ街の方にも来ていたらしいが、
その度にガゾ街の長老が人を集めて直しているらしい。)
疑問に思いつつも関所を越え、目的の「悪食」が住まう無人のヒッコ村へ。
噂によると、「悪食」はいつもヒッコ村の墓地で死肉を漁っているらしい。
墓地へ行くと噂通り、そこに「悪食」(でっぷり太った人間のような魔物)がいた。
主人公達を見るなり、喰らおうと襲いかかってくる「悪食」
3人掛かり(ドンは戦闘には参加しない)でこれを撃破する。
「悪食」が倒れた後、墓地を見てみると死肉を漁っていたはずがなぜか一つも墓は荒らされていない。
すると突然苦しみだすドン。血を吐き、その場で息絶える。
訳も分からずうろたえる主人公達。このままドンを放っておくわけにもいかないので
仕方なく棺にドンの遺体を納め、一旦、ガゾ街へと戻る。
すると、無事だった主人公達の姿を見るなり驚愕し悲鳴を上げるガゾ街の人々。
やはり何かおかしいと気付いた主人公達は長老の元へ。会うなり頭を下げ主人公に謝罪する長老。
すると主人公達がドンの遺体を持ち帰った事に気付き、すぐさま街人を呼び遺体を焼却させる。
ようやく落ち着いた所で長老はぽつりぽつりと申し訳なさそうに事の経緯を話し始める。話は数十年前に遡る。
415 :
7:05/02/18 20:09:09 ID:YuLGfJMb
山に囲まれたヒッコ村。そこでは森を開拓し、木材を他所の村に売って生計を立てていた。
ガゾ街の長老もその街の出身で、隣の家にとても仲の良い夫婦が住んでいたと言う。
その夫婦はお互いを深く愛し合い、仕事で森に出ていた時も片時とて離れる事はなかった。
そしてついに2人の間に子供が生まれ、これからも2人は末永く幸せに暮らすはずだった。
ある日、森を切り開きすぎたのが原因か、謎の病気が流行り始め、夫の命を奪ってしまう。
最愛の夫の死に悲しみに暮れる女。一方、謎の病気は次第に村中に広がり村人の命を奪っていく。
村の薬師が調べた結果、謎の病気が成人した男にのみ発症する病気だと発覚。
仕方なく村人はヒッコ村を離れ、ガゾ村(のちのガゾ街。人口が増えて発展)へと避難する。
数ヶ月後、元ヒッコ村の生き残り達は病気を恐れ、
唯一ガゾ村とヒッコ村をつなぐ道を関所で封鎖してしまう。
そしてただ一人、ヒッコ村に残った女はついに気が狂ってしまった。
産まれたばかりの赤ん坊を家の外へ捨てると家の中にこもったきり、動かなくなってしまった。
だが子供の方は逞しくそこらにあった木の根、土塊や雨水をすすりなんとか餓えを凌ぎ生き延びる。
数年後、そうして大きくなった子供はいつの間にか死んでしまっていた母親の墓を作る。
そのまま子供はヒッコ村に巣くう病で死ぬかと思われていたが、
なぜか病気に抗体ができていてそのまま成人する。(土や木の根を食べていたから?)
成人した子供はどこへでも行く事ができるだろうに両親の墓から離れようとしない。
そして子供は餓えに苦しんだ幼少時代の記憶からか、常に餓えていた。
肥大した肉体に呼応するように、獲物を植物から動物、そしてついに関所を破り人間を襲うようになる。
そしてついにはガゾ街の人間から「悪食」と名付けられ、魔物として扱われるようになってしまう。
416 :
7:05/02/18 20:10:10 ID:YuLGfJMb
そして一方。ガゾ街の長老はヒッコ村の出来事を良くない事として一切封印していた。
しかし、「悪食」が街を襲う以上、無視はできない。
そこで討伐隊を結成しようともしたが、土地に根付く病を恐れて討伐をためらう。
そこで白羽の矢が立ったのが怠け者のドン。ドンは街の問題児で、いつも街で問題ばかり起こしていた。
たとえ死んでも悲しむものもいない。そしてドンも若いのでヒッコ村の病気の事は一切知らなかった。
それでも「悪食」を倒すのに心もとなかったのでたまたま街を訪れた旅人の主人公達も利用した。
(主人公とヒロインとクジキは天使が加護があるので平気だった。ドンは結局思惑通り病気で死んだ。)
身勝手な長老に激怒する主人公達だったが、天使に諌められる。
「お前も神の力がなければ、あのとき、ヒロインを助けようなどどは考えもしなかったでしょう。
力なき者を責めてはいけません。彼らは十分に苦しみ、悩んだ。
その末に行った事は愚かですが、許してやりなさい。人は誰でも過ちを犯すものです。」
天使に怒られ仕方なく怒りを納める主人公達。釈然としないまま、次の目的地へ。
(この後、しばらくしてガゾ街にいくとどうやらドンの遺体に病原菌が付いていたらしく、
ガゾ街にもヒッコ村の病気が蔓延し始めている。)
備考:ガゾ街の東にマムル村がある。そこでは昔、産まれたばかりの赤ん坊を誘拐した男がいて、
今でも赤ん坊の父親が犯人を追っている、という話が聞ける。詳細は→復讐編へ。)
417 :
7:05/02/18 20:11:19 ID:YuLGfJMb
―盗人編―
ガゾ町から西にある洞窟を通り抜け、ようやく当初の目的地、
神が舞い降りたとも言われる世界最大の街・バリ城に到着。
街は先日のビジュラ帝国との戦争のせいで寂れている。すると天使は「王に会え」と言う。
天使の助言により王に謁見する為、城に向かおうとするとクジキが、
「バリ城の警護兵に盗賊時代、顔を見られているので城に行くわけにはいかない。」という。
仕方なくクジキのみ別行動をとり、主人公達は城を訪れる。
当然、城では厳重な警備が敷かれていてとてもではないが王に会う事などできない。
すると突然、門番を押しのけ、大臣が主人公に「あなた達が神の使いですか?」と聞いてくる。
否定する理由もないので、うなづく主人公。
実は先日、王の夢枕に天使が立ち主人公達の様な背格好をした者達が訪れると予言した、と言う。
しかし、背格好が同じと言うだけで王に会わせるわけにもいかない。
大臣は神の使いの証拠として、最近噂にもなっている4つの洞窟の宝を持って来て欲しい、と言う。
やむなく王に会う為にも魔物が守るという洞窟の宝探しに向かう主人公達。
一方、別行動を取っているクジキ。する事もないので教会へ巡礼にいく。
バリ城に残っている唯一の教会。古ぼけ、今にも崩れてきそうなほどのボロ。
しかし、中に入るやいなや、クジキはある物に目が釘付けになる。
中にいたのは絶世の美女のシスター。十字架に向けて一心不乱に祈るその姿に目を奪われるクジキ。
あっけなく。クジキは一瞬でシスターに恋をした。
聞けば、信心が薄れた今の世の中で教会の経営も思わしくなく、
このままではこの教会も近い将来、取り壊されてしまうのだという。
悲しみ嘆くシスターにクジキは「自分がなんとかする」と告げ、教会を後にする。
主人公達は1つ目の洞窟を探索中。無事に魔物を倒し、奥にある宝「安堵の宝玉」を手に入れる。
天使が言うには、この宝は以前神が人に授けた物で神と同等の力が宿っているらしい。
(とは言ってもそれを使うには相当強い意志の力が必要らしく、
結局この宝は一度も人の手で使われる事もなくここに封印されたのだろう、と天使は言う。)
418 :
7:05/02/18 20:12:45 ID:YuLGfJMb
一方その頃、クジキは酒場で酔っぱらっていた。
金が必要なので仕事を始めようとしたがどこでも雇ってもらえず、ふてくされて酒飲むクジキ。
すると誰かが話しかけてくる。振り返るとそこにいたのは盗賊時代に子分にしていた女盗賊タジカ。
盗賊をやめる時に捨てるように置いていったタジカとの再会に思わず身構えるクジキ。
だが、クジキと再会し、怒るどころか逆に泣き出すタジカ。
どうやらタジカは自分が盗賊として未熟だから捨てられたと勘違いしているらしい。
クジキはタジカを落ち着かせ、自分は盗賊をやめたと説明するが一向に納得しない。
それどころか長年の連れ添った経験からかクジキが今、金を必要としている事を見抜き、
「もう一度、私と組んで金を稼ぎましょう。」と誘うタジカ。
呆れつつも、自分が教会を建て直すほどの金を手に入れるには
盗みでも働くしかない事に気付くクジキ。「教会を建て直すためなら天使様も許してくれるだろう。」
クジキは、再びタジカと盗みを働く決心をする。
主人公達は2つ目の洞窟へ。最深部で魔物を倒し「解放の宝玉」を手に入れる。
その頃、クジキとタジカは夜の闇にまぎれてせっせと民家で盗みを働く。
しかし、前に行われた戦争による徴税に苦しむ街の人々の蓄えは少ない。
思うように金が貯まらぬクジキは焦りだし、次第に狂気を帯びていく。
街をタジカに任せ、クジキは一攫千金目当てで噂の魔物が守る宝を狙う事に。
主人公達がいつもの様に3つ目の洞窟で魔物を撃破。
「護方の宝玉」を手に入れると、後から覆面姿の盗賊が現れる。
主人公達を見て一瞬、戸惑ってはいたものの「護方の宝玉」を奪う為に襲いかかってくる覆面盗賊。
覆面盗賊を倒す主人公。すると、盗賊の覆面が取れ、中からクジキの顔がのぞく。
何も問わず、主人公はクジキをそのまま見逃してやる事に。無言で立ち去るクジキ。
419 :
7:05/02/18 20:14:01 ID:YuLGfJMb
一人、主人公達を襲った事を後悔しながらタジカとのアジトでもある宿屋の一室に戻るクジキ。
すると、どうもタジカの様子がおかしい。何度も問いつめるとようやく事の成り行きを打ち明ける。
聞けば、タジカはクジキが適当に決めていたノルマに達する金額を盗む事ができなかったらしい。
もし足手まといになると判断されればまた捨てられる。そう思ったタジカは予定外の家にまで忍び込む。
その最中、焦って下調べもろくにしていなかったせいか住人に姿を見られ、
思わずとっさに殺してしまったと言う。呆れるクジキ。
殺人を犯してしまえばもうこの街にもいられない。そして主人公達にも、もう会わす顔がない。
仕方なくクジキはタジカに共にどこか遠くの国へ行こうと提案する。
すると先ほどとは打って変わって満面の笑顔を浮かべ、奥の部屋で逃亡の支度を始めるタジカ。
どうやらよほどクジキと共にいられる事が嬉しいらしい。
タジカの思いを知る由もなく、クジキはシスターに渡す為、タジカが盗んできた最後の盗品を整理する。
すると。なぜか盗品の中から鮮血が付いたシスターの十字架が。
先ほどのタジカの話から、シスターがタジカに殺されてしまった事を悟るクジキ。
そこへタジカが支度を済ませて現れる。タジカに無言で歩み寄るクジキ。
タジカにナイフを突き刺す。悲鳴を上げ、なぜ刺されたのかも分からず絶命するタジカ。
しばし呆然とするクジキ。タジカの悲鳴を聞きつけ、外には街の警護兵が。
主人公達は4つ目の洞窟で最後の宝「破壊の宝玉」を手に入れる。
ようやく宝を集め、王と謁見する主人公達。
王は主人公達を試した事を詫び、洞窟で集めた4つの美しい宝玉を主人公から受け取る。
だが、王は宝玉の中で「唯一見栄えが悪く、名前が不吉だから」という理由で
「破壊の宝玉」のみ主人公に返却。
「他にも何か困った事があれば相談に乗る」と言い残し、大臣に歓迎の宴を開かせ、王は姿を消す。
420 :
7:05/02/18 20:15:16 ID:YuLGfJMb
その晩、開かれた盛大な歓迎の宴に感動する主人公達。その宴の席で大臣が言うには、
王はあの宝玉がビジュラ帝国に奪われたと勘違いして、先日の戦争を起こしたのだと言う。
(結局、バリ国に伝えられている宝玉は大昔に近隣の洞窟に人知れず封印されていただけ。)
今もおそらく王は部屋で一人、宝玉を眺めて満足しているのだろう、と溜息を漏らす。
その頃、茫然自失のクジキはこの城下町で行った盗罪、殺人罪で捕らえられ、獄中で自ら命を絶つ?
(主人公達はクジキがどうなったかは知らない。地下牢に行くとそれっぽい話が聞かされるだけ。
「ここ最近、城下町で盗みを働いていた盗賊がここで死んだんだ。」とか牢番が言ってる。)
後日、住人不在の教会は皮肉な事に「神の使い」の来訪のおかげで王の命により建て直される事に。
421 :
7:05/02/18 20:16:17 ID:YuLGfJMb
ー復讐編ー
とりあえず、もうバリ城ではする事が見つからない。
すると天使が、南のビジュラ地方に神の住まう世界の入り口の鍵がある事を教えてくれる。
そろそろ神になれるほどの善行も溜まりそうなので人を助けながらビジュラ地方に向かうように指示。
王の許しを得て、関所とバリの山道を越え、新たな土地・ビジュラ地方に到着する主人公達。
するとヒロインが「ハナの街に寄りたい」と言い出す。(どうもハナの街は薬師の聖地らしい)
今の所、特に目的もないのでハナの街へ向かう。バリの山道から西に行き、到着。
するとハナの街では主人公達を大歓迎。どうやらこないだのバリ城の一件から、
「神の使い」としての主人公の名が急速に普及していっているらしい。
その晩、主人公の夢枕に再び、あの美しい女が(詳細→プロローグ)。
今回は何か話をした記憶はあるのだが、起きると全く覚えていない。
ハナの街の人の話を参考に、次はこの地方では最も活気があると言うビジュラ帝国領・カナンス城へ。
カナンス城に着くと、天使は「この街に白髪の戦士がいる。探せ。」と言う。
言われるままに探すと、斧を片手にカナンス城へ特攻しようとしている無謀な老戦士を発見。
特攻を止めさせるため、「神の使い」の名を出し、一時身柄を預かる。
聞けば老戦士・ビックは本来40近くの中年なのだが、
長年の怒りと憎しみで顔にしわが寄り、いつしか髪が白髪になったと言う。なぜ自分がこうなったのか。
どうやらビックにも天使の姿が見えるらしく主人公の説得にも応じ、自らの境遇について語りだす。
遡る事、20年ほど前。ビックは聖地とも唄われたバリ城で「聖守護騎士団」に所属していたらしい。
(要するに、宗教的な意味合いも持つエリート国営騎士団。)
しかし、今のバリ王が戴冠すると同時に伝統ある「聖守護騎士団」を解散させ、ビックは突然無職に。
職をなくしたビックは各地を転々とし、マムル村まで流れ着くがそこで倒れてしまう。
422 :
7:05/02/18 20:17:22 ID:YuLGfJMb
目が覚めるとそこは民家。どうやらビックは美しく心優しい村娘・ロシーヌに命を救われたらしい。
ロシーヌはビックに「体の調子が治るまでここにいてもいいですよ。」と言い、
ビックもロシーヌの厚意に甘え、そのまま、なし崩し的にその家に住むようになる。
隣家に住む、ガインという男からその事を責められるがビックは完全無視。
いつしかビックとロシーヌは結ばれ、結婚。
最初は面白くないと言った様子だったガインもロシーヌの幸せそうな顔を見て仕方なく2人を祝福。
ロシーヌが子供も身ごもり、これからも幸せに時が流れるだろうと思われたその時。
ロシーヌは娘を産むと同時に息を引き取ってしまう。
ロシーヌの死に激怒するガイン。悲しみに暮れるビックに襲いかかるが、
元聖守護騎士団員のビックに勝てるはずもなく、逆にボコボコに。
半ば狂ったガインは、何を考えたのか産まれたばかりの娘を奪い、姿を消す。
ガインの凶行にビックも怒り、ロシーヌを埋葬するとすぐさまガインから娘を取り戻すため旅へ。
それからさらに十数年の時が流れ、約一ヶ月前、ようやく姿を消したガインの行方の手がかりを得る。
聞けば、つい数年前、山の向こうのカナンス城で戦死した前の領主に変わり、
新しく領主になった男の名をガインと言うらしい。
しかもその領主には美しい娘がいて、その名を「ロシーヌ」と言うらしい。
ビックは怒り狂い、ビジュラ地方に向かう為、関所を通れるようにしてほしい、と王に嘆願。
しかし、王はビックに会うまでもなく門前払いに。
それでビックが諦められるはずもなく、関所を破り、バリ山の道なき道を一ヶ月かけて越え、
ようやくここまで辿り着いたのだと言う。
事情は分かったものの城主という明らかな権力、兵力を持つ敵に悩む主人公達。
すると天使が「バリ城の王に相談しなさい。力になってくれるでしょう。」と言う。
明らかに不満そうな顔のビックだが、言われるままにバリ城へ戻る主人公達。
事の成り行きを話すと、王は主人公達に感謝の言葉を述べ、すぐにでも戦争を仕掛けると言う。
どうやら王もようやく戦争の準備が済んだものの、戦争を起こすきっかけを失っていたらしい。
しかもこのような理由があれば、民衆の為に立ち上がった王としても演出できるそうな。喜々とする王。
423 :
7:05/02/18 20:19:35 ID:YuLGfJMb
あまりの王の愚かさに呆れるつつも、復讐が果たせる、と主人公に心から感謝するビック。
そして翌日。半ば奇襲気味に攻め込むバリ軍。ガインは民衆に被害を出さないように、
街に兵隊がくる前に迎撃するよう、全カナンス兵に指示する。
(意外にもガインはビジュラ帝国でも優秀な領主で民衆からも慕われている。)
すぐさまその隙に兵隊が一人もいなくなったカナンス城へ忍び込む主人公達。
するとなぜか城内に兵はいないはずなのに全身鎧を着た兵士が一匹。主人公達に襲いかかってくる。
もうすぐ復讐が果たせるのでハイテンションなビック。
兵士を最強の技「殻戦斧」で粉砕。壁に叩き付けられ絶命する兵士。
ノリノリで階段を上っていくビック。ようやくついた領主の間。そこにガインが。
ビックの顔を見るなり抵抗せず降参するガイン。どうやら随分前から覚悟はしていたらしい。
ビックが娘の行方を聞くと、ガインは、
「ここは危険なのでハナの街に逃がしてある。どうか娘を、ロシーヌを頼む。」と言い、首を差し出す。
「当たり前だ。俺の娘だからな。ありがとうガイン。」と言い、一気に斧を振り下ろすビック。
領主が死に、すぐさまバリ軍に占拠されるカナンス城。
良き領主の死に嘆き悲しむカナンス城の民衆を背に、主人公達は一路、ハナの街を目指す。
424 :
7:05/02/18 20:20:53 ID:YuLGfJMb
しかしハナの街の宿屋につくが、なぜか娘の姿はなく侍女が一人のみ。
話を聞くと「領主様の娘は私の制止を振り切り、カナンス城へ向かってしまった」と言う。
嫌な予感がし、急いでカナンス城に戻るとビックが瞬殺した兵士の遺体が目につく。
おそるおそるビックが兵士の兜を脱がすと、そこにはロシーヌそっくりの美しい女が。
しかも、女は昔ビックがロシーヌに贈り、形見となったペンダントをつけていた。
娘の名とも妻の名とも知れず「ロシーヌ」と狂ったように叫び続けるビック。
そして翌日。
主人公の言葉も聞こえていないように呆然としているビック。
「マムルの村へ帰らなくては。」と言い残し、そのまま仲間から外れる。
(このあとマムルの村へ行くと無人だった家にビックが暮らし始める。話しかけても無反応。
しばらくあと、もう一度ビックを訪ねるとビックは死んでいて墓が増えている。
家の近くの木には自殺を臭わせるロープの跡がついている。)
425 :
7:05/02/18 20:22:42 ID:YuLGfJMb
―天人編―
ガインが死に、ひとまず戦争は終わったがこれからビジュラ本国からも反撃の兵が送られ、
泥沼の戦争が始まると嘆く民衆。戦争を起こすきっかけを作ってしまった主人公は落ち込む。
「この戦争はどうやれば終わりますか?」と天使に問うが、天使は、
「戦争とは一部の人間の都合で始まる。終わるのもまた一部の人間の都合。
たとえここで我々が頑張って終わらせたとしても誰かが一部の人間の都合で不幸になるでしょう。
それならあなたがいち早く神になり彼ら全員を救えばいい。ついに善行は溜まりました。
主人公よ。あなたはこれより天界への道の鍵である神珠を集め、天に昇り、神になるのです。」
天使の言葉で気を取り直し、天界への扉を開ける神珠を探す情報を集めるためビジュラ帝国本国へ。
洞窟を越え、ようやくビジュラ帝国へ到着する。
すると着くなり、突然兵士に囲まれ、ビジュラ皇帝に会うように、と連行される。
広大なビジュラ城の王の間に連行される主人公。ビジュラ皇帝3世が姿を現す。
ビジュラ皇帝は「ガインは良い領主だった」などと主人公達が戦争を煽った事を知っているらしく、
「大した神の使いだ。まさか戦争をもたらすとはな。」などと皮肉を言う。
しかし、主人公達を罰する気はないらしい。一度「神の使い」に会ってみたかったのだという。
主人公が神珠について何か知らないか訪ねると、どうやら心当たりがあるらしい。
ビジュラ帝国の周りには3つの洞窟があり、
そこの奥にそれぞれ神珠を祀ってあるという話を聞いた事があるという。
皇帝は神珠などに興味はないから好きなようにして良いそうだ。解放される主人公達。
(ビジュラ帝国はバリ城とは違い、無神主義である。合理主義で一切神を信じていない。
現在、神への信仰が廃れている背景には無神主義のビジュラ帝国の躍進も関係している。)
バリ城のとき同様3つの洞窟に潜り、宝箱を守る魔物を撃破。
それぞれの洞窟で神珠「暴食と怠惰の珠」「強欲と色欲の珠」「憤怒と嫉妬の珠」を手に入れる。
(ちなみにバリ城の王が宝玉と勘違いしていたのがこの神珠。おかげで戦争が起きた。)
最後の神珠を手にすると、天使がバリ城の近くに聖台を出現させる。
聖台に神珠を3つ並べるとそこから天界への道が伸びる。天使に導かれて、いざ天界へ。
(このタイミングでマムル村に行くとビックは死んでる。詳しいタイミングは不明。詳細→復讐編)
426 :
7:05/02/18 20:24:10 ID:YuLGfJMb
天使の話だと最上階にある「神の寝床」にまで自力で行き、
神に次の神になる許しを得た瞬間、主人公は神になるらしい。
天の道を登り、ようやく中階層・天使の住まう世界へ。
そこはあまり人の村と変わりなく、違いはただそこに天使が住んでいるというだけだった。
すると、天使の村に入ると突然、例の美しい女(詳細→プロローグ)が現れる。
「だからあれほど言ったのに。」と言い、主人公の傍にいた天使に襲いかかろうとするが、
主人公達がそれをかばうと女は攻撃の手を止める。
すると、さらに上の階層から奇妙な光?が降って来て女に直撃。女は物言わぬ石像になってしまう。
光が降って来た辺りから響く神の声。
「よくぞ来た。我が子供達よ。そこでしばし疲れを癒した後、
再びさらに上の階層を目指せ。そこに私の寝床がある。私はただお前を、待つ。」
神の声は消え、訳の分からない事だらけで混乱する主人公達だが、
周囲の天使達の話を聞き、次第にあの女が何者か分かってくる。
神話の時代、世界には神しかいなかった。
特にする事のなかった神は暇つぶしに自らと同じ存在を作り出そうとしたが、
まだ未熟だった神は不安定な心を持つ存在を作ってしまう。
大した力もなく、簡単な事で迷い、惑い、苦しみ、それでも生きようとする不安定な存在。
確かに失敗ではあったが、神はこの不安定な存在をいたく気に入り、
マリアと名付け、我が娘、女神として自らの側に置く事にした。
またそれからしばらくの時間が流れ、神は幾多の実験を経て「分け身の法」を完成させていた。
(実験の失敗により獣や魔物が生まれ、その度に地上に放たれた。)
マリアは神に「寂しい」と言い、自らの仲間を増やしてくれるよう懇願する。
マリアの様な存在がいれば自分も楽しいと考えた神はマリアの願いを聞き入れ、分身を2つ作る。
産まれたのは男と女。最初はマリア同様その存在の不確かさをおもしろがっていた神だが、
その生き物が自らの力で自分たちの仲間を増やしていく事に気付く。どんどん増えていくマリアの分身達。
427 :
7:05/02/18 20:25:57 ID:YuLGfJMb
静寂を好む神には耐えきれぬ喧噪を起こす分身達に激怒した神は
分身達を全て地上へ追い落としてしまう。悲しむマリア。
しかし分身達の何人かは生き延び、そのまま地上で増え始める。
慈悲深い神はその分身達に「人間」という名を付け、天から手助けしてやる事にした。
神の助力を受け、みるみる地上を埋め尽くしていく人間。
神は増えすぎた人間に対応できるように自らの分身・天使を大量に作り出し、これに対応させる。
しかし、それでも対応できぬほど増え続ける人間の願い。欲望。
神は人間を戒める為に神と同等の力が宿る宝玉を授けた。(盗人編に出て来た4つの宝玉)
神の思惑通り、結局、宝玉を手に入れた人間は使う事のできない膨大な力に振り回され続けたと言う。
しかし、それでも人の願いは絶える事がない。
いつしか神はあきれ果て、天使共々人を救うのを止めてしまう。
これに抗議したマリアは神の怒りに触れ、しばらくの間、異空間へ幽閉される事になった。
それから十数年後、神はこの世に飽きてしまった。
手助けを止めた地上では今も人間同士が争いを繰り返し荒廃の一途をたどっている。
今まで騒がしい人間の相手をし疲れた神はしばらく眠りにつく事を決め、
自らが眠る間、次の神に自らの娘であるマリアを据えようと考える。
そのことを伝えようとマリアの元へ訪れる神。
だがマリアは幽閉された異空間から地上を観察し、
事もあろうに自らの分身でもある一人の人間に心を奪われ、夢の中で逢瀬を重ねていた。
この事に神は激怒し、マリアは次の神になる資格を失った。
仕方なく神は人間を次の神に据える事を思いつく。そして白羽の矢が立ったのが主人公。
その事を知り、逆恨みしたマリアは先ほど異空間を抜け出し主人公達に襲いかかったのだ、と言う。
そして先ほどの光は神の怒り。マリアはもう二度と元に戻る事はないと言う。
天使達は「所詮、半神半偽の存在。まさかあそこまで想像主たる神に背くとは。」と嘆く。
一抹の矛盾を感じつつ、何となく全ての事情を察し更なる上の階層を目指す主人公達。
428 :
7:05/02/18 20:27:21 ID:YuLGfJMb
ようやく。最後の目的地である「神の寝床」へ到着する主人公達。
眼前には巨大な光源体である神が。神は到着した主人公達に問う。
「主人公。よくぞここまで辿り着きました。私は嬉しいです。
ところで、最後に私から一つ質問があります。
なぜ半神半偽の分身である人間が神になれると信じたのですか?
