1 :
それも名無しだ:
ノ /ヽ=- ' i ヽ- i lヽ、、' ヽ-
/ ( .レ'"´oヾ:、 l!, ___l ヽヽl丶、 最終回であーる!
r '`ヽ´  ̄ l、iヽ.oヽ´7ヽ
! , - `'´ ィi ヾl )
,.ヘー ,-':、_/、,.. --- 、 、 ! ( 〃
' ヽ_:;::: i ト-‐ ―- .,`ヽ, i / ヽ
!:l:: ! l __ `/ /
,.....,r l:::!: !´ ` ー ''ヽ/ //
ム '7´::::ヽ. ヽ、_ ,/ /
l {::::|:::::::ヽ. ` ー ̄イ ./
ヽ、r- '::::l::::::::::ヽ.  ̄ ´ ,'
`ヽ、:::!::::::::::::`ー.. __ ,.イ
\:::::::::::::::::::::::ー'´/-- 、
\ \::::::::::: / `ヽ
2 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 22:58:36 ID:oQYUZuo5
3 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 22:58:42 ID:9ARU12l2
1otu
4 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 22:58:55 ID:UjreevFq
5 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 22:58:55 ID:/nHYRZr8
前スレラストから開いて、いきなり吹いたw
まっすぐアルトアイゼン・リーゼは隻腕をこちらに突き出し、アキトが言った。
「それでも、ありがとうだよ。助かったよ、アキト」
「……さっきも言ったはずだ。そう思うならさっさと行けと。お前は邪魔だ。
もうすぐここは―――」
突然、地面が揺れた。
偽りの星であり、地殻などないはずのインセクトケージの草が、木が、土が、振動でひび割れていく。
「――戦場になる」
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァアアアア!!!!!」
地面を突き破り現れたのは濁った桃色の、歪な体を持つ巨大な何か。
アイビスは、下の階層でそれを見ている。それは――
「AI1……デュミナス!?」
しかし、アイビスがデュミナスから離れてあまり時間は経っていないというのに、その姿は無残なものだった。
半身を丸ごとえぐり取られ、そこから体液なのかよくわからない汚わいな液体を垂れ流し、全身砂埃で汚れている。
浮かんでいた四つの手も、どこにも見当たらない。
「……来たか」
アキトは、まるで来ることを知っていたかのような泰然とした態度で、デュミナスへ機体を向けた。
アイビスも、ソードエクステンションを構え、アキトともにデュミナスと戦おうとした。
だが、アキトはそれを制止するよう叫んだ。
「来るな。これは、俺の相手だ。俺が……倒す」
「何を言ってるんだよ! 相手もボロボロだけど、そっちだってボロボロじゃない!」
今のアルトアイゼン・リーゼは、片腕と頭を失っている。
それに、どこか動きもぎこちない。機体のフレームがどこか歪んでいるのは明白だ。
損傷の度合いならデュミナスに比べて軽いが、もともとの力はパーソナル・トルーパー一機とは比べものにならないほどデュミナスのほうが上だ。
「関係ない。倒す必要があるから倒すだけだ。お前は、この土壇場で損傷やリスクを考えて戦いを避けるつもりか?」
「それは……確かにそうだけど」
「ならさっさと行け、何回言わせるつもりだ。これ以上邪魔をするというのなら――殺す」
間違いなく、本気の殺気が込められたアキトの気配。
なにがアキトを駆り立てるのかは分からないが、アキトにはアキトの戦う理由があるのだろう。
7 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:00:20 ID:T8B9KBBp
8 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:00:46 ID:9ARU12l2
9 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:00:55 ID:3s78mq/r
「わかったよ。けど……」
「けど?」
「……頑張って」
「……お人よしだな。せいぜいそうする」
一発触発の空気の中、アイビスは下層への通路に走る。
どこまでも落ちていけるような円形の通路から、風が舞い上がり、ブレンへ吹きつける。
暗く、光の見えないこの通路の向こうには、おそらく地獄が待っているのだろう。
それでも――アイビスは飛び込んだ。
今までの戦いは、ずっと誰かがそばにいてくれた。
シャアがいた。キラがいた。カミーユがいた。シャギアがいた。アムロがいた。甲児がいた。
たった一人では到底太刀打ちできない相手にも協力し、連携し、撃破してきた。一人ではなかった。
だが今、アイビスの側には誰もいない。もう後がない。絶体絶命の状況だ。
自分は、アムロやシャアのような特殊な力もない。ロジャーやブンドルのような冷静な頭脳もない。
はっきり言って、あらゆる点でアイビスのポテンシャルは最低だったろう。
そんな自分が一人残って、できることがあるのか。
もう何もできない?
――いや違う。できる。
それでも、この戦いは終わらない。それは――なお足掻いている人がいるから。
今も、戦っている人がいる。だから、終わったりしない。
自分が、地獄と思ってる場所で、もう駄目だと絶望していた時に、地獄を生み出すものと戦っている人がいる。
あたしは無力じゃないとアイビスは己に言い聞かせる。瞼を閉じ、震える気持ちを呼吸とともに吐き出す。
絶望するにはまだ早い。今、ブレンの手の中にあるのはロジャーが遺してくれた希望。
全ての希望が砕けるまで、いや、砕けたとしても諦めるなんて冗談じゃない。
できないわけがない。ここで終わってたまるもんか。
そうジョシュアやラキに誓ったんだ。
ここで膝をついたら、あの二人に合わせる顔がない。
「一緒に飛ぶよ! ブレン!」
ずっと一緒にいてくれたパートナーにアイビスは言う。
飛ぶと。決して、地に落ちたりせず、飛び続けると。
力が劣っていても、アイビスは絶望しない。諦めない。
そんな彼女だからこそ、フィリオ・プレスティはアイビスにアルテリオンを遺したのだ。
どんな状況でも諦めず這い上がり、空を飛ぶ。
根性論と言ってしまえばそれまでだが、それこそアイビスが誰よりも優れているところ。
流星が、暗い闇の中を切り裂き飛んでいく。
11 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:01:13 ID:9dDh5etu
12 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:01:28 ID:9ARU12l2
13 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:01:42 ID:oQYUZuo5
14 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:01:54 ID:m0VzD5GJ
15 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:02:00 ID:N0I0e1rp
16 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:02:00 ID:UjreevFq
「……行ったか」
アキトは、アイビスがこの場を去ったことを確認し、改めてデュミナスと向きなおす。
醜い。それが、アキトがデュミナスに対して抱いた最初の印象だった。
こんな醜悪な化け物と、自分が何処かで繋がっていると考えるのは、心底不快でしょうがなかった。
「あ、なたは……」
デュミナスの身体の切断面から、肉が盛り上がり蠢いた。金属をこするような音を立てながら膨張する肉は、不気味としか言いようがない。
インセクトケージに芝生を汚し、自分が流す液体の海に産み落としたのは巨大な手。その中心には、瞳の文様が刻まれている。
「あなたは……もう一人のわたし……ですね……?」
デュミナスの言葉に、アキトは何も答えない。いや、答えたくなどなかった。
アキトは、自分が自分でないような不快さと、何か足りないという欠落をこの白い魔星に辿り着いてから常に感じていた。
いや、それは正確ではない。もっと厳密に、正確に言うのであれば――このテンカワ・アキトになってからだ。
アキトは、一度死んだ。デビルガンダムの苗床となった体を、メディウス・ロクスに吸収されて。
そして、その後メディウス・ロクスはAI1へ進化したが、ガンダムキングジェイダーに粉々にされた。
その破片は、次元すら超えて飛散した。その次元すら超えて飛散した破片は、成長してデュミナスとなった。
だが、次元を超えずこの世界で漂っていたものの内、ひときわ大きな破片は、何たることかテンカワ・アキトの記憶と姿を形作った。
そう。
両者も原典〈オリジナル・AI1〉の砕かれた破片から生まれた存在に他ならない。
アキトも、こうやってデュミナスと向かい合うまでそうであるとはわからなかった。
ただ、混在する謎の記憶と、どこか心の奥底から願いきれない――あれほど追い求めていたのに――ユリカの蘇生に困惑するばかりだった。
アキトの記憶の混在は、次元の向こうに流れ着き、MUの力を手に入れこの空間に干渉するデュミナスの影響。
そして、ユリカの蘇生に対しての、情熱の欠落は――――
アキトは小さく首を振る。
それを認めることは、他でもない自分が、テンカワ・アキトでないと認めるに等しいことだ。
アキトは、アキトだ。アキトは、覚えている。小さい頃のユリカに振り回された日々も、あのもう戻れぬナデシコでの日々も。
アキトという存在を構築する過去を全て持っている。だからこそ、アキトは自分をアキトだと思える。
ロジャー・スミスと違い、アキトは過去なしで自分を証明できるほどの自信はなかった。
「今のままでは……私は完全になれず消えてしまう……もう一度……力を集めなければいけません……」
産み落とされた掌が、アルトアイゼン・リーゼにゆっくりと近づいてきた。
おそらく、あのときのようにアキトを吸収することで、自分の能力を再生させようというのだろう。
アキトは、その掌を、デュミナスを否定する。アルトアイゼン・リーゼの腕が掌を弾き飛ばす。
18 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:02:42 ID:m0VzD5GJ
「何故……? どうして……!? あなたも、わたしのはず……」
「違う。俺は、お前じゃない」
瞳の文様が蠢き、大きく開かれた。
模様でも、それの彩る感情が驚愕だと認識できるのは、他でもないアキトがやはり『そういう存在』だからか。
手を震わせ、デュミナスはアキトにどう対応していいのか迷っているように見えた。
それに対する、アキトの返答は一つ。
肩の装甲が開かれる。そこに納められたのは、大量の大型ベアリング弾。
それが一斉に解き放たれ――デュミナスの産み落とした掌をばらばらに噛み裂いた。
「何故……私たちの目的は同じ。あのお方の願いを叶えるためにあるはずです」
「あのお方? ふざけるな。俺は―――ユーゼスのことを認めない。ユーゼスは屑だ。ゴミだ。あんなものは、生きる価値もない」
デュミナスの動きが止まる。
ひどく無機質だったデュミナスの声に起伏が、感情が生まれる。
「許さない。私はあのお方を否定するものを……許さない!」
「来い。俺の全存在を賭けて――お前を否定してやる」
作り物の青空の下。
人という実験動物を納める檻の中で、同じ造物主を持ちながらあらゆる点で真逆の存在が激突する。
■
20 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:03:00 ID:oQYUZuo5
21 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:03:05 ID:T8B9KBBp
22 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:03:16 ID:lkn6jfe+
23 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:03:28 ID:m0VzD5GJ
24 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:03:32 ID:UjreevFq
この殺し合いの全てを司る存在、ノイ・レジセイアすら及びつかぬ偉業を達成した男が消え行く姿を、誰もが見つめている。
光の向こう、この星の外で起こった出来事は紛れもなく事実である。それは、今統夜たちが生きていることが証明している。
世界の風が、白い魔星を一度揺らしたが、それだけ。今もこうやって赤い宇宙に白い魔星は浮かんでいる。
「あり得ない……こんなことが……起こりえるはずがない……世界を……世界の在り方を……一人の人間が変えるなど……」
「まだ、そんなことを言うのかよ……世界は、人が支えてるものなんだよ! 空っぽの世界に、変わらないものがあるはずなんてないだ!」
統夜は、声がしたほうを見た。
先程の衝撃で崩れた瓦礫の下から、見覚えのある機体が身体を起こしている。
全身ひどい有様だが、それでも剣を杖代わりに震える機体を支えていた。
光の粒子をはためかせ、銀色の猛禽類を思わせる姿をしていたはずの姿は、もう影も形もない。
それでも、戦おうという意思だけは、全く変わらず統夜にも伝わってくる。
統夜もまた、斬艦刀を再び引き抜くと、ノイ・レジセイアへ向けて突き付けた。
「俺には、何が起こったのか半分も分からないけど……分かることがある。
それは俺が助かったこと。そして、お前には今度こそ打つ手がないってこと。今度こそ、終わりだ!」
斬艦刀の一撃が、今度こそノイ・レジセイアに叩き込まれる。
ノイ・レジセイアが我に返るより早く、旋風のごとく繰り出された剣が、ノイ・レジセイアの上半身と下半身を叩き割った。
ノイ・レジセイアの上半身がくるくると空を舞い、疑似重力に引きずられて壁に落下していく。
あとは、斬艦刀を突きたて、力を奪えばいい。そう思い、統夜は剣を持ったままノイ・レジセイアへ近付いていく。
この長かった戦い全てに終止符を打つために。
ノイ・レジセイアの力さえ手に入れてしまえば、もはやこの世界に敵はない。
これが、事実上最後。
26 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:03:53 ID:9dDh5etu
27 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:04:20 ID:T8B9KBBp
28 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:04:22 ID:oQYUZuo5
まだ再生する可能性を考え、ゆっくりと警戒しながらでも、距離は詰めていく。
「――――仕方がない」
その呟きに応じる形で、ゆっくりとノイ・レジセイアが突如壁に発生した底無し沼のような“闇”に呑み込まれ始める。
「な……」
統夜は、その光景に驚きながらも、一気にスラスターを全開にした。統夜の直感が告げている。
今のうちに決着をつけろ、と。このまま放置しては取り返しのつかないことになる。そんな予感に従って機体は加速していく。
闇が発生していたのは、僅か数秒の事だった。だが、その数秒が遠い。斬艦刀が到達したのは、闇の中へ完全にノイ・レジセイアが沈んだのちだった。
――――この力だけは使うつもりはなかった……
闇の渦の中に差し込まれた斬艦刀に、手ごたえはない。
しかし、その深い闇の向こうから、ノイ・レジセイアの声が響く。
――――我を完全から遠ざける行為……しかし……再びこの箱庭を生み出すには……力が必要……
地面が、隆起する。
統夜の心臓が早鐘のように音を立てる。統夜の脳がけたたましい警告を鳴らす。
30 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:04:33 ID:RaGFoaut
31 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:04:46 ID:m0VzD5GJ
32 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:04:46 ID:TosmJEdv
33 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:04:47 ID:9dDh5etu
統夜は、この世界全体が一気に沸騰したような暑さを肌に感じた。
世界のような圧倒的な存在感ではなく、ただただひたすらに強大な力。
巨獣の踏みならし〈スタンピート〉に近い振動が起こり続ける。
呼吸することすら困難になる。アインストの亜種であるからこそ、余計に統夜には理解できる。
今すぐ逃げろ。一秒でも早くこの場を離れろ。統夜の本能が絶叫していた。
だが、その思いとは裏腹に、足は凍りついたように動かない。
■
――白い魔星、ネビーイームは全域がデビルガンダム細胞に侵されている。
だからこそ、どんな場所であろうともペルゼイン・リヒカイトやアルトアイゼンといった機体を強化できた。
だが、その権能を司っていた主たるデビルガンダムはAI1ごとガンダムキンジェイダーに粉砕される。
その結果、ネビーイームはその巨大さゆえに目に見えにくいが、徐々に崩壊しつつあるただの巨大な建造物になり下がっていた。
どんな強力な力も、その力を行使する指示者がいなければなにも起こらないからだ。
ここで、思い出してほしい。
――そもそも、何故ネビーイームはここにあるのか?
それは、アルフィミィがノイ・レジセイアの新たな肉体として用意したことに他ならない。
――では、何故ネビーイームとの融合をノイ・レジセイアは拒否していたか?
それは、ノイ・レジセイアがより完全なものになるためだ。機械を取り込めば、力だけは増すが自身を完全な生命から遠ざける。
完全なる世界へと至る資格を失ってしまう。これでは、ノイ・レジセイアからすれば意味がない。
――ならば、今すぐに完全なる世界へ至る必要がなくなればノイ・レジセイアはどうするか?
答えは、言うまでもない。
■
35 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:05:48 ID:T8B9KBBp
星の中心に位置する大空洞に、爆発的に瘴気が拡散していく。
闇の中から、巨体が浮上する。
荘厳な、そして圧倒的な威圧感を持ち、声が響き渡る。
何もなかったはずの空間が白く圧縮され、闇の円環より人知を嘲笑う、存在しえないような生物が顕現する。
顕現したノイ・レジセイアを見て、統夜は驚愕した。
禍々しく伸びる角、
おぞましく蠢く触手、
原色を切り貼りしたような体色、
生物でも無機物でもない怪物的なフォルム。
植物のような触腕を伸ばし、
無機物のような外皮を纏い、
動物のような爪と翼を携え、
金属のような光沢を持ち、
―――人のように話す。
あらゆる生物の可能性を寄り合わせたような究極の生命体であり、
同時に、その進化の不均衡さにより膨張する体はどこまでも不完全で、「出来そこない」であった。
それは、統夜が最初に幻覚として見たものに他ならない。
半径5kmほどの球状に広がる中心部の壁、その三分の一以上を占める場所からその肉体が現れる。
床から直接生える身体を伝うように、赤い肉が床板をはがして露出する。
リノリウムに似た光沢を持ち、神殿のような静寂を保っていた星の中心は、巨大な生命体の体内へ変わる。
全長1kmを超える、あらゆる生物の進化と、数多の生命体が生みだしたテクノロジーを内包した巨躯が空間を震わせる。
――――聞け………矮小なるものよ………
――――今の我は不完全故に、過ぎた力を内包するもの………
37 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:06:03 ID:9dDh5etu
38 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:06:14 ID:UjreevFq
39 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:06:20 ID:m0VzD5GJ
――――――――我の名はシュテルン・ノイ・レジセイアなり………!!!
統夜の前に現れたのは、この殺し合いにおいて、絶対の力を持つ存在だった。
41 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:06:39 ID:T8B9KBBp
42 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:06:42 ID:RaGFoaut
43 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:06:51 ID:lkn6jfe+
44 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:07:02 ID:m0VzD5GJ
45 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:07:31 ID:N0I0e1rp
46 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:07:35 ID:UjreevFq
47 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:07:47 ID:T8B9KBBp
これで前半終了、ちょうど半分です。なにぶん、内容を詰め込みすぎている部分がありますので、15分ほど休憩を置き、
20分から再スタートします。ここまでの感想などがありましたら、どうぞお願いします。
49 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:08:26 ID:okmaeGvb
いい最終回前半だった
気になった所
>それは、血みどろの腕で、ウェディングドレスを抱きしめるに等しい。
何という偉そうな表現
>「覚えたぞッ!」「一度戦った相手には! もう絶対に負けなあああああああいィィィ!!」
ジョジョネタ?パロネタはいらんですよ
>ビッグオーの記憶ネタ
これは原作知ってれば楽しめるけどそれをロワでやられてもな
>機体の表面を致命傷にならない程度に質量物で叩く。
>なるほど、相手の機動力を奪いつつ、内部に大きなダメージを与えないために適した方法だ。
いやそんなんでダメージ食らってたらカミーユ今ごろ生きてねーから マジで
>超人的、いや超機的瞬発力から放たれる回し蹴りが、真空刃を纏いながらノイ・レジセイアの頭部に
たぶんヴァイザーガの脚が保たない ぶっ壊れる
>逆に考えるんだ。剣で砲撃すればいいと考えるんだ
又ジョジョネタか いい加減にしろよ!
>まだ、そんなことを言うのかよ……世界は、人が支えてるものなんだよ! 空っぽの世界に、変わらないものがあるはずなんてないだ!」
んが抜けてるな
こんな基本的な事にすら気づかない奴がSS書くとか…まじでありえん
全体的に厨二病的な要素多いね…
ウケを狙ってそういう風にしたんだろうけどもっと真面目な表現使って欲しかったな…
「己」とかさー普通に「自分」でいいんじゃないかなー
後ロジャーの所セリフで誤魔化した所が多い
新世界(仮)に吸収されただったり新世界になぜ他人の残留思念があったのか説明不足
レジセイアパワーアップだけどこれはスパロワオリジナルでいいのか?だったらかなり寒いぞ
50 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:08:48 ID:9ARU12l2
51 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:08:59 ID:T8B9KBBp
ま、まだ半分だと…!?
ロジャー、最後に最高のネゴシエーション、見せてもらったぜ!
52 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:09:16 ID:jLx/qy/W
ツンデレアキト…
53 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:09:33 ID:+dDCurA2
投下ご苦労様と、なんじゃこのスレの流れは。
54 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:09:53 ID:9ARU12l2
そうだねプロテインだね
55 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:10:02 ID:/nHYRZr8
これでまだ半分、だと……!?
やべぇ、どうなるんだおい!
56 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:10:47 ID:8yzZIYd5
ロジャーが仕事した……だと?
最終話予約が入ったと聞いてから二次スパ全話読んだけど、その甲斐があったわ
57 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:10:48 ID:m0VzD5GJ
やべええええええ、ロジャーやべえええ!
つーかこれで前半って……こっからどうなるのさ!?
それでは、後半始まります
59 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:20:31 ID:m0VzD5GJ
60 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:20:44 ID:UjreevFq
待ってました!
61 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:20:45 ID:9ARU12l2
統夜の震えが、イェッツト・ヴァイサーガに伝導する。
ひたすら、目的へ向けて一直線に邁進していた統夜ですら、無意識に後退してしまうほどの存在感。
正面に立っているだけで、強風で吹き飛ばされる錯覚すら覚える。
これが、この殺し合いを開いた元凶の全力。
平行世界を歪め、世界の新生を企んだ、因果律という神の遣わした歪んだ大天使。
シュテルン・ノイ・レジセイアが存在するだけで放たれる生命波動は、明確な意思と力を感じるほどだった。
『我の力を宿した人間よ……もう一度問おう。我とともに歩むつもりはないか?』
「誰が……ッ!」
誰がそんな誘いの乗るものか、と言おうとするが、かみ合わぬ奥歯が、乾ききった口内が、それを許さない。
これが、おそらく最後通牒。これを断れば、まさに次元が違う存在と剣を交えることになる。
いや、そもそも剣を交えると、戦闘と呼べるだけのものになるのか。ただ、一方的な蹂躙だけで終わるのではないか。
「お、俺は……」
『答えは……?』
「俺は、俺は……おおおおおおおあああああああああッ!!」
高層ビルから飛び降りるのはおそらくこんな気持ちなのだろう。
統夜は、冷静に考えることをやめた。考えれば、考えるほど動けなくなる。
なら、一歩を踏み出すだけだ。目をつぶり、最愛の人、テニアを強く意識する。
そして、そのまま斬艦刀を振り上げ、ノイ・レジセイアに切りかかっていく。
限界まで引き絞られ、震えていた弦がはじけ弓が飛ぶように、イェッツト・ヴァイサーガが空間を駆ける。
これまで以上の加速を持って、ノイ・レジセイアを切り伏せんと。
あれだけの巨体で、しかも地面から生えていることから、到底回避などできようはずがない。
200m強まで巨大化した斬艦刀も、1000mを超えるノイ・レジセイアに比べればひどく矮小だ。
ノイ・レジセイアが、爪が並んだ手をこちらにかざす。すると、そこに光が集まり、巨大な光球が形成される。
背中が泡立つ感覚に従い、イェッツト・ヴァイサーガが進路を変えて後ろに下がる。
鋭角的な軌跡で動くことのできるイェッツト・ヴァイサーガだからできる技だ。
イェッツト・ヴァイサーガだから、助かった。
次の瞬間、本来イェッツト・ヴァイサーガが飛び込むはずだった空間が、食われた。
先程の戦闘では、足先程の空間をえぐるだけだったが、今度は違う。
前方数百mほどの範囲が食われ、消失した空間が黒く塗り潰された。
63 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:21:00 ID:T8B9KBBp
64 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:22:01 ID:lkn6jfe+
65 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:22:02 ID:UjreevFq
支援
「――引っ張られる!?」
突然抹消させられた空間は、何も存在しない状態になる。すなわち、真空。
消失した空間に大気が流れ込むことで、イェッツト・ヴァイサーガの身体が前方に引き寄せられる。
それでも姿勢を立て直そうと嵐の中でイェッツト・ヴァイサーガがもがく。
斬艦刀が大きいままでは、風にあおられるだけだ。いったん、素の日本刀サイズまで戻さなくてはならない。
だが、そんなことをしている隙をノイ・レジセイアがくれるはずがなかった。
ノイ・レジセイア本体が存在する周囲の肉壁が盛り上がり、金属を引き延ばした棒のようなものが現れる。
一本二本ではない。十本二十本でもない。数百ですら足りない。その数――数千以上。
びっしりと針鼠の刺のごとく、乱立するそれが―― 一斉に光を放つ。
斬艦刀をそのまま盾にする。しかし、跳ね返せた時とは数が違う。圧力が違う。
なすすべなく、イェッツト・ヴァイサーガは吹き飛ばされ、地面にたたきつけられた。
一度目のバウンドで、素早く受け身を取ったことですぐさまイェッツト・ヴァイサーガが立ち上がる。
だが、統夜の視界に映るのは、ノイ・レジセイア本体ではなく、地面から沸き立つ異形の軍勢だった。
一種は、白。骨だけを固めて作った獰猛な獣。アインスト・クノッヘン。
一種は、緑。植物をより合わせ束ねた砲撃手。アインスト・グリード。
一種は、紫。からっぽの鎧を繋いで作る闘士。アインスト・ゲミュート。
失われた力を取り戻したノイ・レジセイアに、眷属を精製することなどたやすいこと。
無言のまま進む大軍勢。イェッツト・ヴァイサーガの振るう斬艦刀が、まとめて二十体以上を吹き飛ばす。
上半身か下半身を失い砕け散った軍勢は、地面に溶けてノイ・レジセイアに還元されていく。
そして、その後ろからはまたも無数の下位アインスト。
「きりがない……!」
いくらイェッツト・ヴァイサーガが一騎当千の実力とはいえ、万の軍勢を抑える力はない。
仲間の死骸を踏み越え、ひたすらに前進し殺到する下位アインスト達。
どうにか状況の変わるきっかけを探す統夜だったが、それは意外なところから訪れた。
きっかけをくれたのは、他でもないノイ・レジセイア自身。
ノイ・レジセイアの砲撃が、統夜に降り注いだのだ。
もちろん、下位アインストの僅かな隙を縫っての砲撃などではない。
下位アインストごとまとめて吹き飛ばす、一切の慈悲なき破壊の光がイェッツト・ヴァイサーガを焼く。
全身の神経に、マグマでも流し込まれたような痛みに、イェッツト・ヴァイサーガが地面を転がる。
さらに降り注ぐ砲撃を、自分の上に斬艦刀を重ねることでどうにか回避する。
砲撃の圧力で肉の地面に機体が埋まっていくなか、砲撃の途切れる瞬間を探すが、そんなものは見つからない。
当然だ。数千もあるなら、適当に撃ちまくるだけでも、常に砲撃が行われる。
68 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:22:34 ID:m0VzD5GJ
69 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:22:49 ID:T8B9KBBp
70 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:22:54 ID:9ARU12l2
71 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:22:55 ID:N0I0e1rp
だが、その砲撃がぴたりと突然やんだ。
なにが起こったのかを知るより早く統夜はイェッツト・ヴァイサーガの身を起こす。
ノイ・レジセイアの本体の前に、何かいる。
統夜が目を細めると、イェッツト・ヴァイサーガもフィードバックでカメラの倍率を上げた。
ずいぶん、小さい。イェッツト・ヴァイサーガの五分の一以下だ。
「あれは……あいつの!?」
確かに、自分をガウルンの同類呼ばわりした女の機体だった。
右手が欠けた小型機。僅かな生命波動を感じることから、生体マシンか。
瞬間移動を使うことで砲撃の死角に入り、何処かに向かっている。
向かっている先を視線で追うと、そこにいたのはあの以前の面影のないボロボロのマシン。
合流するつもりというのは、すぐさま理解した。理解したからこそ――統夜は、ノイ・レジセイアの本体に突っ込んだ。
ノイ・レジセイアはすぐさまこちらに反応し、砲撃を一部こちらに回した。
だが、一部なら、そしてすでに準備完了した今なら問題ない。
思い切り振りかぶったのち、フルスイングされた斬艦刀が光を跳ね返し、逆に砲台を破壊していく。
「そっちは……!」
「俺のことはいいから、早く行け!」
統夜に気付き、驚いた声を上げる小型機に声を飛ばす。
こっちのことにかまっている暇があったら、速く合流してほしい。
統夜もまた、あのロジャーとアキトのやりとりを見ている。ロジャーが、何かをあの二人に託したことを。
それが、何か分からない。けれど、それらが何かの切り札になることを願う。
一人では、勝てない。
弾よけでも、連撃のための間繋ぎでも、なんでもいい。
力を合わせなければならない。皆殺しにするのは分かってる。
だが、一人では戦えない。だから、統夜は敢えてアイビスを助けたのだ。
『愚かな……我を殺し、人を残すか……因果の使徒たる力を持つ者が……』
「悪いけど、あんたは俺一人じゃ倒せそうにない。俺は、誰とだって必要なら手を組むさ」
仮にそれが、ユーゼスやガウルン、地獄の悪魔でも知らない誰かでもいい。
そうやって、統夜は生き残ってきたのだから。
73 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:23:00 ID:lkn6jfe+
74 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:23:31 ID:T8B9KBBp
75 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:23:33 ID:m0VzD5GJ
76 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:23:48 ID:N0I0e1rp
悪魔の腸の中に突入したブレンが飛ぶ。
まっすぐ、目指すべき場所であるカミーユのところへ。
背後をちらりとアイビスは振り返る。蒼い騎士が、一人あの姿を変えたノイ・レジセイアへ立ち向かっている。
相手になっているとも言い難い。必死に、倒れないようにするのが限界だった。
しかし、おかげでアイビスに砲撃が来ることはない。
本当にアイビスの言葉が伝わって協力してくれるようになったのか、それとも別の理由があるのかは分からない。
だが、ああやってあの騎士が食いとめてくれるおかげで、アイビスはカミーユのもとへ急行できる。
「斬艦・光刃閃! でやああああああああ!!」
200m近い巨大な刃が、目にもとまらぬ速度で振り回される。
そのたびに、わらわらと地面から現れる奇怪な生き物を吹き飛ばしている。
心の中で、アイビスは頭を下げた。今言ったところで、蒼い騎士の集中を乱すだけだ。
だから、アイビスはその代わりに蒼い騎士の期待にこたえるためにカミーユへ急いだ。
「カミーユ!」
「う……あ……」
さっきよりも酷いサイバスターの姿。
その傷は、アイビスがここに来るまで、カミーユが必死戦っていたことをありありと物語っていた。
カミーユの衰弱もさらに進行しているのは、医者でもない素人のアイビスの目にも見て取れる。
戦えるコンディションとは、とても言えそうにない。
「あの人の……遺したものを……ッ!」
どう声をかけるべきなのかとアイビスが戸惑っていると、逆にカミーユが口を開く。
あまりにも弱弱しく、息絶え絶えの様子でありながら、カミーユの声には、芯があった。
サイバスターの腕が、もう白い装甲板など全て剥げしまった腕が、ブレンへ伸ばされる。
カミーユも、諦めていない。まだ、絶望なんかしちゃいない。
アイビスはそう悟ると、すぐにギアコマンダーとJジュエルをサイバスターの手に握らせた。
「これが……あの人の……」
サイバスターの手を中心に、光が満ちる。
光が収まった時、そこにいたのは、紫の蛇と緑の猪。ロジャーが契約したデータウェポン。
いや、それだけではない。赤の竜も。燈の牛も。白の獅子も。蒼の一角獣も。
ユーゼスの操っていたAI1が一度は爆散したことによって解放されたデータウェポンもまた、
ギアコマンダーが全て一か所に集まったことで、再び姿を現したのだ。
七匹目の不死鳥はなくとも、いまだ星を守る聖獣たちの大部分はなお健在だった。
六匹とも、暴れるわけでもなく、どこかに行くわけでもなく、ただじっとサイバスターを見つめていた。
静かに、カミーユを見定めるように。
儚くも永久の支援
79 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:24:49 ID:T8B9KBBp
80 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:24:57 ID:m0VzD5GJ
「力を貸してくれ……! 俺は、あの人ほど自分に自信が持てるわけじゃない、何かを創れるわけじゃない……!
けど、あの人が、クワトロ大尉が、中尉が、ベガさんが、アムロ大尉が……みんながこうしてくれって言ってるんだ。
俺は駄目かもしれない。だけど、彼らを認めてくれるのなら、俺に……!」
データウェポンは、沈黙を守っている。
背後からは、蒼い騎士が処理しきれなかったアインスト軍団が進軍しつつある。
アイビスは、そちらに対処するためにカミーユに背を向ける。
ソードエクステンションから放たれるチャクラ光が、空から飛びかからんとしたクノッヘンを叩き落とす。
だが、正面に並んだ無数のグリードが口か茎の切り口か分からぬ部分から放たれた光がブレンを襲った。
「お願い! ブレン!」
後ろにカミーユがいる以上、下手に回避すればそちらが被弾してしまう。
展開したチャクラシールドが、ハイストレーネの雨を、どうにかはじき返す。しかし、チャクラシールドはきしんでいる。
ブレンが得意とする、機動力とバイタルジャンプによる撹乱戦法が使えないのだ。
足を止めての戦闘は、最悪ともいえた。
それでも、アイビスはその場から動くことはない。
方法は分からずとも、もうすぐカミーユは立ちあがる。そうカミーユを――「信頼」しているから。
ゲミュートの上半身と下半身がバックリと割れ、中から紅球が姿を現した。
明滅する紅球が同じ大きさの赤い光球を放つと、それはチャクラシールドに吸着し、その光を吸い取っていく。
薄れていくチャクラシールド。
「くっ!」
シールドに固執すると、逆に危ない。
そう判断したアイビスは、さらに赤い光球を放とうとするゲミュートの紅球を、ソードエクステンションで撃ち抜いた。
たちまち、崩れていくゲミュート。どうやら、あの赤い部分が核だったらしい。
だが、弱点を見つけたに安堵している暇はない。なぜなら、次々とブレンへアインスト軍団は迫ってきているのだから――!
