ぼくの かんがえた ロボット9ごうき

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1それも名無しだ
《限界ギリギリ ゲンカイザー》

ド根性高校生「突破(つき・やぶる)」が欠陥だらけのスーパーロボ「ゲンカイザー」に搭乗し、毎度降り掛かるさまざまな限界を突破しながら「皇帝リ・タイヤ」の軍勢と戦う物語。

『いくぜ! GENKAITOPPA!!』

つうことで君達も幼少のころ考えたロボットを思い切って晒してみないか?

前スレ
ぼくの かんがえた ロボット8ごうき
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1205562706/

過去スレ

ぼくの かんがえた ロボット7ごうき
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1187059054/

ぼくの かんがえた ロボット6ごうき
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1174620303/

ぼくの かんがえた ロボット5ごうき
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1168085111/

ぼくの かんがえた ロボット4ごうき
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1156197961/

ぼくの かんがえた ロボット3ごうき
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1143073391/

ぼくの かんがえた ロボット2ごうき
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1135685525/

ぼくの かんがえた ロボット
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1127957132/

そくろWEB(保管庫・SRCぼくロボ大戦・Bジェネ)
ttp://www.geocities.jp/acidsandlot/
2それも名無しだ:2008/07/04(金) 23:54:14 ID:LcD7wNhY
>>1乙カイザーーーーーー!!!
3それも名無しだ:2008/07/04(金) 23:58:38 ID:SNIwt/ne
>>1
2ch戦隊 乙レンジャー
4それも名無しだ:2008/07/05(土) 00:04:59 ID:EfOaW93m
>>1

ジスレイドの出番だ!
5それも名無しだ:2008/07/05(土) 15:58:17 ID:BRfphhGQ
新スレ一発目を貰おう。
専門用語バリバリ+おにゃのこいっぱい+和風テイスト、のコンセプトで考えてみた。
昔投稿したのもおにゃのこいっぱいだったりパイロットが女性ペアだったり、趣味が出る出る。

鬱苦屍機(うつくしき)

●ストーリー
西暦1999年。
宗教結社「二千年(ふたちね)」の教祖「永遠(とわ)」は
死者の世界「黄泉」と現世を繋ぐ「開闢門(かいびゃくもん)」を恐山に出現させた。
以来、日本は開闢門より出現する巨大霊的生命体「黄泉獣」に襲われるようになる。
霊的生命体である黄泉獣へ、物理生命体である人間からの物理的接触は一切出来ず、
人間は、反撃も抵抗も許さぬ猛攻に蹂躙されるより術は無かった。

25年後…
有害霊的生命体対策研究機関「巫(かんなぎ)」。
黄泉獣から人類を防衛するため、有志により設立された民間の組織である。
彼らは多額の資金と20年以上の年月を投じた研究の末、
ついに黄泉獣に対抗しうる「半霊生命体(はんれいせいめいたい)」と
霊力増幅用巨大鎧「美士機(うつくしき)」の開発に成功。
人類を、大切な人を守るために……半霊少女・魅姫(みひめ)は美士機と交霊する!

●登場人物
○巫(かんなぎ)
・誘魅姫(いざな・みひめ):女、外見は16歳、目覚めてからは8年
主人公。半霊生命体(物理生命体から触れられ、霊的生命体に触れる事のできる生命体)の少女。
美士機と「交霊(搭乗し、霊力を鎧全体に浸透させる行為)」をする事で美士機を駆る。
黄泉獣と戦うためだけに造られたという自身の運命を受け入れ、懸命に戦い続けるが
普通の人間と変わらぬ存在として生まれた姉を羨む事も多い。
実質8歳の子供(目覚めた時点でそれなりの知能はあったが)なので、
命を賭けて戦わせるのは酷というにも程があるが、人類の中で黄泉獣と戦えるのは
彼女しかいないため、戦いを止めさせようと主張する者はほぼいない。
「イザナ・ミヒメ、美士機と交霊します」「美士機・ミヒメ、交霊完了!」
「わたしが黄泉獣をみんなやっつければ……姉さまが、あとほかの人も、幸せになれる!」

・誘真姫(いざな・まひめ):女、外見は18歳、目覚めてからは15年
巫のオペレーター。魅姫の戦闘をサポートしている。
魅姫より先に半霊生命体として造られていたが、
計画は失敗し完全な物理生命体……普通の人間と同様の性質を持つ少女として目覚めた。
それゆえ美士機と交霊する事は出来ず、その事にコンプレックスを抱いている。
成功例である魅姫を妬み羨んでおり、理不尽にきつい言葉を浴びせてしまう事もあるが、
憎んでいるわけではなく、他人が魅姫にきつく当たると逆に魅姫の擁護に回る。
「所詮わたくしはただの人間ですもの。貴女とは出来が違うのですよね、魅姫『様』」
「言い過ぎです、父様! 魅姫は魅姫なりによくやってくれています!」

・茨姫(いばらひめ):女、外見は13歳
半霊生命体製造用培養官「姫繭(ひめまゆ)」の中で眠っている、人造生命体の少女。
近々、二体目の半霊生命体成功例として目覚めると予測され、
魅姫と真姫はその日を楽しみにしており、眠れる未来の妹へとよく話しかけている。
正式な名前は目覚めてから与えられ、「茨姫」はその時までの仮称。
目覚めた瞬間から最低限小学生並の知能を持たせられるよう、
眠りながらも脳へ直接知識を送られ続け、教育されている。
「……」
「(ヨミジュウ……ウツクシキ……)」
6それも名無しだ:2008/07/05(土) 15:58:39 ID:BRfphhGQ
・誘祇園(いざな・ぎおん):男、46歳
巫の機関長にして設立者。誘博士と呼ばれている。
現在独身であるが、立場上は魅姫・真姫の父親。
魅姫は自分を創造してくれた人達の望みを叶えるべく奮闘しているが、
祇園はそんな魅姫に厳しい態度なため、真姫からは良い感情を持たれていない。
黄泉獣を憎悪し、その執念で半霊生命体の製造を成功させた。
しかし憎悪が強すぎるあまり冷静な判断力に欠け、
魅姫の危険を顧みない命令を出してしまう事もしばしば。
戦闘時はハイテンションで、オーバーアクションなポーズを決めながら指令を出す。
「魅姫よ。私がお前を造った理由……決して忘れるな」
「美士機など後で修理できる! この機を逃すな、あの忌々しい黄泉獣を滅ぼせッ!」

・設楽論子(したら・ろんこ):女、23歳
巫のオペレーター。真姫の先輩。
魅姫に対し、表面上は優しい事を言ったり励ましたりしつつも、
本心では「所詮は人間様のために造られた道具」と見下す。
彼女に限らず、巫メンバーにはこういった思想の持ち主少なからず存在する。
しかし真姫はそれに気付いておらず、彼女への評価は「良き先輩」。
「ミヒメちゃん、頑張ってね! 絶対負けちゃダメよ」
「誘博士、確かに美士機は直せますけど、操縦者が物理的損傷を受ける可能性も……」

・津吹侍郎(つぶき・しろう):男、28歳
魅姫の警護の一人。剣術を得意とする真面目な好青年。
半霊生命体である魅姫を研究対象として狙う組織は少なくないため、
魅姫の外出時には常に近辺で警戒をしている。
魅姫には信頼されているが、真姫からは「悪い虫」扱いされてしまっている苦労人。
「魅姫ちゃん、人気の無い所は危険だ。戻らないかい?」
「ま、真姫さん……僕ってそんなに信用無いかな……」

○二千年(ふたちね)
教祖である永遠、二人の幹部、そして約数百人の「二千徒(ふたちと)」で構成。
その歴史は長く、少なくとも1000年は存続している事が記録に残されている。
存在そのものは宗教団体の一つとして知られており、
教義が「愚民はいつしか滅び、選民である私達だけの世界が始まる」という危険思想。
開闢門を出現させた組織である事までは知られていないので、
一般人から見れば「頭の危ない集団」ではあっても「テロ組織」ではない。
カルト扱いだが、永遠の起こす奇跡に魅入られ入信希望する者は後を絶たない。
二千年本部は開闢門のある恐山に存在するが、黄泉獣に襲われた事は一度も無く
「黄泉よりの使者を崇拝する我らが襲われないのは当然」と主張している。

・永遠(とわ):女、年齢不詳(外見は十代半ばと推察)
二千年の教祖。
黒い仮面で口元以外が覆われており、素顔は謎に包まれているが、
声や体型から察するならば十代半ばの少女。
だが、その外見は25年前の開闢門出現事件時と現在とで全く変わっていない。
柔らかな性格であるが、教祖としての威厳を保つため、それらしく振る舞おうと頑張っている。
奇跡(気功や超能力等、様々な呼ばれ方があるがまとめてこう呼ばれる)を起こせると評判で、
その一つに「不老不死」があるというのが二千徒間での通説であるが、
一般人は「定期的に中の人が変わっている」「極度の若作り」等、極めて現実的に解釈している。
思念で黄泉獣に命令を出す事が可能であるが、基本的に黄泉獣の本能に任せている。
「黄泉よりの使者。彼らは愚かなる民を滅ぼす事で現世を浄化しているんです」
「幽、悠、私ちょっと疲れちゃった。少し休んで来るね」

・幽(かすか):女、年齢不詳(外見は永遠より少し年上と推察)
二千年の幹部。表にはあまり出て来ず、教団の運営を担当している。
堅く真面目な性格で、人前でも永遠達だけの時でも、態度は変わらない。
青い仮面で口元以外が覆われており、彼女もまた25年前と同様の姿を保っている。
永遠曰く「幽の方が教祖向き」。
「永遠様、これが今度の演説原稿です。しっかりと覚えてください」
「悠、二千徒の前ではもっと幹部に相応しい態度を取ってください」
7それも名無しだ:2008/07/05(土) 16:00:09 ID:BRfphhGQ
・悠(はるか):女、年齢不詳(外見は永遠より少し年下と推察)
二千年の幹部。幽とは異なり、ほぼ常に永遠の側にいる。
赤い仮面で口元以外が覆われており、彼女もまた25年前と同様の姿。
炊事洗濯等、生活面の担当であるが、折角の黄泉獣を駆除する美士機への対策も思案中。
軽く無邪気な性格であり二千徒の前でもそれは変わらない。なお、時折口調が猫っぽくなる。
「永遠ちゃーん、幽ちゃーん! お菓子作ったけど食べる?」
「あの鎧ウザいよぉぉ……。どーにかこーにかならにゃいものかー」

・二千徒(ふたちと)
二千年信者の総称。
永遠の奇跡に魅せられた、人類に絶望した、等の理由で入信する者が主である。
白い仮面を着用しており、端から見えれば非常に怪しい集団。
愚民は滅ぶべしという危険な選民思想の持ち主が多いが、
「世界の浄化はあくまで自然に委ねるべき」と教えられており、
武力をもって直接手を下す事は「それこそ愚民のする事」と禁じられている。
「永遠様派」「幽様派」「悠様派」と別れたりする事もあるが、基本的に一枚岩。

●ロボット
・美士機(うつくしき)
霊力増幅用巨大鎧。「女性型フォルムの鎧武者」とでも言うべき外見をしている。
霊的、もしくは半霊的な生命体の搭乗者が交霊する事により
鎧の性質が物理的から半霊的へと変化し、黄泉獣と触れる…つまり戦う事が可能。
交霊中、操縦者は自分が鎧自身に乗り移ったような感覚となる。
鎧の受けたダメージもそのまま痛みとして感じてしまうが、
あくまで肉体は操縦席部分に存在しており、肉体にまでダメージが伝わり傷付く事はない。
よって、戦闘中は苦痛に呻いても、戦闘終了後に交霊を解除すれば健康体に戻る。
武器は格闘の他、柄に霊力を流し込み形成される霊力の刀「美士刀(うつくしとう)」と、
霊力を腕から一気に放出する「美士砲(うつくしほう)」。応用として、指や脚からでも放出可能。
ただし、霊力を極端に消耗すると交霊が強制解除され、操縦者は休息を取り霊力を回復させる必要がある。
なお、美士機は一体しか存在しないので、破壊されたら人類が黄泉獣と戦う術は無い。

●黄泉獣
黄泉から恐山の開闢門を通り、現世へと出現する巨大霊的生命体。
半透明の姿をしており、霊力の無い普通の人間にも見る事ができる。
年に一体ほどのペースで出現し、日本の様々な方向へ散り、本能のままに破壊行為を行う。
建築物の破壊ばかり行う黄泉獣もいれば、人間を食べる事を好む黄泉獣もいる。
物理的な攻撃は透過するため一切通用せず、半霊的攻撃の可能な美士機が唯一の対抗策。
存在が確認され次第、美士機が退治に向かっている。

・黄泉異奴(よみいぬ)
犬の様な姿の黄泉獣。
犬の悪霊が育った姿とも犬の悪霊達が集まり融合した姿とも言われている。

・黄泉音故(よみねこ)
猫の様な姿の黄泉獣。

・黄泉危常(よみきつね)
狐の様な姿の黄泉獣。

・黄泉多貫(よみたぬき)
狸の様な姿の黄泉獣。


SSも無く設定だけなのに意外と長くなった…。
専門用語系は解説入れないとチンプンカンプンだろうと入れまくった結果がこれだよ!
ちなみにこの設定はストーリー前半の設定で、後半になるとまた色々と変わっている…とか
脳内では色々と設定されていたり。主人公ロボとタイトルロボで字が違う理由とかも。
しかしこれ、正直ロボット系というより人間ドラマ臭のが強い予感。

…こんな一杯設定あって、ロボットって美士機しかいないし。
8それも名無しだ:2008/07/05(土) 16:06:37 ID:QRTa90PD
な……なんか自分の作品の完全な上位互換を見せられた気分だッ!
初弾からレベル高いな。
9それも名無しだ:2008/07/06(日) 00:25:08 ID:Qv3796Et
ブルーナンバーズ
第8話「i計画の子供達」

青羽家
アンリス「賢人さん、起きてください。賢人さん」
賢人「ん〜、後10分」
アンリス「学校に遅刻しちゃいますよ」
賢人「大丈夫〜」
アンリス「困りましたね」
賢人「待ってアンリス〜、アンリス?アンリス!?なんでここに!!」
アンリス「あら、忘れたんですか?」
賢人「あっ、そっか昨日からここに住むことになったんだっけ」
アンリス「はい、それからベットを譲って頂きました。ごめんなさい、寝にくかったでしょ?」
賢人「大丈夫、男の俺が床に寝るのは当然さ」
アンリス「賢人さんは優しい人ですね」
賢人「ははっ、ははは」


リビング
賢人「じっちゃん、俺どうにかなりそうだぜ」
重蔵「なんじゃだらしないのう」
アンリス「朝食はもうできてますよ、早く食べて学校に行きましょう」
賢人「アンリスが作ったのか、いっただきまーす。う…」
アンリス「どうですか?」
賢人「塩と砂糖間違えてない?」
アンリス「え〜、ごめんなさい」
賢人「あはっ、あはは。大丈夫大丈夫、折角作ってくれたんだからちゃんと残さず食べないとな」
アンリス「ごめんなさい」

アトランティス、記念碑前通り
花「朝から元気ないじゃない賢人」
10それも名無しだ:2008/07/06(日) 00:27:27 ID:Qv3796Et
賢人「そっ、そんな事ないぜほらこのとおり」
花「そういうのを空元気って言うのよ」
アンリス「やっぱり朝食の事まだ怒ってますよね…」
賢人「そんな事ないよアンリス、全然気にしてないって!あははは…
ん?なんだあいつ、見慣れない顔だな。記念碑なんかじっと見て」


海慈石
『人類の新たなる一歩の為ここに記す』
?「ッチ、気にくわねぇ」


花「何してんのよ、遅刻するわよ賢人」
賢「あっあぁ、…?」


ハイスクール
ギア「で、アンリスちゃんはもう決まったの?」
アンリス「何の事でしょうか?」
賢人「そういえばまだ言ってなかったっけ、この学校には一人一人委員が決まってるんだよ。この学校特有の協力の精神を養うとかで」
花「そうね、アンリスは私と一緒の図書委員がいいんじゃないかしら?」
賢人「その方がいいな、アンリスの事よろしくな花」
花「何であんたがお願いしてんのよ…」
アンリス「花さん、よろしくお願いします」
花「うん、後で色々説明してあげるね」
ユーガ「これから図書室に行くのが楽しみになっちゃった」
ギア「だな!」
花「本を借りない人は入室お断り!」
ギア「そりゃないぜ花ちゃん」
花「どーせ騒ぐだけ騒いで帰るんだから駄目よ」
11それも名無しだ:2008/07/06(日) 00:29:35 ID:Qv3796Et
賢人「あははは!」
アンリス「うふふ」
ユーガ「ちぇ、一緒に住んでるからって余裕かましちゃってさ。
あー!んふふふ。みんな聞いてよ今日賢ちゃん水たこ焼きみんなに奢ってくれるんだってさ」
賢人「ちょっと待てユーガ、俺はそんな事言った覚えはないぞ!」
ユーガ「あれー?昨日のこと忘れたなんて言わなよね賢ちゃーん」
賢人「うっ!」
アンリス「水…?」
花「水たこ焼き、とっても美味しいのよ。いーっぱい賢人に奢ってもらいましょ」
ギア「賢ちゃん、俺今日幾らでも食べれるつもりだぜ」
リーファ「賢ちゃんが奢ってくれるなんて滅多にないから今日は頑張っちゃおっかな」
賢人「待て待て、お前らまで面倒見るなんて言ってないぞ!」
アンリス「駄目ですか?」
賢人「あっ、いやぁ…」
ユーガ「決まり!今日は久しぶりに水たこパーティーだね!」
賢人「厄日だ…」


?「けっ、ここの連中はどいつもこいつもふぬけた顔しやがって。やめだやめだ!片っ端からぶっ殺すつもりだったが、興がそがれた、せめてシヴァの野郎を一泡ふかしとくか」ドガァ!軍のドッグ破壊

サヴァイブシフト、ブリッジ
デク「何事だ!?」
ギュスト「何者かにドッグを破壊されました」
12それも名無しだ:2008/07/06(日) 00:31:03 ID:Qv3796Et
重蔵「なんじゃと!サヴァイブシフトが出撃できん、どうする艦長」
デク「シャオリン、賢人に通信を入れろ」
シャオリン「了解しましタ」


海中
?「いぶり出してやるよ!あっははは!!」


ハイスクール
賢人「ん、通信?(軍のコード…)
悪いみんな、水たこパーティーはまた今度だ」教室を後にする賢人
花「あっ!ちょっと賢人どこ行くのよ、も〜」
アンリス「(賢人さん…)」


サヴァイブシフト、格納庫
賢人「いったいどうしたんだ?」
アレハンド「敵襲だそうだ、アンカーユニットを喚装させておいた。行ってこい賢人!」
賢人「任せときなって!」
シャオリン『賢人さん、ドッグが破壊されているため本艦は出撃できません、BVBならば射出口をかろうじて通れるはずです。バックアップしかできませんが頑張ってください』
賢人「わかった、ブルヴァンブルーでるぜ!」


海中
賢人「どこだ!」
?「来やがったか、システム解除」敵の機体の姿が現れる
賢人「なんだ、シバか?いや違う」
?「よう、海底人」
賢人「だれだ!シバじゃないな」
ゼオ「あんな野郎と一緒にすんじゃねーよ、俺の名前はゼオ、テメェと殺り合いに来たぜ」
賢人「なっ!お前もかよ、お前もそうなのかよ!」
13それも名無しだ:2008/07/06(日) 00:35:17 ID:Qv3796Et
ゼオ「あ?何言ってんだ?」
賢人「一体お前達は何もんだ!?」
ゼオ「ヌリィ奴だな、今から死ぬテメェに言っても意味ねぇだろ!!」シバの機体とは少し違う形状の剣で斬りかかる、それを受け止めるBVB
賢人「ぐぅ!」
ゼオ「俺はシバと違って最初からフルで行くぜ!!」ゼオの黒色の機体の猛攻、防戦一方となるBVB
賢人「うぅ、速いレベルが違う」
ゼオ「けっ!トロい奴、こんな奴が本当にシバと互角に殺り合ったてのかよ。おらぁ!」強烈な一撃がBVBに炸裂
賢人「ぐぁー!」
ゼオ「つまらねぇ!ゼンッゼンつまらねぇ!!やる気あんのかテメェ!」
賢人「うぅ、うぅ…」
ゼオ「やめだ!一気に楽にしてやるよ、ここら一帯吹き飛ばしてやる」黒色の機体の胸部が開く、肩と腋の計四本のスレイブ展開、強力な力場が出現
賢人「やめろ…」
ゼオ「恨むんなら自分の非力を恨めよ、ブラッドライ…」その瞬間四つの機体が現れゼオの機体を拘束する、ただ一機を除いて
ゼオ「ちぇ、バレちまった」
?「何をやっているの?おいたはしちゃだめだってあれほど言ったでしょ」
?「アハハハ、あんたなんか本国に戻ったら死刑なんだから!死刑!」
?「………」
14それも名無しだ:2008/07/06(日) 00:37:45 ID:Qv3796Et
ゼオ「へへっ、ちょっとした暇つぶしってやつさ、所で一人完全に俺を殺そうとするき満々なやつがいるんだが?」シバの機体だけ剣をゼオの機体に向ける
シバ「お前は僕の楽しみを奪おうとした、殺す」
ゼオ「いいぜ、やろうってのか?」剣を振り払いそのまま戦闘へ
ゼオ「テメェは昔から気に食わなかったんだよ!」
シバ「君と同じ人種というだけで嫌気がさす」
?「本当に勝手な子達なんだから、シデア」
シデア「………」シデアの機体から輪状の衝撃波が走る
ゼオ「まさか、やめろおぉ!嫌だ思い出したくない、やめてくれ…」
シバ「捨てないで!僕を捨てないで!!ちゃんと訓練するから、AF(アサルトフレーム)をちゃんと乗りこなすから捨てないで。失敗作と言わないで」
賢人「(何だ、二人の様子がおかしい。あいつ何しやがった)」
?「ここら辺で止めた方がいいんじゃない?廃人になっちゃうよ」
?「そうね、ジデア」
?「………」
ゼオ「ハァハァ、悪かったよ」
シバ「ハァハァ、僕も少し大人げなかったみたいだね」
?「ふふっ、もう喧嘩したらだめよ。あらそうそう、ごめんなさいね見苦しいところ見せちゃって」
賢人「お前らは何者だ?」
15それも名無しだ:2008/07/06(日) 00:40:59 ID:Qv3796Et
?「i計画、あなた達海に住む人達をこの星から排除する。そのために産み出された子供達。それが私達プレゼントチルドレン」
賢人「プレゼントチルドレン…」
ルティーナ「あなた達に絶望を贈る存在よ。申し遅れてごめんなさい、私の名前はルティーナ」
コリス「あたしの名前はコリス、アハッ!」
シデア「………」
ルティーナ「ごめんなさい、彼喋れないの、彼の名前はシデア。あっちの二人はもう言わなくてもいいわね」
賢人「何で俺にそんな事を」
ルティーナ「教えるか、そうね…、これも計画の内なんだけどあえて言うなら宣戦布告と受け取って貰えたらいいわ。もっともゼオのせいで計画は前倒しになってしまったけど」
賢人「お前もなのか?お前も人の命を何とも思ってないのか!?」
ルティーナ「命なんて軽いものよ、小さな灯火、吹けばすぐ消えてしまう。全ての灯火を消してしまえば綺麗な暗闇が広がる、そのためなら私の灯火が消えても惜しくない」
賢人「何だよそれ!自分の命すらどうでもいいのかよ、そんなの間違ってる」
ルティーナ「あなたはさっきから生について固執してるけど人のこと言える立場かしら?」
16それも名無しだ:2008/07/06(日) 00:45:57 ID:Qv3796Et
賢人「ブルーナンバーズの力は人の命を奪うものじゃない、守るための力だ!」
ルティーナ「果たして本当にそうなのかはあなたが決めることじゃないわ。
あら時間ね、お話しはここまで。残念だけど今日はここまで、あなたの言葉が証明されるのが楽しみね、さようなら」
シバ「君は生きなくてはならない、僕に殺されるために…。また会おう」五つの機体は戦線離脱
賢人「絶対にみんなを守ってやる、お前達の手から!」


続く


そろそろ二期だから、起承転結の転の部分に差し掛かるはず…、後継機もそろそろ…。

最後に又しても暴力的発言があったことをお詫びします。
17それも名無しだ:2008/07/06(日) 01:01:19 ID:EWMHmP14
>>9-16
乙。暴力的発言はあんまり気にしないよ俺は

筆早いね……あやかりたい
18それも名無しだ:2008/07/06(日) 01:06:09 ID:Qv3796Et
>>17
頭の中の構想をただ書き殴ってるだけなんで、中身スッカスカっすよ。ははっ…orz
19それも名無しだ:2008/07/06(日) 03:57:08 ID:hVDBZULZ
そうだね、スッカスカだね

と言って欲しいのか知らんが
無駄な誘い受けはやめろ
ちゃんと全部見るから
20それも名無しだ:2008/07/06(日) 07:58:04 ID:KKPxqQd0
筆はやいの羨ましいなぁー
バトルモノである限り、暴力系の要素は逃れられないから
ぶっちゃけ無いと不自然と感じてしまうw
だから全然いいよー
21それも名無しだ:2008/07/07(月) 03:52:07 ID:wvm+gM1x
ゴッド・ソーサー
×GOD SAUCER
○GOD SOURCER

宇宙から迫り来る機械軍(名称未定)を神秘系ロボが迎え撃つ、専守防衛型のストーリー。
はじめの流れは、
主人公の前にヒロイン・ロボ落下→追って敵ロボ登場→ロボ壊れててフルボッコ→主人公がロボに乗り込むと不思議パワーで起動。
一応、2クール構成で考えてる。
あらすじとはちょっと違うけど1クール分の内容晒してみる。

1話『立ち上がる魂』
ゴッド・ソーサー(主役機)起動の回。
ストレートな展開と心理描写メインで細かい説明はカット、後の伏線だけ描写。

2話『山麓の攻防』
主役機お披露目の回。
理由はあやふやにしたまま戦闘メイン。朧気ながらヒロインと敵の目的、概要を知る。

3話『奪還・帰還』
主人公を取り巻く日常・世界観の回。
若干リアル臭い。主人公、ヒロイン両者の心境の変化と現在の状況の特異さを語る。

4話『本当の始まり』
軽いまとめとその抜き出し的な回。
前半は今までとこれからをそれぞれの視点から。後半からストーリー本筋入り、漠然とした危機感のアピール。

5話『日常?』
キャラ掘り下げの回。
サブキャラとの絡みで登場人物全員の掘り下げ。若干コメディタッチ風ながら危機感続く。

6話『ゆれる日本』
規模拡大の回。
戦闘とそれを取り巻く様々な思惑をメインで描写。以後、戦術要素・政治要素が絡んでくる。

7話『人の戦い(前編)』
連続戦闘の回。
前回から流れを汲む戦闘とその周囲の描写により大人達と子供達の対比を浮き立たせ、戦いのシリアスさをアップ。

8話『人の戦い(後編)』
7話から続く前半の山場的な回。
戦闘規模拡大とその弊害が顕著に現れる。激しい戦いの中での主人公の決意と新敵への伏線でフェードアウト。

9話『奇怪な挑戦状』
敵の概要を伺い知る回。
幹部系の敵初登場、ストーリー開始前の回想と敵の語りでストーリー加速。ヒロインと敵の伏線一部回収、また敷く。

10話『激突!機械軍』
再び戦闘でのお披露目回。
敵・味方ともに戦闘に関わる要素増加につきそれらの紹介含めた戦闘。その裏で前回からの困惑継続。

11話『大切な…』
心理描写に関するまとめの回。
前半は回想交え各キャラ個別の掘り下げ、意思の掲示。後半でそれらを交錯させながら戦闘。

12話『日蝕の決戦』
1クール目最終回。
敵・味方全力での戦闘。最終的には見事一致団結し、満身創痍ながら勝利を収めハッピーエンドチックに終了。
22それも名無しだ:2008/07/07(月) 17:06:10 ID:WJ3pw48o
ブルーナンバーズ
第九話「我が輩は海猫である」

「ここか、アトランティスの基地は」


アレフ「我が輩の名前はアレフである、海猫である。海猫は昔鳥の名前であったが今では猫の総称として定着している。
この基地に我が輩が居座って五年になる。本日はここの人間共の1日をこの我が輩が教えてやろう、ありがたく思え。まずはこの二人」


海洋連邦軍防衛基地、マーキス隊専用ルーム
沙弥「聞いた?今日南のエデンから来た人がマーキス隊に配属されるらしいわよ」
シャオリン「えぇ、聞きましたわ。あらアレフちゃん、今日もお菓子食べに来たの?」お菓子を食べながらいつもの雑談をする二人、賢人が入室

賢人「なになに?誰か来るの?ようアレフ今日も間抜けな顔してるな」
シャオリン「賢人さん」
沙弥「何でも戦闘要員が補充されるらしいの、試作機も一機回されるんだって」
アレフ「こやつは新参者の賢人、我が輩はこやつがどうも気に食わん。生意気な奴だ」
賢人「へ〜、どんな人なんだろう?」
シャオリン「なんにしても良かったですね賢人さん、これで賢人さんの負担が減りますよ」
沙弥「今まで賢人君一人で頑張ってたからね」
23それも名無しだ:2008/07/07(月) 17:08:01 ID:WJ3pw48o
賢人「何言ってるんだよ、サヴァイブシフトのみんなも一緒に戦ってくれてるから俺一人じゃないぜ」
シャオリン「賢人さん…」
アレフ「青二才の分際でほざきおって、あれ?目から塩水が。ゴミが入ったんであろう、決して感動したからではない、断じて!」背の高い男が入室
「失礼、マーキス隊の部屋はここでいいのかな?」
沙弥「あなたはもしかして今日配属されたディング中尉ですか?」
ディング「そのとうり、と言うことはここであってるのか。俺はディング=ソーテンジア中尉、よろしく」
賢人「よっ、よろしく…お願いします」
ディング「君が青羽 賢人か、噂はかねがね聞いているよ」
沙弥「私は水無月 沙弥です、よろしくお願いしまーす中尉」
シャオリン「私はチョウ=シャオリンです、よろしくお願いします」
ディング「いや〜、若くて可愛いときた!俺はいい職場に恵まれたようだ」
沙弥「はー、そうですか…」
ディング「それに海猫か、なんともユニークじゃないか、ははは!」アレフを抱える
アレフ「ニャ、我が輩を気安く抱くとは無礼なやつめ。新参者はこれだから好かん」
シャオリン「その子はアレフって言います、可愛がってくださいネ」
24それも名無しだ:2008/07/07(月) 17:10:13 ID:WJ3pw48o
ディング「ははっ、君もマーキス隊の一員なんだね?これからよろしくアレフ君」
アレフ「何がよろしくだ、家来として扱ってやらんこともないが。さて次はドッグへ行こうか」


ドッグ
アレハンド「あ〜あ〜、ひでぇことしやがって誰が直すと思ってやがんだ。おーいジャッキ取ってこい」グシャグシャになったドッグ
メカニックA「へい!しかし酷い有様ですね親方」
アレハンド「あぁ、まだ使える物があったらめっけもんだよ」
マージュ「今日中なんて無茶言ってくれるぜ副艦長も、おっアレフ今日も来たな」
アレフ「こやつは我が輩の良き理解者であるが、最近お疲れのようだ。プリティーな我が輩を見て少しでも癒されればいいのだが」
マージュ「見てくれよ、流石の俺達でもお手上げだぜ」
アレフ「フム、海猫の手でも貸してやりたいところだ」
アレハンド「マージュ!サボってないで作業しろい!」
マージュ「親方無理ですぜ、ハッチひん曲がってますもん」
アレハンド「ぐだぐだ言ってねーで手伝いやがれぃ」
マージュ「へいへい、じゃ行ってくるよアレフ」
アレハンド「ったく、ん?お前さんは」
ギュスト「アレハンド整備班長、例の試作機の件なんだが…」
25それも名無しだ:2008/07/07(月) 17:11:40 ID:WJ3pw48o
アレハンド「後々、こいつの復旧作業で今手一杯なんだよ。手伝ってくれるんなら話は別だがな」
ギュスト「むっ、それならば私も手伝わせて貰おう」
アレハンド「おぅ!そりゃありがてぇな、どっかの馬鹿に爪の垢煎じて飲ませてやりてぇなぁ」
マージュ「けっ、言ってくれるぜ」
アレフ「我が輩はこの光景が実に好きだ、陰ながらクルー達を支えるためひたむきに地道な作業をする姿、実に趣深い」
アレハンド「配線系統チェックしとけマージュ」
マージュ「へい!今やってますよ」
ギュスト「これはこのまま接続してよいだろうか?」
マージュ「違う違う、この赤いケーブルをまずは一番ソケットと四番ソケットに…。あー、何やってんだよ!不器用だなもう」
ギュスト「…すまない」
マージュ「もういいからあんたは残骸撤去を手伝ってやってくれ」
アレフ「頑張るのだぞマージュ、お主が一人前になるまで心待ちにしておるぞ。次は艦長の所に行くぞ」


艦長室
重蔵「ふむ、どうも腑に落ちん事が多い」
デク「BVBの通信記録から得られた断片的な情報ではまだ分からないことが多すぎる。i計画、プレゼントチルドレンどれも突拍子過ぎだ」
26それも名無しだ:2008/07/07(月) 17:13:29 ID:WJ3pw48o
マスタ「奴らは計画ってのにそって行動してやがる、それも俺達の皆殺しの為の計画ときてますからね。たちが悪いったらねぇ」
デク「我々に狙いを絞ってくれるのは良しとしなくてはな、プレゼントチルドレンが戦力を分散してそれぞれの街に襲撃でもしたら我々は間違いなく滅びる。如何せん賢人の負担は増える一方だが…」
マスタ「そのために中央に掛け合って戦闘要員を補充してもらったんでしょう?艦長もいいとこあるじゃねぇか。おっアレフ、お務めご苦労さん」
アレフ「うむ来てやったぞ、丁重にもてなせ」
重蔵「お〜、アレフこっちにこい。よしよしいい子じゃな」アレフを膝に乗せる重蔵
アレフ「ここが一番心地よい、しかも重蔵殿は我が輩のスポット(気持ちいい所)を心得ている」
重蔵「そうじゃ艦長、今度ワシの家に遊びに来ると良い。賢人とアンリスも喜ぶじゃろうて」
デク「わかりました、お言葉に甘えてご自宅に伺います。宗谷殿にも挨拶したいですしね」
重蔵「かつての良き日々を思い出すのう」
デク「もう17年になりますか…」
重蔵「あぁ、思い出すたびにワシはこう思うんじゃ。最後の一人ぐらいワシの命を賭けてでも守り通すとな」
27それも名無しだ:2008/07/07(月) 17:15:18 ID:WJ3pw48o
アレフ「重蔵殿…、あやつは幸せ者だ。いかん眠気が、一眠りするとしよう。本日はここまで、気が向いたらまた教えてやろう」
デク「おっと、そろそろか。では行くとするか」


マーキス隊専用ルーム
沙弥「あっ!起こしちゃった?悪いことしちゃた、ごめんね」
アレフ「むっ、ここは?」
デク「どうだろう、この後歓迎がてらパーッといかないか?」
ディング「いいですね、意外とラフな隊なんですね」
マスタ「まっそんなところだ、気楽に行こうぜ中尉」
重蔵「お主も行くじゃろ?」
アレハンド「今日中に片付けろと言ったのは誰ですか?」
重蔵「何言っとる、徹夜なら今日中に片付くじゃろ?」
アレハンド「鬼め…」アンリス入室
アンリス「みなさんこんにちは」
賢人「アンリス、どうしたんだ?」
アンリス「みなさんのためにお菓子を作ってきました」
シャオリン「アンリスさんありがとうございます」
アンリス「いえ、喜んでいただければ幸いです」
賢人「(この二人…)」
沙弥「(似てる…)」
ディング「これまた可愛らしいお嬢さんだ、さしずめ賢人のガールフレンドと言ったところかな?」
賢人「なんでそうなるかなぁ?俺とアンリスはなんにもない!」
アンリス「そこまで否定しなくても、グスッ…」
28それも名無しだ:2008/07/07(月) 17:22:09 ID:WJ3pw48o
ディング「ははは、これは失礼した」
沙弥「さぁみんな食べましょ!アンリスちゃんが折角作ってくれたんだから」
マスタ「おぉ、手作りクッキーか」
マージュ「野郎ばっかの整備班の俺ににまるでオアシスの水が届いたかのようだ」
シャオリン「いただきます(あっ…)」
一同「(しょっぱい)」
賢人「あははははっ、くくく、あっはははは!!」
重蔵「賢人ー!」

アレフ「騒がしい連中だ昼寝も満足にできん」


続く



>>19
なんかすんません、おかけで目が覚めました。これからは弱音なんか吐いたりしません。なるべく最後まで仕上げるつもりなんで今後も何卒


>>20
でも暴力的な発言ばっかりだと、みんなドン引きしませんか?でも格闘物には欠かせない要素だし、んー板挟みっす…
29それも名無しだ:2008/07/07(月) 20:43:32 ID:6XSJVosJ
>>28
ただ単にグロイだけとかそれならまずいかもしれないかな
でも富野アニメとかエヴァとか普通に見てるわけでそれを参考に表現を考えていけばいいかと

俺の場合だと残虐表現も結構使ってるけれど
それはキャラクター達の結構辛い過去とかを悲惨に出さないといけないので
どうしても必要になって書かざるおえなくなってる

気づいたら自分の周りが死体だらけだった過去持ってて
あとでフラッシュバックかかって気が狂うとか書こうとしてる俺のほうがずっとまずいだろうしw
30それも名無しだ:2008/07/07(月) 22:09:36 ID:YCdwYoFf
>>21
サブタイトルのセンスが何か良い
31それも名無しだ:2008/07/07(月) 23:49:37 ID:en461056
>>29
自分が昔SSを一話だけ書き込んだ「わがままメルティ・ハーツ」って話があったけど、
じつは、第二話でいじめられっ子だった主人公・融人が同級生のいじめっ子をメルティハーツで
踏み殺して、第三話では融人の友人が誤射されて死に、第四話でもゲストキャラが死ぬ予定
だったんだよね…。
もともとはラブコメっぽい話にしようと思ってこういうタイトルにしたのにあまりにも展開が
辛辣すぎるんで、続きを書こうか書くまいか迷って今に至ってしまった…
32それも名無しだ:2008/07/07(月) 23:59:52 ID:crNjr+On
>>31
もうちょっとマイルドにするのも、そのまま血みどろ方向でいくのも君の自由でいい
33それも名無しだ:2008/07/08(火) 03:38:08 ID:xQZJ2wk9
>>31
究極的に言えば
自分が一番面白いと思う方向へ書くべきだと思う
無論、他者に呼んでもらうものであるという前提はある程度必要だが
自分が読んで微妙に感じたものは基本的に誰が読んでも微妙だしね(無論波長が徹底的に合わないケースだってあるが)
34それも名無しだ:2008/07/09(水) 01:45:43 ID:pBnYnvKC
流れをぶった切って悪いが投下


宇宙消滅まで後…

レッドライン

この宇宙には限りがある、人が数多予言する黙示録の日である。宇宙の死と新生、これは未来永劫変わることはない、変えることができない神の定めた絶対運命。
しかしこの物語は残り僅かな時間で人はどこまで運命に抗えるか、そんな宇宙から見ればちっぽけな人間による小さな奇跡を起こすための物語である。限界点(レッドライン)まで後僅か…
35それも名無しだ:2008/07/09(水) 01:47:44 ID:pBnYnvKC
シーン=レンターノ
年齢19歳

この物語の主人公、地球出身の軍人。
宇宙の終わりを告げられ銀河消滅を阻止しようと決意、他の人間は生きる事を放棄したり堕落、荒み、暴動と取り乱すのが普通だがメンタル的に強靭なシーンは宇宙消滅を防ぐべく立ち上がる。
そんな人達による銀河の各方面から何とかしようと集まった組織がn.g13(ネバーギブアップサーティーン)そこに主人公は所属している。
「可能性があるならば、決して諦めない」


エンブリオ=ラスターク
33歳

旗艦セーブレイズの艦長、地球出身の軍人。
宇宙消滅に立ち向かうためn.g13に加入。一度は諦めかけたが、守るべき家族のために立ち上がる。
「だから私は決意した」


鎧甲襲式汎用人型兵器アスタリス

武器
リュウセイガン
メテオカノン
スターセイバー
ホーミングカタスロフ

n.g13の誇る最新鋭の先行量産試作機、宇宙で活動する時と惑星で活動する時ではユニットを喚装しなくてはならない。シンクロシステムを搭載している、このシステムはパイロットの脳波を感知し機体に伝えることでパイロットの思った通り動く。
36それも名無しだ:2008/07/09(水) 01:51:07 ID:5xPO80dG
ただ悲惨な話にするんじゃなくてそれによって何を伝えたいかがはっきりしないといかんものだよな。
難しい。
37それも名無しだ:2008/07/09(水) 01:56:56 ID:/qemlN/C
「で、この悲惨な作品を通して伝えたい事は何ですか?」
「世の中、頑張ったってどうにもならない現実があるということです」
38それも名無しだ:2008/07/10(木) 09:03:19 ID:b/IptgCy
>>37
アバウト過ぎて結局何も伝わらねぇw
39それも名無しだ:2008/07/10(木) 21:55:55 ID:V5JksldW
一本書き上げたけどSSとしては長すぐる
テキスト文書でもいいかな
40それも名無しだ:2008/07/10(木) 21:58:01 ID:fW3AVl3R
>>39
分割投下してレス10個ぶんくらいまでだったら許容範囲
「シャドウミラージュ」なみの大作だったら、txtでうpのほうが良いだろうな
41それも名無しだ:2008/07/11(金) 02:01:56 ID:qIywO02E
テキスト上げるのに適した長持ちするロダってどこがいいかな
42それも名無しだ:2008/07/11(金) 19:13:08 ID:drw8TU+f
スパロボデータっていうのを作ってみました


ブルヴァンブルー

HP5100 EN100
サイズM
移動6
運動性95
装甲1100
地形
空B陸A海S宇B
移動
空B陸A海S宇B
特殊能力
喚装可能



ブルーショットP 2500 1〜5
ブルーカッターP 3000 1〜2
ブルードライブ 4000 2〜3
(要気力110 ブルーナンバーズLv5)

技演出
ブルーショット…ブルーショットを乱射し対象に接近し、トドメに蹴りをお見舞いする
ブルーカッター…対象に接近し、ブルーカッターで何度も斬りつける
ブルードライブ…ブルーナンバーズの力の一つ、青い衣を纏った状態で対象に突撃する



んー…、武器少ないしなにより使い勝手悪!
43それも名無しだ:2008/07/11(金) 23:24:09 ID:qIywO02E
秘神幻装ソルディアン第一話。長いのでzip
ttp://www1.axfc.net/uploader/File/so/8258.zip
パスはbokurobo
44それも名無しだ:2008/07/11(金) 23:40:36 ID:VAaal2SJ
淡々とした口調がなんか翻訳ものSFのような趣だな。そういうの好きな人と見た
45それも名無しだ:2008/07/12(土) 03:01:18 ID:5P4yEf5X
俺がやろうとして無理かなと思いやめた路線の作品だw
こういう語り部格好良いなぁー

比喩表現のアイディアなんか俺には絶対出てこないような代物だなw
46それも名無しだ:2008/07/12(土) 07:49:14 ID:ajE2ychJ
ゴウカイオーとかゴウカイザーとかいう名前が浮かんだんだが、試しにググってみたら出るわ出るわ(笑)
もう単純な名前は難しいのか
47それも名無しだ:2008/07/12(土) 09:25:25 ID:WQh/teKB
>>46
ゴウカインパクトとかどうよ?
果てしなく技名っぽいけど
48それも名無しだ:2008/07/12(土) 19:09:37 ID:rSJ3HbWm
>>42
スパロボでのスペックは男の夢だよなwww
自分もちょくちょく考えてるよ
ただ、最近youtubeとかで動画を観て思ったんだが、どうやら最近のロボットは
「複数の敵を同時に攻撃する」のが流行りらしいな
自分のロボットは、皆一対一を想定して考えたやつばかりなのに…

>>43
サンクス
さっそく落とさせてもらったよ

>>46
「ゴウセイバー」(豪勢+セイバー)……いや、それだとミニ四駆になっちゃうから…
「ゴウセイザー」(豪勢+星座)とかはどうだろう?
名前だけならたくさん思いつける自信があるんだが、その全部にまで設定を付けるほどの
アイデアは無いのが困りものだ
49それも名無しだ:2008/07/12(土) 20:33:58 ID:eyV9x2Tf
学園戦線ガクランオー!

 人類が宇宙に進出を果たしてはや数十年……。
 自分達よりもはるかに優れた外宇宙生命体の存在を感知した地球人は、
考えられうる最悪のケースに対抗するために、
各国に、対外宇宙侵略脅威迎撃者養成学園「ヴァルハラ」を作り出した!
 しかしやがて各国の学園教育方針が対立し、
学園同士での抗争が起こり始める!
 外宇宙からの脅威に怯えながら、
生徒達は、“最強”の二文字を目指す!


ガクランオー
対外宇宙驚異迎撃人型兵器。
黒一色の外観が武骨な印象を与える量産機である。
「制鎧」と呼ばれる特殊装甲を持ち、
通常型と、防御型の「長ラン」が存在、換装が可能である。

プロト・ガクランオー
ヴァルハラ学園日本支部の地下に廃棄されていたガクランオーの試作機。
防御力の低下が著しく、廃案となっていた「短ラン」と呼ばれる制鎧を纏っており、
試作機でありながら正式量産機であるガクランオーを上回る速力を保有している。
反面、通常型以下の防御力は、同時に機体自体を動く棺桶へと変えてしまっている。
試作機のため限界行動時間も短く、およそ戦闘には使用できない……だが……。
落ちこぼれ学生「天野 ガク」がこれを見つけたことにより、
物語は大きく動き始めることとなる……。

天野 ガク
ヴァルハラ日本支部の二年生。17歳。
下から数えると一位である筆記テストの点数を持つが、
日本支部最強の生徒会長「水城 シン」に匹敵する運動能力を持つ。
正式量産ガクランオーは未だ数に限りがあり、総合成績の低いガクはもちろん搭乗権利を持っていない。
授業から逃走のさい、ヴァルハラ日本支部地下にてプロト・ガクランオーを発見。
彼の運命は変化を始める……。
50それも名無しだ:2008/07/12(土) 21:04:53 ID:K9wrxmao
長ランのヘビー・ガクランオーとか白ランのハクランオーとか?
続きを希望するぞ
51それも名無しだ:2008/07/12(土) 21:36:03 ID:pUITl55m
「……よもやウィリスが裏切ろうとはな」
ブザンが呟く。と、そこに。
「ケッ、放っとケヨ、あんな奴」
謹慎が解けたデガスが口を挟む。
『五幹部諸君、揃っているか?』
「ええ、裏切ったウィリスを除いて全員です」
グラーマン帝王の言葉に、ヴァギトが少し皮肉混じりに返す。
『そのことだがな、先ほどウィリスの埋め合わせが到着した。入ってまいれ』
「失礼するぞ」
グラーマンに呼ばれ入ってきたのは、古めかしい言葉を使う幼い少女であった。
『紹介しよう、新たな五幹部となる……』
「レイファじゃ。よろしく頼もうぞ。では、帝王殿。早速出撃させていただけまいか」
『いいだろう。実力を示す手間が省ける』
「有難い。では、童は出撃してまいりますゆえ、諸君は我が活躍をしかと目に焼き付けるが良い」
レイファは悔しそうに睨むデガスとジュバフを一瞥して格納庫へ向かった。

機動少女伝マサト 第8話「妖狐、眩惑!」

「麻里、具合はどうだ?」
「うん、大丈夫。ありがと、ウィリス」
自宅にて、麻里はウィリスの看病を受けていた。
あの日、ジュバフが駆るドラウグラのダークロン・ノヴァを相殺しようと麻里はギガント・デストロイヤーを放つが
勢いは完全には消えず、お互いの機体が衝撃波で大破、という無残な結果に終わったのだ。
その後麻里は気を失い、ウィリスに助け出された。そして、アテナスの修復が完了するまで、麻里は一週間休むこととなった。
そうして、今日がその七日目。明日からアテナスも前線復帰できるのだ。
「お兄ちゃんは、もう学校?」
「ああ。なんでも、試験があるとかで早くに出て行ったぞ」
「そっか……あ、そうだ」
麻里はとっさにある疑問を抱きそれをウィリスにぶつけてみた。
「ね、ウィリスってさ、好きな人とかいたの?カリグラの時」
「なっ…!?いきなり何を言い出す!?」
ウィリスは顔を紅潮させ声を荒らげる。
「ふーん、いるんだ。反応で分かるよ」
52それも名無しだ:2008/07/12(土) 21:59:33 ID:pUITl55m
ウィリスの反応を楽しむ麻里。次の瞬間、ウィリスの口から意外な言葉が飛び出した。
「……好きな人、というよりは……こ、恋人……だな……」
「え!?恋人!?すっごいじゃん!誰誰!?私の知ってる人!?」
麻里が興味津々で尋ねると、ウィリスはすこし苦い顔をしながら、
「…………デガス、だ……」
「……デガス?D・E・G・A・S・Uで、デガス?」
「うむ、D・E・G・A・S・Uで、デガスだ」
「悪いこと言わない。別れなさい。あいつ女の子平気で刺すわよ」
麻里が真顔で忠告する。
「いや、あの……カリグラから抜けたんでもう別れてるんだが……ッ!!」
「どうしたの、ウィリス?」
「カリグラだ。待っていろ」
「う、うん」
ウィリスはベランダに躍り出ると自分の機体を呼んだ。
「来い、エアジェス!」

エアジェスのコクピットから見えた敵の姿は、巨大な狐であった。
「見たことがないな……何者だ?」
「ほう、お主がカリグラを抜けたというウィリスか。会いたかったぞ」
「……そうだが、お前は?」
「童か?童はレイファと申す。この機体はクスォーフというてな。童の愛機じゃ」
レイファはクスリと笑って紹介した。
「そうか。これはエアジェス。私の愛機だ。……行くぞ!電光輪!」
エアジェスは両手で光輪を作り出し、それをクスォーフに向けて投げる。
「ほう……見事なものじゃな。ま、童の敵ではないの……っと」
スクォーフは軽いステップで電光輪を回避する。
「なっ!?」
「ささ、受け取るが良い、火焔符じゃ」
クスォーフが取り出した札から炎が走り、エアジェスを取り囲む。
「ぐぁぁぁっ!!」
「ほっほっほ、優雅じゃのう」
53それも名無しだ:2008/07/12(土) 22:21:17 ID:pUITl55m
「な、何が優雅か……電光閃!!」
エアジェスは炎を電光輪から放つビームで切り裂く。
「そのまま動くな!双電光輪!!」
エアジェスの両腕から放たれた二つの電光輪が、クスォーフに連続してダメージを与える。
「うおっと、結構やるの……電磁符、ゆくがよい」
電磁符が電流を噴き出すが、
「無駄だ!電光閃!!」
エアジェスの電光閃にかき消される。
「むうう……勝ち目少なそうじゃの、なら、これでどうじゃ?幻影符」
クスォーフが取り出した三枚の札は、みるみるうちにその姿をクスォーフへと変えていった。
「分身だと!?」
「ささ、皆で火焔符じゃ」
四体のクスォーフが一斉に火炎放射を行う。
「まだだ!エアジェスの真骨頂を見せてやる!」
「真骨頂とな?まあよい。焼き払ってしまえ」
「電光演舞、発動!!」
その瞬間、エアジェスは大量の電光輪を産み出し、それをクスォーフに向け一斉に投げつけた。
「おわっ!?ぶ、分身が消えてしまった……!?」
「さあ、覚悟しろ!!」
「ふ、ふふふ、童は負け戦はせん主義でな……今回は退かせてもらうぞ」
そう言ってレイファは消えていった。
「……ふう、あいつが私の代わり、というわけか……」
ウィリスは空を見上げ呟いた。

機動少女伝マサト 第8話「妖狐、眩惑!」 完
54それも名無しだ:2008/07/12(土) 22:24:18 ID:pUITl55m
久しぶりに投下しますが、なんか腕がなまった気がします。
あと、話数の数字がバラバラだったので、今日から算用数字で統一します。
前スレ投票も何票か入っているようなので、今後も頑張りたいと思います。
55それも名無しだ:2008/07/13(日) 09:59:14 ID:5MfvmeJh
>>46
「ゴウカイン」とかは。
56それも名無しだ:2008/07/13(日) 15:35:52 ID:Ijqh4T0C
ブルーナンバーズ
第10話「果てしなき武士の道」

アトランティス、ハイスークール
ユーガ「どっ、どうしたの賢ちゃん!?その格好…」
ウイナ「全身包帯ぐるぐる巻き。まるで旧エジプトで供養の際、行われていたと言われているミイラだね」
リーファ「ニューハロウィンにはまだ早いわよ賢ちゃん」
賢人「…ほっとけ」
花「んー、どうせまたお祖父様の海盆栽を割っちゃたんでしょ」
賢人「違う」
花「じゃあなによ?」
賢人「あれは昨日の事、たまの休日に日がな一日ごろごろいこうと思っていたら…」


昨日の青羽家
重蔵「なにやっとるんじゃ賢人!ごろごろしおって」
賢人「なんだよ別にいいだろ貴重な休日をどうしようと。日頃の出撃で疲れきってるんだからさぁ、堅いこと言わないで」
重蔵「たるんでおる!そのたるみきった考えを芯から鍛え直すために武士道をお前に叩き込んでやるわい!!」
賢人「なっ!?」


海洋連邦軍貿易基地、簡易道場
賢人「勘弁してくれよじっちゃん…」
重蔵「男が弱音を吐くんじゃない。これはBVBの戦闘訓練も兼ねておる、お前は弱い、このままでは確実に死ぬ。戦場で生き残れるのはほんの一握りの奇跡と思え」
57それも名無しだ:2008/07/13(日) 15:39:44 ID:Ijqh4T0C
賢人「それならディングの兄ちゃんに鍛えてもらった方がよっぽどましだぜ、あの人BVBの熟練者らしいじゃん?扉に近いエデンで生き残れるってのは相当な腕だぜあの人」
重蔵「やかましい!ほれこれを持って構えい」竹刀を投げ渡す重蔵
賢人「これはバンブーブレードとかいうアンティークじゃん、今時こんなの流行んないぜじっちゃん」
重蔵「えぇい!ぐだぐだ言っとらんと行くぞ、めぇん!!」賢人の脳天に一本が決まる
賢人「痛ってぇー!なにすんだよじっちゃん!!」
重蔵「構えろとワシは言ったぞ、二度は言わん」
賢人「なんなんだよー、もー」
重蔵「でぇい!、こてぇーい!!」
賢人「痛てぇー!」
重蔵「構えが甘い!今度はお前から打ってこんか!」
賢人「こなくそぉ、でぇりゃー!」
重蔵「どぉー!」軽くかわし胴が綺麗に決まる
賢人「痛てぇ!」
重蔵「踏み込みがたりん!意識と動きがコンマ一秒ずれとる」
賢人「んにゃろう、だぁー!」
重蔵「チェストー!」再び胴にヒット
重蔵「腰を使え腰を!そんなんじゃいつまでたってもワシから一本取れんぞ!!」
賢人「ちきしょう、ちきしょう…。この老いぼれがぁー!」
58それも名無しだ:2008/07/13(日) 15:41:52 ID:Ijqh4T0C
四時間経過
重蔵「だいぶ型は良くなったようじゃな。よいか賢人、刀は武士にとって魂じゃ。己の体の一部だと思え」
賢人「なんとなくわかってきた気がするよじっちゃん」
重蔵「よしその意気じゃ、これからお前に青羽流秘伝之奥義を伝授する。その名も稲妻落とし」
賢人「稲妻落とし…、ゴクリッ。なんともエレクトリックなネーミングだぜ」
重蔵「うむ、これを会得した暁にお前は限り無く武士の高みに近付ずいたと言えよう」

賢人「教えてくれじっちゃん、俺にその技を」
重蔵「いい返事じゃ、但しここからは生半可な覚悟では通用せんと思え、よいな?」
賢人「承知!」
重蔵「うむ、行くぞ!でぇーい!!」


現在
ギア「おぉサムラーイ…、だっけ?」
賢人「お陰で俺は全身打撲の代わりに悟りの境地を見いだしたってわけさ…」
ユーガ「オーラが違うねぇ、なんか別人みたいだよ賢ちゃん」
賢人「あはっ、そう?そう見えちゃう?」
花「アホらし」


アトランティス、市内地鍛冶場
重蔵「おぉやっとるのぅ、源次郎」
源次郎「お陰様でな、旧日本の文化を絶やすことなく後世に受け継がす。それがワシらの務め、そうじゃろ?」
59それも名無しだ:2008/07/13(日) 15:43:39 ID:Ijqh4T0C
重蔵「うむ、ワシらの魂に大和の火が消えない限りまだまだ日本は生き続ける事じゃろ」
源次郎「そうじゃな、こんな老いぼれでも御先祖様に報いるためこれからも大和の火を灯し続けるさ。そうそう頼まれた品はもうすぐ仕上がる所じゃ」
重蔵「おぉそうか、すまんのう今日は催促のつもりで来たつもりはなかったんじゃが」
源次郎「よいよい、これははっきり言って人生の中でこれほどの物を打った事のないと思わせる程の至高の一振りじゃ。自分でも身震いしておる」
重蔵「そうかそれはなによりじゃ、今度旨い酒でも奢らせてくれ」


ハイスクールグラウンドのウォーターサッカー球場、体育の時間
ギア「危ない賢ちゃん!」ボールが賢人に向かって直撃コースに、しかしすんでの所でかわす賢人
ユーガ「すっげー、賢ちゃんまるで後ろに目がついてるみたいだ」
賢人「余裕、余裕」

アンリス「賢人さんかっこいいですぅ」
リーファ「もしかして賢ちゃんに惚れちゃった?」
花「(うそ、アンリスが?まさかね…)」


教室
ギア「今日の賢ちゃんまるで別人みたいだったね」
ウイナ「シュートの精度が2割り増し、ドリブル三人抜きか…」
ユーガ「さっすが賢ちゃん」
賢人「(ん?出撃か)悪い早退するから後よろしく!」
60それも名無しだ:2008/07/13(日) 15:45:54 ID:Ijqh4T0C
花「あっ、こら賢人!また?なんか最近賢人の奴学校途中で抜け出す事多いよね?アンリス何か知ってる?」
アンリス「わっ、私は何も知りません(言えません、賢人さんは軍隊さんという事を口止めされてるなんて言えません…)」


サヴァイブシフト、ブリッジ
重蔵「敵襲か!?」
デク「敵はプレゼントチルドレン、一筋縄では行かない相手だ。みな気を引き締めろ、ディング中尉は格納庫で待機」
ディング「了解」
重蔵「シャオリンがおらんのう」
沙弥「シャオリンはお父さんの墓参りで今日は居ません」
重蔵「そうか仕方あるまいな、賢人の方は」
ギュスト「こちらに向かっているとの報告です」
重蔵「そうか(早く来んか賢人、一味違うお前を敵に見せつけてやれ)」

格納庫
賢人「敵襲か!?」
ディング「遅いぞ、青春少年」
賢人「へへっ、それがあんたの機体か」
ディング「BVB Ver.2だ、お前の機体のデータをベースに作られた二号機それがこのVer.2」
賢人「くぅー、いかすぜ!」
重蔵『来たか、賢人!』
デク『BVB、Ver.2ともに出撃せよ!!』
賢人&ディング「「了解!」」


海中
賢人「シバの機体か!」
シバ「踊ろう、死のダンスを」
賢人「今日の俺は一味違うぜ!」
61それも名無しだ:2008/07/13(日) 15:49:21 ID:Ijqh4T0C
シバ「邪魔者がいるようだね、退席願おうか」ゲートロムに指示を送りVer.2に足止めをさせる
賢人「ディングさーん!!」
ディング「こいつらの相手は俺がやる、お前はそいつを倒せ!」
賢人「わかった」
ディング「よし、おっと」ゲートロムの体当たりを回避
ディング「お前らの相手をしてやる、但し俺をがっかりさせるなよ?」独特な形状のブルーショットを構えるVer.2
賢人「ディングさん…」
シバ「余所見してたら死ぬよ」紫の機体の強襲
賢人「シバ!」ガキンッ!ブルーカッターで受け止める、払いのけ中段の構えをとるBVB
賢人「すぅー、はー」
シバ「…?違う」
賢人「(じっちゃんの言葉を思い出せ、……よしいける)」
シバ「ふふっ、つくづく君は面白い」紫の機体が向かってくる
賢人「浅い!」胴に一本!ではなく胸部にブルーカッターが直撃
シバ「ぐぅ!(明らかにこの前とは違う)」
賢人「(いける、これならいけるぜじっちゃん!)
今度はこっちからいかせてもらう!せい!!」さながら剣道の型、この攻撃は最早死角皆無。一方的な攻撃に紫の機体はただ防戦一方だった
62それも名無しだ:2008/07/13(日) 15:52:30 ID:Ijqh4T0C
シバ「くっ速い、ぐわぁー!この僕がここまで追い込まれるとは、ゲイルスパーダ」無数の刃がBVBを襲う、しかし全てを凪払う。その間に体制を整える紫の機体

シバ「(負ける、この僕が?敗北は許されない)何があったかは知らないけど、僕も負けるわけにいかないんだ。君のその剣道の型、弱点を見つけたよ。君の刀筋は確かに優れている、しかしその武器は圧倒的にリーチが短い、なら隙は必ず生まれる」
賢人「けっ、楽に勝てるほど甘くはないか…。だけどこっちもはなっから楽に勝とうとは思ってない!」衝撃波と共に青い衣がBVBに纏う
シバ「そうだ、それでいいんだよ!アハハハハ!!」


サヴァイブシフト
重蔵「むう、ブルーカッターのリーチがネックとっなったか。艦長、例の物を射出してくれい!」
デク「少佐が搬入したあの武器か。了解した、射出!」
沙弥「了解、射出!」BVBに向けて謎の武器が射出される


戦闘海域
重蔵『賢人!受け取れい!!』
賢人「これは!?」
重『流荷伝達装功刀その名も雨龍(アマタツ)!!』
賢人「あっ雨龍…?」巨大な刀の雨龍を構えるBVB
賢人「弱点無くなったぜ?」
63それも名無しだ:2008/07/13(日) 15:54:57 ID:Ijqh4T0C
シバ「ふふっ、フフフフ。そうでなくてはね」
賢人「参る!!」激突する刃と刃、刃が混じり合うごとに海が揺れる
賢人「じっちゃん、俺まだまだ武士道のこと理解してないかもしれない。だけど、一つだけわかったことがある。俺の武士道は大切な人を守る事だー!?」戦いが激化、一進一退の攻防が続き、そして…

シバ「この一撃でジ・エンドだよ」紫の機体の剣が真っ赤になる、加熱しているようだ
シバ「メルトスマッシュ!」BVBに強烈な一撃が直撃するまさにその瞬間、雨龍に電流が走る。強烈なエネルギー同士がぶつかり相殺される
シバ「!!?」
賢人「そう言う事かじっちゃん」ブルーショットで牽制
シバ「今更そんなもの!」BVBの姿を見失う
シバ「何!?」
賢人「ここだぁ!!」上を見上げるとBVBが
賢人「青羽流秘伝之奥義、急転直下!稲妻落とし!!」雨龍の電流により加速度が増し、超高速で雨龍を振り下ろしながら落下
シバ「くっ!」剣を構える紫の機体、お互いの機体がすれ違い暫しの沈黙
シバ「ぐあっ!右腕のラウンドカタール(右腕と一体化した剣)が…」稲妻落としでラウンドカタールを切り落とされた紫の機体
64それも名無しだ:2008/07/13(日) 15:59:02 ID:Ijqh4T0C
シバ「これ以上戦闘続行は不可能か。今日は完敗だよ、だけど次は必ず…」紫の機体は戦線離脱

賢人「ぜぇぜぇ、勝ったか…」
ディング「賢人、こっちは終わった。
っと、どうやらお前も終わったらしいな」
賢人「楽勝だぜ(本当は危なかったかも…)」


サヴァイブシフト艦内
重蔵「お前も武士に一歩近づいたな賢人」
賢人「じっちゃんのおかげでな」
重蔵「(宗谷にも見せてやりたかったわい、お前の勇姿を、日本の魂を…)」


続く



マサトの作者の方のコメントで気づいたけど、一個前の話数が漢数字になってました。正しくは算用数字です
65それも名無しだ:2008/07/14(月) 00:24:00 ID:CBDdJw+w
混乱?惑乱?トラブレイナー

その少年は産まれながらにトラブルに巻き込まれる体質だった。人生産まれた時からどん底、そんな少年がトラブルに巻き込まれない珍しい一日に。今までに無い程のトラブルが待ち受けていた。


クペ・ジン

若干14歳にして、生きる気力を失ってしまう。それというのも彼の中に眠る力「トラブルメイカ」のせいである。
そんな彼でも健気に生きる事を決意せざるを得ない状況にみまわれる、トラブルメイカが発動しトラブレイナーを呼び寄せてしまったのだ。とても哀愁漂う少年。


トラブレイナー
どこからともなくあらわれて、更にクペをトラブルに巻き込む厄介者。謎の侵略者と一緒に戦ってくれと言うのが彼の主張だ。自己主張が激しいがクペを守ってくれるいい奴。
66それも名無しだ:2008/07/14(月) 01:21:40 ID:N5UXnGuy
重制騎グラヴィロード
近未来、地球に星間帝国ジャマードの侵略の魔の手が伸びた。
ジャマードの襲来を予期していた一部の人々は、秘密組織VPCと機動兵器グラヴィロードを用いてこれに立ち向かう。

▼VPC(Valiant Protect Crew)
十年前に希美が予見した異星人の襲来に対抗するために設立された秘密組織。
民間組織であるが豊富な資金力を持つ。尚、資金源は構成員にも不明にされている。
技術力は非常に高く、現在の地球の科学力を遙かに超える兵器であるグラヴィロードを開発していることからもそれは伺える。

星崎 優道(ほしざき ゆうみ)
17歳 男
グラヴィナイト、グラヴィロードのメインパイロット。
誠実で利他的な性格。
七年前に両親を事故で亡くし自身も大怪我を負う。その際に自分を助けてくれた伸助に憧れており、彼と同じ『正義の味方』を目指している。
「人を助ける事に、特別な理由なんていらない! だから俺は戦うんだ!」

相川 真夜(あいかわ まや)
17歳 女 早夜の双子の姉。
VPCの通信員。
内向的であまり感情を表に出さない。
優道とは幼馴染みで、幼少期に苛められていたところを助けられて以来淡い恋心を抱いている。
優道と早夜が戦場に出ているのに自分が後方にいることを心苦しく思っている。
「少なくとも……あなたに助けられた人がここにいるよ、優道くん」

相川 早夜(あいかわ さや)
17歳 女 真夜の双子の妹
グラヴィドラグーンのパイロット。
姉と違い、すぐに感情が表に出る熱血直情思考の持ち主。
過去の体験から自分のせいで他人が被害を受けることを極端に恐れている。
「あたしは逃げない、絶対に! もう昔みたいに迷惑なんてかけない!」

呉 輝(くれ あきら)
13歳 男
グラヴィキャバリーのパイロット
病気が原因で幼少期に脳に小型コンピュータを移植されており、グラビティチーム最年少ながら最も情報分析に優れている。
明朗快活でチームのムードメイカーだが、それは脳内で行われる理路整然とした思考を否定するためのハッタリであり、余裕が無くなると口調、行動が機械的になる。
「まだ十代前半なのに人生達観なんてしたかないっすよ」

世見 伸助(よみ しんすけ)
42歳 男
VPCの司令官。
ジャマードの侵攻に備えてをVPCを設立した。
基本的に冷静沈着だが、人命のかかっている場合には無茶な命令を出すこともある。
救いを求める人全てを守れる『正義の味方』を目指していると語っており、それは両親の死後代わりに世話をしている優道にも影響を与えている。
「ただ叫ぶだけで有能な司令官になれるというのなら、いくらでも叫んでやる」

呉 希美(くれ のぞみ)
26歳 女
VPCの副司令官。
遺伝子操作によって作られた天才であり、十年前から異星人の存在と侵攻の可能性を予見していた。
自分と同じく人工的な天才である輝に以前から目をかけており、彼が親から捨てられた際に養子にしている。
「これでもあんたの倍生きてるんだから、ちゃんと母さんと呼びなさい」
67それも名無しだ:2008/07/14(月) 01:22:33 ID:N5UXnGuy
▼星間帝国ジャマード
生命体を統治するために必要なものは『恐怖と絶望』であるという思想によって宇宙を支配しようとしている軍団。
完全な実力主義であり、支配された惑星の住人であっても他惑星の制圧などで戦果を挙げれば出世することができる。逆に、役に立たないと判断された惑星は最悪の場合滅ぼされることもある。

大帝マドー
ジャマードの支配者。本当の姿を見た者はおらず、指令を出す際は黒い影の様な映像で姿を現す。
ジャマードの恐怖政治の体現者であり、自らが侵攻に赴いた惑星は一つ残らず星ごと滅ぼされている。
「恐怖と絶望こそが生命の根元。故に我は恐怖で全てを統治する……」

ラインハルト・バルクルス
ジャマードの地球侵攻軍指揮官。
指揮官としては若手だが卓越した操縦技術を持ち、騎士道精神に溢れた男。
彼の生前から母星はジャマードの支配下にあり、父親もジャマードの指揮官であったことから恐怖政治に対して疑問を持ってはいない。
「さあ、決闘だホシザキユウミ。今日こそ貴様の首を挙げてやる!」



グラヴィロード
グラヴィナイト、グラヴィドラグーン、グラヴィキャバリーの三機が重制合体して完成する巨大ロボット。
メイン操縦を優道、火器制御を早夜、索敵と戦況判断を輝がそれぞれ担当している。
合体で出力が上昇したことによって、分離状態では飛行にしか使えなかった重力制御能力を様々な用途で使うことができるようになった。
その最たる例として敵の射撃攻撃をねじ曲げ無効化する『アタックスレント』がある。この能力を用いて敵の攻撃を反射することも可能。
武装は指から発射する牽制用の『ドラグーンレーザー』、脚部のキャノン砲『キャバリーバスター』、胸部のプレートから放つ熱線『グラビトンイレイザー』、脚部に収納されている剣『ロードセイバー』など。
必殺技は全武装の一斉射撃『グラヴィティバースト』と、両腕から放つ『グラビトンアンカー』によって相手の動きを止め、エネルギーを集めたロードセイバーで相手を両断する『ロードエンダー』。

グラヴィナイト
優道の操縦する人型ロボット。
動力源であるグラヴィティドライブの効果によって重力制御が可能だが、出力の関係から重力制御は自身の飛行にのみ使用している。
武装は腿に収納されている小型の剣『ナイトカッター』と両腕をグラヴィロード時に使用するブースターに変形させて相手に火炎を放つ『フレイムバーナー』。
合体時は頭部、胴体、下半身膝上までを担当する。

グラヴィドラグーン
早夜の操縦する爆撃機。
重力制御によって従来の戦闘機に比べて非常に安定した飛行が可能となっている。
武装はミサイルと機体の左右に取り付けられた五連装のレーザー砲『ドラグーンレーザー』。
合体時は両腕を担当する。

グラヴィキャバリー
輝の操縦する重戦車。
他二機と同じく重力制御能力が使えるため飛行も可能。
武装は機体前部のバルカン砲と上部に設置された二門の大口径キャノン砲『キャバリーバスター』。
合体時には両膝下を担当する。