眠りなさい。愚かなる我が子供の末裔よ。」
突如動けなくなる主人公とヒロイン。どんどん力が失われその場に倒れ込む。
意識が朦朧とする中、主人公と旅をして来た天使と神の会話が聞こえてくる。
神「どうでしたか?我が分身よ。人の愚かさは学べましたか?」
天使「はい。己が暴食に操られ人を襲い喰らった悪食。
仲間を踏みつける怠惰の上で暮らしそしてその果てに仲間に殺されたドン。
お互いの強欲、色欲。それによって互いの身を滅ぼし合ったクジキとタジカ。
どう足掻いても手に入らぬものへの嫉妬に狂ったガイン。
憤怒に浸かり、自らの全てを破壊したビック。
そして、人が神になれると信じた傲慢なる主人公。人は愚かでした。」
神「…しかし、我が使いよ。それでもお前は人を愛せますか?」
天使「はい。七つの罪を抱える愚か者・半神半偽の分身達。私はそれでも彼らへの情愛を抱きます。」
神「分かりました。それでは次の神はあなたがなりなさい。私は眠りにつきましょう。」
429 :
7:05/02/18 20:28:45 ID:YuLGfJMb
(ここで2つの選択肢。これでエンディングが変わる。)
―「自分も神とともに眠りにつこう」を選んだ場合―
そうして新たなる神は誕生した。
神はまず、流行病に悩む土地に杖を振り、地上に火が降り注いだ。
焼き払われた大地。人々を悩ます病は消えてなくなった。
次に神は人々の偽りの王の頭上に雷を落とした。戦争は終わり、人々の願った平和はようやく訪れた。
神の数々の奇跡に人々は信仰を取り戻し、再び世界中で教会が建設されるようになった。
これからも永遠の平穏を抱き、人は健やかに暮らしていくだろう。その為の犠牲は既に払われた。
―終―
―「…こんな神など消えてなくなればいい」を選んだ場合―
すると、アイテム袋の中の「破壊の宝玉」(詳細→盗人編)が主人公の強い意思に反応する。
神と同等の力を持つと言う「破壊の宝玉」は、
まず人間と神との絆を破壊した。自由に動けるようになる主人公達。
次に主人公の意思の通り、天界そのものを破壊。足場の雲も消え、主人公、神、天使は落下する。
破壊の宝玉は最後に天使と神に襲いかかる。
だが同等の力を持つ神を消す事はさすがにできず、神の力の半分を奪うと砕け散ってしまう。
(このとき、巻き込まれた次期神の天使も消滅。天界全部の天使も同時に消滅したと思われる。)
人間が宝玉を使えるほどの強い意思を宿していた事に驚き、そして怒る神。
「自分のした事が分かっているのか?」と呪いの言葉を吐きながら襲いかかる神。
すると、主人公達とともにマリアの石像も落ちてくる。
マリアは残ったわずかな力で主人公達の足場を作る。そしてついに神を倒す主人公。
430 :
7:05/02/18 20:30:06 ID:YuLGfJMb
すると神は最後にこの世の全ての人間の脳裏に「神を殺したもの」として主人公の顔を浮かばせ消滅する。
マリアの力で滞空しながらゆっくりと落ちていく主人公達。
しかし、全く滞空していなかったマリアの石像は地面に叩き付けられ砕け散ってしまう。
主人公はようやく思い出す。マリアと夢の中で逢瀬を重ねていたのは自分だという事に。
(あくまで出会っていたのが夢の中なので主人公は起きるたびにマリアの事を忘れていた。)
それから十数年後、戦争は未だ終わりの兆しも見せず、世界は病や殺戮が蔓延り、絶望に包まれている。
人里離れた土地で隠れるように暮らす主人公とヒロイン。
近くまで「神の死」という奇跡により再編成がなされたバリ城の「聖守護騎士団」が迫っている。
目的は神を殺した背徳者、主人公。
この世には神を殺した主人公の味方する者などもういなかった。それでもヒロインのお腹には子供が宿る。
ヒロインは「たぶん産まれてくるのは優しい女の子」と予言めいたことを言う。
それを受けて主人公も産まれてくる子供の為に作っていたゆりかごに名を記す。
それを横から覗き込むヒロイン。ゆりかごには「マリア」という名が記してあった。
これからも永遠の不安を抱き、人は悩み続けるだろう。その為の犠牲は既に払われた。
「けれど……もしかしたら……。」
―終―
431 :
7:05/02/18 20:34:13 ID:YuLGfJMb
24 名前:7 メール:age 投稿日:05/02/18 08:43:55 ID:???
これで「7」完全版終了。前のと名称が変わっているものは今回書いた方が正式な名称。
だそうです。
乙。前の時も読んだけど、読ませる文章ですごく良かったです。
これやっぱ面白いわ
昔のPCゲーってシナリオで勝負してるのも多かったのかもねぇ
乙です。鬱といえば鬱EDだけど
シナリオは題材とかいいね。
ライブレードマダー?
そんなに鬱じゃないんだけど。。。
7の人乙。
ゲームじゃなくて小説で読みたい感じがしたよ。
>>402 一年も放置してるんなら続きやっていいと思う。
ぜひお願いします。
7乙。神を殺してもちょっと希望が見える辺りいい。
440 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/19 08:28:27 ID:SOBrDBjg
7凄いな。もっとこういうストーリーに一貫性のあるゲームがやりたい。
7のストーリー凄いな・・・
まとめてくれた人お疲れ様。
どうでもいいが家ゲーか?
PCゲーらしいから家げーじゃない罠
そんなこといったら上で上がっている逆転裁判は
アドベンチャーに分類されるゲームだろ
その辺は曖昧になってる。格闘ゲームのストーリーも何度か紹介されてきたし。
ストーリーを知りたい、という声があるなら何でも良いと思うよ。
別にいいじゃねーの話が読めれば
デビルメイクライって出てますか?
もしまだならリクエストしたいんですけど。1と2を。
>>411 またしても無断転載か。
前に元スレでも言われたはずなのに、何故了承えてから転載しない?
>>449 お前こそスレを見ろ。掲載者が転載をOKしてるだろうが。
もう。喧嘩するからレス伸びないじゃない
. /~ヽ /~~ヽ
. | |i _∧ゝ ノ
.. ノ ノ ;´Д`)/ みんなが喧嘩してると
. ( ノ ソ
.. ヽ ヽ
. \ \ 僕の如意棒も伸びなくなっちゃうよ・・・
. \ □■□■□
_ / ■□■□■
/ミ (⌒Y. /□■□■□
 ̄\ ,_ _,/ \,_ _,ノ
新西暦、宇宙に本格的に進出しながら二つの隕石落下の影響で人々は二十一世紀初頭と同じレベルの生活を送っていた。
新西暦179年、冥王星宙域にて外宇宙船ヒリュウは異星人の物と思われる存在に襲撃を受ける。
艦長ダイテツは艦載機であるジガンスクードを回収し撤退。
また同時期に隕石「メテオ3」と言う隕石が落下。中からEOT(エクストラオーバーテクノロジー…異星人の凄い技術)が発見される。
EOTI機関はこれを分析。責任者のビアン=ゾルダーク博士は異星人の驚異を危惧する。
新西暦185年。地球連合軍伊豆基地に可変型PT(パーソナルトルーパー…人型ロボ)ビルトラプターがテストのために運び込まれ、
キョウスケ=ナンブ少尉の操縦によって飛ぶ。が、基地司令ハンスの謀略により実弾演習をこなした後、無茶な強行変形テスト。
ラプターは大破しキョウスケも重傷を負う。ハンスはこれ幸いとばかりに責任をなすりつけ、キョウスケを左遷した。
北米ラングレー基地に赴任したキョウスケは、ゼンガー=ゾンボルト、エクセレン=ブロウニング、ブルックリン=ラックフィールドからなる
「ATXチーム」に編入される事となる。この前後、キョウスケはアルトアイゼン、エクセレンはヴァイスリッターというPTに乗るようになる。
南極における秘密会談の守備任務を受けたATXチームは、レフィーナ艦長の指揮する戦艦「ヒリュウ改」と合流、南極を目指す。
しかし、南極基地は突然の爆発により消失。ヒリュウ改はラングレー基地へと戻る。なおこの際、魔装機神という謎の人型メカと遭遇している。
ラングレー基地にヒリュウ改が戻ったとき、EOTI機関のビアン=ゾルダーク博士は
「ディパイン=クルセイダーズ(以下DC)」の結成を宣言。
現行の地球連合を倒し、異星人に対抗するため地球圏を纏めようと宣戦布告をおこなう。
ほぼ同時にラングレー他各地の基地はDCと、それに協力するコロニー連合軍の攻撃を受け敗退。ヒリュウ改はシドニーへと逃れた。
しかしシドニー(シドニーは隕石の落下で巨大なクレーターになっている)においてヒリュウは更なる追撃を受ける。
集結していた部隊はほぼ全滅。ゼンガー=ゾンボルトはヒリュウ改を逃すためにグルンガスト零式で、一人敵に立ち向かう。
その敵の中にはかつてゼンガーと同じ部隊「教導隊」に所属していたエルザム=V=ブランシュタインが居た。
シドニーから逃れたヒリュウ改は、ムーンクレイドルへの物資を乗せたシャトルと出会う。
護衛のギリアム=イエーガーとラーダを助け。ヒリュウ改はDCの部隊からこれを護衛する。
しかし、背後からのたった一機の奇襲を受けシャトルは破壊。
奇襲を行った量産機の動きは、ゼンガー=ゾンボルトのそれと酷似していた。
ヒリュウ改は、月の冬眠施設ムーンクレイドルへの物資を積み込み、宇宙へと飛び立つ。
裏切ったゼンガーとの対決、コロニーと地球との関係を冷え込ませた「ホープ事件」を引き起こした忌むべき機体「ジガンスクード」の起動。
新型PT開発計画「SRX計画」の機体との遭遇を経て、ヒリュウ改はムーンクレイドルへとたどり着く。
刻々と悪化する戦況に、ヒリュウ改の艦長レフィーナはコロニー連合軍に占拠された宇宙ステーション「コルムナ」を奪回することを提案、成功させる。
そんな折り、DCに協力するコロニー連合軍の長、マイヤー=V=ブランシュタインが地球降下作戦を開始する事を突き止めたヒリュウ改は、
敵の本拠エルビスを攻撃し奪還。さらにマイヤーの地球降下艦隊に攻撃を仕掛ける。
地球降下艦隊との決戦において、ゼンガー=ゾンボルトは行方不明。マイヤーは死亡する。
ほぼ同時期に地球のDC本部にてビアン=ゾルダークDC総帥も戦死、DCは壊滅した。
その後、キョウスケ、エクセレン、ブリットのATXチームはSRX計画の機体であるR-GUNを日本伊豆基地へと輸送する任務を受ける。
途中、リクセント公国と言う小国を襲っていたDC残党を撃破し、王女シャインを助ける。
シャイン王女を伊豆基地で保護する事になったATXチームは、一路伊豆基地を目指す…。
リュウセイ編もそのうち。
乙
うまくはしょったね
ただ、隕石落ちたのはシドニーじゃなくてマンハッタン
>>455 そうでした。シドニーはガンダムね。
あと ハンス基地司令→ハンス基地司令代理 だったんで修正。
聖刻1092 操兵伝 って、主人公3人いるけど3人とも?
>457
がんばれ。
漏れはクリシュナ編しかクリアしてないから書けん。
正直、書きたいと思う内容でもない・・・。
ソウルブレイダー(SFC・エニックス)のストーリーキボン
神様に命令されて魔物ヌッコロスと人とか建物とか復活していき
王様に悪魔召喚装置を作らされたテオとかいう博士(いい人)が
科学は素晴らしいが早すぎる科学は人を不幸にしてしまうとか説教くさいことを
言って死んで、悪魔を倒して世界は人知れず平和になったんだが
博士の娘は主人公のことを待ち続けていて、それを天界からみていた主人公は
人間として生きることを決意するんだが、そうすると記憶をなくしちゃう罠。
でも、人間になって彼女のもとに行きました。おわり
ラスボスどうやって倒すのあれ
火の鳥出せなくなったら終了?
新西暦185年にいたるまでの情勢は
>>453に準ずる。
物語より少し前、コロニー連合軍のエース、エルザム=V=ブランシュタインは、
PTゲシュペンストMK-2・Mの試験中に正体不明の敵と抗戦する。
虫によく似た姿のその機動兵器は、外宇宙でヒリュウを襲った存在と酷似していた。
新西暦185年東京。ごく普通の青年リュウセイ=ダテは、幼馴染のクスハ=ミズハと共に母の見舞いに訪れていた。
その後二人幕張のゲーム大会に足を運ぶ(このゲーム大会、「半年分の入院費が何とかなる」くらいの賞金が出るらしい)。
ディフェンディングチャンピオンのテンザン=ナカジマが居なかったためか、リュウセイは快勝。
しかしその時、会場の外では軍関係者がゲーム大会のモニターを行っていた。
「資質がある」…責任者らしき男、イングラムはリュウセイをそう評する。
そして、突然襲い来る虫型の機動兵器バグズ。
イングラムはリュウセイの「資質」を見るため無人のゲシュペンストMk-2TTを放置、傍観する。
ゲシュペンストを見つけたリュウセイはクスハを助けるためにこれに搭乗。
ゲームと同じ操作方法である事に驚きながらもゲシュペンストを操り、バグズを撃退する。
イングラムはリュウセイに「PTの無断使用の罪を問われたくなければ軍に入れ」と脅しをかける。
リュウセイの母の入院費を軍が負担する事、クスハに責が及ばない事も条件に出され、リュウセイはこれを承諾した。
リュウセイはライディース=F=ブランシュタイン及びアヤ=コバヤシと「SRXチーム」を組む事になる。
当初は戦いをゲーム感覚で見ていたリュウセイだが、謎の勢力のパイロットとして現れたテンザン=ナカジマとの戦いを経てその重さを認識する。
(余談だが、テンザンはこの後何度もリュウセイ及びキョウスケの両ルートで戦う事になる)
しばらくして、SRXチームに南極会談の護衛任務が与えられる。
南極で会談する「エアロゲイター」と地球連合のトップ。
しかし、EOTI機関に所属するシュウ=シラカワが機動兵器「グランゾン」を駆り「エアロゲイター」を攻撃。
南極基地は全滅し、グランゾンは去った。ついでそれを追って「魔装機神」と名乗る謎のメカも現れるが、こちらはシュウを追ってすぐに去る。
その直後、EOTI機関のビアン=ゾルダーク博士がディパインクルセイダーズを名乗り、
異星人を倒すため、現行の地球連合に宣戦布告する。
これに対し地球連合軍伊豆基地は新型戦艦「ハガネ」を投入。DCの本拠に突入作戦を敢行する。
SRXチームはこれに同行。また、看護兵扱いでクスハも乗り込む事に。どうもイングラムの手引きがあったようだ。
魔装機神サイバスターとその繰者マサキとの出会い、ライディースの兄エルザムとの戦い等を経てDC本拠アイドネウス島へと突入する。
DC本部で待ち受けるビアンの究極ロボヴァルシオンと、シュウのグランゾン。
激しい戦いの末破れたビアンは、自分達を倒すほどの力を持つハガネ隊に地球の未来を託し、散った。
シュウは行方をくらまし、マサキはそれを追って去る。DCに協力していたコロニー統合軍もまた破れた。
しばらくして、DCの戦艦クロガネを追っていたハガネは、DC残党の襲撃を受けていたリクセント公国を救助。
王女シャインを伊豆基地で保護するため、ハガネは古巣へと足を向けた…。
遅くなるかもですが決戦3予約していいですか?
↑お願いします
バイオハザード4はどうなったんだ…
英雄伝説W(PC98&Win)もどうなったんだ・・・
楽しみにしてるのだが
もうダメじゃー。・゚・(ノД`)・゚・。
マターリ待つのがスタイルじゃないかっ
バイオ4とアバチュ2は書き上げてからうpするべきだったと思います。
英伝4の旧版はあれで終わりでしょ。
DMCでヒャッホイして放置してましたスンマソ orz
なんか俺のカキコで物議をかもさせてしまったみたいで申し訳ない。
今回出来るだけ会話はしょってみたがどうでしょうか。
んじゃ続き。
小屋の中。びくりと身じろぎして身を起こすレオン。ぼんやりと辺りを見回そうとすると途端に激痛が。
その体内を走る何匹もの奇妙な虫のイメージ。
触手のある、カブトガニのような甲殻を持った虫が、レオンの体内器官に取り付いていく。
二の腕に浮き上がっていく赤黒い血管を見つめるレオン。体中を血管に侵食され、そして―――。
自分自身の上げた悲鳴でレオンは目を覚ました。
のろのろと起き上がりながら体を点検するが特に異常は見当たらない。
息をつき、立ち上がったところでハニガンからの通信。
なんと六時間も気を失っていたらしい。
レオンを襲っためまいが「血が混じった」事と何か関わりがあるのでは、との懸念をハニガンは抱くが、
よく分からないが今は何ともない、と無線を切り、(ちょっとは気にしろ)レオンは任務を再開する。
小屋を調べるとベッドの上に何者かからの手紙がのっている。
手紙はこの先の滝にアシュリーを救う為に必要な物があること、教会へ戻る道に配されている
「エルヒガンテ」という何かに対する注意を呼びかけ、
「あなたの身体に起きている異変だけど、残念ながら、もう私の手には負えないわね」
という一文で結ばれている。
手紙をくれた「何者か」が誰かは女言葉だけで既にバレバレですが気にしない。
小屋を出ると外はものすごい豪雨。
雨の中を進んで滝近くまで行くと向こうから村人が歩いてくるが、途中で頭部が破裂し、
首から鋭い触手を生やして攻撃してくる。
彼らの異変は、その身体を乗っ取ったこの怪生物によるものだったのだ。
これ以降村人を倒すと何人かに一人の割合で触手が出現。
触手は攻撃範囲が広い上に二、三度撫でられただけで余裕で死ねます。泣けるほど強いです。
まあ逆に言えば彼らが人間じゃないってハッキリしたんで、
自分の中の殺人許可が下りて気兼ねなく殺っちまえるようになったっつー事なんですが。
という訳で、滝をせき止めて道を出現させたら襲ってくる大量の村人を容赦なく射殺して、
滝裏の洞窟の扉にはまった「丸い紋章」を入手。
ここでこのまま道を進むとボートがあって、ラクチンに採石場手前まで帰れますが、
より辛い展開がお好みなマ…じゃなくて求道者タイプの方は後戻って湖を渡り、
背中から触手が生えた犬が大挙して襲ってくるイヤ展ムービー
(実際一度に出てくるのは一匹か二匹だが速いしムチャ強い)をご覧になる事をお勧めします。
採石場手前まで戻って来ると、突然通路を落とし扉で封鎖されてしまう。
戸惑っていると最初通りがかった時は閉じられていた鉄扉が開いて、
村人たちが何かを綱で引き出してきた。
綱は途中で振り解かれ、扉をブチ破って現れた巨人「エルヒガンテ」が、一抱えもある拳で
村人を次々に叩き潰して襲いかかってくる。
巨人の攻撃を華麗にバク転でかわすレオン。
巨人はレオンを憎憎しげに睨み付け、雄たけびを上げた。
しばらく戦ってると遠吠えを上げるカッコイイ前振りと共に、
最初の方で罠から助けたあの白い犬が現れ、巨人に噛み付いたり吠えて注意を逸らしたりして
一生懸命手伝ってくれます。(助けてない時は当然恩返しはナシ)
おお、サンキューわんこ!恩知らずとか言ってゴメンな!
ある程度ダメージを与えると背中に現れる触手(弱点)を攻撃して、巨人を倒す。
すると犬は何の前触れもなく姿を消した。
きっとDEMENTO(カプコンより四月発売予定)に出演するためでしょう。頑張ってください!
巨人を倒すと何故か自動的に落とし扉が開くので(犬が開けたのか?)、山道を戻り、教会へ。
行きがけは教会を無視して進もうとするとハニガンに怒られたのだが、
今度は村まで戻っても別に何もないので、普通に紋章を使って教会に入る。
二階にあるライトの仕掛けを操作して鉄格子を開き、奥の部屋でついにアシュリーと対面。
最初村人と勘違いして、逃げ回った挙句棒とか投げてきたアシュリーだったが、
レオンが大統領の命令でやって来た救出者と知り、目を輝かせる。
ハニガンに通信。アシュリーを救出した事を告げると救助のヘリを向けるので、
村から抜けるもう一本の道の先まで行けと言う。
農場の先に最初通れなかった道があったので、そこまで向かう事に。
一階まで降りると豪奢なローブを着た顔色の悪い男がレオンの前に立ちふさがった。
男はロス・イルミナドスの教祖(カリスマ)、オズモンド・サドラーと名乗り、
力を世に示す為、大統領の娘であるアシュリーを誘拐した事を告白する。
アシュリーを拉致し、虫の「種」を植え付けて父親の元に返し、アメリカをパニックに陥れる。
更にアシュリーを返す前に大統領からの「お布施」をもふんだくろうという計算だ。
「信仰か金か、どっちかにしたらどうだ」と呆れるレオン。
皮肉に対するサドラーの応えはなく、彼がレオンにも種を植え付けていたことが明らかになる。
レオンたちに植え付けた種は、孵化すればサドラーの思いのままの虜となる特別製のもの。
サドラーの言う「革新的布教」に「まるでエイリアンの侵略だな」と
嫌悪もあらわに吐き捨てたレオンの背後で扉が開き、教団の信者たちが襲い掛かってくる。
レオンは咄嗟にアシュリーの手を引いて放たれたボウガンの矢をかわし、二人は窓を破って教会の外へ。
二人とも半袖なのに顔の前で手クロスしてガシャーン…。まあお約束だけど。
教会の外には灯火を持った村人たちの群れが。
ここからアシュリーを連れたまま戦闘。
アシュリーは間違って振ったナイフが一回当たっただけでも簡単に死ぬし、
罠にもかかるので二つの命令「待て」「付いて来い」を状況によってうまく切り替えて進まなければいけない。
閑話ですがアシュリーを段差の上に立たせて武器構えて上を向くと、
ミニスカの裾を押さえて「ちょっとどこ見てんのよ!(意訳)」と叫びます。
これは意図的にやんなければならないシチュエーションなので言われてもしょうがないのですが、
爆風で吹っ飛ばされたりベリートゥベリー(よろめいた敵に近づくと出せるバックドロップ)
で偶然前とか横に倒れこんだ時に言われると「このアマ…」という気持ちで一杯になります。
てか見られたくないならんなミニ穿くな!ヽ(`Д´)ノ
閑話休題。とにかくアシュリーを連れて何とか農場まで行くと、
レオンの肩車で超えた扉の向こうで、アシュリーがかんぬきを外してくれ、通れるようになる。
吊り橋の手前で通信。救助のヘリが何者かに撃墜されたらしい orz
「…なけるぜ(great)」とレオン。
代わりのヘリを回すので、とにかく当初の回収地点に向かえと言い残してハニガンは無線を切った。
橋を渡りきると眼前の通路から大量の村人。
「Agarralo!(捕まえろ)」背後からの叫び声に振り向けば、
同じく灯火を掲げた大勢の村人がやってくるのが見える。
「どうしよう、レオン」焦るアシュリーに(このセリフ開発途中だと「レオン、激やばっ」だったのに
何故か差し替えられてる。何か「激ヤバ」だったんだろうか)、
レオンは「このままだとサンドイッチのハムだな」と(゚Д゚)ハァ?な発言をかまして
両者の中間地点にある山小屋への避難を指示。
ざっと安全を確認した後、アシュリーを中に引き入れ、扉を閉ざしたレオンの目の前に
「レオン!」カンヌキ用の棒が飛んできた。素早くキャッチして目を凝らすと、
二階へ続く階段の前に、腰に手を当てたルイスが立っている。
見ないと思ってたらちゃっかりとこんなとこに…。
カンヌキをかけるレオンをよそに、ルイスはニヤニヤとアシュリーに歩み寄っていく。
「大統領の娘にしちゃあ、オッパイがでかいな」まんまなセクハラ発言に
「失礼ね、それとは関係ないでしょ、あなた誰?」柳眉を吊り上げたアシュリーが問うと、
ルイスは人の名を聞きたいのならまずそっちから、と応じない。
腹を立てながらもアシュリーが名乗ると「彼女は…」レオンを振り返るルイス。
どうしてここの人たちは質問にまともに答えませんか?
気遣わしげなルイスにレオンが「大丈夫だ、安心しろ(「She's Cool」で、落ち着いてるから
安心しろってことか?)」と言うとアシュリーは唇を噛んで目を逸らした。
疑わしげながらルイスが「まあいい、奴らのようになる前には兆候がある」
と会話を打ち切ろうとしたその時、
「見て!」アシュリーが息を呑んで窓の外を指差した。
板が打ち付けられた窓の隙間から、山小屋前に集まってきた村人たちの姿をかいま見て、
レオンはアシュリーに二階に隠れるよう指示、アシュリーは急いで階段を駆け上がっていく。
リボルバーを構えたルイスはレオンと頷きあい、にやりと笑って呟いた。
「ゲームの始まりだ」
ここではアシュリーを守ってルイスと共闘するのですが、ルイスにも攻撃が当たります。
んで攻撃が当たると当然っちゃ当然ですが凄い勢いで怒られます。
五発以上ヒットでルイスの堪忍袋の緒がブチ切れ。
「アディオース、レオーン」のセリフと共に反撃され、昇天する羽目になります。
お遊び(ゲーム)は程程にって事?
一定数の村人を倒すと「キリがない」ということで二階に移動。
二階で更に一定数の敵を倒したところで村人たちがどこかに去っていき、ノルマクリアとなります。
「忘れ物を思い出した」とルイスは再度どっかいってしまい、彼はほっといて先に進む事にしたレオン達。
山小屋の裏には落とし扉の操作機があり、「エルヒガンテと涙のハンデ有り杉再戦
(恩返しナシの上捕まったらほぼ即死の足手まとい付き)」ルートか
「村人ご一行withチェーンソー姉妹(読んで字の如くチェーンソー持って頭に包帯巻いた二人組のおばさん。
割愛してたが村にも頭に袋被った「チェーンソー親父」が居て、
攻撃が当たると問答無用で一撃死というある意味ラスボスより怖い人たち。
ちなみにUSAverだと彼らに殺られた場合、首が落ちるヤバすぎ特製死にグラになります。
日本のは崩れ落ちるだけ)と不公平団体戦」ルートのイヤ二択を迫られる(両方回るジェノサイド展開も可)。
激戦を潜り抜けて辿り着いたロープウェイ前の山小屋で、村の最終防衛についての張り紙をゲット。
「正直あのエージェントが、ここまで抵抗するとは予想外の展開だ。
我々の血によって浄化されるのを待っていれば良いと思っていたが、
このままではそうなる前にこの村が崩壊してしまう」とか書いてあります…
正直なんか村長が可哀想になってきました…('A`)
レオンが来るまではみんな平和に暮らしてたのにな。(多分)
ともあれ折角総力をかけて待ち伏せてくれてるらしいので、
(途中に扉があるが、目で人物を特定する唐突ハイテク装置で開かない)
ゴンドラに乗って彼らがいる反逆者の処刑所に向かう。
いくらも進まないうちに対面からゴンドラに乗った村人が次々に現れて、斧投げたりして大奮闘。
そっちにばかり気を取られていると、反対側の鉄塔から飛び移ってきた村人にボコにされることに。
…同情中止。
殺られる前に殺る狙撃マシンと化していると、攻撃が当たるたび
背後でガッツポーズを取っているアシュリーに気づく。
さすがUSAプレジデントの娘さんは過激ですね。
彼らが教団に逆らった者を処刑するのに使っていた納屋に到着。
警戒したレオンはアシュリーを隠れさせ、単身中へと入り込む。銃を構え、気配を探るが誰も居ない。
尚も警戒を続けるレオンの背後で不意に影が揺らぎ、次の瞬間村長の巨体が現れる。
太い腕が伸び、またしても締め上げられるレオン。
レオンの身体を梁に叩きつけ、背後を振り返った村長は、観音開きの扉のハンドルをそれぞれ両手で掴むと
飴のように捻じ曲げて、お互い絡み付けてしまった。
仰向けに倒れたまま起き上がれないレオンにのしのし歩み寄り、掌底を叩きつける村長。
ボタン早押しに失敗するとネックハンギングツリー後レオンの首がブラブラに。
成功→素早く転がったレオンは脇のドラム缶を村長に向かって蹴り飛ばす。
ドラム缶が倒れ、こぼれたガソリンが村長の足元を濡らした。
村長が振り向くより先に膝立ちになり、銃を構えたレオンは、「終わりだ」宣言するように言って発砲。
跳ねた火花がガソリンに引火し、走った炎でドラム缶が爆発、村長は炎に包まれる。
地面にダイブして身を伏せていたレオンは振り返って目を見開いた。
焼け落ちた服の下で剥き出される長い爪。
唸り声を上げるその背中に生えた二本の副腕、次いで腰椎が伸び、
怪異と見まごうばかりの正体をあらわした村長が襲い掛かってきた。
村長はある程度ダメージを与えると足が取れ、上半身だけになってヒョイヒョイ梁を渡りながら攻撃してくる。
なんかもーモンスターっつーか新手の妖怪みたいになった彼を倒すとその片目が取れて落ちる。
糸を引いてて、触るのもためらわれそうなこの義眼を使えばさっき開かなかったロープウェイ手前の扉が
開くのだが、地面に倒れた村長の顔をライフルのスコープでズームすると、取れた筈の左目が
しっかりはまってる事にはツッコミ無用です。
とにかく衝撃で壊れた納屋の壁を抜けてアシュリーと合流、道を後戻り、扉を開いて城脇の道を進むと、
前方から村人の乗った暴走トラックが、楽しそうに隣人を跳ね飛ばしながらやってくるので
ライフルで狙撃。運転手のおっちゃんを撃って急いでその場から離れるとトラックが横転、
(狙撃後ボーっとしてると巻き込まれて糸冬了)車の脇を通り過ぎると背後から村人の大群が。
急いで跳ね橋を駆け渡り、城門まで辿り着いたアシュリーとレオンは、クランクを回して橋を巻き上げ、
悔しがる村人たちを尻目に城内へと逃げ込んだのだった。
続きます。次辺りで終わりたい…
乙!
