ぼくの かんがえた ロボット7ごうき

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1それも名無しだ
《限界ギリギリ ゲンカイザー》

ド根性高校生「突破(つき・やぶる)」が欠陥だらけのスーパーロボ「ゲンカイザー」に搭乗し、毎度降り掛かるさまざまな限界を突破しながら「皇帝リ・タイヤ」の軍勢と戦う物語。

『いくぜ! GENKAITOPPA!!』

つうことで君達も幼少のころ考えたロボットを思い切って晒してみないか?

前スレ
ぼくの かんがえた ロボット6ごうき
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1174620303/
前々スレ
ぼくの かんがえた ロボット5ごうき
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1168085111/
前々々スレ
ぼくの かんがえた ロボット4ごうき
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1156197961/
前々々々スレ
ぼくの かんがえた ロボット3ごうき
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1143073391/
前々々々々スレ
ぼくの かんがえた ロボット2ごうき
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1135685525/
前々々々々々スレ
ぼくの かんがえた ロボット
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1127957132/

そくろWEB(保管庫・SRCぼくロボ大戦・Bジェネ)
ttp://www.geocities.jp/acidsandlot/
2それも名無しだ:2007/08/14(火) 12:04:16 ID:iAYoKN2r
はっはっは!最初に>>1 乙と書くのはこの俺様だ!
3それも名無しだ:2007/08/14(火) 12:14:29 ID:YGqppzKv
その後ろに>>1乙と書くのは俺様よぉ!
4それも名無しだ:2007/08/14(火) 13:22:39 ID:xD4RZiGp
でも>>1乙といいたくて
5それも名無しだ:2007/08/14(火) 13:24:05 ID:Kocrjvqq
アックスマックス

両腕が斧になっているロボット
必殺技は特にない
ピンチの時に「お〜の〜」という性癖がある
世界中の避妊具を抹殺しようと企む
秘密銀河結社ブラストファイヤーと戦う!
6それも名無しだ:2007/08/14(火) 18:31:02 ID:xU4X+Nj3
乙をどうやってネタにするのかも毎回悩みの種だ

>>1
7それも名無しだ:2007/08/14(火) 18:48:59 ID:gH9GHsMC
>>1
いかに新スレと言えどもこの至近距離からの>>1乙ならば…なにィ!?
8それも名無しだ:2007/08/14(火) 23:54:49 ID:fmNyiQZg
ジスレイド

新ぼくロボスレと共に誕生した巨大ロボ。>>1乙のレスをエネルギーに変換する。
闘氷剣やトウカサラッシャー、MAJIRESU、〆根田砲などの武装で旧スレを落とそうとする。
しかし本当の目的はhtmlクリスタルを使い旧スレをD・A・Tシステムの呪縛から解き放つ事である。
9それも名無しだ:2007/08/15(水) 00:13:47 ID:UORKtHmH
>>1
新板記乙カレディアーン
10それも名無しだ:2007/08/18(土) 22:27:36 ID:4o1Oy4QP
>>1

なんか過疎ってるなぁ。
11それも名無しだ:2007/08/18(土) 22:33:16 ID:dCPgmvTn
>>10
個人的には今の状態を否定するわけでは無いが
作品に対するレスが少ないのがある程度関与してると思う
同人と一緒で反応ないと寂しいんだよね
12それも名無しだ:2007/08/18(土) 22:36:53 ID:4o1Oy4QP
>>11
あー、それはあるかも。
前スレで何作か投下させてもらったけど、反応少なくて寂しかったなぁ。
投票時まで凄いどきどきしてたもん。楽しんでくれたかなぁって。

でもなんでだろ?前スレ中盤あたりから急にレス数減ったような
13それも名無しだ:2007/08/18(土) 23:01:59 ID:ZaOuZwlj
流星王子

「ねえ、君空を飛べるよね?ぼくを星に帰してほしいんだけど……。」
私の機体を捕らえた巨人……いや、その頭部の風防のむこうにいる男の子はそう話しかけてきた。


サン 流星になって地球に落ちてきた男の子。小さな星の王子として一人きりで暮らしていたが、ある日星が怪獣に
襲われて逃げ出した。ちょうどケンカしていた唯一の友達である鏡を置いてきたことを心配している。

メテオオブサン サンの宇宙船。30メートルほどの大きさの人形。

私 愛機ごとメテオオブサンに捕まった空軍のパイロット。飛行機では宇宙にいけない、などの物理的常識をサンに教えた。

ベーオベーブ サンの星を襲った星喰宇宙怪獣。その後地球を狙ったが、防衛衛星に倒される。


「ロケットがなければ星には帰れないんだ。ねえ、ロケットを貸してよ。こんなに大きいんだもの、ぼくきっと帰れるよ!」
宇宙基地に侵入したメテオオブサンはロケットに向かって突き進む。
「よすんだサン!ロケットは貴重な物なんだ、勝手に借りることは出来ないんだ!」
「でもまた作れるんでしょ?ぼく帰らなきゃいけないんだ、ぼくの鏡は宇宙にひとつしかないんだよ!」
「サン、君の星はね、もう……!」
あくまで侵攻を止めないメテオオブサンに対し、ついに戦力が投入される。
「サン、止まるんだ、サン!さもないと君自身があぶないぞ!」
「ぼく、星に帰らなきゃ。星のある場所に……行かなきゃ。」
「君は……」
攻撃が開始された。

>>11
でもこのスレはその方針でちゃんと続いてきたんだぜ?

>>12
単なるネタ切れじゃないかな?それにしても投票までいやに進行が遅い……
14それも名無しだ:2007/08/18(土) 23:17:13 ID:dCPgmvTn
>>13
1スレ目が立った頃からいるから知ってるけどさw
それに異議言うと面白くないからレスが無いんだよって上から踏みつけるのはなんか違うよなぁと思う
妄想の吐き貯めだとしても、もう少しレスすること意識したほうがいいんじゃないか
反応あると書くほうのモチベも上がるし悪い事は無いと思う

まあ、本当に微妙な場合、好みに合わない場合はレスをするのも大変だってのも分かるんだけれどさw
15それも名無しだ:2007/08/18(土) 23:46:07 ID:4o1Oy4QP
>>13
星の王子様思い出したよ。
やっぱり私とサンの交流がメインになるのかな?
ラストは展開しだいではすごい鬱になりそう。

>>14
正直、乙のたった一言でも嬉しいなぁ。
1613:2007/08/19(日) 00:14:47 ID:SNgyHKIC
>>14
好みなネタにはレスは付けてるんだよ、私はね。まあどこからが好みかというハードルを最近上げ過ぎていたかもしれないな。
しかし過疎ってるのはそれが理由ではないと思うぞ。過疎と伸びに波があるのも前からだしね。

>>15
バレたか(笑)うん、確かに嬉しいよ
17それも名無しだ:2007/08/19(日) 01:20:43 ID:7ET4H/z9
むしろageちゃったほうがいいだろうか?
18それも名無しだ:2007/08/19(日) 06:08:24 ID:pxk0DaGh
過疎とかではなく今はこういう流れなだけ
数スレも続くスレにはよくあること
愚痴る暇があるならネタを書け、容量を無駄にするな、前スレを埋めろ
19それも名無しだ:2007/08/19(日) 13:55:04 ID:SMnaOVQm
>>18
一応、こういう議論もあってもいいと思うがなぁ

それを上から踏みつけるっていうんだと思う
20それも名無しだ:2007/08/19(日) 17:23:20 ID:Wba0hYuB
巨大!デッカイオー(『巨大!デッカイオー』OPテーマ)

空をおおうぞ黒いカゲ   でかいバトルの始まる予感
大地を揺らすぜ超パワー でかい体に正義の心

巨大! それは無限の闘志
巨大! それは強さと優しさ
うなる豪拳 ギガンの手
放て必殺  ドデカノン!

守って見せる皆の平和  でかい背中に全部乗っけて
巨大! 巨大! 巨大! 巨だーい!
デッ・カイ・オー!!

(ナレーション)小さな島国に現れた地球の守護者、それが全長500メートルの巨大ロボ・デッカイオーだッ!!

ピキーン!
「これは!?」
「東京タワーに、お前とデッカイオーのGソウルが宿ったんじゃ!」
「そうか!来い東京タワー…いや、ドリトール!!」
「何ィ!巨大ドリルだとぉ!?」
「いくぜえ!!ドリトールフルパワー…デッ・カイ・テン!!」



最近ずっと人大杉でIEで見れないのも関係なくは無いと思うんだが。

21それも名無しだ:2007/08/19(日) 23:17:51 ID:3gntgkCJ
超開眼プラスマイナー

主人公・倉木光は常にマイナス思考がつきまとうダメ人間。
彼のマイナス思考は、この地球に復活した古代獣の日本上陸によって頂点に達した。
そのあまりに強い絶望の心は、ある機械の誤作動により偶然拾われた。
その機械こそ、後にプラスマイナーとなるスーパーロボット・モードメイダーだった。


・モードメイダー
倉木の負の心、というより受動的な心を感じとり動作するロボット。
最初は非武装だったが、後に戦闘用に強化され、
指にビーム、脚にエナジーキャノン、背中にミサイル、胸部にバリアを装備した。
ミサイル以外は全て倉木の精神状態で能力が変化する。
ちなみに、倉木はこのロボの名前を「モウダメダー」と読み間違え、さらに鬱な気分になった。

・プラスマイナー
モードメイダーが感知していた負の心が一定量正の心に変化すると、
バイザーが開いてツインアイが起動。パーツが所々赤く変色してプラスマイナーとなる。
正と負の力が両方とも供給されるため出力が2倍に跳ね上がり、
腕の装甲を展開して砲身としたドライバーキャノン、
非実体剣としたドライバーが使用可能になった。
元々プラスマイナーは、人の心により機械を作動させる実験台として作られたが、
倉木のあまりに強い絶望により誤作動を起こしてしまい、
プログラムの都合上彼しか動かせなくなってしまった。
22それも名無しだ:2007/08/19(日) 23:42:55 ID:SMnaOVQm
>>21
二色ヒーローみたいな感じだね
昔の特撮を彷彿とさせる
23それも名無しだ:2007/08/20(月) 20:13:54 ID:rHSJyArm
ロボでもなけりゃ変身もしないアクションヒーローものなら一つ控えているんだが、
流石にそれはスレ違いか…?
24それも名無しだ:2007/08/20(月) 20:16:29 ID:Vpu71GXE
>>23
それはさすがに、スレ違いっていうか板違いだw
25それも名無しだ:2007/08/20(月) 20:16:59 ID:FKswqoe0
>>23
特撮!板に一応ヒーロースレがあるが…
正直、あの板の創作スレはどれも荒れてるからおすすめはできないし
ここでいいと思うんだけど、他の人はどうかな?
26それも名無しだ:2007/08/20(月) 21:19:22 ID:HD7BG5Bq
むりやり何かロボット出せばOK
27それも名無しだ:2007/08/20(月) 22:27:39 ID:rHSJyArm
>>26
もうだめだ……
28それも名無しだ:2007/08/20(月) 22:29:28 ID:di7HDhAB
あれだ、途中でサイボーグ手術をry
29それも名無しだ:2007/08/20(月) 22:37:59 ID:FKswqoe0
あれだよ、本編内でテレビ見てる設定でロボだせばいいんだよ
30それも名無しだ:2007/08/20(月) 22:40:19 ID:HD7BG5Bq
カンタムロボか
31それも名無しだ:2007/08/21(火) 00:00:05 ID:LIApfeyw
逆にロボアニメ内で特撮をやるというのもありなのでは?
32それも名無しだ:2007/08/21(火) 00:01:42 ID:tB9fIV/j
>>31
それがアリなら俺すごく頑張る
33それも名無しだ:2007/08/21(火) 03:47:32 ID:xLbesbvL
SSを書いていた筈が既に書きためで7000字
未だにロボすら登場していない…これを投稿していいものか迷ってきたぜ…orz
34それも名無しだ:2007/08/21(火) 03:51:34 ID:tB9fIV/j
俺も一話だけで5779文字あるぜ
悪乗りしてパロディやらなんやら組み込んだおかげで、かなり読む人選びそうな…
上げて大丈夫かなぁ