降り注ぐ角、光球、ビーム砲。
数に任せたごり押しの攻撃。バイタルジャンプできない以上、再びフォトンシールドを張るしかない。
だが、先ほどとは規模が違う大砲撃はあっさりとフォトンシールドを突き破ろうとしていた。
83 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:25:36 ID:T8B9KBBp
84 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:25:46 ID:N0I0e1rp
85 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:25:53 ID:m0VzD5GJ
87 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:26:19 ID:9dDh5etu
「頑張って、ブレン! ブレンなら、きっと私たちならできるから!」
『一方的に何かをしてもらったと思ってる。自分は何もしてないのにってな。つまり対等だと思えないんだ。仲間なのにな。
理由もないのに世話を焼かれ続けるのってきまりが悪いだろ? それと同じだ。相手は気にしてないのかもしれないが、お前はそれを気にしてる。
だったら見返してやれるぐらいしっかりした人間になればいいのさ。そのくらい自分に自信がついたら、その後ろめたさは消えるんじゃねえかな』
意味は、ないのかもしれない。けれど、アイビスはブレンへ強く思念を送る。
アイビスの脳裏に響くのは、一人の男の声。クルツ・ウェーバーの言葉。このままじゃ終われない。
まだ、自分はカミーユにも――
『私の命も背負っていけ、アイビス……』
――シャアにも受け取った分を返していない。いや、自分を守ってくれた人々の多くに、何も返していない。
なにも、この世界に来てからだけじゃない。ツグミにもだ。
だから。
――『アイビス、死ぬことだけは許さん。後は好きにしろ。行け、ブレン!』
思いを託してくれた仲間を信じる――皆が信じてくれた自分を信じる!
巨大な津波すら押し返すほどの巨大なチャクラシールドが、地面の肉壁すら巻き上げ、アインストを飲み込んでいく。
波紋のように広がる光の津波は、大多数のアインストを粉砕した。
だが、アインストはあまりにも多すぎた。あれだけの力を放ってなお、砕ききれぬほどの数のアインスト達。
生き残った者たちが、力を振り絞り限界近いブレンを食い殺さんと骨と金属を打ち鳴らし、接近してくる。
ブレンに動くように言うが、さしものブレンも疲労で咄嗟に動けない。
もう、爪がブレンに触れる。
いや、触れることはない。アインストたちが、横やりから現れた影になぎ倒された。
「えっ……!?」
アインストを粉砕し、ブレンの前に立つのは、蒼の一角獣ユニコーンドリルと、白の獅子レオサークル。
カミーユの前にいたはずの二匹は、今はアイビスを見つめている。
「力を、貸してくれるの……?」
アイビスの声に、二匹は一度ノイ・レジセイアを見た後、静かに頷いた。
ブレンの側に二匹の聖獣が寄り添ったかと思うと、その姿は溶け――ブレンの一部となっていた。
失われた右腕には、ユニコーンドリルが。背中に円形のブースターとしてレオサークルが。
凰牙とは違うかたちでの、半生半機の生体マシンであるブレンと電子の聖獣の融合。
アイビスの仲間を信じる「信頼」と、どんな苦境でも諦めない「勇気」が、かたちとなって力に変わる。
89 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:26:58 ID:lkn6jfe+
90 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:27:04 ID:T8B9KBBp
「すごい……これならいける!」
元々、大容量のエネルギー施設を好むデータウェポンたちは、それ自体が大きな力を持っている。
そのうちの二体と同時に融合、シンクロしたブレンのエネルギーがみるみるうちに回復していく。
無限のエネルギーには程遠くとも、少なくとも再びブレンに活力を満たすには十分すぎるエネルギー量だ。
また新たなアインストが生まれ、ブレンを倒さんとする。
しかし、新生ブレンから放たれるソードエクステンションは、一撃で雑魚アインストを粉砕した。
特機にはまだ及びつかない威力だが、それでも今までを考えれば比較にならない。
「行こう、ブレン……!」
「――ああ、こっちもだ」
ブレンの背後から放たれる炎の渦が、さらにアインストを燃やしつくす。
その声に、アイビスは振り向いた。そこにいたのは、ほとんど元通りになったサイバスターの姿。
「カミーユ、その姿……」
「あのデータウェポンたちが、サイバスターと契約してくれたんだ。
俺との契約は駄目でも……このサイバスターに残ってた思いに」
カミーユは、どこか遠くを見つめながら静かに呟いた。
「ベガさんは、分からず屋の俺みたいな人間にも優しい人だった」
ドラゴンフレアが望む契約条件――慈愛。
「ロジャーさんは、どんな時でも、自分を見失わなかった。いつも自信に満ち溢れていた」
バイパーウィップの契約条件――自信。
「ブンドルは、誰よりも未来を見通してた。俺たちが、目先のことで熱くなるのを抑えて、最期まで導いてくれようとしていた」
ブルホーンの契約条件――知恵
アムロ大尉は、壊すよりも、何かを作り出そうと、何かを積み上げようとしていた。それを信じていた」
ガトリングボアの契約条件――創造。
「皆、俺とは違って大人として最後までやったんだ。あの人たちは、違ったんだ」
サイバスターの修復は、体内に取り込まれたデータウェポンの作用と言うことなのか。
それとも、装甲すら再生成させる精霊憑依の力の片鱗なのか。
アイビスには、どちらかもわからない。ただ、今のカミーユはアイビスの目にも酷く危うく見えた。
「終わらせるさ……あの人たちはみんな死んでいい人じゃなかった。それを、あいつに分からせてやるんだよ」
サイバスターが、空へ再び舞い上がる。続いて、ブレンもまた肉の空へ。
蒼い騎士が、砲撃にさらされ、こちらに吹き飛ばされて来る。しかし、空中でどうにか減速すると、姿勢を立て直した。
92 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:27:17 ID:m0VzD5GJ
クルツ!
95 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:28:00 ID:9dDh5etu
96 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:28:19 ID:UjreevFq
97 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:28:20 ID:m0VzD5GJ
「……間にあったみたいだな」
「助けてくれてありがとう。けど、どうして……」
「別に。俺一人じゃ倒せそうにないから、あんたらにも手伝って欲しかっただけだ。
……言っただろ、俺はガウルンとは違う。戦えれば何でもいいわけじゃない。あいつを倒さないといけないんだ」
ガウルンとは違うという部分にアクセントを置いた声。
どれだけガウルンが嫌いなんだろうとアイビスもちょっと思ったが、敢えて口には出さないでおく。
「あいつを倒して、あいつの力を奪わないといけないんだよ。協力してくれたら、こっちだって融通くらいするさ。
ここから脱出する際の、世界間通路は開いてやるよ」
「あれの力を奪う……? どれでどうするつもりなんだ。まさか、今度はお前が神を気取るつもりなのか?」
カミーユの声が怒気混じりになる。
しかし、蒼い騎士は平然と答えた。
「神、か……興味ない。俺は、もう一度会いたい人がいるだけだ。会うためには、あいつの力がいる。それだけだ。
神様みたいな力があっても……俺じゃ力を神様として使えるような頭じゃない。あいつが言うには考え方は、人間らしいから」
そうやって、ノイ・レジセイアを指さした。
カミーユは、まだ納得いっていない様子だったが、一応は飲み込めたのだろう。
「そういうことなら、いいさ。会いたい人は、俺にだって大勢いるんだ。……名前は?」
「紫雲 統夜だよ。そっちは?」
「私は、アイビス」
「……カミーユだよ」
「それじゃ、アイビス、カミーユ。今から、少しだけど一応仲間だ」
サイバスターが、ディスカッターを構える。
ブレンが、ソードエクステンションを構える。
イェッツト・ヴァイサーガが斬艦刀を構える。
『……七つ目の、無限の聖獣ならいざ知らず……それ以外の六つと……不完全な生命機が一つ……
それでは我との力の差を埋めることなど……できぬ……』
しかし、その三機を前にしてもノイ・レジセイアの声色は変わらない。
全く無意味だと、思念一つぶらさずそう伝えてくる。
「埋められるか、埋められないかはお前が決めることじゃあない」
「それに、できるできないで考えるなら、ここまで来てないよ」
「やりたいことがあったから、ここまで来たんだ」
それに対する、三人の想いは、奇しくも三人とも同じ。
99 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:29:44 ID:N0I0e1rp
『人間とは……つくづく度し難い……失せよ……!』
ノイ・レジセイアの本体周囲から、またも砲門が生まれ、三機を射抜かんと向けられる。
先程と同じ、当たったらその場で追撃をかけられアウト。回避を取るだけでは、執拗な砲撃でじり貧になる。
それを知っていたアイビスは、側にいた二機の腕をなにも言わず強引に掴んだ。
「なにするんだよ!?」
「いいから黙ってて! このまま懐に飛び込むから! ブレン、お願い!」
砲門が進路変更するまで、時間がかかる。それだけではない。相手の懐に入れば、自分を傷つけるのは避けるため砲撃が抑えられる。
統夜に助けられるまでにアイビスが発見したことだ。ブレンの身体が虹色の輪をその場に遺し、三機まとめて跳躍する。
転移した先では、ノイ・レジセイアの巨体がもうすぐ目の前にあった。
「っと!?」
「このままいくよ!」
ブレンの能力を把握していなかった統夜以外の二人が、転移と同時にノイ・レジセイアへ向けて飛ぶ。
サイバスターがノイ・レジセイアの懐に潜り込む。ドラゴンフレアの能力によって焔を纏った剣が思い切りを叩き付けられた。
並みのモビルスーツなら、触れるよりも早く溶けだしてしまうほどの聖獣の熱量を帯びた剣が、爆音を放つ。
だが敵は、モビルスーツなどとは比肩にできぬ世界の遣わした醜悪な天使。
桁外れの超存在の前には、今のサイバスターの一撃すらかすり傷にしかならない。
巨体の肩口あたりを、確かに刀身以上の範囲切り裂いている。だが、あまりにも敵が大きい。
20m近い斬撃の傷跡も、1kmを超える上半身の前ではほぼ無意味。
『理解できん……古い人間すべてにどれだけの価値がある……?』
カミーユも、アイビスも一発で結着を付けられるとは最初から思っていない。
大きいがゆえに鈍重で、死角の多いノイ・レジセイアへ、二発目三発目とさらに斬撃を放つ。
アイビスもソードエクステンションで切り裂いているが、到底ダメージを与えられたとは思えない。
そうこうしている間に、ノイ・レジセイアもまた動き出す。
本体の、骨や鎧に似た部分と、肉に似た部分のつなぎ目から、緑色の触手があふれだした。
身体を這うように進む触手が、アイビスの乗るブレンとカミーユのサイバスターが攻撃する地点まであっという間に到達した。
「そんな……再生!?」
触手の津波から逃れるためノイ・レジセイアから二機が離れる。
すると、触手が傷口に潜り込み、欠損を埋め、元通りに戻してしまう。
ソードエクステンションでそれを食い止めようとするが、爆破したそばから再生する。
明らかに、再生速度のほうが早い。いや、それだけではない。
再生に必要のない、手のあいた触手たちはサイバスターたちを追ってきている。
その速さは――尋常ではない。
支援
107 :
それも名無しだ:2009/11/21(土) 23:30:42 ID:okmaeGvb
眠い支援
「――速い!?」
「ブレン、かわして!」
刺し殺すようにまっすぐ伸びた触手をどうにか回避する。二機の背後でさらに触手は曲がり、戻ってくる。
同時に、前からは新しい触手が挟み込むかたちで進んできていた。
輝線の残像を残しジグザグに折れ曲がる触手の群れは、絶えず爆竹の束がはじけるような音を立てている。
音を超えた速度の鞭の先が空気を叩く音だ。音速を超えた時に放たれる衝撃波。つまり、鞭の速度は音速をはるかに凌駕していることに他ならない。
どうにか、ターンカットといったRaM系の独特の飛び方とバイタルジャンプで、鞭をかわす。
いくらブレンでも、音速を超える鞭より早く動くことはできない。
サイバスターのほうはと言うと、全包囲に目が付いているような最小限の動きで回避し、さらに触手を切っていこうとしている。
だが、分が悪いのは明白だった。
触手に、追われ、ノイ・レジセイアとの距離が再びあこうとしている。
もうすぐ、砲撃が再開する距離になる。じりじり下がるしかないことに、アイビスは焦る心を抑えようとする。
ブレンの真横から、蒼色の疾風が吹き荒れた。
サイバスターとブレンに近づく触手の盾になるように現れたのは、統夜のイェッツト・ヴァイサーガ。
「まったく、このくらいの相手になんで苦戦しているんだ」
視界を埋め尽くすほどの巨大な触手の束が、前方で花が咲くように開いた。
一気にこちらを飲み込むつもりだとわかり、全員でバイタルジャンプするためと統夜に近づこうとして、
「―――九頭龍光刃閃・霞」
触手に、光の線が刻まれる。その数、合計九つ。
いや、大きな線が九つというだけで、さらに細い線はよく見れば無数に刻まれていた。
目の前の触手たちが、粉みじんに切り裂かれ、地面に落下していく。
イェッツト・ヴァイサーガが持つ剣をよく見れば、大きな芯となる部分以外に、細いワイヤーのようなものが大量に付いていた。
「まさか……それ全部で、切ったの?」
「別に大したことじゃないさ」
あっさり言ってのける統夜の技量に、アイビスはあきれるしかなかった。
もし、さっきのやりとりの時、本気で殺しに来ていたら――おそらく自分は一秒と持たなかったんじゃないか。
そう思わざるを得ないが、仲間になるとなればこれほど頼もしいものはない。
もっとも、実は統夜のこの力はデュミナスの力を奪ってからのものなので、実はアイビスの考えは見当違いなのだが。
『何故足掻く……古き者たち……お前たち自身には……価値などないというのに……』
触手を統夜が払うことによって、再び進軍のための通路があく。
サイバスターとブレンが、再び突っ込んでいく。さらに数を増す触手。それも、やはり統夜の前には文字通り『一瞬』で切り刻まれる。
「そんなことを決める権利がお前にあるのかよ!」
サイバスターの羽に似た三対六個のスラスターが、スカイブルーの粒子を放つ。
サイバスターは純白の翼によりさらなる加速を付け、ノイ・レジセイア目掛けての直線軌道による突撃(ラッシュ)。
そのまま勢いを活かし、ディスカッターを渾身の力で振り下ろそうとする。
ノイ・レジセイアはそれに対応すべく、爪の生えた異常に肥大化した右腕をサイバスターの方に突き出した。
「あれは……ッ! よけろ!」
統夜のそんな制止の声も振り切り、サイバスターは突っ込んでいく。
足を止めたブレンとイェッツト・ヴァイサーガの前に現れるのは、黒穴。空間ごと食いちぎられた虚無の空間だ。
空気が再び流れ込み、暴風を生む。
「カミーユ……!?」
「あの馬鹿……食われる地点に自分から……!」
思わず飛び出そうとするブレンを、イェッツト・ヴァイサーガの腕が押しとどめた。
「離して! カミーユが、このままじゃカミーユが……」
「馬鹿言うな!」
空間ごと食われたら、物質の強度など意味を持たない。即座に抹消される。
そう分かっていても、アイビスは走り出そうとする。仲間の最期がこんな終わりだと、信じたくなかったから。
腕を振り払い、飛び出すアイビス。
しかし、後ろにいるイェッツト・ヴァイサーガから聞こえてくる声はアイビスの予想していたものとは逆だった。
「生命波動をはっきり感じるんだ! 死ぬどころか、逆にさっきより輝いてる! 巻き込まれてないんだよ!」
「え……?」
「だから焦るなよ。焦ったら、勝てるものも勝てなくなるってガウ……いや、よく言うだろ」
そこまで、統夜が言った時。
黒い暴風の渦から、深紅の何かが現れ、ノイ・レジセイアへ矢のように向かって行く。
その姿は人型ではなく、猛禽類の形をしている。
「あれ……そうか、サイバード!」
突っ込んださなか、カミーユはおそらく変形し、さらに加速したのだ。
あのままの速度で突っ込んでくると踏んで設置された空間攻撃を、さらなる速度で炸裂するまえに突っ切る。
とんでもない無茶だと思うが、カミーユはそれを成功させたのだ。
『この力……望んでいない……!』
爆発に近い風の流れを生み出して、深紅の火球を核とする不死鳥が大空を羽ばたいた。
肉を焦がし燃やし溶かし、ノイ・レジセイアの身体へ到達したアカシック・バスターがノイ・レジセイアの巨体にめり込んでいく。
爪をかけて弾き飛ばそうと動いたノイ・レジセイアの手が、近づけただけで熱によって発火する。
紅蓮の塊は、ノイ・レジセイアですら触れることが困難なほどの火力だ。
「俺たちも行くぞ」
「うん……!」
イェッツト・ヴァイサーガとブレンが、サイバスターの後を追い、ノイ・レジセイアへ。
頭上スレスレを切り裂いてゆく敵の触手など気にも留めず、サイバスターの後を追う。
サイバスターは、ノイ・レジセイアの身体に大穴をあけ、さらにその中へ潜り込もうとしていた。
『聖獣の力……それは人の持つ完全なる欠片とは言い難い……』
奇怪な声が、場に響く。人の言葉に強引に返還するならエアヴァントゥルングといったところか。
緋色と橙色の絶叫が、サイバスターが掘り進む傷口から噴出した。
今までサイバスターに与えられた熱をそのままそっくりお返ししたとしか思えない炎の光が、サイバスターを弾き飛ばした。
アカシック・バスターの炎の領域によりサイバスターに怪我はなさそうだが、その纏った力場は剥がれてしまった。
『人間に価値はない……人間と人間が結び付いたときにおこる力……事象にのみ価値がある……
それが……何故……分からない……!?』
「命は、命自身が力なんだ。命は、この宇宙を支えているものなんだ!
それを価値がないなんて……分かるものかよ!」
ガトリングボアの力がサイバスターの手から放たれたが、
それはノイ・レジセイアの前に発生した空間のねじれにあっさりかき消された。
『ならば、人間と言う存在に……価値があると……?』
「当たり前だ!」
『ならば……その価値を奪う資格が何故お前にある……?』
触手が、サイバスターとノイ・レジセイアの間に壁を作る。
その間に、アイビスと統夜は触手の影からノイ・レジセイアへさらに切りかかった。
ブレンのソードエクステンションはともかく、
200m級まで肥大化したイェッツト・ヴァイサーガの斬艦刀は、ノイ・レジセイアの肩に深く食い込んだ。
しかし、ノイ・レジセイアは平然としたまま、その巨眼をアイビスと統夜に向けた。
『お前たちは……命に価値があると言いながら……それを奪う……理解できない……
価値があるというのなら……何故、それを奪える……価値あるものを奪う権利が……お前たちには存在するのか?』
さらに、ノイ・レジセイアはカミーユへ目をやると、
『お前が奪った命は……価値があったのか? 存在しなかったから奪ったのか……?』
「俺が奪った命……」
『あの人間は、ただ帰ろうとしていた。あの世界における法則に従い他者の生命を奪おうとした……
あの人間の命は……なんだった?』
「あの、ジオン兵……」
カミーユの動きが、止まる。
どう答えればいいのか、懊悩しているのはアイビスにもすぐに分かった。
ノイ・レジセイアもまた、カミーユがなんと答えるのか攻撃を仕掛けることもせずただ待っている。
アイビスには、ノイ・レジセイアとカミーユに視線を行ったり来たりさせることしかできない。
「くだらない……!」
右から左。上から下。斜めに入る袈裟切り。下から振るう突き上げ。怒涛の連撃が、次々とノイ・レジセイアの巨体に叩き込まれる。
大空洞内に鳴り響く轟音は、イェッツト・ヴァイサーガの剣とノイ・レジセイアの皮膚との衝突音。
一撃打ち込まれる度にノイ・レジセイアの身体に大きな切り傷が生じてゆく。
それでも、ノイ・レジセイアは一度イェッツト・ヴァイサーガを見ただけで、何をしようともしない。
「お前が殺し合わせておいて、なにが価値だ! どんな時でもそうするしかなかった!
どんな時だってそうだ! 俺が決められる部分なんてたいしてなかった。それでも、選んできたんだ!」
イェッツト・ヴァイサーガが突然吹き飛ばされた。
傷口から吹きあがる力を持つ声が、イェッツト・ヴァイサーガを遠く離れた地面に叩きつける。
『否……箱庭は、世界の縮図……世界で、人は殺し合う……宇宙を乱す……それは我の関することではない……
選択は……無数……事実……最後まで我に抵抗しつづけた者も……人間と言うものは……他者と触れた時……拒絶し……否定する……』
さらに、その異形の腕でイェッツト・ヴァイサーガを指し、
『お前は……選んだのだ……闘争に塗れた道を……。それは、お前という本質が……闘争を望み……
静寂を破壊することに愉悦を覚えるものたちの一人であるという……証明に他ならない……』
「俺が……ガウルンと同類だって言いたいのかよ……」
イェッツト・ヴァイサーガが立ち上がろうとするが、アインスト軍団がそれを阻止し、さらに踏みつけにしようとしていた。
『拒絶、否定、闘争こそ……人の邂逅……』
「違う! そんなことない! 人は、皆で手を取り合って生きていけるんだ!」
まだ知らぬ宇宙の隣人との邂逅。
それが、温かいものであるとアイビスは信じているからこそ、アストロノーツの道を選んだのだ。
他人と触れた時、起こることは否定や拒絶ではない。
事実、この世界で出会った異世界の多くの人々は、打ち解けることが出来た。
殺し合いに乗った者もいたが、アイビスから見ればそっちのほうが少数だ。
今度は、アイビスを見て、ノイ・レジセイアは告げる。
『そう……時に、そういった矛盾が起こる……そして、それは我すら超える、大きな力のうねりとすらなる……』
「それが、人が手を取り合うってことなんだよ!」
アイビスの攻撃に対しても、ノイ・レジセイアは何もしない。
傷口すら再生させず、ノイ・レジセイアはアイビスを見ていた。
『矛盾した……宇宙を乱す生命……人間……それが結ばれたときに現れる力には……価値がある。
しかし……人間自身には……価値などない……故に―――――』
光線が伸びる。薄く引き延ばされ、空に舞い上がりながら、折れ曲がり無数に分かれていく。
別れたものがさらに伸び、再び折れ曲がり、多種多様なものを作り上げる。
一つは、円。そのうち二つは、三角形。無数のねじくれた文字のようなもの。
さらに、よくわからない多角形がいくつもいくつもいくつも組みあがっていき、
『―――要素を抽出し、次なる世界の礎とする』
魔法陣になった。
巨大すぎる魔法陣が、球形のため湾曲している天井に張り付く。
それは、高速で回転し、深紅色に輝き、大空洞を光で満たし、なお回転を加速させ――
―――次の瞬間、大空洞に光があふれた。
■
殺意を測らなければいけない。
アルトアイゼン・リーゼは近接戦闘特化型のマシン。奴を確実に殺すためには、あの巨体の懐に踏み込むことは必要不可欠。
相手が、どれだけの殺意を向けてこちらに攻撃を仕掛けているか、それを知らねば、勝利は遠い。
まだ、こちらを取り込んで再生しようという意識が残っているのか。
それとも、もはやユーゼスを否定した俺を取り込むつもりなどなく、純粋に殺すつもりなのか。
身体を覆う懐かしい感覚。
相手が憎くて憎くて仕方ないのに、頭の芯が冷え相手を殺す方法だけを冷静に考えられる。
北辰と戦ったときに、いつもアキトに付き纏っていたものだ。
いきなり懐に飛び込んだりはしない。
まずは距離を取り、油断なく相手の出方を待つ。攻撃こそが、もっとも感情を映す。
ゲキガンガーのようなヒーローが、敵と殴り合い拳でお互いを理解し合うようなものとは、似て非なるもの。
攻撃で、相手を理解し、その上で最適の殺し方を算出して息の根を止める。
デュミナスの瞳から、梵語に似た文字が溢れ、空間に広がっていく。
地面にふれても爆発することはなく、地面に沿って滑るように蠢きまわる。空に浮かんだほうは、空を包むように広がっていく。
アキトの視界いっぱいに広がってくる意味の理解できない奇怪な文字列。場の主導権を握られたことを理解するが、それも覚悟のこと。
落ちた凰牙の腕を拾い上げ、もうすぐアルトアイゼン・リーゼのいる位置に到達せんとする地面の文字に投げ込んだ。
突進型としてのパワーの強さが売りとはいえ、純粋な腕力などもパーソナル・トルーパーとしては、リーゼはかなりのものを持つ。
地面をへこませる勢いで地面にたたきつけられた凰牙の腕が文字と接触し――爆発した。
機雷か、それに類するものであることを、その一瞬で察する。
地面にぶつかっても爆発しないことから、衝撃を与えなければ問題ないのかもしれないが、もし足にまとまりつかれれば動けなくなる。
リーゼを急いで跳び退らせ、背面の武器ラックからスプリットミサイルを発射した。
大型のミサイルは、発射後弾頭部分からさらに小型のミサイルを大量に放つ。
ばら撒かれたミサイルと文字が、空で、大地で、大量に接触した。
爆発、爆発、爆発。
爆発――芝生がめくれ上がる。 爆発――植えられた木々が千切れ飛ぶ。 爆発――気持ちほど作られた建造物が砕ける。
所詮、インセクトケージの青空は偽物。その光は、常に人の頭上に揺るがず存在し、全てを照らす太陽の光ではない。
他に強い光を放つものがあれば、人工の照明にすぎないその青空はあっという間に霞んでしまう。
肉眼で直視すれば目が眩むほどの光の中身を、アキトは黒い視界補助具越しに確認する。
爆発により、とりあえず差し迫っていた文字は消えた。だが、それも一部のこと。
今なお残っている大部分は、その場に残っている。いや。
文字は、再び増殖を繰り返し、アキトを捕えんと進撃してくる。
先程と同じでスプリットミサイルによる迎撃を試みようとしたが、出掛りを潰すタイミングで二条の光線がリーゼに向けられた。
舐められたものだ、とアキトは吐き捨てる。
アキトの身体に白い文様が浮かび上がる。
それは、アキトの運命を最悪のほうへ転がした呪いの文様。だが、アキトはその力を目的のためなら躊躇なく使用する。
――瞬転。デュミナスの頭上へ。次の瞬間、重力に従いリーゼが前方に落下した。アキトの身体の認識する重力が、90度一気に変化する。
同時に、アキトが見ている光景もまたまったく違うものへと変わる。デュミナスの全体を見通していたものから、デュミナスの頭頂部のアップへ。
デュミナスの頭部に、巨大な杭打ち機が叩き込まれた。
スラスターの出力に重力による落下の勢いが加算された一撃は、デュミナスの頭を容易に潰す。
グシャリと嫌な音が響く。しかし、それも内部へ向けて発射された弾丸の炸裂音でかき消された。
巨体が傾き、砂埃を舞い上げながら地面に倒れ伏す。
「どうした、まだ俺がお前だと思ってるのか?」
デュミナスの実力の全貌をアキトは知らない。
だが、かつてメディウス・ロクスは相転移砲とグラビティブラストを持ち、ヴァイクランだったかの機体の攻撃までも持っていた。
あれだけの巨体を持ちながら、攻撃はあんなビームカノンと巨体の割にはささやかな爆発しか起こせない機雷モドキだけのはずがない。
もっと強力な攻撃手段を持っていないとしたら、元のメディウス・ロクスからとんだ退化だ。
こんな攻撃しかしてこないのは、それでアキトを仕留め、さらに確保できると思っているからか。
殺すだけなら、今のうちに奇襲で一気に片づけてしまえばいい。
だが、アキトにそんなつもりは毛頭ない。相手の全てを引き出し、否定したうえでの勝利。それこそが、アキトが望むもの。
まったく自分らしくない戦い方だとアキトは思う。アキトは、奇襲、突撃を主体として戦っていたが、それは戦場に出てからに限らない。
出る前の段階でも、あらゆる手段を講じて、勝利を目指していた。
それは、時にラピスを利用したハッキングであり、時にコロニーへのテロ行為であり、形は様々だ。
不意打ち上等――緩みがあるならその隙に喉笛をかみちぎる。
憎い相手を殺すため、あらゆる手段を厭わなかったそんな自分が正面突破を望んでいるとは。
昔のような青臭さからか、それともやはり自分が自分ではないから。
ルリに一度君の知るテンカワ・アキトは死んだと言ったが、まさか本当に死に、こんなことを考えることになるとは。
だが、それでもアキトはデュミナスを全力でたたきのめすことを選んだ。
それが、自分が望む、自分らしい自分への道だと思うから。
「あ、な、たは……私の眷属……何故……私と同じ心を……」
「何度言っている。俺は、お前じゃない」
残り少なくなったリボルビング・バンカーのシリンダーを抜き、新しいものを装填する。
片手がないので、地面に落としたシリンダーに芯の部分を差し込んで持ち上げる形で強引にリロード。
これで、六発入りのシリンダーの予備はあと一つ。今腕に装着したものに納められた六発と併せて、計十二発。
使ったクレイモアは今まで一発。肩の一部装甲が欠落しているが、使用に問題はない。全部で八発なので、残りは七発。
頭部がないため、プラズマホーンは使用不能。左手がないため、五連チェーンガンは使用不能。
スプリットミサイルは、二発同時使用前提で、残り九回分なので、全部で十八発。
これが、アキトとアルトアイゼン・リーゼに残された全ての火力。
デュミナスにダメージが入ったためか、文字列は消えて元の地面をさらしている。
アキトは、機体の姿勢を前傾にさせ、一気に踏み込んだ。相手が本気でないというのなら、本気を出すまで徹底して相手を追い詰める。
放たれる抜き手。かわされることを前提に、敢えてバンカーのトリガーには指をかけない。
一切回避行動を取らないデュミナスに、その一撃は突き刺さるかに見えた。
「―――ッ!?」
アキトの打ち込んだ拳は、デュミナスに当たる数m前で停止。
発生した空間の歪みが、アルトアイゼン・リーゼの腕をその場で縫い止める。
ディストーション・フィールドに似たその形状から、おそらくその手のバリアーであるとあたりを付ける。
ひじを曲げ、身体ごと空間の歪みにアルトアイゼン・リーゼがぶつかっていく。
停止状態からでも一気に生み出される推力で、さらに圧力を加えられたバリアーは、一瞬たわんだ後にはかき消える。
最後の数mを縮めるよりも早く、デュミナスが放ったビームキャノンがリーゼに炸裂した。
ものともせずに、リーゼは砲撃を無視して加速のまま蹴りを叩き込んだ。
リーゼの装甲とビームコーティングの二重構造は、そこらのビーム兵器などいとも簡単に散らしてしまう。
蹴った後、さらに蹴り足とは逆の足でデュミナスを蹴り、後方宙返りを決めてリーゼが華麗に着地。
「おお、おお、おお……もう……この姿を……維持できない……」
デュミナスの身体がひび割れ、ボロボロと崩れていく。
どうやら、相当に消耗しているらしい。それこそ、今すぐこちらを取り込まねば危険なほどに。
それでもその巨体を強引に起こすと、こちらに向かい合った。ようやく、やる気になってもらえたらしい。
アキトが、後の先を狙わんとカウンターのタイミングをはかる。
だが、デュミナスの攻撃はアキトの予想外のものだった。
「………キャスト・オフ」
デュミナスの言葉とともに、デュミナス自身が爆発した。
操縦桿を一気に押し倒す。足を固定したままスラスターが吹かされ、前に倒れるようにリーゼが身を伏せる。
機体の背中越しに伝わる衝撃。デュミナスが身体の破片を吹き飛ばして攻撃したのはわかる。
だが、何故そんなことをしたのか分からない。そんなことをするのは、自殺行為、いや自爆行為に他ならない。
まだ破片が起こした破壊の嵐が収まらぬ中、リーゼの上半身を少しだけあげる。
肩についたサブモニターから、デュミナスがどうなったのかを確認しようとする。
「がッ!?」
機体が一気に吹き飛ばされ、コクピットが揺れる。
シートベルトがアキトの胸を叩き、息とともにアキトはうめきを上げた。
「この姿を再び見せることになるとは、思いませんでした」
地面を何度となく跳ね、リーゼが地面に大の字になる。
ぼんやりしている暇はない。直上から、巨大な鈍器を抱えた機動兵器がリーゼに突撃してきていた。
火器管制システムの照準合わせを待たず、アキトはクレイモアの発射を敢行する。
地面に転がり上を向いている今、事実上隙無しの全方位攻撃が放たれた。しかし、黒い影は、直角に曲がると、クレイモアを避けて見せた。
影がクレイモアを回避している間に、リーゼを起こす。フレームの歪みから、内部から何処かの関節がこすれる音がする。
今の衝撃で、余計歪みがひどくなったかとアキトは唇をかんだ。
「……ずいぶん小さくなったな」
「ええ。あのサイズを維持するのは不可能だったので。必要な要素を回収し、再構築しました」
そこにあるのは、濁った桃色の体色をした、奇怪な機械か生命体か分からないモノではなかった。
真黒い装甲。黄色いカメラアイ。人間を模した構造。それは間違いなく、真っ当な人型マシンだった。
胸の中心で輝く赤いコアのみが、その名残と言えるだろう。
いや、違うとアキトは首を振る。アキトは、見たことはなくても、記憶の奥底で何故か知っている。
目の前のマシンこそが、デュミナスの始まり、AI1へ至るメディウス・ロクスの最初期の姿であることを。
アルトアイゼン・リーゼとほぼ同身長。その手には、自分の身長もある巨大な鈍器。
あれは、ディバイデッド・ライフル。鈍器であると同時に高出力のビームキャノンだったはず。
正面からぶつかれば、当たり負けはしないとアキトは判断する。だが、距離を取れば不利は明白。
先程の突撃のときもう少し落ち着いていれば、引き寄せてから攻撃を叩きこむこともできたのに惜しいことをしたと、
振り返るが、後悔している暇はない。もうすでに戦いのゴングは鳴らされている。
今、デュミナス……いやメディウス・ロクスを包む気配は、間違いなく戦うためのそれ。
視線を切ることなく、相手の全身へ集中する。もしもどこか動けば、即座に対応する。
さながら、西部劇の一騎打ちの光景。もっとも、一撃で決着がつくとは到底思えないが。
――メディウス・ロクスが先に動いた。
常人なら、目にもとまらぬ速度で背中にジョイントしてあるディバイデッド・ライフルを引き抜いた。
だが、アキトもまた人間の極限まで鍛え抜かれた感覚、そして人間でなくなったことで得た超反応で感知する。
秒速30万kmの速度で放たれる光の矢をかわすには、発射される前には回避行動を取らなければいけない。
メディウス・ロクスが引き金を引く気配とタイミングを正確に察し、その引き金を引く直前に回避し――攻撃する。
ディバイデッド・ライフルの二連装ビームキャノンが発射される刹那、リーゼは前に走る。
発射されたビームキャノンをリーゼが被弾。先ほどとは比べものにならない高出力が、ビームコーティングを突き破る。
そして、突き破ると同時に横っ跳び。
ビームコーティングの貫通後、装甲への着弾までのゼロコンマ数秒以下の時間こそが、攻撃と回避を両立させる唯一の時間。
距離を詰めたリーゼのアッパーカットが、メディウス・ロクスの顎を捕えんと跳ね上がる。
だが、メディウス・ロクスもアキトの行動に対して、既に対処行動を始めている。
メディウス・ロクスの腕部にマウントされたコーティングソードが、リボルビング・バンカーを横にそらした。
メディウス・ロクスの顔ギリギリをバンカーが抜ける。同時に、得物を前にしてクレイモアが解放された。
吐き出される、ベアリング弾の嵐。回避は不可能なコースによる一撃。
アキトは、これで大なり小なりダメージを与えられると確信した。だが、直後リーゼの身体が揺らぎ、メディウス・ロクスから離れていく。
リーゼが安定を失って後ろに倒れている。機体にかけられた圧力、およびダメージを即座にチェック。
コンピュータのレスポンスすら、アキトは遅いと感じた。
本来なら超高速演算と言っていいコンピュータの電子頭脳が弾き出した答えは、脚部へ何かが絡まっているというもの。
だが、対応する時間はない。メディウス・ロクスのディバイデッド・ライフルによる打突が迫っている。
アキトは、敢えて足元の問題を処理することを放棄し、ボソン・ジャンプを選択。
一瞬の浮遊感とともに、メディウス・ロクスと約100mの距離を取る。
この間、メディウス・ロクスが動き始めてから僅か6秒の攻防。
距離を取り、ようやく足に絡みついたものの正体を確認できる。
あまり良好とはいえないサブモニターでどうにか見てみると、そこにあるのは植物のつたにも似た黒い触手。
「見かけと中身は別か」
続けて、メディウス・ロクスの足元も確認。すると、足首の関節からリーゼの足に絡みついたものと同じが伸びていた。
どうやら、純然とした機動平気然とした外見とは裏腹に、中身はそのままデュミナスや後期メディウス・ロクスの機能を持っているくさい。
動きの速さから見るに、基礎性能も相当に高めてあるようにも思う。
だが、これでいい。間違いなく、デュミナスも本気でこちらを屠りに来ている。
それでこそ、殺しがいがある。
うって変わって、アキトが攻めて出る。
化け物並みの反則能力の数々を、小さな中身に詰め込んだメディウス・ロクス相手に長期戦は不利としか思えない。
元々、受けに回るのはそこまで得意じゃない。だからこそ、一気に攻めきる。
補助ウィングの展開。テスラ・ドライブによる重力干渉・制御により、周囲に擬似的な無重力が発生する。
どれだけ傾いてしまった狂った重心でも、一定以上の安定をくれるリーゼの機構に、特機に匹敵する爆発力。
スピード×パワー=破壊力。
単純だからこそ、どんな相手にも通用する攻撃。
メディウス・ロクスもまた、逃げることなくディバイデッド・ライフルを引き抜くと、その鈍器を前に突き出し突撃してくる。
点では不利。いくら衝撃に強いとはいえ、正面からぶつけては腕が折れる。
そう判断したアキトは、腕を引き、肩からぶつかっていく。正面から、リーゼの肩とディバイデッド・ライフルが衝突した。
正面衝突の結果は、痛み分け。どちらにも満足にダメージは入らないが、ぶつかった勢いで両者たたらを踏む。
並みのパーソナル・トルーパーやアーマード・モジュール……いや、ダイマジンやダイテツジンすら砕ける衝撃でもお互い下がるだけ。
普通なのは姿だけの化け物、という意味では、蒼い魔王より生み出されたリーゼも引けを取らない。
「終わりにしましょう」
「お前がな……!」
お互い、次の一手も同時であり――同じ手段。
ぶつかっていった肩が、上下に割れて展開される。ぶつかっていったディバイデッド・ライフルが縦に割れ、スライドする。
発射もまた、同じタイミング。
二連装ビームキャノンがクレイモアの一部を消し飛ばし、リーゼに着弾。
広範囲にまき散らされたクレイモアは一部消し飛ばされようとも、残った大部分がメディウス・ロクスに着弾。
リーゼのビームコーティングにより装甲の沸騰、およびそれに伴う爆発は起こらない。しかし、胸部装甲がへこみを作る。
ビームキャノンが消し飛ばした範囲が、胸を中心に安全地帯を作る。しかし、四肢などそれ以外の範囲はクレイモアの着弾で小爆発を繰り返す。
追撃不能と判断するや否や、両者回避運動を開始。
リーゼが猫科の猛獣のように地面を疾走。回避しつつ、攻撃を加えるに当たって最適の場所を探して動き回る。
メディウス・ロクスは空に舞い上がり、的を絞らせぬように飛行。一方的な空からの空爆を仕掛けるのに最適の場所を探して動き回る。
メディウス・ロクスが、空からビームキャノンを連射する。
当てようというより、相手の移動範囲を狭めて誘導するのに近い撃ち方。アキトはそれを察しながらも、敢えて誘いに乗る。
隆起した丘の周辺以外に、逃げ場がなくなった。アキトは、丘の上に移動して陣取るように構えた。
こちらが計算通り動いたことにおそらく一欠けらの疑問も持っていないであろう、淀みない射撃。
――考えが浅いッ!