これまでにないバイオの雰囲気でわくわくする・・・
すんません
バイオ4っていうのはコードベロニカのことなんですか?
最近GCで出た奴
バイオ4面白そうだな。
しかし2の我侭娘二人といい、なんでレオンと関わる女は自分勝手なのばかりなんだ。
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/24 17:38:55 ID:epnhdoM/
>>479 下手糞な文章だな。チラシの裏にでも書け。
バイオ4乙です!↑の馬鹿は無視してください。
次回も楽しみにしております。
乙です。白い犬GJ!
GCの新作バイオか…。
かなり面白そうだけど
恐いやつ自力でクリアできないんで助かります。
[このままではそうなる前にこの村が崩壊してしまう]
追い詰める方が追い詰められてるじゃん
第四部:朱紅い雫(0)
〜約20年前〜
バルドゥス教会の神官であり、未来の最高導師として期待されていた若き日の
ベリアス卿は、真実の島である啓示を受けた。
今から何十年か後に、この世界を消し去るほどの災厄が起きる。
千年前、ある事故により大地が引き裂かれ、ガガーブが誕生したときのような、
いや、それ以上の大惨事が。
その日を境に彼は教会を脱退し、オクトゥムの使徒へと転身を遂げた。
闇の神の力を持って来るべき大災厄を防ぐ、その目的のためだけに。
オクトゥム復活に必要なものは全部で3つ。
鍵となるドゥルガーの娘、生命の書、そして神が封印された地、カテドラール。
20年の歳月の末に全てを揃えた今、彼の計画は最終段階を迎えつつあった。
第四部:朱紅い雫(1)
〜バルドゥス教典の一節〜
砕けしバルドゥスの欠片、鋼よりも硬く、羽根より軽き刀身に宿りて
大いなる闇をうちはらう一条の光明とならん
その名、神剣エリュシオンという
かの剣を手にする者、妙なる輝きをもって
永きにわたる光と闇の相克に終止符を打てり
人、大いなる巣立ちの季節を迎えん
神剣エリュシオンの力で結界を破り、カテドラールへ進入した
アヴィン、ルティス、ガウェイン、ミッシェルの4人。
地下にいるアイメルを目指す一行の前に、ベリアス卿が現れた。
ルティスはベリアス卿に言った。
あなたを尊敬し、感謝している。しかし、自分は進むべき道を見つけた。
汚くて不完全であっても大切な人々の住む、暖かい世界で生きたい、と。
彼女の覚悟を聞き、それを認めた卿は、さらに地下深く去っていった。
後を追いかけようとする4人に、操られたマイルが立ち塞がった。
彼を呪縛から解き放とうとするアヴィンは、何度も攻撃を受けながら
必死に近づいていく。そして・・・
アヴィンの覚悟と、護りの鈴の音色が親友を正気に導いた。
第四部:朱紅い雫(2)
自分を取り戻したマイルが先導役を買って、地下を降りていくアヴィン達。
途中、幾度と無く闇の使徒達の妨害を受けるが、かつての仲間たちや、
殿を引き受けたミッシェルの活躍で、ついに最下層へたどり着いた。
そこには、魔方陣の上に倒れているアイメルと儀式を行うベリアス卿の姿があった。
オクトゥム復活を目の前にし、真の目的を語るベリアス卿。
世界を襲う災厄の存在に一行は驚愕したが、だからといって
多大な犠牲を払うであろう闇の神の復活を、彼らは容認できなかった。
人は不完全な存在だ、と言い放つ卿に対して、人の強さを信じる、としたアヴィン達。
もはや言葉は無用。
理想のため、人の身すらも捨て襲い掛かるベリアス卿を、彼らは打ち倒した。
しかし、あと一歩、間に合わなかった。
破壊と再生の神オクトゥムは、アイメルを取り込むことで現世によみがえった。
妹を返してほしいと迫るアヴィンに神は告げた。
(世界を創り替える)闇の原理に則り、それ以外の目的で動くことはできない。
取り戻したいのであれば破壊するしかない。
光と闇の争いには興味がない。けど、アイメルが戻ってくるなら。
その想いを胸に、アヴィンは神剣を手に取り、神と戦う決意をした。
第四部:朱紅い雫(3)
「これが人の魂の輝きか・・・どうやら巣立ちの季節が訪れたようだ・・・」
激闘の末にオクトゥムは消滅。アイメルを取り戻して喜び合うアヴィン達。
そこに姿を現したのは瀕死のベリアス卿だった。
世界の命綱を切ってしまったと非難する卿に、可能性に賭けて他の道を探す
決心を述べるアヴィン。
「後悔だけはすまい・・・」そう語る卿はどこか羨ましそうにアヴィンを見ていた。
オクトゥムが消えたことで、その身を捧げていたベリアス卿の肉体は消滅した。
そして、闇の力でかりそめの命を与えられていたに過ぎないマイルの体も・・・
マイルは全てを知り、受け入れた上で最後の戦いに臨んでいた。
「それでも・・・僕はアヴィンの力になりたかった。それが僕の望みだったから」
これから君には幸せが待っている。そうアヴィンに言った後、彼の体は、消えた。
第四部:朱紅い雫(4)
残された護りの鈴の前で膝を突き、号泣するアヴィン。
そのとき、神剣エリュシオンが光を放ちながら宙に浮かびあがった。
バルドゥスの声が、意思が、神剣を通じてアヴィン達に聞こえてくる。
人の魂の輝き、想いの強さをアヴィン達の旅から知ったバルドゥス。
(世界を保ち続ける)光の原理に則り、それ以外の目的で動くことはできないが、
マイルを蘇らせて欲しいと願う一行へのせめてもの礼として、冥府門を開き、
彼を連れ戻す最後の機会を与えた。
失敗すれば命はないことを承知で飛び込んだアヴィン。
暗闇の中を落ち続けていくうちに、2人の絆のあかしを思い出した彼は、
護りの鈴の導きで、ついにマイルを見つけることができた。
「俺をだましていた罪は重いぞ。帰ったら、一発殴らせてもらうからな」
「君ってやつは・・・短気で・・・無茶で・・・強引で・・・」
2人の帰りを待ちわびる仲間たちの声を聞きながら、アヴィンとマイルは生還した。
第四部:朱紅い雫(5)
2人の無事を喜ぶ一行だったが、いつの間にかエリュシオンから神気が無くなっていた。
不思議に思う彼らの前に、アイメルを通じて精霊神ドゥルガーが出現した。
精霊神からバルドゥスとオクトゥムが旅立ったと聞いて、彼らは驚きを隠せなかった。
光と闇は表裏一体。もとは1つの存在であり、2つにわかれて争っていたのは
人が神を必要としていたからだ、と語るドゥルガー。
人は1人では生きていけず、かといって自分たちだけで連帯することもできない。
光と闇という、わかいやすい器があってはじめて集団となり生きていくことができた。
その代償として互いに争うことになろうとも。
光と闇が去り、自分も果てのない眠りにつくことになるが、
神々の時代が終わったいまこそ、人は自分の足で大地に立たなければならない。
そう言った後、ドゥルガーはこう続けた。
「朱紅い雫を輝かせるとき、人はもはや、無力な存在ではないのだから」
人の情熱と想い。胸の奥で輝く、朱紅い雫。
ひとつひとつは小さくても、響き合えば、運命を揺り動かすほど強く、大きくなる。
第四部:朱紅い雫(6)
聖都ヴァルクドに戻ってきた一行はこれからの方針を話し合った後、解散した。
ルティスも弟ルカのところへ帰るのだと思っていたアヴィンだったが・・・
「私の旅は、まだ終わっていないから」
出立の前の日、ルティスはアヴィンにこれからの予定を話した。
ベリアス卿の死を信じず、いまだ抵抗を続けている使徒たちを説得するために
旅を続けるという。
闇を抱えながら光を掴めた自分にしかできないことだと彼女は言った。
アヴィンは自分の気持ちを言葉に出そうとするが、ルティスに遮られてしまった。
その先を聞いてしまったら、私はきっとあなたに頼ってしまうから。
「だったら・・・待つとするさ」
やるべきことを終えたら自分のところに来て欲しい。続きの言葉はそのときに言う。
ルティスはアヴィンの手を握りしめて、あなたの所に必ず帰ってくる、と答えた。
エピローグ
アヴィンはミッシェルと別れる際に、エリュシオンを彼に託した。
この剣はエル・フィルディンには必要ない。
別の大地で、必要としている人間に渡して欲しい、という言葉とともに。
それから季節は巡り、しばらくの時が流れた。
教会によって発表された神々の時代の終わりと、人の時代の始まり。
その衝撃から人々は徐々に立ち直りつつあった、そのころ・・・
妹や親友と共に暮らしていたアヴィン。
薪割りの仕事を終えて戻る途中、背中から懐かしい声が聞こえてくる。
「おかえり、ルティス」「ただいま・・・アヴィン・・・!」
ラストシーン
長年の夢だった船でのガガーブ踏破に挑もうとする船乗りトーマスと、
ベリアス卿が見た災厄の正体を確かめるべく、第三の大陸に渡ろうと考えていた
ミッシェルは、互いに協力してガガーブの調査を行っていた。
プラネトス号の甲板上で、ガガーブ越えに必要な新型エンジンについて話し合っていた
2人の話題は、いつの間にか、アヴィンから託された神剣に移っていた。
古代語で「神々の楽園」を意味する神剣エリュシオン。
神々が消えた時代には似つかわしくない、ということで、
新しい時代にふさわしい新たな名前をつけることに。
考えた末にミッシェルは言った。「エスペランサー」というのはどうか。
トーマスに意味を尋ねられた彼は、こう答えた。
「『希望を拓くもの』という意味です」 〜完〜
だいぶ遅れてしまいましたがこれで完結です
ラストの場面はある意味5のプロローグといった感じです
エスペランサーのその後は、3を引き受けた方が詳しく書いています
499 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/25 13:54:36 ID:eIXybe2+
●未解決分
■PS2 ・大正もののけ異聞録 ・鋼の錬金術師-翔べない天使- ・スペクトラルソウルズ
・フェイスパラドックス ・零 ・グレゴリーホラーショー ・フロントミッション4 ・決戦3
・転生學園幻蒼録 ・キングスフィールド4 ・エヴァーグレイス1、2 ・キングダムハーツFM
・BUSIN ・BUSIN 0 ・半熟英雄対vs3D ・ステラデウス ・ライゼリート ・鬼武者1,2
・FF11(国別、プロマシア) ・ジェネレーションオブカオス2、3 ・花と太陽と雨と
■PS ・里見の謎 ・ミスティックドラグーン ・クーデルカ ・クロックタワー3 ・黒ノ十三
・エクサフォーム ・エネミーゼロ ・ラグナキュール ・ドラゴンシーズ ・すべてがFになる
・新世代ロボット戦記ブレイブサーガ ・MOON ・クーロンズゲート ・ティアリングサーガ
・フェイバリットディア(純白、円環) ・聖霊機ライブレード ・フロントミッションオルタナティブ
■GC ・FFクリスタルクロニクル ・スーパーロボット大戦GC ・ゼルダの伝説 風のタクト
■SFC ・ラストバイブル3 ・超魔法大陸ウォズ ・ダークキングダム ・永遠のフィレ―ナ
・ざくろの味 ・弟切草 ・イデアの日 ・ソウルアンドソード ・大怪獣物語2 ・セプテントリオン
・幕末降臨伝ONI ・学校であった怖い話
■FC ・太陽の神殿 ・ミネルバトンサーガ ラゴンの復活 ・ゲゲゲの鬼太郎2 ・道(TAO)
・ボディコンクエスト ・ヘラクレスの栄光2 ・ゼルダの伝説 ・リンクの冒険 ・モンスターメーカー
・マイトアンドマジック ・スウィートホーム ・メタルギア
■64 ・スーパーロボット大戦64
■XBox ・真女神転生NINE ・OTOGI〜百鬼討伐絵巻 ・パンツァードラグーン オルタ
・FATAL FRAME2 CRIMSON BUTTERFLY
■セガ系 ・サイバードール ・ファンタシースター(1、2、3、千年紀、オンラインep2、ep3)
・シャイニングウィズダム ・ナップルテール ・パンツァードラグーン、ツヴァイ ・ラングリッサー2
・シャイニング ザ ホーリィアーク ・電脳戦機バーチャロンマーズ
■携帯機 ・ONI1,2,4,5 ・KOF R-1,EX ・ゴットメディスン ・なりきりダンジョン3
・真・女神転生デビルチルドレン(赤、白、光、闇、炎、氷、メシアライザー) ・きみのためなら死ねる
・風来のシレンGB2 ・聖剣伝説 ・スーパーロボット大戦OG2 ・スーパーロボット大戦R
■PCゲー ・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・「囚人へのペル・エム・フル」 ・コマンド&コンカー
・偽典女神転生
■その他 ・剣神ドラゴンクエスト ・コズミックファンタジー(PC Engine) ・虚空漂流ニルゲンツ
・ストリートファイターIII 2nd ・サイキックディテクティブ1,2 ・メタルギア2
●途中
■現スレ ・アバタールチューナー2 ・キングダムハーツ ・スーパーロボット大戦OG
■前スレ ・エースコンバット5 ・バイオハザード2
■Part10から放置 ・逆転裁判3 ・ルドラの秘宝 ・ONI2 隠忍伝説
■9以前から放置 ・「テラ・ファンタスティカ」 ・みつめてナイトR ・ポリスノーツ ・九龍妖魔学園記
・テイルズオブエターニア ・ブルーフォレスト物語 ・東京魔人学園符咒封録 ・グランディア
・サモンナイト(カルマ) ・ONI3 ・ロマサガ(WCだけの話) ・.hack ・戦国サイバー藤丸地獄変
・ジャングルウォーズ2 ・刻命館 ・幻想水滸伝3(主3人のED詳細)
●執筆予告がある物 ・だんじょん商店会[9] ・スーパーマリオRPG[9] ・バイオハザード0、3[9]
・バイオハザードOB1,2[9] ・バイオハザードCODE:Veronica[9] ・ファイアーエムブレム〜聖戦の系譜〜[11]
・ファイアーエンブレム(封印、烈火)[1] ・鬼神降臨伝ONI[1] ・サーカディア[1] ・俺の屍を超えてゆけ[1]
・ミッシングパーツ[2] ・英雄伝説6 空の軌跡[2] ・逆転裁判2[2] ・逆転裁判[2] ・聖刻1092 操兵伝[2]
ティアリングサーガ、予約してみます。
テイルズオブエターニアのディスク3からの書こうと思えば書けそうだけど需要ある?
予告・転生学園近い内に書くよ。
伊豆基地に到着するSRXチームとATXチーム。
SRXチームを束ねるイングラムはATXチームに対し、SRXチームとの模擬戦を行う事を告げる。ただし、実弾で。
リュウセイの乗るR-1とライディースの乗るR-2を強襲するATXチーム。
そしてブリットが攻撃した新型機、グルンガスト弐式には看護兵だったはずのクスハが、イングラムの陰謀により乗り込んでいた。
模擬戦は結局引き分けで終わる。
リュウセイはクスハが新型に乗っている理由をイングラムに問いつめるが、決定事項だとはねつけられてしまった。
どうやら、彼女がリュウセイやアヤなどと同じ「念動力」の資質を持っているのが理由のようなのだが…。
そのころ、宇宙ステーション・コルムナ周辺の「L5宙域」に突然謎の物体が出現。
「ホワイトスター」と名付けられたそれからは、バグズや新型のスパイダーと言った「エアロゲイター」の戦闘メカが姿を現した。
そして、地球圏全体に宣戦布告が成された。
「我が名はレビ=トーラー。地球人共は三十日以内に降伏せよ」
ついに、ビアン=ゾルダークの危惧した異星人の襲来が始まったのである。
しかし、異星人の襲来に対抗するために作られたDCは異星人を無視。
新たなDCのリーダーとなったアードラー=コッホはビアンの理想を受け継がず、たんなる世界征服へと走っていく。
そんな中、DCと内通していた伊豆基地のハンス=ウィーバーがシャイン王女を誘拐し逃亡。
ヒリュウ改とハガネはDC残党掃討の任に付く事となった。
立ちふさがるグルンガスト零式とゼンガーを撃ち貫き、究極ロボヴァルシオンの量産型をうち砕くハガネ。
ゼンガーの言葉によってDCの目標がジュネーブである事を知ったハガネ隊は、全速力で連邦本部のあるジュネーブへ向かった。
ハガネがジュネーブにたどり着いたとき、すでにそこはDCの攻撃によって壊滅していた。
幾度も戦ったテンザンは、量産型ヴァルシオンに乗ったまま散り、DCはだんだんと不利な状況に追い込まれていく。
しかしDC総帥アードラーは切り札としてシャイン王女の乗ったヴァルシオン改を出撃させる。
未来予知能力をもつシャイン王女をヴァルシオンの特殊なシステムで操り、攻撃を仕掛けるアードラー。
その非道さを見るに見かねたリリー・ユンカース(彼女は元々マイヤーの部下であった)がアードラーの乗る船を攻撃。
その隙に、ハガネ隊のパイロット達はシャイン王女の救出に成功する。
しかし、怒り狂ったアードラーはリリーの乗る船を撃沈。その直後に行方をくらませていたゼンガーが現れた。
ゼンガーは語る。
DC…ビアンとマイヤーの元々の役割は、異星人に対抗する戦力(今回の場合はハガネとヒリュウ改)を戦争によって育て上げるため。
ゼンガーはその思想に賛同し、ハガネとヒリュウの壁となるため、あえてDCに寝返ったのだ。
そして、裏切りの恥を忍んでゼンガーが生き延びた理由はただ一つ。その後にDCの勢力を悪用しようとする者達を倒すためだったのだ。
「我が名はゼンガー=ゾンボルト!悪を断つ剣なり!大儀を失ったDCは零式斬艦刀によって今日この地に潰えるのだッ!」
そして、ゼンガーの言葉通りDCは壊滅。ハガネ隊はジュネーブを奪還する。
だがその直後、今度はエアロゲイターの攻撃機が強襲。
大量のミサイルを空間転移で送り込むと言う攻撃によってジュネーブは完全に殲滅され、ハガネとヒリュウ改は再び伊豆基地に戻る事となる。
なお、この時現れたエアロゲイターの機体から発せられた念動波を、SRXチームのアヤ=コバヤシが関知。
その念動波のパターンは、何故か昔「特異能力研究所」で得られたサンプルデータと酷似していた。
調査の結果、エアロゲイターの機体から発せられた念動波は、アヤの妹のものである事が判明。
調査を担当したギリアム=イエーガーはエアロゲイターの正体に付いて疑念を持つ。
ある日ハガネは出動命令が下る。
エアロゲイターのバグスやスパイダーといったメカが現れたのだ。
ハガネ隊がそれらを倒した後に、今度は人型の兵器が姿を現す。
エアロゲイターの新しい人型兵器の群れ、それを見たイングラムはSRXチームにある命令を下す。
「パターンOOCを解除せよ」
SRX計画の機体R-1、R-2、R-3は、合体する事により強力なスーパーロボット「SRX」になる事が出来るのだ。
実戦での、いきなりの初合体。「お前達なら出来る」というイングラムの言葉を信じ、リュウセイ、ライ、アヤはパターンOOC、ヴァリアブルフォーメーションを発動する。
しかし、合体は失敗。それを見届けたイングラムは思わぬ行動に出る。
合体に失敗したアヤのR-3を攻撃、撃墜したのである。
イングラムの突然の裏切り。彼は実はエアロゲイター側から送り込まれたスパイであり、合体出来ないSRX――彼にとっての役立たずを切り捨てたのだった。
彼の豹変に怒り狂うリュウセイ。しかしイングラムはそれをあざ笑い、姿を消した。
グルンガスト弐式で出撃していたクスハをさらうという悪趣味なおまけまで付けて。
イングラムに恋心を持っていたアヤは鬱ぎ込み、
クスハに淡い想いを抱いているブリットはリュウセイと衝突する。
そんな中、地球連邦軍は異星人に対抗する一大作戦を決行しようとしていた――。
507 :
風のタクト:05/02/25 20:48:41 ID:I8DRQ/JB
ゼルダの伝説 風のタクトを投下しますね。
↓ちなみに一行での要約
リンクという名前の少年がガノンドロフを倒す
508 :
風のタクト:05/02/25 20:50:05 ID:I8DRQ/JB
時代は「時のオカリナ」のずっと後。舞台は大海原に小さな島がぽつぽつと存在する世界。
世界にはトライフォースというものが三つ存在し、三つ揃えると願いが叶う。
ある日、リンクは海賊の頭である少女テトラが怪鳥ジークロックに連れ去られているのを目撃する。
リンクはすぐさまテトラを救出するが、代わりにリンクの妹アリルが連れ去られてしまう。
海賊の助けを借りて敵の本拠地である魔獣島に忍び込むが、発見され、海へ放り出されてしまう。
リンクが気付くと、赤獅子の王という名の言葉を話す船に拾われており、誘拐事件の黒幕である
魔王ガノンドロフを倒すためには三つの神珠を集めることが必要だと告げられる。
これからリンクは風のタクトを使って風を操り、赤獅子の王に乗って大海原を冒険することになる。
一つ目の神珠、ディンの神珠を取りに来た竜の島で空の精霊ヴァルーの巫女であるメドリと出会う。
メドリからヴァルーが暴れていることを聞き、原因である魔物を倒してディンの神珠を受け取る。
二つ目の神珠、フロルの神珠を取りに来た森の島で大地の精霊デクの樹からの依頼を受け、
森の精霊マコレを禁断の森から救出し、フロルの神珠を受け取る。
最後の神珠、ネールの神珠を持つ水の精霊ジャブーがリンクの故郷プロロ島にいることを知り、
ジャブーからネールの神珠を受け取る。
509 :
風のタクト:05/02/25 20:54:53 ID:I8DRQ/JB
三つの神珠が揃うと神の塔が出現し、そこでの神の試練をくぐり抜けると不思議な城にワープする。
リンクは不思議な城でマスターソードを手に入れてから海上に出て、再び魔獣島に乗り込む。
アリルを救出し、ジークロックも打ち倒し、そのままガノンドロフに挑むが返り討ちされてしまう。
不思議な城に撤退したリンクはハイラル王と名乗る人物から、赤獅子の王=ハイラル王であり、
テトラ=ゼルダ姫であること、誘拐事件は知恵のトライフォースの継承者であるゼルダ姫を探し出す
ことが目的だったこと、この不思議な城こそがハイラル城であることを告げられる。
「時のオカリナ」のずっと後にガノンドロフの封印が解けてしまい、ハイラル王が神に助けを求めると
ハイラル全体が海の下に沈められてしまい、かつて高い山だった所が現在の島になったらしい。
赤獅子の王から負けた原因はマスターソードから退魔の力が失われてしまったからだということ、
退魔の力を取り戻すために大地の賢者と風の賢者を探し出し、それぞれの神殿で神の力を注いで
もらわければならないことを教わる。
メドリが大地の神殿で大地の賢者として、マコレは風の神殿で風の賢者としてそれぞれ覚醒し、
マスターソードが退魔の力を取り戻す。
510 :
風のタクト:05/02/25 20:59:51 ID:I8DRQ/JB
ゼルダ姫がガノンドロフに捕まってしまったので、八つに分かれた勇気のトライフォースを集め、
ハイラル城の封印を解き、ガノンドロフの城に攻め込む。城の最上階でガノンドロフとゼルダ姫、
リンクが集まることで力、知恵、勇気の三つのトライフォースが揃い、完全なものになる。
ガノンドロフがトライフォースを手に入れるためにリンクをボコボコにしている間に、
突然現れたハイラル王が漁夫の利でトライフォースを手に入れ、海底にあるハイラルの崩壊を願う。
崩壊し始めているハイラルで、リンクとゼルダ姫が協力してガノンドロフを打ち倒し、海上に戻る。
その後、リンクは故郷の島を出て、海賊達(ゼルダ姫含む)と一緒に新天地を求めて旅に出る。
511 :
風のタクト:05/02/25 21:02:38 ID:I8DRQ/JB
以上です。
ちなみに、ガノンドロフは力のトライフォースの持ち主であり、
最後に崩壊したのは海の下のハイラルだけであって、海上の島々は無事。
なんか、ハイラル王がむかつく感じでした。
GBで出た「エストポリス伝記 よみがえる伝説」をリクエストします。
文章上手くないし、多少ウロ覚えの所もあるけれど、多分合ってると思う。
テイルズオブエターニア、ディスク3から行きます。
ディスク3から。
気づくと、そこは炎に包まれたラシュアンだった。リッドは何者かに襲撃された
自分の村を徘徊していた。
ショックのあまり声の出ないキール。
そして村の入口の建物の前で泣いているファラ。
声をかけると途端にファラはこう言った。
「お父さんも、お母さんも、村の人達も・・
みんな・・・わたしが殺したんだ。みんなみんなみんなみんな!」
そこで目が覚めるリッド。そこはシルエシカアジトの救護室だった。
目の前にはファラがいて、夢を引きずったリッドはファラに大丈夫かと
声をかけるが笑われてしまう。
セイファートリングの一部を破壊した後のオルバース爆動でバンエルティア号は
セレスティアの海に落ちてしまったのだ。
それからリッドとファラはみんなと合流すると、司令室でから報告がある。
バリル城中庭に設置した晶霊砲がインゲリア軍に占拠され、アイラは囚われて
しまったらしい。いそいで現場に向かうと、ロエンが率いたインフェリア軍が
いた。オージェのピアスをしていても会話の出来ないロエンとアイラ。
リッド達が仲介に入るが、セレスティアと組んで、晶霊砲を使いインフェリアに
戦争を仕掛けると思われていて、話にならない。
そこに死んだ筈のヒアデスがやってきた。
もうほとんど人間の体じゃなくなっている強化されたヒアデスはインフェリア軍
もリッド達も関係なく襲う。そしてファラはロエンに言う。
ヒアデスは私達共通の敵だと。
そしてようやくヒアデスを倒すと、そこにガレノスがやってきて、レイスから渡さ
れた手紙を読み出す。それをリッドが要約する。
「ウルタス・ブイは君にゆだねる」
手紙にはこの一言だけ記されていた。ウルタス・ブイ=アレンデだと悟ったロエン
はそこでしばらく呆然と立ち尽くす。
そしてレイスの言葉を信じ、そしてレイスが助けたというリッド達を信じようと決め、
シルエシカと同盟を組む事にした。
そして晶霊砲=フリンジ砲を完成させるにはどうしてもリヴァヴィウス鉱が不可欠
であるが、それはセレスティアには無い。セイファートが昔ネレイドを封印した時に
使った鉱物で、キールによるとそんな貴重な鉱物がインフェリアにあったという記述
は無いらしい。しかし、ファラはきらきら光る鉱石と聞き、それに似たものを昔レグ
ルスの丘で見た事を思い出す。
そこで4人はファラの記憶を頼りにレグルスの丘へと向かう。
・・・レグルスの丘はリッド、ファラ、キールにとって忘れられない場所だった。
リッドはセイファートの試練の第2試験で見たばかりだった。
決して入ってはいけないレグルスの丘に来て、それから追いかけてきたファラの
父は奥に入ったまま帰らず、その後怪物が村にやってきて村を焼いた。
ラシュアンの半分近くの人が死んだ。そんな思い出。
レグルスの丘をしばらく歩くと夜になったので4人はそこで泊まる事にした。
そこでファラはいきなりこんな事を言い出す。
・・かつてのリッドとキールはレグルスの丘の奥に何があるか知らなかった。
ネレイド、魔物の封印された場所こそ、このレグルスの丘だった。しかしそんな事
子供だから知らなかったし、3人が入った事で封印が解け、村は襲われたが、
(村を襲ったのはネレイドに取り付かれたファラの父)
それは自分達に非があるにせよ、仕方のない事だと。
父の死んだリッドも、沢山の知り合いが死んだキールも、傷はおいつつも、割切って
今まで生きてきた。
しかし、ファラは子供の時から魔物が封印されていた事など最初から知っていた。
知っていて、二人をレグルスの丘に連れてきた。
光るあの綺麗な石が欲しかったから。
そしてあの事件が起こった。村の人を殺したのは自分だと。
それなのに今まで二人には怖くて言えなかった。
言ったら自分を決して許してはくれないだろうと思った。
それどころか他人を助ける事にばかり執着して他人に感謝される事で自分の罪を
忘れ、傷つかないように過去をごまかして生きてきた。
もう許されなくてかまわない。いや、許されるはずがない。
それでもファラは涙を流しながら二人に謝った。
しかしリッドは言う。もういいんだ、と。
十年間ずっと罪に打ちのめされ、それでも今日逃げずにここにみんなを連れてきた。
子供だったのだから仕方ないとリッドやキールのように割り切って生きてく事も
出来たのにしなかった。もう十分だと。
キールもそれに同意し、多少まだ気持ちは晴れないけれど、許してくれた二人に
感謝した。
翌日、魔物が封印されている封印の間の前に行く。そこにはより精度の高いリヴァ
ヴィウス鉱があると考えられたからだ。しかし、その前に光晶霊・レムが現れる。
この先は重要な鉱物・リヴァヴィウス鉱があるから、生半可な気持ちで通すわけには
いかないと。そして技量を見極めたいというレムと戦い、そして勝利する。
するとレムはクレーメルケイジの中に入ってくれた。
そして封印の間につくと、大量のリヴァヴィウス鉱があった。それを袋に詰めて
いると、いきなりメルディがいきなり難解なメルにクス語を話し出す。そして
黒い影に包まれていくメルディ。レムが出てきて、メルディはレグルスにのっと
られそうになってると言う。急いでメルディをここから引き離さないと危ないので、
一行はラシュアンへと向かう。
そしてメルディの回復を待ち、それからリヴァヴィウス鉱を届けに行く。
フリンジ砲はとうとう完成した。後はシゼル城に乗り込むだけになった。
そこでガレノスにセイファート観測所に自分を連れて行って欲しいと頼まれる。
セイファート観測所に着くと、ガレノスがどうしてもある観測をしたいということで
一晩待つことになった。
そこでキールはガレノスにメルディの秘密を聞かされる。
メルディは闇の極光の力の持ち主であった。
だからリッドやレイスの自分と相反する力を見分ける事が出来たし、メルディは
セイファートの試練の結界の前では大きく弾かれたし、ネレイドに取り付かれそうに
なったのだ。いつ発動するか分からない闇の極光におびえながらメルディは生きてきた。
キールを信用したガレノスはそんなメルディを守ってあげて欲しいという(意訳)
それから観測を続け、ガレノスは自分の出した予測が当たっている事に気づいた。
インフェリアとセレスティアはこのまま行くと、グランドフォールを止めても、
お互いの重力によって引き合い、消滅してしまうと。
それはあまりにも残酷な事だった。キールとガレノスは、その事実は皆に言わず、
二人だけの秘密にした。
そしてとうとうシゼル城に乗り込む時がきた。
フリンジ砲にエネルギーは充填され、バンエルティア号は黒体の中心へと走り出す。
そしてフリンジ砲が発射され、覆われていたバリアが破られ、シゼル城が現れた。
最終決戦が始まった。
4人はシゼル城をかけあがり、とうとうシゼルの前にきた。
「セイファートの名の下、グランドフォールを止めにきた・・!」
リッドが高らかに宣言すると、シゼルはつぶやく。
「もう闇の極光は完成している」
「エターニアのあらゆる晶霊力は我の中に注ぎ込まれつつあることを!」
そういうとシゼルは黒い霧に包まれた。
そこでキールはいう。
「わかったぞ。グランドフォールの本当の目的が!」
「極光術の生み出す破壊力は精神のなかに取り込む晶霊の量に比例するんだ。」
「やつは自分の中に晶霊を取り込もうとしているのか!」
そしてメルディはシゼルに問う。闇の極光を完成させてエターニアを滅ぼしてどう
するのかと。
「我は・・・主となる。セイファートを倒し、新たな世界の創生主となるのだ!
