★家ゲーRPG総合評価★

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223名無しさん@お腹いっぱい。
 
【ベイグラントストーリー】

★ストーリー:95点
 アカデミー賞受賞作の「ユージュアルサスペクツ」という映画をご存知の方はいるだろうか。いわばあのような
 衝撃的な怪ストーリーが堪能できるゲーム。この話を書いた人は脚本家としてやっていけるのではなかろうか。
★システム:90点
 戦闘システムに関わること関しては溜め息が出るほど細かい。武器は刃とグリップの部分を解体でき、他のものと
 組み立て可能。武器や防具は同じ名前でも材質が違えば強さも違う。加えて、種族に対しての属性が6種類+火や水などの性質特性が
 7種類あり、それが盾や鎧、グローブや兜も同じように持っている。
★戦闘:60点
 上記したシステムから算出された数値を元に戦闘で敵の体の各部位を狙う。雑魚敵ですら強く、弱点を付かなければ
 勝利は厳しい。普通のRPGごとくテキトウにプレイしていたら必ず痛い目に合う。
 しっかりとシステムを理解したものだけが勝利をつかめる。
★画像:90点
 あれだけポリゴンを多用して、なおかつPS作品と考えると素晴らしいかと。
★音楽:90点
 環境音とでも言うのだろうか。小鳥のさえずり、犬の遠吠え、亡霊の薄ら笑い等が大半を占める。
 いわゆる名曲とか言うものは一切無く、その場を演出する環境音+物静かな雰囲気曲(?)という印象。お見事。
★キャラ:90点
 壮大なこの物語の背景にピッタリの大人なキャラばかり。皆真面目でおふざけキャラは一人としていない。
★熱中度:80点
 これは思いっきり主観だが、貧弱なスタッフ一本握り締め、マゾプレイをしてたので燃えに燃えた。
★バランス:60点
 様々な組み合わせ要素をブチ込んでおくから後は勝手に遊んでみてね、的な突き放した感のあるゲームなので
 遊び方によって思いっきりバランスが変わる。プレイヤー次第ですね。
★やり込み性:80点
 称号やスコア等、やり込み要素はなかなかある。
★独創性:70点
 システム面が細分化されているというだけで独創性は驚くほどでもないか。
 半リアルタイムでターゲットドーム式の戦闘はパラサイトイブと似ているのかな?(←違ってたらごめん)
★快適さ:80点
 まず、アレだけのポリゴン画面で処理落ちが感じられないのが素晴らしい。
 操作面では、アイテムや魔法使用へのショートカットが出来るのが○。しかし武器の切り替えの
 ショトカットが無いのは×。全体的に見るとかなり快適。
★総合:75点
 素晴らしきストーリー、作りこまれたシステム。一つの「作品」として考えた場合、恐らくPSゲームの中では
 1、2を争う存在かと思う。だが、作り込まれすぎた故に万人向けではなくなり、こんなゲーム出来るわけ無いと
 ソッポを向かれていることも事実。よって私の総合評価では80点を下回る結果とした。
 プレイする場合、説明書をしっかり読み、なぜダメージを与えられないか?なぜダメージをこんなに受けるか?なぜ??と
 疑問をしっかりと持ち、『攻略ゲーム』という認識でプレイすることをお勧めします。