人生の四分の一程設定を温め続けてた作品
試験やらレポート期限が近いんでSS投下はしばらく先になりそう
ちなみにヒラメキングはネタが全く思いつかないんで、何か設定とか話を閃いた人は投下してもらえると嬉しいです
68それも名無しだ:2008/07/15(火) 22:03:51 ID:4tE1FxUB
前スレの最後のほうで再投下をしようとしていた者です。
「再投下ならうpのがいい」ということでしたが、元々うpで投下した作品でしたw
あの頃とは住民の顔ぶれも変わってるかと思いますし、再び投下させていただきます。

ttp://gemant.hp.infoseek.co.jp/godark.zip

一応一つおまけを増やしておきました。
もしよければ読んでみて下さい (・ω・)
69それも名無しだ:2008/07/17(木) 00:30:10 ID:B5kYbEcA
ブルーナンバーズ
第11話「七夜の星巡り」
アトランティス、ハイスークル図書室
アンリス「七夜巡りってなんですか?」
賢人「毎年七回、中央都市ラグーンで開かれる祭りさ、えーとこの本かな?」七夜巡りについての本を手渡す
アンリス「わぁ、綺麗ですね」


リーファ「あの二人ちょっといい感じね、花ちゃん?」
花「なっ、別に!私には関係ないし」
リーファ「本当に?関係、ないの?」
花「何が言いたいのよ?」
リーファ「好きなんでしょ?賢ちゃんが」
花「なななな何言ってるのよ!!」
リーファ「毎度わかりやすい反応ありがとう、所で今日は何の日?」
花「七夜巡りだけと…」
リーファ「なら今日言わないとね」
花「なっ何を?」
リーファ「こ・く・は・く」ドッシーンッ!派手にずっこける花
花「はぁ〜」
リーファ「あらら、本当に花ちゃんってわかりやすい…」


アンリス「これは何ですか?」
賢人「こいつは空想上の生き物ウンディーネ、230年前の大災厄を七夜目にして鎮めたといわれているんだ。だから毎年七回ウンディーネを祀る為に七夜巡りが行われている」
アンリス「ロマンチックですね」
賢人「そうでもないよ…」
アンリス「え?」
70それも名無しだ:2008/07/17(木) 00:32:39 ID:B5kYbEcA
賢人「他にもう一つ理由があるんだ、それは大災厄で死んでいった御先祖様の魂を鎮める為に七夜巡りをするとも言われている」
アンリス「知らなかったとはいえ不謹慎な事言ってごめんなさい」
賢人「うんん、謝る必要はないよ。ただこの事を少しでも心の隅に留めて欲しい」
アンリス「はい」
賢人「まっ、そんな湿っぽい事は置いといてさ今夜は祭りなんだから楽しもうぜ」
アンリス「はいっ!」


中央都市ラグーン、七夜巡り
アンリス「ここがラグーンですね?」
賢人「あぁ」
花「ラグーンはね、行政区と軍事区の半分に分かれていてね。規模は小さいけど商業区もあるの、そして商業区であるここで七夜巡りが行われているのよ。って知らないの?」
賢人「まっ、まぁいいじゃないか別にそんな事」
アンリス「あれは何ですか?」
賢人「夜店さ、色んな店が立ち並んでるんだ。祭りならでわの風物詩ってやつだな」
重蔵「じゃあ賢人、ワシは行ってくるぞ。二人共楽しんでってな」
賢人「あぁ、わかったよ」重蔵が立ち去る
花「お祖父様どこに行ったの?」
賢人「ちょっとな」
ユーガ「あっ賢ちゃん、花ちゃん、アンリスちゃん!みんなー、こっちこっち!!」ゾロゾロ、クラスメートが揃う
賢人「よっ!みんな」
71それも名無しだ:2008/07/17(木) 00:35:56 ID:B5kYbEcA
アンリス「みなさん、こんばんは」
ギア「これでみんなそろったね」
ウイナ「今年は一人増えてなんかいつもと違う感じだね」
アンリス「うふふ、よろしくお願いします」
ユーガ「あっ、その…。なんとゆうかとても浴衣似合ってるね」
ギア「あぁ、似合ってるねアンリスちゃん」
アンリス「ありがとうございます」
花「私の貸してあげたの、サイズが合ってよかったわ」
ユーガ「花ちゃんナイス!っていうか花ちゃんもいつにも増して綺麗だなぁ」
リーファ「ボソッ…なんてったって今日は勝負の日だもんね」花の顔が真っ赤になる
賢人「どうした花、顔真っ赤っかだぞ、熱でもあるのか?」
花「なんでもないわよ、(も〜、リ〜ファ〜)」


軍事区、特別本部室

海洋連邦軍参謀長官グランデーニ「諸君!まずは今日という日に集まってくれたことを感謝する!」それぞれの街を防衛している小隊の艦長の姿がそこにあった
第01小隊艦長マルチノ「……」
第02小隊艦長スフィア「……」
第03小隊艦長デク「………」
第04小隊艦長バクウ「………」
グランデーニ「諸君に集まってもらったのは他でもない、今後の方針についてだ。諸君らの情報を元に、ある決断に至った。各小隊による合同作戦を決行してもらう」
72それも名無しだ:2008/07/17(木) 00:38:36 ID:B5kYbEcA
スフィア「合同作戦…?」
グランデーニ「そうだ、扉を開ける時がきた」
一同「……!」
グランデーニ「我々から攻め込もうではないか、奴らのねじろに」
バクウ「ほほう、それは腕がなりますな」
マルチノ「しかし参謀長官、我々が居ない間街は蛻の空となります」
グランデーニ「うぬ、それについては心配しなくていい。新開発されたいた防衛兵器が完成した、それぞれの街に設置する、抜かりはない」
スフィア「しかし開くでしょうか?扉が…」
グランデーニ「問題はそこだ、扉は一方通行でこちらから開かなければあちら側には行けん」
マルチノ「我々の情報によればあの機体が鍵を握っているということですが…」
グランデーニ「その事なんだが、例の機体の事を以後トワイライトオブゲートと呼称する事にした」
デク「鍵はトワイライトオブゲートの方ではなくパイロットの方にあるんではないでしょうか?」
マルチノ「私の情報が間違っていると言うのですか?」
デク「そうはいっとらんでしょう」
グランデーニ「そこまでだマーカス艦長、ガンブレイ艦長。兎に角これは決定事項だ諸君らにはなんとしても扉の向こうに行ってもらう、以上!」
73それも名無しだ:2008/07/17(木) 00:39:48 ID:B5kYbEcA
特別本部室前
マルチノ「何を考えているんだ参謀長官は、我々にどうすれば良いというのだ」
バクウ「しかし参謀長官の言う事には一理ある、こちらも守ってばかりでは何も始まらん。攻めに転じないとな」
マルチノ「しかし鍵が無いのでは意味がないのですよウェールマン艦長」
デク「我々には戦う心構えが必要なのだ、確固たる意志を持って」
マルチノ「そしてまた一つ艦を落とすと言うのですか?」
デク「……」
マルチノ「私はこう言ってるんですよ、あなたのせいでチョウ艦長は死んだ」
デク「……」


商業区
ディング「おーい賢人じゃないか」
沙弥「あら、来てたのねまっ当たり前か」
賢人「(まずぃ、なんであの人たち来てるんだ!)」サヴァイブシフトのクルーが合流
花「知り合い?」
賢人「あ〜、えーとそうじっちゃんの知り合い」
ディング「何水くさい事言ってんだよ、なぁー少年」賢人がクルーを集める
賢人「コソコソ…、俺軍人じゃないことになってんの、あいつらの前じゃ普通の少年なの、そこんとこヨロシク」
マスタ「なーにめんどくさい事言ってんだよ、いっそのこと今言っちまえ」
賢人「無理、絶対無理!」
シャオリン「なんで内緒にしてるんですか?」
74それも名無しだ:2008/07/17(木) 00:41:46 ID:B5kYbEcA
賢人「それは…、あいつらに心配かけたくないから…」
ディング「いつ帰れなくなるかわからない仕事してるのに、何も教えずにある日突然お前がいなくなった時のほうが心配するんじゃないか?」
賢人「縁起の悪いこと言わないでくれよ」
花「何コソコソ話ししてるのよ?」
賢人「わわ!」
マージュ「こいつがねぇみんなに言いたいことあるんだ…、むぐむぐ」
賢人「言うなー!」マージュの口を抑える賢人
ギア「怪しい…」
ウイナ「それにどこかで見たことあると思ったらこの人達、軍の人だよ」
賢人「関係ない、何にも俺は関係ない」
シャオリン「ひどいです賢人サン…」
賢人「あー、あー何にも聞こえない!俺は何にも聞こえないぞ!!」
アンリス「あっ、あれなんですか皆さん!?」その場にいる皆が同じ方向を向く
アンリス「今のうちです賢人さん」賢人の手を取って走り出す
賢人「アッ、アンリス!?」
花「あっ賢人、アンリス…」


神社
アンリス「はぁはぁ、ここまでくれば大丈夫でしょう」
賢人「はぁはぁ、アンリスって結構思い切った事するんだな…」
アンリス「うふふ、私も自分がこんな事するなんて驚いています。賢人さんのせいですよ」
賢人「え?」
75それも名無しだ:2008/07/17(木) 00:43:59 ID:B5kYbEcA
アンリス「私、賢人さんと出会って変わった気がします、賢人さんに出会うまでは自分では何一つ考えないで何一つできないつまらない人間でした」
賢人「そんなこと無いって、アンリスは普通の女の子だよ。俺だってアンリスのおかげで変わったぜ、早起きするようになったし、普段行きもしない図書館に行くようになったし」
アンリス「賢人さんは凄い人です、それに…」
賢人「それに?」
アンリス「うふっ、なんでもないです」


夜店前
ギア「賢ちゃんが軍人だったなんて…」
ウイナ「正直驚いたな…」
ユーガ「でも皆!賢ちゃんは僕達の知らないところで街を守ってくれてたんだよ、あのロボットに乗って」
ディング「君の言うとおりだ、賢人は俺が来るまで一人で戦っていた。BVBに乗って戦うのも並大抵じゃない、賢人の事をわかってやってほしい」
ギア「……」
ウイナ「……」
花「(あの時も、あの時も賢人は一人で…)」
リーファ「花ちゃん、あなたはやる事があるんじゃない?」
花「リーファ…」
リーファ「なにも自分の気持ちを伝えなくていいの、ただ今までありがとうって言うだけでいいのよ」
花「うん!」花が神社の方に走る
リーファ「頑張れ花ちゃん」
76それも名無しだ:2008/07/17(木) 00:45:19 ID:B5kYbEcA
神社
花「賢人!」
賢人「…!、花」
アンリス「花さん」
花「なんで今まで黙ってたのよ、なんで言ってくれなかったのよ」
賢人「花…、そうか聞いたんだな?」
花「あんたが私に内緒にしてた事なんてどうでもいい。あんたがそんな重いもの一人で背負っていた事の方が重要なの」
賢人「……」
花「せめて私にもその重荷をわけて欲しい、賢人が楽になるなら私はなんでもするよ」
賢人「花…」
花「だって、賢人はいつも無茶するんだもん。今までありがとう賢人、私はあなたのことが…」ドカァッ!!ゲートロム侵入、そして花をさらう
賢人「花!花ー!!」
アンリス「花さんー!!」
花「いやー!賢人ー!!」


続く
77それも名無しだ:2008/07/19(土) 00:55:11 ID:/R+GXmup
最勇機サヘルロード

悪の大魔玉国が地上侵攻を開始した。これをいち早く察した夏目博士は3機のメカが合体、3つの姿に変形する
巨大ロボ、サヘルロードを建造しこれに対抗しようとする。
しかし、サヘルロードを操縦する技能を持った適格者達はいずれもやる気のない悪党ばかりであった。
思い余った博士は彼らを酒の席に招いて酔い潰れさせ、彼らの体を――


堺 悟(さかいさとる) ケンカの滅法強い不良少年。狭い所が嫌いでコクピットに入るのを拒む。が、
            博士に逆らうと凄まじい頭痛を与えられるよう改造されてしまい、服従を余儀なくされる。

西田 八郎(にしだはちろう) 大食いチャレンジを荒らすフードファイトの帝王。食うと寝る以外のことはしたくないので
            出撃を拒むが、博士に逆らうと胃の調子がおかしくなるよう改造されてしまい、服従を余儀なくされる。

岸部 浄(きしべきよし) 頭脳明晰な好青年だがその実態は千人斬りの結婚サギ師。遊ぶ時間がなくなるので
            戦闘を拒むが、博士に逆らうと立つ物が立たなくなるよう改造されてしまい、服従を余儀なくされる。


サヘルロード(バーストフォーム) 悟がメインパイロットとなる形態でまともな人型をしている。格闘戦に適している。
        (クエイクフォーム) 八郎がメインとなる形態。足が4本あり砲撃戦に適している。
        (ストリームフォーム)浄がメインとなる形態。鳥足で腕が4本ある。隠密活動や電子戦に優れている。

暗黒大魔玉 暗黒大魔王の双子の弟。玉呼ばわりされるのが嫌で里を捨て地上に出てきた。
78それも名無しだ:2008/07/19(土) 01:13:53 ID:I5fpdSGz
投票まとめようかと思ったが五票の人どうしよう・・・
79それも名無しだ:2008/07/19(土) 01:24:10 ID:B0WdpvTp
>>78
あっ多分俺かな?すいません、やっぱ無効ですかね
80それも名無しだ:2008/07/19(土) 01:26:39 ID:I5fpdSGz
>>79
今すぐ3つに絞れる?
81それも名無しだ:2008/07/19(土) 01:31:23 ID:B0WdpvTp
>>80
んー、なら上三つを投票します(作者の方とまとめの方非常に申し訳ありませんでした)
82それも名無しだ:2008/07/19(土) 02:16:05 ID:I5fpdSGz
前スレ投票結果

作品

2票
機動少女伝マサト 
重突ロボ ヒラメキング  

1票
アルティメットカスタマー
逆転のエイテルオン - 栄輝音 -
サラリーマン機族 デイブレイカー   
灯火の塔神 ―アルカナ16
次元飛翔ディメンセイバー
黄金要塞パレスティア
悪役★プリンセス
サラリーマン機族デイブレイカー
ユニクオン戦記
ブルーナンバーズ
サラリーマン機族デイブレイカー
ホラー?っぽいの(仮)
フラワーガーディアン
戦場の国のアリス
破攻神 ヴァンガイザー
絶対挽回バンカイダー

SS
3票
機動少女伝マサト 
重突ロボ ヒラメキング 
英雄兵器ヴァーンサイク 

2票
アルティメットカスタマー
シャドウミラージュ

1票
逆転のエイテルオン
次元飛翔ディメンセイバー
スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand
陰陽式機伝 イメージ・アンド・ワード

総合

1票
ゲンカイザー 
バッサイオー 


個人的な感想
綺麗に分かれた印象
なんだかんだで皆しっかり作品見てるんだなぁーというのがよくわかるのが良いですね
83それも名無しだ:2008/07/19(土) 02:18:54 ID:B0WdpvTp
>>82
乙です!
84それも名無しだ:2008/07/19(土) 04:12:33 ID:X+4bnLDv
あれ…デイブレイカー3票じゃね?

今更スレ埋めようとしたが落ちてて俺涙目。

掃除中にいろいろ見つかったんでもうヤケクソ。
線が読み取れる落書き袋詰め。
ttp://www1.axfc.net/uploader/Li/so/11011.zip
85それも名無しだ:2008/07/19(土) 08:14:15 ID:3CKVuQfw
>>84
久しぶりに正しいぼくロボを見た気持ちだ
プラティロイドは私も描いてみたので、仕上がったら晒させて頂きます
86それも名無しだ:2008/07/19(土) 11:15:32 ID:aQHdwBD/
重複立てたバカ、いたら謝れ

とりあえず前スレ506から順番に
87それも名無しだ:2008/07/19(土) 19:43:44 ID:I5fpdSGz
デイブレイカー気づかなかったw
スマソw
88それも名無しだ:2008/07/20(日) 08:45:48 ID:9Fqw6BAz
マシンチェイス

これは遠い未来の話、車という物がなくなりロボットが道路で幅を利かせていた。
暴走行為やスピード違反が日常茶飯事の世界、そんな中主人公の銀路(シロ)は只ひたすらスピードを追い求めていた。彼の目的とは?そして何故ロボットが車に取って代わったのか?全てはこの道が知っている


・歩 銀路(あゆみ しろ)

十五歳、物心ついた頃からマシンに触れている少年。本人がじぃじと呼び慕んでいるお祖父さんと共に創り上げたマシン「le-2 クラウデリン」でひたすらスピードを追い求める、理由は不明。日本人だが銀髪。


・善条 公道(ぜんじ くろう)

二十歳、警連隊(警察兼警備隊)に所属。マシンチェイスで逮捕する度にヘルメットに星のマークを付ける。上司には有望視されている、マシンの操縦センスは抜群。ある日銀路に出会い敗北を味わう。日本人では当たり前の黒髪。
89それも名無しだ:2008/07/20(日) 08:47:26 ID:9Fqw6BAz
・el-2 クラウデリン

銀路とじぃじが創り上げたマシン、極限までスピードを求めるというのがコンセプト。超絶走法スパークライト・ストーンファイア(電光石火)は他の追随を許さない。


・mp555 スメリト

警連隊の間で量産化されているマシン、公道のマシンはカスタマイズされている。そこいらのマシンなら軽く捕まえれる。


・世界観

遠い未来、道路には車の姿はなくロボットが蹂躙する世界。日本の関東地方が物語の舞台、しかし今ある地名はこの世界にはない。
交通は快適化され効率よく産業は回転している。工業面においては将来安泰な職業とまで謳われている。しかしなぜ車からロボットになったかは不明…
90それも名無しだ:2008/07/20(日) 08:56:59 ID:SmMgINyd
なんかよろしくメカドックを思い出した
91それも名無しだ:2008/07/20(日) 09:17:14 ID:9Fqw6BAz
>>90
それってクレイジーケンバンドとか氣志團とかの?
9290:2008/07/20(日) 10:45:23 ID:k12Ngmva
>>91
スマン、どういうネタ振りかわからん。
メカドックは公道でレースする走り屋たちの漫画です
93それも名無しだ:2008/07/20(日) 12:05:19 ID:5UELE7W9
俺が考えた最強の黒歴史ロボットアニメ『炎のレイカイザー』に出てくる敵機体
ウィンデッド:『機械戦団インフェルノクロス』の幹部であるアリア・ベルが駆る高速機動戦用の
『機人』。兵装や装甲を極力除去し、機動性のみを追及した機体。一般兵では装甲面の不安定さや
機体の反応速度に追いつかず扱えないが、予知能力を持つアリアが乗る事でその性能を遺憾なく発揮
する。主な武装は右腕に隠された『超振動ブレード』と左腕に隠されたビーム砲。第22話『風の女帝』
にて初登場。最終回にて妹を守る為に『機甲帝ラグナロク』に特攻し自爆する。
94それも名無しだ:2008/07/20(日) 13:28:10 ID:9Fqw6BAz
>>92
そうだったのか、教えてくれてありがとう
95それも名無しだ:2008/07/20(日) 23:00:20 ID:2B3rNMRe
魔女戦争〜2300年のウィッカ〜

超未来になって魔女の奴らも中世のころからだいぶ様変わりしたもんだ。
黒猫やカラスはちょいと前に絶滅しちまったから今じゃ半永久機関搭載したゼラック社製のペットロボットだし、
魔法の大釜もアレだ、亜細亜電工製のトランスカプセルになってるだろ?
なにより奴ら、最近は悪魔を喚ばずにガキ共が喜びそうな兵器を喚び出しやがる。
まったく、魔女間の抗争だかなんだかしらねぇが、善良な一般市民を巻き込むのはやめてほしいぜ。
                                             2322年 魔女戦争真っ只中での街頭インタビュー

魔女(まじょ、英: Witch、仏: Sorciere、独: Hexe)
魔と呼ばれる超常的な力を持つ人種。ミュータント(突然変異)であるという学論もあるが、
2200年の大戦争にてばら撒かれたバイオウィルスによって超人化した人間が生まれた、
数千年の時を持って人は次の生命体へと進化した、衰退しつつある世界に対し神が使わした・・・
などと複数の発表があるが、正確な発端は謎。
魔女とあるが男性もこの種に分類されることがある。
いわゆる魔法<ウィッカ>という超能力を行使することができ、
ライター無しでタバコに火をつけられる、水を一瞬にして氷に変え焼酎ロックを楽しめるといったものから
核ミサイル級の衝撃から身を守る障壁を作る、魔方陣から兵器を召喚するなどのレベルまである。


高良 彩禰(たから あやね)
日本人。祖母の代からの魔女の家に生まれた、16歳。
見た目は可憐な少女だが16歳とは思えないほど老成しており、眼光は鋭い。
良い人間、悪い人間区別なく、常に上から目線で、残虐にして冷酷、卑劣である。
しかし最悪なことに、魔女としての能力は非常に高い。
彼女には野望がある。魔女発端の時代(今から100年ほど前)に現れた初めの魔女七人、
「セブン」が遺したとされる七つの魔道書を集めること。それには全知全能となれるほどの知識があり、
魔女として生まれた自分をさらに高めることができる。
すでに一冊「月の書」は祖母から受け継いでいる。
残り6つを集めるため、そのためならば彼女は手段を選ぶ気はない。
今日も魔道書を奪いにくる魔女を打ち滅ぼし、「セブン」の書を手に入れるために彼女は略奪する。
名だけの同族などすべて、彼女の使役する守護魔・六翼機神「ルシフェル」によって業火にくべられてしまう。
彼女を止められるものはこの世にはいない。魔神と化した彼女の手中にこの世界は囚われたも同然なのだ…。

96それも名無しだ:2008/07/20(日) 23:00:53 ID:2B3rNMRe
ネリア「…と!こんなとこかしら〜♪保存、ぽちっと。」
彩禰「こんなとこかしら〜♪・・・じゃあねぇでしょーが!」
そうツッコミながら親友であり、同じく魔女のネリア・アガーテの頭をハリセンで勢いよくたたく。
ネリア「なにすんのよ〜ぅ。せっかく私が貴女の紹介文書いてあげたのに。
     お昼ご馳走されても頭をたたかれる覚えはないわ〜私。」
すぱーん!もう一度ハリセンがネリアのブロンドの頭に炸裂する。
ネリア「いったぁーい」
彩禰「ったく!ひっどい友達をもったもんだわ。
    全体8割がうそじゃない!人を悪のラスボスみたいに書いて。」
ネリア「あーら、私にとってはラスボスだわ。正義の味方、このネリアが最後の最後で戦う予定なんですから。」
彩禰「戦わないわよ、別にあたしゃ世界征服なんざねらってないっつーの。
    バラバラになっちゃったおばあちゃん達の遺品を集めてるだけなんだから。」
ネリア「集めてるっていってもまだ一冊でしょーが。去年の暮れからはじめてもー何ヶ月でしたっけ?」
横目で彩禰を見る。
彩禰「…3ヶ月!しかたないじゃない!ネットや文献調べてみてもほとんどが伝説、御伽噺みたいに扱われてて。
    …実物ここにちゃあんとあるのにサ」
手にはなにやら小汚い本。
ネリア「何書いてるのか私たち魔女にもよくわかんない落書き帳?」
彩禰からその本を奪い取りパララッとめくりポイッとベッドに投げ捨てる。
彩禰「ちょっと!モ・ノ・ホ・ン!本物よ!おばあちゃんはガチですごかったのは知ってるでしょ!」
ネリア「まあーねぇ。たった七人で史上最悪の世界戦争を力づくで止めて、世界の軍隊が危険因子扱いして、
     七人対世界になってそれも勝利。これは御伽噺でもなんでもないからね。伝説といえば伝説ですけど」
彩禰「そう!いわば英雄よ、おばあちゃんたちは。世界の終末を止めたんだから。」
97それも名無しだ:2008/07/20(日) 23:01:27 ID:2B3rNMRe
ネリア「でもそのせいで貴女は苦労したんでしょ?・・・いや、実際今も苦労してる。
     強力すぎる魔女の血を受け継いで、普通の女の子にはなれず、軍に好かれてるのか嫌われてるのか
     分かんない対偶受けて、あー、そういやテロリストに暗殺されそうになったこともあったっけ?十字使徒とかいう、国際の」
軍は魔女たちには武力では勝てないとしている。ウィッカは科学では太刀打ちできないほどの力を持っているのだ。
それもあいまって魔女は特異な存在として恐れられる。軍からは危険物として監視保護され、一般社会からは排他され、裏社会からは狙われることがある。
それ故に魔女は自分の身の上を隠すことも多く、人里はなれて暮らすものも多くいる。
彩禰「・・・そりゃ・・・辛かったこともあったわよ。でも恨んだことはない。お母さんもそうだったし。
    【七つ集めれば、きっと貴女の、貴女達が幸せになるように素敵なことが起こる】!」
ネリア「おばあちゃんの遺言?たしかにすごいヒトだったとは思いますけど。
    まわりくどいのは好きじゃないわ〜私。なんでハナから”そう”しないのかしら。娘や孫娘は結構不幸してるのに」
彩禰「きっと試練よ!若い子には旅させなってよく言うでしょ!」
鼻息荒く、ガッツポーズをとりながら彩禰。ハァ、と尻目に再びパソコンに向かいカチカチとネット検索始めるネリア。
ネリア「んもう、意味不明にポジティブなんだから。(ま、そこがいいとこなんだけど)・・・っと!」
彩禰「ん?なんかあった?」
ネリア「この記事見て。ミステリーサイトのニュースなんだけど。
     【ドイツ・ネオベルリンで謎の怪文書公開!】ですって。。
     歴史的遺産物でいままで非公開に研究してきたけど結局わからずじまいで展示物にしちゃうんですってよ。
     これはまさしく〜って感じだわ。どうする?彩禰。ドイツはちょっと遠いけど貴女のルシフェルだったら1日2日・・・あら?」
二階の窓をのぞくと外からすさまじい光が噴出している。そして次の瞬間、庭に描いた魔方陣から紅い6枚の翼を持つ、
黒い天使型の巨大兵器が出現する。その機体の肩には彩禰。守護魔召喚のウィッカを発動したのだ。
彩禰「なにしてんのネリア!ドイツのネオベルリンだっけ?すぐに出発するよ!」
ネリア「魔女ってもっとクールで冷静なもんじゃないかしら…。」
額に手を当てため息をつくネリア。
ネリア「えーっと、彩禰! 旅になるのよ!?ちょっとは支度ってもんがありませんこと!?」
彩禰「40秒で支度しなーっ!!」
ネリア「・・・聞いてない。もう、やっと初めの一歩なのに。…前途多難だわ。彩禰ーっ!いいから一旦ルシフェルしまいなさーい!
    準備は大切ですわよ!遺品は逃げないんだから!それに軍にも申請しとかないと!」
ぶー、とふくれっつらをしながら彩禰はルシフェルから降りる。

次回、ドイツ編突入!酒豪魔女との邂逅、漆黒の霧・蠅の王降臨!
続かない!!

98それも名無しだ:2008/07/21(月) 00:31:32 ID:eDpRVZBu
ブルーナンバーズ
第12話「星降る夏の夜に」

中央都市ラグーン、夜店前
ディング「どうした賢人、そんなに血相を変えて!?」街の人が逃げ惑う中賢人は冷静さを欠いていた
賢人「花が、花がさらわれたんだアトランティスに戻ってブルヴァンブルーを取りに行く!」
マスタ「駄目だ街の連中を避難させるのが先だ」
賢人「そんな悠長な事言ってられっか!」
ディング「落ち着け賢人!」
ユーガ「賢ちゃん、花ちゃんがさらわれたってどうゆうこと?」
ギア「そんな花ちゃんが…」
アンリス「うっうっ…、花さんが、花さんが…」
ディング「賢人、お前がクラスメートを安全な場所まで避難させるんだ」
賢人「ふざけんな!花がさらわれたんだぞ、助けるのが先だ!!」
重蔵「落ち着かんか!賢人!!」
賢人「じっちゃん…、これが落ち着いていられるか!」
重蔵「お前一人が騒いだところで何も解決せんわい!クラスメートをシェルターに避難させてやらんか」
賢人「じっちゃん、なんでなんだよ。なんでこうなったんだよ」
デク「友達を助けたいか賢人?」
賢人「おっちゃん…」
デク「助けたいかと聞いている」
賢人「あぁ!花を助けたい!!」
99それも名無しだ:2008/07/21(月) 00:33:39 ID:eDpRVZBu
デク「サヴァイブシフトは三番ドッグにある、すぐにでも出せる。
まずはお前がクラスメートをシェルターに避難させるんだ」
賢人「わかった…」
ユーガ「賢ちゃん…」クラスメートを避難させる賢人

ギュスト「我々はどうしますか?」
デク「賢人が来るまで待機だ、奴らを迎え撃つ」


シェルター
賢人「皆…、俺行ってくるよ」
ギア「賢ちゃん俺さ、賢ちゃんが軍人だったって聞いて正直驚いたよ」
ウイナ「僕も、でも賢ちゃんらしいやって納得したよ」
ユーガ「賢ちゃんは僕達のヒーローなんだよ」
賢人「皆、黙っててごめん。俺…」
リーファ「賢ちゃん、花ちゃんを助けてあげて、お願い」
賢人「必ず助けるさ」
アンリス「待ってください私も行きます」
賢人「だめだアンリスはここで待っててくれ」
アンリス「賢人さんが駄目って言ってもついていきます!」アンリスの真っすぐな瞳に賢人は気圧される
賢人「アンリス…。わかった、皆待っててくれ」
リーファ「アンリスちゃん?」その場を後にする二人


途中の道
アンリス「待ってください」
賢人「アンリス?」
アンリス「花さんを助けたいですか?」
賢人「助けたい」
100それも名無しだ:2008/07/21(月) 00:36:58 ID:eDpRVZBu
アンリス「最後に聞かせてください、この先何が待ち受けていても、どんな困難があろうとも花さんを助けるって約束してくれますか?」
賢人「アンリス…?約束する」
アンリス「そうですよね、花さんを助けたいですよね。わかりました、ごめんなさい呼び止めてしまって、急ぎましょう」
賢人「あっあぁ…」


軍専用三番ドッグ、サヴァイブシフトブリッジ
賢人「はぁはぁ、只今戻ったぜ」
重蔵「何故アンリスまでついてきたんじゃ」
アンリス「お願いします、私も連れて行ってください」
デク「…、よかろう」
ギュスト「艦長?」
アンリス「ありがとうございます」
デク「賢人並びにディング中尉は格納庫で待機」
賢人&ディング「「了解!」」
デク「サヴァイブシフト発進!」
ギュスト「了解!」


ラグーン近海
重蔵「他の艦も出てきたか」続々と各艦が出撃
デク「敵は!?」
マスタ「ゲートロム多数、ラグーン周辺一帯に展開しているぜ。約200!」
デク「よしっ!コードスプラッシュ後拡散魚雷、装甲貫通魚雷一斉放射。段幕も張れ」
ギュスト「了解!」各艦による攻撃が始まった


格納庫
賢人「まだか!」
ディング「焦るな賢人、戦場において焦りは死を招くぞ」
賢人「だってよ、花が花が…」
101それも名無しだ:2008/07/21(月) 00:38:31 ID:eDpRVZBu
ディング「冷静になれ、ただ心の中であの娘を助けるイメージだけを考えろ(そうだろトリシヤ…)」
デク『二人共、敵はかなりの数を出してきた。心してかかれ、健闘を祈る!BVB、Ver.2出撃せよ!!』BVB、Ver.2が出撃



戦闘海域
賢人「うぉぉー!」雨龍を振いBVBは鬼神のごとくゲートロムを凪払う
賢人「奴は!花をさらったやつはどこだー!!」
ディング「なんて無茶な戦い方だ。だが逆に相手に隙を与えない、いい戦法だ。
賢人、俺に合わせろ!」二人のコンビネーションにより周囲のゲートロムは纖滅、しかし次々と敵は現れる
賢人「ちくしょう、キリがねぇ。
花、どこにいるんだよ、花…」
サヴァイブシフトブリッジ
シャオリン「艦長、賢人さんが苦戦しています」
重蔵「ふむ、この物量では如何ともしがたい。ここはダイバーユニットが有効じゃな」
デク「よし、ダイバーユニット及びナックルユニット射出!」
シャオリン「了解!」


戦闘海域
それぞれBVBにはダイバーユニットをVer.2にはナックルユニットを喚装完了
賢人「一気に行くぜ!ブルーダイブ!!」ブルーダイブの突撃によりゲートロムは数を減らす
102それも名無しだ:2008/07/21(月) 00:42:33 ID:eDpRVZBu
ディング「少年に負けちゃいられないってねブルーナックル!」Ver.2の巨大な拳がゲートロムを容赦なく破壊

賢人「うぉー!花ー!!」敵味方入り乱れる戦場で賢人の心はここになかった、そして時は経ちゲートロムを纖滅


サヴァイブシフトブリッジ
デク「BVBとVer.2を収容しろ」
シャオリン「艦長、参謀長官より通信」
デク「なに?こちらに回せ」
グランデーニ『各艦の艦長に告ぐ、扉に向かいたまえ』
重蔵「このタイミングで扉に向かうじゃと!?」
デク「いや、このタイミングだからだろう…」
グランデーニ『扉付近でトワイライトオブゲートが現れたとの情報が入った、捕獲し扉のむこうに向かうのだ!』
デク「…、沙耶二人は収容したか?」
沙耶「はい、収容完了しました」
デク「これより本艦は扉に向かう、進路50全速前進!」
ギュスト「進路50よーそろ、全速前進!」
重蔵「…艦長、いいんじゃな?」
デク「これしか私には思いつかない…」


扉近海
コリス「ウフッ、お客さんだわ。丁重にもてなさないとね」


サヴァイブシフト格納庫
デク『出撃せよ!ここが正念場だ、いいか二人共必ず帰ってこい。マーキス隊の名に賭けて!』
賢人「わかってる、花を助けるんだ!」
103それも名無しだ:2008/07/21(月) 00:45:19 ID:eDpRVZBu
ディング「その意気だ青春少年!Ver.2出るぞ」ディングのVer.2が出撃
賢人「(花、絶対助けてやるからな)ブルヴァンブルー出撃!」


海中
コリス「きたきた、余計なのまで来たけどまぁいいわ。あなた達おゆきなさい!」ゲートロムを向かわせる、それと同時に各艦の部隊が展開

賢人「あいつは確か、コリスとかいうやつか」
コリス「アハハ、覚えててくれてありがとう」
賢人「ふざけるな!花をどこにやった!?」
コリス「餌の女の子のこと?心配しなくても後で会えるわよ、あの世でね」
賢人「くっ、うぁああー!!」BVBがコリスの白い機体に真っすぐに突撃する、しかし…
コリス「あらあら、血気盛んだこと。こうゆう奴はゼオで間に合ってるんだけどね、しょうがないか。システムハッキング、モードキラーシャーク」


サヴァイブシフトブリッジ
デク「何事だ!?」
沙耶「サヴァイブシフトのメインシステムにハッキングされました、各艦にも同様な状態の模様」
デク「敵は電子戦を得意とするか、だがこちらの方が一枚上手な所を見せてやれ!」
シャオリン「了解!マスタープロテクトモードに移行、ブルーキャンセラー始動!」
サヴァイブシフトのシステム復旧、各艦も同様に復旧
104それも名無しだ:2008/07/21(月) 00:47:05 ID:eDpRVZBu
コリス「え〜、なんで?なんであたしのキラーシャークが効かないのよ?」
賢人「なんで俺のだけ動かないんだよ!?」
重蔵『しまった、初期型のBVBにはブルーキャンセラーを積んでなかったんじゃ』
賢人「なんだって!?」
デク『耐えるんだ賢人!』
賢人「耐えろったって…、いやそんな暇はない。ドクンッ!」BVBに青い衣が纏う

重蔵『しかしブルーナンバーズの力を発動させたところで…』
賢人「スイム!」機体は動かないがBVB周囲の潮の流れを操りコリスのトワイライトオブゲートに突撃、さながらBVBが泳いでいるようだった
コリス「無茶苦茶、反則よ!反則!キャー!!」ドカァ!体当たりが直撃


サヴァイブシフトブリッジ
デク「これは好機だ、とっておきを見せてやれ」
ギュスト「あれですか艦長?」
沙耶「了解、サイクロンユニット射出!」BVBサイクロンユニット喚装完了


戦闘海域
賢人「こっ、これは?」
重蔵『ダイブユニットがスピード、アンカーユニットがパワーならばサイクロンユニットは火力。ぶっ放してやれい!』
賢人「よーし、ブルーファランクス!」広範囲に渡り水圧波が無数に発射される、次々にゲートロムが撃墜されていく
コリス「なんなのよぉーもー、わけわかんない!」
105それも名無しだ:2008/07/21(月) 00:48:45 ID:eDpRVZBu
賢人「海エネルギーを全てサイクロンユニットに回す。エネルギーチャージ70、80、90、100!いっくぜー!ブルートリニティカノン!!」強力な水圧波の塊が海を両断する

コリス「キャー!もう帰る、ふうんだ!」トワイライトオブゲートが扉の向こうに姿を消す


サヴァイブシフトブリッジ
重蔵「しまった、にげられたか」
デク「二人共帰還してくれ、ディング小尉は賢人を引っ張ってくれ」
ディング『動かないんじゃしょうがないですね、了解!』
重蔵「どうするんじゃ艦長?」
デク「これから説明してくれるだろう彼女が、そうだろアンリス?」
ギュスト「え?」
沙耶「アンリスちゃん?」
アンリス「はい、わかりました」
賢人「話しがあるからあがってこいって…」二人がブリッジに入る

アンリス「賢人さん、皆さん、お話ししなくてはならないことがあります。…私は230年前に月に渡った人類の末裔です」
賢人「何言ってるんだよ、アンリス?冗談言ってる場合じゃ…」
アンリス「聞いてください!」
賢人「…!」
アンリス「230年前にあなた方の祖先が海に渡ったというのが正しい歴史でしょう、でも人類の歴史は二つの道に枝分かれしたのです、一方は海に一方は宇宙に…」
106それも名無しだ:2008/07/21(月) 00:51:30 ID:eDpRVZBu
ギュスト「宇宙に進出する技術があったとは…」
重蔵「ロストテクノロジーといった所じゃな」
アンリス「私達の祖先は宇宙という劣悪な環境で生きていかなければなりませんでした。
祖先は月面都市ルナドリームを築き上げそこでは新たな文明が産まれました。宇宙に無限にある暗黒物質から宇宙エネルギーを抽出に成功しました、生活面においては劇的に改善されたのです。
でもある意識レベルにおいて少しも変わらない部分が残ったのです、あなた達地球に残った人への恨みが…」
ディング「俺達への恨み…?」
デク「劣悪な環境がそうさせたんだろうな」
アンリス「その恨みが今に至っているわけです」
賢人「アンリスも俺達を恨んでるのか?」
アンリス「いいえ私はあなた達を恨んでなんかいませんよ、一部の人達は恨みの念を抱いてます。そういった人達が行動を起こしi計画を発足したのです。
私はそれを止めるために大気圏突入可能な脱出ポットで地球に降りたのです、私は一人で皆さんと共存出来る道を模索しました」
デク「一つ解せないのが扉なんだが、あれは君達が造った物なのか?」
107それも名無しだ:2008/07/21(月) 00:52:36 ID:eDpRVZBu
アンリス「それは私達にも分かりません、一つ分かっているのがあれの使用方法です。宇宙に住む人々は世代を重ねる毎によってある能力を身につけました、ブルーナンバーズの対になるクライシスナンバーズ。
その力によって扉が開く事が分かっています、今からその力を使って扉を開けます」アンリスに光が包み込む、そして扉は開かれた

四番艦ゴールドイーグルブリッジ
バクウ「行ってこいデク、こっちは我が輩達にまかせろ」


続く
108それも名無しだ:2008/07/21(月) 01:10:06 ID:eDpRVZBu
すいません、一期ラストだからといって長すぎました。次の話しは…
109それも名無しだ:2008/07/22(火) 00:16:02 ID:Qd4bWeGX
レスがついて嬉しかったのでSS作ってみました


マシンチェイス
第一走「シロとクロウ」

公道
「この世の中は不公平だ、それが市民の声。しかし俺達警連隊は違う、不平不満があっても口に出さない出しても意味ない。
昔は公務員なんてのがあったらしいが今じゃどうだ?民間に委託され、やれリストラだのやれ残業手当なしだの、極めつけが有給なしときた。本当やになっちまうよな?」

「いやになるのは俺の方だぜ、よりによってブラックチェイサーの公道につけられちまうなんて、トホホ…」
公道
「まぁそういうな、おかげで星が増えた」

通信が公道のマシンに入る、だがそれはいつものことだった

公道
「また星が増やせるぞっと、こちら公道」
上官
『公道、ルート31に速度オーバーのマシンが行った。すぐさま対応に当たれ』
公道
「31つったらすぐ横…」

公道のすぐ横の道路に白いマシンが走り抜ける、まるで一陣の風を見送るが如く

公道
「おいおいありゃ軽く200越えてやがるぜ、こちら公道これより対応に当たる」

いつもの手慣れた手つきでマシンを起動


「おい、俺はどうすりゃいいんだ?」
公道
「一人で勝手に署に行ってろ!」

「はぁ?」
110それも名無しだ:2008/07/22(火) 00:19:15 ID:Qd4bWeGX
公道のマシンはとりつくしまもなく走り去っていく


ルート31
公道
「そこのマシン、止まれぇ!お前の行動は交通法第175条に抵触している。すぐに止まれ!」
銀路
「警連隊のチェイサーか…?」
公道
「止まれってんだよ!こちらは発砲も辞さないってーかもう撃つ」

スメリトの拳銃が火を吹く

銀路
「く…」

銀路のマシンが全弾回避、これにより公道が燃えないわけ訳がない

公道
「ヒュー、やるじゃねーか。ならよ接近戦で!」

スメリトが警棒を取り出す

銀路
「しつこい、このチェイサーやる…」

銀路はホイールセイバーで応戦

公道
「接近戦も心得てるのかい?こいつ普通のマシン乗りじゃあないな」
銀路
「このストレートで突き放す」

約100m続くストレートにギアをフルスロットルに入れ、銀路は公道を突き放す

公道
「なんて加速だ、だがこのスメリトブラックカスタムをそこいらのマシンと一緒にするなよ!」

しかし後の祭りだった、銀路のマシンは遥か彼方

公道
「ははは!お手上げだ、かんぷなきまでに俺の負けか…」


警連署
上官
「なんだと!逃げられただと!?お前らしくもない」
公道
「いくら俺でもあんなでたらめな奴、お手上げですよ」
111それも名無しだ:2008/07/22(火) 00:23:11 ID:Qd4bWeGX
上官
「う〜む、善条一級特尉!貴官にRDM(ラン・ドライブ・モジュール)の使用を許可する!我らコクシク署の威信に賭けて奴を捕まえろ」


休息室
公道
「とは言った物の、RDMを使ったところであんな奴に勝てるかどうか…」
汽虎
「流石のブラックチェイサーもお手上げか?」
公道
「馬鹿にするな、今日明日にでも星を一つ増やしてやるさ」
汽虎
「はっはっは、いつものお前さんなら星の二つや三つと言うところなんだが。そこまでの相手って事か」
公道
「くっ!」

その時サイレンが鳴り響く、スクランブルの合図だ

公道
「白い奴か、今度こそ俺が仕留める!」


エリア50
銀路
「……(待っていろじぃじ、俺が)」
公道
「また会ったな白いの!今度こそお縄を頂戴だ、一般のドライバーは道を開けろ!」
一般人「警連隊の公道か!」
銀路
「……」

相手にしていない素振りを見せる銀路、だが公道は違った

公道
「だったら、俺がその気にしてやるよ!」

今回の公道は違っていた、銀路のマシンに肩を並べる

公道
「へへっ!来たぜお前の横に」
銀路
「まだ…!」

ギアチェンジ、公道を10m程離す

公道
「この!」

その時、警連隊のマシンが銀路の道をネットで防ぐ
112それも名無しだ:2008/07/22(火) 00:24:54 ID:Qd4bWeGX
警連隊A
「公道さんの為に」
警連隊B
「捕まれ!」

銀路
「ちっ!」

ジャンプでかわす銀路のマシン

公道
「かわしやがったのか?面白くなってきたじゃないの」
警連隊A
「申し訳ありません公道さん」
公道
「いいって事よ」

公道もギアチェンジしスピードアップ

銀路
「……」
公道
「トップスピード、よし本気でいかせてもらうRDM起動!」

RDMを起動したことにより爆発的な加速をする公道のマシン

銀路
「速い、なら俺も切り札をきる。スパークライト…」
公道
「まっ曲がりきれねぇ、ぶつかる」

コーナーに差し掛かり、RDMにより曲がりきれなくなりビルにぶつかる直前

銀路
「危ない…!」

身を挺して公道のマシンを止めに掛かる銀路

公道
「お前…、ぐぁ!」


銀路
「気づいたか?」
公道
「お前は、あのマシンのドライバーか?何で俺を助けた?」
銀路
「目の前で消えかかっている命を見過ごせない、それだけだ…」
公道
「はは、はははは!まったく大した奴だよお前は」
銀路
「あんたこそ俺を捕まえないのか?」
公道
「なぜだ?捕まえる必要はどこにもない。俺はお前にスピード勝負で負けた、それだけだ」
銀路
「フ…」
113それも名無しだ:2008/07/22(火) 00:26:11 ID:Qd4bWeGX
エンジンをかけ、その場を後にしようとする銀路

公道
「まて、お前の名前は?」
銀路
「歩 銀路…」
公道
「いい名だ」


続く
114それも名無しだ:2008/07/22(火) 00:45:20 ID:Qd4bWeGX
しまった間違えた、上官ではなく上司でおねがいします
115それも名無しだ:2008/07/22(火) 16:24:00 ID:9AU9Dab0
話はじまりで言うのもなんだがアクションにロボ分が欲しいぜ。
116それも名無しだ:2008/07/22(火) 23:42:23 ID:qUg4ZiVH
>>113
バトルアクション系ではなくてレーシングものなのね
このままレーシングを中心にした路線で行くのか、バトルものにシフトするのか動向が楽しみだな
117それも名無しだ:2008/07/23(水) 03:18:38 ID:cLztqkFz
夏の日差しの中で仕事していたら、なんというか、こう、

21世紀末、日本の真南の太平洋に、火山活動でちょっとした新列島ができ、日本が領土権を取得。
しかし、その列島では、植物が異常な速度で生長するという奇妙な現象が起こる。
実はそれは、この世界とは別のルールの世界の住人『精霊』の仕業だった。
子供や、一部の感性ある大人以外には見えない不思議な存在の『精霊』達は、
非常に気まぐれで、人間の技術では彼らをシステム的に運用、ということはできず、
結局、「そこに居て、何かをしたりしなかったりする。」といったものなのだ。

そして唯一、人間の心の力だけが、彼らを勇気付け、手を取り合える方法だった。

この列島ができてから50年ほど経過した頃、
「本土からの転校生な主人公(ゲームの天才で、メカニック才能あり)」がやってきて、
無知のまま、「ちょっと悪い精霊(天邪鬼なトラブルメーカーといった感じで、悪!ではない。)」を封印してたモノを壊してしまい、
「島の少年(肉体派、銛がトレードマーク、頼れるかと思えばおっちょこちょい、封印解除するように唆した犯人。)」と、
「巫女少女(祖母と母は大人になっても精霊が見え、この子も触れ合える体質。不思議系じゃなくて活発系。)」

主人公と、島の少年と、巫女少女の3つの心が、勇士な精霊を呼び寄せ、
その勇士な精霊が、
「島にあったスクラップロボ(元は軍の兵器だが兵装は解除され、作業重機扱い。故障して現在は“秘密基地”)」
に宿ることで、精霊なロボに変身する。

この三人と1機のロボが、「ちょっと悪い精霊」の起こす精霊がらみのイタズラをロボで解決したり、
島に襲来する嵐などの災害を、「ちょっと悪い精霊」と一緒になって対策したりする。
南の、青い空と青い海と緑の島での、ハートフルアクション。

そんなのを思いついた。
118それも名無しだ:2008/07/23(水) 22:08:25 ID:ar8zYI+p
この穏やかな作風はまさかトウジンの人?
119それも名無しだ:2008/07/24(木) 20:11:05 ID:hYetsiLi
バレた?

ってか、そんな特徴的なんかな、俺の路線。
120それも名無しだ:2008/07/24(木) 23:11:24 ID:EvOgaem7
保守age
121それも名無しだ:2008/07/24(木) 23:26:20 ID:Ha+6FHEx
南国のヒレンカ
122それも名無しだ:2008/07/24(木) 23:58:03 ID:OZ5zF2v4
家内安全エンマンガー

家庭崩壊寸前の鮒家一家が操るスーパーロボット
『愛は暴力で勝ち取るもの』がモットーのDV帝国に立ち向かう
世界の平和より家庭の平和を守れよと言いたくなるロボットアニメ
123それも名無しだ:2008/07/25(金) 21:28:07 ID:gW9hFgpL
幼馴染「実は私、X星王家の生き残りでX帝国と巨大ロボで戦わなければならないの…」

親父「そして、お前がその剣となるのだ」

主人公「何だそりゃ…じゃあ俺がこいつを乗っけてその巨大ロボットを操縦するってのか?」

親父「いや、違う。パイロットは彼女だ。黙っていて悪かったがお前は実は人間じゃないんだ」

幼馴染「あなたがその巨大ロボそのものになるの。」

主人公「あるある…ねぇーよ!!」


――――――――

幼馴染「ブラストパァーンチ!!」

主人公『…おい、パンツ見えちゃってるんだが』

幼馴染「何見てんの馬鹿!!」

主人公『そんなこと言われても擬似全方位モニターなんだs…ホゲェ!!内部メカはやめろ、繊細なんだから!』

幼馴染「乙女心のほうが繊細よ!次戦闘中によそ見したらカミカゼアタック使うわ」

主人公(どう考えてもパイロットスーツに問題があるだろ…)


親父「あれは王家に伝わる機神と心通わせるためのいわば巫女装束(をワシの趣味で採用した)!」



という電波が来たが綺麗に纏めれなかった。
124それも名無しだ:2008/07/26(土) 19:18:17 ID:HchTSUNH
ブルーナンバーズ
第13話「もう一つの揺り籠」

月面都市ルナドリーム、研究ラボ
花「痛い、放して!」
研究員A「これはいいサンプルが手には入った」
研究員B「早速解剖にとりかかろう、まずは脳から…」
花「いや…、やめて…」その時ゼオが現れる

ゼオ「楽しそうなことやってんじゃん、俺も混ぜてくれよ」
研究員A「204号、なにしにきた?まだ調整の時間ではないぞ」
研究員C「出て行きなさい」
ゼオ「チッ」目にも止まらない速さで研究員達の命を奪う
研究員A「ぐぁぁー!」
研究員B「ヒッ、ヒー!ぐぁ」
研究員C「止めろ、止めてくれ!うぁぁあー!」
ゼオ「俺に命令すんじゃねぇ、あと俺を二度とその名前で呼ぶな」
花「は…、はぁ…」声にならない叫び声を上げる花
ゼオ「さて、どうするか。なぁおい?」


宇宙
賢人「こっ、ここは?」
ディング「真っ暗だな…」
アンリス「ここが宇宙です」
沙耶「うわぁ体が浮く、どうなってんのこれ?」シャオリン「海の中みたいですね」
重蔵「これが無重力というやつじゃな…」
シャオリン「大変です艦の航行が不能です」
アンリス「無理もありません、ここは宇宙です。海とは違い前にも後ろにも進むことはできないんです」
デク「推進系がこちらとは勝手が違うのか」
125それも名無しだ:2008/07/26(土) 19:20:16 ID:HchTSUNH
ギュスト「どうしますか艦長?」
デク「暫くは様子見、というところだ。こればかりはお手上げだ」
重蔵「打つ手無しか…」
賢人「待ってくれ、ダイバーユニットならどうだ?」
ギュスト「そうか、あれならばやれるかもしれん。空中戦闘を主眼に置いたユニットだから推進力と浮力は確保できるはず、サヴァイブシフトを押してなら航行も可能だ」
重蔵「でかした賢人、早速実行しよう」
賢人「おう!
アンリス、その…、俺君の事全然わかってなかったみたいだ。でも君が全部教えてくれて初めてアンリスの事が少しわかった気がするよ、何も力になれなくてごめん」
アンリス「いいえ、私の方こそ秘密にしていてごめんなさい。賢人さんは私が初めて出会った地球の人です。私は賢人さんが初めての人で良かったです、皆さんに出会えた事も私はとても幸せです」とても暖かい空気がブリッジに立ち込める

重蔵「あの二人を見ていると共存も夢ではないように思えてくるのう…」
デク「そうですね、我々大人がしっかり支えなければなりませんな」


宇宙
賢人「ちょっとコツが掴めてきたかも、よしっ行ける!押すぜぇ!!」サヴァイブシフトをBVBが押す
126それも名無しだ:2008/07/26(土) 19:23:35 ID:HchTSUNH
賢人「それで、どうすりゃいいの?」
アンリス『大丈夫です、まっすぐ行ってください。目的地は一目で分かりますから』数キロ先に行ったところで月が見える

サヴァイブシフトブリッジ
マスタ「でっでけえ、なんだありゃ?」
アンリス「あれが月です、そしてあそこに見えるのが月面都市ルナドリームです」
デク「妙だな」
ギュスト「何か引っかかるのですか?」
重蔵「ここまで敵の部隊が出てこんとは、十中八九罠じゃな」
ディング「しかし我々には別の方法が思いつかない、ここは敵の策に乗るしかないでしょう」
デク「うむ、アンリス、どこに艦をとめればいい?」
アンリス「あの一番大きいクレーターの所へ向かってください」
賢人『あのへこんだところだな?』
アンリス「はい」
デク「誘導ありがとうアンリス、回線をオープンチャンネルに繋げ」
沙耶「了解」
デク「お前達よく聞け、これから本艦は月面都市ルナドリームに上陸する。差し当たって残留班と探索班を決める、各員は現在おこなっている作業を中断し速やかにブリッジに集合せよ。
繰り返す各員は現在おこなっている作業を中断し速やかにブリッジに集合せよ。以上!」ルナドリームのチャンバーが開きドッグにサヴァイブシフト入港
127それも名無しだ:2008/07/26(土) 19:26:58 ID:HchTSUNH
デク「残留班は艦を守れ、探索班はバラバラになるな、はぐれたら最後だと思え。行動開始!」探索班のメンバーは賢人、アンリス、デク、ギュスト、ディング、沙耶。
残留班のメンバーは重蔵、マスタ、シャオリン、ジュリア、アレハンド、マージュ、他メカニック数人。

かくしてルナドリームを舞台にそれぞれの物語は始まった


アンリス「ここはルナティック(軍の名前)の施設です、私はあまり詳しくありませんが市街地に入ったら私にまかせてください。花さんはきっと市街地に移動させられたはずです」
デク「ならばまずは市街地を目指そう」
ディング「人が一人もいない、賢人これを持っとけ」銃を手渡す
賢人「こんな物使いたくない」
ディング「そう言うな、用心に越したことはない」
賢人「……」
デク「通路にでるぞ、狭いから気をつけろ。後ろにも目を配れ」
ギュスト「艦長、足音が聴こえます」
デク「まずい、ひとまずあの部屋に入るぞ!」小部屋に入る一同
賢人「話し声が聴こえる、気づかれた?」
ディング「静かに」扉が静かに開く
「ここにおられましたか、皆さん」


サヴァイブシフトブリッジ
マスタ「うへー、しかしへんぴな所に来ちまったな」
シャオリン「怒涛の展開とはまさにこの事ですネ」
128それも名無しだ:2008/07/26(土) 19:30:07 ID:HchTSUNH
重蔵「お前達休める内に休んでおかんか、いつ戦闘が始まるか分からんのじゃぞ」
ジュリア「副艦長、血がでていますよ。先程の戦闘で怪我したんじゃないかしら?」
重蔵「あぁ、これくらいならなんともないわい」
ジュリア「駄目ですよ、さぁ医務室に行きましようね」
重蔵「本当になんともないんじゃよ」ブリッジから出る二人
マスタ「鬼の小佐もジュリアの前じゃ赤子も同然か、骨抜きにされなきゃいいんだがな」
シャオリン「少佐に限って有り得ませんよ」
マージュ「いや〜、わかんないよ。あーゆう人に限って女の尻に敷かれるんだよ」
アレハンド『おいマージュ、サボってないで機体のチェックしとけって言っただろう』
マージュ「やべ親方にバレた」
マスタ「お前さんも大変だね、ん?センサーが反応している。これは人か…、こりゃやべーぞ!シャオリン、副艦長に連絡しろ」
シャオリン「はいっ!」
マージュ「うぉー、親方に知らせなきゃ」
129それも名無しだ:2008/07/26(土) 19:31:32 ID:HchTSUNH
10分経過、搭乗口

重蔵「お前達、武器を持ったか?」
アレハンド「久しぶりの実戦か、あの頃を思い出す」
マージュ「親方戦闘経験なんかあるの?」
マスタ「来るぜ」ハッチが開かれる
マージュ「なっ、南無三!!」


ルナティック施設、休憩室


「ここにいらしたのですか、ようこそルナドリームへ地球の皆さん」
アンリス「お父様!」
賢人「おっお父様!?」


続く
130それも名無しだ:2008/07/26(土) 20:03:08 ID:HchTSUNH
ブルーナンバーズ二期オープニングテーマ

「ラピスラズリ」


さぁ旅に出よう
荷物は軽めな方がいい
思い出のお土産
もって帰らなきゃね
ずっと待ってたよ
この風を
帆を上げたら
みんなに挨拶
ここでまた会おうね

波の音
心に響くけど
遠い空は
見上げるだけ
だけど
あの瑠璃色に
また会いに行こうよ


一番だけになってしまいました、それにしても恥ずかしいなぁ…
131スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand第19話:2008/07/27(日) 11:02:08 ID:El2xYK7Y
新聞社、TV局、出版社。あらゆるメディアにある怪情報が流れ込んだ。

「ゲンカイザーとヨユウダーはただのロボットではない。南極で発掘されたウツノイドである」

町一つ消滅させたこともある謎のロボットをかばい、地球人の乗るロボットを攻撃。それだけでも立場が
危うくなっているゲンカイザーにとって、それは致命的な事実だった。
人々は大混乱に陥っていた。

平「チーフ、こんな報道してていいんですかね?ゲンカイザーは地球の貴重な戦力じゃないですか。
  それを……」

寺門「なに、やばくなったら視聴者の意識は変わる。そのときに流れに乗ればいいんだ。あの時に学んだ
   もんだと思ってたがな?」

あの時。日本がテロボットによって転覆しかかったとき、正に「流れ」は土壇場でひっくり返った。

平「……ギリギリになってからじゃ、間に合わないかもしれないじゃないですか。そうならないように流れを
  『作る』のが、俺らの仕事なんじゃないんスか?」

寺門「思い上がるんじゃねえ。俺達は視聴者の見たいもんを見せるだけだ」

静「あ、チーフに平くん。驚きましたよねぇ、ゲンカイザーが宇宙人のスパイだったなんて」

平「……」

寺門「な?今はその時じゃねえんだ」


ヤブルと秀一は官邸に招かれ、尽と対策について打ち合わせをしていた。

秀一「参りました。わが社の株が大暴落です」

尽「これ以上の混乱を避けるためにも、ゲンカイザーとヨユウダーはしばらく出動しない方がいいな」

ヤブル「すまねえ、俺が吸血機をかばったりしなけりゃ……」

尽「確かに、軽はずみではあった。でも、君が正しいと思ってしたことなら責められはしないよ」

秀一「しかし、その間は誰が?テッケン君も回復していませんし」

尽「……まだ彼がいる(忘れてたけど)」


第18話 「赤と黒」

戦艦アキラーメ。皇帝の間に、3体のウツノイドが待機する格納庫の様子が映し出される。

リ・タイア「今回はずいぶん念入りではないか、フ・カノー?」

フ・カノー「クロイツ(※バンパイオーの敵のことだよ)の起こした騒ぎを利用して、地球人の猜疑心を
      煽ってやったのです。当分ゲンカイザーとヨユウダーは出てきません。そして敵が弱っている
      ときこそ全力で叩き潰すのが我が流儀」

リ・タイア「フフフ、宣教師どもも少しは役に立つというわけか。面白い、行け」

フ・カノー「ハッ」
132それも名無しだ:2008/07/27(日) 11:02:59 ID:El2xYK7Y
コンコン。また誰か来たらしい。

テッケン「今度は誰だよ?俺は誰とも会いたく無ぇ」

……

テッケン「今鳴ったのって、窓?」

俺は飛び起きてカーテンを開けた。誰もいない。

テッケン「当たり前だ、ここ7階だぞ。鳥か何かさ」

???「ハハハハ!いいザマだなテッケン!!」

テッケン「何ィ!?」

上からロープを伝って侵入してきたのは――
「リュウ!てめぇ何しに来やがった!?」

リュウ「何しにとはご挨拶だな。見舞いに来てやったに決まっているだろうが。ほれ、花だ」

テッケン「お前が?……ってこれ鉢植えじゃねえか!」

リュウ「せいぜいゆっくりと休んでいるがいい。お前が戻ってきた頃にはテンサイダーの天下、乙女さんの
    ハートも私のものだ!」

テッケン「……勝手にしろよ。地球をよろしくな」

リュウ「ほぉ、素直ではないか。何だか気味が悪いが、よろしい。ついでにそちらも引き受けてやろう。
ではお前はもう出てくるなよ?」

テッケン「……ああ」

リュウ「よし、用はそれだけだ。じゃあな!」

テッケン「お、おい!」

リュウが来たときと同じように窓に消えた。慌てて窓の外を覗くと、平然と地面を歩いていくリュウと、着地用マットを片付けている手下達が見える。

テッケン「まったく元気な奴だぜ……ん?何だこりゃ」

鉢植えの隣に小さな花束がある。リュウが置いていったのか?
花束にはカードが付いていた。

『お前も限界突破だ!! ヤブル
 君ならすぐに立ち直ると信じている。 涼茂秀一
 早く良くなってね 乙女』

「何だよあいつら……プレッシャーかけやがってよ……」

3人とも、人に苦労を強いる奴じゃない。逆に人の分まで自分が背負い込もうとするタイプだ。それがこんな事を書いてくるのは……

俺を仲間だと、認めているからだ。

「……くそっ、情けねえ……」

気が付くと、俺は遠ざかるリュウの背中に向けて叫んでいた。

「リュウ、さっきの話はナシだ!俺は必ず戻る!待っていやがれ!!」
133それも名無しだ:2008/07/27(日) 11:06:28 ID:El2xYK7Y
背中にテッケンのダミ声が響く。

リュウ「フッ、世話の焼ける奴だ……乙女さんの依頼でさえなければ、本当に戻ってこなくていいのだが」

ゴァァン!

「おっと、何だ?」

見上げればそう遠くない所に見慣れない赤い巨大ロボット。

「えーっとテッケンはあの通りゲンカイザーヨユウダーもあの始末で……」

チーン。頭の中で勘定が終わった。

「フッ、ハハハハハ、残念だったなテッケン!やはり貴様の戻ってくる場所は無い!依頼を果たした上で
 敵も倒したなら、乙女さんのハートは完全に私のもの!!」

リュウは携帯を取り出し、かけた。

「じいや、テンサイダーの修理は終わっていたよね?」

じいや「新兵器ビッグミサイルの搭載から漆塗りの処理まで、すべて完了しております。
    今回は沈金塗りにて仕上げさせてございますぞ」

「素晴らしいよじいや。ならば行こう、いでよっ、テェンサイダァァァァァァァッ!!」

ボゴォォォン!大地を割ってテンサイダーが現れる!

「雷場ある所正義の姿あり!薔薇の騎士テンサイダー、ここに降臨!!」

ババーン!リュウが乗り込むと、テンサイダーはポーズを決めた。


リュウの見た赤いロボット、それはオリンポスだった!

ミネルバ「うんうん、見事に直ったわね!」

ユノ「OLの給料で巨大ロボット直しちゃうんだから、本当は天才なんでしょうに……」

ミネルバ「何か言った?」

ユノ「……博士は天才ですねって言ったんです」

ミネルバ「何を今更ッ!さあゲンカイザー達の来れない今、街をぶっ壊すのよ!オリンポスメーイス!!」

オリンポスが巨大な棍棒を構える!

ユノ「破壊活動と日本征服の因果関係がよくわかりませんけど……あっ、ちょっと待ってください、地面から
   何か……」

ユノが言い終らないうちに、オリンポスの視界にテンサイダーが現れた!

ミネルバ「何あれ?なんか悪そうなロボットねぇ」

リュウ『やあやあ悪のロボットよ!このテンサイダーが成敗してくれる!』

ミネルバ「何?正義なの?」

ユノ「そういえばあんなのもいたような……出番少ないからよく憶えてませんけど」
134それも名無しだ:2008/07/27(日) 11:07:46 ID:El2xYK7Y
リュウ『黙れっ!このテンサイダーは闘う芸術品。やられてもすぐ直る単純なロボットとは違うのだ!』

ミネルバ「それって要するに、一回やられた後ずーっと修理してた、ってこと?」

ユノ「それで出てこなかったんですか……」

ミネルバ「あーあ、なんか小者っぽいのが残念だけど、まあいいわ。オリンポスに最初にやられる
     正義ロボットは、貴方ってことにしてあげ……」

リュウ『テンサイダーミサイル!!』

ドワッ!

ユノ「きゃっ、撃ってきました」

ミネルバ「ちょっとあんた、こっちの名乗りが途中でしょ!様式美ってもの知らないわけ!?」

リュウ『フッ、悪党は黙って私にやられれば良い。これぞ雷場の様式美!!』

ユノ(なんだか博士と似た者同士みたいです)

ミネルバ「アッタマ来た。あんたには特別にみっちりと教えてあげるわ、悪の美学を……!?」

爆発。地面が揺れる。

ミネルバ「今度は何!」

ユノ「ウツノイドです。それも3体」

ミネルバ「まぁたあいつらかぁッ!邪魔しくさってぇ!」

ユノ「どこも今が狙い目ってことですよね。そういうことですからテンサイダーさん、ここはひとまず休戦と
   いきましょう」

リュウ『フン……よかろう』

ミネルバ「こらユノ、勝手に……ま、いいか。黒いの、足引っ張んじゃないわよ?」

リュウ『こちらの台詞だ。いくぞ、トァァァァァッ!!」


フ・カノー「クッ、また奴か。あの赤いロボット、一体何者なのだ!?」
135それも名無しだ:2008/07/27(日) 11:09:12 ID:El2xYK7Y
ウツノイドの吐いた火炎を、テンサイダーがひらりとかわす。

リュウ「フッ、そんな攻撃に当たるテンサイダーか!」

避けた炎で火災が起きているのだが。

リュウ「テッケンが戻ってくる前に、いい所を見せなければならんのだよ!」

シュガガガガガッ!!

ウツノイドの一体に向け、テンサイダーの怒涛の攻撃が始まった。機関銃で撃たれたかのようにウツノイドの体が踊る。
さらに決めの回し蹴りがウツノイドを天高く放り上げる!

リュウ「そぉれぇっ!新・科学力アタァ――――ック!!」

テンサイダーが腰を落として構えると胸のアーマーが開き、巨大なミサイルが姿を現した!

リュウ「ビッグ・ミサイル発射ーッ!!」

ヒュゥ――――――ドォォォォォォガァァァァァァァン!!

ウツノイドは空中で大爆発を起こした。

リュウ「押忍!……見ていただけましたか乙女さん!」

テンサイダーはポーズを決めた。ウツノイドの破片の落ちる先も見ないで。

ドォン!ドォン!ドォォォォォォォン!!

地上でも爆発が相次いだ。
136それも名無しだ:2008/07/27(日) 11:10:53 ID:El2xYK7Y
残る2体のウツノイドを相手にしながらも、ミネルバは余裕の表情を見せていた。

ミネルバ「フッ、ミサイルが必殺武器のロボットに主人公無しってね!ユノ、こっちはあれを使うわ!」

ユノ「あれじゃわかりません」

ミネルバ「勘の悪い子ね!『フラッシュ』よ!」

ユノ「……いいですけど、帰りの分のエネルギーは残してくださいよ?」

ミネルバ「うだうだ言ってないで、専用BGMスタート!」

ユノ「ポチッとな」

コクピットの内外に勇壮なテーマ曲が流れ始め、オリンポスの額に光が宿る!

ユノ「サンライトオーバーエンジン、フルスピン」

ミネルバ「いくわよぉ……オリンポス・フラァァァッシュ!!」
ユノ「フラーッシュ」

カッッッッ!!

