グローランサー総合スレ４周目

>>549
主人公に惚れる明確なきっかけってのは無いみたい。
ただ、結構早い段階から主人公に好意を持っていたのは確かで、
お見舞いイベントとかをティピでこなすとそのあたりが垣間見える。
敢えて解釈するなら、常日頃行動を共にしているティピには、
改めて休日デートとかをしなくても十分接してるって事なのかな。

恋愛関係の形成としては、だんだん惚れて行くのが見えるというより、
元々持っていた秘めた好意を次第に抑えられなくなるといった感じで、
カレンやジュリアンより、ルイセに近い形だね。

一応、条件であるキック20発との関連性として、
「アタシがいないと、アンタってすぐバカことするから〜」
という台詞があるにはあるが、これは照れ隠しっぽい。

さっさと殺して云々というのは、ちょっと語弊がある。
ティピエンドは、途中までティピは死んだものとして進行するんだが、
プレイヤーにティピを死んだものと思わせるミスディレクションの
一つとして、いろいろ紛らわしい台詞があるというだけ。
「アタシ、もう自分の気持ちを隠しておくのに疲れちゃった‥‥」とか
「だからマスター、ひと思いにやっちゃって‥‥」とかそんな感じで。

続き

最後の〆に関しては、賛否あるのも分かるかな。

基本的にティピは自分の役目や立場の中で最善を尽くしていて、
それが精一杯生きるとかの言葉に繋がっている訳だ。

で、そこからの逸脱とも言える寿命とか主人公への想いとかに
ついての個人の感情や望みはいろいろと抑えてきた訳だが、
全てを終えた後、ティピが今まで抑えてきた自分自身の人並な
幸せを欲して、それを手にした事を素直に祝福できるなら、
まあ、納得できる終わり方ではあると思う。

言わばベタベタのハッピーエンドなので、
例の「ホムンクルスの寿命は短いけど〜」というくだりも、
未来への希望と喜びに溢れた内容に変わっている。
だから、今までの悲壮感は一体とか、ちょっと苦味のあるいつもの
終わり方でないと満足できないという人には物足りないかも知れない。
あと、ティピは妖精サイズじゃないとダメという人にも微妙だろう（w