1 :
それも名無しだ :
2008/07/26(土) 22:53:03 ID:6HCOLYQn
2 :
それも名無しだ :2008/07/26(土) 22:59:40 ID:6HCOLYQn
3 :
それも名無しだ :2008/07/26(土) 23:00:40 ID:6HCOLYQn
4 :
それも名無しだ :2008/07/26(土) 23:14:24 ID:8N9QOlvX
5 :
それも名無しだ :2008/07/27(日) 00:12:14 ID:a52hHkfX
現在までの登場人物 アラド&ゼオラ→ゼラド(姉)&アオラ(弟) ゼンガー&ソフィア→ゼフィア(♂) トロンベ&スレイ→スレイチェル(イグニッション) イルイ&???→イルス(♀) ブリット&クスハ→クリハ(♀) セレーナ&ルアフ→レイナ(♀) アイビス&???→アイミ(♀) トウマ&ミナキ→トウキ(兄)&ミナト(弟) ギリアム&ヴィレッタ→ヴィレアム(♂) リュウセイ&マイ→マリ(♀) リュウセイ&ラトゥーニ→リトゥ(♀) キョウスケ&エクセレン→レモン(長女)&アルフィミィ(次女)&タカヤ(長男) ハザル&ルリア→ハザリア(兄)&ルル(妹) アルマナ&クォヴレー(?)→ルナ(♀) キャリコ&スペクトラ→キャクトラ(♂) シュウ&サフィーネ→シュウヤ(♂) シュウ&モニカ→クリストファー(♀) 孫光龍&孫龍王(真・龍王機)→孫真龍(♀) ジョッシュ&グラキエース→ラッシュ(弟)&ラキア(姉) イングラム&ヴィレッタ(未確定項)→イングレッタ(♀) アークライト&セレイン→レラ(♀) ジーク&光珠→アークorジキミ(♂) 秋水&サリー→咲美(♀) タスク&レオナ→レタス(♀) ケイサル・エフェスの孫→ルサイケ(♀) バラン・ドバンの孫→ラン(♀) カズマ・アーディガンのライフデータ→マーズ(ロボ) マサキ&リューネ→マキネ ユウキ&カーラ→ユウカ その他 アラド、ゼオラ、クォヴレー、イングラム、ゼンガー、トロンベ 他保護者の方々 ディストラ姉さん、アストラ兄さん、龍王姐さん、ガンスレメイド隊(A〜F) 、龍鱗機、XNガイスト など人格持ち機動兵器 αビンボーズ、αユーレーズ などディス・レヴに住まう方々 ラミア、ヒューゴ、アクア、アクセル、ルアフ 他教師の方々 その他、因果地平の彼方へ消えていったキャラ達等は人物辞典参照 ※禁止事項※ ・新キャラの追加は一時的に解放されています。(新キャラと既存キャラの基準は人物辞典に登録されているか否かです) ・放置キャラのサルベージも同様に開放中です。過去に名前だけあるいは一発ネタだけでしか登場していないキャラクターの再利用も可能となっています。 ・新キャラ規制についての意見は議論板にてお願いします 推奨事項他 ・主役は子供達全員です。でも、バランガ一家が中心にいる方がいいかも。 ・嫌なネタはスルーの方向でお願いします。 ・過去のネタと矛盾は極力抑えましょう(過去ログに事前にしっかり目を通しましょう) ・版権キャラは…まあ、控えめにね、あくまで主役は子供達なんで。 ・その他議論は本スレではなく議論板で ・ハザリアが好きな職人さんはなるべく半角を使って819ランをさせてあげましょう ・職人の自分語り、投下に対しての質問も議論板でお願いします
6 :
それも名無しだ :2008/07/27(日) 01:28:37 ID:0H1fj0BM
(;^,⊇,^)y-~ //\ ̄ ̄旦\ // ※\___\<ブリュッ!!ニチニチッ!!ブバッ!! \\ ※ ※ ※ ヽ \ヽ-―――――ヽ (;^,⊇,^)y-~ ニコッ //\ ̄ ̄旦\ // ※\___\ \\ ※ ※ ※ ヽ \ヽ-―――――ヽ
7 :
それも名無しだ :2008/07/27(日) 01:40:30 ID:DUNsazbX
8 :
それも名無しだ :2008/07/27(日) 03:47:41 ID:X6gAbTrE
『前スレの流れ』
24代目スレ突入!単三電池が四本入るゲームボーイは遠い昔! →もはやエロしかない
のか!ディストラ姉さん改革案! →Dはある!時空を越える妹属性! →活動休止!サ
ザン・イズ・ネバーダイ! →ナイーブ!ゼフィアに萌えた日! →それで結局誰が料理
上手いのか!? →ヴァジュラ・オン!クラッテヤルOG霊異記! →カル帰る!空耳し
てはいけないバラライカ! →禁則事項!『無限のフロンティア』発売に引っかけてタカ
ヤをいじってはいけない絶対にいいか絶対にだもう一度いうぞ絶対にだ! →進退窮まる!
肩を叩かれるトウキ! →考えすぎだ!ミナト堕落の原因はレイナにあり? →婚姻!た
だしネコのことだ! →付き合ってなどいない!しかし味の嗜好はお互い知り尽くしてい
る! →どこまでも追いかけろ!アギラおばあちゃんの教え! →ひとつの可能性!繁殖
に励むクォヴレー! →DS流通事情!タバコ屋さんや駄菓子屋さんでゲームが買えた時
代! →洗浄!それはディストラ姉さんの快楽! →腐女子脳!弁当の略称! →それで
結局ランさんは幾つなのか!? →ミナトとカルのていたらくを前にレイナでいいんじゃ
ないかと思い始めるアイミ! →関係良好なのか!兄弟あるいは姉妹姉弟! →知識が雑!
車田アニキを知らない聖闘士マニアマーズ! →父の日!そしてアンドー家の縁の下に雌
伏しているムラタ! →解体する女子中学生!自称清純派のメイドさんはパンツを穿かな
い! →香水!そしてのんびり口調のゼラド! →塩すらも甘く!弁当を作るルル! →
パチンコ!CR夏祭り派ユウカとコブラ派ヴィレッタとお茶目なグレちゃん! →雌伏伝
ムラタ!アンドー家のベッドの下に潜むモノは! →入浴グレちゃん!アークは呼吸する
ように料理をする! →ムゲフロネタ解禁!すべてがF完バランスな神様のパズル! →
疑惑!咲美はアークとしか話さない? →接近!ゼラドとマリ! →教導!フィリオは年
季の入ったアイドルオタク! →現実を見ないミナト!そして修羅から女性と認識されな
いラーナ! →ろくでもねえ!お兄ちゃん気取りのミツハル! →ざわ!賭博黙示録タカ
ヤvsエクストリームレタス! →真っ黒でした!ちんこサイズを比較する男ども! →咲
美はそこにいますか?100年頑張ったアーク! →クリスタルスカルの石室!2000年のとき
を越える12月6日! →ちんこ継続!巨乳の悩みと巨根の悩み! →浴衣と星占い!蟹座や
魚座が人気ある世代! →カラテについては真面目なミナト!でもアイドルに対してはキ
モいくらい真摯だよ! →頻尿!おもらし姫ルナ! →LosinGrip!愛しさと切なさと心強
さのユウカ!→夏休み突入!サイクリングを計画するミナトとカルとフィリオ! →手遅れ
なのか!アイミはもうレイナでいいんじゃね? →肝っ玉母ちゃんリューネ!そして怒ると
髪が赤くなるランディ! →
>>819 ランまでもう少し!しかしイキそうでイカないむしろイ
カせないそんなテク! →嘘だッ!あなたは姉弟を信じられますか? →昔の学園ドラマ
風!特進科クラスに紛れ込むリトゥ! →ドイツ人は暑さに弱い!?ゼラドとゼフィアの
暑さ対策! →27時間テレビ!ハケ水車を組み立てるディストラ! 作画!宇宙空間をす
いすい活動するスカイガールズ!
→容量がやばし!そして新スレへ!
ルアフ「はーい、カメラさん、こっちこっち」
アクア「また、よろしくお願いします」
ラミア「あざーす」
ヒューゴ「あ、オッケすか? はい、じゃ、入りまーす、お願いしまーす。
はいどうもぉー。皆さん、フカキョンが担任だったら学校生活楽しいだろうな。
そんなことを考えていませんか?
俺も気持ちはおなじです。ヒューゴ・メディオです」
アクア「えっと、えっと、わたしはアクア、アクア・ケントルム!
進学塾の講師です! 『少し不思議』がSFなら、『すごく普通』もSFで!」
ルアフ「なにいってるんだい、君は大学院卒の高校副担任じゃないか」
ラミア「2クールほどズレているな」
9 :
それも名無しだ :2008/07/27(日) 03:49:24 ID:X6gAbTrE
ヒューゴ「えーと、このスレはですね、 アラドさんとゼオラさんを初め、バンプレストオリジナルキャラの子供を捏造して、 なんやかんやしようと・・・・・・、このフレーズも飽きましたね」 ルアフ「でも、そこんとこだけは押さえとかないと、本気でよくわかんない場所になっちゃうから」 ヒューゴ「定期的におっぱいサイズの話になるけど結論が出た試しはなく、 かと思えばなぜかちんこのサイズが決まってしまう。 そういう世界観です。 取りあえず、胸囲はそれなりにあります。ヒューゴ・メディオです」 ラミア「バストサイズは横に置いておいて、 取りあえず二の腕のふかふかさはアクア先生に負ける。ラミア・ラブレスだ」 アクア「いつ私の二の腕をふかふかしたんですか!?」 ルアフ「二の腕とセルライトは長い長いお友達、ルアフ・ガンエデンさ」 ヒューゴ「えーと、俺たちは、子供たちが通う学校の先生ってことになっていて・・・・・・、 すんませーん、このフレーズも、もういいんじゃないんすかぁー?」 アクア「ヒューゴ! 仕事に飽き始めないで、ヒューゴ!」 ヒューゴ「やー、ね、皆さん、暑さが続く毎日ですけれど」 アクア「ヒューゴ、お昼のフ抜けたラジオDJみたいになってるから」 ヒューゴ「この暑さをどうにかするため、怖い話なんかをね、ひとつどうかって」 ゾンビ兵「う゛ぁー」 ルアフ「えぇ〜、急にそんなムチャ振りされてもなぁ〜」 ゾンビ兵「う゛ぁ〜」 ラミア「わりと怖いモノなしだからな、私たちは」 ゾンビ兵「う゛ぁう゛ぁー」 アクア「・・・・・・どうしよう、ツッコんだ方がいいのかしら。 でも、またズレてるとかいわれるかもしれないし」 ラミア「彼の名はゾンビ兵。見ての通りのゾンビ兵だ」 ゾンビ兵「う゛ぁー」 ルアフ「ちょっと前からこのへんをフラフラし始めて、 気が付いたら特進科クラスの担任に納まっていたんだ」 ヒューゴ「俺とはツーカーの仲っすよ」 アクア「だから、なんでなの?」 ラミア「本名不明、出身地不明、経歴不明、性別不明」 ルアフ「アルベロ先生と血縁関係があるかどうかも不明、 クライウルブズに所属していた過去があるかどうかも不明、 カスタムタイプのゲシュペンストをもらえなかったかどうかも不明、 鮮やかな前言撤回ができるかどうかも不明なんだ」 ラミア「そのすべてが謎に包まれている」 アクア「あの、おそろしく事細かな不明っぷりなんですけど」 ルアフ「たまにはっきり喋ることはあるけど、 基本的に『う゛ぁー』とか『あー』しか喋んないよ。 OGシリーズでなんか展開があったら、流暢に喋るようになるんじゃないのぉ?」 ラミア「それでもゾンビ兵呼ばわりは続くと思うがな」 ヒューゴ「待ってろよ、俺が、違法改造してでも『説得』コマンドを選択してやるからな!」 ゾンビ兵「う゛ぁっ!」 ルアフ「『・・・・・・ヒュー・・・・・・苦し・・・・・・助け・・・・・・』とか呻いて ヒューゴくんを戸惑わせるイベントとかありそうだよね。なくても一向に困んないけど」 ラミア「あったとしても、シリーズ的には死亡が正史扱いされそうだがな」 ルアフ「しかしだね、ゾンビ兵が特進科クラスの担任で、 いいとこの大学院まで出たひとが、わりとダメっぽいクラスの副担任ていうのはねぇ」 アクア「逆学歴差別やめてくれませんか!」
10 :
それも名無しだ :2008/07/27(日) 03:50:49 ID:X6gAbTrE
ちょんちょんちょん マキネ「えー、怖い話をおひとつってことでね」 アクア「どうして落語風になってるの?」 マキネ「『煮詰まってる』ってぇ言葉がございます。 『行き詰まってる』みたいな意味で使われたりなんかしちゃってるんだけど、 ホントは『結論に近づいてる』って意味なんだそうで。 でもでも、雑誌でもマンガでも小説でも『行き詰まってる』って意味で使ってることが多いわけでして。 もう『行き詰まってる』って意味でいいんじゃね? てなもんが世間の空気なわけでございます。 おいおい熊さんちょいと待ちなよ、そいつぁいけねぇ、 言葉ってなぁ正しく伝えていかなきゃいけねぇよってなもんで、 『めざまし』のオーツカさんはお冠でしたけど、 変化ってぇのはどうにも止まらないってぇのが現実なわけでございます。 たとえば、『二の腕』って言葉でございます。 こいつね、元々は肘から手首のことで、 つまり胴体から近い順に『一の腕』、『二の腕』って呼んでたわけですね。 ところがダイエットブームってなものがありまして、 ダイエット本なんかで『二の腕引き締め法!』なんて紹介されてるうちに 間違った意味が広まっちまいまして、いまじゃすっかり上腕部を指すようになっちまったとあいなります。 はい、ここでお立ち会い。 先に先生方がおっしゃってらした『二の腕ふかふか』ですが、 『上腕がふかふか』と『下腕がふかふか』じゃ、怖さの度合いが相当違ってきて」 アクア「マキネさん! 怖さのベクトルを間違えてるから!」 マキネ「果たしてラミア先生は、どっちの意味でいってたのかってわけで」 ラミア「無論、国語教師であるラミア先生が間違った意味で使うはずがない」 アクア「国語教師だけはやったらいけないひとじゃないですか、ラミア先生は!」 ルアフ「えー、マキネ・アンドー。 マサキさんとリューネさんの娘。 恥じらいなんか知るかってスタンスかと思いきや、急に真っ赤になっちゃったりする。 ま、ある意味リアルっちゃリアルな迷子だね」 ヒューゴ「男家族は年単位で迷子になっていて、 高齢のビアンおじいちゃんと、昭和の匂いがするリューネお母さんと暮らしています。 家のセキュリティが心許ないことが、町内ではわりと有名な感じです」 ルアフ「縁の下ではムラタが雌伏してるんだけど、これがびっくりするほど役に立たない」 マキネ「ムラタを悪くいわないでぇー!」 ラミア「なぜかムラタを妙にかばうが、ムラタを犬や猫と勘違いしている節がある」 アクア「人道的にも迷子なの!?」
11 :
それも名無しだ :2008/07/27(日) 03:52:22 ID:X6gAbTrE
ランディ「どうも、ランディ・ゼノサキスです。サルベージ予定は特にないそうです」 マキネ「あれ、こないだ帰ってきたから、もう半年くらい出てこないもんだと思ってたけど」 ヒューゴ「マサキさんとウェンディさん息子です。 ラ・ギアスでは戦士階級だと2人まで妻を娶れるそうなので、 マキネとは腹違いの兄弟ということになります」 ラミア「ただし、兄妹なのか姉弟なのか、いまいちはっきりしない」 ルアフ「先生、一生懸命調べたけどね、本気で兄だったり弟だったりするんだよ。 ほんと、そこんとこ、どうなってるの」 マキネ「どうせ腹違いだし、どうでもいいやと思ってるよ」 ラミア「怒ると髪が赤くなるという恥ずかしい体質の持ち主だ」 マキネ「恥ずかしいんだけど。ほんと恥ずかしいんだけど」 ランディ「マキネが冷たいんです。明らかに俺よりムラタを優遇しているんです」 ラミア「武者修行でもしているのかと思いきや、 ラブウォリアーモード全開のユウカに一撃で蹴倒されるという残念な帰還になった」 ルアフ「どうやら、本気で迷子になっていただけのようだね」 ランディ「今度は、本当に武者修行に行ってきます」 マキネ「帰ってくるときはさ、怒るとかじゃなくて、 水ぶっかけたら赤毛のお下げになるとかいう体質になってたらいいよ」 アクア「マキネさん! そっちの方が数段恥ずかしいんじゃない!?」 ルアフ「どちらかというと、黒いブタに変身するんじゃないかな」 ラミア「よし。爆砕点穴とか覚えて帰ってこい」 ランディ「冷たい。世間が、俺に対して冷たい」 ラーナ「スプラッタは苦手です。ホラー映画はけっこう好きです」ばるるるるっ! アクア「なら、そのチェーンソーをしまいなさい?」 ヒューゴ「ラーナ・モントーヤ。 ラージさんとフィオナさんの娘です。 ただし、体型的には小学五年生男子に近く、スカートを穿いていないと女の子には見えません」 ラーナ「だから、なるたけスカート穿くようにしています」 ラミア「工具ベルトに納めた数々の工具とチェーンソーを駆使して、無機物とみれば手当たり次第に解体してしまう。 ただし、ナマモノはダメで、組んだり作ったりはまったくできない」 ルアフ「技量は相当高いんだけど、妙に劣等感の強い性格をしているんだ」 ラーナ「出来の悪い娘ですので」 アクア「ラーナちゃん、そんなふうに思うことないのよ? あなたは全然ダメなんかじゃないのよ?」 ラミア「ああ、むしろ面白い」 アクア「ラミア先生!」 ラーナ「オシャレメガネに度は入ってません」
12 :
それも名無しだ :2008/07/27(日) 03:54:56 ID:X6gAbTrE
ヒューゴ「はい、わーわーいうとりますけど、ここでニホン的なしんみりとした怪談を」 咲美「あの、わたし、怪談っていわれても」 ルアフ「柳田国男先生の著書によると、 『生きているはずのないアークがプロレス技をかけられている音が聞こえたら、それは赤月咲美である。 赤月咲美がいる家は、特に富にも権勢にも恵まれないが、なんとなく幸せな気分になれる』とあって」 ヒューゴ「おっと、アカデミックですね」 咲美「御利益が微妙なザシキワラシみたいにいわないでください!」 ラミア「あまりにも影が薄すぎて、もう実在してないんじゃないかとまでいわれる少女だ」 咲美「いますから! ちゃんといますから!」 ルアフ「以前はお母さん体型っていわれてたけど、 現在だと胸がえぐれてて乳首が大きく、ダイエットが必要な体型らしいよ」 アクア「あの、それが全部本当だとすると、 胸はえぐれてるのにお腹が突き出してるっていう、 かなり奇怪な体型になってしまうんですが」 ヒューゴ「奇怪ってほどでもないだろ。 夕方の商店街で、よくそういう体型のおばちゃんがノシノシ歩いてるじゃないか」 咲美「わたしは夕方の商店街をノシノシ歩くおばちゃんじゃありません!」 ルアフ「あと、視力が若干悪いらしいよ。 総合すると、小さい会社で事務やってる地味なパートさんみたいな感じなんじゃないかな」 アクア「小さい会社で事務やってるパートさんにだって、 痩せてるひとはいますよ!」 咲美「先生、そうじゃなくて」 ルアフ「おっと、そうだそうだ」 ディストラ←エロい ルアフ「ふぅ、危うく忘れるとこだったよ」 アクア「あのですねぇ!」 ヒューゴ「おいおい、怖い話なら、ゾンビ兵いてるやないかぁ〜い!」 ゾンビ兵「う゛ぁいう゛ぁ〜い」 アクア「ヒューゴ! ノリツッコミだったの!? ノリの部分が異常に長いノリツッコミだったの!?」 ルアフ「僕もヒザに焼酎が溜まっちゃってね」 アクア「病院行ってください!」 ラミア「では、ルネサーンス」
13 :
それも名無しだ :2008/07/27(日) 10:00:29 ID:mODEAg56
GJ! やっぱ新スレといったら先生方だなぁWWW
14 :
それも名無しだ :2008/07/27(日) 21:33:36 ID:aKlpqKgn
久しぶりにのぞいたらみんな元気そうで安心した。 なんかすごく帰ってきた気分だよ。ただいま!!ゼラド!!
15 :
それも名無しだ :2008/07/27(日) 22:27:49 ID:PH091uch
前スレの
>>714 ー727を見て。
タカヤ「甘ったれるなあっ!!」
アオラ「うわっ、何ですか先輩!?」
タカヤ「ゼラドみたいないいやつの、どこが不満なんだ!?うざい姉ってのはなあ、例えば――」
レモン「ふうん、例えば何なのかしら?」
ミィ「ぜひとも聞きたいですの」
タカヤ「ゲッ、姉さん!?」
レモン「残念ねえ、タカヤ。私達はこんなにあなたを愛してるのに」
ミィ「グスン。悲しいですの」
タカヤ「ちょ、姉さん達――」
アオラ「確かにうぜー」
16 :
それも名無しだ :2008/07/27(日) 22:55:19 ID:b1TzjQkx
27時間テレビ終わり 【バランガ家】 ゼラド「ここ数年のはあんまり記憶になかったけど、今年はなんか面白かったね!」 クォヴレー「あ、あぁ・・・・・・?」 イングラム『どうした、キョトンとして』 クォヴレー「この人物はずっと喋っていたんだが、特異点かなにか崩壊しているのではないだろうか」 ゼラド「そんな心配しなくても大丈夫だよ。崩壊してるのはなにかべつのものだよ」 イングラム『まぁ具体的にいうと家庭とか崩壊してるな』 クォヴレー「家庭を崩壊だと・・・・・・!」 イングラム『バカヤロウ!』 バシンッ クォヴレー「うぐっ!」 イングラム『彼はな、彼はな! 家庭よりも笑いという使命を取ったんだ! ここんとこ活動範囲がすっかりご町内に納まってるお前に、そんなこという資格があるのか!?』 ゼラド「なんだか真面目な話し始めちゃった」 イングラム『だいたい、お前ある種さんまさんみたいなもんじゃないか!』 クォヴレー「おなじ・・・・・・? 俺とさんまさんが、おなじ・・・・・・?」 ゼラド「おなじじゃないよ! 違うよ! アルマナさんは『ほら別れてよかったでしょ』なんていわないよ!?」 ゼオラ「あらあなた、ほらほら、VTRの端っこにイツミさんが映ってるわよ」 アラド「おっ、ほんとだ。イツミさんは面白かったよなぁ」 ゼオラ「本当に惜しい人を」 【福岡市内ホテル】 フィリオ「ミナトくん、27時間テレビといえば」 ミナト「うっす! ツルベさんがやらかしたあの年、 なっちとヤグヤグが恐ろしいまでの漫才芸を晒してしまったことですね!」 フィリオ「だが、待って欲しい。こうは考えられないだろうか。 なっちとヤグヤグの醜態をカバーするため、ツルベさんはあえてカバーをオープンしたと!」 ミナト「うおぉぉぉっ! いぶし銀だぜツルベさん!」 カル「あの、ツルベさんがやらかしたのは、その漫才が行われる前なのですが」 フィリオ「僕たちも、僕たちのアイドルのためにいつでも屍になる覚悟を決めておこうじゃないか」 ミナト「押忍!」 カル「フィリオさんの亡くなる姿が、まったく想像できないから困るんですが」 フィリオ「さ、休もうか。明日も早いよ」 カル「俺たち、なにげに自転車で日本縦断とか、元気な小学生みたいなことしてるんですけど」
17 :
それも名無しだ :2008/07/27(日) 22:57:12 ID:b1TzjQkx
【絶海の孤島 洋館】 ハザリア「フハハハハ!」 マリ「自分で書いた脚本、自分で読み返して大笑いするのやめろ! 気色悪い!」 ハザリア「まぁ待て、いずれ貴様を主演にしてカンヌ作品を撮ってやるから」 マリ「うるさいよ! それ、口説いてるつもりなんじゃないだろうな!?」 ハザリア「世界のキタノは、やはり半端なかったという話だ」 キャリコ「坊ーっ、マリ嬢ーっ! こちらに、暗号的なもの見つけましたよー?」 ハザリア「うむ、赴くか」 マリ「ほんとに金塊なんかあるんだろうなぁ? あとさぁ、わたしたち、夏休み入ってからこっち合計24時間も家にいないんだけど、 大丈夫なのかなぁ?」 ハザリア「俺は元々本星に帰るつもりがまったくないから問題ない!」 マリ「少しは帰れよ。お前年末年始も地球にいたじゃないか」 ハザリア「貴様のとこはなにかいわれないのか」 マリ「それはそれは、にこやかに送り出してくれるから困ってるんだ」 ハザリア「しかし、うみねこの声がやかましいな」 マリ「どうせここでも、ろくなこと起こらないんだ」 【イスルギフード】 ミツハル「おっ、懺悔コーナーだ。懐かしいなぁ。 あれぇ? でも僕、『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』派だったはずなのに、 なんで懺悔コーナー観てた記憶があるんだろう? 探偵コーナーが終わったらチャンネル替えちゃってたのかな。 いっても幼児だったから、はっきり覚えてないねぇ」 ばたんっ マーズ「ミツハルさんミツハルさんミツハルさーん!」 ミツハル「あぁ、うるさいのが来たよ」 マーズ「クルマーっ! クルマどこーっ!?」 ミツハル「ああ、クルマ、クルマね。 昔同棲してた彼女が八百屋に行くって乗ってったままだよ」 マーズ「誰がミツハルさんの振られエピソードなんか訊ーてるよ!? キタノさんがラクガキし倒したクルマだよーっ!」 ミツハル「なんだい、お前ロボなんだから、アートのことなんかわからないだろ?」 マーズ「そりゃー、アートなんざぁーわかんねーよ! でもさーっ! キタノだよキタノのラクガキだよ! どっかのアタマかっ飛んだカネモチが高く買ってくれんよーっ!」 ミツハル「最低だな、お前」 マーズ「どっかの業者が引き取ってんだろーっ!? 探してよ、探してよ!」 ミツハル「あー、はいはい。 あー、もしもし私だが、先ほどテレビに出てたクルマね、 え? あ? L&E?」 マーズ「わーんわーん! もーダメだーっ! 解体されてるーっ! ネジ一本レベルまで解体されて地球に優しくリサイクルされてるーっ!」 ミツハル「ラクガキ好きの従兄弟がいるっていってたから、どうにかなってるかもしれないよ?」
18 :
それも名無しだ :2008/07/27(日) 22:57:50 ID:b1TzjQkx
【駐車場】 ディストラ「ぐすっ、ぐすっ」 アクア「ですからね、ここは公共の駐車場で、私のマンションの前なんですよ。 刷毛水車なんか設置されたら困るんですよ」 ディストラ「だって、だって27時間テレビが」 アクア「あのですね、そんなバブル期の企画が、いまさら地上波で流せるわけないじゃないですか。 あまりにも真に迫りすぎて、スタジオでヘンな臭いしてたそうじゃないですか」 ディストラ「まるで、リアルタイムで観ていたかのような口ぶりですね」 アクア「そんなわけないじゃないですか! そんなっ、イツミさんによるBIG3転がしなんか、記憶の片隅にも残ってませんよ!」 ディストラ「先生も、やりませんか? 刷毛水車」 アクア「やりませんよ!」
19 :
それも名無しだ :2008/07/27(日) 23:17:09 ID:ulDkb/uy
ハザリア「違うわ凡俗ども!うざい姉というのはだな!自分のこともまともにこなせんくせになんやかんやとと人の世話ばかり焼きたがるような ラン「・・・・・。そっか・・・ごめんな、坊。いつまでも子供やあらへんのやな・・・でもウチどうしても心配で・・・ ハザリア「そ、そういう落ち込み方はやめろ!そこは「坊のくせに生意気言うやないか・・・ちょっとおいで!」とかいってブン投げるところだろうが!?」 リトゥ「いや、ハザリア君投げてほしかったの?」 ハザリア「黙れ!黙れよ!これは言葉の綾という ラン「おっしゃ!そういうことならお姉さんにまかせとき!三半規官おかしなるまでブン投げたるw!!」 ハザリア「貴様も急に元気を出すな!俺の華麗なるインドア生活に稽古などという野蛮な要素は必要無ちにゃ!? マリ「あいつ、自分の発言がどういう事態を引き起こすか想像できんのか?」 ルル「お兄様なりの感謝の仕方なのですw多分w」 マリ「君はうざい兄とか思わないのか?」 ルル「まあ!お兄様のことをうざいだなんて一度たりとも思ったことはありません!とても面白い食材もとい玩具・・・いえお兄様だと常々思っておりますわw」 マリ「そ、そうか」 リトゥ「ハザリア君の性格がなんであんななのかちょっとだけわかったような・・・」 ルル「うふふ・・・お二人はとても仲がよろしいですのねw」 マリ「ああ、ちょっと引っ込み思案と思いきや過激なこともしでかすが可愛い妹だからな」 リトゥ「あんまり協調性がなくて世話が焼けるところがあるけど大事な妹だしね」 マリ「・・・・・妹だしな」 リトゥ「・・・・・妹だからね」 マリ&リトゥ「「・・・・・・・・」」 ルル「あらあらw」 イルス「兄貴?大好きだよw」 ゼフィア「・・・・ノーコメントだ」 クリス「シュウヤシュウヤ!お腹空きましたー!」 シュウヤ「ハイハイ今支度しますよ・・・え?ああ、手がかかりすぎですが可愛い妹ですよ?人生諦めが必要な時もあるんですよ、ククク・・・」 アーク「はっはっはっwさあ妹よ!恥ずかしがらずにお兄ちゃんへの気持ちを口にしてごらん!お兄ちゃん全力で受け止めてやるぜ! 咲美「バカが治ったらなあ、ってよく思うけど・・・バカじゃない兄さんって兄さんじゃないなあ、とも思うのよね・・・ジレンマ・・・」 ディストラ「立派な兄だと認識してますよ?起動兵器としての在り方を思い出させてくれますしね。でも待遇の違いにイラッとする時もありますけどね。ええと・・・リア充とかいうんでしたっけ?」 アストラ「な、何の話だ?」 ルナ「やはり羨ましいな、兄弟がいるというのは」 ゼラド「ん〜・・・いいことばっかりじゃないよ?」
20 :
それも名無しだ :2008/07/28(月) 03:10:05 ID:URO1/f2Z
アーク「ヤナギハラカナコってさ、デブなのに貧乳っていう奇蹟の体型なんだって」 咲美「それがどうしたの」 アーク「つまり咲美って、ヤナギハラカナコ系なわけ?」 咲美「そんなわけないでしょう!」 アーク「いや、薄目で見ると似てるぞ」 咲美「薄目で見ないでよ!」 アーク「いいから、ちょっとそこ立って、 『ん〜、ピンク気になる感じですかぁ〜?』っていってみてくんねぇ?」 咲美「ピンクは気になってない!」
21 :
それも名無しだ :2008/07/28(月) 19:48:49 ID:i+t56Gl3
>>19 ディストラさん、問題は兄貴というより主人にあるんじゃないかw
22 :
それも名無しだ :2008/07/28(月) 21:11:17 ID:Bv0+0MUC
まあイングレッタはアストラ兄さんに対して自分の弱さはあなただけのものとか言って、 アストラ兄さんもイングレッタに世界が終わるまで共にあろうなんて言った仲なのに対して クォヴレーとディストラの関係は、感情があるのはバグか何か何かだとか主人が言う仲だしな まあ主人の差というのもあるけど、二人というか二機の決定的な差はたぶんあれだよ アストラ兄さんはエロくない。
23 :
それも名無しだ :2008/07/29(火) 01:01:53 ID:/Adv1P6h
久保の場合メンタル的にも異様に強靭だからパートナーに頼らないもんな グレ子、攻撃力は高そうだけど脆い所もありそうだし イングラム『ふ、例えるなら極限まで研ぎ澄まされた銀のナイフ。グレちゃんの持つ鋭さと煌めき、そして儚さ… イングレッタ「恥ずかしいからやめて」 イングラム『ガーン!』 イングラム『ぐすっ…俺だってグレちゃん膝の上に乗っけて頭ナデナデとかしたい…』 クォヴレー「まあ、今日くらいはお前の話に付き合ってやる」 イングラム『だいたいだな!俺に言わせれば年頃の娘に「お父さんの下着と私の服一緒に洗わないで!」などと言われ悩むなど贅沢だ! 世の中には肉体がないからそもそも下着を身につけることすらできない父親もいるのだぞ!!』 クォヴレー「お前だけだ」 イングラム『ハッ!どうせお前のことだ!そんな事を言われるなど想像すらしていないんだろう!覚えておけ!娘の態度はある日突然変わるものなのだ!』 クォヴレー「いや、俺は男物の下着と女物の下着は分けて洗濯するようにしている。水道代が無駄だとも思うが…仕方がないな」 イングラム『なん…だと…』 クォヴレー「ふ、俺をいつまでも未熟な人形と思うな背後霊」 イングラム『くそ!久保の奴め!いつまでも勝ち組面をしていられると思うな!』 ユーゼス『大の男の愚痴を聞くためだけに呼び出されてはたまったもんじゃないのも私だ…』 シュウ『クォヴレー・ゴードンを除けば愚痴を聞かせられる相手も我々くらいしかいないのでしょう、ククク』 レビ『寂しい奴だな、やれやれだ』
24 :
それも名無しだ :2008/07/29(火) 01:07:24 ID:qSQUrlYJ
αユーレーズが久々すぎてフイタwwwwwwGJ!
25 :
それも名無しだ :2008/07/29(火) 02:17:16 ID:SIeFv6EV
>>22 取り入れてみた
アストラ「ふぅ……作業後の汗は清清しいな」
ディストラ「これなんていうヘブン状態?」
ルル「ふふ、ネタ収集にはことかきませんことよ」
真龍「ああ、夏の祭典前の修羅場だっていうのにこうも美味しいネタがくるなんて」
26 :
それも名無しだ :2008/07/29(火) 17:18:32 ID:9DhobhWR
>>22 感情があるのがバグっていうか…たまに変な妄想し始めるのがバグなんでない?>ディス姉
あとは久保がつれないだけで
まあ旗破壊者だしな>久保
27 :
それも名無しだ :2008/07/29(火) 18:38:05 ID:MXp06Fb6
久保はカレーに醤油を入れることを許さない ソースは可
28 :
それも名無しだ :2008/07/29(火) 19:00:52 ID:Ml2TvHO4
トウキ「ふぁあ〜、終わった終わった〜」 ヴィレアム「補習はいやなものだ」 ゼラド「まさか私たちの知らない間にテストがあったなんて」 レイナ「全くよ。先生も何も言わないで『そういえば今日が終業式だ』とかいきなり言い出すんだから」 ヴィレアム「じゃあメシでも」 ただーん ラミア「イェーガー、アウト」 ヴィレアム「へっ?」 ゼラド「先生?」 ラミア「勝手に帰ろうとしたヴィレアムには罰ゲームでありんす」 トウキ「さっきの効果音からするとケツバットだな」 ラミア「いや、スネギロチンでごわす」 ヴィレアム「そ、それはっ」 ラミア「皆の衆彼を抑えろ」 ヴィレアム「いたたた・・・こんなもんよく持ってますね」 ラミア「アクア先生のアパートから借りてきた」ガラッ アクア「そんなもの持ってません!」 ラミア「ん?この刷毛水車と三角木馬もアクア先生のではないのか?」 アクア「ちがいますからっ!」 レイナ「なんですかこの流れ」 ラミア「そうだった。バブリーに構っている暇はないのであった」 アクア「うくっ・・・」 ラミア「お前たち、高校生クイズに出る気はないか」 ヴィレアム「は?」 ラミア「実はお前たちの名前で勝手にエントリーしたら当選してしまった」 レイナ「なんで勝手にエントリーしてるんですか」 ラミア「足代はアクア先生が出してくれるから行ってこい」 アクア「私が出すんですか!?」
29 :
それも名無しだ :2008/07/29(火) 23:49:20 ID:BShgJCGc
ん?投げっぱなしジェットファントム?
30 :
それも名無しだ :2008/07/30(水) 03:41:56 ID:rrCFumbu
泡姫
31 :
それも名無しだ :2008/07/30(水) 10:53:05 ID:W56j4se5
考えてみるとユの字は孫(?)沢山で幸せな老後だなw 死んでるけど
32 :
それも名無しだ :2008/07/30(水) 15:54:31 ID:nxJQarox
>>30 泡姫ってルナ?
まさかのキャクトラ、脱童貞!?
33 :
それも名無しだ :2008/07/30(水) 17:52:43 ID:7ktGJIg8
たまにさ、思うんだ。 久保ってアーレフ・バルシェムがイングラム・プリスケンだからこそ、ああいった自我を確立したんだよな。 でスパヒロを見る限り、アーレフがヴィレッタ・プリスケンの場合もあり得るだろ? そうするとやっぱり、久保の人格も違ってるのか……そもそもアイン・バルシェムが女性体になっているのか……
34 :
それも名無しだ :2008/07/30(水) 19:05:34 ID:s3Zl8SQB
そういう事言い出すと、クスハの旦那がイングラムとか ブリットの前髪が違うとか色々とあるし、言い出すとホントにきりがないよ。
35 :
それも名無しだ :2008/07/30(水) 20:23:37 ID:7wT78LPo
アクア「そういえば去年はやりましたけど今年って肝だめしやるんですかねぇ」 ルアフ「さぁねぇ、そんな話はとんときてないね」 アーク「確か去年は………」 エジュニア(男)「夜の学校もまた趣きがあって」 修ジュニア(女)「ふ、ふん。怖くて飛びついてきたら投げ飛ばしてやるからね」 (ばさっ!) エジュニア(男)「!?」 修ジュニア(女)「ひぃっ!」 ゾンビ兵「ヴァ〜」 エジュニア(男)「ってゾンビ兵先生じゃないですか」 修ジュニア(女)「あ、あはは。幽霊の格好してるんですね」 アーク「ってな感じで好評だったみたいだな」 ゾンビ兵「ヴァ〜」 アクア「っていうかゾンビ兵なんですからそのままでいいじゃないですか。 なんで幽霊の格好させるんですか」
36 :
それも名無しだ :2008/07/30(水) 20:30:04 ID:7wT78LPo
ルアフ「去年といえばラミア先生のあれは好評だったね」 ラミア「ああ、あれですか」 ゼラド「さっきのゾンビ兵先生似あってたね」 レイナ「そのまんま出てきたほうが怖いような気がするんだけど」 ツカツカツカ ゼラド「そういえば、アクセル先生のゾンビ用務員さん怖かったね」 レイナ「正確にいえば教師じゃないけどね、あの人」 ツカツカツカ ゼラド「ねぇレイナ」 レイナ「うん、何かに付けられてるわね…後ろの人、誰!?」 ラミア「ほう」←首だけ箱に入れて首無しの体でそれを持ってる 二人「きゃーーーーー」 ラミア「あれは受けた」 アクア「やめましょうよ、一々デュラハンででるの」 上のアークじゃなくてヒューゴでしたね、うわやっちまったなこりゃ
37 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 00:16:36 ID:e0k5lWTB
(あまりに自然だったとはとても言えない) ごめんなさい、・・・ええと、ヒョーゴ先生
38 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 00:46:47 ID:hsmU/ylw
ゼラド「私怖いの好きだし、肝試しあるといいなぁw」 ディストラ「美味しそうですよねえw本物だったらもっと素敵なんですけど」 ゼラド「この街ってなんでも起こるけど、心霊現象ってなかなかないもんね」 ディストラ「あらかた食べつくしちゃいましたからね。霊はいても悪霊ってなかなかいないですし」 ゼラド「(お姉ちゃんだってけっこう大食いだ…)」 クォヴレー「……」 イングラム『調べものか?』 クォヴレー「心霊スポット探しだ。…本物はなかなかないな」 イングラム『ディストラの食事か?奴に補給は必要ないだろう。永劫機関を取り込んでるんだぞ』 クォヴレー「悪霊を取り込むほうが嗜好として好きらしい。たまには相手の欲求を満たしてやることも大切だろうからな」 イングラム「しかしあいつが行くと心霊スポットがただの土地になるぞ?」 クォヴレー「そのあたりが心苦しいな…まったく、節操がない奴だ」 まあなんだかんだいって二人揃って一人前なわけで…>タイムダイバーとアストラナガン
39 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 02:02:06 ID:W/Rq3dLC
いや、まだまだ『三人揃って一人前』だな イングラム先生の力を借りないとフルパワーで戦えないクォヴレーはまだ甘い まぁイングラム先生がある意味、反則な位強すぎるから仕方ないんだけどね ‐シュミレーター内‐ イングラム「だから、そこで後ろを過剰に護ろうとするな! むしろ単騎で最前線に突っ込んで敵を引き付けるんだ そうすれば味方が後方からお前に集まった敵を撃破し易いだろうが!」 クォヴレー「しかし、それでは後衛のゼラドが……」 イングラム「過剰に保護すれば、敵がこれ幸いとばかりに『後ろの機体を狙えば無抵抗に袋叩きに出来るぞ!』と集中放火を浴びせてくる いくら、高い防御力を誇ろうと多重攻撃を喰らえば、コイツとて墜ちるんだ。いい加減、学ぶ事だ」 ディストラ「この時ばかりは元ご主人の戦術的の方がゼラドちゃんたちの安全が確保出来るのは確かなんですよね 私の被弾率も軽減されるし」 イングレッタ「そうね… 過保護気味だし効率が余り良くないわ こういう時のイングラムは結構冷静かつ合理的ね(お父さん、格好良い///)」 イングラムは戦い方を学ばせる時は教官時代に戻って真面目な気がする そしてこういう時のイングラムはグレちゃん好みで喜びそう
40 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 02:20:53 ID:W/Rq3dLC
戦術的の方が、じゃなくて戦術の方が、だったよOTL お詫びにイングラムに憑依されてきます
41 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 02:26:47 ID:bFXuUvdA
グレ子に「お父さんw」なんて呼ばれたら喜びのあまり成仏しそうだな>イングラム
42 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 02:51:24 ID:RtetZVMX
【沖縄 小笠原島】 ざっぱーん ヴィレアム「ゼラド! ビーチバレーでもやらないか!?」 ゼラド「うーん」 ヴィレアム「どうしたんだ?」 ざっぱーん ゼラド「ルナちゃんとキャクトラくんが外交の仕事あるついでにおいでっていうから、 沖縄まで着いて来ちゃったけど」 ヴィレアム「あっ、あ、うんうん、ありがたいよな」 ゼラド「でも、よかったのかなぁ。 アオラ、まだ怪我治ってないのに、わたしたちだけ遊びに来ちゃって」 ヴィレアム「いやっ、いっ、いいんだよ! ほら、そういうこというとさっ! またアオラがひねくれちゃうから!」 ゼラド「それはわかってるし、そう思ったから来たんだけど」 ヴィレアム「ほらっ、遊ぼうよ! ビーチボールも膨らませたしビーチフラッグも膨らませたし!」 ゼラド「2人じゃぁ」 ヴィレアム「ふふふふ2人じゃっ、ダメかなぁっ!?」 ゼラド「ルナちゃんとキャクトラくん、米軍基地に挨拶行ったまま、ずっと帰ってこないけど。 大丈夫かなぁ。なにかあったんじゃ」 ヴィレアム「ゼラドは心配性過ぎるんだよ。 なんにもないって、ルナはVIPだしカワイイから、高官のひとのお喋りにつかまっちゃってるんだよ」 ゼラド「そっかぁ、ルナちゃん、カワイイから」 ヴィレアム「あっ、いやっ、そういう意味じゃなくてっ! そのっ! ゼゼゼゼっ、ゼラドの方が!」 ゼラド「ヴィレアムくん、なんだかさっきからずっと慌ててるけど、どうかしたの?」 ヴィレアム「どどどどっ、どうもしないよ! どうしょうもないよ! あっ、そだ! ルナたちなら、帰りは夜の7時くらいになるって示し会わっ」 ゼラド「示し合わ?」 ヴィレアム「あっ、いや、スケジューリングが、そうって、あの、キャクトラが」 ゼラド「なぁんだ、そうだったんだ。いってくれたらよかったのに」 ヴィレアム「すすす、済まない、いってあると思って。 だから、心配はいらないよ。さ、ビーチフラッグ膨らませて」 ゼラド「あっ、あれ!」 ざざーん マリ「・・・・・・水・・・・・・風呂・・・・・・布団・・・・・・食べ物・・・・・・」ヨロヨロ ハザリア「・・・・・・真空管ラジオ・・・・・・潜水艦・・・・・・ウラン・・・・・・」ヨロヨロ マリ「・・・・・・黙れ」 ゼラド「マリちゃん! ハザリアくん! どうしちゃったのこんなとこで!」 ヴィレアム「・・・・・・あぁっ、あぁっ! もう少しだったのに!」
43 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 02:53:50 ID:RtetZVMX
【食堂】 がつがつがつがつ! マリ「あぁ! 死ぬかと思った!」 ハザリア「まさかショーン・コネリー的なじじぃが、いまだにアルカトラズの地下にいるとはな!」 マリ「うるさいよ! だいたいお前が!」 ゼラド「マリちゃんたち、いったいなにしてたの?」 ハザリア「貴様らこそ、青い空と青い海と白い砂浜でなにをしていたのだ」 ヴィレアム「これからだったんだよ!」 マリ「なに怒ってるんだ?」 ゼラド「わたしたち、ルナちゃんとキャクトラくんの公務にくっついてきたんだけど」 ハザリア「またか! またなのか貴様! それほど俺を除け者にしたいか!?」 ゼラド「わぁっ、だってだってハザリアくん、いつ寮に行っても留守だったし!」 ハザリア「それはそうだ! ナポレオンの辞書を奪い! ヘミングウェイ・ペーパーの謎を解き! ハリマオの財宝を追い! トワイライトジェミニの秘密を明かし! アルカトラズコネクションを平らげて! 寮に帰る時間などまったくなかったからな!」 ヴィレアム「なんでルパン三世テレビスペシャルを網羅してるんだよ、お前」 ゼラド「それで、宝物は見つかったの?」 ハザリア「ん? あ〜、トータル的に、長い目で見れば、プラスというか、トントンというか」 マリ「なにパチンコ依存症のひとみたいなこといってるんだ! マイナスだよマイナス! 真っ赤っ赤! いいからお前はお小遣い帳を付けろ!」 ハザリア「やはり、ロマノフ王朝のお宝に手を付けようとしたのがまずかったな。 原潜に拉致され、あやうくカニ味噌と一緒に海に捨てられるところだった」 ヴィレアム「どんな夏休みだよ、お前たち」 ゼラド「あっ、ヴィレアムくん、見て! 基地の方に!」 【米軍基地】 米兵「ぐぶりーさーびら!」 米兵「ぐぶりーさーびら!」 米兵「ぐぶりーさーびら!」 レタス「苦しくなくてよ」 マーズ「やー、どーもどーも、おセワさまー」 タカヤ「あの、すいませんでした、ご迷惑おかけして、ほんとすいませんでした」 ヴィレアム「・・・・・・次から次へと!」 ゼラド「なんで米兵のみなさん、沖縄弁なの?」 タカヤ「あれ、ゼラドたち、どうしたんだ、こんなとこで」 ヴィレアム「こっちのセリフだ!」 マーズ「えっとね、えっとね、アリアおばちゃんのお遣いで、 『超頭脳シルバーウルフ』の実写映像をゲットするミッションだったんだけど」 ハザリア「『銀狼怪奇ファイル』か。青少年に悪影響を与えそうだから封印されているという」 マーズ「オークションにかかってんの見つけたんだけどさー、 たった1$差で競り落とされちゃったんだよ」 ヴィレアム「こっちは『1$マネーウォーズ』か」 マーズ「競り落としたのが、この基地にいるニホンオタクでさ、 直で会ってネゴってる間に、なんでかギャンブルてカタ付けようってハナシになって」 タカヤ「それで俺が呼ばれたんだけど」 レタス「結局タカヤさんは負けてしまったので、 たまたまバカンスで来ていたわたくしが助けてさしあげたという顛末でしてよ」
44 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 02:55:54 ID:RtetZVMX
キキッ バタン 米兵「グッバイ・ガール。たまにゃぁ、タルいストーンズでも聴いてみるか」 ユウカ「オーライ、ダサいガンズもイイかもね」 米兵「アイダホのおふくろにいっとかぁ」 ブルルルル ヴィレアム「なんで米兵のジープから降りてくるんだ」 ゼラド「ユウカさん、顔に青アザできてるじゃない!」 ユウカ「ノープロブレム。ダンスクラブでちょっとモメただけ。 でも、アクションが終わったらダルタニアンとローシュフォールにも似た絆が芽生えたこのストーリー」 レタス「その妙な社交性を、どうして学校内で発揮できないのでして?」 ゼラド「またケンカしたの? もう! 手の怪我、全然直ってないじゃない」 ヴィレアム「あとユウカさん、出席日数不足で補習だって貼り紙が学校にあったような気がするんだけど」 ユウカ「アァーアァー、あっちからこっちから、ノイジィノイジィ、 学校に貼ってあるようなもん、あたしが見てるわけないし」 マリ「見ときましょうよ! 見てないとダメですよ!」 ユウカ「あくまで敬語なのね、あんたは」 ヴィレアム「あのさ、お前たちさ、そういう派手な立ち回りは、見えるとこでやってくれよ」 【夜 民宿】 マーズ「んーで、何年か経ったわけよ。 オンナはフツーにケッコンしてコドモ産んでた。 コインロッカーにアカンボ捨てたことなんか、もー忘れかけちゃってね。 で、そんなある日、2歳になるコドモを抱っこして、あのコインロッカーの前を通りかかったのさ。 したら、コドモが突然ゆーのさ。 『おかーさん、ボク、あの中に入れられたことがあるんだ』 オンナはコドモのヘンな冗談だと思って、何気なくたずねたのさ。 『あらまぁ、誰に入れられたの?』 したらコドモ、ぐるっと振り返ってぇ」 マーズ(ミヒロVo.)『ビッグボルフォッグだーっ!!』 タカヤ「それ、怪談なのか?」 マーズ「こわくね? こえーよ、ちょーこえーよ。 2歳のコドモが、いきなし『ビッグボルフォッグだーっ!』って叫ぶんだよ?」 ハザリア「怖いというか、不気味だ」 レタス「では次はわたくし。よろしくて? これは、このあたりで本当にあったお話。 虫捕りの大好きな男の子がおりました。 セミでもカマキリでもカブトムシでも、捕って捕って捕り続けましたの。 そんなある日、男の子はセンネンスギの幹に貼り付いていたセミのサナギを捕って、虫カゴにいれましたの。 その、晩のことでしてよ。 男の子の枕元に、人間大はあろうかという巨大なセミが現れました。 『我々セミは、何年も何年も土の中に雌伏し、いつか大空に飛び立てる日を待ち望んでいた。 それなのに、あともう少しというところで、この仕打ちはひどい。あまりにもひどい』 次の朝、センネンスギの根元で少年の死体が見つかりましたの。 その死体は、セミのサナギに似た、ぶよぶよとした物体に包まれて・・・・・・」 マーズ「はいはーい、おかしーでーす。そのハナシおかしーでーす。 男の子が死んじゃったってんなら、誰がその話伝えたのよ」 レタス「無粋なロボですこと」
45 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 02:57:51 ID:RtetZVMX
ユウカ「オーライ、じゃ、あたしのターン。こつはネイビーどもから聴いたストーリー。 ヤンチャなネイビーがふたりつるんでクルマに乗って、町まで出かける途中で道に迷った。 どうにも困って、ひとりがクルマから降りると、草むらにまだ新しい足跡がある。 これはラッキー、ひとがいるなら道が訊ける。そう思って足跡を辿った。 ところが、行けども行けども足跡のヌシには追いつかない。 それどころか、森は深くなる一方。 これはおかしい。男はネイビー、当然脚は鍛えられてる。追いつけないなんてありえない。 じんわりとした不安を感じた、そのとき。 ザッ、ザッ、と足音が聞こえる。 大きなスギの木の向こうから、旧日本軍のユニフォームを着たソルジャーたちが列を作って歩いてくる。 その行く手には、深い深い崖が切り立っていた。 あのまま足跡を辿り続けていたら・・・・・・」 ゼラド「みんなぁ! なんで怪談なんかしてるの!?」 マーズ「夏だから?」 ユウカ「夜だから?」 レタス「食後だからではなくて?」 ゼラド「おかしいよ。もう9時も過ぎるのに、ルナちゃんたちが帰ってこない!」 ハザリア「あぁ、問題ない問題ない。 ルナめのこと。持ち前の頻尿ぶりを発揮して、長居を決め込んでいるのだろう」 ヴィレアム「だから、ルナは頻尿じゃないだろ」 ゼラド「たしかにルナちゃんは、ちょっとおしっこ近いとこはあるけど」 マリ「ゼラド、そういうことはいってやるなよ」 ゼラド「でも、時間に正確なルナちゃんとキャクトラくんが、連絡も取らないで遅れるなんて!」 ハザリア「バランガ、先日といい、貴様は少し心配性が過ぎるのではないか。 心配性も度が過ぎると『お父さんは心配性』が実写ドラマ化してしまうぞ」 レタス「あら、『お父さんは心配性』が原作なら、それはそれは面白いドラマになるのではなくて?」 ハザリア「そんな貴様に朗報だ。『八神くんの家庭の事情』も実写ドラマ化されていた、この現実」 マーズ「うっそでー、うっそでー、 クスノキケーせんせーのデータに、そんな記述ねーもの!」 ハザリア「覚えておけ、世の中、データに残るものばかりではない」 タカヤ「待ってくれ、それじゃ、『有閑倶楽部』は」 マーズ「ばっちしデータにあるよ」 タカヤ「あぁ・・・・・・っ!」 ヴィレアム「タカヤ、『有閑倶楽部』になんの思い入れがあるんだ」 タカヤ「・・・・・・ないっ! ・・・・・・あの清四郎は・・・・・・アウツッ!」 ハザリア「そんなに心配なら、電話でもかけてみたらどうだ」 ゼラド「あ、そうだ!」 ゼラド「大変! ルナちゃんたち、夕方には基地を出たんだって!」 レタス「まぁ大変」 ユウカ「夜遊びでもしてんじゃないの」 ハザリア「あぁ、やつらとて、夜遊びくらいしてもおかしくない」 ゼラド「おかしいよ! ルナちゃんとキャクトラくんに限って!」 マリ「捜しに行った方がいいんじゃないのか? 誘拐でもされてたら大変だろ」
46 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 02:59:41 ID:RtetZVMX
【トンネル前】 ゼラド「夕方の5時頃、このトンネルに入ってったとこまでは基地のひとたちが見たっていうんだけど」 マーズ「えー、あっちっ側はまじーよ。 米兵たちの歓楽エリアになっててさ、昔、しょっちゅートラブル起こってたんだ」 ユウカ「ノン、いうほどタチ悪くない。 あたし、夕方まで向こう側にいた」 ヴィレアム「どこに出入りしてるんだよ」 ユウカ「ダンスやってたころの知り合いがこっちにいたのよ。 ええと、なんていったっけ。オキナワ・アクター・・・・・・、アクターズ・・・・・・」 ゼラド「スクール?」 ユウカ「イエス、それ」 マリ「なんで『スクール』って単語出るまでそんな時間かかるんですかっ!?」 ハザリア「どれだけ頭から学校という概念が消えておるのだ、貴様!」 ゼラド「えっと、ユウカさん、ルナちゃんとキャクトラくんの顔は、知ってたっけ?」 ユウカ「キャクトラは知ってる。ベーシストの彼でしょう?」 ゼラド「え、キャクトラくん、ベースなんか」 ヴィレアム「やってる! やってるんだよ! たまにこっそり練習してるらしいんだ、あいつ!」 ハザリア「こやつ、なにやらずっと焦っておるが、なにかあったのか」 ユウカ「5時頃だったら、あたしはトンネル出てすぐのとこでジャジィなトランペット聴いてた。 誰も来てなかったと思うけど」 タカヤ「どういうことだろう? まさか、トンネルの中で消えた?」 ハザリア「そう難しいことはない。トンネルの途中で引き返して、 人目に付かん茂みの中にでも入っていったのだろう」 ゼラド「でも、なんのためにそんな」 ハザリア「それは、見つければわかるだろう」 【ガジュマルのジャングル】 ガサッ ガサッ ハザリア「見ろ。足跡がある」 ゼラド「ルナちゃんたちの!?」 ハザリア「足跡は3つ。どれも男だ。フム、1人はニホン人だな」 マリ「わかるのか、そんなこと」 ハザリア「平坦な大地を走り回っていた大陸人種と、 デコボコした国土をケソケソ歩いていた島国の人間とでは歩法が違う。 見ろ、つま先の方が深くえぐれているだろう。 これはヒザを基点に歩くニホン人の特徴だ」 タカヤ「おい、あれ」 ざぁぁぁぁぁぁぁ ヴィレアム「ずいぶんデカい木だなぁ」 レタス「スギではなくて? あれは」 タカヤ「なんだか、さっきの怪談じみてきたな」 ユウカ「さっきの足跡、ひとつは旧日本兵のもので、あとのふたつはドイツ野郎とイタ公ってとこ?」 ゼラド「やだ、怖いこといわないでよぉ〜」 ヴィレアム「タカヤっ! ゼラドを怖がらせるようなこというなんてなに考えていいぞもっとや」 タカヤ「ヴィレアム、お前、今日はほんとちょっとヘンだぞ」
47 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 03:01:30 ID:RtetZVMX
ハザリア「フハハハハ! 面白い面白い! ルナめらなど見つからんでもどうでもいいが、 オキナワ妖怪というものがいるのなら見てみたいものだ!」 ユウカ「♪If there's somethin' strange ♪In your neighborhood ♪Who you gonna call?」 マーズ「ごーすと・ばすたーず!」 マリ「よせよ。ものすごく、 ホラー映画の最初の方で殺されるバカな若者グループみたいだよ、わたしたち」 レタス「きゃっ」 ユウカ「ハイ?」 レタス「なにか踏みつけましてよ」 ユウカ「ロボ、あんたどうせライトかなんか付いてるでしょ。点けて」 マーズ「あいよ。ごーごーキャレットライト」 ピカッ ゼラド「わっ!」 ヴィレアム「ガイコツ?」 レタス「まさか、セミに埋められた・・・・・・」 ハザリア「いや、こいつは、相当古いな。 おそらく風葬されたものが、どこからか転がってきたのだろう。 オキナワでは死者を野ざらしにして風化するに任せる弔い方があったそうだ」 マーズ「んー、と。それって、死体遺棄になっちまわねー?」 ハザリア「昔は、オキナワのみの特例で認められていたそうだ。 もう、だいぶ前に廃れてしまったがな。このドクロも、ざっと100年は前のものだろう。 でなければ、WWUの傷跡だ」 ユウカ「繰り返してはいけない戦争の愚かしさ」 レタス「なんですの、その唐突な反戦メッセージ」 ざぁぁぁぁぁぁぁ ハザリア「南風が吹くか。オキナワにおいては、南風は亡霊を運ぶと」 マーズ「え〜、でも、ホップ☆ステップ賞に載ってた『南風からから』は、 ノチに『元気やでっ』を描くとは思えねーほどサワヤカなスポコンだったよー?」 ハザリア「誰が知っていると思っているのだ、それは」 ガサッ タカヤ「ヴィレアムッ!」 ヴィレアム「わかってる。タカヤ、女の子たちを下がらせろ!」 ゼラド「え、なに? どうしたの?」 ヴィレアム「なにかいる!」
48 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 03:03:20 ID:RtetZVMX
ガスッ! ヴィレアム(俺の蹴りを受けた!? 拳で!? なんて反射神経と、拳の頑丈さだ! それに、いま木の上から飛び降りた動き! 人間離れして敏捷な足腰の持ち主だぞ!) ???「キェェェェェェェーッ!」 ヴィレアム(踏み込みが速い! 深く入られる! 回避、ダメだ! 間に合わない!) タカヤ「待てヴィレアム、そいつッ!」 ???「は?」 ヴィレアム「え?」 【ジャングルの奥】 ミナト「なんだよ、このメンツ。全然日常から脱却した気分にならねぇよ」 ヴィレアム「こっちのセリフだよ」 ゼラド「こんなところで、なにしてたの?」 ミナト「せっかく九州まで来たんだからさ、カラテの本場オキナワにも寄っときたいじゃん」 カル「ホッカイドーからオキナワまで、とうとう自転車による列島縦断を達成してしまいました」 ヴィレアム「夏休み序盤にして、なに偉業達成してるんだよ。 夏休みいっぱいかけて縦断する小学生に謝れよ」 フィリオ「上陸後、この場所を見つけてね。 ここは、天然のトレーニングルームのようなものなのかもしれない。 木も地形も、非常にトレーニングに適しているんだ。 大昔、オキナワカラテの修行者たちがここで修行していたのかもしれないね」 カル「ふたりで、フィリオ先生からオキナワカラテの手ほどきを受けていたのです」 タカヤ「なんでフィリオさんがオキナワカラテの指導なんかできるんですか」 カル「ところで、これを見てくれ。こいつをどう思う?」 タカヤ「すごく・・・・・・、太いです。 って太っ! なにやったらこんなに脚が太くなるんだ!?」 ミナト「なにしろ、ずっと自転車漕いでたからな。すっかり足腰鍛えられちゃって」 フィリオ「足腰のトレーニングに、サイクリングは最適だからね」 ヴィレアム「通りで、妙に強いはずだよ」 フィリオ「わかったろう、ミナトくん。君は、いまの生き方を変える必要はないんだ。 君は君のまま、アイドルオタクのまま強くなっていけばいいんだよ」 ミナト「フィリオ先生、あんがとうございます! 俺、俺、もう迷わねぇよ!」 カル「わかっていたんだ! フィリオさんは、やはりすべてをわかった上で!」 ヴィレアム「騙されるなカル! 腕っ節が異常に強いアイドルオタクっていう、 世にも恐ろしい生き物が産み出されようとしてるからな、いま!」 レタス「とりあえず、コンサート警備の方々に迷惑でしてよ」 ゼラド「ねぇ、ミナトくん。ルナちゃんたち、見なかった?」 ミナト「なんだよ、また迷子かよ。そのへんでマキネの親戚でもうろついてるんじゃないのか?」 カル「我々は、オキナワ入りしてから誰とも会っていませんよ」 ゼラド「う〜ん、ねぇ、なにか気付いたことってない?」 ミナト「そんなこといわれてもなぁ。 あ、そうだ、ヴィレアム、お前やっぱ格闘向いてねぇよ」 ヴィレアム「そんな指摘はいらないよ!」
49 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 03:04:58 ID:RtetZVMX
ハザリア「やれやれ、キジムナーの正体見たり枯れ尾花といはいったものだ」 ゼラド「う〜ん、なんだろ。なんか、引っかかってるんだよね」 ハザリア「またか。いったい、なんだというのだ」 ゼラド「うん、さっきの怪談なんだけど」 ハザリア「セミだかなんだかに埋められた少年というのは、 風葬が廃れたあとに、なにかがねじ曲がって伝わったのだろう。 旧日本兵の亡霊は、オキナワカラテの修行者たちだった。 この上、なんの疑問がある?」 ゼラド「あ、そうだ。ねぇ、風葬って、風にさらすんだよね?」 ハザリア「まぁ風葬というくらいだからな」 ゼラド「じゃあさ、あんなジャングルの真ん中にドクロが落ちてるのって、おかしくない?」 ハザリア「だから、どこからか転がってきたのだろう? 風通しのよい洞窟や崖などから」 ゼラド「そうだよ! どこかに洞窟があるんだよ!」 【洞窟の先】 ゼラド「やっぱり! 向こうに通り抜けられる!」 レタス「花の香り。向こうは、花畑かなにかのようでしてね」 ユウカ「あんまクールな趣味じゃないんじゃない? 花畑にいる2人を邪魔するみたいで」 ヴィレアム「そそそ、そんな邪魔なんてそんなむしろ祝福っていうか あいつひとりだけ上手くなんて許せな、あ、いやおめでとうっていってやればいいんだよ!」 ユウカ「なにいってんの、コイツ」 タカヤ「な、ヴィレアム。お前、帽子かぶらずに太陽の下歩いたか?」 ゼラド「小屋みたいのがある! 行ってみよう!」 【洞窟の外】 ???「ヒオウ! ロウガ!」 バッ ザッ ゼラド「ひゃうん!」 ヴィレアム「大丈夫か、ゼラド!」 ハザリア「鳥と、イヌ? いや、オオカミか!」 ミナト「うかーさぬ!」 タカヤ「ミナト、なんで沖縄弁を使いこなしているんだ!」 ???「探しているのは冴え渡るほど燃え上がる想い。 湖水の青に身を浸し、バンプレスト一地味でバンプレスト一目立ちたがり屋な望霊。 湖水オンナ、降臨」 ゼラド「アクア先生だ」 ヴィレアム「アクア先生だ」 ミナト「アクア先生だな」 タカヤ「ほんとだアクア先生だ」 カル「間違いなくアクア先生です」 マリ「そんな格好してると、ムシに食われますよ」 マーズ「タカベアイってせんせー役やってたけど、 『紅蓮女』やってたときは19歳だかんね」 ハザリア「だから、2クールほどズレていると」 ユウカ「誰?」 レタス「あなたは知らないとおかしいのではなくて!?」
50 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 03:06:37 ID:RtetZVMX
アクア「あぁ・・・・・・、一瞬でバレちゃった」 ゼラド「アクア先生、なんでオキナワにいるんですか?」 アクア「その、友人の結婚式に呼ばれて」 ゼラド「申し訳ありませんでした!」 ヴィレアム「ゼラドに悪気はないんです!」 ミナト「気を落とさないでください!」 タカヤ「いつか、ご縁がありますよ!」 マーズ「うっすらタカベアイに見えねーこともねーよ!」 アクア「口々に慰めてくれなくていいから! 平気だから! 素敵なビーチウェディングだったから!」 アクア「追い返せるようなら追い返そうと思ったけれど、 ここまで来たなら仕方がないわね。 着いてらっしゃい。マクレディくんも、あなたたちを心配させたいわけじゃないでしょう」 ゼラド「ルナちゃんたちを知ってるんですか!?」 アクア「こちらの基地には、学生時代の友人が何人か働いているのよ。 それで挨拶に行ったら、ティクヴァーさんたちに会って」 ハザリア「そのうちの何割が既婚なのだろうな」 マリ「バカッ! 滅多なこというな!」 アクア「・・・・・・気を遣わなくていいから」 マーズ「なーんだ、このトリとオオカミ、ロボじゃん。 あっ、なんだよー、やーんやーん、突っつかないでー」 タカヤ「イタズラするからだよ」 アクア「ヒオウ、ロウガ、いらっしゃい」 ゼラド「あれ、先生のペットですか?」 アクア「ええ、そんなようなものよ。あとユウカさん、あなた夏休み補習がありますから」 ユウカ「どうにもならない」 アクア「どうにもならないというわけにはいかないから」 【小屋】 ゼラド「これ、先生の別荘かなにかですか?」 アクア「いいえ。友人の中に、オキナワの古い家の出の子がいてね。 ここは、その子の持ち物よ」 マーズ「そのひとさー、ピンクの髪で、目ン玉金ピカなんじゃねーの?」 アクア「昔は、学校帰りによくそのへんのサトウキビをかじっていたそうよ」 バタン ゼラド「ルナちゃん!」 キャクトラ「シッ、姫さまが目を覚ましてしまいます!」
51 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 03:08:01 ID:RtetZVMX
ルナ「すー、すー」 レタス「眠ってる、んですの?」 ユウカ「そんだけ?」 ヴィレアム「まままま、まさかキャクトラお前俺を差し置いて本懐を遂げるというかなんというか」 タカヤ「ヴィレアム、お前ほんとちょっとヘンだぞ」 キャクトラ「いいわけはしません」 ヴィレアム「しないのか! ちょっとして欲しかった!」 ハザリア「ほぅ。こら、キャクトラ。 貴様、こうなったからには、覚悟はできているのだろうな。ええ?」 キャクトラ「すべて承知の上」 ヴィレアム「やややややっぱり! お前なんだよチクショウこの野郎! あぁっ、なんてことだ! 俺はなんていやしい人間なんだ! 友の幸せを素直に祝ってやることが出来ないなんてこんびゃぐぢゃっ!」 タカヤ「なぁ、ちょっと深呼吸してみようか」 キャクトラ「ご公務に穴があいてしまわれることは重々承知! しかしながらここ最近の姫さまはご多忙を極めておられました! 明らかにお疲れのご様子だというのに、この方は決してつらいともくるしいとも口にしません。 そういう方なのです。 しかし、これ以上は姫さまの健康に関わると思い、このキャクトラッ!」 ヴィレアム「は?」 アクア「基地でたまたまマクレディくんに会って、頼まれたのよ。 ティクヴァーさんも、本当に休養が必要な様子だったから、この場所を教えて」 ハザリア「バカめが。公務など、看板さえぶら下げておれば犬猫でも務まるものだろうが。 それを、妙に張り切るからおかしなことになる」 キャクトラ「そもそもハザリアさまが夏休み早々失踪などなさるから、 姫さまのご負担が増したのであり!」 ハザリア「なんだ、俺か、俺のせいになるのか」 キャクトラ「責任の一端はあります!」 ハザリア「あぁ、わかったわかった。そろそろ旅費も尽きた。 たまにはペンタゴナの貴族でもからかうとするか。 おい、いっておくがな、俺は地位に脳ミソが伴っていない手合いは犬猫以下と見なしておるからな。 ろくなことはいわんぞ」 マリ「あぁ、もう、しょうがないな、こいつ」
52 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 03:09:02 ID:RtetZVMX
【翌朝 民宿】 ゼラド「結局、わたしのしたことってなんだったんだろ。 勝手に騒いで、ルナちゃんが休んでるとこ邪魔して」 ヴィレアム「ゼラドは悪くないよ。キャクトラだってさ、前もって連絡するべきだったんだ」 レタス「あ、ねぇ。マリさんを見かけなくて?」 ゼラド「え、いないの?」 タカヤ「ハザリアも、朝から見かけないんだけど」 ミナト「おいおい、なんだよ。また迷子かよ」 ヴィレアム「あいつ、早速逃げ出したんじゃないだろうな」 ゼラド「あっ、ねぇ、あれ!」 ざざーん マリ「・・・・・・水・・・・・・風呂・・・・・・布団・・・・・・食べ物・・・・・・」ヨロヨロ ハザリア「・・・・・・真空管ラジオ・・・・・・潜水艦・・・・・・ウラン・・・・・・」ヨロヨロ マリ「・・・・・・黙れ」 ゼラド「マリちゃん! ハザリアくん! なんでまた流れついちゃってるの!?」 マリ「・・・・・・また?」 ヴィレアム「お前たち、昨日、あのあとどこ行ってたんだよ!?」 ハザリア「・・・・・・昨日? あぁ、昨日は、どこを見ても海、海、海だった」 マリ「たまに花畑が見えた。あと、エツィーラとアタッドがもの凄い笑顔で手招きしてた」 ヴィレアム「なにいってるんだ?」 ハザリア「やはり、ロマノフ王朝のお宝に手を付けようとしたのがまずかったな。 原潜に拉致され、あやうくカニ味噌と一緒に海に捨てられるところだった」 マリ「命からがら逃げてきたけど、水も食料もないしボートは波かぶってひっくり返るし」 ハザリア「途中、ちょっと幽体離脱していたような気がする」 マリ「5秒に1回、カルネアデスの板って言葉を思い出したよ」 ゼラド「えっ、じゃぁ」 ヴィレアム「昨日俺たちと一緒にいたのって」 ざあぁぁぁぁぁぁー ヴィレアム「あっ」 ゼラド「南風が」
53 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 03:24:16 ID:RtetZVMX
まだ気温の上がりきらない、オキナワの午前中だった。 湿度の低い空気が肌に心地よい風を運んでいた。 ゼラド・バランガは267個目のサーターアンダギーを口に入れ、ため息をついた。いつ もより、かなりペースが遅い。 「わたしって、お節介焼きなのかなぁ」 細いシルエットの上にうっすらと脂肪を乗せた、まろやかな曲線を持つ肉体だった。ス カイブルーの色をしたセパレーツタイプの水着は、去年に買ったものだろう。サイズが若 干合っていない。トップスの端から、もちもちとした柔肌が人差し指一本分ほどはみ出し ている。胸もとにうっすらと浮かぶ静脈の青さが、そのまま彼女の性質を物語っているよ うであった。 「そんなことはない。ゼラドに気にかけてもらえるのは、うれしいことだ」 ルナ・ティクヴァーの肌の白さは、ゼラド・バランガとは別種のものだった。白磁を思 わせるほど精密で、見る者に緊張感すら覚えさせる。細い手足とは不釣り合いに大きな乳 房を備え、腰回りにスカート状のフリルが付いたワンピースタイプの水着を着ている。あ まりにも危ういバランスの上に成り立つその外見からは、彼女の深奥に潜む幼児性がにじ み出ているようであった。 「なんでお前、さっきから妙に事細かにゼラドとルナのカッコを描写してるんだ?」 ミミガーの脂でテラテラと光る唇が、ついと尖る。 マリ・コバヤシは、明らかに旅先で調達したものとわかるジャケットとショートパンツ という格好だった。この砂浜では、いかにも浮いて見える。こじんまりとした肉体を、ご わごわした粗い生地の中に居心地悪そうに納めていた。剥き出しの両足は肉付きに乏しく、 どこかぎこちない曲線を描いて膝小僧で結実していた。小さく丸く、いかにも頼りなさげ な膝小僧であったが、丸くかたちのよい皿を備えている。うっすらと肌が変色した下部にあ るわずかな窪みが、まさにこの膝小僧の存在そのものを物語っているのであった。 「なにが『であった』だよ! 執拗にわたしの膝小僧を描写するのやめろ! わたしの膝小僧でなにが結実してるっていうんだ!」 少し離れた砂浜の上で、女が2名、並んいた。ただし、お互い背中を向けている。 「ね、ユウカさん、日焼け止めを塗ってくださらなくて?」 ビーチパラソルの下から、白い手がビンを持ってついと突き出す。 「あんたがサンオイル塗ってくれたらね」 「あなた、それ以上焼いてどうするおつもり?」 「あんたも、少し焼いた方がいいんじゃない?」 ユウカ・ジェグナンは褐色の背中を惜しげもなく太陽光線にさらして、うつ伏せに寝そ べっていた。弾力のある双丘は胴体と砂浜に押しつぶされてもなお存在を主張している。 誇らしさすらうかがわせてツンと盛り上がった尻の頂上では、ブラックのホルタービキニ を縁取るチェーンとこびり付いた砂が、眩いばかりの黄金に輝いていた。ブラウンとゴー ルドのコントラストが、無言の甘やかさを醸し出している。 「仲良くしようよ、ふたりとも」 「うっざ」 「具体的になにかするというのでないなら、口をはさまないでくださらなくて?」 タカヤ・ナンブは、決して屈強な体格をしているわけではない。しかし、その瑞々しく 張りのある素肌は不思議なエネルギーに満ちあふれていた。東洋系の少年にのみ所有を許 された細い骨格としなやかな筋肉ときめ細かい皮膚とが精緻に組み上げられている。きゅ っと絞まった太腿は新鮮な果物にも似て、しかしその奥底では41.2Mそこのけの怪物が、 いまも虎視眈々と息をひそめているのであった。 「ひそめてないよ!」 「わたくしをガン無視してタカヤさんを描写とは、どういう了見なのでして!」 「だから、なにやってるんだよ、お前は!」 夏休みの絵日記に決まっている。
54 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 08:22:18 ID:bg2w6kG7
やれやれ、毎度GJだぜ。 しかしこいつら、今度はどこの次元に滑り込んだ? 『沖縄』の小笠原だと?
