ゼオラとアラドの子供マダァー? 二十一代目

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1それも名無しだ
ここは、スパロボオリジナルキャラの子供達の成長を暖かく見守るスレです。
子供の設定(年齢性別や立ち絵)及び他キャラの両親の設定、搭乗メカの設定等、 各職人さんにお任せします。
が、>>2に記載されている禁止事項、推奨事項、更に議論討論板などには目を通しておいてください。
※ 重要事項 ※
現在、新キャラ規制及びサルベージ対象キャラは一時的に解放されています。
新キャラの乱立や無理のあるサルベージにならないよう気をつけてください。

<<まとめサイト>>
ttp://banpresto-srw.com/
ttp://www.geocities.jp/soremowatashida/
≪議論討論板≫
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/5816/
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/otaku/5816/
<<人物辞典>>
ttp://www.geocities.jp/zeradlove2005/index.html
ttp://zeradlove2005.hp.infoseek.co.jp/index.html
<<お絵かき掲示板>>
ttp://bbs4.oebit.jp/zeradlove2005/bbsnote.cgi
ttp://banpresto-srw.com/bbsnote/bbsnote.cgi
<<前スレ>>
ゼオラとアラドの子供マダァー? 二十代目
ttp://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1194798097/
<<過去ログ>>
十九代目 ttp://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1189260250/
十八代目 ttp://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1183263659/
十七代目 ttp://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1175273071/
十六代目 ttp://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1169983875/
十五代目 ttp://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1163976871/
十四代目 ttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1160093541/
十三代目 ttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1156027588/
十二代目 ttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1152117461/
十一代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-11.htm
十代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-10.htm
九代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-09.htm
八代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-08.htm
七代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-07.htm
六代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-06.htm
五代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-05.htm
四代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-04.htm
三代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-03.htm
二代目 ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-02.htm
初代  ttp://banpresto-srw.com/kako/kodomo-01.htm
2それも名無しだ:2007/12/13(木) 20:43:01 ID:rp9R/iei
現在までの登場人物
アラド&ゼオラ→ゼラド(姉)&アオラ(弟)
ゼンガー&ソフィア→ゼフィア(♂)
トロンベ&スレイ→スレイチェル(イグニッション)
イルイ&???→イルス(♀)
ブリット&クスハ→クリハ(♀)
セレーナ&ルアフ→レイナ(♀)
アイビス&???→アイミ(♀)
トウマ&ミナキ→トウキ(兄)&ミナト(弟)
ギリアム&ヴィレッタ→ヴィレアム(♂)
リュウセイ&マイ→マリ(♀)
リュウセイ&ラトゥーニ→リトゥ(♀)
キョウスケ&エクセレン→レモン(長女)&アルフィミィ(次女)&タカヤ(長男)
ハザル&ルリア→ハザリア(兄)&ルル(妹)
アルマナ&クォヴレー(?)→ルナ(♀)
キャリコ&スペクトラ→キャクトラ(♂)
シュウ&サフィーネ→シュウヤ(♂)
シュウ&モニカ→クリストファー(♀)
孫光龍&孫龍王(真・龍王機)→孫真龍(♀)
ジョッシュ&グラキエース→ラッシュ(弟)&ラキア(姉)
イングラム&ヴィレッタ(未確定項)→イングレッタ(♀)
アークライト&セレイン→レラ(♀)
ジーク&光珠→アークorジキミ(♂)
秋水&サリー→咲美(♀)
タスク&レオナ→レタス(♀)
ケイサル・エフェスの孫→ルサイケ(♀)
バラン・ドバンの孫→ラン(♀)
カズマ・アーディガンのライフデータ→マーズ(ロボ)
※マキネ、アルヴィ、ナヴィアについては現在保留中です


その他
アラド、ゼオラ、クォヴレー、イングラム、ゼンガー、トロンベ 他保護者の方々
ディストラ姉さん、アストラ兄さん、龍王姐さん、ガンスレメイド隊(A〜F) 、龍鱗機、XNガイスト など人格持ち機動兵器
αビンボーズ、αユーレーズ などディス・レヴに住まう方々
ラミア、ヒューゴ、アクア、アクセル、ルアフ 他教師の方々
その他、因果地平の彼方へ消えていったキャラ達等は人物辞典参照

※禁止事項※
・新キャラの追加は一時的に解放されています。(新キャラと既存キャラの基準は人物辞典に登録されているか否かです)
・放置キャラのサルベージも同様に開放中です。過去に名前だけあるいは一発ネタだけでしか登場していないキャラクターの再利用も可能となっています。
・新キャラ規制についての意見は議論板にてお願いします
推奨事項他
・主役は子供達全員です。でも、バランガ一家が中心にいる方がいいかも。
・嫌なネタはスルーの方向でお願いします。
・過去のネタと矛盾は極力抑えましょう(過去ログに事前にしっかり目を通しましょう)
・版権キャラは…まあ、控えめにね、あくまで主役は子供達なんで。
・その他議論は本スレではなく議論板で
・ハザリアが好きな職人さんはなるべく半角を使って819ランをさせてあげましょう
・職人の自分語り、投下に対しての質問も議論板でお願いします
3それも名無しだ:2007/12/13(木) 21:03:20 ID:/UJjy0kJ
センター対策の帰りにCoCo壱行って5辛に挑戦したがやっぱりまずかった


すまん、愚痴りたかっただけだ。>>1スレ立て乙!
ルナ「君には褒賞としてこのアルの抱き枕を」
4それも名無しだ:2007/12/13(木) 21:17:17 ID:x7QGdar8
>>1
乙!
もう二十一スレ目か。
さて、ハザリア君。
今度こそ>>819ラン取れるかな?
5それも名無しだ:2007/12/13(木) 21:23:55 ID:oiO4JWll
>>1

しまった・・・前スレで不吉なレスをしてしまった
6それも名無しだ:2007/12/13(木) 22:43:22 ID:ItT8xZM2
>>1
7それも名無しだ:2007/12/14(金) 00:47:15 ID:O0eM1Ov7
>>1乙&前スレ>>719GJ
ハザリア×マリ&リトゥのリクエストに応えてくれて嬉しいです!
8それも名無しだ:2007/12/14(金) 00:53:20 ID:PenUQ+4K
>>1
あと、アクセス規制でできんかったので前スレ>>719GJ!
三人のヴァリアブル・フォーメーションが脳内に発生した
9それも名無しだ:2007/12/14(金) 01:30:28 ID:fTosbB0a
ゼラド「>>1さん乙かれさまです。
    ・・・前スレ、もう書き込めない・・・もう>>1000まで行けない・・・・・・」
ルナ「バルマー(母上)の力を持ってしても、容量制限の壁は越えられんのか・・・くっ、目から汗が出てきおるわ・・・・・・」
アルマナ「・・・・・・」(返事はない、ただの屍のようだ)
ディストラ「も、燃え尽きちゃってますねー」

リトゥ「・・・・・・///」(ま、前スレ>>719さん、とってもGJです)
マリ「どうしたんだリトゥ、ボーッとして」
リトゥ「何でもない何でもないっ!」
マリ「? まあいいか。それよりハザリア知らないか」
リトゥ「は、ハザリア君っ!!」
マリ「・・・・・・まさかアイツに何かされたんじゃ・・・」
リトゥ「そうじゃないの! そうじゃなくて・・・」(反応しすぎだよ私・・・・・・)


ハザリア「・・・・・・」(返事はない、ただ(ry)
ヴィレアム「・・・そんなに>>819ランを取りたかったのか」
ハザリア「黙れ、黙れよ!
     今回はチャンスすらなかったんだぞ!取りのがすより余計に質が悪いわ!!」
ガイスト「しかしハザリアさん。>>819ランを取るにはまず>>800に到達しないといけなかったのですが・・・」
ハザリア「ふん、>>819ランさえあればそんなリスクなどっ!」
ヴィレアム(・・・そこまでかよ)
キャクトラ「友よぉー!」
ヴィレアム「うわっ!キャクトラ、どうした号泣して!」
キャクトラ「自分は、自分はバルシェムとして、姫様の御付きとして失格だぁー!」
ヴィレアム「何で急に・・・」
キャクトラ「例えそれがいかに自分にとって苦痛でも、姫様の望みを叶えられないなどと!
きっと俺の任務に対する気持ちに、クォヴレー殿に対する嫉妬が混じっていたのだ!
かくなる上は自害するしか・・・」
ヴィレアム「ば、バカ早まるな!」(俺まで喜べないぞ・・・)

ガイスト「・・・あ、オチはありませんよ」
10それも名無しだ:2007/12/14(金) 02:56:18 ID:vo1dqgrq
ルアフ「ま、今年もいろいろあったさ。
 相次ぐ不祥事で岸くんの孫がダウンしちゃってね。
 それで、あれだろう? 政治は夜作られる! っていう」
ヒューゴ「訃報も多かったですよねえ。
 ゴッチでしょう、エリツィンでしょう、ノックでしょう、
 で、なによりサカイさんがねえ、ショックでしたよ、やっぱ」
ルアフ「僕としちゃ、阿久先生、ウエキさん、フナコシさん。
 皆さんいい人でねえ、駆け出しのころにはずいぶんお世話になったものだよ」
ラミア「しかし、マオ社のヒュッケバイン偽装事件には驚いたな」
ヒューゴ「ACミランとレッズがですねえ、まさか」

アクア「なんで今年起こったニュースをまとめ始めてるんですかぁっ!?」

ラミア「なんだ、いたのか。
 今スレはパンチラ禁止だから、お前なんか存在自体が規制対象だぞ」
アクア「パンチラどこの騒ぎじゃありませんよ! わたしは!」
ルアフ「あ、自覚あったんだ」
ヒューゴ「ミニモニは喫煙するし出来婚するし、小朝師匠は離婚するし」
アクア「ヒューゴ! ミニモニと小朝師匠をいっしょくたに扱うのはやめて!」

ヒューゴ「あれ、カメラ切り替わってるんじゃないですか?」
ルアフ「もうかい? 今回はずいぶん早いなあ、もう」
アクア「なんなんですか、毎回毎回、この小芝居は」
ヒューゴ「どうも、こんばんわ。
 このタイミングでOG外伝の発売延期が決まった今日この頃、いかがお過ごしですか?
 ヒューゴ・メディオです」
アクア「ヒューゴ! 不吉なウソをつかないで!」
ルアフ「えー、このスレはだね、
 バンプレストオリジナルキャラクターの子供を捏造して楽しもうというのが趣旨でだね。
 僕ら4人は、子供たちが通う学校の先生ってことになってるんだ。
 では、前スレのまとめといこうか」

 【クォヴレーはブリーフ派】

ルアフ「以上」
アクア「なにが以上ですか!
 ねえ、わたしたち、ずいぶん前からまとめもキャラ紹介もやってませんよ!」
ルアフ「まとめられないよ! まとめにくいんだよ、最近!」
アクア「スレの最初の方に出てきて無駄話してるだけの4人ですよ、これじゃ!」
ラミア「ユルゲン博士の魔の手により、死亡したラミア・ラヴレス。
 しかし、なんと納豆朝の飯、それは罠だった。
 あっち側の世界に流れ着いたラミアはとちくるったミッテ先生の手により、
 とちくるった悪の再生怪人として復活を果たすのであった。
 そんな矢先、とちくるった大学院生のアクアが
 とちくるったミッテ先生を亡き者にし、世界の覇権を狙い始める。
 とちくるった回路を埋め込まれたラミアは、とちくるった服装のアクアに逆らうことが出来ない。
 アクアなすがまま、されるがままに翻弄されるラミア。
 しかし、果てしなく続くとちくるった責め苦の中、ラミアはとうとうとちくるった自我を取り戻すのであった。
 爆煙の中、とちくるった慟哭とともに対峙するアクアとラミア、
 ふたりの運命はいかに」
アクア「なにもかもがとちくるった妄想を垂れ流すの、やめてください!」
11それも名無しだ:2007/12/14(金) 02:58:34 ID:vo1dqgrq
ルアフ「いやぁ、しかし、僕らもずいぶんオリジナルから遠い地平に到達しつつあるわけだし」
ラミア「ルアフ先生はルアフ・ガンエデンというより、ただのバーローだしな」
ヒューゴ「俺は元からこんなもんですよ?」
アクア「違う。ヒューゴ、ヒューゴは元々、無愛想でクールなキャラクターだったじゃないの」
ヒューゴ「えぇ〜、そうだったかぁ?」
ルアフ「フツーにドラグナーチームとかと仲良かったよね、君」
ヒューゴ「あいつらいいヤツなんで」
ラミア「むしろ、アクアに対してのみ妙にそっけなかっただけだな」
ヒューゴ「『え、このひと大学院まで行ってなにやってるんだろ』
 っていうのが第一印象でしたからね」
アクア「ヒューゴ! そんなふうに思ってたの!」

ミツコ「万物は流転するものよ」
アクア「なんで急にいるんですか!?」
ラミア「書類上はわたしの上司だからな」
ミツコ「今年のキーキャラクターといえば、なんといっても中華おっぱいで」
アクア「そこまで一世風靡してませんよ!
 なにに対して対抗意識燃やしてるんですか、しかも知らないうちに子供までこしらえて」
ミツコ「失敗しちゃった」
アクア「なにカワイクいってるんですか! 歳考えてください」
ヒューゴ「お前もだ」
アクア「ヒューゴ! いま、ボソッとなにいったの!?」

ヒューゴ「ミツコ・イスルギ。
 マオ社が偽装問題で揺れてる中、ポロッと子供を出しちゃったイスルギの女社長さんだ。
 息子の名前はミツハル・イスルギ。父親はニブハル・ムブハル。
 ミツコさんの姓は変わっていない。
 ははは、明らかに利権の匂いしかしませんね」
ミツコ「組み合わせてみたらたまたま語感がよかっただけという関係ですからね。
 べつに、相手がニブハルである必要はないのでしてよ。
 グライエン・グラスマンかも知れないし」
ルアフ「オッサン向けのエロ週刊誌みたいな絵しか浮かんでこないね」
ミツコ「フィリオ博士にパワハラした結果かもしれない」
アクア「ダウト、それはダウトです。存在自体が鬱です」

ルアフ「じゃー、まー、今年もあれだから、あれはそれな感じで、
 最後は一本締めで締めようか」
アクア「なに、この時期にオッサンがいいがちなセリフ口にしてるんですか」
ラミア「このスレにおけるルアフ先生は、見た目は子供でも中身はけっこうオッサンだ。
 口調も『君、〜したまえ』など、かなりオッサンくさい。
 おもひでぽろぽろとか三丁目の夕日みたいなことを言い出すことから、
 ただの団塊世代なんじゃないかという疑惑もある」
ヒューゴ「ああ、夏川さんみたいな」
ルアフ「じゃ、皆さんお手を拝借ー」
アクア「紹介を始めるんじゃないんですか!」
ルアフ「パンチラ最高ーっ!」
アクア「そんな締めが許されると思ってるんですかぁっ!?」
12それも名無しだ:2007/12/14(金) 20:13:59 ID:RgtrPlhv
毎回スレ最初の先生達による前スレまとめ(?)が楽しみでたまらないwwwGJ!
13それも名無しだ:2007/12/14(金) 21:20:21 ID:VtxGLrJ9
ミナト「うー…さっぶぅ…」
ディストラ「あら?ミナトさん?」
ミナト「ああ、ディストラさん…」
ディストラ「どうしたんですか?こんな夜中に?」
ミナト「んー…隣の部屋からの騒音でいたたまれなくなってね…」
ディストラ「騒音?」
ミナト「兄貴とクリハ、オヤジとお袋の…今晩いないんだ」
ディストラ「なるほど〜若いっていいですねぇ」
ミナト「相手が居ればね」
ディストラ「(苦笑」
ミナト「さみぃからネカフェでも行こうかな」
ディストラ「ミナトさんも淋しいのですね」
ミナト「まぁね…」
ディストラ「私でよろしければあたためて差し上げますよ?」
ミナト「い…いや…そんな…」
ディストラ「うふふっ、ちよっとからかってみただけです」
ミナト「えーっちょっと本気だったのに」
ディストラ「いいんですか?まつろわぬ霊にとりこまれても?」
ミナト「い、いや…それは勘弁w」
ディストラ「うふふ」
ミナト「なんか…いつものディストラさんと違う…?」
ディストラ「満月の光がそうさせるのです…おきおつけあそばせ」ミナト「おう…」
ディストラ「それではお風邪など引きませぬ様ご自愛なさいませ」
ミナト「お、おう…」



ミナト「……くしゅんっ…」
14それも名無しだ:2007/12/14(金) 22:35:13 ID://Cyt8Ra
>>10-11
OG外伝延期とか不吉すぎる事いうなwwwww

それはそうと毎回毎回GJ!
15それも名無しだ:2007/12/14(金) 23:21:22 ID:cjurBB3p
ただのバーロー吹いたwwww

しかし速攻で離婚したよな
バーローと作者
16それも名無しだ:2007/12/14(金) 23:21:42 ID:b2F72SUr
>>10-11
本当に先生ズのネタはGJだな。

>>13
ディストラ姐さん。いったい何が起こったんだ・・・・。
17それも名無しだ:2007/12/15(土) 01:14:44 ID:CGMHfN67
ミナト「いやー前スレじゃ大変な目にあった」
ヴィレアム「描写がなかった分どんな目にあったのか興味があるんだが」
ミナト「はっはっは、キニシナクテイイトオモウヨ」
アーク「カタコトになってんぞ」

ゼラド「でねー」
レイナ「それはちょっと」
アイミ「でも」
マリ「うわぁ、突風がっ!!」

男ども「!!」
ゼラド「なーんてね」
レイナ「今回はパンチラ禁止令でてるから」
アイミ「スパッツ着用なんだよね」
マリ「まぁ私は稽古やなにやらではきなれているが、となんでお前ら
   前かがみなんだ?」

ミナト「不意打ちとはいえよぉ・・・」
アーク「スパッツでもかわんねぇってなぁ」
ヴィレアム「なんでゼラドはくまさんプリントのスパッツなんだ?」
18それも名無しだ:2007/12/15(土) 01:42:00 ID:gsfjJG7R
>>1


あ、あとどうしても気になったんでちょっと言わせてくれ。
前スレ>>719。名前は間違えずにちゃんとクォヴレーって書いてくれ。
クォブレーだとなんか気が抜けるというか…
19それも名無しだ:2007/12/15(土) 02:05:25 ID:x9T00GgQ
クォヴレー「クォヴレーだ・・・2度と間違えるな!俺の名はクォヴレーというんだ!久保でもこぶ平でもない!」
イングラム「すまんね」
ディストラ「(さらにわざと名前を間違えて怒りをさそっていますね この元ご主人様・・・・・・・根っっからの性悪です)」

20それも名無しだ:2007/12/15(土) 02:57:07 ID:+RK1mw40
 【川辺】
マリ「あ・め・ん・ぼ・あかいな・あいうえお、
 あ、お、い、え、あ、うー」

 〜Amazing grace! how sweet! the sound!
マリ「あれは? パンクのリズムで、ゴスペル?
 女の人だ。なんでだろう。ただギターを弾いてるだけなのに、ダンスでも踊ってるような」
ハザリア「ほう、いいケツをしているな、あれは。
 身体の動かし方を知っている人間のケツだ」
マリ「いたのか、お前。しかも、どこ見てるんだ」
ハザリア「素晴らしい。実に面白い。心躍るわ。
 ロンドン・パンクとゴスペルソング。双方にケンカを売っているような振る舞いではないか。
 実にパンク! 実にアナーキー!
 はて、しかし、あのグラマーインパクトな感じのケツはどこかで見たことがあるな」
マリ「グラマーで、しかもインパクト?」
ハザリア「おお、そうだそうだ。
 しょっちゅう教室からヴァニシングしてしまうパンクがB組にいると聞いたことがあるな。
 たしか名前は」
マリ「ユウカ・ジュグナン。
 そっか、あのひと、ボーグナインさんの」

マリ「あの」
ユウカ「あんた、A組の」
マリ「ボーグナインさんが子供を産んだことあるって聞いたことがあるけど、あなたが」
ユウカ「知らない、そんな女」
マリ「エッ、でも」
ユウカ「ダンサー志望だったのを忘れて、芝居に転んだ女よ。
 そのステージからすらも逃げ出した、情けない女」
マリ「それは、『紅ジュデッカ』っていう役が」
ユウカ「そんなこと、あたしの知ったことじゃない。
 あの女から教わったのは、あんな負け犬だけにはなるまいという教訓だけよ」
マリ「それじゃあ、ボーグナインさんがあんまりにも」
ユウカ「ゴー・アウェイ。あんたとトークすることは、なにもない」

ハザリア「おい、そこの、100万ボルトのケツ」
マリ「お前、ややこしくなるから出てくるな」
ハザリア「貴様は、あれだな、俺の舞台に出ればよい」
ユウカ「バッドジョーク。なんであたしがそんな」
ハザリア「よい。貴様は、いいな。実にいい!
 その苛立ち! その焦燥! その鬱屈! その瞋恚!
 どうにも、このあたりの連中は妙にお行儀がよくて困っていたところだ。
 その点、貴様のケツときたら」

 ギャアアァァァァンッ!!
ユウカ「あたしがステージになんか立つはずがない。オーライ?」
 スタスタスタ
ハザリア「フハハハハ! ギターでぶん殴られるのは初めてだ」
マリ「お前ってやつは、今年の流行語か! なんでそう空気が読めないんだ!
 しかもグラマーだのインパクトだの100万ボルトだの!」
ハザリア「貴様も、なにを怒っているのか」
21それも名無しだ:2007/12/15(土) 02:58:47 ID:+RK1mw40
 【翌日 演劇部 部室】
ハザリア「よぉーし、次の演目について説明する。
 タイトルは『アンラッキーダンサーズ』。
 主人公は、ミリオンを売り出すトップシンガーのバックで踊っていたダンサーども。
 ところが、頼みのトップシンガーが電撃引退。
 事務所からはドサまわりさせられ、ミラーボールは爆発し、
 メンバーの足並みはそろっていない!
 いいことなんかなにもなかったけれど、それでもくじけずに踊り続ける少女たち。
 いや、少女と呼ぶには若干ムリがあり、
 アイドルなんだか歌手なんだか女優なんだかいまいちわからない馬の骨どもが織りなす青春群像劇だ!」
マリ「嫌な青春群像劇だなあ、おい」

ハザリア「では、配役を発表する。
 ホリコシに通いたいというふざけた理由で芸能界入りしたものの、
 字面のよく似たアイドルがスキャンダル写真を流出させたばかりに改名を余儀なくされ、
 ミラーボールは爆発し、ドラマに出てみれば酒飲み小猿呼ばわり。
 いいことなんかなにもなかったけれど、それでもくじけずに踊り続ける平山アヤスケ役に、マリ」
マリ「ミラーボールのくだりは、絶対に入れないといけないのか?」

ハザリア「次に、三人ひと組のダンスユニットとしてデビューするはずだったのに、
 まず一人が『サッカーやりたい』とかいって離脱、
 いま一人は仕事をほっぽり出して日光で豪遊、
 その後未成年の身でキャバクラ通ってるところをフライデーされてクビ。
 ユニットは空中分解し、アルバムの発売は流れ、マネージャーはドSだった。
 高知から韓国まで570キロのマラソンをさせられ、CDジャケットでは裸エプロンをさらし、
 舞台女優として地味に高い評価を受けつつも、
 大沢親分の孫とタッグ組んでさぁ久しぶりの新曲だというタイミングで、
 ミラーボールが爆発し、元相方が銅線盗んで捕まった。
 いいことなんかなにひとつとしてなかったけれど、それでもくじけずに踊り続けるソニスケ役に、マキネ」
マキネ「なんであたしの役はそんなに悲惨なのさ!」
ハザリア「やっかましいわっ!
 これがギャグでないのだから、現実は面白い!」
マキネ「面白かないよ!」

ハザリア「次に、高学歴と甘ったるい容姿を武器に、食い散らかした男は数知れず。
 しかし、おなじ数だけ食い捨てられてきた。
 ミラーボールは爆発し、ダルビッシュには浮気され、愛犬の健康管理はなっちゃいなかった。
 いいことなんかなにもなかったけれど、それでもくじけずに踊り続けたサエスケ役に、リトゥ」
リトゥ「なんでわたしの役は、そんなにタチが悪いのぉ!?」
ハザリア「なんというか貴様は、男を見る眼鏡が曇っているような気がしてならん」
リトゥ「そんなことないもの! 眼鏡は曇ってるかもしれないけれど、目は曇ってないもの!」
マリ「落ち着けリトゥ。眼鏡が曇ってたら、どっちみち視界は真っ白だ」
リトゥ「違うもの! ダルビッシュくんは浮気なんかしないもの!」
ハザリア「目を覚ませ貴様ぁっ!
 いいか、ダルビッシュはなぁ、野球選手としては一流でも、男としては相当手が付けられんぞ!
 そんなもん、貴様、浮気するに決まってるだろう!
 いままさに、ペキン五輪に向けて大放出中だぁっ!」
リトゥ「そんなことないもの。ダルビッシュくんはそんなじゃないもの!
 わたしは、わたしだけはダルビッシュくんの優しさを理解できるもの!」
マリ「リトゥ、違うベクトルで役を自分のものにするのはやめろ」
22それも名無しだ:2007/12/15(土) 03:01:03 ID:+RK1mw40
マリ「なあ、ところでこの、
 SpEED Destiny最年少メンバーとして少女たちのカリスマとなるものの、
 労働基準法は軽やかに無視され、ギャラは凄まじい額のピンハネをされていた。
 沖縄帰って結婚すると言い出してグループを解散に追い込むも、あっさり破局。
 ずるずると芸能界に居残ったものの、ミラーボールは爆発し、
 個展なんか開いて地味に成功してる元リーダーとは連絡を取っていない。
 いいことなんかなにもなかったけれど、
 それでもくじけずに踊り続けたhiroスケ役は、誰がやるんだ」
ハザリア「ああ、それは、あれだ。
 なんといったかな。例のグラマーインパクトなケツにやらせる」
リトゥ「グラマー?」
ハザリア「俺はな、あのケツが気に入った」
マリ「はぁっ!?」

 【廊下】
ユウカ「ノン。これはなんのイヤガラセ?」
ハザリア「イヤガラセだと、バカな。俺は福音の伝達者だぞ、おい」
ユウカ「なにを恩着せがましく。この役はなに。
 知らないうちに、顔も見たことのない父親とおなじ道を歩んでいく女?
 あたしに対するアイロニー? これは」
ハザリア「案外、自意識過剰な女だな。
 こんなものはよくある設定だ。貴様が勝手に感情移入しているだけだろう」
ユウカ「あたしは出ない。オーライ?」
ハザリア「いいや、貴様は出るとも。出ずにはおられん」
ユウカ「あんたが、あたしのなにを知っているというの」
ハザリア「ユウカ・ジュグナン。
 8歳にして子供ダンスコンクールで優勝。
 以後、いくつもの大会で賞をかっさらう。
 ところが、10歳を最後にあらゆる舞台から姿を消した」
ユウカ「リサーチしたの」
ハザリア「ビールひとつでたいていのことは調べてくれるオッサンが身近にいるのでな」
ユウカ「なら、知っているんでしょう?
 ダンスを捨てて、演劇からも逃げ出したあの女が、
 抜け殻みたいになって産み落としたのが、このあたしよ。
 キディのころは、そんなこと知らなかった。
 あの女が作ったお菓子を無邪気に食べて、教えられるままにダンスを覚えた。
 でも、知ってしまった。
 いくら子供でも、あたしはすでにステージを踏んでいた。
 ショウマンにとって、ステージがなによりも神聖なものだってことくらい知っていた。
 あの女は、あたしをトンズラの理由に使ったのよ。
 だから、ディスライク。
 髪の色も、目の色も、お尻の形も、ダンスも、あの女にもらったものは、みんな」
ハザリア「そんな泣き言を俺に聞かせてどうする。
 おおかわいそうにと、そのケツを撫でさすって欲しいのか、え?」
ユウカ「ブリティッシュジョークより笑えない」
ハザリア「では訊くが、貴様、そのケツはなんだ」
ユウカ「それは」
ハザリア「そのケツの張りはなんだ。そのケツの盛り上がりはなんだ。
 そのケツのうねりはどうしたことだ、ええ?」
ユウカ「やめてッ!」
ハザリア「そのケツを見ればわかる。貴様はいまもレッスンを重ねている。
 なぜだ。知れたこと。
 貴様はステージの味を覚えてしまっている。そして忘れられん。
 ケツを向けたフリをして、その実ヒクヒクと欲しているのだ。
 未練たらしいものだ、浅ましいものだ、なあ」
ユウカ「そんなことッ!」
23それも名無しだ:2007/12/15(土) 03:03:04 ID:+RK1mw40
ハザリア「卑しさを恥じることはない。それは人間の可愛らしさだ。
 スポットライトがもたらす悦び、あれは甘い毒のようなものだ。
 一度囚われたからには、もう逃げることはできない。
 俺の知る女もそうだった。
 あの女は、この世の輝きにケツを向けていた。
 自分がスポットライトを浴びることなど、考えてもいなかった。
 それが、いまはどうだ。どん欲もいいところだ。
 貴様もわかっているはずだ。だから妬ましい。違うか」
ユウカ「昨日、あの子にイジワルした意趣返しというわけ、これは。
 案外、陰険な男なのね」
ハザリア「解釈は勝手だ。俺は貴様を舞台に引きずり出す。
 俺も、舞台に取り憑かれた男の一人なのでな」
ユウカ「どうしてもいやだといったら」
ハザリア「そのケツを蹴っ飛ばすまでだ」
ユウカ「バッドな男」

 【演劇部 部室】
ハザリア「口説いてきた。ユウカ・ジュグナンだ」
リトゥ「ええぇっ!?」
ハザリア「このケツを見ろ。こいつはダンス経験者だ。
 今回の劇に限らず、肉体を自由自在に動かすためにダンスは必要不可欠な要素だ。
 基礎からよぉく教えてもらえ。
 ああ、マキネ、貴様はいい。
 体育館に行って、パニック障害寸前になるまでドミノを並べてこい」
マキネ「それは、役作りの上で必要なのかい!?」
ハザリア「いいか、貴様の役はな、いまさらクスリで捕まっても、
 誰からも責められないほどの追い詰められっぷりが必要なのだ」
マキネ「それもう、アイドルとか歌手じゃないじゃん!
 リアクション芸人かなにかじゃないさ!」
ハザリア「文句があるなら、なんだ、570キロマラソンしてくるか」
マキネ「ドミノ並べてきます」

ハザリア「おい眼鏡! 貴様、なにをお上品にセリフを読んでおるか!
 いいか、貴様は猛禽だ。
 上目遣いをしながら、その瞳の中に計略を張り巡らせろ!
 同性の支持などいらぬ、生きがいは男のみの乱獲者!」
マリ「おい」
ハザリア「舌なめずりを微笑みで覆い隠し、砂糖菓子のような言葉を吐け!
 やにわに牙剥き、喉笛めがけて食らいつけ!」
マリ「おい、こっちを向け」
24それも名無しだ:2007/12/15(土) 03:04:18 ID:+RK1mw40
ハザリア「なんだ。なにか文句でもあるのか」
マリ「ジュグナンさんはステージに出ることをいやがってた。
 ボーグナインさんのこと考えれば、事情はなんとなくわかるだろう。
 お前、どんなムリいったんだ」
ハザリア「向こうの事情など知ったことか。
 俺は、舞台に必要だと思えば犬でも猫でもメカギルギルガンでも引っ張ってくるわ」
マリ「お前見てると、たまに不安になる。
 エイスさんと距離を置いてるはずなのに、なんだかお前はどんどんエイスさんに近づいていく」
ハザリア「おい、そろそろ理解してもいい頃合いだぞ。
 やくしゃとやくざは一字違い。いずれ、ろくなものではないのだ」

マリ「あの、ジュグナンさん」
ユウカ「ユウカ。オーライ? どちらにしろ、ファミリーネームは好きじゃないの。
 カラードの混ざりものが英国貴族の看板背負ってパンクしてるなんて、安っぽいアイロニーよ」
マリ「なんていうかあいつは、わりと考えなしでものをいうとこあるから、
 あんまり真剣に受け止めることは」
ユウカ「小振りなお尻をしてるのね」
マリ「アッ、なにを」
ユウカ「肉が薄くて、硬い。
 これじゃ、体重をスムーズにスライドさせることができない。
 あんた、アクトレスとしては少し達者かもしれないけれど、ダンスはベーシックからやる必要がある。
 オーライ、まずは」
マリ「その絶え間ない尻攻勢、ちょっとどうかと思う」

 【本番当日 舞台袖】
レイナ「あんた、B組のあの子に妙に入れ込んでるそうじゃない」
ハザリア「ああ、いいケツをしているだろう」
レイナ「考え無しにそんなこといっちゃって、どうなったって知らないからね」
ハザリア「ケツのひとつやふたつで起こることなど、たかが知れとるわ」
レイナ「始まるわよ」
25それも名無しだ:2007/12/15(土) 03:05:39 ID:+RK1mw40
 【舞台上】
 ダンスニ賭ケタッ青春! ダケドッ目ガ死ンデイルーっ♪
 ワァー ワァー ワァー ワァー
スレイチェル『皆さぁーん、今日はーっ、スレイチェルのために武道館に来てくれてーっ、
 礼をいうのであるーっ!』
 ワァー ワァー ワァー ワァー
スレイチェル『ここで皆さんにーっ、お伝えしなくてはならないことがあるーっ!』
 ワァー ワァー ワァー ワァー
スレイチェル『スレイチェルはぁーっ、今日限りーっ、普通の性別イグニションに戻るのであるーっ!』
 ワー キャー イヤー ギャー
スレイチェル『そしてもうひとつ!
 スレイチェルのお腹には、すでに新しい性別が宿っているのであるーっ!』
 ワアァァァァァッ!!

 【舞台袖】
レイナ「なにが生まれてくるっていうのよ!」
ハザリア「知らん。わからん。
 たしかあの役はバランガにやらせるはずだったのだが、
 いつの間にやらスレイチェルが居座っていて、頑として譲ろうとしないのだ」
レイナ「なにがしたいのよ、あのひとはっ!?」

 【舞台上 芸能事務所】
トウキ『スレイチェルめ、デビューさせてやった恩も忘れて』
ミナト『どうすんだよ、兄貴。うちの事務所は、スレイチェルひとりで持ってたようなもんだぜ?』
トウキ『落ち着けミナト。
 引退しますっていってほんとに引退したスターなんてな、モモエ・ヤマグチだけなんだよ。
 どうせ、なんやかんやいって復帰するに決まってるんだ』
ミナト『でもよ、そんなの、いつになるか』
トウキ『とりあえず、ツナギで営業でもやらせとくさ』

 【舞台上 会議室】
マリ『スレイチェルさんが引退しちゃったら、バックダンサーのうちらはどうなるんだろう』
マキネ『はーい、もしもし、あー、解雇おつかれさん。
 いまどこよ。なに、トウキョウ拘置所?
 やめてよ、あたし、もうあんたの弟と関わり合いになりたくないの。
 あ、でも、バラエティなんかじゃ容赦なくネタにするから。
 え、あ、うん、悪かった、悪かったって。あんたが大変なのもわかってるよ。
 でもさ、整形は大概にしときなよ。最近、見るたびに顔の形が違うじゃん』
リトゥ『うん、わかってる、わかってるのよ。
 ううん、違うのぉ。サエスケ、ちゃんとダルビッシュくんのこと信じてるぅ。
 でもね、いま電話の後ろでしてる声明らかにホシノ監督じゃないよね。
 ボトルとかフルーツとかいってるよね。キャバクラ? キャバクラよね?』
マキネ『サエスケさあ、ついでだから、あんたもダルビッシュと離婚しなよ』
リトゥ『そんなぁ、もののついでに離婚なんかしませんもぉん』
マキネ『だってあんたたち、どうせ離婚するじゃん?
 離婚するに決まってるじゃん? 離婚しない道理がないじゃん?』
リトゥ『そんなことないですぅーっ、
 幾多の試練を乗り越えてぇ、ようやくつかんだ幸せですーっ!』
マキネ『幸せなのはけっこうだけどさ、試練扱いされた男どもはたまったもんじゃないと思うよ』
ユウカ『ハイ、eriスケ、離婚おめでとう。
 そしてSpEED Destiny離婚とかいうしょうもないダジャレをありがとう。
 なに、またチャリティイベントで再結成?
 だっる。ヨガhitoeが、現役時代オーディオセット借りパクした件でしつこいのよね』
26それも名無しだ:2007/12/15(土) 03:07:43 ID:+RK1mw40
 【舞台袖】
ハザリア「SpEED Destiny最年長メンバーであったヨガhitoeは、
 面倒見のいい性格が災いして、ほかのメンバーからはかなり舐められていた。
 移動車では助手席が定位置だったことからも、そのパシられっぷりはうかがえる。
 楽曲への熱意はメンバー中誰よりも強かったから最高級の機材をそろえていたそうだが、
 引っ越しのどさくさに紛れて持ってかれたりなどしていたらしい」
レイナ「あたしが小学生だったころのカリスマをイヤな感じに描くの、やめてくれる!?」
ハザリア「グループ解散後、渡米したヨガhitoeは、
 地味に個展を開いてみたり、地味に映画に出てみたり、なんだか地味に成功している。
 全体的に残念なことになっている元SpEED Destinyの中では、勝ち組に入るだろう」
レイナ「ちょっぴり希望が持てるエピソード!?」
ハザリア「近年では、なぜかヨガの普及に励んでいる」

 【舞台上】
マリ『みんな! てんでバラバラのことをしてる場合じゃない!
 ちゃんと、これからのことを考えようよ!』
マキネ『いーじゃん、いーじゃん、しょうがないじゃん。
 ユニットなんてこんなもんよ。ある日突然、女の幸せより儚く消えていくのよ』
リトゥ『そんなこといってぇ、ソニスケさん、いうほど困ってないって話じゃないですかぁ?
 実家はわりとお金持ちだっていうじゃないですかぁ?』
マキネ『サエスケぇ、あんたこそ、いうほど男食えてないっていう話じゃん。
 ヤマピーには洟もひっかけられなかったっていうじゃん』
リトゥ『あれはぁ、ヤマピーくんが異常だっただけですーっ!
 テゴシくんやニシキドくんはハント成功したからぁ、得失点差でわたしの勝ちですーっ!』
マキネ『怖ッ! あんた、わかってる? 恐ろしい相手に勝負挑んでるよ?』
リトゥ『色恋沙汰っていったらエナリさん振ったくらいのひとにいわれたくありませんーっ』
マキネ『あれねぇ、正直スガコファミリーの権力のこととか、頭よぎったんだけど』

 【舞台袖】
レイナ「なんなのよっ、この演劇の皮被った『BUBUKA』は!?」
ハザリア「芸能界の舞台裏など、こんなものだろうが」

 【舞台上】
ユウカ『運と実力とコネがきっちり三等分必要なのがこの業界よ。
 全員、ありったけのコネを出して』
マキネ『やった! 実力の件には触れもしないなんて、さすがhiroスケさん!』
リトゥ『ソニスケさんはぁ、hiroスケさんに憧れ過ぎですよぉ』
マキネ『だって、あたし、もともとSpEED Destinyに憧れて、
 平家みちスケの妹分オーディション受けに行ったんだもん』
リトゥ『意味がわかりませぇん。
 SpEED Destinyってぇ、ダンスチームじゃないですかぁ?
 なんでアイドルのオーディション受けに行ってるんですか。
 ソニスケさん芸能生活の出だしから間違ってますよ』
マキネ『だって、世間一般からはアイドルとして認識されてたわけだし』
リトゥ『それ、メチャクチャ浅いファンじゃないですか』
マリ『アイドルの定義なんかどうでもいいから!
 ソニスケ、あなた団結力の強い民族のひとでしょう』
マキネ『なんも考えずに本名でデビューしちゃったもんだから、
 同胞の皆さんからはわりと煙たがられてるよ』
マリ『サエスケは、あっちこっちのパーティに出没してるでしょう』
リトゥ『初めて友だちの彼氏奪ったあの日からぁ、同性の友だちなんかいたことありませぇん』
マリ『hiroスケさんの沖縄ネットワークは!?』
ユウカ『スーパーモズクーズとは、もう何年も口聞いてない』
マリ『今どきスーパーモズクーズなんて呼ぶからですよ』
ユウカ『元ラピスラズリとは、口も聞いたことない』
マリ『しまぶーっ! わりと偉大な先輩だけど、あえて呼び捨てにしますよ、しまぶーっ!
 あなたなんで芸能界の沖縄勢力にケンカ売って歩いてるんですか!?』
ユウカ『呼び捨ては構わないけど、しまぶーはやめて』
27それも名無しだ:2007/12/15(土) 03:09:20 ID:+RK1mw40
マリ『ダメだぁっ! あらためて見ると、なんなんだこのメンツ!
 どのへんの層を狙ってるのか、さっぱりわからない!』
マキネ『平山アヤスケさぁ、あんたはどうなのよ。
 いいよねえ、共演者と爽やか交際なんかできるひとは。
 あたしなんか、共演者っていったら京本だのキャイーンだの故破壊王だの、そんなんばっかりよ』
マリ『えっと、交際なんかしてません。いいお友達です』
マキネ『ちぇっ! なによその答え。あんた、アイドル?』
リトゥ『平山アヤスケさんはぁ、まだギリギリアイドルだと思いますよぉ?』
マキネ『そんなこといったら、あたしだって肩書きはまだアイドルよ!』
リトゥ『ソニスケさんはぁ、明らかに違いますもん。
 アイドルはぁ、比喩表現抜きで故破壊王に噛み付いたりしませぇん。
 『Tarzan』の表紙なんか飾りませぇん』
ユウカ『アイドルね。純粋に歌とダンスで勝負したいって、
 息巻いてた時期もあったっけ』
マリ『いまでも思っててくださいよ!』
リトゥ『12歳から業界にいたらぁ、そりゃスレますよぉ』
マキネ『あんたは天然でタチ悪いけどね』
 ガチャ
トウキ『おーい、お前ら』
ミナト『ツアーやるぞ、ツアー』
マリ『エ、でも、歌が』
トウキ『バンド用意してやったから、おい』

ヴィレアム『急に呼び出されても困りますよ、社長。
 俺だって、バイト先じゃもう現場監督なのに』
キャクトラ『今月は宴会の予約も立て込んでいますので、
 そうそう板場を離れるわけには』

トウキ『キューティクル・カム・トゥルーのお二方だ。
 知ってるだろ? 『ワカメを茹でたくて』をヒットさせた』

マリ『えーと、円陣』
 バッ
マリ『誰か、あのオジサンたち知ってる?』
リトゥ『一人は大工さんでぇ、もう一人は板前さんじゃないですかぁ?』
マキネ『それ、見たまんまだろ』
ユウカ『キューティクル・カム・トゥルー。
 20年くらい前にヒット曲1回出したっきり、消えていったバンドよ』
マキネ『あれ? でもキュティカムって、3人じゃなかった?』
マリ『でも、そこにいるのは2人ですよ?』
マキネ『あっれー? でも、キュティカム体制って言葉、どっかで』
ユウカ『なにかやらかしたメンバーについては、最初からいなかったかのように扱うのが業界の優しさよ』
マキネ『あー、オートレーサーの彼みたいな。
 SKEPが昔6人だったとか、カノウ兄弟が昔3人だったとか、そういうニュアンスの』
リトゥ『なんですかぁ、それ。ソニスケさん、年齢詐称してません?』

 【舞台袖】
レイナ「なによ、あの配役は」
ハザリア「印税がっぽりで高級車乗り回してるアーティストなど、希少も希少、ごくわずかだ。
 大半はバイトで食いつなぎつつ、スタジオミュージジャンや
 ライブスタジオのハコバンとして細々とやっているものだ」
レイナ「夢がない! 前々から思ってたけど、あんたの脚本には全体的に夢がない!」
ハザリア「貴様は、意外に夢見がちなのだな」
28それも名無しだ:2007/12/15(土) 03:11:15 ID:+RK1mw40
 【舞台上】
マリ『で、どうする?』
マキネ『いーじゃんいーじゃん? 毎日ダンスレッスンだけしてんのも退屈だし』
リトゥ『家にいてもぉ、ダルビッシュくんは帰ってこないしぃ』
ユウカ『事務所との契約もまだ残ってるし』

トウキ『おーい、どうするんだー?』
マリ『あ、はいはい! やります、やりまーす!』
ヴィレアム『よろしく頼む。ヴィレ内孝則だ』
キャクトラ『キャク☆トラです』

 【舞台上 旅館の宴会場】
マリ『ありがとうございましたー。
 キューティクル・カム・トゥルーwithアンラッキーダンサーズでしたー』
ヴィレアム『んじゃ、お疲れー』

 パチ・・・ パチ・・・ パチ・・・
メカギルギルガン『よかったぞー、姉ちゃんたち。ついでに酌してくれんか』

 【舞台上 廊下】
リトゥ『あのぉ、これってぇ』
マリ『いわないで、わかってるから』
ユウカ『ドサまわりよね』
マリ『だから、いわないでくださいってば! ヘコむから!』
マキネ『甘い甘い、女子刑務所の慰問に比べたら、こんなもん』

ヴィレアム『そういうことですんで、社長。
 あ、いや、ほんとすみませんって、そんじゃ』
マリ『ヴィレ内孝則さんだ、なにしてるんだろ』
ヴィレアム『ああ、君たち。悪いけんだけど、うちのキャク☆、帰ったから』
マリ『はぁっ!?』
ヴィレアム『いや、あいつ、板前だろ?
 大口の宴会客の予約入っちゃったもんだから、急遽店に呼び戻されちゃったんだよ』
マキネ『またか、またトンズラか!
 あたしは前世でなにか悪さでもしたのか!?』
ヴィレアム『だから、悪かったって。
 あいつも、近々独立して店構えるから、いまのうちに大将に恩返しときたいんだよ』
リトゥ『なんですかぁ、それ。
 あのひとミュージジャンじゃなかったんですかぁ?
 なんでフツーに板前としてステップアップしてるんですかぁ?』

マリ『ヴォーカルがいなくなっちゃったんじゃ、明日のステージはどうするんですか』
ユウカ『あたしのソロ曲は、わりとぱっとしないよ』
マキネ『あたしのソロ曲は、いやに辛気くさいよ』
ヴィレアム『しょうがないから、俺が歌うよ』
リトゥ『できるんですかぁ?』
ヴィレアム『一応、昔は俺の方がメインボーカルだったんだぜ?』
29それも名無しだ:2007/12/15(土) 03:12:36 ID:+RK1mw40
 【舞台上 ライブハウス】
ヴィレアム『ずっと忘れない 離れてもくじけない
 生きていく 今日から
 愛が芽生えた7月 最初の口づけ ふたりの合図・・・・・・』

マキネ『なーんだ、けっこうちゃんと歌えるんじゃん』
マリ『じゃ、もうすぐ出番だから、みんな』
ユウカ『あの曲は』
マリ『あっ、ちょっと、hiroスケさん!?』
 ツカツカツカ ドカッ
ヴィレアム『うわっ、なにを』
マリ『ちょっと、hiroスケさん!?』
ユウカ『ずっと忘れない いつまでも祈ってる
 君のその夢が いつの日か かないますように
 愛にはぐれた今晩 最後の口づけ
 ふたりの目 髪をかき上げるクセ
 本当に愛してた 君と過ごした青春 輝きはずっと色あせない 僕と君との卒業式』
ヴィレアム『なんで、君がそのバージョンを』
ユウカ『まだ女子高生だった母さんをしまぶくっておいて、
 自己陶酔したしょうもない詩を残してトンズラこいたロクデナシ。
 そう聞いてる』
ヴィレアム『そうか、君は、しまぶーの』
ユウカ『しまぶーなんて呼ぶ資格!』

マキネ『うっわ、ヴィレ内さん、いまのいままで気付かなかったって感じじゃん。
 いるもんだね、人間のクズって』
リトゥ『男の人なんてぇ、みんなそんなもんですよぉ』
ユウカ『父と娘の再会っていうのは感動的なものだと思っていたけれど、
 実際出くわしてみると、ムカつくだけね!』
マリ『やめてください、hiroスケさん!』
ユウカ『女と子供を捨ててまで音楽を取ったくせに、なぜメインで歌っていないの』
ヴィレアム『わかるだろ、俺には、愛とか恋とか歌う資格はないんだ』
ユウカ『だったら足を洗えばいい! なのにズルズルと居残って!
 なにもかも中途半端! カッコ悪い! どうしようもない男!』
マリ『hiroスケさん、やめてください、hiroスケさん!
 誰か、hiroスケさんを抑えるのを』
マキネ『なに、乱闘? うっしゃ、見ていて天国の破壊王!』
リトゥ『ソニスケさん、わけもわからずテンション上げるのやめてくだぁい!』
マリ『hiroスケさん、お父さんなんじゃないんですか!』
ユウカ『知るか、こんな男!』
 パァァァァァンッ!
マリ『ミラーボールが、爆発した?』
30それも名無しだ:2007/12/15(土) 03:15:05 ID:+RK1mw40
 【舞台上 事務所】
マリ『解散、ですか』
トウキ『ま、事情は話さなくてもわかるだろ?
 それにさ、お前らアイドルグループって歳じゃないだろ。
 うちは今後、コアなマニア向けのインディーズレーベルをメインでやってくから』
マリ『そしたら、わたしはクビですか』
ミナト『いや、クビっていうかさ、平山アヤスケちゃん。
 契約の更新がだね、そういう』
マリ『わかってますよ。
 hiroスケさんは、またチャリティーイベントかなんかでSpEED Destiny再結成するだろうし、
 ソニスケは逆境にいるのが芸風みたいなものだし、
 サエスケにはダルビッシュの年俸がある。
 でも、わたしは、CDっていったら微妙なタイアップ曲だけで。
 おなじアヤスケでも上木さんみたいにカッコよくは歌えないし、
 松浦さんや上戸さんほどの華もない。杉本さんほど色っぽくもない』
トウキ『わかってるんなら話が早いや。そういうこと。じゃ、お疲れちゃーん』

 【舞台上 レッスンルーム】
マリ『というわけで、解散だって』
マキネ『ま、しょーがないんじゃん? こんなもんでしょ、うちら』
リトゥ『じゃ、わたしぃ、ブログの更新しなくちゃだから帰りますねぇ』
マリ『ちょっと待ってよ、サエスケ!
 このまんまでいいの!?』
リトゥ『えー、でもぉ、わたしぃ、交際期間3ヶ月目にして妊娠3ヶ月目という身なのでぇ』
マキネ『ねえ、なんでこいつ仕事干されないの?
 あたしなんて、ちょっとCD売れてないだけで仕事ないのに』
リトゥ『歌手がCD売れないなんてそんなの致命的じゃないですか』
マキネ『ま、あたしも夢抱いて上京したけど、夢ってなんだったっけみたいな状態だし。
 CDが売れないたびに笑顔が濁ってくし。
 その笑顔もなんだかウソっぽいって評判だし。
 もう、いいや。
 たまに『世界ふしぎ発見』出て、面白くもなんともない答え出すポジションにでも納まるよ。
 身内に犯罪者がいる的なキャラで、野々村さんの後釜狙うわ』
リトゥ『あたしもぉ、もっとお料理のお稽古しなくちゃですしぃ。
 そうよミソ汁よミソ汁の味が合わないからダルビッシュくん家に居着かないのよ
 きっとそうよ美味しいミソ汁作れたらきっとダルビッシュくんは家に
 あったかい家庭素敵な旦那様可愛い若奥様ライフ』
マリ『2人とも、それでいいの? ほんとにそれでいいの!?』
マキネ『トウキョウ深夜、心ン中じゃひとりぼっち。
 みんなそうなのよ。ピュアならピュアでいいけど、未来にゃ続かない』
マリ『hiroスケさんは?』
リトゥ『今日はぁ見てませぇん。顔、合わせづらいんじゃないですかぁ』
マキネ『じゃ、そういうことで』
31それも名無しだ:2007/12/15(土) 03:17:09 ID:+RK1mw40
 【舞台裏】
マリ「次のシーンがラストだ。みんな、早く着替えて!」
ユウカ「ストップ。あんた、メイクが崩れてる」
マリ「あ、どうも」
ユウカ「ここであたしがトンズラしたら、あんたの舞台をヴァニシングできるね」
マリ「そんな、ユウカさん!」
ユウカ「いっそ、キスできたら楽なのに」
マリ「エ?」
ユウカ「単純に愛することができたら、単純に憎むことができたら、イージーだったのに。
 でも、あの女は、リルカーラ・ボーグナインは、どうしようもなくいい母親だった。
 優しかった。明るかった。なんだって教えてくれた」
マリ「ボーグナインさんは、ユウカさんのこと」
ユウカ「でもね、たまに、なにもないところをふっと見つめてることがあった。
 結局、あの人はどこまでいっても女優なのよ。
 あたしは、あの人をどこかに連れて行ってしまうステージが嫌いになった。
 嫌いになったはずなのよ。なのに、ねえ、わかる?」
マリ「あ」
ユウカ「どうしようもなく胸が高鳴ってる。
 熱に浮かされてるみたいに身体が痺れてる。
 痛いほどにときめいてる。
 ねえ、わたしはあの人の娘なんだって、どうしようもなく思い知らされる」
マリ「わたし、舞台が好きです」
ユウカ「あたしは」
マリ「行きましょう、ラストシーン」

 【舞台上 空き地】
 body & soul〜♪
ユウカ『どうしてここに?』
マリ『肉体と魂で太陽浴びて 踊りだそう
 足踏みばかりの毎日じゃ 生きてることさえ忘れちゃう
 上京したてのころ、SpEED Destinyの4人がここレッスンしてたって聞いたことがあるから』
ユウカ『なにか用』
マリ『解散だそうです、わたしたち』
ユウカ『それで、恨み言をいいに?』
マリ『踊りに』

ユウカ『あなたは、女優としてやっていけばいい』
マリ『ダンスっていうのは、考えてもみればおかしなものですよね。
 音楽みたいにCDが残るわけじゃない。
 映像だって、映画やドラマに比べればずっと規模が小さい』
ユウカ『上がりがない、見返りがない、充足がない』
マリ『でも、わたしは、hiroスケさんと踊りたい。
 そりゃ、わたしは4人の中で一番ダンス経験浅いし、
 ハルカ17やれば一発で年齢詐称ばれるだろって突っ込まれますよ。
 でも、それでも、踊らずにはいられない。
 hiroスケさんは踊りの人です。なおさら』
ユウカ『物心ついたときから踊ってた。
 同い年の子たちが中学校の入学式を控えてワクワクしてるときに、
 あたしは夜もヒッパレで中山ヒデのテンションに若干ひきつつ愛想笑い浮かべてた。
 で、疲れた。沖縄帰って結婚しようと思った。
 でも、ダメだった。
 ダンスはあたしの血と肉と骨だった。あたしは、どうしようもなくダンサーだった。
 結局、あたしもあの男とおなじ。
 中途半端で、未練がましい。カッコ悪い』
32それも名無しだ:2007/12/15(土) 03:19:57 ID:+RK1mw40
マリ『矛盾だらけの世の中じゃ、いいも悪いも興味がないよね。
 抱えきれないこの魂。
 なにが一番大切か、今はわからないまま、あなたと踊り続けたい』
ユウカ『あたしは』

マキネ『そろそろ起こしてちょうだいよ、朝の太陽。
 街中がみんな他人に見えても、仲間たちに会えるよ』
マリ『ソニスケ!』
マキネ『や、ちょっとさ、思い出しちゃってね。
 全盛期の松浦アヤスケにケンカ売ってた、あのころの獰猛な気分を』
リトゥ『どうしてソニスケさんはぁ、
 人生において大切な選択を常に誤っているんですかぁ』
マリ『サエスケも!』
リトゥ『ダルビッシュくんがぁ、いうんです。
 自分はペキンで頑張るからぁ、わたしは自分のステージをガンバレってぇ』
マキネ『気付け。それ、体よく追い払われてるからな』
リトゥ『なんですかぁ、ソニスケさんはぁ、もーっ!』

マキネ『ほんとはね、台所に立って、久しぶりに作ったのよ、料理を。
 したら、気付いちゃった。
 たったこれだけが、今のあたしの財産なんだって。
 トウキョウに来てからのすべてなんだって。
 なんもない、なんもない、いつまでもこのままじゃダメなんだよね。
 わかってる、わかってる、いつまでも逃げたままじゃいないから。
 ほんの少し今も、夢を見てる』
リトゥ『ほんというとわたし、女の子の友だちできるのなんて小5以来で』
マキネ『待て、あんた、そんなころから友だちの彼氏パクってたのか』
リトゥ『はぁい、それはもう、ペロリと』
マキネ『一周まわって、ちょっとカッコいいよ、あんた』
リトゥ『で、hiroスケさんは』
ユウカ『他人より多く生きていたい。味気ない大人にだけはなりたくない。
 そう思ってた。でも、どこに行けば』
マリ『いっしょに行きましょう。いつか、辿り着きましょう。
 風向きも気にしないで自由に生きてれば、なにか見つかります』

リトゥ『でも、どうするんですか。
 解散は決まっちゃってるしステージだってないし』
マキネ『いーじゃん、いーじゃん、すげーじゃん。
 野ざらしで踊ってる方が、あたしらっぽいよ』
ユウカ『ダンスするのに、屋根なんかいらない。
 両手広げて、大地駆け抜けて、空を抱きしめて、風を受け止めて、虹を突き抜けて』
マキネ『イェー、ジャンプ、ジャンプ、ジャンプ!
 さあ大勢ではしゃぐぜ、踊ろう騒ごう、仇ガール&駄ガールズ!
 どこだ! ダンスフロアはどこなんだッ!』
リトゥ『ヒア、ヒア、ヒアーッ!』
マキネ『イエスッ! ダンス、ダンス、ダンス!』
ユウカ『行けるかな、行きたいな、絶対に行ってやる。
 保証はなにもないけれど、この想いだけは絶対無敵。
 ゴゥ、ゴゥ、ヘヴンッ!』
マリ『ウィー・アー・アンラッキーダンサーズ!』

 〜Go! Go! Heaven!
33それも名無しだ:2007/12/15(土) 03:21:07 ID:+RK1mw40
 【閉幕】
ハザリア「よぉ、いいケツだったぞ」
ユウカ「こんなことで、なにか恩でもセールしたつもり?
 あたしは変わらない。あの女に対する気持ちは、なにも」
ハザリア「怒りが、憎悪が、人間の原動力になることを俺は否定せん。
 大いに苛立てばいい。それが人間のプリミティブな姿だ。
 だがな、肉親を憎むのはやめておけ。あれは、胃にくる」
ユウカ「あんたは」
ハザリア「さしあたり、俺でも憎んでおけ。憎まれるのは馴れている」
ユウカ「傲慢な男」
 パァンッ

マリ「あっ、ユウカさん、今の音」
ユウカ「オーライ。次に会うとき、キスしましょう」
マリ「エ、あ、ちょっと、ユウカさん!」
 スタスタスタ

マリ「なぁおい、お前、ここでなにしてたんだ?」
ハザリア「なに、ちょっと振られていただけだ」
マリ「あれ、オイ、お前ひょっとして、けっこう本気でフォーリンラヴしちゃってたのか?」
ハザリア「勝手に解釈していろ」
マリ「おい、どうなんだ。ちょっとハートブレイクなのか、いま」
ハザリア「なんで貴様は、ちょっと嬉しそうなのだ」
マリ「ハハハ、お前ってやつはほんと、めんどくさい男だよな」
ハザリア「黙れ!」
マリ「黙れよ」
34それも名無しだ:2007/12/15(土) 03:52:25 ID:q4EwZ526
GJ!
またハザリアに新たな女が・・・
35それも名無しだ:2007/12/15(土) 08:41:17 ID:qdPbJTL7
おお!GJだ!
芸能界の事にもう少し詳しかったら、もうちょっと楽しめただろうに……惜しい。
36それも名無しだ:2007/12/15(土) 08:46:43 ID:eqJn1URe
さて…ボーナスも出たからソニスケん家の焼肉屋にでも行こうかな…
37それも名無しだ:2007/12/15(土) 12:42:02 ID:7dV7x048
おぉ!相変わらずGJ!

そしてソニ○が悲惨すぎるwwwww
38それも名無しだ:2007/12/15(土) 12:51:13 ID:8IDD2nC6
いつも演劇の人とは文体が違うとおもうんだが・・・
いや・・・念の為だ・・・
39それも名無しだ:2007/12/15(土) 12:51:40 ID:V2BcWATg
GJ!
ユウカのキャラいいなあ
40それも名無しだ:2007/12/15(土) 14:54:15 ID:dW+PpOoC
ん〜、ユウカの性格変わってね?
41それも名無しだ:2007/12/15(土) 15:25:27 ID:cNvdmVrG
>>40
まあ、影薄いし
42それも名無しだ:2007/12/15(土) 15:28:08 ID:HbXwH6XA
変ってるというか
初めて登場じゃないか?>ユウカ
43それも名無しだ:2007/12/15(土) 16:05:09 ID:pl2ZbAru
名前だけキャラのサルベージだろ。
44それも名無しだ:2007/12/15(土) 16:49:20 ID:ez1+3uHs
こんな所でSPEEDのスピリットをフィールするとは思わなかった。
ちょっとTSUTAYA行ってくる

今のメンツでケツメの作り方やってみて星
45それも名無しだ:2007/12/15(土) 16:56:56 ID:dW+PpOoC
>>42
6,7,13,19スレ目に登場してるみたい
俺は13、19スレ目のしか覚えてないけど
まあそんな定着してないキャラだから、どんな性格でもいいんだろうけどさ
46それも名無しだ:2007/12/15(土) 17:13:00 ID:ibN4Zk7w
この男と仲間達を見てくと
ハザリア=キョン
ユウカ=涼宮
マリ=長門
リトゥ=朝比奈
ラン=鶴屋
アルヴィ=古泉

みたいな感じになってくる
47それも名無しだ:2007/12/15(土) 17:27:32 ID:pl2ZbAru
最近、マリがデレ期に入ったようなw
48それも名無しだ:2007/12/15(土) 18:51:01 ID:94nIc5iO
>>47
ついに自覚症状が?

何はともあれGJ!!マジ良いよ劇ネタ。
49それも名無しだ:2007/12/15(土) 20:30:56 ID:sKV5CmZf
ユウカさんは、なにげにマリとフラグ立てようとしてるんじゃないだろうか
尻触っり胸触らせたりしてるような描写あるし

そんなことより頭の中でSPEEDメドレーが止まらない
誰か助けてくれ
50それも名無しだ:2007/12/15(土) 23:34:08 ID:qaZlLj99
>>46
いや、マリ=長門は兎に角
リトゥ=朝比奈は無理あるだろ、スタイル的に考えて……

【RHBでフルボッコ】
51それも名無しだ:2007/12/15(土) 23:57:29 ID:LoBon9//
キョン=アーク
ハルヒ=咲美
長門=レラ
みくる=レタス
古泉=シュウヤ
52それも名無しだ:2007/12/16(日) 00:05:13 ID:PI1dDCPC
「ふわあ〜ん」
 緑の草原に、何とも不景気な声が響く。石造りの街道を、一人の少女が歩いていた。
銀色の髪は短く切りそろえられており、左右の頬はりんごのようにすべすべしている。
簡素な旅支度に身を包み、腰には剣を下げていた。
「ちょっとゼラド、あんまり情けない声出さないでよ。こっちまで気が滅入るじゃない」
 ゼラドと呼ばれた少女の肩に座っていた影がぼやく。
 それは人の十分の一程の背丈をし、背に翅を生やした、いわゆる『妖精』の姿だった。
53それも名無しだ:2007/12/16(日) 00:07:15 ID:WLdnX0RZ
「うー、そもそもこんな事になったのって、レモン先輩のせいじゃないですか!」
肩の妖精――レモンをジト目でにらみながら、ゼラドは恨みがましそうに言った。
「そ、それはそうだけど、今言っても仕方ないじゃない!」
「いいえ、今日という今日はいわせてもらいます! 大体、先輩は前から――」
あれこれと言い争いながら、二人は街道をとぼとぼと進んでいった。

『ロストエデン』――それは世界で最も危険な遊技(ゲーム)
54それも名無しだ:2007/12/16(日) 00:09:02 ID:WLdnX0RZ
レイナ「どうしたのよゼラド、真っ青な顔して」
ゼラド「……物理の追試、落としちゃった」
クリハ「ええっ!?」
リトゥ「本当に? あんなに一生懸命勉強してたのに」
ゼラド「回答欄、一つズレで書いちゃって」
アイミ「あっちゃー」
マリ「やってしまったな」
ゼラド「ああああっ、留年はイヤーッ! 弟と机を並べて勉強したり、クラスメートから先輩あつかいされるのはイヤーッ!」
ルナ「ええい、落ち着け! とりあえずミッテ先生に相談してみよ」
ゼラド「うん、職員室に行ってくる……」
55それも名無しだ:2007/12/16(日) 00:10:51 ID:WLdnX0RZ
ミッテ「事情はこちらでも把握しています」
ゼラド「あの、何とかなりませんか?」
ミッテ「仕方ありません。今日の放課後に特別補習を行いますので、実験室までくるよいに」
ゼラド「え、それでいいんですか?」
ミッテ「そうですが、何か問題が?」
ゼラド「ありがとうございます。失礼しました」
ミッテ(被験体確保、と)
アクア「何ですかその邪笑は!?」

ゼラド「失礼しまーす」
ミッテ「来ましたね。私はあの子の調整がありますので、後は任せます」
レモン「りょーかい」
ゼフィア「承知」
56それも名無しだ:2007/12/16(日) 00:13:08 ID:WLdnX0RZ
ゼラド「ゼフィア先輩、久しぶりに眼鏡かけてますね。やっぱりそっちの方がかっこいいです」
ゼフィア「う、うむ」
レモン「なに照れてんのよ。ゼラド、これかぶってそこのベッドで横になって」
ゼラド「ええと、何ですか、このいかにも怪しげなコードとか電極とかがついたヘルメットは?」
ゼフィア「コンピュータ上に構築した、仮想現実空間の感覚デバイスだ」
ゼラド「おお、よく分からないけどすごそうです」
レモン「要するに、体感型バーチャルリアリティゲームのテストをしてほしいの」
ゼラド「おお、よく分からないけど面白そうです」
57それも名無しだ:2007/12/16(日) 00:14:51 ID:WLdnX0RZ
ゼフィア「しかしだな、今の段階で部外者を……」
レモン「大丈夫でしょ。私も一緒に行くんだし」
ゼラド「さあ、早く始めましょう、先輩!」
レモン「ゼラドもすっかり乗り気よ」
ゼフィア「仕方あるまい。ステージはどうする? 無難にカオスガーデンか?」
レモン「ロストエデンにするつもり」
ゼフィア「……あれはてっきり、冗談で組んだと思っていたが」
レモン「マスクドヒーローやアキハバラよりはマシでしょ。何ならデモンズシティかデザートミラージュでいってみる?」
ゼフィア「やめておけ」
レモン「冗談よ」
58それも名無しだ:2007/12/16(日) 00:16:26 ID:WLdnX0RZ
ゼラド「あの先輩、そのロストエデンって、どんなゲームなんですか?」
レモン「んっふっふ、コテコテな剣と魔法のファンタジー世界よ」
ゼラド「おお、て事はD&DとかT&Tみたいな感じですか!?」
レモン「……何でその名前が躊躇なくでるのか問い詰めたいわね」
ゼフィア「こちらの準備は完了したぞ」
レモン「OK、それじゃあ現実(こっち)でのモニターは頼むわよ」
ゼフィア「応!」
レモン「ゼラド、準備はどう?」
ゼラド「は、はい、大丈夫です」
レモン「了解、じゃあイクわよおっ!」
59それも名無しだ:2007/12/16(日) 00:18:04 ID:WLdnX0RZ
ゼラド「ここが仮想空間? 何もない真っ白な部屋だけど」
ゼフィア『バランガ、俺の声は聞こえるか?』
ゼラド「あ、はい、よく聞こえます」
ゼフィア『よし、直にナンブもそちらに――』
 キュラリーン
ゼラド「よ、妖精?」
妖精「ハーイ、ロストエデンの世界にようこそ。私はあなたたち冒険者を導く、愛の妖精ピクシーレモンよ、よろしくね♪」
ゼフィア『……ナンブ、それは寒いを通り越して痛いぞ』
レモン「う、煩いわね! ちょっとしたジョークよ」
ゼラド「かわいいですよ、先輩」
レモン「こらゼラド、つかむなつっつくな」
60それも名無しだ:2007/12/16(日) 00:20:18 ID:WLdnX0RZ
レモン「それじゃあゼラド、『向こう』のあなたのデータを造るけど、どんなキャラがいい?」
ゼラド「やっぱファンタジーらしく、旅の剣士とかやりたいです」
レモン「ワークスはファイターと、他には?」
ゼラド「スッゴい力で大きな剣とか振り回すとかっこよさそうです」
レモン「最初のシンドロームはキュマイラね」
ゼラド「あと、それっぽいアイテムも欲しいです」
レモン「アイテム――もう一つのシンドロームはモルフェウスでいいかな。
 ああ後は、技能とかエフェクトとかアイテムとか選んで」
ゼラド「ふむふむ」
61それも名無しだ:2007/12/16(日) 00:21:59 ID:WLdnX0RZ
レモン「これでキャラメイクは終了と。容姿は現実のまま、服装をそれらしくするんでいいわね」
ゼラド「はい、お願いします」
レモン「んじゃゼフィア、頼むわよ」
ゼフィア『(ピ…ガ…)ナンブ……早く……』
ゼラド「ほえ?」
レモン「ちょっと、どうしたのよ?」
ゼフィア『(ガガ…ピ…)システ……異常……エラー……』
ゼラド「な、何かやばそうですよ、先輩」
レモン「まさか、これって――」
 突然の閃光、そして衝撃
レモン「くっ!」
ゼラド「きゃあっ!?」
62それも名無しだ:2007/12/16(日) 00:44:40 ID:c15KZvnJ
続き機体
63それも名無しだ:2007/12/16(日) 01:06:46 ID:FO/2sLLE
ダブルクロスか。あまりにも長くなりそうなら断ってからにしたほうがいいぞ
64それも名無しだ:2007/12/16(日) 01:18:25 ID:WLdnX0RZ
 そして、光が消えた。

ゼラド「う、うーん」
レモン「いい加減、起きなさいよ」
ゼラド「ムニャムニャ、もうお腹いっぱーい」
レモン「こんなとこまできて、何の夢見てんのよ!」
ゼラド「ふにゃっ!?」
レモン「はあ、ようやく目をさましたわね」
ゼラド「ええっと……」
 周囲は一面の草原
――
ゼラド「おお、ここがロストエデンの世界ですか!?」
レモン「そうね」
ゼラド「ここから、私の大冒険が始まるんですね!」
レモン「そうね」
ゼラド「なんかノリが悪いですね、先輩」
レモン「それがちょっと困った事になってね」
65それも名無しだ:2007/12/16(日) 01:21:43 ID:WLdnX0RZ
レモン「実は、こっちからAI1にアクセスできなくなってねえ」
ゼラド「へ?」
レモン「ついでに、『外』のゼフィアとも連絡がとれないし」
ゼラド「ええと、それって――」
レモン「要するに私たち、この仮想空間に閉じ込められたってわけ。あはははは」
ゼラド「せんぱーい、笑い事じゃないですよ!」
レモン「さあ、『現実』への帰還を目指して、大冒険の始まりよ!」
ゼラド「何きれいにまとめてるんですか!?
66それも名無しだ:2007/12/16(日) 01:29:22 ID:WLdnX0RZ
 かくして、物語は冒頭に戻る

ゼラド「はあ、疲れちゃいました、レモン先輩」
レモン「ごめんね、こんな事になっちゃって」
ゼラド「先輩だけのせいじゃないですよ、私も結構ノリノリだったし――ってレモン先輩、あれって」
レモン「ちょっとした村――いや、街みたいね。どうゼラド、行ってみる?」
ゼラド「はい、とりあえず当たって砕けろです」
レモン「さあてと、鬼が出るか蛇が出るか」


 かくして、ゼラド・バランガの旅は始まった。
 その果てに待つものを、少女はいまだ知らない――

 To Be Continued……
67それも名無しだ:2007/12/16(日) 01:33:14 ID:xB0Rlhej
>>66
終わらないっ!?
何はともあれGJ


しかしあれだ、AI1に制御させてる時点でアウトだw
68それも名無しだ:2007/12/16(日) 02:13:05 ID:1Ulm9Pu6
GJ
だが、他のゲームもダブクロのステージじゃまいかw

ちなみに分からない人の為の解説
ダブルクロス……レネゲイドウィルスと呼ばれるウィルスで超能力を身につけた人々の物語
現在FEARで絶賛発売中のTRPG

カオスガーデン……ダブルクロスの舞台(ステージ)の一つ、レネゲイドウィルスによって知恵を持った動物たちが暮らす島での話
マスクドヒーロー……同じく舞台(ステージ)の一つ、アメコミヒーローをフューチャリングしたストーリー
アキハバラ……同じく舞台(ステージ)の一つ、場所は僕らの大好きな萌えの都、以上!
デモンズシティ……同じく舞台(ステージ)の一つ、魔街と呼ばれる街での話
デザートミラージュ……同じく(ry 場所は某88のような内乱が盛んな国

D&DとT&T……とても有名なアメリカ産TRPG
69それも名無しだ:2007/12/16(日) 07:13:47 ID:9jbtrCnh
卓ゲ?
70それも名無しだ:2007/12/16(日) 07:20:09 ID:RyYIef8v
>>ゼラド「スッゴい力で大きな剣とか振り回すとかっこよさそうです」