オリンポスが某赤い宇宙人ヒーローよろしく両手を額に当てたその瞬間、辺りは光で満たされた。
そして次の瞬間には、2体のウツノイドは消滅していたのだった。

ミネルバ「やったわ……ふっ、これがオリンポスの真の力よ!」

ミネルバが余裕の表情で髪をかき上げる。

ユノ「あの、周りの建物もごっそり無くなってますけど……」

ミネルバ「うん、邪魔者と一緒に街も破壊できて一石二鳥!あ〜気分いいわ。ねえ、何か美味しいものでも
     食べに行こっか?今日は奢っちゃう!」

ユノ「え、本当ですか?それじゃ雑誌で気になってたスイーツのお店があるんですけど……」

ミネルバ「モツ煮込みの旨い店知ってるんだ。連れてったげる!よ〜しそうと決まれば撤収〜!」

ユノ「はい、期待した私が馬鹿でしたね……」
137それも名無しだ:2008/07/27(日) 11:12:21 ID:El2xYK7Y
飛び去るオリンポスを、空の飛べないテンサイダーでは追うことが出来ない。

リュウ「待て、まだ私と貴様との決着がついておらんぞ!」

しかし一仕事終えたオリンポスは100%帰宅モードであった。振り向きもせずに小さくなってゆき、やがて夕陽に溶けて消えた。

リュウ「おのれ、次こそ必ず倒して見せるぞ!……さてじいや、回収を頼む」

結局こいつもひと暴れして満足なのであった。


フ・カノー「馬鹿な、一体この星にはどれだけの戦力があるのだ!?」

リ・タイヤ「フ・カノー」

フ・カノー「ハハッ、申し訳ございません。ただちに次の策を練ります……!」


翌朝、会社で会った神代さんは不機嫌でした。あ、モツ煮込みは美味しかったです。

「ユノ、ちょっとこれ見て」
そう言って神代さんが差し出したのは、今朝の朝刊でした。

鈴村「会社では本名で呼んでください。……ああ昨日の……助かりましたね、街を壊したのテンサイダーに
   なってますよ」

神代「喜ぶんじゃないの!悪の実績が横取りされてるのよ!」

やっぱりこの人の価値観はよくわかりません。


さくら「今度はテンサイダーが出動自粛……」

尽「テッケンくん早く戻ってきてくれ……」


リュウ「何でだァ――――――ッ!?」
この男は一体いつになったら気付くのか。(つづく)


次回予告
鍛造「心身ともに立ち直って遂に帰宅した拳児を、修理の完了したテッケンオーが待っていた。
   そこへ現れるウツノイド。しかし、拳児は出撃を拒むのだった。なぜか?答えは

   次回スーパーぼくロボ大戦第19話『誕生・真の格闘神機!甦れ俺のテッケンオー!』

   こいつを見てくれ」
138それも名無しだ:2008/07/27(日) 13:54:08 ID:n6Ixjz5V
「ハーッハッハッハ!!大した初陣じゃねエカ、レイファさんヨォ?」
「ふん、おぬしらのように期待を無様に破壊されてはおらぬぞ?」
レイファが戻ってくるなりデガスはレイファに食いつく。
『やめぬか、おぬしら』
「帝王様……しかし、こいつは大口を叩いておきながら!」
『それはおぬしらとて同じだろう、ジュバフ?おぬしは自分に向かいそう言えるか?』
「…………」
ジュバフは黙って身を引いた。
『レイファ、おぬしは少し休んでおくといい。さて、次は誰が行く……』
「あ、それなら僕が行きますよ」
立候補したのはヴァギトであった。
『よし、行ってまいれ』
「はい、ご期待に副えるよう頑張りますよ」

機動少女伝マサト 第9話「再会、衝撃!」

ウィリスがレイファと戦った翌日。
麻里は久しぶりに学校へ出ていた。今家にはウィリスが一人でいる。
「お、マッちゃーん。久しぶりだね」
笠桐柚子である。
「うん、久しぶりだね、ユズリン」
「あ、そうそう。知ってる?青崎くん、転校しちゃったらしいよ」
「うん……知ってる。前日に本人から聞いたからさ」
「あ、そうだったんだ……ごめんね、なんか」
「ううん、いいの。あ、ホラ。オッサン来たよ。席着かないと」
「オッサンいうな!久々に学校出てきて最初がそれかぁ!!」
教師、乙津三郎の怒号が教室に響いた。

小高い岡の上。ヴァギトは街を眺めていた。
「…………っと、僕らしくもないな。感傷にひたるなんて。さ、地獄絵図の始まりだよ、リオレイオ」
ヴァギトは穏やかに自分の機体――獅子型戦闘兵「リオレイオ」を呼んだ。
139それも名無しだ:2008/07/27(日) 14:09:20 ID:n6Ixjz5V
突然街中に現れた巨大な獅子を見て、人々はパニックに陥った。
「さあ、吹き飛んでもらうよ、ブラストビーム!!」
リオレイオの両目から放たれた光線が逃げ惑う人々を次々と焼いていく。
「退屈だな……お、来た来た」
ヴァギトが目を向けた先に居たのはアテナスに乗った麻里だった。
「そこまでだ、カリグラ!!」
「ようやくきたね。じゃ、楽しもうか。バスタークロー!!」
「そんなものぉ!!エクスカリバー!!」
リオレイオが爪をつきたてアテナスに襲い掛かるが、エクスカリバーに切り払われる。
「甘いよ、ブラストビーム!!」
「どっちが!!ショルダァァァ・カッタァァァァァァ!!」
ビームコーティングされたショルダーカッターが、ブラストビームを防ぐ。その隙に、
「アタッカーパァァァァンチ!!」
「うわっ!?や、やるじゃないか……でも、ここまでだよ!ブラッド・スラッシュ!!」
次の瞬間、アテナスの体に大きなダメージが走った。
「きゃああ!い、一体何を……!いない!?」
麻里の目の前からリオレイオの姿がきれいに消えていた。
「こっちだよ」
後ろからヴァギトの声が聞こえた。
「っ!!後ろ!?……そうか、高速移動!それで一瞬で大ダメージを受けたように感じたんだ!」
「ご名答。……んー、つまんないなぁ。これじゃあ僕が圧勝じゃない。ウィリスはどうしたの?」
「白々しいな、さっき連絡があったよ。『家に大量のマーヒュンが押し寄せてきた』ってね」
「あらら、バレちゃったかな。ふうむ、そうなると……よし、一回機体から降りよう。それなら君にも
まだ勝ち目はあるけど、どうかな?僕はフェアに戦いたいんだ」
ヴァギトは、麻里にとんでもない提案をもちかけた。
「なっ!?ふざけるな、何がフェアだ!この間は私の精神狙って来たくせに!!」
「んー?何のことだろうねぇ……で、どうする?受ける?僕の提案」
「……後悔させてやる。受けようじゃんか!」
「さあ、後悔するのはどっちかな?」
140それも名無しだ:2008/07/27(日) 14:25:52 ID:n6Ixjz5V
「アァームミサイル!!」
「無駄だよ」
麻里の左腕から放たれたミサイルを、ヴァギトはアームガンで全て撃ち落す。
「今度は僕の番だね」
ヴァギトはそのままアームガンを麻里に向けて撃った。
「…ッ!!当たるかぁ!!電磁ウェェェッブ!!」
麻里は電磁ウェッブをビルの壁に打ちつけ、ウェッブを巻き取る勢いでアームガンを回避した。
「そのままぁ、フィンガーバルカン!!」
「あはは、当たらないよ。君の武器はすべて見てる。この間のマーヒュンを通してね」
「っ!?」
「頭部を壊さなかったのは失敗だったね、おかげで映像や音声がしっかり録れたよ」
ヴァギトはマーヒュンの残骸からテープを取り出し、それで麻里の武器を研究していたのだ。
「くっ……何が『まだ勝ち目はある』だ!!完全にお前の土俵じゃないか!!」
「そうだよ、誰が勝ち目は君にしかないって言った?僕にだってあるんだよ」
「そう……残念だったね!こっちにはまだ未使用ホヤホヤの武器が残ってるんだ!!行くぞぉ!!
エェェネルギィィー!!ショォォォーットォォォ!!!」
麻里の足にエネルギー球が形成され、それをサッカーの要領で蹴り飛ばす。これが「エネルギーショット」である。
「うわぁぁっ!!」
ヴァギトは爆風で地面に仰向けに倒れこんだ。
「止めだ!フラッシュセイバー!!」
麻里はヴァギトの顔に向けてフラッシュセイバーをつきたてた。が、
「くっそ!!」
ヴァギトが爪を突き出したため、互いに標的がわずかにずれ、互いの仮面の右端に当たる。そして、
「しまった!仮面が……!?」
「チッ、標的はそれた……!?」
ヴァギトと麻里の仮面が崩れ落ちる。そして、そこにあった顔を二人は互いによく知っていた。
「あ、あ、ああ……」
「う、ウソ……でしょ……」
二人は同時に相手の名を呼んだ。
「谷口さん!?」
「青崎くん!?」

機動少女伝マサト 第9話「再会、衝撃!」 完
141それも名無しだ:2008/07/27(日) 14:28:16 ID:n6Ixjz5V
久しぶりの投下になりますが、なかなか時間がとれません。
楽しみにしてくださっていた方がいらっしゃれば此処で謝罪します。
とりあえずマサトは18話くらいまでやる予定です。
皆さんの応援の声が何よりも励みです。
142それも名無しだ:2008/07/27(日) 14:38:35 ID:bp0AWbZ0
むしろハイペースだと思うよ
クオリティーもどんどん上がってるしGJ!
143それも名無しだ:2008/07/27(日) 19:25:35 ID:bp0AWbZ0
お詫びというかなんですが
シャドウミラージュ3話ですが
今月中アップは不可能となりました・・・orz

毎度ながらスケジュールの組み方が甘いというか
またもや宣言を破るようになってしまい大変申し訳ありません
もう皆さんが質の良いSSを次々と出していくのにこの書く遅さは頭が下がる重いです(苦笑)
せめて、せめて、3日ぐらい連続で丸々暇な日が出来ればいいのですが・・・

ちなみに今回はバトル分が過去二作に比べると少なめになる予定です
流れとしては前二話で結構はじけたので水をかけるというわけではないですが
ちょっと地に足のついた話になる?予定です

既に6話までは結構細かい部分までのプロットまで書いているので
書き始めれば一気にいけるのでは?とかは思っているのですが
まあ、頑張ってお盆前にはを目処にやっていくつもりですのでよろしくお願いします
144それも名無しだ:2008/07/28(月) 03:33:09 ID:0bYx/O4P
トウジン、展開や結末までは決まってるんだが、
機体設定とか各話展開とかで、個人の能力を超えつつある…。

前半部分で全力投球しすぎて、後半はどうしていいのやら…。
145それも名無しだ:2008/07/28(月) 06:06:46 ID:VpbDOmTJ
後半の途中でいきなりラストまで飛んで打ち切り風に終わらせれば一応だれないんじゃね。

146それも名無しだ:2008/07/28(月) 09:21:52 ID:jvtpK2D5
>>143
このスレに出てくるSSって、大体は15分番組(ギャラクシーエンジェルみたいなやつ)か
30分番組みたいなフォーマットで作られてるのがほとんどだけど、そっちの「シャドウ〜」
みたいな長編モノってどのくらいの長さのフォーマットを意識して買いてるの?2時間の
映画くらい?それとも、ビジュアル的な要素はまったく意識せずに書いてるの?

>>144
やろうと思えば、全50話くらいの作品を3話くらいでまとめたりすることも出来る
どうしても全部書ききれない場合は、必要なところだけ抽出してショートカットしてみたら?
147それも名無しだ:2008/07/28(月) 11:16:27 ID:MAvjk/hv
おれもうスランプで全然書けなくなったからダイジェストにすることにしたよ……orz
148それも名無しだ:2008/07/28(月) 15:54:35 ID:KoaGCa/m
>>146
一応30分放送のアニメ感覚で
2クールものの想定なノリで書いてます
なんで構想自体の話数は26話程度までネタはありますw
実際そこまでやるかどうかは不明ですが

自己診断の感覚では
1話は45分ぐらいの内容になってしまいましたw
2話は長いですが実際動くシーンの描写が多いのでたぶん30分ぐらいで収まるんじゃないかなとは思ってます
149それも名無しだ:2008/07/29(火) 15:30:42 ID:qbduW8iZ
他のは2クール程度だけど、トウジンは4クール級を想定してるんでなぁ…。
150それも名無しだ:2008/07/29(火) 20:46:04 ID:0SchDFRK
スランプとか調子に乗るなと
151それも名無しだ:2008/07/30(水) 03:42:01 ID:ohTWEjGc
>>131-137
WH乙
悪の華コンビは面白いなぁ(*´ー`)
152それも名無しだ:2008/07/30(水) 13:16:13 ID:klj36I1N
4クールである必然性があるなら自然と埋まるものじゃないのか?
153それも名無しだ:2008/07/30(水) 20:24:13 ID:+AGDTKqn
>>151
レス感謝。実はオリンポス組の出番、予定ではあと2回しかありません・・・

>>152
そりゃそうだ。しかしそこまで飽きずに書ききるというのも大変なものだぞ?
154それも名無しだ:2008/07/30(水) 21:09:56 ID:mUW0hDZF
飽きずに書ききるというよりも
書きたいところまでの流れを作る必要があって
本当に書きたいシーンを書くまでの道が長くてジレンマ感じるってのならあるなw

先の戦闘シーンとか考えずに目先のシナリオやらないといけないのに
そこばっかり考えるという
155それも名無しだ:2008/07/31(木) 17:19:41 ID:HgBxmLKV
竹取物語のラスト(「衣着せつる人は、心異になるといふ」あたり)見てたら
またしょうもないネタが思い浮かんでしまった……。
過去に投下した作品とそっくりになっちゃいましたが
一発ネタだし、セルフパロってことでw
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/125345
パスは「bokurobo」
156それも名無しだ:2008/08/05(火) 22:50:41 ID:8+hpeTWq
保守兼ねて

用事で近くまで行ったので国会議事堂周辺を見物してきました。
そうかあれが二つに分かれてセイカイオーが……などと考えながら国会を見つめる馬鹿がそこにいた。
157それも名無しだ:2008/08/06(水) 00:10:21 ID:uNsRsGwW
>>156
それは良いなw
158それも名無しだ:2008/08/07(木) 22:04:24 ID:aM8Ujh5M
銀河戦士ファートラム

ファートラム装甲材で身を包む銀河連邦軍の新兵器。
第3惑星の反乱戦争における切り札。

武器 ファートラムメタルソード
    素粒子ガン
    プラズミックバズーカ
    タキオンライフル

テーマ:ガンダムのパチモン
159それも名無しだ:2008/08/09(土) 23:19:58 ID:ZGm6D1PT
スーパーロボットバトルオリンピア!

巨大ロボットへの熱が強い国、日本。
今ここで、全世界を熱狂させるスポーツが始まろうとしていた。
それこそが「スーパーロボットバトルオリンピア」!
国家レベルから個人レベルまで老若男女問わずに参加できる競技である!
ジャンク屋、大企業、お笑い芸人、軍人、女子高生……栄冠を手にするのは一体誰だ!

ルール
★ロボットのサイズは10m以上60m以内、100t以上5000t以内。
★相手を降参させるか、ロボットを破壊したら勝利。
★しかし、相手を殺した場合は失格となる。

エントリー選手(名前:年齢:性別:国籍:職業:ロボット)
1北殿健:18:♂:日:ジャンク屋:ギャンボーグ・改
2伽至屋伸三:25:♂:日:若社長:ネオゴーテイオー
3トマヤ雪森:28:♂:日:お笑い芸人:大爆焼
4ロム・イレア:23:♂:米:軍人:キングクリムゾンV世
5氷見津亜子:15:♀:日:女子高生:フライヤー01
etc...

ちなみに、主人公は居ない。強いて言えばみんなが主人公。
160それも名無しだ:2008/08/10(日) 02:46:25 ID:gAtvQI5S
「僕はここに住んでいた」

僕の家は近所にバカにされるほどのただでかいだけのボロ家。
錆びた鉄の壁で覆われた無機質な僕の家。周りにバカにされてたけれど何故か守られている気がした。
そんな気持ちを胸にしまいながら高校生になった僕は家の中に生まれて初めて隠し部屋があることを知った。
何だろうこれは?僕は好奇心と恐怖に駆られながらその部屋にあったスイッチを押してみた。

ポチッ!

ギュイイイイイイイイイイイイイイイイイン・・・!
何だこの音は!?突然機械が動き出すような音が鳴り響くと家の中、いや僕の家の周りの町も揺れ始めた!
ガガガガガガガガガガガ・・・ガシィィィィィン・・・!ギュイイイイン!ガシィン!ガシィン!
僕は焦って家の外を飛び出そうとした。だが僕はすぐさま後ずさってしまった!

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・

雲!?鳥!?
玄関のドアの先には青空が広がり下を見ると自分の町が豆粒みたいに見えていた。
玄関の下を覗いて見ると何メートルかも分からないような頑丈そうな鉄の箱があった。その上に僕の家があるようだ。
僕は動揺して驚きを隠せなかった。突然!家の上の部分が光りだした!光はどんどん増していき・・・

ギュィィィィィィィィィィン・・・ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!

僕は言葉が出なかった。僕の家の・・・多分屋根のところから発せられた光は僕の町を焼き尽くし全てを蒸発させていく!
僕は頭を抱えうずくまった。だんだん・・・意識が・・・とうのいていく・・・。

「ヤァ。ダイジョウブカイ?」

無機質な声に僕はハッとして起きた。僕は目に疑った。目の前にSF映画で見たような広大な宇宙が広がっていた。
周りに浮かぶ石のかけら・・・多分地球の残骸だろう・・・。あれは夢じゃなかったのか・・・?僕は震えが止まらない。

「ボクタチヲバカニスルゴミハミーンナケシチャッタヨ」

僕は顔がだんだん青ざめてきた。寒い。怖い。頭が痛い。

「 コ レ カ ラ ハ ズ ッ ト イ ッ シ ョ ダ ヨ 」

うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
161それも名無しだ:2008/08/10(日) 03:13:56 ID:PqQ2L1hq
面白そうだと思ったが
別にロボ関係ないのか
162160:2008/08/10(日) 13:11:47 ID:gAtvQI5S
実はボロ家は地球を破壊できるだけの能力を持ったロボ家だったってオチです。
精神的にイライラしてたんで地球ぶっ壊すストーリーでも作ろうと頭をかきながら一心不乱に書きました。
熱血も感動も糞もありませんね。すいません。自重します。
163それも名無しだ:2008/08/12(火) 12:12:34 ID:cVfxslJv

高速騎兵レグナム

太平洋上に浮かぶ巨大実験都市『アルカディア4』、警察機構が対応出来ない凶悪犯罪に対処する私設組織『クレイン財団』の特殊戦闘チーム・ナイトイーグルスの活躍

オストリッチ・『レグナム』
人類史初の人型戦闘機。足に見えるのはメインエンジンとも呼べる重力制御式スラスターであり、他にもサブ推進に水素ジェット、機体各所にエアブレーキを内蔵
人型なのは意図的にバランスを悪くする事により小回りを利かせる為である。操縦型式は人機一体のトレース式。そのためパイロットにはダイレクトにバランス感覚を要求される
しかし、上記の通り機体そのもののバランスが崩壊しているので、
パイロットがこの機体を立ち上げさせることすら最低半年は掛かるとされ、構造の複雑さとコスト面、何よりパイロットの育成に膨大な時間が必要なため実質製造されたのは6機のみ。
しかし、機体の性能自体には何ら問題は無くヘリコプターや装甲車以上に小回りの利く機動性は建造物の多い『アルカディア4』では縦横無尽の活躍をみせる。
武装は都市部での戦闘を見越して火力の高い火器の搭載を禁じている為、
自記の慣性を利用した打撃戦に重きを置いている

ガンシップ、『ハドリーズ・ホープ』
通称ホープ
イーグルスの有する大型強襲輸送機。基はストーク級と呼ばれる軌道降下艇であり財団がこれを改修、
六機のオストリッチを目標地点まで輸送する専用の機体とした。加えてオストリッチが所持を許可されない様な高火力の兵装を多数搭載しており実質イーグルスの最大戦力となっている


APR『ライノス』
アームドパワーローダー
所謂ロボット。この世界の軍事の主力。
最新鋭機である本機は火力、装甲と申し分ないが
やはり機動性という面ではオストリッチには歯が立たない。


164それも名無しだ:2008/08/12(火) 12:57:28 ID:cVfxslJv
登場人物その1

架崎 遼二
18才元アイススケーター
若干15才にして世界ランク9位にまで上り詰めた天才。
しかし当時のランク一位、『皇帝』バーグ・ハレンシュタインの突然の引退により惜しまれつつアイススケート界を去ったという過去がある
性格は気分屋にして適当。しかし内に秘める情熱と無差別な暴力に対する怒りはチームの誰もが認めている。
オストリッチ一号機、『レグナム』に搭乗
唯一オストリッチを1ヶ月で乗りこなしたという逸話を持つ。


秀哉 クーデリアン
18才
『アルカディア4』内の私立バレンティ高校生徒会会長。
長身にして眉目秀麗な上に成績も優秀な為校内外でもファンが多いが本人は道場の跡取り息子として日々修練を欠かさないストイックな性格
若干、というかかなり天然であり、クレイン財団のスカウトも「割の高いアルバイトの勧誘」程度にしか思っていなかった。
オストリッチ二号機
に搭乗、遼二と前衛でコンビを組む


クレア フォート
19才
財団が招き入れた軍事アドバイザーにして軍からの監察官
一年前、士官学校きっての才女として鳴り物入りで統合軍事研究所に配属された。現在は上記の通りイーグルスのアドバイザーとして派遣されており、オストリッチの実戦での有効性をリサーチしている。
性格はよく言えば規律正しい、悪く言えば頑固で硬質的な性格。オストリッチのパイロット二名が現役高校生のアルバイターである事に憤りを感じている
オストリッチ三号機のパイロット
主に遠距離からの砲撃戦を得意とする

ハドソン マックイーン
24才
電子機器のスペシャリスト。癖の強い三人の纏め役
六年前の『アルカディア2消滅事件』生き残り12人の一人
救出部隊で最年少であり後方に居たため脱出出来た。
技能、人格共に優秀な人間だが焦りや怒りが直ぐ口に出てしまうため『最年長にして最も落ち着きがない男』と不名誉なあだ名を持つ。
165それも名無しだ:2008/08/12(火) 13:07:47 ID:NejBJbjS
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
このレスをみたあなたは・・・3日から7日に
ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり
成績や順位が上ったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに
5個貼り付けてください。貼り付けなかったら今あなたが1番起きて
ほしくないことが起きてしまうでしょう。
コピペするかしないかはあなた次第...
初心者歓迎!楽しいロボ板に遊びにきませんか?たくさんのスレがあなたを待っています。
http://that.2ch.net/robot/
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
166それも名無しだ:2008/08/12(火) 13:21:36 ID:cVfxslJv
エレン カルネース
32才
ホープの艦長にしてイーグルスの指揮官
沈着にして冷静、敵対するものに対しては容赦しない冷酷さを併せ持つ
『アルカディア2消滅事件』の生存者にして真相を知る三人の中の一人
構造物より人命を尊ぶ姿勢が強く、軍隊的な考えの強いクレアとよく衝突する
既婚者、12になる養子が1人居る


ギュンター バスケス29才
ホープの砲手を勤める女性
男顔負けの体躯を誇り武器弾薬も軽々と運び上げるほどの怪力の持ち主
仲間思いで義に篤い性格


ビショップ

ホープパイロット
第三世代型アンドロイド
アンドロイドだが経験年数により人間の感情に対応する事が可能になった『物好きな』アンドロイド
多くのアンドロイドが自らの有能さとヒューマノイドの脆弱さのギャップに悩まされている中
ヒューマノイドとアンドロイドを同等に捉えている節がある
搭載しているプログラムにより様々な技能を行うことが可能だが本人はパイロットが一番『性にあっている』と言いあまり他の仕事をしたがらない
167それも名無しだ:2008/08/12(火) 15:34:41 ID:bb/pQluw
蒼天夢想さくらもち

1966年、地球外より飛来した寄生生物『被写体』による侵略を受け、
人類はその数を全盛期の3割にまで減少させられていた

人類の衰退は71年、東西アジア防衛線の陥落を皮切りとし、
2013年現在にはユーラシア大陸東部、北米・南米大陸北部を完全に制圧される

米国国防省を主体とする、核による殲滅作戦も失敗に終わり、
残された人々は正に満身創痍と言った面持であった

被写体による侵攻は現在でも続いており、
国連軍が本拠を構える英国・ロンドンの陥落も時間の問題とされる

30年来にもなるこの闘争だが、侵略者である被写体の生態は以下のものしか判明せず

1.生殖器官、消化器官を持たず、繁殖を目的とした行動を執らない
2.脳にあたる器官を持たず、統率行動を執る個体も見受けられない
3.ヒトの顔のような外殻を持つ個体の存在が確認されており、
 19種が現在まで目撃された(国連呼称ペルソナ)。
 この個体だけはレーダー類には探知されず、目視による目撃情報のみが寄せられる
4.人間を優先して襲撃するも、それぞれの個体が別々の行動を優先するため
 種族そのものの目的は不明
5.独自の拠点(国連呼称セフィロト)を地上に建設、運用することで行動範囲を広げていく
6.被写体そのものが寄生している有機体は、捕獲されたヒトを素体として生成される


高度経済成長期の日本を襲った被写体による地球侵略は
その進化し続ける技術力を兵器生産へとシフトさせるに十分なものだった
幸運なことに、被写体の侵略は日本へ向くことは今のところは無かった

技術向上を生かし兵器開発の中心となったカンザキ重工は
対被写体兵器たりえた重戦車、武装ヘリなどを外洋諸国に輸出した。

だが日本国内、特にカンザキ本社付近の日本海側では国民に対する大規模な
情報統制が行われ、「宇宙人との侵略戦争」という事実は伏せられた

後にカンザキ重工にはヒトの形を模した戦術兵器を開発
実戦に投入したというゴシップがまことしやかに流れたが、真偽は定かではない


2013年、日本海沿岸部に位置する小規模都市「上新河」
一般的には田舎と称されるようなこの農村に、東京から一人の少年が帰ってきた
168それも名無しだ:2008/08/12(火) 16:28:13 ID:bb/pQluw
人型装甲攻撃機

たきりひめ
カンザキ重工の開発した第3世代攻撃機
(第1、第2世代機のような輸出を前提とした量産はされておらず、
第3世代はワンオフ機のみで構成される)
青を基調としたカラーリングが為された新型機だが、
第3世代機に初めて搭載された「限りなくヒトに近い」新型OS「Ipos」の存在が操縦適性の幅を狭めている
コクピットはゼリー状の球体のようになっており、ウテルス(子宮)と呼ばれる。
思考がダイレクトに機体に反映されるため、特別な訓練を必要としない
この「たきりひめ」は同時期にロールアウトした3機の中では万能とも言える機体で
ポテンシャルは最も高いといわれる
固定武装として近接用バイブレートナイフ、スタンブレードを携行。
状況に応じてチェインガンやライオットガン、長刀などを装備
尚、第3世代機は機体の小型化により全高7m弱となった。


さよりひめ
たきりひめと並ぶ第3世代攻撃機
たきりひめよりもレーダー周りが強化されており、射撃戦に長ける。
600ミリレールガン、120ミリライフル砲を携行し、他機の援護を主に行う。


たきつひめ
駆動機構に大胆なチューンが為された第3世代機。
大出力の跳躍ユニットや強化された腕部モーターにより、
高い機動性、近接格闘能力を得た。
20m級グレイブ、チェインガンを携行


たけひらとり
初の複座型となる攻撃機。
両腕部には30ミリガトリングガン、90ミリレールガンを装備
更に肩部コンテナには対戦車ミサイルを搭載した重武装機
脚部ホイールを駆使しての地上制圧を主とする機体



169それも名無しだ:2008/08/12(火) 20:01:51 ID:oITGKGYI
20XX年、人は自ら立って歩く事を放棄した


戰慄のヴァレクロフト

人類は最終戦争により滅びかける、その後自らの過ちに気づいた人類は人を管理するシステムを築きあげる。その結果争いは無くなり人は統制、管理の元、何事もなく平穏無事に暮らしていた。
しかしシステムに管理させられる事に反対する者もいた、人類の名誉を取り返す為の戦いが今幕を上げる!
170それも名無しだ:2008/08/12(火) 20:06:31 ID:oITGKGYI
・主人公1

グレフ=マーズ
15歳

システムの支配から逃れようとする集団レクイエムの一斉蜂起に巻き込まれ、地下に眠っていた謎のロボット、ヴァレキーに乗り込みシステムと戦うことになる。
最初はシステムに管理されることに何の疑問も持っていなかったが、レクイエムで行動していく内に確固たる意志を持つようななる。知性派で物事を柔軟に考えることができない、正義感は人一倍強い。辛い物は苦手、彼から何か特殊な物を感じられる…


・ヴァレキー

地下から現れた謎のスーパーロボット、自立機動兵器スフィアに排除対象とみなされたグレフが逃げ延びた先に見つけた物がヴァレキー、スフィアに対して唯一有効打を与えることができる。
装甲はある特定の液体でしか溶かすことができない無敵の装甲、しかしダメージはある程度パイロットにフィードバックされる。空中戦が得意。

・武器
マグナムパンチ
マグナムフィスト
ストライクランス
トルネードビーム
171それも名無しだ:2008/08/12(火) 20:11:36 ID:oITGKGYI
・主人公2

ジャフ=ゲーリオン
16歳

グレフ同様レクイエムの蜂起に巻き込まれる、場所は違うが時を同じくして地下で謎のロボットジクロフトに乗り込みシステムと戦うことになる。
日頃システムに疑問をもっており、「俺は自由でありたい」と不満を言っていた。そのため周囲の人間に疎まれている。熱血漢で自由を愛する男、甘い物が苦手。左頬に紋章のような痣があるのが特徴。


・ジクロフト

地下から現れた謎のスーパーロボット、スペックにおいてはヴァレキーと酷似している。陸戦が得意。


・武器
ストライクセイバー(射撃)
ストライクセイバー(斬撃)
格闘
172それも名無しだ:2008/08/13(水) 08:52:39 ID:U4CT8hWI
無敵狼刃Gサンダー

宇宙から謎のロボット軍団が突如地球に襲来し、人類は未曾有の危機にたたされた。
人類は対抗するためにスーパーロボットを開発する。
その戦いは「スーパーロボット大戦」と呼ばれ、最後のロボットを倒してから40年余りの時が流れた…
平和が訪れたかに見えたが、それは間違いだった!ロボット帝国は40年の時を経て再び人類に牙を剥いた!
若いロボット乗り達は演習しかしていない為、太刀打ちできない。
もうおしまいかと思われたその時、かってのスーパーロボットのパイロットが老体に鞭を打って立ち上がる!

・冷水 観九朗
主人公。76歳。孫娘の敬子と二人暮しをしている。
ロボット軍団が再び襲撃することを予測し、スーパーロボット「Gサンダー」を作る。
15歳の頃からスーパーロボットに乗り21年間ロボット軍団と戦っていた。
剣を使った格闘戦を得意とするが、歳が歳のため、持久戦は苦手。

・Gサンダー
電撃を使った攻撃を得意とするスーパーロボット。
主な武装は口から電撃を放つ「サンダーブレス」、大剣「狼刃」。
必殺技は左腕から発する電撃「サンダーホールド」で相手の動きを拘束した後、
狼刃で一刀両断にする「狼刃奥義・界護火剣」
173それも名無しだ:2008/08/13(水) 12:22:53 ID:s+MdXiGJ
>>172
老人砲武Gサンダーの続編?
174それも名無しだ:2008/08/13(水) 18:58:58 ID:eofcAyys
思いつき。パトレイバーやダイガード路線を目指してみた。

戦う建機ドヴォークゥ Mighty Dovhoku!

未来世紀19XX年、摩天楼の立ち並ぶ大都市・東京にて、ある一連の事件が発生した、
それは、列車や自動車の激突事故といった重大事件から、
水道の断水や、軽度の人身事故、犬が歩いて棒にぶつかった、などに及ぶ。
表記上は、一見脈絡のない事件にも思えるが
それらは全て「地面や壁面から脈絡なく突き出た“コンクリートの柱”に激突した」というものだったのだ。

調査が進むにつれて、それらのコンクリ柱は「未知の超生命体コンクリッターの通過跡」であることが判明。
多数の死傷者を出すここに至って、建設省・運輸省・国土庁が共同で前代未聞の特例法案を提出した。
それは、
「コンクリッター出現跡の破壊・及びコンクリッターの駆除を公共事業の一環とする。」
というものだったのだ!

有限会社無敵建設
・一坂輝
15歳の高校生アルバイト社員でドヴォークゥのメインパイロット。
素直で冷静なツッコミ役。ただしあんまり自分から前に出ることはしない。
人型重機の免許持ちであったため、↓によって強引に入社させられた。

・早乙女社長
16歳の女子高校生で社長兼メカニック兼ドヴォークゥのサブパイロット。
メガネで守銭奴で突撃気質で暴走しがち。
輝とは幼馴染で、憎からぬ仲ではあるが、立場などの問題もあってその先には進めない。
子供の頃から社長社長よばれており、下の名前は不明。

・早乙女父
社長の父親。特例法案が出る前の仕事日照りの頃に、火の車な家計を助けるために出稼ぎに出たまま行方不明。
稀に手紙が届くが、その手紙は、国内からだったり海外からだったり、果ては宇宙からだったりと、同じところには居ない。

・早乙女会長
社長の祖母。ドヴォークゥの開発者。
メガネで守銭奴で突撃気質で暴走しがち。…あれっ?
会社の経営は孫娘に任せ、ドヴォークゥの装備などを開発し続けている。

・人型建機ドヴォークゥ
スーパーロボットと言いたいのだが、実際には「スーパーになりきれないロボット」。身長15mほど。
物語の開始時点でのデザインは、クレーンなどの大型建築重機風の鈍重な上半身から、
エヴァみたいな異常にスマートでナマモノチックな手足が生えている、というようなもので、誰が見ても、変。
建前上はあくまでも建築重機であり、とりあえず戦闘用ではない。
とても機敏とはいえないが、直線であれば、両足のスケートタイヤで50km/hぐらいまでの速度は出せる。
土木作業機械をそのままスケールアップしたツールを装備し、コンクリッター関連オブジェクトの破壊業務を行う。
徐々に、装備が強化されてゆき、外見・機能・性能全てがスーパーロボット然とした物になってゆく。

・コン・クリッター
正確には「コンバーテッドソレノイドクリーチャーズ(転換相転移生物群)」で、コンクリッターは省略名。
「“固体の中を自在に泳ぐ”正体不明の生命体」全てを総称してこう呼ぶ。
土・岩・コンクリ・アスファルト・金属・セラミック、ありとあらゆる固体・半固体の中を、
液体の中を泳ぐかのようにして自在に移動することが可能で、
逆に、気体や液体の中を移動する際には、特殊な固体を精製しながら突き進む。
後者の時に作り出された固形が、人間の生活に非常に邪魔だ、ということで国全体が対抗策に追われることになった。
175それも名無しだ:2008/08/13(水) 20:33:20 ID:7kMxXP+7
ソレノイドって螺旋じゃあ……?
176それも名無しだ:2008/08/13(水) 20:39:38 ID:eofcAyys
間違えた orz
177それも名無しだ:2008/08/13(水) 20:43:53 ID:0G667fe7
本当に盛り上がるときは一気のスレだなぁ
178それも名無しだ:2008/08/13(水) 23:10:54 ID:f/9FtN6P
さくらもち

神崎 陸哉 (17)
東京から上新河へ帰郷してきた高校生
親戚の叔母の家で暮らすこととなる
温厚で人懐こく、家事全般が得意なため、周囲からはオカンと呼ばれる
新河神社地下最奥に安置されていたたきりひめを起動させ、
クラスメイトを驚かせた
実姉・いずみの生体部品がたきりひめから取り除かれた後
後継機『すさのを』の管制にいずみを置き、終盤の戦闘に備える
たきりひめ起動時のエンブレムは『星』
すさのを起動時のエンブレムは『審判』


御条 あづさ (17)
新河に住む高校生
都会から来た陸哉に敵対心を持つものの、後に和解する
本心としては仲良くしたかったようで。
政府にはひた隠しにされる被写体からの度々の襲撃から
さよりひめを駆って人々を守っていた
第3世代機は揃って神社地下最奥に保管されていたという
さよりひめ起動時のエンブレムは『塔』
後継機『あまてらすおおみかみ』起動にするものの、
出撃前に被写体に駆動部を侵食され、そのまま死亡する


綱島 うずめ (15)
新河駅前商店街、駄菓子屋の孫
活発で運動を好む少女
転校してきた陸哉を快く受け入れる
4度目の被写体襲来時に自律起動したたきつひめを用い、
新河を守る事を決意
たきつひめ起動時のエンブレムは『剛毅』

笹岡 あい (13)
笹岡 まい (13)
商店街、定食屋の双子の看板娘
活発な性格な妹のまいに引きずられる姉のあいは
新河の土手べりでの風物詩でもある
たけひらとり搭乗後は上部コンソールをあい、下部火器管制をまいが行う
太平洋沿岸・横須賀基地防衛戦において
被写体の溶解液によりたけひらとりは中破、まいは即死という結末を迎える
たけひらとり起動時のエンブレム、あいは女教皇、まいは法王。
まい死亡後は刑死者


桜庭 カズシ (16)
新河の不良グループを総括する裏番
幼馴染の陸哉にだけは頭が上がらず、あづさには「舎弟」と罵られる
度を越えた行動力で度々陸哉や教員を困らせる問題児
後にカンザキ、EU間のコネにより神社地下に送られた
新型機『メリッサ』のパイロットとなる
メリッサ起動時のエンブレムは月
179それも名無しだ:2008/08/15(金) 01:09:58 ID:87I6AqfW
学校に行きたい

203X年。やっと空飛ぶ車のプロトタイプが開発できた時代。
このまま夢で終わるように見えた未来図が少しずつ動き出した時代。
技術は進んでも人は変われなかった。日本の主要都市に攻撃を開始する反政府テロリスト。
政府は彼らを倒すために巨大プロジェクトを始動する。

十四機(じゅうよんき)
反政府テロリストを駆逐するために建造されたスーパーロボット。
名前の通り14番目のロボットである。

桜田発電所
政府が強制的に土地を奪い作られた架空の町に存在する施設。
表向きは発電所だが内部は大型の十四機専用の整備工場になっている。

反政府テロリスト
突如武装し政府や自衛隊の施設に攻撃を繰り返す組織。
彼らが反乱する理由は分かっておらず規模も不明である。

人型巨大重機
人型の姿をした巨大の重機。
戦車や戦闘機のパーツを武装し集団で攻撃する。

十一機
十四機の3機前に建造されたスーパーロボット。
昨日はほぼ十四機と共通しているが旧式としての性能を補うため大幅な改修を加えられている。

○登場人物
浅賀倉 美零(15)
主人公。理由は不明だが政府に十四機の操縦を任されている。
テロリストの襲撃が日に日に増すためか学校に行けない日が多くなり悩んでいる。

新道 敦(15)
美零と同じ学校に通う。
美零とは幼馴染であり彼女が学校に行けない日が多いのを心配している。

粉雅羅 等(56)
桜田発電所の所長。
温厚で優しいがテロリストの襲撃を確認すると冷酷な指揮官となり美零に指示を出す。

顔を隠す男
テロリストの一味と思われる。
人型巨大重機を指揮し奪取した十一機に乗り込む。美零のことを何故か知っている。
180それも名無しだ:2008/08/15(金) 22:40:25 ID:WZtv6HeI
晒しage
181それも名無しだ:2008/08/16(土) 00:29:07 ID:YzfHpoLh
sageついでに
此処って妄想ロボでSS書いてもオケ?
182それも名無しだ:2008/08/16(土) 00:29:32 ID:qORc4R9j
おk
最近そっちのが主流だった
183それも名無しだ:2008/08/16(土) 14:33:54 ID:YzfHpoLh
サンクス
日付変わる頃に投下するZE☆
184それも名無しだ:2008/08/17(日) 00:46:06 ID:Ma77feye
>>182
すまん、もう少し掛かりそう
今日中の投下を目指して頑張ってみる……
185それも名無しだ:2008/08/17(日) 02:01:32 ID:YZ2rapoR
大丈夫、俺も絶賛遅れてる(むしろこっちのが褒められた話じゃない)

ちょっと大きく伏線の話取りすぎたな・・・
186それも名無しだ:2008/08/18(月) 02:40:09 ID:Jct0YaV/
かっとべ!ポンパー

ぼくのなまえはポンパー。ひとがたマシーンさ!ぜんちょう97不可思議キロメートル、たいじゅう0.008グラム。みんなの、ともだちだよ!

搭乗員
赤岡政明(32)
岸谷恭子(26)
長谷部駿(28)
スペンサー・L・マッケイJr.(63)
槙美由紀(4)
榊田泰治(14)
佐藤いよ(99)
安藤紗智絵(50)
港崎和広(21)
七宮亜実(17)
葛西愛(40)
ほか、いっぱい

ぶそうの、いちぶをしょうかいします。
高々度亜粒子融解システム
超長距離射程重力子放射線射出装置
ポンパー極速タックル

てきもい?%
187それも名無しだ:2008/08/18(月) 18:25:25 ID:KCN3jSVH
スーパーロボMV
第0話

キィーガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン・・・
バッ!華奢な腕が男性の腕を掴み上に持ち上げた。
「この人痴漢です!」
「な!おいちょっと待てよ!俺はやってない!」
「捕まえろー!」
「おれやってないって・・・うわあああああ!」

キィー
「ほらこっちへ来るんだ!あなたも話がありますのでこちらへ。」
「はい。」
「離せー!俺はやってないぞー!あ、こっちみるなー!俺は痴漢なんてやってない!」
「黙れ!」バキッ!

駅内の交番についた。男性は警官に椅子に座らされる。
「貴様名前は?」
「話聞けよ!俺は痴漢なんてやってないってば!」
「名前は!」
「ちくしょう・・・わぁったよ!俺の名前は山本伊知郎だ。」
「ださ!」
「何を言う!俺は痴漢なんてやってないっつうの!」
交番の警官の様子がおかしい。それと痴漢されたという女子中学生の様子もおかしい。
「本当にコイツでいいのか?」
「そうらしいわよ。それにしても貧相な人ね。」
「何だと!無職だからって馬鹿にするな!」
「無職とか(笑)」
「笑うなー!」
「いいから付いて来い!」

格納庫のようなところへ連れてこられた。何やら大きな影が見える。
「帰る!」
「だめだ!これを見ろ!」
「見えん!」
突然サイレンが鳴り響く!
「敵襲!敵襲!巨大なエイリアンが接近中!」
「よし出撃!乗れ!」
「足が折れた!」
「うるさい!」

「トホホ!乗せられてしまった!」
「よーし!MV発進!」

ギャオオオオオオオオオオオ!
「なんて醜いやつ!よく分からんが倒してやる!パンチ!」
カキーン!
「何だと!全く効いていない!」
「パンチなんかじゃ倒せないわ。」
「お前は!俺を痴漢といった女子中学生!何故お前が乗っている!」
「そんなことどうでもいいわ!武器を射出するわ!」
MVが持っていたグリップのような棒がなんと巨大なブレードに変形した!
「何と!これなら・・・形勢逆転だー!切り裂く!」
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
「効いているわ!」
「とどめだ!どりゃー!」
ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
「敵が逃げたぞー!」

188187:2008/08/18(月) 18:30:59 ID:KCN3jSVH
>>186俺のほうがキモイから安心しな。


           スーパーロボMV  糸冬
189それも名無しだ:2008/08/18(月) 19:21:42 ID:NnFIucJM
僕たちのマニュアル 〜ロボと先生

はい、授業をはじめますよ。今日は37ページからです、まずは昨日の復習から始めましょう。はは、そんな嫌そうな顔しないでください。
そうですねではこうしましょう、私が若い頃の話を…、もっと嫌ですか。仕方ありませんね、皆さんは何故この世界がこのような姿に変貌したか知っていますか?昨日話したばかりですよ〜、そうですね地球が半分に割れてから千年の時が過ぎました。
地磁気は意味を持たなくなり、オゾン層が無くなり太陽風が直接降り注ぐといったあらゆる大変動が起きたのです。ですが人間は健気に生き延びたんですね〜、なぜか?はいここからが宿題でしたね。はは、いい反応です、では答え合わせを始めましょうか。


・先生
ジャレン=ヴィノ

27歳、ジャレン先生と生徒に呼び親しまれている、オレアスタ中学校に赴任してから五年たつ。スーパーロボット、スキルマイスタを駆り熱獣の手から生徒達を守る。タバコと酒は健康のために控えている。先生と言うよりは聖職者のような人柄。


・二年三組、出席番号1番
アスレイ=バージル

14歳バージル双子兄妹の兄、密かに皆勤賞を狙っている程の元気者、兄妹の仲はとてもよい。
190それも名無しだ:2008/08/18(月) 19:25:58 ID:NnFIucJM
・出席番号2番
アイ=レティー

14歳、とても純粋な心の持ち主。周りの人を惹きつける魅力がある女の子。


・出席番号5番
クルナ=ライズ

13歳、眼鏡がトレードマークで少々引っ込み思案。運動が苦手。


・出席番号8番
シナ=ハーティン

13歳、勝ち気でいばりんぼうのシナと呼ばれている。姉御肌。


・出席番号11番
スヴェン=ギレムス

13歳、音楽好きな少年。フルートを吹くのが得意、たまに教室でクラスメートに聴かせる事がある。


・スキルマイスタ

スーパーロボット、熱獣から生徒を守るために政府から貸し与えられた機体。青を基調とした機体、武器は本やコンパスといった文具を模した武器を使用している。必殺技はクールバスター。
191それも名無しだ:2008/08/18(月) 21:38:59 ID:NnFIucJM
あっ主席番号間違えた、1番と2番逆です
192それも名無しだ:2008/08/18(月) 22:59:22 ID:KCN3jSVH
スーパーロボ マシンブレーダー(スーパーロボMVより改題)第1話「マシン小隊誕生」

エイリアンと呼ばれる敵を追い払ったMV。しかしパイロットはノリで倒しただけであって全く状況が分からなかった。
このパイロットの名前は日丹玖 比呂史(ひにく ひろし※山本伊知郎より改名)という無職の男である。痴漢呼ばわりされた上に無理矢理このMVに搭乗させられた。
機体から降ろされた彼は搭乗する前の強引さとは違い一緒に搭乗していた女子中学生による丁寧な案内である場所に案内されていた。

「こっちよ。」
「はぁ?どこに連れて行く気なんだよ・・・。会議・・・室?」
台が複数並び椅子が置かれた会議室のような部屋だ。奥の方に巨大なディスプレイがあった。
「何だこのでっけぇディスプレイは。お、何だ人が映ったぞ。」
『むぅん・・・こいつか例の男は・・・。いかんせん予想通りのダメ男だな。』
「んなにぃ・・・!無理矢理連れ去っておいてそりゃぁねぇじゃねぇの!?おっさん!」
『むぅ!おっさんだとぉ!貴様ぁ・・・!』
「あ、まぁまぁ二人とも落ち着いて、落ち着いて。これから上司と部下の関係なんだから・・・。」
『ぐぅ・・・こんなのが部下だってのが気に障るが今はいいとしよう・・・。』
「俺だってぇ!こんなおっさんが上司だなってまっぴらごめんだぜ!」
『黙れ!そんなことより貴様に指令を与える。心して聞くように。』

『貴様を小隊の隊長に任命する!彼女を含めた部下は彼らだ。』
会議室に3人ぐらいの男女が入室してきた。どうやらこの女子中学生とは同年代のようだ。
『この方は貴様を案内してくださった早川 涼子だ。』
「よろしく!」
「チッ・・・。(この中坊に敬語だぁ・・・?どんな立場だこいつ。)」
『隣の髪を赤く染めた女子は宇成 レイカだ。』
「フン!」
(なんだこのガキ・・・。髪を赤く染めるとか不良じゃねぇか。)
『隣の男が二階堂 条一だ。』
「よろしく頼むぞ!」
「あ、ああ・・・。(何だか暑苦しいなこいつ・・・。)」
『隣の少年が龍ヶ崎 鷲朔である。』
「あ、あのうよろしく・・・。」
「おう。(辛気臭せぇガキだこと。)」
『以上、貴様がこれから率いることとなる小隊のメンバーだ。』
「おいおいおっさんよぉ。みんな中坊じゃねぇか。こんなガキを何で俺が率いらなくちゃなんねぇんだよ。」
『年齢で馬鹿にしてはいかんぞ。彼らは貴様なんかより遥かに優秀なメンバーばかりだ。』
「まったバカにしやがってぇ。」
「ああ、またもう・・・ケンカはやめてって!」
MVを扱う小隊が今編成された。比呂史を除く彼らは難しい試験を突破したエリート中学生達である。騒ぐ比呂史たちに背を向けレイカはため息をついた。
「無様な奴らだぜ。」

その後ミーティングがあり知識不足の比呂史を涼子がしごく予定であったが比呂史はトイレを装い逃げ出してしまう。涼子はそんな彼を引きとめようと必死だ。
「ちょっと待ちなさいよぉ!ミーティングまだでしょ。」
「俺に受ける義務なんざねぇんだよチクショウめ!」
「ま!そんな言い方ないんじゃない!?選ばれただけよかったと思いなさいよぉ!」
「るせぇ!誰が好き好んでこんな中坊しかいねぇ組織なんざ入るかよ!それにてめぇが痴漢呼ばわりしやがったの忘れねぇかんな!」
「まだ根に持ってるのサイテー!そんなだらしがない格好してると本当に痴漢に間違えられるわよ!」
「人の容姿を馬鹿にしやがってぇ!だから中坊はいけ好かねぇんだ!とにかく!俺は帰る!」
「あ!逃げるとは卑怯な!待てぇ!」

「汚い部屋ねぇ・・・。」
「あ見んな!入んな!うぅ・・・こんちくしょう・・・。」
比呂史の部屋は文字通り荒れた生活を送る人間の部屋であった。ゴミが散乱し虫は産卵する酷い部屋だ。
「くっさぁ・・・ファ○リーズ、ファ○リーズっと!」
「あー!余計なことすんな!やめやがれ!・・・もう勝手にしろ!」
「ちょっとどこ行くのよぉ!」
「ちょっくら散歩してくらぁ。俺が帰るまでには消えやがれ!」
「あ、ちょっとぉ!もう・・・片付けちゃお。」

公園。カップル達がベンチなどで愛し合っている。そんな光景にイラだちながら比呂史はポケットに手を突っ込みながらがに股でうろついていた。
「んだっていうんだあの組織。いきなり人を痴漢呼ばわりして捕まえりゃぁヘンテコロボットに乗れだの中坊どもの隊長やれだの勝手すぎるってんだ。」
193それも名無しだ:2008/08/18(月) 23:00:03 ID:KCN3jSVH
比呂史は自分の住むアパートの窓を覗いてみた。案の定というべきか涼子はエプロンに三角巾までして比呂史の部屋の掃除をしている。
「んあいつぅ・・・!まだいやがらぁ!つまみ出してやるぜ!」

「ハァハァ・・・何してんだてめぇ!」
「勝手にしろって言われたから掃除してるだけよ。何か文句でも?」
「おめぇここの本棚どうしやがった!」
「くっだらない本ばっかだからゴミとしてまとめちゃった。」
「こんちくしょう・・・。ああ、俺の部屋がピッカピカに輝いてやがらぁ・・・。」
「こうやって少し身だしなみとか考えなさいよ。」
「うっせぇよ!余計なお世話だってんだ!ん!?」
急に街中にサイレンが鳴り響いた。外を見るとさっきまで大勢いた市民が一人残らず避難していた。
「またあのひょろひょろろエイリアン野郎かよ。ん通信してんのか?」
「はい出撃ですね。分かりました。すぐに向かいます。・・・行くわよ。」
「はぁ!?俺は行かないっての!離しやがれ!」

涼子は比呂史を連れると市役所へと向かった。どうやらまだ避難していない職員がいるようだ。涼子はおもむろにポケットからカードを出した。
「これです。」
「はい。ご苦労様です。では。」
「市役所で何するってんだ。どこいくんだよ。」
「いいから早く乗って。」
「エ、エレベーター?う、うわぁ!」
比呂史と涼子の乗った椅子つきのエレベーターは急激に加速し市役所から離脱した。

『遅いぞ!早く出撃しろ!』
「分かってます!早く乗って!」
「ちくしょう頭がガンガンするぜ・・・これからあれに乗り続けねぇといけないのかよ。」

「で、乗り込んだのはいいがどうやったら起動するんだ。」
「もうミーティングサボるからよ。まぁいいわ。音声認識パスワードは『マシンブレーダーオン』よ。」
「だっせぇの。まぁいいか。よし・・・マスィィィィィンブレーダァァァァ!オォォン!」
ギュィィィィィィィィィン!ガガガガガガガガガ・・・『セーフティロック解除』『システムオールグリーン』『MV射出3秒前、3,2,1・・・シュート』
「う・・・酔うぜ・・・まぁいい。マスィィィィィィンブレーダァァァァ!GO!」キュイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!

グジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
「ケッ!相変わらず気色の悪い野郎だぜ。よし行くぜ!パンチ!」
ガァン!「うっしゃあ!効いたぜ!」
ビュシィィィィィィィィィィン・・・バシィ!触手による反撃でブレーダーはよろめく!ビルで巨体を何とか支える!
「きゃあ!触手!?」
「なろぉ生意気しやがってぇ・・・!でりゃぁ!」
シュン!ババシィン!ガァァァァァァァァァァン!!タックルを避け触手による二段攻撃!ブレーダーの巨体がビルに直撃した!バランスを崩し転倒する!
「ぐお!避けやがって当ててきやがった・・・!前より手ごわくなってやがらぁ・・・!何か手は・・・手はねぇのか・・・。」
『ばかじゃねぇの?突っ込んでるだけじゃ勝てないね!少し敵の動きを読んでみたらどうだい!』
「この声は・・・不良!どういうこった説明しろ!」
『あたいは作戦指揮の役目もやってんだ!従わないとただじゃすまさないよ!』
「敵の動きを読むって・・・うし!やってみるか!涼子!ブレード射出頼むぜ!」
「了解!ブレード・・・シュート!」
「マスィィィィィィィィンブレェェェェェェェド!!これでどうでぇ!」
マスィンブレードを襲わんとエイリアンは触手を大きくぶらつかせながら接近する!その敵の動きをじっくりと読むブレーダー、比呂史。
触手が伸びブレーダーを突き刺そうとするがその刺さる刹那!ブレーダーは身をかがめ敵の脚部に向けてキックをかました!バランスを崩し倒れるエイリアン!
「どうでぇ!とどめだぁ!必殺の・・・ブレードブラァァァァッシュ!」
ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!

「ふぅ・・・何とか倒したぜ・・・助かったぜエレナ。」
「フン!」
「あぁ?何だあいつ。ん?何かこっち来るな・・・。」
「貴様ァァァァァァァァァ!ミーティングをサボったなぁぁぁぁぁぁぁぁ!リーダーの自覚はないのかぁぁぁぁぁぁぁ!」
「ゲッ!条一!あれには理由が・・・うわああああああああああああああああああああ!!」
「はぁ・・・先が思いやられるわね・・・。」

194それも名無しだ:2008/08/18(月) 23:10:31 ID:KCN3jSVH
まぁ少ないと思うけど読んでくれたかもしれない人のために設定補足。

主人公 日丹玖 比呂史
無職でひねくれた性格。江戸っ子口調が腐ったような喋り方。

ヒロイン 早川 涼子
真面目で明るい女子中学生。女の子っぽい喋り方。

ヒロイン 宇成 エレナ
不良少女で男勝り。まぁ男勝りな喋り方。

野郎1号 二階堂 条一
熱血少年。口調がいちいち暑苦しい。

野郎2号 龍ヶ崎 鷲朔
内気な少年。自信なさげな喋り方。

司令官
命令をだす堅物。典型的な司令官口調。ダイ○スの三輪さん的存在。

マシンブレーダー
武器はグリップから射出するマスィンブレーダー。必殺技はブレードブラッシュ。

名前の由来。日丹玖は皮肉とひねくれをもじったもの。比呂史は鋼○ジー○とど○性ガ○ルの主人公から。ヒロインの涼子は女子高校野球アニメのプリ○セスナ○ンの主人公から。
他は適当に決めた。
195それも名無しだ:2008/08/18(月) 23:29:09 ID:KCN3jSVH
訂正
グリップか射出するマシンブレード。

ついでに世界観を書こうおもう。自己満なので読み飛ばしてくれておk。

・ほぼ現代と同じ。ただし主人公の暮らす町だけはいつのまに技術が発展している。
・主人公が強制的に入れられたのは名称不明の"組織"。
・組織は市役所を通じ街中の公共施設を繋がっている。
・大抵の公共施設にはマシンブレーダー基地に繋がる高速エレベーターがある。
・日丹玖 比呂史は無職。実業家の親の金で裕福に暮らす畜生。
・大人だと思われる比呂史にタメ口なのはナメられているため。
・比呂史は主人公でありながらあまり人に好かれるほどイケメンではないらしい。
・涼子は青春ときめく女子中学生。モデルと違いテニス部所属。
・エレナも涼子と同じ学校だがサボりまくり。だが面識はあった。
・条一は中坊の中では一番高学年。鷲朔は子分みたいな立場。
・条一は髪はゲ○ターの竜○みたいでもちろん眉毛もキリリ!としている。
・鷲朔はなんか碇シ○ジみたいなキャラになっている。二番煎じはよくないよな。
・司令は反抗期の娘に悩まされておりイライラしている。妻からも別居を要求されている。
・司令は中間管理職であるため実はかなりかわいそう。

年齢書き忘れ
比呂史(24)
涼子
エレナ 3人とも(14)
鷲朔
条一(15)
196それも名無しだ:2008/08/19(火) 01:45:09 ID:jl1qVNjy
>>188
てきもいっぱいいるよ

って書き込もうとしたら途中で切れちゃったんだよ…
197それも名無しだ:2008/08/19(火) 09:04:50 ID:BYGgl00W
むぅ…一枚綺麗に仕上げようと思ったがやはり俺の配色センスは酷い…。
合体ロボだと余計に難しい…。
先にカラーありきで作ったほうが良いのだろうか?

いわゆるロボット三原色で塗ってもイマイチだ。
198それも名無しだ:2008/08/19(火) 15:53:21 ID:CmoeTuBZ
>>197
画うp
199それも名無しだ:2008/08/19(火) 21:37:01 ID:ukge5kD6
「おい、デガス。ヴァギトはまだ帰らんのか?」
ジュバフはイライラしながらデガスに尋ねた。
「アァ?知らねェヨ、んなモン」
「そうか、帰っていれば作戦失敗の非を帝王様の前で声高にあげて見せたというに」
「必ず作戦失敗してくるとは限らないだろう。それにその帝王様がいらっしゃらないようだが?」
ブザンが口を挟む。そこにレイファが、
「ああ、なにやら姿を変え地球へ降りるとか仰っておったぞ」
「なに?地球へ?それも姿を変えてだと?どのようにだ?」
「さあの?童は後姿を暗がりでしか見ておらんからの」
そう言って意地悪く微笑むレイファにジュバフがキレた。
「何が『見ておらんからの』だ!ふざけるのも大概にしろ!!」
「オイ、落ち着けよジュバフ!あと今のちょっと似てタゾ!」
「それは今関係ないだろう!?」

機動少女伝マサト 第10話「真実、愕然!」

「どういうこと!?なんで青崎くんがカリグラで幹部してるの!?」
麻里と亜紀斗は互いに鎧を脱ぎ捨て対峙していた。
「…その前に、君から話してよ。君がその巨人に…アテナスに乗った経緯を」
亜紀斗がそう言った直後、麻里は言った。
「…騙されないよ」
「え…?」
「青崎くんがカリグラの幹部だったら知ってるはずだよ?私はブザンって奴に名乗ってるんだから。
麻里だって」
「なんだって…!?…さてはブザンの奴、気遣いやがったのか!?僕が地球人だからって…」
(地球人だからって…?じゃあ青崎くんは別に異星人じゃないってこと…?じゃあなんで…?)
「…とにかく、谷口さん。君には聞きたいことがある」
亜紀斗は麻里に向き直り話しかけた。
「私がアテナスに乗った経緯…ね。いいわよ(…あれ?青崎くんはアテナスの名を知っていた…
じゃあアテナスってまさか…?)」
麻里はいくつかの疑問を抱えつつ話し始めた。
「私はある日普通に公園でくつろいでたの。そしたらいきなり爆発が起こって、みんな吹き飛んだ…
その爆風の中から出てきたのが…ブザンだった」
「うん、そこまでは知っているさ。その後デガスがでしゃばって女を一人殺…まさか!?」
200それも名無しだ:2008/08/19(火) 21:56:24 ID:ukge5kD6
「そう、それが私…」
事実を聞いた亜紀斗が一瞬たじろぐ。
「その後、気付いたら変な空間にいて、『ある奴』に会ったの」
「『ある奴』?それは一体…?」
「青崎くんもカリグラなら聞いたことあるかもね。…ラシュアっていうの」
「ッ!?ラ、ラシュア…!?」
「やっぱり知ってたんだ…教えて、あいつは一体誰なの?青崎くんと、カリグラとどういう関係なの?」
「…谷口さん、少し黙って。まだ僕は話を聞いている途中だよ」
たじろいだ亜紀斗は平静を取り戻し麻里に詰め寄った。
「そうね…ラシュアは私に言ったの。『お前に戦う力をやる』って。それがアテナスなの」
「…そうか、やっぱり奴が…」
「さ、今度は私が聞く番だよ。知ってること全部教えて」
「……そうだね、じゃあ聞いていて。僕は一月くらい前に一人で教室で本を読んでいた。その時、
目の前にある男が現れたんだ…ブザンさ」
「…………?」
首をかしげる麻里を無視して亜紀斗は続ける。
「ブザンは僕に言ったんだ、『お前の力が欲しい、カリグラへ来い』とね。後で聞けばそれは
帝王様のお達しだったそうでね」
「帝王様…?それって一体誰なの?デガスの奴も言ってたけど」
「そうだね…君は勝ったんだ、真実を知る権利はあるだろうね」
そう言って亜紀斗は一回言葉を切った。
「僕らのトップの名は『グラーマン帝王』。多数の星の人間から構成される戦闘部隊『カリグラ』の長だ」
「っ!?グラーマン帝王…それに…『多数の星の人間から構成される』って…どういうことなの!?」
「言ったとおりさ。カリグラは一種類の異星人ではない。数種類の星の人間が集められたものなんだ」
亜紀斗は驚愕の事実を麻里に告げた。
「……でも、なんで60億人もいる地球からは青崎くんが選ばれたの?」
「グラーマン帝王様は各星から『ある感情』が最も強い人間を選んで引き抜いているのさ」
「ある…感情…?それって何なの?」
少し間をおいて亜紀斗は答えた。
「『自分の星への絶望感』、とでも言おうかな。とにかく、自分の星に諦めだとかを感じてる人間を集めてるんだ。
そしてその星を様々な手段で制圧、最もよいと思われる形に直してきたんだ」
「様々な手段…それで地球は巨大ロボットでの虐殺だっていうの!?地球の『最もよい形』って何!?」
亜紀斗は間髪いれずに答えた。
「『ゼロ』さ」
201それも名無しだ:2008/08/19(火) 22:15:16 ID:ukge5kD6
「『ゼロ』…って、まさか!?」
「そう、全て無かったことにするんだよ。文明も、技術もね」
「なんで…そんな…」
「もう地球はこれ以上ない、というところまで悪化しているんだ。歯止めの利かない環境汚染、
人を傷つけ殺すことをなんとも思わない若者、外見や思想が違うというだけで殺しあう民族・宗教間紛争…」
亜紀斗は大袈裟な手振りで得意げに話して見せた。
「だからって!それは虐殺を起こしていい理由になるの!?」
「…例えば指先に強力な毒が入ったとしよう。毒を抜くより、指そのものを切り落としてしまったほうが
時間はかからない。地球は全宇宙規模で見て指先ほどの価値しかない…いいたいことが分かるね?」
「だから…地球を切り落として他の星を守るっていうの…?そんなの、矛盾してると思わないの…?」
「ああ、思うさ。でもそのたったひとつの矛盾だけで全宇宙が救われるんだ、安いものだろう?」
「ふざけないで」
麻里はいつしか亜紀斗を睨んでいた。
「地球をゼロになんて…私が絶対にさせない」
「そう…じゃあ、寂しいけどお別れだ。戦場で会うことがないように祈っているよ」
「…………そう」
気付けば亜紀斗は麻里の目の前から消えていた。
一人残骸の街に残された麻里は、泣いた。
誰が見ているでもなく、泣いていた。

「…ドンパチは止んだみたいだな」
神夜は先ほどまで爆音が響いていたビル街を見つめていた。
「麻里……あ、あれ?」
神夜の前を、一人の少女が横切っていった。ビル街のほうへ向かおうとしているようだった。
「お、おい!そっちは危ないよ…って」
「きゃっ!」
神夜の忠告空しく、少女は派手にすっ転んだ。
「だ、大丈夫か?」
「え、ええ…痛っ!」
少女は膝をすりむいていた。
「無理すんなよ、俺が家まで送ってやる。お前、名前は?」
少女は少したじろいでから答えた。
「え、あ、あの…リュノ、です…」

機動少女伝マサト 第10話「真実、愕然!」 完
202それも名無しだ:2008/08/19(火) 22:17:07 ID:ukge5kD6
久しぶりの投下になります。
最近メカアクションが乏しく少し反省しております。
次回は思いっきりメカアクションを書く予定になっています。
応援がいただければ幸いです。
203それも名無しだ:2008/08/20(水) 16:05:32 ID:ARQ422ly
移転してたかー
一瞬びびったぜ
204それも名無しだ:2008/08/20(水) 18:58:44 ID:Y2ijI1EN
瞬攻神アロンアルファ

アロンアルファ エネルギーを加えると一瞬で降下するゲル「モードアモルファス」を使う救助用ロボ。
         だがハソーン帝国の侵攻に対して意外に力を発揮したため、戦いに投じられることになる。
   クリスタルプリズン モードアモルファスで敵を固めてしまう技。
   プリズンブレイク 固めた敵をキックで砕く技。




一発ネタなのに考え始めるとマジになってくるから困る・・・
205完成とは妥協のことだ:2008/08/21(木) 20:34:24 ID:rbF2FQng
限界ギリギリ ゲンカイザー エンディング・テーマ「限界坂」
ttp://www.csync.net/service/file/view.cgi?id=1219316474

無邪気に笑いあっている あの頃の俺
ただがむしゃらに前向きに 走ってた
いつもの公園でいつものように微笑んで
さよならって言って坂道駆けた

いつまでも 忘れたくない
限界知らぬ若人の俺
いつまでもただ あり続けたい
明日も越えていくこの坂を

何かに夢中になってる あの頃の俺
ただひたすらに真っすぐに 走ってた
いつもの団地裏でいつものように微笑んで
さよならって言って坂道登った

いつまでも 忘れたくない
限界知らぬ垢抜けない俺
いつまでもただ あり続けたい
明日も目指していくこの坂を

嗚呼 いつまでも 忘れたくない
限界知らぬ若人の俺
ただいつまでも そうあり続けていたい
明日も越えていくこの坂を


オリジナルは2スレ目の969
例によって歌詞は変わってます。
206それも名無しだ:2008/08/22(金) 18:07:39 ID:JJGpZecT
>>205
おお、相変わらずクオリティたけえw
GJ!!
207それも名無しだ:2008/08/23(土) 23:33:34 ID:q2/A7zWb
自分の歌詞がこうやって形になるのは快感
書いたときはもっと明るいバラードのイメージだったけどぜんぜん違うものもできるんだな
208205:2008/08/24(日) 00:33:48 ID:Xbgg1vJ9
ああ、やっぱり作詞者の中にも曲ってあるんですよね。勝手に作ってしまって何というか・・・

脳内にはムゲンカイザーの歌もできてるのですが、こちらはプラティロイドの職人様の抽選に当たりそうなので自重(素直に手の付けようが無いと言え)
209それも名無しだ:2008/08/26(火) 08:36:21 ID:vYyJytAX
移転の次には規制喰らって久々。

宇宙で戦う複数機合体の東映系っぽいロボ考えてるんだが、
合体前のマシンのアイデアが出ない…。
宇宙なのに全機戦車とか意味不明の電波ぐらいしか来ない。
210それも名無しだ:2008/08/26(火) 13:53:39 ID:uvzcRTFS
つメガボイジャー
211それも名無しだ:2008/08/26(火) 13:56:01 ID:UeROpFms
『〜っぽく』するためにはその元を知ってないとな
212それも名無しだ:2008/08/26(火) 14:34:13 ID:roPvjoPg
よし、ここはアストロノーツ型の中型ロボにシャトル、ロケット、円盤、タンクが鎧になって合体するメガボイジャーと大連王の折衷案でいこう
武器は人工衛星型で銃とか剣に多段変形するヴィクトリオン方式で
213それも名無しだ:2008/08/26(火) 16:31:53 ID:uvzcRTFS
いいセンスだ


個人的にはやっぱりロボのイメージを考える時は同モチーフのロボを頭の片隅に置いとくと考え易い気がする
214それも名無しだ:2008/08/26(火) 19:48:18 ID:s+BlcDWg
そしてパクリと揶揄される
215それも名無しだ:2008/08/26(火) 23:29:15 ID:roPvjoPg
だから俺は>>212みたいに最初から〜みたいなとか書いて自分から元ネタというかパクリ宣言をしてるな
だからどうしたって話だけど
216それも名無しだ:2008/08/31(日) 04:27:52 ID:mVoTJ9NC
正直な話、完全な0から作れてる人ってのは
普通にそういうので喰ってるひとでも一握りかと

とはいえ開き直るもまずいが・・・
217それも名無しだ:2008/08/31(日) 09:28:30 ID:rV9Hjsfb
他の者から影響受けないやつはいないからな。
218それも名無しだ:2008/08/31(日) 13:52:06 ID:UiPYu2Au
ここの人にメカの名前考えて欲しいんだけどいい?
219それも名無しだ:2008/08/31(日) 16:30:37 ID:AyOu7MnD
発光機心 ダイオード
220それも名無しだ:2008/08/31(日) 18:37:44 ID:PmJo/lOb
>>218
・メカのスペック
・世界観
・メカの誕生経緯
・そのメカ以外の名前
・イメージワード
全部とは言わないが幾つか無いと脈絡の無い名前しか出ないと
221それも名無しだ:2008/08/31(日) 18:39:32 ID:mVoTJ9NC
>>218
いいけどなんの案もないと流石に無理
222それも名無しだ:2008/08/31(日) 23:21:28 ID:UiPYu2Au
>>220-221
メカ全部に共通した特徴
・操縦できるのは皆12歳の少年少女。メカ自身が審問を行い、それにより認められた者のみが操縦できる。
・戦闘時以外はぬいぐるみのようなコロコロした姿になる。
・戦闘時以外は自律行動をする。
・一般に武装鎧殻(ぶそうがいかく)と呼ばれている。
・すべて人と動植物などを掛け合わせた様な姿。
・市街地で戦うので基本的に皆それほど大きくない。
それぞれの特徴
@竜をモチーフにした武装鎧殻。耐久力、機動力、攻撃力すべてのバランスがよい。
Fの複製でありながら、オリジナルをしのぐ力を秘めている。
近接戦闘が得意。武器は刀。色は青×白。
性格は富士山よりも高いプライドをもち、気難しい。
A桜をモチーフにした武装鎧殻。武装鎧殻の中では最も小柄で耐久力も低い。植物を操る力をもち、それを使った支援を得意とする。また舞を踊ることができ、その舞はあらゆるものを惹きつける。
武器は扇。色は赤紫×ピンク
性格は明るくおませ。
B蜂をモチーフにした武装鎧殻。小柄で機動力に長ける。トリッキーな技を豊富にもつ。極力音をたてずに飛ぶ。
近接戦闘が得意。
武器はドリル。色は黄×黒
性格は甘えん坊。
223続き:2008/08/31(日) 23:26:18 ID:UiPYu2Au
C戦車をモチーフにした武装鎧殻。大きな体躯をもち、耐久力に優れている。様々な火器を扱うことができる。後衛の壁になりながら前衛の援護射撃を行う。
遠距離戦闘型。
武器はバルカン。色は緑×灰
何を考えているかわからない性格。
D悪魔をモチーフにした武装鎧殻。羊のような角と下半身をもつ。唯一逆間接をもつ。
中距離で戦うのが得意。武器は鞭とモーニングスター。モーニングスターは小型の檻にもなる。色は黒×紫。
大人しく引っ込み思案な性格。
@〜Dはジュブナイルシリーズと呼ばれる。
E天使をモチーフにした武装鎧殻。
光を使った攻撃が得意。もとは子供とコミュニケーションをとるためのおもちゃだった。戦闘能力は後付けで与えられたもの。
武器は十字架を模した槍。色は白×水色
性格は冷静だが優しい。F竜をモチーフにした武装鎧殻。@のオリジナル。一番最初に造られた武装鎧殻。
@と性能はほぼ同じ。
武器は刀(二刀流)色は赤×黒
残虐極まりない性格。

性格はぬいぐるみ状態の時に反映される。

ジュブナイルシリーズはASTR-A(アストラ)と呼ばれている組織によって造られた、子供にしか扱うことが出来ない兵器。なぜそうしたのかは不明。
舞台は現代よりも少しだけ未来の日本の中途半端な田舎町。


この設定で@〜Fの名前を考えてください。できるだけ兵器っぽい名前でお願いします。
224それも名無しだ:2008/08/31(日) 23:49:39 ID:7bRP+EPF
>>222

閃いた!
Eヴェルキオン
Fドラグオン

安直すぎかな…?
225それも名無しだ:2008/08/31(日) 23:57:29 ID:mVoTJ9NC
>>222-223
思ってたよりも多いなw
とりあえず考えるけれどいくつか質問

・ネーミングに統一性は欲しいか否か
・神話関連は是か否か(シンプルなネーミングを求めるかもついでに)
・漢字ネーミングは是か否か


例えばだね
@の場合だと
スーパーロボットっぽくつけるとドラグレイザーとかで
神話系から持ってくるとチュヴァシとかジランダ
シンプルにいくとファング
漢字でいくと龍刃(るば)とか

まあ、二番目が一番、簡単に桜花とかにしてしまいそうなんだけれどねw
ちなみに気に入りそうなのがこの中になかったら俺は無しで><
226それも名無しだ:2008/09/01(月) 02:02:40 ID:ZkvYwvBe
>>222->>223
1、覇竜(はりゅう)
2、咲良(さくら)
3、雀刺(じゃくし)
4、慶砲(けいほう)
5、夢純(むじゅん)
6、光夜(こうや)
7、破龍(はりゅう)

こんなんでどうでしょう
227それも名無しだ:2008/09/01(月) 02:57:48 ID:HKnqQYt8
1:ナガレ
刀・龍の流線形+ナーガラージャ(竜王)の変形
2:ヤヒメ
八重桜+木花之開耶姫(サクラの語源とされる
3:ベイグ
bee+bug
4:タリオス
チャリオット(古代戦車)の巨人名風変形
5:ヘレスター
メフィストフェレス(悪魔)+星
6:アーケル
アーク(箱舟)の天使名風変形
7:ラグヌス
ラグーン(礁瑚)+ラグナロク

子供関連ということで比較的単調で呼びやすい名前に。
統一感がないのがあれか。
しかしロボっぽくは無いな。
228それも名無しだ:2008/09/01(月) 07:56:16 ID:Ue1YaI8X
>>225
統一性は別にいいのでシンプルな名前で
漢字は何体かまではいいですが全部はちょっと
229それも名無しだ:2008/09/01(月) 15:47:34 ID:HHlC87mU
パイロットの生い立ちや性格も、結構必要だと思うんだがなー。
230それも名無しだ:2008/09/01(月) 20:16:53 ID:YU6IPkwn
こだわりすぎないように意識してやってみた
Cだけちょっとこだわったがw
後半シンプルに出来ず引用多くなってますサーセン

@ リンドブルム
雄雄しさを象徴する龍
A 桜花
シンプルに、桜とか桃を英語にしても面白くないし
B スティンガー
シンプル意識に
C メスパニッシャー(エメスパニッシャーと二択で迷った)
ゴーレムを殺すときの際使われるmethから死の意味を持ってきて
それを執行するもの死の執行人、つまりメスパニッシャー
D アスモダイ
悪魔モチーフなので悪魔から
元ネタは七つの大罪を司る悪魔であり、裁判官であり牛・人・羊頭を持つアスモデウス
Eケルビム
天使モチーフなので智天使から
F リンドブルム 
容赦の無さを象徴する竜

@とFは意図的に同じ名前
業龍なんてネーミング考えてたが、轟竜スパロボにいるじゃん!と断念
231それも名無しだ:2008/09/01(月) 21:45:31 ID:1KNHTv53
>>230
ケルビウム兵もスパロボにでるじゃんw
232それも名無しだ:2008/09/01(月) 21:59:41 ID:YU6IPkwn
>>231
いや、それは出典ネタだからまた別だw
単純なネーミングで被るのはヤバイかなと
セラフとかのが良かったかな・・・
233それも名無しだ:2008/09/01(月) 23:58:06 ID:1KNHTv53
>>232
まだ発売してないからギリギリセーフってとこかなw

てゆうか俺も好きだしケルビウム兵
234それも名無しだ:2008/09/02(火) 19:33:28 ID:WyZKCMF9
@タツロン→ガンジェクター
Aトオヤマ→プロシオン
Bリゲ磯→ダイビーネ
Cマメタン→アームザス
Dユキ→バフォーレ
Eコーゼルン
Fガンドロン

@からDのぬいぐるみ形態には別名があるってことで。
名前は敢えてモチーフから大きくもじった(@に至っては全く無意味)。

こういうののネーミングってモチーフに囚われがちなので。
235それも名無しだ:2008/09/02(火) 23:59:00 ID:xGXOTSDt
みんな真面目に考えてくれて感動した
とりあえず出してくれた案を自分なりにアレンジしてみようと思う
でもまだ募ってようかな
236それも名無しだ:2008/09/03(水) 06:46:13 ID:jOJo8Acm
>>222-223
@リューオ 主人公と想定して考えた。「竜王」の名も掛けてる
Aサクラ こっちはヒロインと想定して
Bビビ 蜂に因んだ
Cチャリ 戦車から、アダ名はチャリ男
Dパンクス 神話のヤギの半獣人パンから
Eエクシー エクシアから
Fガリュウ リューオと対峙するだろうと、考えてみた

ところで、乗り込むパイロットがいるみたいだけどそれぞれの性別が知りたいな
もしかしたらアイディア案的な絵を描くかも。イメージがあったら詳しく教えてくれ
237それも名無しだ:2008/09/03(水) 18:29:30 ID:ZmLGwill
パイロットの設定も必要らしいので

@男。どこにでも居るような元気な小学生。戦闘時は見事なリーダーシップを発揮。Eにちょっと惚れている。
A女。ちょっと男勝りで、それを少し気にかけているが、なかなか治りそうにない。@をちょっと気にしている。
B男。学年一の成績で、それをちょっと鼻にかけている節がある。性格は無愛想で@とは折り合いが悪い。
C男。@とは親友。ちょっと乱暴な所があるが根はいいやつ。Aの事が好きで、色々アピールしているがなかなか気づいてはもらえない。
D男。優しそうな顔だが毒舌でサラッとイヤミを言ったりする。なかなかの鬼畜。
E女。小柄で大人しく線が細い。色々と謎めいている。
F男。荒々しく、口が悪い。相当なコンプレックスを持っており、@および@の機体を執拗に狙う。
238それも名無しだ:2008/09/04(木) 00:33:24 ID:Dqny/ehO
哀愁の守護者 第1回「人間嫌い」

『グランダーPXがまたもやプロフェッサームッキングの敵ロボットを破壊しました!パイロットの鎧 龍凱(よろい りゅうがい)君にインタビューします!』
『よぉ!テレビの前のみんな見てるか?この俺とグランダーPXがあるかぎり!世界の平和はムッキング野郎にゃ渡しやねぇぜ!これからも応援よろしくな!来週もこの時間にチャンネルスイッチオン!』
「わーい!またぼくらのヒーロー、グランダーがムッキングのわるいやつをやっつけたぞ!」
「つよいやー!さすがぼくらのヒーローだぁ!あのおおきくてつよいところがかっこいいや!」

かつて。外国の科学者ムッキングは自らをサイボーグ化しロボットを生産。世界征服を狙っていた。それを止めるため日本の研究所がこんなこともあろうかと造り上げたスーパーロボット、グランダーPXが世界を守るため活躍していた。
パイロットは父の敵を討つため自らグランダーの操縦者に志願した高校生、鎧 龍凱。グランダーと共にムッキングの野望を止めるため日夜戦い続けていた。
激闘の末、ピンチに駆けつけた他のスーパーロボット達と共にプロフェッサームッキングと地下に潜んでいた地底怪人族、宇宙からの侵略者ガイガリアを打ち破った鎧 龍凱は伝説の英雄としてマスコミに写り続けた。
しかし次第に龍凱に対する注目も消えていき時の人となりグランダーPXも政府により封印。伝説は風化していった。

それから30年後・・・

『地球連合軍の第8人型機動兵器部隊がまたもやアフグァンのテロ組織を沈黙させました。インタビューしてみます。』
『語ることはない。』
「キャー!クールでかっこいい!」
「あのロボットの細くて顔がキリッってしてるところがたまんねぇよな。」
「グランダーとかの骨董品より数倍かっこいいぜ。」
「グランダーって何?そんなのいたっけ?」
「グランダーはな30年前あたりにな世界を救った伝説の・・・」
「オタク黙れ。」

現代。世界各地でテロ組織が現れる中、それを鎮圧させるために世界中のエリートを集めた第8人型機動兵器部隊が活躍していた。
エリートのためパイロットも編成されている人型兵器も一級品。彼らは世界中で英雄とたたえられ注目されていた。

龍凱がどうなったか?時代が時代である。彼はついていなかったのだ。戦闘に追われてまともに勉強をしていなかった龍凱。そんな彼がリストラされた今新たな就職先が見つかるわけもない。
今じゃ彼は良家に婿入りしたものの追い出され離婚調停中となった中年男性。山田 龍凱(やまだ りゅうがい)である。この時代変な名前と罵られ、ストレスで頭もさびしくメタボに悩む日々。かつてのヒーローはもういなかった。

「はぁ・・・これからどうすればいんだ・・・。もう潮時かな・・・。」

南極。
ゴォォォォォォォォォォォォォォォ・・・・
「うぅぅぅぅぅ・・・寒い・・・。だが・・・我々は・・・再起を待ち続けた・・・。」
「少しずつ・・・少しずつ・・・戦力を回復させこの時を待ち続けた・・・。」
「我々は・・・今よみがえる・・・!ムッキング地底怪人ガイガリア連合軍・・・復活のとき!」

連合軍基地。
「何だあれは?」
「奇妙な人型兵器だな?警告を出すか。」
ビィィィィィィィィィィ・・・ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!
「ぐわあああああああああああああああああああ!」
「ちぃ!人型機動部隊・・・発進せよ!」
「了解!そこの兵器!攻撃をやめ速やかに降伏しろ!われわれのほうが数は上だ。かないっこない!」
『・・・め・・・。』
「な、何!?」
『しずめといっている!人間ごときが!』
「な、うわあああああああああああああああああああああああああああ!!」

「なぞの機動兵器隊だ。我々第8機動兵器隊が止めてみせる。」
「俺たちの実力!見せてやる!」
『無駄無駄無駄無駄無駄!電磁力妨害電波・・・遮断光線発射!』
「な、動かない!」
「かくなる上は特攻あるのみ・・・」
『うるせぇよ。』
ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!