>>33
長すぎるようならアプロダに上げるとか
35それも名無しだ:2007/08/21(火) 04:04:52 ID:xLbesbvL
>>34
そうすると読めない人が出るという弊害が…せっかく書いたんだし色んな人に読んでもらいたいし、意見も欲しいぜ…
アニメの1話意識して最低限のドラマ組み込もうとしたらこんな事にw
削ろうにも削ったら薄味になりすぎる気がして削れない…orz


まあ、文章と舞台設定詰め込んだのをうpするつもりではあるんだけど
36それも名無しだ:2007/08/21(火) 04:07:07 ID:tB9fIV/j
>>35
自サイトとかどうよ
俺も勉強して作ってみようかなとは思ってるけど。
37それも名無しだ:2007/08/21(火) 04:13:39 ID:xLbesbvL
>>36
ちょっと、考慮に入れてみる
38それも名無しだ:2007/08/21(火) 06:12:05 ID:ibRghe06
投票が終われば前スレなんてどうでもいいってことか
39それも名無しだ:2007/08/21(火) 06:48:37 ID:krnJmcZ6
投票が終わるのを待ってるんだが。まだいるだろ。
埋めネタは用意してある
40それも名無しだ:2007/08/21(火) 11:39:35 ID:xLbesbvL
あ、俺まだやってないです二つまで決めたんですけど一つ決めれなくて
41それも名無しだ:2007/08/21(火) 14:36:12 ID:fQSy7fIu
>>35
前スレで
・第一話前半でロボが出ない
・第二話まるごとロボが出ない
・第三話前半もロボが出ない
という、レッドラインの上を歩くような投下を繰り返した俺ガイル
こっちも投下体制見直すべきかなw
42それも名無しだ:2007/08/21(火) 18:33:52 ID:krnJmcZ6
「そのうちロボが出る」作品で「ロボが出なくても面白い」ならセーフじゃないか?どちらか欠けてたらアウトだな
43それも名無しだ:2007/08/21(火) 18:59:58 ID:xLbesbvL
>>42
怖い事いうなぁw
俺好みな話ではあるんだけど…
44それも名無しだ:2007/08/21(火) 19:25:02 ID:flhe6wmm
ロボが出ないっていうのは痛いな。
主人公機ってわけじゃないのか。
45それも名無しだ:2007/08/22(水) 20:26:01 ID:88yYLORT
>>44
一応、主人公機ですよ
ロボアニメって最初から最期まで戦ってるわけじゃないじゃないですか
それで何で戦うのかとかの理由付けをするのをやってたら物凄い事になってしまって…
46それも名無しだ:2007/08/22(水) 20:39:36 ID:xD3PioFS
>>45
愛する○○(ここ人によっては町とかお金とか友とか)を守りたい!
それだけで十分じゃないか。
つーか、俺毎回こんなんばっかだよ…
47それも名無しだ:2007/08/22(水) 21:53:03 ID:/yqwmj4D
>>46
それだけで面白くかける人も、なぜ戦うのかのドラマを見せたい人もいるのよ。
ただ、後者はあまりそっちにかまけるとこのスレ向きではないのは確かだ。
48それも名無しだ:2007/08/22(水) 22:33:32 ID:88yYLORT
まあ、一話のっけて反応見てみようと思います(今月末には完成させる予定)
せっかく書いたの捨てるの勿体無いですし
何気に夏休みほとんどこれにかけたので…
49それも名無しだ:2007/08/23(木) 00:15:04 ID:KiKhrLZl
超光戦士ブラストロン

ある日、東野一志は夢を見た。
夢の中、東野一志はある声を聞いた。
「この星は狙われている……」
その夢から覚めた時から、東野一志の人生は大きく狂い始めた。
侵略者、巨大ロボ、そして胸のクリスタル……
迫りくる魔の手、立てブラストロン!
闇の世界を切り開くのだ!!

・登場人物
東野 一志 とうの ひとし
主人公。ブラストロンのパイロット
夢でこの星が侵略者に狙われていることを知る。
ブラストロンのパイロット。

銅園 鋼 あかぞの はがね
東野一志の幼馴染。
多分ヒロイン

・ロボット
超光戦士 ブラストロン ちょうこうせんし ぶらすとろん
東野一志によって召喚されるロボット。
光をエネルギーに動く。

・敵
???
さまざまなロボットを送り込んでくる。
地球を狙っているらしい。
50それも名無しだ:2007/08/23(木) 21:20:27 ID:0a5jKsBF
リア厨の頃考えたロボ

機甲魔神ヴァグルス

 博士が発見した新元素はほとんどの物体を蒸発させるほどのエネルギーと、その高熱においても固体でいられる
融点の高さを持っていた。軍の依頼によりそれを利用した2機の巨大ロボットヴァグルスMk−1、2が作られるが、
Mk−1は異星人に強奪されてしまう。責任を問われ逮捕されそうになる開発スタッフだが、逃走。

 軍に追われながら、Mk−1を追い続ける一行。その中に、事故死した博士の次男もいた。

 戦いを続けるうち、驚くべき事実がわかる。実は異星人は地球への移住を条件に、軍の要求に従ってMk−1を強奪した
のだった。軍指令ゴルドバはMk−1を異星人経由で、Mk−2を開発スタッフの逮捕によって自分個人の管理下におき、
世界を意のままに操ろうと企んだのだ。異星人に与していた(なぜかは謎)博士の長男の駆るMk−1、次男の駆るMk−2
カスタムが並び立ち、今最後の戦いに向かう!


ヴァグルスMk−1  オーラバトラーぽい顔をしており、右肩に砲身を乗せている。
武器 
51それも名無しだ:2007/08/23(木) 21:38:27 ID:0a5jKsBF
ごめんなさい途中で書き込んでしまった。

ヴァグルスMk−1  オーラバトラーぽい顔をしており、全身青白い。右肩に砲身を乗せている。

   武器 クリスタルカッター 両前腕が鋭利な刃になっている
       スーパーメガバスター 肩に乗っているレーザー砲。新元素のエネルギーを使っており超高出力

ヴァグルスMk−2  Mk−1とは全く違う形をしており、顔はガンダムぽい。色は赤青白。

  武器 ヴァグルスソード 新元素を使った合金でできた剣
      シャイニングカッター ヴァグルスソードの超高熱状態。斬られた敵は蒸発する
      フルパワー 全身を超高熱にして格闘を行う。敵は触れただけで蒸発するが一分も続けていると
              パイロットまで蒸発してしまう。初代Mk−2パイロットはこれを使って命を落とした

ヴァグルスMk−2カスタム  異星人との戦いで大破したMk−2がパワーアップ。目立つ変化は羽根と胸の砲門

  武器 ネオヴァグルスソード 新製法でより斬れるようになった
      ウィングカッター 羽根をブーメランのように飛ばす
      バーニングブレスター 胸に4門ある高熱戦砲
      スーパーシャイニングカッター シャイニングカッターより高温
      ソニックブースター 敵を掴んだまま音速を超えることで衝撃波が敵を粉砕する


覚えてるキャラ名がラスボスだけ……そもそも他のキャラに名前なかったような気もする
52それも名無しだ:2007/08/24(金) 10:26:28 ID:1tq62/At
「ハァ……死ぬかと…思った…暑ィ…。」
熱のたちこめる中俺は腰を上げる。先の衝撃でぶつけたのか背中が痛む。

「…。」
男は一撃を放った後の体勢のまま、まったく動かない。
「死んだ…のか?」

まさかと思いつつ恐る恐る、後ろから覗き込むべく体をよじる。
と、急に目の前の腕が動いて壁を叩きつける。
「クソ…過負荷状態か…。」
「おわあぁぁ!!」


『輪廻の階層 第3カイ/虚空の絡繰り』


「吃驚したじゃねぇか!いろんな意味で死んだかと思ったぜ…。」
「死?…そうか、まだ話してなかったな。どの道こいつも一時は動けない。丁度良い、少し話してやる。この世界について。」

人が聞いたときは無視しておいて勝手な奴だ。
しかし気になる事ではあるので黙って聞くことにする。

「此処は輪廻の名が指す通り、死後の世界であり来世へ生まれ変わる為の場所のようなものらしい。」
「『らしい』ってあんた知ってるんじゃないのかよ。」
宗教的なくだりよりその言葉に反応する。

「俺もお前と同じ外から来た者だ。完全に把握はしていない。それより、重要なのはそんなオカルトチックな事じゃない。」
何か弄っているらしく此方には見向きもせずに淡々と話を続ける。

「生まれ変わるというのが本当かどうかは別だがこの世界にはその為の場所と言われる出口がある。が、其処に辿り着けるのはごく一部だ。」
出口…ここから出られるならそうしたい。この男もそうなのだろうか?

しかしごく一部とは何故なのか。男が会話に区切りを入れたので俺は自分なりの推測を述べる。

「今さっきみたいな怪物に殺されるってことか。」
「…理由として半分はそうだな。俺が戦う前に言った事を覚えているか。」
53それも名無しだ:2007/08/24(金) 10:28:13 ID:1tq62/At
此処に居ると次第に記憶を失うこと。
俺もこの男もそうであること。
そして怪物も…?


「この世界での肉体は自我と記憶によって保たれている。だが何も無い空間に居続ければ自我は狂い出すし前に言った通り此処では記憶も失われていく。
すると肉体が原型を保てなくなり最終的には意思が肉体に飲まれ肥大化する…つまり単純に言えば怪物になる。」

なんとなく男の言った言葉が繋がってきた。
なるほどそうなると最早自らの意思で出口を目指せなくなる。

「そろそろ時間だ。最後に一つ、此処で死ぬと完全に消滅し輪廻からも外れる…といっても輪廻自体自分で実感できる物じゃないからな…とりあえず此処でも死は存在する事とそうなると消滅するということは覚えておけ。少し留守を頼むぞ。」
そういうと男は巨人の胸部を開き外に降りる。

「ちょっと待て、何処行くんだよ。それに死んだら消滅するっていうがこの二匹の死体は残ってるじゃねぇか!」

「出口に着く為に必要な物を取りに行く。その為にそいつらはわざと生かしてあるから消えてないだけだ。何、瀕死で動く事はない。」
即答すると男は行ってしまった。


「訳解んね。」
とは口にしてみたもののただ待つのも暇なので結局今までのことを整理することにした。

怪物がそういう経緯で生まれるのだとしたら今まで襲ってきた怪物も何らかの意思と記憶を持った俺と同じような存在だったのかもしれない。

逆に俺もこのままだと消えるか怪物になるかという事になる。
これはますます出口とやらに行かなければならない。


「…こいつロボットっぽいけど何だろ。」
なんとなく男の真似をして前の座席らしき場所に陣取り壁を触ってみる。
流石に動かない。
そういえば息子がこういうの好きだったな。
この世界から出られたら家族にまた会えるだろうか。
54それも名無しだ:2007/08/24(金) 10:30:34 ID:1tq62/At
と、その時壁伝いに空気が変わるのを感じた。

嫌な予感がして壁の外を映し出す部分から足元を見る。

ガキガキガキィ!