2000年前とは逆の立場になるわけだ。」
・・・もう、シゼルはシゼルでなかった。ネレイドにのっとられた日からネレイド
そのものになっていたのだ。
「物質を憎み、現世界を恨む強い石があったからこそ我らは同化したのだ。
バテンカイトスこそが、本来あるべき世界の姿なのだ。
物質がなくなれば、悲しみも憎しみにも囚われることはなくなる。」
メルディは言う。
「シゼルは死んだよ。ここにいるのは・・メルディの敵!」
そしてとうとうシゼルと戦う。
闇の極光の前にリッドは真の極光を使い、とうとう倒す事が出来た。
するとシゼル城は消えていき、リッド達は二つの世界を繋ぐセイファートリング
の核の前にいた。
全てが終わった。そう思った時、凄い衝撃が世界を走った。
「間に合わなかった・・・・!」
キールは言った。もう、お互いの重力で二つの世界は滅亡してしまうと。
あまりの事実にみな驚き、絶望的になるが、一つだけ、助かる方法があった。
2000年前の戦争によりゆがめられ、空間的にくっついているインフェリアと
セレスティア。お互いが本来あるべき姿、只の宇宙に浮かぶ星と星の関係に戻れば
空間的に無関係になり、引力によって滅びる事もない。
それにはセイファートリングを破壊するしかない。
しかし、リッドの極光術はセイファートから授かったもの。それでセイファートの
作ったものを壊すのは不可能だった。闇の極光とフリンジする以外。
メルディは自分の極光とリッドの極光をぶつけ合えば助かると言い出した。
しかし、そうすれば、もうぼろぼろのメルディは闇の極光に飲まれ、シゼルのように
なってしまうかもしれない。助かる確率はほとんど無かった。
キールは反対したが、メルディは決心していた。
「メルディ、決めてたよ。必要な時来たら、この力使うって。」
皆も素直に賛成出来なかったが、これしか生き残る方法はない。
リッドとメルディは力を解放し、エターナルリングの核めがけて二人の極光を
ぶつけた。
ファラはリッドを、そしてかなり危険だから一人でいいというメルディをよそに
キールはメルディを支えた。
リッドはファラに言った。
「ラシュアンに帰ったら、ファラのオムレツを食いてえな・・・。」
ファラは苦しむリッドを抱きしめながら、うなずいた。
一方メルディはかなりの負担でとうとう倒れてしまった。
もう全てが終わってしまう・・そう思った時、瓦礫からシゼルが現れた。
キールはメルディを庇いながらシゼルと対峙するが、シゼルはキールを見向きもせず、
セイファートリングの核の前で闇の極光を開放し始めた。
シゼルは元のシゼルに戻っていたのだ。もう瀕死の体で最後の力を使うシゼル。
シゼルの死を感じたメルディは
「お母さんっ・・!」と叫んだ。
そしてシゼルはメルディに優しくこう言った。
「メルディ・・、死は終わりではない・・。
とこしえに思うことこそ、共にあるということなのだ・・・。」
そしてシゼルはセイファートリングごと消え去った。
大きな爆発と共に、4人も吹き飛ばされた。
そして朦朧とする意識のなか、リッドはセイファートの使者の、レイスの声を聞いた。
リッドとファラはゆっくり、ゆっくりと落ちてゆき、ラシュアンの見張り台の隣に
落ちた。
全ての始まりの場所に。
ここでエンディング。
後日談
ファラはミンツの売店などを回って、大きな袋にいろいろ詰め込んだ。
そして港に行くと、さんざん待たされたリッドとチャットの姿が。
バンエルティア号が前よりずっと大きな形に変形していた。
チャットはあの後インフェリアに落ち、アイフリードの遺産を見つけ、さらに改造
していた。この船は新たに、重力を断ち切って飛ぶ機能がついていた。
まだ試運転もしていないのにセレスティアに行くのがどうも不安でリッドは微妙な様子。
「どうする?リッド。」
とファラに聞かれ、
「行くに決まってんだろ!」と返す。
3人は旅立つ。セレスティアへ。キール、メルディ、その他大勢の仲間が待っている。
「出航!目的地、惑星セレスティア!!」
END
・・・・とまあ、こんな感じです。
本当に文章能力なくて読みにくくてごめんなさい。
即席なので何か間違っていたらご指摘どうぞ。
そういえばそろそろPSP版のエターニアも発売されますねー。
乙であります
乙であります!(AA略
529 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/26 14:15:17 ID:b7V5MvCO
エニックスからセガサターンで発売された、七ツ風の島物語キボン!
サイレンのストーリーを教えてください。
531 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/26 16:47:53 ID:4uQMI8Ra
市販じゃなくてフリーのゲームなんですけど
セラフィックブルーやった人いたらストーリー教えてもらえませんか?
戦闘難しいし、長すぎて でも、話は独特らしいので・・・
誰か教えていただけませんか
鬼武者2のネタバレ頼みます
バイオ4まだー?
>>519 >この先は重要な鉱物・リヴァヴィウス鉱があるから
レムが立ちはだかったのはたしか封印の間には
ネレイドが居て危険だからだったような気が・・・・・
DS移植決定記念ということで(笑)「逆転裁判」全4話を投稿致します。
以前投稿していた方が2話途中まで進めていたのですが、今回こちらのフォーマットで
1話からあらためて書かせていただきました。
ストーリー全体の流れを重視し、ゲーム上の選択肢や情報提示に関する一部を
省略あるいは順序を入れ替えて整理した部分がありますが、話のキモであるトリックは
当然ながら書かざるを得ません。「ファンタジーやSFならともかく、ミステリのネタバレはちょっと…」
と言う方は読むのを避けて下さい。
作品の舞台は2016年の日本。凶悪犯罪の増加に対応して、新たな司法システム「序審法廷」が存在。
弁護士と検事の公開法廷における直接対決で、3日以内に被告人の有罪/無罪のみを先行決定する制度である。
両者は独自に事件を捜査して証拠を収集し、法廷においてそれを披露して自論の支持を求める。
実際には、検察側の証人を、弁護士側が「尋問」して崩そうと試みる、という手順が一般的。。
プレイヤーは、主人公、成歩堂龍一(ナルホドウ リュウイチ 通称なるほどくん)としていくつかの事件に挑むことになる。
【第一話 初めての逆転】
事件発生日時:7月31日午後4時頃(検死による推定) 現場:被害者のマンション自室
被害者:高日 美佳(タカビ ミカ)22歳、モデル。容疑者の恋人だが、最近は疎遠になっていた。
死因:撲殺。現場に置かれていた「考える人」の置物によるものと断定。
容疑者:矢張政志(ヤハリ マサシ)23歳、フリーター。被害者の恋人で、成歩堂とは小学校時代からの悪友。
2016年8月3日。新人弁護士成歩堂の初法廷。被告人は彼の友人、矢張政志。
「事件の影にヤッパリ矢張」と言われるトラブルメーカーであり、今回は恋人殺害の容疑に問われている。
「あいつには借りがあるんです。弁護士になったのも,、ある意味あいつのおかげです」と語る成歩堂。
だが、検察側の亜内(アウチ)検事は、事件現場で矢張を目撃したという証人、山野星雄(ヤマノ ホシオ)を召喚。
「事件現場から逃げるように去る被告人をはっきり見た」との証言にうろたえる成歩堂だが
彼の上司で今回サポート役の綾里千尋(アヤサト チヒロ)所長は
「依頼人が無実ならあんな証言はウソに決まっているわ。矛盾を見抜いて証拠品を付きつけなさい」とアドバイス。
証言の事件発生時刻が、検死による推定死亡時刻と2時間も違うことに気付いた成歩堂はそれを指摘する。
うろたえて証言を二転三転させた山野を成歩堂はさらに詰問。事件の凶器である
置物───実は時刻を音声で告げる置時計───の時計が2時間遅れていることを見抜き
「証人は部屋に入って時計を触ったから誤解が発生した。証人こそ被害者を撲殺した真犯人」と告発する。
だが山野はギリギリで踏み止まる。「この時計が事件当日も2時間遅れていた、そんな証拠があるのか?!」
確かにその点が証明できないと成歩堂の推理は成立しない。口ごもる成歩堂に綾里所長が助言した。
「発想を逆転するの。『時計が遅れていたことを証明する』のではなく『理由があって時計が遅れていた』と…」
その言葉に、成歩堂は何やら思いついた様子で、被害者の所持品だったパスポートを取り出す。
「被害者は前日までニューヨークに旅行していました。日本とNYの時差は14時間…時計で見て2時間差です!」
この時計がNY時間に合わせてあるため2時間遅れているなら、当然帰国から今までずっと2時間遅れっぱなし。
成歩堂の主張に抗し切れなくなった山野は泡を吹いて気絶。事件の真犯人として緊急逮捕された。
その後の取調べによって、山野が空き巣の常習犯で、犯行を見られて被害者を殺したことが判明する。
矢張は無罪となったが、審理中に、亡くなった恋人に複数の男がいたと知らされて激しく落ちこむ。
しかし綾里所長は、証拠品の置き時計を示す。「この時計、あなたの手作りプレゼントなんですってね。
重い置時計をわざわざ旅行に持っていったのは、あなたが彼女にとって特別な存在だったからじゃないかしら?」
それを聞いて、矢張は少し考え込んだ後「成歩堂…俺、お前に弁護を頼んで良かったよ」と笑顔を見せた。
証拠品の持つ力と、その力を活用するために、弁護士が依頼人を信じぬくことの重要性を成歩堂は認識する。
【第ニ話 逆転姉妹】
事件発生日時:9月5日午後9時(目撃及び検死により断定) 現場:綾里法律事務所
被害者:綾里 千尋27歳弁護士。綾里法律事務所々長で、成歩堂の師に当たる。
死因:現場に置かれていた「考える人」の置時計による撲殺。
容疑者:綾里真宵(アヤサト マヨイ)17歳、霊媒師見習い。被害者の妹だが、姉とは別に一人暮ししていた。
2016年9月5日。夜遅くに綾里法律事務所を訪れた成歩堂が見たのは、荒らされた所内で死んでいる千尋と
そのかたわらで泣く和服の少女。彼女は千尋所長の妹、真宵だった。
事務所の隣りのビジネスホテルから事件が通報されたことにより警察が到着。現場に残されていた
レシートの裏に血文字で「マヨイ」と書かれたメッセージが決め手になり、真宵は容疑者として逮捕されてしまう。
翌日、留置所で真宵と面会する成歩堂。弁護を申し出るが、真宵が姉の千尋から聞かされていた話によれば
成歩堂はまだまだ経験不足。申し出は丁重に断られ、千尋の師である星影弁護士への連絡を頼まれる。
だが、事件のことを聞かされた星影宇宙ノ介(ホシカケ ゙ソラノスケ)先生は、なぜか弁護依頼を断り
「彼女にはろくな弁護士がつかんぢゃろう」とつぶやく。どうやらこの事件、かなり複雑な裏がありそう。
留置所の真宵に依頼を断られたことを伝えた後、成歩堂はあらためて弁護を申し出る。
「誰も味方がいない辛さを、僕は知っている。だから、僕が君の味方になる!」
真宵も今度はこの申し出を受け、成歩堂は真宵の担当弁護人として事件を追うことになった。
刑事課の糸鋸圭介(イトノコギリ ケイスケ 通称イトノコ)刑事から目撃者がまだホテルにいることを知り
件の「坂東ホテル」に赴いた成歩堂。目撃者の松竹梅世(ショウチク ウメヨ)からはほとんど話を引き出せなかったが
彼女がシャワーを浴びている隙に室内を物色すると、引出しから盗聴機が出てきた。何やらきなくさい臭いがする。
9月7日、真宵の第1回法廷。検察側の担当検事は、若年ながら連戦連勝の天才検事、御剣怜侍(ミツルギ レイジ)。
有能さの一方で、有罪判決のために非合法な手段も辞さぬという噂もある男。
最初の証言者として出てきたイトノコ刑事に、さっそく成歩堂は千尋の解剖記録を付きつけ
「彼女は一撃で即死したと検死結果が出ているのに、ダイイングメッセージがあるのはおかしい」と詰問するが
御剣検事は「その記録は古い。再検査の結果、被害者は数分間生きていた可能性がある」と新しい記録を提出。
矛盾を潰すために、強引に記録を変更させた節があるが、正式な記録として出されれば文句も言えない。
続いて、事件を目撃・通報した梅世が登場。色気を振りまきながらあたりさわりのない証言をするが
成歩堂が質問を繰り返してゆさぶりを掛けるうち、梅世は「凶器もちゃんと見たわよ、あの置時計」と口走る。
「証人、なぜこの置物が時計であることを知ってるんですか?」
てきめんにうろたえる梅世の証言を追及しつつ、成歩堂は梅世の部屋にあった盗聴機を提示する。
「証人は現場を盗聴していた!被害者が事件直前、電話でこの置時計の話をしていたのを聴いていたんだ!」
梅世は偶然の目撃者ではないと主張する成歩堂。だが、御剣は彼女のアリバイを指摘する。
彼女は事件のあった9時ちょうどに、ルームサービスを受けとっていたのだ。
ルームサービスを運んだボーイを尋問するも、矛盾らしきものは見つからない。完全に検察側のペース。
だが、苦し紛れに「梅世がチェックインしたときのこと」を証言させたとき、ボーイが気になることを言い出す。
「お近づきになりたいものだと思いましたが、残念でした。横に恋人がいらっしゃっては…」
チェックインした人間は二人だったのだ!しかも、御剣検事はこの事実を隠そうとボーイを言い含めていた。
騒然となる法廷。もう一人の宿泊客である「男」の調査を課題として、審理は次回に持ち越される。
9月7日午後。事件当日に梅世とチェックインしていた男の正体を追って奔走する成歩堂。
盗聴の罪で留置所に入っている梅世や、坂東ホテルのボーイの証言などを繋ぎ合わせ
「コナカルチャー」なる会社の社長、小中 大(コナカ マサル)にたどり着く。
微妙に間違った英語を口走り、尊大な態度の小中は、自分に司直の手が及ぶことはないと確信している様子。
小中と星影弁護士の間に、なにやら関係があると見ぬいた成歩堂は、星影法律事務所で星影先生を問い詰める。
星影弁護士は、あきらめた口調で話し始めた。小中の正体は、様々な情報を集めて脅迫を行う悪党。
かつて、綾里姉妹の母親が、警察の依頼で捜査に協力した「DL6号事件」で、その捜査失敗をすっぱ抜き
綾里姉妹の母親を社会的に抹殺したのも彼だった。千尋はその事実を追っていて、小中に殺されたのだ。
小中の尊大な態度は、星影弁護士を含め、司法関係者にも脅迫のコネを持つが故の余裕。
しかし、千尋の事務所を調べ直した成歩堂は、「サ行」のファイルの「自殺」の項に、小中に追い詰められて
自殺したと思われる事件記事の切り抜きを発見する。千尋を殺してファイルを持ち去った小中が見落としたのだ。
記事を突き付けると、小中は裁判への出席を約束する。ただし…「被告人 成歩堂龍一」を告発する証人として。
小中はその影響力を利用して、真相に気付いた成歩堂を葬り去るつもりなのだ!
9月9日。2度目の法廷。釈放された真宵に代わって被告人となった成歩堂は、自らの弁護人として法廷に立つ。
自身満々の笑みで「実は事件当夜、ホテルで事件を目撃した」との証言をする小中。
彼が初日の法廷に出なかった不自然さが追求されることなく審理は進む。法廷全てに彼の圧力が掛っているのだ。
だが、政治力に頼った小中の証言は穴だらけ。次々に矛盾を突く成歩堂は、小中の証言が
「右と左を逆に覚えている」ことや「ホテルの窓からは見えない電気スタンドのことを覚えている」ことを指摘し
「彼はホテルの窓とは反対側、すなわち事務所内から事件を見た。彼こそ現場にいた真犯人だ!」と告発する。
追い詰められ脂汗を流す小中。そのとき、御剣検事が唐突に話し出した。「証人、罪を認めてしまえばいい」。
驚いた小中だが、すぐに得心した顔付きで「実は9月の頭に、盗聴のため綾里法律事務所に侵入した」と証言する。
盗聴の罪を認めることで「内側から見た事務所の様子に詳しいのは、盗聴のため忍び込んだときに見たから」と
矛盾を言いくるめてしまったのだ!おもわぬ逆転劇に、今度は成歩堂がピンチに陥る。
その時、成歩堂の横から聴きなれた声が。見ると、そこに死んだはずの千尋が立っていた。成歩堂は気絶してしまう。
控え室で目が覚めると、やはりそこには千尋が。だが、その服装はなぜか真宵のもの。
窮地に陥ったことで、真宵の霊能力が開眼したのだ。真宵に乗り移ってこの世に舞い戻った千尋は
「あなたはもう勝っているのよ」と、現場に残されていた血文字のレシートを裏返す、それは、事件のちょうど前日に
電気スタンドを購入したことを示すレシートだった。
さっそく法廷に戻り、レシートを突きつけて「事件当日まで、電気スタンドは事務所になかった!」と反撃。
逆転されてグロッキーの小中を見捨て「小中氏の疑惑は、被告人の無罪を保証しない。捜査の延長を求める」
と引き伸ばしにかかる御剣検事。このままでは、また証拠をでっち上げられる危険がある。
そのとき、千尋が一枚のメモを提示した。そこに並んだ人名を読み上げると、小中の顔が青くなる。
それは、小中の脅迫相手リストだった。尋問で追い詰められたところに、脅迫の詳細なデータをちらつかされ
小中に抵抗する余力は残っていなかった。彼は千尋を殺したことを認め、法廷は終了したのである。
事件は解決。千尋の遺言によって、綾里法律事務所は「成歩堂法律事務所」として再出発することになる。
だが、成歩堂と御剣検事の間には、なにやら因縁があるようなのだが…?
【第三話 逆転のトノサマン】
事件発生日時:10月15日午後2時30分頃(検死による死亡時刻。死体発見は4時過ぎ)
現場:英都撮影所 第1スタジオ内
被害者:衣袋 武志(イブクロ タケシ)37歳。「大江戸戦士トノサマン」の敵役、アクダイカーンを演じる俳優。
死因:胸を突かれての刺殺。死体に突き立てられていた小道具の槍が凶器と判断。
容疑者:荷星 三郎(ニボシ サブロウ)23歳。「トノサマン」で主人公トノサマンを演じる俳優。
事件当時はスタジオから離れた楽屋で昼寝をしていたと主張しているが、アリバイ証言者なし。
10月16日。「成歩堂法律事務所」を旗揚げして1ヶ月になるが、新人弁護士に依頼はなかなかやってこない。
そこへ飛びこんできたのが、子供に人気の特撮ヒーロー番組「大江戸戦士トノサマン」の撮影現場で
殺人事件が起きたとのニュース、そして容疑者として逮捕されたトノサマン役俳優、荷星からの依頼。
さっそく留置所で荷星と面会。スッピンで「ウォーザード」のレオが演れそうな顔の荷星だが
「子供の夢を壊さぬよう顔出しを控えていたのに、こんなことになって…」と泣く荷星に真宵が同情。その場で弁護受託。
事件のあった英都撮影所で捜査開始…しようとして、正門前の警備員のオバチャン、大場(オオバ)カオルに阻まれる。
荷星から貰ってきた依頼状を見せて通してもらうが、殺された衣袋武志のファンであるオバチャンは
犯人は荷星だと信じている様子。現場の第1スタジオへ向かうには警備カメラ付きのゲートをくぐる必要があり
通ればそこで必ず写真を撮られる。そして、昨日荷星が通った写真も残っていると言うのだ。
本当ならば決定的証拠なのだが、その写真を受け取ったはずのイトノコ刑事はなぜか浮かぬ顔。
オバチャンの留守中に、警備カメラのコンピュータをチェックすると、その理由が判明する。
「荷星の写真」とオバチャンが主張していたのは、トノサマンの着ぐるみが歩いている姿。これが証拠になるのか!?
10月18日。荷星の第1回法廷。イトノコ刑事の状況説明に続いて呼び出されたのはやはりオバチャン。
証言席に立つなり、御剣検事に色目を使ったり、愚痴のマシンガントークを炸裂させて周囲を呆れさせる。
「スタジオの方へ歩いていった荷星を見た」との証言に、「トノサマンの写真」をつきつけ反論する成歩堂。
着ぐるみを荷星と主張していたオバチャンに周囲は呆れ顔だが、オバチャンいわく
「午前中に荷星は転んで足をくじいた。写真の『トノサマン』も足を引きずっているからこれは間違いなく荷星」。
オバチャンを問い詰めるうちに、現場には熱狂的トノサマンファンの小学生が忍び込んでいたことも判明するが
小学生が重い槍を振るってアクション俳優を殺害できたはずもない、とあっさり容疑者からは除外される。
だが、ここで審理を終わらせるわけには行かない。成歩堂は非礼を承知で時間稼ぎのロジックを仕掛ける。
「オバチャンは現場に通じる道を監視していたと言うが、そのオバチャンのアリバイを証言する人はいません!
それにオバチャンは午前中の打合せも覗いていた。彼女なら荷星氏を装って現場に行くことが可能でした!」
成歩堂の指摘にどよめく法廷。御剣もオバチャンに振りまわされたせいか反撃が鈍い。そのとき…
「ちょっと待った!撮影所から口止めされてたけど、実は当日、第2スタジオで会議があったんだよ。
そこに監督やプロデューサーもいたのさ。オバチャンが疑われるなら、あいつらも巻き込んじゃおうかね!」
追い詰められたオバチャンの爆弾発言に、法廷は蜂の巣をつついたような騒ぎになる。
第2スタジオはゲートの内側。そこにいた人間なら、監視カメラにかかることなく第1スタジオに行ける!
検察側も知らなかった新事実発覚により、新たな容疑者の捜査を課題として法廷は翌日に持ち越された。
10月18日午後、英都撮影所での再捜査を始める成歩堂と真宵。
大道具係のアルバイト間宮由美子(マミヤ ユミコ)や、事件当日第2スタジオにいた監督の宇在拓也(ウザイ タクヤ)、
そして、容疑者になったものの着ぐるみのサイズが合わなかったためあっさり釈放されたオバチャンらに聞き込み。
第2スタジオにはコテージがあり、中に誰かいるらしいが扉に鍵が掛っている。
詰所からコテージの鍵をこっそり借り、コテージの中に入るとそこには、英都のやり手プロデューサー
姫神(ヒメガミ)サクラがいた。無気力そうで会話の弾まないサクラだが、やっとのことである重要な証言を得る。
「事件当日、ゲートから二つのスタジオへの分かれ道にあるマスコットキャラクターの像が壊れていた。
像が壊れたのは2時、壊れて道を塞いでいた像が撤去されたのが4時」
衣袋の殺された2時半、第2スタジオの人間は閉じ込められて第1スタジオには行けなかった…鉄壁のアリバイ。
なおも捜査を続ける成歩堂の前に、噂のトノサマンファン小学生、大滝九太(オオタキ キュウタ)が出現。
生意気な彼をあの手この手でなだめすかし、事件当日の証言を引き出すことに成功するが
その内容は「トノサマンが悪人をやっつけた」というもの。彼が見たのが「殺害の瞬間」ならこれは重大な証言だ。
だが、その話を聞きつけたイトノコ刑事によって、九太は証人として連れ去られてしまう。
もうひとつの収穫は、スタッフエリアの食事跡に残されていた睡眠薬のビン。
「ずっと昼寝していた」という荷星の行動は、ひょっとして誰かに仕組まれたものなのか…?