政府。
「あれはデータによると30年前の・・・。」
「プロフェッサームッキング他による・・・襲撃・・・!」
239それも名無しだ:2008/09/04(木) 00:34:39 ID:Dqny/ehO
『あの第8機動兵器部隊もやられてしまった今、我々はどうなるのでしょうか。』
「くぅ・・・国民の不安は増すばかりだ・・・。」
「30年前・・・あのプロフェッサームッキングと互角に戦えた存在・・・。」
「スーパー・・・ロボット軍団・・・!グライダーPXと鎧・・・龍凱!」

【この人を見つけた人は賞金5兆円差し上げます。  鎧 龍凱(よろい りゅうがい)】
「これは!?探せ!探せ!5兆円!」
「こいつ見つけ出して一儲けしてやる!」

「あのぉ・・・この人知りませんか?」
「(これは!)・・・いや知りません。」
「そうですか。では。」
「俺のことを探している・・・?いったい何故今更・・・。ホームレスの俺のことを・・・。」

『30年前に日本を襲った恐怖の組織が何故今再び現れたのでしょうか!日本はいったいどうなるのでしょうか!』
「この映像に写っている奴ら・・・。俺が倒したはずのムッキング野郎の邪悪ロボット軍団・・・!よみがえったというのか!」
「どけよおっさん!5兆円!5兆円!」
「ぐ・・・いててて・・・乱暴な。しかし今の俺じゃ・・・グランダーがいても・・・。」
「龍凱君・・・探したぞ。」
「あなた!」
「え?あ。お養父さん・・・。それに・・・松子。」

「探したぞ龍凱君。いったい今までどこにいたのかね?いやそんなことはどうでもいい。手短に話をしよう。」
(何だこの雰囲気は・・・?彼らは俺を散々罵り追放したはずなのに・・・見せ掛けの親愛か・・・?)
「君の旧姓は・・・鎧。」
「そうくると・・・思っていましたよ。そうなんだろ、松子。」
「今お父さんの会社は財政難で苦しんでるの!どうしてもお金がいるのよ!お願い!警察に出頭して!ほら、良子の養育費も・・・」
「お父しゃん・・・」
「離せよ。」
「ひっ!う、うええええええええええええん!」
「な、あなたこの子の父親なのよ!なんてことを!」
「何振りかまっていられるか。俺はごめんだ。あんたらにこれ以上利用されるなら。もう・・・家族でもない!」
「失望したよ・・・。龍凱君。」
カシャ・・・
「銃・・・。どうしても俺を連れて行く気ですか。」
「私も何振りかまってはいられないのだよ。」
「私はね。もううんざりなんです。人間が・・・嫌いなんです。何もかもどうでもいいんだよ!」
バン!
「そんなの当たるか!」
バキィ!
「ゴフ!」
「キャアアアアアア!警察を!」
「チッ!」
「うええええええええええええええん!ひええええええええええん!お父しゃああああああああん!」

「聞いたか!あいつが鎧 龍凱だってよ!5兆円があそこにいるんだあああああ!」
「写真とだいぶ違うが・・・待てええええええええええええ5兆円!!」
「ちくしょう!どうしてバレたんだ!だが・・・冗談じゃない!」

「プロフェッサー。連合軍の基地は日本を除きすべて機能不能にいたしました。」
「うむ。次は・・・次は・・・わしらの・・・ふるさと・・・日本!」

「待ちやがれえええええええええええ!止まらねぇと殺すぞ!」
「どけ!5兆円は俺のもんだ!」
「こいつら・・・群れて!群れて!群れて!こんな糞みてぇな奴ら   守 っ て や る も の か ! 」


次回へ
240それも名無しだ:2008/09/04(木) 07:42:01 ID:71loBlgO
これは斬新だw
241それも名無しだ:2008/09/05(金) 01:12:59 ID:uVtQpqsr
かつての忘れられた英雄が…ってまぁたまにあるよなとか思ってたらこれはまったくの予想外。
242それも名無しだ:2008/09/09(火) 00:34:44 ID:Q8FtfDOG
ソルテッカマン的というか、オーガン的なものというか……
このスレ的には微妙かも……

-骸-

登場人物
【景山 仁 かげやま じん】
普段は三枚目な私立探偵を装っている。
夜な夜なムクロを装着、悲惨な死を遂げた者の怨みを纏い
法で裁けぬものたちへ死という名の鉄槌を下していく。

登場機体(?)
【ムクロ】
大気中に漂う怨みを体内に取り込むことで
装着者の肉体をムクロ自身の骨・筋肉の代わりとし稼動する
一種の強化スーツ。
取り込んだ怨みを晴らすことで活動を停止する。

装着には怨みを受け入れるだけの器量が必要。
受け切れれないとその怨みにより装着者の神経は侵され、発狂し、最悪死にいたってしまう。
取り込む怨みが強大すぎると、その力を抑えきれず暴走することも。 

【ガイ】
もう一つのムクロというべきもので、巨大な人型を形成している。
中へとムクロが嵌入することにより動作を開始する。
ムクロの手足の延長ともいえるように、体内のムクロの動きをトレースし、
ムクロ単体では相手をするのが難しいような巨体相手に活躍する。


【法で裁けぬものたち】
非合法の手段や悪質な方法により悪行の限りを尽くす、人の皮をかぶった悪鬼とでも言うべき存在。
その手口は迅速ながら証拠となるようなものなどは一切残さない。そのため数々の被害者や死者まで出ているにもかかわらずも
法的には裁くことのできない者たち。ヤクザから大富豪・天才的な科学者……人種も白人・黒人・黄色人種とあらゆる悪鬼共をムクロは裁いていく。


必殺的なものが書きたかった。ロボまったく出てこないし微妙に後悔している。
それにしてもムクロの設定は今見ると小説版魂狩まんまだなぁorz

オチまで考えてるけど書きたいものが多すぎる……
ブラストロンも完結させにゃならないしなぁ

243それも名無しだ:2008/09/09(火) 18:43:35 ID:6gyecLTc
獣星最輝ペガシオン

夜空に輝く星々、それが突然地上に降り注いできたらあなたはどうしますか?
星の戦士達トレミーの48戦士団による容赦のない襲撃、星の氾濫です。逃げる場所なんてどこにもありません。
でも絶望の中に微かな希望は残っていました、ペガスス座の戦士ペガシオンが裏切り私達に救いのてを差し伸べてくれたのでした。はたして空の輝きを取り戻す事が出来るのでしょうか、人類は…


・主人公
アゼル 15歳

ペガシオンに選ばれた少年、天体観測が趣味。小さな村クリエルに住んでいる、しかしトレミーの48戦士団の魔の手は平穏なクリエル村にも及ぶ。窮地に陥ったアゼルにペガシオンが助け、共に戦うことになる。地球防衛前線機関OUEL(オゥエル)に保護される。
大人しく心優しい少年、とても博識。真っ白な髪が特徴。


・ペガシオン

純白のスーパーロボット、全長56.0m総質量50.0t
ロボットではあるが自分で考え、行動し、意志がある。心臓でもあるコクピットを搭載している。
ペガサスモードという獣を模した形態とノーマルモードという人型形態がある。トレミーの48戦士団に所属しており、優秀な戦士として名をはせている。
戦士団を裏切り人間の味方につく、本来戦いを望まない平和を愛する優しい性格。アゼルとはなんらかの因縁があるらしいが…
[のエンブレムを有している。


・エンブレムとは

トレミーの48戦士団の階級や力の序列を表している、数字が大きいほど位が高い。Tから]までのギリシャ数字を使用している。


・トレミーの48戦士団

突如地球に飛来した星々、その正体は戦闘星命体。ペガシオンが所属していたが離反し、戦局が大きく一変する事になる。地球を侵略する理由は不明。


・世界観

中世のヨーロッパに近い時代背景、東部にある辺境の地ヴィゼーが舞台。文化は現代の少し低い水準、科学や兵器もまだあまり発達していない。
244それも名無しだ:2008/09/09(火) 20:29:40 ID:RF4zFdbq
流れ板フォアボード

怪獣が街を襲う時代。防衛軍やスーパーロボットの活躍ですぐに退治はされるものの、彼らはその後のことまで見ようとはしない。
街の復興、そして、怪獣の死体の処理。
そんな誰もが疲れ果てた街に、突如現れた謎の巨大ロボット。巨大な刃物を1本持ったそれはこう語った。

「こういう、力自慢の種類の怪獣の肉は固いですが、柔らかくなるまでじっくり煮込んでやれば素晴らしい旨味が出ます」

そうして、そのロボットは怪獣を料理してしまった。
料理は数千人の人々に行き渡るほど多く、美味く、そして温かかった。
絶望に打ちひしがれていた人々の顔に、いつしか微笑が戻ってきていたのだった。


フォアボード
怪獣被災地に現れては料理をして去っていく謎のロボット。巨大な包丁を1本持ち、全身は調理器具の塊。
フォアボードとは自分で名乗ったわけではなく、都市伝説のように語られるうちに呼ばれるようになった名前である。

謎の流れ板
フォアボードの操縦者。無人ロボットではないようなので存在するはずだが、誰も姿を見たものは無い。
声からは渋い中年男性が想像されるが・・・。

防衛隊「モブ」
MOnster Basters 略してMOB。街への被害は二の次で、怪獣さえ死ねば意気揚々と去っていく。
プライドばかり高いが、実は多くの場合怪獣を倒しているのは民間のスーパーロボットだったりする。
フォアボードのことはよく思っていないらしく、隊員によっては「死肉喰らい」などとあからさまに侮蔑する発言も見られる。
245それも名無しだ:2008/09/12(金) 03:31:48 ID:bqjIxDQI
「運転手・砲手・測量手・車長」な、戦車機軸路線のロボを妄想してた。
しかし、何をどこでどう間違えたのか。

「戦車の装甲、キャタピラ&エンジン、砲塔をそのまま装着して飛行戦闘する少女達が、合体して凄い戦車になる。」
…という、よく分からん路線に。

皆さん、自分の下半身な欲望とか、直前に見たアニメの影響をモロに受けないようにね!
246それも名無しだ:2008/09/13(土) 15:32:51 ID:lsIMF0Jy
>>245
ストパンだな!
247それも名無しだ:2008/09/15(月) 21:55:36 ID:BbQwbCXE
鋼奴オディナ

 人々の夢と知識が集結し完成した人型ロボットは、社会へと溶け込み、
そして彼らは、人間に扱われるだけの道具へとその存在価値を落とし、
やがて「鋼の奴隷」、「鋼奴(こうど)」と呼ばれるようになった。
 人に逆らうことをプログラムされていない鋼奴は、ありとあらゆることに使用され、
使えなくなればゴミのように捨てられていった。
 それが日常となりつつある西暦2052年。
 少年「戦部 進(いくさべ すすむ)」は鋼奴処理場の残骸の中で、不思議な力を持った鋼奴「オディナ」と出会った。

戦部 進
中学2年生。男。
平々凡々を地でいく性格だが、自らの意見を曲げない意志の強い面も持ち合わせている。
ゴミのように扱われる鋼奴たちに疑問を抱きながらも、
それを口に出せずにいる。

オディナ
鋼奴処理場に捨てられていたと思われる灰色の鋼奴。
一般的な鋼奴よりやや大型の7メートルという体躯を持ち、
プログラムされたことしか行えない他の鋼奴と違い、
人語を理解し、自ら行動することが出来る。
248それも名無しだ:2008/09/16(火) 14:32:18 ID:a2lU8YvE
age
249それも名無しだ:2008/09/17(水) 00:39:12 ID:M4nMRwVC
豆粒機甲クリトニアス
250それも名無しだ:2008/09/17(水) 22:56:57 ID:RcW9k4+B
血魂鋼神曲セレブレイド(けっこんこうしんきょく-)

とある酔狂な科学者が作り上げた、儀礼用ロボット「セレブレイド」。
その巨体に内蔵されたチャペルで、厳かに結婚式が執り行われていた。
神父に促され、新郎と新婦が歩み寄る。
今まさに二人が永遠の愛の誓いのもとに一つになる、その寸前、会場に爆音が鳴り響いた。
窓に駆け寄った者が見たのは、無数の禍々しい機体だった。
恐慌に陥る会場。新郎は新婦の手を引き、脱出を試みた。
広い機内を走り回った末に彼らが見たものは、開け放たれたセレブレイドのコクピットだった――


血魂鋼神セレブレイド
前述の通りの儀礼用ロボ。全高72m。
操縦者は二人ないし一人。乗客収容数は10人程度。
内部にはチャペルや宴会場、居住区まで内蔵し、挙式後そのまま新婚旅行に行くことも可能。
また、宇宙や海底も航行可能な汎用性を持つ。
儀礼用ロボットのため表向きは非武装だが、実はさまざまな武器を内蔵している。

グロウブレイカー
右腕ロケットパンチ。手首から先を射出する。

ブーケキャノン
左腕内蔵のキャノン。

ケーキディバイダー
直刀型の実剣。

ビームヴェール
ビームの幕を利用したバリア。


花道新郎(はなみち あらたろう)
セレブレイドを借り切って結婚式をしていた新郎新婦の新郎の方。23歳。
挙式の最中に謎の軍勢に襲われ、成り行きでセレブレイドを駆って戦うことになる。
物腰柔らかく、大人しい印象を受けるが、愛に危害を加える相手に対しては人が変わる。


三栗愛(めぐり あい)
新婦のほう。21歳。
元気いっぱいで子供っぽい性格。成り行きで新郎と一緒にセレブレイドのコクピットに乗る。
天真爛漫で屈託のない性格だが、怒ると人を殺さんばかりの殺気を発する。
挙式が半端になってしまったため、「花道」の姓はしばらくお預けになったらしい。
251それも名無しだ:2008/09/18(木) 22:35:50 ID:z27DcqtX
銀光子兵エンドルセン

現代人がもっとも大事にするものを具現化した激闘経済ロボ。
動力源は小銭。金額×1[秒]だけ動ける。
紙幣を投入することで金額×1[K]の必殺ビームを撃てる。(いずれも日本円基準)
10円札などを駆使して冷凍ビームとして撃つことも可能だが、貴重なのであまり使えない。
馬力はGDPに比例するので日本国民が頑張って働くとパワーアップする。
中国を乗っ取った魔物Fu-KYO(封凶)と死闘を繰り広げる。
ちなみに太古の昔、砂漠地帯で召喚された時には
動力源は塩だった。

究極奥義は200000000000000[K]の国家予算ビーム。
威力は銀河を滅ぼす勢いであり、圧巻の一言だがチャージに時間がかかる。
(100万円の札束が最大単位のため、1秒に1回として約6年)
また日本経済に大打撃を与えるのも難点。


「金の力で平和は買える!」
252それも名無しだ:2008/09/20(土) 02:21:07 ID:8iL46lXf
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
「はぁ・・・。家出しちゃったけどどうしよう。まぁここで寝るか。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
「地震かな?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・ドゴン!
「え?下に穴が開いて・・・落ちるううううううううううう!!」

ドスン!
「いてて・・・ん?何だろうこれ?スイッチか。押してみよう。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・ウィィィィィィィィン・・・
「あわわわわわわ・・・なんだこれどうしよう・・・。ん?レバーかな?」
ドシン!ドシン!ドシン!ドシン!
「お!こいつ動いてるぞ!あこの穴から外が見えるや。よし僕の家を探すか。」
ドシン!ドシン!ドシン!ゴォン!ゴォン!ゴォン!
「何だろう。やけに足元がゴリゴリしてるな何か踏んでるのかな?」
メキィ!バキィ!グチャ!ドゴォ!
「なんか嫌な音がするな。あ!僕の家だ。今から降りて謝れば家に入れてもらえるかな?ん?あ!レバーが効かない!」
ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!

「壊しちゃった・・・僕の家・・・ママ・・・パパ・・・ばあちゃん・・・ハハ・・・ハハハハ・・・楽しい!」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!グチャ!グチャ!
「アヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ・・・死ねぇ・・・みんな死ねぇ・・・ウヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ・・・なんだこのスイッチ・・・押してやる・・・」
ポチ!
ギュィィィィィィィィィィィィィ・・・ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
「わぁ!ビームが出るのか!よぉし周り中燃やしてやるぅ!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
「・・・ハハハハハハハハハハハハ・・・ん?ビルの屋上に女の子がいるや・・・泣いてる・・・殺しちゃえ!スイッチ・・・」

「おーいごはんできたぞー!」
「はーい。チェッ!つまんないな。まぁいいか。ゲームのスイッチを切ってと。」
253160:2008/09/20(土) 02:24:18 ID:8iL46lXf
また地球をぶっ壊したくて書いてみました。
前のがロボットと関係なかったのでロボットを出してみた。
テーマはGTAをプレイするみたいに人殺しに楽しさを感じていく恐怖感を出してみた。
企画だけで物語のないレスばっかでうんざりだったし。ロボットが正義とは限らないんだよ。
じゃ逝ってくる。
254それも名無しだ:2008/09/20(土) 07:07:09 ID:XXdktfKe
ゴゴゴ
まで読んだ
255それも名無しだ:2008/09/20(土) 10:55:32 ID:9LRi88aq
ゴルゴ13
まで呼んだ
256前書き:2008/09/23(火) 22:16:27 ID:awkVxExV
ご無沙汰しました、ぼくロボWHです。

テッケン動かし辛ぇぇぇぇ!で詰まってました。
ロボ戦を大胆に端折ってますが、こういうのってもともと読み飛ばし所、だよね……?

というわけで
第19話「誕生・真の格闘神機!甦れ俺のテッケンオー!」

暇な方はお付き合いくださいまし。
257スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand 第19話:2008/09/23(火) 22:17:38 ID:awkVxExV
 テッケンが退院し、ついに帰宅と相成った。母への挨拶もそこそこに、テッケンは祖父、鉄野博士のいる地下研究所へ急ぐ。

「じいさん!俺バイトでも何でもして金貯めるからさ、テッケンオーを早く……」

そんなテッケンを待っていたものは。

「何だ……何でテッケンオーが直ってるんだ?こいつら誰だよ?何がどうなってんだ!?」

そこには鉄野家の経済事情では修理不可能なはずのテッケンオーと、大勢の見知らぬ作業員がいた。
鍛造が言いにくそうに口を開く。
「拳児、実はな……」

「政府の援助を受けたんだ。この人達は政府からの応援だよ」
言いながら降りてきたのはテッケンの父、哲夫だ。

テッケン「何だと……?親父、てめぇテッケンオーを政府に売りやがったのか!?じいさんも、それを許した
     ってのかよ!?」

ダン「どんな事情があろうと、子が親に聞く口じゃあ無えな」

テッケン「お前は、ヤブルのところの軍人!何でウチにいやがる!」

益子「ゲンカイザーが当分戦えないから、しばらくこちらに移させて頂いているの」

テッケン「親父……てめぇどこまで……!」

哲夫「し、仕方がないだろう。この人達の言うように、今はテッケンオーしか戦力が無いんだ。
   お金が無いから直せませんじゃ済まないんだよ」

テッケン「く……じいさん!」

しかし鍛造も黙って首を振るだけだ。

「クソ……親父もじいさんも、裏切り者かよ!」
捨て台詞を吐くとテッケンは階段を登って走り去っていった。

哲夫「すみません、状況のわからない子で。いざとなったら私が……殴ってでも、戦わせますので」
「殴ってでも」の前に口籠もったのは、そんな事をすれば自分がその後でどうなるか、想像したからに違いなかった。

ダン「我々としては、彼が自分の答えを見つけるまで待ちたいが……」

益子「ダウナー線感知!司令、ウツノイドが来ます!」

ダン「やっぱりなぁ!ついて来い伝くん、奴を呼びに行くぞ!」

益子「はい!……って、どこへ!?」
258それも名無しだ:2008/09/23(火) 22:20:31 ID:awkVxExV
 テッケンは土手で川の流れをぼんやりと見つめながら考えていた。

(民荷尽は信用できる。あいつに協力するのが嫌なわけじゃない)

小石を拾って川面に投げ込む。何に腹を立てているのか、自分でもわからない。
それが不機嫌を加速させ、さっきより少し大きな石を投げる。そんな事を何度か繰り返していると。

彼方で雲を裂いて、空から降りてくる巨大なロボットが見えた。

テッケン「ウツノイド……!」

行かなければならない。しかし、行くわけにはいかない。そんな時。

ダン「おお〜いたいた。テッケ―――――ン!」

土手の上をダンと益子が走ってくるのが見えた。自分を探して来たにしては、早い。まるで最初から居場所がわかっていたかのようだ。

ダン「わかってるな?出動しろ」

テッケン「……何でここがわかった?」

ダン「ただの勘よ。俺がお前ならここへ来るかと思ってな……迷った男ってのは、川が見たくなるもんだ」

テッケン「そうやって俺を理解してるとでも言いたいのか。俺はてめえを信用なんてしねえ」

ダン「……川ってのは流れるもんだ。中には流れに逆らう渦もあるが、それでも水は確実に流れていく」

テッケン「だからおとなしく言う事を聞け、か。冗談じゃねえ。そんな理屈で納得できるか!」

ダン「わかってるよ。だから信用しろなんて言わねえ。ただ、俺が川になってやる。それで、お前の小賢しい
   言い分なんざ全部流してやるってんだ。」

テッケン「小賢しいだぁ?……言ってくれんじゃねぇか」

ダン「フン。さあ、お前ン中で渦巻いてるもんを、全部俺にぶつけてみやがれ!」


ヤブル「うおおぉぉぉぉぉぁぁぁっっ!俺がいくぅぅぅぅぅぁっ!!」

秀一「早まるなヤブル!テッケンを信じるんだ」

ヤブル「ちっくしょぉぉぉぉ何やってんだテッケェェェェェン!!」
259それも名無しだ:2008/09/23(火) 22:21:20 ID:awkVxExV
抜人「出せッ、ここから出してくれ!」

 鍵のかかった病室の内側から、少年の叫び声が聞こえている。通りかかった山村は、戸の前に立っている兵士に声をかけた。

山村「騒がしいな、何だ」

兵士「はっ、ゲンカイザー基地の司令の紹介で入院している民間人の少年なのですが……」

山村「ゲンカイザー……あの赤井男が」

抜人「偉い人が来てるのか?頼む、出してくれ!ゲンカイザーが戦えないんなら、俺が行くしかないんだ!!」

山村「つまり君には何か、戦う力がある、と?」

抜人「うっ、そ、それは……」

山村「まあ、安心していい。ゲンカイザーは出られんが、テッケンオーが復帰したそうだからな」

抜人「本当ですか?それなら、いいんですけど」

山村「……自傷の畏れもある、中の様子には注意するように」

兵士「はっ!」
260それも名無しだ:2008/09/23(火) 22:22:50 ID:awkVxExV
テッケン「テッケンオーはじいさんが作って、俺が動かす……他の誰の手も借りない、俺達だけのものだった。
     ウツノイドや魔闘メカと戦うのも、ただそうしたいから……それを親父は政府に売りやがった。
     俺が戦う理由は、俺がそうしたいからじゃ無くなった」

 何故だろう。自分でも理解できなかった理由が、ダンという捌け口を得たことで次々に言葉になっていく。
そしてその内容が子供じみていることに、テッケンは気付かされていた。

ダン「それで、お前は戦うのが嫌になっちまったのか?」

テッケン「!……ああ、そうだ……俺は、人の言いなりになるのが一番気に入らねえ」

本心とは正反対の言葉が飛び出してくる。本当は今もちらちらと視界を掠める、ウツノイドの暴れる街が気になって仕方がないのに。テッケンはようやく理解した。
気持ちは何も変わってはいない。今も自分は、戦いたいのだ。そしてダンが自分を論破し、自分の中にある感情を押し流してくれることに期待している。だからこそ、テッケンは思いつく限りの悪態をついた。

テッケン「自分から政府の手先になった兵隊なんかには、わからねぇだろうがな!」

こちらの心情を把握しているのだろうか、それだけ罵倒されても、ダンは冷静に返してきた。
「いいや、わかるさ……テッケン、俺は所詮フツーの人間だ。世界一の腕なんて無いし、ロボットだって
 持っちゃいねえ。だが俺だってな、お前と同じものを持ってるんだ。わかるか?」

テッケン「武器、力……か?」

ダン「そうじゃねえ。心だよ。この国を、星を守りてえっつう心だ。だが俺たちには力が無え。
   だから俺たちは軍人になった。政府の手先、その通りかも知れん。それでも、それで守れる力が
   得られるから、俺たちはこの道を選んだ。そいつはあの政府のスタッフ達もおんなじだ」

テッケン「何……?」

ダンは掌で自分の胸を叩き、それからゆっくりとテッケンの胸を指差した。
「持ってるんだろ?」

テッケン「クッ……」

ダン「まだ踏ん切りがつかねえか……しょうがねえ。いいか、テッケン!」
ダンは突然、殊更にデカい声で怒鳴りつけた!

テッケン「な、何だ!?」

ダン「他人の金なんて物はなァ、使ったモン勝ちだぞ!!?」

テッケン「!!」
益子「!!」

ガ・ガーン!!

テッケン「お、俺は、何て小さなことにこだわっていたんだぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?」

益子「ま、待ってテッケンくん、今の話は聞いちゃダメ……」

テッケン「目が覚めた……目が覚めたぜ司令、いや、ダン!うおおおおおおおっ!やるぜぇっ!!」

テッケンが走り出す。行き先は、言うまでもない!

益子(ああ今、一人の少年の人生が……)

満足げにテッケンを見送るダンの隣で、益子はひそかに途方に暮れた。
261それも名無しだ:2008/09/23(火) 22:24:22 ID:awkVxExV
(中略)
ウツノイドの攻撃にテッケンオーは跳ね飛ばされ、尻餅をついた。

テッケン「くそっ、やっぱり体がなまってやがる!」

鍛造「拳児、右の壁にある赤いボタンを押せ!」

テッケン「右の壁?」
見るとそこには、いかにも非常用と思しきカバーに覆われたボタンがあった。
「これを押すとどうなるんだ?」

鍛造「これまでテッケンオーからお前にフィードバックさせていなかった感覚、痛覚がリンクする」

益子「そんな!それじゃもしテッケンオーの腕がもがれたら、彼はそれだけの痛みを感じるんですか?
   人間はその痛みだけでショック死することだってあるんですよ!?」

鍛造「……」
バリン。聞こえたカバーが割れる音が、鍛造の答えとなった。
ウツノイドのパンチがテッケンオーを襲う。両手を突き出してそれを受け止めるテッケンオー。

テッケン「痛ぇ……この感覚、忘れてたな」

受け止めたウツノイドの拳を一気に押し返し、相手が姿勢を崩した隙を突いて、テッケンオーは必殺の鉄拳を見

舞った!

テッケン「うおぉぉぉぉぉっっ!これがテッケンオーの、俺のぉ!鉄拳だァァァァァァァァッ!!」

その一撃で頭部が砕け飛び、ウツノイドは沈黙した。

テッケン「フフ、さすが俺のじいさんだぜ。そうだ、殴った手が痛まなきゃ、これ以上強くはなれねえ」

鍛造「そうだ、今こそお前とテッケンオーは一つになった。本当の格闘神機、テッケンオーの誕生だ!」

テッケン「ああ!」

政府の援助を受け、テッケンオーは自分と鍛造だけのものではなくなった。しかし、それは何かを失うことでは

なかったのだ。ただそこに、分かち合う新たな仲間達が加わっただけなのだ。
テッケンオーを照らす夕陽の向こうまで、川は流れ続けていた。(つづく)
262それも名無しだ:2008/09/25(木) 22:02:32 ID:IqkFGRem
お久しぶりのマサト書きです。最近、使っていたえくすちゃねらーで
書き込めなくなるという事態に陥ってしまっていました。
えくすちゃねらーを削除することでどうにか書き込める様になったのですが、
今日は新話をあげる時間がありません。
楽しみにしていてくれた方がいらっしゃればもうしわけありません。
土曜日には落とせると思います。
263それも名無しだ:2008/09/27(土) 21:11:45 ID:aN5FjDSc
「ブザン!貴様、僕に気を使いやがったな!?」
戻ってくるなりヴァギト―亜紀斗はブザンに詰め寄る。
「文句があるのか?」
「どういう意味ダ?気ィ使うッテ」
「ヴァギトは地球生まれらしいからの。地球人が乗っているっちゅうあのメカの
名前を迂闊に教えてはヴァギトの闘志に曇りが出るとでも思ったんじゃろ」
レイファの解説が終わったあとにジュバフが思い出したように言う。
「そういえば、帝王様はまだなのか?」
「知るか!僕は寝る!お前らで好きにしろ!」
言うなりヴァギトは自室へと戻っていった。

機動少女伝マサト 第11話「騎士、乙女!」

「…ただいま」
麻里が帰ってきた。が、いつになく声に元気がない。
先頭で疲れただけではない。彼女は今、精神的にもすっかり参ってしまっている。
転校したはずの、想いを寄せていた亜紀斗が帰ってきた。それも敵として。
そして、自分に宣戦布告をしてきた。これで平気な方がどうかしている。
「おお、お帰り麻里」
だが、そんな草臥れた麻里を癒してくれる存在、それが兄の神夜である。
「…お兄ちゃ…って、ん?誰、それ」
麻里の目は神夜の胸元で留まった。そこに見たこともない少女が立っていたのである。
「神夜さん…この人ですか?」
「ああ、俺の妹の麻里だ」
「お兄ちゃん、この人誰なの?」
「ああ、さっき怪我してたんで保護した…」
「リュノです。よろしくお願いします」
そう言って少女はペコリと頭を下げた。
264それも名無しだ:2008/09/27(土) 21:27:09 ID:aN5FjDSc
「保護したって?この子にもお家とかあるんじゃ…」
「それがな、さっきの攻撃で吹っ飛んだらしくてな」
神夜が言いながらリュノの頭をワシワシと撫でる。
「おっ、お世話になります!」
「…ま、いいや。私妹が欲しかったんだよねー。よろしくね、リュノちゃん」
麻里も神夜の手の上からリュノを撫でる。
「あ、ありがとう…ございます」
顔を赤らめつつリュノが感謝の言葉を述べる。
「よし、そんじゃ、麻里。リュノと一緒に風呂入っとけ」
「あ、はーい」
麻里はそのままリュノを風呂場に連れて行った。

「ふう、ごめんね、リュノちゃん。家のお風呂せまくて」
風呂から上がった麻里はリュノの頭をポンポンと叩きながら言った。
「い、いえ…私、体が小さいので…丁度いいです」
リュノは麻里が昔着ていたパジャマを着ている。

「帰ったぞ、神夜」
ウィリスが買い物袋を提げて帰ってきた。
「お、お疲れ、ウィリス。すまねえな」
「構わない。…で、あのリュノとかいう少女は?」
「ああ、今麻里と風呂に入ってるよ。そろそろあがったんじゃないか?」
「そうか…!神夜、麻里!カリグラだ!」
微かな揺れを感じ取りウィリスは叫んだ。
「なにっ!?麻里、上がったか!?」
「上がったし聞こえた!リュノちゃん、ちょっと待っててね」
「え、あ、はい…」
「ボォォーグ・オォーン!アテナス!バァァァーン・ナァァァーウ!!」
265それも名無しだ:2008/09/27(土) 21:44:25 ID:aN5FjDSc
「え?え?な、なんですか、あれ!?」
突然現れた鋼鉄の巨人にリュノが慌てふためく。
「ちょいとわけありでな。俺の妹は地球を守る戦士だ」
「私も行く!来い、エアジェス!!」
アテナスの隣に鋼鉄の天使も舞い降りた。
「ラシュア、敵の構成は!?」
麻里が空に話しかけると、頭の中に声が響いた。
『未確認機が二機だけ、指揮官機は見当たらない。それより、大丈夫なんだろうな?
戦えるのか?』
「やるだけ…やってみるよ」
「来るぞ!」
二人の視界に現れたのは、槍と盾を構えた騎士のような機体と、弓を構えた戦乙女のような機体だった。
それぞれ、人型戦闘兵「サーバルト」と「ヴァーキルア」である。
「新型か…早そうな方はウィリスに任せる!ナックルビーム!!」
「了解。槍のほうは任せるぞ!電光閃!!」
二人は一斉に攻撃を開始した。サーバルトはそれを受け止め、ヴァーキルアは回避した。
「やるな!双電光輪!!」
今度は二発とも直撃した。ヴァーキルアの反撃の光の矢も紙一重でかわす。
「こっちも!アタッカーパァァァァンチ!!」
サーバルトはアテナスの拳を槍で切り払う。が、その隙を麻里は狙っていた。
「そこぉ!ヘビーアンカー!!」
サーバルトに鎖を打ち込み、それを急速に巻き取る。そして、双方の距離が近づいたところで、
「どりゃあああ!!」
膝蹴りでサーバルトを粉砕する。
「さあ、フィニッシュだ!電光演舞・切先の舞!!」
ヴァーキルアの肢体が無数の光のリングの中に消えていった。
「ウィリス!そっち片付いた!?」
「ああ。その様子だとそちらも終わったようだな」
「うん。…しかし、コレを量産されると少しやっかいかもね」
「ああ。早々に決着をつけたいところだが…」

その頃、麻里の家の一室にて『誰か』が呟いた。
「あれは…!?私がいた頃には設計までしか済んでいなかったはず…誰が…!?」

続く
266それも名無しだ:2008/09/27(土) 21:47:25 ID:aN5FjDSc
お久しぶりに話を投下します。
休みが長かったせいか、なんだか腕が鈍ったような気もします。
でも頑張れるだけ頑張りたいと思います。
他の方々も個別に書いている時間はありませんが、楽しく読んでいるので
頑張ってください。
267それも名無しだ:2008/09/29(月) 02:10:46 ID:lNRi5KGN
シャイニングエンペラー


その日、夢は砕け散った
明日はそこにはく
今日はそこにはなく
昨日はそこにはない
崩壊していく世界、それは新たなる世界として生まれ変わる瞬間である
次元の境界から現れる幻魔は人間たちの敵として現れ人を喰らう
だが、人は生きねばならない
それが人としてしなければならない足掻きなのだから

クライスと呼ばれる男はそんな空虚の中で一人いた

どんなに絶望的な状況であろうと人は希望を見るものだ
これは無い筈の今日を作り、昨日を置き、明日へとつなげる物語

これはあるべき未来への始まり
大きな絶望を前にしてかすかな希望
その全てに命をかけた人間達の・・・


【世界観】

バベルと呼ばれる世界再生計画に失敗しその余波で崩壊した世界
すでに滅亡というほど大地は枯れ果てている
そこには昨日あった風景はなく
今日という現実を生きるための導もなく
明日という夢を見る術がない
それがこの世界、グランドアース(異大なる大地)


【ロボット設定】

サン・ミルカルオネ

フェイトメイダーと呼ばれる種類のロボット
太陽の象徴「SUN」と呼ばれるシステムを搭載したロボット
ミルカルオネは古代言語で尊き勇者を意味する
光を無限吸収し熱量を発生させるシステムを搭載しており
集中照射したその熱の威力は6000度を超えるとされる
その光を武器に幻魔と戦う
主人公クライスの愛機である
後に世界を救う太陽神として神話に残り神として崇められる伝説の元となった機体である
誤解をなきようにいえばこの機体に神通力のようなものは無い
後の世界ではメタルアーマーオリジナルゼロと呼称される


ルナ・ケルビウス

フェイトメイダーと呼ばれる種類のロボット
月の象徴「LUNA」と呼ばれるシステムを搭載したロボット
ケルビウスは古代言語で慈愛の天使を意味する
次元共振を用いた特殊バリアフィールドを装備しており
それにより攻撃を反転させ跳ね返す事が出来る
だが、このバリアフィールドは機体全体を覆うにはいたらず
ピンポイントでの使用を義務づけられる為
搭乗者を選ぶ非常にピーキーな機体である
ヒロインであるセレンの愛機である
後に世界を救う月神として神話に残り崇められ伝説の元となった機体
268それも名無しだ:2008/09/29(月) 02:11:36 ID:lNRi5KGN
【人物設定】

クライス・ターボー

主人公
後にイーサウ王国を建国した光帝となるが作中ではまだ19歳の青年
バベルと呼ばれる世界再生計画に加わらなかった人間の一人
テンプレ的熱血漢だが、少々恋愛に疎い
サン・ミルカルオネのフェイトメイダーとしての適正があることから
それを用いて幻魔と戦う事になる


セレン・マグドアネル

ヒロイン
活発かつ元気が取り柄の18歳の女性
だが、その本質は冷淡であり
元気な顔はそれを隠すための彼女なりの演技である
ルナ・ケルビウスのフェイトメイダーとしての適正があることから
それを用いて幻魔と戦う事になる
世界再生計画に賛同していたが、両親が反対していた為参加できなかった
クライスと触れ合う中でその考えは変化していく


【幻魔】

次元の狭間に存在するという存在
その実態は世界再生計画によって失われた人の魂の一部が
別次元で新しい形を持ち世界の概念によって組み替えられ怪物化したもの
既にかつて自分が人間であったという認識は失っているが
自分がかつての何かというモノに元に戻ろうとする為に
それと似ている人間を喰らう
50体しか存在しないとされるが超常の能力を持っている
269それも名無しだ:2008/09/29(月) 02:27:25 ID:lNRi5KGN
あとがき

異大なる大地から偉大なる大地へと繋げる物語
というわけで閃刃のクーガ、シャドウミラージュに続き
同じ世界観を持つグランドアースシリーズ(と自分で勝手に呼称している)
のお話です
今回は設定はものすごいインフレしてるように感じるかもしれませんが
デフォです、意識的にやってます><
シャドウミラージュであった鋼機のスペックとか見てると
ふざけてるほどフェイトメイダーは強いですが、このお話は
この世界の秘密がかなり盛りだくさんな感じに含まれています
ちなみに話としてはシャドウミラージュの3000年ほど昔の設定
つまりはこのグランドアースの起源にかかわるようなお話なんですよね


さて、ここからお詫び
予定日から大きく伸びましたが
いまだシャドウミラージュ3話は製作中です
現在2万2千字ほど書き溜めたところですが・・・まだ結構かかるかなーという感じです
もし楽しみにしてくださる方いらっしゃるのでしたら大変申し訳ありません
鋭意製作中ですので長い目で見てもらえるとありがたいです
多いと4万字超の結構な文量になりそうです・・・
がんばって縮めたのに長いから非常に困るところで
でも説明なしに話を進めるとどうしようもなくなるので頑張ってます
生きてるよーという報告とお詫びがわりに昔からあったやつをひとつ
設定畑からもって来ました、前にアップしたシャドウミラージュの設定の数々と照らし合わせて
考察してみるのも面白いかもしれません><
初回にさらしたネタバレ設定持ってる人は納得いってもらえる・・・筈

ちなみに妖魔と幻魔は似て非なるものです
270それも名無しだ:2008/09/30(火) 14:23:29 ID:mAY0OLY/
思いつくままに書いてみる。

星の海で悪と戦う、孤独な正義の戦士が居た。
彼は、元々は孤独ではなかった。しかし、仲間達は一人、また一人と倒れていき、
残ったのは、仲間達から幾千幾万もの力を託された彼だけだったのだ。
しかし、ついに彼の体も限界を迎える時が来た。
捨て身の最後の戦いに赴いた彼は、無残にも敗れ、流星となって辺境の星系へと流れていった。

青い星、地球。
彼はそこに自分の意思を継ぐものを見出した。
地表に、隕石として落下した彼を見つけたのは、3人の小学生だった。
彼は、その純粋な心を持った少年少女達に、何時か来る未来の、悪の襲来を打ち払うための力を与えた。

…唯一つの問題点は、三人のうちの「炎のリーダーの力」を与えられた少年は、
「日本自衛軍の狂科学者団体によって造られ、兵器の生体中枢として改造・育成されたバイオロイドでサイボーグで戦闘マシーン」が、
上記団体の強制解散時に保護され、社会順応学習のため、小学校に通っている、という肩書きを持っていたことだ。

主人公その1 X-01(後に「クロス ハジメ」)
戦闘マシーンとして造られた少年。
体内の動力炉 兼 武装である「空間&元素制御デバイス」により、
亜空間である「影体内」に、材料がある限り武器・火器・その他を自在にロードできる。
見た目が見た目だけに児童保護とかそういう理屈で、本来の目的から切り離され、一般生活を送ることになった。
しかし、冗談と融通の利かない彼は、日常生活において「冷静なる対処」の元に様々な騒動を引き起こしていた。
そして宇宙からの来訪者トリニに「炎のリーダー」の力を与えられ、更なる騒動が幕を開ける。

主人公その2
ボケ倒しと準ツッコミ役の少年。飄々とした性格。
主人公その3
完全ツッコミ役の少女。委員長気質で、非常識に対応しきれない事多し。

 ゲインロード(Gain lord)
来訪者トリニが与えた力。特性の違う3形態に変形できる、それなりに巨大なロボ。
 GLレオバーン
ゲインロードの主戦闘形態、最大の攻撃力を持って敵陣を切り払う力を持つ。
勇気と冷静さを持つもののみが動かせる…というルールがあり、
勇気(無謀ではなく、しかし戦いに挑む心)と、冷静さ(機械的な戦術戦略眼)を持つハジメは確かに適合者なのだが…いまいち腑に落ちない。
 GLグレオパード
 GLエレキティ

流石に、思い付きだとこの程度だねえ。
271それも名無しだ:2008/09/30(火) 18:51:58 ID:xIoU3ETp
>>270
俺はこういうのの方が好きだけどね。
272それも名無しだ:2008/10/03(金) 02:37:16 ID:WptlNlHQ
超紅神クリムザイダー

世界に溢れる色に秘められた力「レインビュート」。
その力を奪うため、現れた異世界人「カラレス」!
立ち向かえクリムザイダー! 灰色の明日を希望に染めろ!

○レインビュート
 万物のエネルギーであり、色を持つもの全てにこのレインビュートが含まれている。
色によって取り出せるエネルギーの用法が違う。
万物からこの力を吸収することが可能であり、色を奪われたものはまず白黒になり、
全エネルギーがなくなってしまった物質は透明になる。
レインビュートがなくなると、万物は活動を停止する。

○異世界人カラレス
 ケルトン大帝を首魁とする侵略者軍団。
現世の全てのレインビュートを我が物とするのが目的。
カラレスの世界は白黒で構成されているため、
レインビュートの恩恵にあずかることが出来ない。

○色深機(しょくしんき)
 レインビュートの力を引き出すことが出来る機体。
七機存在し、それぞれが別々の色の力を引き出すことが出来るが、
レインビュートに頼ることへの危惧からか、バッテリー動力で主に動く。
各機体の力は、レインビュートの関係でその色の印象に関連している。

○クリムザイダー
 赤の力を持つ「色深機」のひとつ。
接近戦に強く、長剣であるクリムザンバーを主武装とする。
胸のエンブレムを変形、赤熱させて突進するクリムレイダー、
突き刺したザンバーから爆発を発生させ、内部から破壊する
クリムザンバー・グレネードなどの必殺技を持つ。
パイロットは七束 紅矢。

○七束 紅矢(ななつか こうや)
 暴走真っ盛りの不良高校生。
族ごと戦闘に巻き込まれ、怒りのまま無理矢理クリムザイダーに乗り込むことに。
思考が短絡的でキレやすく、集中力に欠けるが、義と情に厚い。
高い反射神経と、感覚的に相手の行動を予測する思考を持ち、
咄嗟の行動で窮地を逃れることが多い。
273それも名無しだ:2008/10/04(土) 17:52:24 ID:r+EWgbVx
んー、ところで昔ぼくロボスレに投稿したロボの続きって、
いまさら書いてもいいんだろうか。
今になって書く余裕ができたんで、書いてみたいとは思うが。
274それも名無しだ:2008/10/04(土) 19:39:24 ID:kanyo2T3
ぜんぜん問題なし。
覚えてるタイトルだったら読む方も嬉しいぞ
275それも名無しだ:2008/10/05(日) 05:35:42 ID:6Wbwky7G
小学生の頃ヤクルトの容器に折り紙はりつけて
1ごう
2ごう
とか作ってたなあ
2ごうが黒い忍者ロボットだった記憶だけある
276それも名無しだ:2008/10/06(月) 02:47:20 ID:GFU78ndg
レゴでロボット作った事ならあるよ
合体変形までなら考えてたw

結局はいつもに通ったデザインになってたがw
277それも名無しだ:2008/10/06(月) 23:32:12 ID:t6SLFKb7
OK。>>274ありがとう。
踏み切って、5ごうきで投稿した「大貫巨砲バントライン」の第二話を
投稿してみんとす。
278バントライン2話:2008/10/06(月) 23:38:04 ID:t6SLFKb7
ちょっと待ってくれ。何だこの状況は。
何で目の前にステレオタイプな、なんだこれ。
はっきり言うと意味不明。
え、何? 伝わりにくい? いや、だってさ。
「君が南部 新君か。私はベルグマン、地球外の惑星からの亡命者だ」
突然言われて、この状況を理解できる人間なんているのか?

目の前にはグレイマン。いかにもっぽい風貌をしている宇宙人……
話を鵜呑みにするとマジらしい。
テスト後司令室に通された俺だったが、まさかこんなことになるとは思いもせず。
ただただ呆然とするだけだった。
「先程の戦闘で、君の資質を見させてもらった。どうやら、君は本物らしい。
 まず結論から言わせて貰う。デトニクスに対抗するには、君の力が必要不可欠なのだ。
 よって、君を特別に自衛隊へと登用したい。否、君は今日から自衛隊の一員となる」
呆然ともしていられなくなった。
どうやら、本当の話のようで。

「それに関しての質問は許すが、拒否権はない」
そういわれてぱっと思いつくだけでも、三つの疑問がある。
「あのバントラインってロボットは何ですか?
 何故、乗ったこともない俺がパイロットとして選ばれたんですか?
 デトニクスって何ですか?」
「順番に説明しよう。まず、バントラインなのだが。
 デトニクスを駆逐するために試作された機動兵器『MC(Mobile Cannon)』の試作一号機だ。
 デトニクスのミサイル攻撃に対抗するため、狙撃機が真っ先に作成された。
 そして、君がパイロットに選ばれた理由なのだが……病院にてMCの操縦適合者がいるかを
 脳データスキャンにより探していた。そして、その結果君が選ばれることとなった」
意味の分からない単語がいくつかあるが、何となくわかった。
つまり、意味不明の敵を相手に戦う力がバントラインで、
俺はそのパイロットに選ばれたということ。
そして……
「俺に断りなしに、勝手に俺の身体を調べたって事ですか?」
「現在まで緊急事態だ。君が目を覚ます前に検査をし、適性がなければ黙って帰すつもりだった」
宇宙人に身体をいたるところまで調べられたってことだった。
「何でそんなことを……!」
「デトニクスを駆逐するためには、仕方のないことだ」
だったら、そのデトニクスってのは何なんだ……問い詰めずにはいられなかった。
「デトニクスは……我々の母星を滅ぼした恐るべき生物だ。
 無機物に寄生し、寄生先を戦闘向けに改造して、また次の寄生先を求める。
 その毒牙が我が母星にもかかってしまったということだ」
「そんなものを……地球に持ち込んだのか!」
ベルグマンは少し逡巡しながら、言葉を紡ぐ。
その声には、たとえ異星人相手でも悔恨の意が汲み取れるほどのものだった。
「残念ながら、私は後手に廻らざるを得なかった。
 地球には奴等より先回りできたからいいものの、なかなか理解者が現れず、
 そのままデトニクスの進出、繁殖を許してしまう結果となった。
 現在、君達でいう北アメリカ大陸がデトニクスに取り込まれてしまっている」
……アメリカが? あの強力な軍事力を持つアメリカが、なすすべもなかったというのか。
にわかに信じがたい事実に、呆然とするしかない。
「君が事故で寝ている間に、既にそういった事態になってしまっていたのだ。
 すまないが、事実として受け止めてくれ」
そんなこと、できるはずがないだろう……。
結局、いくつかの注意事項と膨大な数の書類を渡され、割り振られた部屋に戻ることになった。
279バントライン2話:2008/10/06(月) 23:49:56 ID:t6SLFKb7
「……もう勘弁してくれ」
そう呟いても、何も状況は変わることはない。
結局、説明を受けた次の日に大量の書類をなんとか消化した俺は、街に繰り出していた。
とりあえず進路が決まったということだが、裏を返せば死と隣り合わせの戦闘を強要されることに。
そして訓練は明日から。本当に勘弁してくれ。
「といっても、なぁ」
これまでの怠惰ながらもありふれた幸せな生活。
戻ってみたいという気持ちも強いが、本当にそのまま生きられるのかという疑念もなくはない。
周囲からも、なんとなく浮いていた気がする。正直、天秤だ。
「本当に……」
からっぽ。
今の俺を表すには、それで十分だろう。事実、先生からもそういわれている。
入隊に対する拒否感が薄いのは……どうなったっていい、という諦めか。
そんなこんなで沈みながら、気晴らしにゲーセンにでも行こうとした瞬間。
「ちょっと、そこのあなた?」
背後から声をかけられた。
そこで振り向いてしまったのは、俺の人生の中でも有数の悔恨だったかもしれない。
「わたくしにこの街を案内してくださらない?」
吊り目で金髪、髪を二つに纏めている、いかにもお嬢様っぽいアレ。
俺は逃げようとした。このままじゃアニメ展開で絶対苦労するに違いない。
一方お嬢様は俺の首根っこを掴んだ。
「この街を案内してくださらない?」
大事なことでも二度言わないでください。 

「まあまあですわね。思ったよりは好印象かしら」
三段重ねアイスクリームを難なく舐め尽して行くこの女。
行く先々で何かしらを買わせ、俺の財布はボロボロだ。
しかも未だに振り回して拘束を解く気がない。面識ないのに。
それにだ。あれ、なんか周囲の視線がやけに痛いんですけど。
誰かこの女を何とかしてください。
「ん……もうこんな時間ですの? 仕方ありませんわね、最後にあそこに行って終わりましょう」
やっと解放されると思って、指定された場所を見上げた。
結局ゲーセンかよ。

「……で、本当に2Pプレイでいいんだな?」
お嬢様が選択したのは、よくあるガンシューだった。
無駄に射撃専攻の俺に対してそのチョイスは……手加減しろってことか。
やれやれ、と百円を入れてコントローラーを手に取ったとき、ふと。
「手加減は無用ですのよ、南部 新?」
―――こいつ、俺の名前を!?
動揺の隙にミッションスタート。
コントローラーを構え、トリガーを引こうとしたその瞬間。
「一つ!」
先に当てたのはお嬢様だった。
虚を突かれた俺を尻目に、着実に当てていくお嬢様。
「……くそ!」
正直を言うと、これほどまでに速い射撃は俺でも無理だ。
あっという間に引き離された点差を取り戻そうと、本気になる俺。
しかし、何度ロックオンしても先に撃たれてしまうことが多々あり……。
「この程度ですの? 私についてこれたのは認めますが、まだまだですわね」
負けた……結局、何度やっても、お嬢様に勝てることはなかった。
呆然とする俺に向かって、さっさと用意を済ませたお嬢様は声を投げかける。
「それでは、また会いましょう?」
正直、二度と会いたくないとは思った。その一方で、あれに追いつきたい気持ちが。
そして、また二度目がありそうな気もしていた。
280バントライン2話:2008/10/06(月) 23:57:39 ID:t6SLFKb7
とりあえず基地に戻るや否や。
『緊急事態だ。南部君、北アメリカ大陸の方から再びミサイルが発射された。
 すぐにバントラインで出撃したまえ!』
司令が通信機で直接司令を下してきた。また出撃か。
どうやら、またアメリカの方からミサイルが発射されたみたいだ。
いいかげん休ませて欲しいというか、こっちは変な女に絡まれて疲れているんだ。
状況が待ってくれないのは軍人としては当たり前のことだから言わないけどさ。
「南部 新、バントライン行きます!」

「また同じか……!」
この前と同じ状況。砲撃モードで十分に構えることができた。
やれる、と思い引き金を引いた。
しかし、目の前に現れた光景はその予想を思い切り狂わせるものだった。
「み、ミサイルが避けたっ!?」
恐ろしいことに、ミサイルの軌道がいきなり変化して弾が外れた。
ミサイルって弾まで避ける機能あったっけか!?
『何をしている! 地上にあれを降ろしてはならない!』
「そんなこと言ったってさ!」
『軍人に口答えは許さん! 早くあれを叩き落せ!』
「くそっ、言うだけなら……!」
狙撃砲はチャージ中……待っていられないか!
火器制御をもう一つの武器……狙撃砲を撃つ際のレーザーサイト、それが組み込まれているレールガンにまわし。
「今度こそ!」
発射……片側、命中。
「よし……目標撃墜!」
『油断するな、まだ終わったわけではない!』
「何言ってるんですか、ミサイルは撃墜したんですよ? それで終わりじゃないんですか?」
『撃墜した武器は何だ! 狙撃砲以外で奴を死滅させることは……』
同時に、何か微弱な反応をキャッチ。
反応信号を確認すると同時に、視界に映ったそれは……
281バントライン2話:2008/10/07(火) 00:00:34 ID:t6SLFKb7
「な、なんだこりゃあっ!?」
バントラインよ少し小さいくらいの、ありえないほど巨大な魚。
それが、急に体当たりをかましてきた。
「おわっ!? だあああっ!?」
思わず吹っ飛び、拍子で転げてしまう。
その最中、コクピット内部は遊園地のアトラクションのようにぐるぐると回って。
正気に戻り、状況を確かめようとしたときには、既に先程の魚が目の前に―――
「うわああああっ!?」
トリガーを構わず引く。体勢が悪過ぎたのか、後ろに大きく転がり、建物か何かに激突。
そんな攻撃があたるはずもなく、何故か脚の生えているそれはゆっくりと『歩みながら』迫って……。
迫って……?
「脚が……ある?」
異形を理解できず、固まってしまう俺に、容赦なく突撃をかけようとする魚だった何か。

瞬間、その身が光に灼かれた。

『全く、とんだ期待はずれですわ。
 何故このような者をバントラインのパイロットに任命したのか、
 詳しい理由の説明を求めますわ、司令』
……え?
聞こえたのは、昼間現れてかき乱していった女の声。
何でお前がここにいるんだ、という思考をよそに強引に機体を起こされる。そこには……
「……ロボットが、もう一機?」
282それも名無しだ:2008/10/07(火) 00:02:53 ID:t6SLFKb7
2話投下終了。
ずいぶんと久しぶりなものになってしまった。
シナリオ造っていくのはやっぱり大変なんだなと改めて実感。
それではでは。
283それも名無しだ:2008/10/07(火) 19:46:23 ID:K4H/8IKR
うおああーーーっ、立体化伝説バントラインじゃないか!

設定を読み返してみたけど、超長距離狙撃砲じゃないと敵を焼却できないとかの設定を
一話ずつ発表していく展開が堅実で良いね。最近では本物のアニメでもなかなか無い・・・
284それも名無しだ:2008/10/08(水) 00:22:22 ID:4X6AXSFw
>>283
立体化伝説kwsk
285それも名無しだ:2008/10/08(水) 07:37:40 ID:O45KDQL6
>>1からまとめサイトへ行って5スレ目を見ればよし。
いきなり立体化させた神がいた。もう画像は見られんけど
286それも名無しだ:2008/10/08(水) 12:34:27 ID:HkNP1B0x
実は当時携帯厨だったため画像持ってないバントラインSS&設定作者
誰か持ってないだろうかorz
287それも名無しだ:2008/10/08(水) 19:22:54 ID:xRc7LlVW
これかな?
ttp://imepita.jp/20081008/681300
ttp://imepita.jp/20081008/681730
ttp://imepita.jp/20081008/682490
ttp://imepita.jp/20081008/682810
こうして見ると粗が目立つので、暇があったら脚部とか改修したいなあ
288それも名無しだ:2008/10/08(水) 19:31:54 ID:rXFDWscR
帰宅しますた

>>287
thx
こうして見ると、追加されていた武装結構多いな。
次に本編うpするとき、これらも取り入れるかなと考えているところ。
289それも名無しだ:2008/10/13(月) 01:59:53 ID:XaN11JOx
Beyond the Darkness

新暦85年、人類はようやく宇宙に慣れ始めた頃。
新設されたコロニーが次々に謎の崩壊を起こすと言う事件が発生する。
地球軍の調査隊は現地の調査へと乗り出した。
崩壊した3つのコロニーの内、最後に崩壊した8番コロニー。
そこで見たものは、明らかに何者かによって破壊されたコロニー。
そして事実を隠蔽しようとする宇宙軍の姿だった。

これを契機に、地球軍と宇宙軍は戦いを繰り広げることになる……


○宇宙軍「ヴェール」
調査隊と宇宙軍の初の接触の後、他の崩壊コロニーでも同様の事が起きる。
地球軍は宇宙軍をクーデターと断定した。
宇宙軍は自らを「ヴェール」と証し、地球からの進出を領域侵犯とし地球軍と敵対するようになる。
地球を囲むような広域の砲撃衛星により、地球軍はうかつに宇宙に出られなくなった。
宇宙で起こる事件を布で隠すように隠蔽する。

○地球軍部隊「ノアクラフト」
地球軍は一部分を除き宇宙への扉は閉ざされてしまった。
そのため、対ヴェールの宇宙での戦闘部隊が編成される。
地球軍が保持する数少ない宇宙基地「エリアス」を拠点に活動する。

○エルト・クレイトン
地球軍調査隊に所属するパイロット。
好奇心や探究心が強い元研究者だが、調査隊として出向いた際にヴェールとの戦闘でパイロットを務め生き残る。
ヴェールとの初の戦闘の際の数少ない生存者として買われ、対ヴェール部隊ノアクラフトに配属される。
リアクションが激しい部分があるが、目の前で事件が起きても内心ではあまり動じない淡白な性格。
研究者気質であるためか、調査していくにしたがって事実を隠す不自然なヴェールの行動に興味を抱く。
戦士としてではなく調査員としてヴェールに戦いを挑む。

○エイテルブランド
エルトの搭乗機。高い汎用性を誇るノアクラフトが使う最新鋭機。
武装変更により様々な戦闘にも対応できる。
エルトが使用するのはもっぱら近〜中距離での武装であり、機動性と近接戦闘に優れた調整がされている。

○新井輝
ヴェールのエースパイロット。ヴェール内でも強い発言権を持つ、ヴェール創設者の一人でもある。
飄々とした印象で、パイロットとしての腕は一級だが、口と手が達者な為、戦術級の策士としての面が強い。
ハッタリや嘘を駆使して敵を欺く為、「ウルフボーイ(狼少年)」のあだ名がつけられている。少年ではないが。
あまり争いは好まず、正義の為の戦いより腐敗した平和の方がいいと思っている。口癖は「嘘だけど」
名前、年齢、経歴、素顔などほとんど全てが偽りのもの。新井輝とはtel a lai(嘘を付く)のアナグラム。

○ダークコスモス
輝専用のヴェールの高性能機動兵器。主に隠密能力に優れ、ジャマーやバリアなど多彩な能力を持つ。
重装甲高火力の鈍重な機体かと思われたが、外部装甲を破棄することで圧倒的な機動力を持つ機体へと変わる。
290それも名無しだ:2008/10/13(月) 02:02:15 ID:XaN11JOx
○ストーリー結末
宇宙での数で劣るはずのノアクラフトは不思議とヴェール軍を追い詰めていった。
エルトはヴェールを追うにつれて、段々と不自然な点が浮かんでくることに気づく。
しかし、状況はそんなことを考える暇も与えずに最終局面へと進む。
ヴェールとノアクラフトの最終決戦。
エルトは真実を知るために輝に戦いを挑む。

「お前は何の為に戦ってきた?」
「正義の為かな。嘘だけど」

最後まで真実を語らない輝に対して、エルトは勝利を得る。
ほぼ同時期、ヴェールとの戦闘はノアクラフトの勝利で終わろうとしていた。
しかし。

突如宙域に現れた謎の宇宙生物の乱入により事態は大混乱に陥る。

「あれが僕らが隠し続けた真実さ」

宇宙軍は大分前から謎の生物と戦いを繰り広げていた。
コロニー崩壊事件を初めとするヴェールの不可解な行動はこの存在を隠す為のものだった。
そして宇宙軍はその8割を謎の生物との戦いで失っていた。

「どうせ醒める夢だとしたら、少しでも長くその夢を見せてあげたいと思わないかい?」

謎の生物の前に次々と敗退していく人間たち。
それは夢は終わり。宇宙という暗黒のカーテンに隠された現実はついに開かれた。
逃げ場の無い現実との戦いが今はじまった……
END
291それも名無しだ:2008/10/13(月) 02:09:51 ID:XaN11JOx
真実を知ることが良い事だとは限らない、というか。
好奇心は身を滅ぼす、というか。これは違うか。
そういうのをやりたかった。
292それも名無しだ:2008/10/14(火) 19:14:56 ID:uMssAVsY
絶壁のガイア

ある偉人は言った。
Qなぜ山に登るのですか?
Aそこに山があるから。
ならばそこに壁があれば人は登るのか?越えるべき壁、越えたい壁、壁を取り除きたい。それぞれの思惑を巨大な壁「ガイア」が飲み込んだ。その先に待つのは栄光か絶望か、そこに壁があるのなら登ればいいじゃないか!


・ガイア
それは天まで届かんと思わせる程の巨大な壁、いつできたのかまた人口物なのか自然にできたのかはすべてが謎。壁の向こう側に何があるのかも謎、噂ではこの世の全てを手に入れる事のできる財宝があるとかないとか。ガイアの近くにはガガへル村がある。


登場人物
・マクア
本作の主人公、ガガへルに住んでいるごく普通な少年。16歳、ひょんなことからガイアを登ることになる。とても流されやすいタイプ、流れるままガイアに登る、真っ青な髪の色をしている。


・アイリエ
ガガヘル村に住んでいる少女。15歳、マクアの幼なじみ、密かにマクアに思いを寄せている、心配だからマクアについて行くことになる。お節介焼き、おてんばな性格でマクアに迷惑をかけることもしばしば…。


主要メカ
・ガイボルト

ガイアからある日突然降ってきたスーパーロボット、マクアしか起動させることができないためマクアの専用機となる。マクアがガイアを登る契機となる機体、ガイアの謎を解くための鍵を握っている。パワーと装甲の厚さがピカイチ、必殺技はガイボルトクラッシュ。
293それも名無しだ:2008/10/15(水) 20:57:09 ID:zcJiN65T
3人の少年少女が動植物をモチーフにしたメカを駆り、目的不明の敵と戦う長編アニメ。
大まかな設定は次のとおり。

タイトル;侍戦士ゴニンジャー
OPテーマ 【風を抱きしめて(第一期)】【時を抱きしめて(第二期)】【女を抱きしめて(第三期)】

〜あらすじ〜
主人公達「うわぁぁぁぁ!」
全滅した。    ……Fin

〜その他の設定〜
・登場する3人の主人公のうち、2人は寝起きみたいな顔
・チームを見守る味方博士の名前がアルツハイマー。性格は土佐犬
・ヒロインはピンク髪。欠点は「ガソリンを飲めないこと」
・第二期主題歌の歌詞は全英語詞だが、おおまかな歌詞の内容は「姉が毛深い」
・敵メカの弱点が毎回「空をとべない」なのにしょっちゅう大苦戦

・敵の女幹部の衣装は後の世に「ブスのエロ水着」ということわざを生む

……そんな作品。
294それも名無しだ:2008/10/16(木) 08:52:33 ID:EqxTLgmo
ごめんつまんない
295それも名無しだ:2008/10/16(木) 21:01:32 ID:JLLf+eRL
まあ、あらすじはそれなら書くなといいたいな
ネタのつもりかもしれんが…

あきらかに印象を悪くしてる
296それも名無しだ:2008/10/17(金) 17:27:41 ID:/I39Ej05
新型ロボットロボ 山田丸3号
あらすじ
宇宙からメカ帝国大坂商事が攻めてきた。これにビックリした山田博士は、1年かけて山田丸3号を製作。その間にアメリカ軍隊は全滅した。完成した山田丸は、博士の叔父、三郎君を乗せて発進する。
がんばれ、山田丸!