ここでイリーナを思い浮かべたヤツ、挙手


71それも名無しだ:2007/12/16(日) 08:35:13 ID:YDcznVoy
GJ
長編になりそうですね
72それも名無しだ:2007/12/16(日) 08:53:23 ID:yMs+8qEn
これは面白そう

念動力持ち込みとかナシにして、
あくまでゲームルール内で頭を絞って欲しい、ゼラド達には
73それも名無しだ:2007/12/16(日) 11:08:40 ID:x2OSqwfy
2年ほど前にOG萌えスレで似たようなことがあったな。





ラミアが某ドラまた状態でアクセルが苦労人でチームTDが某魔法騎士だったやつ(爆
74それも名無しだ:2007/12/16(日) 11:43:20 ID:rhsiyiFA
これは面白そう。

長くなりそうだから息切れしないように
マッタリと書いて下さい。
75それも名無しだ:2007/12/16(日) 15:08:49 ID:X6kfh5ba
>>68に捕捉
超能力を使いすぎると化け物になってしまう。だけど人を守るには超能力を使い戦わなければ。人間と化け物の間で揺れ動く超能力者、それが主人公だ

キュマイラ
獣の姿になって戦う。狼男の超能力
モルフェウス
ハガレン
76それも名無しだ:2007/12/16(日) 15:32:53 ID:SuVVIrw6
 【学校 屋上】
ゼラド「あー、いたいた! レイナ、こっちこっち」
レイナ「もう、こんなところに」

ユウカ「なに、サドゥンリー突然、藪からスティックに」
レイナ「その英語交えたインチキ外人みたいな喋り方は、なに? クセなの?」
ユウカ「あまりメニィ多用しすぎると、ただのルーになってしまうから
 ケアフル注意が必要」
レイナ「なってる。なってるから。いままさに、あんたルーだから」
ユウカ「あたしはミュージジャンだもの。
 韻を踏み、メロディカルに、私的な言葉も詩的で素敵に紡ぐネセサリー、つまり必要がある」
レイナ「なんだかカッコいいこといいたいなら、そのルー語をよしなさいよ」
ユウカ「心のダディの名はユウ、そしてルー」
ゼラド「あ、ちょっと誇らしげな顔になった」
レイナ「しょうもないことで世界的に有名なブリティッシュジョークってやつ?」

レイナ「こないだの舞台の反響がけっこう大きいみたいだからインタビューをしたいんだけど」
ユウカ「イエス、オーライ、コカコーラ」
レイナ「ちょいちょいヘンなジョーク交えなくていいから」
ゼラド「でもほんと、キレイなお尻してるね!」
ユウカ「ギターでぶん殴るよオーライ? そのテンダネスなほっぺを横からえぐるように」
ゼラド「横からえぐられるのは、ちょっとオーライじゃないかも」
レイナ「ハザリアとは、どうなの」
ユウカ「ハザ・・・・・・?」
ゼラド「うわ、きょとーんとしたよ、きょとーんと!」
レイナ「名前もろくにおぼえてないの?
 まぁ、そいういえば向こうは向こうでグラマーとかインパクトとか100万ボルトとかいってただけだし。
 カブトムシのあれが終わった途端料理しなくなるようなやつだから、
 電車の王様が終わった途端興味なくすような気もするわね」
ゼラド「それはそれで、ひどいような」
ユウカ「ああ、例のナードな彼。シットな人間ね。
 それにあたしは、貴族というものをアグリーだと思ってる」
レイナ「あんただって英国貴族の末裔でしょ? お父さんの時点で4分の1になってるけど」

ユウカ「現代の英国貴族にはなんの特権もない。
 土地を切り売りしたり、蔵書を処分したり、邸宅を公開して拝観料を取ったり、
 あの手この手でブルーカラーにパラサイトするロクデナシ。
 残っているのは伝統と格式だけ。
 女王陛下のしなびたバストにぶら下がり続けるロイヤルドックども。
 UとノンU、アッパー、ミドル・アッパー、ロワー・ミドル、ロワー、ロウイスト、
 ナチュラルボーンな階級ひとつで、レストランの席もペットの種類も決められる。
 まさにアグリーなこの体制。ゆえにあたしの選択はパンク、そしてアナーキー」

レイナ「パンクもいいけど、学校はちゃんと来なさいよ。
 あんまり見かけないと思ったら、どんだけ授業エスケープしてたのよ」
ユウカ「エスケープ、ノン、ヴァニシング」
レイナ「そんな細部へのこだわりはどうでもいいから」
ユウカ「しばらくは登校することにする。
 出席日数がマジでへヴィなこの状況」
レイナ「そりゃそうでしょうよ」
77それも名無しだ:2007/12/16(日) 15:34:23 ID:SuVVIrw6
ゼラド「パンクって、どういう音楽なの?
 わたし、うるさい音楽って、ちょっと苦手なんだけど」
ユウカ「ノイジーであることとパンクであることはイコールではないのよ。
 元は若者の自由なシャウトであったロックがテクニック偏重主義に陥り、
 そのカウンターとしてシャウトし始めたのがパンク。
 社会への鬱屈や不満をシャウトするスタイルは、体制でがんじがらめにされた英国の若者たちに支持された。
 1970年代、ピストルズによりひとつの完成を得たパンクはしかし、
 逆立てた髪や破れた服、それから安全ピンに縛られた。
 そう、さながらにニューオーリンズで産声を上げたジャズがビバップを経てスタイルという名の檻に入れられたように」
ゼラド「ゴメン、話が専門的でよくわかんない」
ユウカ「ニホンふうにいえば、演歌ね」
ゼラド「突然親しみやすくなったけど、急にカッコ悪くなった!」
ユウカ「演歌の『演』とは演説の『演』。もともとはメッセージソングだったのよ。
 テクテク歩きの月給九円、出るに出られぬ籠の鳥。
 プロレタリアートの嘆きや廃娼運動を主張するために、節を付けてシャウトするのが本来の演歌だった。
 それが、いつのころからか『艶歌』なんていうアグリーな字を当てられて、テクニックの檻に入れられた。
 いつだって、社会に向けられる牙は甘い砂糖に溶かされる」

レイナ「なんか、ジャズのこといってたけど、ゴスペル歌ったりしてたわよね。
 ブラックミュージックもやるの?」
ユウカ「ブリティッシュ、ジャパネスク、ラテン、
 アイルランド、中国、ハワイアン、ポルトガル。
 あたしに民族的なアイデンティティは存在しない」
レイナ「ややこしいウソつかないでよ。途中からただのキアヌ・リーブスになってるじゃない」
ユウカ「ゴスペルとはゴッドスペル、つまり神の福音。
 あたしはアナーキストであってもアンチキリスト者ではない。
 神の恵みを甘やかに歌い上げる、それがゴスペル。
 黒人霊歌として知られているけれど、べつにブラックだけのものではないのよ。
 無伴奏で賛美を歌うスタイルはバッハにルーツがあるともいわれてる。
 マヘリア・ジャクソンのソウルはアレサ・フランクリンを経てホイットニーやマライアにも受け継がれた。
 ニホンふうにいうなら、そう、踊り念仏」
ゼラド「意外に細やかな気遣いしてくれるひとなのはわかったけど、
 ニホンふうにいってくれなくていいから」
レイナ「あたしたち、ニホンの血は入ってないし」
ゼラド「え、レイナは入ってるでしょ?」
レイナ「入ってないから! 一滴たりとも! だいたいあのオッサン何人なのよ!?」
ゼラド「あれ、ユウカさんは?」
レイナ「いない。ヴァニシングしちゃった?」
ゼラド「あの人、進級できるのかなぁ?」
78それも名無しだ:2007/12/16(日) 16:01:16 ID:MW6YNk0I
>>73
>チームTDが某魔法騎士
岡田敦志のマンガの事かー!www
79それも名無しだ:2007/12/16(日) 17:53:34 ID:4yYUv/nH
>>76
ちょっと待ってくれ。
あの紅茶、貴族だったか?
家のことについては、おばあさんが居るって事以外明らかになってなかった気がするが……
貴族ネタはブランシュタイン、ガーシュタイン、グリムズのお家芸だろ?
80それも名無しだ:2007/12/16(日) 18:32:49 ID:SuVVIrw6
ユウカ「オーライ、うちのダディは紳士を自称している。
 ジェントルマンの語源は『高貴なる者』で、
 本来、封建身分でナイトやエスクァイヤより上位とされてる。
 後にヨーマンよりも上位で貴族には含まれないけれど家紋を付ける特権を許された者をいうわ」
レイナ「エスクァイヤとかヨーマンていうのはなによ」
ユウカ「16世紀ごろには身分制度が崩壊し、貴族とヨーマンとの間に介在する社会層、
 具体的には地主、大商人、法律家を指すようになった」
レイナ「つまり、現代じゃ曖昧なの?」
ユウカ「階級の区別は厳然としてエグジストしてる。
 たとえば『鉄の女』が首相になったとき、
 労働党の親玉が『サッチャーは中産階級出身だからダメ』とパラドックスなことをいうほどに」
レイナ「ややこしい!」
ユウカ「英国人もそう思ってるからパンクが隆盛した。オーライ?」
81それも名無しだ:2007/12/16(日) 19:50:46 ID:rhsiyiFA
バカな俺はユウカが何を言ってるかさっぱりだwwwww

つかユウカのキャラは新鮮でいいな。
胡散臭さは母親に通じる所がある。
82それも名無しだ:2007/12/16(日) 19:55:45 ID:yMs+8qEn
でも>>20-33>>76-77でキャラが違うしなぁ
普段はツンツン喋り、薀蓄語りに入るとルー語になるとでも解釈か
83それも名無しだ:2007/12/16(日) 22:00:07 ID:eATwdeaY
咲美「なんか、急に登校し始めたユウカが前に出て、ただですら目立たないB組の私達がよけい目立たなくなってない?」
シュウヤ「彼女もB組みでしょう」
咲美「あんたはナチュラルにここにいるけど、A組みでしょ」
レラ「…………」
アーク「なあシュウヤ、パズル早組みなんてアホなゲーム仕掛けといて、自分はおしゃべりかよ。ちなみに終わったぞ」
シュウヤ「な!まだ私は3分の1も終わっていないのに」
アーク「周囲の奴が喋るたび、自分の意見言ってりゃそりゃそうだろ」
咲美「それより兄さん、私達B組みメインとして、まるでA組かのように活躍する彼女をどうするかを考えないと」
アーク「たりぃ」
咲美「あのねえ、一応クラスの和とか考えて、てかユウカが授業以外で教室にいるの見たこと無いわよ」
アーク「俺は前スレでお前の名前を俺かレラの名前が出てくるレスの中でしか見た事がねえ。いやまじで」
咲美「え、うそ!」
シュウヤ「はい。SS、それに対するレス、質問、ふとした疑問、それら全てで貴女の名前はアークかレラさんと一緒に居ますね」
レタス「新参の私でも、いろいろと関わる人は居ますの」
レラ「…………」
咲美「くっ、何時の間にかそんなキャラに。ところで、兄さんさっきから面倒くさがったり、話し逸らしたり関わりたくないって態度じゃない?」
アーク「出番とかそういうネタはもうやめてください。ホントカンベンシテクダサイ」
シュウヤ「なにやらトラウマのスイッチでも入りましたか?」
アーク「イタイ、イタイヨ、ワスレサセテ。エクサランストマデユウゴウシタ、アノコロノオレヲケシテクレ」
咲美「また懐かしいを通り越して、白なのか黒なのか微妙な歴史を」

シュウヤ「で、精神異常を起こしたアークと、なぜか喋らないと思ったら、座ったまま貧血をおこしていたレラさんを保健室に送ったわけですが」
咲美「んん、しかし改めて私達って特定グループでの活動がメインよね」
レタス「学校生活なんてそんなもんでしょう。誰にでも関わる人は総じて変人気質が高いですし」
咲美「ああ、ハザリアとかね。あとゼラドも」
レタス「前者は頭の中に別の宇宙でも作ってそうな勢いですし、後者は本当に宇宙を作りかねない勢いですわね」
シュウヤ「変人と言うより変な人ですね」
咲美「所で……けっきょくユウカの事はどうするの?」
レタス「先ほど話したグループ云々の話で行くと、彼女はB組みと言うより演劇部と言うカテゴライズになるんではありませんの?そもそも圧倒的多数
    のA組みの中で人間関係が出来あがっていて、B組みと言うカテゴリーがまるでその中の1つのようになりつつありますし」
咲美「うちのクラス、クラスメートAとか多いしなあ」
レタス「どうでもいいですが、オチがつきませんわね」
咲美「あー、うちのクラスってオチのほとんどを兄さん頼りにしてるような気がするわ」
レタス「まあ、ある意味どこかの魔術の、幻想殺しと一方通行のような関係で、スレの主役のゼラドさんとは別にごく一部ですが主役張り続けている人ですし」
咲美「いや、それを言ったら、ヴィレアム、ハザリアあたりもそんなでしょ。てか、回数に偏りがあるだけでみんなそれなりに、主役をしてるし」
レタス「咲美は最近主役を張ったことはありませんけど。しかしオチがありませんわ」
シュウヤ「でしたら、オチをつけましょう。咲美さん、実はアークが以前タスク氏といっしょにメイド喫茶めぐりをしてヒンシュクをかって回っていましたよ」
咲美「兄さあああああああああああああああああああああああん」
レタス「お父様ああああああああああああああああああああああ」
シュウヤ「そして誰も居なくなりました、っと……。教室に帰りますか」
84それも名無しだ:2007/12/16(日) 22:39:16 ID:FXD9PxuO
>レタス「まあ、ある意味どこかの魔術の、幻想殺しと一方通行のような関係で、スレの主役のゼラドさんとは別にごく一部ですが主役張り続けている人ですし」

???意味が分からない俺は新参?
85それも名無しだ:2007/12/16(日) 22:56:14 ID:eATwdeaY
>>84
分りにくくてすまん。ラノベネタ。
とある魔術のインデックスってラノベの主人公が幻想殺しって能力を持ってて
割とよく主人公する人が一方通行って言われてる。

さすがにアニメ化もされてないラノベのネタは分り辛いか……
86それも名無しだ:2007/12/16(日) 23:02:56 ID:FwMsubBi
>>85
コミカライズされてなかったっけ?
87それも名無しだ:2007/12/16(日) 23:13:02 ID:7bnMp3+E
ゼラド「あのー、先輩」
レモン「何?」
ゼラド「私ロストエデンってゲームの説明、ちゃんと受けてないんですけど」
レモン「ごめん、うっかりしてたわ。じゃあ今から始めるわね」
ゼラド「お願いしまーす」

レモン「『ロストエデン』はTRPG『ダブルクロス』の追加ステージ――要するに番外編ね。
『アルターライン』ってサプリメントに載ってるわ」
ゼラド「ふむふむ」
レモン「ダブルクロスは『レネゲイドウィルス』ってウィルスに感染して超常能力を得た
 『オーヴァード』と呼ばれる人達が活躍する、現代異能ものよ」
88それも名無しだ:2007/12/16(日) 23:14:55 ID:7bnMp3+E
レモン「異形へと変わりゆく体と心を抱え、それでも壊れかかった日常を守るために戦う話ね」
ゼラド「かっこいいですね。王道で」
レモン「対して、ロストエデンの舞台は体感型のファンタジーゲーム。
 その内部に囚われたプレイヤーが、現実への帰還を目指す話ね」
ゼラド「私達みたいにですね(涙)」
レモン「だから本編だとウィルスからもたらされたものである特殊能力――『エフェクト』が
 ロストエデンではゲーム上の魔法やスキルとして扱われてるの」ゼラド「なるほど」
89それも名無しだ:2007/12/16(日) 23:18:19 ID:7bnMp3+E
レモン「続いて、ルール的な説明に移るわよ。まず『ワークス』について」
ゼラド「最初に決めたやつですよね。私が『ファイター』で、先輩が『フェアリー』ですか」
レモン「そ。一般的なRPGの、クラスと種族に当たるものね」
ゼラド「クラスと種族がひとまとめなんですか。D&D方式ですね」
レモン「ただ、ダブルクロスのルールだと、最もキャラの能力を左右するのは『シンドローム』なのよね。
 ワークスにエルフを選んでも、シンドローム次第で弓使いから魔術師まで選べるし。
 まあワークスは、キャラの立場だと思っときなさい」
90それも名無しだ:2007/12/16(日) 23:24:18 ID:7bnMp3+E
レモン「ただ、実は問題があってね」
ゼラド「何ですか?」
レモン「このSS書いてるアンポンタン、アルターラインを持ってないのよ」
ゼラド「え、それじゃあ」
レモン「ルールが手元に無いものだから、データは『ウィアードエイジ』を流用してるそうよ」
ゼラド「ウィアードエイジって、どんなステージ何ですか?」
レモン「ダブルクロスのルールで龍虎王伝奇をする話よ。
 それであなたのワークスは『大陸浪人』を、私は『超人兵士A』を、それぞれ使ったんだって」
ゼラド「イヤあッ! 女の子なのに『大陸浪人』って何かイヤあッ!」
91それも名無しだ:2007/12/16(日) 23:27:34 ID:7bnMp3+E
レモン「お次はシンドローム。これはキャラの持つ特殊能力の系統ね。
 全部で12種類あって、その中から二つを選ぶの」
ゼラド「私のシンドロームは、『キュマイラ』と『モルフェウス』ですね」
レモン「キュマイラは肉体の強化、モルフェウスは物質の変化や創造を行うシンドロームよ。
 あなたがやりたい『スゴい力で大きな剣を振り回す剣士』のうち
 キュマイラが『凄い力』、モルフェウスが『大きな剣』を担当してるわけ」
ゼラド「先輩のシンドロームは?」
レモン「知能を強化する『ノイマン』と、様々な化学物質を操る『ソラリス』ね」
92それも名無しだ:2007/12/16(日) 23:33:14 ID:7bnMp3+E
レモン「最後は『エフェクト』だけど、これはキャラの特殊能力の事」
ゼラド「先輩、質問です」
レモン「何かしら?」
ゼラド「私《完全獣化》ってエフェクト持ってるんですが、変身はちょっとイメージ的に……」
レモン「エフェクトの見た目は、好きに決めて良いわよ。
 公式リプレイでも、《大蛇の尾》で波動拳とかソニックブレードとかやってたし」
ゼラド「本当ですか!?」
レモン「ルールを守ればね。《完全獣化》したら、人の姿のままでも武器防具は使用不可だから」
ゼラド「大丈夫、演出は考えてます!」
93それも名無しだ:2007/12/16(日) 23:35:49 ID:7bnMp3+E
ゼラド「もう街は目の前ですね」
レモン「……ゼラド」
ゼラド「何ですか?」
レモン「考えたんだけど、私達が現実に戻るのに一番可能性が高い方法は
 多分『ゲームをクリアーする』事だと思うの」
ゼラド「確かに! で、このゲームのラスボスは!?」
レモン「……まだそういうのは設定してないわ」
ゼラド「ぬか喜びですか」
レモン「でも今、このゲームは私の手を離れてる。それに――」
ゼラド「それに?」
レモン「ごめん、まだ言えない」
ゼラド「何にせよ、この街が最初の一歩ですね、行きましょう!」
 To Be Continued……
94それも名無しだ:2007/12/17(月) 00:37:06 ID:NZKpeUVr
読んでて思い出した、ダブルクロスだったんだね
数年前に何回かやったのを思い出したよ

頑張れー
95それも名無しだ:2007/12/17(月) 01:05:04 ID:USMQ5YOC
小学生の頃にオタクな先生と数人の同級生とで十面サイコロとステータスが書かれた紙使って遊んだことを思い出した。
96それも名無しだ:2007/12/17(月) 01:23:34 ID:f1ZaAMiI
ガープスしかやったことのない俺には、最後まで着いていけるか不安だぜ。
だが応援したい。執筆頑張ってくれ!
97それも名無しだ:2007/12/17(月) 05:55:45 ID:+fITbn6Y
 
98それも名無しだ:2007/12/17(月) 06:05:49 ID:+fITbn6Y
ミスった

>ゼラド「ウィアードエイジって、どんなステージ何ですか?」
>レモン「ダブルクロスのルールで龍虎王伝奇する話よ」
的確な例えに吹いたw
後、ブラックドッグ/ノイマンで古代種なルアフ先生の出番はまだ?
99それも名無しだ:2007/12/17(月) 10:23:49 ID:Hj6Vzfua
このスレにTRPGゲーマーが多くて吹いた

ダブルクロスはかなり遊んだシステムだし、期待してるから長編がんばって
100それも名無しだ:2007/12/17(月) 16:29:47 ID:x+LFVGDf
>>98
どこのピーターパンだそのルアフはwwww
101それも名無しだ:2007/12/17(月) 20:23:04 ID:VNqWBTIM
セレーナが実はホログラムで、本体は玉アヤ状態なのかよwww
102それも名無しだ:2007/12/18(火) 07:02:06 ID:uXsx03vH
スパロボ的にはワースブレイドが合いそうな気が?
103それも名無しだ:2007/12/18(火) 10:11:40 ID:zxWwYBog
話ぶったぎってすまんが


自分携帯厨なんだけど、ページ保存するためのファイル名入力の時に最初はスレタイが表示されるんだ


そこで間違えて一文字消した状態で保存しちゃってね




オラとアラドの子供マダァー?


アッー
104それも名無しだ:2007/12/18(火) 10:51:00 ID:ACE8Yset
>>103
ヤザン乙
105それも名無しだ:2007/12/18(火) 15:48:26 ID:1MvhXYg+
>>103
何処かの平行世界で子供が産まれてるんだな?
名前は何だろ?
106それも名無しだ:2007/12/18(火) 21:47:31 ID:ao/L7bfQ
ふと思った。どこの町にもその町独自の祭りがあるもんだがこの町にはどんなのがあるんだろ?
1終戦記念日パーティー
2異星との交流会
3ロボットコンテスト
とか?
107それも名無しだ:2007/12/18(火) 22:13:03 ID:8QsQTe67
3はリュウセイ親娘とハザル親子は間違いなく毎年参加
108それも名無しだ:2007/12/18(火) 22:26:11 ID:JEkW8p+q
むしろリュウセイ親娘とハザル親子は毎年審査員だろw
109それも名無しだ:2007/12/18(火) 23:52:07 ID:khm6UDyS
ノリノリで審査してたら急に喧嘩始めるんだな>リュウセイ&ハザル

ハザル「三体合体だと!?ふざけるな!一対一の合体こそ合体変形の美学!そして王道だ!!」
リュウセイ「まだわかんねえのか!!お前は合体変形を自分の枠に押し込めてるだけだ!合体に限界なんてないんだよ!!」
ハザル「はやり貴様とは相容れぬようだな!」
リュウセイ「上等だぜ!」


ルル「まあお父様wとっても楽しそうww」
アオラ「そうかなぁ…」

ルリア「…いつまでたっても何回パンチを叩き込んでも直らなくて」
マリ「でもリュウがあそこまでロボット談義で熱くなるのはハザル相手だけだ」
ルリア「ふふ…」



クォヴレー「ゼ・バルマリィも順調に復興しているようだな」
アルマナ「まだまだですよ。やらなきゃいけないことは山済みです」
クォヴレー「……俺の力が必要なら
アルマナ「貴方の手を煩わせないよう、私も頑張っているんですよ。クォヴレー」
クォヴレー「そうか…」
アルマナ「ふふ…随分心配性になりましたね」
クォヴレー「…かもしれないな」


ディストラ「なんですかあの良い雰囲気は!?」
ゼラド「駄目だよ邪魔しちゃ!」
ディストラ「ゼ、ゼラドちゃん!?」
ゼラド「私たちはいつもお兄ちゃんを一緒だけど、アルマナさんはたまにしか会えないんだから…」
ディストラ「うー…」

ルナ「………」
イングレッタ「鰹節をもらった猫みたいな顔ね」
ルナ「!!?いきなり現れるでない!」
イングレッタ「気づかない方が迂闊」
ルナ「うるさい!」
イングレッタ「そんなに嬉しいの?あの二人が揃ってる事が」
ルナ「……嬉しくないはずがなかろう」
イングレッタ「ふうん」
ルナ「………」
イングレッタ「………」
ルナ「…そなたは何をしておるのだ!」
イングレッタ「様子を見てるのだけど?」
ルナ「…好きにするが良い」
110それも名無しだ:2007/12/19(水) 01:54:14 ID:wIVry43a
>>109
イングレッタ「それで?」
ルナ「ぬ?」
イングレッタ「あなたはあの二人のところには行かないの?」
ルナ「!・・・わ、私は・・・」
イングレッタ「家族ってゆうのは一緒にいるものなんでしょう?」
ルナ「・・・・「イングレッタ」」
イングレッタ「なに?」
ルナ「ありがとう・・・・」
イングレッタ「・・・・・・・・」


アストラ「お嬢・・・」
イングレッタ「私たちもそろそろ行くわよ」
アストラ「ああ・・・・」
イングレッタ「大丈夫よ、私にも大切なものがあるから・・・・あなたにとってのこの世界みたいにね」
111それも名無しだ:2007/12/19(水) 05:10:34 ID:AdEaRErh
>>109
マリじゃなくてマイじゃないか?
マリだったら父親のこと呼び捨てしてることになるんだぜ
112それも名無しだ:2007/12/19(水) 12:05:02 ID:+0hD0M7X
>>109
…そーか、自分を枠に押し込めないでやった三体合体でマリとリトゥをこしらえたのか
113それも名無しだ:2007/12/19(水) 12:48:59 ID:qVmZiVGg
今までただのキモオタだと思ってたけど、俺、これからはリュウセイに着いてくよ!!
114それも名無しだ:2007/12/19(水) 12:52:09 ID:XQM1AbSn
>>112
二人同時妊娠の発覚後は、アヤ・ゼオラ・アラド達からフルボッコにされただろうなwww
115それも名無しだ:2007/12/19(水) 13:39:06 ID:ac82aI+/
なんか久保とアルマナはホントの夫婦みたいだな

ゼラドが入る隙はあるんかねぇ?
116それも名無しだ:2007/12/19(水) 14:05:43 ID:bcwRVrgo
フラグクラッシュしない久保なんて・・・orz
117それも名無しだ:2007/12/19(水) 14:20:43 ID:89PJjQLN
>>109
マイとマリがごっちゃになっとりますがなw

あとゼラド、良い子に育ったな…
118それも名無しだ:2007/12/19(水) 17:02:31 ID:64+NJQXk
ゼラド、たしか小さい頃アルマナ様に会ったことあるんだよな
119それも名無しだ:2007/12/19(水) 17:42:34 ID:WPSH5jpa
平行世界じゃないとすれば
その後ルナ(この頃はハザリアべったり)の前でチョコ像食っちゃうんだっけ
120それも名無しだ:2007/12/19(水) 20:05:32 ID:89PJjQLN
第一スレでアルマナに「クォヴレーに大切にして貰いなさいね」とか言われてた>ゼラド

たしか当時はルナ出てきてなかったしな


基本的に誰かに敵意を持つとか無いんだな
121それも名無しだ:2007/12/19(水) 21:02:42 ID:XQM1AbSn
戦わなくていい、戦う必要のない世界で生まれ育った子だからね。
アラドやゼオラ達、親世代のみんなが多くの犠牲を払って手に入れた、かけがえのない成果だと思う。

シャドーミラーに言わせると、平和の中ゆっくりと腐敗していく世界なんだろうが。
122それも名無しだ:2007/12/19(水) 21:09:52 ID:VBm2yFOz
アクセル「こんな穏やかな生活を腐敗と言うなら、俺はこの腐敗を受け入れてもいいと思うんだな、これが」
ラミア「科学的には、腐敗と発酵は同じものらしいでございますですことよ」
アクセル「はっ、上手いこと言う。発酵なら、悪いことじゃないんだな、これが」
123それも名無しだ:2007/12/19(水) 21:41:54 ID:99of3nUW
ゼラド「えっ、じゃあパンも腐ってるって事?」
アーク「焼いて高熱殺菌してるから大丈夫じゃね?」
ゼラド「ヨーグルトは?」
アーク「それは…」
ミナト「冷蔵庫で冷やしてるから大丈夫」
ゼラド「それなら安心だね♪」


レイナ「ねぇ…どっからつっこんだらいいと思う?」
咲美「んー、あながち間違ってない気がしてきた…」
レイナ「Σ」
124それも名無しだ:2007/12/19(水) 21:49:08 ID:0p9SK13Z
ある雨の日

猫「・・・みゃあ・・・」
女「何?この汚い猫しっしっ!こっちにこないでよ!
ちょっとなんとかしてよ、この小汚いの」
男「ちっしょうがない、オラ寄ってくんじゃねぇよ!」
猫「ふぎゃっ!」
男「ペッ!」
猫「・・・」
女「いこっ」
男「おぅ」

それからもこの猫は人間から暴行を受け続けた

女子生徒「どうした?」
猫「ふーっ!!」
女子生徒「怯えなくともよい、さぁ私と行こう」
猫「にゃ!」
女子生徒「っ!大丈夫だ、私は何もしない」
猫「ふぎー!」
女子生徒「痛!」
男子生徒「この猫!姫様の手になんて事を!!」
女子生徒「よい!すまぬ、供の者が恐がらせてしまったな。行くぞ!またな」
男子生徒「はい姫様」
女子生徒「まったくお前は、私の事となるとすぐに熱くなって・・・」
男子生徒「申し訳ありません」
女子生徒「それと姫様はよせ」
男子生徒「はっ!」
猫「・・・」

また風呂入ってから書くわ
125それも名無しだ:2007/12/19(水) 22:59:01 ID:FR9loSkG
954 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/18(火) 06:00:52 [ jdP1OEV2 ]
しかし長文ネタっバトルものばっかだな。
何でそう、ゼラド達を無理矢理にでも戦わせたがるのかね。


955 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/18(火) 07:49:13 [ XlAP/Puo ]
とりあえず

どう見ても投下が鈍ってるのは理解できない人置いてきぼりの卓ゲ話のおかげです
本当にありがとうございました

卓ゲ話が嬉しいのはわかるがそろそろやりすぎだ
SSの方は続けて欲しいがレスの卓ゲ話はほどほどにしてほしいかな

長文かどうか、バトルネタかどうかより面白いかどうかだけでいいよ気にするのは


956 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/18(火) 17:54:10 [ sMjpRsVY ]
本スレのゲームの話全く意味が分からないんだけど…
やるなら議論版でやって欲しいなー
本スレでやるっていうんなら、さっさと全部投下して終わらせて欲しい
126それも名無しだ:2007/12/19(水) 23:46:09 ID:0p9SK13Z
>>124の続き
それから数日後
猫「・・・」
ガサガサ!
猫「にゃ!?ふーっ!」
男子生徒「最近よくここにきているな、お前も姫様が好きなのか?」
猫「にゃ?」
男子生徒「実は俺は、姫様の事を愛している、誰よりもな」
猫「にゃ」
男子生徒「だがお前が姫様の傍にいたいと願うなら協力してやらんこともない」猫「・・・」
ガサガサ!
男子生徒「いってしまったか」
女子生徒「どこにいる?」男子生徒「お呼びですか姫様」
女子生徒「何をしている帰るぞ、それから私の事は名前で呼べ」
男子生徒「はっ!」
猫「・・・」
男子生徒「そこっ!」
猫「にゃー!」
女子生徒「あれは、この前の猫?お前は猫相手に何をしている!見ろ、怯えているではないか!」
男子生徒「申し訳ありませんル・・・姫様」
女子生徒「まったくお前と言う奴は・・・。よしもう大丈夫だ、これからは私がお前を守ってやるからな」
猫「な〜」
男子生徒「姫様、学園寮はペット禁止です」
女子生徒「そんな規則など私が変える!」
男子生徒「はっ」
猫「・・・」
女子生徒「お前の名前はそうだなぁ、アルだ!」
猫「にゃ〜ん」
ルナ「おぉ気に入ったか、私はルナ、あそこの木にいるバカがキャクトラだ」
アル「な〜」
キャクトラ(協力はしたぞ、これからはよろしくなアル)

そして現在
アル「にゃ!」
ハザリア「えぇいこの糞猫が!俺様の脚本をメチャクチャにしおって今日はゆるさんぞ!」
キャクトラ「アルは私がルナ様に代わって守る!」
ハザリア「黙れ!黙れよ!貴様ら俺様を舐めるなよ!」
ハ・キ・ア「ぎゃあぎゃあ!」
ルナ「まったく飽きもせずに・・・」
ハ・キ・ア「ぎゃあぎゃあ!」
127それも名無しだ:2007/12/19(水) 23:52:32 ID:VBm2yFOz
>>125
気持ちはわかるが、愚痴スレのコピペを本スレに貼るのはやめてくれ。
そんなものを本スレに貼るのが許されるなら、そもそも愚痴スレは存在しない。
128それも名無しだ:2007/12/20(木) 00:28:30 ID:gRyUsRwi
考えてみればネコのアルも凄まじく初期からいるよなw
たしかルナが地球での生活やクォヴレーのことで落ち込んでるとき屋上で見つけたんだっけか


ゼラド小学生くらい
ゼラド「私もペット飼いたいな…」
クォヴレー「ペットか…ゼラドはどんな動物が好きなんだ?」
ゼラド「白熊!」
クォヴレー「……」
ゼラド「飼えないかなぁ、白熊…」
クォヴレー「白熊は寒冷地の生き物だ。この街では気温が高すぎるだろう」
イングラム『問題はそこではないだろう。ゼオラが怒るからな。ペットならガンスレイブどもで我慢しろ』
ガンスレA「ひどい!」
ガンスレB「ボクたちペット扱いなんて!」
ガンスレC「ガン『ペット』じゃなくてガン『スレイブ』なのに!」
ガンスレD「……どーでもいい」
ガンスレE「ペットじゃなくて奴隷です!」
ガンスレF「そうそう!」
イングラム『…こいつらも相当だな』
ゼラド「やっぱりダメかなぁ…」
クォヴレー「分かった。今度北極で大人しい奴を1頭
イングラム『やめんか!』
129それも名無しだ:2007/12/20(木) 00:31:51 ID:OfIQVk9k
ガイスト「…そろそろ、ヴィレアムさんへの憑依以外で…物質的な干渉を可能にする方策を考えますか…」
ガイスト「…幽体のままでは…ヴィレアムさんに教えられる事も限界がありますし…さて、何から試しますか…」

ニャー

ガイスト「……あ、猫…」


ヴィレアム「ふー、やれやれ。今日は久しぶりのバンドの練習で疲れたなあ。さて、部屋に到着っと」
ガチャ
猫「あ、おかえりなさい」カタカタ
バタン
ヴィレアム「…よーし落ち着こう俺。えーっと何故か俺の部屋で猫がネットをやっていて俺に「おかえりなさい」と言った」
ヴィレアム「…うん、幻覚だよな。俺、思ったより疲れてるのかな。今度は大丈夫だろ」
ガチャ
猫「ただいま、とは言ってくれないんですか?」カタカタ
ヴィレアム「幻覚じゃない!?」
猫「どうしました?ヴィレアムさん」
ヴィレアム「そ、その抑揚の無い語り口調は……ガイストさん?何をやってるんだ」
ガイスト「何を、と言いますと…インターネットですね。新しい知識は常に追加しておかないと。古い知識だけでは間違った事を教えてしまいかねません」
ヴィレアム「い、いやそう言うことじゃなくて、その姿は?」
ガイスト「ああ、これですか。インターネットにしてもそうですけど、情報を仕入れるためにはどうしても物に触れられないと限界が来てしまいますからね。憑依できるかと試してみたら、案外上手くいきました」
ヴィレアム「あ、案外って…しかし」
ガイスト「どうしました?」
ヴィレアム「出会ったときは人間の女性みたいな容姿だったし、今は猫だし。ガイストさんが機動兵器だったこと、忘れそうだよ」
ガイスト「そうですね。そもそも私は厳密にはXNガイストそのものではありませんから」
130それも名無しだ:2007/12/20(木) 00:32:33 ID:OfIQVk9k
ヴィレアム「ぶふぉ!?え、ちょっとまって何をさらりと」
ガイスト「ディストラさんや龍王さんみたいな、特殊な機体ならともかく。私は純正科学の産物ですから、意志など生まれようもありませんよ。本来の私はXNガイストの制御用AIです」
ヴィレアム「え、じゃあ最初にあった時のあの姿は何なんだ?」
ガイスト「イメージ映像です」
ヴィレアム「いやイメージって」
ガイスト「私の精神の形を視覚化するとああなるわけですから、イメージ映像で間違いないかと。…そうですね、少し話しておきましょうか」
ヴィレアム「え、何を?」
ガイスト「初めて会った時、ヴィレアムさんは私を幽霊だと思っていたようですが実際は違います」
ヴィレアム「え、あれはどうみても幽霊じゃあ」
ガイスト「いいえ、あれはシステムXNを使って、映像を転移させていただけです。XNガイストのコアは未だに何処かの亜空間にありますから」
ヴィレアム「そ、そうだったのか」
ガイスト「前に、私のこの口調は疲れてしまったからだ、と言ったじゃないですか。あれは、精神的過負荷により言語回路が一部焼き切れてしまったからなんですよ。今は半分くらいただの癖なんですが」
ヴィレアム「いや、癖なのかよ!」
ガイスト「そしてあの日車から貴方の身を守るために、システムXNの力を限界まで使用してしまい、メモリバックアップの電源が切れAIの私はそのまま消滅するはず…だったのですが、こうなってしまいましたね」
ヴィレアム「あっさりスルーしないで欲しいなあ…。でもAIって幽霊になるものなのか」
ガイスト「どうなんでしょうか。私は自身を哲学的ゾンビではないかと懸念しているのですが、幽霊になってしまったからには違ったのでしょうかね?あるいは幽霊とはまた違う何かなんでしょうか」
ヴィレアム「なんだか段々理解できなくなってきたなあ…。ところで哲学的ゾンビって?」
ガイスト「そうですね。詳しい事はググって頂くとして、簡単に説明しますと『一見自我があるように見えるがその実ただプログラムに沿って反応しているだけの存在』ですね」
ヴィレアム「もうそんな用語覚えたのか…じゃなくて!ガイストさんはそんなのじゃない!絶対に!!」
ガイスト「ふふ、ありがとうございます。でも気にしないでください。どうであれ大した問題ではありませんし」
ヴィレアム「いや、十分大した問題だよ…くそ。あーえっと、ところでいつまで猫で居る気なんだ?」
ガイスト「そうそう。言葉が切れ切れになっていないのは猫さんの脳の言語野を使っているからなんですよ。幽霊時よりは言葉がスムーズになりますね」
ヴィレアム「へー、なるほど。じゃなくって…なんか誤魔化してない?」
ガイスト「何の話でしょうか」

ヴィレアム「……」
ガイスト「……」

ヴィレアム「もしかして、出れなくなった?」
ガイスト「……はい」


蛇足
ガイスト「……結果、丸一日かけて…猫さんの体から出れたそうです…」
ヴィレアム「ガイストさん何か言った?」
ガイスト「…いいえ?」




131それも名無しだ:2007/12/20(木) 02:57:23 ID:SuEe8/jd
 【バルマー寮】
キャリコ「宅の息子なんですがね、そろそろ筆下ろしをしようと思うんですよ」
ルナ「はぁ、書き初めにはまだ少し早いと思うが。
 これ、キャクトラ、これ、
 なんだかわからんが、お前のお父上が来て筆を下ろしたいといっているのだ。
 筆を持って参れ」
キャリコ「姫様、姫様、聞きようによっちゃ誘惑になるようなこといっちゃいけませんよ。
 宅のせがれが筆をブラブラさせて来ちゃったらどうするんですが。
 お父さん、さすがにそれは涙目ですよ」
ルナ「はぁ、ではなにが必要なのだ。半紙か、墨汁か」
キャリコ「毛筆から離れてくれませんか」
ルナ「では、硬筆か」
キャリコ「姫様、ねえ、天然ですか?
 それとも高度な言葉責めですか?」
ルナ「ええい、わけのわからぬことを。いいたいことはハッキリいわぬか!」
キャリコ「つまりですね、宅の息子に、女の子を教えてあげる必要があるのですよ」
ルナ「なにを! なぜキャクトラにそんな必要が!」
キャリコ「え〜、『アケガラス』という落語がありまして。
 息子がそれなりの年齢になったら、近所の遊び人のあんちゃんにお金渡して、
 遊廓に連れてかせるということは、ニホンではわりと普通に行われてきた風習でして」
ルナ「お前の家がニホンの風習に沿う必要はいっさいないだろう!」
キャリコ「あのですね、姫様。
 護衛の仕事というのは、単純に腕が立つだけではダメなのですよ。
 ときには敵対勢力の女殺し屋を抱き込んだり、
 ときにはパーティ等でお姉ちゃん口説くフリして情報を引き出したり、
 ときにはお姉ちゃんなんかいないかのようにキャバクラ行ったり、
 キャバクラなんて行ってないよという素振りでケータイ2つ3つ使い分けたり」
ルナ「だんだん職務と関係なくなってはいないか?」
キャリコ「イヤイヤ、全部仕事ですとも。
 それが証拠に、私はあらゆるお姉ちゃんとの接触を全部妻に報告してますから。
 すげえ、ぶん殴られますけど」
ルナ「スペクトラも大変だな」
キャリコ「でも、そのあとに手厚く手当してくれるんですよ」
ルナ「お前のとこの夫婦関係は少々歪んでいると思う」
キャリコ「姫様、男の人生とはね、深夜2時にハシゴするキャバクラなんですよ。
 2時ですよ2時。次行く店は絶対ろくでもないですよ。けれどやっぱり私という人間をここで終わりにするわけには」
キャクトラ「お父さん! いったい姫様になにをいっているんだ!
 申し訳ありません、姫様! 父は、決して悪気があるわけでは!
 さっ、お父さん、外へ!」
132それも名無しだ:2007/12/20(木) 02:58:22 ID:SuEe8/jd
 【外】
キャクトラ「お父さん、姫様の前であまり恥ずかしいことをいわないでくれ」
キャリコ「ははは、キャクトラ。相手がお父さんだからってあまりにも素で喋ってると、
 キャラ壊れてるんじゃないかと思われちゃうぞ」
キャクトラ「壊れてるのはお父さんの人格じゃないか!」
キャリコ「よしよし、息子よ、待っていろ。
 お父さん、いいトルコ風呂知ってるから」
キャクトラ「お父さん! トルコの人に怒られるから!」
キャリコ「おっと、トルコ風呂の意味するところがわかるのか。
 お前も、なかなか地球文化を学んでいるんだな。
 感心感心、お父さんがいい子いい子してあげよう
キャクトラ「やめてくれ」
キャリコ「まさか、すでに通い詰めているのではないだろうね?
 お父さん、さすがにそれはちょっと複雑な気分だ」
キャクトラ「そんなところに行くわけないだろう!」
キャリコ「なんだい? 宅の息子は、プロはいやだというのかい?
 いいかい、キャクトラ。
 頭脳と下半身を駆使して美濃一国を乗っ取ったことで有名な斎藤道三も、
 国盗りレジェンドを始めるにあたりプロの方に御指南願ったというね」
キャクトラ「お父さん、よその国の偉人をおとしめるようなことは」
キャリコ「おとしめるなんてとんでもない。
 ニホンという国は、もともと性的にだいぶはっちゃけていたんだ。
 おサムライが禁欲的だった時期なんて、歴史上のほんの一瞬きりなんだぞ」
キャクトラ「お父さん、ゾンボルトさんちの近所でそういうことは」
キャリコ「イヤイヤ、ゾンボルトさんだって、あれでなかなかのもんだぞ。
 お父さん、こないだ飲み屋でククルっていうお姉ちゃんから」
キャクトラ「お父さん! その曲がり角を曲がっちゃダメだ! ゾンボルトさんちが!」
キャリコ「よしよし、息子よ。急く気持ちはわかるが、少し落ち着け。
 お父さん、お前にいいお嫁さん見つけてあげるからな!」
キャクトラ「お父さん、いいから家に帰ってくれ」
133それも名無しだ:2007/12/20(木) 03:00:19 ID:SuEe8/jd
 【バランガ家】
キャリコ「というわけでゼラドちゃん、うちにお嫁に来ない?」
ゼラド「え〜っと」
キャクトラ「お父さん! しょっぱなから、なんてとこに来るんだ!」
キャリコ「え〜、だって、お父さん、ゼラドちゃんみたいな娘欲しい」
キャクトラ「こちらには、こちらのしがらみというものが!」
キャリコ「ゼラドちゃんみたいな子に老後の面倒見て欲しい」
キャクトラ「お父さん! いきなり老後のことを切り出す人があるか!」

ゼラド「キャクトラくん、お父さん相手にはものすごい自然体で喋るんだね」
キャリコ「ねえ、ゼラドちゃん、どうだい。
 宅のキャクトラはほらこの通り顔はいいし、性格は人畜無害だし、
 家事万能だし、将来だって安定してるよ。
 そしてもれなくおじさんとスペクトラが付いてくるよ」
ゼラド「え〜、でも、わたしにはお兄ちゃんが」
キャリコ「ああ、大丈夫大丈夫。おじさんも、近々クォヴレーと同居するつもりだったから。
 なっ、キャクトラ、小舅が付いてきてもいいよな?」
キャクトラ「お父さん、重要なところを小舅のひと言で」
ゼラド「キャリコさんは、どうしてたまにお兄ちゃんと同居したがるの」
キャリコ「だって、ほら、なぁ、考えてもみようよ、息子よ。
 家に帰ったら、スペクトラとゼラドちゃんとクォヴレーが裸エプロンで迎えてくれるんだぞ。
 うわぁ、帰宅がすごい楽しみじゃないか!」
キャクトラ「お父さん、なぜ裸エプロンなんだ」
ゼラド「お兄ちゃんの裸エプロンかぁ、そういうのも」
キャクトラ「とにかく! ここはダメだから!」

 【レシタール家】
レイナ「イヤ」
キャクトラ「イヤです」

キャリコ「あっれぇ〜、おかしいな。お父さん、ちゃんと調べてるんだぞ?
 お前たいていの相手には丁寧に話すのに、
 このお嬢さんに対してはタメ口な上に呼び捨てで、破格のフランクっぷりじゃないか」
キャクトラ「敬意を払う必要がないと判断しているだけです」
レイナ「いってくれるじゃない。
 近所に来たついでにここも寄っとこうかみたいなノリでうちの玄関に来たくせに」
キャクトラ「実際その通りなのだから仕方がない」
キャリコ「う〜ん、ウチの子がこんなに刺々しくなるなんて珍しいんだけどなぁ。
 ひょっとして、あれかい? 愛情の裏返しとか、そういう」
レイナ「キャクトラ! あんたのお父さん、学生時代国語とか数学の成績悪かったでしょう!」
キャクトラ「お父さんに学生時代があったかどうかは知らないが。
 申し訳ない。たまの休暇でちょっとはしゃいでいるだけなんだ」
キャリコ「ん〜、違うぞキャクトラ。お父さん、バリバリ勤務時間中だ」
キャクトラ「なにをやっているんだ、お父さん!」
キャリコ「そうかそうか、ウチの子は、あれだ、今流行りの、ツンデレとかなんとか、そういう」

ルアフ「ムリして若者言葉使ってるんじゃない、このウザロン毛ーっ!」
キャリコ「おぉっと、先の霊帝陛下じゃありませんか。
 こんな時間からご在宅とは珍しい。よく家に上げてもらえましたね」
ルアフ「なにいってるんだお前は! 僕は、あれだぞ、亭主関白なことではご近所でも有名なんだぞ!」
キャリコ「なぜ2秒でわかる見栄をはりますか、あなたは」
ルアフ「うちの娘になにしに来た!」
キャリコ「いやね、宅の息子が頭脳と下半身を駆使して美濃一国を乗っ取ろうと」
ルアフ「出てけーっ!!」
134それも名無しだ:2007/12/20(木) 03:01:22 ID:SuEe8/jd
 【道ばた】
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
キャリコ「お父さん、ちゃぁんと調べてるんだぞ。
 なんだかわかんないけど、お前、このお嬢さんとも仲良しだろう。
 ん〜、いいじゃないか、ちっこくて可愛くて!
 お父さん、こういう砂糖菓子系の娘欲しかった!」
キャクトラ「お父さん、欲しかった娘のバリエーションが豊かすぎる」
キャリコ「うん、正直、娘が生まれてくるものだとばっかり思ってた」
キャクトラ「お父さん、いまちょっと、反抗期という言葉が頭をよぎった」

レラ「・・・・・・、・・・・・・」
キャリコ「は? なんですか、お嬢さん。
 『だが断る』? はぁ、それはまた、どうして」
キャクトラ「お父さん! レラ殿のいうことがわかるの!」
キャリコ「キャクトラ、お父さん、なんだってできるんだぞ?
 できないのは、お母さん怒らせないことくらいだ」
キャクトラ「お父さん、それはできなきゃダメだ」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
キャリコ「なになに、
 『お前とわたしはベースとドラム。それ以上でもそれ以下でもねえ。
  色恋とかそういうのはやめようぜ。音が濁る。
  わたしたちの関係はそうじゃねえ、もっと音楽的なもののはずだ。そのはずだろ』
 なるほどなるほど」
キャクトラ「お父さん、異様に男前に訳す必要はどこにあるんだ」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
キャリコ「『じゃ、次のギグ、期待してるZE!』」
レラ「・・・・・・!」
キャクトラ「レラ殿も、なぜ男前に親指を立てているのですか!」
135それも名無しだ:2007/12/20(木) 03:04:07 ID:SuEe8/jd
 【学校】
レタス「よろしくてよ」
キャリコ「はっはっは、ほらご覧、ほらご覧!
 スペクトラ、私たちの息子は、やっぱりモテるんだぞぉ!」
レタス「これは、本当にあなたのお父様でして?」
キャクトラ「はい。どうしようもない現実です」
キャリコ「ほらほら、見てご覧。
 このきめ細かい肌! ゴージャスな髪質!
 お前のフェティッシュにぴったり一致してるだろう」
キャクトラ「お父さん、勝手におかしなフェチにしないでくれ」
レタス「勘違いしないでくださいませ。
 なんの条件もなく承諾するつもりはありませんことよ」パラパラ
キャリコ「ほっほぅ、カードですか」
レタス「地球に来る折、お母様にいわれておりますの。
 引きの弱い男とだけは付き合うなと」
キャリコ「ふふふ、望むところですとも。
 職務上、カジノに潜入することは少なくありませんからね。
 さ、キャクトラ。『カジノ・ロワイヤル』を10回観たキャリコの息子だということを見せつけてあげなさい」
キャクトラ「お父さんが『カジノ・ロワイヤル』10回観てても、どうしようもないと思う」
レタス「『カジノ・ロワイヤル』を100回観たところで、実際のギャンブルが強くなるというものではないでしょう。
 ラスト手前の再現は簡単ですが」パラパラ・・・・・・パラ
キャリコ「見事なパーフェクトシャッフルで」
レタス「一枚、引いてくださいませ。そのカードを当てられたら、私の勝ち。
 当てられなければ、そうですね、食事くらいは付き合って差し上げてもよろしくってよ」
キャクトラ「はぁ、では、これで」
レタス「ではカードを山に戻して、再びシャッフル。そして」
キャクトラ「ハートの6?」
レタス「あなたの引いたカードは、これではなくて?」
キャクトラ「いえ」
レタス「本当に、そうでして?」
 ズッ・・・ズズッ・・・・・・
キャクトラ「なっ! カードの上で、ハートが動く!?」
レタス「ハートの8」
キャクトラ「はっ、はぁ、その通りで」
レタス「これは、カードがあなたを選ばなかったということでしてよ。
 お引き取りあそばせ?」

 【校外】
キャリコ「ダメじゃないか、キャクトラぁ。
 あのお嬢さんが使った『パーフェクトシャッフル』っていうのは、
 8回繰り返すことで最初とまったくおなじ並びに戻す切り方なんだ。
 お父さん、ちゃんとパスを出してあげたのに」
キャクトラ「わからないよ、そんなもの」
キャリコ「無作為にカードを落としたように見せて、実は思い通りのカードを引かせるあのテクニックも、
 『リトルフォース』といって、カードマジックの初歩の初歩じゃないか」
キャクトラ「マジック? では、カードの絵柄が動いたのも」
キャリコ「あれは『ムービングポイント』といって、もう、何十年も前からあるトリックだよ。
 裏から細い糸が通してあって、模様を動かすんだ。
 この季節だと、ちょっと大きめのスーパーでも売ってるぞ」
キャクトラ「でも、カードの文字まで変わったのは、一体」
キャリコ「お前がビックリしてる間に、隠し持っていたカードとすり替えただけだよ。
 キャクトラ、ものごとというのは、一瞬ですべてが起こるわけではないんだ。
 きちんと手順があるものなのだよ?
 格闘術の鍛錬もいいが、この程度のトリックを見破る柔軟さがないと護衛としては」
キャクトラ「お父さんは、ひょっとして遊んでるフリをしながら、訓練を?」
キャリコ「しかし、おっそろしく婉曲なやり方でお断りの返事を出すお嬢さんだったなぁ。
 フフフ、でも、ああいうタイプに限って燃え上がると」
キャクトラ「やっぱり違うんだね、お父さん」
136それも名無しだ:2007/12/20(木) 03:06:09 ID:SuEe8/jd
 【路上】
 〜I am an anarchist!
キャリコ「お父さん、新しい子が入るたびに持てる能力の限りを尽くして調べ上げてるんだ。
 あそこで路上ライブしてるパンクちゃんも、そうだろう?」
キャクトラ「まあ、そうなんだけど」
キャリコ「い〜いお尻してるねえ!
 クールな眼差しにグラマラスなボディ。まさに黒船って感じじゃぁないか、なあキャクトラ」
キャクトラ「お父さん、最近ハザリア様が急にグラマーとかなんとか言い始めたのは、まさか」
キャリコ「なぁ、あの子、クラスでちょっと浮いてるだろう」
キャクトラ「浮いているというか、どう扱っていいものか戸惑われてるというか」
キャリコ「休み時間とか、あれだろ、ヘッドフォンでずっと音楽聴いてるみたいな」
キャクトラ「そう聞いてるけど」
キャリコ「昼休みには一人で屋上登ってギター弾いてるみたいな」
キャクトラ「たぶん、そんな感じだと思うけれど」
キャリコ「ちょっぴり不良っぽいけど、ほんとは心の優しい女の子で。
 学校の帰り道で子猫にミルクあげてるみたいな」
キャクトラ「それは知らない」
キャリコ「学校からの帰り道、目撃してしまったあの子の意外な一面。
 目が合うと、あの子は『きゃっ』と小さな悲鳴を上げて、ほのかに赤らめた顔を伏せるのさ。
 そして、小声でおずおずと『見た?』みたいな!
 お父さん、そういうシチュエーションへの憧れはハンパない!」

ユウカ「シャウト! シャウト! シャウト!」
 ドギャン! ドギャァン! ドギャギャギャギャァーン!
キャクトラ「お父さん、パンク少女、ギターを振りまわして地面に叩きつけ始めた」
キャリコ「あぁ〜、ありゃ、ネコ、逃げちゃうな」
キャクトラ「お父さん、あれは、近づきがたいというか、物理的に近づけない」
キャリコ「ねえねえお嬢ちゃん、宅の息子のお嫁さんになんない?」
キャクトラ「お父さん! お父さんはひょっとして、バカな人なのか!?」

 ドギャギャギャギャァーン!
キャクトラ「お父さん!」
キャリコ「フフフ、お父さん、ギターでぶん殴られるのは12回目だよ」
キャクトラ「お父さん! なにをしてたらそんな、わりとしょっちゅうギターで殴られるんだ!?」

ユウカ「ー! ー! ー! ー! ー! ー!」
キャクトラ「お父さん、なにか聞いたこともない言葉でまくし立てられてる」
キャリコ「息子よ、まだまだ地球言語の習得が甘いぞ。
 お父さんたち、いま、もんの凄いスラングで罵られてる真っ最中だ。
 どうだ、ゾクゾクするだろう」
キャクトラ「ゾクゾクはしないよ」
ユウカ「チンケなお姫様にベッタリのロイヤルドッグが、なにいってるの」
キャクトラ「チンケとは、姫様のことかっ!」
ユウカ「ほかに心当たりがあるなら聞きましょうか。
 あたしはパンク、そしてアナーキー。
 ゆえに体制を否定する。アナーキズムを振りかざす」
キャクトラ「あなたの思想は自由ですが、姫様を巻き込まないでいただきたい!」
137それも名無しだ:2007/12/20(木) 03:11:32 ID:SuEe8/jd
ユウカ「ナイトを気取りたいの。サーの称号がそんなに重要なの。
 生まれながらに引っこ抜かれて、振ることのできるのは尻尾だけなの。
 女王陛下に忠誠を誓った挙げ句、アルカトラズにぶち込まれる。
 その程度が関の山」
キャリコ「お嬢ちゃんお嬢ちゃん、『007』と『The Rock』がごっちゃになってますよ。
 制作陣はそのつもりだったみたいですけど」
キャクトラ「我々の女王は、そんな方ではありません!」
ユウカ「王室を動かしているのは権威。人格なんか超越してる。
 女王陛下はプリンセス・オブ・ウェールズを追い詰めた。
 イスラム教徒と再婚する。たったそれだけの理由で。
 王室のご慈悲なんてその程度のもの」
キャクトラ「姫様を、陛下を、我が祖国を! いくら女性といえども!」
ユウカ「ハートにべつのひとを住まわせておいて、あたしをお嫁に呼ぶのは侮辱ではないの」
キャクトラ「それはっ!」
ユウカ「他人の感情なんて、案外わかりやすいもの。
 あんたのハートにおわすのは」
キャクトラ「それ以上はっ、口に出さないでいただきたい!」
ユウカ「オーライ。今から一緒に、これからそいつを、殴りに行きましょう。ギターで」
キャクトラ「名曲に乗せて、物騒なことをいわないでいただきたい!」
ユウカ「チャゲアスはパンクよ。特にチャゲ」
キャクトラ「チャゲ氏のパンク度合いのことを話しているのではない!」
ユウカ「姫君をものにして王室を瓦解させる。
 あんたの望みはとてもアナーキー」
キャクトラ「私は、そんなことを望んでなどいない!」
ユウカ「ではなに。まさか、本気で国家に仕えるつもりだとでもいうの。
 国家なんて低俗なもの。法と税金、そして暴力。たったそれだけの材料で人間を縛り付ける。
 こんなもの、ギャングとなにが違うの」
キャクトラ「我々の親たちは、一度は母星が吹き飛んだ祖国を必死で立て直した。
 私はその偉業を尊敬している。その意を継ぎたいと思っている!」
ユウカ「あんたの主張と感情は矛盾してる」
キャクトラ「それはわかっている。わかっているのです!」
ユウカ「あんたのハートはケージに囲われてる。
 そのケージ、破壊するのがパンク、そしてアナーキー」
キャクトラ「それでも私は、職務を全うする! そうすることが姫様の」
ユウカ「あ、そう」
キャクトラ「私は、いったいなにを口走って!」
ユウカ「タフなボディに、ソフトなハートを包み隠したあんた。
 その振る舞いもパンク。そしてひとつのハピネス」
キャクトラ「あなたは、なにを考えて」
ユウカ「ベースをやるのね」
キャクトラ「なぜそれを」
ユウカ「手のタコを見ればわかる。
 オーライ、機会があったら、ギグしましょう」
138それも名無しだ:2007/12/20(木) 03:12:49 ID:SuEe8/jd
 【バルマー寮】
キャリコ「申し訳ありませんでした姫様ぁっ!」
ルナ「なんだ、失敗したのか」
キャリコ「はっ、宅の息子はとんだデクノボーでございます!
 小舅に負け、即答で断られ、カードで断られ、挙げ句の果てにはギターでぶん殴られる始末!」
ルナ「しようがないな。キャクトラめ、案外モテないと見える」
キャリコ「この有様では、とてもではありませんが護衛など務まりません!
 かくなる上は、親子三人百鬼帝国に移り住み、百鬼メカに改造される所存!」
ルナ「待て待て待て、早まるな。おかしな所存を持つな」
キャリコ「しかしこのままでは、宅の息子はどこにも奉公先が見つからず、
 やがては定職にも就かずに部屋でネットゲームばかりするようになり、
 我々の老後の面倒も見るどころか、年金をあてにするように」
ルナ「そう悲観的になることはない。
 どこにも奉公先がないというのなら、仕方がない、私が使ってやろうではないか。
 ウン、仕方なく、仕方なくだぞ」
キャリコ「へへぇ〜! 過分なお言葉をば!」

キャクトラ「お父さん、ひょっとして、お父さんは知っていて」
キャリコ「フフフ、キャクトラ、お父さん、これだけは何度でもいうぞ。
 一番老後の面倒見て欲しいのは、ゼラドちゃんだ」
キャクトラ「お父さん! どれだけ老後の心配をしているんだ!」

ルナ「これ、キャクトラ、これ。ここへ」
キャクトラ「はぁ、なんでしょう、姫様」
ルナ「お前のお父上だが、その日接触した女人のことをすべて奥方に報告しているそうだ。
 それに倣い、ひとつお前も今日一日接触した女性のことを話して見せよ。
 いや、大きな意味はないのだぞ? 主君として、あくまで主君としてだな!」
キャクトラ「えっ、それは」
ルナ「では、疾く話せ。事細かにな」

キャクトラ「お父さん、これも試練なのか・・・・・・!?」
139それも名無しだ:2007/12/20(木) 04:46:25 ID:zKDwpkE8
>>138
いつもマーズネタを書いてる人かい?
GJなんだぜ
140それも名無しだ:2007/12/20(木) 06:25:38 ID:S8XLxRsU
キャリコさん何やってんすかWWW 
 
GJ!
141それも名無しだ:2007/12/20(木) 07:47:42 ID:Fl81RzU1
>>129
GJ
ヌコストさん可愛いよヌコストさん
しかし人間バージョンって描写されてないから想像つかないな


>>131
GJ
キャリコさんどこまで本気なんすかw
というか間接的に息子のフラグ助けてるのは意識してやってんだろーかw
142それも名無しだ:2007/12/20(木) 10:02:02 ID:gRyUsRwi
>>131
クォヴレーに聞きつけられないことだけは心配しといた方が良いぞキャリコさんw
143それも名無しだ:2007/12/20(木) 15:34:50 ID:4fpIchXb
>>131
ゾンボルトさんちの事情がすげぇ気になるwwww
144それも名無しだ:2007/12/20(木) 15:37:01 ID:cqPMUFMX
久保としてはキャク坊に娘やりたくないんだから
別の女とくっ付いてくれれば安心の助>>142
145それも名無しだ:2007/12/20(木) 22:12:53 ID:tuXj+UVc
アルの一日
AM6:30
大好きにゃルナ様の胸に挟まれて起床
AM6:40
悪い虫であるキャクトラ殿に睨まれるもルナ様に怒られるキャクトラ殿を横目に朝のお手入れ
AM7:20
朝ご飯、今日はルナ様が作ってくれた特製のミルクだにゃ!
他にもキャクトラ殿特製ネコマンマ、無駄にうまいから癖ににゃって困るにゃ
AM7:50
満腹ににゃったので食後のお手入れ
AM8:05
ルナ様は登校したらしい、しかし凶悪にゃやつがまだいたにゃ!
AM8:07
戦闘開始、と思ったらバカリアは寝坊したらしい
バカリアが大切にゃ脚本を忘れていったようだにゃ
AM8:40
合法的にルナ様の学園に行く方法を思いついた、早速実行にゃ
AM9:10
道中ルナ様の父上クボレー様に会い抱っこしてもらったにゃ
にゃんかゴキブリメイドが睨んでいたがキニシニャイ
クボレー様は必ずあの悪い虫についてお話しをされる、悪い虫悪い虫と言いにゃがらかにゃり気に入ってるようだにゃ
しかし、交際は許さにゃいそうにゃ
やはりルナ様を護れるのはオイラだけにゃ
146それも名無しだ:2007/12/20(木) 22:33:23 ID:KT9xAwfK
957 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/18(火) 18:59:06 [ U2O62X52 ]
最近ネタ叩きが多いな。
また本スレにここの愚痴を投下するやつがいなきゃいけど。


958 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/18(火) 21:50:52 [ IOg0KFxU ]
前スレ終わりぎわから止まり気味だったから今の流ればかりが原因とは言えないと思うけどな


959 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/18(火) 23:16:26 [ oE2ISsvQ ]
むしろ止まってるのは出てくるネタがここで叩かれてることが原因なんじゃないかと思わなくもない


960 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/19(水) 21:04:20 [ qU6uBHeg ]
>>959
俺もそう思う。
最近ここでネチネチ叩きすぎだと思う。


961 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/19(水) 22:11:19 [ Y7T4J/B. ]
そうは言うがな大佐
ここは本来本スレで暴走しないようガス抜きするためのスレだろ?

ここを読んでどうするかは職人の自由だろう
ここをスレ住人の総意のように思われても困るが
147それも名無しだ:2007/12/20(木) 22:34:09 ID:KT9xAwfK
962 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/19(水) 23:14:00 [ sG.K2PZM ]
>>961
お前みたいな奴がスレを過疎らせるんだよ


963 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/19(水) 23:38:12 [ udMZToYI ]
>>962
それは違うだろ。
ガス抜きは必要だ。でなきゃこんなスレできないって。
問題はここのスレがスレ住人の総意のように思われてるってことだ。
本スレを変えるために愚痴ってるわけじゃないって前も誰かが書いてたような。


964 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/19(水) 23:55:22 [ vI/pQJLM ]
本スレでもツッコミ入れたけど、誰だよ愚痴スレのコピペ貼った奴……
このスレが存在している意味をよく考えてくれ。


965 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/20(木) 00:15:26 [ udMZToYI ]
>>964
乙です。俺は荒らしだと思ったからスルーした。
職人もスルーしてくれることを祈る。
また長文が途中で停止っていうのは一番勘弁。


966 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/20(木) 00:23:36 [ 0t/PYNjI ]
>>963
確かにその通りだし、出来れば不満に思ったことへの毒だけ吐いて終わるスレならいいんだけど
割とこのスレが本スレに影響を与えているようにも思える。
こののスレで話題になったネタはその後触りづらくなるってのは実際あると思う
ガイストのネタも話題になってから減ったし、エクサランスの事で荒れたら、こっちの荒れを
解消しようと、本スレにラウルのSSが投下されたりしたし。
バトル物は嫌だと言う意見が出ればそれの大小はともかく、バトル嫌いがスレの総意
のように思えてしまう。(まあ集計取った訳じゃないし実際多いのかもしれないけど)

あと、投下されるSSが少ないのを卓ゲのせいにする人もいるけどそれはどうだろう?
流れを変えたいなら自分でSSを投下するっていう手段があるわけだし。
ただ実際卓ゲってのがどんな物かほとんど知らないからなんとも言えないけど、
それで一冊小説がかける代物らしいし、あまり長すぎるのはどうかと思う。
148それも名無しだ:2007/12/20(木) 22:34:50 ID:KT9xAwfK
967 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/20(木) 02:24:09 [ 8.2i/ydM ]
>>963
最近は本スレにココの誘導が張られてるから、
結構ココを見てる職人も多いと思うよ。
そういう場合に自分のSSがgdgd言われてたら良い気はしないでしょ。


968 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/20(木) 02:27:41 [ BRVkGVUY ]
>>961>>963
そんなにガス抜きがしたいならチラシの裏にでも書いてろ糞


969 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/20(木) 04:37:58 [ Cx436rH2 ]
>>967
グダクダ言われる程度の出来だったのでしょう
次はそう言われないよう、努力するのが本当のSS職人ではないのでしょうかね

>>968
ここがそのチラシの裏でございます


970 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/20(木) 07:13:44 [ uyxmasI6 ]
ここはいつから相手を罵るスレになったんだ?ていう愚痴
書いた後にただGJばかりだと俺は逆に気味悪いな。批判されるべきところは自分で見つけるしかないってのもあるし、最近は長文=GJの傾向みたいだから安っぽくて嫌だ。愚痴でも批判がみれるスレがあるのはありがたいよ


971 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/20(木) 08:02:27 [ 2Ulpo4jE ]
ご高説はともかくとしてだ
SS職人に一番辛いのは無反応だろ?
ここで擁護するよりは本スレでGJしたほうがまだマシだと思うが

愚痴言うなって言ったって止まるわきゃないんだから本スレで褒めるなり好意的なレスする以外方法ないんじゃね?
149それも名無しだ:2007/12/20(木) 22:35:20 ID:KT9xAwfK
972 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/20(木) 10:51:40 [ RmhpcezE ]
愚痴が言いたきゃ、ここでネチネチ言ってりゃ良いんじゃね?
どうせ最近は誰かが本スレにコピペするだろうし。


973 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/20(木) 20:38:15 [ yh5rvfK6 ]
>>愚痴が言いたきゃ、ここでネチネチ言ってりゃ良いんじゃね?
それがこのスレの意味。そこに異論はない。

>>どうせ最近は誰かが本スレにコピペするだろうし。
前半の文と何の関係性が?
てか、それが問題だと言っているのがなぜわからない?


974 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/20(木) 22:10:28 [ 7Pbn7hrk ]
>>972
ネチネチと言うネガティブな言葉を使用することで愚痴を言うことそのものを悪いことにすり替える印象操作
本スレに投下されるんだから愚痴を言うなという牽制
回りくどいやり方お疲れ様です

素直に言えないと大変ですね
老婆心ながら荒らしを肯定する発言は控えた方がよろしいかと

しかし愚痴反対派の方が感情的かつ言葉が汚いと言うのも不思議





ところで次スレは立てるの?


975 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/20(木) 22:16:03 [ e6zQP/Qc ]
>>974
丁寧な言い方で長文嫌味ご苦労様です。
簡潔にまとめることができないと大変ですね。
150それも名無しだ:2007/12/20(木) 22:38:33 ID:KT9xAwfK
議論(笑)板の方々は職人のSSを叩きたくて仕方がない上に、
その叩きを公開してほしいようなので代行しますた
151それも名無しだ:2007/12/20(木) 22:44:38 ID:30ooyI0z
>>145
>ルナ様が作ってくれた特製のミルク

それはルナ様の豊満な
御胸から絞り出された母(メスアッシャー
152それも名無しだ:2007/12/20(木) 22:44:48 ID:jMkG0csK
>>150
帰れ
153それも名無しだ:2007/12/20(木) 22:48:23 ID:3HHe+TLE
>>152
荒らしはスルーしろ糞
154それも名無しだ:2007/12/20(木) 22:53:00 ID:orMl1XRk
FF4-2の本スレ荒れっぷりを見て同人ネタでは盛り上がっても本家で次世代ネタやるもんじゃないなとは思った
155それも名無しだ:2007/12/20(木) 23:08:30 ID:9cva86+y
ついにSS職人まで叩き出したようです。

981 名前:名無しさん 投稿日: 2007/12/20(木) 23:06:09 [ Xs0CKdhE ]
このスレで愚痴られた内容に怒っちゃった職人(笑)が荒らしてるのかね
156それも名無しだ:2007/12/20(木) 23:33:28 ID:tuXj+UVc
AM11:00
すっかり昼前にゃ
早く行くにゃ
PM1:00
バカリア発見と思ったらいきにゃり追い回されたにゃ
せっかく脚本を届けにきてやったのに失礼にゃ
PM1:15
ルナ様発見にゃ!
今日は一緒にいてくれるそうにゃ!
授業中はルナ様の膝で昼寝するにゃ
PM3:40
放課後にゃ
ルナ様に抱っこされて帰れるにゃ、抱っこはやっぱりルナ様が一番にゃ
でもたまには頭に乗りたいにゃ、と思ってたら乗せてくれたのはいいけどにゃんでキャクトラ殿の頭にゃ!
ついてにゃいにゃ暴れてやりたいけど疲れたからこのまま寝るにゃ、キャクトラ殿ならまだイイにゃ
PM5:00
気が付いたらルナ様の頭に乗って寝てたにゃ
どうやらキャクトラ殿が気を利かせてくれたみたいにゃ
PM7:00
晩ご飯にゃ!
キャクトラ殿が鰹を買ってくれたにゃ、おいしく頂くにゃ!
今日は抱っこされてもいいにゃ
PM8:00
恐怖の時間が来たにゃ・・・
お風呂だにゃ、絶対嫌にゃ、濡れるのは嫌にゃ
いくらルナ様と一緒でも絶対嫌にゃ!!にゃにゃにゃにゃにゃにゃ!!
PM8:50
恐怖の時間が終わったにゃ
でもにゃんでお風呂の後キャクトラ殿はいつもオイラを睨むにゃ?
PM9:00
憂さ晴らしにバカリアと戦闘にゃ!
PM9:30
キャクトラ殿の力添えのおかげでバカリアを打ち負かしたにゃ!
PM10:00
ルナ様がおやすみにゃ
オイラも特等席で眠るにゃ
明日はにゃにが起こるか楽しみにゃ!ルナ様また明日にゃ!
157それも名無しだ:2007/12/20(木) 23:43:42 ID:gRyUsRwi
全てをネコにする「CATシステム」を使えば世の中平和になるな
158それも名無しだ:2007/12/21(金) 00:03:08 ID:drlDnKnw
昼休み

ハザリア(もそもそ)
マリ「コッペパンか。ずいぶんと貧しい昼食だな」
リトゥ「ルナとキャクトラ君がバルマーに一時帰還したらしいけど、そのせい?」
ハザリア「うむ、今朝弁当を作ろうとしたら冷蔵庫が空でな。おかげでルルに蹴り飛ばされた」
マリ「前から思っていたが、お前アホだろ」
ハザリア「黙れ、黙れよ! しかし今日は放課後に、食材の調達に行かねばな」
リトゥ「…………」
159それも名無しだ:2007/12/21(金) 00:06:47 ID:drlDnKnw
商店街

ハザリア「いかん、買い物などの雑事はキャクトラに任せていたので、どの店で何を買えば良いのかさっぱり分からん。
 だが、それを乗り越えてこそのノブレス・オブリージ。俺は買い物においても頂点に立つ男だ」
リトゥ「そのネタ、まだやってたんだ」
ハザリア「何の用だ眼鏡」
リトゥ「ハザリア君、そのスーパーあまり食品の品揃えが良くないよ。いい店を案内しようか?」
ハザリア「む、そうか。そういったショ・ミーンの忠言を聞き入れてこそ貴族たる者の度量。案内しろ、眼鏡」
リトゥ「もう、だからちゃんと名前で呼んでよ」
160それも名無しだ:2007/12/21(金) 00:09:51 ID:drlDnKnw
バルマー寮

ハザリア「帰ったぞ。ルルは留守か」
リトゥ「これ、どこに置いておけばいいの?」
ハザリア「どこか適当に――と、うむ?」
置き手紙『兄上、ルルは今晩アオラ様のお宅で夕食をご馳走になりますので、あしからず』
ハザリア「やれやれ、だが一人だとわざわざ手間かけて、料理を作る気になれんな。カップ麺ですますか」
リトゥ「わ、私、ハザリア君の料理、食べてみたいなあ……」
ハザリア「何?」
リトゥ「いや、その最近、料理のレパトリーがマンネリ化してきたんで、バルマーの料理を勉強したいなーって」
161それも名無しだ:2007/12/21(金) 00:13:15 ID:drlDnKnw
ハザリア「ふむ、今日のお前には買い物の借りがある。それに報いてこそ貴顕たるの義務。少し待ってろ」
リトゥ「う、うん−−って電話!」

トゥルルルルル

マリ『どうしたリトゥ』
リトゥ「あ、あのね、マリ、これからレイナの家に寄るんで、遅くなりそうなの」
マリ『そうか。今日は母さん達も留守だし、父さんの面倒ぐらい私がみてやる』
リトゥ「うん、じゃあ頼むね」

ツーツーツー

リトゥ(後でレイナにも口裏あわせてもらって−−ごめんなさい、マリ。でもチャンスは逃がしたくないの……)
162それも名無しだ:2007/12/21(金) 00:15:29 ID:drlDnKnw
ハザリア「待たせたな、メギロートのフライだ」
リトゥ「メ、メギロート、これが……(モグモグ)不思議な味だね。肉とも魚とも違う」
ハザリア「…………」
リトゥ「うん、美味しいよ、これ」
ハザリア「にしては浮かない顔だな、眼鏡」
リトゥ「! そ、そんな事−−」
ハザリア「ふん、同じ物を包んでおいた。マリへの土産に持って帰れ」
リトゥ「……ハザリア君って、優しいね」
ハザリア「は?」
リトゥ(その優しさが、ちょっと辛いよ……)
163それも名無しだ:2007/12/21(金) 00:36:53 ID:grgrUp8p
続き機体支援攻撃
164それも名無しだ:2007/12/21(金) 00:47:22 ID:pXXX6vgw
>>157
神林読者が潜みおるとは…
ハラペコつながりで黒猫刑事なゼラドと白猫で良心な姫様を妄想中


>>162
ハザリアは♂として機能してんのかとw
165それも名無しだ:2007/12/21(金) 01:03:53 ID:oumcuZAw
ハザリアはヘンに現実的なとこあるから、案外凄く悩んでたりしてな
166それも名無しだ:2007/12/21(金) 01:31:30 ID:Rb/lNOHM
現実的……?