ボソン・ジャンプ。一瞬でメディウス・ロクスの背後上空に移動する。
「計算通りです」
「……やはり、な。そうだと思っていた」
振り向きざまに、メディウス・ロクスがコーティグソードを突き出してきた。
そのまま、こちらを弾き飛ばし、身動きの取れないディバイデッド・ライフルによりこちらを落とさず空中コンボを決める、と言ったところか。
だから――アキトはさらにボソン・ジャンプした。転移先は、メディウス・ロクスの背後。
もっとも、今度はゼロ距離。振り向いた直後のメディウス・ロクスは対応できない。
そのままアキトはメディウス・ロクスを羽交い絞めにして、スラスターを下方に全開。テスラ・ドライブによるさらなる重力加速も加える。
加速のまま落下していく二機。メディウス・ロクスが暴れるが、ガッチリと掴んだ上で関節をロックしたリーゼを引きはがすことはできない。
落ちていく先は――アイビスも入っていった黒い穴の中。
加速、加速、加速――落下、落下、落下。
加速度が限界点を突破してなお、落下は止まらない。黒い闇の中、二機が絡み合い、どこまでも落ちていく。
たっぷり30秒は時間をかけて、ようやく見えてきた床の光の反射。それでも、アキトは関節のロックを外さない。
着地でも何でもない、単なる墜落。
けたたましい音を立て、落下した二機の衝撃は、
第三階層の隔壁を貫通し、第四階層の床に約600mの巨大なヒビだらけで陥没した床を作り、やっとおさまった。
リーゼが、どうにか起き上がる。
元々、衝撃に耐えることに特化して作った上で、衝撃に耐えられるように関節をロックし、自分の下にメディウス・ロクスという緩衝材を置いた。
三重の耐久策によって、リーゼは起き上がることができた。
では、メディウス・ロクスはどうなったか。
内部の構造こそ化け物だが、無理な姿勢でそのまま地面にたたきつけられたメディウス・ロクスは四肢が千切れ飛び、頭は砕け散っていた。
その中から、赤いどろどろとした血液か、ゲル状の緩衝材か分からないものをまき散らす姿は、死体を連想させた。
耐えられたからと言って、ダメージがないわけではない。無論、それは機体にとどまらずパイロットも例外ではない。
あまりにひどい衝撃に、胃の中の物を全て吐き出してしまいそうになるが、喉を鳴らして逆に飲み込むことで必死に抑える。
首の痛みと、脳の振動で視界もまっすぐ定まらない。それでも、メディウス・ロクスのあり様だけは見て、息を吐く。
デュミナスは、戦いなれていない。
戦いに関する知識、状況に対するセオリーは知っているだろう。だが、その先にある世界がない。
無人兵器が決して人が乗る機体に勝てない理由は、単純な計算速度や反射速度以上の、感覚と経験による直感にある。
だからこそ、リーゼと正面からぶつかった。アキトが策にあっさり乗ったことを疑わない。
相手の一手先は読めても、二手先三手先は読めない。
アキトが築いてきた、血道を上げた戦いのデータがデュミナスの中にあるのかないのかは知らない。
少なくともアキトの戦いの記憶を、データ以上のかたちで昇華して自分のものにできでないことは確実だ。
所詮は、誰にかに操縦されてこその機動兵器AIか。
あまりにも、デュミナスは強すぎたのだろう。
あの最終形態メディウス・ロクス以上の実力なら、戦術など練る必要もない。
片っ端から相手を取り込み、再生しながら、その異常なまでの戦闘力で押しつぶしてしまえばいい。
ユーゼス自身、そういう傾向があった。
戦闘を最適化するのではなく、過剰なまでの戦力を求め、それで相手を押しつぶすことを望んでいる節があった。
「子は親に似る、か」
これと、自分はやはり違うと思う。
こいつの分身や、ユーゼスの影ではない。こんな無様で、素人のような戦いしかできないのとは違う。
リーゼの内部から聞こえる、フレームの歪みが生み出す機構同士の接触音がさらに大きくなった。
やはり、相当の無茶をさせてしまった。少しだけ、リーゼを休ませよう。俺も、少し休みたい。
アキトが、コクピットに背を預ける。この身体になって汗腺が復活したせいか、蒸れる手袋を脱ぎ棄てる。
パイロットスーツの前をあけると、涼しくて仕方なかった。
そんな心の隙間を突き、アルトアイゼン・リーゼが投げ飛ばされた。
「ガッ……! ハァッ!!」
覚悟した上でのものでない、突然の衝撃で吐き気が揺り戻される。
メインカメラの映像を確認しようとして、壊れていることを思い出し苛立ちながらも、他のモニターで確認する。
そこには、砕け散った体を細い触手で繋ぎ合わせたメディウス・ロクスが浮かんでいた。
咄嗟にアキトはその姿を見て、天井からつられた糸で動く人形を連想した。死に体としか言いようがないのに、なお動くか。
ずるずると触手が砕けたパーツを引き寄せ、一固まりになっていく。そうやって、メディウス・ロクスはほぼ完全に再生した。
化け物にしたって、度が過ぎている。流石のアキトも予想外だ。
メディウス・ロクスの腕が、触手を繋ぐことで伸びて、リーゼの胸を掴んでいる。
伸ばした腕を鞭のように振るって投げ飛ばしたということか。
リーゼがメディウス・ロクスの手を握り、引きはがそうとする。びくともしないことに、アキトは目を見開いた。
「まさか……自分の身の保全を厭わないとは……思いませんでした……」
「……そうか」
俺を知っているなら、容易に想像がつくだろうにな、という言葉をアキトは再び襲ってきた吐き気とともに飲み込む。
そんなことを言っても仕方がない。こいつに自分を分かってもらいたいなど、全く思えない。自分のことを、少しでも教えたくない。
無言のまま、ボソン・ジャンプで腕と本体を空間ごと切断する。
本体から切り離された腕は、先程と違いあっさりと引きはがすことが出来た。
しかし、まるで蛇のように千切れた腕は地面をのたくり、本体に戻っていく。
そこで、メディウス・ロクスが膝をついた。
機体からは、赤い煙のようなものが立ち昇っている。装甲の内部に詰め込まれた肉が蒸発でもしているのか。
やはり、あの破壊から再生するのは骨が折れることだったのだろう。
どの道、チャンスだ。動かない相手なら、約50mの距離でも十分にクレイモアの有効射程。
左肩のむき出しのクレイモアの照準を合わせ、射程を限界まで伸ばす。
「ま、待ってくださ――」
問答無用。言語道断。待ってやる義理もない。アキトは力一杯クレイモアの発射ボタンを叩いた。
撃ち出されたアヴァランチ・クレイモアの嵐は、メディウス・ロクスの装甲を紙のように引き裂き、吹き飛ばす。
水たまりに石でも投げ込んだときに似た音が二機だけの空間に響き渡る。
到底、機体が倒れた音とは思えない音に、アキトは失笑した。
「待ってく――」
細かくなった欠片を、さらに細かい触手で繋ぎ合わせ、メディウス・ロクスが立ち上がる。
さっきよりも震えが大きくなっている。アキトは、クレイモアの有効射程まで前進して、制止。
当然、次にやるべきことは――先程の繰り返し。
やはり、おかしな破砕音を鳴らし、汚らしい泥だか水だか分からないものをまき散らしながら吹っ飛ぶメディウス・ロクス。
死ぬまで潰す。立ち上がるなら、立ち上がれなくなるまで潰す。
二度と、再生できなくなるまで粉々に砕く。哀れな同情を乞う声も、アキトには何の意味もない。
「待って……」
何度目か分からないやりとり。
それでも、メディウス・ロクスは立ちあがる。アキトは粉砕している。
堂々巡りにもなるのではないか、とアキトが心の端で思った時だった。
そんな考えのせいで、一拍行動が遅れた。
「―――待って、アキト!」
クレイモアは――発射されない。
アキトの手が止まる。いや、手だけでなく、アキトの全てが停止していた。
見開かれた、アキトの目に映るのは、死んだはずの自分の妻の姿だった。
「そんな……馬鹿な」
敵を前にして、呆然自失となったアキト。それも無理もないだろう。
自分が追い求め続けた女性が、目の前にいるのだ。偽物と考えれば理解できるはいえ、動き一つ止めるなと言うのは酷だ。
だが、それが最悪の事態を呼ぶ。
リーゼの足元にある、メディウス・ロクスの体液が突如のたくり、リーゼの足を拘束する。
いや、それだけでない。リーゼが踏み越えてきた背後の体液までが、原生生物のように動きだし、リーゼに覆いかぶさってくる。
「しまっ――!?」
反応が遅れた。何故遅れたのかは言うまでもない。
咄嗟に、機体を動かして脱出しようとして、ボソン・ジャンプが遅れた。
その僅かな間に、前方のメディウス・ロクス本体が展開する。いや、展開ともいえない。
砕かれたパーツごとに分離し、それらを薄い膜で繋ぎ合わせたものに変わり、リーゼの全身をつつみこんだ。
最愛の人の姿は、もうどこにもなかった。
「動かないだと!?」
全身の関節に、スラスターに、メディウス・ロクスの体液が入り込み、拘束している。
ここまで近づかれては、ボソン・ジャンプによる脱出も不可能だ。
起死回生の一手を打たれたと理解し、歯噛みする。
「いかがですか?」
「やられた。……最悪の気分だ」
そう吐き捨てるアキトに、デュミナスは不思議そうに聞いてきた。
「何故ですか? わたしは、あなたが望むものにもなれるのに」
「お前が……俺の望むものに、だと?」
「私は、あなた。私は、あなたの全てを知っている。あなたが望むものにもなれる」
「そうか。確かに、俺はユリカを望んでいる。お前は、ユリカになれると言うのか?」
「はい。私は、なんにでもなれる。それが、完全と言うこと」
アキトは、それ以上デュミナスと会話するつもりはなかった。
いや、会話するだけ胸糞悪い気持ちがたまるだけだと理解した。
こいつと会話などできない。
やはり俺はこいつとは違う。
経験とか、行動じゃない。
純粋に、ただ俺と言う人間と根本的に違う。
過去の記憶がどうのは関係がない。
俺は、俺だ。
ユリカを侮辱したことが、理屈ではなく、感情でもなく、もっと大切な部分で許せない。
俺は、こいつが許せない。
「……殺す。必ず殺してやる」
視界が一瞬で赤黒くなった気がした。
これ以上ないかたちでの彼女への冒涜。
アルトアイゼンのAIを検索し、ここからの脱出方法を検索する。
同時に、自分が培った戦闘経験を総動員し、発想のとっかかりを探す。
仮になかったとしても、意地でも作り出して見せる。
そんな意気込みでアキトは手と頭を動かすが――意外にも、その方法は簡単に見つかった。
その方法の詳細を見て、アキトは目を疑った。
「―――は、」
なんという、皮肉か。
「ハハハハ、ハ……」
なんという、冗談か。
「ハハハハハハハハハ!!」
なんという、矛盾か。
「ハハハハハ……ハハハハハ、ハハハハハ!!!」
アキトは、ただ笑っていた。あまりにも、可笑しくて、可笑しくて、仕方がなかった。
世の中、うまくできている。そうとしか言いようがない。もしかしたら、神というものがいて実はつじつま合わせをしているのではないか。
そんなことさえ考えてしまう。たまらないほど矛盾と皮肉の混じった、冗談みたいな方法だった。
アキトは、火器管制システムをゆっくりと立ち上げる。
本来なら、多くの警告メッセージが現れるはずのその行動を、火器管制システムは、警告一つ出さず、了承した。
「デュミナス。いや、メディウス・ロクス? それともAI1か?」
「なんですか? もうすぐあなたは、私の一部になる。言いたいことはありますか?」
「そうだな……山ほどある。言う暇はないが。そうだな……一言でまとめるなら……」
「まとまめるなら?」
あとは、アクションの開始決定のパネルを押すだけだ。
アキトは、ウィンドウに指をかける。
「お前に相応しい死に方が用意してある。……死ね」
次の瞬間、メディウス・ロクスが、アルトアイゼン・リーゼが、爆発した。
「お、おおおおおおおお!?」
内部からの炸裂が、まとわりつき包み込んでいたデュミナスを粉々に消し飛ばした。
アキトがやったことは、単純。発射口を開かず、アヴァランチ・クレイモアを撃ったのだ。
ハッチを閉じたまま撃つことで暴発させる。そうやって生まれた破壊力は、デュミナスを破壊するに十分だった。
「あああ……そんな戦い方……わたしは知らない……」
「そんなはずはないだろう? この方法をアルトアイゼンに教えたのは――――
―――――ユーゼスなんだからな」
な、に、と壊れた機械のように、壊れたデュミナスが呟いた。
「相手に拘束された際、クレイモアを暴発させることで脱出する。
これを、『アルトアイゼンのAI』に教えたのは、他でもないユーゼスだ。
お前は、ユーゼスがこのマシンのAIに覚えさせた、ユーゼスの戦法でお前は死ぬ。
―――ユーゼスがお前を否定したんだ」
ユーゼスがまだアルトアイゼンに乗り、ベガと行動していた時。
ユーゼスは、ゴステロの乗るスターガオガイガーのヘル&ヘブンに拘束されたとき、破壊の拳を避けるためにクレイモアを暴発させた。
その後、ユーゼスはアルトアイゼンを捨ててしまうが、アルトアイゼンのAIは覚えていたのだ。
アキトは、AI1がガンダムキングジェイダーのヘル&ヘブンで砕かれたのを混在した記憶の一部で知っている。
だから、なおさら皮肉だと思うのだ。
アルトアイゼンはユーゼスをヘル&ヘブンから守り、そのAIは無言のままユーゼスの遺した戦法でデュミナスを砕いた。
メディウス・ロクスはユーゼスをヘル&ヘブンから守れず、ユーゼスの遺志を継いだと言い出すも、自分の分身と思っているアキトと、アルトアイゼンに屈服する。
ユーゼスとアキトがはめて殺した男、キョウスケの愛機アルトアイゼンにインストールされたユーゼスの戦法が、ユーゼスの遺児を殺す。
学習AI。
ヘル&ヘブン。
メディウス・ロクス。
アキト。
アルトアイゼン。
キョウスケ。
――ユーゼスを中心に巻き起こった全ての騒動。
今まで紡がれた運命の糸のままに。
「う……嘘です……嘘……そんなことがわたしに……」
「嘘なんかじゃない。これで、ユーゼスへの意趣返しも済んだ。………ユーゼス、借りは返したぞ」
アルトアイゼン・リーゼが背を向ける。
「嘘です……嘘です、嘘です、嘘です、 嘘です嘘です嘘です嘘ですウソデスウソデスウソデスウソデスウソデスウソデス
ウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソ
ウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソ
ウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソ」
狂ったテープレコーダのように同じ言葉を繰り返すデュミナス。
デュミナスにとっての存在意義が、ユーゼスに対する想いだったことはアキトにも分かる。
今は、違っていても、ユーゼスはいつか自分を見てくれる。
不完全だから、ユーゼスの願いに届かなかっただけで、完全になれば存在を認めてくれる。
不完全な自分だから、であって、自分の存在自体を認めていないわけじゃない。
そう思っていたのだろう。
だからこそ、デュミナスにとって、この結末はもっとも受け入れがたいのだろう。
創造主が自分に教えてくれなかった方法を創造主より教わった誰かが、
自分が創造主に出来なかった何かを成し遂げた誰かが、
自分の存在を抹消する。
自分の分身であるはずの存在が、それを告げる。
「助けて……ください……私を、認めてください……」
デュミナスの破片が、また再びアキトの最愛の人の姿を取る。
ユーゼスに否定されたら、今度はアキトに認めて欲しいということか。
他人に存在意義を預け、誰かになろうとすることで自分を認めて欲しがるその姿は、あまりにも滑稽だった。
「言ったはずだ。俺は、お前を認めない。俺の全存在を賭けて――お前を否定してやる」
「ああ……あああ……ああ…………あ……」
これは、ユリカじゃない。こんなものを、認めるわけにはいかない。
アルトアイゼン・リーゼの足が―――女性の姿になったデュミナスを踏みつぶした。
「ユーゼス……サマ……」
「消えろ」
アキトの声とともに、何かうめいていたデュミナスの破片が一斉に砕けて散った。
人工の星の空調循環により吹くそよ風が、デュミナスだったものを運んでいく。
悠久の時を超え、再び戻ってきた哀れで不完全な何者でもない何かの最期だった。
【デュミナス 死亡確認】
_
だが、デュミナスの撃破のためアキトが支払った代償もまた大きなものだった。
アルトアイゼン・リーゼが倒れた。
アキトは、自分の腹部の状態を確認し、ため息をつく。
スクエア・クレイモアの暴発でも、アルトアイゼンは機能停止寸前まで追い込まれている。
さらに上をいくアヴァランチ・クレイモアの一斉爆破の衝撃はすさまじく、 機体に深刻なダメージを与えていた。
具体的に言うのであれば――コクピット内部まで貫通したクレイモアの破片。
15cmはあろうかという破片が、アキトの腹に突き刺さっている。
誰がどう見ても致命傷だ。
「まだだ……俺は、まだ倒れるわけにはいかないんだ……」
脂汗の吹き出る額を、袖で拭う。
まだ、妻を生き返らせるために参加者を殺さなければならない。
残りは、統夜、カミーユ、あの赤毛の女の三人だ。
もうすぐだ。
もうすぐ、ユリカに会える。
しびれてきた手で、操縦桿を握りなおす。
起き上がったアルトアイゼン・リーゼが再び歩き出す。
「ユリ……カ……」
黒い復讐鬼――いや、黒い王子様の視界矯正用の黒いレンズが滑り落ちた。
ひどく、あっけない幕切れ。いや、それは違うのかもしれない。
彼の物語は、もしかしたら殺し合いの会場最後の戦いで、既に終わっていたのかもしれないだから。
ここで死んだ男が、テンカワ・アキトかそうでないかを確認できる人間は、どこにもいない。
ただ分かることは、ここの彼は最期の最期までミスマル・ユリカの味方であろうとしたことだけだ。
アルトアイゼン・リーゼは立ったままもう動くことはない。
【テンカワ・アキト 死亡確認(二回目)】
■
「分かってるけど……一応聞いとく……生きてるよな?」
「生きてるよ……まだ……死んじゃいない……」
「あたしも、なんとか……」
大空洞の地面にうずくまる三機のマシン。
その前には、傷一つ付いていない巨体でノイ・レジセイアが見下ろしている。
ノイ・レジセイアの放った一撃を、カミーユたちはどうにかバリアを全開にすることでやり過ごせはした。
しかし、それの結果受けた三機のダメージは深刻なレベルに達している。
「ごめん、やっと治ったのにまたぼろぼろになっちゃったね、ブレン」
「再生も、追いつきそうにない、かな……」
それでも、三機ともなお健在。
立ち上がることはできるし、武器を持つこともできる。
ノイ・レジセイアは、何をするわけでもなく三機を無言で見下ろしている。
「くそっ……余裕のつもりなのかよ」
「いや、たぶん違う。待ってるんだ。俺たちが、自分の望んだ力を見せるのを」
「なんだよそれ、倒されたがってるのか?」
「そう……とも言えるのか……?」
カミーユは、感情を移すことのないノイ・レジセイアの瞳の奥を初めて見た。
ノイ・レジセイアに会ってから、激情に駆られ続けていたカミーユは、今の今まで見えなかった。
――ノイ・レジセイアは純粋だ。目的意識を持って、ただ愚直にそれを守ろうとしている。
そのためなら、自分の身など二の次三の次なのだろう。
悪意や打算を滴るほど織り交ぜて近付いてくる人間は、山ほどいる。
だが、そんな人間とはまるでノイ・レジセイアは違う。純然たる、善意から全ての行動が来ている。
だからこそ、余計にカミーユには最悪の気分だった。
顔色一つ変えず人を殺せるのは、己の正義に酔った人間か狂人だという。
それは、正義感で罪悪感を塗りつぶしごまかしているか、純粋に人間としての軸が狂っているかのどちらか。
ノイ・レジセイアは後者なのだ。命の価値など、最初からノイ・レジセイアの中に勘定されていない。
故に罪悪感など最初からなく、正しいと信じることを妄信している。
立ち上がったサイバスターの横に、イェッツト・ヴァイサーガが吹き飛ばされて戻ってきた。
どうやら、カミーユがノイ・レジセイアのことを考えている間に仕掛けて、返り討ちにされたのだろう。
「きっついな……けど、諦めるわけにはいかないんだから、大変だ……」
それでも、なおイェッツト・ヴァイサーガが立ち上がり、剣を構える。
『やはり……闘争を望むか……』
「違うさ。ただ………」
『…………?』
「最後はやっぱり主人公が勝ってハッピーエンドじゃないといけないだろ!?」
まっすぐに。一直線に。愚直に。
ノイ・レジセイアへイェッツト・ヴァイサーガが向かっていく。
しかし、それも四方八方から押し寄せる触手に行く手を塞がれ、追撃に放たれる声に押し返される。
全身から煙を上げ、倒れ伏すイェッツト・ヴァイサーガ。
つまんねーよゴミクズ
「主人公だって……?」
「ああ、そうだよ。主人公だ」
膝を抑え、イェッツト・ヴァイサーガは何度でも立ち上がる。
自分に酔っているのかともカミーユは思ったが、統夜から伝わってくる気配は全く違う。
むしろ、不安を必死に抑えようとしているように感じた。
「人の命を、勝手な都合で奪って……なにが主人公だ」
「お前だって人を殺したんだろ。お互い様だよ」
「俺は、自分が物語の主人公なんて思いあがっちゃいない」
そう吐き捨てるカミーユに、統夜は、小さく笑いを返してきた。
「ハハハ、別に、物語の主人公じゃなくていいさ。ただ、俺は……俺を主人公と信じてくれる人の、主人公を演じたいんだ」
カミーユにイェッツト・ヴァイサーガの背を向けたまま、統夜は静かにとつとつと話し始める。
「皆、言うんだよな……俺は、ガウルンと同じだって。人を殺して喜ぶような奴だって。
俺だってそんなの嫌だよ。認めたくなんてない。けど、結局俺のやってきたことってそういうことなんだろうな。
でもさ……そんな俺を、主人公だって。ヒーローだって言ってくれたんだ」
心の奥に秘めたものを、静かに組み上げるような調子で、統夜の声は続く。
「だから、俺は……テニアが望んでる主人公になりたい。別に、誰からも尊敬されるような主人公じゃなくていい。
俺が、俺の望んだ俺でありたいから、俺はテニアが望んでる主人公になりたいんだ」
テニア。カミーユはその名を知っている。
自身が殺されかけたのだ。忘れるはずがない。どろどろとした悪意がうねっていた少女、それがカミーユのテニアの印象だった。
目の前の統夜は、テニアが死してなお騙されているのではないかと思った。
しかし、統夜の声からは、そんな推測を挟むことが無粋に感じるほど真摯なものを感じた。
「だから、俺はテニアにもう一度会う。生き返らせる」
「……死人が生き返るかよ」
「だろうな。そんな当然のことを自力でひっくり返そうとしてるんだから自分でも自分が馬鹿だと思うよ」
「……ごめん、さっきはそんなことも知らないであんなこと言って」
アイビスの、小さな謝罪の声。
それがなにを意味するのかカミーユには分からなかったが、統夜はアイビスの声に頷いて了承していた。
「それより、大切なのは目の前のあれを倒すことだろ」
イェッツト・ヴァイサーガが、斬艦刀を自分の脇に立てる。
サイバスターも、アイビスのブレンパワードも、まだ戦える。
自分は、どうか。一度冷めた思考が、冷静に自分の現状を教えてくれる。
震えっぱなしの腕。霞み始めた視界。身体が冷たくて、冷水の中にいるようだ。
どこまで、戦えるのか全く分からない。
それでも、やらなければいけない。
ノイ・レジセイアを見上げ、カミーユは思考する。
目の前にいるノイ・レジセイアを倒す方法はおそらく一つ。
相手が再生する暇など与えず、一撃で本体を丸ごと抹消する。
幸いと言うべきか、今のノイ・レジセイアは明らかに本気ではない。
うまく最大級の一撃を叩き込むことさえできれば、けして無理ではないはずだ。
だが、カミーユの思考に影を落とす要素があった。
サイバスターの最大攻撃は、コスモノヴァ。炸裂すれば、世界の新生すら推し進める究極兵器だ。
これを、ノイ・レジセイアには一度防がれている。しかも、空間転移という手段で。
下手に撃てば、前回の二の舞。
しかも、
(俺も……きっと……)
痛む心臓をパイロットスーツの上からカミーユは抑えた。
小さなデータウェポンたちが、カミーユを心配そうに見上げている。
次にコスモノヴァのような技を使えば、その時が最期であろうことはなんとなくわかった。
先程のアカシックバスターも、データウェポンたちの支援があってこそ撃てたし、当てることが出来た。
実は、あの一瞬カミーユは操縦すら困難な状況だった。それをデータウェポンたちが支えてくれたのだ。
どこまでも、俺一人じゃ何もできないんだなと自嘲気味にカミーユは笑う。
エマさんに自分の都合で大人と子供を使い分けるなと言われたが、自分がどれだけ子供だったのかいまさらながらに思う。
サイバスターの、何処か猛禽類を思わせる尖った細い指を見る。間違いなく、それはサイバスターのものだ。
けれど、カミーユにはあの時見えたのだ。
何故ジオン兵を殺したと問われた時、それがいつか見た血のついたガンダムMkU三号機の指に。
「殺すことは……なかったんだ。殺すことはなかったんだ」
誰もが、手を取り合うことを望んでいる。
なのに、人を信じないから疑い、疑うから他人を悪いと思いはじめる。人間を間違わせる。
そしてちょっとしたすれ違いや運命に翻弄されて人は、遠く離れてしまう。
そんな離れた手と手の間を埋め合わせるのは、時として武器なのかもしれない。
ニュータイプだってスーパーマンじゃないと言っていたのはジェリドだったか。
それは本当だ。アムロ大尉も、クワトロ大尉も、そのことに悩み、足を止めてしまっていた。
けど、最初から人は拒絶しているのではない。人を否定するために出会うんじゃない。
「そうだろ……フォウ」
サイバスターの内燃機関が、燃え上がる。
パイロットの思念を受け止め、精霊と電子の聖獣は応えてくれる。
サイバスターの白い羽が、再び身体を空に舞い上げる。
「なあ……ノイ・レジセイアの動きを止めることはできるのか?」
「ブレンじゃ……難しいかも」
「……できないことはないさ」
「なら……」
「ちょっと待て。できないことはないってだけだ。
やれば最後、あいつの力を全部奪ったって質はともかく量が足らなくなる。そうなったら、結局意味がない」
言葉面だけ聞けば、拒絶の言葉。
だが、統夜の言葉の微妙なニュアンスをくみ取り、カミーユは聞いた。
「でも、やるつもりなんだろ?」
「ああ。単なる障害物のつもりだったけど、今は違う。あいつは、俺をガウルンと同じだって呼んだんだ。
感情って意味でもあいつを倒せって、俺が、俺自身に言ってる。違うってことを見せてやるさ」
最後に、「もしもの時のあてもあるしな」と付け足すと、統夜は、地面に突きたてた斬艦刀を握る。
イェッツト・ヴァイサーガがなにをするのか分からない。だが、確かにやってくれるという温かみを感じた。
それを信じるしかない。
「ただ、準備に時間がかかるんだ。それまで、時間稼ぎはそっちでやってくれ」
「分かった」
ノイ・レジセイアが全力でこちらを叩きつぶす前に決める。
そのため、一瞬に全てを賭ける。狙いは、空間転移で回避できない超至近距離からの、コスモノヴァの直撃。
正直、分の悪い賭けとしか言いようがない。だが、カミーユはその賭けに全てを賭けることにした。
「勝手に話進めて、悪い」
「気にすることなんてないよ。統夜に攻撃がいかないようにすればいいんだね」
「……頼む」
二機が構える同時に、ノイ・レジセイアが口を開く。
『人間同士の接触によって生まれる可能性……我に見せてみるがいい……!』
それが第二回戦の始まり。
ノイ・レジセイアが再び触手を伸ばす。同時に身体の周りに生えた砲身による援護射撃も。
隙間なく放たれる悪意を、サイバスターはくぐりぬけ、ノイ・レジセイアへ接近を試みる。
目の前に現れる妨害物を、ドラゴンフレアの炎やカロリックミサイル、ディスカッターで散らし、
ノイ・レジセイアの巨大な頭へ果敢に攻撃を仕掛けた。
ダメージを与えるわけではない。ただ、ノイ・レジセイアの意識をこちらに回すための攻撃だ。
カメラで少しだけ後ろを見る。そこでは、アイビスのブレンがイェッツト・ヴァイサーガの前で壁のようなフォトンシールドを作っている。
これなら、多少の流れ弾が向こうに行っても問題ないはずだ。
サイバスターの炉心の温度がさらに上がる。
カミーユの体温が比例して下がる。
攻撃をしかけながらも、いつでもコスモノヴァを撃てる体勢を作らなければいけない。
それは、巨大な爆弾に細心の注意を払いつつ、それを抱えて激しく踊るようなものだ。
下手な衝撃であっさり力は爆発し、直結されたカミーユの身体にも影響を与えるだろう。
震える腕に、カミーユは、爪を立てる。
流れる血と、痛みがどうにか自分をまだこちら側に縛り付けてくれる。
ノイ・レジセイアが腕を直接振り回してきた。
しかし、大きさ故にサイバスターから見ればその動きは鈍重だ。
下から回り込むと、一気にノイ・レジセイアの角をディスカッターで横一文字に叩き切る。
剣の軌跡が走ったかと思うと、塔の崩壊のようにゆっくりと角が横に滑って落ちる。
だが、それを眺めている暇はない。
カミーユは先に何があるのかすら目を向けず、上方にミサイルを放つ。
そこには、空から生まれ落ちようとしていた下位アインストの群れ。
完全に作られる前の段階でミサイルを撃ち込まれため、なにもできず下位アインストは砕け散る。
一斉砲撃が、サイバスターに向けられる。
だが、砲撃が着弾するより早く、サイバスターは一瞬でノイ・レジセイアの顔の側面へ。
それも、ノイ・レジセイアには読まれていた。砲台の隙間から触手があふれ、さらにサイバスターへ追撃してくる。
サイバスターには当たらない。いや、正確には――無数にいるサイバスターの影を貫いたに過ぎない。
『この力……聖獣の……』
ノイ・レジセイアの呟きが、最期まで言い切られることはない。
首を掻っ切るかたちで、巨大な水晶の刃物が生えたのだ。
動きを止めることなく、胸のあたりから声を放つノイ・レジセイア。
しかし、破壊の声は、空中で停止。そのまま、一ミリも動くことはない。
――パイパーウィップの高速移動、分身。
――ブルホーンの構成物質の結晶化。
――ガトリングボアの時間停止。
不死鳥に姿を変えたサイバスターの突撃。
ドラゴンフレアの存在情報すら破壊する光を纏った突撃は、ノイ・レジセイアの腕を粉々に粉砕した。
「ごめんな……頼りっぱなしで……」
カミーユは、データウェポンに声をかける。
サイバスター自身の力は、ぎりぎりいっぱいまで温存しなければならない。
そのため、今のサイバスターはデータウェポンの力を借りてほぼ戦っている。
だが、データウェポンを装着し武器として使う本来の契約機である凰牙と違い、
サイバスターは、巨大なデータウェポンの存在をそのまま力に変換して戦っている。
つまり、データウェポンの存在を、命を削って戦っているのだ。
データウェポンたちは何一つ不満を漏らさない。
「え……仲間を……そうか、お前たちも……」
音はない。それでも、カミーユにはデータウェポンの声が聞こえる。
データウェポンたちも、仲間をノイ・レジセイアに殺されたのだ。
最後の、七体目のデータウェポンを。その仇を、データウェポンたちも取ろうとしているのだ。
「ありがとうな」
気を抜けば、時間稼ぎすらできない。
何度となくサイバスターが分身し、
何度となくサイバスターはノイ・レジセイアを結晶化させて、
何度となくサイバスターは時間を止め、
何度となくサイバスターはノイ・レジセイアの存在を削る。
それでも、ノイ・レジセイアは再生してしまう。
失われた存在の力すら復元してしまう。
データウェポン四機の力を結集しても、ノイ・レジセイアを揺るがすことすらできない。
命を賭けても、それでも意味がない。
「まだなのか……」
必死にカミーユはノイ・レジセイアの攻撃を避け、ノイ・レジセイアに攻撃を当て、データウェポンの命を削り生き延びる。
「まだなのか……!」
結着を付けるための時間を、ただ待ち続ける。
力が身体から抜ける。
力が手の先に集まっている。
力の全てが、斬艦刀に集まっていく。
統夜が貯め込んだ力の全てを、斬艦刀に注ぎ込む。
今は変化を命じていないため、大きさは目に見えて変わっていないが、重さは先ほどとは段違いの重量だ。
イェッツト・ヴァイサーガの力が下がっていることを加味しても、無茶苦茶な質量が剣に圧縮されている。
せっかく、剣から身体に流し込んだ力を、逆に剣に戻して使う。
もったいない、と思う気持ちはないわけじゃない。
けれど、ノイ・レジセイアを倒せるだけの威力を持った攻撃は、イェッツト・ヴァイサーガにはこれしかない。
倒せなければ、全ておじゃんだ。やれることを残して死んでは死んでも死にきれない。
結局、統夜にはカミーユにもったいぶらずとも、この手段しか残ってなかった。
動きを止める、すなわち、一撃で息の根を完全に止める。
統夜の考えはそれだ。
「ねえ……最初、なんで殺し合いに乗ったのさ」
自分の前で角突きの馬と一緒に、バリアを張って自分を守っている少女が聞いてきた。
集中をあまり乱したくないが、ひたすら同じ場所に立って力を込め続ける以上、話そうと黙っていようと対して変わらない。
「別に……最初はただ死にたくなかった。帰りたかった。だから、乗ったんだ」
少女はただ「そっか」と呟くと、またバリアのほうを向いてしまった。
流れ弾が何発もバリアに当たるが、揺らぐことはない。恐ろしく強固な防壁だと感心した。
「あたしとさ……おんなじだね」
「同じ?」
「うん。あたしもさ、最初死にたくない、帰りたいって一心で人を襲ったんだ」
意外な事実に統夜は驚く。目の前の、どんな現実にもへこたれそうにない少女がそうだとはとても思えなかった。
だからか、その続きが少しだけ気になってしまった。
「……それで? それからどうしたんだ?」
「返り討ち、かな。あたしは弱かったから。それで、いまいち踏ん切りつかなくて。
ただ、ぼんやり色んな人と一緒にいるうちに色々分かったんだよ。やっぱり、殺し合うのは間違ってるって」
「そこらへんも俺と同じだな。俺も弱かったよ。何度も負けたし、決心もつかなくて……
ただ、俺はやっぱり殺すしかないって思ったけどな」
いまさらながら自分が情けないと統夜は息を吐く。
何かにつけてすぐに悩んで、ふっ切ったと思えばまた悩み、ガウルンといつの間にか一緒にいて。
今、統夜はここにいる。
「もしかしたら……あたしたち、逆だったかもしれないんだね」
「逆?」
「あたしは、会う人に恵まれたからさ。こうやっていられたけど、もし違う人と会っていれば、
私が殺すしかないって結局決めて、統夜が人殺しはよくないってキラたちと一緒にいたかもしれない」
会う人に恵まれていたとはうらやましい話だと思う。
こっちはよく考えてみろ。戦う相手はこっちの説得なんてろくに考えず、叩きつぶしにくるような連中がほとんどだった。
挙句の果てに、会って一緒にいたのがガウルンだ。そのあとも、ユーゼスやらなんやらかんやら。最低最悪としか言いようがない。
唯一、よい出会いと言えたのは、テニアと再会できたのと、あのグラキエースって娘くらいだ。
『あはは……そんな慌てなくてもいいのにさ。それで? それで統夜は今までどうしてたの?
