スターオーシャン Till the End of Time Part268

このエントリーをはてなブックマークに追加
616名無しさん@お腹いっぱい。
それは私が大学生の頃、その日は私の通っている大学の受験の日でした。
私は食料品を買おうと近くのスーバーへ向かっていました。
するといかにも今日受験に来た高校生です!みたいな兄ちゃんが
「すいません。○○大学はどっちですか?」と尋ねてきました。
道に迷ったんだなあ、確かにこの辺わかりにくいもんなあと思った私は、素直に「あっちですよ」と答えました。
「ありがとうございます」
と、ここまでは普通の会話だったのです。
が、急に兄ちゃんの態度が一変して
「いや〜、お腹すいてご飯食べようと思ったんだけど、どこか知らない?」と急になれなれしいのです。
変な奴、と思った私は
「ご飯食べる所だったらその辺に色々ありますよ。看板出てるし」
とだけ告げ、その場を立ち去ろうとしました。
すると兄ちゃんは「一人でご飯を食べるのは恥ずかしいから、一緒にご飯を食べて欲しい」と言うのです。
一人で飯食うより、知らない人にそんな風に誘う方がよっぽど恥ずかしくないか!?
「嫌です。私、急いでるんで」と断わると、
「えっ、えっ、えっ、そんなに急いでどこに行くんですか?」とその兄ちゃんは尋ねるのです。
ははあ、こりゃナンパだな、とようやく気が付いた私は
「別に、そんな事、関係ないでしょ」と足早にその場を離れようとしました。
ちなみにその日の格好も露出度0の格好です。何故だー?
しかしなおもしつこく兄ちゃんは食い下がってきて
「じゃあ、僕も一緒に付いて行って、その用事が済んだら一緒にご飯食べようよ」と抜かします。
私もなめられたもんです。こんなガキんちょにナンパされるとは。
しかも全然カッコ良くないし。何なんだその押しの強さは。
「嫌です」「結構です」を連発しズカズカ早歩きで歩くのですが、しつこく兄ちゃんもついてきます。


続く