1 :
それも名無しだ:
2 :
それも名無しだ:2009/02/16(月) 04:43:38 ID:8ls+QjMu
3 :
それも名無しだ:2009/02/16(月) 04:44:22 ID:8ls+QjMu
4 :
それも名無しだ:2009/02/16(月) 04:47:43 ID:8ls+QjMu
現在までの登場人物
アラド&ゼオラ→ゼラド(姉)&アオラ(弟)
ゼンガー&ソフィア→ゼフィア(♂)
トロンベ&スレイ→スレイチェル(イグニッション)
イルイ&???→イルス(♀)
ブリット&クスハ→クリハ(♀)
セレーナ&ルアフ→レイナ(♀)
アイビス&???→アイミ(♀)
トウマ&ミナキ→トウキ(兄)&ミナト(弟)
ギリアム&ヴィレッタ→ヴィレアム(♂)
リュウセイ&マイ→マリ(♀)
リュウセイ&ラトゥーニ→リトゥ(♀)
キョウスケ&エクセレン→レモン(長女)&アルフィミィ(次女)&タカヤ(長男)
ハザル&ルリア→ハザリア(兄)&ルル(妹)
アルマナ&クォヴレー(?)→ルナ(♀)
キャリコ&スペクトラ→キャクトラ(♂)
シュウ&サフィーネ→シュウヤ(♂)
シュウ&モニカ→クリストファー(♀)
孫光龍&孫龍王(真・龍王機)→孫真龍(♀)
ジョッシュ&グラキエース→ラッシュ(弟)&ラキア(姉)
イングラム&ヴィレッタ(未確定項)→イングレッタ(♀)
アークライト&セレイン→レラ(♀)
ジーク&光珠→アークorジキミ(♂)
秋水&サリー→咲美(♀)
タスク&レオナ→レタス(♀)
ケイサル・エフェスの孫→ルサイケ(♀)
バラン・ドバンの孫→ラン(♀)
カズマ・アーディガンのライフデータ→マーズ(ロボ)
マサキ&リューネ→マキネ
ユウキ&カーラ→ユウカ
ラウル&ミズホ→ミズル
フィオナ&ラージ→ラーナ
その他
アラド、ゼオラ、クォヴレー、イングラム、ゼンガー、トロンベ 他保護者の方々
ディストラ姉さん、アストラ兄さん、龍王姐さん、ガンスレメイド隊(A〜F) 、龍鱗機、XNガイスト など人格持ち機動兵器
αビンボーズ、αユーレーズ などディス・レヴに住まう方々
ラミア、ヒューゴ、アクア、アクセル、ルアフ 他教師の方々
その他、因果地平の彼方へ消えていったキャラ達等は人物辞典参照
※禁止事項※
・新キャラの追加は一時的に解放されています。(新キャラと既存キャラの基準は人物辞典に登録されているか否かです)
・放置キャラのサルベージも同様に開放中です。過去に名前だけあるいは一発ネタだけでしか登場していないキャラクターの再利用も可能となっています。
・新キャラ規制についての意見は議論板にてお願いします
推奨事項他
・主役は子供達全員です。でも、バランガ一家が中心にいる方がいいかも。
・嫌なネタはスルーの方向でお願いします。
・過去のネタと矛盾は極力抑えましょう(過去ログに事前にしっかり目を通しましょう)
・版権キャラは…まあ、控えめにね、あくまで主役は子供達なんで。
・その他議論は本スレではなく議論板で
・ハザリアが好きな職人さんはなるべく半角を使って819ランをさせてあげましょう
・職人の自分語り、投下に対しての質問も議論板でお願いします
5 :
それも名無しだ:2009/02/16(月) 07:32:16 ID:K+vk8kC8
【前スレの流れ!】
27代目スレ始動!そして共演する金田一少年とコナン! →励む!少子化を吹き飛ばし
てきた親世代! →台所!お弁当を作るミィ! →どうもごシンセツに!誤爆は可能性の
香り!→ 軌跡!こうして彼らはOG町に集った! →羞恥プレイ!さあいってみろ咲美!
→キャクトラ作曲!そしてイモを食う面々! →お菓子作り!ムダに上手いミナト! →
格闘大会!想像以上のグダグダっぷりだ! →アイミ、ガンバ、チャチャチャ!略してアバ
茶! →目標!年の瀬に目標を決めるハザリア! →お裁縫!スレイチェルは構ってもらい
たい! →クリスマス!自らフラグを叩き折るカズマ! →元祖デビルガンダム!芸術的な
咲美の贅肉! →母乳!ぐずるマーズ! →ビーズ細工!ゼフィアは朴念仁だ! →色恋皆
無!ボケ老人のように扱われるランディ! →クリスマス!夜を切り裂き飛べアイミ! →
捕鯨!南十字星は壊れない! →マンモス愚か!メイドイン星矢を巡る聖夜! →生臭い!
聖夜に鯨肉をばらまくハザリア! →年の瀬解体!ラーナとミズルは仲良しじゃない!
→ご覧の有り様だよ!ミツハルが挑むエロゲ! →ゼラドを狩るモノ!今年の出来事を
駆け巡れ! →ちはやぶる!百人一首が妙に強い咲美! →マラソン!ウダウダいうアー
クとシュウヤ! →フィリオは死なず!ヘンな親戚ばっかりだアイスマン! →レッドク
リフ!しまったこれは玉アヤの罠だ! →捏造新作!メガネデラックスはデラックスなのか!
→夜鍋!酒盛りをする面々! →K始動!どうせ揺れるんだ! →マキネ立腹!バスター
ドはいつ完結するのか! →逆チョコ!詰めが甘いヴィレアム! →運動不足!そんなこ
とよりごろごろしたい! →ゼラド彷徨!段ボールは暖かい! →実写版キャスト!そう
いえば咲美は! →皮剥くよ!すべてをプニれゼラド! →銭ゲバ!傷付いたままじゃい
ねーズラ! →節分!歳の数だけ豆を食う執事! →ヴィレアム千里行!一万のカットモ
デルに匹敵しろ! →ノロウィルス!お願い私めのアワビを熱くして! →バレンタイン
をぶっつぶせ!数学とギャンブルとハリウッド版悟空! →不毛!アークとシュウヤが育
むバレンタイン!
ルアフ「世間的にはもうひな祭りなわけだけどさ」
ヒューゴ「バレンタインも来てないうちからスーパーがひな祭りコーナー作ってるんだから、
もういまが何月なのかわかんなくなりそうっすよ」
ラミア「もう、春一番も吹いたことだしな」
ルアフ「春の季語っていったら、パンチラだよね」
アクア「間違った季語を教えようとしないでください」
ラミア「アクア先生は、なぜパンチラをしないんだ?」
アクア「しませんよ、そんな恥ずかしいこと」
ルアフ「そんな格好してなにいってるんだろう、このひと」
ヒューゴ「いいから、そんな格好してアグラをかくなよ」
アクア「え、ヒューゴが私のそんなとこ気にしてくれてるなんて」
ラミア「人間、幸せのハードルはどこまでも引き下げられるものなのだな」
ルアフ「それ以前に、嫁入り前の娘がそんな格好でアグラかいちゃいけないよ」
6 :
それも名無しだ:2009/02/16(月) 07:33:32 ID:K+vk8kC8
ヒューゴ「あ、やばいっすよ、もうカメラまわってますよ」
アクア「いつも思うんだけど、いったい誰が撮ってるのかしら」
ルアフ「オッス、オラ、ルアフ先生!
みんな、タスクさんの髪の毛を藁人形にねじこんで釘打ってるかい?
よい子のヒーロー、ルアフ先生だよ!」
アクア「のっけから、なに陰湿なこといってるんですか!」
ラミア「ハリウッド版悟空の声がタスク氏に決まった一方、
ハリウッド版のヤムチャは戦闘センスゼロの三枚目だということに驚きを禁じ得ない、
ラミア・ラヴレスだ」
アクア「なんでハリウッド版ドラゴンボールのことで頭いっぱいなんですか!」
ヒューゴ「はい、ここはですね、アラド・バランガさんとゼオラ・シュバイツァーさんを始め、
バンプレストオリジナルキャラクターの子供たちが、
『スカイ・ハイ』的な学校でヒーローとしての自覚を学んだりは特にない、
そういう場所です。
とりあえずネグリジェ姿のマイさんと、ニンジャ服剥かれて股間隠してるシュウさんが出てくれればいいや、
ヒューゴ・メディオです」
アクア「ヒューゴ! 残念ながらシュウさんは出ないそうよ!」
ヒューゴ「ええ、なんで!? マイさんは出るのにシュウさんいないなんて!」
アクア「ヒューゴ! ヒューゴの中でどれだけシュウさんの存在が大きいの!」
ラミア「そんなこといいながら、今日帰りにネグリジェ買って来ようかしらと考えている、
アクア・ケントルム先生だ」
ルアフ「僕たちは、子供たちが通う高校の先生っていうことになってるよ。
そして18歳の高校生だっていうハリウッド版悟空の設定は僕にこそふさわしいと思ってるよ」
アクア「もうハリウッド版悟空のことは諦めてください!」
ラミア「鬼太郎も終わるそうだしな」
ルアフ「ノザワさんだ! ノザワさんの陰謀なんだ!
僕を潰そうとしてるんだよ、ノザワさんは!」
アクア「なんですか、その被害妄想!」
ラミア「仮にノザワさんの陰謀だったとして、
ハリウッド版悟空をタスク氏にしてノザワさんになんのプラスがあるというんだ」
ヒューゴ「マイナスがなくなるんじゃないっすか」
ルアフ「じゃあ僕たちのZ戦士を公開しよう!」
アクア「Zはなんの略ですか!」
ゼラド「えっと、わたし、お腹すいちゃってリキが出ない!」
ラミア「いいぞバランガ。素晴らしく元気のいい空腹アピールだ」
ルアフ「アラドさんとゼオラさんとこの長女、ゼラド・バランガくんだ。
ドラゴンボールで例えると、えっと、うぅんと、
レッドリボン軍編のスノちゃんをおっぱいとほっぺの高校生にしたような感じだよ」
アクア「初手から躓いてるじゃないですか!
無理にドラゴンボールで例えようとしないでください!」
ラミア「さらにスノちゃんを銀髪の食いしん坊にしたら完璧だな」
ヒューゴ「ああ、ロシアっぽい服は着ていません」
アクア「もはやスノちゃんの痕跡が微塵も残ってないから!」
7 :
それも名無しだ:2009/02/16(月) 07:35:01 ID:K+vk8kC8
レイナ「摩訶不思議アドベンチャー過ぎるから」
ルアフ「レイナ・レシタール、僕とセレーナの間に産まれた奇蹟の破壊王女さ」
レイナ「奇蹟の種類が違うんじゃない?」
ラミア「ドラゴンボールでいうと、ブウ編の最初のところの天下一武道会で
ベジータと戦っていたおっぱいだ」
アクア「ドラゴンボール女性キャラ少ないんだから、無理しないでください!」
ルアフ「もはやレイナ! 君に希望をかけるしかない!
いつかきっと出るであろう、ドラゴンボールの性別とっかえ企画で主演を張るんだ!」
レイナ「最近の事情見ると、まったくないとも言い切れないから困るわよ!」
ヒューゴ「性別変わっても、声はノザワさんでいいんじゃないんすか?」
アクア「ヒューゴ! 余計なことをいわないで!」
ルナ「ドラゴンボール? 胸がパチパチする言葉だな」
ルアフ「クォヴレーくんが知らない間にアルマナさんが産んだ娘、
ルナ・ティクヴァーくんさ。
そしてドラゴンボールでいうと、なんかの劇場版に出てたお姫様キャラさ」
アクア「もはやドラゴンボールであるかどうか怪しいじゃないですか!」
ヒューゴ「そういえば、ドラゴンボールってなにげにお姫様キャラいないっすね」
ラミア「心配するなティクヴァー。
アニメオリジナルで、ベジータとナッパが地球に向かう途中で立ち寄った星のお姫様がいる」
ルナ「なにも心配などしていませぬが」
アクア「その星って、昆虫みたいなエイリアンしか住んでない星じゃなかったでしょうか!」
ラミア「さすが、リアルタイムで観ていた世代は違うな」
ヒューゴ「マジで! すげえ! 再放送じゃないんだ!」
ラミア「ヒューゴ! やめてヒューゴ!
そんなことで私を尊敬の眼差しで見ないで!」
スレイチェル「スレイチェルはそう、世界で一等スリルな秘密」
ルアフ「スレイチェル・ファインシュメッカー。
レーツェルさんとスレイさんが産み落としたユカイな奇蹟さ」
スレイチェル「他人からユカイなどといわれると少々ムッとします」
アクア「この子、めんどくさっ!」
ルアフ「ドラゴンボールで例えると、なんだろ。
ザーボンさんじゃないだろうし、あ、そうだ。
ミスターサタンの弟子で、セルにあっという間に倒されちゃった」
アクア「べつにザーボンさんでいいじゃないですか!
なんでそう、マイナーなキャラ、マイナーなキャラばっか挙げてくるんですか!」
スレイチェル「むしろスレイチェルはジースである!」
ラミア「名前のモチーフがジュースなのかチーズなのか混乱されがちだということだな」
8 :
それも名無しだ:2009/02/16(月) 07:35:51 ID:K+vk8kC8
ヴィレアム「ハチャメチャが押し寄せてきているような気分です」
ルアフ「ヴィレッタさんとギリアムさんの息子、ヴィレアム・イェーガー。
ドラゴンボールで例えるとパイクーハンだよ」
キャクトラ「いつかすげぇ奴になるんです」
ラミア「キャリコ氏とスペクトラ氏の息子、キャクトラ・マクレディ。
ドラゴンボールで例えるとアルティメット悟飯だ」
ヒューゴ「スペック自体は高いけど特に活躍しないっていうことですね」
リトゥ「わたしだっていつもとびきりZENKAIパワーなんですよ」
ルアフ「リュウセイさんとラトゥーニさんの娘、リトゥ・スゥボータくん。
ドラゴンボールで例えると、ええと、ほら、いたじゃん、
魔人ブウにトドメ刺すとき、地球人のみんなが元気渡してるシーンよく探すと
たぶんいるメガネのひと」
アクア「あまりにも適当すぎますよ!」
ルアフ「そういうわけで、このスレで終わりじゃないぞよ。
もうちょっとだけ続くんじゃ」
ラミア「あと6年は続きそうだな」
ヒューゴ「フカキョンがドロンジョ様やってくれるからいいや」
アクア「ヒューゴ! ドラゴンボールへの興味をなくさないで!
シュウさんは出てこないけど、マイさんがニンジャっぽい服着てるそうだから!」
ヒューゴ「マイさんがニンジャっぽい服着てたらどうだっていうんだよ!
シュウさんがニンジャ服剥かれて股間隠してないと、なんの価値もないんだ!」
アクア「ごめんヒューゴ! そればっかりはわたしにもどうにもできない!」
ルアフ「股間隠せばいいじゃん」
ラミア「アクア先生になんて惨い要求をするんだ!」
アクア「なんでそんなに青ざめてるんですか!」
ルアフ「じゃあよい子のみんなは股間を露わにして!」
アクア「させませんよ!」
ラミア「露わにしていないつもりだったそうだ」
9 :
それも名無しだ:2009/02/16(月) 17:51:16 ID:/nKCM0AK
>>5-8 ワロタww
やっぱこれがないと始まった気がしないぜ
10 :
それも名無しだ:2009/02/17(火) 03:03:16 ID:WQFb3e3X
ビンボーシュウが股間隠してウロウロしてたらヒューゴ先生大喜びだよ
11 :
それも名無しだ:2009/02/17(火) 03:34:37 ID:JIRJyowA
スレ立て乙!
そして毎回先生たちの開幕ネタには笑わせてもらってます!
12 :
それも名無しだ:2009/02/17(火) 04:03:54 ID:a1O5EsKA
>>7でアクア先生らしいセリフがラミア先生になってるけどなんだか問題ないね
13 :
それも名無しだ:2009/02/17(火) 09:05:52 ID:UNKJmfG1
あの陥没乳首はなんだったんだよ
14 :
それも名無しだ:2009/02/17(火) 10:47:02 ID:U/J7uPRO
ドラゴンボールリアルタイム試聴世代がおじさん、おばさんと呼ばれる時代なんだな・・・
フッ、時の流れは残酷だぜ・・・
15 :
それも名無しだ:2009/02/17(火) 23:31:46 ID:LcVNOqWK
毎度毎度先生sのやりとりはおもろしいなぁw ほんとこれがないと始まった感じしないぜ。
16 :
それも名無しだ:2009/02/19(木) 01:30:56 ID:vBc7Q+lU
マキネ「・・・ねえ、しないの?」
ミナト「何をだよ?」
マキネ「若い男と女がひとつの部屋に二人っきり・・・分かるでしょ」
ミナト「なななななな・・・何言い出してんだ、お前は!」
マキネ「ね・・・しようよ。
クラスの女子の誰が陥没乳く・・・」
ミナト「しねえよ!やっぱりかよ!何だよその振り!一瞬変な期待がしちゃった俺を殺してやりてえし!
俺たちが二人きりなのはラミア先生から授業で使うって言われた教材を取りに越さされてるからだし!
誤爆は全部拾わなきゃいけねえわけじゃねえし!
そういうことばっかりやってると出番ネタと同じで収拾付かなくなって酷い事になるんだからな!
ほら、ドラゴンボールの方に食いつけよ!お前の好きな90年代だぞ」
マキネ「ん〜、じゃあアタシがランチさんで、トウキがプーアルで、ミナトがウーロンね。
はい終了。でさ、さっきの話の続きなんだけどさ」
ミナト「超テキトー!何なんだよその情熱は!何がお前を突き動かしてんだよ!」
マキネ「せっかくミナトと二人きりだしさ。ほら、アタシってアイミをライバル視してるじゃない。
やっぱりそっちの方も手出しとかないといけないのかなと思って」
ミナト「アイミをライバル視してる事と俺に無理矢理絡んでくることのどこに関係あるんだ?」
マキネ「ミナトは二、三回死んだ方がいいと思うよ」
ミナト「意味わかんねえな。何で俺が死ななきゃならねえんだよ」
マキネ「ちなみにアタシの乳首については秘密ね」
ミナト「秘密ってお前のがどんな形なのかはクラス全員知ってると思うぞ」
マキネ「は?なななななな・・・何言ってんのよ!何で皆知ってんのよ!」
ミナト「だってお前年中白のタンクトップ一丁で過ごしてて、暑い日なんて結構な確率でノーブラじゃん。
ニップレスだっけ?あれもつけてねえし、最初の頃は皆オギオギしてたけど、最近はもう見えてても意識もしねえな。
ん?どうした?顔真っ赤にして上目遣いでこっちを見て、なんだよ小刻みに震えて、寒いのか?」
マキネ「ミナトのバカ、ドスケベ、変態!」 バキッ タッタッタッタ
ミナト「痛ってえ、行っちまいやがった。アイツの恥じらいのポイントが一切わからねえ」
17 :
それも名無しだ:2009/02/19(木) 18:32:21 ID:NI00/Td1
ちょっw変なところで純情だよ、マキネさん!
これでまたミナトに人生を狂わせられるおにゃのこが生まれるのか!?
……んなわきゃないな
18 :
それも名無しだ:2009/02/19(木) 20:56:28 ID:W/WsI4+l
ミナトが変なフラグ立てよった!?
マキネとアイミのライバル設定なんか忘れてたよ!
19 :
それも名無しだ:2009/02/20(金) 02:34:36 ID:Dl0TwoHc
ゼラド「そろそろさ、わたしたち免許取れるんじゃないかな!」
レイナ「答えにくい。返事しにくい」
ゼラド「だって、14、5歳の子が機動兵器乗り回してるような世の中だよ?
運転免許くらい取れそうだよ!」
レイナ「まあ、そうかもね」
ゼラド「じゃ、ちょっと行って取ってくる!」
レイナ「あんた、全体的にクルマの運転向いてないと思う」
【教習所】
ゼラド「わあ、空いてるなあ」
マキネ「うん、空いてるんだよ。
少子化だわ景気悪いわで、免許取ろうとするひとなんかいないんだよ」
ヴィレアム「昔は、教習所っていったらキャンセル待ちが付き物だったそうなんだけどなあ。
ゼラド「あれ、ヴィレアムくん、いるの?」
ヴィレアム「な、なんだよ。最近のゼラドは、俺がいたらイヤなのか?」
ゼラド「そういうわけじゃないけど、ヴィレアムくんて免許持ってなかったっけ?」
ヴィレアム「あ、うん、そうなんだけど、その、あの、
ずっとペーパードライバーだったし、ちょっとペーパードライバー講習受けようと思って」
マキネ「あははははははははは!」
ヴィレアム「笑いすぎだ!」
ゼラド「マキネちゃんも免許取りに来たの?」
マキネ「うんにゃ、あたしじゃなくて」
ガー
ミズル「あ、シンメトリーさんだ」
ランディ「ヘンな認識の仕方するなよ。
思春期らしくおっぱいに食いつけよ」
ミズル「だって、あそこまでシンメトリーだとおっぱいとして認識できないよ。
ねえ、あれほんとにおっぱいなの?」
ランディ「だってさ。なあ、それほんとにおっぱいなのか?」
ゼラド「えぇっ! そんなこと訊かれるの産まれて初めてだけど!
どうなんだろう?」
マキネ「実はおっぱいじゃないんじゃない?」
ゼラド「どうしよう! これおっぱいじゃなかったらなんなんだろう!」
ヴィレアム「お前たち、なにいってるんだ!
おっぱいだよ! まごうことなきおっぱいだよ!
これがおっぱいじゃなかったら、いったいなにがおっぱいだっていうんだ!」
ゼラド「ヴィレアムくん、日も高いうちからおっぱいおっぱい連呼するのは、どうかと思うよ」
ヴィレアム「えぇ〜!?」
マキネ「いい加減こいつらに免許取らせないと捕まるからさ」
ミズル「免許なんかなくても平気なのに」
マキネ「平気じゃダメなんだってば」
ランディ「俺はべつに免許なんか取る必要ないんだけど。
お前が普通に家に入れてくれれば済むだけの話なんだけど」
マキネ「いいから免許取りなよ。
そして地図で探すの難しいような辺境で迷子になって、お土産にタペストリー買ってきてよ」
ランディ「そんな辺境にタペストリーは売ってねえ!」
ゼラド「ねえ、今日から実車乗させてくれるんだって!
早く行こうよ!」
ヴィレアム「ゼラドが、最近なんだか冷たい」
20 :
それも名無しだ:2009/02/20(金) 02:35:55 ID:Dl0TwoHc
【司会席】
トウキ「さあ! 始まりましたOG町デッド自動車教習!
わたくし、司会を務めさせていただきます、バイトのトウキでございます!」
マキネ「司会席ってなによ、あんたなんのバイトよ」
トウキ「だから、司会のバイト」
マキネ「なに、あんたは病気なの? 司会者っていう名前の病気なの?
ひと頃のナカイくんなの?」
トウキ「さあ、全車そろって、いっせいに坂道発進です!
みなさん、アクセルを軽く踏みつつも、慎重にハンドブレーキを倒してください!」
マキネ「坂道発進にそのテンション、若干ウザいんだけど」
【教習コース内】
ゼラド「えっと、アクセルって右? 左?」
【司会席】
トウキ「ゼラド・バランガ搭乗するはアウディA4!
ロングノーズのゆったりしたボディながらスポーツカー顔負けの動力性能を持ち合わせる、
まさにオールマイティーな教習車だぁーっ!」
マキネ「教習車にしちゃ高級過ぎない?」
トウキ「教習所も大変なんです!
生徒の皆さんに少しでも喜んでいただこうと、
教習車に高級車やスポーツカーを使ったりしてるんです!」
マキネ「ああ、はいはい、週プレに書いてあったっけ。
しょうもない芸人呼んできてしょうもないショーやらせたり。
あんたのしょうもない司会も、そうなんでしょ?」
トウキ「しょうもないしょうもないいわないでください!
わたくし、この司会の全身全霊を賭けております!」
マキネ「ええ、なにその司会への意気込み。
若干ヒクよ」
トウキ「普段好き勝手やってるくせに、たまに素に戻るのやめてください!」
【教習コース内】
ヴィレアム「ゼラド!
クラッチを離しながら、ゆっくりとサイドブレーキを戻していくんだ!」
ゼラド「ええ、クラッチって?
わたし、オートマなんだけど!」
【教習コース内】
トウキ「発車にモタついてるゼラドを追い抜き、2台が先行します!
ヴィレアム・イェーガーが乗るのは、
特にこれといっていうこともない世界に誇るニホンの大衆車、トヨタ・マークU!」
マキネ「んで、あっちでうちのランディ1/2が運転してんのは、
昔うちの親父が乗ってたマツダ・ファミリアね」
トウキ「おそろしく安直なクルマ選びをしています、マサキ・アンドーさん!」
マキネ「うん、わかってると思うけど、出オチだから。
特に活躍しないから」
21 :
それも名無しだ:2009/02/20(金) 02:37:19 ID:Dl0TwoHc
【教習コース内】
ランディ「もうちょっと俺に興味持てよ!」
プップー
ミズル「Pちゃん、どいて、どいてー!」
【司会席】
トウキ「ミズル・グレーデンが追い上げる!
乗車は、キタノブルーに塗りたくられたランドローバー・レンジローバー!」
マキネ「あの子がいつも乗り回してるやつね」
トウキ「元はスクラップ予定の中古車だっただけにかなり古いものですが、
さすがランドローバー社が誇るオフロード車です!
がっしりした外見通り、いかな悪路もものともしません!」
マキネ「教習所の練習コースに悪路もへったくれもないけどね」
トウキ「元はスクラップになる予定だっただけに、相当古いクルマです!
さらに放浪癖のある少年が方向音痴を伴ってあちこち乗り回すものだから、車体もべっこべこに凹んでいます!
しかし、さすがはランドローバー社の誇るオフロードカーです!
衰えをまったく感じさせない!
スピードをまったく緩めずにコーナーに突っ込み、車体の尻を盛大に振ります!
重厚感溢れるボディからは想像もできないコーナリング性能だぁーっ!」
マキネ「性能っていうか、明らかに中学生が持ってていいドライビングテクニックじゃないんだけどね」
ミズル「ふふ、タイヤ越しに伝わる地面のうねり、ガソリンの匂い、エンジンの歌声、
アートだよ、この組み合わせは。
さあ、おれのキタノブルーは性格悪いぞ!」
ミナト「直線ならこっちだろ!」
プァーン!
【司会席】
トウキ「この、品のない排気音はぁーっ!」
マキネ「あれ、ミナトじゃん」
トウキ「ミナトが駆るフェアレディZだぁーっ!
そのボディは、鮮やかな青色に塗られています!」
ザザッ
トウキ「おっと、ここでドライバーのミナトから通信です。
はい、なんでしょう、こちら司会のトウキ!」
ミナト『兄貴、うるせえ』
トウキ「なんてこというんだ!
お兄ちゃん、いま頑張ってる! お兄ちゃん、いま輝いてる!」
ミナト『兄貴の分際でお兄ちゃんとかいってんじゃねえ、キモい』
トウキ「兄貴がお兄ちゃんじゃなかったら、俺はいったい何者なんだよ!」
マキネ「実はおっぱいなんじゃない?」
トウキ「適当なこといわないでください!」
マキネ「わかった。あんたら兄弟、単純にウザい」
トウキ「ウザくないし!
ミナト、運転に集中しろ! そこがただの教習コースだと思うな!」
マキネ「横に教官が座ってないあたり、ただの教習所じゃないよね」
トウキ「教習所の教官は、いまリストラの嵐に怯えています!」
マキネ「しょうもない司会雇ってる暇があるなら教官雇おうよ。
じゃあ、ここ、免許も持ってない初心者が好き勝手にクルマ乗り回してるだけの場所じゃん」
22 :
それも名無しだ:2009/02/20(金) 02:38:37 ID:Dl0TwoHc
【教習コース内】
ミナト「なぁに、踏み切り発進くらい、軽くこなして見せるぜ。
停止線の前で一時停止して、目と耳で左右の安全を確かめる。
遮断機が上がっても、すぐ発車しちゃいけない。
ギアを低速に入れて、でも決して踏切内で停車することなく通過するんだ。
たまに死角から警官が張ってたりするから、慎重には慎重を期さなきゃならねえ!」
キアイノ ハイッタァ〜Hi!Hi!Hi!♪ オンナドウシ♪ ヤルトキャヤルノサ♪
ミナト「なぁっ!?」
アッオイ スポーツカーヲ パパニ カッテモラッテ♪ ヘナチョコオトコハ ダメダァメ〜♪
ミナト「あれは、年を追うごとに残念になっていったハロプロシャッフルユニット!
その第一弾の中でも、最大人数を誇る青色7の『青いスポーツカー』!
一見どうでもいいメンバーを適当にブチ込んだだけに見えるけれども!
シャッフルユニットにおけるいいらさんのんたんセット伝説はここから始まった!
なぜならのんたんがいないと、いいらさんがむくれるから!
存在自体が萌え要素のぉーっ!」
がしゃーん
【司会席】
マキネ「あ、事故った」
トウキ「当教習所が誇るシミュレーターによる映像に引っかかったのです!」
マキネ「道路横切ってったジイさんがそのまんま後ろ歩きで引き返してきたり、
もの凄い執念でボール追っかけてくるガキが出てくるアレね」
トウキ「対向車は来ないだろう! 道を譲ってくれるだろう! 誰も飛び出してこないだろう!
自動車の運転をするにあたり、もっともいけないのがこうした『だろう運転』です!
ドライバーは常にあらゆる可能性を考えなければなりません!
当然、踏み切りの中ですでに半数以上が残念なことになった
シャッフルユニットがゲリラライブをしないという可能性も考えなくてはなりません!」
マキネ「『侍戦隊シンケンジャー』ってさあ、『とめはねっ』とコラボするかなあ」
トウキ「レースに飽きて『とめはねっ!』のことを考え始めないでください!」
マキネ「だってさあ、カワイ先生っていったら
『帯ギュ』で柔道選手権のポスターやって、
『モンキーターン』で競艇のポスターやって、
じゃあ今度は全国高校生書道コンクールとかのポスターやんなきゃあ」
トウキ「やめてください! カワイ先生にそんな義務はありません!」
マキネ「じゃあなんてアバレンジャーは釣りバカ日誌とコラボしちゃったのさ!」
トウキ「アバレンジャーの釣りバカ日誌編は忘れてあげてください!」
マキネ「あのコラボは誰が望んでたのさ!」
トウキ「釣り好きなお父さんとかが望んでたんです、たぶん!」
23 :
それも名無しだ:2009/02/20(金) 02:39:53 ID:Dl0TwoHc
【コース内】
ミツハル「やれやれ、しょうがないね。
子供は速く飛ばすことしか考えてないんだから」
【司会席】
トウキ「あーっと、ペーパードライバー講習に来てたミツハル・イスルギさんの
HUMMERがミナトのフェアレディZをはね飛ばすーっ!」
マキネ「この教習所が道交法とか教えてないのはよくわかった」
トウキ「必要以上に頑丈なボディと、
明らかに地球に優しくない燃費が売りの軍用車上がりのアメリカ車!
しかし、なんということでしょう!
痛絵です!
あられもない姿をした二次元たちが、HUMMERの車体をところせましと埋め尽くしています!
史上、これほどむごたらしい文化侵略があったでしょうかーっ!」
マキネ「ミツハルさーん。あんた日系企業のけっこうエラいひとなんだから、ニホン車乗ってよ」
ザザッ
ミツハル『イヤだねっ!
デトロイトでせっせとクルマ組み立ててるプアホワイトどもをあざ笑うため、
僕は胸を張ってこの痛HUMMERのハンドルを握る!』
マキネ「デトロイトのプアホワイトたちも、
自分たちの労働の成果が、まさかこんな痛々しい使われ方されてるとは思わないよ」
がんっ
マキネ「あ」
トウキ「ミツハルさんの痛HUMMER、案の定L字クランクでひっかかりました!」
マキネ「まあ、ニホンの公道走るようには出来てないからね、あのクルマ」
トウキ「どうしたことでしょう、ミツハルさん。
まったくリカバーしようとしません。
それどころかエンジンを切り、シートをリクライニングさせ始めました。
リクライニングしています! めちゃくちゃリクライニングしています!
クルマのシートは、あれほどリクライニングするものだったのでしょうか!
いったい、なんのつもりであんな改造を施したのでしょうかーっ!」
ザザッ
ミツハル『カーセックスなんてね、ファンタジーなんだよ!』
トウキ「ふて寝だぁーっ!
それなりに社会的地位もある、年表的にいつ産まれたのかよくわからない成人男性、
教習コースの真ん中でまさかのふて寝ーっ!」
24 :
それも名無しだ:2009/02/20(金) 02:41:40 ID:Dl0TwoHc
【教習コース内】
ゼラド「えぇっと、アクセルはこっち。
ハンドルは八の字に持って、まっすぐ前を見る」
【司会席】
トウキ「ミズルが調子に乗ってぶんぶん飛ばしている一方、
ドライバーゼラドはようやく運転に慣れ始めてきた模様!」
マキネ「少し遅れて、ヴィレアムのマークUが面白くも何ともない走りをしてるよ」
トウキ「おや、ランディ1/2のファミリアが見えません!」
マキネ「あそこのフェンスに大穴あけて、どっか行っちゃったよ」
トウキ「見てたんなら止めてください!」
マキネ「お、ミズルのレンジローバーもとろとろあと追っかけてく。
こりゃあ、一週間くらい帰ってこないパターンだね」
トウキ「明らかに公道に出てはいけない種類の方向音痴、
ランディ1/2ここでコースアウト!
さあ、このままマイペース運転のゼラドが優勝してしまうのでしょうかぁーっ!」
マキネ「優勝ってなにさ。教習じゃなかったの?」
トウキ「あーっと、しかし!
ご覧ください! コース外から突如乱入する黒い影があります!」
【コース内】
ディストラ「免許ですって!
ダメよ、ダメダメっ、ゼラドちゃん!
バランガ家に、ファミリーカーなんていらないのよぉーっ!」
【司会席】
トウキ「ディストラさんだぁーっ!
メイド服のスカートをはためかし、
土禁上等ディス・アストラナガンさん、白い太腿も露わにゼラドのアウディを追い上げるーっ!」
マキネ「ちらっちら、ちらっちら白い柔肉が見えてるんだけどさあ、
あれ、穿いてないよね。明らかに穿いてないよね」
トウキ「果たして、バランガ一家がジャスコに乗り付けるのにふさわしいのはどちらなのかぁーっ!」
【コース内】
ブアァァァァァァァンッ!
ゼラド「うぅ、お姉ちゃん!」
ディストラ「ゼラドちゃん! すぐにその邪悪な鉄の箱から降りなさい!
わたしが! お姉ちゃんがいればいいじゃない!
お姉ちゃんのほうが、ずっと速く走れるのよ!」
ゼラド「そんなことっ、そんなことないっ!
わたしだっていつまでも子供じゃない!
自分で、速く走れるもん!」
【司会席】
トウキ「ゼラド、加速ーっ!
タイヤから白い煙を巻き上げて、いま、最終コーナーをターンするーっ!」
マキネ「週プレってさあ、最近妙にカード会社にケンカ売ってるよねえ。
でも全国的にそこそこ知られてる雑誌の記者さんが
フツーにサラ金に借金してるのはどうかと思うよね」
トウキ「週プレを読まないでください!」
25 :
それも名無しだ:2009/02/20(金) 02:42:29 ID:Dl0TwoHc
【コース内】
ピシッ ピシピシッ!
ゼラド「車体が軋む? お姉ちゃんの加速に着いていけてないんだ!」
ディストラ「ふふふ、四輪車さん、どうされたんですか?
息が上がってきてるんじゃありませんか?」
ゼラド「お願い、アウディくん! もう少しだけ頑張って!」
ディストラ「ええ、恥じることはありませんとも。
決してあなたが遅いというわけじゃありません。
わたしが! そう、わたしが速いから!」
ゼラド「もう少し、もう少しだけ!
勝てないまでも、止まらないで!
わたしに、最後まで走らせてっ!」
プァァァァァァァンッ!
【司会席】
トウキ「ゴール! 数々の犠牲を産んだ教習コースに、いま勝者が誕生したぁーっ!
先着は胸の差でディス・アストラナガンさん!
いま、たからかに両腕を振り上げ勝利の勝ちどきを上げるーっ!」
マキネ「自動車相手に敵意剥き出しすぎだよね、あの悪魔王」
26 :
それも名無しだ:2009/02/20(金) 02:44:09 ID:Dl0TwoHc
【教習所内】
ディストラ「どう、わかったでしょう、ゼラドちゃん!
さあ、お姉ちゃんとジャスコに行きましょう!」
ゼラド「はぁ、はぁ、負けちゃった。
でも、最後まで頑張ってくれたね。ありがとう、アウディくん」
ディストラ「そんな、たった一時間乗っただけのクルマに、
ご主人様は決して向けてくれない慈しみの目を!」
玉アヤ「どうやら、大切なことをつかんだようね」
ゼラド「玉アヤ先生!」
トウキ「玉アヤ教官!」
マキネ「え、教官なの? あの玉、どうやって運転教えてんの?」
玉アヤ「こうやってよ」にゅっ
マキネ「うわっ! 出た! にゅって出てきた!
白い手と足がにょきって生えてきた! 怖ッ! キモッ!」
玉アヤ「たしかに自動車はただの移動手段なのかもしれない。
でもね、それだけじゃあないのよ、ヒトとクルマはね。
愛車を慈しむその心は、どんなポンコツだって世界一のスーパーカーにしてくれるのよ」
ゼラド「うん、わたし、このクルマが好きかもしれない。
このクルマで、公道を走りたいかも!」
玉アヤ「免許が取れたらね」
ゼラド「はい、わたし、教習がんばります!」
玉アヤ「18歳になったらまた来てね」
ゼラド「あ、やっぱり18歳じゃないと取れないんだ、免許!」
マキネ「ドラゴンボールのさあ、
アニメが原作に追いつかないための穴埋めエピソードがこんなオチだったよねえ」
トウキ「やけにカジュアルなカッコした悟空さとピッコロさんなんて知りません!」
マキネ「や、そろそろ本気でうるさいし」
キキッ
ヴィレアム「結果、俺が持ってる免許ってなんだったんだろう」
マキネ「ユンボとかじゃないの?」
ミツハル「さーって、リハビリ終了!
デートに行ってこようかなぁ〜」
ヴィレアム「え、ミツハルさんデートなんですか!」
トウキ「その痛HUMMERで公道出るんですか!」
ミツハル「僕だってねえ、たまには自分から振ることがあるんだよ!
あのアバズレ、よりにもよってマオ社のドラ息子と僕を二股かけてやがった!
この痛HUMMERに詰め込んで、彼女の会社の同僚がウロウロしてる
ザギンやギロッポンをゆっくりと走り回る刑だ!」
トウキ「なんて勝者のいない戦いなのでしょうか!」
ゼラド「いろいろなカタチがあるんだね、ヒトとクルマって」
玉アヤ「あれは悪い例よ」
ゼラド「はい!」
27 :
それも名無しだ:2009/02/20(金) 09:33:57 ID:32YvcEkV
玉アヤさんの声が冬馬さんの声でばっちり再生されてすげーシュール
少女と車に宿った宇宙人との友情物語に発展ですね、わかります。
28 :
それも名無しだ:2009/02/20(金) 11:00:24 ID:HY0BB1EG
GJです
相変わらず良い返事だけど、ゼラドちゃんと意味分かってんだろうなw
ミツハルは悪い意味で大人の男だ
29 :
それも名無しだ:2009/02/20(金) 12:05:48 ID:6VsNP1un
こんなことやってるうちにゼオラお母さんが自家用車買ってきちゃってディストラ姉さん涙目
30 :
それも名無しだ:2009/02/20(金) 14:45:47 ID:ZnmG5MFp
しかしヴィレアムはホントに報われんな…
早いところ身近にいる自分に好意を持つ人に気づいた方が良いんじゃないか!
そう…ハザリアに!!
じょ、冗談ですっ! レイナさんに気づいてkr(・・・ギャアァー!!!
31 :
それも名無しだ:2009/02/20(金) 18:45:57 ID:LgfKk7ga
いま気づいた!
レイナってかなり理想的な彼女だ!
だって
一図・でも素直になれない・常識人・ダイエットで悩むとか女の子してる・でもスタイル自体は良い・意外と面倒見がいい・成績だって悪くない・電磁ムチ
といろんな魅力が詰まってる!凄い!
32 :
それも名無しだ:2009/02/20(金) 19:05:42 ID:6VsNP1un
そして父親がルアフ先生だ!
33 :
それも名無しだ:2009/02/21(土) 00:08:42 ID:7gEMUhFa
レイナって料理できなかったよね?
34 :
それも名無しだ:2009/02/21(土) 01:26:18 ID:ohc4myZ2
できるよ
35 :
それも名無しだ:2009/02/21(土) 02:43:45 ID:jVY0kyt+
出来ません。というか味付けを変にアレンジしたがるくらい味音痴(玉子焼きにチリソースをかけるなど)
それでエルマが『もう料理しません!』って拗ねちゃう事があったくらいだからな
36 :
それも名無しだ:2009/02/21(土) 08:15:26 ID:z8Ig7diG
つまり、普通に料理ができる程度のスキルはあるけど、味音痴が全てを台無しにしてるって感じ?
37 :
それも名無しだ:2009/02/21(土) 10:25:00 ID:0/5+6FIc
レイナ「ねーエルマー、機嫌直して?ね?」
エルマ「タルタルソースを揚げ物にかけるなら何の文句もありません」
レイナ「ぅ」
エルマ「焼き物につけて食べるのもまあかまいません」
レイナ「でもアレもなかなか
エルマ「でももイカの頭もありません!お菓子に!それもプリンにかけるとはどういうことですか!それも一口も食べないでいきなり!」
レイナ「なんというかあれは考える前に体が動いたといいますか・・・
エルマ「レイナにはちゃんとしたものを食べてもらおうと厳選した材料を使って・・・もういいです!ゲテモノが食べたいなら他の人に作ってもらってください!」
レイナ「エルマごめん!ごめんなさい!もうしないから許して!あ、そうだ!一緒に晩御飯の買い物行こう?あたし荷物持ちするから!」
エルマ「・・・・・・」
レイナ「今度からちゃんと家のこと手伝うわ!あと・・・あと門限も守るようにする!だからそんなこと言わないで?」
エルマ「・・・まったく」
エルマ「あの子の偏食がどうにも治せないです・・・」
クォヴレー「しかし栄養的に偏った物が好き、というわけでもないんでしょう?」
エルマ「あんな食べ方をしていては社会に出てから恥をかきます!こういうことはまず家の中から直していかなければいけないんです!」
クォヴレー「なるほどな・・・勉強になります」(メモメモ)
エルマ「それにちゃんとした味付けができないようではお嫁の貰い手が・・・」
クォヴレー「嫁の・・・貰い手・・・」
エルマ「(ビクッ)クォヴレーさん?どうしたんですか?」
クォヴレー「いや、なんでもない・・・ありません」
エルマ「そ、そうですか」
38 :
それも名無しだ:2009/02/21(土) 12:19:29 ID:mEw1o8WO
エルマ、久保に敬語使われてるw
39 :
それも名無しだ:2009/02/21(土) 20:48:15 ID:76TRctdu
ちょっと各家庭の自家用車を妄想してみた
バランガ家(登記上):日産 ウィングロード
バランガ家(本機自称):ディスアストラナガン
ナンブ家:スズキ アルト
ダテ家:キャデラック SRX
ミズハ家:ホンダ オデッセイ
イェーガー家:プジョー 207
ゾンボルト家(ゼフィア所有):メルセデス・ベンツ Cクラス
ゾンボルト家(ゼフィア所有):BMW X3
ファインシュメッカー家(レーツェル所有):フェラーリ F40
ファインシュメッカー家(スレイチェル):トヨタ MR-2(AW-11) [後期]※スペシャルチューンドエンジン搭載
40 :
それも名無しだ:2009/02/21(土) 22:38:20 ID:YyN0+drH
ディストラさんはまだ、久保に乗り者扱いなんだよな。
最近じゃぜラドに乗り者扱いされいるのような気もするし…
やはり全盛期のエロティックなパワーが足りない!!
41 :
それも名無しだ:2009/02/21(土) 22:46:06 ID:R79hj/Ng
バランガ家でドライブかぁ…
見えるのはシートペルトを胸で挟んでいるゼオラとゼラドとむくれたディストラ姉さんしか
思い浮かばないや
42 :
それも名無しだ:2009/02/21(土) 23:17:24 ID:Sp/3v9+8
・どんな料理にも冒涜的な程の調味料をかける
・一図
・スタイル自体は良い
・意外と面倒見がいい
・電気式のムチ的な武器を使う
クリハ「つまりレイナはガン×ソードのヴァンなのね」
レイナ「何その無理矢理な結論!」
トウキ「それにレイナもモテモテだしな」
レイナ「どこが?」
・ミナト
・スレイチェル
・ハザリア(舞台袖として)
レイナ「一人目はもうあたしの事振っ切っちゃってるし、うわ、何この表現。この事実事態は何の問題もないけど何か異様にむかつく。
二人目はそういう感情を持つ性別なのか分からない生き物だし、それ以前に絶対からかってるだけだし。
三人目はカッコ内に結論出てる!便利な道具として求めてきてるだけじゃない」
トウキ「本命にはもはやどうあっても振り向いてもらえないとことか・・・」
レイナ「本気でムチで打つわよ」
クリハ「純潔も頑なに守ってるしね」
レイナ「あんた以外皆そうよ!」
43 :
それも名無しだ:2009/02/22(日) 04:11:48 ID:5Kqo0ItE
>>41の光景が脳に焼き付いて萌えてしまって作業にならんので誰か画に起こしてくれないか?
44 :
それも名無しだ:2009/02/22(日) 06:14:33 ID:FEZgsPle
お前なんか仮性包茎だ!
45 :
それも名無しだ:2009/02/22(日) 14:26:30 ID:9Kn8fvQV
◆
そのダンスに、音楽はなかった
誰も声を発しない。
異様な緊張感が場を支配していた。
固唾を呑む音の中心に、男がひとり直立している。
内股にされた足が細かくステップを刻み始める。足を一歩前に出したかと思うと、長
い両腕を大きく広げた。この腕が届くエリアは自分の領土だと主張しているような動き
だった。
トップロックから身体を沈める。左右の足が交互に伸びて、360度のステップをストリ
ートに刻み込む。そのまま、ダイナミックなウィンドミルに移行した。大きく広げられた
両脚が竜巻のように激しく回転する。
ブレイクダンスの基本テクニックを披露している間、演者は一度も視線を下げない。
星ひとつ見えない夜空を、まるで挑むように見つめ上げている。
ユウカ・ジェグナンは肩から提げていたギターケースを外した。
細かなスウィーピンを刻みながら、ダンサーが高々とジャンプした。
タイミングを合わせて、ユウカはギターケースを振り上げた。真芯で捕らえて、振り抜く。
小気味いいほどの勢いでダンサーの身体が吹っ飛んだ。アスファルトの上で二、三度バ
ウンドすると、軽くステップを踏み始める。
「やっぱりオマエが来たか、ユウカ」
すっくと立ち上がったその身体は、ユウカよりもかなり高い。がっしりとした骨格の上
にしなやかな筋肉が巻き付き、光沢のある白い肌が張っている。肩口まで無造作に伸ばさ
れた髪は砂漠の砂のような色で、うっすらと整髪料を塗りつけていた。顔の彫りは深い。
まつ毛が長く、その下に灯る眼光の鋭さを強調していた。
ユウカの知っている顔だった。
「マカロフ」
「久しぶりだな」
「こいつら、あんたのチーム?」
深夜をまわった、公園の中だった。音もさせずに波を打っている噴水を、だぼっとした
ストリートファッションを身を包んだ少年少女たちがぐりると取り囲んでいる。なぜか、
暗黒鳥人の子や四本足のロボットまで混じっている。
「少年カイザーナックルだ」
「ハ、なに、聞こえない」
「少年カイザーナックルだ!」
イェー、と取り巻きたちが歓声を上げた。
「ダッサ」
昼間は子連れのマダムたちの社交場、夜は行く当てのない少年少女たちのたまり場であ
るこの公園を、ここ最近荒らしているダンサーがいるという。
この町を守る銀髪のスーパーヒーローも、子供どうしの縄張り争いにまでは感知しない。
そもそも、殴るわけでも蹴るわけでもなく、ダンスでもって相手を屈服させるダンサーたち
の戦いを、あの朴念仁のスーパーヒーローは闘争と認識することすら出来ないだろう。
パンクスであるユウカは、町の平和などに興味はない。たとえば学校が凶悪犯に制圧さ
れても、喫茶店のテレビでニュースを眺めながら「フーン」と呟いて終わるだろう。
しかし、このストリートはユウカの縄張りだ。勝手なことをしている人間がいるという
のなら、ただではおかない。
46 :
それも名無しだ:2009/02/22(日) 14:27:31 ID:9Kn8fvQV
「ああ、ダセぇんだ。この国は全体的にダセぇ」
マカロフは信者が差し出したジャケットを伊達に羽織り、しなびた文化住宅が建ち並ぶ
街並みを眺めた。
「ダセぇ音楽、ダセぇファッション、ダセぇ映画、
なにもかもがアニメとマンガとゲームだ。
こんなとこでオマエが耐えられわけ、ねえよな」
馴れ馴れしく肩を抱こうとする手を、ユウカははたき落とした。
「前からそうだけど、あたしを自分のオンナみたいに扱うのやめて」
「いつも俺の部屋に泊まってたじゃねえか」
「アー、あれ、あんたの部屋だったの?
いつも5、6人転がってたから合宿所かなんかだと思ってた」
ユウカは以前、ロンドンで暮らしていた。ステートスクールに上がったあたりから学校
に通わなくなり、裏通りをぶらぶらするようになった。
そのころに知り合ったのが、マカロフだった。フルネームはいまだに知らない。
イギリスは紳士の国だ。しかし、その紳士精神に馴染めない少年少女はいつも大量にい
る。マカロフは、そうした少年少女たちの顔役だった。
マカロフのまわりにはいつもたくさんの人間がいた。決して和気あいあいとしたもので
はない。崩れかけたフラットで、安ビールの空き缶や紙巻きタバコの残骸に囲まれて、
壊れかけのギターをつま弾きながら社会への愚痴をいっているだけの集団だった。
「あたし、あのとき13、4歳だったと思うんだけど、なに、あんたロリコンだったの?」
「あんなふてぶてしい13、4歳がいるかよ」
そういえば、マカロフはいくつなのだろう。ユウカが知り合ったときにはもう酒もタバ
コもやっていたから、たぶん成人していたのだろう。あの部屋にはパブリックスクールの
制服が転がっていたような気もするけれど、おそらく成人していたはずだ。
「聞いたぜ。
この国じゃあ、パンクは深夜アニメやラブコメドラマのテーマソングに成り下がってるっていうじゃねえか。
そんなファッションパンク、オマエには許せねえだろ」
「許すも許さないも、ハナから興味ないし」
「隠すなよ」
スッ、とマカロフは長い腕を差し出した。
「帰ってこいよ、ユウカ」
「なにいってんの、あんたは」
「また、一緒にやろうぜ」
「以前、あんたとなんかやってた記憶もないんだけど」
「オマエにこの国は似合わねえよ」
「国に似合うもへったくれもないでしょう」
「話し合うつもりはないってことか」
「話し合うつもりだったなんて、あんたも年取ったんじゃない?」
「じゃあ、俺たちの流儀で話をつけよう」
マカロフはひょいと逆立ちをすると、両脚を大きく広げて静止して見せた。マックスと
呼ばれるダンステクニックの一種だった。
47 :
それも名無しだ:2009/02/22(日) 14:28:33 ID:9Kn8fvQV
「あんたのグルーピーどもの真ん中で、ダンスバトルやれっての?」
「『少年カイザーナックル』は、べつに俺のチームじゃねえ。
仲間になってるのは、俺のダンスを見てくれたからだ。
オマエもおなじことをすりゃあいい」
「上等」
ユウカはレザーのジャケットを脱ぎ捨てた。赤と黒のチェックシャツも脱いで、ブラト
ップとショートパンツのみの姿になる。
ヒューゥと、群衆の中から口笛が飛んだ。
「少し痩せたか?」
「絞まったのよ」
「肉が乗ってるとこもあるな」
「ロリコンを喜ばせる義理、ないし」
マカロフはバック転を打ってユウカから離れた。ブリッジの姿勢から上体をまわし脚を
振りまわす。
「オーライ」
ユウカは前転を打ち、手、肩、背中、足の順で地面に降りた。完璧なシーサイドだった。
オーディエンスたちが声を上げる。
「ダンスもギターも、俺がオマエに教えたこと、忘れたわけじゃねえだろ」
「なにいってんの。あんたに教わったのはCメジャーの最初だけよ」
ユウカが物心つく前からダンスの手ほどきを受けているということを、ロンドン時代の
仲間は知らないことが多い。訊かれたことがなかったし、訊かれたところで当時のユウカ
は答えなかっただろう。あのころは、いま以上にダンスを教えてくれた人物に対するわだ
かまりが大きかった。
口をつぐむユウカの前で、マカロフは挑発的なサイドウォークを決める。
ユウカは両腕を胸の前に構えて激しいターンを決めた。
「ヌルいな」
嘲りですらない、ただ失望したような口ぶりだった。
「あのころのオマエは、イケてたよ。
いつもイライラしててよ、すぐに怒って、うねって、いまにも破裂しそうだった。
そういう状態で踊るオマエは、危険なくらいセクシーだった」
口を動かしている間も、マカロフは止まらない。手と足が、驚異的なスピードで入れ替
わる。
48 :
それも名無しだ:2009/02/22(日) 14:30:20 ID:9Kn8fvQV
「オマエ、オトコに惚れたな」
ユウカは舌打ちを返した。
「パンクは反逆の音楽だ。
世の中に押しつぶされて、どうしょうもなくて、それでも黙ってるのはイヤで、
仕方ねえから騒いで踊るんだ。
充足しちまった瞬間、そいつの中でパンクは終わる。
ユウカ、オマエのパンクは死んじまった」
マカロフは反論を待とうともしない。
長い手足が武器のように舞い始める。
ロンドンで、マカロフのダンスはひとつの伝説だった。
一曲目で彼を知り、二曲目で惚れ込み、三曲目で崇拝するようになる。
そう称されていた。
いつの間にか、誰もが口をつぐんでいた。
張り詰めた空気の中で、彼の肉体だけが動くことを許されたように躍動する。スワイプ
スの状態から上半身と下半身を巧みに回し、高々と跳び上がったかと思うと空中で回転した。
両手で着地すると同時に足を激しく回転させて、ひっくり返るように起き上がる。
整髪料を塗られた髪から、玉の汗が飛び散った。
この場に音楽はない。言葉もない。ただエネルギーが発散されているだけだ。
怒り、苛立ち、なにか大きなものに押しつぶされそうで、それでも必死で抵抗している動きだった。
「誰が死んだって?」
ロンドンにいたころと現在の自分は、かなり違う。それはユウカもわかっている。よく
なったわけでも悪くなったわけでもない。ただ変化しただけだ。
「反省した」
「そうだよユウカ、オマエにこの国は合わねえ」
「そうじゃない。ヌルく踊ってしまったこと」
ユウカの胸の中には、赤毛の少年が住んでいる。
ユウカのダンスが中途半端であったとしたら、それは彼への感情を中途半端に表して
しまったということだ。ユウカにはそれが許せない。
ならばどうする。
ユウカは片腕をピンと伸ばして前に突き出した。アゴを引いて、虚空を睨みつける。
両腕を素早く頭上に掲げ、ショートブーツで12拍子のリズムを打ち鳴らす。
マカロフが目を剥くのが分かった。
「オマエ、そんなのできたのか」
49 :
それも名無しだ:2009/02/22(日) 14:31:31 ID:9Kn8fvQV
彼の前で、このフラメンコを見せたことはない。
全身の肌から汗の滴が飛ぶ。その滴をすくい上げるようにして、腕で空中に円を描く。
指をくねらせ、背中を弓なりに反らし、腰をうねらせる。
ひとつひとつの動作に挟み込む、パソと呼ばれるステップがアクセントとなる。
一点も揺るがない視線の先には、いつもあの赤毛の少年の姿が浮かび上がっていた。
ユウカは全身の神経に冷水が流れているような感覚を味わっていた。
ダンスとは、自分の肉体を完全に制御する技術だ。胸の中で渦を巻くエネルギーを、
指の先まで、髪の毛一本一本の先にまで伝達し、原初の情熱を理性でもって表現するものだ。
背筋と大臀筋がぎゅうと絞まる。ウェストが締まり、胸が張り、女性であるユウカの
肉体をより強烈な女体に仕立て上げる。
フラメンコは情熱の音楽だ。男を愛するための音楽だ。
自分は、男を愛するためのスタイルを伝授されていたのか。
頬がうっすらと熱を帯びている。男の胸板に頬ずりしているような、母親の胸に顔を
埋めているような感覚だった。
高らかにパソを打ち鳴らし、ブエルタを打つ。
「充足? ジョークね、足んない、まったく足んない。
もっと愛したい、もっと愛されたい。
あたしのラヴはエゴイスティックで、凶暴よ。
怒りよりも憎しみよりも、ずっと危険なのよ」
アスファルトの上をスライドし、ジャケットの上に置いてあったギターを拾い上げる。
レザーケースを剥ぎ取ってオーディエンスたちの中に放り上げる。チューニングもなに
もしていない。ピックを振り上げて、弦に叩きつけた。
「ニューヨークマラソン!」
わっ、と声が上がった。
誰かが飛び込んでくる。
その胸板を、ユウカは蹴飛ばした。
「朝もはよから!」
コール&レスポンスを一秒も休むことなく、ユウカは歌声を張り上げた。
パンクは、カウンターカルチャーとして産まれた。王道に入ったかと思えば外れ、外れ
たかと思えば戻ってくる。一秒たりとも停滞しているときはない。簡単にいえば、ろくで
もない、飽きっぽい子供の音楽だ。そのくだらなさがエネルギーになる。
「愛はもっとそうじゃなくて、キスはもっとこうじゃなくて、
初めて会ったときのあたし、二度目に恋したときのあたし、
日に日にメタモルフォーゼしてく、美しく」
少し前まで、こんな声は出せなかったなとユウカは思う。
50 :
それも名無しだ:2009/02/22(日) 14:32:39 ID:9Kn8fvQV
◆
熱狂の後に訪れる虚脱は、いつも心地よかった。
アスファルトの上で大の字になって寝ころびながら、マカロフは薄く微笑んでいた。
この微笑みに、恋をしていた時期もあったのかもしれない。
「死んじまったんだな」
「なにいってんの」
「俺が知ってたユウカ・ジェグナンは、もういないのか」
「あんたがそう感じたんなら、もういないんでしょ」
「ライク・ア・ローリングストーンズだな」
「ダッサ」
むくと、マカロフが起き上がる。
「ほんというとさ、俺、こんど結婚するんだよ。元タカラジェンヌと」
「そう、元タカラジェンヌと」
「それで、ケンヤさんにアドヴァイスもらうためにこの国に来たんだ」
「ミステイク、その相談相手はミステイク」
あの怒りも苛立ちも、フタをあけてみれば男性版のマリッジブルーだったということか。
人間の悩みなど、たいていはくだらないものだ。
「帰んなよ、マカロフ。ここはあんたの町じゃない」
「その前に、ひとつだけ約束してくれねえか」
「なに」
「もう、ストリートを荒らすのはやめてやってくれ」
「ハ?」
マカロフの発言を理解するのに、数秒かかった。
「なにいってんの、荒らしてたのは、あんたでしょ」
「おいおい、俺がこの国に入ったのは今日だぜ?
『少年カイザーナックル』にいる仲間に、
最近この町のストリートを荒らしてるダンサーがいるって聞いてさ。
俺はてっきり、オマエのしわざだと思ってたんだけど。
え、違うのか?」
「なんであたしがストリート荒らすのよ」
「だってオマエ、凶暴だったし」
「あたしはあんただと思ってた」
「じゃあ、誰が」
「マカロフさん!」
暗黒鳥人の子が息を荒げてかけつける。
「来てくだせえ、ヤツが、ヤツが現れましたカァー!」
51 :
それも名無しだ:2009/02/22(日) 14:34:03 ID:9Kn8fvQV
◆
ミニモニ。ひなまちゅり! ミニモニ。ひなまちゅり! ミニモニ。ひなまちゅり!
一年中がひなまちゅり
できれば毎日ひなまちゅり!
女の子は願ってる!
ロックとトランスとテクノとラップと童謡をごちゃまぜにミックスしたようなサウンド
だった。
ケミカルウォッシュに身を包んだ男たちが、貧相な身体で不気味にキレのある動きを展
開している。
「あれはいったいなんなんだ!?
メチャクチャだ! あんなクレイジーな音楽、聴いたことがねえっ!」
整髪料が溶けた髪の毛をかきむしり、マカロフはマジックマッシュルームをたらふく
食らったような様相を呈していた。
J−POPが好き過ぎて世界的なメタルバンドを脱退してニホンに住み着いてしまった
ミュージシャンによると、J−POPは世界一エキサイティングな音楽だ。
通常、パンクならパンク、メタルならメタル、R&BならR&Bとしての、それなりの
スタイルが求められる。しかし、世界一節操がないニホン人にそんなことはお構いなしだ。
とにかくウケそうなものはなんでも詰め込んでしまう。免疫のない人間には、ちょっとした
ドラッグよりも効く。
しかも、いま鳴り響いている音楽は、一種の怪人が作り上げたもっとも凶悪なJ−POP
のひとつだ。
「バカヤロウ! PPPHはそうじゃねえっ!
もっと、こう! こうだ!
そんなことでなあ、ツジちゃんの復帰を迎えられると思ってんのか!
大人たちの汚ぇ事情でウルトラマンコスモスのブログにも顔出せねえ
ツジちゃんをなあっ、ツジちゃんをなぁっ!
俺たちが迎えてやらなくてどうするんだよ!」
オタ芸師たちの真ん中で檄を飛ばしている少年がいた。考えたくないことに、ユウカの
同級生だった。
「よし、次は『アイ〜ン!ダンス』だ!」
「悪い、マカロフ。最後に一曲だけ付き合って」
「勝てる気がしねえ」
自分は、かつてとは変わっているのかもしれない。
しかし、いいも悪いもない。変化はどこまでいってもただの変化だ。
ユウカは弦が一本残らず切れたギターを握りしめた。
52 :
それも名無しだ:2009/02/22(日) 14:54:39 ID:agKPT5hX
オチ要員が強すぎるwwwマジ勝てる気がしねぇwww
53 :
それも名無しだ:2009/02/22(日) 15:11:42 ID:nYH8eWJR
オチがひどすぎるwwとろとろ桃のフルーニュ噴いたwww
54 :
それも名無しだ:2009/02/22(日) 15:13:51 ID:HDgDd272
GJ過ぎる
こんな凄い話を何でそんな酷いオチで落とせるんだw
55 :
それも名無しだ:2009/02/22(日) 17:40:40 ID:8gYzBkS4
誰か! 誰かヴィレカイザーさん呼んでこい!!
56 :
それも名無しだ:2009/02/22(日) 18:01:39 ID:pYv2jOCl
ガンダム00を付けっぱにしてたら、リアルミナトが出ていました。
57 :
それも名無しだ:2009/02/22(日) 20:09:13 ID:N4AK4o4x
>>56 前からゼフィアの親戚みたいなのが出てたやん
ゼフィア「俺はあそこまでおかしくない」
ゼンガー「うむ、全くだ」
食通「その通りだとも」
スレイチェル「ジニンが辞任されてしまった」
ウォーダン「……ええと」
ラミア「こいつら自覚という言葉を覚えていやがらないでございますよ変態仮面」
ウォーダン「一応俺とお前は兄弟みたいなもんで俺とゼンガーは基本同じだぞ」
ラミア「だからなんですというのでありんすか変態仮面」
ウォーダン「その系図で行くとお前なんぞ
所詮若作りでもゼフィアのお ば さ んじゃないか!」
ラミア「変態武士道仮面のくせに黙りくさりやがれ!」
ゼンガー「まあそうカリカリするな妹みたいな若作りの存在」
ゼフィア「あーそうでしたか失礼しましたおば上」
食通「失礼したなイルスの大 お ば さ ん」
スレイチェル「申し訳ありません未来のお ば さ ま」
ラミア「絶望した!こんな変態武士道系列に馬鹿にされるのに絶望した!」
ゼラド「今だれかさらっとなんかすごいこと言ってなかった?」
58 :
それも名無しだ:2009/02/23(月) 04:10:44 ID:x1F/X6gH
【竜巻亭】
ミナト「ひでえよ、あんまりだよ。
俺、真面目にオタ芸の稽古してただけなのに、不登校児とヘンなガイジンにすげえしばかれた!」
スレイチェル「マカロフというと、
昔父様と取り引きがあった情報屋のようなマフィアのような人物の関係者か?」
ユウカ「さあ、ファミリーのこと、あんま聴いたことない。
でも、マヤミキとは離婚すると思う」
ミナト「元カレだろ! 祝福してやれよ!」
ユウカ「やめて、元カレとかいうのやめて。
単行本破かれて送りつけられて連載休止するハメになる」
ミナト「連載ってなんだよ! あんた、どうせ元カレとかいたような雰囲気出してるよ!」
ユウカ「やめて、そういうイメージやめて」
スレイチェル「元カレではないにしても、ロンドンパンクに慣れ親しんだ人間が、
いきなり『ミニモニ。ひなまちゅり』を聴かされたら、パニックにもなるだろう」
ユウカ「それはそれはバッドなトリップしたような状態だった」
ミナト「うるせえ! ミニモニ。は至高だ!
メンバーの中でただひとり、なんか星条旗みたいなコスチューム着てたミカが、
いまどこでなにやってんのか考えたことあるか!」
スレイチェル「考えたことはないな」
ユウカ「でも、あたしはJ−POPって嫌いじゃない。
ある種パンク的だし、べつにヨソに比べてレベルが低いってわけじゃない。
J−POPの女性シンガーって向こうの人間にしてみたらキーが高すぎるから、
マーティンなんかはカミキアヤあたりからジワジワ音楽仲間をブレインウォッシュしてるって」
スレイチェル「なにをやっているのであるか、マーティンは」
ユウカ「カハラトモミあたりはかなりブレインウォッシュ進まないと聴かせられないって」
ミナト「ほらな! わかるやつにはわかるんだよ!」
ユウカ「でも、オタ芸とかやってるメンズはキモい」
ミナト「なんだよ!」
レタス「まったくでしてよ。
あれはコンサートを聴きにきているというより、オタ芸を披露しに来ているのではなくて?
激しくキモい上に、一般のお客さまに迷惑でしかもキモくてよ」
ミナト「なんでいるんだよ! 音痴のくせに!」
レタス「音痴は関係なくってよ!」
ミナト「いや、ない、お前の音痴はない。
オーディション受けに来たときのコンコンやサユミンよりひでえ。
ツンク♂兄さんはいい音痴と悪い音痴を見分ける天才だけど、
お前はツンク♂兄さんに選ばれないタイプの音痴だ」
レタス「なにかひどく屈辱的ですってよ!」
59 :
それも名無しだ:2009/02/23(月) 04:12:23 ID:x1F/X6gH
スレイチェル「前から思っていたが、ミナト、お前のハロプロネタは若干古い」
ミナト「しょうがないじゃないっすか!
