>797
まぁ待て。まだ何もしないから、具体的にどんな事をされるのか絵に描いてみなさい。それを見て判断するから。
>>797 絵が描けなければ文章でも全くかまわない。
ディザスター・ファイアの分際でッ!
802 :
797:2005/11/04(金) 04:50:14 ID:OHB2TtZo
僕には(絵を書く)技術も、(文章)力もない・・・だけどッ!誰かのために、道を作ることは出来るッ!
てな訳で、導入部だけ作ってみます。後はもうお好きなように。続き書くなり虹版で補完するなり。
「ふうッ・・・。成功のようね。」
電界25次元内部・夢のお城【ナイトメアキャッスル】最深部、玉座の間。そこに深く腰掛け、なにやら念じている様子の、長い黒髪を持つ黒衣の少女。
彼女、夢魔ベアトリーチェは、ヒアデスと接続して行っていた作業を一旦終え、溜息をついた。
「ほかの次元とリンクするのは、例えヒアデスの英知を持ってしても困難なものだわ。
でも、これでようやくこの枯れた星にこだわる理由がなくなる・・・くすくす・・・」
彼女が手を宙にかざすと、そこに巨大なスクリーンと情報の羅列が浮かび上がる。
そこに映されるのは、ヒアデスの機能を限界まで使って探し当てた、リンク可能な生命体のいる惑星のデータ。
彼女は、それを高速で処理してゆく。・・・ふと、一つの惑星データに目が止まり、つぶやく。
「この星は・・・多少荒廃しているとはいえ、そこそこニンゲンがいるようね。好都合だわ。世界創造に使えるエネルギー期間も、いくつかありそう。
・・・なにやらテロリストが暗躍しているようね。この程度、私の障害としては小さいのだけれど・・・
召喚技師は厄介ね。それ以外に私を直接消去できるほどの影響力をもった存在は・・・ほとんどいない。となると・・・」
そうひとりごち、ウインドウを一つずつ消してゆく。次の行動のために。
最後の一つが消される瞬間、輝いた僅かなエネルギー反応。しかし彼女は気付かず、作業を終了し行動に移る。
・・・その見落としが、彼女の破滅の第一歩であった。
・・・ヒアデス内部。惑星自体のデータを十分読み取ったベアトリーチェは、次の段階に入っていた。
ヒアデスの情報の海の中に浮かぶ彼女は、惑星に住む人間のデータを次々読み取っていく。
「このニンゲンは・・・だめね。地位はあるけど夢見の素質がない。そもそも、猜疑心が強い。これでは手駒として使えない。
・・・こっちのニンゲンは・・・バスカーの『柱』?・・・少し驚いたわね。惑星が違っても、守護獣信仰があるなんて。
守護獣の力は厄介だけれど・・・この『柱』ではまだ力と影響が小さすぎる。これでは、ガイアの開放もままならないわ。
まずは、それなりの地位のニンゲンを手駒にした後ね。・・・時間はたっぷりある。くすくす・・・ん?」
・・・笑い声が止まった。それと同時に一人の人間のデータに目をやる。
「おや、この『柱』と行動を共にしているオトコ・・・国際的に活躍する遊撃騎士団の実働隊長・・・か。
夢見の素質はあり。・・・一部読み取れないデータがあるのは気になるけど・・・
マジメで勤勉。正義感が強く、まっすぐな性格。なるほど・・・見逃す手はないわ。手駒には最適ね・・・」
そのつぶやきと共に、情報の海の中から夢魔のデータが消える。転移してゆく。
転移先は、『大陸東側北部・臨海城下タウンメリア』。
何もない闇。心の奥。そこに、一際深い闇色の少女が唐突に現れる。
「転移成功・・・ッと。くすくす・・・よく眠っているようね。
世界を救うのにテロリストを倒す・・・そのための『手伝い』でもしてあげれば・・・
それによって絶対の信頼を得られれば、私のための『ナイト』の出来上がりね。まずは・・・」
つぶやきつつ、夢の中でさまようこの人間の心を探し始めたベアトリーチェ。
程なく、夢の中でたゆとう短い青髪の青年を見つけ、声をかけようとした、まさにその時。
「・・・・・ッ!!?」
突如、彼女の細い腕を何者かが掴む。『掴めない筈の』手を。
「コイツが篭絡されると、我にとっても迷惑なのでな。させんよ。」
そこにいたのは、白く無機質な手と人の形でありながら『人』を感じさせない風貌を持つ『何か』。
「な、何者!?データ上の存在である私を、掴めるはずが・・・!」
咄嗟に捕まれた手を振り払うが、予想外の事態に、戸惑い焦るベアトリーチェ。対し、謎の存在は表情の無い顔の奥で、静かに笑った。
「それが、できるのだよ。デミ・ガーディアンである我、【焔の災厄】ロードブレイザーの力をもってすればな。」
「な・・・!?そんな存在が、何故!?検索した時には、この惑星にそんな存在の反応は無かった!」
