シェルディアがレムのことについて語っていたときの台詞
シェルディア「ボクには妹がいたよね。妹が『神の石』の輝きを失わせるからって嫌われてたのは知ってるでしょ?」
ミスト「妹…レムの事か。確かに、あの扱いはどうかと思ったけど…でも、言うほどのもんじゃなかっただろ」
シェルディア「レムが生まれた頃はもっと酷かったんだよ…」
「そいつを捨てろ、『神の石』に近づけるな、不吉な赤子は殺せ、って嫌がらせを受けて…」
ミスト「ベザードの…あの街の人達が!? そんな馬鹿な!」
シェルディア「だって、自分の街を守るためだもん。『神の石』が動かなくなったら、ボクの街は滅んじゃうんだから」
ミスト「だけど…」
シェルディア「ねえ、ミスト。ミストは、地球を守るためだったら戦えるんだよね」
「じゃあ、ボクを守るためだったら誰かを殺せる?」
ミスト「そ、それは…。俺はそんな事のためにレヴリアスに乗ってるんじゃ…」
シェルディア「ボクは殺せるよ」
ミスト「!!」
シェルディア「ミストを守るためだったら…それくらいの覚悟はあるもん…」
ミスト「だからって、そんな言い方!」
シェルディア「だって、もうボクにはミストしかいないんだもん!!」
「レムもベザードの崩壊に巻き込まれちゃったし知ってる人はみんな死んじゃってるんだ!」
「ボクに残ってるのはミストとセリウスUと、そのエンジンに使ってる…」
「『神の石』だけなんだよ!」「それを守るためだったらボクは…! ううっ…」
ミスト「…わかった。そこまで言うなら俺ももう何も言わないよ 俺が最後まで面倒見てやる」
シェルディア「えっ…?」
ミスト「だから、さっき言ってた栄養バランスばっちりなメニュー、頼むぜ」
シェルディア「…後悔しない?ボクはミストが生きてるだけでいいんだよ…」
ミスト「生き残るために…守ってくれるって宣言した奴がそばに居ないと…だろ?」
シェルディア「…うん!」
ミスト(正直、まだ総士君の考え方や地球連合軍とザフトの戦争を見る限り地球人に対する疑念は消えない…)
(でも、シェルディアの言う通り何かを守るために戦ってる人は少なくないはずなんだ)
(ヴァンさんだって、言い方を変えれば守りたいもののために戦ってるんだし もう少し地球人の事をよく知ろうと思う)
(少なくとも、俺の周りにいる地球の人達は素晴らしい人ばかりだから…)
ベザードが全然平和とは思えないんだけど…。しかもミストがベザードの人間をみんなイイ子ちゃんみたいに思ってたのがなあ…
余談であるが、後半ではミストが地球の守るためにガズムに憑依されたレムあるいはエルリックを殺す気満々な発言をしてたし