55 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 09:07:48 ID:IlKAK641
その絵日記売ってくれないか とアの字が申しております
56 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 09:44:54 ID:G90YQtAo
小笠原は都内だっけwwww何にせよGJ!
57 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 10:53:09 ID:Dy+Sw9nw
相も変わらずGJ!! しかし、アクア先生、ペットを飼うとなおさら婚期をのg
58 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 11:10:01 ID:W/Rq3dLC
GJ! 出来れば最後の絵日記でレタスの描写が欲しかった
59 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 14:57:12 ID:h0NR/JNa
取合えず、ミナトが優遇され始めてることに気付いた
60 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 20:17:57 ID:DRM46PwX
人差し指一本分のハミ乳ゼラド! 白磁の美肌ルナ! 結実する膝小僧のマリ! 弾力あるガングロのユウカ! 弾ける太もものタカヤ! ビーチパラソルの下にレタス(濡れないように) 釈然としないよレタス 今日も夏期講習だリトゥ
61 :
それも名無しだ :2008/07/31(木) 21:16:38 ID:e0k5lWTB
ヴィレアムよ、最初にビーチバレーに誘ったのは天然にジャンプしてぶるんぶるん揺れる物が見たかったのだろう? お前自重しないとそろそろミナトにキャラを食われるぞ もはや映りもしないNO BUSTとその彼氏みたいになるぞ!?
62 :
それも名無しだ :2008/08/01(金) 03:34:11 ID:tcKfIpb2
ゼラド「ルナちゃん、トース!」 マーズ「たゆんっ、たゆゆんっ!」 ルナ「アタック!」 マーズ「ふゆっ、ふゆゆんっ!」 ユウカ「あー、オーライオーライ」 マーズ「ぷるんっ!」 レタス「やる気を出してくださらなくて!?」 マーズ「ふるるんっ!」 ゼラド「ゴメン、マーズくん。ヘンなかけ声やめてくれる?」 マーズ「あのねっ、あのねっ、 ゼラドちゃんは、アリアおばちゃんに似てると思う!」 ゼラド「え? そうなの?」 タカヤ「アリアさんて、さっき『銀狼怪奇ファイル』引き取りに来たひとだろ? あの、目つきが悪い」 ヴィレアム「ゼラドと似たとこなんかなかったと思うけどな」 マーズ「おっぱい揺れるもん! ちょー揺れるもん!」 ゼラド「そういうとこ?」 ミナト「なにいってんだ、お前は。 おっぱいは揺れるだろ。揺れるもんだろ。揺れないおっぱいに価値なんかないだろ」 マリ「あっ、しまった。味方がいない」 レタス「わたくしのお母さまは、そこらへん慎ましやかでしてよ」 ユウカ「ノーコメント」 ルナ「わたしは、どうともいえんな」 ゼラド「えっ、ひょっとして、わたしの胸、変わってるのかな、おかしいのかな?」 ヴィレアム「おかしくなんかないさ! ゼラドだって、好きで揺らしてるわけじゃないだろ!?」 ミナト「女性パイロットが乳揺らすのは義務みたいなもんだ!」 ヴィレアム「そうだよ、うちの母さんなんか、毎回毎回無理矢理揺らしてるよ!」 ミナト「やっぱ無理矢理だったんだ! 無理矢理くさいもんな、あれ!」 ヴィレアム「たまにピアノ線で吊ってるよ!」 ゼラド「でもわたし、ピアノ線で吊ってるわけじゃないし」 ハザリア「では、吊ろうか」 マリ「なにいってるんだお前は」 マーズ「でも、うちのミヒロおばちゃんもアカネおばちゃんも、おっぱいなんか揺れねーよ」 ヴィレアム「それはな、うちの町的にはレアケースなんだよ」 マーズ「シホミおばちゃんはおっぱいあるけど、背中向けるよ?」 ミナト「それはな、お前の叔母さん、ドSなんだよ」
63 :
それも名無しだ :2008/08/01(金) 09:49:41 ID:2sbjN6+r
ヴィレアム、後ろにアーディガン一家がドス黒い笑顔で立ってるぞ!!
64 :
それも名無しだ :2008/08/01(金) 13:19:45 ID:6mWaLnuV
最強のボインちゃんはヴァルシオーネだと思います
65 :
それも名無しだ :2008/08/01(金) 14:10:46 ID:tuteNo24
まて、アカネさんはよーくみると地味に揺れてるんだぞ、ぷるんって。
66 :
それも名無しだ :2008/08/02(土) 13:57:44 ID:MnsPPVpJ
やはりこの時期、3年生は大学受験で殺気立ってるのだろうか?
67 :
それも名無しだ :2008/08/02(土) 17:34:25 ID:LzvfJidV
困るのはスレイチェル位じゃないかな ゼフィアやレモンは博士を目指せる位だし 店やファッションにかまけて成績落としてそうだwww
68 :
それも名無しだ :2008/08/02(土) 17:43:13 ID:6e/HwHqK
スレイチェルも天才持ちだしなァ そもそも人格以外はハイスペックなOG学園の連中が普通の大学入試に苦労するとは思えない
69 :
それも名無しだ :2008/08/02(土) 17:47:51 ID:SQr0PyUS
何ともいえない大人になっている時空の話とかあったよな
70 :
それも名無しだ :2008/08/02(土) 20:02:35 ID:gAk90M2q
ゼラドも勉強苦手みたいだがまわりができすぎなだけで全国模試じゃむしろ上位なのかもしれない
71 :
それも名無しだ :2008/08/02(土) 20:34:16 ID:6e/HwHqK
今回は頑張った!と喜んでるゼラド 今回は出来が悪いと落ち込んでるルナ ただし成績自体はルナ>ゼラド どう評価すべきか困る久保
72 :
それも名無しだ :2008/08/02(土) 22:16:57 ID:LzvfJidV
久保なら考えずに二人とも褒めそうだ ゼラドには「何時もより頑張ったな」と言い、ルナには「忙しいのに努力してるな 偉いぞ」とか
73 :
それも名無しだ :2008/08/02(土) 22:57:48 ID:ywLBM1pw
74 :
それも名無しだ :2008/08/03(日) 01:29:34 ID:6O3sHSK4
ゼラドならゼオラが「まだまだ頑張りが足りないわ!一夜漬けなんて認めません!」とか言いそうだけど ルナの場合辛口評価してくれる人がいなさそうだよな アルマナ『・・・・・・・』 ルナ「申し訳ありません・・・生徒会の活動に時間をとられて・・・」 アルマナ『言い訳を聞くつもりはありません』 ルナ「・・・!」 アルマナ『あなたはバルマーと地球の橋渡しになるべく学を修めると私に言い、そちらに向かったのです。そのような事であなたの目的を果たせるつもりですか?』 ルナ「次は今まで以上に努力します!決して失望はさせません!」 アルマナ『その言葉は結果を出した後に聞きましょう。報告はそれだけですか?』 ルナ「・・・はい」 アルマナ『では私は公務に戻ります。今の言葉、くれぐれも忘れないように』 ルナ「はい!」 ラン「はぁ・・さすがアルマナ陛下・・・厳しいわぁ」 ハザリア「ふん!優等生ぶりおって!たかが模擬試験の成績如きで一喜一憂すると!」 キャクトラ「まるっきり気にしないのもどうかと思いますが・・・」 ラン「坊、ルリア様から伝言あったよ?」 ハザリア「母上から・・・なになに「成績低下のペナルティとして今月は必要最低限の生活費しか仕送りしません。ハザル様にはナッキーパンチ付きで言い聞かせたので援助は期待しないように」・・・バ、バカな!?」 ルル「まあお兄様w心配はございません、こんなことになるだろうと思いお兄様の部屋に散らかってるゴミもとコレクションを下取りに出しておきましたw当分これで何とかなりますねw」 ハザリア「ちょwwwおまwwww」 バルマー本星 アルマナ「あああごめんね!ごめんねルナ!ひどいお母さんだと思わないでー!(ごろごろ)」 ルリア「公務にもどります、とか仰っていたでしょう?仕事をしてください」 アルマナ「ルナ!お母さんも頑張るからね!」 エペソ「姫様、なんとおいたわしい・・・」 サルデス「ここは姫様のご負担を少しでも軽くするため!」 ヒラデルヒア「我らエールを送りに地球まで!」 ルリア「仕事しなさい」 バルマー寮 ハザリア「なんということだ!先立つものがなくては俺の優雅な夏休みプランが実行できんではないか!」 キャクトラ「バイトでもなされたらどうですか?」 ルル「私も竜巻亭などでウエイトレスでもしようかと」 ラン「ウチもバイト頑張るよw今年はエアコン買いたいしな」 ハザリア「ぬうう!高貴な俺が汗水たらして働くなどあり得ん!」 キャクトラ「・・・・?姫様?」 ルナ「(・・・頑張ろう!)」
75 :
それも名無しだ :2008/08/03(日) 02:34:31 ID:St3JsuA5
人間、どうしても向いてないものがある ハザリアに労働はそれだ
76 :
それも名無しだ :2008/08/03(日) 10:55:07 ID:Ic5j50y4
>>74 アルマナ様やっぱり親バカw
ルナは叱られるとかえって燃えるタイプか
77 :
それも名無しだ :2008/08/03(日) 14:48:06 ID:B51Vro4+
ゼオラは確実に教育ママだろうな。 あとアオラはいつも遊んでいても、テストでは要領よく中の上ぐらいの成績はキープしていると思う。
78 :
それも名無しだ :2008/08/03(日) 14:53:19 ID:fn50MhdO
1年生の成績はこんな感じかな ルル≧真龍>ラッシュ>アオラ ルルは、学年1位な気がしてならない
79 :
それも名無しだ :2008/08/03(日) 19:13:49 ID:Ic5j50y4
ルルはニヤニヤしながら答案書いて高得点とってそうだ…
80 :
それも名無しだ :2008/08/03(日) 20:39:59 ID:dTfR+mSS
そうかな むしろルルもハザリアも悪知恵や企みの時は頭の回転は良さそうだが、成績はダメダメな気が…… 基本的に気が向かない事はしない兄妹だし
81 :
それも名無しだ :2008/08/04(月) 01:51:02 ID:RiuARDfZ
ルルは出来るんじゃないかな。勉強できればアオラにも教えてやれるし むしろそのために勉強してそうな
82 :
それも名無しだ :2008/08/04(月) 11:17:14 ID:vLNXiYVZ
そういえばなんでルルってアオラが好きなんだっけ? 初めて会った同年代の異性ってことで刷り込み的なものか? 小さい頃は病弱で寝てたとか言ってたし
83 :
それも名無しだ :2008/08/04(月) 12:51:39 ID:i4Al6bdM
最初に真龍が出てきたときは真龍とフラグ立ちかけてたけどな いつのまにかルルがアオラLOVEになってソレが定着したな
84 :
それも名無しだ :2008/08/04(月) 19:43:42 ID:NgMOWy/n
アオラのほっぺたをプにってたら、それがやめられなくなったと予想
85 :
それも名無しだ :2008/08/04(月) 20:38:56 ID:PLmA7aTz
ルル「今の時期だと熱でとろりとした質感ですわ。 これにアイスなどの氷菓子を与えて固くして柔らかくなり始めた感触 といえばく〜」
86 :
それも名無しだ :2008/08/04(月) 23:14:18 ID:aMjVLIn7
ルル「ぐへへぇ〜・・・アオラさまぁ〜じゅるりっ」 真龍「ま〜た気持ちよさそうに涎垂らして寝てる・・・」 ラッシュ「う〜」 アオラ「む〜」 『せーのっ!』どん アオラ「負けたぁ!?」 ラッシュ「・・・まさか二教科除いて赤点かよ・・・」 アオラ「ずっと同人誌にかかりっきりだったしなぁ〜」 ルナ「うむ・・・やはり生徒会長として彼らの活動を停止せねば」 ラミア「そうは問屋がおろさんのでござる」 ルナ「うわっ、先生?」 ラミア「彼らの売上の一部は学校運営に回している。やめさせるわけにはいかないのですってよ」 ルナ「・・・」
87 :
それも名無しだ :2008/08/05(火) 11:20:04 ID:eRpYegV9
マリ「ちょっと思ったんだが」 リトゥ「?」 マリ「ルナは留学当初は浮いててまともに友達もいなかったが、今ではゼラド中心にかなり友好関係は広いな」 リトゥ「そういえば最近同年代にはほとんど丁寧語使ってないよね」 マリ「同年代に丁寧語なんて相手を警戒してる証拠みたいなものだしな」 ユウカ「ハイ、お姫様」 ルナ「すみませんが生徒会の仕事がありまして、また後ほど…失礼します」 ユウカ「………グスッ」 マリ「ルルも中等部ではかなり有名人らしい」 リトゥ「まあ嗜虐的変態性癖の持ち主だけど基本的には誰にでも親切な子だしね」 ハザリア「さっきから何をゴソゴソやっている貴様ら」 マリ「いやお前って同性の友達いるのかなと」 ハザリア「!?」
88 :
それも名無しだ :2008/08/05(火) 12:59:24 ID:bDq+mxzU
ヴィレアムは・・・・友達っていうより仲間みたいな・・・
89 :
それも名無しだ :2008/08/05(火) 16:15:48 ID:EwEUHLRx
でも何となくハザリアはどこか抜けてるヴィレアムを好ましく思ってるよね キャクトラは若干ヨソヨソしい感じだし、シュウヤは頭回るタイプだけど反りが合わない、ミナト、アークに至ってはロクでもない所だけ目について相手にしたくない、ってのがハザリアの本音だろうな ゼフィアは小うるさいし、同学年では無いから『友達』では無いだろうし スレイチェルは変な生物程度だろうしな ハザリア「と、いう訳だ。光栄に思うが良いぞ!」 ヴィレアム「……何だかなぁ%
90 :
それも名無しだ :2008/08/05(火) 19:40:18 ID:kU8ferVK
真龍「というわけでヴィレ×ハザ本を」 ルル「いえ、ヴィレ×キャク本をオススメですわ」 レイナ「元気ね〜あの子たちは」 クリハ「わたしはちょっと・・・」 アイミ「・・・いいかも」 レイナ「え゛っ?」
91 :
それも名無しだ :2008/08/05(火) 23:08:15 ID:eRpYegV9
ダメ男二人がダメすぎるせいでアイミが最近変だぞ ゼラド「はぁ……(ジト目)」 カル「な、なんですか?」 ミナト「ジト目も可愛い…なんて思ってないからな!いやほんとだって!」 カル「なんで必死なんだ!!」 ゼラド「…やれやれだぜ」
92 :
それも名無しだ :2008/08/06(水) 00:01:06 ID:jHPrPX04
ミナトとカルの不甲斐なさにゼラドが承太郎化しちゃったぁ!!!(ガビーン)
93 :
それも名無しだ :2008/08/06(水) 00:51:31 ID:dUpRJCt/
アルマナ「こんなに積極的にアプローチしているのにことごとくスルー・・・」 ディストラ「こんなに誘っているのにいまだGSでの洗車止まり・・・」 ルナ「ゼラド!お前の意見を聞こうッ!」 ゼラド「アルマナさんは押しの一手、ディストラお姉ちゃんは誘い受け、そして、私達は臨機応変・・・ …つまり、ハサミ討ちの形になるね」 四人 (ドドドドドドドドドドドドドド) イングレッタ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄――ごめん、言ってみたかったの」 アストラ「まあ、否定はできませんが」
94 :
それも名無しだ :2008/08/06(水) 03:44:41 ID:41ot3K7d
ルルとアオラって学校の廊下の曲がり角で運命的(?)な出会いをしたんじゃなかったっけ?
95 :
それも名無しだ :2008/08/06(水) 12:10:51 ID:BpK/rO6s
アルマナ様はむしろアプローチ足りないだろw 中学生並みだ
96 :
それも名無しだ :2008/08/06(水) 15:17:33 ID:9KNNMw50
アルマナ「ねぇクォヴレー、たまには・・・」ぬぎぬぎ クォヴレー「まだ風呂は沸かしていないぞ」 アルマナ「( ゚□゚)」 ディストラ「ご主人さまぁ、たまには・・・」ぬぎぬぎ クォヴレー「もうそんな時期か、たわしはどこだったか・・・」 ディストラ「( ゚▽゚)」 アルマナ「あぁ〜ん、どうやったら構ってもらえるのぉ〜」ポカポカ ルリア「ああ姫様、おいたわしや」 アルマナ「ハザル!その足りない頭脳使って考えなさい!」 ハザル「なんと!?」 ディストラ「うぇ〜ん、ディス子のこと無視しちゃらめぇー」 クォヴレー「幼児退行?」 イングラム『このすけこまし』
97 :
それも名無しだ :2008/08/06(水) 15:23:14 ID:jHPrPX04
98 :
それも名無しだ :2008/08/06(水) 21:19:26 ID:BpK/rO6s
イングレッタ「……不潔」
99 :
それも名無しだ :2008/08/07(木) 09:23:48 ID:1tqmoy0+
イングラム『誤解だグレちゃん!パパはお前のことを誰よりも愛してるんだー!!』(じたばた) ディストラ「アヤさんは?」 イングラム『う……』
SHO的に考えるとクスハとレオナもだな
ソウルイーターに出てくるエロ親父みたいなプリスケンだなw
流れ仏陀切りだが ルナが実はバルシェムの生き残り、というネタが出たのはは何スレ目くらいだっけ?
何スレ目もなにも、ルナが最初に登場したときにそんな設定じゃなかったっけ?
あったなそういうネタ>はぐれバルシェム説 戦艦の残骸の中で見つかった破損したバルシェム幼体を修復してできたのがルナ、だったっけ? 本人が知ったらおかしくなりそうな設定だが ゼラド「みんな知ってるよ?知らなかったのはルナちゃんだけ。あなたが廃棄品を繕って作られたお人形なんだって・・・」 ルナ「違う・・・私はルナ・ティクヴァーだ!レーシュ・バルシェムなんかじゃない!」 うん、嫌だなこんな黒いゼラド
アニメ漫画でよくある精神攻撃の話は燃える
チェンゲとか好きだ俺は
なんか設定が二転三転するスレだな・・・ ちゃんとアルマナ姫がお腹を痛めて産んだ子、という設定で俺は書いた、はず。ログ残ってないけど
全ては平行世界
無限に広がる可能性
>>108 それ後付けじゃなかったっけ?
あと最初は男っぽく書かれてたような
そうそう んでサラシ巻いて、胸隠してた しかも、クォヴレーやゼラドの事を憎んでたな あの時代がかった喋りも後付けだった 最初はクォヴレーが自分に子供が居る事自体知らなかった為、存在すら知られてなかったもんな
懐いてたエペソたちの喋り方真似ようとして失敗気味なんだっけ>時代がかった喋り方
そんなん言い出したらキャクトラがアストラとなんかしてこしらえたキャクトラナガンてのがいたような気がするし
いつもは因子が足りないから平行世界の扱い(=他の人に設定が引き継がれない) でもたまに因子が揃っちゃって別の世界に合流しちゃう(=他の人に設定が引き継がれる) つまり、ご近所タイムダイバーだっていつかはOG本編に出張できるかもしれない理論なんだよ ……だがアストラナガン、てめーは駄目だ
でもアストラがアヤとやらかして作ったアヤトラナガンていうのもほんのりいたかもしれないし、 そう思わせといて実はキャクトラがアヤとやらかしたアヤトラなのかもしんないし、 なんかもう、キャクトラはアヤエンドでいいよ
それ、『代用品なんて要らないわよっ!!!』って泣きながらアヤに拒否されるぞ… キャクトラ、世の中が嫌になって、放浪の旅に出てしまう
アヤに妙な真似したらグレちゃんに射殺されるぞw
そういえば不思議とアヤに懐いてたというかなんというか…>イングレッタ 母親欲しいのかもなw
■■■ 自由業をやっていて困るのは、生活リズムが崩れることだ。 今朝も、目が覚めたのはお昼近くなってからだった。 しかも、自分で起きたわけじゃない。電話のベルがあんまりにも長く鳴り続けるからだ。 わたしはベッドから這い出すと、雑誌やカップラーメンの容器が散らばってる床の上か ら受話器を掘り出した。 「はい、こちらバランガ探偵局」 ■■■ 指定されたコーヒーショップに行くと、マキネちゃんはもうスツールの上でフラッペの ストローを咥えてた。 わたしを見つけると、にかっと笑って手をひらひらさせる。 「うぃーす、久しぶりぃ」 マキネちゃんは、濃紺色のパンツスーツ姿だった。就職活動中の女子大生みたいな格好 だけど、襟元では議員バッヂが光ってる。 「見たよ。こないだ、マキネちゃん映ってたよね」 「あ〜、いつのだかわかんないけど、野次ってたでしょ、あたし」 「うん。もの凄い野次ってた」 「それが仕事だからねぇ。あたし、野次飛ばし要員のプロレス議員枠だから」 「またぁ、そんなこといって」 学校を出てからフラフラしていたマキネちゃんは、いまじゃ『ゾルダーク・チルドレン』 て呼ばれる若手議員のひとりだ。『孫なのにチルドレンて、意味わかんないよね』なんて いって本人は笑ってる。 なんでも、お祖父さんを訪ねてくるおじさんたちと盛り上がってるうちに、じゃ立候補 してみようかっていう流れになったらしい。『ノリで街頭演説してたら、なんか当選しちゃ ったんだよね。七光りってスゴいよ、やっぱ』なんて本人はいうけれど、これでけっこう 若者からの支持は高い。 「どうよ、探偵業は」 返事は、口より先にお腹がした。 マキネちゃんが大声で笑いながら、わたしの背中をばんばん叩く。 「悪いけど、奢ってはあげらんないよ。あたしもさ、血税でご飯食べてる身だからね」 探偵業の看板を揚げて2ヶ月。いまのところ、まともな依頼は1件もない。貯金でなん とか食べ繋いでいるけれど、このままじゃ近いうちに限界がやってくる。 「そんなゼラドに、はい公共事業の申し込み」 胸もとでカサリという音がした。輪ゴムで巻かれた紙幣が数枚、胸ポケットにねじこ まれてた。 「これ」 「メモは取んないで。出来るだけ記録に残したくない」 マキネちゃんが顔を寄せてくる。わずかに険のある目元は、ご両親よりもお祖父さんに 似てた。 ビジネス街の真ん中にあるコーヒーショップだ。まわりの席は商談や雑談中のサラリー マンで埋め尽くされてる。誰ひとりとして、わたしたちに注意を向けていない。 「そいつは手付け金。必要経費プラス日給はあとで払う。領収書は上様でお願い」 「どうしたの?」 「こいつね」 また、胸もとでカサリと音がする。今度は写真のようだった。 「わたしの胸にいろいろ入れないでよ」 「いいじゃん、入るんだから」 「もう」
「その写真ね、あとで確認して。ここでは出さないで。 建設大臣のお孫さん。歳は、たしか二十歳そこらだったと思う。 あたしとおなじ、わっかりやすいダメ三世でさ」 「マキネちゃんはダメじゃないし、わかりやすくもないよ」 「それフォローになってんの?」 「このひとが、どうしたの?」 「自宅はこの町にあるんだけどね、もう一週間ばかし帰ってない」 「誘拐?」 「じゃ、ないと思う。いままでもちょいちょい家出騒ぎ起こしてる御仁だからね」 「そしたら、どういう」 「ちょっと、よくない噂があってさ、こういう」 マキネちゃんは腕に注射を打つ仕草をした。 「そりゃぁ、あたしら万年野党だし、与党にケンカ売ってご飯食べてるけどさ。 こういうスキャンダルは困るんだよねぇ。 こっちだって計画建てて野次飛ばしてるわけでさ、 急ごしらえで再編された内閣なんか、ぜったいろくでもないし」 「わかった。警察にはナイショなんだね」 「悪いね。汚れ仕事させちゃってさ」 「いいよ」 「じゃ、お願いね」 マキネちゃんはスツールから立ち上がった。 「行くよ、ムラタ」 テーブルの下で雌伏してたムラタさんが、のそりと這い出してきた。 ■■■ 駅前交番の前では、制服姿のトウキくんが背筋をしゃんと伸ばして立っていた。 わたしを見ると、ぴしりと敬礼をする。 「はっ、これは、ゼラド警部殿!」 「警部じゃないよ、もう」 「あ、そっか、辞めたんだっけ」 わたしは、学校を卒業したあと警察に入った。そのままお巡りさんになるつもりだっ たんだけど、警察学校に通っている間に妙なことになっちゃった。課題でレポートを書 いてたら、なぜか警察庁幹部たちの汚職を暴き出してしまったんだ。 その年、警察は異例の人事異動の嵐に襲われて、発生源であるわたしは大いにマーク されることになった。 警察学校を卒業したわたしに与えられたのは、シンジュク署勤務の警部という辞令だ った。栄転なんて呼べたものじゃない。警部っていうのは、会社でいえば課長か課長代 理クラスを務める階級なんだけど、わたしにそんな役職はなかった。単なるヒラ刑事だ。 つまり、ニホンエリアで一番忙しいシンジュク署で身体を壊すなりなんなりして、さっ さと退職してくれっていうことだったんだと思う。せいぜい准キャリアだったわたしが いきなり警部なんかになったのも、口止め料みたいなみたいなものだ。警部と巡査じゃ、 退職金の額がまったく違う。 「ま、しょうがねえよ。 シンジュク署って、殺人的に忙しいんだろ? 身体壊す前に辞めて正解だって」 「べつに、そういうわけじゃ」 「俺なんかはしがない町のお巡りさんだけどさ、ちょっといまは仕事辞めるわけにはいかないんだよな。 なにしろ、コレがコレもんでよ」 トウキくんは、半年くらい前に結婚した。お腹を撫でながら笑う顔は、心底幸せそうだった。 「三ヶ月目だっけ、いま」 「たまに、動くんだぜ」
「うぉーい、ゼラドじゃん。久しぶりぃ」 後ろからやって来たのはミナトくんだった。制服姿のトウキくんとはうって変わって、 アロハシャツにサンダル履きっていうラフな格好だった。 「おい、お前、まさかいま起きたんじゃないだろうな。 まったく、いい加減まともな職に就けよ」 「おいおい、なにひとを無職みたいにいってくれてんだよ。 ちゃんと働いてるよ。今日だって、午前4時まで原稿書いてたんだぜ?」 「あんなもん、お前、フリーターみたいなもんじゃないか」 「フリーターじゃねえよ、ライの2文字抜かすなよ。兄貴、ライさんに叱られるぞ」 「ライさんか。懐かしい名前だな」 「あぁ、いま、どこでなにをしてるやら、ライさん」 トウキくんとミナトくんは、急に遠くを眺め始めた。ライさんとなにがあったのかな。 「あ、そうだゼラド。俺、今度本出すんだよ、本。 ライムスターウタマロさんに帯書いてもらうんだぜ。マジ感激だぜ!」 「うん、おめでとう。よくわかんないけど、たぶんおめでとう」 「執筆の苦労ったらなかったぜ。 元『太陽とシスコムーン』をフルメンバーそろえてインタビューすんのに、 まさに東奔西走、聞くも涙語るも涙ってもんだよ」 「ミナト、その本、誰が読むんだ」 「な、なんならサイン本やろうか、サイン本。 何冊かやるから、警察キャリアとかに宣伝してくれよ。 そして新古書店に売り払うようなやつは逮捕してくれよ」 「悪いんだけど、わたしキャリアのひとに嫌われてたから」 「ミナト、はしゃぐのはわかるけど、あんまその本ばらまくな。 どうせ、知り合いがご祝儀代わりに買うくらいに決まってんだから」 「そんなことねえよ、売れるよ! バカ売れだよ! 全国の『太陽とシスコムーン』ファンが、買って買って買いあさって、 今年のベストセラー決定だよ!」 「全国に何人いるんだよ。いまだに『太陽とシスコムーン』のファンやってるやつ」 ミナトくんは、サブカル誌を中心に活躍するフリーライターだ。アイドルのコンサート レポを書いたり、アイドルの新曲批評をしたり、アイドルの出生地に行って紀行文を書い たり、なんだかいろいろやっている。相変わらずカノジョはいないけど、好きなことをや ってるから楽しいみたいだ。 「で、なんか用か? 退職金でなんか奢ってくれんのか?」 「やっぱ警部って、退職金すげぇんだろ?」 「残ってないよ、退職金なんか」 「あ、そっか。ゼラドは、そうだよな」 わたしは写真を何枚か出して、トウキくんたちに見せた。大臣のお孫さんを捜してる ってことは警察にナイショだから、関係ない写真も混ぜてある。 「そっか、探偵やってたんだっけ、いま」 「うん。ちょっと素行調査頼まれちゃって」 「そのひとたちなんだけど、どこかで見かけなかった?」 「あ、こいつ」 ひょいと、ミナトくんが写真を一枚取り上げた。大臣のお孫さんの写真だ。わたしは表 情が変わらないように注意した。 「駅前のパチンコ屋で並んでるの、見かけたことあるぜ?」 「あそこかぁ」 トウキくんが警帽を目深にかぶりなおした。 「テンション下がるぜ、あそこ行くと」 それで、どこのパチンコ屋なのか見当が付いた。
■■■ 警察時代に何回も出入りしたことがあるけれど、何度来ても好きになれない。 大音響のユーロビートと、タバコの煙と、玉が跳ねる音、そして無言の人々。パチンコ 屋はそういうものであふれかえってた。 真っ昼間から、このひとたちは普段なにをやって生活してるんだろう。そう思わせるよ うなおじさんたちの中に、知ってる顔が混じってた。ねずみ色のスウェット上下という格 好で、伸ばしっぱなしの髪の毛はボサボサだった。濃い無精髭が、耳元からアゴにかけて をびっしりと覆ってる。パチンコ台に向かう目は、悲しいくらい真剣だった。 「ゼフィア先輩、まだそんなことしてたんですか」 ゼフィア先輩は返事もしない。 「いまからでも遅くありませんよ。予備校通いましょうよ、大学受け直しましょうよ。 まだ取り戻せますよ、まだ」 「取り戻すものなど、なにもない」 「たくさんあると思いますよ、堅実な人生設計とか」 「いまの俺は、CR戦国乙女に賭けるのみ!」 「ゼフィアせんぱぁ〜い!」 パチンコ台が電子音を止めた。当たり前のように、玉はまったく出ない。 「無念!」 高校時代から進路のことで悩んでたゼフィア先輩は、浪人に浪人を重ねて、いつのころ からかパチンコ屋に入り浸るようになっていた。高校時代、昔風紀委員をやっていた面影 は完全に消えてしまってる。 こりずに紙幣を出そうとするゼフィア先輩の腕を、わたしははっしとつかんだ。 「止めるなバランガ。俺は、止まるわけにはいかんのだ」 「それはそれで止めるつもりなんですけど、あの、ちょっと別件で。 ゼフィア先輩、この店、よく来るんですよね?」 「毎日開店から来ている」 「そこまで通い詰めてくれてなくてもいいんですけど、あの、ここのお客さんで」 「その前に、こっちの話、聞いてもらおうか」 がしと、後ろから肩をつかまれた。
■■■ 店舗をひとつはさんだだけだっていうのに、パチンコ屋の裏は薄暗くて人通りがなかった。 「なんのイヤガラセのつもりか知らねぇが」 わたしとゼフィア先輩のまわりを、男のひとたちが5人、よたよたと歩き回ってる。サ イズが大きめのシャツにハーフパンツっていう、どこにでもいそうな格好をしてたけど、 三角に吊り上げた目が素性を語ってた。 「困るんだよ、毎日毎日来られちゃぁ」 「てめぇみてぇなコワモテがいちゃ、一般のお客さまが怖がるだろぉ?」 「ちったぁ他人さまの迷惑を考えろよ」 「そちらこそ!」 なぶるような口調を投げてくる男たちに、ゼフィア先輩は一歩も退かない。 「毎日毎日あんなに設定を厳しくして、 いったい俺がどれだけこの店に通い詰めていると思っているのだ!」 「通うな、っつうとるんじゃ」 蹴りがゼフィア先輩をかすめて壁に当たった。 「そんなツラしてよ、ビビるとでも思ってんのか」 「いまどき、そんなヤクザみてぇなカッコしたヤクザがいると思ってんのか?」 「どこのVシネマニアだ、てめぇ」 なにしろ、最近は暴対法が厳しい。名刺を渡したら恐喝罪だとか、パンチパーマが3 つ並んでたら引っ張れるとか、都市伝説みたいなことが公然と行われてる。極端な話、 顔が怖くてヤクザっぽかったら、もうそれだけで逮捕できてしまう。 そんなだから、最近のヤクザはヤクザみたいな格好なんかしてない。けっこう、ファ ンシーなアニマルプリントのトレーナーなんか着てることが多い。 「コワモテで騙せるのはシロウトさんだけだぜ?」 「うちらのシマじゃ通用しねえ」 せせら笑う男の人たちに対して、ゼフィア先輩の顔が次第次第に険しくなっていく。 まずい。いくら長すぎる浪人生活を送ってるっていっても、ゼフィア先輩は全国区の 剣道選手だ。チンピラたちなんか相手にならない。 でも、ここで騒ぎを起こさせるわけにはいかない。 「ヘイヘイヘーイ、どこのドイツだ、勝手なことゆってんのはよ」 突然、男の人にしては高めな声が横から割り込んできた。 「ドコがダレのシマだって、あー?」 コツコツと、杖をつく音が聞こえる。 「てめぇか」 「おれのナワバリだぞ。くだんねぇ騒ぎ起こしてんじゃねぇよ。 食っちまうぞ、てめぇら」 「すっこんでろ、ガキの出る幕じゃねぇ」 「おいおい、サミシーことゆうなよ。ご近所さんのよしみで、助けてやろうってのにさ」 「なんだ?」 「デコスケだよ、そこのお姉さん」 ポンポンと、男の子は指で輪っかを作っておでこに当てる。デコスケっていうのは、 警察官を指す隠語だ。 「シンジュクゼラド、うんにゃ、ホオジロザメだっけ? ま、どっちでもいいや。知ってんだろ」 男の人たちが、さっと顔色を変えて去っていく。
■■■ ビジネスロボのマーズくんと会うのは、本当に久しぶりだった。なにしろ、地球の裏側 から宇宙までぴょんぴょんと移動する子だ。会わないとなると、本当に会う機会がない。 ずいぶん外見が変わっていた。背丈が伸びて、薄茶色の髪の毛をふさふさと揺らしてる。 赤いジャケットを羽織って、2本の脚を色落ちしたジーンズでくるんでいた。杖をついて 歩いてる以外は、16、7歳の男の子とまったく変わらない。 「マーズくん、怪我でもしてるの?」 「あ〜、ちょっと待って」 前に事務所を構えてた雑居ビルより、少しだけ新しくて大きめのビルだった。 事務所に入ると、マーズくんはシャツの裾をまくり上げて腰のあたりにもぞもぞと手を まわした。ばちんばちんと金具が外れるような音をさせたかと思うと、ぴょんとジャンプ する。上半身だけで。 巨大食虫花に似た機械の上に着地すると、マーズくんはようやく人心地ついたというふ うにソファにもたれかかった。脚が8本もあるものだから、ものすごくやりづらそうだ。 「増えてるね、脚」 「やー、やっぱね、イタズラに頭身上げるもんじゃねぇよ。 バランスが取りづれぇのなんのって。頑丈な2本脚はやっぱたけぇしさ。 そんで、おうちン中じゃもっぱらコレさ」 8本脚でわさわさと移動して、マーズくんはついさっきまで使ってた二本脚の下半身と 杖を丁寧に壁に立てかけた。どうやら、あれは「お出かけ用」らしい。 「聞いたよ、マッポやめて、いまは探偵さんなんだって? そんなら、仲良くできると思うよ」 マーズくんのルーツがあるトレイラーっていうのは、もともとアンダーグラウンド寄り の存在だ。そのせいなのかどうなのか、マーズくんは国家権力っていうものがあんまり好 きじゃないらしい。警察時代に会う機会がなかったのは、ひょっとしたら避けられてたの かもしれない。 「なんなら、どうよ、お嫁に来る?」 「もう、なに、色気づいちゃって」 「ちょっとおっぱい触っていい?」 「だぁめ!」 わたしは大臣のお孫さんの写真をマーズくんに突き付けた。 「このひと、捜してるんだけど」 「んーっと、どっかで見たカオだね」 「ミナトくんは、パチンコ屋さんで見かけたっていってたけど」 「うんにゃ、肉眼で見た記憶じゃねぇな」 「肉眼ていうの? マーズくんの場合」 「細けぇこたぁ、いいじゃねぇの」 マーズくんは大きな目をくるくるとまわすと、突然んべっと口を開けた。喉の奥から光 が放たれて、ベージュ色の壁に映像が映し出される。相変わらず、ヘンな機能ばっかり付 けてるみたい。
「あー、こぇぁこぇぁ」 「お行儀悪いよ、口あけたまま喋ったら」 「あぇ、あぇ」 マーズくんが指差した先では、女の子がやけに神妙な顔をしてなにか喋ってた。高校時 代、演劇部に所属してたマリちゃんていう子だ。バックにはたくさんの通行人がいて、そ の中に、ほんの2、3秒だ。大臣のお孫さんが混じってた。携帯電話を手の中でくるくると まわしながら通り過ぎてく、それだけの登場だった。 これは、わたしも知ってる映像だった。演劇部の部長だったハザリアくんが撮った、イ ンディーズ映画の一場面だ。 「ありがとう。お礼は今度また」 「ねぇ、ゼラドちゃん」 背中越しに声をかけられた。 「シンジュクでのこたぁ、だいたい聞いてるよ。 マッポは、ゼラドちゃんにずいぶんなことをしたじゃねぇの。 ま、それ自体はべつにいいし、しょうがねぇよ。 あれはあれで、秩序を守るためなんだからさ。 オマワリだってそのへんわかってっから、たいがい上手いことやってんじゃねぇの。 そうでしょ、ねぇ」 退職した警官が裕福な暮らしをしてるっていうケースは、けっこう多い。なにしろ警 察っていうのは再就職先が豊富だ。中には警備会社っていう名目でヤクザの顧問みたい なことをするひともいる。 「コマはコマなりに組織を利用するもんなのさ。 ゼラドちゃんなんかは腫れ物扱いされてたっつぅんだから、けっこうワガママが通ったはずでしょ? なのにさ、なんで探偵なんて儲からねぇことしてんの」 「たとえばさ、マーズくん」 わたしは考えながら口を開いた。 「宝くじにあたるかなにかして大金持ちになったら、お仕事やめられる?」 「そいつぁムリな相談だね。おれにとってアキナイは呼吸とおんなしだもん。 息しねぇで生きてくこたぁ、できねぇよ」 「そういうことなんだよ、たぶん」 「どーも、ダメだね、おれぁ、ミテクレばっかおっきくなって。 相変わらずニンゲンのいうこたぁチンプンカンプンだよ」 マーズくんは脚の関節をギシギシと鳴らす。 「でもね、ゼラドちゃん。あんま舐めた考えでこっち業界顔つっこむと、痛いメ遭うよ」 「シンジュクゼラドはね、舐めないんだよ。食べるのが仕事だから」 ひひひ、と楽しそうな笑い声が響いた。 「ゴメン、ゼラドちゃん。やっぱお嫁には来なくていいや」 「あはは、売れ残っちゃった」 もう一度お礼をいって、わたしはマーズくんの事務所をあとにした。
■■■ そろそろ陽が暮れる。 まだ開店準備中のバーの中だった。かすかに漂うアルコール臭に溶け込むような薄いラ イトの下から、ビブラートの効いた歌声が流れてた。 「Shark 凍ったアスファルト踏みしめ お前 耳をすます 約束もなにもない 戦いの日々 いくつもの夜 数えてきた Shark」 歌い終わると、ユウカさんはわたしに向けて長い付けまつ毛をそっと伏せた。 「ハイ、珍しいのね」 「久しぶり」 出席日数不足で高校を留年なんかしてたユウカさんは、何年か前に大手の芸能事務所に 声をかけられて契約を交わした。そのままアーティストになるのかと思ってたら、なぜか グラビア仕事ばっかりやらされてた。ファーストシングルより先にファースト写真集の発 売が決まった段になって、とうとう事務所の社長をぶん殴ってクビになっちゃった。いま では、インディーズを中心に活動してて、たまにほかのアーティストさんに楽曲を提供し たりしているそうだ。 「なんの用?」 「そのチェーン、ご飯食べるとき不便じゃない?」 「そんなクイズしに来たの?」 ユウカさんはホワイトパールに塗った唇を、細いチェーンで耳に繋げてた。メジャー時 代はピアス禁止で、タトゥー除去までされた反動なのかもしれない。なんだか、ものすご いファッションになってる。耳たぶはピアスで埋まってるし、褐色の腕の上では蝶々やワ シが飛びまわってた。 「なんかもう、オシャレとかじゃなくてサイバーパンクの登場人物みたいになってるよ?」 「あそう。明日はスチームパンクになってるかもね」 「一日で変わるのは、ちょっと難しそうな感じなんだけど」 「なに、ファッション批評にでも来たの?」 「あ、そうだっけ。ね、ハザリアくんて、いまどこにいるか知らない?」 「アー」 ユウカさんはあからさまに顔をしかめて、メッシュの入った髪を気怠げにかき上げた。 「うちでゴロゴロしてる」
■■■ 瀟洒なマンションの一室だった。 ギターや楽譜が転がってるフローリングの上で、ハザリアくんはごろりと寝転がって いた。なにが面白いのか、扇風機に向かって「あ〜」と声を出し続けてる。 「ハイ」 ユウカさんはためらいもなくハザリアくんの脇腹を蹴飛ばした。 「いい加減出てってくんない? 迷惑なんだけど、ほんと迷惑なんだけど」 「ハザリアくん、なにしてるの」 「ノン、勘違いしないで。なにもしてないされてない。 尻は何度か触られたような気がするけど、そこはノーカウントでプリーズ」 「カウントしなきゃいけないんじゃないかなぁ、それは」 わたしたちの会話なんか聞こえてないふうに、ハザリアくんがむくりと起き上がった。 あたりをきょろきょろと見まわすと、大きくアクビをする。 「そろそろ晩飯の時間だ」 「アー、サンドイッチでも作るけど」 「チキンカツサンドがよい」 「ユウカさん、食べ物なんか与えるから、居着かれちゃうんだと思うよ?」 女優としてのキャリアを積みつつあるマリちゃんが、現在海外留学中だってことは知ってた。 一方、演劇部の部長だったハザリアくんはといえば、何年か前にインディーズ映画を 何本か発表したきり、ふっつりと音信不通になってた。また、映画の制作費用を稼ぎ出 すためにどこかで宝探しでもしてるのかと思ってたけど、こんなところでゴロゴロして るのは完全に予想外だった。 「いいの? マリちゃんは」 「なにがだ」 ハザリアくんは盛大な舌打ちをした。 「あやつめ、なにかというと共有だなんだとわけのわからんことをいいおって! あぁ、もう、知らん知らん! 俺はもう知らん! そっちがそういう了見だというなら、俺だって好きにやるわ!」 「ふてくされるのは勝手だけどね、あたしを巻き込まないで」 ハザリアくんは返事もしないで、またごろりと寝転がった。 「ね、あんた、いまポリじゃなかったっけ。これ、タイホしてくんない?」 「う〜ん。わたし、もう退職した身だから」 「オーライ、国家権力に頼ろうとしたあたしがバカだった」 「あ、でもね、こういう場合は生活安全課に」 「おいバランガ、貴様、なにか用があって来たのではないか? んん?」 ハザリアくんが話を逸らそうとしてるのは明らかだった。 「あ、うん。ハザリアくん、このひと知らない?」 「あんた、少し冷たくなったんじゃない?」 「ああ、知らん知らん」 一瞥しただけで興味をなくしたように、ハザリアくんは写真をぽいと床に捨てた。 「ハザリアくんが撮った映画にエキストラで出てたんだけど」 「エキストラのツラなど、いちいち覚えておらんからな」 「えっと、タイトルはたしか、『鮫肌ヒミカと桃尻イマシ』だったと思うんだけど」 「それなら、なおさら知らん。 あの映画はエキストラを集めるのに手間取ってな、 最終的にはエキストラ派遣会社を使ったのだ。俺は、届いた人間を使っただけだ」 ハザリアくんは床の上に投げてあったノートを引き寄せると、さらさらと書き付けてペ ージを破った。 「住所が変わっとらんかどうかまでは、保障せんぞ」
「ありがと! じゃ、ハザリアくんもユウカさんも、たまには同窓会来てよね」 「ハ?」 「なんだそれは」 なんともいえない重苦しい空気が漂い始める。 「おい貴様、泣いてもよいのだぞ」 「レディーファーストとかしゃらくさいし。お先にどうぞ」 「俺は、わりとあられもない泣き方をするぞ」 「いっとくけど、あたし、わりと盛大にもらい泣きするからね」 「今度は! 今度は間違いなく案内状出すから!」 わたしはあわててマンションを飛び出した。 ■■■ ノートの切れ端に書かれてた住所は、もぬけの殻だった。 住所が間違ってた、引っ越した、最初からエキストラ派遣会社なんかなかった。そうい うことじゃ、ないようだった。 ビジネス街の片隅にひっそりと建ってるビルの一室だった。鍵もかかっていないドアに はプレートを剥がした跡が残ってた。築十年以上は経ってるリノリウムには、小さなへこみ がぽつぽつと散らばってた。つい最近までデスクやオフィスラックが置かれてた証拠だ。 急な引っ越しにしては、ところどころに残っている大きな足音が物々しすぎる。 「動くな」 まったく気が付かなかった。後ろに誰かいる。撃鉄を起こす音。銃を持ってる。 「振り返るな。両手を上げて壁に付けろ」 「あれ?」 「え?」 聞き覚えのある声だな、と思った。 向こうもおなじみたいだった。あたふたと撃鉄を直しているのが聞こえる。 わたしはおそるおそる振り返った。 「やっぱり、ヴィレアムくんだ」 お隣に住んでた幼なじみの男の子だった。長かった髪を短く刈り込んで、真っ黒なスー ツを着てる。 「そっか、帰ってきてたんだっけ。 えぇと、その、済まない。まさかゼラドだとは思わなくて」 長い脚をもじもじと動かしながら、ヴィレアムくんはこちらをまっすぐに見ようとしな い。たったいま銃を向けてしまった後ろめたさだけじゃ、ないみたい。 「久しぶり、だよな」 「うん。ひさしぶり」 気まずい空気が降りてきた。ひょっとして、ヴィレアムくんは卒業式のあとにあったあ のことを、まだ気にしてるのかもしれない。 「あっ、痛い痛い! なんだよ、蹴るなよ! え、なに? 『モジモジすんなキモい』? キモいってお前。 『仕事なんだからやること果たせ』? わかってるよ」 ヴィレアムくんの後ろからげしげしと蹴りを入れてるのはレラちゃんだった。ちっちゃ な身体に、ヴィレアムくんとおなじダークスーツを着込んでる。相変わらず小声だけど、 ヴィレアムくんにはいってることがわかるみたい。そういえば、ヴィレアムくんたちは高 校時代から妙に仲良しなところがあった。
「あっ、これは違うんだよ。レラはさ、ただの仕事仲間っていうか、 臨時のパートナーっていうか、地元だから今回たまたま組まされただけっていうか。 あっ、だから痛いって! え? 『必死に否定するな。ほんとになにかあったみたいじゃないか。おぞましい』? おぞましいってお前、ちょっと傷付くよ!」 「ヴィレアムくんたち、こんなとこでなにしてるの?」 「ゼラドは、どうしたんだ、こんなところに」 「このひとを捜してるんだけど」 大臣のお孫さんの写真を見るなり、ヴィレアムくんはさっと顔を引き締めた。 「彼は、ここにはいない」 「知ってるの?」 「すぐに帰るんだゼラド。ここにはなにもない」 「ヴィレアムくん」 あきらかに何かある様子のヴィレアムくんを、わたしはじっと見つめた。 レラちゃんが、横からちょいちょいとヴィレアムくんの裾を引っ張った。 ヴィレアムくんは困ったような顔をして、「うん、そうだな」と呟く。 「シンジュクゼラド、だっけ。活躍は聞いてるよ。 ここでヘンに隠したって、ゼラドは真実に辿り着いちゃうよな。 だから話すけど、俺たち、いま公安で働いてるんだ」 「あ、そうなんだ。ヴィレアムくん、就職してたんだね」 「うん、そうなんだ。就職できたんだよ。ちょっと1年くらい無職で、もうダメかと思ってたけど」 乾いた笑い方をするヴィレアムくんの横で、なぜかレラちゃんが胸を張っていた。就職 にあたって、レラちゃんがなにか便宜を図ったのかもしれない。 「この男には、スパイ容疑がかかってる」 ヴィレアムくんは大臣のお孫さんの写真を指差した。 「新ガルラ大帝国に留学してる間に取り込まれたらしい」 世間一般じゃスパイといったら鉄砲を手に国から国へ飛びまわってるっていうイメージ があるけれど、本当はちょっと違う。たとえば大手商社のサラリーマンや研究員とか、最 先端情報を自然に知り得る立場のひとが、おカネやおクスリと引き替えに情報を流すよう になってしまったひとがスパイって呼ばれてる。VIPの息子さんなんかが留学中に取り 込まれるってケースも多い。ひとりひとりが流す情報は大したことなくて、やってる側も、 ちょっとしたお小遣い稼ぎっていう感覚なのがほとんどだ。 吸い上げた情報をどう扱うか考えて決めるのがケースオフィサーといって、ヴィレアム くんたちが所属してるっていう公安は、こっちに近い。 「このエキストラ派遣会社自体が、一種のスパイ組織だったんだよ。 ドラマや映画のはじっこに映って、ちょっとした身振り手振りをサインにして情報を流してたんだ」 ヴィレアムくんがいきなりわたしをホールドアップしたのは、スパイ組織の一員だと思 ったからなんだろう。 「この会社のひとたち、いまどこにいるの」 「うちで確保してる」 『保護』じゃなくて『確保』というところに、ヴィレアムくんがいる組織の性格がうかがえた。 警察の仕事が国民の平和を守ることなら、公安の仕事は国家そのものの平和を守ること だ。似ているようで、けっこう違う。たとえば国家の安全のためなら、個人の生活なんか 知ったことじゃないっていう性格が、公安にはある。 「渡して」 「ゼラド」 ヴィレアムくんは苦しげな表情を浮かべた。 「それはできない」 「捕まえたひとたちをどうするの」 「危害は加えないよ。彼らだって、国民なんだ」 「でも、利用はするんでしょう。ニセの情報を流させて、混乱を起こすの? それともオトリに使うの?」 「ミサイルや機動兵器を持ち出すよりはずっといい。そうだろ」 「使い終わったら、どうするの」 ヴィレアムくんが黙り込む。
「ゼラド、お互い、もう子供じゃないんだ」 「ズルいよ、そういう言い方」 「ゼラドには関係ないことなんだ」 「関係なくなんかない!」 思わず声を張り上げた。 「大臣のお孫さんも、ほかのひとたちも、この町に住んでたひとなんでしょう。 だったら、わたしが守るひとだよ!」 「ゼラド、お前」 ヴィレアムくんが目を大きくする。 「シンジュクはたしかに忙しかったけど、充実してたよ。 でも、なにかが違ってた。あそこはシンジュクであって、OG町じゃなかったんだもん。 わたしはOG町に住んでるみんなを守るためにお巡りさんになったの。 だから、帰ってきたんだよ」 「うん」 腕組みをしてるレラちゃんの横で、ヴィレアムくんはだらりと両腕を垂らした。 「そうだよ、な。ゼラドは、そういうコだった。いまでも、そうなんだな」 少し長めの沈黙が訪れた。 「彼らは3丁目のマンションの2部屋に入れてある。 見張りは2人。交代は、深夜12時ごろってことになってる。 全員銃を持ってるけど、発砲はしてこないと思う。 俺たちの仕事、目立ったらおしまいだからな」 「ヴィレアムくん!」 なにかいいたげなレラちゃんの背中を押して、ヴィレアムくんは部屋から出て行こうとする。 「ゴメン、勝手なこといって」 「ゼラド、これだけはわかって欲しい。俺たちの仕事だって、国を守ってるんだ」 「うん、わかってる。わたしのしてることだって、決して正しいことじゃない」 「うまくいかないな、なかなか」 「うん」 「あのひとみたいには、できない」 ヴィレアムくんが持ってるものは、たぶんわたしとおなじだと思う。わたしたちの関 係っていうのは、幼なじみっていうより双子に近いのかもしれない。 「ほんと、ゴメン」 「あの、さ、今度、飲まないか。仕事とか、昔のこととか、関係なく、さ」 「うん。連絡は、バランガ探偵局まで」 何年かの間で変わってた携帯電話の番号を教え合って、わたしたちはまた別々の方向に 歩き始めた。 ■■■ 終電の時間が近いっていうのに、OG町はひとで溢れてた。 ひとの群れという海の中を、わたしはゆっくりと泳ぐ。 この町にはなんだってそろってる。男の人も女の人も食べ物も飲み物も、ネオンサイン も、うるささも静けさも、叫び声も泣き声も、嬉しいことも悲しいことも、幸せなことも 不幸せなことも、いいことも悪いことも。おおよそ、ないものっていうものを見つけるこ とができない。 あのひとが守ったこの町だ。 いまは、わたしが守る。 シンジュクゼラドっていう呼び方はあんまり好きじゃない。 わたしはOG町のゼラド・バランガだから。
凄い… GJです! それぞれの未来が微妙過ぎるw ゼフィアはちゃんと就職しないとろくなものにならないのかw ハザリアとユウカは反発しながら同居かよw しかも同窓会からスルーされてるしw ヴィレアムは髪切ったのが想像出来ねぇー!
マジで感動したぜ…ゼラドは大きくなってもいい子だなぁ でもやっぱ未来系の話になると落ちぶれる奴多いなwww
GJ! たまに来るオトナ編も新鮮でよいね ヴィレアムが公安か… なんか今マキネを新総理に迎えて攻性の対テロ組織設立される電波が… 荒巻→アポロン仮面 少佐→グレ トグサ→ヴィレアム ぐらいまではすぐだけど他がなかなか レラはどうしよう…パズ?
今度はゼフィアが落ちぶれたか GJ、楽しませてもらったぜ
GJです。余所行きマーズが誰かと思ったww なんかこの感じだとタイムダイバーがなにかでかい仕事をやってどっか行ったように思えるな。 ひぐらし話から転じたのか探偵とはおみそれしました
大人編はハザリアとゼフィアは確実に落ちぶれるよな 片方は映画監督の才能を学生で使い切り、ニートに、片方は何時までも踏ん切りがつかないので侍という名のニートかパチンコ狂いになるしかないんだもんな ここは一つ、マリやランが私情は捨てて、更正させるしかないな ハザリアはバルマーに戻って軍師に、ゼフィアはテスラ研の研究者になれる様に まぁ、まともに就職したりすると詰まらな… やっ、やめろおぉぉぉぉっ!!!!!!!!
ハザリアは無職でもマリか眼鏡が養ってくれるさ ゼフィアは・・・
もうゼフィアは公安でヤの字の事務所でスパイ活動中でよくね パチンコ浪人装って張り込み中とか いっそひげ生やしてパチンコ店経営しつつ電子戦担当とか
>>138 ランはバルマー帰るのが確定だがスレイチェルなら……!
なんだこのダメ人間の発想はorz
なにげにミナトが成功してるなぁ 世間的には負け組なんだろうけど トウキは嫁の名書かれてないけど、クリハじゃないとかだったら面白い
レモンが時々パチンコ屋にやってきては、ゼフィアにハイエナしてると思う。
つうか誰も新宿鮫ネタに突っ込まないのな。 新宿ゼラドT ゼラド、銃密造犯を追う! アイミ「ひきしまってるね。よかった。でぶは嫌いなの」 ゼラド「毎日走ってるから」 新宿ゼラドU腐猿 現場に残っていたのは「かかと落とし」の痕跡? 新宿御苑に同人誌の雨が降る! アオラ「誰にも俺は止められないんだ」 ゼラド「あの子はまだ生きてるんだよ!」 新宿ゼラドV屍ラン アクア先生の縫い物棒に気を付けろ! アクア「なんでもするのよ、あの子のためなら」 ゼラド「生活感出し過ぎですよ!」 新宿ゼラドWエターナルフォースブリザードドール ゼラド、キャンディを捜しに地方都市へ! ラーナ「罪の十字架とか背負ってください」 ゼラド「いいからキャンディを出して!」 新宿ゼラドY氷マイ ゼラド、本気の浮気! ゼラド「誰と!?」
新宿鮫ってタイトルは聞いた事あるんだけど、内容が分からないから、突っ込めないんだよなぁ しかしマーズの成長版を想像したら、かなり恐ろしい気が… 上半身カズマ(ロンゲ)で下半身がメカタランチュラ どこのアルケニーだw
マーズ「多脚歩行舐めんなコルァァーーー!」 ラーナ「一本だけ!一本だけでいいから解体させてください!ね?」 マーズ「嘘だ!絶対螺子とバネに還すつもりだ!俺みたいなSSサイズよりアストラのおっちゃんとかの方が分解しがいがあるっしょ!」 ラーナ「物事には順序ってものがあるんです」 マーズ「こえーよ!俺恐怖とか感じる回路ないけどこの子こえーよ!」
【五輪開催】 アイミ「4時間はちょっと長かったけど、開会式はやっぱすごかったね」 カル「ええ、やはり10何億もいる国は違いますね。 強化合宿にも中国の選手はたくさんいましたが、どの競技も層が厚くて」 アイミ「水泳が楽しみだよね。世界レベルのフォームって、やっぱダイナミックで参考になるし」 ぱんっ ぱんっ マーズ「どーか平和に終わりますよーに! マオ社が農薬入りヒュッケバイン流すとかしてテロ起こしませんよーに!」 カル「中国のマイナスイメージをすべてマオ社に押しつけるの、よした方がいいと思うよ」 ぱんっ ぱんっ ミツハル「平和に終わるかどうかはどうでもいいから、とにかくマオ社が大損こきますように!」 カル「あなた、ほんとに最低ですね」 ゼラド「カルくんが、なんかフツーだ」 レイナ「そばにミナトがいなけりゃ、わりとフツーなのよね」 【別室】 トウキ「やっぱり、ダイナミズムでロシアの右に出る国はねぇな」 ミナト「兄貴は大味好みだよな。スウェーデンの躍進振りを舐めんなよ」 ハザリア「スペインのポテンシャルを忘れてはいけない」 ヴィレアム「俺は、けっこうチェコに注目してる」 ゼラド「やっぱ男の子は視点が広いねぇ。でも、なんの競技の話?」 ヴィレアム「わっ、ゼラド!?」 レイナ「騙されちゃダメよ。こいつら、各国の美女アスリートをえり好んでただけだから」 ヴィレアム「いや、その、話のタネにな」 ミナト「ミヤケちゃんは残念だったぜ。 年齢的に、怪力ロリ姿を見られるのは今回が最後だからな」 ゼラド「アスリートをそういう目でみるのって、よくないよ!」
ラーナ「五輪選手は、選手村でエロいことしまくりって本当なんでしょうか」 マキネ「あんた、またどっかのエロ記事真に受けて」 ラーナ「何人ものイケメンアスリートが YAWARAちゃんの供物に捧げられたっていう噂は本当なんでしょうか!」 マキネ「いまさらなんだけどさぁ、タニ選手って、なんでYAWARAちゃん呼ばわりされてんの? 似てないじゃん」 ラーナ「似てるってなんですか? 柔道の柔の字取ってYAWARAちゃんなんじゃないんですか?」 マキネ「元ネタすら知らない世代がいたよ」 ゼラド「もう、やめようよ、いまさらそのへん突っ込むの」 レイナ「また、どっかのトンチキなマスコミがウラサワ先生のとこにインタビューに行くんでしょうね」 マキネ「YAWARAちゃんはもっと強いよ。あいつ、『金』取れなかったじゃん」 ゼラド「やめようよ、柔道じゃ『金』以外はメダルじゃないみたいな考え方。 選手のひとがかわいそうだよ」 レイナ「タニ選手だって、実際アホみたいに強くて世代交代しにくくなってるくらいのレベルなんだから」 マキネ「だってさ、モノホンのYAWARAちゃんは、シティーハンター投げ飛ばすんだよ!」 ゼラド「YAWARAちゃん、シティーハンターに出てたの!?」 レイナ「そんなことより、モノホンて言葉を久しぶりに聞いた!」 マキネ「サエバさんがナンパした相手がYAWARAちゃんでさ、 一発で投げ飛ばしちゃうっていうシーンがあったんだよ。たしか、顔は映んなかったけど」 ゼラド「でも、それは相手が女の子だったからサエバさんも本気出してなかったんじゃ」 レイナ「あんたも、なに考察に付き合ってんのよ」 マキネ「じゃぁさ、相手がタニ選手だったらどうさ。 サエバさん、エンジェルダスト投与時並の殺気を発揮するよ!」 ゼラド「でも、サエバさんが今さらエンジェルダストに手を出すとは思えないよ」 マキネ「デフォルト状態でも、サエバさんは競技射撃のメダリストに勝ったことあるわけだしさ」 キャリコ「いや、サエバのお構いなし振りを舐めちゃいけない」 マキネ「おじさん、なにサエバさんと知り合いみたいな口聞いてんの?」 キャリコ「おじさん、昔サエバと仕事してたことがあるんだよ。 そして女医さんと唐突なフラグ建てたことがあるんだよ」 レイナ「なんで五輪アスリートVSシティーハンターの妄想し始めてんの!?」
サエバの中の人もYAWARAの中の人もスパロボに出たことがあるから……別に困らんか。
>>146-147 GJ。知らなかった、Cityhunterに出たことあったんだYAWARAちゃん
>>148 サエバの中の人は超絶に常連として、YAWARAちゃんの仲の人って出たことあるの?