メカ
・山田丸
 身長333m 体重666t
 材質:木材(檜純正)
 武装:ジャイアントビル 口から高層ビルを飛ばして攻撃する。
    必殺コンブロッド コンブで敵をぶん殴る。

・戦車
 毎回毎回敵に突っ込んではやられるザコメカなんだ!

・キカーイメカ10号 タカモリ・サイーゴ
 敵メカ。ごわすビームで山田を追い詰めたけど、やっぱり負けたんだ!
297それも名無しだ:2008/10/17(金) 17:52:17 ID:qXJhoSpj
VF-∞ファイナルアルティメットバルキリー(FAG)まだー?
298それも名無しだ:2008/10/18(土) 19:51:48 ID:mqS4wAL+
保守
299それも名無しだ:2008/10/18(土) 20:42:10 ID:kodOH7Cm
機装神伝ゲンカイザーかとおもったぜ
300それも名無しだ:2008/10/18(土) 21:17:17 ID:e6BVt5Df
よくよく調べてみたらエロゲーじゃないんだな、機装神伝ゲンカイザー。
というかもうゲンカイザーの名前は限界ギリギリのものです。
こっちのが有名(ここでは)
301それも名無しだ:2008/10/18(土) 22:09:26 ID:Vn7Jd//S
SS読むスレだなここは
大作が投下されてるから自分の妄想書きづらいや
302それも名無しだ:2008/10/18(土) 22:15:08 ID:mqS4wAL+
>>301
気にせず書けばいいと思うよ
スレ止まる方がずっと嫌だw

むしろ他の人の見て俺も面白いの書こうとテンションあげながら書いてるから
もっともっといろんな人のを見たいw
303それも名無しだ:2008/10/18(土) 22:22:15 ID:kvqLAoOv
>>301
まとめサイトで過去スレを読むことをお勧めする。
ここが元々SSスレではないことがわかるはず。
304それも名無しだ:2008/10/19(日) 19:19:30 ID:9w7jzprj
大学時代、スロットで再ブームになった際にはまって、
それをパロッたロボ物を考え付いたことがあるので投下

End of a century Legend
ノーザンナックル


1999X年、宇宙は反物質の光に包まれた…
星々は砕け、ほとんどが消え去った。
生物も、星々に生きるもの、宇宙に生きるもの問わず、滅び去った。
この宇宙は滅んだかにみえた。
しかし、人類は絶滅していなかった!


主役ロボ:ノーザンナックル
主人公ケーンの動きをトレースし、敵のパイロットを破壊することに特化したロボ

ノーザンクラッシュ
敵ロボットの内部機構だけを破壊、操作する技。攻撃の結果として
・敵ロボの温度調整装置を破壊し、急激な内部温度の上昇によってパイロットを燃やす
・敵が移動するたびにコックピット周辺のみが圧縮され、パイロットを押しつぶす
・敵の駆動機関が暴走し、勝手にブラックホールなどに突っ込む。
上記の状態になっているとき、既に敵ロボの脱出装置は破壊されている。


ノーザンツーフィンガー
敵のコックピットを二本指で貫き、中にいるパイロットを指で挟みこみ
指から荷電粒子を発生させ、爆殺する技。

等々。そのときは、これぐらいしか考えなかったが、もう少しちゃんと考えようかな…
305それも名無しだ:2008/10/22(水) 20:52:17 ID:lD2FnBIk
陰陽式機伝の作者です。だいぶ間が空いてしまって申し訳ない。
また結構長期間にわたって投下できないので、今スレでの投下はこれだけになると思います。
本当はいつも通り前スレまでのあらすじをまとめておきたかったけど
余り長いことネットに繋いでもいられない状況ですので、本編のみの投下とさせていただきます。
「前回の投下から長すぎて其の五前半までの話を忘れてしまった」という方には
なんとか時間を作って、これまでの全エピソードをどこかのうpろだに上げますので
希望される方がいましたらどうぞ仰ってください。

本編の投下を開始します。
306それも名無しだ:2008/10/22(水) 21:01:08 ID:lD2FnBIk
陰陽式機伝 イメージ・アンド・ワード
其の五後半 「私は心から、誇りに思うよ」

 陽光は入らぬはずの洞窟が、いまこの時は明るかった。内部を飛び回る五つの閃光が
時折ぶつかり合いながら暗がりを照らしているのだ。
 その一つ――ツチイミを駆る紅蓮は、清明が繰り出した四機の正体について
既に見当をつけていた。十二神将の霊力をも呼び水として召喚される、四つの
更なる上位存在と言えば、一つしかない。
「東西南北、天の四方を守る“四神”か」

 東に青龍、西に白虎、南に朱雀、北に玄武。陰陽師で知らぬ者はない、強力な
神獣である。――そんなものまで使役できるのか、あの男は?
 紅蓮はしかし、まだ自分の方が優勢であると知っている。そうでなければ、
これまで清明が自分との戦いをのらりくらりと避けてきた理由がない。
 ツチイミは神をも滅ぼす式機だ。いかに四神が揃い踏みしたとて、負けはありえない。
「この世に遍く、神など不要だ」
 朱雀の翼が起こす火炎を孕んだ旋風を斬り裂き、青龍が吐きつける雷の息を
掌で受け止める。白虎の爪が呪詛によって強化されたツチイミの装甲を切り裂き、
紅蓮は微量の驚きを覚えたものの、瞬時にその傷は修復される。
 時間差をつけた四機一斉攻撃――彼はそう読んでいた。しかし、最後に来るはずの
玄武が見当たらない。

 潜んでいるな――なおも攻撃してくる三機に向け、周囲の壁面から針状に成形した
土くれを飛ばす。以前ホシカゲとアメオスにも使った、呪術によるミサイル『針羽蟲』だ。
 あえて大仰に印を結び、三機に集中していると見せて、伏兵を誘い出す。それが
紅蓮の狙いであり、果たして最後の一機は背後の土中より飛び出してきた。呼応する
ように朱雀の焔が針羽蟲を一つ残らず爆破し、前方の三機も突っ込んでくる。

 ――『あれ』を使うか?
 紅蓮は自問し、それに否の答えを出した。この程度の単調な挟撃、二本の腕だけで
充分に対処できる。
307それも名無しだ:2008/10/22(水) 21:04:29 ID:lD2FnBIk
 ツチイミの右手には神剣・天叢雲。一閃すれば忽ち、見えざる衝撃波の怒涛が
三機の神獣を跳ね飛ばす。左手には濃密な闇を纏い、掌から迸った黒い光が
回転しながら飛んでくる玄武を直撃する。
 しかし、その一射で破壊できると踏んでいた玄武はそのまま紅蓮に迫ってきた。
強靭な甲羅が、ツチイミの砲撃をも弾き返しているのだ。

「ツチイミの力は確かに四神の合計をも上回る。だが……」
 清明の声と共に玄武はツチイミに激突し、そのまま洞窟の壁に叩き付けた。
「操手たる貴様が、その性能を完全に引き出せていないのではね」
「……!」
 紅蓮は確かにツチイミを乗りこなしている。三位式機の操手としては、まだ
隆道やヒオムシとは桁の違う高みにいる。
 しかし、それでも機体の出しうる限界性能を引き出すには程遠いのだ。三位式機の
場合、性能の99%と100%の間には無限に等しい差がある。

「動かすことさえ出来なかった者が、何を言う!」
 拳で玄武を跳ね飛ばし、吐き掛けられる雷撃と炎の渦を掻い潜ってツチイミが飛んだ。
白虎の追撃を神剣で受け止め、そのまま刃を押し込んで袈裟懸けに斬り下ろす。
 そのまま畳み掛けんとするが、玄武が回転しながら突っ込んで来たことで彼は
その機を逸した。舞い上がって回避しつつ、今度は玄武に向かって斬り付ける。
 火花散る一瞬の拮抗。しかし、紅蓮の膨れ上がる憎悪に刃の鋭さが増していく。
「ああ、認めるとも……生身で雌雄を決すれば、我はまだ貴様に勝てまい」
 神獣最強の重装甲に、刃が食い込む。
「しかし、そんな仮定には何の意味もない。今の我は“地”の三位式機を駆り、貴様は
 四神を操って戦っているのだからな。いかに我がツチイミの力を全て使えぬとて、
 この場で貴様を葬るに足ればそれでよいのだ」
「足らぬと言っておこう」
 天叢雲が遂に玄武の甲を破り、内部機関に致命的な一撃を与えても、
清明に動揺した様子は見られなかった。
「どの道、今日は貴様と刺し違えるつもりで来た。生きて帰ることを前提にすれば、
 確かに私はこの戦いに勝てないだろう。しかし、命を捨てる覚悟があれば……」

 墜落する玄武から清明が飛び出し、その身体を青龍が受け止める。紅蓮は神剣を
真っ直ぐに構えて追撃するが、白虎の長爪が交差しその切っ先を阻んだ。
308それも名無しだ:2008/10/22(水) 21:13:47 ID:lD2FnBIk
「覚悟を決めたところで、切り札の四神さえツチイミを止められぬではないか」
 清明を嘲笑うように、神剣が禍々しい暗黒を帯びた。その切れ味がまたも高まり、
白虎の機体が一気に両断される。
「二機落ちたぞ。そろそろ諦め時だ、清明」
「――なにか、壮大な勘違いをしてはいまいか?」

 未だ、余裕の表情さえ見せる清明。万策尽きた人間の顔ではない――かと言って、
敗死を前に自棄を起こした人間の臨死幸福でもない。
 この男は、まだ何か手を隠していると言うのか。
「私は、死をも厭わずに戦えば貴様と相打ちに持ち込めると言うつもりはない。
 命を引き換えにすれば、貴様を倒せると言いたいのさ」
「そうか。では、やってみるがいい」

 ツチイミが飛んだ。清明にどんな手があるにせよ、それを使わせなければよい。
 先ほどは十二神将を呼び水に召喚された四神の思わぬ抵抗によって阻まれたが、
今度はそのようなことはあるまい。神獣機ですら人間が操るには強大すぎる代物
なのだから、それ以上の存在など清明であっても御し得ない。そもそも、高天原の
神々を除けば、四神以上のモノなど――
 そこまで考えて、紅蓮はふと思い当たった。陰陽道は五行説を基礎とする。
大陸の伝承では四つの方角を守る神であった四神が、陰陽家に取り入れられた際、
五行説との調和を為すために一体追加されている。
 東西南北の中央に座し、四神を統べる最強の神獣。それは……

「言ったはずだ。私の『最初で最後の本気』だと――四神解体!」
 清明の声に応え、神獣機が再びバラバラになっていく。破壊された白虎と玄武さえ
自らパーツ単位に分解し、膨大な式機の部品が羽虫の群れの如く洞窟内を飛び回っている。
 清明を仕留めんと突進した紅蓮は、先刻より遥かに大きな力で跳ね飛ばされ、
空洞の内壁を数百メートルに渡って抉りながら止まった。機体は無傷だが、操手の
動揺は小さくない。
「馬鹿な――『そんなモノ』は、貴様と言えども操れぬはず……」

 パーツの再構築が始まる。今度は全てが一つに、巨大な式機を形作ってゆく。
「そう、普通には人間が呼ぶことすら叶わぬ神性よ。しかし紅蓮、たとえ天照大神でも
 然るべき器さえあれば使役は可能ぞ。『献魂の法“御鏡”』を使うことでな!」
 献魂の法“御鏡”――紅蓮の知らない術であった。
 当然だ。それは安倍清明が編み出した、彼だけの切り札なのだから。
309それも名無しだ:2008/10/22(水) 21:16:59 ID:lD2FnBIk
 陰陽師は術を用いる際、『命』が身体を動かすために用いるエネルギーの一部を
消費している。そのため術を使うだけ疲労するし、命を削りすぎれば死に至る。
 しかしそれとは別に、精神の源たる魂のエネルギーを利用することで、
まともに使えば術者が即死するような術をも発動する方法が存在する。
 それが“御鏡”と名付けられた、『献魂の法』。

「私は、この身に残った魂のすべてを、貴様との戦いに注ぎ込む。ゆえに
 この機体には第五の神獣が宿るのだ――降り来たれ、“黄龍”!」
 光の中で四神は融け合い、一体の巨大な式機となった。それは黄金色に輝く巨大な龍。
 神獣機“黄龍”の、空前絶後となる降臨であった。

「いかに最強の神獣とは言え、この次元のものである以上、三位式機には及ばぬ」
 ツチイミの言霊増幅機関が発動する。操手のイメージを読み取り、発した言霊を
顕現させる、三位式機だけに許された神の力。
「冥き、光よ!」
 かざした掌より放たれるは黒の砲撃。あらゆる自然物を塵へと還す熱量が
黄龍を直撃する――しかし、金色の装甲は突き刺さる闇を無傷のままにかき消し、
弾いていた。その口が開いたかと思うと、お返しと吐き出される小太陽。
 急遽それを回避したツチイミの背後で光弾は炸裂し、一瞬にして地下空洞を
熱プラズマの荒れ狂う灼熱へと変えた。
 洞窟を崩さんばかりに地形を変えてしまうその破壊力に閉口しつつ、紅蓮は
受けに回ることなく機体に印を結ばせる。
「鋼の槍は雨となり――」
 黄龍の周囲に細い金属柱が出現し、それらが槍のように鋭く成形され、巨大な
機体に襲い掛かる。輝く装甲に触れるそばから槍は撥ね返されていくが、紅蓮は
音速の数十倍でツチイミを飛ばしながら、言霊を紡ぎ続ける。
「雷の剣が人の子を裁く――」
 虚空より、放電。自然の雷とは比較にならない電流が龍の身体を跳ね回る。
しかし、その内にある清明はまったくの無事であった。
「無駄だ。黄龍の装甲は、そんな攻撃では破れない」
310それも名無しだ:2008/10/22(水) 21:27:23 ID:lD2FnBIk
「……ならば!」
 視神経の反応速度を遥かに超えるスピードで、ツチイミが肉薄する。構えた神剣は
長大な首を捉えかけ、寸前で爪に止められた。
 弾指の鍔迫り合い。なれど、紅蓮もこの対応は予測済み。
 握る得物に両の手をふさがれ、印も結べぬはずの機体から、神殺しを自任する男が
裂帛の気合を込めて叫ぶ。
「ならば噛み砕け、金剛の顎<あぎと>よ!」

 言霊の力が事象の情報を、その本質をも書き換え、宇宙の摂理をねじ曲げる。
黄龍の直下の地中より、ダイヤモンドの完全結晶で模られた巨大な牙が現れた。
その牙が龍の長躯を捉え、ぎりぎりと喰い込む。
 ダイヤは衝撃にこそ弱いものの、耐圧性においては世界最強の物質のひとつである。
まして紅蓮の術で強化されたそれは、黄龍の放つ高熱に焼かれることもない。
「印もなしに術を――まただ、一体どんなトリックで?」
 鹿島のときと同じであった。言霊を具象化するとは言え、性能を完全に引き
出されていない三位式機では、言葉だけで高度な術を発動することは出来ないはずなのに。
 清明の自由が奪われたその隙に、無防備な背部へ神剣が突き刺さる。
「流石に神剣は防げぬらしいな? このまま、捌いてくれよう……!」

 操縦室にある清明の身体は、自身の血で赤く染まっていた。
 これが黄龍を操る代償の一つ、ダメージのフィードバック。機体に受けた損傷が、
命への傷として清明の身体にも反映されるのだ。
 そしてもう一つの代償、精神の磨耗は――
「まずいな……もう内裏にいた頃のことが、思い出せない」
 生まれ落ちたとき、人の魂はみな同じ姿をしている。それが命ある身体に宿り、
経験を積むことで大きくなり、固有の形を作ってゆくのだ。
 即ち魂を作るものは『記憶』。献魂の法とは、限界以上の力と引き換えに
己が生きてきた歳月の記憶を少しずつ失ってゆくことに他ならない。
 また、清明は本来の寿命よりもかなり長く生きている。当然それは自らの術で
した事だが、これは彼の生まれ持った命が既に燃え尽きていることを意味する。
 彼は、死人だった。
311それも名無しだ:2008/10/22(水) 21:32:52 ID:lD2FnBIk
 清明は本来なら命が動かすはずの身体をも、精神の力――魂の力で動かしてきた。
だから毎日のように書物を読み続け、遠い異国や未来の知識を仕入れ続けていたのだ。
 消費すべき記憶が、無くなってしまわぬように。大切な記憶を忘れぬように。
 だが、もし記憶を忘却し尽くすようなことがあれば……そのとき、安倍清明は
塵となって消滅するだろう。自身にかけた術の全てが消えてしまえば、彼は
自分の身体さえも生かしておくことが出来ないのだから。
 黄龍を使うということは、彼にとってまさに『命を懸ける』行為であったのだ。

 突き立てられた神剣が、そのまま龍の背中を走る。その傷が操手へと伝わり、
命の代わりに身体を律する魂をも傷つける。数年分の記憶が一瞬で吹き飛び、
清明が纏う狩衣の背で血の花が乱れ咲いた。
「あまり調子に……乗るなよ」
 咆哮する黄龍。その音波がダイヤモンドの分子構造を激しく共振させ、巨大な牙を
爆破するようにして砕く。拘束を逃れた身体をよじり、長大な尾をツチイミに叩きつける。
 四神の攻撃とは桁違いの衝撃が、操縦室の紅蓮を襲った。慣性制御の術が
働いているはずの操手に衝撃を与えるとは、一体どれほどの加速度が生じたのか。
 しかしひび割れた土色の装甲は、瞬時に再生。やはり、三位式機は不死。

(乗り手を、紅蓮をやるしかない――私の魂が消えてしまう前に!)
 脳裏から記憶がこぼれ落ちていく。ヒオムシとは、どのように出会ったの
だったか……もはや、思い出せない。
 それでもいい。もう忘れることなど怖くはなかった。たとえ出会った人々の
記憶が消え果てても、彼らのために戦っているという真実は残る。

 かっと開いた口より、小太陽の連射。直撃すれば、機体が残っても操手は
無事には済まないであろう圧倒的な熱量に、ツチイミはランダムな回避運動を取る。
 しかし一見して無秩序と見えるその軌道は、清明が意図的に作り出した退路。
巨体に似つかわしくない機敏さで黄龍が飛翔し、ツチイミの正面に躍り出る。

「これで!」
 龍の喉より、再び渦巻く熱光の球。先ほどまでより小さいが輝きは強い。
操縦室を撃ち抜くために、エネルギーが一点に凝縮されているのだ。
312それも名無しだ:2008/10/22(水) 21:35:35 ID:lD2FnBIk
「押し切る――天叢雲よ!」
 迫る光弾に、神剣が一閃。弾かれた小太陽は天井に大穴を穿ち、山を貫き、
空の彼方へと消えていった。エネルギーが凝集されていればこそ、紅蓮はそれを
弾くことができたのだ。
 しかし剣を振り抜いた一瞬、ツチイミは前を無防備に開けた形となった。
「隙、見たり!」
 電光石火、黄龍が飛びつく。巨大な爪で両腕をホールドし、両足は尾で締め上げた。
両者のうち、自由に動くものは黄龍の頭のみ。これを最後と、灼熱の砲口が
ツチイミの胸に狙い定める。
 印も結ばずに術を撃ってくる手段が気にならないではなかったが、この好機は
逃せるものではなかった。たとえ何かしてくるにせよ、この拘束を抜けられる
ような術であれば、自分の砲撃の方が速いという思いもあった。

 記憶はもう、ほとんど底を突いている。何のために戦っているのだったか?
未来から来たホシカゲの操手、彼と何か約束したような気がする……。
 そしてヒオムシ。我が愛弟子、真名は確か……そう、日吉だった。
 ――まだだ! あの子の記憶だけは、最後まで消えてくれるな!

 黄龍の牙が溶けるほどの光弾が生成されてゆく。それはもはや地上に堕ちた
太陽そのもの。清明の魂が放つ、最後の煌きであった。
 そのとき、ツチイミの左手から神剣が落ちた。それはゆっくりと落下を開始し
――清明からは死角となる位置で、別の手がその柄を掴み取る。
 二機の両手は塞がっているというのに。

「贖え紅蓮、神の焔に灼かれて!」
 巨大な火球が、ツチイミの眼前でいっそう膨れ上がる。
 しかし、清明の全霊を懸けた一撃が放たれることはなかった。黄龍の首を
一条の閃光が薙ぎ、太陽を口に銜えたままその頭が胴体を離れたのだ。

「実に、危うい戦いであった」
 口いっぱいに湛えていた光が消え失せるのと平行して、斬り飛ばされた黄龍の
首が虚空を落ちてゆく。ツチイミを抑えていた胴体部も力を失い、剣を振るう
までもなく落下していった。
313それも名無しだ:2008/10/22(水) 21:41:07 ID:lD2FnBIk
「まさに貴様は最強の陰陽師と呼ぶに相応しい男であったぞ、清明。貴様に
 敗因があるとすれば……切り札を先に晒したことか」
 ツチイミの背部に一基ある、見ようによっては翼のような形のパーツ。平時は
スタビライザーとして機能するそれが今は大きく形を変え、巨大な腕となっていた。
 これが紅蓮の切り札、第三の腕“冥無量後光”である。
 印を結ばずに術を行使しているように見えたのは、機体の影でこの隠し腕が
印を作っていたため。機体を拘束されたときも背部は自由だったから、両腕より
リーチが長く力もある第三の腕に神剣を持ち替え、黄龍を一刀のもとに両断したのだ。

 しかし、清明の見立ては正しかった。あの時、紅蓮が何らかの術による脱出を
試みれば、黄龍の砲撃の方が速かったであろう。
 ただ、神剣による直接攻撃がそれよりも速かっただけの話だ。
 眼下で光となって消えてゆく黄龍を見ながら、紅蓮は機体を翻した。
「時を費やしすぎたな。疾く行かん、我を待つ千年後の空と海へ……!」

 もはや安倍清明に、己の敗北を認識できるだけの精神すら残されていなかったことは
彼にとって幸であったか、それとも不幸か。
 黄龍は術の瓦解と共に端から霧消していき、血の海と化した操縦室に収まっている
男もまた、自らの死を先延ばしにしてきた術が解けていくにつれ、四肢の末端から
きらきらと光る、砂とも塵ともつかぬものに変わってゆく。

 何も思い出せない。鬼才の名を欲しいままにした少年時代のことも、世に倦んで
早すぎる隠遁を始めた青年期も、自らを一種の式神として生き長らえてきた年月も。
 今しがた戦っていた相手の顔さえ思い描けず、弟子を預けた男の名前など忘却の彼方。
そもそも弟子などいただろうか――空白だらけの走馬燈が回る。

 前後不覚、廃人も同然の有様となった清明だが、ふとその口から明瞭な言葉が
滑り出す。例え全てを忘れても、これだけは言おうと思っていたことだ。
「ヒオムシ、お前の師であれたことを……」
 言葉なき想いは伝わらない。想いなき言葉はただ空虚。
 ゆえに想いは言葉に、さすれば言葉は力に。イメージ、アンド、ワード。

 しかし彼は、途中で口を止めてしまった。自分の呟いた名が気になって仕方がないのだ。
ヒオムシとは誰だろう。忘れてはならない、大切な名前だったような気がする――。
 言おうとした言葉の続きは忘れてしまい、己の口から出た部分を虚ろな目で
反芻していた清明は、やがて眠たげな微笑を浮かべた。

 ――そうそう、何を忘れているんだ。私の大切な……息子の、名前じゃないか。
 そして、清明の中に残っていた最後の記憶が消える。ついに真っ白になった
走馬燈が回転をやめても、彼の顔は穏やかな笑みを湛えたまま。
 天下無双の大陰陽師・安倍清明は、塵となって消滅した。

                             <続く>
314それも名無しだ:2008/10/22(水) 22:15:03 ID:Mhw6RzXR
うおおお、超乙です
熱くて最高です
315それも名無しだ:2008/10/22(水) 22:24:48 ID:NbxZPiWP
泣ける・・・
316それも名無しだ:2008/10/23(木) 21:57:59 ID:GJQPF1ya
>>305
新規さん取り込むのにageてもいいかも
どちらかというと自分も読むとき設定を頭から呼び覚ますのが大変だったりするので
そっちのがありがたい
317それも名無しだ:2008/10/23(木) 22:23:32 ID:sWvy0FM2
護星艦隊・チームラビットフット

西暦2070年、50年前に発掘された、かつて地球に飛来した宇宙人の技術により、人類の技術は半世紀にして数世紀規模の発展を遂げていた

だが、今年に入ってから太陽系の中で謎の光点の点滅が見える
それは、かつて超技術を残した宇宙人の末裔の兵器の放つ光であった
彼らは一度滅びかけた地球を再生するため人類を作り上げたが、人類は地球に滅びを呼ぶと主張する

かたや古代の遺物の残滓、かたや最先端
人類に勝機はあるのか?人類は試作型の強化型戦闘マシーン部隊「ラビットフット」を召集したのであった

318それも名無しだ:2008/10/23(木) 22:28:02 ID:Aect/KBz
せっかくまとめサイトがあるのだからそちらを見てもらえばいいと思うのだけど。
そうして過去スレを漁って意外な良ネタを発見したりするのも一興。

それはそうと、重要キャラが犬死するのって切ないよねぇ・・・
なんかバトルロワイアルの三村を思い出した。
319それも名無しだ:2008/10/23(木) 22:33:10 ID:GJQPF1ya
まとめサイト更新が進んでない気がする
7ごうきでスレッドの保存終わっちゃってるし
管理人の人まだ見てるのかなー
320それも名無しだ:2008/10/23(木) 22:47:25 ID:Aect/KBz
たぶん>>207はゲンカイザー作者=管理人様
321それも名無しだ:2008/10/23(木) 23:04:41 ID:WSC3Fpqq
作者はリア充でまったく手が出せないのですよこれが悲しいことに
322それも名無しだ:2008/10/26(日) 20:55:10 ID:cQ2q69yB
どうも、マサト作者です。
最近何かと忙しくて投下ができません。
なので落とせるうちに第12話「和解、合体!」ダイジェストします。

カリグラの新型を葬った翌日、リュノは「おかげ様ですっかり元気になりました。
今後は親戚の家で厄介になります。本当に有難うございました」と言って谷口家を後にした。
その数日後、カリグラが攻撃してきた。失態の数々を責められ後がないデガスと、
彼が暴走しないようにとお目付け役で来たヴァギト…亜紀斗だった。
麻里は亜紀斗の説得を試みるが、幾度となくデガスに阻まれる。しかし、ウィリスが
珍しく取り乱しデガスに向かっていったため、麻里は説得に専念した。
「青崎くんは大天才ってわけじゃないんだよ。言ったでしょ?十で神童なんとやら、
二十過ぎればただの人ってさ。青崎くんはただの人に向かって驀進中なんだよ、今は。
だから、今の青崎くんには地球を滅ぼすなんて出来ない」
「でも、僕は必死でやってみせるかもしれないよ?」
「その時はその時。私が止めるの。大好きな人を、ね」
亜紀斗が口を開こうとしたとき、ウィリスを振り切ったデガスがアテナスへキックを繰り出した。
しかしそれは亜紀斗のリオレイオによって阻まれた。
「テメェ!どういうつもリダ!?」
「君が生きて帰れたら帝王様に伝えてくれ…『僕は好きな人のために戦う』ってね」
仲間の裏切りにデガスは完全に切れ、ザ・マッドダンスで二人諸共殺そうとした。
完全に退路を断たれた二人だが、ラシュアの一言が二人を救う。「合体しろ。コードは…」
「「メサイアス!クロォォォォス・ゴォォォォッッ!!!」」
アテナスとリオレイオは合体し、蒼白の救世主――メサイアスが姿を現した。
拳一つでマッドダンスを打ち破られたデガスは怒り心頭に発し、フェザーミサイルを撃ち込む。
しかしこれも全てB・スプリットビームで撃ち落とされた。麻里と亜紀斗は止めを刺そうとしたが、ウィリスに止められる。
「あいつの相手は…私がする」エアジェスとダルーカの一騎打ちが始まった。
一気に優勢に出たウィリスだが、どこか悲しそうだった。
「デガス…お前は元は心優しい科学者だったのにな…可哀想に、頭を弄られたんだ…もう、私はそんなお前を見たくない…!」
「アァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」二機が交差する。エアジェスの右腕が落ち、ダルーカは翼を切られ、落ちていく。
「……さようなら、私の愛した、賢き鷹……」

呼んでくださる方がいらっしゃればこのような形での投下、ごめんなさい。
323それも名無しだ:2008/11/04(火) 02:11:42 ID:BDfTvp03
保守っとかないとw
324それも名無しだ:2008/11/04(火) 05:10:14 ID:nJ01DLKC
熱血ロボット ウィンブルドン
主人公 松岡修造
325それも名無しだ:2008/11/04(火) 08:07:07 ID:JBj6ebXW
ちわっす!
このスレを見つけて>1だけ読んでネタ投下!!させていただきマンモス

なお、当方ここ10年くらいのロボアニはゴーダンナーくらいしか知らないので、過去スレなどで類似品があったらごめんなさい〜



紹介するのは……これだぁっ!!

「令嬢機動グランツヴァイ」

あらすじ
西暦20XX年、宇宙より落下してきた隕石には巨大生物がいた!街を都市を国を蹂躙する巨大生物に対し、自衛隊の兵器はなすすべも無かった…
だがその時、一人の男が立ち上がる。
彼の名は都筑 栄。わずか10年で工業界のトップに立った都筑重工業の社長である。
彼は来るべき様々な脅威に対し、密かにロボット兵器を開発していた!

その名は!!




以上です。
うざくてごめん。でも反省はしない
326それも名無しだ:2008/11/04(火) 10:33:43 ID:tX7x8xNh
令嬢機動グランツヴァイ…か。
主役のパイロットがツンデレ女子高生で、
「べっ、別に地球を守りたいなんてわけじゃないんだからね!?」とか言ったり、
最初味方のヤンデレが途中で、
「地球さんの為には人類さんが滅亡しなきゃダメなんです。」とか言って敵になったりですか?
わかりません!
327それも名無しだ:2008/11/04(火) 11:35:42 ID:5WxF1z4M
Xーイクスー

国連軍とテロ国家群との非核戦争も50年の年月を消費していた。

国連軍の少尉である主人公、マナミ・カワムラと彼女に配備された謎の高性能機「Xーイクスー」をめぐる命をかけたサバイバルがはじまる。

ありきたりすぎてフイタ
機体の設定はすごい考えてたがキャラとストーリーが適当すぐる
328それも名無しだ:2008/11/04(火) 11:46:40 ID:5WxF1z4M
Xーイクスー

主人公に配備された新型機動兵器。
通常の量産機であるXpとデザインが違う他、約1、5倍のエネルギータンクに実用化されたばかりの二層式マーズチタニウム合金て胸部を覆っている。
内蔵武器も50ミリ機関砲とビームピックの他、ビームブレイドを爪先に装備している。
その他は量産機のXpと同じでありXpの最大の特徴である武装換装システムにも完全対応している。
製造元が不明であり解析不可能なブラックボックスも存在している。
329それも名無しだ:2008/11/04(火) 11:56:56 ID:5WxF1z4M
Xp

国連軍最新の量産型機動兵器である。
超鋼チタンアーマーにより軽量化に成功している。
武装を最小限に留めており大変貧弱であるが、武装換装システム「Window」によりあらゆる環境に対応可能である。

とても扱いやすく数ヶ月の訓練で動かせるため新兵にも評判が良い。
前世代機のMepが不評だったこともあり本機は歴代最高との呼び声も高い。


妄想炸裂だぜ。
連投すまん
330それも名無しだ:2008/11/04(火) 21:55:43 ID:GjrO+ie7
vistaはゴテゴテすぎて評判悪いんだなw
331それも名無しだ:2008/11/04(火) 22:13:30 ID:gJWxAvc+
機動戦士ウィンダムXP思い出したw
332それも名無しだ:2008/11/06(木) 15:01:55 ID:tZ8J26uz
上の奴の作者だけどまた思いついたから妄想垂れ流す


Ma-C

中東にあるマクダザディン共和国が独自開発した初の量産型人型機動兵器。
国連軍から得た技術、資材を流用しているためXpと互換性がある。
ゲリラ戦を得意としておりトリッキーな戦術を使う
マニュピレーターの精度がかなり高い。
名前の由来はマクダザディン共和国の守護神マクナルから取っている。
武装はヒートナタ、対人マシンガンに国連軍から得た携行兵器を持っていることが多い。
マクダザディン軍はゲリラや傭兵にて構成されているために個人個人で様々なカスタムが施されている
333それも名無しだ:2008/11/06(木) 23:39:42 ID:j9tk+dDS
前スレに投下したヴァンガイザーが一話と設定どまりだったのですが、久々に投下したいと思います。

あらすじ〜
平凡な日々をおくっていた園河 萩介だが、一人の少女との邂逅により音を立ててその平和は崩れ去った。
少女が言うにはロボット(ヴァンガイザー)に乗って怪物(ガブリル)と戦って欲しいとのことだった。平穏な生活から一転して戦いの日々に身を投じる事になるのだった…

破攻神 ヴァンガイザー
第二話「渦巻く闇」

車内、移動中
萩介
「………」
楊香
「………」
萩介
「…だから、俺は今からどこに連れてかれるんだよ?」
楊香
「………」
萩介
「またそれか」
純輔
「君の場合はさっきから質問ばっかりだね、ははは!今に全部教えてあげるからしばしの辛抱を」
萩介
「あんたは誰なんだ?」
純輔
「あ、それなら教えられよ!僕の名前は松方 純輔、24歳、独身、彼女募集中。GFT(ジフト)では後方支援担当をやらせてもらってます。要は雑用ね、ははは!同じ『すけ』同士仲良くしよう」
萩介
(うっ、五月蝿い…)
楊香
「純輔さんは信頼できる人よ」
純輔
「えへへ、照れるな〜」
萩介
「お前は信用できないがな」
楊香
「………」
純輔
「あははは…、さぁついたよ、ここがGFT本部前線基地!」
萩介
「デカい…」

メインオーダールーム
六将
「ようこそ、GFT本部へ。私はここの長官の六将だ」
萩介
「軍人が俺に何のようです?あの怪物はなんなんですか?それにあのメカは?」
六将
「まずは君を危険な事に巻き込んだことを詫びたい、すまなかった。順を追って説明しよう、あの怪物の名前は凶悪生命体ガブリル。奴らは無差別に町を破壊し、人々を襲う。そこに一切の歩み寄りの余地はない、どちらか滅びるまで戦うただそれだけだ」
萩介
「なっ…、なんで」
六将
「何故か?我々が解析した結果、簡単な理屈だった。生きるためだ」
萩介
「生きるため?」
334それも名無しだ:2008/11/06(木) 23:47:58 ID:j9tk+dDS
六将
「そうだ、奴らは我々を恐れるが故襲う。人が奴らを恐れるのと同じくな。生き物とは単純なものだ、自分より大きいもの強いものが現れれば自然と防衛本能が働く。
その感情が生まれた瞬間生物は闘争という名の闇に支配される、だが我々はそんなに愚かではない。話し合いという術がある、奴らにはそれがない。戦いはまぬがれないのだ」
萩介
「うっ、ただどちらが滅びるのを待つだけなのかよ」
六将
「その為のヴァンガイザーだ、我々はただ滅ぼされるのを待つだけの弱い生き物では無い、ヴァンガイザーは人類の盾となり矛となる存在だ!それに君は選ばれた」
萩介
「俺が…、待ってくれ。なんで俺なんだ、他の奴にやらせればいい」
六将
「君以外にあれを動かせる者はいない、君は選ばれた。君は人類が滅びるのをよしとするかね?」
萩介
「そうじゃないけど、そうじゃないけど納得できない。滅びるのもあれに乗るのも納得できない…」
楊香
「あなたはヴァンガイザーに選ばれたの、お願い私達と戦って」
萩介
「また押しつけかよ!?できるわけないじゃないか俺なんかが、普通の人間…、なんだ……」
楊香
「萩介…」
六将
「選択を焦ることはない、今日は自宅に送ろう。純輔頼んだぞ」
純輔
「了解しました、ささ帰ろうか」
萩介
「もし!」
六将
「…?」
萩介
「もし、もし俺が断ったら本当に変わりはいないのか?」
六将
「変わりはいない…、それと我々は軍人ではない」
萩介
「そうか…」
萩介と純輔退室

六将
「彼に、選択を迫るのは二度目だな」
楊香
「彼はきてくれるでしょうか?」
志歩
「きてくれるわよ、あなたのパートナーでしょ?もっとも今の彼はちょっと繊細だけど」
楊香
「志歩さん…」

園河家
萩介「選ばれたか…」
昼間のキスを思い出す
萩介「あっ、あいつのことなんか別にいいんだよ!今日は色々ありすぎた、もう寝よう…」

翌日、高校

「萩!昨日電車の爆破事件に巻き込まれたんだって?大丈夫だった?」
萩介(こいつは俺の親友の赤橋 京、いつもへらへらしてるけど根はいい奴だ)
萩介
「あっああ、大したことない」

「本当?頭とか打ってない?ここは?」
萩介
「やめろ、くすぐったい」
335それも名無しだ:2008/11/06(木) 23:52:22 ID:j9tk+dDS
ザワザワ


「なんだろう廊下が騒がしいな」

ドドドドドドドド、ガラガラ!

楊香
「萩介!ガブリルがでたわ!!」
萩介
「うわぁぁあ!なんでお前がここに」

「あれって確か不知火中の制服、なんで中学生がここに?ってあれ萩は?」

萩介
「こんの大バカ野郎!俺の名前を叫ぶんじゃねぇー!!」

楊香を担ぎながら廊下を猛ダッシュする萩介

楊香
「こうするしかなかったの、あなたを呼ぶ手段がなかったから」
萩介
「だからってあんなやり方あるかよ!それに俺が乗らないって言うかもしれないんだぜ?…」
楊香
「お願い、後一回だけでいいの」
萩介
「お前、次くるときも後一回って言うつもりだろ?」
楊香
「う…」
萩介
「フフ、わかったよ乗ってやるよ今日だけな」
楊香
「萩介!
あのね、昨日は忘れてたけどこれを着てほしいの」
萩介
「なんだこれ?」
楊香
「戦闘用防護スーツよ」
萩介
「こんなの着れるかぁー!」
336それも名無しだ:2008/11/06(木) 23:57:00 ID:j9tk+dDS
戦闘エリア
萩介
「ちょっと待て!こんなブカブカなの着て操縦できるかよ!?」
楊香
「ここのスイッチを押すと…」
萩介
「うわっ!フィットした、でもこれならなんとかいけるかも」
楊香
「来て、エースアタッカー!」
萩介
「うっ!すごい風だ…」
楊香
「乗って!」

エースアタッカーに乗り込む二人

楊香
「クロス・ヴァンガイザー!」

それぞれのアタッカーが合体。ヴァンガイザー見参、両肩から4th(フォース)ブレードの柄を取り出し刀身固定

萩介
「なんだか昨日の奴と同じだな」
楊香
「気をつけて、見た目は同じでも能力がそれぞれ異なるわ」
萩介
「そういうことか、でも昨日の俺とは違う。いくぜぇぇー!」

真っ向から斬り込むヴァンガイザー

ガブリル
「ギシャー!」

しかし、ダメージはあたえているもののガブリルは怯んでいなかった

萩介
「このまま連続でいく」
楊香
「待って、ここは一旦引いて体勢を整えた方がいいわ」
萩介
「敵は待ってくれない」

そのまま斬りかかるヴァンガイザー

ガブリル
「ギシャー!」

一方的な攻撃に為す術のないガブリル

萩介
「このままたたみかける」
ガブリル
「ギシャーオ!」

ガブリルのカウンター、強烈な一撃。そして脚を掴まれ投げ飛ばされる
337それも名無しだ:2008/11/06(木) 23:58:19 ID:j9tk+dDS
萩介
「うわぁー、ってあんまり痛くない?」
楊香
「大丈夫萩介?このスーツは衝撃を吸収してくれるの」
萩介
「…悪い、お前の話し聞かずに勝手に突撃して自爆して」
楊香
「…いいの、いきましょう萩介」
萩介
「おう!」
楊香
「メガクラッシャーパンチで牽制しましょう」
萩介
「わかった!メガクラッシャー…」
楊香
「パンーチ!!」

腕部に火花が飛び散り、腕が弾け飛ぶ。ガブリルに直撃!

ガブリル
「ギシャー!」
楊香
「きいているわ萩介」
萩介
「まだだシルエットブラストォォォ!」
ガブリル
「ギシャー!」
萩介
「これで終わらせる!ファイナルストレイトォォォ!!」

ファイナルストレイトが直撃、ガブリル撃破

萩介
「終わったか…」
楊香
「お疲れ様萩介」
萩介
「あぁ、楊香もお疲れ」

楊香
「っは!」
ドキッ!

萩介
「どうした?」
楊香
「ううんなんでもない」
萩介
「ん?」
楊香
(………)


続く
338ぼくロボWH作者:2008/11/08(土) 19:42:31 ID:XN871Ec1
なんか、書いて読み返してみると
敵が出る→ロボが出る→倒す→少し新事実がわかる
以外のことが何も書かれてなかったりする。

ぜんぜん面白くならねぇよ・・・
339それも名無しだ:2008/11/08(土) 21:49:23 ID:rZilvm8q
日本自衛軍スーパーロボット隊隊長日誌より抜粋。(タイトル)

各国の貯蔵する核兵器を巡り、世界は最悪の道をたどる。
第3次世界大戦―人型兵器「スーパーロボット」の導入によりその戦火は拡大した。
そんな中日本は「専守防衛」に徹し、そのための特殊部隊を七つ結成した。

壱番隊「イザナキ」(シンボルマーク・勾玉)
弐番隊「イザナミ」(シンボルマーク・髑髏)
参番隊「スサノヲ」(シンボルマーク・八頭の蛇)
肆番隊「ツクヨミ」(シンボルマーク・三日月)
伍番隊「アマテラス」(シンボルマーク・鏡)
陸番隊「ヤマトタケル」(シンボルマーク・交差する剣)
漆番隊「アメノウズメ」(シンボルマーク・扇)

彼らは各国からの攻撃や応援要請、弐番隊の裏切りやそれによる漆番隊の壊滅などを
乗り越えながら、必至に国を護っていく。
340それも名無しだ:2008/11/08(土) 22:04:37 ID:ARC2mUXv
>>338
頭の中で映像を映し出して書いてみるといいかも
ただ、その手法は長くなる欠点があるが(苦笑)
341それも名無しだ:2008/11/09(日) 13:32:41 ID:vMU1PF8+
超空ロボ イオナズマ

冥王星が飲み込まれた超空間そのものである、【宇宙プラズマ】エネルギーで稼働するスーパーロボット。
同エネルギーを他から守る・他を同エネルギーから守るという二つの役割をもつ。
本来は恒星での活動のために開発されており、太陽表面ならば12時間の活動が可能。
『重力爆弾』、『マグネストーム』、『フォーススライサー』等の様々なパワーを利用した武器に加え、
『イオナビーム』、『炎雷剣』といった【宇宙プラズマ】を駆使した武器も持つ。
必殺技は『ソリュージョンファイヤー』の効かない《空間獣ベテルゴン》を倒すためにパワーアップして編み出した『チャージバリアー炎雷剣』。
342それも名無しだ:2008/11/11(火) 21:29:33 ID:79bkq6Wg
鋼世紀 エルグライド

かつて英雄と呼ばれた男がいた。彼は戦いの果て命を落とす、彼は世界を救いそして伝説となった。
それから百年の月日が流れる、彼の遺伝子を受け継ぐ者が現れ新たなる伝説が今産声をあげようとしていた…


エルグライド
英雄が乗っていたと言われる機体、選ばれし者のみにしか扱う事はできない。英雄剣ブレイヴァーが操縦桿代わりで機体とパイロットの動きがリンクする。搭乗者はマディン。


アブルガラン軍
魔王アブルガラン率いる軍団、世界を破滅しくすことが目的。英雄に敗北するが謎の力が魔王アブルガランを復活させる。
343それも名無しだ:2008/11/17(月) 00:30:48 ID:yZ+Cmtmg
戦闘士 シャンアイアン

過去の核戦争で文明が半壊し海は枯れ世界全てが一つとなった。それからの数万年を生き残った人間は再び文明を手にした。
日本も首都近辺は多大な被害を受けたが文化遺産は生きておりまだ昭和時代あたりのレベルであったが回復しつつあった。
滅亡前の人間の歴史を再び歩んでいるような感覚さえあった。だがそれを許さない奴らがいた。

世界観
一見前述の通りに世界の文明が復活したと取れるがその裏には数多くの小さな戦争があった。
文明を復古し再び人間としての文化的な生活を主張するナチュア派、新たなる文明を作り新たな秩序を作ることを主張するイマジネ派の紛争である。
しかしこのような戦争をしていては文明半壊で失われた人間の生き残りをさらに減らすこととなる。それを危惧し戦うための存在、戦闘士という職業ができた。
戦闘士同士の戦闘で戦闘士が尽きたものが主張を退けるという了解で戦闘士同士によるお天道様の下を通らない戦争が長く続いていた。
その戦争もナチュア派の勝利に終わり文明は静かに復古の道を歩みつつあったがイマジネ派はハーゲンフリーダという組織をたて刻々と再戦の準備を進めていた。

・万場 和吉(25)
茨城区の水戸に住む。調子のいい性格で女好き。長身のいい男だがおしゃれに興味がなく古い着物やジャージを好む。酒が大好きである。
元ナチュア派の戦闘士だったが今はナチュア派とイマジネ派という派閥には全く属していない。水戸の土木産業を支援している。
戦闘士だったときは驚異的な戦闘センスでイマジネ派の戦闘士を潰したためナチュアの悪魔騎士という異名を持っていた。

・ジョン 姫子(19)
水戸の土木会社で働くハーフの女性。女性らしい性格で大人しいが時折大胆になることがある。
土木の仕事を手伝う和吉のマネージャーのような仕事を行っており和吉が戦闘士をやめてからの付き合いは長い。

・桂 貞美(9)
水戸の見世物屋で働く少女。超能力を持っているためか商売として出されている。
その力を狙いハーゲンフリーダや儲けを狙うハンターなどに狙われておりその気配を察知している。

・シュブラツア=ハーゲン(36)
イマジネ主張をしていた男。戦争の敗北により主張が取り下げられたのを遺憾に思いハーゲンフリーダという組織を設立。極秘裏に再戦の準備を進めている。
戦闘士として出陣していたこともありナチュア派のエースであった和吉には多大な憎悪を抱いている。

・ナデュア=クロゥ=ヘイデル(13)
ハーゲンフリーダの戦闘士。違法な精神操作や薬物などで戦闘士としての能力を高められている。
ナチュア派とイマジネ派の紛争で家族を亡くしており精神操作で和吉が家族を殺したと理解しており和吉に強烈な憎悪を抱く。

○シャンアイアン
文明半壊前に軍が秘密裏に開発していたとされる大型のロボットを修復した物。珍しく人型である。
本来ロボットによる型による分類などが設けられていたがこの機体には一切なくオールマイティな性能を持っている。
和吉が戦闘士としての仕事を降りたため戦闘用の武装が一切外され作業ロボットしての性能が高い。
機動力に優れており和吉の操縦センスも重なり驚異的な反応能力を持つ。
344それも名無しだ:2008/11/17(月) 00:31:38 ID:yZ+Cmtmg
カラスが鳴き、鼻水たらした子どもがかあちゃんに怒られまいと急ぎ足で帰り、豆腐屋の笛が町に鳴り響く。いいねぇ。
ん?何だ?何かが足りない。そうだオレンジ色が足りない。空を見てみよう。ホラ真っ黒。

戦闘士 シャンアイアン 第1記録「陰謀のざわめき」

チャリンチャリンチャリン・・・鈴のついたドアが開くと小汚い着物を着た男が入ってくる。
「おお和吉さん今日もご苦労さん。」
和吉「あんがとよ。冷たいの一杯。」
「あいよ。」
疲れた表情をしうつむく和吉という男。ドアの窓の外には巨大なロボットの足みたいなのが見える。

ププププー・・・笛が鳴る。見世物屋のテントの方だ。大勢の人が群れをなしている。
「みなさん。今日はお待ちかねの超能力少女のマジックショーだよん!」
中では9歳ぐらいの幼い少女がトランプやスプーン曲げという定番マジックなどを披露していた。何かをするたびに狂った歓声が響く。

和吉「じゃなマスターまた来んよ。」
「へい。おやすみな。」
和吉はそう言うと近くのロボットの足を一蹴りし蟹股でどっかに歩いていった。

見世物屋のテント。閉店なのか既に客はいない。
「ほぉら賃金だ。明日もしっかりやれよな。」
少女「は、はい・・・。」
「小汚いな。さっさと帰りな。掃除が大変なんだよ。」
少女は店主の侮辱を受けながらうつむきテントを出ようとしたその時・・・!
少女「あ、あのう何ですか!?」
「いいから来い。」
少女「いやぁ!」
「くっ!抵抗するな!」
「何だ何だ?人身売買でもする気か?人の商売道具盗むとはふてぇ奴って銃!?」
バァン!ドサ・・・
少女「あぁ・・・!」
「ふん邪魔だてするからだ。おい!いいから来るんだ!」
和吉「ちょぉっと待ち!そこのあんさんそんなおチビたんにちょっかい出すっちゃぁいっぱしの大人としてどうよ。」
「な、何だ貴様は!貴様も撃ち殺されたいか!」
和吉「やってみぃや不良野郎が。」
バァン・・・!
「何いない!」
和吉「いただき!ストレェェェット!」
バキィ!

少女「あ、ありがとうございます!」
和吉「気にすんなって。おめぇ何かきったねぇ格好してやがんな。俺が言えないが。」
少女「・・・。」
和吉「あ、わりぃわりぃ。おチビ相手でも女性に他するエチケットは忘れちゃいかん。どうだ俺んち泊まらないか?これでも風呂はある。」
少女「え・・・いや悪いです・・・。」
和吉「気になされるなって。んーでも俺みたいな小汚ねぇ男んちに幼女一人じゃあらぬ疑いをかけられかねないな・・・よし。」

和吉「わるいな姫子さん。」
姫子「いえ。いつもお世話になっているのでこれくらい。」
少女「あ、あのう。」
姫子「あなたね。名前は?」
貞美「桂・・・貞美です。あのご迷惑お掛けしますがよろしくお願いします!」
姫子「いいのいいの妹みたいのが欲しかったし。うれしいわ。」
和吉「んじゃ俺は帰るぜ。じゃな。」
姫子「和吉さん。明日は遅刻しないように!」
和吉「ひぃ!了解了解。」

「ボスぅ!」
バキィ!先ほどの兵士が豪腕で殴られると数10メートル吹き飛び動かなくなった。
ボス「フンてめぇがぁ!雑魚には任せておけねぇ。こうなりゃ実力行使じゃい。」
345それも名無しだ:2008/11/17(月) 00:33:47 ID:yZ+Cmtmg
姫子の住む家。そこそこ豪華な佇まいである。貞美は風呂に入り着物着付けもした。先ほどと見違えるほど可憐な姿である。
貞美「あのう・・・着物まで貸していただいて・・・。」
姫子「いいのいいの。よく似合ってるわよ。ん?」
ガァン・・・ガァン・・・突然巨大な足音が姫子の家の外から響きだす。地震にしては揺れのペースが遅いし音が大きすぎる。
姫子「え、何かしら?あ、あれは・・・!」

『鈴木、狙いを絞って打ったー!あピッチャーフライで終わりました。次・・・』
和吉「ちぇなかなか決まらないの。今年もだめだな。んお?」
『でしたが・・・ジジ・・・ジジジ・・・』テレビに突如ノイズが走り出した。
和吉「なんでぇくそぅ!なけなしの金で買ったってのにもう傷もんかよ!ついてねぇや・・・。ん?」
ドォン・・・!ドォン・・・!ドォン・・・!ドォン・・・!
和吉「うあ何だ何だ何だ何だぁ・・・!勘弁してくれぇ俺地震苦手なんだよ・・・ってこりゃぁ。」

外の轟音は当然住人にも聞き渡っていた。地震の耐性が低い水戸住民は慌てふためいていた。
「落ち着け!地震じゃないかもしれないぞ。」
「じゃぁ何なんだよぉ!言ってみぃ!」
「それは・・・分からん。」
「ふざけんなぁぁぁぁぁぁ!って何だあれ!あそこだ見ろ!」
「ありゃぁ・・・でいだらぼっち・・・?」
彼らの見る先にはまるで水戸の某公園にあるダイダラボウという巨大な像に酷似したこの世の物とは思えないゴリラみたいな機械がいた。

ボス『フンここの家だな。えぇっとそこの家の住人につぐ!その家に桂 貞美という幼女が保護されているはずだ!まぁ何だ・・・引き渡せぇい!』
姫子「え・・・な・・・何なの・・・だいだらぼうじゃあるまいし・・・」
貞美「あ・・・。」
ボス『おい!何か返事しろぉい!ちぃ!家壊すぞぉぉぉ!いいのかぁぁぁ!?』
姫子「い、いいいいい、嫌ですっ!!」
ボス『お、おお何とかわいらしいご婦人って・・・何だとぉぉぉ!家壊すぞぉぉぉぉぉ!そこの幼女渡せばいいんじゃぁぁぁぁ!』

そのころ先ほどのバーの前。巨大ロボットのコックピットの中。
和吉「だぁうるせぇの!ありゃ音量MAXだぜ。ちくしょう戦闘モードのパスがわからねぇぇ!あぁもういい作業用モードでやってやらぁ!」

ボス『ご婦じぃぃぃぃぃぃん!乱暴したくないからゆうこと聞いてぇぇぇぇぇ!じゃないとまず屋根外すぞぉぉぉ!』
姫子「嫌ですっ!!」
ボス『じゃぁ!えぇっと何だ・・・あれだあれ・・・あれを・・・』
和吉「外させんぞぉぉぉ!」
ボス『何!』
ゴリラロボットに乗るボスが上を見るとそこには銀色の細身のロボットが空中から降り立っていた!そしてファイティングポーズを取る!
和吉「近所迷惑とご婦人のご迷惑には水戸土木産業社手伝いの万場 和吉と!スーパーロボ、シャンアイアンにお任せぇ!」
姫子「あれは和吉さんの大型機械じゃないの!どうする気かしら。」
和吉「ほらぁ!パンチだ!」
シャンアイアンの右腕が一直線にゴリラロボットの胴体に向かい炸裂する!華奢な腕でありながらゴリラロボへのダメージは協力だ!
ボス『うぉぉぉぉぉ・・・やるぅ!だがパワーではおいらの奴の方が上だぁぁぁぁぁ!』
グォォォォォォォォ!ゴリラロボットの豪腕がシャンアイアンに向かう!
和吉「あぁぁぁらよっと!んでキックぅ!」
シゥゥゥゥ・・・ガッキィィィィン!軽々と豪腕を飛び越えゴリラロボットの頭部に向かいキックを炸裂させる!
ボス『うぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
和吉「怯んだな!よしとどめだ!腕伸びろぉぉぉぉ・・・スプリングぅぅぅパァンチ!」
シャンアイアンの腕が伸びバネが現れたと思うと一気にバネが弾かれ腕が超高速で伸びる伸びる伸びる!ゴリラロボに・・・・炸裂!
ボス『ぎやぁぁぁぁぁ!こりゃたまらん!逃げるぅ!』
和吉「へっへっへっへ!おとといきやがれゴリラ野郎!」

貞美「・・・。」
和吉「姫子さんったらのびてやがらぁ。いっぱしに叫ぶからだぜ。貞美だっけか。おまえももう寝な。」
貞美「あの・・・私前から誰かに追われてる気がして・・・。あのロボットも。」
和吉「・・・まぁ今日のことは忘れろ。また来たら俺が追っ払ってやっから。じゃな。」

和吉「・・・あいつまだまだ最近成り上がったばっかなのか手ごたえがなかった。本物だったら水戸なんて滅んでやがる。」
和吉は思いつめた表情でシャンアイアンをにらみつける。
和吉「戦闘士だぁ・・・そんなもん二度となりたかねぇが・・・いつかは戻るときがきそうだぜ。それにしても戦闘モード解除パスわかんねぇぇぇぇぇ!!」
戦闘士シャンアイアン 第1記録 完
346それも名無しだ:2008/11/17(月) 00:36:02 ID:yZ+Cmtmg
あとがきみたいなのを書いてみる。
設定でネタバレしてるけどいろいろ。まぁ設定が難解すげてしかも中身がないから自分でも大変。
あと叫びとか無駄なシーンが多いと言う嫌なクセが出ちゃって。
少しずつやっていきます。そしていろいろと地元ネタスマン。
347それも名無しだ:2008/11/18(火) 19:42:22 ID:lVjlcs+d
劇団前線クロノハネ

世は、暴力に満ち溢れていた…。荒みきった世の中にはびこる悪、それらに対抗するために軍の派遣は余儀なく、日々衝突を繰り返していた…

そんな中戦闘に度々現れる傍迷惑な集団がいた、その名も『劇団クロノハネ』彼らの目的は目立つためかそれとも場を混乱させるためか?あぁー迷惑、迷惑。


流星 輝(ながれぼし ひかる)

18歳、劇団クロノハネの団員。劇団のトップで主役。とにかく目立ちたがり屋、好きな言葉は愛、友情、勇気。一応正義感は強く実は寂しがり屋、生身でも戦える。


功宗 拳(こうしゅう けん)

46歳、クロノハネ団長。シネマティックシップ、スイートローズの艦長でもある。団員に時には優しく、時には厳しく接する、とても暑苦しい。好きな言葉は夢。


相葉 秦(あいば しん)

21歳、軍部に所属している。元々は傭兵だったが、優秀だったため20歳の時軍にスカウトされる。主人公よりも主人公らしい青年だがいつも輝に脇役呼ばわりされる、戦闘の邪魔をするクロノハネを捕まえたくてしょうがない。好きな言葉ば一日一善。


劇団機アラシ
クロノハネの誇るロボット、とにかく派手で無駄な装飾が多い。元々戦闘向きではないが輝の超絶操縦テクニックでどの機体にも引けを取らない。団長の指パッチンの後、スポットライトと同時に現れる。


劇団機フブキ
スペックはアラシに近い、見た目が違うだけ。


劇団機カザン
フブキと同じく見た目が違うだけ。


劇団機ミカヅキ
以下同文。


シネマティックシップ、スイートローズ
クロノハネのホーム、派手。戦闘向きではないが団長の超絶操縦テクニックでどの戦艦よりも引けを取らない。宇宙でも活動できる。


アラウンドアーマー(略A.A)、シルクス
軍に配備されている量産機、汎用性にすぐれている。秦の機体は傭兵時代の物で、拠点殲滅用にカスタムチューンされている。
348それも名無しだ:2008/11/21(金) 02:18:31 ID:roiId4w/
原子豪傑 アトムライザー

2XXX年。かつて世界に希望のエネルギーを与えた原子力は、
100年前に起きた核戦争により、比類なき悪魔の力というレッテルを貼られた末、
地球の果てと呼ばれるに至った不毛の地、源聖日本に封印された。

そして時は流れ、西暦2999年。
かつてノストラダムスが予言した空より飛来する災厄が1000年遅れで現実となる。
宇宙災厄アルマゲンド。高い知能と残虐性を持つ巨大なモンスター軍団である。
戦争に疲弊し、戦う力などとうに捨ててしまった人類は過去に犯した過ちを悔恨しながら
死滅していこうとしていた。

しかし、襲い掛かるアルマゲンドたちにただ一つ、立ち向かう光が現れた。
原子豪傑 アトムライザー。
世界では禁句となった原子力を名に冠する無敵の巨人。
そしてその巨人を駆る一人の戦士。

人類の栄華のために生み出され、結果、人類を滅亡に追い込んでしまった力が今、
再び人類の希望となって現れたのだ!

【アトムライザー】  
原子力を動力源とする巨大ロボット。ロボットながら高い知能と人類とのコミュニケーション力を持つ。
パイロットの崎島原子をパイロットとし、無限のパワーと人間の勇気を合わせて敵と戦う。
正体は当時最強の科学力を持つに至った源聖日本が戦争中生み出した、究極最凶の大量破壊兵器。
スーパーコンピュータをAIとして積み、さらには無敵の防御力、全てを焼き尽くす破壊力を併せ持つ。
戦争末期に日本は戦いに投入しようとしたが各国連合軍によって阻止され、
大量に製造された原子力兵器が暴走、日本は生命が存在できない地獄と化した。

【崎島 原子(さきしま げんし)】 
アトムライザーに乗り込み、アルマゲンドたちとたった一人戦う少年。
すでに絶滅した日本人の名と身体的特徴を持つ、謎の戦士。
正体はアトムライザーを操作するために生み出された戦闘知能人類。
幾多もの命を犠牲として完成された、いかなる放射能や熱にも耐えうる超人。
本来は「デス・ブレイン(死の脳みそ)」という名で呼ばれ、アトムライザーとともに源聖日本に刃向かう
国々を死の炎によって粛清するはずであったが、その目論見も日本の滅亡によって未遂に終わった。

アトムライザーとともに封印されたままであったが、この世界の危機において、かつて戦争によって
悲劇の死を遂げた星の数ほどの人々の魂の叫びによって彼らは目覚めた。
子供たちの魂は希望に、女たちの魂は愛に、男たちの魂は勇気に、それぞれが
悪の兵器であったふたつの存在に憑依し、人類の希望の剣と盾に変えるに至った。
349それも名無しだ:2008/11/21(金) 02:21:02 ID:roiId4w/
最終回のあたり

アトム「ぐぅ!これが…アルマゲンドの最後の一匹のチカラか!」
原子「ヘッ!笑ってやがる。…これまでいくつの惑星を食いつぶしてきたんだ?お前は」

月に寄生し、巨大なモンスターへと成長したアルマゲンドの最後の生き残りは赤子のような
笑い声を上げた。しかしそれは慈愛を求めるような声ではなく、全ての生命を嘲笑うような声だった。
アトムと原子は幾度と無く月と同化したアルマゲンドに渾身の攻撃を加えるが、圧倒的な巨大さと
再生力によってそれも無効化されていった。
月と同化したアルマゲンドはその巨大な身体で地球に衝突し、地球とも融合しようとしている。
タイムリミットは近い。

アトム「…原子。これが最後の戦いだ」
原子「何度も言うなよ、分かってるって。俺たちはコイツを倒す。地球のみんなのために」

アトムのスーパーコンピュータに直接つながり、脳波によってその戦闘能力を増幅させる操縦桿を原子は握り締めた。

アトム「月に寄生したこいつを倒すには今までのやり方ではダメだ。私の演算装置がそう言っている」
原子「ほう。どうすんのよ」
アトム「私の動力源のエンジンを火薬として、私自身を巨大な爆弾とする」
原子「周りくどいね。つまりは自爆だろ」
アトム「…すまない。アトミックブレイバーも、サンシャインレーザーも、全開で放っても月ごと一気に消滅させるほどの破壊力はないようだ」
原子「へ、分かってるよ。俺だって知能指数500だぜ?そんぐらい計算できてる」
アトム「…ここまで君と戦えたことを光栄に思う」
原子「俺もさ、相棒。思えば変な話だよなあ。人類を恐怖に陥れるはずの俺たちがみんなのためにがんばっているって」
アトム「私は素敵な話だと思うぞ。私たちを目覚めさせてくれた、私たちの中の者たちに感謝しなければ」
原子「ああ。”あんたたち”のおかげで俺たちはあいつらと同じにならずにすんだ」

原子はそっと胸に手を置く。その小さな胸には平和を求め、悲劇を嘆き続けた幾多の魂たちが鼓動を打っている。

原子「…さあて!最後の大仕事だ!日本人の意地と根性みせちゃるぜぇ!」

再び操縦桿に手を置き、今までに無いほどの力で握り締める。

アトム「フフ、私も日本製の意地と根性を見せてやるぞ!」

原子・アトム「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!!」


数え切れない魂が一つの真っ赤な光となり、悪夢の中心へと飛翔した――
350それも名無しだ:2008/11/22(土) 01:38:51 ID:XZoHRqDp
いきなり最終回な所などがなんとなくバッサイオーを思い出させるな。

バッサイオーVSアトムライザー・・・うん、良さそうな気がする
351それも名無しだ:2008/11/22(土) 15:48:12 ID:XGgYERB7
最後にはがっしり握手ですね。分かります
352スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand第20話:2008/11/22(土) 17:18:37 ID:qrBAgWfC
 戦艦アキラーメに、ウツノイドとは違うロボットが運び込まれていた。

フ・カノー「ほう、完成したか」

死の商人「外装の再現には苦心致しました。我々にとっては骨董品も同然ですから」

フ・カノー「ご苦労。で、中身まで骨董品ということは無いであろうな?」

死の商人「ご心配なく。中は私どもの最新技術で作らせております。――ゲンカイザーを出撃不能に
     追い込んだ作戦といい、フ・カノー閣下の知略にはまったく感服させられますな」

フ・カノー「地球人が愚かなだけよ」


 首相官邸、閣議室。毎週火曜に行われる閣議の後、閣僚たちの自由な討論や情報交換などが行われる、閣僚懇談会と呼ばれる場である。

衛「財津原さん、防衛庁の予算もっと回してくださいよ」

財津原「馬鹿を言うな、予算の前に国民が敵に回るわ。だいたい結果――新兵器の方はどうなってる?」

衛「うーん、自衛巨人とかMCとか、いろいろやっていますが、後手に回ってますからねぇ、まだ時間が……」

内海「まったく、いつまで民間のロボットに頼っている気なんだか……」

衛「新兵器がそうポンポン出来上がるわけないでしょう!勘弁してくださいよ」

諭子「民間のロボットといえば……ねえ民荷くん。なんかほとんどが出動自粛になってなかった?」

宙「ゲンカイザーとヨユウダーはもとが異星人製だから心配されて。雷場コンツェルンのテンサイダー
  が街に被害を出して、だな」

諭子「さすが曽良くん、詳しいね。それで、何が残ってたっけ?」

尽「なんとかテッケンくんが立ち直ってくれて、テッケンオーが」

諭子「って、それだけ?」

宙「吸血機とか、赤いロボットとかは敵じゃないんだろ?」

尽「まだ決められる状況じゃないよ。公康、赤いロボットのことは何かわかってないか?」

公康「いや。それよりもヴァイスキルヒェだ。吸血鬼退治を第一に掲げているが、最近現れたばかりの吸血機
   相手に大量の戦闘ロボットなど、対応が早すぎるだろう」

尽「吸血機そのものと何か関係が?」

公康「そういう見方もできるし、何かの隠れ蓑にしているだけかも知れん。何にせよ、ゲンカイザーたちの
   出動自粛は奴らへの攻撃がきっかけだ。奴らの正体次第では、撤回させることができるかもしれん」

尽「だと、いいけどな」
353それも名無しだ:2008/11/22(土) 17:21:07 ID:qrBAgWfC
 閣僚が解散し、尽は執務室に戻って仕事をしていた。
異星人の襲来が起きてから、野党もだいぶ協力的になった。こちらの法案も対異星人に関わるものがほとんどで、可決されなければ国そのものが危険であることを、野党も理解してくれているのだ。とはいえ。

尽「テロボットに続いて異星人。結局戦いだけで、僕の任期終わるかも」

議員になる前、吹けば飛ぶような町工場で働いてきた尽には、変えたい現実がある。前首相の遺志や仲間達の力で政権を獲得し、それを実現できると喜んだ矢先。そこにあったのは戦いの連続だった。

さくら「しっかりしてください。どの内閣だって総理のしたいことが全てできたわけではありません」

尽「ごめんごめん、他に弱音を吐けるような人、いなくてさ」

「……私だって、聞きたくはありません」
唯一の相手として選ばれたことをちょっとだけ喜びながらも、さくらの口からはそんな言葉が漏れた。
それも事実だ。民荷尽に愚痴は似合わないと思う。

尽の議員ブレスが鳴ったのは、そのときだった!

尽「官房長官。異星人ですか?」

片原『いいえ総理、もっと悪いかもしれません……テロボットです』

尽「何ですって!?」


 テロボット。かつて日本を襲い、政府を転覆寸前まで追い込んだ人型ロボット兵器。
総理大臣秘書官室に設置された大型ディスプレイには、確かにその姿が映し出されていた。

新村「テッケンオーが出動しています」

束の間ディスプレイに見入っていた尽が口を開く。
「……これを国民に見せちゃいけない。さくらさん、報道規制を頼む」

「わかりました」
さくらはその場を離れて受話器を取り、どこかに電話をかけ始めた。

テロボットを送り込んできたのは何者か。
かつてテロボットを操っていた尽たち英武チルドレンの義兄、英武征界は既に逮捕されている。
残る可能性は彼の後ろにいたスポンサー、日本と歴史的な因縁を持つ国、隣国。

新村「しかし、マスコミを抑えても現場には多くの目撃者が」

尽「現場は僕が押さえます!」

新村「は?まさか、いえ、待ってください総理、テッケンオーが既に……」
尽の言葉の意味に気付いた新村は、当然のように彼を止めようとした。

尽「やらせてください。……あいつら、今度ばかりは許さねえ!官房長官、承認を!」

片原「新村さん、私もこの状況を収められるのは、総理だけだと思いますよ?総理、セイカイオーの出動、
   承認いたします」

尽「ありがとうございます。行ってきます!」
354それも名無しだ:2008/11/22(土) 17:24:52 ID:qrBAgWfC
 テッケンオーは既にテロボットとの戦闘に突入していた。ミサイルや機関砲で遠距離から攻撃してくるテロボットに、テッケンオーは押され気味だ。しかし、テッケンオーを追いつめているのは武装よりもむしろ。

テッケン「テロボットって、やっぱり地球人が乗ってんのか。くそっ、やりにくいぜ!」

キラン。シュゴォォォォォッ!!
そこへ轟音とともに白い機体が飛来し、テッケンオーとテロボットの間に割って入った!

テッケン「こいつは、セイカイオー!民荷尽なのか!?」

尽「テッケンくん、君は下がっていてくれ。こいつは、僕にやらせて欲しい」

テッケン「何だと?バカ言え、このテッケンオーが、闘いを政治家なんかに任せられるか!」

尽「政治家だから、頼んでる。これは僕の仕事だ」

ダダダダダダッ!
テロボットの砲撃がセイカイオーを襲った。セイカイオーは腕を前に出して防御したが、その巨体が激しく揺れる。

尽「クッ……以前のテロボットとは比較にならない攻撃力……やはり、こいつは!」

テッケン「おい、納得いく説明をしろ!何で俺じゃダメなんだ!?」

尽「説明しなきゃいけないからさ……今、この状況を目撃しているみなさぁぁぁぁん!」

尽はセイカイオーの外部スピーカーをオンにし、声の限り叫んだ。


 その頃、総理大臣秘書官室では秘書官たちが各方面からの電話に応対しつつ、ディスプレイに映し出される戦闘を見守っていた。ちょうどセイカイオーが到着した所だ。

新村「大丈夫なんでしょうか、総理は。完全に頭に血が上っておられるようですが」

「いや、大丈夫だと思うよ」
苛立つ新村に向かって声をかけたのは、外務担当秘書官である参内だった。

参内「確かに総理は隣国を信じ過ぎておられるように見える。いや、信じようとされているというべきかな。
   でも、少なくとも今回は隣国とは無関係だ。彼らにはもう、わざわざテロボットを使う理由が無い」

「あ、そうか……」
新村はそれまで気付かなかった自分を恥じた。

新村は総理ほど隣国を信じているわけではない。異星人が主に日本を襲ってきている現在、漁夫の利を狙った隣国が日本で事を起こす可能性は否定できない。
しかしそれは隣国以外の、例えば異星人に見せかけた攻撃でなければ意味がない。

隣国は以前のテロボット騒ぎの件を認めているし、謝罪もした。そのことは国内で報道もしている。
だからこの戦闘のことが広まれば、国民は強い反隣感情を持つことになる。それは彼らにとって大きなデメリットのはずだ。
では、今テロボットを使って最も得をする組織とは?