10月19日。2回目の法廷。最初に証人席に立ったのは監督の宇在。その証言は微妙に不自然だが
壊れたマスコット像が道を塞いでいた事実がアリバイになり、彼の犯行関与を証明するには至らない。
続いて、九太少年が証言台に立…とうとして背が足りず、踏み台替わりのみかん箱が急遽用意される。
トノサマンの熱烈な追っかけであり、全てのトノサマン・ショーを鑑賞してはその勝利シーンをデジカメに収めている
という九太。だが、どういうわけか彼の証言は細部が甘い。「トノサマンが悪人を倒した」と言いながら
その細部は語らず、追求しようとすると口篭もる。しかも、この戦いに限って「勝利シーン」を撮影しそびれたと言う。
やんわりと九太の嘘を指摘し続ける成歩堂は、ある確信を抱く。「トノサマンは…勝たなかったんだね?」
その言葉に、九太は泣きながら同意した。彼にとって「不敗のヒーロー」トノサマンが敗北した事実は
隠すべきことだったのだ。そして、九太は一枚だけ残っていた写真を出す。それは
「トノサマン」が第2スタジオ前にいる写真だった。以上のデータから、成歩堂は新たな推理を導き出す。
「写真に写っていた『トノサマン』は殺人者ではなかった。これは、荷星氏を睡眠薬で眠らせて着ぐるみを奪い
荷星氏になりすましてゲートを通過した被害者、衣袋氏だったのです!そしてこちらの写真で分かるように
彼が第2スタジオを訪れたとなると、真の事件現場は第2スタジオ!そこにいた人間が最も怪しいことになる!」
これまでの捜査を覆す成歩堂の推理に、またも湧きかえる法廷。事件は3日目、最終法廷にもつれ込む。
10月19日午後、三度撮影所を訪れた成歩堂と真宵。
撮影所の空気は暗い。大きくなり過ぎた事件のせいで、トノサマン打切りと子供向け路線の放棄が決定したのだ。
そんな中、成歩堂は気になる情報を聞きつける。姫神プロデューサーと衣袋武志の因縁。
かつてスター俳優だった衣袋が、5年前から急激に落ちぶれ、子供番組の悪役に甘んじているのは
姫神プロデューサーに弱みを握られているからだ、というのだ。
衣袋の大ファンを自任するオバチャンだが、警察の捜査で明らかになった「衣袋が荷星に睡眠薬を盛った証拠」を
突きつけられると、寂しげな様子で当時のことを語り始める。
衣袋は5年前、あの第2スタジオのコテージで撮影中に、人をコテージ前の鉄柵の上に突き落とし、死なせたのだ。
その事故をもみ消したのが、暴力団にもコネがある姫神プロデューサー。それ以来
衣袋は彼女に頭が上がらなくなり、つまらない役を格安で引き受けるようになって落ちぶれていったという…。
当時、ゴシップカメラマンから無理矢理取り上げたという現場写真を、オバチャンは渡してくれた。
皮肉なことに、事件を公にしないためにオバチャンが守り抜いたこの写真こそ、現在たったひとつ残っている
証拠品なのだ。写真の存在を知った姫神プロデューサーは、暴力団の人間を使って写真を奪おうとするが
イトノコ刑事によって阻止され「法廷で決着をつけましょう」と宣言する。
10月20日。序審法廷が定める裁判の最終日。もちろん証言台に立つのは姫神プロデューサーだ。
必要最小限の事しか口にしない彼女の証言には、成歩堂の質問による揺さぶり攻勢も通じない。
「殺した衣袋氏を、第2スタジオにあったライトバンに乗せ、4時になってからいち早く第1スタジオに向かい
そこに死体を出して、事件現場が第1スタジオであったように見せかけた」と成歩堂は推理を披露するが
姫神いわく「確かに、アタクシ犯行が可能だったように聞こえるわね。でも、実際にそう行動した証拠があるの?」
そう言われると、確かに証拠はない。状況は弁護側に不利だ。だが最後の証言中に
「リハーサルが中止になるのは分かっていたから台本を持っていかなかった」との発言に突如ツッコミを入れたのは
なんと、御剣検事だった!「中止になるのは分かっていた?ではキサマ、死体があるのを知っていたことになるぞ!」
検事が検察側証人の証言を切り崩すと言う予想外の事態にも、ポーカーフェイスを保とうとする姫神。
だが、成歩堂と御剣は、息の合ったコンビのように彼女を追い詰めていく。
「では弁護人、彼女の動機は?」「動機?そんなものはありません。……動機は衣袋氏の方にあったんです。
荷星氏に成りすまし、自分を脅迫していた姫神プロデューサーを殺し、罪を荷星氏になすりつけようとしたんです!」
姫神を殺そうとした衣袋はコテージ前の鉄柵に落ち、皮肉にも5年前の事故と同じ死に方をした。
それを隠すために、姫神はトノサマンの槍を使い、死体に偽装を施してそれを第一スタジオに運んだのだ。
自分が犯行を自供するに等しい発言をしたことを認め、ついに姫神は自分が真犯人であることを認めた。
いささか後味の悪い事件だったが、荷星は無罪となり、英都の子供向け路線も復活が決まる。
そして今回、まるで弁護側に味方するように動いた御剣検事は、成歩堂に向かって
「余計なことを思い出してしまった」とつぶやき、去っていったのだった…。
>>531 自分も便乗。
クリアはしたけど文章力が無いから書けない・・・・orz
でもまあ、あのストーリーはいろんな意味でやばい。
【第四話 逆転、そしてサヨナラ】
事件発生日時:12月25日午前0時15分頃(目撃者による通報) 現場:ひょうたん湖上のボート
被害者:生倉 雪夫(ナマクラ ユキオ)48歳、弁護士。容疑者と仕事上での接点はなし。
死因:心臓に弾丸を撃ちこまれての射殺。
容疑者:御剣 怜侍 24歳、検事。目撃証言によって現場付近で逮捕される。なぜ現場にいたのかは不明。
12月25日、クリスマスの日に、御剣検事が弁護士を射殺したというショッキングなニュースが流れる。
成歩堂は留置所へ行き弁護を申し出るが、御剣は「君にだけは依頼するつもりはない」と拒否。
しかし放っておくこともできず、現場の「ひょうたん湖公園」を捜査する成歩堂。
ひょうたん湖では、最近「ヒョッシー」なるUMAが目撃されたとかでそれなりに観光客もいる様子。
湖畔の森では、流星群の撮影中だという女性、大沢木(オオサワギ)ナツミに会う。彼女が湖に向けて据付けたカメラが
事件の瞬間を撮影していたことが判明するが、彼女はこれを面白がり、警察に目撃者として出頭してしまった。
一方、公園の広場では、屋台のバイトをしている矢張に出くわした。御剣の事件の話をすると
御剣を知っている様子。実は成歩堂、矢張、御剣の三人は小学校時代のクラスメートだったと言う。
聞き込みをし、関連書類をチェックするうち、真宵が被害者の写真を見て「お姉ちゃんの職場で見た顔だ」と思い出す。
星影先生の事務所で聞いてみると、星影先生は被害者を知っていた。「生倉雪夫。この事務所にいた弁護士ぢゃ」
ここでとんでもない事実が明らかになる。真宵の母親が破滅する原因になった「DL6号事件」。
その事件で殺されたのは御剣の父、御剣 信(シン)弁護士。そして、容疑者の無罪判決をもぎ取ったのが生倉弁護士。
事件発生は15年前の12月28日。つまりあと3日でDL6号事件は時効になる。その直前に事件の関係者が出会うとは?
星影先生からもらった当時の資料を御剣に突きつけると、御剣は観念して事情を話し始める。
「君を巻き込みたくなくて、あえて罵倒して突き放した」と語る御剣から、成歩堂はついに弁護依頼を得た。
成歩堂は「これでやっと、借りを返せるな」と、どこか懐かしげにつぶやく。
12月26日、御剣の第一法廷が始まる。検事の席に立つのは御剣の師、狩魔 豪(カルマ ゴウ)検事。
40年無敗を誇る経歴の裏には、御剣すら霞む冷酷かつ手段を選ばない戦略が潜むと言われている。
最近、修行を怠けていた真宵は千尋を呼び出すことができず、圧倒的に不利な裁判が幕を開けた。
最初の証人はイトノコ刑事。検察側ながら、御剣検事の人間性を支持しようとする彼の発言を狩魔検事は一蹴し
彼に、事件の凶器であるピストルと、被害者から取り出された弾丸を提出させる。弾丸の線条痕は間違いなく
ピストルと一致し、しかもピストルには御剣の右手の指紋…、いきなり決定的な証拠の登場だ。
続いて、目撃者としてナツミが登場。「確かに事件を目撃し,、2発の銃声を聞いた」と語るが、内容はどうも曖昧。
だが成歩堂が質問をしようとしても、すぐに狩魔検事が異議を挟み、会話をさせない。
さらに狩魔検事は「これ以上無駄な発言をすれば法廷侮辱罪で退廷させる」と、反論を完全に封じてしまう。
審理は充分と、裁判長が有罪宣告をしようとしたとき、突如「待った」をかけたのは…なんと真宵だった!
「ナツミさん、ほんとのこと話して下さい!人のいのちがかかってるんですよ!」
嬉々として成歩堂を退廷させようとする狩魔検事に真宵は「勝手に発言したのはあたしです」とひとりで退廷。
そして成歩堂は、売り言葉に買い言葉で「被告人をハッキリ見た」と言ってしまったナツミに尋問を再開する。
真宵の捨て身のハプニングを取っ掛かりに、ついに成歩堂はナツミの嘘を暴く。
「あなたが追っていたのは流星群なんかじゃない、破裂音と共に現れると言う噂の『ヒョッシー』だ!
そのあなたが、銃声──破裂音を聞いたら湖中を眺めるはず、ボートに注意を払うはずがない!」
問い詰められたナツミは「殺人事件の目撃者になってみたくて」事件をみたと思いこんでしまった、と謝罪。
その代わりにナツミは、事件の写真を拡大したものを(止める狩魔検事を振り切って)提出する。
顔こそ見えないが、犯人が拳銃を持っていたのは……左手!御剣の右手の指紋が残っていたピストルと矛盾する。
成歩堂は「被害者が自分で自分を撃った。御剣はその後ピストルを拾っただけ」と被害者自殺説を主張するが
狩魔検事が「被害者は少なくとも1m離れた場所から撃たれた」との検死結果を提示してその可能性を否定。
「ピストルを撃ったのは誰なのか」大きな謎を残したまま、判決は翌日の法廷に持ち越されることになった。
12月26日午後、法廷侮辱罪で留置されている真宵の元に向かう成歩堂。
驚いたことに、御剣検事が保釈金を払ってくれて、真宵は(これが初犯ということもあり)あっさりと釈放された。
再調査のためひょうたん湖を訪れた成歩堂たちの前にナツミが現れ、法廷の罪滅ぼしに情報を提供したいと言う。
ただし、等価交換で「ヒョッシーに関する情報」と引き換えとの事。それは罪滅ぼしになってない気もするが
とりあえずヒョッシーを探すべく、成歩堂はイトノコ刑事から、警察犬や釣り竿を借りてヒョッシー捕獲に挑む羽目に。
公園広場に巨大なトノサマンのバルーンを飾ってハシャいでいる矢張を横目に公園内を捜査していると
イトノコ刑事から借りた秘密兵器のひとつ、金属探知機が反応し始める。見つかったのは謎のボンベ。
胸騒ぎがして、そのボンベを矢張に突き付けると「先日、バルーンを膨らまそうとしてボンベごと吹き飛ばしてしまった。
何日も探して、一昨日の夜(事件の夜だ!)にやっと発見した」とのこと。成歩堂はこの情報をナツミに伝える。
「ヒョッシーは存在しません。ある男が湖に落としたバルーンが怪獣に見えただけです」との結論に落ちこむナツミ。
約束は約束だからと貰った情報は「事件を通報した第1目撃者は、この先の貸しボート屋の管理人」というもの。
さっそく貸しボート屋を訪れた成歩堂を待っていたのは、大ボケ発言を連発する管理人の老人。
ペットのオウム“サユリさん”とともにここに住む彼は、事件当夜もここで御剣を見たと語る。
話のかみ合わない老人に散々苦労させられるが、帰り際、たわむれに真宵がオウムに話しかけたところ
オウムは「DL6号事件を忘れるな」とつぶやく。この老人も、ひょっとしてDL6号事件の関係者なのか?
12月27日、第2回法廷。成歩堂は、念のため用意したDL6号事件のファイルを手に審理に望む。
証人として出てきたのは管理人の老人。記憶喪失で自分の名前も分からないらしいが
数日前の事件について証言するのにはなんら問題ないと狩魔検事が主張し、そのまま証言に。
「銃声がした後、男が窓の外を通った」との発言に成歩堂が「それは誰ですか?」と質問を入れると
「そこの被告人だ。“まさか人を撃つことになるとは”と言ってた」との回答。…どうやら、狩魔検事の仕込みらしい。
弁護人が決定的な証言を引き出してしまうように、証人の発言を操作していたのだ。
昨日の弁護側の発言も霞んでしまい、ついに裁判長が「有罪」を宣告してしまったその瞬間
「ちょっと待てぇぇぇぇい!」証言席に飛びこんできたのはなんと矢張!「俺もあの夜銃声を聞いた。証言させろ!」
狩魔判事は却下しようとするが、これは弁護側最後のチャンス。
入念に下準備した「完璧な裁判」を旨とする狩魔判事に対し、飛び入りの証人矢張はジョーカーになり得る。
議論の末、ついに裁判長は判決を撤回。矢張の証言を聞くことになった。その証言の内容は
「あの夜探し物(飛んでいったバルーン)を見つけ、ボートを戻して帰る直前に銃声を聞いた」というもの。
ヘッドホンでラジオを聞いている最中に銃声を聞いたという矢張の発言を検察側は一蹴しようとするが
「その直前のDJの言葉も覚えてる。『クリスマスはもう目の前』と言ってた」という証言に成歩堂は飛びつく。
「矢張が銃声を聞いたのは0時より前!0時15分に銃声を聞いたほかの証言者たちより20分以上早い!」
他の証拠の微妙な食い違いから、矢張の聞いた銃声が空耳でないと断じた成歩堂は推理を進める。
「『真犯人』はまず、11時50分に生倉弁護士を呼び出して射殺。これが矢張の聞いた銃声です。
そのあと真犯人は、0時15分に生倉氏に成りすまして御剣に会い、わざと目撃されるよう銃を無駄撃ちした後
自ら湖に飛びこみ、岸に戻って生倉氏の死体を放りだし、2つの事件を統合して御剣に濡れ衣を着せた!」
成歩堂は、真犯人は矢張が銃声を聞いたボート小屋近辺の人物…すなわち管理人の老人だと告発。
裁判長は老人を呼び戻そうとするが、既に彼は消えていた。彼の身柄確保を課題にし、審理は最終日になだれ込む。
12月27日午後、事務所で、矢張を交えて事件の話し合いをする成歩堂と真宵。
「なぜ成歩堂は御剣検事をそこまでかばうのか」が話題になり、成歩堂は小学校時代の思い出を語り出す。
ある夏の日、教室から給食費が盗まれた。疑いを掛けられたのは、体育の授業を休んでいた成歩堂。
学級裁判とは名ばかりの吊るし上げが始まり、先生も含めたほぼ全員が成歩堂の有罪を叫ぶ中
彼の味方についたのが、当時からトラブルメーカーとして名を馳せていた矢張と、事件の被害者にもかかわらず
「証拠はなにもない。だから君は無罪だ」と、父譲りの弁護士精神に従って宣言した御剣だったのだ。
それ以来、3人は親友になったが、間もなく御剣は転校(当時は分からなかったが、DL6号事件で父を失ったため)。
10年後、再び御剣の名を目にしたとき、彼は既に辣腕の鬼検事として噂になっていた。
かつての友人との再会を頑なに拒む彼のため、成歩堂は弁護士になったのだ。法の庭で、彼と会うために。
「彼の味方になってやれるのは、本当の彼を知っている僕だけだ」裁判最終日に向けての捜査が始まる。
ボート小屋に管理人が戻ってきた様子はなかったが、真宵が小屋にあった金庫から一通の手紙を見つける。
手紙には、几帳面な字でこの事件の計画と「御剣怜侍に復讐せよ」の一文が。どうやら事件には黒幕がいるらしい。
御剣にこの手紙を見せると、管理人の正体がDL6号事件の容疑者、灰根高太郎(ハイネ コウタロウ)ではないかと言う。
DL6号事件、それは地震で停止してしまった裁判所のエレベータで起こった。エレベータ内にいたのは三人。
被害者、御剣信弁護士と、その息子怜侍、そして乗り合わせた法廷係官の灰根。
エレベータに5時間閉じ込められ、やっと助け出されたとき、御剣信弁護士は胸を撃たれて死んでいた。
当然、その場にいた灰根が容疑者となり、真宵の母の霊媒もあって逮捕されたが、灰根は無罪となった。
だが、無罪判決を得たはずの灰根が、なぜ当時の弁護士や、子供だった御剣に復讐するのか?
生倉弁護士に対する復讐の動機は、元上司の星影先生が示した。生倉氏は、依頼人を信じるタイプではなかった。
DL6号事件の裁判で、彼は手っ取り早く無罪判決を得るべく、被告人の心身喪失を主張。確かに無罪にはなったが
被告人、灰根は社会的信頼を失い、婚約者とも死に別れて失踪する羽目になったのだ。
そして、御剣への復讐の動機は御剣自身が語ってくれた。事件の記憶を失った彼に付きまとう「悪夢」。
事件が起きた密室のエレベータの中、酸欠から錯乱状態になり、御剣信につかみかかる灰根。
父を守ろうと、手に触れたものをとっさに投げつける御剣。それは拳銃だった。銃声、そしてものすごい悲鳴。
ひょっとしたら、自分が父を死なせたのかもしれない…その「悪夢」が、彼を「罪」にこだわる鬼検事に変えたのだ。
それでも、御剣の全面無罪を証明すべく捜査を続ける成歩堂。そのとき、星影先生があることに気付く。
ボート小屋の手紙の字が、狩魔検事の字だと言うのだ。だとすれば、狩魔検事こそ事件の黒幕ということになる。
わざわざ自分の弟子を追い詰める理由は何なのか…どうやら、その理由は御剣の父、御剣信弁護士にあるらしい。
御剣信弁護士は、かつて狩魔検事と戦い、敗れはしたものの検察側の不正を指摘し
狩魔検事を処罰に追い込んだのだ。そのショックで、狩魔検事は生涯唯一の休暇を取る羽目になったという。
わずかな手掛りを求め、再び警察の資料室を訪れる成歩堂。だがそこには先客、狩魔検事がいた。
狩魔検事はDL6号事件の証拠品を隠滅しに来ていたのだ。スタンガンで武装していた彼に成歩堂と真宵は打ち倒され
証拠品と、ボート小屋の手紙は奪われてしまう。残ったのは、真宵が狩魔検事に飛びついたときにつかみ取った
DL6号事件の弾丸一発のみ。はたして、成歩堂に逆転の目はあるのか…?
12月28日。最終法廷の日、そしてDL6号事件時効の日。
イトノコ刑事の徹夜の捜査で、管理人の老人が法廷に連行されてきた。
管理人は「昨日は逃げたわけじゃない、用が済んだと思って帰っただけ」と証言を始める。
過去の記憶が無い彼には事件の動機も無いと語る検察側に、彼が灰根であり、記憶喪失は偽装と反論する成歩堂。
彼の指紋鑑定を要求するが…なんと、彼には指紋がなかった!かつて薬品事故で指先を焼いてしまったという。
これでは彼の素性を証明する手段がない。「次はペットのオウムでも尋問するかね?」とあざ笑う狩魔検事。
だがその言葉に、成歩堂の目が光る。「狩魔検事の挑戦を受けましょう。証人のオウムを尋問します!」
周囲が呆れる中、オウムのサユリさんが証人席に運ばれてくる。だが成歩堂には考えがあった。
管理人の老人は、大事なことをメモ代わりにオウムに覚えさせていた。彼はそのうち、オウムの名前「サユリさん」と
金庫のダイヤル番号「1228」を取り上げて、これが重要な意味を持つと指摘する。
「資料によれば、事件が起きたのは12月28日で、金庫の番号『1228』と一致します。そして、事件の直後
容疑者、灰根高太郎の婚約者『松下サユリ』が自殺している…これはオウムの名前と一致しています!」
身近に、DL6号事件と関連する言葉がふたつも…、狩魔検事は偶然で片付けようとするが、裁判長は
偶然では済まされぬ話だと、弁護側に傾きはじめる。そのとき「もう、いいですよ」つぶやいたのは、管理人だった。
別人のように眼光鋭い彼は、裁判長の質問に「名前は灰根高太郎、15年前までここの係官でした」と答える。
やはり彼は、記憶喪失の芝居をしていた。灰根は、数日前に届けられた手紙とピストルで事件を起こしたことを認める。
これでようやく、御剣の無罪が宣告されようとしたとき、なんと御剣自身が「待った」の声を上げた。
彼は自分の「悪夢」の話を持ち出し、我こそDL6号事件の真犯人だと主張する。
この流れを予想していたらしい狩魔検事は、この場で彼の罪を裁くと宣言。成歩堂はその挑戦を飲む。
即興の審理が始まる。取り上げられるのは被告人自身の証言。「一発の銃声を聞いた」との証言に
「記録では、銃は2発撃たれている」と反論する成歩堂だが、当時を知る狩魔検事に
「銃弾は被害者の心臓の一発しか発見されていない。2発目は事件と別の場で発砲されたのだろう」と否定される。
そのとき、成歩堂の心に、突如として死んだ千尋の声が響いてきた。“2発目の弾丸…犯人が持ち去った…”
声の告げるまま、犯人が弾丸を持ち去ったと主張する成歩堂。だが、犯人はどんな理由で弾丸を持ち去ったのか?
“発想の逆転…『理由があって持ち去った』のではなく…『持ち去らざるを得ない理由があった』と考える…”
成歩堂は苦し紛れに告げる。「ええと、たとえば弾丸が犯人に当たったら、そのまま持ち去らざるを得ませんよね」
だが、そのアイデアで、成歩堂の頭脳がフル回転し始める。
(エレベータ内の人間が気絶する直前に犯人が近付き、流れ弾を受けた後にエレベータ内に押し入って
御剣信弁護士を射殺した…しかし、体に弾丸が埋まったまま逃げたら、そのダメージは大きいはずだ。
…そう言えば、星影先生は、事件直後に狩魔検事が休暇を取ったと言っていた…まさか?!")
もし狩魔検事が真犯人なら、弾丸摘出手術を受けて手掛りを残すようなまねはしないはず。ためしに
イトノコ刑事から借りっ放しの金属探知機を突き付けると、探知機は狩魔検事の右肩に反応し始める。
だが、狩魔検事はなおも粘る。「確かに我輩の肩には弾丸が埋まっているが、これはこの事件以前に受けた傷だ!」
しかし、成歩堂には最後の切り札があった。真宵が命がけで守り抜いた…“DL6号事件の弾丸”!
「狩魔検事の肩の弾丸を摘出し、この証拠品の弾丸の線条痕と比べて下さい。それでこの事件は解決です!」
万策尽きた狩魔検事は、ついに容疑を認めた。15年前、御剣信弁護士によって処罰に追い込まれた狩魔検事は
偶然、彼らの閉じ込められたエレベータに近付き、機会を得て御剣信弁護士を射殺したのだ。
事件の時効直前に、憎き御剣の息子を絶望に突き落とそうとして、彼は墓穴を掘ったのであった。
事件は解決した。皆は15年越しの無罪判決を祝って盛大に騒ぐ。
だが翌日の早朝、目を覚ました成歩堂が見たのは、事務所に置かれた真宵の置手紙。今回の事件で
自分は何もできなかったと恥じた彼女は、修行をやり直すべく成歩堂の元を去ることを決心したのだ。
だが、劣等感に縛られたまま彼女を行かせるべきでないと気付いた成歩堂は、駅で出発直前の彼女に追いつき
彼女の力を証明する証拠…彼女がつかみ取った“DL6号事件の弾丸”を示す。これが無ければ勝利も無かった。
自信を取り戻した彼女は、必ず帰ってくると約束して旅立っていく。
エンディング。スタッフロールと共に、登場人物各人のその後が描写されていく。
最後に登場するのは大沢木ナツミ。あの12月28日、カメラマンを辞めるつもりで撮った最後の写真に
霊が写っていたため、心霊カメラマンの路線に変更して今も活躍中だと語る。
彼女が取った、法廷控え室での集合写真の片隅には、成歩堂と真宵を見守る千尋の姿が写っていた。
〜逆転裁判 END〜
お疲れ様でした。最後の終わり方がいいよね。>>逆転。
>>536 乙彼。しかし例えにウォーザードが出てくるとは…
>>535 すまん、サイレンで探してた。SIRENでしたね…
エターニアと逆転裁判の人乙。
エターニアに出てくるメルディの昔話を思い出したよ。チビ=リッドの父、ノッポ=メルディの父、ヒメ=レイスの母で三人ともラシュアン出身なんだよな。
エターニアと逆転裁判の人乙です。
エースコンバット5が途中で終わってるんだが
続き書いてもいいか?
いいよ
>>543 俺もクリアしたけど、書こうにもどこから書き始めればいいのか
わかんねー ベネディクタの頃からいちいち書くとなると物凄く長くなりそう
何ていうかさ。
やるのも面倒だけど、長文をだらだら読むのも面倒なんですけど?
もっと簡単に要約してくれよ。
なら三行位でまとめてくれてるスレ同じ板にあっからそっちで聞けば?
確か「読むのも面倒」つーのが枕詞についてる奴
とか書くと今度は「探すのが面倒」とか言うんだろな
決戦3まとめたいと言ってた者ですが、
戦国知ってる人に分かるように書くだけじゃなくて、
知らない人にもわかるように書くべきですか?
書いてくれる方は、書きたいように書いてもらえれば。
文句だけ言う人は来なければいい
562 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/27 06:28:22 ID:T96RqKw3
39さんも指摘していたみたいなのですが、
どなたか、ゼノサーガEP1のほうのストーリーを書いていただけませんか?
まとめサイトにもなかったので。。。
鬼武者2頼む、3のネタバレ読んで1はクリアしたから知ってるけど2だけわけわかめ
>>564 糞サーガなんて放置でいいので鬼武者2おねがい
>>565 すまん、鬼武者2、やったことあるけど印象薄いんやわ。。
なんか痛い人が居るんだけど、何様のつもりですか?
相手にするな。以降放置でよろしく。
>>562 主人公シオンが乗船中の船が怪物に襲われ、中佐が怪物と化して死んでいく物語
>>570 とても解りやすくて詳細な説明ありがとうございます。
続いて鬼武者2お願いいたします
>>571 武者が戦う話
逆転裁判の人、乙です。
ずっと気になってたので読めて嬉しかった。
というか今度買うよ。
>>574 そりゃデビルメイクライだw
鬼武者2は…何だろうなあのおみこしみたいなラスボスを例えるジャンルが思いつかん…
>>561 うむ。いいんでない?
せっかく書いてもらってるのに、
そのたんび長い短いでモメるのはかなわん
>>571 柳生の里が幻魔に襲われたー復讐だー
幻魔をバッサバッサと切り捨てながら1の城からロボットの馬に乗って逃げたり
ジェットスキーに乗って竜宮城に行って脱出にハングライダーにのって
幻魔の空中戦艦を乗っ取り地上を爆撃しながら突撃だー
ラスボスはパワーアップしてシューティングで撃ちまくって撃破だぜ
愛と悲しみのバッサリ感 終
いや本当にこんな話なんだよ
どなたかアナザー・センクリー・エピソード(俗にA・C・E)のストーリーを要約してくれませんか?