予感は的中した。獅子と鳥の怪物が結合していく。

やばいッ!
そう強く感じると今まで固まっていた巨人が怪物から身を引いた。

「動いた!俺に反応…したのか!?」
ほんの少しの感動もつかの間、結合を終えた怪物が体を起こした。

「ギアァァァァ!!!!」

鳥の頭と翼に獅子の体。瞳の無い目からは反射的に殺気が伝わってくる。
周りを見渡すが男は帰ってこない。

此方の焦りを察したのか怪物が突進してくる!
「うお…ガハッ!」
重い衝撃が内部にも直に来る。まるで直接自分が攻撃を受けたようだ。
怪物は倒れた巨人に食らいつこうと飛び掛る。

「くそ…邪魔だッ!」
ドガッ!
巨人の腕が怪物を払い飛ばす。
「やっぱり動かせるのか!」
不意の一撃を食らった怪物だがくるりと弧を描くように着地すると此方を威嚇するように翼を広げ、雄叫びを上げる。

「こいつぁ…俺がやるしか無いみたいだな…!」
55それも名無しだ:2007/08/25(土) 16:32:57 ID:e8fDMbHb
シャドウミラージュ第一話、とりあえず完成しました
これの反応でこれからどうするか決めようと思います

PASSはsrw
中に入っているのは全てword形式のファイルです
最初は「はじめに」を読んでください
また設定を頭にいれずにプロローグ飛ばして一話から読んでも大丈夫な筈
プロローグは前スレに貼ったものとほぼ同一です

ttp://www.rupan.net/uploader/download/1188026522.zip

ちなみに本編だけで2万5千字近くの話になってしまいました…
これでもかなり高速で展開させたつもりなのですが、色々反省点も大きいです
時間があるときにでも暇があればどうぞ読んでやってください
56それも名無しだ:2007/08/26(日) 00:26:12 ID:3ubHEN4W
2万5千ってすごいな。同人ゲームでも作れそうだ。
57それも名無しだ:2007/08/26(日) 00:41:15 ID:XAXpN9we
>>56
当初は5000字とか言ってたんですけどね
実はこれでも早く話を展開させたほうで…



というかファイルがもう消えてますね(^^;
自分も見てみたいという方いらっしゃったら言ってください
できるだけ早く対応します
58それも名無しだ:2007/08/26(日) 00:58:17 ID:5i8oIefW
>>55
凄いな。
ダウンロードさせてもらったけど、word入ってないから見れないのが残念だorz
一話読んだ限りだと、是非とも続きも読みたいところ。
59それも名無しだ:2007/08/26(日) 02:50:30 ID:VjmpounR
>>55
面白かったよ
お話も戦闘の中身も濃くて良いね
無理の無い程度に次回もやって欲しい
60それも名無しだ:2007/08/27(月) 04:16:30 ID:wV1X3rrM
age
61それも名無しだ:2007/08/27(月) 12:58:10 ID:BY7wSbzB
新人だけど投下してもいいかな…?
ずっと暖めてるのがあるんだけど表に出す機会がなくて…
ここのルールとかよくわからないんですが、もしよければ投下したいんです…
62それも名無しだ:2007/08/27(月) 13:35:18 ID:bA5EgTcl
かもーん
63それも名無しだ:2007/08/27(月) 18:43:19 ID:dFcucuke
>>61
このスレに遠慮という言葉はいらん
まあ、>>55みたいなケースあるけどさ
64それも名無しだ:2007/08/28(火) 01:03:19 ID:YxFxzl21
>>49の一話完成したので投下させてもらったりします。
以前モビルトレースシステムでアドバイスくれた皆さんありがとうございました。
65第一話 輝け!太陽の戦士:2007/08/28(火) 01:03:50 ID:YxFxzl21
その夜、東野一志は夢を見た。
夢ならいつも見ているが、その夜の夢はいつもとは違っていた。
城二は真っ暗な闇の中にいた。
「ここは…?」
空も地面もない。自分が落ちているのか昇っているのかさえも分からない。
「始メマシテ、カナ。一志」
目の前の闇から声が聞こえた。
ジリジリとしたノイズの混じった、低い声だ。
「始めまして?」
一志が目の前の闇にたずねた。
「君ハ我々ノコトヲ知ラナイヨウダガ、
我々ハ君ノコトヲ知ッテイル」
「知っている?どういうことだ」
一志の質問を無視し、声は話を続けていく。
「コノ星ハ侵略者ニ狙ワレテイル。」
「なに?」
「理不尽ナ侵略ハ、阻止シナケレバナラナイ。
ダカラ、我々ハアル物ヲ用意シタ。」
「ある物?」
「コレダ」
闇の中から、一志の足元へと水晶のようなものが転がってきた。
一志はその水晶を手に持ってみた。
水晶は闇の中でもきらきらと光を放ち輝いている。
「身ニ危険ガ迫ッタトキ、コレヲ使ウノダ」
「…使うとどうなる」
「フッフッフ……」
そこで一志の意識は途切れた。
66第一話 輝け!太陽の戦士:2007/08/28(火) 01:04:58 ID:YxFxzl21
!…夢か」
太陽が真上に上ったころ、一志は二階の自室で目を覚ました。
眠たそうに目をこすり、枕もとの時計を引き寄せる。
引き寄せられた時計の針は、長短両方とも天を指していた。
「12時…。休みじゃなきゃ大変だな」
ベッドから起きタンスへと向かう。
「それにしても変わった夢だったな…。この地球は狙われている…!か」
どこの蒼き流星だ…。そんな事を思いながらタンスから服を取り出していき着替えていく。
下を履き替え、上を脱いだとき、一志の目にとんでもない物が飛び込んできた。
「なっ、なんだこれぇぇぇ?!」
一志は驚きの声を上げた。
なぜなら、一志の胸には先ほどの夢に出てきた水晶が埋まっていたのだ。

「完全に引っ付いてるよなぁ…」
あれから一志は水晶を取るために、さまざまな手段を試してみた。
胸に力を入れたり、引っ張ったりもしてみた。
それでも水晶はキラキラと輝くだけで、一向に一志の胸から離れようとはしなかった。
「くそっ、どうなってんだ」
水晶は胸にめり込んでいるが痛みは感じない。
むしろそれどころか身体の調子はすごくいい。
「ハァ…。夢じゃなかったのか…」
しばらく上半身裸で鏡の前でくるくる回ってみたりしてみたがなにも起こらない。
「問題ないんだよなぁ?」
いつまでも上半身裸のまま鏡の前で突っ立っているわけにもいかない。さっさと服を着て、一階へと降りていった。
67第一話 輝け!太陽の戦士:2007/08/28(火) 01:05:27 ID:YxFxzl21
一階へと降りると、母親がワイドショーを見ているのが目に入った。
「あんた、さっきの声は一体なんだったのさ」
ピーナッツを摘み、口に入れながら、興味なさそうに母親が尋ねてきた。
「ああ、いや…でかい虫が出たんだ」
水晶のことは黙っておいたほうがいいだろう。
そう思い、適当に答えておいた。
「ふーん。部屋から出さないでよね」
母親の返事を背にしつつ、家を後にする。
水晶騒動で時間を食ってしまったが、今日は大事な用があるのだ。

家を出て、10分もしたころには目的地に到着していた。
あとは待ち人を探すだけだ。
「怒ってんだろーなぁ…」
人ごみを掻き分けて、待ち人をさがす。
一際大きな街路樹の下、ちょこんと目立つ姿があった。
年は一志と同じぐらいであろうか。夏だというのに黒い厚手のシャツを着、その上からさらに長袖の黒いジャケットを羽織っている。
腰まである髪は、光を吸い込むような黒い色をしている。
「おーす」
待ち人へと声をかける。
「ん?」
長い黒髪をなびかせながら、待ち人が振り返る。
「悪い、鋼。待たせた」
「全くだ」
鋼と呼ばれた少女が答える。
「まぁ、今日は私も遅れたんだけどな」
「おい、人のこと言えねーじゃねーか。…ところで」
その格好はなんだ。一志が鋼へと尋ねる。
初夏とはいえ夏だ。昼間はかなりの暑さになる。
にもかかわらず、鋼の服装はとても夏とは思えないものだった。
「これか、ちょっとな…」
「ちょっとなんだよ。夏だぞ?汗までかいてんのに」
「いや、だから、これは…」
誰にも言うなよと、鋼は一志の耳元でゴニョゴニョと話し始めた。
「あー、なるほど。ダイエッ…」
「うるさい黙れ」
全てを言い終わる前に、鋼の裏拳が一志の顔へと飛んだ。
「痛ぇ…。」
「お前が言うからだ」
「誰も聞いてねぇって…」
まだ痛む鼻先をこすりながら、一志が言った。
「じゃあ、そろそろ行くか。お前も汗だくで限界っぽいしな」
「問題ない」
「どこがだよ…フラフラじゃねぇか。せめて上着だけでも脱いだらどうだ」
「うるさい。問題ない」
「お前が言うならいいけどさ…」
「さ、行くぞ」
鋼が一志の手を引っ張る。
「やれやれ…」
68第一話 輝け!太陽の戦士:2007/08/28(火) 01:06:02 ID:YxFxzl21
二人は図書館へと向かっていた。
夏休み、課題として大量の調べ物が出されていた。
それを協力して調べるべく、二人は図書館へと向かっていたのだ。
ドガァ!
突如一志たちの目の前のビルが崩れ去った。轟音が響き、辺りに粉塵が舞い上がる。
「何だ何だ?!」
「…」
辺りが騒がしくなる。その中でも鋼は落ち着いていた。
オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!
雄たけびとも排気音ともとれる音と共に、巨大な影がビルの残骸から姿を現した。
「何だよあれは?!」
一志が驚きの声を上げる。それも当然だ。
現れたのは…巨大なロボットだった。
赤と白のカラフルな全身、頭部にはギラギラと輝く二つの目。頭からは鬼を思わせるような角が左右へと伸びていた。
オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!
ロボットの胸からピンク色の光線をがほとばしる。それに触れた建物は次々と崩れて落ちていった。
降り注ぐ破片が、容赦なく人々を押しつぶし、退路を断っていく。
破壊された建物の破片が一志たちへも降りかかってきた。
「おいっ、逃げるぞ!」
「ああ…」
一志が鋼の手を引く。
だが、崩れ落ちる瓦礫は無常にも二人の退路を絶ってしまっていた。
「くそっ、このままじゃ…!」
一志の頭に、夢の出来事が思い浮かぶ。
-身ニ危険ガ迫ッタトキ、コレヲ使ウノダ-
水晶を…使う?どうやって?
…使い方を知ってる…?
一志の頭は、水晶の使い方を知っていた。
しかし、今は鋼がいる。
今使えば鋼に…しかし…
悩む一志の耳に、鋼の悲鳴が飛び込んできた。
「くっ…、この」
鋼へと、ロボットの腕が伸びようとしていた。
鋼も必死で抵抗しているが、ロボと人では勝負にならない。
「くそっ!鋼!!」
鋼の元へ走りよると、一志はロボットの前へと躍り出ていった。
「…」
右手を胸の前へともって行くき、何かを掴むかのように拳を開く。
そしてそのまま意識を集中させ、
「オオオオオオオオッ!!」
力の限り叫んだ。