よく考えたら外伝に出てたorz
とある平行世界のミナトは巨乳の嫁3人(スタンダード・眼鏡・金髪)とロリっ娘の嫁1人がいるというのに このスレのミナトと来たら…
ラーナ「五輪の選手宿舎では、競技が終わって気が抜けたアスリートの皆さんが、 はっちゃけてエロエロ三昧だという噂です」 ミナト「マジでか」 ラーナ「きっと真実に違いありません」 ミナト「よしっ! 俺、五輪選手になるよ! なんかマイナーな競技だったら今からでも頑張りゃねじ込めるだろ! そして各国美女アスリートとエロいことをする!」 カル「ミナト、世界中のマイナー競技のアスリートに謝れ」
ラーナ「選手村では、世界各国の料理がタダで食べ放題だという噂です」 ゼラド「わたし、五輪選手になる!」 レイナ「やめなさい。なんとなく、国際問題になりそうな感じするから」 ゼラド「でも、仮にわたしが五輪目指しても、出られるのかなぁ」 レイナ「なに真剣に考え始めてるのよ」 ゼラド「ヤな話、薬物検査とか遺伝子検査とかで引っかかりそうな気がする」 レイナ「ほんとにヤな話しないの」 ゼラド「最近はなにかと検査厳しいから、レイナなんかは念動力検査で引っかかるだろうし」 レイナ「あたしに念動力持つ要素とかないからね」 ゼラド「ヴィレアムくんとかは予知能力検査で引っかかるだろうし」 ヴィレアム「無自覚な予知能力者が、急に検査で引っかかって出場寸前で涙を飲んだこともあるそうだ」 レイナ「アイミとかミナトは、あれでご両親ともにまっとうな人間だから平気だろうけど」 ゼラド「あ、あとゼフィア先輩も」 レイナ「うん。すごく納得いかないけど、ゼフィア先輩もご両親普通の人間ね」 カル「え、なにいってるんですか。 ゼフィア先輩のお母上は、ヘソからアストラナガンが生えてるようなひとじゃないですか」 レイナ「あんた、ほんといらないこと覚えてるのね」 ゼラド「イルス先輩は完全にアウトかぁ」
ゼラド「じゃあスレイチェル先輩は?短距離走なら無敵だろうし。天才技能はこの場合特殊能力には入らないんじゃないかな」 レイナ「問題は男女どっちの競技に出るかね」 ゼラド「・・・・・・」 ゼラド「ランさんは?特殊能力もってないよ?」 レイナ「格闘系の種目させると対戦相手を試合中の事故で死に至らしめそうだけど」 ゼラド「ちゃんと加減の利く人だと思うけどなあ」 レイナ「そもそも宇宙人じゃ無理じゃない?」 ゼラド「・・・・・・」 ゼラド「グレちゃんは?運動能力はゴルゴ13並みだってイングラムさんが自慢してたけど」 レイナ「・・・・・・。ああ、あの青頭か。国籍とかどうすんの?」 ゼラド「・・・・・・」 ゼラド「ユウカちゃんは?運動得意そう レイナ「出たら国家の恥じゃない?」 ゼラド「・・・・・・」 ゼラド「まともな人ってあんまりいないね」 レイナ「そうね」
一番普通じゃないやつが何を…
つまり咲美の時代の到来ですね
地球バルマー間で親善試合とかすればいいんでない? 人外っぽいのもOKなルールで どっちに肩入れすべきか微妙な奴もいるけど(久保とか)
いや久保はむしろ審判で
【山道】 ガサッ ガサッ ランディ「・・・・・・ここは・・・・・・どこだ・・・・・・」 ぶるるるるる ききっ ランディ「ん?」 ミズル「あ、なんだ。ヒッチハイクじゃなかったの」 ぶるるるるるるるる ランディ「あっ、待って、待ってください! 町まで乗せてって・・・・・・!」 ぷすん ミズル「ありゃ、故障かな」 ランディ「ええと、ずいぶん若いようですけど」 ミズル「若いっていうか、中2だけど」 ばたんっ! ずるずるっ! ミズル「痛い痛い! いきなり引きずり下ろすなんてヒドいじゃないか!」 ランディ「ダメだろ、中学生がクルマなんて運転してちゃ!」 ミズル「ほら、あるだろ、空から突然ロボに乗った美少女が降ってきて、 やむにやまれず操縦しなくちゃならないシチュエーション」 ランディ「ロボじゃなくてクルマだし、美少女も乗ってないぞ」 ミズル「うん、ま、美少女は乗ってないけど、見てよこの塗装! 最高にサイケデリックでアバンギャルドだろ?」 ランディ「ラクガキし倒してあるようにしか見えないけど」 ミズル「わっかんないかなぁ。この色彩の芸術。 特に、このブルーだよ、ブルー! 透き通るようだろ! このブルーを調合したひとは天才だよ!」 ランディ「助手席に積んであるあれは、絵の道具か? お前、絵描きかなにか?」 ミズル「うん。専門はウォールアート」 ランディ「ああ、ガード下なんかにあるラクガキか」 ミズル「失礼だなぁ、偏見だよ、それって」 ランディ「それで、このスクラップはどこから盗んできたんだ?」 ミズル「盗んでなんかいないよ。うちは修理工場みたいなことやっててさ、 このクルマ、処分してくれって運ばれてきたんだ。 でもこんな芸術作品壊すなんて、あまりに忍びないから、俺が保護してるんだ」 ランディ「免許は?」 ミズル「ないけど」 ランディ「ないなら、ダメじゃないか」 ミズル「だからね、ほんとにやむにやまれない事情があったんだよ。 うちには2つ以上の部品でできてるものならなんでも解体する凶悪な従姉妹がいて、 こんなものガレージに置いておいたら、2秒でネジまでバラされて地球に優しくリサイクルされるんだよ。 頼むよ、そんなことになったら俺、半年はヘコんでるよ」 ランディ「そっか、うちも、姉なのか妹なのかよくわからない肉親が冷たくてな」
【30分経過】 ぶるるるるる ミズル「悪いね、修理してもらって」 ランディ「大したことはしてないさ。このクルマ、元が高級品みたいだからな、 ずいぶんぶつけたり落っことしたりした形跡があるのに、シャフト類の歪みはまったくなかった。 俺は、電気系統の接触が甘くなってたのを直しただけだ」 ミズル「工業高校かなにかに通ってるの?」 ランディ「いや、母親が技術者みたいなことやっててな」 ミズル「ふぅん。うちも母さん技術屋だけど、俺は機械いじりなんてからきしだよ。 なにしろ、うちの従姉妹ときたらラジコンでもゲーム機でもなんでもバラしたがるから。 小さいころから、俺のオモチャっていえば色鉛筆と画用紙だけでさ」 ランディ「前見て運転しろよ。涙は俺が拭いてやるから」 ミズル「ぐすっ、そうだ、名前、聞いてなかったね」 ランディ「ああ、ランディ・ゼノサキスだ」 ミズル「俺、ミズル・グレーデン。『ツ』じゃなくて『ス』に点々で、よろしく」 ぶろろろろ。。。。 ミズル「ランディさんてさ、不思議な色をしてるよね。 緑のような、青のような、少しだけ赤のような」 ランディ「お前、プラーナが見えるのか?」 ミズル「なんだい、それは。ほら、よくひとをタヌキとかキツネに例えるだろ? 俺はそういうの、なんとなく色に見えるんだよね。 ランディさんみたいな色したひとは、初めて見るよ」 ランディ「感性が鋭いのかな」 ミズル「ランディさんてさ、コロニーのひとでしょう」 ランディ「いや、違うけど」 ミズル「あれ、アゴの骨格とかが地球のもの食べて育ったひとと少し違ったから、 それならコロニーのひとだと思ったんだけど」 ランディ「コロニー生まれじゃないけど、地球生まれでもないっていうのは当たりだ。 俺は、地底世界ラ・ギアスの神聖ラングラン王国の出身だからな」 ミズル「あははははは。あぁ、そう。 じゃ、俺は1万3000年前に栄えた古代帝国を守り抜いた騎士とお姫様が 生まれ変わった2人の間に生まれた運命の子供だよ」 ランディ「おい、俺は妄想いったわけじゃないぞ」 ミズル「うんうんわかってる。それで、どこに行くところだったの? その地底帝国?」 ランディ「帝国じゃないし、ラ・ギアスに帰る用もない。 ちょっと、スイスにでも行こうと思ってて」 ミズル「ここ、ニホンアルプスの端っこだよ」 ランディ「いや、間違いだ。夕張山地に行こうと思ってて」 ミズル「ランディさんて、かなり危険なレベルの方向音痴なんじゃないかな」 ランディ「もちろん冗談だ。どこに行く当てもない、風から風の放浪旅行の途中だ。 どこか広い道に出たら下ろしてくれ。あとは自分で勝手にやる。お前は?」 ミズル「うん? 俺は、どうしよう。 とにかくこのクルマを守る使命感で頭いっぱいだったから、行き先までは考えてなかったな。 そうだね、夏休みの課題提出にもなるし、どこかで適当にいい景色見つけたらスケッチでもするよ。 このクルマに塗ってあるブルーみたいな青空があれば、もうサイコーなんだけど」
ランディ「そっか。いいな、そういう旅も」 ミズル「そして、そんな青空の下で弾む白や褐色やピンク色のおっぱいを描けたら、 俺はもう死んでもいいよ」 ランディ「あぁ〜」 ミズル「どうしたの?」 ランディ「いや、いいんだ。 俺が勝手に、お前がデザイン専門学校なんかによくいる不思議系少年だと思い込んで、 勝手にガッカリしてるだけだから」 ミズル「俺もね、おかしいとは思ってるんだよ。 ここんとこ、気が付くと1日の8割くらいおっぱいのこと考えてるんだ。 夏休みに入る前なんかさ、前に座ってる女子の背中にブラの線が透けてると、すごくドキドキしたんだ。 俺、どこかおかしいのかな」 ランディ「心配するな。それ、ただの思春期だから」 ミズル「じゃ、お互い特に目的のない旅ってことで。 国道なり県道に出たら解散ってことでいい?」 ランディ「頼む」 【1時間経過】 ミズル「あれ、おかしいな」 ランディ「どうしたんだ?」 ミズル「ここ、そんなに大きい山じゃないから、小一時間もすれば抜けるはずなんだけどな。 いつまで経っても登り道が終わらないんだよ」 ランディ「俺はそういうこと、よくあるけど」 ミズル「ランディさんだけだよ、そんな怪奇現象が起こるのは」 ランディ「ナビはどうなってる?」 ミズル「あぁ、ダメだよ。うちに運び込まれた時点でオシャカになってた」 ランディ「ずっと、一本道だったと思うんだけどな」 ミズル「ランディさん、コンパスかなにか持ってない?」 ランディ「なんでこんなところで円を描くんだ?」 ミズル「取りあえず、ランディさんが地球で教育受けてないってことはよくわかったよ」 ランディ「おい、あそこに大きな木が立ってるだろ。 高いとこから見たら、道がわかるんじゃないか?」
【木の下】 ミズル「ランディさぁ〜ん、なにか見えたぁ〜?」 ランディ「いや、ガスがかかって、遠くまで見えない」 ミズル「霧なんか出てないじゃないか。 あのさぁ、ランディさんて、ひとには見えないものが見えるとか言い出すひとなの?」 ランディ「わりと、そういうとこあるけど」 ミズル「ランディさんてさぁ、ひょっとして、ひとりで出歩いたらいけない種類のひとなんじゃないの」 ランディ「どういう意味だ?」 ガサガサッ ミズル「あぁ、よかった。ひとがいたんだ。あの、地元のひとですか? ボクら道に迷っちゃって、山を下りるにはどっち行ったらいいか教えてもらえると、ありがたいんですけど」 ランディ「ミズルっ、離れろ!」 ザシュッ! ミズル「わっ、なんだよ、突然飛び降りてきて! しかもその剣! どこから湧いて出たんだよ! あのさ、いうまいいうまいと思ってたけど、ランディさん、 やっぱ黄色い救急車が停まってる建物から逃げてきたんじゃないの!?」 ランディ「ミズル、お前、なにと話してた」 ミズル「なにって、だから、そこにいるジモティーのおじさんだよ」 ランディ「あれがか?」 旧日本兵『・・・・・・コー・・・・・・ォー』 ミズル「えぇと、サバイバルゲームをやるひとですか?」 ランディ「そんなふうに見えるか。あれは、旧日本軍の軍服だぞ」 ミズル「太平洋戦争なら終わりましたから、もう山から出ていいと思いますよ?」 ランディ「バカ、太平洋戦争が終わってから何世紀経ってると思ってるんだ」 ミズル「えぇと、えぇと、あなた方の犠牲をムダにしないためにも、 ボクら次世代の子供は、戦争をしないさせないさせとかないをスローガンに」 ランディ「平和への誓いなんか建ててる場合か! 走れ!」 旧日本兵「コォォォォォッ!」 ランディ「ディスカッター、乱舞の太刀っ!」 ザシュッ ザシュッ ザシュッ! ミズル「あぁぁっ! なんなんだよ、いったい! こんなことなら山なんかに入るんじゃなかった! キンキンにクーラーが効いた部屋でデスピニスさんのおっぱいでも描いてればよかった! あ、デスピニスさんていうのはうちに住んでる女の人なんだけど、 でもほんとは叔父さん夫婦の家にいることが多いんだ。 なんでかっていうと、うちの父さんとデスピニスさんが一緒にいると、 なんでかうちの母さんの方が場違いな感じになって家庭崩壊の足音が聞こえてきそうだからっていう事情があって、 あ、でもデスピニスさんはいいひとだから、妙なこと考えたりはしないと思うよ。 デスピニスさんのおっぱいっていうのはお日様の光によく干した布団みたいな匂いがして」 ランディ「デスピニスさんのおっぱいについてはあとで事細かに聞くから、 とにかく走れ! 振り返らずに!」
【山奥】 ランディ「ふぅ、もう追いかけてこないようだな」 ミズル「ランディさん、その髪の毛」 ランディ「ああ、興奮したりすると、なぜか赤くなるんだ。 赤くなったからって、特に魔法が使えるわけでも身体能力が上がるわけでもないけどな」 ミズル「ランディさんは、黄色い救急車じゃなくて呪泉郷から逃げてきたんだね?」 ランディ「呪泉郷なんか存在しないし、逃げてきてもいない」 ミズル「声、ヤマちゃんだと思ってもいい?」 ランディ「ダメだ」 ミズル「じゃ、なに。ランディさんは、ほんとに1万3000年前に栄えた地底帝国を 危機から救った騎士とお姫様が生まれ変わった2人の間に生まれた運命の子供だとでもいうの?」 ランディ「だから、帝国じゃないし、お前の妄想と混ぜるな。 1万3000年も経ってないし、お姫様じゃないし、生まれ変わってもいない。 いや、親父は9月ごろ生まれ変わるかもしれない」 ミズル「ランディ1/2さん」 ランディ「1/2って付けるな」 ミズル「あれ、なんだったんだろう」 ランディ「さぁな。この世のものでないことだけは確かだ。 剣で斬っても、まるで手応えがなかった」 ミズル「ランディさんて、お化けとか退治できるひとなの?」 ランディ「さぁな。咒霊機とかは倒したことあるから、似たような感じでいけると思う」 ミズル「あ、でも、どうしよう。クルマ、あそこに置いてきたままだ」 ランディ「夢中で走ってきたからな。道順もわからなくなってる」 ミズル「まずいなぁ。放置してあるとこなんか従姉妹に見つかったら、 あっという間に土に返されちゃうよ」 ランディ「お前の従姉妹は、妖怪かなにかか?」 ミズル「妖怪ではないけど、自動人形従えてそうなところはあるよ」 ランディ「とにかく移動しよう。立ち止まっていても埒があかない」 【夜中 森深く】 ミズル「うん、わかってるわかってる。ランディさんは悪くない。 ランディさんが、声ヤマちゃんな黒豚並の方向音痴だって判明してるのに、 前を歩かせた俺が悪い」 ランディ「だから、声ヤマちゃんじゃないって」 ミズル「お好み焼き屋さんとブタ相撲部屋と、どちらが好き?」 ランディ「それはお好み焼き屋さんだ」 ミズル「Pちゃん」 ランディ「誰がPちゃんだ」 ミズル「3分間、夜空に向かってぷぎーぷぎーと鳴き続けてよ」 ランディ「なんだその地味に精神的苦痛を味わうペナルティ!」 ミズル「あぁ、靴擦れが痛い」 ランディ「ヤワだなぁ」 ミズル「だって俺、文化系だもん。山登りするつもりなんかなかったもん。 あ〜あ、デスピニスさんに耳掃除してもらうフリしておっぱい触りたい」 ランディ「デスピニスさんていうのがどういう人なのかは知らないけど、 お前がそんなこと考えてるって知ったら、泣くと思うぞ」
【森深く 古寺】 ランディ「誰もいないみたいだな。ちょうどいいから、今夜はここで寝て、 明るくなったら道を探そう」 ミズル「えぇ、気が進まないなぁ。この建物、なんだかすごく気持ち悪い色調だよ。 俺、色調がくるってるもの見るとクラクラするんだよね」 ランディ「じゃ、ひとりで外にいるか」 ミズル「やだなぁ、Pちゃん、一緒に寝ようよ」 ランディ「Pちゃんじゃないし、一緒にも寝ない」 ぎぃぃぃぃぃぃっ ランディ「ごめんくださ〜い」 ミズル「わっ! わっ! わっ!」 ランディ「どうした!?」 ミズル「あれ!」 ランディ「ガイコツ? ボロボロに風化してるこれは、旧日本軍の軍服か? まさかあの幽霊、俺たちにこれを見つけてもらいたくて」 ミズル「そっちじゃなくて、あれ」 ランディ「なんだぁ? 壁一面が絵の具で汚れてるじゃないか。 ひどいな。これじゃ化けて出るのもムリないか」 ミズル「いや、違うよ。劣化が激しくて強い色しか残ってないけど、 これ、ちゃんとした作品だよ。かなり古くて、しかも未完成だけど」 ランディ「未完成って、なんでそんなことまでわかるんだ?」 ミズル「なんでっていわれても、説明が難しいな。 あのさ、習字教室って行ったことある? 習字の先生って、どんなに上手く二度書きしても、絶対見破っちゃうだろ? たぶん、ああいうのとおなじだと思う。なんとなくわかるんだよ」 ボゥッ 旧日本兵『・・・・・・コー・・・・・・ォー』 ランディ「こいつ、またっ!」 ミズル「そうか。これ、あんたが描いたんだな? 作品が未完成のままじゃ、それは成仏できないだろ。 うん、わかったよ。俺がばっちり仕上げてやる」 ゴトッ ゴトッ ゴトッ ランディ「おい、なに始めるんだ?」 ミズル「少し黙っててくれない? えぇと、塗料は戦時中の代用品か。劣化を差し引いても、全体的にくすんだ感じ。 暖色系、赤、オレンジ、黄色。その上から薄墨を少し。 背景は、畳、窓ガラス、裸電球、米びつ? よくわからない、保留。 昔のニホン家屋、窓の外はブルー、白い雲が3つとハトが1羽、平和の象徴? 中央に女の子が1人、おかっぱ頭、年齢は10歳くらい? いいや、当時の栄養事情を考えると、これでも12、3歳かな。 オーケイオーケイ、よーし、いい子だ。俺がキレイに仕上げてやるからな。 下書きは木炭。 ランディさん、そのへんで枯れ枝集めて、消し炭にしてくれない?」 ランディ「あ、あぁ・・・・・・」 ミズル「さぁて! 俺の絵筆は性格悪いぞ!」
【朝】 チチチチ..... ランディ「ひと晩で仕上げるとはな」 ミズル「ふぅ〜、魂削った感じ」 ランディ「そこで手帳を見つけた。この男は、元々芸術家志望だったらしい。 ところが学校に上がる前に赤紙が来て、軍隊に入らされた。 最前線のナバウルに飛ばされるって聞いて、移動中に脱走したまではいいものの、 見つかったら銃殺だし、家族にも迷惑がかかる。 それでこの山寺に隠れ住むようになったんだけど、 どうやら、そのうち飢え死にするしかないっていう覚悟を決めてたみたいだな。 自分が生きた、せめてもの証拠に絵を描き始めた。 手帳はここで終わってる」 ミズル「あとは見たまんまだろ。完成する前に力尽きたんだ」 ランディ「でも、これでもう思い残すことはないだろう」 旧日本兵『コォー・・・・・・コォー』 ミズル「うん? なんだって? 『俺の構想と違う』? ナマイキいうなよ。あのね、いっちゃなんだけど、あんたヘタクソだよ。 デッサンはくるってるし、遠近法なっちゃいないし、視点もバラバラだし。 特に配色、時代差し引いても、これはないよ。 馬脚を現したね、あんた、ちゃんと絵の勉強したことないだろ。 は? なに? 『雑誌の挿絵描いてた』? 知らないよ貧乏な雑誌だったんだろ。 なに、まだあるの? 『真ん中に描いてあるのは俺の姪っ子だ』? 『ちゃんと服着せてた』? 『なんで裸にした』? うるさいなぁ、おっぱい描きたかったんだよ、おっぱいおっぱい。 ほんとは16、7のグラマーにしたかったけど、ぐっとガマンしたおっぱいだよ、それは」 ランディ「こらこら! せっかく丸く収まりそうなのに、なんで幽霊にダメ出ししてるんだ!?」 ミズル「だってさ、わざわざ幽霊になるくらいだから、 どれだけのものかと思ってたら、てんでヘタクソなんだもの。 絵柄だって岸田劉生を貧乏くさくパクッただけだし、こいつ、とんだ自意識過剰だよ。 よくいるんだ、中途半端な自称アーティストにこういうのが」 旧日本兵『コオォォォォォォォォーッ!』 ランディ「バカッ! だから、やめろって!」 ミズル「ああ、そう。行ってきなよ。そして、いつでも来なよ」 旧日本兵『ォォォォォ・・・・・・・・・・・・』 シュウゥゥゥゥゥゥ ランディ「消えた? なにしたんだ」 ミズル「べつになにもしてないよ。 速攻で生まれ変わって、俺の作品壊しに来るんだってさ」 ランディ「恨みが強すぎて幽霊やめるって、これ、成仏っていうのかなぁ?」 ミズル「仏でも魔神でも、次会うときは少しは上手くなってればいいんだけど」 ランディ「性格悪いのは、絵筆じゃなくてお前だ」
【山道】 ランディ「山寺のすぐ裏が県道だったなんてな」 ミズル「あぁよかった。クルマ、見つかって」 ランディ「俺は取りあえず東に向かおうと思ってるけど、お前はどうする」 ミズル「南向いてなにいってるのかわからないけど、じゃあ俺は西に行くよ」 ランディ「じゃあな。終わってみると、楽しい一夜だったよ」 ミズル「ねえ、また会えるかな」 ランディ「さぁな。風任せだから、俺は」 ミズル「うん、じゃ、風に任せた」 ランディ「おう、任せとけ」 ぶるるるるる ランディ「行ったか。妙な中学生だったな」 ひゅるるるるる ランディ「ん?」 どすーんっ! ランディ「なんだ!?」 マーズ「あっれー? たしかにいま、空からちらっと見えたんだけどなー? あ、ちょいちょい、そこのおにーさん、 このへんにさ、キタノブルーに塗りたくったクルマ通らなかった?」 ランディ「あ、ああ、それならいま、西に」 マーズ「北指差してなにいってんのかわかんねーけども、 あぁ、ちょっちょっちょっ! あすこの小屋ン中にあんの、なにさ!? 知ってんぞ! 知ってんぞ! おれはアートなんざぁわかりゃしねーけど、 このサイケデリックな色遣い! このアバンギャルドな筆遣い! データベースに入ってんぞっ! こいつぁー放浪の少年ウォールアーティスト『32゛6』の作品じゃねーの! なんでこんなイナカに転がってんだよーっ!?」 ランディ「有名なのか? あの、ミズルは」 マーズ「ゆーめーもなにも、あれ、ちょっと待って、『ミズル』? あーっ、こんちくしょーっ、ラーナちゃんめ、 『うちの従兄弟はラクガキしか能のないロクデナシです』とかゆってたくせに、 あっちゃこっちゃで賞取った注目株じゃねーの!」 ランディ「おい、ちょっと待て! なにしようとしてる!?」 マーズ「決まってんだろーっ、カベから引っぺがすんだよ!」 ランディ「やめろって! せっかく」 マーズ「こんな価値のあるもん、こんな山奥で風化させるなんざぁー、 『知の記録者』としてのショクギョーイシキが許さねーっ!」 ランディ「あっ!」 マーズ「どーしたの?」 ランディ「デスピニスさんてひとのおっぱいについて事細かく聞くの、忘れてた」
GJ ミズル懐かしいなww 自動人形従えるってのは都市シリーズかね?
GJ!
おっぱいにこだわりすぎワロタwwww男の子だから仕方ないねwwww
>>167 からくりサーカスの方じゃないかな?ラーナは三解のうち分解しか使ってないが
スイカ六切れ(=約八分の一玉)でバイアグラ一錠分の効果があるらしい つまりこの時期大量にスイカを食べているであろうアオラは…
腹を壊しているだろうな
ランディのお母さんて生きてるんだっけ
>>169 …マジで?
ゼラド「お兄ちゃんスイカ、おかわりどうかな?」
クォヴレー「わ、わかった…うぅ…」(シャクシャク)
アラド「ゼラドの奴最近やたらクォヴレーにスイカ食わせようとしてるけど、なんでだ?」
ゼオラ「さあ…クォヴレーも無理して食べなくてもいいのに…」
特に死んだ設定は無かった気がする
>>169 同じくスイカを食べまくってるであろうアラドがゼオラにウェイブライダー突撃ですね、わかります。
レイナ「はいはい、ちょっと遅いけど、 スパロボZのオリジナル主人公たちが公開されたけどー」 トウキ「乳!」 ハザリア「尻!」 ミナト「ふともも!」 マキネ「ふくらはぎっ!」 レイナ「うん、セツコさんしか見えてないことはよくわかった」 ゼラド「なんでマキネちゃんまでそっち側なの?」 アイミ「脚、キレイよね、この子」 レイナ「あんたまでなにいってるの!?」 トウキ「ミニスカっ!」 ハザリア「ナマ足!」 ミナト「幸薄め!」 マキネ「気弱っ!」 レイナ「ダメだ。バベルの塔が倒れた直後って、こんな感じだったのかしら」 ゼラド「ね、ね、みんな、男主人公さんにも、ちょっとは触れようよ」 トウキ「Dないな」 ハザリア「脚を隠すな」 ミナト「16歳?」 マキネ「下に着てるこれ、DFCスーツ?」 マーズ「シュミは日記を書くことだって。 ダメじゃん。おやじとかぶってるじゃん。このコが居る限り、おやじは据え置き参戦できねーじゃん」 レイナ「それ、パートナー!」 トウキ「だってなぁ」 ハザリア「オッサン主人公にしたスパロボ出せという声をたまに聞くが」 ミナト「ガチでやられると、ちょっと困るよなぁ」 マキネ「あ、ねえ、このアサキムってさぁ」 レイナ「なにか聞いてるの、マキネ!」 マキネ「撃墜される寸前、一瞬だけ荒っぽい口調になりそうだよね」 レイナ「それ、ダークブレイン!」
ここで一つ ゼンガー、テツヤ 29歳 Z男主人公 27歳
35くらいに見える27だよな このスレ的には8歳くらいの隠し子とかいそうだけどもうキャラクタ枠はいっぱいです
>>175 トウキやハザリア達、それはドロレスiでジェイムス親父に感動した俺への挑戦か
このスレ的には、 Z男主人公はゼフィア先輩がバイトで演じてるってことにしとけば萌えられるよ、たぶんきっとおそらく。 俺はセツコのスカートぴらっとめくるけど
おっさん冷遇の状況に泣いた。 まあ発売前のJも最初は統夜のほうが地雷、断然カルヴィナとかいわれといて 発売してみれば、カルヴィナの方が地雷扱いという状況だったわけで。 まあぶっちゃけ、どっちがいいかなんて発売するまで分からないな。 まあそんな事言いながら俺はメカデザの好みで最初は女主人公にしようとしてるけどさ。
Dの時も死んだ魚の目の人が萌要素だけで構成された妹よりも優遇されていたな
久保と協力するか殺し合いするかしそうなグリリバキャラも出てきたな>Z
トウキ「でもセツコ、『熱血』持ってなさそうだぞセツコ」 ハザリア「セツコはセツコなりにプチ熱血するのだ、おそらく」 ミナト「熱血覚えないで、ラストに魂覚えるとかの仕様でもオッケーだ!」 レイナ「あのさぁ、なんだか見てて悲しくなってきたんだけど」 マキネ「思うんだけどさ、男主人公と女主人公の両方でクリアしたら、 両者の機体とコスチューム取り替えっこできるとかの隠し要素があったら、 みんな男主人公やるんじゃないかな」 レイナ「どんなかわいそうなてこ入れされてるのよ、男主人公!」 トウキ「タンクトップ!」 ハザリア「重機と細身の組み合わせ!」 ミナト「鼻の頭にちょこんと付いた油汚れ!」 レイナ「あのねぇ! それ、男主人公側のグラフィックが阿鼻叫喚なことになるからね!」 ハザリア「なんの! セツコルートにおいても、ハゲがDFCスーツの上から作業着を着る!」 レイナ「誰が買うのよ、そんな魔界のゲーム!?」 ゼラド「それで、男主人公さんの名前って、なに?」 レイナ「さぁ」
【練習スタジオ】 ヴィレアム「う〜ん、どうしよう」 キャクトラ「どうした友よ、まだ新曲のことで悩んでいるのか」 ヴィレアム「いや、新曲だったら、昨日あのあと家で仕上げてきた」 キャクトラ「おや、それは、夏休み明けに提出するようにいわれていた、進路希望調査表ではないか」 ヴィレアム「ああ、お前、もうこれ書いたか?」 キャクトラ「私は高校を卒業後、バルマーに戻って近衛隊の正式な訓練を受けることになっているから、 そのとおりに書いておいた」 ヴィレアム「そっか。いいよなぁ、お前は。人生のレールが敷かれてて」 キャクトラ「友よ、言葉に刺があるぞ」 ヴィレアム「俺は、どうしよう」 キャクトラ「ああ、なるほど。たしかに友は、中の上というか上の下というか、 たいていのことはできるが、突出したものがないというか特色がないというか、 下手に無能なわけではないからムダなプライドが高くて、 入社後三ヶ月以内に『俺はこんな職場で埋もれる器じゃない』 などと言い出して辞表を叩きつけるものの、そのまま順調にワーキングプアへの道を突き進みそうなところがある。 それで迷っているのだな?」 ヴィレアム「お前がそんなだから、俺の言葉にも刺が混ざるんだよ」 キャクトラ「黙っていれば大学までエスカレーターで行けるのだから、 経済学部や社会学部といった無難なところを書いておけばいいのではないか?」 ヴィレアム「そういうのもなぁ、平凡すぎるっていうか」 キャクトラ「では、士官学校にでも行くか」 ヴィレアム「それも悪くないけどさぁ、ゼラドは士官学校なんか入るタイプじゃないしなぁ」 キャクトラ「そういう進路の決め方はよくないと、うちの父がいっていた」 ヴィレアム「お前のお父さんって、あれでけっこういいお父さんなんだよなぁ」 ガタン ヴィレアム「ん? どうした、レラ。そんなとこに突っ立って」 キャクトラ「いらっしゃいましたね。それでは練習を始めましょうか」 レラ「・・・・・・・・・・・・っ!」 バタンッ
ヴィレアム「あっ、おい、レラ?」 キャクトラ「行ってしまわれた」 ヴィレアム「どうしたんだ? あいつ」 キャクトラ「友よ、これを!」 ヴィレアム「進路希望調査表じゃないか」 キャクトラ「レラ殿は、音大に進むつもりだったらしい」 ヴィレアム「あいつ、どれだけ音楽に真剣なんだよ」 キャクトラ「友のおたんちんっ!」 バシッ ヴィレアム「おたんちんなんて、初めていわれたぞ!?」 キャクトラ「友にはレラ殿のお気持ちがわからないのか!?」 ヴィレアム「うん、いまさらなんだけど、9割方わからない」 キャクトラ「レラ殿がどれだけひたむきにバンドに取り組んでいるのか、知らないというのか!?」 ヴィレアム「いや、それは知ってるけど。知ってる上でちょっと引いてるけど」 キャクトラ「レラ殿は、レラ殿は! 大学に行っても音楽を続けるおつもりなのだ! いや、大学でますます本格的に音楽の勉強をするおつもりなのだ! しかし、我々はどうだ。音楽方面に進む気など、まったくなかったではないか!」 ヴィレアム「なんだよ、俺たちも音大行こうなんて言い出すつもりじゃないだろうな」 キャクトラ「あ、いや、私は近衛隊の訓練が」 ヴィレアム「ほら見ろ。そりゃ、俺だって音楽は嫌いじゃないし、 このバンドにだってそれなりに愛着持ってるよ。 でもさ、ずっと続けてくのなんて、現実問題ムリじゃないか」 キャクトラ「しかし、レラ殿のお気持ちは」 ヴィレアム「レラだってさ、音大なんか行ったっていいことないよ。 音大っていうのは、あれだろ、体育大学の音楽版みたいなとこだろ?」 キャクトラ「友よ、いいたいことはわかるが、大変頭が悪そうな例え方だ」 ヴィレアム「うるさいな。いいか? そういう学校行く人間ていうのは、それこそ甲子園の名門校にいる野球部員みたいに、 ちっちゃいころから音楽漬けって生活送ってるもんだろ? レラは、ここ1年でようやく1小節息継ぎしないで歌えるようになった程度じゃないか。 まず通用しないし、それ以前に入試に受かるわけないじゃないか」 キャクトラ「しかし、レラ殿にはビットドラム奏法が」 ヴィレアム「入試で求められるのって、そういう変則技じゃなくて基本技だと思うぞ」 キャクトラ「なんなのだ、友は! 否定的なことばかりいって!」 ヴィレアム「あのさぁ、たまに心配になるんだけど、お前、レラのこと好きってわけじゃないんだよな?」 キャクトラ「汚れたことをいうな! 我々の間に結ばれた絆は、例えるならばワカメで編まれたしめ縄にも似たワカメタル的なものであり!」 ヴィレアム「例えなくていいよ、わかりづらくなるだけだから。 俺だって、レラのことは友達だと思ってるよ。 でもさ、ずっと一緒にバンドやるなんて、ムリじゃないか」 キャクトラ「それはそうだが」 ヴィレアム「お前あいつを幼児みたいに扱うけどさ、俺たちと同い年なんだぞ? ちゃんと、自分で考えられるさ」
【ジェグナンの喫茶店】 ユウカ「バンドがモメてメンバーチェンジなんて、よくある話じゃない」 キャクトラ「そう、さばさばと結論を出されても困ります」 ユウカ「あたしだって、イギリスにいたころ全部で5つくらいのバンドに所属してた。 最終的には、どこでも殴り合いになって、特にフレンドシップ築くこともなくケンカ別れしたけど」 キャクトラ「しかしあのバンドは、いまのメンバーが完璧なのであり」 ユウカ「ライク・ア・ローリングストーンズ。 このひとことで世界は変わる、ひとは変わる。でも、もっともピュアな部分は案外そのまんま」 キャクトラ「わかったようなわからないようなことをいわないでください」 ユウカ「この譜面だけど」 キャクトラ「ええ、今度の新曲なんです」 ユウカ「テクは、ま、ハイレベルじゃない。 でも、こういうの嫌いじゃない。 元の作曲者が、油断するとスキャットマン・ジョンをパクろうとするのを、 最低ふたり以上で横からつねったり小突いたりしながら、 無理矢理メタルの様式に押し込めようとした結果、不思議なケミストリーが起こった感じ」 キャクトラ「なぜ、作曲過程のことをそこまで正確に!?」 ユウカ「たとえ話だったんだけど、リアルなの、これ」 キャクトラ「あと、気を抜くと、せいぜいEAST END×YURI時代の ヌルい和製ラップを挟み込もうとするのです」 ユウカ「それはちょっと、シンキングタイム必要かもね」 キャクトラ「たしかにそこは、前々から矯正を試みているのですが」 ユウカ「でもこういうミラクル、ほかのメンツじゃ、ちょっと作れないと思う」 キャクトラ「ええ、また、来ます」 パタン ユウカ「ね、ダディ。彼はよくバンドの相談しに来るけど、 一度たりともライブ見に来てくれといわないのは、どういう了見なのかしら」 ユウキ「それはなユウカ、お前、一定の距離を保たれているんだ」 ユウカ「ダディのアホ」 ユウキ「不良娘め」 【公園】 キィ・・・・・・ キィ・・・・・・ キィ・・・・・・ レラ「・・・・・・」 ???「生きてる実感なんか、持ったことがなかった。 息が苦しければ、まだ死んでいない。それだけだった。 でも、あのとき、あの音楽に出会った。 なにもかもが新鮮で、なにもかもが驚きだった。 自分の中には、こんなにも音が詰まっていたのか。 自分の中には、こんなにも言葉が隠れていたのか。 自分の口から、これほど声が迸るものだったのか。 いまや、音楽は自分の血と肉と骨だ。 音楽のない人生なんか考えられない。 だから音楽の中で生きていこうと思った。 でも、そんなふうに考えていたのは自分ひとりだけだった。 ひとりだけで先走って、バカみたいだ」 レラ「・・・・・・、・・・・・・!」 アクセル「怒るなよ。わかるんだ。俺はニュータイプだったから、昔な」 レラ「・・・・・・、・・・・・・」 アクセル「聴かせてやればいい、お前の歌を。 見せてやればいい、ニュータイプの修羅場をな」
【ファーストフード店】 キャクトラ「レラ殿は、いったいどこに行かれたのだろうか。 あれ以来、スタジオに顔も出さないで」 ヴィレアム「心配し過ぎだって、頭が冷えたら戻ってくるよ」 ざわ・・・・・・ ざわっ・・・・・・ざわっ・・・・・・ アオラ「おい、聞いたか。例の噂」 ルル「ええ、ヴィレカイザーさんとレミュさんが、対立なさっているそうですわ」 ラン「やっぱり、原因はあれやろうか」 デスピニス「ヴィレカイザーさんがスーパーロボット大戦Zの参戦作品からダブルゼータを外し」 アオラ「そのダブルゼータの版権をレミュさんが自分のものにしようとしたのが原因らしい」 ヴィレアム「・・・・・・広がってる。ファンの輪が、気味悪い感じに広がってる」 キャクトラ「友よ! あんな風評がたっているとは!」 ヴィレアム「友よ、っていわれても、俺にはどうしたらいいのかわからないよ。 俺たちにダブルゼータの版権をどうこうする権限なんかあるわけないのに」 アオラ「まっ、いくらレミュさんといえど、ヴィレカイザーさんに敵うわけないんだけどな」 ラン「ちょい待ち、それは聞き捨てならんやんかぁ?」 デスピニス「あなた方も気付いているはずです。 ここ最近、ODEの楽曲でレミュさんのボーカルパートが増えてきていることに」 ラン「ヴィレカイザーはんとレミュはんじゃ、声質がだいぶ違うやんかぁ?」 デスピニス「ゴリゴリのワカメタルボイスのヴィレカイザーさんに対し、 レミュさんは少しシャンソンが入ったウィスパーボイスです」 アオラ「なんだって、ヴィレカイザーさんをディスRXるつもりかーっ!」 ルル「もっさりしてるということですのねーっ!」 ラン「そうやなくて、ヴィレカイザーはんは」 アオラ「『はん』じゃなくて『さん』を付けろ、このはんなりフリーターっ!?」 ラン「はんなりフリーターって、それ悪口なん?」 デスピニス「ODE内で音楽性の違いが出てきているということです」 アオラ「でも、ODEはヴィレカイザーさんあってのものだろ!?」 ラン「ほんでも、女の耳に心地いいんは、レミュはんの声やんかぁ?」 アオラ「それはメジャー意識してるんだよ、日和ってるんだよ!」 キャクトラ「友よ、意外と冷静な分析をしてくれつつも、騒ぎが大きくなってきている」 ヴィレアム「こっち見るな。あんなヘンな組み合わせの集団、俺にどうしろっていうんだよ」 キャクトラ「特に、デスピニスさんの存在が危険だ」
カル「あの、お客さま。ほかのお客さまの迷惑になりますので」 ルル「ちょうどよいですわ! バイト中のカルさんに訊いてみましょう!」 アオラ「カル先輩はどっちが勝つと思ってるんですか、 ヴィレカイザーさんだよな!」 ラン「レミュさんやんなぁ?」 カル「え、誰ですか、それ」 デスピニス「知らないといことはないはずです」 アオラ「ヴィレカイザーさんとレミュさんが川で溺れてたら、 どっち助けるんだって訊いてるんだよーっ!」 カル「え、ええと、じゃ、軽そうな方にファミリア行かせて、 重そうな方を俺が助けます」 アオラ「カル先輩に助けてもらうほど2人はヤワじゃないよ!」 ラン「ファミリアて、魔装機神操者気取りなんか自分?」 カル「どうしろと」 フッ アオラ「うわーっ! 世界が黒ワカメに包まれたぞーっ!」 ルル「ODEお三方によって保たれてきたワカメの均衡が崩れますわーっ!」 デスピニス「それはあたかも、 ワカメとジャガイモと豆腐入りのみそ汁をひっくり返すような騒ぎです」 ラン「ウチ的には、みそ汁にはニンジンを入れたいんやぁーっ!」 ズダダダダダダダダーーーーッ! アオラ「このドラムソロは!」 ルル「ご覧になって、あれはーっ!」 レラ「C'est un aquoiboniste Un faiseur de plaisantristes!」 アオラ「ODE! ドラム! レミュさんだぁーっ!」 ルル「メンバーきってのニュータイプで、ファンネルとビットの区別が付くらしいですわーっ!」 デスピニス「歌うは、シャンソンの『アクワボニスト』ワカメタルアレンジ!」 ラン「そして、レミュさんが馬乗りになっているあれはーっ!?」 アクセル「なんだなっ!」 アオラ「あれはニュータイプ至上主義の豚だぁーっ!」 ルル「以前、一度だけODEのライブに参加していたニュータイプ至上主義の豚が、 どうしてレミュさんに従っていますのーっ!?」 アクセル「これがなっ! なんだなっ! べーオウルフ!」 アオラ「赤ワカメ三段活用ーっ!」 ルル「なんという、公式でのキャラのブレっぷりなんですのーっ!?」 ラン「はっ、待ってんか、みんな! ニュータイプ至上主義の豚を尻に敷いとるっちゅうことは、 いまだにうっすらウィンキー時代を引きずってるヴィレカイザーさんと決別するっちゅう、 レミュさんなりの意思表示なんやないやろうかぁーっ!」 アオラ「なんだってぇーっ!?」
キャクトラ「友よ、なんだかものすごい深読みをされている」 ヴィレアム「こんなとこでなにやってるんだ、あいつ」 キャクトラ「そういえば、以前アクセル用務員にパフォーマーをお願いしたことがあったな」 アオラ「落ち着くんだみんな! わかってるはずだろ、 この状況を収められるのはひとりしかいない!」スチャッ ルル「心得ていますわっ!」スチャッ デスピニス「もちろん」スチャッ ラン「これしかないんやね」スチャッ アオラ「キャク様だーっ! キャク様にご光臨していただくんだーっ!」 ルル「サングラスを燃やし待つのですわーっ!」 ゴオォォォォォ カル「あの、店内でサングラスを燃やすのは」 デスピニス「わかりました。皆さん、喫煙席に移動しましょう」 ラン「灰をこぼさんように注意するんや!」 カル「喫煙席とかそういうことではなく」 ヴィレアム「呼ばれてるぞ、キャク様」 キャクトラ「友よ、私になにができるというのか」 ヴィレアム「お前が出てかないと収まんないだろ、あれ。 いいから行ってこいよ、メイク道具は持ってるんだろ?」 レラ「Qui dit toujours a quoi bon〜♪ A quoi bon」 キャクトラ「あっさぁもよっるぅも〜♪ こっいぃ〜こぉがれて♪」 アオラ「来たぁーっ! おれたちの祈りが通じたんだぁーっ!」 ルル「ODE! ドラム! キャク様ーっ!」 ラン「容姿端麗だが慇懃無礼! サングラスの下にはつぶらな瞳が隠れてると、もっぱらの噂やぁーっ!」 デスピニス「キャク様の出現に対して、レミュさんは・・・・・・」 レラ「Un aquoiboniste♪ Un modeste guitariste♪」 アオラ「無視だぁーっ! ガン無視だぁーっ! ルル「一瞥もくれずに演奏を続行ですわーっ!」 ラン「そしてキャク様、微動だにせんやんかーっ!」 デスピニス「若干ヘコんでいるように見えます」 ヴィレアム(ふんっ、どうだキャクトラめ。いつもいつも俺にダメ出ししやがって。 これで少しは俺の苦労がわかるだろ。 それにしても) レラ「Qui n'est jamais dens le ton♪ A quoi bon♪」 アクセル「なんだなっ! これがなっ! ベーオウルフっ!」 ヴィレアム(ダメじゃないかレラ! なってない、全然なってないよ! 『なんだな、これがな、ベーオウルフ』って、韻踏み切れてないし! せっかくニュータイプ至上主義の豚っていう素材がいるのに、まったく活用できてないじゃないか! ステージはな、ステージはなぁっ、 歌だけ歌ってりゃいいってわけじゃねぇんだぞあのチビニュータイプがぁっ!)
レラ「Qui me dit le regard triste♪」 アオラ「レミュさんがサビに入ってしまったぞぉーっ!」 ルル「ニュータイプ至上主義の豚はウロウロしていますわーっ!」 ラン「このまま歌い上げてしまうんかぁーっ!?」 デスピニス「いえ」 SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ! アオラ「この高らかなお声はぁーっ!」 ルル「きゃーっ! 待っていましたわぁーっ!」 アオラ「ODE! ギター! ボーカル! ヴィレカイザーさん! ルル「年齢、出身地、好きな戦国武将、そのすべてに関する記憶をSOUSHITSUしている! ミネラルたっぷりなその所業は、まさにワカメそのものですわぁーっ!」 ラン「このタイミング! まさに煮えたぎる熱湯にワカメをぶち込むかのごとくやぁーっ!」 デスピニス「塩味が効いてるということですね」 ヴィレアム「テトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトン テトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトンテトラクトゥスグラマトン!」 レラ「Toi je t'aime♪ les autres ce sont♪」 アオラ「ヴィレカイザーさん、いきなり奥義の『1秒間に10回テトラクトゥスグラマトン発言』を繰り出したぁーっ!」 ラン「せやけどレミュさんも一歩も退かずーっ!」 ルル「真っ向からのボーカルバトルですわぁーっ!」 デスピニス「しかし、本来調停役であるはずのキャク様は、 少し離れた場所で手持ちぶさたにベースをいじっているのみ」 アオラ「いったい、誰がこの場を収められるっていうんだぁーっ!」 アクセル「・・・・・・なんだな」 ルル「豚ですわぁーっ! ニュータイプ至上主義の豚が反応していますわぁーっ!」 ラン「両巨頭の間をウロウロしてはるやんかぁーっ!」 デスピニス「迷っているのです。真のボスはどちらか」 アオラ「もう、ニュータイプ至上主義の豚に頼るしかなぁーいっ!」 ルル「頼みましたわニュータイプ至上主義の豚ーっ!」 ラン「困ったときのニュータイプ至上主義の豚頼みやんかぁーっ!」 デスピニス「この、携帯機出身ニュータイプ至上主義の豚」 がしっ ヴィレアム「覚えてるいるか、あのセノーテでのことを」 アクセル「なんだなっ!?」 ヴィレアム「覚えているか、身を挺してお前を守ったマルティンという男の名を」 アクセル「なっ、なん〜!」 ヴィレアム「あのときお前を見送ったティモという少年、 この姿を見たらどう思うだろうなぁっ!」 アクセル「あぁぁぁぁぁ〜っ!」 アオラ「なんという、胸をえぐるような言葉責めなんだぁーっ!」 ルル「まるで、スーパーロボット大戦OGクロニクルを熟読しているかのような 言葉の冴えですわーっ!」
ヴィレアム「ちまちま二回行動してんじゃねぇこのウィンキー時代のニュータイプがぁーっ!」 アクセル「あぁぁぁぁぁっ!」 アオラ「ヴィレカイザーさん、ニュータイプ至上主義の豚の首根っこを捕まえたぁーっ!」 ルル「そして御手をーっ!」 ヴィレアム「お前の特殊技能は、これだろうがぁっ!」 スパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ アオラ「疾きこと風の如く!」 ルル「徐かなること林の如く!」 ラン「侵掠すること火の如く!」 デスピニス「叫ぶこと赤ワカメの如し!」 スパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ アクセル「でぃぃぃっや! でぃぃぃっや! でぃぃぃっや! でぃぃぃっや!!」 アオラ「『スパンキン風林火でぃぃぃぃぃっや』だぁーっ!」 ルル「きゃーっ! 今日は100『でぃぃぃぃぃっや』越える勢いですわぁーっ!」 レラ「・・・・・・、・・・・・・、・・・・・・」 ズダダダダダダダダダッ! デスピニス「レミュさんが、レミュさんがドラムに専念し始めました!」 ベベベベベベベ ラン「そしてキャク様もベースに復帰しはったやんかぁーっ!」 アオラ「これぞODE×ニュータイプ至上主義の豚のあるべき姿なんだぁーっ!」 ルル「さすがニュータイプ至上主義の豚、お目が高いですわぁーっ!」 デスピニス「ああ、お母さん、わたし、怒張してしまいそうです」
【小一時間後 公園】 ヴィレアム「ハァ、ハァ、もう追ってこないか」 キャクトラ「まさか、警察を呼ばれるとはな」 ヴィレアム「なにが『まさか』だよ。あれだけ店の中のもの壊してたら、当たり前だ」 キャクトラ「しかし壊したのは友だ」 ヴィレアム「しょうがないだろ、あの場合!」 レラ「・・・・・・ぜひ、・・・・・・ぜひ」 アクセル「いまにも息絶えそうだが、いいのか、この子は」 ヴィレアム「わぁ〜、レラぁっ!」 キャクトラ「レラ殿ぉ〜っ!」 レラ「・・・・・・ぜひ」 ヴィレアム「ふぅ、蘇生したか。まったく、お前は俺たちがいないとダメなんだから」 レラ「・・・・・・、・・・・・・」 キャクトラ「『その言葉、そっくりそのまま返してやる』と、レラ殿はふくれっ面だ」 ヴィレアム「口が減らないなぁ、お前も」 ヴィレアム「あのさぁ、レラ。 残酷なこというようだけど、俺たちはずっとお前とバンドやってるわけにはいかないんだよ」 レラ「・・・・・・、・・・・・・」 ヴィレアム「でも、さ。お前は音楽続けるべきだと思うよ。 お前は才能あるし、熱意あるもんな。 バンドやるなら、俺たちよりずっと上手いやつ、いくらでもいるんだし」 キャクトラ「しかし、友よ!」 ヴィレアム「お前、バンドやるようになってずいぶん変わったよ。 昔は、生きてても死んでるみたいだったもんな。 たぶんそれ、目標っていうものができたからだろ。 そういうの、いいと思う。 俺もおなじだからな。かなえられるのかどうか微妙な目標追いかけてる。 クォヴレーさんに勝つっていう」 キャクトラ「友よ」 ヴィレアム「キャクトラが妙にレラに懐いてる理由、なんとなくわかったよ。 お前とバンドやってると、テンション上がるんだ。 できないことなんかなにもないって、そういう」 レラ「・・・・・・、・・・・・・」 ヴィレアム「だからさ、ちゃんとしたメンバー見つかるまで、俺たちとバンドやろう」 レラ「・・・・・・、・・・・・・」 キャクトラ「ははぁっ!」 ヴィレアム「どうしたんだよ、顔真っ青にして」 キャクトラ「『いまさらなんだけど、仮にお前がクォヴレーさんに勝てたとして、 クォヴレーさんを殴り倒すような男をゼラドは好きになるのか』 と、レラ殿が素朴な疑問を呈していらっしゃる」 ヴィレアム「お前はなんでそういうことをなぁっ!?」 アクセル「全員、まだ生ワカメだ。これがな」
アーク「新主人公だってさ」 シュウヤ「私は女性ライバルキャラが気になりますね」 アーク「オッパイ的な意味でか?」 シュウヤ「いえ、下着的な意味でです。 下着を見せる服と言うか、下着そのものな服ですからね。 さっちんは良い意味で狂っていますね」 アーク「さっちん最近テンションおかしいからな。なんか今更貧乳に目覚めたみたいだし」 シュウヤ「アイビスさんもシナリオでは貧乳扱いですが、設定画ではどう見ても普通以上にありますからね」 アーク「スパロボ七不思議の一つだな」 シュウヤ「あとの六つは?」 アーク「いつの間にかいなくなった鬼の腕とか、64キャラの版権問題とか」 シュウヤ「64キャラは無理発言出ちゃいましたがね」 アーク「それでレラへこんでたな」 シュウヤ「それはさておき、新キャラの子供はどうなるんでしょうね」 アーク「まあ、B組には入らないと思うから、俺達には関係ないんだけどな」 シュウヤ「私は一応A組なんですがね」 アーク「そうだっけ?」 シュウヤ「そうなんです」
バンド編はいい意味で狂ってるな
>>192 GJ!ついにデスピニスまでも洗脳したかWWW
>>193 さっちんは64の時のデザインが一番良かったと思うんだ。主にアーク的な意味で。
ODEの人GJ!!! まさか根岸VS和田の話と、ロドリゲス演じる偽クラウザーさんの話をいい感じにミックスするとはwwwww
バンド編糞うけたwwwwwヤッパリ暑い夏はワカメタルにかぎるなwwwwww
お盆終わり 重震のマグナス「精霊流しが行くか。 よぉ、アルカイド様、アルティス、そしてアルコ。 どっかで見てるか。俺は、ここで生き恥晒してる アルカイド様、フォルカは立派な修羅王になりつつあります。 アルティスよぉ、お前メイシスのこと心配してるかもな。あぁ、たぶんあれは、大丈夫だ。 そして、アルコよぉ。 前、俺もじきそっちい行くっていったけど、悪ぃ、できそうもねぇ。 家族ってもんがよ、いるんだ。 へへへ、信じられるか。俺に、こんな俺によ、女房と子供がいるんだ。 だから、まだそっちにはいってやれねえ。 悪いな」 重震のマグナスの嫁の女修羅兵(美人)「あんた、素麺が茹で上がったよ」 フィリオ「先に頂いてるよ」 重震のマグナス「おぅ、いま、行かぁ」 チリンチリン チリン
ちょwww フィリオwwwwww 台無しじゃねーかwwwwwwwww
フィリオが精霊流される対象になるのはいつなんだWW
今思ったがフィリオってニルファの後一回死んでオル〇ェノクになって 復活してしまったんじゃないか?
重震のマグナスさんはOG町で一番のいい男だな
【山道】 ぶろろろろ。。。 ミズル「野に咲くぅ〜♪ 花のよぉにぃ〜♪」 ガチャンガチャンガチャン! マーズ「すとっぷすとっぷすとぉーっぷ!」 キキキーッ マーズ「よーやく見つけた。 あー、もー、こんな砂利道走っちゃって。塗装がだいぶハゲちゃってるじゃんよー」 ミズル「うわ」 マーズ「シツレーな子だね。見るなり顔逸らすんじゃねーよ」 ミズル「あり得ない。耐えられない。デッサンがくるい過ぎてて目まいがする。 脚が四本あるのはいいとして、なんで一本一本微妙に長さや太さが違うんだよ」 マーズ「そりゃー、キミの従姉妹がアイサツ代わりにおれの脚もいだりすっからだよー!」 ミズル「あ、君かぁ、ここんとこラーナとつるんでるロボっていうのは」 マーズ「つるんじゃいねーよ! ねー、あのコほんとどーにかなんねーの!? おれ、下半身がすり減っちゃうよー!」 ミズル「どうにかなるんだったら、俺は絵なんか上手くなってないよ」 マーズ「まー、それはそれでいーや。 さ、そのクルマ、こっち寄こしな」 ミズル「え、やだよ。このクルマ、俺んだもん」 マーズ「キミんじゃねーの。スデにL&Eとは話ついてんだ。 見な、書類上は、もーおれのモンなんだよ」 ミズル「俺が乗ってるんだから、俺のクルマだよ」 マーズ「うーし、わかった。カネか。カネだな。いくら欲しーのよ」 ミズル「スパロボZって、いくらくらい?」 マーズ「は? 定価8379円だってハナシだけど」 ミズル「じゃ、8379円」 マーズ「え、なにいってんの、このコ」 ミズル「でも、やっぱやーめた。 こんなイカした色彩のクルマ、誰にも渡したくないもんね」 マーズ「こっちだってゲージツ的な価値認めてるから引き取るっつってんでしょーが。 あのね、わかってんの、それクルマだよ、黙ってても税金たんまり持ってかれるんだよ。 チューガクセーの経済力じゃー維持できねーでしょーが」 ミズル「うぅんと、よくわからないけど、 じゃあ、俺がこのクルマ買えばいいのかな?」 マーズ「あのねー、いくら中古車っても、そいつにゃキタノブルー分の付加価値がたんまり付いてっから」 ミズル「前に、俺の作品を買いたいっていうおじさんがいたんだよ。 俺は取り引きなんてよくわかんないからデスピニスさんに全部やってもらったんだけど、 たしか俺の名前で作ってある口座に、代金振り込んでくれてたと思う」 マーズ「いちおー見てみるけどねー、あいあい、銀行名と口座番号教えて」 ミズル「ところでさ、『デスピニスさんに全部やってもらう』って、すごくいいフレーズだと思わないか?」 マーズ「おれロボだし幼児だから、そーゆー思春期トークには付き合ってやれねーよ。 あー、繋がった繋がった、えーと、ちうちうたこかい・・・・・・」
がしっ マーズ「おっけーぃ、ハナシを変えよーかミズっちゃん」 ミズル「ミズっちゃん?」 マーズ「まず、ガレージを借りよーか。 カネモチ連中が税金対策用の高級車隠してるとこでさ、 あすこなら、ラーナちゃんにだって見つかんねーよ。 もちろん整備士付き、塗装もエンジンも、常時カンペキに仕上げといたらー。 あー、あと、その口座だけどさ、ちょいとおれに任せてみねーかい。 元本保証、年利1割で殖やしてやんよ。 キミ、ゲージツ家だってんなら、将来留学とかすんでしょ? カネはねーよりあったほーがいーって。 なーに、手数料は安くしとかーよ。 そんかし、ビッグになったら、ちぃっとおれの名前を思い出してよ」 ミズル「手数料とかよくわかんないけど、なぁ、ラーナをちょっと預かっててくれないかなぁ。 具体的にいうと、9月25日から1ヶ月間くらい。 あいつがいつもいつもゲーム機分解するから、俺、スパロボやったことないんだよ。 俺スパロボZやりたいんだよ」 マーズ「この際脚の一本や二本はくれてやってもいーけど、1ヶ月はちぃっとなげーな。 おれの下半身がもたねーよ。2週間くれーになんねーかな」 ミズル「だって俺初スパロボだし、戦闘デモカットとかあんまりやらないと思うし。 セツコのおっぱいぶるんぶるんしてるとこ見逃したくないし」 マーズ「だいじょーぶだよ、セツコさん、ぶるんぶるんとは揺れねーよ、 せーぜー、ふるるんってとこだよ」 ミズル「そんなの、1秒足りとも見逃せないじゃないか!」 マーズ「わかった! キミを釣るなぁカネじゃねー! おっぱいなんだな!?」
デスピニスさんはさぞやエロい体になってんだろうなぁ てかアオラ達は今頃ビックサイトの糞暑い会場のどっかにちょこんと座ってるのかねぇ
ラーナならディストラさんに預けとけば安心でない? ディストラ「私の予備パーツでよければ分解してても構いませんよ」 ラーナ「w」 イングラム『あとで組み立てるのは誰だと・・・(ブツブツ)』
【バランガ家 縁側】 ゼラド「う〜ん、夏休みも後半になっちゃったなぁ〜」シャクシャク ガチャンガチャン マーズ「こんちゃー」 ゼラド「あ、マーズくん、いらっしゃい。スイカ食べる?」 マーズ「スイカはいらねー。ね、ゼラドちゃん。初めて買ったCDってなーに?」 ゼラド「え、なんだったかなぁ。ジュディマリの、なにかだったと思うけど」 マーズ「あー、ゼラドちゃんはジュディマリさん好きそーだよね」 ゼラド「あと、お母さんが持ってたマツトーヤさんの『ノイエ・ムジーク』とか好きでよく聴いてたよ?」 マーズ「ふんふん、なるほどね」 ゼラド「なんのアンケート?」 マーズ「ミツハルさんに雇われてさ、コンピレーションアルバムっちゅーのを作るんだってさ。 ほら、R35対象にしたヒット曲集めたのとか、 昔のドラマとかCMの歌集めたやつとか、そーゆーやつ。 で、今回のコンセプトは『初めて買ったあのCD』なんだってさ」 ゼラド「ふぅん、いろいろやるんだねぇ」 マーズ「ね、ゼラドちゃんさ、ちょっとこの市場調査、やってみねー?」 ゼラド「え、わたしが?」 マーズ「だっておれロボだから、歌の良し悪しなんかわかんねーんだもの。 ジャケ絵描かせよーとしてるアート屋は、 アート屋なんだもんだからカネで動かなくって、ネゴに手間かかってんのよ。 ねー、ちょっと手伝ってよ、日給はずむから」 ゼラド「う〜ん、でもわたし、そろそろ夏休みの宿題が」 マーズ「調査結果を上手いこっちゃまとめりゃ、夏休みの課題とかになんじゃねーの。 ガッコの課題にするくれーなら、ミツハルさんもなんもいわねーと思うし」 ゼラド「あ、そっか」 【CDショップ】 ヴィレアム「初めて買ったCD? ああ、それはもちろんスキャットマン・ジョンの『SCATMAN'S WORLD』だよ。 あの歌唱法はほかの誰にも出来ない天才的なものだと思う」 レラ「・・・・・・、・・・・・・!」 キャクトラ「レラ殿! 抑えてくださいレラ殿! 友も! スキャットマン・ジョンが偉大なのはわかるが、 いつまでもスキャットマン・ジョンのみをヘビーローテーションするのはやめろ!」 ヴィレアム「えぇ、スキャットマン・ジョン、いいのに」 ゼラド「ね、キャクトラくんとレラちゃんは?」 キャクトラ「は、私は地球に来て初めて買ったのが、 ブラックサバスの『Paranoid』です。 オジーのカリスマ的なボーカルとトニーのギターリフで構築される スモーキーでヘヴィなサウンドは素晴らしいのひとことです」 レラ「・・・・・・」 キャクトラ「レラ殿はアーク・エネミーの『WAGES OF SIN』だそうです。 ゴソウ嬢によるボーカルが単純なデスメタルを越えたなにかを産み出している。 これはレラ殿が求めるひとつの到達点であると」 ゼラド「キャクトラくんとレラちゃんは、どうしてヴィレアムくんと一緒にCDショップにいるの?」 ヴィレアム「え、B'zのベストアルバム買いに」 キャクトラ「友よ!」 ゼラド「B'zは、わたしも好きだよ?」
【竜巻亭】 ミナト「あのとき、俺は人生ってやつを見失っていた。 なにをやっても上手くいかない。打ったこともないパンチを得意だと言い張る日々、 砂を噛むような、なんの達成感もない人生。 俺はダメなやつだ、ダメダメ人間だ、生きてる価値なんかないんじゃないのか。 そんなことばかり考えてた。 だから、通りかかった電気屋のテレビであのPVが流れてたのは、神様からのプレゼントだったんじゃないかと思う。 リカちゃん、アヤヤ、カゴちゃんとという、恥も外聞もかなぐり捨てた凶悪な布陣! 歪みねじれたチャーミーボイスに、非情さすら感じさせるアヤヤの統制能力、 そしていまにも温泉旅行行って一服しそうなカゴちゃんによる、 ピンク髪ウィッグ、そして見せパン! 悪趣味とサービス精神のギリギリのバランスを実現した!」 ゼラド「えっと、つまり、3人祭の『チュッ!夏パ〜ティ』ってことでいいんだよね?」 ミナト「『チュッ!夏パ〜ティ』を『チュッ!夏パ〜ティ』のひと言で済ませて欲しくねえな」 ゼラド「そんなこといわれても、『チュッ!夏パ〜ティ』は『チュッ!夏パ〜ティ』でしかないし」 ミナト「あれは俺の人生を救ってくれた一枚といっても過言じゃない・・・・・・」 カル「俺は、駅のワゴンセールで買ったQUEENの『We Will Rock You』です。 最近、また妙に好きになってきて、よく聴いてるんですよ」 アイミ「わたしはブリトニー・スピアーズの『IN THE ZONE』だよ。 マドンナさんとのPV、キレイだったよね」 ゼラド「トウキくん! トウキくんは!」 トウキ「ああ、三木道三の『Lifetime Respect』。 もちろん最近のカバーも買ったぜ」 スレイチェル「スレイチェルはSHAZNAの『Melty Love』だ」 マキネ「あたしはアムロナミエwithスーパーモンキーズの『TRY ME〜私を信じて〜』。 やっぱ、J−POPで一番偉大なのはアムロちゃんだって、あたしいまでも信じてる」 【ジェグナンの喫茶店】 ユウカ「ピストルズの『勝手にしやがれ!!』。 そしてスリッツの『Cut』。 ミュージシャンとしてパンクとして女として、 スリッツはあたしがもっともリスペクトしてるアーティストよ」 ゼラド「やっぱ本格的なんだねぇ」 ユウキ「ユウカ、見栄を張るんじゃない。 お前が初めて買ったのは、店の手伝いでもらったお小遣いを握りしめて走っていった、 『夢のクレヨン王国』の主題歌だろう」 ユウカ「ダディのオタンコナス!」 ゼラド「『夢のクレヨン王国』は、わたしも好きだったよ?」 マリ「わたしは、なんだったかな。なんかのゲームのサントラだったと思う」 ハザリア「俺は、『立川談志ひとり会落語CD全集』だ」 マリ「なんでお前は、そういうムダに値の張るものをなぁ!」 ハザリア「ムダであるものか! あれは落語芸の頂点である!」
【職員室】 ルアフ「CD? はっはっは、僕のころはレコードといってね」 ゼラド「えっと、あの、円盤に針落として聴くのですか? あれ、ほんとに音出たんですか?」 ルアフ「いまの子には信じられないかもしれないねぇ」 ゼラド「それで、なに買ったんですか?」 ルアフ「買ったっていうのかなぁ。あのころは、みんな食べていくのに必死でね。 闇市で米買ったり、山2つ越えた農家に野菜と着物交換に行ったり、 米兵のジープ追いかけてチョコレート恵んでもらったりね。 惨めさなんか、感じる余裕なかったよ。 でも、そんなときヒバリちゃんの『東京ブギウギ』がね。 あの歌声を聴いたとき、『ああ、僕らはまだ大丈夫だ』って、励まされたもんさ」 ゼラド「すいません。戦後復興のこと調べてるんじゃないので」 ヒューゴ「CDかぁ。先生、貧乏だったから」 ゼラド「あの、ゴメンなさい」 ヒューゴ「メガデスがガンガン流れてる部屋で、 サバトが『マーティンめ! マーティンめ!』って呟きながら俺を改造してたのは覚えてるけど」 アクア「ヒューゴ、そんな改造のされ方してたの?」 ヒューゴ「先生本人は、ZARDとか好きだぞ」 ゼラド「アクア先生はなんですか?」 アクア「懐かしいわね。先生は、『ガラガラヘビがやってくる』だったかしら」 ゼラド「え、なんですかそれ。誰が出した曲ですか?」 アクア「知らないの? タカさんが」 ゼラド「あ、野猿の曲ですか」 アクア「そうじゃなくて、『みなさんのおかげです』で流れてた」 ゼラド「『みなさんのおかげでした』の間違いですか?」 アクア「間違い! 間違いなのよ! 先生勘違いしてた。ほんとは『マモー・ミモー野望のテーマ〜情熱の嵐〜』よ」 ゼラド「マモーって、たまに金曜ロードショーとかでやってるルパンの悪役さんですか?」 アクア「そうじゃなくてウッチャンがね!」 ラミア「古いとかなんとかとは別に、なぜコミックソングばかり買っているんだ、お前は」
マーズってよく出るよなぁ そんなに使いやすいのか
アクアWW
ゼラドとアクアのジェネレーションギャップっぷりが見事すぎるww
先生!ガラガラヘビが頭から離れない平成は異端ですか!?
この流れで「情けねえ」が流れてきた俺はどうすれば 流石にノリダーくらいは分かってもらえるよな?