片原「そういうことです、新村さん。つまり総理が許さないと仰った『あいつら』とは」
355それも名無しだ:2008/11/22(土) 17:25:59 ID:qrBAgWfC
尽「こいつはテロボットなんかじゃない!我々地球人を相互不信に陥れようとする異星人の罠なんです!
  皆さんどうか、隣人を疑わないで!」

テッケン「なるほど、わかりやすい説明だぜ。だがよ、間違いないのか?もし地球人だったら……」

尽「だからこれは、僕の仕事なんだ」

テッケン「あんたまさか、俺に地球人をやらせないために……」

尽「そんな詮索は無用だよ。僕はこいつが異星人だと確信してる。奴らはこんな方法で、人々がどうにか
  なると考えた。それは国民への、我が国への侮辱だ。国を代表する者として、こいつだけは許せない」

テッケン「……政治家だからこそ、か。わかったよ、今回は頼んだ」

尽「感謝する。さあ、我が国を馬鹿にした償いをしてもらうぞ!セイカイオォォォパァァァァァンチッ!!」

ゴァァァァ!顔面を殴られたテロボットがよろけた。セイカイオーは間髪いれずに更に攻撃を加える!

尽「ぅおおぉぉぉぉぉっ!!」

ドォン、グワン、ガァン、グシャアッ!!
セイカイオーの巨大な拳を連続で受け、テロボットの装甲がボコボコにひしゃげていく。しかし、それは表面だけのダメージのようだった。
テロボットは体勢を立て直し、連続でミサイルを発射した。多数のミサイルが雨のようにセイカイオーを襲う!

尽「本物のテロボットよりはるかに強力だな。だがセイカイオーを……なめるな!」

セイカイオーは両手を広げて腕を振り、ミサイルを全て叩き落した!激しい爆発が起き、セイカイオーが爆炎の中に消える。

テッケン「お、おい!」

しかしテッケンの心配をよそに、薄くなってきた煙の中から姿を見せたセイカイオーは、たいした損傷もないままテロボットを見据えていた。

テッケン「なんて頑丈さだ?こいつがセイカイオー……」

尽「そう。そしてその力の源は、国民からの信頼!見るがいい異星人、これがお前たちが手を出した物の重さだ
  ……行征剣!!」

天にかざした手に行征剣が現れると、セイカイオーはそれを真っ向から振り下ろす!

ザァン!

エネルギーフィールドからなる見えない刃に両断され、テロボットは真っ二つになって爆発した。


フ・カノー「ヌゥ、バカな、まったく通じなかっただと!」

死の商人「お気を落とされますな。今回の影響は今後じわじわと現れることでしょう」

フ・カノー「だが国のトップにあれほどはっきりと、即座に否定されては予測していた効果はもう望めん!」

死の商人「……あれは以前、ギバップ閣下の自爆を妨害した機体ですな」

フ・カノー「知っている。セイカイオー、かつてあの骨董品と戦ったロボットだ。おのれ……ギバップだけなら
      まだしも、この俺まで邪魔をするとは!
      セイカイオー……この私に恥をかかせた罪、必ず贖わせてくれる……!」

闇に包まれた将軍の居室に、憎しみに燃えるフ・カノーの目だけが、爛々と輝いていた。

第20話「悪夢再び・・・テロボット襲来」完
356それも名無しだ:2008/11/23(日) 17:39:17 ID:kXDl3O7i
ーSHADOW CRISISー

[今宵歴史の影が蠢く…]

MFT(Millennium Freeze Time)
『1000年冷期』
その名の通り千年間地球全体に冷気が覆う死の歴史。四季は失なわれ、生態系が崩れる。動植物が再生するのに百年を要した。
それから十年、世界が安定の兆しを見せ始めた頃、支配権を求めた国家間による戦争が始まる。一年後に戦争は終結、国家は一つにまとまり世界は安定した。

――黎明暦111年11月1日今宵パーティーが開かれた。『1000年冷期』を越えた人類に祝してというのが名目だ。政治家の高官や軍需産業の社長、軍将校などVIPな顔ぶれが揃っていた。それぞれの思惑や陰謀を抱え…
そして主催者からメインイベントの始まりを告げられたその時、彼らの手によって血の粛清が始まった。パーティーに参加した者は一人残らず粛清される。
彼らの正体は政府直轄の特務機関『Engage』。政府の命により人の世にはびこる闇を葬る者、法の番人。闇に忍び影と生き悪を討つ。全ては『1000年冷期』のある「事」が始まりだった……


*登場人物
アシュ=レ=ヴァーナ
年齢 14歳
身長 162.7cm
体重 48kg
性別 男
コールナンバー『E03』
髪の色 シルバー

本作の主人公、生まれながらに呪いの刻印を背中に刻まれし男。『Engage』に所属している。近接格闘を得意とし、部隊では前衛を務めている。
任務中は常に冷静、政府に感情を殺すよう育てあげられた結果ためらいもなく目標を撃つ無慈悲な殺人マシーンとなる。普段は寡黙で無愛想、仲間にもっと愛想良くしろといつも催促されている。


アルフレッド=ウィーン
年齢 23歳
身長 180.1cm
体重 72kg
性別 男
コールナンバー『E04』
髪の色 アッシュブラウン

『Engage』に所属している。射撃を得意とし、部隊では中衛を務めている。
任務中でも平時でも軽い態度。しかし任務は忠実にこなす、仕事と遊びは手を抜かないというのが彼の持論で、酒と煙草をこよなく愛する。仲間想いでアシュを本当の弟のように接している、兄貴肌。戦争で恋人を亡くしている。
357それも名無しだ:2008/11/23(日) 17:42:46 ID:kXDl3O7i


レイコ=シシカワ(獅子川 零子)
年齢 18歳
身長 166.4cm
体重 ?kg
性別 女
コールネーム『E09』
髪の色 黒

『Engage』に所属している。狙撃を得意とし、部隊では後衛を務めている。容姿端麗、大人しい性格なためアルフレッドにセクハラされることもしばしば…
オッドアイ、右目が茶色で左目が朱色。左目にはある秘密が隠されている。獅子の目、獅子眼(ししがん)と言う特殊な能力を使う事ができる。アルフレッドと同じく仲間想いでアシュのお姉さん的存在。


ガント=リマーク
年齢 45歳
身長 186.3cm
体重 80kg
性別 男
コールナンバー 『E01』
髪の色 ゴールド

『Engage』に所属している。部隊長を務めていて、後方で待機し指示等を与えている。一年前の戦争において戦果を上げている、かなりの敏腕で戦場に一度出れば不利な戦況であったとしても、いとも簡単に覆す事ができる手腕っぷり。
戦争請負人の異名を持っている。階級は元少佐、終戦後政府に半ば強制的にスカウトされる。
気前がよく、人に情けをかけても情けをかけられないのが信条。


*登場メカ
XXeRー680 クロムシュバイツ

スタッグギア(SG)と呼ばれる機種、量産型。『Engage』に3機配備されている、時期量産型試作機。
高水準だが強襲用に特化されているためピーキーな仕上がりである、搭乗者の技量が要求されることから「defective machine(欠陥機)」という不名誉なあだ名をつけられる。
そのため量産化計画は白紙に戻される事になり、試作機は謎の消失(政府の根回し)を遂げ言わば一部の界隈でいわくつきの機体といえる。
装甲を一部パージする事で、破格の運動性を得ることができる。
黒を基調とした機体、間接部は赤色、元々はトリコロールカラーだったが、『Engage』仕様にカラーリングされる。装甲はマイティニウム合金を使用、エンジンはパルス逆粒子理論応用機関を使用。

武装
アクセスレイド、レールガン、マシンキャノン、ファントム・ロウ(装甲パージ後使用可)

個別武装
一号機 アクセスレイドツイン
二号機 レールガン 二丁
三号機 狙撃用ライフル


*世界観
『1000年冷期』によって荒廃した世界、氷河期程ではないが四季を狂わせ、熱帯の土地は深刻な被害を受ける。
砂漠はなくなり南極と北極の氷は約3/1溶けるが多少の被害ですんだのはこの二点だけである。環境に適応できない多くの種族が死滅した。
358それも名無しだ:2008/11/23(日) 17:43:50 ID:kXDl3O7i
ーSHADOW CRISISー
mission1「mistake」

ここは北極、『1000冷期』以前からなにも変わらない極寒の土地。そこに二人の男がいた…

「…時間だ」
「よし行こう」
どうやらなにかの調査をしているらしい。

「俺はここほどじゃないが寒い土地に住んでいた、そこで得た教訓なんだがこんな場合『早く屋内に逃げろ』だ」
「ああ、同感だ」
「ブリザードが来る前に目的地に早く行くぞ」
案の定、ブリザードが吹き荒れる。男達の死期は近い…

「もうだめだ、俺をおいて行け」
「何を言っている、そんなことできるわけないだろ。
ついたぞ!」
どうやら目的地についたらしい、男達は一目散に施設内に入る。二人は暖をとるため火をつける、この施設は何かの研究施設らしい、それも最近のものではなく遥か昔からあるかのような雰囲気だった。施設内は人がいた形跡はあるが閑散としていた。

「お前はここにいろ、俺は任務を果たす」
「待て、俺も行く」
「さっきまで死にかけた男の言う台詞か?いいだろう、だが無理はするな」
辺りは静まり返っていた、まるでこの世の終わりを迎えたかのような…

「待てここだ、この部屋に『あれ』がある」
「入るぞ」
自動的に開くドアのようだが電力が供給されていないため手動であけるしかない。

「いくぞ、せーの!」

ガー!

――低い音が施設内に響く、ドアが開き男達は部屋に入る。

「なんだこれは、まるで…。なんだ?うわぁー!!!!」
「うぉー!!!」



グレートヘブンシティー、強欲の街。ここは摩天楼の一角、とあるビルの屋上。一人の少年がネオンと車のランプできらびやかなこの街を見下ろしていた。

「おーいアシュ…、っとはは、黄昏ちゃって。おい大将、『仕事』の時間だ」
「………」

とあるパーティー、政府の高官や軍需産業の社長、軍の将校が一同に介していた。主催者から乾杯の音頭がとられた。

「かの偉大な指導者マロウは言いました、我々はいつの日か必ず灯を見ることができる。その日まで決して我々は内にある焔を消すべきではないと…
そして私達は遂にこの日を迎えることができました。さあ皆さんお持ちのグラスを掲げてください、乾杯!!」

カチーン

『1000年冷期』それは死の歴史、人々は絶望に明け暮れた。歯車が狂い、人の邪悪な部分が浮き彫りなる。そう『1000年冷期』はなにもかもを狂わせたのだ…
359それも名無しだ:2008/11/23(日) 17:45:08 ID:kXDl3O7i


「先の戦争においてあなたの軍が優秀な成績を残しているのは聞き及んでおります。如何でしょう我が社の兵器を運用していただくのは?それ相応の礼はいたします」
「ははは、祝いの席でビジネスの話ですかな?」

「例の科学兵器の実験は順調ですか?」
「勿論です、あなた方が黙視してくれているおかげでスムーズに事が運んでいます」
「元々は私達が頼んだ依頼ですからね、そのくらいは当然ですよ。約束の額を銀行に振り込ませて頂きます」


彼らにとってパーティーは建て前でしかなかった。『1000年冷期』は人に腐敗をもたらした、人間の欲がこのパーティーに全て集まっているといっても過言ではなかった。そして主催者からメインイベントの開始を告げられる。

「では皆さん、ここでメインイベントとさせていただきます。内容は抽選会です、事前にお渡しの番号が呼ばれたらステージにお越しください、豪華プレゼントをお渡しします、では最初の番号は…」

「――…こちらE03突入する」

バリーン!

窓ガラスが割れる、そして激しい銃声が会場に鳴り響く、凶弾に倒れる者もいた。あまりに突然の出来事過ぎてパーティーの参加者は悲鳴をあげ逃げ惑う。

「何故だ!?何故ドアが開かないんだ?」
「システムがハッキングされドアがロックされています」

ガガガガガガガガ!!!

「私だ!早急に軍を動かせ!!テロリストだ、そうだテロリストに襲撃されているんだ早く…、ぐぁー!!!!!」

――嵐のような銃撃は収まる、地獄絵図だった。パーティーの参加者は一人残らず息を引き取った、まるで悪魔の所業である。

「こちらE04任務完了、ったくこんな胸くそわりぃ任務はこれで最後にしてもらいたいぜ。セキュリティーが来る、軍に動かれる前にけつまくるぞアシュ!」
「了解、……あの世で己の罪を悔いるがいい」

二人の姿は夜の闇にきえる。しかし駆けつけたセキュリティーに発見されてしまう。

「SG(スタッグギア)が5機か…、こいつぁやばいな」
「俺が囮になる、その内にクロムを取りにいけ」
「おいおい無茶言うなよ、いくらお前でもそれは無茶過ぎる!このままずらかりゃいいんだよ」
「…………」
「なんだその顔、お兄ちゃんの言うことが聞けないってのか?」

刹那、一機が何者かに狙撃され撃墜される

「レイコか、助かったぜ。よし…」

うなずきあう二人

「隊長、何者かに狙撃されました」
「なんという正確な射撃だ」
360それも名無しだ:2008/11/23(日) 17:46:53 ID:kXDl3O7i


「目標ロスト、目標ロスト」
「なんだと!?ええいこのままでは敵の的になるだけだ、各自物影に隠れろ」

息を潜めるセキュリティーの隊員達、緊迫した空気が辺りを覆う。そして…

「隊長、センサーが機能しません」
「チャフか…、通信ももうすぐ使い物にならないだろう。最後にこれだけは言っておく、おまえ達、なんとしても生き残れ」
「はい!」

――まもなくして通信は使い物にならなくなる

「…………破壊する」
「う、うわぁー!!」

何者かに撃墜される隊員、為す術もなく後ろから一撃を加えられる。そう彼らの、『Engage』の仕業である。

「なんだ?爆発音、誰かやられたのか?」
「悪いけどそこ、俺の射程圏内なのよね」

パンッ!パンッ!

「うおー!!!」

(なんだ何が起きているんだ、敵も黙視できずに終わるというのか…。やつらは一体何者なんだ?これはプロの成せる事だ、………!?)

隊長機の目の前に一機のSGが現れる、まるであざ笑うかのように誘っている。

「なっなめるなー!せめて差し違えてでも」
「…………」

刃が交差する、しかし結果は明らかだった。クロムシュバイツのアクセスレイドと隊長機の斬鋼用ナイフではリーチが違いすぎる。それとパイロットの技量。

隊長機は撃墜される、慈悲もかけられずに…

一部始終を物影から目撃してい最後の一人、もはや彼に戦う気力は無かった。

「こんな奴にかなうわけない」
ひどく取り乱していた、狙撃手がいることを忘れるほどに…

ドンッ!

――セキュリティーは無惨にも全滅、その場に残っていたのは月を背に返り血(オイル)を浴びた『Engage』のSGだけだった…


ここはとあるカジノ、二人の男がいた。一人はどうやらカジノのオーナーらしい。

「フフ…、派手だねぇ彼ら」
「密かに作戦を実行したつもりだが我らには筒抜け、どうする組織を動かすか?」
「まだ様子見かな、いずれ時がくれば…」


続く
361それも名無しだ:2008/11/23(日) 17:54:26 ID:kXDl3O7i
ここで投下したSSには台詞の前に名前をつけてたんですけど初めて名前無しでやってみました。やっぱり台詞の前に名前つけた方がいいでしょうか?
362それも名無しだ:2008/11/23(日) 22:10:55 ID:+P/N6f2j
>>352

もう20話も書いてるのかー
もうそれだけでも凄いなぁw

>>361
単純に名前付けてあると見やすいしカテゴリ分けしやすいから付けてくれたほうがありがたいかな
363352:2008/11/24(月) 10:45:53 ID:19poAppF
>>362
レス感謝。
ゲンカイザー方式でとびとびにやってるから実はそんなに書いてないんですけどね。

尽が出番少なくて可哀相だったのでフ・カノーと因縁を持たせてみました。
ヤブルにはアイツがいるしね。
364それも名無しだ:2008/11/26(水) 16:23:51 ID:SojjadEF
保守
365それも名無しだ:2008/11/29(土) 21:08:02 ID:PCf14QDK
あれ?誰もいなくなった?
366それも名無しだ:2008/11/29(土) 22:41:54 ID:saPnKTgK
心配するな、俺がいる。
ネタ投下以外のレスがしづらい雰囲気なのが過疎の原因だろうなぁ。
367それも名無しだ:2008/11/29(土) 23:27:28 ID:PCf14QDK
>>366
良かった、このスレが過疎ったらなんか寂しいな。
ネタ投下しても誰も見てくれないのが寂しいっていうのもあるけど
368それも名無しだ:2008/11/30(日) 19:44:12 ID:HiJXv/7j
凶滅企画アイゼンオー

こちら藍禅神社、この世の凶を祓います。
古来より凶は人の世にはびこり、人間に災厄をもたらしてきました。自然災害、環境汚染、果ては人間の煩悩をたらし込み憑依することもあります。
実体を持った凶を凶獣といいます。この凶獣は非常に強力なのですが、我が神社の誇る超(スーパー)厄払いロボット、アイゼンオーが討ち滅ぼします。
アイゼンオーは藍禅神社に代々受け継がれていてご先祖様の力が宿っているので強いでんです、完璧、もう最強…ゴホン!すいません、ちょっと取り乱してしまいました…
凶獣にお困りの方は是非藍禅神社にご相談ください、アイゼンオーにおまかせあれ!アイゼンオーなだけにあんぜんにお祓いします、なんちゃって//


★登場人物

藍禅 大吉(あいぜん ひよし)

17歳、本作の主人公。
天明高校二年生。藍禅神社の次期当主にしてアイゼンオーのパイロット、「黄泉の心」と言うあの世とこの世を行き来できる力を所持している、アイゼンオーに乗るにはこの力がなくてはならない。
お家事情に関しては非常に冷めている。親の引いたレールを走りたくないらしい…
和式なお家柄が嫌いで将来は外国で暮らすのが夢、熱血漢だか少しお調子者な性格。決め台詞は「天に滅せ!」


鷹神 夏凜(たかがみ かりん)

16歳、天明高校二年生。
藍禅神社にお勤めしている巫女でアイゼンオーのサブパイロット「黄泉の心」を所持している。藍禅家と鷹神家は古くから縁のあるお家柄。語尾に「です」「ます」をつける変な癖がある。お掃除の達人と呼ばれる程キレイ好き、ド天然。
大吉とは許嫁の仲で本人は意識しているものの大吉はその気ではないためとてもやきもきしている、実質片思い。決め台詞は「お祓い完了です!」


寿 壬夜(ことぶき みよ)

6歳、恐山から修行の為に藍禅家にやってきたイタコ。大吉と従兄妹の関係で大吉の事を大吉にぃと呼んでいる。降霊は勿論の事、お祓いもできる。年の割にはしっかり者で大吉のお世話をすることもしばしば…


藍禅 暁蓮(あいぜん ぎょうれん)

69歳、大吉の祖父で先代の当主。
かつてアイゼンオーのパイロットだった、現在は隠居している。この場合力を大吉に譲ったため「古き黄泉の心」と言う。あの世とこの世を行き来できるが、もうアイゼンオーに乗ることはできない。
頑固一徹で大吉を次期当主に据えるために日々頭を悩ませている(理由は前記述参照)。


狛犬エンマ

喋る狛犬、藍禅神社のマスコット的存在。
かなり長生きしていて藍禅神社創設時から生きているが、昔の事は話したがらない。火を噴く事ができ、大吉をしつける時にたまに火を噴く。自由な性格で気まぐれな所があるのだが、藍禅神社の未来を一番に憂いていると言う優しい一面もある。


凶主

凶に魅入られ取り憑かれた人間、本人の意識と凶の意識が混在している。
より禍々しい凶を有しているため非常に危険。特に危険な凶を持っている凶幻五人衆が存在し、数多い凶獣と凶主を取り仕切っている。
過去にほとんどの人間が凶主になるという最悪な事態に陥ったが、当時の藍禅神社の神主と巫女、そしてアイゼンオーの隠された力によって全てが元に戻される。
凶、小凶、半凶、末凶(凶幻五人衆)とランクが分かれている。
369それも名無しだ:2008/11/30(日) 19:46:17 ID:HiJXv/7j
★登場ロボット

アイゼンオー

スーパーロボット、全長約45.5m、総重量約40.9t。カラーリングは青と白を基調としている。
パイロットは大吉、サブパイロットは夏凜。「黄泉の心」と言う力がなくてはアイゼンオーに乗る事はできない。お守りが起動キー、戦闘時に鳥居から召喚される。実体を持つ凶、凶獣にはアイゼンオーにしか有効打を与える事ができない。
印を結ぶ事で多彩な技を出すことができる。

(例)
・豪爆の印…激しい爆発を敵におみまいする。
・氷裂の印…無数の氷の塊を敵に叩きつける。
(特例)
『合体印』
・氷楼冥爆破の印…敵を氷づけにし、激しい爆発で粉々にする。
『招来印』
・聖獣レイマ招来の印…巨大な鹿の聖獣レイマを聖地から呼び戦わせる。

印を結ぶ以外にも格闘戦を得意とし、後光を背負うことにより数倍に力が跳ね上がる「大祓モード」という形態がある。必殺技はメッキョウテンショウ(滅凶天掌)。


★敵ロボット

凶獣

この世に存在する凶が実体化した姿、元来凶とはおみくじの中でしか存在しないとされていたが、その実凶本体に意志があって運勢に留まる代物ではない。
大凶神と言う神が古来より人に様々な凶をもたらしてきた、元凶とされている。現存する兵器は一切通じない、「黄泉の心」の所持者とアイゼンオーにしか有効打を与える事ができない。
凶、小凶、半凶とランクが分かれている。


凶幻機

凶主が駆るロボット、凶が機械に取り憑き形作られる。様々なタイプがあるが凶幻五人衆の凶幻機は次元が違う。この機体もまたアイゼンオーしか有効打を与える事ができない。


凶幻城

あの世とこの世の間に存在すると言われている、凶門と言う門を通らないとたどり着けない。圧倒的な凶が渦巻いており、人間はおろか幽霊さえもこの場所に留まる事はできない。
最深部には御神体、大凶神が祀られている。現在は封印されており、封印が解かれればこの世に大いなる災いが降りかかると言われている。
370それも名無しだ:2008/12/01(月) 02:34:49 ID:tsWQLhjr
>>366
俺もいるぞ!!

ネタ投下したいのは山々なんだが、まだ完成の目処がつかない・・・orz
とりあえず書き終えたらちょっとしたアンケートとる予定なんで良ければお付き合いください
371それも名無しだ:2008/12/01(月) 09:53:43 ID:r+p6Abc/
おぉ、人が居た
文章考えるのが苦手なオレはいまだROM厨
仮にも者書きのオレ的には、ネタ投下だけじゃなく過去のネタの感想とかも見てみたいな
372それも名無しだ:2008/12/02(火) 00:31:19 ID:pY/9FeaV
秘神幻装ソルディアンを覚えているものは幸いであるかもしれない
第一話、第二話セット、パスはなし
ttp://www1.axfc.net/uploader/File/so/14556.zip
373それも名無しだ:2008/12/02(火) 00:34:24 ID:TCL5S5a3
突然だけど、世界観もキャラ設定も敵もサブロボ設定も出来てるんだけど主役ロボの名前だけ思いつかないんだ
ここのみんなに名前を考えてほしいんだけど、もし考えてくれるならどれくらい設定が必要?
374それも名無しだ:2008/12/02(火) 01:00:50 ID:WFCySXsz
前にもあったねそういうのw

>>220を参考にしたらいいと思うよ
375それも名無しだ:2008/12/02(火) 01:25:30 ID:C5JFwmIm
>>373
うぅむ。やっぱ世界観みたいなもんがないと思いつかないかもな。
でもやっぱそういうのって勝手に閃くもんだと思う。こじつけとかで。
俺なんてストーリーも設定も半端なのにもう5つは案がある。自慢にならないけどw
376それも名無しだ:2008/12/02(火) 01:39:19 ID:RXHY6HcT
>>372
乙です
読ませてもらいます><
俺も頑張らないと


>>375
むしろ世界観は俺としては言い訳に近いからなぁw
物理法則を考えればそれはおかしいだろというのに
俺の考えた世界だからありなんですといっちゃう為の
あとは設定大量に考えるの疲れてももう大きい釜作っちゃおうというのもある
377それも名無しだ:2008/12/02(火) 02:37:33 ID:TCL5S5a3
>>374
了解。とりあえず>>220に書かれてることと敵の設定を投下します

・世界観
近未来、地球に謎の敵『ディストラクター』が襲来し、破壊活動を始める
ディストラクターに滅ぼされた星の亡命者の情報からこの襲来を予見していた地球統一軍極東支部は、極秘裏に開発していた兵器でこれに対抗する

・敵『ディストラクター』
正体不明の巨大ロボット。分かっていることは、名前と様々な惑星の知的生命体を殺戮していること、のみである
基本的に一体の大型ロボットと複数の戦闘機型メカで侵攻してくる

・メカのスペック
主役ロボは小型ロボ、戦車、ステルス爆撃機、レドーム付き偵察戦闘機、ドリル戦車の五体合体
小型ロボが頭部、胴体、膝上、背部ブースターを担当
戦車が膝下と両肩のキャノン砲を担当。ステルス爆撃機が背部ウイングと両肩を担当
レドーム付き偵察戦闘機が左腕と盾を担当。ドリル戦車が右腕を担当
機体の問題(後述)から安全な合体可能時間は二分
合体前は小型ロボしか使用していないが、合体後は『フォトンアーマー』というフィールドを機体表面に常時展開している。そのため生半可な攻撃にはびくともしない。
主な武装は、
右腕をドリル形態にして飛ばす『ペネトレーションナックル』
左腕の盾(レドーム部分)を射出する『サークルシューター』
両肩のキャノン砲『フォトンバスター』
脚部の武装コンテナに収納されている槍『ブレイクジャベリン』等
必殺技は右腕をドリル形態にして最大出力で敵に突撃する『トルネードスマッシャー』
胸部に剣(天空剣、グラヴィトンソードみたいな感じ)が収納されているが未完成のため使用は出来ない

・メカの誕生経緯
ディストラクターに滅ぼされた星の生き残りが地球に逃げ延びた際に乗っていた小型ロボットと内部に残っていた設計図を元に、地球統一軍極東支部が合体パーツを製作した
ただし地球の技術では完全再現は不可能で、特にエネルギー伝達回路は合体後の高エネルギーに長時間耐えることができない
分離時も小型ロボ以外の機体はエンジンにリミッターがかけられている
小型ロボには簡単な自己再生機能が備わっているので大破しないかぎり問題はない。ただし本体から分裂したパーツは自壊するためパーツの保存、流用は不可

・サブメカの名前
フラッシュセイバー
統一軍極東支部が小型ロボのデータを元に開発した戦闘機
本来は人型形態に変形可能だが、伝達回路が不十分なため人型形態に必要なエネルギーが確保できず変形は封印されている
全部で三機存在しており、主に敵戦闘機の相手を担当する

イメージワードは光
ちなみにパイロットは小型ロボ、ステルス爆撃機、ドリル戦車が男。戦車、偵察戦闘機が女です
登場人物の設定も必要なら投下します

>>375
他のはわりとサクサク思いつくんですけど、何故かロボの名前で挫折することが多いです。自分
凝り性なのかも
378それも名無しだ:2008/12/02(火) 22:49:17 ID:kuDt+2Ll
哨戒機が入ってる時点でフラッシュキングと名付けたくなる
379それも名無しだ:2008/12/02(火) 23:06:26 ID:AIM980az
スタート!合体、フラッシュクロス!ですね
380それも名無しだ:2008/12/02(火) 23:07:03 ID:5bPmJVd0
>>372
読み終わったよー
ハードボイルドチックな世界観が凄く良い
戦闘シーンも迫力あってダイナミックな映画見てた気分だった
非常に面白かった
381過疎っているので…:2008/12/06(土) 12:09:34 ID:2m4St23z
>>379
そして胸に謎のクリスタルが輝くのですね
わかります
382それも名無しだ:2008/12/06(土) 15:49:15 ID:fC9aCE7R
>>381
んでもって中盤で敵に道連れにされて手足がもげるわけですね

しかしここまで名前案なしな>>377哀れ
もうフラッシュキングでいいんじゃないか
383それも名無しだ:2008/12/06(土) 15:55:51 ID:ruwFzxuu
>>377
ガンレイザー
384それも名無しだ:2008/12/06(土) 16:36:06 ID:8ZKZqqf7
>>377
フォンガイザーとかどうよ。

上がってんの見たら久々投稿したくなってきたなぁ…
385379:2008/12/06(土) 17:39:34 ID:ZEr02tFh
正直スマンカッタ

案1:アスロヴォーク
案2:ユニライト
386それも名無しだ:2008/12/06(土) 18:17:51 ID:sthtcVDZ
ロボの名前は自分も苦戦するなぁ。
設定とか一通り考えてから名づけるとなるとその設定に沿った名前付けなきゃならないから余計辛い。

>>377
一生懸命考えたけど
超光王(ちょうこうおう)とかしか思いつかなかったぜ。
387それも名無しだ:2008/12/06(土) 18:21:52 ID:ruwFzxuu
俺は名前→設定→余裕があればSSっていう順番かな、だから名前考えるのちょっと得意だったりする
388それも名無しだ:2008/12/07(日) 00:22:42 ID:hhYdTzaM
「スーパー宇宙戦艦大戦」
で戦艦・ロボ問わずいろいろ考えてる。

コスモタイガーが可変MSになったら燃えない?
389それも名無しだ:2008/12/07(日) 00:27:53 ID:brgYeXjd
俺は物語→設定→名前だな
俺も名前考えるので苦しんでいる人間だw
敵の名前で死にそう

でも敵はロボじゃないからここで考えてもらうのもアレだろうしw
最初は悪魔の名前で統一してたんだけれどどんどんめんどくさくなって語呂で決めちゃうこともしばしば…
でも最近ネタ切れ気味だ・・・orz
390それも名無しだ:2008/12/07(日) 00:59:42 ID:1RjRRk70
>>389
クトゥルー神話括りで名前を決めていて旧支配者旧神各14計28の機体名を考えていたものの
旧神側が既にネタ切れでペガーナやらムアコック小説の神々やらの名前を引っ張って来ようか悩んでいるのも私だ
391それも名無しだ:2008/12/07(日) 12:26:42 ID:hhYdTzaM
388
ヤマトなどの技術を取り込んだ新戦力。

 海上基地で出番を待つ、優美な双胴の水上艦。全長は300mもあるか。
 右は豪壮な、だがステルス性の高い箱形艦橋と前後の砲塔群。左はすっきりと通る全通空母甲板。
 艦橋の前後に置かれた、異常なほど巨大な五連ガトリング砲塔が目立つ。
 そして艦橋前方に大口径長砲身の三連砲塔が二つ、後方に一つ。
 細かなパルスレーザー砲は見られず、全体にすっきりしている。
 左右の艦首はそれぞれ平たい面を持ち、何かが出る可能性を暗示しているようだ。
「スーパーバトルシップX……アカガネ」
 誇らしげにアストナージとスティヴンス、真田が見上げた。
「四つの世界の技術をことごとく結集した、宇宙最強の艦ですよ……人類がこれを手にしてよかったのかどうかさえ疑わしいほどの」
「そして艦載機のPTX-014」
 その飛行甲板に並んでいるのは、上から見ると角の丸い三角形のような、それ自体が翼にもなる分厚いボディに四つのエンジンを持ち、小ぶりの翼をつけた独特の戦闘機が二十機。全長は17mほどか。
 傍らにスペースシャトルに似た、全長35mの大型輸送機も六機並ぶ。
 同様の機体が、これまでのジェガンに交替してラー・カイラムに並んでおり、中央に、青く塗られた大型人型機が二機立っている。ゲシュペンストの影響を受けたと思わしい。
「ユウ・カジマ、PTX-0074を頼む。従来機に新しいエンジンとシールド、重力内破槍を積んだだけだからまだ扱いやすいはずだ。未熟な連中を引っ張ってやってくれ」
「だが、肝心の乗員が新しい技術に対応していないぞ」
 ブライトは素晴らしい艦と機体を見てもまだ不安げだ。
「メカニックもパイロットも実戦で育てるしかない、あまりにも損耗が激しすぎるな。
392それも名無しだ:2008/12/07(日) 19:58:14 ID:hhYdTzaM
七十メートル細葉巻型の無人波動エンジンユニットと、
それとは別の30mサイズ大型MSのコンビも面白そうだ。
駆逐艦を考えると波動エンジンはそれぐらいが下限かな。
本質的に無人化できないのかもしれないがそれはともかく。
大柄な鎧武者が身長の倍以上の長槍か丸太を担いでいるようなイメージだな。

波動エンジンをサブフライトシステム・メガランチャーとして用い、
普段はそれを背中の可動式サブブースターとして活用しつつ、
波動砲から供給される莫大なエネルギーを普通にビームマシンガンなど
として使って戦うこともするし、そのエネルギー供給能力で
短時間で多数のファンネルを充電して攻撃することもできる。
細かい作業の必要があれば分離してMSだけで活動することもできる。
393それも名無しだ:2008/12/07(日) 20:09:31 ID:vYCg3rt0
>>377
光…、レイバスターとかレイバンオーとかレイガンザーとか
394それも名無しだ:2008/12/07(日) 20:40:52 ID:brgYeXjd
シャドウミラージュ3話書きあがりましたーーーーーーーーーーーー!!!
いやっほぉぃぃぃぃぃぃいい!

なんつーか今までで一番長いです、本編だけで2話の倍の文量あります(文字数にして5万5千ぐらい)
自分でもこんなに長くなるとは思っていなくて…なんというか・・・ごめんなさい
といってもまだまだ誤字脱字の修正だの、おまけの作業だのやらないといけない事は多いのですが・・・
まあ、冬休みシーズンにはあげれると思います

さてそこでアンケート取ります
よければ答えてやってください

問1「どういううpり方するのが一番読みやすいですか?」
A.二話の時のように全部html化してしまう(この際分割は必要か否かも発言欲しいです)
B.pdfに変換してアップする(まだ完全に理解してないので分割はちょっとしんどいですが…)
C.docのままでいいよー
D.その他

問2「1話と2話の同梱は必要か否か」
A.全部欲しい、でも読み直すのめんどくさいからあらすじも欲しい
B.あらすじだけあれば良い
C.同梱だけで良い
D.その他


どうぞよろしくお願いします
395それも名無しだ:2008/12/08(月) 14:51:36 ID:x515Tpn3
>>394
問1「どういううpり方するのが一番読みやすいですか?」
D.その他
tx形式で上げてもらえれば、PSP使って昼休みにチマチマ読めてありがたいな。
それにtxtなら青空文庫リーダーやら、各個人で好きなように読めやすいと思うし。
それが無理なら<

問2「1話と2話の同梱は必要か否か」
396それも名無しだ:2008/12/08(月) 14:53:25 ID:x515Tpn3
ごめん、途中送信しちゃった…。

問1「どういううpり方するのが一番読みやすいですか?」
D.その他
tx形式で上げてもらえれば、PSP使って昼休みにチマチマ読めてありがたいな。
それにtxtなら青空文庫リーダーやら、各個人で好きなように読めやすいと思うし。
それが無理ならA.二話の時のように全部html化してしまうで。
分割はあったほうが区切りができて読みやすいかなぁとは思います。

問2「1話と2話の同梱は必要か否か」
A.全部欲しい、でも読み直すのめんどくさいからあらすじも欲しい
1・2話まだ未見ですので……できれば送付してもらえるとありがたいなぁと。
397それも名無しだ:2008/12/09(火) 02:36:21 ID:cm1PWu5P
破攻神ヴァンガイザーのテーマソング作ってみました、我ながら文章力の無い歌詞ですが、どうか暖かい目で見てください

「紅蓮の炎」


鐘を鳴せ…


巨大な力が迫る
目をそらすな
戦いのデスティニー

この星に満ちた
癒えない痛み
彷徨えるソウル


例え未来が
見えなくとも
光を掴む事が
出来るはず
その事だけを信じて
ただ突き進め


この一瞬
逃したくない
たった一度の
煌めき
諦めない
ためらわない
終わりがくる
その日まで
熱い心今放て
398それも名無しだ:2008/12/09(火) 02:39:20 ID:cm1PWu5P
※二番


終わりゆく世界
終焉の時は来た
これまでのスートリー

この星に満ちた
悲しみの輪廻
まだ見えぬエンディング


空を見れば
何か変わるはず
月に託した
この願い
決して忘れない為に
ただ突き進め


この一瞬
逃したくない
たった一度の
煌めき
諦めない
ためらわない
終わりがくる
その日まで
熱い心
今放て


空を見れば
何か変わるはず
月に託した
この願い
決して忘れない為に
ただ突き進め


この一瞬
逃したくない
たった一度の
煌めき
諦めない
ためらわない
終わりがくる
その日まで
熱い心今放て
紅蓮の炎
399それも名無しだ:2008/12/09(火) 02:46:17 ID:cm1PWu5P
すいません間違えました

この一瞬
逃したくない
たった一度の
煌めき
諦めない
ためらわない
終わりがくる
その日まで
熱い心 ←ここ改行なし
今放て


申し訳ありませんでした
400それも名無しだ:2008/12/09(火) 10:18:17 ID:jUeUfYSf
>>394
C
本人がやりやすいやり方が一番かと
問二
A
一話も二話も未見なので
401それも名無しだ:2008/12/11(木) 03:01:20 ID:zotBmHnJ
>>396
>>400
ありがとうございます

とりあえずはもう出来るならば全部突っこんでみようかなと思いはじめましたw
402それも名無しだ:2008/12/13(土) 19:28:39 ID:YzwXvrNK
SD SRW外伝 騎士アルトアイゼン物語 第一章「ラングレーの勇者」

ストーリー
限りなく近く、極めて遠い場所にあるといわれるレプトバンス・ワールド。
我々人間と同じ姿形をしたユニオン族、そして鋼鉄の身体をもったPT族が互いに手を取り合い暮らす平和な世界。
しかし、いつの日からか暴力と恐怖によって全てを支配しようとするDC族の出現によって、闘争に支配される世界となってしまった。
この物語はレプトバンス・ワールドにある小さな王国ラングレーから始まる。

一際大きな彗星が見られた夜。その日を境にラングレー王国はDC族の魔王を名乗る「ナハトアイゼン」の侵攻を受けることとなる。
強力なDC族のモンスター、騎士達の手によって、削ぎ落とされるように領土は奪いとられてゆき、ラングレー城がDC族の手に落ちるのも時間の問題であった。
そんなある日、正午だというのにやけに輝く彗星がラングレー城下町のすぐ近くの湖へと流れてゆく。
それを見たラングレー王国の王女クスハは予感めいたものを感じ、彗星の落ちた場所へと赴く。
そこにいたのは、炉の中の鉄の様な緋色の鎧を纏った一人の騎士であった。

登場人物
騎士アルトアイゼン
彗星と共に現れた騎士。自らの名前以外の記憶を消失しているため出自は謎に包まれている。
寡黙ながらも卓越した剣技、決断力、そして正義感から人々から勇者と呼ばれるようになる。
国王レイカーより、魔王討伐の命を受ける。
同じアイゼンの名を持つ魔王に、何か懐かしきもの、宿命めいたものを感じながらも魔王討伐の旅に出る。

騎士リュウセイ
ユニオン族の騎士。
その実力はまだまだ発展途上だが、ラングレーの守護竜である飛竜ハガネに騎乗することを認めらた数少ない人物。
熱血漢で騎士アルトアイゼンを目指して剣に磨きをかけている

戦士ビルトシュバイン
ラングレーの戦士。戦闘では巨大な円形の刃をとりつけたサークルザンバー・アクスを振るう。

僧侶シュツバルト
癒しと強化の術に長けた僧侶。国王レイカーの知恵袋的な存在でもある。
騎士アルトアイゼンをラングレーの伝説に語られる「彗星と共に現れし勇者」だと言う。

騎士イングラム
敵か味方か謎の騎士。

騎士ヴィレッタ
魔物メギロート・バクに身を変えられていた騎士。イングラムのことを知っているようだが・・・?

騎士ズフィルード
DC族の騎士。魔王の右腕とされている。しかし、彼には魔王以外にも仕える君主がいるようだが・・・?

魔王ナハトアイゼン
突如として現れ、ラングレーへの侵攻を開始したDC族の魔王。
魔王という名のとおりに、強大な魔力と苛烈さを持っている。

魔物ベーオウルフ
魔王ナハトアイゼン恐怖の正体。
強力な魔力はそのままに、魔獣の力と不死身に近い再生力をほこる。
403それも名無しだ:2008/12/14(日) 19:18:14 ID:qI2YRPz5
丸甲機 -GANKOUKI-

俺の名は丸瀬 真賀朗(まるせ まがろう)だ。一応この軍の少尉でメカパイロットをしている。
軍って言ったので分かってもらえたと思うが戦争をやってる。発端は卵の輸出量が平等じゃないかららしい。
他にも理由があるのだろうと冷静にコンピュータでいろんな裏サイトを見回ったがどこにも上記の理由しか出ない。
俺達は卵のためだけに殺し合いをさせられているのであろうか。そう思うと死んでいった仲間がいたたまれない。

俺の所属する軍は正直劣勢だ。上層部が腐敗している。まともな補給も既に来やしない。絶望だわな。
俺の乗るメカ、ブラックスケールX8-ヨコハマスペシャルも損傷がかさみまともな戦闘活動がままならなくなっている。
悪運尽きたといったところだろう。俺が率いていた青夜ヨコハマ隊も当初のメンバーは16人だったが今では俺と俺の彼女だけだ。
まぁ付き合いだしたのも生き残ったのが俺らだけってことだけだがな。結婚の告白をした後戦死した部下が既に8人はいるので婚約は渋ってる。
彼女と俺の心の町ヨコハマをデートしようというこの足りない頭で考えた壮大なプランがあったが小賢しくも技術部のオタクインテリに呼び出された。

「やぁ丸瀬少尉。貴重なラブタイムを邪魔して悪かったね。」
「はぁ。(ラブタイムっておっさんくせーなってかなんで知ってんだ)」
「話は変わるが君の乗るブラックスケールX8-ヨコマチスペシャル・・・」
「ヨコハマです。 ヨ コ ハ マ 。」
「ああスマンスマン。ヨコチョウだったね。」
「コホン。(あーしばき倒してー)で、私の乗機がどうしたのでしょうか。」
「あれはもうだめだね。」
「それは戦闘中にも重々理解しております。」
「君はこの軍で残ったパイロット残り5人の中で一番強いってことで最新鋭機が回されてきた。これに乗ってもらう。ポチっとな。」
「・・・・・・こ、これは!?」

悪いがここから先は省かせてもらう。趣味じゃないのでな。どうやら出撃のようだ。久しぶりに奇襲作戦なので血が騒ぐ。
俺の彼女が結婚しようと言って欲しいと言わんばかりにこちらを見てときめいているが命が惜しいので勘弁して欲しいと思った。
「ハッチオープン確認。システムオールグリーン。発進する。」

「へっ。あいつらが奇襲だとさ。負け寸前だったのに笑わせるぜ。」
「同感、同感。ま、簡単にひねり潰してあげましょ・・・って何だアレ!?」
「あれは卵じゃないのか?卵に手足が生えてライフルとサーベルを持っていやがる!」
彼らが実況してくれたので俺の乗る機体の説明はこれでお開きとしよう。敵は18mはある巨大型のロボット、シンジュクセンチメンタル62型だ。
「たまごだとぉ!?なめやがってぇ!全機一気に突進!あのなめくさった奴をたたきいためるぞ!」
敵が自分から特攻してきてくれる。俺はこの馬鹿げた機体の腕にあるサーベルを振るってみようと思う。レバースイッチをかたむけてみた。
スパン!「ぎゃあああああああああああああああああああ」
すげぇ射程範囲だ。一回敵にきりつけただけで真っ二つになりやがる。あそこの敵にもういっちょ。とぅ。
スパン!スパン!スパン!「あぎゃあああああああああああああああああああああああああああ」
おお、簡単に敵を切り裂くことができたようだ。剣が鋭いらしい。ライフルを試してみよう。
ベチョ!「うおおおおおおお!カメラが見えねぇぇぇぇ!!」
ええっと…よしサーベルで戦うとしよう。やぁ。
ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
敵全滅っと。

「丸瀬君。君を中尉に昇格する。」パチパチパチパチパチ・・・

後から聞いたがあの基地は敵の重要拠点だったらしく俺はすげぇことをしたらしい。実感ないけど。彼女と食事に行こうと思う。もちろん卵料理フルコースだ。


END
404それも名無しだ:2008/12/14(日) 19:34:24 ID:tOCVwV7l
>>402
なんか懐かしい匂いがして良いなw

騎士ガンダムとか好きだったw
405それも名無しだ:2008/12/15(月) 14:56:35 ID:XL+NWVd3
>>402
反則www

ってか、それはそれでもう、一つスレを立ち上げてもらいたい勢いだが。
406それも名無しだ:2008/12/19(金) 17:18:46 ID:COFoNnW3
保守

変換、軽い気持ちでやってたらかなり死ねるぜ・・・


ついでに妄想ネタ投下


漢ロボ オオバンチョ

時は大ロボ番長時代
強いロボットとロボット乗りこそがこの世界では正義になる
それぞれの地区で最強のロボット乗りはロボ番長と呼ばれた
そして今、地球最強の番長を決定する大番長争奪戦争が始まろうとしていた…



オオバンチョ

東京都のロボ番長 識村 通の番長ロボ
バイブレーションを用いた振動ギミックが特徴的で
全身を超振動させた『バイブレーションギガノック』が必殺技


テンバンチョウ

北海道のロボ番長 玖瑠 恵の番長ロボ
天を統一する者を自称する
その巨大さは番長ロボでも随一であり、必殺エリモクラッシャーは
その重量に任せて相手を押しつぶす








都道府県全部考えようかとおもったけれど・・・
ここで力尽きる…orz
もしよければアイディアを貸してやってくれないか?
407それも名無しだ:2008/12/19(金) 17:45:44 ID:U9kR29mv
茨城出身でイバランチョウなんて考えたけどこれじゃ茨って意味じゃなくて威張らんって意味にもなっちゃうからな・・・。
408それも名無しだ:2008/12/20(土) 04:54:21 ID:5wy6mWh8
>>406
バンジロチョウ
静岡県のロボ番長、清水護鼓(しみず ごこ)の番長ロボ
任侠に生きる歌舞伎者。彼の曲がらぬ信念を表すように、必殺武器のビッグフジ・バーストの一直線の道筋を阻めるモノはいない

聖(せんと)バンチョウ
奈良県のロボ番長、兵条戦斗(へいじょう せんと)の番長ロボ
頭の二本の角とマントがトレードマーク。必殺技、崩龍事を決めた際の決め台詞は「ナーム」


こんなんどうですか?
409それも名無しだ:2008/12/20(土) 07:20:25 ID:VLONdRRl
>>408
俺は静岡人だから静岡ロボがまともで嬉しいが、
あれに代表されたら奈良の人怒らないかw?
410それも名無しだ:2008/12/20(土) 15:39:53 ID:5wy6mWh8
>>409
大丈夫。俺、奈良の人だから
411それも名無しだ:2008/12/23(火) 01:17:59 ID:X6UA6gta
>>377

ネーミングにつながるところは
・敵もサブメカも武器もシンプルな英単語
・技術はハイブリット
・サブメカは元にして作ってある
・光
・だいたいグラヴィオン

か。
パターンとしては

1・普通に単純な英単語で、サブメカと似たようにして音が強い物を選ぶ。

2-A・小型ロボが異星のだからそいつだけ別系統の名前に

他の合体メカを英単語系にしてハイブリットな合体後の名前に

この時音がサブメカに近くなるように調整

2-B・小型ロボだけだと別系統の名前だが合体メカの英単語と組み合わせると新たな英単語がでてくるようにする。

3・音は英単語に近いが、別の解釈した意味を英単語になおすとサブメカの名前

の何れかだな。サブメカでも主役格を元に作ってる以上関係ない名前は出てこないし、同じ所が作ってるならなおさら。
敵の名前も英単語である以上(しかも勝手に命名したんじゃなくて判明している)これを乱すことはできない。

1だと多分制約上厳しいな。2-Bで考えるなら
ゼノセイバー(ゼノは異星で光関係の意にこじつける)+バーン(vanのほうが意味的にもスペル的にいいが音があるので)でゼノバーン(the e nova rn、こじつけるならエネルギー新星ロボ)とかか。

長レスすまんな。


412それも名無しだ:2008/12/25(木) 01:19:43 ID:vw0Aw2m9
 シャドウミラージュ第三話 「変幻する糸」


 それがなにか?と問われるならば舞踊だった。


 簡単なあらすじ
 クーガはイアナーラで現在のシャドウミラージュの任務を知る。
 そんな中、シャドウミラージュに一つの情報が入り込んだ。
 そう、かつてクーガが救った村『名無し』に妖魔が向かっているというのだ。
 その中でクーガは、シャドウミラージュは、どのような行動を取るのか…。
 シャドウミラージュ序章の始まりでございます。 



 ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/174145

 passは robo です。

 DLした際には必ずはじめにを読んでください。
 内容物には希望があったtxt版とdoc版の二つが入っています。
 また簡単な設定集とあらすじも容易させていただきました。
 1話〜3話まで全て同梱してあり、詳細設定も入れてあります。
 楽だろうと思ってた変換作業が予想の10倍かかってしまいボーナスシナリオが遅れてしまっています。
 とりあえず来年初週を目処に作成中ですのでまた、それを同梱してアップしようと思います。
 3話おまけでちょっとボーナス触れてますが気にしないでください。

 それでは、拙い文章で書かれたシャドウミラージュですがよろしくお願いします。
413それも名無しだ:2008/12/25(木) 20:00:07 ID:pfiSwUHH
>>406
ビャッコバンチョウ
福島県のロボ番長、鶴賀譲の番長ロボ
姿は白き虎を模しており、凄まじい勢いで必殺のアブクマスラッシュを繰り出す
原子力で動いているという噂がある

一応考えてみた
414それも名無しだ:2008/12/25(木) 20:20:07 ID:oYpkJ54I
>>406
コズミックバンチョウ
鹿児島県のロボ番長、志摩桜の番長ロボ
スマートな外見からリーチの長い格闘を繰り出し、必殺技のヒナワブラスターを放つ
ブースターの出力は全番長ロボ一で、大気圏突破も可能との噂

こんな感じかな?
415それも名無しだ:2008/12/25(木) 21:58:18 ID:vw0Aw2m9
俺も追加しておくかなぁー

タワラバンチョウ

石川県のロボ番長 米沢啓次の番長ロボ
その燃費の良さが特徴的で その燃費をいかした長時間の高速機動攻撃 デッドリースピンが必殺技
ただ、速度面で強いが故に火力面、防御面が難点とされるトリッキーさが特徴
416それも名無しだ:2008/12/26(金) 10:58:23 ID:IeF6Mt4m
シャドウミラージュ読みました。
世界観とか設定とかストーリーが綿密に練られてておもしろかったです。
単純なストーリーにしようとして逆に失敗しやりっぱなしにした僕とは大違い。
417それも名無しだ:2008/12/26(金) 12:50:50 ID:/ToYeOkA
>>416
うお、ありがとうございます
綿密といわれると結構騙し騙しなので危ないところなのですが楽しんでもらえたのならばとても良かったです><

>単純なストーリー
いやいや、単純なストーリー書く方が難しいですよ
簡潔にまとめないといけないですし
頑張ってください><
418それも名無しだ:2008/12/27(土) 02:32:44 ID:4ngl2BpA
>>412
繋がらないんだけれど斧が落ちてるのかな?
419それも名無しだ:2008/12/30(火) 20:32:17 ID:TqncmTer
戦艦考える人はあまりいないの?
420それも名無しだ:2008/12/30(火) 20:59:52 ID:HyrCCu0i
>>419
マクロス系の変形戦艦なら見た事あるよ
ただ、ロボットメインに考えるから戦艦は二の次、三の次にされがち
世界観作ってると移動車両は必要でも戦艦はいらないというのもあるし
421それも名無しだ:2008/12/30(火) 22:40:09 ID:TqncmTer
スーパー宇宙戦艦大戦 (過去ログ)
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1114939478/
にかなりの量のオリジナル艦があったりするけど、ここではまずいかな。
422それも名無しだ:2008/12/31(水) 18:06:37 ID:vaUKYU9+
>>412
読み終えたよー
思ってたよりボリューム凄くて時間かかった
でも非常に面白かった、設定とかやりすぎだw
物語も色々展開があって面白かった、ラストの脱出から絶叫の流れはベタっちゃ、ベタだけど
非常に良かったよ
次回楽しみにしてる
423それも名無しだ:2009/01/01(木) 00:05:52 ID:xQ/O8GqG
正月ロボ ガショー2

今、スーパー賀正大戦が始まる
424 【豚】 【1036円】 :2009/01/01(木) 11:16:44 ID:L7UAu7yL
ガショーの戦闘力は運気とお年玉で決まる
425それも名無しだ:2009/01/02(金) 06:43:43 ID:NhyrbXec
出すほうが難しい豚を出すんだからたいしたものだ。
426それも名無しだ:2009/01/09(金) 02:04:28 ID:z4Xtxhkz
誰もいなくなったか
427それも名無しだ:2009/01/09(金) 02:06:49 ID:SP618Ysj
言うのもなんだが、ここは垂れ流すだけでレス返さない人が多いからなぁー
人が離れてしまうのも仕方ない・・・
428それも名無しだ:2009/01/09(金) 21:21:12 ID:zbNQgjF4
今、絵を描いてるから。近いうちに晒せると思う。
429それも名無しだ:2009/01/12(月) 17:08:04 ID:ZVOBOs9E
俺個人としてはネタが尽きてる。
新しいの頻繁に捻り出してどんどん自分で被りやすくするより一つをじっくり考えてるほうが個人の範囲では愛着があるし楽。


機動戦士ガンダムリバース

UC0120。自身がテロ組織との内通の濡れ衣を着せられ処分されるという情報を得た連邦の改革派、ラブラ・ディブラー。
彼はその情報をうまく利用し、現地のレジスタンスと連邦のはぐれ部隊を抱き込む。
表向きはネオジオン残党・オールズモビルからの基地奪回の命に従いながらも、現地レジスタンスを再編した独立組織「リバーサイド」を動かし、静かなる独立と改革を狙っていた。

リ・ガンダム

アナハイムの技術者であるジョムズが、フォーミュラ計画初期の指針の一つとして半ば趣味で設計していた木星圏外での活動を想定したMS。
薄々真意が見抜かれていたため開発は遅れ、サナリィが本格的にトライアルの中心となるや開発は凍結された。
ジョムズと交友関係であったラブラ率いる連邦部隊に、戦地での押収品という形で引き取り完成させ、そこからリバーサイドで再設計・改造された。
当初から組織のシンボルを欲していたラブラは「凍結処分された試作機」を「ガンダム」に仕立て上げる計画を立てていたため傍から見れば急造の試作機がパイロットのセンスで性能を発揮しているかのように見せた。
開発時のコードネームを逆さ読みした際のスペルが似ていたので、リバースの意でリ・ガンダムと呼ばれる。


といいつつ政治的な理由でわざと「ガンダム」をなぞらえるっつー話を考えたが、微妙に板違い気味なんだよな。
430それも名無しだ:2009/01/12(月) 17:25:06 ID:uQxsG69Z
俺ガンは、シャア専にスレあるしな。
431それも名無しだ:2009/01/12(月) 17:36:03 ID:ZSxwVOgI
レス返そうにもボキャ貧で感想がどれも似たり寄ったりになっちゃうからなぁ。
あと、ロボのほうは単純にネタ切れ。

仕事中とかに考えてはいるけどどうも細部まで煮詰まらない。
で、いつの間にか考えてた内容を忘れてる。
とりあえず、仕事中に考えていたやつを覚えている限りかいてみる。

【忘却戦士アルツカイザー】
ある日、突如として現れた怪物により世界は壊滅の危機へ
怪物へと対抗するために世界政府はR2-Kを開発、R2-Kは情報処理に
そのパイロットの脳を使うため従来の兵器とは比べ物にならないほどの能力を発揮する。
しかし、R2-Kの情報を無理やり脳へと送るため、上書きされるようにパイロットの記憶はどんどん消滅していく。

【主なロボ】
R2-K(あーるつー たいぷけー)
世界政府が開発した戦闘用スーパーロボット。
パイロットの記憶と引き換えに驚異的な動きをすることが可能。
アールツー タイプケーでは長くて面倒なためアルツカイザーと呼称される。
パイロットは少年(名前未定)

あとはパイロットが「すべてを忘れる少年」なら、対になる「すべてを記憶する少女」だすかとか、その少女用のロボだとか、
最終的に「世界は滅んでも、人の記憶に残る限り、それは滅んだとはいえない」とかで、少女の記憶引っ張り出して世界再生して
記憶空っぽの少女廃人でENDとかは覚えてる。


忘却戦士だとかは明らかに某宇宙の騎士の影響。ビデオパッケージの煽りの「忘却の戦士」ってのがすごいかっこよく感じたから記憶に残ってたのかな。
アルツカイザーのネーミングは仕事中に「おれ最近アルツハイマーっぽいよなぁ。記憶力全然無いし……」とか考えてて。


内容はともかく、やっぱメモとるって重要だね……。

432それも名無しだ:2009/01/13(火) 15:12:30 ID:nRfGV1Ly
>>431
いろんな意味でヤバいネタだわw
433それも名無しだ:2009/01/13(火) 18:34:28 ID:128Vr8Me
>>431
てか普通に面白いなw
434それも名無しだ:2009/01/16(金) 18:46:26 ID:6EBYyafs
俺の考えた最高にホットでハートフルなドタバタラブコメディロボアニメ『ラジカル★ビート』
中学時代に謎の宇宙生物ハタローからスーパーロボットを授かった少女、進藤慧はその力で地球にやってくる異星人を撃退した
最後の異星人を撃退して半年が経ち、受験戦争にも勝利して無事高校生になったものの
中学時代にロボットの力で大暴れした快感が忘れられずに夜な夜な街を出歩いては
日常生活のストレス解消も兼ねてロボットで不良などをぶっ飛ばしていた。
ところがある日、目付きの悪い男に現場を見られて口封じの為に気絶させようとしたら
その男もロボットを持っており、なんと返り討ちに遭ってしまう。しかもその男は進藤慧の通う高校へ転校してくるのだった――
4357スレ目の129:2009/01/17(土) 14:08:15 ID:tI3uL+yN
エルディオンアーク
ttp://www.csync.net/service/file/view.cgi?id=1232167764

ぼくロボ版のイメージで描いた。
変身直後や必殺技を使うときは全身の青いラインが発光し、バーナーから火を吹く。
飛行可能。
436それも名無しだ:2009/01/17(土) 15:29:27 ID:T4MQHrVg
誰だKスレにバンパイオー貼ったのは
437それも名無しだ:2009/01/17(土) 17:48:00 ID:V7zSklSj
マジだw
438それも名無しだ:2009/01/19(月) 21:40:21 ID:mB6AiXzI
>>435
どちらかというと特撮ロボのノリだな
439それも名無しだ:2009/01/19(月) 21:43:04 ID:a8TVGCGJ
>435
宇宙刑事のノリっぽいね
いいね
必殺技もよければ見せてくれ
440それも名無しだ:2009/01/19(月) 22:32:49 ID:yQC7fAc2
富野はそういうのみてモビルスーツを考え出したんだなーって思った。
メタルヒーローかロボットか分からない感じがいいね。
441それも名無しだ:2009/01/20(火) 00:17:37 ID:k6FpSTxj
昆虫王ゴカブトン

五体のカブトムシメカが合体して誕生するスーパーロボット
地球の森林を無断で伐採しようとする宇宙人林業会社と戦う

武器
ホーンビーム
ソニックウェーブ
甲鋳剣
442それも名無しだ:2009/01/20(火) 20:33:16 ID:1/2uSDHH
>>441
全部メスなんですね
443435:2009/01/21(水) 00:07:36 ID:Bz9S9xwo
レスがついて描いた甲斐がありました。
等身大アンドロイドヒーローということでメタルヒーローのイメージが離れず、
平成仮面ライダーの最強フォームを参考に飾りを増やしてアニメキャラっぽくしたつもり。

以下オリジナル設定(1スレ目の347)やぼくロボでの武器から妄想した俺設定。

エルディオンアーク
周囲の金属を溶かして体に纏い「灼熱炎装」するアンドロイド。
炎装後の姿はあくまで「慣れた戦闘形態」であってある程度どんな姿にでもなることは出来る。
(他のエルディオンは全く違った姿に炎装する?)
名前はエルディオンアークだがなぜか時々「アークエルディオン」と名乗ることがある。

ライドアーム      腕が展開して伸び、瓦礫や要救助者を持ち上げる。ゲーム的にはこれで敵を捕まえて殴る技
「ライドアーム!」
スプレッドクラッシュ 脇腹の穴から溶けた金属の粒を散弾のように撃ち出す。戦闘員をまとめて蹴散らせる威力がある
「スプレェ―――ドクラァァッシュ!」
火炎放射       脇腹の穴から放つ
サーモパンチ     拳を握ったまま指先のバーナーから火を出し、熱い拳で殴る技
ブレイジングキック  爪先のバーナーから火を出してのキック。回し蹴りのことが多い
ストリンガビード    溶けた金属を一文字に投げる。ビジュアル的にはオレンジ色の三日月状ビーム。
              強力だが体内からの金属の消費が大きく、多様は出来ない
「ストゥリィィ―ンガビィ――――ドゥッ!」
アークエアガウジング 相手を溶かしてガスの噴射で真っ二つにする必殺技。
「アァ―――クェアッ!ガウジングゥ――――ッ!!」

アークエアガウジングの流れ
バックが暗くなる→ラインと目が光る→バーナーから火を噴く→全身が燃える→飛ぶ
→敵に突進→そのまま敵を押しながら飛び続ける→敵が赤熱して溶けてくる
→ガスの噴射で真っ二つにする→切れた敵の体を割って通り飛び去る!
444それも名無しだ:2009/01/21(水) 00:21:20 ID:x7HO8SJz
宇宙飛行士みたいな肉付きのよさは
ライダーの最強フォームが元なのね
納得
必殺技かっこええね
445それも名無しだ:2009/01/21(水) 06:22:40 ID:xS3J14fd
そろそろ次スレの時期?まだはやいか
446それも名無しだ:2009/01/21(水) 23:57:02 ID:GGbK3uub
今立てたら次スレじゃなくて重複だぞ
447それも名無しだ:2009/01/22(木) 00:37:22 ID:GlIf8wug
せめて450KB使わないと
最近の速度だと470からでも十分だろうけれど
448はじめ:2009/01/23(金) 11:28:46 ID:caVXE2Xy
そう遠くないどこかの未来

いつからだろうか、この世に悪が蔓延り、弱きものが強いものにへつらい、強きものが弱きものを見下すようにな世界になったのは
愛や夢が絵空事だと笑われ、仮に望むならこの世の滅亡くらいの時代

そんな俺達の目の前に理想が現れた
449つぎ:2009/01/23(金) 12:00:51 ID:caVXE2Xy
それは、軍事演習の時だ。俺達の軍隊とは違う何かが、光と共に現れたのだ

「なんだあれは!どこから沸いてくる」
「型式不明の機体反応、尚も増加」

隊長クラスの俺は知っている。次期主力候補にまで上がったものの、事故で中止にされたプランが

いや、正確に言うと事故ではない
ライバル会社に仕組まれたのだ

こうして戦力として選ばれた機体が俺達の載っている機体だ
もし、向こうの機体が仮に本物ならば真っ向から戦っても勝ち目はないだろう
450みっつめ:2009/01/23(金) 12:29:10 ID:caVXE2Xy
「総員、撃ち方はじめぃ」
それが指令から放たれた命令
「先手必勝」がモットーの男の戦い方

「敵は武器を構えてる。たとえ誤射でも非を相手にかけることができる」
しかし、敵の数は一向にへらず。逆にこちらの数が減っている
451続・みっつめ(間違って投稿してごめん):2009/01/23(金) 18:48:54 ID:caVXE2Xy
「貴様ら、なにをしている。」
部下の撃墜音に負けじと指令が喚く
この男が命令すればするほど機体が落ちていく姿はあまりにも滑稽だった
すると向こうから回線を求めてきた。
「こう言ってもよくわからないと思いますが、我々は向こう側の世界からやってきた人間です。」
「その向こう側の人間がなんだ。侵略にでも来たのか」
指令の言葉に対し向こう側はNOと答える
「我々はこの世界を滅ぼしにきました」
彼らが言うには。この世界が沢山の分岐を大幅に外した世界。つまり、もっともよくない世界で
その世界が他の世界に干渉する前に滅ぼそうと考えたようだ
あまりに飛んだ話に誰もが絶句する
「こんな上司のコマなんてごめんだ・・・俺は投降するぞ」
そしてこの絶望的状況から抜け出すべく投降しようとするものが現れた
452おわり:2009/01/23(金) 20:38:38 ID:caVXE2Xy
「貴様、どこへ行く気だ。戻れ!」
我々の結束力なぞその程度なのだ
「ヤツらの事など知るものか。落とせ、落とすのだ」
味方の撃ち落とされる僚機。さすがの敵もこれには呆れたか、一気に攻め込んでくる
〈いくら自分自身が相手とはいえ容赦は出来ないな〉
自分の前に飛び込んできた機体から発しられた言葉
もし、この世界が滅ぶことで真の平和が来るなら・・・

そして、俺の機体は瞬く間にバラバラに解体され、俺の体は宙を舞った
453あとがき:2009/01/23(金) 20:53:46 ID:caVXE2Xy
長々イミフな文章を投下してすいません
今回、書いた作品は、変化球の中でもかなり異端だと思います。
まぁ、バッドエンドでもすべてがすべて救われないというわけでないということでひとつ
454それも名無しだ:2009/01/23(金) 23:02:52 ID:si7NusCO
これくらい短いと読みやすくて良いね。面白かった。
・・・が、ロボは?
455それも名無しだ:2009/01/24(土) 01:43:33 ID:8LZo3O5M
>>454
一応出ています。名前はでてませんが

技量不足なためにわからない点が多々あると思うので補足をひとつ

主人公の住む世界は有能な指導者が殺され、無能な人間が主導権を握るかなりひどい状態で、
この話はその世界の住人が平行世界を行き来出来る手段を手に入れる前に平行世界の人間が滅ぼそうというところから物語が始まります
敵が元々主力機となるハズだったロボット兵器に乗って現れたのもそのワケです
主人公たちの機体も最新鋭とは言われてますが、敵の乗っているそれには遠く及ばないわけです
元々ここの容量を埋める為に書いたものですが、読んでいただけるとは光栄です
456それも名無しだ:2009/01/24(土) 01:56:46 ID:rrSxFJSo
ロボットの簡単な性能とか書いてくれるとうれしいです。
457それも名無しだ:2009/01/24(土) 11:20:49 ID:n25Sc/k6
>>455
その辺の事情は伝わってきたし、ぼかしてあるのが却って良かった。
でもロボのことは「機体」としか書いてないから、普通の飛行機みたいなのを想像しちゃったんだよ。
まあ多分ロボなんだろうとは思ったけど。

あと、まだ埋めるとかいう言葉が出てくる残量じゃないよ。
458それも名無しだ:2009/01/26(月) 02:52:47 ID:ITwTojwU
【聖・シャイン】
世界が少女の記憶より再生されて十数年、一度消滅した世界は
人々の記憶によってその存在を維持してきた。
が、その世界を維持する記憶容量というものには限りがある。
つまり、総記憶容量以上の人口増加により世界は崩壊の危機に瀕していた。

そこで世界政府は世界の崩壊を防ぐため、神の裁きとし、聖・シャインを使い人間狩りを始めた。
人間狩りにより人口を減らし、世界の崩壊を防ごうというのだ。
聖・シャインのパイロットへと選ばれたレイズは、世界の危機を救うため人々を殺していく。

ある日、レイズは神の裁きにより親友、百合を殺さなければならなくなってしまう。
世界の崩壊と親友の命、悩むレイズだが以前より感じていた「神の裁き以外にも世界を救う方法があるのではないか?」
という疑問とともに、百合と二人、聖・シャインとと共に世界政府を脱走する。

世界政府を裏切り、追撃を逃れた二人は偶然にも世界政府の真の目的を知ってしまう。
それは世界の人口が少なくなることにより、世界の記憶が薄れ、世界の存在が希薄になったところで
【眠りの乙女】により世界を願うままに作り変えるということだった。

二人は世界の崩壊を…いや、世界政府の悪事を打ち砕くために聖・シャインと共に完全と立ち上がった。

【主な登場人物】
・レイズ
主人公。女。十代。
聖・シャインのパイロット。
百合が好き。
神の裁きにて自らの手で消し去った数万の命に対する懺悔の念から偶にものすごく暗くなったりする。
でも基本はいい子。

・百合
女。十代。
レイズが好き。まぁ、そういうこと。

459それも名無しだ:2009/01/26(月) 02:53:25 ID:ITwTojwU
【主なロボット】
・聖・シャイン (せい・しゃいん)
世界政府が開発したスーパーロボット。
背中の羽により空中を高速で移動可能。
両腕の剣と全身より放つ高熱の光が主な武器。
もともとは神の裁き用だったので、出力絞った対人レーザーとか
地味にひどい武器も搭載されてる。

・R2-K (あーるつー たいぷけー)
前世界で、怪物たちを相手に戦った脅威のスーパーロボット。
人の記憶と引き換えに機械じゃありえない動きとかする。
世界をリセットする際、邪魔者を始末するために世界政府が密かに用意していた。

【単語とか】
・記憶容量
いわゆる思い出などを記憶できるスペース。世界中の人間ひとりひとりにある。
記憶に残るということはその存在が存在していたという証でもあり
記憶が消えない限りはその存在は存在し続ける。
現在の世界はその世界に住む人々の小さな思い出や記憶などが積み重なって存在している。
本当は人が増えたところで総記憶容量自体も増えるので、人口増加=世界の破滅にはならない。
ぶっちゃけ、らっきょ辺りのうろ覚えパクry…インスパイア

・眠りの乙女
正体は前作での「すべてを記憶する少女」。
世界を再生し、すべての記憶を失い廃人となった彼女は世界政府により回収され、新たに世界の記憶を
埋め込まれた。そして、世界をリセットするため、再び記憶を引きずり出されるときまで冷凍睡眠により政府本部地下奥深くに保管されていた。
本部での騒動による手違いから「戦士」より早く目覚め、R2-Kへと乗り込む。
はじめはレイズ達を敵とし戦ってきたが、後に和解、世界征服の野望、自分達の今までの扱いを知り
R2-Kを駆り戦う。「すべてを記憶=忘れない」だからR2-Kに乗ってもわりと平気。

一度記憶を失い、その後新しい記憶を埋め込まれているため、「少年」のことだけは覚えていない。

・戦士
正体は前作での「すべてを忘れる少年」。
こちらも前世界にてすべての記憶をR2-Kにより書き換えられ廃人となっていたが、世界政府が回収
そのR2-Kの記憶を利用するため冷凍睡眠により保管されていた。

本来ならR2-Kももう一度戦士が乗り込むはずだった。最終的に眠りの乙女と再会、お互いのことを忘却しつつも
あふれる涙と共に抱き合う。


・新世界政府
世界政府が倒された後、設立された。
レイズや百合達も所属し、よりよい世界を目指すためにうんたらかんたら
少年と少女が手を取りあう様子がシンボルマーク。


脳内で何話かはストーリーまでできてたりした、好きなもの詰め込みまくった電波作品。
また忘却しかけていたが断片的にメモ取ってたんでそこから復元。
これまた仕事中に考えたものなんでアルツカイザーの続編的なものに。
で、続編なら前作であれだった二人に救済処置を……ってことでこんな感じに。

はじめは「聖・シャイン=正社員」で必殺技は「ハーケン斬り(ハーケンスラッシュ)=派遣切り」で
世のために役立たずをズバズバ切っていくぜーな不謹慎極まりない話のはずだったのに……
460それも名無しだ:2009/01/26(月) 03:01:57 ID:ITwTojwU
あう…

世界征服の野望、自分達の今までの扱いを知り
R2-Kを駆り戦う。「すべてを記憶=忘れない」だからR2-Kに乗ってもわりと平気。

世界政府の野望、自分達の今までの扱いを知り
R2-Kを駆りレイズ達と共に戦う。「すべてを記憶=忘れない」だからR2-Kに乗ってもわりと平気。
461それも名無しだ:2009/01/26(月) 08:57:42 ID:kJiDIwma
愚想のファイリアズ


今より遥か昔、所謂古代文明と言われた時代。その集落では巨人像が象徴として崇められている。その名はファイリアズ。集落の人々はこの巨人像に想いを込めれば何でも願いが叶うと信じていた。

一方都と呼ばれる場所では戦線が拡大していた、王は集落に勅命を下した。ファイリアズを献上せよと…

勅命を拒否し続けた集落はついに都から攻撃を受けてしまう、少年ガイツは巨人像に想いを込めた。そしてファイリアズは目を覚ます。

「これは愚かな想いか!ファイリアズ!?」


<登場人物>
ガイツ・アークス

若干15歳で都と戦うことになる主人公。ファイリアズと心を通わせることで操縦の仕方を習得。独特な民族衣装のようなパイロットスーツを着ていて、普段着としても活用している。何事にも努力してチャレンジしてみる努力家、時折少年のあどけなさが垣間見える。


ルイン

ファイリアズが目覚めたと同時に現れた少女、ガイツは集落の人と勘違いする。ガイツのお世話係として同行する事に、果たしてルインの目的とは…


シュナイズ・ライオット

都の尖兵として送られた軍人、王から集落の人間を殲滅せよと命令されたが本人は納得しないまま任務につく。厳しさの中に優しさがある、自分を律する事に徹底している。


<登場メカ>
ファイリアズ

戦いの発端となる白いスーパーロボット。全長41.0m総重量45.0t
想いを形にする事が出来る、人と意志を通わせることで想いを聞く。主な武器はファイクロー、ファイバスター二砲門、ファイブレスト。



アルウォーレ

都に配備されている量産機。圧倒的物量でファイリアズを攻める。
462それも名無しだ:2009/01/26(月) 08:58:14 ID:kJiDIwma

<世界観>
地球ではない別の惑星ワイスが物語の舞台、三つの都を中心に世界が分けられている。王都ナリア、帝都ゴルゴレンド、主都ソル。主人公の住む集落メタニカは王都ナリアの近くにある。
古代文明と言われる時代だが、アルウォーレといった時代背景にはそぐわないロボットが存在している。とりわけ科学が発達しているというわけではない。
463それも名無しだ:2009/01/28(水) 03:02:12 ID:D1w2+QsU
オトギ大戦


夜空の星がきらめく中で、ひときわ輝く流れ星

夢を見る

月が満ち欠け始まりの鐘を鳴らす


これはお伽話、少女が見た夢…


〜ストーリー〜
主人公妃 雪(キサキ ユキ)がある夜不思議な夢を見る。
それはとてもリアルな夢だった。

アリス…、夢の中で初めて出会った少女は自分の名前をアリスと言った。
そして喋るウサギ、そうここはお伽話の世界なのだと雪は悟る。
その世界で不思議なロボット、オトギオンと出会う。
オトギオンが言うにはお伽話の世界が危機に陥っているから自分と戦って欲しいとの事だった。
敵の名前はフェアリステル。
お伽話の世界を滅茶苦茶にするのが目的らしい。
雪は困惑する中戦いに巻き込まれてゆく、こうしていくつも並行するお伽話の世界を救う旅が始まったのだった。
464それも名無しだ:2009/01/29(木) 23:22:53 ID:P6f/0Wcl
絶対正義ハテンコー

「正義のためなら悪となり、未来の平和を打ち砕く!
 天を破る光、絶対正義ハテンコー!!」

ハテンコー(破天光)
時空を超えるかのように突然現れ、破壊活動をして去っていく謎のロボット。
伐天剣(ばってんけん)が必殺武器。

主人公(名前未定)
ハテンコーを操る青年。職業不明。ひたすら流離っている。
過激な破壊活動を続けている割にその目は穏やかで、見ず知らずの人に対して人並み以上の優しさを見せたりもする。
直接接触した人間ならまず破壊活動の犯人とは思わないような人のいい兄ちゃんである。



ネタバレ
ハテンコーはタイムマシンにもなっていて、主人公は未来を知っていた。
争いが無く平和で、なんの怯えも危機感も、さらに興奮も創造性も喜びさえも無くなった世界。
ただ漫然と行き続けていくことを幸せとし、それに異を唱える者を悪として排斥する社会。

正義と思えぬ全体正義に反抗するため、主人公は自分の中の絶対的な正義だけを信じて「悪」となり、
未来に世界を変える功労者達の妨害をしていたのだった。
465それも名無しだ:2009/01/31(土) 14:24:39 ID:M+av1kQA
ムノウ

人は彼らの事をムノウと呼ぶ、人は彼らを恐れる。何故なら彼らこそがこの世界に終焉をもたらす使者なのだから…


登場メカ

ムリョクオウ
ムノウと呼ばれる人にしか扱えない、その力は天地を引き裂くと言われている。ムリョクオウの前では何者もはまさに無力。巨大な刀ブナン(無難)が主な武器。


登場人物

颯真 有慈(そうま あるじ)
18歳、ムノウと呼ばれている。一見大人しく見えるがムノウの力を暴走させれば街一つ吹き飛ばすことができる危ない少年。ムリョクオウを駆り、ムノウと戦う事になる。それは彼の意志で同じ種族であるムノウと知っていても戦う事をためらわない。
「くだらない、なにもかも…」


ムノウ
突如として現れた種族。外見は人間となにも変わらないが、自分達よりちっぽけで弱い人間に対して増悪を抱いている。ほとんどが残忍な性格。
466それも名無しだ:2009/02/01(日) 14:56:02 ID:/sTNVP+C
超骨格アウトセクター

西暦3333年!
人が大地を捨て、幾年が経とうか!
人の生みし光に大地は焼かれ、死の風が、雨が、あらゆる命に吹き付けた!
業を忘れた人の子らは、黒き空に鉄の大地を造り、その身を鉄に任せ、破廉恥にも今、その人が!死肉を漁るが如く!大地に新たに芽吹いた命を奪わんとする!
人の心を大地に還す為、たとえ外道となろうとも、戦えよ超骨格!守りぬけよ命!