全員キャラ立ちまくってたころの記憶が強烈なんすよ!」
ユウカ「ミュージシャンにキャラ立ちとか、アグリーだし」
ミナト「例えばさ、ゼラドなんかはビジュアル的にはコンコンだけど、
存在感はなっち級だろ?」
スレイチェル「よせ。モー娘。で例えるな」
ミナト「レイナはさあ、名前のわりにハカタっ子じゃねえし、
ONIのプリント付いたティーシャツとか着ねえし、
なんか全体的に引き立て役な感じがいいらさんだよな」
レタス「例えないでくださいまし」
ミナト「あんたはさ、ピアスしてるし、イシグロアヤだよな」
ユウカ「やめて、デブのドラマーと子だくさんな家庭なんか作らない」
ミナト「お前はダメだ、笑えない音痴だから」
レタス「笑われなくて結構でしてよ!」
ミナト「だからさあ! この町にゃまだ、足りねえキャラなんかいくらでもいるんだよ!
ヅカオタのガチレズもいねえし!
ホクロだらけの元天才的美少女もいねえ!
ハゲて太った喫煙者も、寝ぼけ眼のサカナ面も、昔一人称オイラだったチビも、
コネ加入のガチオタも、ドSの北海道真ん中らへん出身もいねえ!
可能性はいくらでも残ってんだ!」
レタス「いなくていい面子ばかりではないですの、それは」
ミナト「なんてこというんだ!」
スレイチェル「素晴らしいぞミナト、これだけ美女に囲まれても、微塵もフラグを立てる気がない!」
ミナト「一部美女なのかどうかよくわかんないひとが混じってるじゃないっすか」
スレイチェル「よしよし、スレイチェルがハグしてやろう」
ミナト「うわっ! 固っ!
なんすか、この胸! 丸みあるのに固っ!?
なにが入ってんですか!?」
スレイチェル「スレイチェル、いまノーブラだ」
ミナト「なにで出来てんすか、あんたの胸!」
60 :
それも名無しだ:2009/02/24(火) 02:11:27 ID:J2ck9FUw
ミナト「兄貴ぃ、ここにもいたぜ、タイムダイバーが」
トウキ「ああ、行くぜ、兄弟」
ズシャアァァァッ!
ルナ「くぅっ!」
ゼラド「ルナちゃん!」
ルナ「うぅ、やはり、わたしではダメなのか!?」
ミナト「そう、ダメなんだよ。男装を忘れたお姫様キャラなんてよ」
ルナ「わたしは、わたしはっ、男装をするべきではなかった!」
ゼラド「そんなことない!」
ミナト「なんだぁ?」
ゼラド「あなたたち、知ってる!? ルナちゃんの男装、悪くない!
そう信じてる!
ルナちゃんの男装が誰かの男装を守るなら、
わたしはルナちゃんの男装を守る!」
ピィー プゥー
ゼラド「なに!?」
ルナ「まわりの景色が」
ゼラド「あれは!」
ミズル「ラーナ、あれは!」
ラーナ「ええ、ラリアーラさんが警告していた」
ミズル「ゼラド! すべての世界をプニるほっぺだ!」
ティスットバットV世「ティスッと行くぜ!」
デスピニスロット「あまがみっ」はむっ
ラーナ「エクサランス・バーストモード!」
ミズル「ライジング・エクサランス!」
ゼラド「あ、そっちに変身しちゃうの?」
ルナ「まずいぞゼラド、このままでは多勢に無勢」
ゼラド「ルナちゃん、ちょっとうしろ向いてくれる?」
ルナ「なにを?」
ゼラド「ちょっと、くすぐったいよ」
ルナ「あっ、ダメだ、こんな格好」
ゼラド「大丈夫、わたしが付いてるから」
ルナ「あ、脚をこんなに」
ルナ「ああっ、ダメだ、ダメなのにぃっ、脚が勝手にっ・・・・・・!」
ガタガタガタガタガタ
ミズル「ラーナ、なんでおれの後ろに隠れるの」
ラーナ「なにってるんですか、見てたでしょう、あの股裂き大変形」
ミズル「うわっ、来る! おっぴろげたまんま来る!」
ラーナ「きっと、あのひとに触れられると、
あんな恥ずかしい完全変形をするハメになるに違いありません」
ミズル「ちょっとちょっと、押さないでよ」
ラーナ「女の子のわたしに、あんなにおっぴろげろというんですか」
ミズル「おれだってヤダよ、あんな恥ずかし変形!」
61 :
それも名無しだ:2009/02/24(火) 02:12:58 ID:J2ck9FUw
ルナ(あぁ・・・・・・っ、ダメだっ! こんな、こんな・・・・・・!
恥ずかしいっ、恥ずかしいのに・・・・・・っ!)
ハザリア「フハハハハハ! 聞きしにまさるほっぺめ!」
ゼラド「ハザリアくん!?」
ハザリア「覇道のためなら邪な理すらもアレする男、ハザリア・カイツ!」
マリ「最後に手を抜くなよ!」
ハザリア「そしてこやつは、演芸の神マリック!」
マリ「マジックだ! それはマジックの神さまだ!」
ゼラド「いくらなんでも数が多すぎる!
ええと、カードカード、
タカヤくんカードは使えないし、リトゥちゃんカードは見あたらないし、
そしたら、これ!」
タイムダイブ タタタタタタタタ タマァッ!
ゼラド「タイムダイバー玉綺! って、あれ?」
ポトン
ルナ「ん? おや? ゼラドはどこに行った」
マリ「あれ、そこにいたんだけどな」
ハザリア「あやつめ! まさか、途中で飽きて帰ったのではないだろうな!」
マリ「高校生にもなって川辺でムダに本格的なタイムダイバーごっこさせられたら、
そりゃ帰りたくもなるよ」
ハザリア「つまらん! 興が冷めた、帰るぞ」
ルナ「ふう、ようやく終わったか」
ミズル「変形させられなくてよかったぁ」
ハザリア「いや、変形はしていけ」
ミズル「あ、いやっ、なにすんの! 痛い痛い痛い! 開かないよ、そんなに!」
ラーナ「わたしは帰りますよ」
ゼラド(ええと、どうなってるんだろう)
ゼラド(わたし、玉になっちゃった!?)
ゼラド(どど、どうしよう。動けない。
あっ、ハザリアくんたち、帰らないでぇ〜、待ってぇ〜)
62 :
それも名無しだ:2009/02/24(火) 02:15:12 ID:J2ck9FUw
【川辺】
ゼラド(うぅ、どうしよう。もう陽が暮れちゃうよぉ〜。
うわ〜ん、お腹空いたよぉ〜。
誰か通りがかってぇ〜)
ゼラド(でも、通りがかったところでどうしようもないかも。
わたし、なんでオモチャのタイムダイバーベルトなんかで玉に変身なんかできたんだろ。
あとルナちゃんも、
大股かっぴらいて変形した直後から、なんで自由自在に変形を使いこなせてたんだろ)
ゼラド(そんなこと考えてもわかんないよぉ〜、誰かぁ〜!)
コツン
ゼラド(あっ!)
ヴィレアム「なんだ? オモチャの水晶玉か?」
ゼラド(ヴィレアムくんだ! おーいおーい!)
ヴィレアム「危ないなあ、こんなとこに。
子供が踏んづけて怪我したらどうするんだよ」
ヒョイッ
ゼラド(あっ、あははははは!
ダメだよヴィレアムくん、そんなとこ触ったらくすぐったいよ!)
ヴィレアム「水晶玉にしては生温かいな。プラスチックなのかな」
ゼラド(プラスチックじゃないよ、ゼラドだよぉ〜)
ヴィレアム「ま、いっか。うちに持って帰って捨てとこう。
これ、燃えるゴミかな、燃えないゴミかな」
ゼラド(ゴミじゃないよぉ〜!)
【イェーガー家】
ヴィレアム「ただいまぁ〜、っと、誰もいないのか。
昨日、久しぶりに父さんが帰ってきたからな。
二人で温泉にでも行ったかな。
あ、置き手紙。
『ヴィレアムへ、晩ご飯は西友で買ってきなさい。
西友以外では買ったら母さん承知しないから』
なんだよこれは! 母さん、西友になんの義理があるんだよ!」
ゼラド(ヴィレアムくんち、けっこうご両親留守多いんだなあ)
ヴィレアム「しかも西友、ここからけっこう遠いし。
ま、コンビニ弁当でいいか」
ゼラド(わたしもお腹空いたよぉ〜)
【ヴィレアムの部屋】
ゼラド(あ、ヴィレアムくんの部屋、入るの久しぶりかも。
意外と片付いてるんだなあ)
ヴィレアム「そういえば、この玉拾ってきたんだっけ。
どうしよう。明日、ゴミの日だったかな)
ゼラド(ゴミじゃないってばぁ〜!)
ヴィレアム「ま、明日アクセル用務員にでも渡しとけば、処分してくれるだろ」
ゼラド(処分しないでぇ〜)
ヴィレアム「先に宿題やっとくか」
ゼラド(あ、そうだ! 明日の宿題、どうしよう!)
63 :
それも名無しだ:2009/02/24(火) 02:16:30 ID:J2ck9FUw
カリカリカリ
ヴィレアム「ふぅ、終わり」
ゼラド(ヴィレアムくーん、宿題見せてー)
ヴィレアム「ん? なんだこの玉、こうして見ると、けっこうキレイだな」
ゼラド(え、そう? えへへ)
ヴィレアム「なんかほんのりあったかく光ってるような気もするし。
このまま置物にしといてもいいかもな」
ゼラド(そうでしょそうでしょ?
あれ、わたし、なんで置物としての喜び感じ始めてるんだろ)
ヴィレアム「コンビニ行く前に、ちょっと弾いてくか」
ゼラド(あ、ギターだ。そういえば、ヴィレアムくんギターやってたっけ)
〜♪
ヴィレアム「こなぁ〜ゆきぃ〜♪」
ゼラド(わ、けっこう上手い!
もう春になるっていうのに、なんで『粉雪』をチョイスしちゃったのかわかんないけど、
とにかく上手い!)
〜♪
ゼラド(なんだかヴィレアムくん、学校で見るときとちょっと違うなあ。
大人っぽいっていうか、悲しそうっていうか」
ヴィレアム「ふぅ」
ゼラド(悩みでもあるのかなあ)
ヴィレアム「いつも、こんなふうに歌えたらなあ」
ゼラド(うんうん、もっと歌ったほうがいいよ)
ヴィレアム「でも、キャクトラもレラも妙に熱心だし。
いまさらバンド辞めるともいいにくいんだよなあ」
ゼラド(へえ、ヴィレアムくん、バンドやってたんだ。
全然知らなかった)
ヴィレアム「それに、はは、バンドやめたからって、ちゃんと歌えるとも思えないしなあ」
ゼラド(なんでだろ? 音楽的な悩みっていうのかなあ。
そいうのだと、わたしじゃわかんないなあ)
ヴィレアム「なんでだろうな。
ひとりなら、いくらだって歌えるのに」
ガサッガサッ
ゼラド(あ、なんだろ、あれ。新しい楽譜?)
ヴィレアム「もう、テイク64か。
よし、もっと完璧に仕上げるぞ!」
ゼラド(力作なんだ! 聴きたい! どんなだろう!)
ヴィレアム「♪ゼ〜」
どすっどすっどすっどすっ!
ばたんっ!
ハザリア「うぉーい! 手淫しておるか! この手淫マスターめ!
手淫手淫と手淫に勤しんでおるか!」
64 :
それも名無しだ:2009/02/24(火) 02:17:32 ID:J2ck9FUw
ヴィレアム「いきなり人んちをどすどす歩き回るな!」
ハザリア「なにをいう、貴様の手淫現場に鉢合わせてしまったら気まずいから、
気を利かせてわざと大きな足音をたてたのではないか」
ヴィレアム「こんな夕方から手淫なんかするか!」
ハザリア「手淫マスターたる貴様が、ほかになにをするというのだ!」
ヴィレアム「ヘンな称号を与えるな!」
ハザリア「では、この学習机の一番下の引き出しに入っておるのはなんだ。
ふん、相変わらず巨乳女子高生モノか。
芸のない男だ」
ヴィレアム「なんで知ってるんだ!」
ゼラド(うぅ、わかってはいたけど、やっぱり男の子どうしってこんな話するんだ。
あんまり知りたくなかったよぉ〜)
ヴィレアム「だいたいお前、なんで勝手に俺んちに上がり込んでるんだよ!」
ハザリア「お母上から鍵を預かっておる」
ヴィレアム「なんで信頼を寄せられてるんだ!?」
ハザリア「舐めるな!
ひとんちに上がり込むことにかけて、俺の右に出るものはおらぬと知れ!」
ヴィレアム「自分の家に帰れ!」
ハザリア「あそこは、居心地が悪い」
ヴィレアム「自業自得だろ!」
ハザリア「フン、2階にしか明かりが点いておらなんだところを見ると、
どうせ貴様の両親は留守にしておるのだろう。
やむを得ん。
俺が腕を振るってやろう。俺がベラ定食を作ってやろう」
ヴィレアム「なんでベラ定食なんだ」
ハザリア「マカロンタワーなど作って、裏拳をかまされたらかなわん」
ヴィレアム「マカロンタワーに裏拳なんかかますか!」
ハザリア「ま、貴様はそこで手淫でもして待っておれ」
ヴィレアム「だから、手淫はしないよ!」
65 :
それも名無しだ:2009/02/24(火) 02:18:20 ID:J2ck9FUw
ばたん
ヴィレアム「まったく! あいつ、妙なこといって!」
ゼラド(あははは、ヴィレアムくんはハザリアくんと仲いいなあ)
ヴィレアム「・・・・・・ヘンな気分になるじゃないか」
ゼラド(え、えぇっ!?)
ごそっ、ごそっ
ゼラド(あ、あぁっ、あの引き出し!
どうしよう、どうしよう!
しちゃうの!? ヴィレアムくん、ここで手淫しちゃうの!?)
ヴィレアム「お、あったあった」
ゼラド(あぁ、あぁ〜!)
ゼラド「ダメぇーっ!」
ヴィレアム「わっ、うわっ!? ゼラド!? なんで!?」
ゼラド「ヴィレアムくんのバカ! 手淫大帝ーっ!」
ヴィレアム「待ってくれ、ゼラド、ゼラドーっ!」
ばたばたばたばたばたばたばたばたばた!
ヴィレアム「いったい、なにがどうなってるんだ。
ギターの手入れしようと道具出したら、突然ゼラドが」
ハザリア「なるほど。同級生を部屋に連れ込んで手淫を見せつけようとは、
手淫マスターの面目躍如だな」
ヴィレアム「お前が手淫て言葉を妙に気に入って連発するからだ!」
ハザリア「ま、ミムラに罵倒されているところをイメージしながらマカロンタワーでもむさぼれ」
ヴィレアム「結局マカロンタワー作ったのかよ!」
66 :
それも名無しだ:2009/02/24(火) 04:37:22 ID:u870guBe
>>58-59 >ハゲて太った喫煙者
ミナト何気にひどいこといってね?w
てかスレチェル・・・なんてラッキースケベしても嬉しくないおっぱいなんだ・・・
>>60-65 ディケイドわかんねーとか思ってたら最後が下ネタ落ちでふいたww
てかやっぱヴィレアムは報われないほうがらしくていいなー
67 :
それも名無しだ:2009/02/25(水) 00:06:01 ID:5/6//Q8D
でも手淫はするんだろ?
老若男女メイドともに
68 :
それも名無しだ:2009/02/25(水) 03:17:07 ID:9H3Bd7uQ
だっこして
69 :
それも名無しだ:2009/02/26(木) 02:21:56 ID:p5juEihK
【竜巻亭】
チャラーン♪ チャラーン♪
スレイチェル「む〜」
ゼラド「ね、ね、さっきからカウンターの奥でスレイチェル先輩が睨んでるよ?
お料理を写メなんかに撮ったらダメだよ」
ラーナ「なんでも、ブログにアップするんだそうです」
ゼラド「この子、ラーナちゃんのお友達?」
ラーナ「友達というか、アバレイエローさんです」
ランル「勇気で驀進! じゃなか!」
ゼラド「ほんと? すごい!」
ランル「なんで信じちょぉ、こんひと」
ラーナ「ランル・イツキさんです」
ランル「ランル・トラビスとね!」
ラーナ「特技は、ヤマモトアズサやヤマザキマミをテレビで見るたびに舌打ちすることです」
ランル「ちっ、わちなんかヘンなメロドラマくらいしか仕事なかとに、
なんてグチる筋合いなかと!」
ラーナ「でも、サトウタマオさんにはなぜか上から目線なんです」
ランル「あの歳であのキャラはきつかー、なんて思うちょっともゆわんとよ!」
ゼラド「恐ろしいまでに付き合いのいい子だね」
スレイチェル「ラーナ、お前は同級生の友達がいたのか」
ラーナ「ぷん、スレイチェルさんと一緒にしないでください」
ゼラド「ダメだよ、そんなこといっちゃあ!
たしかにスレイチェル先輩は三年生の中でちょっと浮いてるとこあるけど!」
スレイチェル「ゼラド、溜まっていたツケを払っていけ」
ゼラド「ええ、わたし、なにか悪いこといいました!?」
ランル「でも、ラーナちゃんだって同級生をナチュラルに見下しちょぉとこあるとに、
浮いとるっちゅうか、敬遠されちょぉよ」
スレイチェル「目に浮かぶようである」
ランル「でも、なんでかあたしには妙に構うとね」
ラーナ「だって、ランルさんのお父さんはわたしがもっともリスペクトしてるカリスマ解体師さんなんですもの」
ランル「うちのパパン、解体師じゃなかとよ?」
ラーナ「カッコいいです」
ランル「地響きたてておならする生き物とよ?」
ラーナ「うちのお父さんときたら、おならひとつしません」
ランル「ラーナちゃんのお父さんのほうが、インテリさんでカッコよかよ?」
ゼラド「でも、そういういかにも豪快なお父さん、ちょっと憧れるとこあるよね。
うちのお父さんなんか、いまだにわたしの兄弟と間違われるし」
ランル「あたしは、もっと若くてカッコいいお父さんがよかよ!」
ラーナ「あのお父さんの娘さんなんだから、
きっとご本人ももの凄い解体テクを持っているに違いありません」
ランル「あたし、解体なんかせんよ?」
ラーナ「なんでしないんですか、しましょうよ」
ランル「ラーナちゃん、どうして自分で自分の首絞めようこというちょぉ?
背丈も胸もおなじくらいで、この上あたしが解体なんかし始めたら、だだかぶりとね」
ラーナ「昔、この町にはルサイケさんという方が住んでいたそうです」
ランル「消す気とね!? 仲良しするフリしてあたしを消す気とね!?」
70 :
それも名無しだ:2009/02/26(木) 02:23:58 ID:p5juEihK
スレイチェル「解体師というと、なんだ、この娘はランド・トラビス氏の娘さんであるか」
ラーナ「あ、こちら、スーさんです」
ランル「あ、どうも、『釣りバカ日誌』編の節は、
微塵もお世話になってなか!」
スレイチェル「その、インチキな博多弁はどういうことであるか」
ランル「うちのパパンとママン、
ブレイクザなんちゃらいうのに巻き込まれてからこっち、町から町への流れ者とよ。
あたしが物心ついたときにはちょうどハカタにおったけん、
なんとなく博多弁が混じっちょぉよ」
ラーナ「あ、いえ、アバレイエローだからです」
ランル「あたしの身の上話は!」
ゼラド「なんで、戦隊物の女の子戦士は九州出身なことが多いんだろう?」
ラーナ「恐竜屋はいつまでひっぱるつもりなんですか」
ランル「そんなこと、東映のエラいひとに訊いて欲しか!」
スレイチェル「そういえば、最近『ビーター・サービス』この町に入ったと聞いたな」
ランル「どうせ流れ者だし、しばらくしたらまた出てくとよ」
ラーナ「そんなこといわないでください、ずっといてください」
ランル「あん、もう、そんな涙目にならんでもよかよ?」
スレイチェル「しかし、社名が『ビーター・サービス』で姓はトラビスとはどういうことであるか」
ランル「パパンみたいなむさ苦しい婿養子はあり得ないってママンが」
スレイチェル「パパンとママンという呼び方もどういうことであるか」
スレイチェル「とにかく、店内で写メを撮るのはやめていただきたい!」
ランル「でも、あたしのブログで取り上げれば、お店も繁盛しよるよ?」
スレイチェル「中学生のブログをアテにするほど落ちぶれてはいない」
ゼラド「へえ、ブログやってるんだ」
ランル「やっちょお!」
ラーナ「出ました、ヒート・スマイリーキクチスマイル」
ランル「スマイルかぶっちょぉ!」
ゼラド「ダメだよラーナちゃん!
スマイリーキクチさんはイメージ悪いよ! 悪すぎるよ!」
ランル「ちょっと出身地が一緒だというだけで、
犯罪史に残る残虐な事件の関係者呼ばわりされたのは事実無根とわかっているわけですし」
ゼラド「でも、スマイリーキクチさんはやっぱりちょっとイラっとくる芸風だったし、
どうせブレイクはしなかっただろうしイメージ悪いよ!」
スレイチェル「ゼラド、スマイリーキクチの芸風に対するダメ出しをしてどうする」
ランル「一日数100アクセスレベルの木っ端ブロガーと、
一日300万アクセスを叩き出すあたしを一緒にして欲しくなか!」
ゼラド「あ、そっちが心外だったの!?」
ラーナ「疑惑云々はともかく、あのブログのデザインはあり得ないと思います」
ランル「いま撮った画像を、さっそくアップするとね」
スレイチェル「だから、写メを撮るなと」
ランル「ん? あれ? おかしかね」
ラーナ「どうしたんですか?」
ランル「あ〜! ブログが炎上して、ページが落ちちょお!」
ゼラド「炎上? なんかカッコいい!」
スレイチェル「間違っているぞゼラド。ブログが炎上することはカッコよくない」
71 :
それも名無しだ:2009/02/26(木) 02:26:01 ID:p5juEihK
ラーナ「落ち着いてください、犯人はわかっています」
ゼラド「ラーナちゃん、心当たりがあるの!?」
ラーナ「はい、大学職員にもなって芸人のブログ荒らしてる40代男性と、
仕事が出来ないに決まってる30代男性サラリーマンと、
友達もカレシもできたことないに違いない北海道在住の女子高生です」
ランル「スマイリーキクチとね!
それはスマイリーキクチのブログを荒らしてたひとたちとね!」
スレイチェル「国立大学の職員にまでなって、
芸人のブログを荒らしているとは、いかなる精神構造の持ち主であったのか」
ラーナ「きっとうだつの上がらない万年講師かなにかです」
ランル「どぉすればよかとぉ〜? ブログが更新できなか〜!」
スレイチェル「更新などしなくてよい」
ランル「ブログが更新できんと、あたし、生きていけなか〜!」
スレイチェル「病んだ世代の見本のようなことをいう」
ゼラド「そんなに大事なの?」
スレイチェル「これを機に、ブログなど辞めてしまえばよいのである。
ブログなどやっていると、現実と虚構の区別がつかなくなって
凶悪な事件を起こすようになるのである」
ラーナ「なんですか、スレイチェルさん。そのダメな識者のような認識は」
ランル「でも、おかしかねえ?
炎上にしちゃ、誹謗中傷が書き込まれてるわけじゃなか。
文字化けしたメッセージばっかりとね」
ラーナ「どこかのエロサイトにでもリンクを貼られたんじゃないですか?」
ランル「エロサイト目当てのひとが喜ぶような内容じゃなかとに」
ラーナ「メインコンテンツはなんですか?」
ランル「女子中学生のなにげない日常をアップするブログとね」
ラーナ「エロサイトじゃないですか」
スレイチェル「エロサイトだな」
ゼラド「あんまり、いいお客さん来てないと思うよ?」
ランル「そんなことなかぁ〜!
孫とあんまり会えないおじいちゃんとかが見てくれちょぉよぉ〜!」
スレイチェル「孫とあまり会えないおじいちゃんたちが1日300万アクセスもしていたら、
それはそれでこの国の将来が不安である」
カランコロン
スレイチェル「ああ、いらっしゃいませ」
チラム刑事「あ、いえ、お客ではなく。
こちらに、ランル・トラビスという方はいらっしゃいますか?」
ランル「あたしですけど」
チラム刑事「恐れ入ります。
先日、この町で銀行強盗があったことはご存じですか?」
ランル「ん〜?」
ラーナ「ああ、ニュースでいってましたね」
ゼラド「お兄ちゃんがいなかったときだ」
チラム刑事「実は、お嬢さんが運営なさっているブログに、
当日の逃走車両が映っているという情報がありまして」
ランル「そんなん、あたし、知らんちゃぁ〜」
チラム人「背景にチラッと映っているだけだという話で、真偽はわかりません。
しかし、一応捜査資料としたいので、画像を提出していただきたいのですが」
ランル「画像はケータイのメモリに入っとるけん」
チラム人「お渡しください。後日、必ず返却いたしますので」
ランル「え〜、でも」
72 :
それも名無しだ:2009/02/26(木) 02:27:09 ID:p5juEihK
カランコロン
エマーン刑事「失礼します、警察ですが」
スレイチェル「おや?」
ゼラド「あ、いまちょうどこっちにも」
エマーン刑事「え?」
チラム刑事「え?」
エマーン刑事「そいつを捕まえてください、強盗犯です!」
ゼラド「え、ええっ!?」
チラム刑事「チッ!」バッ
ランル「あ〜! あたしのケータイ!」
【クルマの中】
チラム偽巡査「ケータイは?」
チラム偽刑事「ああ、なんとか」
チラム偽大佐「しかし、あのときの写真が中学生のブログにアップされてるとはなあ」
チラム偽巡査「俺が毎日女子中学生のブログをチェックしてなかったら危なかったよな」
チラム偽刑事「お前、なんで女子中学生のブログなんか毎日チェックしてたんだ?」
チラム偽大佐「ロリコンだ、ロリコンがいる」
チラム偽巡査「ロリコンじゃねえよ!」
チラム偽刑事「速攻でブログ炎上させるときも、やけにイキイキしてたし」
どすんっ!
チラム偽刑事「どうした、ロリコン」
チラム偽巡査「ロリコンじゃないけど、天井になんか乗らなかったか?」
チラム偽大佐「サルでもいるのか、この町」
ばきんっ!
チラム偽刑事「わぁっ!」
チラム偽巡査「天井がっ、天井がっ、剥がれっ!」
チラム偽大佐「なんだ、このガキぃっ!?」
ラーナ「その気で躍進、です」
がんっ! がんっ! がんっ!
73 :
それも名無しだ:2009/02/26(木) 02:28:41 ID:p5juEihK
チラム偽巡査「わぁぁっ! ハンドルが! ハンドルが! もげっ!?」
ラーナ「アバレた数だけ強くなれるんです。
アバレた数だけ、優しさを知るんです」
チラム偽刑事「嘘つけぇっ!」
チラム偽巡査「ひ、ひぃっ! ブレーキが、ブレーキが効かなくなってる!」
ラーナ「見えますか? 見えるでしょう?
ここに刺さっているドライバーがですね、1センチでもズレれば、
今度はアクセルがフル回転し始めます」
チラム偽大佐「正気か! そんなことしたら、お前だって無事には」
ラーナ「さ、ランルさんのケータイを返しなさい」
チラム偽刑事「ふざけんじゃねえ、ガキにそんなこといわれて、ほいほいとなぁっ!」
ラーナ「わたしはね、ロボくんと違ってなんの制約も持っていませんよ。
従って、なんのためらいもありません」
チラム偽刑事「なにをいってやがる!」
ラーナ「ええ、べつに理解なんかしてくれなくて結構です」
チラム偽巡査「ひ、ひぃっ! よせっ、やめろっ!
そのドライバーを動かすな!」
チラム偽大佐「渡せ! ケータイを渡せ!
このガキ、頭がおかしいんだ!」
チラム偽刑事「ほ、ほら!」ポン
ラーナ「はい、どうも」
チラム偽巡査「な、ほら、渡したろ? だからブレーキを」
ラーナ「ああ、わたしね、修理ってできないんです」
チラム偽刑事「アホかぁーっ!?」
どかぁぁぁぁぁぁんっ!
【路上】
ランル「ラーナちゃん、ラーナちゃん!」
ガラッ!
ラーナ「ああ、どうも」
ランル「ラーナちゃん、怪我しとぉと?」
ラーナ「はい、ケータイ、取り返しました」
パシンッ
ランル「こんっ、バカちんっ、バカちんがっ!
なんばしよっとか!
こんな、こんな怪我までして、そんなことして、あたしが喜ぶとでも思うちょっとか!?」
ラーナ「ああ、いつも、わたしのために腕をちぎったり目玉を破裂させたりする子がいるので、
感覚がおかしくなってたかもです」
ランル「承知せんっ! そいつっ!」
ラーナ「ああ、いけません。あなたは、そんな顔をしないでください。
わたしのような妙な子に、あなたはスマイリーキクチとは比べものにならない
ヒートなスマイルをプレゼントしてくれたんです。
そのお礼だったら、こんなことはなんでもないんです」
ランル「バカちんっ! こんバカちんがっ!
こんなときまで、比較対象がスマイリーキクチだなんてっ!」
74 :
それも名無しだ:2009/02/26(木) 02:30:19 ID:p5juEihK
ガラガラッ!
チラム偽大佐「物騒なことしやがって、このガキがぁ」
ラーナ「下がっててください」
ランル「ラーナちゃん!」
ゼラド「そのふたりに手を触れないで!」
チラム偽大佐「なんだ、てめぇはっ!」
ゼラド「ときめきの白ほっぺ! アバレゼラド!」
ラーナ「あぅ」バタンッ
ランル「ラーナちゃん!」
ラーナ「唯一にして、一番美味しいとこ」
ランル「ものすごいダメージ受けちょぉ!」
ゼラド「ゴメンね! お姉ちゃん、気が利かなくてゴメンね!」
ランル「でも、アバレンジャーはアバレキラーだけで持ってたわけじゃなかよ!?」
チラム偽大佐「ふざけんじゃねえっ!」
ゼラド「寄らないで! これだけの事故が起こったんだよ!
すぐに警察が来るんだから!」
チラム偽大佐「だからその前に、お前らを黙らせなきゃあなあ!?」
ゼラド「させない、させないもん!
わたしのほうがお姉ちゃんなんだから、お兄ちゃんみたいにやってみせる!」
チラム偽大佐「なにいってやがる。
そろいもそろって、アタマのイカレたガキどもがっ!」
ランル「せからしかっ!」
チラム偽刑事「こいつっ!」
ランル「パパンもママンも流れモンで、転校ばっかで、
ブログの更新しか楽しみがなかったあたしになぁっ!
ラーナちゃんは、ラーナちゃんはなぁっ!
それを、それをっ、こがいな怪我させよって!」
チラム偽巡査「いや、この衝突事故はそのガキが」
ランル「ブレイク・ザ・ワールドから幾年月、
流れ流れてこの町へ、
あたら護法を語るじゃないが、不意に出会ったダチのため!
天が許さん、人が許さん、わちが許さん!」
ザッ
ランル「おんしら、許さんかいねぇっ!」
チラム偽大佐「スケ番刑事?」
チラム偽巡査「博多弁っていうと、三代目?」
チラム偽刑事「ああ、原作者にもっとも忌み嫌われてた、三代目スケ番刑事!」
チラム偽大佐「原作者に嫌われてたらどうだってんだ!?
ガキの1匹や2匹、やる気になったくれぇでなぁっ!」
チラム偽巡査「でも、若干期間限定も混じってるし」
ランル「月刊少年ガンガンには、こがいな使い方もあるっちゃぁーっ!」
チラム偽大佐「月刊少年ガンガンを、そんなふうに使ってはダメだぁーっ!」
-------------------------------------------
おもしろさ 最強無限大!
月刊少年ガンガンは毎月12日発売!
-------------------------------------------
75 :
それも名無しだ:2009/02/26(木) 02:31:13 ID:p5juEihK
ランル「おんしら全員、ヤキいれちょぉ」
ゼラド「スゴい、けど、月刊少年ガンガンの角っこでそんなことしたら、
月刊少年ガンガンの関係者のひとが泣いちゃうよ?」
チラム偽大佐「ふぅっ、ふぅっ! ふざけやがって、ふざけやがって!」
ランル「あ、こいつ、まだ!」
チラム偽大佐「てめぇら全員、ブッコロ!」
がしっ!
???「ブッコロ?」
チラム偽大佐「なんだよオッサン、離せ!
オヤジに用はねえんだよ!」
ランド「おいおい、俺はまだオヤジなんて呼ばれる歳じゃないぞ?」
ランル「パパン!」
ランド「そうそう、パパンとは呼ばれるけどな」
チラム偽大佐「どいつもこいつもふざけやがって!」
チラム偽巡査「おい、待てっ!」
チラム偽刑事「やばいって! そのオッサンはヤバイって!」
チラム偽大佐「なんだお前ら、怖じ気づきやがって」
チラム偽巡査「顔! 顔っ、よく見ろよ!」
チラム偽刑事「そいつは・・・・・・っ!」
チラム偽大佐「え、そんな、まさか、なんで、なんでこんなところにぃっ!?」
ランド「スクラップの臭いがするから来てみりゃ、こりゃあどういうことだ?」
チラム偽大佐「こいつ、『ザ・クラッシャー』!?」
ランド「間違えるなよ、『ザ・ヒート』だ!」
♪ガンガンレオン ガンレオン!
76 :
それも名無しだ:2009/02/26(木) 02:32:24 ID:p5juEihK
ピーポー ピーポー
スレイチェル「まったく! 突然店から飛び出したと思ったら!」
ラーナ「あ、あわわ」
ゼラド「ラーナちゃん? なんでわたしの後ろに隠れるの?」
ラーナ「だって、だって」
ゼラド「あれ、ランルちゃんのお父さん?」
ぬっ
ランド「その工具ベルト、あのクルマをバラしたのはお嬢ちゃんかい?」
ラーナ「あ、あの、とんだお目汚しを」
ランド「いやいや、いい手並みじゃねえか。ネジのひとつにも傷がついてねえ。
相当機械を愛してないとできねえぞ、これは」
ラーナ「恐縮です」
ランド「お嬢ちゃん、いい機械屋になれるよ」
ラーナ「あ、あの、ランド・トラビスさんですよね?」
ランド「おう! 俺が噂の」
ラーナ「ファンです、尊敬してます、あの、握手してもらっていいですか?」
ランド「構わないけど」
ラーナ「わたし、ランドさんみたいな立派な解体師になりたいです」
ランド「俺、解体屋じゃないんだけどなあ」
ランド「ランル、この嬢ちゃん、お前の友達か?」
ラーナ「えっと」
ランル「そうだよ、パパン!」
ラーナ「あ」
ランド「そうかそうか、うちは引っ越し多いし、
お前はなぜか博多弁で、UNみたいのでなんかプチプチやってて心配してたけど、
よかったなぁ!」
ランル「うん!」
ランド「これからも、ひとつよろしく頼むぜ!」
ゼラド(出た、これがヒートスマイル)
ランル(暑苦しい)
スレイチェル(暑苦しい)
ラーナ(カッコいい・・・・・・)
77 :
それも名無しだ:2009/02/26(木) 03:58:41 ID:RfCvulCZ
月刊少年ガンガンで人を撲殺するのは大変危険な行為です。
お客様の健康を著しく害する危険性があるので、相手が刃物や銃器を装備していた際にのみ、お使いください。
78 :
それも名無しだ:2009/02/26(木) 07:54:03 ID:8IEJ+c3E
銃器相手に雑誌一つで立ち向かうんじゃねぇwww
79 :
それも名無しだ:2009/02/26(木) 09:48:45 ID:Btqnqiz4
ゼラドときめくとかいってるとアサキムがくるぞ
80 :
それも名無しだ:2009/02/26(木) 14:29:07 ID:3o0pQqvo
たとえアサキムが来ても、クォヴレー、ディストラ、アラド、ゼオラなどの最強保護者軍団がいるからなぁ
アサキム、フルボッコの予感www
81 :
それも名無しだ:2009/02/26(木) 14:38:50 ID:sxWliPdk
大変だ!異星人のくせに関西弁喋る人の存在意義が!
82 :
それも名無しだ:2009/02/27(金) 02:44:27 ID:lA+d9xu4
それなんてプロス親分?
83 :
それも名無しだ:2009/02/27(金) 04:56:45 ID:ggsopTAK
ランル「余裕っちゃ!」
マキネ「は! あのポーズは」
ランディ「はいはい、ユリサカザキユリサカザキ」
ラーナ「いけません、KOされるたびに服破れるとか、
ランルさんにそんな汚れ仕事はさせられません。
ブラくらいわたしがいくらだって晒します」
ランディ「君はブラ見せたがり過ぎだから」
マキネ「CVは、ハマサキアユミか」
ランディ「よりにもよってそこ行っちゃうのかよ!
ハマサキアユミのころは『余裕っち』とかいってなかったよ!」
マキネ「ピンチだランディ1/2!
ヤマちゃんなんか鼻息で吹き飛ぶ高額ギャラが発生するよ!」
ランディ「ニシカワ兄貴クラスでもう無理なのに、ハマサキアユミなんかもっと呼べるか!」
マキネ「まあアユも博多っ子だしさ」
ランディ「博多弁喋ってるアユなんか見たことねえよ!」
ラーナ「また、知名度の点で劣るとか、ヤマデラさんがコンプレックスに悩まされてしまいます」
ランディ「ヤマちゃんとハマサキアユミを声優というジャンルで比較するんじゃねえ!」
ランル「そんなことなか!
ハマサキさんだってハリウッド版ドラゴンボールの主題歌頑張っちょるとね!」
ランディ「しかもハマサキアユミ好きなのかよ!」
マキネ「主演がタスクさんだったり、主題歌がハマサキアユミだったり、
微妙に売る気があるのかないのかよくわかんない力の入れ具合だよね」
ラーナ「ドラゴンボール知らない層に売るつもりなのではないでしょうか」
マキネ「その層、ニホンに何割いんの?」
ランル「あんた、どっかで会ったことなかと?」
ランディ「え、俺、博多には行った覚えないけどなあ」
ランル「あたしはずっと博多にいたわけじゃなかとよ?」
ランディ「俺もあちこち行ってるから、どっかですれ違うくらいはしてるかもしれないけど」
マキネ「いけない! 離れな女子中学生!」
ランル「なんばしよぅ!?」
マキネ「ランディ1/2のロリコンが発動する!」
ラーナ「いけません、はなれてください」
ランル「怖か〜、ロリコン怖か〜」
ランディ「俺はロリコンじゃねえっ!」
84 :
それも名無しだ:2009/02/27(金) 11:35:00 ID:qioojfpP
竜巻亭
トロンベ「ラン君、そろそろ時間ではないかね?」
ラン「今日は暇なもんで、皿洗いと掃除はウチがしときますw」
トロンベ「実にトロンベ。スレイチェルも見習ってほしいものだ」
ラン「旦那はん、ヴィルベルちゃんは学生さんなんですから」
トロンベ「学校でおかしなことをしていなければいいんだが・・・」
ラン「若いうちはちょっとくらい羽目外して・・・あら?」
ラーナ「この人です!」
ランル「え?こん人なん?」
ラン「?」
ラーナ「そうです!この人こそOG町で意外と有名なインチキ関西弁を喋る異星人!
新生ゼ・バルマリィでも屈指の名家の跡取りらしいのになぜか地球でフリーアドバイターをしている奇特な人!
その名もラン・ドバンさんです!」
ラン「いかにも我こそはドバン家次期当主・・・ってなんでそのことしっとるの!?ウチ人にしゃべった覚えあらへんのに」
ラーナ「最近の子供は進んでいるということです」
ラン「むぅ・・・ジェネレーションギャップという奴やなぁ・・・」
ランル「普通のお姉しゃんばい・・・宇宙人いうから頭縦方向に長くて唾液が強酸性で口からも一つ口が飛び出してくるようなの想像しとったとに!」
ラーナ「宇宙人ではなく異星人と言ったでしょう。あとそこは普通のお姉さんじゃなくて綺麗なお姉さんとお世辞を言っとくべきです」
ラン「旦那はん、今時の若い子って皆こんな感じなんでっしゃろか・・・?ウチなんかやるせない想いです・・・」
トロンベ「安心したまえ。この子らはかなり特殊な例だ」
ラーナ「まだありますよ。実はこのお姉さん、この世界では例外的な第三世代なんです」
ランル「ラーナちゃんなんでそぎゃんに詳しうしっとると?」
ラーナ「カイツ先輩にいろいろ聞いたんですよ」
ランル「だれね?そん人?」
ラーナ「いつも女の子二人を侍らせてフハハハハ!とか頭悪そうな高笑いしてる先輩です」
ランル「あー、ボサボサの銀色頭で猫背な人!」
ラーナ「あの先輩のことはどうでもいいです。問題はランさんです!」
ラン「ウチがどないかしたん?」
ラーナ「あなたは武芸百般に通じた達人!つまりは人体破壊のプロフェッショナルと聞き及んでいます!」
ランル「ほんま!?そげんえずい人やったとね!?」
ラン「・・・なぁなぁ?そういう話って誰に聞いたんかな?お姉さんにこっそり教えてくれへん?」
ランル「カイツって先輩たい」
ラン「坊・・・後でお仕置きやな」
ラーナ「人体の高度なメカニズムを正確に把握しそれを破壊するという技術は解体術に通じるものがあると私は考えました!」
ラン「誤解やってば!うちはちょっとした護身術かじっとる程度
ラーナ「ゾンボルト先輩をボコボコにしてるじゃないですか」
ラン「ぅ・・・」
ランル「ゾンボルト先輩?」
ラーナ「最上級生の先輩です。トベトゲした銀髪でゴツゴツした強面でムキムキしたマッチョな」
ランル「・・・・・・。あの人学生やったとね!?あたしのパパンと同い年くらいやなかか!?どれだけ留年しとうとね!?」
ラーナ「あの先輩は十代ですよ?」
ランル「嘘ね!」
ラーナ「ほんとです。しかもあの先輩ランさんに気が
ラン「ん?」
ラーナ「いえ、なんでもありません」
ラン「ふぅん。ランルちゃんはハカタってとこからきたんかぁ。遠いとこなん?」
ランル「それほどでもなかです。そん気になれば一日で帰れるとこです」
ラン「よっしゃ、これも何かの縁やwオマケしたげるさかい、この店贔屓にしたってなw」
ランル「今度パパンと一緒に来るとです!」
ラーナ「どうですか?OG町は?」
ランル「あたしパパンがあんな感じやけん、馴染めるか不安だったとね。
ばってんやってけそうな気がしてきたばい!」
ラーナ「大丈夫ですよ」
ラーナ「この町変な人しかいませんから」
85 :
それも名無しだ:2009/02/27(金) 13:16:24 ID:cSAdmlsZ
レイナ「あら、どうしたの大荷物抱えて?春休みにはちょっと早いけど旅行?」
ラッシュ「帰省ですよ、先輩。スパロボZのスペシャルディスクの発売があと一週間に迫ってるじゃないですか。
スペシャルディスク発売記念パーティのための準備で南極へ里帰りですよ」
レイナ「スペシャルディスク?あ〜そんなのあったわね!
スパロボKのおかげですっかり忘れてたわ」
ラッシュ「前回は第2弾PV発表時点で大盛り上がりでしたからね。今回は控えめに一週間前からですよ」
レイナ「D勢は律儀というか何というか、三年ぶりの版権新作とはいえそこまで祝えるなんて
OGの方にDの誰かが出たわけでもないのに」
ラッシュ「スパロボZに出たからこそ祝ってるんじゃないですか。
先輩もまたとぼけちゃってやだな〜も〜」
レイナ「・・・何言ってんの?」
ラッシュ「クォヴレーさんに先んじて他の版権作品に出たってんで、おじいちゃんが喜んじゃって喜んじゃって。
ほら、うちのおじいちゃんってクォヴレーさんとある意味商売敵みたいなものじゃないですか。
この前もあと一歩で『門』が開いて世界が滅ぼせるところまでいったのに、因子も足りないから大丈夫かと思ってたら、いきなりトールギスUと悪魔合体して
トールDiスUとか言い出してアイン・ソフ・ドーバーガンで『門』ごと消し飛ばされたって悔しがってましたから、その反動で余計嬉しかったみたいですね」
レイナ「さっきからアンタは誰のことを・・・」
ラッシュ「そういえば先輩、マスコミ関係志望してましたよね?
今度紹介しますよ、伯父さんはその方面ではベテランですからすごく勉強になると思いますよ」
レイナ「だ〜か〜ら〜アンタは誰のことを言ってんのよ!スパロボZに出てたのはマキネの親父っぽい人以外は全部新規キャラでしょうが!」
ラッシュ「ルイーナ1の知性派。メリオルエッセでは情報収集を担当していたシュバルツバルト伯父さんが参戦してたじゃないですか!」
レイナ「それ、『THE ビッグオー』のキャラ!バンプレストオリジナルじゃない!」
ラッシュ「そんな伯父さんがバンプレストオリジナルじゃないだなんて。伯父さんがオレの伯父さんじゃなかったなんて。
じゃあ伯父さんはいったい何者なんだー」
レイナ「だから『THE ビッグオー』のキャラよ」
ラッシュ「小さかった頃、母さんに叱られて泣くオレに肩車をしてくれた伯父さん。
頭の包帯の尖っている部分がどうなっているのか気になって触ろうとしたオレの手を優しく掴み
『真実を知ることは時として苦痛をともなう。知らなくてすむことは知らないままの方が幸せだ』と言ってくれた伯父さん。
母さんばかりに構う父さんに構って貰えずむくれるオレをビッグデュオに乗せて空の散歩に連れて行ってくれた伯父さん。
あの優しかった伯父さんがオレの伯父さんじゃなかっただなんて」
???「ハーハッハッハッ、遂に真実にたどり着いてしまったようだな、愚かな街の愛しい甥よ」
ラッシュ「その声は!!」
???「だから言っただろう真実を知ることは苦痛を伴うと・・・
もう来たか。愛しい甥の認識を持って私の存在に気づいたか、腐った世界の哀れな番犬よ」
レイナ「ディス・アストラナガン!いつの間に!」
クォブレー「この世界はお前の存在を許容できない。即刻立ち去れ」
???「嫌だと言ったら」
クォブレー「排除する」
???「私にはまだ知らねばならん真実がある。
ビッグデュオ、ショータイム!」
86 :
それも名無しだ:2009/02/27(金) 13:18:46 ID:cSAdmlsZ
伯父さんの駆る赤き巨体は綺麗な弧を描きながら、
ディス・アストラナガンは航空力学を無視した軌道を描きながら三度の交差を繰り返し、
四度目の交差のあと赤い機体が爆散した。
それから二度とオレが伯父さんに会うことはなかった。
伯父さん不在のままパーティは開かれた。
オレは皆に真実を伝えることができなくて、伯父さんが来ない理由を下卑たジョークで茶化す伯父達と一緒に笑っていた。
パーティが終わり一人部屋に戻り、オレは泣いた。
87 :
それも名無しだ:2009/02/27(金) 15:09:46 ID:9i/Cz5dY
ランルってどうにもいいにくい名前だなぁ
てかハマサキアユミは声優なんてやったことあんのか
>>85-86 シュバルツは昔からあたまがとんがってたのかよwwwww
漫画版だと普通のオッサンだったなシュバルツっつーかマイケル・ゼーバッハ
88 :
それも名無しだ:2009/02/27(金) 22:39:26 ID:944urbvK
関西弁喋る異星人って今は亡きNOVAのCMか…
関西弁でも難しいのに博多弁とかよく書けるな
そういえばランは唯一の第三世代か…他に比べて年上なのに
ババァ結婚(ドグワシャ
89 :
それも名無しだ:2009/02/28(土) 00:54:16 ID:7Ga8I7/J
ラン「そりゃあウチはゼラドちゃん達より年くっとるけど…なんぼなんでもババァはないやろババァは!
だいたいウチがババァならアルマナ陛下とかは
アルマナ『いったいどうなるんでしょうね?』
ラン「ひぅ!?」
アルマナ『それでラン?私が一体なんだといいたいのですか?』
ラン「な、なんのことでっしゃろ?というかなんでいきなり通信会話が…」
アルマナ『ルナの自宅での無防備な言動を観察…もといなにかトラブルでもないかをチェックするために盗聴器を
ラン「ストーカーやないですか!」
アルマナ『口を慎みなさい。可愛すぎる愛娘へのちょっとアブない母性愛です』
ラン「変態!変態!」
アルマナ『ラン・・・主君に対しそこまで言ったからには相応の覚悟があるのですね?』
ラン「待ってくださいこれはその場のノリといいますか
アルマナ『弁解を聞く気はありません。そうですね…今度一晩もとい一杯付き合いなさい。それで許しましょう』
ラン「そ、そんなご無体な!!」
アルマナ『楽しみにしていますよ…ふふ…ふふふ…』(プツン)
ラン「いやぁーーーー!!」
盗聴器は駆け付けたタイムダイバーによって解除されました
90 :
それも名無しだ:2009/02/28(土) 03:28:19 ID:JryLyiWi
アルマナってたまに出てきてはダメなところさらしていくよな、主にルナ絡みで
タイムダイバーにちょっと説教してもらおう
91 :
それも名無しだ:2009/02/28(土) 04:40:07 ID:hMq2Wagv
逆効果じゃね?
もっと罵って・・・もとい説教して!とか・・・
あれ?なんで自分の中で口責めドMキャラになってるのだろう
92 :
それも名無しだ:2009/02/28(土) 09:15:35 ID:RUFjuImx
>>89 つか一晩付き合えとか両刀使い…
お姉さん×女王様か
久保がほったらかしにしとくから(無限光
93 :
それも名無しだ:2009/02/28(土) 09:22:26 ID:iMAefKom
ラーナ「またブログが炎上したりしたら困るので、
法律に詳しいひとのところに相談に行きましょう」
ランル「ラーナちゃん、弁護士さんの友達でもおるとね?」
ラーナ「弁護士じゃありませんけど、入っているデータはおなじようなものでしょう」
ランル「ラーナちゃんのカレシと?」
ラーナ「そういんじゃありません」
ランル「カッコよかと?」
ラーナ「カッコよくはありません。
ギリギリ、キモカワイくありません」
ランル「キモか? カワイか?」
【マーズの事務所】
マーズ「くー」
ランル「この子、ロボット?
下半身はずいぶん安物使うちょるけど、
上半身は珍しかタイプの生体部品とねえ」
ラーナ「眠ってるなんて珍しいじゃないですか。
ねえ、ちょっと、ロボくん」ヒョイッ
マーズ「ヒョイッて、気軽におれの上半身分断してくんねーでくんねーかい!?」
ランル「ひゃっ、喋りよった!?」
マーズ「喋るに決まってんじゃねーか、べらぼーめ!
こちとら舌先三寸でギョーカイわたってんだ!
そっちこそなんでー、いきなしおれの事務所入ってきやがってこのコンコンチキが!
あーっ! またカギか壊されてるズラ!」
ラーナ「落ち着いてください。
べらんめえ口調と銭ゲバ口調が混じってるじゃないですか」
ランル「とりあえず、珍しかもの見たけん、写メ撮っとこ」
マーズ「ギャッ! なにすんの、そんなもん撮ってどーすんの!」
ランル「ブログにアップするとね」
マーズ「やめろー!
あのね、おれ的にこの町ぁーセーフハウスなのさ。
やべーレンチューとのイコンもあるおれがよ、
イバショ知られるよーなことがあったらどーなると思うよ!?」
ランル「どうなっと?」
マーズ「炎上すんだよ炎上!
ブログとかじゃなくて、リアルにおれのボディが炎上すんだよ!」
ラーナ「どうせそのあと、えげつない報復をして大いに嫌われるんだからいいじゃないですか」
マーズ「わーんわーん!
犯罪者殴ったり蹴ったりキョムらせる銀ピカおにーさんはヒーローで、
賠償金取んなぁー外道なんざー、ニンゲンの価値観なんてイミわかんねーよー!」
94 :
それも名無しだ:2009/02/28(土) 09:24:03 ID:iMAefKom
マーズ「んで、なんの用よ。
おれぁー夏まで眠ってるつもりだったのにさー」
ラーナ「ふだんは睡眠なんかろくに取らないくせに、どうしたんですか」
マーズ「わーんわーん! ゴメンよ、御大、ゴメンよぉー!
もー歳なんだからテシロギ先生に任せて、ラクインキョでもしててちょーだいと思っててワルかったよぉー!
星矢NDおもしれーよ星矢ND!
次回は夏掲載なんてイジワルしねーでくれよぉー!」
ランル「寝起きから、おそろしく口のまわる子とねえ」
マーズ「なーに、ラーナちゃん、キミ、トモダチなんざーいたの」
ラーナ「わたしに友達がいないんなら、あなたはいったい何者なんですか」
マーズ「へ? おれぁーキミのトモダチなのかい?」
ラーナ「ほかになんだっていうんですか」
マーズ「うひ、うひひ、やだな、そんな、もぉ、しょーがねーなー」
ランル「キモか感じにモジモジし始めよぅよ」
ラーナ「血も涙も持ち合わせていないといいながら、結局は捨てられない。
あなたこそ、笑止です」
マーズ「ひひひ、おれをアヤめるなら、もっと深く刺さねーとな。
そーいやそっちの子は、どっかで見たよーなツラだね」
ラーナ「はい、まあ、デカレンジャーより視聴率は低いんですが」
ランル「なぜデカレンジャーと比較しよぉ!?」
ラーナ「ランル・トラビスさんです」
マーズ「ん? あ〜、ランドさんのムスメさんか」
ランル「パパンのこと、知っとぅと?」
マーズ「南米で何度かセワになったよ。
そーいや、ムスメさんがいるとかゆってたっけ。
シャシン見せびらかされたよーな気がすっけど、
いっさいキョーミなかったから、よく見てなかった」
ランル「あたしに興味なかと?」
マーズ「獅子の子だから、子獅子座ライオネット蛮かー」
ランル「やったぜ初ゼリフ! なんてコミックス10巻まで引っ張らなかよ!」
マーズ「まー、ランドさんにゃー義理もあっし。
無料相談時間を5分延ばしてあげよー。
ほら、いーな」
ランル「ガメつか子とねえ」
ラーナ「この子は、無料でなにかしたりされたりというのは、
相手を乞食扱いすることと考えているようなんです」
95 :
それも名無しだ:2009/02/28(土) 09:25:34 ID:iMAefKom
マーズ「は、ブログだ?」
ランル「炎上とか、ハンパなくヘコむとね」
マーズ「カンタンさ、そんなもん。
ブログなんざーやめっちまえばいーんだ」
ランル「なんの解決にもなってなか!」
マーズ「だーって、スマイリーキクチさんのおかげでモデルケースができたとゆっても、
ありゃーヒボーチューショーのせーで芸能活動に支障をきたしたってのがハッキリしてっし、
そのへんの女子中学生がちょっとヘコんだくれーでオマワリは動かねーよ。
ソーダンにいったとこで、ブログなんてやってねーで外で遊べってゆわれてオワリだよ」
ランル「この子、カワイくなか」
ラーナ「まあ、可愛くはありません」
ランル「あ、これなんね。ピカピカしちょぉ」
マーズ「おれの聖闘士大系コレクションにさわんじゃねーよ!
ラーナちゃんのトモダチなら、どーせキミも解体すんだろーがよー!」
ランル「あたしは解体なんかせんよ?」
マーズ「いーや、アンシンできねー」
ランル「聖闘士星矢だったら、あたしもこないだブログで取り上げたとね」
ラーナ「ランルさんは1日300万アクセスを叩き出すブロガーさんなんですよ?」
マーズ「え? ほんと?
もっとオーエンして、オーエンして?
したら御大だって、せめてGWくれーにはツヅキ描いてくれっかも」
ラーナ「よし、まかせんしゃい!」
ラーナ「でも、いいんですか?」
マーズ「へ? なにが?」
ラーナ「ランルさんのブログが、どうして1日300万アクセスもされているかわかりますか?」
マーズ「さー、ロリコンが見に来てんじゃねーの?」
ラーナ「さかのぼること数年前、
ランルさんが生まれて初めて月刊少年ガンガンを買った直後、
エニックスお家騒動が起こり、看板作家を大量に失ったそうです」
マーズ「は?」
ラーナ「以来、ランルさんがブログで取り上げたマンガは
連載が打ち切られたり休止したり掲載誌が潰れたり。
ついたあだ名が『ザ・連載クラッシャー』
今日も彼女のブログには、
お気に入りの連載が潰れないか戦々恐々としているマンガ読みたちが訪れるのです」
マーズ「ギャーッ! やめて! やめてーっ!
ただでさえ御大がいつ飽きっかわかんねーのに!」
ランル「もぉ、失礼しちゃうとね。
先々週星矢を取り上げたときには、なにもなかとよ?」
マーズ「オールカラーが売りだったのに白黒ケーサイになってんじゃねーかよ!
電王だ! 仮面ライダー電王をオーエンすりゃいーんだ!
サトーくんをいーかげんライダーから卒業さしてあげてーっ!」
ランル「電王は、あんま興味なかとよ」
ラーナ「電王辞めたところで、専念する先は『メイちゃんの執事』ですよ?」
96 :
それも名無しだ:2009/02/28(土) 10:01:59 ID:kCTyfoTU
このタイミングでジ・エーデルとユン伍長の子供が発覚。(ただし、産まれない)
そういや前にシュランが根性とバイオテクノロジーでレーベンの子供身籠るネタがあったけど、
それようするにアルマナさんと同じだよな。
つまり!ルナ誕生の影にシュランあり!?
97 :
それも名無しだ:2009/02/28(土) 11:31:47 ID:Q+Lxe0zt
>>96 ごめん、言ってる意味が良く解らん。
>>93-95 ラーナに友達がいるってのはなんか新鮮だなぁ。GJ
98 :
それも名無しだ:2009/02/28(土) 11:38:19 ID:kXEzq6OU
まさかマガジンZとボンボンが休刊になったのも・・・
99 :
それも名無しだ:2009/02/28(土) 13:13:44 ID:fWwIuYB6
きっとジャンプでやってたドスサントスなサッカー漫画はランルさん
のブログの話題になってたに違いないな
てか最近読んだせいかアルマナ様が某ゼロ魔のロイヤルビッチ様に見えてしゅうがないぜ
>>85 シュバルツってラッシュの伯父だったのか…
今まで馬鹿にしててごめん!
シュバルツはレイナの就職する会社の社長ポジに収まるはず
ビッグデュオに乗って包帯を鞭のように操るレイナのビジョンが見えた
>>100 ちょっと前に某ゼロ魔は売ったな〜
とうとう唯のビッチからロイヤルビッチ様に進化したのか
というか冗談抜きで、将来声あてられるときあの声になる気もする……
†
人間というものは一生の9ヶ月の間に、もっとも高尚な哲学的思索から、スープひと皿
を求めるさもしい情熱にいたるまで、実にたくさんの想いを馳せられる。
祖父の書棚から見つけた本の序文にあったのはこの言葉だった。
すでに1年分の単位を取り終えたマキネ・アンドーは一足早い春休みに入った。バイク
に乗っての南米縦断旅行を始めるためだ。
この旅行のために、祖父のガレージから古いバイクを引っ張り出してきた。旧世紀に
ノートンという会社から売りに出された、旧式のバイクだ。ポデローサ(強力)号という
名前らしいが、実際のところまったく強力ではない。なにしろ、いまどきガソリンで動く
のだ。地元の公道を走っていれば排ガス規制で捕まってしまうほどの旧式だった。
何日か前から、ペルーに入った。
標高3000メートルを超える山道に、オンボロバイクがプスンプスンと抗議をし続けている。
岩だらけの道のあちこちに、十字架が突き立てられた石の山がある。ケルンといって、
旅人が悲しみを母なる大地に引き受けてもらうためのものだ。もともとは単に石が積み
上げられているだけだったが、スペイン人の聖職者によって十字架が立てられるように
なったという。ペルーの人間は、このケルンに向けて唾を吐くか十字を切る。たいてい
の場合は唾を吐く。
マキネはバイクのブレーキを小刻みに切りながら、ケルンに向けて顔を突き出した。
口の中に唾液を溜めようとしているところに、ぐいとハンドルが勝手な方向を向く。
雨期でぬかるんだ地面の上でタイヤが滑った。
放り出された。
痛みがなかったのは幸いだった。その代わりに冷たさがマキネを迎える。水だ。川とも
沼ともつかない泥水の中に、頭から突っ込んだ。
「ぷはっ!」
底は浅い。四つん這いになって水から顔を上げる。
少し離れたところで、バイクが横倒しになっていた。エンジン部分に泥をかぶり、プス
プスと不吉な音をたてている。
「あちゃあ」
泥をかき分けてバイクに駆け寄ろうとする。
肌にぴったりと貼り付く服が邪魔だった。ほとんど衝動的にライダースジャケットを
脱ぎ捨て、シャツをまくり上げようとする。
「あれ、お嬢さんじゃないですか?」
道の上に、もう何年も前に製造中止になったボロボロの軽トラックが停まっていた。
泥で汚れた窓ガラスが半分ほど開いて、ひとりの青年が顔を出している。
「あれ、あんた、バチュン?」
褐色の肌に、薄めたココアのような色の髪を持つ青年が苦笑いをする。
「お嬢さん、バチュンていうのは名前じゃありませんよ」
「あんたこそ、お嬢さんはやめてよ。
あたし、全然そういうんじゃないし」
「なにいってるんですか、世が世なら、あなただってプリンセスですよ?」
「それさあ、たぶん、いってた母ちゃんも、そんなに本気じゃなかったと思うんだよね。
うっかりクーデター成功しちゃっても、いってた本人が一番プリンセスとか嫌がりそうじゃん」
「まあ、そうですけど」
小さいころに何度会ったことがあるこの青年を、マキネはバチュンと呼んでいる。た
しか、歳はマキネよりも3つ4つ上だったはずだ。
「なにしてるんですか、こんなとこで」
「や、バイクがイカレちゃってね」
「うちで修理できますよ。運んであげましょうか」
†
マキネの祖父は昔、DCという反地球連邦組織を結成していた。
アイドネウス島に落下してきたメテオ3から存在が予見されていた異星人の侵略に備え
て、あえて自分たちが脅威となり地球を守るだけの軍事力を持つ勢力を育てるためだとい
われている。そんな勢力が産まれなかったら産まれなかったで、そのときは自分たちで地
球を制圧し異星人に対抗するつもりだったらしい。
科学者としては破格のカリスマを持つ祖父が、どこまで考えていたものかマキネには理
解しきれない。
当時のDCにも、祖父の考えを完璧に理解していたのは5人もいなかったのではないかと思う。
全員が全員異星人と戦うつもりだったわけではないことだけは確かだ。異星人の存在自
体を信じていなかった人間が大部分だった。単に金儲けがしたいだけだとか、社会的地位
を得たいだとか、地球連邦政府の支配に反発しているという層が大部分だった。
バチュンは、そういう反地球連邦勢力を率いた人間の血縁者だった。
「あんた、いまアフリカあたりにいたんじゃなかったっけ?」
「ええ、ま、そうなんですけど」
「いま、なにしてんの」
軽トラックに乗って着いた先は、石造りの小さな家がぽつぽつと並んでいる集落だった。
民族衣装を着た女性が荷物を肩に担いで歩いている姿に混じって、ノイエDCの制服を着た
兵士が機関銃を構えて立っている。
「なに、あんたたち、まだ地球連邦と戦ってたの?」
「あ、あれは、そういうのじゃなくてですね」
連邦軍の制服を着た男が道を歩いているのが見えた。
ノイエDCの制服を着た兵士が駆け寄って行く。機関銃を構える気配はなかった。帽子を外
して、ぺこぺこと頭を下げ始めている。
†
バチュンの小屋でシャワーを借りて、泥だらけになった身体を洗い流した。
服もやっぱり泥だらけで、とても着られたものではない。
マキネは借りたタオルを身体に巻き付けて、ひょこひょことリビングに出て行った。
「お嬢さん」
「お嬢さんはやめてって」
「世が世ならプリンセスなんですから」
「もはや軽い皮肉でいってない? それ」
押し付けられたバスローブを肩に引っかけて、スポンジの飛び出したソファに腰を沈める。
「もう、ワイン飲める歳でしたっけ?」
「さあ、飲めるんじゃないの?」
「じゃあ、どうぞ」
「あ、そうだ。じいちゃんからの教えでさ。
うちじゃ、酒は食事しながら飲むもんなんだってさ」
「はいはい」
テーブルの上にグラスと、トルタスと呼ばれるサンドイッチが並ぶ。
「で、なにやってんのあんた」
「折衝、ていうんですか」
「なにそれ」
「ここは元々インカ人の居住区だったんですけどね。
水源が連邦政府に管理されてるんですよ。
それで、我々ノイエDC派の人間が現地民と連邦政府の間に立ってるって形で」
「なんで、そんなことになっちゃってるのさ」
「そりゃまあ、いざ災害かなにか起こったときに、
連邦政府の方で水源を確保できなかったら困るからじゃないですか」
原住民なんか信用できるかと、そういうスタンスか。
「現地のひとはさあ、それでいいの?」
「よかありませんけど。
いまさら戦争やるわけにもいかないじゃないですか」
「あんたらが入ってるのは、なんで?」
「現地人の方がやるより、わたしらがやったほうが上手くいくからですよ」
「なんか、ヤダなあ。そういう、イビツな感じで安定しちゃってるの」
「お嬢さんのおっしゃることももっともですけれど、
連邦政府だってべつに現地民を迫害してるわけじゃなくて、必要に備えて管理してるわけですし。
これでも、わたしらの折衝によってずいぶん進歩したんですよ?」
「だからさ、現地民てことは、ここは元々彼らの土地だったわけでしょ?
その管理をさあ、連邦政府とかノイエDCに任せちゃうっていうのは、よくないよ」
ここに来る途中、マチュピチュに立ち寄った。
空中都市の異名を取るインカの遺跡は、マキネを落胆させるには十分だった。都市の構
造を見ればわかる。社会階級が細かく定められていて、おなじ階級どうしで固まって生活
している都市だった。
この土地の人間は、上の者に統治されることに慣れきっているのだ。
「しかしお嬢さん、長い目で見るとですね」
「あたしらの生まれてくる、ずっとずっと前にはもう、ヒリュウは冥王星外宙域まで行ったっていうのに」
「は?」
「あたしらは、この街がインカのもんだったころから、変わらない愛のかたち探してる」
「なんですか、それは」
「目先のことだけ考えてりゃいいんだよ、人間なんてもんは。
目先のことも出来ない人間が、宇宙なんて行けるもんかい」
マキネはトルタスを口の中に押し込んだ。
「うし、奪還しようじゃん、水源」
†
また洗面所を借りて、髪を黒く染め上げた。
自分でも不思議な髪質だと思うが、普段は日に焼けてバサバサな金髪が、やけにしっと
りとした質感を持ち始める。
バイクの荷台に括り付けていたデイパックからマントを引っ張り出す。
アーマードモジュール研究の副産物として造られたもので、本来は医療器具だ。重力質量
と慣性質量を制御し、寝たきりの老人でも軽々と持ち上げることが出来る。ファンタジーもの
のコミックや映画に搭乗する魔法使いが着るローブのようなデザインをしているのは、異星人
をビビらせるためにモンスターのような外観のロボットを造った祖父のセンスだろう。袖や襟
からじゃらじゃらとぶら下がっているシルバーアクセサリが、アホみたいな上に邪魔だった。
「その姿は?」
「一応ガッコ行ってるんでね。センセに説教されるの、ヤダし」
「え、お嬢さん、まだ学生だったんですか?