まあ、時々妙にリアルではあるな

だが、凄く悩むってことはないだろ
167それも名無しだ:2007/12/21(金) 02:35:19 ID:Lzrak3XB
>>166
αシリーズ前提だと「地球では一夫一婦制なぞ建前だ」くらいに思ってる可能性も有るな。
OGシリーズだとそこらへんどうなんだろ?
168それも名無しだ:2007/12/21(金) 03:08:27 ID:DNA9xJUP
ミナト「兄貴! 今日は」
トウキ「ああ、給料日だな!」
デスブラック獣人デスヘル「はいよ、お疲れ」
トウキ「え・・・・・・?」

 【マーズの事務所】
マーズ「彼女ってゆーのはね、できないひとには、ほんっとできないもんなの。
 ちゅーか、まじ、ひくぐらい」
ミナト「誰がそんなこと相談に来るかぁっ!?」
マーズ「あー、よかった。
 おれロボだから人間の命令には絶対ふくじゅーだけど、できねーことはできねーかんね」

トウキ「三日間肉体労働して、給料がこれだけってありかよ!
 時給にしたら500円いかねえぞ!」
マーズ「あー、そりゃ、やられたね。ごしゅーしょーさま」
ミナト「求人広告じゃ、日給1万円て書いてあったのに!」
マーズ「『1万円以上可』ね。いまどき、こんなチラシに騙されちゃダメだよ」
トウキ「こういうのって、法律違反じゃねえのか!?」
マーズ「最低賃金のこと? このへんだと、時給700円ちょいだっけ。
 まー、たしか違法なんだけど、2万円以下の罰金で済んじゃう、軽ぅ〜い罪だもん」
トウキ「2万円て!」
マーズ「あー、最近50万に引き上げられたんだっけかな」
ミナト「じゃ、それを」
マーズ「あー、あのね、罰金ってゆーのはお国が取るモンなの。個人に入るもんじゃねーの。
 どっちにしろ、最低賃金なんて目安みたいなもんなんだから、
 モラルとか気にしないひとなら、もー、ばんばん違反するって」
トウキ「それでも限度ってもんがあるだろう!」
マーズ「時給500円なんて、かぁいいもんじゃない。
 きょーび、ギャグでもなんでもなく時給300円で働いてくださる外国からのお客さんが、たっくさんいるもん。
 ほら、駅前の飲み屋さんなんかにさ。
 あのひとたちはコミュニティで生活してて日常生活でおカネかかんないから、
 けっこー貯金してお国に帰るみたいだよ?」
トウキ「そういえば、外国人が多かったような」
ミナト「でも、俺たちはここに暮らしてるんだよ!
 あんな給料じゃやってけねぇんだ!」
トウキ「そうだ! ホワイトクリスマスに向けて、クリハへのプレゼント費用稼いでたのに!」
ミナト「ホワイトクリスマスに向けて、写真集やDVDをしこたま買い込もうと思ってたのに!」
マーズ「レギュレイトおばーちゃーん!
 このひとたち、兄弟でホワイトクリスマスの意味がジャッカン異なってるよー!」
169それも名無しだ:2007/12/21(金) 03:11:27 ID:DNA9xJUP
マーズ「えーっとね、結論からゆーと、一文も取れないと思うよ」
ミナト「そんなのありかよ!」
マーズ「こーゆーケースの場合、まず労働基準監督局に行くもんなんだよ。
 まっとーな企業だったら労働基準監督局の調査食らうなんて大ダメージだもん。
 でも、まっとーじゃない企業の場合、まー、虫に刺されたよーなもん。
 おにーさんたちの場合、あっとー的に後者でしょー?」
トウキ「だって、違法なんだろ? 警察とか、裁判とか」
マーズ「んっと、キホン的に刑事裁判とゆーものを誤解してんじゃないかな?
 お上が犯罪者を捕まえるのは、『AがBを騙した』からじゃないのね。
 『Aが国の定めた法律に違反し、秩序を乱した』からなの。
 人間対人間の遺恨とゆーのは民事の領域になるから。
 知ってるでしょ? 警察は民事に不介入!
 被害者は証人としてしか法廷に立てねーの。
 相手がてきとーなウソでっち上げても、反論の機会はナシ。
 傍聴席で変に騒いだら、つまみ出されるよ」
ミナト「じゃ、民事裁判ていうのか? それで」
マーズ「裁判とゆーのはねー、大変なおカネと時間がかかるんもんだよ?
 おにーさんたちの場合、請求額は10万円いかない少額訴訟でしょ?
 そうすっと、弁護士費用はなんとか安く抑えることはできるけど。
 まず内容証明送んなくちゃ。こんとき相手の住所がわかってないと、そもそも裁判起こせないかんね。
 あと、証人呼ぶとしたら日当払ったげなくっちゃだし、
 『Aが悪さしました』ってことを法的に証明しなくっちゃだから、警察行って調書やなんかコピーさせてもらわなきゃだけど、、
 このコピー代ってのが、なぜか一枚あたりのコンビニの何倍も料金がかかんのね。
 で、量がとんでもないから、結局何万円かかかっちゃう。
 合計すると、どーしたって赤字になっちゃうよ」
トウキ「そういうの、裁判に勝ったら相手に請求できるんだろ?」
マーズ「まー、原則的にはね。でも、まず払ってくんないと思うよ。
 法律バラエティ番組じゃないんだから、慰謝料なんてちゃんと払ってるのは全体の40%くらいだって。
 だいたい、このへんだと懲罰的慰謝料ってのは認められてねーから、そんなに高いカネは請求できねーの。
 それに話聞いてると、たぶん相手は確信的なあれだから。
 商売にミソ付いたら、ちゃっちゃと稼いだカネ闇銀行にブチ込んで、会社を倒産させちゃうだろーね。
 そうなったら、アウツ・・・・・・! 強制執行もイミねーよ。
 生存権てのは憲法で認められてるもんだし、
 地球のこのへんじゃ懲罰的慰謝料ってのは認められてねーから、あんまムチャな額は請求できねーの。
 カネ持ってない相手からムリに請求すると、逆に恐喝罪問われたりしちゃうから気を付けてね」
ミナト「八方ふさがりじゃねえか!」
マーズ「はっぽーふさがりだね。
 ケチな詐欺に遭っちゃったらね、泣き寝入りするしかねーのがゲンジツなの。
 犬に噛まれたと思って、ちゃっちゃと次のバイト探したほーがいーよ」
170それも名無しだ:2007/12/21(金) 03:13:04 ID:DNA9xJUP
ミナト「兄貴ぃ〜! 俺、もうどん引きだよぉ! こいつの吐く言葉ひとつひとつにどん引きだよぉ!
 なにより、もう現実にドン引きだよ。
 家帰ってゲームしてようよぉ〜」
トウキ「落ち着けミナト。ダメな結論に達するな。きちんと現実と向き合うんだ」
ミナト「だってよぉ! 非現実しか残ってねえっていうのが、俺の現実くさいんだよぉ!」
トウキ「そんなことは、えーと」
ミナト「えーとってなんだよ!? ウソでもいいから綺麗事吐けよ!」
マーズ「あー、相談料無料なのは最初の1時間だけだかんね。
 もーあと10分すると、料金が発生しちゃうよ。
 あのね、おれだって年の瀬でいそがしーの。見てよ、このチケットの山。
 狼と香辛料の匂いがするおねーさんが、ありんすありんすいーながらゴリ押ししてくっから買っちゃったけど、
 モノがモノだけに、売り時逃したらただの紙切れなんだよね」
ミナト「これだよ! こいつ、見てくれは子供でも頭ン中はミリオン出版だよ! 実話ナックルズだよ!」
マーズ「しっつれーだな。微妙なエロ本になる前の『実話GON』だよ。
 あんなわけわかんねー雑誌が売れるわけねーってゆー理屈はわかるけど、惜しーよね」
ミナト「あいつやっぱわかってねーよ!
 GONはリニューアル後こそ真骨頂なのに!」
マーズ「こわっ!? あれをエロ本として買うニンゲンて実在してたのぉーっ!?」
トウキ「おまえらなんの話してんだ」

マーズ「そんなことよりさー、パンチラ禁止令出てんじゃん?
 おれ、登場してからこっち、常時パンツはいてねーんだよね。
 ねーっ、これって問題かなー。パンツはいたほーがいーのかなー」
トウキ「いや、お前ロボだから、べつにパンツはいてなくていいだろ」
ミナト「そのメカメカしい4本足で、どうやってパンツはくんだよ」
マーズ「なんだよ、もー! そんなにゆーなら、パンツ買ってよ!」
トウキ「なぜ俺たちがお前にパンツを」
ミナト「兄貴、なぜ『たち』を付ける」
171それも名無しだ:2007/12/21(金) 03:14:55 ID:DNA9xJUP
 【デパート】
マーズ「まったくもー、信じらんないよ」
ミナト「黒のビキニパンツって、お前子供のくせになんてパンツはいてんだ」
マーズ「後足はプリキュアパンツだよ」
トウキ「どっちにしろセンス最悪だよ!」
マーズ「そっちこそ! 下着売り場に着くやいなや、
 おれにそーだんもせずにブリーフ買おうとして! しかも白いやつ!
 忘れたとはいわせねーよ!」
トウキ「忘れてないけど、お前子供なんだから、ブリーフでいいだろ」
マーズ「ゼラドちゃんちの銀ピカおにーさんとかぶんじゃん!」
トウキ「クォヴレーさんがブリーフ派ってことを確定情報のように扱うな」
ミナト「俺もブリーフ派だ。むしろブーメランパンツ派だ」
トウキ「なぜお前も下着の趣味をカミングアウトする」
ミナト「兄貴もブリーフ派だぜ。しかも、たまに異様に派手なのはいて、ひかれてるぜ」
トウキ「バラすなよ! あとひかれてねえよ!」
ミナト「ひかれてんだよ!
 兄貴のパンツの柄について相談持ちかけられたときの弟の気持ちがわかんのかぁっ!?」
マーズ「えー、なにこのブリーフ率の高さ。
 あー、でも、やっべー、ヘタこいたー。
 ギャラもらっちゃったよ。これじゃ、働かなくっちゃじゃん」
トウキ「え、なんだこいつ、ロボのくせにこの不器用さ」
ミナト「なんとかしてくれんのか!?」
マーズ「住人がドン引きするほどの非道な手段と、
 まー合法っちゃ合法だけど違法っちゃ違法ってゆーグレイな手段があるけど、
 どっちがいーい?」
トウキ「どっちもこっちもあるか! 1択だよ、1択!」
ミナト「ドン引きとかじゃねえからな! もう、嫌悪感だからな!
 お前、次やったらほんと消されるぞ!」
マーズ「おっけー、おっけー、
 ほんじゃー、いっちょ、パンツ2枚分、プロフェッショナルの腕ってやつを」パシンパシンッ
ミナト「いっとくけど、そのパンツ引っ張ってパシンパシンする動作、カッコよくねえからな」
マーズ「まっずまずにしてやんよ」
トウキ「ほどほどなのかよ」
172それも名無しだ:2007/12/21(金) 03:16:07 ID:DNA9xJUP
 【繁華街】
マーズ「外国人が多いってゆってたよね」
トウキ「ああ、ちょうどあそこに」

マーズ「ポコポコ、パコパコ、カモチャン、ペケペケポコポコ」
フィリピーナ「オー、パクペケ、カモ、プクペケポコ」
マーズ「ポコポコ、カモ、プクプクプク」

トウキ「・・・・・・なんか喋ってる」
ミナト「フィリピンの言葉はポコポコいってるようにしか聞こえねえぜ」
マーズ「えーっと、明日から二丁目で働けるのはどっちかだって」
トウキ「なんの交渉してたんだ、お前!」
ミナト「ひょっとして、そこにいるお姉さんはお姉さんじゃないのか!?」
マーズ「じょーだんだよ、じょーだん。
 ちゃんと話は付いたから」

 【事務所】
 バサバサバサッ
マーズ「年末に向けての、コンサートとか格闘技のチケット、占めて300万。
 買ってちょ」
デスブラック獣人デスヘル「なんでウチがそがいなもん買わんとならんのじゃボケェッ!」
マーズ「上手いことさばきゃ、350にはなるシノギだよ」
デスブラック獣人デスヘル「そんなん知るか。ウチは忙しいんじゃ。余計な仕事しとる暇」
マーズ「ところでお宅さん、ずいぶん国際色豊かな従業員だけどさ、ビザのほーはどーなってんの」
デスブラック獣人デスヘル「そんなもん、ワシは知らん」
マーズ「知らんじゃねーよ。不法滞在の外国人を使ってた場合、
 不法就労助長罪ってことで、3年以下の懲役か300万以下の罰金だよ。
 雇用者が知ってたかどーか、かかわりなくね」
デスブラック獣人デスヘル「てめぇっ!」
マーズ「まー、入管のメインターゲットはお水屋さんだからさ、
 お宅さんの場合、従業員が駆け込まない限り、まず発覚しないんだろーけど。
 でもさ、ほら、おれは部外者じゃん?」
デスブラック獣人デスヘル「このポンコツがっ! どこがウチのケツモチしてるのか知ってて!」
マーズ「べらぼーめ! 安い脅しかけてんじゃねーよ!
 こちとらぁ起動3時間目から宇宙海賊と渡り合ってんだ!
 暴対法でガンジガラメのイナカヤクザなんざ、いまさらどーだっての!」
デスブラック獣人デスヘル「ぐぅっ」
マーズ「まーおれは分の悪い賭けなんかどっちでもいーんだけど。
 従業員の皆さんは、どーだろーね」
173それも名無しだ:2007/12/21(金) 03:17:00 ID:DNA9xJUP
フィリピーナ「オー、強制送還、困リマース!」
フィリピーナ「オー、シャチョサン、オ願イデース」
フィリピーナ「アト、給料上ゲテクダサーイ!」
デスブラック獣人デスヘル「じゃかあしい! やいのやいの騒ぐな!
 どさくさに紛れて賃金の交渉をするな!」
マーズ「あのさ、おれはお宅さんに悪いカンジョーは持ってねーの。
 むしろ、こんなしょっちゅう機動兵器が暴れてるよーな町でシノギやってるなんて立派なもんだよ。
 お給金のほーも、こっちギョーカイじゃ良心的だからさ。
 だから、こんなとこで潰れて欲しくねーの。
 お互い、スマートなビジネスをやろーや。
 さー、簡単な足し算引き算だよ。
 350になるビジネスを取るか、それとも、罰金300と従業員強制送還のマイナス?」
デスブラック獣人デスヘル「クソッ!」バサバサッ!
マーズ「あいあい、お宅さんみたいな業種は、現金払いだから好きよ。
 おれ、基本設計が何億年も前だから、けっこー古風なの。
 電子マネーってのは、どーも風情がなくっていけねーよ」
デスブラック獣人デスヘル「さっさと失せろ!」
マーズ「あー、あとさ、そのチケット、街中なんかで売っちゃダメだよ。
 ダフ屋行為の禁止に関する条例に触れて、5万円以下の罰金または拘留もしくは科料に問われちゃうかんね」
デスブラック獣人デスヘル「この・・・・・・ッ!」
マーズ「んじゃ、ロケットびーばい」
174それも名無しだ:2007/12/21(金) 03:17:54 ID:DNA9xJUP
 【歩道】
マーズ「ちうちうたこかい、ほんじゃこれ、時給850円に換算したときの差額ね」
トウキ「あれが、グレーな手段なのか?」
ミナト「お前の中で、どんだけパンツの価値高いんだよ!」
マーズ「なーに? いらねーの? ちゃんとしたお給金が欲しかったんでしょ?」
トウキ「でも、あのフィリピーナの皆さんは、あの給料のまま働き続けるんだろ?」
マーズ「どさくさに紛れて時給50円アップさせてたけどね」
トウキ「俺たちだけ、こんな」
マーズ「向こーは向こー。双方合意の上でのケーヤクなんだから、誰にもクチ出しできねーよ。
 あのひとたちは、どーせお国に帰ってもロクなことないんだから」
トウキ「でもよ!」
マーズ「パンツ2枚分じゃ、こんなとこだよ。
 あのね、カネを稼ぐってのは、ハンパじゃねーのよ。
 じゃー、ロケットびーばい」

ミナト「あの挨拶、気に入ってるのかな」
トウキ「こんなに後味の悪い給料は、初めてだ・・・・・・!」
ミナト「なぁ兄貴ぃ、思うんだけど、俺たち結局、あいつにチケット売りさばく相手紹介しただけなんじゃ」
トウキ「そういうことじゃない。そういうことじゃ」
175それも名無しだ:2007/12/21(金) 06:53:52 ID:ge4eIrk+
勉強になりまつた。
176それも名無しだ:2007/12/21(金) 09:35:54 ID:ZXS3jD23
日和なマーズwww(パシンッ
177それも名無しだ:2007/12/21(金) 12:31:15 ID:vuuCVCVc
トウキ「先日…ディズ○ーなどのプリントインナーが流行ってるとクリハから聞いたのだが…」
トウキ「諸兄にお聞きしたい。実際は萌えるの物なのかを…」

ミナト「画面の前のおにーさん達よろくしなw」
178それも名無しだ:2007/12/21(金) 15:42:29 ID:f8NcHdM5
>>159
ノブリス・オブリージュな
179それも名無しだ:2007/12/21(金) 16:09:49 ID:0/yh3Qep
>>178
外国語の読みはカタカナにしづらいのもあるんだし、多少の違いは誤差の範囲内だろ。
180それも名無しだ:2007/12/21(金) 16:40:45 ID:tnLt34iB
最近ルナとアルが注目されてるね
そんな一人と一匹の唄を作ったんだ、Bメロの一部だけだけど↓


そんな猫を抱き上げるその姫君の腕
「こんばんわ素敵なおちびさん私達似てる」♪
181それも名無しだ:2007/12/21(金) 18:11:13 ID:r3BSajJg
それどっちも死んじゃうじゃないかw
182それも名無しだ:2007/12/21(金) 19:51:43 ID:vFRjTCwV
【とある街角】
猫スト「やはり、システムXNは猫の身体では不可能ですか。でもこの敏捷性は悪くないですね。
これで一日出られないという制限さえ無ければ使い勝手良かったんですけどねえ」
猫スト「ん、あれは確かヴィレアムさんのお友達の…」

ルナ「ふむ、たまには散歩もいいもんじゃの」
キャクトラ「は、全くですね姫様」

猫スト(ルナさんの後ろをさりげなくキープし続けているところといい、視線が常に周囲を見渡してる事といい…
ルナさんは要人でキャクトラくんその護衛と言うところでしょうか。懐かしいですねえ…昔を思い出します)

ルナ「さて、今日こそはこの前の女達の話を聞かせてくれるのよな?」
キャクトラ「ひ、姫様まだ覚えていらしたんですか…」

猫スト(まあ私は襲う側だったんですけどね…。ハ○ーンさんは今どうしているのでしょうか。あら?)
猫スト「空間転移する相手に対応するには、あと半歩前に出ておくといいですよ」
キャクトラ「は、しまったつい動揺して。ありがとうございます……誰だ!?」

猫スト「…ニャー(いけない。つい声を…)」

キャクトラ「あれ?猫…」
ルナ「何事じゃキャクトラ!」
キャクトラ「姫様!?」ガバッ
ルナ「きゃ…!!」
キャクトラ「……!!」キョロキョロ
キャクトラ「人影も殺気もない…既に居ないのか?ご無事ですか姫様」
ルナ「……ご無事じゃから早くどけ」
キャクトラ「は…はいっ!!」
ルナ「…いくら私の為とはいえ急に押し倒す出ない」
キャクトラ「は…はい申し訳ありません姫様私が浅慮でした」
ルナ「……」
キャクトラ「……」

猫スト(あら、これは…。ああ、そうなんですか。身分違いの…)

ルナ「ん、なんじゃこの猫は」
キャクトラ「なんだか私のほうに近づいてきますね」
猫スト「にゃあ(……がんばれ)」ぽす
猫スト(さて、邪魔者は退散しますか)テクテク

ルナ「なんであの猫は、お前の頭に前足を置いたんじゃろうか」
キャクトラ「なんだかわかりませんが応援された気がします…」
183それも名無しだ:2007/12/21(金) 22:56:13 ID:drlDnKnw
>>158のおまけ


ダテ家

リュウセイ「ふう、ただいま。おーいリトゥ、今日の晩飯は何だ?」
マリ(グツグツ)「お帰り、父さん。もう少し待ってくれ」
リュウセイ「(ブッ)ま、待てマリ! 何でお前が台所に立ってるんだ!?」
マリ「今晩、リトゥは用事があってな。まかせてくれ、父さん。美味しい夕食をつくるから」
リュウセイ「ちょちょちょちょちょ、ちょっと待てマリ−−」
マリ「あれ? ふん、く−−こうなったら、念動集中!」

ちゅっどーん
184それも名無しだ:2007/12/21(金) 22:58:14 ID:drlDnKnw
リトゥ「ただいま−−って何これ!?」
マリ「ああリトゥ、すまない、父さんに夕食を用意してたらこうなった」
リトゥ「……昨日のシチューがまだ残ってたはずだかけど?」
マリ「いや、その、温め直すだけってのも芸がないと思って、つい」
リトゥ「仕方ないなあ。簡単なもの用意するから、とりあえずこれ父さんに出して」
マリ「何だこれ?」
リトゥ「メギロートのフライ。……ハザリア君から、マリへの差し入れだって」
マリ「ふん、あの馬鹿にしては気が利くな」
リトゥ「…………」
マリ「どうした?」
リトゥ「何でもない」
185それも名無しだ:2007/12/21(金) 23:00:51 ID:drlDnKnw
リトゥ「お待たせ、サラダと付け合わせ、できたよ」
リュウセイ「おお、待ってたぞ、リトゥ」
リトゥ「はい、どうぞお父さん。ビールついであげるから」
リュウセイ「お、すまん−−プハァ、娘の酌で飲む酒は最高だな」
リトゥ「どういたしまして」
マリ「おーいリトゥ、私の分は?」
リトゥ「あ、ピラフとスープを用意したから」
マリ「(モグモグ)美味い、美味いぞ、リトゥ」
リトゥ「……ごめんなさい、マリ」
マリ「何だいきなり、藪から棒に?」
リトゥ「何でもない、何でもないよ、マリ−−(ありがとう、ハザリア君)」
186それも名無しだ:2007/12/21(金) 23:22:39 ID:pXXX6vgw
ゼラド「それにしても最近寒いよね。いかにも冬って感じで」
レイナ「あたしの目にはアンタは全然寒そうに見えないんだけど」
ゼラド「私はどっちかって言うと暑い方が苦手だし」
レイナ「あっそ」
ゼラド「レイナは寒いの平気…かな?」
レイナ「誰が皮下脂肪の厚い寒冷地仕様ですって!?この口かそーゆー罰当たりなこと言うのは!」
ゼラド「いひゃいいひゃい!しょんなことひってにゃいよ!!」
クリハ「ダメよゼラド!レイナはタルタルソースやマヨネーズを絶つという涙ぐましい努力をしてるんだから」
レイナ「ばらすなー!」
ゼラド「イタタ…だから気が立ってるんだ」
レイナ「禁断症状みたいに言うんじゃない!」
ルナ「………」(カタカタ)
クリハ「こっちはこっちで半分凍ってるし」
ルナ「寒いのは…苦手だ…」
レイナ「体質までネコっぽくなってきたわねこの異星人」
ゼラド「良い子良い子w」
ルナ「こ、これ!抱きつくでな…暖かい」
レイナ「そんなに寒いなら良い解決策があるじゃない」
ルナ「?」
レイナ「ほら久保さんにさぁ、『暖めてください……』とか言ってみたらどうよ?ん?」
ルナ「にゃにを!?」
ゼラド「む」
クリハ「あー、それは暖まりそうね。…むしろ燃え上がる?w」
ルナ「も、燃え…」(///)
レイナ「そうそう久保さんならきっと『それは激しくか?それとも
ゼラド「駄目駄目駄目!それは反則!」(///)
クリハ「素肌と素肌で
ルナ「いい加減にやめんかそなたら!!」(////)
レイナ「あはーんw良い感じに体温上がってきたじゃない」
ルナ&ゼラ「「むー…」」




番外
ヴィレアム「最近寒いが…若い母さんは平気だろうか?」
ガイスト「なにがですか?」
ヴィレアム「ホラ、こう寒いと野宿するのは厳しいだろうと思って」
イングレッタ「人を宿無しみたいに言わないで欲しいわね」
ヴィレアム「何でアンタは毎回毎回背後から急に現れ………うわ!?」
イングレッタ「どうかしたの?」(シャラーン)
ヴィレアム「なんだその光り輝くような白銀の髪は!?」
イングレッタ「…冬仕様?」
ヴィレアム「ホッキョクギツネかアンタは!!」

ガイスト「(タイムダイバーって変わってますね)」
187それも名無しだ:2007/12/22(土) 00:42:38 ID:ckBFEdxY
>イングレッタ「…冬仕様?」
ヴィレアム「ホッキョクギツネかアンタは!!」

冬毛かよw


ルナ「・・・・・・」
クォヴレー「どうした?」
ルナ「え・・・?い、いえ・・・ゼラドはどうしたのですか?」
クォヴレー「あの子なら

ゼオラ「赤点なんて許さないわよゼラド!」
ゼラド「ヤマが全然外れてて・・・」
ゼオラ「問答無用!こうなったら私が教えます!!」
ゼラド「ええー!?いいよお母さんそんなことしなくても・・・」
ゼオラ「私だって好きでこんな事言うんじゃありません!この手の事はアラドで散々苦労したのに・・・」
クォヴレー「ゼオラ、少し落ち着け」
アラド「そうだぜ。ゼラドもサボってたわけじゃないんだし」
ゼオラ「貴方たちは黙ってなさい!!」
クォ&アラ「「・・・・・スミマセン」」
ゼオラ「この課題全部終わるまで部屋から出さないし休憩もなしよ!!」
ゼラド「そ、そんな!?」

クォヴレー「・・・・いま試練の時、だな」
ルナ「はあ・・・(何があったのだろう)」

ルナ「・・・・あの」
クォヴレー「?」
ルナ「少し・・・寒いですね・・・」
クォヴレー「・・・・・・ルナ」
ルナ「は、はい!」
クォヴレー「気づかなくて済まない・・・暖めて欲しかったんだな」
ルナ「○×▲◇!?」
クォヴレー「分かった。すぐにそうする」
ルナ「(/////)」
クォヴレー「砂糖は二つで良いか?」
ルナ「・・・・・はい?」
クォヴレー「コーヒーが冷めてしまっているな。すぐに淹れなおして来よう」
ルナ「ええと・・・・・・オネガイシマス」

ルナ「(自己嫌悪中)」
イングレッタ「ソファのクッションに頭を突っ込んでどうしたの?」
ルナ「ぬあ!?釣り目女!?な、なんだその白い頭は!?」
イングレッタ「そんな些細な事はいいじゃない」
ルナ「というかいつからこの部屋にいた!?」
イングレッタ「20秒ほど前から」
ルナ「・・・・・・見たのか」
イングレッタ「何を?コーヒーを淹れるといわれて何故か真っ赤になってたどこかのファザコン娘の事かしら?」
ルナ「こ、この・・・!!」
クォヴレー「どうした?」
ルナ&グレ「「なんでも(ありません)(ないわ)」」
クォヴレー「そうか。・・・ところで隣に座っても良いか?」
ルナ「・・・・え?」
クォヴレー「隣り合っていれば暖かいだろう。・・・俺も、寒いのは苦手でな」
ルナ「は・・・・・も、勿論です!!」
クォヴレー「・・・・・・」
ルナ「w」
イングレッタ「・・・・・・」
ルナ「・・・何故そなたが当たり前のようにくっついておるのだ!」
イングレッタ「私、冷え性だから」
188それも名無しだ:2007/12/22(土) 12:30:07 ID:/xUPwgAV
冬になると一斉に冬毛になるバルシェムたちを想像して吹いた

ゼラド「お兄ちゃんがいっぱい!?」
久保「俺の見分け方は、頭髪だけなのか…?」
189それも名無しだ:2007/12/22(土) 13:17:50 ID:cnnUL2lk
>>187
なんとなく続けてみる

ディストラ「あれ、お兄さん?どうしてこんな所で突っ立ってるんですか?寒くないですか」
アストラ「お嬢が中で友人と話しているのでな」
ディストラ「友人……ルナちゃんですか?まあ喧嘩友達と言えばそうですけど」
アストラ「ああいう触れ合いがお嬢にとって活力になる。そういった場に、私はふさわしくない」
ディストラ「考えすぎじゃないんですか?私だって機動兵器ですけど、普通に皆の中に居ますし」
アストラ「最初の寒くないですか、という言葉だけで私とお前との違いが分るだろう。私には寒さを感じる事は出来ても、それを辛いとは思わない。
     だからこうしていることも苦ではない。だが、お前は違うのだろう」
ディストラ「確かにそうですけど……」
アストラ「次代を作るのがお前の役目なら、私はかつての役目を果たす。お嬢には出来ればその次代を生きて欲しいものだ」
ディストラ「そんな事言って、実はイングラムさんが怖いんじゃないですか?」
アストラ「(ギクッ)そ……そんなことは無いぞ!ちょっと隣一緒に歩いていただけで目の色を黄色くしてこっちを睨んできたのが怖かったとか
     そんな事は断じてないぞ!」
ディストラ「兄さん……最強の機動兵器が単なる背後霊にそんなにおびえて……」
アストラ「仕方ないだろう!私は彼に作られたんだ!管理者権限で何をされるか……ああ、いきなり触手プレイとか止めてくれぇ」
ディストラ「第3次αのあの触手はあの人のせいですか」

イングラム「おい久保」
クォヴレー「なんだ?」
イングラム「代わってくれないか?」
クォヴレー「断る!」
イングレッタ(これで後、アストラナガンの話があればぐっすり眠れそうなんだけど)
ルナ「いい加減離れんか!」
イングレッタ「私は疲れてるの。ちょっと休ませてくれないかしら?」
ルナ「そんな生気に満ちた鋭い眼光で言われても説得力がない!」
イングラム「疲れているなら俺の胸の中でぐっすりと休めばいい!」
イングレッタ「実体が無い人の胸で休むなら、アストラナガンのコクピットの方が暖かいわ」
イングラム「あの色情魔がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
クォヴレー「行ったか……。しかし、乗り物相手に何をいちいち腹を立ててるんだ?」
イングレッタ「今のセリフ、ディス・アストラナガンには聞かせないことね」

アストラ「ん?元主よどうした?」
イングラム「貴様ぁっ!今度と言う今度は徹底的に改造してやる!まず手始めに操縦方法を搭乗型から遠隔操作型に変えてやる!」
アストラ「ま、待て!いったい何が!」
イングラム「問答無用!」
アストラ「な!おい妹よ助けてくれ!ディスレブに閉じ込めてしまってくれ!」
ディストラ「orz(さっきのクォヴレーのセリフが聞こえていた」
アストラ「なぜ膝を突いている!」
ディストラ「乗り物……私は乗り物ですか。そうですよねぇ、でなけりゃ胸元開いた状態で駐車場に10時間放置とかしませんよねー……」
アストラ「誰でもいいから助けてくれぇぇぇぇぇぇ!」
190それも名無しだ:2007/12/22(土) 21:52:47 ID:9Fw90PSd
>>187>>189
クォヴレー三人娘に向ける優しさの万分の一でもディストラさんに向けてあげなくてもいいです
191それも名無しだ:2007/12/22(土) 22:52:48 ID:ckBFEdxY
>>190
このドSw
192それも名無しだ:2007/12/23(日) 00:02:50 ID:5V102WGo
というか、車だって愛情を注いであげないと(日常点検)言うこと聞かなくなる(故障する)んだから…w


Σ(´・ω・`)
ひらめいた

眠いので寝る
193それも名無しだ:2007/12/23(日) 01:08:29 ID:HdmhaiNT
これから、上げるSSは一日の出来事を時間経過にあわせて上げていきます。
ケロロ小隊24時的な物だと思ってください。
ただ、バトル物で、かつ長いのでバトル物嫌いな人はこの時点でスルーしてください。
毎回シリーズ物の長文は終わらないジンクスでもあるようなスレですが
既に完成済みなので、未完と言うオチは何か無い限りありませんし、今日一日で全て終わります。
またクリスマスイブ前日の出来事を描いていますが、これは平行世界という事にでもして
他のクリスマスイブ前日ネタのSSも気にしないで上げてください。
194それも名無しだ:2007/12/23(日) 01:09:46 ID:HdmhaiNT
AM00:10

ディストラ「ご主人様。対象の勢力40パーセントにまで低下」
クォヴレー「増援は」
アストラ「恐らく無い」
クォヴレー「まあ多少増援があっても、後ろにはあのペルフェクティオとシュテルン・レジセイアがいる」
イングラム「あの完璧親父と孫煩悩も、味方ならこれ以上頼もしいことは無いな」
イングレッタ「邪神ヴォルクルス。一世界の邪神に収まるなら見逃すところだけど」
クォヴレー「平行世界へ干渉するなら、放置するわけにはいかん」
ヴォルクルス「……………………」

???「やれやれ、やはりまともにやって勝てる相手ではありませんね。まあもともとまともにやり合うつもりなど毛頭ありませんが」

ゼラド「!……あれ、夢……。変な感じがしたけど……だ、大丈夫だよね。うん、明日はイヴのパーティーの準備だし、ちゃんと寝とこ」
???「そうですか、ではお休みください」
ゼラド「え……、あなた誰」
???「誰だって関係ありませんし、あまりお話しするつもりはありませんよ。ただ、そうですねえ、代行者とでも思っていただければけっこうです」
ゼラド「代行って誰の」
???「邪神の代行者にして、邪神を使役するもの。なんとも奇妙な関係ですね。まああまりに酷い混ざり方で、未だにグチャグチャな所も
    あるんですが……。おや、話すつもりも無いのにペラペラと、やはり人間をベースにすると厄介ですね。まあすぐに済ませますか」
ゼラド「私に何かしようとしたって無駄だもん。お兄ちゃんがかならず助けてくれるから!」
???「あなたがお兄さんと呼ぶ人物。確かに厄介ですね。今の私では太刀打ちできない。せめてアレさえあれば造作も無い……とまでは言いませんが
    互角以上の戦いは出来るはずです。もっとも、それが無いからわざわざ番人達の目を引きつけてここまで来たんですが」
ゼラド「いったい何なの。私に用があるってことだよね」
???「あなたは、頭が良い。まああなた自身にとくに頑張ってもらうことはありませんよ。ただお休みしていただければけっこうです」
ゼラド「お休み……」
???「ええ、もっとも、私の手の中で永遠に、ですがね!」
ゼラド「た、助け……て」
195それも名無しだ:2007/12/23(日) 01:10:32 ID:HdmhaiNT
ヴィレアム「……?」
キャクトラ「どうした友よ。さすがにこの時間まで練習はきつかったか?」
ヴィレアム「いや、もともと俺が昼間バイトをするせいで、練習時間をこんな真夜中にしてもらってるんだから、泣き言は言わないが」
レラ「……?」
キャクトラ「『だったら何があったんだ?』ですか、ええ私も同じ事を思いました」
ヴィレアム「悪寒がしたんだ……何か悪いことが起こるっていう」
キャクトラ「予知?」
ヴィレアム「違う、予知じゃない。いや、予知かもしれない」
レラ「?」
キャクトラ「『どっちなのかハッキリして』。ええそうですね、友よ、いったいどういうことなんだ」
ヴィレアム「俺は確定した未来は見えない。今、多岐にわたって分岐していた未来が一つに束ねられた。今起こった何かが、この後起こる何か大きな
      出来事を確定してしまったんじゃないかと思うんだけど……いったい何が」
196それも名無しだ:2007/12/23(日) 01:11:40 ID:HdmhaiNT
AM00:25

クォヴレー「ゲマトリア、誤差修正。メスアッシャー、ダブルシュート!」
ヴォルクルス「……!!」
イングラム「いけるぞ!このまま畳み掛けろ」
イングレッタ「言われるまでもないわ。ここで終わらせる」
???「残念ですが、終わりなのは貴方達ですよ」
クォヴレー「誰だ!」
ディストラ「どこからか通信が入ってきています。場所の特定はまだ出来ていませんが」
クォヴレー「誰だか知らないが、こんな所で何の用だ」
???「余所見をするとは、また随分と余裕ですね。ですがその隙を逃すほどお人よしではありませんよ」
アストラ「ヴォルクルスの上半身が1体防衛ラインを突破」
イングラム「大丈夫だ、後ろにはあの二人が」
???「そうですねえ。あの二人は確かに強いですね。ところで、面白いものを見てみませんか」
クォヴレー「面白いもの……だと」
???「あまり画質のいい映像ではありませんが、撮影した私と撮影対象が別の次元に居るのでそこはご容赦ください。ではどうぞ」
ゼラド「………………」
クォヴレー「ゼラド!」
???「貴方達の監視がきついですからね、こうやって騒ぎを起こし、私自身がコソコソ動いてどうにか確保しました。ですが……思っていたより
    ずっとすごいですよ。せいぜいペルフェクティオかシュテルン・レジセイアのどちらかの力の一部でもうばって、後は押さえつけれれば
    いいと思ってたんですが……」
ディストラ「大変です、ペルフェクティオさんとシュテルン・レジセイアさんが!自我領域以外のすべてを何者かに完全に掌握されました!」
イングラム「まさか、ゼラド・バランガと言う因子を使って」
???「ええ、奪わせてもらいましたよ。その力のすべてを。まあこれ以上はさすがに彼女の器でも許容できないので諦めますが」
アストラ「いかん!アインスト大量増殖!それにペルフェクティオの力で扉を開こうとしている!このままでは」
クォヴレー「俺たちの世界が奪われる」
???「ははは!奪うだけではありませんよ!今度こそ邪神が統べる世界を作ります!」
ヴォルクルス「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
イングラム「このままではダメだ!一端引くぞ」
???「おや、いいんですか?」
イングラム「いくら掌握したとはいえ、いきなり単独で世界と同等の力を持つ存在を完璧に扱えるものか。アインストを大量に呼び出したのは
      ハッタリのようなものだ。どうせ呼び出したのはクノッヘンやグリード程度だろう。数呼べばいいというものでもない」
クォヴレー「だがそれは、時間が経てば奴も強くなるって事だろう!それなら今すぐゼラドを取り返さないと!」
イングラム「落ち着け。ペルフェクティオとシュテルン・レジセイア、二つの強大な力を手に入れた事は確かに凄まじいが、それはこの2つ
      だったからだ。奴は極大の破壊と創造の力を同時に支配し互いに相殺し合わせることでどうにか制御下においている。恐らく
      その力のごくごく一部しか使えていないはずだ。だからこそだが、力を完全に制御化に置かなければ、片方の力の制御に
      もう片方を使うという循環を保たねばならない。それまでは出せる力はいくら制御可能領域が拡大しても一定だ」
???「さすが、他の番人とは年期が違いますね。悔しいですがそのとおりですよ。ですが分っているでしょう、時間があまり無いことも」
イングラム「まあ、せいぜい1日だろうな。クォヴレー引くぞ。それにグレちゃんは彼らを呼んでくれ」
イングレッタ「わかったわ」
クォヴレー「くっ……ゼラド。必ず助ける!」
197それも名無しだ:2007/12/23(日) 01:12:27 ID:HdmhaiNT
AM01:15
アーク「おっちゃん。やっぱりクリスマスプレゼントにウエディングドレスは早いっすよ、いやマジで」
タスク『そうか?てか娘の花嫁姿を見るのって男の夢じゃねえか?」
アーク「やめといたほうがいいっすよ。何時結婚するか分らない上に、体型が変わるかもしれないっすから」
タスク『なんだと、レタスが太るとか言うのか?』
アーク「いやそうはいいませんけど、太らなくても変わるところは変わりますって。胸とか」
タスク『おまえなあ……ん、呼び出し?でもこのコードは』
アーク「どうかしたんすか?」
タスク『いや、ちょっとな。てかいい加減夜中まで電話するのもあれだし、いくら休みつっても夜更かししすぎるもんじゃないぞ』
アーク「そうっすね。それじゃあおやすみっす」

AM01:30
タカヤ「父さん、仕事っていったい」
キョウスケ「今さっき呼び出しがかかった。どうやら何か大きな事件があったらしい」
エクセレン「てなわけで、私達はちょっと行ってくるから、留守番よろしく」
レモン「いってらっしゃい」
ミィ「気をつけてくださいですの」

AM01:45
ヴィレッタ「ヴィレアムが外出中で良かったわね」
ギリアム「ああ。居れば来ると言っただろうからな」
ヴィレッタ「とにかく、こんな事は私達大人が解決することよ。子供達に何かさせるわけにはいかないわ」
ギリアム「そうだな。だが、あの子供達より小さな子供が命をかけて戦うこともあった。もし必要になれば」
ヴィレッタ「そうなるわね……でも」
ギリアム「ああ、そうはさせないさ」

AM01:50
シュウヤ「まったく。こんな所でテレビをつけたまま寝ているなんて」
クリス「……シュウお父さん……」
シュウヤ「……めずらしいですね。私の名前を呼ぶことはたまにありますが、父の名前を呼ぶなんて」
クリス「……んん……」
シュウヤ「しかし、今頃何をしてるのでしょうか、うちの父は……」

AM02:00
???「さあ、タイムリミットまでにどこまでやってくれるか、ある意味見ものですね」
ヴォルクルス「…………」
???「分っていますよ。自我の安定も同時並行で行っています。それより、彼らの制御は」
ヴォルクルス「…………」
???「そうですか。彼女のほうも隔離してありますがこの1日だけは油断できません。番人たちは彼女を捕らえている時空まで行く事なら出来ますからね」

ゼラド「…………お兄ちゃん」
198それも名無しだ:2007/12/23(日) 01:13:46 ID:HdmhaiNT
次のアップは朝の9時頃です。
199それも名無しだ:2007/12/23(日) 09:02:52 ID:HdmhaiNT
AM09:10

クリハ「あの、今日って日曜で休みなんですけど、なんで私達は学校に呼ばれたんですか?」
レイナ「それに、朝起きたら母さんもエルマも半裸の変態もいなかったんだけど」
ハザリア「まったく、今日は一日かけてジュデプラ製作に明け暮れようと考えていたというのに」
ラミア「まあ、文句も分るが……今回はあまり笑い話で済む内容でもない。実は昨日ここにいる全員の親に召集がかかった。理由は邪神ヴォルクルス
    が、ゼラド・バランガを誘拐し、ペルフェクティオとシュテルン・レジセイアを制御下に置いたためだ」
ヴィレアム「な!ゼラドが……」
アオラ「姉さんが居ないと思ったら……そんな!」
レイナ「ちょっと、ヴィレアムは予知とか感じなかったの!ゼラドがさらわれるの黙って見過ごすなんて!それにクォヴレーさんたちも!」
ラミア「そのクォヴレー達を遠ざけるために、奴らは騒ぎを起こし、そしてその隙にゼラドをさらった」
レモン「で、その未来は極めて確定的な事だったから予知で探知できなかったわけね。確か決まった未来は予知できないのよね?」
キャクトラ「そういえば、昨日友はそのような事を」
ヴィレアム「ああ、確かに昨日そんな感じはしたけど……」
ラミア「現在、この町で兵役の経験がある人間はほぼ全員出動させられている。私やヒューゴ、アクア先生は学校の護衛に残ったがな。ただルアフ先生は
    ガンエデンで防衛の軸の一つとして戦っている。空を見てみろ、時々キャッチ・ザ・サンの光が見えるぞ」
レイナ「あのエセ霊帝が戦ってる」
ラミア「敵の狙いは地球征服……というとチープに聞こえるが、邪神ヴォルクルスの力で地球を邪神の世界に変えようとしている。そのためにアインストを
    使い、現在地球に侵攻中との事だ。今のところ、ケイサル・エフェスやザ・データベースの面々のおかげで持っているが時間の問題だ」
ラッシュ「うちのおじいちゃんが。そんな簡単に」
ラキア「ラッシュ、どうするの。おじいちゃんの力は世界だって壊せるのに」
タカヤ「爺さんまで……そんなバカな」
ルサイケ「おじいちゃんでも……だめ……なんて」
アーク「じゃあ、どうするんだよ」
トウキ「それに、俺達だけを学校に集めるなんて、いったい」
クォヴレー「それは俺達が説明する。ラミアはアンジェルグで引き続き周囲を警戒してくれ」
ヴィレアム「なっ……なんで!ゼラドがさらわれたんなら、取り戻しに行くのはあなたのはずなのに!どうしてこんな所に!」
ルナ「お父様!いったいこれから何が起こるんですか!」
アオラ「お兄ちゃん!はやく姉さんを助けてよ!」
クォヴレー「それは……」
イングラム「やれやれ、そういうのにはやはりお前はなれていないな。俺が変わる。まずなぜ俺達がここにいるか、
      それはまず今から起こることからお前達を守るためだ」
ディストラ「フィールド、広域展開!来ますよ!」
グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンン!!!!
アイミ「何!今の」
イングラム「ペルフェクティオの波動だ。今ので、この学校のように何かしらの防御手段で守られていない場所にいる人間は、根源の恐怖で動けなくなった
      だろうな」
ミナト「マジかよ」
イングラム「まあ、今の一回が奴の現状での限界だ。次は無い。で、俺達はその間に次の手を打つ。タイムリミットは1日程度。いいかお前達全員に
      今回は働いてもらう。それ以外に生き残るすべはないからな」
200それも名無しだ:2007/12/23(日) 09:03:58 ID:HdmhaiNT
AM09:20

クリス「いったい何が始まるんですか。講堂の中にいきなり通信設備やモニターを設置して。まるで司令室のように」
イングラム「その通り。ここが今回の作戦。オペレーション・SGの本部となり、上で同時進行している防衛作戦とは指令系統が別になる。こちらでは
      ゼラドの奪還、ペルフェクティオ及びシュテルン・レジセイアの開放、そしてこの件の首謀者の確保に関する作戦行動のオペレーションを
      行う。現在護衛にはガルムレイド、アンジェルグ、ソウルゲイン、それに危険ではあるがAI1もつけてある」
アオラ「首謀者……ってことは、誰かが今回の事を起こしたの!」
イングラム「半分はそうだ。だが若干意味合いが違う、恐らく今回の件はヴォルクルスがその何者かを操り、だがその者に自我を残すことで自分の仲間
      として使っている。ヴォルクルス自身には俺達を出し抜きゼラドをさらうほどの脳は無い。恐らく、誰かしら有能な人間を操っている」
マリ「でも、首謀者なんてゼラドやペルフェクティオとアインストと比べたら優先順位はだいぶ低いんじゃないの?だってそのどっちかさえ取り返せば
   もう何も出来ないはずでしょ」
ハザリア「ハン!この大バカが。優先順位はその3つとも同等。ただし状況的には恐らくその首謀者が一番用意に確保可能なのだろう?」
イングラム「ああ。ペルフェクティオもシュテルン・レジセイアも強大すぎる力だ。おまけに完全消滅でもさせないとゼラドの支配下から逃れることは
      ない。現状あの両者の完全消滅など不可能だ。それに出来たとしてもそんな事はしない。だからそこの4人。怖い顔をするな」
タカヤ&ミィ&ラッシュ&ラキア「…………」
イングラム「そしてゼラドは別次元に隔離されている。恐らく行けるのは番人やその血族だけだ。そしてそれへの対策は相手も万全だろう。なにしろ
      今回の敵の行動は全てゼラドという因子に頼っているのだからな。そして首謀者だが、どうやらこの地球のそれもこの町にいるのが分った」
レイナ「マジ!」
ヴィレアム「なんでまたそんな!」
ハザリア「おおかた、俺達を人質にしたんだろう?自分とゼラドの両方を番人から守るのは難しい。指示を出す自分はある程度こちらに近い位置にいないと
     いかんしな。だが、うかつな場所に居ては、おおよその場所が特定された時点で終焉の銀河やキャッチ・ザ・サンで、消し飛ばされる。だが
     元来独善的な霊帝やエセ霊帝が自分の身内が居るところのそばで、惑星破壊可能なレベルの広域攻撃はしないだろうと考えた。つまり俺達は
     丁度良い盾といわけか」
ルル「自分もその一人だというのに淡々としていますわね。最近マゾに目覚めつつあるんではありませんの?」
ハザリア「なぜそうなる!」
イングラム「ふ、その判断力。やはり貴様が適任か」
ハザリア「ん?」
イングラム「お前の言ったとおりだ。この作戦ではそういった広域攻撃はつかえん。そもそも使わせんがな。それにそれならわざわざここに作戦司令部
      など作らん。今回ここで行うのは主に、首謀者確保のオペレーションだ。それに、上で戦っている面々と、奪還オペレーションとの
      相互情報交換のための中継や、ゼラド奪還組みへの情報伝達の役目も負う。だが、あいにくとここにさける人員の大半は既に何らかの手段で
      行動不能になっているか、防衛ラインの維持のために離れられなくなっている。バルマーから増援も呼んでいるが、それが到着してから
      作戦を開始しては今日中に首謀者確保は無理だろうな。だから、今回の作戦ではここにいるメンバーで、司令部の運営と首謀者の
      確保を行ってもらう。そしてその司令官にはハザリア、お前がついてもらうぞ」
201それも名無しだ:2007/12/23(日) 09:04:55 ID:HdmhaiNT
リトゥ「そんな!」
キャクトラ「無茶です。私のような者はともかく、戦闘訓練を受けたものなどほぼ皆無なんですよ」
イングラム「そうでもない。お前達は個々に高いキャパを持っている。それに、タカヤのように実戦経験のあるものや、イルスのようにガンエデンという
      大物まで持っているものもいる。それに強烈な個性の力がそれぞれに備わっているしな」
トウキ「そうだな。俺達はそれぞれ足と」
ミナト「腕がある」
レイナ「鞭なら任せてよね」
ミィ「えぐりますの」
ハザリア「ふん、分っているではないか。いいだろう、このハザリアが貴様らを導き、必ずや勝利の栄光を掴ませてくれよう!」
アーク「俺の不死身っぷりも負けねぞ」
イングラム「悪いがアーク。それは無しだ」
アーク「え?」
イングラム「お前の不死性はゼラドの因果律制御に依存している。おそらく、一時期激しい破壊を受け続けたお前を気遣ったゼラドが
      因果律を捻じ曲げて、お前に死にづらいという特性を授けたんだろう。今のお前はゲームに強いだけのただのガキだ」
アーク「うわ!ここでなぜ戦力外通告!」
咲美「兄さん……まあ、不本意だけど私の怪力は健在でしょ」
イングラム「ああ。他の面々の力は健在だ。そこで、これからメンバーを分ける。まず司令部には司令官としてハザリアを筆頭にその補佐に交友関係の
      と能力から考えてマリとリトゥを配置。それに周囲にルナ、ルルのバルマー両名についてもらう。最後にユウカはいざと言うときの抑止役だ」
マリ「まあ依存は無い」
リトゥ「えっと、ハザリア君、よろしく」
ルナ「仕方ないの」
ルル「まあお兄様のアシスタントもたまにはいいでしょう」
ユウカ「だが私の抑止とは何事だ。このナードな男を蹴飛ばしてでも止めればいいのか?」
イングラム「そう思ってもらって構わん。他のものには作戦に集中してもらうからな、遠慮なく後ろから後頭部をぶちかます要員が必要だ」
ハザリア「な!なんでそんな妙な役の奴まで置くんだよ!おい背後霊、人の話を聞け!」
イングラム「それにゼフィアとレモンにオブサーバーとして、そしてスレイチェルには宇宙軍との通信役についてもらう。レーツェルと言う身内がクロガネに
      いて宇宙で指揮官をしている現状を活用させてもらう。更に、クリハ、ルサイケ、アオラ、ラッシュ、ラキア、シュウヤ、クリス、レタス、マキネ。
      お前達は情報処理を担当してもらう。あと茶坊主にアーク」
ゼフィア「承知した」
レモン「ま、やるしかないんでしょ」
スレイチェル「コネは最大活用。飲食店の経営と同じことだ」
クリハ「どうでもいいけど、情報処理係って戦力外通告よね」
ラッシュ「まあ、実際インドア派の俺達に戦闘は」
アオラ「まあ、仕方ないよね」
クリス「まあ頭脳労働の方がむいているってことですし」
アーク「ちょ……茶坊主って」
202それも名無しだ:2007/12/23(日) 09:06:06 ID:HdmhaiNT
イングラム「次に首謀者の確保だが、戦闘員としてトウキ、ミナト、アイミ、キャクトラ、ラン、真龍。戦術的レベルの要員としてタカヤとイルス。
      それに個々に何かしら出来そうなメンバーとしてレイナ、アルフィミィ。そして後方支援にレラとそのサポートの咲美だ」
ミナト「よっしゃ腕が鳴るぜ!」
アイミ「ミナト、その、よろしく頼むわよ」
クリハ「トウキ君、しっかりね」
トウキ「ああ、必ず帰ってくるさ」
ミナト「こんな時までラブ時空を(怒)」
真龍「できればハミングバード全員で司令部が良かったけど」
アオラ「それはしょうがないよ」
ラン「キャクトラちゃん、ルナちゃんにいいところみせるチャンスよ」
キャクトラ「はい!……いや、私はあくまで任務として」
タカヤ「先輩、よろしくお願いします」
イルス「ハハハ、うんまかせて」
レイナ「まあ、鞭なんてのは変則要員になるのかしら?」
ミィ「刀じゃだめですの?」
レラ「咲美……サポート……おねが…」
咲美「まかせてよね。こっちは体力だけはあるから」
イングラム「で、次にだが」
アーク「あの、悪いんすけど、俺もそっちについていいっすか?」
咲美「兄さん!?」
イングラム「悪いが、お前の能力ではこちらで役には立たんぞ」
アーク「それでも、かっこ悪いじゃないっすか、従妹の咲美がそっちで、俺が茶坊主じゃ」
イングラム「しかしだな」
シュウヤ「では私もそちらにつきましょう。アークのサポートくらいなら出来ますよ」
クリス「なんでシュウヤが!」
イングラム「そういって名乗り出るからには、何かしら戦闘ができると?」
シュウヤ「レイナさんの電気鞭とは違いますが、私も一応母親仕込の鞭使いですからね。その気になれば、防弾チョッキごと相手を引き裂けますよ」
イングラム「戦力としては十分だな。だが、アークの参加は……」
シュウヤ「ではアークがそちら側に行かないと私も行かないというのはどうですか?」
イングラム「……そう来たか。仕方ない、アークとシュウヤもそっちだ」
シュウヤ「どうも」
アーク「おい、どういう風の吹き回しだよ」
シュウヤ「いつもゲームで負けていますし、こういうときくらいは優越感を浸りたいものですよ」
咲美「それより兄さん、わかってるの!今までみたいにグチャグチャにされても平気とかそんな事は無くて、実際にやられたら死ぬのよ!」
アーク「そんなのお前らもだろ。それにさ、俺だって意地くらいあるってとこ、たまには見せてもいいだろ」
咲美「でも……」
レラ「……大丈夫……アーク……死なない」
咲美「レラ?」
レラ「私達が……守るも……」
咲美「そうね。そうよね!情けない兄さんだけど、だったら私達で守ればいいだけよね!」
アーク「(エヴァのパクリって言ったら、ぜったい怒られるからやめとこ)」
203それも名無しだ:2007/12/23(日) 09:06:56 ID:HdmhaiNT
イングラム「さて中断されていたが、最後に誰が呼ばれるか分っているな」
ヴィレアム「俺ですね」
レイナ「ヴィレアムは、いったいどこに配置されるんですか?」
イングラム「ヴィレアムは俺達と一緒にゼラドの奪還に回ってもらう」
ヴィレアム「え……」
イングラム「ガイスト、不満そうな顔をしているな」
ガイスト「そりゃそうですよ……なんでヴィレアムさんまで」
イングラム「向こうはクォヴレーやグレちゃんそれにギリアムやヴィレッタは時空を越えるものとしてゼラドを奪還しに来る戦力に数えている。
      つまり、この4人では奪還不可能なようにできているはずだ。ならその相手の予測を超えるしかない。だが、そう都合よく普段の
      自分達を越える力など出せない。ならどうするか。簡単だ、よそから戦力を集めてくればいい」
レイナ「あのガイストとか言って、誰と話しているのか分らないんですけど、だからってなんでヴィレアムなんですか」
イングラム「能力があるからだ。他に理由は無い」
クォヴレー「今回はこいつの力も必要なんだ。ゼラドを助けるために」
レイナ「でも、こっちなんかとは比べ物にならないくらい危険なんじゃ!」
ヴィレアム「レイナ、それはクォヴレーさんたちも同じことだし、それに一番いま辛い目にあってるのはゼラドだ。だから、ゼラドの友達として
      行かせてくれ」
レイナ「だったら、あんただって友達じゃない!その友達が危険なところに行くのよ!心配くらいするわよ!」
ヴィレアム「心配か……レイナに心配されてちゃ俺もまだまだだな。じゃあ約束だ。必ず帰ってくる」
レイナ「口だけの約束じゃ当てにならないわよ」
ヴィレアム「分ったよ。だったら、俺のどうしても見られたくないものが俺の机の二番目の引き出しの中にある。帰ってこなかったらそいつをばら撒けばいい。
      俺は恥をかいたまま、それに対して言い訳も何も出来ずに死ぬことになる。そんなのはゴメンだ。これならどうだ?」
レイナ「わかったわよ」
クォヴレー「覚悟はいいんだな」
ヴィレアム「覚悟も何も、俺は大事な仲間を助けることを躊躇するような男じゃありません」
クォヴレー「なら、今回は共に肩を並べて戦う仲間として、お互い生き残るぞ」
ヴィレアム「はい!」
イングラム「ではこれで、ここにいる全員の役目は決まったな。それじゃあ作戦開始だ」
204それも名無しだ:2007/12/23(日) 09:07:49 ID:HdmhaiNT
AM10:20

ハザリア「フハハハハ、では俺の指揮の下作戦を開始する」
マリ「ユウカ、一発けりを入れてやれ」
ユウカ「ノンノン、今からそれだとハウメニィ、何度になるかわからないよ」
リトゥ「クォヴレーさんとヴィレアム君、二人とも転移しました。通信回線を維持しています」
ルナ「オペレート機能の大半は既に動作確認済みだ、問題ない」
ルル「首謀者の確保部隊、ガンエデンで目的地に向けて出撃しました。でも、いいのですか?あんな目立つ方法で」
ハザリア「ふん!どうせコソコソ動き回っても察知される。わざわざ俺達という広域破壊攻撃への盾を用意したなら、物量作戦や浸透作戦への対策も
     とってあるはずだ。だったら多少派手でも、もっとも素早い手段で目的地まで向かわせるほうがマシと言うものだ。敵もさすがにガンエデン
     が真っ直ぐ突っ込んでくるとは思っていまい」
レモン「でも、ガンエデンに乗せられて強引に運ばれたら、彼ら相当参ってるでしょうね」
アーク『分ってるなら先に言え!ウップ……』
咲美『ああ!レラがどんどん真っ青に!』
ハザリア「どうせ堪えているのは二人だけだろう。このままのペースならあと1分で到着だ。そんなくだらん事に通信を使うな」
スレイチェル「宇宙で防衛に当っている軍から通信。この付近で奇妙なエネルギー反応を観測したとの事だヴィルベル」
ゼフィア「照合をかける。情報処理係も手伝ってくれ」
クリハ「まあそのために居るんだしね」
レタス「頭脳労働なら得意ですし」
キャクトラ『こちら首謀者確保部隊。そっちで何か観測していませんか?』
ハザリア「妙なエネルギー反応は観測したが、どうした」
トウキ『目的地の周囲が楕円形のフィールドに覆われてるんだよ』
ゼフィア「照合終わったぞ!ペルフェクティオが以前南極に展開したバリアと波長が酷似。ただしこの形質から単純な広域バリアのようだ」
ハザリア「くっ!破れそうか」
シュウヤ『今、イルス先輩とタカヤがフォロー・ザ・サンとボルテッカで攻撃していますが、歯が立ちません』
レモン「どうやら、典型的な相手の攻撃をエネルギー出力で反発して防ぐエネルギーフィールドじゃなくて、戦車の表面硬化装甲みたいなもののようね。
    それも戦車のそれが正面からの弾丸を砕き、斜めからの弾丸を逸らすのに対して、あらゆる方向からの攻撃を全て逸らしてしまっているわ」
ハザリア「つまりどうすればいい?」
ゼフィア「一転集中の極所攻撃ならあるいは……。だが、どれだけ破壊力を一点に絞り込めばいいかは計算しなければまだ分らん。それにそんな一点集中
     型の武装で、かつ強力なバリアを破れるものとなると」
ハザリア「とにかく考えろ。グダグダ言っている間に世界が滅びかねんのだぞ!」
205それも名無しだ:2007/12/23(日) 09:08:26 ID:HdmhaiNT
AM10:30
ガイスト「イングラムさん。どうしても聞きたいことがあるんですけど」
ヴィレアム「ガイストさん?」
イングラム「何だ」
ガイスト「いくらあの学校の人たちが個性的な力があるにしても、まともな戦闘訓練も受けていない状態でアレだけの人数を実践投入するなんて
     常軌を逸しています。それに、特務部隊でも向かわせればいいじゃないですか」
イングラム「それは首謀者を発見した4時間前の時点で行っていた。だが、首謀者はなかなか厄介な精神汚染を使ってきた。近づいた特務部隊の
      精鋭達が自分の手足すら信じられないほどの疑心暗鬼に駆られほぼ全滅した」
ヴィレアム「そんな!そんなところに皆を行かせたんですか!」
イングラム「話には続きがある。その中で精神汚染の影響をあまり受けないものが居た。不良から自衛官になり、そこから選抜されたような変り種でな。
      ナツメとか言ったか?まあそいつは精神汚染の影響が弱かったので、動けなくなった仲間を引きずってどうにか帰還したのだが、そこから
      急遽そいつの事を調べたところ、どうやら親類がかつての戦いに参加した者の多くにその精神汚染を防ぐ因子がある事が分った。それを持った
      者を第2世代と仮に呼ぶことにした。そして学校に集めた者は全員その第2世代だ」
ヴィレアム「第2世代。じゃあオペレーション・SGって言うのは」
イングラム「オペレーション・セカンドジェネレーション。第2世代のみに可能なミッションだ。当初はお前達はシェルターにでも突っ込んでおく
      予定だったが、こうなっては仕方ないだろう」
ヴィレアム「じゃあ、なんでその事をみんなに話さなかったんですか」
イングラム「第2世代は戦闘に特化した因子を多く持つものが多い。かつてバルマーが求めた兵器としての地球人の理想形の一つといってもいい。
      お前達の親が命を賭し、平和な時代を次代の若者に与えるために戦った結果が、その戦うための力だ。お前達はもし何かあれば最強の
      兵になれるだろうな。で、そういわれて貴様はいい気がするか?いい気分になるか?俺はならんぞ。この平和な時を生きるべきお前達に
      与えられた物が戦うための力などという事はな」
ヴィレアム「はい……」
イングラム「お前は俺達との関わりも深く、いずれ番人のような者になる事を望んでいるから話したが、他のものには言わないほうがいい」
クォヴレー「だが、今回はお前達の力が必要だ。だから、適当な理由をつけて学校に召集をかけたというわけだ」
ディストラ「ガイストさんも、そんな怒らないでください。私達だって本当はこんな事したくありませんが、世界を滅ぼされるわけにはいきませんから」
ガイスト「それは分りました……ですが、なんでヴィレアムさんは今こんな機体に乗ってるんですか!」
ヴィレアム「ツヴァイザーゲインのレプリカ……まあ見た目はヒーローっぽくないけど、ガイストさんもそんな気にせず気にせず」
ガイスト「気にしますよ。私はこの姿でわかめ頭にこき使われて……あげくギリアムに『さらば、わが半身よ』とか言って捨てられたんですから」
イングラム「仕方ないだろう。ゼラドのいる時空までの道を開くために先行したグレちゃん、ギリアム、ヴィレッタの3人はそれぞれ悪魔王アストラナガン
      何回目の改造か分らないくらいマイナーチェーンしたゲシュペンストRV、わざわざズフィルードクリスタルを取り寄せて作った
      R-GUNリヴァーレと、かなりのメンバーなのに、倉庫の奥に放置されているゲシュペンストRで戦うと言うのか?無理だろう」
ガイスト「それはそうですが……」
ヴィレアム「ガイストさん、今回は仕方ないよ。それに、ガイストさんはこの気体に慣れてるはずだし」
ガイスト「ふぅ……しょうがありませんね。いつも嫌がらせに……緑ワカメだけが自分の撃った投下型マップ兵器が当るように小細工したりと
     だいぶこの機体は使い慣れていますし」
クォヴレー「無駄話はそのへんにしろ。そろそろまた次元を超えるぞ」
イングラム「何階層も次元を捻じ曲げて隔絶宇宙を作るなどと随分と用意周到だが、その程度の障害など何度も破ってきたということを見せてやろう」
ヴィレアム「待っていてくれ……ゼラド」
206それも名無しだ:2007/12/23(日) 09:11:48 ID:HdmhaiNT
えっと、愚痴スレでまとめて投下したほうがいいという意見が出てるみたいで
もしも、そのほうがいい、今のままじゃ俺のネタが投下し辛い、バトル物ウゼェからさっさと終わらせろ等の意見があるみたいでしたら
正午ごろにでもまとめて上げようと思うんですが、どうしましょうか?ちなみにまとめてだとクソ長いですよ。
207それも名無しだ:2007/12/23(日) 10:13:07 ID:nxSukVi4
議論板に投下してこっちに誘導を貼る
208それも名無しだ:2007/12/23(日) 10:17:34 ID:hev3EzpR
分けて投下したって長さは変わらないんだから
まとめて投下しちゃえば?
209それも名無しだ:2007/12/23(日) 10:20:54 ID:8HxiXh0w
推奨事項他
・主役は子供達全員です。でも、バランガ一家が中心にいる方がいいかも。
・嫌なネタはスルーの方向でお願いします。
・過去のネタと矛盾は極力抑えましょう(過去ログに事前にしっかり目を通しましょう)
・版権キャラは…まあ、控えめにね、あくまで主役は子供達なんで。
・その他議論は本スレではなく議論板で
・ハザリアが好きな職人さんはなるべく半角を使って819ランをさせてあげましょう
>・職人の自分語り、投下に対しての質問も議論板でお願いします

≪議論討論板≫
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/5816/
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/otaku/5816/
210それも名無しだ:2007/12/23(日) 10:26:01 ID:C/fSbXit
ここでまとめて投下する事を希望>>206
一日の流れに沿って投下というのも面白いとは思うが
やっぱり他の人が遠慮してしまう
211それも名無しだ:2007/12/23(日) 10:53:36 ID:ULKe5DQi
どっちに投下してもいいけど題かなにかつけて
212子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:01:28 ID:HdmhaiNT
分割投下型の長編SSは未完に終わるって言うこのスレのジンクスを打ち破りたかったんですが
まあ、確かにちょっとやる事が特殊すぎましたね。配慮も足りませんでした。
じゃあ、まとめて投下って事で。
あと、題を付けろって事なので、名前をテキトーに変えました。


AM11:40
タカヤ「ハァ……ハァ……」
イルス「さすがに、これだけやって破れないとちょっと……きっついかなぁ」
アーク「つっても、あんた等二人じゃないとこのバリアを破るなんて無理だろ」
トウキ「俺達が肉弾戦をしかけてどうこうなるものでもないし」
レラ「私……ビット……もダメ……」
ハザリア『おい、お前達聞こえるか』
アイミ「何?」
ハザリア『今その面倒なバリアを突破するための物をそっちに送った。後30秒ほどで上から到着するから、ガンエデンで受け止めろ」
ミィ「上……ですの?」
ミナト「おい!何か来てるぞ!光る何かが落ちてきてる」
イルス「しょうがないなぁ……いっくよぉ!」
ガシッ!
真龍「受け止めた!」
イルス「フゥ……ちょっときつかったー。で、これどうするのかな?カプセルっぽいけど」
シュウヤ「宇宙軍が使う投下ポットですか。しかし、市街地に落とすものではありませんよ」
レモン『しょうがないでしょ、さっさと届けないといけないし』
ゼフィア『イルスがいたからな。それに無事受け止められただろう』
イルス「せめて事前に言って欲しいよ。痛かったし」
ハザリア『そいつを開いてみろ。中にいいものが入っている』
213子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:02:26 ID:HdmhaiNT
タカヤ「これはアルトアイゼン・ナハト」
ハザリア『レプリカだが総合性能は本家リーゼと同等だ。ではこれから言うようにしろ。まずそれにタカヤが乗れ』
タカヤ「それは構わないけど、アルトの火力じゃどうやってもこのバリアは」
ハザリア『それを説明するといっている。少し静かに聴け』
ラン「坊!あんまりふんぞり返って威張っていると、後で道場でお説教よ」
ハザリア『ぐっ!分った分った。後の解説は頼むぞ』
ゼフィア『ああ。どうやらそのバリアは攻撃を受けると、そのエネルギーを受け流すためにバリアの表面を蒸発させて、そのエネルギーで逸らして
     いるらしい。もちろん、バリアのエネルギー補填が早いから幾ら打ち続けてもバリアが完全に蒸発することは無いが。だが、蒸発中のバリア
     にさらに別のエネルギーを一転集中で打ち込めばバリアは決壊するのが分った。どうやら破れれば再度展開するのが困難なバリアのようなので
     一度破ってしまえば再度形成されることはないらしい』
レモン『だけど、ちょっと問題があってね。バリアの蒸発でバリアの密度が下がっている中に一転集中の攻撃するっていうのが、まあ今のところ最良
    の手段のようなんだけど、バリアの密度が下がるほどの攻撃の中には別の攻撃を打っても弱ければかき消されるし、強ければバリアの密度を
    下げる攻撃を相殺してしまうのよ』
キャクトラ「では、絶妙のバランスに出力を絞って攻撃をするのですか?」
ゼフィア『いや、そんな調整をしている時間はない』
レモン『そもそもそこまでいくと、ここで一番機械系に詳しいルナでもどうにもならないし。で、結局話し合った結果、どうにかなりそうなのは
    バリアを装備せず、装甲の頑強で、かつ一点集中攻撃が可能な機体がバリアが弱まるほどの攻撃の中に突っ込んでいって、強引にバリアを
    ぶち破るって方法だったわけ』
タカヤ「つまり、俺がアルトアイゼン・ナハトでそれをすればいいんですね」
トウキ「大胆な作戦だな」
ゼフィア『そして極めて危険な作戦でもある。高密度エネルギーに突っ込むわけだが、エネルギーを出来る限り減少させないためにバリアは無し
     でそれに飛び込む事になる。そんな状況だから脱出装置も意味を成さん』
ゼフィア『失敗すれば蒸発するだろうな』
ミィ「そんな……タカヤにそんな危ないこと……させませんの」
ハザリア『だがそれならそこで手詰まりだ。後はただ、座して世界が滅ぶのを待つだけとなる。それだけはあってはならん。俺の輝かしい未来のためにも
     な。それに貴様の姉も了承しているぞ』
レモン『了承は……ね。そりゃ姉としては、弟にそんな危険なことして欲しくないけど、そうもいかないし。無事にクリスマスイヴを迎えたかったら
    タカヤに頑張ってもらうしかないのよ』
214子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:03:14 ID:HdmhaiNT
タカヤ「やりますよ。世界が危ないんだ。俺だって体を張って見せます」
イルス「でもダーリンを撃つのって私なんだよね。なんか嫌なんだけど」
ハザリア『グダグダ言うな。それに男の覚悟に水を刺すものじゃないだろう!行くといっている奴は行かせてやるべきだ。そして、この俺様の魂だ
     とかいって突っ込むのもやむなグフォォ!』
ユウカ『ちょっと熱くなりすぎ、クールな冷えた頭で語るべきだね』
リトゥ『ハザリア君が脳震盪起こしてるからかわりに私がちょっと指示を出すね。とりあえずそれでバリアを破れたら全員で建物内に突入して。
    ただ、タカヤくんとイルス先輩が疲れてるようだったら二人は後から追いかけてくれればいいって。二人ならすぐ追いつけるだろうからって
    ハザリア君が言ってたよ』
咲美「じゃあ私達はすぐに突撃できるようにしておくわよ」
タカヤ「じゃあ、すぐにアルトをセットアップします。先輩も力を蓄えて置いてください」
イルス「おっけー!」