とりあえず最近ノリダーのV2が気になっている俺よりは判ってもらえると思う。
アクア「ノリダー? なにかしらそれ。先生知らないわよ? チビノリダーさんて、『電車男』でブレイクしたんでしょう?」 ルアフ「ご覧、バランガくん。あれが悪あがきというものだよ」 ラミア「アクア先生は、『慎吾ママのおはロック』とか買ってしまうタイプなのだろうな」 ヒューゴ「こないだ『羞恥心』買ってましたよ、あいつ」 ゼラド「えぇ〜と、10歳くらいのときのヒットソング買うひとと、 けっこう古典的なの買う層がある、と。 それから、企画ソング買うひとはいつも一定層いると思われる、と」 ルアフ「おや、自由研究だったのかい?」
※墓場 ちーん ミツコ「お父様、ご挨拶が遅れて申し訳ありませんでした。 いえ、特別忙しかったわけではないんですが、 帰省ラッシュで新幹線込むし、あとポニョ観たかったし、 この時期劇場はお子さんでいっぱいだし、総合するとめんどくさかったので遅れました。 線香を上げてもらえるだけありがたいと思ってください」チーン ニブハル「何年もご挨拶にうかがえず申し訳ありませんでした。 特別なにか忙しかったわけではないのですが、 ハムナプトラの新しいのがやっていたし、あなたの名前と存在をちょっと忘れていたし、 考えてみたら籍も入れたことないから縁もゆかりもないし、 べつに墓参りとかいいかな、という感じだったので」チーン ミツハル「おじいさん、いっそ化けて出てきてください」チーン ※レストラン ミツコ「現在のところ純利益は前年同期より2%減、売上は4%減。 まぁ売上は下がっていますが、それは現在新プロジェクトの準備中だらかですのよ」 ニブハル「わかったよ。例の法案は通しておこう」 ミツハル「僕、帰っていいですか」 ミツコ「そして今年に入ってからミツハルが出た合コンは21回、 うち10回が空振り、1ヶ月もったのが4人、2ヶ月もったのが7人、重複期間1ヶ月、 もってかれた額は合計8本。 合間合間に買いこんだギャルゲーは6本よ」 ミツハル「なんでそんなことまで!」 ニブハル「なんだ、情けないね。 お父さんいつもいってるじゃないか。 女なんて十人くらい並べて順番に札束で引っぱたいていけば、 1人くらいノコノコ着いてくるって」 ミツハル「滅多に会わないくせにお父さん面しないでください!」 ミツコ「まぁミツハル、失礼よ。せっかくせっせと利権を流してくれるお父さんに向かって」 ニブハル「ミツハル、たしかに君は書類上私生児だけど、なんら引け目に感じることはないんだよ? 私とミツコによる、それはそれはスポーツ感覚的な行為によって作られた、 立派なスポーツ感覚的な行為の結晶なのだから」 ミツコ「アメリカの高校生よりもスポーツ的だったのよ」 ミツハル「だから僕はスポーツなんか大嫌いなんですよ!」 ミツコ「さ、スポーツの祭典を観ながらスポーツで汗をかきに行きましょうか」 ニブハル「ミツハル、君もギャルゲーばかりやっていないで、 たまにはスポーツで健全な汗を流さないと、不健全なことになってしまうよ」 ミツハル「おじいさーん! あなたどうせ成仏してないでしょう! 祟ってくださいよ、あのひとたち! 祟れよ! 枕元に立ってやれよーっ!」
ミツコ社長の親父さん……えっとケイジだっけ?
>>218 レンジだよ。
ミツコさんとニブハルさんをどうこうするのはムリっぽいオッサンだ
ミツハルが不憫すぐるWW
もうやだこの会社
>>218 ケイジはスクコマ2の主人公だね
凄い良い人だよ
テスト
ケイジって聞くと何処かのウィンキー制AI萌えロボゲーのヘタレ主人公思い出すから困る
225 :
それも名無しだ :2008/08/19(火) 00:35:40 ID:2psVykQN
思ったんだがケイジと久保って同じ人だよな
思ったんだがケイジと久保って同じ人だよな
夏休みも残り半月きったか… ゼラド「宿題が…」 アオラ「姉さん進歩ないねー」 ゼラド「う、うるさいわね!」 クォヴレー「手伝 ゼオラ「(ジロリ)」 クォヴレー「……アストラナガンの整備でもしてやるか。ラーナとかいう子の相手をしてたな…」 ゼラド「う…」
ゼオラは最初ヒス女みたいで嫌だった
つまり更年期sうわなにをするやめ
>>227 ディス姉、ラーナ相手になにしてんのか
ディストラ「いえ分かってはいるんですよ?因果律の番人はアストラナガンと対になってはじめて機能するんだって事は。
むしろ分からないのはなんで車扱いされてるのかって事のほうなんです…」
ラーナ「あなたが妙に人間くさいから扱い方が分からないんじゃないですか?」
ディストラ「兄さんみたいにしてた方が良いんでしょうか…でもそれをするにはAIがちょっと複雑化しすぎちゃってるんですよね…」
ラーナ「そうですか」
ディストラ「だいたいクォヴレー様、特定の存在にはやたら意地悪なんですよ!他の人にはおせっかいなくらい親切にしてるのに!」
ラーナ「私の同級生によくいますよ。好きな相手には意地悪になるという非論理的な男子」
ディストラ「……。つまりそういうことでしょうか!?」
ラーナ「たぶん違うと思います」
ディストラ「即答ですか!?」
ラーナ「やや主観的ですが事実だと思われます」
ディストラ「そんな夢も希望もない事実言わないでください!」
ラーナ「事実って自覚してるんですか?」
ディストラ「ち、違いますよ!」
ラーナ「(なんでこの人はこうもころころ表情が変わるんだろう…)」
ディストラ「?どうかしましたか?」
ラーナ「…わかりました」
ディストラ「なにがですか?」
ラーナ「クォヴレー・ゴードンが貴方にそっけない理由は『彼はメイドにハァハァしないタイプだから』だと思います」
ディストラ「そんな今更!?」
クォヴレー「…やはりこの町は変わった子が多いな」
イングラム『やれやれ…どっちが機械なんだかな』
ジリジリジリ 咲美「今日も暑い・・・・・・。 みんなは海行ったり音楽イベント行ったり楽しそうなのに、わたしは教室行って熱帯魚の水替え。 なんで高校の教室で熱帯魚飼ってるのかしら。 あと、どうしてあの熱帯魚はドラゴノザウルスそっくりなのかしら」 ぶろろろろろ。。。 ききっ ミズル「やぁこんにちは」 咲美「こんにちは?」 ミズル「ねえ、赤月咲美さんでしょ? ルナさんが生徒会長選挙やってたときに対立候補だった」 咲美「妙なこと覚えてるのね」 ミズル「うちの従姉妹が当時なにを間違えたのか中等部の生徒会長やってて、 特になんの意味もなく高等部の生徒会長選挙について話してたことがあるんだよ」 咲美「ほんとになんの意味もないのね」 ミズル「あそこで当選してたら、咲美さんの人生もだいぶ変わってたろうにね」 咲美「あなた、中等部の子? ダメじゃない、自動車なんて運転しちゃ」 ミズル「だっておれのクルマだもん。おれが運転するよ」 咲美「免許はあるの?」 ミズル「免許なんかどうでもいいじゃないか。 ねぇねぇ咲美さん、咲美さんの絵をそのへんの壁に描いてもいい?」 咲美「なんのイヤガラセ?」 ミズル「イヤガラセなんかじゃないよ。咲美さんを描きたいだけだよ」 咲美「いやよ、モデルなんて」 ミズル「モデルなんかする必要ないよ。おれは10秒も眺めてれば右脳に刷り込めるから。 あとは描いてもいいよっていってもらうだけだよ」 咲美「いいわけないし、わたしなんか描いたってしょうがないでしょう。べつに美人でもないし」 ミズル「そんなことないよ。咲美さんは芸術的だよ。 ルーベンスの『三美神』みたいな感じ」 咲美「そんなお世辞いったってダメよ」 ミズル「お世辞なんかじゃないよ。 『三美神』はね、なにがすごいかっていうと、女性の贅肉による皮膚のたるみを正確に描写してるんだ。 作られた偶像じゃない、人間本来の魅力っていうものをね」 パシンッ! ミズル「Pちゃぁ〜ん! なんかビンタされたぁ〜!」 ランディ「Pちゃんじゃないし、ダメじゃないか、あんなこといったら。 この町には人間じゃないのもチラホラ混じってるんだから、 人間本来なんていったら差別的な意味合いに取られるんだぞ?」 ミズル「そっかぁ。ねぇねぇ咲美さん! 咲美さんの皮膚のたるみは生物本来の美しさをね!」 ランディ「待て、生物ですらないのも歩いてるから、この町は」 咲美「わたしは妖怪変化じゃありません!」
目の粗い金髪が光沢をまき散らしながら右へ左へとなびいている。 マキネ・アンドーは全身の発達した筋肉を惜しみなく躍動させていた。シャトル が飛ぶたびにラケットを握る腕の筋肉がうねり、ふくらはぎに埋まるシシャモ型の 隆起が活き活きと飛び跳ねる。よく日に焼けた肌はうっすらと汗の膜で覆われ、炎 天下で蜂蜜色の輝きを放っていた。 「ゲームセット、ウォンバイ、アンドー・ダグラスペア!」 審判の宣言と同時に、泣き声とも吠え声ともつかない響きがコートから放たれた。 アイミ・ダグラスは赤みがかった髪を地面に付けんばかりにして突っ伏していた。 25分間を共に戦い抜いたラケットを握りしめ、全身をふるふると震わせている。機 能性を重視する余りマイクロミニ並に短くなってしまったユニフォームから、アンダ ースコートに包まれた小振りな尻が覗いてしまっている。しかし会場の誰ひとりとし て下卑た感情を持つことはなかった。 そこに存在していたのは男でも女でもない。感動的な奇蹟を起こした英雄の姿のみであった。 マリ「お前はこの間から、いったいなにを書いてるんだ」 ハザリア「だから、夏休みの絵日記だ」 マリ・コバヤシは頬をうっすらと紅潮させていた。桜色の舌をちょいと突きだし、お そるおそるといった風情で近づける。が、小さな悲鳴とともに顔をそむけた。 「熱いよ」 抗議の声には、若干の笑いが含まれていた。 挑むような顔つきになると、小さな唇をさらに小さくすぼめ、ふぅふぅと息を吹き付 ける。二本の指をそろりそろりと動かして、先端でそっと触れると、得心したように小 さく頷いた。唇がほころび、皓歯が覗く。 「ほら、もう大丈夫」 宣言するが速いが、マリはほくほくと湯気を上げるピロシキにむしゃぶりついた。 マリ「お前の益のない宝探しにわたしが同行していたことを書くな! いやだぞ、わたしは、新学期早々生活指導室に呼び出されるのは!」 ハザリア「それは困るな。俺の日記の過半数は、 貴様がいやしくいやらしく食い物をむさぼっているところばかりだぞ」 マリ「ひとがもの食べてるところをつかまえて、いやらしいとはなんだ、お前!」 ハザリア「わかったわかった、えぇと、 『地元女性タチアナは顔にかかる前髪をかき上げると、小さな舌をちろちろと悪戯っぽく』・・・・・・」 マリ「ほかの女と一緒に行ったことにもするな!」 ハザリア「なんだなんだ、ワガママな女だな」 ドスン ユウカ「フランクフルトお待ち」 マリ「普段食べ物なんか出さないくせに、なんで今日に限ってフランクフルトが出てくるんですか!」 ユウカ「スーパーで業務用のが安かったから」 ハザリア「さ、いやらしくむさぼり食うがよい」 マリ「うるさいよ!」 ユウカ「アー、あとこれ」 ドサッ ドサッ ドサッ ユウカ「夏休みの宿題、全部やってあるから、提出しといて」 マリ「自分で提出してくださいよ!」 ハザリア「そこまで教室に行きたくないか、貴様!」 ユウカ「勉強は苦にならないけど、教室行くのはシリアスに苦痛」 ハザリア「貴様は、もはや教室になんらかのトラウマでも抱えているのではないか?」 ユウカ「全体的に、学校と名の付くとこじゃロクなことがなかった」 マリ「保健室から! 保健室登校から始めてみましょうよ、二学期は!」 ハザリア「保健室でヨガやらされてエロいポーズになってしまえばよいのだ!」 マリ「お前は黙ってろ!」
保健室にはラーダさんがいるのか!? この高校は末恐ろしい
以前はレモン(オリジナル)が保健室に居たよな もっとも、『治す』じゃなくて『直す』らしいけどwww
ゼフィア「ナンブ、人体実験と治療の違いを言ってみろ」 レモン「最終的に元通りにするかしないかでしょ?」 ゼフィア「違う!」 レモン「ええー?」 ゼフィア「えー、じゃない!」
【学校 花壇】 修羅兵の子(♀)「あ〜あ、やってらんないよねぇ。 なんで高校生にもなって花壇のヒマワリに水やんなきゃなんないのよ。 ねぇ、エリトゥちゃん」 リトゥ「あの、だから」 エリート兵の子(♂)「修羅兵の子(♀)クン! ダメじゃないか、もっと愛情込めて水をあげないと!」 修羅兵の子(♀)「フンッ、なにさ、そんなにヒマワリが好きなの?」 エリート兵の子(♂)「ああ好きだよ、だって、キミみたいに元気がいいから」 修羅兵の子(♀)「え・・・・・・」 エリート兵の子(♂)「あ、その・・・・・・」 人工知能の違法コピー(♀)「ダダディヴァ ヴァラレアゼヴ」 暗黒鳥人の子(♂)「ヒューヒュー、ふたり、付き合っちゃえよぉ〜!」 修羅兵の子(♀)「も、もう!」 エリート兵の子(♂)「や、やめたまえよ、からかうのは!」 チョロチョロチョロ リトゥ「なにやってるのかしら、わたし」 人工知能の違法コピー(♀)「ヴァイヴォーブ ヴァイヴォーブ ヴァイヴォーブ」 リトゥ「あなた、違法コピーなのに学校来てもいいの?」
なんか最近のエリトゥさんの扱いがひどくて泣けてきた
眼鏡をぬか喜びさせる
>>819 ラン狂いはまだかー!?
ぬか喜びかよ!!
241 :
それも名無しだ :2008/08/21(木) 21:05:10 ID:BGvjXcIW
SPEEDが再結成するらしいな それを聞いた時、何スレか前のSPEEDネタ思い出したわ
今更と言うか今だから言うけど無限のフロンティアの神夜がゼラドっぽいなぁって思ったの俺だけ?
レイナとリトゥはオナニー常習な気がする。何でだろ?
>>242 なんだと?
無限のフロンティア、買うか……
245 :
それも名無しだ :2008/08/22(金) 01:13:11 ID:2M2qzm4Z
天然とか胸とかパーツでみれば結構多いかもしんないけど俺はそうは思わなかったけどなぁ ゼラドはゆかなのイメージじゃないというのが個人的意見だし。
うあsage忘れごめん あとちなみに言うと神夜も好きだよ?
そうかなぁ 俺はかなりゼラドの声はゆかながイメージ、強かったな それこそ無限のフロンティアが出る前から。 普段のぽやぽやってしてる感じや、怒った時のキツメの声も合いそうだし。 過去スレにあったダークゼラドも演じ分け出来そうだしなw むしろ、ヴィレアムの声が想像出来ないな。ギリアムと同じだと、渋過ぎるw
ゼラド「ダークなわたしって、テラゼラドのことかなぁ」 タカヤ「あれは恐ろしい敵だった」 ゼラド「タカヤくん、あのときの服、どうしたの?」 タカヤ「欲しいのか?」 ゼラド「欲しくはないけど、まだ持ってたの?」 タカヤ「欲しいのか?」 ゼラド「なんでくれたがるの?」
>>248 それそれ!テラゼラドの名前をド忘れしてたよorz
ゼラドが神夜の衣装を着たら、何かおっぱいポロリしそうだなw 神夜と違って着慣れない服だから、ついうっかりでwww
レイナ「ごちそうさま」 アイミ「でした」 ヴィレアム「お粗末さま、ってあれ?」 レイナ「どうしたの?」 ヴィレアム「また父さんと母さん、いつの間にか書き置き残して出て行ってる」 アイミ「どれどれ?若い者達の邪魔はしません?」 レイナ「何よそれ!?家の改築中だから一晩厄介になるだけじゃない」 ヴィレアム「ほっとけばいいって、お風呂いれたから入ってくれ」 レイナ「えー」 ヴィレアム「俺は朝風呂派なんだ」 アイミ「じゃあ入っちゃおうよ」 レイナ「広い部屋」 ネコ「にゃー」 アイミ「客用布団ないからおじさんたちのベッド2人で使えっても、この大きさなら3人いけそうじゃない?」 レイナ「あんたはなにをいってるの」 アイミ「いつ告白するの?」 ネコ「にゃー」 レイナ「は!?」 アイミ「何年レイナと一緒にいると思ってるの」 レイナ「違うわよ!好きとかそんなんじゃないから!そう、隣人を愛せよ、ってヤツよ!」 アイミ「あたし何も言って」 レイナ「おやすみ!」 ネコ「(ここは私の出番なんでしょうかギリアムさん?)」
>>247 俺はヴィレアムの声は……アレだ、ほら……
名前ど忘れしたがディアッカの人で脳内補間してる
>>250 落ち着いて素数を数えろ!
突っ込みどころは「3人」の部分だ!
なんでしっかり自分も頭数に入れてるんだよアイミw
ガイストさんが言わせたじゃないの、 直前ににゃー言ってるし。
>>251 笹沼さんだったっけ?
『グゥレイト!』のイメージが強すぎるwww
>>252 ついに駄目男なミナトやカルに愛想が尽きて、レイナに走るんだな! ヴィレアムも一緒なのは『レイナが選ぶ位だから良いかも』って思考に至ったんだ!
つまりHappyEndじゃなくて『3PEnd』を目指し始めたんだよ!!!
アーク 「名は体を表すって本当だったんだな、漫画でもこんな狙った名前のキャラ出てこないぞ」 シュウヤ「ソフトのかの選手の事ですか? 彼女のあれは日本で言う苗字の部分ですよ? ファーストネームはクリストルだそうです」 アーク 「クリト(ry」」 シュウヤ「ストップ、それ以上はいけませんよ」 アーク 「っーかさ、なんでソフトも野球もなくなるんだ? それなりの参加国は保ててるんだろ?」 シュウヤ「次回は欧州のロンドンで開催ですからね、仕方ありませんね」 アーク 「どう言うことよ?」 シュウヤ「欧州ではその二つの競技は後進国なんですよ あなたならわざわざ負ける勝負なんてしますか? アーク 「しねえな、負けるとわかってる勝負なんてする意味ねーし」 シュウヤ「でしょう?」 アーク 「でもな〜んか釈然としねえな」 シュウヤ「世の中は理不尽なものですよ」 アーク 「そう言うもんかね」 シュウヤ「そう言うものです」
カルくんはホモ疑惑かかってるだけで、別に駄目男ではないとおもうけどなあ なんかカルが駄目に書かれてるネタってあったっけ?
そのホモ疑惑もあるが、ミナトが関わると無駄に騒ぎ立てるし、そのせいで恋愛対象である筈のアイミの事すら、眼中に無くなる所かな? さっさと、アイミと付き合う気になれば苦労しないのに、自分でハードル上げてるんだよねw
@アーク:センター Aヴィレアム:サード Bキャクトラ:ライト Cゼフィア:キャッチャー Dイルス:ピッチャー Eラン:レフト Fトウキ:ショート Gミナト:セカンド Hマーズ:ファースト こんなオーダーが浮かんだ
>>258 アークは一番ってキャラじゃない
一場ならそれっぽいが
キャッチャーが死ぬな。球速がすごすぎて なんか捕ったまま後ろに吹っ飛びそうだ
たぶんイルスの球は速いんだろうけど、ノーコン それによりバッター、キャッチャー、アンパイアが死ぬな。 そして牽制球で内野も全滅…
それでも外道高校なら何とかしてくれるはず
>>262 駄目だろう
泰造パンチでもイルスには勝てない
>>257 アイミが最近本気でミナトを諦めてるみたいだしなぁ、まあ無理もないけど・・・
もうアイミを誰かが寝取るしかないよな
寝取るのはともかく、アイミに似合う男はどんなタイプなんだろうか? ミナトとカルは除外するとして、このスレの男性陣は アオラ ヴィレアム ハザリア ゼフィア トウキ キャクトラ アーク タカヤ ラッシュ ミヅル ミツハル って所か。 【親やゲーム本編に居たキャラは除外してます】 後、誰か居たっけ?フィオルは日常的に居ないので却下ね
>>250 勝手に続き
アイミ「ねえ、まだ起きてるわよね?」
レイナ「………」
アイミ「(ごそごそ)」
レイナ「…きゃあ!ちょっ!?やだ!なにすんのよ!?」
アイミ「そっちこそなに寝たふりしてるのよ」
レイナ「(私、もしかして今貞操の危機?)」
アイミ「ヴィレアム、そろそろ寝た頃じゃない?」
レイナ「まあ…あいつ夜更かしするタイプじゃないし」
アイミ「よく知ってるのね…」
レイナ「だって一緒にいる時間だけならゼラドより長いし……何言わせるのよ!?」
アイミ「ヴィレアムもあんたの事好きなんだと思うけど?」
レイナ「ええ!?おじさんそんなの初耳だユォ!?」
アイミ「しゃべり方変よ。ヴィレアム、あんたには態度違うじゃない」
レイナ「そ、そりゃああたしにはいろいろ相談してきたりするけど…予知能力の事とか……ゼラドの事とか」
アイミ「頼りになる女友達ってところ?」
レイナ「……別に、不満ないもん」
アイミ「じゃあそろそろ行きましょうか。安心して。あたしもついてってあげるから」
レイナ「あんた人の話聞いてないでしょ!?ていうかなんでご一緒する気満々なのよ!」
アイミ「大丈夫、あたしも初めてだし」
レイナ「(こ、こいつ洒落にならん!)生々しい事言わんでよろしい!」
アイミ「じゃあとりあえず寝顔見るくらいにしときましょ」
レイナ「……。ま、まあからかうネタにはなるわね!」
レイナ「…あいつの部屋、久しぶりに入るな」
アイミ「あたしは手を押さえとくわね」
レイナ「あんた何考えてんのよ!?」
アイミ「冗談なのに」
アイミ「電気ついてるわね。まだ寝てないの?」
レイナ「なんか話し声聞こえる」
ヴィレアム「やめろ!なんのつもりだ!?」
???「……。……」
ヴィレアム「よせ!近づくな!」
レイナ「ヴィレアム!?」
バタン!
ヴィレアム「!?」
アイミ「……わお」
レイナ「ヴィレアム!大丈夫…な、なにやってんのよあんた!?」
イングレッタ「……」
アイミ「レイナ、男の部屋にバスタオル一枚の女がいるってつまり
レイナ「解説せんでいい!」
ヴィレアム「お前ら、寝てなかったのか?」
レイナ「…ヴィレアム」 ヴィレアム「な、なんだ?」 レイナ「あんた、あたしらが隣の部屋で寝てるって時に…」 ヴィレアム「は?……。!?待て!お前何か誤解してる!」 レイナ「普通なら泣きながら出て行くって状況でしょうけどね!あたしはそんなリアクションとらないわよ!」(バチッ!) ヴィレアム「で、電磁鞭…落ち着け!話せば分かる!若い母さん!あんたも何とか言ってくれ!」 イングレッタ「『見せ付けてやろうぜ』とか ヴィレアム「前言撤回だ!あんたはいっさい喋るな!」 アイミ「そういう趣味?」 レイナ「ふ、ふふ…本気で鞭で引っぱたくと人間ショック死するってホントかしらね?」 ヴィレアム「…!?」 数分前 ヴィレアム「…レイナが泊まりにくるとか久しぶりだな」 ヴィレアム「そういえばなんでアイミもいるんだ?」 ヴィレアム「隣の部屋で寝てるのか…」 ヴィレアム「………」 ヴィレアム「…何を考えてるんだ俺は。寝よう」 イングレッタ「こんばんわ」 ヴィレアム「ぎゃあ!?」 イングレッタ「お化けでも見たような反応ね」 ヴィレアム「わわわ若い母さん!?」 イングレッタ「何を驚いてるの?」 ヴィレアム「目の前にいきなり血塗れ泥塗れの女がいたら普通はビビる!…またそんな大怪我してるのか」 イングレッタ「心配ないわ。損壊した部分は復元し終わってるから。それより ヴィレアム「とにかくシャワーでも浴びて来てくれ!話はそれからだ!」 イングレッタ「そうね」 ヴィレアム「……いつまでたっても常識のない奴」 ヴィレアム「…久保さんも大怪我しながら戦ってるんだよな」 ヴィレアム「恋敵に守られてるってのもな…」 ヴィレアム「………」 イングレッタ「シャワー、使わせてもらったわ」 ヴィレアム「ああ。で、何のよう…!?」 イングレッタ「?」 ヴィレアム「なんだその格好は!服を着ろ!」 イングレッタ「さっきの服、よくみたらズタズタだったから」 ヴィレアム「……」 イングレッタ「今日はギリアムに借りたDVDを返しに来たんだけど」 ヴィレアム「今日は父さんは出かけてる。そもそも明日でいいだろそんなの!」 イングレッタ「膳は急げって言うでしょう?」 ヴィレアム「…俺の迷惑も考えてくれるとなお良いんだがな」 イングレッタ「ところで座っても良い?かなり体力を消耗してる」 ヴィレアム「ベットに腰掛けようとするなよ!よせ!近づくな!」 ヴィレアム「…というわけだ」 レイナ「あ、あはは…そんならそうといってくれればよかったのにw」 ヴィレアム「電磁鞭で締め上げられてどう弁解しろと?」 レイナ「…ごめん」 アイミ「これは、ロマンチックな展開は期待できそうにないわね」 レイナ「というかすべての元凶青頭!なんかいうこととかないの!?」 イングレッタ「スゥ……」 アイミ「…寝てる」 レイナ「しかもヴィレアムのベットで寝るのかよ!」 ヴィレアム「無駄だな、この人は一回寝るとそう簡単に起きない」 アイミ「じゃあヴィレアムは今晩どこで寝るの?」 ヴィレアム「あ……」
ヴィレアム「…やっぱり俺は床で寝る」 レイナ「あ、あたしは一緒でも良いって言ってるじゃない!ホラ!アイミもいるし!」 アイミ「いらっしゃいませ」 レイナ「でも妙な事はするんじゃないわよ!」 ヴィレアム「ああ、気が狂ったとしてもお前に指一本触らない」 レイナ「そこまできっぱり断らなくても…」 アイミ「変なところで紳士ね」 翌朝 ゼラド「おはよーw」 ヴィレアム「ああ…」 レイナ「おはよ…」 ゼラド「?二人ともなんだか眠そうだね?」 ヴィレ&レイ「「ちょっと寝つけなくてね」」 アイミ「うん、よく寝た」
ついにアイミまで空回る様になったかwww アイミといい、リトゥといい、不幸な女の子が増えてきた気がするぜ!!!
>>268 最近アイミがちょっとヘンだw
やたら乙女なレイナに萌えた・・・
カル「最近、自信がなくなってきたんです。 ひょっとして、ミナトを更正させるのはムリなのではないかと」 マキネ「それよりあんたがね」 カル「俺がどうしたというんです」 マキネ「うりゃ」 カル「なにやってるんですか」 マキネ「ほら、あたしのワキ乳にも反応しない」 カル「いや、マキネさんは健康的過ぎてそういう感じでは」 マキネ「こりゃ、いよいよ重症だ」 カル「だからそれはマキネさんが」 マキネ「よしよし、あんたはイイやつだ。マキネちゃんに任せときんしゃい」 カル「なぜ訛るんです」 【武道場】 マキネ「テコンドーやんなよ、あんたたち」 ミナト「急になんだよ」 マキネ「更正っていったらテコンドーみたいなとこあるじゃん」 ミナト「そんなKOF理論持ち出されてもなぁ」 マキネ「まぁまぁ聞きなって。あんた、前に五輪出たいとかいってたじゃん。 テコンドーは五輪種目じゃん。どうせカラテと似たようなもんなんだから、あんたできるでしょ」 ミナト「軽い論争になるようなこというんじゃねえよ」 カル「しかしマキネさん、ミナトはともかく俺は体質的に公式戦には」 マキネ「あぁ、大丈夫大丈夫。うちのじいちゃんネットワークで、問題ない相手見つけてきたから。 邪魔大自治区のハニワ高校。 邪魔大王国の国技ってテコンドーなんだってさ、知ってた?」 ミナト「知らねえよ! ややこしくなるようなこというな!」 マキネ「団体戦形式の練習試合申し込んであるから。今度の日曜ね」 カル「待ってください、団体戦ということは」 マキネ「5人必要だね」 ミナト「足りないじゃん」 マキネ「大丈夫大丈夫、連れてきたから。おーい、デブとチビ」 ミズル「そりゃ、おれは背ぇ低いけど、まだ成長期なだけだよ。 これからぐんぐん伸びるよ」 ランディ「俺は太ってないぞ」 マキネ「太りなよ、そしてむくみなよ」 ランディ「太った上にむくんでたまるか!」 マキネ「デブキャラが1人くらいいた方がバラエティあっていいじゃん」 ランディ「ためらいもなく兄ないし弟を太ってむくませようとするお前に空恐ろしいものすら感じる」 ミズル「あとマキネさん、なんとなくPちゃんに着いて来ちゃったけど」 ランディ「Pちゃんて呼ぶのやめろ」 ミズル「おれは体力勝負とかムリだよ。文化系だもん」 マキネ「なよっちぃなあ」 ミズル「応援団旗とかなら作れるよ? それじゃダメ?」 マキネ「応援団旗ねえ」 ミズル「じゃあマキネさん、ちょっとそこで片乳出して」 マキネ「あんたんとこはさ、従姉妹そろって頭ン中そんなんばっかりなの?」 ミズル「マキネさん、自分が中学生だったころのこと思い出してみてよ」 マキネ「うん。ゴメン。悪かった」 ランディ「あっさり謝罪するな!」
マキネ「じゃ、チビのミズルはかぎ爪はめて応援団旗作って、 ランディは太ってむくんで赤毛のブタになってきてこのブタ野郎」 ランディ「マキネのひとでなしーっ!」 ミズル「あっ、Pちゃぁ〜ん! 走ってったら、また迷子になっちゃうよぉ〜っ!」 マキネ「行っちゃった」 ミナト「ナチュラルに逃げられたんじゃねえの?」 マキネ「取りあえず、応援団旗は調達できたよ」 ミナト「旗だけあったってしょうがないだろ」 カル「それに、うちの高校に応援団などありましたか?」 マキネ「うん。じゃ、作ろう」 【生徒会室】 ルナ「テコンドー部と応援団を設立したいといっても、急に生徒会予算など出せないぞ」 マキネ「いいっていいって、道着と防具さえ用意しときゃ、身ひとつでできる競技だしね」 ルナ「応援団の方はどうするのだ?」 マキネ「ゼラドゼラド、これ着てみて?」 ゼラド「えっ、なに? この太いズボン。 それにこの学生服、やけに裾が長くて襟が高いけど」 マキネ「はい、逆立ちしてー」 ゼラド「こう?」 マキネ「アウーからアウーパチドゥー!」 ゼラド「こう?」 ぐるんぐるん! マキネ「応援団長のゼラドだよ」 ルナ「なぜカポエイラをやらせた?」 マキネ「団長ちゃんはカポエイラやるもんじゃん」 ルナ「ゼラドも、なぜカポエイラができる?」 ゼラド「やってみたら、なんかできた」 ルナ「しかし、マキネが言い出したことなのに、ゼラドが団長をやるのはおかしくないか?」 ゼラド「そうだよ。マキネちゃんの方がふさわしいよ」 マキネ「ああ〜、その方が都合いいから」 【武道場】 ヴィレアム「テコンドーやるんだって?」 キャクトラ「水くさいではないか。協力させてくれ」 ミナト「あいつのじいちゃんさぁ、こんなふうにDC結成したのかなぁ」 カル「ダテにドクターヘルを部下にしていませんね」 ミナト「したら、あとひとりだな」 マキネ「う〜ん、誰か心当たりいる?」 カル「それだったら」 ミナト「急にいわれても、とっさに思いつかねぇなぁ」 ヴィレアム「誰かいたかな」 ゼラド「ゼフィア先輩は剣道だし」 キャクトラ「ハザリア様は体力勝負などまったくアテにできませんし」 カル「だから、ミナト、お前の」 ミナト「びっくりするほど心当たりがないぜ」
マキネ「あ、タカヤが歩いてる。おーいタカヤー、あんたテコンドーやんない?」 タカヤ「え、俺?」 マキネ「あんたもさ、いつまでも賭場荒らししてる場合じゃないでしょ。 ついでだから更正しとこう」 タカヤ「俺は賭場荒らしなんかしたこと」 ゼラド「5人そろったね!」 ミナト「一時はどうなることかと思ったぜ!」 カル「だから、ミナトの双子の」 ゼラド「ね、マキネちゃん、応援団の方は、何人いるの?」 マキネ「えっと、団長、副団長、応援歌歌う参謀、旗手長、鼓手長の5人が必要かな?」 レイナ「すると、あとひとりね」 ゼラド「あれ、レイナいつからいたの?」 ルナ「入れられている。いつの間にか、数に入れられている・・・・・・!」 マキネ「じゃ、ゼラド団長にルナ副団長に、あたしは腕力あるから旗手長やって、 レイナには参謀でもやってもらうとして、あとは太鼓かぁ」 どーん どーん どーん テケテッテ レラ「・・・・・・」 マキネ「どしたのレラ、太鼓なんか持って。やりたいの? 鼓手長」 レラ「・・・・・・!」 マキネ「でもあんた、太鼓って重いんだよ? できんの?」 レラ「・・・・・・!」 キャクトラ「『こんなこともあろうかと、骨組みにサイコフレームを組み込んだ太鼓を用意してあるから心配無用』 と、レラ殿が太鼓判を押しております! あ、タハハ、いまのはべつに太鼓と太鼓判をかけたわけではなく」 マキネ「うんわかった黙れ」 レイナ「どんなことがあるって想定してたら、そんな太鼓作るのよ」 ゼラド「じゃ、試合当日に向けてぇ〜!」
【練習試合当日 市民武道場】 ゼラド「ふりゃ〜! ふりゃ〜! おぉっじっぃっ!」 マーズ「え〜、おせんにぃ〜、キャラメルー、コーラはいかぁっすかぁー」 ゼラド「えぇ〜と」 マキネ「負けたね」 ルナ「予想外にあっけなかったな」 レラ「・・・・・・」テケテッテ レイナ「ふがいない!」 マーズ「情けねーの。アキナイする時間くれー作ってほしーよ」 キャクトラ「納得いかない! たしかに手数は向こうが上だったが、一撃の重さは私が勝っていた!」 マキネ「重さとか軽さとか関係ないの。 ライトコンタクトルールなの。ぶっ倒しゃいいってもんじゃないの」 ヴィレアム「俺は堅実な戦法でいったのに」 マキネ「あんたは試合開始直後からピシピシローキックかまして反則負けしたんでしょうが。 テコンドーは帯から下に攻撃したらダメなの」 ミナト「おっかしいよ。俺、あんなにパンチ入れたのに」 マキネ「突きの連打は得点になんないの」 ミナト「それにあいつら、接近しようとするとすぐ逃げるんだよ。 きたねぇよ、俺のパンチにおそれをなして敬遠してんだよ」 マキネ「上段に蹴り技入れた方が得点高いんだから、蹴りの間合いを保ってただけだよ。 だいたいあんた、接近してなにするつもりだったのさ。 肘打ちも膝蹴りもルール違反だよ」 ミナト「誰だよカラテと似たようなもんていったのは!」 マキネ「ゴメンけっこう違ってたわ」 ミナト「俺、フルコンタクトだぞ! 接近してガスガス殴り合う競技のひとだぞ!」 マキネ「だからね、平ったくいうと柔道の打撃版なの。 所定の位置に、いかにカッコイイ蹴り技をいくつ入れたかの競技なの」 タカヤ「なんか、俺は勝っちゃったけど」 ハニワ幻人ルゴン「はにゃ〜? なにか勘違いしているようですぞぉ〜?」 ハニワ幻人ガルガ「はにゃにゃにゃ、あれは完全な強運ですぞよ」 ハニワ幻人ギララ「ルールがわからないからといってテキトーに跳び蹴りをした結果、 たまたまティミョ・アプチャプシギになっていて技有りが取れただけですぞ」 ハニワ幻人ギャオ「こにゃにゃちわなのだ」 ミナト「くそっ、はに丸坊やたちめ!」 タカヤ「なんで、ひとりバカボンパパと混同してるんだ」 キャクトラ「あんな戦い方、実戦では役に立ちませんよ!」 ヴィレアム「そうだよ、テコンドーなんて、フルコンルールやK−1ルールじゃからっきし弱いじゃないか」 ハニワ幻人ルゴン「殴り合いがしたいならキックボクシングでもやっていればいかがですかな、はにゃにゃにゃ」 ハニワ幻人ガルガ「我らがテコンドーは華麗な蹴り技を競い合う競技ですぞよ、はにゃ〜」 ハニワ幻人ギララ「はにゃ〜、OG学園さんは怪物揃いと聞いていましたが、 どうやらルールをわきまえられない野蛮人ばかりだったようですなぁ」 ハニワ幻人ギャオ「反対の賛成なぁ〜のだぁ〜」
【翌日 学校】 暗黒鳥人の子(♂)「大ニュース大ニュースぅ〜。急造テコンドー部が大しったぁ〜い」 レイナ「あいつ、勝手に・・・・・・!」 ゼラド「あのひと、新聞部だったの?」 レイナ「昭和の学園ドラマでに出てくる新聞部みたいなノリが合わなくて勝手にやらせてるんだけど、 なんか、昨日の試合、どっかで見てたみたいね」 ルナ「ひどい書かれようだな」 レラ「・・・・・・」テケテッテ 【武道場】 ミナト「やめだやめだぁ! だいたい畑違いなんだよ、テコンドーなんて」 キャクトラ「あんなものは武道とは呼べません。ただのスポーツです」 マキネ「この、よくよくのヘナチャコどもが! 立ちな! 一列に並びな! うっわ、並べてみたら予想以上に頼りないし! あんたら、このままでいいの!?」 ミナト「そりゃぁ悔しいことは悔しいけどさ」 マキネ「地区予選の申し込みしてきたから。 1回戦でハニワ高校にリベンジするよ」 カル「待ってくださいマキネさん。地区予選といわれても、俺たちは公式戦に」 マキネ「地区予選なんかで、ちゃんとした検査なんかしないって。 失格になるまでやってみようや」 ミナト「えぇ〜、失格になるのわかっててやるなんて、テンション上がんねえよ」 ヴィレアム「そんな無理して頑張らなくてもいいんじゃないのか? 俺たちは、もっとこう自然体で」 マキネ「自然体のあんたらに一銭の価値でもあると思ってんの!?」 ヴィレアム「一銭の価値すらも!?」 タカヤ「無理するもんなんだっ! 人生なんてものは・・・・・・! 強制されて・・・・・・、人間はかろうじてまともなんだ・・・・・・! 誰だってみな・・・・・・、そういう圧力の中で生きてるんだ・・・・・・! ざわ!」 カル「落ち着いてくださいタカヤさん、福本顔になっています」 マキネ「ほら、タカヤもざわざわいってる!」 ミナト「そんなざわざわいわれても、実際試合するのは俺たちなわけだしなぁ」 マキネ「この、よくよくのヘナチョコめ!」 ゼラド「よしなよ、マキネちゃん」 マキネ「止めるなゼラド! こいつら、放っとくと際限なく堕落してく!」 ゼラド「そうじゃなくて、走ろう」
【グラウンド】 ゼラド「かっせーかっせー」ザッザッ マキネ「かっせーかっせー」ザッザッ ゼラド「でも、『かっせーかっせー』って何語なんだろ」ザッザッ マキネ「ドイツ語だよ」ザッザッ ゼラド「あ、そうだったんだ」ザッザッ レイナ「息をするように嘘をつかない!」ザッザッ ルナ「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・、なぜ運動部でもないと走らないといけないのだ?」ザッザッ レラ「・・・・・・ぜひ ・・・・・・ぜひ」ザッザッ ゼラド「だってさ、わたしたち、誰も真面目に応援してなかったでしょ? 全然頑張ってなかったでしょ? 頑張ってないひとに頑張れなんていわれても、そんなの頑張れるわけないよ!」 【演劇部 部室】 マリ「へえ、応援団なんかやってるのか」 ゼラド「うん。マリちゃん、発声練習とかするでしょ? やり方教えてもらえないかと思って」 マリ「待っててくれ。そのへんに教本が・・・・・・。 あぁ、あった。悪いな。わたしはいまちょっと手伝ってあげられないけど、これ参考にしてくれ」 ハザリア「このひと言がメタファーになってレトリックがアンビバレッジなアンビシャスをもたらすのであり、 栗色の髪をしたメス豚悪魔のような黒髪の男が餓死に至るその寸前・・・・・・」ブツブツ ゼラド「ハザリアくん、どうしちゃったの?」 マリ「急に執筆に入っちゃったんだ。あいつ、ああなると寝食を忘れるからな。 面倒見てやんなきゃならないんだよ」 ゼラド「じゃ、この教本、借りてくね? ありがと」 マリ「うん。頑張れよ」 ゼラド「うん、頑張る!」 【数日後】 ゼラド「発声練習! すらぁ〜!」 マキネ「腰割れぇ! 手を後ろに組んで腰を落とす!」 レイナ「・・・・・・なんなのよ急に張り切っちゃって」 マキネ「はい、もっと下げる下げるーっ! レイナ、ちゃんとやんないと、いつまでも太ってむくんだままだよ!」 レイナ「太ってもむくんでもいない!」 マキネ「サーブ! 肘を肩から落とさずに固定ーっ!」 ルナ「この体勢を維持するのか? かなりキツいな」 レラ「・・・・・・ぜひ」ばたん! ばしゃんっ! マキネ「立ちな。でないと、次は娘溺泉の水ぶっかけるよ」 レイナ「やめなさいよ、レラの体力じゃもう限界よ!」 レラ「・・・・・・ぜひ」 ルナ「女に娘溺泉の水をかけても、意味はないのではないか?」 マキネ「微妙に乳がでっかくなる!」 レラ「・・・・・・!」 レイナ「なんで、むしろかけろって顔してんの!?」 マキネ「うっし、行けるね。立とうか」
【武道場】 ミナト「なんだよ、これ見よがしにトレーニングなんかして」 キャクトラ「お前は、あれを見てもなんとも思わないのか!?」 ヴィレアム「そうだ! 走るたびにゼラドがゆっさゆっさ」 カル「ひょっとして、ヴィレアムさんも相当ダメなのじゃないでしょうか」 タカヤ「うん。ヴィレアムもけっこうダメなんだ」 キャクトラ「姫さまもレラ殿も、決して頑丈ではないお身体を押して努力していらっしゃる」 ミナト「応援団がトレーニングしたって意味ないじゃねえか」 タカヤ「カル、筋トレしよう。俺、テコンドーちょっと気に入ってるんだ」 カル「なにげにやる気あるますね、タカヤさん」 【試合前日 学校の裏山】 マキネ「うーっし、じゃあ仕上げに団旗行軍するよ! 旗手を交代しながら、中腰のすり足歩行で山頂まで行く!」 ミズル「いいなぁ、いいなぁ、汗でしっとり濡れたお姉さんたち。 皆さん、ちょっとノーブラになってくれない?」 マキネ「団旗置いたらさっさと失せろエロアート小僧」 ざっ ざっ ざっ ざっ レイナ「重っ! こんなの掲げて歩くの!?」 マキネ「団旗は応援団の象徴だよ。地面になんか着けたら、最初からやり直しだからね!」 ゼラド「頑張ってレイナ! きっともの凄く痩せるよ!」 ルナ「むくみも取れる!」 レイナ「太ってないしむくんでない!」 ざっ ざっ ざっ ざっ レラ「・・・・・・ぜひ」 ゼラド「大丈夫、レラちゃん? 代わろうか?」 レラ「・・・・・・る・・・・・・つってん・・・・・・」 マキネ「よしなゼラド! レラがやるっつってんだ! 手ぇ貸すのは仁義に反してるよ!」 レラ「・・・・・・ぜひ!」 マキネ「うし、そこのスギの木まで行ったら、あとはあたしがやるから」 【山頂】 ゼラド「とぉちゃぁ〜く!」 マキネ「しゃおらーっ!」 ルナ「結局、団旗は半分以上マキネが掲げていたな」 レイナ「なんでマキネはそんなに頑張るの?」 マキネ「意味はない!」 ルナ「意味はないのか!?」 マキネ「応援団のやることにね、意味なんかあっちゃいけないんだよ。 意味も見返りもないから神聖な応援になるんだ。 滅私で硬派で押忍だからワンダフリャなんだよ」
ゼラド「考えてみると、ヘンなもんだよね、応援って。 試合に勝ったって、それは運動部が勝っただけで、応援団にはなんの記録も賞状もないのに」 レイナ「こんなに頑張ったって、あとになんにも残らないのねぇ」 マキネ「残すべきじゃないんだよ、なにか残る応援はカッコよくないよ」 レラ「・・・・・・ぜひ」 マキネ「やつらが勝ったとこで、あたしはなにも得しないしね。 レイナは違うだろうけどさ」 レイナ「なにニヤニヤしてんのよ!」 ゼラド「頑張った人間だけが、ひとに頑張れっていえるんだよ、そうじゃなくちゃいけないんだよ」 【試合当日 市民武道館】 マキネ「団旗入場ぉ〜っ!」 ゼラド「フレーッ! フレーッ! オォージィーッ!」 ルナ「ハニワ幻人全滅だぁーっ!」 レラ「・・・・・・」 どーん どーん どーん テケテッテ ミナト「ま、初戦であっさり負けたヴィレアムのことは忘れて」 ヴィレアム「だって、だって、序盤からあんなに攻め立ててくるから」 タカヤ「ああ、予知能力は気力130以上にならないと発動しないもんな」 キャクトラ「友は性格『普通』だから気力が上がりにくいのだ!」 カル「これで、あとは一敗もできなくなりました。 向こうの大将に出てこられたらおしまいです」 タカヤ「そんなに危険な相手なのか? 敵側の大将は?」 カル「危険というか、ククルさんの息子だという噂があります」 ミナト「それは、ヤバいな」 タカヤ「父親の名前なんか呼ばれた日には、ゾンボルト家崩壊の危機だ」 キャクトラ「負けられない! ゼンガー氏の身の安全のためにも!」 どーん どーん どーん テケテッテ ゼラド「ファイト、オー! ファイト、オー!」 レラ「・・・・・・キン肉マン」 ルナ「頑張るのだ、キャクトラ!」 キャクトラ(姫さまがご声援を・・・・・・、もったいのうございます!) ハニワ幻人ガルガ「はにゃにゃ〜? 以前とは顔つきが違うようですなぁ〜」 キャクトラ「当然!」 【次鋒 キャクトラ・マクレディ 跳びトラ・ヨッチャギ 跳び回転蹴り 技有り 2 TKO勝ち】 スレイチェル「水くさいではないか。ガッキーに並々ならぬ対抗意識を燃やすスレイチェルを 『フレフレ少女』ごっこに混ぜないとは」 ゼラド「来てくれたんですか、スレイチェル先輩!」 レイナ「なんでチアの格好してるんですか!?」 スレイチェル「O! G! オージー!」 レイナ「そのアルファベット分解は意味あるんですか!?」
【中堅 カル・ノールバック 上段ネリョ・チャギ 上段コロ・チャギ 有効2 判定勝ち】 ミナト「じゃ、行ってくるかぁ」 ハニワ幻人ギャオ「西から昇った太陽が東に落ちるのだ、にゃろめぇ〜」 ゼラド「アース! アース! アースゴーッ!」 マキネ「根性見せろこのダメ人間ーっ!」 スレイチェル「ダーメダメダメダメ人間!」 レラ「・・・・・・だーめ」 ミナト(くっそぉ、あれ、応援という名の罵声じゃねえか) ハニワ幻人ギャオ「ケムンパスでやんす!」 ミナト(くそっ、踏み込めねえ。やっぱ、カラテとは戦法も間合いも違う・・・・・・!) ゼラド「ハーツ! ハーツ! ハーツゴーッ!」 レラ「・・・・・・」 どーん どーん どーん テケテッテ ミナト(耳障りだなぁ、あの応援。 あいつら、なんであんなに声張り上げてるんだよ) ハニワ幻人ギャオ「べしだべしっ!」 審判「有効!」 ミナト(俺みたいの応援したって、ムダなのに・・・・・・!)
ゼラド「アース! ハーツ! ハーツゴーッ!」 マキネ「フレッ! フレッ!」 レラ「・・・・・・」どーん どーん どーん テケテッテ スレイチェル「オーエス、オーエス!」 ミナト(ちっ、うるせぇなぁ!) フィリオ「思い出すんだミナトくん!」 マキネ「引っ込んでてよフィリオさん!」 フィリオ「振り付けにカラテの型を取り入れていたMAXのダンスを!」 ミナト(はっ!) フィリオ「アムロちゃんがスターダムを駆け上がってる間も駆け下りてる間も、 MAXは黙々とレベルの高いダンスナンバーを提供してきた! 君は、その姿に感動を覚えないのかい!?」 マキネ「誰かフィリオさんをつまみ出してぇ〜っ!」 ミナト(へへっ、そうか、そうだった。ありがとうございますフィリオ先生。 そうだ、MAXだって、弟が実刑判決食らって事務所クビになってavexに移籍したゴマキだって、 いや、ごっちんだって!) ゼラド「ミナトくんの動きが変わった!」 マキネ「騙されないで! あの顔は、なにかキモいこと考えてる!」 ミナト「原色GALは、派手に行くべっ!」 ハニワ幻人ギャオ「ウナギイヌですワンワン!?」 バシッ バシッ バシッ ミナト「♪しゅ〜みはりょぉりでっ、い・か・が!」 バシッ ミナト「♪ヤンキータイプもっ ♪派手に行くべ!」 バシッ ミナト「♪ガーリックライスもっ ♪派っ手よ!」 バシッ ミナト「♪お漬けもっのもっ ♪派っ手よ!」 ザッ ミナト「きっとまわりがひいちゃうくらい♪」 ハニワ幻人ギャオ「てやんでばーろちくしょっ!」 ばしっ 審判「跳びヨッチャギ、技有り!」 ぶーーーーーーーー 審判「そこまでっ! 勝ち、ハニワ高校!」 【副将 ハニワ幻人ギャオ 上段パンデ・トルリョ・チャギ 跳びヨッチャギ 有効1 技有り1 判定勝ち】
【市民武道館の駐車場かなにか】 ヴィレアム「ま、頑張ったよ。負けたけど」 キャクトラ「世の中勝敗がすべてではない。負けは負けだが」 スレイチェル「気に病むことはない、負けたからといって」 タカヤ「俺は、なんか勝っちゃった」 レイナ「タカヤ、なんで妙に強いのよ」 タカヤ「向こうの大将、結局ククルさんとは関係なかったみたいだ。 すごくいいひとだった」 ミナト「わかってたんだ。ごっちんが再ブレイクするわけないってことくらい」 マキネ「ま、さ、何年かしたら特撮の劇場版とかで悪役やってくれるかもしんないじゃん」 ミナト「世間一般じゃ、それは都落ちっていうんだよ!」 ゼラド「3−2で団体戦には勝ったんだから、胸張ってこうよ!」 ルナ「試合後の検査に引っかかって、2回戦目以降は出られないがな」 カル「しかし、今日のことは決してムダにはならないぞ、アイミさんだって!」 マキネ「は、アイミ?」 しーん レラ「・・・・・・」テケテッテ ゼラド「え、あれ? アイミちゃん、来てないの?」 レイナ「マキネ、アイミ呼ばなかったの?」 マキネ「え、あたし? レイナがいらない気ぃまわして呼ぶもんだとばっかり」 レイナ「あたしはあんたが呼ぶもんだと」 レラ「・・・・・・」テケテッテ マキネ「あっはっはっっは! みんなお疲れ! 今日はあたしがおごるから、 存分に太ってむくんでってよ!」 レイナ「気に入らないでよ、『太ってむくむ』っていうそのフレーズ!」
>>281 GJ!
なんかミナトとフィリオの師弟の絆に普通に熱くなってしまったwwww
>>282 いやいや、フィリオが居る事でミナトのアイドルオタ駄目人間化が進んじゃうんだから、『混ぜるな。危険』な師弟関係だろw
とりあえず、ヴィレアムもゼラドの危機が無いと、駄目人間化が進行するみたいだな
ここはガイストさんの更正が必要な時だ。今ならまだやり直しが効く!
…ミナトと違ってな
団長ちゃんなんて誰が覚えてんだよwww そりゃスパロボアンソロで小野寺浩二はいたけどいつの話だと・・・
俺も覚えてるwww 小野寺のスパロボはムダに暑苦しかったなw 飲んだくれのドモンとか
GJ!! ミナトのダメっぷりが目立ってるけどゼラドやマキネいいこといってんなぁ。 ゼラドはたまに意図せず人が傷付く事言うけどいいこなんだよな、ホント
小野寺浩二は変態の鏡だ、大好きだ ヤマモトと義経ちゃんも面白いよな
>>265 試しにミズルと絡ませてみよう。あとスに点々だ。ミズホの子だから
【グラウンド】
たったったった
アイミ「ふぅ・・・・・・、昨日までなぜかゼラドたちが走ってたけど、今日はいないな」
ミズル「こんにちは」
アイミ「? こんにちは」
ミズル「それはなにをしてるの? 立ち幅跳びの練習?」
アイミ「そうじゃなくて、棒高跳びの練習よ。
高さを距離に変えてバネを強化してるの」
ミズル「へえ、スゴいね、キレイだね、カッコいいね、素敵だね、芸術的だね」
アイミ「やだ、そんなに褒めたって、なにも出ないよ?」
ミズル「ねえ、ちょっとその姿を絵に描いてもいい?」
アイミ「あなた、絵描きさん?」
ミズル「そうだよ絵描きさんだよ。刹那の時の累積するひとだよ」
アイミ「わたしなんか描いてもつまらないんじゃないの?」
ミズル「そんなことないよ。アスリートの一挙手一投足って、とても芸術的だよ。
ひとつひとつが歴史的瞬間だといってもいいくらいさ」
アイミ「そんな上手いこといっても、わたしは練習中だから、モデルなんかやる時間ないよ?」
ミズル「モデルなんかいらないよ。右脳に刷り込めるから。
おれが『絵を描いてもいい』って訊くときは、もう構図も色調も右脳の中で組み上げてあるんだよ」
アイミ「練習の邪魔しないなら、べつに構わないけど」
【小一時間経過】
アイミ「よし、今日はここまで。あれ、あの子、まだ描いてるんだ。
えっ、あれっ!?」
ぺたぺたぺたぺた
ミズル「ん? なに、練習終わったの。
待ってて。いまからグラデーションかけるから、離れてないと汚れるよ」
アイミ「あなた、どこに絵を描いてるの!?」
ミズル「え、描いてもいいっていったじゃない」
アイミ「学校の壁に描いていいなんてひと言もいってないよ!」
ミズル「そりゃぁ、壁に描くよ。おれはウォールアーティストだもの」
アイミ「消して! いますぐ消して!」
ミズル「えぇ〜、せっかくイイ出来なのに。
女の人って、よくわかんないな。描いたげるっていったときはニコニコしてるのに、
描き終わりそうになったらプリプリ怒り出すんだもの」
アイミ「あなた、ひょっとして会うひと会うひとにあんなこといってるの?」
ミズル「あんなことって」
アイミ「素敵だとか、芸術的だとか」
ミズル「いってるよ。描きたいと思った瞬間は、どんなブタでも絶世の美女に見えるからね、おれは。
描き終わったらたいていどうでもよくなるんだけどね。
いまだって、すでに半分どうでもよくなっちゃってるし」
アイミ「いますぐ消して! あと、もうあんなこと言っちゃダメ!」
久保「なぜだ?急にアイドルを育てたくなった」 こんな電波がきたよ
デス・ザ・キッド :ヴィレアム リズ・トンプソン :レイナ パティ・トンプソン :アイミ ソウルイーターを観ていたらこんな電波を受信してな
電波を文にしてからまた来てくれんか その・・・絡みにくいしさ・・・
>>291 アイミにドスの効いた声で「ヘタレ」って言われて泣いて逃げ出すヴィレアムが浮かんだだけなんだ
なんかゴメン
ふぅん
シュウヤ「ヘイ、アーク。どうしたんだい浮かない顔して?息子が相変わらずセーターを脱いでくれないのかい?」 アーク「オウ、シュウヤァ、聞いてくれよ!ウチの従妹の胸がYO、なんと某チェーンソー中学生に 負けてたんだぜ。」 シュウヤ「アウチッ!なんてこったい!スレンダーなんて通り越してるじゃないか! で、戦闘状態でもタートルが100ミリのタバコに負けてるってのはホントかYO」 アーク「俺のサンの話じゃねーよ!ムッチンプリンの夢破れて、負け犬街道まっしぐらなマイシスターの薄切りプリンには ロッキーみたいな逆転勝利は用意されてねーのよ、ベリーシィーット!」 シュウヤ「だからあれほどチャイルドの頃からトレーニングしておけと何度も言っただろう。いつのまにか 仮性の包茎者になってしまって。それじゃあこすると痛くてどこにも種がボソンジャンプできないぜ!」 アーク「だから俺の息子の話じゃねーっつってんだろ、テメェ人の話聞いてんのかよ下着フェチが! あと俺のは別に短小じゃねーよ!いや仮性の包茎者だけどさ、今話してるのは従妹の胸の話だよ!」 シュウヤ「なんだ、そんな事かい?それだったらいいものがあるんだ。 スーパー補正ブラ『ドリームキャスターウソパイ、燃え上がれセガ』さ!」 アーク「ワーオ!CMで専務が酷い目に会いそうな名前だけど大丈夫なのかい」 シュウヤ「モチロンさ!このドリームキャスターウソパイ、燃え上がれセガはそこらの矯正ブラなんかとは レベルが違うんだ。見てみなよこれを」 アーク「オゥ!なんてこったい。ブラの中が完全にムチムチプリンな物体で埋め尽くされてるじゃないか!」 シュウヤ「そうさ!このウソパイ(面倒だから略)には独自に開発したシリコン素材「ガンエデン」が 詰め込まれているのさ!不自然さも人口臭さも無い自然な揺れと、重量感で胸がパチパチするほど 騒ぐ○○玉で因果地平の彼方まで真っ平らだった胸がフォロー・ザ・サンしてエロカットインさ!」 アーク「もう言ってる意味が理解不能じゃないか!でも、体型に合ってないと不自然にならないかい?」 シュウヤ「大丈夫!装着した後らくらく調整できる全部で40の調節ベルトが君の体に必ずフィット 男だってボンッキュッボンッ!で思わず体の一部がライジング今立ち上がれさ!」 アーク「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボのエンディングの方の歌詞なんて誰も覚えてないぜ! でも高いんじゃないのかい?」 シュウヤ「大丈夫、これにD〜Gまでさまざまなバストサイズをセットにして、さらに付け乳首をつけて お値段たったの8000円さ!」 アーク「マジかよシュウヤ!うまい某を800本我慢するだけでムチムチプリン(ビーチクつき)の誕生か!」 シュウヤ「そうさ!12ヶ月分割払いで中学生でも気軽に購入できる、まさにドリーマーなアイテムなのさ! 購入希望の方は今すぐこちらにお電話」 アーク「これで貧乳ともおさらばだぜ!」 咲美「テメェらは私を怒らせたぁぁぁぁぁぁ!」 アーク「おいおい、これはお前のために・・・・・」 咲美「知るかぁぁぁぁぁぁ!ドラドラドラドラドラドラドラ!」 アーク「いまいち微妙な第4部主人公ぅぅぅぅ!モルスァ!」 シュウヤ「今回は私もですかぁぁぁぁぁ!ファーブルスコファー!」
咲美「で、なんだったの今の珍喜劇は。しかも昼休みに教室の後ろでって、これは私を貶めたい 誰かの陰謀。てか教室にいかがわしいもの持ち込まないでよ!」 レラ「でも・・・・・ちょ・・・・欲し・・・かも」 シュウヤ「今ならクラスメートのよしみで半額にしてあげますよ」 アーク「お前A組ー!もう最近ヒューゴ先生が「明日の日直はさしすせそ・・・・・シュウヤか?」とか 言い出すくらい馴染んでるけどAだからー!」 クリス「まったくです。たまにはちゃんと元のクラスで授業をうけてください」 アーク「人のクラスに早弁しにきた奴にだけはそれを言うな!てかテメェ人の弁当食うな」 クリス「いいじゃないですか。それに!咲美の作ったおにぎりを混ぜてましたね!おかげで授業中意識を失って ましたよ!」 シュウヤ「どうせ、さっきのルアフ先生の歴史の授業はいつも寝ているでしょう。テスト前に暗記するところを まとめたノートを作ってといつもせがんで来るのは、いい加減やめてください」 クリス「なぜこの二人は他の女子にはフェミニストっぷりや激しい欲情っプリを見せるのに僕にはこんな扱い なんですか!酷くないですか!」 アーク「で、まあ何でこんな事をしていたかというとだ」 クリス「無視!?」 シュウヤ「実はうちのランジェリーショップとアークの会社の商品のプロモーションを行おうと思いましてね。 色物度合いが高くて普通の広告やCMに載せられない商品のCMを動画サイトに上げてアングラな人気を狙おうとか 学校の昼の放送で宣伝しようとか色々と案を出しているのですよ」 アーク「そういう事。でも、変なもんばっかだけど悪いもんは無いんだぜ」 シュウヤ「ええ、先ほどのウソパイだって元々は体型に悩む女性と、性同一性障害の男性のお客様の要望に答えるため 母と私で寝る間を惜しんで作った一品ですよ」 レタス「ですが、それなら十分にお金になりそうですし、マーズに頼んでみれば。たぶんきちんと売れるルートが すぐにできるのでは?」 アーク「いや、なんつーかね。それじゃ意味無いねーのよ」 シュウヤ「ええ。確かに商魂たくましい彼の力なら、全自動卵割り機だって売れるでしょう。 ですが、それじゃあ本当にそれが必要な人の手にだけ渡らない。必要ないのに買ってしまい けっきょくタンスの奥で眠りにつかせる人だって出てきます。そうなったら悲しいですから」 咲美「なるほどねー。けっこうまじめな話なんだ」 レタス「ええ。そういう情熱は嫌いじゃないですわ」 クリス「えー、でもシュウヤ、前に家でこんな愚痴言ってましたよ「マーズは私達の後ろにいるタスク氏を嫌って 故意に私達を避けていて、たぶんまともに取り合ってくれませんよ」とか」 シュウヤ「ちょうどいいですし、皆さんもプロモに参加してみませんか?」 アーク「それいいな。男二人じゃむさ苦しいし、やっぱ花があったほうがいいよな」 クリス「また無視されました?!」 咲美「いいわよ」 アーク「じゃあとりあえずさっきとは違ったコントでいってみようか」 シュウヤ「それなら咲美さんとクリスがちょうどいいですね。メインはアークでこれなんかいいんじゃないですか?」 咲美「えっと、どれどれ?」
配役アーク『ド○ン・カッシュ』咲美『マスターア○ア』クリス『ネオドイツ代表のゲルマン忍者』 アーク「うぉぉぉぉぉ!見せてやる俺のスーパーモードを!」 咲美「ふん!笑わせてくれる!キサマのスーパーモードなど所詮まやかしよ!」 アーク「黙れ!見せてやる俺のシャイニングフィンガーソードを!」 咲美「何がシャイニングフィンガーソードだキサマのソレなどホーロームシ(体長2a)以下よ!」 アーク「な、なんだと!」 クリス「だから言ったのだ、怒りのスーパーモードでは駄目だと!・・・・ですよ」 アーク「シュ○ルツ・ブルーダー、貴様もか!俺のスーパーモードは完璧だ!うぉぉぉぉぉ シャイニングフィンガーソード!突き!抜き!突き!抜き!」 クリス「貧弱!短小!包茎!左曲がり!変色!」 アーク「ぐはぁぁぁぁぁ!」 咲美「無様だなド○ン。こんな所で惨めな○○○をさらして朽ち果てるとは」 アーク「お・・・・俺は死ぬのか・・・・ああ・・・怒りも憎しみも消えていく (ポチャーン)見えた!見えたぞ!水の一滴!・・・・・」 咲美「何!ば、ばかな!ホーロームシが自由の女神砲に!」 アーク「上!下!上!下!右!左!右!左!A!B!A!B!とぉりゃあああああああ!」 咲美「馬鹿な!このマスターア○アが手も足も出ないなど、そんな馬鹿なぁぁぁぁ!」 クリス「それが明鏡止水だ。 わだかまりやこだわりの無い澄んだ心。だが誰でもお手軽に 明鏡止水でホーロームシから自由の女神砲になれるわけではないとお思いではないだろうか? だがご安心。モビルトレースシステムの締め付けを応用したこのペ○スケース『風雲再起』 を毎日1時間装着するだけで、あなたのホーロームシは自由の女神砲更にはデビルコロニー にまで成長するだろう・・・・・ですよ」 咲美「ふっ・・・・・・」 アーク「し・・・師匠・・・」 咲美「今こそ、お前は本物のキング・オブ・ハート・・・・」 アーク「師匠ぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 咲美「ふっ・・・・・てっ」 咲美&クリス「何をやらすんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 アーク「ぐぺぺぺー!」 シュウヤ「きっちり全部やってからツッコミ入れるところには何かポリシーでもあるのでしょうか? で、いったいどこに問題がありましたか?」 咲美「問題あるのはあんたらの頭だ!なによシャイニングフィンガーソードとかホーロームシとか自由の女神砲とか 隠語にしてるだけで、全部アレでしょう!」 シュウヤ「自由の女神砲。ネオアメリカの最終兵器ですが、機動武闘伝Gガンダムの47話にてデビルコロニーに 攻撃を跳ね返されてネオアメリカコロニーのマンハッタン部分ごと消滅させられていましたね まあ確かにアレの隠語ですけど」 クリス「そんなマイナー過ぎてファンでも覚えてるか怪しい物はどうでもいいんです! なんですかこの隠語満載のトンでもコントは!てか何で僕なんですか!アレの話は男でやってください」 アーク「え?おまえ付いてるだろ?アレ」 クリス「ついてませんよ!」
レタス「まともな商品・・・・は無いにしても、卑猥じゃないものはありませんの?」 アーク「じゃあ持ってるとココロが開放されて、普段いえないことも言っちゃう「シンジャエ・バインダー」と セットの空焚き用なべ「空鍋」とかは?副作用で目が凄いことになるけど」 レタス「セットの方が有名じゃありませんこと?それと何処の誰が何の目的でそんなものを作りましたの?」 アーク「うちの会社がデレブームにあやかって作ったけど、なんかこうまるっきり売れなかったんだよな ツンデレブームに合わせて作った声帯につけると某声優の甘ったるいツンデレボイスが誰でも出せる 「クギュー」は売れたのに」 レタス「どちらにしろ、ろくなものじゃありませんわね」 シュウヤ「ろくなものなら、とっくに通常の流通で売れてますから」 レタス「どうしようもないですわね」 アーク「ならなんかやってみろー。俺達必死なんだぞー。シュウヤが賭場で派手にスッて勝ってたはずの俺までしわ寄せ来たから」 レタス「実力に不相応な事をするからですわ。まあいいですわそれなら私がやってみましょう。商品は・・・・・これでいきますわ」 レタス「ここに取り出したのは一見何処にでもある無地の白靴下。咲美さん、ちょっと履いてくれませんか?」 咲美「いいわよ。・・・・よっと。はい、履いたわよ」 レタス「では椅子に座って足を伸ばしてください。そしてその足にこのスカーフをかけて・・・・・はいっ!」 咲美「うわ!靴下が白から青に!」 レタス「さらに!」 咲美「スカーフで隠すたびに長さとかデザインが変わっていく!」 レタス「お出かけ先で、靴を履き替えた時に履いている靴下のデザインを靴に合わせて変える。それは意外と面倒。 こんなスカーフは誰でも使えるわけじゃないですわ。ですが、このモーフィング変形靴下「真(チェンジ)・ゲッター」 なららくらくこなせますわ。さらに、パンストや足袋への変形まで完備」 咲美「洋服とあう靴下がない、って悩むこともこれでないのね!」 レタス「さらに、特殊素材で洗剤を使わずにあらってもここまできれいになります このモーフィング変形靴下「真(チェンジ)・ゲッター」を、今なら三組セットで千円でお届けしますわ」 咲美「これは買いね!」 アーク「十点。百点中な」 シュウヤ「三点。百点中ですよ」 レタス「な!何が悪いんですか!商品の要点を抑えて紹介していましたし、自分なりの特徴も出しましたし」 咲美「ちょっと酷いんじゃないの?自分達のほうがよっぽど酷い紹介の仕方しといて」 シュウヤ「そうではありません。そもそもの用途が間違っているからプロモにならないんですよ。バールのCMで 釘を抜くのではなく、扉を粉砕するような所業ですよ今のは」 レタス「ではどういう商品なんですか?」 シュウヤ「全裸にしても靴下は脱ぐなという彼氏を満足させ、かつ飽きさせないために様々な形をとる、まさに 「勝負下着」なわけですよ。おしゃれアイテムとして使うなど具の骨頂ですね」 アーク「こいつの下着の定義は全盛期のバルマーの支配領域より広いから気をつけろ。こいつがやたら足元見てくるときは 靴下を履いている足という下着姿を視姦されてると思え」 レタス「あの・・・・明らかに私が紹介した用途で使用したほうがよろしいのでわなくて?」 シュウヤ「それだったら、それこそ普通の広告をしますよ。あくまで当初の開発目的にのみこだわるべきです。 アインシュタインのような悲劇を繰り返さないためにも」 咲美「靴下と核兵器を同列に考えるってどうなのよ」
咲美「ていうかさ、ウチの会社のどこの部門がそんなの作ってたのよ。私そんな怪しいの作ってるなんて知らなかったわよ」 アーク「それはあれですよ。あまりにも趣味に走りすぎて経営陣には見せられない、でも誰かに見せたいってな ヤヴァイ代物でも、俺にだったら見せてもいいかな、所詮あいつだしってみんな思うわけですよ。ははは、なんか悲しくなってきた」 クリス「それってつまり、どうでもいいって思われてるわけですよね。くくく、いい気味です」 シュウヤ「ちなみにクリスが私と母でつくった道具のを事を知らないのは、私も母もクリスのことをどうでもいいと思っているからで」 クリス「ええええぇぇぇっ!な、なんですかそれは!僕は要らない子になっていたのですか! 絶望しました!気づいたら家族から痛い子認定されてた状況に絶望しました!」 シュウヤ「冗談ですよ。まあでも、多少の自覚があるなら少しは生活面などを改善してください」 アーク「まあとりあえず次は・・・・・某ロリオタプー主人公の漫画とタイアップして作った アンドロ・エクステン・・・・」 咲美「ダアアアアアアアアアッ!それは承知しないわよ!てかさっきの風雲再起となんか違うの!?」 シュウヤ「タバコの銘柄がたくさんあるように、アレを伸ばすアイテムがたくさんあってもいい 自由とはそういうものじゃないでしょうか?」 咲美「そんな自由が容認される世界は滅べばいいと思うわ」 シュウヤ「ちなみに、アレを伸ばすアイテムは他に3種類、火星人を治すアイテムが2つ、新星人すら治す軟膏もありますよ」 レタス「わ・・・・・分からない世界ですわね」 レラ「てか・・・・・倫理・・・・無い・・・か?」 アーク「堂々とゴールデンタイムに生理用品のCMやってんだし、いいじゃねーか別に」 シュウヤ「まあアレは女性の必需品ですから。しかし困りましたねぇ・・・・残りの道具というと・・・」 アーク「使うと妊娠する確立が跳ね上がる「熱血!必中!スパチャク!」とか?」 咲美「それ普通にすごくない?」 レタス「明らかに世間から必要とされる物ですわよね。なぜこんなアングラもいいところなプロモを? シュウヤ「一応認可はされているんですけどね。色々と問題が・・・・・・」 クリス「なんですか、その問題って?」 アーク「ぶっちゃけ媚薬なんだよな。使うとエライ事になるよ?カタカナでエライだからな。しかも1週間くらい で、誰かプロモ・・・・・いや冗談だから、そんなひぐらしが鳴きだしそうな目で見ないでください、いやマジで」 咲美「て、いうか、ウチの会社って兵器作るのがメインじゃなかったかしら?てか重工って社名についてるんだけど」 アーク「そりゃお前・・・・・あの爺ちゃんが経営に今も口出してんだぞ・・・」 咲美「・・・・・・なんていうか、うん。ごめんなさい」 シュウヤ「マイナーな作品のキャラの事を自分達の中だけで完結されても困りますよ」 アーク「マイナー言うな!二つのハードでやったんだぞ!二つの客層に訴えたんだ!マイナーとは言わせネエ!」 シュウヤ「そうですね、第4次もFもαもAもMXも二つのハードで出ましたが、一応GCとXOは内容大して変えずに 二つのハードで出ていますね。ええ、タイトルは変えてしまっていますが」 アーク「うわ!こいつ久々に腹立つ!」 シュウヤ「まあ、GCも悪くないですよ。ちょっと・・・・・いえ、だいぶマイナーなだけで」 アーク「お前なあ・・・・てか、いつの間にかそこでレラが凄い体制でうつむいてんだけど」 レラ「・・・・・Aなんて・・・・・滅べ・・・・・」 シュウヤ「そういえば、ある意味もっと悲惨な人がいましたねぇ。版権でもめた挙句、別作品でオリジナルロボットの 代用をされた作品の生まれの人が・・・・。ええ、まあアレも名作ですよ初の合体攻撃可能作品ですし」 レタス「あら、ってきりDCαが最初とばかり」 アーク「おーい、あんまそういう事言うと、レラが木星帰りのインテリに魂を持ってかれた人みたいになっちまうから てか、すでに目が死んでるから。おーい、帰ってこーい」
アーク「まあ、レラがAに若干恨みがあるのは分かった」 レラ「OGも・・・・・」 アーク「うぇーい、そういう事いっちゃうとこのスレそのものに敵対するかんじになるからストップな」 シュウヤ「まあレイブンだのヴァイスセイバーだのはっちゃけましたからねえ」 レラ「ソード・・・・・・邪道・・・・スプラッシュ・・・・・・正義・・」 咲美「また分かりにくいネタを」 シュウヤ「まあソードブレイカーよりはマップ兵器的な面でスプラッシュブレイカーの方が強いですけどね まあ移動後に使えるAの仕様だと話は違いますが」 レタス「64の話はもういいですわ。で、もうネタ切れなんですか?」 アーク「俺のほうがもうねーなー」 咲美「ホントにろくなのが無かったわね」 シュウヤ「そうですねえ・・・・・・あとは私の方に、父が残したとか言う珍品があるくらいですか」 咲美「ディスレブの?」 シュウヤ「いや、あれは違いますから。なにやら因果律だの、魔術だのを駆使した王様ゲームで タイムダイバーですら逃れられない強力な力を持つ「烈・メイオウ」くらいでしょうか? これさえあれば、タイムダイバーすら命令のままにキスやら告白やらやり放題ですよ」 ゼラド「な!」 ルナ「ん!」 ディストラ「だ!」 アルマナ「っ!」 四人「てぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 シュウヤ「・・・・・・・えっと、何処から?」 アルマナ「そんな事はどうでもいいんです!それより本当にそれはタイムダイバー相手でも有効なんですか!」 シュウヤ「ええ。父がイングラム氏の全盛期に使ったときは有効だったらしいですし、あの頃の氏ほど力のある タイムダイバーは今のところ居ないでしょうし」 ルナ「では、何でもいう事を聞かせられるのだな!」 シュウヤ「まあ、相手もきちんとゲームに参加した上で王様になって命令すれば、まるで絶対遵守の力にかかったように 尻文字で3秒以内にテトラクティス・グラマトンだって書いてだってくれますよ」 ディストラ「ぶはっ!(鼻血)・・・・そ・・・・そマブ・・」 ゼラド「そんな・・・おにいちゃん・・・・3秒でなんて激しすぎ・・・・・・」 アルマナ「か・・・・買います・・・・」 シュウヤ「はあ・・・・・ではこちらに売買契約のサインを」 アルマナ「とうりゃぁぁぁぁぁ!はっ!」 シュウヤ「わざわざ血判までしなくてもいいのですが・・・・・まあこれで売買契約は結ばれました。商品は後日贈ります」 アルマナ「楽しみにしているわ!」 アーク「いいか咲美、ああいうのが見てて痛々しいのが分かるようになったから、お兄ちゃん最近は無茶な事あんましないんだぞ」 咲美「いや、兄さんあんなもんじゃなかったから。女の子と見たらとりあえず飛びついてたから。文字通り」 シュウヤ「まあ、少なくとも一つは売れましたし、プロモも一応三つは撮れましたし。まあ一つは3点ですけど」 レタス「喧嘩売ってるんですか?」 シュウヤ「いえいえ。まあとりあえずプロモを適当に昼の放送で流してみますか」 咲美「許可取れるの?」 シュウヤ「まあルアフ先生あたりからなら楽勝ですよ」
三日後 咲美「で、売れたわけ?けっこう派手に宣伝してたけど」 クリス「動画サイトでもそこそこ再生数出ていましたね」 アーク「まあまあだな。某Z先輩が風雲再起とかアン(略)とかまとめて買って行ったし」 シュウヤ「某Kさんもウソパイを購入していきましたしね。あと真(チェンジ)・ゲッターは普通に売れてますね」 咲美「簡単に特定できるから、そのイニシャルやめない?」 レタス「で実際どんな感じなんですか?購入者の反応のようなものは」 シュウヤ「まあ大体こんな感じでしょうか」 ゼフィア「これを股間に装着して・・・・よし!」 ゼンガー「ちょっと入るぞ」 ゼフィア「な・・・父上」バタン ゼンガー「・・・・・・・・」 ゼフィア「これは・・・その科学の進歩というか・・・・」 ゼンガー「我が名はゼンガー・ゾンボルト・・・・・悪を断つ剣なりぃぃぃぃ!」 ゼフィア「のぉぉぉぉぉぉ!」 クリハ「トウキ君・・・どうかな」たゆんっ トウキ「・・・・・・・・・・・・・・・ぎ」 クリハ「トウキ君?」 トウキ「ぎゃぁぁぁぁああああああああああ!誰か!助けてくれぇぇぇ!」 ミナト「なんだよアニキ・・・・突然大声を・・・・・ひぃぃぃぃぃ!」 トウキ「な・・・何が起きている!これが世界の終わりなのか!」 ミナト「あれどう見ても!」 トウキ「Dはあるぅぅぅぅえぇぇぇえっエグ・・・おぇぇぇぇぇぇぇ!」 ミナト「アニキが吐いたぁぁぁぁぁ!大丈夫かアニキぃぃぃぃ!」 トウキ「無理かもしれない・・・」 ミナト「うわあああ!俺まだ死にたくねぇよぉ!AKB48の生写真848枚をまだコンプしてねえのに!」 トウキ「それはたぶん無理だぁぁっ!げふっ」 クリハ「・・・・・・・うわあああああああ!みんな滅べぇぇぇぇぇ!こんな世界滅んじゃえぇぇ!」 クォヴレー「また勝ちか・・・・じゃあゼラドは夏休みの宿題を早急に済ませるんだ」 ゼラド「ええええ!って、体が勝手にぃぃぃ!」 ディストラ「エグッ・・・エグッ・・・そうです、フラグクラッシャーにとってこんな道具クラッシュするための武器にしか ならないんですよ。アルマナさんは早々に仕事のために帰星させられ、ルナさんも寮で日ごろの疲れをとらされていますし 私に至っては、車庫で声量を下げて小さくなっています・・・ウワアアアアアン」 クォヴレー「イングラム、お前も・・・やらないか?」 イングラム「断る。強制的に成仏させられてはかなわんからな」 シュウヤ「このように各所で大盛況ですよ」 咲美「あんたら二度と商売するな!」
ネタもさることながら、オチの付け方がとにかく上手いww あぁ、久しぶりに64でプルップルのスプラッシュブレイカーを見たくなってきた
最初、アークもシュウヤもキャラがぶれたのかと思ってしまったw GJです! 64のスプラッシュブレイカーはぷるっぷるなんだ… ソフトは持ってるんだけどハードが無いから、未プレイなんだよなぁ 何処かに売ってないかなぁ?