ワイン飲ませちゃったじゃないですか」
「チクんないでよね」
「そりゃ、チクりませんけど」
「メンツは?」
「あちらに」
バチュンの小屋の前に、数十人の青年が立っていた。4人はノイエDCの制服を着て
いて、残りはヨレヨレのランニング姿だった。地元の青年団かなにかだろう。
彼らが携えている銃には、暴徒鎮圧用のゴム弾が装填されているという話だった。
「あー、あたしらノイエDCは連邦政府の圧政に屈することをよしとせず、
民族解放の理想を持ってぇ〜」
ご託はいいや、とマキネは黒くした髪をかき上げた。
「もともとあんたらのもんだった水源だよ。
あんたらの手に取り戻そうや」
おう、と青年たちが声を上げる。
†
水源まわりは錆の浮いたフェンスで囲まれ、簡単な基地になっていた。
要塞と呼べるほど大層なものではない。どこにでもある浄水場の中で、くたびれた制服
姿の連邦兵がうろうろと歩いているだけの代物だ。
「機動兵器はあたしが引き受ける。
あんたらは、さっさと施設を占拠しちまいな」
返事を聴くよりも前に、マキネは足にはいたモジュールブーツの機能で上空高く跳躍し
た。モジュールマントでフィールドを形成し、風に乗って滑空する。
眼下に浄水施設を眺めながら、マキネは空を駆けた。
駆け抜けていく風が頬に心地よい。
「まずは風上から閃光弾と催涙弾を刻み込む!」
バチュンの指示により、施設内で閃光が起こった。
軍事拠点でもなんでもない浄水施設に詰めていた兵士たちだ。想定していない事態に、
対応ができるはずもない。兵士たちは身体を丸め、あっという間に無力化した。
「アハハハハ! そう、それだよ! まさに至福の反乱だ!」
ブー、ブーと耳障りな警報が鳴り響く。
ガレージの扉がゆっくりと開いて、巨体がミシミシと音を立てながら現れる。航空機の
下部にキャタピラを巻き付けた脚を生やした機動兵器だった。申し訳程度の脚を生やした
大砲が二基、あとに続く。ランドリオン1機、それにバレリオン2機か。どちらもずいぶん
な旧式だ。
「そんなんじゃあ、無限獄の扉なんか開かないよ!」
大型レールガンが空を向き、何条もの光を放つ。
空気の焦げる臭いを嗅ぎながら、マキネはマントを翻した。慣性制御を小刻みにカット
して、滑空と落下を繰り返す。じゃらじゃらと鬱陶しいシルバーアクセサリが空にジグザ
グの軌跡を描いた。
戦車や航空機を狙うために造られたレールガンは、小さすぎる上に不規則な動きをする
マキネを捕らえることができない。
もともと機動兵器が人型をしているのは、異星人を威圧するためだ。どんな兵器を所有
しているか予想もつかない異星人を相手にするには、せいぜい虚勢を張る程度の準備しか
できなかったのが現実だ。
カラクリを知っている地球人にとっては、アーマードモジュールなどはムダに手足を生
やしたデカブツでしかない。
「黒き獄鳥っていうの? 行きな!」
マントから小型の自立機が離れ、機動兵器たちの関節部分に殺到した。
「魂魄をついばんでやんな!」
ランドリオンのか細い脚ががっくりと折れて地面に倒れていく。
みずからが機動兵器開発の第一人者だった祖父が、機動兵器を擁する連邦政府に反旗を
翻すにあたり、対機動兵器用の兵器を開発しているのは当然のことだった。
あっさり無力化したランドリオンに対し、脚なんてあってもなくても大差がないバレリ
オンは動きをやめなかった。ガタつく動きで砲をこちらに向ける。
マキネはマントから高振動ブレードを抜き払った。
「闇を抱いて光を砕いてみようか!」
コックピットハッチに取りつき、ブレードを突き立てた。分厚い装甲板がバターのよう
に焼き切れて、大穴が開く。
現れたのは、まだニキビの残る若い顔だった。いつだって、前線に立たされるのは貧
しい家の子供だ。
「ひぃっ」
「降りなよ。恩給もらって、お母ちゃんに家でも買ってやりたいんだろ?」
残る1機のバレリオンからも、パイロットスーツ姿の青年がよろよろと脱出していくの
が見える。
浄水施設の屋上に、ノイエDCの旗が立った。
†
勝利に沸く青年たちのただ中に、マキネは剣をぶら下げて降り立った。
「ありがとうございます! ありがとうございます! これで村も」
「ああ、今日からこの施設は、ノイエDCの管轄になる」
マキネは剣を地面に突き立てた。
「管理費用として、村の収穫を半分こっちに納めな」
「は?」
青年たちが水を打ったように静まりかえる。
「なにをいってるんだ」
「なぁに? あんたたちは、ノイエDCがボランティア団体かなんかだとでも思ってたの?
見返りを求めるのは当然じゃん」
「ふざけるな!」
現地民らしい青年が顔を赤くした。
石が飛んで、黒くしたマキネの髪をかすめていった。
「僕たちは、僕たちは! もともと連邦政府の管理に不満があったわけじゃないんだ。
それを、無理矢理奪還させて、その上僕たちから搾取をするのか!」
「寝言いってるんじゃないよ。
軍事力も持たないあんたたちが、この水源を維持できると思ってんの?」
マキネは片手で剣をぶらぶらさせながら青年に迫った。
「本来自分たちのもんだった場所をさ、他人任せにしてきたのはあんたらじゃん。
任せた相手の好きにさせな」
「お前なんかの好きにさせるもんか!」
「いいの? 苦労するよ?」
「構うものか!」
そうだ、そうだ、と青年たちの声が次々と重なる。
「罪魂を欲して、むさぼって、自らの魂まで食い尽くす。
あんたらの甘ったれた魂魄があたしを呼んだんだ。
その上で粋がるんなら、粋がって見せな」
青年が腰に手をまわした。
黒い星を刻み込んだ旧式の拳銃が現れる。
「苦しんで、もがいて、そして落ちるがいいさ。煉獄ってとこにね!」
銃声が鳴り響いた。
「でもさ、煉獄ってとこは地獄よりかは一段マシで、
頑張りゃ天国に行けるんだってさ」
レーザー兵器が実用化されようが重力兵器が開発されようが、火薬を爆発させて鉛玉
を撃ち出すという、この単純極まりない武器が消滅する日は来ないだろう。
†
ポデローサ号の修理は完璧だった。マフラーから心地よい排気音が流れる。
マキネは元の金髪に戻した頭の上からヘルメットをかぶった。
銃弾を受け止めて焦げ跡が付いたマントは、ぐちゃぐちゃに丸めてデイパックの中に
突っ込んである。
「悪かったね、失業させちゃって」
「いっそ、失業できればいいんですけれどね」
バチュンが眉間にシワを寄せてかぶりを振る。
「ノイエDCが完全に消える日は、たぶん来ませんよ」
「だろうね」
無数の民族を擁する地球を、たったひとつの政府が統治するのは、いかにもムチャな
話だった。いまも、世界各地で活動しているノイエDCは小規模ながら無数にいる。
「お嬢さん、あなたにお祖父さまの理想を継ぐ気があるのなら」
「やめてよ。じいちゃんの理想が、あたしの宿命だとは思わない。
じいちゃんだってそのつもりで、あたしに教育なんかしなかったんだろうし」
「それでは、あなたの希望はどこにあるんですか」
「まあ取りあえず、ドロンズ日記の中にかな」
ああそうだと呟いて、マキネはライダースジャケットのポケットに手を突っ込んだ。
泥で汚れた封筒を抜き出す。
「べつに誰にでもよかったんだけどさ、たまたまあんたに会ったから、あんたに渡すわ」
「なんですか、これは」
「何年後かな。あたしが38歳になったら、それ開いて読んでよ」
「いったい、なにを書いたんですか」
「マキネ・アンドー、17歳の手紙さ」
ぬかるんだ地面から泥水をはね飛ばしながら、マキネはバイクを走らせ始めた。
岩だらけの道のあちこちに、十字架を頂くケルンがある。
ペルーの旅人は、このケルンに唾を吐くか十字を切るかして悲しみを母なる大地に引き
受けてもらうという。
マキネは勢いよく唾を吐いた。
GJです
深い話にちょくちょく挟まれる90年代ネタなんだこりゃw
ゼラド「博多弁って、サ行が『しゃししゅしぇしょ』になったり、
『よか、よか』とか『どぎゃんした』とか、そういうのだよね」
レイナ「関西弁ていうのは、あれよね。
『わて、関西人でんがな』っていっちゃうアレよね」
マリ「レイナ、関西人に対するもの凄い偏見だな」
レイナ「だってさ、関西人て、ドラマとかの関西弁捕まえて、
必ず『こんなん関西弁とちゃいまんがな』っていうわりに、
自分は『わて、大阪と奈良と兵庫の言葉が混じっておますでんねんでごわす』とかいうじゃない。
じゃあ、ホントの関西弁ってどこにあるのよ?」
マリ「取りあえず『ごわす』とはいわないと思うよ」
ゼラド「マキネちゃんが『じゃん』とかいうのは、神奈川の出身なのかな?」
レイナ「アレは特にイミないんじゃない?」
ゼラド「マーズくんの口調っていうのは、あれ訛りなのかな?」
レイナ「宇宙生まれに訛りもへったくれもないでしょう」
ゼラド「『ズラ』っていうのは方言だよね?」
レイナ「ドラマやマンガの真似してるだけでしょ」
マリ「原作の蒲郡風太郎は長野出身だけど」
クリハ「『ズラ』は長野県や静岡県で使われる方言ズラ。
『〜でしょう』っていうイミだけど、特になんのイミもなくくっ付けてる場合も多いズラ。
ほかには、『だに』とか『だら』とか『っしょ』と付けることもあるズラ」
レイナ「クリハまでズラとか言い出した!」
クリハ「だって、わたしのお母さんとマリたちのお父さん、伊豆の出身じゃない」
ゼラド「そういえばそうだ!」
マリ「いやいやいや、そんな期待に満ちた目で見られても、『ズラ』とか使いこなせないから」
クリハ「むしろ、この町って伊豆なんじゃない?」
ゼラド「新たな解釈だ!」
レイナ「だったらスレイチェル先輩がちょいちょい渋谷に行ってるの、相当遠出してることになるじゃない!」
ズラじゃない、アスラン・ザラだ
ヅラかぶってるお父さんいないなあ
変な染めかたしてたキョウスケとか禿げてないかな
カル「え、三食団子を?」
アイミ「うん、カルくん、作り方知ってるかなって思って」
カル「ええ、それは知っていますが」
アイミ「よかった! 教えてくれる?」
カル「それは構いませんが、急にどうされたんですか?」
アイミ「え? うん、えへへ、ナイショ、かな?」
カル「はあ」
アイミ「あ、カルくん、明日空いてる?」
カル(は! これは、アイミさんは、ひな祭りパーティを秘密裏に企画なさっているのか!
なんてバレバレのサプライズなんだ!
ああっ! しかしっ!
バレていないと思っているアイミさんの、なんと可憐なことか!)
アイミ「まだ、材料間に合うかなあ?」
カル(待て、落ち着けカル。
落ち着いて、ダーク・シュナイダーがウリエルと戦い続けている年月を数えるんだ。
あと、ジャンプに一瞬載った、なにか現代日本が舞台で新章突入とかいってた
あれは、いったいなんだったのか考えるんだ。
アイミさんは、おそらくヤツを誘う気だ・・・・・・っ!」
ミニモニ。ひなまちゅり! ミニモニ。ひなまちゅり! ミニモニ。ひなまちゅり!
ミナト「いょぉ〜し! オタ芸紳士ども!
明日の『一人称がオイラだったころのヤグっちゃんを偲ぶひなまちゅりオフ』
の準備は万端だな!」
うぉ〜う!
ミナト「いょぉ〜し!
本人的にはなかったことにしたくて仕方がないヤグっちゃんのオイラ時代を、
執拗なまでに偲ぼうぜ!」
カル(どうする、どうするカル!?
このまま放っておけば、あいつはキモい仲間とキモいオフ会に行ってしまう!
そうすれば、アイミさんと二人きりのひな祭りを過ごすことも・・・・・・!)
ミナト「ん? なにお前、小刻みに震えながら突っ立ってんの?」
カル(はっ! なんて、なんて疑いのない目で俺を見るんだミナト!
俺は、俺はいままさにお前を裏切ろうとしていたのに!
どうしてそんな、一歩間違えばアホに見えるほど純真無垢な目でいられるんだ!
ああ、それなのに、俺は、俺という人間は!)
カル「ミナト! 俺を殴れ!」
ミナト「は?」
カル「俺を罵り、踏みにじってくれぇーっ!」
ミナト「なにいってんのお前、キモい、キモいんだけど」
ミナトに言われちゃお終いだw
ミナトは「アイドルと合コンできる」という噂を信じて地方行政公務員になってあまりのローカルさに総代になりそうだよな
俺みたいに
てってってって
ぎゅっ
咲美「あの、ねえ」
ミズル「ダメじゃん、サッキーさん。
なに、着々とダイエットに成功しつつあるの?」
咲美「突然女の子にしがみついたりして、いいと思ってるの?」
ミズル「マーくんはバランガさんのおっぱいつかんでも、特に怒られなかったのに?」
咲美「あの子、三歳にもならないんでしょう?
あんたはもう中学生じゃない」
ミズル「サッキーさんの脇腹のたるみがなくなっちゃうの、おれほんとに悲しいよ。
まだ残ってるうちにキャンパスに留めておきたいから、
ちょっと脱いでよ」
咲美「やめてよ、裾を引っ張らないで」
ミズル「大丈夫大丈夫。お絵かきモードになったら、そういうのなくなるから」
咲美「あんたが大丈夫でも、わたしが大丈夫じゃないのよ!」
ミズル「ちょっと街に出ようよ」
咲美「街で脱がせる気なの!?」
ミズル「こないだお父さんの雑誌で見た、
無人のシブヤをバックにおっぱい放り出してるグラビアがすごく素敵だったの!」
咲美「無人のシブヤでそんなことしたら、捕まるから!」
ミズル「アキバなら大丈夫かな?」
咲美「それは捕まった上に、わけわかんない本出すから!」
ランル「ミズルっち、ミズルっち」
ミズル「ん〜?」
咲美「ねえ、ちょっと、同級生なんじゃないの?
なんで『誰?』みたいな顔してるの?」
ぽん ぽん ぽん
ミズル「おっぱいなし、お肉なし、興味なし」
ランル「早ッ!?」
咲美「じゃあ胸がないわたしに興味示してるのはなんなのよ!?」
ミズル「肉〜」
咲美「離れなさい!」
ランル「ミズルっち、高等部の校舎ば近づいたら、先生に叱られっとよ?」
ミズル「知らないもん」
ランル「怪我してからじゃ遅かって、先生ゆうちょったよ?」
咲美「近づいたら怪我すると思われてるの? 高等部の校舎は」
ミズル「うん、まあ、中等部に何メートル近づけるかっていう度胸試し、みんなけっこうやってるよ」
咲美「バケモノ屋敷だ、バケモノ屋敷扱いされてる。わからないでもないけど」
ランル「だから、中等部なのになぜか高等部の生徒会長やっちょったラーナちゃんや、
高等部の生徒さんを子分にしちょぉミズルっちは、軽く尊敬されてるとね」
ミズル「Pちゃんは子分じゃないよ! 子豚だよ!」
咲美「あのね、子豚でもないのよ?」
ミズル「サッキーさんも、実は子豚じゃないんだよ!」
咲美「いらない、そのフォローはいらない」
ランル「ミズルっち、ひょっとしてそれが、あのサッキー咲美さんと?」
ミズル「そう、そのサッキー咲美さんだよ!」
咲美「どのサッキー咲美さんよ」
ミズル「全米ナンバーワンモデラーのサッキー咲美さんだよ!」
ランル「ええっ、エレクトロニクスにも精通しちょる、未来派モデラーのサッキー咲美さんと!?」
ミズル「そうだよ、ラジコンのアンテナで
シミュレーションゲーマー蔵井を洗脳しちゃったサッキー咲美さんだよ!」
ランル「クルマやヘリの操縦ができる年齢とに、
小学生とプラモ対決するためにシャアのコスプレばしちょったサッキー咲美さんと!?」
ミズル「そうだよ、千生一族は支配したとかいって、
千生一族の部下がいたわけじゃなかったサッキー咲美さんだよ!」
ランル「大日本造形学園の生徒会長と似ちょったけど、
特に血縁者でもなんでもなかったサッキー咲美さんと!?」
咲美「サッキー竹田はおろか、なんで『新プラモ狂四郎』にまで詳しいのよ!」
ランル「転校の多か家の子は、高か順応性を身に付けるっちゃ」
咲美「ええ、あたしなんか、何年経ってもさっぱり順応できないのに」
ランル「サッキー竹田はともかく、
このひとがティクヴァー現会長と生徒会長の座を争って、
箸にも棒にもひっかからんと落選したサッキー咲美さんと?」
咲美「ねえ、なに? 中等部じゃ、わたしが生徒会長選挙出たの、そんなに有名なの?
あんたが言いふらしてんの?」
ミズル「痛たたた、違うよ、みんな、けっこう知ってるよ」
ランル「知らんひとはおらんちゃ!」
咲美「忘れてよ! お願いだから忘れてよ!
悪かったわよ! 学生自治なんかまったく興味なかったわよ!
ちょっと目立ちたかっただけよ!
うっかり当選したらどうしようって、演説しながらイヤな汗かいてたわよ!」
ランル「そんなことなかよ?
あのティクヴァー現会長に真っ向から挑んだって、
サッキーさんは中等部でバリ尊敬されてるっちゃ」
ミズル「人類の勇気と努力の象徴だよ、サッキーさんは!」
咲美「中学生の価値観て、よくわからない」
ミズル「例えるならそう、X付いてないG−3だよ!」
咲美「Xは付けてよ!」
ランル「むしろG−3マイルドだっちゃ!」
咲美「ひどくなってる!」
ミズル「DCでいったらバットマンだよ!」
ランル「マーベルでいったらパニッシャーっちゃ!」
咲美「バットマンはともかく、パニッシャー呼ばわりはやめて!」
暗黒鳥人の子「やべえよ、高等部に突貫するのやめようよ」
エリート兵の子「そんなんだからお前はいつも踏み込みが甘いんだ、俺は行くぞ」
人工知能(♀)「drtfygふじお」
暗黒鳥人の子「え!?お前この前いったのか!!」
エリート兵の子「で、どうだったんだ?」
人工知能(♀)「drftgyh」
暗黒鳥人の子「流れ弾(バレーボール)に当ってよくわからなかったって!?」
エリート兵の子「踏み込みが足りんからそうなるんだ」
人工知能(♀)「cgvhbj」
暗黒鳥人の子「でもなんかぷにっとしたほっぺの人が助けてくれた?ぷにっぷにだった?」
アオラ「ふぇっくしゅん」
ラッシュ「大丈夫か?花粉症か?」
真龍「はいティッシュ」
ルル「(ああ、くしゃみをするたび揺れるアオラ様のぷにほっぺ…)」
・・・あれ? OG町ってひそかに差別が蔓延してね?
その通り! 貧乳は冷遇されM(ry
ク、クリハさん?その玉虫色の液体は一体!?
ギャアァーーーー!!!!
>>86 コンコン ガチャ
ラキア「まだ・・・起きてる?」
ラッシュ「姉さんか。どうした?」
ラキア「シュバルツバルトさんもう来ないんだね」
ラッシュ「何言ってんだよ?明日には来るよ。イグニス伯父さんも言ってただろ伯父さんは・・・」
ラキア「相変わらずウソが下手なんだから、小さい頃から変わらないね、ラッシュは。
くだらない悪戯をしてウソをついて誤魔化そうとして、すぐにバレてお母さんに怒られて、シュバルツバルトさんに慰められてた。
あの頃とぜんぜん変わってない」
ラッシュ「・・・」
ラキア「なんとなくそんな気してたんだ。来ないんじゃないかって。
あの人にもう会えないんじゃないかって」
ラッシュ「姉さん・・・」
ラキア「私ね、シュバルツバルトさんのこと好きだったんだ」
ラッシュ「オレだって伯父さんのことは・・・」
ラキア「一人の男の人として好きだったんだ。
小さい頃体が弱くてベットの上から見える窓の景色が私の世界のすべてだった。
世界がそれだけじゃないって教えてくれたのがシュバルツバルトさんだった。
ベットの上であの人の見てきた色んな世界の話を聞くのが大好きだった。
元気になったら連れていってあげるって私の頭をクシャクシャになでるあの人の大きな手が好きだった。
高校生になって色々あって元気になって約束通り一緒に世界を見て回った。
いつの間にか恋してた」
ラッシュ「姉さん・・・」
ラキア「マイクル・ゼーバッハ」
ラッシュ「え?」
ラキア「あの人の本当の名前。
一週間ぐらい前、いつもみたいにふらっと南極に帰ってきたの。
その時にね、教えてくれたの。
それだけ告げて去っていこうとするあの人を私は呼び止めたの。
そのまま行かしちゃうと、もう会えない気がして。
それで抱きついてキスをして好きだって告白したの」
ラッシュ「・・・」
ラキア「優しく私の手を振りほどいてあの人は行っちゃった。
初めてのキスだったんだ、でもフられちゃった」
その日オレたち姉弟は夜が明けるまで伯父さんとの思い出を語りあった。
オレはクォブレーさんと戦うことを決めた。
真龍が聞いたら怒るだろうけど、初めてのキスの味をオレは覚えていない。
オレが薄情な人間だからなのか、キス以上のことをその後いっぱいしたからなのかはわからない。
仇討ちとは違うと思う。そういう感傷からじゃあないと思う。
今やっておかないと一生前に進めないような気がするから戦う。
姉さんの初めてのキスの味は焦げた肉の味で、伯父さんはもういない。
オレは姉さんにクォブレーさんと戦うことを告げ、OG町に戻った。
姉さんは何も言わなかった。
ルサイケがナヴィアちゃんのお店にバイトに行く途中、クォブレーさんにボコボコにされているラッシュくんを見た。
ルサイケの住む町の男の子はだいだい高校生ぐらいになるとタイムダイバーに挑むようになる。
ビアンのおっちゃんは「つーかぎれー」だと言う。
メカギルギルガンおじいちゃんは「はしかみたいなもの」だと言う。
ラッシュくんはルサイケのいっこ下の後輩だ。
ラッシュくんはゼラドちゃんの弟といっしょにドウジンシを作っている。
年二回は出番があるルサイケにはとてもうらやましい設定持ちだ。
ラッシュくんはこの町の高校生には珍しい彼女持ちで非ドーテーだ。
ラッシュくんはクォブレーさんにボコボコにされた。
この町の男の子はタイムダイバーに挑むけどそのために体をきたえたり、格闘技を習ったりはしない。
だからタイムダイバーにボコボコにされる。
殴り合ってもお腹がすくだけでそんなことをする奴はバカだとルサイケは思う。
でも、真龍ちゃんに肩をかりて立つ顔をはらしたラッシュくんはすごくいい顔をしていた。
オチがルサイケちゃんかよ!?
あとクォヴレーの表記が一々間違ってんのはネタ?
129 :
127:2009/03/04(水) 23:55:04 ID:13lsMRtM
>>128 失礼しました
素で間違えました
脳内補完お願いします
クォヴレー「しかしなぜこの街の子たちは俺を見ると挑んでくるんだ?」
イングラム『さあな、子供の流行というやつは俺たちには理解できないものだ』
ディストラ「ローキック一発で立てなくなっちゃう子たちばかりですけどね」
イングラム『久保よ、もう少し手加減しろ』
クォヴレー「精一杯しているつもりだが・・・」
ゼラド「お兄ちゃん!また勝負挑まれたってホント!?」
ルナ「お怪我はありませんか!?」
クォヴレー「ああ」
ゼラド「まったく、男の子って何考えてるんだろ!」
ルナ「まったくだ。ほかにやることなどいくらでもあるだろうに」
クォヴレー「大した手間でもない。子犬がじゃれついてくるようなものだ」
ゼラド「でも・・・」
ルナ「もしものことが・・・」
クォヴレー「お前たち、俺が負けると思うか?」
ゼラ&ルナ「「(カッコいい・・・///)」」
イングラム『俺も負けないぞグレちゃん!』
イングレッタ「そんな心配はしてない」
ヴィレアム「何回やっても何回やっても(ry」
残念ながら久保とのレベル差は如何ともしがたい
ディストラさんあたりのレベル高い機動兵器を毎ターン修理してレベルカンストだ
それなりに運動能力高いはずの第二世代を子犬扱いとかどんだけチートヒーローなんだ久保
ディストラ「え?修理?大丈夫ですよ、HP回復(大)がありますからw」
>>130 アオラ「姉さんたち…心配する相手を間違えてるよね」
ディストラ「グレちゃんは元ご主人を信じてるって意味なのかただ無愛想なだけなのか…」
アオラ「ルナ姉さんはともかく、姉さんとグレ姉さんが逆だったらどんな感じだろうね?」
ディストラ「逆っていうと…
妄想その1
ゼラド「……。帰ってたのね、クォヴレー」
クォヴレー「ああ、ただいま」
ゼラド「怪我は?」
クォヴレー「心配いらない。大丈夫だ」
ゼラド「…別に、あなたが負ける心配なんてしてない」
クォヴレー「そういう態度は相変わらずだな」
ゼラド「どうせすぐに出て行くんでしょうけど、それまでゆっくりしていけばいいわ」
アオラ「…なんか気持ち悪いなぁ」
ディストラ「ええー?有りですよ!全然有りです!そっけないけどそこが良いじゃないですか!」
アオラ「じゃあ今度は…
妄想その2
イングラム『帰ったよグレちゃん!』
イングレッタ「お父さん……大丈夫!?怪我とかしてないの!?」
イングラム『ははは、この通り元気さw』←死亡済み
イングレッタ「良かった…私…すごく心配で…」
イングラム『心配性だな。この俺が負けるわけがないだろう?』
イングレッタ「うん!そうだよね!…ね、お父さん、今度は長く一緒にいられるんでしょ?」
イングラム『はっはっはw相変わらず甘えん坊だなグレちゃんはw』
イングレッタ「えへへw」
ディストラ「……」
アオラ「うわ…」
ディストラ「こ、これは…無しでしょうね…ええ」
イングラム『有り有り有り有り有り有り有り有り有り有り有り有り有り有り有り有り!!』
アオ&ディス「「なにこの人ー!?」」
でもイングラムってパンツ穿いてないんだよ
おまけにビッグボルフォッグのショタコンパトカー仲間だぜ?
>>133 ブチャラティw
たしかにクールなゼラドもなかなか…ヴィレの字がショック受けそうだが
グレ子って背後霊を父親と認識してるのか
普段はバカやってるからイジってからかってるけど、いざというときの判断力や戦闘能力は半端じゃなく凄いし、グレちゃんは尊敬出来る父親って認識してると思う。
もっとも自覚なしの照れ屋だから素直にイングラムには言わないだろうけどw
まあ父親でもあるし師匠でもあるし、ある意味兄でもあるわけだしな>背後霊とグレちゃん
エクサランス襲撃時の「一番大切な存在」はイングラムだったし
以前出てきたグレ素体(?)らしき謎の存在はイングラムに惹かれてたような感じだったな
ゼラド「じゃあ足りないのはお母さん役・・・」
イングラム『あのギャオス頭を女性型に改造すれば一石二鳥だな!』
クォヴレー「・・・お前はアストラナガンと夫婦関係になる気か?」
イングラム『・・・それは、イヤだな』
ゼラド「(アヤさんとかいるのに)」
ディストラ「私はいいと思いますよ!そういうのも!」
アストラ「何の話だ?」
グレちゃんの母親代わりか・・・
ヴィレアムとか?
まぁ実際はゼオラが世話焼きっぷりを発揮してそうではあるが。
そしてルナは姉妹役といったところか
>>141 姉妹か……毎日TVのチャンネル争いを繰り広げるとか、そんな関係のイメージかな?
顔合わせれば喧嘩するけど寝てるときとかはくっついてるような感じだな、猫っぽく
並行世界の話は際限がないぞ
>>126 ラッシュ「聞かないの?何であんなことしたのか?」
真龍「良いです。ラッシュが話したくなったらで」
ラッシュ「ありがと」
真龍「格好良かったですよ、今日のラッシュは」
ラッシュ「どこが?無様に転がされてただけじゃん」
真龍「それでも何度でも立ち上がるラッシュは格好良かったです」
ラッシュ「そう・・・・・・・・・君がいてくれてよかった」
真龍「え?今なんて言いました?」
ラッシュ「何でもない」
真龍「気になります〜。なんて言ったんですか?」
ラッシュ「・・・それよりもさ、真龍」サワッ
真龍「きゃっ、ダメですよ。
エツィーラ先生も言ってたでしょ。大事無かったっていっても安静にしてないと」
ラッシュ「いいじゃん。自分の体のことは自分が一番分かってるよ。ダイジョブだって。
なっ、いいじゃん。南極帰ってしばらくご無沙汰だったしさ」
真龍「もうっ、そうやってすぐに誤魔化すんだから・・・」
ラッシュ「ダメ?」
真龍「・・・ラッシュは寝ててください。
今日は私が全部してあげますから」
ラッシュ「良いの!」
真龍「痛くて動けないでしょ。
それに今日のラッシュは格好良かったですから。
・・・ご褒美です」
なんというかスゴク良かった。
結局のところ何も解決はしていない。
オレはファーストキスの味を思い出せないし、
姉さんは初恋に破れ、
伯父さんはもういない。
クォヴレーさんには一矢も報いることができず負けた。
それでも伯父さんは笑ってくれている気がする。
シュバルツバルト。本名マイクル・ゼーバッハ。
元新聞記者。バツイチ。真実の探求者。
ビッグデュオのドミュナス。
姉さんの初恋の相手。
本当はオレの伯父さんじゃなかった人。
メリオルメッセじゃないのになぜか家で飯を食ってた人。
今思い出せばおかわりの三杯目はそっと出してた人。
優しくて大きな手のひらを持ってた人。
オレの大好きな伯父さん。
さよなら、伯父さん。
イイハナシダナー
この町には噂がある。
「彼」に戦いを挑み勝利すれば願が叶うと言う噂が。
その噂は都市伝説の域を出ないものであったが。
「彼」に戦いを挑む者の姿は後を絶たない。
ある者は知略をある者は鍛え抜かれた体をそしてある者は気迫と魂を武器に、今日も誰かが「彼」に挑む。
ミズル「このレース刺繍、どうしたの?
どこの誰が作ったの!?
え、バランガさんとの銀ピカさん?
どうしよう、おれに、闘志ってものが湧いてくるよ?
アートだよ、これは」
ランル「この家計簿ブログ、凄かアクセス数とねえ。
町のバーゲン情報とか、節約テクニックとか、えらく詳細に紹介されちょる!
いったい、どげん人が運営しとるとね!」
リオト「今日こそあなたに勝ち、何事にも中途半端だった今までの俺と決別するんだ!」
???「来い」
リオト「ハアッ!セヤッ!キャオラ!」
???「甘い!」バキッ
リオト「くっ。・・・やはり強い。
でも、この日のために鍛えてきたんだ。負けるわけにはいかないんだあー!」
???「その意気や良し。・・・だが、まだ足りん!」ドガアッ
リオト「・・・ごめん、ユウカ。まだまだ君に会いにいけそうにないや」バタンッ
カッセル「見つけたぜえ。この前アンタ言ったよあ。この程度の相手なら50は連れて来いってよ。
50人だ!揃えてやったぜ。あんたも今日こそ年貢の納め時だな」
???「数に頼るか。お前の親を知っているが、粗野ではあったがこのような・・・」
カッセル「うるせえ!親も俺のプライドも関係ねえ!
卑怯でも姑息でもアンタに勝たなきゃいけねえんだよ!
そうしねえとラチーナが・・・」
???「・・・お前にも背負うものが在るということか。
良かろう相手になろう」
カッセル「野郎共、行け!やっちまえ!」
???「剋目せよ!これぞ我が奥義!
ゆけい!紅蓮の炎よ奴らを燃やし尽くせ!
奥義紅蓮魔炎陣 」ドカーン
カッセル「・・・糞があ。諦めねえぞ。
病院で待ってるラチーナのためにも、次こそテメエをぶっ殺す」
???「いつでも来い。私は逃げも隠れもせん」
重震のマグナス「ぐふふふふ、相変わらず容赦がねえな。相手はまだガキじゃねえか、なあ閃光のアルティス」
閃光のアルティス「どのような者であれ、全力で向かって来るのだ、こちらも全力で相手をせねばな、礼節を欠くことになる。
修羅の名を汚すわけにはいかんからな」
重震のマグナス「修羅はそんなに格好良いもんじゃねえよ。そりゃお前の騎士道だろ」
閃光のアルティス「・・・何の用だ。お前は隣町のOG町に住んでるんじゃなかったのか」
重震のマグナス「この町によ。ぶちのめせば何でも願いがかなう男がいるってんでな。
そいつに用があってよ」
閃光のアルティス「いかにも私のことだが・・・ただの根も葉もない噂だぞ」
重震のマグナス「母ちゃんによ、キャリコと一緒にキャバクラ三昧がばれてよ。
知ってんだろうちの母ちゃん怒るとすげえ怖えの」
閃光のアルティス「奥方の機嫌を直すためか?」
重震のマグナス「育児手当一人分ちょろまかしてたのと、営業トップの特別ボーナスが出たのを黙ってたのもばれちまってよ。
もうこりゃ神頼みしかねえなと・・・」
閃光のアルティス「どうするお前もやるか?」
重震のマグナス「止めとく。修羅にそんな御利益ないのは修羅の俺様が一番分かってんよ。
それよりもよ、再会を祝して飲みに行こうぜ。
この前よ、いい店を見つけたんだ。おねえちゃんのクオリティが高くてよ、三千円ぽっきり」
閃光のアルティス「・・・マグナス、お前何のために私のところに来たのか覚えているか?
それに今日は家計簿ブログの更新をせねば・・・」
重震のマグナス「いいじゃねえか。固いことは言いっこなしだぜ。ぶははははは」
久保じゃなさそうだが…ダリナンダイッタイ?
というか挑んでるやつらも誰だ?
このスレ的にアルティスさんとアリオンさんとメイシスさんはどうなってるんだろう
修羅兵の子(♀)が実は・・・
>>152 OG外伝をやればわかるよ。
挑んでる連中はただのサルベージだと思う。
ランル「おかしか! なんで誰もZスペシャルディスクの話ばせんとね!」
ラーナ「売れてないか・・・・・・、発売から一ヶ月後までネタバレ禁止だからじゃないでしょうか」
ランル「そこまで言いかけちょいてフォローばされても気分が微妙っちゃ!」
ラーナ「売れてないんです」
ランル「だからって、言い直さんでもよか!」
ラーナ「メーカー的には出した時点でおカネが入る計算で出荷してるから、
べつに売れて無くてもまったく構わないみたいですよ?」
ランル「そんなフォローはいらんちゃ!」
ラーナ「ネタバレしようにも、バラすほどのネタなんかありませんし」
ランル「そんなことなか!
うちのママンが、せっかくアレしたアレをあっさりアレしたサプライズとかあるとね!」
ラーナ「新規にグラフィック作るのがめんどくさかったんでしょう」
ランル「っちゃぁ〜っ!」
ラーナ「あ、スパロボKのネタバレは、発売後一ヶ月後くらいまでお控えください」
ランル「スパロボKの話ばされちょぉっ!?」
じゃあネタバレ
追加シナリオのランド編第1話がいきなり難易度高い
まけな〜いぜ×3♪←認知度薄そうだなw
それはそれとして、Z二世のランルちゃんは 馴染んで行けそうですね
シュラン「あとは僕とレーベンの……」
160 :
それも名無しだ:2009/03/12(木) 18:11:39 ID:Xcfnat4R
449:それも名無しだ[sage]2009/03/12(木) 00:21:53 ID:iN4/7xx0
>>442 子供スレのどこが板違いなんだよ?
板違いの理由100個言ってみろ
あんましなめた事ぬかしてんじゃねーよ殺すぞてめえ
161 :
それも名無しだ:2009/03/12(木) 18:59:15 ID:UuJezAAC
ぎゃはははは
ここって意外と自治スレで睨まれてたんだな・・・
とりあえずageずにひっそりといこうや
アオラ「Zスペシャルディスクの話かあ。
013特命部隊とかノワール7とかピーキーなビッグオーとか楽しくはあるんだけど・・・」
ルル「話題にするほどではありませんものね」
アオラ「それにZスペシャルディスクの話をするとラッシュが何とも言えない顔するからなあ」
真龍「この前も家で一緒にZスペシャルディスクをプレイしてたら突然ラッシュ泣き出しちゃって」
ルル「ラッシュ様は何があったのか話てくれませんし」
アオラ「どうも深く立ち入れない感じだしな。
心配するしかできないってのは歯がゆいよな」
真龍「私としてはそういうことがあった日の夜はすごく甘えてくるので悪くないかなあって」
アオラ・ルル(ノロケ出た!)
アオラ「あれっ、でその当のラッシュはどこにいるんだ?」
真龍「ラッシュでしたら、実家から電話がありまして。
なんでもラキアお義姉さまがこの恋を胸に北欧に丸太小屋建ててファービュラリスと一緒に静かに余生を暮らすって言い出したとかで、
『オレは姉さんまで思い出にはしたくないぞ』とか『ファービュラスは凍った湖でバレエは踊ってくれないぞ』とか口走って血相変えて南極に帰っちゃいました」
アオラ「アイツも色々大変だな」
誰と何とリバイバルする気だそれは
ハザリア「フム」
レイナ「なによ」
ハザリア「こっちに置くとどうだ」
レイナ「なによ、ひとを右から左に」
ハザリア「なぜだ! まったくしっくりこない!」
レイナ「舞台やってるわけでもないのに、
あたしを右に置こうが左に置こうがしっくりくるわけないじゃない」
ハザリア「この役立たずめ!」
レイナ「なんであんたにしっくりこないってだけで役立たず呼ばわりされなきゃならないのよ!
マリはどうしたの、マリは!」
ハザリア「ここ数日、姿を見かけん!」
レイナ「自分が捨てられた鬱憤をあたしにぶつけないでよ!」
ハザリア「すっ、捨てられるとか捨てられないとか、そういうのではないっ!」
レイナ「まあね、マリの気持ちもわからないじゃないわよ。
あんたときたら声はでかいし自分勝手だし、
なぜか女の子とばっかりつるむし、かと思えばヴィレアムにデレる始末だし」
ハザリア「なにをわけのわからんことをいっておるか!
俺は、自分の手駒が手元にいないのがイヤなだけだ!」
レイナ「マリなら、さっき小走りで校門に向かってくのを見たわよ?」
【校門】
マリ「すみません、お待たせしちゃって」
アンダーゴーレム「いや、いま着いたばかりですよ」
【物陰】
ハザリア「な、ん、だ! あの複数での運用を前提としたオーバーマンのような男は!」
レイナ「まあ自業自得ね」
ハザリア「俺になんの業があるというのだ!」
レイナ「じゃあ訊くけどさ、あんたマリのためになんかしてあげたことってあるの?」
ハザリア「ん、んん? おぅ、そうだ。
東北の田舎とか、マヤの遺跡とか、12月に真夏のオーストラリアとか、いろいろ連れていったぞ」
レイナ「それは、あんたが自分の都合にあの子を巻き込んだだけじゃない。
しかも、女の子が喜ぶスポット1個も入ってないし」
ハザリア「アホか! オーストラリアとか、メチャクチャ青い空と海だったわ!」
レイナ「その青い空と海で、あんたはなにやってたのよ」
ハザリア「捕鯨だ!」
レイナ「うん、喜ばない。それは女の子、喜ばない」
ハザリア「船に上げたら、臭いのなんの」
レイナ「もはやイヤガラセの粋に達しているから」
ハザリア「捕鯨民族なのにか?」
レイナ「あのね、捕鯨民族でもなんでも、女の子は愛されたい生き物なのよ。
誰にもマリを責められないわね」
ハザリア「知ったふうなくちを聞くな!
愛されたこともない女が!」
レイナ「はぁっ!? ふざけないでよ!
愛されてるし! メチャクチャ愛され上手だし!」
ハザリア「もの悲しくなるような虚勢を張るな!」
レイナ「悲しくなんてなってない!」
ハザリア「貴様ごときが愛を語るな! 愛が汚れるわ!」
レイナ「あら、ふたりが行っちゃうわよ? 追わなくていいの?」
ハザリア「追うとか追わないとか、そういうのではない!
単に足がこちらを向くだけだ!」
レイナ「バッカなんじゃない、あんた」
【公園】
マリ「すみません、お待たせしちゃって」
アンダーゴーレム「いえいえ」
【物陰】
ハザリア「あやつめ、こんなところに、なんの用だというのだ!」
レイナ「ここ、最近整備されたばっかりで、けっこう人気あるのよ?
あそこの池でボートに乗ったカップルは必ず上手く行くって」
ハザリア「情報通ぶるな! 役にも立たない情報ばかり集めおって!」
レイナ「なにいってんの! 役に立つし! いつかきっと役に立つし!」
ハザリア「現実を見ろ! 貴様は愛されておらぬ!」
レイナ「ショックなのはわかるけど、あたしの精神を攻撃するのやめてよ!」
ハザリア「ショックなど、なにも受けておらぬ! 受ける理由がない!」
レイナ「へえ、マリたち、ボート乗り場の方に行ってるけど!?」
ハザリア「この愛されベタが!」
レイナ「ほら見なさい!」
ドカアァァァァァァァァンッ!!
【ボート乗り場】
メックスブルート「爆発だぁーっ!」
ジンバ「あんた、あんたぁ、大丈夫?」
ラッシュロッド「げほっ、げほっげほっ、いったいなにが」
ジンバ「いきなりボートが転覆して」
メックスブルート「こいつらだ! こいつらが池に近づいた途端、爆発が!」
マリ「エッ!?」
アンダーゴーレム「待ってください、僕たちは」
【物陰】
レイナ「ねえ、ちょっと、妙なことになってるんだけど」
ハザリア「フム、先ほどの発言を撤回しよう。
たしかに、少々ショックだった。
具体的にいえば、眩いばかりの閃光が水の上を走り、
白煙とともに大量の水飛沫が頬を叩くような」
レイナ「ふざけたこといってる場合じゃないでしょう!」
【ボート乗り場】
メックスブルート「すぐに警察に連絡を!」
ジンバ「え、ちょっと待って、あたしたち、事情聴取かなんかされるの!?」
ラッシュロッド「ジンバ、僕の後ろに隠れてるんだ!
まだ武器を持っているかもしれない!」
マリ「いやいやいや、持ってないから、そんなの」
アンダーゴーレム「話を聞いてください!」
メックスブルート「そっから動くんじゃねえっ!」
ラッシュロッド「両手を上に挙げろ!」
アンダーゴーレム「いったい、なにがどうなって」
ハザリア「ほたえなっ!」
マリ「ハザリア?」
ハザリア「ふん、馬鹿者どもは、くだらんことでやいのやいの騒ぎおる」
マリ「お前、なんでこんなところにいるんだよ」
ハザリア「いちゃいかんかっ!?」
マリ「いけなくはないけど、なんでいるんだよ」
ハザリア「いるとかいないとか、そんなことはどうでもいい!」
マリ「いるもいないも、いるし」
ハザリア「黙れ、黙れよ!」
マリ「お前、どうしたんだよ。ちょっとヘンだぞ?」
ハザリア「涼しい顔をしおって! 女というものは!」
メックスブルート「そいつらの仲間か!」
ハザリア「こんな女は知らん!」
ラッシュロッド「なにいってるんだ、明らかに知り合いじゃないか!」
ハザリア「知らんといったら知らん!」
マリ「知らないんなら、なんでここにいるんだよ」
メックスブルート「爆破犯の仲間か!」
ハザリア「そんなわけがあるか! こやつは爆破などしていないのだからな!」
ジンバ「でも、池のそばにいたのはその二人だけだったのよ?」
暗黒鳥人の子(♂)「事件は、まだ夕方にもなり切らない午後の公園で起こりましたでやんすカァー。
恋人たちがボートを漕ぐ穏やかな池が、突如爆発したのでやんすカァ。
ボートに乗っていた2名のうち、女性のジンバさんが脚に擦り傷を負うという、
痛ましい悲劇を呼びましたでヤンスカァ〜」
レイナ「あっ、こいつ、またカァーカァーいって」
暗黒鳥人の子(♂)「おや、これはこれは、元部長」
レイナ「元って付けないで!」
ランル「果たして、事件の真相は、そして動機は?
犯人は、いかなる心の闇に囁かれてこがいな愚挙ばしちょぉのか」
レイナ「なにこのヘンな組み合わせ」
ランル「ママンの日記は、昔世界ば救ったそうっちゃ!
だからあたしも、そんなビッとした文章ば書こうと新聞部のドアば叩いたとね!」
レイナ「いや、叩かれた覚えないんだけど」
ランル「え、だって新聞部って」
暗黒鳥人の子(♂)「あ、そのひとは違うでヤンスカァ。
諜報部という名のパパラッチ部で、他人の個人情報を暴き立てて喜ぶという、
報道人の風上にも置けない行為を繰り返したから、あっしとは道を違えたんでヤンスカァ」
レイナ「来たばっかの子に、あたしの悪口吹き込まないでよ!」
ハザリア「なんだ、フクミツシゲユキの嫁か」
ランル「せんよ! 悪いことはせんよ!」
ハザリア「やかましいわ! 貴様、うっかりひとりで出版社のパーティにでも行こうものなら、
やれ奥さんにお会いしたかった奥さんを見たかったなどといわれる
フクミツの気持ちを考えたことがあるのか!」
ランル「そげなこと考えたことなかけん、
ジャンプSQの星占いコーナーの隅っこにあった四コママンガのことは前にブログで取り上げちょおよ!」
ハザリア「貴様かっ! 貴様のせいかぁっ!
あんな、存在意義のよくわからん四コマでもフクミツの大事な収入源だったというのに!」
ランル「あと、アキバザイジュウも終わっちゃって悲しか!」
ハザリア「ふざけるな貴様っ! あれをもか!」
ランル「なんでマンガ打ち切られるのあたしのせいにしちょぉのかわからんけど、
モーニングなんてメジャー誌で連載持っちょって、
マンガよりカワイかとか、マンガのほうがカワイかとかいわれつつ、
総合すると普通にカワイイ奥さんを専業主婦にしてあげられる甲斐性ば持った、
三十過ぎの立派なマンガ家さんば、当然のように呼び捨てにするのはよすっちゃ!」
ハザリア「ダメ人間のフリした成功者なんぞクソくらえだ!」
レイナ「フクミツシゲユキの話をやめなさい!」
暗黒鳥人の子(♂)「では、事件の経緯をまとめてみるでヤンスカァ」
ラッシュロッド「僕たちがボートの発着場に向かおうとしたら、突然爆発が」
ジンバ「あたしは発着場に背中向けてて、よくわかんなかったんだけど」
メックスブルート「私は発着場に、お二人のボートをお迎えに出たところでした。
そのとき、池に近づいて来たのは、そこの2人だけで」
マリ「待ってくれ、わたしたちは本当になにも」
ハザリア「たち、だと」
マリ「なんだよ」
暗黒鳥人の子(♂)「やはり、動機は痴情のもつれで?」
マリ「なにをいってるんだ」
レイナ「あんたは、なんで同級生が不利になるようなこというのよ」
暗黒鳥人の子(♂)「あっしら、辛くても悲しくても、
ただありのままの真実を伝えることが報道魂だと心得ているでヤンスカァ」
レイナ「いらない、そのムダに真面目な報道魂」
ランル「でも、この公園、テロ警戒かなんかで、
入り口のとこに危険物検知センサーばついちょぉはずだけど」
マリ「へえ、そんなのあったんだ」
暗黒鳥人の子(♂)「おふたりからは、火薬の臭いなんかはしないでヤンスね」クンクン
アンダーゴーレム「そんなもの持っていませんから」
ハザリア「ふん、貴様、鼻が利くか。ほかの連中の臭いも嗅いでやれ」
暗黒鳥人の子(♂)「男性の方は、なにも。
女性の方は、水でだいぶ薄まってやすけども、香水の匂いが少々。
それから、監視員さんからは石油の臭いが」
メックスブルート「ああ、さっき、ストーブの灯油を入れ替えてて」
ランル「おふたりは、あたしの先輩方が爆発物かなんか仕掛けてるの見よん?」
ラッシュロッド「いや、そういう様子はなかったけど」
ハザリア「ふん、そちらの監視員の様子はどうだった」
ラッシュロッド「べつに、ただ立ってるだけだったけど」
レイナ「夜のうちにでも、時限爆弾かなんか仕掛けてあったんじゃないの?」
ジンバ「茂みもなにもない見晴らしのいいとこだから、
そんなものがあったらすぐわかりそうなものだけどねえ」
ハザリア「ああ、つまらん、くだらん。もうよい。
おい貴様、監視員が発着場まで迎えに出ていたといったな。
そのときこやつ、メガネかゴーグルをかけておらなんだか」
ラッシュロッド「そういえば」
メックスブルート「それがどうしたっていうんだ、メガネくらい」
ハザリア「黙れっ!」
メックスブルート「っ!」
ハザリア「つまらん消去法だ。
まず、こやつら我々はこやつらが歩いているのを後ろから監視していたから、
爆発物など仕掛けていなかったことを断言できる」
マリ「なんでわたしを見張るような真似してたんだよ」
ハザリア「次に考えられるのは、被害者による自作自演だ。
その場合、自分が怪我をすることを覚悟した上での犯行ということになる。
動機として考えられるのは、無理心中か別れ話のこじれといったところか。
しかし、それにしてはそやつらは仲が良すぎる。
爆発の直後にお互いの身の安全を考えるなど、こじれたカップルにはあり得んことだ」
ラッシュロッド「いやぁ、だって」
ジンバ「ねえ、えへへ」
ハザリア「すると、残るは貴様だけだ」
メックスブルート「言いがかりだ!
どうして自分の職場を吹っ飛ばさなくちゃならないんだ!」
ハザリア「動機なんぞ知るか」
メックスブルート「俺からも火薬の臭いなんかしてないって、
そっちのトリがいってたのは聞いてただろ!」
ハザリア「だが、灯油の臭いがしていた」
メックスブルート「理科のお勉強したほうがいいんじゃないのか?
灯油を池にまいたら爆発するなんて話、聞いたことがねえ」
ハザリア「貴様の前職を当ててやろうか?
化学の教師か、工業用薬品を扱う工場勤務か」
メックスブルート「なにを根拠に」
ハザリア「爆発に火薬が必要など、つまらん発想だ。
水の上を転がりまわる炎、大量の白煙、そして激しい爆発。
これは金属ナトリウムを水にブチこんだときの反応だ。
それほど量はいらん。
2グラムもあれば、ひとを驚かせる程度の爆発は起こせる。
ただし、問題はある。
反応の際、強アルカリ性の溶液が飛び散り、これが目にはいると失明の危険すらある。
医薬用外劇物であるナトリウムを調達できる立場の人間が、この程度のことを知らないはずがない。
ゆえに、犯人は犯行時にメガネなりゴーグルなりで目を保護していたはずだ。
さて、メガネをかけていたのは誰だ?」
メックスブルート「そんな、メガネくらいで」
ハザリア「大気と触れても危険な金属ナトリウムは、通常灯油などの中で保管される。
灯油の臭いをさせていたのは誰だ?」
ラッシュロッド「まさか」
メックスブルート「うるせえ! うるせえうるせえ!
こっちは工場で派遣切りされて、こんな面白くもねえ仕事やらされてるってのに、
どいつもこいつも幸せなカップル面してボートなんか乗りやがって!
俺はな、バカどもの目を覚ましてやっただけだ!
現実は甘くねえぞって!」
ハザリア「つまらん主張だ。
続きは、裁判官にでもいうのだな」
【ボート乗り場】
アンダーゴーレム「ありがとうございます。おかげで疑いが晴れました」
ハザリア「よせ。俺は、いっそ貴様が真犯人ならよかったと考えたいたのだ」
マリ「なにいってるんだ、失礼じゃないか」
ハザリア「やかましいわ! だいたい、なんだこの男は!」
マリ「なんだって、ヨガ教室の体験入会生だよ」
ハザリア「は?」
マリ「ちょっと前からヨガ教室行ってるんだ。
演技やるのに、身体の扱い方は知ってたほうがいいからな。
それで、今日体験入会のひとが来るから、道案内してやってくれって頼まれてたんだよ」
ハザリア「ふざけるな! なぜヨガをやろうという人間とボートに乗ろうとするか、貴様!」
マリ「ボートなんて乗るつもりないよ!
ほら、公園突っ切ったとこにある町民体育館、あそこでヨガ教室やってるんだよ。
ちょっとわかりにくいところにあるから、道案内が必要なんじゃないか」
アンダーゴーレム「それが、こんなことになっちゃって」
ハザリア「貴様は失せろ!」
マリ「オイ、なにするんだ、せっかくの入会希望者を」
ハザリア「貴様も、勝手なことをするな!
マリ「なんだよそれ、なんでヨガするのにいちいちお前の許可取らなくちゃならないんだよ」
ハザリア「俺はっ!」
マリ「お前は?」
ハザリア「こっ、駒がっ、自分の駒が勝手に動くのが気に食わんだけだ!」
マリ「誰がお前の駒だよ!」
ハザリア「それを貴様、ここ数日俺を避け続けていたのはどういう了見だ!」
マリ「どういうって、べつに、深い意味はないけど。
ほら、時期が時期じゃないか。
お前のまわりウロウロしてるのも、なんか催促してるみたいっていうか、
期待してるみたいっていうか、なんか、そういうふうに思われるんじゃないかなあって」
ハザリア「なにをゴニョゴニョいっておるか!
時期とはなんだ、時期とは!」
マリ「いや、3月14日」
ハザリア「春分の日にはまだ速いぞ!」
マリ「お前、ひょっとしてホワイトデーって」
ハザリア「俺はもらうもんはもらうが、他人にものを与えるのは大嫌いだ!」
マリ「このっ、こいつ! こいつ! こいつ!」
ハザリア「わっ、なにをする! 押すな! 突き飛ばすな!」
ガタンッ!
ハザリア「なにをするか、このたわけ!」
マリ「ボートの上なんかに逃げるな!」
ハザリア「貴様が突き飛ばしたのだろう!」
マリ「さっさと降りればいいじゃないか」
ハザリア「イヤだ、降りない」
マリ「妙な拗ね方するなよ」
ハザリア「ひとりでは重心が取れんな。おい、そこに座ったらどうだ」
マリ「エ?」
ハザリア「俺はな、他人にものを与えるのは嫌いだ。
ものなど、いつかは壊れる。
それでなくても、季節の変わり目あたりにゴミ箱に入って終わりだ。
どうせゴミになるようなものをわざわざくれてやるのはアホらしい」
マリ「ああ、ほんと、メンドくさい男だなあ」
キィー キィー キィー キィー
レイナ「あ〜あ、乗ってっちゃった。
このあと警察の現場検証なんかもあるだろうに、いいのかしら」
ランル「あれ、そういえばここのボートって」
暗黒鳥人の子(♂)「元部長、ホワイトデーでヤンスけど、
なんか欲しいでヤンスカァ?」
レイナ「やめて。暗黒鳥人に憐れみの目を投げかけられる覚えない」
暗黒鳥人の子(♂)「かっ、勘違いしないで欲しいでヤンスよねっ!
あっしだって、張り合う相手がいないとつまんないってだけなんでヤンスカァーからねっ!」
レイナ「ヘタクソなツンデレをしないで!」
ランル「写メ撮ってよかと?」
レイナ「絶対にやめて!」
GJです
ホントOG町はヘタクソなツンデレばかりやで
今まで俺はフクミツシゲユキに騙されてたのか・・・
GJです。久しぶりに見たな、不器用コンビ、そしてがんばレイナ
レイナはツンデレじゃないな。
前髪男に好きとか言われたら泣いちゃいそうだ。
好きだっ!!
俺も俺も!
手淫が!
レイナ「あ、あたしが言おうとしてること!予知してみなさいよ!」
ヴィレアム「俺の力はそう都合のいいモノじゃ
レイナ「…じゃあ実際言うからね!……しっかり聞いてるのよ?」
ヴィレアム「わかった」
レイナ「あのね、あたし
ヴィレアム「!?聞こえた…未来が!」
レイナ「!!」
ヴィレアム「お前は…このヘタレの鈍感男!という
レイナ「こ、このヘタレの鈍感男!ハッ!?」
ヴィレアム「うあ!よせ!前髪を引っ張るな!!」
ゼラド「ああー!ダメだよレイナ!ヴィレアム君のチャームポイントなんだから!夜な夜な鏡に向かって「俺の前髪はァー!世界一ィィイーーー!」とか言ってるくらいなんだよ!」
レイナ「キモイから!それ!」
ヴィレアム「してないそんなことは!誰から聞いたんだ!?」
ゼラド「グレちゃんから」
ヴィレアム「人と遊ぶのと人で遊ぶのは違うと言っといてくれ!」
ゼラド「うん?今グレちゃん家にいるよ?会いたいなら帰りに寄っていく?」
ヴィレアム「じゃあ今日は一緒に帰イタタタタ!?抜ける!髪が抜ける!」
レイナ「こんのうっとーしい前髪…!」
ゼラド「駄目だってば!せっかくかっこいい前髪なのに!」
ヴィレアム「俺の髪型がキタローみたいだと!?」
レイナ「別にそんなこと言ってないじゃない!」
マリ「なんだかんだでゼラドもヴィレアムと一緒にいるじゃないか」
リトゥ「あれって本人がもててるのかな?それとも前髪がもててるのかな?」
ハザリア「(ギリギリ)」
そろそろミナトが我慢できずに狂人行動に走るぞ
【パオズ山】
ゼラド「先生! ルアフせんせーい!」
ルアフ「集めるんだ・・・・・・、7つの・・・・・・」
ゼラド「喋らないでください!」
ルアフ「そして、ノザワさんのポジションを・・・・・・」シュウゥゥゥ
ゼラド「ルアフせんせーいっ!」
レイナ「間に合わなかったようね」
ゼラド「レイナ! ルアフ先生が消えちゃった!」
レイナ「ええ、わかってる。
行き違いになっちゃったけど、あたしはあんたのご両親が消滅する現場に立ち会った」
ゼラド「お父さんたちも!?」
レイナ「それだけじゃない。
カノウ家でもナンブ家でもミズハ家でも、あたしたちの親世代が次々と謎の消滅を遂げてる」
ゼラド「いったい、なにが起こってるんだろ」
レイナ「それはわからないけど」
ゼラド「ひょっとして、ルアフ先生がノザワさんにケンカ売り続けたから!?」
レイナ「ない、それはない」
ゼラド「どうしよう、ノザワさんがその気になったら、わたしたちなんか簡単に潰されちゃうよ!」
レイナ「ノザワさんは、あたしたちのことなんか洟も引っかけてないから!」
ゼラド「それはそうと、レイナはなんで髪の毛が一房だけ青くなってるの?」
レイナ「あんたも、もの凄い寝癖が付いてるわよ?」
ゼラド「えっ、ホントだ! なんだろこれ、全然直んない!」
レイナ「じゃ、行きましょうか」
ガチャガチャガチャ!
ゼラド「うわっ、カプセルがガチャガチャなってバイクに変型した」
レイナ「さ、うしろ乗って」
ゼラド「どこ行くの?」
レイナ「探しに行くのよ」
ゼラド「なにを?」
レイナ「これよ」
【地下アジト】
レラ「・・・・・・♪」
キャクトラ「スッタモンダ♪ コッタモンダ♪ ヤッタモンダ♪」
レラ「・・・・・・ミネラル・・・・・・豊富だよ♪」
キャクトラ「ヘイヘヘーイ♪」
レラ「・・・・・・アミノ酸・・・・・・バッチリよ♪」
キャクトラ「ヘイヘヘーイ♪」
レラ「・・・・・・欲し・・・・・・欲し・・・・・・ワカメストーン♪」
キャクトラ「ぜったいもらうと決めちゃったぁ〜♪」
レラ「・・・・・・レランジョ♪」
ヴィレアム「・・・・・・ヴィレンズラー」
キャクトラ「ボヤッキャクトラぁ〜♪」
レラ「・・・・・・おれたちゃ・・・・・・海藻だ♪」
ヴィレアム「なにやってるんだよ俺たち!」
ヴィレアム「ヴィレンズラーとか、無理矢理も甚だしいし!」
レラ「・・・・・・!」
キャクトラ「友よ、演奏の途中で水を差すとは何事だ。
思いのほかノリノリだったレランジョ様がお冠ではないか」
ヴィレアム「そんな貧相なドロンジョ様はイヤだ!」
レラ「・・・・・・」
キャクトラ「『でも、ドロンジョ役は、もとはといえばツチヤアンナがやりたくてやりたくてしょうがなかったけど、
アルバムの制作とかぶっちゃって、やむなく盟友のフカキョンに託したっていう噂があるし』
と、レランジョ様が抗弁なすっている」
ヴィレアム「ツチヤアンナの名前で、なにが抗弁できてるっていうんだよ!」
レラ「・・・・・・?」
ヴィレアム「『え?』みたいな顔するなよ!
お前、まさか自分のことツチヤアンナ路線だと思ってたのか!?」
レラ「・・・・・・」ポンポン
キャクトラ「『なにが違うんだ』と、
レランジョ様、ツチヤアンナ同様真っ平らなお胸をポンポン叩いていらっしゃる」
レラ「・・・・・・」
ヴィレアム「なあ、レラ、うしろでメチャクチャ落ち込んでるけど、いいのか?」
ハザリア「しかし、ツチヤアンナの年齢で、
なぜそれほどまでにドロンジョ役に情熱を燃やしていたのか興味が湧くな」
キャクトラ「キッズチャンネルかなにかで観たのではないでしょうか」
ヴィレアム「お前は、なんでロールシャッハテストの模様みたいなの付いたマスクかぶってるんだよ」
ハザリア「政府の命令に逆らい、ただひとり活動を続けるアウトローヒーロー。
そう、俺は顔のない男、ロールシャッハザリア」
ヴィレアム「日本でヒットしないと思うぞ、『ウォッチメン』は」
ハザリア「やかましい! テリー・ギリアムによる映画化企画がこけて、
いったい何年待ったと思っておるか!」
ヴィレアム「なんで俺たちがドロンボー一味で、お前がロールシャッハやってるんだよ。
ヤッターマンいないのかよ」
レラ「・・・・・・」
キャクトラ「『ヤッターマンは、いなくても困んないだろ』と、
レランジョ様、番組タイトルを揺るがす発言である」
ヴィレアム「でも、あの高笑いがないのは」
キャクトラ「それで、ロールシャッハザリア様はなんのご用でいらしたのですか?」
ヴィレアム「お前も、律儀に役名で呼ぶよなあ」
ハザリア「ウム、あちこちで我々の親世代が消滅している。
現在、バルマーとも連絡が付かない状態だ。
そして我々は、気が付くと何故かスーパーヒーローの姿をしているというわけだ」
ヴィレアム「それじゃ、ドロンボーごっこなんてやってる場合じゃないじゃないか!
ドロンボーって、ヒーローじゃなくてヴィランだし!」
ハザリア「ほとんどヒーローみたいなものだろう。では、さっさと行くぞ」
ヴィレアム「行くって、どこにだよ」
ハザリア「これを、あと6つ探し出すのだ」
ヴィレアム「なんだ、それ」
ハザリア「先ほど歌っておっただろう、ワカメストーンだ」
ヴィレアム「あるのかよ、ワカメストーン!」
【砂漠】
ドドドドドドド....
ゼラド「7つのワカメストーンを集めると願いがかなう?」
レイナ「そうよ、いまんとこ、あたしが持ってる1つきりだけど」
ゼラド「どこにあるのかわかるの?」
レイナ「ええ、なぜかレーダー持ってるから」
ゼラド「ねえ、これ、ひょっとして『ドラゴンボール』なの?」
レイナ「気付くの遅ッ!?」
ゼラド「だって、全然『ドラゴンボール』じゃないし。
えっと、どうしよう。
わたし、高校行ってイジワルな同級生をからかいながらクルマオシャカにしなくちゃいけないの?」
レイナ「そんなことはしなくていいの」
ゼラド「だって悟空だし」
レイナ「悟空はそんなことしないから」
タカヤ「停まってくれ!」
ゼラド「きゃぁーっ!」
レイナ「わっ、わっ、わっ!」
キキキーッ!
タカヤ「や、そんな急ストップはしなくてよかったんだけど」
レイナ「あんたの格好に驚いたのよ!」
ゼラド「なんですっぽんぽんに液体金属巻き付けたような格好してるのぉ!?」
タカヤ「知らないよ! 気が付いたら、なんかこんなことになってたんだ!」
レイナ「ナンブの家にいなかったと思ったら」
ゼラド「なんでタカヤくんだけアニメなの?」
レイナ「『テッカマンブレード』も『ウィッチブレイド』も、似たようなもんってことかしらね」
タカヤ「共通点探すのが難しいよ!」
ゼラド「あ、一応テレビドラマ化してるみたいだよ」
タカヤ「知らないよ、そんなこと!」
ゼラド「主演女優がよくわかんないけど、映画化の企画も進んでるみたい」
タカヤ「そんなの、もっと知らない!」
レイナ「それで、なんの用なの?」
タカヤ「ちょっと乗せてもらえないかなと思って」
レイナ「えぇ〜」
タカヤ「えぇ〜っていうなよ」
レイナ「『ウィッチブレイド』の格好した男なんて、乗せたくないんだけど」
タカヤ「そういうなよ」
ゼラド「どこに行くの?」
タカヤ「決闘さ」
【マンハッタン】
ハザリア「こんばんは、ドクター」
フィオル「こんばんは、ロールシャッハザリア」
ユウカ「なにしに来たの? ここは政府の施設なのよ」
ハザリア「アナーキストが政府の飼い犬か。落ちぶれたものだな」
ユウカ「落ちぶれ貴族が右翼のアウトローヒーローなんて、出来の悪いジョークね」
フィオル「よせよ、ユウカ」
ヴィレアム「あれは、フィオル・グレーデン?