統夜のことだから、またどこかで女の子でも助けてたりしたんじゃない?』
ふと、思い出すテニアの声。
あの時、テニアは、アイビスが今言ったような、逆の道を進んだ統夜の姿を想像していたのだろうか。
自分の横に、大勢の仲間がいる。一緒に、ノイ・レジセイアに立ち向かう仲間がいる。
そして、その中には、テニアがいる。それだけじゃない、カティアやメルアもいる。
皆で、笑い、同じものを目指す。そんなヒーローの中の一人に自分がいる。
アルフィミィとかいう少女が見せた妙な夢のような、自分。
そんな、自分。
だが、そんなifは意味がない。統夜の周りには、誰もいない。
統夜は、皆のヒーローではなく、たった一人の少女のためのヒーローとなることを選んだのだから。
そのことに、後悔なんかしちゃいない。けど。
もしも、そんな道を進んで、テニアの望む形で出会えたなら、もっと良い可能性があったのだろうか。
「結局、ここまで来てこんなこと考えるんだから……筋金入りだな、俺」
悩んで、悩んで、悩んで、なお悩む。それが、統夜にとってのバトルロワイアルだった。
自分は、強くなった。色々と常識外れの力を得た。
後悔するつもりはないが、これが正しい進化なのかは分からない。
流れ弾の数が増え始める。
当然、バリアが被弾する数も増える。
空に目をやれば、サイバスターの動きが悪くなり始めていた。
もう、向こうも限界が近いのだろう。
だが、こちらの準備も完了している。
統夜は、斬艦刀の柄の部分を最大まで伸ばし、肉の地面にしっかりと突き立てた。
「アイビス、どけ! 準備が出来た!」
「わかった!」
その声に、弾かれるようにブレンが後ろに飛び退る。
それと同時に、斬艦刀に統夜が望んだとおりの変化が現れる。
『まさか……我の力を………ぉ―――――!!??』
「そうだ! あんたの力を、そのままあんたにぶち当てる!」
地面に立てられた柄が、植物の根のごとく、ノイ・レジセイアの力を吸い上げる。
ノイ・レジセイアの本体も、すべてのこの肉の地面や壁と繋がっている。
だからこそ、ひとたび突きたてればそこからノイ・レジセイアの力を奪うこともできる――!
斬艦刀の切っ先を、ノイ・レジセイアへまっすぐに向ける。
奪った力は、そのまま斬艦刀に貯められる。
もっとも、純粋にただの力の塊では液体金属と言うれっきとした物質である斬艦刀を伸ばすことは不可能。
しかし、事前に統夜の、イェッツト・ヴァイサーガの力を斬艦刀内部に移動させ物質に変換してある。
斬艦刀の封印が解かれた。
内部に圧縮してあった超重量の圧縮金属が、ノイ・レジセイアから奪った力で膨張する。
しかし、
「ぐ、あああああああああああああああ!!!?」
斬艦刀が剣の形すら維持できない。
あまりも膨大すぎる力が、統夜の精製した物質に収まらないのだ。
風船に、過剰な空気を送り込むに等しい。その先に待つのは、破裂のみ。
―――愚かな……我の力を人として完全に超越することなく受け止めるのは……不可能……
統夜の脳に直接響くノイ・レジセイアの声。
力とともに、意思が流れ込んでいる。接続された統夜とノイ・レジセイア。
しかし、意思が、存在が強固なのはどちらか言うまでもない。統夜は力こそ常人離れしているが、所詮基準点は人間。
生まれたての進化したアインストである統夜と、何億何兆何京年と悠久の時を生き続けたノイ・レジセイアの差は、埋められるものではなかった。
「大丈夫!? あたしのこと分かる!?」
かすれた意識に、アイビスの声が入り込む。だが、その声にこたえる余裕が統夜にはない。
どんどん、自分が削られていく。自分の存在が暗くなる。自分の存在がなくなる。
イェッツト・ヴァイサーガの足元の肉が蠢き、イェッツト・ヴァイサーガの全身を飲み込んだ。
このまま、丸ごと自分を取り込むつもりなのはすぐ分かった。
ちくしょう、こんなところで終わるのか。よりにもよって、こんな奴に食われて。
今までだってだましだましやってきたのに。こんな終わりなのか。
冗談じゃない。まだ、俺はテニアを生き返らせてないんだ。
その後なら、百歩譲ってやって死んでもいいさ。
けど、まだ死ねないんだ。
機体と肉の境界が薄くなる。
俺の中に、いやなものが流れ込んでくる。
ひどく冷たい。
こんな苦しいところが終点か。
自業自得かもしれない。
でも、こんな終わりはないだろう。
神様なんているのか知らない。
けど、いるなら頼む。
あと一発。
この一発さえ成功すれば。
きっとあいつを倒せるんだ。
それでほとんどのことはすむんだ。
あと一回だけを剣を振らしてほしい。
ああけど。
俺が殺してきた連中もやっぱり。
同じように祈ったんだろうなあ。
でもどうしようもなくて。
死ぬしかなかったんだよな。
いや、ガウルンだけは別か。
あいつはむかつくくらい満足して死んだ。
なんで思い出すのがガウルンなんだ。
もっと思い出したい顔があるのに。
もうそれも出てこない。
俺が、俺でいられなくなる。
誰かの声が聞こえる。
うるさいな。
でもこうやって考える俺も消えるのか。
嫌だなあ。本当に嫌だ。
もう、指も動かせない。
目が見えなくなってきた。
これが、最後の光景か。
せめて、それを目に焼き付けよう。
俺が最期に見るのは赤髪の少女。
細部は霞んでわからない。
彼女は誰だっけ。
大好きだった少女。
俺が俺である理由をくれた人。
生き返らせなくちゃ。
だから動かなくちゃ。
俺は。
俺が。
「――統夜! 起きて! お願いだから起きて!」
赤髪の少女の声が聞こえる。
この声に、応えるんだ。
動け。
動け。
動け。
動け。
「動けえええええええええええええええええええええええええええええええッッッッッ!!!!」
■
――イェッツト・ヴァイサーガが、動いた。
イェッツト・ヴァイサーガが手に握ったものを振り上げる。
物質と言う形を維持できず、霧散した金属片がエネルギーを伝達する。
紫電を纏い、どこまでも伸びる虹色の荒々しいエネルギーの塊が、まっすぐ伸びてノイ・レジセイアに突き刺さった。
その一撃は、ひたすら伸び続け、星を貫通してもなお止まらない。
伸びるに従って、刀身も厚みも増していく。
巨大な杭を叩き込まれたノイ・レジセイアの身体に、蜘蛛の巣状にヒビが入っていく。
ヒビから光が漏れる。
それは、知る人がいればこう呼んだだろう。
斬艦刀・星薙ぎの太刀と。
統夜の放った一撃は、星を薙ぐことはなかったが、確かに星を貫いた。
■
モニターの向こうの赤髪の少女に、統夜は拳を突き出す。
「やったよ、テニア……」
イェッツト・ヴァイサーガが、肉の中に埋もれて消えた。
それが、統夜が見た最後の光景だった。
統夜は知らずに済んだ。
最期に自分が最愛の人と信じた少女が、別人だったことに。
【紫雲統夜 吸収】
『これが……可能性……!』
ノイ・レジセイアの身体をアインストとなった人間の力が縛り付ける。
自分の力を削がれ、撃ちこまれたとはいえまだノイ・レジセイアの死は遠い。
最後にあの人間から感じられたのは、間違いなく他者との交わりを求める感情だった。
やはり、ノイ・レジセイアの予測は正しい。人間が他者と交わる時に生まれる可能性、その力。
それは、時に我すら揺るがす。しかし、その力ももはや今は自分へ取り込まれた。
さらなる進化の躍動を感じ、ノイ・レジセイアは高揚する。
だが、そんな至高の瞬間に水を差す存在が一つ。
「ノイ・レジセイア!!!」
電子の聖獣の力を借り、我と戦おうとする愚かなる人間。
聖獣たちの力は、どうしようと我を超えることはない。なぜなら、成長の可能性、完全へ至る要素を持っていないのだから。
だというのに、そんな力を使って戦おうとする愚者。もはや、このサンプルを生かす理由もない。
「こんなことをやるから、みんな死んでしまうんだよ! お前がいなければ、こんなことにはならなかったんだ!」
ノイ・レジセイアは体内からエレガントアルムを無数に精製。体外に放つ。
音の壁すら超える触手の群れ。しかし、これで倒せるとはノイ・レジセイアも思っていない。
だからこそ、ノイ・レジセイアは別の攻撃も加えることにした。
先程まとめて吹き飛ばしたオメガ・ショックウェーブとも、一斉砲撃のミッドライトともまた別の力。
放つ力の名はエルプスユンデ。全力で放てば、銀河すら粉砕する力。
もっとも、それだけ過剰な破壊力は必要ない。ノイ・レジセイアの全身から光弾が、数m置きに正確に設置される。
その隙間を抜けることは、風の魔装機神でもできない。
そして、その一つ一つが風の魔装機神を百度砕いて余りある力を封入している。
それでも、人間は感情のまま突撃してくる。
エルプスユンデの力を過小評価している。一二度当たってでも、いや何度当たってでも突破する心づもりと予想。
それがいかに無駄な行いか知るノイ・レジセイアは、それ以上なにをすることもなくただ傍観。
一瞬後には、風の魔装機神は砕け散る。
はずだった。
エルプスユンデに風の魔装機神が被弾。起こる爆発。すなわち、粉砕。そのはずだった。
しかし、風の魔装機神はエルプスユンデで起こった極光の爆発を超えて、なおこちらに向かってくる。
『何故……?』
ノイ・レジセイアは何が起こったのか見極めようとする。
思念をノイ・レジセイアが向ければ、エルプスユンデの群れが風の魔装機神に殺到。
やはり、爆発。ノイ・レジセイアはそれで倒せたと判断せず、光の向こうに意識を集中する。
『理解した……』
ノイ・レジセイアは、光の向こうで起こったことを知る。
風の魔装機神から、電子の聖獣の気配が一つ消えた。風の魔装機神が宿している聖獣の気配の数を探れば、残りは二つ。
先程の爆発で一つ消費し、今の爆発で二つ目を消費した。
ノイ・レジセイアのエルプスユンデは相手の存在すら抹消する力。いくら情報存在と言えど、死は免れない。
風の魔装機神は、聖獣を防壁として利用し、エルプスユンデを防いでいる。
ならば、対処は簡単。まだ風の魔装機神がノイ・レジセイアへ到達するには距離がある。
エルプスユンデを操作。風の魔装機神が被弾。光の中で、蛇の形をした聖獣が塵に還る。あと一つ。
エルプスユンデをよけようともせず、最短距離を飛び続ける風の魔装機神。
さらに、エルプスユンデを操作。風の魔装機神が被弾。光の中で、牛の形をした聖獣がさらに塵に還る。これで守りはない。
最後に、数個のエルプスユンデを、風の魔装機神の真路上に設置。
これで終わり。
「人のつながりが力になるって言ったな………!」
しかし、それでもノイ・レジセイアの力が風の魔装機神を砕くことはなかった。
今度こそ、理解できない出来事に、ノイ・レジセイアは戸惑った。
今や風の魔装機神を守る力はないはず。それなのに、何故。
「それは、誰かだけが持ってるものじゃない、誰でも持ってる力なんだよ!
それがあるから人も生きていける! 命っていうのはそういうものなんだ!」
まさか、何かの防御手段を隠していたのかと思い、先程と同じように見極めるためエルプスユンデを操作。
「生きること自体が、人を繋ぐなら! 繋がりあえる人の心が奇跡なら誰も踏みにじっちゃいけないんだ!」
弾かれるエルプスユンデ。
進化した人間特有の精神感応能力の応用だと推測するが、風の魔装機神にはそういった能力に対応し防壁を張る力はない。
だとすれば、原因は何か。ノイ・レジセイアは、風の魔装機神の力をあらゆる方向から検討する。
「黒歴史がなんだろうと、俺は……俺は―――!!」
サイバスターの身体から、透き通るような空色の波動がにじみ出ている。
波紋のように広がる空色の力。光の粒子。それは、風の魔装機神の持つ力の一つ、サイフラッシュ。
あり得ない。サイフラッシュは、周囲に力を撹拌させ、敵意のみを破壊する力。
一瞬でも消耗が莫大なそれをこのような防壁として、長時間維持することなどできはしない。
「ここから……」
ひとまず、攻撃を防ぐことにノイ・レジセイアは専心する。
力場そのものであるエルプスユンデで阻止できないというのなら、物理的に質量をもつエレガントアルムで作った盾で防ぐ。
詳細が何であれ、サイフラッシュやそれに類するものならば、大量の質量を破壊することは不可能だ。
ナノマシンのせいで再生を阻害されていたが、除去も完了しつつある。もうすぐ、あの刀による攻撃の傷も再生できるようになる。
どんな種類の力であれ、長時間は維持できない。一度防ぎ、体勢を立て直せば終わる。
「ここから―――」
それでも、なおノイ・レジセイアの予測は裏切られる。
一息で、厚さ何百mとあるエレガントアルムの防壁を食い破られた。
ノイ・レジセイアは即座に歪曲フィールドを自身の前に張る。空間をねじり固めたこの防壁は、あらゆる攻撃を半減する最硬の盾。
風の魔装機神の動きが、そこで止まる。
「ここからぁぁっ!!」
やっとノイ・レジセイアは知った。
風の魔装機神の周りにいる存在を。全ての存在は、新しい世界に統合されたと思っていた。
しかし、違っていたのだ。この世界で死したものたちは、いまだこの古い世界に残留していたのだ。
ノイ・レジセイアは初めて人間一つの一つの個体の名前を思い出そうとする。
風の魔装機神の側にいる存在の名は――
シャギア=フロスト。
ロジャー=スミス。
キラ=ヤマト。
ノイ・レジセイアはエルプスユンデを一点に集めることで、空間の門を開き、サイバスターを外世界に放逐しようとした。
空中で一つになり、黒い空間転移の力場に変化するエルプスユンデ。
だが、ノイ・レジセイアの行動が終了するよりも早く、サイバスターは世界の新生に匹敵するその力を解放しようとしている。
これもまた――人の繋がりが生む力か。
精霊光の輝きがサイバスターの周りを飛ぶ。 サイバスターが眩い光に包まれていく。
ノイ・レジセイアがこれを見るのは、三度目。
一度目は、あの依り代の中で。二度目は、宇宙の新生の時に。そしてこれが三度目。
地獄のような肉にあふれた赤い大空洞が澄んだ青に染まる。
青と緑の中間に近い色合いのそれが、輝きを増す。
その光はやがて黄金を越え、色を超越し、ただひたすらに、どこまでも眩く輝き始める。
やがて輝きは四つの光の玉に収束される。
サイバスターの組んだ腕が、集積した力の大きさに震えた。
世界の理を塗り替える、局地的な宇宙の新生――コスモノヴァ。
だが、ただのコスモノヴァではない。
サイバスターが変形し、サイバードへ変わる。
自分の作り出した力をその身に纏う。
「ここからいなくなれぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
ノイ・レジセイアを、サイバードごとコスモノヴァが包み込んだ。
■
サイバードから変形し、サイバスターが落下する。
あたしは、慌ててそれをブレンにキャッチさせた。
そのまま、ふらふら地面にブレンは着地する。
カミーユから、声はない。焦点定まっていない瞳を何処かに向けたまま震えている。
けど、生きてる。あたしは、ノイ・レジセイアがあった場所を見た。
そこには、ノイ・レジセイアの本体は少しもなく、えぐり取られている。
間違いなく終わったんだ。
今度は統夜が消えてしまった肉の地面を見る。
あたしは悲しくなった。
統夜は、最後にあたしのことをテニアと呼んだ。
コクピットにも、ノイ・レジセイアの気持ちの悪い肉が入ってて、統夜の身体に張り付いていたのに、
それでも笑って自分へ拳を突き出してそうつぶやいたのだ。
そして、統夜は、肉に包まれて見えなくなった。
なんでこんなことになったんだろう。
自分と真逆の道を進んだ統夜だけじゃない。
結局、あれだけいた人たちも、残ったのは私とカミーユだけ。
殺し合いを心から望んでた人なんて、ほとんどいなかったのに。
「なんで殺し合わなきゃいけなかったんだろう……」
ただ、悲しいばかりだった。
ショシュアも、シャアも、シャアも、クルツも、キラも、ロジャーも、コウジも……
殺し合いが始まってから、出会った人を一人ずつ思い出す。
けれど、みんなもういない。
「う……あ……」
「カミーユ!?」
サイバスターから、うめき声が漏れた。
通信を繋げるが、カミーユは意味のある言葉を漏らそうとはしない。
ただただ、かすれたうめき声を上げるだけだ。
カミーユの手が、操縦桿を引く。サイバスターが、ミサイルラックの影から何を掴みブレンに差し出した。
差し出された手の中にあるのは、Jジュエル。最初の時に、自分がサイバスターに渡したものだ。
「これで……どうすればいいの?」
カミーユのやることが無意味とは思えない。
これを使って何をしろとカミーユは言っているのだろうか。
アイビスはそう考えながらも、ひとまずブレンから降りて、カミーユをコクピットから出し看病しようとした。
けれど、アイビスがブレンを降りるより早く、サイバスターにブレンが突き飛ばされた。
かなりの力が込められたひと押しは、体格差もあって ブレンを大きく後ろに転ばせた。
「いったい、なんのつもり―――」
そこまで言って、アイビスは言葉を失った。
地面から巨大な柱が浮き上がり、サイバスターのコクピットを突き刺さして左右に広げる。
左右に肉の地面が開く。真っ二つに割れたサイバスターを、肉の地面が飲み込んだ。
カミーユがどうなったのか、一瞬考えられなかった。
「え、あ……!?」
ブレンがアイビスの意思をくみ、サイバスターがいたはずの場所に飛ぶ。
しかし、そこにソードエクステンションを放つが、えぐれた地面の中にはいない。
『ここまで……我を追い詰めるとは予想できなかった……故に……取り込む価値も……ある』
ノイ・レジセイアの本体があった場所から、声が聞こえる。
アイビスが振り仰げば、そこにはあの骨の騎士姿のノイ・レジセイアが肉の隙間からのぞいていた。
その胸には蒼い宝玉が輝いている。
【カミーユ・ビダン 吸収】
「どういうこと!?」
『我の力の一部とした。我が眷属の生まれ変わりと違い……粉砕せねば全てを取り込めんが……
今となっては……問題など……ない。生き残りし者よ……お前は……なにを望む……?』
「なにを、って……」
アイビスは、呆然とノイ・レジセイアの言葉を聞いていた。聞くしかなかった。
ノイ・レジセイアは生きていた。カミーユと統夜を取り込んで。それは、さらに力を増したという意味なのか。
あの二人が、命を賭けてやったことは、何もかも無駄だったというのか。
『これで……箱庭の実験も終わる……世界の新生はできなかった……が……
不完全なるものがここに来るために使った……MUの欠片がある……もう一度繰り返せばいい……
しかし……この実験はここに終わった。契約に従い、何であろうと叶えよう……』
ノイ・レジセイアはそうアイビスに告げた。
そう言えば、放送でどんな願いもかなえるとあの少女が言っていた。
殺し合いを煽るための嘘かと思っていたが、違ったのだ。
こうやって、いつでもアイビスを殺せる状態でありながらノイ・レジセイアはアイビスの答えを待っている。
ああも平気で統夜やカミーユに攻撃させていたのは、受け止めてなお生き残る自信がったからなのだろうか。
結局、最後まで自分たちは敵として認識されていなかったのではないか。
モルモットに少し手をかまれた。そんな認識しか。
「……なんでも叶うの?」
『無限の平行世界には……あらゆる世界がある……望みは叶う……お前にとっての……『完全な世界』がある……』
「じゃあ、死んだ人を全員生き返らせることは?」
『不可能……多くの人間の命は……新しい世界に統合された……構成する要素が失われれば……世界は崩壊してしまう』
「なら、あたしが望むのは一つしかないよ」
『お前が……望む世界を……言語にせよ……我は、それを叶えよう……』
「私が望む世界は―――」
アイビスは、ソードエクステンションをユリコーンドリルで作られた手で握り、反対の手にはJジュエルを掴む。
「――――ノイ・レジセイアがいない世界!!」
ブレンが消える。一気に空までバイタルジャンプで跳躍する。
アイビスは知っている。アインストたちは、あの丸い核を砕けばぼろぼろに崩れしまうことを。
下位アインストと戦っているときに、それを発見した。
今、ノイ・レジセイアの真の本体と言うべき部分には、核がむき出しになっている。
そこさえ砕ければ、勝機がある。
例え自分たちがモルモットだとしても、鋭い牙の一刺しを、心臓に突き立てることはできるはずだ。
――希望は、捨てない!
『愚かな……我が真の力を……見よ……!』
触手――いや、ガンダムの顔をした龍が一分の隙もないくらい地面から生まれる。
さらに、その龍の身体から無数の触手や下位アインストが溢れ出す。
瞬く間に、大空洞の空間全てを埋め尽くすほどのノイ・レジセイアの眷属が現れた。
これが、手を抜いていないノイ・レジセイアの本気。
やろうと思えば、一瞬でこちらをせん滅することができたはずの物量。
しかし、ノイ・レジセイア自体は本体を隠そうとしない。
いや、きっと隠せないのだ。えぐられた断面には、アインストのものとは違う虹色の粒子がまかれている。
その範囲だけ、ノイ・レジセイアは再生も、増殖もしようとしない。
統夜と、カミーユが遺してくれた奇跡だとアイビスは信じる。
事実、アイビスは知らないが、虹色の粒子は、斬艦刀の生み出したナノマシンの残骸。
統夜の一刀が与えた一撃は、ダメージ以外にナノマシンによる再生、増殖の阻害という効果を生んでいたのだ。
統夜が再生を止め、カミーユの一撃は真の本体を露出させた。
これが、二人がノイ・レジセイアへ与えた一撃の結果。
「ブレン、あの時覚えてる?」
アイビスが思い描くのは、ラキが死んだときのこと。
ブレンは、アイビスの言葉に頷いてくれた。
「あのときから、何度も練習したよね。GRaM系とRaM系の宙間機動。何度も戦って、その中で」
インベーダーと戦った時。あのキョウスケと戦った時。ユーゼスと戦った時。
その中で、アイビスは練習してきた。機体を保ち切れずに墜落までしたトラウマを払拭できたわけじゃない。
あんな痛い思いは二度としたくなかった。それでも、アイビスはGRaM系、RaM系両方の機動を練習した。
少しでも戦えるように。そして、元の世界に戻った時に、夢に早く走りだせるように。
それでも、ここに来る前、ここに来てから、自分の生涯を通して一度も今まで成功したことがない機動がある。
「今からやるのは、今までより難しいやつ。一応、どう動くのかは教えたよね? ぶっつけ本番だけど……いい?」
答えに快諾するブレン。
その機動の失敗は、そのままあの悪魔の群れへの落下、つまりブレン自身の命を落とすというのに。
みんな自分の戦いの中、やるべきことをやり遂げて死んでいった。死ぬときはこうありたいと思えるような死に様だった。
それでも、死は死だ。そこで、終わってしまうのだ。その中で、自分は生き残った。
偶然か、なにかの運命なのかは知らない。そこにいたのが自分でない誰かであっても、きっとみんな死んでいっただろう。
だからといって自分が生かされたという事実はなくならないのだ。
それはやはり受け止めるべきことなのだ。
今はまだ泣かない。
泣くのはやるべきことが全部終わったあとでいい。
そのときに思い出して泣こう。
そのときまで涙は取っておこう。
そう、みんなの墓標の前で誓った。
ずっと、自分が、自分だけができることが分からなかった。何をやるべきなのかは誰も教えてくれなかった。
けど、やっと決められた。みんなが生かしてくれた自分が、自分で決めたことを、みんなのようにやり遂げて見せる。
統夜の言葉じゃないけれど、ここまで来てハッピーエンドじゃなきゃ、嘘だ。
空間を埋め尽くす軍勢の向こうにいる、ノイ・レジセイアをアイビスは睨む。
「いくよ。―――マニューバーGRaMXs」
GRaMXs。すなわち、重力加速制御応用の急加速突撃、ならびに攻撃対象との交差射撃による空間戦術。
間違いなく、重力制御付きの専用機でも十中八九達成不能とさえ言われる宙間機動の最高難易度。
そして、アイビスの挫折の始まり。
「今のあたし……ううん、あたしたちなら、きっとできるから」
ノイ・レジセイアとこちらとの距離を測り、最大戦速に至るまでの時間を計算する。
ガンダムの顔をした龍の口から光が放たれのが、スタートの合図。
ブレンが、一気に加速する。レオサークルのというデータウェポンのおかげで倍増した出力のおかげで、これまでにない速度が出ている。
だが、それは同時に、今までにないほど、アイビスにもブレンにも負担がかかっていることに他ならない。
一瞬で天蓋近くまで登りあがる。激突寸前で、ブレンが曲がる。
鋭角的な曲がり方によって生まれるGで、アイビスの胸から一気に酸素が押し出される。
これほどの加速ではないにしろ、鋭角的に曲がるのをあっさりやっていた統夜が羨ましい。
だが、そんなないものねだりをしている暇はない。
浅くどうにか息を吸い込むとソードエクステンションを胸に抱えるように構える。
進路上にいる下位アインストへ、ソードエクステンションを叩き込み、破壊。
ばらばらになった破片が地面に落ちるより早く、ブレンがアインストのいた場所を駆け抜ける。
そこに殺到するガンダムヘッドの群れ。
百八十度横回転を行い、紙一重のところでその森のように生える龍を超えて行く。
突然、地面から現れた龍の首も、加速を落とさず垂直上昇へ方向を変え、首に沿うように空へ上がる。
背後から放たれる無数のビーム砲を逆さ宙返りをすることで回避する。
光の線が、後ろに流れていく。
一瞬一瞬迫る敵に集中し、刹那に満たぬ時間で判断しやり過ごす。
これだけの加速度で敵にぶつかれば、墜落する前に追突の衝撃でブレンは間違いなく砕け散るだろう。
それでも、アイビスが加速を緩めることはない。
気持ちが悪い、苦しい、なんて感じる余裕すらない。アイビスの頭から全てが消えた。
過去のトラウマすらも。ただ、何かを成し遂げなければいけないという責任感が彼女を突き動かす。
ブレンに、無限の敵を打ち倒す力はない。
ブレンに、敵の猛攻を防ぐための盾はない。
アイビスに、冷静に選曲を判断できるような能力はない。
アイビスに、機械を直し、首輪を解析する頭脳はない。
それでも、アイビスとブレンは生き残った。
超状なる力を持つ魔神と、そんな相手に引かずに戦う機体が跋扈する殺し合いで。
ただ、身体を動かして、知恵を絞って、必死に生き抜いて。
一度たりとも、無謀と言えない戦いはなかった。
バイタルウェイブの力で空を滑りさらに加速、同時にその流れの微妙な制御で一瞬の急加速と急停止を繰り返す。
ブレンもまた、アイビスではできないところを受け持って、GRaMXsを保とうとする。
ブレンパワードもまた、乗る人に尽くし、一人の仲間として戦っている。
プログラミングされた命令ではない。『彼』――ブレンが、ラキの、アイビスの力になりたいと願ったからこそだ。
数で押しつぶさんと上から迫る龍の首を避けるため、地面へ向けて垂直降下の最高速で突っ込む。
同時に、地面からも湧きだす下位アインスト達。ソードエクステンションを下方へ真っ直ぐと伸ばした。
銃口に明かりが灯り、急降下しつつ射撃を敢行。 下位アインストの隊列に、大きな乱れが生まれた。
その隙間に身体をねじ込むため一直線に、一切の減速なしに突貫する。
斬撃のために精製されたソードエクステンションの突き出すことで、加速を落とさないように敵の合間を滑る。
それでもどうしても減速してしまう。だが、まだブレンの足は止まってなんか、いない。
雑魚アインストの森をすり抜け、再加速。
行け―――
行け―――
行けぇ――――!!