「なに・・・邪魔な聖剣のおかげで、我が力は中和されているからな。わかりにくかろう。加えて自由には動けない身。
誰かが新たに我に気付いて敵にならぬよう、存在自体を希薄にしていたのだよ。くくく・・・さて、どうしてくれようか。」
地の底から響くような、昏い嘲笑い。それにつられて、頭の羽根が揺れる。
「く・・・!うかつ・・・ッ!何か手は・・・!?ヒ、ヒアデスにアクセスできない!?何故!」
「この期に及んで何を?ここは我の領域。この人間の中の、我が絶対的に存在できる唯一の空間だ。
ましてやデータ如きが、この領域で我に抗えると思うてか?」
絶望的な状況。その中でベアトリーチェは、どこか醒めたような表情をしていた。
「・・・ッ、どうやら何をしても無駄のようね・・・まさかこんな最期になるとは思わなかったけど・・・
・・・いいわ、煮るなり焼くなり好きになさい。データらしく『消される』のかしら、それとも『焔』らしく焼き尽くすのかしら?」
どこまでも乾いたコトバ。――仕方ない。元々実りある生じゃなかった。ここで死んでも、大して変わるまい・・・
そんな諦めが心に満ちる。・・・だが、予想外の言葉が返ってきた。
「まぁ待て。久々の客人だ、すぐ死なせるには惜しい。」
・・・私を見くびっている?なら、逆転のチャンスはあるはず。取り入ってしまえばこちらのもの――
そんな考えがよぎり、一瞬希望が湧く。しかし、それはまた一瞬で打ち砕かれた。
「殺してしまっては、得られる負の感情は一瞬だけだからな。死によるもの以外で、長く得られる絶望。
そうだな、例えば――己の無力さ、自分ではどうしようもない状況、終わらない悪夢・・・
それらによる絶望をお前にやろう。」
そういい、片手を軽く振る。瞬間、ベアトリーチェの両腕を、焔の輪が束縛する。
「な・・・!?」
「これで夢魔としての力も振るえぬ。今のお前は脆弱なる「ヒト」と変わりない。
フフ・・・どんな絶望を奏でてくれるのかな、夢魔よ。」
「く・・・・!何をする気!?」
迫り来る災厄。今やただの「少女」となったベアトリーチェに抗う術も無く・・・
・・・稚拙な駄文で、お目汚しスマソ。・・・僕の力は、ここまでだ・・・ッ
ここから先は、みんなの心に・・・
あれ?エロはないの?
続きはエロパロ板で?
GJ! 地味にこのスレ2つ目のSSか。
心配するな、もまいの文章力なら俺たち満足できる!!
じゃあエロパロ板で待ってます
809 :
802トカ:2005/11/04(金) 21:42:11 ID:vTGwY/5w
な、期待されているッ!?嬉しい事だけど、でも・・・!
僕にはエロを書く技術は皆無だッ!・・・だけど、皆の期待を裏切る訳には・・・ッ!
という訳で、このスレでも公開出来るタイプの、このスレの原初からの目指す境地・『萌え』系でなんとか。
そーいうのならなんとか書ける。近いうちに仕上げるからさッ!
・・・お、お姉さんとか出てくるかもよ?・・・ダメ?
ついでに、エロパロへの道を継いでくれる勇者も同時募集してみるテスト
俺がベアたんに望むのはエロでなく純情な萌えと抱っこ
ハァ?エロ抜き?
しかも萌え系でしかもお姉さんが出てくるだ?
ふざけんじゃねえよ
そもそも俺がベアたんに望むのは純情な萌えと抱っこbyお姉さんなんだよ
からかってるならよせ
もう一睡もしないで待ってる、
>>802
812 :
802トカ:2005/11/05(土) 15:42:03 ID:rEoT2Dnb
みんなの希望(とリクエスト)を集めて・・・アークインパルスだッ!!
などといいつつやってみましたさあどうぞ。
災厄の手が、本来ただの映像でしかなかった筈の黒衣に伸びる。
「ふ・・・・ふん、ずいぶん安い災厄ね。そんな下衆な行為で私を絶望させられるとでも?」
・・・強がってそう言い放ったその声は、震えていた。
「下衆?・・・ふ、ムア・ガルドの羽根からデミ・ガーディアンとして生まれた時から、我は負の力を帯びた存在。
いわば、最初から『下衆な存在』なのだ。・・・褒め言葉をありがとう。
ククク・・・そうだ、その憎しみ、嫌悪、恐怖・・・全てが我が力となる!・・・心地よい!!」
災厄の手が、黒衣に掛かる。
「憐れな夢魔よ、終わらぬ底昏き快楽と抗えぬ運命に、絶望するがいい。」
「・・・・ッ!」
その手に力がこめられた、・・・・・・・その時。
「はー―――――い、ちょぉッと待ったぁッ!」
声が響いた。
「・・・・・・・!?な、何だというのだッ!?」
―――この領域には、宿主であるあの男すら入ってこられない筈。何者!?