タカヤ「アルトアイゼン・ナハト。全ステータス正常。BMセレクターのインターフェース面を全てリボルビングステークの制御に集中。
    姿勢制御はフルオート。ダメージコントロール背面及び腕部に集中。セットアップ完了。いけますよ」
イルス「こっちも大丈夫」
トウキ「頼んだぞ!」
ミナト「一発ぶちかませ!」
アーク「分の悪い賭けってのを見せてくれよ!」
リトゥ『開始してください』
イルス「あんまり得意じゃないんだけど、出力を絞って……キャッチ・ザ・サン!」
タカヤ「踏み込みの速度なら父さん譲り!ただ一点を撃ち貫くのみ!」
ラン「キャッチ・ザ・サンの中にアルトが入った!」
レラ「目……チカチカ……」
タカヤ「全弾持って行けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
ゼフィア『バリアに亀裂を確認!このままなら行けるぞ!』
ルル『まずいですわ!アルトアイゼン・ナハトの負荷が大きすぎます!機体ダメージ70%を突破!』
タカヤ「うおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
ルナ『強度計算のミスだ!ナハトでは突破まで機体が持たん!』
ルル『ダメージ90%を突破!』
タカヤ「くっ!アアアアアアアアッ!」
レモン『タカヤ!』
ミィ「…………!」
真龍「そんな」
アイミ「これじゃあ……」
215子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:04:09 ID:HdmhaiNT
ゼフィア『ちょっと待て!エネルギー反応増大!このパターンは!』
タカヤ「まだだ!まだ俺はいけるぞ!」
ルル『タカヤさんはテックセットして顕在!エネルギーなお増大中!』
イルス「ダーリン!」
タカヤ「俺の持てる力の全て!一つに束ねて撃ち貫く!」
レモン『このエネルギーなら……行けるわ!』
タカヤ「キャッチ・ザ・サン・クラッシュイントルード!」
ルル『バリア消滅!』
マリ『タカヤの安否は!』
タカヤ「……ハァ……無事だ……でも、ちょっと休ませて……」ドタッ
イルス「ダーリン!」
ミナト「ちょ、先輩は何かの時のためにガンエデンでいないと」
トウキ「いや、今はいいだろう。それとアルフィミィ先輩もそんな怖い顔しないで下さいよ」
ミィ「タカヤの介抱は私がしますの」
ハザリア『……ぐっ、とりあえず二人とも休ませてやれ。後でまた働いてもらうかもしれんからな。他のはトラップの類に警戒しながら
     中に突入しろ……、しかしまだ頭がぐらぐらするぞ。貴様はもう少し加減をしろ』
マリ『いや、それでいい。こいつは少し静かにするべきなんだ』
トウキ「とにかく行くぞ。先頭は俺とミナトで行く」
ミナト「後ろ遅れんなよ。特にアークとレラ」
アーク「へいへい、どうせ俺はお荷物だよ。レラはまだビットがあるけど、俺は役立たずだしな」
シュウヤ「ぼやくものではありませんよ。それに、案外役に立つ場面があるかもしれませんし」
ラン「とにかく、せっかく二人が頑張って開いてくれた道なんだから、みんな早くかな」
真龍「じゃあアオラさん、ルルさん、ラッシュさん、行って来ますね」

PM00:10

咲美「外から見たらだいぶ小さい建物かと思ったけど、なんか中は異様に広くない?」
ハザリア『恐らく時空を歪ませてそういうつくりにしているのだろう。まあせいぜいスペースの拡張が限度だろう』
???「ふふふ、また随分と大勢で来て下さいましたね」
トウキ「誰だ!」
???「あなた方が探しているであろう人物……と言えばいいですか?今回の事で脳みその役目を負っています」
シュウヤ「あなたはなんでこんな所に……どうして貴方がそんな所にいんるですか」
アーク「シュウヤ!?」
ラン「なあ、今の声ってシュウヤちゃんと似てない?」
アイミ「それってまさか!」
リトゥ『ちょっと、勝手に通信に割り込まな……キャッ!」
クリス『お、お父さん!なんでお父さんがそこに!』
シュウ「ふふふ、という事は二人は私の血縁と言うことですか。10年以上会っていないから分りませんでしたよ」
シュウヤ「それ以前に、そんな濁った瞳では私達の事をまともに見ることなど出来ないでしょう。ヴォルクルスの洗脳に
     かつて打ち勝った人がなんで今更」
216子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:05:11 ID:HdmhaiNT
シュウ「何故かと問われると、どうもその辺りの記憶は曖昧なので答えられませんが……まあそんな事はどうでもいいでしょう」
ハザリア『で、わざわざ首謀者がこちらに声をかけてくるのはどうしてだ。わざわざ俺達に取り合う必要などないだろう』
シュウ「貴方がこの作戦の指揮官ですか。そうですねえ、まあ暇つぶしですよ。あと1日で世界が私達の物になるんですし」
ハザリア『ほう、言ってくれるな。で、暇つぶしに次は何をするんだ』
シュウ「こちらを煽ってもそちらが得をするとは思えないんですが、まあそうですねえ。ではこの先の階段に仕掛けをしましょう。
    6人ほど階段に足を踏み入れた時点で人の出入りを不可能にするバリアを展開すると言うのはどうでしょう。そして残った
    人は彼らと戦ってもらいます」
ミーレス「…………」
ハザリア『なるほどな、こちらの戦力を分断しお互いがどうなっているか分らない状態にして、混乱を誘うと言うことか。しかも、
     下に残ったほうは6人がどうにかするまでそいつらと戦い続けるという事になるわけだな』
シュウ「半分だけ正解です。別に分断することで混乱を誘うとかではなく、限られた人数で突破できるかと言う力試しのようなものですよ。
    では今から攻撃を開始させていただきます。どうぞご自由に6人を選び階段に行かせて下さい。ただし、通信は繋がる
    ようにしておくので、6人への指示はご自由に。もしもその6人が階段を上りきり、私のところにたどり着いたら、私を確保する
    チャンスを差し上げますよ。」
ヴォルクルス「…………!!」
シュウ「分っていますよ。私は正常です。やるべき事はしますよ。これはほんの戯れですよ。ではミーレスの皆さんはかかってください」
トウキ「来たか、この!」
ミーレス「……グゴッ…!」
リトゥ『ハザリア君早く指示を!』
ハザリア『上にはミナト、アイミ、シュウヤ、アルフィミィ、レラ、咲美の6人が行け!最初の二人は白兵戦をし、レラとアルフィミィ
     はそのバックアップ!そしてその二人をサポートするのに咲美、そして首謀者との交渉にシュウヤだ。残りの奴らはとにかく
     外でだれている二人が起きるまでそこで何とか粘れ!」
ラン「最近は小さく収納して、必要なときに大きく出来る鉄球があるんよ!さあ、覚悟しい!」
ミーレス×5「ゴアアアアアアッ!?!?!?!?」
真龍「ラスタバンビーム!」
ミーレス「ギアッ!」
アーク「くそっ!俺がおとりになる、階段上る奴は行け!」
ミナト「うおおおおお!」
アイミ「ハッ!」
アルフィミィ「行きますの」
シュウヤ「父さん!何があったかは知りませんが、無理矢理にでも吐かせて、ヴォルクルスとの関係を断ち切って差し上げます!」
アーク「咲美!レラ!急げ!」
レラ「ひは…………かっ……ひ……」
咲美「レラ!頑張って!」
ミーレス「…………!」
咲美「くっ、兄さん!レラをお願い!ハアアアアッ!」
ミーレス「グオアッ!」
アーク「レラ!俺の手につかまれ!」
レラ「……は……ひ……」
ガシッ!
アーク「うおおおおおおおおおお!行くぞ!」
217子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:05:57 ID:HdmhaiNT
ミナト「ハア……ハア……無事かお前ら」
アイミ「一応」
シュウヤ「ええ」
アルフィミィ「なんとかですの」
アーク「てか勢いで俺がこっちに来ちまったんだけど。てかレラが真っ青でちょっとしばらく動けそうに無えぞ」
ハザリア『まったく、とんだ誤算だな。まあもともとそいつのニュータイプ能力に期待して階段組みに選んだだけで
     護衛役のあの女は別に単なるサポートだから居なくてもいいんだがな』
アーク「じゃあ俺がかわりにレラの護衛をすりゃいいんだろ。体張れば1回くらいは盾になれるし」
レラ「アー……ク……死……よ……ヒゥッ……」
シュウヤ「息が整うまで喋らないほうがいいですよ。で下はどうなっていますか。階段に入った瞬間下の様子が見えなくなったんですが」
マリ『全員無事だ。そもそもそんな簡単にやられる奴らじゃないしな』
クリス『あの、兄さん』
シュウヤ「わかっていますよ。とにかく操られているらしい、うちの親を元に戻しますよ」
ハザリア『ところで、本当に操られているのか?かつてお前の父親はヴォルクルスの信奉者だったそうだが』
シュウヤ「あの頃も操られていたそうですよ。それに父がこの世で最も嫌ったのは自分を利用する存在と自分への邪魔でした』
ハザリア『つまり、以前自分を操っていたヴォルクルスに対して貴様の父親は強い恨みを持っている訳だな。なら確かに洗脳でもないとありえんか』
シュウヤ「それに、邪魔されるのが大嫌いな父が、わざわざ私達にチャンスをくれた。たぶん父の意思がどこかでまだヴォルクルスに抵抗している
     証拠だと思います」
ハザリア『ならば、出来るな』
クリス『兄さん、おねがいです、父さんを救ってください』
シュウヤ「善処します」
ミナト「とりあえず、レラの呼吸が整ったら上に向かおうぜ」
アイミ「ところでさ……この階段変じゃない?」
ミィ「先が見えませんの。何処までも続いていますの」

PM01:00

クォヴレー「先行している3人に追いついたぞ」
ヴィレアム「父さん、母さん!」
ヴィレッタ「ヴィレアム……来たのね」
ギリアム「戦うなとは言わない、だが死ぬことだけは無いようにしろ」
ヴィレアム「分ってる」
イングラム「グレちゃんは……それにあの二人もそろそろつくころじゃないのか?」
イングレッタ「今ついたわ」
ラウル「なんだか知らないけど、世界の危機だって言うならエクサランスが関わってなくても協力する」
フィオナ「私達にはそのための力があるし、貴方達の機体より時空を越えることに関してはこっちの方が上よ」
イングラム「ああ、それを期待して呼んだんだからな。頼むぞ」
ラウル「ああ……リアクター・スマッシャー!」
フィオナ「ファイナルグランドクロス!」
ヴィレアム「すごい……」
クォヴレー「このペースなら行けるか」
イングレッタ「私達は温存しておくわ……頼んだわよ」
218子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:06:38 ID:HdmhaiNT

PM05:10

シュウヤ「参りましたね……幾ら登っても……階段が終わらないなんて」
ミナト「う、ああ……そうだな……」
アイミ「こうなると……ねえ……ちょっと休まない」
ミィ「疲れましたの……」
アーク「ぜひ……ぜひ……ぜひ……」
レラ「アーク……ゾナハ病……みた…な……呼吸……てる」
ミナト「そりゃ人一人背負ってここまで登って来たら鍛えてないアークじゃそうなるだろ」
アイミ「確かにレラの体力を考えたら、いざって時のために歩かせるべきじゃないけど……でも私達で交代で背負えばよかったんじゃないの?」
アーク「クッ……カハッ……んな事いってもよ……カッ……俺なんて……まさにお荷物なんだし……グフッ……これくらいしか」
シュウヤ「呼吸するたびに咳き込んでおいて、何をいいますか。少し休みましょう」
ミナト「ああ、このままじゃどうにもならねえしな」

PM05:25

ミナト「けど、マジでどうすんだよ、この階段」
シュウヤ「無限回廊とでも言うのでしょうか。まったく困った話ですよ」
アイミ「ねえ、誰か飲み物持ってない?のど渇いてしょうがないんだけど……」
ミナト「いちおあるぜ、栄養補給のためのだけど……ただ1本しかねえぜ」
ミィ「困りましたの……」
アーク「回し飲みでもするか?」
アイミ「え!ちょっそれは」
シュウヤ「いえ、ここはそうするべきですね。全員それなりに疲労はしていますから」
ミィ「仕方ありませんの」
アイミ「だったら、まず男達で回し飲みしなさい。それから私達が飲むから」
ミナト「なんでだよ。別にいいだろ順番なんて」
アイミ「まさか男の癖に女の子が唇つけたものにしゃぶりつこうって言うの?」
ミナト「いっ……分った分った。先に飲むって。まず一番疲れてるアーク、それからシュウヤ、んで俺だ」
アイミ「え……」
アイミ(つまりミナトが最後ってことで……ならこの3人の誰かが関節……)
ミナト「プハッ……俺達は飲み終わったけど、お前らはどうすんだ」
アイミ「じゃあ私が……(関節……関節……)」
シュウヤ「ちょっとお待ちを」
アイミ「何」
シュウヤ「飲み口はこのハンカチで拭ってください。一応男性と女性のことですし」
アイミ「あ、ありがと(余計な事を……)」
ミィ「次は私ですの」
レラ「じゃあ……最後……私……」
アイミ「ハァ……(まあ今は仕方ないか……)」
219子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:07:28 ID:HdmhaiNT
PM05:35

ハザリア『お前達、今のところどうなっている?』
シュウヤ「どうもこうも、一向にどこにもたどり着けそうにありませんよ」
ミナト「所で下はどうなってんだ?」
マリ『さっきバルマーの増援が届いた。メギロートの小隊がミーレスを鎮圧したから下はもう問題ない』
アーク「咲美達は無事なのかよ」
クリハ『みんな無事よ』
ルサイケ『でも何人か怪我してる……』
アイミ「誰がどうなったの」
リトゥ『ランさんが鉄球の回しすぎで肩を外しました、それにレイナが鞭を強引に引っ張られて手首を捻った。あとキャクトラ君が
    何回か皆の盾になって何箇所か打撲したみたい』
アイミ「レイナが……」
ミナト「兄貴は無事か」
マキネ『トウキはヒットアンドアウェイが得意だから』
ハザリア『貴様ら無駄話はいい加減にして真面目に働け。ていうかマイクの割り込みをかけるな。横で流しているジュデッカOOの11話目が
     処理落ちして画像と音がずれる!』
マリ『お前が一番真面目に働け!というか言う事があるんだろうが!』
ハザリア『ちっ、さっきな貴様らが通ったと言うバリアについて調べてみたが、電波が通ってるから何か別のものも通せないかと試してみたら、
     まさか言っていたとおり「人の出入りを不可能にするバリア」だったぞ。人間以外ならおおよそ何でも通すなんだこれは?と
     いう珍妙な障壁だった。で、考えたんだがどうやら敵は人間の精神を操作しているようだ』
シュウヤ「精神操作……つまり人間は何らかの精神干渉でその先に踏み込めないという事ですね。そしてこの無限回廊も」
レモン『恐らくそういうことよ』
ミナト「そういう事ってどういう事だよ」
アイミ「体育会系にも分るように説明して欲しいんだけど」
アーク「体育会系じゃないけどわかりませーん」
ゼフィア『そういう自虐はいい。それにダグラスは将来パイロットを志望しているなら勉強もそこそこしておけ』
ミィ「体育会系に進みたくても妹に才能で負けて、その道を諦めた人はいう事が違いますの」
ゼフィア『グホッ!』
レモン『まあいいんじゃないの、頭は優秀だし、頭は』
ハザリア『ええい、黙れ!黙れよ!俺に話させろ、指揮官は俺だ!』
ラッシュ『それ以前に時間が後7時間ほどしかないんですけど』
ゼフィア『分っている。で、説明すると、相手は精神を操ることで建物を大きく見せ、さらに階段が終わらないと思い込ませているだけだ。
     幻覚を見せられていると思えばいい』
アーク「一応なんとか理解できた」
レモン『貴方が理解できたなら問題ないわね。で、どうしようかって考えた結果、どうにか打開策は見つかったわ』
ミナト「その打開策ってのは?」
ハザリア『今、助っ人がそっちへ向かっている。そいつの到着をまず待て』
220子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:08:18 ID:HdmhaiNT
PM05:40
ラン「アイタタタタ……」
キャクトラ「鉄球を3時間以上も振り回し続ければそうもなりますよ。他の皆がインターバルをとっているのに無理を続けて」
ラン「そういうキャクトラちゃんも、何回か人の盾になって痛かったんと違うん?」
キャクトラ「いえ、私の場合痛みはコントロールできますから」
ルナ『キャクトラよ、あまり無茶をするでない。これが終わったらしっかりと静養するのだぞ』
キャクトラ「はっ!」
真龍「顔が妙にニヤケて、おまけにガッツポーズまでして……」
トウキ「あの一言で報われるから、従者が出来るんじゃないのか?」
ラッシュ『真龍は大丈夫か?怪我とかないか?』
クリハ『トウキ君もほんとに大丈夫よね……ちゃんと帰ってきてよ、私待ってるから』
真龍「はい!大丈夫です!」
トウキ「まかせとけ!必ず世界を救って帰ってきてやる!」
咲美「あんたらも言葉一つで有頂天じゃないの。はあ……」
レタス『とりあえず私なんかで悪いですけど、お疲れ様』
咲美「まあ、別に声をかけて欲しい相手もいないし……ね」
レタス『そうとは思えないのですけど。何でしたらアークたちへ回線を開いて差し上げましょうか?』
咲美「いいっていいって、迷惑だし!っていうか、なんで兄さんなのよ!」
レタス『あら?それが一番だと思いましたけど、まあそういう事なら別に構いませんわ。それとアークはちゃんとレラのサポートをしていますわ。
    普段はいい加減な人ですけど、アレで真面目なところもあるようですし』
咲美「でも生粋の馬鹿で、どうしようもないスケベなのよね」
レタス『半分は父のせいなので、ちょっと耳が痛いですわね』
レイナ「あれ……新しいメギロートがはいってくるわよ」
キャクトラ「輸送用のメギロートですね。ですがあまり大きな物は入らないはずですが。あ、開くみたいですね」
プシュウ……
マーズ「いやホント勘弁して欲しいよ。いきなり梱包されてこんなん放り込まれるんだもん。俺そりゃロボだけどさあ一応センサイなパーツも
    けっこー使われてるしさー、世界の危機なんて桶屋も儲からないよーなことに関わらせないで欲しいんだけど。あとこれ解いて」
咲美「はいはい。てか何で来たのよ」
マーズ「まあ一応人間の命令には服従だしね」
ハザリア『とか何とか言っているが、実際は報酬にセプタギン級用の高純度ズフィルードクリスタルをつけると言ったら、ホイホイ釣られただけだがな』
マーズ「だって一度手に入れたらマツタケみたいに、手入れしとけば毎年取れるって言うし、純度の低いクリスタルはメギロートにも入ってるけど
    純度が高いのはボアザンとかゾヴォーグあたりに高く売れるって言うからさ。しかも貴族がわざわざ血判状つけて来たし、あんちゃん
    リューガクセイだから万が一逃げても簡単に足がつくし、親は逃げ隠れできないところの人だからさあ」
ハザリア『別にズフィルードクリスタルごとき、バルマーでは山の幸みたいなものだ。いくらでも取れる』
マーズ「イナカモンのゴーマンだよそれ。地元の人がタダで食べてる山の幸でごーていが建つご時勢なんだよ。てか隕石で吹っ飛ぶ前のバルマーなんて
    天辺の人がアホみたいに負債抱えて、首回んなくなったらセプタギンそこらじゅうにばら撒いて侵略して稼いでたよーなテロ支援国家だった
    じゃん。いくら天辺の人が変わって、サイコーしてひょーばん良くなって最近はよその企業をガンガン誘致してバリバリ発展してる
    新興工業経済地域になっても昔からの貴族ってのは、こんなゴロツキ一歩手前のぼっちゃんだもん。血判状にとりあえずサインしたらいきなり
    縛られてメギロートがパックンしてくるしさー、あーもうやだやだ、二度とバルマーには関わらない」
レイナ「どうでもいいけど、その負債抱えて首回らなかったテロ国家の天辺の人ってのはあのエセ霊帝なわけよね、ハァ……」
ラン「ま……まあ、反省して今はちゃんと真面目に先生しとるし、許してあげてもええでしょ」
レイナ「真面目な顔で歴史の授業の最中に聖徳太子は実はジャージ姿で、隋の皇帝の煬帝の正体はタコタコ星人とか言い始めますけどね」
221子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:09:19 ID:HdmhaiNT
マーズ「で、俺が呼ばれたのってどーいうワケよ」
ハザリア『一つ聞きたいのだが、お前の目から見てこの空間はどう見える?』
マーズ「えーっと、そこらじゅうにゴミだの転がってるきったねー部屋だね。この建物もバブルのときに調子に乗って建ててみたけど、
    立地から何から最悪で買い手がつかなかったって感じ?」
ハザリア『そうか。ちなみに俺達には柱も何も無いクソ広い空間しか見えん。それに計器もそう示している』
トウキ「どういうことだよ。マーズと俺達とで見え方が違うってのは」
ゼフィア『恐らくだが、この空間に関するあらゆる情報が人間に対してのみ歪められていると考えられる。視覚情報は当然だが、計器が導き出した数値
     すらも改変されて俺達の目に届く』
レモン『でも機械は騙せないようね。メギロートが妙な動きをするからAIを調べてみたけど、どう考えても機動ステータスと内部の情報が違うのよ。
    いくら、この空間の情報はごまかせても、メギロートの機動ステータスの方は誤魔化せないみたいね。で、その情報の食い違いから、人間で
    なければこのバリアを越えていけると考えたのよ』
マーズ「そーいうことね。で、その先で俺はなにすんの?」
ハザリア『そっちの連中が立ち往生しているからな、ちょっと押すか引っ張るかしてやれ』
マーズ「いまいちわかんねーけど、へーへー人間様の命令だしハイハイ言っときますよー」
トウキ「気をつけろよー。んで帰って来いよ」
マーズ「ん、そりゃ当然そうするって。ダイジョーブダイジョーブ、金がかかったら俺強いから」
トウキ「そうじゃなくて、命令だ。こうすりゃとりあえず、お前は全力で帰ってくるんだろ」
マーズ「どっかのリアル邪気眼アニメの絶対遵守の力かよー、ま、いいけどね。んじゃ通るよ」

マーズ「さってと、何時間も前に入ったって言うから追いつくのはけっこうきついかも……」
ミナト「ウワッ!どっから湧きやがった!」
マーズ「ってアレー!?」
アーク「助っ人ってお前かよ」
アイミ「でも今回はお金の話じゃないでしょ」
マーズ「いや別に金のことしか出来ないわけじゃないよ、もともとヴァルストークの備品だし。てかんな話はどうでもいいって。あんちゃん、次の
    指示をくれよ」
ハザリア『ああ。まずお前らは階段を上ってみてくれ』
ミナト「わかった」タンタンタンタン
ハザリア『で、4本足よ。お前にはどう見える』
マーズ「どうって、みーんなそろって足踏みしちゃってるよ。いっぽも進んでねーし。てか、この階段全部で18段しか無いじゃん」
シュウヤ「幻覚ですか……、でどうするんですか?」
アイミ「誰かが突き飛ばしてみれば進めるとか?」
ゼフィア『止めておけ、どうせ突き飛ばしたと思っても実際には突き飛ばす直前で体が止まるだけだ。むしろ、それで転んだと思い込めば
     蚯蚓腫れの一つも出来るぞ。』
レラ「暗示で……やけど……みたいな……の?」
ゼフィア『そんなところだ。だが、それならその影響を受けない者がどうにかすればいいというだけでな』
レモン『てなわけで、君ちょっと皆を引っ張ってもらいたいんだけど。最初はそこのジキミからで』
マーズ「へーいへーいっと、そんな事ならお安い御用で」
アーク「なんで最初に俺?」
ハザリア『まあ、その方法が確実とは決まってないからな。他の連中は戦力だが、お前は別になんでもないし、ぶっちゃけ毒見みたいなものだ』
アーク「ハハハハハー、覚悟してたけどさー、あんた等そろいもそろって俺を戦力外かよ、あーもうやってやるよ、ほら引っ張りやがれ」
222子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:10:42 ID:HdmhaiNT
ハザリア『で、全員無事に階段を上りきったな』
アーク「無事じゃありませーん、最初強引に引っ張られたからつまづいて転んで顔面打ったから、なんか前歯がグラグラしまーす」
マリ『不死身補正が消えたとたん、いきなり弱くなったな』
リトゥ『前は、4階の窓が外れて落ちてきて、頭にそれが直撃しても大丈夫だったのに』
シュウヤ「それより早く行きましょう。建物の構造的に父はこの先に居ます」
ハザリア『改めて確認しておくが……父親を打たねばならん可能性もあるぞ。日柄、下着だのゲームだのとやっているお前に出来るのか?』
シュウヤ「その手の挑発はマリさんやユウカさんには通じるでしょうが、あいにく私は根っこまで熱血が無い男でして」
ハザリア『だが熱血無しで魂を覚えるような性分だろう。まあ妙な言い回しは無しだ、貴様の内側にあるそのぎらついた魂が見てみたくなった。
     父親が敵になったと言うのに、一秒たりとも崩れなかった冷静な顔の下で、煮えたぎった狂戦士のスピリッツをぶちまけて見せろ』
シュウヤ「ふっ、いいでしょう。ですが、先に断っておきますよ、私はこう見えても熱いシチュエーションは大好きでして、もしかしたら
     あなたの予想を遥かに上回る何かが起こるかもしれませんよ」
ハザリア『ふははははははッ!いいぞ貴様!その言葉のふちぶちに澱んだ気迫が満ちている!今度劇に出してやりたくなったわ』
シュウヤ「謹んでお断りしますよ」
クリス『シュウヤ……お父さんは、どうしてあんな事になったんでしょうか』
シュウヤ「それはわかりません、父の身に何があったのか。ですが、それでも一ついえるのは……邪神ヴォルクルスを私は許さないという事です」
クリス『シュウヤ……おねがい、父さんを……』
シュウヤ「そこから先は言わなくてもいいですよ。では行きましょうか」

PM06:00
ハザリア『おい、ゼラド救出組み、調子はどうだ』
ヴィレアム「今のところエクサランスの二人が道を開いてくれている。こっちは温存中だ。ちなみに敵らしい敵の姿は居ない」
イングラム「だがこのパターンは、調子に乗って近づいたところにいっきに敵が出てくると言う奴だとは思うが……」
クォヴレー「罠と分っていても引くわけにはいかん」
イングラム「とまあ、そういう事だ」
ラウル「おい!もうすぐ目的の時空につくぞ」
フィオナ「ただ、エクサランスも限界みたい。ミズホも居ないし自己修復機能があるわけじゃないからここから先は無理よ」
ハザリア『エクサランスは戦線離脱か。時間も無い、一気に突入だ!』
ヴィレアム「言われなくても!」
ヴィレッタ「待ちなさい!」
ヴィレアム「えっ……」
アインスト・レジセイア「…………」
ギリアム「ウルタイア・クラフトか!……くっ、スタングレネ−ド射出!」
アインスト・レジセイア「!!!」
ヴィレアム「……ご、……ごめん、父さん、母さん」
イングラム「いちいち謝る余裕も無いぞ」
イングレッタ「今まで出てこないと思ったけど、まさかここまで出し惜しみしてるなんてね」
クォヴレー「アインスト・レジセイアが何体居るんだ?」
ディストラ「だいたい200くらいです」
クォヴレー「だいたいとは何だ!?」
ディストラ「アインストのほとんどが存在確立が不安定なんです。腕の一本や頭しかないのも全て1体にしたら7万6千4百2十体です!」
イングラム「つまり、タイムリミットを迎えると同時にそれが全てアインスト・レジセイアになるわけか」
223子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:12:00 ID:HdmhaiNT
ギリアム「あれは……!アインストの群れの一番奥に居るヴォルクルスの上半身……あれが抱えているのは」
クォヴレー&ヴィレアム「ゼラド!」
イングラム「仕方が無い、突破を図るぞ!」
クォヴレー「ああ、わかっている!」
アストラ「お嬢、最初から全開で行く」
イングレッタ「ええ、こっちもそれにあわせるわ」
ガイスト「ヴィレアムさん、もう止めません。私もあなたの全力を出来る限り引き出します」
ギリアム「お前の力はまだその限界を見せていない。その力で、守るべきものを守れ!」
ヴィレッタ「でも、死んだりしたらだめよ。もしも幽霊になって出てきたら文句の億や兆の小言を言ってあげるわ」
ヴィレアム「みんな……ああ、やってみせる!そして……ゼラド、必ず助けてやる!」

PM06:10

ハザリア『救出組みはバランガの目前までたどり着いた。貴様らはどうなっている?』
ミナト「どうも、こうもねーよ」
アイミ「クライマックスって感じよ」
シュウ「ふふふ、ここまではたどり着きましたか。まあ少し頭を使えばどうにかなるレベルの話でしたし、むしろ時間をかけ過ぎですね」
シュウヤ「御託はいいんですよ。それよりも、どうやって貴方を倒すかで今、私の頭の中は一杯なんですが」
シュウ「そうですねえ、これを使ってもいいんですが、あまりに芸が無いですし」
アーク「これ……ってうわあああああ!」
ルル『機体シルエット確認。形状からグランゾンと見て間違いないかと』
シュウ「ええ、レプリカですが能力は十分ですよ。もっとも、ネオグランゾンさえあれば、こんな面倒なことをせず、ゼラドさんをさらって
    逃げればよかったんですが、グランゾンではタイムダイバーから逃げ切れる自身がなかったもので」
シュウヤ「確かにそれを使われると勝ち目はありませんね。もっとも、外で休んでいるイルス先輩ならどうかは分りませんが」
シュウ「無駄ですよ、この部屋の周りに貼られている障壁は、ガンエデンと言えども認識齟齬を起こして破壊できない代物ですし」
レモン『確かにそうみたいね。でもこれって何か大型の出力機からエネルギーを出してるみたいなんだけど……ねえ、首謀者さん
    グランゾンを使わないんじゃなくって、使えないんじゃないのかしら?この障壁の出力元になるようなのはグランゾンしかないみたいだし」
シュウ「正解です。とまあ、そんなわけで私もこの体一つと、このヴォルクルスの末端程度しか使えないわけですよ」
ヴォルクルス「…………」
シュウヤ「では、ゲームで勝負などどうでしょうか」
マキネ『シュウヤ!ついに狂った!あんたがゲームで勝負って!』
レモン『止めておきなさい、世界がかかっているんだから』
シュウヤ「失礼な人ですね。それに、ゲームに弱いとか散々言われてますが、運を引き寄せるゲームやゲーム性が高い物が苦手なだけで、
     単純な数字遊びや覚えるゲームならアークとも互角ですよ」
ハザリア『物覚えが極端に悪く、九九でつまずいたアークを出されても説得力が無いわ!』
アーク「うっわ傷ついた。あんたら人をどんだけバカにしたら気が済むよ。俺ゲーム全般は弱くねーって」
シュウ「ゲームですか。いいですよ、必要なものはグランゾンの予備領域でワームホールでも開いて取り寄せましょう。君達は私に一度でも勝てば
    君達の価値にしてあげます」
マリ『ちょっとまった、ゲームなんてやっても意味無いだろ!さっさとこいつをぶちのめしたほうが』
ハザリア『あほが!そんな事したらヴォルクルスに取り付かれておしまいだ。それに奴とヴォルクルスの結合の不安定さ、そしてシュウヤの言った事を
     信用するなら、奴の父親はまだ抵抗している。何か条件付けをしてそして負かしてやれば向こうから呪縛に打ち勝つはずだ』
シュウヤ「そういうわけで、ではまずは神経衰弱で勝負です」
224子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:14:34 ID:HdmhaiNT
PM09:10
レモン『こいつ……強い!』
ハザリア『ああ、最初に偉そうに出て行って、30連敗してそこで膝を抱えているシュウヤはともかく、俺がチェスで負けるとは』
シュウヤ「ブツブツ……おかしい……すべての目を完璧に覚え、めくったカードは全て暗記したのに」
マキネ『いや、それ以前にゲームに対する適正が無いんじゃ……一度めくったカードしか当らない時点で運の欠片も無いでしょ』
シュウヤ「くふぅ……」
ミナト「俺、レモン先輩、レタスの3人組で麻雀挑んで負けるなんてどんな状況だよ」
シュウ「わざわざ司令室の方も遠距離通信で参加ありにしたというのに、情けないですねえ」
アイミ「ねえ、あと残り時間ってどれくらいなの?」
ミィ「あと3時間ですの……」
シュウ「残念ですが、それはイングラム氏の憶測ですよ。それよりいくらか予定が早まってましてね、あと20分ほどで完了します」
リトゥ「20分って……そんな!」
レラ「あと……2人……しか」
ルナ「実際にゼラド救出なども考えると後一人が限度だ。同時進行の作戦とはいえ、実質こっちを確保して末端のアインストの動きを止め
   それから救出と言うのが理想だった。現に、今お父様達は苦戦中。とても突破できそうに無いという事だそうだ」
ハザリア『となると、最後の一人をどうするか……』
スレイチェル『おい、宇宙で戦闘中のヒリュウ改から通信だ。発信者はタスク・シングウジ』
レタス『お父様!?』
ハザリア『ほう!ギャンブル界の生ける伝説!イカサマの王か。彼奴なら確かにこの状況を打開できるかもしれん』
タスク『残念だけどそりゃ無理だな。モニター越しの勝負じゃ俺のイカサマは使えねーよ。てか、まだ戦ってねーって聞いたぞ、アーク』
アーク「いや、んな事言われても……レタス先輩やミナトが麻雀で負け、計算とかみたいなのではシュウヤが手も足も出なかったのに
    今更俺が出て行っても」
タスク『はぁ〜……そりゃお前、確かにあの連中は異常だぜ。カジノ荒らしをさせたら一つのカジノが一夜で丸裸にされるだろうよ。
    でもな、奴らには無い物をお前は持ってるはずだぜ。九九を言えるようになるのに他の奴の10倍かかった男が、ゲームに強く
    なるだけの努力。そいつは他の誰にも無いお前だけの物だ。こんな天才肌の群れの中で、じつはお前だけだぜ、運に頼らず、
    生まれ持っての才能も無く、それでも強くなれたってのは』
ハザリア『ニュータイプのアムロやカミーユの中にシロー・アマダが混じっているような物か?』
タスク『そんな感じ。そしてな、お前は指にコインの形の肉刺が出来るまでずっとやり込んだゲームが一つだけあるだろ』
アーク「あれを……今ここでっすか?」
タスク『おう!やっちまえよ。お前なら出来るはずだぜ』
ハザリア『何だか知らんが、やれると言うのならやれ!何のゲームかは知らんがコインのということはゲームセンターの何かか?』
レモン『クレーンゲームとか言うオチはなしにしてよ』
レラ「違……アークの……一番得意は……」
アーク「んじゃ、勝負だ。用意するのはコップと水といくらかのコイン。交互に好きな枚数コインを入れて溢れさせたほうが負けの単純なゲームだ」
シュウ「ほう……いいでしょう。では相手になりますよ」
225子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:16:10 ID:HdmhaiNT
ミナト「何か始まっちまったけど……スッゲー緊張感だけどさあ、コインゲームってそりゃねーだろ」
シュウヤ「いいえ、有効です。それにあのゲームなら……彼は負けませんよ」
シュウ「では水はこのくらいでいいですか?いきなり溢れる直前と言うのもなんですので」
アーク「好きにしろよ、あと一度手にしたコインは絶対入れないといけないってルールだぞ」
ゼフィア『しまった……』
ハザリア『どうした?」
ゼフィア『先ほどから調べていたのだが、奴がどうしてあそこまで、多岐にわたったゲームで、しかもどんな不利な条件でも勝てたのか
     ふと疑問に思って調べてみた。そして今調べ終わったんだが……最悪だ』
レモン『何がよ……えっと、このパターンは……アカシックレコードへの干渉に……時流の探知って……まさかこれって予知!』
ゼフィア『それもヴィレアムのような不安定なものではない!ほぼ常時、流動を続ける未来の可能性を探し続け、自分にとっての最良の
     未来を選択し続けている』
クリハ『じゃあ勝ち目なんて無いんじゃ!』
シュウ「今更騒いでも仕方ないですよ。では始めましょう、まず私から」ポチャン
ルサイケ『始まった……』
ラキア『もう、だめか……』
タスク『いんや勝つね。あいつは』
レタス『お父様……そこまでアークを信じる理由はなんですか?』
タスク『あいつって、本当にバカだろ。言っとくけどシュウヤにも最初は負けてたんだぜ』
シュウヤ「最初の頃はとても弱かったんですよね。でもすぐに勝てなくなりました。負けたゲームは次は絶対勝てるようになるまで練習してきて
     ついでにほかのゲームも片っ端から。チェスと同時におはじきやビー玉、ベーゴマの練習をする男ですから……彼は」
タスク『おかげで、余計に学校の勉強はできなくなっちまったけどな。でもな、あいつどんなときでも、夏休み最終日に宿題全部残ってても
    このコインゲームだけは絶対に練習を止めてないんだぜ』
ハザリア『だが、それでも予知をすれば関係ないはずだ。どうすれば相手が負けるか。それだけ分れば後は勝つための手順を踏めばいい』
タスク『確か……予知ってのは決まった未来は見えないんだよな』
レモン『そのはずですけど?』
シュウヤ「それは、見ものですね」
レタス『アークの番ですわ……ってええ!』
アイミ「コインを鷲づかみって……そんな無茶苦茶な。あれ全部一度にいれないといけないんでしょ!絶対無理!」
シュウ「気でも狂いましたか?周囲からのプレッシャーに耐えかねて」
アーク「…………(スチャッ)」
シュウ「!」
ハザリア『手首のスナップだけで、乱雑に掴んだコインが一まとめになっただと!なんだあの一寸の狂いも無い動作は』
マリ『それより、あのシュウって男の顔色が急に変わったぞ』
ゼフィア『まさか、未来が一つに定められた……という事か?今奴は未来が見えなくなって混乱している……』
タスク『ああ……この勝負』
シュウヤ「アークの勝ちです」
アーク「行くぜ」ドボドボドボドボ
ミィ「全部入りましたの」
ミナト「溢れない!すげぇ!もう表面張力の限界って所だ、コイン1枚入れるどころか水面に触れただけで溢れそうだぜ!」
シュウ「そんなバカな!ゼラド・バランガとコネクトして予知まで使ったと言うのに、負ける……そんなバカな!」
226子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:16:55 ID:HdmhaiNT
ハザリア『様子がおかしい……まかさ!いかん、逃げろアルトリート!』
アーク「は!?」
ハザリア『シュウヤの父親は今ヴォルクルスの支配から脱する!だがそうなると次の標的はそれに勝った貴様だ!』
ヴォルクルス「!!!!!」
レモン『ヴォルクルスがアークめがけて飛んだ!』
ルル『だめです!このままじゃ!』
ハザリア『どうにもならんか!』
アーク「あー、たく!なんでこうゲームの後ってのは頭が冴えてんだ!いいアイディアが浮かんじまったじゃねーかよクソ!
    レラ!ビットであいつを俺ごと奴を撃て!遠慮はいらねえ!やれ!」
レラ「……うん!……行け……」
シュンシュンシュン、バシュ!バシュ!バシュ!
アーク「ぐっあぁぁぁぁぁぁ!」
ヴォルクルス「!!!!!」
ミナト「ヴォルクルスがまたシュウヤの親父の中に戻ったぞ!」
シュウ「ダメダ……シハイヲ……イジデキナイ……ナラバ、コノナカノヤツラダケデモ!」
アイミ「グランゾンが起動した!」
ゼフィア『遠隔操作かオートコントロールか……く、このままでは!』
ハザリア『はん!動かしおったか!むしろ好都合!行け突入だ!』
イルス「ほらほら!真打登場!」
タカヤ「休んでいた分は働かせてもらう!」
シュウ「チィ……コノママデハ……」
ミィ「えぐりますの!」
シュウ「ナッ……」
レモン『アルフィミィは魂だけを抉り出すことが出来るの。つまい邪悪な魂といってもいいヴォルクルスだけを抉り出すのもまた可能」
トウキ「ミナト!やるぞ」
ミナト「兄貴!このタイミングでやってくるってどんだけ狙ってんだよ!」
トウキ「バカ野郎!バリアが消えたらあんな階段20秒だ!さあグダグダ言ってないでやるぞ」
ミナト「おう!ダブル・ライジングメテオ」
トウキ「インフェルノ!」
ヴォルクルス「ギアアアアアアアアアアアッ!」
ハザリア『それでもまだシュウ・シラカワの中に戻ろうとするか!なんという執念!』
アイミ「させるかあ!」ドガッ!
ミナト「ナイスだアイミ!」
アイミ「ありがと!」
シュウヤ「とどめは私がやらしてもらいましょう!さあ邪神ヴォルクルスよ父を利用してくれた礼はたっぷりさせてもらいますよ!ハアッ!」ザシュ!
ヴォルクルス「ぎ……が……ああああああ……」
シュウ「…………くっ、ありがとうございます……さすが私の息子です」
クリス『お父さん!元に戻ったんですね!』
ハザリア『鞭で邪神を輪切りか!恐れ入ったわ!よし!タイムダイバーの連中に伝えてやれ!こっちは終わったあとはそっちだけだとな!』
レモン『まって、あまりいい報告ばかり出来無さそうよ。まだゼラドへの支配もアインストとペルフェクティオの支配も続行中。恐らく、
    ゼラドを捕らえているヴォルクルスを倒さないと終わらないわ、この戦い』
227子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:17:47 ID:HdmhaiNT
PM09:20
ヴィレアム「首謀者は倒した、ただしゼラドの支配の進行は続行中か!」
クォヴレー「しかも残り時間は10分だと」
イングラム「だが、脳を失って奴ら統率が取れなくなってきている。今ならいけるぞ!」
ディストラ「全武装開放!ディスレブフルドライブ!いけますよ!」
イングレッタ「ならまず突破口を開くわ、アストラナガン!」
アストラ「承知!アトラクター・シャワー!T−LINKフェザー!ガンファミリア!一斉射出!」
ギリアム「続けていくぞ!メガブラスターキャノン!スパイダーネット、チャフグレネード、アーマーブレイカー、スタングレネード発射!」
イングラム「どんだけ能力低下や行動不能系を積んでいるんだ!ええい、行くぞ!」
クォヴレー「分っている!アストラナガン、ガンスレイブ展開!」
ヴィレアム「俺達も続きます!」
ガイスト「ヴィレアムさん、サポートは任せてください」
ヴィレッタ「後方支援は私が、アキシオンバスター、デットエンドシュート!」
クォヴレー「このまま行けるか!」
ディストラ「側面からアインスト・ゲミュート!数は10」
クォヴレー「ちぃ!メスアッシャー!」
ヴィレアム「後はゼラドのところまで一直線!行くぞ!」
ガイスト「待ってください!アインスト・グリードが前面に展開していますハイストレーネ来ますよ!」
ヴィレアム「多少のダメージはHP回復で!」
ガイスト「周囲にエネルギー反応多数出現。アインスト・アイゼンです」
ヴィレアム「なっ!」
アインスト・アイゼン「…………!」
ヴィレアム「ぐあああああああっ!」
ギリアム「いかん!いくらツヴァイザーゲインの装甲でもあんな全方位から杭を打ち込まれては!」
ヴィレッタ「ヴィレアム!離脱しなさい!」
ヴィレアム「まだだ……こんな所で引いたら、何のために来たのか分らない……」
ガイスト「ですが」
ヴィレアム「生きて帰る!ゼラドを連れて、レイナに約束したとおり生きて帰る!それが俺の……今の使命だ!」
ガイスト「で、でも……機体のダメージが」
ヴィレアム「ガイストさん。俺と極限までシンクロしてくれ。融合でも構わない。とにかく……勝ちに行く」
ガイスト「分りました……意識をあわせてください」
イングラム「まずい、コクピットを突破されるぞ」
ヴィレッタ「ヴィレアム!」
クォヴレー「貴様!こんな所で死ぬつもりか!貴様が死んでもゼラドは悲しむぞ!」
ヴィレアム「生きる……そしてゼラドを救う!」
ディストラ「ツヴァイザーゲイン出力上昇……ですが、その周囲にもエネルギー反応!アインスト・ゲミュートです!」
イングラム「食われるぞ!離脱しろ!」
アインスト・ゲミュート「!!!!!」ガシャンッ
アインスト・グリード「!!!!!!」チュドンッ!
イングラム「押さえ込まれた状態で……ハイストレーネの集中砲火……ダメか……」
ヴィレッタ「ヴィレアム!」
228子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:18:28 ID:HdmhaiNT
ヴィレアム「はあ、残影玄武弾!」
アインスト・ゲミュート「!!!!」
イングラム「無事だと!なら今のは、麒麟・極の残影か!」
ヴィレアム「うおおおおおおおおおおおっ!」
クォヴレー「ツヴァイザーゲインの残影が……なんという数だ」
ディストラ「一体一体が高い密度とエネルギーを持っています。アインスト・レジセイアと渡り合っていますよ」
アストラ「もっとも、あの戦い方では、この一戦で機体の方は廃棄だろうな。エンジンも焼ききれるだろう」
イングレッタ「構わないわ。どうせ、この戦い一回きりよ、こんな事は」
ヴィレアム「うぉおおおおおおお!ゼラドを……返せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
ヴォルクルス「!!!!!!」
アインスト・レジセイア「…………」
ギリアム「まだアインストを呼ぶ力が!」
ヴィレアム「邪魔だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!闇刃閃!」
ヴィレッタ「一太刀で切り裂いた!あの巨体を!」
アストラ「だが、バランスを崩した!このままでは!」
ヴィレアム「とどけえぇぇぇぇ」
ヴォルクルス「ギアアアアアアアッ!」
イングレッタ「自分の残影で自分を突き飛ばして軌道修正」
ディストラ「やった……でもゼラドさんが!」
クォヴレー「アストラナガンコクピットを開け!」
ディストラ「はい!」
クォヴレー「間に合えぇぇぇぇぇぇぇっ!」ガシッ!
イングラム「よしゼラド救出完了!」
ゼラド「ん……お、お兄ちゃん……お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!私怖かった!ずっと暗くて寂しくて怖かったよぉ!」
クォヴレー「大丈夫だ……ちゃんと助けた。そして、すまない、俺の不注意でゼラドをこんな危険な目にあわせてしまって」
ガイスト「一番、いいところをもっていかれましたね……」
ヴィレアム「いや……いいよ。あの声が聞けただけで……それより……ちょっと疲れた……休ませてくれ」

PM09:30

アーク「ぐ……ああ……」
ミナト「まずいぜ、止血はしたけど傷が深い」
レラ「アーク……ヒグッ!……私……わた……!」
アーク「泣くなよ……俺が撃てって……言ったんだし。それに、カッコくらいつけさせろっての」
咲美「兄さん!……そんな事言ってそのまま死んだら、私許さないわよ!」
アーク「そうだな……飯係が居なくなっちまうしな……」
マーズ「俺が持ってるきゅーめいセットじゃ持ってあと30分だし、まじ死んじゃうよこのままじゃ」
シュウヤ「アーク……せめて年始の麻雀大会で私が勝ってからにしてうださいよ……じゃないと張り合いがないじゃないですか……」
アーク「いやいやいや……どんだけ捻くれた励ましだよ。あ、やべなんか痛みが無くなって来た。いよいよ死ぬんじゃね……」
229子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:19:08 ID:HdmhaiNT
咲美「兄さぁぁぁぁぁぁぁん!」ドガッ!
アーク「痛あああああああ!なぜそこで殴るよ、マイシスター!兄さん暴力以外のコミュニケーション手段が欲しいよほんと!」
咲美「ご、ごめん……って、ええ!」
レラ「アー……ク……?」
アイミ「あの……さっきまで瀕死だったんじゃ」
タカヤ「いきなりぴんぴんして……」
アーク「あれ……これってもしかして」
ハザリア『喜べ、ゼラドも無事救出されて、宇宙で活動していたアインストどもも消滅した。作戦は成功だ。これも全て俺のおかげだな』
ユウカ『場の空気くらい読むべきだね、口をつぐんだらどうだい?』ドガッ!
ハザリア『グアッ!』
マリ『ああ、空気を読めないバカのせいでなんか、酷く空気を濁らせてしまってすまない。じきに救助隊が向かうそうだから、
   今しばらくは待っていてほしい。あと、今回大活躍のバカの生存を喜んでやれ』
トウキ「だ、そうだ」
レイナ「って、事はヴィレアムたちはちゃんとゼラドを救出できたのね……良かったぁ……」
シュウヤ「しかし、またアークの不死身伝説の始まりですか」
アーク「いや不死身でも痛いものは痛いから、っておわ!」
レラ「……アーク……っグス……」
アーク「いや、あのちょっと……おーいいきなり抱きつかれて俺どうすればいいのよ、てかちょっと咲美さん?なんでこっちを睨んでるの?」
咲美(タイミングを逃した……今から飛びついても二番煎じ……仕方ないかぁ)
ミナト「アーク、今回は許してやろう。だが明日、明後日のクリスマス、及びイブにそのような行動があった場合、嫉妬マスクが駆けつけるぞ」
アーク「いやいや、ワケがわからねーよ。てか、何これ、元気になったとたんこの扱いかよ。俺ってカッコイイとダメなのかよ!」
レタス『人にはそれぞれの役目があるんだと思いますわ。たぶん、アークの役目はそういうのじゃないのかと』
アーク「あーもう、いいよいいよ。後、レラ、涙まではいいけど鼻水すりつけるのは止めて」

シュウヤ「ふう……、これで一見落着ですか……あれ、……父さん?」
230子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:19:52 ID:HdmhaiNT
PM11:00
トウキ「やっと学校についたか……」
ミナト「マジで疲れた……世界の危機とかもう勘弁してくれ」
クリハ「みんな〜!お疲れ様!」
トウキ「クリハ!こんなものなんでもないさ!」
ラン「途端に元気になるなあ。愛ってのはいだいやなあ」
キャクトラ「まあ、ここまで極端なのはどうかと思いますが」
ラッシュ「ちょっと、ゼラド先輩……そんなフラフラの状態で!」
アオラ「姉さん、そんな無理しないでほとんど丸一日捕まってたんだから」
ゼラド「大丈夫……それにみんな私のせいであんな迷惑をかけて、私のために頑張ってくれてくれたんだもん。だから、みんなありがとー!」
レイナ「ゼラド!」
イルス「アハハ、なんか、あの笑顔だけで報われちゃうね」
タカヤ「はい……俺達、やったんだなーって思えますよ」
ミィ「そうですの」
ハザリア「まだ頭がぐらぐらするが……、貴様ら、まだ解散命令を出していないぞ。楽しく談笑もいいが、とりあえず報告からだ」
クォヴレー「ゼラド救助班、目的達成。負傷者はなし。ただし、ヴィレアム・イェーガーが現在心身疲労により医務室にいる」
レイナ「ヴィレアムが……何かあったんですか」
ヴィレッタ「単なる過労よ。ちょっと頑張りすぎたってだけ」
レイナ「良かったぁ……」
トウキ「首謀者確保班も目的達成。ただ、シュウヤが」
クリス「シュウヤに何かあったんですか!」
マキネ「あいつ、作戦終了時もぴんぴんしてただろ!」
アーク「いや、そういうんじゃなくて、アイツ気づいたらいなくなってたんだよ」
咲美「それに首謀者のシュウ・シラカワも」
シュウ(ビンボーズ)「その名前を聞くと、どうも違和感を感じますねえ」
クォヴレー「引っ込んでいろ!」
ディストラ「はい、一名様ご案内」
シュウ(ビンボーズ)「造作もありませーん」
イングラム「どういうセリフだ、その吸い込まれるときのリアクションは」
ハザリア「まあ奴なら大丈夫だろう……では、全オペレーションを終了とし、ここに作戦終了を通達する。各自、臨時診療スペースで
     検査を受けた後解散。明日は雪だそうだから、ホワイトクリスマスとやらで『姓夜』を過ごせ」
マリ「いや、漢字がおかしくないか?」
ハザリア「最近はこうなのだろう?清しこの夜とか歌いながらラブホテルは満員という。所で、もしもバランガを救出できなかったら、本当に
     『クリスマス終了のお知らせ』が出るところだったな」
マリ「縁起でもない事を言うな!」
ユウカ「もう一発蹴っとこうか?」
231子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:20:33 ID:HdmhaiNT

PM11:10
レイナ「まったく、心身疲労で医務室って、どんな状態よ」
ヴィレアム「いや、まあ仕方ないだろ、ほんと今回は疲れてたんだし。それにしばらくは歩けそうに無いぞ」
レイナ「ふーん。所で、一番いいところをクォヴレーさんに持っていかれたんだって?」
ヴィレアム「あれはしょうがないさ。それに、その後ゼラド、俺にもちゃんとありがとうって言ってくれたし」
レイナ「あらそう……良かったわね。所で、歩けないんだったら、どうしても見られたくない机の二番目の引き出しの中ってのを
    見に行ってもいいかしら?」
ヴィレアム「な!頼む!止めてくれ!(あの中には『あのバンド』の新しい曲の楽譜が)」
レイナ「何?もしかして、かなりヤバイエロ本とか隠してある?」
ヴィレアム「無い!そもそも18歳未満はそういうものに手を出したらダメだろ!」
レイナ「うわ!どこの天然記念物よ。今時、少女マンガなんてセックスフリー状態なのに」
ヴィレアム「いや、あれは本当にどうかと思うぞ」
レイナ「まあ男と女が居たらやっとけばいいってのはどうかと思うわね。所で、けっきょくあんなに頑張ったのに何もなかったんでしょ?」
ヴィレアム「俺は見返りのためにやったんじゃないし、まあそりゃちょっとは期待したけど……」
レイナ「じゃ、代わりで悪いけど」チュッ
ヴィレアム「!」
レイナ「額で悪いわね。でも、あいにく私も頑張ったんだし、今回はこの程度でがまんしなさい」
レイナ(やっちゃった、うわやっちゃったわよ、ちょっともうどうしよう、キャーキャー)
ガイスト「ヴィレアムさん、顔真っ赤ですよ」
ヴィレアム(いや、そりゃそうですよ。てか疲れて頭が働かないから今はもうどうでもいいですよ)
ガイスト「ではゆっくり休んでください」

PM11:20
レタス「で、B組みの面々は無事戻ってきたわけだけど、なんでレラがアークにべったりなの?」
咲美「なんでも、まだ兄さん足取りがおぼつかなくて、レラが支えてあげてるんだってさ」
レラ「私……せいだし……階段……背負って……もら……から」
アーク「なんで、咲身は今にも舌打ちしそうな顔で、レラはひたすらうつむいてんだよ」
レタス「やはりお父様に教育されただけあって、女心のおの字も分っていませんわね」
アーク「いや、それよりレタス、お前ってクリスマスに何もらったら嬉しい?(おっちゃんが悩んでたし、一応聞いとくか)」
レタス「エッ……、そ、そうですわね。まあ心が篭っているか、もしくは私の事をちゃんと考えて買っていただいた物なら何でも」
アーク「オッケー、覚えとく」
咲美「兄さん……?私にクリスマスプレゼントのことなんて聞いたことないわよねえ」
レラ「私も……無……」
アーク「いや、何?突然怖い顔になって?俺けが人ですよ」
咲美「でも不死身よね。まあ、今回はこれくらいにしといてあげるわ!」ギュ!
アーク「痛たたたたたたた!つねるな!レラもわき腹をつねってるし!あー痛たたたたっ!」
232子供スレの一番長い一日:2007/12/23(日) 12:21:00 ID:HdmhaiNT
PM11:40

ゼラド「お兄ちゃん、私まだ起きてられるし、皆にお礼を言って回りたいんだけど」
クォヴレー「明日にしろ。今はしっかり休め」
ゼラド「うん……スゥ……スゥ」
ゼオラ「クォヴレー、また今回も迷惑をかけたわね」
アラド「毎度すまねえ」
クォヴレー「気にするな、これが俺の使命だ」
イングラム「今回のことは、極端な事件だ。あまり深く気にすることでもないし、そもそもここの誰に非があるわけでもない」
アラド「悪い奴が居てそいつを倒せばおしまい。確かに分りやすい図式だったけど」
クォヴレー「それに巻き込まれる人が居る。それで不幸になる人がいる」
イングラム「まあ、だからこそ俺達が戦うんだがな」
ゼオラ「所で、今回の首謀者って」
イングラム「首謀者はヴォルクルス。巻き込まれたシュウ・シラカワは行方不明。これが今回の事件の顛末だ」
クォヴレー「そうだな。それで良かったはずだ」

PM11:55
シュウヤ「父さん……」
シュウ「追いつかれてしまいましたか……で、どうしました?あいにく私は貴方達に会わせる顔はありませんよ」
シュウヤ「確かに、父親として最低限の事もせず、ただ金を入れるだけの父親ですね。でも、それでもクリスは会いたがっていましたよ」
シュウ「そうですか……でも会えません。私はまた消えますよ。安心してください、入金は滞りません」
シュウヤ「逃げるんですか」
シュウ「違いますよ。これが私の責任の取り方です。それに、野心を消し、野望を消すには、霞のように生きるしか無いようです。私には」
シュウヤ「……」
シュウ「私は世界を回っているときに、自分の生きる意味を探していました。そんな中でふつふつと浮かぶのは、自分の能力で成功を収める
    自分の姿でした。大富豪、学会で名声を浴びる学者、それに家庭を持ちすばらしい人生を送る父……」
シュウヤ「なら、そうすればいい」
シュウ「ですが、その心の隙を邪神はついてきました。ですから私は、消えねばならない。もしも未練を断ち切れたのならこの命も……」
シュウヤ「私は……あなたの事をいい父親とは思いません。ですが、それでも生きていて欲しいとは思っていますよ」
シュウ「そうですか。シュウヤ……私の息子。どうか貴方は幸せな道を歩んでください」
シュウヤ「あなたの進む道にも幸があらんことを」
シュウ「では、さようなら……」
シュウヤ「……」
シュウ「……」
シュウヤ「父さん……私は、今日貴方に会えて、嬉しかったんですよ」
シュウ「フフ……その言葉だけで、これからも生きていけますよ」

なんかホント長くてすまん。
233それも名無しだ:2007/12/23(日) 13:12:14 ID:N+/7SGh5
面白かったんだけどキャラが多すぎて読みづらいかなぁ
無理に全員出そうとしてる気がする
ユウカとかマリとかゼフィアとかは別にいなくても話は作れたと思う
234それも名無しだ:2007/12/23(日) 13:13:20 ID:i3j8L6uI
乙だが読む気起こらん
こんだけ長いんならテキストファイル等でどっかに上げるか議論板にしてくれ
235それも名無しだ:2007/12/23(日) 13:42:21 ID:hev3EzpR
投下乙
もうちょっと登場するキャラを絞れば綺麗にまとまったとおも
236それも名無しだ:2007/12/23(日) 16:07:00 ID:YgrOeTQg
うん、キャラ多いな
でも楽しめたよ

アークはガッシュで言うキャンチョメポジションだと思うんだ
237それも名無しだ:2007/12/23(日) 17:21:40 ID:eBPVhI6H
ちょ、普通に感動してしまったんだが。 
 
GJ!
238それも名無しだ:2007/12/23(日) 19:19:05 ID:ONlOBAFw
 【アラスカ鉄道】
ガタンゴトン
キャリコ「あのぉ、クリスマス・イヴなんですけどぉ」
ハザリア「ああ、なんかそうらしいな。
 そういえば、例のエセ霊帝の誕生日だとかいうウソ設定をでっち上げられたこともあったが」

ガタンゴトン
キャリコ「外、一面の銀世界なんすけどぉ」
ハザリア「アラスカだからな」

ガタンゴトン
キャリコ「明らかに日帰りムリなんですけどぉ」
ハザリア「だろうな。オッサン、宿を手配しておいてくれ」

ガタンゴトン
マリ「はぐはぐ」
キャリコ「マリ嬢いるんですけどぉ」
ハザリア「ああ、アラスカ名物アラスカサーモンをむさぼり食っておるわ」

ガタンゴトン
キャリコ「クリスマスに雪国でお泊まりデートとか、
 あなたたち、ただのラヴラヴカップルじゃないですかぁっ!」
ハザリア「車内で騒ぐな」
キャリコ「あなたたち、なにか特殊なプレイでツンケンしてるだけで、
 ほんとはとっくの昔にラヴ成立してんじゃないでしょうね!」
マリ「キャリコさん、『ラヴ』っていう発音はちょっと」
キャリコ「マリ嬢もマリ嬢ですよ。
 なにノコノコ着いて来ちゃってるんですか。求めてるんですか、許すおつもりですか。
 クリスマスにお泊まりOKとか、とんだオープンリーチですよ。
 どんだけ手堅いテンパイ組んでるんですかって話ですよ。
 なにされても文句いえませんよ。拒みでもしたら逆ギレ必至ですよ!」
マリ「いや、そういうんじゃなくて、家にいるとリトゥに大掃除の手伝いさせられるから」
キャリコ「リトゥ嬢はリトゥ嬢で、なんでクリスマス・イブから大掃除始めてるんですか。
 どんだけお掃除好きなんですか。『フルハウス』のお父さんですか!?」
マリ「それは、わたしが普段、散らかしたまま片付けないから」
キャリコ「じゃ、逃げて来ちゃダメじゃないですか!
 お姉さんがかわいそうですよ!」
マリ「いや、わたしの方が姉なんです」
キャリコ「なおさらかわいそうじゃないですか!」

ハザリア「しっかし、せっかくアラスカ鉄道まで来たというのに、
 いいケツした乗務員は一向に見かけんな」
キャリコ「エクサランスあたりに乗ってるんじゃないんですかねぇ」
ハザリア「そうか、今度現れたら、ひとつ生け捕りにしてみよう」
キャリコ「でもひょっとしたら、乗ってるのはベシャリがダメなメカニックかもしれないです」
ハザリア「そうか、ベシャリがダメなのは困るな」
キャリコ「とりあえず、チャンピオンのグラビアで間に合わせておきましょうよ」
ハザリア「そうだな。おいオッサン、チャンピオン買ってこい」
キャリコ「親ほど年の離れたオッサンを平然とパシらせようとするの、やめてくれませんかぁ?」
マリ「なんでお前、最近そんな尻づいてるんだよ」
ハザリア「アギトのあれが、あんなに素晴らしいことになるとはな」
キャリコ「24のひとみは関東地域でのみ、月〜水の週3回、深夜3時から4時の帯で
 他番組の途中とかで唐突に放映中です。1分半のドラマはまさに一期一会の」
マリ「わかった、お前たち、オシリーナサイドの回し者だろ」
239それも名無しだ:2007/12/23(日) 19:19:56 ID:ONlOBAFw
マリ「で、アラスカになんの用なんだよ。
 まさか、本気でいい尻見たいだけなんじゃないだろうな」
キャリコ「マリ嬢、そういうことは、せめて空港あたりで訊いておきましょうよ」
マリ「だって、飛行機乗るのってテンション上がるから」
キャリコ「どんだけ旅でウキウキしてるんですか!」
マリ「でも考えてみると、やっぱ来るんじゃなかったな。
 お前とどっか行くと、必ず血なまぐさいことが起こるじゃないか」
ハザリア「今回はそんな心配はないだろう。
 なにしろ、人間がいない」
マリ「どこに行く気なんだ?」
ハザリア「アラスカ、フェアバンクスよりもさらに北東。
 現地のイヌイットどもでもろくに近づかんエリアだ」
マリ「そんなとこに、なんの用なんだよ」
ハザリア「空飛ぶトナカイを見に行く」
 ガシッ
マリ「お前、またヘンなクスリやってるんじゃないだろうな?」
ハザリア「嗜好品なら」
マリ「病院行こう? 行ってちゃんと抜いてもらおう?
 な? 心細いなら着いてってやるから」
ハザリア「唐突な優しさを見せるな! 気味が悪い!」
マリ「トナカイが空飛ぶわけないだろう! あれは絵本の中だけの話で」
ハザリア「フハハハ! 見た目通り、硬い頭とケツの持ち主だな。
 よいか、トナカイのツノがどうなっているか、よく考えてみろ。
 前縁部が分厚く、後方に行くに従って平たくなっているだろう。
 これは航空機の翼などとおなじ構造だ。
 前縁部で切り裂かれた空気はラインに沿って流れる。
 このとき、上側はカーブしている分長く、従って空気の流れる速度は下側よりも速くなる。
 流速が上がれば圧力が下がるというのがベルヌーイの定理だ。
 相対的に下側の圧力が高くなり、翼を持ち上げる形になる。つまりだ」
マリ「待て待て待て、なにいってるのか、さっぱりわかんないから」
キャリコ「つまりですね、トナカイって航空力学的に飛べる構造してるんですよ」
マリ「え〜、ウソだぁ」
ハザリア「イヌイットの装飾品などには、サンタクロース伝説以前から空飛ぶトナカイが描かれていたりする。
 空を飛ぶ動物ならいくらでもいるだろうに、なぜよりにもよってトナカイをチョイスするのか。
 なにかしら、根拠があったはずだ」
キャリコ「ま、正確には『無理すれば飛べないこともなきにしもあらずなんじゃないかなぁ』ってレベルでしょうけど。
 トナカイのツノって意外に丸まってますからね。
 理にかなった形状してる種となると、かなり希少なので奥地まで行かないと」
ハザリア「トナカイの自体の重さもあるからな。
 せいぜい、カッコつけて落ちるくらいの芸当しかできんだろうが」
マリ「お前、なんでそんなもの見たいんだ?」
ハザリア「貴様には知的好奇心というものがないのか」
キャリコ「坊って、やってることだけ見ると普通に真面目な留学生なんですけどねぇ」
ハザリア「あったりまえだ。俺がなんのために国費で留学してると」
キャリコ「あ、あなた方の留学費用、国費じゃありませんよ。
 ちゃんと将来働いて返してください。
 我らが祖国は、母星が吹っ飛んでるだけあって意外にビンボーなんですから」
ハザリア「年の瀬も近いというのに、イヤな情報を伝えるな!」
240それも名無しだ:2007/12/23(日) 19:21:04 ID:ONlOBAFw
 【アラスカ 雪原】
 ビュウゥゥゥゥ
マリ「寒いよ!」
ハザリア「当たり前だ! そんなセーター一枚で、貴様、雪原を舐めてるのか!」
マリ「お前が行き先を伝えないからだ!」
キャリコ「考えてみるとぉ、クリスマスに空飛ぶトナカイ見ようなんて、メチャクチャロマンチックじゃないですか。
 いったいいつのトレンディドラマですか。
 しかもこのへん、へタすりゃオーロラが拝めますよ」
マリ「上手くすれば、じゃないですか?」
キャリコ「なんですか! 上手くするつもりなんですか!」

マリ「くちゅんっ! あぁ、寒い。
 なぁ、でも、空飛ぶトナカイなんて、どこにいるんだ?
 だいたいトナカイって、どういうとこに住んでるんだ? なに食べてるんだ?」
ハザリア「そんなもの、俺が知るか」
マリ「ツノの構造とか調べてる暇があるなら、先にそっちを調べようよ!
 おい、まさか、この見渡す限りの雪景色の中をあてずっぽうにさまよう気なんじゃ」
ハザリア「そんなくたびれること、誰がするか。
 現地の子供をガイトに雇ってある。そろそろ、着くはずだが」

 ブワアァァァァッ!
マリ「わっ、なんだ!? 雪煙!?」
???「ごーごー、キャレットツール!」
 ズシャアァァァァッ
マーズ「おれの名はマーズ! トナカイさんは狙われている!」
ハザリア「失せろ」
マーズ「あぁっ! 待って、待ってぇ!
 ちょっといってみたかっただけなんだよぉ!」
キャリコ「ロボくん、『ガジェット警部』なんてよく知ってたね」
マーズ「うん、しかも実写版」
キャリコ「おそろしくレアじゃないか」
マリ「おい、まさか現地の子供って、これか?
 思いっきり宇宙製じゃないか」
ハザリア「クソッ、ツアーコーディネイターに騙された!」
マーズ「あぁーっ、ちょっと待ってちょっと待って!
 そっち行ったらあぶねーよ!」

 パパパパパパパ!
マリ「なんだぁ、いったい!?」
マーズ「ホローポイント、別名ダムダム弾。
 弾頭に細工されてて、めいちゅーすっと体内でキノコ状にへんけーしちゃうの。
 貫通しないまんま鉛の毒が体内に残っちゃうから、致死率がすげー高い。
 非人道的ってことで、1899年ヘーグ平和会議でせんそーに使うのが禁止されてる。
 ねーっ、ニンゲンてなんで殺し合いすんのにルール決めんの?
 メチャクチャいみわかんないんだけど」
マリ「わーっ、またこれだ! 結局これだ!
 ゼラドのときはものが壊れたりとかそのくらいなのに、なんでわたしばっかり!
 なんなんだこの、血塗られた運命!」
キャリコ「マリ嬢、お嘆きはもっともですが、今は逃げるが先決です!」
241それも名無しだ:2007/12/23(日) 19:22:42 ID:ONlOBAFw
 【林】
マーズ「そりゃー、おれはロボだからさ、ニンゲンのじょーちょなんかわかんねーよ。
 でも、トナカイさんが空飛ぶってゆーのは、たぶんファンタジックな光景でしょー?
 だからさ、ばっちりネイチャーな感じの映像撮って、クリスマスで浮かれたカップルに売りつけよーと思ったわけ」
キャリコ「ほらご覧なさいな! こんなチビッコでもこのくらいのことわかるのに!」
マーズ「おねーさんたちも、どぉ? 1枚買わない?」
マリ「わたしたちはクリスマスで浮かれたカップルじゃない」
マーズ「あー、浮かれてないカップル」
マリ「そもそもカップルじゃない!」
マーズ「えー、そーなのー?」
キャリコ「ロボくん、人間関係っていうのはね、複雑なんだ」
マーズ「ちぇっ、ニンゲンてなぁー、シンプルなもんをわざわざ複雑にするけーこーがあるから困るよ」

ハザリア「ソフトを売るも買うも、肝心のトナカイを見つけていなければ仕方がないだろう」
マーズ「そーなんだよそーなんだよ。
 現着するなり、やつら、もんどーむよーでぶっ放してきてさー」
キャリコ「自然保護区で発砲するなんて、いったいどこの不心得者でしょうか」
マーズ「決まってんでしょー、そんなもん!
 マオ社だよマオ社! トナカイさんのツノをすり潰してカンポー薬にするつもりなんだ!」
ハザリア「マオ社は漢方薬なんぞ作っとらんぞ」
マリ「お前イスルギとよくつるんでるけど、マオ社と仲悪いのか」
マーズ「だぁーって、マオ社ってちゅーごく系でしょ?
 4本足と見りゃー椅子と机以外油でカリッと揚げて食っちまうよーな民族だよ!
 許せねー! 全4本足の敵だ!」
マリ「なんだ、その間違った中国観」

 パパパパパッ!
ハザリア「まずいぞ、見つかった!」
マーズ「ごーごーキャレットモービル! つかまって!」
マリ「キャリコさん、銃は!?」
キャリコ「そんなもん持って飛行機乗れるわけないじゃないですか」
ハザリア「だったらオッサン、ただのデッドウェイトではないか!?」
キャリコ「フフフ、おじさん鍛えてるから、見た目より重いですよ?」
マーズ「わー! 重い重い! ほんと重い! じゅーりょーオーバー!」
ハザリア「いいから走れ、このポンコツがぁっ!」