商売って大変だ(棒読み)
クリハとトウキ久しぶりだね、死にそうだし破滅を願っているけども
>>302 ハードは田舎ならまだしも中古屋で売ってなくも無い気がする
ま、SFCの中古コントローラーを探すよりも楽だよ
>>303 ……田舎なんだよ
俺ん所は県境で、車で一時間掛けないと、ゲームショップが無いんだよOTL
レラ、不甲斐ない俺を許してくれ…
そういえば、レラは最初、ラーズグリーズ×4とアシュクリーフを操ってたけど、どんだけニュータイプLV、高いんだろ?
アークはむしろ真性包茎だよ。手術する先から皮が再生するんだよ。 あとSFCて面白かったよね。
スプラッシュブレイカーぷるっぷるぶりは初めて見たときはポカーンってなった。 GC普通に面白いのに… サリーはスパロボオリで1、2を争う萌えキャラなのに… 知名度の低さを競いあってたC3にOG外伝で大きく差を空けられたからなぁ…
>>306 普通にPSで出してくれたらよかったのだが…
GC組は機体がまんまGブレイカーだからな、 ヒュッケバイン問題が起きた今じゃ絶望的。
いやXO普通にでたじゃん
ヒュッケバイン問題表面化したのって、 アニメ化の頃だからXOより後だよな? 間違ってたらごめんなさい。
>>310 時期は微妙
発売時期と放映時期が被ってるから
それにヒュッケバイン問題は公式ソースはなくネットでの推察が飛び交ってるだけなので
被ってるから絶望的というのは言いがかり
うっそうと生い茂る木々の隙間からこぼれる陽の光を浴びて、少女の肌はつるん とした光沢を宿していた。ほっそりとした腕も剥き出しの肌もきれいな小麦色に焼 けている。 だぶだぶに大きなランニングシャツは汗が染みてぺったりと肌に貼り付き、胸元 には小さな突起がふたつひそやかに並んでいた。 シャツの肩が何度もずれたのだろう。痩せた背中の上では日焼け跡が複雑なグラデ ーションを作り、その深奥にある肌の白さをうかがわせている。 手の先は軍手の形に白い色が残り、細い指がひらひらと動く様はどこか白魚を思わせた。 ベルトを外してニッカポッカをばさばさとあおる隙間から、小さく丸いヘソがちら ちらと覗いているのであった。 ラーナ「のであったのです」 マーズ「であったのですじゃねーよ。 いーチューガクセーが夏休みに現場焼けしてるって、どーかと思うよー?」 ラーナ「胸のポッチはただの乳首ニプレスだから平気です」 マーズ「なーんで、ミョーなトコでミョーなオシャレしたがるかね、キミは」 ラーナ「オシャレがんばり中なのです」 マーズ「そんなガンバリはいらねーよ」 ラーナ「ログハウス造りもがんばりました」 マーズ「ホントにやってたんだ、あれ」 ラーナ「ずっと山にこもってがんばってました」 マーズ「ほかのシュクダイはやってあんの?」 ラーナ「午前中の涼しい時間に宿題を進めて、 午後はログハウス造りで汗を流し、夕方にはそこの川で水浴びをして、 夜はテントの中で少女マンガ読んだりレディコミ読んだり『ぶちギレ金剛』やったりしてました」 マーズ「夜以外は、おそろしーまでに健全だね」 ラーナ「夜のわたしはちょっぴり不健全です」 マーズ「ちょいエロくゆークセ治しなよ」 ラーナ「でも、夏休みもそろそろ終わりです」 マーズ「そーだね」 ラーナ「このログハウスは夏休みの自由工作なわけですから、学校に提出しなくちゃなりません」 マーズ「ガッコのセンセーはリアクションに困るだろーね」 ラーナ「ロボくん運送屋さんでしょう。これ、学校まで運んでください」 マーズ「そりゃー、運べっちゅーなら運ぶよ。 その前に、ログハウスっちゅーのはドコにあんのよ」 ラーナ「なにいってるんですか。目の前にあるじゃないですか」 マーズ「うん、あのね、これ、おれのデータベースじゃ竪穴式住居ってトーロクされてんだけど」 ラーナ「いままでにないまったく新しいログハウスを目指してみたところ、こういうことになりました」 マーズ「むしろさかのぼってんじゃん。 うわー、ムダにせーかくな竪穴系平地式住居だし」 ラーナ「さ、運んでください」 マーズ「ムチャいわねーでよ。こんな藁葺き、動かした先からくずれちまうよ」 ラーナ「藁じゃありません。木を細長く刻んだものです」 マーズ「なにそのムダにこまけー作業!」
ラーナ「ねえねえ早く運んでくださいよ」 マーズ「おれはロボでウソつけねーから、できねーことはできねーとゆーよ」 ラーナ「タダとはいいません」 マーズ「タッセーフカノーな仕事にギャランティはいただけねーよ」 ラーナ「ちら」 マーズ「ちらとかゆったってダメ!」 ラーナ「ぴと」 マーズ「ぴととかゆってくっ付けてもダメ! やんっ、わさわさ動かしたってダメ! あっ、あっ、なにこれなにこれ、すっげー黒くてテカってる!」 ラーナ「天然のオオクワガタです」 マーズ「黒いダイヤモンドーッ!」 ラーナ「木を刻んでたらたくさん出てきました」 マーズ「すっげーすっげーすっげーっ!」 ラーナ「男の子って、どうして昆虫を見ると異常にハシャグんでしょうか」 マーズ「欲しーよ欲しーよ欲しーよ! ハンブン売っ払ってハンブンおれのオモチャにすんのーっ!」 ラーナ「生き物をオモチャにしたらダメです」 マーズ「わかったよー、ハンブンはスイカとかメロンとかあげて大事に飼うよーっ! だからちょーだいよー、ちょーだいよー!」 ラーナ「ログハウス運んでください」 マーズ「コイツか! このログハウスとゆー名の竪穴式住居を運べばいーんだな! うっしゃーっ、我が師シホミおばちゃんにも等しークリスタルセイント! いまこそ力を貸してくれーっ! カッチカチに凍らせて運んだらーっ! ごーごーっ! オーロラサンダーアタックとゆー名のフリージングライフルッ!!」 ラーナ「白鳥ダンスを省いたから減点です」
【浅草 サンバカーニバル】 らー らー らーらららーらら♪ ユウカ「Ecoa nosso samba no ar〜♪」 ???「ねえ、ちょっと、ユウカ、あんたユウカじゃない?」 ユウカ「ア」 カーラ「やっぱユウカだ。ハーイ、久しぶり」 ユウカ「デェェェェッド」 らーらーららーらららーらら ユウカ「いまさら、なに。ステージ投げ出した腰抜けアクトレスが。 あたしは、あんたのことなんかとっくの昔に見限ってる」 カーラ「うん、あのさ、シリアスな顔してるとこ悪いんだけど、 あんたいま、おっそろしく浮かれたサンバファッションだからね」 ユウカ「ヘイトッ!」 カーラ「あっはっは、いつかカーニバルで会うと思ってたよ。 あんた不良英国人ぶってるけど、半分ラテン系なんだからさ。 サンバのリズムから逃れられるはずないんだよ」 ユウカ「憎い! この身体に流れるラテンの血が、うとましい!」 カーラ「うんうん、カワイイカワイイ、似合うよ。 前参加したときはひどかったもんね。お父さんがチョイスした、どうしょうもないコスチュームだったから」 ユウカ「ダディはオシャレ間違ってると思う」 カーラ「それ、いい色だね。赤とオレンジ。とっても情熱的よ」
らーらーららーらららーらら ユウカ「離れてよ。あんたと仲良しするつもりはないの」 カーラ「あんた、いまなにしてるの?」 ユウカ「べつに。ガッコサボってバイトしてライブやってケンカして、相変わらずよ」 カーラ「あら、あんたライブやったの」 ユウカ「あんたは」 カーラ「あたし?」 ユウカ「なにしてるの、いま」 カーラ「どうしようなって」 ユウカ「はぐらかされるのって、イラつく」 カーラ「女の子にね、会ったのよ。歳はあんたとおなじくらいかな。 おなじステージに立ちたいなって、そう思わせるような子」 ユウカ「イラつく」 カーラ「あら、なに」 ユウカ「あのとき、あたしがどんなになじったってあんたはそんなこといわなかった」 カーラ「うふふっ」 ユウカ「笑わないで。あたし、あんたが思ってるより凶暴よ」 カーラ「あははははっ」 ユウカ「ノン、やめて。撫でないで。もうキディじゃない」 カーラ「そうね。見ればわかるよ。 ユウカ、あんた、恋をしてるのね」 ユウカ「アゥ」 カーラ「あんたあたしの娘だから、どうせややこしい恋してるんでしょう」 ユウカ「あんたの知ったことじゃない」 カーラ「いいもんなのよ、それ。 ややこしい恋は、最後にとってもハッピーになるもんだって、あたしは知ってるから」 ユウカ「あてつけ? あたしがいま台無しにしてるんでしょ、あんたのそれ」 カーラ「そうでもないよ」 ユウカ「いいこといってるふうな顔したって、あたしはそんなに頭柔らかくない」 カーラ「身体はまだ柔らかい?」 ユウカ「舐めないで」 カーラ「じゃあ、バモス・ダンサール!」 ユウカ「カーニバルだからよ、いっとくけど」
クォヴレー「そろそろだな」 ゼラド「みんなで温泉旅行って何年ぶりかなぁ」 ルナ「私は初めてだ」 ゼラド「じゃあいっぱい楽しんでもらわないとね」 ディストラ「みなさん、そろそろ着きますよ」 ヴィレアム「なんかすいません、強引に誘ったみたいになって」 キャクトラ「よいではないか友よ、せっかく福引きで当てたんだ、人数は多い方がよかろう」 ガンスレ「今日は頑張ってみんなの背中をながすぞー」 レラ「多・・・ぎ」 ディストラ「・・・そういえば機動兵器な私が車を運転するって、一体私の使い道って」 ヴィレアム「あ、あれですよ、いま人気のマルチメディアってやつですよ!」 レラ「・・・違」 ルナ「ん〜空気がおいしいとはこういうことか」 レイナ「都会っぽさが目立たなくて見晴らしもいいわね〜」 キャクトラ(何故こやつも一緒にいるのだ友よ!?) ヴィレアム(なんだ?呼んだらマズかったか?) キャクトラ(当たり前だ!姫様にいかな悪影響をもたらすか!) ヴィレアム(そこまで毛嫌いしなくても・・・) ルナ「露天風呂、とはいったいなんだ?」 レイナ「あぁ、行ってみればわかりますよ、とっても気持ちいいんです」 キャクトラ「姫様!?」 ルナ「どうした?」 レイナ「男はお呼びじゃないのよ、あっち行った」 キャクトラ「ぐぬぅ〜」
ゼラド「は〜いい湯だな〜」 ルナ「なるほど・・・露天風呂とはこうも快適なものか」 レイナ「アルマナさんと温泉行ったりはしなかったんですか」 ルナ「お母様は忙しい方だ。最後に旅行に行ったのは五年前だったかな」 ディストラ「ふぅ〜疲れがとれます〜」 レイナ「疲れって」 ディストラ「え〜と、金属疲労?」 ゼラド「逆に腐蝕がすすむと思うんだけどなぁ」 ???「あのバカがいなくて静かだと思ったらいったいなんだうるさいなぁ」 ゼラド「あれ?マリちゃん?」 マリ「ん?全員集合なんだ?」 レイナ「偶然ね、ハザリアと来たの?」 マリ「あのバカが珍しく慰労旅行に連れてくとか言うものでな」 ヴィレアム「う〜ん」 キャクトラ「どうした?」 ヴィレアム「さっきからとなりの声がだだ漏れだと思ってなぁ」 レイナ『ゼラド、また大きくなったんじゃない?そりゃ』 ゼラド『ひゃん!?』 レラ『・・・G?』 ルナ『なっ!』 ディストラ『私にも触らせてくださいよ〜』 ヴィレアム「・・・・・・」 キャクトラ「友よ、鼻血が出ているぞ」 ヴィレアム「お前もな」 クォヴレー「・・・・・・」 ヴィレアム(さっきからクォヴレーさんの視線が痛いな) ガンスレ『覗いたらですとろ〜い!』 キャクトラ(耐えろ!耐えるのだ友よ!) ゼラド『そ、そんなとこさわら、んんっ』 ルナ『は、破廉恥なっ!』 ヴィレアム「ぐはぁっ!」 キャクトラ「・・・・・・」ブクブク クォヴレー「・・・・・・」
ディストラ「さて、そろそろ皆さん寝た頃かしら」 ゼラド「今日こそ」 ルナ「待っていて下さい父さま」 レイナ「行ってらっしゃーい」 キャクトラ「なあ友よ」 ヴィレアム「ん?」 キャクトラ「眠っているクォヴレー殿を何故縛り付ける必要があるのだ」 ヴィレアム「出発するまえ約三人に頼まれてな」 キャクトラ「あー」 ヴィレアム「これでよし、と。さて、部屋出るぞ」 キャクトラ「私は外に涼んでくる」 レイナ「はぁ・・・なにやってんだろあたし」 ヴィレアム「寝るところないんだよ、言っただろ」 レイナ「なんだってこうも似た状況が」 ヴィレアム「だから俺が床で寝るって」 レイナ「良いって言ってるでしょ」 ヴィレアム「襲われないか心配してるのか?」 レイナ「まさか」 ヴィレアム「襲ってるのはむしろゼラド達だからな」 レイナ「ほら、早く寝るよ」 ヴィレアム「はいはい」 レイナ「あ・・・・・・」 ハザリア「さて、もう満足か?」 マリ「何がだよ」 ハザリア「貴様が休みを取りたいと言ったから連れてきてやったのではないか」 マリ「あーはいはい満足したよしたした」 ハザリア「不満そうだな」 マリ「別に・・・・・・ん?」 クォヴレー「お前達も来ていたのか、」 マリ「おはようございます」 ハザリア「後ろにいる奴らは覇気がないではないか」 ゼラド「・・・・・・」ゲソー ルナ「・・・・・・」グッタリ クォヴレー「夜中に寝ぼけて馬乗りになってきたので思わず締め落としてしまった」 レイナ「・・・眠れなかった」 ヴィレアム「・・・頭が痛い」 キャクトラ「・・・友よ、首筋に噛まれたような跡があるぞ?」 ヴィレアム「・・・そういやお前なにやってたんだ」 キャクトラ「レラ殿と今後の曲について話を」 マリ「う〜ん、昨日風呂で見たときは元気だったのにみんな何があったんだ?」 ハザリア「若気の至りだな・・・」 マリ「そういえばディストラさんは?」 ディストラ「も、もう許して下さい・・・」 イングレッタ「だめよ、クォヴレーからあなたの調教を頼まれたんだもの、役目はしっかりこなすわ」 ディストラ「や、あの、その鞭はなんですか?蝋燭はなんですか?」 イングレッタ「調教?」 ディストラ「意味が違うと思います!熱い!熱いです!」
ぶちギレ金剛は、イカすな…
>>318 駄目だよルナ、どうやって母上が君を仕込んでもらったかを参考にしてから挑まないと
親を腰抜け呼ばわりとは、ユウカもりっぱな思春期なんだね…
>>313 オオクワガタにはしゃぐマーズ可愛いなwwww
ミナト「納得いかねぇっすよフィリオ先生! どんな大事件起こしたのかと思ってたら、プリクラ一枚で事務所クビって、 アヤリンがあんまりにも不憫過ぎるっすよ!」 フィリオ「つらいけれど耐えるんだミナトくん。 ファンすべてを恋人といわなくてはならないアイドルが特定の男性とプリクラを撮ってしまったんだ。 アイドルシーン全体の秩序のためにも、 心を鬼にしてバッシングしなくてはならないのもファンの宿命なんだ」 ミナト「じゃ、俺もアヤリンとプリクラ撮っちゃいけないんすか?」 フィリオ「絶対ダメだ。そんなことがあったら、僕は君をグーでぶつ」 ミナト「うぅ、わかったよフィリオ先生。 俺、つらいけど、悲しいけど、ぐっと血の涙をこらえて またしても喫煙しちゃったカゴちゃんのブログ荒らすよ!」 フィリオ「歌手なんだから喉は大切にしなくちゃね」 ヴィレアム「カゴちゃんて、絶対昔からのファンなんかウザいと思ってるよな」 キャクトラ「友よ、大変な法則を見つけた!」 ヴィレアム「なんだ、カゴちゃん痩せたはいいけど、明らかに華がなくなったよなって話か」 キャクトラ「そうではない! ミナトがあんなことになってしまったのは、フィリオ殿の師事が大きいと思うのだ!」 ヴィレアム「でも、フィリオさんに師事する前から、あいつカノジョなんか一片もできそうもなかったよ。 思うんだけど、フィリオさんてコーチする対象に恋人作らせない方針なのかもな。 アイビスさんだって結局異性の恋人はできなかったし」 キャクトラ「ハザリアさまも、エイス殿に師事していたころはまだ比較的真面目だったが、 うちの父さんとどこかに出かけるようになってから、 女癖が悪くなったというか、女たらしになってきたというか、 脇腹をえぐるように刺してやりたくなってきたというか!」 ヴィレアム「お前は自分のお父さんが女癖悪くて女ったらしだと思ってるのか?」 キャクトラ「父さんが方々で女性を口説くのはあくまで職務上必要だからであり、 本心では母さんを深く愛しているということは、私も母さんも了解している」 ヴィレアム「そういう特性がハザリアに受け継がれてるかと思うと、一層腹たってくるんだけど」 キャクトラ「つまり、弟子には師匠の影響が色濃く出ると思うのだ!」 ヴィレアム「そうすると、うちの父さん留守がちだし、お前のお父さんに教わるのが手っ取り早いのかな。 なんかよくそのへんにいるし」 キャクトラ「いや、なにを考えているのかわからないが、父さんは私に格闘術を教えようとはしない。 最初は格闘術の講義を受けているつもりでも、 気が付くと利きビールのやり方やキャバクラでのモテ方に変わっているのだ」 ヴィレアム「それはそれで、リーマンになったときとかに役立ちそうだな」 キャクトラ「我々にふさわしい師を探すべきなのだ!」
【ジェグナンの喫茶店】 マリ「エ、師匠なんて大げさなもんじゃないけど、ボーグナインさんのことは尊敬してるよ」 キャクトラ「しかしそれは、実際に教えを受けたわけではないでしょう」 マリ「そうだけど。あのひとの演技に対する姿勢、参考になるよ」 ヴィレアム「ユウカさんはダンスやってたころ」 ユウカ「アー、あたしのコーチはウォーズマンよ」 キャクトラ「ウォーズマンが先生ということはないでしょう」 ユウカ「チームメイトはマンモスマンよ」 マリ「ああ、なんか機嫌悪いんだよ、ユウカさん」 ユウカ「ハゲて縮れろ」 キャクトラ「ハゲた上で縮れるのは難易度が高すぎます!」 【マーズの事務所】 マーズ「おやじからはなんも教わっちゃいねーよ。 教わる前に、おれのほーからおん出てきちまったからね。 だいいちね、あのひとたぁアキナイに対するテツガクが違いすぎてサンコーになんねーんだ」 ヴィレアム「じゃ、商売のやり方はあらかじめプログラムかなんかされてたのか?」 マーズ「そんなツゴーのいーものはねーよ。 さしものおれだって、自我が芽生えたばっかの踊る赤ちゃん状態で ビジネスの世界に殴り込みかけるほどムボーじゃねーさ。 おやじのとこを飛び出したあと、ガンジスにいるシホミおばちゃんのとこに行ったんだよ」 ヴィレアム「だから、お前のおばさんなんでガンジスにいるんだよ」 キャクトラ「では、商売のやり方はシホミ殿から?」 マーズ「うんにゃ。おれのほーはそのつもりだったんだけど、 どーゆーわけかシホミおばちゃんが教えてくれんのは、 テレビアニメ版聖闘士星矢とかジャンプノベル版聖闘士星矢とかミュージカル版聖闘士星矢とか、 そーゆーのだけだった」 キャクトラ「シホミ殿はシホミ殿なりに、友情や正義を教えようとしていたのだろうか」 ヴィレアム「だったら、なんでまず原作を読ませないんだよ。 大昔の漫研とかアニ研とか入ると、『聖闘士星矢』とか『サムライトルーパー』 のビデオ強制的に見させられたっていうけど、そういうノリなんじゃないのか?」 キャクトラ「それでは、結局誰から商売を教わったのです?」 マーズ「ヒトに頼んのはやめたのさ。 ノウハウは自分でチクセキしていかなきゃなんねーと覚悟を決めた、起動1年目の夏」 ヴィレアム「結果的にタチ悪くなってるじゃないか!」
【ジャスコの端っこにある安っぽいアクセサリとか売ってる店】 ラーナ「は、先生?」 ヴィレアム「ああ、あの解体スキルは、いったいなにをどうやって」 ラーナ「ぴぃ」 ヴィレアム「わっ、わわっ!?」 キャクトラ「どっ、どうされたのです!?」 ラーナ「わたしに先生なんかいません。お父さんもお母さんもなにも教えてくれません。 ほんとはお父さんみたいにイジワルメガネかけて口封じとかしたいのに、 ほんとはお母さんみたいにカッコよくロボット操縦したいのに、 なにをどうしたって、わたしにできるのは解体だけです。 どうせ、どうせわたしなんか、ふえぇぇぇ・・・・・・」 キャクトラ「友が泣かせた!」 ヴィレアム「即座に俺のせいにするな!」 【校舎の裏】 ミズル「うん? おれは誰からも教わってないよ。 なにしろうちは理系一家で、絵心があるのなんてひとりもいないからね。 ちっちゃいころ、デスピニスさんと一緒にお絵かきしたくらいかな。 こうさ、床の上に画用紙置いてクレヨン持つと、かがみ込む姿勢になるだろ。 そしたらクレヨン動かすたびにデスピニスさんのおっぱいがゆっさゆっさ」 キャクトラ「そういうことを訊いているのではなくて」 ヴィレアム「えっ、俺はもう少し聞いてたかった」 ミズル「おれは美大行きたいから、高校進んだら画塾に通うつもり。 でも、それまでは好き勝手に描いてたいね」 キャクトラ「影響を受けた人物などはいないのですか?」 ミズル「う〜ん、ストリートアートだったらロコサトシさんかなぁ。あのひとの色彩はスゴいよ。 古典じゃ、システィーナ礼拝堂の天井画は度肝を抜かれるね。 ミケランジェロは『なんで彫刻家のワシが天井画やねん』みたいな キレ気味のテンションでやったらしいけど、それであれなんだから天才ってほんとインチキだよ。 それから、生き様ではルーベンスをマジリスペクトしてる」 キャクトラ「ルーベンス?」 ヴィレアム「知らないのか? 『フランダースの犬』でネロが見たがってた」 ミズル「おれも、37歳年下の嫁さんを毎日裸にひん剥いてスケッチするようなイカしたジイさんになりたい!」 ヴィレアム「ネロとパトラッシュに謝れ」 キャクトラ「友よ、この少年、つかみどころがない!」
ランディ「そいつは右脳と精巣だけで生きてるから、まともに会話しようとすると疲れるだけだぞ」 ヴィレアム「あ、Pちゃんだ」 キャクトラ「Pちゃんさん、今日は髪の毛赤くないのですね」 ヴィレアム「町内フラフラ徘徊してるくらいなら学校来いよ、Pちゃん」 ランディ「誰がPちゃんだ」 キャクトラ「あ、髪の毛がうっすら赤くなってきました」 ミズル「Pちゃんは、シャンプーのひいばあちゃんから爆砕点穴教わったんだよね」 ランディ「Pちゃんじゃないし、シャンプーもコロンさんも爆砕点穴も存在してない!」 ヴィレアム「Pちゃんは、どうしてお好み焼き屋さんときちんとフラグを立てておかなかったんだ?」 キャクトラ「どうして原作漫画の最後の方では二股野郎になってしまったのですか?」 ランディ「いまさら『らんま1/2』における響良牙の立ち位置を俺に訊かれたって知るか!」 ヴィレアム「じゃあ、ヤマちゃんはなんで離婚しちゃったんだ?」 キャクトラ「家を持って行かれるのは、やはり相当の痛手だったのではないですか?」 ランディ「離婚は双方のすれ違いの結果で、家を持ってくのは正直あんまりだと思った! でも俺はヤマちゃんとはなんの関係もない!」 ミズル「獅子咆吼弾は、工事現場のオッサンから教わったんだよね」 ランディ「俺、獅子咆吼弾なら撃てるかもって思うんだ」 ヴィレアム「実は、俺もたまにそんな気分になるんだ」 キャクトラ「不幸なら不幸なほど威力が増しますからね、獅子咆吼弾は」 【道ばた】 キャクトラ「どうやら、実際に師事しているかどうかではなく、 尊敬できる人物の存在が大きいようだ」 ヴィレアム「う〜ん、でもクォヴレーさんに直で教えを乞うっていうのはなぁ」 キャクトラ「では、『こうありたい』と思える人物を訪ねよう!」
【川べり】 重震のマグナス「は、俺に武道を?」 キャクトラ「はっ! 修羅であり、目方も器も大きなあなた様ならと!」 ヴィレアム「キャクトラ、失礼なこというな」 重震のマグナス「よせやい。いまの俺は、単なる中途採用の営業マンだ。 他人様の子にモノ教えるようなタマじゃねえよ」 キャクトラ「しかしあなた様は!」 重震のマグナス「俺か。俺はな、元々クズの中のクズだったんだよ。 いま思えば、あのころァ善悪の区別とか概念がなかったんだろうな。 弱いモンをいたぶるのは、楽しかったぜ。 ああ、俺は間違いなく楽しんでた。楽しんでたあれは、間違いなく俺だった」 ヴィレアム「でも、いまは違うじゃないですか」 重震のマグナス「なにも変わっちゃいねえ。 ただな、殴り合いより面白ェこと見つけたってだけさ。 なぁ、知ってるか? 女の手ってよ、やわらけぇんだ」 ヴィレアム「重震のマグナスさん!」 キャクトラ「恥ずかしい! 私は、我々は、殴り合うことばかり考えていた! 修羅だ! 我々こそが修羅だ!」 重震のマグナス「わかったか、坊主たち。わかったら」 キャリコ「重震のマグナス氏ー! そろそろ開店時間ですよーっ!」 重震のマグナス「おっといけねえ、もうこんな時間か」 キャリコ「フフフ、今日こそはミユちゃんのメアドをゲットしてみせますよ」 重震のマグナス「おぉっと、そいつぁ俺様の役目だ。 営業で鍛えたトーク、見せてやるぜ」 キャリコ「さぁどうでしょう。キャバクラ通いなら私に一日の長がありますから」 重震のマグナス「覚悟が違ぇよ。営業にとってキャバクラは修行場だぜ?」 キャリコ「では、今夜も尋常に勝負といきますか!」 重震のマグナス「ぐわっはっはっはっは! 母ちゃんには内緒な!」 キャクトラ「・・・・・・父さん」 ヴィレアム「・・・・・・大人って!」
二人はそのままでいるほうがきっといい
ヴィレアムはヤバいぞ ミナト程では無いにしろ、駄目人間化しつつある ここは更正させる為には女性の肌が必要だ!!! さぁ、レイナ!!! 今こそ、君の出番だ!! ゼラドでは役不足…
役不足っていうのは本人の技量に比べて役がしょぼいって意味だから… つまりゼラドがその気になったらヴィレアムもBINBIN状態!ということですね! 良牙とうっちゃんはいいコンビだったのに、どうしてブタ相撲部屋の娘なんか出てきちゃったんだろう…
言い方が悪かったッス ゼラドだと、クォヴレーには気があると公言するし、ヴィレアムには『幼なじみ』ってしか言わないから『女性』を教えるには、つい役不足と言ってしまったのですよ すみません m(__)m
ゼラドでは教えられないってのは『力不足』では?
いや、最近映画も公開されたことだしワカメタルの道をひた走るんだ! ここいらでワカメタルの帝王とガチバトルして伝説のギターを譲り受けたり グレ子に馬乗り調教されて真のメタルモンスターにww
【町中】 カル「あれ、アイミさん?」 アイミ「カルくん?」 カル「ええと、ははは、なんだか久しぶりですね。面と向かって話すのは」 アイミ「あ、うん。カルくんは、いつもミナトといたから」 【喫茶店】 カル「それでミナトが」 アイミ「ふふふっ、カルくん、ミナトのことばっかり」 カル「あ、ええと、すみません」 アイミ「好きなんだね、ミナトのこと」 カル「ええ。あいつは、本当はできるやつなんです。 だからいまのあいつを見ていると、歯がゆくて」 アイミ「考えてるんだね」 カル「でも、忘れないでください。 俺がそうするのは、アイミさんのことが好きだからです」 アイミ「えっ」 カル「アイミさんが好きだから、あいつのことも大切なんです」 アイミ「うん。なんか、嬉しい。ありがとう」 カル「だから待っていてください。 俺はきっとあいつとケリをつけて、あなたのところに行きます。行ってみせます」 アイミ「ひとつ、いいかな?」 カル「なんですか?」 アイミ「カルくん、なんで全身レザーファッションなの?」
ていうか第2世代基本的にダメ男ばっかだしな ヴィレアム 長所:なんかあんまないような気がする。とりあえず一途。頭脳・身体能力そこそこ優秀。 短所:いろいろと度胸がない。 キャクトラ 長所:身体能力高し。あとレラの通訳ができる。 短所:わりと毒を吐く。空気読めてないところもある。 ハザリア 長所:知能高し。文才高し。手先器用。 短所:体力なし。性格異常。労働意欲なし ミナト 長所:カラテは強いらしい 短所:アイドルオタな言動がキモい トウキ 長所:最近見かけないからわからない 短所:最近見かけないからわからない ゼフィア 長所:剣道強い。理系方面も強い。 短所:頭固い融通きかない。進路に迷うあまり将来無職になりそう。 スレイチェル 長所:料理上手い。ファッションセンスよし。わりと面倒見もいい。 短所:よく考えたら身体能力や知能が高いというネタがないような気がする。わりとバカなのかもしれない。 あと性別が謎、言動が謎。 マーズ 長所:知識豊富。ロボなので頑丈。 短所:攻撃力皆無。善悪の区別ついてない。 タカヤ 長所:性格は温厚かつ善良。身体能力も比較的高い。 短所:分の悪い賭けは嫌いとかいってギャンブルでは熱くなっちゃう。 カル 長所:性格温厚、友達想い。あとお菓子作れるらしい。 短所:ホモ疑惑有り 女性陣もわりと長所は少ないような気がする。優れていると言い切れるのはイングレッタくらいかもしれない。
結局ダメばっかりならむしろ+になる気がするが
三年組は高スペック揃いじゃね?
三年組みのうち、ゼフィアは甲児に師事したら一皮むけそうな気がするんだが・・・・ 版権キャラはNGだっけ。
>>335 イングレッタは意外と精神的にもろい所があるけどな。
まあそこはアストラナガンが一手に引き受けてるけど。
で、そのアストラナガンは逆に色々と鈍いというか、感覚が人間と違うとかあるしな。
まあ欠点の無い完璧な奴なんて逆におかしいし、逆にいい所が無い奴もいないんだよな。
もっともおよそ欠点ばかりなアークとかもいるわけだけど、アークも長所が無いって訳でもないし
アークの長所:死なないこと アークの短所:生きていること 赤月咲美の長所:名前を秋月咲実と間違えられるところ 赤月咲美の短所:名前が秋月咲実ではないところ
欠点ナシの完璧人間なんて書いてても読んでてもつまらんもんさ
【L&E ガレージ】 マキネ「おーい、エロアート小僧ー。うちのランディ1/2来てるー?」 ミズル「あ、Pちゃんだったらガレージでぷぎーぷぎーいってるよ」 ランディ「お前ら、俺のことを好き勝手に呼びすぎだ」 マキネ「もうさ、あんた女らんまとPちゃんの子ってことでいいじゃん」 ランディ「いいわけあるか! スパロボいっさい関係ないじゃないか!」 マキネ「じゃ、パットさんと、ええと、あれ、そういえばヤマちゃんてバンプレオリジナルにいたっけ?」 ランディ「だから、ヤマちゃん関係ないから」 マキネ「ヤマちゃんて、いまだに慎吾ママのこと恨んでんの?」 ランディ「いい印象は持ってないよ!」 マキネ「正直、あたしあんたのお母さんの顔見たことないんだよね」 ランディ「そんなの、俺だってここ数年見てないぞ」 ミズル「ところでマキネさんなにしに来たの? Pちゃんなら返さないよ」 ランディ「なに俺の所有権主張してるんだ」 マキネ「うん返してくんなくていいよ」 ランディ「お前はなんでそんなに俺のことどうでもいいんだ」 マキネ「はいこれ」 どさどさどさっ ランディ「・・・・・・は?」 マキネ「行方不明になってた間の課題と、夏休みの宿題。 9月1日までにやって学校に提出するんだよ」 ランディ「お前このタイミングでそれはねえよ!」 マキネ「じゃ、お小僧さん、9月1日には絶対にこいつを学校に連れてくるんだよ」 ミズル「うんわかった。クルマのトランクに詰めて持ってく!」 ランディ「マイカー通学って、お前何様のつもりだ!?」
ラミア先生の宿題をブッチするとどんな地獄が待ってるんだっけ?
ゼラド「課題が終わらないー!」 ディストラ「ずっと遊んでるからですよ、去年もそうだったじゃないですか」 アオラ「夏の風物詩みたいなものだね」 ゼラド「なんですました顔してるのよぉ」 アオラ「済ましたから、とっくに」 ゼラド「裏切りものぉ〜」 アオラ「無計画な姉ちゃんがだめなんだよ、他にそんなひと」 ピンポーン ディストラ「どちらさまですか?」ガチャ ルル「アオラさまぁ〜課題手伝ってくださいぃ〜」 ゼラド「いたよ!」 アオラ「威張らないでくれな」 アイミ「夏休み最終日が日曜か、レイナどうするの?」 レイナ「課題があるわ」 アイミ「恋愛ハウツー本が課題なの?」 レイナ「・・・来年こそは!」 アイミ「・・・」 ヴィレアム「よし、カセットの準備よし」 キャクトラ「課題そっちのけで何をしているのだ」 ヴィレアム「今夜サザンライブ最終日のダイジェストがラジオで流れるんだよ」 キャクトラ「好きだったのか、友よ?」
>>341 人を慕うのは、相手の長所を慕うということで、
人を愛すのは、相手の短所を愛するということだ。
と、誰かが言っていたのを思い出した。
ドアベルがせわしない音を立てる。 「もう、まいったよ、いきなり降ってきて」 マリの背中越しに見える空は、すでに青色に晴れ渡っていた。 通り雨が来ては去っていくという奇妙な天気が続いている。それにやられたのだろう。 マリは赤茶けたショートカットの髪に細かな水滴をこびり付かせていた。 無骨なロゴティーシャツはうっすらと湿り気を帯び、その下の薄桃色を透かしているのだった。 マリ「そのエロ絵日記をやめろ!」 ハザリア「夏休みも、間もなく終わりか。 先ほど模型店に行ったところ、『子供の宿題に必要だからプラ版とアルミパイプ売ってくれ』 と店員を捕まえてるオヤジを見かけた。 子供、ムチャ振りし過ぎだ。 しかも、適当な工作キットでお茶を濁しておけばいいものを、 今の段階からプラ版とアルミパイプでなにをするつもりなのか、若干の興味があった」 マリ「そんな町のオヤジ観察はどうでもいいよ」 ハザリア「さて、このオヤジのエピソードをどう色っぽい文体で表現するかだ」 マリ「だから、ムダにエロい文体で絵日記付けるのやめろ。 お前、ほかの宿題やってあるんだろうな」 ハザリア「ああ、やってあるやってある」 マリ「白紙じゃないか」 ハザリア「書くのがめんどくさい。口答で提出するからいい」 マリ「純然たる教師へのいやがらせだよ!」 キャリコ「人生ね、学校の勉強なんかより大切なものはいくらでもあるんですよ。 暑い夏の夕方に飲むキンキンに冷えたビールとか」 マリ「夕方からビール飲まないでくださいキャリコさん」 ユウカ「黒糖ビールだのバニラビールだのチョコレートビールだの、ほんとアグリーだし。 ビールはビターなもんじゃない」 マリ「あっ、ユウカさんなに飲んでるんですか!? ストレートエッジはどうしたんですか。禁酒禁煙禁カジュアルセックスはどうしたんですか!?」 ユウカ「パンクなんてどうせ頭の悪い不良がやる音楽愛好してる人間のいうことなんて ビリーブできるはずないしぃ〜、キャハハハハ!」 マリ「人格が変わるほど飲まないでください!」 キャリコ「いいですね、若いって。ビール一本で人格変わるほど酔えて」 ハザリア「つまり貴様、すでにカジュアルセックスする気満々か」 ユウカ「時と場合と相手によっちゃゴーゴーヘブンよ、キャハハハっ!」 マリ「やめてくださいユウカさん、なにいってるんですか」 ユウキ「そうだぞユウカ。場所も選びなさい」 マリ「ユウキさんはそれでいいんですか!」 ユウカ「あたしもう宿題やってあるもーん」 マリ「もーん、じゃないですよ。 ユウカさんは、宿題やってあっても提出に行くのがハードルじゃないですか」 ユウカ「デェェェェッド」 マリ「ハイになるのかダウンになるのかはっきりしてくださいよ!」 ユウキ「ユウカ、紅茶をビールで割ってみなさい。 予想外にすっきりした味わいだ」 ユウカ「ヤァー、キモいしアグリー、ダディがチョイスしたコスチュームよりイケてない」 ユウキ「ユウカ、父さんあれをオシャレだと思ってる」 マリ「わかった! ユウキさんが子育てヘタなんだ!」
マリ!それ、誰もが思ってて言わなかった一言だw しかし、遂にハザリア、エロ方向で生身の女性に興味を持つ様になったかw 表現や、からかう時はエロに走るのに、直接的なエロは避けてたから、どうなるんだか、予想が出来ないぜwww
マリの最後の一言に吹いたwww というか、ここの大半の父親たちは自分の子供に教えるべき事項を間違えている気がする。
放任主義も多いような気がする
放任主義っていうか、基本的に自分の嫁さんしか眼中に無いよね。
【レシタール家】 ルアフ「はい、それじゃあ、ホームズが『あの人』って呼ぶ人物といえば?」 レイナ「さあ、ワトソンなんじゃないの?」 ルアフ「うわぁぁぁっ! 君は一体いままでなにをしてたんだい! こんなの、シャーロキアン基本教養の初歩の初歩じゃないか!」 レイナ「宿題の邪魔だから出てってくんない?」 ルアフ「夏休みの読書感想文は、もちろんホームズなんだろうね? どのエピソードだい?」 レイナ「ああ、あれ、どこやったらかしら」 ルアフ「ひどい! あんまりだ! マニア垂涎の稀覯本がケータイ小説の山の中に埋もれてる!」 レイナ「それさあ、どうにかしてくれない? ブックオフに持ってったら、古すぎて値段付かないなんていわれるし」 ルアフ「レイナ! ちょっとそこに座りなさい! 宿題なんかどうでもいいから、お父さんが一からみっちりホームズを教えてあげる!」 レイナ「誰がお父さんよ」 【L&E】 ミズル「デスピニスさーん。Pちゃんがまた逃げようとしてるー」 デスピニス「ダメです。家から出たら、また迷子になりますよ」 ランディ「離せーっ! だいたい二日で宿題終わらすなんてムチャなんだよ!」 デスピニス「ミズルさんの方は、ちゃんと宿題をやってあるんですか?」 ミズル「そんなもの、提出しなきゃしないでどうとでもなるもんだよ」 ランディ「自由人かお前は!」
【イェーガー家 8月31日深夜】 ヴィレアム(ゼラドの家、まだ電気が点いてる・・・・・・。 やっぱりまだ宿題やってるのかな。いまならまだ・・・・・・! でもこんな時間に・・・・・・、あ、でもやましいこと考えてるんじゃないし・・・・・・、 いやまったく考えてないわけでもないけど・・・・・・、いやいやいや!) ギリアム「母さん、うちの息子は、なにを玄関まわりでウロウロしているんだろう」 ヴィレッタ「ああ、あれは、 早めに宿題を終えてお隣のゼラドちゃんにしたり顔を教えてやろうなんて目論んでたものの、 いざとなると勇気が出なくて、結果的に玄関まわりをウロウロしているのよ」 ギリアム「うちの子は、将来ストーカーにならないか心配になってくるね」 ヴィレッタ「フフ、なにをいってるの。 いまだってすでに軽いストーカーみたいなものじゃない」 ギリアム「それもそうか。はははは」 ヴィレッタ「まぁ、あなたったら、ウフフ」 ヴィレアム「息子をストーカー呼ばわりしながら談笑しないでくれ!」 ギリアム「じゃ、父さんたちは2人で国道を流してくるから、ストーカー行為もほどほどにしておくんだぞ」 ヴィレッタ「具体的にいうと、地方の国道沿いに建ってるシンデレラ城的な建物に行ってくるから」 ヴィレアム「具体的にいわなくていいから、好き勝手に行ってくれ!」 【カノウ家】 トウキ「なぁ、写させてくれよ。もうできてるんだろ?」 クリハ「ダメよ。自分でやらなきゃ、タメにならないでしょ」 トウキ「なんかご褒美がないと、やる気出ないよなぁ」 クリハ「もう、またそんなこといって」 トウキ「ん〜、ダメか?」 クリハ「あっ、ちょっと、ヤダ、もう」 ミナト「フヘヘヘ、やっぱシノノメ先生の『キミキス』は破壊力あるぜ」 クリハ「ミナト君、あっち行っててくれない?」 トウキ「ミナト、お前宿題やってるあるんだろうな」 ミナト「そんなの、モチのロンだぜ」 パラパラパラ クリハ「出来てる・・・・・・。しかも、ムダに高度な解法使って」 ミナト「伊達にフィリオ先生に教わってるわけじゃねえぜ!」 トウキ「どうしうよう、うちの弟、ムダにハイスペックになってきてる。キモいくせに」 クリハ「ええ、キモいくせに」 ミナト「あのなあ! 俺だって、立ち直れなくなる臨界点て存在してるんだからな!」 【ゾンボルト家】 ソフィア「ゼフィアー、いらっしゃい。お母さんが宿題手伝ってあげる」 ゼフィア「宿題ならとうの昔に済んでいます。 そんなことより、ヘソからアストラナガンさんを解放してやってください」 アストラナガン「ヘソが! この人妻のヘソが我を呪縛する!」 ソフィア「ホホホホ、ご覧なさいゼフィア、一人称が『我』とか、若干痛いわ」 ゼフィア「アストラナガンさんはヒロシマ県民なのです、おそらく」 アストラナガン「ヒロシマ弁の『ワレ』は二人称だ!」
まだ縛られてんのかアストラww グレの暇つぶしか何かかw
【9月1日 朝】 修羅兵の子(♀)「エリトゥちゃん。おはよ! 今日から新学期だね、ダルぅ〜」 リトゥ「うん、おはよう。あの、でもね」 エリート兵の子(♂)「おはよう、修羅兵の子(♀)クン! エリトゥくん!」 リトゥ「だから、わたしの名前」 修羅兵の子(♀)「ちょっと、やだ、離れてよ! 一緒に登校なんかしたら、勘違いされちゃうじゃない!」 エリート兵の子(♂)「あ、その、ゴメン。 キミに迷惑をかけるつもりじゃなかったんだ」 修羅兵の子(♀)「あっ、迷惑なんかじゃ」 エリート兵の子(♂)「ほんと、ゴメン」 修羅兵の子(♀)「あっ、えっとっ、始業式が終わったあと、待ってるから! そこのコンビニの陰で!」 エリート兵の子(♂)「えっ」 修羅兵の子(♀)「かっ、勘違いしないでよねっ! あんたがあんまり哀れっぽい顔するから、ちょっと同情しただけなんだからっ!」 エリート兵の子(♂)「う、うん! 行くよ、きっと行くよ!」 修羅兵の子(♀)「もうっ、ほんと踏み込みが甘いんだから!」 高性能AIの劣化コピー(♀)「ヴァヴァヴィレヴァヴァレヴァヴェン」 暗黒鳥人の子(♂)「ヒューヒュー、ふたり、付き合っちゃえよー!」 リトゥ「・・・・・・わたし、なんで息してるのかしら」
どっちのクラスに行ってもモブ扱いか…
悲惨過ぎるw ある意味、アークが強制的にジキミに改名させられた時より酷いw そして、姉妹がろくな目にあってないのに気が付かないマリ! ハザリアに気を取られ過ぎだw
高性能AIの劣化コピーってそれ単なるAIなんじゃね? ちゅうかトウキとクリハもうかうかしてるとラブラブカップル枠をエジュニアたちに持ってかれるぞ。
第二世代はなんと言うかパゥワァー(若本風に)が足りない。 高校生といったら色んな所で精を出したり出されたりして たまに身の丈に合わない事になっちゃう時期だろ
ヤンキーがガリ勉になったり、マジメな子がグレたり、遅れた高校デビューをしてみたり、 そういう微妙な時期ですね
ハザリア「『嵐が丘における私のレイプを笑うな』!」 マリ「笑いはしないけど、通報はするよ」 ハザリア「夏休み明け1発目公演のタイトルだ。 舞台はイギリスの片田舎、ヒース生い茂る荒涼たる丘陵地帯、嵐が丘。 アーンショー家の娘キャサリン、キャサリンの父が拾ってきた孤児ヒースクリフ、 リントン家の息子エドガー、キャサリンの兄ヒンドリー、エドガーの妹イザベラ、 などの人物が愛したり憎んだり憎まれたり愛されたりする愛憎劇だ!」 マリ「お昼のメロドラマみたいだな」 ハザリア「みたいもなにも、エミリー・ブロンテ作『嵐が丘』はメロドラマの元祖のようなものだ。 映画にも昼メロにもなっておる。 もっとも、元が長編だからかなにか、そのまま映像化すると滅法つまらなくなるという妙な特性を持っておる。 だから今回は、明らかに騙されているのに悪党に惚れてしまう女イザベラの視点から物語とする」 マリ「また、妙な改変するつもりだ、こいつは」 ハザリア「では、配役を発表する。 幼なじみとフツーに結婚の約束などしてはみるものの、 その後極めてフツーに成長し、フツーに金持ちのボンボンと付き合うようになり、 あまりにもフツーに幼なじみとのフラグをクラッシュする天然ビッチキャサリン役に、バランガ」 ゼラド「えぇ〜、そういうの、フツーなのかなぁ」 ハザリア「あまりにもフツーにフラグクラッシュされたことにより、 グレて復讐を誓う文学史に残る粘着ストーカーヒースクリフ役に、イェーガー」 ヴィレアム「たまには幸せな役やりたいよ、俺」 ハザリア「フツーの金持ちのボンボンエドガー役に、キャクトラ」 キャクトラ「役はいいのですが、タイトルにああいう単語が含まれているのはどうかと」 ハザリア「べつに肉体的なレイプをするわけではない。 ルナめには貴様から適当なこといって許可を取っておけ。 ああ、そうだ。それからヤマザキナオコーラから使用許可をぶん取って来い」 キャクトラ「ヤマザキナオコーラとのパイプなど持っていませんが」 ハザリア「ヒースクリフにまんまと食い物にされる女イザベラ役に、マリ」 マリ「わかった」 ハザリア「キャサリンの兄で、残念なことになるヒンドリー役に、ナンブ」 タカヤ「始める前から残念とかいうなよ」 【練習中】 マリ「なぁ、このイザベラって、いや登場人物全体的に、ちょっとおかしくないか? みんなして、自分のことばっかり考えてるみたいだ」 ハザリア「貴様は演劇の作法に慣れすぎておる。 人間など、そうそう他人を思いやれるものではない。 たとえ思いやっているつもりでも、思いやっている自分を愛しているに過ぎない。 現に、俺は生まれてこの方他人を思いやったことなどないぞ」 マリ「それはお前がお前だからだ」 ハザリア「人間は自分の利益を追いかけるものだ。 たまたま利害が一致すれば純愛となり、一致しなければレイプに変わる。 そう、人間とは絶えず互いをレイプしあっている生き物だ。 ノイズを取り除き、ありのままのレイプを描いたものがこの脚本であり、 この場合のレイプは極めて精神的かつ文学的なレイプでありレイプレイプ」 マリ「レイプレイプ連呼するのやめろ!」
キャクトラ「友よ、どうした?」 ヴィレアム「べつに」 ハザリア「あぁ、イェーガー。貴様はユーサク・マツダ主演の『嵐が丘』を観ておけ。 ああ、ストーリーは観んでいい。 原作を大胆にアレンジしていて映画としては面白いが、 キャサリンとヒースクリフが普通に両想いくさいから、今回の劇には役に立たん。 ユーサク・マツダの、異形なまでの存在感のみ魂に刻んでこい」 ゼラド「うぅ〜ん、でもわたし、結婚の約束なんかしたらちゃんと守ると思うけどなぁ」 ハザリア「ああ、貴様はいい、役作りなど必要ない」 ゼラド「え、でも」 ハザリア「たとえば、貴様にとってイェーガーは何者だ」 ゼラド「え、お友達だよ?」 ハザリア「そうだ、それでいい、そういうテンションで演じろ。キャサリンはそういう女だ」 ヴィレアム「くぅっ・・・・・・!」 ハザリア「おやイェーガー、もう役作りに入ったのか? 顔つきが鬼丸ヒースクリフことユーサクに似てきたぞ。 んん? 貴様よく見ると、マツヤマケンイチにも少し似ているのではないか?」 【公演当日 舞台袖】 ハザリア「あぁ、落ち着く落ち着く。やはり舞台袖に貴様がいるとしっくりくるな」 レイナ「やめてよ、懐かないでよ、あんたこれ以上なにをややこしくしたいのよ」 ハザリア「始まるぞ」 ブーーーーーー
【舞台上 嵐が丘】 タカヤ『キャサリン、キャサリン! そんな子供と口を聞くんじゃない。口が汚れるぞ!』 ゼラド『あら兄さん、だってこの子、お父さまが拾ってきたのよ? だったらうちの子じゃない』 タカヤ『そいつの髪を見ろ! まるでワカメのような青い色だ! ジプシーの魔術にかけられるぞ! お父さまのことだって、きっと魔術で騙したに決まってる!』 ゼラド『まぁ素敵! ねえあんた、魔法が使えるの?』 ヴィレアム『いや』 ゼラド『なんだ残念』 ヴィレアム『旦那様のヴァイオリンを壊したら、ならうちに来いと言われたんだ』 ゼラド『あんた、名前は?』 ヴィレアム『オイ』 ゼラド『オイ?』 ヴィレアム『ずっと、オイと呼ばれてた』 ゼラド『じゃあ名前を付けなくっちゃぁね。 それにしてもあんたの頭ときたら、本当にモジャモジャね。 まるで、この丘に繁るヒースみたい。 そうね。あんたの名前はヒースクリフよ。この、ヒースの丘の王様よ!』 ――あのころわたしは病弱で、いつもベッドの中にいた。 窓の内側から、あのひとたちの姿を眺めていることしかできなかった。 【舞台袖】 レイナ「ねえ、ゼラドの役ってさ、貴族のお嬢様なんでしょ? それにしちゃ言葉遣いが荒っぽくない?」 ハザリア「『嵐が丘』は西暦1801年時点からの回想から始まる。 当時の田舎貴族など、あんなものだろう。 生まれた土地から一歩も出ずに一生を終えるのがほとんどだ。 あぁ、イヤだイヤだ! 俺は当時に生まれなくてよかった!」 レイナ「あんたはフラフラし過ぎなのよ」 【舞台上】 タカヤ『キャサリン、キャサリンはどこに行った!?』 ミナト『ああ、坊ちゃん。キャサリン嬢ちゃんなら、ヒースクリフと一緒ですだ』 タカヤ『あのジプシーめ、性懲りもなく!』 ミナト『あはは、坊ちゃん。キャサリン嬢ちゃんとヒースクリフを引き離すことは、誰にもできねえですだよ』 ミナト『ヒースクリフ! ヒースクリフ! すぐに来い! 怠けることは許さないぞ。 馬小屋の馬糞を集めて農家に売ってこい!』 【舞台上 嵐が丘 日没】 ゼラド『ねえ、あんたのその髪、夕陽に透かすとキラキラ光って、まるで王冠みたいよ。 あんたは、ほんとに王子様なのかもね。 そうよ、きっとそう。ヒースの丘はあんたの領土よ。 そしてわたしは、あんたの横であんたのお后さまになるの』 ヴィレアム『それが本当だったらいいのに』 ゼラド『あんたが王様だっていえば王様よ』 ヴィレアム『そっちじゃなくて』 ゼラド『うふふっ、おかしなこと気にするのね。 わたしがあんたの横にいるのは当たり前じゃない。わたしたちが離れられるわけないじゃない』
――あのふたりはいつも一緒だった。 お互いがお互いを自分の一部だと思っているようだった。 ――それから、10年近くが経った。 キャクトラ『イザベラ、キャサリンが来てくれたよ』 ゼラド『こんにちはイザベラちゃん! お加減はどう?』 マリ『いらっしゃいませ、キャサリン』 ゼラド『うふふっ、もうお義姉さんて読んでいいんだよ?』 キャクトラ『ははは、じゃ、僕はお茶を持ってこさせよう』 ゼラド『ええ、お願い』 パタン マリ『最近、よくいらっしゃるのですね』 ゼラド『ええ、式の打ち合わせをしなけりゃならないし』 マリ『本当に、兄と結婚なさるんですか?』 ゼラド『そうよ。プロポーズされたから』 マリ『どうして、兄と結婚なさるんですか?』 ゼラド『どうしてって、そりゃぁ愛しているからよ』 マリ『どういうふうに愛しているんですか?』 ゼラド『そうねえ、彼はきれいで、一緒にいて気持ちいいよ?』 マリ『ダメですよ、そんなことじゃ』 ゼラド『それに、若くて快活だから』 マリ『まだダメですよ』 ゼラド『それに、わたしのことを愛してくれるし』 マリ『ダメです、いまさらそんなこといいだすなんて』 ゼラド『それに、お金持ちでしょう? わたしはここらあたりで一番の奥様になって、鼻が高いじゃない』 マリ『それが一番ダメですよ!』 ゼラド『えぇ〜、そんなこといわれても』 マリ『ヒースクリフさんは、いまどうしているんですか?』 ゼラド『兄さんのお遣いで街に行ってるよ?』 マリ『あなたは、ヒースクリフさんを愛しているんだと思っていました』 ゼラド『え、ヒースクリフは友達だよ?』 マリ『あなたが兄さんの奥さんになってしまったら、ヒースクリフさんはどうなってしまうんですか。 あの方は友達も恋人も、家族も、なにもかも失ってしまうんですよ!』 ゼラド『でもね、イザベラちゃん。 わたしとヒースクリフが結婚しちゃったら、こじきになっちゃうじゃない。 でもエドガーと結婚したら、ヒースクリフを独立させて、兄さんの手から救ってあげられるんだよ!』 カタン ――その日を最後に、ヒースクリフは姿をくらませました。 【舞台袖】 レイナ「なんなのよ、あのキャサリンて女は!」 ハザリア「世界中の女性読者が貴様と似たようなリアクションしとるわ。 テーマに沿ってちょいちょいキャラクターをいじっているが、 キャサリンについては本当にああいう女だから困る」
【舞台上】 ――そして、また数年が経ちました。 キャクトラ『イザベラ、お前もいつまでも伏せっているわけにはいかないよ。 さあ、起き上がって支度をするんだ。ヒンドリーに挨拶しておいで』 マリ『いやよ。あのひと、奥さんが亡くなったばかりじゃない】 キャクトラ『だから慰めてさしあげるんだ。 いいかいイザベラ、我がリントン家はアーンショー家と手に手を取り合って、 この嵐が丘を治めていかなければならないんだ。 お前も務めを果たさなくてはいけないよ』 【舞台上 アーンショー家】 トントン マリ『アーンショーさん?』 ヴィレアム『フォーカード』 タカヤ『うぅっ!』 マリ『あの、アーンショーさん?』 ヴィレアム『どちら様ですか?』 マリ『あの、わたし』 ヴィレアム『この屋敷の主人にご用ですか?』 マリ『エ、エエ』 ヴィレアム『なら、私だ。 ヒースクリフ。たった今から、この屋敷の主人です』 マリ『まあ! ヒースクリフ、あなたヒースクリフなの!? わたしのことを覚えていますか? イザベラです、リントンの妹の』 ヴィレアム『ああ』 マリ『すっかりご立派になられて。 いままで、いったいどうしていたんですの?』 ヴィレアム『アメリカで実の両親のことがわかり、遺産を相続したのです』 タカヤ『おい、デタラメをいうんじゃねえ!』 ヴィレアム『なんだ、お前はまだいたのか。さぁ、さっさと使用人の小屋に移るんだ。 お前は息子がいたな。たたき起こしてこい。馬小屋で馬のクソを集めて農家に売りに行かせろ』 ――なんということだろう。 帰ってきたあのひとは、わたしの目の前でアーンショー家を奪い取って見せたのだ。 普通ならこういう場合、おびえ、こんなゲス男と軽蔑するだろう。 でも、わたしは、彼のこの行動を、この盗みを! わたしはあの人のことを、 『なんてロマンチックなの』と思った。
【舞台上 リントン家】 ゼラド『まあ! ヒース! あんたヒースクリフなの!』 ヴィレアム『しばらくぶりだね、キャサリン』 ゼラド『すっかり見違えちゃって、あんたいままでどうしてたの』 ヴィレアム『また、友達になってくれるかい?』 ゼラド『当たり前じゃない、そんなの。世界中の誰がわたしたちを引き離せるっていうの!』 ヴィレアム『そのお腹、何ヶ月目くらいだい?』 ゼラド『うん、もう8ヶ月! そうだヒース、あんた名付け親になってくれる?』 ヴィレアム『もちろん』 キャクトラ『こうやって話すのは初めてかな。 妻からはよく聞いているよ。こうして話すことができてうれしい、ヒースクリフ』 ヴィレアム『ああ、私もだ。君とこうして話すことが出来る身になって、とても嬉しい』 ――彼は、表面上は穏やかだった。 それでも時折、その瞳では黒々とした情熱が燃え上がるのが見えた。 まさにヒース生い茂る丘の化身のようだった。 【舞台上 アーンショー家】 タカヤ『おやおや、また来なすったのかい。 リントン家のお嬢さんが、ジプシーの小僧にご執心かい』 マリ『失礼なことをいうものではありません。 そりゃああの方の生まれにはよくわからないところがありますけれど、 いまは立派な紳士じゃありませんか』 タカヤ『紳士だって! バカいっちゃいけねえ、町の人間はみんな知ってらあ。 実の両親なんてとんでもねえ! あいつはアメリカでスリになって、強盗団の親玉までのし上がったんだ。 この丘の田舎者は、どいつもこいつもあのペテン師に騙されてるのさ!』 ヴィレアム『なにをしている』 タカヤ『ひっ』 ヴィレアム『庭木の剪定がまだ済んでいないぞ。 お前の息子はどうした。さっさと馬のクソを集めさせろ。まったく、親子揃っての怠け者め』 タカヤ『この、恩知らずめ!』 ヴィレアム『恩なら覚えておりますとも、アーンショー家の旦那。 でなければ、誰がお前のようなアル中を使ってなどやるものか。 私に不満があるのなら、さあ出て行くがいい。 お前がほかのどこで生きていけるというのだ』 ――生まれてこの方嵐が丘から出たことがなく、 ベッドと窓ガラスと本しか知らずに育ったわたしにとって、 ヒースクリフという男性はあまりにも荒々しく、どうしようもなく魅力的だった。 ヴィレアム『なぁ、私が君のことを好きだと、知っていたかい』 マリ『え』 ヴィレアム『リントン家の窓から見える君を、よく見ていた。 きれいな顔をしていると。それから肩のラインと、肘の形が好きだ。指の節も』 マリ『そう、指の節が』 ヴィレアム『おいで』 マリ『わたし、あなたには嫌われていると思っていました』 ヴィレアム『なぜ』 マリ『だって、わたしはエドガーの妹です。 あなたは、義姉さんを愛しているのではなかったのですか?』 ヴィレアム『愛しているとも』
――彼の目からちらりと憤怒の色がこぼれたことを、 そのときわたしは気付いていたのかもしれない。 ヴィレアム『しかしそれは家族としてだ』 マリ『お話を聞かせてくださる? 異国の珍しいお話を』 ヴィレアム『いいとも』 ――それは甘いひとときだった。 彼の胸板からは、わたしの知らない酒や煙草の匂いがした。 【舞台上 リントン家】 ゼラド『イザベラちゃん、あんまりヒースクリフといるのはよくないよ』 マリ『どうしてそんなことをおっしゃるの?』 ゼラド『あなたはヒースクリフっていう人間を知らないのよ。 洗練も教養もない、生地のまま、ハリエニシダや玄武岩だらけの荒れた土地のような男なのよ。 あなたにあの人を好きになれと勧めるくらいなら、 あの小さなカナリヤを冬空の森に放す方がまだましよ』 マリ『ひどいことをいうのね! ひどいことをいうのね! 結局あなたは、自分だけ愛されたいのよ!』 【舞台袖】 レイナ「あのさあ、キャサリンて、最悪なんじゃないの?」 ハザリア「まあ、最悪だ」 レイナ「いくら田舎が舞台っていっても、嵐が丘にはアーンショー家とリントン家しか住んでなかったの?」 ハザリア「農家くらいは普通に住んでいただろうよ。 しかし、19世紀の田舎貴族にとってそんな人種は家畜同然だ。 けったくその悪い連中だ」 レイナ「あんたさ、自分が貴族のくせにちょいちょい身分制度にケチつけるわよね」 ハザリア「バルマーの貴族制など、 復興にあたり民衆のテンションを上げるための方便でしかない。 せいぜいもって2世代程度だろう。それ以上はダメだ。国がダメになる。 だらだらと意味もなく特権階級を気取るようなら、ギロチンにかけるしかないな」 【舞台上 リントン家】 おぎゃあ! おぎゃあ! キャクトラ『生まれたよ、女の子だ』 ゼラド『そう、よかった。その子をお願いね、あなた』 キャクトラ『なにをいっているんだ。しっかりしなさい!』 ゼラド『いいのよ。自分の身体だもん、自分でわかるよ。 わたしはもう、すっかりダメになったこの身体がイヤになったの』 キャクトラ『医者を呼べ!』 ゼラド『いいえ、ヒースクリフを呼んでくださる?』 キャクトラ『ヒースクリフだね、すぐに呼ぼう。おい、アーンショー家に使いを!』
ゼラド『ヒースクリフ、あんたはずいぶんわたしのことを怒ったでしょうね。 でもね、あんたがどんなに苦しんだか、わたしは知らない。 あんたの苦しみなんか、わたしは平気よ。 なぜあんたは苦しまないの? わたしは苦しいのよ! わたしを忘れるつもり? わたしが死んだら、あんた喜ぶ? ヒースクリフ、あんたはずっとわたしのそばにいたのよ。 あそこにいるのはわたしのヒースクリフじゃない! わたしのヒースクリフはずっとわたしの横にいたの。 ねえ、わたし、あんたとは比べものにならないくらい遠くに行くのよ。 そばに来たいのだとばかり思ってたのに、ヒースクリフ!』 キャクトラ『キャサリン、しっかりするんだキャサリン!』 ――赤ちゃんを産んですぐ、キャサリンは死んだ。 ヒースクリフは、ついに義姉さんの臨終に間に合わなかった。 ごうごうと吹きすさぶ風が窓を叩いていたのを覚えている。 あれは、ヒースクリフの慟哭だったのかもしれない。 【舞台上 リントン家】 キャクトラ『うぅ、済まない』 ヴィレアム『構わない』 キャクトラ『悲しいのは君もおなじなのに』 ヴィレアム『かけがえのない者を喪くした』 キャクトラ『君は家族を喪くし、私は家族を失った』 ヴィレアム『子供の名前は』 キャクトラ『まだ決めていない。ああ、そうだ、君が付けてくれないか。彼女の遺志だ』 ヴィレアム『わかった。そうだな、キャシィ、キャシィだ。 あの子はキャサリンの生まれ変わりだ』 キャクトラ『キャシィ、キャシィか。いい名だ』 ヴィレアム『さあしっかりするんだ。そんなにひ弱なことではキャシィを守れないぞ』 キャクトラ『済まない』 ヴィレアム『飲みたまえ。アメリカから取り寄せたブランデーだ』 ――兄が死んだのは、それから数日後のことだった。 おぎゃあ! おぎゃあ! マリ『なにをするの! それは父さんのテーブル! 兄さんの燭台!』 ヴィレアム『この家の物はすべて処分する』 マリ『どういうこと? ネリィ、ばあや!』 ヴィレアム『使用人には暇を出させた。この嵐が丘に、余計な人間はいらない』 おぎゃあ! おぎゃあ! ヴィレアム『リントンから遺言状を受け取っている。 今後、キャシィとお前は私の庇護下に入る』 マリ『あなたの』 ヴィレアム『さあ来い。お前には、俺の子を産んでもらわねばならん』 ――従うしかなかった。 わたしが、ほかの土地で生きていけるはずがないのだから。
【舞台上 アーンショー家】 おぎゃあ! おぎゃあ! ヴィレアム『ははははは! でかした!』 ――わたしは男の子を産んだ。 彼は、いつになく喜んでいた。 そのときになって、わたしはようやく彼の真意を理解した。 そうだ。彼が笑うのは、キャサリンを見ているときだけだったではないか。 マリ『ひとでなし!』 ヴィレアム『どうした、急に』 マリ『おぞましい! あなたという方は、なんということを考えるのですか。 こんなこと、神様がお許しになりません』 ヴィレアム『誰が神の許しなど乞うた』 マリ『わたしを道具扱いして!』 ヴィレアム『お前たちがずっとやっていたことだ、田舎貴族め。 有りもしない特権をふりかざして、ひとを道具扱いして!』 マリ『わたしを愛しているといったのは、ウソだったの?』 ヴィレアム『愛していたとも。しかし今日までだ。もうお前は用済みだからな』 ――ほどなくしてわたしは死ぬだろう。 しかし、それでもわたしは自分を否定できない。 この小さな世界で育ったわたしにとって、彼に恋したことだけが唯一の自由だったからだ。 【舞台上 10数年後 アーンショー家】 ヴィレアム『キャシィ! キャシィはどこに行った!?』 ゼラド『なぁに、おじさん』 ヴィレアム『おじさんではない。お父さんと呼びなさい』 ゼラド『うふふっ、だっておじさん、わたしとは一滴だって血が繋がってないじゃない』 ヴィレアム『リントンの世話はどうした。あの子に算数を教えてやる約束だっただろう』 ゼラド『イヤよ。あの子すぐに泣くんですもの』 ヴィレアム『キャシィ、お前はいずれあの子と結婚するのだよ?』 ゼラド『やぁよ。わたし、相手は自分で見つけるの』 【舞台袖】 レイナ「ようするに、自分が結婚できないもんだから、 自分の息子とキャサリンの娘を結婚させようっていうの?」 ハザリア「娘を手籠めにしようとしないだけ、ニホンの光源氏よりマシだな」 レイナ「それにしても、ほかにいくらでも手段があったでしょうに」 ハザリア「貴様には違う手段があると見える」 レイナ「当たり前でしょ、あたしは」 ハザリア「聞いてやる義理はない。続くぞ」 【舞台上】 マリ『げほっ、げほっ』 ヴィレアム『リントン、お前はいったい、なにをしているんだ』 マリ『父さん、僕、あの子イヤだよ。乱暴だしすぐ怒るし』 ヴィレアム『情けない! お前は本当に私の息子なのか! そのひ弱さは、お前の叔父にそっくりじゃないか』 マリ『げほっ、げほっ』 ヴィレアム『まったく』
【舞台上 馬小屋】 タカヤ『ダメだぁ。おらぁ、わかんねえよ』 ゼラド『しっかりしてよ。あんたわたしよりずいぶんお兄さんなんでしょ? 足し算引き算くらいできなくてどうするの】 タカヤ『だっておらぁ、字だってロクに読めねえ』 ゼラド『ねえ、あんたのお父さんて、昔嵐が丘を治めてたんでしょ?』 タカヤ『そんなの、飲み屋のオッサンたちがいってるデタラメだぁ。 おらのおっとうはただの酒飲みだぁ。結局最期はドブにはまって死んじまっただよ』 ゼラド『あんたもしっかりしないと、そうなっちゃうのよ』 タカヤ『ええと、指を使ってもいいだか』 ゼラド『ダメよ。ちゃんと頭で計算して』 タカヤ『ええと』 ゼラド『よくできました! さあいらっしゃい、撫でてあげる」 ヴィレアム『は、ははははは! 神よ、あんたはずいぶんと悪趣味だな! 俺の息子はリントンになり、あれほど憎んでいたヒンドリーの子が俺の映し身になるとはな! だがな神よ、俺は少しだけお前に感謝しよう。 俺の映し身が、キャサリンの娘と愛し合っている! もう、いい。これでいい』 【舞台上 嵐が丘】 マリ『お父さん、もう何日もご飯食べてないってほんとう?』 ヴィレアム『見たい光景は見た。思い残すことはない』 マリ『だったらクビでもくくればいいのに』 ヴィレアム『キャサリンは神聖な女だった。糞尿を垂れ流した姿では会いに行けるはずがない。 ああ、キャサリン、キャサリン、窓を開けて入っておいで。 ねえ、おいでってら。もう一度だけでいいから! こんどは聞いておくれよキャサリン! 今度こそ!』 マリ『お父さん』 ヴィレアム『なんだ、まだいたのか』 マリ『死ぬの?』 ヴィレアム『ああ、死ぬ。お前も間もなく死ぬだろう。ひ弱なお前が、俺なしで生きていけるはずがない』 マリ『お母さんのことを覚えてる?』 ヴィレアム『よく覚えていない。どうでもいい女だった』 マリ『お母さんが死ぬ前に、僕、いわれたんだ』 ヴィレアム『聞く必要はない。興味もない』 マリ『ヒースクリフ』 【舞台袖】 レイナ「マリの目が変わった!」 ハザリア「ああ、心躍るではないか。この瞬間を見るのが一番好きだ。 ノイズを取っ払った純粋な欲望は、いっそ美しい」
【舞台上】 マリ『ヒースクリフ、あなたはキャサリンのことを想いながら死ぬのでしょう』 ヴィレアム『リントン、お前はリントンなのか?』 マリ『あなたはきっと、キャサリンへの殉教者のような気分で死に臨むのでしょう。 でも、そうはさせない』 ヴィレアム『やめろ、近づくな!』 マリ『抵抗しようにも、もうあなたには体力が残っていないでしょう』 ヴィレアム『離せ! 離してくれ!』 マリ『さあ、抱きしめてあげる』 ヴィレアム『やめろ、やめてくれ!』 マリ『最期の瞬間、あなたを愛したのはキャサリンじゃない。 イザベラに愛されながら、死ね、ヒースクリフ』 ヴィレアム『キャサリン! キャシィ!』 マリ『今こそ、わたしはあなたをレイプする』 ――もしも神様がベッドを覗くことがあって、 誰かがありきたりなレイプで自分たちに酔っているのを見たとしても、 きっと真剣にやっていることだろうから、笑わないでやって欲しい。 ブーーーーーー 【閉幕 控え室】 マリ「わたしはな、気に食わないぞ、お前のああいう考え方は」 ハザリア「欲望がたまたま一致すれば優しさになり、しなければレイプになる。 人間関係などそんなものだ」 マリ「それはお前が考えないからだ」 ハザリア「すると、俺と貴様の利害は一致していないということか」 マリ「そういうこといってるんじゃない」 ハザリア「そして利害はそこそこずれてる方が面白い」 マリ「結局お前は、面白いことだけが大事なんだ」 〜♪手っ取り早いぜレイプレイプ! 気分しだいでレイプレイプ! マリ「でも、このBGMはどうかと思う」 ハザリア「さて、撤収を急げ! ルナに見つかる前にずらかるぞ!」 マリ「結局許可取れてなかったのかよ!」
いや、見事見事! 今回も楽しませてもらいました!