想定外の事態。災厄は、声のした方に振り返る。
「・・・まー―ッたく、このセクハラ魔神がッ。封じ込められてまでそんなことしてるんじゃありませんッ!
そんな不届き者は・・・このアナスタシアお姉さんが、成敗してあげるッ!」
「・・・―――!?」
・・・精神の世界。夢の中。心の奥。本来なら、自分やこの災厄のような存在しか干渉できないはずの領域。
そこに唐突に現れた、長い髪と巨大な剣を持った女性。ベアトリーチェの思考は、混乱の極みにあった。
「ッ、剣の聖女かッ!?何故ここに!?・・・!そうか、あの聖剣は『この男』の中にあったのだったな・・・
このような状態を作り出したのも、貴様か?・・・だが、我相手に一人で何をしようというのだ。」
状況を理解したのか、余裕を取り戻す災厄。それに対し、彼女・アナスタシアも余裕の表情であった。
「あら、すごい自信ね。・・・でも、いろいろと忘れてない?
・・・貴方がアシュレー君を乗っ取れない最大の理由。彼の中で、このアガートラームと存在が拮抗していたから。
つまり力を相殺し合って消耗している、ってこと。・・・昔ほどの力が今振るえるかしら?
それとも、どれほどかわからない今の貴方の力で私とやり合って、消えてみる?」
揺るがぬ意思。その眼は、本気であった。
「・・・ふ、まあいい。『この男』の中にいる限り、負の感情は得られる。それに、まだ消えるわけにはいかん。
ちっぽけな夢魔一匹のために身を危険に晒すこともない、か・・・そのような矮小な存在、好きにせよ。」
――――――そういい残し、災厄はその空間から消えていった。
・・・戻ってきた静寂。その中でベアトリーチェは、消えた災厄の方を見つめるアナスタシアと名乗った女性に対して、
そう声をかけていいのかわからずにいた。
「・・・・・・・・あ、あの、」
「・・・大丈夫だった?『夢魔』さん。」
そう言い振り返った彼女の表情は、柔らかい。
「まったく、封印されてもヒトに迷惑かけてるなんてッ!どーしよーも無い存在ね、あのセクハラ魔神はッ!
・・・で、あなたはどうするの?1人で家まで帰れる?」
コロコロ変わる彼女の表情に呆気にとられていたベアトリーチェだったが、
「・・・バ、バカにしてッ!私を下等な人間なんかと一緒にしないで頂戴ッ!
・・・私はデータの存在。転移すれば、どこにだっていけるわ。」
「あら、・・・そう?ざーーんねんだなぁ、帰れないなら私の世界に案内しようかと思ったのに。
・・・でもそれだけ元気なら大丈夫ね。気をつけてお帰りなさい、『夢魔』さん。ふふっ、じゃーね♪」
・・・彼女は消え、そこに聖剣のみが残った。
「―――ま、まったく、なんだって言うのよ。あの女は・・・どうでもいいことね。
まずは転移座標をヒアデスに設定して・・・」
接続作業を行おうとするベアトリーチェ。そこで、はたと気付く。
「・・・転移が出来ない?・・・・もしかして、あの災厄の封印がまだ効果を・・・!?」
しかしもうそこには誰もいない。狼狽するベアトリーチェ。何とか転移しようと、あらゆる手を試す。
「くッ、接続さえ出来れば・・・!何か、何か上手くいく方法は・・・!?