あの事件、本当にロンド・ベルが起こしたの?
579 :
>>577:05/02/27 17:34:53 ID:ZKsLeixi
では、折角ですからどなたかストーリーをお願いします。
後、
>>577間違えてるアナザー・センチュリー・エピソードでした。
>>576 しかしこうやってまとめてもらってみると、つくづくすごい話だよな…
シナリオフラグだったっけ?
最初に出てきた悪の女幹部みたいなヘビ女が主人公の 母 親 だと知った時は
素でポカーン(゚Д゚)てなった
他にも途中でいきなりギャルゲーになるし江戸時代なのにメカ出しまくりだし
悪い意味でブッ飛び杉なゲームだった…とか言いながらしっかりクリアしてんだけどな
ゼノサーガ書いてるものなんだけど、かなり長くなりそう。
これって最後まで書ききって一度にのせるのがいいのか、
少しづつわけて載せ続けたほうがいいのか、どっちのほうがいいかな?
俺はどっちでもいいんで、ちょっと聞きたいのです。
全部書ききって一度に載せてくれるほうが俺はありがたい。
次の投下をずっと待つのもじれったいし。
Fateきぼんぬ
>>581 ゼノは文字で説明すると相当な量行きそうだからな。のんびり頑張ってくれ
個人的にえp2の終わりの方は好き
Fateは完全スレ違いな気がするが
七ツ風の島物語キボンヌ529
>>584 なんか内容が濃すぎて、ぐちゃぐちゃになってる感じがするよ。
だから、あんなよくわからない感じになっちゃうんだと思う。
文で書こうとするとすごい量。意味わからない用語とかでてくるし。
そのたびにネットで調べて、なんだろう?って。
英語のサイトまで行って意味調べたし。英語辞書片手に。
ストーリーをまとめてるのか何やってるのかわからなくなる。
>>588 そこまでするお前をほめてやるぜ('∀`)
ロンドベル隊の演習中に、地球統一機構(通称UCE。OZやティターンズ等、既存の勢力をまとめた組織)
の基地が襲撃され、ポセイダル軍によって機密物資が奪われ流失してしまう。
UCEトップであるデルマイユ公直々の命令を受け、すぐさま回収に向かうロンドベル隊。しかし回収したのも束の間、敵の攻撃で機密物資が巨大な爆発を起こす。
機密物資の中身とはE2と呼ばれる、あらゆるエネルギーに反応する性質をもった物質だった。
OZの台頭に反発したティターンズの離反、反UCE組織の活動、異世界バイストン・ウェルから地上に出てきたドレイク軍などの問題を抱えつつも、仲間と合流しながらロンドベル隊は回収任務をこなしていく。
しかしドレイク軍と交戦した際に敵から驚くべき真相を告げられる。E2とはOZとドレイク軍が共同で開発したもので、人間のオーラエナジーを結晶化したものであると。
さらにUCE(ティターンズは離反したので中身はほぼOZ)はその手柄を独占し、モビルドールシステムにE2を組み込んだ「強化機体」を作り上げていた。
ドレイク軍との戦闘中に次々と打ち上げられていく、強化機体を積んだUCEのシャトル。ロンドベル隊も宇宙へ上がる。
すっきりしないまま任務をこなすも、UCEによるコロニーへの弾圧を目の当たりにしたロンドベル隊はUCEと袂を分かつ
地上へ戻ると、UCE本部のあるジャブローが音信不通になっている。敵に襲撃にあったようだ。
デルマイユ公に積もる話もあるので、ロンドベル隊はジャブローへ向かう。だがシャア・アズナブルがネオ・ジオン総帥を名乗り出現、残り三機のE2もろともジャブローを爆破。ジャブローは消滅する(デルマイユ公は脱出)
地上ではティターンズも崩壊し、宇宙ではUCEとポセイダルが最終決戦を行う。ネオ・ジオンがゼダンの門(UCEの拠点)にアクシズを衝突させ、衝突の余波に巻き込まれデルマイユ公も死亡。UCEは事実上崩壊
再編されたUCEは戦争の難民を地球に受け入れる事を宣言。難民を乗せた多数のシャトルが地球へ向かって行く
しかしシャトルの一つにはジャブローで消滅したと思われていたE2が積んであった。シャアが紛れ込ませていたのだった
ロンドベル隊はそのシャトルを爆破(OPがこれ)、シャアを追い、火星で最後のE2を積んだサザビーを撃破してED
間違ってたら訂正ヨロ
自分で訂正
× アクシズを衝突させ、衝撃の余波に
↓
○ アクシズを衝突させる。衝撃の余波に
乙。1レスにしてくれてありがたい。
すいません、いっぺんにのせてくれるとありがたい。
と意見がありましたが、凶悪的なほど長文になる恐れになってきまして、
分けて載せていくことにします。ご期待に沿えず申し訳ございません。
できるだけ短くしよう、短くしようと頑張っているのですが、
ゼノサーガは物語の伏線が多すぎて、最初を詳しくしないとさっぱり意味がわからないのです。
ですので、最初は詳しく、後半は簡潔に行こうと思います。
ゼノサーガ特有の意味がわからない用語は出来るだけ省き、わかりやすい用語に差し替えました。
何度も出てくる難しい用語はそのままにしてあります。長文になることをご了承ください。
Xenosaga Episode 1 〜Der Wille Zur Macht〜
時にAD20××年。
ケニア北部、トゥカルナ湖で古代遺跡の発掘が行われていた。
発掘員隊長、マスダは、現代の全ての事象の根源であるゾハルを発掘した。
ゾハルは光を放ち、その光は雲を貫き、空へと向かっていった。
全てはここから始まる。
1
〜4000年後〜
ゾハルの発掘のあと、大規模な人の消失事件が発生した。
生き残った人々は移民船に乗り、宇宙へ旅に出た。
移民先を見出す数百年かかり、最初の移民惑星を「セカンド・イェルサレム」と名付けた。
だがしかし、人はそこで戦争を繰り広げ、過ちを犯し続け、いくつかの主星を失い続けた。
現在の主星はフィフス・イェルサレム。この星に、ようやくひとつの国家的統合を達成する。
星団連邦政府所属、巡洋艦ヴォークリンデ。館内のKOS-MOS研究室では、研究員たちが慌しく働いていた。
KOS-MOS(以下、コスモスと呼ぶ)・・対グノーシスヒト型掃討兵器である彼女・・・。
その彼女を開発している部署の主任であるシオン=ウヅキは起動実験を始めた。
シオンは技術開発者としてのプライドと、主任としての立場。
そして、コスモスが兵器として使われることへ悲しさを持っていた。
「これより起動実験を開始します。インターコネクション、始めてください」
シオンは起動実験をするための装置に座った。
その起動実験とは、仮想空間にシオンを送りこみ、そこでコスモスのデータを取るというものだった。
「ゲージパーテイションを解放します。解放まであと60秒。59,58,57・・・。」
「各モニタリング正常。」
「パーテイション解放。コスモス、素体形態に入ります。」
シオンが仮想世界に入った。ただ少々視界が悪い。
「アレン君、視覚の接続状態が悪いみたいなんだけど・・・。」
「あぁ、すいません。ちょっと待ってください。今、補正します。どうです?主任。」
コスモス開発局副主任であるアレンが答えた。
アレンはシオンに淡い恋心を抱いていて、毎回のこの実験ではソワソワしている。
なぜかというと、この実験中に事故がおこると、シオンが仮想世界から帰ってこれなくなってしまうからだ。
世界が一瞬光に包まれ、コスモスが仮想世界に降り立った。
「おはよう、コスモス。調子はどう?」
「おはようございます、シオン。すべて非常に順調です。」
機械的な、無感情な返事が響く。
「せっかく起きてもらって悪いんだけど、今回も起動実験なの。一連のチェックを終了したら、
あなたにはまた眠ってもらうことになるわ。」
「そうですか」
「悲しいとか・・・感じる?」
その機械的な対応に少し寂しさを感じたのか、シオンは親しみを込めて話しかけた。
「私の寛恕言うプログラムは、創造主である人間が使いやすいように作られています。
今回の場合は、あなた・・・。すなわち、ヴェクター第一開発局、コスモス開発計画担当主幹技師、シオン=ウヅキとの
関係を円滑に保つために、「悲しい」という感情を表現する必要がある。と私のプログラムが判断した場合に限り、
そのように振舞います。ですが、現在、その必要はない。と判断します。」
「ははは・・・そうよね、それは私が一番知っていることなのよね。」
複雑な表情を浮かべた。
「ご理解いただけて幸いです。」
コスモスの機械的な言葉が仮想空間に響く。
シオンは、再度複雑な表情を浮かべた。
今回の実験は、仮想世界におかれた仮想の敵を倒し、コスモスの戦闘データを取るというものだった。
「ねぇ、アレン君。今回は手順400を初めてみないかしら?」
「よ、400って、主任、先月のことを忘れたわけではないでしょう?
あと10秒対応が遅れてたらそこから戻ってこれないような状態じゃなかったですか。」
シオンのことを心配するアレンは、声を荒げた。
「大丈夫、いざとなったら自力で脱出するから、それに、あなただって試したいでしょう?
この実験のために、徹夜でいろいろ取り組んでたじゃない。」
「それはそうですが・・。」
「じゃ、決まり。始めて。」
シオンに興奮の色が隠せない。これから起こることに何かを期待しているかのように。
「知りませんよ?万が一の時にはこっちで強制的に切りますからね。」
「了解、了解。」
「あと、メニューにないことするのなしですよ?」
「わかってるってば。」
「んったく、気軽にいってくれちゃて。そのたびに寿命をちじめられるこっちの身にもなってほしいよ」
アレンは頭をかきむしりながら、シオンに聞こえないように、ぼやいた。
「副主任、ウヅキ主任のことになると、特に気を使われますからね。もう余命幾ばくもないんじゃないですか?」
研究員がアレンをからかった。皆、アレンの恋心に気づいているようだ。
「う、うるさい、余計なこといってないで、用意できてるのか?少しでも異常があったら、即刻強制終了するからな。」
手順400が始まった。状況は順調で、研究員たちも安堵の表情をうかべた。
「特に変わったことは見わたりません。状況、安定しています。こりゃあ行けますよ。先月の汚名、返上だ」
「だといいがな・・。」
不安げに、アレンがつぶやいた。
「コスモス、クリアポイントに到着。ターゲットモンスター、G型へ変換。表示、始めます。」
コスモスの前に、巨大なモンスターが現れた。コスモスが戦闘態勢に入る。
そのとき、プログラムに異常が発生した。コスモスの戦闘能力が過剰に上昇し、暴走しかけているのだ。
だが、シオンはそのような状況をものともしなかった。
「アレン君、これからターゲットとの戦闘態勢に入ります。データ取りよろしく。」
「そんな!?主任、こんな不安定な状況で戦闘なんて危険すぎます!」
アレンは声を荒げた。
「大丈夫、まだいけるわ。ヒルベルトを試します。」
「しゅ、主任、メニューに無い行為はしないって・・・!!」
シオンはその言葉を無視するかのように、コスモスに話しかけた。
「コスモス、ヒルベルト発動。」
「了解しました。ヒルベルトエフェクト発動します。」
プログラムが暴走し、シオンの脳が危険な状態になってきた。
アレンはプログラムを強制停止させ、シオンを引き戻そうとした。
だがしかし、シオンがそれを拒絶し、プログラムが作動しなかった。
「限界です!崩壊まであと10秒・・・。」
「クソったれ!」
アレンは悲痛ともとれる叫び声をあげた。
「主任・・・。・・・そうだ・・・。」
仮想空間にいるシオン。
彼女の前に、光が集まってきた。その光はやがて少女のような人影へと変わっていった。
少女はゆっくりと顔をあげ、シオンと視線を交わした。
そのとき、仮想空間へダイブしたアレンがシオンの手を掴み、仮想世界から引き戻した。
仮想空間は光に包まれていく・・・。
「主任はっ!?」
目覚めたアレンは、シオンの元へ急いで駆けつけた。
「えぇ、ありがとう、少し、粘り過ぎちゃった・・かな?」
あの仮想空間で見た少女は何だったのか。シオンは夢見心地だった。
・・・あの少女とは・・どこかで・・。
「??何かあったんですか?」
「ううん・・・何でもないの。さぁ、急いでデータ解析を始めましょう。そろそろ上から催促がくる頃だわ。」
「本艦は3分後にゲートアウトします。非常時に備えてください。」
突然、艦内アナウンスが鳴り響いた。
2
「全艦、ゲートアウト完了。」
「次のゲートジャンプができるまで7時間36分。それまでジャンプは不可能になります。」
「次で最後か・・・。」
艦長と思える人物が虚空を目上げた。目に落ち着きが無い。
「はい。次のゲートジャンプとなります。あと少しの辛抱です。」
艦長の横に立っている男が言った。
見た目は普通のマジメそうな30後半の男だ。その鋭い眼光を除いて。
「大丈夫ですよ。ここまでくれば接触率低いですし。それに小惑星も多いですから、”ヤツラ”から
身を隠すには都合が良いものです。」
「ふん、気楽なものだな。小惑星なぞ、気休め程度にしかならんぞ。」
男は、声を沈めオペレーターを睨んだ。
「厳しいな、アンドリュー中佐。何かあったのか?」
「いえ・・・別に・・・。」
アンドリューという名の男は下にうつむきいた。
「例の物体を回収してから緊張の連続でしたからね。中佐のお気持ち、わかります。」
その”例の物体”に疑問点を持っていたのか、一人のオペレーターが質問した。
「艦長、差し支えない範囲で結構なので教えていただけないでしょうか?
当初の作戦の目的は、惑星消滅事件の調和および調査隊の護衛であったはずです。
それが、”あの物体”を回収してから様相がいっぺんしたように感じられます。
いったいなんなのですか?あれは。」
「さて、調査隊からは何の報告は受け取らんよ。ただ、先日伝えた”ヤツら”もあの物体を狙っているらしい。
という情報だけはえている。もちろん非公式だがね。」
艦長は、私もよくわかっていない。という表情をしている。
「回収のさい、何名かの犠牲者が出たという噂がありますが。」
「それが事実だとしても、われわれに知る権利がない。もともと調査隊も我々とは別の命令系統で動いているし、
我々に与えられた命令書にも『当該宙域にて何らかの”回収物”が存在した場合、全ての事象よりもその確保を最優先す』
と書かれているだけだ。」
「全ての事象・・・といいますと?」
「我々の命よりも。というわけだ。」
アンドリューが言い捨てた。
「そう脅すな。まぁ、星団連邦政府にしても今回の任務はそれだけ重要な作戦ということだろう。
気を引き締めて頼むぞ。」
艦長が微笑みながら皆に言った。
「そうですね。本艦には”有事の際の切り札”も配備されていることですし。」
「おぉ、そうだ。切り札のことなんだが、すまんが中尉、ウヅキ主任に報告データが整い次第、
ブリッジに来るように伝えてくれ。それと、これまでのデータも提出するように・・と。」
「了解しました。」
3
コスモス研究室に電話がかかってきた。
「・・・・了解しました。30分後にそちらに出頭します。」
「早速きましたね。出頭命令」
「でしょ?私の勘って、結構当たるんだから。」
シオンが得意気に答える。
「では、これは提出するデータです。」
「ありがとう。これだけでいいわ。」
最近入ったばかりの新人研究員がシオンに声をかけた。
「主任・・あの・・・よろしいですか?」
「なに?」
「軍はコスモスの実働データを求めています。いいのですか?いつまでもシミュレートデータだけで。」
「うーん、、それ言われると痛いんだけどね、、。でも、出来ることならコスモスには
いつまでも素敵な夢を見ていてほしいんだ。」
シオンは困ったような表情をしている。目も下にうつむいている。
「シミュレートではあれほど無茶をされるのに、なぜ実働となるとあれほど慎重になるのですか?
自分はコスモスが稼動している姿が見たいのです。現状で十分いけるはずです。」
シオンの困った表情を見て、アレンが口を挟んだ。
シオンは、2年前の事故があってから、実働には慎重になっているのだ。
アレンはそのことを知っているし、何より、彼女の困った顔を見たくなかった。
「現状でわざわざお姫様を起こさす必要はないよ。はいこれ、コスモスの装備要項。
連中を納得させる一助にはなるでしょ?
「サンキュー。気が利くね。」
アレンの助け舟にありがたく思ったのか、シオンはアレンに微笑んだ。
「じゃ、いってきまーす。」
笑顔で研究室を出て行くシオン、それを見るアレンの顔は、どこから見てもほころんでいる。
「世話女房ぶりも板についてきたんじゃないですか?副主任。」
同僚のトガシがにやつきながら研究所の後片付けをしている。
「な、何にやついてるんだよ、トガシ。」
顔を赤らめながら、アレンはシオンのデスクの片付けを始めた。
そこには肝心のデータフォルダが忘れられておいてあった。
「はぁ、、またか・・しかたないな・・。」
だが、アレンは少し喜んだ。二人きりになる口実が出来たからだ。
その感情が顔に出たのか、トガシがからかう。
「よかったですね。二人きりになれる口実ができて。ついでに食事でも誘って見ちゃどうです?
こっちは僕らでやっときますから。」
「行くとき行かなきゃ、ダメですよ、副主任。」
「そ、そんなつもりじゃないって言ってるだろう!じ、じゃ、ちょっと渡してくるよ。」
舌をかみながら、アレンは言った。
「がんばってー。」
同僚たち一同の声が聞こえる。アレンはその声を聞きながら研究室を出た。
彼は奥手だ。シオンのことは愛しているはずなのに、言うことができない。
そんな彼はぼやく。
「僕だって・・行けるもんなら、行きたいさ・・。」と。
4
シオンはブリッジへの道を歩いていた。その途中にある格納庫。そこにはゾハルがあった。
彼女は格納庫を通りながら、考えていた。やはり、みんな稼動してるコスモスを見たいのか。
2年前の、彼もそういっていた・・・。
<<2年前のコスモス開発局>>
シオンは残って残業をしていた。あしたまでにまとめておくデータがあったからだ。
パソコンに向かう彼女の後ろに、男性の姿があった。
「まだ残っていたのかい?無理して体壊しちゃ、何にもならないぞ?」
微笑みながらシオンに話しかけた。手には手包みをぶらさげている。
「あ、お疲れ様です。明日までにどうしてもまとめておくデータがあったものですから。
ゲビン先輩こそ、こんな時間までどうなされたんですか?」
「はい、差し入れ。」
ケビンは彼女の横に手包みを置いた。そして、コスモスの眠っている特殊な装置のほうへ歩いていった。
シオンもその後に続く。何も警戒しないということは、彼女は彼に心を許しているということだろう。
ケビンはその装置を見ながら、つぶやいた。
「実は、ある悩み事があってね、寝付けないんだ。」
「悩み事?」
「明日、いよいよ彼女は目覚める。その姿を見るのはとても楽しみなんだけど。目覚めた彼女になんと声をかけたらいいのか
それで悩んでいたんだ。おかしいだろう?」
「おはよう・・・でいいんじゃないですか?」
シオンは微笑んだ。そしてコスモスの眠っている装置を触った。
「おはようかい?」
「朝起きたら、やっぱりおはよう、ですよ。」
「そうか・・・これでぐっする眠れそうだよ。ありがとう。」
ケビンは彼女の肩に手を乗せ、微笑んだ。
・・・・そうだよね。みんなも早く見たいよね・・・。
シオンは彼との会話を思い出ながら、ゾハルを見上げた。
その瞬間、鈴のような音が鳴り響くと同時に、シオン以外の周りすべてが動きを止めた。
静寂・・・その静寂の中に、再び鈴の音のような金属音が響く。
その音が鳴り響いている源に、彼女は仮想空間で見た少女を見つけ出した。
少女はシオンに何かを伝えようとしているようだが、彼女にはその言葉は届かない。
少女は話し終えると、ゾハルの中に吸い込まれていく。シオンはその後を追い、ゾハルに触れた。
するとゾハルの表面に、水面のように波紋が広がった。
シオンは気がついたら、ゾハルの前に倒れこんでいた。
シオンは手を眺める。ゾハルに触れたことは、幻だったのだろうか・・。
5
さっきのことは何だったのだろうか?彼女は考え込んでいた。
後ろから声が聞こえる。聞いたような声だ。誰だろう。彼女は振り向いた。
「アレン君!?」
「アレン君、じゃないですよ主任。肝心のデータ忘れていったでしょ?
危ないですよ、ぼーっとしながら歩いてると。」
「うん、ごめんね、ちょっと考え事してたから。」
そのとき、再び鈴の音がした。彼女はあたりを見渡す。だが、少女の姿はない。
「どうかしましたか?主任。」
「ん?うん・・気のせいよね。きっと。」
シオンは気に留めず格納庫を後にした。
しかし、彼女の後ろには二人を見つめる少女の姿があった。
アレンに先ほどのコスモスの件について感謝を言っていると、彼女に突然呼び出しがなった。
レアリエンの調整の呼び出しだ。
レアリエン・・合成人間といわれる彼らは、人間が過酷な環境を克服し、人間のリスクを削減するために
人によって作られた亜人間。彼らは使い捨て可能な労働力として社会に浸透し、
人間によって消費されていた。すなわち、奴隷である。
奴隷としての立場は14年前のミルチア戦争まで続き、その後社会的な権利を有する存在となった。
だが、レアリエンは工業製品であるというのには変わりが無い。彼らは生産されるのである。消費されるために。
そのレアリエンも調整(ケア)される必要がある。自身の自意識が芽生えたり、精神が不安定になることがある。
それをケアするのが、シオンは好きだった。なぜかというと、不安定なままのレアリエンは、廃棄されるからだ。
6
シオンはレアリエン調整室へと向かった。
「どうも、シオンです。」
「あぁ、どうもウヅキさん、すみません、いつもいつも。」
人のよさそうで、髪をオールバックにしたカスパーゼが話しかけてきた。
目には疲れの色が浮かんでいる。人員不足だろう。
「いいんですよ、カスパーゼ大尉。みんな(レアリエン)にはいつも元気でいてほしいから・・。」
カスパーゼはシオンに今回のトラブルを話した。シオンは着々とトラブルを解決していく。
「一応調整しておきましたけど、また何かありましたらヴェクター本社までご連絡ください。
そちらで本格的なケアをされたほうが良いと思いますから」
「わかりました。ありがとうございます。
しかし、すごいですね。コスモスの開発だけでなく、レアリエンたちのメンタルケアまでこなすとは・・・。」
「そんな、全部上司の受け売りです。それに、私は最初、この部署が志望だったんです。
実は、今の仕事が終わったらこっちに転属願いを出そうかと思っているんですよ。」
シオンは眠っているレアリエンを見つめた。その表情は、眠っている我が子を見る表情に似ている。
「第一開発局は、エリート中のエリートが配属されるところでしょう?それなのに転属願いなのですか?」
「ええ、家族からもよく言われるんですよ。何かの書類ミスに違いない。ってよく言われますし。
私もそう思います。それに、、彼らのこと、もっと知りたいんですよ。」
「そんな連中のことを知る必要もなかろう!?」
声の方向に振り返ると、眼光の鋭い金髪の男がいた。
背が高く、物腰が明らかに軍人と思わせる。彼の顔右頬の皮膚は、色が変わり、硬くなっている。やけどのように・・。
「バージル中尉!?」
カスパーゼが、この突然の来訪客に驚いたようだ。声の調子からも、あまり好ましい客ではないらしい。
「匂いだ・・この匂い。なぁ、あんたも感じないか、この匂い。吐き気を催す匂いだ・・。」
バージルはまるで汚い物を見るかのように、あたりを見回した。
シオンは絶句している。言葉も出ない。
バージルは毎回来ては、何かとレアリエンを罵っているのだろう。
カスパーゼは、声を荒げ、バージルに食って掛かった。
「いい加減にしないか!少佐から事前に指示はあったろう?今回の作戦はA.G.W.Sと
新型レアリエンとの相互支援も目的としているんじゃなかったのか?それをお前は・・・。」
「相互支援だ!?はん!ヤツら相手に、実戦で使える保障なんてない、
”戦闘用レアリエン”との相互支援なんざ、俺は願い下げだぜ!」
「お言葉ですけど・・・彼ら戦闘用レアリエンは優秀な兵士・・・。」
正気を取り戻したシオンも、バージルへ反論した。
「彼らぁ?たかが備品を人間扱いかい。」
シオンの抗議も、バージルは聞く耳をもたない。
「あ、それ問題発言ですよ。彼らは私たちと同様、知性も感情も備わっているし、
それにレアリエンの基本的人権は4763年に制定されたミルチア懸賞で謳われているはずです。」
「お為ごかしか。反吐が出るぜ。表面上いくら人道主義とっても、お前たちヴェクターの人間にとっちゃ
備品は備品だろうに。否、”商品”か」
バージルは小バカにするようにシオンを見つめた。
「私たちは彼らを備品扱いも、商品扱いもしてません!」
「ならなぜ、”戦闘用レアリエン”なんて、分類ワケがされているんだ?