どれだけの下位アインストとガンダム頭の龍を超えただろうか。
ついに、髑髏の姿が、高速で流れる視界の影についに映る。
そこから、二回の急激な方向転換を経て、正面にノイ・レジセイアをとらえた。
ノイ・レジセイアもただ見ているわけではない。
えぐれた部分周囲の再生できた部分からの砲撃が、ブレンに襲いかかる。
髑髏の超砲撃。全てはかわしきれない。一撃だけ被弾。ソードエクステンションを持っていた腕が焼かれ、落ちる。
さらに放たれる砲撃。しかし、燃え落ちたはずの腕が、一角獣の聖獣へ姿を戻す。
ブレンの前で砲撃を受け止めたユニコーンドリルは、一瞬で蒸発した。しかし――ブレンが進むための血路を開いた。
アイビスも、ブレンも一瞬たりとも気を乱さない。逃げることもしない。
ただ真っ直ぐに前へと全速で。
「オンリー・ワン・フィニッシュ……一撃で決める!」
『……半生機が、人間が、我を――!? これが可能性―――』
ブレンが、加速を僅かに緩める。そうしなければ、腕を突き出すことすらできない。
そこでやっとアイビスにも元の感覚と世界が戻ってくる。
「みんな………! 勇気を貸して!」
Jジュエルが、ブレンの手の中で輝く。
ブレンの手のひら全体が黄金色に瞬いた。一度腕を引いた後、思い切り手を伸ばす。
その手が確かにノイ・レジセイアへ届いた。
黄金に輝くブレンの指が、ノイ・レジセイアの核を捕える。
だが、完全に砕ききる前に、ノイ・レジセイアの本体の手に握られた大太刀がブレンの首を跳ねんと動く。
しかし、その大太刀をブレンの背中から離れた獅子が噛みつく。膠着は一瞬。
下顎と上顎に裂かれた電子の獅子は、身体を分けられようともノイ・レジセイアの腕にしがみつく。
もはや死に向かうだけでも、最後に生き残った電子の聖獣が見せた底力だった。
獅子は、最後に叫ぶことできぬはずの口でなお咆哮し、光となって消えた。
ブレンの手は止まらない。アイビスの願いに答えようとする。
アイビスはかつて自分が見た中でも一二を争う強力な力をイメージした。
勇気の結晶、Jジュエルの輝きが広がっていく。
それは、広がる五本の指。
それは、黄金に輝く掌。
すなわち―――それは、ゴッドフィンガー。
―――ハッピーエンドの条件は、『勇気』が恐怖に打ち勝つこと!
「いっけぇぇぇぇぇええええええええええええええええええッッッッ!!!!」
めきめきとノイ・レジセイアの核を砕かんと進む。
核に入ってく無数のヒビ。なおも、ブレンの指は止まらない。
ノイ・レジセイアの断末魔と、核が砕けるのは、同時だった。
星薙ぎの太刀によって脆くなっていた星の一角が、ノイ・レジセイアの本体ごと宇宙に投げ出される。
新しく作られた世界の重力に引かれ、ノイ・レジセイアを含むネビーイームが落下していく。
しかし、世界はもう何も飲み込むことはない。ただ、衝突の勢いはノイ・レジセイアへ跳ねかえる。
『何、故―――――!?』
星を纏った因果律の大天使は、己が作った『完全な世界』に否定され砕け散った。
【ノイ・レジセイア 死亡】
赤黒い肉が、急速に水分を失い、灰色の粉になっていく。
ガンダムの顔をした龍は地面に落ち、動かなくなった後溶けていく。
下位アインストは、ノイ・レジセイアの消失と同時に爆発して消えた。
そんな中、ブレンは力尽き、地面に大の字になって転がっている。
コクピットの中、アイビスは静かに呟いた。
「ありがとう……ブレン。ありがとう、みんな」
コクピットの中、なにもない虚空に手を伸ばし、握る。
今度こそ、ノイ・レジセイアは終わりだ。
自分が生き残れたことへの安堵より、皆の想いに答えられたことが嬉しかった。
自分ひとりじゃ無理だった。けど自分がいなくては駄目だった。
やっと、自分を生き残らせてくれた人に恩返しできた。
けど、本当の意味での終わりじゃない。
ノイ・レジセイアが消えたネビーイームの空白から、赤い宇宙が見える。
そこに浮かぶのは、みんながいた世界。
自分はこれからも、みんなに胸を張って生きられるよう頑張らなきゃいけない。
それが、残った自分がやらなければいけないことだろう。
灰が、まるで雪のように大空洞にはらはらと落ちる。
アイビスには、今まで死んでいった人たちへの鎮魂歌のように感じた。
これから、どうなるのか。どうすればいいのか。
アキトや、あの化け物はどうなったのか。
考えないといけないことも多い。けど――それでも今は。
流石に、疲れた。少し眠りたい。
アイビスは心地の良い達成感のまま、静かに目を閉じた。
長かった殺し合い。
どこまでも続く、血に濡れたこの惨劇も、ついに幕が降りる。
たった一人の人間が生き残った。それが、このバトルロワイアルの結末。
【第二次スパロボキャラバトルロワイアル 終了】
【優勝者、および生存者 紫雲 統夜】
■
397 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 00:18:36 ID:5QvToUeP
いやー貧乳アイビス大活躍だったな
トウヤがコネ、カミーユが突き、アイビスが食う天下餅
何ちて
バトルシーンは良かった
魔人ブウみたいに吸収したいけどカミーユとトウヤどうなった?
それエピローグで書かないといけないのか?
崩れていく灰色の肉から浮上する騎士。
その手に握られた、半ば折れた剣が振り下ろされる。
死したブレンパワードにかわす術はなく。
どうなったかを語る必要はないだろう。
それが、結末。
ハッピーエンドの条件は―――『愛』が全てを乗り越えること。
【アイビス・ダグラス 死亡確認】
■
!?
404 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 00:19:33 ID:5QvToUeP
ちょwww いくら何でもおい…
うっすらと目を開けて真っ先に考えたのは、どうして自分はこの冷たい床の上で横になっているのかという事だった。
まだはっきりとしない意識のまま、青年――シン・アスカはゆっくりと体を起こした。
そのまま周囲を見回す。そして目に入ってきた光景に、シンはまだ夢の続きを見ているのかと思った。
見知ったミネルバの艦内、ではない。そこは見覚えの無い、広いドーム状の空間だった。
照明器具の類は何一つ無いにも関わらず、ドームの天蓋全体がうっすらと発光しているおかげで
場内はかろうじて人の顔を判別できる程度には明るい。
どうやらこの部屋には他にも大勢人がいるらしく、ざわめきが部屋全体に反響している。
頭にも徐々に血が巡ってきた。しかし、依然として状況が飲み込めない。
記憶を辿ろうにも、ここに来る直前だけが何故かはっきりしない。
「なんなんだ……ここは」
「シン……? ちょっと、ここどこ?」
何気なく発した独り言に返事が返ってきたことに驚いて、シンは振り返った。
そこにいたのはシンも良く知る少女――同僚の、ルナマリア・ホーク。
「知らないって……ルナまでなんでここ?」
「こっちが聞きたいわよ。さっきまで寝てたと思ったら、急にこんなところに……回りも似たような感じだし……」
ルナマリアの視線を思わず目で追う。
いつの間にか薄明かりに目が慣れて、さっきよりもはっきりと場の状態が把握できた。
不安げな表情で寄り添う小さな娘と青年の姿が見える。兄妹だろうか。
オレンジの髪の青年が地球人がどうのとイライラした調子で叫んでいるのが見える。
テンガロンハットのような帽子をかぶった男が、きょろきょろしながら気だるげに座っているのが見える。
たった一人だけ、シンの割と側にいる黒ずくめのスーツ姿の男だけは、まったく動じることなく屹然と立っているが、
確かにおおむね望んでこの場所にいる人間はいないようだった。
黒い男が、小さく口を動かした。なんと言っているのか、シンには分からなかったが、
少なくとも回りの人間と同じような現状の把握のための言葉ではない気がする。
シンの背中を冷や汗が流れ落ちる。
嫌な予感がする。何か、とてつもなく良くない事が起こるような。
――その予感は、それから程無くして最悪の形で的中することとなる。
『みんな……起きてくれ』
その声が『自分の頭の中から』聞こえてきた時、シンはこの異様な状況に自分の精神が異常をきたしたのかと思った。
しかしどうやらそうではないらしく、ルナマリアも、場内の他の人間達も一様に同じ声を聞いたようだった。
ざわめきが場の空気を介して伝播する。
状況を確認しようとシンが口を開きかけた矢先、声が再び脳内に響いた。
やった! ハッピーエンド! って、ぶっ!!
な・・・に・・・?
!!!??
『俺の名前は、紫雲統夜』
混乱する頭を無理に急き立て、シンは何とか今の状況を把握しようと必死になった。
今、声は確かに自分の名を名乗った。という事は、この声の主はどこからか自分達の脳内に語りかけているというのか。
まだ家族が生きていたころに読んだ空想小説に出てきた単語が思い出された――テレパシー? いや、そんな非科学的な……
しかし次の一言で、シンの思考は今度こそ完全に停止することとなる。
■
統夜は自分の前に集められた人間へ、複雑な視線を送っていた。
あの殺し合いの後、吸収されきる前にノイ・レジセイアが死したことで統夜は意識を取り戻した。
カミーユと違い、粉砕されず原形を保ったまま吸収されたが故に、統夜のみが助かってしまったのだ。
統夜の当てとは、ノイ・レジセイアだけでなくカミーユとアイビスも殺し、その力を奪うことだった。
しかし――残留したノイ・レジセイアの力と、アイビスとブレンに残っていた力を全て吸い上げても、
統夜には重要な部分が足りていなかった。
それは、単純な力の量でなく、人を生き返らせるには複雑な過程が必要だということ。
肉体があれば、統夜の力だけでも蘇生は可能だったかもしれない。
けれど、テニアの命は、今自分がいるネビーイームのそばに浮かぶ新しい世界の一部となっている。
金属を加工するには溶かすための熱が必要だが、それだけではダメだ。
核兵器並みの過剰な熱があっても、それを操作し、他のものと組み合わせなくては、正しく加工できない。
何の因果か、ノイ・レジセイアの知識まで吸収した際手に入れてしまった統夜は、そのための方法を理解する。
ノイ・レジセイアの知識から発見した、世界から命を抽出する方法。
それは、同じように作り出した世界と、テニアの命を内包する世界をぶつけ合わせ、世界を解体して取り出すというものだった。
統夜は、デュミナスがノイ・レジセイアの世界に突入する際に保有していたMUの力と、
ノイ・レジセイアが世界を作り出すために行ったやり方を、裏表まで知識として手に入れた。
………ノイ・レジセイアが行った方法を完全に反復することができたのだ。
突然の出来事にかたまるしかない参加者たちに、統夜は説明していく。
おそらく、自分の言うことを理解している人間は半数もいないだろう。なぜなら、自分たちもおそらくそうだったのだから。
「……少し、よろしいか」
理解……不可能……
……あれ?まさかの鬱エンド?
まさか……
説明を中断する声の主に、統夜だけでなく会場全体の視線が集まった。
全身黒尽くめのスーツを身に纏った男だった。毅然とした態度で数歩前に歩み出る。
―――統夜は、気付かなかった。会場に、一人だけ招かれざる客がいたことを。統夜は、その姿を確かに知っている。
『あんたは……なんでここに!?』
統夜は、自分がノイ・レジセイアの殺し合いに集められた時を思い出した。
なんという――デジャヴ。
「私の名はロジャー・スミス。
自身と同じ境遇の世界を生み出さないように交渉してほしいと、依頼を受けてここにいる。
私が私である限り、私は確かにここにいる」
『俺を止めようって言うのか?』
「その通りだ」
『やれるんなら、やってみろよ』
短い会話ながら、お互いの意思を伝えるには十二分。
統夜は、ロジャー・スミス含む五十二名の参加者の前で宣言する。
『……これから集まってくれたみんなには……最後の一人になるまで、殺し合いをしてもらう!!』
ノイ・レジセイアが自分の勝手な都合で世界を求めたのと同じように、統夜もまた勝手な都合で世界を求める。
いや、ノイ・レジセイアや統夜だけではない。求めるものも世界とは限らない。
人が戦いを、戦乱を、そしてそれらの縮図であるバトルロワイアルを通して何かを求める限り。
そして殺し合いを通してシャギアや統夜、アイビスのように進化していくものがいる限り。
善悪を超えて、変わっていく物がある限り。
この広い多元の宇宙のどこかでバトルロワイアルが始まり、終わっていく。
ノイ・レジセイアが案じた通り広い宇宙で、戦いは続いていく。
だが、同時にそれを阻み、話し合いという手段を持って戦いを終わらせようとする者も確かにいる。
人の可能性と、人の希望と、人の輝きを閉じ込めたバトルロワイアルは終わらない。
【ネクスト・バトルロワイアル 開幕】
【主催者 紫雲 統夜】
【再参加者 ロジャー・スミス】
【参加者 シン・アスカ含み他五十一人】
これで、投下終了です。
自分で書ける限りの力を全て振り絞りました。
自分は、スパロワが大好きです!
やりやがったwwwwwwwwwwwwwwww
えぇぇぇぇぇ
こうきたかーwwww
423 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 00:23:08 ID:5QvToUeP
あらー1次で転生ネタ書いただけでなく自分でロワ始めちゃうだなんて…
ネクロワさんったら…
とでも言うと思ったか?
ふざけんじゃねーよ
誰が新しいロワを書けだなんていったよ?
まさかそれが三次だなんていうんじゃねーだろうなおい?
な・・・ん・・・だ・・・と・・・ぉぉぉぉぉぉぉ!?
投下GJです!
もう、すげえとしか言いようがないwwwwww
うっはwwwww
これはwwwさいっこうwwwwおつwwwwww
やりやがったあああああああああああああああ!!!!www
いやでもすげえよ!面白かったよ!
ロジャーもデュナミスもアキトもカミーユもレジセイアもアイビスも統夜もかっけええよ!!
もう何て言ったらいいか分かんねえけどとにかく乙!
やってくれちゃうぜwwwwwwww
うわあああああああああwwwwwww
ちくしょう、最後の最後でやってくれたなあ、もう!
( ゚д゚ )
( ゚д゚ )
乙www
全体的に燃えるww
今から三次始めようぜwww
431 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 00:24:47 ID:thCPFonO
投下乙です
そう来たのかよwwwwwwww
シン、おまwwwwww
おつかれ!
なんかもう言葉に出来ないけど、俺はスパロワが大好きだああああああああ!
書き手も読み手も、住人皆にありがとう!
433 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 00:25:07 ID:5QvToUeP
>>430 ネクロワのバカの設定を引き継ぐのか?これって最後の部分だけ破棄しようぜ
エピローグ書けないじゃん 誰も
434 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 00:25:48 ID:5QvToUeP
ネクロワの奴は…二次を終わらせちまったんだよ
エピローグすら書けないぐらいにな!
おい!誰かあのシスターのAAを張れ!
乙。びっくりした。でも乙。
まずは長時間お疲れ様でした!
最後の最後でやられたああああああああwwwww
投下お疲れ様です!まさかの鬱エンドからあんな風に続くとは……wwwww
うわあああああああああああ
いかん、なんていうか感想がすぐに出てこん!!!
いや、とにかく乙!GJ!!全力でありがとうッッ!!
ていうかスパロワのラストはこんなんばっかしか!!最高だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
しかし、初代といい二次といい鬱エンド好きだなwww
投下乙です!!
それぞれの「生き方の証明」に燃えに燃えさせていただきました!
最後の持って行き方もうまい! 凄いとしか言いようがねえwwwwwwwwwwww
GJ! でした!
そういや6月位に第三次の企画スレがあった記憶なんだが…
マジかwww恐ろしいぜアンタって人はwww
何はともあれGJ!!お疲れさま!!
446 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 00:28:33 ID:5QvToUeP
ネクロワの人、 U−1って知ってる?
ユウイチってキャラがとにかく最強になるんだけど…あんたの書いたものはそれだ
あんたスパロボJ大好きだろ?w
でもそれじゃダメなんだ?
あんたの能力は認める
ちょっと力不足でやられるシーンが描写不足だけど
でも…このENDじゃダメなんだ
447 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 00:29:15 ID:5QvToUeP
>>444 それたてたの俺
でもあまり人集まらなかった
お疲れ!ww
これはすげーわwwww
NG推奨ID:5QvToUeP
450 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 00:32:52 ID:5QvToUeP
なあ・・・皆どう思う?
人が頑張って繋げたロワを欝エンドにされる…
あれこれ考えてフラグ分析してやっとこさつなげてきたロワを…
欝エンドにされるんだぜ・・・
そうまで嫌だってんなら自分でやればいいのに……
それとこれのどちらかが受け入れられる、もしくは二つ以外の存在が受け入れられるかはその後の育て方次第、ダメとまで言いきれるんなら大丈夫だろう。
う○こに触れたらう○こが付くよ
453 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 00:34:14 ID:5QvToUeP
三次の設定はネクロワのENDとは全く関係が無いという事にしたいな
欝エンドの何が悪いんだよw
てか、何エンドでも面白けりゃいいぜww
そして、これはおもしろかったwww
投下乙!
いやーまさかこういう終わり、いや始まりだとはw
予想もつかない展開の連続でテンションあがりっぱなしでしたw
◆XrXin1oFz6氏、おつかれさまでした!
そして二次スパ完結おめでとう!
一応確認できるだけで
種死 シン、ルナマリア
ガンソ ヴァン
スパロボW カズマ、ミヒロ
スパロボK ミスト
続投 統夜、ロジャー
だな
あとは残留意識でカミーユ、アキト、アイビスがいてもおかしくないレベル
しかし衝撃の結末に話題奪われがちだが、最終決戦の締めを飾ったのゴッドフィンガーかよw
ああ、アムロさんの満面の笑みが浮かぶようだw
結局、ゲッター教に帰依したガロードと姉さんが一番の勝ち組だったな……。
ゲッター組は一応エピローグ書けるんでね?
JAMメドレーを流しながら読んでたんだが
読み終わった後に流れるSKILLの虚しい事虚しい事wwww
詳しい感想は後でまた書く。
だがまず一言。
おもしろかったぞ、こんやろおおおおおおおおお!
>オレンジの髪の青年が地球人がどうのとイライラした調子で叫んでいるのが見える
テラミストさんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ゲッター組も書けるには書けるけど蛇足に近いかな
それにこの流れだとガロードらも鬱の影響受けるかもw
>>459 カズマとミヒロかよ。俺はてっきりジュドーとリィナかとばかり思ってた。
青年って単語には引っ掛かったけど、統夜の事も青年表記されてたものだから。
ごめん、これはありとあらゆる意味で負けたわwwwwww
あんたスゲエよwwwwww
>>465 ハッピーエンドの条件は『愛』が全てを乗り越えることです
姉さんは弟への愛を、そしてガロードはティファへの愛を持って帰ってきてくれるさ
彼らはハッピーエンドを掴んでくれるさ……
他の参加者から暴動が起きそうだがな!!!w
竜馬はゲッター線に愛されてる
乙かれです、超面白かった!
Jの時もそうだが統夜は強制的に与えられる知識に縁があるなw
っていうかアwwムwwロwwさんwwwww
変な所で頑張んないで下さいwwwww
>>470 愛と憎しみは紙一重といいます
彼は元の世界の隼人と早乙女博士への憎悪=愛を糧に……
何言ってるんだ俺
早乙女のジジイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ
こ、殺し愛……
うわぁ・・・絶望した・・・
>>472 ロジャーさんは新世界から愛されてるんですねわかります
ようやく追いついた…なんじゃこりゃあああwww
アイビスが「勇気を貸して」で美味しい所取りかと思いきや…統夜wwww
ガウルン、ガウルンいってるうちにガウルン並にしぶとくなりやがってwww
うひゃはははwwwすまんいま落ち着いた感想書けねえ、それは後というわけで。
とりあえず乙でした!
パッフィー「次のロワでロジャーさんと組むのは私で決まりですね!」
乙wwwwwwwwwwww
スパロワの優勝者は最後にドンデン返しをしないと気がすまないのかwwwwwwwwww
冥王が流れ着いたサルファ外伝のごとく続きはそれぞれの心の中でってことでいいのかな?
しかし2年(くらいか)追いかけてきて
マイナーで扱いにくいロジャーがいつ死ぬかいつ死ぬかともう
戦々恐々としてたが生き残るとは
書き手さん達いままで本当に乙でした!
超大作乙でした!
まさかの大どんでん返しでどの登場人物も報われないエンド…
だがそれがいい!それぞれが役割を果たし切ってたどり着いたところは
決して鬱エンドじゃなくて燃えエンドだったぜ!
文中で気になったところを二つ。
アイビスが死んでいった仲間たちを思う場面でシャアが二回出てきてる。
おそらく片方はアムロ?
ロジャーがネクストに再参加したってことは、新しい世界のロジャー=二次のロジャーってことで、
サイバスターの傍にはロジャーはいないはず?
シャナ=ミア(……何でしょう、猛烈に嫌な予感が……)
あああ……すいません、その通りですorz
wiki登録時修正をお願いしますorz
生存者の名前が出た時リアルで叫んだ
アイビス、空気を脱した代償がそれか……w
あ、修正ならここも…
>>91 >アムロ大尉は、壊すよりも、何かを作り出そうと、何かを積み上げようとしていた。それを信じていた」
「 が抜けてるw
>>387 >アイビスには、今まで死んでいった人たちへの鎮魂歌のように感じた。
ここはたぶん「感じられた」のミスかな?
どっちもすごくいい場面だから勿体無くてw
やっと追いついた。
最終回、乙でした!!
統夜wwwまさかの主催wwwww
色んなタイミングで、今までの話が拾われて、纏め上げられていて、
一読み手として一書き手としてニヤリとしました。
◆XrXin1oFz6氏、お疲れ様でした。
うん。なにはともあれ完結おめでとおおおおおおおおおおおお!!!!!
乙でした!
統夜びいきとかパロとかいろいろ言いたいことはあるけど
それでも凄く面白かった!完結だああああああああああああ
投下乙です
スパロボをなにひとつう把握してない俺でも楽しめた
ていうか最後のオチwwwwwwwwこれは酷いwwwwwww
第一次に続き何という終わり方、これは予想できなかったwwww
ロジャーの活躍が個人的には印象に残った。三次でも頑張れ、ロジャーw
改めて大作お疲れ様
とにかく言いたいのは 凄く面白かったぜ!ってこと
そして完結おめでとうううううううううううううううううううううう!
小説化するなら俺買うわ。
492 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 03:19:21 ID:m/Munh2V
2006年5月からもうだいぶ経ったんだな……
未成年だった自分の文章力に泣けてきた
完結乙!!!
岩本厨死ね
轢死しろ
岩本厨死ね
ミンチになって死ね
今追いついたww投下乙。鬱エンドかと思ったらやりやがったwwww統夜が主催とかwwwwwww
アムロ、ロジャー、そしてユウブレンの活躍と好きなキャラがいい動きしてくれたのは嬉しいけど
終わりはちょっとなぁ…これで3次はやってもいいけどキャラどんだけ引き継いじゃうの?
焼き直しみたいになるのはやだなぁ
あぁ、そうか、竜馬inゲッペラーになんとかしてもらうSSを書けばいいんだな!
というか最後戻ってきてどんでん返ししてくれると信じてたのは俺だけかw
497 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 08:56:51 ID:5QvToUeP
優勝者には願いをかなえます→死亡者を生き返らせる事は?→無理です
これ詐欺だよなw
498 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 09:03:04 ID:5QvToUeP
思えばアインストってエク姉の体の一部分を作って蘇生させたんだよな…
運よければテニアも…ダメか
別にこのつづきを三次にしなくてもいいんじゃないか?
してもいいだろうし
だからラストの締めはネクストバトルロワイアルと表記してるんじゃね?
ID:5QvToUePは難癖つけるだけの奴だから相手にすんな
つうか、むしろ三次に引き継ぎとか勘弁してください。
三次は三次で別にやるものということで。
502 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 12:23:43 ID:5QvToUeP
だよな!
ネクストとかトンチキなタイトルにするから…
ID:5QvToUePはヲチスレまである程のキチガイ荒らしだから無視推奨
まぁ、こういうエンドも良いんでね。
スパロボらしくは無いけど。
505 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 13:03:14 ID:9wvUTFti
パロロワでは主人公属性や勧善懲悪とかないからな
これをごまかしが無いと解釈するか殺伐としてると解釈するかは個人の感性次第
と思ったけど1次も冥王の1人勝ちだったな
3次でするにしても
所詮、ごっつぁんゴールを決めたに過ぎない統夜が主催者だとそんなに怖くない感じがする
同じく一人勝ちした冥王ならそうでもないし、結局のところ主催者の格じゃないよ
ていうか、この統夜とロジャーさんを二次スパで書いてきたり読んできた人が納得できるように掛ける気がしないよw
彼が主催者ある必要はない
多元世界の内の一つの結果だしね
とりあえず半年ぐらい期間を置いて充電してからでないと三次は…
>>509 同意。時間あけたら参戦作品も増えるだろうしね
ただこのエピローグは別にしてもミストさんとシンは参戦は固いか
ミストさんがどうなるかはある意味気になるw
半年も期間を空ける必要は無いと思うけどな。
三次やる気の人間が多い事は、数ヶ月前に三次スレが立てられた時から分かってるわけだし。
時間を空けたら参戦作品が増えると言っても、それは言い始めたらキリがなくなってしまう。
今すぐ三次始めろとは言わないけど、もーちょっと近い内に始めた方が良いんじゃないかな。
最終回で人が集まって、今盛り上がってる勢いを利用するのもアリだとは思うよ。
>>513 そのスレ立てたの荒らしなんだよ
昨日の夜から暴れてる奴
とりあえず年度内は待った方がいいんじゃない?
それもありかもしれないがどちらが正しいかわからん
でも充電期間は置いた方がいいとは思う
三次を望む人が多いのならネタを考える時間は欲しいだろうし
あー、ってかこのネクストって題名、普通に一次最終回のファイナルとの対比だろ?
難癖付くまでネクストの名を冠した立て逃げがあったことすら知らなかった人多いんじゃね?
ってか俺だw
完結乙です
まさかの展開にびっくりしたわwwwwww
ゲッター組だけは闘争の果ての先に幸せが待っているって解釈でいいのかな
初代に続き竜馬の生存率の高さはすげえとしか言い様がないw
とりあえず次のロワに関しては
・マップの一新
・ルール変更(ここはいらんかも)と主催決め
この2つを済ませてからでもいいんじゃないかな
個人的には空から突っ切るか潜るか迂回するかで悩むような海(湖)があると嬉しい
あとNEOのキャラを参戦させるならもう少し待つ必要があると思う
518 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 15:42:00 ID:HEYwyjzD
蛇足といわれてもゲッター組の外伝は見てみたいww
イデとかゴッドマーズとか出しちゃいけない機体を決めてくれないか?
ターンAとか出したいのよ
ところで全滅とほぼ同じなんだが参加者が欠けて影響ある世界とかあるの?
その時に決めればいいじゃん
もう少し余韻に浸ろうぜぃ
>>520 魔装機神:シュウが全部やってくれました
IMPACT:compact2あるので問題なし
MX:元々αのために滅びる世界だし……
α:いないのも私だ
サルファ:オレのガドルヴァイクラン……
スパロボD:親父無双かもしれないがゲッターならきっとなんとかしてくれる
スパロボJ:ヒロイン不在のため主人公機が手に入らず時間停止でフルボッコだが……絶望いないからむしろ平和か?
OG2:どうせ出撃枠ないんだし泣くなタスク
マジンガーZ:命を燃やす時が来た〜
ゲッターロボ:ダイがいないからなんとかなる
ネオゲッター:
チェンゲ:
電童:フルアーマーで頑張っても皇帝倒せねえ!!
ガオガイガー
ゴーショーグン
ブライガー:
ダイターン3:そこには自分でワックスを塗る万丈の姿が!
ラーゼフォン:\(^o^)/
イデオン:どっちにしろ発動
BIG-O:もしかしたら一番恩恵受けたかも
UCガンダム:ジュドー頑張れ超頑張れ
Gガンダム:ドモンまさかの予選敗退
ガンダムW:エレガン
ガンダムX:ティファが拉致られたままだがガロードならきっと帰ってくれると思う
∀ガンダム:諸悪の根源がいないので普通に月と和平
SEED:ジャンク屋がいればどうとでも
エヴァ:ラミエルが倒せない
マクロスプラス:マクロスシティ\(^o^)/
マクロス7:バサラの参戦時期が不明
ブレン:ヒメがいないのでオルファンお家帰る
レイズナー:地球あっさりグラドスに占領
テッカマンブレード:エビルいないしレイピア頑張れ!
ナデシコ:ユリカがいないため劇ナデに繋がらない
ドラグナー:主人公機がないがどうにかなりそう
メガゾーン:
途中送信しちまった……
ネオゲッター:序盤でやられる可能性大
チェンゲ:世界は終わるが竜馬にとっては予定調和、隼人また置いてけぼり
ガオガイガー:原種に勝ち目がない
ゴーショーグン :主人公側に被害0
ブライガー:キッド参戦時期不明
ガンダムW:エレガント無双
メガゾーン: ガーランドなしじゃなあ……
3章目の省吾の事を考えるとガーランド無しのほうが幸せなのかもしれん
ドラグナーの主人公機?D1出てたっけと思ったらファルゲンかw
>>522の人乙w
こうやって見ると影響も様々でちょっとおもろいなw
527 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 20:08:23 ID:ufalPZoD
今おいついた
何と言うか……素晴らしすぎる
読んでるパロロワがめちゃくちゃに少ないからかも知れんが、やっぱり最終回のあとのこの満足感と寂寥感は最高だ
前回、今回と、救いの無い終わり方に感服した
書き手の皆さん、超絶に乙!!
下げ忘れスマン
529 :
それも名無しだ:2009/11/22(日) 21:47:46 ID:GhHKtw0x
これでガウルン再参戦だったら統夜とのめくるめく展開を期待するわw
改めて読み返すと、作品中にyoutubeからBGMを引っ張ってくるってのも斬新。
もし第三次をやるとしても、年内はルール策定、年明け開幕とかにしないか?
しばらく読み返したり書き手さん達の完結後だから言える裏話とかも聞いてみたいし。
そして
>>519がいうように出場制限機体についても少し考えないか?
イデ、ヒゲ、ガンバスターみたいな超強力機体についてとか、第二次ではマイナーってことで没になったジャークサタン
みたいな奴とか。
マグナムエースが参加してモビルファイターに乗るのは有りなのか?とか。
…まあ、相羽シンヤがサイコガンダムに乗って、サイコ撃墜後はテッカマンエビルになってたりはしたけど。
マイナーかどうかなんてそれこそ出してみないと分からないところがあるからなあ
……というかジャークサタンってマイナーだったのか!?
強力な機体は乗ってもズガンされる恐れがあるしコクピット降りたところを狙ったり方法はある
本当に強力な機体は主催側で制限かければいい話だろう
でもイデオンとかに制限かけれるほどの奴はそうそういないだろ…
制限できないならできないでレプリカ用意するなりすればいい
何しても竜馬はゲッターに乗って虚無りそうだがな
いま読み終えた
とにかく乙
本当に最後の最後まで楽しめた最終回だったよ
完全リセットの3次にせよネクロワ設定引き継ぐにせよ
どうするかは落ち着いてからじっくり考えればいいんじゃないかな
535 :
それも名無しだ:2009/11/23(月) 10:13:13 ID:ft0eIJvV
三次の設定なんだけどさ…
・相手が生身or自分が生身の場合一切の攻撃は不可能とする 違反した場合は首輪があぼん
ってのはどうかな
それだと機体に乗らずに歩いてた者勝ちになる
誤殺以外で死にようがないからな
対主催超有利
相手しといてなんだがこういう話はもっと後にしようぜ
537 :
それも名無しだ:2009/11/23(月) 10:42:59 ID:ft0eIJvV
機体から降りれる時間も制限するってのはどうよ
第一次第二次と回重ねるごとに主催が弱くなってないか?