胸の水晶が輝き、一志を光が包む。
「……」
鋼は逃げることも忘れ、その光を見つめていた。
光は一志を包みこむと、さらに強く光りだした。
「……っ」
あまりの眩しさに、鋼は自らの目を両手で覆った。
光に押されるように、ロボットが吹き飛ばされ尻餅をつく。
光はなおも強くなり、一志を、鋼を、ビルを、全てを飲み込んでいく。
そして、全てを飲み込んだ光が引いていく。
全ての光が引いたとき、光の中心だった場所に一志はいなかった。
一志の代わりにいたもの、それはもう一体の巨大なロボットだった。
69それも名無しだ:2007/08/28(火) 01:06:45 ID:YxFxzl21
気づいたとき、一志は光の中にいた。
空も地もなく、上下左右の区別もない。ただ光だけが広がっている。
その中を一志はふよふよと浮いていた。
光の中、目の前に荒れ果てた町並みが写される。
それと同時に一志の頭へと大量の情報が流れ込んできた。
「…なるほど、つまり俺は巨大ロボットの中にいると」
一志が首を動かすと、それにあわせて光の中の光景も変化する。
腕を顔まで持っていってみれば、目の前に巨大な掌が写される。
「おー、ほんとに動いたとおりに動く」
一志が拳を握ったり開いたりしていると、目の前の光景に赤い影が割り込んできた。
「なにっ?!」
先ほどまでビルを破壊していたロボットだ。
そのロボの目がギラリと輝く。
「ブラ…ストロン……オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!」
雄たけびとともに、赤いロボットの腕が振り上げられる。
次の瞬間には一志は赤いロボによって殴り飛ばされていた。
一志が…巨大なロボットが空に舞い、そして落ちた。
「ぐぁぁぁっ」
一志の腹部へと衝撃が走る。
「くそっ、あれが夢でいってた侵略者ってやつかよ…?!」
一志が…巨大なロボットがね腹部を押さえながら立ち上がる。
殴られたところがジンジンと熱くなる。
どうやら、ロボットが受けたダメージは、搭乗者にも伝わるみたいだ。
「オ゛オ゛オ゛オォ゙ォ゙ブラストロン…ブラストロン!!」
赤いロボットが叫びながら向かってくる。
「ブラストロン…それがこいつの名前か!」
一志は痛みをこらえ立ち上がると、迫りくる敵を見据えた。
「行くぞ!ブラストロン!!」
一志の動き通りにブラストロンは動く。
向かってくる赤いロボットを抱え、そのまま後ろへと投げ飛ばす。
「オ゛オ゛オ゛オ゛オッ!?」
赤いロボットが地へと激突する。
「おしっ!」
一志が振り返り、地へと拳を突き出す。
連動して巨大ロボット…ブラストロンの拳が赤いロボの顔面へと打ち下ろされる。


が、拳が打ち砕いたのはロボットではなく、道路のアスファルトだった。
「ど、どこだ?!どこへいった!!」
顔を上げ正面へと視線を移す。
「なっ?!」
一志の目の前に、ふよふよと宙を浮く四角い物体があった。
赤いのが2つと白いのが1つ。
どれも硬質そうな物質でできているように見える。
「なんだ?!」
不規則な動きで宙を飛びながら、それら3つが一点に集まり始めた。
それぞれの角同士がぶつかり合い、メキメキと音を立てめり込んでいく。
一体どういう物質で出来ているのだろうか。やがて3つの四角形は1つとなり、大きな人型となった。
白い下半身からは二足の足が生え、赤い上半身からは逞しい腕がのびる。
丸い頭部からは二本の角が飛び出し、それぞれが左右へと大きく伸びていった。
その姿はさきほどのロボットそのままの姿だった。
70第一話 輝け!太陽の戦士:2007/08/28(火) 01:07:47 ID:YxFxzl21
「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛」
合体を終えた赤いロボットが吼える。
先ほどの投げも、ほとんど効いていないようだ。
「今だ今こそってか?へっ、上等だ!!」
両肩を開き、両腕を引く。そして両拳をそれぞれ耳の横へと持っていく。
そのまま姿勢を低くすると、赤いロボットへと一直線に突っ込んでいった。
「おおおあああああ!!」
「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛」
赤いロボットもこちらへと向かってくる。
赤いロボットが拳を打ち出してきた。
ブラストロンはそれを頭を少し下げ、ギリギリで避ける。
そしてそのまま突っ込んだ勢いで両の拳をロボットの胸へと突き出した。
こちらの勢いと相手の勢い、そのふつが赤いロボットを襲った。
「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ォ゛ォ゛!!!」
さすがにこれは効いたのだろう。
胸を押さえながら、地面へとうずくまっていった。
「おおおおおっ!!」
ブラストロンはそのうずくまった身体へ拳を振り下ろす。
が、その拳はロボットへと命中することはなかった。
赤いロボットは3つの四角形<スクエア>へと姿を変えていた。
拳が振り下ろされる瞬間、3つに分離し脱出したのだった。
「くそっ、ちょこまかと!!」
ブラストロンがスクエアの1つを掴もうと拳を突き出した。
しかし、スクエアを捕まえることはままならなかった。
距離をとり、3つのスクエアが高速でブラストロンの周りを回り始めたのだ。
「何のつもりだ…?」
目で追おうにも相手は速すぎる。
ここは様子を見よう。そう思った一志は両腕を顔の前へともっていき、防御の体勢をとる。
一方の3つのスクエアは、何をするでもなくただただブラストロンのまわりを回り続けている。
71第一話 輝け!太陽の戦士:2007/08/28(火) 01:08:37 ID:YxFxzl21
そのまま時間だけが過ぎていった。
30分か1時間か。あるいはそれ以上かもそれ以下かもしれない。
ブラストロンが防御姿勢を崩すことはなく、スクエア達もブラストロンの周りをぐるぐる回るだけだった。
「ん?」
そのとき、一志が異変に気づいた。
スクエアたちが、徐々にこちらとの距離を縮めてきていた。
「なっ…まさか?!」
一志がスクエアたちの目的に気づいたとき、
スクエアはブラストロンと接触するまでに一気に距離を縮めてきた。
そしてそれぞれのスクエアがブラストロンの周りを回りつつ、独自に高速回転を始めたのだ。
「ぐぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
それぞれの角がブラストロンの身体を削っていく。
そしてその衝撃は一志の身体にも襲いかかる。
「ぐぅぅぅぅぅっ…っそぉぉ!!」
身を削られるような痛みが一志の全身を包む。
その間にもスクエア達はどんどんと回転の輪の幅を狭めてきている。
「ふっざけんな…箱ぉ!」片腕を垂直に伸ばし、全力で振り下ろす。
硬いものがへこむような音ともに、スクエアの一つが地へと落ちた。
地へと落ちたスクエアは、角が大きくへこんでいる。
全身を細かく震わせながら、血ともオイルともつかない液体を吐き出し続けていた。
その様子に驚いたのか、残りの2つがあわてて離れてようとする。
「逃がすかぁ!!」
逃げようとする2つのスクエアのうち一つを両腕で抱きしめるようにして締め上げる。
「うおおおおおおおお!!」
メキメキとスクエアの装甲が悲鳴をあげる。
どうやら、分離した状態では装甲もそれほど厚くはないようだ。
腕を締めるたびに、スクエアの装甲に亀裂が入り、音を立て変形していく。
スクエアも拘束から逃れようと必死に回転するも、腕の拘束は緩まるどころかきつくなるばかりだった。
「しぃぃぃぃぃぃぃぃぃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
バキャ
卵が割れたような音をたて、全身から赤黒い液体を撒き散らしながらスクエアが砕けた。
「ハァハァ…どうだぁ!」
片腕を上げ、勝利のポーズをとり咆哮を上げる。
しばらくして、落ち着きを取り戻したところで辺りを見回してみる。
日はすっかり沈み、辺りはすっかり薄暗くなっていた。最後のスクエアはどうやら逃げ去ったようだ。
72第一話 輝け!太陽の戦士:2007/08/28(火) 01:09:45 ID:YxFxzl21
「ふぅ…」
戦いが終わり、日も暮れたころ、一志はブラストロンから降り立った。
薄暗い中、生臭い香りが一志の鼻に篭る。
「っっ…!」
血の臭い。先ほどの戦いで死んだ人たちのものだ。
「くっ、鋼!」
生きた人間の気配など微塵もない中、一志は鋼を探し続けた。
無事逃げられただろうか?この戦いに巻き込まれなかっただろうか?
声を上げ、似ている死体を見つけては顔を覗き確認していく。
大量の死体を確認していったが、鋼の死体は見当たらなかった。
うまく逃げ切れたのだろうか。
そんな事を考える。
そして、そんな一志を物陰から見つめる一つの影があった。
「あれが…ブラストロン…」
影はそうつぶやくと、薄暗い闇の中へ消えていった。

つづく
73それも名無しだ:2007/08/28(火) 01:11:18 ID:YxFxzl21
以上で一話終了です。
いろいろアレですが、感想やらアドバイスやらもらえると幸いです。
7461:2007/08/28(火) 01:16:24 ID:xgzsR4wy
おお、なら投下させてもらいます。
ちょっと仕事が忙しくてなかなかPCに触れないので、詳しいのは今週中にでも。


「光の守護神 ゴッドアーク」

2XXX年…突如、日本の首都上空に未確認飛行物体が多数観測された。
それと同時に首都に対し攻撃を開始する未確認飛行物体。
あまりにも突然で、唐突に中枢を攻撃された政府は対応が遅れ、特務自衛隊に対し出撃命令を出す頃には首都の1/3は壊滅していた。

特務自衛隊と未確認飛行物体の戦闘は長期に及び、多数の犠牲者を出しながら、三カ月後にようやく未確認飛行物体は鎮圧された。
…しかし、その報は首都の完全壊滅の報と共に人々に知れ渡るのだった。
その後の調査で、未確認飛行物体は宇宙から飛来したものだと断定され、人々は歴史上初めて宇宙からの脅威を思い知る。

そして日本は復興と共に対宇宙脅威部隊の結成に着手。
その10年後、『対人の戦闘には一切関与しない』との誓約と共に、対宇宙脅威部隊「アーク・ガーディアン」を結成するに至った。
アーク・ガーディアンには予想不可能な宇宙の脅威に対応するために、それまでは漫画の話とされていた巨大人型兵器や「法力」と呼ばれる、所謂オカルト的な力も実践的に研究、投入された。

