フィオナ「ラリアー、悪いけど洗濯物取り込んでおいてくれない?」
ラリアー「は、はいっ」
ラリアー「よいしょ…あ、女性ものの下着…恥ずかしいなぁ…」
ラリアー「このブラジャーは…ミズホさんのにしては小さすぎる…きっとフィオナさんのだ…ドキドキ」
デスピニス「ラリアー…私の下着をまじまじと見つめて何してるの…?」
ラリアー「わぁっ!?えぇっ!?」
デスピニス「さいてー…」
ラリアー「ちっ違うんだよっ、洗濯物が…フィオナさんで…」
ミズホ「そういえばこの前、フィオナさんの小さい頃の服こっそり着てたよね…」
ラリアー「ミズホさん!?いつからそこに」
デスピニス「さいてー」
ミズホ「さいてー」
ラリアー「うぅ…(泣)」
フィオナ「あれ?何してるの?」
ラリアー「あっ…フィオナさん!?」
ミズホ「あ…実はかくかくしかじか」
ラリアー「あぁ!言わないでぇ!」
フィオナ「ふぅん、なんか小さい頃のラウルそっくりだね」
デスピニス「えっ!?」
ミズホ「そうなんですか!?」
フィオナ「私達双子だったからさ、小さい頃は同じ服着ると見分けがつかないくらいそっくりだったのよ。それで、一度ラウルが私の服着ていたずらしてから、くせになったみたいでよく私の格好してたの」
ラウル「ちょ、お前何の話してるんだよ」
フィオナ「私がブラつけるようになってから率先して洗濯担当してたもんね〜」
ミズホ「ラウルさん…そんな過去が」
デスピニス(今でも興味あるのかな…)
ラウル「うっせー!あれはラージの策略でだな」
ラージ「人のせいはいけませんね。女装趣味のことは私は知りませんよ」
ラウル「趣味じゃないし、フィオナが俺の格好する時の方が多かったっての」
フィオナ「まぁそんな感じだから、ラリアーは別に変じゃないのよ〜?」
ラリアー「は…はい」
デスピニス「ラウルさんもそうだったなら…」
ミズホ「仕方ないか…」
フィオナ「でも、私の服を勝手に着るのはいただけないわね。お説教してあげるから後で私の部屋に来なさい…?」
ラリアー「えっ!?は…はいっ」
続かない。