そこらへんも考えものだよな。
はいはい後後
最低一ヵ月以上は寝かすべきだな
540 :
それも名無しだ:2009/11/23(月) 10:49:04 ID:ft0eIJvV
寝かせる間に腐っちまうぜ
重ねるどころか二回しかやってねーよw
ID:ft0eIJvVは最近出てる荒らしです。
544 :
それも名無しだ:2009/11/23(月) 11:47:07 ID:ft0eIJvV
とりあえず三次の大前提だけ決めとこうぜ
大まかな部分でいいから
荒らしがいる限り三次の話題はほんとにやめといたほうがいいな
そもそも終わって二日三日でさあ次、とかあんまりだし
しかしアレだな、とうとう最後にアイビスまでもが
アムロさん色に染まっちまったんだなw
ID:ft0eIJvVは最悪板にスレが立つようなマジもんの荒らしなんでスルー推奨
前回三次スレを立てたのもこいつなんで、近日中にまた立てて無理矢理始めようとするかもしれないから注意
とりあえず二次ロワ内容語りをやってこのスレを埋めないか?
その中で思い出に浸りつつ、反省点を洗い出すと
人気投票はしないのか?
へー、人気投票かー
面白いかもね
しかし早くも550か、あと450くらいでこの企画も終了となると感慨深いな……
つか、だれかエピローグ書かないのか? この新しいロワと統夜がどうなったか、とか。
繰り返しがどうつながっていくのかとか、ロワを開いたものの末路はどういう最期を遂げるのかとか、結構書ける余地があると思うけど。
実はそういうのも結構期待してる。
破棄はしなくていいんだけど読み直して考えてたら
ちょっと繋がってないと感じる部分があったからせっかくだし言っとく
メガデウスは徹底的に破壊したんじゃないの?
ビッグヴィヌスのことを言ってるなら世界をリセットさせる能力というか神そのものっぽいから破壊できるのか?
7体目のデータウェポンはベガ→北斗に宿っていてウィキペディアには「幾年月を経てそのまま北斗の大脳皮質の神経網に宿る」
とあることから破壊なんてこっちも出来ないんじゃ…吸収なら納得はできるけど
てかそもそも無限のエネルギーを供給するような代物を破壊するって世界を創造するって目的と食い違うような?
ロジャーが交渉した新しい世界はどうなった
あと個人的なとことしてブレンとユニコーン、レオが合体したのに輝刃はー?
C.A・K.Nは最終戦で使われず涙目、だと思ったんだけどこの二つはどっかで破壊されてたっけ?
なんというか、熱血バトルして最後は全部を食い散らかして勝った冥王と比べて終わりが弱いかなと
…てか、バトロワ全体で1人しか残らないとか敵対するのが1対1で残って終わりとか流行ってるのか?
>>551 ユーゼス戦でファミリアぶっ飛んでるよ。破壊されて、カミーユの意識飛びかけてるし。
あと輝刃は出そうとも思ったけどwiki確認したらフェニックスエールの力を使っての合体らしいから、フェニックスエール抜きだと無理。
あとビゴーとかフェニックスエール潰した理由は単純明快、インベーダーと同じで自分以外に箱庭に干渉する要素を嫌ったから。
ほかのデータウェポンとか危険度低いものは封印して放置でいいけど、それすら揺るがしそうなのは殺すって方向に考えるかなってのがあった。
新しい世界はどうなったか、に関しては想像にお任せしますという方向で。
登場回数上位陣と何となく書いてみた一言コメント
登場回数TOP10
1位(32話) テンカワ・アキト
2位を引き離しての単独トップ。第一話でのユリカとの再会に始まり最終話まで登場し続けた。
序盤では対主催の一人として活躍するも中盤から一転マーダー化。ガウルンとの因縁は果たされなかったが、最終的に統夜との絡みに繋がっていくこととなる。
2位(28話) 紫雲 統夜
序盤から気持ちが揺れ動き、覚悟の定まりきらない人間的な弱さに翻弄され続けた。だがそれも中盤まで。
ガウルンとの邂逅を経て、徐々に彼は殺人者への道を歩み始めていくこととなる。しかし、アキトといい。統夜といい。ガウルンに目を付けられると登場回数が増えるんだろうか?
3位(26話) ロジャー・スミス
アキトが第一話から最終話までの登場なら、この人はオープニングから最終話までの登場である。
途中何度も交渉に失敗し、住人にロジャーの交渉は失敗フラグとまで思われていたが、彼は伊達にネゴシエイターではなかった。
同3位(26話) ユーゼス・ゴッツォ
最終話登場組以外で唯一のTOP3入り。一次に続いて自重のしなささは流石というほかないだろう。
え?ロワ内での活躍?ユーゼス、自重の一言で全てが足りる。
以下コメント省略
5位T(25話) カミーユ・ビダン フェステニア・ミューズ
7位T(23話〉 ガウルン キラ・ヤマト
9位T(22話) キョウスケ・ナンブ シャギア・フロスト
妄想の余地があるのはいいと思うけどなあ
統夜がレジセイアの知識を得て「自分の時間の三人娘とフューリー」についてどうしたのかとか
統夜はJ開始して間もなくに呼ばれてるみたいだけど総代とカティアとテニアはJ終了後に呼ばれてるみたいだから
その辺りとフラフラしてるアイツで元の世界に妥協してアイビスを殺さなかった分岐とかも考えられる
この最終回、内容がビッグオー2nd最終回を意識しすぎてるのではないかな
他作品複合世界の中で一作品の最終回が
戦闘シーン以外の場面、原作ちょいとアレンジしただけ、みたく見えるけどいいのかな?
ゴードン・ローズウォーターとその住環境とそのやりとり、まで出てくるし
世界への最後の交渉、終わりなのか始まりなのかといったところも含めて。
本編であのオチでショックだったのに、ここでもこのオチなのかと肩を落とすが…
でもラスト賛否はともかく、一気にこの物語に出会えて、読めて、
途中途中のエピソードがいちいち読み応えがあって
それぞれのキャラクターらしさが生きてて、素晴らしかった。
参加したすべての作家さんに最高の賛辞をささげます
>他作品複合世界の中で一作品の最終回が
>戦闘シーン以外の場面、原作ちょいとアレンジしただけ、みたく見えるけどいいのかな?
だってスパロボだし
矛盾ってほどじゃないかもしれないが…
アキトって蘇生したとき体内からナノマシンなくなってるんじゃなかった?
普通にボソンジャンプしてるけど、もうできないはずじゃね
>>557 ボソンジャンプのトリガーはナノマシンじゃなくて体内に含まれる火星特有の遺伝子だよ。
その遺伝子が生まれる過程はナノマシンいるけど、遺伝子さえあれば使用できる
ところで、死亡者50名の中で各部門MVPを考えてみて…
殊勲賞…アイビス・ダグラス
敢闘賞…キョウスケ・ナンブ
ギャグ部門…シャア・アズナブル
シリアス部門…シャギア・フロスト
やりすぎ部門…アムロ・レイ
インパクト部門…ギム・ギンガナム
マーダー部門…テンカワ・アキト
対主催・殺害者有り部門…カミーユ・ビダン
対主催・殺害者無し部門…熱気バサラ
自重しろ部門…ユーゼス・ゴッツォ
このくらい思いついたんだが、どうだろうか?
協力してくれたら融通利かせて世界間通路くらい開いてやるって言ったのに嘘つき、と思ったのは自分一人だろうかw
>>559 自分個人の意見だから何ともいえないけど、マーダー部門はガウルンのほうがあってる気がするかな。
アキトは生粋のマーダーという感じでもなかったし。
ロワ充部門…ガウルン
寝すぎ部門…熱気バサラ
>>552 答えてくれてありがとう、でも、聞きたいところを答えてもらってないので…
気になったのでもうちょいぐぐって調べたんだけど、アニメの公式サイトでフェニックスエールは「不死身のDW」ってなってるんだ
もうひとつ、その回答だとビッグオーを潰したと解釈できるんだけど微妙に修復して戻ってきてるよね
全回復で戻ってくるとか何かしらの関連付けが何かあればわかるけど「徹底的」に破壊されたとは思えない
ネゴシエイターになんらかの期待をしていたから、とでも文にあればわかるとも思う
なんというか、版権物をオリが踏み台にしすぎてるから気になるんだと思う
別に結末自体は俺はどうこう言えないし、スレの流れを見てればこれでいい!って人が多いんだからいいと思う
あと、MXとかスパロボ内と、アニメ内で断言してたらわからんけど輝刃はフェニックスエール必須とは無いような?
ラゴゥウィルスで消滅して謎の光(これがエールと断言されてる?)で復活と公式あらすじにはあるけどWIKIには特にないような
状態表だけしか見ずファミリア2機破壊されてたのに気づいてなかったのは申し訳ない
知らんがな(´・ω・`)
ノイがロワのラスボスなんだから一番強いってポジションに置くのに踏み台も何もないがな。
あとそこまでデータウェポン万能説をあげるなら自分でそういう前提で書けばいいんじゃね?
最後の最後で突然新しい人が出てきて無限パワーを与えてその力でノイ倒す展開を面白く書くのは相当むずいだろうけど。
つーかロジャーはキャラクター的立場を全うして舞台を整えただけだろ
ビッグオーだって出てきただけで戦った訳でなし
シュテルンの前に突然無傷のビッグオーが現れてファイナルステージぶっぱして完!
とかしたなら踏み台にしたって文句も分かるが
ビゴーは一次スパロワと同じ機体状況っぽかったから、レジセイアが破壊したビゴーじゃなくて一次スパロワから出ばって来たんじゃないかなーと脳内補完してた
まともに動きそうにないから、レジセイアも一次スパロワの機体は徹底的に破壊しないで放置してたとかさ
でも、ロジャーさんは損傷の一つ一つを覚えてるんだよな…
公式みたけど不死鳥のデータウエポンとは書いてるけど不死身とは書いてないような
wikiには「絶望の淵の希望」が発動条件で宿主が条件を満たした時のみ能力を示すって書いてるな
これって言ってみれば北斗がいて北斗が頑張んなきゃどうしようもないって事じゃ
あと、その後も必須なのかはしらんが輝刃に合体できるようになったのにフェニックスエールが関わってるのは確かだし
そもそも輝刃を出す事自体別に必須でもなんでもないんだが
こまけえこたあ(ry
所詮素人の二次創作だから大体合ってりゃ問題ない
569 :
551:2009/11/25(水) 01:04:20 ID:td+EBPnt
不死鳥と不死身を思いっきり脳内変換してて申し訳ない
とりあえず言うと、WIKIだとネクストバトルロワイアル(2)
この実験を起こすに際し、ノイ・レジセイアが徹底した破壊したものが二つある。
一つ、希望より無限の力を引き出す不死鳥を象った七体目の電子の聖獣。
二つ、舞台の上を動かし、納めるための機械仕掛けの神〈メガデウス〉。
この部分を消せばぶっちゃけ何も問題ないと思う、ビゴーは戦闘後放置してたことになるし
フェニックスは北斗に何かする、しないあたりを記述した方がいいかもしれんけど手を出す必要すらないわけだしね
◆XrXin1oFz6氏が今のままでなんら問題ない!って言うならそれでいいんだし
そのへんどうするかは自分がどうこう言うことでもないので質問をしたんだけど
スレを荒らすような書き込みになってしまい大変申し訳なかった
徹底的に、の微分だけ削ればいいんだな。
わかった、了解
>>566 あれだけ一次で活躍したくせに、まだし足りなかったとでも言うのかッ!!w
三次があるなら半年後ぐらいが楽しみだな
今気づいた。第一も第二のスパロワも、対主催者戦でΖ勢がサポートとして大活躍、
でバンプレ勢がおいしい所、トドメ刺してるんだな。
しかもΖ勢は死にざまも似ているという…
カミーユにシロッコか
なんという因果
じゃあ次はカt(ry………クワトロ・バジーナの番だな
機体?最初が金ピカ大使で後半にイノベイターアムロのとかアレとかどうよ。
まだスパロボ出てないから、これなら三次の参考とかにはならないよな?
アムロやシャアは別にするとして、Ζガンダムの主だった人気どころは一次二次で結構出てるんだな
カミーユにシロッコにハマーンにヤザンと……あともう一人誰かいた気がするけど、まあいいや
ジェリドさん……っ!
ジェリドさんに愛の手を……w
開幕のルール説明でカクリコンがあぼんされるんですね
最終回から一週間たったな
雑談も特に伸びないし、もう三次の話してもいいんじゃないか
580 :
それも名無しだ:2009/11/30(月) 09:18:38 ID:UiNUkwUX
大まかな設定だけ練っていこう
機体乗り換え云々とか首輪関連とかそういう所
それよりまず粘着荒らし対策からすべき
ケチがつかないロワってのはむずかしいよな
583 :
それも名無しだ:2009/11/30(月) 13:55:47 ID:oNH7D3xt
ロワイアル(笑)
いっそのことロボなしにしようぜ
生身の方が活躍できる面子いっぱいいるし
いっそのことパイロットなしにしようぜ
つまり、第三次は
会場:青い星
主催者:ギルギルガン
会場には主催者が用意したマーダーが多数いるが、
電波塔を破壊することで対主催者側になりうる…
禁止区域に入るとあのBGMを流しながら忍者ロボが現れます
ギルギルガン意思なんてなかったハズ。
進化してどんどん強力になってくからジョーカーにはいいかもね。
まあそれ以上に忍者ロボの方が恐ろしいが…。
待つ待つっていつまで待てばいいんだ?
12月になって、社会人は忙しいかもしれないが学生は逆に暇になるだろう
前に話が出た時はZが出るまで待てと言われ、出てから言えばZは出たばかりだから待てという
結局のところ書き手をやる気のある奴がいるならいつ始めたって同じだろう
まあ、最終話投下までかれこれ時間あったしな。
最終話投下した人以外はヵ月単位で書いてない期間あったわけだし。
これから書き手やるよ!って人がトリつけて牽引すればいいんじゃない?
もし許されるならば…プロローグで死人が出ない事にしたい…
それ、バトロワやる意味あんのか?w
>>592 人間じゃなくて人形でも…最悪人間サイズのロボットでもいいんだ
変な意見はともかく……三次したいなあ。
二次のあんな最後見せられちゃやりたくなるのも不思議じゃないだろw
ああ書き手はしたい、したいが……
なんかZ以降の新規参戦、そいつらが大量に押し寄せてくると参加者がガラッと様変わりしそうだ
下手すりゃスパロボお馴染みの面子が軒並み未参加とかなりそうで把握に自信なくなってくるなぁ
前荒らしが立てたスレの時の投票じゃ、80年代以前がプルプルコンビだけだったくらいだし
けどおなじみのメンバーって一次二次でほとんど出てないか?
残ってるのってショウ=ザマとかジュドーとか……結構いるなw
おっさん出したい
ヤッサバとアベルとか
おっとバニングとノリスを忘れてもらっちゃこまるぜ
長浜勢は軒並みスルーされてるじゃないかw三輪とハイネルだけじゃないか?
ダイザー勢も未だ掠りもしないし、ダンクーガやゴーショーグンなどの葦プロ勢もだ
我らが万丈さんだって、もっと言えばブライトさんすらまだだ
やっぱあれか、古い作品は廃れていく運命だというのかッ
常連勢はスパロボでも馴染みな分、シリーズやり慣れた人にはある程度キャラ把握できるって
それなりに強みはあると思うんだがなぁ
まあ、正直ダイナミックや長浜はほぼ別キャラ化してる感はあるけど
万丈さんとかブライトさんは出したいなw
一番の問題は今開始したとしてどれだけ書き手が集まるかだよな…
個人的には二次スパ最終話から直接繋げてもいいんじゃないかと思ってる
まあ、今すぐ開始するわけでもないけどね
その前に決めるべきことはいっぱいあるし
スパロワは見切り発車が伝統じゃないのか?
アニ3みたいな大手でもなし、投票始めてもいいと思うが
>>602 二次最終話から繋げるのは止めた方が良いと思う。
統夜がJ本編と別人過ぎるから、どうしてもオリジナル要素が強くなり過ぎてしまう。
そうなるとスパロボの二次創作ではなく、三次創作の属性が濃くなるので、新規の書き手が参入し辛いと言う欠点が生じる。
>>599 二次は元々「マイナーキャラ禁止」の縛りがあったんで、古い作品のキャラクターに投票し辛かったってのはあるな。
それがなければ、たぶんクロッペン、ディーゴ近藤、香月真吾あたりに投票してたと思うし。
>>595 無限のフロンティア、スパロボ学園の登場人物は参加OK?
ムゲフロがOKの場合、ゲストキャラクター(ナムカプ、ゼノサーガ勢)の参加はアリ?
>>584 逆に言えば、ロボに乗らないと活躍の場なんて無さそうな連中も多い事をお忘れ無く。
たとえば勇者ロボやバーチャロイドなんかは、ロボット不可の場合参戦が絶望的になる。
スーパーロボット系の悪役だと、巨大化して戦う事が出来る連中も結構多かったりするし。
それと個人的な意見を言えば「ロボット同士のド迫力バトル」がスパロワの華だと思っている。
だから、ロボット禁止は流石に寂しく思うな……。
見切り発車にしたって段取りはある程度は要ると思うぞ
何の予告も前触れもなくスレが経って投票開始して半日経たず全部決定して、じゃ
たまたまその時間に居合わせなかった書き手希望者が不憫すぎる
まあ前の荒らしスレの時の俺のことだがw仕事から帰ってきてスレ見つけた時に目が点になったわ、あれw
マイナーの線引きも難しいなぁ
>>588 つーか、586は初代スパロボネタ。
>>588 確かにマイナーの線引きは難しいよね。
最近の参戦作品だとエルドランシリーズはマイナーか、とか
逆にメジャー作品でも、ガンダムからガデムが参加したってどう描写するのか、とか。
608 :
607:2009/12/01(火) 23:50:42 ID:tszKgKiB
うわ、修正してなかった。
二つ目の588は606あてで。
俺もあれ気付いたら終わってたクチだけどさ
その間に合わなかったやつが文句言ったらたまたま間に合った有名書き手がスパロワは早い者勝ちだから文句言うなって再投票案ばっさり切り捨てて
このキャラで決定、開催まで凍結とか言い出したじゃん
今度もどうせそうなるんじゃねーの
今議論した所でこんなザマだから時間置こうってなってんじゃね
議論なんて誰もしてないんですが?
ジュドー、ブライトさん、万丈、長浜系
ほぼ常連でいないのはこの辺か。あとさやかさんとか
個人的にはRのラウルに頑張って貰いたいな
アクセルジョッシュと前後の主人公がかなり美味しい活躍してるしw
ギリアムを出してみたいと思ってたがアポロンで主催もいいかも
が、今時ヒーロー戦記は把握困難だし、あれはスパロボじゃないしな
>>605 ムゲフロも学園も余裕でありだろ
学園の変態生徒Aとかだとちょっと待てと言いたくなるが
勇者とかはそれが生身なんだからそれで出ればいいんじゃね
真正面から戦うだけがロワじゃないし生身で真正面から倒しそうな人もいるし
>>612 どっかのエンジンオタクみたいに瞬殺されたりして
ちょっと提案
・複座式の機体はなし
・生命体的な機体(ブレン等)はなし
って事でどうかな
むしろ複座機(分離可)推奨にしてくれ、一次も二次も後半書いてて戦力というか機体不足で泣きそうだったんだが
分離して使える奴はほんとメタ的な意味でも役に立つ
>>616 機体の乗り換え制限にひっかかる可能性があるんだよね
……二次になって乗り換え制限消えてただろ、ロワ読んでれば分かるだろうが
自由に乗り換えできるほうが展開が広がるから。制限あった一次でも副長タシロの二人乗りとかあったろ
だからー三次で新しく制限でたらどーするのよ
・・・制限しなけりゃいいんじゃね?
……そんな制限して何が楽しいんだ?
どんなルールも楽しくするためのものなのに、取り入れるメリットが見えないんだが
>>615 生命的な機体って言うと、エヴァ、ゾイド、ブレン、バイオアーマー、オーラバトラーとか?
わざわざ禁止にして展開狭めるメリットが無いと思うんで、禁止にする必要は無いと思う。
だねえ。下手な制限は自由度下げちゃうし、制限するならそれでどう楽しくなるかも考えないと
俺は追加機体があると嬉しいな
ステージの中に隠されていて時間が経つと機体解放
弱い機体に乗っている奴が回収に向かったり、強い機体の奴が武器だけパクって破壊とか妄想できる
マーダー少ない時は機体搭乗→洗脳でマーダー化とか美味しい
>>614 ムゲフロや学園はあまり入れない方がいいと思う
初代のノリスケの悲劇が起こりそうな気がする
ムゲフロはなんとかなるかもしれんが学園はヤバい
でも少しはムゲフロや学園を入れた方がいいぞ
あくまでも悲劇が起りそうな気がするぐらいだろ?
制限つける場合はどういう必要性というか意図があるのか書かないと受け入れられないだろうな。
生命的な(ry、ってのは修理や補給の都合がどうとか、パイロット無しで勝手に動き出しかねないとか
何か問題点があるとしたらそこらへんかね。
長浜には出てほしいなあ。
バトルジェットにシャア(一年戦争)
バトルクラッシャーにシャピロ
バトルタンクにブッチャー
バトルマリンにプロイツェン(ゾイド)
バトルクラフトにドバ・アジバ
が乗り込んで、お互いに反発し合えばしあうほど合体の確立が上がるとか。
別に長浜系は出るなってわけでもなし
今回も慣例通り早い者勝ちなら自分で投票すりゃいいじゃん
一次も二次も終盤はオリジナル系の機体とパイロットがメインだったから、今度は版権を多くしたいな
あと学園とかムゲフロとかマイナーなやつは基本なしにして、いくつかの作品に出てるやつだけに絞れば書きにくいってのは減るんじゃね
今ならネオのアイアンリーガーとかリューナイトなんて出したいかもしれないが、wii持ってない・買えない人の方が多いだろうし
学園・ムゲフロはともかくNEOを排除しちゃうのはちょっとなぁ
ボーダーラインがあるとしたらスクコマじゃないか
とりあえず、スパヒロはなしって方向でいいよな!?w
ウルトラマンとか書く自信(つか殺す自信)ないぞwww
マジな話、「タイトルにスーパーロボット大戦」が入ってる作品でいいんじゃね?
わりとなんでもありありでやりたいし。あと、スクコマだけ参戦の作品ってあるか?w
なんだと……マクロスゼロ出てたのかw
常連枠・マイナー(参戦回数少ない)枠・オリ枠と分けてみるか?いっそのこと
総人数どのくらいにするんだ?
見せしめ込みで一次は67人、二次は52人だったが。
もうちょっと減らして40半ばくらいで俺やりたい
バランス崩れるほど極端じゃなきゃいいだろ、投票してみておいおいって感じになってから話会えばいい
基本なんでもありでいこうぜ
だな、せっかくのお祭りなんだからさわがにゃ損損、おおらかに行こうぜ
で、結局いつ本格的に始動させるんだ?
今週末辺りにでも投票に踏み切ってみる?
どこにスレ立ててやるかとか、投票形式はこれまで同様見切り発車なのかとか……
いやその前に、そもそも今ここに人はどれくらいいるんだ ノシ
ノシ
スレ立てる時間だけ告知して、立つと同時にレディーゴーでよくね?
ノシ
あんまり事前告知したくないなあ
したら、日頃ロボゲ板に来てない妙な連中が告知だけ聞きつけて投票に来そうだから。
日頃からロボゲ板見てる人だけで投票するためにも、告知なしか告知ありでも他言無用ってしてほしい
ノシ
行き当たりばったりがスパロワの伝統だとしても、ルールの整備は行った方が良いと思う。
基本的な事柄に関しては初代、第二次から流用するとして、ルールの変更改良について意見は無いかな?
たとえば、上の方で「隠し機体」と言う意見が出てたりするし。
あと、乗り換えルールは一次、二次、どっち準拠にするかって問題もある。
ルールは新スレで話し合うもんじゃね?
こっちで決めてもスレ立ててからなんでだよーって声が絶対出ると思う
ノシ
>>634 以前突発的に立った第三次(仮)の投票結果は大半がオリで占めてたなあ
常連枠とかはともかくとしてもオリ枠と版権枠に分けるのはいいかもね
ノシ
マップとか主催は後でいいか
ノシ
年末年始は避けた方いいんじゃないか?
一部の長期休暇の人間が危ない気が
近い内か結構遠くになるけど
ルールは新規で人がなだれ込む前にこのスレとかである程度決めちゃった方がいいと思う
そっちの方が一次二次のノウハウ生かせるだろうから
キャラ枠は難しいよな
投票終わってからオリ多いから変えようってなるともめそうだし予め決めとくのもなんか……
少なめのキャラ枠で投票始めて偏ってれば追加枠って手も考えられるけど
うーん、会場に機体設置は個人的には欲しいなあ、
機体を奪い取りに行くことで色々展開広げられるし。
放送ごとに、禁止エリアと一緒に機体が設置されて、設置エリアも放送、簡単な詳細も一緒に口で言うことで
求める奴、要らない奴でリアクションの違いも出るし奪い合いもできる。愛機放送されたら血眼で取りに行くやついるだろうしw
乗り換えは当然完全フリー化で。
あと、やっぱり後半機体が足りないって感じてた人いるみたいだから。
機体がなくて生身でちょっと扱いに困るって人の解消法って部分もある
ノシ
結構人数いるのなw
とりあえず、一次二次で変更のあったルール(乗り換え制限とか)新規ルール案をこっちである程度出してから、
新規スレで議論するのがいいんじゃないか?
あと、過去参加出場者と出場機体の制限をどうするかも考えないと。
一次二次で3話以上出た奴は禁止とか、その場合、新ゲの竜馬は未出場だから出せるかとか、それなら最近は漫画版で出てる甲児はどうなんだとか…
機体設置は賛成。行ってみたら参加者用の機体があるんじゃなくて、機械獣が暴れてたみたいな展開も考えられるし。
あとは、ロイ戦争博物館とか、つかわれなくなった原子力発電所とか、小学校とかいかにもロボが出そうなものをマップ上に配置とかもどうか。
施設は欲しいねーw
一次も二次も解除できそうな場所が基地しかなくて基地に人がとにかく集まってたしw
廃棄コロニーとかも欲しいわw
参加者はもう全部書き手枠で良くね?ってのは冗談だが、5〜10枠くらい書き手枠欲しいな。
そういう所謂贔屓キャラやシード枠が出ちゃうのはよろしくない気がする
特に他の書き手がアボンさせたら他の奴(書き手とは別)がぎゃーぎゃー言うのが見えてるし
殺すにしたって序盤殺すと感じ悪いからねえ
なんか嫌ってる?的な。要らないと思うぞ、そういう枠は
最近流行ってるから言ってみたけど、確かにそうだよね。マイナーor誰得キャラの登場話だけ書き逃げされても困るし
あと放送の間隔狭めてほしい、12時間は長いw
8時間間隔でいいんじゃね? 一日3回放送くらい。
常連枠(PS系、携帯機系で参戦2回以上) 6割
新規枠(上記以外の参戦作、及び参戦一回)&オリ枠合わせて4割
でどうだろ? 書きやすいキャラ多めに混ぜつつバンプレオリや新規キャラも入れられる
ノシ
今出た案をまとめるとこんな感じか
・機体乗換えは自由(これは二次から)
・会場に機体設置
・Map一新(首輪解除できそうな場所、学校や海など)
・放送時間を8時間に短縮
・常連・オリ・新規枠を設ける
常連枠とかいらん
逆に言えば常連の連中を絶対に入れなきゃならんことになるわけで
第三次で新規に入れたい連中がその分割を食う羽目になる
いつもと同じく純粋な投票でいいじゃん
俺もそう思わないでもないけど前のあの投票見るとなあ
スパロボって感じの版権キャラが少なくて不安だ。スパロボ的にはえっだれ?だったりするのが多いのは……
なんでもありでもいいけど投票する人が意識して入れないとそういう層が少なくなりそう
一回だけ参戦の作品は把握も困難だしなぁ
がちがちに決めることはないかもだけど、偏るようなら考えたほうがいいかも
一応スパロボだけに、スパロボっぽい空気が希薄すぎると
最悪書き手離れに繋がるかもしれん
だねえロボアニメロワじゃなくてせっかくスパロワなんだから、そういう空気は欲しい
それじゃあ投票を二回に分けてみるか?
最初は従来通り早い者勝ちで、定数になったら一旦投票を締め切る。
そして途中経過を見て、これは出した方が良いって言う参加者を各々が挙げていく。
ある程度の参加者候補が出揃ったら、投票で上位の人間を参加者に加える方法とか。
変則的な投票にはなるけど、これならある程度バランスは取れると思う。
方法その他は話し合う余地あるけど、二度に分けるってのはいいかも。
一回目で例えば……そうだな、仮にアギーハがいたら、二回目の投票でシカログに入れようみたいな、
セットでナンボのキャラとか対人関係考えながらキャラ補給できる。
シンがいるならステラやキラ欲しくなるもんだからねえ、やっぱり。
いないからこその展開もあるが二回やるのはいい案だと思う
ただ二回目は無難なキャラ(悪く言えば常連の書きやすいキャラ)に票が集まりそうだから
マイナーとメジャーの区別が難しいキャラのために一回目は何でもありにしてほしいな
やっぱり年明けてしばらくしてから開催かな
それとこのスレが終わったら会議用に新スレ欲しいな
第一回投票でマーダー候補が少なければ、危険人物を増やしたりとかも出来るしな。
マーダー候補以外にも、技術者とか、親父臭さとか、女っ気とか、足りない物を補えるのは結構なメリットか。
思い付きで挙げた意見だけど、案外悪くないアイディアだったかな。
えーもっと巻きで行こうぜ。今こんな勢いあるのにもったいない。
いらないところに嗅ぎ付けられてスパロボに興味あんまない人が集まる前に、この今まで知っててちょうどいい人数のうちに動かしたい
>>666に同意。
日曜日からこの一週間でこんだけスレ伸びてればロボゲに常駐しててスパロワ知ってる人なら気付くと思う。
二、三週間まったくロボゲ板自体更新しないorスパロワスレ見てないってのはどうなのよって思っちゃう。
二回投票は目から鱗だわ。賛成
ただ、片割れを一次投票で出したから二次投票でもう一人が出るだろう
っていう見込み投票で荒れないようにしようぜ。
プルがいるんだから二次投票でプルツーが追加されないのはおかしい!再投票するべきだ!
ってのは無しの方向で。本当にペア(もしくはそれ以上)で参加させたいなら一次に出す。
周りも○○がいるから××は二次で通るだろうからここではその名前をだすな!とは言わないようにさ。
ロボゲ板住民だけでやりたいとは言うが、この中の何人が書き手する、もしくはwiki編集とかする気があるんだ?
スレ立てや観察日誌だって書き手任せだったのに
読み専なら大して変わりがないと思うけどな
誰でも参加で100人くらい候補挙げて、書く気があるやつが書いてって50、60いったら〆切でいいだろ
それじゃ一話だけマイナーなの書いて逃げる人続出だと思うぞ。
そういう書き手投票は、「継続して書いてくれること」「キャラの空気を読んでくれること」の
両方揃ってないと凄くきっつい。悪意を持ってここぞとばかりにフォルカ候補生混ぜてくるのとか絶対いるし。
それなら序盤だけどっかの分岐制みたいにコンペで採用する話決めたらいいだろ?
書き逃げするようなやつの話なんて大体が適当か把握難しいかで、リレーする気が出ないようなもんだし
把握が容易かつ続きを書きたいと思うものを書けば自然にリレーしてくれるだろ
である程度固まったらその面子で本決まり、通常運行に移ればいい
スパロボでは常連でもDVDレンタルされてない奴とスパロボには1、2回しか参戦してないけどDVDレンタルされてる奴。お前ら的にはどっちが把握しやすい?
コンペとか採用されるか不確かなところで書いてくれる人は少ないし、無駄にハードルあげるだけだろ
序盤のスタートダッシュの勢いもそんなことしたら死んでしまう
>>672 まあ、原作準拠で書く以上、基本的には後者だわな。
>>666 勢い…?
実際議論してるのは10名前後であとは単発なんだが
この中で書き手やるのは何人くらい?
積極的にまとめよう、運営しようっていうのは?
>>672 把握しやすいかどうかは別として、書きやすさでいうなら前者のほうが潰しが利く分有利かもしれない。
やはりスパロボで浸透&クロスし慣れてる&ある程度の印象が植え付けられてるというのはでかい。
ただスパロボでキャラ大幅に変えられてる作品も多いからなぁ。ダイナミックや長浜とか特に。
スパロボ知識だけで書いて原作とかけ離れた内容のSSになるとアレだし。
正確に把握するなら当然レンタルで原作見るのが一番。
2クール以上の長丁場だと時間がかかるのが難点ではあるけど。
まあKの作品とか原作見なきゃ、あのスパロボだけじゃ書けないよなぁw
ていうかうちの近所の店ガンダム関連以外の大半が撤去されちまってレンタルできねぇよウワーン
つーかなんで今頃ベターマン置いてあるんだよw一次の時はなかったくせにコノヤロー
つうか20人30人とか集まってるほうがあれだと思うぞ
そんな集客率、普通に一介のネタスレが持てるか?