それこそ商品扱いしてる証だろう?何をいったところで所詮は戦の道具。それに知っているぜ。
お前たちヴェクターの人間たちは、”商品管理用の緊急制御コード”があるってな。」
シオンは絶句した。確かに・・ある・・。だが、それは・・・。
そのとき、レアリエンの一人が立ち上がり、バージルを見つめた。
「な、何だよ?」
バージルも突然のレアリエンの行動に驚いたのか、たじろいだ。
「中尉のおっしゃるとおり、確かに我々は”商品”として製造され、そのための教育を施されました。
ですが、私は今のこの”仕事に”誇りを持っています。
それは誰にも強制されない”私自信の意志”なのです」
<<以下、余談>>
すいません、余談です、読み飛ばしていただいても結構です。
このゲームの副題が、力への意思。知ってる人は知ってると思いますが、これはニーチェの本です。
ドイツの哲学者である、フリードリヒ・ニーチェ。
彼は自分自身でたっている人間こそがもっとも美しく、すばらしい人間と考え、
キリスト教を弱者の宗教と言い、「神は死んだ。」という、有名な言葉も残っています。
たぶんこのゲームの作者はレアリエンという人ではない生物をポイントとして、ニーチェ哲学を語ってみたかったのではないでしょうか。
このレアリエンのセリフでもある”私自身の意思”という言葉。人間は弱い存在で、その弱い存在を認めた上で、
自分は過去にも、未来にも存在してはいない。現在にも自分と同じ人は一人もいないし、これからもいない。
「何か。」を成すためにこの世に連れてこられたと、考えた・・はずです。
だからニーチェは、自分の意思で、その目標への苦難の旅へと向かっている人の、なんて美しいことか!とも言っています。
これが俺自身へのニーチェの全体的な感想です。といっても、ニーチェの著者では、私は若き人々への言葉、力への意思しか読んでませんし、
まったくのど素人の解釈ですから、鵜呑みにすると困ります。たぶん解釈も間違ってる気もしますし・・・。
余談が長引きました。本編の続きを書きます。失礼しました。
「ふん、自由意志ってわけか・・。まあいい、今のうちに享受しておけ。
そのうちわかるときがくるさ。この俺のようにな・・・。」
そう言い捨て、バージルは調整室を出て行った。
「すみませんでした、ウヅキさん。昔はあんな奴じゃなかったのですが、あることがきっかけで・・・ね。」
カスパーゼは申し訳なさそうな顔をして、頭を下げた。
「いえ・・彼とは、お知り合い・・何ですか?」
「あいつとは士官学校の同期でね。腐れ縁ってやつです。・・・ミルチアです。」
「そうですか、それで・・・。あ、いけない。ブリッジに出頭しなければならないのです。
それでは失礼します。レアリエンたちはまた後で見ますから。」
「いや、どうもありがとうございます。すいません、嫌な思いを・・。」
そう言い、再びカスパーゼは頭を下げた。
7
「すいません、遅れてしまって。」
「10分の遅刻ですね。通りで開発も遅れるわけだ。」
アンドリューが、シオンをにらみながら言った。そして、それからアンドリューのシオンに対しての説教が始まった。
コスモスの稼動データがないこと、ここが軍艦であるということに自覚がないシオンに苛立ったのであろう。
途中で、アンドリューに呼び出しがあった。顔が緊張した表情に変わり、そそくさと退室していった。
「ご期待にそえなくて申し訳ありません。」
シオンは艦長に謝った。
「なに、謝ることはないよ。今日は自室に戻って休みなさい。」
8
アンドリューは、焦っていた。まさか、いきなり呼び出しがあるとは思ってもいなかったからだ。
急ぎ足で通信室に行き、通信をつなげた。画面に、顔が映った。司令の顔だ。
右目の上から下にかけての切り傷、冷たい目。
「失態だな・・・。アンドリュー。回収には細心の注意を払えと前もって忠告してあった筈だ。」
「はい、”機関員”に犠牲者が出たことは弁解の余地がありません。ですが、我々も・・・。」
アンドリューは苦い顔をした。機関員に犠牲者が出たのは明らかな失態で、弁解の余地がないからだ。
このことを攻められると思い、下をうつむいた。
「些末な事象など、どうでもよい。問題なのはゾハルに人が接触し、人が”消えた”ということ。
そしてその後、”通常空間に晒した状態”で移送していることだ。そして・・・。
貴様の艦隊にヤツラが接触する推定予測時間は5時間と22分後だ。」
「まさか!?やつらが!?」
驚きを通り越して絶句した。奴らがきたとしたら、このような艦隊では耐えられるわけがないのだからだ。
「だから失態といった。1時間前に増設艦隊を差し向けた。それまでの間、なんとしても保たせろ。」
「ま、間に合うのですか?」
「保たせろ。といっている。幸いにして、貴様の艦には”例の兵器”が搭載されているだろう。」
「お、お言葉ですが、あれはまだ実働試験にさえ写ってないのです!危険すぎます!」
「あれの力は、”貴様が一番良く知っている”だろう?多少不安定でもかまわん。急がせろ。」
「で、ですが・・・。」
「以上だ。」
通信が切れる。
「お待ちください、司令!マーグリス司令!」
9
自室に戻り、休んだシオンは夢を見た。
遺跡のような場所にたつシオン。あたりには霧が立ち込めている。
鈴の音が静寂を破る。音のした方を見ると、そこにはあの少女の姿が・・・。
二人は視線を交わすが、少女はふと別の方向に目を向ける。
少女の視線の先には、少年のような人影があった。
「う、、うん・・・。」
夢にうなされるシオン。そのシオンの枕元に立つ少女。
そして少女は何かに気づいたかのように、船の外に目を向ける。
今日はココまでです。長すぎる・・・。まさかここまで長くなるとは・・。
伏線がありすぎて、混乱しますが、勘弁してください。
エピソード2,3を購入したいと思ってる人が、前作のストーリーの流れが
わかるように出来るだけわかりやすく書いてるつもりですが・・・。
なんせ、文章力には自信がありません。ご了承ください。
乙、書いてくれるだけでも有り難いよ。
お疲れチャーン
>>611 2ちゃんを見ていてエピ2、3を購入したいと言う人がどれだけいるだろうか……。
エピ2の評判最悪だしな。
邪神像の件もあるしな…
とにかくゼノ乙っす
余談だけ読んだけど興味深いね
スペクトラルソウルズ
天魔王復活にかかわる話。主人公の六道明(ろくどうあきら)は、第二のリトル・スノー(預言者、指導者)を望む
ルネージュ公国の高官達に勝手に呼び出されたチキュウの住人。しかし、不完全な召喚で呼ばれた彼に未来や
全ての知識を見通す目は無く、彼が宿した魂の力は超絶的な力を振るう剣士としての才能。不手際を隠すために
ルネージュの高官は大勢の刺客をアキラに放った。今、アキラは襲い来る刺客を返り討ちにしながらチキュウへの
帰還を夢見る荒んだ日々を送っていた。行き倒れになった男から、天魔王復活の儀式に必要なアイテムを手渡されたのは
そんな時のことである。
一方、この物語の仕掛け人であるクリングゾールもまた、ルネージュ公国の高官から勝手に呼び出された
チキュウの住人。当然のことながら、彼にもリトル・スノーと同じ力はなく、失望したルネージュの高官達は、着の身着のまま
砂漠に放逐した。不完全とはいえ異界の魂の力を持っていた彼は、その力で荒野を生き抜き、ネバーランドと
チキュウをつなぐ存在「天魔王」を知る。天魔王の復活がなったとき、ネバーランドとチキュウは重なり合い一つとなる。
ネバーランドは事実上崩壊するが、勝手に呼び出した挙げ句用済みの烙印を押された彼にこの世界に対する愛着など
あろうはずがない。チキュウに残した美しい妻と娘への愛、そして、ネバーランドに対する激しい憎悪が、クリングゾールを
天魔王復活へと走らせる。
天魔王復活のために必要なアイテムを偶然所持したアキラに対し、クリングゾールは交渉を持ちかける。
チキュウへ帰りたいという欲求を断ち切れなかったアキラは、ネバーランドの住人の抗議に耳を貸すことができず、
抵抗も見せずにクリングゾールがアイテムを持ち去るのを見送った。激しく非難されて自暴自棄になり戦いから
逃げ出すアキラ。だが、結局彼はネバーランドを見捨てることができなかった。
クリングゾールの儀式で蘇った天魔王をネバーランドの住人とともに力を合わせて倒した後、
アキラは一人ネバーランドの地を旅する道を選んだ。
「俺にも何か出来ることがあるのかもしれない」
そんなことを考えながら……
・ヒロインは誰か?
正直わからん。アキラの恋人になってくれそうな女性はネージュだけじゃないの?
俺はこのゲームをプレイしたとき、正直ネバーランドなんて滅んで良いと思ったよ。
ま、こんな感じで如何でしょうか?>要約を欲する読者の皆さん。
>>590 頼んだものです。l
A・C・Eありがとうございます。
あのマザコン・ロリータはついにただの糞に成り下がっちまったんですね。
あのシャアがただのアダルトチャイルド扱いとは、時代は移り変わるもんだなぁ…
シャアぶっちゃけ原作でもヘタレ100%だろ( ´,_ゝ`)女がいなきゃなにもできずに
最後はアムロに抵抗も出来ずにぶちのめされてEDだしな、あそこまでヘタレ二枚目は始めてみた
ネバーランドって酷いなぉぃ。
ラ・ギアス、バイストンウェルだってそこまで鬼じゃないのにな。
なんて自分勝手なんだネバーランドの住人は。
主人公をいたわってくれる人はいなかったのか?
黒の剣をお願い
バイオ4クライマックスマダー?
続き気になるよーーー!!
まぁ、アイデアファクトリーにストーリーを求めるのがそもそもの間違いで・・・
>>626 きっと「続きはゲームでね!」ってことなんだよ・・・(つД`)
バイオ4は、発売日に買ってからずっと未開封
前にデビルメイクライの1.2をやってくれた職人さん、
いたら3を頼む。あんたの文章でやってほしいんだ。
まとめ
すみません、誤爆しました。
依頼されてないゲーム書いていい?
いいよ。
636 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/28 21:15:00 ID:wwULmqt4
>>630 DMC3やってみようかと思ったけど、1、2やった人じゃないや・・・
真・女神転生III-ノクターン マニアクス
教えてください
アサクサまでは行きました。
>637
まとめサイトのノクターンの項目の後半に既に出てる。
ところでスレの容量は大丈夫?650辺りで寿命を迎えるからな
450超えてるな
642 :
黒の剣:05/02/28 23:08:46 ID:Wq4HnRN1
ヒロインは巫女で黒の剣を持つにふさわしい剣士を探していました。
んで、色々あって主人公が選ばれました。
暗躍する謎の仮面魔族と戦ったり、実は仮面魔族は美少女だったり
主人公が奥義を継承したことに納得できない兄弟子と戦ったり
魔龍が復活したり、国を見捨てて脱出しようとした王侯貴族が全滅したり
ブラックドラゴンは混沌の化身なのでいくら攻撃しても倒せません。
ヒロインの持つ黒の剣を使えば倒せるのですが黒の剣の使い手は魔王に
なってしまう罠。
しかたないので黒の剣を使ったら主人公の身代わりにヒロインが
魂を剣に捧げることになってしまうました。
ラスボスはふよふよ浮いてる黒の剣。「俺に…斬れるか!」
スタッフロール後ヒロインを抱えた主人公が洞窟から脱出する後姿と
叩き折られた黒の剣が地面に落ちてたグラフィック。
どうなったかシラネ。
主人公が硬派すぎてエロさが欠片もなかったです
643 :
風のタクト:05/02/28 23:40:57 ID:O5J225xG
風のタクト、最後の部分で「時のオカリナ」との関係やネタバレも含めて一気に情報量が増えるので勝手に補足。
>>510の一行目からつながります・・・
リンクが勇気のトライフォースの欠片を集めてハイラルへの道を開いたその時、リンクの手にトライフォースが宿った。
「それはトライフォースに勇者として認められた証。お前は「風の勇者」と言ったところか」と赤獅子の王は言った。
(ちなみに時のオカリナのリンクは「時の勇者」として伝えられている)
ハイラル城で待つはずのゼルダの元へ向かうリンクだったが、案の定ゼルダは既にガノンドロフの手に落ちていた。
ゼルダを救うためにマスターソードでガノン城への結界を打ち破り、立ちふさがる敵を打ち倒して奥へと進むリンク。
最奥部で待っていたのは眠り続けるゼルダと、それを見守るガノンドロフ。そして彼はゆっくりと語りだした。
ハイラル王から聞かされた話では、ガノンドロフの侵攻を防ぐために神がハイラルを封印したというものだった。
そして高き山(現状の島)に再び国を興す民を残したのだ、と・・・そんなものは笑止であるガノンドロフは言う。
「漂う木の葉の如き島々で何が出来る?貴様らは、神に滅ぼされたのだ!」
ガノンドロフのシルエットが巨大化し、魔物のそれとなる。
「お前が勇者として、ワシの前に出るに相応しくなるのを待っていた・・・期待を裏切らんでくれよ」
激闘の末に魔物を退けたリンクだったが、打ち倒したのはガノンドロフの下僕。
眠るゼルダを抱え遥か上へと消えていくガノンドロフに誘われ、リンクは城の最上部を目指す。
644 :
風のタクト:05/02/28 23:42:45 ID:O5J225xG
辿りついたのは城の屋上。空は海、そして吹きすさぶ風。眠るゼルダの傍でたそがれるガノンドロフ。
「ワシの国(オカリナの話)は砂漠にあった・・・日があるうちは灼熱の風、月が昇れば荒涼の風・・・風が死を運んできた」
「ハイラルの大地に吹く風は死とは別のものを運んでくる。ワシは、この風が欲しかったのかも知れぬ」
知恵・力・勇気の三つのトライフォ−スが揃うとき、手にしたものの願いを叶えるという。そしてその三つがここに揃った。
襲いくるガノンドロフに立ち向かうリンク。しかし勇者といえど子供が魔王との一対一では、なすすべも無く叩き伏せられてしまう。
「案ずるな、殺しはせん。用があるのは・・・」リンクを屈服させ、目前に現れた完全なトライフォースにガノンドロフは歩み寄る。
「さあ、我らの縁(えにし)を終わらせよう!再びこの地を日の下にさらし、ハイラルをわが手に!」
だがその時、トラフォースの前にハイラル王が人の姿で現れた。
「トライフォースよ、この子らに希望を与えよ!古き地ハイラルを消し去り、この子らの未来に光明を!」
願いを叶え天へと帰るトライフォース。空のそこかしこに亀裂が走り、流れ込む海水がハイラルを飲み込んでいく。
「これで我らの因縁も終わろう・・・ガノンドロフ、ハイラルとともに沈むが良い」
悲憤が生み出した狂気か、運命への皮肉と自嘲か、水しぶきの雨の中でガノンドロフは激しい哄笑を漏らした。
目を覚ましたゼルダは、跳ね飛ばされたマスターソードをリンクに手渡す。
「ごめんリンク、少し寝坊しちまった・・・さあ!こんな所おさらばして、帰ろう!私たちの海へ!」
ガノンドロフはその言葉を背中で聞き、剣を構え振り返る。
「いいだろう・・・ならば見せてもらおうか。貴様らの未来、希望とやらが、如何ほどのものか・・・」
「トライフォースに値するのかをな!」
645 :
風のタクト:05/02/28 23:46:11 ID:HiC3D5vJ
魔を打ち破る光の矢をゼルダが、退魔の剣をリンクが操り、死闘の果てにガノンドロフに致命の一撃を与えた。
「ふ・・ふふ・・・風が・・・吹いて・・・おる・・・・・・」 マスターソードを突き立てられ、岩と化す魔王ガノンドロフ。
疲れ果て倒れこむリンクを支えるゼルダ。二人にハイラル王が語りかける。
自分はこの地ハイラルに縛られていた。既に滅びてしまった王国を、思い返さない日は無かった。
その意味では自分もまたガノンドロフと同じであると。
しかし、リンク達には未来へと歩いて欲しいと、何も無いのだとしてもそれでも前を向いて欲しいと、ハイラル王は言う。
そしてこんな世界しか残すことの出来なかった自分たちの不甲斐なさを謝る彼に、ゼルダは答えた。
「だったら一緒に見つけに行けばいいんだよ。船はあるんだ、きっと見つかるよ、ハイラルになる大地が!だから・・・」
微かに微笑むハイラル王。
「・・・ああ。だが、そこはハイラルではない。お前たちの国だ!」
空の亀裂が大きく広がりハイラルは完全に水没した。気がつけばリンクとゼルダの体はすっぽりと泡に覆われている。
上へと浮き上がっていくリンクとゼルダ。古き地とともに沈んでいくハイラル王。
リンクは必死で手を伸ばすが、ハイラル王には届かない。未来への希望を残した王は静かに呟いた。
『我、種子を放てり・・・』
どこまでも続く大海原に浮かぶ二人。
リンクとゼルダの姿から元に戻ったが目をさますと、テトラの海賊船で仲間が迎えに来たところだった。
船にはマスターソードに力を与える賢者として神殿を離れられなかったはずのマコレとメドリもいる。
ガノンドロフ、マスターソード、伝説、賢者、そしてトライフォース・・・全ての因縁がハイラルとともに消え去ったのだ。
後日、リンクの故郷プロロ島にてリンク達は新たな旅へ出航しようとしていた。
テトラの威勢のよい号令が響き渡る。
「出帆!舵はそのまま!行き先は・・・風が教えてくれるさ!」
ハイラルにかわる新たな大地を求めて、彼らは大海原に乗り出した。
〜END〜
以上です。
あと補足ついでにエターニアに関してですが、
>>515でリッドがファラに言った台詞のメインは
「自分から言い出してくれるまで待ってるからな」という趣旨。
夢の内容をひきずってというよりも、過去の夢(時系列的には第二の試練の内容の続き)を見て
幼いころの記憶を取り戻してファラの現状を完全に理解した、という部分。
また「最後のセイファートの使者の声」の内容は、
「彼らにならできる。我々はただ見守ることにしよう。彼らの作り出す未来を」というもの
『我々』という複数形の理由は不明ですが、一例としてセイファートとネレイドを指すという解釈があります。
>>646 いまいち、時のオカリナとの関連がわかんない。
ガノンとかは全作のガノンのままで、ゼルダやリンクは別人ってことなのかな。
ダーククルニクルのストーリー教えてくらはい
>519 >647さん
ご指摘&訂正どうもです。
651 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/01 05:22:42 ID:qu5s/lc/
間違った・・;
>534さん、>647さん
どうもです。
分岐があると知り分岐探して一ヶ月…すっかり新作じゃなくなってましたごめんなさい。
しかも今回分では分岐の結果出てませんダブルごめんなさい。
んでは行きますアバタールチューナー2−。最後にまとめ蟻ですよ…
ああ後分岐は最後面罵ーに関係すると思われるものしか出してません。でわそゆことで。
捕虜収容所に潜入したサーフ達だったが、牢入り口に足を踏み入れるなり収容所の所長に出くわしてしまう。
戦おうとするも所長のクヴァンダが使う「惑いの墨縄」を受け、サーフ達は手もなく捕らえられてしまった。
反乱を成功させるには、あの所長を何とかしなくてはならない。
先に潜入していたローカパーラ構成員により、驚くべき事にこの収容所が捕虜を収容するだけではなく、
人肉缶詰に加工する為の工場でもあることが判明する。
手引きを受けて牢から脱出したサーフ達は、牢内の他の構成員たちの協力を受けて、
狂死した監視員の腐肉を使った缶詰を作り、それを食べて弱ったクヴァンダを倒した。
開放の喜びに沸く捕虜収容所。
ゲイルは地面に座り込んでいるフレッドの傍に歩み寄っていく。
「子供じゃないからな…仲間がどうなったか、わかってるよ」
肩に手を置かれ、フレッドはぽつりと呟いた。その手には血まみれの帽子が握られている。
手の甲で涙を乱暴に拭って立ち上がったフレッドは、ワークパンツのポケットから小さな本を取り出した。
「こんな葉っぱ、何の役にもたちゃしねぇじゃねぇか」
ページの間に挟まれていたのは、一本のオリーブの小枝。
何気なく背後から覗き込んだゲイルの顔色が変わる。
「誇り高い男になれ」夢で見た、居るはずもない息子にそうことづてて斃れた男が、
同時にこうも言っていたのだ。
その子は、オリーブの葉を持っているはずだ、と。
死んだ父親に貰ったという平和の小枝を睨みつけて、フレッドは叫ぶように言った。
「こんなのがあったってダメなんだ!…早く大人になって力をつけなきゃ」
父親の形見を投げ捨てようと振りかぶった小さな手は、
「フレッド」次の瞬間ゲイルの大きな手に掴みとめられた。
「ルーパ…父親からの伝言だ」
しかし、続いてゲイルの口から出てきたのは、ルーパが残したものとは違う言葉だった。
「おまえの父親は素直な子になって欲しいと望んでいた」
「親父を知ってるのか!?」
振り向いたフレッドに、ゲイルは一言一言、噛んで含めるように「父親の伝言」を伝える。
「その涙は誇りに思え。いいんだ、子供で」
だが、今のフレッドにはその言葉こそが必要だった。
涙を堪えきれなくなったフレッドはゲイルに飛びつき、堰を切ったように泣き始める。
アディルたちが起こした混乱に乗じてサーフ達は協会本部へ乗り込んだ。
が、妙な事に警備兵の姿が見えない。誘い込まれているらしい事はわかったが、
何にせよセラ奪還の為に先に進むしかない。上階へ上ると協会の特殊部隊が襲い掛かってくるが、
途中で逃げ遅れた協会職員を捕まえて聞き出すと、彼らの行動は独断による暴走だろうという。
上層階ヘリポートで特殊部隊のキラーエリート、「トリブヴァーナ」の三人組に遭遇。
一旦は叩き伏せたものの、上の階にまでしつこく追いすがってくる三人組。
言葉の端々から察するに、どうも誰かに対するライバル心ゆえの行動らしい。
再度トリブヴァーナを撃退。
「あの連中、一体何と自分たちを比べている」といぶかしむゲイル。
協会本部上層部、医務室。
セラが入っていた生命維持装置を覗き込むサーフ達。だが装置の中は空っぽだ。
その時、「セラなら、もういねぇ」
唸るような低声が背後からかかった。
「なんだ、まだ懲りねぇ…」振り向きかけたシエロの鼻先を掠め、投げつけられた白服が地面に落ちる。
ローカパーラに情報を流していた、あの協会職員だ。
開かれたドアの前に険しい表情で立っているのは、
行方不明だったエンブリオンメンバーの最後の一人、ヒートだった。
「ヒート、一体…」アルジラの問いかけを振り払うようにヒートは腕をふるい、火球を投げつける。
咄嗟にアルジラを庇って地面に伏せるサーフ。
突然の凶行に唖然としながらも、ロアルドはヒートのまとう禍々しさに秘められた悲しみを看破する。
「血迷ったか!」
ゲイルが静止しようと飛びかかったが「俺はまともだ!」腕一本で弾き飛ばされた。
訳がわからず、困惑するサーフたちの背後でモニターが点灯し、
「その子は私たちに協力してくれるそうですよ」マダム・キュビエの姿が映し出された。
キュビエは語る。「余りありがたくない理由で」サーフ達はセラにとって特別だった。
だからヒートは彼女の元に帰ってきたのだと。
そしてキュビエとローカパーラを共倒れさせる為にエンジェルが内通者の裏で糸を引いていた事、
エンジェルがセラの父親であり、母親でもある生みの親だという事実を告げる。
そして明かされるキュビエの目的。
人類は滅びに向かっている。だから人の種を未来に残す為、ジャンクヤードの実験で手に入れた
悪魔化ウイルスを使って、環境に適応し、キュビエ症候群にかかる事のない悪魔の体を手に入れる。
意識の完全な悪魔化はセラの歌によって防ぎ、人肉工場で安定した食糧供給を実現、
そして協会の保つ秩序の元で生きる価値があるものとそうでない者を選別し、
管理されたチューナーの社会、ニルヴァーナを築こうというのだ。
「貴方たちも帰っていらっしゃい。無用な殺し合いや、飢えに苦しむことのない、平穏な暮らしを約束しましょう」
「ひとつはっきりした…ここはニルヴァーナなんかじゃない」
人を人とも思わぬマダムの提案に、ゆるゆると起き上がりながらゲイルが低い声を押し出す。
マダムの言う「ニルヴァーナ」は、彼の思うそれとはいわば対極に位置する代物だった。
誰もが悲しまずに生きていける世界、誰もが楽しく暮らせる、仲間が争わずに済む世界。
それこそが彼の信じるニルヴァーナだったから。
「俺は、誇りに賭けてお前たちと戦う。自分の意思でだ!」宣戦布告のように指を突きつけるゲイルに
「仕方ありませんね…」マダムは溜息をつき、「秩序を乱すバグの処理」をヒートに命じる。
背後のドアが開き、入ってきた警備員の一群を背に、
ヒートはサーフを睨み付けて猛々しい唸り声を上げる。
「もう、あの時のようにはいかねぇ…本気で来い、サーフ!」
戸惑いながらもヒートを退けるサーフ達。ヒートは一同の前から姿を消す。
「お前は俺が必ず食らってやる!」という呪いの言葉を残して…
ヒートの裏切りの衝撃から醒めやらぬまま、追っ手から逃れてサーフ達は上階へと上る。
最上階で彼らを待っていたのは、彼らがこちらの世界へ来るきっかけとなった人物、エンジェルだった。
彼女は驚くサーフ達にジャイロの鍵を渡し、セラがラボにいる事を告げる。
この奇妙な行動の理由を尋ねるゲイルに、
エンジェルは「連中に任せていては過ちを繰り返すだけだ」と、
セラ救出に関するこの「貸し」に対する見返りとしてマダムの抹殺を依頼する。
彼女の目論見。
つまるところそれは全ての人間を悪魔化させ、お互いに食らいあう弱肉強食の「混沌」を作る事によって
究極の進化を導き、生きる意味を知る「解脱」者を作ろうという事だった。
彼女の言わんとすることを的確に先回りして言い当てるゲイルを、エンジェルが忍び笑う。
流石随一の論理回路を持つアスラ、副作用さえなければ、と。
悪魔に侵された、その副作用として人間性を得たコンピュータプログラム。
こんな気の利いたジョークがあろうか?