でも、なんで全身真っ青なんだ」
キャクトラ「ドクター・エクサランス。
時粒子の事故で生まれたスーパーヒーローで、四次元的な知覚を持ち、
その存在はアメリカの国防戦略に組み込まれるほどのパワーを持っているそうです」
ハザリア「チンコ丸出しでベトコン共を薙ぎ払い
ベトナム戦争をアメリカの勝利に導いてしまったことはあまりにも有名だ」
ヴィレアム「すごいパワー持ってるのはともかく、パンツは穿けよ」
フィオル「気が付いたら、全身の肌は青くなり、アメリカ政府の監視下に置かれていた。
そしてパンツはユウカが買ってくれない」
ユウカ「いいのよ、あんたはパンツ穿いて外出る必要なんかないのよ。
いままで散々ヘヴィな目に遭ったんだから、もう家でノンビリしてればいいの。
あたしが稼いで、ちゃんとあんたを養ってってあげるから」
ハザリア「貴様は、実にオトコをダメにする惚れ方をする女だな」
ユウカ「夜はガンナーなの」
フィオル「ユウカ、あまりくっついてはダメだ。
いまの俺は、常時発ガン性物質をまき散らしてるようだから」
ハザリア「まあ貴様がチンコ丸出しでなにをしようと俺の知ったことではない」
ユウカ「いやん」
フィオル「よせって」
ハザリア「現在過去未来を、景色を見るがごとく知覚する貴様なら、少しは事情がわかるだろう」
ヴィレアム「フィオルが現れてるってことは、たぶんヘンなことが起こってるんだろうけど」
フィオル「済まない。時粒子が混沌としていて、俺にも全貌は見えないんだ。
どうやら、この混乱はこの鉱物を中心に起こっているらしいということくらいしか」
ヴィレアム「それはワカメストーン?」
フィオル「これは俺の私見だけれど、どうやら俺が君たちの世界に現れたというより、
君たちが俺の領域に紛れ込んでしまったというほうが近いように思う。
この状態が長く続けば、君たちも俺同様時の迷子になってしまう危険がある」
ユウカ「あんたがいてくれるなら、あたしはどんな領域にいたって構わないんだけど」
フィオル「ユウカ、怒るよ」
ユウカ「しゅん」
ハザリア「一見立派なようだが、亭主関白なヒモなど、最悪だからな」
ヴィレアム「これでワカメストーンが2つか。
でも、混乱を起こしてるっていうものを7つ集めたら、どうなるんだ?」
フィオル「想像もつかないが、とにかくじっとしている・・・・・・わけ・・・には・・・・・・」
シュッ
キャクトラ「なんと!」
ヴィレアム「フィオルとユウカが、消えた?」
ハザリア「どうやら、我々が考えているよりヤバい事態になっているようだな」
【オモチャ会社】
マーズ「リペイント版の乱発は上手くねーなー、ユーザーの反感買っちゃおしめーさ。
イツワリのおトク感をくれてやるために、1つ2つでいーから追加アイテムを付けてやんな。
あー、あと、ホンコンのパチモンメーカーの買収はどーなってんよ。
パチモン特有のヘボさって、けっこー受けんのよね。
は? なに?
あのさ、一番タイセツなモンはなにさ、なんのために生きてんのさ。
教えたらぁー、そりゃー、銭ズラ!」
バンッ!
タカヤ「マーズ!」
マーズ「ん? あー、いらっしゃい。ちゃんとアポ取って来てくれんなら、マカロンくれー出すのに」
タカヤ「また、俺になにもいわないでこんなフィギアを出して!」
マーズ「やー、なんか売れるんだよ、おにーさんのフィギア」
タカヤ「俺は許可してないぞ!」
マーズ「でもでも、スーパーヒーロー自体が違法な存在であるイジョー、
おにーさんの側に訴える権利はねーわけでさ」
タカヤ「寒冷地仕様だの水中戦装備だの、俺はそんなとこで戦った覚えはないぞ!」
マーズ「やっ、やっ、そりゃーアメトイのおヤクソクってヤツでさ」
タカヤ「装備の表面積の少なさはどうにかならないのか!」
マーズ「オリジナルより、だーいぶおとなしーんだけどなー」
レイナ「決闘に行くとかシリアスな顔してたと思ったら、なんなのよ」
ゼラド「マーズくん、アーティストさんをどっかの孤島に隔離なんてしてないよね?」
マーズ「ん? なーにそれ。
ミズッちゃんにアトリエ用意したげたりはしてっけど」
ゼラド「イカの絵を描かせてたりするの?」
マーズ「なにそれ」
タカヤ「みんな、下がるんだ!」
ガシャァァァァンッ!
ゼラド「窓ガラスが!?」
タカヤ「身体が、熱いんだよぉーっ!」
ガキィィィィィンッ!
タカヤ「ブレイドが、通らない!?」
???「それで終わりですか?」
タカヤ「なんだ、この腕は!」
ラーナ「常識外ですよ、この復讐は!」
ダララララララララララッ!
ラーナ「どうも、片腕マシンガンラーナです」
タカヤ「中学生が『片腕マシンガンガール』観ちゃダメだ!」
レイナ「久々に15歳未満に観せちゃいけない映画だったわよ!」
マーズ「なにやってんの、なにやってんのぉーっ!
片腕マシンガンだかガトリングガンにしちまってよー、君、ニンゲンでしょーが!」
ラーナ「しょっちゅうあなたの脚をもいでるわたしです。
ちょっと自分の腕をマシンガンにするくらい、なんです」
マーズ「ビミョーにおれにザイアクカンかぶせるよーなことゆってんじゃねーよ!」
ラーナ「ロボくんは下がっててください。
このひとたちの相手は、わたしがします」
タカヤ「ちょっと待ってくれ! 俺たちは、べつにマーズと戦いにきたわけじゃない!」
レイナ「そうよ、あたしたちはワカメストーンを探してるだけで!」
ダララララララララララッ!
ラーナ「やっぱりワカメストーンを狙ってるんじゃないですか」
ゼラド「ワカメストーンのこと、知ってるの?」
ラーナ「気が合わないとはいえ、従兄弟を攫われて黙っているほど、わたしはお人好しじゃありません」
マーズ「ちょっと待ってよ。ミズッちゃんになんかあったの?」
ラーナ「攫われました。何日か前、あの子が浜辺で拾ってきたおかしな石と一緒に」
タカヤ「なんだって!?」
ゼラド「イカの絵だ! イカの絵描かされてる!」
レイナ「あたしたち以外にも、ワカメストーンを集めてる人間がいるってこと?」
【カノウ家】
トウキ「クリハ、俺、学校辞めて不良になるよ」
クリハ「トウキくん、それ、『ワルボロ』なの? 『ドロップ』なの?」
トウキ「どっちも似たようなもんだろ」
ミナト「そんなことより兄貴! 俺、芸人になってミキティと岩盤浴行くよ!」
トウキ「ミナト、お前もう、マンガ原作とかでもなんでもなく、
ただのショウジトモハルになってるじゃないか」
クリハ「ショウジさんとミキティ、とっくに別れてると思うわよ」
ミナト「じゃあ、どうやったらミキティと付き合えるんだよ!」
トウキ「ふざけんな! ミキティなんてそんなもん、俺が付き合いてえよ!」
クリハ「トウキ君」
ミナト「あっ、違うぞクリハ、いまのは浮気発言とかじゃないと思うぞ!
ほら、ミキティも胸は全然ないしさ」
トウキ「俺はべつに貧乳が好きなわけじゃねえっ!
ミキティは、ちょっとヤンチャな感じが、男にとっては一番たまんねえタイプじゃないか!」
ミナト「兄貴、バカなんじゃねえのっ!?」
クリハ「二人とも、そこで正座」
ガラッ
ゼラド「こんにちわー」
レイナ「あら、二人はどうしちゃったの? ピクピクして」
クリハ「なんでもないのよ。
ちょっと『クローズZERO』ごっこと『エリートヤンキー三郎』ごっこが白熱しちゃって」
ゼラド「ヤンキーマンガも、けっこう実写化されてるよね」
レイナ「ねえクリハ、この家からワカメストーンの反応が出てるんだけど、あんた知らない?
こう、大きさはこのくらいで」
クリハ「あら、それならこの間山で拾って、いま漬け物石の代わりにしてるわよ」
レイナ「漬け物石の代わりにしないでよ」
クリハ「たしか台所に、あら?」
ゼラド「どうしたの?」
クリハ「ないのよ、漬け物石が」
レイナ「窓が開いてるじゃない」
クリハ「ドロボーでも入ったのかしら」
【トイ・サン】
レラ「・・・・・・」キコキコ
キャクトラ「やぁ〜られてぇも♪ やぁ〜られてぇ〜も♪ なんでもなぁい、なぁ〜い♪」キコキコ
ヴィレアム「やられてもいないのに、なんで三人乗り自転車なんて漕がなくちゃならないんだよ!」キコキコ
レラ「・・・・・・」キコキコ
キャクトラ「憧れていたそうだ」
ヴィレアム「ヘンなものに憧れるなよ。
なぁ、あの家、なんかトウキとミナトが住んでたみたいなんだけど、
わざわざドロボーしなくても頼めばワカメストーンくれたんじゃないのか?」
レラ「・・・・・・」
キャクトラ「『だってドロボーだし』と、レランジョ様がお口を尖らせておられる」
ヴィレアム「なんだよそのこだわり!
ドロンボーって、そんなにドロボーしてなかったじゃないか!
どっちかっていうと詐欺師だったじゃないか!」
ハザリア「ともあれ、これでワカメストーンは3つ」
???「そのワカメストーン、渡してもらいましてよ」
キャクトラ「何者!?」
レタス「分家に生まれたこのわたくし、
なんの因果か落ちぶれて、いまじゃマッポの手先。
笑いたければ笑えばよろしい。
ですけれど、縦巻きロールだけは忘れなくてよ!
スケ番刑事麻宮レタス、あなた方、許さなくてよ!」
スレイチェル「ゴーグルに顔を奪われ十と八とせ。
性別の証すら立たないこのスレイチェルが、なんの因果かマッポの手先。
2代目スケ番刑事麻宮スレイチェル、おまんら、許さんぜよ!」
ランル「このワールドをブレイクするなど、
天が許さん、人が許さん、わちが許さん!
3代目スケ番刑事麻宮ランル、おんしら、許ささんかいね!」
マリ「傷だらけの隕石メテオ3からわけもわからず強制サルベージ、
今じゃなんの因果かマッポの手先。
地獄4つの覚悟のはずが、不意に出会ったダチのため!
期間限定スケ番刑事、麻宮マリ!
てめぇら全員ヤキ入れっぞ!」
ヴィレアム「歴代スケ番刑事そろい踏みかよ!」
キャクトラ「おお、友よ!
実写で再現しようにも、昭和世代のお三方が可愛そうなことになってしまう夢の共演が!」
ハザリア「最新のマツーラですら、すでに微妙な年齢だしな」
ゼフィア「・・・・・・セーラー服反逆同盟」
ヴィレアム「なにやってるんですかゼフィア先輩」
ゼフィア「・・・・・・だから、『セーラー服反逆同盟』」
ヴィレアム「なんですかそれ」
ゼフィア「・・・・・・よくわからん」
レタス「まあ! 2代目という名の先輩!」
スレイチェル「初代という名の後輩よ!
『セーラー服反逆同盟』を知らないとは、なんたる無知!」
レタス「『スケ番刑事』のパチモノパチモンといわれながら、2クールも続いた『セーラー服反逆同盟』を!」
スレイチェル「ナカヤマミホがメチャクチャやる気無かったことで有名な『セーラー服反逆同盟』を!」
ヴィレアム「なんだよ、その詳しさ!」
ハザリア「取りあえず、貴様らふたり、洒落にならん」
スレイチェル「なんと!」
レタス「どういう意味ですの、それは!」
ヴィレアム「そんなド金髪でロングスカートのセーラー服とか、ちょっと」
ハザリア「昔のヤンキーマンガに出てくるヤンキー女のようだ」
スレイチェル「この、品行方正が性別不明で歩いてるようなスレイチェルを捕まえて、
昔のヤンキーマンガとは!」
レタス「とにかく、ワカメストーンを渡しなさい!」
ハザリア「どうやら、連中は若干正気を失っているようだな」
レラ「・・・・・・」
キャクトラ「『よし、いうぞいうぞ』と、レランジョ様が大層意気込んでおられる」
レラ「・・・・・・やぁって・・・・・・おしまい」
キャクトラ「アラホラサッサー!」
ヴィレアム「お前のノリノリぶりもなんなんだ!」
ハザリア「あっ、待て!」
ばきっ どかっ べこっ
マリ「ズバッと、さぁまタイム♪」
キャクトラ「・・・・・・きゅう」
ヴィレアム「・・・・・・なんだ、この強さは」
ハザリア「腕立て伏せひとつ満足にできなかった昭和のスケ番刑事と違って、
期間限定スケ番刑事の身体能力はアスリート級だぞ」
ヴィレアム「お前は見てるだけかよ!」
マリ「どうする、次はお前が来るか?」
ハザリア「ふん、主題歌、演出、脚本、バーター出演、すべてがダメダメだった平成スケ番刑事が、
ヴィジュアルノベル最高峰、なかでも一番人気を誇るロールシャッハに挑むか?」
マリ「でもロールシャッハの中身ってさ」
ハザリア「公開前だ、控えろ」
ズシャッ
ミナト「空手パァーンチっ!」
マリ「ぐあっ!」
ヴィレアム「ミナト!」
キャクトラ「バカな! ドルオタミナトが、あやや演じる期間限定スケ番刑事をガチ殴りとは!」
ミナト「アイドルってのはなぁ、
『あ、ひょっとしたら付き合えるかも』って思わせる隙が大事なんだよ。
あややには隙がなさすぎる! アイドルサイボーグゆえの完璧さが唯一の弱点!
つけ込む隙っていや、ミキティに対する必死さだけだ!」
トウキ「むぅっ、マズいぞ!」
クリハ「トウキくん! どうしたの!?」
トウキ「アイドルについて蘊蓄を並び始めたとき、
一族一濃いカノウ家の血がミナトを支配する!」
クリハ「そんなことで支配しちゃうカノウ家の血筋もどうなの!」
どかっ! ばきっ! べこっ!
マリ「あっ、ちょっと待て、痛い、痛いから!」
ハザリア「貴様ぁっ! 敵対しているとはいえ、女をガチ殴りとは!」
ヴィレアム「しかも、若干洗脳気味だったのに」
キャクトラ「あなたに紳士精神はないのですか」
ミナト「えぇ〜、俺、ピンチ救ったのに、なんで一斉抗議されてるんだよ。
なにが悪かったんだよ」
トウキ「そんなだからモテないんだ、お前」
ゼラド「やっと追いついた、お〜い!」
レイナ「あら、レタスじゃない。
ねえ、このへんにワカメストーンの反応出てるんだけど、あんた知らない?」
レタス「これのことでして?」
ゼラド「あ! ねえ、そのワカメストーンね」
レタス「あなた方が持っているのを、こちらに渡していただきましょうか」
ゼラド「えぇっ!?」
レイナ「なに考えてんのよ、あんた!」
レタス「ワカメストーンを7つ集めると願い事がかなうそうでしてね?。
そうなれば、もう誰にもお父様の悟空をバカになんてさせやしない。
ゲームも、再放送も、すべてお父様が声を当てる!
お父様が新世界の悟空となるのでしてよ!」
レイナ「誰が得するの、それ!」
ゼラド「『ドラゴンボールKAI』は再放送じゃないよ!」
レタス「悟空枠を安泰とすれば、きっと消滅したお父様も帰ってきてくださる!」
レイナ「むしろ帰ってこないと思う!」
ゼラド「間違ってるよ、こんなの!」
???「いいや、正解だよ」
マキネ「百裂脚!」
バキバキバキバキバキッ!
ミナト「なんで俺がぁ〜っ!?」バタッ
ゼラド「あの技は!」
レイナ「まさか、『ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』!?」
マキネ「さあ、争いな、木っ端ヒーロー共。
90年代最強のアクションヒロインにかなうと思うんならねえっ!」
【火星】
ユウカ「ンンッ、ぐっ!」
フィオル「しっかりするんだ、ユウカ。いまエアフィールドを張るから」
ユウカ「ゴホッ、ここは?」
フィオル「赤い石に、赤い砂。どうやら火星のようだ」
ユウカ「なんだってこんなとこに」
フィオル「なにかに引っ張られるような感じがする。こっちだ」
ザッザッザッザッザッザッ
フィオル「これは、機動兵器なのか?」
ユウカ「ンー、見覚えがある。
たしか、ゾヴォーグのバラン・シュナイルよ。
ン、でも、色とかカタチとか、資料にあったのとちょっと違うみたい」
フィオル「どうやら、君の世界のものではないようだ。
わずかにエネルギーの痕跡が読み取れる。
ムゲンヂカラ? 遠間から一方的に撃たれて、為す術もなく次元の果てに飛ばされたらしい」
ユウカ「この時空の混乱はバラン・シュナイルが起こしたってこと?」
フィオル「ああ、機体に残った無念の想いと、ムゲンヂカラがおかしな反応を起こして、時空を歪ませた。
済まないバランガさん、いま90秒前のユウカに説明している」
ユウカ「バランガ? ハイ、あんた、ちょっと、なにいってんの?」
フィオル「済まない、時粒子のためにすべてが混沌としている」
【トイ・サン】
どかっ! ばきっ!
スレイチェル「フフフ、歴代スケ番刑事中、もっとも再放送された2代目スケ番刑事にかなうと思うのであるか!?」
キャクトラ「しかし、いま見るとけっこう眉毛がモッサリしています!」
タカヤ「やめるんだレタスさん!」
レタス「あなたは取りあえず、毛ずねを剃りなさい!」
ラーナ「いいんですか、原作者にもっとも忌み嫌われていた3代目スケ番刑事で」
ランル「考えてみたら、『片腕マシンガンガール』ってマンガ原作でもなんでもないっちゃ!」
ラーナ「でも、エグチ先生がイラスト描いてます」
ランル「エグチ先生とワダ先生を比較するようなマネは、よすっちゃぁーっ!」
マーズ「あ、おれは取りあえず、バトルとか役たたねーから、マカロンタワーに裏拳かましてんよ」
ゼフィア「・・・・・・」
ヴィレアム「で、『セーラー服反逆同盟』ってどうやって戦うんですか」
ゼフィア「・・・・・・知らん」
ヴィレアム「困った顔しないでくださいよ、俺はもっと困りますよ」
ゼラド「みんな、やめてぇーっ! こんなの、よくないよぉっ!」
???『惰弱なり、子供たち!』
ゼラド「この声は!」
マキネ「待って、じいちゃん!」
ビアン『理解せよ、子供たちに逃げ場なし!』
マキネ「じいちゃん! やめて、ランディはまだ!」
びたーん!
ヴィレアム「脚!?」
ゼラド「イカだ! イカの脚だ!」
マキネ「違う、あれはイカじゃない、タコだ!」
レイナ「あんだけ大きいと、見分けなんか付かないわよ!」
マキネ「ランディは、ウナギと白鳥を持って牛に乗った雪男が溺れた泉に浸かったような姿になった!
その後、ミズルのイマジネーションを受けて、さらにタコ足を身に付けたんだよ!」
ヴィレアム「なんだそりゃあ!?」
マーズ「ちょい待ち! んじゃぁー、ミズッちゃんや親世代を攫ってたのはビアンおじーちゃんてこと!?」
マキネ「そうだよ」
ゼラド「なんでそんなことを」
マキネ「あたしらにハッパかけるためにだよ。
混沌とした時空の中で、スーパーヒーローの姿を拠り所にしなくちゃ
存在し続けることもできなかった、か弱い精神にね!」
ゼラド「じゃあ、時空の混乱もビアン博士が?」
マキネ「いや、それは知らない」
ゼラド「じゃあ、いったいなにが」
フィオル「すべての始まりは火星だった」
ゼラド「きゃっ、フィオルさん!?」
ヴィレアム「どこから?」
トウキ「なんでパンツ穿いてないんだ」
ハザリア「チンコ隠せ」
フィオル「俺は火星で、ムゲンヂカラに焼かれたバラン・シュナイルを発見した」
ゼラド「バラン・シュナイルって、ゾヴォーグの?
それが時空を歪ませてたの?」
フィオル「ああ、機体に残った無念の想いと、ムゲンヂカラがおかしな反応を起こして、時空を歪ませた。
済まないバランガさん、いま90秒前のユウカに説明している」
ゼラド「え、ユウカさん?」
ユウカ「ンン、なんか、そういうことみたい」
レタス「パンスト流星脚!」
ランディ『ぐふっ! ぐふっ! ぐふっ!』
ぺしっ
レタス「くっ、この、ロングスカートの下にパンストを履いてのパンスト流星脚が効かないなんて」
マキネ「ランディ、そんなマニアックな性癖持ってないよ」
ゼラド「レタスちゃん、こんなことやってる場合じゃないよ!」
フィオル「火星で回収したバラン・シュナイルの破片、これが最後のワカメストーンだ。
すぐに時空の修復を」
ゼラド「ケンカなんかしてても、なんの意味もないよぉっ!」
レイナ「いいえ、意味ならあるわよ。ワカメストーンが7つ集まったじゃない」
バーンッ!
ゼラド「レイナ?」
レイナ「ゴメンね、ハリウッド版ブルマって、ハイテク武器で戦うキャラクターなの」
ゼラド「な、んで?」
レイナ「心配しないで、ワカメストーンで生き返れるでしょ。 一年後になるけどさあ」
【川岸】
ゼラド「ここは? あれ、わたし、どうしちゃったんだろ」
クォヴレー「・・・・・・ゼラド」
ゼラド「あっ、お兄ちゃん! お兄ちゃーん!」
クォヴレー「来るな」
ゼラド「お兄ちゃん?」
クォヴレー「つねにあるがままの自分を信じるんだ」
ゼラド「え、待ってよ、お兄ちゃん、お兄ちゃーん!」
【トイ・サン】
レタス「かぁ〜めぇ〜はぁ〜めぇ〜波っ!」ドンッ!
ゼラド「げほっ! ごほっ、ごほっ!」
タカヤ「よかった、息を吹き返した!」
レタス「ふう、ハリウッド版かめはめ波が、蘇生法でもあったことに感謝するのでしてね」
ヴィレアム「なんのつもりだレイナ!」
レイナ「なんのつもりもなにも、あたしは最初からワカメストーンを集めてただけよ」
レタス「はっ、まさか、ワカメストーンを使い、
自分の父親とノザワさんのポジションを入れ替えようと!
そして、ドラゴンボールKAIの放映開始を阻止しようと!」
マーズ「そーか! 四十七士も全然集まってねーのに打ち切りだもんね!」
スレイチェル「しょうがないではないか! 映画がコケたのだから!」
ラーナ「いったい、どんな派手なコケかたしたんですか、映画」
ゼラド「映画面白かったのになあ」
タカヤ「鏡爺がロリコンだったのがマズかったんじゃないのかな」
マキネ「鏡爺は昔からロリコンだよ」
レイナ「べつに、鏡爺がロリコンだろうが、ちっちゃいオッサンが失業しようが、
あたしの知ったことじゃないわよ。
あたしはねえっ、自分の望みを叶えたいだけ!」
ヴィレアム「なんなんだよ、望みって!」
レイナ「うるさい!」
ハザリア「あっ、待て、ワカメストーンを!」
レイナ「ほわーん!」
マリ「あの、気の抜けるような声は!」
めきっ めきめきめきめきっ!
ヴィレアム「『デビルマン』!?
マンガ原作映画史上、もうどうしょうもない牙城を築いてしまった実写版デビルマンか!?」
ハザリア「マズいな。実写版デビルマンに勝てるものというと、もう実写版けっこう仮面くらいしか!」
マリ「『キューティーハニー』とかじゃダメなのかよ!」
ランディ『ぐふっ! ぐふっ! ぐふっ!』
レイナ『ほわーん!』
マキネ「ランディ1/2とおなじさ。
平気なカオしてても、このデタラメな世界に押しつぶされて、おかしくなったんだ!」
ゼラド「レイナ! わたしたち、ずっと一緒にいたじゃない!
いってくれればいいのに! いってくれれば!」
レイナ『わかるわけ、ないでしょぉーっ!』
どすーん!
ゼラド「ヴィレアムくん」
ヴィレアム「大丈夫か、ゼラド」
レイナ『ほわーん! あんたがっ、あんたがッ、あんたがぁーっ!』
ハザリア「いかん、逃げろ!」
ヴィレアム「テトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトン
テトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトン!」
レイナ『ぐ・・・・・・』
ゼラド「いまの、1秒間にテトラクトゥスグラマトンを10回も?」
マリ「レイナの動きが、止まった?」
ヴィレアム「俺たちは、弱いのかもしれない。でも、数はこんなにいるじゃないか!
これだけ仲間がいたら、できないことなんかないと思うぞ!」
レイナ『うるさい!
いくら人数が集まったって、実写版デビルマンのどうしょうもなさをどうにかできるの!?
どうしょうもないわよ! あたしのどうしょうもなさとおなじくらい!』
ミナト「できる!」
レイナ『なにが!』
ミナト「お前ら実写版デビルマンのことバカにするけどなあ!
あれ、元はといえばモー娘。で『セーラームーン』やる企画だったんだよ!
でもTBSに先にやられちゃったから、急遽デビルマンになったんだよ!」
ハザリア「急遽でデビルマンに手を出すな!」
ミナト「キャスティングがどんなことになる予定だったたのか、すげえ興味あるじゃんかよ!
セーラームーンはなっちだったのかごっちんだったのかタカハシだったのか!
いいらさんなんて、時期によってセーラーマーズかクインベリルの2択だぞ!
『ピンチランナー』の監督さんが、どんな映画を撮るつもりだったのか!」
レイナ『そんなこと、いち視聴者がいちいち知るかっ!』
ぷちっ
トウキ「あぁっ、ミナト!」
クリハ「やっぱり、キモ過ぎる熱弁だったから!」
ゼラド「正直キモかったけど! すごいキモかったけど!
そのキモさはムダじゃないよ! 本当にムダなものなんて、ひとつもないんだよ!
わたしたちは、スーパーヒーローにすがらなくちゃ生きていけないくらい弱いのかもしれない!
でも、スーパーヒーローに憧れる気持ちは本当だよ!
スーパーヒーローに教わった勇気も正義も、間違いなくこの胸の中にあるんだよ!」
クォヴレー『つねにあるがままの自分を信じるんだ』
ゼラド「だからみんな! わたしにちょっとずつ元気をわけて!」
ヴィレアム「そうだ、やられてもやられても明るく元気なドロンボー一味のように!」
スレイチェル「17年間仮面を被っていても小ぎれいな顔だった2代目スケ番刑事のように!」
ランル「原作者を激怒させても高視聴率ば取った3代目スケ番刑事のごたる!」
ラーナ「国内の規制が怖かったら『片腕マシンガンガール』のように海外資本で撮ればいいという小知恵を!」
マーズ「銭のためならなんでもする不屈の行動力!」
タカヤ「『ウィッチブレイド』からは、えーと、なんだろ、母と子の絆?」
ゼフィア「・・・・・・『セーラー服反逆同盟』は」
レラ「・・・・・・」
キャクトラ「シッ、レランジョ様。『ろくでもないものばっかり吸収してるじゃないか』などとは」
ゼラド「だからこれが、わたしたちの!
胸がPATIPATIするほど、騒ぐ元気玉ーっ!」
【学校の前】
レイナ「ん・・・・・・、あたし」
ゼラド「レイナ! よかったぁ〜、目が覚めたぁ〜!」
レイナ「なんだろ、凄く、ヤな夢見てたような」
ゼラド「夢だよ! 悪い夢だったんだよ!」
ルアフ「ちょっと、お父さんのために暴走しちゃっただけさ」
レイナ「それだけは違うって断言できる」
ビアン「子供たちの元気が、時空すらも修復してしまうか」
ランディ「なんか、すんません、俺、弱くて」
マキネ「逃げ場のある人間のほうが強いってこと、あるってことさ!」
タカヤ「ふう、これで、ようやくなにか着れる」
マーズ「おにーさん、『ウィッチブレイド』が消えてる」
タカヤ「うわーっ!」
ラーナ「破廉恥極まりないです」
ゼフィア「・・・・・・なぜ、セーラー服は消えない」
レラ「・・・・・・」
キャクトラ「『続編だ、続編で、来る! ツチヤドロンジョとフカキョンドロンジョのガチバトル!』
ですか、レラ殿、あの予告編はネタだったのではないかと」
フィオル「時間だ。済まないユウカ、またお別れだ」
ユウカ「ンフ、ちょっとだけど一緒に過ごせて、嬉しかった」
フィオル「でも、きっと戻ってくる。スーパーヒーローにはなれないかもしれないけれど」
ユウカ「バーカ、あんたはとっくの昔から、あたしのスーパーヒーローよ」
ゼラド「ぜんぶ元通り! 明日からまた学校かあ!」
イングレッタ「いいえ、まだよ。
『ともだち』が『よげんのしょ』を実行し始めた。
最後の希望はゼラド、あなただけよ」
ゼラド「えぇっ! イングレッタちゃんがなんでそんなこと!」
イングレッタ「お嬢様の、執事でございますから」
メタなネタが濃すぎてなんかコメントしづらいな。
あといつも同じキャラが登場して同じような役演じてる気がする。
GJです
このネタが生まれるためにハリウッド版ドラゴンボールが製作されたのですね
そう考えるとハリウッド版ドラゴンボールの存在も許せ・・・やっぱり許せない
>>195 それはしょうがないんじゃないか?
28スレにもわたって構築されてきたキャラたちなんだし
どう動くかってのももう決まっちゃってる。
どうしても同じような動かし方しか出来なくなるだろう。
極論、現状が嫌ならもう変えようが無いからこのスレ来るなとしか言い様が無い
議論スレで解決するような問題でもないだろう。
そもそもネタ書いてくれる職人が固定されてるんだから。
職人さんの癖や職人さんの中のそれぞれのキャラのイメージも固まっちゃってるだろうしね
個人的には毎回長編書きの人には7人も8人もキャラ出してそれぞれ活躍させながら話ぶん回して大量の小ネタしこんできっちり綺麗なオチつけてって所に
感心させられてばっかりで同じ役割とかそんなこと思いもしなかったな
>>197 新規職人が書いちゃいけないというなら
ホームページ立ててやってくれとしかいいようがないよ
自分最近きた書き手だけれど
構築されてきたキャラの違う面を、
違和感を感じさせずにどう書くか
というのも二次の魅力だと思うよー
>>199 極論と前置きはしたものの確かに言い方が悪かったな。
そこは素直に謝っておく。
ただ、俺は別に新規お断りとは言ってないよ。
とは言え28スレも続いてる珍しいネタスレで
キャラの性格もその長い歴史を土台にかなり固まってるから
(ミナトみたいに明後日の方向行ったキャラも居るには居るが)
そういう新しい流れを作っていくのは難しいと思う。
ただそれを変えられるパワーのある新職人は大歓迎だ。
テレビ『きょうのルルくじ!
おともだちに しんせつにしてあげると、いいことおこるかも♪』
【バルマー寮 朝】
ハザリア「フム、なるほど、ひとつ、今日はお友達に親切にしてやるとするか」
ルル「まあ、兄上、おあいにく様!
兄上にはお友達などいらっしゃらないから」
ハザリア「ルルよ、この気の利く兄が、今日の分の貴様のブラに
もっさりパットを縫いつけておいてやったぞ」
ルル「きゃああっーっ!」
ルナ「寝間着のまま朝食を摂ったりするからだ」
キャクトラ「さ、姫さま、お鞄です。
おかしなことに巻き込まれる前に学校に参りましょう」
【学校】
ハザリア「よし! 貴様にオトコを作ってやろう!」
リトゥ「えぇっ!?」
ハザリア「さ、来い!」
リトゥ「え、いや、あの」
【無人の教室】
リトゥ「あの、ハザリアくん」
ハザリア「皆までいうな、貴様の気持ちはわかっておる」
リトゥ「え」
ハザリア「さ、思う存分想いを遂げるがよいわ!」
トウキ「んー! んんーっ!」ジタバタ
リトゥ「・・・・・・なんでトウキくんが縛り上げられてるの」
ハザリア「貴様がトウキめに横恋慕していることは周知の事実!」
リトゥ「そこで認識止まってたんだ」
ハザリア「案ずるな! クリハめは俺が引き付けておいてやろう!
では、存分に幸せになるがよいわ! ウハハハハハーッ!」
ガラッ ピシャンッ!
リトゥ「ねえ、どう思う?
これ、婉曲に諦めろっていわれてるのかなあ」
トウキ「取りあえずほどいてくれ」
【教室】
ハザリア「よし! 貴様にオンナを作ってやろう!」
ヴィレアム「よけいなことするな」
ハザリア「そう照れずともよい」
ヴィレアム「絶対よけいなことしかしないに決まってる」
ハザリア「貴様のエロ本のラインナップも隠し場所も熟知している、この俺だ」
ヴィレアム「熟知するな」
ハザリア「貴様の好みといえば、乳がデカくて幼い顔した女だろう!」
ヴィレアム「声が大きい!」
ハザリア「違うのか?」
ヴィレアム「いや、違わないけどさ」
ハザリア「よし、ルナを、よろしく頼むぞ」
ルナ「よろしく頼まれてたまるか」
ヴィレアム「お前の分析力はなんなんだ」
ハザリア「思えば、幼きころより妹同然に面倒を見てきたルナめに
オトコができるとは、感慨深いものだ!」
ヴィレアム「面倒見られてたのか?」
ルナ「森や公園の中に、しょっちゅう置き去りにされた記憶はあるが」
ハザリア「よし! これだけ善行を積めば、さぞかしいいことが起こるだろう!」
ヴィレアム「ハザリア、お前のうしろにクリハとキャクトラが立ってるぞ」
小さな親切、大きなお世話
善行の先が友達というのが良いなぁ
ラーメンが食べたいんだよ!
>>163 ラッシュ「馬鹿か!姉さんは!
初恋が終わったからって、人間はすべてを捨てることなんて出来ないんだ!
姉さんが何と言おうと姉さんは人間を生む為のスペースを用意して生まれたんだ、それは何故だか分かるか、ええ?
生物がこの地球の進化の歴史の中で学んだ事だよな。
(中略)
それがオレたちだ!けどそういう人間が何故か男と女という二つに分かれて進化した。
しかも単純な雄と雌との関係でもない。
もっと根源的に、陰陽とか、プラスマイナスぐらいはっきりと反発し合う習性をもっている、何故だよ!?
一つで完全無欠に永遠であるものなどこの世の中にはない。
だからこうやってぐちゃぐちゃに生まれてきたんなら、姉さんだってそうだろう!?
自分の反対にあるものと生きて探さなきゃいけないものがあるんだろう!?
ビー・プレートとか新しい恋とかさ!
オーガニックで有機的なものが一生一人でいられるわけはないのに!」
ラキア「あの人は私にとってのビー・プレートだった!」
コンコン ガチャ
ラキ「邪魔するぞ」
ラッシュ「いいところに来た。母さんからもこのわからず屋に言ってくれよ」
ラキ「私としてはラキアが自分で決めたことに反対することはできない。
ラキアの人生はラキアのものだ。
今回のラキアの決定は親としてすごく寂しいがな」
ラキア「・・・母さん」
ラキ「ラキア、お前宛てだ。
マイクル・ゼーバッハ?聞いたことない名前だな。
羨ましいぞ、ラキア。
私がジョシュア以外の男からプレゼントされたことがあるのは嫉妬に駆られた鉄也からの鉛の弾だけだからな」
小包の中に入っていたのは青い宝石をあしらった腕輪と一通の手紙だった。
これが届いてるということは私はもうこの世界にはいないだろう。
良ければこの卑怯な逃亡者の話を聞いて欲しい。
早い段階で私は君の私への想いに気づいていた。
気づいたまま目をそらしていた。
偽りの伯父と姪という甘い関係に溺れていたかったのだ。
私はある事情から40年前の記憶を持たない。
私は天涯孤独の身で二度目の生を受けた。
一度は家族を持ったこともある。しかし、それも自分でダメにしてしまった。
初めて知ったあたたかく甘い関係を捨てることができなかったのだ。
いつまでもこの関係に溺れていたくて君の想いを黙殺したのだ。
それすらも真実の探求の前に捨ててしまった。
いつまでもこの偽りの関係を続けることはできた。
しかし、真実を知りたいと言う欲求を私は抑えることができなかった。
心の奥底で誰かが私に言う。
思考することをやめた人間は存在する価値のない生き物だ、と。
だから、私は行かねばならない。
さよならだ、凍った大陸の可愛い姪よ。
偽物だったとはいえ君と家族でいられて嬉しかった。
君の想いに最後まで逃げることしかできなかった私を許してくれとは言わない。
私の事は忘れてくれるとありがたい。
P.S 同封した腕輪はホワイトデーのお返しだ。
生憎宝石には詳しくないので使われている宝石の名前は知らない。
君に似合うと思って買った。
やっぱり伯父さんは正常な判断のできない狂人だった。
忘れて欲しい相手に形に残る物を贈ってどうする。
でも、腕輪は姉さんに良く似合っていた。
手紙を読み終えた姉さんは泣き崩れた。
オレは姉さんが泣くのを始めてみた気がする。
姉さんは我慢の人だった。
元気になってからの奔放な姉さんの印象が強くて忘れていたけど、
子供の頃ベッドから出ることができなかった頃の姉さんはいつも何かに耐えていた。
許してあげないし忘れてもあげない、腕輪をつけながら姉さんはそう言った。
姉さんは北欧行きを諦めてくれた。
その代わりファービュラリスと共に世界を見て回るのだと言う。
真実なんてものには興味はないけど伯父さんが見ていたものを一人で見て来たいのだと言う。
伯父さんを失ったオレの痛みも姉さんの痛みも完全に癒えることはないだろう。
それでもその痛みを背負ったままオレたちは生きていかなければならない。
そうだろう、伯父さん。
ゼーバッハのネタしつけーよ
とりあえず落ち着こうか
210 :
それも名無しだ:2009/03/17(火) 18:18:20 ID:wJ5lOuiL
オナニーが気持ち悪すぎる!二度と書くな!
いやお前がこのスレ来なきゃ良いだけだし。
たまげたなあ
わりい誤爆
/l、
(゚、 。`フ
」 "ヽ
()ιし(~)〜
春休みか・・・
_
/´ `フ
, '' ` ` / ,!
. , ' レ _, rミ
; `ミ __,xノ゙、
i ミ ; ,、、、、 ヽ、
,.-‐! ミ i `ヽ.._,,))
//´``、 ミ ヽ.
. | l ` ーー -‐''ゝ、,,))
ヽ.ー─'´)
'''''''''
皆様GJ、なんか無性にドラゴンボールKAIが見て見たくなったぜw
しかし、シュバルツバルトの話はせつないなぁ。姉弟に強く生きろ、と言いたい
プロとギュネイと親友になれた男の子供達だ、強く生きるさ。
>私がジョシュア以外の男からプレゼントされたことがあるのは嫉妬に駆られた鉄也からの鉛の弾だけだからな
プロwwwwww
アオラってどんな子?
人外魔境の中にいる普通のほっぺだったよ
【曲がり角】
ゼラド「あ」
マーズ「ん?」
ゼラド「マーズくん、それ、頭になに付けてるの?」
マーズ「ウンメー感じた?」
ゼラド「え? なにが?」
マーズ「なーんだ、やっぱしインチキか」
レイナ「あんた、なに頭に触覚なんか付けてるのよ」
マーズ「触覚じゃねーよ、ほら、キリンのツノ」
レイナ「ますますなんなのよ」
マーズ「アフリカの部族からミンゲーヒン買い入れたら、オマケにくれたの。
これ付けてっとウンメーのデアイとかがあるっつってたけど、アンのジョーインチキだったみてー。
おやじにあげよーと思ってたけど、もーいらねーや。
欲しけりゃーあげるよ」
ゼラド「えぇっ、本当!」
レイナ「なんで嬉しそうな顔をするのよ!」
ゼラド「だって、キリンさんのツノっていったら、
なんに遣うのかイマイチわかんなくて、学会で軽い論争になってるんだよ!」
レイナ「なんでキリンのツノに詳しいのよ!」
マーズ「インチキだってゆったからねー。
ゴリヤクがねーなんてモンクいってきたって知らねーよ」
【朝 通学路】
トウキ「おーっす、なに付けてんだそれ」チョン
ミナト「おぃーっす。なんだこれ」チョン
スレイチェル「おはよう。このカチューシャはないな」チョン
ゼフィア「学校では外しておくのだぞ」チョン
キャクトラ「お早うございます。なんですかそれは」チョン
ゼラド「う〜ん、なんで朝から会うひと会うひと、みんなツノ突っついてくんだろ」
レイナ「そりゃ、いい女子高生が頭にツノ付けて登校してたら、興味も覚えるでしょ」
ゼラド「運命の出会いっていうのは、やっぱりナシみたいだね」
レイナ「だから、インチキだっていわれてたでしょ?」
ゼラド「でも、ちょっとは期待しちゃうとこあるよ」
ヴィレアム「おはよう。なんで触覚なんか付けてるんだ?」チョン
レイナ「なんか感じた?」
ゼラド「ううん、べつに」
レイナ「ほら、やっぱりガセなのよ、運命の出会いなんて」
ゼラド「まだわかんないよ。
単にヴィレアムくんが運命のひとじゃなかったっていうだけかもしれないし!」
ヴィレアム「痛い! 胸が痛い!」
カル「おはようございます。はは、なんですかこれは」チョン
ゼラド「え?」
カル「あ」
レイナ「は?」
【B組】
ランディ「うーっす。あれ、なんでB組にいるんだ?」
レイナ「あらフリード星王子の代役のひと。あんたB組だったの?」
ランディ「フリード星王子の代役じゃねえけど。
あれ? 俺B組じゃねえの? じゃあ何組なの?」
レイナ「知らないわよ、滅多に教室までたどり着かないひとのクラスなんて」
ランディ「やべえよ、俺、いまから別の教室にたどり着く自信ねえよ」
咲美「席なら大量に余ってるから、どこへでも好きなとこに座ったらいいんじゃないの?」
ランディ「うわ、ほんとだ。
なんだこの、いつ転校生が来てもオッケーみたいな空席だらけの教室!
なんでマンガじゃ転校生がくるとタイミング良く空席があるんだろ!」
咲美「空いたり埋まったりの繰り返しでね」
ランディ「それで、あれなんだ?」
ゼラド「なんでいままで気が付かなかったんだろ。
こんな気持ち、初めて」
カル「ああ、バランガさん。
あなたの瞳の中には、この顔が映っている。
瞳よりももっと深いところに住み着きたいと思うことは、罪でしょうか」
ランディ「なんでB組の教室でゼラドが頭に触覚生やしてカルといちゃついてるんだ?」
咲美「なんか、あの触覚が縁結びのアイテムらしいんだけど」
レイナ「でも、あれインチキだったはずなのよ。
現に、今朝何人か男子と会ったけど全然効き目なかったし」
レタス「皆さん! これをご覧になって!」
咲美「どうしたの!?」
レタス「ゼラド・バランガさん総画22!
カル・ノールバックさん総画17!
『相性98% お互いを尊敬し合い高め会う理想のカップルとなれるでしょう』と!」
咲美「画数占いなの!?」
レイナ「机の上に散らばってるそのトランプはなんだったのよ!」
レタス「え、ソリティアを」
レイナ「ねえ、この金髪はひょっとしてバカなんじゃないかしら」
咲美「うん、前からそういう疑惑はあるんだけど」
ランディ「やっぱ金髪だから」
レタス「金髪が頭悪いなど、迷信も甚だしくてよ!」
咲美「つまり、あのキリンのツノは、
画数占いの結果相性がバッチリ同士の間に恋愛感情を芽生えさせるアイテムだっていうことかしら」
レタス「いまいち、使い勝手があるのかどうかわからない御利益ですのね」
レイナ「アフリカの部族の持ち物だったはずなんだけど」
レタス「アフリカの部族だって画数占いくらいするんじゃないんですの?」
ランディ「うん、まあ、よかったんじゃねえの?」
レイナ「なにがよかったっていうのよ!」
ランディ「え、だって、カルはイイヤツだし」
咲美「まあ、いいひとよね」
レタス「それなりに成績はよいですし」
ランディ「スポーツ万能だしさ」
咲美「将来は、なんかカタい職業に就きそうだし」
レタス「恋愛の相手としては物足りなくありますが、
ダンナさんにするには安全というか」
ランディ「お菓子作り上手いし、ゼラド甘いものとか好きだし」
咲美「並行世界いったり来たりしてるひとを想い続けてても、幸せにはなれないだろうし」
レタス「バランガさんの画数ですと、晩年の家庭運が少々よろしくないので、
相手は早めに決めておいた方が」
レイナ「いつまで画数占いしてるのよ」
ランディ「な、いい縁じゃないか」
レイナ「妙ちくりんなツノで芽生えた縁が幸せであってたまりますか!」
ガラッ
ヴィレアム「そのツノか!」
ゼラド「きゃっ、イェーガーくん、なに!?」
ヴィレアム「なんか名字で呼ばれた!
これか! このツノのせいか! ゼラド! これを外すんだ!」
ゼラド「え、ヤダよ。カルくんとのご縁になった、大切なツノだもん。ねえ?」
カル「ええ」
ヴィレアム「目と目で会話をするな! こうなったら腕ずくでも!」
ゼラド「きゃあっ!」
カル「バランガさん、目をつむっていてください」
ぺちーん
カル「やめてください! バランガさんに荒っぽい光景を見せたくない!」
ヴィレアム「・・・・・・あぅ」
ランディ「あ〜あ、バッカだなぁ〜、前もやったじゃねえかよ。
スポーツマンのカルと、ダラダラ日々を過ごしてるお前じゃ運動量が違うんだよ」
レイナ「アイミ! アイミはどうしたのよ!」
アイミ「えっ、わたしは、べつに、カルくんとは、その、お友達だし。
わっ、わたしはミ・・・・・・っ!
でも、どうしよう。カルくんがゼラドとああしてると、なんだか胸がモヤモヤして。
ねえ、わたし、欲張りな子なのかなあ?」
レイナ「しちめんどくさいこと言い出した!」
レイナ「ゼラド! あんたほんとにそれでいいの!?」
ゼラド「なにが?」
レイナ「ヴィッ・・・・・・っ! 久保さんが好きだったんじゃないの!?」
ゼラド「お兄ちゃんのことは好きだよ?
でもね、恋とかそういうのとは違うと思うの。
身近にいる年上の男の人に持つ安心感を、そういうんだと錯覚してたんだよ」
レタス「至極まっとうな結論に達したものですのね」
カル「今日、学校が終わったらゴードンさんにご挨拶にうかがいましょう」
ゼラド「うん、カルくんなら、お兄ちゃんもお祝いしてくれると思うよ」
レイナ「冗談じゃないわよ!」
がしっ
ゼラド「え、どうしたのレイナ? 痛いよ」
レイナ「あたしはっ、あたしはねえっ、
ちゃんと真っ向からあんたとやって、勝ち取りたいの!
それをっ、そんなっ、キリンのツノなんかで!?」
ゼラド「レイナ、なんの話してるの?」
レイナ「わかんないわよ、もう!」
ゼラド「レイナ、泣いてるの?」
レイナ「泣いてるわけないじゃない!」
ガラッ
ヒューゴ「いょーし、出欠取るぞー。
あれ、バランガ、なんでB組にいるんだ?
まあいいけど、学校に触覚なんか付けてきちゃダメじゃないか」スポッ
ゼラド「え?」
レイナ「あ」
ランディ「あ」
咲美「あ」
レタス「あ」
ゼラド「きゃあっ! なんでわたし、カルくんのヒザの上に乗ってるの!?」
カル「うわぁぁぁぁっ! バランガさん! いったい、なにを!?」
レイナ「戻った?」
ヒューゴ「でも、なんだこの触覚? ちょっとイカすな」
レイナ「興味を持たないでください! すぐに捨ててください!」
【放課後】
カル(ああ、俺は、なんということを・・・・・・!
アイミさんを想うこの気持ちは、あんなキリンのツノなんかにどうこうされる程度のものだったのか!
ああっ! 顔向けできない!
アイミさんにも、そしてあいつにも!)
カル「ミナト! 俺を踏め! 踏んで、踏みにじって、罵ってくれ!
このクズヤロウと吐き捨ててくれぇーっ!」
ミナト「なにいってんの、キモい上に怖いんだけど!」
カル「俺という人間の卑しさを知って欲しいんだ!」
ミナト「いやいや、知りたくないから!」
【校舎裏】
ヒューゴ「おーい、アクセル用務員ーっ。
これ、捨てといてくれないか」
アクセル「なんだ、剥製か? これは。
困るな、専門の業者に処分してもらわないと」
ヒューゴ「え、そこの焼却炉でコソッと燃やしちゃダメなのか?」
アクセル「ゴミの分別は基本だ、用務員のな」
ヒューゴ「おっ、プロだねえ」
ディストラ「先生方、よろしければその剥製、
私のほうでキレイに虚無に還しておきましょうか」
ヒューゴ「あ、いいんすか?」
ディストラ「ええ、もちろん」
...NEVER END
ミナトに関わるからダメになるのか、アイミに関わるからダメになるのか、元からダメなのかカルはどれなんだろう
もしかしてカズマは最大にして最後のチャンスを失った?
【バランガ家】
ディストラ「ねえ元ご主人、私の名前は、
ディス・アストラナガンのどっちが名字でどっちが名前なんでしょうか」
イングラム『機動兵器に名字もへったくれもあるわけないだろ』
ディストラ「お兄さんもアストラナガンだから、きっとアストラナガンが名字なんですよね!」
イングラム『でもお前のディスって、銃神ディスとかいうどこの馬の骨かわかんない神さまなんだろ?』
ディストラ「つまり、『ディス』は洗礼名のようなものなんですね!」
イングラム『気持ち悪っ、妙にポジティブな悪魔王気持ち悪っ!』
ディストラ「じゃあじゃあ、ご主人様と相性ピッタリな名前を自分で名乗っちゃえばいいんですよね!」
イングラム『ディス・アストラナガン・ふさゑとか?』
ディストラ「ディス・アストラナガン・ふさゑ!?」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
〜°。銭湯の前°。〜
ディストラ「申し訳ありません、待ちましたか?」
クォヴレー「いや、ふさゑのことを考えていた」
ディストラ「早く帰って暖まりましょう? 湯冷めしないうちに」
カラン コロン カラン コロン
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
ディストラ「えへへへへ・・・・・・」
イングラム『キモッ、ヘンな妄想に浸る悪魔王キモッ』
ぷちぷちぷちぷちぷち
レタス「赤月咲美、総画29。
でっぷりと太り落ち着いて悩みのないひとに見えます。
ロマンチストで考え方に飛躍があり、挫折などをするとしばしば危険な行動を取りがちです。
ひと一倍勤勉な努力家で、性格は内向的。
健康面では胃腸、目、耳などに注意が必要だそうです」
咲美「タカヤ・ナンブ。総画14。
うわ、『水商売に向いてます』とか『ギャンブルで身をくずしがちです』とか出た。
情が深い一方で浮気しやすいって」
レタス「なぜ突然タカヤさんの名前を売らない始めたんですの!?」
咲美「あんたが突然画数占いサイトに凝り始めるからじゃない」
レタス「赤月咲美と紫雲克夜。
ふたりは根本的に価値観や考え方が違いすぎるので話が合わない難しい相性です。
共通の趣味やスポーツなどを見つけることがうまくお付き合いする秘訣ですって」
咲美「なぜ、だいぶ前にどっか行ったっきり帰ってくる気配の無い人で占ったのよ」
レタス「和名同士で占いやすかったので」
咲美「あんただって真宮寺じゃない。玲蛇須とか玲汰諏とか漢字があるんじゃない?」
レタス「その漢字のセンスもどうなんですの」
>>221 ルル「はぁ、そんなもぐりがまだいたとは驚きですわね。
アオラ様のほっぺは普通のとかそういうものではなく別の…
そう、あえていうならどこまでも突付いていたくなる麻薬のようなほっぺですわ。
指があのもっちもちのほっぺに沈む様子を見ている時やその感触たるやまるで天国
(以下長いので略)」
座薬のようなほっぺ?
たまにフラっとスレに立ち寄ると良質なSSが多くてホントビビるぜ
何が言いたいかというと、全ての職人さん達マジでGJ
ハザリア「チッ、あんなガキがルルに相応しいなど…この兄は認めん!認めんぞ!」
ハザリア「なにがほっぺか!要はこいつのグレードアップ版だろうが!こんなものこうしてくれるわ!」(むにゅむにゅ)
ゼラド「ふゃあ、にゃにしゅゆのはざりあにゅん」
ルナ「ゼラド、そこは平手の一撃くらいしてもよいのだぞ?」
ランル「ねえねえあんたさん、あんたさんの親戚に髪の黒かひとがおらんと?」
ランディ「え、さあ、知らないなあ。
そういう親戚がいたかもしれないけど、俺はもう何年も親戚と会ってないしなあ。
あ、そうだ。
マキネがたまに気分で髪黒くすることはあるけど」
ランル「ママンの日記の中に、あんたさんによぉ似ちょるひとがおるとね」
ランディ「おいおい、お母さんの日記勝手に見ちゃダメだろ」
ランル「一度は世界中に公開された日記だから、構わんて本人がいっとるちゃ。
この写真なんだけど」
ランディ「・・・・・・似てる、かあ?
顔立ちはともかく、こんなこっ恥ずかしいローブやらクサリやら付けた親戚はいないぞ。
いたとしても、イヤだぞ、こんなのが法事に出てきたら」
ランル「趣味は黒髪の女の人に痛みと恐怖を刻み込むことで、
三度のスパロボポイントよりネットゲームが大好きな廃人と聞いちょぉ」
ランディ「ない、それはない。
うちの親父は絶対スパロボポイント全部取る廃人だし」
ミズル「こらーっ! 離れろ! こいつめっ!
Pちゃんが地底世界ラ・ギアスの神聖ラングラン王国出身とかいっちゃう危険なロリコンだからって、
色目を使うな! この毒婦め!」
ランル「毒婦!?」
ランディ「ロリコンじゃないし、お前はいい加減ラ・ギアスの存在を信じろ!」
ミズル「Pちゃんも、ダメじゃん!
ほいほい女子中学生に声かけてると、捕まるよ!」
ランディ「俺が声かけたんじゃねえよ。
その子、お前に用があるみたいだぞ?」
ミズル「は?」
ランル「ねえねえミズルっち。ミズルっちはお絵かきが上手かよねえ?
あたしのブログのタイトル画像ばリニューアルしたいけん、
ぴゃぴゃっとちょぉ描いてくれんかね」
ミズル「え〜」
ランル「え〜って」
ランディ「お前、もうちょっと同世代の女の子に興味持てよ」
ミズル「もうPちゃんに色目使わないって約束してくれるんなら」
ランル「色目ば使った覚えはなかけど、これからも使わんと約束すればよかと?」
ミズル「う〜ん、じゃあ」
マーズ「ダメーっ! はなれろ!」
ランル「ひゃっ、なんばしよぅ!?」
マーズ「ミズッちゃん! 何度もいってんじゃねーかよ!
キミの作品はね、価値があんの!
ほいほい安売りしていーよーなモンじゃねーの!」
ミズル「う〜ん」
マーズ「そっちも! ミズッちゃんが金銭感覚ゼロだからって
色目なんか使うんじゃねーよ! このドクフ!」
ランル「来たばっかで立て続けに毒婦呼ばわりばされちょぉ。
あたし、落ち込みそう」
ランディ「そいつらたぶん毒婦って言葉の意味よく分かってないから、気にしなくていいと思うぞ」
>>234 ハザリア「この!この!」
ゼラド「やーん」
レイナ「めずらしくハザリアの奴がゼラドをこねくり回してるわね」
マリ「なら殺さなきゃな」
リトゥ「マリ落ち着いて…全殺しじゃそれで終っちゃうんだよ?」
玲奈「……」
ゼラド「むにゅー」
ハザリア「(ククク…このままこやつをいじくっておればヴィレアムが何らかの反応をしてくるに違いない!
べ、別に普通に近づくと嫌な顔されるのに傷つくわけではないぞ!)」
???「(トントン)」
ハザリア「(来たか!)」
クォヴレー「遊 ぼ う か」
ハザリア「しまったァーーーーッ
なぜか同性の友達がいない奴っているよな…
異性の友達すらいない奴もいるけどな!
【道ばた】
トウキ「あ、ロボだ」
ミナト「おーい、大荷物背負ってどうしたんだよ」
トウキ「引っ越しでもするのか?」
マーズ「やー、ほら、ラーナちゃんにおトモダチができたでしょ?」
トウキ「それまで友達がいなかったみたいにいうなよ」
マーズ「じゃー、おれぁーもーいーんじゃねーかって」
ミナト「なんだよ、構ってもらえなくて拗ねてるのか?」
マーズ「これでココロおきなくカノウさんちの末っ子に手ぇー出せるってもんさ!」
トウキ「待て待て待て!」
ミナト「せっかく避難させてるのに、
よりにもよって人間離れ通り越して人間ですらないヤツに手ぇ出されてたまるか!」
マーズ「もとはといやー、おれぁーハナからマナちゃんと絡む気満々だったんだよ!
ンでもほかにマナちゃん書きてーってひといたから、
ジャマしちゃいけねーって気ぃー遣った結果が現状じゃねーか!
あーあ、イマにして思えば、おっそろしーまでにイミのねー気を遣っちまったモンだよ!」
トウキ「そんな事情知るか!」
ミナト「どんな気の遣い方したら泣き虫な女子小学生が
チェーンソー振りまわす女子中学生になるんだよ!」
マーズ「知らねーよ、フシギなカガクハンノーが起こったんじゃねーの!」
トウキ「不思議すぎるぞ!」
マーズ「マナちゃんはさ、マナちゃんはさ、
きっとカワイくてちっちゃくて元気で、でもちょっぴり恥ずかしがり屋で、
泣き虫だけどオトナぶりたいとこがあって、
舌をペロっと出すクセがあるオンナのコにちがいねーんだ。
んでもっていつもフリフリフワフワの服着てて、
ふかふかいー匂いがしてて、ぷるぷるのプリンとか作ってくれるんだ!」
トウキ「勝手にひとんちの妹を理想の女子小学生にするな!」
ミナト「うちの妹、プリンなんか作らねえよ!」
マーズ「そしてクルマダ作品は『スケ番あらし』から押さえてんだ!」
トウキ「クルマダ作品に精通してる女子小学生ってイヤだろ!」
ミナト「うちの妹は、わりと普通の女子小学生だ!」
マーズ「うっしゃ!」
トウキ「うっしゃじゃねえっ!」
マーズ「ものすげーオママゴトをしちゃる!」
ミナト「ものすごいママゴトをされてたまるか!」
トウキ「ママゴトするような歳でもねえよ!」
ミナト「あのなあ! うちの妹はほんとイイ子だけど、残念ながらお化け屋敷とか大の苦手だ!
つまり、お前が苦手だ!
お前の姿見た瞬間、火が点いたように泣き出すぞ!
そんでもって、お前はお前でロボのくせにいっちょまえに傷付いたりするんだろうが!」
マーズ「じゃー、おれぁーどこの誰とオママゴトすりゃーいーんだよ!」
トウキ「知るか!」
ミナト「保育園にでも行ってこい!」
マーズ「園児に手なんか出せっか!」
トウキ「女子小学生にだって手ぇ出しちゃダメなんだよ!」
マナってトウマと誰の娘なんだ?
マナはアルマナとトウマの子供らしいけど、多分並行世界。
名付け親がアルマナとか、産婆がアルマナだったんじゃね
むしろ
トウ「マ」
ミ「ナ」キ
のが自然だな
久保ルートじゃトウマとアルマナ様接点無いし
そもそも「うちの娘はァ!世界一ィィイーー!」な人だしなぁ
アルマナ「!?」
ルリア「どうなさいました?」
アルマナ「
>>241を王室侮辱罪で捕えなさい!」
ルリア「…なにをいってるんですか」
アルマナ「私のルナを世界一とは何事ですか!ルナは控え目に言っても宇宙一です!」
エペソ「流石は陛下!」
サルデス「まさに仰る通り!」
ヒラデルヒア「われら一同感服いたしました!」
ルリア「(ハザリアとルルは元気にしているかしら…お母さん職場に距離を感じるわ…)」
ルリアのご子息も親の顔が見てみたいってな育ち方してるからなぁw
【数年前 バルマー 王宮】
アルマナ「お腹、目立ってきましたわね」
ミナキ「ええ、もうすぐ臨月なのよ」
アルマナ「まあ大変。こんなところに来ていてよろしいの?」
ミナキ「平気よ。今回出てくるのは一人きりですもの。
前に男の子ふたり、いっぺんに産んだときに比べたら」
トウマ「産休だからってずっと家にいるのは退屈なんだってさ」
ミナキ「亭主が非正規雇用だと、普段なかなか時間の都合も合わないしねえ」
トウマ「ひっでえこというなあ、うちの奥さんは」
アルマナ「あらまあ、ホホホホホ」
ミナキ「うっ!」
がたんっ
アルマナ「ミナキさん? ミナキさん! どうなさったの!?」
ミナキ「来た・・・・・・、陣痛・・・・・・」
アルマナ「えぇっ!?」
トウマ「えっ、えっ!? どうしようどうしよう!
救急車! 救急車呼ばないと!」
エペソ「ここはバルマーです!」
サルデス「産婆のエツィーラは!?」
ヒラデルヒア「いま、山向こうのシャムランさんちのお産に行っています!」
トウマ「うわぁーっ! どうすればいいんだ!」
アルマナ「落ち着きなさい!
まったく男の方はこういうときなんの役にも立たないんですから!」
トウマ「でもよぅ、でもよぅ」
ミナキ「ん〜・・・・・・、産まれ・・・・・・」
アルマナ「分かりました! 私が取り上げます!」
トウマ「えぇっ!」
アルマナ「ご覧なさい、すでに破水しています。もはや一刻の猶予もありません!」
エペソ「しかし、陛下がそのようなことを!」
アルマナ「なにがそのようなことですか!
子供くらい、私だって1人産んでいるんですから勝手はわかります!
さあ、なにをしているんです! 男の方はすぐに出て行ってください!
エペソ! あなたはお湯をとにかくたくさん沸かして来て!
サルデス! タオルでもシーツでもよいですから、ありったけの布を!
ヒラデルヒアは誰か女官を呼んできてください!」
トウマ「わっ、わっ、俺は・・・・・・!」
アルマナ「お父さんはこちらへ! お母さんの手を握って声をかけてあげてください!」
ミナキ「ん〜っ!」
アルマナ「ミナキさん、落ち着いて!
さ、このハンカチを噛んで、ゆっくり力を入れてください!
ひっ、ひっ、ふぅ〜」
おぎゃあ! おぎゃあ! おぎゃあ!
【病院】
アルマナ「よかったですわね、元気な女の子で」
ミナキ「ねえ、この子、マナと名付けようと思うの」
アルマナ「あなたとトウマさんから一字ずつ取ったのですね。
よい名前です」
ミナキ「それから、あなたから2文字頂いて」
アルマナ「え、それは」
ミナキ「この子が大きくなったら話してあげるの。
あなたは星の女王陛下に取り上げていただいたのよって」
。
0
〜〜○〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
マーズ「とゆーことがあったに違いねーんだ」
トウキ「勝手にひとんちの妹の出産風景を捏造するんじゃねえ!」
ミナト「普通に産婦人科で産まれたよ!」
イイハナシダー
と思ったらねつ造かよ!!
ルナ「マナは別の世界で元気でおるかの・・・」
ヴィレアム「ゼラドにそのことは言わないほうがいいぞ」
ルナ「何故だ?」
ヴィレアム「(また別世界同士をくっつけたりしかねないからな)」
ゼラド「お兄ちゃん!宿題教えて!これ明日までに何とかしないとアクア先生に個別指導って名目で延々と愚痴を聞かされちゃうの!」
クォヴレー「またゼオラに怒られるぞ。宿題は自分で
ゼラド「お願いお兄ちゃん(上目づかい)」
クォヴレー「・・・あとで見てやるから一通り自分で考えておくんだ。・・・ゼオラには内緒だ」
ゼラド「やった!」
イングレッタ「・・・・・」
クォヴレー「どうした?」
イングレッタ「兄さん」
クォヴレー「・・・なに?」
イングレッタ「・・・言ってみただけ」
ディストラ「ねえ元ご主人?」
イングラム『・・・妹型の人造人間じゃダメか?』
ディストラ「ダメでしょうねえ」
リウェンて誰だよ!
自由書き込み型人物辞典にも何の項目もないところを見ると何もしてないキャラなんだろう
オレはシァンリー・リンジュン が気になる
母親誰だ?
人物事典見ると本気で誰と誰の子供なのかわかんないのがいるんだよなあ
【フューリー月面共和国 官邸】
シャナ=ミア「まぁまぁ、あのちっちゃかったルナ姫が、大きくなったこと」
ルナ「母上が急遽ギャンドラー対策会議に出席することになりまして、
代理に参上しましたご無礼をお許しください」
シャナ=ミア「子供がそのようなことを気にするものではありませんよ。
克夜、克夜、おふたりを控え室までご案内してさしあげなさい」
克夜「は」
【控え室】
克夜「やあ、マクレディ君、久しぶりだね」
キャクトラ「たしか、紫雲克夜さん」
ルナ「いつの間にか見なくなったと思っておったら、月にいたのか」
克夜「そうなんだ。あの日、ヤツらは突然やってきて」
キャクトラ「涙?」
ルナ「何を泣いておる」
克夜「ティクヴァー姫、ついてはお願いがあるのですが」
ルナ「なんだ」
克夜「僕を召し抱えてはいただけないでしょうか」
キャクトラ「紫雲さん! 突然なにを言い出すのです!」
克夜「待ってくれマクレディ君! 勘違いして欲しくはない!
痩せても枯れても紫雲家長子! 姫と名の付くものに毛先ほどの興味もない!」
ルナ「毛先ほども!?」
キャクトラ「それはそれで無礼な!」
克夜「一週間ほどしたら、
『妾はもう飽きたのじゃ』とかいって放逐してくれればいいんです」
ルナ「なにがしたいのだ」
克夜「僕はですね、とにかくもう、この月面都市から逃げ出したいんです」
ルナ「フューリーは概ね平和な自治をしておると聞いておるが」
キャクトラ「なにか問題でも?」
克夜「痩せても枯れても紫雲家長子、
スパロボ史上もっともギャルゲといわれた男を父に持って生まれてきたからには、
お父さんに負けない、立派なハーレムを築かねばならないと考えています!」
ルナ「捨ててしまえ、そんな義務感は」
キャクトラ「紫雲さん、そういうのは、騎士道不覚悟などにならないのですか?」
紫雲「騎士とは! 大いに決闘し、大いに議論し、大いに御婦人と恋をする!
僕のバイブル『三銃士』にもそう書いてあります!」
キャクトラ「『三銃士』に書いてあるのなら仕方がない!」
ルナ「それは、フランスの相当ろくでもない時代の騎士道ではないか」
克夜「でも、ここ月面都市でハーレムを作るのは至難の業!
絶望的といってもいい」
キャクトラ「なにか問題でも?」
克夜「うちのお父さんの幼馴染みでありながら、
幼馴染みだった過去をキレイさっぱり忘れられていて、
あれ、それ全然馴染んでなかったんじゃないかといわれる、
スパロボ史上もっとも意味のない一枚絵こと、
フューリー月面共和国代表シャナ=ミア様が、
『近頃ますますお父上に似てきましたわね』とかいって、
僕のことを女の目で見てくるんだ!」
キャクトラ「それはまた」
克夜「いかにぱっと見は若いとはいえ、
お父さんの幼馴染みはやっぱり幼馴染み。
オールドミスは年を経るほどオールドミス。
手の甲に浮かび上がった血管や、首筋の皮膚のたるみを見るに付け、年齢を感じずにはいられない!
痩せても枯れても紫雲家長子! おばさんは無理だ!
マクレディ君、君も男として生を受けたからにはわかるだろう!」
キャクトラ「申し訳ありませんが、外交上の問題でコメントは控えさせていただきます」
克夜「一度は地球に逃れたものの、フューリア聖騎士団精鋭部隊の手によって強制送還され、
棋士修業の名目で半軟禁の毎日なんだ。
このまま正式な騎士の位でも授かろうものなら、
僕の青春はこの暗く冷たい月面都市に閉じこめられてしまう。
お父さんを越えるハーレムを作るなんて夢のまた夢!」
ルナ「いいから月におれ」
克夜「あの年老いた姫君の慰み者になれというんですか!」
ルナ「そこまで大事にされているなら、
私がいったくらいでシャナ=ミア代表はお主を手放さぬだろう」
克夜「それじゃあ、僕のハーレム願望はどうなります!」
ルナ「捨ててしまえ」
???「私にいい考えがある」
キャクトラ「あなたは!」
克夜「我が師アル=ヴァン!」
アル=ヴァン「我が愛弟子克夜よ、早速だが1万円ほど貸してくれないか」
克夜「我が師アル=ヴァン、おろし金で顔を洗ってきてください」
アル=ヴァン「騎士は国家の財産。
そうおいそれと受け渡しのできるものではない」
克夜「そんな殺生な!」
アル=ヴァン「しかし、ひとつだけ手がないでもない」
克夜「というと!」
アル=ヴァン「デュエロだ!」
克夜「おお! 姫君と姫君互いの騎士を戦わせ、
勝った方が負けた方の騎士を引き取ることが出来るという儀式ですね!