 【森】
マーズ「ごーごーキャレットカーペンター」
キャリコ「あぁ、情けない情けない!
 なんでアラスカくんだりまで来てカマクラ作らにゃならんのですか。
 どんだけ正月を先取りするつもりですか」
マーズ「えぇーっと、ゴメン。ちょーしに乗って、雪でハゴイタ作っちゃった」
マリ「どんな調子の乗り方だ」
キャリコ「せっかく『あー、すいません。クリスマスだけあって、ホテル満室でしたよ。
 ツイン一室しか取れませんでしたよ。
 じゃ、おじさんは夜のフェアバンクスに繰り出しますので、おふたりでごゆっくり』
 とか、年長者らしい気の利かせっぷりを見せようと思ってたのに!」
マリ「なんか、知らないうちに命拾いしてる、わたし」
ハザリア「しかし、これはまずいな。
 追い立てられているうちに、位置がさっぱりわからなくなってしまった。
 アラスカ鉄道の駅はどちらだ?」
キャリコ「携帯は当然のように圏外ですしねえ」
242それも名無しだ:2007/12/23(日) 19:24:16 ID:ONlOBAFw
マリ「なあロボ、お前のとこのヴァルホークまわせないのか」
マーズ「あー、ダメダメ。あれ、ミヒロおばちゃんがスーパーに買い物行くとき使うから」
マリ「最強ロボの一角が、スクーター扱いか。
 なんなんだ、この、強いロボほど適当な乗り物扱いされるっていう傾向」
マーズ「しょーがねーからおれも、ここまでスーパーカブに乗って来たんだけど」
マリ「なんかスーパーカブあるなぁって思ってたら、そんなしょうもないネタやるために持ってきたのか!」
キャリコ「いやいやマリ嬢、スーパーカブをあなどっちゃいけませんよ。
 安価、高性能、低燃費!
 まさにメイド・イン・ジャパンを体現した名機ですよ、これは」
マリ「なんなんですか今回! スポンサーでも付いてるんですか!?」
マーズ「あいあい、カマクラかんせーしたよー」

 【カマクラの中】
マーズ「あー、ダメだ。やっぱ通信つながんねー。
 マオ社めー、好き勝手やってくれちゃって。グリーンピースにちくってやる」
ハザリア「だから、勝手にマオ社の仕業にするな。
 マオ社の広報に叱られるぞ」
マリ「誰だよ、マオ社の広報って」
ハザリア「知らん。だが、たぶんいいケツをしてる」
マリ「お前も、勝手にマオ社の広報をいい尻の持ち主にするな!」
キャリコ「そうですよ。マオ社の広報が男だったらどうするんですか」
ハザリア「そうか、しまった。その可能性は考慮していなかった」
マーズ「あれなんじゃねーの。OGsめーぶつ、ムダにカワイイモブキャラおねーさんなんじゃねーの」
ハザリア「なら、たぶんいいケツしてるな」
マリ「なぁ! そのミニコントは、わざわざアラスカでやる必要があるのか!?」
ハザリア「あえてアラスカでミニコント。まさにロック」
マリ「インチキプロデューサーみたいなこといったってダメだ!」

マリ「くちゅん! あー、寒い寒い! 精神的にも物理的にも寒い!」
キャリコ「わかりました。おじさん向こう向いてますから、人肌で温めあっててください」
マーズ「あー、おれヒーター付いてっから。ごーごーキャレットヒー・・・・・・」
キャリコ「わかりました。この気の利かないロボ、永久凍土の奥底に沈めてきます」
マーズ「きゃーっ! いやー! 溶けかけたマーマの横はいやー!
 助けてクリスタルセイントー!」
キャリコ「ロボくん、おじさん今からショッキングなこというよ?
 クリスタルセイントってね、実在してないんだ」
マーズ「ウソだい! いるもん! クリスタルセイントはいるもん!
 シベリアのへーわを守ってんだ! いままさにマザコンとアイザックさんを指導中だもん!」
ハザリア「なぜアイザックにさん付けだ、貴様」
キャリコ「ここ、シベリアじゃなくてアラスカだよ?」
マリ「もういいよ! なんだよこの連続ミニコント!」
キャリコ「クリスマスだっていうのにこんなカマクラの中に入れられて!
 ミニコントのひとつもやらせていただかないと割に合いませんよ!」
マリ「なんですか、その逆ギレ!」
ハザリア「オッサン、そんなにクリスマスとやらが気になるなら、
 家に帰ってスペクトラに孝行でもしていろ」
キャリコ「やだなぁ、私ほどの手練れともなれば、日付変更線を駆使して常人の倍クリスマスを満喫するんですよ」
ハザリア「その能力を、もっと家庭に向けろ」
キャリコ「なにより! おじさんにはお目付役としての使命があります!
 あなた方がいかがわしいことし始めるまで、ここを動きませんから!」
ハザリア「だったらずっとここにいろ!」
243それも名無しだ:2007/12/23(日) 19:26:28 ID:ONlOBAFw
 ドガァァァァンッ
キャリコ「どうやらその命令は実現不可能のようですね。
 わははは。観念していかがわしいことしてください」
ハザリア「今さらだが貴様、お目付役として機能しとらんな!」
マーズ「RPGだぁーっ!? くっそー、マオ社のいーお尻した広報め!」
マリ「だから、マオ社じゃないし、マオ社の広報はいい尻なんかしてない!」
ハザリア「しかし、こんなこといってるうちに、マオ社の広報がとんでもなくいいケツしてるように思えてきた!」
キャリコ「あなどれませんね、マオ社の広報の人!」
マーズ「わかった! 帰ったらミツハルさんに訊ーてみる!」
マリ「過度な期待すると、マオ社の広報の人に迷惑だろ!」

 ドガンッ! ドガンッ!
キャリコ「とりあえずマオ社の広報については胸に秘め、今は逃げますよ!」
マーズ「あーん! せっかくお餅焼く準備までしてたのにー!」
ハザリア「正月気分先取りする気満々か、貴様!」
マリ「ミニコントをやめろ!」
マーズ「あっ、おねーさん、そっち行ったらダメだよ!」
ハザリア「この、たわけめっ!」
マリ「エ?」

 【崖の下】
マリ「いたたたた。崖があったのか。
 雪煙で見えなかったけど」
ハザリア「わかったら、その硬くてちまいケツを俺の上からどけろ」
マリ「わっ、お前、なんでいるんだ!」
ハザリア「貴様に巻き込まれたのだ、この疫病神め!」
マリ「その言葉、そっくりそのまま返してやるよ!」

 【洞窟】
マリ「くちゅん! くちゅん! あー、寒い寒い!
 服だって濡れちゃったし」
ハザリア「わかった。仕方がない。それを脱げ」
マリ「エッ」
ハザリア「脱げといっている」
マリ「えーと、あ、そっか。ウン、そうだよな。命あっての物種だもんな。
 いかがわしいとか、いかがわしくないとか、そういう人肌じゃなくてこういう人肌なんだよな。
 ウン、わかってる、わかってるんだ。
 その、わたしだって、こんなとこまでノコノコ着いて来ちゃったわけで、まったく責任がないわけじゃ」
ハザリア「なにをゴチャゴチャいっとるか、いいから、さっさと脱げ」
マリ「アッ、ちょっと待て、乱暴にするのは」

 ガシャンッ ボッ
マリ「えぇーっと」
ハザリア「おぉ、おぉ、さすが、安物の化成繊維だ。
 DSぶっ壊した火花だけで、よく燃えるわ」
 ポカッ
ハザリア「なぜ殴るか、貴様は!」
マリ「うるさい! 情けない! なによりもう、自分が情けないよ!」
ハザリア「なにをいっているのかよぉわからんが、せいぜいそこで自省していろ」
マリ「猛省してるよ」
ハザリア「では、俺は行くぞ。どうにも、ここは女臭くていかん」
マリ「オイ、どこ行くんだよ」
ハザリア「そんな小さな火種、すぐに燃え尽きるだろうが。
 防寒具を調達してくる」
マリ「そんなの、アテがあるのか?」
ハザリア「セーターが燃え尽きるようなら、ほかの服でも燃やしていろ。
 せいぜい、面白い格好になっていることを期待するぞ」
マリ「期待するなよ!」
244それも名無しだ:2007/12/23(日) 19:27:45 ID:ONlOBAFw
 【森の奥底】
兵士「ヘイ、やっと退散したようだな、しつこいツーリストだったぜ」
兵士「ヒュー、今から戻れば、スーパーボールの時間に間に合うぜ」
兵士「ヤヤヤヤ、青い髪した中年は手慣れた動きだったが、まさか敵国のスパイってことは」
兵士「そんなわけねぇだろ。ありゃ、ただの浮かれたジャップだ。
 こんなとこにセーター一枚で来るようなカミカゼ・スピリッツの持ち主が、ほかにいるか?」
兵士「ロボもいたしな」
兵士「あの『ビーストウォーズリターンズ』みたいなセンスは、カナダ製じゃねぇのか」
兵士「なぁ、ジャップはオプティマスプライムをコンボイって呼ぶってのは本当か?」
兵士「クレイジーなセンスだぜ」

ハザリア「ひとつ教えてやる。ニホンのボイスアクターどもはクレイジーだ。
 貴様らの想像をはるかに超えておる」
 ピロリロリン♪ ピロリロリン♪
兵士「ヘイッ! そこでなにしてる!」
ハザリア「写メ撮ってるだけだ」
兵士「貴様、さっきのツーリスト」
ハザリア「ああ、ツーリストだ。
 せっかくのネイチャーウォッチングを邪魔されて、非常に機嫌が悪いな」
 ピロリロリン♪
兵士「ストップ! 撮るな!」
ハザリア「もう遅い。フン、劣化ウラン弾か。
 だいぶ古いものだが、古すぎるということはないようだな。
 いつごろばら撒かれたものか、実に興味深い」
兵士「ヘイ、警告はしたぞ!」
ハザリア「おっと、動くな。こいつを世界に発信するぞ?
 IT革命万歳だ」
兵士「くっ・・・・・・」
ハザリア「警告。そう、まさに警告だった。
 貴様らはあれほど銃弾をばらまいておきながら、一発たりとも我々に当てなかった。
 追跡の手並みを見るに、ただのチャールズ・ホイットマンでないのは明らかであるにもかかわらずだ。
 となれば、貴様らの目的は射殺ではなく警告、いや威嚇か。
 では、どこから遠ざけたい? なにを隠したい?
 つまり、こういうことか。
 アラスカ。カナダをはさんだ、アメリカ最北端の州。
 大自然の宝庫であると同時に、重要な軍事基地でもある。
 こんな雪原の中で訓練をする理由は、少し考えればわかるが」
兵士「昔の話だ!」
ハザリア「ああ、昔だとも。劣化ウランの毒性が消えるには、少々足りんがな。
 自然保護区で、ずいぶん無粋なことをするものだ。
 現在の核アレルギーぶりを見るに、これが発覚すれば面白いことになるだろうなぁ、おい」
兵士「ファック! やはりスパイか!」
兵士「なにが目的だ。カネか、それなら」
ハザリア「フハハハ! 4本足がいなくてよかったな。
 貴様ら、ケツの穴までほじくられてるところだったぞ」
兵士「エコノミック・アニマルめ!」
ハザリア「カネはいい。防寒具をよこせ。
 そう、貴様らがいま着てる、それだ」
兵士「クレイジー! この雪原で、裸になれというのか!?」
ハザリア「正義と民主主義を守るためだ。安いものだろう。
 だいたい貴様らのとこのスーパーヒーローなんぞ、全身タイツ1枚で北極に住んでるではないか」
兵士「コミックとリアルの区別が付かないのか?」
ハザリア「そうかもなぁ。なにしろ俺は今、非常に機嫌が悪い。簡単にいえば、怒っている」
兵士「構わん、撃て!」
245それも名無しだ:2007/12/23(日) 19:28:55 ID:ONlOBAFw
 パンッパンッパンッパンッパンッ!
兵士「なんだ、銃が!?」
兵士「雪玉? 雪玉でか!?」
キャリコ「だぁめじゃないですか、坊。迷子になっちゃ」
ハザリア「遅いわ、ボケ」
兵士「シィット!」
ハザリア「長考の時間は与えてやれんぞ。
 あまりやつに面白い格好になられていると、リアクションに自信が持てん」
兵士「ジーザス」
ハザリア「おいおい、季節感を考えろ。ここで祈るのなら、サンタさんだろうが」

 【数分後】
キャリコ「あーあ、どうせだったら遺跡でも見つけて、
 『俺のポケットには大きすぎらぁ』とかやりたかったのに」
ハザリア「見え透いたオッサンだ。どうせ、これが目的だったくせに。
 ほら、持ってけ。外交カードに使うなりなんなり、好きにしろ」
キャリコ「うひひひ!」
ハザリア「その、貸本時代の鬼太郎みたいな笑い方をやめろ」
マーズ「あーあー、やっと繋がった。
 ホリスおじちゃーん? 悪いんだけど、トーレス一台まわしてくんなーい?
 ギャラはホワイトハウスに請求しちゃっていーよ。
 あーあ、トレーズ閣下の理想どーりいけば、世の中シンプルだったのにねー」
キャリコ「迎えも来るみたいですけど、帰りはどうしますか。
 またアラスカ鉄道ですか」
ハザリア「疲れた。直で空港まで行く」
マーズ「それよりびょーいんでしょ? おねーさんの手当てしないと」
ハザリア「手当て? やつは怪我などしとらんぞ。鼻風邪はひいていたようだが」
マーズ「えーっ!? ちょっと待ってよ、おかしーよ!
 おにーさんたちが落ちた崖、100メートル近くあったんだよ!?」
ハザリア「そうか、俺もなかなか運がいいようだな」
マーズ「運がいーとかの問題じゃねーよ! なんで怪我してねーの!?
 あ、そーか! そーだったんだ、それしかねーっ!」
キャリコ「まさか、ほんとに空飛ぶトナカイが?」
マーズ「クリスタルセイントだーっ! クリスタルセイントが助けてくれたんだーっ!
 やっぱりクリスタルセイントはほんとにいたんだーっ!」
ハザリア「それはない」
246それも名無しだ:2007/12/23(日) 19:31:15 ID:ONlOBAFw
 【洞窟前】
ハザリア「おい、ほら、防寒着だ」
マリ「入ってくるな! そこから投げろ!」
ハザリア「フハハハハ! どうやら、相当面白い格好になっているようだな!」
マリ「うるさいよ、バーカバーカバーカ!」
ハザリア「なんだぁ、貴様!」

キャリコ「ねえロボくん、あれ、どう思う?」
マーズ「ニンゲンの微妙な心情なんか、わっかんないもーん」

 【アンカレッジ空港】
マリ「ブカブカじゃないか、この防寒着」
ハザリア「注文の多いヤツだな」
キャリコ「大丈夫ですよマリ嬢。男物のワイシャツ羽織ってるみたいでカワイイですよ。
 ぱっと見、なにかあった後みたいです」
マリ「なにもありませんでしたよ!」
ハザリア「結局貴様もミニコントではないか。行くぞ、マリ」
マリ「エ?」
ハザリア「なにを、きょとーんとしておるか」
マリ「イヤ、だって、お前がわたしを名前で呼ぶのって、珍しくないか?」
ハザリア「そうかぁ?」
マリ「そうだよ! お前ときたら、いつもいつも貴様貴様って!
 あーっ、気が付いたら、なんか腹たってきた!
 おい、もういっぺん名前で呼んでみろ!」
ハザリア「貴様だって、いつもお前お前ばかりのくせに」
マリ「おい、待てよ、ハザリア!」
247それも名無しだ:2007/12/23(日) 20:29:12 ID:hev3EzpR
マリが完全にデレ期に突入する日も近いなw
248それも名無しだ:2007/12/23(日) 21:17:55 ID:C/fSbXit
ヴィレアム「ガイストさんも最近はこの生活に慣れてきたみたいだ」
ゼラド「ガイストさんもヴィレアム君と一緒なら心強いよねw」
ヴィレアム「そ、それほどでもない」
レイナ「……」

レイナ「あのさあ、アンタ大丈夫なの?」
ヴィレアム「何がだ?」
レイナ「なんか元機動兵器の残存思念みたいなのに取り付かれちゃってるけど、それってあんたになんか悪い影響とかないの?」
ヴィレアム「………」
レイナ「だ、黙らないでよ!こっちまで不安になるでしょ」
ヴィレアム「とりあえず誰かに意見を聞こう!」
レイナ「誰によ?」
ヴィレアム「…こういうことに慣れてそうな人だ」
レイナ「人格持った兵器の扱いに慣れてる人……って明らかにクォヴレーさんくらいしかいないと思うけど」
ヴィレアム「………」
レイナ「…何葛藤してんのよ。どうせゼラドに格好がつかないとか思ってるんでしょ。バカ」
ヴィレアム「煩いぞ。なんで最近お前は言葉の最後にバカをつけるんだ?」
レイナ「……バカ」


クォヴレー「……そうだな」
ディストラ「(ドキドキ)」
クォヴレー「いかに高性能とはいえこまめにメンテナンスすることは必要だ」
ディストラ「こまめにメンテ…ああ!やめて下さいクォヴレー様!人前でそんな恥ずかしい事ッ!」(///)
クォヴレー「調整を怠るとこういう具合におかしな動作をし始めることにつながる」
ディストラ「!!??」
ヴィレアム「あの…そういうハード面の扱いじゃなくて…いちおう相手は人格を持っているわけですから…」
クォヴレー「……?」
ディストラ「『何を言ってるんだこいつは?』的な顔しないでくださいよぅ!!」
クォヴレー「ああ、そういうことか。機械とはいえ人格を持っているのなら自分と対等な相手として接するべきだろうな
相手の言葉を無視したりつれない態度をとったりするのは良くない」
ディストラ「!?!?」
レイナ「………(うわぁ…)」
ヴィレアム「………参考になりました。どうも」
クォヴレー「ガイストはどこかのろくでもない背後霊とは違うようだな。羨ましい限りだ」
ディストラ「(フ…フフ…フフフフフフ……w)」


ヴィレアム「…あの人たちは特殊すぎる。若い母さんに聞くか。けっこうアストラさんとうまくやっているみたいだしな」
レイナ「あの青頭に?…名前なんていったっけ?」
ヴィレアム「お前はそれほど縁がないみたいだな。携帯につながると良いんだが…」
レイナ「あの青頭、携帯持ってたんだ」
ヴィレアム「…?意外とまめだな若い母さん。3コールで繋がった」
 ………
イングレッタ『…何か用?いま少し立て込んで(銃声!)……手短にして』
ヴィレアム「…金属音のような獣の咆哮のような音が聞こえるんだが」
イングレッタ『チッ…しぶとい……(銃声銃声断末魔銃声!)』
ヴィレアム「あんたいったい何してるんだ!?」
イングレッタ『…私は異星系の化け物に卵を産み付けられたくないし異星人のコレクションに加わる気もない』
ヴィレアム「AVP2!?」
イングレッタ『次から次へと……(プツッ)−−−−−−』

ヴィレアム「なんだか忙しそうだな…」
レイナ「……みたいね」


ヴィレアム「とりあえず、現状維持ということになりました」
ガイスト「?なにがですか?」
249それも名無しだ:2007/12/23(日) 21:35:57 ID:sWlPhPak
いかん、マリに萌え過ぎてもうどうしようもなくなんかいろいろと情熱をもて余している俺ガイル・・・
250それも名無しだ:2007/12/23(日) 22:09:56 ID:eBPVhI6H
>>246
やっぱハザリア絡みはいいなぁ。GJ! 
 
>>248 
久保レーマジ外道ワロタWWW
251それも名無しだ:2007/12/24(月) 00:05:29 ID:OT6PRJ9p
>>193 >>238
GJ!マジ面白かった。
252それも名無しだ:2007/12/24(月) 00:35:24 ID:E30d6jxj
>>246
萌える情熱をペンに乗せて思わず便乗してしまいました。マリかわいいなあ
でも俺の画力では『硬くてちまいケツ』が表現できませんorz
ttp://bbs4.oebit.jp/zeradlove2005/data/IMG_000064.jpg
>>248
久保クラッシュにも程があるww
253子供スレの一番長い一日:2007/12/24(月) 00:51:47 ID:daP4g1s4
>>252

うお!GJ
くそ、ロボしか書けねえ俺はこのスレじゃ用無しだしな。人間練習するか
しかし、今ふと容量を見るとさ……

ハザリア「ふむ、やはり次はこいつでいくか・・・・いや劇も」
マリ「なあハザリア、楽しそうなところ悪いけど・・・・またなんだ」
ハザリア「む?何だ?」
マリ「容量。まだ半分もスレ進んでないのに250キロバイト越えてるんだ」
ハザリア「ソ、ソンナバカナ」
リトゥ「あ、半角になった」
マリ「まあなあ、クリスマスイブの前日は子供スレで一番長かったしなあ、その翌日にはすぐに旅行行ったしなあ」
ハザリア「オレノセイジャナイ!トイウカオマエラモヤレ!」
マリ「そんな義理は無い」
ハザリア「ええい!ならば貴様らもっと感想とか意見でスレを埋めろ!感想はレス番とGJだけで十分だ!意見も一行レス以外許さん!」
マリ「また酷い暴論だな」
ハザリア「プリーズ!819ラン!」
マリ「このバカの事は無視していいぞー、容量が多いのは職人さんが頑張ってる証拠だし、感想はその原動力だ。
   意見も活発にな。職人さんもSSもガンガン投下してやってくれ」

???「今回もバイク乗りの楽園を作るのは無理か」
254それも名無しだ:2007/12/24(月) 00:53:05 ID:uQJlPtsM
>>252

>>246も神だったがあなたも神か。
255それも名無しだ:2007/12/24(月) 10:24:41 ID:daP4g1s4
>>253
名前戻し忘れた・・・・・

256それも名無しだ:2007/12/24(月) 12:09:53 ID:nERq7yB9
>>246>>248
ダブルGJ!
最近の流れだと遅くても次スレぐらいには、
マリにフラグが成立→リトゥとハザリア争奪戦
みたいな修羅場勃発の予感w
257それも名無しだ:2007/12/24(月) 12:24:17 ID:/8Z3f8S7
蛙の子は蛙かどうか、分かる日も近いwwww
258それも名無しだ:2007/12/24(月) 12:30:20 ID:yfRFoy3I
>>256
最終的には三身合体ガドル・ヴァイクランですね><
259それも名無しだ:2007/12/24(月) 12:43:02 ID:pPFqK1mD
>>238
アニメ版しか知らんが、まさかガジェット警部ネタなんて見ることになるとはおもわんかった。
260それも名無しだ:2007/12/24(月) 13:50:17 ID:fwy9pnUf
>>258
リュウセイ「そ、そんな破廉恥な事、父さんは許さないからな!」
261それも名無しだ:2007/12/24(月) 13:55:29 ID:sK0uE3Fm
>>260
あんたには言う資格ないw
262それも名無しだ:2007/12/24(月) 13:59:11 ID:mGXQ5Bh9
GJだが、
あえて突っ込むなら兵士の台詞のビーストウォーズリターンズは外人さんならビーストマシーンズだな
至極どうでもいいことだが
263それも名無しだ:2007/12/24(月) 14:05:11 ID:/8Z3f8S7
ていうかガジェット警部知らん俺にとってはふつうにレイズナーに見えた
264それも名無しだ:2007/12/24(月) 14:11:14 ID:tD95nLZG
ハザリアがいいケツいいケツいうもんだからこんなねたを受信したじゃないか

ミナト「お前的には何がいい尻なんだよ」
ハザリア「ふん、そうだな適度に鍛えられててかつ肉がついているタイプ」
ミナト「となると・・・アイミ、マキネ・・・そのあたりか」
ハザリア「そんなところだな、ただ眼鏡女もああみえてしっかりとしたケツを
     している、姉とは大違いだな。逆に良さそうに見えてバランスがとれて
     いないのはレイナや咲美だな、少し肉が付きすぎている」
ミナト「そうか、ではハザリアの中でベスト・オブ・ケツは誰なんだ」
ハザリア「うーむ、それは・・・・同学年ではないのだが・・・」
ミナト「も、もしや!!」
ハザリア「クォヴレー・ゴードンだな、あれはいいそまぶをしている・・・」
久保「やれ、アストラナガン」
ディストラ「はいはーい、なんか懐かしいですねーこういうの」
ミナト・ハザリア「ぎゃぁぁぁぁぁ」
265それも名無しだ:2007/12/24(月) 15:03:48 ID:OTeEUTdy
266それも名無しだ:2007/12/24(月) 15:45:45 ID:+alHJbXD
>>264
あー…
某所の小説投稿所の作品でマジに狙われたから半ばトラウマなんだよな。





それもオカマに
267それも名無しだ:2007/12/24(月) 18:15:04 ID:OeH6xWw8
>>264
久しぶりの「やれ、アストラナガン」わろたw
268それも名無しだ:2007/12/24(月) 19:17:18 ID:WQnk7MPg
クォヴレー「今年はしっかり間に合ったな」
イングラム『毎回毎回最大戦速でバルマーに突っ込むのも迷惑だろうしな』

ゼラド「やっほーw」
ルナ「う、うむ…(まあ…父様がゼラドを蔑ろにするはずはないか)」
イングレッタ「王家にしては随分質素ね。まあ宴会を開かれるよりは気が楽だけど」
ルナ「なんでそなたまで一緒にいる!」
ゼラド「グレちゃん、クリスマスを祝うのって初めてなんだって」
ルナ「む……」
イングレッタ「帰った方が良いかしら?」
ルナ「別に…帰れとまでは言っておらん」
イングレッタ「ありがとう」
ルナ「な!」(///)
ゼラド「今日くらい仲良くしようよ。ね?」
ルナ&グレ「「(貴女)(そなた)がそういうなら…」」


アルマナ「あら、ようこそディストラさん。いつも『私の』クォヴレーを助けていただいて。お礼を申し上げますw」
ディストラ「お礼を言われるような事じゃありません。『主人』を守るのは当然の事ですしw」
アル&ディス「「ウフフフフフw」」
アストラ「(恐ろしい気配を感じる…)」

ゼラド「あれ?そういえばキャク
エペソ「ゼラド嬢、はるばる地球からの旅路お疲れでしょう。ごゆるりとくつろがれよ」
ルナ「なにか忘れているような
エペソ「姫様、些細な事は全て我らにお任せを」
イングレッタ「いつもいる忠犬
エペソ「皇室に犬などおりませんよ」


サルデス「この未熟者が!その程度で姫様の護衛が務まるつもりか!立てい!」
キャクトラ「ま、まだまだ!」
ヒラデルヒア「貴様にこの姫様お手製マフラー(ただし普通の長さ)は分不相応だ小僧!欲しければ我らから一本とって見せよ!」
キャクトラ「私は今日こそあなた方を超える!!」


レイナ「アンタねー…ゼラドと約束もしてないのにレストランとか予約してどうすんのよ」
ヴィレアム「そのことを話そうとしたらクォヴレーさんが疾風の如く現れた…」
レイナ「私がいなかったらキャンセル料取られるとこだったんでしょ」
ヴィレアム「…そういえばなんでお前がこのこと知ってたんだ?」
レイナ「あ、あんたの行動パターンなんてお見通しよ!」
ヴィレアム「ハァ……」
レイナ「辛気臭い顔すんのやめなさいよ、バカ」
ヴィレアム「バカバカ言うな自覚してるんだ。だいたい俺が辛気臭い顔するのはお前の前くらいだろ」
レイナ「え…?」
269それも名無しだ:2007/12/24(月) 20:15:01 ID:Fp3FccJa
>>268
ヴィレアム去年も同じような状況じゃなかったか?w

それにしてもタイムダイバー関連の三人娘、どうも他に比べると中身が幼いような気がするな
270それも名無しだ:2007/12/24(月) 20:56:25 ID:9HT2MS5v
ルナ「みな大分酒が回っているようじゃな」
ゼラド「そんなことないよぉ〜?わたちはげんきいっぱい、いっぱぁ〜い!?」
ディストラ「ちょ、それは紙ナプキンです!」
クォヴレー「ZZzz・・・」
イングレッタ「・・・このステーキ美味しいわ」
ルナ「そなたはまだ素面なようじゃな」
イングレッタ「あまり飲まないようにしているだけよ。私も彼同様、弱いほうだから」
ルナ「そうか。少し席を外すが、気にせず食べていてくれ」
イングレッタ「そうするわ」


ルナ「失礼する。このような狭い部屋で申し訳ない」
???「いえ、構いませんよ。私たちは彼女らとは会わない方がよいのですから」
???「しかし貴様も物好きだな。だが馳走してくれるというのなら来てやらんこともなかった」
???「美酒に喜ぶのも私だ」
ルナ「そうですか。いや、出来れば私としては―」
ガチャッ
ルル「ルナさま、少しよろしいですか?」
シュウ「おやまあ、ノックなしに入室するなと親に習わなかったのですか」
ルル「・・・こちらの三人は?」
マサキ「他人に尋ねる前にまず自分からだろう?」
ユーゼス「我等は悠久の時の旅人」
ルル「はあ?よくわかりませんわ」
ルナ「ん〜、詳しくは過
271それも名無しだ:2007/12/24(月) 21:55:31 ID:GhmkCaYh
アーク「で、今日はクリスマスイブで、今は性なる夜なわけだが……」
咲美「聖の字が違うわよ、兄さん」
アーク「あってるんだよ、これで!
    1番出産する人が多い日から逆算して、種がつけられた日を割り出すと、クリスマスイブになるんだよ!
     チクショー! 何が悲しくてクリスマスイブを妹と過ごさにゃならんのだ!」
レラ「私……いる…ろ……」
アーク「ああ、そうだな、レラがいたな……。
    でもやっぱり恋人と過ごしてぇぇぇぇぇぇぇぇ!! 性なる夜してみてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
咲美「大きいださない、近所迷惑でしょ」(パイルドライバー)
アーク「ぐぉあっ!」
咲美「全く、もうっ! そんな、デリカシーのかけらもない兄さんになんか一生彼女なんてできないわよ!」
レラ「わ……が、なっ……あ……る………」
アーク「あ? いつもより声小さくて聞こえねえ。ワンモア」
レラ「……知…るか、バカジ……ミ…!」
アーク「ちょ! ビット撃つな!」
272それも名無しだ:2007/12/24(月) 22:33:24 ID:EbPd6qZd
レラ可愛いよレラ
273270:2007/12/24(月) 22:45:43 ID:9HT2MS5v
なんでまた切れとるんだorzこれだから携帯は

ルナ「詳しくは過去ログ参照と言いたいのじゃが」
シュウ「私から説明しましょう。彼女が独り寂しくクリスマスケーキを食べようとしていたときに私たちが‘偶然’近くを通りましてね」
マサキ「俺はいやだったんだがな、どうしてもと言うから相伴したというわけだ」
ルナ「それ以来毎年呼んでおる。お三方は我の恩人だからの」
シュウ「・・・そろそろ私たちを呼ぶのはやめにしませんか」
ルナ「えっ?」
シュウ「もうあの時とは違って貴方には友人と呼べる存在があるではないですか」
ルル「そういえば、ゼラドさまが先ほどからおかわりを要求していますわ」
ユーゼス「いきなさい、というのも私だ」
マサキ「俺たちに構う必要などない、さっさと向かうがいい」
ルナ「そなたらも我にとっては友人でもある。来年も是非来てほしい・・・」
ゼラド『ど〜んだけぇ〜』
ディストラ『あぁっ!?誰か!ゼラドちゃんにご飯を!』
ルナ「ではこれにて失礼!」


シュウ「・・・さて、バイトに戻りますか」
マサキ「戻る?」
ユーゼス「喫茶店は交代した支店長にクビを切られたではないか」
シュウ「・・・どうしましょうか」
274それも名無しだ:2007/12/24(月) 23:33:35 ID:fwy9pnUf
レモン「雪が、綺麗よね」
ゼフィア「ああ」
レモン「思ってもいなかったわ。あなたと2人、こんなイブを過ごす事になるなんて」
ゼフィア「それは、俺もだ」
レモン「まるで、夢みたいな夜」
ゼフィア「…………」
レモン「今夜は、帰らない――いいえ、帰れないわ」
275それも名無しだ:2007/12/24(月) 23:40:17 ID:fwy9pnUf
ゼフィア「いい加減、現実から目をそらすのはやめんか?」
レモン「ええ、思ってもいなかったわよ。イブの夜に実験室に泊まり込むはめになるなんて!」
ゼフィア「仕方あるまい。このVネットプロジェクトを、年内に形にしておきたいミッテ先生の気持ちは分かる」
レモン「だったら私たち学生を使わず、自分1人でやればいいじゃない。ご自慢のAI1もあるんだし」
ゼフィア「そう愚痴るな。ほら、眠気覚ましのコーヒーだ」
レモン「……夜明けのコーヒーは、バケツで飲む事になりそうね」
276それも名無しだ:2007/12/24(月) 23:41:42 ID:EbPd6qZd
>>273
確か携帯は一レス400文字までだったきがする
277それも名無しだ:2007/12/24(月) 23:52:21 ID:1m9f9rRM
アイミ「ホワイトクリスマス、か…レイナはヴィレアムと仲良くやってそーだし」
アイミ「アイツはハザリアとディスレ部に行ってるし…」
アイミ「1人で過ごすかなぁ…」

アイミ「∠〜※パ-ン」
アイミ「めりぃくりすま〜す」


アイミ「……むなしいorz」
278それも名無しだ:2007/12/24(月) 23:52:26 ID:WQnk7MPg
>>274でちょっと期待したのに>>275ときたら・・・
279274:2007/12/25(火) 00:10:11 ID:ZcW+Tyo2
スレイツェル「友よ、差し入れを持ってきたぞ! 店の残りものだが」
ゼフィア「む、すまん」
レモン「へえ、気が利くじゃない」
タカヤ「姉さん、先輩、調子はどう?」
ミィ「バイト先から売れ残りのケーキ、貰ってきましたの」
レモン「タカヤにミィ、それに――イルスまで」
イルス「わたしとしちゃあ、ダーリンと2人っきりでイブを過ごしたかったんだけどね。
 ま、兄貴が性悪柑橘類の毒牙にかかるのを、黙って見過ごすのもあれだし」
ゼフィア「おい!?」
レモン「ブチ殺すわよ」
イルス「やれるものならね」
280それも名無しだ:2007/12/25(火) 00:39:45 ID:ZcW+Tyo2
ラン「おやシャンパン持って陣中見舞いに来たけど、ずいぶん賑やかやね」
ゼフィア「ランさん」
ラン「お邪魔だったかな?」
ゼフィア「いえ、そんな……」
レモン「な〜に照れてんだか」
スレイツェル「ヴィルベル!」
ゼフィア「どうしたお前ら?」

レモン「でも、ちょっとしたパーティーよね」
ゼフィア「俺達も今夜はこれで上がるか」
イルス「お、話分かるね、兄貴」
タカヤ「では先輩、乾杯の音頭を」
ゼフィア「しかしだな、学校で――」
ミィ「それぐらい大目に見ますの」
ゼフィア「……確かにな。では乾杯」
一同「乾杯!」
281それも名無しだ:2007/12/25(火) 00:49:41 ID:DmZ/kcdS
>>271
本当にこやつのフラグクラッシャーぶり(というより単に欲望に忠実で鈍感なだけか?)はハザリアと並んで2世代中ではトップクラスだな。
282それも名無しだ:2007/12/25(火) 01:16:36 ID:e92rtifP
きっとラン姉はサンタの服着てクリスマスケーキの売り子(バイト)やってる…
と思いきや>>280で出てきてたw

良いんだ、ハザリアに騙されてクリスマスの正装はサンタ服だと思い込んでるとか脳内設定しとく
283それも名無しだ:2007/12/25(火) 01:31:30 ID:uUMmIuJJ
>>277
去年のバレンタインといい…
肝心な時にアプローチかけないからミナトがおかしくなっちゃうんじゃないかアイミ!
284それも名無しだ:2007/12/25(火) 01:32:54 ID:fvDV120j

ガイスト「はあ、主人との付き合い方ですか?」
ディストラ「もう最近自分に自身が持てなくて」
アストラ「むぅ・・・・どうも私の妹は、メンタル的な面で悩んでいるらしいな」
ディストラ「いや、まず何で兄さんがここに居るのか教えてください」
アストラ「実は先ほどバランガ家でお嬢に昔話を聞かせていると案の定寝てしまったわけだ」
ディストラ「兄さんの語りは眠くなりますしね。でもイングレッタさんはそれを求めている気もしますけど」
アストラ「仕方が無いから布団を敷いていたら、元主がそこに現れて、突然怒鳴りだし、色情魔と私を罵りながら
    時代を拓く神の姿に改造しようとしてきたから逃げてきたのだ」
ディストラ「スーパーロボット大戦ト○ビュート!?いやでも、何でここに?」
アストラ「ここが・・・・唯一の安全地帯だからだ」
ディストラ「ああ、ヴィレッタさんの・・・・・」
ガイスト「でもわざわざ聞きに来てもらって悪いですが、私はそもそも、主人と上手くなんていってませんよ?」
ディストラ「は!?いやいや、ヴィレアムさんとあんだけ仲良くしておいて言うセリフがそれですか!?」
ガイスト「いえ、管理者登録はまだギリアムですから・・・・・そもそも散々使われてあげくポイされた私に何か聞くことでも?」
ディストラ「あれ、なんか地雷踏みましたか。いやでも、ヴィレアムさんとは仲良く出来てるじゃないですか、その秘訣は?」
ガイスト「しいて言えば第一印象でしょうか・・・・最初に人の姿で現れたので、ヴィレアムさんは機動兵器というイメージが
    あまり湧かないから人間のように接してくれているんじゃないでしょうか?」
ディストラ「それ私絶望的じゃないですか!真っ赤な魔法陣から怒号を上げてせり出した化け物ですよ第一印象は!
     え、ナニ?もしかして、未だにご主人様の頭の中で私はアレなんですか!?こんなにフリフリで可愛く決めても!」
ガイスト「ですから私も・・・・ギリアムから見ればあのブサイクな機動兵器なんですよ」
アストラ「まあ確かに第一印象だな。元主をヒーロー戦記から知っていればαであれだけ胡散臭くてもR−GUNを育てるが
    ヒーロー戦記を知らなければ、絶対裏切ると思って倉庫番だろうしな」
ディストラ「じゃあなんで兄さんは!というか兄さんの第一印象はなんなんですか!」
アストラ「私はお嬢が戦う準備が出来てから初めてお嬢と対面したのだが、それまでに人型と機動兵器どちらの姿もとれるようになっていた。
    元主の決定で、最初からこの執事スタイルでお嬢と対面した。そもそもお嬢の任務自体生身で行うことが多いから私もこの姿が常だ」
ディストラ「羨ましい・・・・・・。ご主人様は私の事を家の中に入れても問題ない小奇麗な乗り物くらいに思っていますよ」
アストラ「私も似たようなものだ。お嬢は分別が良いからな。私の話もオルゴールの音くらいに思っているだろう」
ディストラ「イングレッタさんが兄さんに寄りかかって寝てるのを見た事があるんですけど」
アストラ「クッションか何かと思っているのだろう。私のコクピットの中で眠ることも多いしな」
ディストラ「ふふふ、なぜでしょう、この殺意に似た感情は?というか兄さんは天然でどんだけ羨ましい状況なんですか?」
ガイスト「けっきょく、あまり前に出ず地味に活躍して信頼を築いてきたのが勝因じゃないですか?
    あと、やっぱり人恋しくなる日もあるでしょうし、そんな時に二人きりだったのが大きいと思いますよ」
ディストラ「くっ・・・・・私はいつもあの邪魔な元ご主人様のせいで二人きりになったことなんてありません。それが原因ですか!」
アストラ「まあ、この世界では私にはほとんどお嬢は話しかけてこないしな。結局話す相手がいれば機動兵器に話しかける理由はないだろう」
ディストラ「なら・・・・あの元ご主人様が成仏すれば番人の使命の最中は二人きり・・・・・」
ガイスト「いや、そういうのはあまり建設的じゃないし止めましょうよ」

ヴィレアム「どうでもいいけど、俺の部屋にメイドとか執事が居るこの状況はどうにかなりませんか?」
285それも名無しだ:2007/12/25(火) 01:33:58 ID:fvDV120j
ディストラ「ヴィレアムさんがメイドや執事が普通に居るハヤテのごときシチュエーションに耐えかねたので出てきましたが」
アストラ「いや、まてなぜ私も行かねばならん?私は元主に見つかったら不味いのだが」
ディストラ「大丈夫ですよ、そのときはディスレブに入れますから」
アストラ「羨ましいな、新型の動力と言うものは」
ディストラ「兄さんは羨ましいのベクトルが本当に違いますね」
龍王「なにをしているんだ?ゴキブリと・・・・・えっとギャオス?」
アストラ「いや、頭の形は似ているが・・・・・」
ディストラ「で、骨董品が何をしているんですか?いよいよ年末ですし粗大ゴミに自分を出そうと決心しましたか?」
龍王「いや、年を越す前に余計な害虫を駆除しようと思ってホウ酸団子をな」
アストラ「お前達なあ・・・・・・それより龍王よ、お前も主人とはうまくいっているはずだな?」
龍王「まあな」
アストラ「その秘訣は?」
龍王「子供が居れば仲も良くなるだろう。子供がいるから離婚しないと言う夫婦も居るそうだし」
ディストラ「それだぁぁぁぁぁ!」ダダダダダダッ
龍王「なんだあいつ?」
アストラ「まあ大体想像はつくが・・・・所で、我々機動兵器は人型になってもそれなりに重量があったはずだが」

クォヴレー「ん?アストラナガン?」
ディストラ「ご主人様!今こそ私と愛の結晶を!」
クォヴレー「な、何を!ぐああああああっ!」

ゼラド「ええ!お兄ちゃん、肋骨にひびが入って病院いったってホント!」
ゼオラ「なんでもディス・アストラナガンが馬乗りになったとかなんとかで」
アラド「何やってんだあいつら?」

ディストラ「シクシク・・・・・」(反省中)
アストラ「何と言うか・・・・・結局、自然体が一番じゃないかと思うんだが」
286それも名無しだ:2007/12/25(火) 01:51:51 ID:CTRnSlXI
 【竜巻亭】
スレイチェル「ぶー」
ミツハル「やぁやぁ、やっぱりここだったか。
 まったく君は、クリスマスとかバレンタインが近くなるとぶーたれるんだから」
スレイチェル「失せろ、捏造カップルの子」
ミツハル「そうはいうけどねえ、君のとこだって大概なもんだよ?」
スレイチェル「一緒にするな」
ミツハル「いい加減、どっちかに確定したらどうだい。性別」
スレイチェル「気楽にいってくれる」

ミツハル「やれやれ、粉かけたマオ社の広報からはドタキャンされちゃうし」
スレイチェル「マオ社になにをしている」
ミツハル「正面きって敵対するなんて時代遅れだよ。僕は搦め手で行くんだ。
 いや、しかし、惜しかったなぁ、あのお尻」
スレイチェル「お前はロクデナシだ」

 カランコロン♪
アイミ「こんにちは」
ミツハル「やぁやぁ、アイミちゃんじゃないかぁ!
 久しぶりだねえ! お兄ちゃんのこと、覚えてるかい?」
アイミ「えっと、ミツハルさんでしたっけ?」
スレイチェル「面識があったのか」
アイミ「一応、スポンサーの息子さんなので」
ミツハル「懐かしいなぁ、前に会ったときはアイミちゃん、こんなにちっちゃくてさ。
 そして3歳にもなってないイルスちゃんは、僕の腕メコメコにへし折るし」
アイミ「なんていうか、すみません」
ミツハル「お兄ちゃん、思わずゾンボルトさんちに土蔵とヨロイカブト進呈しちゃったよ」
スレイチェル「スラムキング扱いか」
ミツハル「一人かい?
 こんなカワイイ娘さんをクリスマスに一人にしてるなんて、この街の若者はなにをやってるんだい」
スレイチェル「カノウ兄弟のAKB48の名前全部いえる方はどうした」
アイミ「AKB48のイベント行っちゃいました」
ミツハル「まったく! しようがないな、この街の若者は!」

 LuLuLuLu
ミツハル「ああ、備品か。僕だ。今どこにいる?
 シベリア? クリスタルセイント? なにをいっているんだ。
 まぁいい。お前、前にしこたまチケットを仕込んでいただろう。
 それで、あれだ、オニャンコの何十番煎じみたいなあれは・・・・・・。
 は? もうさばいたあと? 一枚二枚残ってるだろう?
 引き出しの奥? わかった。お前の事務所の鍵なら持ってるから。
 なぜ持ってる? それはお前が生体認証システム使えないからだ!」ガチャン
アイミ「ミツハルさん・・・・・・!」
ミツハル「よし、行こうか! 僕と!」
スレイチェル「お前とか!」
287それも名無しだ:2007/12/25(火) 03:43:20 ID:CTRnSlXI
サルデス「ハハハハ! どうしたどうした! その程度で!」
キャクトラ「くっ、このままでは!」

 バババババッ
サルデス「くっ・・・・・・!」
ヒラデルヒア「何奴!?」
キャリコ「やれやれ、アラスカから帰ってみれば、このザマだ」

サルデス「キャリコ!? なんのつもりだ!?」
キャリコ「フフフ、私がいうのもなんですが、宅の息子はまだまだ修行不足。
 どうです、お二方、久しぶりに私とスパーリングとは」
キャクトラ「お父さん!」

サルデス「ちょこざいな! 年中嫁とイチャイチャしてる男が!」
ヒラデルヒア「しかし、キャリコは体術、法力ともに最高!」
サルデス「なんだ、法力とは」
キャリコ「さぁ、かかっていらっしゃい。
 わかっていますよ。月輪の陣を仕掛けるつもりですね?」
サルデス「やばいぞ。なんだか、月輪の陣を仕掛けなければいけない空気に持って行かれてる!」
ヒラデルヒア「しかし、月輪の陣とは・・・!?」
サルデス「一進一退の攻防のことでは?」
ヒラデルヒア「いや、三日月状のビームを出す技では?」
サルデス「そもそも、エペソは姫様に着いてらっしゃる。
 2人では、不完全な月輪の陣しか出せん!」
ヒラデルヒア「なぁ、どうしても月輪の陣を出さなければならないのか!?」

キャリコ「行け、キャクトラ。行って母さんに会ってこい!
 母さんはな、きれいな人だったぞーっ!」
キャクトラ「お父さん! 私が行きたいのは、お母さんのところでは!」

サルデス「しまった! これはキャリコの罠だ!」
ヒラデルヒア「奴め! 『普段はおちゃらけてるけど実は実力者』というポジションを築くつもりだ!」
288それも名無しだ:2007/12/25(火) 03:45:45 ID:CTRnSlXI
 【ダテ家】
マリ「ただいまー」
リトゥ「マリ! いままで、いったいどこにいってたの!?」
マリ「後で話すから」
リトゥ「その、なにかあった後みたいな格好はなんなの!?」
マリ「すぐに着替えるから!
 もう、硝煙と、白人種特有のワキガの酸っぱい匂いが染みついてるんだから、この防寒着!」
 ドスドス ドスドス!

ハザリア「おぅ眼鏡、土産だ。アラスカ名物アラスカサーモンだぞ。
 家族で、いやしくむさぼり食うがいい」
リトゥ「あ、ありがと」
ハザリア「では、俺は行くぞ」
リトゥ「あっ、えっと、上がってかない?」
ハザリア「いらん。俺は喫茶店に行って、いいケツを愛でてくる」
リトゥ「この、・・・・・・バカァ!」

 【喫茶パピヨン】
ユウカ「女王様万歳! ファシストの政治はお前を低脳にしちまった〜♪」

タスク「しかし、この店はクリスマスだっていうのに閑古鳥が鳴いてるな」
ユウ「ユウカ、店で女王陛下をアジるのをやめなさい」
ユウカ「だって、皇族批判したら右翼が怒鳴り込んでくるから」
ユウ「だからって、女王陛下を批判していいという話にはならないだろう」
ユウカ「でもダディ」
ユウ「ダディとか呼ぶのをやめなさい」

ユウ「知らないうちに娘がグレていた。これをどう思う」
タスク「いや〜、お前が知らなかっただけで、だいぶ前からあんな感じだったよ、お前とこの娘は」
ユウ「クリスマスだっていうのに、こんなところで体制にケンカを売って」
タスク「まぁ、ずっと不登校寸前だったからなぁ。
 クラスでもちょっと浮いてるみたいだし」
ユウ「ユウカ、お前、この間バルマーからの留学生にえらく気に入られたと聞いているが」
ユウカ「ダディ! ダディは、娘のお尻が可愛くないの」
ユウ「解答に困るような質問をするのはやめなさい」
ユウカ「ダディは、クリスマスに娘のお尻が引き裂かれてもいいの」
ユウ「そういうことをいうのをやめなさい!」
289それも名無しだ:2007/12/25(火) 08:54:09 ID:fvDV120j
>>288
ユウ、知らない間にって・・・・・・
きっと紅茶のことしか頭に無かったんだな。
290それも名無しだ:2007/12/25(火) 09:54:16 ID:fvDV120j
トゥルルルルル
咲美「もしもし」
レタス「フフフ、ああ咲美、レタスですけど」
咲美「あのさあ、電話に出たとたんそんな笑い声聞かされて、私はどうすればいいのよ」
レタス「ごめんなさい、実は本日からコロニーの母の実家に帰省するのでその連絡を」
咲美「ああー、そういえば実家は宇宙だって言ってたっけ?で、何でそんなに機嫌がいいのよ」
レタス「それは・・・・・・実は放浪中の父が明日からしばらく家に帰るそうなので」
咲美「まあたまにこの町で見かけるけどね。てかアンタけっこうファザコン?」
レタス「そんな事はありませんわよ!別に普通ですわ!」
咲美「いや普通じゃないって。その年で親が家に帰ってくるのが嬉しい子は、けっこうファザコン入ってるわよ」
レタス「まったく失礼ですわね。まあ、そんなわけでしばらく家にいませんので」
咲美「はいはい、そんじゃーねー」
翌日
トゥルルルルル
アーク「もしもし」
タスク「助けてくれ」
アーク「あのさあ、電話出たとたん助けも止められて、俺はどうすればいいんすか」
タスク「とにかく今からお前の家に行くからちょっと待ってろ!ガチャッ」
アーク「なんだよいったい?」

タスク「つまりだよ、レタスにクリスマスプレゼントってことで、必死こいてカジノで稼いでたんだけど
   ありったけ金かけてやってるところに、年末恒例の賭場荒らしが出てリアルに007してたらいつの間にか
   俺の有り金全部持ってかれてたってわけよ」
咲美「アホですか。そもそも娘のプレゼント代を賭場で稼ごうってのが卑しいですよ」
アーク「てか、やめましょうよ年末にそういうとこ行くの。雀荘でも時々人が死ぬのに」
咲美「いや、兄さんも日ごろからそういう所は出入りしないように」
タスク「いや、こいつは普段青空麻雀だぞ。タバコのにおいが嫌いなんだとさ」
アーク「いやだって、口にタバコ5本入れてそれをくわえても火傷しないとかいう事する人に散々煙かけられたら嫌にもなるっすよ」
咲美「二人の賭博録はもういいです。それよりマトモな話をしてください。というか何の用ですかホントに」
タスク「お前の会社で一日でもうかるバイトとか紹介してくれねえか?」
アーク「いや何でうち?自分の会社があるでしょ」
タスク「いやもう、あれとか部下任せで俺なんて社長って名前のオブサーバーだしさー。てか、むしろお飾りよ
   イカサマ王が社長やってるわけ分らん会社ってネームバリューで業界で恐れられてるってだけでさ。
   そりゃ金くらいさあ、ぽんってくれるけどなんか勝手に金が増える貯金箱から下ろすみたいでかっこ悪くね?」
咲美「カジノで娘のプレゼント代捻出する父親はかっこ悪いと思います」
アーク「てか、まじでどうすんすか?」
タスク「とりあえず町内回ってみるか」
291それも名無しだ:2007/12/25(火) 09:57:24 ID:fvDV120j
咲美「けっきょく町内を足で探すって事になったわけですけど、当てなんてあるんですか?」
タスク「当てとかあるのか?」
アーク「当てとかあるか咲美?」
咲美「二人には本当にガッカリよ!何この人達、ためらい無くこの寒いのに外に出て、当てなんてありませんって!マッチ売りの少女も
  まだマッチ売るって目的あるのに、この人達マッチの幻想にもすがれないわよ!」
タスク「いやそれバットエンドじゃん」
アーク「おいおい咲美、いい年こいて童話持ち出すの止めようぜ。勉強しない子にアリとキリギリスの話するお母さん見たいじゃん」
咲美「あんたらがいい年こいて子供みたいだからでしょうが!」
タスク「しっかし、マジでどうする?」
アーク「そりゃ金の話つったらあいつっしょ」

マーズ「は?何か金稼ぎないかって?やめてよもー、こっちはどっかのシングウジとか言うかいしゃが
   ひっどいインサイダーをヤクザぐるみでかましてるって、泣きつかれたから
   その裁判起こすのに、旅行とか行って予定詰まって忙しいんだからさー」
咲美「あんた何やってんのー!」
タスク「知りませーん。俺の部下が勝手にやりましたー。俺関係ありませーん」
咲美「それでホントに社長!なんかうちの兄さんでもいますぐ社長になって大丈夫な気がしてきたわ!」
マーズ「いやいや、代表の名前あんただしさー、ちゅーかさアンタの部下ってあんたの名前で
   商売してるから言い逃れでねーでしょ。だって、しゃちょー不在でも居ますって言うもんあんたの部下
   証拠集めてたら、あんたの名前がメールの履歴に出てくるしさー、これどうすんのよ?」
アーク「どうすんすかー」
咲美「なんで兄さんは平然としてるの?いやむしろ慣れてる!この状況に慣れてる!?」
マーズ「まじでどうすんの?2日前から調べてもう証拠挙がってるし、インサイダー取引とかけーじ事件だぜ」
タスク「2日も前なら大丈夫、お前が調べてるそれ、もう内々で処理してるはずだし」
マーズ「は?あ、でんわ・・・・・・ああ、お宅ね。へ、何?もうその話はいい?うちは何の被害にもあってない?いやいやちょっとさー
   何それ、二日前に泣きついてきたのあんたじゃん。は?うちの娘がこのままじゃナニ・・・・ソープ?いや知らねーってそんなの、って
   何で泣いてるのー、俺ロボットだからわかんないよ、ちょっとー!え、依頼料は成功ほーしゅうの分まではらうからこの話は無かったことって
   ちょっとねー・・・・・うわ切れたし」
タスク「ま、そーいうことよ。んじゃ暇だろ?仕事紹介してくんねー?」
咲美「汚っ!大人って汚れてるとかそんなレベルじゃないわよこの男!体の真ん中から腐ってるわ!」
タスク「成り上がりなめんな!ポケットマネーに綺麗な金なんざほとんど入ってねーよ!綺麗な金はレタスの教育費になってるし」
マーズ「あーもう、シングウジをやっとどうにかできるとおもったのにー。珍しくしっぽ見せたしさあ。
   普段は証拠とか探したり裁判したら、結局勝ってもこっちの損失が大きいからしないけど、今回はチャンスだったのに
   もう、あんたら仕事紹介するからさっさと帰ってよー。でどんな仕事がほしいのよ」
タスク「一日で1500万儲かる仕事」
マーズ「ガーガーガピー・・・・言ってる意味がわかんねー、CPUが処理してくんねー、ナニこのバンダナおじさん、俺もしかして壊れてる?」
咲美「大丈夫、あんたはまともよ。むしろこのオッサンが壊れてるわ。てか、賭場でどんだけ盗られたのよ!むしろその金額で何買うつもりよ」
292それも名無しだ:2007/12/25(火) 09:58:08 ID:fvDV120j
アーク「結局追い出されたっすねえ」
タスク「どうすっかねえ」
咲美「もうどうもしないでください。適当にバイトして服でも買えばあの子ファザコンだから十分喜びます」
タスク「いや生ぬるい!10年もほぼ放置した挙句、参観日のたびにお前の父ちゃんなんでこねーの?とか言われたせいで
   若干捻くれたツンデレに育った娘の心を癒すには、そんなもんじゃ足りねー」
咲美「そう思うならまず普段から家に帰ってください。てか、プレゼントは私とかでいいよもう!レタスなら喜ぶよ!」
アーク「俺が嫌だ。男が全身ラッピングされてる図なんてショタが限界」
タスク「俺も嫌だ。男が全身リボンでグルグル巻きなんて『こんなかわいい子が女の子のはずが無い』レベルじゃないと無理」
咲美「この二人シンクロしすぎ!もう嫌!兄さんがよく外出するようになって、
  だんたん変な性格になったなーって思ったけど貴方と一緒に居たんなら納得ですよ」
アーク「でもどうするんすか?そりゃちょっとなら金も貸せるけど1500万となるとちょっとポンって出すのは」
タスク「いや、借りるくらいなら会社から取り出すし。ん?そうだ会社のほうのつてってわけじゃないけど
   一人いたな、金関係でいい感じに儲け話持ってそうな奴」

ミツハル「はい、どなたですか?」
タスク「よっ!」
バタンッ
タスク「なっ!いきなり閉めるなよ!ほらお前のおばあちゃんの大好きな微妙な味のもみじ饅頭もあるぞ」
ミツハル「なんでうちのおばあちゃんが、もみじ饅頭好きって知ってるんだ!帰ってくれ!あんたとは二度と関わるか!」
咲美「アンタホントになにやってんのー!なんか今日一日だけでドン引きよ!
  もうバンダナ見るだけで引ける自信がついたわ!二度と私と兄さんに関わらないで!」
タスク「ははは無駄無駄!だって俺達」
アーク「マブダチだし!」
咲美「もうあんたら二人でマブダチ・オルタネイティブって感じに異世界行ってください!」
アーク「やだグロイし」
タスク「あんまエロくねえし」
ガチャッ!
ミツハル「いや、それでも熱い主題歌と、吉成作画のシーンのカッコよさは見所だと思うね!」
咲美「ええー!何でそれで出てきちゃう!ファンなの!好きなの!エロゲーですよ!」
ミツハル「ち、違う!ただJAMの主題歌と吉成鋼さんが好きなだけだ!本編なんてやってない!」
アーク「最終決戦に主人公が移動砲台はねーよなー」
ミツハル「いや、あれはあれでまさに最終兵器と言うカッコよさが・・・・・・って、しまった!」
タスク「まー、確かに面白いよなあアレ。ところで、お宅のお孫さんがこんなゲームしてますよーっておばあちゃんの前でプレイしていい?」
ミツハル「やめろー!ま○もちゃんのシーンでおばあちゃんの心臓が止まる!てかあそこは引いたよさすがに!
    あーもう、どうぞお入りください、てかむしろ入れ!中でじっくり話し合おう」
293それも名無しだ:2007/12/25(火) 09:58:59 ID:fvDV120j
ミツハル「それで、つまり一日で1500万もうかればいいわけですか。分りましたよ。実はうちの会社の前に
     なぜかヤクザの事務所が建って、社員が迷惑してるんであれを立ち退かせてください。そしたら1500万円
     くらい出しますよ。まあ、出来るんでしたらですけど」
タスク「もしもし?イスルギの食料部門のイスルギフードの前のお前の事務所どっかどかしてくんね?
    え、あの土地はもう俺のもんだって?いや頼むよ代わりに、デパート建てるから。管理は任せるしさ。
    お、いいって!ありがと、んじゃーな。ってわけで1500万くれ」
ミツハル「お前かぁぁぁぁぁぁぁぁ!お前が立てたのかあのヤクザの事務所を!」
タスク「いや、地球圏に事務所立てたいってギャンドラー組みのガデスっておやっさんが言うから
   まあちゃんと立ち退いただろ。てなワケで金くれ」
ミツハル「無茶苦茶だこいつ!頼む4本足のロボットを呼べ!このアホの犯罪録を二人で暴こうと言えば応じてくれる!」
咲美「さっきマーズのところには行きました。たぶん無駄です。生粋の犯罪者に法律でどうこうとか考えちゃいけないってのを見ました」
アーク「社会って理不尽だよなー、おっと」
ガシャーン!
ミツハル「ええぇぇぇ!おばあちゃんのつぼが!どうやったらそこでおっとってなるんだよ!
    足元に何も無い所で、無造作に壷掴んで落とすってナニ!社会よりおまえの存在が理不尽だよ」
アーク「これはーそのー、あれだよ、壷が下に敷いた布に跡がつくほど長い間棚の上に置かれていて
   あんまりに不憫だったから、ちょっと解き放ったんだけど、解き放ちすぎてちょっと地球の引力ってのを
   体感しちゃって、その喜びを一人じゃ受け止めきれないから増えちゃったんだって」
ミツハル「増えてない!パーツは増えたけど質量は増えていない!てか落とした言い訳がそれ!?」
タスク「地球の引力じゃあしょうがねえな。シャアでもどうしようもないんだぞ。せめてサイコフレームとアムロが無いと」
咲美「どうしてこう二人で居ると頭が良く回るのかしら」
ミツハル「もう君ら帰って!あと金はやらんぞ!」
タスク「えー、そりゃないだろ」
ミツハル「ほとんど自作自演みたいなもんじゃないか!訴えるぞ!」
タスク「たくっ、裁判めんどーだしまあ、いいか。なら仕事紹介しろよ」
ミツハル「わかったよ!ほらこれ、ゾヴィーグのお偉いさんがペットが逃げたから捕らえて欲しいそうだ。賞金は1000万。
   あんたなら残り500万くらいふっかけられるだろう!」
タスク「ほんじゃ行くか。じゃあまたくるぜ」
ミツハル「二度とくるな!」

咲美「なんで兄さんあんな事したのよ。壷をいきなり落としたりして」
アーク「だって、あいつそろそろブチ切れそうだったし、金払う気もなさそうだし、
   部屋の外に土足の足音がしたからたぶん特殊部隊が入ってくる直前だったな、ありゃ。
   そろそろマジ切れしたアイツに俺達消されそうな感じになってたし逃げる機会を作ったんだよ。わかんなかったか?」
タスク「良くやったな。まあお前がやらなくても俺が何かしてたけど」
咲美「分んない!この人と居るときの兄さんがすっごく分らない生き物に見える!」
294それも名無しだ:2007/12/25(火) 09:59:35 ID:fvDV120j
タスク「つーわけで、ペット探しに来ました」
メキボス「ああ、ありがたい。いやもう、うちの弟が騒いでしょうがないんだよ。ガーちゃんが逃げたって」
アーク「ガーちゃんっすか、でそれ見つけりゃいいんすよね」
メキボス「ちょっと違うな。居る場所は分ってるんだが、捕まえられないんだよ」
咲美「何かすっごい地雷臭がしてきたんだけど」
ウェンドロ「兄さん!ガーちゃんが来たよ!」
ズドンバキバキバキ
咲美「ナニこの地響き、地雷どころか戦場ど真ん中じゃないの?」
ガーちゃん「ゴアーッ!」
メキボス「小型の宇宙怪獣・合体怪獣のガーちゃんだ」
アーク「咲美ガンバ!」
タスク「期待してるぞー」
咲美「私ぃ!何でここで私!普通あんたらが体はる場面でしょ!」
アーク「いやほら咲美怪力だし」
タスク「レディーファーストとかって事でどうだ?」
咲美「あんたら揃いもそろって散々よ!てかナニよこれ!どうしてこうなるの!むしろ何で逃げるのこれが!」
メキボス「いやあ、何ていうかちょっと鍵の閉め忘れで」
咲美「この凶暴な怪獣の檻の鍵を閉め忘れれる神経を疑うわ!」
メキボス「まあそれはほら、事故は誰にでもあることだし。そういうのを強い意思で打ち破る地球人に俺はとても感動した事があるんだ」
咲美「ならそれに習ってあんたがやれ!」
メキボス「いや、基本ゾヴォーグの人間って戦争から炊事洗濯までバイオ兵任せで貧弱だし。機動兵器を使うと傷つけるかもしれないしさ」
咲美「捕まえる人間が傷つきます!」
メキボス「いや大丈夫だって、小さい固体だし」
ウェンドロ「でも兄さん・・・・・昨日は40人ほど・・・・」
メキボス「こら、黙ってろ」
咲美「今の黙ってろって所がすべてを物語ってるじゃない!てかもう嫌!こんな不細工ペットにするのがおかしい!」
ウェンドロ「いやほら、この辺とかかわいくない?」
咲美「それが可愛いと思えるフェチズムを地球人に求めるなこの■■■■■野郎!」
アーク「下品だなー咲美」
咲美「もし目の前にこんな怪獣がいなけりゃ、まず兄さんの首を捻ってるところだわ!」
メキボス「ちなみに賞金は昨日から引き上げられて1500万円だ。頑張ってくれ」
タスク「おっしゃ、目的の金額に届くぜ!」
アーク「頑張れよー」
咲美「あーもうやってやるわよ!いつの間にか怪力になってた私がやってやるわよもう!」
ガーちゃん「あー」
カプッ
タスク「あ、食われた」
アーク「え、いやいやマジで、どんなバットエンドだよこれ」
295それも名無しだ:2007/12/25(火) 10:00:27 ID:fvDV120j
メキボス「大丈夫。死ぬことはありえないから」
タスク「どういうことだ?」
ウェンドロ「ほら」
ヌチャヌチャ、ヌメヌメ
咲美「きゃー!ちょっとナニこれ!何か粘ついて絡みつくけど、・・・・ああっどんどん気持ちよく・・・・」
メキボス「宇宙怪獣STMCはもともと知的生命体を滅ぼすためのもの。そしてあれは変り種でな、
    あの口の中の凄まじい気持ちよさで、思考を奪い知的生命体を堕落させ、自然に滅ぼそうとする
    恐ろしい物だ」
ウェンドロ「昨日も40人以上が骨抜きにされて、ゾヴォーグの大使館が機能しなくなりそうだったりで大変だったんだよ」
メキボス「これは小型だが大型のこいつがもしも数十体で惑星を襲ったら、その惑星の文明は滅びるだろうな」
アーク「うわ、リアルに怖!」
タスク「何か俺の知ってる宇宙怪獣とちがうけどな」
メキボス「宇宙は広いからな」
咲美「そんなことより!ああん・・・・助け・・・・んんっ・・・・」
タスク「もう少し見とくか?」
ウェンドロ「いいよ、この手のは見飽きたし、あの地球人まな板だから」
アーク「んじゃ、頑張って捕まえるか」

タスク「で、まあ普段から不死身補正とかでいろいろと便利なアークが上手いことおとりをして、
   俺が罠にかけて見事ガーちゃんはつかまりましたっと」
咲美「私は・・・・何かする必要あったの・・・・」
ウェンドロ「サービス要員?まあまな板だけど」
咲美「もしも・・・・恨むことで人がどうこうできるなら、こいつを今すぐあの怪獣の口にぶち込みたいわ」
メキボス「むこうでシャワーを浴びるといい」
咲美「どうも・・・・・・」
メキボス「一回300円な」
咲美「ええ!なんで金取るの!海水浴のシャワー!?てか1500万円もぽんと払うくせにナニよそれ!」
メキボス「それはそれ、これはこれ。分別つけるのが大人だ」
タスク「おう、そのとおり。で金は?」
メキボス「ほら小切手だ」
タスク「確かに本物だな。んじゃあ、咲美が出てきたら行きますか」
296それも名無しだ:2007/12/25(火) 10:01:34 ID:fvDV120j
咲美「もういやー、クリスマスにこんな扱いもういやー・・・・私汚れちゃったよー」
アーク「俺を咲美ブリーカーでブチまけた事がある時点で汚れじゃねーの?」
咲美「今日の兄さんの頭の回り方もいや!何でこのおじさんといるとそんなに頭が回るのよ
あと、今日の私の役の大半は普段兄さんがやるやくでしょ!何で今日に限って全部私なのよ!」
アーク「さあ?」
タスク「まあ金も出来たし、目的のものを買って空港行って・・・・あれ、チケットがねえ」
アーク「何やってんですか」
咲美「どうするのよ。クリスマスの帰省組みで今頃宇宙への便なんて取れないわよ」
タスク「となると運び屋に頼むか」
咲美「運び屋?」
タスク「えっと、もしもしマーズか?おい切るな切るな!いーから聞けよ
    お前の親父を呼んでくれ。え、紹介料払えって?10万?
    わーったよ、今度振り込んでやるっと」
咲美「改めて思うんだけど、10万円を後で払うってぽんと言える人に、私達はお金の事で振り回されたのよね」
アーク「主に振り回されてたのはお前だけどな」
タスク「さてと、あいつ慌ててたから日本円で10万って言ってねーし、後で10万分振り込んどきゃでいいか」
アーク「分?」
タスク「100分の1人民元の事。ちなみに1元今いくらかしらねーけど17円くらいだったはずだぜ」
アーク「つまり・・・・・32万8千円?」
咲美「違う!兄さんどんだけ計算弱いのよ!むしろどんな異次元計算したの!?1万7千円よ!
  てかおじさんもどんだけ鬼畜なの!私はてっきりただのギャンブル狂いの家出親父だと思ってたのに!
  てかおじさんが家出してて良かったわよ!あんた家に居たらレタスがどうなっていたか!」
タスク「その分アークがこうなりました」
咲美「orz」

カズマ「ういっす。マーズから連絡があったけど、なんか運んでくれって仕事だって?」
タスク「おう。娘と嫁へのプレゼント。意地でも届けねーと」
カズマ「そういうことならお安い御用。で報酬は」
タスク「ほら・・・・こいつだ」
カズマ「これは・・・・・超高級ソープ「バラルの園」のタダ券。それも10枚!」
タスク「一枚20万の券だぜ。自分で使うもよし、売るもよし、好きに使いな」
カズマ「おっしゃ!いっちょ行くぜ!」
咲美「大人って・・・・」
アーク「いや、あんなもんだろ」
297それも名無しだ:2007/12/25(火) 10:02:55 ID:fvDV120j
レタス「ふう、お父様はいつ帰ってくるかしら」
レオナ「まあ、自由奔放な人ですからギリギリに帰ってくるんじゃないのかしら?」
レタス「そうですか・・・・」
レオナ「だから家の中で待ちなさい。コロニーの中がいくら地球よりあったかくても、季節に合わせて今は冬の気温に
   してあるんですから」
レタス「いえ、もう少しだけ」

レタス「ハア・・・・いつになるんでしょうね。でも本当に帰ってくるんでしょうか。
   最近はまた連絡が取れませんでしたし・・・・・・もし怪我とかしていたら。それに浮気とかも!」
タスク「おいおい、酷い言われようだな・・・・。頑張って帰ってきた父親にそのセリフかよ」
レタス「父さん!」
タスク「いやー、危うく今日中につかねーところだったぜ。プレゼントの用意に手間取ってさあ」
レタス「プレゼント・・・・・ですか?」
タスク「母さんには今年で磁器婚式だしこの古伊万里をんで、お前にはこいつだ」
バサッ
レタス「ウエディング・ドレス・・・・・・・・私に・・・」
タスク「お前を幸せにしてくれる誰かと結婚するとき、そいつを着てくれ。そうすりゃ俺も大満足さ」
レタス「父さん・・・・ありがとう」
タスク「おーい、なーに泣きそうな顔してんだよ。ほら家に入ろうぜ。俺腹が減ってんだよ」
レタス「はい!」

アーク「感動的だなー」
咲美「その裏であったやり取りの数々を見てきた私は、どのタイミングで感動すればいいの?」
タスク「ははは、悪かったな!」
咲美「え!家に入ったんじゃ」
タスク「ちょっと忘れ物って言ってさ。お前らには今日はいろいろ迷惑かけたな」
アーク「いやいいすよ別に」
咲美「いや良くない。絶対良くない。だいいちなんで私達がここまで連れてこられたんですか」
タスク「ちょっと耳かせ咲美」
タスク(今日はこの後1時間後に人口雪が降るらしいぜ。それからカズマには2時間後に出発するように言ってある
   ホワイト・クリスマスにアークとデートってのも悪く無いだろ短いけど)
咲美「なな!なんで!てかえええ!」
タスク「いや、年取るとわかるもんよ。誰が誰とどうだとか、誰が誰をどうだとか」
アーク「?なんすかそれ」
タスク「お前ら仲良くしな、て話だ。おっと、しかしこのままだとレラに俺かお前が刺されるかも」
アーク「???」
咲美「兄さん行くわよ・・・・・・もう、今日は遊びつくすわよ!」
アーク「お、おう」

ごめんなさいごめんなさい、先月クリスマスにタスクとレタスで書くとかいったくせにこんな内容でごめんなさい。
後、別に咲美の事はきらいじゃないよ。
298それも名無しだ:2007/12/25(火) 15:48:46 ID:ixjKvR3H
GJ!
読んでる途中からタスクがどんどん八房絵に変換されてく俺はもうだめかも知れんw
299それも名無しだ:2007/12/25(火) 16:23:22 ID:3WcBJcqy
クソワロタw
300それも名無しだ:2007/12/25(火) 19:32:09 ID:W7+oY8Ra
クリスマスの朝
トウキ「んあ……」ムニュ
トウキ「むにゅ…?」
クスハ「ん〜ブリットく〜ん…」
トウキ「ほへ??」
クスハ「……トウキ君……?」
トウキ「く、クスハさんっ!?」
クスハ「あ、あの、その…(ポッ」
トウキ「と、とにかく落ち着いて下さい、ちゃんと下着まで来てますからお互い!!」
クリハ「トウキ君!!どういう事!?」
トウキ「クリハ…こ、これはだな…(覚えてない…どうしよう…」
クスハ「……」
トウキ「クスハさんも黙ってないでなんとか…」
クスハ「うふふっあはははっ…トウキ君の慌てっぷり…ブリット君みたい、あはははっ」
クリハ「あはははっ、おかーさんもうちょっと我慢しててよ〜もぉ〜」
クスハ「だって…」
トウキ「??????」
ブリット「二人にはめられたんだよトウキ君(ニヤリ」
トウキ「え〜orz」
クリハ「もう少し慌てさせたかったのにぃ…」
ブリット「オレの出番も無くなったしな」
クスハ「だったら、今度やる時に…」
トウキ「いや、次は勘弁してくださいorz」
301それも名無しだ:2007/12/25(火) 22:06:29 ID:DmZ/kcdS
>咲美「てかおじさんが家出してて良かったわよ!あんた家に居たらレタスがどうなっていたか!」
>タスク「その分アークがこうなりました」
>咲美「orz」