そしてアーク・ガーディアン結成から一カ月後、期を合わせたかのように、再び日本に未確認飛行物体が観測された…
7561:2007/08/28(火) 01:18:34 ID:xgzsR4wy
…とあらすじはこんな感じです。
いろいろ書いてありますが、変にひねくれないでノリは普通なロボットアニメで行きたいなぁと思います。
76それも名無しだ:2007/08/28(火) 02:28:13 ID:FlRUhoLi
長ぇよ。
そういうモンはどっかで纏めて書いてURLだけ載せるモンだ。

だからって、別に内容が詰まらなかったって訳じゃ無いんだから。
バカっ、勘違いしないでよ、別に乙だなんて思って無いんだからね。
7761:2007/08/29(水) 01:54:07 ID:CSNJpvGi
ゴッドアークのスペック

「ゴッドアーク」
全長300mを誇る、アークガーディアンの主戦力。パイロットは神月サチ。
試作型法力吸収機関と、超容量太陽光発電機関を搭載しており、太陽光と操縦者の法力を組み合わせたハイブリッドエネルギーを原動力として動く。
装甲は江戸時代に封鎖された、とある金山から採取された「法神鋼」と呼ばれる特殊金属を使用しており
一個大隊の総攻撃を受けてもダメージを負わないとまで言われている。
操縦系統は360度モニターや両手トリガー式操縦桿によって構成されているが、パイロットであるサチの法力を読み取る
アストラルスキャナーにより、ある程度はサチの思考に合わせてシンクロして動く。

武装面ではターボインパクトナックル(ロケットパンチ)やガストレーザー(ビーム)等、ロボットたるべき武装が基本となっている。
その中でも最大の威力を誇るゴッドアストラルキャリバーはゴッドアークの必殺技とよべる武器になっており、
その破壊力は宇宙生命体に侵蝕され滅びの塔となっていた第四東京タワーを一斬の元に斬り捨てたほどである。
78前スレ602-605より:2007/08/29(水) 19:28:49 ID:knk1vnmU
陰陽式機伝 イメージ・アンド・ワード
これまでのあらすじ

 時は20XX年。人類は、回転するブラックホールの中に異なる宇宙への路が開けるという
『アインシュタイン-ローゼン・ブリッジ』の理論に基づき、無限に存在する
平行宇宙とのコンタクトを試みていた。
 しかし幾度目かの実験に際し、ワームホールの向こうから現れてくるものがあった。
 それは、珪素質の身体を持つ巨大な人型。現用兵器では歯が立たぬ戦闘力と、
全てを破壊しつくす意志のみを持った存在。光の中より際限なく湧いてくるそれら
悪鬼の軍団により、人類は存亡の危機に立たされる。
 この脅威を排除すべく、敵の本拠地たる『向こう側の世界』への突入を敢行し
大元を叩く目的で結成された特殊部隊がある。
 これを率いるは、かつて英雄と名を馳せた退役軍人・藤原隆道。齢、すでに老兵。
 突入作戦が敢行され、大いなる犠牲を出しながらも、彼と四人の部下だけは
ワームホールを通過し平行宇宙への侵入を成功させた。

 彼らが降り立った世界は、時代にして千年前。そこには平安京があった。
 右も左もわからぬまま惑う彼らを、一人の少年がある男の元へ導く。その男とは
死神を欺いて生き続け、未来を覗き見、天下無双の大陰陽師を自称する奇人・安倍清明だった。
 隆道らの世界を襲撃した謎の軍団は、『土蜘蛛』と呼ばれる式機だった。
 式機とは、陰陽師や呪い師が操るロボットのようなもので、土蜘蛛はある一体の
特別な式機が作り出しているものだという。
 その機体は“地”の三位式機・土忌<ツチイミ>。三位式機とは、人の手に
なる通常の式機とは桁外れの力を秘めた三体の式機であるらしい。
 清明が生涯の禁を破り、ただ一人の弟子とした少年がいる。名はヒオムシといい、
彼はその時点でツチイミに対抗しうる唯一の機体、“天”の三位式機・天圧<アメオス>を
扱うことのできる、これまた唯一の操手だった。
 ヒオムシは隆道らの目の前で、羅城門に殺到していた土蜘蛛の大軍を一蹴してみせる。
しかしそこにツチイミの操手・紅蓮が現れ、なんと生身でアメオスを圧倒。
清明が駆けつけ事なきを得たが、一同は見逃されたという事実に無力感を覚える。

 戦う力を求める隆道と部下らに、清明は式機を貸し与える。
 隊のメンバー四人には陰陽寮の制式機・晴峰<ハルミネ>を。そして、隆道には
最後の三位式機・星影<ホシカゲ>を。
 彼らはさっそく模擬戦を行い、隆道はホシカゲを見事乗りこなす。その強さに
未来からの来訪者たちは、ささやかな希望を抱くのだった。
<本編へ続く>
79それも名無しだ:2007/08/29(水) 19:33:50 ID:knk1vnmU
陰陽式機伝 イメージ・アンド・ワード
其の三前半 「神剣、佐士布都神」

「隆道どの、鹿島神宮まで行ってきてもらえぬかな」
 清明にそう言われたのは、隊の部下たちが訓練相手にならなくなり、ヒオムシの
アメオスと模擬戦を行うようになった頃だった。

 “天”の三位式機はさすがに乗り手が違った。ヒオムシは少女めいた顔立ちながら、
式機の扱いについては練達である。機体の性能が互角である以上、搭乗経験が
そのまま戦闘力の差につながるのは、如何ともしがたいことであった。
「何と言ったのだ、清明? ヒオムシとの戦いの最中では、あんたの声を聞く余裕がなくてな」
 いまはヒオムシが放った結界によって動きを封じられている最中だったため、
こうして聞きなおすことができるのだ。
「邪魔をしたかな? ……まあ、大事な話だよ。ヒオムシ、結界を解きなさい。
 数日前、帝に頼んで鹿島神宮へ文を送ってもらったのだ。あそこに奉じられている
 神剣『佐土布都神<さじふつしん>』――別名を『布都御魂<ふつのみたま>』とも言う
 ――を、都に送ってもらうためさ。アメオスの持つ『天羽々斬<あめのはばきり>』や、
 紅蓮が奪った『天叢雲剣<あめのむらくものつるぎ>』と同じ、日本が誇る
 三霊剣の最後の一振りで、もちろんホシカゲに持たせるべき代物なのだが……」

 帝が文を送っているのに、鹿島からは何の音沙汰もないという。
 天子の命とあらば、一も二もなく従うのがこの時代の常識というものだ。それが
返信もなく放置されているというのは、むろんただ事ではない。
 神宮が都に叛いたか、あるいは勅令を実行できない状況にあるか――。

「なんにせよ、ホシカゲの武器はあれしかない。というわけで、ひとっ飛びして
 鹿島神宮から佐土布都神をとってきてもらいたいのだよ」
「ふむ、まあ、近接戦の武器がないと困るしな」
 隆道は日本刀の扱いかたを若い頃に趣味で学び、その延長で分子振動剣などの
刀剣類全般についてかなりの使い手となっていた。自分の身体のように動かせる
式機で戦うにしても、ビームによる射撃よりよほど上手くできるだろう。
「行ってこよう。どうせこの機体ならすぐだ」
80それも名無しだ:2007/08/29(水) 19:38:01 ID:knk1vnmU
 実際、能力を十全に引き出せていないホシカゲでも、京から鹿島神宮までは
数十秒の旅だった。速すぎて距離感が狂っていなければ、数秒の旅だっただろう。
 そして、着いてみれば剣が届かない理由など明らかであった。
「土蜘蛛……これほどの数とは!」

 地を埋め尽くす、無数の式機。
 それは神への呪詛の器。彷徨える魂の檻。
 式機・土蜘蛛。
 鹿島神宮は、その周囲を土蜘蛛の大群に囲まれていた。
「これでは帝の勅令も届くはずがない。結界が持っているのが不思議なくらいだ」
 神宮の内では、ここの守りとして配された八機のハルミネが結界を維持している。
どれほどの間、休めもせずこうしていたのだろう。操手も機体も、すでに限界なのが
見て取れる。彼らに戦う力は残されていない。
 自分がやらなければ。隆道の腹に固まる、冷々とした決意。
 占敵八卦『浅緋菫』は示す。敵をあらわす赤い光は膨大、もはや数えるのも
馬鹿馬鹿しいほどの数であろうことを。
 それでも。
「……性能は充分だ。出来るかどうかは、俺が決める!」
 老兵を乗せ、星空の片影が悪魔の軍団に向かって落ちてゆく――。

 乱舞。無秩序を乱して秩序と成し、舞うように流星の雨を降らせる。
 破壊。土くれの鎧を打ち破り、囚われし魂のくびきを壊す。
 隆道は気づいていた。指先から放つ光が土蜘蛛を一機貫くたびに、その骸から
淡い光が天へのぼってゆくことに。
 本能的に、直感的に悟った。あれは死者だ。死せるものの魂を核として、紅蓮は
土蜘蛛の心臓たる呪符に力を与えているのである。

 平安末期といえば、人々は来世や死後の世界に安らぎを求め、一心に経を唱えて
いる頃ではないか。そんな人々から、死がもたらす永久の平穏すらも奪おうというのか。
 許せぬ。
 何が民のためだ。何が気まぐれな神からの解放だ。
「人は死の恐怖、己の存在が消滅するという恐怖から逃れるためにこそ、輪廻転生の
 概念を作り上げてきた! どれほどつらい現在があろうと、その後には明るい
 未来が待っていると希望を持つためにこそ、極楽浄土や天国を夢想した!
 死せる者をなお苦しめ続けるなど……!」

 両手に結ぶ刀印から、驟雨のように光礫が放たれる。光の雨に打たれた悪鬼たちの
崩れ落ちた亡骸から、無数の魂があるべき場所へと還ってゆく。
81それも名無しだ:2007/08/29(水) 19:44:04 ID:knk1vnmU
 ――ありがとう。これでようやく、死ねる。
 一様に伝えてくるのは感謝の声。それが、どうしようもなく申し訳なくて、
隆道は皺の刻まれた頬に涙を流した。

 未だ地上にあふれる土蜘蛛たちは、どす黒い怨嗟の波動をぶつけてくる。だが、
そうした暗黒の渦動のなかから垣間見える小さな光が確かにあったのだ。
 ――助けてくれ。
 ――死なせてくれ。殺してくれ。
 ――俺たちを解き放ってくれ。私たちを、ここから出してくれ……。
 土蜘蛛に取り込まれ、破壊のためのエネルギーを搾り取られることは、生者には
想像も付かぬほどの苦痛なのだろう。

 耐え難かった。すでに死を迎えた者たちが、死なせてくれと――存在そのものを
消してくれと、言葉なき声を漏らしている。
「ふざけるな、紅蓮ッ!」
 未来への望みを消し尽くされ、無に還して欲しいと哀願するほどの苦悶を強いるなど、
最も許されざる生命への冒涜である。
 その怒りのままに、隆道は吼える。
「貴様のやっていることは、貴様が憎む神よりなお悪い!」

 いくつかのことが、同時に起きた。
 閃光が雷鳴の尾を引いて地に堕ち、宙空に土色の寛衣をまとった男が現れた。
「呼んだか、老いぼれ」
 彼こそはすべての元凶にして、史上最悪の天才陰陽師。
 高天原を灼く焔。その者の名は、紅蓮。

 そして同時に、鹿島神宮を包んでいた結界が内側から破れ、何かが宮内から
ホシカゲをめがけてまっすぐに飛んできた。
 まったく無意識のうちに隆道は反応し、機体の右手がそれを掴む。布を巻かれた、
とても細長い棒状のもの。
 まるで蛇が皮を脱ぎ捨てるかのように、するりと布が滑り落ちれば。
「神剣……」
 それは神宮に安置されていた、建御雷神の片刃剣。
 細身にして不壊なる刀身は軽く、その長大さにも関わらず描く剣閃は神速。
「……いい機会だ。神剣の切れ味、貴様で試させてもらおう、紅蓮……!」

 最古の歴史書、『古事記』に曰く。
 その剣の名は“佐士布都神<さじふつしん>”、またの名を
“布都御魂剣<ふつのみたまのつるぎ>”と云ふ――。

<後半へ続く>
82それも名無しだ:2007/08/29(水) 19:48:57 ID:knk1vnmU
熱さが、熱さが足りないorz
外はこんなに『暑い』のに!