上流階級のしがらみで雁字搦めの人生を送る姫君にとって、デュエロはただひとつ手に入れられる自由!
ゆえにその決定にはいかなる姫君も逆らうことが出来ないという、あの!」
キャクトラ「そこまで熟知しているのなら、なぜ自分で思いつかなかったのです」
克夜「では、デュエロでマクレディ君が僕に勝てばよいのですね!」
キャクトラ「お待ちください! 紫雲さん、あなたは騎士でありながら八百長をしろというのですか!」
克夜「痩せても枯れても紫雲家長子!
ハーレムも作れずに月面都市で灰色に痩せて枯れていくことに比べれば、
一度の負けの屈辱くらい甘んじて受けようではないか!」
キャクトラ「なんと堂々たる態度でハーレム願望を語る方でしょう!」
ルナ「一応、いうだけはいってみるが、私ははっきりいってまったく乗り気ではないぞ」
【会談の間】
シャナ=ミア「は、デュエロを?」
ルナ「はあ、名高いフューリア聖騎士団と、こちらのキャクトラとで。
あの、気が進まないのなら断っていただいて結構なのですが」
シャナ=ミア「いいでしょう。わたくしも久しぶりに克夜の勇ましい姿を見たいものです」
ルナ「あの、ほんと、無理には」
シャナ=ミア「勝負は剣術でよろしいですわね?
では克夜、武具の準備をしていらっしゃい」
克夜「は」
ルナ「あのぅ、ほんの余興で、その、騎士のやり取りであるとか、そういうのは」
シャナ=ミア「まあ、ルナ姫。デュエロの決定に逆らうのはわたくしの名誉に関わります。
克夜は年若く、いまだ准騎士とはいえ、次代のフューリーを担う猛者。
負けるつもりはまったくありませんわよ」
ルナ「いや、あの」
シャナ=ミア「騎士キャクトラ、あなたも正々堂々と戦いなさい」
キャクトラ「あの、私はまだ正式な親衛隊では」
コソッ
シャナ=ミア(ただし、あなたが勝つようなことがあれば
バルマーからの人造トロニウムの輸入は差し止めますわよ)ボソッ
キャクトラ「なっ!? シャナ=ミア殿! いまなんと!」
シャナ=ミア「誰か、誰か。騎士キャクトラに武具の世話をしてさしあげなさい」
【控え室】
キャクトラ「私は、いったいどうしたら」
ルナ「そう難しく考えることはあるまい。
克夜はああいっておったが、シャナ=ミア殿も克夜に危害を加えようというわけでなし。
大方、単に大事にされているだけのことを大袈裟に考えているだけだろう」
キャクトラ「しかし、私が勝ってしまった場合、人造トロニウムの輸入が!」
ルナ「では、お主は負けるつもりなのか?」
キャクトラ「バルマーの利益を考えるのなら」
ルナ「負ければどうなるのかは、わかっておるのか」
キャクトラ「私めがフューリーに下れば済むまでの話」
ルナ「お主は、それでよいのか!」
キャクトラ「バルマーのことを考えれば」
ルナ「たわけっ!」
キャクトラ「はっ!」
ルナ「お主のことなど知らぬ!
私は外に出ておるから、さっさと武具を着けてしまえ!」
【決闘状】
シャナ=ミア「では、両者開始線へ」
キャクトラ「は」
シャナ=ミア「克夜、必勝を祈願して接吻を授けましょう、こちらへ」
克夜「もったいのうございます」
シャナ=ミア「遠慮することはありません、さ、これへ」
克夜「いや、ほんと、あの、もったいないので」
シャナ=ミア「恥ずかしがることはないでしょう」ぐいぐい
克夜「我が師アル=ヴァン! 5000円払いますから!」
アル=ヴァン「両者、開始線へ!」
シャナ=ミア「あん、急ぐことはないのに」
アル=ヴァン「では、開始!」
チャリーン! チャリーン!
キャクトラ(しかし、私はどうすればよいのか)
克夜「どうしたマクレディ君、剣先が鈍っているぞ」
キャクトラ(復興中のバルマーにとって、フューリーは重要な貿易相手!
機嫌を損ねるわけにはいかない!
しかし負ければ、私は姫さまの元を去らねばならない!)
克夜「痩せても枯れても紫雲家長子!
幼心に『月謝1万5000円は高いなあ』と思いながら、
新聞配達などしながら一生懸命我が師アル=ヴァンより剣術の指南を受けてきた!」
キャクトラ(搾取されている! この方、幼少時より搾取されておられる!)
克夜「ただし、やはり小学生に1万5000円の月謝は高かった。
この克夜、手加減のやり方ばかりは自信がない」
チャリーン!
キャクトラ「くっ、剣が!」
克夜「残念だマクレディ君。どうやら、君では僕を負かすことはできないらしい」
チャリーン!
克夜「かくなる上は、一蓮托生。
君を負かし、灰色の月面都市への道連れにしようか。
なに、そう悲観することはないよ。
僕には、大食らいな妹がふたりいる。
ひょっとしたら、君は妹たちの気に入るかもしれない」
キャクトラ(くっ! 負ける? 負けるのか、私は!)
克夜「剣を拾いたまえ。せめて、恥ずかしくない勝負をしようじゃないか」
ルナ「キャクトラーっ!」
キャクトラ「姫さま!」
ルナ「わっ、私はお主の負ける様など見たくない!」
キャクトラ(キャクトラ・マクレディ!
お前は何者だ! 姫さまに仕えるものだ!
ここで負ければ、姫さまの元を離れねばならない!
それでよいのか!)
キャクトラ「姫さま!」
ルナ「な、なんだ」
キャクトラ「すべては、姫さまの御心のままに!」
チャリーン!
アル=ヴァン「勝負あり!」
【宇宙港】
シャナ=ミア「なにをしているのです、騎士キャクトラ。
頭をお上げなさい」
キャクトラ「しかし、ご無礼をば」
シャナ=ミア「なにをいっているのですか?
真剣勝負の結果に、無礼もなにもないでしょう」
キャクトラ「あの、貿易の件なのですが」
シャナ=ミア「ほほほほ。生真面目な従者をお持ちですのね、ルナ姫。
代表とはいってもつまるところは営業部長のようなもの。
その一存で外交をどうにかする権限などあるわけがないではないですか」
キャクトラ「では、なぜあのようなことを」
シャナ=ミア「少し妬ましくなっただけです。
ルナ姫、わたくしも、あのような騎士が欲しくありました」
ルナ「シャナ=ミア殿」
キャクトラ「あのぅ、それで、紫雲さんのことは」
シャナ=ミア「克夜もまだ17歳。いつまでも暗い月面都市にいるわけにもいかないでしょう。
克夜、地球に行っていらっしゃい。
そして、逞しくなって戻っていらっしゃい」
克夜「は、シャナ=ミア・エテルナ・フューラ代表閣下。
この克夜、地球に骨を埋める覚悟で」
シャナ=ミア「逞しくなって戻っていらっしゃい」
克夜「地球に骨を埋める覚悟で」
アル=ヴァン「さ、乗りなさい。私が地球まで送っていってあげよう」
克夜「我が師アル=ヴァン」
アル=ヴァン「我が愛弟子克夜よ、タクシー代に3万5000円払ってくれ」
克夜「我が師アル=ヴァン。砂漠でラクダに逃げられてください」
【宇宙船の中】
克夜「さらば月面! さらば年季の入ったオールドミス!
妹たちよ! 兄は頑丈な嫁を2、3人作って戻ってこよう!」
ルナ「この者は、今すぐ宇宙に蹴り出した方がよいのかもしれぬ」
克夜「ルナ姫、それは名案であります。
そもそもの始まりはお母さんたちがロボットに乗ってお父さんたちの目の前に落ちてきたことから。
なれば、痩せても枯れても紫雲家長子!
いままた、燃えさかる宇宙船に乗って、
父親が残した財産で細々と暮らしている御婦人宅の庭先に落下していくことを、
どうして恐れましょうか!」
ルナ「ひとりで勝手に落ちろ」
キャクトラ「あのぅ、紫雲さん。
紫雲家は、いつ痩せたり枯れたりしたのですか」
克夜「紫雲家というか、うちのお父さんは朝が来るたびに痩せて枯れてる」
キャクトラ「ああ、なるほど」
アル=ヴァン「ふふふ、我が愛弟子克夜よ、楽しみにしているぞ。
お前が、地球で痛い女に引っかかって痛い目に遭うことをな!」
克夜「我が師アル=ヴァン。心霊スポットで淫らなことをしてください。
開始5秒でジェイソンの標的になってください」
キャクトラ「あなた方の師弟関係がよくわかりません」
もうね、紫雲家の男共はみんなカズマさんにエクサノヴァシュートされればいいと思うよ
てかババアの良さがわからんなんてまだ子供だな克夜
世の中にはババアがご褒美だという人種もいるというのに
GJです
やっぱりアル=ヴァンはカルヴィナのことハズレ引いたと思ってたのか
>>258 ある意味一番脂が乗ってる時期ではあるけど高校生にそれが解かれというのは酷だと思う
母子相姦モノならアリかもしれないけど普通はない
じゃあ克夜は、なぜかやたらババアにモテるキャラということで
>>260 父子相姦やらかしそうな娘なら若干名いr(デッドエンドシュート!
┏┓┏━━┓ ! i レ1.,' / .i ./ i / ,..<__ .il i ! ! ', ┏━┓
┏┛┗┫┏┓┃ .i l ! レi フー-.、 レ ' _,.ィ/⌒i;;;;;',ヽil | |- 、 ',.....┃ ┃
┗┓┏┫┗┛┃┏ .| i li/ //i⌒i;;ヽ ヘr';;;;;;;;;;l } | | i .} .i . ┃ ┃
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,' ,ヘ__ノ .i | _,. -- ,` 、 ,. ' !l / ,'i /´~`` ` , ヽ
| / i ! l / ヽ i `>- '" .|i,'. ,'-‐/´`` ` i .l
l ノ | li | / /入
>>261 分かってるのか?このスレのファーストジェネレーション女性陣の見た目はともかく設定年齢は…
>>262 ユの字派生はどうもその気があるような
大地震があった時とかって親世代の人達ってやっぱり救援活動とかすんのかな?
あと地震にビックリした女の子に思わず抱きつかれたい。
姫様とか姫様とか姫様とか
【教室】
レイナ「で、連れて帰って来ちゃったってわけ?」
キャクトラ「なんというか、なりゆきで」
克夜「どうでしょう、ハーレムを前提に付き合いませんか?」
ゼラド「う〜ん、ハーレム前提っていうのはちょっと」
克夜「おかしいなあ。僕の記憶にある地球と、かなり違うみたいだ。
今朝起きたときも、幼馴染みが布団を剥いだりして起こしに来たりとか、なかったし」
ルナ「昨日地球に来たばかりの人間に、幼馴染みがいるわけなかろう」
克夜「でも、僕のお父さんは知らないうちに幼馴染みができていて、
しかもできたからといってなにがどうってわけじゃなかったんです」
ルナ「そこまで馴染んでおらんのは、もはや幼馴染みとはいわぬ!」
克夜「登校してくるときもパンを咥えた御婦人とぶつかったりしなかったし、
席に座っても委員長的な御婦人が『まだ教科書来てないみたいだから、仕方なしになんだからねっ』
とかいって机くっつけてきたりしないし、
校舎裏に行っても、少し不良っぽい御婦人がネコにエサを与えたりなんかしてなかったし」
レイナ「そんなことが現実に起こるわけないでしょ」
ゼラド「ねえ! たしか妹さんたちがいたよね。
その子たちは地球に来たりしないの?」
克夜「とんでもない! 道を歩けばハーレムに組み込まれるような星に、
どうして愛らしくも大食らいな妹たちを近づけさせましょう!」
レイナ「あんたは地球をなんだと思ってるのよ!」
克夜「ギャルゲの舞台」
レイナ「そんなわけないでしょう!」
克夜「でも、小さいころお父さんと一緒に地球を歩いたときには、
幼女とぶつかって道路に飛び出したところを、
美人ドライバーの乗るジャガーに跳ね飛ばされ、
倒れたところを美人女医に介抱されるっていうイベントが、
だいたい30分ペースでお父さんの身に降りかかっていたよ」
ゼラド「さすがはスパロボ史上もっともギャルゲな男紫雲統夜だね!」
レイナ「むしろ、あんたのお父さんよくもいまのいままで生きてられるわよね」
克夜「1人はみんなのもの、みんなは1人のもの。
お母さんたちがよくいっていたよ」
レイナ「『三銃士』を間違った感じに教わってるし」
ゼラド「『三銃士』って、友情を重んじる銃士さんたちが王妃様を守るお話だよね?」
ガラッ
ハザリア「なにも間違ってなどおらぬ。
上京すれば速攻で下宿先の人妻に手を出し、
ミレディにハニートラップを仕掛けられればノコノコ着いていき、
ついでにミレディの次女にも手を付ける。
ダルタニャンとはそういう人物だ」
ゼラド「え、でも、コンスタンスっていうヒロインがいるのに」
ハザリア「だから、コンスタンス・ボナシュー夫人のことだろうが。
子供向けの抄訳などでは小間物屋の娘などになっておるが、原作では妻だ」
ゼラド「えぇ〜!」
ハザリア「上流階級は、政略結婚をして跡継ぎを生んでから初めて自由恋愛が許されてたような時代だ。
現代の倫理とはまったく違う。
アトスもポルトスもアラミスも普通に不倫しておるわ。
ダルタニャンのモデルはシャルル・ド・バツ=カステルモールが有名だが、
実際にはデュマが『三銃士』を執筆していた時代に生きていた人物が何人か混じっておる。
ようするに、当時の腐れ上流階級どもの間で流行っていたゴシップを
デュマが面白おかしく風刺したのが『三銃士』だ。
現代でいえば、『ふぞろいな秘密』のようなものだ」
ゼラド「えぇ〜!」
克夜「そんなに驚くことかなあ。
誉れある男性に伴侶がひとりだけだなんて、不自然じゃないか」
ハザリア「どうやらこやつの論理感、17世紀のダメなフランス並らしい」
克夜「あはは。どうりで地球の本がいっぱいあると思ったら、詳しいねカイツ君」
ハザリア「貴様か紫雲家長子! 俺の部屋をいじったのは!」
克夜「ひと晩宿を借りたお礼に掃除しただけだよ」
ルナ「昨晩は取りあえず寮に泊めたが、なんだ掃除していったのか」
キャクトラ「あのガラクタだらけの部屋を掃除するのは、大変だったでしょう」
ハザリア「ふざけるな貴様!
書物も模型もゲーム機も、すべて絶妙な感じに配置していたのだぞ!
それをメチャクチャにしおって!」
キャクトラ「しかしハザリア様は、昨夜もどこかへ夜遊びにいかれていて、
いらっしゃらなかったじゃないですか」
克夜「カイツくん、そういう独りよがりなインテリアコーディネイトはいけないよ。
部屋はいつもキレイにしていないと、御婦人を招けないじゃないか」
ハザリア「そんなものは招いたことがないし、招くつもりもないわ!
招かんでも来る輩はジャマでジャマで仕方がない!」
克夜「いけないよカイツくん。御婦人を無下に扱うようなら、僕が怒るよ」
ハザリア「貴様に怒られたところで痛くも痒くもないわ!」
レイナ「なにこの会話」
アクア「あら、珍しく文学の話してるのね。
懐かしいわ。先生もね、学生時代『三銃士』大好きだったのよ。
アラミスが女だってバレないか、ハラハラしてたし、
学校行くときには『夢冒険』を口ずさんだりして」
ゼラド「なんの話してるんですか?」
レイナ「なにかと間違えてるんじゃないですか?」
ハザリア「アラミスは坊さんだぞ。女のはずがない」
アクア「えぇっ! なにそのキョトンとした顔!
古いの! そんなに古いの、サカイノリコの夢冒険は!」
克夜「なんていうことだ、皆さん!
たしかにその存在を覚えているのはかなり歳の行った方だとはいえ!
相当年老いた方だとはいえ!
国営放送がやけにオタク受けするアニメを作るようになった先駆けである
『アニメ三銃士』を知らないなんて!」
レイナ「ねえ、あんたの後ろで、アクア先生が凄いダメージ受けてるんだけど」
アクア「歳経てなんかいない! 年老いてなんかいない!」
ああ、世の一部の男子たちに男装美少女フェチを色濃く刷り込んだ伝説のアニメだよな。
[???]
ラキア(リウェン・リムスカヤ。何事にも一生懸命な子だった。
ラッシュに懐いていた。
二重人格という設定をまったく活かせていなかった。
昔確実に存在していたはずの私の従妹。
でも今はそんな子存在しなかったみたいに南極の皆は暮らしてる。
私もあの人が追っていた真実の一端に触れなければ忘れていたままだったろう)
ラキア「OG町に突然現れる子供、OG町から突然消える子供。
複数の歴史認識。
繰り返される一年間。
割れたフラスコから出てきたモノ。
この世界の真実。
・・・くだらない」
???「そう。そんなくだらないモノ追うのもう止めなさい」
ラキア「でないと私にも消えて貰うことになる。あの人みたいに。
そういうこと、タイムダイバーさん?」
イングレッタ「そうよ。これ以上立ち入るならね」
ラキア「こんなつまらないモノのために私は捨てられたわけか。
でも、それをがむしゃらに追いかける姿に私は惚れたのよね。
ままならないわね人生」
イングレッタ「諦めてくれた?」
ラキア「はなっから私がこの旅で見たかったものはこんな三文推理小説の種明かしよりもしょーもない真実なんてものじゃないわ。
でもね。知ってる?
私タイムダイバーって大っ嫌いなの」
イングレッタ「貴女じゃ私に勝てないわ」
ラキア「知ってる?
恋する乙女は無敵なの」
イングレッタ「・・・」
ラキア「でも、私はもう恋する乙女じゃない、恋に破れた女」
イングレッタ「何が言いたいの?」
ラキア「知ってる?
恋に破れた女は八つ当たりするものなの。
ファービュラリス、ショータイム!」
イングレッタ「来なさい!アストラナガン!」
ラキア「ったく、あのアホタイムダイバー少しは手加減しなさいよ。
こっちは十年来の病み上がりなのよ。
エンジンがかからない!
こんなとこからどうやって帰れってのよ!」
ズズズズズズズズ
ラキア「陸上戦艦?」
???「アイヤー、戦闘光が確認されたから来てみたけど、もう終わった後みたいアルね。
そこに転がってる機動兵器のパイロット、大丈夫アルか?じゃ、なかったネ。
こちらノイエDC所属シロガネU艦長シァンリー・リンジュン。
そちらの所属と階級氏名を述べよ」
ラキア「シロガネってライノセラス級じゃない」
シャンリー「ガワはライノセラスでも心はスペースノアヨ!
無駄口たたいてないでさっさと答えるネ!」
ラキア「OG高校所属一年のラキア・ラドクリフよ。
エンジンがかかんないのよ。ちょっと近くの町まで乗せてってくれない?」
シャンリー「OG高校?アイヤー、奇遇ネ。
ワタシも一時期OG高校に通ってたネ」
ラキア「なんでOG高校の学生がこんな僻地で陸上戦艦の艦長やってるのよ?」
シャンリー「それはこっちの台詞アル。
なんでOG高校の学生がこんな僻地で機動兵器で戦闘してるカ?」
ラキア「実は斯々然々で」
シャンリー「ほ〜斯々然々ネ。
ってそんなので誤魔化されないヨ。中国人バカにするのもいい加減にするヨ!
ここはノイエDCがケツ持ってる地域ネ。ここでの勝手なドンパチはワタシたちすごく困るのヨ!」
ラキア「ごめんなさい。話せば長くなりそうだから」
シャンリー「もういいアル。収容するヨ。
近くの町に着くまでに全部喋ってもらうヨ。
最近のOG町のことも知りたいしネ」
ラキア(とりあえず足ゲット!
私も南極に戻ってたから、最近のOG町の事情なんて知らないけど、ま、いっか)
ラキアのキャラがよくわからない
つかこの人がラキアはどうゆうキャラだと思っているのかがわからない
ラキアの性格は母親のラキそっくりだったんだけど、最近になって改変されてるなあ
ラキアがどういう性格でどういう能力の持ち主か書かれてない。
つーかラッシュとかラキアとか真龍とか何年経ってもキャラ立たない出来損ないは
すっぱりリストラした方がいいと思うよ。
ゼラドとかと絡まないならこのスレに書く必要もないんだし。
いつからテメェ等そんなに偉くなった、とここ最近あらゆるシーンで感じる。
最近サルベージや新キャラ多いね
うまくいってるかどうか別にして
>>275 よう、口調も態度も落ち着かない出来損ない
創作キャラにはいつも手厳しいな?
あとは議論スレでやれ
嫌いならスルーが基本だろ
【レシタール家】
ルアフ「そこに座りたまえ、ランディ1/2君」
ランディ「なんですか、日曜日にわざわざ」
ルアフ「本日、僕らの5期鬼太郎が最終回を迎えてしまったのを、君も観てくれたと思う」
ランディ「すんません、起きたら『アッコにおまかせ!』も終わってて」
ルアフ「君、歴史の単位あげない」
ランディ「ウソです、すんません、ギャグです冗談です。ちゃんと観ました」
ルアフ「まったくもう、君の冗談はつまんないんだから」
ランディ「恐縮です」
ルアフ「たまに出てくるセミレギュラー的なキャラの話で最終回を迎えてしまったこと、
『トイ・ストーリー』の吹き替え下ろされたことで有名な君なら思うところあると思う」
ランディ「『トイ・ストーリー』の吹き替え下ろされたことなんかないっすよ」
ルアフ「どうしてこんなことになってしまったか、わかるかい!」
ランディ「オモチャ売れなくて、映画もコケたからじゃないっすか」
ルアフ「なんでそんなことになったのかわかるかい!」
ランディ「なんか、ちっちゃい子はあんな妖怪でも怖がって観たがらないって聞いたことありますけど」
ルアフ「5期鬼太郎の妖怪が怖いんじゃ、3期のエンディングとか4期とか見せられないじゃないか!」
ランディ「あと、主題歌で『会社も仕事もない』っていってるのに、
なんか5期の妖怪は妙に俗っぽかったのが」
ルアフ「元々鬼太郎はチョコレートひとつで仕事するようなヤツだったよ!」
ランディ「そんなこと俺にいわれても」
ルアフ「ロリコンだよ! 鏡爺がロリコンだったから映画コケたんだよ!」
ランディ「鏡爺は3期のころからロリコンだったじゃないっすか」
ルアフ「君はロリコンだそうじゃないか」
ランディ「そんな事実ないっすよ。
やめてくださいよ、俺のロリコンイメージ広めようとするの」
ルアフ「先生、教育者としてね、
髪が赤くなるとかいう変態体質以外は、
単にイジられ倒されてるだけで根は割と普通の生徒が、
幼女捕まえては、やれ自分は地底世界の出身だの、
やれ風の精霊がどうしただの、プラーナの流れがどうの、
スピリチュアルな妄言吐いてるかと思うと、心配で心配で」
ランディ「だからぁ! なんでこの町のひとはラ・ギアスを
俺の妄想の産物だって思いがちなんすか!」
ルアフ「だってこないだマサキさんが来て、
『もう会うこともねえかも』とか挨拶してったし。
なぜか手に洗髪料持ってたけど」
ランディ「親父の存在を知ってるなら、ラ・ギアスの存在も信じてくださいよ!」
セレーナ「やめなさいよ、もう。
失業したわけでもないのに日曜日に生徒さん呼び出してグチるの」
ルアフ「セレーナぁ〜、だって、だって、フジのエラいひとがさぁ〜」
セレーナ「ほら、レバニラ炒め作ってあげたから、元気出しなさい」
ルアフ「セレーナぁ!」
セレーナ「いい気にならないでよねっ!
あんたがショックでコーラサワーとかと結婚式上げだしたら、
ご近所で肩身が狭くなってあたしが困るってだけなんだからねっ!」
ルアフ「奥さぁ〜ん! 僕、今夜はガンバるよ!」
セレーナ「やめなさい、生徒さんの前で」
ルアフ「頑張って、新次元大介の役もらってくるよ!」
セレーナ「なんでよりにもよって次元大介の座を狙うのよ!」
ルアフ「ルパン組のみなさん、全員可愛そうなくらい老いてたんだもん!」
ランディ「レイナんとこの両親は仲いいよなあ」
レイナ「いっそ仲悪けりゃよかったんだけどね」
ルパン組www
確かになぁ、歴史古いからなぁ……
ただ、井上さんにはもっぺんギルダーさんの声をあてて欲しいぜ……
【バランガ家】
ゼオラ「アラド! ちょっとそこ座りなさい!」
アラド「なんだよ、よせよお客さん来てるのに」
ゼオラ「何度もいってるでしょう! 布団の中にお菓子持ち込まないで!」
アラド「だって、夜中お腹空くじゃんかよ」
ゼオラ「夜中お腹空くようなことしなけりゃいいじゃない!」
アラド「それはそれで、お前拗ねるじゃん」
ゼオラ「そういうことを子供たちの前でいわない!」
アラド「俺、どうすりゃいいんだよ」
ゼオラ「お菓子食べるのやめなさい!」
ゼラド「あ〜、ビックリした」
ルナ「夫婦ゲンカといっても、大したものではなさそうだしそう心配することもあるまい」
ゼラド「布団の中って、お菓子持ってっちゃいけなかったんだ」
ルナ「ああ、それはいけないだろうな」
ゼラド「でも久しぶりに見たな、夫婦ゲンカ」
ルナ「ああいうことは、よくあるのか?」
ゼラド「う〜ん、ドラマとかに出てくるみたいな、
お母さんがキーッってなっちゃうのはあんまないけど、あの程度のなら2月に1回くらいかな。
ひと晩経ったら仲直りしてるんだけどね」
ルナ「そうか。そういえばキャクトラの家も、
スペクトラがよくキャリコを引っかいているが、
1時間30分ほどどこかへ消えたかと思うと普段以上に仲良くなっていた」
ゼラド「きっと、夫婦には必要なことなんだよ!」
ルナ「そうか・・・・・・」
ゼラド「あっ! ゴメン! わたし」
ルナ「そんな顔をするな。気にしてなどいない」
【クォヴレールーム】
アルマナ「クォヴレー! 夫婦ゲンカをしましょう!」
クォヴレー「なにをいっているんだ」
アルマナ「可愛いルナの望みなのです! 夫婦ゲンカをしましょう!」
クォヴレー「夫婦ゲンカというのは」
アルマナ「わかりました、この書類にハンコを押してください!
然る後に夫婦ゲンカをしましょう! そして今まで以上に懇ろになりましょう!」
クォヴレー「何故ハンコを」
イングラム『なあ、わかってんのか久保。
お前いまプロポーズされてるぞ』
アルマナ「いやだっ、わたくしったら、そんな、無理強いするつもりなんか!
ただ、ルナのことで頭がいっぱいになって」
クォヴレー「謝るな、お前はなにも悪いことなどしていない。
俺の方が、ただ驚いただけで」
イングラム『あのさあ、お前ら今年でいくつになるんだよ。
実年齢だけでいったら中年だぞ』
アルマナ「悪い母親ですわね、わたくしって」
クォヴレー「ばか、お前は、本当にばかだ」
イングラム『気持ち悪っ! この純情中年ども、気持ち悪っ!』
途中でアニメ見られるのと、途中でお菓子食べるれるのはどっちが最悪なんだろう
久保とアルマナ様が喧嘩したら星の一つや二つは吹っ飛ぶ惨事になりそうだが
ゼラド「それはそうとキャリコさんたち一時間30分でどうやって仲直りしてたのかな?」
ルナ「・・・ふむ、聞いてみるか」
ルナ「そなた知っておるのではないか?」
キャクトラ「!!」
ゼラド「?」
ルナ「顔が赤いぞ?どうした?」
キャクトラ「そ、それは・・・」
ルル「(にやにや)」
ハザリア「なにを慌てているかこのムッツリめが。要するにガドル・ヴァイクランしてむぼぅ!?(ドスッ)
ラン「コラ!真昼間からなんてコト言うとるの!」
ゼラド「(ガドル・ヴァイクラン・・・)」
ラン「・・・そゆことはお父さんお母さんに聞いたほうがええと思うよ、うん」
ラン「ところでルルちゃん?坊ってあの御二人さんと
ルル「お兄様でしたら先日「俺は魔法使いを目指すのだ!」とか熱く語ってましたわw」
ラン「へ、へぇ〜・・・」
どうでもいいが久保は実年齢なら第二世代たちより数年年上なだけだよな
アルマナ様は中ねアッーーー
<それぞれの家の夫婦仲>
バランガ家:仲良し。たまにゼオラが怒る。
レシタール家:意外と仲良し。
イェーガー家:旦那留守がちだけどラブラブ。
マクレディ家:旦那遊び倒してるけどラブラブ。
ゾンボルト家:けっこう普通なんじゃね。
ナンブ家:意外と亭主関白だったような気がする。
ダグラス家:夫婦といっていいやらわからない。
アーディガン家:夫婦仲以前の問題だよね。
ミツハル「円満な家庭なんて大嫌いですよ」
【竜巻亭】
マーズ「ねーねー、おかーさんが3人もいるって、どんな感じなの?」
克夜「別に特別なことはないよ。
普通の家より三倍騒がしくて、三倍食費がかさんで、三倍幸せなだけさ」
マーズ「うぉー、かっちょえー。
ねーねー、おかーさんたち同士でケンカしたりとかはねーの?」
克夜「見たことないな。
いまも、お父さんも含めて四人仲良く一緒のベッドで寝てるよ」
マーズ「すげー、なにがすげーって、紫雲統夜サンの生命力がすげー。
ただっぴれーヴァルストークで、ひとりサミしくトレイラーやってるおやじが聞ーたら、
生きてるのがイヤになっちゃいそーだよ」
克夜「アーディガンさんは奥さんがいないのかい?」
マーズ「いねーよ。カノジョもいねーや。
せっかくコブがいなくなってんだから、ハゲみゃーいーのに」
克夜「アーディガンさん、生きてて楽しいんだろうか」
マーズ「あ、やっべー。紫雲家のひととおやじ会わせたら、自殺のキケンすらあるよ」
マーズ「んで、ひとり暮らしするお部屋が欲しーってこったけど、ここなんかどーよ。
ミナミ向きだし、駅チカだし、フローリングでロフトもあっし。
おれが引き受けてる物件なんざー、このミゾユーの不景気でオーナーも借り手もどっか行っちまってんのばっかだかんね。
借り手が付くだけでありがてーから、お値段はだいぶベンキョーできちゃうよ」
克夜「うん、いいね。近くにコンビニもあるし」
マーズ「保証人はどーすんの?
おとーさん月だよね? レンラクにジカンかかっかな」
克夜「我が師アル=ヴァン、8500円でお願いします」
アル=ヴァン「我が愛弟子克夜よ、1万5000円は出してもらわないと」
克夜「僕は我が師に1万円以上使わないと決めているんです」
マーズ「和菓子で髪が青っぽいってこたー、テレビアニメ版かー。
アル=ヴァンって、どっかで聞ーた名前だな。
あーあー、アル=ヴァン・ランクス、
業務内容がよくわかんねーけど、なんかカイシャやってんのか。
うっさんくせーけど、まー、いーや、このオッサン自体に信用力はなさそーだけど、
いざともなりゃーヨメから取り立てるだけさ」
アル=ヴァン「妻はカンベンしてくれ」
克夜「よし、契約しよう」
マーズ「ちょい待ち。家賃のアテはあんのかい?
このミゾユーの不景気に、ガッコ行きながらのバイトってなぁー、
ちぃーっと探すの難しーと思うよ」
克夜「職ならすぐ見つかると思うよ。
痩せても枯れても紫雲家長子。
ボイラー技士、クレーン・デリック運転士、発破技士、
ガス溶接作業責任者、自動車整備士。
資格取得に余念はない!」
マーズ「おー、ガテン系の資格の数々」
克夜「痩せても枯れても紫雲家長子!
ハーレム建設にあたり、生活力は必要不可欠!」
マーズ「おぉーっ、さすが、おかーさんが三人もいる家のヒトはカイショーがちげー!」
克夜「それで今度は、ソムリエの資格を取ろうと思ってるんだ」
マーズ「ん? このヒトはひょっとしたら、ただの資格マニアなのかもわかんねー」
アーディガンさんは久保の次くらいにフラグを立ててるが本人が気づかずスルーしてそう
【OG公園】
ゼラド「お願い譲って!」
クリハ「いいや、ゆずれない!」
ルナ「いやいやいや、この場所は以前より生徒会が」
咲美「ええと、B組が」
トウキ「なに揉めてんだ?」
クリハ「あっ、トウキくん!」
ゼラド「花見の場所取りで」
トウキ「どこでも好きなとこ使えばいいじゃねえか。
桜なんて、そこらじゅうでいっぱい生えてるんだから。
そりゃまあ、これ、ずいぶん立派な桜だけどさ」
ゼラド「ここじゃないとダメなの!」
トウキ「どうしたんだよ」
ルナ「信じているわけではないが、この桜の木には伝説があっての」
咲美「昔々、一匹の鬼がこの桜の木の下で死んでたんですって。
その鬼は人間が大好きで、死んだのも人知れず人里を守ったからだそうなの。
それで、いまでも一年に一度、鬼の命日にこの桜の木の下でお花見をした人間の願いを叶えてくれるんですって」
ゼラド「その命日っていうのが、今日なの!」
咲美「でもその鬼は大層引っ込み思案で、ひとが二人以上集まると逃げてしまうそうなの」
トウキ「へえ、それで揉めてるってわけか」
ルナ「恥ずかしながら」
トウキ「よしわかった! この場は俺に仕切らせてもらう!」
ゼラド「仕切るって!?」
トウキ「決まらないものは決めればいい!
しかし、斬った張った殴った蹴ったで決めるのでは、
文化教育を受ける学生として、あまりにもお粗末!
折しも今日は4月1日! エイプリルフール!
もっともハンパないウソをついた者を勝者としようじゃないか!」
ルナ「なんと滑らかな弁舌なのだ!」
トウキ「司会はわたくし、バイトのトウキが務めさせていただきます!」
咲美「誰に雇われたバイトなの!?」
ゼラド「トウキくん、目が輝いてる!」
ルナ「なぜ司会に生きがいを感じつつあるのだ」
トウキ「解説のラーナさん! お願いします!」
ラーナ「いったい、ウソつき大会のなにを解説しろって言うんですか。
ちょっとコンビみたいに扱うのやめてください。
カノジョさんいるんだから、カノジョさんと組んでください」
トウキ「そのカノジョ、クリハさんが一番手です!」
クリハ「わたし、一生この胸のまんまでいいーっ!」
カーン
ラーナ「5点です」
クリハ「えっ!? けっこう思い切ったウソだったんだけど」
トウキ「バカヤロウ! お前は、なんのために胸を大きくしたいだなんていってるんだ!
俺が胸の大きい小さいで選ぶ男だと思ってるのか!
ああ、たしかに俺はD以上の胸が好きだ!
持ってるエロ本は全部巨乳系だ!
でもな、それと恋とは違うだろ!
俺にとってお前は、胸とかDとか全部超越した存在なんだよ!
それともなにか! お前、巨乳好きな男にでも心移りでもしたのか!」
クリハ「そんなことない! わたしはただ、トウキくんの理想の女の子になりたくて!」
トウキ「だったらもう、お前は完成体だーっ!」
クリハ「トウキくーんっ!」
ラーナ「次行ってください」
フィリオ「桜の下には死体が埋まっているという。
来年にはもう、僕はこの桜の下にいるのかもしれない」
カーン
ラーナ「0点」
フィリオ「おかしいな。命をテーマにした、だいぶ重いウソだったのに」
トウキ「いまのをウソだと認めたくありません、次!」
咲美「実はわたし、ものすごく生徒会長になりたかったのーっ!」
カーン
ラーナ「3点」
トウキ「それさ、ウソじゃないんじゃないのか?」
咲美「ウソよ! 生徒会長なんて、当選したらどうしようかと思ってたわよ!」
ラーナ「2月に1回ペースくらいで、
『あのとき当選してたらその後の人生変わってただろうな』
と思ったことがないと、言い切れますか?」
咲美「やめて! 心を抉らないで!」
ゼラド「実はわたし、お兄ちゃんじゃなくって、
ちいちゃいころから近所に住んでる幼馴染みの男の子のことが大好きなのーっ!」
ラーナ「えっと」
トウキ「中断、中断! 審議入りまーす!」
【司会席裏】
トウキ「円陣!」
クリハ「どう思う、いまの?」
ラーナ「本人がウソっていってるんだから、ウソなんじゃないんですか」
トウキ「引っかかるのは、『近所に住んでる幼馴染みの男の子』なんていうややこしい言い回しだよな」
クリハ「単にウソつくなら、そのへんの犬とかおじいさんとかでいいのに」
トウキ「ウソって、意外と本心出るからなあ。
ポロッと自覚してない感情が出ちまったのかも」
クリハ「待って。わたしたちなんとなくヴィレアムくんのことだと思ってたけど、そうなのかしら。
『近所に住んでる幼馴染みの男の子』って、あと何人かいるし」
トウキ「えぇっと、スレイチェル先輩はよくわかんないとして、ゼフィア先輩と・・・・・・。
あれ、けっこう少ねえな。
あとは俺とミナトぐらいか?」
クリハ「ゼラドったら、まさかトウキくんに横恋慕を!」
トウキ「バカヤロウ、もしそうでも、俺の心は決まってるぜ」
クリハ「やだ、もう」
ラーナ「あの、わたし、女子中学生なのでそういう恋愛の機微とかわからないんですけれども」
クリハ「中学生でも、恋は知ってるでしょう?
だってわたしは、あのころからトウキくんを」
トウキ「そうだったのか、気付いてやれなくて、悪かったな」
クリハ「いいの。言い出せなかった、臆病なわたしが悪いんだから」
トウキ「ははは、怖がり屋さんだな、クリハは」
クリハ「えへ、トウキくんについては、怖がりなの」
トウキ「こいつぅ」
ラーナ「すみません、次行ってください、次」
ルナ「では、わたしは、まだお父様のことを許していないーっ!」
【公園の入り口】
ビシッ ビシビシッ!
クォヴレー「今日はまた、ずいぶんと動きまわるな」
ヴィレアム「悪いがあなたを追い詰めさせていただく!」
まだお父様のことを許していないーっ!
いーっ!
イーッ!
イーッ!
クォヴレー「なっ!」
ヴィレアム「隙有り!」
ずびしっ!
ヴィレアム「やったぞ! ついに久保さんに一撃入れた!」
トウキ「あ、ヴィレアムだ」
クリハ「あ〜あ、ヴィレアムくんだ」
ラーナ「よりにもよってイェーガーさんです」
咲美「この場で、ヴィレアムくんだ」
ヴィレアム「なんだよ! このまんじりともしない雰囲気!
なにがあったんだよ! 少しは俺を祝福しろよ!」
【少し離れた桜の木の下】
ハザリア「だからなぁ〜、俺は、ほんとのところ貴様には感謝しておるのだ」
マリ「はいはい、エイプリルフールエイプリルフール」
ハザリア「ちゃんと聞かんかぁっ!」
マリ「近い、顔が近い。あと酒臭い。
お前、普通に飲酒するのやめろ」
ハザリア「貴様がなぁ〜、おらなんだら、俺はぁ〜、舞台など、とぉ〜に投げ出していた」
マリ「うるさいなあ」
ハザリア「頼むから俺を捨てないでくれっ!」
マリ「しがみつくなよ、暑苦しい」
ハザリア「俺は貴様がおらんとダメなのだぁ〜っ!」
マリ「わかりきったこというなよ」
トウキ「なにをしてるんだよ」
マリ「わぁっ! 違うよ、これは違うよ!」
ラーナ「なにが違うんですか」
クリハ「ああ、エイプリルフールだから」
ラーナ「あ、なるほど」
マリ「だから、違うんだって!」
ゼラド「マリちゃんたちは、伝説の桜の下でお花見しないの?」
マリ「伝説? なんだそれ」
ゼラド「ほら、あそこに見える。
あの下でお花見すると、願いが叶うんだって」
マリ「あの木が? わたし、よくこの公園来るから知ってるけど、
あの木って1年くらい前に植え替えられたんだぞ」
ゼラド「え?」
マリ「なんかのコンクールで優勝した木を、町が買い取ってきたんだってさ。
だから、まわりの桜より立派だろ?」
ゼラド「じゃあ、伝説って」
ハザリア「むにゃ。桜の下にはぁ〜、鬼がいる。
人恋しくて泣いているぅ〜、悲しい悲しぃ〜い、鬼がいりゅ」
咲美「なんでハザリアくんが伝説の一節を?」
マリ「なにいってるんだよ。これ、次の舞台のセリフだよ。
桜の木の下で泣き続けている鬼が、ひとりぼっちの女の子と交流するって」
クリハ「それ、まだ公演してないよね?」
ゼラド「なんでそれが伝説だなんていって広まってるの?」
マリ「わたし、よくここでホン読みしてるから、
塾帰りの小学生なんかが聞きつけたんじゃないのか?」
咲美「じゃあ、伝説の話は」
マリ「尾ひれだろうな」
クォヴレー「そうか、ルナは、まだ俺のことを・・・・・・。
無理もない。長い間ほったらかしにしてきたのは、この俺だ。
受けて当たり前の報いすら忘れていた、俺など」
ルナ「お父様!? 申し訳ありません!
まさかいらしたとは思わず!
違うのです! いまのは、エイプリルフールという地球の風習で!」
クォヴレー「いいんだ、ルナ。
エイプリルフールだからといって、ウソまでいって俺への憎しみを隠そうとする必要はない」
ルナ「お父様! わっ、わたしは! お父様にお会いできて嬉しくありません!
これからまた、ずぅっとお父様と一緒に暮らしません!
今日はエイプリルフールではありませぬから!」
ラーナ「なんですか、あれ」
トウキ「ウソ800だよ」
ラストの帰ってきたドラえもん吹いたwww
まあ父様父様言ってるけど心のどこかでは許してないってのも良いと思うね
それはそうとヴィの字vs久保ってどんな感じなんだ
バイオ5のクリスvsウェスカーみたいな感じか
久保「駄目だな、全然駄目だ」的な意味で
その審議にきちんとした結論が出たときがこのスレの終わりなんだろうか
ここまで付き合ってきたからには見たいような、一生見たくないような
酒の力を借りないとダメなんて本当にハザリアはへたれだな
親が親だからな
結局最終回は超兵に頼らなきゃ活躍できなかったし
ランル「ガンガンとヤングガンガンばくっ付けて!
これが噂のガンガンスパナ!」
ラーナ「素晴らしいです、ランルさん。
ヤングガンガンの方が、ものすごくバサバサしちゃってます」
アクア「懐かしいわね。
先生も昔、ガンガンを読んでた時期があったわ。
シリアス展開の中に容赦なくギャグが入ってくるハーメルンや、
後半がかなりぐだぐだしてたパッパラ隊、
キンタローが出てきたと思ったらしばらく休載してて」
ランル「なんの話ばしちょお?」
ラーナ「別の雑誌と間違えていませんか?」
ランル「『逆襲!パッパラ隊』は『Comic REX』の連載ちゃ」
アクア「えぇっ、なによレックスって! 恐竜物語!?
ガンガンよね、少年ガンガンよね!
『ドラゴンクエスト』やってるときに、小学生がひたすらガンガンいってるCM流してた!」
ラーナ「なんでドラクエのCMの中に、さらにドラクエのCMが入ってくるんですか」
アクア「CMじゃなくて勇者アベル伝説! 最終回がまさに伝説だった!」
ランル「なんばいうちょるかわからんちゃ」
アクア「昔じゃない!
ドラクエW出たばっかりのころにドラクエ狩りされた過去は、そんな昔のことなんかじゃない!」
ランル「ドラクエ狩りって、歴史の授業で聞いたちゃ」
ラーナ「されてたんですか、ドラクエ狩りを」
やはり、アクア先生とは良い酒が呑めそうだ。
年齢はアクア先生の方が一回りくらい取ってそうだが
昭和のノリを引きずることって切ないことなんだね・・・
アル=ヴァンはカルヴィナから逃げてきたというより、逃げられた感じする。
そんで、カルヴィナは母子家庭で頑張ってるイメージ。
今まで仲良い親子ばかりだから、新しく出てくる父親は駄目亭主って思えてくるな。
というかバイトスレのアル=ヴァンなんじゃね?
ゼフィア「戻ってきたのか、紫雲」
克夜「やあゾンボルト先輩、久しぶりだね」
ゼフィア「以前は付けられなかった決着を付けるか」
克夜「ああ、武者ジュデッカと騎士ジュデッカのどちらが強いかという、あの」
ゼフィア「そちらではない! 剣だ!」
克夜「ああ、僕は剣道部に入るつもりはないよ」
ゼフィア「お前は、剣を捨てるというのか!」
克夜「捨てるつもりはないけど、元々僕のは剣道よりもフェンシングに近いし。
あと、剣道部って地味だし臭いし御婦人の受けが悪いから」
ゼフィア「この軟弱者め!」
克夜「御婦人を愛し御婦人の愛を勝ち得るために己が身を磨くことの、
なにが惰弱というのか!」
ゼフィア「ぬぅ・・・・・・、なぜ若干トミノ調に」
克夜「そんなことよりも合コンをしよう。
三年生にもお美しい御婦人がいると聞いている」
ゼフィア「お前は命がいらないのか」
【翌日】
克夜「決闘だ!」
ゼフィア「朝からなにをいっている」
克夜「昨日の合コンにおける、ゾンボルト先輩の態度!」
ゼフィア「合コンではない。お前を面通ししただけだ」
克夜「御婦人をああもないがしろに扱うとは、なんたること!」
ゼフィア「いや、あれはいつも通り」
克夜「いつもからあれか! 騎士として、いや男として許せん!
構えろ!」
ゼフィア「やるというなら、負けるつもりはないぞ」
ゼラド「剣道とフェンシングで戦ったらどうなるの?」
トウキ「前にトリビアかなんかでやってたときは、フェンシングが勝ったな」
ミナト「ほんとに斬り合いするんならともかく、
スポーツとしてやるんならスピードもリーチも圧倒的にフェンシングのが上だからな」
トウキ「なんかさ、ゼフィア先輩が勝ってるとこ、見たことないんだけど」
クリハ、レラ、リトゥの3人にMojipittannを歌わせてみた
レラもリトゥもそれほど控えめじゃないぞ
レラはBリトゥはCあったような(念動爆砕
ゼフィア先輩は結構可哀想だよなぁ
努力しても全然報われないし
ゼフィア先輩は努力でどうにもならない領域を努力で何とかしようとしてるからなあ
ぶっちゃけ無駄な(余りにひどい言葉なので自重)
ゼラドはお椀型
レイナは釣り鐘型
リトゥは眼鏡型
咲美は咲き乱れていない
もういっそ人体改造とかで人間やめちゃったらどうかな?>ゼフィア
イングレッタ「・・・見つからない」
アストラ「何かなくしたのかお嬢?」
イングレッタ「この前拾った卵、見なかった?」
アストラ「あの人間の顔のパーツがバラバラについているものか?」
イングレッタ「赤いやつ」
アストラ「見てないな」
イングレッタ「ゼラドにあげようと思っていたんだけど・・・どこにだろう?」
ゼフィア「む?・・・卵?」
>>310 覇王の卵www
グレ子なんつーやばいもんを拾ってんだwww
ゼラドならともかくゼフィア先輩がゴッドハンドになるとは思えないww
使徒になったとしてもコッコ言っててジュドーの投げナイフでやられたアイツだな
>>271 ラキア「私はね、自由に生きるって決めたの。
思い返せば私の人生は本当に自由がなかった。
幼い頃から病という枷に囚われ、外で元気に遊ぶラッシュを羨みながら見ることしかできなかった。
ベットから動けない私に今日は外でどんな風に遊んだか楽しそうに話すラッシュに笑顔を向けながら心の底から恨んでいた。
初恋もまた肉親と言う倫理の壁に阻まれ、成就されることはなかった。
あの時そんなこと気にせずにさっさと押し倒して私の良さを教え込んでおけば・・・
子供の一人でも拵えておけば、男の夢なんてくだらないものに逃げられることはなかったはずなのに・・・
だから私はもう縛られない。常識からも倫理からも母さんのデッドコピーな喋り方からも。
この世のありとあらゆるものから私は自由に生きる!」
シャンリー「オマエのこれからの生き方とか同情すべき過去とかどうでもいいネ。
それで他人に迷惑かけて良い事にはならないアル」
ラキア「迷惑?」
シャンリー「なぜ不思議そうな顔するヨ!
近くの町までで良いって言ってたアル。なんで基地まで付いて来るカ?」
ラキア「旅費が底を着いてたのを忘れてて、自由に生きるってお金がかかるのね。
修理ドックぐらいあるんでしょ。貸してくれない?
せっかく貴重な情報をいっぱい教えてあげたんだしさ」
シャンリー「確かにハザリアが二股の末刺されて死んだとか、ルナ会長がリコールされて赤月咲美が生徒会長になったとか
驚天動地の新情報アルけど、そんなのワタシの一存で決められないアル。
ここの責任者に話しつけて貰わないと。
アイヤー!噂をすれば来たアルね」
シャンリー「バチュン、こっちアル!」
バチュン「なんで君もそう呼ぶかな。バチュンは名前じゃないと何度言えばわかるんだ・・・
で、シャンリー。結局あの戦闘光はなんだったんだ?
先の通信の『学校の後輩が失恋した腹いせに八当たりで返り討ち』じゃ意味がわからないぞ」
シャンリー「そのままの意味ネ。ワタシの横にいるこの・・・」
スタスタスタ チュッ
シャンリー「アイヤー!」
バチュン「何するんです!」
ラキア「キスしたのよ。
次に会うのが男だったらキスしようって決めてたの。
生の唇も悪くないわね。
ん〜顔は合格点。身長はもうちょっと欲しいかな。でも、あの人と同じ褐色の肌ってところはポイント高いわね」
シャンリー「話聞く限りだとオマエの想い人は褐色の肌じゃなくてウェルダンに焼け焦げてるだけネ」
ラキア「ねえ、貴方、私と恋しない?」
バチュン「な、何言ってるんですか?」
ラキア「そのままの意味よ。私の男にならないかって言ってるの」
バチュン「シャンリー、誰なんだこの娘は?」
シャンリー「ワタシの学校の後輩アル。ウチらのシマでドンパチやってたバカ女ネ。
付き合ってやればいいアル。
そんで、ヤるだけヤって捨ててやればいいアル
そうすればバチュンも童貞捨てれて、その世の中舐めてる女も人生の厳しさを知る一石二鳥ネ」
バチュン「シャンリー、これも何度も言っているが、わたしは童貞ではない。
お嬢さん、何があったかは知りませんが、そんな自分を安売りするようなことをしてはいけませんよ
もっと自分を大切にしないと」
シャンリー「そんなエセ紳士ぶってるから、あっちの童貞は捨てれてもホントの童貞は捨てられないアル」
バチュン「黙ってなさい!」
ラキア「ねえ、ダーリンお願いがあるんだけど・・・」
バチュン「勝手に話が進んでる!」
ラキア「私のファービュラリスがアホタイムダイバーのせいで壊れちゃったの。
ダーリンこの基地の偉い人なんでしょ?
ね〜お・ね・が・い・直して」
ピト ムニュ
バチュン(柔らかい何かがわたしの腕に・・・)「そ、そう言われましても・・・」
シャンリー「そうヨ!そんな女の言うこと聞くことないアル!
そんな女の機体直すより、さっさとワタシのシロガネUにテスラドライブを取り付けて、宙間戦闘用の気密処理を施すヨ!」
バチュン「君もどさくさにまぎれて無茶な要求をするんじゃない!」
>>309 ルナはー?
ディストラ「・・・・・・」
アオラ「お姉ちゃん、さっきから同じ場面ばかり繰り返し見てる気がするけど…」
ディストラ「機動戦士ジュデッカ00(アインソフ)よ、アオラちゃん」
アオラ「いや、それはわかるんだけれど…、
何で2期最終回のジュデッカエクシア登場から相打ちまでを何回も見てるのさ?」
ディストラ「この子(エクシア)見てるとね…、とても他人の気がしないの…」
アオラ「(・ω・`)?」
ディストラ(愛する主人の為に颯爽と現れ、初恋の女や
浮気相手の存在を徹底的に許さない…
わかる、そして伝わるわ! 貴女の主人への深い深い愛が!!)
エクシアってサルファのディス姉並みにヤンデレだよね
ルナは、若干垂れてるような気がする
運動不足っぽいし
生真面目だからちゃんと体も鍛えてるんでない?>姫さん
ルナ「暖かくなってきたの」
ゼラド「お花見の季節だねえw」
レイナ「あんたは花より団子でしょうが」
ただ一時期,性別隠すためにサラシまいてたらしいからな
ちょっと形崩れしてるかm…
あぁシュウヤに強制的にブラ付けられてたな…
ルナやゼラドは騙されやすいしな
いやー、昨日のセカンドはやられました。はめられました。
第一ロッター・・・・・小カタメ少なめ 第二ロッター・・・・・小カタメ
第三ロッター・・・・・小カタメ麺半分 第四ロッター(わたし)・・・大
見事デスロットです。今思うと前の三人、確信犯だったと思う。
知り合い同士みたいだったし(てかよく見るとわたしの叔父さんたち、のようなものw)、第三ロッターのウルズさんがわたしの食券見た後、前二人とひそひそ喋ってた。
『ゼラドちゃん、ロット乱しにして恥かかしてやらない?w』こんな会話してたんだろうな・・・
いつも大を相手にしてるわたしに嫉妬してんだろうな。陰険なやり方だよ。正々堂々とトロンベで勝負しなさいよ。
正直ロットタイムは心臓バクバクだった。でもわたしは覚悟決めた。この卑劣な人たちに勝負挑んだよ。
ロット乱してレーツェルさんに恥かかせるわけにはいかないし、一応ここの常連の看板背負ってるしね。
焼け石に水かも知れないけど、一応ヤサイは少な目コール。
三人もさすがよく来てるだけって(あえて常連とは呼ばない)素早いフットワークだった。
やきもきしながらわたしも遅れて戦闘開始。タイムラグは二分近くはあったと思う。
今わたしがすべきことはトロンベを味わうことや、ロットリズムを楽しむことではない。
『いかに早くこのブツを胃袋にぶち込むか』
これだけを考えた。
結果ですが、なんとか三位に入ることができました。叔父さんたち、のようなものの唖然とした表情はわたしの最高のデザートだった。
平常心を装ってさりげなくいつも通りの『ごちそうさまでした』とレーツェルさんに軽く会釈。
その時、レーツェルさんと目があった。レーツェルさんの目は少し笑っているようにも見えた。わたしもついにレーツェルさんに認められたかなw
三馬鹿トリオがその後どうなったのは知りません。しかし一言だけ言わせてもらいます。
『勝負する時は相手を選びなさい』
以上レポです。チラシの裏すみません。
>>320 ごめん何のネタなのかわからない。ロットって何?
>>320 ギルティー。ゼラドなら、全マシお代わり余裕でしたwwwだろ
>>322 ノットギルティー。量の問題でいえば余裕だろうけど、ロッドファイトで考えたら大対小で2分のタイムラグでしかも相手はアラド素体でさらに強化した存在、
三位に入った時点で大健闘だと思うよ
個人的にはもうファースト任しちゃってもいいんじゃないか思うくらいの大健闘だよ
sage
ごめん誤爆
【B組】
ランディ「カッちゃんさあ」
克夜「なんだい、Pちゃん」
ランディ「Pちゃんじゃねえけど、サンデー読んでるならまわしてくれよ」
克夜「ルミコ先生は載ってないよ?」
ランディ「俺はべつに特別ルミコ先生のファンなわけじゃねえ!
ちょっと『人魚』シリーズには並々ならない思いがあるだけだ!」
克夜「ルミコ先生は、この先良質な短編をたくさん発表していって欲しいよね」
ランディ「ルミコ先生の今後の方向性についての希望なんてどうでもいいよ。
俺は『史上最強の弟子ケンイチ』が読みたいだけだ!」
克夜「待ってくれ。まだ『クロスゲーム』を読み終わっていない」
ランディ「また、わかりやすいもん読んでるな。
なあ、お前ハーレム作るとかいって、作れてるのかよ」
克夜「順調だよ。先日も、電卓技能検定の段位を取得したんだ」
ランディ「なにがどう順調なのかわかんねえよ!
電卓打つのに資格があるなんて初めて知ったよ! しかも段位とかあったのかよ!
どこの誰が取るんだよ、そんな資格!」
克夜「電卓技能検定は、電卓による通常計算に加え、
定数、GTキー、メモリーキーなんかの機能を効率的に使う技能を検定する資格で、
全国の経理のひとなどがこぞって取得を目指す」
ランディ「ウソつけぇっ!
俺が人事のひとだったら、そんなわけわかんない資格持ってるやつより、
体力ある体育会系か、普通にそろばん資格持ってるやつ採用するよ!」
克夜「珠算能力検定と暗算検定も1級を取得してるよ」
ランディ「なあ、履歴書にわけわかんない資格ごっちゃり書いてあるやつって、
逆に就職不利だって聞くぞ?」
克夜「でも、そこに資格があるなら」
ランディ「お前はいったい何になろうとしてるんだよ」
克夜「将来的には、公認会計士と司法試験は避けて通れない道だと思ってる」
ランディ「いいよ、お前は好きな資格取ってろよ。
でもさ、ハーレム作るって、お前どういう女が好みなわけ?」
克夜「そうだね。やっぱり日々の生活に彩りを加えるという意味で、
フラワーデコレーター資格やアロマテラピー検定を持っている御婦人がいいな。
華道や茶道にはあまり興味がないんだ。生活に直結しないし」
ランディ「お前、絶対ハーレムなんか作れねえよ!
資格で女判断するやつなんて初めて見たよ!」
克夜「さすがにそれはちょっとした冗談だよ。
まず健康で体力のある御婦人がいいね。
妻がたくさんいると、ときに生活が困窮するから、なによりもタフでないと」
ランディ「そういう現実を知ってて、なんでなおもハーレムを夢見るかな、お前は」
克夜「理想をいうなら、実家は喫茶店を経営していて、
野球部のマネージャーをやる傍ら新体操でも実力を発揮し、
健康的でさわやかな印象の御婦人が」
ランディ「ミナミちゃんじゃねえか!」
克夜「痩せても枯れても紫雲家長子!
御婦人がクルマにひかれかけていたら、迷わず助けに入る覚悟!」
ランディ「そこは紫雲家長子とか関係なく助けとけよ。
騎士とかなんとか以前にひととして」
克夜「でも、ひかれかけているのが男の子だったら、
少し躊躇してしまうかもしれない自分が嫌いだよ」
ランディ「そこは躊躇しちゃダメだろう、カッちゃんとして」
克夜「難しいね。男と騎士の両立は」
ランディ「お前のわけわかんない葛藤はどうでもいいけど、
ミナミちゃんぽいのならあそこにいるぞ」
克夜「あれは」
【グラウンド】
克夜「やあ、しなやかな脚をお持ちの御婦人」
アイミ「ええと、紫雲くん?」
克夜「残念だ。君の瞳のなかには、もう別の男性が住んでいるね。
少し揺らいではいるけれど」
アイミ「あなた」
克夜「心配する必要も焦る必要もないよ。
どちらを選択しても、悪くはならない。
きっと君は幸せになるから」
アイミ「そう、かな」
克夜「いまは、その不安定な状態を楽しんでいるといいよ」
レイナ「あんた、のべつまくなし口説くわけじゃないのね」
克夜「ハーレム体質の父親を小さいころから見てるからね。
『ああ、このひとお父さんのこと好きなんだな』っていうことが、なんとなくわかるんだ」
レイナ「なんか、ヤな父親ね」
克夜「そういうわけでレシタールさん。
僕と一緒に、宅建資格を目指してみないかい?」
レイナ「ヘンなセミナーの勧誘みたいになってるから!
あんた、あんなこといった直後になに口走ってるのよ!」
克夜「レシタールさんの今の恋は、あまりいい結末を迎えないと思うよ。
どちらに転んでも、相手も君の友達も、幸せにはなりそうもない」
レイナ「そういうこというのやめてよ!」
克夜くらいにいい目を持ってると「あ、この子は俺に気があるかも」
とかの勘違いをして恥ずかしい事になったりしないんだろうな
てかクロスゲームはH2やタッチに比べて作者の熱が感じられないのがどうにもなぁ
ある意味久保と対局の存在だなw>紫雲
ゼラド「ねえ紫雲君?」
克夜「なに?」
ゼラド「そんな風に相手が自分の事をどう思ってるか察せるようになるにはどうしたらいいの?」
克夜「ふむん・・・・環境と経験、かな」
ゼラド「そっか・・・環境と経験・・・」
ゼラド「つまり身近にハーレムっぽい人がいてそれを観察してればいいのかぁ・・・」
ゼラド「・・・ダメじゃん」
>>329 ゼラドよ、お前の父親はハーレムに近かったぞ。
ゼオラ・ラミア・カチーナ・ラトゥーニ・オウカ・アイビス等
ほらっ、こんなにたくさんの女性と絡んで……あれ、なんか違うような?
>>330 ヴィレアム「ほぼ、身内じゃないか」
レイナ「一応、ほかにもいるみたいよ?」
ヴィレアム「ええと、毎日ゼラドの前歯全部折ればいいのかな」
レイナ「落ち着きなさい」
ラミア「アラドは、アロマテラピーに興味があったようだぞ」
ヴィレアム「ラミア先生!」
ラミア「昔、まだアラドが軍曹だったころ、私にオイルを塗ろうとしたことがある」
ヴィレアム「そうか! ゼラドの全身にオイルを塗れば!」
レイナ「落ち着きなさい!」
克夜「そんなことより、初級シスアドがなにかITパスポートとか改名しているんだけど、
僕はどうすればいいんだろう」
ヴィレアム「勝手に受け直せよ!」
俺、ゼラドの動画を見つけに行くんだ
いまからパンツ脱ぎます!
ゼフィア先輩のマッパが思い浮かんだ俺は末期
レモン「じゃあ無難なところで強化外骨格からね・・・」
ゼフィア「鋼我一体!」
シュウヤ「むむ!全裸!」
アーク「変態か先輩!?」
スレイチェル「なんだか知らんが、とにかく良し!」
ゼラド「・・・わぉ」
ルナ「ゼラド、そうまじまじと見るものではないぞ」
先輩…数少ない常識人なのにw
レモン久しぶりだなレモン
インターンシップにでも行ってたんじゃね?
常識人っつうと
ゼフィア咲美リトゥあたりか
ゼラドは変な能力と体質無視して性格だけ見れば常識的じゃないか?
別に非常識では無いけどどこかずれてるよな、ゼラドは。
最近空気なミィやクリハやレイナも比較的常識人な気がするけどどうだろ?
340 :
それも名無しだ:2009/04/13(月) 20:14:05 ID:dCQsv+kL
完
全
独走
俺が〜止めて〜やる〜♪
スポーツジムのサウナルームにて
ゼンガー「むぅ、ゼフィアよ。また少したくましくなったな」
ゼフィア「いやいや、まだ修練が足りませぬ」
(その外で)
客「やべぇって、あそこジャパニーズヤクザが」
客「今下手に行ったら何やられるかわかったもんじゃねぇ」
一方、女子用では
ゼオラ「セレーナさんもおかわりなく」
セレーナ「そんな事よりゼオラ、また大きくなった?旦那さんと頑張ってるのね」
ソフィア「といいつつ、ここらの奥様方はまだ現役な方が多いそうですよ」
(女子用サウナルーム外)
咲美「(私のほうが若いのにあの人達の方がスタイルいいのはなぜ!?)」
それよりも女子だけならバスタオルいらないよな、何かって?
全裸でサウナっていうのが(無限光
まさか第一世代の外見年齢が停止しているのも・・・!
【教室】
ラミア「ビーチバレーをするぞ」
ゼラド「急にどうしたんですか?」
レイナ「まだ、水冷たいですよ」
ラミア「ルールは男女2名ずつの4人で1チーム、
25点ワンセットマッチのトーナメント戦とする。
参加は学校外部の人間でも可。
コートサイズは16×8メートル、
ネットは幅1メートル長さ9.5メートル、高さ2.25メートル。
優勝したチームは、アクア先生のおっぱいを拝んでいい」
アクア「なにをいってるんですか!」
ラミア「あと、優勝チームは1学期分の体育の単位をくれてやる」
ワアァァァァァァァァーッ!
アクア「あれっ!?
気のせいかもわからないけど、いま私のおっぱいにノーリアクションじゃなかった!?」
ゼラド「男女ふたりずつかあ、誰と組もうかなあ」
ルナ「運動不足だと言われがちだからな。少し、頑張ってみるとするか」
アイミ「ミナト、誰と組むのかな」
ヴィレアム「よし、ゼラドはまだ誰とも組んでいないな。
かけるぞ! 声をかけるぞ!」
キャクトラ「・・・・・・姫さまっ!」
イングレッタ「甘いわね」
ヴィレアム「うわぁっ! 若い母さん!」
キャクトラ「いったいどこから!」
イングレッタ「ビーチバレーといえば、
女子選手のパンツはサイドが7センチ以下と決まっている競技。
そんな格好をした女性陣が跳ね回る中、
あなたは我が物顔に揺れまわるおっぱいに目を奪われないと約束ができるの?」
ヴィレアム「うぅっ! それは」
キャクトラ「友よ、なんか情けない」
克夜「タッちゃん、君には負けないよ。
野球でも、ミナミのことでも」
タカヤ「俺、タッちゃんじゃないし、いま野球の話なんかしてないよ。
ミナミちゃんなんて、いるもんなら会ってみたいよ」
克夜「僕たちの世代的に、ミナミちゃんはナガサワマサミということでいいんだろうか」
タカヤ「いいんじゃないかな。ナガサワマサミ、嫌いじゃないよ」
ラミア「ああ、紫雲。お前、どうせビーチバレーの審判資格かなにか持っているだろう」
克夜「もちろんですとも。B級は18歳以上でなければならないから、C級ですが」
ラミア「じゃあ審判役頼む」
克夜「タッちゃん、ミナミのことは任せた」
タカヤ「俺、なにを任されたんだ!?」
【OGビーチ】
トウキ「よし! やるからには勝ちに行くぞ!」
ミナト「兄貴と俺のコンビネーション、
失踪から帰ってきたと思ったら妙に身体能力が上がってたクリハ、
女子中学生ながら異常な身体能力を誇るラーナ。
へへへへ、ちょっと負ける気がしない布陣だぜ」
ピッ
克夜「カノウくんチーム、失格」
トウキ「はっ? なんでだよ!」
統夜「先生の話を聞いてなかったのかい? チームは男女2名ずつだよ?」
ミナト「なにいってんだよ!
そりゃあクリハは貧乳を超越した虚乳だけど!
こっちは女子中学生にあるまじきぺったんこだけど!
どっちも染色体的には不思議と女性だぞ!」
克夜「はははは、冗談いっちゃいけないな。
いくら貧乳でも、跳ねれば揺れるものじゃないか」
トウキ「お前の価値観でものを見るんじゃねえっ!