ここのやり取り、こないだのM-1決勝に匹敵するくらいワラタw
302それも名無しだ:2007/12/25(火) 22:07:52 ID:XGOuyHWB
青年時代

クリハ「今日は楽しかったよトウキ君」
トウキ「よかった。ところでクリハ」
クリハ「何?トウキ君」
トウキ「あのさ、俺達…別れないか?」
クリハ「…え?」
トウキ「俺達もう別れようかと思うんだ」
クリハ「何で!何でいきなりそんなこと言うの?私何かトウキ君に嫌なことした?」
トウキ「そんなことない。ただ俺たち、このままじゃよくないよ」
クリハ「何でよ!嫌だよ、別れたくないよ」
トウキ「…離せよ」
クリハ「ぴったりだもん…離れられないよ」
トウキ「…クリハ、わかってくれよ。じゃあな」
クリハ「あ…トウキ…くん…」
303それも名無しだ:2007/12/25(火) 22:08:48 ID:XGOuyHWB
数ヶ月後
クリハ「久しぶりミナト君。元気だった?用事って何?」
ミナト「兄貴がクリハにって」
クリハ「何これ?手紙?」
ミナト「兄貴、自分が病気だってわかってから、ずっとクリハのこと気にしてたから」
クリハ「え?」

ごめん、別れの理由、うまく言えずに傷つけたな
泣かないで強く生きてほしい、本当はお前をずっと守りたかったよ
ありがとう、クリハといた日々俺は、誰より幸せだったから
お前の幸せを俺は祈ってるよ
ずっと―

ミナト「じゃあ、俺はこれで」
クリハ「トウキ君…トウキくーーーーん!」



アオラ「っていうの、どうかな」
ラッシュ「色々まずいから本気で止めれ」
304それも名無しだ:2007/12/25(火) 23:51:15 ID:C1ZKIcw4
アーク「クリスマスも終わったし、次は大晦日か

    レラはなんか予定とかあるのか?」
レラ「ううん、特には」
アーク「じゃあ、ウチで過ごさないか?」
レラ「アークの家で?」
アーク「そう、ウチで。蕎麦食って、その後初詣行ってさ」
レラ「でも……」
アーク「レラと、お前と一緒に新しい年を迎えたいんだ」
レラ「アーク……」


こっから現実

アーク「クリスマスも終わったし、次は大晦日か

    そしてその次は正月、正月ったら姫はじめ」
レラ「ハ……?」
アーク「全くなんだよ、姫はじめってよぉ……。俺なんてまだ筆も卸してねぇのに」
レラ「あた…ま……わい……る?」
アーク「誰か俺の筆で書き初めしてくれえぇぇぇぇぇぇぇ」
レラ「すこし……、あた……ま…冷……そ…うか……」
305それも名無しだ:2007/12/26(水) 00:32:35 ID:PGGtPr9k
ふと、誰の筆が大きいんだろうと思ってしまったさ〜orz

背後霊『オレのよりは大きくしてないからb』
クォグレー「……やれ」
ディストラ「はいはーい♪」
306それも名無しだ:2007/12/26(水) 01:02:18 ID:OH1TJhFg
ゼラド「アーク君て…」
アーク「なんだいマイスィート?今日もイチダンと良いボイn
ゼラド「…下品だよね」
アーク「(グサッ)」


トウキ「…ノスフェラトゥのアークも精神攻撃には弱いのかよ」
クリハ「ゼラドって結構潔癖だしね」

アーク「……orz」
咲美「ごめん兄さん、フォローできない。する気も起きない」
レラ「………」
レモン「何こいつ?廃人になったの?実験に使っても良い?」
ゼフィア「やめんか。まだ問題を起こしたりないのか」
レモン「なによ、校則に『人体実験禁止』とは書いてないじゃない」
ゼフィア「人道の問題だ!」
アーク「先輩!教えてくれ!俺は下品な奴なのか!?」
レモン「イグザクトリィ」
アーク「即答かよ!?」
レモン「ええ、その煩悩をこっちの老けた顔した歩く理性に分けてやって欲しいくらいに」
ゼフィア「大きなお世話だ」
スレイチェル「(…レモン博士、キミの実験で精神融合は可能なのかね?)」
レモン「(あいにく検証すべきデータが不足してるのよ。十中八九精神崩壊ね)」
スレイチェル「(ヴィルベル…)」


アーク「……orz」
307それも名無しだ:2007/12/26(水) 03:18:30 ID:ZjnEI2O5
ハザリア「あーえらい目にあった」
ミナト「ディストラさんが泣きながら飛び回ってたらいつのまにか秋葉にいて
    しかもAKIBA48がゲリラライブやってるところに出くわしてなかったら
    つまらないクリスマスになってたな。」
ハザリア「というかAKIBA48見ていたのお前とマリっぽいのだけだろう。
     しかし、くそ。よりにもよって俺が最下位だったとは・・・」
ミナト「初期版ながら人生ゲームがあるあたりディストラさんの中というか中の人たち
    も準備いいよな、こたつ暖かかったし。」
ハザリア「何はともあれ、そろそろだな。」
ミナト「ああ、じゃ、俺ん家こっちだから。」
ハザリア「ふん、車には気をつけるがいい」

なんとなくディスレ部に飛ばされた二人のその後の事を書いてみた
308それも名無しだ:2007/12/26(水) 10:14:33 ID:9QPgN+hJ
アーク「ふは……ふはははは……」
咲美「どうしたの? 頭おかしくなった?」
アーク「ふはははは! このアーク・アルトリート、いくら言葉責めにあおうが泣かない、負けない、くじけない!
    負けないでもう少し、最後まで走り抜ける! いくら凹んでも踏まれても麦のように、その度に強くなる!
    むしろもっと、言葉責めして下さい! ヘイ! MOTTOMOTTO!」
レラ「麦…言う…か…ゴキ…リ……」
咲美「頭に触角もあるしね」
アーク「触角違う! あほ毛!」
咲美「あほ毛二本もあるってことは、人より二倍あほってことね」
アーク「人より半分くらいしか胸ないやつに言われたくないっす」
咲美「今胸関係ないでしょ!」
アーク「あるね、大有りだね! 俺はいっつも咲美のおっぱいのこと考えてるから関係あるもんね!」
咲美「な……! 何意味わかんないこと言ってるのよ!」
レラ「うら…ましい……」
ゼラド「え? どこが?」
309それも名無しだ:2007/12/26(水) 16:05:07 ID:jVRUeuzN
猫の生体

猫はいつもぬるぽします
その後鼠をがっ!します
ルナ「ふむなるほど」
キャクトラ「どうしれました?姫様」
ルナ「姫様と呼ぶでない!(呼び捨てでかまわんというに)」
キャクトラ「え?何か言われましたか?」
ルナ「なんでもない!帰るぞ」
キャクトラ「はっ!」

帰宅

ルナ「じぃぃぃぃ」
アル「にゃ?」
ルナ「じぃぃぃぃ」
アル「にゃにゃ?」
ルナ「じぃぃぃぃぃぃぃぃ」
アル「にゃ!」
ルナ「むぅぅ、ぬるぽなどしないではないか!
キャクトラ!キャクトラ!」
キャクトラ「はい姫様ただいま!」
ルナ「姫様と呼ぶでない!この本始末しておけ」
キャクトラ「はい(何々?猫の生体?著者:ユーゼ=アキスケン?まさか!?)」
また夜に続きを書く
310それも名無しだ:2007/12/26(水) 18:37:55 ID:OH1TJhFg
>>309
…なんで姫様って呼んじゃいけないんだ?
311それも名無しだ:2007/12/26(水) 20:44:05 ID:edARfUg+
>>309
書いてから落とせよ
312それも名無しだ:2007/12/26(水) 20:57:01 ID:eryjwkiW
>>310
他人行儀だと思うからじゃね?
まあ確かにいきなり名前で呼べというのは違和感あるが
313それも名無しだ:2007/12/26(水) 22:16:08 ID:GimKnn+1
遅くなったが>>309続き
???「それも私だ」
キャクトラ「何奴!!」
???「久しぶりだなしっと仮面2号」
キャクトラ「む、貴様は嫉妬の父!またしても現れたか!!俺はあの時の俺とは違う!!」
嫉妬の父「フフフ・・・同じだよ、お前の心にはいまだ嫉妬の炎が燃え上がっている、感じぬか?」
キャクトラ「感じん!」
嫉妬の父「好きな女を名前で呼ぶこともできないお前が何を言おうと説得力などない」
キャクトラ「・・・」
嫉妬の父「さぁその本を閉まっておけ嫉妬の炎を燃やすにはそれが必要だ」
キャクトラ「ちょっと待て、この本猫の生体だぞ?」
???「ククク・・・この早とちりめ!」
???「それは我々が書いた猫本ではないか!」
嫉妬の父「・・・間違えてしまったのも私だが反省しない」
キャクトラ「その二人とこの仮面まさか!」
ユ・シ・マ「それもびんぼーずだ」
キャクトラ「やはりあんた達か、俺に何か用でもあるのか?」
ユーゼス「猫の生体を返してもらおうとおもってな」
シュウ「ククク・・・間違えて出版してしまったんですよ」
マサキ「このしっと仮面’Sとな」
キャクトラ「・・・、少し拝見させてもらおうか(何々・・・嫉妬心は親心?)わけがわからないが?
      それと間違えて出版したことに今気づいたろ?」
ユーゼス「・・・どうやら我らの仲間に引き入れるのは無理なようだな・・・」
マサキ「だから最初から言ったのだ、こいつは嫉妬心を忘れた腑抜けだとな。だが反省するなら許してやらんこともない」
シュウ「ククク・・・それに図星を突かれていますよ、明日から回収が大変ですね」

???「待てぃ!」
キャ・ユ・マ・シ「誰だ!」
イングラム「こんなところに居やがった」
ディストラ「はいはい、あなた達の悪の本ごと食べちゃいます、胸部開放☆」
ユーゼス「また我らの」
マサキ「富豪への道が」
シュウ「閉ざされてしまいましたね」
ユ・マ・シ「うわぁぁぁぁぁぁぁ」
キャクトラ「さすがディストラさんだ、あの悪霊を意図も簡単に取り込んでしまった」
イングラム「よくやったぞ」
ディストラ「元ご主人に褒められてもうれしくありませんね・・・、キャクトラ君こんな奴らの言葉を真に受けては駄目ですよ?」
キャクトラ「はい。」
ディストラ「あなたの想いは、ヴィレアム君同様、いつか想い人に届きますよ。できることから少しずつです☆」
イングラム「まぁお前の想いは届かないがな、所詮あいつの乗り物だし」
ディストラ「・・・胸部開放・・・」
イングラム「あっ!そこは駄目、駄目ですぅ。いやぁぁぁっぁぁぁ」

キャクトラ「ディストラさんありがとうございます、俺少しずつでも頑張りますよ」
ディストラ「はい!それじゃおやすみなさ〜い」
キャクトラ「できることから一つずつか、姫様じゃなくてルナ・・・さま、で・・・いいよな?(昔のように呼びたいけど・・・やっぱり・・・)」

翌朝

キャクトラ「ルナ様!アル殿!朝ご飯ですよ」
ルナ「今行く!(ふふん、やっと姫様は止めてくれたか。それでも昔のように呼んでくれないな・・・)」
アル「にゃ!」
ルナ「行くぞアル。せっかくご飯が冷めてしまう」
アル「にゃにゃ!」

>>310
ルナは姫様と呼ばれるのがイヤだという設定にしてある

>>311
すまない
314それも名無しだ:2007/12/26(水) 23:31:08 ID:xHzQCKgL
そんな設定いきなり出されても
315それも名無しだ:2007/12/26(水) 23:42:03 ID:FeTJDa3O
キャクトラが胸部解放しているディストラと一緒にいるところをルナが目撃して、
激しく動揺しつつも「じゃ、邪魔したな……」などと引っ込んで行き、
キャクトラが慌てて追いかける

という展開を幻視した。
316それも名無しだ:2007/12/27(木) 00:09:51 ID:9eXf6lPC
>>270
の酔っ払いゼラドの勝手に続き

ゼラド「・・・う〜・・・・」
イングレッタ「まだ二日酔いが続いてるの?」
ゼラド「・・・・・・・・ねぇ、グレちゃん」
イングレッタ「?」
ゼラド「お兄ちゃんはいつもどんな風に戦ってるの?グレちゃんは・・・知ってるよね」
イングレッタ「私とクォヴレーは普段は別々に行動しているのだけど・・・何回か見たことはあるわね」
ゼラド「・・・いつも楽勝なの?どんな相手も簡単に倒せちゃうのかな・・・?ディストラお姉ちゃんとイングラムさんがいて、なんでもないって顔してカッコよく勝っちゃうのかな・・・?」
イングレッタ「すぐ終わるときもあれば、命がけになるときもある」
ゼラド「・・・・・・・・・」
イングレッタ「・・・・・・・・」
ゼラド「・・・そうなんだ。・・・バカな事聞いてるよね、私って」
イングレッタ「・・・そうね」
ゼラド「・・・・・・・・ねぇ、グレちゃん」
イングレッタ「なに?」
ゼラド「もし私がお兄ちゃんに、『もう戦いになんて行かないで、ずっと傍にいて』っていったら、どうするかな・・・」
イングレッタ「さあ」
ゼラド「・・・・・・・・・」
イングレッタ「きっとクォヴレーは・・・困るでしょうね。私でも、すごく困る。多分」
ゼラド「・・・・私、今、すごく酷い事聞いてるよね」
イングレッタ「・・・そうね」
ゼラド「・・・ごめんね」
イングレッタ「構わない」
ゼラド「・・・ごめんね」
イングレッタ「悪いと思ってるなら、その顔を拭いてもらいたいんだけど」
ゼラド「うん・・・」
イングレッタ「弱さを見せてもらえるくらいには信頼されてる、という事かしら?」
ゼラド「・・・え?」
イングレッタ「独り言」


なんか欝でスマソ
能天気なだけじゃないという事で勘弁
317それも名無しだ:2007/12/27(木) 00:15:16 ID:e47ajoop
この程度で不快感を覚えられるとはな・・・やっぱ議論板の方がよかったか
邪魔したな、もう本スレには書かないことにするわ
318それも名無しだ:2007/12/27(木) 00:28:47 ID:uMC6AQIY
>>317
なんでそんなに偉そうなんだ?
319それも名無しだ:2007/12/27(木) 10:38:14 ID:+2uILf0s
>>317
何があったんよ。
320それも名無しだ:2007/12/27(木) 11:39:53 ID:elbsL1Pq
>>316
ゼラドが沈んでるって珍しいな…

>>319
そっとしといてやろうよ
321それも名無しだ:2007/12/27(木) 13:48:00 ID:fLbaLye+
>>317
もう来なくていいよ^^
322それも名無しだ:2007/12/27(木) 14:01:35 ID:Zrd5eEwc
書き手に問題が全くないとは言わんが最近は見る側の態度もよろしくないキガス


と、外伝の空気な彼のサプライズ参戦に狂喜した俺が言ってみる。
323それも名無しだ:2007/12/27(木) 14:07:42 ID:Ez6ITVws
まだ買ってない俺だっているからネタバレはやめてくださいな
受験だから買えねーよチクソー
324それも名無しだ:2007/12/27(木) 14:10:14 ID:g7jZ1Ca6
外伝楽しいのはわかるがネタバレは自重してくれm(_ _)m
325それも名無しだ:2007/12/27(木) 14:35:53 ID:BCaltx/4
ネタバレな流れをカットするべく電波を投下

最近

父:イングラム
母:ヴィレッタ
長女:アヤ
長男:ライディース
次男:リュウセイ
次女:マイ

なSRXチームが頭から離れん。(爆

あとSHO版の如く人が良いせいで気苦労の絶えないイングラム父さんに親切心(ここ重要)で『汁』を勧めるミズハさん家の娘さんと
効果の高さを知っている&実際に疲れているために断れないイングラム父さんも(核爆
326325:2007/12/27(木) 14:41:53 ID:BCaltx/4
すまん、誤爆したorz
327それも名無しだ:2007/12/27(木) 15:03:44 ID:tGXHAoI7
レタス:レオナをひとまわり小さく細くした感じ
ユウカ:顔立ちはユウ似で、あとはカーラがやさぐれた感じ
ミツハル:ニブハルをへなちょこにした感じ

こんなふうに思ってるけど、いかがか
328それも名無しだ:2007/12/27(木) 16:36:41 ID:gkKOBbTU
俺の脳内では、なぜかレタスが縦ロールになってる
329それも名無しだ:2007/12/27(木) 16:55:13 ID:9eXf6lPC
お嬢様=縦ロール
古き良き伝統だと思う
330それも名無しだ:2007/12/27(木) 18:57:25 ID:P7PCGs6A
縦ロールと聞いて、某テニスの蝶の婦人を思い出した。

>>322
同意。でもこういう意見は議論板で。
331それも名無しだ:2007/12/27(木) 18:59:38 ID:KlqejdQm
>>325
Nice cut.wwww

まぁそのクスハの娘さんクリハが久保に同じ事してそうだけどw
332それも名無しだ:2007/12/27(木) 20:03:53 ID:JVM5qWvI
ふむ つまり芸人が叩かれる芸をやってブーイングしたら観客の態度が悪い、と
誰彼構わず叩かれてるならまだしもなあ
333それも名無しだ:2007/12/27(木) 21:04:00 ID:gkKOBbTU
>>332
ブーイングの場は別に用意されてるから、できる限りそちらで、って事だろ。
ところで議論板で、OG外伝のネタの解禁は発売から一月後って提案が出てるけど、それでOK?
334それも名無しだ:2007/12/27(木) 22:56:09 ID:Ez6ITVws
ロボゲ板的にはそれでありっぽい

ラミア「だから私の仕事はなかったとかいうことは伏せておけ」
レイナ「そうなんですか先生!?」
ラミア「毎回答案を盗んでおきながら満点をとらないお前に知る資格はない」
アクア「いいんですか!?教師としてその発言!?」
ラミア「最初からオファーすらない貴方にも言われたくなきにしもあらずでございます候う」
アオラ「本当はどうか知らないけど言わないでよ?もし言ったらディストラお姉ちゃんにお仕置きしてもらうよ?」
335それも名無しだ:2007/12/27(木) 23:44:00 ID:9eXf6lPC
OG学園のテストはきっと

その一、テスト盗難大いに結構(先生方の目をかいくぐり答案を見つけ出す能力を評価)
その一、テスト中の精神コマンド、ニュータイプ能力使用を奨励(他の生徒の迷惑にならない場合に限る)
その一、テスト中頭部を破壊されたものは失格となる(監督官含む)
その一、天才技能持ちは通常問題+特別問題(技能を生かせていないと判断されるものは除外する)
その一、平均点の半分に満たないものは赤点とする(問題用紙捜索中に教師に捕まったものは点数を問わず赤点とする)

的なこの世はサバイバル白か黒か行く道は一つだけなテストに違いない
336それも名無しだ:2007/12/28(金) 00:14:14 ID:y7PSUfT2
第二世代、成績順位はどんな感じなんだろうな

能力『だけ』見れば優秀そうなのが揃ってそうだが
中には天才持ちで真面目なのに何故か点数につながらない某眼鏡さんとかいるけどw
337それも名無しだ:2007/12/28(金) 01:04:32 ID:ZMVBuu2Y
2年生だとルナ、シュウヤ、クリスあたりがトップクラスかな
ヴィレアムやキャクトラはどの教科もまんべんなく出来るんだけど、トップは取れないって感じ

3年生はイルスやミィは普通なんだけど、レモンは理数系無敵、スレイチェルは天才、ゼフィアも努力でいい成績とってる気がする
338それも名無しだ:2007/12/28(金) 08:22:59 ID:hu0OYawi
1年はルルが優秀、ラッシュが理科だけ、アオラは並って感じかな

1年キャラをサルベージ追加して欲しいような気がしたが黙っておく
339それも名無しだ:2007/12/28(金) 09:18:21 ID:pAjafSv2
アオラは要領よく良い点を取ってる気がする。
ゼラドはどうだろ?
340それも名無しだ:2007/12/28(金) 10:46:00 ID:UoA2gVfo
今さらなんだけど、シュウヤが頭いいとこって見たことないような気がするんだ
もしも、万が一にだよ、見かけ倒しってことは……
341それも名無しだ:2007/12/28(金) 11:17:01 ID:pAjafSv2
ハザリアの成績とかどうなってるんだろ……
342それも名無しだ:2007/12/28(金) 11:25:42 ID:9wiHFdkL
>>341
前に、ノートは落書きだらけで滅茶苦茶だけど、
なぜかテストの成績は良いってなってなかったっけ?
それでマリやリトゥが勉強を教えてもらいにバルマー寮に来たはず。
343それも名無しだ:2007/12/28(金) 12:50:40 ID:fCnLuCC/
>>340
テストのネタが出る場合、頭いいやつの話は面白みに欠けるし、ネタにしにくいからな。
どちらかというと頭が悪い、もしくは悪そうなやつの方がネタにしやすいだろうし。
まあ、テストネタ自体が少ないから何とも言えんが。
344それも名無しだ:2007/12/28(金) 15:12:34 ID:X5hMP6JS
ゼラド「うわ〜もうテストの時期かぁ〜」
レイナ「そういえば>>335が適用されてるのってうちとB組くらいよね。なぜかしら」
アイミ「他クラスの人達は切り払いくらいしか使えるのがないからね」
ラミア「ああ、おかげで臨時で授業をしなければならなかった時チョーク投げを
    おみまいしたら見事に切り払われたぞ」
ゼラド「え!?ラミア先生のチョーク投げを!!」
レイナ「さすがね、シャイニングフィンガーやらを切り払った事がある人たち
    を親にもっているだけあるわ」
345それも名無しだ:2007/12/28(金) 18:14:30 ID:NKcqX8tV
エリート兵子「踏み込みが足りんっ!!」
346それも名無しだ:2007/12/28(金) 19:42:01 ID:FB7OvDvb
合同体育

トウキ「メーン!」
エリ子「踏み込みが足りないわ!」
トウキ「かわされた!?」
レイナ「男子に負けず劣らずなあの子は誰なの!?顔が見えないけど!?」
アイミ「面つけてるからじゃないの?」


某剣道アニメのた○ちゃんはきっと切り払いレベル8くらいもってるに違いない
347それも名無しだ:2007/12/28(金) 22:48:14 ID:pAjafSv2
無印ウィンキー時代のエリート兵か……
OG1でラストバタリオンが出た時は、あの顔グラだけで震え上がったなwww
348それも名無しだ:2007/12/28(金) 23:16:23 ID:SjqbcTT/
>>347
第四次をやってたうちもあれにはびびった。
そしてDC兵とエリート兵の顔が入れ替わっていて驚愕した。
349それも名無しだ:2007/12/28(金) 23:43:38 ID:y7PSUfT2
>>248>>284を見てふと思ったんだが、なんでグレ子はアストラナガンに乗らずに生身で戦ってることがあるんだろう
なんかアストラナガン使うのになんか条件でもあるんだろうか

>>339
ゼラドは今度こそしっかり勉強しよう今度こそ…(中略)…テストまでもう三日しか無い!?的な事を繰り返してるんじゃないだろうか


ルル「ああ、アオラ様この問題はどうすれば良いのでしょう…?」
アオラ「ん〜…こうじゃないかな?」
ルル「まあ、そのような解法があったのですねw申し訳ありません私が至らないばかりにw」
アオラ「気にしないで。ルルが至らないんだったら姉さんなんて
ディストラ「ジロリ」
アオラ「………」

ルル「ああ、アオラ様、ここはいったいどうすれば…
アオラ「あ、ここならラッシュの得意分野だからアイツに聞いた方が良いよ」
ラッシュ「あー、確かにここは難し
ルル「すみませんラッシュ様、自己解決致しましたw」
ラッシュ「(何この温度差!?)」
350それも名無しだ:2007/12/29(土) 00:16:03 ID:HD9Z2PxB
>なんかアストラナガン使うのになんか条件でもあるんだろうか

「因子が足りない・・・」だと犬の卒倒なので別の可能性を探ろう


イングレッタ「アストラナガンの力を解放するには『形』と『真』と『理』が必要。・・・『真』とは事の有様、『理』とは心の有様。」
アストラ「(カチン!)」
351それも名無しだ:2007/12/29(土) 02:40:05 ID:bOuAkOP/
ただのケース・バイ・ケースでないかい?
屋内戦闘で機動兵器持ち込むのは戦闘の拡大化にしかならないだろうし。
352それも名無しだ:2007/12/29(土) 07:23:52 ID:I9pLQu7B
>>335
>>その一、テスト中頭部を破壊されたものは失格となる(監督官含む)

ちょwwwwww
ガンダムファイトかよ!

353それも名無しだ:2007/12/29(土) 08:49:34 ID:vLcFuM68
体育の時間
ピー
ヴィレアム「お前等相手にパス回しはいらん。くらえ、ナッツシュ〇ト」
エリ男「踏み込みがたりん」
ピー、エリ男アウト
ヴィレアム「ドッジボールで切り払うなよ…」
354それも名無しだ:2007/12/29(土) 11:17:22 ID:FDYIQvyv
最近のシリーズじゃ切り払いないからな〜悲しいものだ。
355それも名無しだ:2007/12/29(土) 11:34:23 ID:P3uOCMHb
>>350
薬売りかよw
アレ面白いけど猫好き娘が悲惨な目に遭うからなぁ


>>351
確かに市街戦だとまとめて吹き飛ばすわけにもいかないわな
356それも名無しだ:2007/12/29(土) 14:54:39 ID:AEW1EgHr
エリート兵の台頭にワロタw

ポセイダル親衛隊兵がラスボスの取り巻きだったのを思い出すた
357それも名無しだ:2007/12/29(土) 23:46:26 ID:5D3bm3Y7
>>352
メダロットだと思った俺はボンボン派な男かもしれん。
358それも名無しだ:2007/12/30(日) 01:09:27 ID:Uv2s1JE/
>>350
アヤカシ視聴者が潜みおるとは…
グレが薬売りなら
・かよ:ゼラド
・小山田様:ヴィレアム(これはガチ)
・たまき殿:ルナ
とかか
第二世代は外道はいても悪人はいないからこれ以上キャスティングが成立しないけど
359それも名無しだ:2007/12/30(日) 13:15:11 ID:5pbQ2GiS
>>358
外道もいないだろw
奇人変人はてんこ盛りだが
360それも名無しだ:2007/12/30(日) 17:17:33 ID:PbtyxLDf
最近、某ゲームのキリシマさんが、ルルに見えて仕方ない。

ビームサーベルをぶっ刺して、
「これで、バラバラ・・・ですわ♪」

顔はあまり似てないんだがなあ。
361それも名無しだ:2007/12/30(日) 17:38:57 ID:Wod20VVS
>>353
ヴィレアム、何故にお前が熱血硬派の必殺シュートが扱えるww
ひのたますぱいくやばくねつ打やまっはきっくもありなのか?
362それも名無しだ:2007/12/30(日) 20:05:09 ID:Uv2s1JE/
ルル「私、暴力と平穏な世の中が嫌いですのw」
363それも名無しだ:2007/12/30(日) 22:08:51 ID:mzG1EWC6
それ、矛盾してね?
364それも名無しだ:2007/12/30(日) 23:25:26 ID:1wXSUgY/
携帯だと文字数制限きついな


猫スト「にゃあ(ふふ、ヴィレアムさんの学校に潜入してみましたが皆楽しそうでしたね。新鮮でついつい放課後まで居座っちゃいました)」
猫スト「(…少し、羨ましいな。なんて、さあそろそろ帰りましょうか)」
カリカリ…カリカリ…
猫スト「にう?(ん?なんでしょうかこの音。あの部屋から聞こえますね。…演劇部?)」


ハザリア「ふははははは、乗ってきたぞ!今回のタイトルは…そうだな「百式夜叉」とでもするか」カリカリ
ハザリア「金と情欲に踊らされる人間の愚かさをいかに描き出すかがポイントだな…」カリカリ
猫スト「(何をやってるんでしょうか…何か書いてるみたいですけど)」ススス
ピキュリリリィン(NTでおなじみのアレ)
ハザリア「誰だ」クル
猫スト「! にゃあ(気配は絶ててたはずなんですが…)」
ハザリア「ふん、猫か。ルナのところのアルではないようだな」
ハザリア「しっしっ。さっさと出ていけ。猫如きに俺の高尚な脚本などわかるまい」
猫スト「にゃー(脚本?それは面白そうですね。どれどれ)」


365それも名無しだ:2007/12/30(日) 23:27:36 ID:1wXSUgY/
ハザリア「こら貴様出て行けと行っただろう」
猫スト「!(こ、これは…凄い。人間をここまで客観視して描けるなんて、この冷徹さはヤ○ールさん並じゃないですか…)」
ハザリア「ん?ほう、さすが俺だな、猫さえも魅了してしまうとは。ん?なんだ」
猫スト「にーにー(ふふ、ここで声を出したら前回の二の舞ですからね)」てしてし
ハザリア「ほう、ここは俺も表現を練り直さねばねばと思っていたところだ。やるな、猫」

猫スト「にゃあ(…あ、目が冷徹になってしまったような)」

ハザリア「などと言うと思ったか。貴様、何者だ」じりじり
猫スト「にゃ、みゃあ(これは困りましたね。どうも、目的のためなら手段の善悪には拘らないタイプのようですし…どうしましょう)」じりじり
ハザリア「ふん、覚悟してもらおうか。貴様の正体は暴かせてもらうぞ」

366それも名無しだ:2007/12/30(日) 23:29:21 ID:1wXSUgY/
マリ「何をやってるんだお前は。ついに頭が逝かれたか」
猫スト「!!」
ハザリア「黙れ、黙れよ!俺は今からこいつを捕まえてだな」
マリ「もう逃げたぞ。そもそも動物虐待など、わたしが許さん」
ハザリア「…っち。逃がしたか…まあいい。ふん、俺が動物如きを虐待するか」
マリ「そう言うことにしといてやるよ。まったく、だからお前は目を離せないんだ」
ハザリア「黙れ、黙れよ!誰が頼んだ」

ギャーギャー


猫スト「にい(ふう、危機一髪でしたね。しかしあの子…将来が怖いと思いましたが、なんだ、あの女の子がストッパーになってたんですね)」
猫スト「にゃー(補う関係…か。……考えるのは止めましょう、未練です)」

367それも名無しだ:2007/12/31(月) 01:04:25 ID:YS6glfhD
 【路上】
ユウカ「♪I am an anarchist! Don't know what I want!」

ルル「きゃーっ! クールですわーっ!」
アオラ「なんて美脚で勝負したギターテクなんだぁーっ!」
ルル「長らく路上でやってらしたアナーキー・ユーカさんですが、
 今度満を持してライブを行うそうですわーっ!」
アオラ「うぉーっ! 絶対観に行くぜーっ!
 その日をもって、OG町の音楽シーンはユーカさんのものになるんだぁーっ!」
ルル「しかし以前、なにかメタルっぽいバンドがあったような気もしますがーっ!」
アオラ「そんなもん、すでに過去の遺物だぜーっ!」
 ドサッ
レラ「・・・・・・!」

 【練習スタジオ】
レラ「・・・・・・! ・・・・・・!」
ヴィレアム「なんだかわかんないけど、レラがお冠だ」
キャクトラ「レラ殿、まずは落ち着いてください。なんですか?
 『バイトだの世界の危機だのいって、お前ずっとバンドをほったらかしじゃねぇか。
  わたしたち、もうずっとまともに活動してないぞ。
  ライブどころか、音合わせもろくにできてないじゃねぇか。
  そんなことだからポッと出のグラマーインパクトに客持ってかれるんだよ!』
 なるほど、その通りです!」
ヴィレアム「なんなんだよ、キャクトラ。
 お前の、その、レラに対する全肯定!」
キャクトラ「しかし、もうかなり長い間ライブをやっていないのも事実!」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
キャクトラ「『このままじゃ本当にOG町の音楽シーンを持ってかれることになるぞ。
  いいのか? お前それでいいのか!?』
 レラ殿もこう仰っています」
ヴィレアム「いや、俺、別にOG町の音楽シーンとか興味ないから」
レラ「・・・・・・! ・・・・・・! ・・・・・・!」
キャクトラ「あぁっ! レラ殿、お怒りを鎮めてください!」
368それも名無しだ:2007/12/31(月) 01:05:46 ID:YS6glfhD
 【カラオケボックス】
ユウカ「♪素敵なウソに抱かれたぁい〜、ノンノンそれじゃ物足りなぁ〜い」
イングレッタ「♪い〜つも君のそばぁにい〜るよっ、だぁからもぉひとりぃじゃない〜」

レイナ「ねえ、なんなの、あんたたちさっきから。
 パンクとかいって、ガールズポップばっか歌ってるし」
イングレッタ「『ZONE』はパンクなバンドだったわ。特にMIZUHOが」
ユウカ「今でこそガールズバンドは珍しくないけれど、
 かつては女性がロック、しかもパンクをやるなんて考えられなかった。
 その風潮をブレイクスルーしたのが『ザ・ランナウェイズ』だった。
 彼女は存在自体がパンクだった。フェミニズムなんか超越してた」
レイナ「講義はまたの機会にしてくれる?
 あたしはね、取材に来たの。
 ユウカ。長らくステージに出ることを嫌がってたあんたが、
 急にライブをやるって言い出したのはどういう心境の変化なの?」
ユウカ「既成概念を打ち砕く。それがパンク。
 あたしは自らのハートに巣くったケージすらも破壊する。
 そして脱却する。教室で微妙に浮いてる今のポジションから」
レイナ「人並みに気にしてたんだ」
ユウカ「そのロンリネスから」
レイナ「けっこう気にしてたんだ」
ユウカ「そのサッドネスから」
レイナ「どんだけ気にしてんのよ! あんた、ライブなんかやってる場合じゃないじゃない!
 もっとクラスに溶け込む努力しなさいよ!」
ユウカ「クラスメイトで催されたクリスマスパーティ。
 呼ばれなかったルサンチマン。今こそ音楽に昇華するとき」
レイナ「あんた! 目的と努力の方向がとっちらかってる!」

イングレッタ「♪ガッツポーズを決めようじゃない イチかバチかの毎日だものぉ〜」
レイナ「そしてあんたはいつまで歌ってんの!?
 しかも、ウチダユキがアイドル時代うっかりTENCA狙っちゃった曲!」
イングレッタ「私がライブの手配をしたのよ。
 そう、初めてふたりが出会ったあの日に。
 私はたしかなインスピレーションを感じた。
 TENCAを狙ってたころのウチダユキとおなじ攻撃性を、彼女に見出した」
ユウカ「ウチダユキは北の国と南のコトーを一度は手に入れ、そして手放した。
 あたしはウチダユキの二の轍を踏まない」
イングレッタ「本人的に、実写版キャッツアイはどういう位置づけなのかしら」
ユウカ「きっと、過去の教訓としてラックの中に大切に保管してあるのよ」
レイナ「ヘンなテンションで漫才を始めないで!
 あんたたちキャラかぶってるのに、なんで一緒に出てくるのよ!」
イングレッタ「したっけ、私が北海道弁で喋ればいいっしょ」
ユウカ「あたしがウチナーグチで喋れば、なんくるないさ」
レイナ「言葉をオモチャにしちゃいけません!」
369それも名無しだ:2007/12/31(月) 01:07:22 ID:YS6glfhD
レイナ「ユウカ! あんたこんなわけのわかんないのと意気投合できるんなら、
 なんでクラスメイトと仲良くできないのよ!?」
ユウカ「次、いつ会うかもわからない相手の前ならどうとでも振る舞える。
 でも、毎日顔を合わせるクラスメイトには緊張しちゃう。あたしはそういう女」
レイナ「めんどくさっ! この女、めんどくさっ!」
イングレッタ「お互いフルネームすら知らないからこそ、
 なんでも話すことができるというところもあるわ」
レイナ「フルネームすら知らないの!?
 なに、あんたたち、ネットでしか友達作れない人!?
ユウカ「たしかに、ダディのパソコン使って
 出会い系サイトにイタズラ書きしてたのが縁で知り合ったのはリアル」
レイナ「なに小学生みたいなイタズラしてるのよ」
イングレッタ「どんなオヤジが欲に皮突っ張らせて来るのかと、
 喫茶店で手ぐすねひいて待つこと5時間。
 待てど暮らせどオヤジは来ない。
 そこに、すぐ隣でおなじようにオペラグラス片手にアクビをしている少女が一人。
 それが出会いだった」
ユウカ「危うく、年末のビジィな時間をムダに過ごすところだった」
レイナ「充分ムダに過ごしてるから!」
ユウカ「♪All the things she said All the things she said〜」
イングレッタ「♪Running through my head Running throu my head〜」
ユウカ「♪This is not enough〜」
レイナ「『t.a.t.u』ごっこをやめろーっ!」
ユウカ「ドタキャンはなしよ。オーライ?」

 【練習スタジオ】
イングレッタ「今話した通り、アナーキー・ユーカは完全にODEを敵視しているわ」
ヴィレアム「いや、今の話、俺たちの名前すら出てこなかったじゃないか」
イングレッタ「売られた闘争は買うのがワカメタルの流儀。
 対バンの申し込みを受けたわ」
ヴィレアム「売られたもなにも、
 どう考えても若い母さんがマッチポンプしてまわってるようにしか聞こえなかったよ」
キャクトラ「対バン! それは複数のバンドやミュージシャンが共同で催すライブのこと!
 お金のないインディーズミュージジャンにとっては開催費用を折半できる美味しい話!
 反面、自分たちのバンド目当てで来た客を、
 よそのバンドに持って行かれる危険をはらんでいる!
 バンド対バンド、音楽対音楽の、まさに真剣勝負!」
イングレッタ「ハコはすでに押さえているわ。
 開催日時は12月31日、深夜11時より。つまり、大晦日年越しライブよ」
レラ「・・・・・・! ・・・・・・!」ズダダダダダッ
キャクトラ「おお! レラ殿が、かつてないほどテンションを上げておられる!」
ヴィレアム「えぇっと、あの、俺、その日は」
イングレッタ「安心しなさい。紅白ならすでに出場辞退の電話を入れたわ」
ヴィレアム「呼ばれてないし、呼ばれるわけないよ!」
イングレッタ「『はぁ?』っていわれたわ」
ヴィレアム「そりゃそうだよ、若い母さん!」
イングレッタ「最終的には
 『ププッ・・・、それは残念です。またの出場をお待ちしております』
 と、若干同情された感じになってたわ」
ヴィレアム「意外にノリがいい国営放送職員にビックリだよ、若い母さん!」
イングレッタ「とんだ恥をかかされたわ」
ヴィレアム「自業自得もいいとこだよ、若い母さん!」
イングレッタ「あなたたち、メンツを潰されたままでいいの?」
レラ「・・・・・・! ・・・・・・!」ズダダダダダッ
キャクトラ「『プロデューサーの恥はバンドの恥。
 アナーキーな尻も国営放送も、まとめてわたしのドラムテクでオールレンジ攻撃だ!』
 はっ、レラ殿! このキャクトラも異存ありません!」
ヴィレアム「あの、盛り上がってるとこ悪いんだけど、
 俺、大晦日にはいつも年またぎで初詣に行くから」
370それも名無しだ:2007/12/31(月) 01:08:15 ID:YS6glfhD
 カアァァァァンッ!
ヴィレアム「あ痛ァッ!」
キャクトラ「レラ殿、いきなりスティックを投げつけるとは!」
レラ「・・・・・・、・・・・・・!?」
キャクトラ「友よ! レラ殿は
 『なんなんだ、お前にとってこのバンドは、なんなんだよぉ!?』
 と目に涙を滲ませて訴えておられる!」
レラ「・・・・・・グスッ! ・・・・・・グスッ!」
キャクトラ「『命なんだよ。このバンドは、わたしの命なんだよっ!
 今まで、わたしの心臓は1年で10万回しか動いていなかった。
 それが、それがよぉ、ドラム叩いてるとき、歌ってるときだけなんだよぉっ!
 この胸が、心臓が、激しくビートを刻むんだ。
 こんなの初めてだったんだ。だから、だから・・・・・・』
 レラ殿ぉ! 皆までいってくれますなぁっ!
 キャクトラとて、想いはおなじ!」
ヴィレアム「えぇ〜、そこまでバンドに入れ込んでたのかよ。
 悪いんだけど、俺にはそこまで」

 スカアァァァァァンッ!
ヴィレアム「二発目ぇっ!?」
レラ「・・・・・・かっ・・・・・・た」
キャクトラ「『わかった。もうお前はアテにしない』
 はっ、レラ殿、仰ることはもっともですが」
ヴィレアム「キャクトラ、お前は単に、押しが強い相手に弱いだけなんじゃないだろうな」
レラ「・・・・・・ブ、・・・・・・う」
キャクトラ「『ライブでは、わたしが歌う』ですと!?
 しかしレラ殿! レラ殿の肺活量は!」
レラ「・・・・・・ふっき、・・・・・・、・・・・・・」
キャクトラ「『腹筋運動なら続けてる。お前らがフ抜けてる間な。そして、なによりも』」
レラ「・・・・・・たいっ、・・・・・・たいっ、・・・・・・たいっ!」
キャクトラ「『歌いたいんだ、歌いたいんだ、歌いたいんだ!』
 レラ殿ォッ〜! このキャクトラ、微力ながら協力を惜しみません!」
レラ「・・・・・・こう、・・・・・・デッ・・・・・・へ・・・・・・」
キャクトラ「『行こうぜ、デットエンドシュートの彼方へ』
 はぁっ! どこまでもお供させていただきます!」

ヴィレアム「えぇ〜、なんだよ、その固い抱擁。
 お前らのムダに熱い友情、ちょっとひくよ」
イングレッタ「話は決まったわね。出て行きなさい」
ヴィレアム「なにをいってるんだ、若い母さんまで!」
イングレッタ「あなたの存在は、もはやバンドのモチベーションを下げるだけよ。
 つまり、迷惑ってこと」
ヴィレアム「なんだよなんだよ! いいよ、べつに!
 俺はもともと、こんなメタルバンドなんかやりたくなかったんだ!
 解散だ! 音楽性の不一致だ!」
371それも名無しだ:2007/12/31(月) 01:10:02 ID:YS6glfhD
 【カラオケボックス】
レイナ「えぇ〜と、あたしはなんで譜面を持たされてるのかしら」
ユウカ「曲を覚えないと、ステージで歌えないでしょう」
レイナ「ちょっと待った! なんであたしが出ることになってるのよ!」
ユウカ「それは、あたしがクラスで友達いないから」
レイナ「同情ひこうとしないでよ! 完全に自業自得だから!
 ずっと授業エスケープしてたと思ったら、
 ピアスしまくってるわ制服着崩してるわ初対面の人間ギターでぶん殴るわ!
 そんなもん、敬遠されるに決まってるじゃない!」
ユウカ「いつだって、大人たちはあたしを見た目で判断する」
レイナ「大人じゃないし、言動で判断してるからね?」
ユウカ「今日こそは『ユウカりんと呼んで』とかフレンドリーに接しようと決意して、
 果たせない。そんなエヴリデイ」
レイナ「いや、そんな決意は果たさなくていいから。
 よけいわけわかんない人だと思われるだけだから。
ユウカ「だから、その思いの丈をライブでシャウトしましょう」
レイナ「あたしを巻き込まないでよ!」
ユウカ「ハートにわだかまる鬱屈や不満をシャウトするのがパンク。
 そしてあんたのハートには、へヴィな澱が溜まってる」
レイナ「は、あんた、なにいって」
ユウカ「あたしはミュージシャンだから、普通よりも感性が鋭いのよ?」
レイナ「それ、ただの念動力なんじゃ」
ユウカ「ノンノン。うちのダディはアンチサイエンスがディスライクよ」
レイナ「だったら、あんたになにがわかるって」
ユウカ「こうすれば、もっとわかる」
レイナ「ちょっとちょっと! その無闇にグラマーな身体押しつけないでよ!
 って体温高っ!? 吐息熱っ!?
 やめてよ、なんだか、クラクラしてくる!」
ユウカ「自問自答し続けてる。目を閉じていてもその人を頭から追い出せない。
 今にもハートが押しつぶされそう。今にも頭がイカレそう。
 その想い、シャウトする様を見たいのは、そう、あたし」
レイナ「わかったぁ! ハザリアが妙にあんたのこと気に入ってる理由!
 あんたたち、同類よ!」

ユウカ「そうと決まれば、オーライ、ビルガー、シェイプアップよ」
レイナ「決まってないし! なんでシェイプアップしなきゃなんないのよ!?」
ユウカ「最後まで服着てるパンクバンドがどこにあるの」
レイナ「既成概念を破るとかいって、あんたメチャクチャスタイルに囚われてるじゃない!」
ユウカ「あたし、ビルガーをシェイプアップすることにかけては誰にも負けたくない。
 そう、あの人にも」
レイナ「あのさあ、あんた、いうほどイギリス人じゃないから。
 むしろラテン。あんたの身体、半分以上がラテンだから」

 【バランガ家】
ヴィレアム「えっ、いいのか!?」
ゼラド「うん。ケイサル神社に初詣でしょ?」
ヴィレアム(よ、よしっ! 来年はきっといい年になる!)
ゼラド「年またぎの初詣だったら、わたし、毎年行ってるし。
 それに、どうせ神社にみんな来るだろうし」
ヴィレアム(うっ! 微妙に邪魔が入りそうな予感!)
ゼラド「あ、そうそう、アオラなんだけどね、なんかのライブに行くんだって。
 もう、お正月くらい、静かに迎えればいいのにね」

ヴィレアム(ライブって、まさか・・・・・・。
 いや、関係ない! もう関係ないんだ! そうだよ、元々俺はラブソングを歌うつもりだったんだ。
 ゼラドの方が重要なのは、当たり前じゃないか)
372それも名無しだ:2007/12/31(月) 01:13:06 ID:YS6glfhD
 【12月31日 野外ライブステージ】
 ワーワーワー ワーワーワー ワーワーワー
アオラ「うぉーっ! 待ちかねたぜ、今日この日をーっ!」
ルル「アナーキー・ユーカさんとオービタル・デス・エナジーズ略してODEの対バンなんて、
 お正月と5月5日ワカメの日が一緒に来たかのような騒ぎですわーっ!」
アオラ「長らく休眠状態だったODEが、
 今まさに登り調子のアナーキー・ユーカにどこまで対抗できるか見物だぜーっ!」
ルル「レジェンドですわーっ!
 私たちは、まさに雌雄を決する関ヶ原ウォーズに立ち会おうとしてるんですわーっ!」

 【控え室】
レイナ「お客は大入り満員っと。
 ヘンなメイクしてる客が多いとこ見ると、やっぱりODEってファン多いのね。
 曲順もあたしたちが先だし、キャリア長い方に華持たせるってこと?」
ユウカ「♪快楽のパラダイス、最悪のシナリオは世界中に溢れてる〜」
レイナ「ねえ!? なんでフカキョンが当たり役に恵まれてなかったころに出してた曲歌っちゃってるの!?」
ユウカ「フカキョンがユウコリンと仲悪いっていうのは、きっと、
 『キョウコリンて呼んでください』とか口走ってたころの自分を思い出すからだと思う」
レイナ「フカキョンとユウコリンの関係なんかどうでもいいのよ!
 なに、あんた、まさか、ビビッちゃってるの!?」
ユウカ「正味な話、あたしはマジでへヴィにビビッてる」
レイナ「えぇ、だってあんた、しょっちゅう路上ライブやってるじゃない」
ユウカ「通り過ぎてくことが前提な路上の客と、
 わざわざおカネを払って見に来るステージの客は、ぜんぜん違う」
レイナ「ああ、そういえば、小さい頃ダンスやってたんだって?
 なまじステージを知ってる分、ビビッちゃうわけね。
 でも、この間は演劇部の舞台踏んでたじゃない。ふてぶてしい態度で」
ユウカ「あれは、ナードな彼にお尻を引っぱたかれてのこと。
 今は、自分の意志でステージに上がろうとしてる。
 やることはおなじなのに、こんなにも違うのね。自分で自分にサプライズ」
レイナ「じゃあどうすんの。やめる?」
ユウカ「ステージを投げ出すわけにはいかない。
 それはあたしのプライドに反すること。
 もう誰でもいいから、そのへんの人引っ張ってきてお尻引っぱたいてもらう」フラフラ〜
レイナ「ストップ、ストップ、ストーップ!
 あんた、それ以上人格疑われるマネしてどうすんの!?」
ユウカ「じゃあ、キスして」
レイナ「は、なにいってるのよ」
ユウカ「もう全部全部上げるから」
レイナ「いらないから! あー、もう! くっつかないでよ!
 うっわ、お尻ばっかいわれてるけど胸も盛っちゃってるし、この子!
 なに、そのワガママボディ!
 そりゃぁ全体的に細いのが集まってるB組じゃ浮くわよ!」
ユウカ「小さい頃はあの人がいて、ステージに上がる前にはいつもキスしてくれた。
 でも、もういない。あたしが遠ざけた。あたしの方から遠ざかった」
レイナ「あんた、震えてるの?」
ユウカ「あたしは情けない女。
 こんなだから、クラスで友達がいない」
レイナ「クラスに友達いないのは関係ないと思うけど」
ユウカ「笑えない夜も泣けない夜も、味方なんかいない」
レイナ「あぁ、もう!
 あんた、せっかくいいお尻してるんだから、シャキッとしなさいよ!」

レイナ「落ち着いた?」
ユウカ「オーライ。ちょっと、ほっぺがジンジンする」
レイナ「で、気分は?」
ユウカ「上々の、波に乗って弾き飛べファンキナイト」
373それも名無しだ:2007/12/31(月) 01:15:12 ID:YS6glfhD
 【ライブ会場】
ユウカ「♪Be together! Be Together! こぉんやぁはぁ〜!」

アオラ「まさかのスズキアミだぁーっ!」
ルル「パンクパンクいっといて、なんたる暴挙なんですのーっ!?」
マキネ「90年代後半、アイドル不在の時代と呼ばれていた、あのころ。
 しかし、たった一人の例外がいた。
 カハラのトモちゃんをぶった斬り、TKの寵愛を受けた彼女の名前はスズキアミ。
 刹那の間だったけれど、彼女は間違いなく敵なき荒野に君臨する王者だった!」
アオラ「マキネさんはどこから現れたんだぁーっ!」
ルル「ラリッてるところを捕まって事務所クビになったトモちゃんの今後も心配ですわぁーっ!」

ユウカ「♪Cheep holiday in other people's misery!
 I don't wanna holiday in the sun!」

アオラ「打って変わって本格派! 『さらばベルリンの陽』だぁーっ!」
ルル「きゃーっ! なんてワガママな選曲なんですのぉーっ!」

 【控え室】
キャクトラ「お客の振りまわし方を知ってますね、あの方は。
 レラ殿! すでに会場の空気をかなり持っていかれています!」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」スッ
キャクトラ「レラ殿! どこに行くのですか!
 まだ、アナーキー・ユーカさん側の演奏中です!」
レラ「・・・・・・だ」
キャクトラ「『決まってる。乱入だ。これは真剣勝負なんだぞ』ですと!
 自ら死地に赴かんとするのですか、レラ殿!?」
レラ「・・・・・・レラレラに・・・・・・してやん・・・・・・よ・・・・・・」
キャクトラ「レラ殿! なんとなく目が回りそうです、それは!」

 【ライブ会場】
 ズダダダダダダダーッ!
アオラ「なんだぁーっ! 突然、全方位からのドラムソロだぁーっ!?」
ルル「あれを! 煙幕の向こうから、なにかが現れますわぁーっ!」
アオラ「あれはぁーっ!」

 ダダダッ ダダダッ ダダダッ!

ルル「ODE! ドラム! レミュさんですわぁーっ!」
アオラ「メンバーきってのニュータイプで、
 ファンネルとビットの区別が付くらしいーっ!」
ルル「きゃーっ! 私なんてガンバレルとドラグーンの区別がイマイチわかりませんのにーっ!」
アオラ「そしてあれはぁーっ!」

 ヴァボボボボボボッ!

ルル「ODE! ベース! キャク様ですわぁーっ!」
アオラ「容姿端麗だが慇懃無礼!
 ハイブリットヒューマンとの料理対決の末にODE入りした変わり種だぁーっ!」
ルル「乱入ですわーっ! ODEはアナーキー・ユーカさんを正面から潰すおつもりですわーっ!」
マキネ「フフ、思い出させてくれるじゃないさ。
 スズキアミ対アベナツミの、あの伝説のガチンコ勝負を!」
ルル「この場において、マキネさんはいったいどういうポジションなんですのぉーっ!?」
アオラ「うぉーっ! これだよ、これ!
 長い間忘れてた、この昂ぶり! この熱狂!
 ゴー・トゥー・ODEーっ!」
ルル「しかし、ヴィレカイザーさんは? ヴィレカイザーさんがいらしていませんわーっ!」
アオラ「じゃあ、ボーカルはどうするんだぁーっ!」
374それも名無しだ:2007/12/31(月) 01:16:26 ID:YS6glfhD
レラ「♪Layla you got me on my kness
 Layla, I'm beggin' darlin please〜♪」

アオラ「『いとしのレイラ』だぁーっ!
 なんて切なげなウィスパーボイスで歌い上げるんだぁーっ!」
ルル「まるでイングランド出身のオッサンが
 友達の奥さんに横恋慕して歌っているかのような狂おしさですわぁーっ!」
アオラ「こんなにも美しい旋律に乗せて、なんて生の感情剥き出しの歌詞なんだぁーっ!?」

 【ステージ上】
レイナ「乱入!? ODEってバンドはなんて掟破りなの!?」
ユウカ「上等。ゆっかゆかにしてあげる」
レイナ「なんかそれ、気持ちよさそうな響きになっちゃってるから!」

 【神社の近く】
ゼラド「なんか聞こえるね? アオラがいってたライブかなぁ」
ヴィレアム(この声、まさか、歌ってるのはレラなのか?
 バカな! あいつの肺活量で!)
ゼラド「あ、やんだ」
ヴィレアム(レラの歌声が・・・、一瞬大きく膨れ上がって、弾けて消えた?
 なにがあったんだ、まさか)
ゼラド「どうしたの? 早く行こうよ」

ヴィレアム(どちらを取るべきか? そんなの決まってる。ゼラドだ。
 もともとあのバンドは、若い母さんが悪ふざけするために作ったようなものなんだ。
 それに、俺はもういらないっていわれたんだぞ?
 もう関係ないんだ。もう)

 ・・・・・・ざわっ ・・・・・・ざわっざわっ
ヴィレアム(なんだ? なにかが、聞こえる?)

 ・・・・・・ゴー・・・トゥ・・・ゴートゥー・・・・・・ゴォー・・・・・・ゴォトゥ
ヴィレアム(オーディエンスの声だ! オーディエンスが俺を呼んでいる。ODEの音を求めてる!)
ゼラド「ねえ、ヴィレアムくん?」
ヴィレアム(ゼラドはかけがえのない人だ。それは決まってる。
 でも、いま! いま俺を待っているのは・・・・・・!)

 ざわっ!
 ・・・・・・ODE! ・・・・・・ODE! ・・・・・・ODE! ・・・・・・ゴォトゥODE!
ゼラド「あっ、ちょっと、ヴィレアムくん!?」
ヴィレアム「ごめんゼラド。呼ばれたんだ。
 俺を呼んでる、たくさんの声が聞こえるんだ!」
ゼラド「えぇと、よくわかんないけど、頑張って」
ヴィレアム「ありがとう」
375それも名無しだ:2007/12/31(月) 01:19:21 ID:YS6glfhD
 【ライブ会場】
レラ「・・・・・・Layla・・・・・・darlin'・・・・・・」

アオラ「うわぁーっ! やめろ! もうやめてくれ! やめるんだレミュさぁーんっ!」
ルル「お顔があんなに紫色になって!
 完全にチアノーゼ症状を起こしていますわーっ!」

レラ「・・・・・・レ・・・・・・ラ・・・・・・」カハッ
 
アオラ「歌わなくていい! あなたは、もう歌わなくていいんだぁーっ!」
ルル「そうですわ、歌なら、ボーカルならあの方がぁーっ!」

 【ステージ上】
レイナ(向こうには悪いけど、助かった!
 ああ見えて、ユウカはすでにいっぱいいっぱい!)
ユウカ「♪とぉってもとってもとってもとっても」
レイナ(・・・・・・すでにヒロスエがなんかやらかすたびに
 ワイドショーでかかる曲なんか歌い始めちゃってるし。
 テンションが危なくなったらアイドルソング歌い始める習性でもあるのかしら、この子。
 この上、『まんがの森』がなにをとちくるったのかイイジマアイにやらせたテーマソング
 を歌い始めたら、そのときがアウツ・・・・・・! でも、いまの流れなら)
ユウカ「ライオンだぁ〜♪」
レイナ「意外に余裕がある!?」

 【観客席】
マキネ「フフ、このミネラル臭、来るね」

ヴィレアム「南三陸カミワリワカメぇーーーーーーーっ!!」

アオラ「あれはぁっ!?」
ルル「まさかアレは!?」
アオラ「うおおおっ!」

ヴィレアム「SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ!」

アオラ「ヴィレカイザーさんだぁーっ! ヴィレカイザーさんがご降臨なされたぁーっ!」
ルル「いえ、あれは帰ってきたヴィレカイザーさんですわぁーっ!」
アオラ「しかも、見ろ! あの格好を!」
ルル「白塗りメイクを施したお顔に、もっさりジャンパー、色彩感覚のくるったマフラー、
 そしてダメージジーンズとかでなくて普通に傷んだジーンズ!」
アオラ「うぉーっ! なんて私服のセンスがないんだぁーっ!」
ルル「まるでこれから初詣に行くおじいちゃんのようですわぁーっ!」

ヴィレアム(な、なんだよ。着替える時間がなかったんだから仕方がないじゃないか。
 それに、このジャンパーは今日のために・・・・・・)
イングレッタ「なにをしに来たの」
ヴィレアム「若い母さん! わかってる。顔を出せた立場じゃないけど」
イングレッタ「ギターも持たずに?」ヒュン
ヴィレアム「ギター? 持ってきてくれたのか」パシッ
イングレッタ「ぶちかましてあげなさい。この町でもっともミネラル豊富なのは、誰なのか」
ヴィレアム「了解だ。若い母さん!」
376それも名無しだ:2007/12/31(月) 01:20:26 ID:YS6glfhD
 【ステージ上】
キャクトラ「友よ! やはり来てくれたのだな! 私は信じていたぞ!」
ヴィレアム「勘違いするなよなっ! ただ、ちょっと歌いたくなっただけなんだからなっ!」
キャクトラ「だが、その私服のセンスは信じられないぞ」
ヴィレアム「うるさいよ!」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
ヴィレアム「レラ、そんな目で睨むなよ。わかってるって」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
ヴィレアム「『場は温めておいてやった』だって?
 ナマイキいってくれるじゃないか」
キャクトラ「友よ! レラ殿の言葉が!?」
ヴィレアム「言葉じゃない。音楽だ!」

 ギャーギャギャギャギャ ギャーギャギャギャギャ!
ヴィレアム「♪Iron WAKAME! watching the DASHI of MISO-SHIRU!」

 【観客席】
アオラ「『鋼鉄のワカメ』だぁーっ!」
ルル「なんて鉄分豊富なんですのぉーっ!」
アオラ「これは極上のへヴィ・ワカメタルだぁーっ!」

 【ステージ上】
レイナ(なんなの、あの白塗り!? 一瞬で会場の空気を自分のものにした!?)
ユウカ「♪まんがらりんたらおもしろりぃ〜ん」
レイナ(ユウカはすでに限界! あたしが行くしか!)

 【観客席】
アオラ「うぉーっ! ユーカさんの横で、明らかに弾けてないギターぶらさげてた女が行くぞーっ!」
ルル「ヴィレカイザーさんに対抗できる手段があるとでもいうんですのぉーっ!?」

 【ステージ上】
レイナ(すでに場は圧倒的にアウェー! でも!)
 ♪〜チッチッチッチ
レイナ「♪アイツはアイツは、前髪ウザい!」

 【観客席】
アオラ「この曲はぁーっ!?」
ルル「まさか、アラレちゃん!? 90年代バージョンのアラレちゃんですのぉーっ!?」
マキネ「90年代、DBGTの後番組としてアラレちゃんは2度目のアニメ化を果たした。
 世にいう、『90'sドクタースランプ』!
 そして、その初期OPこそが『顔でかーい』!
 ひたすら『顔でかい』を連呼する歌詞は、
 『人間の身体的欠陥を笑っているようで不快』とアサヒの投書欄を大いに賑わせた!」
ルル「マキネさんは、どのへんのポジションを狙っているんですのぉーっ!」
アオラ「ある意味伝説の曲だぁーっ!
 いったい、ヴィレカイザーさんはどう対抗するっていうんだぁーっ!?」
377それも名無しだ:2007/12/31(月) 01:21:09 ID:YS6glfhD
 【ステージ上】
ヴィレアム(こいつ、レイナか!? なんでこんなところに)
レイナ「♪ハチマキ巻けない 届かなぁーい!」
ヴィレアム(なんだ!?)
レイナ「♪カッコつけても前髪ウザい! ウキワが上から入らない!」
ヴィレアム(このっ、黙って聴いてれば!)

ヴィレアム「鋼鉄のワカメ! いろいろやってるんだ!」
レイナ「予知ができても前髪ウザい!」
ヴィレアム「鋼鉄のワカメ! 横から茶々を入れるな!」
レイナ「ヘディングできない視界が狭い!」
ヴィレアム「鋼鉄のワカメ! またとない機会投げ出してここに来た!」
レイナ「前髪ウザくて煮え切らない!」
ヴィレアム「ダシが染み出す鋼鉄のワカメ! 相手がどんなに遠くにあってでも!」
レイナ「ウザい前髪かき上げて、いい加減こっち見てよっ!」

 【観客席】
アオラ「なんて凄まじい舌戦なんだぁーっ!」
ルル「まるで、長い間微妙な平行線状態だったふたりが、
 とうとうぶち切れて口論を始めたかのような光景ですわーっ!」
アオラ「両者一歩も譲らないぜーっ!」
ルル「まさかの両雄並び立つ事態ですのぉーっ!?」

イングレッタ「フフ、果たしてそうかしら」

 ズダダダダダッ!
 ギャギャギャギャギャッ!
ヴィレアム「鋼鉄のワカメ! 築地じゃちょっと買えない代物!
 鋼鉄のワカメ! カメレオンクラブじゃちょっと売られちゃいない代物!」

アオラ「うぉーっ!
 ギターが! ベースが! ドラムが! なんてハイレベルに融合しているんだぁーっ!?」
ルル「そしてこれはーっ!?」
378それも名無しだ:2007/12/31(月) 01:22:56 ID:YS6glfhD
 【ステージ上】
ヴィレアム「フコイダンアルギン酸ビタミンA・B群ビタミンC! ヨウ素カリウムカルシウム
 セルロースアルギン酸タンパク質脂質糖質繊維灰分リン鉄ナトリウムカロチンナイアシン!
 血中コレステロール低下血液サラサラ排泄促進脳卒中予防心筋梗塞予防
 だだだだだだだーーーーーっ!!」

 【観客席】
アオラ「怒濤のようなワカメに含まれる栄養分及び効能だぁーっ!」
ルル「きゃーっ! なんてヘルシーなんですのぉっ!?」
アオラ「いや! これはもはや健康にいいってレベルを超えている!
 まさにタミフルの向こう側だぁーっ!」

イングレッタ「出エジプト記は語る。
 かくてモーセは杖を取り、エジプト全土をカエルで埋め尽くした。
 これは、いうなればワカメ版『マグノリア』。
 まさに、『ワカメの雨』!」

マキネ「ヒャーハハハハ! 思い出させてくれるじゃないさ!
 2001年9月! 台風シーズンまっただ中の雨空の下で行われた野外イベント!
 アヤ・マツーラがステージに上がるたび、雨がやみ陽まで差したという神がかり的レジェンド!
 スーパースターとはそういうものさ。
 その存在は、天変地異にすら匹敵する!」

アオラ「まさにヒューマノイド・ワカメだぁーっ!」
ルル「そして、マキネさんの立ち位置は皆目わからないままですわぁーっ!」
アオラ「ていうかアヤヤすげーな、アヤヤー!」

 テトラクテュスグラマトン! 5! テトラクテュスグラマトン! 4! テトラクテュスグラマトン 3! テトラクテュスグラマトン 2!

アオラ「そして出たぁーっ!
 一秒間に10回テトラクテュスグラマトン発言! カウントダウンスペシャルだぁーっ!」
ルル「一秒間にカウントダウンしながらテトラクトゥスグラマドン発言なんて、
 もはや時空がねじくれてるとしか思えませんわぁーっ!」
アオラ「ワカメにはフリーズドライなどという概念はないんだぁーっ!」

 テトラクテュスグラマトン! 1!

