RPGで最も不幸で悲惨な主人公は?

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だいたいの設定は上に書いたとおり。

戦乱によって父母を殺さた幼い兄妹がいた。
兄である主人公は妹を連れて逃げ出すが、途中で敵兵に見つかり妹とともに監禁されてしまう。
そこで彼らは言葉にするのも忌まわしいほど悲惨な目にあうのだ。
なぶり殺しにされた妹の死体を喰う直接的なシーンはないが、設定上そうなっているようだし、敵兵たちのセリフでそれは容易に推測できる。
はっきりした絵がないぶん、想像がはたらいて余計に気分が悪くなる罠。
想像と言えば、ゲーム中の村人のセリフに、深読みすれば主人公も監禁時「ヤ、ヤられたのか・・・?」と思わせるものがある。
まああくまでも深読みだが、気分は激欝。
主人公に自分の名前を付けた俺はもう最悪。これ、リアル妹がいる人はどう思うんかね?
まあ、そんなこんなで復讐に燃える主人公は剣の修行に励み、騎士団に入り、ヒロインを連れて長い冒険の旅に出るのでした・・・
旅の目的や主人公の身分は、奇数周と偶数周で変わってくるので、最低でも2回はクリア推奨なわけだが、2回どころか10回でも20回でもクリアしたくなる罠がある。
それが、「コスプレシステム」だ。
シスコンであり電波であり衣装マニアである主人公は、世界を救う冒険をしながらセーラー服だのスクール水着だのブルマーだのをかき集め、ヒロインに妹の面影を重ねつつコスプレさせるのだ。
服を着せればヒロインたちはその服についての感想を述べ、主人公(つーか俺)が虫眼鏡を使えば「そんなとこ見ないで・・・」などとコメントする。このゲームの楽しみはここにあると言っていい!!

・・・いや、はっきり言ってこのゲーム、RPGとしては糞だよ。
レアゲーの部類に入ると思うんだが、探し回って買うほどの価値があるのか?と。
話は破綻してるし、体制に批判的なことを言えばかっこいい的なセリフの数々は厨を通り越して寒くなってくる。
何よりも元になっている「みつめてナイト」をやってないと面白さ半減というのが最大のネック。
でも、「みつめてナイト」も選択肢によってはヒロインが溺死し爆死し圧死し病死し誘拐魔に監禁されて殺されるしで、そういうのが好きならやる価値はあると思う(こっちは入手容易)。
まあ、悲惨な主人公を始め電波な人々が活躍するバカゲーってことで・・・
長文スマソ。