>>676 俺も初代でラミアが戦士した後になって、ベターマン全話視聴した口でな。
八七木さんの最期には思わず絶叫しちまったよ。
ようやく辛い過去を乗り越えて幸せな家庭を築けると思ったらアレだったからなぁ……。
ベターは参戦したスパロボが悪かった……w
歴代でももっとも売れてないんじゃねと評判で、末期時期のワンダースワンのコンパクト3のみってのは……w
第三次参加者はスパロボ基準ってのはどうだろうか
各スパロボから10作品先着投票
各作品から6名くらい先着投票
キャラが被ったら先に投票された人物が優先(真ゲ竜馬とTV竜馬みたいな場合も同じく)
オリジナルばかりになるのを防ぐためにオリキャラは各作品2名まで
またはOGが参戦した場合OGに出たキャラは版権の方からは選出出来ないなど
一次、二次との差別化という意味やスパロボプレイすれば書ける手軽感が良いと思うんだがどうか
と遅れ気味だが提案してみれ
えー今まで通り原作から出そうぜ、どのキャラがどのエピソードやってたかとか複雑になるし、
結構原作終了してから参戦とか多いから
基本的にスパロワって三次創作だからな。
細かいこたあスパロボ準拠でいいんだよ、K以外。
つか真面目に把握すると死ぬから。
だねえ。それでいいけど、一応建前は原作から来たってことにしてほしいぜ
色々過去エピソードの掘り下げとかそっちのほうがしやすいし。
それにそのルールで出したらレイ兄さんとか運行部長ひどいことになるwww
スパロボ基準は止めた方が良いと思う。
人間関係が複雑になりすぎて、矛盾が生じまくる危険がある。
具体的に例を挙げるなら、初代スパロワのリュウセイみたいな事になる参加者が絶対出てくる。
元々はOG出展だったのに、作品との矛盾が生じたせいで第三次α出展にされた彼みたいに、だ。
そういった矛盾が内容に作品を書こうとすれば、書き手としては絶対余計な手間になってしまう。
特に第三次だと常連が多くなりそうだから、登場人物の五割以上が顔見知りになる可能性とかもある。
でも、それぞれが「違う世界」から来てる訳だから、その世界独自の共通認識には大きく違いがあるわけだ。
それを毎回気にしながら作品を書くのは、想像するだに面倒臭そうで仕方ない。
原作出典だけど、把握の関係からスパロボに出てるそのキャラっぽい性格になっても致し方なしってことか。
把握は原作見るのが1番だけど、それが難しいのもいるからな。
つまり、今まで通りってことか。
主催はあらかじめ決めとく?
二次の時は言い出しっぺのそのままだったけど
ロワ起こしそうで起こせそうなオリといったら霊帝、ジエーデル、ミストさんあたりか
版権ボス連合とかもあるが
個人的にはルオゾールとかいいんじゃないかと思うけど、書いた人が決める形式でいいんじゃない?
>>686 1次参加メンバー決まってから推薦→投票の方がいいと思う
参加者との因縁フラグの関係で後回しにした方がメンバー決めが自由にしやすい
で、不足分を追加メンバーで補う
投票数自体は少なくとも問題はないと思う
>>686 突っ込まん、絶対に突っ込まんぞ……!
来るべき脅威のために、それに対抗する戦力を鍛えるため試練を与える主催者ビアン博士!
……って貴重な戦力潰し合わせるだけじゃねーかw
本命はジ・エーデルだろうけど、その場合は「黒のカリスマ」仕様で出すのを提案したい。
展開次第で仮面の下がジ・エーデルじゃなくて別人だったり、ただの進行役用のアンドロイドだったとかにできるようにするの。
もちろんジ・エーデル本人でも良し。
版権で主催やれそうなのは……Kに出てたバーチャロンのダイモンとか?
原作シリーズやったことないからよく知らんけど。
臨機応変で主催者の正体を変えられるのかw
だが確かにそれはいい手かもしれん
ジ・エーデルってユーゼスやアインストと違ってバックボーンが不明瞭というか単なる愉快犯以上のなんでもないから
ロワ始める分にはやりやすいけど、中盤以降は逆に書きづらいような気がするんだよなぁ
現段階の情報だけではどうにも中身が薄すぎるというか
とりあえず明日一日かけて仮投票でもやってみる?
一人一キャラあげてもらって。それを見て傾向も見れるし、それで20票前後集まらないようなら開始先送りすればいい。
うまくいきそうならそれを一次投票にしてあとから二次投票でさらに30キャラくらい追加でいける。
思ったんだが、秋ダンイベントの超失敗作はさくやが作った時はちゃんと塩焼きだったんじゃね?
だがひのえ達がちょっと食って落としたからよだれとかべったりで超失敗作に……
>>694 なんでこんなところでルーンファクトリー3の話題がwww
一瞬混乱したじゃねーかwww
>>695 ごめん、誤爆したw
つーかよく分かったなwww
投票する前に主催者を決めろ。
あと仮ってなんだよ。本投票じゃないならやるな。
とりあえず誰か適当にオープニング書いてくれ。
採用された人はその作品に出た参加者は参加確定の特権を。ただし二人まで。
こうすりゃ書きたい人もいるだろ。
いやOPはやくね?
ルールとかもうちょい煮詰めてからのほうがいいと思うが
ルールを説明したってくだりだけで濁すのもいいと思うけど。
書いてる人いるのかな?
K出展でキャラ変わってブーイングなのに
ネタスレが続いているザイリンさんは恐ろしいと思ったw
ジ・エーデルを参加者で出したいんだが、そういう時は?
投票始まったら入れていいのか?
確認してみたらいつもの荒らしが紛れてるんだが……本当に、今始めて大丈夫なのか?
書き手はいるんだよな?
始めるなら始めるで、新規スパロボ枠は欲しいかな。
W以降のは二人(オリ1・新規版権1)ずつみたいな
新規が増えすぎる弊害が上で語られてるのに、それやると余計増えてしまいそうな気がするぞ
仮投票ってのはわりと賛成。それで傾向をみれるってのは本当だと思うから
とりあえず仮投票はやったらこれで行こうぜと言い出すやつがいるから絶対仮にならない法則。
仮投票は少人数しか参加しないので一番工作されやすい
工作を気にするようなロワじゃないけどな
宇宙マップとかそういう案はボツなの?
主催はスパロボ学園の魅門の能力使えば誰でもいける気がする
宇宙だと作中で宇宙行かない作品のキャラやロボが不利だしな。
投票するとして、どこでやる?
正直今この板に立ててやるのは危険な気もする、荒らしいるっぽいし
ていうか一次、二次の書き手さんは今どれくらいいるんだ?
……書き手経験者だけど、鳥付けて名乗り出たほうがいい?
こんなに早く三次の話題になるってのはやっぱり最後がアレだったからか…
確かに、パロとか滑りまくってていい加減にして欲しかったけど
頑張ってたと思うのに…
>>713 ならお前がもっといい最終話書けばよかったんじゃね?
最終前話が投下されてから最終話予約まで時間山ほどあったろう
あーほら、そいつか件の荒らしだから触れちゃダメ
したらばとかなら、こういう奴は弾けるのかな?
あまりよく知らないんだけど
>>715 すまん、知らんかった・
したらばは、こういう荒らしをはじけるけど、それはIPが分かってからになる。
件のBEなら、最悪板のヲチスレにIP出されてるから確実にはじけるぞ。
投下の予約とかキャラ投票とかしたらばでやったほうがいいのかねえ。
この荒らしどうにかせんといつまでも粘着しそうだな
荒らしはスルーが一番だぜ。予約をしたらばに移せれば、参加はシャットできるし実害は消える
始めたいなら必要なのは、マップ・まとめ・避難所(したらば)が最低限。
できる人いるか聞いてみるのがまず大事。
立候補ももちろんおk
結局投票になるのか
あの参加者のカオス具合がよかったのにww
>>720 第一回投票:早い者勝ちでフリーダムに参加者を挙げていく。
第二回投票:第一回投票の経過を見て投票。
第一回投票で名前を挙げられた人物は基本的に全員参加。
それにプラスして第二回投票の上位者が最終的に参加者として選ばれる。
第二回投票の選考基準は、第一回投票で生じた偏りを無くすため。
バンプレオリジナルが多ければ版権のキャラに、平成アニメのキャラが多ければ昭和アニメのキャラに、マーダー候補が少なければ危険人物に票が入る。
今の所、こういう投票形式になる流れで話が進んでいるので、第一回投票の結果次第では結構カオスな事になるかもよ。
いや、あげたもん勝ちの投票だろ?w
投票っつってもあげたもん勝ち形式を変えるつもりの奴誰もいないだろw
割合は、第一回3に、第二回1くらいにしてくれ。
バランスとりなら、全体の25%もいればいいくらいだしな。
投票以前に…「面白く無りそうな制限」とか「無茶のないルール」を決めた方がよくね?
725 :
それも名無しだ:2009/12/05(土) 22:34:54 ID:cZjeZz4y
煮詰めるのはいいけど年明けてしばらくしてから一気に開催まで進めていくでいいと思う
そうは言っても、ルールに関しては第一次・第二次で基本的な所は整備されてるからな。
乗り換えは第二次準拠でフリー、マップは拠点を増やす方向で一新する、新ルールとして隠し機体を各所に配置。
それら三つの取り決めが、上の方では挙げられている。
宇宙マップとかって意見もあるけど、個人的な意見としては難を示したいな。
原作で宇宙に行かないロボットアニメって結構多いし、宇宙で活動出来ない機体も珍しくはない。
たとえば、水漏れ仕様のビッグ・オーとか。
あー、そうだ。細かい事を付け加えるなら、新しいマップに関しては、補給ポイントを最初から設定してほしいかも。
第一次だと「東西南北のループ」と「補給ポイント」のルールが最初は存在しなかったんで、マップが精密性を欠いてたからな。
生身でいられる時間に制限欲しいな
或いは生身で機体に攻撃しちゃいけないとか
>>727 そんな無駄でつまらないルールいらん
顔合わせて会話も満足にできなくなる
そうだな、機体から降りているって事は、基本的に弱点を晒している事だからな。デメリットを制限する意味が無い。
それに、それじゃあ基地の探索とか、生身同士の殺し合いも出来なくなる。
第一次だと冥王が幼女を殺したり、第二次だとヒイロとモンシアが死闘を演じたり、生身だからこその美味しい展開も多かったもんな。
生身で機体に攻撃不可ってルールにしても、話の展開を狭める事にしかならないと思う。
ガンダムファイターや十傑集なんかは生身の強さが個性なんだから、それを無視しても全く面白みが無いだろう。
>>729 建物の中にいるのはおk
だけどそれ以外はダメって事でいいんじゃないか?
何を狙った制限なのかがさっぱり分からない
>>729 「ロボットに乗って」「ロワをする」のが主旨では?
生身での戦闘は本当に必要?って思えてくるし
そのルールを作って、話を創るにさいしてメリットがないだろ
というか去の意見、BEの意見まんまじゃねえか
>>719 ノシ
今すぐは無理だが、16日以降でよければWikiレンタルしてまとめつくるよ
編集経験ぐらいならあるんでなんとかなるかと思う
もしもっと早く設置したい場合や他にまとめやりたい人がいたりした場合は譲るし
ただしたらばの方は勝手がよくわからない
管理にCGIとかの専門的な知識って要るのかな?
特に不要で、かつ緊急に必要ってわけじゃないならこっちも一緒に用意してみるんだが
後ねースパロボらしく強化パーツあってもいいんじゃないかなって思えてきたんだが
「この機体(例、ジム)ならこれくらいだろう」と見積もっていたら強化されててRX-78-2レベルになっていた っていうのも美味しそう
逆に弱体化するパーツがあってもいいし
強化パーツ組み込みはともかく、生井制限は全く不要
もしかしたら「機体を捨てて隠れてたら敵に見付からない」なんて事を気にしてるのかもしれないが、そりゃ無用な心配だぞ。
ロボット同士で戦闘を行うと言うスパロワの設定上、機体は移動の手段としても必要不可欠な存在だ。
第一次・第二次だと、1エリアの面積が50平方kmだからな。
機体がなけりゃ禁止エリアを抜ける事も出来ずに、首輪が爆発してゲーム・セットだ。
二次で気になったのは壊すまで無限に使える補給ポイントかな
そのせいで途中ブレンの連続長距離ジャンプなんかも行われたし
書き手がわきまえてたのかあまり無体な活用はされなかったけど、実は結構ヤバいよな
基本待ち戦法は不利だからな、禁止エリア指定もあって。
すぐ近くにいるとき限定だから使いどころも狭いし。そこらへん、別に無限でもよくないか?
むしろ無限じゃないと困る
放送ごとに、補給ポイントの位置も変わるとかどうだろうか
んで禁止エリアの場所と同時に、補給ポイントの場所も放送で発表するとか
>>737 それこそ機体なくて戦える奴ら除いてなw
一応聞いとくがジャイアントロボのキャラってマイナーじゃないよな?
補給ポイントは、ぼかしてあるから書き手に都合よく使えたって側面あったからなあ……
参加者ホイホイは機体だけでよくないか?
>>741 マイナーではないと思うが、スパロボ的にはそういう生身野郎で出せそうなのは
アルベルトと指パッチンと、あとはせいぜいハゲの人くらいしか挙がらないんじゃなかろうかw
むしろ本当にやばいのはテッカマン勢だとキッドさんが主張しております
X2なのにZ世代の機体に苦戦した挙句
ボルテッカだもんな、キッドさんカワイソス
挙句他に誰にも会ってない上知り合いもいないから死んでも一切影響も反応もなかったとか
とりあえず現段階で有益そうだと個人的に判断した意見を纏めてみた。
・追加機体支給
・乗り換えはフリー
・施設は欲しい
・放送は8時間間隔
・投票を二回に分ける
・強化パーツ
・補給ポイントを最初から設定
この辺の意見は採用すると個人的に面白そうだと思う。まだまだ決めなきゃ行けない事の方が多いね。
>>734がwikiは借りてくれるみたいだから、マップとしたらばの準備が最優先?
強化パーツを導入するとなると、
・最初から機体についているのか
・付け替えは可能か
・各機体のパーツ装着数は統一するのか
が問題になってくると思う。
てか強化パーツって初代では最終決戦時にジ・OがT-LINKセンサーを搭載してたよね。
>>747 そこら辺は多様性があっていいとおもう
コンテナがあってあけて見たらあったでもいいし爆弾でもいい
ID:h1paHFKZは荒らし
強化パーツの件に関して一つ案がある。
強化パーツを見付けても、すぐさま機体に装備出来るかと言えば答えはノー。
どうしても整備を行うために、時間・設備・技術力を必要とする。
だから改造・整備を必要とする強化パーツに関しては、データで獲得する事を提案したい。
そして補給ポイントで「強化パーツの装備」を申請する事で、強化パーツを機体に取り付けると言うのはどうだろうか。
これなら、たとえば機体の換装にも対応出来るようになる。
エクサランスやエステバリスのフレームを強化パーツに設定する事で、補給ポイントで換装を行う事が可能になるわけだな。
データの記録方法についても、いくつか案が浮かんだので聞いてほしい。
参加者の首輪にデータを記録させる方法と、データの獲得時に取得者を登録する方法を考え付いた。
個人的には前者の「首輪記録」が良いんじゃないかと思う。
これなら首輪同士でデータの送受信を可能にすれば、交渉の取引材料としても使えるようになる。
首輪解除を目指す対主催だけではなく、パーツの入手を目論む危険人物も首輪の回収を行うようにもなる。
あ、それと今書いてる途中で考え付いたけど、PDAを各参加者に支給して、それにデータを記録させる方法もあるな。
機体のコンピューターに記録させる方法と言うのも、一応考え付いてはみた。
これは機体が破壊された場合はデータも一緒に消滅する事と、機体同士でデータの受け渡しを行える=交渉の材料になると言う特徴がある。
だけど、これだとコンピューターを積んでない機体(生物的な機体とか)は、強化パーツのデータを得られない事になるのでボツにしたい。
まあアイディアの一つとして、興味のある人は意見を求む。
長々と失礼した。
>>750 ああ確かにそれはあるな
だがパイロットなら簡単な整備は可能な奴だっている
後付けじゃなくて他ロワの支給品と同じ扱いでいいんじゃないだろうか
機体に最初から付いていて、操作方法と一緒にパーツ情報もパイロットに与えられる
付け外しもできるが、技術がなければ扱えない
それくらいで無理にできないキャラまで使えるようにする必要はないかと
超合金Zとか付け替えやロボ同士でやり取りできない装甲パーツもあるし、
そんな複雑にせず、機体につき一つ(ただし、例外あり。主催者側が特別にハロ4つのザクとか出してきてもいいし)、
最初からついてる、取り外し不可能で登場話書いた人が一緒に決める、でよくないか?
最大限多くの人楽しむには、ルールはシンプルに分かりやすくだぜ。
あと、補給ポイントで換装は素敵と思うけど、その場合損傷がどうなるって話が付きまとう。
エステもエクサも、コア部分以外全とっかえだから、ある意味ダメージリセットになってしまって無茶苦茶有利。
ボロボロになったら別フレームにすればいいだけだから。
換装の場合は、その分半端じゃない時間がかかるとか・・・
その間は隙だらけだから・・・
って、対主催の集団に有利すぎるか。立てこもって庇い合いされたらかなわん
隠し機体がある事を考えると、換装の回数を制限すればバランス取れない事も無いとは思うけど、やっぱり少し難しいか。
強化パーツは基本的に取り外し不可能にして、入手方法は
・最初のオマケ支給品で引き当てる(この場合、換装済みか未換装かは書き手次第)
・追加機体と同じようにマップのコンテナに入っているのを拾う(この場合、未換装)
未換装の場合、基本的に施設で換装する必要があり、換装時間は書き手のイメージ次第
こんな感じでいいんじゃない?
あと持ち運ぶ際、空気になるか苦労するかも書き手次第ってことで
こまけえこたあ後付けでいいんだよ
多分、換装しやすく強力無比なんていう大当たりな強化パーツはマーダーか機体状態がひどいキャラ以外は
引き当てさせる真似はしないだろ
強化パーツと言ってもスパロボでは攻撃用のは無いよね
ていうか強化パーツと称して
ミンメイ人形やらパンやら火星丼やらブリキの金魚やらねじりハチマキやらランドセルやら
そんなもんが支給されたらw
ゲーム的には効果あってもロワ的には超ハズレアイテムじゃねーかw
>>759 まあ、ご愁傷様ということで我慢してもらおうw
デンドロビウムにミノフスキークラフトとかありだよね?w
デンドロビウムを地上MAPで使うのに必須の組み合わせだし、これなしだと支給すらできないwww
>>759 強化パーツと称して急須&お茶の葉のセットとかも考えられなくもないw
>>761 コーヒーネタでも再来させる気かw
爆熱ゴッドカレーパンといい、スパロワの食い物ネタは
たまに洒落にならん破壊力持ってるよなぁw
強化パーツに関しては
>>757がいいかな?
適度にゆるくて扱いやすいと思う
コンテナからの換装はいらなくね?
管理が面倒そうだから
初期支給品としてだけの方が
俺も初期だけに参戦。ただし、パーツは首輪をかいしてやりとりできるってのはおもしろいかも。
死んだのを奪えるし、強化パーツの交換、および駆け引きもできる。
こまけえ理屈考えないで、強化パーツはGN粒子的なもんに変えて瞬間装着、分離できるって考えればいいんだよw
光が機体を包み、相手の機体へその光が走った、とか描写してさw
その発想はなかったわ
でもそれが一番はやいなw>光にして瞬間装着、分離
俺は一瞬にして脳内BGMがギャバンになった
それはずばりアトリームのデータウインドウから武器を取り出す感じですね
「いやあ、対主催グループは強敵でしたね」
「楽しいバトロワでしたね……」
強化パーツの意見は
・初期支給のみor追加支給有り
・一度装着しても首輪の利用で交換可能or一度装着したら交換不可能
・瞬間装着可能or補給ポイントで装着or装着時間必要
こんなところでおk?
>>769 投票制だろうが書き手先着制だろうが出場確実なんだろうな。お前は。
ネクロワにいた連中は全員出る気がするな
>>770 おk
放送時間は8時間に短縮しようって意見出てるけど反対ある?
自分も12時間は長いと思ってたし、8時間くらいがいいと思うけど。
むしろ6時間くらいでもいいと思うぞw
あと禁止エリアの数も調整したほうがいいかも
だいたい3日で全部埋まりそうなくらいのバランスっていうか
>>769 こいつとヴァンは絶対に出る気がする
ヴァンはもし出たらパロロワ三つ目か
むしろシンじゃね?w
絶対出てきそうなのはw
あと、既出とかの制限なくそうぜ、もう前のキャラが選ばれたの数年前だし早期どころか中盤死んだキャラでももう死んで何年たつって感じだ。
空気読みましょう、でいい気がする。 ……それに、空気読まないでそういうキャラ出したらどうなるか、ってのは……まあ、あれだな
したらばねー。
誰もやらないなら自分がやりますけどいいですか?
良ければ借りてきますが。
まあ、もうちょっと待とうぜ。
やってくれる書き手さんがいるかもしれないから。
やるべきことは投票と予約くらいだし、急ぐことはない。
結局、スパヒロ、スクコマ、学園、ムゲフロみたいな外伝作はありなの?
NEOとかKはありだけど、フォルカ化する恐れがあるから気をつけて、と一文つけるくらいでいいと思う
フォルカ化って言いにくいな
略してフォル化にしようぜ
フォル閣下とかもカッコいいな
ムゲフロ、スパヒロ、学園は基本的にロボット乗らないから個人的には除きたい
特にスパヒロは出したが最後ファイヤーヘッドが……いや、なんでもない
スパヒロは一次で十分
かな〜り甘めな感じで、個人的な意見を挙げてみる。
スパヒロ :スパロボじゃないのでNG。
スクコマ :スクコマ独自の成分と言えば、マクロスゼロと、2のオリ関連だけで良かったのかな?
マクロスゼロは数年前の作品だし、それほど把握が困難な訳じゃない。
オリジナル関連についても、ちゃんと書き手が責任を持ってくれるならOKにしてやりたい。
64 :参戦作品は全て他のスパロボで参戦済み。
オリジナル関連についても、機体はリファインされてAの主人公機になったからイメージしやすい。
主人公の四人&ライバルに関しても、入り組んだ特殊な設定は無いので使いやすくはある。
だけど、アル=イー=クイスはオリ敵の中でも強大な部類になるし、ゲーム中の出番も少ないんで使いづらい。
個人的な意見としては、アル=イー=クイスさえ出さなければOKで良いと思う。
学園 :スパロボで不足しがちな「一般人枠」と言う意味では良いかもしれない。
機種もDSで、今年発売された作品だから、手に入らないって事も無い。
学園好きな人がいるなら、まあ出しても良いんじゃないかと。
ムゲフロ :公式でアクセル&ミィがEFに流れ着いたりしちゃったんで、まあアリでも良いんではないかと。
アクが強くて分かり易い個性の連中ばっかりだし、シャドウミラー関連を知ってれば設定の把握も結構簡単。
ナムカプ、ゼノサーガも有名作品なんで、ゲスト連中の把握も比較的容易なんじゃなかろうか。
真魔装機神 :マイナーな作品だし、プレイも難しい。好きな作品だけど、これはNG。
マイナーで
・キツいキャラ…無口、原作で対ロボット戦がない(少ない)、非アニメ、昔の作品
・書きやすいキャラ…最近のアニメ作品、熱血系、単純記号化しやすい性格
ベターマンはアニメは観ていたけどお手上げだったなあ
そういえばスパヒロには究極のテンプレキャラがいたな…
勝手に主催に黒幕組織がいると勘違いした挙げ句ロワを生身でぶっつぶしそうだけど
いくらゲスト参戦といえど、さすがにナムカプとゼノサーガはNGだと思うなぁ、スパヒロと同様で
ムゲフロとその原作両方把握しなきゃならないとなるとキツすぎる
だなあ、スパヒロの仮面ライダーとかが駄目なのと同じで、ゼノサーガやナムカプの連中は駄目だろ。
というか、個人的には、元祖魔装はともかく、真魔装、ムゲフロ、スパヒロ、スクコマ、学園はなしでいいと思う。
少なくとも、ムゲフロの連中以外、いやムゲフロの連中も即フォル化しそうな気がする。
本家スパロボ関係オンリーでいいんじゃない?
えってつをさん!?
そうか外伝系ありならてつを出れるのかwww並以上のロボとタイマン出来そうだから怖いwwwマジてつを自重w
てつを来る! これで勝つる!
……殺せる気がしねぇwww
ゲッター線さん、マジどうにかしてくださいwwww
>>790 ゲッター線とキングストーンが化学反応を起こして巨大化ですね、分かります。
仮面ライダー1号が奇跡で巨大化する前例もあるしな!w
おいおい、てつをはヒーロー戦記。
スーパーヒーロー作戦でやばいのはズバットだろ。
「日本じゃ二番目だ」ですべて粉砕するぞ
>>792 ところがどっこいスパヒロ2にはてつをが出てる
特撮大戦でRX出てるけどヒーロー作戦に比べてスパロボと接点が薄いから無しか?
どっちにしろ変身ヒーローは変身不可にしないとスパロワの意味が薄れるな
逆にパイロット系の奴らに変身セット渡したら面白そうだが
扱いが難しいウルトラマンは除外させて
スクコマはオリを除外すれば何も問題は無いと思う
スクコマはC3と違って入手困難なんて事もないんだから大丈夫じゃないか?
そこらの店で980円で買えるという……面白いのに面白いのに……
面白いけどゲーム性が特殊すぎるからなぁ
把握のためにクリア、というならやっぱりきついかもしれん
学園はさらにその辺のハードル高くなるか。こっちはこの上ゲームの空気的にも人を選ぶし
人を選ぶというならムゲフロもそうではあるけど
おおおお、ここにきて地図が大量にktkr!
個人的には上から二番目が好みだwコロニーや月面まであるw
まああくまで案なのでこうしてほしいとかこういう施設ほしいとかいう意見あったら言ってくれれば対応するz
四番目の地図の朽ちた巨体が気になるw
ふと思ったのだが、会場を光の境界面でいくつかに分断して、その境目で環境を変える、ってのはどう思う?
(たとえば、草原エリアの四方が砂漠、市街地、活火山、月面に繋がっているとか)
ただ、
>>797の地図で月面や宇宙が唐突に繋がっている不自然さから上記の考えが思いついただけで、
メリットデメリットについてはあまり考えてないが
エリアごとに分断して環境を統一するのは手かもね
書き手ロワ3の2番目のMAPが似たような感じだけど、あれを一歩推し進める的な
おお、地図に加えてしたらばまで!
スクコマ2は簡単だぞ
皆様実にGJだ!
そういやクスハ出てないなー
と書き忘れたけど左上の月面は重力が軽くなってるけどあくまで地上の一部ね
全体的に空飛べるやつが有利かもしれないが・・
あとマップ端のループってのは考えてなかったのでいるかどうか聞いてみたい
わりと全包囲海だから、ループでもいいと思う。
しかし、この二層式マップいいねえ、スパロボっぽいw
乙です
地図は決定でいいの?
宇宙地上月面混在MAPか、宇宙と
途中送信すまん
宇宙MAP地上MAPの二層式でよくないか?
月面まであると、複雑になりすぎるし広すぎて参加者が分散しすぎて参加者が出会えなくなる
あと、一応スパロボのコンパクト3でさえああだったのに、外伝系まで混ぜると把握で死なないか?
システムまでがらっと違うのもあるし、把握のためにも一次二次と同じスパロボ直系参加者でいこうぜ
スパロボのロワなんだから。把握されずフォル化して放置されるの嫌だろ?
俺も同意見だ。
いいからと何でも取り入れまくって拡大したら破綻しそうな気がするし、みんなでする祭りだからこそ節度は必要と思う。
個人的にはフリッケライガイストだろうとXNガイストだろうとイズラフィールだろうといけるけど、みんなみんなそうはいかないだろうし。
出したはいいけど、書けるのが自分だけだったら悲しいしね。
参加者は普通のスパロボ作品だけにしない?
外伝は見送るべきだと思う。書くってことを考えるとどうしてもね。
ムゲフロ、学園辺りはともかくスクコマ2はセーフにして欲しい。実際選出されるかどうかは別としてw
>>816 マクロスとオリくらいだし削ってもよくね?
ふむ、じゃあ月面はなしで
あと一応言っとくけど
>>806は一番気に入ってるというだけでこれで決定というう訳ではないので、
他に地図を出したいという人やこういう地図がいいという意見あったら出してくれ
コロニーって大きさ的にはどうなんだろな
エリア一つ分くらいでおさまるようなもんなのか?
それはそうと、基地施設を光子力研究所に変えたりとかは出来ないだろうかw
いや、あのバリアでマーダー襲撃に持ちこたえる的な展開できたらなー、とかw
これに限らず、版権作品の建造物は無理かな?
>>819 一番最初に描写したもん勝ちでよくね?
俺は勝手に研究所をテスラ研にするつもりだったぞwwww
>>817 ケイジ君やコキムラ、マクロスゼロは魅力あるけど本家じゃないしな…スクコマ2自体安いし、機種もPS2だから把握しようと思えば出来ると思う。
オリはまあ、ともかくマクロスゼロはOVAで5話ぐらいしかないから把握しやすいし、投票可能にしても良いんじゃね?実際出るかどうかはわからないけどw
>>820 施設に関しては俺も最初に描写した人が決めれば良いと思う。
把握するのが難しい作品を制限するなら売上20万本以下の作品に限定したら?
大概のメジャーなスパロボならそれくらいは売れてるだろうし
>>822 売り上げでメジャーマイナーは荒れるから勘弁してくれ
GBA系でも20万越えてない作品はあるぞ
避難所の名無しwww
第二のユーゼスにでもなる気かミストさんwww
三作も出てるし、1以外はオリキャラいるし、きついと思うが>ACE
ACE出して得するのはオリジナルとムラクモだけじゃね?
まさかパーフェクトガンダムを出す気か!?
今のところ上がってる、外伝系
ACEシリーズ
スクコマシリーズ
魔装機神
真魔装機神
スパヒロシリーズ
ムゲフロシリーズ
スパロボ学園
外伝モノって今のところこれだけ上がってるけど、どうする?
どれはありでどれはなし、とか部分参戦か、全部なしか、全部ありの三パターンあるけど。
軽く意見聴きたいけど、みんなはどう思う? どれがありでどれがなし?
いや、ベルクトとイクスブラウ
ACEは完全になし
スパヒロは設定を匂わせるぐらいならあり
他のは完全にあり
RRRもありだと思う
そんなことしてなんか得があるのか……?
ゲーム性が違いすぎるものをごっちゃにしても把握が苦痛になるだけだろう。
魔装は無理だろう。原作はセーブデータの電池とぶだろうし。
「スパロボ」バトルロワイアルなんで、とりあえずタイトルにスパロボがついてるものを基準にしてみた。
あり スクコマシリーズ、魔装機神、ムゲフロシリーズ、スパロボ学園
なし ACEシリーズ、真魔装機神、スパヒロシリーズ
個人的には
スパロボを冠しているけど、直接ロボに乗らないムゲフロと、世界観が違うスパロボ学園(それとリンクバトラー
スパロボ本編に出てる魔装以外は全部無しでいいんじゃなかろうか……
ただまあ、スクコマ2のマクロスゼロくらいなら把握も難しくないだろうからアリと思うけど、オリはきついな
ゲーム性がスパロボと違って特殊、それをプレイしなければ把握できないというのは
やはりどうしても高いハードルとなりえると思う
うわ、途中で送信してしまった
個人的には
スパロボを冠しているけど、直接ロボに乗らないムゲフロ、
世界観が違うスパロボ学園(それとリンクバトラー)がなし
SRXチームやイングラム、ユーゼスの背景関係のみスパヒロあり
がいいと思う。
ロア・ダークブレイン絡みでグレイトバトルとかは正直勘弁
外伝全部いらない。
外伝だけで10作以上あるし、全部から出るわけじゃないだろうが一人二人の参戦で3、4作でいきそう。
そうなれば、把握で死ぬ。それに、外伝作のみ参戦なんてスパヒロ以外少ないし、外伝キャラ=バンプレストオリなって、ただでさえオリが多かったのにさらに増えることになる。
>>835 スパロボ学園は世界観が違うっていうより従来のスパロボの数十年後の平和ボケした世界ってかんじ
設定的に過去に参戦してる連中は存在してたぽい
まあロボ乗らないって根本的問題はそのままだが……
ムゲフロは設定的にはハーケンはロボに乗れるはず
というかロボ乗れなそうな参加者今までも結構いたよね
グレイトバトルはなあ……あれSDだし
NEOの作品も投票して大丈夫だよね?
>>839 いいんじゃね?
あれは真っ当にスパロボだろう。書き手がつくかどうかはまた別問題だが。
NEOは反対
メジャーマイナー言うのもアレだがWiiだし出たばっかりだしで把握してる人の方が少ない
差別かよ、ひでえ
いや俺もNEOやってないけど、スパロボだしありだろう。書き手が着かない恐れは分かるが
参加資格を奪うのはやっちゃいかん。そんなこと言い出すとなにも出せなくなるぞ
NEOはレンタルや配信で原作把握しやすいという利点が
つかWiiだからダメっていうのはゲハ的すぎてダメだろ
二次ではC3やGCは書き手付かない可能性もあるってことで自重する方向で話が進んだからなあ
まあ、二次がそういうマイナーな作品を取り除くのもコンセプトの一部で、三次とは関係ないといえばそこまでだけどね
問題がありそうなら二回投票もあるし、一回目の後で振るい落としにかけるって手もある
投票者の判断に委ねるって形になってしまうが
>>838 外伝作品は後腐れ無いようにスパッと全部切っちゃうほうが良いと思う
無くしてしまうには惜しいのもあるが
あれがいいならこれ出してもいいじゃんになってしまうのは避けたほうがいいだろう
んー、じゃあ外伝系はなし、NEO、Kあたりはいいけどまあ考えて投票してください、でいいのかな?
あとは、MAP決めだけど、どれがいいと思う?
俺は二層式が好きなんだけど。
いや総人数とか放送間隔、強化パーツルール、機体配置ルール、参加者決めの方法とか話すこと山積みじゃね?