ゼラドって天然悪女なところがあるから、この配役、ハマり過ぎw ヴィレアム、この演劇終わった後ゼラドに対する恋愛感情について改めて考え直しそうだなwww 面白かったです!GJ!
さりげなく入っていたジョジョネタに惚れたwwww いや、GJ!
お、久しぶりの演劇話か。面白かった。 原作の『嵐が丘』は全く知らないんで、『ヒースクリフ』を見た途端、某魔法狩人を連想した。 ……そういえば、なんとなくハザリアと似てるかも、ヒース兄さん。
川尻しのぶwwwwいきなりのジョジョネタでふいたwwwww てか今回はマリよりゼラドの方がキャラが立ってて新鮮だったわー
ゼラド「大変! 特進課クラスの名簿が、一欄だけ塗り潰されてるの!」 エリート兵の子(♂)「お願いです、絶対に犯人を見つけてください!」 修羅兵の子(♀)「エリトゥちゃんの名前塗り潰すなんて、許せない!」 リトゥ「あの、それはわたしが」 ゼラド「ううん! リトゥちゃんが自分でそんなことするはずない!」 リトゥ「えぇっ!?」 レイナ「33行探偵ゼラド! 普通なら5行で解決する事件を、書き込み限界でもなんでもない33行まで引っ張る名探偵の出動ね! いま8行!」 ゼラド「まず状況を整理しよう。クラス名簿が書き換えられてたことに気が付いたのはいつ、誰が!?」 エリート兵の子(♂)「今朝、日直の僕が見たときだ!」 ゼラド「昨日、最後に名簿に触ったのは誰?」 修羅兵の子(♀)「昨日の日直だったエリトゥちゃんだよ!」 リトゥ「だから、わたしの名前っ! あと、なんでわたしが特進課クラスの日直を」 ゼラド「つまり、昨日リトゥちゃんが名簿を置いてから今日の朝までに書き換えがおこなわれたってことだね!」 修羅兵の子(♀)「でも、名簿が入ってる棚の鍵は、その日の日直が昨日の日直から受け取ることになってるんだ!」 リトゥ「だから、ほかのひとにはムリなわけで・・・・・・」 ゼラド「リトゥちゃんがさっきからこんなこといってるのは、誰かをかばってるからだよ!」 マリ「フフフ、たしかにわたしはその時間、ひとりで焼き魚をやってたからアリバイはない。 でも、どうやって鍵を外したっていうつもりだ?」 ゼラド「痩せた鰹なら入るよね! 鍵穴」 リトゥ「なにいってるの!?」 ゼラド「あ、やっぱムリか」 レイナ「つまり!」 ゼラド「残念だけど、犯行が可能なのはリトゥちゃんだけだよ」 リトゥ「だから最初から」 エリート兵の子(♂)「エリトゥクン、悩みがあるならいってくれればいいのに」 リトゥ「悩みっていうか」 修羅兵の子(♀)「あたしたち、仲間なんじゃなかったの!?」 リトゥ「なかったのっていわれるとちょっと回答に困るけど」 ゼラド「リトゥちゃん、ダメだよ。こんないい人たちを困らせたら」 リトゥ「困ってるのは」 ゼラド「でも、これにて事件解決! いま32行!」 リトゥ「なにも解決なんか・・・・・・!」
ハザリア「あぁ、ヤメだヤメだ! やってられるか! 33行にまとめるとか、難しいわ!」 ゼラド「ふぅ〜、舌が疲れたぁ〜」 ハザリア「もはやバランガなどには任せておけない! ここはひとつ、俺自ら33レス探偵に名乗り出る!」 マリ「33レスってお前、それただの荒らしじゃないのか?」 ハザリア「そうかといわれると、にわかに否定できん!」 マリ「否定はしろよ、一応」 ゼラド「でも、33レスもなにするの?」 ハザリア「ウム、シャクのことだが」 マリ「尺か?」 ハザリア「いや、あやつだ」 修羅兵の子(♀)「えっ、あたし!?」 ハザリア「修羅雪姫なのだろう?」 マリ「それ、世代によってはカジメイコとか言い出すんじゃないのかなぁ」 修羅兵の子(♀)「やっ、やめてよっ、雪とか姫とか、あたしガラじゃないよ!」 エリート兵の子(♂)「でもキミは雪のようにキレイだし、僕にとっては」 修羅兵の子(♀)「ばっ、バカっ! あたしが姫って呼ばれたいのは・・・・・・!」 ハザリア「待て、そやつは系統的には、ビールのCMやってたころのシャクver1.2だ!」 ゼラド「ver1.2って、なに?」 エリート兵の子(♂)「いや、どちらかというと、メカゴジラ乗ってた頃のver2.1に近いと」 ハザリア「では間を取って、『めぐりあい宇宙』のゲーム出てた頃のシャクver1.9ということでどうだ」 修羅兵の子(♀)「どうだっていわれても、あたし専用ザクなんか持ってないよ!」 ハザリア「しかし、考えてみるとメカゴジラ乗る役作りにガンダム見るというのは意味わからんぞ!」 エリート兵の子(♂)「ボクとしては、『ヒミツの花園』に出てたver2.6が」 ハザリア「わかった! 『スカイハイ』で『お逝きなさい』とかいってた2.3で手を打とう!」 マリ「あっ、こいつ適当にシャクちゃんの経歴コピペして行数稼ぐ気だ!」 ゼラド「でもハザリアくん、33レスも引っ張ったら、明らかに容量圧迫するよ!」 ハザリア「わかった、ではやめよう!」 ゼラド「これにて解決! いま29行!」 悪のハザリアによる33レス探偵計画は阻止された! しかしおそらく第2第3の33なにかが次々と現れるだろう! 戦えゼラド! SUIRIせよゼラド! そしてジャスト33行!
>>819 ラン取れないからって・・・
しかしリトゥをちっとも気にしないハザリアに清々しさすら覚えた
そのうち、リトゥが自分の名前を正しく呼ばない奴らを念動力でシメそうだなw あのヘルモーズの様な髪型に戻って、性格も黒くなってwww
そして三つ目のマスク被ってブツブツ言い出すんだな?
リトゥが黒くなってしまったら、それこそ常識人がタカヤぐらいしかいなくなるぞ。
いろいろ面倒になったタカヤがリトゥとくっ付いて、リトゥの眼鏡な冒険 完 〜そして新たなる戦いに〜
最終回手前で適当にくっつけられる余り物カップルみたいだな
むしろ、弄ばれてる同士、ヴィレアムとくっつくかと思った 天然悪女なゼラドや、構うけど純情なレイナは若干Sだし、今のヴィレアムは支えてくれる女性に転びそうな気がするんだ…
ヴィレアムはいつか親の因果が子に報う形で並行世界を巡り歩いて一人前のタイムダイバーになって帰ってくるって信じているよ んでリトゥはあれだそろそろ現実の男に見切りをつけて親父と同じ道に走り出したところにどこからともなく二人の新キャラショタっ子が…
エリトゥまでアイミに続いて危険な道に突入する悪寒w
ヴィレアム「脇からタニシが生えてくるんだ」
ヴィレアム「海行ったときに転んで膝に怪我したんだけど これ、中にフジツボがびっしり生えてるような気がするんだ」
ゼラド「あと耳から蜘蛛の子供がわらわらと…」 レイナ「やめて背筋寒くなるからやめて!」
ゼフィア「ジェグナン、なぜ学校に来ない!?」 ユウカ「ピアス穴から出てた細い糸ちぎったら視界がブラックアウトしたの。 だからガッコ行かない」
>>382 おいおい、タカヤにはイルスという宇宙最強のヨメがいるじゃないか
一時期はセリアって恋のライバルが居たな
394 :
それも名無しだ :2008/09/04(木) 22:59:12 ID:wsDqNyM5
ああ、確かリトゥ並みかそれ以上のまともなキャラだった気がするが…。 基本的に奇人・変人しかいないこの学校って…
>>394 まぁ、親が変人奇人超人人外ばかりですからねぇw
セリアって結構好きなキャラだったんだけどなぁ
カル「え、セリアさんて、アクセリア・アルマーさんのことですか? はい、覚えていますよ。 ラミア先生とアクセル用務員がなんやかんやしてできた女の子のようですが、 アクセル用務員は彼女のことを知らなくて、『たまたま名字がおなじだけの子』という認識だったようです。 初対面でハザリアさんからこりん星人呼ばわりされるような不思議ちゃんでした。 そういえば見かけませんね。どこに行ったんでしょう」 マキネ「あんたはほんといらないこと覚えてんのね」 カル「そんなことより、セリアさんが転校してきたとき、 なぜかカチーナさんが先生やってて驚きました」 マキネ「世の中驚きの連続だね」 カル「あと、用務員は最近主事って呼んだりするようです」 マキネ「奇面組の文庫版で記述変わっててビックリしたよ」
まさか本家でアクセルに息子?がいた事になったのにはワロタ
補足すると息子じゃなくて体裁は養女。 本質はレモン(子供スレのレモンじゃないオリジナル)が作った最後のWシリーズ(このスレのオリジナル設定) 普段は穏やかな不思議ちゃん系ストーカー しかし頭に強い衝撃を受けると好戦的になり、尚且つ自分をレモンだと思い込み、アクセルに熱烈なアプローチをする 但し、再度頭に衝撃を受けると、元の性格に戻り自分がレモンみたいになっていた事を忘れてしまう その後でセリアを姉と慕う別のWシリーズも出てきたが、設定を忘れてしまったので割愛させていただく。
あぁ、ぷにぷにするぅ
カレー製のゼラドとゼラド製のカレー
ヴィレアム「カレー味の○んこか○んこ味のカレー?」 レイナ「ねぇ、○挟む位置がおかしくない?」 ヴィレアム「気にするのはそこなのか?」 レイナ「とりあえずあんたがあたしの作ったカレーを食べたくないってのはよぉくわかったわ」 ヴィレアム「いや、だって、なぁ、」 ルアフ「・・・・・・」 ヴィレアム「珍しく家にいる先生が危篤状態じゃないか」 レイナ「アレハ妖精デス☆」 ヴィレアム「スパイスに何入れたんだ?笑わないからいってみろ」 レイナ「・・・○モリの」 ヴィレアム「それ以上言わなくていい」 レイナ「だって美味しくなるってランさんが」 ヴィレアム「バルマー人の味覚は信用するな、って、ん?」 レイナ「どうしよう・・・」 ヴィレアム「まあいい、ちょっと鍋貸せ」 レイナ「悔しいけど普通に美味しいわ」 ヴィレアム「作り方はメモに残したから、じゃあ家に戻るよ」 レイナ「(あんたのために作ったんじゃないって言ってみたかったのに)」 ヴィレアム「(普通に料理が下手だったみたいだな・・・うぇっ)」
第二世代で高校生クイズに出るとしたら誰が出るだろうか? 候補としては @ハザリア Aゼフィア Bシュウヤ Cリトゥ Dルナ くらいか。かなりマニアックな分野も出すからミナト候補に上がるかも
今年の高校生クイズは今一つだったな・・・去年は体張ったりもしてたのに ルル「〜♪」 アオラ「・・・これは?」 ルル「お弁当ですわ」 アオラ「作ってくれたの?」 ルル「つくりすぎちゃいまして。どうぞ」 アオラ「じゃ、いただきま〜す」 真龍「(どうやったら弁当箱5箱もつくりすぎるのかしら・・・)」 ラッシュ「(突っ込んだら負けなんだと思う・・・)」 アオラ「うん、おいしいよ」 ルル「(あぁん♪咀嚼する度にもちもちするほっぺ♪たまりませんわぁ〜)」 真龍「(私たち、外に出た方が良さそうね)」 ラッシュ「(同感だ)」 アオラ「ごちそうさま」 ルル「アオラさま、ほっぺにソースが」 アオラ「ん?」 ルル「・・・ぺろっと」 アオラ「ちょ、くすぐったいなぁ・・・ん?なんだか・・・体が火照って・・・」 ルル「うふふ・・・わたくしが混ぜておいた催淫剤が効いてきたようですわね・・・」 アオラ「ふぇ・・・?」 ルル「さぁ!わたくしに襲いかかってくださいませ!」 アオラ「・・・」 ルル「きゃ♪そんな、いきなり押し倒そうだなんて、アオラさまだ・い・た・ん♪」 アオラ「・・・くー」 ルル「あら?」 アオラ「すかー・・・zzz」 ルル「あら?配合を間違えた?・・・ぺろっと」 ラミア「入るぞ?もう下校時間はとうに過ぎて・・・」 「「すー・・・」」 ラミア「ん?これは私がアクア先生を辱める為に購入した睡眠薬の瓶じゃないか?何故ここに?」
修羅兵の子(♀)「エリトゥちゃん、さよならー」 エリート兵の子(♂)「また明日、エリトゥクン!」 修羅兵の子(♀)「あっ、これは勘違いしないでよねっ、一緒に帰ってるんじゃないんだからっ!」 暗黒鳥人の子(♂)「ヒューヒュー、ふたり、付き合っちゃえよー」 リトゥ(組み込まれてる・・・・・・、わたし、特進科クラスに組み込まれてる・・・・・・っ。 なぜか特進科クラスに席あるし・・・・・・) てくてくてくてくてくてく ぴたっ リトゥ「あら、あなた」 ミズル「いっさい琴線に触れず!」 てくてくてくてくてくてく リトゥ「なんだったのかしら、いまの宣告」 がちゃがちゃがちゃがちゃがちゃ ぴたっ マーズ「しょーらい事務職に就きそー!」 リトゥ「えぇっ!?」 がちゃがちゃがちゃがちゃがちゃ 【グレーデン家】 マーズ「見てきたっ? 見てきた? どーだった?」 ミズル「うん、路傍の石よりも創作意欲沸かなかった!」 マーズ「キミは絵のこととなるとひでーコトをゆーね」 ミズル「むしろこないだ川べりで拾った、ちょっと珍しい形した石ころの方がなまめかしかった!」 マーズ「石ころをなまめかしーとかゆっちゃうキミの感性もどーかと思うよ」 ミズル「あのメガネさんなんでしょ? ショタとかロボ萌えに走りそうなのって」 マーズ「やっべーよ、このカイワイでショタっちゅーとおれらになっちゃうじゃん」 ミズル「でもおれは成長期だし、あと2、3年もかわせばヒゲわっさーになる予定だけど。 いまだって、なにげにヒゲ伸ばしてるし」 マーズ「マジで? ミズッちゃんアゴつるつるじゃねーの」 ミズル「よく見てよ。うぶ毛わっさーだから」 マーズ「それはキモいよ、剃ろーよ」 ミズル「でもショタの上にロボ萌えに走られた日には、マーくん大ピンチじゃん」 マーズ「やっべーよ、こえーよ、ヤダよおれ、メガネごりごりされんのー」 ミズル「あっ、ちょっと待ってて、トイレ行ってくる」 マーズ「じゆーだねー、キミとゆーニンゲンは」
ばたばたばたばたばたっ! ミズル「あ〜、ビックリした。母親って、なんでトイレに鍵かけないでするんだろ」 マーズ「そーゆーもんなの? おかーさんて」 ミズル「あ、そっか。道理でおれ、あのメガネさんに興味わかないはずだ。 うちの母さんに似てるんだ、主に存在感が」 マーズ「えー、似てっかなー? ミズッちゃんのおかーさんて、デスピニスさんでしょー?」 ミズル「ううん、おれも5歳くらいまでそう思ってたんだけど、 実はミズホっていう母親がいたんだ」 マーズ「5歳まで気付かねーって、ミズッちゃんのおかーさんは家出でもしてたの?」 ミズル「驚くべきことに、きちんとおれを母乳で育てて、毎日一緒の家で普通に生活してたらしいんだ」 マーズ「石ころ帽子でもかぶってんの? キミのおかーさんは」 ミズル「そっか、あの帽子、そうだったんだ」 マーズ「そーなんだ」 ミズル「おれたちがあのメガネさんにメガネでずりずりされるピンチを回避するためには、 メガネさんにカレシを作ってあげればいいと思うんだ」 マーズ「うおー、さすがミズッちゃんはニンゲンだー。 ヒトのココロっちゅーものをリカイした発言だー」 ミズル「でも、誰をカレシに仕立て上げればいいんだろう」 マーズ「うーん、カラダ空いてるニンゲンオスっちゅーと」 ミズル「マーくんのお父さんは? 独身なんでしょ?」 マーズ「そりゃーなげーことガン空きだけど、さすがにハンザイだし」 ミズル「そうすると」 がー がー がー デスピニス「Pちゃんさん、掃除機かけるからそこどいてください」 ランディ「ぐー」 ミズル「いた」 マーズ「いたね」 ミズル「でもPちゃんて、モテるのかな」 マーズ「うーん、『トイ・ストーリー』の吹き替え下ろされるよーなヒトだかんなー」 ミズル「それに、バツイチっていうハンデがあるし」 ランディ「だからっ、俺はヤマちゃんとは何ら関係ない!」ガバッ マーズ「ケッカ的にカラサワさんとトコロさんでハマってたんだから、いーじゃねーの」 ランディ「うるせえよ! 知名度でも実力でも負けたみたいになって屈辱的だったんだよ!」 マーズ「ニンゲンちっちぇーなー」 ミズル「まぁ水かけたら子豚になるからね」 ランディ「ならないからな」 マーズ「じゃー、自己PRなどをどーぞ」 ランディ「なんでバイトの面接みたいになってるんだ!?」 マーズ「機転も利かねー、と」 ミズル「正直Pちゃん、怒ると髪赤くなるくらいしか芸ないからなぁ」 マーズ「つくづく恥ずかしー設定だなー」 ランディ「お前らがそんなに恥ずかしい恥ずかしいいわなけりゃ、カッコよくて悲劇的な設定なんだよ!」 マーズ「やっべ、カッコイーとか思っちゃってんよ、髪赤くなるとゆー設定を」 ミズル「妹なのか姉なのかよくわからないマキネさんからは、 ムラタ以下の扱い受けてるよ」 マーズ「マキネさんみてーな人なつっこいヒトに邪険にされるっちゅーことは、 よっぽどニンゲン的魅力に欠けてんだよー」 ランディ「あれはマキネがおかしいんだ!」 ミズル「よしっ、じゃあおれたちで、人間的魅力に欠けるPちゃんをモテさせよう!」 ランディ「どっちかっていうと、お前らのほうが人間としてなにか欠けてるからな」
【竜巻亭】 スレイチェル「それで、モテ系男子の作法を教えろというのか、 このスレイチェルに?」 マーズ「ちっ、まっじー、男性verだよ」 ミズル「男性verのスレイチェルさんは、少しやさぐれてるからなぁ」 マーズ「ねー、スレイチェルちゃんだって、時々女の子なんじゃん。 ちょっとモテ系男子について教えてよー」 スレイチェル「性別ディスチャージになって出直してこい」 ミズル「いや、おれたちじゃなくて、Pちゃんの」 スレイチェル「スレイチェル、ユウ・カジマには声とか付かない方が好きだ」 ランディ「もう、ヤマちゃんで引っ張るのやめてくれませんか」 ミズル「背はそれなりにあるし、そこそこイケメンだと思うけど、ブタなりに」 ランディ「誰がブタだ」 スレイチェル「背とかイケメンとか、あまり関係ないと思うぞ、スレイチェルは」 マーズ「えーと、ふんじゃーやっぱ」 ミツハル「カネ持ってりゃモテると思ったら大間違いだよ!」 マーズ「いたの、ミツハルさん」 スレイチェル「また振られたらしい」 ミツハル「まさか、バリ作画についての意見の対立で別れる羽目になるとは」 マーズ「また、めんどくせーことゆってんなー。 アニメなんか、テキトーに色付いてて、なんとなく声出てりゃーそれでいーじゃねーの」 ミツハル「お前は商売以外のことについて適当過ぎる!」 ミズル「あとPちゃん、服装のセンスがダサいっていうか時代遅れなんだよね。 スレイチェルさん、洋服詳しいでしょ? ちょっと見立ててあげてくれないかな」 スレイチェル「スレイチェル、男のファッションには毛ほどの興味もない」 ミズル「そんなこといわないで」 スレイチェル「付け焼き刃で服装を頑張っても、頑張りすぎて残念な結果になるのが目に見えている。 ユニクロあたりの小ぎれいな格好をしていればそれでいい」 ミズル「えぇ〜、つまんないよ」 スレイチェル「だいたい、男性ファッション誌は しょうもないセックステクニック特集などがあって、手に取る気にもならんのだ」 ミツハル「女性向けは女性向けで、アナルセックス入門なんか載ってるけどね、きょうびは」 ミズル「つまり、Pちゃんを魅力的なアナルの持ち主にすればいいのかな」 ランディ「魅力的なアナルの持ち主にされてたまるか」 スレイチェル「そういう外面的なものではなくな、 まず本人の気持ちというか、やる気が重要だと思うぞ」 ミツハル「だいたい君はモテる気があるのかい」 ランディ「いや、正直俺はどうでもいいんですけど、 なんでかこいつらが俺にカノジョ作りたいらしくて」 スレイチェル「くたばれ」 ミツハル「やる気のない人間なんて、社会においても恋愛においても負け組確定だよ」 ランディ「あ、いま、無性に優しくしてくれる相手が欲しくなりました」
【ジェグナンの喫茶店】 ミズル「ユウカねえ〜!」 マーズ「パンクさーん!」 げしっ! げしっ! ユウカ「誰が太腿に頬ずりしていいっていったの」 ミズル「う〜ん、容赦なぁ〜い」 ユウカ「で、そっちは誰」 ランディ「・・・・・・忘れられてる。脇腹に蹴りを入れたこと、完璧に忘れられている!」 ユウカ「は、モテさせる?」 ミズル「うん、Pちゃんを」 ユウカ「インポッシブルなんじゃないの」 ランディ「あ、なんだろう。カノジョとかじゃなくていいから、とにかく誰かに優しくして欲しい」 ミズル「ユウカねえは、どういうヒトがタイプなの?」 ユウカ「偽善者」 ミズル「おれっ、偽善者だよっ! 内申点目当てに河原のゴミ拾いしちゃうくらい偽善者だよっ!」 マーズ「うおっ、すげーやミズッちゃん、そいつぁーそーとーな偽善者だよ!」 ユウカ「そういうのじゃないのよ。 あのとき、彼はいったの。『君が銃なんか手にする必要はない』って。 あたしの手首をつかむその手は、痺れるほどにホットだった」 マーズ「やー、ノロケを訊ーてんじゃなくって」 ミズル「ユウカねえ〜」 ユウカ「あの場で『撃つな』ということはベターな発言じゃなかったし、あたしはどうせいっても聞かない女よ。 それでも、いわずにはいられなかったのね。 そういう自分のポリシーやスタイルを持ってる男って、セクシーよ」 ミズル「Pちゃん、そういうのある?」 ランディ「ええーっと」 マーズ「ねーな、こりゃ」
【マンション】 レタス「あら、カラ丸さんではなくて?」 ランディ「どいつもこいつも、俺のこと好き勝手に呼んで・・・・・・!」 マーズ「うっわ、部屋汚っ!」 ミズル「ひとり暮らしだからってこれはないよ」 レタス「カラ丸さんとはお父様の代からの長い付き合いだから、相談に乗ってあげないこともなくってよ」 ランディ「俺、タスクさんと面識ないし、あんたともほぼ初対面だと思うよ。 俺が知ってるのは男のレタスだけだよ。 いったい、どこの女溺泉の水浴びてきたんだよ」 レタス「中国は青海省、バヤンカラ山脈の奥でしてよ」 ランディ「いや、認めちゃダメだろ。一応は否定しとこうよ」 ミズル「Pちゃんにカノジョを作ってあげたいんだよ」 マーズ「掃除すっから、なんとかしてやってよー」 レタス「でも、カラ丸さんはカラカラの里で恋人さんが待っているのではなくて?」 ランディ「だからカラ丸じゃないし、そんな制作会社がポカやってDVDにもなってない作品、誰も知らないって」 レタス「わたくしとしては、ルナさんあたりに『妾のお婿さんなのじゃ〜』といわれていて欲しいのですけれど」 ランディ「『キャッ党忍伝てやんでえ』で引っ張るのもいい加減にしてくれ」 レタス「それはそうとあなた、前はカノウさんのところの末っ子さんに懐かれていたのに、 どうして気が付くとちまい男の子に懐かれているのでして?」 ランディ「俺にも、いったいなにが起こっているのかわからないんだ」 マーズ「カノウさんとこの末っ子さんだったら、おれがセキニン持って手ぇー出しちゃるから、安心していーよ」 ランディ「一面識もない相手に手を出すとかいうんじゃない」 マーズ「どーも、ここに来るまでに訊ーてきたひとらは精神論的なことばっかゆーのでね」 ミズル「いまさら内面的な部分なんかどうにもならないじゃないか。 だからもっとこう、即物的なわかりやすいアドバイスが欲しいんだよ」 ランディ「つまり、俺の内面にはいっさい期待してないと」 ミズル「やっぱ、背は高い方がいいかな?」 レタス「背丈は、それほど問題ではないと思いますけれど」 マーズ「頭もいーほーがいーよね!」 レタス「おバカさんは困りますが、学校の勉強ができるだけの方というのも魅力を感じなくってよ」 ミズル「毛ぇわっさーの方がいいかな!?」 レタス「どちらかというと、むだ毛はきちんと処理していただいたほうが」 ミズル「Pちゃん!」 ランディ「は?」 ぶちぶちぶちぶちっ! ミズル「これでよし!」 ランディ「たっ・・・・・・!、おまっ・・・・・・! 脇毛むしり取るとか・・・・・・! それ、想像以上に痛いからなっ!」 ミズル「いまクラスで、脇毛わっさーのやつの脇毛むしり取るゲームが流行ってるんだ」 レタス「恐ろしいところですのね、中学校の教室とは」 ミズル「マーくん、もう片っぽの脇お願い」 マーズ「やー、おれ、ニンゲン傷付けらんないからさー」 レタス「そのへんに毛を落とさないでくださいましね」 ランディ「どうしよう、俺、いますごく泣きたい・・・・・・!」
レタス「あのですね、背丈だの顔立ちだのむだ毛の有り無しなど、それほど重要ではないのでしてよ」 ランディ「えぇ〜、本当はものすごく重要視してるくせに、女の人ってすぐそういうこというんだ」 マーズ「じゃーなんだっての。優しーヒトが好きーとか、ベタなことゆっちゃうの?」 レタス「DVは困りますが、ただ優しいばかりのひとにも魅力を感じなくってよ」 ミズル「優しさだけじゃ愛は奪いきれないってことだね!」 マーズ「抽象的過ぎてよくわかんねーよー! もっとひと言でズバッとゆってよー!」 レタス「そうですね。わたくしがお母さまから忠告されたことはただひとつ。 『ヒキの弱い男とは付き合うな』」 【川辺】 マーズ「つまり、顔とかタッパとかどーでもいーから、テキトーにこざっぱりした格好して、 川辺でゴミ拾いなんかしちゃったりしたあと、ヒキが強いところを見せればよいとゆーことだねっ!」 ランディ「お前がまったくなにも理解してないことはよくわかった」 ミズル「マーくーん、ラブレターを突っ込んできたよー」 マーズ「筆跡はちゃんとPちゃんさんに似せてきたー?」 ミズル「おれにとっては字なんて絵の一種だよ」 マーズ「いぇー」 ミズル「やぁー」 パンパンパン グッグッグッ ランディ「そういやお前たち、カノジョ作るカノジョ作るって、いったい誰を」 マーズ「あっ、来たっ!」 ミズル「じゃあPちゃん、カノジョができても、ちゃんとうちに帰って、 うちでご飯食べて、おれと一緒に寝てくれる?」 ランディ「お前と一緒に寝るのはイヤだ」 マーズ「ミズッちゃん、隠れてっ!」 ガサガサガサッ リトゥ「あれ、ランディくん?」 ランディ「ええと、特進科クラスの?」 リトゥ「A組っ、A組だからっ!」 ランディ「そういえば俺のクラス、どこだっけ」 リトゥ「それは知らないけど、ねえ、この手紙、 『話したいことあり。川辺まで来られたし』って、ランディくん? 差出人の名前がないんだけど」 ランディ(あいつ・・・・・・!) 【草むらの中】 マーズ「ミズッちゃんさー」 ミズル「え、だって、誰かな誰かなって思いながら駆けつけるのって、ロマンチックだと思わない?」
【川辺】 リトゥ「こういう強引な文章書くのって」 ランディ「イタズラじゃないのか? 中学生あたりがよくやるだろ、そういうの」 リトゥ「ランディくんは、なにしてるの?」 ランディ「川辺のゴミ拾い」 リトゥ「へえ、エラいのね」 【草むらの中】 マーズ「なんか、フツーに川辺のゴミ拾いし始めちゃったんだけどー」 ミズル「Pちゃん、思いのほか乗り気じゃなかったみたい」 【川辺】 ランディ「よし、このへんでいいかな」 リトゥ「おつかれさま」 ランディ「ババ抜きでもしないか?」 リトゥ「は?」 サァ・・・・・・ ランディ「このあたりは、いい風が吹くな。 ちょっと、ラ・ギアスを思い出す。コーラルキャニオンを登ったとき、ちょうどこういう風が吹いてた」 リトゥ「ランディくんが生まれたとこ?」 ランディ「ああ、コーラルキャニオンにはおやじが昔戦った形跡があって。 もう20年近く経ってるのに、まだ精霊が騒いでいるんだ」 【草むらの中】 ミズル「あぁ〜、Pちゃんの病気が出た」 マーズ「『ら・ぎあす』って、なーに?」 ミズル「Pちゃんがよく出す異世界の名前。 Pちゃんの脳内設定では、風の精霊だかなんだかに選ばれた騎士さんと、 錬金術師だか学士だかの間に生まれた子ってことになってるらしいんだ」 マーズ「怖っ! Pちゃんさんて、そっち系のひとだったのー!? そいつぁーやべーよ、モテねーよ、引かれることウケアイだよーっ!」 【川辺】 ランディ「上がり」 リトゥ「うん」 ランディ「じゃ、俺行くから。なんかよくわかんないけど、頑張れ?」 リトゥ「え? うん」
【草むらの中】 ランディ「お前たちの気持ちはありがたいけど、俺はまだカノジョなんかいらないんだよ。 もっと修行を積んで、風の精霊たちに選ばれるような一人前の騎士になってラ・ギアスに帰らなくちゃならないんだ」 マーズ「わーんわーん! ごめんねごめんね、もーなんも話さなくていーよー! 騎士でもサムライでもモノマネ師でも、好きなもんになりゃーいーんだよーっ!」 ミズル「ごめんねごめんねPちゃん、おれたちがPちゃんをそんなになるまで追い詰めちゃったんだね」 ランディ「いや追い詰められた覚えは」 マーズ「まさか脳内異世界に地名付けるレベルにまでトータツしてるなんてー!」 ランディ「いや、脳内じゃ」 ミズル「もう無理強いはしないから、地底に帰るとか暗示的なこといわないでー!」 ランディ「なにも暗示なんかしてない!」 ミズル「うんうんわかってるわかってる。 サンタクロースは実在してるし、アポロもちゃんと月に行ってるよ」 ランディ「お前っ! まさか俺のラ・ギアス関連の話、ずっと妄想だと思ってたのか!?」 ミズル「もういいから、わかったから、家帰ってご飯食べてお風呂入って一緒に寝よう」 ランディ「イヤだよ、お前寝相悪いんだから!」 【ダテ家】 マリ「あれ、リトゥ、どっか出かけてたのか?」 リトゥ「なんか、川辺でゴミ拾いしてたランディくんにババ抜き負かされてきた」 マリ「なんだそれ」 リトゥ「さあ」
…えーと、ラ・ギアス無いとリトゥとマリのどっちかは私生児扱いになるはずだったんだっけ?
つーかミズル、お前の両親ふつうに異世界人だぞ
>>413 どっちかもなにも、マリもリトゥも私生児扱いだぞ
マイもラトもラ・ギアス関係ないし
たまに「リュウセイがラ・ギアスに帰化すりゃ重婚問題解決じゃん」みたいな話は聞くけど、
結果的にマリもリトゥも母方の姓を名乗ってる
そもそも重婚したいだけなら、わざわざラ・ギアスまで行く必要はない
過去ログとか人物事典にそうあるぞ
ラーナと一緒で教えられてないんだろーな。それに、お前の両親はヤバめなモノに支配されかけた平行世界から来ましたよ、というのと、 お前の父親は風の最上級精霊に選ばれた魔術とか錬金術とかに溢れた地下世界の英雄で騎士ですよ、というのではなんか度合いが違う気がするんだ。 …いろんな意味で。
ユウカねぇと書くと最近完結したファンタジーマンガのラスボスに見えるじゃねぇかよ 変な目で見ちゃうじゃないか
とりあえず言える事は俺もユウ・カジマは声なしの方が好きだ
【ミズル中学校入学前夜】 ミズル「学ランだ学ランだ〜。 ねえ、裏側にドラゴンの刺繍とかしていい?」 デスピニス「いけませんよ、ミズルさん」 ラウル「ミズル、ちょっとこっち来て座りなさい」 ミズル「え、なに? すでに裏ボタンを全部金バッヂ風に変えたことについてのお説教?」 ラウル「そんな地味な制服改造については父さんなにもいわないから。 なあミズル、お前も明日から中学生だ。 ついては、我が家の秘密を教えておこうと思う」 ミズル「フィオナ叔母さんは、実は父さんの姉じゃなくて妹だったこと?」 ラウル「いや、それはべつに秘密にしてないから。 なあ、うちは親戚っていったらフィオナのとこくらいで、妙に少ないだろ?」 ミズル「戦争で全員亡くなったんでしょ?」 ラウル「まあ、そう話してたけど、本当は違うんだよ」 ミズル「フィオナ叔母さんがおっぱいないから勘当されたの?」 ラウル「そんなことで勘当なんかされないから」 ミズル「じゃあなんで縁切られたの?」 ラウル「縁切られた前提で話をしないでくれ。 なあ、うちで使ってるネオ・エクサランスだけど、 ネオって付いてるからにはプロトタイプがあるはずだぐらい考えたことあるだろ」 ミズル「ううん、べつに」 ラウル「考えてくれよ。絵もいいけど、もう少し稼業に興味持ってくれよ」 ミズル「なんとなくカッコいいからネオって付けてるだけだって、フィオナ叔母さんがいってたよ」 ラウル「たしかにそう説明してたけど、本当はあるんだよ、プロトタイプが」 ミズル「ねえ、学ランのウェストのとこ、ちょっと詰めていい?」 ラウル「もうちょっと興味持ってくれよ。 その、オリジナルのエクサランスなんだけどな、時流エンジンっていう特殊な動力を積んでて」 ミズル「磁流って、なんだか肩こりに効きそうだね」 ラウル「磁力じゃなくて、時間の流れをエネルギーにする動力でな。 おれのおやじ、つまりお前のおじいちゃんが基礎理論を作って ラージが完成させたんだけど、たまにタイムマシンとして作用することがあったんだよ」
ミズル「へえ〜。じゃ、父さんたちはほんとは平安時代のひとかなにかなの?」 ラウル「なんで過去から来たことになってるんだ。 そうじゃなくてな、父さんたちの場合、なぜか異次元を渡って来ちゃって」 ガタガタガタガタ ラウル「おい、どうした?」 ミズル「父さん、うち、倒産するの?」 ラウル「いや、しないよ? 儲かってはいないけど、家族で食べてく分には充分だよ?」 ミズル「だって、だって、善人すぎて人間味が感じられないってご近所でも評判の父さんが」 ラウル「父さん、近所でそんなふうにいわれてたのか?」 ミズル「そんなこというなんて、 なんかもう、これから『さあ異次元に帰ろう』とかいって、クスリどっぱー入れたグラス出しそうな事情があるとしか」 ラウル「そんな状況には追い込まれてないよ?」 ミズル「ぐすっ、ぐすっ、父さん、家計が苦しいなら、おれ進学なんかしなくていいよ。 駅前で似顔絵でも描いて家計助けるよ」 ラウル「そんな悲壮な決意かためてくれなくていいから!」 ミズル「だってそんなタイムマシンとか、父さんおかしくなっちゃったとか」 ラウル「済まなかった! ウソ! ウソだから! お前があんまり中学入学で浮かれてるから、父さんちょっとからかっただけなんだ!」 ミズル「なぁんだ。父さん冗談下手なんだから、ヘンなこといわないでよ」 ミズホ「じゃあ、制服はあんまり改造しないで入学式に行くのよ?」 ミズル「は・・・・・・?」 ミズル「ねえミズル、あなたはどうしてお母さんの顔見るたびに5秒くらい『誰だっけ』みたいな顔するの?」 ラウル「どうしよう、全然信じてくれない。 小学校で『うちの両親は異次元から来たんだ』なんて言い出したらイジメにあうと思って黙ってたのが不味かったかな」 デスピニス「べつに時流エンジンのことを知らなくても死にはしないし、 どちらかというと知らない方が安全ですから、あのままでいいのじゃないでしょうか」 ラウル「デスピニスのことは単なる戦災孤児だと思ってるらしいしなあ」 ミズホ「それより、あの子の中でわたしはどういう位置づけなのかしら」
話さなければ結構どうとでもなると思うんだが、異次元人と感覚違うんかな
スレイチェル「ひと夏の変化を着こなしでアピールである!」 ゼラド「わーい、スレイチェル先輩が女性verだぁ〜」 レイナ「スレイチェル先輩が女性verで制服着てると、いかがわしい雑誌みたいですね」 スレイチェル「ゼラドは肌が白くて髪の色も薄いから、服装でコントラストを付けるべきだ。 制服のシャツをピンク系にし、ソックスの色は紺、ウェストに紺色のカーディガンを巻き付けて、 フェニミンかつ浮ついてない感をアピールするのだ」 ゼラド「浮ついてない!」 レイナ「いや、浮ついてる。言い換えると、浮いてる」 スレイチェル「小物もシンプルにまとめるのだ。 バッグからはキーホルダー類を外し、安カワ系の腕時計をさりげなく着ける。 うるツヤ系ピンクリップの上からJUICY TUBESを重ね、 ピンク&ジューシーなうるるんリップでパリスを意識!」 ゼラド「パリス!」 レイナ「なにがパリスなのかはよくわからない」 スレイチェル「レイナはもう少しウェストを絞った方がいいのではないか。 おぉっと失礼失礼、決して中身のことではなく制服の着こなしのことで、 本当にまったく中身を削れというつもりはまったくどうせムリだし」 レイナ「うるさいですよ!」 ゼラド「スレイチェル先輩って、レイナのこと嫌いなんですか?」 スレイチェル「そんなことはない、スレイチェル、レイナのこと大好きである」 ゼラド「ああ、好きな子ほどいじめちゃうというあれですね」 レイナ「好意的に解釈し過ぎよ!」 スレイチェル「具体的にいうと、 いろいろフラグを立てて入手した隠しユニットではあるが、 なんとなく使いどころに困って結局2軍扱いという程度には愛している」 ゼラド「釣った魚にエサはあげないっていうことですね!」 レイナ「釣られてたまりますか!」 スレイチェル「そういうな。ほぅら、スレイチェル、いい匂いだろう」バサッ レイナ「げほっ、げほげほっ! 離してくださいよ! むせる! むせかえる!」 スレイチェル「ん〜、そうだな。 レイナは全体的にオシャレしてるつもりで失敗しているというか、 頑張り過ぎている感がウザいというか、重いというか、 遊び感覚で付き合っていたら痛い目に遭わされそうというか」 レイナ「遊び感覚で付き合われてたまりますか!」 スレイチェル「シャツはホワイト、スカートの丈は短くし過ぎず。 アクセサリーはアピールし過ぎず、小さくても存在感のあるネックレスとリングをセレクト。 おっと、ペアリングはやめておけ。ひとつムダになるだけである」 レイナ「そろそろ殴りますよ!」 スレイチェル「このペアリングはプレゼントしよう。せいぜい健闘を祈っているぞ」 レイナ「はあ」 ゼラド「受け取るんだ」 スレイチェル「アイラインを強調しすぎると逆に目が小さく見えてしまうから、 ブラウンシャドーを使ってラインを綿棒等で丁寧にボカすのだ」
ルナ「生徒会室でなにをやっているのだ」 スレイチェル「フフフ、現れたな」 ルナ「最初からいたが」 スレイチェル「ゼラドとレイナはいわば前座! このスレイチェル本来の目的はルナ姫にあり!」 ゼラド「前座だった!」 レイナ「前座でからかわれた!」 スレイチェル「前々から思っていたが、 仮にも生徒会長たるもの、制服をノーマルのままダボッと着ているのは、 このスレイチェルには見過ごせない!」 ルナ「わたしは制服を正しく着ているだけで」 スレイチェル「それは正しいが正しくない!」 ゼラド「どっちなんですか!?」 レイナ「間違ってるんじゃない?」 スレイチェル「生徒会長がそんなことでは、この学校の生徒全員がシブヤの女子高生に舐められる!」 ルナ「べつにシブヤの女子高生によく思われたいとは」 スレイチェル「シブヤの女子高生を舐めるな! シブヤとは、各地方都市でオシャレ地区予選を勝ち抜いてきた猛者たちが集う、いわばオシャレ関ヶ原!」 ルナ「シブヤとは、そうであったのか!」 レイナ「違うからね? わりとフツーのサラリーマンもウロウロしてるからね?」 スレイチェル「少なくとも、ウツノミヤの女子高生的にはそう思われている!」 レイナ「それはウツノミヤの女子高生だからです!」 スレイチェル「それでなくとも、シブヤの女子高生はバカだと思われがちだが、 実はフツーにいいとこのお嬢さんでいいとこの学校の生徒であったりもする! つまり、将来外交の場でルナ姫と相まみえる可能性も十分にあるということだ!」 ルナ「その可能性は考えていなかった!」 レイナ「考える必要ないと思う」 スレイチェル「そんなときだ、『あらあのとき制服ダボッと着てたお嬢ちゃん』などと思われたらなんとする。 ことはバルマーの外交にかかわるのである!」 ルナ「制服の着こなしに、そこまで重要な意味があったとは」 スレイチェル「かくいうこのスレイチェル、 男性ver時に着用しているこのマントは、実は学ランを改造したものである!」 ゼラド「そうだったんだ!」 レイナ「原型とどめてないじゃないですか」 スレイチェル「しかも、父さまから受け継いだものである!」 ゼラド「物持ちいいですね!」 レイナ「レーツェルさん、改造学ランで戦場駆け抜けてたんですか?」 スレイチェル「ただし、裏地にあった馬の刺繍はさすがに外してしまったが」 ゼラド「さすがにそれはないですもんね」 レイナ「そこは外したら、レーツェルさん泣くんじゃないでしょうか」 スレイチェル「そう、このマントにしか見えない元学ランは、いわば戦装束! あたかも、『風魔の小次郎』における学ランのような!」 ルナ「そうか、あたかも『風魔の小次郎』のような」 レイナ「『風魔の小次郎』で言い負かされちゃった!」 スレイチェル「学生服をダボッと着たままシブヤに赴くは、 いうなればティーシャツジーパンで聖剣戦争に臨むもおなじ!」 ルナ「たしかに、それは許されない・・・・・・!」 レイナ「それ以前に、ルナはシブヤに行く用なんかないじゃない。 しかも仮想的がシブヤの女子高生だし」 スレイチェル「わかったらこのスレイチェルの言に従い、制服をシュッと着こなすのだ。 そしてキャクトラはそこで直立不動し、 初めから終わりまで目の玉かっ開いているがいい!」 キャクトラ「はっ! え? ああっと・・・・・・?」 ゼラド「キャクトラくん、いたの?」 レイナ「いいから出てなさい!」
ガラッ ピシッ スレイチェル「では始めよう! 制服を着こなすとは着崩すということではない! よりシュッとした感じにするということだ! ダボダボ厳禁、ジャラ付け厳禁! ブルー系のシャツとネクタイで涼しげに決めるのだ! 小物類はイヤミにならない程度のブランドでまとめ、 白すぎる肌はオレンジとピンクのチークを頬骨よりも高い位置に横長に重ねて健康的な色合いにする! 唇はヌードカラーの上からグロスを重ね、上品なベージュに演出するのだ!」 ルナ「う、ウム・・・・・・」 ゼラド「わあっ! ルナちゃんカワイイ!」 スレイチェル「ああ〜。カワイイカワイイ、かわゆうございます」 レイナ「自分でコーディネートしといて、なんですかその投げやりな態度は!」 スレイチェル「よし、では赴こうか、シブヤに!」 ルナ「うむ、シブヤに!」 レイナ「落ち着いてルナ! シブヤに行く用事なんかないじゃない!」 スレイチェル「だがその前に、事前にスレイチェルから覗きポイントを伝授されていたキャクトラが、 覗くべきか覗かないべきか考えて考えて考えあぐねた挙げ句、 いまごろ鼻血噴いて倒れていると思うから、介抱してやるのである!」 ルナ「キャクトラーっ!」 レイナ「いったいなにがしたいんですかスレイチェル先輩は!」 スレイチェル「実はドーゲンザカに新しいショップが出来たので、スレイチェル、ぜひ覗いてみたいのだが」 ゼラド「ひとりで行くの寂しかったんですね!」 レイナ「どんなめんどくさい寂しがり屋ですか!」
スレイチェルのレイナの扱いが地味に好きだw てかルナ姫って書くと物凄く高貴なイメージになるなぁ
いい機会だからキャクトラに見せてあげればいいのに 変態性癖開花は紳士のロマンだ
やめい! このスレ、変態と正常な奴の比率が只でさえ変態が勝ってるってのに、まだ増やすか!!
え? キャクトラが・・・せい・・・・じょ・・う? またまた! ご冗談を!
ちゅうか、言うほど変人奇人ぞろいでもないと思うけどなぁ ぶっちゃけ一番多いのはボンクラだろう
>>428 ある意味勇者だろう
姫様に妙な真似したら実力トップ層に命狙われることになるし
431 :
それも名無しだ :2008/09/09(火) 17:06:04 ID:O543/GjW
なんかした場合 ラン「坊ちゃん…気持ちわからんでもないんやけど。 不純な事はさすがにあかんで」(鉄球所持) エペソ「ヘルモーズ艦隊、戦闘準備」 サルデス「私のヘルモーズは準備ができたぞ」 ヒラ「いつでもOKだ」
>>429 ボンクラって言うほどひどいやつもそう多くはないと思うがなあ。基本中高生が多いし。
>>431 それら全員ひっくるめたのより百倍おっかないご両親がいる罠
>>424 この四人がメイク済みで歩いてたらさぞ目立つだろうなあ・・・
ルナ「先ほどからやけに視線を感じるのだが・・・」
ゼラド「なんですれ違った人みんな振り向くんだろう?」
スレイチェル「この二人・・・おっとこの三人と連れ立って歩けば周囲の注目を独占!計画通り!!」
レイナ「わざとらしく付け加えないで下さい!あと何の計画ですか!?」
衛星軌道上
エペソ「ひ、姫様があのような化粧を・・・なんと麗しい!」
サルデス「ああ、二人とも特別任務があると陛下がおっしゃっていたような気がする。ここは私に任せておけ」
ヒラデルヒア「何を言うか貴様・・・まて!姫様たちに接近してくる男どもがまた現れたぞ」
エペソ「これで37組目か。催眠ビームで排除しろ」
サルデス「了解だ」
ルナ「・・・・。また人が倒れておる」
ゼラド「こんなところで寝てると風邪ひきますよー?」
レイナ「一人で来るのが寂しいならゼフィア先輩誘ったらどうですか?ねえどうですか?」
スレイチェル「と、友は最近進路のことで忙しそうなのだ」
レイナ「そこはホラ気分転換って事で。あ、もしかしてビビっちゃってます?断られたらどうしようとか思ってます?」
スレイチェル「うう・・・」
ゼラド「レイナ、反撃がえげつないよ・・・」
ルナ「・・・・うむ」
制服はノーマルで着るよ派 ・ルナ ・マリ ネクタイ短くしたりウェスト詰めたり程度はするよ派 ・ゼラド ・レイナ わりと普段からジャージだよ派 ・アイミ スカートの下にジャージはいちゃうよ派 ・マキネ 制服の原形留めない程に改造しちゃうよ派 ・スレイチェル シャツ破ったりチェーン付けたりするよ派 ・ユウカ 百日間汁に浸して熟成させた制服を着用するよ派 ・クリハ とりあえず眼鏡は死守するよ派 ・リトゥ リックドムの脚付けて全身電飾しちゃうよ派 ・赤月サッキー竹田
どこのリングネームだw ヴィレアム「さて、晩飯が出来たわけだが・・・」 レイナ「・・・なによ」 アイミ「なにか」 ヴィレアム「そろそろたかりにくるのはやめないか?」 レイナ「たかるなんて聴こえが悪いわね」 アイミ「2人とも、料理できないから」 ヴィレアム「覚えた方がいいんじゃないか?」 レイナ「うるさいわね!だからこうやって不本意だけど、あんたなんかを手本に料理の味をみてるんじゃない!」 アイミ「わたしは食べる専門」 ヴィレアム「まあいいよ・・・」 アイミ「まさか食後にパフェがでるなんて〜」 ヴィレアム「材料が余っていたので作ってみた」 アイミ「ほんっとにおいしいよ〜」 ヴィレアム「そ、そうか?」 レイナ「・・・」 ヴィレアム「食べないのか?」 レイナ「えっ?いや、なんていうか・・・」 アイミ「(ボソッ)ダイエット中だから」 ヴィレアム「そうか?じゃあこれも」 レイナ「食べる!あたし食べます!」 アイミ「すごい勢いだね」 ヴィレアム「まさか俺の分まで食べるなんて」 レイナ「お、おいしかったもん」 アイミ「長居しても悪いから帰るね」 ヴィレアム「隣だけどな」 アイミ「・・・」 レイナ「・・・」 アイミ「・・・ポイントアップ?」 レイナ「あんたは時々謎なこというよね?」
微笑ましいな
ディストラ:Jカップ ゼラド:HカップからIカップの間 ルナ:Hカップ レイナ、アイミ、ユウカ:Eカップ イングレッタ:Dカップ レタス:Cカップ ルル、レラ、マリ、リトゥ:Bカップ 咲美:Aカップ クリハ:もはやカップの概念など不要 だと予想
よせ!胸の話はするな!
遅かったようだ……
>>438 は既にクリハ汁地獄に堕とされた…
リトゥはCいったとかいってなかったっけ?それともまだギリギリ届いてないんだろうか ハザリア「メガネ貴様、育っているのか?」 リトゥ「え?」 ハザリア「育っているのかと聞いているのだ!」 リトゥ「さあ・・・なんのことだかわからねーわね」
確かにハザリアの自己中っぷりはDIO様に通じるところがあるな
DIOはもともと貧民層出だっけ? まあゴッツォ家(?)もいい加減没落してるしそれほど差はないか この世界じゃティクヴァー家はぶっちぎりとしてもドバン家>>カイツ家なわけだから・・・ マリ「なんだ、やっぱり一番序列が低いじゃないか」 リトゥ「本来ルナちゃんにタメ口きくとかランさんにお守りしてもらうとかありえないんだよね」 ハザリア「バ、バルマーは実力主義社会だ!よって特に問題は無 マリ「お前がほかの留学生組に勝ってる点といえば怪しい人脈と雑知識だけだろ」 リトゥ「ハザリア君・・・もうちょっと真面目になろうよ」 ハザリア「黙れ!黙れよぉ!」
>>怪しい人脈 マリ…お前も間違いなく含まれてると思うぞw
【竜巻亭】 ラーナ「スレイチェルさん、スレイチェルさーん。 乳首が、乳首が痛いんですー」 スレイチェル「スレイチェル、いつかそうなると思っていた。 ぺったんこのくせに背伸びしたブラを着け過ぎだ!」 ラーナ「だって、だって、ギャンブルフィッシュの中学生は」 スレイチェル「ギャンブルフィッシュの中学生は中学生という名のUMAだから、参考にしてはいけないい!」 カチャーン レタス「そんな・・・・・・っ! ギャンブルフィッシュを参考にしてはいけないなら、わたくしはいったい・・・・・・っ!」 スレイチェル「そんなことをいっているから、『金髪は頭悪い』というイメージが横行してしまうのだ。 せっかくスレイチェルが『金髪は保健体育が得意』というイメージを定着させようと奔走しているときに」 レタス「なぜそんなイメージの定着を?」 ラーナ「それはそれで、頭悪そうです」 スレイチェル「よいかラーナ、お前は第二次性徴まっただ中。 ちょうど乳腺が発達して非情に敏感になっているところに、 補整下着など着けていたら、日常生活に支障が出るほどの痛みがあってもおかしくないのだ」 ラーナ「はい。すでに日常生活に支障がでかけていました」 スレイチェル「そういう場合、裏が二重になったハーフトップブラなどでがっちりとガードするのだ。 あと何年かしたら乳の方が育つのをあきらめて痛まなくなるだろうから、 デザイン重視のブラはそれからにするがよい」 ラーナ「べつに育たなくていいから、いま着けたいんですけれど」 スレイチェル「ワガママをいうな」 ラーナ「もしも明日、わたしが隕石にぶつかって死んだ場合、 『ああ、今日はダサいブラなのに』と思いながら死ねというのでしょうか」 スレイチェル「めんどくさい青春物の主人公みたいなこともいうな」 ラーナ「ぶーぶー、カワイイのがいいです」 スレイチェル「それならこういう、ベビードールはどうだ。 ナイトウェアとして使うもよし、キャミソール感覚でアウタードレスとするのもよし」 レタス「あの、こういうのは少し、犯罪の匂いがするというか」 ラーナ「でもこれ、おばあちゃんのシミーズと間違えられたりしないでしょうか」 スレイチェル「しかしお前では、こういうのは着けられないだろう」 レタス「あのう、これ、先端部分が丸出しなんですけれど」 スレイチェル「シェルフカップブラといって、乳を支えることにのみに特化しているのである。 一時期、欧米のセレブどもがやたら付け乳首を付け始めたようになった。 乳首の形が出ていることが美しいとされていたのだ。 しかし、だからといってノーブラでは心許ない。 これは資本主義を食い物にする腐れセレブのブタみたいな要求に応えた飼料のようなブラであり」 レタス「わたくしは見かけほどセレブではありませんし、そんな妙な要求もした覚えが」 スレイチェル「いいから乳首ほっぽり出していればいいのだ」 レタス「なんの罰ゲームなのでしょうか」
スレイチェル「よいかお前たち。ランジェリーというものは、単に飾り立てるためだけのものではない。 女性の肉体を守るヨロイなのだ。 目的と用途に従って、適切な下着を選択せねばならないのだ」 ラーナ「はーい」 レタス「このシェルフカップブラはどう考えても適切ではないのですが」 スレイチェル「着替えることはまかりならん」 レタス「なぜこのような仕打ちを」 スレイチェル「たとえばゼラドの場合、このようによくサイズの合っていないブラを着けているが」 ゼラド「だって、お母さんにブラ買ってきなさいってお金もらっても、 いつも買い食いしちゃうから」 レイナ「そんな理由でブラ合ってなかったの、あんた」 スレイチェル「乳といっても要するに単なる贅肉の塊だから、 合っていないブラを着けているとそのうち背中の肉になるだけだぞ」 ゼラド「それは困るかも!」 スレイチェル「そしてレイナは、 ドンキホーテで売ってるアホみたいなコスプレランジェリーでも着けていればいいのだ」 レイナ「誰かからかわないと気が済まないんですか!」 スレイチェル「そのとおり! スレイチェル、誰かからかわないことにはご飯が美味しく食べられない!」 ラーナ「でもほんとにバカみたいです。そのナース風コスプレランジェリー」 レタス「よく考えたら、いったいなにがナース風なのかわかりません。 本職の看護師さんに失礼なデザインですこと」 ゼラド「レイナも着なきゃいいのに」 レイナ「うっかり着ちゃったのよ!」 ラーナ「どうしてこういうランジェリーは、引っ張ったら破れそうな素材でできているのでしょうか」 レタス「引っ張ったら破れるようにではなくて」 ラーナ「やん」 レイナ「ひとのこととやかくいってますけど、だいたいスレイチェル先輩の下着はどうなっているんでしょうかー」 ゼラド「そういえばスレイチェル先輩、会うたびに胸のサイズ違いますよね」 レイナ「ほんとは胸ないんじゃないですか?」 スレイチェル「なにを隠そうこのスレイチェル、ド貧乳である!」 ゼラド「そうだったんだ!」 レイナ「やけにあっさり認めた!」 スレイチェル「趣味はヒドい味だが効果は抜群な健康ドリンクを作ること! いままで隠していたが、3年ほど前からトウキと付き合っている!」 ゼラド「そうだったんだ!」 レイナ「やめてください! クリハから何もかも奪うつもりですか!」 スレイチェル「そして、そこのカウンターの後ろに縛り付けてあるのが件のトウキである!」 トウキ「ん〜! ん〜!」 レイナ「どうして監禁してるんですかっ!」
出番が奪われている今の状況じゃ・・・もうクリハにはなにもないんだよ・・・
なにげにシュウヤの存在意義の一部も現在進行形で奪っていってるあたり、本当にえげつないなスレイチェル先輩ww
シュウヤ「いけませんね・・・他のことはともかくバストと下着のことで他者をからかうなど!女性の神聖なる美をなんと心得ますか!」 レイナ「(コイツ、ただの変質者だと思ってたけど・・・)」 シュウヤ「ましてや己のポロポーションを向上すべく日々の努力を惜しまないレイナ君をいじろうなど言語道断!」 レイナ「この変態紳士!!」 どいつもこいつも才能と情熱をもっと建設的な事に使えよw>第二世代
スレイチェル先輩も特定人物以外に対しては無敵キャラだな
スレイチェル、弱点になる人物ってゼフィアかイングレッタ位だからなぁ レーツェルは微妙だし
シュウヤの下着話って美しく飾るとかの理念だけ語って 下着の具体的な名称や特性に言及しないから どうも説得力がないというか、変質者の一人言に見えるんだよな
>>451 まあ態度が大きい連中ぞろいだし、三年組は。
ところで名ありの三年組は、全員同じクラスでよかったっけ?