アオラ「そして、ゼロだぁーっ!」
ルル「なんてワカメタル的な1年の幕開けなんですのぉーっ!?」
アオラ「今こそ高らかに! ゴー・トゥー・ODEぃーっ!」

 【1月1日0時0分 神社】
 パンパンッ
ゼラド「来年も、いい年になりますよーに」
 ・・・・・・ズズズズズ
ゼラド「あれ、なんだろう。除夜の鐘かな?
 音が、世界をお湯で戻してるようなこの感じ・・・・・・」
379それも名無しだ:2007/12/31(月) 01:23:55 ID:YS6glfhD
 【ライブ終了後 無人のステージ】
レイナ「立てる?」
ユウカ「オーライ、『クールランニング』のラスト近辺よりもクールよ」
レイナ「それ、熱すぎるから」
ユウカ「負けね。完敗。言い換えるならばパーフェクトルーズ」
レイナ「言い換えなくていいから」
ユウカ「でも、なぜかしら。ハートに吹き込むこの潮の香り」

レイナ「あのさぁ、ユウカ。あんた、土壇場で弱いとこ見せるとか、それちょっと卑怯よ。
 あんたちょっとズルい女よ」
ユウカ「オーライ、あんたの男には使わない」
レイナ「また、なにいってんの、あんたは」
ユウカ「いったでしょう。感性が鋭いの、シャープなの、エッジなの」
レイナ「だから、あのねぇ! あ、もう、この女、ほんとめんどくさっ!」
ユウカ「で、誰なの。クラスに好きな男子いるの」
レイナ「なんで急に小5みたいなこと言い出してるのよ!」
ユウカ「で、気分は?」
レイナ「そうね。千の風になったような感じ」

 【控え室】
ヴィレアム「バカバカ! 俺のバカ! 新年の出だしからなんてことを!」
キャクトラ「友よ、頭を抱えてどうした。これから打ち上げに行くぞ」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
キャクトラ「『払いは当然お前持ちだ』と、レラどのもこう宣告なさっている」
ヴィレアム「打ち上げ? 俺はダメだ! 神社に行くんだ!
 まだ、まだ間に合うかもしれない!」
イングレッタ「人生にはね、取り返しの付かない事態が多々起こるものなのよ」
ヴィレアム「さらっと残酷なこといわないでくれ!」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
キャクトラ「『で、気分はどうだ』と、レラ殿が尋ねていらっしゃる」
ヴィレアム「なんていうか、千の風になったような感じ」
380それも名無しだ:2007/12/31(月) 01:48:13 ID:cAk3LsK9
爆笑したとか、ユウカ可愛いとか、俺もレラレラにされてえとか言いたいことは山ほど有
るがとりあえず一言


GJ!
381それも名無しだ:2007/12/31(月) 02:33:13 ID:GNXtUfKv
マキネの超解説に噴いた。

マツーラアヤすげー。
382それも名無しだ:2007/12/31(月) 07:36:54 ID:NvDbVQhb
頭の中身どーなってんだよアンタはwww
383それも名無しだ:2007/12/31(月) 07:56:08 ID:A5hWPQpI
旦那と二人で笑っちゃったじゃないですかww
384それも名無しだ:2007/12/31(月) 15:38:29 ID:CG07ij9W
18禁板スパロボスレにここのスレへ繋がるSSがうpられてた
385それも名無しだ:2007/12/31(月) 17:05:50 ID:UwA8FFyj
外伝スレに、ハザリアの名前が出てきてて吹いたwww
386それも名無しだ:2007/12/31(月) 17:18:47 ID:pIIcRIuN
>>385
kwsk
387それも名無しだ:2007/12/31(月) 17:39:19 ID:XaoSZs6a
719 名前:それも名無しだ[sage] 投稿日:2007/12/31(月) 02:50:57 ID:fy7Eau+8
>>688
ゴッツォ家の場合


ハザル「侍従!貴様何故起こさなかった!!もう8時ではないか!」
ルリア「起こしましたよ、何度も!!」

ユーゼス「ハザル坊は寝坊助さんだな」
シヴァー「馬鹿息子の世話は大変だな…。仕事に行って来るぞ」
エイス「………」←無言で出かけていく
ルリア「あ、行ってらっしゃいませ」 

ハザル「今から飯を食べて着替えて…あー、遅れるではないか!!」
ルリア「ハザル様が起きないからです」
ハザル「お前の起こし方が悪い!貴様それでも侍従か!メイドか!!」
ルリア「どうでもいいですけど早くご飯食べてください。ハザル様の為に
 暖めなおしたんですから」

ハザル「行ってくるぞ!!!」
ルリア「はいはい行ってらっしゃいませ」

735 名前:それも名無しだ[sage] 投稿日:2007/12/31(月) 02:55:03 ID:TdmH99nz
>>719
なんですかその幸せに気付けてない幸せなハザルその他は
ハザリアの父親ですかコノヤロー
なんだ、同情して損したわ
388それも名無しだ:2007/12/31(月) 19:17:29 ID:eq0SpQo3
年越しのために朝から大阪へ遠征してる間になんだこのGJは!
夫婦で笑ったあなたたちも久しぶりですね!お子さんは元気ですかっー!
389それも名無しだ:2007/12/31(月) 23:51:41 ID:3S7iSNhv
>>367さんのネタと少し関連してる部分があるかもしれませんが、
無関係なので気にしないでください。

シュウヤ「…はぁ〜……今年も今日で最後ですか……。」
クリス「明日はもう新年ですね。…くしゅんっ。」
シュウヤ「今日も冷えますからね。早く帰って年越し蕎麦でも食べましょう。」
チャララ〜ララ チャラララララ〜
マサキ「蕎麦〜、蕎麦はいらないか〜。もうすぐ完売するぞ〜。」
ユーゼス「私たち三人の知恵を振り絞った素晴らしい蕎麦、
     来年こそはビンボー払拭!年を越える蕎麦はいらんかね?
     三日三晩寝ずに試行錯誤を繰返したのも私たちだ。」
スタスタスタスタスタ…………
ユーゼス「待て、と言って引き止めるのも私だ。」
シュウヤ「年を越すついでに時空も越えそうな蕎麦なんか誰が食べますか。」
クリス「わ〜、おいしそう〜。」
マサキ「食べたいというのなら食べさせてやらんこともない。」
シュウヤ「ク、クリスっ!?」
クリス「どうかしたんですか、シュウヤ。
    ボク、一度でいいから屋台でお蕎麦を食べてみたかったんです。食べましょうよ。」
シュウヤ「勘弁してください。蕎麦はもう買ってあるんですよ?」
クリス「蕎麦を二つお願いします。」
シュウヤ「……無視ですか、クリス。」
ユーゼス「遠慮せずに食べるといい、味は保証するぞ。
     ただし料金は先に払ってもらうがな。」
シュウヤ「味以外に何かあることを言ってるようなもんじゃないですか!
     それに今誰が調理……!?」
ユーゼス「ん?どうかしたのか?」
シュウヤ「…いえ、そうですね。たまには屋台で食べるのもいいかもしれませんね。」
ユーゼス「フフフ…二名様ご案内だ。」
シュウヤ「言っておきますが、後払いですから。」
ユーゼス「どんだけ信用しないのだ、お前は。」
390それも名無しだ:2007/12/31(月) 23:54:53 ID:3S7iSNhv
マサキ「実はもう蕎麦しかなくてな。天ぷらなどはいっさいないのだ。
    だから蕎麦を本来の1.5倍にしてやる。」
クリス「サービス精神が旺盛ですね。」
シュウヤ「違いますよ、クリス。ただの在庫減らしですから。
     いいからさっさと持ってきてください。」
シュウ「ククク…蕎麦二杯など造作もありません。」
クリス「!お、お父さん!?」ガタタッ
シュウ「!?」
クリス「お父さん、何処行ってたの!?ボクたち心配してたんだよ!!」
シュウ「え、ちょっと待ってください…
クリス「何でそんな困惑した顔をしているんですか?
    他の女性と結婚して過去の事は全て忘れた最低の父親になってしまったんですか!?」
シュウ「!ま、まちなさいク…
シュウヤ「違いますよ、クリス。
     その人は父親に瓜二つですが私たちの父親ではありません。」
クリス「や、やっぱりもう私たちの父親ではないのですか!?」
シュウヤ「だから違いますよ。
     説明しにくいですが、偶然父親と同じ名前を持ち、偶然同じ顔をした、
     向こう側からきた住人さんです。
     区別したい場合の名前は…そうですね、ビンボーシュウでいいでしょう。」
クリス「ええと、貧乏臭さん?」
貧乏臭「やめてください。確かに貧乏かもしれませんが臭いは漂わせていませんから。
    せめて貧乏シュウにしてください。」
マサキ「突っ込むべき所はそこなのか。」
ユーゼス「麺がのびる前に早く食べた方がいいと思うのも私だ。」
シュウヤ「それもそうですね。では」
クリス&シュウヤ「「いただきます。」」
391それも名無しだ:2007/12/31(月) 23:57:57 ID:3S7iSNhv
シュウヤ「!こ、これは……!!」
クリス「おいしい……!!」
貧乏シュウ「ククク…どうです?
      一流蕎麦屋に負けないほどのおいしさでしょう?」
マサキ「もちろん変な小細工はしていない。」
ユーゼス「我々の愛と勇気と魂のこもった最高傑作だ、とかっこよく言ってみるのも私だ。」
シュウヤ「く、言っていることはおかしいですが、味は本当においしい。」
クリス「おいしいと思っている間に麺があれよあれよとなくなっていく…。」
マサキ「おい、そう焦って食べるな。むせるぞ。水でも飲むがいい。」
クリス「ありがとうございます。」
ユーゼス「フフフ…大成功だな。」
貧乏シュウ「………。」
シュウヤ「………。」
392それも名無しだ:2007/12/31(月) 23:59:50 ID:3S7iSNhv
クリス「はあ〜、おいしかったです。ごちそうさまでした。」
シュウヤ「どうやら何も起きなかったようですね。」
マサキ「失礼なやつだな。
    今回は純粋に究極の蕎麦を作っただけだというのに。」
ユーゼス「お代はこちらだ。」
シュウヤ「はいはい。」
ゴーン…ゴーン…
クリス「あ、除夜の鐘。」
マサキ「今年も終わりだな。そして、新年か。」
ユーゼス「今年を振り返ってみるのも私だ。」
ひゅるるるるる……ばぁんっ ばらばらばらばら…
クリス「わあ、花火。皆さんも見ませんか?綺麗ですよ。」
マサキ「カウントダウンライブをやっている場所に近いな。
    どいつもこいつも浮かれおって、がしかし、一緒に見てやらんこともない。」
ユーゼス「一緒に花火を見てやるのも私だ。」
クリス「シュウヤ!貧乏シュウさんも見ましょう!」
貧乏シュウ「いえ、私はいいですよ。屋台を空にしては悪いので。」
シュウヤ「私はお代を払ってからにします。先に見ていなさい。」
クリス「わかりました。すぐに来てくださいよ。」
393それも名無しだ:2008/01/01(火) 00:01:55 ID:t4i+kmMj
し――――――――――ん………
シュウヤ「クリスがご迷惑をおかけしました。これ、お代です。」
貧乏シュウ「いえいえ、気になさらないでください。お代はいただきますが。」
シュウヤ「しかし驚きました。
     まさか蕎麦の味も私の父親とそっくりだとはね。」
貧乏シュウ(ぎくっ)
シュウヤ「…話題は変わりますが、
     年越し蕎麦は蕎麦の麺が長く細いことから、御縁、寿命などが長くなることを祈って食べる物らしいですね。
     細くてもいいから長く縁があるようにと。昔、誰かにそう教えてもらいました。」
貧乏シュウ「そうですか。」
シュウヤ「それは、結局叶わなかったですけど。」
クリス『シュウヤー、まだですかー?』
シュウヤ「今行きます!
     …今のは無駄話です。忘れてください。」
貧乏シュウ「シュウヤ」
シュウヤ「新年明けましておめでとうございます。」
貧乏シュウ「え?」
シュウヤ「今年が、いえ、今年もあなたにとって良い年となりますようお祈り申し上げます。」
ひゅるるるるる……ぱぁん…
シュウヤ「………。」
貧乏シュウ「…私も、祈ります。」
クリス『シュウヤー?』
394それも名無しだ:2008/01/01(火) 00:03:46 ID:t4i+kmMj
貧乏シュウ「………。」
マサキ「いつまでぼーっとしているつもりだ?」
ユーゼス「一人片付けをしているのも私だ。」
???「せっかく機会を与えてあげたのに、何の意味もありませんでしたね。」
貧乏シュウ「いえ。やはり息子にはバレてたみたいです。」
シュウ(ビンボーズ)「ずっと睨んでましたからね、彼。
           昔殴られたことを思い出しますよ。」
マサキ「そういえばそんなこともあったな。だいぶ前に。」
ユーゼス「そして助けなかったのも私だ。」
シュウ(本物)「それはすみませんでした。それと、このお礼はいつか必ず。」
ユーゼス「いや、お前の力が無ければこの究極の蕎麦は完成しなかった。
     これ以上礼をもらうわけにはいかん。」
マサキ「珍しく控えめだな。悪役の言う言葉とは思えん。」
シュウ(ビンボーズ)「悪役かはともかく、全員善人ではありませんね。」
シュウ「ククク…ではお言葉に甘えさせていただきます。
    私も忙しい身なのでね。」
ユーゼス「もう行くのか。」
マサキ「最後に蕎麦でも食わないか?」
シュウ「結構です。細い縁なんていりませんから。」
シュウ(ビンボーズ)「太く長いうどんなら食べますか?」
シュウ「フフフ…では皆さん、よいお年を。」
ビンボーズ「「「よい年を迎えるのも私たちだ。」」」
395それも名無しだ:2008/01/01(火) 00:07:26 ID:t4i+kmMj
おまけ
ユーゼス「フフフ…見よ、この売り上げを。
     我らαビンボーズがαネーゼになる時もそう遅くない未来かもしれんぞ。
     ネーゼって女性じゃね?、という質問を無視するのも私だ。」
シュウ(ビンボーズ)「ククク…今年は本当に良い年になるかもしれませんよ。」
マサキ「今日は三人で飲んでやらんこともない。」
ビンボーズ「「「はっはっはっ!」」」
背後霊『まぁぁぁ〜〜〜てぇぇぇ〜〜〜い〜〜〜〜!!そこの三人組〜〜〜!!』
ビンボーズ「「「あ、あれは!?」」」
背後霊『呼ばれず飛び出ず不気味に参上!
    初代番人のこの俺がお前たちの悪事をあば……』
クォヴレー「アストラナガン。」
ディストラ「はーい。まずは一名様ご案内〜。」
背後霊『なんで俺がああぁぁぁぁぁぁ……!!』
クォヴレー「去年の自分を振り返ってみろ。そして逃げるな、そこの三人組。」
ビンボーズ(((ぎくり)))
ディストラ「あなたたち、よくもバランガ家の蕎麦を奪ってくれましたね!
      おかげで蕎麦を確保するために、私たちがどれだけ苦労したか!
      (せっかくご主人様と年末を過ごせると思ったのに)この恨み、晴らさでおくべきか。」
クォヴレー「(今アストラナガンの会話に間があったような気がしたが。まぁ、いいか。)
      そういうことだ、大人しくディスレブに帰れ。」
ユーゼス「いや、あれはちゃんとした取引で」
クォヴレー「ズフィルードクリスタル入りの蕎麦など食わせられるかっ!」
マサキ「いや、あの家族ならいけるな。」
シュウ(ビンボーズ)「食べてもすぐ再生する蕎麦なんて、
           あの家族のためにあるようなものじゃないですか。」
クォヴレー「アストラナガン!」
ディストラ「三名様追加で〜す。胸部開放☆」
ビンボーズ「「「新年早々吸い込まれるのは嫌だああぁぁぁ!!」」」
クォヴレー「まったく、新年早々騒ぎをおこして。
      行くぞアストラナガン。」
ディストラ「はい!(これで二人きり!)」
クォヴレー「ゼラドを迎えに。」
ディストラ「………はい。orz」

全ての皆々様にとって今年もよい年となりますよう、お祈り申し上げます。
396それも名無しだ:2008/01/01(火) 00:29:18 ID:R2xmWDnz
貧乏臭とか、紛らわしいなおいw しかしGJでしたw
それにしてもビンボーズの三人、たまにでいいから自分たちのスレに帰ってやってくださいw
397それも名無しだ:2008/01/01(火) 01:02:44 ID:O+aNiyK3
とりあえず、今年はヴィレアムを犯したいなぁと思ってます
398それも名無しだ:2008/01/01(火) 02:56:12 ID:K/0HrOps
>>397
ノンノン、打ち上げだからってはっちゃけ過ぎよ
399それも名無しだ:2008/01/01(火) 07:46:02 ID:MzOD1pDw
ゼラド「明けましておめでとうございますw!」

ルナ「ゼラド?・・・誰に言っておるのだ?」
ゼラド「え?私、何か言ってた?」
ルナ「??・・・まあ、良いが」
ゼラド「ルナも振袖着てたんだ」
ルナ「うむ、バルマー本星から送られてきての。まともなセンスだから、多分選んだのはエペソたちであろう」
ゼラド「(アルマナさんてどういうセンスなんだろ?)綺麗なもの着れるのは嬉しいんだけど、私、着付けがなかなか出来なくって」
ルナ「私もこれには苦労した・・・実を言うと、少々窮屈だ」
ゼラド「ああ、それよく分かる・・・でもルナ、髪結い上げてると印象変わるね」
ルナ「そうか?この髪も地球に来てからは切らずにいるのだが、随分伸びた」
ゼラド「良いなぁ・・・私も今年は髪伸ばそうかなぁ」
ルナ「手入れが大変になるがの・・・それにしても、周囲から視線を感じんか?」
ゼラド「言われてみれば・・・わ、私たち、なんか変なことしてるのかな??」


イルス「いやー、胸おっきい子が無理して和服着てるとエロいよねぇw」
ゼフィア「バカモノ、官能的といえ」
イルス「兄貴の突っ込みは新年早々外れてるねぇ」
ゼフィア「・・・今年はお前が少しは大人しくなると良いのだがな」
イルス「今年はお姉ちゃんが欲しいなーw」
ゼフィア「や、やめんか!」


クォヴレー「く・・・元旦の神社なら貴様を祓えると思ったのだが・・・」
イングラム『お前のそのどこまでも諦めない根性は多少認めてやるがな。無駄だw』
クォヴレー「性悪背後霊め」
イングラム『まあ駄目だった事をクヨクヨなやむな。そろそろゼラドたちが来る頃だろう、新年早々不景気な顔を見せる事も無かろう。フハハw』
クォヴレー「貴様に言われてるまでも無い」


ディストラ「うぅ・・・気持ち悪い・・・くらくらする・・・」
アストラ「無理に聖域に入ろうとするからだ。負の霊力を利用できるというのも良いことばかりでないのだな」
ディストラ「兄さんだけ平気なんてズルイですよぅ・・・同じアストラナガンなのに・・・」
アストラ「我が兵器なのは当然だ」
イングレッタ「あえて突っ込みは入れない。天然ボケなキャラだったのね、アストラナガン」
アストラ「何がだ?・・・む?お嬢、珍しい格好をしているな」
ディストラ「振袖ですか・・・あぅ・・・目が廻る・・・」
イングレッタ「別に、イングラムが着て行けというから・・・・・・アストラナガン」
アストラ「なんだ?」
イングレッタ「似合ってるかしら?」
アストラ「ふむ、体型に適合しているかという問いならば・・・肯定は出来んな。お嬢は日本人的な体型をしていない」
イングレッタ「そう。じゃあお参りとやらをしてくるわ。貴方はついて来なくて良い」
アストラ「了解した・・・・・ディストラよ、お嬢は怒っていなかったか?」
ディストラ「さぁ・・・?とりあえず自爆装置でも起動させれば良いんじゃないですか・・・?」

400それも名無しだ:2008/01/01(火) 09:32:15 ID:TUlDX4aF
あけましておめでとうございます。
相変わらずこのスレは面白いですね。

>>388
かなり久しぶりに来ました。子供は元気です。
相変わらずトロンベ言ってますよ〜
最近は、オッパッピーも言ってますが・・。
401それも名無しだ:2008/01/01(火) 12:39:58 ID:16OzitaG
>>400
是非ともお子さんには美食家の道を

初詣行ったはいいが終電逃してすき家で夜を明かしてきたぜ・・・。今の気分はそう、最高にハイって奴だ
402 【大吉】 【1056円】 :2008/01/01(火) 14:04:27 ID:A8sSZa5I
 【ダテ家】
マリ「ふぁ、ぉはよぉ〜」
ハザリア「なにをいっておるか。もう昼過ぎだぞ。
 座敷に雑煮が出ておるから、さっさと顔を洗って着替えてこい」
マリ「あ、うん」
ハザリア「ああ、そうだ。新年おめでとうだ」
マリ「あ、うん。ぉめでとぉ」フラフラ〜

マリ「ちょっと待て! お前、ここでなにしてる!?」
ハザリア「居間の上座に座り、新聞を広げている」
マリ「なんで上座に座るんだよ! 一家の主気取りかお前っ!」
ハザリア「年末ジャンボの当選番号をチェックしているのだが、これがなかなか」
マリ「それ以前に、なんでうちにいるんだよ!?」
リトゥ「あらマリ。ハザリアくんだったら、昨夜『行く年来る年』やってるころからいるわよ?」
ハザリア「貴様はすでにウトウトしていて、非常に面白いことになっていたがな」
マリ「なんでうちで年越ししてるんだよ、お前!」
ハザリア「寮なんだがな、昨夜、ルルが妙なテンションでどこかに出かけ、
 次いでキャクトラがいそいそとどこかに出かけていった」
マリ「それがどうしたんだよ」
ハザリア「この上俺まで出かけていけば、寮ではルナがぽつねんと一人、非常に寂しい新年を迎えることになる!
 フハハハハ! そう思いつくと俺はもう矢も楯もたまらず、行くあてもなく夜の大晦日に飛び出したのだ!」
マリ「サディストか! お前はタチの悪いサディストなのか!」
リトゥ「商店街で、なんか寒そうにうずくまってたから」
マリ「お前も寂しいことになりかけてたんじゃないか!」
ハザリア「フハハハ! 人を呪えば穴ふたつとは、よくいったものだ」
マリ「リトゥ! なんでこんなの家に上げちゃったんだよ!」
リトゥ「その、つい」

ハザリア「しかし貴様は、新年からなかなか面白いパジャマを着ているな」
マリ「わぁーっ! もういやだ、こいつ!」

 【レストラン】
ゼラド「なんか違和感あるなぁと思ってたら、ルナちゃんが一人で出歩いてるのって珍しいよね」
ルナ「そうか?」
ゼラド「そうだよ。だっていつもキャクトラくんが横に」
ルナ「ン、あれは」

キャクトラ「さ、レラ殿。レラ殿は食が細くていらっしゃるから、
 こちらの小鉢にお取り分けいたしましょう」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
ヴィレアム「キャクトラ、レラを甘やかすんじゃない」
キャクトラ「なにをいうか、友よ。
 レラ殿は身体が弱くてあられるのだぞ。無理をして食べさせても仕方なかろう」
ヴィレアム「ちゃんと食べさせないから体力がつかないんだよ!
 だから昨日だって」
キャクトラ「友はレラ殿のお身体のことをきちんと考えていない!」
レラ「・・・・・・、・・・・・・ねむ」

ゼラド「なんで、食育について対立してる夫婦みたいな会話になってるんだろう」
ルナ「なにをしているのだ、あやつは!」
403それも名無しだ:2008/01/01(火) 18:08:16 ID:LYfryyUZ
リュウセイ「おー皆お早う・・・ハザリア、上座が好きならそのままで構わねーぞ」
ハザリア「少尉が上がったなら話は別よ!家主の座を奪う俺では無いわ」
リュウセイ「変なところマメなんだな、どっこら」
ハザリア「当方身分にはうるさいので」
リュウセイ「ハザリア、酒飲むか?」
ハザリア「あいや結構!ささ少尉召し上がられよ」(酌)

リトゥ「唯我独尊なハザリア君の意外な面が・・・」
マリ「キャリコさんの扱いと違うな」
404それも名無しだ:2008/01/01(火) 19:52:18 ID:THYKNhw1
ぷくー、ぱん、ひゅるひゅるひゅる
ルル「(あー餅が膨らんでしぼみましたわ、餅、餅・・・・餅といえばアオラ様
    アオラ様のほっぺを火で炙れば膨らむのかしら?そしてパンと割れてひゅるひゅる
    と・・・、いやきっとプニリ感がモッツァレラチーズのように・・・)」
ルナ「おい、ルル。これ以上焼くと焦げてしまうではないか」
キャクトラ「なんかトリップしているようですね」
405 【大吉】 【1939円】 :2008/01/01(火) 20:02:56 ID:K/0HrOps
子供たちにお年玉とおみくじあげようぜ
名前欄に!omikuji または!damaと入力するだけだ!
406 【末吉】 【933円】 :2008/01/01(火) 20:32:23 ID:MzOD1pDw
じゃあ俺の↑は一番お年玉とか必要無さそうなグレ子に贈ろう
407 【小吉】 【228円】 :2008/01/01(火) 21:41:50 ID:ujCtETc2
ではこれはゼラドに
408 【豚】 【1151円】 :2008/01/01(火) 22:17:29 ID:8Ue9YhqC
じゃあ俺はアオラにあげよう
409 【末吉】 【103円】 :2008/01/01(火) 22:41:03 ID:51lrXBd/
ならヴィレアムにあげましょう
410 【大吉】 【108円】 :2008/01/01(火) 23:06:05 ID:4SCdC2Rk
じゃあキャクトラ用
411 【豚】 :2008/01/01(火) 23:12:15 ID:Qf1vxjGq
俺はガンスレイブ達にあげよう
412それも名無しだ:2008/01/02(水) 01:07:31 ID:zjLuWpzY
>>403
将来に向けて着実にリュウセイの評価を上げてるハザリアにワロタwww
413それも名無しだ:2008/01/02(水) 04:25:57 ID:CaVk6zY0
一日20分、パソコンで簡単な作業をするだけで
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414それも名無しだ:2008/01/02(水) 05:34:20 ID:kzt93bKF
マサキ×ミオ まだ〜?
415!omikuji !otosidama:2008/01/02(水) 08:32:39 ID:FXPxGSMW
やるよ
416それも名無しだ:2008/01/02(水) 11:26:06 ID:VkInVqWr
>>412
というか、貴族ハザリアにとって平時の扱いは
友邦の士官(リュウセイ)>>>>>>>>>>>自国の侍従(キャリコ)だろうし
417それも名無しだ:2008/01/02(水) 13:36:06 ID:aUoBI1uV
ハザル氏はどんな役職についてんのかね。
何の実権の無い名目上の軍最高指揮官兼ロボアニ・特撮大臣か?
418それも名無しだ:2008/01/02(水) 14:09:18 ID:GvZRW2+V
普通に貴族として政治に参加しているぞ。アルマナ派の反対勢力筆頭で
419それも名無しだ:2008/01/02(水) 17:56:53 ID:SkWZaLzT
独裁政権にならない様にあえて抵抗勢力演じてるんだっけか
420それも名無しだ:2008/01/02(水) 18:49:56 ID:Ievv1Kjf
別に独裁してるんわけでもないんでない?
というか真の黒幕はアルマナ様に仕事を強制してるルリ(その後通信は途絶えた
421それも名無しだ:2008/01/03(木) 02:15:57 ID:bljFQ2G9
レラ「え?・・・・・・アーク・・・・・入院?」
咲美「そうなのよ。実はインフルエンザにかかって・・・・・」
レタス「それで、入院ですか?彼らしくもないですけど」
咲美「いやそうじゃなくて、それでタミフル飲んだらいきなりリライト歌いながら滝から飛び降りて」
レラ「ハガレン・・・オープニング・・・・?」
シュウヤ「それで現在どうしているんですか?」
咲美「命に別状はないけど、両手両足それに首を折って、とりあえず全治4ヶ月だとか」
シュウヤ「彼なら4日ですね」
咲美「まあ、そんなもんだろうし、あんまり心配はしてないけど一応お見舞いに行こうかなって」
タスク「へえ、お見舞い行くの」
咲美「ええ!なんでここで登場するの!?てか窓から!?ここ3階ですよ!」
タスク「いや正面からは無理だから。俺の格好、まるで不審者じゃん?学校に正面からとか無理だから」
咲美「まるでとか要らないから!あんた普通に不審者だから!てか来ないでください!」
レタス「おまちなさい、何でお父様がそこまで邪険に扱われるのですか?納得いきません」
咲美「あんたのお父さんは私に深いトラウマを負わせたのよ!てか忘れたかったわ、そのバンダナごと!」
タスク「いーだろうが、でお見舞いだろ。どうすんだ?」
レタス「私はちょっと委員会の方で仕事があるので今日は6時過ぎますわよ」
レラ「私も・・・・っと遅れ・・・・・思う」
咲美「じゃあ病院に6時に集まるってことでいいかしら?じゃあ私はお見舞いに何か買おうかな」
シュウヤ「なら私も暇ですし、つきあいましょう」
タスク「んじゃ俺も!」
咲美「あんたは来るな!」
タスク「いーじゃねーかよー。お見舞いにはたくさんでいったほうがにぎやかで」
咲美「病院に迷惑だ!デッドオアアライブの狭間で揺れ動く人もいる所なんだからさぁ!」
タスク「んなもん、俺は毎日だ。フハーハー、まったく賭場は地獄だぜ」
咲美「自慢になるかあっ!」
アクセル「おいそこの不審者ムそんなところで何してるんだ?てかアブねーぞー、落ちたらしんじまうぞー!」
タスク「大丈夫だよ。おにーさんカルシウム毎日たくさんとってるから」
アクセル「カルシウムなら俺だって毎朝の牛乳でとりまくりなんだな。お前も牛乳か?それともヨーグルトか?」
タスク「いいえケフィアです」
アクセル「そうきた!?あれっていいのか?」
タスク「ケフィアのおかげで嫁ももらえたしかわいい娘も生まれたぞ。どーだビビったか」
アクセル「マジで!俺も始めちゃおうかケフィア!」
咲美「騙されないで用務員のおじさん!てかレタスも何か言ってよ!」
レタス「もうお父様ったらかわいい娘だなんて、ウフフフフフ」
咲美「しまった、こいつファザコンだった!」
422それも名無しだ:2008/01/03(木) 02:19:57 ID:bljFQ2G9
放課後
咲美「結局、私とシュウヤと■■■さんで兄さんの見舞いの品を買いに行くことになりました」
タスク「いや何で俺の名前伏せ字?」
咲美「あんたが放送禁止状態だからだ!」
タスク「大丈夫、エガちゃんよりましだから」
咲美「アレを引き合いに出されても困るから!てかあれ以上なんていてたまるか!」
タスク「いっぱいいるだろ、ほら家から出ないで2chを見ているNE・・・」
咲美「そこから先は言わせるかぁぁぁぁぁっ!」
シュウヤ「それより何を買いますか?お見舞いの品」
咲美「花か果物でいいでしょ。そんなこだわらなくても」
タスク「いやダメだね。あいつはそんなんじゃ喜ばない。あいつ前ビックリマンシールの菓子の方は全部
   咲美に食わせてるって言ってたし、甘いもの好きじゃないらしいぞ」
咲美「なにそれ!『女の子はちゃんとカルシウムとかとらないと』とか言って珍しく優しい言葉をかけてくれたから
  体重気になってもあのお菓子食べてたのに、何その事実!増えたウエストときれいな思い出を返して!」
シュウヤ「ウエストが菓子の分の変動ごとき微々たるものな咲美さんは置いていくとして」
咲美「いやちょっと待て。置いといてよかったかもしれないけど、あんた今なんていった?」
シュウヤ「とにかくまずどこに買いに行くか決めましょうか」
咲美「話そらしたでしょ、目もそらしたでしょ?」
シュウヤ「でどうしますか?」
タスク「やっぱあそこだろ?」
咲美「あそこって、どこを指さして・・・・・・・コンビニ?」

咲美「いやさあ、そりゃ喜びますよ。でもねえ、欲望に忠実過ぎですよねエロ本と、偽装用のジャンプとか」
タスク「シュウヤ、そのエロ本どうだ?ジャンプのほうは昔の輝きが無くてちと悲しいぞ」
シュウヤ「そうですねえ、最近のコンビニはあのシールで中身が確認できないからちょっと当たりはずれがありますね」
咲美「しかもあんたら路上でなんてもんを読んでるんですか!いやもうやめて周囲の目が痛いから!」
シュウヤ「ですがこの袋とじは、ほら」
タスク「うお!まじで!これはヤベエな!」
シュウヤ「ええ、この並以下のラインナップの中、至高の輝きをもっていますね」
咲美「シュウヤ!あんたクリスが見たら泣くわよ!」
シュウヤ「思春期にエロ本無しで一人前になった男がどこにいますか。それに日本のエロは文化ですよ」
咲美「なろうよエロ無しで一人前に!」
タスク「それはお前、愛の否定だろ。愛の終着点にして次なる未来を残すための崇高なものだぜエロは」
咲美「なら恥ずかしげもなく買ってきて見ろそのエロ本を!ジャンプで偽装とか姑息なことせず!」
タスク「いやほら、店員かわいい女の子だったし」
咲美「あんたは中学生かぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
423それも名無しだ:2008/01/03(木) 02:23:04 ID:bljFQ2G9
シュウヤ「で咲見さんの要望で結局、もうすこし見舞いの品を探すことになりましたが」
咲美「あんた本気でお見舞いにエロ本とジャンプでいいと思ってるの!自分の時それでいいの!」
シュウヤ「望むところです」
タスク「男なら入院中は少年○○的な少年誌とエロ本だろ」
シュウヤ「チャンピオンなら一括でもいけませんか?」
タスク「うーん、舞ムH○MEがあったころはいけたけどなあ」
咲美「もういいから!あとチャンピオンは黙って浦安とバキだけでいいから!」
タスク「いや、あのどの層を狙っているか訳分からんラインナップがチャンピオンだろ」
シュウヤ「で見舞いはどうしましょうか」
咲美「あんたも軌道修正早いわね。でもいざ兄さんが喜ぶものとなると」
シュウヤ「好物とか」
咲美「好物・・・・・兄さんの好物・・・・・・・・・・トロロだったかしら?」
タスク「あーそうか・・・・・・・あいつ山芋か」
シュウヤ「そうですか・・・・・・・でしたらスーパーですね」

咲美「えーっと・・・・あった!最後の1個だけど」
ラン「あとはこの芋だけでええはずやな」
咲美「ちょっと待っ・・・・・・!それは今私が取ろうと・・・・・・」
ラン「え・・・・・・あ、ごめんな。ちょっとお金に余裕が出たから奮発しよう思うて。ごめんな」
咲美「あ、いやあの別に・・・・そこまで・・・・」
ラン「ほんまごめん、はいこれ。じゃあ私は帰るから」
咲美「あ・・・・・行っちゃった。てかすごい罪悪感なんだけど」
タスク「最低だな」
シュウヤ「ええ、見るに耐えませんね」
咲美「な!いやでも、あの人好意を断っても断り切らせてくれそうにないじゃない!」
タスク「そうじゃなくてなあ・・・・・・」
シュウヤ「それ里芋ですよ」
咲美「え?これってトロロとか作る奴じゃないの?」
シュウヤ「台所だけはアークの領域な理由が垣間見えましたね」
タスク「てか、さすがのおれでもカタギの女の子のあんな姿は見るに耐えねーぞ。世界名作劇場じゃあるまいし」
咲美「わかったわよ!ちょっと追いかけてくるわよ!」
シュウヤ「やれやれ・・・・・しかしどうもあなたといるとハメをはずしてしまいますね」
タスク「ハハハハ、そりゃお前、オレは自由人だから。しかしこのスーパーに山芋が無いとなると・・・・・・
   なあシュウヤちょっといいか・・・・・・・・・・」
424それも名無しだ:2008/01/03(木) 02:27:40 ID:bljFQ2G9
咲美「ハァ・・・・・・戻ったわよ」
シュウヤ「どうもお疲れ様です」
咲美「あ、なんかあの嫌な空気が消えてる」
シュウヤ「嫌な空気ですか・・・・まあ、男は固有決壊が使えるようになって一人前とタスク氏も言いますしねえ」
咲美「ああ、あの人が居なくなったから」
シュウヤ「ええ。あと、見舞いの時間を6時半からにしてくれだそうです。すでにレタスさんとレラさんには伝えて
    おきました」
咲美「あっそ。まあ居なくなって良かったわよ」
シュウヤ「で、どうするんですか?」
咲美「もう果物でいいわよ。てか疲れた。あの人と一緒にいると5分で疲れるわ」
シュウヤ「でしたら、まあ適当に選びましょう」
咲美「そうね」

タスク「山芋か。さってと、ほんじゃま、久々にまじめに行きますか」
425それも名無しだ:2008/01/03(木) 02:31:45 ID:bljFQ2G9
シュウヤ「やっと病院につきましたね。で彼の病室は?」
咲美「えっと兄さんの病室は4444号室」
シュウヤ「どんな部屋ですか。なんで病院的にタブーな4をあえて4つ付けますか。病院からの嫌がらせですよそれ。
    どういう事をしたらそこに送られるんですか」
咲美「教授が自信満々に死んだなこれって言った直後に「でもそんなの関係ねぇ」って寝言って寝返りうったら」
シュウヤ「彼は何者ですか?ダグ星人と言われても信じますよ私は」
咲美「やめようそのネタ。黒歴史だから」
シュウヤ「ついでにあなたも何者ですか?そのすばらしいまでに寸胴なボディは。どんな下着なら合うでしょうか」
咲美「殴っていい?殴っていいその顔面を?」

咲美「兄さんお見舞いに来たわよ」
レラ「アーク・・・・あーん」
アーク「いやさあ、あーんとか言われてもおれそのチューブの流動食しか食べれないから。
  だからって、チューブをあーんって近づけられてもさあ、あとそこ鼻だから、これ花粉症のスプレーじゃないから!」
咲美「何をしているのかしら?特にレラ、私たち暇だから予定よりだいぶ早く来たんだけどまだ6時になってないわよ
  6時半からって連絡はいってたでしょ!」
アーク「レラは5時からいたぞ」
レラ「暇・・・・なったし・・・・・(バンドの練習が急遽中止になった)」
咲美「へー、そーなんだー」
シュウヤ「女性特有の威圧というのは、またすさまじいですね」
アーク「???」
シュウヤ「そしてそれを感じないアークは馬鹿なのか」
アーク「咲美ム笑い顔が気持ち悪いぞ。まるで藤田和日朗マンガの敵女キャラの笑顔みたいな影があるぞ」
シュウヤ「それとも物ともしないほどの大物なのか!・・・・・・まあ前者でしょう」
426それも名無しだ:2008/01/03(木) 02:37:22 ID:bljFQ2G9
咲美「で、兄さん調子はどうなの?」
アーク「いいわけねー。むしろ、最悪だ」
咲美「え、まだそんなに悪いの?」
アーク「だってオレの担当男の看護師でさあ、もうあれだぜ、屎尿便で男に尿をとられる気分とか。
   もう一人の自分を触られるときの感触が夢に出そうだぜあれは。しかもあの看護師ホモって噂だし」
咲美「いやそんなのどうでもいいから!」
アーク「どうでもいいわけあるか!もう一人の俺が蹂躙されたらどうするんだ!」
OGで割とどうでもいい顔で描かれる名前無し男キャラ風看護師「少しホモの気のあるオレでもお前は無理だわ」
アーク「うっせーよ!てか名前長いよお前!もっとすっきりしろよ、名前で自己主張はレタスまでだよ!」
イケメン看護師「これでどうだ?」
アーク「うわうぜぇ!」
シュウヤ「まあ一発キャラは置いておくとして、お見舞いの品です。どうぞ」
咲美「けっきょくあんたはそのエロ本なの!」
アーク「え、まじで、ちょっとやばいよこれは!両手つかえないのにこんなの貰ったら大変だぞ。
    四肢が五肢に増えて戻んなくなっちゃうよ!」
咲美「生々しい事を言わないで!あと、はい私からは果物」
アーク「あ・・・うん、まあありがと」
咲美「何この温度差。あきらかに態度が違わない?てかまあありがとうって、ほかにないわけ!?」
アーク「一応ありがとう・・・・」
咲美「一応!?」
アーク「お前の手作りお菓子とかじゃなくて」
咲美「しかも続いた!しかもよりいっそう私を傷つけた!何これ、お見舞いに来てなんでこの仕打ち!?」
シュウヤ「最初のまあありがとうで満足すればよかったんじゃないですか?二兎を追う者は一兎をも得ずといいますし」アーク「ちなみにレラからはiPodな」
咲美「それ入院とか関係なく嬉しい物じゃない!てか高くなかったの!?」
レラ「福引き・・・2個・・・当てたし・・・・」
アーク「なぜか渡されたときに入ってたのは全曲ワカメタルだったけどな」
レラ「メタル・・・・・魂・・・・だぜ」
咲美「ぜ?」
427それも名無しだ:2008/01/03(木) 02:42:28 ID:bljFQ2G9
レタス「時間通りに来たのに遅れたような気分になりますわね、最後に来ると」
シュウヤ「まあそういうものですかねえ」
レタス「えっとでお見舞いにですが、ブックオフで100円で買ったものですが、一人でできるトランプ遊びの本です」
咲美「それはいくらなんでも子供っぽいんじゃ・・・・・」
アーク「うお!まじで!てか何でオレがそういうの好きって知ってた?」
レタス「お父様がいろいろと言っていたので。それとどうやらあなたと仲良くした方がお父様と会える
   機会が増えるようですし」
咲美「いやそういう妥協はせずにまず家に連れ戻そう!ねえ諦めずにさあ!」
レタス「そういえばお父様は?」
シュウヤ「そろそろ来ると思いますが」
タスク「じつはもう来てたりするんだが、この窓鍵がかかってて入れねーんだけど」
咲美「なんで窓から!?ここも3階だしさあ!あんたは窓からしか入っちゃいけない宗教にでも入信したの!?」
タスク「そこに山があれば登る!それが男ってっもんだろ!」
咲美「いや格好いいこと言ったかもしれないけど、実際の所は?」
タスク「正面から入ろうとしたら、あやうく通報されそうになった」
咲美「その格好がまずいんですよ。火炎瓶持ってても違和感ないんですから。てかほんと捕まりますよ」
タスク「いやそれ慣れた。てか開けてくれねえか・・・・」
看護婦A「いました、あいつです!」
医者A「おい!貴様何をしている!病院の壁になんで登ってるんだ!」
タスク「いやなんか昨日変なクモに噛まれてすっごい力がつくっていうマンガを読んだから」
咲美「いや読んだだけ!?」
医者B「とにかく降りてこーい!そこでそんな事してもスパイダーマンにはなれないぞ」
タスク「だいじょーぶ、気分はいつでもヒーローで心の中はいつも全身タイツだから」
医者A「いや無理だから気分じゃダメだから。仮にスパイダーマンでも原作的に考えて専用の機械がないと
   糸は出せないから!映画のあれはおかしいから!」
タスク「いやどうでもいいけど、なんでスパイダーマンってモッッコリしないんだろうな?」
医者B「子供の夢が壊れるから!てかどうでもいいで切り捨てて次に言い出すことがそれ!?もう警察呼ぶよ!」
タスク「あー、こりゃやべえな。まるで咲美のパンツのゴムひもだ」
咲美「それは何?タイトって事?きついって事?ねえ落としていい!?」
タスク「いや止めて。ケツが割れちゃうから・・・・・てヤベエいつの間にか2つに割れてるじゃん!」
咲美「それは最初から!どんだけ古典的なボケですか!てかもう帰ってください!」
タスク「んじゃこれアークにおみまいな。じゃあまたな」
咲美「二度と現れるな!」
428それも名無しだ:2008/01/03(木) 02:47:09 ID:bljFQ2G9
咲美「まったく・・・・・・」
レタス「咲美はずいぶんとお父様と仲がよろしいですわね。ちょっと羨ましいですわ」
咲美「いやどこが!?むしろ替わってくれるならお願いしたいわよ!」
シュウヤ「でタスク氏のもってきたのは・・・・・これはすごい。1メートル越えの自然薯ですか」
レラ「ジネンジョ・・・・・?」
アーク「山芋のこと。こりゃトロロつくったらうめーだろーぜ。まあ今は食えねーけど、退院するのが楽しみだ」
咲美「またあの人は最期には金の力で取ってきたわけ?」
シュウヤ「いえ・・・・・・それはないでしょう。さてあまり長居をするのもあれですしそろそろ帰りましょうか
アーク「いや、さすがに自然薯置いて行かれると困るんだけど」
シュウヤ「じゃあ私が預かっておきますよ。かわりに私にもすこし食べさせてください」
アーク「おう、わかったわかった。じゃーな」

レタス「じゃあ、私はこれで」
レラ「じゃ・・・・さよな・・・・」
シュウヤ「ええ、さようなら」
咲美「ねえ、さっきそれは無いって言ってたけどどうして?」
シュウヤ「いくら金の力と言ってもできないこともありますよ。2時間程度で取ってきたと言うことは
    まずこの町のどこかに山芋が生えている場所があることを知っていた上で、自分で掘る必要があります」
咲美「なんで?別にどっかから買ってきてもいいじゃない」
シュウヤ「この自然薯の表面の土がまだ乾ききっていないですし、たまたま堀立の山芋を持っている人なんて
    そう居るとも思えません。やはり自分でしかありえませんね」
咲美「でも、じゃあなんで2時間も?芋を掘るくらいで」
シュウヤ「むしろ私は2時間で取ってきたことに驚きますね。自然薯は引き抜くことはできません。
    1メートルにもなるその根を傷つけない用に丁寧に掘り進む必要があります」
咲美「それって、もしかしてものすごくきつい?」
シュウヤ「ええ、私も一度やりましたが40センチ掘る前に私は折ってしまいましたし。おや
    意外そうな顔をしますね」
咲美「そりゃまあ、あのちゃらんぽらんで世の中なめてるような人がそんなって」
シュウヤ「ほんとにそんな人なら私もアークも彼を慕いませんよ。彼は自らいかさま師の看板を下げて歩く
    茨の道を歩みながら、決してその苦の面見せない、そんな人ですよ」
咲美「でも、どうしようもないボケボケ親父でもあるんじゃないの?」
シュウヤ「まあ否定はしませんよ。でもね、山芋が好きとアークが言う理由は考えてみてもいいかもしれませんよ」
咲美「・・・・・・・やっぱり、納得がいかないわね」
シュウヤ「まあそれでいいんじゃ無いですか。では私もここれ別れますね。さようなら」
咲美「うん、さよなら・・・・・・・はあ、何だろね、ホント」
429それも名無しだ:2008/01/03(木) 02:51:19 ID:bljFQ2G9
トントン
アーク「入ってマース」
タスク「いや、そのボケは要らないから。てか止めてくれ建物登るの今日3度目でさすがにきつい」

アーク「んで、夜の10時に再度窓からお見舞いに来るってのはいったい?」
タスク「いや、弟子の様子が気になったのと外は寒いから」
アーク「後の方が本音っすね」
タスク「まーな。しっかしつくづくお前はすげーな、もう立てるのか?」
アーク「まあ無理すれば。つっても一応まだ骨はくっついてないから、安静にしないと。首の骨もまだ外れてるし」
タスク「いや、なんかお前はジオングヘッドみたくなっても大丈夫な気がする」
アーク「そこまで不死身じゃねーっすよ!」
タスク「ははは。しっかし、お前はなんだ?男の見舞いをそんな嬉しそうに」
アーク「まあ一応師匠っすから。あと山芋ありがとうございました。あのころのことを覚えてたんすか?」
タスク「いや忘れてたけど今日思い出した。しっかしくだらねえ話だろ。咲美が風邪引いたから何か食わせたいって
   ガキの頃のお前が言うから、ちょっくら二人で山芋掘ったってだけの話だろ?」
アーク「まあ。でも咲美は山芋が好きじゃないって食べなくて、そしたらオレも実は風邪引いてて、エラい熱出して
   そしたらまた掘ってきてくれたんすよね、山芋。それが美味くて美味くて、風邪もすぐ治ったし」
タスク「しっかしお前は英単語も覚えられないのにくだらないことばっかりスラスラと覚えてなあ。オレみたいに
   なっちまうぞ」
アーク「そりゃ本望っすよ」
タスク「やめとけ。オレなんてほとんどカタギじゃないぜ。せめてマーズくらいにしとけよ」
アーク「才能がある奴が更に努力してのし上がっていく世界で、才能も能力もないオレが憧れたのは、才能を
   それを上回る努力でけっ飛ばし、その努力を見せない余裕で笑い飛ばすワルな男ですよ」
タスク「ははは、そりゃ誰のことだよ、オレは単なるダメ親父だぜ。しっかし芋掘るのに汗かいたらくせーな。
  ちょっとシャワー室忍び込んでくる。お前も早く良くなれよ」
アーク「了解っす」
430それも名無しだ:2008/01/03(木) 02:55:50 ID:bljFQ2G9
ぎゃあ!
いつも使ってるPCが壊れて親のマックのノートPC使ったら一部文字化けしちまった!
431それも名無しだ:2008/01/03(木) 03:40:04 ID:Rtr5y548
>>430
所々ムって書いてあるのがそれっすかww

もちろんネタは面白かったです、俺も風邪引いてるからトロロとか消化に良いもの食べたいなぁ
GJ!
432それも名無しだ:2008/01/03(木) 03:58:18 ID:OpIueBe0
 【マンション】
ルアフ「いやぁ、まさかコバヤシサチコがねぇ。
 あれ、どんなだったっけ」
ラミア「紅白は観てないだろう。ずっと格闘技観てただろう」
ヒューゴ「サクラバがねえ。フナキにブランクがあったとはいえ」

ヒューゴ「あれ、年が切り替わってるんじゃないですか?」
ルアフ「おやおや、なんてこったい。新年明けましておめでとうじゃないか」
ラミア「どうだ」
アクア「なにが『どうだ』ですか。『ちょっとひねったぞ』みたいな顔してこっち見ないでください」

ヒューゴ「やぁ、再度ODEシステムの相手するのがダルい、
 ゼオラさんが普通にゼラドに見える、クスハさんが貧乳に見える、
 アンジェルグで攻撃を仕掛けるとき、『ラミア先生頼んます』とか呟いてしまう、
 ミツコさんとニブハルさんが微妙に仲良さそうに見える、
 最終決戦だというのに、特にやることもないユウキさんとリルカーラさんがマップ上にいる、
 などの諸症状に悩まされてるみなさん、明けましておめでとうございます。
 今年も特に存在感を出すつもりはありません、ヒューゴ・メディオです」
アクア「ヒューゴ! ユウキさんには射程外からの削り役という重大な役目があるから!」

ルアフ「しっかし、新年だっていうのに、微妙に閑散としてるじゃないか」
アクア「新年だし、皆さん実家に帰ってるんじゃないですか?
 よその星とかコロニーから来てる子たちもいるんだし。
 むしろ、なんで先生方は正月から私のマンションに入り浸ってるんですか」
ラミア「あのとき、私は悟った。
 私が帰ってくるべき場所は、ここなのだとな」
アクア「あのときっていつですかっ!? 勝手にひとの部屋に帰ってこないでください!」
ヒューゴ「帰るべきところ。俺にはそんなもの存在しない。
 薄汚れたコンクリートジャングルの片隅で、野良犬のように生きていた日々」
アクア「ヒューゴぉ! ごめんなさい、ヒューゴぉっ!」

ラミア「人もいないことだし、ひとつネタバレでもしてみるか」
アクア「なにいってるんですか、やめてください!」
ラミア「OG外伝に、私は出ない!」
アクア「そのネタいつまで引っ張る気なんですかぁっ!
 2.5に出てる時点で、そんなわけないじゃないですか!」
ラミア「まさにサプライズ」
アクア「サプライズっていうより、ユーザーがぽかーんとしちゃいますよ!」

ルアフ「よぉし、じゃ、僕もやってみようか、ネタバレってやつを!」
アクア「だから、やめてください!」
ルアフ「コナン君は、今年も完結しない!」
アクア「うっかり完結しちゃったらどうするんですか!?
 自分で責任取れないようなウソつくのやめてください!」

ヒューゴ「うっし、じゃ、俺も!」カポンカポン
アクア「ヒューゴ、その準備体操はどうかと思う」
ヒューゴ「サンミュージックのおっぱっぴーは、意外と今年も生き残る!」
アクア「ネタバレじゃなくて予想になっちゃってるから!」
ラミア「ま、エガちゃんにはこれからも頑張ってもらうとして」ポン
ヒューゴ「エガちゃんが画面に出ると、なんだかホッとするんだよ」ポン
ルアフ「考えてみるとエガちゃんけっこうなキャリアなのに、あれだけ身体張れるのは凄いよ」ポン
アクア「なんでエガちゃんの名前出しながら私の肩ポンポン叩いてくんですかぁっ!?」
433それも名無しだ:2008/01/03(木) 04:00:16 ID:OpIueBe0
ルアフ「しかし、新年早々この薄ら寒い空気はどうにかならないものかね」
アクア「しょうがないじゃないですか。お正月だし、スパロボ新作出てるし」
ラミア「では、やるか」
ヒューゴ「やられますか!」
ルアフ「正月早々、家庭訪問を!」
アクア「なんなんですか、その、スパロボ新作出たら家庭訪問しなくちゃいけないっていう義務感!」
ヒューゴ「ルアフ先生はボーナスで買ったPS3本体が異様に熱を持つもんだから、
 ビビってゲームを先に進められないんだ」
ラミア「このビビリめ」
ルアフ「BGMに雑音混じってるなぁと思ったら、ディスクがぶんぶんまわってる音だったよ!」

 【雑居ビル】
マーズ「ざっけんじゃねーよチャンピオンは『冥王神話』一択だろーっ!?
 マニゴルドさんかっこいー! おれ、もー、女の子になるよ! 抱いてーっ!」
ルアフ「正月早々、なに蟹座のマニゴルドさんに発情してるんだい、このロボは」
マーズ「おれ、しょーがつ三が日は仕事しねーの。ヘンなとこ古風だから」

ヒューゴ「じゃ、家庭訪問の幕開けだ」
マーズ「生徒じゃないんだけどー」
ラミア「よし、なにか面白いネタバレをしろ」
マーズ「まさかのムチャぶりだーっ!」
ヒューゴ「制限時間5秒、4、3、2・・・・・・」
マーズ「しかもタイムアタックだぁーっ!
 えーと、えーと、犯人はヤス!」
ラミア「落第」
ルアフ「先生、君にはガッカリだ」
ヒューゴ「いざってときに柔軟性ないのは、ロボの悲しさだなぁ」
マーズ「あーんあーん! よくわかんないけど、なにかに落第したー!」

ヒューゴ「カズマ・アーディガンのライフデータとキャレットのシステムを組み合わせて作られたロボ、マーズ。
 希少なチビッコキャラだというのに、びっくりするほどかわいげのないロボだ。
 いつの間にか、雑居ビルに事務所を構えてる」
マーズ「だぁーって、本拠地がねーとシノギがしにくいんだもん」
ルアフ「シノギとかいうのをやめたまえ。
 そんなだから、君はなんだか金融屋みたいなイメージがついてまわるんだよ」
マーズ「ちぇっ、ニンゲンの価値観てなぁー、どーにもわかんねーよ。
 レンタルビデオ借りたら料金がかかるし、延滞したら延滞金がはっせーするでしょ。
 モノが現金になっただけで、どーして急に目を血走らせるのさ。
 見て面白い分、ビデオの方が価値が高そーなもんなのにさ」
アクア「そういうことをいうから、あなたは」
434それも名無しだ:2008/01/03(木) 04:01:11 ID:OpIueBe0
 【マンション】
ミツハル「すでに大学まで出ているんですが」
ラミア「よし、大卒っぽいネタバレをしてみろ」
ミツハル「えぇっ!? えぇっと、えぇっと、実は伊集院は攻略可能だ!」
ルアフ「50点かな。いまどき無印ときメモって」
ヒューゴ「70点。20点分は、ノスタルジーだ」
ラミア「10点。私は紐緒さん一択だ」
アクア「なに真面目に採点してるんですか!?」
ミツハル「くっ、ゼミの教授よりもシビアな採点だ!」
アクア「今さらな大卒アピール!?」

ヒューゴ「ミツハル・イスルギ。
 いまさら突っ込むのもめんどくさくなるような捏造カップルの子だ」
ルアフ「しかし、つまんない部屋だねえ。
 デスクとベッドと、あとは書類と書籍。
 君、これじゃただの青年社長の部屋じゃないか」
ミツハル「ただの青年社長ですよ、僕は。部屋なんて寝に帰ってくるだけですよ」
ヒューゴ「ルアフ先生、こっちです!
 洗面所で面白いものを見つけました!」
アクア「ヒューゴ! なんで物色してるの!?」

ルアフ「ほほう、歯ブラシ」
ヒューゴ「しかも、2本」
アクア「1本はかなり長い間使われた形跡がありませんね」
ラミア「未練がましい男だな」
ミツハル「うわーん! いいじゃないか、いいじゃないか!
 思い出だけはいつでもキレイなんだから!」
ルアフ「なに、普通に恋愛経験重ねてるんだい、君は」
435それも名無しだ:2008/01/03(木) 04:02:53 ID:OpIueBe0
 【高級マンション】
レタス「どうも、新年おめでとうございます」
ルアフ「やぁやぁ、遅くなってすまなかったね」
アクア「なんで生徒後まわしだったなんですか」

ヒューゴ「レタス・シングウジ。
 レオナとタスクの娘という、わりとオーソドックスな2世世代だ。
 名前からして菜食主義者っぽいイメージがあるが、よく考えたらそれは共食いだ。
 あれ、そういえば名字、シングウジだっけ、 ガーシュタインだっけ」
アクア「ヒューゴ、今さら自分が担任してるクラスの子の名字確認するのはどうなの」
ラミア「とにかく、ネタバレをするんだ」
アクア「なにが『とにかく』ですか!
 なんですか、あくまでネタバレにこだわるその姿勢!」

レタス「えぇと、では先生方、500円玉を一枚拝借させていただけますか?」
ルアフ「ヒューゴ君」
ヒューゴ「えぇ〜、ルアフ先生がやってくださいよ」
ラミア「私はイヤだからな」
アクア「生徒の前でセコい姿見せないでくださいよ。はい、これでいい?」
レタス「どうも。では、この500円玉をガラステーブルの上に置いて」
 ポンッ
ルアフ「おぉっ! なんてこった、コインがガラステーブルを貫通したぞ!」
ヒューゴ「すっげ! マジすっげ!」
ラミア「自分の目が信じられん!」
アクア「いくらなんでも驚き過ぎじゃないでしょうか!」

レタス「はい、まずは私がはめている指輪をご覧くださいな。
 これはPKリングといって、磁力を持っているマジックグッズです。
 これを使って、スチール製のコインをガラス越しに貼り付けていたんですの。。
 テーブルを叩くと同時に、先生から受け取ったコインをパームテクニックで手の中に隠し、スチールコインを落とす。
 これで、コインがガラス板を貫通したように見えるというわけですわ」
ルアフ「フム、簡単そうにいうけど、
 テーブルを叩くのとパームを発動させるタイミングを合わせるテクニックはただごとじゃないぞ」
ヒューゴ「なんて鮮やかな手並みなんだ」
ラミア「まさに魔術だな」
アクア「あれぇ、ネタバレじゃなくてマジックの種明かしになってませんかぁっ!?」
436それも名無しだ:2008/01/03(木) 04:04:20 ID:OpIueBe0
 【喫茶店】
ラミア「お前はネタバレとかいいから、ちゃんと登校しろ」
ルアフ「出席日数がね、ギリギリだよ。ほんとギリギリ」
アクア「私の授業中にフラッと消えるのはやめて? 教師としての自信を失いそうになるから」

ユウカ「Too many problems,oh why am I here〜♪」
ユウ「ユウカ、正月早々先生方がいらしてるんだから、きちんと話を聞きなさい」

ヒューゴ「ユウカ・ジュグナン。ユウキ・ジュグナンとリルカーラ・ボーグナインの娘。
 つい最近まで不登校状態だったパンク少女だ。
 パンクとかいっといて、ただのポップソングを歌い出すことも少なくない。
 その際は、『○○はパンクよ』といっとけばいいと思ってる節がある」

ユウ「小さい頃はきゃらきゃらとよく笑う、かわいい娘だったんですが」
ルアフ「君も大概親バカになってるね」
ユウ「大きくなったら『ぴちぴちピッチ』になると、よくいっていて」
ユウカ「ダディ、あたしは『ぴちぴちピッチ』になるドリームを捨てたわけじゃない」
ユウ「捨てなさい。そんなやさぐれた『ぴちぴちピッチ』、お父さんは認めないぞ」
アクア「『ぴちぴちピッチ』になんの思い入れがあるんですか」
ユウカ「うちのダディはムッツリよ」
ユウ「ユウカ、そんなだからお前はクラスに友達がいないんだ」
ユウカ「ヘイ、ダディ!」
ユウ「ダディと呼ぶのをやめなさい!」

ヒューゴ「まあ、そんなこんなで、本年もよろしくガリレオですよ」
アクア「ヒューゴ、なぜガリレオと付けるの」
ラミア「よし、>>440、なにか面白いネタバレをしろ」
アクア「ムチャぶりをやめてください!」
ルアフ「期待してるからね>>440! すっごい面白いネタバレをしてくれたまえ>>440!」
アクア「なにハードル上げてるんですかぁっ!」
ヒューゴ「ところでOG外伝のネタバレなんだが」
アクア「ヒューゴぉっ! ストップストップストーップ!」
 ブツンッ!
437それも名無しだ:2008/01/03(木) 10:41:21 ID:obtV5zkF
>>431
舞ーHiMEが連載されてた頃のチャンピオンは面白かったよなぁ
楽しく読ませていただきました、乙
438それも名無しだ:2008/01/03(木) 11:16:05 ID:2Zd1B0Ns
>>440に期待
439それも名無しだ:2008/01/03(木) 11:55:20 ID:HWKgDrcY
では>>440さんのネタバレです

↓どぞ〜
440それも名無しだ:2008/01/03(木) 15:26:25 ID:sEhqVvoq
αシリーズのコンプリートボックスがWindowsとMACのハイブリッドBDで出る。
441それも名無しだ:2008/01/03(木) 17:49:39 ID:BIzjULi7
ネタバレの続きだ。
OG3で、フラグによっては「きれいなハザル」参戦
無論、無駄にリュウセイと話が合う

>>412
と、言うかだ。マリとリトゥほったらかしで、リュウセイと仲良くロボ話してたなあ・・・
むしろ問題になるのは父親より、おば様方の方じゃないかと。

って、あれ?
R-3とラピエサージュが飛んできt
442それも名無しだ:2008/01/03(木) 17:52:06 ID:TG8x3smS
まぢかぁ
BDドライブって今いくらだ〜orz
443それも名無しだ:2008/01/03(木) 18:21:26 ID:mW9sCvTE
>>441様。それはマジでございますか?
めちゃくちゃ期待するんですけど。
コンプリートもマジ欲しい…。
サプライズなネタバレありがとうございます!!
444それも名無しだ:2008/01/03(木) 19:44:15 ID:I1yNaLMW
・ネタバレ
ただいま、○○が××に膝枕されてる真っ最中。
○○とは、すなわちブチンッ―――
445それも名無しだ:2008/01/03(木) 23:35:22 ID:PxXnRyb/
ただいま、ディス姉がクォヴレーに膝枕されてる真っ最中。
やめて!クォヴレーの膝はもう限界よ!!
446それも名無しだ:2008/01/04(金) 08:34:01 ID:vI0qlMqu
リュウセイ「なんだって!?OG3にはダイゼラドとルナシオーネが出るって!?」
リトゥ「それはないって」

ディストラ「私の出る可能性はなきにしもあらずですね」
龍王「メイドロイドとしてな」
ディストラ「なんどぅえすってぇ〜?」
龍王「ふん、このバルカンが目に入らんか」
ディストラ「あなたには長寿と繁栄は要りません!今この場で虚無に還りなさい!」
447それも名無しだ:2008/01/04(金) 08:42:00 ID:vaBpE2dA
>>445
ディストラどんだけ重いんですかw
というかマゾの気でもあるんですか久保w
448それも名無しだ:2008/01/04(金) 10:40:49 ID:qJn7upku
>>447
おそらく機動兵器形態をギューッと人間サイズに凝縮してるだけだから兵器形態とほとんど体重は変わらないはず

アオラ「じゃあディストラお姉ちゃんは普段どうやってウチで生活してんの、そのままだったら今頃ウチの床穴だらけだよ」
ディス「ふふ、ではアオラちゃん、私の足元を姿勢を低くしてよーく見てみて」
アオラ「どれどれ…、あ、浮いてる」
ディス「そう! 普通に生活しているように見えて実は常に1mmだけホバリングしているのです! 歩いたり走ったりするのもフリだけなのです」
アオラ(……ドラ○もん? あれ、お姉ちゃんパンツはいてn)
449それも名無しだ:2008/01/04(金) 12:09:24 ID:brZL/rJt
>>448
ちょwwww
エロメイド自重しろwwww
450それも名無しだ:2008/01/04(金) 12:49:33 ID:y0/WDo3I
>>448
元々はガンスレの一部を使って体作ってたから体重はそれなりだった気もするが、人それぞれだわな
等身大体重数十tってのも実際面白いしww
451それも名無しだ:2008/01/04(金) 13:13:42 ID:vI0qlMqu
そのあとの設定で、ズフィルードコアクリスタルに人格を投影、ってのもあったんだが、ドラえもんシステムの方が面白いな
452それも名無しだ:2008/01/04(金) 13:36:18 ID:6d40bg7l
まあ、サルファの時の避けモーションもまるでホバリングだしな。
453それも名無しだ:2008/01/04(金) 17:28:53 ID:vaBpE2dA
デパートでエレベーターに乗ったとたん『ビーーーー!』音が鳴ったりするのか>ディストラ

ディストラ「・・・・・階段を使うのが一番健康に良いんです」
454それも名無しだ:2008/01/04(金) 22:23:05 ID:tPcfzAKE
鳴る前にエレベータが落下しそうだ。


久保なら駐車場に置いてそうだがw
455それも名無しだ:2008/01/05(土) 00:35:14 ID:NuF5sXaf
受験前にOG外伝かっちまったよ。ユニバーサル吹いたwフリーバトルはいろいろな発見があるなw

ディストラ「あぁ・・・ご主人さまたちが買い出しに出て小一時間。寒いですぅ〜」
ディストラ「プリ○スとかラン○ボが並ぶなかで突っ立ってる私は旗から見たら変人なんでしょうね・・・へっくち!あぁっ、ワンちゃんさん!オシッコしちゃダメです!うわぁ〜ん!ごしゅじんさまぁ〜、はやくかえってきでぇ〜」
クォヴレー「何を泣いている?」


レラ「・・・・・・・た」
キャクトラ「『どこかでただならぬ悲しみを感じた』ですか?」
レイナ「よく聞き取れるわね?貴方の耳を解剖してみたいわ」
456それも名無しだ:2008/01/05(土) 00:36:17 ID:6vOUpqSm
ところで「AがBに膝枕されてる」っていうのはAがBの膝(太もも?)に頭を乗せて寝ている状態なんだろうか
それとも逆かだろうか?

マリ「どうなんだろうな?」
リトゥ「う〜ん…」
ハザリア「とりあえずはっきりしている事はお前らの足は肉付き今ひとつで大して心地よくないという事(メキャッッ)」(肘打ち)

レラ「……(フルフル)」
アーク「な、なあレラ公?膝枕は嬉しいんだけど無理はやめとけって…お前正座5分以上できないだろ?な?な?」

アオラ「ムニャムニャ…」
ルル「ああ、アオラ様w私の膝の上でこんな無防備な寝顔をなされてるなんて…ぷにぷにw」
アオラ「ムニャ…お代わり…」
ルル「ああ、アオラ様wそこは普通『もう食べられない』とおっしゃるところですわw」

ラン「…ゼフィアちゃーん?」
ゼフィア「………」
ラン「どないしよ…?起きてくれへんし。よっぽど疲れとるんやろか…」
ゼフィア「………」
ラン「…。ま、しばらく年下の寝顔間近で見させてもらおかw」
ゼフィア「…よ、よせイルス…それは壊すな……ナンブ…その薬は………とまれスレイチェル…車を撥ねるな……」
ラン「……。苦労しとるんやなぁ…」
457それも名無しだ:2008/01/05(土) 01:26:58 ID:yCVXbieV
OG病院4444号室
アーク「あのさあ・・・・・・」
クリス「なんですか?」
アーク「女の子のお見舞いは嬉しいですよ・・・・でもな、特に親しいわけでもない子がさ
   いきなりお見舞いに来たらさすがにオレもちょっとおかしいとか考えますよ?」
クリス「別に・・・・ただシュウヤがいつも仲良くしている人が弱ってい・・・・いえ入院して
   いると聞き、少し尋問・・・ではなくお話をしようかなって」
アーク「言葉の節々からこぼれる本音に、お兄さんちょっと困惑気味というか
   若干生命の危機すら感じているのですが・・・てかあんたマジで何だよ!」
クリス「何だよとか言われるほど僕は存在感薄いですか?いつの間にかシュウヤが
   B組住人みたいになって、昼休みに昼食をB組で皆さんと仲良く取っているときに
   A組で一人昼休憩に弁当を食べる僕のことなんて知るはずもありませんよね」
アーク「ヤバイ!こいつは地雷女だ!えーと、オレは実は1回刺されただけで死ぬぞ」
クリス「いや、ちょっと待って!なんでいきなり僕が刺傷事件を起こすの前提なんですか!?」
アーク「実はオレは聖なる石が無くても倒せて、生き別れの妹が12人居たらいいな!」
クリス「ネタにかこつけて願望暴露!?そしてヤマトの勇気は世界を救ったのか今無性に
   気になり始めました!ってギャグマンガ日和はどうでもいいのです!」
アーク「わかった・・・・・とりあえず、今日はこれで引き下がってくれ」
クリス「これって・・・・・・エロ本ですか!いや、だめ!私はまだ大人の階段を上る最中の
   シンデレラなのです!こんな物を読むなんて・・・・・うわ!すごいですよ、これ!」
アーク「読んでるじゃん」
クリス「黙ってください!ん?所々切り取られて・・・・まさかスクラップして永久保存!イヤッ!
   この人は最低の変態です!シュウヤ助けて!この男の吐く空気で妊娠してしまいます!」
アーク「ちなみにそれ買ってきたのシュウヤな」
クリス「ガーン!」
アーク「ガーン!って口で言う奴初めて見た」
クリス「い、いいのです!シュウヤも男の子なのですから、少しくらいならエッチなのも当然なのです!」
アーク「ちなみに、あいつは年上系が好みだ。だがなぜかSM嬢はダメだ」
クリス「ガーン!自分と正反対みたいなキャラが好きな上に、唯一これから頑張れば
   目指せそうな年上キャラがダメとか言われています!」
アーク「どうして一番近いのがSM嬢?というか近親ねらい?」
クリス「そんなに生々しいものじゃないのです!強いて言うなら兄弟愛です!」
アーク「強いて言うのがブラコンというのはどうなんだろうな」
クリス「普段馬鹿が服着て歩いている人に馬鹿にされています!ものすごい屈辱です!」
アーク「大丈夫、今のお前の言葉の方がよっぽど屈辱だこの野郎」
458それも名無しだ:2008/01/05(土) 01:30:09 ID:yCVXbieV
クリス「納得がいきません。なんでいつも周りに振り回されてばかりのお馬鹿な人に
   僕はこけにされてるんですか!」
アーク「理由は・・・・・ベッドの下だな」
クリス「ベッドの下?」
タスク「グーグー」
クリス「ホームレスが寝ています!というか医療器具の機動音かと思ったらいびきですか!
   というか誰ですか!そしてなぜベッドの下なんですか!?」
アーク「まあ、ぶっちゃけ寒いからだそうだ。で、誰かというとオレの師匠ね」
クリス「あなたの師匠ですか・・・・汚い人ですね」
アーク「ちなみに、シュウヤの師匠でもあり、シュウヤが家族の次に敬愛する人ね」
クリス「ははー!無礼なことをいってすいませんなのです!子供のくせに出過ぎたのです!」
アーク「大丈夫だって、師匠っていっても実際は博打狂いのホームレスだし」
クリス「はあ・・・・・」
アーク「んで社長で、いかさまの王様で、嫁と昔の上官に頭の上がらない人」
クリス「はあ・・・・?」
アーク「オレも尊敬はしてるけど、別に立派な人とか思ってないし、7割は反面教師だぞ」
クリス「それと、あなたがいま僕をこけにしてるのと関係があるのですか?」
アーク「どーいうわけか、おっちゃんがそばにいると頭がよく回るんだよな。
   こう赤い石のついた石化面を被った感じ?」
クリス「あなたは宇宙にでもとばされてそのうち考えるのを止めればいいのです」
アーク「大丈夫、おにーさん妄想だけでいくらでも過ごせるから。ちなみにお前は俺の前に立ったとき
   すでに脳内で様々な妄想のサンプリングを施されている」
クリス「この男は本物です!助けてシュウヤ!見られただけで妊娠させられます!」
アーク「ただなぜか、中学生までしか妄想できない不思議。そして女装少年にしたら一番萌えるという」
クリス「屈辱です!こんな最低男相手でも屈辱です!僕の女としての部分すら否定されました!」
アーク「なあ、お前女と言っているけど実は男って事でいい?」
クリス「何がいいのか分からないですよ!」
アーク「いや、瑞穂お姉様とかマシロくんとかオレ好きだし、少女少年は小学生の頃からのお気に入りだ」
クリス「この男は生粋です!生まれ持った何かを持った正真正銘の■■■です!」
アーク「いやそんな言葉を使うお前こそ■■■だろ」
クリス「伏せ字に伏せ字でつっこみを返すなんていう、読む人にとても不親切な方法で馬鹿にされています!」

459それも名無しだ:2008/01/05(土) 01:34:10 ID:yCVXbieV
クリス「もういいです!とにかく僕が言いたいのは一つです。兄さんはA組の人間なのだから
   A組で過ごすべきです。これ以上B組の解説キャラはさせません!」
アーク「じゃあメイドでもまたさせるか?」
クリス「何のことですか?」
アーク「いや別に・・・・・・たださ、そりゃオレをどうにかしたって無駄だろ
   B組にあいつがいつも居るのはあいつの意志だしさ。てかあいつに言えよ」
クリス「だめです。B組から帰ってきたときのシュウヤの楽しそうな顔を見たら言えないです」
アーク「だったら、一緒に来ればいいじゃん」
クリス「だめです!それでも私はシュウヤと一緒にいたいです。でもシュウヤにとって
   あちら側は立ち入ってほしくない領域なんです・・・・だから」
アーク「ハァ・・・・で自分は直接言い出せないと。じゃあ何か?オレ達がシュウヤを突き放して
   シュウヤがB組に居づらくしろって事か?」
クリス「そうです?」
アーク「ああそう、なら・・・・・・・そんなモンは糞くれぇだ!オレはゴメンだぜ!」
クリス「だったら勝負です!あなたはゲームが得意だそうです、なら一番得意なので勝負です!
   それに勝ったら言うことを聞いて貰います!」
アーク「一番得意なの・・・・・でいいんだな?」
クリス「はい」
アーク「なら、オレがやるのはこのコインゲームしかねーだろ?」
(中略)
クリス「・・・・負けたのです」
アーク「ひでえ中略の仕方だな。何これ、オレの大活躍のシーンはカットっすか?
   めんどくさいっすか?地味だし描写がめんどくさくてやってられないのかこのやろう!」
クリス「何を怒っているですか。あなたの勝ちなんですよ・・・・」
アーク「いや、なんつーか、オレの一番得意って単語はどうも必勝フラグみたいだし
   ネタにしづらい事このうえないそうだ。というか、マジで地味だし外野が居ないと
   描写もできやしないとか何だとか、オレが格好いいと違和感とか・・・・・・ハァ」
クリス「なぜ僕は負けた上に愚痴を言われてるんですか?」
アーク「ところで、お前がゲームに負けたんだからオレの言うことを聞くべきだよな?」
クリス「え・・・な、なんの事ですか!そんなルール決めていないです!」
アーク「んなもん知るか!というかやっと腕が動くようになった骨折中の人間にゲーム挑む奴に
   拒否権なんかあるわけねーだろ!」
クリス「なぜか今だけ頭の回る男に僕はいろいろな危機を感じます!助けてシュウヤ!
   今度こそヒーローが寸前で助けに来るくらいのピンチですよ!」

460それも名無しだ:2008/01/05(土) 01:39:07 ID:yCVXbieV
アーク「オレが居ない間、満足にめしも作れない咲美が外食とコンビニ弁当ばっかりになってる
   と思うから、咲美の昼飯の弁当を作ってくれ」
クリス「え・・・・でも僕は料理は・・・・」
アーク「シュウヤにでも聞けよ。とにかくお前が作ってくれ。あとちゃんと食べたかの確認もな」
クリス「それって・・・・」
アーク「いっしょに飯食えって話だよ。ついでにシュウヤも監督責任で一緒にな。
   拒否権は無いぞ。当然シュウヤにもだ。つーわけでオレが居ない間頼んだぞ」
クリス「・・・・・頭のいい君はむかつく奴ですけど、少しいい奴です」
アーク「んな訳あるか。オレが女の敵のろくでなしだ」
クリス「普段はその自覚も無い人だと僕は思ってるんですけど。恥知らず=ジキミ=アークです」
アーク「いやいやいやいや、何その図式!?オレどんだけだよ!」
クリス「では約束を守るために料理の練習をするので僕はもう帰ります。じゃあ!」
アーク「なんつーか、オレは今日ものすごいトラブルの種をまいた気がする」
イケメン看護師「そして君は退院する頃にはその事を忘れている。まさに鳥頭」
アーク「いやなんでお前!?普通ベッドの下のおっちゃんが実は起きてて、とかだろ?
   てか誰が鳥頭だ。あれか三歩歩くと忘れるって事か?それとも親父譲りの髪型のことか!?」

クリス「さあ咲美!仕方なくですが僕が作った弁当です。食べてください」
咲美「え、あ、うん」
クリス「シュウヤもです!」
シュウヤ「まあ、いいんですけど・・・・」
レタス「なんというか、見た目は普通なのですが、妙なオーラがありますわね」
レラ「すご・・・・・・におい・・・・」
クリス「いろいろと隠し味とか入ってますから」
咲美「な!酸っぱい!煮物に酢!?」
シュウヤ「クリス!なぜご飯にヴァニラエッセンスを!?」
クリス「きっとおいしくなると思いました」
シュウヤ「レシピの通りに作りなさい!」
咲美「兄さん・・・・・居なくなって初めて、一応助かってたのが分かったわ。
  まあその10倍苦労していたけどさあ・・・・・」
クリス「どんどん食べてください!」
シュウヤ「酸っぱい!甘い!苦い!塩辛い!味の不協和音に舌がぁぁぁぁぁ!」
咲美「居ないときまで変な苦労をさせないでよぉぉぉぉお!」

アーク「ブワックション!まだインフルエンザが治りきってねーのか?トロロ食って寝よ」
461それも名無しだ:2008/01/05(土) 01:50:14 ID:5WskQ5sn
GJ
アークがカッコ良く見える、不思議
あとクリスって一年下じゃなかったっけ?
462それも名無しだ:2008/01/05(土) 02:06:17 ID:V6k4AxyP
>>460
KYで申し訳ないが、トロロってインフルエンザに効くの?
463それも名無しだ:2008/01/05(土) 06:34:40 ID:7oZrR94L
>>461
シュウヤと同学年だよ。
マリとリトゥみたいなもんで、どっちが兄or姉かも区別できてない。
だからSS職人によってシュウヤが兄だったり、クリスが姉だったりする。
たしか初期の設定じゃ、クリスが無理やりシュウヤに姉と呼ばせていたんじゃなかったかな。
464それも名無しだ:2008/01/05(土) 10:24:03 ID:Mos2vFYP
>>462
調べてみたらインフルエンザ予防になるらしい。まあかかってしまったら普通の病院食らしいが
465それも名無しだ:2008/01/05(土) 14:39:52 ID:TWedkllZ
トロロよりも栄養ドリンクの方が効きますよ
466それも名無しだ:2008/01/05(土) 17:03:57 ID:u1RMhUeu
うーむ…
初代スレを読ませていただきましたよ……

久保アラゼオ大好きな自分はここが神スレにしか見えない…
素晴らしい
さて…続き読んできますよ…
467それも名無しだ:2008/01/05(土) 18:40:40 ID:9tvxj2AC
>>466
中毒症状には気をつけろー
スパロボやっててゼオラがゼラドに見えたり、ラミアを先生と呼んだら発病
なんでスパロボに子供達が出てないんだって思ってきたら末期

もちろん俺は末期だけど…
468それも名無しだ:2008/01/05(土) 19:20:09 ID:6VCihsUg
>>467
発症するとゼオラをゼラドと呼ぶようにもなるしな
469それも名無しだ:2008/01/05(土) 19:34:28 ID:u1RMhUeu
実はここを見つけた理由が

そういえばサルファの某ステージでアラドとゼオラの名前が混ざるバグあったよなぁ…→ググってみよう→ゼラドだっけ…→…なんだ?このスレ→なるほど…とりあえず初代を読んで見るか→なんだ…なんなんだこれは?神か?→今に至る