世の中にはな、世の中にはなぁっ!
お前の想像を絶した貧乳がいるんだ!」
克夜「えぇっ! 貧乳のデッドラインはテニアお母さんまでだと思ってたんだけど!」
クリハ「むしろ、あんな揺れる貧乳は貧乳っていわない」
ラーナ「月世界の常識でものを見ないでください」
克夜「それでは、こちらのお二方は本物の御婦人でしたか。
これは失礼しました。さ、コートへ」
トウキ「いいや、俺も男だ。
一度失格食らったもんを、お情けを受けてまで出場しようとは思わねえ」
ミナト「兄貴! なにいってんだ!」
トウキ「やむを得ない! ここから俺は、司会に専念することにする!」
クリハ「トウキくん!?
まさか、司会に専念するためにさっさと出場を切り上げたんじゃないよね!?」
トウキ「まさか、こんな不測の事態が起こるとはな!」
ラーナ「マイマイク持参でなにいってるんですか」
トウキ「それでは! OG町ビーチバレー大会! ここに開催いたしまーす!」
ミナト「くそぉ、兄貴、悔しいけど、あんたいま輝いてるよ!」
パーン! パーン! パーン!
トウキ「出場は全6チーム!
Aブロック第一試合は予想外のアクシデントにより、
チームバランガの不戦勝となってしまいましたが!」
克夜「んん? チームバランガは
バランガさん、ティクヴァーさん、タッちゃん、ゾンボルト先輩。
なんだか不思議な組み合わせだね」
トウキ「そう、これが当大会ルールの大いなる罠!
男女2名ずつだからといって、うっかりカップルで組んでしまいがち!
ところが、男として生まれたからには、
ヨソでぷるんぷるんしてるおっぱいに目が行ってしまうのは必定!
チームワークには不協和音が鳴り響き、あとあとまでしこりが残るキケンすらあり得る!
俺も男だ! はっきりいっておっぱい大好きだ!
必ずクリハを怒らせてしまう!
でも、クリハ以外と組むなんてまっぴらゴメンだ!
だから俺は、あえて選んだのさ! 早々の失格を!」
クリハ「そうだったんだね、トウキくん!」
トウキ「当たり前じゃねえか、クリハ!」
克夜「まるで前日練習してきたかのような滑らかな弁舌だね」
トウキ「1回戦不戦勝につき、チーム・バランガは早々に2回戦にコマを進めました。
次なる相手はAブロック1回戦シードの!」
ミツハル「たまには運動しないとねえ」
フィリオ「来年には、僕はもう、この砂浜を踏めないかもしれない」
アギラ「フェフェフェフェ、若いモンには負けんわい」
ミッテ「あの、大丈夫なのかしら、私なんかが」
トウキ「気持ち悪い! これは気持ち悪ーいっ!
ミツハルさん率いる、チームイスルギ!」
克夜「ヒョロヒョロで見るからに貧弱なチームリーダーミツハルさんに対し、
プレスティ先生の、あのしなやかに発達した筋肉はどうしたことなんだろう」
トウキ「異様にシャキシャキした動きで準備運動してるアギラ婆さんも気になるところです!
そんなことより、ミッテ先生は日焼け止めクリームを塗ることに余念ありません!」
克夜「まだ4月とはいえ、気温は6月並。
油断すれば、深刻なレベルの染みそばかすができてしまいます!」
トウキ「あぁっと、どうしたんでしょうミッテ先生。
試合開始も迎えていないのに、もう人生に疲れたような顔になっています!」
克夜「心なしかお肌がくすんで見えます!」
トウキ「それでは、試合開始!」
【Aブロック第2試合 チームバランガvsチームイスルギ】
アギラ「フェフェフェフェ、トース!」
フィリオ「アターック!」
バシンッ
ゼラド「あぅっ!」
ルナ「なんというキビキビした動きなのだ!」
タカヤ「強いぞ、あの、本来死んでるはずの二人!」
ゼフィア「怯むな! ミツハル氏とミッテ先生は明らかに動きが鈍い!
あとの2名も、高齢ゆえに持久力には不安がある!
ボールを散らしていけば、勝てないものではない!」
フィリオ「ふふふ、3セットマッチの公式ルールならともかく、
1セットマッチルールのこの大会で、果たして僕たちをバテさせることができるかな」
アギラ「フェフェフェフェ、のう、ゼラドよ。
お婆ちゃんは、お世辞にもいいお婆ちゃんじゃなかった。
じゃから、できることはせめて、こうしてお前に立ちはだかることだけじゃ!」
ゼラド「お婆ちゃん、なんて不器用なお婆ちゃんなの!」
アギラ「さあ、儂を倒してみんか、ゼラドぉーっ!」
ゼラド「お婆ちゃぁーん!」
トウキ「あぁーっと! 強い!
シワシワのおっぱいを妙にファッショナブルなビキニで包んだアギラ婆さん、
的確にボールを拾っていきます!」
克夜「そして次々とパワフルなスパイクを決めるプレスティさん。
まったく息が上がっていません。
いったい、あのひとはなんの病気だというのでしょう!」
トウキ「そんな中、ミツハルさんとミッテ先生はなにもしてないのにもうバテバテです!」
ピッ
ハザリア「タイム、タイム」
克夜「あっと、ここで、男性メンバーを集められずエントリーできなかったため、
一方的にチームバランガの監督役に収まったカイツくんがタイムを入れます」
ハザリア「やぁっしいわ!
なんだ貴様は! ハーレム作りに来たとかいってたくせに着々と男友達を増やしおって!
貴様なんぞ大嫌いだ!」
克夜「同性と仲良くできない人間に、ハーレムなんか作れるはずないじゃないか」
ハザリア「正論を吐くな、このハーレム脳!」
ルナ「それで、なんなのだ」
ゼラド「なにか作戦があるの?」
ハザリア「ビーチバレーは屋内でやるバレーボールとは根本的に違う競技だといわれておる。
真っ平らな体育館とは違い、砂浜の凹凸は容赦なく体力を奪い、
常に風向きや太陽の方向を計算に入れなければならぬ」
タカヤ「それで?」
ハザリア「チームワークと大自然、それを味方に着けたものが勝つということだ」
ピッ
トウキ「さあ、試合再開」
克夜「チームバランガ、ボールを高く上げ始めましたが」
ミッテ「・・・・・・あぅ」
トウキ「あぁーっと、ここでミッテ先生! くすんだお肌のミッテ先生!
ふらりと倒れましたぁーっ!
日焼け止めクリームをわっさり塗った上からでも、顔色の悪さがわかります!
年齢が年齢だけに心配です! 救護班!」
克夜「なるほど。トスを高く上げ、否が応でも直射日光を目にするように仕向けたんだね。
ご高齢にもかかわらず、伴侶もなしに屋内で研究三昧のミッテ先生、
これではたまったものではない!」
トウキ「あぁっと、どうしたんでしょうかミッテ先生、
こうしている間にも、見る見る顔色が悪くなっていきます!
もう生きていくのが辛そうな顔になっています!」
ミッテ「もう・・・・・・、もう、いっそ・・・・・・」
ミツハル「あ〜、終わった終わった。カネにモノいわせて水着美女ひっかけてこよぉ〜っと」
克夜「Aブロック、チームバランガ、決勝戦進出!」
【Bブロック第1試合 チームダグラスvsチームイェーガー】
トウキ「え〜、ではBブロックの試合に入ります。
チームダグラスは、アイミ、レイナ、カル、
そしてうちのチームが早々に不戦敗したので引っこ抜かれたミナトで構成されています!」
克夜「チームイェーガーはイェーガーくんとマクレディくん、
それから、ご婦人方は外部からの参加のようだね。
イングレッタ・パディムさんとユウカ・ジェグナンさん」
トウキ「カッちゃん、ここで驚きのお知らせだ。
ユウカさんは君のクラスメイトだ!」
克夜「え、教室で見たことないよ?」
ユウカ「・・・・・・よろしく」
ヴィレアム「目を合わせろよ!」
キャクトラ「かれこれ一年以上いるんですから、いい加減慣れないのですか」
ヴィレアム「恥ずかしいんなら、なんでそんな小っちゃい水着着てるんだよ!」
イングレッタ「でも彼女、キャクトラとは比較的親しいわよね」
ユウカ「そっちのは、なんか目線が挙動不審でフィアー」
ヴィレアム「なんだよそれは!」
キャクトラ「そういえば友は、レラ殿にも若干警戒されているし」
イングレッタ「クォヴレーに挑むよりも先にすることがあるんじゃないの?」
ヴィレアム「やめろよ! みんなして、俺をなにか欠陥があるひとみたいに見るな!」
ピィー!
トウキ「さぁ〜、試合開始。どうでしょう審判のカッちゃん」
克夜「白くきめ細かい肌に恥じらいと奥ゆかしさを秘めたダグラスさんのおっぱい、
さすがのボリュームのレシタールさんのおっぱい、
攻撃的なまでに尖ったパディムさんのおっぱい、
古い居酒屋に貼られている水着ポスターみたいなジェグナンさんのおっぱい。
非常にハイレベルなおっぱい対決といえるでしょう」
トウキ「さすがは、大中小様々なおっぱいがぷるんぷるんしてる家で育った男!
卓越したおっぱい審美眼です!」
克夜「痩せても枯れても紫雲家長子。
あらゆるおっぱいを網羅する覚悟!」
トウキ「貧乳のデッドラインがテニアお母さんのくせに、なにを大口叩いているのでしょうか!
あぁっと、そんなこといってるうちに!」
ヴィレアム「あぅ」
キャクトラ「あぅ」
トウキ「もはや予定調和だぁーっ!
ヴィレアム・キャクトラの両名、鼻血吹いて倒れたぁーっ!」
克夜「ノールバックくんとカノウ弟くんはけっこう平然としてるんだね」
トウキ「ま、カルは一途なやつだし。
ミナトはなぁ、あいつが愛好してるハロプロとかAKB48は、
あんまりおっぱい前面に出さないからなあ」
ミナト「そのとおりだ!
比較的巨乳とされるごっちんやあややでもおっぱいをフィーチャーすることはなかった!
アイドルはおっぱいじゃねえ! その存在が輝きなんだ!
『アロハロ!』で見るべきは水着じゃねえ! 笑顔だ!」
トウキ「健全も一周すると、こうもキモくなるのでしょうか!
いいから普通におっぱいを愛でろ、ミナトーっ!」
克夜「ねえ、カノウ弟くんて、もう少し堅物じゃなかったかい?」
トウキ「お前もな、カッちゃん」
克夜「そうかなあ」
トウキ「あと、考えてみたらカッちゃんてタッちゃんのことタッちゃんて呼ばねえよ」
克夜「かなり仲いい双子だったからね、カッちゃんとタッちゃん」
【Bブロック第2試合 チームダグラスvsチームサッキー】
トウキ「続きまして、チームダグラスに対抗するは、
1回戦シードのチームサッキー!」
克夜「サッキーさんにミュウレタスさん、
それとPちゃんくんに、ええとグレーデンさんとこの」
咲美「無理にあだ名で呼ぶことないのよ!」
ミズル「咲美さん、ふよふよ〜」
咲美「脇腹をつままないで!」
トウキ「ものすごい寄せ集め感です!
果たして、チームワークを期待できるのでしょうかーっ!?」
ピィーーーーーーッ!
トウキ「ダメでしたぁーっ! 一蹴! まさに一蹴!
相手になりませーん!」
ランディ「もうちょっとフィーチャーしろよ!」
アイミ「いける、いけるよ!
わたしたち、強いよ!」
レイナ「うん、まあ、奇しくも戦力のバランスいいしね」
カル「アイミさん、きっとあなたに勝利の栄光を」
ミナト「アロハロ!ニイガキリサかあ。
あの、コネ加入コネ加入って叩かれてたガキさんが、こんなキレイになるなんてなあ」
カル「ミナト、集中しろ!」
ゼラド「アイミちゃん!」
アイミ「ゼラド、正々堂々と戦おうね!」
ルナ「手加減はせぬぞ?」
レイナ「やるからには、負けるつもりはないわよ?」
タカヤ「ゼフィア先輩、足裏にお酢付けて砂浜歩くと、水虫にいいらしいですよ」
ゼフィア「世話を焼くな。水虫など患っていない」
【決勝戦 チームバランガvsチームダグラス】
克夜「ああ、タッちゃんがいるチームバランガと、
レシタールさんを擁するチームダグラスと、僕はどちらを応援したらいいんだ」
トウキ「公平な審判をしてください」
克夜「両チームに、気力体力ともに充実しています。
実力は伯仲しているといっていいでしょう」
トウキ「それでは、試合開始ーっ!」
ピィーーーーーーッ!
トウキ「アイミ選手の強烈なサーブから始まります!」
克夜「鋭いサーブです! ボールはネットぎりぎりの高さで鋭くドライブして
チームバランガ側のコートに落ちていきます!」
トウキ「これをタカヤが拾う! 同時にゼラドが跳ぶ!」
克夜「ジャンプトスに合わせて、ゾンボルト先輩が既に跳んでいます!」
トウキ「強烈なスパイクーっ!」
アイミ「ドンマイ、着実に点取ってこう」
トウキ「アイミ選手のサーブ!」
克夜「強烈なドライブ回転がかかったフローターサーブです!」
トウキ「やはり、テクニックではチームダグラスが一段勝るようです!」
克夜「しかしタッちゃん、このボールを的確に拾う!」
トウキ「そして、ふたたびゼフィア先輩が高々と跳ぶーっ!」
ミナト「うりゃぁっ!」
カル「せぁっ!」
トウキ「ミナトとカルによるダブルブロック!
さすがのチームワークだぁーっ!」
克夜「素晴らしい! おっぱいが弾み、ボールが舞う!」
トウキ「ナイスだ! チクショウお前ら、ナイスおっぱいだぁーっ!」
ピィーーーーーーッ!
【閉会式】
アイミ「いい試合だったよ」
ゼラド「うん、どっちが勝ってもおかしくなかった」
アイミ「また、やりたいね」
ゼラド「うん!」
ルアフ「おぉっと、なに終わったみたいな空気出してるのさ」
ヒューゴ「勝って兜の緒を締めろっていうだろ?」
ラミア「そう簡単にアクア先生のおっぱいを揉みしだけると思ったら大間違いだ」
ゼラド「あっ、アクア先生のおっぱい」
タカヤ「そういえば」
ルナ「そのようなことをいっておったな」
ゼフィア「すっかり」
アクア「なんで蒸し返すんですか!
いわなきゃ忘れてましたよ、あれ!
いつの間にかおっぱい拝むから揉みしだくになってるし!」
ルアフ「ドラゴンボールKAI並のどうでもよさだね」
ヒューゴ「いや、これで正しいんだ!」
アクア「えぇっ!」
ヒューゴ「砂まみれの汗まみれになって、友達と一緒に1つのボールを追う!
その輝きこそが、お前たちの勲章なんだ!
それに比べれば、アクアのおっぱいなんて、取るに足らないくだらないものでしかないんだ!」
アクア「ヒューゴ! こっち見てヒューゴ!
私だって、私のおっぱいだってちょっとしたものよ!」
ゼラド「ヒューゴせんせーいっ!」
ヒューゴ「さあ、先生と一緒に走ろうぜ!
あのゾンビ兵に、オイルを塗りに!」
ゾンビ兵「う゛ぁっ!」
ゼラド「はい!」
ルナ「待てゼラド! 状況に酔っぱらうな!」
タカヤ「それ、オイルっていうか防腐剤だ!」
ゾンビ兵「う゛ぁ〜!」
ゼラド「あはは、待てぇ〜!」
アイミ「ゼラド! 行っちゃダメ、ゼラドーっ!」
アギラ「ゼラドよ、大きくなったのじゃなあ」
レイナ「お婆さんはそれでいいんですか!」
アクア「うわぁ〜ん! ミッテせんせぇ〜い!」
ミッテ「泣くんじゃないの。
しょせん、年老いたおっぱいなんてドラゴンボールKAIのOP並の価値もないのよ」
ラミア「そんなことはない。アクアのおっぱいは、たったふたつのかけがえのないものだ。
私にとってはな」
アクア「救いを与えるような顔でそんなこといわないでください!」
ルアフ「いっぱいおっぱいボク元気、か」
アクア「なにいいこといったみたいな顔してるんですか!」
満を持してのおっぱいバレーGJです
しかし第二世代サンデー好きだな
サイド7センチってどのくらいか測ろうとしたやつ↓
ザザーン
ゾンビ兵「う゛ぁー」
ヒューゴ「ん? どうしたんだよ。背中こっち向けろよ」
ゾンビ兵「う゛ぁ〜」
ヒューゴ「うん、そりゃ、まあ、OG外伝が出てからかれこれ1年以上が経ってるけど」
ゾンビ兵「う゛ぁっ」
ヒューゴ「バカッ! お前、そんなこというなよ!
うっかり発売日早くして、やれシナリオが酷いだの、
ヒロインが萌えないだの、ヒロインが空気読めてないだの、
ヒロインが時代の空気読めてないだのいわれたらどうするんだよ!」
ゾンビ兵「う゛ぁっ!」
ヒューゴ「焦るな! 頑張ってるんだ!
いままさに、シナリオライターさんがメチャクチャ頑張ってるんだよ!
バンプレストの会議室とかにカンヅメして、お前の復活フラグ構築してるんだよ!
頑張りすぎてヴァイサーガの入手フラグ並にややこしくなる一方だよ!」
ゾンビ兵「う゛ぁぁ〜」
ヒューゴ「そこまで頑張られても困るって?
バカッ! たとえどんなややこしい条件でも、絶対にお前を自軍に加入させてみせる!」
ゾンビ兵「う゛ぁあぁぁぁぁーっ!」
ヒューゴ「だから、待とうぜ。
その日が来るまで、俺、お前に防腐剤を塗り続けるよ!」
【物陰】
アクア「私、空気読めてますよね! いまだって、ふたりに気を遣って出てってませんもの!」
ラミア「むしろそこは空気読めなくていいんだ」
【砂浜】
マーズ「んー! んー!」
ミズル「マーくん、なに癇癪起こしてるの?」
マーズ「作れねーの! 作れねーの!」
ミズル「作れないって、なにが?」
マーズ「あれ、あれ」
ミズル「ちっちゃい子が砂山作ってるだけじゃん」
マーズ「それが作れねーんだよぉー!」
ミズル「え、でも、砂を盛るだけだよ?」
マーズ「こーゆーとき、おれぁー機械なんだなーって思い知らされるよ。
いくらアタマにデータぶちこんでも、ソーゾーセーのカケラもねー。
砂を集めてカタチばっか似せてみても、
そいつぁーおれのデータん中に入ってる情報をサイゲンしただけなんだよ。
ニンゲンのコドモが作るみてーな非ユークリッド的な曲線は作れねー。
だからさー、ミズッちゃん。
おれぁーマンガ家さんとかクリエイターさんとか、ゼロからモノ作るひとがスキなんだよ。
キミのこともね」
ミズル「え、おれは、ゼロからモノ作ったことなんかないよ」
マーズ「だってキミは、なんも見ねーでお絵かきしたりするじゃねーの」
ミズル「自然のラインとか、頭の中のイメージとか、完璧に筆に乗せられたことはないよ。
ちょっとでも近づけたくて、毎日筆を握るんだ。
マーくんのその悩みはさ、かなりクリエイティブだと思うよ」
マーズ「そーなのかなー。
ちゅーか、聞ーてるソバから、おれぁーキミのゆーことがさっぱり理解できてねーんだ」
ミズル「じゃあ、サッキーさんのお腹を見てごらんよ!
あのたぷたぷ具合、何度挑戦してもキャンパスに描けないんだ!」
マーズ「そっかー、ニンゲンて、やっぱすげーんだなー。
サッキーさんのおナカって、ゲージュツ的なんだなー」
咲美「なにかいい話してるふうな雰囲気でわたしのお腹をじろじろ見ないで!」
おっぱいバレークソウケたwwww
なんかもうこのスレのネタを楽しみに日々生きてるわぁ
>>356 外伝やってないんだけど前言撤回する人って死んだのか?
>>358 ラキア「彼は外伝で死んだわ。
汚れ仕事ばかり回してくる軍上層部への不信、偉大な父アルベロとの確執、自分よりも父アルベロに認められている同僚ヒューゴ・メディオへの嫉妬、
それらの感情が軍のイェッツトへの対応を受けついに爆発、修羅に寝返ってしまう。
かつて味方だったクライウルブズやハガネ・ヒリュウ隊との戦い、フェルナンドや閃光のアルティスやラリアー、拉致されていたショウコ・アズマたちとの触れ合い
その中で戦いの意義や父アルベロの真意に気づいていく。
ハガネ・ヒリュウ隊、修羅、イェッツトの三つ巴の最終決戦の中、父アルベロとヒューゴとの戦いを経て、再び親子の絆、クライウルブズの絆を取り戻すが、
ザパト博士の姦計によって真の覚醒を果たしたイェッツトレジセイアによってアルベロとヒューゴの機体は大破させられてしまう。
二人に止めを刺そうとするイェッツトレジセイアに対しザパト博士がもしもの時のために用意しておいたMAPWを持って特攻。
父と仲間を守るため彼は死んだのよ」
シャンリー「アイヤー!そんなことがあったのカ。
父様は外伝でガン無視されてたから知らなかったアル」
内容をどうとかキャラがどうとか言うつもりはない
読みやすくしてくれ
携帯レスでもここまでひどくできないだろ
今回の勤めは、若干長くかかった。
超次元怪獣δБЖЙФを倒すとき、こじれた次元の中に誘い込まれてしまっ
たことが悔やまれる。
背中が痛い。目がくらくらする。
今日は何曜日だっただろうかと考える。水曜なら二丁目のスーパーでフルー
ツの特売をやっているはずだ。小麦粉と砂糖はまだあっただろうか。
買って帰って、あの姉弟に甘いお菓子でも作ってあげよう。
まだ試していないレシピが2つほどある。喜んでもらえるだろうか。
文化住宅の並ぶ街並みを歩き、曲がり角を曲がる。
なにか妙だ。あの突き当たりには空き地があったはずだ。あの姉弟がまだ幼
かったころ、よくあそこで遊んでいたものだ。
いまは、大きなマンションが建っている。新築には見えない。外壁はベージュ
色をしていた。
道を間違えたのだろうか、とあたりを見まわす。
家を一軒はさんだ曲がり角の奥から、小さな子供が笑う声が聞こえる。やは
り道を間違えたらしい。
「すまないが」
「え、なぁに?」
道を訊こうと声をかけた姿勢のまま、凍り付く。
女の子だった。6、7歳くらいだろうか。光沢のある銀髪に、ぷくぷくと柔ら
かそうな頬の持ち主だった。姉妹か誰かからのお下がりなのだろうか、年齢に
しては古めのブラウスを着ている。袖口のあたりが繕われている。5ミリほど
飛び出した糸を見て、愕然とする。自分とおなじ繕い方だった。しかし、こ
んなブラウスを繕った覚えはない。
「どうしたの?」
女の子はきょとんとした顔で首を傾げている。
「このあたりで、ゼラドという」
「お兄ちゃん、ゼラドおばあちゃんのお知り合い?」
背中に冷水を浴びせかけられた心地がした。
「ゼラドは、どこに」
「え、あっち」
ぽちゃぽちゃした指が示す方向には、白い石碑がいくつも並んでいた。
こういうとき、仕事があるとはありがたいものだ。
Z・Oサイズを振るい、何体目かの超越時空体Ёчμδζの腹を切り刻む。
大量に噴き出す体液を浴びながら、心が一瞬戦いを忘れる。
胸の奥がさわさわとする。耳元でなにか囁かれているような気がする。そう
いえば、以前は耳元で絶えず囁いている存在が側にいたような気がする。あれ
は、誰だったのだろうか。顔も名前も思い出すことができない。
そういえば、この機体を、操縦桿も握らずに動かせるようになったのはいつ
からだっただろう。この機体は、なんという名前だっただろう。
極事象連続体Ωαюとの戦いはいつまでも続く。
戦えば戦うほどに、なにかを失っていく。なにを失ったのかも覚えていない。
自分の名前、自分の出自、もう興味すら湧かない。
自分はどうして戦っているのだろうか。それだけは考えないことにしている。
戦いを失った自分になにが残るのか、想像するだに恐ろしい。
時空が揺れる。
また、次の戦いが始まる。
次は何者と戦うのだろう。そういう興味すら湧かなくなっていた。
とにかく、戦う相手はいる。それは幸せなことなのかもしれない。
「因子が足りない、因子が足りない、因子が足りない」
ブツブツと呟きながらZ・Oサイズを握りしめる。
>>361 なんという鬱END・・・久保が人外化していくとか怖え・・・
幸せEND↓
【レタスのマンション】
スレイチェル「汚い、実に汚いのである」
レタス「ノックしてくださいとは申しません。
せめて、カギを勝手に解除するのはやめてくれませんこと?」
スレイチェル「ドアも引き出しも、ひとつ残らず開きっぱなし!
ブラもパンストも脱いだら脱ぎっぱなし!
コンビニ弁当の容器やジュースの空き缶がフローリングの上にゴロゴロ転がっている!
スレイチェル、はとことして恥ずかしいのである!」
レタス「ひょっとしたら男性かもしれないはとこが、
全身ギラギラのセシルマグビーで自分の部屋を闊歩しているかと思うと、涙が出てくるのですけれども」
スレイチェル「お前と来たら、部屋は汚い、
夜な夜な賭場には出入りする、
ひとり暮らししているのにいっさい自炊をしない、微妙に音痴と、
もはや女子高生というよりダメなOLではないか!」
レタス「ダメなOLは、むしろ歌上手いんじゃないんですの!」
スレイチェル「ダメなOLの歌など、スレイチェル認めないのである!」
レタス「存じ上げなくてよ、そんな価値観!」
スレイチェル「スレイチェルが見るに見かねて、
春の新生活ステキなひとり暮らしをプロデュースしてやるのである!」
レタス「近年まれに見るよけいなお世話でしてよ!」
スレイチェル「駅から5分。高層マンションの5階、オートロックの2LDK。
空調、防音設備完備、ロフト付きのベランダ付き。
いい部屋に住んでいるではないか」
レタス「恐れ入りましてよ」
スレイチェル「そのいい部屋を、こうまで汚して平気とは、
スレイチェル、理解しがたいのである!」
レタス「わたくしだって、学校に行ったり賭場に行ったり、日々なにかと忙しくて」
スレイチェル「賭場にいかなければいいのである!
よしんば賭場に行っていても、部屋を常にキレイにしていれば、
愛着が湧いて汚すに忍びない気持ちになるのである!」
レタス「それほど部屋の内装に興味がないのですけれども」
スレイチェル「興味はなくとも、せめて掃除はするのである、フツー」
レタス「あ、掃除機なら、そこらに埋まって」
スレイチェル「ひとり暮らしの部屋に掃除機など無用の長物である。
ほうきで掃き清め、フローリングワイパー等で磨き上げる!
住居用洗剤は弱アルカリ性のものがベターである。
着古した洋服などを雑巾代わりに、薄く伸ばして磨くのである!」
レタス「そんなに何度も磨く必要があるんですの?」
スレイチェル「お前はフローリングにへばり付いてる、
正体不明の乾燥したなにかを見てなにも思わないのであるか!」
スレイチェル「よし、まずは壁からである」
レタス「賃貸なのですけれど、壁紙を勝手に貼り替えてよいものなのでしょうか?」
スレイチェル「なにも壁紙まで張り替える必要はないのである!
適当にこじゃれた布を貼り付けておけば、不思議とこじゃれた空間を演出できるのである!」
レタス「どこからそのような布を」
スレイチェル「なんでもかんでも壁際に積み上げておくのをやめるのである!
圧迫感が発生して、部屋が狭く感じられる!
家具類は持ち主の肩より低いものを選ぶことで、部屋が断然広々と感じられるのである!」
レタス「ずらずらずらずらと、どこからこんなものを運び込んだのでして?」
スレイチェル「請求書はガーシュタイン家にまわしておくのである」
レタス「どうにも、あなたはどこかセコくてよ!」
スレイチェル「さて、次は」
レタス「あ、そちらは」
スレイチェル「心配無用!
万が一にでも、お前がユニットバスをキレイにしているはずがないと、
スレイチェルは固く信じているのである!」
レタス「ご信頼痛み入りますわ」
スレイチェル「さて、ユニットバスの掃除であるが、排水溝からえげつない臭いがしがちである。
業務用苛性ソーダ系パイプクリーナーなどをこまめに流し込み、常に清潔を」
ガラッ
スレイチェル「あわわわわ」
レタス「どうしたんですの? 急に狼狽し始めて」
スレイチェル「さしものスレイチェルも、これには声もないのである」
レタス「あっ、それは!」
スレイチェル「お父様ーっ!」
【竜巻亭】
レーツェル「今日集まってもらったのはほかではない」
レタス「集めないでくださいまし!」
レオナ「しかし、うちの娘も年頃なわけだし」
レタス「お母様、わざわざコロニーからいらしたんですの?」
ライ「あながち間違った準備だともいえないし」
レタス「ライディース様、ずいぶんお久しぶりなんですけれども、
いったいどこからいらしたんですの!」
ライ「童守町からだ」
レタス「童守町、実在していたんですの!?」
レーツェル「この際、童守町の有無は問題ではない!
親戚の家の子のバスルームに、このようなゴム製品が転がっていたことについてだ!」
レタス「ですから、それは町でもらった試供品が紛れ込んでいただけで!
そんなことで親族会議を開かないでくださいまし!」
ああ、色気のある話だな
まるで青年誌のようだ
>>361 機体と一体化しちゃってるみたいだしディス姐的には(ソノテノセリフハキキアキタ!
>>366 実はウブなスレイチェルからしたら未知の異物だろうからな
あれ?
冷静になってみると、性欲真っ盛りな高校生達なのに
一通り体験を済ませてそうなのがクリハトウキ組しかいないぞ
一人暮らししてるのはレタス、マーズ、克夜くらいか
サッキーたちも子供だけで暮らしてるようなこといってたけど
単に親が留守がちなだけかもわからん
>>368 待て、影は薄いがラッシュ真龍は同棲しているぞ。
黒歴史になりそうだがな!
>>370 違う。
真龍はクリハんちに居候してる。
真龍は同棲というよりラッシュ宅に住んでいる。もちろんラキア姉ちゃんもいるぞ。
クリハんちに居候は初めて聞くわ。
>>372 3代目スレの395-396
真龍初登場の時点でミズハ家の居候になってるよ。
その後4代目スレの742でラッシュんちに移ってる。
ゼラド「ねえ紫雲くん、ひとり暮らしってどんな感じ?」
克夜「ラク、かな」
ゼラド「え、ラクなの? 大変なんじゃないの!?」
克夜「だって、ご飯時になってもお腹空いたお腹空いたって
妹たちがお茶碗チャカチャカ鳴らす音がしないし」
タカヤ「それは・・・・・・、ラクだな」
ゼラド「タカヤくんが生唾飲み込んでる!?」
克夜「あと、洗濯物もひとり分でいいし」
タカヤ「とてつもなくラクだな」
克夜「掃除するスペースも半減以下だし」
タカヤ「ひょっとして、床に放り出してあるスカートに引っかかって転んだりっていうことも?」
克夜「もちろんないよ!」
タカヤ「・・・・・・いいな、ひとり暮らし」
克夜「スカートは、コケるんだよね」
タカヤ「フローリングとかだと、ツルッと行くよな」
克夜「でもタッちゃん、一週間ほどすると、ふとした弾みに懐かしくもなるんだよ。
あの、お茶碗チャンカチャンカ鳴らすしつけの悪い音が」
タカヤ「・・・・・・懐かしくなってみたい」
ゼラド「タカヤくん、一回ひとり暮らししてみたほうがいいかも。
なんか、生活に疲れて家出寸前の主婦みたいな顔になってるし。
お姉さんたちの自立のためにも」
ゼラド「ご飯とかどうしてるの?」
克夜「基本、食パンとサプリメントかな」
タカヤ「料理したりしないのか?」
克夜「実家ではしてたけど、
ひとりで作ってひとりで食べる分には、まあお腹がふくれればいいかなって」
ゼラド「でも、食パンとサプリメントじゃ栄養偏っちゃうよ」
克夜「大丈夫だよ、僕は野菜ソムリエの資格を持っているから」
タカヤ「なおさらダメじゃないか、野菜ソムリエがそんな食生活送ってちゃ」
克夜「野菜ソムリエと普段の食生活はさ、ほら、別じゃないか」
タカヤ「生活に直結させなかったらなんの意味もないだろ、野菜ソムリエの資格なんて!」
一人暮らしはなぁ、ラクなんだけど
時々(飯だけ作ってくれればいいから誰か嫁に来ないかなー)
とかダメな方向に思考が回るんだよなー
一人暮らしは自由なんだけど
ダメな人はガンガンダメな方向に怠けていくからなぁ
止める人がいないからね
ゼオラ「一人暮らしを経験すると好き嫌いが無くなる事がある・・・?」
ゼオラ「食べる量が減る、とはどこにも書いてないわね」
ゼオラ「ふ・・・」
克夜(せっかくヒロインが複数人いるのに、
ハーレムエンドのないキャラクターにスパロボ主人公の資格があるのか・・・・・・?)
ランディ「間違ってる。お前間違ってる。
スパロボはギャルゲじゃねえ」
克夜(じゃあ、うちのお父さんはいったい何者なんだ・・・・・・?)
ランディ「まあ、ギャルゲ主人公だけどさ」
克夜(うちのお父さんだったら、幼馴染みは綺麗にスルーした上で、
ヒロインもその妹も敵軍のケモノ耳キャラもデフォルトで攻略し、
さらに2週目以降ではイスペイル様を攻略するのに・・・・・・!)
ランディ「お前は幼馴染みになんか恨みでもあんのか。
あと、いくら統夜さんでもイスペイル様まで攻略するはずないだろ」
ミツハル(イスペイル様宅にひたすら電話をかけ続ければ・・・・・・)
ランディ「黙れときメモラー!」
克夜(ところで特権階級は2人まで奥さんを持てるって、
それ根本的なハーレムになってませんよね?)
ランディ「その喋り方なんなんだよ! 流行ってるのか!?」
アクア「イスペイル様のヨロイがパカッて割れたら、中から金髪美女が現れるとか。
あ、これじゃグランゾートに出てたラビのお母さんじゃない。
違うか! 違うか!」
ランディ「・・・・・・」
克夜「・・・・・・」
ミツハル「・・・・・・」
アクア「なにかいってよ! せめてなにかいってよ!
死んだ魚みたいな目になるのやめてよ!」
流行ってるって言えば流行ってるんだろうなぁw
そのうち心の呟きと「あなたって最適な屑ね!」が口癖なミスティリカとか出るのかなwww
姫騎士、自重しろw
そうかK発売から約1ヶ月経つのか・・・
霧さんと姫騎士の子供・・・
霧さんとエセロリの子供・・・
う〜〜ん・・・キツイな・・・
シェルディアだっけか?
なら……こんな可愛い子が女の子なハズがない、シェルト……とか……
【屋上】
ゼラド「あっ、いたいた! ユウカさーん!」
ユウカ「ン?」
ゼラド「ねえ、これの弾き方教えてくれない!?」
ユウカ「リッケンバッカーじゃない。どしたの、それ」
ゼラド「有名なの? このギター」
ユウカ「ジョン・レノンが使ってたって、
古めのロックファンの間じゃ信仰対象になってるヴィンテージギターよ。
このモデルっていうと、もうあんまり出まわってないはずだけど」
ゼラド「アギラおばあちゃんちの押し入れから出てきたの」
ユウカ「見せて。フーン、さすがに弦はヘタってるけど、コンディションはけっこういいのね。
きちんとメンテナンスすれば、いいオト出してくれると思う」
ゼラド「弾けるかなあ」
ユウカ「弾けるんじゃない。ギターなんて究極、弦弾けば音出る楽器なんだし」
ゼラド「わたし、カスタネットくらいしかやったことないんだけど」
ユウカ「マ、やってやれないこともないんじゃないの。
リッケンバッカーはあとで楽器店に持ってってメンテ頼むとして、
取りあえずあたしの使ったら?」
【給水塔の陰】
ヴィレアム「・・・・・・っ! なぜだゼラド!
ギター習いたいなら、なんで俺のとこに来ないんだ!?」
レラ「・・・・・・」
キャクトラ「『お前がギター弾けるの、忘れられてるんじゃね?』
とレラ殿はおっしゃっておいでだが、
友よ、ギターを教わるということは、コードを押さえるときに手が触れ合ったりもするし、
同性のほうが頼みやすかったというだけの話ではないだろうか」
ヴィレアム「俺は! ゼラドと手と手を触れ合わせたいんだよ!」
レラ「・・・・・・」
キャクトラ「『ギターの練習とかじゃなく』と、レラ殿、
無理をおっしゃってはいけません」
ヴィレアム「無理とかいうなよ! 心くじけそうになるじゃないか!」
【屋上】
トウキ「さあ、弁当を食うぞ! 屋上で風に吹かれながら、弁当を超食うぞ!」
ミナト「お、ゼラドじゃん」
トウキ「あれ、ゼラド、ギターなんか弾けたっけ?」
ゼラド「これから教わるんだよ」
ミナト「あ、初心者のうちは、ネックを握っちゃうより、支えるようにしたほうがいいぞ」
ゼラド「え? こう?」
ミナト「や、こう」
ゼラド「こう?」
ミナト「いやいや、ちょっと手ぇ貸してみ?」
ユウカ「たまにネックの握り具合でオト調整するひとがいたりするけど、
最初はベーシックに従っといたほうがいいでしょ」
トウキ「ミナト、お前ギターなんか弾けたのか?」
ミナト「ディープ・パープルの『スモーク・オン・ザ・ウォーター』だけ弾けるぜ!
プリッツのCMであややが演ってたやつ!」
【給水塔の陰】
ヴィレアム「なんの抵抗もなく手ぇ触らせてるじゃないか! ミナトに!」
レラ「・・・・・・」
キャクトラ「『もう、お前がダメなんじゃね』とは、レラ殿それはあまりにもすげないお言葉。
ほら、友よ、我々のやっているワカメタルは高度なテクニックが要求されるし、
初心者には敷居が高く感じられたのではなかろうか」
ヴィレアム「でも、ゼラドは俺がワカメタルやってるって知らないはずだぞ」
キャクトラ「・・・・・・」
レラ「・・・・・・」
キャクトラ『こっち見んな』などとおっしゃらないでください。
このキャクトラとて、もうかける言葉が」
ヴィレアム「やめろよ! なんか憐れんだ目で俺を見るなよ!」
【屋上】
ゼラド「うん、たっ♪ うん、たっ♪」ピレポロピレ
ユウカ「取りあえず最初は、ひたすらオト出してれば指が慣れてくるから」
ゼラド「できたら、曲弾けるようになりたいんだけど」
ミナト「俺は、けっこうすぐに『スモーク・オン・ザ・ウォーター』弾けるようになったぜ!」
ユウカ「なんかいばってるけど、あれ比較的イージーな曲だから。
シンプルなコード組み合わせて作られてるから、
よくビギナーの練習曲に使われてるの」
ミナト「弾きたい曲があると、モチベーション上がるぞ!」
ユウカ「なんか弾きたい曲があるの?」
ゼラド「そういうんじゃないけど」
ユウカ「ンン?」
ゼラド「そのぉ、曲を、作りたいなぁって」
トウキ「おいおい、ズブの素人にそれは、ハードル高過ぎなんじゃないか?」
ユウカ「悪かないんじゃないの? ギターなんて、それほどノーブルな楽器じゃないんだし。
それで、どんなの演りたいの?」
ゼラド「う〜んっと。お礼っていうか、感謝の気持ちを込めた曲っていうか」
ユウカ「ソフトな感じね。
それだったら、M3やP5を中心に組み立ててけば」
【給水塔の陰】
ヴィレアム「感謝って・・・・・・!
久保さんか! 久保さんに贈る曲っていうことか!
くそっ、くそっ! 音楽は、音楽は俺のフィールドなのに!
音楽までも久保さんに持ってかれてたまるか!」
キャクトラ「おお! 友の前髪から、匂い立つほどの必須アミノ酸が立ち昇っている!」
レラ「・・・・・・」スチャッ
キャクトラ「『やるか』ですか? いいですとも!」
ヴィレアム「うぉぉぉぉーっ!
刃突き刺し茎を2等分から3等分に切り分け
茎から雌株を左右に引き千切り奪い去り雌株と茎を永遠に断絶断絶
葉を切り刻み煮えたぎる熱湯にくぐらせ
茹でて茹でて揚げろーっ!」
SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ!
ヴィレアム「茎を2ミリから5ミリの厚さに切り刻み雌株共々熱湯地獄へ道連れだ
抜け抜け抜け落ちろ塩を抜け抜いた塩を吹き上げろ
色を見ろ色を見ろ色を見ろ色が抜け落ちすぎると塩気がない
しかし速過ぎる救済がもたらすは塩辛さ
引き上げると同時に極寒の水を浴びせかけ
そして待ち受けるは白くうねる淫靡な麺もちろん高知産
茹でて茹でて揚げろーっ!」
ゼラド「きゃあっ! あのヘンなバンド!」
トウキ「ヴィレカイザーさんだ!」
ミナト「なんで学校の屋上に!?」
ユウカ「オーライ、来るってんなら、ビートしてやる!」
ズダダダダダダダダダッ!
レラ「・・・・・・」
キャクトラ「当方にバンドバトルの意志なし! 全力で我々を見逃せ!」
ヴィレアム「悪いがこの楽譜をいただく!」
SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ!
トウキ「あれ、行っちゃった」
ミナト「なんだったんだ」
ゼラド「あぁ〜ん、楽譜がぁ〜!」
ユウカ「どうせ第一稿だったし、いくらでも書き直せばいいんじゃない?」
トウキ「でもさ、感謝の気持ちって、誰にあてて書くつもりだったんだ?」
ミナト「久保さんだろ?」
ゼラド「ううん。
前にヴィレアムくんが、なんかわたしの名前入った歌作ってるの見かけたから。
そしたら、わたしからもなにか作った方がいいのかなぁって」
トウキ「そんなもんを、なんでヴィレカイザーさんが持ってったんだろ」
ミナト「ゼラドの譜面に、ワカメタル的に光るなにかを感じたとか?」
ゼラド「えぇ、それ、どんなふうに光ってるの?」
ユウカ「メタルって、音楽聴かせたいのかギターテク披露したいのかわかんないとこあるから、
素人の譜面なんかに興味持たないはずなんだけど」
ゼラド「もう! あのバンド!
アオラはファンみたいだけど、わたしは大嫌い! ぷんぷん!」
【校舎裏】
レラ「・・・・・・」
キャクトラ「『仮題:ヴィレアムくんへ』とありますね」
ヴィレアム「ああぁぁぁああぁぁ、俺は、俺はなんてことぉぉぉぉぉ〜」
レラ「・・・・・・」
キャクトラ「シッ、レラ殿、それは、そればっかりは言い切ってはなりません!」
さすがヴィレカイザーさんだ!自分のフラグすらSOUSHITUするなんて!!
てかリッケンバッカーって無駄にデカいよね
女の子がデカいギターやらベースを持つとなんか可愛く見える法則発動だな
もはや完全に名乗る機会を逸しちまってるなぁwww
ルナとかルルはピアノ習ってそうだ
文化の勉強だとか言ってバイオリンやら和太鼓やらいろいろやってそうだな
主にハザリアが
ああ、ガンソードのメインテーマを太鼓でできるようになってたとか
太鼓なのに音階を出して演奏できる(ただしアニソン限定)とかいう変態的な特殊技能を修得するとか
ミナトならできそうだなぁ…ハロプロ限定で
新番組!
【ぷにおん!】
カスタネットしかできなかったゼラドだけど、ゼロからバンドを始めるよ!
【晩婚カツ!】
見た目30代半ばにして全然結婚する気配のないゼフィア。
既婚が採用条件だった就職面接に合格するため、うっかり「近々結婚する予定だ」といってしまい。。。
【タカヤんちの女子】
ギャンブルで1億もの借金を背負ってしまったタカヤ。
借金返済のために突き付けられた条件は、血の繋がらない「娘」たちの面倒を見ること。。。
【白い前髪】
長年のムショ暮らしを終え、ようやく娑婆に出てきたヴィレアム。
愛した女が既にこの世を去っていたことを知り、失意の日々を送る彼の前に、
ポニョポニョ歌うポセイダル兵の子(♀)が現れるのであった。
【汁 -Siru-】
伝説的な汁の使い手であった母を持ちながら、「それほど汁が好きじゃない」と語っていたかつてのクリハ。
彼女を汁に走らせた理由とは!?
つゆだく青春サスペンス健康ドラマ!
【汁龍虎王 つゆだく!虚乳編】
結果、ご覧のまな板だよ!
けいおんと咲しか元ネタがわからない俺はテレビ離れしてんなぁと思う
でも晩婚カツとタカヤんちの女子は普通に見てみたい
ランル「結局、Zスペシャルディスクがまったく話題にならなか!」
ラーナ「それで、Zって結局シリーズになるんですか」
ランル「もう! ラーナちゃんはイジワルばっか!
もう知らんちゃ!」
ラーナ「あ、あっ、そんな、怒らないでください。
ランルさんに嫌われたら、わたし、わたし・・・・・・」
ランル「んもう、そんな、涙目にならんでよかよ」
ラーナ「ゴメンなさい、ゴメンなさい、
わたし、人付き合いもロボ付き合いも上手くできなくて」
ランル「でもそうやって泣くのは、ちょっとズルかよ」
ラーナ「うちのポストになぜか入ってた、『貧乳限定。』の優待券あげますから」
ランル「そんな優待はいらんちゃ」
一年ぶりくらいに着たけど、ヴィレアムの扱いが相変わらずで安心したW
激闘の末、568系統生命体が消滅寸前の状態にあるのは明らかだった。
だから、突然その身体を直径一メートルの超高密度体に変えたのは、最後のあがきと見ていいだろう。
あまりのサイズ差に、ラアム・ショットガンがいっさい当たらない。小規模な位相空間
をまき散らしながら移動するから、ガンスレイブたちも追いつかない。
突然、コックピットハッチが開いた。大切なものがすぽんと抜ける感覚に、思わず「あ」
と声を漏らす。
「いけません、ご主人様!」
主人が、極限刃を備えたナイフを手に単身超空間に飛び出していく。
荒れくるう時空震にさらされ、装甲板が次々と剥がれていく。魔導筋肉繊維が剥き出し
になった腕を伸ばす。ダメだ。小刻みな位相空間により、触ることもできない。
「来るなッ!」
主人が、思いのほか厳しい声を飛ばした。
「お前は先に帰還していろ。やつは俺がカタをつける」
「でも!」
「待っていろ。必ず帰るから」
最後の言葉は、空間に積分されて銀の色に変換されていった。
あれから、どれだけの時間が経ったのだろう。
数秒かもしれない。数年間かもしれない。
「なあ、あんた」
声をかけてくるのは、これで何人目だろう。
「いつまで、そうしているつもりだい」
「ご主人様が帰っていらっしゃるまでです」
「そのご主人様は、いつ帰ってくるんだい」
「わかりません」
「わからないのに、そうしてるのかい」
「当然です」
「困るんだよなあ」
「お構いなく」
「そういうわけにもいかないんだよ」
肩に手を載せられる。その手を、払いのける。自分に触れていいのは主人だけだ。
「本日未明、OG町内のOG公園内が全裸の女性に占拠され、現場は一時騒然としました。
付近の住民によると、女性は全裸の状態で公園に現れ、
『ここです、ここです』と叫びながら20回ほど発光体を空に打ち上げたそうです。
通報を受けた警官が職務質問したところ、『全裸のなにが悪い』、『絶対にここを動か
ない』、『ここでご主人様を待つ』などと叫んで抵抗しました。
当局では新たな新興宗教による洗脳を視野に入れ、女性の身元を洗う動きだとのことです」
401 :
400:2009/04/24(金) 04:11:57 ID:C4LfraRv
ああん、h抜き忘れです。すみません。
これはなんというGJ
ホントお久しぶりだ
相変わらず良い絵を描きなさる
GJです
久々に神が降臨なされたか…
GJだバランガ家でディス姉をファッ(無限光
>>399 クソワロタwww
>>400 久しぶりの絵師さん! ありがとう!!
それにしても、ゼラドがカスタネット持ってカワイイ笑顔で
『ウン、タン♪ ウン、タン♪』ってやってるのを想像したら
気持ちよくなりすぎてほぼイキかけそうになった
ゼラド「ウン、タン、ウン、タン」カチカチ
アオラ「ウンタカタン」カチカチ
ゼオラ「わー二人ともお上手ー」
ルナ「ほう、幼稚園時代のゼラドにアオラか。中々可愛いのぉ」
ルル「(そのころからぷにほっぺが…うっ)」←湧き出る鼻血を抑えつつ
ゼラド「わー懐かしいねー」
アオラ「ちょ、姉さん達!そんなの見るなよぉ!!」
うわ6_1さんだよひさしぶり!GJです。
右利き用ギターを左利き用として使ってる部分になんかこだわりを感じる
うわ6_1さんだよひさしぶり!GJです。
右利き用ギターを左利き用として使ってる部分になんかこだわりを感じる
ゼラドが唯、ユウカが澪、律はマキネで紬がルナ?
【ジェグナンの喫茶店】
ルナ「なにか、変わった感じのお茶会だな」
ユウカ「・・・・・・っ」
マキネ「ユウカリン、ユウカリン、目を合わそうよ。なんか挙動不審な感じになってるよ」
ユウカ「マッキーはドラムなんか叩けたの?」
マキネ「母ちゃんがよく、ねじりハチマキ装備してたよ?」
ルナ「マキネは、ひょっとしたらドラムという単語の意味を理解していないのかもしれぬ」
ゼラド「どんな曲がいいかなあ?」
マキネ「えっと、まず、『どんなときも』は欠かせないとして、
『SPY』でしょ、『もう恋なんてしない』でしょ、あと『Hungry Spider』」
ユウカ「なにそのマキハラノリユキメドレー」
マキネ「そんなことよりメンバー名を決めよう!」
ルナ「なんだ、メンバー名とは」
マキネ「ほら、よく女の子バンドのメンバーがYUKIとかKAORIとか、それっぽい名前名乗るじゃん」
ユウカ「マッキー、めちゃくちゃスタイルから入るタイプじゃない」
マキネ「ルナは、そのまんまルナでいいよね」
ユウカ「マッキーはマッキーでいいんじゃない」
マキネ「で、ゼラドは」
ゼラド「うん?」
ユウカ「ン〜?」
ルナ「ゼ、ゼド?」
マキネ「ゼラ?」
ゼラド「そんな怪獣みたいな名前やだよ〜!」
マキネ「どっちかっていうと、ゼラドっていう名前がすでに怪獣みたいだよね」
ゼラド「ひど〜い!」
ユウカ「ゼ、ゼスド?」
ゼラド「"ス"はどこから?」
・・・デッサンの確認のために左右反転してそのままだったんだ。てへ☆
以上言い訳
マーズ「ん〜?」
ラーナ「公園でひっくり返ってなにしてるんです」
マーズ「あーゆージケンがあったイジョー、
おれもいつまでも下半身丸出しのまま歩いてちゃいけねーんじゃねーかと思ったのよ」
ラーナ「だからって無理矢理パンツ穿くことないじゃないですか。
四本脚に布きれ引っかけてあるようにしか見えませんよ、それ」
マーズ「でも、ゼンラになったくれーで家宅捜査までされるとあっちゃー、
なにもしねーわけにゃーいかねーよ」
ラーナ「家宅捜査は単に薬物を疑ってただけなんでしょうけど、
ロボくんはロボなのに逮捕されたりするんですか?」
マーズ「おれはロボであってジンケンはねーから、
所有者がセキニンを問われるだろーね」
ラーナ「所有者って、アーディガンさんじゃないですか」
マーズ「そーだね。セケンさまから、
高級ダッチワイフ捨てて捕まったおじーさんみてーな目で見られちゃうよ。
遠のくよ・・・・・・! さらに・・・・・・! おやじの婚期・・・・・・っ!」
ラーナ「そのメカニカルな脚にパンツ引っかけても、異様にしか見えませんよ」
マーズ「でもさー」
ラーナ「スカートでも穿いたらいいんじゃないですか?」
マーズ「やー、おれもいちおー、パーソナルはオトコノコなわけでさー」
ゼフィア「フンドシなら」
マーズ「スカートでいーや」
ラーナ「じゃあ、おリボンも付けてあげましょう」
マーズ「あ、やーんやーん、よしてよー、オトコノコだってばー」
ラーナ「あ」
マーズ「なんだい」
ラーナ「ロボくんて、髪の毛伸びるんですね」
マーズ「アリアおばちゃんの髪が伸びるんなら、おれのカミも伸びるだろーよ」
ラーナ「わかりました。床屋さんやったげます」
マーズ「チェーンソーをしまってくれねーかい」
マーズ的にはディス姐やアストラ兄貴はどんな存在なんだろうな。
まあ一輪車と戦車くらいにスペックに差があるだろうが、一応皆ロボだし
裸の王様しぶとくつよく
火:ルナ
水:キャク
木:アオラ
土:ラーナ
天:レイナ
じい:ゼフィア
今年の戦隊はこんなイメージだなぁ
>>414 一瞬八卦衆&ルラーンかと思ったぜ。(『木』じゃなくて『山』だけどさ)
ユウカ「あっ……(なんか唐突に人を馬鹿にしたくなってきた。)」
レタス「あら、どうかしましたかユウカ?」
ユウカ「……いや、なんでもない、キャベツ。」
レタス「レタスですわ。どうしたんですの?」
ユウカ「大丈夫だ。気にするな浅葱。」
レタス「だからレタスですわ。何がありましたの?」
ユウカ「いや、問題無い。用事を思い出したので帰らせてもらう。(飽きてきたな……)」
レタス「はあ、そうですか。御機嫌よう。」
ユウカ「ああ、また明日な。万能葱。」
レタス「だからレタスですわ!!」
ゴメン、ただなんとなく書きたくなった。
じゃあ俺、レイナにギュッとされてこなくちゃだし
ハザリア「もうすぐゴールデンウィークだが、
なあピースケ、前人未踏の秘境というものに心当たりはないか」
ランディ「ピースケじゃねえし、なんで俺に訊くんだ」
ハザリア「貴様ならきっと、妙な遺伝子情報が封印された方舟が眠る山が
どこにあるか知っているはずだ」
ランディ「そんな途方もないとこ行ったことねえよ。
そうだな、山が好きなら、東の方に冬でも桃がなってるヘンな山があったぞ」
ハザリア「なるほど、西か」
ランディ「東だっつってんだろ!」
ハザリア「貴様が南といったら、それは北ということだ!」
ランディ「もう少し俺を信頼しろ!」
克夜「ダメだ! ダメダメっ!
ちょっとゴールデンウィークだからって、地球に来たいなんてムチャをいうんじゃない!
地球は怖いんだぞ!
パンを咥えて遅刻でもしようものなら、すぐさまハーレムに組み込まれてしまうんだぞ!
ナデシコのセガサターン版のゲームに出てた、
なんか適当なデザインしたヒロイン並に適当な扱いでハーレム入りしたいのか、お前たちは!
生意気をいうのはバランガさんより大食らいになってからにしなさい!
じゃあ、切るぞ? 僕がいないからって、夜中にお菓子食べるんじゃないぞ?
なに? そんなもの、兄はお見通しだ!」
ガチャン
ランディ「妹さんか?」
克夜「安心してくれ。地球行きは阻止した」
ランディ「なにしてくれてるんだよ」
克夜「Pちゃん、ご期待に添えなくて申し訳ないけれど、
うちの妹たちは僕たちと同い年なんだ」
ランディ「なんのご期待だよ」
ハザリア「ロリコンだからな、ピースケは」
ランディ「だからさぁ! 俺がロリコンだった現場、お前らどっかで見たことあるのかよ!」
克夜「まったく、簿記三級も取得していないうちから地球に来たいだなんて、
うちの妹たちはなんて無謀なんだろう!」
ハザリア「なあ、教えてやるが、簿記は地球に来るための資格ではないぞ?」
ランディ「無視すんなよ!」
克夜「小さいころから三度三度のご飯とおやつをせっせと与えてきた妹たちを、
なんか適当な感じのハーレムなんかに加えられてたまるもんか!」
ランディ「お前本人が全然ハーレム作れてないくせに、なにをそんなに警戒してるんだよ!」
克夜「だってうちの妹たちの可憐な大食らいぶりと来たら、
カイツくんとこの妹さんをはるかに上まわるからね」
ハザリア「むぅ、たしかにうちの変態妹は全然可憐ではないと言わざるを得ないが」
ランディ「ずいぶんあっさり負けちゃったな、おい!」
克夜「Pちゃんだって、内心マキネさんは世界一可愛いと思っているんだろう?」
ランディ「あいつの名前と可愛いなんて言葉、同時に聞いたの生まれて初めてだよ!」
ハザリア「結局あれは、貴様の姉なのか妹なのか」
ランディ「知らねえよ、そんなもの。
だいたいおなじころに生まれたけど、あっちは地球で俺はラ・ギアスだったから
時差がゴチャゴチャなってよくわかんなくなったんだってよ」
克夜「お姉さんなんじゃないかな。妹だったら、もう少し可愛がってるものだろう」
ハザリア「いや、あれは妹だろう。妹など、いっさい可愛くないものだ」
ランディ「どぉでもいいよ、お前らの妹観!」
ランディは桃花源に行ったんならついでに符術でも習ってくれば良かったのに
それで桃の木の魔装機神の操者の資格でも得てくれば良かったのに
逆に考えるんだ。妹2人もハーレムの一部、そう考えるんだ。
ランディ「ランディ・ゼノサキス。
迷子だ。本籍地は、忘れた」
ランディ「きっさまぁァァアッ!
生理が来るだとぉ! 脇に毛が生えるだとぉっ!
バカヤロウ! バカヤロォォォォォッ!」
ランディ「マナはなぁ・・・、笑うとえくぼのできる・・・、いい幼女だった・・・。
足首が・・・、それはそれは柔らかそうで・・・。
その幼女が、その幼女がっ! 成長していくのが許せなくてっ、
俺は、俺はっ!
わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーっ!」
-------------------------------------------------
ハザリア「というようなことをしてきたに違いない」
克夜「しょうがないロリコンだなぁ」
ミナト「うちの妹になにしやがった!?」
ランディ「俺のロリコンエピソードを捏造するんじゃねえっ!」
ランディ…お前って奴は…
422 :
それも名無しだ:2009/04/29(水) 20:30:45 ID:Vzo7gloP
まぁいいんじゃない?ロリコンキャラ今のところいなかったし。
これを機に出番増えるかもよ!
「デスピニスさん!」
彼が今まで聴いたことのない荒々しい声で私の名を呼ぶ。
「デスピニスさん!俺だってもう子供じゃないんだ!」
呆気にとられる私の腕を掴み、彼は私を壁へと追い詰める。
彼が語る地底王国は幻でも、その妄想の王国のために鍛えている彼の腕力は本物だ。
女のか弱い腕では抗うことはできない。
彼の瞳を覗く。ギラついた彼の目。
今まで可愛い子豚だと思っていた彼が世の男性と同じく飢えた狼であることに初めて気付く。
「ダメです!私にはラウルさんが・・・・」
「ラウルさんが貴女に振り向くことはない」
当たり前の事実、でもずっと目をそらしていた。
そばに居られるだけで良い、そんな風に自分を騙しながら。
「寂しかったんでしょう。
俺が慰めてあげますよ」
そう言うと彼は乱暴な手つきから一転、そっと私のあごに手を添え彼の方に顔を向けさせる。
彼と目が合う。彼の顔が近づく。
添えられただけの手、振り解くことは簡単にできる。
でも、私にはもう抵抗する力は残っていなかった。
私は目を閉じて彼の柔らかな唇を感触を受け入れた。
ランディ「何だ、これ?」
マキネ「昼下がりのグレーデン家の一幕を想像してみたんだけど、間違ってた?」
ランディ「間違ってるよ!
確かにラウルさんたちは仕事に行って、ミズルが遊びに行って、俺とデスピニスさんが二人で残されることは割りとあるけど、ねえよ!
お前の中で俺は何なんだよ。何でデスピニスさんの一人称なんだよ。
この想像はデスピニスさんに本気で失礼だからな!」
ハザリア「成る程、同年代に興味がないからロリコンだとばかり思っていたが年上好きだったか」
克夜「今度フー=ルーさん紹介しようか?」
ランディ「マジに取ってんじゃねえよ!
マキネの想像だって言ってるだろ」
マキネ「なんだい。未だに牡丹の花のひとつも落としてないってのかい。
情けない兄だか弟だよ」
ランディ「お前の想像の中じゃデスピニスさんがか弱いってことになってるけどそんな事ないからな!
あの人、メチャメチャに圧縮したスクラップを片手で楽々運ぶんだぞ!
血迷ったお米屋さんや酒屋さんがデスピニスさんに襲い掛かってメコメコにされてるのを見てんだぞ!
手出せるかよ!」
ハザリア「成る程、怪力さえなければ手を出す気があると」
克夜「うちの母さんたちに手を出したら絶交だぞ」
ランディ「どっちにしろ手を出す気はねえよ!
克夜も要らない心配してんじゃねえよ!」
>>412 通りすがりの機械獣ダブラスM2「も、もしもし、警察ですか!公園に四本足のリボンとスカート穿いた男の子と、チェーンソー持って女装している小学生男子と
フンドシ持って呆然としている30代ぐらいのジャパニーズヤクザがいます!これ以上無いってほど凄く怪しいです!早く来てください!」
アストラ「嬢、よくわからないが妹が当局に拘束されてしまった。
しばらく、我々だけでやっていかなければならないようだ」
イングレッタ「そのためには、いまのあなたの装備では心許ないわね」
アストラ「そうだろうか。いままで、どこへ行ってもわりとオーバーキルだったが」
イングレッタ「イスルギ、お願いするわ」
ミツハル「そのご命令を待っていましたイングレッタさん!
お母さんに左遷されたときも、父が漫画・アニメ・ゲーム表現規制法通したときも、
部下がいうこと聞いてくれないときも、女子社員からゾーキン臭いお茶出されたときも、
それでもイスルギにしがみつき続けたのは、いつか紐緒さんのために世界征服ロボをお作りするため!
どんな装備でもお付けしましょう!
そして僕の紐緒さんになってください!」
イングレッタ「私があなた個人のものになることはないわ」
ミツハル「そうでしょうとも、そうでしょうとも!
それでこそ紐緒さんだ!
思えば紐緒さんエンドは、
紐緒さんともあろうものがたった1人の男に心奪われるという点が不満でした!
違う違う、そうじゃない! 紐緒さんはそうじゃない!
世界は紐緒さんのものであり、紐緒さんは世界のものなんだ!
一個人の自由になっていいものじゃあないんだ!」
アストラ「なんだ、ヒモオサンというのは」
イングレッタ「大昔の恋愛ゲームに出ていたキャラクターよ。
私に似てるみたい」
アストラ「この男は、退治しなければならない種類の人間ではないだろうか」
イングレッタ「その男を殺すと、地球経済に地味な影響が出てくるからよしなさい」
ミツハル「あ〜あ、通いたいなあ、私立きらめき高校」
人物辞典によると、フーちゃんと統夜の間にも風夜っていう子供がいるんだよな。
性別もよくわかんない、たぶん名前だけのキャラだけど。
さすが紫雲統夜はハンパねーぜ!
ミツハルって地味にこのスレで一番可哀相な存在なのかもしれない
ミナトは気味悪がられちゃいるがアイミは相変わらず想い続けてるみたいだしなぁ
最近見ないがアークもなんだかんだで友人に恵まれてるしな
可哀相も何もアークは勝ち組じゃね
スレの最多フラグ保持者だし
アークさえその気になればいつでも伊藤誠れる(動詞)ぐらい好感度MAXだし
ミツハル「お待たせしましたイングレッタさん! 完成です!」
アストラ「これは・・・・・・」
ミツハル「いかがでしょう」
イングレッタ「悪くないわね」
アストラ「スクール水着、ではないだろうか」
ミツハル「スク水だから2次創作じゃないもん!」
アストラ「なにをいっているんだ、この男は」
ミツハル「この、腹にプリントされてるやっつけ感ただよう『あすとら』のフォント選びに手間取りましたよ」
イングレッタ「頭にシカのツノも付けたらいいんじゃないかしら」
ミツハル「さすがイングレッタさんは限界への挑戦を忘れない!」
アストラ「私はいま、なんの目的のために改造されているのだろうか」
日本民間放送連盟「二次創作は許さないよ!」
ミツハル「じゃあ次の装備はですね!
イングレッタ「・・・・・」
アストラ「お嬢、仕事だ」
イングレッタ「そうね」
ミツハル「え?」
イングレッタ「そろそろ失礼させてもらうわ。なかなか楽しかった」
アストラ「我は愉快でも何でもなかったがな」
ミツハル「ま、待ってくださいよ!まだまだお見せしたいものもあるし、ああそうだ!このあと一緒にディナーでも
イングレッタ「全てキャンセルよ」
ミツハル「そ、そんな・・・」
アストラ「いいのかお嬢?」
イングレッタ「なんのこと?」
アストラ「あの男、よくわからんがひどく落ち込んでいるようだぞ?」
イングレッタ「優しい言葉は苦手」
アストラ「暇つぶしに付き合ってくれたのだから、そう無碍にするものではないだろう」
イングレッタ「それもそうね」
ミツハル「(いぢいぢ)」
イングレッタ「お礼は、頬でいいわね?」
ミツハル「え?」
チュ
ミツハル「!?!」
イングレッタ「感謝のしるし。時間がないからこれで済まさせて」
ミツハル「ひひひひひ紐緒さんがくぁwせdrftgyふじこlp
アストラ「忠告しておくが、お嬢にキスをされると不運なことが降りかかるというジンクスがある。しばらくは大人しくしていたほうがいいだろう・・・
聞いていないな?」
アストラ「・・・大丈夫なのかあの男?」
イングレッタ「さあね、そのうち忘れるでしょう」
さすがグレ様!他のキャラにはなかなかできないことを平然とやってのける!そこに痺れる憧れるぅ!