>>452 書き手も難しいだろうなとは思うけどな
下着の知識なんて普通ないだろw
>>453 どいつもこいつもまともに授業受けてる姿が想像できない奴ばかり…
クリハとトウキはスレに書かれて無いだけで影で学園の平和のために戦ってるんだよ。
>>454 少なくともゼフィアは、真面目に授業を受けてるだろう。
後は……
爆睡するイルス。
授業とは全く無関係な計算式を、ノートに書きつらねているレモン。
遥か遠く、ここではないどこかを見つめ、何かと会話しているアルフィミィ。
その日の気分で、学ランとセーラー服を着分けるスレイチェル。(OG学園の制服は男女ともブレザー)
……学級崩壊?
ゼフィアの場合 真剣に授業聞く→顔怖い→担任怯える で真剣になればなるほどビビられてそうだw
ヽ、 ヽ ヽ 、 ヽ )ヽ、_,,,..._ ヽ、_, げえッ───────!!! iー-、::_: `、ゝ_,,- ノ ( ) 、 ) ノ::`ー_-_ノ ノ ノ_,-"イ / ` 、ノ `i ( l ,-、 |::::.ヽ _。ヽ:: /_。フ' |ノ ヽ、 i、 ノ |6`i/:::. ,,-.―'' /i|.ー-、. | ヽ ::: i :: ⌒ : | <・・き、恐怖新聞にッ!? ヽ`l | :: /ニ`i / `|:. ヽ、 i_,,,、/ / ,へ___ ,|:::._ヽ___/ _//`ー--、ニ=--―, | ̄ ̄ ̄ ̄||| ̄| / / / __  ̄ ̄`¬  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ヽ | // / / 三三三 /
なんの誤爆だw
ルナ「恐怖新聞・・・?」 イングレッタ「怪奇現象や未来予知に関する記事の載せられた謎の新聞よ」 ルナ「よくあるインチキ雑誌の類だろう」 イングレッタ「ところがその記事に書かれた内容は必ず現実になる」 ルナ「・・・使いようによっては便利なものではないか」 イングレッタ「ただ恐怖新聞を一日読むごとに読者の寿命は100日ずつ減っていく」 ルナ「・・・ば、バカバカしい!そんなものがあるわけが」 イングレッタ「私もそう思っていたわ。因果を乱す因子として調査を始めるまでは、ね」 ルナ「・・・・本当なのか?」 イングレッタ「勿論冗談よ?」 ルナ「貴様呼吸をするように嘘をつきおって!」 イングレッタ「あら、仮にも巫女姫ともあろうものがホラーが苦手なのかしら?」 ルナ「そんなことはない!ただ少し気味が悪いだけだ!」 ゼラド「またなんか言い合いしてる・・・」 ディストラ「美味しそう・・・・・(じゅるり)」 ゼラド「お姉ちゃんグルメ雑誌読んでるの・・・?あれ?新聞?」 ディストラ「ゼラドちゃんは見ちゃだめですよー?寿命が減っちゃうらしいですからw」 ゼラド「えー?つまんないの」
霊的技術が発達してるバルマー人だろうと苦手なもんは苦手と ゴーストバスターズ新作つくるらしいが…… あのゴースト吸い込む箱に入ってるのディス姉じゃね?
そういえば皆淫乱淫乱言うけど想像してみろよ。 巨乳メイドさんが顔赤らめながら上着のボタンぷちぷち外してアインソフオウルだぞ? はっきり言って萌え… 久保「やれ、アストラナガン」 ディストラ「はいはーい」 あとミヅルが姉さんみたらどんな対応すんだろうか
チャリーン チャリーン ゼラド「御用改めであるーっ!」 ズシャッ ズシャッ ズシャッ ヴィレアム「あれ、ゼラド? これはいったい」 ゼラド「困るな、土方さん。隊士の前なんだから、沖田って呼んでくれないと」 ヴィレアム「土方って、俺のことか? それに、そんなダンダラ模様着て沖田って・・・・・・!」 ゼラド「新撰組一番隊組長、沖田ゼラドでしょ?」 ヴィレアム「そんな、沖田総司が女だったなんて!?」 カル「あ、いたいた。おふたかたー」 ゼラド「あ、武田カル柳斎さん」 ヴィレアム「よりにもよって観柳斎なのかよ!?」 カル「申し訳ありませんが、手が空いているなら寺田屋に行っていただけないでしょうか。 おかしな志士が騒いでいるらしいんです」 【寺田屋】 ハザリア「♪土佐の高知のォ〜 ♪はりまや橋でェ〜、坊さんかんざし買うを見たぁ〜、よさこいよさこい」 ヴィレアム「あいつっ! なに背中に毛なんか生やしてるんだ!」 ゼラド「待って土方さん、まだ出ちゃダメ!」 ヴィレアム「だから俺は土方じゃ」 ゼラド「坂本ハザリアほどの大物が飲んで歌ってるんだよ? もうちょっと待ってれば、また誰か来るよ」 ガラッ マリ「ハザリアっ!」 ハザリア「わっ、貴様! なんという格好で」 マリ「いま外に」 ハザリア「いいからなにか羽織らんか」 バンッ! バンッ! バンッ! ユウカ「サカモトを出しな」 ハザリア「なんだグラマーか」 ユウカ「グラバー」 マリ「あれ、ユウカさん? でもさっき風呂から見えたのは伏見の」 ユウカ「アァ〜、外にいた連中?」 マリ「あっ、さっきの銃声、まさか」 ユウカ「あんた最近京大阪に出没し過ぎなのよ。 命狙われてるじゃない。ライフが残ってる間に、うちの払いちゃんとして」 ハザリア「あぁ、うるさい海賊だな」
バンッ ゼラド「そこまでっ! 全員、動かないで!」 マリ「わっ、新撰組!?」 ハザリア「相変わらず、刀を振りまわすしか能のない連中か」 ゼラド「問答無用、いざ尋常にぃっ!」 バンッ キャクトラ「待たれよ、沖田殿!」 ゼラド「山崎さん?」 ヴィレアム「山崎って、監察方か?」 ハザリア「なんだ、針医者のせがれではないか」 キャクトラ「坂本殿を捕まえることはならん!」 【新撰組屯所】 レラ「・・・・・・」 キャクトラ「『では、ラミア容保公の決定を伝える』と、 新撰組局長近藤レラ殿みずからの言である!」 ヴィレアム「なんて、明らかに拳が口に入りそうもない近藤勇なんだ」 レラ「・・・・・・」 キャクトラ「『そんなことない。口に合わせて手も小さいから、 入れようと思えばけっこう入る』と、レラ殿猛抗議だ」 ヴィレアム「いや、いいよそんな抗議は」 キャクトラ「『まずグラバー・ユウカだけど、こいつをうっかり捕まえたりなんかすると、 ものすごくめんどくさいっていうか、 背後に控えてるあれやこれやとケンカする羽目になりそうだから、 その場にいなかったことにして、これでお帰り願う』と、レラ殿さっさと追い払う構えである!」 ユウカ「オフコース」 レラ「・・・・・・」 キャクトラ「『そして坂本ハザリアだが』と、レラ殿若干煮え切らない顔である」 レラ「・・・・・・」 キャクトラ「『軍艦奉行の方から、坂本のことは放っておけという命令が出てるから、 もの凄く納得できないけど、そのまま帰せ』という、なんとも後味の悪い決定だ!」 ゼラド「おかしいよ! なんで軍艦奉行が維新志士の口添えなんかするの!?」 ハザリア「それは、俺が軍艦奉行の弟子だからだろう。 俺は維新志士などではない。貴様らとおなじ幕臣だ」 ゼラド「ウソッ! こないだ、長州藩邸から出てきたじゃない!」 ハザリア「高杉と都々逸歌って遊んでただけだ」 キャクトラ「じゃあ、薩摩藩邸に出入りしてるのは!?」 ハザリア「あそこに行くと、なんだかいろいろくれるのだ」 レラ「・・・・・・」 キャクトラ「『脱藩してるはずなのに、普通に山内容堂と会見しているのはどういうことだ』 と、レラ殿もはなはだ不思議そうなお顔である」 マリ「武市さんとも岡田さんとも普通に交流あったし。 お前、ほんとは全然脱藩してないんじゃないのか?」 ハザリア「適当に付き合っておかんと、地元に帰りにくいではないか」 マリ「脱藩してるくせに帰るつもりだったのかよ!」 ハザリア「フハハハハ! 聞いて驚け、俺の野望はただひとつ! 都会で一発当てて、ガキの頃さんざん俺をいじめくさった上士のブタどもに足の裏舐めさせることだ!」 マリ「なんだよその元いじめられっ子の発想」 ヴィレアム「この龍馬、スケール小っちゃ!」
ハザリア「特に板垣退助は絶対に許さぬ!」 マリ「取りあえず、いい歳して実家から仕送りもらうのやめようよ。 ただでさえ末っ子が脱藩してて肩身狭いのに」 ハザリア「貴様は”かんぱにぃ”をやるのにどれだけの金額が必要かわかっておらんのか! 奉行殿も長州も薩摩も、しょせん赤の他人! 最初と最後に頼りになるのは血を分けた肉親だけだ! よって、俺は誇りを持って実家から仕送りをもらう!」 レラ「・・・・・・」 キャクトラ「『それで結局、お前は何者なんだ』と、レラ殿が小首を傾げておられる」 マリ「単純にいうと、”とりぷるすぱい”ってやつだよ」 ハザリア「単純にいうな! 4重5重はいっている!」 レラ「・・・・・・」 キャクトラ「『もうめんどくさいから、さっさと帰ってくれ』と、レラ殿さじを投げられた様子だ」 ゼラド「あっ、ちょっと、待ちなさい!」 レラ「・・・・・・」 キャクトラ「『ゼラド、お前もちょっと待て』とレラ殿が制止なさっている。 『容保公から苦言があった。お前最近人斬りし過ぎだ。 少しは自重してくれないと、新撰組が一両放り込めば誰でも斬ってくれる危険集団だと勘違いされる』 と憂いの表情を浮かべていらっしゃる」 ゼラド「だって、わたしたちは京のあぶれ浪人を斬ってお給料もらってるんでしょ。 斬ってなにが悪いの!」 レラ「『話はまだある。お前自分は男とかいってるけど、バレバレだから、胸で。 局長が女なのになんで男の振りしてるのかわからないし胸が全然男じゃないし、 なんなんだそれあてつけか、その胸の丸みは局長に対するあてつけなのか。くやしくなんかないからなほんともうマジで』 と、レラ殿若干我を失っている」 ゼラド「知らないよそんなこといわれたって!」 ばたばたばた ヴィレアム「あっ、ちょっと待てよゼラド」 【屯所前】 マーズ「あいー、ダンナ、出所おめでとー。シャモ買って来たよシャモ」 ハザリア「貴様は、なぜやたらと俺にシャモを食わせようとするのだ?」 マーズ「いーじゃねーの。シャモ嫌い? シャモ」 ハザリア「嫌いではないが、誕生日には食いたくないな」 マーズ「そんなことゆわずに、タンジョービにもシャモ食おーよシャモ」 ハザリア「なぁ、俺を暗殺するのは貴様ではあるまいな?」 マーズ「なにをゆってんの?」 ヴィレアム「おい、そいつは」 ハザリア「ああ、マーズ弥太郎。元は俺がいた土佐勤王党を妨害していたのだが、 なんだか知らんうちに俺のところにいて、勝手にソロバンを弾いとる」 マーズ「ここに来る前はー、竹島センリョーしてましたー」 ハザリア「どうもこやつは、俺が死んだあと海援隊のかの字も残さずに海運業をかっ払って行きそうなところがある」 マーズ「なにをゆってるのかわかんねーけど、 とりあえず旗印は菱形が三つとかどーよ」 ヴィレアム「こいつまさか、タイヤがすぐふっとぶトラックとか作る」 マーズ「薩摩藩邸が受け入れてくれるってさ。行ってお芋食べよーよ、お芋」
【薩摩藩邸】 スレイチェル「なんだ、またスレイチェルのフンドシを盗みに来たのか」 ハザリア「人聞きの悪いことをいうな。 フンドシをくれといったら、なぜか貴様のフンドシを渡されただけだ」 マリ「そもそもなんで人んちにフンドシもらいに行ったんだよ」 スレイチェル「新品のフンドシをくれてやるから、スレイチェルお気に入りのフンドシを返してくれ」 ハザリア「質屋のせがれが、一度もらった物を返すと思うのか」 ゼラド「坂本ハザリア、抜きなさい!」 ハザリア「なんだ、まだ着いてきたのか」 スレイチェル「無礼だぞ新撰組の! この薩摩藩邸での狼藉は、この西郷スレイチェルと」 ムラタ「・・・・・・」 スレイチェル「そこで雌伏してるムラタ半次郎が許さないでごわスマッシュ!」 ヴィレアム「あれっ、人斬り半次郎そっち? じゃ、そこで突っ立ってるゼフィア先輩は」 スレイチェル「スレイチェルの右腕、ゼフィア新八がどうした」 ヴィレアム「おかしくないですか? 普通にムラタさんが村田新八やればいいんじゃないですか?」 ゼフィア「・・・・・・」 ゼラド「あなたも武士なら尋常に勝負しなさい!」 ハザリア「フハハハ、どうやら貴様は俺が北辰一刀流免許皆伝だと思っているようだが、 持っている免許は薙刀だ。 ゼラド「えぇっ!?」 ハザリア「うちの実家のカネで北辰一刀流土佐道場かなにかを作るための義理許しに過ぎん! そして貴様は俺に小千葉道場の娘と縁談があったと心配しているだろうが」 マリ「そんな心配してないよ」 ハザリア「あれはおっかない女だった! 真夜中の道場で防具着込んで待ちかまえているし、 片袖が破れたんで持っていったら、タンスにしまい込んだまま返してくれん! あまりに恐ろしいので逃げてきた! しかもあの女、どうも俺が死んだあともやけに長生きして女学校の舎監などに収まった挙げ句、 生徒を集めては例の片袖引っ張り出して、 『自分は坂本の許嫁だった』とか電波まき散らしそうな気がする!」 マリ「心配しすぎだよ。そんな執念深い女、実在するわけないだろう」 ヴィレアム「えぇっと、そのひと、かなり長生きするよ」 ハザリア「そういう貴様は、俺が死んだあと、 あっさりそのへんの行商人と再婚して酒に溺れそうな気がする!」 マリ「お前は自分が死んだあとのこと心配しすぎだよ。だいたい再婚ていうのはさ」 ハザリア「む、そうか。よし、結婚しよう」 マリ「お前は急になにをいいだしてるんだ」 ハザリア「イヤか」 マリ「ヤじゃ、ないけど」 ハザリア「よし、では三千世界の鴉を殺し、貴様と朝寝をするとするか!」 マリ「それ高杉さんのだろ、パクるなよ!」
どたどたどた! ゼラド「あっ、ちょっと、待ちなさい!」 ハザリア「ん、なんだしつこいな。我々はこれから新婚初夜だ。 それでも着いてくるか。近くで見ているか、それとも混ざるか。 え? おいどうなのだ貴様、見られながらというのはどういう気分だ。 んん? そら、口に出していってみよ」 マリ「アッ、バカ、そゆこと・・・・・・、んっ」 ヴィレアム「取りあえず引くんだゼラド! なんかすでに言葉責めに入ってる!」 【翌朝 薩摩藩邸】 チュンチュン ゼラド「西郷さん! 坂本たちは!?」 スレイチェル「彼らなら、西洋人のマネして”はねむぅん”とやらに行くといっていたでごわストロベリー」 ゼラド「ッ!」 ヴィレアム「おい、ゼラド、もうよせよ。向こう一応新婚さんなんだから」 ゼラド「土方さんのバカ! こんな状況でのんびり旅行するようなひとがいるわけないじゃない!」 【港】 ユウカ「それで、この船を売れって?」 ハザリア「その通りだ。ちくと足が必要なのでな」 マリ「・・・・・・違う、これ新婚旅行じゃない。・・・・・・ただの根回し行脚っ!」 ユウカ「あのね、あんたあたしが誰だかわかってるの」 ハザリア「紅茶と香辛料欲しさに世界征服を企む悪の大英帝国の手先だろう」 ユウカ「特に否定はしないけど。 だったら、こんな民主化もできてない国の、王族でもない政府の人間でもない男が ひょっこりと来て船売ってくれっていっても信用されないことくらいわかるでしょう」 マーズ「おっけー、ふんじゃー手付け金代わりに、そっちの商品を買っちゃるよ。 てっぽーの在庫、あるんじゃねーの?」 ユウカ「ゲベール銃なら1丁5両で売るけど」 マーズ「ヘイヘイヘイ、出し惜しみしてんじゃねーよ。 そいつぁー幕府側が持ってんのとおんなしじゃねーの。 わかってんだよ、あんだろ、ミニエー銃がよー」 ユウカ「あっちはニューモデルだから1丁18両になるけど、大丈夫なの」 マーズ「任せなって。4300丁、一括払いで買ったらぁー。 あとついでだ。ゲベール銃も3000丁ばかっち売ってくんな」 ユウカ「オールドモデルだって、あんたがいったんじゃない」 マーズ「コケオドシぐらいにゃならーね。アキナイじゃー、ハッタリが重要なんだよ」 ハザリア「ついでだから阿片もちくとまわせ。捨てるほどあるだろう」 マリ「阿片戦争みたいにならないようにって、みんなで頑張ってるときにお前は!」
ユウカ「でもね、カネがあるだけじゃ信用にはならないよ」 ハザリア「よかろう。この身で払ってやる」 ユウカ「いらない」 ハザリア「そうではない。貴様のとこのフリーメイソンに入ってやるといっているのだ。 必要なのだろう、適当にひっかきまわしてくれる人間が」 ユウカ「でもうちは、妻帯してないと入れないよ」 ハザリア「ああ、嫁なら昨日作ってきた。ほれ」 マリ「・・・・・・利用っ! ・・・・・・隠れ蓑っ! わたしは駒・・・・・・っ!」 ユウカ「ええと、後悔しない?」 マリ「やめてください、後悔しそうになるから」 ユウカ「一応、うちの亭主に聞いてみるけど」 ハザリア「貴様の亭主というのを見たことがないのだが、本当にいるのか」 ユウカ「見たら男でも恋しちゃうような素敵なひとだから、隠してるのよ」 ハザリア「それは軽い軟禁なのではないか?」 マリ「女房思うほど亭主はもてずっていいますよ」 ゼラド「坂本、待ちなさーいっ!」 ハザリア「チッ、面倒なのが来た」 マーズ「いーからやっちまおーよ! あんな借金踏み倒すことでテーヒョーがある組織、 ぶっつぶしちまったほーがミヤコのアキンドのためじゃねーの!」 ゼラド「新撰組は勝手に借金なんかしないもん!」 マーズ「してるよ! 後世に借用書さらされて恥じかきゃーいーんだ!」 マリ「いま京都で活動してる人間なんて、みんなそんなもんじゃないか」 ユウカ「どうする? 生麦事件以降、あたしらは事実上治外法権だから撃ち殺してやれるけど」 ハザリア「もう面倒くさいから、錨を上げてしまえ。海の上なら滅多なこともできまい」 【海の上】 ゼラド「早く下ろしてよ!」 ヴィレアム「いったいどうしちゃったんだゼラド? そんな子じゃないだろ?」 ゼラド「土方さんこそ、鬼の副長の凄みはどうしちゃったの?」 ヴィレアム「だから俺は土方じゃ」 ハザリア「まったく、血の気の多いやつだ」 ヴィレアム「違うんだ。ゼラドはホントはこんな子じゃ」 マーズ「ふりーんだよ、あんたらさー。 もーカタナだのテッポーだの振りまわしてる時代じゃねーんだよ。 いまや世界はカネ中心に動いてんだ。アキンドの時代なんだよー」 ハザリア「ま、聞け。もはや話は天皇とか将軍というレベルではないのだ」 マリ「そうなんだ、だから日本人として」 ハザリア「これはイギリスとフランスの代理戦争だ!」 マリ「説得する気あるのかお前!」 ユウカ「間違っちゃいないけど」 ハザリア「こんな資源もなにもない国でな、武器といったら人材しかないだろうが。 それを貴様ら、ばったばったと斬りおって。 池田屋騒動のおかげで、予定が1年は遅れたわ!」 ゼラド「それはあなたたちが京の都に火を点けようとしたから!」
ガアァァァァァンッ ハザリア「何事だ!」 ユウカ「シィット、どっかのバカがカマ掘ってきた」 マリ「あれは、紀州藩の船だ!」 ハザリア「船を止めろ! たわけ者どもめ! 万国公法を盾に近代的に言い負かしてやる!」 ユウカ「バーカ、海の上で法律がなんの役にたつの。 ヤロウども、いいから全砲門ひらきな。 あたしらが、どうやって大英博物館の展示物充実させたのか教えてやる!」 ハザリア「しょせん海賊だな、貴様!」 マーズ「ダメだ、船が沈むよ! セントーなんざーできたもんじゃねーっ!」 ゼラド「船を横付けしてっ、わたしが斬り込む!」 ユウカ「オーライ、アボルダージュってわけね」 ズシャッ ズシャッ ズシャッ マリ「すごいもんだな。あれが天然理心流ってやつか」 ハザリア「あぁ、また貴重な人材が失われていく」 ヴィレアム「おかしいよゼラド、なんであんなに斬りまくるんだ」 【水戸】 ハザリア「芹沢っ、芹沢はいるか! 坂本が来たぞーっ!」 ゼラド「えぇっ、芹沢さん!?」 マキネ「うぃーす。おっ、土方と沖田じゃん。おひさー」 ヴィレアム「なんで新撰組初代局長がこの時点で生きてるんだ!?」 マキネ「あっはっはっは! あたしの首斬ったのって、あんたらのどっちかだっけ? でもあたし、梅毒病みってことになってたじゃん。 顔どろっどろで、判別なんか付かなかったっしょ」 ゼラド「騙したの?」 マキネ「だぁって、あたし元々バリバリの尊皇攘夷派だしぃ〜、 なのに新撰組は知らないうちに佐幕派になっちゃってるしぃ〜、 あんたらノリがマジ過ぎて若干ひくしぃ〜 ちょっとお相撲さんとケンカしただけで部下に正座させられるしぃ〜」 ゼラド「お相撲さんとケンカしたのは全面的に芹沢さんが悪いよ!」 ハザリア「さて、それでは安楽死したがっていた梅毒病みをまわしてやった恩を返してもらおうか。 貴様、水戸のずいぶんいいとこの血筋だそうだな」 マキネ「諸説あるけど?」 ハザリア「しかし、現将軍に顔が利くのは確かだろう」 マキネ「まぁ、天狗党の後輩だしね。 あ、そっか、あんたんとこのお師匠さん、現将軍と仲悪かったんだっけ?」 ハザリア「でなければ、貴様など生かしておくものか。さあ、将軍に口添えしてもらおうか」
【薩摩藩邸】 スレイチェル「それで、大政奉還というわけか」 ハザリア「ウム。将軍は政権を返上した」 スレイチェル「冗談ではない! これはなんだ。新政府の中に、将軍の名があるではないか!」 ハザリア「曲がりなりにも300年幕府を維持してきた連中だぞ。 あっさり人員削減するのはあまりにもムダだ。 いいから、使えるものは使っておけ」 スレイチェル「そうはいくか! 我々は幕府によって300年冷や飯を食わされてきたのだ!」 ハザリア「アホか! いいか、この先、どうせどこぞの国ともめ事が起こるだろう。 そういうときにだな! 『革命のたびにギロチンとかマジ野蛮だし、うちら無血革命とかマジ進歩的だし』 とか、ワガママな口喧嘩を展開できるではないか! いっときの感情で100年の”あどばんてぇじ”を捨てるような愚を犯してはならん!」 スレイチェル「しかし、将軍を生かしておいては後々戦いの火種になる!」 ???「西郷、たいがいにせんか」 ハザリア「レイナ小五郎! 心道無念流斉藤道場の塾頭時代、 その動きの素早さから『小次郎・ザ・イナゴ』と呼ばれ、若干バカにされていたレイナ小五郎が!」 スレイチェル「池田屋騒動のとき、誰よりも華麗な逃走をかましたことから、 『小次郎・ザ・逃げの』と呼ばれ、若干バカにされていたレイナ小次郎が!」 マリ「池田屋騒動のあと、一分の迷いもなくコジキに身をやつして潜伏したことから、 『小次郎・ザ・コジキ』と呼ばれ、若干バカにされていたレイナ小次郎が!」 ハザリア「眠っておる!」 レイナ「動乱も長く続きすぎた。ここから先はもう疲弊しか残っていない。 このへんで手を打とうじゃないか。 小五郎が無断でアルセーヌ・ルパンと対立したり、 金田一さんがフカキョンと共演する未来のために」 スレイチェル「眠っているときだけ妙にマトモなことをいうことから、 『小五郎・ザ・眠りの』と呼ばれるレイナ小五郎がそういうのなら」 ハザリア「よろしい! そして俺は地元でデカい顔をする!」 レイナ「あれ? あたし、なにを」 ゼフィア「しかし、人の心はそれほど物わかりがよくはない」 【近江屋】 ハザリア「ぶわっくしょいっ!」 マリ「風邪か?」 マーズ「シャモ食えば治るよ。シャモ買ってくるよシャモ」 ハザリア「なぜあくまでもシャモを食わせようとする」 バタバタバタッ ゼラド「どいて、土方さん!」 ヴィレアム「待てって」
バンッ ゼラド「御用改めだよ!」 ハザリア「まだそんなこといっておるのか」 ゼラド「幕府が、江戸の薩摩藩邸を焼き討ちしたよ」 ハザリア「なんだと!」 ゼラド「朝廷が発表した新政府の中に、将軍と幕府側の名前はなかったの」 ハザリア「岩倉あたりの差し金か。 バカめ。何万にもの家臣を抱えている幕府に、そんな決定が受けいられるものか! 行動を起こすことぐらい、わかるだろうに!」 ゼラド「幕府は朝敵になっちゃった。 もうどうにもならないよ。戦争が始める。 わかるでしょう。これはあなたがやったことだよ。 どんなに立派なことをいってても、あなたの存在はひとを殺すの!」 ヴィレアム「よすんだゼラド! こいつを斬ってもなんの解決にもならない!」 ゼラド「でも、これ以上の混乱は止められるよ!」 マリ「やめてくれ! こいつはそんな大それたこと考えてるわけじゃないんだ! ただちょっと、地元でデカい顔したかっただけのヤツなんだよ!」 ゼラド「みんなどいて! 邪魔をしたら斬るよ!」 ヴィレアム「イヤだ! これ以上ゼラドにそんなことさせられない!」 ハザリア「ほたえな!」 ゼラド「っ!」 ハザリア「あぁ、つまらんつまらん、実につまらん世の中だ。 時代遅れの人斬りどもが。そんなに斬り合いたいなら、存分に斬り合うがいい! 勝った方に斬らせてやる。 俺とて、こんな時代の道化を演じるのはもう飽き飽きだ!」 マリ「バカっ、お前なんてことを」 ゼラド「土方さん、そこをどかないならっ!」 ヴィレアム「イヤだ! ゼラド相手にそんなことできるわけ」 イングレッタ「いいえ、やってもらわないと困るわ」 ニャーン ヴィレアム「若い母さん?」 ゼラド「黒猫?」 イングレッタ「ほかの人間には黒猫に見えてるのよ」 ゼラド「えいっ、えいっ!」 スカッ スカッ ヴィレアム「若い母さん、カタナがすり抜けてるけど」 イングレッタ「これ以上は介入できない。あなたがやるしかないのよ」 ヴィレアム「いったいなんでこんなことに」 イングレッタ「ここは、ゼラドが見ている夢のようなところよ。 あなたはたまたま取り込まれてしまっただけ」 ヴィレアム「ゼラドがあんなに好戦的なのはどうして」 イングレッタ「仲間を守る、町を守る、ゼラドのそういう部分が肥大してしまった姿が、あれよ。 元に戻すには、拠り所としているカタナをへし折ってやる必要がある」 ヴィレアム「でも、いまのゼラドは天然理心流の」 イングレッタ「できるのはあなただけなのよ」 ゼラド「土方さんっ、いつまでもどかないならっ!」
ヒュンッ ヒュンッ ヒュンッ! ヴィレアム(突き!? 一瞬で3つ入れてきた! このゼラド、鬼の子か!?) ゼラド「ちえぇいっ!」 ザシュッ ヴィレアム「やめるんだゼラド! お前は、そんな子じゃないだろ!」 ゼラド「そんな子じゃないそんな子じゃないって、 いったい土方さんがわたしのなにを知ってるの!」 ヴィレアム「えっ」 カンッ! カンッ! カンッ! ゼラド「守られたままなのはイヤっ! 戦いに行ったひとを待ち続けるのもイヤっ! わたしは、自分で戦える!」 ヴィレアム「でもゼラド、クォヴレーさんは」 ゼラド「誰よそれ!」 ヴィレアム「えっ?」 ゼラド「げほっ、げほげほっ」 ヴィレアム「ゼラド? 血を吐いてるじゃないか」 ゼラド「関係ないでしょ」 ヴィレアム「関係なくなんかない!」 イングレッタ「長い間幻想の中で遊びすぎたのよ。 これ以上続けていれば、ゼラドは沖田総司に取り込まれる」 ヴィレアム「じゃ、労咳で」 イングレッタ「いいえ、ファーストキスの相手がナカイキイチになるわ」 ヴィレアム「それはそれでダメだ!」 ゼラド「ちえぇぇぇぇいっ!」 ハザリア「足を上げて踏み下ろせぇっ!」 ヴィレアム「えっ!?」 ペキンッ!
【北海道】 ハザリア「天然理心流は足を狙う。 だから拍子さえ合えば、カタナを踏み折ることが可能だ。 北辰一刀流や直心影流にそんな技はないから、誰もそんな発想はしなかったがな」 ゼラド「う〜ん」 ヴィレアム(ゼラドの身体が軽くなっていく。 夢から覚めかけてるのか。そうすると、この世界は消えるのかな) ヴィレアム「お前たちは、これからどうするんだ」 ハザリア「どうもせん。俺は脳をやられている。もう、いかぬ」 マリ「弱気になるなよ、お前らしくもない」 ハザリア「あとできることといえば、皇后の夢枕に立つことくらいだ」 マリ「皇后の安眠を妨害しようとするなよ」 ハザリア「いざというときのための潜伏先として、三浦郡に呉服屋を作っておいた。 今後は行商でもやるか」 マリ「エ?」 ハザリア「行商人と再婚されてたまるか」 マリ「しないよ、再婚なんか!」 ハザリア「知れば迷い 知らねば迷わぬ 恋の道」 ヴィレアム「は?」 ハザリア「貴様の俳句はネタかと思うくらい下手だが、嫌いではないぞ」 ヴィレアム「お前にいわれたってなぁ」 カァー カァー ヴィレアム「あ」 ハザリア「三千世界の鴉を殺し、主と朝寝がしてみたい、と」 【翌朝 学校】 ゼラド「昨日新撰組の本読んでから寝たら、ヘンな夢みたの。 あれ、でも、どんな夢だったっけ? 新撰組が出てたのは覚えてるんだけど」 ヴィレアム「ゼラド、その夢はもう、見なくていいんだ」
>>473 この沖田総司はBカップってレベルじゃねーぞwwwwGJ!
何かレイナ小五郎のくだりは某漫画の中二階堂を思い出したwwww
朝っぱらから爆笑してたら、家族に不審に思われたよ畜生! GJ!!
>466 この世界の千葉道場の娘さんって、眼鏡かけてるのかなあ……
千葉道場の娘、リトゥに決定かよっwww
>>477 道場の門下生には、
「踏み込みが甘い!」で定評のある方々がいるんですね?><
長編におけるハザリアの格好良さは異常だな 何はともあれGJ!!!
夢の世界で珍騒動を解決するのもこれで何度目だろうなヴィレアムw そのうち ゼラド「(おかしな夢を見るとき・・・いつも誰かが助けてくれてるような・・・お兄ちゃん?違う・・・あなたは、誰・・・?)」 見たいな感じで発展しないもんかな
>>477 最近、妙にリトゥのヤンデレ化が進んでるなwww
果たして空気化とどっちがマシか?
イルスが修行の末生身でガンエデンみたいに龍変化出来るようになったらどうなるだろうか? いや龍ではなく取り巻きの猫の方が良いのかも知れないが…
ゼラド「ただいまー」 アギラ「おうお帰り、フェフェフェフェフェ」 ゼラド「えっ、おばあちゃん来てたの? あっ、ごめんなさい!」 アギラ「どうしたんじゃ?」 ゼラド「今日敬老の日なのに、なんにも用意してない!」 アギラ「フェフェフェフェフェ、いいんじゃよそんなもの。 おばあちゃんは、ゼラドの顔を見られるだけでいいんじゃよ」 ゼラド「だって、だって」 アギラ「いいかい? ゼラド。 一番大切なのは、会いたいときにいつでも会えるということなのじゃよ」 ゼラド「会いたいときに?」 アギラ「ゼラドも、いつも一番そばにいてくれる人のことを大切にするんじゃぞ。 ゼラドが幸せなのが、おばあちゃんは一番嬉しいんじゃ」 ゼラド「うん、わかった! 一番そばにいてくれる人っていうのが誰なのかはイマイチわかんないけど、わかった!」 アギラ「フェフェフェフェ、よい子じゃよい子じゃ。飴ちゃんあげよう飴ちゃん」 アギラ「ま、おばあちゃん高齢処女なんじゃけどもな」 ゼオラ「高齢過ぎますよ。お母さん、結婚相談所にでも登録したらどうですか」 アラド「世の中、80過ぎの現役結婚詐欺っていうバアちゃんもいるんだから、 ばあさんもまだまだいけるって!」
仲良すぎだろ!! どんな和解の仕方したんだよw
>>483 婆さん、あんたヴィレアムからいくらもらったんだwww
【カノン島】 ぐつ ぐつ ぐつ マーズ「シホミおばちゃーん、シホミおばちゃーん」 シホミ「ちゃんと肩まで浸かるのよ」 マーズ「マグマの熱で、回路がぶちんぶちん焼き切れてるよー」 シホミ「マーズちゃんが遊びに来てくれたのはうれしいのよ。 でもね、来た理由が『敬老の日』だからっていうのは、どういうことなの?」 マーズ「えーっ、と、よくわかんねーけど、 年老いたヒトをウヤマう日なんでしょー?」 シホミ「まあこの子ったらウフフフフ」ピュッ ピュッ ピュッ マーズ「あっ、あつっ! あつっ! マグマで水デッポーはやめて。あつっ! シホミおばちゃん、なんでニンゲンなのにヘーキでマグマに浸かってんのー!?」 シホミ「この程度の小宇宙のコントロールもできずに炎熱聖闘士を倒そうだなんて、 笑止千万、片腹痛いわよ、マーズちゃん」 マーズ「そのとーりだっ! 今後特に炎熱聖闘士を倒すヨテーはねーけれども!」 シホミ「いい? マーズちゃん。 あなたのおじいさんは、タカの目と呼ばれながらも 鷲星座イーグルの聖衣すら着こなしたほどの人物だったのよ」 マーズ「聖衣は装着者に合わせてヘンケーするから、 鷲星座とゆっても魔鈴さんが着てたメタルビキニとは別なんだねっ!」 シホミ「メタルビキニよ」 マーズ「ブレスフィールドおじーちゃん、パねーっ!」 シホミ「あなたはそのタカのメタルビキニ、ブレスフィールドの血を・・・・・・、 血は、まぁ、引いてないけど、魂的ななにかは引いてるのよ。 だからあなたも、そんなおじいちゃんの名に恥じないトレイラーにならなくちゃダメよ」 マーズ「うんわかった! がんばってこのマグマ風呂をコーリャクするよ!」 シホミ「がんばりなさい。ベータ星メラクのハーゲンを倒すときの要領よ」 マーズ「うん! アスガルドのゴッドウォーリアーの中でも 凍気のコブシとシャクネツのコブシを使い分けるベータ星メラクのハーゲンを倒すときの要領だねっ!」
アーク「なんだろねぇ・・・・・・」 シュウヤ「どうしたんですか?まるで日々を無為に過ごしてます、俺の人生退屈です。とでも言いたげな」 アーク「別に現状に不満があるわけでもねーよ。ま、お前とこうやって教室でぐだぐだゲームしてりゃ 退屈でもねーし。まあミナトみたくしてもいいんだけど、鉄拳飛ばすの大好きなのがいるからネエ」 咲美「なに?じろじろこっち見ないでよ」 アーク「今更じろじろ見てもなーんも面白いことはねーよ。あ、やめて、でこピン痛い!ちょっと待った お前のでこピン鍋が凹むんだから。あ、痛!血が出た!」 レタス「どうせすぐ止まるでしょう」 アーク「うぇーい、レタスさーん。普通教室で流血沙汰になったらもうちっと騒ごうぜ てかピューって血が出てんですけど、なんかエヴァの2話目みたいだぞ」 シュウヤ「私たちがインドアな事をしているあいだに、レタスさんはデンジャーなギャンブルを楽しんでいるようですし 少々のデンジャラスやバイオレンスは見慣れたものでしょう」 アーク「あーそうね。んで、タカヤとなんか仲よくしてたな。まあギャンブルなら・・・・」 シュウヤ「はいはい、ほらチェックメイトですよ」 アーク「いや、そこ行くと俺のナイトがキングへ一直線なんだけど」 シュウヤ「・・・・・・・おや?」 アーク「おや?じゃねーよ。たく、これで成績学年でもトップクラスなんだからなんだかなあ」 咲美「本当にね・・・・・。てか提出物の未提出とかで損してる分を除いたら、実はこの中で一番成績いいのよね」 シュウヤ「おだてても何もでませんよ。ああ、ですがアナタにぴったりの下着ならこの通り」 レタス「アナタはいつもポケットに下着を入れているんですか?逮捕されますよ」 シュウヤ「もし、下着のために逮捕されて人生が狂ったなら、その狂った先の人生が私にとって正しい人生だったという事ですよ」 咲美「ねえ、兄さん。なんかいい精神科医を呼んだほうがいいんじゃない?」 アーク「やめとけ。このスレの半分がお医者さんのお世話になるから。ん、てかもうすぐ昼休み終わるぞ」 シュウヤ「延長します」 レタス「あのですねえ。もうクリスは教室に帰っていますわよ。いい加減にしたほうが」 アーク「別にいいんじゃねーの?・・・・だって、ほら」ガラガラ レラ「・・・・ゼィ・・・・ゼィ・・・・間に・・・・合った・・・・・」 アーク「あんな風にA組みに入り浸ってる人も居る訳でね?まあヴィレアムやキャクトラとよく一緒にいるけど なーにやってんでしょうねえ」 レラ「・・・・何?・・・・・文句・・・・るの?」 アーク「別に、そんなもんねーっすよ。てか個人の自由じゃねーの?誰と仲良くしようが?」 レラ「・・・・・さっきから・・・何・・・・」 アーク「はい?いや別に。誰と誰がどうしようが自分の人生好きにすれば?つーだけじゃん。あいつらもいい奴だし 俺達といるより、あいつらと居るほうが面白いならそれでいいだろ」 レラ「そう・・・・・・じゃ・・・・」ガラガラ アーク「え・・・・おーい・・・・。じゃ、って何?つーかなんであいつ出て行くわけ?」
咲美「兄さん!何かレラに恨みでもあったの?まさか自分が最近ろくな目にあってないのに、レラが色々と活躍してる のが気に入らなかったの?」 アーク「?」 レタス「というか、自分達で檻に入ったみたいにして、ゲームばっかりしているのが原因でしょう」 アーク「??」 シュウヤ「あー・・・・なんというか、アークは言葉遣いが悪いんですよ。まあ誤解を招く言動はやめなさい」 アーク「誤解も何も、自分の生き方は自分で決めたらそれでいいじゃん、って言っただけだろ」 咲美「は?」 レタス「え?」 シュウヤ「あのですね。アークは悪意をもった言動をする時はもっと露骨なんですよ。今のはですね 本気でそう思って言ったんですよ。むしろ善意ですね。ですが、まあなんていうかですね」 咲美「うん、なんとなく分かった」 レタス「つまり、本気で好きにすればいいと考えて、それがレラにとって良いことだと思ってそう言ったんですね」 アーク「他に何があるってんだよ」 咲美「・・・・・・まあ、なんていうか・・・・。うん後でレラに謝っといたほうがいいわよ」 アーク「あぁ、たく。謝り方考えてたのに、結局放課後もレラに会えなかったな」 咲美「日ごろの行いが悪いからじゃないの?」 アーク「へいへい。ああ、それとこの後シュウヤと出かけるから 晩飯は冷蔵庫に朝作ったのが入ってるから温めて食っといて」 咲美「また?別にいいけど、あんまり危ないことしないでよ。あと私が寝る前には帰ってきてよ」 アーク「ヘイヘイ。んじゃ、行ってくる」 アストラ「アーク・アルトリート」 アーク「なんすか?また宿を借りにでも来たんすか?あいにく家はガンアクションには向かないつくりで・・・・」 アストラ「いや、今日はそうではない。ちょっと、ティプラーに異常があってな。それを確かめに寄っただけだ」 アーク「何のことかわかんねーけど、まああれでしょ?トンでもエンジンがTo-Loveっったと」 アストラ「まあそんな所だ。・・・・・・・所で額の傷はどうした?」 アーク「ん?ああ、昼間咲美に派手にでこピンされたんすよ」 アストラ「それは災難だったな」 アーク「てか、何で俺に声かけたんすか?」 アストラ「なんとなくだ・・・・・」 アーク「アストラさんでも、なんとなくってあるんすね。あとあのクールビューティーに言っといて 『飯食う時は飯代くらい持ってこい』って」 アストラ「承知した」 アストラ「傷の損傷の修繕の遅延を検知。及び、対象のアカシックレコードへの介入率常時80%オーバー 危険レベルをCからAまで繰り上げる必要があると判断」 イングレッタ「通常なら即対処レベル・・・・。でもいいわ、この世界は危険レベルS超過のあの子が 笑っていられるほど懐が広いんだから。あと、危険度の算出が厳しすぎないかしら?計算やり直して」 アストラ「了解。不確定因子を除外し、確定因子のみで再度検証。危険レベルはB。要注意に変わりは無い ちなみに、不確定因子の準確定率は上昇中。これより10時間以内が山と思われる」 イングレッタ「了解。じゃあ、ちょっと悪趣味な男をストーキングに出かけるわよ」 アストラ「承知」 イングレッタ「じゃあ・・・・・ちょっと手回ししておくわ」
【OG町の隣町の隣町のライブハウス】 ズダダダダダダダダーーーーッ!ダダダダダダダダーーーーッ! アオラ「うおぉぉぉぉっ!今日のレミュさんはどうしたんだ!ビットがいつものスピードと数を超えてる!」 ルル「あれはフェザーファンネルですわ!そして動きはもはや板野サーカスしている勢いですわーっ!」 デスピニス「曲はマブラヴオルタネイティブトータルイクリプスの『INSANITY』!」 ラン「明らかにクロスボーンの鉛筆動画の影響うけとるんやぁー!」 ヴィレアム「な・・・・なあ、なんか今日のレラおかしくないか?」 キャクトラ「友よ一々気にしすぎでは?まあ多少機嫌は悪いようだったが」 ヴィレアム「第一、このライブだってかなり突発的に若い母さんが『今日は隣町の隣町でライブするから』 て連絡をいきなりよこしたから来たけど、それまで準備も何もしてなかったんだぞ」 キャクトラ「まあ落ち着け友よ。当日いきなりヤレと言われても案外どうにかなったわけだし。 それに、さっきからレラ殿が『お前ら、やる気が無いなら帰れ』と言わんばかりにこっちを見てる」 ヴィレアム「あ・・・・ああ」 【ライブ終了後】 キャクトラ「何とか無事終了したな、友よ」 ヴィレアム「ああ。しかしなんだか客席にいつも以上にガラの悪そうなのが多かったな」 キャクトラ「ご近所タイムダイバーに追いやられた暴力団や暴走族の類がじょじょにこの辺りに流れ込んだとのこと まあ治安は相当悪いらしい」 ヴィレアム「そうか。なら今日は三人で固まって帰ったほうがいいかもな」 レラ「・・・一人・・・帰る・・」 キャクトラ「『お前のような非常時に活躍してるように見えて、実は周囲の助けがないと割と何もできてない奴に 送ってもらう方が不安だ。私は一人で帰れる』だそうです」 ヴィレアム「いや、そんなに長くなかっただろ!レラもそこまで言ってないって若干焦った顔してるし!」 レラ「・・・・・・・」 ヴィレアム「って、いやほんとに一人で帰るのか?」 レラ「・・・・・・」 キャクトラ「『送り狼にならないのは知っているが、なんか気持ち悪いから嫌だ』だそうです」 ヴィレアム「絶対そこまで言ってないだろ。いや、てか本当にレラ帰ったぞ」 キャクトラ「あぁ、友の鼻息が若干荒いから」 ヴィレアム「荒くない!」 レラ「・・・・・・(別に、誰かにどう思われたからって気にしない。ただ、今は音楽があれば私は)」 ホントにそうなの? レラ「・・・・・・(前の学校からここに来て、私は強くなった。今は私は昔みたいに弱くない)」 じゃあ、どうして強くなれたの?一人で強くなれたの? レラ「・・・・・・(ここに来た時、最初に声をかけてくれたのはアイツ。私が傷つけても笑ってくれたのもアイツ)」 アーク「ようレラ。どうしたこんな物騒な所で」 レラ「!!!!!!!」 アーク「アダダダダ!ビット打ちすぎ!うわなんか触手まで!何かノコギリ付きの円盤までぇぇぇぇ!」
アーク「なんつーか悪かった、暗闇から突然現れて。それに昼間の事も、なんか俺が変な事言ったみたいだし」 レラ「・・・・別にいい・・・・」 アーク「あ、そう。てか何でこんなとこに居るんだよ。あぶねーぞ、この辺りは」 レラ「・・・・そっちは・・・・・何・・・?」 アーク「いや、そのな。結構やってる事がアレだから黙ってたけど実は最近この辺の賭場でおっちゃんや シュウヤと派手にやってたわけよ。まあこんなとこに居るような不良娘には話すけど。 俺が普通に勝って、おっちゃんがイカサマで馬鹿勝ちして、シュウヤが奇跡みたいな負け方して ホントは割りとボロ勝ちなのに、シュウヤのせいで負けてるように思わせるという まあかなりインチキ臭い遣り方で勝ってたんだけどさ・・・・・ちょっとな」 レラ「・・・・・トラブル・・・・?」 アーク「イグザクトリー。いやつーか、遭遇したんだよ。レタス達と」 レラ「・・・・(ぽんっ)」 アーク「うん、解かりやすい相槌あんがと。なんて言うかさ、すごかった・・・・・ 追いかけるレタスがそこらじゅうなぎ倒して、逃げるおっちゃんは劇場版クレヨンしんちゃん の劇画風なヒロシ顔になってるし、周りの連中が討ち入りと勘違いして銃撃戦始めるし 最後シュウヤが変身しなかったらヤバかったな」 レラ「・・・・・変身・・・・?」 アーク「まあハウスメイド的なアレね。で、バラバラに逃げてきたわけよ。んで家に帰る道を探してたら お前を見つけてさ。まあ帰り道教えて欲しくて声をかけたわけよ。つーわけで帰り道おしえて」 レラ「・・・・・ついてくれば・・・・・」 アーク「アイサー。所で、結局昼は何に怒ってた訳?」 レラ「・・・・・解から・・・・別にいい」 アーク「また怒ってない?」 レラ「・・・・別に・・・」 アーク「けどさ、ホントここら辺うろつくなら気をつけろよ。マジで危ないんだから」 レラ「・・・・・・んで・・・?」 アーク「おっちゃんに聞いたけど、なんか盗られた、襲われた、帰ってこない、内臓抜かれて帰ってきた この辺で起きる事件なんてそんなんばっか。なんか怖い連中がいっぱい出るらし・・・」ドカッ! ブレーカーA「そうね、怖い連中いっぱいだねぇ」 アーク「つっ・・・・死ぬだろ、バールで後ろから殴るって」 ブレーカーA「おー生きてる、生きてる。でもまあ邪魔だから、な?」ドガッ! アーク「ぐっ!・・・・・・」バタッ レラ「・・・・何・・・する気・・・・?」 ブレーカーA「いやいや大した事じゃねーのよ。こんな荒廃もしてない世界でブレーカーしてるとさ ブルーストーンじゃなくて普通のお金で暮らさないといけないの でさ、人体実験に使うニュータイプを高値で買ってくれるって、太っ腹なのがいるからね」 レラ「なら・・・・・分って・・・・ニュータイプ・・・・怖さを・・・・・・・・・・えっ!?ファンネル・・・動かな・・・」 ブレーカーA「アンチファンネル〜(某猫型ロボット風)いやマイナー過ぎるけど便利だな。んじゃこいつで眠ってね」バチっ レラ「・・・ッ!」ドサ! アーク「・・・て・・・・てめえ・・・」 ブレーカーA「ああ?まだ生きてるの御宅?ちょっとしつこいよ。ま、こいつなら静かになるよな」パーン! アーク「・・・・・・」 ブレーカーA「おお、某超人みたいに頭に穴が開いてカッコいいじゃないか。じゃあな」
アーク「たくっ・・・・マジで殺してくれやがって。クソッ・・・・後を追っかけて」 イングレッタ「止めなさい」 アーク「おっ、丁度いいな。なあお前も手伝ってくれねーか!レラが訳わかんない奴にさらわれて」 イングレッタ「ええ、そうね。そうなるように仕組んだんだから」 アーク「・・・・・は?」 イングレッタ「ある因果律の変動を感知した。今日この周辺でニュータイプを探しているブレーカーが獲物を見つける確立の上昇。 レラ・ブルーの危機遭遇率の上昇。それらを感知して、私は少し干渉をしたの」 アーク「まさか・・・・お前、レラがさらわれるように!」 イングレッタ「仕向けたわ」 アーク「な・・・なんでだ!お前、そんな事する奴じゃないはずだろ!」 イングレッタ「私は世界を守るためにならなんだってしてきたわ」 アーク「それとレラがさらわれる事と何の関係があるんだよ!」 アストラ「我らは同時にもう一つの事を感知した。アーク・アルトリートのアカシックレコードへの介入率が 通常の生命体の可能領域を突破した事。それに、汝の存在そのものの危険度の上昇を」 アーク「分りやすい説明で頼みます」 イングレッタ「あなた今、自分の自由意志で体を回復させているわね」 アーク「・・・・・・、分るのねそーいうの」 アストラ「常に観測し続けていたからな。この世界で危険度2位の汝の存在を」 イングレッタ「まあ1位が別格過ぎて話の種にもなっていなかったし、何よりアカシックレコードの方があなたを 守るように因果律を補正していたから容認していた。でもアカシックレコードに介入するなら話は別よ」 アストラ「アカシックレコードに自由に介入できる存在は、その危険度を調査し、その後に しかるべき措置を施す事が定められている」 アーク「それじゃあレラの事の説明になってないぞ」 イングレッタ「この事件が調査であり、同時にアナタへの措置なのよ」 アーク「分りやすくお願い」 イングレッタ「今回の事。あなたが因果律へ介入することで解決できたら?アナタの因果律への介入は基本回帰による復元 だから生々しい修復シーンみたいなのは存在せず、みんなの認識から外れた瞬間に再生する。 便利な力。世界にもアカシックレコードにも負担を掛けない最も単純な因果律制御よ。で、この力でどこまで出来る? 体どころか周囲の物体の復元もできるのかしら?物質の枠すら超えて人との関係性も復元できるのかしら? そして、必要とあれば時間を回帰してあらゆる事象全てを復元できるのかしら?」 アーク「あいにく、自分のこと意外で何か出来る事なんか無い。それに人に認識されてる状態じゃ俺は再生できない」 イングレッタ「そう。ならいいわ。後はアナタはおとなしくここにいて、事件の推移を見守っていればいい。 すぐにヴィレアムやキャクトラ、それに学園の騒々しい人たちが動き出す。後は勝手に事件解決 あなたは後でアホみたいにみんなの前に出て行き、再開と無事を祝う」 アーク「なるほどね。んで、俺はいつも通りの生活に戻れると」 イングレッタ「そうよ。これが過ぎれば、しばらくアナタの周囲に危険な因果は無い。また平穏な生活が待っている。 無茶な介入をすれば命を落とすか、戦いの中で能力が拡大して世界の害となり、私達に消される。 選ぶ必要も無いほど単純なものよ」 アーク「そりゃそうだな。待ってるだけで平和な生活が待っている。サイコーだな。で?その平和な生活を送る俺は いつも通りバカやって生きてりゃいいわけな。サイコーだ・・・・・・サイコーにクソ野郎だそいつは! そうやってダチが危ない目にあってるのを見過ごすのも、そうなる原因になった奴のいう事を聞くのもな!」 イングレッタ「なら、行かせないわ」ズドンズドン! アーク「ぐっ・・・・」
アーク「たくっ・・・・痛いじゃねーか」 イングレッタ「再生した・・・・。くっ、レスの更新を見計らって!レスが変わるその瞬間に再生したわね」 アーク「その通り・・・・ハハ、クールビューティーに冷や汗かかせるのも悪くねーな」 イングレッタ「そう。でもこの状況でレスをひたすら更新する訳にもいかないでしょう?」ズドン! アーク「ぐっ・・・・」 アーク「足撃つの止めてくれない?マジ痛いから」 イングレッタ「行を開けて再生・・・・・世界のシステムそのものに介入している。何が自分の事だけなんだか」 アーク「俺も嘘くらいつくんだよ!」ズドン! アーク「くそっ!容赦ねえな!」ズドン! イングレッタ「止まりなさい。こちらに接近したところで白兵戦アナタに万に一つの勝ち目も無いわ」ズドン! アーク「だああああ!痛ぇぇぇ!」ズドン! アストラ「お嬢。ここは私が」 イングレッタ「アストラナガンは動かないで。計測を続けなさい」ズドン! アーク「あとちょっと!」ズドン! イングレッタ「接近したところでアナタに勝ち目なんて無いわよ」ズドン! アーク「そりゃ勝つ方法なんてねーよ!」ズドン! アーク「だけど、あいにく相打ちする方法くらいなら持ってんだよ。そして、今の状況なら」ズドン! アーク「相打ちでも勝ちだよな!」ジャラッ イングレッタ「小型の爆弾!」 アーク「銃もナイフも使いこなせないけどな、スイッチ押すだけのこいつなら俺でも使えるんだよ!」 アストラ「お嬢!」ドォォオオオオオオオオンッ! イングレッタ「ぐっ・・・・ゴホッ・・・右足からわき腹まで持っていかれたわね」 アストラ「すまない。盾になるのが遅れた」 イングレッタ「私がギリギリまで計測を続けさせたせいよ。むしろとっさに良く飛び込んでくれたわね」 アストラ「どんな時でもこの力お嬢のためにある」 アーク「で・・・・どうすんだよ。アストラ兄さんが俺の相手するってんならさすがに諦めるけど?」 イングレッタ「・・・・・そうね、そこまで覚悟があるなら行きなさい。ただしその力、もし必要以上に求めるなら」 アーク「いらねーって、こんなの。じゃあ、行かせてもらうぞ俺でも約に立つって所たまには見せたいしな」 イングレッタ「なら、一つだけ言うわよ。レスの更新時以外の再生は誰かに認識されている時には認めないわ 世界の均衡を崩す要因になりかねないから」 アーク「それは大丈夫、なんか出来ないんだよ人に見られていると。今はなぜか出来たけど。ま、そんじゃあな」 アストラ「行ってしまったな」 イングレッタ「そうね。でも、たぶんそこの影にいるわよ」 アーク「あだだだだだ!痛い痛い!死なないけどメッチャ痛いよこれ!あとさっきのはグロかった!わき腹から右足まで ごっそりだぞ!ヤベッ、吐きそう・・・・・ウッ」 アストラ「ここまで叫び声が聞こえてくるな」 イングレッタ「死ぬほど痛そうね。あと吐いてるみたいよ」 アストラ「お嬢もかなり体組織の損傷が激しいようだが?すぐに再生に入る事を推奨するが」 イングレッタ「動けるだけの再生でいいわ。すぐに次の仕事があるわよ」
アーク「くそっ、痛いのが引くのに時間食っちまった。えっと、とりあえずこういう時は」ピッ タスク『どうしたぁ?こっちはレタスをどうにか振り切って現在潜伏中だぞ?』 アーク「説明してるヒマはないんで、詮索なしで頼むんすけど、この辺でニュータイプ専門に 人身売買してる連中がどの辺りを根城にしてるかわかりますか?」 タスク『なんか深刻な内容だな。たぶん港の辺りだろうし、詳しい場所もまあ調べりゃ分るけどな 何?トラブルか?』 アーク「いや、マジ説明してるヒマは・・・・・ヘイ、タクシー!」 トウマ「マイド・・・・ってなんだトウキ達の学校の奴だろ?どうしたんだこんな時間に」 アーク「詮索はなしで、とりあえず港の方へお願いします!」 トウマ「あい分った。じゃあ飛ばすぜ!」 タスク『まあとりあえず分ったらすぐ連絡するから、あんま無茶してくれんなよ。命は一つだぜ』 アーク「ウィッス・・・・・(ブチ)・・・・一つじゃないんだけどな」 トウマ「もう港だぞ」 アーク「とりあえずこの辺をグルグルして(ブルルル)おっちゃん!」 タスク『分ったぞ。なんかガンダムX的なニュータイプ研究所がニュータイプをかなり大掛かりに買い付けてる みたいだ。とりあえず港の第3区画全部そいつらの貸切になってるぞ』 アーク「ウェ!マジっすか!」 タスク『ただ、大掛かりに準備した割にはこの辺り一帯ニュータイプはほぼ皆無で念動力者ばっかだから そろそろ諦めかけてるとか聞いたんだけど・・・・・」 アーク「分りました。とりあえず行って見ます!(ブチ)て訳で第3区画に行ってください」 トウマ「おう!」 【港、第3区画】 ブレーカーB「結局今回つかまったニュータイプって一人なんだろ?」 ブレーカーC「らしいぜ。まあ俺達もギャラは出るから別にいいんだけどな。しっかし港一区画まるまるねえ」 ブレーカーB「MSやらPTまであるとか無いとか、俺達もウォーカーマシンもって来たけどな。別に誰もきやしねーよ。 たかが一人捕まえてそんですぐにトンズラすんのに」 ブレーカーC「ハハハ、ちげーねー・・・・・」 ドォオオオオオオオオオオン! ブレーカーB&C「ギャアアアアアッ!」 アーク「オラオラオラオラ、自爆しても戦闘不能にならないチート野郎のお通りだ!」 ブレーカーB「なんだよあれはぁぁぁぁ!」 ブレーカーC「爆弾撒いてる!すっげー投げてる!てか俺達爆発に巻き込まれたのに黒こげアフロで済んでる!」 ブレーカーB「ブレーカーってそういうもんじゃん!俺達ブレーカーで良かっ(どおおおおおおん!)ギャアアアア!」 アーク(クソッ、爆発に乗じて再生してるけど痛すぎだろ!てか周りの連中はなんで平気なんだ?ブレーカーだからか?) ブレーカーD「くそっ!爆弾魔がぁぁぁ!」ダダダダダダダッ アーク「ぐっ・・・・・撃たれたら、自爆!」ドオオオオオオンッ! アーク「ぐっ!キリがねえ。てか、このクソ広い中からどうやって見つければ」 ???「お困りの」 ???「ようじゃねーか」
アーク「・・・・・・いやいやいやいや、なんで居るんだよ。おっちゃん、それにシュウヤも」 タスク「バーカ。お前に場所教えた時点で俺もとっくに移動開始してるっつーの」 シュウヤ「咲美さんからアナタが帰っていないという連絡と、A組の何人かが私にレラの行方を聞いてきたので 気になって独自に動いていたんですよ」 アーク「いや、でも二人には関係ない」 シュウヤ「生憎、友達の危機に駆けつけられないほど落ちぶれてはいないので。大方レラさんがさらわれたのでしょう」 タスク「ニュータイプなんて、数えるほどしかいないからな。それとな、お前がいくら頑丈でも その他大抵無能なんだから、ちっとは頼れよ」 シュウヤ「私達はタイムダイバーをしている方々や、ハザリア、ヴィレアムのような安定した力はありませんが 誰にも譲れない己の領分を持っているんですから」 アーク「・・・・・ああ、そうだな。じゃあ背中は任せる」 シュウヤ「分りました」 タスク「レラはたぶん、こっから見える一番奥の倉庫の辺りにいるはずだ!あそこが一番怪しいぜ!」 ブレーカーC「行かせるかよ。そんなガキと浮浪者ごときが」 タスク「あらカッチーン。荒廃してない世界でブレーカーしてる奴らにホームレスとか指摘されたかねえなあ」ジャキン! ブレーカーD「M60機関銃!?どっから出した!お前さっきまで手ぶらだったじゃん」 タスク「手品だよ手品。マジック的なあれだよ」 ブレーカーB「全長1メートル越えてる銃をホイホイ出されてたまるか!」 シュウヤ「余所見をしていていいんですか・・・・・?」 ブレーカーB「い・・・・いつの間に後ろに・・・・ハッ!なんだこの股間と胸元の感触は!?」 シュウヤ「私の腕に掛かれば、服を脱がさずに下着を着せるなど造作も無いのですよ。フフフ アナタはそこそこ胸板があるので、男性用のフルカップブラ(自作)をハードワイヤーで激しく締め付け しかしアンダー圧を感じないようベルトは細く、そして乳首を刺激する特殊なボーンで快感を呼び起こします。 対して股間は意外と貧相なので、やや柔らかく包み込むようにローレグタイプのショーツですよ。ですが マイクロファイバーの記事が産み出す快感が絶えず股間を程よく包み込みますよ」 ブレーカーB「な、なんだこれは、快感に体が飲み込まれる!ひぃいいいい、怖い!逃げられない快感が俺を襲っている!」 ブレーカーC「くそっ!何をしやが(ダダダダダダダダッ!)ぎゃああああ!撃ってきやがった!こいつマジで撃ちやがった!」 タスク「大丈夫大丈夫!俺パイロット能力的に命中とか射撃とか低いから。ほら命中率も(0%)な? あ、でも時々ラッキー出るけど」 ブレーカーD「ラッキーは意外と良く出るから!あんまラッキーっていえないくらいの比率で出るから!」 タスク「しかも出たら必中&クリティカル♪ポケモン風に言うと『きゅうしょにあたった』」 ブレーカーC「ぎゃあああああ!急所に当てられるぅぅぅぅ!」 シュウヤ「ふははははは!私の下着から逃れる事など出来はしませんよ!あんな性別不明のゴーグルに 私のお株が奪われてたまるものですか!下着の説明がしたいなら最低でも『LOLA LUNA』や『VALISERE』 を着けてから出直しなさい!ちなみに私は現在進行形ではいています!」 ブレーカーB「なんか私怨が混じってるぅぅぅぅう!うああああ、下と上の二重の締め付けがああ 堕ちる・・・・・堕ちてしまうぅぅぅぅ!助けてくれぇぇぇぇ!」 シュウヤ「その悲鳴こそが産声!この世界に女性下着を身に着ける者と言う新たな命の誕生を迎えた歓喜の叫びなのですよ!」 ブレーカーB「お、お母さぁぁぁぁぁぁん!」 シュウヤ「ハハハハハ母は私ですよ!アナタに新たな人生を与えた私は今のアナタの母なのです!さあ後は私が開発したこの顔装着用 パンツを被る事で、アナタは完全な新人類として誕生するのです!」 タスク「ハハハ、そろそろかなあ?ラッキー出るかな?(実はさっきから撃ってるのはエアーガン)」 ブレーカーB&C&D「いやあああああああああああっ!」 アーク「・・・・・・・さー、先を急ぐぞー(ちょっとは友達を選ぼうかな・・・・)」
ブレーカーA「さっきから、騒々しいな。トラブルか?」 研究員「勘弁してくださいよ。こっちは実験用のニュータイプを依頼しただけなんですから。まったく わざわざこんなところまで呼びつけて」 ブレーカーA「予算ケチって運搬費用出さなかったそっちが悪いんだよ。で、早くギャラと捕獲のボーナスを出せよ」 研究員「分った分った。まあ、こちらもニュータイプさえ手に入れば言う事は無いんだ」 レラ「・・・・・・・・」 レラ(なんで、こんな事になったんだろう) 不運なんていつもの事じゃない レラ(でもここに来てそうじゃないって、思えるようになったのに。いつもみたいに学校に行って ヴィレアムやキャクトラとバンドをして、遅く帰るとお父さんが少し不機嫌で) それだけ? レラ(私は・・・・別に・・・・) 誰かが居てくれたから、たとえその先で何があっても、その誰かが一番特別なんじゃないかな? レラ(一番特別・・・・) 私は、最後まで信じられたよ。ただ、ちょっとだけ運が無かったけど。でもさアナタはまだ大丈夫じゃない レラ(・・・・・ねえ、アナタは誰) 私はレラ。あなたじゃ無いレラ。アナタのお父さんとお母さんに救われた女の子。最後は少し悲しかったけど レラ(・・・・・・そう・・・・なんだ) 私は最後まで信じられた。結局手は届かなかったけど、それでも最後まで私の名前を呼んでくれたから。 レラ(・・・・・・) だからさ・・・・信じてみなよ。あなたが信じる人はあの扉を蹴破って、こんな不幸も吹き飛ばしてくれるって レラ(・・・・・・うん) ブレーカーA「さっきから何だ?爆発音がやんで、今度は悲鳴と笑い声が」 研究員「君の仲間は薬物でもキメているのかい?」 ブレーカーA「酒ならやってるけど薬はやってないはずだが」 レラ「・・・・・・・・・・(ピキーン)!」 アーク「オラアアアアア!」 研究員「な!」 ブレーカーA「テメエさっきの!なんで生きて・・・」 アーク「レラ!眼を閉じて耳をふさげ!」 レラ「!」 キイイイイイイイイイイイイン 研究員「ぐぉ!」 ブレーカーA「グッ(音響兵器のスタングレネードと閃光弾のフラッシュバンの混成か。くっ体が動かない)」 アーク「たくっ!俺の実家が兵器の製造なんかやってた事に感謝したのはこれが初めてだよ!」バチバチ! 研究員「があああ!」 ブレーカーA「!(スタン警棒!くそ、パトレイバーかよ!)」 アーク「レラ!無事か!」 レラ「ア・・・・・アーク・・・」 アーク「ふぅ・・・・。たくっ、なんだよ泣きそうなツラして」 レラ「・・・・・・来てくれ・・・・た・・・・・・!アー・・・」 アーク「グッ!何が・・・・・刺さってる、くっこいつ!」 ブレーカーA「残念だけどな、鍛えてるんでね・・・・それにな、そろそろ来る頃だぜウォーカーマシンがな」
ズドオオオオオン アーク(まずい、レスの更新時に刺されっぱなしだから再生できなかったぞオイ!それにこの音は) ブレーカーA「残念だったな。これじゃあ助からないなー。まあ何で生きてたのか知らないけど、また死ぬだけ」 アーク「ぐっ・・・・」 レラ「・・・・!アーク・・・・アレを・・・・!」 アーク「あれ・・・・・、アレかああ!」ドオオオオオオオン! ブレーカーA「何だと!アンチファンネルシステムを・・・・・それに爆弾だと・・・・ヒッ!」 レラ「・・・・・ファンネル・・・・!」 ブレーカーA「ギャアアアアアッ!」 アーク「やった・・・・・」 ブレーカーA「クソがあああああ!」、ゴリ! アーク「ぐ、アアアアアアアアア!」 レラ「・・・・・アーク・・・・・!」 アーク(くそ、最後の最後にこいつナイフをひねって・・・・ヤバ!内臓が出そう) レラ「・・・・あ、あああああ」 アーク「おい・・・・・何そんな深刻な顔してんだよ・・・・・俺が頑丈なの・・・・・知ってるだろ」 レラ「・・・でも・・・・・血・・・・たくさ・・・」 アーク「平気だって・・・・・・ほら何時もみたいに気づいたら治ってるって」 アーク(いや、無理かなーこれ・・・・。最後の頼みのギャグ補正もたぶん効かねーし・・・・・ ヤバいなあ・・・・・てか、死ぬなこりゃ) レラ「・・・・今・・・・死ぬ・・・思った」 アーク「うわ・・・・それ分るのかよ・・・・」 レラ「・・・・・どうして・・・・・・私・・・・ために・・・」 アーク「ダチ助ける理由が・・・・・そんなに必要か?・・・・それに、たまには格好つけたいしな」 レラ「・・・・・」ギュッ アーク「お・・・・おい」 レラ「・・・・わた・・・・・何・・・・出来な・・・・」 アーク「何かして欲しくて・・・・・助けたわけじゃ・・・・あだだだ!キツイキツイ! 女の子に抱きしめられるのってある意味男のロマンだけど痛いから!内臓はみ出そうだから!」 ドオオオン アーク「ちっ・・・・・・外でなんか暴れてるな・・・・ここに居たらやばい・・・・かもな」 レラ「・・・・だった・・・・一緒に・・・」 アーク「無理でーす・・・・・一歩も歩けねーよ。一人で逃げとけ」 レラ「・・・・・・死ん・・・いいの・・・?」 アーク「ゴキブリよりしぶといのが特徴だからな・・・・・」 アーク(それにレラが居なくなれば一気に再生して) ドオオオン! ブレーカーE「お!いたいた、潜り込んできたバカが居るって聞いたけど、マジでいやがった」 アーク(ウォーカーマシンかよ!・・・・・だあああ!予定変更。レラだけでも) アーク「逃げろ・・・・レラ!」 レラ「・・・・・ファンネル・・・・!」 アーク「・・・・そーいう無茶するかな普通・・・」 アーク(あー、これまた再生できないっぽいし・・・・・あー、死んだ)
アストラ「生憎、我が妹の世話になるにはまだ早いと思うのだが?」 アーク「うっわ・・・・ここで来るって、見てただろ。割と一部始終見てただろ」 イングレッタ「ええ。悪いけど、見極めるためにね。そしてもうタイムリミットみたいだから」 ブレーカーE「テメェ、どこから!」 アストラ「答える理由は無い」 イングレッタ「アストラナガン、行くわよ」 アストラ「承知!」ゴオオオオオオオ! ブレーカーE「機動兵器!って、うわああああ!」ガシャァァッ! アストラ「その程度の兵器で、ネオジオンのグレミーの軍勢を単独で圧倒する私を倒せるか?」 イングレッタ「・・・・アーク・アルトリート」 アーク「なんだよ・・・・・」 イングレッタ「アナタが、本当の意味では馬鹿でなくて良かったわ。さあ、アストラナガン」 アストラ「周囲敵戦力約20。ガンファミリア!」ドドドドド! レラ「・・・・・強い・・・・」 アーク「反則だよな・・・・」 キャクトラ「おーい!レラ殿ー!おおあんなところに」 ゼラド「やっぱり、あのブルーストーンが鍵だったみたいね」 ハザリア「ふん、結局ドンパチが始まって、散々走り回った意味も無かったがな」 マリ「そういいながら、両手いっぱいにかかえた牛丼どうする気だよ」 ミナト「なあ頼むから片方でいいから、その牛丼を俺に」 ハザリア「しつこい!まったくキサマはアイドルの尻を追いかけることだけにドラゴンボールZの引き伸ばし並みに しつこいのが特徴だろう。俺の牛丼に寄るな!触るな!」 ミナト「やな特徴デッチあげるなよ!」 マーズ「いや、割とそんなかんじだとおもうけどなー」 アーク「・・・・・・なんか、あっちがここまでたどり着くまでの過程が超気になるんですけど」 ヴィレアム「無事かー!・・・ってなんでアークも、てかお前らなんでそんな抱き合って」 レラ「・・・・!」バッ! アーク「ぎゃあ!急に離すな!地面に体打ち付け・・・・うわ!なんかはみ出した!」 レラ「!!!」 キャクトラ「『そんな、うっかり出ちゃったは期待していない!ハミ臓なんてグロいだけだ』だそうです」 ヴィレアム「いや、今レラ確実に言葉にならない悲鳴を上げただけだっただろ」 ハザリア「ハミ臓なんて新語を作るより早く医者を呼ぶぞ。さすがに素人には処置できん」 マリ「ならすぐに、救急車を」 タスク「へーい、それならもうこっちで手配してあるぞー」 シュウヤ「やれやれ、まったく下着をかぶる前に失禁するとは、情けない限りでしたよ。やはりまだ人類は そのレベルに達していないという事でしょうか」 ハザリア「こやつらが何をしていたのか無性に気になるぞ」 ゼラド「そんな事より、早く病院!アークくん、顔が青から白になってるよ!」 アーク「あはははは・・・・やべ、なんか川が見える・・・・川の向こうでゲームキューブと○箱が呼んでるぞー」 マーズ「大丈夫かー!○箱は海外じゃいいとこ行ってるからなー!希望を捨てんじゃないぞー!」 ヴィレアム「励ますところが違うだろ!うわ、なんか今にもあっち行きそうな綺麗な顔してる!」
【学校】 ヴィレアム「けっきょく、なんだったんだ今回の事件は?若い母さんが関わってるらしいけど」 キャクトラ「レラ殿も分らないらしいし、アーク殿は知っているらしいが、入院してしまった」 ハザリア「奴が入院とは大事だな。まあ前にもあったがな」 マリ「なあ、そういいながら何を楽しそうに果物のカタログを眺めてるんだ?」 ハザリア「いや、別にお見舞いと称しておしかけて、病室で看護師を激怒させるまで騒ぎ倒そうとか そんな事は考えてないぞ!断じてな!」 咲美「いや、てか迷惑だからホントにそういうのは止めてね」 レタス「まったく、なんでお父様がいたのに誰も連絡をくれないのですか」 シュウヤ「また錯乱してもらっては困りますから」 レイナ「てか、レラが見当たらないんだけど?」 ヴィレアム「いや、一応誘拐された次の日だからな。タイムダイバーがらみって事で警察沙汰はなかったけど いきなり次の日に普通に学校に顔を出せないだろ」 シュウヤ「別の理由かもしれませんがね。ククク」 【病院】 アーク「なんか助かったけど、結局入院かよ」 イングレッタ「普通死ぬわよ。まったく、でもまあしばらくはそこで大人しくしておいて欲しいわね」 アーク「あっそ。てか、結局何がしたかったんだよ」 イングレッタ「単純にアナタの危険度の調査よ。まあ今回のことで、ほぼ無害と判断された 何しろ、あなたはアナタという存在を強く認識されるほど再生が難しくなる。最後死にかけたのもそのせいね」 アーク「だろーね」 イングレッタ「そもそも、あなたの家に厄介になったのも、アナタの監視が目的」 アーク「飯代払え」 イングレッタ「事前に保険だってかけておいたわ。依然あなたにリアクション芸人としての能力を見出させたのは 強い認識の中で発動する別の再生能力が前面に出ることで、本来の力を緩和するというね。まあ目論見は外れて 逆にあなたの力が増大したけど。まあ全然許容範囲よ。もう一人の別格に比べれば」 アーク「うっわ、俺の発言総すかんかよ。てかさ、俺の能力ってかなりメタだよな。レスとかギャグ補正とか。 で、まあつまり、あれか?あの状況で笑いをとれば再生できたわけ?」 イングレッタ「やれるものならね」 アーク「まあ無理だよ。ま、これで俺への監視だのなんだの無くなったわけ?」 イングレッタ「もう少し継続するわ(もしもアナタが純粋に願えば、世界の破壊者にだって成れるのだから) じゃあ、もう帰るわ。別のお客さんが来たみたいだし。じゃあまた」 アーク「別の?」 レラ「・・・・・・」 アーク「・・・・よう、意外とマシな顔して安心したぞ」 レラ「・・・・ねえ・・・」 アーク「なんだよ」 レラ「・・・・アーク・・・・私・・・・」 アーク「なあ、無理にたくさん言葉を重ねる必要はねーぞ。てか俺どうせ馬鹿だからあんま喋られると逆に分らなくなるし」 レラ「・・・・あ・・・あ」 アーク「ほら、笑えよ。な?難しくないだろ。はい、そんでもって深呼吸。ほらどうぞ」 レラ「・・・・・ウン・・・」 レラ「ありがとう・・・・」 アーク「おう、どういたしまして」
なんかこのアークみてユーリ思い出した
かっこいいアーク…だと…? アークのギャグ漫画的復元能力にハードSFっぽい設定がついてて吹いたwGJw B組(?)の連中もキャラ立ち過ぎだw あとグレちゃんほどグロシーンの似合うクールビューティーはいないと確信した
【道ばた】 ミズル「絶対♪ ぜったい♪ なにはなくても絶対♪ ぜったい♪ お手上げなしよ♪」 【道ばた】 ディストラ「きゃっ、いけないいけないっ! 早くしないと初日から遅刻しちゃうわ。 あっ、もう、お母さんたら朝はパンにしてっていったのにぃ〜」 【十字路】 ばったーん! ディストラ「いやんっ、もう、朝からついてないわっ」 ミズル「ひぃっ」 ディストラ「あら」 ミズル「わぁぁぁんっ! デスピニスさぁ〜ん!」 デスピニス「あらあら、どうしたんですか?」 ミズル「あのひとがっ、あのひとがっ! もう民家の窓から晩ご飯のカレーの匂いがするほどの夕方なのに朝とかいって! 明らかに年齢的にムリがあるセーラー服着てっ! スカートの中からこの世のものとは思えないグロいものがぁーっ!」 ディストラ「グロいとはなんですかっ!」 デスピニス「あの、ミズルさんはまだ女性に幻想を抱いている年頃なので、 あまりグロいものを見せるのは」 ディストラ「そんなにグロくはありませんよ、むしろ可愛らしいですよ!」 ミズル「ウソだウソだぁ〜、うわぁ〜ん」 ディストラ「そんなものね、みんな似たようなもの付いてるんですよ。 あなたがしがみついてるデスピニスさんにだってグロいもの付いてるんですよ」 ミズル「え、ウソだ、ウソだよね、ウソだっていってよ、デスピニスさんっ!」」 デスピニス「大丈夫ですよ、デスピニスさんのは微グロだから」 ミズル「なぁんだ、グラブロみたいなものかぁ」 ディストラ「私のをゴングロみたいにいわないでくださいっ!」 クォヴレー「なにをやっているんだお前は」 ディストラ「ご主人様こそ、なんでデスピニスさんと並んで買い物袋ぶら下げてるんですかっ!」 クォヴレー「ジャスコでたまたま会って、女性ひとりでは重そうだったので手伝っていた」 デスピニス「あの、すみません、すみません、お手数おかけして申し訳ありませんでした」 クォヴレー「気にすることはない」 ディストラ「なんですかなんですか、私にはそんな気遣いしてくれたことないのに」 こっちはセーラー服着た転校生に扮して 買い物帰りのご主人様とごっつんこしてチラリしてドキッみたいな演出準備してたのに」 クォヴレー「本当になにをしているんだ」 デスピニス「下着は穿かないと、不衛生ですよ」 ディストラ「だって、だって、どしーんで、ばたーんで、チラって、ドキッで」 クォヴレー「お前がいくらいっても下着を穿かないから買ってきた。 ほら、これだ」 ディストラ「ご主人様、ご主人様が、私のために! もったいのうございます!」 ディストラ「あの、この、グンゼの白ブリーフはどの面下げてレジを通してきたんでしょうか」 クォヴレー「自分のを買うついでだ」 ディストラ「グンゼの白ブリーフだったんですか、ご主人様!」
>>487-498 いや、面白かった。メタな発想が極限まで飛躍しててw
しかしまあ体力も運も皆無な娘が夜遅くまで何してんだとか考えればそりゃ親父さんも不機嫌つーか心配になるよな
カミさんに相談して心配しすぎだと窘められる姿が浮かんできた
>>487-498 面白かったけど正直イングレッタのやり口等が微妙だった という訳でお仕置きさせて頂きます
【病院の廊下】
クォヴレー「イングレッタ」
イングラム『………』
イングレッタ「あら、クォヴレーにイングラム。どうしたの?」
クォヴレー「アークの現在の状態は?」
イングレッタ「一応、問題無いわ。 しばらくは現状維持で良い筈よ」
イングラム『………クォヴレー、体を貸せ』
クォヴレー「? 分かった」
クォヴレー(青)「他に言うことは何も無いのか……?」
イングレッタ「? 特に無いわ」
クォヴレー(青)「…そうか」
パシィッ!