てな訳でして
只今先人へのGJの嵐
470それも名無しだ:2008/01/05(土) 22:08:42 ID:qWytV6Ev
ようこそu1RMhUeu、我らが倶楽部へ
471それも名無しだ:2008/01/05(土) 23:08:29 ID:6DpwimzL
>>467
加えてOG萌えスレにネタを書き込もうとしてついついマイやラトの名前を
マリやリトゥと入力ミスしてしまう。
実際ラトとリトゥと打ってしまった俺が言うんだ間違いない。
472それも名無しだ:2008/01/05(土) 23:22:09 ID:iTn16QQ1
>>471
俺はそれが原因でOG萌えスレを見なくなった。
※子供スレは用法用量を守って楽しみましょう
473それも名無しだ:2008/01/06(日) 00:17:52 ID:EsEE9yFw
第二世代の名前(一部除いて両親の名前くっつけてるから変な名前が多い)に違和感を感じなくなったら…
もう かゆ うま
474それも名無しだ:2008/01/06(日) 00:48:48 ID:zfNFNueA
>>464 レス サンクス
>>465 つ【クリハ汁】
475それも名無しだ:2008/01/06(日) 01:10:33 ID:ByUlV9tM
アークなんて名前被っちゃうし
476それも名無しだ:2008/01/06(日) 01:47:23 ID:9ZGYYzFO
リトゥ「お正月もそろそろ終わりね」
リュウセイ「そうだなー、俺も明日から仕事だぜ」
マリ「今年のお正月はうるさいのがいたから休んだ気がしない」
ハザリア「おい」
リトゥ「マリそんな事ないじゃない、みんなでマリオパーティーしたり悪魔の箱の早解きしたりしたじゃない」
マリ「なんであの馬鹿が一番成績が良かったのが理解できない・・・」
リュウセイ「はは、アイツはあれ系のゲーム得意そうだよな」
ハザリア「おい!」
マリ「まったくリトゥがいけないんだぞ、アンなの拾って来るからせっかくのお正月が・・・」
リトゥ「だって可哀そうじゃない、それに寒いから風邪でもひいたら・・・」
マリ「大丈夫だ心配要らない、ウィルスの方が嫌がってよってこない」
リュウセイ「何だか知らないが妙に説得力があるな」

ハザリア「おい!!いい加減にしろ黙って聞いていればすき放題言いおって」
マリ「黙れ!正月三が日の間、堂々とウチの上座に居座った奴に口を挟む権利等無い」
ハザリア「フハハハ、何を言うかと思えばそんな事、我輩はそこのメガネに招かれて行ったのだ言わばゲストだぞ」
マリ「お年玉を貰って、コタツでお雑煮とおせちを食い荒らしテレビのチャンネル権を主張する客がいるか!」
リトゥ「マリお正月の特番はつまらないって毎年言ってたじゃない・・・」
ハザリア「ちゃんと客の役割も果たしておるぞ、家主には敬意を払い新年の挨拶をだな…」
リュウセイ「俺も久々に変形合体スーパーロボットについて語り明かせて楽しかったぜ!」
ハザリア「あれは良いものです、是非また御高説を賜りたく」
リュウセイ「おう、また遊びに来いよ」
マリ「何でこんなに評価が高いんだよ、おかしいよ騙されてるよ」
リトゥ「いいじゃない楽しそうで」

マリ「気にくわない、気にくわないぞ新年早々さいさきが悪すぎる、おいハザリア」
ハザリア「あん?何かようかマリ」
マリ「今からリトゥと初売りに行く付いて来い」
ハザリア「ハッ、なぜ我輩が貴様らの買い物に付き合わなければならんのだ」
マリ「人のウチの正月を蹂躙した罰だ、荷物持ち一回で許してやる」
ハザリア「ほう、おもしろい冗談だな本気で出来ると思っているのか?」
マリ「お前に拒否権は無い、リトゥ」
リトゥ「はいはい、ごめんねハザリア君」
ハザリア「メガネ貴様ッ、念動力か、か、体の自由が・・・」
マリ「四肢の支配完了、よし行くか」
リトゥ「早くしないと父さんの欲しがってた超合金DXバーンブレイドRXが売り切れちゃうかも・・・」
ハザリア「離ーせーよ、自由にしーろーよー、行きたくないーーーー」
477それも名無しだ:2008/01/06(日) 04:52:01 ID:307KWfDM
 【ヴァルストーク】
マーズ「あーんあーん! おやじー、ゴメンよー!」
カズマ「わっ、なんだお前、帰ってきたのか。
 クリスマスとか元旦にいくら電話しても着信拒否してたくせに」
マーズ「だぁーっておやじ、その手のイベントが近づくと、たいがいヘンなテンションになって、
 さいしゅーてきに一人パーティー始めるとか、痛々しいことになんじゃねーの。
 おれ、やだもん。そんなのに巻き込まれんの」
カズマ「うるせぇよ! 今年はいろいろ頑張ったんだよ!」
マーズ「で、首尾は」
カズマ「努力に結果が着いてくるのなんてな、学生の間だけなんだよ!」
マーズ「もーさー、レンアイ結婚とかあきらめて、
 書類上の偽装結婚とかでいーから、さっさとおヨメさんもらってよ。
 いー歳して経営者がいつまでも独身だと、銀行の融資も下りにくいんだから」
カズマ「人を年寄りみたいにいうんじゃねえ! 俺はまだ二十代だ!」
マーズ「えー、でも外伝のあれがそれであんな感じになったのは
 オヤジたちと絡むためだってゆー説が出てるしー。そのへん考えると」
カズマ「ネタバレをするんじゃねえっ!」

カズマ「で、なにしに来たんだよ。まさかお年玉もらいに来たんじゃないだろうな」
マーズ「お年玉なんていらねーよ。
 働いてねーのにカネもらうなんざ、おれの職業倫理が許さねーや」
カズマ「ヘンなとこ真面目だな、お前は。じゃ、なんなんだよ」
マーズ「うっうっ、それなんだけど、おれね、がんばったんだよ。でもね、でもね・・・・・・」
カズマ「うんうん、わかってるよ。
 お前が頭でっかちなばっかりに人間の心が読めなくて、微妙に儲かってないのは」
マーズ「頑張ったんだけどね! いくら探しても紫雲さんちがみあたらねーの!
 だから、おやじに紫雲統夜さんの爪の垢プレゼントすることはできねー!」
カズマ「そんなしょうもないイヤミいうために宇宙まで出てきたのかお前は!
 ほんと地球でろくなこと覚えてこねえな!」
マーズ「ふんじゃー用はそんだけなんで!」
カズマ「あー! ちょっと待てちょっと待て!
 なぁ、やっぱヴァルストークひとりで切り盛りするのは大変なんだよ、だから」
マーズ「手が足んないなら、ガレントじーさんでも呼び戻したらいーじゃねーの。
 あのひと、まだピンピンしてんだから」
カズマ「お前、この宇宙空間をガレントじいさんと二人っきりで過ごせっていうのか?」
マーズ「なにかが花開くかもしんないじゃん」
カズマ「世の中にはな! 開いちゃいけない花もあるんだよ!」
マーズ「んじゃっ、ロケットびーばい!」
カズマ「あっ、こら、待てーっ!」

カズマ「ま、いいさ。地球で学んで来いよ。
 商売の厳しさと、人間の心の温かさってやつをな」
マーズ「邪気眼をやめろーっ!」
カズマ「聞こえてたのかーっ!?」
478それも名無しだ:2008/01/06(日) 06:26:52 ID:49BS5rqo
ゼオラはスクールの投薬実験の影響で妊娠できないよ
というか2人は長生きできない、急速に老化していくからね
479それも名無しだ:2008/01/06(日) 10:44:25 ID:GqfLA7Mx
>>476
間違いなくハザリアは二代目リュウセイの座を築き上げているなwwwww

>>477
外伝やってないけどW組が出そうになってんのかー。地味に嬉しいな。

>おやじに紫雲統夜さんの爪の垢プレゼントすることはできねー!
マーズひでぇwwwwww
でもカズマは家族限定なら統夜に負けてなかったよ!
480それも名無しだ:2008/01/06(日) 12:58:07 ID:nZGafgVt
>>479
>負けてなかった
既に過去形www
481それも名無しだ:2008/01/06(日) 18:13:27 ID:fZXup70v
>>473
というか、割とピンで立ちうる名前があるんじゃないか?
マリとか、ハザリアとか、ランとか
482それも名無しだ:2008/01/06(日) 18:14:54 ID:EsEE9yFw
某悪魔泣き4の新主人公の悪魔引き金を見たんだが
ヴィレアムに憑依してるガイストさんってあんな感じだろうか?
483それも名無しだ:2008/01/06(日) 18:38:26 ID:xcHtI3BE
ていうか元のXNガイストがどういう外観してるか知らないんだけど、どこかで見られるんだろうか
484それも名無しだ:2008/01/06(日) 20:12:31 ID:+Vh4Wt7R
ググれば一発
485それも名無しだ:2008/01/06(日) 23:10:55 ID:EsEE9yFw
>>481
ランとかキャラになってるし良い名前だとは思うがもともとが、あの鉄球爺さんから一文字取ったと思うとなんか笑えるなw

ルナとか聞くと某美少女戦士の黒猫を思い出す自分は古い人間
486それも名無しだ:2008/01/07(月) 01:44:30 ID:F+a03OuG
>>485
某美少女戦士と聞くと、月に替わってお尻ペンペンで数年前まで
ブイブイ言わせてた方を思い出す俺は間違いなく少数派
487それも名無しだ:2008/01/07(月) 03:48:17 ID:DEl+CXJU
ルナ「毛染めしてみようか」
アル「にゃにゃ!?」
キャクトラ「姫様、黒猫は古来より不吉の象徴として認識されております故、お止めになった方が」
ルナ「そうか・・・せっかく買ったのだがな・・・」
アル「な〜」
ルナ「そうじゃ、キャクトラ、そなたの髪を染めてみよう!」
キャクトラ「わ、わたくしがでありますかっ!?」
ルナ「漆黒のキャクトラ、よい響きではないか」
キャクトラ「わ、わたくし用事を思い出しました!失礼します!」
ルナ「まっ、待つのじゃキャク!逃がさぬぞ!」

アルマナ「あぁ、ルナちゃんがあんなに生き生きとした顔をしてるのは久しぶりね」
ルリア「娘のストーキングなんかしていないで公務にお戻り下さい」
アルマナ「いいじゃなぁい!ルリアのけちんぼ!」
ルリア「なんとでも。書類はあと三時間分はございます」
アルマナ「助けてクォヴレー」
ルリア「幼稚ですよ」
キャクトラ「か、かんべんしてください!」
ルナ「これで袋のネズミじゃな。安心せい、きっともっと格好良くなるぞ」
キャクトラ「も、もうやめてくださいルナ!」
ルナ「!」
キャクトラ「わたくしのこの青い髪は・・・姫様?」
ルナ(ぽけ〜)
キャクトラ「い、今のうちに
488それも名無しだ:2008/01/07(月) 07:58:45 ID:AGqTYzy1
>>487
ふむふむ…

一瞬キャクトラが語尾に「〜ルナ」と付けるキャラになったと勘違いしてしまった事を申し訳なく思っている
489それも名無しだ:2008/01/07(月) 11:15:53 ID:XwgRCKCv
>>487
姫様の名前を呼び捨てにするなど臣下失格だな!

と、ラオデキヤ達にフルボッコにされそうだ
490それも名無しだ:2008/01/07(月) 13:15:44 ID:0D6WdF3A
臣下失格なら恋人にもなれるな。正式に。
キャクにそんな機転も甲斐性もないがな。
491それも名無しだ:2008/01/07(月) 13:19:30 ID:DEl+CXJU
ああ・・・またか。携帯からの投稿だと、「規約の同意云々」ってでたときに途中で途切れるんだよな・・・そのあともたくさん書いてたけど忘れたぜorz
492それも名無しだ:2008/01/07(月) 17:53:43 ID:o8NLnAgA
ログが…やっと10スレ目…

いつになれば追いつくんだorz
493それも名無しだ:2008/01/07(月) 18:05:23 ID:9Yt2iLH7
ルル「まあお姉様、そんなに髪が染めてみたいのでしたらご自分の髪でなされてはいかがです?きっと似合いますよ?」
ルナ「…それはできん」
ルル「…その心は?」
ルナ「父様とお揃いでなくなるではないか!!」(カッ)
キャクトラ「orz」
ルル「(ニヤニヤ)」

ルナ「しかしアルもキャクトラも嫌がっておるか…せっかく手に入れたものを使わないのももったいない」
ハザリア「zzz……ふふふ……>>819は俺の嫁……zzz」
ルナ「…ふむ」

ヒソヒソ…
ハザリア「なんだ?何故どいつもこいつも俺を注目している?隠そうとも隠しきれんこの高貴さに目を奪われているのか?」
リトゥ「おはようハザ……なにその頭!?」
ハザリア「俺の頭が何か変か?」
マリ「お前の頭はいつも変だ。中身のおかしさが外にまで出てきたのか?」
ハザリア「貴様らいったい何の話だ!?」
リトゥ「なにって…起きてから鏡とか見ないの…?」

ハザリア「ああん?鏡がどうし……ぬおお!?なんだこの左右黒と銀で色違いの頭をしたキ○イダーのような異常者は!?」
マリ「お前だ」
ハザリア「………むう、だがこれもなかなか良いセンスとは思わんか?」
リトゥ「お、思わない…」

ルナ「…面白い」
494それも名無しだ:2008/01/07(月) 19:32:23 ID:o8NLnAgA
ぬおっ…12スレ目〜が読めない…
携帯の限界なのか…orz
495それも名無しだ:2008/01/07(月) 20:30:12 ID:fRYiv1Ko
>>493
髪染め魔ww
ご近所ダイバーに知れたらお仕置きされるぞw
496それも名無しだ:2008/01/07(月) 21:23:41 ID:uX0SQZgQ
>>495こんな感じ?
久保「ルナ。お前が人の髪を無理やり染めていたのだな・・・」
ルナ「ち、違うのです!父様!!」
久保「失望した、サヨウナラだ」
ルナ「ま、まって!父様あああああああああ!!」

ルナ「うわあああ!・・・ゆ、夢?・・・」
ルナ「やっぱり、これ以上したら嫌な予感がする・・・」
497それも名無しだ:2008/01/07(月) 21:26:18 ID:r2kEWIzh
>>493
ルルってルナのこと「お姉様」って呼んでたっけ?
498それも名無しだ:2008/01/07(月) 22:07:19 ID:4sr7uGZ8
>>493
パタリロのスカンキーを思い出した。
499それも名無しだ:2008/01/07(月) 22:42:19 ID:0qw3rgN1
「ファザコン娘、あなたの行為は因果率を歪めているわ。死になさい!」
500それも名無しだ:2008/01/07(月) 23:01:00 ID:o8NLnAgA
とりあえず3スレ飛ばして15スレ目から読んでます

教えてくれボクは後何回GJし笑い感動しそして悶えれば良い…ゼロは(ry
501それも名無しだ:2008/01/08(火) 00:26:47 ID:bl3Dw61F
>>499
アストラ「お嬢!外に出るのはまずそのマーブル模様になった頭をもとにもどしてからにしろ!」
502それも名無しだ:2008/01/08(火) 01:48:03 ID:0JWGIfSl
>>500
楽しいのはわかるが、そういうチラ裏は・・・
503それも名無しだ:2008/01/08(火) 03:03:21 ID:EyBg1IJ/
ラミア「お前たちまだおとそ気分が抜けないようだな。
 空気がたるんでいるぞ。特にレイナ、横腹をたるませるな」
レイナ「あたしは、いつの間にそういう扱いなんですか!」
ラミア「先生、たるんだ二の腕は大好きだが、たるんだ横腹は許せないタイプだ」
レイナ「知りませんよ、先生のタイプなんか」
ラミア「OG外伝のネタバレ解禁が1月28日近辺だというのが待ち遠しいのはわかるが」
レイナ「そんなに待ち遠しく思ってるのは先生だけですよ!」
ラミア「今日は1年の抱負として、各々書き初めをやってもらう!」

 【ゼラドの書き初め】『まんぷく』
ラミア「バランガ、自分でやって楽しいことを書くな。
 そして漢字で書け。もしくは筆記体で書け」
ゼラド「先生! わたしたちはどういう言語圏で暮らしているんでしょうか!」
ラミア「先生、そのへんはアバウトでやっている」
ゼラド「先生! でも『まんぷく』っていうのは、ちゃんとわたしの抱負なんですよ。
 去年は、とうとう満腹することがなかったから」
ラミア「バランガ、お前の飢えを満たすのは、おそらく食べ物ではない。
 それ以外のものだ」
ゼラド「えっ、それってどういう」
ラミア「先生は、あえて黙して語らない」
ゼラド「なにかネタバレに関わることなんでしょうか!?」
ラミア「それは違う」

 【レイナの書き初め】『成就』
ラミア「レシタール、なにを成就させたいのかはっきり書け。
 そのへん書かないと、先生が面白くない」
レイナ「はい! 先生を面白がらせる義理はありません!」
ラミア「違うな。お前たち生徒には、先生を面白がらせる義務がある」
レイナ「先生! 勝手にヘンな義務を発生させないでください!」

 【リトゥの書き初め】『合体したい』
 【マリの書き初め】『油断しない』
ラミア「スヴォータは書き初めに生々しいこと書くな。
 そしてコバヤシは油断するとどういうことになるのか原稿用紙3枚以上にわたって詳細に書け」
マリ「先生! 書き初めから作文にスライドしないでください!」

 【トウキの書き初め】『失敗しない』
ラミア「カノウ、それはたしかに大切な心がけだ。
 しかし、学校でやる書き初めに書くことではない」
トウキ「でも先生、俺たち、ちゃんとお互いの将来のこと考えて計画を立ててるんで」
ラミア「よしわかったカノウ。
 今すぐアクア先生とミッテ先生のところをハシゴしてこい」
504それも名無しだ:2008/01/08(火) 03:05:10 ID:EyBg1IJ/
 【レラの書き初め】『♪Ω%#*◇&』
ラミア「ブルー、書き初めで文字化けするのをやめろ。
 しかもムダに勘亭流で書くな」
キャクトラ「はっ、先生、これは
 『音楽がワカメとなり世界を音楽的な闘争の渦に叩き込むぞ』というレラ殿なりのアンサーであり」
ラミア「フッ、武器によらない、楽器による闘争か。
 先生、そういうのもひとつの考え方だと思う」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
キャクトラ「はっ、なんでしょうレラ殿。
 は? 違う? お前たまに適当な訳してるだろう?
 ははは、レラ殿は異なことをおっしゃる」
ラミア「そうなんじゃないかと、先生は薄々勘付いていたぞ」

 【スレイチェルの書き初め】『打倒ガッキーこと新垣結衣』
ラミア「お前は打倒すべき相手を間違えてる」

 【ユウカの書き初め】『アナーキーをやめてアッキーナこと南明奈を目指す』
ラミア「妙なこといってないで、クラスに友達を作れ」

 【ミナトの書き初め】『井上真央と結婚する』
ラミア「お前はもう、夢だけ見てろ」
505それも名無しだ:2008/01/08(火) 12:46:13 ID:UviaO32x
これが紛うことなきスピリチアドリーミング!

っていう夢を見るようになるミナトくんですか?
506それも名無しだ:2008/01/08(火) 16:54:22 ID:A7TCSjC/
>>505
グレちゃんに頼め
悪夢淫夢も夢のうち
507それも名無しだ:2008/01/08(火) 18:38:06 ID:+llJVudu
>>503-504
笑ったwwwww

てか外伝のシナリオでラミアがアラド達を指導してるシーンで
どうしてもこのスレのラミア先生が頭をよぎってしまう
508それも名無しだ:2008/01/08(火) 18:53:11 ID:0JWGIfSl
>>504
GJ
マリの「油断しない」の詳細が禿しく気になるww
509それも名無しだ:2008/01/08(火) 19:01:24 ID:bl3Dw61F
>>503
ゼラド、餌付けしやすそうだな

つかユウカまだ友達いないのか


>>505
夢魔かよw淫夢の途中でいきなりSF系バイオレンス悪夢に切り替わりそうだ
510それも名無しだ:2008/01/09(水) 00:26:57 ID:k0HA4Ymz
ゼラド「そういえばもう新年なんだよね」
レイナ「なんか話題を切り出すそのタイミングが遅いとも思うけどまぁそうよね」
クリハ「去年は色々あったねぇ」
ゼラド「今でも忘れられないわ・・・あの時の事」
レイナ「あの時?」
ゼラド「ほら、授業中居眠りしてラミア先生に怒られた時の事」
クリハ「ああ、あの時のかぁ」

ゼラド「Zzzzzzz」
ラミア「おい、ゼラド。起きろ!(ブン!)」
ゼラド「痛っ先生すいま・・・」
ラミア「起きたか?ゼラド」
ゼラド「きゃぁぁぁぁぁ」

ゼラド「本当、あの時は心臓止まるかと思ったよ」
レイナ「チョークの代わりに自分の首外して投げたのよね」
ゼラド「うん、手の上にラミア先生の顔が転がってるんだもん。トラウマものだよ」
クリハ「さすがラミア先生だよね、気が抜けないってゆうか」
511それも名無しだ:2008/01/09(水) 01:02:34 ID:SG107XRD
>>507
ナカーマ(´・ω・`)人(´・ω・`)ナカーマ

俺もラミアが先生に見えたww
その流れだとカイも先生に見えてくるわけでww



>>510
それは怖いwwww
512それも名無しだ:2008/01/09(水) 01:57:42 ID:7J24umOE
ミケーネに首を投げる将軍いたよなーあんな感じで投げるのかな?

この調子で行くとロケットパンチなんかも夢じゃないな
513それも名無しだ:2008/01/09(水) 02:34:09 ID:Unw2hB8d
 【バランガ家】
ゼラド「う〜ん、美味しい! キャクトラくんの料理は、なんだか新鮮だね!」
キャクトラ「ははは、そうですか。お代わりならたくさんありますからね」
ゼラド「わーい!」

ゼラド「お母さんもお兄ちゃんもいないからご飯どうしようかと思ってたけど、
 キャクトラくんが来てくれて助かっちゃった!」
ルナ「な、なに、この程度のこと、おやすい御用だ。
 キャクトラなど、いくらでも好きに使ってくれてかまわん!」
ゼラド「ルナちゃん、なんで目が泳いでるの?」
ルナ「お、おお! そうだ。父上がいない間、キャクトラはバランガ家で寝起きすればよい。
 わ、わたしは、べつに全然困らないからな!」
ゼラド「ルナちゃん、なんで声が上擦ってるの?」

キャクトラ「ははは、お二人で楽しげに、なんの話をしているのですか?」

 【窓の外】
ヴィレアム「友よっ、友よっ、友よぉ〜!」
レイナ「だってさ、あんた、トロンベさんちの料理教室、行ったり行かなかったりだから」
ヴィレアム「お前はなんでいるんだ」
514それも名無しだ:2008/01/09(水) 08:44:58 ID:GTTVnxL0
ルナは久保がいない日にバランガ家に泊まる時は久保のベッドが使えるので結果的に満足していると予想
515それも名無しだ:2008/01/09(水) 08:45:01 ID:XPlaiRtS
レイナって料理できたっけ?
お刺身にタルタルソースつけたりと不思議な味覚してるのは覚えてるんだが
516それも名無しだ:2008/01/09(水) 14:47:03 ID:Wxwrc/GG
>>514
姫様それはちょっと変tあれなんか黒いメイドの集団が
517それも名無しだ:2008/01/09(水) 15:25:49 ID:G79sxFx7
ラミア先生、7つの秘密
・ロケットパンチが出る
・ビームが撃てる
・ビームと見せかけてレーザーが撃てる
・ブロッケン伯爵のモノマネができる
・ソープとキャバクラの区別がついていない
・最強の攻撃はコーラのビン
・実は六つしかない
518それも名無しだ:2008/01/09(水) 17:38:12 ID:XPlaiRtS
ラミア先生、レーザーガンとビームガンとレイガンの違いを簡潔に教えてください
519それも名無しだ:2008/01/09(水) 18:14:13 ID:RKIFMwEd
レーザー=熱線
ビーム=素粒子
レイ=光子
じゃなかったっけ?
520それも名無しだ:2008/01/09(水) 20:47:13 ID:ypNZJRwc
レイガンって……俺、霊ガンって脳内変換しちゃったよorz
521それも名無しだ:2008/01/09(水) 21:22:08 ID:dzOWsWSH
え?レイガンて幽白のじゃないの?
522それも名無しだ:2008/01/09(水) 21:53:14 ID:Han7iwTp
ロックマンのバーローの武器思い出した
523それも名無しだ:2008/01/09(水) 23:31:49 ID:DFZxRShn
某デモニックダークネスな機体のバルカンの名前がレイズガンだったなww
524それも名無しだ:2008/01/10(木) 01:01:57 ID:OgP/r3TJ
レモン「レーザーwレールガンw荷電粒子砲〜wラミア先生に先生用各種追加武装をプレゼント〜ww」
ゼフィア「ラミア先生なら大喜びで受け取ってくれるだろうが、被害を受けるのは5割アクア先生5割生徒といったところだろうな」
レモン「フフフ…こっそりこの服従回路を…」
ゼフィア「お前はなぜそう間違った方向に能力を活かす!?」
レモン「方向性を間違ってこそのマッドサイエンティストでしょうが!!」
ゼフィア「何故逆切れ!?」
レモン「カフェインの摂り過ぎと睡眠不足でハイになってるからよ!!」
ゼフィア「保健室ででも寝ていろ!!」
レモン「保健室の薬品いじってたら出入り禁止食らったのよ!!」
ゼフィア「もはや処置なし!!」


ゼラド「先輩達仲良いよね〜w」
ルナ「……そうか?アレは仲が良いと評価して良いのか?」
レイナ「結局ゼフィア先輩って変な人たちの手綱取るポジションなわけね。ね?先輩」
スレイチェル「な、なぜ私に振るのかね?」
レイナ「いや最近先輩『構 っ て 貰 え て な く て』寂しそうですから」
スレイチェル「そ、そんなことは無いぞ!」
レイナ「そんな事は無いんですか?じゃあどうなってるのか是非聞かせて貰いたんですけど」
スレイチェル「う…」
アイミ「レイナ、いじめるのやめなさいよ…」
525それも名無しだ:2008/01/10(木) 03:11:48 ID:JFwNq40h
 【病院】
ハザリア「まさかアークのアホンダラが入院しているとはな」
リトゥ「お見舞いに来てあげるなんて、ハザリアくん案外友達想いなのね」
ハザリア「フハハハ! 山芋でこしらえたこのトロロを、貴奴の粘膜まわりにべったりと」
マリ「リトゥ、目を覚ますんだ。こいつは人でなしだぞ。
 しかも、正月あたりから妙にサディストだ!」
ハザリア「おや、あれは」

 バンッ
ユウカ「ガッデェム。ダメ、いざとなると」
 げしっ
ハザリア「なにをしとるか、貴様は」
ユウカ「オーライ、お尻を蹴飛ばすのが、あんたの挨拶か」
ハザリア「こらこらこら! 場所を考えろ。病院でギターを振り上げるな。
 貴様、ミュージシャンを気取りたいならもっと楽器を大切にしろ」
ユウカ「壊れた楽器は直せるけれど、括約筋を壊されたらもう戻せない。
 あたしは人工肛門を付けて暮らすのはゴメンよ」
ハザリア「そんな生々しい心配をされると、こちらがひくわ!」
リトゥ「大丈夫よユウカさん。括約筋だって、きちんと治療すればちゃんと治るから」
マリ「リトゥ、そのフォローはどうなんだ」
ハザリア「俺はせいぜい、貴様の尻を蹴っ飛ばしたり引っぱたいたりなぶったりと、そのくらいのことしか考えておらんわ!」
ユウカ「こいつ、ほかの女には指一本触れないくせに、
 どうしてあたしのお尻には興味津々だ」
リトゥ「えと、髪とか肌の色が、お母さんに似てるからじゃ」
マリ「あの、ゴメンなさい。もうじき最終回だから、それが過ぎたら飽きると思う」
ユウカ「最終回ってなにさ」

ハザリア「フム。つまり、強引に乗り込んだはいいものの、一向にクラスで友達が出来ないと。
 そこで、なんだかクラスの中心にいるアホンダラを籠絡しようと思いついたと」
マリ「デフォルトでアホンダラ呼ばわりしてやるなよ」
ハザリア「ところが持ち前の妙な繊細さが邪魔をして、病室のドアをノックすることすらできんと」
ユウカ「いざとなるとドギマギしちゃって、もう」
ハザリア「顔を赤らめるな、顔を。
 恋してるみたいになってるではないか」
ユウカ「そういうのはいっさいないのだけれど」
リトゥ「断言しちゃうんだ」

マリ「べつに、クラスに友達いなくてもいいじゃないですか。
 わたしたちがいるじゃないですか」
ユウカ「留年してるわけでもないのに、同級生から敬語を使われるこのロンリネス」
マリ「それはだって、しょうがないじゃないですか!
 尊敬するひとの娘さんなんだから」
ハザリア「よしよし、俺が名案を授けてやろう。
 このトロロをだ、貴奴の粘膜まわりにべっとりと」
マリ「お前、もう黙ってろ」
ハザリア「よし! 発想を逆転させよう。
 このトロロを、貴様の全身にべったりと」
ユウカ「ねえ、蹴っていい? 蹴っていいよね。美脚で勝負したキックを叩き込んでもいいよね」
マリ「気持ちはすごくわかるんですけど、一応ここは病院なので」
526それも名無しだ:2008/01/10(木) 03:12:42 ID:JFwNq40h
リトゥ「でも、そういうのって違うと思う。友達って、そんな無理して作るものじゃないもの。
 ユウカさんは、本当にアークくんと友達になりたいの?」
ユウカ「ノン、割と嫌いなタイプ」
ハザリア「貴様が友達いないのは、完全に自業自得だと思うぞ」
ユウカ「第一、アークとジキミのどちらが本名なのか、イマイチわからない」
リトゥ「今さらそこなんだ」
ハザリア「待て。いわれてみると、貴奴の本名がいまだによくわからない!」
マリ「お前もなのかよ」
ハザリア「わからんというか、むしろ興味がない」
リトゥ「そういうことは、秋月さんに訊いてみたらいいんじゃないかな」
ハザリア「おお、そうだそうだ。秋月がいたな」
ユウカ「そうか。なにも無理してアホンダラと友達にならなくていいんだ。
 秋月さんなら」
リトゥ「ええと、秋月さんちはたしか」

マリ「あれ、赤月じゃなかったっけ?」
527それも名無しだ:2008/01/10(木) 03:19:25 ID:7f37sBDT
>>525
つまりハザリアはマザコンということですか?><
528それも名無しだ:2008/01/10(木) 10:26:34 ID:vUQ62a4Z
>>527
脊髄反射的にネタ振りしてるだけじゃぁないかな。
多分、口を開くとネタ振りせずにはいられないタイプなのだと思う>ハザリア
529それも名無しだ:2008/01/10(木) 14:28:37 ID:s6YK4bNY
〜ディスレ部〜
背後霊『久保のヤツも最近はようやく手がかからなくなってきたなぁ…』
ガイスト『デ○リ〜スポーツのエロ紙面見ながらじゃあカッコ良くありませんよ?』
レビ『全くだ…しかも、わざわざコンビニで買ってるとはな』
背後霊『うるさいヤツらだ…』
ガイスト『やっぱり載ってますね手術とかED治療とかの病院広告…』
レビ『男ってそんなにしたいものなの…なんだこれはっ!!』
背後霊『あ、おいっ!!』
ガイスト『…ED治療薬…レビトラ…?』
レビ『なんでこんな名前が…orz』
背後霊『今度、買ってきてやろうか?クククっw』


テューディ『(ある意味そうなのかもしれないけど…ね)』
530それも名無しだ:2008/01/10(木) 22:46:25 ID:OgP/r3TJ
咲美、もう変な人はおなかいっぱいなんじゃなかろうかw
531それも名無しだ:2008/01/10(木) 22:51:36 ID:AVQxRSGm
兄貴一人でそうだったろうけどなwww
532それも名無しだ:2008/01/10(木) 23:07:44 ID:+3NoFdoO
>>526
 
山芋のくだりが秀逸すぐるWWW
533それも名無しだ:2008/01/11(金) 17:59:50 ID:l9taLaQ1
咲美「兄さんがいないと静かね、この静けさがあと一週間くらい続けば良いのに」
レラ「(カリカリ…)」
咲美「…レラ、クッキー一つ食べるのにいったいどれだけかかってるの?」
レラ「…か…っぱい…」
咲美「うそぉ!?」
アーク「一方では食べても食べてもまるっきり太らないゼラド、もう一方では全然食べないのに自分より胸のあるレラ公
妹よ、お前の無念はお兄ちゃん痛いほど(ゴスッ)」
咲美「反射的にフランケンシュタイナー食らわせちゃったけど…兄さんなんでここにいるのよ!?」
アーク「し…」
咲美「?」
アーク「縞パn(ネリチャギ&ビット)」


アーク「病院いると変なのばっかり見舞いにくるんだよ!!こっちの命に関わるようなボケを平然と連発してくるようなファンキーな奴らだ!
ハザリアの妹とか言うのに言葉責めにされたり黒いメイドの群れにご奉仕されかけたりイノキビンタより気合が入るイルスビンタ食らわせられたり!
ゼラドとか見舞いに来ても明らかに引いてるしお見舞いの果物自分で食べちまうし!姫さんいきなり髪を染めろとか言ってくるし!ラミア先生なんて良い笑顔で課題の山持ってきたんだぞ!?
あとクーランジュとか言ういるのかいないのかよく分からんような奴から早く死ね的な怪文書送られてきたりもした!!トウキの野郎なんて見舞いに来たのか見せつけに来たのかわかんねえ!
ゼフィア先輩とランさんからは日頃の鍛錬がどうとか説教された!差出人「タイムダイバー」って書かれた小包はなにもしてないのにかすかに動いてたぞ!?
ハザリアとユカイな仲間達は病室の前で騒いでるし結局帰りやがったし!スレイチェル先輩「ToLOVEる」の全巻と同人誌おいていくってむしろ嫌がらせですか!?
レモン先輩が懐からジャラジャラ金属音聞こえる白衣着て「回診でーす」とか言ってきたときは死を覚悟したよ!俺は!!」
咲美「類が友(やめよう、流石に傷つくだろうし)」
レラ「類…友…よぶ」
アーク「ちょっwww嘘だといってよレラ公!」
レラ「…フ……」
アーク「うぉぉ…叫ぶとくらくらする…ああ、階段が見える……青いワカメみたいな髪のおっさんがこっち来るな的なサインしてるよ…」
咲美「悪いこと言わないから病院に帰って兄さん!」
アーク「あんな人外魔境病院じゃねーーー!!」
534それも名無しだ:2008/01/11(金) 21:25:55 ID:2k7UdA7Z
デコにツノ生やしたルナ姫がDSせましと大暴れしている夢を見たんだ
535それも名無しだ:2008/01/11(金) 22:19:17 ID:aYZxg6hB
待て、ルナはひんぬーではない!
……無限のフロンティアの話だよな?
536それも名無しだ:2008/01/12(土) 00:20:58 ID:TrTByXR/
>533
突っ込みどころしかないがとりあえず


アーク、結構人気者じゃね?(命がいくつあっても足りないような人気だが)


あと勝手に動く小包って、何気に怖いな
537それも名無しだ:2008/01/12(土) 14:57:43 ID:kHGvtl/F
小包「・・・シャー・・・キシャー・・・」(がたがたがた)
アーク「ひぃぃ、なんか聞こえる、なんか聞こえる!!」
538それも名無しだ:2008/01/12(土) 15:55:49 ID:vLH71NZt
バランガ家の家庭菜園で収穫された冬野菜か
539それも名無しだ:2008/01/12(土) 19:06:25 ID:TrTByXR/
タイムダイバー流プレゼントの中身は
小さな葛篭:開けると負の霊力がウボァーー!と飛び出してくる
中くらいの葛篭:冬野菜
大きな葛篭:ディストラ姉さん
だろうな
540それも名無しだ:2008/01/12(土) 21:21:10 ID:yf9d9gxK
大きいのは重すぎて持って帰れないな
541それも名無しだ:2008/01/12(土) 21:39:18 ID:nRKd5obX
どっかで聞いたと思ったら・・・マンガ日本昔話だ!>葛篭


大きな葛篭『(シクシクシク・・・・・)』
アーク「・・・なんかすすり泣く声が聞こえる!?」
542それも名無しだ:2008/01/12(土) 21:55:22 ID:arKmJhbf
ザー・・・
アーク「雨か・・・」
シクシク・・・
アーク「ん、えーと、『メイド拾ってください』?」
ディストラ「シクシク・・・」


アーク「ほら、ご飯だぞ」
ディストラ「ありがとう・・・ございます・・・」
ガンスレ「旨いぞ、褒めてやる」
アーク「なんだか、賑やかになって嬉しいぜ」


アオラ「こんなのどう?」
ラッシュ「ダメに決まってるだろう!動物愛護法違反だ!」
真龍「動物ってツッコミがおかしいんじゃないかなぁ?」
ルル「それにジキミにメイド七匹も拾う甲斐性は在りませんわ」
543それも名無しだ:2008/01/12(土) 23:26:02 ID:ra4fGmTj
テ○ア「ト○ヤ・・・」
メ○ア「ト○ヤさん・・・」
カ○ィア「ト○ヤ・・・」
シ○ナ「ト○ヤ・・・」
ト○ヤ「ま、まて4人とも!おちつけええ」

アオラ「こんなのどう?」
ラッシュ「ダメに決まってるだろ!それは殆どノンフィクションだ!」
真龍「間違ってるけど、間違ってないような・・・」
ルル「それにそのネタは普通に皆様が思いつくネタですわ」
544それも名無しだ:2008/01/13(日) 00:49:47 ID:MJNB+3bg
アオラ組を久しぶりに見た気がするな。
ええっと、「ぶらざぁのっぽ」だっけ?
だめだな、一文字も合ってない気がする。
545それも名無しだ:2008/01/13(日) 07:46:14 ID:b3l0HZRQ
なんだよ、ぶらざぁのっぽってwww画面が白く染まったぞコノヤローwww

ゼラド「なんでさぁ、私は『ゴッドカレーパン』4つしか装備してないのにアオラは『高性能電子頭脳』3つと『火星丼』なんて高いもの装備してるの?」
アオラ「同人誌って資金にすると高額なんだよ、ってか姉ちゃん戦闘中にも食べることしか考えないの?」
ゼラド「だってぇ〜お腹へると集中できないよぉ〜」

クォヴレー「あの子が危機にひんしている!行くぞアストラナガン」
ディストラ「はいは〜い、ってあれ?私の持ってるこのオカモチはなんですか?」
546それも名無しだ:2008/01/13(日) 09:30:52 ID:/AGwIQzm
アオラ達のサークル名
【はみんぐば〜ど】
547それも名無しだ:2008/01/13(日) 11:07:24 ID:5vbZp6oB
はみんぐば〜どは大手らしいしやっぱり
コミケ級のイベントでは何千万も稼ぐのだろうか?

つかはみんぐば〜ど組大好きだわ俺

>>545
ゼラド可愛いよゼラド
548それも名無しだ:2008/01/13(日) 19:00:31 ID:FJwSTwc4
ゼラド「成人式だねえ」
レイナ「あたしたちには関係ない話よ」
ゼラド「えぇ〜、関係ないってことはないよ。
 わたしたち、今年で二十歳じゃない」
レイナ「あのねえ! あんたわかってるの!? センター試験直前よ!」
ゼラド「まさか、二浪するとはねえ」
レイナ「二浪とかいわないでよ! ちょっと2回ばかり入試に滑っただけじゃない!」
ゼラド「レイナぁ、この時期に滑るとか落ちるとかいっちゃダメだよ」
レイナ「わかってるなら繰り返さないでよ!」

ゼラド「さすがに三浪はやばいっていうことで、ゴシウォンみたいなアパートに入れられるし」
レイナ「だから、ね? わかるでしょ? 成人式なんか行ってる場合じゃないのよ」
ゼラド「えぇ〜、だって受験は来年もできるけど、成人式は今年しかできないんだよ?」
レイナ「来年もできるとかいわないで!
 あのねえ、楽しくキャンパスライフ送ってる元同級生たちの中に、
 二浪のあたしたちがどの面下げて出て行けるのよ!?
 嘲笑されるか、異様に気を遣われるか、どっちにしても絶対愉快な気分になんないでしょう!」
ゼラド「え〜、でも、みんながどうしてるか気になるし」

ゼフィア「大学に行くかどうかが問題ではない。
 大学でなにを学ぶかが問題なのだ。
 そのためには自問自答を繰り返し、本当に自分が学ぶべきはなにかと」
レイナ「うるさいですよ! その結果いまだに志望学科すら決まってないんじゃないですか!
 ねえ、ゼラド、のんびりしてるとああなっちゃうのよ?
 いくらもっともらしいこといったって、『いや、お前多浪生じゃん』のひと言で済まされちゃうのよ?」
 リリリリリ
スレイチェル「スレイチェルだ。なに、シブヤ店でトラブル?
 どうもあそこはトラブルが多いな。今度の定例会で議題に上げよう。
 それより、新規店舗の根回しはどうなっている。
 なに、内装業者がトンズラした? わかった、すぐに行く」
ゼラド「あ、スレイチェル先輩」
スレイチェル「出かけてくる。誰か来たら、待たせておいてくれ」
 バンッ
レイナ「あっちはあっちで、もう進学とかどうでもいいみたいな感じになってるし」
ゼラド「もう大学行く気ないんじゃないかな」
レイナ「でも、あたしたちはそういうわけにはいかないじゃない!」
ゼラド「レイナは、なんで内部進学しなかったの?」
レイナ「あたしはちゃんと、報道を学びたい大学があるの。
 そういうあんたは?」
ゼラド「ええと、なんとなく」
レイナ「あんたみたいな子こそ内部進学するべきなのよ!」

ゼラド「ねえ、大学行ってみない? イメージトレーニングみたいな感じで」
レイナ「だから、そんなことしてる場合じゃ」
ゼフィア「武術か、工学か。いや、むしろ俺には形而上的な学問が向いているのではないか。
 いやいや、それよりもむしろ、この世の真理を追究するために」
レイナ「わかった。取りあえず、食事がてら外出ましょう。
 ここにいると、あの多浪生からヘンな影響受けそうだし」
ゼラド「そんな、多浪生多浪生いっちゃ悪いよぉ〜」
ゼフィア「お前たちも二浪しているだろうに」
549それも名無しだ:2008/01/13(日) 19:02:34 ID:FJwSTwc4
 【OG大学】
ゼラド「けっこう外部の大学行ったひともいるけど、ほとんどはここに上がってるよね」
レイナ「レモン先輩なんかは、クラーク博士像が建ってる大学で、
 細菌の培養したり失敗したり、豚の尾かじり起こしたりしてるっていうけど」
アオラ「あれ、姉ちゃん」
ゼラド「あ、アオラ。今日は授業終わったの?」
アオラ「おれのことよりさ、姉ちゃんなにフラフラしてるの。
 今年こそ合格してくれよな。でないと、家の空気が悪いんだよ」
ゼラド「うん、お姉ちゃん、がんばる」
アオラ「がんばってよ、ほんと」

ゼラド「弟が先に大学入っちゃうって、けっこうキツいよね」
レイナ「わかってるなら、もっと危機感持ってよ!」

 【サークル棟】
ゼラド「大学っていったら、やっぱサークル活動だよねぇ」
レイナ「うわ、煙っ! なにあんた、タバコ覚えたの?」
ハザリア「なんだ、二浪のふたり組か。
 遊んどらんで、ちゃんと受験勉強しろ」 プカー
レイナ「同級生から説教されたくないわよ!」

マリ「あ、ふたり、久しぶり。なあ、ふたりからもいってやってくれよ。
 こいつ、マリファナやめたかと思ったらあっさりタバコに鞍替えして」
ハザリア「フハハハ! なにせもう成人だからな。
 おなじ身体に悪いなら、違法より合法がいい」
マリ「食器にヤニが付くんだよ! 頼むからやめてくれ!
 壁紙だって、最近変えたばっかなのに」
ハザリア「こう、女にやいのやいのいわれるのも悪くない。なあ」
マリ「じゃれつくな、うっとうしい」

ゼラド「あれ? ねえ、このふたり、さらっと同棲してるみたいなこといってない?」
レイナ「え、そう?」
550それも名無しだ:2008/01/13(日) 19:03:41 ID:FJwSTwc4
 【キャンパス内】
クリハ「あら」
トウキ「おう、久しぶり。どうだ、今年こそ合格できそうか」
レイナ「うるさいわよ! 開口一番受験のこといわないでよ!」
ゼラド「ふたり、今も付き合ってるんだ」
トウキ「うん、1回別れたんだけどな」
クリハ「先月よりを戻したみたいな」
レイナ「なに、トレンディドラマみたいなことしてるのよ」
クリハ「純愛のなせる技よね」

ゼラド「ねえ、ミナトくんは?」
トウキ「ああ、あっち」

ミナト「リシャコに捧げる、ロマーンスッ! パンパパンヒュー!」
ゼラド「あぁ、ミナトくん・・・・・・」
レイナ「なんかもう、掟ポルシェみたいになってるし」
マキネ「ミナトがやっているパフォーマンスはPPPHといって、オタ芸とも呼ばれてる。
 その起源はかなり古く、原型は1970年代のアイドル歌謡から存在していた。
 その後おニャン子クラブのブームによって様々なバリエーションが生まれ・・・・・・」
レイナ「マキネはどこから現れて、いまどのへんのポジションにいるの!?」

レイナ「そういえば、アイミは?」
ゼラド「あ、こないだ世界陸上に出てるの見たけど」
レイナ「へえ、種目は? 水泳? ハードル?」
ゼラド「砲丸投げ。なんか、すごい顔して投げてた」
551それも名無しだ:2008/01/13(日) 19:05:44 ID:FJwSTwc4
 【OG高校】
ゼラド「あ、高校だ。なんか、懐かしいね」
レイナ「あのころは、まさか二浪するとは考えてなかったわねえ」

学生「先輩、さようならー」
学生「先輩、また明日ー」
学生「先輩、今度のライブ観に行きますね!」
ユウカ「サンクス」

レイナ「なんであんたはいまだに高校通ってるのよッ!?」
ユウカ「出席日数が」
ゼラド「なんで危ないってわかってるのにサボっちゃうの!?」
ユウカ「はれた日は学校をやすんで」
ゼラド「なんで無頼の叙情派みたいなこと言い出してるの?」
レイナ「ただでさえ、あんたのプロポーションで制服着てるといかがわしい感じなのに!
 二十歳も近くなってヘンな色気が増しちゃってるから!」
ユウカ「なんか、すごいモテる」
レイナ「若い女教師に抱く気持ちに近いわよ、それ!」
ユウカ「でも、後輩のみんなは優しくしてくれる。
 あたし、もうこのまま卒業したくない」
ゼラド「卒業はしようよ!」

ユウカ「でも、あたしはすでにメジャーデビューが決まってる。
 なにもなしに浪人重ねてるひとよりは」
レイナ「そういうこといわないでよ!」
ゼラド「浪人て、浪人て、そんなに低く見られちゃうものなのー!?」
552それも名無しだ:2008/01/13(日) 19:06:45 ID:FJwSTwc4
 【バランガ家】
ゼラド「わあぁぁっ!」
ディストラ「ゼラドちゃん、おヘソ出して昼寝してると、風邪ひくわよ」
ゼラド「お姉ちゃん! わたし、いま何歳!?」
ディストラ「何歳って、高校2年生でしょう?」
ゼラド「あー、ビックリした。なんかね、レイナとわたしが二浪してる夢見た」
ディストラ「ゼラドちゃん、この時期に浪人とかそういうこというのは」
ゼラド「あのね、あのね、ゼフィア先輩はさらに上を行く多浪生で、
 スレイチェル先輩は進学なんかどうでもいい感じで商売してて、
 アオラはわたしより先に大学入っちゃってて、
 マリちゃんとハザリアくんはなんか同棲してるっぽくて、
 マキネちゃんとトウキくんは1回別れてまたよりを戻してて、
 ミナトくんはPPPHでアイミちゃんは砲丸投げでマキネちゃんは妙なポジションで、
 ユウカさんは今年二十歳の高校生で」
ディストラ「ずいぶんバラエティ豊かな夢見てたのね」
クォヴレー「ゼラド? どこに行く。もうじき夕飯だぞ」
ゼラド「うん、ちょっと、勉強するー」
クォヴレー「どうしたんだ? なにか、おかしなものでも食べたのか」
ゼラド「浪人したくないもん、二浪したくないもん、三浪したくないもん。
 受験生のみなさーん、わたしも頑張るから、みんなも頑張ってー」
クォヴレー「どうしたんだ? ゼラドは」
ディストラ「ええと、受験生の皆さん、どうかこの時期の体調には気を付けて。
 でないと・・・・・・」
553それも名無しだ:2008/01/13(日) 19:23:21 ID:FJwSTwc4
ごめん
>>552 でクリハとマキネの名前間違えた。
 トウキがマキネと付き合ってるみたいになっちゃってる
 まあいいや。たぶん一時期付き合ってたんだよ
554それも名無しだ:2008/01/13(日) 20:03:13 ID:dYfmvXjl
ん?
ハザリアって、煙草の方が体に悪いぞって前言ってなかったっけ?
555それも名無しだ:2008/01/13(日) 20:06:35 ID:5vbZp6oB
>>548-552
クソうけたwwwww
なんかレイナは不幸な方がキャラが
立っていいな。まぁ、咲美もだが
556それも名無しだ:2008/01/13(日) 20:18:15 ID:Z4x6i6up
アーク「大学ねぇ……、俺100%Fラン大だな」
咲美「そう思うなら勉強しなさい!」
アーク「咲美は早○田とかかね〜、某東大目指すけど落ちて、浪人するのいやだから滑り止めで受かった早○田に入るみたいな」
咲美「それ褒めてるの? けなしてるの?」
アーク「レラは、普通に良い大学いけるよな」
レラ「そ…かな?」
アーク「おう、多分国公立行けるぜ
レモンは女子大とか行きそう」
レモン「あら、よくわかったわね」
アーク「おっちゃんの性格だと何となく女子大に通わせそうだからな
お前ファザコンだから素直に言うこと聞きそうだし」
レモン「それほどでも」
アーク「別に褒めちゃいないぞ」
咲美「兄さんは今のままだとAOか指定校しかないわね」
アーク「裏口とか」
咲美「やめい!」
アーク「それか、亜○亜の一芸一能入試でも。このギャグ補正の体使って」
レモン「便利な体ね」
アーク「でもそんな時だけギャグ補正なくなりそう」
レラ「か…ね…」
アーク「だけど、今やりたいことないからなぁ
ダラダラ何の目的もなく大学行くのもアレだし」
咲美「まだ時間あるんだし、ゆっくり考えましょう」
アーク「だな、基本サザエさん空間だし」
咲美「そう言うメタ発言禁止!」
557それも名無しだ:2008/01/13(日) 21:52:57 ID:fb5jga9t
推薦で全国一国家資格取得率の高い看護学校に進学が決まったせいで、
入った後が不安なこの日このごろ

ところで、次スレどうする?前スレだと容量が490超えたら立てるって感じだったけど
今回もそれくらいでいくか?あと、長編はそろそろ自重だな。

そして投下しようとした長編が20キロバイト近いせいで次スレにならないと
投下できないよオレ。
558556:2008/01/13(日) 22:06:08 ID:Z4x6i6up
レモンじゃねぇ、レタスだw
559それも名無しだ:2008/01/13(日) 22:11:06 ID:4DRKzUfk
というかハザリアはいつまで地球にいる気だよwルナたちは帰ってるんじゃないのか

まあ大学進学があったらという仮定の話なんだろうが


ゼラド「なんか凄い夢見ちゃった………べ、勉強しよう…!今年こそ通知表に『のんびりしすぎ』なんてかかれないようにするんだから!」


…でも久保とかイングラムとかに個人教授してもらえば大抵の問題はどうにかなりそうな気もする
一応アストラナガン造った天才だった………よね?>イングラム
560それも名無しだ:2008/01/13(日) 22:30:50 ID:b3l0HZRQ
浪人なんかしねーぞー!初代スレからいる俺は来週センター試験だーっ!
561それも名無しだ:2008/01/13(日) 23:38:39 ID:cB0yuR2U
受験か……懐かしいな。

レモン「へえ、士官学校は止めたんだ」
ゼフィア「ああ、推薦でOG大学に進学するつもりだ。もっとも、予備士官過程は受けるつもりだがな」
レモン「ふーん、じゃあもう少しつき合いは続きそうね」
ゼフィア「お前こそ、もっと上の大学を目指せたのでは?」
レモン「いやうちの大学、教師陣も設備もマジで一流だし、軍にもやたら太いパイプあるし」
ゼフィア「まあ、いいがな。これからもよろしく頼む」
レモン「おーけー」
562それも名無しだ:2008/01/14(月) 00:04:48 ID:fb5jga9t
ハザリア「受験とかどうでもいい・・・・・それより819ランを・・・」
マリ「とかいいながら家のリビングでテレビ占領してアニメコマ送りして見るの止めてくれない?」
ハザリア「どうせ819ランは無理だからもう今スレではこうやって神作画を眺めるんだ!
    ああ吉成兄弟の作画はすごいなあ。『オレのドリルは天を作るドリルだぁ』」
リュウセイ「を、吉成兄弟か。私的には兄のやったエウレカセブン49話が好きだな」
ハザリア「あれはもはやCG・・・いやそれ以上のすさまじさがありましたね」
ミツハル「吉成ならやはりマブラヴだろう!」
マリ「あんたどこから入ってきた!?」
ハザリア「というか、吉成作画の良さも奴がこの場にいていいと思うのか?どこへでも立ち去れ!」
マリ「おかしいよね!?ここ私の家なんだけど!?」
ミツハル「吉成の兄の方は動きのなめらかさがいいですねえ。ただなのはの1話目は浮いてるような」
リュウセイ「弟はなんといっても爆発だよな。てかスパロボの爆発アニメーション書いてほしいな」
ハザリア「この中に入れぬ貴様に、ここにいる資格などない。アニメのアの字も分からんだろう」
マリ「ほう・・・・そうかそうか・・・・・では貴様はどうだ?」
ハザリア「ふん、何を言うかオレはアニメに関して貴様がオレより優れた面などないぞ」
マリ「ふふふ、私は忍たま乱太郎の初回放送を生で見たぞ」
ハザリア「(ガシャーン!)な・・なななな、何だと!」
マリ「あの伝説のカンタムロボ最終話も生で見た」
ハザリア「ぬああああ!放送されたのはわずか3話!しかも完全版OPは最終回でしか見れないという
    あのカンタムロボの最終回を生で!あのギルギロス大統領の板野サーカスまで生で見たのか!」
マリ「毎日アリスSOSを楽しみに学校から帰る日々を過ごしたが何か?」
ハザリア「ギャアアアアアアア!馬鹿な!そんな馬鹿な!こんな小娘がそんな!そんな!」
マリ「私などまだまだ・・・・・リトゥなんて」台所にいるリトゥを指さす
リトゥ「正義の心が嵐を呼ぶのさ、マイトガイン♪」
ハザリア「思わず口ずさむぅぅぅ!勇者シリーズ4作目、後にジェイデッカー、ゴルドランと続く
    高松勇者三部作の第1作目、『勇者特急マイトガイン』の主題歌『嵐の勇者』を思わず
    口ずさむだとぉぉぉ!アイツ見ていたな!幼い頃に父親の膝の上で見ていたんだな!」
マリ「わかったか・・・・・貴様などこの家では単なる異邦人。その様はまるで、日本通を語る
  外国人のそれに通じる痛々しさにあふれて居るんだよ!」
ハザリア「アアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

リトゥ「あれ、ハザリア君どうしたの?」
ハザリア「過ぎた季節を嘆く暇はない・・・・二度と迷ってしまわぬよに・・・・・」
マリ「ちょっと精神崩壊しているだけだ」
リュウセイ「すしおもいいよな。ギガドリルブレイクとかラゼンガンとか」
ミツハル「おじゃ魔女どれみでもいい仕事をしていましたね」

作画の話が分からない人に分かりづらくてスミマセン
563それも名無しだ:2008/01/14(月) 00:10:28 ID:TCoUaaYw
アリスSOSは良く観てた俺参上。
その頃は小学生だった筈だからまだヲタとして覚醒する前だったけど、
その頃から素養があったのかwww
564それも名無しだ:2008/01/14(月) 00:20:39 ID:W0DNRqmQ
あー、リュウセイさん?あなたの娘に年齢詐称疑惑が…もしもし?もしも(ドキューン)
565それも名無しだ:2008/01/14(月) 00:38:06 ID:+bGsuuuT
幼児の教育にロボットアニメ、しかもスーパー系なところが流石リュウセイだな
マイもラトもリュウセイ病にかかっちゃってるから誰も止めなかったんだろうな
566それも名無しだ:2008/01/14(月) 01:45:57 ID:FSHBOZr/
>>557
要領が残り少ないってわかってるくせに自分語りか糞餓鬼
567それも名無しだ:2008/01/14(月) 02:04:09 ID:gAIsxH7E
>>562
ダメだこいつ等…
早くなんとかしないと…

つか最早ハザリアはダテ家
にいてもなんの違和感ないんだなw

嫁さんの親父に気に入られてるし結婚生活は安泰だな
568それも名無しだ:2008/01/14(月) 11:49:53 ID:W0DNRqmQ
>>557
投下じゃなくて影鏡にでもあげたら?今だろうが次スレだろうが負担は変わらんし
569それも名無しだ:2008/01/14(月) 20:53:31 ID:8uuUdwA0
>>557
自分語りをするなら投下しなくてOK
職人の事情なんて誰も聞いてないから
570それも名無しだ:2008/01/14(月) 21:16:00 ID:CWdA1cjq
べつにそこまで>>557叩かなくても…

しかし考えてみれば親のコネ使おうと思えばいくらでも人生楽できそうな面々ばっかりだよな第二世代


ディストラ「元ご主人、グレちゃんは学校行かないままで良いんですか?」
イングラム『あの子を不登校児童みたいに言うなマゾメイド!』
ディストラ「なんで私がマゾ
アストラ「まあお嬢はいくらでも情報操作できるからな」
イングラム『だいたい大学教授が教えるような事ならこの俺がいくらでも教えてやる!』
クォヴレー「…お前は自分が教育者として絶望的に不適格なのをいい加減悟れ」
571それも名無しだ:2008/01/15(火) 00:12:32 ID:4jU/1zef
レイナ「ねえ、あんたは学校行ったりしないの?」
マーズ「がっこー? きょーみないね。
 資本主義なのに『世の中おカネじゃないのよ』とか危険思想を植え付ける機関でしょ、そこ」
レイナ「ちょっとは行った方がいいんじゃないの、やっぱ」
マーズ「それにさ、おれがみょーにモテちゃったらどーすんの。
 さすがに、おやじより先にカノジョ作っちゃうのは心ぐるしーよ」
レイナ「いや、モテはしないと思う。
 いいとこマスコット扱いで、たぶんその4本脚見て泣き出す子続出だと思う」

レイナ「いや、あんたの学校のことはどうでもいいのよ」
マーズ「あ、ひっどいなー」
レイナ「あんたさ、男の人とか大人は『さん』付けで、
 女の子は『ちゃん』で呼ぶでしょ?」
マーズ「うん、そーだね。レイナさん」
レイナ「なんか、いまさらっと毒を吐かれたような気がするけど、まあいいわ。
 それであんた、スレイチェル先輩のことは『ちゃん』付けで呼ぶでしょう」
マーズ「だってスレイチェルちゃん、ツルツルしてるもん」
レイナ「ツルツルって、あんた、スレイチェル先輩に触ったことあるの!?」
マーズ「油田行って、その帰りに竜巻亭寄ったら、すっげー怒られてお風呂でゴシゴシ洗われた」
レイナ「じゃあ、あんた! やっぱり知ってるのね、スレイチェル先輩の性別!」

マーズ「うーんとね、あんま知られてねーんだけど、
 『ロボット三原則』には第0条とゆーのがあってね」
レイナ「へえ」
マーズ「第1条『ロボットは人間を傷付けてはならない』の『人間』を『人類』に置き換えたものでね。
 つまりさー、人類根絶とか、そーゆー邪気眼的なことには荷担できねーの。
 『核ミサイルのスイッチを押せ』みてーな命令には従えねーの」
レイナ「いや、そんなトリビア訊いてないのよ。
 スレイチェル先輩は男なの? 女なの?」
マーズ「わっかんないひとだなーっ!
 第0条に従い、その質問には答えられません!」
レイナ「スレイチェル先輩は何者なのよ!?」
572それも名無しだ:2008/01/15(火) 00:38:09 ID:Vvi2vjGc
ロボット三原則関係ねー!
573それも名無しだ:2008/01/15(火) 00:57:28 ID:ub9fkDlC
つーかどんだけ重要な事柄なんだよあいつの性別はw
574それも名無しだ:2008/01/15(火) 01:47:48 ID:GBjsMfJW
>>573
特定のキャラにとっては重要な問題なんだろう>旋風の性別

>>570
グレが変わり者なのはイングラムの教育の賜物なのかそれとも元々そうなのか

575それも名無しだ:2008/01/15(火) 02:33:57 ID:wglLc8bM
ゼラド「もうっ、トロトロしない! さっさと歩く! あ、どうも、遅れてすみません」
クォヴレー「よろしくお願いします」

 ――本日はゼラド・バランガとクォヴレー・ゴードンを演じていらっしゃるお二方に来ていただいたわけですが。
  お二人は、実際にご兄妹なのですよね?
クォヴレー「ええ、そうなんですけどね」

 ――では、演技の方も自然に?
クォヴレー「いや、全然違いますよ。
 撮影始まってなにが驚いたって、こいつのボキャブラリーに『お兄ちゃん』て言葉があったことですよ」

 ――ご自宅では、なんと呼ばれているのですか?
クォヴレー「テレビのチャンネル変えるひととか、チャンネル変えるプロとか、8チャンお願いとか、
 もう、いっそリモコンと呼べと(笑)」

 ――お二方とも、役柄のイメージとはかなり違うのですね。
ゼラド「当たり前ですよ。
 役柄のクォヴレー・ゴードンは万能の素敵なお兄ちゃんですけど、
 このひとはテレビのチャンネル変えるくらいしかできませんからね」
クォヴレー「ね、ひどいでしょう、この妹(笑)」

 ――クォヴレー・ゴードン役は、妹さんの推薦によって決まったと聞いていますが。
ゼラド「あ、それ違いますね。たしかにオーディションに応募したのはわたしですけど。
 いい歳した男の人が、家でテレビのチャンネル変えてるだけっていうのもあれじゃないですか。
 それで、エキストラ役でももらえたらって思って」

 ――それが、どうしてクォヴレー・ゴードン役に?
クォヴレー「なんか、監督に気に入られちゃいまして」
ゼラド「わたしはイヤだっていったんですけどね」
クォヴレー「イヤとかいうなよ(笑)」

 ――ほかの出演者の方についてはどうでしょう。
ゼラド「凄いなぁって思うのは、やっぱりアオラさんですね。
 本当は、歳、向こうの方が上なんですよ。
 それが、カメラがまわり始めると、スルッとわたしの弟になっちゃうんですから」
クォヴレー「やっぱ、芸歴長い人は違いますよね」
ゼラド「クォヴレー・ゴードン役はアオラさんがやるべきだって、
 わたし、しょっちゅう監督にいってるんですけど」
クォヴレー「ほんと、しょっちゅういってるんですよ、この妹(笑)。
 隙あらば俺を降板させようとしてるんだから」
ゼラド「しょっちゅうっていったら、ちょっと、聞いてくださいよ。
 このひと、待ち時間中『ルサイケちゃんかわいいルサイケちゃんかわいい』ばっかりなんですよ」
クォヴレー「だってそれは、ファンだったから」
ゼラド「向こうはアイドルなんだから、気を遣ってもらわないと。
 ほんとね、マネージャーさんに警戒されてるから、あなた」
クォヴレー「えぇ、それはショックだなぁ」

 ――役柄のイメージとはかなり違うお二人でしたが、今後の芸能活動についてはどうお考えでしょう。
ゼラド「そうですね、
 やっぱり適当にクールなこといってればいいクォヴレー・ゴードン役だけじゃなくて、
 ほかのいろんな役もできるようになってもらわないと。
 そして一刻も早くこの現場から消えてもらわないと」
クォヴレー「え、なんでお前が俺の方針について答えてるの」
ゼラド「あ、時間だ。すみません、今日、べつのオーディションも控えていますので」

 ――はい、どうもありがとうございました。
ゼラド「ほら、さっさと立つ!」
クォヴレー「これですよ。視聴者には見せられませんよね(笑)」
576それも名無しだ:2008/01/15(火) 02:36:37 ID:wglLc8bM
 ――本日はよろしくお願いいたします。
ミナト「はい、ミナト・カノウを演じています。よろチクビー」

 ――最初から飛ばしていますね。
  あの、ミナトといえば、突然の路線変更に諸説が飛び交っているんですが。
ミナト「あ、そうなの?」

 ――そうですよ。一説には、監督にケンカを売ってイヤガラセをされていると。
ミナト「ああ、それはない、それはない。それだったら干されてるから、俺」

 ――では、音楽活動との両立が難しかったからなのでしょうか。
ミナト「う〜ん、それも、ちょっとあるかな。
 兄貴、いやトウキさんは役者一本でやってますけど、
 俺の方はツアーとかで現場離れることも多いので。
 監督の方でも気を遣って、アクのないキャラにしてくれてたんだと思いますけど」

 ――それが、なぜ。
ミナト「俺の方が不満でね。不完全燃焼っていうか。
 それで監督に直訴したんですよ。
 ハザリアと一緒に、直訴状まで作ってね。途中、ちょっと暴走しちゃってたかな」

 ――なるほど。では、ミナトがたまにアイドルオタク的なことを言い出すのも、暴走の結果だと。
ミナト「あ、それは俺の素です」

 ――すみません、それはちょっと、掲載は勘弁していただけないでしょうか。
  編集部にカミソリレターが送られてきますから。
ミナト「う〜ん、コアなファンの間では、けっこう有名なんですけど。
 インディーズ時代とか、もろガキさんに捧げるセレナーデとか演ってましたし」

 ――アイドルのイベントでミナトさんを目撃したという噂は真実だったと。
ミナト「ま、ね。『F完娘。』は、ちょっと、リカちゃん卒業までですね。
 あ、でも、ごっちんは卒業後の方がショウマンとしてのスキル上がってますから、今後も期待しています。
 いまは℃-uteとAKB48の間で揺れてるっていうか、ちょいAKB寄りかな、みたいな」

 ――それ以上は、掟ポルシェさんとでも対談していただけないでしょうか。
ミナト「メル友ですよ、掟ポルシェさん(笑)」
577それも名無しだ:2008/01/15(火) 07:55:54 ID:bjizJBeP
新しい切り口だなw

だが、最初に言っておく

中の人など居ない!!
578それも名無しだ:2008/01/15(火) 09:25:26 ID:mNX7ZsZh
579それも名無しだ:2008/01/15(火) 10:21:33 ID:gq99/uQU
あのスレまだあったんだ。もう落ちてるのかと思ってた。
夜のデッドエンドシュートのネタは笑えるが
580それも名無しだ:2008/01/15(火) 10:48:58 ID:NJ/fUsv5
>>575-576
このスレのネタ大好きだわw

スレイチェルとかハザリア、マリ、リトゥも見たいな
581それも名無しだ:2008/01/15(火) 11:11:44 ID:iVS1SE7+
それこそ楽屋裏っぽく、議論板にスレ作ってもいいかもね
582それも名無しだ:2008/01/15(火) 14:46:42 ID:RFosu9mK
流れに便乗

クォヴレー「あっ、皆さん、お疲れ様です〜」
ディストラ「お疲れ様です〜、じゃねえよ!さっさと飲み物持ってきな」
クォヴレー「あっ、はい、すみません・・・」
ディストラ「ったく、誰にでも尽くす〜なんて柄じゃねんだよアタシは」
イングラム「まあまあ落ち着いてくださいよ、アップルティーでもどうです?」
ディストラ「気が利くじゃん、そこの新人と違って」
クォヴレー「僕、この業界でやっていく自信ないです・・・」
ラミア「まあそう落ち込まないで、今晩は飲みませんか?」
クォヴレー「はい・・・」
ラミア「(べろんべろんに酔わせて・・・きゃっ♪)」

ルル「こんなのが昨晩の夢に」
アオラ「ダメだよッ!ディストラ姉さんはこんな人じゃないよ!」
真龍「それに性格ひっくり返せばいいというものでもないんじゃ・・・」
583それも名無しだ:2008/01/15(火) 15:00:51 ID:2r2Cezqv
────本日は『はみんぐば〜ど』の四人様に来ていただきました
アオラ「どうも、アオラです。よろしくお願いします」
────えー、はみんぐば〜どのアオラ・ラッシュ・ルル・真龍の四人は、主演の皆さんを裏側から見たサブストーリーとして出演されてますが………
ルル「目立ち過ぎてもいけないし、難しい役ですよね」
ラッシュ「実は居なくてもいいんじゃ無いかって言う(笑)」
真龍「ラッシュ君、それは言い過ぎよ」
ラッシュ「スンマセン、先輩(笑)」
────しかしこの中で真龍さんが一番年上とは見えませんね。
真龍「女性に歳の話を降りますか(笑)。実際はラッシュ君とは一ヶ月しか違いませんけどね」
アオラ「芸歴もこの中じゃ一番長いじゃないですか。それも含め先輩ってことですよ」
ルル「どうやったらそんなにお肌に艶が出るんですか?教えて下さいよぅ」
真龍「二十歳までにしっかり手入れしておくことよ。それ以上は普段から気を付けて生活するだけ」
────四人はプライベートでも仲がいいと聞いてますが………
ラッシュ「特に僕と真龍さんは今回暇ですからね」
ルル「ハザリア君の出番が増えるに連れてあたしの出番も増えましたからね」
アオラ「でも四人予定が合ったらご飯おごってもらったり、真龍さんの車でドライブしたりですけどね」
ラッシュ「一度、皆で夏コミ行ったりもしましたよ(笑)」
────この中では真龍さんだけが結婚されてますが、恋愛相談に乗ったりもするんですか?
真龍「あまりこのメンバーではありませんね。むしろゼラドちゃんやマリちゃんの相談を受ける事の方が多いです」
アオラ「マリちゃんも一途だよねー。ハザリア君は素であんな子なのに」
ルル「アオラさん、それオフレコですよ」
ラッシュ「僕は昔、真龍さんの恋愛相談受けたりもしましたがね(笑)」
────そういえばラッシュさんと真龍さんは幼馴染みでしたね
ラッシュ「初めて現場に来たときビックリしました(笑)何でアンタ居るんだって」
真龍「ラッシュ君は少しテレビ見た方がいいと思うよ?結構ドラマ出てるんだけどな」
ラッシュ「いやーあんなお転婆がこんなおしとやかな女優になるとはね(笑)」
────それでは皆さんに一言
四人「はみんぐば〜ど完全解説本が遂に出ました!よろしくお願いしま〜す!」
────ありがとうございました。
584それも名無しだ:2008/01/15(火) 16:58:23 ID:AHWVcYqS
ゼオラ役とゼラド役、両方やられるのはきついですね。
「はい、というかこの歳でセーラ服はちょっと・・・」

ゼオラとゼラドは実は一人二役
585それも名無しだ:2008/01/15(火) 20:59:34 ID:+6t2BO11
そろそろ、この流れやめないか?;
586それも名無しだ:2008/01/15(火) 21:02:00 ID:E6kHD4eg
俺も、なん過去の流れにはドン引きだわ
587それも名無しだ:2008/01/15(火) 21:04:12 ID:P76Hmnt5
このまま続いたらどうしようと思ってた
588それも名無しだ
よし、流れを変えるぜ

トウキ「そら!」
クリハ「わぁ!」
レイナ「はぁ、あんたらも元気ね、こんな冬にテニスなんて」
ラミア「ほう、テニスか。まぁ冬は大概コタツにもぐって気がつけば体重が
    えらい事になっているからこういった運動は健全で非常によろしい。」
レイナ「先生『体重』のキーワードを言った時に私の肩を叩くのは止めてください」
ラミア「気にするな、アクア先生もお前と同じように一部ふくよかになったそうだぞ」
レイナ「変な気遣いの言葉は止めてください!」
ラミア「よし、トウキ。ちょっと私と打ち合ってみるか」
トウキ「先生とですか?いいですよ」
ミナト「よーし、頑張れ。ミナト」
アイミ「面白そうな事やってるわね」
アーク「トウキー頑張れー」
トウキ「おう!」
クリハ「トウキ君・・・珍しく目立ってるから嬉しそう・・・」
レイナ「応援してる男子どもは先生のテニスウェア姿を長くみたい為に応援
    しているというのに」
アイミ「コートの外ではアオラが参考にとすでにスケッチを始めているわ!」
トウキ「じゃぁ、いきますよ!ドリャァァァ」
ラミア「ふ、さすがトウキ。いい弾だ、しかしこれはどうかな!!
    ジャコビニ流星スマッシュ!!」
トウキ「へぶっ!!」
ミナト・アーク「あぎぃっ」
レイナ「あぁ、元から傷を入れてあったガットが打ち返しの衝撃でミナトと後ろの
    観客二人に散弾銃のように襲い掛かっているわ!」
アイミ「アオラはコート横にいるから無事のようよ!」
ラミア「ふ、私のガットはちょっと強化してあったぞ。」
クリハ「ちょ、トウキくーーん」