◎
その日も、レタス・シングウジは行きつけの雀荘で麻雀を打っていた。
さして面白くもない半荘を終え、熱いオシボリで手を拭いていたときだった。
「レタスさん、君はまた」
頭の上から声をかけられた。上を向くと、タカヤ・ナンブが苦虫を噛みつぶしたような
顔をしていた。
タカヤは隣のクラスの男子生徒だ。どうにもおせっかいな性格をしていて、なにかに
つけてレタスの賭場通いに小言をいう、うるさい人物だ。
「お説教をされる覚えはなくってよ。
あなただって、ここに来ているんじゃないですの」
タカヤは少しムッとしたように唇をへの字に曲げた。
「俺は、バイトだよ」
「あら、ここでボーイでもするんですの?」
「そうじゃない」
「ナンブ君、お友達かい?」
雀卓が並ぶ中を、ひょろりと背の高い男が歩いてくる。ミツハル・イスルギだった。
地球圏でも有数の複合企業であるイスルギグループの、御曹司といえば御曹司だが、父親
からは認知されていない私生児で、母親からも軽く冷遇され末端の部門に左遷などされて
いるひょうろく玉だ。
「あ、友達っていうか、隣のクラスの子なんですけど」
「麻雀できるの?」
「できるんだよね、たぶん」
「できなかったら、なぜこんなところにいるとお思いですの?」
「ちょうどいいや。面子に加わってもらおうよ」
レタスの返事も聞かないうちに、ミツハルは正面の椅子に腰を下ろした。
「おや、君はシングウジ君の娘さんじゃないかね」
ミツハルの後ろに、さらにもう1人、背広姿の男がいた。ユアン・メイロンの名前を思
い出すのに、少し時間がかかった。イスルギに匹敵する大企業であるマオ・インダスト
リーの重役で、レタスの母親とは昔から仕事上の付き合いがある。幼いころに、何度か
会ったことがあった。
記憶にある姿より、だいぶ老け込んでいた。髪の毛などは真っ白になっている。もう
かなりの高齢のはずだが、その足取りはかくしゃくとしていた。
「ユアンおじさま、ご無沙汰しております」
レタスは立ち上がり、スカートの端をつまんでお辞儀をした。
「これはいい。キョウスケ・ナンブとタスク・シングウジの子と打てる機会なんて、滅多にない」
ユアンは目を細めながら卓に付く。
「そういうことでしたら」
「じゃ、決まりということで」
「レートは」
「ナンブ君、君の同級生はおっかないことをいうねえ。
お金なんて賭けないよ。ただのお遊びなんだから」
ミツハルがボーイを呼びつけて湯飲みとオシボリを受け取った。
「まったく、うちの娘婿と来たら麻雀ひとつ打てないのだから」
「お孫さんはどうでしたっけ?」
「孫はな、可愛いことは可愛いが、これがどういうわけか、娘婿に似てしまってね」
「おやおや、それじゃおじいちゃん、寂しいじゃないですか」
「年寄り扱いはよしてくれ」
「ルールはどうしましょうか。お国のルールで行きましょうか?」
「いや、ジャパニーズスタイルでいい。その方が面白い」
「恐れ入ります」
ミツハルがへらへらと笑いながらサイコロを投げた。
「どうですか、景気は」
「どこもおなじだろう」
「いや、うちはそれほど苦しくないんですけどね」
「そりゃあ、君のとこは採用枠絞ったり雇用整理したからだろう」
「ははははは、優秀な人材なら誰でもウェルカムなんですけどねえ」
「それで、いるのかね、優秀な人材は」
「いやいや、業界でユアン氏の手腕を見聞きしていると、自然と目利きが厳しくなってしまって」
「よしたまえ」
「でも、実際のとこどうですか?
先のヒュッケバイン偽装問題以来、マオ社はケチの付き通しでしょう」
「君ね、こんな老いぼれを引き抜くつもりじゃなかろうね」
「とんでもない。ユアン氏あってのマオ社じゃないですか。
どうしてわざわざ、先々代からの好敵手を潰すようなことをしましょうか。
いやね、僕の知り合いにも、なにかっていうと生き馬の目を抜くだのなんだの、
やったら好戦的なのがいますけど、きょうびそんなの流行らないじゃないですか。
共存共栄、仲良く助け合っていこうじゃないですか」
「イスルギは後継者に恵まれているよ」
ユアンの皮肉めいた口調に、ミツハルは悪びれもしない。
「マオ社は恵まれていないようですね」
「それは、ちょっと、私はコメントできんな」
「いや、僕だって、後継者だなんていわれていいものかどうか」
「ツモ」
レタスが牌を倒すと、背広姿のふたりは感心したように口をすぼめた。
「いやいや、シングウジ君と打ったときのことを思い出すよ」
「君さあ、まさかサマなんかやってないよね?」
「ユアンさん相手に、そんなことをするはずがないでしょう」
この場で、レタスはいっさいのイカサマを使っていない。
べつに、ユアンへの義理のためではない。そもそもレタスは、イカサマを使うことをた
めらったことがない。ギャンブルとは、運と技量がきっちり半々に求められるものだ。イ
カサマはテクニックのひとつであり、イカサマが発覚するか否かも含めてギャンブルである
と考えている。
ここでイカサマを使わないのは、使う必要がないからだ。
こんなものは賭博ではない。
単にカネを賭けていないからというだけではない。ユアンにもミツハルにも、勝とうと
いう気概も、相手を食らおうとする闘争心もない。ただ、世間話をする場として雀荘を選
んでいるだけだ。
「テンパイ」
加えて、タカヤ・ナンブの打ち方だ。
わざわざ三色をくずして、テンパイに留めている。明らかに勝とうとしていない。
――接待麻雀、というものですの。
ミツハルはイスルギの現社長、ミツコ・イスルギの実子だが、後継者だという話は聞いたことが
ない。そもそも、あの実利主義がチャイナドレスを着てほくそ笑んでいるようなミツコ・イスルギ
が、血が繋がっているというだけでミツハルを後継者にするはずがない。ミツコの実子であり、認
知されていないとはいえ有力政治家の血を引くミツハルを末端の外食部門に飛ばしている点から明
らかだ。
たぶん、ミツハルはイスルギ内での権力闘争でアドバンテージを得るため、業界内でその手腕を
高く評価されているユアンとのパイプを作るつもりなのだろう。
タカヤの存在は、簡単にいえばユアンに対するおべっかだ。あらかじめユアンに勝た
せるための面子に違いない。
バカバカしい。レタスの中に苛立ちが生まれる。
この場にいる人間は、1人残らず博奕を冒涜している。こんな勝負に加わっている自分
も含めてだ。
さっさと終わらせてしまおうと、牌をツモる。
「リーチ」
「あ、ゴメン。それ、ロン」
タカヤが申し訳なさそうに手を挙げる。
「リーチ、ツモのみ」
そういえば、タカヤ・ナンブと麻雀を打つのは初めてのような気がする。
何度かギャンブルをしたときは、カードやルーレットだった。一度似たようなことを
したことはあるが、あれは似て非なるもの、ドンジャラだった。
「しかし、なんだね、ナンブ君の麻雀はぱっとしないね」
「点数計算はできるようだが」
ミツハルとユアンが好き勝手なことをいっている。
「すいません、俺、あんまり父さん似じゃなくて」
「そんなこといったら君、お父さんにもお母さんにも似てないじゃないか」
「キョウスケ君のようになるのも難しいだろうが、
男というものはだね、もう少し覇気を持って」
「あ、すみません。ツモです」
点数表に書き込みながら、タカヤはふと腕時計を見た。
「申し訳ありませんけど、このあとバイトが入ってて」
「ああ、いいよいいよ。じゃ、ここでお開きってことで」
「また、打とうじゃないか」
「じゃ、失礼します」
タカヤはペコペコと頭を下げながら雀荘を出て行く。
冴えない麻雀だった、と思いながらレタスは得点表を眺める。
この時点で、トップはレタス。次いでユアン、タカヤ、ミツハルと続いている。
どうせカネも賭けていないし、勝敗などどうでもいい。
そう思いかけた矢先、レタスの全身を電撃が貫いた。
「これは」
「どうしたんだい?」
きょとんとしているミツハルの目の前に、レタスは得点表を放り投げた。
「三連続プラマイゼロ、ですのよ。タカヤさんの得点」
「それがどうしたんだい」
「これが偶然だと、思うんですの!」
「偶然だろ?」
「麻雀は運に左右されるゲームだよ。プロでもトップ率3割行くかどうか」
「ですけれど」
レタスはごくりと唾を飲んだ。戦慄とは、このようなものなのかも知れない。
「圧倒的な力量差であったら?」
首を傾げながらもまた談笑に戻る二人を捨て置き、レタスは雀荘から飛び出した。
いつの間に降り出したのか、外は豪雨だった。それでもレタスは、路地を歩くタカヤの
背中を求めて走った。
「タカヤさん!」
「え?」
ようやく追いついたタカヤ・ナンブは、相変わらず人畜無害そうな微笑みを浮かべていた。
「なんだい?」
「あなたの得点、三連族プラマイゼロ。あれは、わざとだったんじゃないんですの?」
「ああ」
タカヤはなぜか照れたような顔をする。
「俺が麻雀をやると、なんでかあんな感じになるんだよ」
「ふざけないでくれまいまし!」
強烈な雨粒が肩をびしびしと叩く。レタスは喉も張り裂けんばかりに叫んだ。
「べつに、ふざけてなんかいないよ。
だってあれはギャンブルじゃない。接待なんだよ。
まさか、接待相手のユアンさんに勝つわけにもいかないし、
かといって負けすぎたって興が冷めるじゃないか。
そうすると、プラマイゼロっていうのが一番無難なんだよ」
この男は、なにをいっているのだ。
レタスはわけのわからない怒りに襲われた。
「あなたがっ、いまのような打ち方を続けるのならっ!
即刻麻雀部から退部してくださいまし!」
「俺、麻雀部なんて入った覚えないよ」
「では、ナンブの姓を名乗るのをやめてくださいまし!」
「無茶いうなよ、ナンブじゃなかったら、俺、誰なんだ」
「わたくしの知ったことではなくてよ!」
髪を濡らす雨水が湯気に変わらんばかりの怒りを覚えながら、レタスはタカヤに背を向けた。
◎
レタス・シングウジは、ナンブという名字に大して憧憬と嫉妬が相反した感情を持っている。
思えば、レタスの父はマジックを得意とするギャンブラーだった。ようするにイカサマ
師ということだ。
幼いころから父にマジックの手ほどきを受けてきたレタスだから、父の指先からはまさ
に魔法が生まれるということをよく知っている。イカサマさえ発覚しなければ、父にギャ
ンブルで勝てる人間などいはしない。そう信じていた。
――いいや。
父は、まるで自戒するような口調でいったものだった。
――世の中にはな、イカサマとかなんとか関係なく、勝ちをもぎ取る人種がいるんだよ。
ギャンブルの神さまに愛されてるっていうのかな。
ま、あんまり愛されちゃいけない神さまなんだけどな。
その人物は、特別にギャンブルが強いわけではなかったらしい。
むしろ、普段は弱かった。オケラになって、罰ゲームを受ける常連だったという。
にもかかわらず、ここ一番というときには必ず勝つ。勝率が低かろうが、イカサマを
仕掛けられていようが、理不尽なほど勝つ。
その人物のことを語るとき、父はいつも夢を見るような目をしていた。
レタスは、父のことが好きだった。だから、父にそうまで言わせるその人物のことを
妬んだ。
その人物の名前はキョウスケ・ナンブ、タカヤ・ナンブの父親だった。
◎
ナンブ家の玄関で、タカヤ・ナンブは呆然とした顔をして足元に学生鞄を落とした。
「なにやってるんだよ」
「卓に付け、タカヤ」
キョウスケ・ナンブの声音には、有無をいわせない迫力があった。
「君の差し金か」
じっとりとしたタカヤの視線を受けて、レタスは形ばかりの微笑みを浮かべた。
「あなたがナンブの姓にふさわしいかどうか、見極めさせていただきます」
「役所にいってくれよ、そんなこと」
タカヤは靴を脱いで、タタミ部屋の上に上がった。
「うちにこんなのあったんだ」
ナンブ家の玄関を入ってすぐの居間の中央に、自動卓が鎮座している。かなり使い込
まれているらしく、塗装があちこちハゲかけている。
「お前が生まれたとき、倉庫にしまったきりだったのだがな」
「ずっとしまっておけばいいのに」
「タカヤ、麻雀は勝ちにいくものだ」
「今日、仕事はどうしたんだよ」
「非番だ」
「じゃ、ずっと寝てればいいのに」
「お前がそういう麻雀を打っているというのなら、父親として放っておくわけにはいかない」
「なにが父親だよ」
タカヤは、少しムッとしたような顔で卓に付いた。
「いっておくけど、俺はギャンブルなんか好きじゃないし、勝ちに行くつもりもないよ」
「なら、打ってみろ」
自動卓の中央で、サイコロが転がった。
◎
1回線、東一局。親はレタス。
「リーチ」
点棒を置く。この時点で、すでにレタスは牌のすり替えを行っていた。
自動卓の存在は、イカサマが入る余地を大幅に削る。しかし、まったくのゼロにはでき
ない。ましてレタスはマジシャンだ。たとえ3人に囲まれていても、すり替えに気が付か
れない自信があった。
リーチ一発ドラ3。遠慮はいらない。初手から突き放しにかかる。
「ロン」
だからその声は、まったくの予想外だった。
北家に座るキョウスケの手牌を見て、レタスはまた戦慄する。
国士無双、単騎待ち。しかも上がり牌は字牌の9。たったいま、レタスがすり替えて
スカートのポケットに放り込んである2枚とおなじ牌だった。つまり、キョウスケは場に
2枚しか出まわっていない牌で上がったことになる。
――まさか、知っていて?
イカサマを看破した上で、レタスにプレッシャーを与えるために、あえて不利な牌で
上がったとでもいうのか。
わからない。じっと南家に座る息子を見据えるキョウスケの目からは、なんの意図も
読み取れない。強烈なまでの攻撃性だけが伝わってくる。
――これが、キョウスケ・ナンブ。
レタスの胸に薄ら寒い風が吹く。
レタスを威圧する意図があったか否かでいえば、否の可能性が高い。キョウスケ・ナン
ブは、そういった手管を得意とするタイプではない。キャリアから考えればもっと昇進し
ていて良さそうなものなのに、いまだ一パイロットで居続けているのがなによりの証拠だ。
ただひとつわかるのは、初手から役満を狙いにいった勝負度胸、そして実際に上がって
見せた強運だ。
――ギャンブルの神に愛された男。
そんな人間がいるとすれば、たぶん人間としてはろくでもないのだろう。
父の言葉を体現した人物が、いまレタスの目の前に座っていた。
◎
「ロン」
唐突。それはまさに、晴天の霹靂だった。
「メンタン、ニンロクはニックっす」
ヒューゴ・メディオは朗らかな顔で宣言する。
「ヒューゴ先生!?」
「なに驚いてるんだよ」
「リーチの宣言はしたんですの?」
「したよ?」
盲点。まったくの不意打ちだった。
元来、麻雀は4人で打つものだ。3人で打ち続けていられるはずがない。にも関わらず、
レタスはヒューゴ・メディオの存在にまったく気が付かなかった。
考えてもみれば、レタスがキョウスケに声をかけたのは学校の職員室だった。おそら
く、娘の生活態度のことで呼ばれていたのだろう。そうであるからには、応対してた教師
がいたはずだ。それがヒューゴであったとしたら、学校からこのナンブ家に着くまで、
タカヤの帰りを待つまで、いまのいままで、ずっと西家に座っていたことになる。
「先生、昔は哭きのウルフって呼ばれてたんだぞ?」
なんという存在感のなさだ。まるで空気だ。この教師のリーチは、ダマとおなじだ。
◎
壁掛け時計が刻々と動く音が、やけに大きく聞こえる。
「父さん」
「なんだ」
「考えてみると、父さんと麻雀するの、初めてのような気がする」
「間違いなく初めてだ。お前が生まれたときから、麻雀牌には触っていない」
「ついでにカードや競馬も辞めればいいのに」
「赤ん坊のお前を抱いたとき、もう麻雀はするべきではないと感じた。それだけだ」
「なんだよ、それ」
「感触だけだ。根拠はない」
「挑発してるつもりじゃないだろうな」
キョウスケの前には、すでにリーチ棒が置かれている。
「どうとでも取れ」
「そう」
タカヤが片手を持ち上げる。
「カン」
牌を打ち鳴らすと同時に、タカヤの指がリンシャン牌に伸びる。
めくられた牌は、まるで必然のような絵柄を刻んでいた。
「嶺上開花自摸。70符2飜は1200・2300」
タカヤの目の色がいままでと明らかに変わっていた。
いままでも、こんなことがあった。
タカヤ・ナンブという少年は、普段はギャンブルなんて好きじゃないと公言している。
様々な事情でギャンブルの場に立つときも、初めは消極的な張り方をする。それが、ある
時点で変わる。劇的に変わる。
はっと、レタスは後ろを見上げた。
そこに、なにか得体の知れないものが浮かんでいて、自分たちを見下ろしているような気がした。
◎
レタスは疲労困憊していた。
「ロン、7700」
ここまで、タカヤが3連続で上がっている。キョウスケはノーテンか役満上がりのふた
つにひとつ。油断していると、いつの間にかヒューゴが上がっている。
心細い。自分が、ひどく場違いなところにいるような気がする。
狼がいる。ここは、狼の巣窟だ。
「レタスさん」
横から、タカヤが心配そうにレタスの顔を覗き込んでいた。
「顔色が悪いけど」
「よしてくださいましっ!」
敵から情けをかけられるなんて、屈辱でしかない。
レタスは、そう考えているはずだった。
だから、タカヤが意外にそっけなく視線を正面に戻してしまったとき、奇妙な寂しさ
を感じた理由がわからなくなった。
「俺は」
「なんですの?」
「俺は、おかしいのかな」
「それは、おかしいんじゃないんですの?
勝負で勝ちにいかないだなんて」
「そうだ、そうなんだ。そのはずなんだ。
俺はギャンブルで勝とうと思ったことなんてない。
ギャンブルなんて嫌いだ。ギャンブルをやる人間なんてろくでもない。
そう考えているはずなのに」
捨牌をするタカヤの手が、小刻みに震えていた。
「こうやって勝負の場に立つと、こう、胸の芯がヒリつくような、そういう感じに襲われるんだ」
「それが勝負というものです」
「これが勝負なのか」
「あなたは、勝ちたいと考えないんですの?」
「たぶん、怖いんだな」
「勝つことを恐れているんですの?」
「小さいころから、トランプをやってもオセロをやっても、なんでか俺は勝っちゃうんだ。
勝ちすぎると、みんな白けちゃうし。
そういうの、イヤだったんだ」
「バカにしているんですの!」
レタスは思わず立ち上がった。
「あ、シングウジ、それロン」
「ヒューゴ先生は黙っていてくださいまし!」
「だって、ロンだし」
「バカになんかしてないよ」
「勝てるのに勝たないということは、相手を侮辱していることに他ならないじゃないですの!」
「でも、そうしてまで勝つ理由っていうのが、俺にはないんだ」
「なら」
異様な感覚だった。全身に、氷のように冷たい汗をかいている。そのくせ、胸の奥は焦
げるように熱い。
「わたくしのために勝ちなさい!」
「え」
「普段のあなたは、なんの面白みもない方ですけれどっ!
でも、それでもっ! 勝負に臨む横顔はっ!
あなたはっ! 自分で気が付かないんですの!?」
「ああ」
タカヤは椅子にもたれかかり、深々と息を吐いた。
「父さん」
「なんだ」
「俺は、勝っていいらしいよ」
「そうか」
キョウスケは瞑目したまま牌を捨てる。
「勝とうと思っただけで勝てるほど、ギャンブルは甘くないぞ」
「勝とうと思わなくても勝っちゃう俺が、勝とうと思ったら、
それは勝つよりほかにないんじゃないかな」
牌を持つ手を高々と掲げるタカヤに、レタスは狼を見たような気がした。おずおずと、
しかしギラギラと光る牙を敵の喉笛に向かって剥いている。
唸り声すら上げて、タカヤの手がカンをツモる。
勝とうと思って勝てるギャンブルなどない。
求められるのは、この空間を支配する超人的な豪運。
奇蹟といってもいい所業を可能とするのは、神か、あるいは悪魔か。
「ツモ、四暗刻」
タカヤの頬が、ほんのりと朱に染まっていた。その目に、いまはなにも映ってはいない
だろうと思われた。ふつふつと煮えたぎるような熱い塊を吐き出したばかりのような、そ
んな恍惚に輝いてた。
――お父さま。
レタスは薄汚れた天井を仰いだ。
――レタスはやはり、ナンブという姓が妬ましいのです。
ギャンブルに愛された血族のことを、たぶん父は好きだったのだろうなと、レタスは思った。
やべぇ、ちょっと燃えた。
普段あんまり聞かない「鋼鉄の孤狼」をキョウスケが出てきた辺りでフォルダの奥から引っ張り出してくるぐらい。
GJです
やっぱりこの二人は良いなあ
ヒューゴ先生はステルスカワイイ
>「だって、ロンだし」
ヒューゴ先生空気読んでwww
ギャンブル運ある奴は羨ましいなぁ
麻雀をやっても毎回プラマイゼロくらいで終わってしまう
逆に、ギャンブル弱いのは誰だろう
ゼフィアは弱そうだ
ゼフィアをそこまで弱くしなくても
どこまで雑魚になってるんだよゾンボルトの血筋は
一芸特化はゾンボルト家男子の伝統じゃないか。
ゼンガーさんだって基本的にボスキラー以外使い道が(ザンカントウ、ライコウギリ!
OG外伝では強かったなボス
フォルカとボスとトロンベで雑魚狩りしたな・・・
じゃらじゃらじゃらじゃら
ディストラ「ああん、負けちゃいましたぁ♪」
クォヴレー「なぜ嬉しそうにしている」
ディストラ「じゃあ、仕方ありません。脱ぎますね」
クォヴレー「なぜ脱ぐ」
ディストラ「いやだご主人様。麻雀で負けたら服を脱がなくちゃならないんですよ?」
クォヴレー「そうなのか?」
イングレッタ「もちろんそうよ」
クォヴレー「もちろんなのか」
イングレッタ「もちろん、スクール水着一丁のあなたもよ」
アストラ「元はといえば、武装が心許ないから改造されたのではなかったのだろうか」
地デジス・アストラナガンとアナログナガン
スク水淫乱巨乳メイドか・・・
アナがグロいだなんて、なんてことを…
ただいまLOVE×2旅行中!!
旅行っつーと
ゼラド「まだ見ぬグルメが私を待っている!」
ルナ「まだ食べる気かゼラド…ああ、でも猫のたくさんいる漁港は行ってみたい」
レイナ「あんたらもうちょっと静かにしなさい。あーもーうっとおしいわね!ナンパ男が10分おきにやってくる状況ってどうなのよ!」
アイミ「でも私たちには気づいてない様子だったよね、咲美」
咲美「前の連中が派手すぎなだけ!」
マリ「なんでお前と一緒に旅行すると毎回毎回おかしな事件に巻き込まれるんだ!!」
ハザリア「フハハハハ!そういうところをあえて選んでいるからだ!様々な人間の悪意が見れて実に楽しい!」
リトゥ「そんなことよりこのトランクのお金返そうよ!」
ユウカ「メキシコマフィアの取引現場を見たうえ金を横取りしたんだよ?ごめんなさい返します、で済ませてくれると?」
リトゥ「なんでこんなことに・・・」
ハザリア「さて国境を越えるにはどうしたものか!ウバタマサボテンウマー!」
ヴィレアム「もう嫌だ!帰る!俺はOG町に帰る!!」
イングレッタ「『クォヴレーさんが普段どんなことしてるのか知りたい』と言ったのは貴方でしょう?パニックを起こしていないで奴の出方を先読みしてなさい。
貴方の反射能力じゃ後手に回ると死ぬわよ?」
ヴィレアム「いやだぁーーー!!こんなわけのわからん世界で死ぬのは嫌だーーー!!」
みたいな感じの
ゼラド一行は純粋に羨ましい
ハザリア一行は羨ましいようなそうでもないような …
ヴィレアムは…ごめんこうむる
リトゥが一緒に出かけているだと!?
毎度のハーレムパーティだな、ハザリアは……
ところで、今某所でポケモン動画見てたら「理科系の男 ミツハル」ってのが居た……
海パンじゃないだけましじゃね?
ガタン ゴトン
ランディ「電車ってすげぇな。絶対目的地に着くんだもんな」
ミズル「Pちゃん、よしてよ。異世界で生まれ育ったひとみたいなこというの」
ランディ「俺は! 異世界で生まれ育ったんだよ!」
克夜「タッちゃん、この厚焼き玉子、ジャコを使ってるね」
タカヤ「克夜こそ、このおしんこ、いい漬かり具合だよ」
ランディ「男同士で乙女な会話してんじゃねえよ」
ミナト「あ〜あ、はーちゃん生誕祭の準備しようと思ってたんだけどなあ」
ランディ「勝手に準備してろよ! なんで着いて来ちゃったんだよ!?」
トウキ「ランディ1/2〜、次の乗り換えなんだけどさあ」
ランディ「お前はカノジョいるんだから、カノジョとどっか行けよ!」
ランディ「なんだこの旅行、男ばっかじゃないか」
ゼフィア「こら、ゼノサキス。あまり騒ぐと、ほかの乗客に迷惑だぞ」
ランディ「俄然男くさっ! なんだこの面子!」
克夜「僕が声かけたんだよ」
ゼフィア「声をかけられた」
ランディ「お前は、ほんとにハーレム作りに来たのか?
なんで男友達ばっか作るんだ?」
克夜「だって、月ではおなじ年頃の男子っていなかったし、
同性の友達ってなんだか新鮮なんだ」
ランディ「むしろ、なんで地球に来ちゃったんだよ、お前!」
同姓の友達のいないハザリアは呼ばれなかった事に軽くショックを受けそうだw
まぁハザリアからの一方通行的な友達だと思っているヴィレアムがいないから、そんなにヘコまないんじゃないかな
ただ、イングレッタと一緒に帰ってきたヴィレアムはわざわざ出迎えたハザリアをあまりの恐怖体験のせいで邪険に扱いそうだ…
あぁ、邪険なのはいつもの事だったなw
>同姓の友達
そうか、地球にはゴッツォ一族あんま来てないんよな
ハザリアが女だったらよかったんじゃね?
ゼラドにうまく刷り込めば世界改編してくれるかも
パシンパシンイヤーッ!!
ゼフィア「さすがフューリーの騎士、中々腕前だな」
克夜「父さんとアルさんに扱かれ、フー姐さんに厳しくも甘く指導され
カルヴィナさんに罵倒されてきましたから。いや、それにしても
先輩も中々」
ランディ「お前、男ばっかと付き合って本当は友達作りに来たんじゃないのか?」
ミズル「それよりかないみか声の必殺技にこおろぎさとみ声の必殺技決まってたよPちゃん」
ランディ「お前、ラ・ギアス知らないのになんでミオさんやプレシアおばさんの事知ってんだよ!!」
こおろぎさんとかないさんの聞き分けができるなんて・・・
かっちゃん、恐ろしい子!
ミナト「結局デスピニスさんとはどこまで進んでるんだ?」
ランディ「最初から一歩も進んでないよ!
居候と居候先の綺麗なお姉さんなだけだよ!
ミズルも居るってのになんて話題振ってんだ!」
トウキ「ミズルなら向こうの山の配置が仰向けに寝てる女の人に見えるとか言って絵描き出したから、しばらく戻ってこねえよ。
何もないって言っても一つ屋根の下で暮らしてるんだ、ドッキリイベントの一つや二つはあるだろ?
着替え覗いちゃったりさ」
ランディ「確かにちょっと抜けてるとこがある人だから、部屋に鍵かけ忘れてることがあって下着姿見ちゃったことあったな」
トウキ「他には?」
ランディ「他か・・・ミズルのついでで耳かきしてくれることがあるんだが、下ももちろん柔らかくって暖かくって良い匂いするんだけど、
デスピニスさんがかがんだ時に上からも柔らくて暖かいものが触れてきて・・・上下から来て・・・アレはスゴかったな」
トウキ「上から・・・上からか・・・」
ミナト「兄貴!一生縁のないものだからって遠い目をするんじゃない兄貴!」
トウキ「うるせえ!膝枕自体一生縁のない奴は黙ってろ!」
ミナト「兄貴といえど言って良い事と悪い事があるんだぞ。やるってのか!」
トウキ「応!やってやらあ!」
ドカッバキッドゴッキャオラッ
ゼフィア「で、他には?」
ランディ「ゼフィア先輩ッ?」
ゼフィア「他には?」
ランディ「他にはですか・・・デスピニスさんもミズルと同じで俺を子豚かなんかと勘違いしてる節がありましてですね。
俺が風呂に入ってるとですね、俺の体を洗いにタオル一丁で風呂に入ってきたことがありましたね。
全力で追い返しましたけど。
後はですね。俺が寝転んでてもですね、平気で掃除機かけに来てですね。
あの中途半端なたけの裾の広がったスカートから白い太ももやそれ以上もちらちら見えたりすることもありますね。
それとですね、修行のしすぎでプラーナが切れちゃって、デスピニスさんに一度だけ補給して貰ったことがあります。
これは俺の妄想が逞し過ぎるせいだと思うんですが、その一件以来ですね。
俺がデスピニスさんを呼ぶたびにですね。
こっちに向き合ったデスピニスさんが上目遣いで顔傾けて、こう・・・・・・ス・・・をねだるようなポーズをとってるように見えることがありましてですね。
ちょっと顔を合わせづらかったり、二人きりになるのが怖かったりするんですが、男と女とかそういうのはないですよ!」
ゼフィア「ゼノサキス」
ランディ「何です?」
ゼフィア「お前のほうが狙われてるんじゃないのか?」
ランディ「・・・イヤイヤイヤそれはないですよお」
克夜「Pちゃん、この前言ってたフー姐さんの連絡先なんだけど」
ランディ「お前は何でこのタイミングでフー=ルーさんを紹介しようとするんだ!」
ランディ:上述
トウキ:巨乳がどうとか贅沢ぬかすな
ミナト:駄目だこいつはやく(ry
ゼフィア:チキンなため踏み込みがあまい
克夜:いろいろ言ってる割に女子に絡んでない
ランディ、メチャクチャ羨ましいなぁ
ぜひ代わって欲しいものだ
ゼフィアが興味津々なのがワロタw ランさんはそんな隙無さそうだもんな
ゼフィアも膝枕はしてもらってるだろう。
ただし本人は気絶してそうだが…
Pちゃん、デスピーは人間じゃないことを気にしなければ超優良物件だよ?
>>469 ゼフィアははっきりしないとこが一番の弱点だな
【カラコルム山脈 標高5000M地点】
キャリコ「気を付けてくださいね、坊。
足元が滑りやすくなっていますから」
ハザリア「ふん、この岩に刻まれている溝を合わせろということか。
たやすい。ここカラコルム山脈に流れる氷河は7本。つまり」ガチャゴチョ
キャリコ「あけられますか?」
ハザリア「いや、あいていた」
キャリコ「は?」
バタン!
ハザリア「これはいったい、どういうことだ!」
アルデバロン兵「うわっ! どうなすったんです、カイツさん。
突然大きな声を上げられて」
ハザリア「白々しい芝居をするな!」
べりっ!
マリ「ちっ」
ハザリア「さあ聞かせてもらおうか。
ムンバイのホテルにいるはずの貴様が、なぜこんなカラコルム山脈の奥などにいる」
マリ「そっちこそ、クイズショウで2000万ルピー勝ち取るのだとか息巻いてたくせに、
ひと晩あけたら『あっちの方が面白そうだからカラコルムまで行ってくる』って
書き置き残して消えてるのは、どういうことだ」
ハザリア「氷河の下から面白そうな遺跡が出たと聞いたのでな。
これはもう、じっとしてはおれんだろう!」
マリ「なんでそう計画性がないんだ、お前は!」
ハザリア「どうせ貴様はぶーぶーいうに決まっておるから置いてきたのに、
現地に着いてみれば、髪の短い東洋系の女が盗掘をして逃げまわっているときたものだ。
これはいったい、どうしたことだ」
マリ「してない、盗掘なんか!」
ハザリア「隠すことはあるまい。
そら、なにを盗んだ。見せてみよ。
ブツによっては、協力してやらんこともない」
マリ「お前は、わたしをなんだと思っているんだ」
ハザリア「なんだと?」
マリ「わたしは、お前の部下でもなければ齣でもない!」
ハザリア「おい、待て貴様!」
マリ「お前の協力なんかいらないし、事情を話す義理なんかないっていってるんだ!」
どしーん!
ハザリア「ちっ、トラップを発動させたか」
キャリコ「あ〜あ、坊、いったいなにをやらかしたんですか」
ハザリア「なにもしちゃおらんわ!」
キャリコ「ゆうべおじさんが、
インドビール『キングフィッシャー』をたらふく飲んで寝ちゃったあとに、
なんかやらかしたんじゃないんですかぁ?」
ハザリア「なにもしとらんといっておるだろう!」
キャリコ「でも、マリ嬢がこの石室にいたってことは、
入り口の暗号を解読したっていうことですよね。
なんでマリ嬢にそんなことできるんでしょう」
ハザリア「俺が暗号解読するのをしょっちゅう横で見ていたから、コツでも身に付けたのだろう。
もともと、猿マネが得意な女だ」
キャリコ「なるほど、
たしかにマリ嬢ほど、あなた様のやり口に精通した方はいらっしゃらないでしょう」
ハザリア「フン、それはお互い様だ」
キャリコ「そりゃまあ、坊も相当マリ嬢で精通していらっしゃるでしょうが」
ハザリア「助詞の使い方を間違っておるぞ、オッサン」
キャリコ「しかし、これは問題ですね」
ハザリア「向こうにいる発掘チームの連中には黙っておけよ、面倒くさい」
キャリコ「や、おじさん、地球の学者さんたちのことなんか知ったことじゃありませんけどね」
ハザリア「なにがいいたい」
キャリコ「ねえ坊、おじさんがなんであなたに着いてまわってるとお思いですか?」
ハザリア「地球各地のビールを飲み歩くためだろう」
キャリコ「まあ、それも含めて祖国バルマーの利益のためです」
ハザリア「含まれておるのか」
キャリコ「しょせん、あの方はよその星のお嬢さんですよ。
少しでもあなた様に反逆の意志ありとなれば、
おじさん、倅に顔向けできない行いに及ばざるを得ませんよ」
ハザリア「貴様のとこの親子仲など知ったことか。
取りあえずいまは、この大岩をどかすことだ。
フム、このインダス文字に似たものが表しているのは、
オレンジ、アンズ、チクー、マンゴー、バナナ。
うち、このあたりに原生しておるのはアンズのみであるから」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
【石室内】
キャリコ「うわぁ〜、広いですねえ。
マイナスイオンがガンガン発生してる感じですよ」
ハザリア「しかし、これは妙だな。インダス文明といえば、赤レンガを使った建設だ。
このような石造建築は、ギリシアあたりの文明に近い」
キャリコ「古代ギリシア人だってインド旅行くらいするでしょうよ」
ハザリア「標高5000メートルにか? 取りあえず、明かりだな」
ぱっ
キャリコ「うわっ、なんですか、これは」
ハザリア「蓮華紋だな。マンダラなどに描かれておる」
キャリコ「ははあ、これが噂の蓮コラってやつですか」
ハザリア「この遺跡をこしらえた連中がそれほど酔狂であったら、逆に面白いな」
キャリコ「でも、おかしくありませんか?
この遺跡って、5000年くらい前のもんだって話じゃないですか。
仏教なんて、せいぜい紀元前5世紀でしょう?」
ハザリア「蓮自体は、信仰対象としてわりとポピュラーなものだ。
ヴィシュヌ神のヘソから生えた蓮からブラフマーが生まれたともいわれておるしな」
キャリコ「地球人て、ほんとド変態ですね」
ハザリア「フム、花弁に一定のパターンがある。
ベタとヌキが6つ連なって一輪。花弁は3重あるいは1重。
2進法が6つ、6ビット。これにまたパターン、4つひと組。
000111、0101111、010100、010110・・・・・・。
さらにこれが3重になっているということは」
キャリコ「あ、なるほど、アミノ酸ですか」
ハザリア「先にいうなぁっ! オッサンが解いたみたいになるではないか!」
キャリコ「おじさんだってこれで、それなりの教養のあるおじさんなわけで」
ハザリア「アミノ酸がペプチド結合してタンパク質ができる。
さらにこれを繋げていくと」
キャリコ「この蓮コラが、ゲノム情報だなんていうんじゃないでしょうね?」
ハザリア「これはもはや、仏教だヒンドューだというレベルではないな。
どこぞの異星人が描き残していったものだろう」
キャリコ「うちのご先祖じゃないでしょうねえ」
ハザリア「認めるのも腹立たしいが、バルマーにアミノ酸を蓮に例えるような雅なセンスはない。
系統的にはミケーネ帝国か、邪魔大王国あたりに近いな」
キャリコ「ふぅん。ひょっとしたらこれ、闇の帝王あたりのゲノム情報だったりするんですかね」
ハザリア「ミケーネの闇の帝王が結局どういう存在だったのかは諸説あるが、
人間かそれ以上の存在だったというのなら、この程度の情報では足りぬ。
それこそ、カラコルム山脈を蓮華紋で埋め尽くしても、まだ足りぬわ」
キャリコ「うはっ、想像しちゃった。気色悪っ!」
ハザリア「こちらにあるインダス文字の出来損ないのような記述によると、
こいつは一種のウィルス兵器のようらしい。
こいつに感染すると、ゲノム情報を10万前後書き換えられてしまうそうだ」
キャリコ「なぁんだ」
ハザリア「なぁんだとはなんだ」
キャリコ「だって、おじさんバルシェムですよ?
ハザル様だってハイブリッド・ヒューマンじゃないですか。
いまどき、遺伝子組み換え人間なんて珍しくもありませんよ」
ハザリア「あのな、ヒトゲノムは全体で30億ほどだが、
ヒトをヒトたらしめているのは、そのうち4万弱なのだぞ。
10万も書き換えたら、それはもうヒトではないわ!」
キャリコ「べつにぃ、生物兵器だっていうならヒトである必要なんかないじゃないですか」
ハザリア「バルシェムの人権をドブに捨てるようなことをいうのだな。
"ヒトでない"というのは、単に倫理上の問題ではない。
知能がヒト以下ならともかく、ヒト以上であったらどうするのだ。
NT-DシステムもEXAMシステムも追っつかんわ!」
キャリコ「闇の帝王の作り方ってところですか」
ハザリア「茶化しておる場合か。
オッサン、匿名で『地球文明抑止計画』にタレこんでおけ。
地球人がこいつを悪用し始めたら、笑い事にもならぬ」
キャリコ「坊はどうするんですか?」
ハザリア「ヤツがかっぱらったものに、俄然興味が湧いてきた」
【地底湖】
マリ「来るな!」
ハザリア「そこをどけ」
マリ「見るな!」
ハザリア「どけといっている」
ドラゴノザウルス(小)「きゅー、きゅー」
ハザリア「ハハハハハハハハ! 作りおったな! 地球人め!」
マリ「その子から離れろ!」
ハザリア「ベースに使ったのはマミズクラゲか。
まったく地球人ときたら、わけのわからん技術を見つけたら、取りあえず試してみるのだから!」
マリ「うるさい! あっちに行け!」
ハザリア「貴様、なにをかっぱらったのか、わかっておるのか?」
マリ「かっぱらってなんかいない。
お前たちを追っかけてたら、川岸にこの子が打ち上げられていたんだ」
ハザリア「なんだ、逃げられたのか。
まったく、地球の学者どもはそれなりに優秀だが、セキュリティ意識が低いと見える。
ま、よい。それを渡せ」
マリ「イヤだ!」
ハザリア「貴様も、ゲノム情報を読み取ったのならそれがどういうものかわかっているだろう」
マリ「ゲノム情報って、なんのことだ」
ハザリア「わからんで連れていたのか?」
マリ「でも、なんとなくわかったことはあるよ。
この子は、遺伝子をいじられてこんな姿にされたんだろう!
うちの母さんたちみたいに!」
ハザリア「ブーステッドチルドレンごときとは、だいぶレベルが違うのだがな」
マリ「そんな細かいことなんかわかるもんか。
お前に渡したら、この子は研究材料にされるんだろ」
ハザリア「俺は生物学者でも遺伝学者でもない。
そもそも地球の学者ではない。
研究などさせるものか。
そやつは、この場で絞めて燃やして灰にして水で溶かして湖に流す」
マリ「お前、それ本気でいってるのか!」
ハザリア「マミズクラゲのテストケースが成功したとわかれば、次はなんだ。
ネズミか、犬か、サルか、ヒトか?
いったい、どんなバケモノが生まれるかわかったものではない。
地球側に、そんな危険なものをくれてやるわけにはいかん」
マリ「見損なったぞ」
ハザリア「貴様がそれほど俺を買っていたとは知らなんだ」
マリ「こんなこといいたくないけど、お前だってハイブリット・ヒューマンの子だろう!」
ハザリア「ゆえにこそだ。
ほんの数万ゲノム情報を書き換えただけで戦争が起こるレベルの揉め事が起こるというのに、
もはや別種の生き物になるほどにいじればどうなる!
俺は、地球人が新種の神に粛正されるのを止めようというのだぞ!」
マリ「この子はなにも悪くない!」
ハザリア「安い同情はやめろ。
貴様、まさかその怪物を水槽かなにかで飼うつもりではなかろうな?」
マリ「いや、自然の中で、安らかに生きさせてあげようって」
ハザリア「自然界にとって、外来種がどれほどリスキーであるかわからんのか!
そやつは、何メートル程度に成長する!? なにを食う! どこに住む!
どんな未知の病気を持っているかもわからん!
そんなやつを野に放そうというのか!
貴様は、カラコルムの生態系をメチャクチャにするつもりか!」
マリ「そうと決まったわけじゃないじゃないか!」
ハザリア「そんなあやふやな感情でカラコルム山脈の自然を壊されてたまるか。
俺はな、地球の自然が好きなのだ」
マリ「じゃあ、この子はいったいなんなんだ!
人間の勝手で作られて、お前の勝手な判断で殺されなきゃならないっていうのか!」
ハザリア「ハンパ者め! 自分を聖女だとでも思っているのか!
仮に、万が一にだ、そやつが環境に適応したとしよう。
だが、それでどうなる。
そやつはこの星に一種一体きり、正真正銘の異物だ。
つがいもなく、孤独に死んでいけというのか。
緩やかな死を与えるというのか、残酷な女め!」
マリ「そんなこといわれたって!」
ハザリア「なに、貴様はなにもする必要はない。
俺がやってやる。
いつも、ルナめが無責任に餌付けしておる野良猫どもにタマネギを食わせるのと、なにも変わらん」
マリ「お前のそういうところが、わたしは本当に好きじゃない!」
ハザリア「黙れ、黙れよ!
貴様ができんだろうから、俺がやってやろうというのではないか!」
マリ「誰も頼んでないだろ、そんなこと!」
ハザリア「いいからよこせ!」
マリ「渡すもんか!」
ハザリア「このっ!」
マリ「ウッ!」
ばしゃーん!
ハザリア「ぶはっ! 湖の中に!」
マリ「逃げろ、逃げるんだ、すぐに!」
ドラゴノザウルス(小)「きゅー、きゅー」
ハザリア「待て、待たぬか貴様ぁっ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ハザリア「なにごとだ!」
マリ「揺れてる? 地底湖全体が」
ざぱーんっ!
ドラゴノザウルス(大)「グオォォォォォ」
ハザリア「なんだとっ!?」
マリ「ほかにもいたのか?」
ハザリア「いや、見ろ。表面に、コケだの貝だのがびっしり貼り付いておる。
あれは、そうとう長い年月ここで生きてきたということだ」
マリ「それじゃ」
ドラゴノザウルス(小)「きゅー、きゅー」
ドラゴノザウルス(大)「グオォォォォォ」
ドラゴノザウルス(赤)「ガオォォォォォ」
ドラゴノザウルス(青)「ギュォォォォォ」
マリ「あんなに」
ハザリア「フハ、フハハハハハ!
繁殖しておる、繁殖しておるわ!
実験はすでに完了していた!
5000年かけて、生態系はあのバケモノをも受け入れたというのか!
大したものだ、地球の自然とは!」
マリ「それじゃ」
ハザリア「5000年も存続していたというのなら、あれは単なる希少動物だ。
処分するどころか、傷ひとつでもつけたら俺がしょっぴかれる」
ドラゴノザウルス(小)「きゅー、きゅー」
マリ「行けよ、仲間のところに」
ドラゴノザウルス(小)「きゅー」
マリ「うん、ありがとう」
ハザリア「なにを、動物と会話したような気になっておるか」
マリ「うるさいなあ!
お前はどうせ、一生動物と心通わせるようなことないんだから黙ってろ!」
キャリコ「坊〜! マリ嬢〜!」
マリ「キャリコさんだ」
ハザリア「さて、では、ここの学者どもはとっちめて『地球文明抑止計画』に突き出すか」
マリ「おい」
ハザリア「なんだ」
マリ「お前の本性を、少し見たような気がしたぞ」
ハザリア「ああ、うん、その、な」
マリ「お前のいうことも、あながち間違ってたとも思えないけど」
ハザリア「なあ、貴様」
マリ「なんだよ」
ハザリア「あまりカラフルなブラをするな。透ける」
マリ「お前はっ! やっぱりろくでなしだ!」
ばちこーん
何このラブコメwww
GJ.
>俺はな、地球の自然が好きなのだ
普通に地球に染まりすぎだ異星人よw
てかキャリコさん地味にこえー
>キャリコ「そりゃまあ、坊も相当マリ嬢で精通していらっしゃるでしょうが」
さすがキャリコさん、相当前の過去スレにあったネタも覚えてらっしゃる
最近この板のネタスレがどんどん過疎&きえていくなかこのスレは元気だな
それはもう良SSを大量投下してくれる職人さんとGJとネタ降りと適度な雑談を欠かさないスレ住人のみんなのおかげだろ。3年も続いてる実績は伊達じゃない。
それに加えて、俺の嫁のスレなんだから当たり前の話だな
ヴィレアム、乙
ところでレイナが呼んでたぞ。鞭持ってたけど、何するんだか
第弐世代人気投票とかしてみたいな
住民結構減ってるみたいだから一人持ち票三票とかで
人気投票は止めた方がいいと思う。
面倒なことになりそうだ。
人気投票したらトップは決まったようなもんだろ・・・
クォヴレーさんと紫雲統夜さんの2人に組織的な票の数が
おや?時がとまったような・・・
男子校生による彼女にしたい・したくないランキングはまだかね
彼女にしたくないアイドルNo.1決定戦とな
¶
見渡す限り、地面は灰色をしたモザイクに覆われていた。
空に向かって黒々とした煙が幾筋も上がっている。
地面を埋め尽くすゴミが化学反応を起こして、自然発火しているのだ。
この場所をマニラの地図で探しても、見つけることはできない。
あらゆるゴミが分別もされずに積み上げられ、山となっている。一年中有毒ガスが立ち
こめ、ゴミと一体化したバラックの下では家も親もない子供たちが住み着いている。
人体にも地球環境にも有害なこの場所を、フィリピン政府は何度も撤去した。しかし、
しばらくすれば新たなゴミ山があちこちにできあがるだけだった。
何度かおなじようなことをやった後、フィリピン政府はこのスモーキーマウンテンを
国家の恥としてその存在を無視するようになった。
¶
足場の悪いゴミ山を、マーズは4本の脚を使ってちょこちょこと昇っていた。
マーズが宇宙船ヴァルストークで作られてから、もう1年以上が経つ。本来のオーナーで
あるカズマ・アーディガンのところを飛び出して、インドに住んでいたシホミおばちゃんか
らも離れて、いまはここフィリピンの首都マニラでゴミ拾いをしている。
にわかに、ゴミ山の麓が騒がしくなった。ボロをきた子供たちが、よろよろと道路に向
かっている。悪くもない脚を引きずったり、流れてもいない涙を拭う素振りを見せている。
舗装もされていない道路の上に、大型のバスが停まっているのが見えた。窓の向こう
に、黄色い肌をした外国人たちがキャッキャとはしゃぎながらカメラを構えている。
海外の旅行会社による、スモーキーマウンテン見学ツアーだ。国家からも黙殺されて
いるゴミ山が、トゥバタハ岩礁海中公園やルソン島やマニラ島のバロック様式教会群と
おなじツアーに組み込まれて観光資源になっているのだから、人間の社会とは歪なものだ。
「おい、お前、なにやってる」
ゴミ山の麓から声をかけられる。
ビーンが、ほかの子供たちとおなじように脚を引きずりながらマーズを見上げていた。
外国人観光客の前で哀れっぽく振る舞えば、お恵みを頂戴できるかもしれない。最近
はガイドが釘を差すことが多いから、100人に1人10ペソコインを投げてくれればいい方だ。
それでも、このゴミ山で1日ゴミ拾いをして稼ぎが30ペソであることを考えれば、「可愛
そうな子供」を演じることにためらいが生まれるはずがない。
「なーに」
「隠れてねえとダメじゃねえか。
あいつら中国人だ。お前、見つかったら食われるぞ」
「え、なんで」
「知らねえのか。中国人は、4本脚のモンなら椅子と机以外なんでも食っちまうんだぞ」
「マジで!」
「マジだって!」
「こえー! チューゴクジンこえー!」
マーズはちょこちょこと歩いて冷蔵庫の陰に隠れた。
¶
拾い集めた金物や段ボールを、街の古物商に売りに行った帰りだった。
10ペソコインを3枚握りしめて、マーズたちはマニラの街を歩いていた。
表通りに近い1件の店の前で、マーズは脚を止めた。薄汚れたショーウィンドウの向こ
うに、古いカメラや世代遅れのコンピュータが並んでいる。
埃っぽい骨董品に囲まれて、ブルーのプロテクターを着たフィギアが立っていた。足元
に置かれたプレートには「クルスタリセイソト」と間違ったカタカナで書かれている。
正確には、クリスタルセイントだ。
白鳥座キグナスの氷河の師匠といえば、水瓶座アクエリアスのカミュと決まっている。
ただし、テレビアニメ版ではクリスタルセイントというパンキッシュな髪型をしたキャ
ラクターが間に入って、氷河はカミュの孫弟子ということにされている。
週刊連載と並行してテレビアニメが作られていた作品には、こういうキャラクターが
よくいる。クリスタルセイントは、テレビ放送が週刊連載に追いつかないために作られた
穴埋めエピソードに登場したキャラクターだった。
問題は、その後氷河とカミュが対決する展開になったときだ。たった数話のエピソード
に登場しただけのキャラクターなんて、いなかったことにすればよかったのに、なぜかそう
はならなかった。結果、原作でカミュを「我が師、我が師」と読んでいた氷河は、「我が
師の師は我が師もおなじ」と、わかったようなわからないような発言を繰り返すことになった。
クリスタルセイントは、企画会議の方針ひとつで存在が吹き飛ぶようなキャラクター
だった。現に、映画版やOVA版ではいなかったことにされることが多い。そういう事情
だから、クリスタルセイントのオモチャは多くない。ショーウィンドウの向こうにある
フィギアも、メイド・イン・ジャパンではなく香港製のニセモノだ。頭が妙に大きいし、
目の表情がどこか虚ろだ。
マーズがこういう、ある種の儚さを抱えたキャラクターに心惹かれるのは、ライフデータ
提供者の中に日本の血が流れているからなのかもしれない。
「なに見てるんだ?」
「これさ、ピカピカして、キレーだよね」
「よせよ」
クリスタルセイントの値段は、5000ペソとある。
1日中ゴミ拾いをして得る報酬が30ペソ、缶コーラが1本20ペソ、潰れかけた屋台で食べ
るパンシットが30ペソ。このあたりがマーズたちが住まう世界の範疇だった。
スーツを着た連中が使うレストランなどではスープ一杯が100ペソほどする。さらに外
国人向けの店ともなると、もう完全に雲の上のことだった。
「お前だって見たことあるだろ?
そいつは、ぶくぶく太ったガイジンがニタニタ笑いながら買ってくモンだ。
俺たち、スラムの負け犬の腹に入るモンなんかじゃねえ」
「ねー、タシザンてわかるかい?」
「ああ、1ペソと1ペソを合わせたら2ペソになるっていうやつだろ?」
「1ペソコインを1万枚集めたら、1万ペソになんだよ」
「よせよ」
ビーンは、少し語気を強めて繰り返す。
マーズがロボットであるということを、ビーンは知らない。話したことはあるが、信
じてもらえなかった。
性能はともかくとして、喋るマネキン程度のロボットならこの国にもある。空港やデ
パートの受付カウンターで作り物の笑顔を浮かべているのがそれだ。大抵は海外の企業
からのリース品で、スモーキーマウンテンにはスクラップすらまわってこない。リース
代だけでも、ビーンの想像をはるかに超えた存在なのだろう。
「前にも、お前みたいのがいたよ。
そいつもやっぱり、両脚がなかった。
お前はどっからちょろまかしてきたのか、そんな義足付けてるけど、
そいつはスケートボードで移動してた」
「これは義足じゃねーんだって」
ビーンは、マーズのことをどこかの養護施設でおかしな義足を付けられた子供だと思っ
ているらしい。
「あるとき、外国のテレビ局があいつに目ぇつけた。
あいつを主役にしたドキュメンタリー番組っていうのが作られて、
あいつはギャラをたくさんもらった。
で、そいつ、いまどうしてると思う?
どうもしてねえよ。もう、いねえもん。いなくなっちまった、どこにもな」
「子役でタイセーしたのは、ミソラヒバリだけなんだってね」
「ミショリャヒャ? なんだそれ」
「よく知んない。おばちゃんがそーゆってた」
「お前、やっぱヘンなこというのな」
ビーンは気に入らないというように唇をとがらせた。
「俺たちは、今日のメシのことだけ考えてりゃいいんだよ。
それ以上のこと考えても、ろくなことにゃならねえんだ」
「でもさ、どーせドロと大して変わんねークイモンのことなんかより、
こーゆーピカピカキレーなもののこと考えてたほーが、
ココロがシアワせな感じがするよ」
「おい、いい加減にしろよ」
ぐいと胸ぐらをつかまれる。
「そう思うのは、お前が3日くらい食わなくても平気だからだろ」
「おれがメシを食うペースを、なんで知ってるんだい」
胸ぐらをつかむ手が、びくと止まった。
マーズは、スモーキーマウンテンの子供たちの前で食事をしたことがない。食わなかっ
た分浮いたカネを、空き瓶に入れて貯めている。そのカネが、たまに減っていることには
気が付いていた。
「べつに、トガメてんじゃねーよ。
あんたとつるむなぁー、けっこーおもしれーし。
その分の料金だと思やぁー」
突き飛ばされる。次の瞬間、ガンと頬を殴られた。
「偉そうなこといってんじゃねえっ!
お前みたいな4本脚が、ほかでマトモに扱ってもらえると思ってんのかっ!」
そのまま、ビーンはマーズに背中を向けて行ってしまった。
¶
その後3日間、ビーンと会うことはなかった。
4日目会ったとき、ビーンの片脚はぐちゃぐちゃに潰れていた。道の上には、大きなタ
イヤが通り過ぎた跡があった。
血まみれの手の中に、ぐしゃぐしゃの100ペソ紙幣が握られていた。
たまに、こういうことがある。カネをちらつかせれば子供が寄ってくるのを面白がって、
悪さをするのだ。
100ペソ、100ペソだ。いい家に生まれていたら、年寄りの肩を5分も叩けばもらえる額
だった。ビーンの場合は、轢かれなければ得ることができなかった。
「ダレか、ダレかぁーっ!」
誰もこない。疲れ果てたような目線が集まるだけだ。
スモーキーマウンテンの子供たちは、その場その場でつるんだりふざけ合ったりする
ことはあっても、分け合ったり助け合ったりすることは絶対にない。下手に助かった
ところで、地獄のような日々が続くだけだと知っているからだ。だから、ここでの平均
寿命はひどく短い。
マーズも、短いながらスモーキーマウンテンで暮らしていた。だからここでのルール
は知っている。
しかし、ほかの子供たちとマーズとでは決定的に違う点があった。
ほかの子供たちは人間で、マーズはロボットだった。
ロボット三原則第1条、ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険
を看過することによって人間に危害を及ぼしてはならない。
この怪我人を救え。そう判断したのは、マーズ自身の意志ではない。ロボット三原則
から弾き出されたコマンドだった。人間でいえば、本能といってもいい。
「ちっと待ってくれよアシモフせんせー!」
マーズは天に向かって叫んだ。
「考えなおしてくりょーよ!
こいつぁ、どー考えたってここで死んだほーがシアワせじゃねーか!
これイジョーここで生きたって、なんかいーことでもあんのかよ!
ありゃしねー! ありゃしねーよそんなもん!
そんなの、わかりきったことじゃねーか!
そぃでも助けろっちゅーのかよ、このニンゲンを!」
もう一度判断回路を走らせる。結論は変わらない。
ロボット三原則を考案したアイザック・アシモフは、超常現象の類をいっさい否定する
合理主義者であったとされている。ただし、頑固な人道主義者でもあった。ひとの死を、
忌避するという以外の選択肢を与えてくれない。
「あー、そーかいそーかい!」
マーズは地団駄を踏みながら喚き散らした。
「やるよやるよ、やってやらぁー!
スクッてやろーじゃねーか! ニンゲンをよぉーっ!
でもよぉー、ヒトひとりスクうってなぁー、どんぐれーのことかわかってんのか!」
まず、怪我の治療をしなくてはならない。当然、ビーンは健康保険なんかに入っていな
い。仮に入っていたとしても、この国の公的医療制度なんてママゴトみたいなものだ。
治療に必要なカネがない。運良くどこかのボランティア団体に拾わせても、ストリート
チルドレン生活に慣れすぎたビーンは入院生活に耐えられないだろう。すぐにスモーキー
マウンテンに戻ってきてしまう。
スモーキーマウンテンにはゴミ拾いをする子供たちがいて、スリや引ったくりたちに上前
をはねられる。その上には高利貸しやユスリ屋、タカリ屋がいて、さらにその上には元締め
がいて、マフィアがいて、警官や政治家がいる。
スモーキーマウンテンが存在している限り、スモーキーマウンテンのヒエラルキーから逃
れることはできない。そして、貧しさと犯罪の連鎖の中にいる限り、遠からずビーンはおな
じ目に遭う。いつか死ぬ。確実に死ぬ。
「死ぬとわかっててほーり出すなぁー、ミゴロシと変わらねーじゃねーか!
ヒトひとりが生きてくにゃー、メシがいる、屋根がいる、着るモンがいる!
ビーンはよ、そーゆーの1コも持ってねーんだぞ!
ひとヒトリ生かすってなぁーな、ハンパじゃねーんだ!」
結局、スモーキーマウンテンだ。このゴミ山が存在している限り、ビーンの命は何度でも脅かされる。
マーズはぐいと腕を突きだした。指先に触れたものを、つかむ。潰れたプラスチック容
器だった。真っ黒に汚れていて、汚水がぽたぽたと滴り落ちている。
5秒ほど、じっとゴミを見つめる。喉の奥にこみあげる唾を、ごくりと飲み込む。腕が
ぶるぶると震える。手首から先の感覚がない。
意を決して、ぎゅっと目を固くつむる。ゴミを持ち上げる。口をあんぐりとあける。つ
まみ上げたゴミから指を離す。ゴミが喉の奥に落ちてくる。
頭蓋骨いっぱいにアラート音が響き渡った。味覚はない。どうして先に嗅覚をカットし
ておかなかったのかと後悔する。異物を跳ね返そうと動き出す喉を、必死で制御する。目
玉から涙、いや洗浄液が流れ出す。
無理矢理飲み込んだ。
ゴミが胃袋に着く。同時に自己診断プログラムを走らせる。自分の腹の中で起こってい
ることを詳細にリサーチする。
マーズは、もともと宇宙での運用を想定して作られている。宇宙、とくにマーズが作ら
れたヴァルストークという船では、食料は非常に貴重なものだった。だからマーズは、そ
の気になれば生ゴミだろうとプラスチックだろうとコンクリートだろうとエネルギーに変
換することができる。普段しないのは、マーズの中にインストールされた人格プログラム
が邪魔をしているだけだ。
バカめ、バカめバカめ。マーズは自分自身を罵倒する。
自分はロボットだ。人間ではない。人格なんか必要ないし、人間としての尊厳なんか持
っていてもなんの得にもならない。中途半端にプライドなんか持っていたから、1日30ペソ
のゴミ拾いの身に甘んじる羽目になった。
なりふりなんていらない。ためらいなんて、捨てるべきだ。捨てなくてはいけないものだ。
父も祖父も、誇り高い人間であったと聞いている。知ったことか。誇りが邪魔になる
なら、そんなものはドブに捨ててやる。
予想通り、消化プロセスにはブラックボックスが多かった。
マーズの母体となったキャレットの基本設計には、ブレスフィールド・アーディガンが
関わっている。人間のありのままの姿を愛した祖父のことだから、みだりにオーバーテク
ノロジーがまき散らされないように手を打っていたに違いない。
祖父の哲学について、特に思うことはない。もともと、得体の知れないオーバーテクノ
ロジーは極力使わないと決めていた。
ザ・データベースにアクセスする。年代を絞り込んで、置換可能な技術を検索する。片
手間に、仕掛けをひとつ加える。
「潰す」
マーズはゴミ山を見上げた。睨みつける。
「ぶっ潰してやる」
¶
フィリピン政府環境管理局の前まで来ると、案の定銃を向けられた。
データを送りつけて、取りあえず一度話をしたいというので出向いてみれば、これだ。
「局長にハナシとーしな。
タカの孫でトンビの子のハゲタカが来たってよ」
建物に入る前に、バケツで三杯分の水を頭からかけられた。
薄茶色の髪からぽたぽたと雫を落としながら、マーズは局長室に入っていった。
初老の男が、ぎょっと目を見開いてマーズを出迎える。
無理もない。どんな科学者がやって来るかと思えば、真っ黒に汚れたシャツを着た4本
脚のロボットが来てしまったのだ。
「君のオーナーはどうした」
「おれのオーナーだったら、今ごろ冥王星あたりをフラフラ飛んでんよ。
そいつぁカンケーねー。
この件は、おれがひとりでやってんだよ」
フィリピン政府環境管理局局長は、なおもいぶかしげな表情をくずさない。
「本当に、これを君が?」
執務机の上には、大きな図面が何枚も重なっている。マーズが送りつけた、リサイクル
プラントの設計図だ。広大な工場並のサイズになっていた。出来損ないとはいえ始原文明
エスの技術の結晶であるマーズの腹の中で行われていることを、今回の意図に従って再現
すると、こうなる。
「しかし、本当にこんなものが可能なのか」
「疑うんなら、マオ社でもイスルギでもウォン重工業でも、好きなトコに訊ーてみな。
ずいぶん時代遅れだけども、できるこたー、まーできるでしょーとゆわれるだろーよ」
「時代遅れ?」
「50年から100年前の技術使ってるかんね」
「100年前というのは」
「リサイクルってやつぁー、コストもかかっし技術力もヒツヨーなモンだよ。
だから、そーゆーハードルがなるったけ低ぃー仕様にしてあんだ。
特許の有効期間てなぁー、だいたい20年前後でしょ?
その図面にある技術ぁ、だいたいゼンブ特許使用料フリーってわけ」
「しかし、いくらなんでも古すぎるのでは」
「おじさん、宇宙行ったことある?」
「新婚旅行で、月に」
「なんとなくソーゾーつくと思うけど、宇宙ってとかぁーカコクなカンキョーなのさ。
蛍光灯のストックが切れたからとゆって、ひとっ走り地球に買いに行くなんてマネできるわけねーだろ?
小物も服も、ウンコもオシッコも、ぜーんぶリサイクルすんのがゼンテーなわけ。
初期のコロニー移民の生活なんて、ミジメなもんよ。
ゴミになるばっかでヒツヨーもねー小物は持ち込みキンシ、
再生繊維の服しか着れねーし、トイレットペーパーの使用もキンシだったんだってよ」
「聞いたことはあるが」
「ジンルイ最初の密閉型コロニー"エルピス"がケンゾーされたのが新西暦075年、
ノゾミ事件っつって、コロニーの独立自治を訴えたテロが起こり始めたのが新西暦157年。
この間で、ニンゲンがセーカツしてく上でヒツヨーなリサイクルシステムはほぼ完成してんのよ。
でねーと、地球からの独立なんざー考えらんねーでしょ?
技術的にも、このあたりのが一番クールだね。
それ以降は、退化してるっつってもいーくれーだよ」
マーズは執務机の上によじ登って、局長の顔を正面から睨みつけた。
「いま、新西暦何年だと思ってんのさ。
地球の文明レベルからすりゃー、スモーキーマウンテンなんちゅーくだんねーモンは、
とっくの昔になくなってねーといけねーんだよ」
「それは」
局長が顔をしかめる。
「我が国とて、いろいろ」
「わかってんよ。
あんたらは、たかだかゴミ山のために国の予算使うのがめんどくさくなっちまったんだろ?」
「いや、それは」
「リサイクル政策なんざーぶちあげても、
どーせ外国のカイシャが出しゃばってきて、カネの人材も外に流れっちまうだけだもんね。
そんくれーならって、あんたらは目ぇソラすことをセンタクしたんだ」
マーズはずいと局長に顔を近づけた。
「長年国家の恥だったゴミ山をなくせるんだよ?
しかも、自分のトコだけでやったってんなら、国際社会でもでけーツラできる。
あんた、上手いことすりゃーキョーカショに載れるよ?」
局長はハンカチを出して額に浮かぶ汗を拭いた。ハンカチの端には海外ブランドのロゴ
マークが刺繍されている。あのハンカチひとつで、スモーキーマウンテンの子供たちは
1ヶ月食べていけるだろう。
「さ、どーすんの。受けんの、受けねーの。
おれはどっちだっていーんだよ。
似たよーなモンダイ抱えてるクニなら、ほかにいくらだってあるんだからよぉー」
言葉を重ねて追い打ちをかける。
局長が小さな黒目をきょろきょろと動かした。
「もう一度確認するが」
「なんだい」
「君は、本当にオーナーがいないんだな?」
「そーだっつってんじゃん」
「そうか」
突然後ろのドアが開いて、屈強な男たちが入ってきた。両腕をつかまれる。成人男性
2人分ほどの重量があるマーズでも、腕力はそれほど強くない。まして、大の男数人の前
には抵抗のしようがなかった。頭を床の上に押し付けられる。
「なんのつもりだ、こいつぁー!」
「協力は感謝する。しかし、我が国としては、
君のような子供型ロボットのいうことを聞いたと思われるわけにはいかないのだ」
この国は、面子のためにスモーキーマウンテンの存在を黙殺した。面子のためにリサイ
クル政策を放棄した。そして今度は、面子のためにマーズの存在を抹消しようというのか。
「ひひひひひ!」
ほとんど無意識に発した奇声に、室内にいた者たちがひとり残らずびくりと硬直する。
マーズにとって面白い発見だった。なるほど、人間はこういう反応をするのか。
「ニホンのコトバにさ、十人十色ってのがあるんだ。
うめーことゆーよな、おばーちゃんのごセンゾはさ。
ニンゲンのリアクションなんざ、ひとりにつき1色がいーとこだ。
おれが、こーならねーことを予想してねーとでも思うのかよぉーっ!」
「なにを隠している」
「だいたいゼンブ特許使用料フリーとゆったよね?
だいたいゼンブってなぁー、ゼンブたぁー、ちっと違ぇーよな」
局長はあたふたと図面を見直し始めた。意味のない行為だ。この男は、技術者でも科学
者でもない。
「3枚目を見てみな。アスファルト合材の調整モジュールに関する特許について書いてあんよ」
「なんだ、これは」
「おれはニンゲンの命令に逆らえねーからね。
その特許がおれのモンなら、寄こせとゆわれて逆らうこたぁーできねーよ。
でも、おれのじゃねーもん」
局長の顔が真っ赤に膨れ上がった。
「誰だ、これはッ!」
「セイル・ビーン。ケソン出身、いまはスモーキーマウンテンの端で死にゾコなってんよ」
調べた結果、ビーンが養護施設で戸籍をもらっていたのは運がよかった。ほかの手段
となると、少し費用がつく。
「孤児などに、こんな発明ができるはずがない!」
「そーだね、できねーし、してねーよ。
でもさ、じゃ、誰がこんな発明したのかとゆーと、わかってねーんだ。
だって、似たよーな時期に似たよーな発明したひと、たくさんいたし。
そーゆー技術って、けっこー誰も特許登録してねーんだよね」
「通るか、こんなものが!」
「うるせーな。モンクゆーなら、審査がザルなこの国の特許庁にゆえよ」
「モジュールのひとつくらい」
「自前で用意できるって?