「それで、お前の企みにもセラが必要と言うことか」
またしても正鵠を得たらしいゲイルの発言に
「頭が働き過ぎるのも困りものだな。詮索はそれぐらいにしておけ」
不機嫌そうに呟いてエンジェルが背を向ける。
その脳裏には、彼によって呼び起こされた、ある記憶が浮かんでいた。
朱に染まる世界。血塗れの青年が息も絶え絶えに語りかけている。
「ジェナ…誰も、恨むな…」
彼を膝に抱いた彼女は、泣きながら震える声で懇願している。
「一人にしないで。お願いよ、デイビッド…!」
警戒音にゲイルがハッと顔を上げる。
マダム派の兵士にエンジェル派の防衛線が突破されたとの無線に
「行け、ぐずぐずするな」物思いから醒めたエンジェルが肩越しに背後を振り返り、硬い声を投げた。
飛び去っていくジャイロを見つめ、エンジェルは満足そうに語りかけた。
「行くがいい、セラの愛しい喰奴(クラウド)たちよ」
セラを求める以上、彼らはエンジェルの思うがままだ。
野望に満ちた視線が、ふと首にかかった指輪に落ちる。
ジャンクヤードが消滅したあの時。
崩壊のショックに呆然と座り込むのみだった彼女に差し伸べられた、ゲイルの手。
まっすぐに自分を見つめる彼の、その手を取った自分の手を見つめ、
しかしエンジェルは詮無いことを、と言わんばかり、静かに首を振る。
そんな彼女の背後でドアが乱暴に開かれた。
先頭の協会兵が反乱罪に対する「処分」を告げ、次いで一斉に向けられる武器。
一旦は背を向けたまま両手を上げたエンジェルだったが、すぐにその肩は小刻みに震え始める。
「誰があのウイルスを、構成したと思っている?」
嘲笑混じりに言いながらエンジェルは振り向き、胸元のアートマ「メイルシュトロウム」を
見せ付けるように彼らの眼前に晒した。
ミサイルが上空を飛ぶジャイロに向かって飛んでいく。
暗転の後。
撃墜されはしたものの、サーフ達は墜落までに何とかセラのいる「EGG施設」を擁する
「ラボルーム・研究施設群」に辿り着いていた。
地下へ地下へと進んだサーフ達の背後に荒い息と共に立つ者がいる。
ここにまで追いかけてきた「トリブヴァーナ」の一人、「三仕官・地」だった。
一人きりの彼を不審に思い、他の仲間の行方を尋ねるシエロ。
獰猛な笑みで答える「地」の口元が血に染まっている。
「仲間を、喰ったのか…?」
愕然とシエロは呟き、アルジラが思わず口元を押さえた。
自分たち人間が作り物に負けることなど、あってはならない。その為ならば仲間も本望だろう、という
続く「地」の言葉がシエロを激怒させる。
「てめえが、仲間なんていうんじゃねぇよ」
シエロの周りに巻き起こった風をちらと見やり、ゲイルは「地」に問いかけた。
仲間を喰らい、何を受け継いだのかと。
石化したサンプルを砕き、「力を」と答えた「地」にゲイルは首を振った。
怒りに燃えるシエロが大股に「地」へと歩み寄っていく。
「気の毒だ。俺たちはそれ以上のものを継いできた…貴様は、絶対にシエロには勝てん」
「これで勘弁しといてやる。どこへでも行っちまえ」
「地」から奪ったラボのカードキーをひらひら振りながら、シエロが吐き捨てた。
膝を折り、何故だと問いかける「地」を振り返るシエロ。
「喰うだけが強くなる事じゃねぇんだ」
そういい残してシエロは崩れ落ちる彼の元を去る。
「地」に止めは刺さない。
仲間の事を考えながら生きられるとこまで生きる、それが「地」が背負ってしまった業だから。
研究室の資料を探る中、ロアルドが疑問を口にする。
エンジェルの目指す淘汰による「悟り」。それは言葉を変えれば「滅び」なのではないか、と。
途中、研究施設の内部で厳重に封印されたガラスの塊を発見。怯える研究員が言うには、
その巨大生物の名は「メーガナーダ」。五年前「ヴァルナ」と共に発現した最凶の喰奴だという。
殺すしかなかったヴァルナと違い、何とか封印できたメーガナーダとEGGから得た情報を使って、
エンジェルは悪魔化ウイルスを構成したのだった。
更に詳しく五年前に起こった事件の事を聞き出そうとするサーフに、逃げ腰だった研究員が
「お前が一番よく知っているんじゃないのか!?」と声を荒げた。
そこの仲間と同じ顔をした同僚を喰い殺したお前が、と。
その後ろでモニターに流れる神話のデータベースを見ていたアルジラが、何故か顔を青ざめさせている。
「メーガナーダ…魔王ラーヴァナの子、雷の精にして不死なる者。もうひとつの名を…冗談でしょ」
地下三十階、「EGG施設」。部屋と呼ぶには巨大すぎる室内に鎮座する、
無数のケーブルに繋がれた巨大な卵。
中央の通路を駆けて行くサーフ達を、監視所からマダムが無言で見つめている。
その張り出したひさしの上。銀の瞳を瞬かせる片耳だけ色の違う黒猫の姿があった。
自分を呼ぶ声に、EGG内のプールから救い出されたセラは目を覚ました。
気づくと懐かしい顔たちが自分を心配そうに見守っている。
「サーフ!」とりわけ彼女が心を砕いていた銀の髪の青年を間近に認めたセラは、
思わずその身体にしがみつき、硬く目を閉じた。
「生きていたのね。私、みんな消えちゃったって」「喜ぶのは後だ」
嬉しげに囁いたセラの言葉を、緊張したゲイルの声がさえぎった。
彼の視線を追って振り向く一同。
視線の先、彼らがやって来たドアが気密音と共に閉じ、そこに立っていたのは…。
「ヒート」不思議そうに問いかけるセラ。
その時、辺りにマイクを通して、マダムの声が響き渡った。
「セラフィータ、私に従いなさい」マダムの声は、諭すように訴える。
巫女として神と人々の心を鎮める義務を果たし続けるならば、サーフ達は無事に帰すと。
その間にも通路の両端でぶつかり合うサーフとヒートの視線。
高まった緊張に押し出されるようにヒートが駆け出す。
「待ちなさい!」慌てたマダムの制止も彼を押し止める事は出来ない。
戸惑うセラをゲイルに託し、立ち上がったサーフはまっしぐらに駆け寄ってくるヒートから
少女の裸身を隠すように、その前に立ちふさがった。
二人の距離が見る間に縮まる。
背後に引かれたヒートの指が、一瞬で巨大な鉤爪を備え―――。
ひさしの上で黒猫が力なく耳を伏せ、うちしおれて身を伏せた。
鈴の音が響く。
ヒートに胸板を貫かれたサーフは、しかしながら彼をさいなんでいるに違いない
激痛に耐えるような素振りさえ見せず、ただ黙ってかつての戦友を見下ろしている。
「なぜ、避けねぇ」ヒートの問いに、微かに開いたサーフの唇が応えを返す。
(ここで「仲間…だからだ」と「セラは…渡せない」の二択アリ)
そのままサーフは不意を突かれたヒートのトライブスーツの胸元を掴み、有無を言わさぬ力で
あとずさって行く。
自失したまま見守る全員の前で、彼らは開いたままだったEGG装置の扉を踏み越え、
直後に高々と水音が上がり…「いやぁぁぁ―――!!」セラの悲鳴が周囲の空気を切り裂いた。
見開かれた黒い瞳の奥で崩れ落ちる、ヒートと瓜二つの、しかし髪の色が違う白衣姿の青年。
数歩離れたところから倒れる彼を眺めている黒髪の青年はサーフとそっくり同じ顔で、
でもその頬に浮かんでいる微笑の邪悪さは、はっきり別人だと確信させるに足る程で…
その光景を見ているのは今より幾分幼い容貌のセラ。
視界を覆いつくすほどの生体ケーブルに囲まれて、
だが破滅の引き金となった光景をはっきりと見てしまった証拠に、
その眼差しは痛い位の驚愕と悲しみに支配されている…。
地響きを立てて作動していく巨大な装置。中に配されていたパラボラアンテナは一方向のみを向いている。
黒猫が鈴の音と共に顔を上げ、頭上を見上げた。
「は、HAARPが勝手に動いています」「馬鹿な、ケーブルに繋がれてもいないのに」
上擦り声の報告を受け、マダムは顔を覆っていた手を下ろした。
開かれた回線が映し出されるモニターは、同時にこちらからの有り得ない送信値を示している。
「五年前」を遥かに凌駕する量のある「情報」。それが、アラスカの施設を通して黒い太陽へと送信された後。
都市中のありとあらゆる物が情報の光と化して渦を巻き、天へと昇り始める。…太陽に喰われているのだ。
悲鳴を上げて逃げ出した研究員を他所に、マダムはただ呆然とモニターに映る、
喰われていく世界を見つめていた。
血臭に満ちた執務室。窓の外を振り仰いだエンジェルが僅かに口元を歪めて破滅の情景を眺めている。
絶え間なく鳴り響く警戒音。EGGに向かって駆け出すアルジラの腕を、ゲイルが掴みとめる。
「退くぞ!」怒鳴りつける横顔に「サーフが!」アルジラは悲鳴のような声を叩きつけて抗う。
「サーフは死んだ!」言い切って顔を伏せるゲイルに目を見開くアルジラ。
「俺たちを生かすために死んだんだ!」断言するなりゲイルはショックに気を失い、
ぐったりとなってしまったセラの身体を抱え上げる。
そんなたわ事は信じない。信じたくない。去っていく背中に目を閉じたアルジラは、
しかしどうする事も出来ず、突き上げて来る想いから逃れるように顔を振ると、
いらえのないEGGの水面に向かって、あらん限りの声でサーフの名を呼ぶのだった。
今回のまとめ。
捕虜収容所(兼人肉工場)のボス(ウマ)にハアハア言われながらおっかけっこした挙句ゲリらせて倒したよ。
でもつかまってたフレッドの親友とっくの昔に缶詰に。
慰めようとしたゲイルはフレッドが1で出てたルーパの息子だって気づいたけど
子供の無力に打ちひしがれる今の彼に「誇り高い男になれ」っつー父からの伝言は死者に鞭なんで
「素直な子に。子供でいい」とウソ伝言。でも結果的にはこれでおk。
協会本部で協会のボス、マダムキュビエとモニタ越しに出くわす。
マダムの主張=人間には存在価値があるのとないのがいるから
協会が決めた価値ある人間を悪魔化させて、キュビエ病(石化病)から守ったるよ
(悪魔化すると石化しない)んで価値ない人間=人肉工場で餌に。
凶暴化したらセラの歌=これぞ協会の下の秩序ある理想郷(゚д゚)ウマー つまりロウ?(なのか?)
出来るかそんなんゴルァすると裏切ってマダム側に付いたヒートけしかけて来る。
戦闘勝って(ヒート逃げた)上の階行くとエンジェルがセラの居場所教えてくれて
そこまで行くためジャイロまで用意してくれてて代わりにマダムのタマ取ってこんかいゴルァ言われる。
エンジェルの主張=この世は弱肉強食ですよ上からもらった秩序なんてイランですよ
みんな悪魔化させてバトロワりますよ混沌ですよ。したら勝ち残った=進化した一番強いのが悟り開いて
「解脱」れるよ(゚д゚)ウマー。(要するにカオス…なのか?)
こっちの言う事も聞いてられるかゴルァ思うもののいつの間にかマダム派とエンジェル派が内乱になって
ここにも飛び火してきて他に手もないんでジャイロくれ→脱出。でも途中で落とされた。
けどセラいる施設にはしっかり着いてた。
EGG施設でついにセラと再会。でもそこに待ってたマダムが「セラフィータおとなしく巫女りなさい」
んでまた襲ってきたヒートにサーフわざと胸グサー→ヒート「なぜだ」に二択で答えて
サーフヒート道連れにEGGの中へサヨウナラ。セラ「イヤーーー」で気絶。
記憶の中でヒートそっくりな人がぶっ倒れてサーフがそれ見ながら邪悪ニヤリ。
現実ではアラスカのHAARP施設が勝手に作動した後地球の情報が光の渦と化して太陽にごちそうさま。
マダム( ゚д゚)ポカーン エンジェル(・∀・)ニヤニヤ
ゲイル「サーフは死んだ!俺たちを生かす為に死んだんだ!」アルジラ「サーフぅぅぅぅ!」次回に続く。
いじょ。続きは三四日後にでも。
>652氏 続きもガンガレ
●未解決分
■PS2 ・大正もののけ異聞録 ・鋼の錬金術師-翔べない天使-
・フェイスパラドックス ・零 ・グレゴリーホラーショー ・フロントミッション4 ・決戦3
・キングスフィールド4 ・エヴァーグレイス1、2 ・キングダムハーツFM ・鬼武者1,2
・BUSIN ・BUSIN 0 ・半熟英雄対vs3D ・ステラデウス ・ライゼリート ・花と太陽と雨と
・FF11(国別、プロマシア) ・ジェネレーションオブカオス2、3 ・ダーククロニクル
・バイオハザード(CODE:Veronica、OB1,2)
■PS ・里見の謎 ・ミスティックドラグーン ・クーデルカ ・クロックタワー3 ・黒ノ十三
・エクサフォーム ・エネミーゼロ ・ラグナキュール ・ドラゴンシーズ ・すべてがFになる
・新世代ロボット戦記ブレイブサーガ ・MOON ・クーロンズゲート ・聖霊機ライブレード
・フェイバリットディア(純白、円環)・フロントミッションオルタナティブ ・バイオハザード3
・だんじょん商店会
■GC ・FFクリスタルクロニクル ・スーパーロボット大戦GC ・バイオハザード0
■SFC ・ラストバイブル3 ・超魔法大陸ウォズ ・ダークキングダム ・永遠のフィレ―ナ
・ざくろの味 ・弟切草 ・イデアの日 ・ソウルアンドソード ・大怪獣物語2 ・セプテントリオン
・幕末降臨伝ONI ・学校であった怖い話
■FC ・太陽の神殿 ・ミネルバトンサーガ ラゴンの復活 ・ゲゲゲの鬼太郎2 ・道(TAO)
・ボディコンクエスト ・ヘラクレスの栄光2 ・ゼルダの伝説 ・リンクの冒険 ・モンスターメーカー
・マイトアンドマジック ・スウィートホーム ・メタルギア
■64 ・スーパーロボット大戦64
■XBox ・真女神転生NINE ・OTOGI〜百鬼討伐絵巻 ・パンツァードラグーン オルタ
・FATAL FRAME2 CRIMSON BUTTERFLY
■セガ系 ・サイバードール ・ファンタシースター(1、2、3、千年紀、オンラインep2、ep3)
・シャイニングウィズダム ・ナップルテール ・パンツァードラグーン、ツヴァイ ・ラングリッサー2
・シャイニング ザ ホーリィアーク ・電脳戦機バーチャロンマーズ ・七ツ風の島物語
■携帯機 ・ONI1,2,4,5 ・KOF R-1,EX ・ゴットメディスン ・なりきりダンジョン3
・真・女神転生デビルチルドレン(赤、白、光、闇、炎、氷、メシアライザー) ・きみのためなら死ねる
・風来のシレンGB2 ・聖剣伝説 ・スーパーロボット大戦OG2 ・スーパーロボット大戦R
・エストポリス伝記 よみがえる伝説
■PCゲー ・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・「囚人へのペル・エム・フル」 ・コマンド&コンカー
・偽典女神転生 ・セラフィックブルー(フリーゲーム)
■その他 ・剣神ドラゴンクエスト ・コズミックファンタジー(PC Engine) ・虚空漂流ニルゲンツ
・ストリートファイターIII 2nd ・サイキックディテクティブ1,2 ・メタルギア2
●途中
■現スレ
■前スレ ・アバタールチューナー2 ・キングダムハーツ ・スーパーロボット大戦OG
■Part10から放置 ・バイオハザード2
■9以前から放置 ・逆転裁判3 ・ルドラの秘宝 ・ONI2 隠忍伝説 ・「テラ・ファンタスティカ」
・みつめてナイトR ・ポリスノーツ ・九龍妖魔学園記 ・ブルーフォレスト物語 ・東京魔人学園符咒封録
・グランディア ・サモンナイト(カルマ) ・ONI3 ・ロマサガ(WCだけの話) ・.hack ・ジャングルウォーズ2
・戦国サイバー藤丸地獄変 ・刻命館 ・幻想水滸伝3(主3人のED詳細)
●執筆予告がある物 ・スーパーマリオRPG[9] ・ファイアーエムブレム聖戦の系譜[11] ・サーカディア[1]
・ファイアーエンブレム(封印、烈火)[1] ・鬼神降臨伝ONI[1] ・俺の屍を超えてゆけ[1] ・逆転裁判2[2]
・ミッシングパーツ[2] ・英雄伝説6 空の軌跡[2] ・聖刻1092 操兵伝[2] ・ティアリングサーガ[2]
・転生學園幻蒼録[2] ・エースコンバット5[2] ・デビルメイクライ3[2]
すみません訂正です。同じ行から差し替えてください。
■Part11から放置 ・バイオハザード2
■10以前から放置 ・逆転裁判3 ・ルドラの秘宝 ・ONI2 隠忍伝説 ・「テラ・ファンタスティカ」
・みつめてナイトR ・ポリスノーツ ・九龍妖魔学園記 ・ブルーフォレスト物語 ・東京魔人学園符咒封録
・グランディア ・サモンナイト(カルマ) ・ONI3 ・ロマサガ(WCだけの話) ・.hack ・ジャングルウォーズ2
・戦国サイバー藤丸地獄変 ・刻命館 ・幻想水滸伝3(主3人のED詳細)
●執筆予告がある物 ・スーパーマリオRPG[9] ・ファイアーエムブレム聖戦の系譜[11] ・サーカディア[1]
・ファイアーエンブレム(封印、烈火)[1] ・鬼神降臨伝ONI[1] ・俺の屍を超えてゆけ[1] ・逆転裁判2[2]
・ミッシングパーツ[2] ・英雄伝説6 空の軌跡[2] ・聖刻1092 操兵伝[2] ・ティアリングサーガ[2]
・転生學園幻蒼録[2] ・エースコンバット5[2] ・デビルメイクライ3[2]
続きです…予告はもうしない俺がバカでしたとりあえず先謝っとく。
城内に逃げ込んだレオンたち。城内に入ると割とこぎれいな掘っ立て小屋があり、
武器商人が普通に武器を売っています…あんた人んちで何やってんの?
まあそんな疑問は抱いてもしょうがないのでほっといて先に進む。
すると奥の見張り台で、ローブを被った怪しい人たちが何か「森へ去れー」とか
一見ヒントのような謎ワードを呟きながら(本当はMories vivirで「死こそ生」らしい)右往左往している
…てかちょっと前に教会で襲ってきたサドラー配下の信者の人たちだ!
ここもやはり安全なところではなかった…と戦慄しながらも(ウソ)
物凄く狙撃しやすい位置でうろうろしてくれてるのでお膳立て通りびすびす射殺。
城壁の階段を上っていくとやはり外の村人から連絡が行ってたのか、待ち伏せていた信者達から
投石器ででかい燃える石を投げてくるという、原始的かつ大雑っパーな手段
(ていうか味方も纏めて吹き飛ばしてますよキミたち…)で攻撃される。
なのでこっちも石から逃げ回りつつクランクで階下の大砲を引き上げて発射、
信者ごと木っ端ミジンコに城の中門を吹き飛ばす、ダイナミックかつ
城主に見咎められた暁には物凄い損害賠償を要求されるに違いないリスキー手段で反撃、押し通ります。
何時代の戦いだという気がしないでもありませんがやはりこれも気にしない。気にしたら負けです。
門を抜け、小部屋に入った所でハニガンから通信。
城に逃げ込んだが失敗だった、と信者に熱烈歓迎を受けている(確かに岩熱そうだったけどな…)
現在の状況を報告すると、「だったら…」とハニガンは何か策を講じてくれる風だったが、
肝心な所で通信が途切れてしまう。
「故障か?」とボヤきつつもどうしようもないのでうじゃうじゃ出てくる信者達をなぎ倒しつつ先へゴー。
因みにこの信者たちにもやっぱり虫が寄生しているんですが、
こちらは村人より段階が進んだ状態らしく、出現すると宿主の身体から分離して
縦歩きのカニさながらにカサカサ這いながら襲い掛かってきます。
正門前にやってくると「レオン!」と背後からルイスが登場。
貴様一体どこから入ってきやがった跳ね橋はさっき上げた筈…等という愚問は脳内宇宙にポイです。
きっとどっかに裏口があるんでしょう。
「お前らに渡す物があって…」言いかけたルイスは不意に慌てた様子で腰に手をやる。
サドラー達がレオンとアシュリーに虫を注入しただろう事をルイスは察していた。
レオンが湖畔で吐血したのは寄生虫の卵が孵化したせい、アシュリーもまた吐血したという言葉に
ルイスは焦りを見せる。山小屋から彼が取りに戻った「忘れ物」とは、レオンたちの発作を
一時的に止める薬で、なんとそれを信者たちから逃げる際に落としてしまったと言うのだ。
長くなるから書いてなかったけどこの人前に自分に植えられた虫を同じ薬で除去してるらしい。
(孵化前なら虫の卵は薬で死ぬ)危険を承知で取りに戻ると踵を返すルイス。
レオンが「何故…」問いかけた言葉におっかぶせるように
「良心の呵責さ」と答え、彼は来た道を戻って行った。
城の中、謁見ホールに入るとどこからか気味の悪い笑い声が聞こえてくる。
辺りを見回してみても誰も居ない事をいぶかしみつつホール中央まで進むと、
上階の謁見台に左右にローブ姿の大男を従えた、妙な小男が姿を現す。
レオンが誰何の声を上げると中世風の衣装を着た、シミだらけの顔をした小男は、
ラモン・サラザールと名乗った。
この城の八代目城主である彼は、サドラーから「偉大なるパワー」を授かった者だという。
つまりサドラーの手下=悪い人ですね?
城門破壊が正義の必要経費として落ちそうでよかったです。
同じ虫を身体に宿す同胞としてレオンたちを待っていた、と優雅に腰を折る彼に
「一緒にするな」とレオンが不愉快げに言い放つと、
サラザールは「おやおや、威勢がいいですね」芝居がかった仕草で首を振った。
継いで彼は慇懃無礼に命令する。ひどい目に遭う前に大人しく金銭交渉の人質になれ、と。ただし。
「スコット君はお金になりません。死んでも大丈夫です」
教主と同じくがめつい捨て台詞を残して、サラザールはローブ二人とともに姿を消した。
「あいつらみたいになるのは絶対イヤ!」もっともなアシュリーの主張にレオンは頷き、
寄生虫の治療法を探す事にする。
が、先へ進みたくても道が炎を吐くイヤな像によって封鎖されているので、地下牢の鍵をとって地下へ。
牢屋の中では両目を縫い合わされたマッチョな爪付き男「ガラドール」が気持ちよさそうにお休み中。
そして牢の壁には案の定、いわくありげなレバーが。
ひょっとしなくてもアレは像の仕掛け停止装置ですね?アレを下げないと俺は先へ進めませんね?
アシュリーを階段の上に置いて牢の中に入った途端、予想通り爪男がお目覚め。
「イー――ン!」とか叫びながらこっちへ向かってまっしぐら。
ダッシュで逃げたいところですが、実は彼はある程度の範囲に入りさえしなければこちらが見えないし、
でかい音立てなきゃ気づかないというキャラ立てなので、ゆっくり歩いて背後の寄生体攻撃
→イー――ン後ダッシュ逃げ→最初に戻るというピンポンダッシュプレイ全開で倒します。
どっちが正義の味方だか分からんな…
次の間に進むと水が一面に張られた大聖堂に出る。
「Wait」を駆使してアシュリーと二人でスイッチを踏んだり
(てか「スイッチ踏んどいて」って命令しないでスイッチの上で「待て」って何か激しく対犬チックなんですが)
中二階でクランクを回すアシュリーを信者から狙撃で護衛したりして道を作り、逆さ像のホールへ。
このホールの中二階では武器職人の一族が射的場を開いており、高得点を出すと景品として
喋るボトルキャップやお金を貰う事が出来ます…ってほんとにアンタら人んちで何やってんの…。
実はこいつらサドラーの手下では…と思わず銃を向けそうになりますが、実際射殺してしまうと
(普通に殺せる)その後そこで武器が買えなくなって自分が辛くなるだけなのでやりませんよそんなことは。
ホールの通路を進むレオンの背後でアシュリーが不意に咳き込む。
再度の吐血に動揺したアシュリーは「大丈夫か」肩に掛けられたレオンの手を
「放っといてよ!」と振り払い、駆け出すがその時突然作動した鉄格子の罠が二人の間を隔ててしまう。
次々に床から飛び出す格子に奥へ奥へと追いやられるアシュリー。
荒い息をつき、咳き込みながら壁に背を押し付ける彼女の脇からバネ仕掛けの拘束具が飛び出し、
アシュリーの身体を戒めると同時に壁の回転扉が作動。
「どういうこと!?」と叫ぶ彼女を反対側へと連れ去ってしまう。
うん、まあ、「どういうこと!?」って壁に付いてた怪しすぎる飛び出し口から察しろよ、お前も。
まぁ驚きの余り見えなかったんだろうけど。
多分しゃがんだだけであっさり脱出できそうな拘束具とかも壁に粘着部分があるんだよきっと。
脳内補完になれてきた自分が悲しいです…。
「すぐ助けにいくから待ってろ!」壁の向こうへ飛びかけたレオンの腰から無線機の呼び出し音。
「ハニガン、さっきは一体…」問いかけたレオンの耳朶を、耳障りな笑声が撫で上げる。
「サラザール!…なぜお前が?」画面に現れたのは知的な眼鏡美人ではなく、
小憎らしい笑い顔の小男だった。
ハニガンからのアドバイスを遮るため回線をジャックしたというサラザールは、
アシュリーは自分たちが探し出すから気にするな、と言い放った後、
そう言えば地下に「面白い虫」を飼っていたと告げて通信を切る。
電波ジャックする程の科学力はあるのに捕らえた捕虜の居場所分からんのか…。
地下水路に足を踏み入れるとサラザールの言葉どおり、面白い、
というか見えない虫「ノビスタドール」が襲ってくる。
見えないは見えないのですが地下水路なので、水音と水しぶきで普通に居場所が判別できます。
ダメじゃん、サラザール。
地下水路を抜け、逆さ像のホール二階に出る。
シャンデリアを飛び移り、サロンへ移動したレオンの前に掛かる不気味な影。
目線を上げると階上から見下ろしているサラザールが目に入った。
「おやおや、用無しの方ですか。アシュリーはどうしました、ケネディ君」
まだアシュリーを見つけていなかったらしいサラザールの驚愕のセリフに
「用が無いならほっとけよ、じいさん」と突っ込むレオン。
ここでサラザールに関する驚きの事実が発覚。なんと老人のような顔をした彼はまだ二十歳だった。
が、そんな些事はさらりと流したエージェント・レオン。
サラザールを所詮虫けらの操り人形と罵り、自分は虫を支配していると返す相手に
「どっちにしろお前らの教団は俺がブッつぶす」と宣戦布告、怒ったサラザールに
ガトリング砲信者やロケットランチャー信者を差し向けられるのだった。
続く。ほんっとゴメン。続きはなるべく早いうち書くんで明日かあさって辺り。
>>630 うはwwwwwwwwそれ俺wwwwっうえwww
つか今こんなていたらくなんでマジ書けませんマジでマジでごめんなさい orz
て訳なんで
>>636 >>639の言うとおり気にしないで書き逃げしてしちゃってくださいんぐ
でわまたいずれ
しかしバイオハザードも腐ってきたな2のレオンが完全にネタキャラだぜ
バイオはもともとそんなんだろ?警察内に隠し扉とかあるし
バイオの人乙です。続き待ってますよ。
しかしバイオってやってみると結構短いと思うけど、詳細を書いてもらうと
結構長くなるんだね。俺は余談として入ってる部分の説明も結構楽しいので
その調子でよろしく!
バイオ職人乙
まだ、半分近く残ってるが頑張れよ
今までのバイオシリーズと比べると4は長い。面白いからいいけど。
初回プレイで15時間〜20時間もクリアに掛かるとは最初思ってなかった
>>648 その解釈でほぼ正解。基本的にゼル伝のリンクとゼルダは繰り返し転生してるような存在らしい。
厳密に言えば「勇者リンクが現れる」というよりも「現れた勇者がリンクである」と言える。
例えばゲーム中では名前の初期設定はまったく無いし、タクトのリンクも最終的に勇者として認められる前は普通の子供。
時系列的には、
時のオカリナ・未来(ガノンドロフ封印、時の勇者リンクAが過去へと帰る)→風のタクト(復活したガノンドロフ・王家の血を引くテトラ・旅立つ少年リンクB)
時のオカリナ・過去(リンクAが帰ってきた世界)→(遥かな時の流れ)→神々のトライフォース(?)
↓
→ムジュラの仮面(リンクAが異世界へ迷い込む)
と、なるらしい・・・任天堂も厳密には決めてないらしいけど。
過去へと帰る、なのに過去が未来になってる。
過去だと思ってたけど実は未来でした、ってこと?
それともパラレルワールドってやつ?
>過去へと帰る、なのに過去が未来になってる。
イマイチ意味が分からないけど、パラレルワールドと言えるはず。
時のオカリナの作中で七年(だったはず)の時間を挟んで過去と未来が分かれてるんだけど、
リンクはEDで過去へと飛ばされ、時を旅する手段はその時点で失われてしまうから。
タイムパラドックスとか気にしだすとキリがないから、このへんで・・・
スペクトラルソウルズ2をお願いしたい
黒の剣乙。1レスでありがたい。
しまうましたにワロタ。
ゼルダの人乙!
そうか…時系列初めて知ったよ。
マジありがとう。
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加速+1
ヴァイオ4ムァダーーー?
(´・ω・`)
うめるぜ
うまったか?
まだまだー!
692 :
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,∠ ̄~"`ヽ, |ヽ、__,,...--‐'"/
 ̄ヽ,. | ,、 _,..ヽ. //
l | ヽ,"'ヽ'''" , 、` ' /'`ll'-,., 、 `ヽ,
,--─-..、, ,.-─-.、. |,.'.'.| >、. i", -| | ||='||ミ ; ヽ ,フ
 ̄"''ヽ、 ヽ  ̄"`i, ヽ | l/ ._ヽ i - ''| |'-'||. || 〃 /
ヽ, ヽ. |_ ヽ l `'.-,_─、ヽ、_ l ヽ, ll || // i |
ヽ ヽ、 ヽ" '-、ヽ,_ `ヽ,ヽ-.,__'-=、._\し|| ./ l ,
ヽ, "'-.,,>=-.、ヽ_ヽ ヽ ,.'"`|lヽ.ゝヽ >< / /,`'
,,>''ヽ/_;--、`'‐,."ヨ ノ ヽ、__,人ヽ 》.||゚。)ヽ, / /
/ ._,-/ /\__,.フ _/7,,- ‐' |__/-ヽ_ ` ヽy' l_,,/',/
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_,-‐''"~"フ─、'ヽl ├-.、.=;=ヽ r.、|/i_,..l, /.| / ./
/ /"フ‐" /ヽ,`''' レ")ヽ::::::;=ヽ,`ヽフ'/i,` -'::丿 /l,.┴、「--.、
l,/ / _,,.--< \./',..-,. l_=〃:;E,- \ll/::::、::/iヽ,‖///_,-‐,ヽ
l ,/ 〉'ヽ-| |/ .i' //;;_::::;;;ゝフ,-.、`'─ゞゞゞlL=二 ヽ|
|. | / / .| ::: ''.. i_.-'ノ::;;| ノノ.|| ヾ'ヽ,ヾヾヾ二''ヾ
`'' ,,─' / -' ::_,,...-‐,";:::〈,,,,..'彡 | .):.|.|,-、ヽヽ,-.,,ヽ,
,i";;/ ,| , /:::::::| (,/;::丿 ~'ヽ,丿|/;;ヽ l;;ヽヽ, ヽl
_,.-.‐'/ ''==.Y _,,-'' -, ) i,.-:"::/''"i' ̄`'_. --、:::;;| |::::;| l
i' ,==| , =、ニi`l~;;ヽ,'' 彡''|::=:::;::|:::i , .-''" ヽ,lノ;:::;;;| .|、
|;;‖:;l `=' /:;;;:::::;;\./;;:::‖::::|/ .,- |::::;;;-|,./ \
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