★家ゲーＲＰＧ総合評価★

　　【リンダキューブアゲイン】 ＰＳ（ザ・ベスト版あり）・ＳＳ
★ストーリー：９０点
大本は恐怖の大王こと巨大隕石が衝突するまえにノアの箱舟に動物を詰め込んで脱出するというものだが
シナリオがＡとＢとＣ（隠しでＤ）とあり、同じキャラでもシナリオごとに若干
性格が異なる為新鮮。
Ａ、Ｂのストーリーは、結構黒い。伏線がかなりあって「この伏線はこれだったんだー」みたいなのがわかるとかなり衝撃的
Ｃは、ほぼフリーシナリオ。進めているとお使い的な。依頼がある
「Ａ、Ｂのシナリオはエサだゾ」と作者の桝田氏は語るが個人的にこのシナリオは好き
ただ、グロいのとかが嫌いな人はお勧めできない
★戦闘：９５点
戦闘の目的は捕獲でＨＰをゼロ近くにすると捕獲可能
この戦闘のシステムはポケモンに似ているが
ポケモンよりもかなーり前からあるというのを先に述べておこう
敵の特殊攻撃の凶悪さや
敵を倒すとレベルに応じて経験値の入り方が違ったり
レベルが高すぎて ダメージを与えすぎると殺して（飛び散らせて）しまい
経験値が入らないなど
その辺のＲＰＧにはない、なかなか癖のあるシステム
★システム：８０点
闘犬場に解体屋、オークションや貸し罠屋、家具屋など正直シナリオに
関係ないものがずらり。利用しなくてもクリアーできるというのがミソ。
走るとＨＰが減ったり。捕獲した動物を食うことが出来たりと
やはり他のＲＰＧにはないシステムがあり
その辺が好き嫌いに分かれるところ
★画像：５５点
お世辞でも綺麗とはいえないし、敵のグラフィックがグロく、
グロいのがダメな奴にはかなりきつい。
★音楽：１００点
同じフィールドの曲でも季節によって雰囲気ががらりと変わるのは
すごいと思った。
ダンジョンや町の音楽がバッチリあってる
★キャラ：１００点
上記の通り、シナリオごとにキャラの正確が若干異なり
シナリオごとに新鮮な気持ちになる。
声優の配役も見事！主人公の母親がジャイアンの母ちゃんの声の人
ってだけでもＧＯＯＤだと思う
★やり込み性：１００点
かなりやり込まないとクリアー不可という
隠しのシナリオＤが存在する。シナリオＣでは七年半で１００種集めるのだが
シナリオＤは一年で全種（１２０種）集めるという超難関。
よってやりこみ性は１００点
★独創性：１００点
一つのゲームに３つ（正確には４つ） のシナリオ
ひと癖もふた癖もある戦闘システムやキャラの性格
ボス（イベントの敵）を倒さなくてもエンディングを迎えることが出来る自由すぎる自由度
その辺のＲＰＧにはない者ばかり
★快適さ：８０点
ロードはそこそこ早い。しかし、主人公を走らせすぎるとＨＰがどんどん減って行き
敵と戦うときはすでに瀕死の状態ということが最初の頃あった。
その辺がちょっと快適じゃないかも。
★総合＆バランスについて：９０点
なんていえばいいのか
こうひと癖もふた癖もあるもんがぜーんぶまとまっていい味出してるゲームだと思います
ただバランスについて一点だけ残念なこと
ゲーム外の外部の情報がないと普通の人では捕獲不能な動物がいる
ってこと。ネットや攻略本を買わないとちょっと全種はむずい
もう普通のＲＰＧは飽きたーて言う人に激しくお勧めのソフト
ちなみ俺の屍を超えてゆけを作った人もこの人