ひひひひひ、あーあー、やってやれねーこともねーよ。
どーせおれなんざー、既存の技術を組み合わせることくれーしかできねーからね。
でもよ、ちぃーっとややこしー組み合わせしてあるんだ。
こいつを設計できるジンザイっちゅーと、もー外国企業に囲われてんよ。
さーさー、ちぃーっとサンスーしてみよーか。
外国企業相手に交渉すんのと、ストリートチルドレンにいくらか渡すのと、
安上がりで済むなぁーどっちよ」
「ストリートチルドレンなどに」
「向こーも、それほど善良なニンゲンじゃねーからね。
せーぜー吹っかけて来るだろーけど、どーせストリートチルドレンの経済感覚さ。
クイモノと住むトコと治療費、こんくれーだよ。
いままでサンザンガキども見捨ててきたんだ、そんくれー払ったれよ!」
局長が忌々しげに舌打ちをした。
「さー、セイル・ビーンをスクってこい!」
出がけの駄賃だとばかりに、局長はマーズの顔面を蹴りつけていった。
¶
結局、マーズの懐にはほとんど入ってこなかった。
アメリカあたりに渡って、部屋をひとつ借りれば無くなってしまう程度の額だ。
システムを設計したのは、どこかの役人の子で、アメリカに留学したきりドラッグにはまって
帰ってこない大学院生がしたものということにされた。
リサイクルプラントの建設は、驚くほど早く開始された。
スモーキーマウンテンは金網で囲まれ、ヘルメットをした男たちが作業をしている。
ビーンは、もういない。街の病院に運び込まれたと聞いているけれど、連絡は一度もない。
だいたい予想していたことだ。幸運に恵まれてスモーキーマウンテンから抜け出す子供
は、たまにいる。そういう子供は、二度とスモーキーマウンテンに近づかない。ストリー
トチルドレンであったころのことを、なかったことにしてしまう。
ガンと、後頭部を衝撃に襲われた。マーズの握り拳ほどもある石が、ぼとりと地面に落ちる。
「お前の仕業かッ!?」
スモーキーマウンテンで寝起きしていた子供たちが、怒りを露わにして並んでいた。
工事が始まったいま、ストリートチルドレンたちは全員スモーキーマウンテンから追
い出された。住み着いていたバラックも、ついさっき潰された。いや、潰した。マーズが
自分で作業者に指示を出して、潰させた。
甲高い怒号と一緒に、大小様々な石がマーズ目がけて飛んでくる。
「なんてことしやがる!」
「なんでスモーキーマウンテンをなくした!」
「俺たち、明日からどこで寝ればいいんだ!」
「なにをして食い物を手に入れればいいんだ!」
「受け入れてやった恩も忘れて!」
「4本脚のバケモノめッ!」
「うるせーぞ、ドサンピンどもがぁーっ!」
マーズの一喝に、子供たちがシンと静まりかえる。
「散れ! 散れっ! 行け行け、行っちまえっ!
どーせ、シゴトなんざーホカにいくらでもあんだろーが!
どこ行ったって、ココよりはましだろーよ!
よぉーくわかった!
てめーらビンボー人とつるんでも、おれにゃーいーことなんざぁイッコもねー!
ソンするし、つかれるし、いてーし、しんどいだけだ!
おやじのトモダチにゃーシニガミがいたっちゅーけど、おれぁーそんなもんいらねー!
むしろトモダチなんざーいらねーや!
あっち行け! ばーかばーか! あっかんべーっ!」
たとえその日の食事には困っても、長期的な視点から見ればスモーキーマウンテンを
なくすのは彼らのためだ。ロボット三原則はそう判断した。
だから、罪悪感なんかない。自分はロボットだ。未練もない。もちろん痛みなんか感じ
ないし、涙なんて流れるはずがない。
¶
スパイスの臭いが立ちこめる裏通りを、マーズはひとり歩いていた。
(弱者はどこまでも踏みにじられる。
こんな星に、守るべき価値があるのか・・・・・・?)
「なんだい、おじさん」
(お前は地球人に絶望しないのか)
「ウチュージンみてーなことをゆーんだね」
(おれは異星人だ)
「ふーん、あ、そー。おれぁー先史文明のオトシゴだよ」
薄くオレンジがかった不思議な色の髪をした男が、腕組みをして料理店の壁にもたれか
かっていた。
「ゼツボーするもしねーも、おれぁーハナからニンゲンにキボーなんざ持っちゃいねーよ。
信じるかどーかはそっちのカッテだけど、おれのアタマん中にゃー
有史以来のニンゲンのレキシとゆーもんが入ってんだ。
ニンゲンは、いつでもどこでもケチでズルくて自分勝手でキョーボーなイキモンさ」
(俺にも、そう考えていた時期があった)
「おじさん、イセージンかどーかはともかく、ロボットじゃなさそーだね」
(異星人だ)
「チキュージンにゼツボーして、コロシに走ったりしなかったの?
ショージキおれぁー、ロボじゃなかったら5、6人コロしてたと思うよ」
(俺は、出会いに恵まれたからな)
「ふーん、あっ、そー」
(どこに行く)
「あんたがいねーとこ」
(なんだ、急に)
「ネタマしーんだよ」
(どこに向かうつもりだ、これから)
「さー」
マーズは横を見上げた。ショーウィンドウの向こうに、いつか見たクリスタルセイント
のフィギアが鎮座している。
「イマんとこ、おれがニンゲンシャカイで気に入ってんなぁー、
メイドインジャパンのオモチャだけだよ。
オモチャがいっぱいある国に行こーかな。
今回のこたぁー、あんまカネにゃーなんなかったけど、経験値にゃーなったよ。
ニンゲン相手の交渉の仕方はだいたいわかった。
次は、利益に繋げちゃる」
(お前が、いい出会いに恵まれることを祈っている)
「意味ねーよ、イノリなんざー」
ついと、男は人差し指を北に向けた。
「なーに?」
("神の石"が告げている。
この方向に、お前にとっていい土地がある)
「それって、メイレイかい?」
(いいや、ただの助言だ)
「だったら、従う義理ぁーねーや」
べえと舌を突きだして、マーズは南に足を向けた。
マーズは、今度2歳になる。
【旅館 卓球場】
レイナ「あ」
ランディ「あ」
ゼラド「あれ、Pちゃんくんたちも旅行?」
ランディ「うん、なんか、偶然だな」
トウキ「あ〜あ、会っちゃったよ」
ミナト「今回、そういうテンションじゃなかったんだけどなぁ」
ゼフィア「男子のみという話だった」
タカヤ「途中で女子に会うと、なんか気分変わっちゃうな」
克夜「御婦人抜きっていうのが今回の旅のコンセプトだったのに」
ミズル「Pちゃん、幹事としてガツンといってあげてよ」
ランディ「勝手にひとを幹事にした挙げ句に、ヘンなコンセプトを押し付けんな!」
ゼラド「せっかく会ったんだから、仲良くしようよ」
ランディ「うん、まあ、微妙に関わり合いが薄い組み合わせだけど」
トウキ「仲良くするのはいいんだけどさ、
おい、誰か、適当に3、4人いるとこ写真に撮っといてくれ。
あとでヘンなふうに写真が出て、クリハから浮気疑われちゃたまんねえ」
ミズル「大変だね、カノジョいるっていうのも」パシャッ
ゼラド「ほんとはクリハも誘うはずだったんだけど、なんかいなかったの。
どこ行ったか知らない?」
トウキ「なんか、偽書がどうのこうのいってた」
アル=ヴァン「ともあれ、せっかく複数名いるんだ。
ダブルスを組んで卓球勝負と洒落込まないか」
レイナ「うわっ! なんかいつの間にかいる!」
ランディ「なんでいるんすか」
アル=ヴァン「保護者だ」
克夜「我が師アル=ヴァン、残念ながら、
僕たちはゼフィアお父さんと息子たちという設定で旅館の予約を取っています」
トウキ「続柄、息子息子息子息子で、チェックイン余裕でした」
ミナト「正直ツッコミ待ちみたいなとこあったんすけど」
ミズル「大家族ですね、なんて受付のお姉さんからにこやかに話しかけられる始末だったよ」
ゼフィア「・・・・・・そんな」
タカヤ「すみません、先輩。
打ち明けよう打ち明けようとは思ってたんですけど、
旅館のひとがあんまりにも疑問を感じてない様子だったから」
【アル=ヴァン・タカヤ VS 咲美・ゼフィア】
かこーん かこーん かこーん かこーん!
咲美「えっと、わたっ!」バタバタ
ゼフィア「落ち着け赤月!」
ランディ「ピンポン球をよく見るんだサッキー!」
トウキ「ゼフィア先輩の浴衣の裾からチラチラしてるフンドシに目を奪われるなサッキー!」
ミナト「フンドシばっか見てんなサッキー!」
ミズル「フンドシにあんまココロ奪われないでサッキー咲美さん!」
克夜「ひとまずフンドシのことを忘れるんだサッキー咲美さん!」
ミナト「どんだけフンドシが好きなんだサッキー!」
咲美「うるさーい!」
かこーん!
咲美「もう! 外野がサッキーサッキー、フンドシフンドシってうるさいから負けちゃったじゃない!」
ゼフィア「・・・・・・その、・・・・・・あまり、・・・・・・フンドシを見るな」
咲美「モジモジ恥じらわないでください、気色悪い!」
克夜「さすがタッちゃんだ。
ハラダさんをして、『天才という言葉はタッちゃんのほうにふさわしい』
といわしめただけのことはあるよ」
タカヤ「誰だよ、ハラダさんて」
アル=ヴァン「ところで、我が愛弟子克夜よ。
師は重大なことに気が付いた」
克夜「なんでしょう、我が師アル=ヴァン。どうせろくなことじゃないでしょうが」
アル=ヴァン「あの、赤月という娘だが、
卓球をしている間乳がいっさい揺れなかった。
乳に、なにか重大な障害があるのではないだろうか」
克夜「我が師アル=ヴァン、驚くべきことに、地球には揺れない乳も存在しているようなのです」
アル=ヴァン「なんということだ」
咲美「もはや軽く差別問題に触れるような発言してますからね、あなたたち!」
【ミナト・ルナ VS アイミ・ミズル】
ミナト「姫さんは手先が器用だからさ、
シェイクハンドよりペンホルダーのほうが向いてると思うぞ」
ルナ「ミナトは、卓球に詳しいのか?」
ミナト「AKB48卓球部部長さぁやの誕生日が7月26日だって知ってる程度には詳しいぜ!」
ルナ「それは、卓球の技術となにか関係があるのだろうか」
ぱこーん!
アイミ「やっぱりミナトはすごいよ! 全然かなわなかった!」
ミナト「いや、ダメだ! さぁやのへにゃっとしたフォームを全然再現できなかった!
こんなことじゃ、二十歳にもなって突如卓球部の部長になっちまったさぁやに顔向けできねえっ!」
アイミ「あの・・・・・・」
ミズル「ねえねえ、ダグラスさんは筋肉の付き方からして、
もうちょっと素早く動けそうなもんなのに、なんだか全然本気出してなかったっぽいよ?」
ランディ「うん、そういうことはな、気付かなかったフリをしろ。
精一杯か弱く振る舞ったつもりなんだろうから」
【ゼラド・トウキ VS レイナ・克夜】
トウキ「クリハと付き合い長いゼラドと組むんだったら浮気を疑われる心配もないぜ!」
ゼラド「備えは万全だね!」
トウキ「でも、はっきりいって俺は揺れるおっぱいに目が吸い付けられること請け合いだ!
だから、ゼラドはシングルで打つ覚悟で頑張ってくれ!」
ゼラド「あんまそういうこといってるとクリハにいいつけるよ?」
克夜「レシタールさん、打つ前に、君のフォームについて意見させてくれ」
レイナ「なによ」
克夜「腰の高さは一定に、上体は反らし気味に、
それいで前のめり気味にボールを追いかけ、移動した後に一呼吸溜めを作るんだ!」
レイナ「なに? そうすると強烈なサーブかなんか打てるようになるの?」
克夜「いや、こうすると左右均等に美しい乳揺れが」
ばきんっ!
レイナ「誰が乳揺れのレクチャーしろっていったのよ!」
ゼラド「えっと、こう?」
克夜「頭をあまり動かすと、髪が若干ヅラに見えるから気を付けろって、
うちのお父さんが、名前にDの付くひとについて話すときとおなじ声のトーンで語っていたよ」
レイナ「ゼラドも、馬鹿正直にレクチャーを受けない!」
克夜「でも、バランガさんには勝ちたいだろう?」
レイナ「あんたのそういう、不必要に勘が働くところがイヤ!」
克夜「だって! レシタールさんの乳は左右バラバラに揺れてて、見るに耐えないんだ!
乳の付け根が痛いんじゃないかと、気にかかって気にかかって!」
レイナ「あんたに乳の付け根のこと心配されるいわれはないわよ!」
ミナト「でも、ヘンだぞ、レイナの乳の揺れ方は」
トウキ「どんだけ奔放な乳持ってるんだよ」
ミズル「なんか、見てて目がクラクラするもん」
タカヤ「ちゃんとブラしてるの?」
ランディ「ブラがブラの役割果たしてねえよ」
レイナ「口々にうるさい! いま温泉上がりだから、ブラしてないわよ!」
咲美「落ち着いてレイナ! いわなくていいことまでいってる、いま!」
トウキ「まさか、全員ノーブラなんじゃねえだろうな!」
ミナト「ふざけんなよレイナ! そういうことは、もっと早くいえ!」
ミズル「ここまで適当に観戦しちゃったよ!」
ゼフィア「・・・・・・」
アル=ヴァン「ノーブラだってわかってたら、観戦のテンションもだいぶ変わってたぞ」
タカヤ「えっと、ブラはちゃんとしたほうがいいよ」
レイナ「うるさい男子ども! 叩き出すわよ!」
ランディ「やめろみんな!
ブラしてなくてもいっさい乳が揺れなかったサッキーのことも考えてやれ!」
トウキ「しまった! それはいっさい考えられなかった!」
ミナト「びっくりするほど蚊帳の外だったぜ!」
ミズル「それでいま、どういう気持ちなのサッキー咲美さん!」
咲美「大きなお世話という気持ちでいっぱいよ!」
克夜「乳が揺れないからと行ってコンプレックスにさい悩まされることはないよ、サッキー咲美さん。
設定上胸がなくても乳を揺らす方法を、先週テニアお母さんに電話で聞いてきたんだ。
まずは正面見切って、右腕を前に、口は半開き気味にして斜め上から入るように」
咲美「レクチャーもいらない!」
克夜「サッキー咲美さんのバカっ!」
咲美「えぇ〜、なんか、ひどく真面目な顔で叱られた」
克夜「どうして、どうしてそんなに簡単に諦めるんだ!
諦めたりなんかしたらダメだ!
揺れるんだ。乳は、揺れるものなんだよ!
小さくたってなんだって、練習すればしただけ乳は揺れるんだ!
練習するんだ。毎日、毎日、少しずつでも繰り返し練習するんだ!
練習にかけた日時に、その魂に、乳は必ず答えてくれるんだよ!」
咲美「乳揺れについて熱く語らないで!」
克夜「サッキー咲美さんこそ、乳揺れを軽く考えないでくれ!
僕は、いくつになってもより美しくダイナミックな乳揺れの研究に余念ないお母さんたちを見て育ったんだ!
そんなお母さんたちを、僕は尊敬している!」
トウキ「うっ、うっ! ありがとう、ありがとう! 紫雲家のお母さんたち!」
ミナト「乳揺れにかけた人生、涙を禁じ得ないぜ!」
ミズル「ばんざい、 ばんざーい!」
トウキ「どうかそのノウハウを、大いに業界に反映させてくれ!」
ミズル「マーくんちのおばさんたちは、さっぱり揺れなかったけども!」
ランディ「落ち着けお前ら!
自分ちの母親が乳揺れの練習してるとことか、想像してみたらけっこうイヤだろ!」
トウキ「そういうこというなよ」
ミナト「お前にはガッカリだよ」
ミズル「テンションだだ下がりだよ」
克夜「風の精霊とかいう前に空気読もうよ」
ランディ「完全に男のみの旅行モードか、お前ら!」
アル=ヴァン「では、試合開始」
かこーん! かこーん! かこーん! かこーん!
【試合終了】
トウキ「へへ、なぁ、カッちゃんよ」
克夜「なんだい、カノウ兄くん」
トウキ「やめてくれよ、他人行儀な呼び方は」
克夜「じゃあトッつぁん」
トウキ「今日、俺たちは手に入れたよな。
勝ち負けなんかより、ずっと大切な宝物を」
克夜「うん。素晴らしい、素晴らしかった!
素晴らしく、完璧に左右均等な美しい乳揺れだったよ」
ゼラド「え〜と」
レイナ「こいつら、乳揺れのことしか考えてなかった!」
克夜「怒ってはダメだよ、レシタールさん。
乳が揺れるときはね、誰にも邪魔されず、自由で、
なんというか救われてなきゃあダメなんだ。
独りで、静かで、豊かで・・・・・・」
レイナ「戦闘デモって単語の最初に付いてる2文字について、よく考えてからモノをいいなさい!」
さすが紫雲家!乳揺れに妥協が無いぜ!
所で、アル=ヴァンさん。あなたは嫁さんに捨てられたのですか?
>>493 GJです
マーズが別に知らなくても生きていける酷い現実を見せてくれるこのシリーズ(?)大好きだ
>>503 バカだバカだと思ってたけどやっぱりバカだ、こいつら
GJ
アカネさんは揺れてんだよ!無い胸を頑張ってホリスのために揺らしてんだよ!
サッキーのそのクリリン的と言うか桑原的と言うかそう言う所が好きだ。
サッキーかわいいよサッキー
マーズの生い立ちで深く考えさせられてたところから急に卓球が始まってビビった
>>493 なんつーかこういう思慮深い文章が書けるってすごいなぁと素直に関心する
すげー面白かったよGJ
>>503 孤独の乳揺れwww紫雲家長子の立場は伊達じゃないな!
とりあえずゼラド、ルナ、レイナ、アイミと比べられるサッキーが不遇すぎる!
【旅館の部屋】
ミズル「サッキーさんと花札するひと、すごい顔老けてるけど大丈夫なのかなあ」
克夜「心配しなくても大丈夫だよグレーデンくん。
サッキー咲美さんは、学校で一番の貧乳なんだ!
地球人の中じゃね」
トウキ「じゃ、ほかのはなんなんだよ」
ランディ「お前ら、あまりにもサッキー咲美に失礼だぞ!」
咲美「いっそフォローとかいらないから」
ランディ「サッキー咲美には、鼻がないじゃないかーっ!」
咲美「あるわよ!」
ミナト「ちょ、ちょっ、アイミ」
アイミ「ミナト?」
ミナト「ちょっと、来てくれねえか」
アイミ「いいけど、なに?」
ミナト「見せたいものがあってさ」
【旅館のロビー】
アイミ「どうしたの?」
ミナト「ちょっと、さ。驚くと思うんだけど」
アイミ「え?」
ミナト「なにもいわずに、一緒に来てくれねえか」
アイミ「いいけど、え? なに?
べつにわたし、そんな、驚くとか驚かないとか、
なにいってるんだろ、わたし、
えと、そう! わたしも話したいことがあって!」
ミナト「俺の話を先に聞いてくれないか」
アイミ「いいけど、うん、聞くけど。
あ、ちょっと待って、深呼吸させて。
すぅ、はぁ、うん、これでいい、と思う」
ミナト「実はさ」
カル「あれ、アイミさん?」
アイミ「カルくん?」
ミナト「な、ビックリしただろ! カルがそこの土産物屋でバイトしてたんだ!」
アイミ「うん、ビックリした。たしかにビックリした」
ミナト「おっと、じゃ、俺行くな! ドンジャラやんねえと!」
アイミ「えっ、ちょっと待って、ミナト!」
カル「やめろミナト!
『あとは上手くやれよな』といいたげにウィンクなんかするな!
しかもウィンクがヘタクソだ!」
アイミ「わたし、ひょっとして、もう避けられてるんじゃないのかなあ」
カル「悲しまないでください、アイミさん。
あいつに悪気はないんです。ただちょっと、いやかなり、バカなだけで」
>>493 相変わらずいいもの見せてくれるなぁ
このシリーズは好きだー
>>503 乳愛がすさまじいなw
アイミの様子が今週のハヤテのごとく(マンガ)を連想させた
ところでクリハが言ってた偽書ってのは幻想水滸伝ティアクライスネタかな?
楽器やってるキャラは数いるけど
ブラスバンド系やってるヤツはいないよな
仕事の関係でたまたま見た
「気まぐれロマンティック」のトランペットソロが異常にかっこよかった……
お父さんお母さん世代が頑張ったらいいじゃない!
【お昼時】
ミナト「名は体を表すって、あれ、ウソだと思うんだよな」
レイナ「なによ、突然」
ミナト「だってさ、高橋愛はメンバーに愛されてないし、
田中れいなはべつに華麗じゃないし、
矢口真里の口から真実なんか出てこないし、
W時代の辻希美に希望なんかありゃしなかったし、
久住小春は春っていうより夏だろ?」
レイナ「モー娘。で例えられてもわかんないから」
ミナト「現にほら、お前だってまったく華麗じゃないわけだしさ」
レイナ「華麗よ! 目を見張るほどに華麗よ!」
ミナト「克夜なんか、見ろ、いっさい夜に克ててねえ」
克夜「自主トレは欠かしてないよ」
レイナ「乗っかってくんな!」
ミナト「サッキーに至っては、まったく咲き乱れてねえ!」
咲美「咲き乱れるもの! わたしだっていざというときには咲き乱れるもの!」
レイナ「落ち着きなさい咲美! なにも乱れる必要はないのよ!」
ミナト「名前っていうのは、親の願望が込められてるもんだろ?
でもって、願望っていうのは大抵実現しないもんだろ?
『明るい子に育ちますように』って子供にアカリちゃんなんて名付ける親は、
だいたい明るくはないんだよ、ネクラなんだよ。
そんな親に育てられた子供は、そりゃ明るくはならねえだろ?
だからさ、名前のわりにネクラなアカリちゃんていうのが、
全国にはけっこうたくさんいると思うんだよ」
レイナ「あんたはまた、一文にもならないことをグダグダと考えたもんねえ」
ミナト「俺にカノジョいないのはさあ、名前のせいだと思うんだよ!
港ごとに女がいるような海の男になれなんて思いを込められたって、
俺には荷が重いよ!」
レイナ「とりあえず、あんたの両親は
港ごとに女がいるような海の男になれなんていう願いを込めてあんたの名前付けてないと思うから!」
アイミ「そっかあ、やっぱりわたし、
名前のわりに愛されてもいないし美しくもないし」
カル「やめてくださいアイミさん!
アイミさんは美しいし愛されています!」
言えないッッ!
このスレの子供の名前は殆どが両親の名前をもじっただけだなんてッッ!!!
逆に考えるんだ。両親から一文字ずつ貰った名前って考えるんだ。
レイナは日本人じゃないからその法則関係ないじゃんって思ったけど
レイナの親父は純日本人だったな
>レイナの父親は日本人
……そうか?
麗奈「…なんか名前がおかしくない?」
瑠菜「む、漢字になっておるな」
瑠瑠「まあ、お姉さまとお揃いの漢字」
愛美「これはこれで…」
蘭「あらら、ウチそのまんまやなぁw」
茉莉「私たちはまだマシだが…あっちは酷いぞ?」
是羅弩「か、可愛くないよぅ…」
離戸雨「なに…これ…?」
九里葉「栗じゃないだけいいだわよ」
栗栖「なんかいやなのです!」
ヴィレアム「…なあ
陰具烈田「なにも言わないで」
スパロボ学園にキャラエディット機能が付いてたら、なんて名前つければいいんだ
>>522 わた、クリハってつければいいと思うな!
はっはっは
あんなおっぱいの大きなキャラにクリハなんて名前をつけたら
エラーで動作しなくなってしまうじゃないかぁ
マーズ「紫雲サン紫雲サン」
克夜「なんだい、火星と書いて"まぁず"君」
マーズ「やめてよ、探せば見つかっちまいそーなDQNネームみてーにゆーのは」
克夜「金星と書いて"まあず"君がいるくらいだから、火星と書いて"まぁず"君ぐらい余裕でいるだろうね」
マーズ「金星がマーズとか、まったくイミがわかんねーけど。
それより、やべーよ、おれがリサイクルがどーとかゆってたら、
地球にも開発スタッフにも優しそーなスパロボが来ちまったよ」
克夜「これで君も、大手を振ってぱんつはかずに街を歩けるというわけだね」
マーズ「やー、皆さんぱんつはかなくなっちまうと、
チビのおれの視界は、だいぶナマナマしーことになっちまうんだけど」
克夜「それにしても、スパロボ学園か」
克夜「時よ止まれ、ラースエイレム・ザ・ワールド!」
マーズ「終わりがねーのが終わり、サイテー・ユーシャ・レクイエム!」
克夜「こういう感じかな」
マーズ「でも紫雲サン、紫雲サンのJデッキとおれのWデッキじゃ、
テッカマン軍団やら最低勇者ロボ軍団やらヴァルザカードとかいるから、
こっちがヘンに強くなっちまうよ」
克夜「心配無用だよ。
スパロボ学園は6機以下、一定コスト内でデッキを組んで、
うち2機を代わる代わる出撃させて対戦するのさ。
ユニット単体の強さよりも、読み合いが重要になるという話だよ」
マーズ「めんどくせー。
テキトーにテッカマン軍団突っ込ませてりゃー勝てる程度の難易度でいーのに」
克夜「なんで出ないんだろうね、テッカマンブレード」
マーズ「さー、なんでなんだろーね」
克夜「なんでなんだい、タッちゃん」
タカヤ「そんなこと、俺に訊かれたって知るか」
克夜「それよりも、問題はひとつさ」
マーズ「おーともよ」
TELLLLLLLL
克夜「もしもし、もしもし! 兄だ!
お父さんはどうしている? なに、連絡が付かないだって!?
なにをやっているんだお父さん!
あとお前たちはきちんとぱんつ穿きなさい! 変な色気を出すんじゃない!」
マーズ「だからよぉー、オファーは来てんのかって訊ーてんだよぉー!
いやいや、『ふっ、さあな』じゃなくて。
オッサン電話口でなにカッコつけてんだよ。
思わせぶりな態度とかいらねーから。
出んのか出ねーのか、それだけハッキリさせろ!」
克夜「出るのかなぁ、お父さんたち」
マーズ「ダブルスロットが勝利のカギになりゃーいーんだけどねー」
ヴィレアム「ひどい目に遭った」
レイナ「あら、しばらく見かけないと思ったら、どこ行ってたの?」
ヴィレアム「こんな世界に行ってたんだ」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
ラン「やぁ〜ん、遅刻遅刻ぅ!
ウチったら転校初日からお茶目さん!」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
レイナ「ランさんが高校生だったの?」
ヴィレアム「いや、見た目は俺たちの世界のとおなじだった」
レイナ「へえ」
ヴィレアム「しかも、若干デザインが古いセーラー服着てた」
レイナ「それは、キツいわね」
ヴィレアム「週刊大衆の臭いがした」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
ゼフィア「コラッ! 転校初日から遅刻など、この風紀委員が黙ってはいないぞ!」
ラン「うっしゃわかった! スパボロバトルで勝負つけよか!」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
レイナ「なにこれ」
ヴィレアム「なんか、あらゆることをスパロボバトルで決着付ける世界だった」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
レタス「おーほっほっほっほっほ、
そのような貧弱なデッキで、わたくしのゴージャスなデッキに勝てるとお思いですの!?」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
ヴィレアム「高飛車なお嬢様で、なんか金ピカロボばっかりのデッキを使うレタス」
レイナ「金ピカロボって、アカツキとかしかないんじゃない?」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
スレイチェル「フッ、熱いな。その熱さに、
スレイチェルの氷のハートが溶けそうである」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
ヴィレアム「クールでニヒルで氷系のロボ使うライバル、スレイチェル先輩」
レイナ「いくらクールでニヒルでも、ゲームに夢中って考えると笑えるわよね」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
クリハ「そう、それこそは、伝説の古代スーパーロボットの手がかり!」
ラン「伝説の古代スーパーロボットやて!?」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
ヴィレアム「伝説の古代スーパーロボットを追い求める謎の少女クリハ」
レイナ「伝説の古代スーパーロボットって、それ単なる龍虎王とかライディーンじゃないの?」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
ゼラド「このスパロボバトルで、なんやかんやして世界を征服しちゃうんだよ!」
ラン「そんなこと、させん! スパロボバトルは、みんなのスパロボバトルやぁー!」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
ヴィレアム「ゼラドは、なんかスパロボバトルで世界征服しようとしてた」
レイナ「なにやってんのよ、その世界のゼラドは」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
ユウカ「ゲットだぜ」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
ヴィレアム「取りあえずなにがなんでもゲットし続けるユウカさん」
レイナ「何年でもゲットし続けそうね」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
咲美「コトブキヤダイゼンガーの欠点は、大きすぎて収納スペースに困ること!」
ミズル「アメリカナンバーワンスパロボバトラー、サッキー咲美さんに勝てると思うなー!」
ランル「こっちはモーターライズでパワーが3倍ちゃ!」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
ヴィレアム「アメリカナンバーワンスパロボバトラー、サッキー咲美」
レイナ「アメリカでもやってるんだ、スパロボバトル」
ヴィレアム「そして、あの世界の時間で半年くらいが経過したとき」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
ゼフィア「・・・・・・ひっく」
ラン「そんな、ゼフィアちゃんが、男の子やったなんてぇーっ!」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
ヴィレアム「・・・・・・ヒロインが実は男という、驚愕の事実が発覚したんだ」
レイナ「どっちかっていうと、半年もどの面下げてヒロインやってたのよ、その世界のゼフィア先輩!」
ヴィレアム「不思議なことに、あの世界では美少女扱いされていたんだ」
レイナ「外見は!?」
ヴィレアム「俺たちが知るゼフィア先輩と、まったくおなじだった」
レイナ「滅んじゃえばいいのに、そんな世界」
ヴィレアム「その後、スパロボエンペラーと小競り合いしてみたり、
関西スパロボ連合と抗争してみたり、なんかファンタジーRPGみたいな世界に行ってみたり」
レイナ「順調にスパロボから遠ざかってるわね」
ヴィレアム「特にスパロボとか関係なく、
フツーに友情パワーでボスを倒したあと」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
ラン「ウチ、男のゼフィアちゃんが好きなんやーっ!」
〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。〜°。
レイナ「むしろ普通!」
ヴィレアム「でもそのときのゼフィア先輩、尻丸出しのボンテージ姿だったんだ」
レイナ「やっぱ、ろくでもない世界ね」
ヴィレアム「救ってしまったんだ、そんな世界を」
レイナ「もの凄いダメージだったみたいね」
最近異次元ツアーによく行ってるというか・・・遊ばれてるなぁヴィレの字w
イングレッタ「イングラムには内緒」
なんでもかんでもスパロボバトルで解決ってメダロットを思い出すなぁ
まさかこれはメダロット参戦、そして新部位破壊を引っさげた第二次GC発売の前ぶれ!?
これで勝る!!
まさかの上連雀先生!?
きっと全国の9割のゼフィアファンが男の子発言に涙し残りの1割が
新しい性癖という名の新世界に旅だったんだろうな
ドラえもんでやった男女立場逆転世界みたいなモノを想像してしまった
どっかのエロゲの方が近いかもしれんが
克夜「Pちゃん、フー姐さんに連絡取った?」
ランディ「取らねえよ!
俺はロリコンじゃないけど、年上好きでもましてや熟女マニアでもない!
なんで自分の母親と同年代の人を口説かないといけないんだ!」
克夜「フー姐さんは僕の第二の師匠とも言うべき人でね。
我が師アル=ヴァンに月謝が払えず、何も教えて貰えずに泣いている僕に剣を教えてくれたのがフー姐さんだった。
その後も、我が師アル=ヴァンは一度実演したら二度目以降は500円の追加料金を払わなければ技を見せてくれない教育方針だったため、
月謝だけでいっぱいいっぱいで追加料金が払えず泣く僕にフー姐さんは技を見せてくれたんだ。
手取り足取り優しく厳しく丁寧にロハで。
そのフー姐さんが未だに独り身で月で寂しく暮らしている。
僕はね、フー姐さんに幸せになって欲しいんだよ」
ランディ「話を聞けよ!
そんなに大事ならお前のハーレムに迎えればいいだろう。
お前が幸せにしてやれよ」
克夜「それは出来ない」
ランディ「なんでだよ!」
克夜「痩せても枯れても紫雲家長子!
自分の理想に妥協は出来ない!
如何に大恩ある身とは言えオールドミスを僕のハーレムに迎え入れることは出来ない!」
ランディ「理想を抱いて溺死してろ!」
ある意味胸が慎ましやかな方々を敵に回すより恐ろしいことを言いやがった…
ゼラド「にゃにゃんにゃにゃんにゃん♪」
ルナ「にゃんにゃにゃんにゃにゃん♪」(///)
ゼラド「噛む〜と柔らか♪」
ルナ「○ッテのフィッ○♪」
ゼラド「○ィッツ♪」
…駄目だ自分、はやくなんとかしないと
おし!俺が介錯してやる!
そういやデスピニスって何歳だったっけ?RもしくはOG外伝でホムンクルス組の年齢って触れてたっけ?
女性に年齢を聞くなんて失礼な奴だな
ってかっちゃんが言ってた
三十路近かったったら親父と同じ境遇になるな。
名前もそっちペアを由来にしてるし。
ただ俺は25歳くらいの脳内設定で補完してる。
>>537 Rのアレンビーの弁をそのまま受け取るならば当時10代前半から半ば
ということは現在20代から三十路手前
体が外面的に成長していれば働き盛りの食べごろですね
じゃあアクア先生はいったいいまいくつなんだよ!
言うなよそれを!
誰も今まで明言は避けてきたんだから!
. _______
/ /(二>
|____|・_・|
UUUU
ヵヮィィ
最近、クリスタルハートを略してクリハっていうらしい
君はOG高校の生徒として各ヒロインを攻略していく!
ゼラド:他ヒロイン全員ともある程度の好感度を獲得していなければフラグを立てられない。
油断していると他のヒロインから告白されてしまう。
絶妙のバランス感覚が求められる難攻不落の最終ヒロイン。
レイナ:ゼラドとの好感度を上げておかないとフラグが立たない。
ゼラドとの好感度を下げるようなマネをすると鞭でしばかれる。
ゼラドとの好感度をあまりにも上げ過ぎると身を引こうとする。なんかめんどくさい。
クリハ:フラグを立てること自体は比較的簡単。
ただし、その後の汁攻勢に耐えきるだけのパラメータが要求される。
フラグ維持が滅法難しい。
アイミ:一途に攻めていくと、意外とフラグが立たない。
他の男キャラクターとアイミとの好感度が上がるように仕向けた上でアタックするという、
けっこうしちめんどくさいことをしなければならない。
レタス:賭場での勝負に勝たなければフラグが立たない。
内申点を捨てて『運』のパラメータを上げていく必要がある。
補導されるリスクあり。『逃げ足』のパラメータも上げておこう。
ユウカ:とにかく学校内で遭遇することができないため、出席日数を捨てることになる。
怒りっぽいので『包容力』のパラメータが必要。
咲美:ジオングに脚付ければパーフェクトジオングと思っている限り永久にフラグ立たない。
ラーナ:会うたびになにか解体する、会わなくてもなにか解体している。
『謝罪』と『弁済能力』のスキルが必要不可欠。
あと中学生相手になに考えんだと社会的信用が下がる。
ランル:取りあえずデカレンジャーより視聴率稼がないと話にならない。
ラーナ「こんな感じです」
ランル「デカレンジャーより視聴率稼ぐ高校生って何者ちゃ!
あたし、そんな得体の知れないのに口説かれたくなかよ!」
咲美「べつに、脚付いてればパーフェクトジオングでいいじゃない」
ラーナ「なにいってるんですか。光ファイバーを実装していないパーフェクトジオングになんの価値があるんですか」
ランル「リックドムの脚付けただけの脚付きジオングなんて、天満太郎さんが通った道ちゃ!」
咲美「あのね、あたしパーフェクトジオングに特別な思い入れなんてないから!」
「そんなことより男キャラの攻略のヒントが知りたい!」との意見がOG町在住のZさん他から出ています
あなたはOG高校に通う女の子になって各男の子を攻略していくの!
ヴィレアム:デフォルトでゼラドに惚れている。
応援するフリをして、やんわり気持ちをこちらに向けていこう。
『長期計画』のスキルパーツが有効。
キャクトラ:強気で攻めていくと、意外と攻略できる。
『礼儀作法』のパラメータが低いと相手にされないので注意。
ハザリア:映画文学アニメ漫画ゲームの話題についていかなければ会話が成立しない。
世界各地に飛び回るのに着いていかなければならないので、タフさも必要。
わりとハイスペックが要求される。
タカヤ:あえてパラメータを上げず、ダメ人間でいると世話を焼いてくれる。
『ひととしてのプライド』スキルはあらかじめ外しておこう。
克夜:ハーレム作るとかいってるわりに、無駄にガードが堅い。
適当なところでぶん殴っていこう。
ミツハル:告白すれば取りあえず付き合ってくれるが、
根本的に3次元女性に絶望しているため油断していると別の女性か2次元に転ばれる。
地道に『肉じゃが』とか作っていこう。
マーズ:それほど好感度が上がっていない状態で『世の中お金じゃない』的なことをいうと、
ウンザリするほど延々と説教される。
商売とか関係ないところでは比較的素直なので、とりあえず車田作品の話でもしておこう。
ゼフィア:おっぱい付いてれば意外と攻略できるんじゃね。
ランディ:おっぱい付いてれば意外と攻略できるんじゃね。
ミズル:おっぱい付いてれば意外と攻略できるんじゃね。
トウキ:おっぱいなくても意外と攻略できる。
ミナト:もはやなにをすれば攻略できるのかわからない。
ランル「最後の方、めんどくさくなっちょお!」
ラーナ「男の子の気持ち、HA・TE・NAです」
ミナトはアレだな、攻略できないけど攻略キャラクターの好感度とか教えてくれて、尚且つシナリオによっては無駄にカッコよかったり良い奴だったりする美味しいポジションのサブキャラ
ゼラド「・・・そういえばお兄ちゃんはOG学園の生徒じゃなかった。学園物じゃダメじゃんorz」
学園物で攻略対象が必ずしも学園関係者である必要は無いってミツハルさんが言ってた!
何故だか商店街のケーキ屋の店員さん攻略できるゲームがあった気がする
むしろ久保を高校に通わせちゃえばいいじゃん
それだ!!
そしたらディストラが「放課後の個人授業」を目当てに教師になろうとするんだなw
いやむしろ非常勤講師とかでOG学園で教鞭振るったらいいんじゃね?担当科目は……「倫理」とかで>久保
教員免許?もちろん偽造(イングラム特製)ですが?
かわってねーなぁこのスレ…
オラタンでサルファ以来に来てみたが
ディストラねーさんが相変わらずでホントに良かった
OG学園は偽教師上等、というか能力さえあれば人格も立場も不問とかいいそうだ
そういえば学園長だか校長だか理事長だかはいったい誰なんだ?
謎の理事長Tラーダかな
ラーナ「つまり、ゴードンさんにこの制服を着せて高校に通ってもらえばよいのです」
ランル「ラーナちゃん、その高等部の制服、どげんしたと?」
ラーナ「生徒会室から失敬してきました」
ランル「それは、生徒会の誰かの持ち物なんじゃなかと?」
ラーナ「買い物仲間のデスピニスさんによると、
ゴードンさんはこの時間、タイムサービス中のスーパーに出没するそうです」
ランル「そのゴードンさんちゅうのは、どげんひとと?」
ラーナ「よくわかりませんけど、バランガさんちに居候している家事手伝いのひとみたいです」
ランル「家事手伝いって、つまり無職と?」
ラーナ「あ、来ました」
クォヴレー「君は、モントーヤ家の?」
ラーナ「ぱんぱんのエコバッグで両手がふさがっているところ申し訳ありませんが、
この制服を着ていただけないでしょうか」
ラーナ「エコバッグとは、地球に優しか!」
クォヴレー「とりあえず、羽織ってみたが」
ラーナ「どうしましょう、カッコいいですよ」
ランル「掃除の時間にホウキと雑巾で野球ばしよる同級生とはえらい違いちゃ!」
クォヴレー「これを着て、どうすればいいんだ」
ラーナ「高校に通って攻略されてきてください」
ランル「取りあえず写メば撮らして欲しか」ピロリーン♪
クォヴレー「攻略というのがなんのことなのかはわからないが、高校か・・・・・・」
ラーナ「どうしたんですか?」
ランル「あ、その角度いただきちゃ」ピロリーン♪
クォヴレー「高校に通うのも、悪くはないのかもしれない。
しかしいまの俺には、重大な使命がある。
高校に通うのは、すべてが終わったあとになるだろう」
ラーナ「はあ」
クォヴレー「制服を着て、悪い気はしなかった。
これはお礼だ、あげよう」
ラーナ「アメをもらってしまいました」カラコロ
ランル「取りあえず写メをブログにアップするちゃ」カラコロ
ラーナ「でも、家事手伝いのなにがそんなに重大な使命なんでしょうか」
ランル「うちのパパンの友達にも、人生ばネットゲームに賭ちょお廃人がおるという話ちゃ」
ラーナ「大人の男だからといって、いいことばかりじゃないんですね」
ランル「ところでその制服、返さんでよかと?」
【生徒会室】
ルナ「キャクトラ! なにをそんな格好でウロウロしておる!」
キャクトラ「はっ! 姫さま!
これは違うのです! なぜか、ここに置いておいた制服が消えていて!」
>>557 謝れ!『どんな任務よりも緊張した』と合格通知(教員免許)をもらった後に言った
ラミア先生に謝れ
でもゾンビが普通に授業してる学校だしなぁ
ゾンビはいくらなんでも言い過ぎ…でもねぇか
スパロボの学園物パロ見る度に思うんだけど熱血中華体育教師の事も時々でいいんで思い出してあげて下さい。
魔装機神が発売したのって、下手したらいまの中高生が物心ついてないころだもんなあ
あの体育教師がα外伝にいることをどうかお忘れなく
版権の関係でOG外伝でもマサキリューネシュウ以外は無かった事にされちゃってるからな
サイバスター以外の魔装機神がこの先OGに出る事あるんだろうか…
エンドレスフロンティアにも来てたし、閉鎖された渋谷をうろうろしてたりするな
まさかほんとにスパロボ学園なるものが出ることになるとはなぁ
ランル「高等部は生徒さんもヘンだけども、先生方もヘンちゃ」
ラーナ「たしかに、中等部のシュトレーゼマン先生とかヴィーバー先生とか、
いるんだかいないんだかわからない先生方とは一線を画しています」
ランル「特に、あの先生がおかしか」
ゾンビ兵「う゛ぁー」
ランル「なんでゾンビ兵が先生やってるちゃ」
ラーナ「なんで先生やってるんですか」
ゾンビ兵「う゛ぁー」
ラーナ「はあ」
ランル「ラーナちゃん、ゾンビ兵先生のゆうちょることば、わかると?」
ラーナ「皆目わかりません」
【調理室】
ゾンビ兵「う゛ぁ〜」
ぐつぐつぐつぐつ
ラーナ「なにをいっているのかは皆目わかりませんが、
なぜか調理室で『母さんのシチュー』を作ってもらう運びになってしまいました」
ランル「経緯は皆目わからんちゃけど、よか匂いちゃ!」
ラーナ「ゾンビ兵先生のお母さんて何者なのかはともかく、いい匂いです」
エリート兵の子(♂)「あれ、いい匂いがしてるね」
ランル「あっ、踏み込みの甘か高等部のひとちゃ!」
ラーナ「この、なぜか大変いい匂いのするシチューを作るゾンビ兵先生は、
ゾンビ兵なのになぜ先生をやっているんですか?」
エリート兵の子(♂)「え、ああ、先生が昔いた、なんとかウルブズっていう部隊の任務で、
教員免許が必要な場合があった関係で取ったっていってたよ」
ラーナ「聞いてみればつまらない真相です」
ランル「その真相を、誰からどういう言語で聞き取ったかの方が興味あるちゃ」
ランル「でも、ゾンビ兵が担任やっちょおのに、
大学院まで出たケントルム先生が副担任止まりなのは、どげんことか?」
ラーナ「院卒者を買いかぶっちゃいけません。
きょうびの院卒者の就職率なんて、50%前後です」
ランル「勉強する気がなくなるデータっちゃ!」
ラーナ「お上の大学院重点化政策で大学院生の数が2倍くらまで増えたんですけれど、
急に研究機関の数が増えるわけじゃないし、
研究者は年取ってもなかなか引退しないので、結果的に高学歴無職が増えたんです」
ランル「ケントルム先生も、あれで可愛そうな経歴の持ち主なんちゃね」
ラーナ「今度からやけに優しい視線で見てあげることにしましょう」
ランル「ところであたしたち、ここ数日なんばしちょお?」
ラーナ「文句いっちゃいけません。わたしだって出たてのころは一生懸命埋めネタやってました」
>>570 なんだって!? そりゃヒューゴと意思疎通できたりヒューゴがやけにやさしかったりするわけだ。
しかし竹馬の友はなにしてたんだろうか?
)
/ だ ち
( ぞ. ょ
ヽ : っ
,ノ : と
(. : だ
,. -ヽ. け
/ `フへ.___,
{ ,}
} ,/
,.ノ‐- ...__/ う
,. -''" /~"''''‐-〈、 :き
/ / う `ヽ :
/ / :き / l
〃 / : ,/ |
// / /,,,.. -'''"|
しょうがないから一番巨根のやつ決めようぜ
久保がヘルモーズ級だとk(超大型ビーム砲
君たちは何を言ってるんだね?
最大級はアラドだぜ
ヘルモーズどころか宇宙怪獣クラs(ツインバードストライク!!)
はい、ひぎぃひぎぃ
男が懸命になにかに勤しんでいる姿とは、なにかくすぐったいような感じがするものだ。
あいつは、さっきからものもいわない。普段から猫背にしている胴体をますます丸めて、
休むことなく指を動かしている。
わたしが小さくあくびをすると、じっとこちらを見上げる。抗議のつもりなのだろうか。
幅の広い唇をへの字に曲げて、沈黙を投げかけてくる。
「なんだよ」
「じっとしておれ」
「じっとしていたら、なにかいいことでもあるのか」
「あるとも」
「どうだか」
屈辱と無力感と自尊心とがない交ぜになったうめき声がわたしの心を楽しませる。
わたしは、なにも着けていない足の甲をゆっくりと持ち上げた。
やつの喉仏が上下する。
「ほら」
自分の唇の両端が、ゆっくりと持ち上がっていくのがわかる。
「いかせてみせろよ」
あいつの背中が、音もなくふるふると震える。
長い指がせわしげに動くのを眺めながら、わたしはくつくつと笑ってやった。
「ダメだよ、お前は」
「動くな」
「お前なんかにはいかせられないよ」
「喋るな」
「お前じゃ届かない」
「逆らうな」
「いかせられるもんか、
>>819ランなんかに」
開け放たれた窓から風が吹き込む。カーテンがゆるりと揺れる。
まだ夏を迎えきっていない、ひんやりと湿度の高い夜のことだった。
>>555 クォヴレー「18世紀後半、ヨーロッパでは激しい経済競争を主軸とする市民社会が展開され…
ヴィレアム「(なんで久保さんがいきなりスーツ姿で講義してるんだ!)」
レイナ「(さあ…なんでも学園長に頼まれて…断ろうにも断れなかったとか…)」
ヴィレアム「(久保さんが逆らえない!?何者なんだうちの学園長って!?)」
クリハ「(ゼラドはこのことは知らなかったの?」
ゼラド「(はぅ…お兄ちゃん先生…スーツ姿もカッコいいよぅ)」
クリハ「(だめだこりゃ)」
トウキ「(俺も心は熱く見た目はクールな男を目指すぜ!)」
ミナト「(ぷっw)」
トウキ「(てめえミナト!)」
マリ「(人の前でネチョネチョうるさいぞ)」
リトゥ「(ハ、ハザリア君起きて〜!)」
ハザリア「zzz…ついに
>>819が俺の(ゲシッ)うお!?)」
ルナ「(起きぬか馬鹿者!父様の授業で寝るなど私が許さぬぞ!)」
ハザリア「(なにおぅ!?)」
ルナ「(いや…ここはあえて理解が不足しているところを見せ、個別で補習…
いかんいかん!これでは発想が母様と同じレベルだ!)」
ゼラド「(そうだ、赤点補習で「お兄ちゃん先生…この教室、なんだか暑いです…」とか…)」
レイナ「またおかしな妄想してるわねこいつら…)」
クォヴレー「(やりづらいな…俺はこういう職業には向いていないか…)」
イングラム『(なんなら代わってやろうか?)』
クォヴレー「(引っ込んでいろ)」
>>577 ついにエロいことに及んだかと思いきやこいつらは…w
文章だけ読むとエロいけど、
たぶんハザリアがせこせこネタ書いてる横で、
マリがショートパンツであぐらかいてアイスかなんか食べながらナマ足でちょっかい出してるとか、そんなんだろうな。
そういえばこのスレそこそこ長い間見てるけど
今まで
>>819ラン行ったことってあるの?
ハザルとエイスが横取りしたり、Vガンのバイクの人がどこからともなく現れて持ってったり……てなことは昔あったなぁ。
最近では、そもそも
>>819まで行くことすらなくなってきたけどw
なんだ、過疎ってるのか作品が多いのか
基本容量オーバーで800までいかないもんなぁ
逆に次スレ建てるの辞めてみねえ?
辞めるとなんかあるのか?
さすがに容量オーバーになるんじゃないかなぁ
ハザリア「うぅむ、
>>819ランを迎えるには、いかなる手段を使えばよいのか」
マリ「もう諦めろよ」
ハザリア「うるさい、うるさいうるさい!
つま先で頭を突っついてくるのをやめろ!
目の前で足の指をうにょうにょ動かすな!」
マリ「足の指でパー」
ハザリア「足の指器用だな、貴様」
マリ「恐れ入ったか」
ハザリア「いっさい恐れ入らん」
マリ「うりゃ、この、この」
ハザリア「やめんか! 足の小指を噛むぞ!」
マリ「できるもんならやってみろ」
ハザリア「ええい!」
・・・・・・・・・
マリ「なんかいえよ」
ハザリア「なんというか、済まぬ」
マリ「いや、わたしこそ、なんか、調子に乗り過ぎちゃって」
ハザリア「ウム」
マリ「うん」
・・・・・・・・・
ハザリア「これは、ひょっとしてキスに入るのか?」
マリ「やめろよ! 足の小指がファーストキスとか、イヤだからな、わたしは!」
もうね、結婚するべきだと思うんだ
リトゥ「見てみて、私も足の指でパーできるんだよ」
ミズル「いや、おれに見せられても」
マーズ「おれなんかアシのユビねーよ」
そうか、昔は
>>819まで行ってたこともあったのか。
って、リトがあいかわらずせつなくなる立ち居地だなw
ハザリアが半角カナだけで喋りだしたり他愛もないレスで
>>819ラン阻止されてマジ切れしたり
今スレはどうなるかね
シンセツスレは潔く終焉を受け入れた。
このスレもそろそろ引き際を考えるべき。
>>594 シンセツスレと何の関係もないこのスレで、そこを引き合いに出されても……その、困る。
>>595 ろくに職人がいないって点は同じだろ?
半私有化してるようなスレの存在を認めるわけにはいかない。
まぁ何か嫌なことがあったんだろうね
強く生きろよ…
じきに運命のスレに巡り合えるさ
私有化ってのはちょっと意味が違うと思うが…
意外と読んでる人間は多いだろうし。
なんとなく今どうなってるかと気になることが多いな>このスレ
スレは死ぬときは死ぬんだよ、終われとか何様
【音楽室】
ゼラド「ぷにっぷにたぁ〜いむ♪」
ユウカ「たぁ〜いむ♪」
マキネ「なんとかオトになってきたね!」
ルナ「マキネがドラムのことをまったく理解していないことはわかった」
マキネ「でもさユウカリン、『ぷにぷに時間』って、もうちょっとキャラに合った作曲しようよ」
ユウカ「ゼラドにアテ書きして作っただけなんだけど」
マキネ「ゼラドが作曲するんじゃなかったの?
結局ユウカリンが作っちゃってるじゃん」
ゼラド「頑張ってみたんだけど、なんか難しくて」
マキネ「初志を貫徹しようよ」
ゼラド「あぅ〜」
ルナ「それよりマキネ、体育館使用許可の申請書をいい加減に提出せい」
マキネ「わかったよ! 前髪伸ばしゃいいんでしょ!」
ルナ「いや、前髪ではなく申請書」
マキネ「ユウカリンユウカリン、ちょっと来て」
ルナ「マキネ、申請書」
ユウカ「なに?」
ぴらっ
ユウカ「マッキー、スカートから手ぇ離して」
マキネ「ユウカリンなにしてんの! なにそのリアル系なパンツ!」
ユウカ「パンティにリアル系もスーパー系もあるの?」
マキネ「これからライブしようって人間が、
そんなチェリーがどん引きするようなリアルパンツ穿いてどうすんのさ!」
ルナ「マキネは、ライブという言葉の意味を理解していないのかもしれぬ」
ゼラド「取りあえずマキネちゃん、スカートから手をはなそうよ。
ユウカさんも隠そうとしようよ」
ユウカ「ミニスカでやんのわかってるし、アンスコ穿いてきてるし」
マキネ「見せんの前提なら、縞パン穿いとこうよ、そこは!」
ルナ「見せるの前提とは、どういうことだ?」
ユウカ「でもマッキー、縞パンとか、いかがわしい店でしか売ってるの見たことない」
マキネ「買ってくるんだよいかがわしい店で!」
ユウカ「それはノン」
マキネ「あのアニメキャラもこのゲームキャラも、みんないかがわしい店で縞パン買ってるんだよ!」
ユウカ「アニメキャラって、ビッチばっかりなの?」
マキネ「お茶碗でお茶濁したって、誰も納得してくれるわけないじゃん!」
ユウカ「そんなにいうなら、マッキーがいかがわしい店で縞パン買ってきて露出すればオーライなんじゃない?」
マキネ「え、ヤダよ、恥ずかしいじゃん」
ユウカ「ね、マッキー。
あたしマッキーのことけっこうスキだけど、蹴飛ばしてオーケイ?」
ゼラド「え、どうしよう。
わたしの熊さんパンツ、ひょっとして子供っぽいのかな」
マキネ「高校生サイズの熊さんパンツなんて、逆にどこで売ってたの」
ゼラド「お兄ちゃんが趣味で縫ってくれるんだよ!」
マキネ「久保さん、イケメンじゃなかったら捕まってる趣味だね」
ルナ「マキネ、申請書」
>>602 ルナが澪ポジかと思いきやまさかのユウカだったでござる
克夜「よし、僕らもバンドを組もうじゃないか」
ミナト「どうしたんだ急に?てかなんだそのご飯茶碗」
克夜「こないだけいおんというアニメでライブの後にご飯茶碗を見せたら
その後にファン倶楽部が出来ていた。これはハーレム作りの第一歩じゃないかな、と」
ミナト「とりあえずお前はハザリアあたりに地球のアニメの見方を教わってこい」
克夜「えぇ?ご飯茶碗とハーレムは何の関係もないのかい!?」
ゼオラ「えっと、いらないなら私が食べてあげるよ?」
トウキ「若干一名には通じるようだな…」
ヴィレ「ギリギリギリギリ」
よくあることだぜw
>>603 ゼオラお母さんと仲良くなった男達に嫉妬しているヴィレでいいのかな
ついに娘と母の親子丼に目覚めたか
ヴィレアム「・・・・・・くっ」
暗黒鳥人の子(♂)「旦那旦那」
ランル「紫雲克夜しゃんが気になる感じっちゃ?」
ヴィレアム「中学生、つるむ相手を考えなさい」
暗黒鳥人の子(♂)「紫雲克夜さんは、紫雲統夜さんとカティアさんの息子さんだカァー」
ランル「見た目は、まあ、紫雲統夜しゃんをあだち充タッチにしたような感じっちゃ」
ヴィレアム「カティアさんの成分どこ行っちゃったんだよ」
暗黒鳥人の子(♂)「実の母親が『タッチ』のホモ本を大切に保管していることを、
見て見ぬフリをするような優しい心根の持ち主ですカァー」
ヴィレアム「『タッチ』をホモらせるなんて、なに考えてるんだ昔の腐女子は!」
暗黒鳥人の子(♂)「昔の腐女子なんてそんなもんですカァ」
ランル「ネットが普及する前の腐女子はツッコミいれるひとがおらんかったから、
手の付けられなかヒドさだったってママンがゆうちょったと」
ヴィレアム「カティアさんとか君の母親も、いったいいつの生まれなんだ!」
暗黒鳥人の子(♂)「そんな紫雲克夜さんはサンデー派、
『ゲッサン』の創刊には久しぶりに胸が躍ったと語っていますカァー。
あだち先生はもうスポコンとかいいから、日常SF系の話を描いてくれたらとか」
ヴィレアム「どうでもいいよ! そんな、『サンデー』に対する意見なんて!」
ランル「あと、『おぼっちゃまくん』のパチンコ業界進出について訊いてみたとこ、
『あ、うん、小林先生もいろいろ大変なんだろうね』と、
困ったような顔ばしちょったと!」
ヴィレアム「それは本当に困ってたんだろうな。
急にCRおぼっちゃまくんの話振られて」
暗黒鳥人の子(♂)「妹さんが二人いて、世話を焼いていたらしいですカァ」
ランル「野菜ソムリエの資格ば取っちょったり、料理はかなりできるみたいだけど、
特に趣味でもなんでもないみたいで普段はサプリメントで生活ばしちょるそうちゃ」
ヴィレアム「できるクセにやらないヤツなんて」
暗黒鳥人の子(♂)「やたら資格取ったりしてるから、だいぶ頭はよろしいと思われますカァ」
ランル「マクレディさんと互角以上に戦ったり、剣の腕もだいぶ立つみたいっちゃ」
ヴィレアム「なんか、いろいろできるやつだな」
暗黒鳥人の子(♂)「ハーレム作るとか言い出さなければ、普通にモテるおひとだと思うカァ」
ランル「ハーレム云々さえ聞き流してればフツーによかヒトっちゃから、
Pちゃんさんとかナンブさんとかと結構仲良くしちょお」
ヴィレアム「なんて自業自得なヤツなんだ」
ランル「女性の趣味だけど、まず数十歳上のオバサンは対象外、
あと妹さんばおるひとの常で、年下にも興味なかみたいよ?」
ヴィレアム「ハーレム作るとかいってるくせにストライクゾーン狭っ!」
暗黒鳥人の子(♂)「モテる父親を見て育っただけあって女心を読むのに長けていて、
アイミ・ダグラスさんにアドヴァイスしてたりするカァ」
ヴィレアム「ふぅん、アイミに」
暗黒鳥人の子(♂)「あと、元部長にちょっかい出してたりするカァ」
ヴィレアム「元部長?」
ランル「レイナ・レシタールさんてひとのことっちゃ!
暗黒鳥人の子(♂)さんもかつては新聞部におったけど、
ジャーナリズム上の思想の違いで袂をわかったとゆっとるっちゃ!」
暗黒鳥人の子(♂)「袂をわかちましたカァ!」
ヴィレアム「へえ、あいつ、一応女の子口説いてたんだな」
ランル「へえって」
ランル「暗黒鳥人の子(♂)しゃん、暗黒鳥人の子(♂)しゃん、
こん人ぁ、ひょっとしてヒドかヒトなんじゃなかと?」
暗黒鳥人の子(♂)「そんなこというもんじゃありませんカァ。
このお人は、ちょっとバカヤロウなだけですカァ」
ランルが暗黒鳥人の子とつるんでる。ブログネタ探しに新聞部にでも入ったんかね?
そういえばネタスレにおけるカティアは腐女子だったか。
聖矢派のシホミおばちゃんとハイレベルな貴腐人トークでもしてるのか
__ー、,ィ
-=ヽV/イ∠._
,r‐-{{〃:.:,:〃ー-、
,. ‐ .: ̄ ̄`ヽ.{{イ:.:〃=ヽ
, .:.´;.、ヽ;.;._:,:.:.:.:.:.:.:.:.\ヘ._;.ィ冫
/.;.:.:.ヽミゝ' ⌒`ミ:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.く/ニヘ
/.:.:./.:l:. i:l ___ ミ:.:.ヽ:__:.:.ヽ:.iゝ:.:',
/.:.:.,:.i:.:i|:. ll:l´ ,r‐;-、 Y!:.〈い:.:.:.i:|:`:.:.i
/:/:.:.i:.:|:,' !:.,!リ ヽゞ;ソ^ !|:.:.:V:.:.:.:.|!:i:.:.:. 、
,':/':.i:.:|:.l/,:'/./ , ⌒;´ .ノ ,!:.l:.:.ヽ:.:.:,!;リ:. i:.:.ヽ
// i:l|:.:l:.:l {´ハY⌒ー ' ノ:.:.,!l:. :.Vイ:/:.:,!:、ト、ヽ._
i;' |:ll:.:.l:.:l:〈ゝく /:/,!:,!:.:l:..}ハ/:.;イ!:.ハ  ̄
li l:l:!:.:l:l:.:!ヘ <´ヽ フ ' /:/:.:/!:リイハゝリ !
l! l:トl:.:l:iヽ:、:iヽ _ `‐' / /;〃::/ノ'´ ̄`ヽ
l:!ヽ:lヽ \ーl:.}`ヽ-r,r'⌒ヽー<二 ̄下〉
ヽ \ヽ /イハ:lレ′__ ヽ:.:.:.ヽ._⌒ヽヽ._
` ´ / }/'´ /ヽ._.i:.:.:.:.:.:.`ー- i_ヽ:ー、
,.- .._/ l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:`:.:、:ト、
r'´::.::.:_{. / l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.i! ハ
ヽ::./;:イ / l l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.l/ l
'、У::l/ | |. l:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.} !
/::// l : ! l:l:_:.:.:.:.;.-':/:.:.:.:./l i
/:i':./ | i ,'l. /:r'´_;:二:_〉:.:.:Y l l
`゙l:/ l ! ,'/:.'"´:.:.:.:.:.:.:i`:ヽ〉l |
/ .| i /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.V_ l
/ l l /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__〉:.:.:} ,ハ
/ | l,'`ー--‐'´:.:.:.:.:‐'´:.:.:.`:.〈 }
i ィ´ l ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:___:.:ヽ._ ,!
| / i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.-―‐- r-:'二モヽ}
,!' |'、:.:./:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:`ーイヽ`´:\
新スレ立てようかと思ったら規制されていたorz誰か立ててきてくれんかな?
すみません、テンプレの
>>4以降が携帯では文字数オーバーになるので誰か代わりに貼ってくれませんか?
ラーナ「ランルさんはランド・トラビスさんとメールさんの娘です。
外見は、なんていうかアバレイエローです」
ランル「ママン似ちゃあっ! ママンの髪がちょい赤みがかったような感じっちゃあっ!」
ラーナ「足の臭いはランドさん似です」
ランル「パパンに似ちょおトコなんか1コもなかとよ!」
ラーナ「せっかくランドさんの娘さんなんだから、空気読んで大解体してくださいよ」
ランル「空気読んだ結果っちゃ!
あたしが解体なんかしたら、ラーナちゃんとだだかぶりじゃなかとね!」
ラーナ「父親譲りのヒートスマイルをさらに昇華させて、
ヒートスマイリーキクチスマイルを完成させた強者です」
ランル「そんなもの完成させた覚えなか!」
ラーナ「趣味はスマイリーキクチとおなじでブログを更新することです」
ランル「ママンちゃ! 日記を書くのが趣味だったママンの影響ちゃ!」
ラーナ「スマイリーキクチ同様、ブログはしょっちゅう炎上しています」
ランル「スマイリーキクチから離れてくれんかいね!」
ラーナ「ランルさんのブログで取り上げられた漫画は、
どういうわけか次から次へと連載にケチがつき、
付いたあだ名は『ザ・連載クラッシャー』です」
ランル「とんだネガティブキャンペーンちゃ!
もうよか! あたし、ひとりで月刊ガンガンJOKERのレビュー更新するちゃ!」
ラーナ「ランルさんの得意技は、
月刊少年ガンガンとガンガンONLINEをくっつけたガンガンスパナです」
ランル「ガンガンONLINEをどうやって繋げればよかとね!?」
ラーナ「ハードディスクです」
ランル「相手は死ぬちゃ!」
ミナト「よし、お前はすぐにそこのチェーンソー女子中学生と縁切って、
ぬぼーとデカい山口出身の医者の娘と、若干アトピー体質の満員電車マニアとつるめ!」
ランル「なんばゆうとるちゃ、こんひと」
ミナト「尊敬する先輩はミキ様なんだろぉっ!?」
ランル「そんな、ガンダムスローネドライば乗りよる
福岡出身の木っ端アイドル、よぉ知らんちゃ」
ラーナ「いいんですよ、ランルさん。
ランルさんはランルさんの交友関係を築けばいいんです。
わたしは、どうせ前に戻るだけですから」
ランル「んもう! そういうこというから、あたし、ラーナちゃんから目ぇ離せんちゃ!」
ラーナ「うふふ」
, -― - 、―- 、
. ,. '´ ,、ヽ .,` 、
. / / ヽ / ゙ヽ、ヽ
/ / !Y/ヘ \
/ / / }∨彡! ヽ\
! / ,! ,/ / / / ,/``"" .! ! 小 ',ヽヽ
/! 彡! ,' ! / / /! / ! ! ! } ! ! ヾ
. / !',彡/! ,' ! ト、_/, //,/ } / .,' .! .l、 ! ヽ
{ l yシ !,' ! !! !.レ`ナ-‐ ' `ナナrノ .! ! ! ,!
', ゞ/ r‐', トシ~ ̄ ̄ ヽ /~ ̄ヽj. ,' ,,' .l ,'
λ/ λ=',', [、l }, ={ }/ / i/
. / ヾ ./yヽ、ヾ、ヽ、 ノ 、ヽ _ ノ,'/
(. ∨ l l:::: ̄iヾ  ̄ ´ / ソ
ヽY´∨ l |,/| ` .、 ´` イ
/ ,{/l | 〈 ヽ /`.ー ´:::::l|
', //l /ヽ. `ー┼ 、ヽ`丶::lヽ
lソ l /~\ ヽ / λl ヽ ヽ` - 、
l/´~\ \` ー'´ ヽ⌒l ヽ ヽ ~!、
Κヽ \ \. ゙! '., ヽ ヽ、; l !
{ \ ヽ ヽ_ ヽ.', ', ヾ =ヽl !
|l ヽ ヽ ゝ="~ヾ ソ, ', ヾ=シ、!
. ! l ヽ ヽ l ヾ_,,, =シ ', ',/ ヽ ソ!
! l ヽ. y ~! ! ソ ', }. } !
/ヽ l ! ヽ/ ゙! ゙! ヘ 〉 / .! .! ト
├ 、ヽ、_」_ _}ヽ ! ゙! ノヽ、/ / .! .!-"゙ヽ
k ヽ=、、 |ソゝ ゙! ゙!/ l,/ / ! .!==シ
`エ 、`三三三lル{ ヽ. ゙! ゙!ノ 〉 /,/ /├ く
! ! ヽミ_Ζ_゙!_ ! 〈 ノ」ソ// ヽ
. ! ! ll ( )  ̄ ̄ ̄( ) K,-、_ !
! /`ヽ 、 l´~`''t- ー―― - ―−彡l⌒ハ!
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