・・・・・・・・・ッ!せ、成功し・・・きゃぁッ!」
転移の光が唐突に過剰に溢れ、――――ベアトリーチェを飲み込んだ。
「・・・・・・・・ここは?」
―――気付くと、そこは白い世界。その世界の、長い道の真ん中だった。周囲の建物物も白い。道の遥か遠くに、神殿のような建造物がうっすら見えた。
「転移の失敗?・・・く、力が・・・!」
力を半ば封印された状態で、強引に行使した反動か。彼女の力は、尽きかけていた。
「・・・何とかして、戻らないと・・・!もどら・・・ない・・と・・・」
―――そこで、彼女の意識は途絶えた。
「―――――――あら、ようやくお目覚め?」
次に目が覚めた時、ベアトリーチェは道の脇にいた。
「ん・・・私は一体・・・?」
「そこに倒れてたのよ、貴方。そーとー弱ってたけど、何とか大丈夫だったみたいね。
・・・そこのルシエドに感謝してね?息も絶え絶えの貴方を見つけたの、あのコなんだから。」
辺りを見回すと、大きな魔狼が堂々と座り、こちらを伺っていた。そして、声は頭上から響いてくる。ふと見上げる。
「貴方は・・さっきの・・・た、助けてだなんて頼んでいないわッ!・・・ん?ねえあなた・・・」
「なぁに?」
「何故、私は、貴方の膝の上に、抱きかかえられているの?」
そう。ベアトリーチェは、道端に座るアナスタシアに抱きかかえられていた。
「あら、いけなかった?道端に寝かせたまま、って訳にもいかないじゃない。それに、あったかいし。可愛いコだから、そーしていたかったのよ〜。」
「そ、そんなことを聞いているんじゃ・・・!も、もういいわ。助けてくれたことには一応感謝してあげる。
でも、私には私のやらなければいけないことがあるの。戻らせてもらうわ・・・」
抱擁を振り払い、立ち去ろうとするベアトリーチェに、アナスタシアが声をかける。
「・・・帰れるの?どうやら貴方、今力を殆ど失っているようだけど。
自力以外なら、『貴方を強く想っている』ヒトがいなければならないのだけれど・・・失礼かもしれないけど、貴方の存在的にそれは難しそうね。」
「ッ!・・・だったら、どうしろと?」
自分の状況を性格に分析され、戸惑うベアトリーチェ。・・・次の言葉で、その表情は【驚き】へと塗り替えられる。
「そうねぇ、・・・力が戻るまで、この世界に住んじゃえば?お姉さんが面倒見てあげるわよ〜。」
「・・・!?あ、あのねぇ・・・」
反論しようとする。だが、今現在他に何もできることが無いことは、彼女自身も承知していた。しぶしぶな返事を返す。
「・・・ふん、まあいいわ。・・・せいぜい、寝首をかかれないよう、注意することね。」
「ふふン、だーいじょうぶ!お姉さんはつよいわよ〜。ベアちゃんにも負けないし、ベアちゃんさらおうとするヒトにも負けないんだからッ。
・・・そー言うわけで、決まり、ね。
ようこそ、『アナスタシアのいる世界』へッ! 」
816 :
802トカ:2005/11/05(土) 15:50:38 ID:rEoT2Dnb
いかがだったでしょうか・・・自分の文才では、この程度が限界だったわけですが。
楽しんでいただけたなら、幸いです。ではまたノシ
正義の味方お姉さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
百合なだけじゃない!
ツンデレ幼女とエッチはお姉さんの百合キタ―――(・∀・)―――!!
激しくGJ!!
うおおおおおおおぉおおぉぉぉおおぉッ! グッジョブッ!
うぉおおおおおおおお!GJッ!
でもローブレの一人称は私だったような希ガス。
むしろこの後の展開のを気にさせる罠
小萌えネタとか
たまにはこう、かわいい系じゃなくって、
ベアたんのダークでくすくすで薄ら笑いで嘲笑と冷笑で残酷な魅力の詰まった話は出ないもんかな
無理か。無理だな。
くすくす・・・上履きの位置を全てバラバラにしてやったわ・・・。
まさに悪夢!!
クカカカカ…
これこそ我が秘策「シンクロナイザー」です。
これでもうナイトメアは通用しませんぞ。
よし、ネタがないからベアたん尻取り始め!
じゃあ俺から…
ベアたん。
自爆おめ。↑
age
電霊ベアトリーチェ
↓
夜魔ベアトリーチェ
↓
大霊ネガファルガイア
愛妻ベアトリーチェ
鬼女ヴァージニア
しばらく見ない間に半虹絵板が素敵なことになってた(*´Д`)
>>832 あそこは、最近何気にベア様率高いな
よきかなよきかな
しかし-F氏の性癖はなかなかに特殊だな
だが、そこがいい!
この間アニマックスで見かけた地獄少女がベアたんに見えた俺はいっぺん死んでみるッ!
ベアたんみたいな幼女な奥さんが欲しい
幼な妻(;´Д`)ハァハァ
age
よしッ!椰子の代わりにこの俺がッ!!
奥様は夢魔幼女ッ!!
>>841 ちょ、てめッ!余計なことすんなッ!!
(´・ω・`)
向こうでもこのスレの住人らしき奴らが反応してたヲチ
つまりすべてはベアたんの暗躍だったんだよッ!
次スレから移動するか
そこがベアたんの言う新世界なんだな
くすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくす
耳元でベアタソに思いきりクスクスしてもらいたい。