今回は新スレ初投稿なのであらすじを添付しました。
不要であればその旨をお伝えください。その場合、次回以降は控えます。

……って、こっちもtxt形式のファイルで上げた方が良かったので?
83それも名無しだ:2007/08/29(水) 19:52:05 ID:hQQTcQLK
>>82
乙〜
あらすじは始めて読む人にもいいアイディアだと思う
俺もつけることを意識しようかなぁ

なんとなくラストでマンキンを思い出したのは秘密だw
84それも名無しだ:2007/08/29(水) 21:51:59 ID:P5S00BVw
ジャンク・ザ・シャンク

西暦2536年。
西連合軍の降伏により終結した第三次世界大戦から早五年。
世界は戦争の副産物で溢れかえっていた。
顕著なものは、戦車と人型の姿を使い分ける陸戦特化機動兵器「Tank Trooper」、通称TTと、
そのパイロット、TTの人を超えた操作を可能にするために「ジャンク」と呼ばれるドーピング薬を服用し続けた、
屑中毒者(ジャンク・ジャンキー)による犯罪である。
東連合軍が開発したTTとジャンクは、戦争時こそ有効利用されたものの、
平時には、そぐわないものだったのだ。
東連合政府により強制的にジャンク・ジャンキーとなった軍人たちも、
副作用の激しいジャンクから逃れられるはずもなく、
遅かれ早かれ闇へと染まっていった……。
社会に流出したTTとジャンクは、世界に何をもたらすのだろうか?
物語は、荒れ果てたスラム街から始まろうとしている……。

シャンク
24歳。男。偽名。元東連合軍軍人。
痩せた190cm近い体躯と寝癖のついた髪が印象的なダメ人間。
東連合軍第三世代TT「九丸式」を持つ何でも屋。

シイナ・アレクセイ
19歳。女。フリージャーナリスト。
長いポニーテールと古くさいカメラが頭に残る行動派娘。
ジャンク・ジャンキー関係の仕事に目をつけ、取材を開始する。

Tank Trooper
通常時はやや小型の戦車であり、このままでも戦闘は可能。
人型に変形後は通常の人間では操作できない要素が加わるため、
人を機体にあわせるために、ドーピング薬「ジャンク」が開発された。
無限軌道と二足歩行を使い分けられるため、走破力は高い。
機関銃やレールガン、人型時のみ専用の振動ナイフが使用可能である。

ジャンク
筋肉や脳や神経系、果ては骨にいたるまで、
ありとあらゆる人間の要素を活性化させる強力なドーピング薬。
同時に副作用も激しいものであり、体内に抗体(通称J抗体)の少ないものは四、五回の服用で死にいたる。
服用を停止すると、体内から完全に消え去るまで、
約二週間周期で狂うほどの激痛と幻覚に襲われる、ほぼ麻薬である。
戦争終結後、あるいは戦時中にTTとともに世界に流出し、新たな社会問題となっている。
85それも名無しだ:2007/08/31(金) 04:04:53 ID:yofGm4mK
麗「な、なんだとッ!? ネガティブが……!?」

始乃「何よ、結局私の悲しみを理解できる人なんていないんだわ!! 先生――愛していたのに――!」

風華「えっ――」

思わぬ告白に、風華の殺気すら揺らいだ。
そして、ネガティブは益々形を成し、巨大化していく!!

始乃「もう、いいのよ――全部――何がいけないわけじゃない、あれは仕方がなかったことだもの!! もう嫌!! 全部!!」

空間が爆発した、と思う。
ネガティブが巨大な化け物となって立ち上がった!


麗「ど、どうなっている!? 風華、お前……」

風華「……に、逃げるわよ」

麗「何!?」

ネガティブが動き出すと同時に、風華は駆け、麗も続いた!
ネガティブが迫る!

麗「貴様ッ! さんざん始乃先輩を煽っておいて逃げるのか!?」

風華「バカじゃないの!? あんな化け物が出てくるとは思わないっての!!」

麗「杉の大木を木っ端微塵にした拳はどうした!?」

風華「んなもん何度も出せないっつうのーっ!!」

ネガティブがなおも追いかけて来る!

86それも名無しだ:2007/08/31(金) 04:11:19 ID:yofGm4mK
その時、茂みから現れる一つの影!

???「――苦戦中のようね、海士都風華!!」

麗「何――お前は――!?」

風華「ま、また出た!」

???「風華、貴女は――きゃんっ?!」

小枝につまずき、転ぶ女性。
無論、無傷だが、顔は赤い。

風華「……だ、大丈夫?」

???「う、うん……」

女性はとりあえず、冷静さを装うように、咳払い。

???「……ふ、風華……貴女は昨日、自らの命を守る術を覚えた。しかし、まだ足りない――守るために必要な何かを、わかる!?」

風華「んなもん……力よ!! 力がなければ、何も守れない!!」

???「そうよ、だから使いなさい、それを――!」

女性が何かを投げる!
受け取った風華――手にしたのは、黄金の鍵!

風華「ど、どうするの!?」

麗「……呼ぶんだ、風華。――カイザートッパーを!!」

風華「か、カイザートッパー!?」

麗「呼べ、風華! カイザートッパーだ! きっとそうだ、それが……!」


――力!
風華は、理解はしなかった。
本能でそれを呼んだ、空高く鍵を掲げて!


風華「……か、カイザァァァァトッパァァァァァァァァァ!!」



そして、それは来る――!

戦闘機――カイザーGトッパーが飛ぶ!!

そして、巨大な獅子、カイザーレオが駆けてくる!

風華はトッパーに乗り込む!

風華「……力、これが…!」

87それも名無しだ:2007/08/31(金) 04:13:48 ID:yofGm4mK

カイザーレオが、腕となり、足となり、頭となる!
鬣は鎧、牙は爪!
カイザーGトッパーが胸に組み込まれ――そして!

風華「――ゲェェェェェェェェェンカァァァァァァイザァァァァァァァァァァァ!!!」


地面が揺れる!
巨大なロボットが、大地に立った!

麗(……これだ、私は…これを待っていた!)

風華「……あたし、理解できる!? この、ロボット……ゲンカイザーが……!」

力がこみ上げるのを感じる。
自在に操る、その感覚を、感じる!

風華「うぉぉおりゃぁぁぁぁぁ!!」

ゲンカイザーが駆ける!
ネガティブが構える、それは……

風華(――水月突き!?)

風華は、迷わない!
必殺の一撃を放つ、そして守る!

風華(……あの時! なぜあたしの拳が先に届いたのか! 今なら、わかる!)

風華のその思いに呼応するが如く、ゲンカイザーは加速する!


風華(……気持ちだ! 気迫の差、心の力の差――! 先輩の拳も、きっと強い……それは思いがこもっているから! それに勝つには……)

互いの拳がぶつかる!

88それも名無しだ:2007/08/31(金) 04:16:14 ID:yofGm4mK

風華「自分の、そして相手の――気持ちの限界を……超える!!」

限界……自然とそんな言葉が浮かんだ。
ネガティブの拳が、ゲンカイザーの拳で崩壊する、そして!

――GENKAITOPPA!!

風華「げぇぇぇぇぇぇぇぇぇんかぁぁぁぁぁぁぁぁいけぇぇぇぇぇぇぇん!!!」

――限界拳!

始乃「い、いや! やめて!! 返して!!」

抵抗するネガティブに、風華はさらに踏み込む!

風華「……自らを捨て、打ち勝て、守りきり、生きよ!」

始乃「……!」

風華「先生の愛した言葉……! 先輩が先生のことを好きだったとしても、あたしは驚かない! だから素直に、先生の言葉を愛して!」

始乃「先生の、言葉を……」

風華「こんな力は、自らを傷つけ、誰かをきっと奪う! だから……うぉぉおおりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

光が弾ける!
拳を受け、空高く打ち上げられるネガティブ!

風華「――限界、突破!」

爆発、四散!
崩壊するネガティブ!

麗「――始乃先輩!!」

始乃先輩を介抱すると、外傷はない……無事なのだ。

???「……これで全てが揃ったわ。海士都風華、そして尽楠麗……」

麗「………」

こうして、新たなゲンカイザーの物語は始まった!
戦え、風華!
限界突破だ、ゲンカイザー!


つづかない
89それも名無しだ:2007/08/31(金) 04:20:28 ID:uAhvsaRb
リアルタイム遭遇。
なぞの女性とかいろいろ気になるのに続かないのか……
残念。
90それも名無しだ:2007/08/31(金) 19:36:27 ID:+TudqAAy
今連載中のssいくつぐらいあるのだろうか。

過去ログ探してたらダイブレイズとかステゥムアウトとか懐かしいものもあったんでこれらの続きも再び待つとするぜ。
91それも名無しだ:2007/08/31(金) 19:51:29 ID:d0Zye+d8
覚えていてくれた人がいたのか
ダイブレイズ、多少リファインしてまた一話からやっていいかな
92それも名無しだ:2007/09/01(土) 19:48:14 ID:5jdYfN2q
飛翔官職ヴァルタディー

古来より、無数の世界が生まれてきた。
無限に生まれる平行世界。
それらを生成するのに膨大なエネルギーを必要とするのだが、なぜ今日まで宇宙崩壊を起こさず実現できたのか?
それは、人と言う生物を越えた超生体……ある世界ではヴァルタディーと呼ばれるものがいるからである。
平行世界と世界を駆ける彼らは、知覚されることなく世界へと飛ぶ。
永遠に続く敵を求めて。

MO-722アルペン
とある世界を経過してそれはそう呼ばれた。
元々ヴァルタディーには個という概念はなく(あったとしてもそれは違う世界の自分や違う概念を持った同生体しか記憶しない)、このアルペンも“彼”が使っていたもの以外にも形が違うものが無限に存在する(と考えられている、ヴァルタディーの話が嘘でないのなら)。
とにかく、アルペンという個が出来た段階で筆記するならば、アルペンは巨大なロボットである。
機体は我々が使う汎用マシーンアーミーに近い。
この世界に来たときアルペンは対マシーンアーミー用の兵器(片手で使うマシンガンやミサイルだ、しかも強力なやつ)を携行していたが、きっと違う世界に飛べばまた変わる。
唯一、違う世界に飛んでも変わらないだろうと思われる部分は、両脇下の『ジョインブレード』だ。
ヴァルタディーはこれを振動させ、世界同士を歪ませて違う世界へと飛ぶらしい。
(その姿がアルペンスキーヤーのそれに似ているらしいが、そもそもこの世界にはスキーというものがない)
アルペンのパイロットも、僕と会ったときは無愛想な男だったが、……彼らは世界に合わせて変容する、もしかしたら女の子の姿にもなるかもしれない。
これを筆記する僕自身も彼らに変容されているとも限らない。
(僕はノートにこれを記録しているが、ある日この文章が電子的な姿となって違う世界の……何かのネットワークに載るとも限らない。
そうなるならば、なるべく頭のいい人間の目に付くような所がいいな、彼らの脅威を教えなくちゃ)
93ゴンベエ ◆WYTB5VGNVk :2007/09/01(土) 23:15:10 ID:xCmKKIwo
神霊大戦ゴーストギア