アウトセクター/土金柱
荒野で生まれ、荒野に生き、荒野に果てんとする青年。
非道の悪行を目にし、大地の声を聞き、血涙を流し、その身に秘めた超骨格を目覚めさせる。
全ての命のために戦う。

身体が爆発的な進化を始めると、神経が身体を突き破り、超神経を形成。
超神経が周囲を分解・吸収、素体となる超筋を作り上げる。
地脈を移動する地蟲・バジラに飲み込まれると、胎内の超骨格に取り込まれ、新たな命、アウトセクターが産みだされる。


超逆鱗…相手の攻撃を受けた自分の運動方向を回転させて放つアッパーカット。

超破竹…吹き飛ばした相手に追撃の両手手刀。

超霹靂…大地を鞘、全身を刀に見立て、居合いを模した高速のとび蹴り。

超転生…相手を抱き、大気の壁を突き破る。受けた相手の精神は、地球を、宇宙を、次元を超え、昇華した肉体から生まれた命に宿り、転生を果たす。


「自ら還れぬ哀れな機械兵器。それに心を委ね争うならば…俺が還そう!」

467それも名無しだ:2009/02/02(月) 05:12:55 ID:+aQ2MY4z
鬼神全開 シュインドウガー

盗賊・伊吹ドウジが大江山で見つけた戦闘人形シュインドウガー。
かつて悪鬼として人間界を荒らしまわった酒呑童子が何百何千年という時を
超えて戦闘人形として生まれ変わり神に封印されていた。
その封印をといた者ともに世界に蔓延るその時代の「悪鬼」を殲滅、
それが古代の悪鬼に課せられた贖罪であった―

伊吹ドウジ
考古学者といいつつも万引きから墓荒らしまでこなす泥棒の少年。
大江山遺跡に侵入しその奥地でシュインドウガーに出会う。
狡賢く、下品だが卑劣なことは好まない。

シュインドウガー
古代に世を荒らしまわった悪鬼が退治され神によって贖罪のために
はるか未来に戦闘人形として転生させられた。
烈火のごとく紅い機体で兵装として15のビーム砲、5の未解明性質の剣を持つ。
性格は悪鬼としてのものそのもの。思考までは永い時ででも変わらなかったのか古風。
人間風情が自分より残虐なことをしているに我慢できないようで、それが「未来の悪鬼」
と戦う原動力となる。


源氏四天王
源氏国の4人の武将。それぞれ正義の戦士であるが、シュインドウガーを敵としてみている

玉藻キツネ
軍事国家の幹部の令嬢。軍部には隠しながらハクメンキューヴィとともに戦いに赴く。

ハクメンキューヴィ
九つのビーム砲を持つ純白の機体。シュインドウガーと同じく未来に召喚された
超火力の武装に反して素早い動きをする。ファントムフォックスという幻影装置も持つ。

ノラン・ホーゲン
独裁国家に反旗を翻した戦士。幽閉された孤島でスートクティンガーと出会う。

スートクティンガー
巨大な黒い羽を生やした漆黒の機体。シュインドウガーと同じく悪を狩る。
空中戦を得意とし剣での白兵戦で戦う。空気圧を利用したバリアもはれる。

「悪鬼」
戦火を煽るものたち。権力者、テロリスト、狂人など
兵器などによる戦闘力を持つ彼らは「悪鬼」とされる。
シュイン曰く「人間風情が粋がるなよ。真の冷酷非情を教えてやる」
468それも名無しだ:2009/02/02(月) 07:35:30 ID:uj2cU/rf
>>465
あっ!忘れてました、ムノウですがノにアクセントをおいてください。無能ではありません、ムノ↑ウ↓です
469それも名無しだ:2009/02/04(水) 17:08:00 ID:E+eVXPe5
過疎りましたね…
470それも名無しだ:2009/02/04(水) 21:14:48 ID:oq8fvHHe
ここ数日の伸びようが異常だっただけだ
471それも名無しだ:2009/02/05(木) 01:06:49 ID:9HGr8Chu
とりあえずらばそうだからageとく
472それも名無しだ:2009/02/07(土) 21:17:03 ID:Ey/WVAkv
平和建築ガイアンガー
 発展しすぎた人間の技術、そしてそれによって破壊された自然。
「世界は美しく生まれ変わらねばならない!」
 突如として世界にそう宣戦布告した自然超保護団体クリーングリーン――通称『クリグリ』
 巨大なロボットを駆り、世界中でありとあらゆる建築物を破壊しはじめた。
世界がクリグリの動向に右往左往する中、
日本のとある町で、女は頭を悩ませていた。
「これは、無理だ!」
 数年前に父親が蒸発して以来、女で一つで建築会社『女神本舗』を切り盛りしてきた『神城 杏子』はついに弱音を吐いた。
 傾いた経営の建て直しは不可能に近い。なぜか知らない内に借金も増えている。
女性、ましてや未成年の限界であった。
 そんな中、救世主が現われた。
 父親が帰ってきたのだ!
「杏子! 一緒に世界を守ろうじゃないか!」
 杏子の悩みの種が、また一つ増えた。

神城 杏子(かみしろ あんこ)
 容姿端麗スポーツ万能スタイル抜群のスーパー女子高生。17歳。
 しかしながら短気でがさつ、大飯ぐらいとおよそ女らしくない要素が揃っており、決してもてない。
これは8年前の父親蒸発以来、豪傑だらけの『女神本舗』を仕切ってきた弊害とも言える。
 長いポニーテールと父親譲りの少し太めの眉毛が特徴的。
女子高生と建築会社社長の二足のわらじに、少々疲れ気味な日々を送っている。
 父親曰く、不思議な力があると言うが……?

神城 鉄蔵(かみしろ てつぞう)
 建築会社『女神本舗』元・社長。45歳。
 豪快にして単純。しかし頭は悪くなく、世界を守るロボット『ガイア』作り出すだけの技術力も持ち合わせている。
 8年前に蒸発したと見せ掛けて、会社の地下で会社の金を使い『ガイア』製造に勤しんでいた。
 娘以上に太い眉毛とくわえ煙草が特徴的。少々メタボ気味。

超重機『ガイア』
 絶大なパワーを誇る巨大人型ロボ。
 重機の部品が各所に流用されており、正座の姿勢を取ることでキャタピラ移動も可能。
 巨大なつるはしを主武装とし、『クリグリ』の機体と真っ向からぶつかっていく。
 杏子の『怒りのパワー』に反応して複数の重機と『建築合体』し、『超建築重機 ガイアンガー』となる機能を有している。
 パイロットは『寺島 九朗』

寺島 九朗(てらしま くろう)
 杏子と同じ高校同じクラス、そして隣の席に座っている男子。17歳。
 朝、夕、夜と複数のバイトを掛け持ちしており、その疲労のためか、授業中はいつも寝ている。
寝言で、周りの言ったことを復唱するという不思議な特技のために、その名前と九官鳥をかけて『九ちゃん』と影で呼ばれている。
本人は特に気にしていない模様。
190cm近いがっちりとした体躯と眠そうな瞳が特徴的。
 その肉体を鉄蔵に見込まれ、『凄く稼げるバイト』として『ガイア』のパイロットになった。
473それも名無しだ:2009/02/07(土) 22:10:37 ID:R1aY0roV
>>472
こういうの好き。細かめのキャラ設定が楽しい
474それも名無しだ:2009/02/08(日) 00:00:16 ID:4L73RBS+
天下無敵アルマーダ

千年に一度開催される天下戦機大会!ロボットに乗って頂点を極めるこの大会。なんと優勝賞金は1000万U(ウェン)!!優勝賞金目当ての者、腕を試したい者、ただ目立ちたい者でも大歓迎だ!さあ覚悟を決めろ、レディー…ファイツ!!


【登場人物】
レン・ウァリス

主人公。25歳、千年に一度の天下戦機大会に出場する千年に一度の才能をと言われる操縦テクニックの持ち主。
愛機アルマーダに乗り優勝を目指す、優勝を取らなければならないある理由があるらしいが…


アルマーダ

スーパーロボット、レンの愛機。格闘が専門だが遠距離にも対応でき、死角はない。巨匠(レンの師匠)バリュウが作り上げレンに授ける。



【天下戦機大会のルール】
1対1、相手がギブアップするまたは行動不能になるまで戦うといった至ってシンプルなルール。形式は総当たり戦で行われる、武器は何でも使用可能。
475それも名無しだ:2009/02/08(日) 08:13:24 ID:vG1Ldn9d
『矛盾のケラモス』

主人公は伝説の陶芸家板谷波山の子孫、板谷晶山19歳。
彼はある日、粘土でロボット型の陶器を窯にいれて焼き上げた特殊セラミックロボットを作りあげた。

その強化セラミック装甲は大気圏に突入しても大丈夫なくらい熱に強い。
ビーム兵器の類いは一切通用 しない。

だが脆弱性だった。衝撃や温度
敵はハガネ帝国。

セラミックと鉄は相容れぬライバル関係にあった、壮絶な戦いがいま幕を開ける!!

地球結晶化計画!!

太陽が地球に迫る!!

果たして晶はケラモスで世界を救えるのか?

ケラモス
全長50m
重量165.5t
搭載武器
アルミナソード
シリカナックル
ジルコニアバズーカ
釉薬ミサイル
電気炉ファイヤー
ボールミルブレイカー

476それも名無しだ:2009/02/09(月) 01:25:51 ID:HJnxBfOb
武装鋼機ゴウガイオー

ある日そいつらはやってきた!
異次元帝國『天来(テンライ)』、世界全土に向けて宣戦布告を行なったそいつらは自分達の持つ超ロボット『鉄機(テッキ)』で
あらゆる国へ占領をしかけていった。それは勿論、日本も例に漏れずだ。
だが、奴等の野望の前に、一つの希望がある男の前へと降り立ったのだった……!

【登場人物】

・浅間 大悟(あさま だいご)
この物語の主人公である18歳の青年なのだが、性格は面倒くさがりの怠け者にしてヘタレ。
しかし異次元帝国と訳あって戦うことになり、その中で一人前の【漢】として成長していくことになる。

・瑠璃葉(るりは)
『天来(テンライ)』に祖国『天螺(テンラ)』を滅ぼされた異次元世界の皇女。
性格は極めて温厚ではあるが、テンライと戦う決意と覚悟を秘める強い心を持つ少女である。
彼女の言霊が鋼機を動かす原動力となる。

・武装鋼機【鎧―ガイ―】
『鋼機(ゴウキ)』とは、異次元皇国『天螺(テンラ)』で作られていた石を持つ超ロボットの総称である。
その中でもガイは王族を護る為に作られた最強の鋼機であり己の意思も持つ。
しかし、テンライの猛攻の前に彼以外の鋼機達は全て破壊され、もはやこれまでと、姫を護る為に大皇の命により
姫を連れて異次元へと旅立ち、地球へとやってきたのだった。
性格は基本的にサムライ。だが、地球の文化に触れて思い切り影響を受ける。
普段のガイは10cmほどの大きさのプラモサイズだが、ひとたび戦う状況になると浅間家の車と合体して侍姿に似た
ロボット『鎧王(ガイオー)』へと変形する。
その際には大悟家のものを使うと言う事で、大悟と連絡を取る事も含めのケータイを改造した『招来機』で『武装転生!』と
宣誓の雄叫びを上げてもらう必要がある。

・刃王変化(はおうへんげ)
ガイオーが持つ元々の武装。しかし、元の世界のように自力で呼び出すことができないため、
大悟の『招来機』へ、武装札(武装カード)を一閃(スラッシュ)する事で、身の丈三倍ほどの
巨大な刀を招喚することができる。
必殺技は『大・激・斬(だい・げき・ざん)』

・銃王変化(じゅうおうへんげ)
ガイオーが大悟の漫画を見て編み出した武装。同じく武装カードをスラッシュすることで二挺拳銃の
カウボーイスタイルに変化する。
必殺技は『乱・弾・銃(らん・だん・がん)』

・槍王変化(そうおうへんげ)
ガイオーが大悟家のテレビでやっていた中国拳法の槍使いの姿を見て編み出した武装。
同じく武装カードをスラッシュする事で、少林寺の僧のような姿へと変化する。
必殺技は『槍・雷・迅(そう・らい・じん)』


天来軍きっての最強と呼ばれる武将達。超上位鉄機である『金剛機』を操り、ガイオーと戦う事になる。
477それも名無しだ:2009/02/09(月) 01:26:22 ID:HJnxBfOb
>>476
・『轟鎧皇(ゴウガイオー)』
物語中盤でテンライの猛攻により大破するガイオー。しかし、彼と共に戦う中で真の覚悟を決めた大悟の魂と
瑠璃葉の心の同調により、ガイオーは大変化を行ない、ゴウガイオーへとパワーアップするのであった。
ガイオーに乗り込んだ瑠璃葉の『武装天現(ぶそうてんげん)』の言霊と、同じくガイオーに乗り込んだ大悟の三種の
武装カードを同時スラッシュすることで全ての武装パーツを合体させた、大悟・瑠璃葉・ガイオーの三人が一つとなった
三位一体の最強鋼機となるのだ。必殺技は『大極一閃・鎧皇武神斬(たいきょくいっせん・がいおうぶしんざん)』

異次元帝国『天来(テンライ)』
元は『天螺(テンラ)』と同じ世界にあった国であったが、国主『慧至(けいし)』のもと軍事国家となり、その世界の全てを
征した。しかし、慧至はそれで飽き足らず他の次元へと攻めこみ始めたのだった。
ちなみに、なぜ巨大ロボットを持っていたのに一度に沢山で攻め込ませないのかというと、次元移動で一度に送れる
鉄機が限られていたためである。それでも、鉄機一台で普通の軍隊程度の力を持つので問題なかったのである。

・鉄機(テッキ)
テンライの技術により作られた超ロボット。地球の科学技術とはまったく異なる技術で作られており、二足歩行である
利点などとかいう下らない話はこの鉄機には無意味である。

・天来軍四刃将
478それも名無しだ:2009/02/09(月) 01:27:21 ID:HJnxBfOb
>>477
変な切り方してたので


・天来軍四刃将
天来軍きっての最強と呼ばれる武将達。超上位鉄機である『金剛機』を操り、ガイオーと戦う事になる。
479それも名無しだ:2009/02/11(水) 09:49:59 ID:CY7+18iH
ハートオブダークネス

とある基地に配属された主人公。
そこに勤めている人達は皆優しく、配属したばかりの主人公に明るく接してくれるが・・・?

太田
本編の主人公
二号機ロボのパイロットとして基地に配属された。
個性的なこの基地でもひときわ浮いている

不知火ゼン
主力のスーパーロボット ギネンガのパイロットで、太田の先輩に当たる。
熱血キャラを突き通しているが、内心はあまり人と関わりたくないようだ

氷雨リリ
オペレーター勤めている基地のアイドル的存在。
ゼンに好意を寄せてるように見えるが
ただ守られてる自分によっているだけだ
大山司令
この基地の司令官
皆から親しまれてるが
メンバーの事は捨てゴマ程度にしか思っていない

ギネンガ
ゼンのスーパーロボット
少数精鋭の部隊にとっての強い味方

他にも肝心な時に役に立たない「頼れる兄貴」とか、「ゼンに憧れてる」ように見せかけて、嫉妬の念を抱く戦闘機パイロットとか
敵側よりもやっかいな基地周辺住民とか
気分悪くなったのでやめた
480スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand第21話:2009/02/11(水) 17:48:08 ID:enD9Uqdn
前回までのあらすじ

地球人のメカを攻撃した異星人のメカ、という事実を恐れられて出動自粛に追い込まれてしまったゲンカイザーとヨユウダー。
フ・カノー将軍はさらに地球人同士の信頼を壊すため、かつて日本を襲ったテロボットを偽装したメカを送り込む。
内閣総理大臣民荷尽はこれを見抜き征界巨人セイカイオーで出撃、怒りを込めて偽装テロボットを倒した。

なんかやたら長くなっちゃったのでロダで上げます。
第21話「白い教会を暴け!」
ttp://www.csync.net/service/file/view.cgi?id=1234341401


今回の敵はバンパイオーで倒すつもりだったんだけど、ここまでやってテッケンオーが噛ませは無いなぁと思い、
展開に悩む。それで異常に時間がかかりました。書き始めは前回の話より先だったのに・・・
481それも名無しだ:2009/02/15(日) 20:21:22 ID:zYbui5fl
ぼくロボの新作来た
でも携帯からでは見れないのが残念です
482それも名無しだ:2009/02/15(日) 22:21:23 ID:ss0CBS2U
>>481
見れないですか・・・。
書いた方としても見たいという人には見てもらいたいし、
見られた方よろしければ貼っていいかどうかの意見をお聞かせください。
483それも名無しだ:2009/02/17(火) 17:59:50 ID:yO4QAfnh
>>482
俺も携帯からだから前みたいに貼ってほしいです、と言うぼくロボファンは俺だけじゃないはず



心砕のゼイバルク


病んでいる

この世界は病んでいる

だからこの病んだ世界を修正してやる

このゼイバルクで―――


〜ストーリー〜
病んだ世界【デッド・オブ・ザ・ワールド】で主人公リクが世界を修正していく物語。
病んだ世界というのは謎の殺人菌、【アーク・1(ワン)】に汚染された世界。人間は【カマクラ】というドーム状の建物に事実上の隔離。
原因は十年前、ある博士による実験の失敗、それが意図した事なのか偶発的に起きたのかはまだ判明されていない。

ある日主人公リクはその博士の残したロボット・【ゼイバルク】を二人の兄妹に託される、そのゼイバルクにはこの世界を修正するための鍵【メディカルコード】についてのデータが記されていた。
そしてゼイバルクを駆り、リクはこの世界を修正する事を決意。それは博士の意志でもあった…


〜登場人物〜

●リク
この物語の主人公、若干15歳で世界の修正といった重い宿命を背負う。性格はクール、かつ冷静沈着。とても冷めているが戦闘になると燃え上がる熱い心の持ち主。


●ジュン
自らを脇役と自負している青年、18歳。リクのアシスタントをしている、関西弁。リクとコントをしたがるがリクが相手をしてくれない度に寂しがる。データの解析が得意。


●シュンスケ
博士の息子、父のしたことに責任を感じ世界を修正する旅にでる。そしてリクに協力を求める、27歳。しっかり者、頼りになる兄貴分。
少なからず父の研究に携わっていたからゼイバルクについて少し詳しい。メカニックを担当。


●ミハ
博士の娘、博士が行方不明になって以来、兄のシュンスケに育てられる、16歳。父の犯した過ちに罪悪感を感じ、責任感にさいなまれている。
考え込むとドツボにはまるタイプ、守ってあげたくなるオーラを放っている。オペレーター担当。
484それも名無しだ:2009/02/17(火) 18:01:16 ID:yO4QAfnh
〜登場メカ〜

●ゼイバルク

搭乗者/リク
全長/7.0m(可変翼を広げれば最長7.7m)
総重量/10.0t

武装
ガンレイピア(レイピアモード)
ガンレイピア(ガンモード)
スティングフェザー
フラスコ型ミサイル
メスドライバー
etc.


博士の遺産、博士の願いが託されている。病原虫【アーク・0(ゼロ)】に対抗できる【ワクチンウエポン】という武器を搭載している。
最終兵器A.E.C.(アトミック・エンド・セル)はゼイバルクの周囲、半径20kmを塵一つ残さない凶悪な兵器。対人用に使われることのないようにプロテクトされている。最終決戦ではO.M.C.(オーバー・メディカル・シリンダー)が使用された。


●輸送艦エリアンス
ゼイバルクの運用兼、リク達の居住空間。戦闘用ではないが強度は申し分ない。メカニックスペースも完備、医療設備も充実していて何でもござれな便利艦。


●病原虫アーク・0
突然変異による狂暴化した生物、大きい物から小さい物まで多種多様。カマクラ内に侵入する事ができ、人々は日々アーク・0に脅える生活を余儀なくされている。
対抗手段としてワクチンウエポンという物が存在するが扱いが難しいため使用できる人が限られている。


〜世界観〜
デッド・オブ・ザ・ワールド、殺人菌アーク・1に汚染された世界。一歩外に踏み出せば、成人男性なら血清を打たなければ約10分で死に至る。まさしく死の世界。
人間はカマクラというドーム状の建物に隔離されている。このカマクラは現代で言うところの一戸建てに相当し、特殊な土で形成されている。
この土は【メディスンダイト】という鉱物を含んでいて、それがフィルターとなりアーク・1をシャットアウトする役割を果たしている。このメディスンダイトはゼイバルクの装甲にも使用されている。
都市クラスの物を【カマクライン】と呼ぶ。ここから各カマクラに物資が供給されている。各カマクラには受信機があり、外に出ず物資を受け取ることができる。エリアンスにも受信機が備え付けられている。
485それも名無しだ:2009/02/18(水) 19:56:30 ID:BZTYc517
暇つぶしに作ったの投下。クオリティはシラネ。
パスはメ欄
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org17265.zip.html
486それも名無しだ:2009/02/18(水) 20:52:41 ID:1ovFddHF
パスが違うっていわれるんだが・・・
487それも名無しだ:2009/02/18(水) 21:06:41 ID:NzC/3jX0
アルェー?勿論sageは入んないよ?
…まぁ、正直見られたもんじゃないから見れなくて正解かもね…。
488それも名無しだ:2009/02/18(水) 21:10:58 ID:1ovFddHF
投下しといてそりゃ無いぜ。
ここは行動力だけでも評価されるスレじゃないか
489それも名無しだ:2009/02/18(水) 21:14:35 ID:NzC/3jX0
分かった、再うpしてくる
490それも名無しだ:2009/02/18(水) 21:23:41 ID:BZTYc517
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org17357.zip.html
お待ち。パス変えた。どうだろ?
491それも名無しだ:2009/02/18(水) 21:39:35 ID:1ovFddHF
見れた。立派だぜ・・・!
492それも名無しだ:2009/02/21(土) 10:00:05 ID:d1ypQiIr
熱血!山際専高

高校受験、それは人生に置いてターニングポイントと言っても過言ではない。そんな高校受験で何を間違えたかロボットの専門高校に入学してしまった女の子がいた。狂おしい程にロボットを愛してやまない人々の前に彼女は一体どうすれば…
「誰か助けて〜」


【登場人物】
野木 咲(のぎ しょう)
一年J組、スーパー普通な女の子、何を間違えたかロボットの専門高校に入学してしまう。


亜月 地汐(あつき ちしお)
一年J組、熱い、とにかく熱い熱血バカ。ロボットをこよなく愛す、ずば抜けた操縦センスの持ち主。


天大 龍弥(てんだい りゅうや)
一年J組、ロボットが大好き。なぜかライバルを求める設定に忠実な男。


竜宮寺 命(りゅうぐじ みこと)
一年J組、咲の唯一の理解者。ロボットは嫌いではないがとある理由で山際高校に入学する。


秋市 星葉(あきし せいば)
日本
二年F組、山際四天王の一人、めんどくさがり。


沖 迅雷(おき じんらい)三年G組、山際四天王の一人、さびしがり。


九鬼 将魔(くき しょうま)
三年L組、山際四天王の一人、欲張り。


王路 音呂(おうじ ねろ)
三年J組、山際四天王の一人、ありきたり。


錦 論戸(にしき ろんど)
三年G組、生徒会長で四天王を束ねる山際の王(自称)。


【登場メカ】
ホノウ・改
山際高校で生徒に支給されている機体、前進機であるホノウに改良を加えた機体。主にスーパー科に配備されている。地汐が龍弥と決闘するために勝手に持ち出した。


ロムスmk3
山際高校で生徒に支給されている機体、主にリアル科に配備されている。龍弥が地汐と決闘するために勝手に持ち出した。
493それも名無しだ:2009/02/24(火) 22:53:15 ID:b9h3vC8M
勇者魔王アビスカイザー

「俺は、親父の顔を知らない。
 墓参りには毎年来るが、墓の下に遺体はないそうだ。
 だけど、誰のだろう。
 線香と花は、いつも添えてある。
 それを見て母さんは、悲しそうな顔をする」

深淵の王アバドンと人間の間に生まれたアビスカイザー
暴食の王ベルゼブブの器と人間の間に生まれたゴッドヴェルゼ
十大魔王の名を持つ心をもった機械
そしてセフィロトの天使の名を持つものたちの戦いが今、幕を開ける───

「こんな世界は崩壊してもいい・・・」
「俺は守りたい・・・・・・この世界を!」
494それも名無しだ:2009/02/26(木) 23:20:34 ID:/VTeOu4n
同じ厨二病の遺産にしても、さわりだけの意味深なやつより、ドン引きする程凝った設定を書き連ねてるようなやつがみたい。
実際読むかは別として。
495それも名無しだ:2009/02/27(金) 00:28:11 ID:LqVhsYnj
俺も邪気眼全開のこってり脂ののった厨二がみたいっす、『神』とか『闇』とか大好物です
496それも名無しだ:2009/02/27(金) 02:01:43 ID:kt/G6BLw
俺が最近妄想したが情けなくなって断念したのがあったな。
どこにでもいる普通のいじめられっ子の学生を転校生のブルーのロングの美少女が導いてロボットに乗り込む。
ロボットで襲来してきた神の使い的なモンスターをいじめっ子ごとロケットパンチで抹殺。
ブレストファイヤー的な物でモンスターごと恨みつらみのある学校と自分の生まれた街を抹消し屋敷を立て2人で住む。
モンスターの恐怖におびえた人々が戦争を起こし協力を求めるがことごとく抹殺して遊び半分で戦場に介入し混乱させる。
まだ学生だった頃の幼馴染が協力を求めるが断り恨みを買うが実はツンデレで仲良くなっていきフラグが立ってくる。
だが幼馴染の彼氏が主人公のロボットに家族を殺されていた。戦場を混乱させた代価と家族の仇のため一騎打ちを申し出る。
激しいバトルだが主人公のロボットの性能に徐々に追い詰められ死に際に地球破壊爆弾を起動。主人公死亡。
幼馴染はシャトルで脱出。転校生の美少女は微笑を浮かべ生身で宇宙を飛んでいき終わり。

頭痛くなってきた。もう寝る。
497それも名無しだ:2009/02/28(土) 00:55:48 ID:MJJH8wD/
機動漂流紀フィードライブ

 臨時メカニックとして、ロボットの輸送機に同乗していた主人公ディンは、輸送先の衛星が謎の攻撃により壊滅したことにより、囚人護送艦と行動を共にする事になる。
だが、衛星を壊滅させた謎のエネルギー体の攻撃により艦はコントロールを失い、見知らぬ惑星に不時着してしまう。
冷凍睡眠装置の異常により、ディンら生存者は、ここが何処で、どれ位の時間移動したかといった情報を失っていた。
 およそ生き物と呼べるものはいないが、惑星には多くの機械が廃棄されていたため、生存者はそれら廃材によってロボットを改造し、移動や探索などに利用。帰還を試みる。

φ
 不時着した惑星に住まうエネルギー生命体。機械を身体とし、複数の固体として活動できるが、その意思は共通のものである。
廃材からロボットを作り上げたことから、ディンや護送艦生存者らと接触。お互いの利の為に協力する。
人間にとって明確な意識ではないため、人によっては感じ取れず、感じ方も違う。
 ロボットの補助動力となっており、これを利用するために外部からのエネルギー補充を可能とする、『尾』のようなものが各ロボットに取り付けられた。


 φとは異なる意思を持つエネルギー生命体。基本的な性質は同じだが、その意思はφと相反するものであり、両者は敵対関係となっている。
機械的に生命体を駆逐しており、そのために駆逐する生命体の意思を読み取り、利用する性質をもっている。
そのため、φが協力しているように、生存していた囚人の一部を抱え込んでいる。

ドライブ
 エネルギー生命体同士が高いレベルでの衝突を起こすことにより誘発される現象。
空間を一時的に変形・結合させ、ワームホールのようなものを作り出す。
 dはこれを積極的に行い、最終的に今回の駆逐対象である人間の存在する空間に行き着こうとしている。
帰還を果たすだけでなく故郷を守るためにも、dと戦わねばならないが、それが結果的に次の空間へ被害を運ぶ事、dの消滅が帰還のための空間移動法の消滅を意味する事など多くの問題を抱えている。

マンティコア/グリュプス/ヌエ/キリム
それぞれ、主人公ディン・護送艦の軍人ザーク・囚人グループのリーダーで同グループ唯一の協力者ゼルガ・ドライブ先で同じく漂流生活を送っていたユウの乗るロボット。
エネルギーシステムこそ特殊だが、その他の性能に変わったところはなく、出力をいかした戦闘と、各ドライブ先の技術を転用したハイブリット装備によってdに対抗する。


リア厨時代のネタだが改めてみると地味だなぁ…
498それも名無しだ:2009/02/28(土) 05:21:48 ID:jlnEXawr
熱血!山際専高
第一話「ロボットは青春さ」

願書…、あとはこれを出して合格通知を待つのみ。

これを入れたら後戻りは出来ない…(大袈裟?)

えーい!ポストにイン!

入れちゃった…、どうか合格しますように………

1ヶ月後


『野木 咲さん、あなたは本高に合格しました。おめでとうございます。つきましては―――』


やったー!あたし合格したんだ!!これで四月からあたしは高校生、なーんて今は浮かれていたけどこの後に待ち受ける災難に気付くはずもなく…


入学式

あれ、あれー…?本当にここであってるのかな?山際高校になってるし…

あたしが受けた高校は確か山“祭”高校だったはず…

あれー…、まっまあいいや高校には違いないんだから。

あはは…


「えー、これより校長先生の挨拶をお願いしたいと思います。では校長先生」

校長
「ごほん!まず皆さん入学おめでとうございます、これからうんたらかんたら―――」


ほーらやっぱり、普通の高校じゃん。よかった、あたしって心配症?


校長
「皆さんには心・技・体そして文武両道そしてロボット―――」


「ふえ?」


しまったー!つい声が出てしまった。

みんなこっち見てるし〜。

あたしは慌てて目線を逸らした、だってそうしなきゃ恥ずかしすぎる。


校長
「本高はロボット専門高校ですから―――」



「ふえ〜!」
499それも名無しだ:2009/02/28(土) 05:27:05 ID:jlnEXawr
おっ大声が…、てゆうかロボット専門高校ってなに?

この高校ってもしかして普通じゃない…?


ここであたしの事を少しだけ紹介します、あたしの名前は野木 咲。

至って普通な女の子、得意分野はバレー。

てなわけで中学生の頃はバレー部に所属してました。

中学生の頃は部活にかまけてて恋とかあんまり興味無かったけど、高校生になったら絶対彼氏見つけてやるぞー!って思ってたけど、思ってたのに…


「さん、野木さん!」


「は、はひ!」

「困りますね、入学早々問題を起こしてもらっては」


えーと、確かあの後生徒指導室に直行→十分の説教→んで今に至る、はず…

目の前にいる人はあたしの担任の先生になる人、メガネを掛けていかにもエリートーって感じ。

この手の先生は十中八九冗談が通じないのであたしは真面目に受け答えをした。


担任
「野木さん、これからはあんな真似されては困りますよ」


「は、はぃぃ…」

担任
「全く、彼といい。うちのクラスはこの先思いやられる…」


「彼?」

担任
「ああ、あなたはあの後の事を知らなかったのですね?あなたが退場した後、とある生徒が『あれこそ青春!』とか言いだして大変だったのです」


「はぁ〜…」


うわー、なんかその人ヤバそ。

その人だけには絶対関わらないでおこう…。

あっ!そだ、あの事先生に聞かなきゃ。
500それも名無しだ:2009/02/28(土) 05:28:08 ID:jlnEXawr

「あのぅ、先生」

担任
「なんですか?」


「ロボットの専門高校ってなんですか?」

担任
「もしかして、あなたはこの学校の事知らずに入学したのですか?」


「はい、ちょっとした手違いがあったらしく…」

担任
「そうですか、それは困りましたね。今現在、戦争においてロボットが主流なのはご存じですね?」


「はい、テレビで何度か見たことあります」

担任
「本校はその戦争に優秀な人材を派遣すべく、ロボットについて教育していく現場です」


「せっ戦争にかり出されるんですか?」

担任
「いえ、全部が全部そうなる訳ではありません。ある人は庸平になり政府に雇われたり、ある人は災害救助用のロボットに乗りレスキュー専門になったりと進路は様々ですが。あなたにはどれも向いていないようですね…」


ひっひぇ〜、なんかとんでもない学校に入学しちゃったよー。

誰か助けて〜。

その後あたしは一旦教室に行こうと先生が言って教室に案内してもらうことになった。

あたしこれからどうなっちゃうんだろ〜。

一年J組、ここがあたしのクラスか。
501それも名無しだ:2009/02/28(土) 05:31:19 ID:jlnEXawr
ガラガラ


「君!君がさっきの子か!?」

あ、ヤバい人だ。

「君のようなロボットを愛する、そして青春をエンジョイしてる人は初めてだ!あれぞまさしく青春!!いや〜あっぱれだ!」

うわ〜、どうしよ。

肩とか掴まれちゃってるよ〜。

地汐
「俺の名前は亜月 地汐、よろしくな!」

担任
「君、まださっきのこと反省していないのか!やめなさい、彼女が嫌がってるじゃないか!」

先生〜、救いの手を差し伸べ手くれるのですね〜。
さっきは悪口言っちゃってごめんね、前言撤回!

地汐
「察するところあなたは先生ですね!?これから三年間お世話になります!」

担任
「君は―――」

「なにを言っても無駄ですよ先生、バカにつけてやる薬はありません」

え〜?なんかしゃしゃりでてきた〜。

誰この人?

地汐
「誰だ貴様ーーー!名を名乗れ!!」

いちいちオーバーだなー…。

龍弥
「よくぞ聞いてくれた、俺の名前は天大 龍弥」

地汐
「人をバカ呼ばわりしやがって!」

龍弥
「やれやれ、本当にバカにつけてやる薬はないようだ」

地汐
「なんだと!天大 龍弥!俺と勝負しろ!!」

龍弥
「バカにつけてやる薬はないが一つだけ処方してやる荒療治がある。面白い、その勝負受けて立とう!」

ええ?ええぇぇぇ!?


続く
502それも名無しだ:2009/02/28(土) 05:35:13 ID:jlnEXawr
勢いで>>492のSSを書いてみました、なんか所々変な感じになってますが突っ込まないであげてください…
503それも名無しだ:2009/02/28(土) 09:19:00 ID:AWy9vJMb
うん、なかなか良いぞ。続けてくれ。
504それも名無しだ:2009/03/01(日) 01:09:56 ID:fkBXi7kl
>>503
感想ありがとうございます。二話目できたんですが戦闘シーンに自信が無くて…
505それも名無しだ:2009/03/01(日) 07:07:01 ID:fkBXi7kl
熱血!山際専高
第二話「魂の決闘!」


ドン!

地汐
「………」

龍弥
「………」

えーと、なんでこうなっちゃったんだっけ…。

今からさかのぼること30分前―――

地汐
「俺と勝負しろ!」

龍弥
「望むところだ!」


いきよいよく教室からでてっちゃった…。


担任
「きっ君達!」

「先生、いいではありませんか」

また誰か出てきたよぉ〜。

担任
「君は生徒会長の錦君、君がそう言うなら…」

え?なんで?なんでそうなっちゃうの?

あの堅物の先生が簡単にいなされちゃったよ、どうなってんの?


(フフ、随分面白いルーキーが現れましたね)
506それも名無しだ:2009/03/01(日) 07:10:06 ID:fkBXi7kl
地汐
「ここが格納庫か、こっ!こいつは!?」


そして舞台はグラウンドへ、あたし達は教室に近い窓から観戦することになった。

そして現在に至るわけです、やっぱりあたしとんでもない学校に入学しちゃったみたい…。


何が始まるんだろ〜、ワクワク。


おっ!なんか出てきた。

ロボット?勝負ってロボットで?

危ないよぉ〜。

これがここの流儀なのかな?

ロボット専門高なだけに?


地汐
「へぇ、あんたの機体はリアル系か」

龍弥
「そうゆうお前の機体はスーパー系か、面白い」


ヒュー…


沈黙…、いつ始まるんだろ。

あ、くっくしゃみが…。

は、、は、、、


「はくしゅん!」

ドゴン!!

え?始まっちゃった?あたしのくしゃみで?

なんか照れるな〜。

…すごい、ドカーってなってバーンってなってグシャー!

説明が難しいな…。


「見ちゃいられないな」

え?また誰か出てきた。
「ここからは私が解説しよう!」
507それも名無しだ:2009/03/01(日) 07:12:41 ID:fkBXi7kl

「あなたは誰ですか?」


「私は二年X組、リアル科オペレーターコースの杉村 語(スギムラ カタル)です」


また訳の分からない単語が出てきた、リアル科?オペレーター?

ついていけないよ〜。



「ムムム、あれは!」


「ひい!」

いきなり大声出さないでよー。


「亜月の駆る機体、あれはまさしくホノオ改。
スーパー科に配備されている特機、パワーもさることながら爆発的な推進力で突進する事ができる。
その反面扱いずらいオーバースペックなことからパイロットがなかなか現れず、格納庫の隅にくすぶっていた機体。
それをいとも簡単に操るとは、彼は一体…」


へ〜、なんだかわからないけど地汐君ってすごいんだ…。



「対する天大の駆る機体はロムスmk3、リアル科に配備されている量産型。
汎用性が高く、操縦のしやすさから人気のある機体。
しかし扱う者の技術があればいくらでも化ける、私も実習の時なんどか操縦したことがありました」

いわゆる無難なやつってわけね。


「なるほど、まずは天大のロムスmk3による牽制のようですね。
武器はスパークライフル、電磁弾(模擬弾)に当たれば特機とてただではすまない!
スーパー系とリアル系ではやはり動きの素早いリアル系に分があるか?」
508それも名無しだ:2009/03/01(日) 07:13:44 ID:fkBXi7kl
天大
「思った通り、この機体俺むきだ!」

地汐
「くっ!近づけない!」

天大
「鈍重、緩慢!その機体ではこのロムスmk3を捉えられまい。
ターゲットインサイド!このまま釘付けにしてやる!電撃シュート!!」



「どうやら天大は彼の機体に反撃の隙を与えないようだ、さあどうでる亜月 地汐!」


地汐
「ホノオ改、俺のこの鼓動が聞こえるか!?
お前の力を最大限引き出してやる!だからお前も俺に力を貸せーーー!!」

『ユースフルステム、キドウ』

ギュイーーーン!!



「おお!あれぞ火炎拳(バーニングパンチ)!あの技が日の目を見るとは私、感激の極みです!」


おおぉ、なんか燃えてる。

龍弥
「甘いぜ!」


「ああぁぁっと!天大空中に緊急回避だ!ロムスmk3のマニューバが光る!
そう、ロムスmk3は空中戦を得意とする機体。
しかし亜月のホノオ改は空中に対応していない!どうする亜月!」


地汐
「卑怯だぞ!降りてこい!!」

龍弥
「これも戦術の内、お前に卑怯呼ばわりされる筋合いはない。
行くぞ!」



「ロムスmk3は電磁剣スパークセイバーで猛攻!攻めては避け、攻めては避けのヒットアンドアウェイはまさしく獲物を狩る鷲。
亜月はなすすべナシ!」
509それも名無しだ:2009/03/01(日) 07:16:53 ID:fkBXi7kl
地汐
(くっ、どうすれば…。なにか武器は無いのか?むっ、これは?)

龍弥
「どうした亜月 地汐、お前の力はそんなものか!?」

地汐
「その翼をへし折ってやる!行くぜ!ワイヤーアンカー」

龍弥
「しまった!」


「おおぉぉっと!あれはワイヤーアンカー!腕に収納されているワイヤーを上空に放ちロムスmk3を絡みとる!」

なんか、すごい…。

これがロボットなの?なんかカッコイイ、かも…。

地汐
「これで決める、紅蓮剣(ホノオキャリバー)!」



「おおおぉぉ!!?あれは紅蓮剣!ホノオ改の超必殺技にして最強の武器!その刃渡りは6mで幅広の実体剣。
決まるのかこれで決まるのか!?」

地汐
「でえぇぇやぁああ!!」

キャーーー!!

あたしは思わず目を瞑ってしまった…。



「スラスターに直撃!決まったぁあああ!
絡みついたワイヤーを無理矢理手繰り寄せ、今必殺の一撃が決まったーー!」


プシュー…


龍弥
「フッ、負けたぜ。
完敗だ…」

地汐
「お前もなかなかだったぜ」

ザワザワ!

パチパチパチパチ!


おぉ、気付けばギャラリーが一杯。
510それも名無しだ:2009/03/01(日) 07:18:53 ID:fkBXi7kl

「素晴らしい、実に素晴らしい戦いでした…。
二人は機体から降りてがっちり握手。
感動の瞬間、これぞ青春!
先生このオペレーターいかがでしたか?」

担任
「赤点ですね」


「え?」

担任
「杉村君それは実況ですよ、オペレーターとは感情を表に出してはいけません」


「そんな…」


「クスッ」

担任
「そういば、どうしますか?野木さん」


「え?」

担任
「校長先生に事情を話せば今ならまだ間に合いますよ、転入手続き」


「あたし、まだこの学校にいたいです。
混乱しっぱなしですけど、ちょっとだけ…ほんのちょっとだけ興味がわいちゃったみたいなんです」

担任
「そうですか、それはよかった」


地汐
「君!どうだった!?俺の戦いは?」


「ふっ、ふえ?」

地汐
「君に負けないくらい燃えていただろう?熱い戦いだったろ!?」


「え、えーと…」

担任
「亜月君」

地汐
「先生」

担任
「取り敢えず生徒指導室に行きましょうか」

続く
511それも名無しだ:2009/03/01(日) 08:36:30 ID:zhVbVNcl
それオペレーターじゃなくて実況だろ!
という読者のツッコミをちゃんとオチに持ってきてる所が上手いと思った。

だが、誤字がひどいな
512それも名無しだ:2009/03/01(日) 18:25:56 ID:Wb1PBdDF
もし、ある日を境に世界が変わったとしたらあなたはどうしますか?

ラムダ・ピース
善良で気さくな彼は、人並みではあるが幸せな日々を送っていました
しかし、同盟国であるハズの月の国によって日の国を故郷ごと滅ぼされてしまいます
国を追われた彼は、逃げ込むような形で様々な村や街を転々とするも、再び悲劇を目の当たりにすることとなり、平和な場所をさがす旅はいつしか事件の真相をさがす旅と変わっていきます
513日輪の花:2009/03/01(日) 19:09:41 ID:Wb1PBdDF
人物

ラムダ・ピース
日の国にある街の少年
善良な性格の持ち主で、争いには消極的
家族や友人に囲まれた幸せな人生を送ってるさなか、月の国の襲撃に巻き込まれ放浪することになり、その途中、護身用として職人からアーメイルをもらいます
度々起こるトラブルに疑問を覚え、その真相を追います

・アーガスタ
護身用として職人からもらったラムダのアーメイル。白の装甲に赤いラインのカラーリング
他のアーメイル以上の力を持ち、とても勇ましくも美しい風貌をしています

・ザキ
身勝手で、偽善的。悪魔のような人間で
厄介事の裏には必ずこの男の姿があります。
514日輪の花:2009/03/01(日) 19:17:16 ID:Wb1PBdDF
・国
様々な国が存在するが、月火水木金土日の7つの国が主な場所
日の国の同盟国である月の国は特に力を持つ

・エルナス騎士団
巨大な月の国きっての騎士団。
アーメイルもさることながら、騎士の腕も一流

・アーメイル
人が乗る巨大な機械仕掛けの鎧の総称。
強さの他に美しさや、手掛けた職人もステータスとなる

・鎧虫
巨大な虫
獣に食われることもほとんどなくなったからか凶暴なものが多い。
軽さの割には固いところは鋼よりも固いため、鎧虫の甲殻はアーメイルの装甲に重宝される
515それも名無しだ:2009/03/01(日) 19:20:14 ID:Wb1PBdDF
先人のぼくロボがどれも力作ぞろいで、リビドーがくわわるくわわる

誤字は機にしないでね
516それも名無しだ:2009/03/06(金) 21:19:26 ID:aXxNs1hH
ゲンカイザー主役の明るめで最後大団円のぼくロボと、バンパイオー主役のドロドロの群情劇のぼくロボのツーバージョン同時発表 という妄想をしてみる
517それも名無しだ:2009/03/06(金) 21:28:25 ID:vc4s0drq
>>516
参戦作品うp
518それも名無しだ:2009/03/06(金) 22:25:53 ID:d2a5saTA
>>516
おお!おお!!スパロボOGSで言えばゲンカイザーはリュウセイ編。ヴァンパイオーキョウスケ編ですな!
519それも名無しだ:2009/03/06(金) 23:19:54 ID:aXxNs1hH
おぉ、レスがつくとは思ってもみなかった。感謝です

参戦作品までは考えてはいないけど
現在のスレで言うと
鬱苦死機とか哀愁の守護者みたいなノリの話がバンパイオーの方に、
ゲンカイザー側はマサトや無敵狼刃Gサンダーがはいりそうだなぁ などと

考えた自分が言うのもなんだけど
ゲンカイザー側ははじめから地球を守るつもりで戦いそうだけど、バンパイオー側は敵を倒しても、平和が訪れるか心配だなぁ
520それも名無しだ:2009/03/08(日) 22:12:03 ID:5GT/iHqK
>>492追加設定


【登場人物】
倉井 千丹(クライ チタン)
一年J組の担任、堅物、36歳。スーパー科実技コースの担当者でもある。生徒のことを第一に考え、時に生徒の為なら身を張るとゆう柄にもない熱い心を内に秘めている。生徒の人望が厚い。過去に百機夜行と呼ばれていた時期があった…。


世田川 修太(セタガワ シュウタ)
一年Z組、スーパー科メカニックコース、15歳。人懐っこく、地汐の事をアニキと慕う。見た目は中学生な童顔。


杉村 語(スギムラ カタル)
二年X組、リアル科オペレーターコース、16歳。おしゃべり紳士。


【登場メカ】
エンジュ
巨大な翼が特徴のフェニックスを模した機体、過去にスーパー科に配備されていたが。
謎の暴走により封印・凍結を余儀なくされていた。パイロットは咲。


エンジョウオウ
ホノオ改とエンジュが合体した姿、常にユースフルシステム全開で戦える事ができる。
またホノオ改には不可能だった空中戦を展開することが可能となる。
最終奥義、爆砕・炎上剣(ファイナル・エンジョウキャリバー)は絶大な威力を誇る。


ドラグナムロス
強化アーマー・ドラグナムを喚装したロムスmk3。
主に機動力と火力が向上、弱点であった防御面においては歪曲バリアを搭載。
ドラグナムキャノンは射程、威力共に超強力。


ダイギンジョウ
古風な侍を模した機体、一年J組担任の千丹専用機。巨大な刀・夜桜を引っさげている。百機夜行の名に相応しい機体となっている。
521それも名無しだ:2009/03/08(日) 22:13:39 ID:5GT/iHqK
後継機はそこまでいければいいなぁという願望です
522それも名無しだ:2009/03/10(火) 21:10:19 ID:mY6tT0iO
「きまぐれアイアンネック」

〈story〉
今は何時(いつ)だって?―僕が生まれた日だよ。
ここは何処(どこ)だって?―自分がいる所です。
君は誰(だれ)だって?―私は私よ。

オクト博士が暮らしている街に交番は一軒も無い。

あまりにもならず者がたくさんいるので、警察はお手上げとばかりに完全に手を引いてしまったのだ。

オクト博士はそのことに責任を感じていた。

こんなことになってしまったのは、自分のようなマッドサイエンティストがこの街にたくさん住み着いて
しまったからに違いない。

ならば、交番が無くてもみんなが安心して暮らせるように自警団を作ろう。

そんなわけで誕生したのが、これから紹介する三人のアンドロイド戦士。

性格にはちょっと問題があるが、いやはやなんの強いんです。
523522:2009/03/10(火) 21:26:22 ID:mY6tT0iO
〈character〉
・アイアンネックNo.9
通称「ないん」。奉仕の精神にあふれ、たいへん従順だが、性格が優しすぎて従う相手を選べないという
欠点がある。

・アイアンネックNo.7
通称「せぶん」。非常に穏やかな性格だが、ただ単にマイペースなだけであり、怠け者で自発的に行動
するということが殆ど無い。

・アイアンネックNo.6
通称「しっくす」。活発な性格をしているが、直情径行で非常に自己中心的である。

・奥都一郎
通称「オクト博士」。上記の三人の生みの親であり、ミドルエイジであるにも関わらず若々しい外見を
しており、エネルギッシュな科学者。
当然、普段は三人のツッコミ役に徹している。

・サスフォー
本名はまだ未設定。オクト博士の妻であり、彼のサポートを行っている。
524それも名無しだ:2009/03/10(火) 21:34:46 ID:A0Phd7g+
久々に来てみればいっぱい来てるなぁ。
個別レスはうざくなるから自重するけど、どれもみんな楽しんで読ませてもらってるよ。みんなGJ!

>>480
容量的にはまだ余裕あるし、スレに直接貼り付けちゃっていいんじゃないかなぁ。勿体無いよ。


あと、スキャナ買っちゃったし、スキャンテスト兼ねて1・2年ぐらい前に考えていたぼくロボでも。
画質の荒さと字が汚いのと変に細かい指定はご愛嬌
ttp://cgi25.plala.or.jp/q9wfz3/up/img-box/img20090310213412.gif
525522:2009/03/10(火) 21:39:51 ID:mY6tT0iO
〈ironian〉
「アイアニアン」とは、オクト博士によって造られたアンドロイドの総称である。
中性的な外見(どちらかというと女性)をしており、これといった名前も付けられていないので、三人は
その場その場で好き勝手な名前や性別を自称して暮らしている。

〈iron-neck〉
アイアンネックとは、アイアニアンたちが人々を守るために合体する巨大ロボットである。
まず戦闘形態に変身→丸まってネック形態に変身→それを頭部としてドッキングする、というプロセスを
へて完成する。
ないん、せぶん、しっくすの誰がドッキングするかで使える機能も変わるのだが、これは博士曰わく
「ひとりで全部使えるようにしてしまうと、もし暴れたときに誰も止められなくなってしまうから」。
526それも名無しだ:2009/03/10(火) 22:04:12 ID:mwYrigvb
>>524
素晴らしい。1,2年前というだけあって当時のスレの雰囲気。
自分が480ですが、次の話の目処が立った頃に宣伝代わりに貼らせて頂こうかと思ってます。

>>522
No.8はどこに?オクト博士が名前的に実は?
527522:2009/03/10(火) 22:23:05 ID:mY6tT0iO
>>526
シックス、セブン、ナインは音楽用語で和音に色付けをする音なのですが、オクト(8)の
音は1と同義なのでアイアニアンの名前にはふさわしくないと思って欠番にしました
528それも名無しだ:2009/03/10(火) 22:27:12 ID:/yB5exkF
>>527
ふっ、深い…

こうゆうしっかりした設定思い付く才能が俺にも欲しい…
529それも名無しだ:2009/03/11(水) 01:19:05 ID:P5Sj1wp1
age
530スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand 第21話:2009/03/12(木) 22:23:20 ID:NK2PCuel
 日曜の昼下がり。居間のテレビを窓越しに見ながら庭でトレーニングをしているテッケン。

尽『ですからあのテロボットは隣国のものではなく、異星人が送り込んだ偽物です』

記者『そう考える根拠はあるんですか?』

尽『実際戦った私にはわかります。感じがまったく違いました』

記者『いや、そういうのは根拠とは……』

尽『疑っては異星人の思うつぼなんです!今は地球人同士で諍いあっている場合ではないのですから」

テッケン「ヘン、戦えばわかる、か。いっぱしの戦士みたいなこと言ってくれるぜ、あの総理さんも」

そこへ垣根の向こうから男が顔を出した。隣人で乙女の父、披露院だ。

披露院「拳児くん、乙女はお宅に行っていないかね?」

テッケン「ん?来てない……っていうか退院してから会ってないな。どうかしたのか、おじさん?」

披露院「ミサに行ったきり戻ってこなくてね。若い神父様に代わってから帰りが遅いんだが、今日は特に」

テッケン「へえ、神父さん代わったのか。でも気にしすぎるなよ、乙女だって黙って出歩きたいときくらい
     あるだろ。構い過ぎると親離れが進むぞ?」

家族ぐるみの付き合いの中で育ったため、このように軽口も叩き合う仲である。

披露院「うん……まあ、もしお宅に行ったら教えてくれよ」

テッケン「ああ、わかった」

披露院の頭ががひっこんだ。

テッケン「全く過保護なおっさんだぜ……」

しかし、そんなテッケンの頭にも披露院の言葉がぐるぐると回っていた。
(神父様が代わってから帰りが遅い……)
家に来なくなった乙女、若い神父。

テッケン「……そういえば長いこと行ってないなぁ、教会」

なぜか周囲を気にしながら独り言を呟く。
「お、俺も……新しい神父さんに挨拶に行ってみよう……」
531それも名無しだ:2009/03/12(木) 22:24:37 ID:NK2PCuel
第21話「白い教会を暴け!」

テッケン「うっ……ヤブル、それに涼茂。何か用か?」

それはまさにテッケンが教会に向かわんと玄関を出たときであった。

ヤブル「いや、うちの軍人がどうしてるか気になってな。お前こそどうした?変装なんかして」

秀一(変装……なのか?いつもの道着と下駄にサングラスと帽子がついただけだが)

テッケン「こ、これは……かくかくしかじか……」

自分の不器用さを自覚しているテッケンは観念し、素直に吐いた。

ヤブル「そうか……そりゃ心配だな。よし、俺も行くぜテッケン!」

テッケン「何でお前が心配する?」

ヤブル「だってその神父に乙女さんが捕まったりしてるかもしれないんだろ?心配に決まってるじゃねえか!」

テッケン「!?」

秀一「むう、それは一大事だ。テッケン、私も付き合うぞ」

妙な話になってきた。だが、ここは合わせておいた方が得策か。

テッケン「……こいつは危険なヤマだ。気を引き締めていくぞ」
532それも名無しだ:2009/03/12(木) 22:25:29 ID:NK2PCuel
3人は件の教会の裏手にやってきていた。建物と塀の間の狭い空間である。

ヤブル「ここがその教会か。にしてもテッケン、よくこんな裏道なんか知ってるな?」
今くぐってきた塀の穴を指してヤブルが言った。

テッケン「昔は俺もよく来た。乙女に引っ張られてな」

秀一「それは、何とも意外な感じだな」

ヤブル「とにかく、その神父はここでその何とかいう怪しい儀式を……」

テッケン「おい、ミサは怪しくないぞ。世界中の教会でやってる」

ヤブル「何?どこでもやってるのか?洗脳の儀式を?」

秀一「そうか、そこから誤解してたのか。道理で突飛な発想をすると思った」

ヤブル「お前わかっててついて来たのかよ!……って、それじゃテッケン何を心配してたんだ?」

ヤブルの勘違いでうやむやになっていたその辺の事情が蒸し返され、テッケンは焦った!
「それはその……!そこに誰かいるのか?」

気配を感じ、テッケンが塀ぎわに立っている木に向かって声をかけた。

秀一「ずいぶん古い手でごまかすな」

テッケン「ごまかしじゃねえ、出てきやがれ!」

「大きな声を出すな。お互い、周りに知られるのはうまくあるまい」
木の陰から、本当に1人の男が姿を現した。

「よく気付いた。さすがは世界最強の男、といったところか」

テッケン「お前は誰だ!」

秀一「待て。貴方はまさか、甲賀公康国家公安委員会委員長?」

ヤブル「そ、それは人間なのか!?」
驚くべき長さの漢字の羅列にヤブルはおののいた!

公康「……政治家としては顔を知られて喜ぶべきだろうが、今は嬉しくないな」

秀一「なぜこんな所に一人で?」

公康「私用だ、答える義務はない。……何をしに来たのかは知らんが、ここには近寄らない方がいい。
   では、俺には俺の用があるので」

公康は草むらに入ると、そのまま溶けるように姿を消した。

ヤブル「……政治家、だったのか?」

秀一「お前も、総理と知り合いなら閣僚の顔くらい覚えた方がいいぞ」

テッケン「バカな……あんなに隙のない男が政治家だと?武道家としても相当な腕のはずだ」

秀一「なんでも、忍術を修めているのだとか……」

ヤブル・テッケン「忍者大臣!?」
533それも名無しだ:2009/03/12(木) 22:29:42 ID:NK2PCuel
ヤブル「こんちはー……」

ヤブルの勘違いが解けた結果、別にこそこそする理由は無いではないかと判断した3人は、普通に正面から教会に入ることにした。

ヤブル「何だ、誰もいないじゃねえか」

秀一「それはそうだろう。披露院嬢がミサに出かけたのは朝。この時間では終わっていて当然だ」

ヤブル「それじゃ、乙女さんはどこに行ったんだよ?」

テッケン「とにかく神父を探すぞ。締め上げれば何か吐くはずだ」

秀一「ずいぶん気合が入ってるな、テッケン」

テッケン「……悪いか」

ヤブル「なぁ、この教会って2階とか、無いよな」

テッケン「ああ、だから隠れる所なんてほとんど無いぜ」

秀一「ん……この床、妙な切れ目がある……これは、地下への入り口じゃないか?」

テッケン「何?本当だ、こんなのがあったなんて……いや、無かった。前はこんなのは無かったはずだ」

秀一「そうだろう。新しいもののようだ」
地下への入り口を開け、ふたの裏側やそこに見える階段を観察しながら秀一が言う。

ヤブル「……行くか?」

秀一「ああ……お前たち、ここからは声は小さくしてくれよ?」


人一人通るのがやっと程度の狭い階段が続いていた。一目で新しいものと知れたが、階段は石造り、照明は壁に据えられた蝋燭と、異様に古めかしい造りが不気味だ。

「何か、本当にやばい感じがしてきたな」
さすがのテッケンもいつものデカい声で話すのは自粛している。

秀一「うむ、正直おもしろ半分で付いて来たがこれは……む、扉だ」

先頭を歩いていた秀一が通路の突き当たりにある引き戸に気付いた。細く開け、3人で中を覗く。そして彼らが見たものとは!?
534それも名無しだ:2009/03/12(木) 22:31:34 ID:NK2PCuel
そこには、小さな礼拝堂があった。装飾は少なく、地下なので当然窓もない。照明は電球の弱い光のみで、一言でいって、あからさまに怪しい場所だった。
並んだ長椅子には二十数人の人々が腰掛け、講壇にいる若い男の話に耳を傾けているようだが、その男の声は聞こえない。

「あれが新しい神父か……」
テッケンは思わずその人物を評価した。顔は、まあ、いいが、確信に満ちた表情で何かを語り続ける姿がどうにも胡散臭い。
何より熱弁を振るっている様子なのに、この静寂の中こちらまで聞こえてこないというのは覇気が無さ過ぎる。

「なんか、やな感じの奴だな」
ヤブルも同じことを思ったようだ。

秀一「――妙だな。声がまったく聞こえない。そう離れてるわけでもないし、彼らには聞こえているようなのに」

言われてみれば、ここまで何も聞こえないのは「覇気が無い」という問題ではないような気もする。
その時。
――我らは選ばれし民。クロイツの声を聞く者。
――クロイツの教えこそ宇宙の真理なり。
――信ぜよ、クロイツを。信ぜぬは邪悪なり。
――我らは選ばれし民。邪悪を討ち滅ぼす者……

長椅子に座っていた参列者たちが立ち上がり、一斉に唱え始めたのだ。

ヤブル「テ、テッケン!これがミサなのか?」

テッケン「バカ言うな、こんなミサがあるか!だいたいクロイツなんて知らんぞ!」

ヤブルもテッケンも動転しながら囁き合う。

ヤブル「くろいつ。そういや何か、俳句の親戚にそんなのがあったような……」

秀一が頭を抱える。
「都々逸のことか?Kreuz、ドイツ語で十字架のことだ。もっとも、ここではそういう意味では無さそうだが」

そんなやり取りをよそに中を覗き続けていたテッケンが、突然大声を上げた。目的の人物を見つけたのだ!
「あああぁぁぁぁっ!乙女ぇぇぇぇぇぇぇッッ!!」

ヤブル「何!?乙女さんがいたのか!?」

秀一「くっ、気持ちはわかるが、もう少し静かに驚いて欲しかった」

礼拝堂の人々は一斉に振り向き、敵意のこもったまなざしでこちらを見つめる。
神父がこちらを指し、何事か叫んだ――ようだが、相変わらず何も聞こえない。
だが参列者たちは彼に従うかのように立ち上がり、扉に向かってきた!

テッケン「くそっ、こうなったらやるしかないぜ!」

テッケンは扉を開け放ち、礼拝堂の中に飛び込んでいった!中の人々が一斉にテッケンに飛びかかり、テッケンの姿はたちまち人に埋もれてしまう。

秀一「馬鹿な、わざわざ囲まれに行くなんて……!」
535それも名無しだ:2009/03/12(木) 22:32:31 ID:NK2PCuel
しかし、秀一の懸念は所詮常人の発想だったと言わざるを得ない。テッケンを襲った参列者たちは一人、また一人と吹き飛び、壁に叩きつけられていったのだ。

テッケン「邪魔すんじゃねぇぇぇぇ!!」

ヤブル「秀一、今のうちに乙女さんを」

思わず見入っていた秀一に、ヤブルが声をかけた。
テッケンを中心とする人だかりの中で、乙女は一番外側にいた。

秀一「あ、ああ」

ヤブルは乙女に忍び寄り、後ろから彼女の腕を掴んだ。
「乙女さん、帰ろう。みんな心配してるぜ?」

しかし。
ドギャッ。

ヤブル「ぐわっ!」

乙女はヤブルの言葉に耳を貸すことも無く、ヤブルの顔面に正拳突きを叩き込んだのだ!

ヤブル「お、乙女さん!?」

秀一「さすがはテッケンの幼馴染みだ、一筋縄ではいかないな。それに既に奴らの虜になっているようだ」

ヤブル「くそっ、あの神父……あっ、神父はどこだ!?」

???「神父なら講壇の抜け穴から出て行った。見ていなかったのか?」

ヤブル「なに?」

上から声がしたかと思うと、天井からすーっと人影が降りてきて乙女の背後に立ち、トン、と首筋を叩いた。
乙女は突然意識を失って倒れかかり、ヤブルが慌てて抱きとめる。

ヤブル「あんたは!」

バイブル仮面「俺の名はバイブル仮面!」

秀一「バイブル仮面!?いやその声は甲賀……」

バイブル仮面「いいからここは俺に任せて早く出ろ。特に鉄野拳児!」

テッケン「何だ!」
まだ5人ほど相手を残した状態で名前を呼ばれ、テッケンは不機嫌そうに怒鳴った。

バイブル仮面「テッケンオーが必要になる。急げ!」

テッケン「何だと……くそっ、何かわからんが、任せた!」

ヤブル「乙女さんは俺たちが引き受ける!お前は先に行け!」

テッケン「頼んだぜ!」
そこからは振り向くことも無く、テッケンは入ってきた扉を出、階段を駆け登っていった……。
536それも名無しだ:2009/03/12(木) 22:41:18 ID:NK2PCuel
教会を出、テッケンオーのある自宅まで走る。
突然、ものすごい音がして振り返ると、教会の裏手を突き破って巨大ロボットが出現していた。地下から出てきたのだ。

「野郎、教会を壊しやがった……」
テッケンの心に、言いようも無く激しい火が点いた。


――それは、乙女が出てくる最初の記憶だった。
きっかけはわからない。披露院に連れられ、乙女に手を引っ張られて、テッケンは3人でミサに行った。
朗読される聖書の言葉は何ひとつ意味がわからず、ただただ退屈だったミサが終わると、新顔の少年に神父が話しかけてきたのだった。

「退屈させてしまったね。申し訳ない」

「ほんとにつまらなかったよ。おれ、かみさまなんてしんじてないからね!」

神父は頷いた。
「何を信じるかは君の自由だ。でも、意味がわからなきゃ信じられるかなんて決められないだろう?」

「わからなくてもわかるよ。あんなにつまらないんだから」

「また来ておくれ。そんな言われ方をしたままでは、私はとても悔しい」
少年の肩に手を置き、神父は微笑みながら本音を語った。何だかわからないが負けた気分で、テッケンは目を逸らした――。


キリストに帰依しているわけではない。
あの後知ったイエスの言葉の中には確かに胸を打つものもあったが、それも関係ない。
ただ、あの教会は、俺にとって大事な場所だった。

テッケン「……あなたたちの中で罪の無い者が、まずこの者に石を投げよ」

気付けば聖書の一説を口にしていた。乙女が伝染ったか?