イングレッタ「…えっ?」アストラナガン「おっ、お嬢っ!!元主?何をっ!」
バキッ!
アストラナガン「ぐはぁっ!」
クォヴレー(青)「誰が貴様らにそんなやり方を教えたかっ!」
イングレッタ「わ、私はタイムダイバーとして為すべき事をっ!」
バシィッ!
イングレッタ「…イングラムが私を叩いた……?」
クォヴレー(青)「残念だ… 俺の教えは貴様らには伝わってはいなかった様だな」
イングレッタ「イングラム! 私はっ!」
クォヴレー(青)「イングレッタ、落第だ。貴様からはタイムダイバーの称号と力をはく奪する」 シュオオオッ! アストラナガン「お、お嬢っ! 髪の色がっ!」 イングレッタ「ぁあ、私はっ…」 クォヴレー(青)「今回の罰の意味が分からない限り、貴様らにタイムダイバーたる資格は戻らないと思え。 アストラナガン。貴様にも機動兵器に戻れぬ枷を与えた。自分たちの罪を購うんだな」 アストラナガン「罪?」 クォヴレー(青)「貴様は知っている筈だ。世界の為に犯した俺の過ちを、そしてそれに傷付いた人々を」 アストラナガン「…あ!」 クォヴレー『やり過ぎでは無いのか?イングラム」 クォヴレー(青)「世界の為に一部の人間を犠牲にして他を救う。そしてそれを当たり前と思う、まるで『あの頃の俺』を見ている様だ。吐き気がする」 クォヴレー『!』 スゥッ イングラム『確かに世界を護るには最小の犠牲かもしれん。だが与える傷は最悪だ!』 クォヴレー「イングラム… お前は」 イングラム『あの過ちだけはさせない様、教えたつもりだったんだがな…』 イングラム『しばらくお前にタイムダイバーとして働いて貰う。アーク達の心を先ず考慮しなかったのはお前も同様だ』 クォヴレー「…分かった」 以上です 蛇足だと思う方はスルーして下さい
>>506 蛇足とか言わないほうがいいと思うぞ。
あと、なげっぱじゃなくてオチはつけた方がいいと思うよ
てか今から書いてオチ勝手につける
>>506 すみません。何らかの反響があったら書くつもりでした。m(__)m
正直、あんまり早くイングレッタを許したくなかったんです
私の方で書きますか?
それとも任せてよろしいでしょうか?
>>507 もうけっこう書いたし、やるよ。
てか後1時間もかからんし。
思ったより時間掛かった。 イングレッタ「タイムダイバーの意味・・・・・分らないわね。私は私の存在の始まりからタイムダイバーだったわ」 アストラ「私はそもそも機械だ。戦うための機械。しかしすまないお嬢。お嬢の弱さは全てもらったはずなのに 今の私ではお嬢の強さにもなれないし、弱さの肩代わりもできない」 イングレッタ「いいわよ。今はタイムダイバーじゃないんだから・・・・・。だからお嬢と呼ばなくてもいいわよ お互いに首になったニート同士なんだし。タメでいきましょう」 アストラ「・・・・・・イ・・・・イング・・・・イングレッタ・・・・・お嬢」 イングレッタ「ごめん、少し無理を言ったわ」 アストラ「気にするな・・・・。そうだな、私も少しは善処する。で今後の活動方針は?」 イングレッタ「とりあえず、私本来の任務をこなしてみるわ。まあ難しく考えるよりいいんじゃないかしら?」 アーク「いやさあ、だからってUターンして病室に帰ってくるってどうよ?」 イングレッタ「一応監視が任務だったから」 レラ「・・・・・・」 アーク「いや、だからってレラもそこまで凄い嫌そうな顔しなくても。某伝説の聖剣に会った後みたいな顔してるぞ」 イングレッタ「とにかく復帰できるまではやる事もないし、とりあえず監視を続けてるわ」 アーク「構わないけどさあ。いつまでだよ?」 イングレッタ「タイムダイバーに戻れるまで・・・・・って言いたいけど、適当な所で引き上げるわよ これが正解とは限らないし」 アーク「あっそ。じゃあアストラの兄さん悪いんだけど一つ引き受けてくれねえか?」 アストラ「何だ?」 アーク「咲美の飯。俺が居ない間頼むわ」 アストラ「承知した」 アーク「あと、今晩のおかずを買ってき・・・・レラさん、首筋にフェザーファンネル突きつけるの止めて。 たぶん今なら確実に死ぬから」 アストラ「おかず・・・・・惣菜でいいのか?」 イングレッタ「真面目過ぎるのも考え物ね」 アストラ「・・・・ジャンクフードのほうが良かっただろうか?」 アーク「こいつぜったい、女の子が目の前で顔真っ赤にして『つきあってください』って言っても 『何処へだ?』とか普通に答えそうだよな」 レラ「・・・・(コクン)」 イングレッタ「まったくね」 アストラ「・・・・・私はどうすればいいんだ?」 アーク「とりあえず外のコンビニでエロ本買ってき・・・・ヒデブ!」 レラ「すこし・・・・・頭・・・・冷や・・・か?」
【1週間後】 イングレッタ「結局、何なのかしらね。タイムダイバーで無いといっても出来ないのは時空を渡る事だけ」 アストラ「私は機動兵器に戻れないことだからかなりの大事なのだが?」 イングレッタ「でも別に困ってないでしょう」 アストラ「それはそうだがな」 アーク「おーい、人の監視とか言って何屋上で密談してんの?」 イングレッタ「わき腹刺された人間が、たかだか一週間休養しただけでホイホイ歩き回ってたら また医者に、『テメェ現代医学馬鹿にするのもいい加減にしろよ!』 とか言って拘束されるわよ」 アーク「いや、傷口自体はもうねーし。つーかそもそも頭撃たれたってその気があれば一瞬で直せるわけだし」 イングレッタ「治すにしときなさい」 アーク「なんで」 イングレッタ「認識が力になることもあるのよ」 アーク「そーいうのはどうもね。想いを力にとか、嫌いじゃ無いけどわかんねーな でもまあ、あれじゃねーの?そういうのってようは、自分がそうだと思えばそうなれるってことか?」 イングレッタ「まあ、そうね。因果律介入が自分で出来るあなたは特に」 アーク「因果律介入とか難しいこと言うけどさ、誰だってそうやって生きてるんじゃねーの? 自分は自分だって思えないのに生きてる奴なんているわけねーじゃん」 イングレッタ「それも・・・・・そうなのかもね」 アーク「あとさあ、タイムダイバータイムダイバーってさ、それそんなに大切なわけ?」 イングレッタ「クォヴレーはその立場ではなく誰かを守ることを大切にしていたわ。でも私は タイムダイバーたることが存在の意味だから」 アストラ「私もだ。だからこそ難しい。それしか知らないのだから」 アーク「ならいったんタイムダイバーやめればいいじゃん」 イングレッタ「は?」 アーク「学校行くとか、バイトしてみるとか」 イングレッタ「それで、何か解決になるの?」 アーク「さあなあ。でもまあ、たまには違うことすると頭がすっきりするぞ。ほら、人間って同じ事には45分しか集中できねえって なんか聞いたことあるし」 イングレッタ「最後のは、関係ないわね」
イングレッタ「しかし、難しいわね・・・・・。心のどこかでは本当のタイムダイバーが何なのか分っているのに」 アストラ「深く考えることは無い。ゆっくりとでもいいと、思えるようになってきた」 イングレッタ「そうね・・・・・ん、あれは?」 アストラ「どうした・・・・人間なのか?」 ???「タイムダイバーがタイムダイバーじゃなくなっているな・・・・・」 アストラ「いったい何者・・・・(ザシュ!)・・・な・・・・なんだと」 ???「最強の機動兵器が、こんなに簡単にね」 アストラ「・・・エ・・・エクサランス・・・・」 ???「タイムダイバーも、たまには狩られる側になってみるのも新鮮じゃないか?」 イングレッタ「くっ、フェアリー!こんなもの」ダンダンダン! ???「そんなちっぽけな銃で防ぎきれる攻撃じゃないぞ」 イングレッタ「くっ・・・・・・やられ・・」ガキン! フィオル「エクサランスどうし、遣りあうのもなんだけど。ユウカの友達をやらせるのもね」 ???「キサマ邪魔を!」 フィオル「そもそも、相手が弱ってるところを狙うのは好きじゃないな」ズドン! イングレッタ「別に弱ってなんかいないわ。ただちょっと住所不定無職になってるだけよ」 フィオル「そうは・・・・見えないけどな」 イングレッタ「私は別に弱ってなんか・・・・、くっアストラナガン!」 アストラ「ぐっ、ダメだ動けん」 イングレッタ「アストラナガン、つかまりなさい」 アストラ「いや、私を置いてお嬢は戦線を一時離脱しろ。機動兵器無しで対処できる相手ではない!」 ???「下らん問答をする余裕も無いだろう!フェアリー!」 イングレッタ「くっ!」 アーク「お困りですかーっと」 イングレッタ「な!?」 アーク「ドッカーン!といっとくか?」ドォオオオオオオオン! イングレッタ「わざわざ・・・・・助けに来るなんてね」 アーク「いやほら、とりあえず前回いい所で助けられたし、一発返しとくかなーって」 イングレッタ「そこは、ざまあ見ろとか思わないのかしら?私は貴方達に不幸を仕向けたんだから」 アーク「あー、まあ怒ってた奴もいたけどねえ」 レラ「・・・・・ファンネル!」 ???「フェアリーがやられるだと!」 レラ「・・・・私は・・・・許さな・・・・でも・・・・もう一人が・・・・煩・・・から」 今まで散々へし折られたフラグが少しは芽が出たんだし レラ「・・・・・うるさ・・・・」 アーク「もう一人って何よ。てか、レラの横の空間に俺と同じにおいを感じるんだけど? なんかマイナー作品オーラがすっげー出てるぞ」 イングレッタ「・・・・アーク・アルトリート、あなたって人に怒りを覚えることは無いの?」 アーク「いや、あるけど?」
???「めでたい奴らだ。そんなちっぽけなサイコミュ誘導兵器や銃火器で止められると思ったか!」 レラ「・・!」 アーク「ヤバ!」 ドオオオオン! アーク「あぢぢぢぢぢ!熱い!尻に火がついたぁぁぁ!死にはしないけど熱ぃぃぃぃぃ!」 フィオル「まずいな。不意を撃ったから少しはダメージもあったけど、地力の差が出てきた」 イングレッタ「情けないわ!アストラナガンが動けないってだけで、私は!」ダンダンダン! ???「効かんな!ブラック・サン !」ゴオオオオオ フィオル「まずい・・・・・あいつ、ライトニング級の力を」 ???「タイムダイバーも意外とあっけなく終わりそうだな」 イングレッタ「くっ」 イングレッタ(力が欲しい・・・・・この状況を打破する力が、目の前の敵を砕く力が) アストラ(眼前の全てを支配する力が、何者にも負けぬ屈強なる力が) ???「死ね!」 アーク「うわ・・・マジでヤバイんじゃないのかこれは!」 イングレッタ&アストラ(そしてなによりも、守る力が!) ???「なに?」 アストラナガン「ウオオオオオオオ、念動フィールド!」バチッ! イングレッタ「アストラナガン!コクピットへ転送を」 アストラナガン「承知!」 ???「こいつら急に力を!」 イングレッタ「別に無くしていた訳じゃなかったのね・・・・・ただ、ちょっとだけ封じ込められていただけ」 アストラナガン「冷静に考えればそうだ。今の主に我ら二人分の力を許容するキャパシティは無い 何より」 イングレッタ「それで本当に力を奪って相手を危険にさらしたんじゃ、前に私達がしたのと同じだし だから、私達がそれに気づいたら、力が戻ってくるように封印していたのね」 アストラナガン「まあ我らが思いのほか気づくのが遅かったのと、この襲撃は誤算だったのだろう」 イングレッタ「そうね。タイムダイバー足るものが、何よりも考えねばならないのは守ること。世界に住む人々を 守りたいという意思」 アストラナガン「お嬢は生まれたときからタイムダイバーだった。だから世界を守ることは知っていても 人を守ることを本質的には理解していなかった。だから見失っていた」 イングレッタ「その世界に住む人々の心が、命が、何よりも大切な物だってね」 ???「勝手に自己解決して、何をごちゃごちゃとぉぉぉ!」 アストラナガン「遅い!」 ???「ぐあ!」 アストラナガン「消滅しろ」 イングレッタ「インフィニティ・シリンダー・・・・・・・デットエンドシュート!」
イングレッタ「一応礼を言うわ、気づかせてくれて」 レラ「・・・別に・・・」 フィオル「勝手に出てきて戦っただけだし、礼はいらない。それにもう帰るよ。長時間は居られないからね」 アーク「レラと同じく別にいいけどさ、さすがに恥ずかしくない?(ポチ)『人々の心が、命が、何よりも大切な物だってね』」 イングレッタ「・・・・・・・・なんで録音してるの?」 アーク「いや、恥ずかしい台詞で、思わずギップリャとか言い出しそうなのをこらえるため(ターン)」 イングレッタ「・・・・・・・」 アーク「・・・・あのさあ、人が手に持ってる録音機無言で撃つのやめない?今地味に手が痛かった」 イングレッタ「アナタは少しTPOを読みなさい」 レラ「・・・・(コクン)」 イングラム『・・・・・・・・(アアアアアア!そりゃたまには厳しいこといわないといけないんだよ! しょうがないじゃん父親のしごとってそういうもんだし!あああ、でも もう1週間もグレちゃんあのジキミ野郎にかかりっきりだし、ギャオス頭と一緒だしうああああ)』 クォヴレー「対象の消滅確認任務完了だ」 イングラム『ならいったん帰還して、休養した後にすぐに次の仕事だ(早く戻るぞ!ああああ、グレちゃん 大丈夫だろうな!何も無いよな!ギャオス頭と何かあったとかも無しだからなああああ!』 ディストラ(すっごい怨念をここ1週間ずっと出しっぱなしですね、この人。 まあおかげでディス・レブの調子はすごくいいんですけど) イングラム(早くしろ、早くもどれ、遅いんだよ!魔方陣あるだろ魔方陣!お前のアニキは 空気読まずにどこにでも現れたぞ!) ディストラ(こっちに思念が流れてきて、正直ウザイですよ) イングレッタ「ただ、まあ一つ分ったわ」 アストラ「なんだ?」 イングレッタ「タイムダイバーばっかりするのも良くないみたいね。考え方が偏るみたいだし。 今度バイトでもしてみようかしら」 アストラ「・・・・ああ、そうだな。そうしよう」
515 :
509 :2008/09/17(水) 07:44:42 ID:gmshVxLB
GJです! まさかイングレッタお仕置き話にフィオルやエクサランスまで登場するとは! いくら世界を守る為とは言え、アークやレラを故意に傷付けようとし、その事を『タイムダイバーだから』という事を免罪符にして謝らないイングレッタに怒って、前のネタを書いたんですが、壮大なオチをつけて貰うとは思いませんでした ありがとうございました!
いつもは尊大な口を聞くこいつの顔が、いまは屈辱と焦燥に歪んでいた。
「いきたいのか」
返事はない。なにをいわれているのかわからない。そうとぼけるように黒目がきょろ
きょろと動くだけだ。白々しい。
「黙ってちゃわからないよ」
固く食いしばられた歯の隙間から、すすり泣くような声が漏れる。額から滲む汗が伝い
落ち、まつ毛の上で薄く濁った水滴になった。
「ほら、どうしたんだよ」
大柄な身体がぶるりと震える。
わたしは腹の中できゅっと縮み上がるものを感じた。
「いきたいのか。な、いきたいんだろ」
声もなく、荒れ気味の唇が大きく開いた。湯気の上がるような吐息が天井に向かって放
たれる。瞳を哀願の形に潤ませて、わたしでないとわからないような角度で浅く浅く頷いた。
「口に出していってくれないとわからないよ」
かぎ爪状に曲げられた指が宙を掻く。小刻みな吐息が徐々にペースを上げつつあった。
「ほら、どうしたんだよ」
髪の毛をざらりざらりと揺らして、かぶりを振られる。いわなくてもわかるだろう。
そう、目で訴えかけてくる。
止まらない。わたしは嗜虐の言葉を振り上げて、撫でるようなゆるやかさで振り落とした。
「いえよ。いってみろよ」
とがった喉仏を上下させて、わななく唇が掠れた呻き声を漏らす。
「いきたい」
「ン?」
聞こえないふりをしてやると、泣きそうな顔になった。
「いかせてくれ」
「ウフフ」
微笑みが漏れ出るのを、わたしは隠すことが出来なかった。
「ダメだよ」
なぜだか妙に優しい気分になって、わたしはざらついた頬を両手でそっと包んでやった。
「いかせないよ。
>>819 なんて」
絶望の声が漏れる。
なあ、屈辱に濡れるお前の顔が、わたしはちょっと好きなんだ。
ディストラ「えっちなのはいいぞ、もっとやれって思います!」
リトゥ ( д) ゚ ゚ (゚д゚)
セレーナ「あんたさ、ちょっと酷いんじゃない?」 レイナ「何が?」 セレーナ「あいつに対する態度」 レイナ「そんな事無いわよ?第一父親父親って言ってるけど、最近出てきた奴だし、小さい頃に遊んでもらった記憶も無いし………」 セレーナ「え?あるでしょ六歳くらいの時に」 レイナ「はぁ?」 セレーナ「ほら、ビルが崩れて来………あ」 レイナ「ビル?」 セレーナ「あー…………まぁ、そろそろ話しても良いかもね」 レイナ「?」 セレーナ「あのね、レイナ。あんたが六歳くらいの時に…………」 セレーナ「つー訳で。レイナと遊んだげなさい」 ルアフ「………何を言ってるんだい?この僕が?ガキと?あり得ないね」 セレーナ「お黙んなさい。しばかれたいの?」 ルアフ「すみませんでした!」 セレーナ「はぁ…………父親との思い出が全くないってのは、悲惨な事なのよ?」 ルアフ「…………でも、さ」 セレーナ「いいから!わかった!?」 ルアフ「了解です!!!」 ルアフ「………さて」 レイナ(六歳)「…………」 ルアフ「…………どうしようか」 レイナ「……………」 ルアフ(はぁ、だからガキは嫌いなんだよ。ったく、セレーナの奴は……) レイナ「…………パパは」 ルアフ「あん?」 レイナ「レイナの事………嫌い………?」(涙目で震えながら首を傾げる) ぐさぁっ ルアフ(がはぁっ!?なんだ、何なんだこれは!?胸のあたりにガトリングドライバーを刺されて体を固定されたまま最大出力で回されてるようなこれは!?) レイナ「……うっ…ひっ………ひん……」 ルアフ「あああああ!?ぱ、ぱパとあソビに行こうカ!?」 レイナ「ふぇ………ほんと?嫌じゃない?……………レイナの事、嫌いじゃ…………ない?」 ルアフ「もちろん!」 レイナ「……………うん!」 ルアフ(はあああああああ………)
一週間後 レイナ「パパ〜!おやすみなさ〜い!」 ルアフ「うん。おやすみレイナ」(満面の笑顔) パタン ルアフ「いや〜………可愛いねレイナは」(でれでれ) セレーナ「この一週間で随分仲良くなったっていうか随分変わったわね」 ルアフ「だぁってさぁ〜可愛いんだよ〜?」 セレーナ「………ちなみに、一週間前の自分をどうしたい?」 ルアフ「体の末端から少しずつ念動力で引き裂いてやりたいね」 セレーナ「…………あ、そ。ま、良い傾向だわ」 ルアフ「明日は二人で出かけて来るんだよ〜」(でれでれ) セレーナ「何回目よそれ言うの………でも、気を付けなさいよ?私やクォヴレー達も手は尽くしてるけど、それでもこの町を狙ってる奴等は多いんだから」 ルアフ「大丈夫だよ〜」(でれでれ) セレーナ(…………本当に大丈夫かしら?) 翌日 レイナ「パパ〜ソフトクリーム美味しい〜!」 ルアフ「うんうん、可愛いなあレイナは〜」 レイナ「えへへ……」 ???《おい………当に………や…のか?》 ???《ここ………たら後に……引け………》 ルアフ(……?念の網に何か……そういや随分念も使って無…) レイナ「パパ?どうしたの?」 ルアフ「………ん?ああ、何でも無いんだ。ちょっと」 ズッガアアアアン!!!! レイナ「!!!」 ルアフ「何だ!?影が……………なっ!?」 ルアフ(ビルが………降ってくる?いや上半分か?それに燃えてる?なんで……) (狙ってる奴等は多いんだから)(本当にやるのか?)(後には引けない) ルアフ(まさか………テロ?)
ルアフ(何故念の網の展開を忘れていた?周りは敵だらけじゃなかったのか?信じられるものなんて) レイナ「パパぁ………」 ルアフ(信じられるものが、出来たから?馬鹿な、そのせいでこんな事に?愚かだ、僕は。それでこの子を危険に晒すなんて) ルアフ(守らなければ、この子を) ルアフ「レイナ。怖がらなくていいよ?ちょっと目を閉じてれば、すぐ終わるから」 レイナ「………うん……」 ルアフ(内部を走査…………生体反応無し。爆発物らしきもの多数) ルアフ(追い出したか殺したか。後者かな?転移するか?いや、レイナと一緒に転移するには時間が足りない。と、なると) ルアフ(いいさ。やってやろうじゃないか。受け止め、然る後に念動力で無理矢理に分解) ズ……ズズ…ン…… ルアフ(神経が纏めて切れる音がしたね。左目は見えないし、右目も視界が真っ赤だ。まあここの所、念もあの零帝に頼りきりだったからね。そうでなくとも無茶だし、受け止める事すら出来て無いんだけど。でも) レイナ「パパ……ひぐ………えぐ…」 ルアフ(セレーナ達が僕に挑んできた時も、こんな感じだったのかな?なにがなんでも守りたいものがあって、その為なら、立ち上がれる) ズ………… ルアフ(止まった。あとは) ブヂッ ルアフ(口の中が血の味だね。せっかくレイナと一緒にソフトクリーム食べてたのに。…………正直、分解は無理だ。全盛期で、ヤツの助けがあったとしても……) レイナ「パパ………頑張って……!」 ルアフ(レイナが………念動力を使ってる!?) レイナ「パパ………!」 ルアフ(息が荒くなってる。当然だ、覚醒直後でこんな大質量。そして、僕の力が弱まればその分の負担はレイナに行く。そうなれば幼いレイナの脳は容易く破壊される) ルアフ(無理なんて言ってる場合じゃない。やるんだ。それに………) ルアフ(この子なら、僕よりずっと凄い念動力者になってくれる。僕から継いだ力を、正しい事に使ってくれる)
ルアフ「……ぁぁああああああ!!!!!」 バシュ ルアフ「分解……完了」 ルアフ(右目が破裂した………かな?酷い状態だろうな……) レイナ「……パパ?………血が」 ルアフ「ごめんね?レイナ」 レイナ「あ………」 ルアフ「クォヴレー。この子を頼むよ。眠らせる他に暗示をかけてここ最近の記憶も纏めて消した。当然僕の記憶もね。嫌な事は早く忘れるに限る」 クォヴレー「………すまない。間に合わなかった」 ルアフ「いいさ。それに、今のままじゃこの子の父親としては相応しくない。どれだけかかるかわからないけど、罪を償うついでにこの街を狙う奴等を潰してくる。セレーナにも伝えといてよ………レイナを…この街を……頼むよ、タイムダイバー」 クォヴレー「………ああ。確かに任された」 レイナ「………いや、何の冗談よ?あいつピンピンしてるわよ?」 セレーナ「どうとでもなるもんよ?」 レイナ「はいはい、嘘も程々にしてよ。おやすみ」 パタン セレーナ「………ふう。報われないわね、あなた」 ルアフ「愛は見返りを求めない。与え続けてもなくならないものだよ、セレーナ?」 コンセプトは [かっこいいルアフ]でした 普段は非常にあれでアレなルアフをかっこよくしようと頑張ってみた ああ、あとサスケでサイキック・エナジー使われててビックリしたんだぜ
嘘だ! こんな格好いいのがビール腹なメタボ中年なわけがない!グっと来るね!
ランディ「だからな、ラ・ギアスっていうのは 4次元及び5次元方向に歪曲した空間に存在してて、 エオルド大陸とナザン大陸のふたつから成り立っているんだ。 太陽は中天から動かないで、光を強めたり弱めたりで一日を数えていて」 ミズル「Pちゃん、しっかりしてよPちゃん、 脳内異世界の成り立ち考え出しちゃうとか、相当の末期症状だよ」 ランディ「どうしたら信じてくれるんだ」 ミズル「大丈夫大丈夫、信じてるよ。おれ、Pちゃんを徹頭徹尾信じてるから。 イエス・キリストだってアオモリのヘライ村で死んだんだよね」 ランディ「だからな、俺の出身は神聖ラングラン王国で、 俺の名前はおやじが国王アルザールから授かったランドールにちなんでて」 ミズル「はいはいはい、Pちゃん、しっかりしようよしっかり。 違うでしょう? ボクらの王様は違うでしょう? はい、順番にいってみよう。神武綏靖安寧懿徳・・・・・・」 ランディ「日系人でもないのにいえるかそんなことって、あれ? 俺日系人だ。 それでもいえねえよ! そんな、大日本帝国時代の教育受けた子供みたいなこと!」 ミズル「おれはいえるよ? えーと、神武綏靖安寧懿徳孝昭孝安孝霊孝元開化崇神垂仁景行成務・・・・・・」 ランディ「お前はブラジル移民の子か」 ミズル「寿限無寿限無も全部いえるよ。 寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝るところに住むところ・・・・・・」 ランディ「ああ、中学のとき、クラスにひとりはいたよな、こういうやつ。 でもな、お前、そんなこといえるのもあと少しだからな。 あのな、男子の頭の中には鳩が住んでるんだ。サイバラ先生いわく鳩男子だ。 この鳩が鉄道とか国旗とかどうでもいいこと覚えてくれるんだ。 でもある日、隣のクラスの女の子のリンスがいい香りだなあなんて思ったら、 はいそこで終了だ。 鳩はどっか飛んでく。空いた容量は乳とか尻とか太ももとかうなじに持ってかれる」 ミズル「ええと、上野鶯谷日暮里、えと、西日暮里? 次は巣鴨? うわっ、やばっ、ほんとだ! 山手線の駅の名前、順番にいえなくなってる!」 ランディ「男は、みんなそうやって大人になっていくんだ」 ミズル「今日、初めてPちゃんを年上のひとだと思った!」 ランディ「今日の今日までタメ年気分で付き合ってたのか、お前!」
ルナ「ふぁ〜あ、やっと終わったぁ〜」
キャクトラ「お疲れですね」
ルナ「書類がたまっおったからなぁ」
コンコン、ガチャッ
ルル「失礼致しますわ」
キャクトラ「どうかされましたか」
ルル「先程からお兄様が中庭の片隅で半角カナで何か呟いておりますの」
ルナ「捨て置けばよい」
ルル「それとお姉様、文化祭の書類なのですが」
ルナ「いまできたところじゃ、もっていくがよい」
ルル「ありがとうございます、おやすみなさいませ」ガチャッ
キャクトラ「姫様、お布団を用意致しました」
ルナ「・・・」
キャクトラ「姫様?」
ルナ「すー・・・」
キャクトラ「・・・どうしたらよいものか、起こすのは躊躇われるが、このままでは風邪をひかれてしまう」
ルナ「・・・」
キャクトラ「だ、誰もみて、ないよな・・・」じー
キャクトラ「・・・よい、せっ」じー
ルナ「ん・・・んン・・・」
キャクトラ「起こさぬように運ばないと・・・ん?」
ハザリア「オレノ
>>819 ランガオレノ
>>819 ランガ」じー
キャクトラ「見なかったことに、しましょう」
ルナ「ん・・・(!?いったいなぜ私はキャクトラにお姫さま抱っこされているのだ?)」
キャクトラ「・・・」
ルナ「(・・・逞しくなったな・・・もう少し、寝たフリ・・・いいかな)」
時刻は午前5時。東の空がうっすらと明るい。 俺は電信柱の影から顔を突き出して、首からぶら下げた双眼鏡を目元にあてた。 真っ白い瀟洒なマンションがそびえている。 玄関を出たところにあるゴミ捨て場に、半透明のビニール袋がひとつ転がっていた。 曲がり角からひとりの男が出てくるのが見えた。頭を低くして、小走りでゴミ捨て場に近づいていく。 俺は双眼鏡から手を離した。下腹にぐっと力を入れて、歩き出す。 あのマンションは、新進気鋭のグラビアアイドル、アイダグミスラちゃんの住まいだ。 彼女のブログを定期的にチェックしていれば、ある程度生活パターンを知ることが出来る。 グミスラちゃんは最近深夜枠のドラマに出演していて、その撮影のために朝が早い。必 然的に、ゴミを出すのがマンションのほかの住人よりも早くなる。あそこに転がっている のは、十中八九グミスラちゃんのゴミだと見ていい。 グミスラちゃんは、昔陸上をやっていたっていう健康的なボディに、白い歯がよく映え るフレッシュな笑顔が魅力的なグラビアアイドルだ。いまでこそ「知る人ぞ知る」レベル だけど、今年か来年中にはきっとブレイクするって俺は確信している。 ところで、このグラミスちゃんについて最近ネット上で妙な噂がある。 それは、今どき珍しくクラシックな造りのファンサイトだった。グミスラちゃんの活動 について書いたり、グミスラちゃんに寄せる想いをポエムにしてみたりと、内容自体はよ くあるものだった。 ところがこのサイトに、ある時期から妙な画像がアップされるようになった。グミスラ ちゃんが食べたカップラーメンの容器だとか、グミスラちゃんの使用済み歯ブラシだとか、 グミラスちゃんの使用済み下着だとか、そういうものだ。思い出すのもおぞましい品物も 含まれてた。 妄想気質のファンがニセモノを披露しているんだろう。でなかったらネタだろう。 最初はそういわれてた。 でも、グミスラちゃんのブログをよく読んでみると、例のファンサイトで画像がアップ される前後に「大ショック〜(>o<)」とか「すごく落ち込むことがありました。゜゜(´□`。)°゜。」 みたいなネガティブな書き込みがされていることがわかった。 グミスラちゃんはストーカーに狙われてるんじゃないか。 いつからか、ファンの間でそういう噂が囁かれるようになった。 グミスラちゃんは、いま売り出し途中の大事な時期なんだ。変態野郎に傷付けられるよ うなことがあっていいはずがない。 だから、俺は立ち上がることにしたんだ。 男はゴミ捨て場の前にしゃがんで、でかいケツをもぞもぞと動かしていた。 どくどくとやかましい心臓の音を聞きながら、俺は震える声を絞り出した。 「おい」 男が振り返る。 俺は思わず後じさった。 ぬっと立ち上がった男の身長は、俺よりも優に頭ひとつ分大きい。それだけじゃない。 腕も脚も、丸太のように太かった。砂漠の砂のような色の髪の毛を刈り込んでいる。岩の ような顔の上には、分厚い唇とトロンと瞳の濁った目が載っていた。 直感でわかった。こいつは、たぶん軍人だ。近くにある基地の人間だろうか。 てっきり肥満体質のオタクの仕業だと思っていたから、ちょっと想定していない事態だ った。最近はオタク趣味の軍人が多いって言うけど、グミスラちゃんのファン層が意外に 広いことを喜んでいいのか悪いのか複雑な気分だ。 逃げちゃおうか。一瞬そう思う。 いやいや待て、ここで俺が逃げたら、グミスラちゃんはどうなるんだ。この変態野郎が いつまでもゴミあさりで満足しているとは限らないじゃないか。 「なにしてんだよ、それ」
ごうっ、と男は野獣じみた唸り声を上げた。 巨体がとんでもない速度で突進してくる。タックル。避けられない。ぐわん、と視界と 脳が揺れた。両足が宙に浮く。吹き飛ばされて、背中からブロック塀に激突した。 「Go away」 ぼそりと呟いて、男はまたゴミあさりに戻ろうとする。 「待てよ」 咳き込みながら、俺は体勢を直した。 膝がガクガクと震えていた。肉体的なダメージより、恐怖が大きい。相手は連日連夜ト レーニングを重ねている軍人だ。しかも、こちらを攻撃することにためらいがない。まと もにやって敵うはずない。 でも、逃げるわけにはいかないじゃないか。グミスラ者、通称『ぐ〜みん』として。 シッ、と短く息を吐いて、男はまたのそりと振り返った。 来る。 俺は右足と左足を内側四十五度の角度に向けた。両腕を顔の前で十字に組んでから、拳 をそれぞれ左右の骨盤の前に持っていく。ヘソの下に力を入れて、再び顔の前で十字を切 って肘を直角に曲げ、両腕を胴体の前にそろえて構える。 三戦立ち。カラテの基本形のひとつだ。主に基本稽古のときに使われる構えで、実戦性 はほとんどないとされてる。でも、全身の筋肉を固く引き締めるという点で三戦立ちに勝 る構えはない。 「コォォォォォッ!」 カとキの間の音を吐き出す。息吹といって、カラテ独特の呼吸法だ。これをもってカラ テ家は鋼の肉体を手に入れる。 強烈な衝撃が来る。俺は奥歯を噛み締めた。スニーカーの靴底がずるずるとアスファル トに擦る。でも、吹き飛びはしない。俺は男のタックルを胸板で受け止めていた。 一拍の隙も作るわけにはいかない。 俺は靴底を地面から離さないまま、左脚を後ろにスライドさせた。左膝は直角に曲げて、 右膝をぴんと伸ばし、左のつま先は前方に右のつま先は外側四十五度に向ける。 前屈立ちの姿勢を取って、俺は小指にぎゅっと力を入れて右の拳を握り込んだ。弓矢を 引き絞るイメージで、拳をぎりぎりと脇の下に引く。 足親指に力を入れてアスファルトを踏みしめる。 腰の回転運動を漏れなく拳に伝達させる。 「せぁっ!」 正拳突き。それ以外に呼びようのない技だった。俺の体重、腰の回転運動、そして大地 の反動が全部足されて男の鳩尾に突き刺さる。 男は倒れない。苦痛に顔を歪めながらも、憎々しげな目で俺を睨みつけてくる。 「じゃ、ねえのかよ」 思わず、声がこぼれ出た。 「ファンじゃねえのかよっ!」 言葉が通じているのかどうかわからない。それでも俺は叫んだ。 「グミスラちゃんのファンじゃねえのかよっ! グミスラちゃんの笑顔見たくねえのかよっ! こんなことして、グミスラちゃんが笑うと思ってんのかよっ! グミスラちゃんがお前のものになるとでも思ってんかよっ!」 すっと、男の身体が俺の拳から離れた。 分厚い手の平で鳩尾をさすって、お化けでも見たような顔をしている。 「Sorry」 ほとんど聞こえないような声だった。 「ゴメンナサイ、KARATE-KID」 熊のような動きで、男はのそのそと立ち去っていった。
何秒間そうしていただろうか。 がくっと、両膝から力が抜けた。 へたりこみそうになったところで、散らかされたままのゴミ袋が目に入った。 「片付けてけよ、あいつ」 俺はよろよろとゴミ袋に近づいていった。 「なにしてるんですか」 強張ったような女の声が後ろから聞こえた。 すっぴんだったけど、すぐにわかった。アイダグミスラちゃんだ。帽子をかぶっていて、 ティーシャツにジーンズ、サンダル履きという格好だった。眉毛はほとんどないけれど、 きらきらと輝く瞳はグラビアで見るよりずっと魅力的だった。 どうしよう。言葉が出ない。俺はマヌケな子猿みたいに硬直してた。 きっと、グミスラちゃんの目尻が吊り上がる。 「あなたでしょ! 最近あたしのゴミあさってたの! 今日こそはって見張ってたんだからっ!」 一瞬、なにをいわれたのかわからなかった。 誤解だ。違う、違うんだ。 弁解しようとしたけれど、声が出てくれない。俺はよろよろと立ち上がった。 「それ以上近づかないで!」 グミスラちゃんは両腕で自分の身体を抱きしめて、さっと後じさった。 「それ以上近づかないで! 行って、行ってよ! 今度見かけたら、ほんと、警察呼ぶからっ!」 グミスラちゃんの顔は蒼白で、本気で怯えているようだった。 俺は、こんなグミスラちゃんの顔をグラビアで見たことがないし、見たくない。 いいんだ。 俺はべつに、あの子の笑顔が欲しかったわけじゃない。 感謝の言葉が欲しかったわけじゃない。 あの子の安全を守ることが出来たから、それでいいんだ。 何度も何度も自分にそう言い聞かせて、俺はコンビニでエロ本買って帰った。
アイミダグラスさんとミナトくんの話かと思いきや全然そんな事はなかったぜ
哀れではあるが・・・ なぜだろう、同情できないw
……ひょっとしてアイミ、ミナトを振り向かせるには自分がアイドルになるしかないとまで、思いつめたのかwww
どうだろう アイミ最近諦めムードだしな
前スレだかでミツハルにデビューしてみる?みたいなこと言われてたから
マンション突き止めてる時点でストーカーみたいなもんだしなあ
行って恐ろしいもの見ちまった… 間違っても画像は見ない方が良い!! ディストラ姉さんやゴスロリ少女じゃなくて『本物』を見る事になる…… 部屋の掃除、真面目にやらないとな……(泣)
/\ /\ / (・∀・) \ (| |ゝ く く )) ズンチャ、ズンチャ /\ /\ / (・∀・)ノ \ゴキマンセー!! <| | (( > > ズンチャチャ、ズン
ディス姉1匹見かけたら30匹=アインソフオウル×30
ハザリア「GONZOだ!」もうヒーロー、なれなくても、きっと♪ ミツハル「サテライトです!」きーみは誰とキスをする♪ マリ「うわー、なんかつい最近まで呪詛を吐いたり、半角になったりしてたのに、いきなり元気になって何やってんだ? バックにそれぞれスピーカー付きのIpod置いて爆音で音楽流してるし」 リュウセイ「それはだな、二人は今2つのアニメーション制作会社のCGのクオリティの優劣について ひたすら議論をしてるんだよ」 マリ「父さんは珍しく休みなのにパソコンを前にして何してるの?」 リュウセイ「吉成曜のグレパラを見て、果てしなくインスピレーションを受けたから カテドラル・ラゼンガンの変形を把握して、完全変形カテドラル・テラおよび超銀河グレンラガン を作ろうかなとか思っててさ。今作画の鬼で原画を見ながら研究中」 マリ「・・・・・いや無理。螺旋力か代用品にゲッター線でも使わないとそれ無理だから」 リュウセイ「そうか?まあしかし面白い議論だぜ。ヴァンドレッドでCGロボットとしてハイレベルな作品を 早いうちに産み出したGONZO。現在もBLASSREITERでCG技術の高さを見せているし、 10月からは鉄のラインバレルでもCGロボットのクオリティを見せ付けてくれるだろうぜ。 スパロボZ参戦のグラヴィオンもここの製作だしな。 対するサテライトは、まあ色々ゴダゴダもあったけどOVAのマクロスゼロで高いクオリティは見せてたし 何よりスパロボZ参戦の創生のアクエリオンがでかい。それに現在放送中のマクロスFもあるな その2つのアニメーション製作会社について二人ともかなり熱く語ってるぞ」 ハザリア「何がこれからはサテライトの時代だ!マクロスFのミサイルCGなど板野サーカスと認めんわ! あれならまだカンタムロボ最終話のサーカスのほうがよっぽど優秀だ!」 ミツハル「GONZOだってBLASSREITERのサーカスとしてのクオリティがマクロスプラスのそれに届くといえるのですか? いや、それ以前にテレビ放送のマクロス7のサーカスのほうが優秀だと私は思いますね」 ハザリア「ノエインはクオリティこそ良かったがDVD売り上げで惨敗、アクエリオン、しゅごキャラは確かにいいが キスダムの惨敗ぶりはどうだ?キャラデザのすしおは結局一度も書かなかったしな」 ミツハル「社内がぐちゃぐちゃだったんだから仕方ないでしょう!第一、すしおはグレンラガンでロージェノムの尻追いかけるのに 必死でしたよ。ひたすら鉛筆でゴリゴリ線を濃くしていましたよ!」 リュウセイ「ギガドリルブレイクを忘れるなよ!」 マリ「父さん、せめて向こう振り返るくらいしないの?」 ミツハル「第一駄作云々いったら、GONZOなんてどんだけ駄作排出してるんですか!爆裂天使?クロノクルセイド? リアルバウトハイスクール?GANTZ?ガラスの艦隊?個人的に言えばもっとありますよ!」 ハザリア「ガラスの艦隊はGONZOとサテライトの共同制作だ!第一、駄作というが名作も数多く生み出している! ソルティレイ、カレイドスター、瀬戸の花嫁!どうだ!」 ミツハル「ロボットもCGも関係ないじゃないですか!あ、いやソルティレイは少し関係ありますけど」 ハザリア「ならガドガードやフルメタルパニックはどうだ!?」 ミツハル「方や最終話にて放送事故!もう片方は京都アニメーションに続編を持ってかれて 原作者も京アニにぞっこんじゃないですか!」 ハザリア「寝ぼけるな!GONZO製作のドルアーガの塔の脚本は誰だ!」 マリ「どう考えてもあつく語ってるというより、互いに罵り合ってるだけなんだけど」 リュウセイ「今話しかけるな!えっとカデドラル・テラの両サイドのドリルは肩じゃなくて足のドリルになるのか」 マリ「だめだこいつら・・・・早く何とかしないと」
リュウセイ「まあ、ともかくだ。そういう事ならマリはどんなCGがお好みだ?何かしら印象深いのがあるんじゃないか?」 マリ「えっと・・・・・・ああ、デジモンアドベンチャーのウォーグレイモンとメタルガルルモンの進化バンクのCGを 初めて見たときは鳥肌立ったなあ。なんか最終話の直前に主人公達より活躍する天使がやたら印象的だったけど」 ハザリア「デ・・・デジモン・・・・!?」 ミツハル「ア・・・アドベンチャー・・・・・!?」 マリ「な・・・・なんだよ」 ハザリア「それは・・・実際にリアルタイムで視聴したのか?」 マリ「そりゃそうだけど」 ミツハル「あの21話もですか?細田守が演出担当回の21話をリアルタイムで見たんですか!!」 マリ「どの話だよ!そこまで細かく覚えてないよ」 リュウセイ「主人公が一人で元の世界に一度戻る話」 マリ「ああ!あの変な動きの」 ハザリア「ウワアアアアア!!!やっぱり見ていたな!劇場版のぼくらのウォーゲームでもその能力を発揮し ワンピースの劇場版と抱き合わせだったにも関わらず、テレビ放送終了直前に新たなファン層を開拓するなど 様々など様々な意味で活躍した細田守の担当回をリアルタイムで視聴していただとぉぉぉぉ!」 ミツハル「殺したい!ハッかつてアニメなんてと言いながら一時期を過ごし、結果多くの名作を見逃した自分を 完膚なきまでに抹殺して作り直したい!」 ハザリア「なんでバルマーは地球のテレビ放送の電波をひろえないのだ!バルマーの科学力なら可能なはずなのに!」 マリ「それはもの凄い技術の無駄遣いだ!父さん、いつもみたいに適当にこいつらをなんか納得させて黙らせてくれ!」 リュウセイ「は?なんで?」 マリ「不毛だから!」 リュウセイ「んー、いや気持ちはわかるんだけどなあ。俺もリアルタイムで見れなかった奴を悔しく思ったりするし」 ハザリア「いつもそうだ!バルマーは文化面でいつも後手後手なんだ!くそう!思えばエヴァだってガオガイガーだって リアルタイムでは見逃していたんだぞ!」 ミツハル「私だって!ガオガイガー?プッ・・・・ガキじゃないんだから。とかエヴァって騒いでるけど痛々しいな とか言いながら、自分は判ってる人ですみたいな勘違いをして見てなかったんですよ! うあああああ、死にたい!」 リトゥ「なんか、さっきから騒がしいけど、どうしたの?」 リュウセイ「お、いい所に来たな。リトゥはなんか印象に残ってるCGアニメーション無いか?」 リトゥ「えっと・・・・・・レイアースの最初のオープニングの少し変な地球のCGかな? しっかり覚えてるわけじゃないけど、毎週見てたからやっぱり印象に残るし」 ハザリア&ミツハル「レイアースゥゥゥゥゥ!!!!」 リトゥ「(ビクッ)な・・・・何?私何かした?」 マリ「安心しろ、リトゥは悪くないから。こいつら90年代にアニメ見れなくてちょっと後悔してるだけだから」 リトゥ「え・・・・じゃあ勇者シリーズ一つも?」 ハザリア「ヒィィィィィィ!俺を一瞬哀れむような目で見たなあ!えっと・・・・あー・・・・メガネ!」 リトゥ「・・・・・・熱く燃えるー大切なPASSIONATEーこの胸にー♪」 ハザリア「エクスカイザーのオープニング「ギャザウェイ」を歌うなあアア!!」 マリ「リトゥが怒るのって相当珍しいぞ。てかなんでそれでダメージ受けてんだよ」 ミツハル「ちなみに私はエクスカイザーは見ていました」 ハザリア「裏切ったな!俺の気持ちを裏切ったな!」 マリ「おまえじゃそのキャラ無理だから」
リュウセイ「たく、しょーがねーな。これでも見て落ち着け」尖ったナイフー突きつけられるー♪
ハザリア「ふぅ・・・・」
ミツハル「ああ、なんだかいろいろな事が馬鹿らしく思えてきました」
マリ「なんで!?てかそれ、アレだろ。クロスボーンガンダムのOP風動画って鉛筆で書かれた奴だろ?
確かニコニコにアップされた」
リュウセイ「その通り。1249枚もの作画枚数が産み出す動きは、素人のそれとはいってもなかなか見ごたえがあるぜ
何よりロボット物としての基本を抑えた動きの数々に、大張的なメリハリやモビルスーツアレンジに
福田的もとい勇者的な演出の数々、それに多少荒も目立つが板野サーカスまで組み込んだ逸品だぜ」
ミツハル「冒頭のグレンラガンの最終話の超銀河グレンラガンのトレスらしき部分がただのトレスで終わらず
次の動きに組み込まれているのがすばらしいですね」
リトゥ「そういえば、このカラス先生の動きコードギアスR2のオープニングのブリタニア皇帝だよね」
ハザリア「確かにトレスは目立つ。グレンラガン、ブラックキャット、エウレカ
それに最後のエクスカイザーはわざととも思えるほど酷似した演出だ。
だが、それをクロスボーンガンダムとして、違和感の無い演出にしている点は十分評価に値するだろう
多少目まぐるしいがコンテの段階でよく考えられていて全体的にくどさも退屈さも無い
何度も見たくなるオープニングだ」
マリ「そういう物か?しかしずいぶんと褒めるな。プロの本職の仕事には厳しく当たるのに」
リュウセイ「それはまあ、あれだよな。プロに求められるものとアマに求められるものの違いだろ?
例えばSRC。映像演出に凝ってる作品もあるけど、どんだけ凝っても本家スパロボには到底及ばない
それでも目を引く演出は賞賛される。人ってのは人の努力を評価する能力が潜在的に備わってると
思うぜ」
マリ「いやそもそも何回も言うけどSRCはマイナーだから」
リュウセイ「いやでも、ロボゲー版的にはアリだろ」
マリ「ロボゲー版のSRCスレ落ちたし。てかさあ、そもそもお前らサテライトとGONZOについて話してたけど
じゃあ今どんなアニメを一番楽しんで見てんだよ」
ハザリア「ソウルイーター。エウレカセブンのボンズが送るハイクオリティアニメーションだからな
あとギアスもだな」
ミツハル「恋姫無双。理由を語る必要がありますか?何か言わないといけませんか?私がこれを見る理由を!
まあマイユアスタッフが最終話に向けてやらかしそうで戦々恐々ですけど。クソ何が劉備だ
男出すな!男を!」
マリ「GONZOもサテライトもCGも関係ないよそれ!!」
リュウセイ「超どうでもいい話だけど、ディバインウォーズだってSRXの合体シーンのCGは
捨てたモンじゃないと思うぜ」
マリ「いや、それどうでもいいの?」
マリ「なあ、毎回スレの終わりでこんな事してるけど、いつまでこの、もうすぐスレが終わるという状況をいいことに、
果てしなくフリーダムに繰り広げられるアニメーション作画談義を続ける気だ?」
ハザリア「
>>819 ラン取るまで」
マリ「なんか諦めるか妥協したら?」
ハザリア「あれか?
>>81 クランで妥協しろとかいうのか?大丈夫か脳みそは?レモン先輩にちょっと開いて診てもらえ」
マリ「そこまで言われるか!?てか開くのかよ!?お前が一度見てもらえ!まともな病院でな!」
しかしクロスボーンの手描きOPは本気で凄いと思うな。鋼鉄の7人も楽しみだ。
空気を読まぬ嘘予告でございます これ以上ないくらいの右往左往と紆余曲折を経て、 とうとう最上重工を継ぐ事を決めたアーク・アルトリート。 しかしどういうつもりなのか、 現社長はアークに会社を継ぐための条件を呈示してくる。 それは、アークの住む町の一角にある、 最上重工の運営する店が経営の危機に陥っている。 そこで働き、見事その店を救うことができれば会社を継ぐ事を許すというものであった。 しぶしぶ行ってみれば、その店はなんと麻雀喫茶。 立地条件から運営方法、なにからなにまで微妙すぎるこの店をもうけさせるために アークの出したアイデアとは、 ライバル店の看板娘や近所に住む少女たちに麻雀で勝負し、 勝つことで相手に店を手伝ってもらうというとんでもない方法だった。 かくして始まる麻雀バトル、 ところが話はうまくいくどころか大迷走。 異常に手強すぎる少女たち。四本脚ロボの巧妙な経営妨害。 あげくのはてにいつの間にか勝負方法が 脱衣麻雀に発展(脱線)したりしなかったりする始末。 はたして小細工と頑丈さだけがとりえの男は、 店名も微妙すぎる喫茶店を救えるのか!? 子供スレ二六代目 「いただき!クロコダインOG」 いろいろとすんません…
テスト
アニメの詳しい話はわからんが最近友達の影響で僕らのウォーゲーム を見た俺としてはなんか不思議と親近感わくなコイツ等
大変な事に気づいた リアルタイムでエクスカイザーを見たって事は年齢はどう頑張っても20代前半。 つまりエリトゥとマリは留年を繰り返した掟破りの成人高校生だったんだよ!!
嘘だ! エリートであらせられるエリトゥさんが留年なんかするはずない!
そろそろ容量やばそうだからスレ建てしてくる
まだ550ってのは感心する所なのか?
感心する この板で容量ヤバくて1000までいかないスレなんてそうそうなかろう
>>547 リトゥは別にエクスカイザーをリアルタイムで見ていたとは言ってないけどね
何個か前のスレで主題歌歌ってたマイトガインはリアルタイムで見てたとしても、高校生ならギリギリ許容範囲だし
あと、初代スレが出来た時に時間を固定した上で、リトゥの年齢を17とした場合
リュウセイの膝の上で言語を解す前に、NHK教育テレビを見る感覚で見ていた可能性はある。
あとクロスボーン見てきたけど、確かに凄いな。
そして最後確かにエクスカイザーだった。
【ミツハル・イスルギ】 ・ミツコ・イスルギとニブハル・ムブハルというありえない捏造カップルの息子。 ・両親は正式な夫婦ではないため、イスルギ姓を名乗っている。 「ルシアンルーレットみたいなことしてたら出来ちゃった」、 「おそろしくスポーツ感覚な行為によって作られた」 「商売上のトラブルから身を隠すために産休に入った」など、ひどいことをいわれている。 ・父親とは数えるほどしか会ったことがないらしい。 両親との間に情が湧くはずもなく、強烈なおばあちゃん子になる。 ・大学でMBAを取得している。 ・一人称は「僕」や「私」。男女問わず「君」付けで呼ぶ。「君は〜だね」とボンボンぽい喋り方をする。 ・イスルギグループの外食部門、音楽部門の代表を務めている。 イスルギとしては末端の部門であるらしく、たまに兵器部門へのアプローチを仕掛けることがある。 ・竜巻亭を企業買収しようとする、レラを整形させてアイドルとして売り出そうとするなど、非常に強引な商売をする。 本人は善悪などというみみっちい価値観で動いていないと語る。 ・商売絡みでマーズやスレイチェルと絡むことが多い。 ・金持ちなので普通にモテる。学生時代にはチアリーダーと付き合っていた。 ただし、近づいてくる女性はたいてい金目当てである。 ・女好きで、しょっちゅう女性社員に粉をかけているらしい。 スレイチェルにちょっかいをかけることもあるが、本気かどうかは不明。誠意がないことだけは確実。 ・ギャルゲオタ、エロゲオタ、作画オタである。 とくに「ときめきメモリアル」を熱烈に愛好している。紐緒結奈や伊集院レイが好きらしい。 ・女性にフラれてはギャルゲエロゲでエネルギー補給し、また女を口説くということを繰り返している。 ・アイミを「ちゃん」付けで呼び、兄を気取ることがある。だからといって役に立つことはない。 幼いころ酷い目に遭わされたことから、イルスに強い恐怖感を抱いている。 ・なぜかダテ家に現れて作画の話をすることがある。
【ODE(バンド)】 ・正式名称は「オービタル・デス・エナジーズ」。 ・OG町の一部で熱狂的な人気を誇るインディーズバンドである。 ジャンルはワカメタルであり、その演奏スタイルは極めてワカメ的である。 ・「SOUSHITSUせよ!」のシャウトとともに現れる。 ・アオラとルルはこのバンドの熱烈なファンであり、ライブには必ず参加している。 なぜかゲリラライブにも遭遇する。 ・ゼラドはうるさい音楽が苦手なため、弟がこのバンドを愛好していることをよく思っていない。 ・メンバーはいずれも強烈なメイクをしているため、素顔は誰にもわからない。 ・ライブ開催の手続きなど、プロデュースはイングレッタが手がけている。 【ヴィレカイザーさん】 ・パートはギター&ボーカル。 ・年齢不詳、詳しい成分は謎。ミネラルたっぷりである彼の所業は、まさにワカメそのもの。 ・その正体はヴィレアムである。 ・ヴィレアムは本来キャクトラと組んで穏やかなラブソングを歌うバンドをやろうとしていた。 しかし、イングレッタの介入によってワカメタルバンドに変貌してしまう。 ・バンド活動に対して強い思い入れなどないと主張している。 しかしライブに出ると人格が豹変し、一転ワカメの使者として振る舞う。 ・「1秒間に10回テトラクトゥスグラマトン発言」、「1秒間に10回記憶喪失」などの必殺技を持つ。 ・幼きころに両親の名前を忘れ、しかもそのあと迷子になったとされている。 事実、ヴィレアムは幼いころ迷子になり、両親の名前がいえなかった過去を持つ。 ・パフォーマンスの実力は高く、ライブ会場を一瞬にして自分のものにしてしまう。 そのスター性は最盛期の松浦亜弥にさえ匹敵するとも、匹敵する相手を間違えているとも言われている。 【キャク様】 ・パートはベース。 ・容姿端麗だが慇懃無礼。サングラスの下にはつぶらな瞳が隠れてると、もっぱらの噂。 ・その正体はキャクトラである。 ・バンド活動に対するモチベーションは妙に高い。なぜ高いのかは不明。 ・場合によってはボーカルを担当することがある。 歌はそれなりに上手いが、選曲のセンスがダサい。 【レミュさん】 ・パートはドラム&ボーカル。 ・メンバーきってのニュータイプで、ファンネルとビットの区別が付くらしい。 ・ビットでドラムを叩くビットドラム奏法の使い手。 ・バンドに加入した経緯は誰も知らない。 ・バンドへの情熱はメンバー中誰よりも高い。 「バンドを始めて、生まれて初めて思い切り声を出せたような気がする」と語る。 ・バンド活動時はキャクトラによって妙に男前な口調に通訳される。 ・素晴らしいウィスパーボイスの持ち主であり、歌唱力は高い。 ただし致命的に肺活量がない。 その後腹筋運動をするなどして声量を増すものの、長時間歌うとチアノーゼを起こす。 ・歌唱力を買われてメジャーアイドルとしてスカウトされたこともある。
このレスで容量が一杯になったら… 俺… エリトゥさんにプロポーズしようと思うんだ…