宅地造成の為開発されつつある妙音山…
ところが地脈の乱れにより、封印されていた古代霊達が解き放たれ、人々に障りをなし始める。
そんな中、安閑寺の青年住職、走馬円海は議員の娘涼子から霊障の相談を受け、寺に伝わる古い文献より豪素闘技亜(ゴーストギア)の存在を知る…。
そして円海は神霊卑弥呼との交信により、ゴーストギア日輪王を手に入れ、古代霊達と戦う…。
94アニメではなくゲーム企画風に:2007/09/02(日) 19:00:09 ID:Ent0/aqO
『混沌ノ大地ヲ征スル者』

<概要>
スパロボ風シミュレーションRPG。
大枠としては、少年期の第一部と青年期の第二部に分かれており、
第二部はさらに独立軍ルート、聖戦士ルート、アヴェンジャールート、
ウォーロードルートに分岐する(シナリオは一部重複する)。

<プロローグ>
インザニア帝国とジェナス皇国の二国による戦乱が長く続く孤島マムルート。
長く小競り合いを続ける両者ではあったが、ここで一つの転機となる出来事が起こる。
古代の人型巨大兵器――すなわち『装甲機』の発見である。
『装甲機』の発見は、これまでの戦争を塗り替えるパラダイムシフトとなった。
現代科学は、『装甲機』の解析を可能とし、数々の量産機を開発するまでに至る。
そうして投入される『装甲機』による戦闘がマムルート全土で行われるようになるまで
そう長い時間を必要とはしなかった……。
泥沼化する両国間の争い。荒廃する大地。生まれては消えていく人々の灯火――。
時に、蒼暦324年。マムルートの夜は未だ明けない。

<用語解説>
マムルート島
インザニア帝国、ジェナス皇国、ウォルドス国、エルヴァー候国、ガルガンディア
の五つの国からなる。
インザニア帝国、ジェナス皇国がマムルートの覇を競い争っている二大国であり、
他の三国は小国と言って差し支えない、ごくわずかな影響力しか持っていない。
暦は『蒼暦』を用いる。1年365日(うるう年アリ)。

『装甲機』
この世界で用いられる巨大兵器の総称。
モノによって、『妖装機』、『神装機』などとカテゴライズされる。
古代遺跡などから発掘されるものもあれば、現代の科学で開発されるものもある。
ただし、どんな装甲機でも“竜の心臓”と呼ばれる高エネルギー物質を動力源とする。

<登場人物>
リューン・ヘイゼル
主人公。14歳。ラサ村の村長の息子。双子の兄。明るく好奇心が旺盛な性格。
だが、その好奇心が災いし、村の掟を破り村を追放されてしまう。
そうして彼の平和な日常は失われ、マムルートを巡る戦乱へと誘われていく……。
幼い頃から装甲機に触れ、扱いには慣れている。
第一部の搭乗機は主に装甲機《フレック》。

グラム・ヘイゼル
主人公の弟。内向的な性格で、どちらかと言うと読書などを好む少年。
自分とは正反対の兄を慕っており、常に行動を共にしていた。
追放された後も兄の身を案じていたが……。
95アニメではなくゲーム企画風に:2007/09/02(日) 19:00:19 ID:Ent0/aqO
<ルート分岐>
独立軍ルート:インザニア、ジェナス、ウォルドスのどの陣営にも属さず、
独立軍となってインザニア、ジェナスの両国と戦い、マムルートを両者からの解放を
目指す。最後は、肥大化して分裂した独立軍同士の戦いとなるルート。

聖戦士ルート:インザニアの暗部に潜む『教団』。マムルートを混乱に陥れることを
目的とする彼らとの戦い、そしてインザニアとジェナスの全面戦争が描かれる。
『教団』との戦いの決着後、ジェナスを打ち倒したインザニアと決戦するルート。

アヴェンジャールート:ラサ村を滅ぼした『教団』を執拗に追い詰めるリューン。
彼の前に現れる弟・グラムとの確執、『教団』の暗躍、ジェナスの内乱を描くルート。
シナリオは一部聖戦士ルートと重複する。

ウォーロードルート:ウォルドス国王の死後、リューンがウォルドスを統一。
ジェナスと同盟を結び、共にインザニア・ガルガンディア同盟を打破。
その後ジェナスとの全面戦争を経て、マムルートを統一するルート。
96それも名無しだ:2007/09/02(日) 21:59:07 ID:dbsxlMPT
その日、見る者が見れば微かに感じるほどの“揺れ”が起こった。
人々の心に眠るそれが、心臓のように一斉に鼓動を始めた。

(――王が眠る、その場所がついにわかった)

(――傷が疼くぞ! 赤き者に切り捨てられた同胞達の痛みだ!)

(――我らは成さねばならん、心の『大義』を!!)


影が跳んだ。
曖昧な表現だが、そう記すしかないのだ。


【第二話 拳の限界!? 決めろFA限界拳!!】


謎の女性に連れられて、風華達は海士都邸地下へとやって来た。
そこは――地下基地だ。

風華「……家の地下に、こんなものが…」

麗「………」

自らの父親の秘密に立ち会っている、そのある種の恐怖に焦りを感じる風華。
それは麗も同じであった。

???「さあ、ついたわよ」

エレベーターが開く、と

???「風華ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

風華「うおっ、オヤジ――ぎゃあああああっ!!!」

押し倒される風華!
そう、彼こそ風華の嫌いなオヤジ、『海士都甘輔』である!

甘輔「おおおお父さんは心配したぞぉぉ!! ぶ、無事か、風華ぁぁ!!」

風華「う、うざってえんだよクソオヤジがぁぁぁぁぁ!! でぇぇぇぇぇぇあ!!!」

甘輔「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

娘に関節技を決められ悶え――否、喜ぶ甘輔。

甘輔「あぁ……これも娘の愛か……!」

風華「死んでろ」

???「……こほん、それじゃ最初に紹介するわ。私は赤井しのぶ、この基地の職員よ」

麗「……赤井、しのぶ」
97それも名無しだ:2007/09/02(日) 22:01:55 ID:dbsxlMPT
風華「漢字ではどう書くんですか?」

しのぶ「う、そ、それは……」

???「漢字では『仁』と書く、『ジン』と間違えないように。私がこの基地を預かる特鳴京――がふっ!?」

しのぶ「京さん……私が男みたいな名前なの気にしてるって……言ったでしょうがぁぁぁ!!」


風華「うわっ……」

しのぶの拳の威力を知っているだけあって、風華は笑うに笑えない。
壁に叩きつけられ死んだかのように見えた京だが、痙攣と高笑いの中起き上がる。

京「――あっはっはっは! しのぶ君の拳で傷つくようなやわな脳ではない! 私は、世界で、一番、特許を持つ男なのだからァーっ!!」

風華(頭打って馬鹿になったんじゃ……)

しのぶ「……と、ともかく、あなた達にはちゃんと説明しておかないとね。私達の組織の成り立ちと……敵を」

麗「待て……最初に聞くことがある。始乃先輩は無事なのか?」

しのぶ「ええ、もちろん。彼女はネガティブの本体にされただけで、外傷はないわ。ただ……」

京「……君だ!」

びっ、と指を指す京。
その姿は白衣に眼鏡、マッドな人に見えなくはない。

風華「……あ、あたし?」

京「そう、君の拳が彼女の心を変化させた可能性はあるのだ!」

麗「心の変化だと……!?」
98それも名無しだ:2007/09/02(日) 22:03:36 ID:dbsxlMPT

しのぶ「ネガティブが心の中から生まれる、という一般に知られている情報は確かに正しい。しかし、本来のネガティブは人の心に寄生する生命体なのよ」


京「例えばだ、人の感情は一種のガスだとする。とあるきっかけでネガティブという火が灯る……通常ならば数日でふっと消えてしまう。しかしだ……」

ディスプレイに先ほどのネガティブが映し出される。

京「ガスが一気に噴出すれば、このように爆発を起こすわけだ……これを発見したのは私だ、私はこれを専門に特許を250種類とっている」

風華「じゃあ、あたしがやったのは、そのガスに焚き付けたようなものじゃ……」

しのぶ「いいえ、あなたは正しいことをやったのよ、海士都風華」

京「一部のネガティブは……心のガスを燃やし尽くし、人を廃人にしてしまうのだよ」

麗「廃人に、だと……!」

しのぶ「……彼らを救うには、逆に心を燃え上がらせて、奴らを誘き出すしかない」

京「そして、それを叩くために、ゲンカイザーは作られたのだ」

風華「……そこにオヤジも荷担してたってわけね」

京「そう、基地を作るには絶好の場所だったのだ。さあ、役者は揃った、今こそゲンカイザーを君に――」

99それも名無しだ:2007/09/02(日) 22:06:01 ID:dbsxlMPT

風華「断るわ……!」

麗「何……!?」

風華らしからぬ意外な返答に、麗も驚く。

風華「……人を救うってのはご立派な考えだわ。でも、あたしはオヤジの偽善活動に協力する気はない」

麗「……風華」

風華「そういうわけだから、麗にでも譲るわ。始乃先輩はどこ?」

しのぶ「……医療室よ、廊下を出ればわかるわ」

風華「ありがと、じゃあね」

司令室を出ていく風華。

甘輔「……ははは、すまんなぁ、強情な娘で。麗君、すまんが付いていってくれ」

麗「あ、ああ、わかっています……では」

医療室を出た風華は、始乃先輩の無事に安堵した。
窓の向こう、整備されたゲンカイザーの姿がそこにあった。

風華(あたしには、確かに聞こえた……ゲンカイザーの声が……あれは幻だったの?)

静かに佇むゲンカイザー。

風華「……ゲンカイザー」

京「いや、あれはゲンカイザー“レオ”さ、風華君」

風華「……レオ?」

京「そうだ、彼はゲンカイザーの意志を受け継いだ者なのだよ」

京は語った。
かつて、ゲンカイザーが地球を救った戦いを。
歴史の中に埋もれ、政府によって隠された事実を。

風華「宇宙人だって……!?」

京「そう、ゲンカイザーは戦った、宇宙人たちとな。私は……子供のころにそれを見た、忘れようがない」

風華「でも、そいつは……みんなに存在を消されたじゃない、なぜ?」

京「政府がゲンカイザーの力を恐れたからだ。彼の戦いとテクノロジーにより地球は大幅に発展を遂げたが、その力を恐れた政府はなかったことにしたのさ」

風華「地球を守った英雄が、そんな……」

京「フフ、彼はそんな男ではないぞ、風華君」

京は拳を前に突き出す。
100それも名無しだ:2007/09/02(日) 22:09:07 ID:dbsxlMPT

京「彼が守ったのは、言わばこの拳の届く範囲の……彼にとっては大事な家族、仲間、街だけさ。だが……」

拳を下ろし、再びゲンカイザーレオを見つめる京。

京「彼の拳は、自分が思っているそれ以上の力で世界を救った。しかし、決してちゃちな英雄視を望んだわけでも、崇高な使命を胸に抱いたわけではない。……彼自身の意志だけだ、自らの拳の届く範囲でね」

風華「自身の意志、だけ……」

そのとき、警報が鳴った!