テッケン「勝手な理屈で人を裁く奴らに、教会なんて勿体無いぜ。いくぞっ、テッケンオォォォォッ!!」
537それも名無しだ:2009/03/12(木) 22:42:19 ID:NK2PCuel
(……クレリッカ)

抜人「何?」
その瞬間、自衛隊の病院に事実上軟禁されている抜人にも、異変が生じた。

(クレリッカ……ワガ敵、ワガ敵、ワガ敵……!)

抜人の脳に直接響いてくるバンパイオーの怨嗟の声。それも、これまでとは桁違いの憎しみ。
抜人はたまらず叫んだ。

「な……うわがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

(ワガ敵、ワガ敵、ワガ敵、ワガ敵、ワガ敵、ワガ敵……)

「やめろ、やめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

突然の叫び声に、病室の外にいた見張りの兵士が何事かと入ってくる。
「おい、いったいどうした……こ、これは!?おい、鎮静剤を早く!」

仲間の兵士が持ってきた鎮静剤を注射され、抜人は眠った。騒ぎを聞きつけて山村がやってくる。

山村「何だ、またこの坊主か。今度はどうした」

兵士「は、隊長。実は突然叫び声が聞こえまして、入ってみたら狂ったように暴れておりましたので、鎮静剤を」

山村「そうか。……また重なったな」

兵士「は?」

山村「今入ってきた情報だ。謎のロボットが出現してテッケンオーと交戦している」

兵士「ああ、そういえば前回も異星人のロボットが出てきた時に……」

山村「自分が行かなければならんとか叫んでいたな」

兵士「しかし、お言葉ですが、偶然では?今ロボットが出たなどという情報は自分も知りませんでした。
   彼の耳に入ったとは思えません」

山村「ン……そうかもな」

ではこの少年が何者も介さず、ロボットの出現を瞬間的に知る能力を持っていたら?
その仮説は何らかの力を持っているらしいという彼の言葉とも矛盾しない。
何といってもこいつはあの赤井男が怪しんだ少年なのだ。山村は偶然で片付ける気にはなれなかった。


直線や平面を多用したスマートなプロポーション、白く清らかなボディ。神父を思わせるそのロボット「クレリッカ」は、一見すると正義の味方風であった。
クレリッカがテッケンオーに向けビームを放つ。避ければ近隣の民家が傷つく。テッケンオーは自らを盾にした。
実はそれは機械の計器を狂わせる光線だったが、もともとテッケンは計器など気にしたことが無かった!

テッケン「ダメージは大したことねえけど、こんな場所じゃ闘えないぜ!」

テッケンオーは町の北側にある山地に向けて、じりじりと後退を始めた。
神父ロボは散発的にビームを撃ちながら、その後をついて来る。

テッケン「よぅし……そのままついて来い」
538それも名無しだ:2009/03/12(木) 22:44:14 ID:NK2PCuel
テッケンオーは無事に山地までクレリッカを誘導することに成功した。

テッケン「引っかかりやがったな!もう遠慮はいらねえ、俺がぶっ潰してやる!」

しかし、次の瞬間。
ババババババババババババッ!
テッケンオーを中心に円を描くように12機の銀色の中型ロボット「ズィルバークーゲル」が土の中から現れ、テッケンオーに向かって一斉にビーム攻撃を始めたのだった!

テッケン「何っ?引っかかったのは、俺かよ!……くそっ、コンニャロ!」

テッケンオーが近づこうとしてもズィルバークーゲルは全機が同じ方向に移動し、決してテッケンオーを囲む円形を崩さなかった。

テッケン「てめえら、効きもしねえ攻撃をちょろちょろと、鬱陶しいんだよ!……!?」

テッケンは気付いたが、遅かった。ズィルバークーゲルに気を取られているうちに、クレリッカがライフルのような大型の銃を取り出し、テッケンオーを狙っていたのだ。

テッケン「しまっ……」

ドンッ。
弾丸が放たれた。

テッケン「うっ、ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

四肢を引きちぎられるような激痛がテッケンを襲う!

鍛造『これは、神経ガス榴弾か!?拳児っ、拳児ぃぃぃっ!!』

祖父、鉄野博士の分析が通信されてきたが、激痛にもがくテッケンの耳には入らなかった。
神経ガス榴弾。対象内部に神経ガスを撃ち込む榴弾だ。当然、機械であるロボットにはただの榴弾も同然だが、テッケンオーは特殊だった。
人体に極めて近い構造を持ち、なおかつパイロットと感覚をリンクさせているテッケンオーにとって、対生物兵器は最大の弱点ともいえるものだったのだ。

ズズゥ――――ン。
テッケンオーが、山の斜面に倒れる。


 乙女をおぶって地上に戻ってきたヤブルたちにも、テッケンオーのその姿は見えていた。

ヤブル「テッケェェェェェェン!……秀一、もう我慢できねえぜ!ゲンカイザーを出す!」

秀一「わかってる。私とて、世論より仲間の方が大切だ!」

「ん……」

ヤブル「ん、乙女さん、気が付いたのか?っと、おわっ」

乙女はヤブルの背から飛び降りると、テッケンオーの方を見つめた。

秀一「披露院嬢は見ない方がいい。今から我々も行くから心配はいらない」

しかし、その視線を遮ろうとする秀一を制して、乙女は呆然とテッケンオーを見つめ続けた。

乙女「……拳児くん」
539それも名無しだ:2009/03/12(木) 22:45:01 ID:NK2PCuel
『シンケイカイロハスグニバイパスサレルシバラクシンボウシテクレケンジ……』

鍛造の声が耳に入っていたが、まったく意味を捉えることが出来なかった。体が動かない。
焦点の合わない視界の中で、クレリッカがこちらに歩み寄ってきていた。そして剣のような武器を振り上げる。

ここまでか……。朦朧とした意識の中でそんな風に感じた刹那。

「拳児くぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!」

テッケン「……乙女!」

はるか遠くのその叫びがなぜ聞こえたのかはわからない。ズタズタにされた感覚の中、偶然それを拾う感覚だけが鋭敏になっていたのか。
次の瞬間、テッケンは全てを取り戻した。振り下ろされたクレリッカの腕を掴み、押し戻しながら立ち上がる!

テッケン「聖職者のくせにえげつねえ真似してくれるじゃねえか!」

掴んだ腕を放し、顔面を殴る。クレリッカはよろけるが、自由になった剣を持つ腕を再び振り下ろそうとする。

テッケン「馬鹿の一つ覚えみたいにッ!」

テッケンオーは懐に飛び込んでクレリッカの首を抱え込むと地を蹴り、その首を軸に回転してクレリッカの上に逆立ちした。


秀一「信じられん……あれがロボットの動きか!?」


テッケン「おぉぉぉりゃ!」

バリバリィッ!
逆立ちしたテッケンオーがクレリッカの首を抱えたまま背中側に降りると、クレリッカの首は捻じ切れた!
頭部を失ったクレリッカはふらつきながらも、剣を振り回し続ける。

テッケン「てめえは、許さねぇ!!」

テッケンオーは剣を受け止めると懐に潜りこみ、神父ロボを一本背負いで投げ飛ばした!
クレリッカが飛んでいく!

テッケン「まだまだァァァァァッ!!」

テッケンオーは大地を蹴って駆け出し、飛んでいくクレリッカを追いかけ、追い越す。
そして飛んでくるクレリッカを待ち受け――

テッケン「テェァリャアアアアア!!」

ドゴォン!!

首が外れて出来た穴にテッケンオーの鉄拳が入り、クレリッカは串刺しのようになった後、爆発した。
540それも名無しだ:2009/03/13(金) 07:59:44 ID:Ad0lL8fY
テッケン「……乙女」

乙女「何?」

言わなければならない言葉がある。撃ち倒され、どうすることも出来なかった自分を救ったのは。

テッケン「……無事で、良かった」

違う。それも本音だが、今言わなければならないのは――。

乙女「え?心配してくれたんだ?」

テッケン「ち、違うぞ!俺はただ、おじさんが心配してたから、その……」

乙女「ふふっ、ありがとう、助けてくれて」

自分に言えない言葉を、乙女は平然と言ってのけるのだった。
テッケンが自分の未熟さを痛感していると、乙女は言葉を繋いだ。

乙女「ねえ、来週のミサは、一緒に行かない?」

テッケン「……ああ、たまには、いいかもな」


公康「尽、証拠を掴んだぞ。ヴァイスキルヒェの背後にいたのは異星人だ。これでゲンカイザー達の出動自粛を
   撤回できる」

尽「うん、聞いてるよ。テッケンオーが大型のメカを倒したら残りの中型は機能停止し、中からは事情を何も
  憶えていない地球人達が出てきた」

公康「そうか。突破くん達から聞いたのか?」

尽「ああ。ところで公康、バイブル仮面って知ってるか?」

公康「何のことだかさっぱりわからん」(つづく)


次回予告
公康「良い子のみんな、今回は俺……ゲフンゲフン、バイブル仮面が大活躍だったね!
   さて次回は、いよいよあの赤いロボット、オリンポスの正体がわかるぞ!
   次回スーパーぼくロボ大戦Winnere's Hand
    『紅白ロボ合戦!オリンポス対テッケンオー!』
   かっこいいバイブル仮面に応援のお便りを送ろう。宛先は……」

尽「き、公康?」

公康「ギクッ」
541それも名無しだ:2009/03/13(金) 08:01:30 ID:Ad0lL8fY
お言葉に甘えて貼らせて頂きました。
やはり長かった。途中で規制食らっちゃいました。
542それも名無しだ:2009/03/14(土) 16:35:19 ID:JBIT+kF2
ギュウニュウエンジン


時は20XX年、遂に化石燃料が枯渇してしまった。
化石燃料に取って代わるエネルギーはないか人々は模索する。
そしてついに見つけた!

それは牛乳!!

そして牛乳争奪戦カウ戦争が勃発してしまう。

更に、異星人の襲来。

地球は未曽有の危機に陥ってしまう…。


シンタ

御園中学校に通うごく普通の少年、牛乳大好きっ子。
大好きな牛乳を飲んでいたある日異星人のロボット、ミルキーレイが落ちてくる。
ミルキーレイを回収しにきた異星人に襲われてしまう。
ミルキーレイに乗り込み撃退する事に成功、これを契機に異星人と戦うことになってしまう。


ミルキーレイ

異星人製のロボット、ギュウニュウエンジンを搭載している。
文字道理牛乳で動く事が可能なのだ!
必殺技はスイートシェイカー。
543それも名無しだ:2009/03/15(日) 15:11:34 ID:z0/fHsyC
>>541
毎度お疲れ様です、これは次回で更なる展開を迎える予感?

>>542
「意外なものを燃料にして動くロボット」っていうのはアイデアの湧く題材ですよね〜
敵役はどんなのが登場するんですか?
544541:2009/03/15(日) 23:43:14 ID:Zf/+G8Hp
>>543
毎度のレス感謝。
なんか過剰な期待を与えてしまったようなのでばらしますが、
ただオリンポスがはっきり悪役になるだけです。今まで微妙に正義っぽかったですから。

今回だけ予告があるのは次の話がはっきり決まってたからというのと、
折角だからロダで上げた分に追加要素を、ということです。
545542:2009/03/16(月) 10:28:48 ID:I7eP8gXm
>>543
レス感謝です。


敵は基本侵略者なんですけどエネルギー技術に秀でて、物語の終盤近くで遂に牛乳も底を尽き地球がピンチになった時異星人の協力者が現れ、和解の可能性を見いだし。
ラストで異星人の総督を倒し、総督以外の全員が協力してくれてエネルギー問題は解決、めでたしめでたしって言う話です。

敵異星人の名前はビター星人、勢力は凶悪な総督中心にビター五人衆なんてのが存在。ビター星人の特徴は地球の人間と変わりなし。

テーマは「エネルギーは大切に使おう」というエコな物語です。
546それも名無しだ:2009/03/16(月) 17:30:20 ID:0cC61s5h
唐突な書き込みで失礼します、長い間ほったらかしになっていた
「逆転のエイテルオン」の続きに取り掛かり始めました
もし前の話を覚えていたら読んでみてくださいね

・第六話

 いぶきの叫びによって解き放たれた三号の真の力は想像を絶するものだった。いぶきは、自分の
心のフィールドを辺り一面にまで押し広げる技・エイテルオンフレアで、高美の乗った敵ロボットを
あっという間に粉砕した。しかし、力を使い果たしたエイテルオン三号はたちまちその場に倒れふし、
二度と立ち上がることは無かった。いぶきは、暴走した自分の心のエネルギーに耐えることが
出来なかったのである。そして、いぶきがその目をゆっくりと閉じた瞬間…
 「これだ!私はこの瞬間を待っていたのだ。今に世界は覆るぞ!」……唐突に榊が叫んだ。
それに呼応するかのように、朽ち果てたエイテルオンの内部エンジンが暴走を始め、事態は彼の
言うとおりに進展を始めた……。
 一方その頃、ひゅうがはエイテルオン一号に乗ったまま、あてもなく街をさまよい歩いていた。
当然、彼の足元には野次馬が続々と集まり始める。しかし、次の瞬間、さっきまでそこにいたはずの
人々が忽然と姿を消していることにひゅうがは気づいた。
世界の「逆転」が始まったのだ。逆転した世界では、一切の秩序が通用しない。時間も、距離も、
自分と他人の境目も、全てが曖昧になり、激しい勢いで流動を始める。あまりの混沌に、自分自身を
見失いかけるひゅうが。すると、その時…
「負けないで!あなたには、まだやるべきことが残っているわ!」……ひゅうがの前に現れたのは、
なんと亡くなったはずの彼の母、由貴子であった。この混沌の影響で、人の生死の境は無くなって
しまったのである。彼女は、混沌の網をかいくぐり、エイテルフォースへとひゅうがを導き始めた。
この事態を解決するには、エイテルフォースへ引き返し、榊を説得するしかない。
 が、世界の逆転は、思わぬ所にまで派生していた。なんと、今まで倒したはずのロボットたちが
一斉に復活し、エイテルフォースを襲い始めたのだ。これに立ち向かうのは、修理を終えたばかりの
エイテルオン二号。しかし、二号の自慢の武器はもはや使いものにならず、あおばの自尊心ももはや
ズタズタだ。危機に直面した彼女の心…それは、この逆転の影響で、ひゅうがを含むあらゆる者の
心に直接伝わった。彼女はその才能を榊に利用され、家族とも引き離されて育った過去を持つ哀れな
被害者だったのだ。このままでは、二号に勝ち目は無い。ひゅうがは、彼女の心に直接声援を送った。
「がんばれ、あおば!お前の強さは、ぼくがよく知ってる。エイテルオンはお前の心にきっと応えて
くれるはずだ。心のままに戦え、そうすればお前は絶対に負けない!」……
ひゅうがの声援がきっかけで、彼女はエイテルオン二号の真の力を目覚めさせた。二号の必殺技…
それは、自分の心のエネルギーをブーメランのように相手にぶつける「エイテルオンカッター」だ。
八面六臂の大活躍で、エイテルオン二号は復活したロボットたちを見事打ち倒した。
しかし、予想だにしない相手が、間髪入れずに姿を現したのだった……!

つづく
547それも名無しだ:2009/03/18(水) 15:23:15 ID:1DZgeY3P
アースネット


カタカタ…

報告:コノ世界ノ復興ニ難アリ、シカルニナンラカノ対処ガ必要。

ワレ、コノアースネットニ立ツ。
時間ハナイ、絶望ハスグソコニ――――


【ストーリー】
これはネット社会でサイバーテロにより世界を壊滅させられた近未来の物語。
突如現れたネットワークシステム『アースネット』。
人々は引き込まれ、依存しこれ無しでは生きていられないレベルまできていた。
アースネットとはサイバーテロリスト集団『オルト』によって構築されたネットワークシステム。
効率的かつ幅広いジャンルを取り入れたコンテンツに人々は魅了された。
電脳世界という仮想空間がアースネットに存在した、誰でも簡単に購入できる端末によって電脳世界に入れることができる。
仮想空間はとてもリアルだった、そこには一つの社会すら生まれた。
『バーチャルソサエティ』
いつしか人々にとってこちらがリアルになっていた。
そんなある日オルトは電脳世界の住人達をアースネットによって洗脳してしまう。
人類の大半がオルトの兵士となり世界は崩壊、ほどなくオルトが支配する世界に。

そして悪夢の日から十年、オルトに対抗する組織が立ち上がる。
対サイバーテロリスト精鋭部隊『ノイ』。
物語はアースネット、イーストサーバー・Ver.1.16の潜入から始まる。



【登場人物】
アール・フェンリル

主人公、22歳。アール・フェンリルはコードネーム。
任務を忠実にこなすトルーパー、普段は心優しい好青年。
そのギャップから女性にモテる。
ノイでは潜入部隊に選ばれ仮想空間にログイン、主に近接格闘戦に優れている。


ディー・ロード

39歳、部隊長を務めている。
頼れるリーダー、部下の信頼は厚い。
オルトの蜂起で家族を失う。


【登場機体】
ガルダナシス

神話上の生物、ガルーダの名を冠したリアルロボット。
実物に劣るが様々なデータをインストールしているからバーチャルソサエティで活動する上で何ら支障はない。
この機体は試作機でそれぞれ微妙に異なる4機がノイに配備されている。
548522:2009/03/21(土) 11:28:53 ID:4AOzbooO
アイアニアンたちのスペック表を考えてみました


・ないん  男 ☆☆☆★☆☆ 女

運動力 ★★★☆☆☆
精神力 ★☆☆☆☆☆
積極性 ★★★★☆☆
正義感 ★★★★★☆
KY度 ★★★☆☆☆


・せぶん  男 ☆☆★☆☆☆ 女

運動力 ★★★★☆☆
精神力 ★★★★★★
積極性 ★☆☆☆☆☆
正義感 ★★☆☆☆☆
KY度 ★★☆☆☆☆


・しっくす  男 ☆☆☆☆★☆ 女

運動力 ★★★★★☆
精神力 ★★☆☆☆☆
積極性 ★★★★★★
正義感 ★★★☆☆☆
KY度 ★★★★★☆
549522:2009/03/21(土) 11:51:26 ID:4AOzbooO
続いて、三種類のアイアンネックの詳細な情報


・アイアンネックの全長は8メートル、重量は44トン(それぞれ頭部含む)。
ないん、せぶん、しっくすのいずれかとドッキングし、それを頭脳として動き出す。
武装は「アイアンパンチ」「アイアンクラッシュ」「アイアンビーム」の三種類あり、誰が
使用するかによって、同じ技でも効果が違うのである。


・アイアンネックーアッドナインス

アイアンパンチ:両手がロケットパンチになっており、それを飛ばして攻撃する。
アイアンクラッシュ:(使用不可能)
アイアンビーム:強力な破壊光線。高層ビルだろうと木っ端微塵にする。


・アイアンネックーアッドセブンス

アイアンパンチ:巨大なグローブ付きマジックハンドで相手を攻撃する。
アイアンクラッシュ:巨大な鉄球を撃ちだす大砲攻撃。やはり高層ビルを木っ端微塵にする。
アイアンビーム:(使用不可能)


・アイアンネックーアッドシックス

アイアンパンチ:突進から繰り出す必殺パンチ。もちろん高層ビルを木っ端微塵にする。
アイアンクラッシュ:(使用不可能)
アイアンビーム:リミッターの掛けられた破壊光線。威力は低いが連射可能。
550522:2009/03/21(土) 12:02:07 ID:4AOzbooO
>>549をちょっと訂正

アッドシックスの「アイアンパンチ:強力な必殺パンチ」を「アイアンクラッシュ:強力な
急降下体当たり攻撃」に変更し、アイアンパンチは使用不可能なものとします
551それも名無しだ:2009/03/22(日) 00:53:50 ID:eyqAe5mq
>>548 本編突入期待してます。

機動鎧伝ソーティス

近隣諸国を次々に侵略する邪悪なファンタロシ帝国の機鎧「モビルメイル(MM)」。
侵略を受け続けた一国、アルロキア王国はついに完成した機鎧の集大成「ソーティス」を英雄に与え、帝国に差し向け

た。

ソーティス アルロキアの最新鋭MM。機動性、パワー、装甲が高レベルでバランスを取った強力な機体。
      成長するフレームで出来ており、合わせて外装の鎧を換えていくことでさらに強くなる。
      武器はロングソードと専用に造られた巨大なランス。
      走っていってランスで思い切り串刺しにする「突撃」が必殺技。

スピリットスパロウ ソーティスらの操縦席に変形する飛行メカ。通称SS。

SSの変形パターン
1.待機状態のソーティスは甲冑に空っぽの兜が乗っかったような状態。
2.顔の部分に開いた穴にSSが飛び込む。
3.SSが顔に変形。
4.下側からマスクがせり出してきて目より下を覆う。
5.兜のバイザーが下りてソーティス起動(バイザー越しに目が光る)!

ソーアクス ソーティスの一世代前の機体。ソーティス同様バランスの取れた機体で、若干パワータイプ寄り。
      武器はショートソードと2丁の戦斧。

ソーメイス 重装甲にハイパワーという古い機鎧論に沿って作られた旧式の機体をカスタムしたもの。
      そのため動きは鈍重だが防御力とパワーは他を圧倒する。武器は金棒とチェーンメイス。

ソレイア 防御を犠牲にして軽量化した特殊な機体。レイピアを武器に身軽さを生かした接近戦も出来るが、
     基本的にはボウガンを使った狙撃に使われる。

機動城マスタング ナイトたちの移動基地となる歩く城。外見はそのまんまお城に蜘蛛状に肢が8本生えている。

ナイト ソーティスを操る騎士。「ナイト」は称号で本名は不明。仲間同士でも称号で呼び合う。下の3人も同様。
    知力も体力もルックスも兼ね備えた完璧超人。欠点といえば真面目すぎて冗談が通じないことくらい。
    「ソーティス、突撃ぃぃぃっ!!」

ファイター ソーアクスを愛機とする陽気な戦士。よく冗談を言ってはナイトに本気にされ、困っている。
      人の多い場所が好きで、市場に買出しに行くような仕事は積極的に請け負う。
      「たまには息抜きも必要、でしょ?」

アーマー ソーメイスを操る力自慢の大男。無口だが心優しい。
     手を動かしている方が落ち着くらしく、いつも裁縫をしたり林檎の皮を剥いたりしている。
     「リンゴ、剥けたぞ、食え」

アーチャー ソレイアを駆る女の子。弓も剣も腕は一流。ただ、あまり育ちが良くないのか言葉遣いが粗い。
      ナイトの完璧ぶりが気に入らないが、ときどきドキッとさせられる瞬間もあり、複雑。
      「そう、そのまま近づいて……そらよっ!」

ドザ 敵の量産機。最も一般的な人型タイプ。太っちょ。
グルーク 量産機。運動性の高い獣型。
フォイ 量産機。飛行タイプ。空から爆弾やナパームを落としてくる。
    王国側には飛行可能なMMが存在しないためマスタングの魔炎砲やソレイアの矢で対抗するが、そんなんでも
    ぼとぼと落ちてくる蚊トンボ。

ギルドランス 敵の高性能MM。ソーティス同様成長するフレームと外装を交換する機構を持つ。

サムド ギルドランスを預かった敵の騎士。最初は正々堂々を重んじる性格だったが、ギルドランスが魔的な力で
    強化されるにつれ外道に堕ちていってしまう。
552それも名無しだ:2009/03/22(日) 23:57:31 ID:ngSWivdu
テヤンガンダム

ネオコリア代表のモビルファイター、
テヤンとは朝鮮語で「太陽」を意味する。
蹴りを主体としたテコンドーを得意とし、
固有技 必殺技等、バルカンを除けば全ての攻撃が蹴りである。
必殺技は炎を纏った蹴りの乱舞「フェニックスキック」
流石にスペック面ではゴッドガンダムに劣るが、
蹴りの威力に関しては、技術者のこだわりもあり、並のMFで右に出るものはいない。

パイロット キム・ジェイル

18才、ネオコリア代表のガンダムファイター、
テコンドーの達人で、同国の格闘技大会のチャンピオン。
単細胞で怒りやすく、頭から煙を出すほどすぐに顔を真っ赤にするが、熱血漢で正義感が強い。
キムチが大好物で、キムチ入りの壷を肌身離さず持ち歩いている。
やたらネオジャパンを敵視しているが、本人曰くお国柄や歴史云々ではなく、単に気に入らないだけらしい。
553それも名無しだ:2009/03/23(月) 00:13:32 ID:HXsp1cvW
>>552
あんたさては図鑑スレにいた人かwww
結構良さそうな設定だとは思うが、このスレはよほどのことが無い限りsage進行だぞwww
554それも名無しだ:2009/03/23(月) 01:27:33 ID:Onuz/4Q6
ゲッターロボ異伝

復活した恐竜帝国と戦うゲッターと各国のスーパーロボット達。
しかしその裏で、しられざる戦いが繰り広げられていた。

ゲッタードレイク/ゲッターキメラ/ゲッタートリトン
ゲッター號の残骸をベースに作られた新しいゲッターロボ。
プラズマエネルギーとゲッター線、そしてゲッター線の対極となるエネルギー、ラ・ゲッターの三つのエネルギーを搭載するゲットマシンが合体することで完成する。
ラ・ゲッターの存在はゲッター線に相反するものであり、これを滅ぼすためか、ゲッター線によって進化したインベーダーの襲撃を受けることとなる。
初めはインベーダーからの防衛のために建造され、戦っていたが、その存在が戦いを呼ぶことを知り、地球を離れゲッターの宿命ともいえる無限の戦いに身を投じるところで物語は終了する。

ジョウ
ゲッタードレイクのパイロット。
父親がゲッター線の研究者だったため、早乙女研究所での事件の際に独り身になっており、ゲッターに不信感を抱いていた。
何事に対しても否定的で、自分の生きる価値すら否定して放浪。しかし放浪先アラスカでの命を賭けた死闘を目の前に生きるための戦いに目覚め、その後ゲッターチームのリーダーとなる。

ハバキ
ゲッターキメラのパイロット。漢字で書くと羽場鬼。
その名の通り百鬼帝国の生き残りだが、当時若かったこともあり片角の欠けた不完全な鬼である。
ラ・ゲッターの発見者であり、このエネルギーが百鬼となんらかの関わりがあったことが考えられる。

モンジ
ゲッタートリトンのパイロット。例によって大柄。
二人と違い根っからのゲッターファンであり、自分から強引に志願した。
発明好きで、直接ゲッターに関わっていないものの、早乙女博士や橘博士の助手を経験し、現在は敷島博士を師と崇めている。


それらしきゲッターのデザインもあったが今見るとひどい。
555それも名無しだ:2009/03/23(月) 02:18:39 ID:804HwLE0
頭で考えるのは楽勝なんだよな。
それを文章なりビジュアルなりにするのに四苦八苦してしまう。
妄想だけならもう6作以上は作ってる。昔ここに投稿したこともあったが今は怖くてメモ帳とにらみ合う日々が
556それも名無しだ:2009/03/23(月) 04:00:43 ID:HJ8MsAPt
>>555
ためしに一つ、一番自信があるのは怖いだろうから
真ん中あたりのを出してみれば?
557それも名無しだ:2009/03/23(月) 10:18:36 ID:c6cfDjUS
>>554
呼吸するモビルスーツ、モビルドレイクって考えたことがある。
タイトルは機動戦士ガンダムエデン。
ゲッタードレイク見ておwと思った。
558551:2009/03/23(月) 19:12:22 ID:3wDcJ0wd
この流れなら言える!
「モビルメイル」は元々ガシャポンでブイーンドゥドゥドゥしてるときに
騎士ガンダムに付けられたカテゴリーでした。
559シベリアより愛をこめて:2009/03/23(月) 20:28:19 ID:k2/IDOjs
>>555
温めてすぎるとアイデアが古くなって腐っちゃうから早くここで披露するんだ!
自分はHDD漁ってたら暖めすぎてヘドロみたいになったやつがでてきて吹いたぜ。
変身ヒーロー物がありなら供養のためにも貼り付けさせてもらいたいところだ。

あとは以前ここで5話ほど書かせてもらって戦闘シーンの描写が難しすぎてご破算になったやつの
大まかな筋書きとかいろいろでてきて、頑張らないとなぁ……
560それも名無しだ:2009/03/26(木) 21:50:52 ID:i8XA9Wp6
スパロボAの続編を妄想していて生まれたロボ

ストーリー
異世界からの敵シャドウミラーを倒し、世界は平和を取り戻した。
しかし、彼らの介入の跡は皆無ではなかった。彼らがこの世界に持ち込んだパーソナルトルーパー、ゲシュペンスト。
それは未来にさまざまな発展型を生み、今、時を越えた侵略者としてこの時代に戻ってこようとしていた!

シファード
 過去の世界を侵略しようとする軍勢を追って単身この時代へやってきた戦闘ロボット兼タイムマシン。
 武器はそれっぽい名前のナイフとゴツイ銃(マシンガンとレーザーを撃ち分ける)。
 また時間移動装置クロノリーパーの他に、自身への時間の流れを主観時間で数秒間、1000倍に速める(要するに
 超加速する)クロノブースターを装備しており、防御のほか攻撃にも使える。

クロノブースター・パンチ パンチのヒットする直前に超加速に入る。
 主観的には加速が解けた瞬間に相手がものすごい勢いですっ飛んでいく、あるいは凹むだけで済まなかった装甲が
 ちぎれて銃弾のごとく機体を貫通していく。
 客観的にはパンチが当たるかに見えた瞬間拳が消え、パンチとは思えないダメージを受けた相手を見ることになる。

クロノブースター・マシンガン 超加速状態でマシンガンを撃つ。
 銃弾は加速の影響を受けて1000倍の速度で飛ぶため、当たるとすごいことになる。

パイロット(名前未定)
 16、7歳くらいの少年。本来は明るい性格だが、この時代では神経が張り詰めて常にイライラしている。
 ロンド・ベルと協力しようとするものの、そこにいたアクセル/ラミアの存在を受け入れることが出来ず飛び出し、
 以後後半まで独りで戦う。
 主人公ではなく第2次のサイバスターのような存在と思って頂きたい。

XNファントム
 ゲシュペンストから発展して作られた、「一機で戦局を覆すほどの究極の機動兵器」にして未来軍の旗艦。
 変形してロボット形態になる。ラスボス。
561それも名無しだ:2009/03/26(木) 23:31:26 ID:ThP/WUcQ
版権の妄想はよそでね
562それも名無しだ:2009/03/26(木) 23:43:42 ID:ji6S+jmc
別に版権の妄想ありだったと思ったがやらない人が多いだけで
563それも名無しだ:2009/03/27(金) 03:05:10 ID:6CRtfobB
スーパーロボット物の構想を立ててたけど最近熱中時代見たせいかな?
主人公が小学校の熱血教師で秘密機関のロボットに乗り世界を救うストーリーができてしまった。
卒業式当日。ロボットを政府に接収されたうえ軟禁されることになり生徒に告げずに去ろうとしたら生徒達が駆けつける。
一人ひとりに声をかけ黒の車に向かう。背後では大粒の涙を流す生徒達の仰げば尊しの合唱。

だめだこれ
564それも名無しだ:2009/03/27(金) 19:24:05 ID:Jl4UmyQo
ガンズファイトグラウンド

スタイリッシュでハードボイルなストーリー
超クールな主人公コンバット・カート・コバーン(口癖:クソったれのタレ助が!)が
永久機関を積んだまったく新しいMF(モーターファイター)ニルヴァーナを駆る
必殺技はクロックアップと自在剣・スパイラルナイフ
ニルヴァーナは人口筋肉とミラージュ装甲でできており(格闘戦が得意)
ミラージュ装甲に対しては全ての攻撃が通用しない
超必殺技はタイム・パラドックス・ボンバー
もともとはイカれた科学者がタイムマシンを開発しようとして作られたものだが
超絶的な破壊を引き起こす兵器ができあがってしまった
コンバットは趣味でそれを搭載している
565それも名無しだ:2009/03/27(金) 19:26:14 ID:5h0GyqLf
>自在剣・スパイラルナイフ
懐かしいぜ…
566それも名無しだ:2009/04/01(水) 22:06:36 ID:ANlPYk6w
イカス話題
ホンダ、念じるだけでロボット動かせる技術開発
ttp://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-37257520090331

「考える」じゃなく「念じる」な所が記者の趣味を表してると思う。
567それも名無しだ:2009/04/02(木) 06:05:40 ID:WkVVhNYe
ちょっと高校の時のノートに書いてあったネタが見つかったので、公開します。類似作品があったらごめんなさい

作品名
重力機オルガG

世界観
太陽暦2050年人類は50年前の第2次世界大戦により、荒廃した地球自然環境の修復のため、人類は宇宙にコロニーを造り、月に月面都市を造り生活していた。

あらすじ
月面都市生誕10周年の祭の最中、それは突然現われた。
それは岩のような、生物のような機械であった。
知らせを受けた人類統合政府は軍を派遣するが、あえなく謎の敵に惨敗する…
だがこれでお終いかと思われた時、謎の敵の前に謎のロボットが現われた…

設定は次で
568それも名無しだ:2009/04/02(木) 07:50:11 ID:WkVVhNYe
>>567の続き

設定

主人公
白大我(はく・たいが)・18歳・男
謎の研究をしている祖父から唯一火星機に対向出来るロボットオルガGを受け取る。
性格はいつもは熱血とは遠くクールだが、乗り物などに乗ると何故か熱血男になる頭は良い方だが、運動神経は無い方である。趣味は漫画を読む事


博士
白頼雅(はく・らいが) 主人公の唯一の肉親にしてオルガGを造りだした天才博士。50年前の戦争の生き残りで、戦時中に発見した石盤から敵の襲撃を予測しオルガGを造る。性格はクール。
昔のロボ漫画が好きで家には数えきれないほどある。

主役ロボ
オルガG
全長約30m重量約30t
カラーは白を基調にしている
頼雅が石盤の情報から造り、孫に託したロボット。何故に人型をしているかと言うと、この方が宇宙戦で体制を整えやすいから…とゆうのは建て前で本当はこのほうがカッコいいから。
オルガGにかかる重力のベクトルとGを操る能力をもつ。1方向にしかベクトルを変えれないが、10Gまで出せる
パイロットにかかる重力はGCS(gravity control system)により軽減される。物語中盤でパワーアップを果たしオルガGKになる。
制限なく重力を操れるようになり、武装が追加され、パイロットにかかる重力が皆無になる。

オルガG武装

ブレイカーナックル
オルガGの右腕を相手にむけて飛ばす技。

パニシングキャノン
オルガGの腰に付いているキャノン砲。
威力は高いが、弾数が少なく連射出来ない。

マシンガン
オルガGの頭に付いているマシンガン。
威力は低いが弾数が多く連射出来る。

Gシールド
左腕に付いている盾。
バリアを展開でき、相手が撃ってくる弾を弾く。
オルガクラッシュ
重力のベクトルを相手にむけ10Gで突撃する必殺技。


569それも名無しだ:2009/04/02(木) 08:00:39 ID:WkVVhNYe
敵設定

火星機

謎の敵。目的、正体は不明だが、人類を攻撃してくる。
火星からくる事により火星機と呼ばれている。
火星に関する石盤がなぜ地球にあったかは分かっていない。

岩のような、生物のような機械だが、
知能を持っている。
色々な種類があり、倒すと砂のようになる。

ノートに書いてあったのはここまでです。
機会があったら設定を煮詰めていきます。
570それも名無しだ:2009/04/02(木) 15:12:13 ID:OBAYaTms
下手すると物足りなくなりがちだが、こういうあからさまでは無いシンプルな王道タイプは個人的に好きだ。
571それも名無しだ:2009/04/02(木) 15:34:55 ID:WkVVhNYe
>>540ありがとうございます
これは後継機の設定がほとんど無かったりなのでこれから後継機の設定や敵の目的など考えていきます。
572スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand 第22話:2009/04/03(金) 21:23:28 ID:DmzeaLy0
神代「まずいわね、ゲンカイザーどもの出動自粛、もう解けるみたいよ」

ゲンカイザーがやっつけたヴァイスキルヒェとかいうテロ組織、これが実は異星人の手先だったというわけで、ゲンカイザーを危険視する世論は急激に弱まりました。
変化が極端すぎて胡散臭い感じがしますけど、きっと政治の世界からの手回しとか、あるんでしょうね。

神代「急ぐのよ、明日!明日は町を破壊しに行くわよ!」

鈴村「え、明日って、平日なんですけど……」


課長「二人揃って、休暇ねぇ」

神代「ええ、二人で旅行に行くんです!」

課長は本当か、という目で私を見てきます。否定するわけにもいきません、私は黙って肯きました。

課長「まあ、今そんなに忙しくないし、いいけど」

神代「おし!」

意気揚々と自分の席に戻っていく神代さんに、私も続こうとしたとき、

課長「ちょっと、鈴村さん」

鈴村「はい?」

課長「余計なお世話だと思うけどね、友達は……選んだ方がいいよ」

鈴村「本当に余計なお世話です」
それは、私の方に選ぶ権利があればの話です。


第22話「紅白ロボ合戦!オリンポス対テッケンオー!」

ミネルバ「ワハハ、上見て上。こっちの名前が先よ!今回は私たちが主役なのよ!」

ユノ「それ、『紅白』の字の順とロボットの色を合わせただけですよ」
 そして翌日、オリンポスは平日のオフィス街に現れた!
驚く群衆を見下ろしながら、オリンポスのコクピットは異様な盛り上がりを見せていた!

ミネルバ「ハハハハ、人がゴミのようだ!……って、一度言ってみたかったのよねー!」

ユノ「最後に絶対負ける人が言うような言葉ですけど」

ミネルバ「ハン!そんなジンクスあたしが打ち砕いてみせるもん!」

ユノ「そんなかっこいい台詞の似合わないこと……」

オリンポスが手近な高層ビルに触れる。

ミネルバ「よ〜し、この辺からいこっか!オリンポスアーックス!」

オリンポスが斧を振りかぶったその瞬間!

グイッ。
後ろからその腕を掴むものがあった。

テッケン「おい、何やってんだ、危ねえだろ」

ミネルバ「ゲゲッ、テッケンオー!どうしてここに!?」

テッケン「そりゃ、あんたが出てくるといつもそこにウツノイドが来るからって、総理に要請されて……」

ミネルバ「あぁあ?偶然だってのそんなもん!まぁったくあいつらこんな形でまであたしらの邪魔して、もぉ!」

テッケン「……?じゃああんた何しにきたんだ?」

ミネルバ「フッ、勿論こうするためよ!」

ブンッ!
オリンポスは突然テッケンオーめがけ、オリンポスアックスを振り下ろした!
テッケンオーは持ち前の反射神経で間一髪、これをかわす。

テッケン「!?てめえ、何しやがる!」

ミネルバ「何って、今見せた通りよ。このオリンポスの日本征服のために消えなさい!」

テッケン「この野郎、何でだよ!?そんな事してる場合じゃねえって、子供でもわかるだろ!」

ミネルバ「野郎とは何よ!うら若き乙女に向かって!!」

ユノ「いえ、反論するところ違います」

テッケン「くそっ、何だこいつら話が通じねえ!なら、ぶっ倒すだけだ!」

テッケンオーが自慢の鉄拳を繰り出そうと振りかぶる!しかし。
574それも名無しだ:2009/04/03(金) 21:26:03 ID:DmzeaLy0
ミネルバ「……フッ」

ブォン!
オリンポスの機体が宙に浮き、テッケンオーの鉄拳は空を切った!

テッケン「何!?」

ミネルバ「ハッハッハ、ざまぁ見なさい。あんたが飛べないってことはわかってんのよ!
     ユノ、オリンポスミサイル!」

ユノ「オリンポスミサーイル」

ボワン、ボワン!
ミサイルがテッケンオーに降り注ぐ!

ユノ「あれ、そういえばミサイル、ちゃんと爆発してますね。爆薬どうしたんですか?」

ミネルバ「ホホホ、よく聞いてくれたわ。経費削減のために自分で調合したのよー♪」

ユノ「調合?」

ミネルバ「手間はかかるけどお金はそれほどでもないのよ。まず薬局で注文すれば誰でも普通に買える×××××を
     ×××と混ぜて××××……。ちょっと、何よこのバツ印は?」

ユノ「自主規制です。良い子は真似しないでくださいね」

テッケン「この野郎、わけわかんねえ話してねえで降りて来い!卑怯だぞ!」

ミネルバ「ヘヘーンだ、卑怯でなくて悪が務まるかい!ユノ、どんどん撃っちゃいなさい!」

ユノ「はい、どんどんと……あら?」

コクピットがわずかに揺れたかと思うと、オリンポスの視界は閃光に包まれた。

ユノ「ドクター、視界不良です。狙いが付けられません」
575それも名無しだ:2009/04/03(金) 21:27:05 ID:DmzeaLy0
乙女「悪い方たちになら、容赦は致しませんわ!拳児くん、大丈夫?」

オリンポスの視界を奪ったのは、ロザリウスの閃光弾だった。

テッケン「乙女か。ちょうどいい、何か空に攻撃できるもん出せ」

乙女「それもできるけど、地上から空に攻撃するよりは……拳児くん、合体よ!」

テッケン「はぁ?何の話だ?」

乙女「拳児くんが入院している間に、テッケンオーには修理と一緒に改造が加えられたのよ。ロザリウスとドッキング
   して空を飛べるように」

テッケン「おい……何で今まで黙ってた」

乙女「だって拳児くん、こんな事にでもならなければ『要らない』の一言で終わりじゃない」

テッケン「……まあいい、それでいくか。どうすりゃいいんだ?」

乙女「一時的に操縦をこちらに渡して」

テッケン「こうか、ユーハブコントロール!」

乙女「うん、アイハブコントロール!」

テッケン・乙女「ドッキング・ゴー!!」

テッケンオーが地を蹴り、跳ぶ。
背中の一部が回転し、コネクタが露出する。
同じくコネクタを展開したロザリウスが、上からその背中に向かい、コネクタが接続される。
下側を向いたロザリウスの機首が左右に開いて翼のように展開し――

テッケン・乙女「合体、スーパーテッッケンオォォォォ!!」


ミネルバ「あーあ、モニター焼き付いちゃってるじゃない」

ユノ「これきっと、あの十字架型の支援機の閃光弾ですね」

ミネルバ「あ〜鬱陶しいなぁ。モニターが直ったら消してしまいなさい」

ユノ「あ、言ってるそばから直ってきました……あれ、何かこっちに向かってきます」

ミネルバ「どうせそのショボイ飛行機でしょ。叩き落しちゃいなさいよ」

ユノ「はぁ、でも何か、様子がおかしいような……」


乙女「操縦は私に任せて。ぎりぎりまで近づくから、拳児くんは攻撃を!」

テッケン「おぉぉぉぉぉっっ!!」

ガィィィン!!
空中ですれ違いざま、テッケンオーはオリンポスにテッケンを叩き込んだ!
576それも名無しだ:2009/04/03(金) 21:27:55 ID:DmzeaLy0
ミネルバ「何だァァァァァァァッ!?」

ユノ「うぅん、あれ支援機じゃありません。テッケンオーです、テッケンオーが支援機と合体して飛んでるんです」

ミネルバ「合体ィ?今回はあたし達の話でしょ!何でテッケンオーがパワーアップすんのよ!?」

ユノ「それはドクターがそう思ってるだけ……あ、また来ます」

ゴァン!ドゴン!ドガァァァン!
高速で縦横無尽に飛び回るテッケンオーは、近づいてはオリンポスを殴って離れていく。

ユノ「くぅ……空戦能力が完全に逆転されてます。地上に降りた方が……」

ミネルバは飛び回るテッケンオーを憎々しげに睨みながら、ギリ、と親指の爪を噛んだ。
「同じことよ。それこそサンドバックにされてしまうわ」

ユノ「ドクター、なんだか急に冷静に……でも、それじゃどうするんです?」

ミネルバ「一か八か……オリンポスフラッシュよ」

ユノ「あれは一発勝負ですよ?あのスピードで飛び回ってる目標に当てられるか……」

ミネルバ「だから一か八かって言ってるでしょ。それに奴はこっちに接触しなければ攻撃できない。
     接近してくる所を正面に捉えられれば――やれるわ」

いつになく真剣な表情で語るミネルバに、ユノは反論を呑み込んだ。
「……わかりました」

テッケンオーが旋回し、またこちらに向かってくる。

ミネルバ「よし、専用BGMスタート」

ユノ「はい」
パチッ。ユノはオーディオの再生ボタンを押した。

♪オーリンポス オーリンポス オーリンポス〜
 絶対征服(パパンがパン!)お〜んど〜

異常なまでに気の抜けた歌声とテーマが大空に響いた!
ミネルバの顔がサッと蒼ざめる!

ミネルバ「ちょっと―――――っ!!何でここで絶対征服音頭がかかるのよ!?」

ユノ「すみません、頭出ししてませんでした」

ミネルバ「馬鹿ァ―――――――ッ!!」
577それも名無しだ:2009/04/03(金) 21:30:27 ID:DmzeaLy0
テッケン「ウオォォォォォォォォォッ!!」

最後の一撃はすれ違いざまではなく、真正面からぶつかる勢いでの鉄拳だった。
ゴガォォォォォォォン!!
直撃を受けたオリンポスは見えなくなるほど遠くまですっ飛んでいく。

テッケン「思い知りやがれ!にしても、何ださっきの薄気味悪ィ曲は?」


すっ飛んでいくオリンポスの中。

ミネルバ「うう〜ん、やっぱりカセットテープじゃ時代遅れかなぁ……?」

ユノ「それ以前にBGMを自分でかける意味が……」

ミネルバ「やーなかーんじー」

ユノ「そーなーんでーす」

キラーン。オリンポスは星になった。


テッケン「……というようなことを言っていた」

公康「何と、まぁ……」

テッケン「本気で相手しないとならんのか?」

尽「ああ。目的がどんなに馬鹿げていても、あのロボットの性能は本物だ。放っておく訳にもいかない」

さくら「それにしても……」

乙女「日本征服とは……」

一同「はぁ……」(そろそろ続くかどうかわからない)
578それも名無しだ:2009/04/04(土) 22:54:00 ID:kJyUtHWA
騎士王ゴナイトン

五体の騎士型ロボットが合体して誕生するスーパーロボット
ファンタジーワールドを支配しようと企むワルダ帝国と戦う
579電車男:2009/04/06(月) 12:57:19 ID:uOmpc5Ty
パーフェクト・ディスアストラナガン

ディス・アストラナガンにクロスゲート・パラダイス・システム(略称CPS)を搭載しており
因果律を自由に操作することで、事実上神に等しい存在となることができる。
動力源にはディス・レヴを使用しており大量のエネルギーを無尽蔵に供給することが可能である。
その戦闘力は事実上ケイサル・エフェスや超神ゼストをも圧倒的に凌駕している。
580それも名無しだ:2009/04/10(金) 18:10:52 ID:JvEoglHL
容量オーバーじゃないよな
581それも名無しだ:2009/04/10(金) 20:20:40 ID:L9ua95X2
まだいける。480KBが目安だ。
582それも名無しだ:2009/04/10(金) 23:39:34 ID:UxvPKvR4
作品名が思い浮かばないのでこれから書く作品の作品名を皆さんに考えてもらいたいのですがいいでしょうか?
583それも名無しだ:2009/04/11(土) 07:24:32 ID:59DN6v22
>>582
設定次第。しかし変な冠詞が付くと大変じゃないのかい?
584それも名無しだ:2009/04/11(土) 12:18:53 ID:GkRzF32M
>>583

自分では何時間経っても付けられそうにないので…
次から設定行きます
585それも名無しだ:2009/04/11(土) 12:25:20 ID:GkRzF32M
あらすじ

西暦2040年四国に突如出現した謎の軍隊により日本は侵略を受けていた
敵の兵器対して日本軍の兵器は通用せず、日本軍は次々と破れさっていった
ついに西暦2050年、西日本が敵の手に堕ちた
だが日本軍は十年の歳月をかけて武士と呼ばれるメカを完成、これを期に反撃に出るのであった
586それも名無しだ:2009/04/11(土) 12:35:46 ID:GkRzF32M
人物設定


刀布 剴(とうふ がい)主人公 二十歳
日本軍のパイロット 刀の扱いに長けており格闘戦では負け知らず
性格は熱血を絵に描いたような男
いつも轟といがみ合っているが戦闘の時は良きパートナーである
鳥取県に故郷があり、取り戻すために第1突撃部隊に志願する
後に侍の後継機の武者に乗り換える

士道 轟(しどう ごう)二十六歳
日本軍のエースパイロット 格闘戦では剴に負けるが総合的には勝っている
性格はクールで頭の回転が早い
剴には全てにおいて勝っていると思っていたが、格闘戦で初の敗北を味わった
それ以降剴には勝ちたいと練習している
第1突撃部隊の部隊長を務めており、部下からの信頼も厚い
後に騎士の後継機ナイトに乗り換える
587それも名無しだ:2009/04/11(土) 12:40:34 ID:GkRzF32M
機体設定

武士シリーズ
日本軍が十年の歳月をかけて完成させたメカ
ほとんどが機動性が高く接近戦に長けているが例外もある


刀布剴が搭乗することになる機体
武士シリーズで一番最初に開発された機体
武装は腰に付いているマサムネ刀(超高度カーボン刀)のみ
機動性は高いが装甲が一番薄いため扱いが難しい

野武士
武士シリーズ最新作で量産型の機体
武装は長槍を装備している他に左腕に空圧銃(圧縮空気開放式銃)を装備している
機動性は侍ほどでは無い変りにあるていどの攻撃には耐えられる

騎士
士道轟が搭乗する機体武士シリーズの派生として開発された機体でエースパイロットの轟に渡される
武士シリーズと違い機動性は中の上くらいだが、装甲が厚くパワーがある 武装は背中に背負っている剣(フレシュベルク)左腕についている盾 腰に付いている空圧銃と色々ある
588それも名無しだ:2009/04/11(土) 12:46:28 ID:GkRzF32M
後継機設定

武者
大破した侍を改修し、強化した機体
侍の機動性を損なわないように新素材の軽量の鎧を装備している
この鎧は脱ぐことも出来て脱いだ状態でブースターを使うと時速500Kmに到達出来るが、装甲が薄いため、一分しか加速出来ない
背中にブースターが付いていて一定時間加速出来る
武装は相変わらず刀だけだが、二刀流になった。
神刀イザナギ・妖刀イザナミ
日本を作った神の名前にあやかって造られた二対の刀
強度・切れ味はともにマサムネより上

ナイト
大破した騎士を改修、強化した機体
武者と同じく新素材の軽量の鎧を装備しており機動性が騎士より若干高くなった。背中のブースターにより一定時間加速出来るが、武者のように鎧を脱ぐことは出来ず、時速100kmが限界
聖剣ラグナロク
フレシュベルクをさらに大きくしたような大剣
イザナギ・イザナミとは違い重さで切る剣で重量は約一tにもなる。その他にも肩に新たな空圧銃を装備、左腕の盾も強度が上がっている
589それも名無しだ:2009/04/11(土) 12:56:28 ID:GkRzF32M
敵設定
古代軍
正体不明の機動兵器の軍
古い遺跡から突如現れ西日本を侵略した敵。日本軍の兵器では太刀打ち出来なかったが、武士シリーズが完成してからは互角に戦えるようになる

古代機
古代軍の劣兵
鬼のような姿をしており、色々なタイプがある

古代凰機
悪魔のような姿をしている
古代機の強化型の兵器
武士シリーズを凌駕する性能をもつが、数は少ない
590それも名無しだ:2009/04/11(土) 12:57:49 ID:GkRzF32M
考えた設定はこれで全部です。
皆さんお願いします
591それも名無しだ:2009/04/11(土) 13:00:50 ID:gk9DsrDK
鋼恒星ガクセイザー

ある日地球に12の隕石が降ってきた。その隕石にはロボットが封印されており
主人公の高校生・流 星也(ながれ せいや)は偶然そのロボットのマスターに選ばれる。
その日から星也のまわりに変な人々とロボットが集まってくるのだった。

登場人物

流 星也(ながれ せいや)
17歳の平凡な高校生。学校の裏山に降ってきた隕石を調べてる内にうっかりロボットのマスターになってしまう。
お人よしな性格で、周りの人間に振り回される苦労人。

レオンガー
地球に降ってきた12の隕石の一つに入っていた獅子座のロボット。人格を持っている。
性格はわがままで血の気が多い。星也を下僕としてこき使う

グラハ・武栄・カー
レオンガーに乙女座の運命を感じて執拗に追いかける変人。
武士道に関心があるが、彼の武士道はどこかおかしい
592それも名無しだ:2009/04/11(土) 13:04:13 ID:ecjZkJpR
戦艦はあまりやらないの?
593それも名無しだ:2009/04/11(土) 13:31:58 ID:9nNOXtBH
480いったから次スレのことを考えましょう。
恒例の投票ですがまとめている方いますか?
一応今当方でやっていますが・・・これ図鑑作ってるみたいで結構楽しい作業ですねw
594それも名無しだ:2009/04/11(土) 14:34:20 ID:VCZqTT09
wikiでも作ろうかとおもった事もあるけれど
俺だけじゃとてもじゃないけれどまとめきれないw
595それも名無しだ:2009/04/11(土) 15:56:10 ID:5DVdSmFT
>>585
ロボの名前は決定済みでしかも一般名詞って難しいなコレw

機動戦国列島サムライ

辺りでどうでしょう。
596593=595:2009/04/11(土) 16:28:51 ID:o43yEnFf
まとめできました。
>>585の話題が一息ついたら貼ろうと思うのでバンバンやっちゃってください。
597それも名無しだ:2009/04/11(土) 18:57:40 ID:lvwrHWE2
>>585
作品の雰囲気に合うか不安だが、「2050年のサムライ」ってのはどうだろう
598それも名無しだ:2009/04/11(土) 19:31:04 ID:i12JoPYe
>>585
「機刃道-KIJINDO-」
なんだか上手くシンプルに纏まってるので、このくらいシンプルな方がいいと思いました
599それも名無しだ:2009/04/11(土) 19:41:34 ID:xm45bnWr
>>585
『月下のサムライ』
『轟天記サムライ』
600それも名無しだ:2009/04/11(土) 19:50:27 ID:8EJyQXOu
>>585
「突撃部隊・剣聖」
601それも名無しだ:2009/04/11(土) 19:56:38 ID:4lkQ6moi
>>585
『凱がゆく』
『2050 サムライウォーズ』
『新(にいと読む)武者 凱』
『武騎道』
602それも名無しだ:2009/04/11(土) 20:48:50 ID:gk9DsrDK
>>585
轟く剴
603それも名無しだ:2009/04/11(土) 23:25:22 ID:ecjZkJpR
「血桜〜死ぬことと見つけたり〜」

かなり話し切るけど、「波動エンジン搭載MS」を考えてるんだけど
どうすればいいんだろう。
最低駆逐艦の長さ120m、直系20mの筒が必要かな、前端が波動砲、後端が大型推進機。
それを強引に巨大MSの胴体にするより、左腕だけがやたらと巨大…
人間で言えば4mぐらいの槍を左手にくくりつけているのを、槍を太くして
そのままシルエットを馬鹿でかくするとか、またはギャプラン式に左肩から
波動エンジン筒を出し、巡航時には胴体軸線と一体化させて変形にするか…
どうやってもMS部も50mぐらいの超大型になりそうだけど。
めちゃくちゃ無理をすればデンドロビウムを大型化させて波動エンジンを積むこともできるかな?
604それも名無しだ:2009/04/12(日) 03:02:19 ID:to+r9iLC
>>585

主人公二人で武士と騎士、東洋と西洋っつーことで考えたのが、
「戦」に後ろエックスをあてて「イクサ」。
日本語と英語(ホントはイクサじゃなくてイクスだが)読みかつ、刃が交錯する=エックスの形、戦が起こるってことで。

と、書こうと思ったがなんとも字面だとわかりにくいんでやっつけだが
ttp://pc.gban.jp/?p=13809.jpg
こんな感じ。
605それも名無しだ:2009/04/12(日) 20:03:29 ID:WoHj60NN
回転戦士ベーゴマスター


やる気はあるのにイマイチ冴えない高校生「空間割」がスーパーロボットベーゴマスターに乗って
悪の科学者テイ・シー率いるロボット軍団に立ち向かう!
606それも名無しだ:2009/04/12(日) 20:26:08 ID:QYDtcnhO
機械煎餅センベイン

煎餅を愛する少年煎餅太郎が造ったロボットセンベインに乗って
悪の組織セイヨ・ケーキに立ち向かう!

1話『俺たちの戦いはこれからだ!』

2話『おまえはそれでも日本人か!』

3話『敵が洋菓子をモチーフにしたロボットを出した時点で負けフラグだ!』

4話『大切なのは和菓子を愛するその心だ』

5話『俺はせんべいが好きだ』

6話『せんべいは世界にも認められる凄いお菓子だ』

7話『必殺技をくらったら死ぬのがお約束だろ?』

8話『俺、この戦いが終ったら俺煎餅作るんだ…』

9話『お前ケーキ派?せんべい派?』

10話『俺たちの戦いはこれまでだ!』

これを考えた時は本気で「来るね…俺旋風…!」
と考えていた時代が俺にもありました。
607それも名無しだ:2009/04/12(日) 20:35:40 ID:R6+cSFBr
やばくなってきたので始めちゃいますよ。>>585は早く戻ってきてください。
今スレ初登場作品

5-7 鬱苦屍機(うつくしき)
21 ゴッド・ソーサー
34-35 レッドライン
49 学園戦線ガクランオー!
65 混乱?惑乱?トラブレイナー
66-67 重制騎グラヴィロード
77 最勇機サヘルロード
88-89, 109-113 マシンチェイス
93 ウィンデッド(『炎のレイカイザー』敵メカ)
95-97 魔女戦争〜2300年のウィッカ〜
117 トウジンの人によるタイトル未定
122 家内安全エンマンガー
123 電波なタイトル未定
155 ???(ファイル保持してません、申し訳ない)
158 銀河戦士ファートラム
159 スーパーロボットバトルオリンピア!
160 「僕はここに住んでいた」
163-164, 166 高速騎兵レグナム
167-168, 178 蒼天夢想さくらもち
169-172 戰慄のヴァレクロフト
172 無敵狼刃Gサンダー
173 戦う建機ドヴォークゥ Mighty Dovhoku!
179 学校に行きたい
186 かっとべ!ポンパー
187,192-195 スーパーロボ マシンブレーダー
189 僕たちのマニュアル 〜ロボと先生
204 瞬攻神アロンアルファ
222-237 タイトル未定(名称公募作品)
238-239 哀愁の守護者
242 -骸-
243 獣星最輝ペガシオン
244 流れ板フォアボード
247 鋼奴オディナ
250 血魂鋼神曲セレブレイド
251 銀光子兵エンドルセン
267-269 シャイニングエンペラー
270 タイトル未定(ゲインロード)
272 超紅神クリムザイダー
289-290 Beyond the Darkness
292 絶壁のガイア
293 侍戦士ゴニンジャー
296 新型ロボットロボ 山田丸3号
304 End of a century Legendノーザンナックル
317 護星艦隊・チームラビットフット
325 令嬢機動グランツヴァイ
327-329 Xーイクスー
332 Ma-C
339 日本自衛軍スーパーロボット隊隊長日誌より抜粋。
341 超空ロボ イオナズマ
342 鋼世紀 エルグライド
343-345 戦闘士 シャンアイアン
347 劇団前線クロノハネ
348 原子豪傑 アトムライザー
356-362 ーSHADOW CRISISー
368-369 凶滅企画アイゼンオー
377-385, 411 タイトル未定(名称公募作品)
402 SD SRW外伝 騎士アルトアイゼン物語 第一章「ラングレーの勇者」
608それも名無しだ:2009/04/12(日) 20:38:22 ID:qteH9ix/
夢幻合体 ガゥディ

幼い兄弟達がある日、夢の中で不思議な少女と出会う
兄弟達の想いと想像力しだいで様々な形態に変形可能敵はショタ大好きお姉さん軍団
609それも名無しだ:2009/04/12(日) 20:39:34 ID:R6+cSFBr
403 丸甲機 -GANKOUKI-
406-408, 413-415 漢ロボ オオバンチョ
429 機動戦士ガンダムリバース
431 忘却戦士アルツカイザー
434 ラジカル★ビート
441 昆虫王ゴカブトン
458-460 聖・シャイン
461-462 愚想のファイリアズ
463 オトギ大戦
464 絶対正義ハテンコー
465 ムノウ
466 超骨格アウトセクター
467 鬼神全開 シュインドウガー
472 平和建築ガイアンガー
474 天下無敵アルマーダ
475 矛盾のケラモス
476-478 武装鋼機ゴウガイオー
479 ハートオブダークネス
483-484 心砕のゼイバルク
492, 498-501, 505-510, 520 熱血!山際専高
493 勇者魔王アビスカイザー
496 いじめられっ子のタイトル未定
497 機動漂流紀フィードライブ
512-514 ラムダ・ピース
522-523, 525, 548-550 きまぐれアイアンネック
542, 545 ギュウニュウエンジン
547 アースネット
551 機動鎧伝ソーティス
552 テヤンガンダム
554 ゲッターロボ異伝
560 シファードとXNファントム
564 ガンズファイトグラウンド
567-569 重力機オルガG
578 騎士王ゴナイトン
579 パーフェクト・ディスアストラナガン
585-589, 595-604 タイトル公募作品(侍)
591 鋼恒星ガクセイザー
605 回転戦士ベーゴマスター
606 機械煎餅センベイン

名前だけ、名前無しで簡単な設定だけのものは除外してあります。他に漏れ等ありましたらご容赦ください。
今スレから3作品、過去スレ含めた歴代から総合で1作品選んで投票というのが通例ですが、いいよね?
610それも名無しだ:2009/04/12(日) 20:56:04 ID:R6+cSFBr
SS部門 前スレでは1作品選ぶようになってたけど、どうしましょう?とりあえず貼っときます。

ブルーナンバーズ
 9-16 第8話「i計画の子供達」
 22-28 第9話「我が輩は海猫である」
 56-64 第10話「果てしなき武士の道」
 69-76 第11話「七夜の星巡り」
 98-107 第12話「星降る夏の夜に」
 124-130 第13話「もう一つの揺り籠」

秘神幻装ソルディアン
 43 第1話「鋼鉄灼く熱帯びて」
 372 第2話「二つの青の狭間」

機動少女伝マサト
 51-53 第8話「妖狐、眩惑!」
 138-140 第9話「再会、衝撃!」
 199-201 第10話「真実、愕然!」
 263-265 第11話「騎士、乙女!」
 322 第12話「和解、合体!」(ダイジェスト)

マシンチェイス
 109-113 第一走「シロとクロウ」

スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand
 131-137 第18話「赤と黒」
 257-261 第19話「誕生・真の格闘神機!甦れ俺のテッケンオー!」
 352-355 第20話「悪夢再び・・・テロボット襲来」
 530-540 第21話「白い教会を暴け!」
 572-577 第22話「紅白ロボ合戦!オリンポス対テッケンオー!」
611それも名無しだ:2009/04/12(日) 20:56:45 ID:R6+cSFBr
スーパーロボ マシンブレーダー(スーパーロボMVより改題)
 187 第0話
 192-193 第1話「マシン小隊誕生」

哀愁の守護者
 238-239 第1回「人間嫌い」

大貫巨砲バントライン
 278-281 2話

陰陽式機伝 イメージ・アンド・ワード
 306-313 其の五後半「私は心から、誇りに思うよ」

破攻神 ヴァンガイザー
 333-337 第二話「渦巻く闇」

戦闘士 シャンアイアン
 344-345 第1記録「陰謀のざわめき」

ーSHADOW CRISISー
 358-362 mission1「mistake」

シャドウミラージュ
 412 第三話 「変幻する糸」

熱血!山際専高
 498-501 第一話「ロボットは青春さ」
 505-510 第二話「魂の決闘!」

逆転のエイテルオン
 546 第六話

96-97 魔女戦争〜2300年のウィッカ〜
160 「僕はここに住んでいた」
252 タイトル未定(破滅もの)
349 原子豪傑 アトムライザー最終回のあたり
403 丸甲機 -GANKOUKI-
448-452 そう遠くないどこかの未来(仮)
612それも名無しだ:2009/04/12(日) 21:05:24 ID:GXuUHJ5S
皆さん遅くなりました。>>585です

名前募集は締切って決めようと思います。
決める時は上げられた候補の中からこれが良いと思った名前に決めていいんでしょうか?
613それも名無しだ:2009/04/12(日) 21:16:43 ID:DW/FRDqs
まとめ人お疲れさん、早速選ぶことにしよう

>>612
たぶん、そんな感じで良いと思う
614それも名無しだ:2009/04/12(日) 21:32:19 ID:CKyTKlcN
ttp://www.geocities.jp/acidsandlot/kako.htm

記念すべき10スレ目に向けて、8スレまでを格納
615それも名無しだ:2009/04/12(日) 21:40:48 ID:GXuUHJ5S
では、>>585の名前は>>601さんの四つ目の案をいただいて『武騎道』にします
理由は、シンプルながらも二人の特長が入っているのが気に入りましたのでこれに決めました。
616それも名無しだ:2009/04/12(日) 21:54:54 ID:R6+cSFBr
>>614
おお!お疲れ様です!
617それも名無しだ:2009/04/14(火) 21:07:25 ID:3Tz/EoPD
よし、投票だ。

今スレ
>>222-237 タイトル未定(名称公募作品)
名前を考えるのが一番楽しい私にとって、名前だけ考えていいというのは何とも嬉しい企画でした。

>>492 >>498-501 >>505-510 >>520 熱血!山際専高
第二話の杉村語がツボに入った。

>>522-523 >>525 >>548-550 きまぐれアイアンネック
これ多分すあまの先生ですよね?なんか雰囲気が。

SS
>>238-239 哀愁の守護者
オチに度肝を抜かれた。続きが想像できない。

総合
絶対征服オリンポス
ぼくロボWH書いててすっかりお気に入り。

今スレはSSが充実してましたね。清明が死んだりバントラインが復活したりといろいろあった。
618それも名無しだ:2009/04/14(火) 22:27:11 ID:eIAZHOCx
今スレ
>>173 戦う建機ドヴォークゥ Mighty Dovhoku!
>>250 血魂鋼神曲セレブレイド
>>492, >>498-501, >>505-510, >>520 熱血!山際専高
この3作品はネーミングセンスやネタのチョイスが自分好みなので

SS
スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand
上手く感想が書けないが、とにかくおもしろかった。

総合部門は決められないので辞退
619それも名無しだ:2009/04/18(土) 09:56:58 ID:smQUPL0u
スーパー宇宙戦艦大戦OG

遺跡帆船型戦艦
●トマス・キッド ●ジャック・オーブリー ●リチャード・ボライソー ●ニコラス・ラミジ
本編で活躍する「ホレイショ・ホーンブロワー」の僚艦。超古代の文明が緊急時に備えて
あちこちに遺していた艦。見た目はナポレオン戦争時代の帆船。
別次元の風を利用するので安定はしないが非常に速く、接近しての短射程バリア無効砲と
接舷切り込みが主な戦法。

●オデュッセウス
外見はジャガイモ状小惑星に偽装。まったく別の文明の播種船。
内部にはそれ自体が超粒子の対消滅、対生成をビットとしたコンピューター&
(事実上無限)エネルギー供給の超空間へのゲートと、単純に物理的なスペースを
確保するための固定空間につながるゲートの二種類の複素時空ゲートがある。
実際の「内部」容積は月ぐらいあって各種施設や多目的全自動合成工場があり、
「ロッテリアから巡洋艦まで」自動生産できる。
高性能のレーダーを持ち、物質転送装置でMSを敵の懐に転送できる。

後に(逆襲のシャアで別時空に転送された)アムロとシャアらを救出したシナリオがある。

●天城
サラトガ級二番艦。惑星連邦とヤマト地球の技術交流で建造された宇宙戦艦。
外見は太平洋戦争時代の米戦艦がベース。
主砲はヤマトに比べて門数は3連装6基18門と多いが口径が小さい故に総合火力はヤマトの46cm
ショックカノン3連装3基9門に比べると少々見劣りしてしまう。
波動エンジン搭載で、収束・拡散切り替え可能な拡大波動砲を装備している。
惑星連邦同様のワープナセル・シールド・ホロデッキ・レプリケーター・転送装置なども完備。
艦載機搭載能力も高く、側面から出現する射出カタパルトから人型・戦闘機型問わず多数運用可能。
620それも名無しだ:2009/04/18(土) 09:57:51 ID:smQUPL0u
○機体
○PTX-014・ワーウルフ
上から見ると角の丸い三角形のような、それ自体が翼にもなる分厚いボディに四つのエンジンを持ち、
左右に小ぶりの翼をつけた独特の戦闘機。全長は17mほど。
人間型に変形したときの、四つとも同じ形の手足には旧来の戦艦を動かせそうな制御スラスター、
牽引ビーム、武器はパルスレーザーとシールドを無効化する重力内破槍。強力なシールドも装備。
○RX-034・エウリュフェディア
ヤマト時空とUCの接触(ヤマト3の探検艦の一つが全滅状態でUC宇宙に転送された)から生まれた機体。
超高速の一撃離脱に徹した機体で波動エンジン装備。
コンセプトはGP02に似ているがあれほどごてごてしておらず、通常MSに近いステイメンと
無人小型艦を強引に一体化させている。全体全長120m、ステイメン21m。
巨大なサメの下から二本の巨大なサソリを思わせるハサミアームが伸び、その腹部にステイメンを中心に
いろいろある、という外見。ハサミアームは多関節で自在に動き超大型ビームサーベル・パルスレーザー、
別に足に連動して動く大口径ショックカノン二門、ほかミサイル多数。拡散波動砲装備。
○MSZ-021・ZZZ
より洗練された波動エンジン搭載MS。ミノフスキー物理学を生かして波動エンジンの小型化に成功、
Zガンダムをそのまま巨大化(全高83m)にしたような外見。変形機構もより洗練されて量産性も高く、
サイコフレームなどによる制御系も高性能。収束波動砲を変形時のみ使用可能。
波動エンジン直結の大型マシンガンは連射速度・威力・命中精度を兼ね備えた非常に強力な兵器。
三角形の全翼型ファンネルを多数運用可能。
621それも名無しだ:2009/04/18(土) 10:04:25 ID:KXt6QMsH
そろそろ次スレ立てるか
「ぼくの かんがえた ロボット]」にしていい?
622それも名無しだ:2009/04/18(土) 10:20:57 ID:qpBZAMxI
今まで通りでいいだろ
623それも名無しだ:2009/04/18(土) 10:25:07 ID:KXt6QMsH
いやなんか、]とか使うと厨くささがバーンと跳ね上がる感じがして・・・
624それも名無しだ:2009/04/18(土) 10:52:59 ID:UvR8M0R0
ひらがなで100ごうきまでいこうぜ
625それも名無しだ:2009/04/18(土) 11:17:56 ID:qpBZAMxI
もちろん数字は大文字でな
626それも名無しだ:2009/04/18(土) 11:29:23 ID:KXt6QMsH
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1240021680/
立てたよ。タイトルはセイカイオーにしちゃったけど、もう文句は聞かない。
つか君たち投票してやろうよ・・・
627それも名無しだ:2009/04/18(土) 11:39:23 ID:qpBZAMxI
文句というかなぜ独断で出た意見に否定してはいけないのだ
なぜ勝手を起こすのだ
628それも名無しだ:2009/04/18(土) 12:11:51 ID:9uTSGADg
そんなに悪かったか・・・ごめんね。
629それも名無しだ
投票しまーす!



今スレ
>>5-7 鬱苦屍機(うつくしき)

>>95-97 魔女戦争〜2300年のウィッカ〜

>>458-460 聖・シャイン


SS
大貫巨砲バントライン


総合
よりどりみどりでどれも面白ろかったので決められませんでした。


一言コメント
回をますごとに面白そうな作品が増えていくのがわかりますね、今後が楽しみです。