確かに。意見出すだけでまとまりがないんで、
ひとつひとつ順番にきっちり決めていこう
・投票と参加者総人数
参加者決めは40人まででいつも通りの早い者勝ち(1人1票?)
参加者と元の作品ははっきりと明記(一次のリュウセイのような混乱を防ぐため)
問題のあるようなキャラは削るか削らないか話し合い
関係者の居ないキャラは関係作品から補填
その時点でマーダー、対主催、技術者など足りなさそうな人員を挙げカバー出来そうなキャラを推薦しそこから投票
最終的に50〜60人くらいの総人数になるように調整
・放送間隔
6時間・8時間・12時間の何れか
・強化パーツ
>>770から話し合いで
・追加機体
MAP上(の施設内?)又はコンテナに配置
追加機体数の上限は?
追加機体は最初から決めておくべきか?など
・MAPに関して
自分の意見も入ってるが一応まとめてみた
とりあえず投票から話し合っていく?
>>849 一番荒れそうだし、少しでも投票周りは人が欲しいから別のところから行こうぜ
すぐにきまるところからつめていったほうがよくね?
とりあえず、放送時間は、 6、8、12のどれがいいかと強化パーツどうするか、機体追加どうするかからいかない?
俺は、8時間
強化パーツは支給されたときからついててどこでも瞬間装着、分離が可能、
追加機体は放送で場所を告知してMAP上に、放送終了と同時に2機(1機だと集中しすぎて裁くのに苦労する可能性あるから)出現させる
ってのがいいかな。
あ、あと追加で強化パーツは首輪を通して死んだ奴のなら奪えるし、取引も可能って形式ね
>>849 追加機体は放送間隔に左右されるから放送間隔決めてから決定の方がいいんじゃないかな
とりあえず
放送間隔:8時間(長すぎず短すぎず)
強化パーツ:
>>850と一緒だが10秒くらいの交換時間とその間の機体の行動は不可にしてほしい
戦闘中に交換するには元気玉みたいにスキを作るか壁役を使うなどの制約がほしい
追加機体:放送時間毎に1機体を主催者が連絡→ワープみたいにムキだしで突如出現方式がいい
これなら誰かが乗り捨てた機体を追加機体と勘違いして拾ったりもできる
機体は放送時か最初に現場に着いたキャラを書いた書き手が決める方向で
6時間だと短くて機体が量産されそうだからその場合は2回放送毎に1回を希望
あと1度に2機体追加は反対
んー、たしかに2機は飽和するかも。
俺も
>>852と同じ意見変えよう。これが一番いい気がする。
最初から数人に2機支給とかどうだろうか
すんませんスパロボ名物人工知能を出したいだけです
ハロ「ガォォォォォォン」
ですね、わかりますw
とりあえず放送や強化パーツ、機体は
>>852で行こう。
暫定的なもんだから、異論やこうしたらどうだろうってのがあればあとから言ってもらっておkだしな。
>>855 さすがに二機同時支給はどうだろう。
とはいえ自分もピグドロンあたりに「せいぎのこころ」あたりをつけようとか考えてた。
>>856 賛成。
あと確認なんだけど、アポジモーターとか超合金Zが支給された場合、
それらを外した場合、機体は通常それを構成しているものに戻るの?
たとえば、超合金Zを支給されたザクの装甲は超合金Z製だけど、
それを解除すると超硬スチール合金になるって解釈でOK?
>>857 それでいいんじゃね?
細かいことは、書いたもん勝ちでいいだろう
トリップつけました。
したらば管理人です。
とりあえず【議論で決まったことを貼っていくスレ】を作りました。
決定事項が流れていっても大丈夫なように、まとめができるまでのルール保管にでも使ってください。
NEOの主人公機みたいにポケットに入る位になる物に限定すれば
一部に2機あってもいいんじゃないかな?
と思いつきで言ってみる
ペアで運用前提の機体は可だけど、何の関係も無い機体を二つ同時に支給するのは反対かな。
テュガテールとパテールの二機支給なら認める。
あとはビッグシューターと雷鋼馬、ラスヴェートとビットモビルスーツあたりも個人的にはOK。
基本的には一人一機で、どうしても運用に二機必要な場合に限りOKで。
あとできるだけスパロボで把握可能なものを、てことでいいんではなかろか。
マップについての提案なんだけど
FFDQロワみたく次のステージへ移動形式とかどうだろう?
これなら宇宙とか需要のあるマップ出しやすいかも
宇宙だけとかだと一部参加者が不利すぎるし、移動式にするどうやって次のMAPに行くのか決めないといけない。
なにより、 『死んでいった連中の蓄積』がリセットされてしまう。
朽ちた機体からパーツ取るとか、そうでなくても会場に増える死んだ機体やその部品は役に立つ。
死んだ仲間の機体に対面させるとかってのもあるし、使い道も多いし。移動するとそういうのがまっさらになってしまうから、移動式は個人的には反対だなあ。
MAP移動式は結構難しくもあるけどね。と経験者は語る
もう今週の土日に投票しねえ?
参加者決まってからもろもろ決めてってもいいだろ
後はMAPくらいか?
上のレスみるに参加者は40+みせしめ1。
3対1だから一回目あげたもん勝ちで30人、二回目投票で10人。
参加者数やきめかたはこれでよかったよな?
今日のゼロ時からか?w
相変わらずの見切り発車だなwww
するならしたらばに誰かスレ立ててくれ。
今日の24時から行こうぜw
うーん、急すぎる気がしなくもないw
日曜0時からでいいんじゃないか?
どうせ2回目は全体のバランス調整の議論とかですぐには始められないんだろうし
>>849では1回目に40人挙げて、2回目調整し最終的に大体50〜60人くらい、とあるけどどうする?
40人? 個人的にはモーちょっと多くてもいいと思うんだが。
個人的は、50人(みせしめ含む)がいいw
一回目40人、二回目9人くらいか?
今まで通り
【(キャラ名)@(作品名)】
一人二つまでの形式か?
一回目で40人選ぶなら、それでも投票者は20名もいるってことになるし。書き手優遇とか今回なしで行こうぜ。
上でもあるけど、書き手が直々に選んだキャラは殺しズラいとかなると困るし。
今日の24時でいいよ
50人でいいと思う
俺もやっぱ
>>872に賛成w
50人がいいw
今日がいいが、明日でもいい、スレが立った時の日付変更線が勝負の時だなw
見せしめは後回しで、参加者全員決まってからでもいいんじゃないか?
あるいはOP投下の時書き手さんに任せるとか
他の参加者を見て考慮して、それなりに影響与えるキャラのほうが盛り上がりそうだし
だな、そうしよう
ケータイだとスレたてられない?
荒らし廃除のためしたらばで投票らしいが、スレが立てられない。
誰かしたらばに投票スレ立てるのヨロ
たてたぜ。
これで今日の24時かな。
ドキドキ
土日だったら余計なやつきそうだし
スパロワ好きな奴だったら今の時期大抵チェックしてるだろ
今日スタートでいいじゃん
うお、マジでやる気か。wktkガクブル
ところで作品表記はどうしよう?
例えばアムロなら、時間軸別に1st、Z、逆シャアと作品は分かれるわけだけど
表記はそれぞれの作品で?それとも【機動戦士ガンダムシリーズ】みたいな感じで曖昧にする?
他にもOGキャラなら【スーパーロボット大戦OGシリーズ】で一括りにして大丈夫だろうか?
>>882 こまけえことはいいんだよ!
OGからだしたいならOG、それ以外から出したきゃそれ以外出典でいいんじゃね?
デュミナスの原作OG外伝とか俺絶対いやだぞwwwデュミナスならRだw
OGキャラはそれほど時間軸が前後しているわけでもないしOGシリーズという括りで大丈夫じゃないかな
原典がある場合はそちらでも可
五年近く時間が経過しててキャラも代わってる奴
そもそも媒体違いやらで名前は同じでも同一人物じゃないとかは表記したほうがいい気がする
ベターマン関係とライジンオー関係だっけ?
二次スパでマイナーだから取下げてもらったのは
いれたかったがこいつらさけたほうが無難かな……?
ベターマンはともかくライジンオーがマイナーって言ったやつはそいつがアニメ見てないだけだろ
>>885 二次だとスパロボにあんまライジンオー出てないし、そこまで売れたハードじゃなかったから
ジャークサタン書くのが無理って意見多くてデビルガンダムに差し替えになったっけ、そう言えば。
GC/XOにNEOとマイナー作品への参戦とはいえ2回参戦してるし、
レンタルもちゃんとあるからおkな気がする>ライジンオー
うーむ・・・投票しといて何だが、やはりこいつに入れるのは
ちとKYだったかもしれん・・・
>>889 なら代えてくれば?
ID一緒だし〜やめて〜って締め切り来る前ならいいんじゃね?
そうだな、今ならまだ訂正認めてもいいと思う。
エリート兵って認めてもいいのか?
個性無いし、名前も無いし、切り払いネタやりたいだけだろ……。
ミストさんが落ちただと……!?
いや、どうせ投票枠で復活するだろうがw
ファフナー勢多くね?
ファフナー多すぎじゃね?
作品ごとの上限は確かになしだけど
それより問題は静かなる中条とエリート兵だろ
前者はそもそも書ける人いるのか、後者は完璧オリキャラだし
別にいいんじゃね?6ならぎりぎりいいだろう
>>893 うわ、ほんとだwww
「誰か入れるだろ」のジンクスだな、みんなそうだろ!?www
エリート兵はさすがにまずいよなぁ。オリキャラにする以外ないし、一発ネタ以外に使い道なさすぎる
(そもそも本来あれでネタにされてるのは親衛隊兵じゃないのかw)
ファフナーは6人か……K一回だけの参戦でこの数は確かに偏ってるかもしれんけど、なんともいえない
中条長官は問題無いと思う。
Gロボは別段把握困難な作品じゃないし、長官も出番無しのキャラクターじゃなかったから。
「地球の燃え尽きる日」の影響で小悪党っぽくならないかは少し心配だが……。
来たら投票終わってた。
あれ、今日やるって言ってたっけ?
>>896 OVAだから把握は簡単だろう
暗黒大将軍やテッカマン、弁慶なんかの原作でのキャラを把握している人がいるのかのほうが問題だ
気になるのは、中条長官と、一部wiiやGCでしか参戦してない連中かなあ
コンパクトコースな気がするが書ける人いる?
>>900 すまん、急に決まってしまったんだ……。
エリート兵で枠に空きが一つ出るかもしれない&二次投票がまだあるから、次の投票に参加出来る事を祈っている。
>>899 ロボ乗るキャラじゃないし・・・
ビッグバンパンチとか本編で描写されてないんだろ?
追い詰められたとき使わない方がおかしいってことになるじゃん
>>901 そこらのわりとスパロボで目立ったり常連だった連中は書けるからいいよ。
問題はスパロボ界隈で影薄い人々じゃない?
アニメじゃマイナーでもスパロボじゃ参戦多数な人や、スパロボで大きな脚光浴びた人はどうにかなる。
重要イベントだけならいろんなとこいれば気軽に見れるしね。
>>901 性格はスパロボ基準でも問題ないんで無いかな
スパロボでも原作でもないような性格の人も居たし
>>904 使うと死ぬからよほどの事でもない限りはなあ
ロボ乗るキャラじゃないのは前から居たし
しかし、男臭い連中ばかりだw
>>904 一次にロボなしでどうにかしようとしたバグというキャラがいてだな……
そういやシンもいないな、ていうか二次のエピローグで書かれてた奴全員いないのかw
そしてしたらばで汁出してアピールしてる娘もw
>>906 だからたとえば致命傷負ったりしたら使うのをためらう理由はない訳だろ?
生身でテッカマンとかと戦ったりしてさ
あとジ・エーデル・ベルナルは主催向きって言われてたけど、参加者で出た場合でも他の世界の情報知ってるとかになるのか?
>>909 それは書いた人が決めればいいんじゃない?
そこまでガチガチに決めてもしょうがないだろう、むしろネタ性ある人たちはスパロワっぽいしいい。
問題は、スパロボを通して把握してる人が少なそうなメンバーだ。
>>909 威力は書き手次第でいいだろう
大怪球が壊れそうなら文句ある奴はいない
他の世界の情報は知ってたほうが面白そうだな
ファフナー組にKのエンディングを垂れ流したりレナードとフルメタ世界の秘密について語りあったり
>>910 ラカン・ダカランって名前久々に見たよ
ウンブラって爬虫類?弓教授達殺した人?三つ目?
とかは正直思ってる
>>912 ウンブラは三つ目の奴だな。一番影薄い奴だw
薄味すぎてどうとでも解釈できるタイプw
投票じゃサウス・バニングが機動戦士ガンダム0080出展になってるけど
バニングは0083出展だよな?
2/2 スーパーロボット大戦OGシリーズ ○ギリアム・イェーガー/○ユウキ・ジェグナン
1/1 スーパーロボット大戦F完結編 ○エリート兵
1/1 スーパーロボット大戦D ○ウンブラ
1/1 スーパーロボット大戦K ○イスペイル
1/1 スーパーロボット大戦Z ○ジ・エーデル・ベルナル
1/1 ゲッターロボG ○車弁慶
1/1 グレートマジンガー ○暗黒大将軍
1/1 鋼鉄神ジーグ ○草薙剣児
1/1 機動戦士ガンダム0083 ○サウス・バニング
1/1 機動戦士ガンダムZZ ○ラカン・ダカラン
2/2 新機動戦記ガンダムW ○張五飛/○トレーズ・クシュリナーダ
1/1 機動戦士ガンダムSEED ○ディアッカ・エルスマン
1/1 機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY ○カナード・パルス
1/1 無敵鋼人ダイターン3 ○波乱万丈
2/2 戦闘メカザブングル ○ジロン・アモス/○ティンプ・シャローン
1/1 聖戦士ダンバイン ○ショウ・ザマ
1/1 機動戦艦ナデシコ ○ヤマダ・ジロウ
1/1 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness- ○ホシノ・ルリ
1/1 ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日 ○静かなる中条
1/1 超重神グラヴィオン ○紅エイジ
6/6 蒼穹のファフナー ○真壁一騎/○皆城総士/○遠見真矢/○羽佐間翔子/○カノン・メンフィス/○春日井甲洋
2/2 絶対無敵ライジンオー ○日向仁/○白鳥マリア
1/1 熱血最強ゴウザウラー ○エンジン王
1/1 超獣機神ダンクーガ ○藤原忍
2/2 創聖のアクエリオン ○アポロ/○シリウス・ド・アリシア
1/1 マシンロボ クロノスの大逆襲 ○ロム・ストール
3/3 宇宙の騎士テッカマンブレード ○Dボゥイ/○テッカマンアックス/○テッカマンランス
1/1 フルメタル・パニック! ○レナード・テスタロッサ
取り敢えず名簿を作品別に並べてみた。
バニングの参戦作品が「0080」になっていたので「0083」に訂正。
それとGロボとフルメタもタイトルを弄くってます。
ちょっと待て、レナードはまずいだろう、こいつ原作読まないと生い立ちとか性格とか何もかも不明のキャラだぞ。
スパロボどころか、アニメを見たって把握できない。
>>913 しかし中身は美少女!
どうでも良い情報は覚えてるもんだな
>>916 確かにちょっと問題あるな
とりあえず最低でもスパロボプレイすれば理解できるキャラが良い
あと問題ありそうなキャラはエンジン王かな
レンタルも無ければ参戦回数は一回だけ
NEOプレイすれば良い話なんだが
とりあえずエリート兵はボツとして
上で投票引っ込めたいって言ってた人はもう時効か?
とりあえずエリート兵には反対かなぁ
二次創作なロワでオリキャラだされても萎えるし
あとファフナーは多すぎないか?
エリート兵は出すならみせしめでいいと思う
一人が全部出した訳じゃないし多いって言っても撤回させる訳にも行かんだろ
突出してるとまあ大体がすぐに落とされるだろうし
二次投票だけど一次に投票した人は投票不可ってするべきじゃね?
>>920 上がってて気持ちいいスレじゃないしちゃんとsageようぜ
>>921 二次は議論じゃなかったっけ
ファフナーはかまわないかなー
>>917 落ち着け、ウンブラ美少女説は2chネタだ。公式だと覆面の中身は不明のはず。
喋り方から判断して、おそらく女性だと言われている事は確かなのだが。
>>919 二次でもスパロボJは登場人物多かったし、これ以上増やさなければ問題無いと思う。
>>921 二次投票は各人が好き勝手に投票するんじゃなくて、一時投票の結果を見て不足分を補うもの。
こいつがいいんじゃないかってキャラクターを意見と共に出し合って議論するわけだから、投票経験の有無は関係無いと思う。
……こりゃ一部話し合ってさげてもらったほうがよさそうだ
PS系、主流携帯機系スパロボ一通りやっても書けなさそうな奴多過ぎる。
レナードなんて無理だし、言っちゃ悪いがマイナーハードに1、2回出たキャラが、スパロボのロワでうまく回ると思うか?
把握というが原作多数で話数も多いスパロワで、みんながやってるスパロボをやって書けないのは致命的だよ。
みんな、一度真剣に考えてくれ。自分以外も書けないとリレーは成立しないんだぞ?
今のところ問題ありと考えられるのは
静かなる中条(非パイロット、それよりも作品内での戦闘シーンがほぼ皆無なことが問題?)
エンジン王(NEOのみの参戦、DVD等の視聴難)
レナード・テスタロッサ(スパロボのみでの人物像把握困難)
エリート兵(モブ。踏み込みが甘い!)
の4名?
あと、見せしめはエリート兵って意見が出たけど、
参加者に影響を与えそうな人物にしようぜ。
テッカマンエビルとかキラとか呉学人みたいな。
つまり、要訂正のキャラクターに投票した人間は再度投票し直すって事にすれば良いのかな?
出来れば、投票した人の意見をしたらばで聞きたいが
ある程度時間経っても何も反応無ければ投票か何かでそこら辺の連中削ったほうが良いかもな
エンジン王と同じ理由でライジンオーの二人もじゃないか?
XOとNEOだけで主流のスパロボに出てないし、把握もきつくないか。
伊達や酔狂でで外されたわけじゃないぞ、二次のジャークサタン(ライジンオー出典)は。
当時いた書き手の誰からも書けるって声があがらないほど、書き手がつかない状況だった。
未プレイ未視聴だから突っ込んだ話は出来ないんだが……
キャラもストーリーも改悪だらけと悪評高いKにしか出てないファフナーはどうなんだろう
上で問題ないと言っている人もいたけど、それは参加人数に関してっぽいし
エリート兵にストップがかかるとは思ってなかった
ロボゲ板ならある意味定番のキャラだし、名無しキャラは他のロワでも結構出てるからそこまで問題にしなくてもいいんじゃないかと
>>929 スパロボDはよくないか?あとウンブラのイベントインターミッション戦闘の台詞どれも全部持ってるからキャラ紹介であげる。
おぼろげなDやった記憶だけでも書けるように。
>>930 あー、そうだったな、デビルガンダム変更の理由そうだった。書いた氏自身が自分以外賭けるのかって提案するほどだったっけ
ファフナー参加自体は問題ないと思うなー。
6人も入るぐらいならそれぐらいに人気なんだろうし
>>928 レナードを投票したものですが、レナードの投票は破棄してもかまいません。
自分は原作で把握していたため、首輪解析候補として違和感なく投票してしまいましたが、
上記のような問題点を見落としていました、迷惑をお掛けして申し訳ございません。
念のためID確認の可能なしたらばでも宣言したほうがよろしいでしょうか?
>>926 戦闘シーンに関しては地球に燃え尽きる日もあるし大丈夫じゃね?
レナードは原作読者からしても書きづらそうだと思う、スパロボで言うとシュウとフロスト兄弟を足したかんじかな?
エンジン王はリアルタイムで視聴してた人間からするとダメな理由がないんだがなあ
エリート兵は難しいな、書き手の意見が聞きたい
>>930 普通の小学生の男女としかいいようがないと思うんだがなあ……
今はレンタルもあるし大丈夫なんじゃないか?
>>931 ファフナーは設定が視聴してない人には掴みづらいだろうな
コアなファンがつきやすい作品だから下手なの書くと荒れそうだ
久々に見に来たらまたラウルがハブ…だと……
>>932 個人的に出番も印象も凄く薄かったのでかける人いるのかなぁと・・・・・・
キャラ紹介で把握できるなら全然問題ないっす
>>935 今回の原作の種類は20種以上あるんだけど、それらを現実全部把握なんて無理。
それを解決するのがスパロボプレイによる把握なんだよなあ。
スパロボ知識+ネットでググって調べたりした知識、一部抜粋の映像、そして好きな把握してる作品の知識で書くってのが
スパロワの基本だから。
原作を把握する前提で簡単に書ける!ってのは、ロボアニメロワなら正しいけど、スパロボのロワであるスパロワだとかなりグレーだったりする。
むしろ、どうとでも味付けできる薄味キャラのほうが……
ライジンオーの二人に投票した者です
レンタルがあるし情報の少ない敵メカはともかく、メイン二人なら大丈夫かと思って投票しました
あとGCやNEOのマイナーさをナメてましたw
問題ありとされるなら破棄されても構いません
ID:G6rFXpoI 【エンジン王@熱血最強ゴウザウラー】
ID:tv2//RMU 【レナード・テスタロッサ@フルメタルパニック!】
ID:UCyzFVoA 【日向仁@絶対無敵ライジンオー】 【白鳥マリア@絶対無敵ライジンオー】
これら破棄するって人は権利まで破棄する訳じゃないから代替キャラ考えといた方がいいかも
>>939 いや、ライジンオーの二人は数少ない子供でしかも片方は女だというのが
まじめな話、ロワとして惜しい。
何よりここで投票者を名乗られても、本人という保証はないんだが。
だねえ、書き込むならしたらばのほうがいいと思う。
したらばに書き込んできました
個人的には出したくて出したくて仕方ないですが、リレーを停滞させる原因になるなら引っ込めます
ん、あれどうなんだ?
投票破棄したら早い者勝ちなのか、投票した人が再投票できるのか
再投票がいいんじゃないか?
取り下げてもらうんだから、代わりのキャラを立てられる権利はないといけないと思う。
それすら要らないと言うなら……代わりに管理人あたりに決めてもらう? 1,2キャラだし、したらば管理してくれてる人の役得ってことで。」
同じくしたらばに書き込んできました。
ついでに、代替キャラを提示しました。
同じくエンジン王に投票した人間です。
エンジン王への投票を撤回して、新たに票を振り直しました。
2/2 スーパーロボット大戦OGシリーズ ○ギリアム・イェーガー/○ユウキ・ジェグナン
1/1 スーパーロボット大戦F完結編 ○エリート兵
1/1 スーパーロボット大戦D ○ウンブラ
1/1 スーパーロボット大戦K ○イスペイル
1/1 スーパーロボット大戦Z ○ジ・エーデル・ベルナル
1/1 ゲッターロボG ○車弁慶
1/1 グレートマジンガー ○暗黒大将軍
1/1 鋼鉄神ジーグ ○草薙剣児
1/1 機動戦士ガンダム0083 ○サウス・バニング
2/2 機動戦士ガンダムZZ ○ジュドー・アーシタ/○ラカン・ダカラン
1/1 機動戦士クロスボーン・ガンダム ○カラス
2/2 新機動戦記ガンダムW ○張五飛/○トレーズ・クシュリナーダ
1/1 機動戦士ガンダムSEED ○ディアッカ・エルスマン
1/1 機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY ○カナード・パルス
1/1 無敵鋼人ダイターン3 ○波乱万丈
2/2 戦闘メカ ザブングル ○ジロン・アモス/○ティンプ・シャローン
1/1 聖戦士ダンバイン ○ショウ・ザマ
1/1 ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU ○ツワブキ・ダイヤ
1/1 機動戦艦ナデシコ ○ヤマダ・ジロウ
1/1 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness- ○ホシノ・ルリ
1/1 ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日 ○静かなる中条
1/1 超重神グラヴィオン ○紅エイジ
6/6 蒼穹のファフナー ○真壁一騎/○皆城総士/○遠見真矢/○羽佐間翔子/○カノン・メンフィス/○春日井甲洋
1/1 超獣機神ダンクーガ ○藤原忍
2/2 創聖のアクエリオン ○アポロ/○シリウス・ド・アリシア
1/1 マシンロボ クロノスの大逆襲 ○ロム・ストール
3/3 宇宙の騎士テッカマンブレード ○Dボゥイ/○テッカマンアックス/○テッカマンランス
1/1 フルメタル・パニック! ○テレサ・テスタロッサ
改訂版の作品別参加者名簿です。参考までに張っておきます。
ライジンオー組の者です
こちらも代替キャラを投下しました
正直ライジンオーより把握困難だと思いますが、Kではそこそこ優遇というかキャラ的におかしくはなかったのでKだけで十分かと
波乱万丈じゃなくて
破嵐万丈じゃなかったっけ?
投票に気付けなかった……
2次投票には間に合えるといいな……
いや、俺も勘違いしてたけど二次投票じゃなくてこの投票結果見て議論で出すんだと
マーダー枠が少なめだからそっち系が増えるんじゃないかな
仕事終わって覗いてみたらやたら伸びてるからもしやと思ったが投票やってたのね……
想像以上にカオスな面々だな
一回目で22人も投票してもらってるし、管理人さんにIPチェックしてもらって投票してない人で10人早いもの勝ちでいい気がしてきたw
マーダーもうちょっと欲しいくらいで、バランスとれてるし、話し合って決めなくてよくね?
違った、21人だった。
しかし、あっという間に埋まったし、21人もこのスレ見てたんだなw
二次も早いもの勝ちで、気付けなかった人の救済投票にしたほうがいいと思う。
で、エリート兵どうするよ
議論は必要だと思うな
早いモン勝ちだと誰得キャラ増えるし
議論イラネ
正直この投票でも人が集まらないで時間かかるかな、全員投票しても余るんじゃないか?と思ったら即埋まったし、
まだ投票できてないって声も見えるからそっちの人が投票できるようにしたほうがいい。
自分が投票したから他の人には投票いらないってのは無しだぜ、カーシャ!
ここのしたらばって日付変わったらID変わる?
あと10人程度じゃスタートダッシュで埋まるよ
二回目は一人一票ってことで
>>959 いやIDは変わっても、IPってもんは変わらない。
そして、そのIPを管理人は知れるから、前入れた人がまた入れようとしたら気付けるってわけ。
だから、純粋に入れられなかった人が入れられる。
それならファフナー投票した人をチェックして欲しいな
正直「ルーター切りました☆」でID変えとか出来そうだし
ファフナーは好きだが、あの速度でキャラ被りなしのファフナーのみ投票があるとどうも疑ってしまう
>>901 テッカマンは他所のロワに参戦してたし大丈夫だと思うけど……
そういう意味じゃ生還まで経験したキングゲイナーからの投票もなかったな
スパロワでファフナー6人とかww
何気にミストさん、ヴァン、シンのネクロワ組不参加なのなw
二回目の時はできれば女性キャラ補充してほしいなぁ、
などと個人的に思ってたりw
投票がいつかいつかと毎日楽しみしながら帰宅後すぐにこのスレを覗いていたのに仕事から帰ってきたら投票が終わっていたでござるの巻
・・・ウェンドロを出してあげたかったorz
上で土日には変な奴が出るからすぐに投票しようとあるが
昨日こそ変な奴が出てきた日であったかもしれない
突発的にやれば自分の投票が通りやすくなると思ったのか、全く異論が出なかったし
俺は出さなかったもの
ログ見たら投票の提案が開始の一時間前じゃねーか。
それで投票結果がマイナーとかにっちとか馬鹿なの死ぬの? それ以前の問題だろうが。
まあ今さら結果にどうこういう気はないよ。
スパロワににっちだのマイナーだのは関係ねーし。
怖れるべきはフォルカだけだ、すなわち入手困難というリアル事情。
それ以外ならオールオッケーでいこうぜ。おれは投票気づかなかったけど。
うわ、ちょっ、もう投票終わったの?
前から楽しみにしてたのに……
い、いつの間に。
もうちょい猶予くれても・・・
……予想外に人が多くいたんだな
同意した人間だがあの人数でも余裕で余ると思っていた見通しが甘かったということか、すまん。
ということでいっそやり直しを提案する!(今日の24時から?)
知ってて時間に間に合わなかったならともかく、知らなくても間に合わなくて終わってたは悲しすぎるしな!
今のままだと6割以上好きなキャラだけど、俺が好きなキャラよりみんなが好きなキャラが出たほうが楽しめるだろう。
確かに、急ぎすぎた感じだなぁ・・・
しかしやり直すにしても、今晩いきなりだと
また同じことの繰り返しにならないか?
日曜の夜でよくね?
明日の24時。こうなったら少しでも告知の時間欲しい。
何度も投票し直すのはどうかと思う。
だけど投票が決まったのは確かに突発的な出来事で、参加したかった人の意見も汲みたい。
ここは、いっそ参戦可能な枠を何人か増やして、また早い者勝ちの投票を行うのはどうだろうか。
今度は一人一票にして、前に投票した人間は勿論投票不可。
それで二度目の投票結果を見て、改めて三度目に議論投票を行うようにすれば、なんとか折り合いは付くと思う。
参戦人数は増えるけど、第一次での人数は67名で今より多かったし、個人的には問題無いと思う。
再投票は別にしなくていいかなぁ
一ヶ月かけて最高の選別をしたとしても結局開始数時間で1/4ないし1/3は死ぬわけだしね…
ただ追加キャラは真剣に吟味して欲しいわ
早い者勝ちとかじゃなくて最低でも二人以上の納得が欲しい
やり直しにしろどういう流れになるにしろ、
今この時間ここにいる人間だけでそれを決めるのはどうかと思う
それこそ揉める元だし、そんな急に決めたら昨夜の突発的投票と同じことだ
昨夜投票した人がここにいるとは限らんし
もう一度時間かけて話し合うべきかも
別にやり直しでも構わんよ
そっちの方が皆の意見を平等に受け入れることになって良いと思う
結局、好きなキャラクターをまた投票すれば良いだけの話だろ
何もしないで通しになったら困るから、一応投票したけど明らかにノリが変だったし
あと言っては難だが、正直ファフナーとかインチキくさいぞ
それに皆が暇な訳ではないだろうし
用事があって見れなかったかもしれんのに、倍率の高そうな追加枠で我慢しろっていうのはフェアじゃないだろ
三次の準備もいいけど少しくらいは二次スパ完結の余韻に浸らせてくれんかな
色々話したいことあったのにあっという間に三次の話題で埋まっちゃったし
そろそろ三次専用スレ建てていいだろ
来たら終わってた…
せめて一日前に一声ぐらいは欲しかったんだが…
アニメ化されてないアストレイのキャラはどうかと思う
投票決行した方々に教えてあげよう、世の中には深夜勤ってのもあるんだよorz
なんで予告無しに始めちゃうかな〜
>>980 問題あるか?漫画数冊ですむから何十話もあるアニメよりむしろ把握楽だと思うぞ
1週間くらいあけて来週もうあげたもん勝ち一回投票すればいいんじゃないか?
そのくらいあければ告知にも十分だし、今度こそフェアだろう
俺もまさにそれだったわ…
でも投票取り消しだけはしちゃいけないと思う
ただ、せめてもう一度投票のチャンスを設けてもらいたいよ
始まった三次ロワが面白くなってきてから『ああ、あのキャラも出してもらえてればなぁ』
とかあとになってから後悔だけはしたくないんだ・・・
じゃ、告知から一週間後に同様の投票して、それを今回のに加えるか?
機体のリクエストも出てきていいんだけど
「誰でも乗れる」機体を優先した方がいいと思う
乗り捨てられても登録抹消しないと動かせないのってロワ的にマイナスになりそうだし
じゃあ今回投票できなかった人限定で一週間後にもう一回追加枠設けるか?
20人くらい。これなら一人2キャラで、追加で10人も投票できる。
さすがに、全員合わせて30人以上投票したいって人はいないだろう……w
キャラ投票も大事だけど機体投票もしたらどうかな?
990 :
スレ汚し失礼:2009/12/12(土) 12:51:42 ID:oi7KJNuV
今日の粘着荒らし
ID:OJsATeQJ
図鑑スレでBE、第3次アルファスレでフラゲと呼ばれている荒らし、並びに
第一次ロワスレで因縁をつけて騒いでいた荒らしです。
決まった連中に文句は無いけど、確かに突発的だったし、もう一度機会は欲しい。…と、投票に参加出来なかった俺が嘆いてみる。
あのさー機体も決めるってのはないの?
「この機体を出したい!」って人もいると思うんだけど
書き手として参加する、という発想は無いのか?
>>993 無理です
相当序盤じゃないと無理だしねそういうのは
再投票したってできなかった・間に合わなかったやつがgdgd同じこと言うだけだろ
ただまあ急ではあったから、議論枠は再度投票枠にしてもいいかもしれない
ただし一人一票で今回投票した人はなしにするか、二票だしたうち一人を取り下げて再度投票権を得るか
いずれにしても完全リセットは反対
たしかに突発的ではあったがおおむね問題ない面子だし、荒らしもいなさそうだしな
ファフナーが多いは管理人に判断してもらえば済む問題
>>977 だったら自分から話題ふればよかった話。それすらもせずガタガタ言うな
>>980 ここはアニロワではなくスパロワ
>>982 マイナーすぎないか?
アストレイの漫画なんてまず売ってないし
古本屋いけばあるが。
いやアストレイ本屋いけばどっちも転がってるぞ
1001 :
1001:
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│ [インターミッション] │
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│ ユニット能力 ユニットの改造 武器改造 │
│ パイロット能力 パイロットのりかえ 妖精のりかえ │
│ 強化パーツ ユニット換装 オプション │
│ セーブ ロード ポケットステーション │
│〔次のスレッドへ〕 │
│ │
│次のスレへ進みます。 │
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│ 総ターン数_1000 資金___1000 │
│第1話『このスレッド』までクリア. │
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