しのぶ『京司令、ネガティブの出現を確認しました!』

京「うむ、了解した。……私は君を知らん、知らん者の意志を計ることはこの天才にも出来ん」

風華「……そうね、だったら…」

風華が突きを放つ!

風華「……気が向い! ゲンカイザーに乗るわ。あたしはあたしの意志で、今、乗ることにする。オヤジは無視、始乃先輩のような人を増やしたくない……!」


市街地に出現したネガティブは、街中に攻撃を仕掛ける!

そこに現れる影――カイザーGトッパー!!

風華「あのネガティブ……どうなってんの!?」

しのぶ『足元を見て、海士都風華!』

ネガティブの足元、そこにはとぼとぼと歩く学生がいた!

学生「模試が……このままじゃ希望の大学に受からないじゃないか!!」

麗『……テストの点数が原因なのか?』

しのぶ『心のきっかけは人それぞれなのよ、大小関わらずね。やりなさい、海士都風華!』

風華「よっし! ――カイザァァァァレォォオオオオオオオオオ!!」

大地を駆け、カイザーレオが現れる!
カイザーGトッパーが変形して――


風華「ゲェェェェェェェェェェェェンカァァァァァァァァイザァァァレォォォォォォオ!!!」


大地を踏みしめ、一匹の獅子が立つ!

101それも名無しだ:2007/09/02(日) 22:10:53 ID:dbsxlMPT

学生「ど、道路に立つな! じゃまだろ!!」

ネガティブがゲンカイザーレオに反応し動き出す!
怪光線に阻まれ、風華は近づけない!

風華「く、くそっ、どうすれば!?」

京『ついでに言っておくと、ゲンカイザーレオの修理は完璧ではない。君の拳は耐えられないだろう』

風華「そんな状態で……!? ならどうするの!?」

しのぶ『海士都風華、ファクターアーツαを使うのよ!!』

風華「ファクターアーツα!?」

しのぶ『パイロットの感情を、ある種の方向に強制的に向ける武器よ、FAゴングを叩いて使いなさい!!』

コックピットを観察する、金色のゴングにFAの文字!

風華「これかぁぁぁぁあ!!」

ゴングを叩く風華!
右肩から展開した獅子の顔が、その鬣が、怪光線を防ぐバリアとなる!
そのままバリアごと敵へと拳を放つ風華!

学生「な、なんだ、これは!?」

――GENKAITOPPA!

風華「げぇぇぇえええんかぁあああああああいけえぇぇぇぇええええええん!!!」

獅子の牙がネガティブを捕らえる!!
燃え上がるエネルギー――浮かび上がる『勝利』の文字!!

学生「ま、また僕は負けるのか!? 負け犬なのか!?」

風華「――勝つまでは、負けじゃない!! 負けを数えるのは、勝ってからよ!! おぉぉぉぉりゃあああああああああああ!!!」


ネガティブが空中へ吹き飛ぶ!!

風華「――限界、突破!!」

――爆発!!


京「……やはり、血は争えんな」

甘輔「ふふ、そうですな……」

しのぶ「これで、すべてを敵に回したわね……ネガティブも、日本政府も」


勝利の味を叩きつけろ!
戦え風華!
限界突破だ、ゲンカイザーレオ!


つづかない
102おまけ:2007/09/02(日) 22:49:56 ID:dbsxlMPT
>>90
書く気があれば書くかもしれんが書かない


狂いかけた眼のように

狂気が踊る、死体が廻る!
血と静寂が支配するこの街で、哀れな吸血鬼たちが飛ぶ!
最も狂ったやつは誰だ!?
ぼくロボ版『吸血機バンパイオー』と設定を共有した、都市戦略シュミレーション風ゲーム、ついにSRCで始動!

と宣伝をしておく
103ゴンベエ ◆WYTB5VGNVk :2007/09/03(月) 16:46:01 ID:3t6GbGPz
神霊大戦ゴーストギア
第1話「患(わずらい)」
昭和54年初夏・・・
春には桜の名所として知られる安閑寺は、夏になり
蝉の鳴き声がよりいっそう風情を醸しだしている。
築500年の歴史ある安閑寺の中からは、その佇まいとは不釣合いな程
若い僧の、読経の声が響き渡る・・・。
若干26歳の住職である彼は走馬円海。前の住職が去年亡くなり、
副住職であった円海が後を継いだばかりである。
円海「即成就仏身・・・」
読経を終えた円海は立ち上がると、身支度を整え、神妙な面持ちで
出かけていった・・・。

ここ妙音市は大阪や京都との交通の便がよく、新しく宅地が造成され、
それと共に人口も増えつつあった。都心に比べると涼しく、過ごしやすいのが
人気のひとつである。
ただ、最近妙音市ではある事件が頻発していた・・・。宅地造成に携わる工事関係者が、
次々に倒れ、つい先日にはとうとう死者まで出てしまったのである。古くから住む老人達は
土地神の祟りだと言うが、それも根拠がなくそれでも工事は進められていった・・・。

円海は一軒の大きな屋敷の前に立っていた。
円海「おそれいります」
立派な門の前で円海が呼びかけると屋敷の中から若い女性の声がかえってきた
?「お待ちしておりました・・・走馬さま・・・」
門が開き出てきたのは、年のころ20前後の黒く長い髪の美しい女性であった。
彼女の名前は杉村涼子、国会議員である杉村繁二郎の一人娘である。
屋敷内に通された円海は応接間に案内された・・・
涼子「お呼び立てして申し訳ありません・・・」
円海「いえ・・・しかしお電話でも申し上げましたが私は霊能力者ではありません、
あなたのお力になれるかどうか・・・」
涼子「それは承知しております・・・、でも、私の話しを信じてこうして来て下さって
感謝しております・・・」

第1話後半に続く・・・
円海「我、南無し奉る!開眼!日輪王!」











104ゴンベエ ◆WYTB5VGNVk :2007/09/03(月) 21:31:04 ID:qkdDsKlq
神霊大戦ゴーストギア
第1話後半
話しは遡る事2日前…安閑寺に一本の電話がかかってきた…。
内容は、涼子の友人桑田良枝が原因不明の高熱で倒れたが、医者も原因がわからず、もしかすると今巷で噂になっている、祟りによる物ではないかとの涼子からの相談であった。
杉村家は檀家でもある為、円海は断りきれず詳しい話しを聞く事になったのである。

円海「祟りという物が存在するかどうかはわかりませんが、何か手掛かりでも?」
涼子「はい…実は良枝が倒れる前の日、我が家の仏壇が突然消えてしまったのです…」
円海「仏壇が?」
涼子「その日私は大学からの帰り道だったのですが、家から妙音山に向けて光りが飛んでいくのを見たのです…。」
円海「妙音山ですか…祟り騒ぎの中心地ですね…」
涼子「その後すぐ、良枝が倒れたのですが、実は良枝の父は工事を行っている建築会社の社長なんです。」
円海「そうですか…。しかしなぜ私に?」
涼子「はい…もしかすると安閑寺になら、妙音山に関する文献があるのではと…もしあれば何か手掛かりになればと思ったのです…」
円海「そうだったのですか…わかりました、一度寺を調べてみましょう」
こうして円海と涼子は安閑寺に向かう事にした…

第1話後半の後半に続く…
105それも名無しだ:2007/09/03(月) 21:39:01 ID:T12PjJuD
俺はコテが死ぬほど嫌いだ
作品だけで勝負が出来ない軟弱者だからだ
106ゴンベエ ◆WYTB5VGNVk :2007/09/03(月) 22:26:01 ID:qkdDsKlq
>>105
ごめんね。
もうちょっと我慢してね。
107それも名無しだ:2007/09/05(水) 00:21:21 ID:El2ZBz5G
謀転道中クライワーズ

20XX年、世紀の科学者ドクタークルッテンによって、タイムスリップは現実のものとなった!
クルッテンの目的はただ一つ、世界征服!
しかし、クルッテンにとっての誤算が、彼を恐怖の旅へと運ぶ!
謀れば転ぶ、謀転道中の始まりだ!

タイムアーミー・クライワーズ
タイムスリップを可能とする無限器官『ノワールピストンエンジン』を搭載したスーパーロボット。
レトロチックなデザインはクルッテンの趣味で、武器は格闘用ハンドアームと怪光線。
NPEは無限のパワーでタイムスリップを可能としているが、クルッテンの近所の婆さん、時田真美の印象深い過去にしか行くことはできない。
……と、言うのも時田真美は特異点の塊であり彼女自身が無限の平行世界の中心であり、NPEの動力源のさらに原点に位置する存在だからである。
クルッテンは自分の自由なタイムスリップのために、時には古のロマンス、時には手に汗握るサスペンス、時には宇宙を股に掛けた大冒険、時には……無限の平行世界の、幼女から人妻までの過去の時田真美の事件を解決する。
108それも名無しだ:2007/09/05(水) 19:48:01 ID:ttAFlREp
集計遅れたけど前スレ投票結果

超戦闘士 プラティロイド 5
ジャスティスゲーム! 4
機動蒼奏歌シュテルンアドラー 2
プロレスロボ Gアックス 1
終焉神機ゼルガオス 1
超巨大一期一会ロボ グンゾオー 1
シャドウミラージュ 1
護爆的中ダンバリアーン 1
機動政府レイブリンガー 1
リメイク版セイカイオー 1
争乱灰燼 セイバリアン 1
超硬水クリスタルガイザー 1
月帝ノ唄 1
四神合身ヨンシンオー 1
THE AREMAN 1
情熱戦隊ボルケイザー 1

総合
セイカイオー 4
ゲンカイザー 1
勇者探偵ディプロテクター 1

前スレは投票者数少ないな…とか思ってたけどこうしてみると結構票はいってるね。
プラティロイド、ジャスティスゲーム!共に設定面で凝った物語だし、
やはり設定には凝ったほうが人気があるのかな…?

あと、個人的なことだけどGアックスに1票入れてくれた人がいて嬉しい。
もっと頑張ったやつには票が入らなかったけど、これは自分の努力不足かな。
109それも名無しだ:2007/09/06(木) 00:57:00 ID:HSRryNiK
              グー
機力上々  ライジンGOOD!


クラブ・ライジング。               <機士決戦活劇>
西暦2035年に結成され、その後10年の間、マシンディサイシブ全国大会に10連続出場、そして10連続決勝進出、
さらには6連覇を達成した、最強のクラブチームである。

天才的なメカニック、才気あふれるパイロットメンバー達、当時の戦術考案の第一人者とも言われていた名監督。
6連覇したときのそのゴールデンすぎるチームは結成から30年たった今もディサイシブ界の伝説となっている。

だが、そのクラブはもう存在しない。
世間のディサイシブ人気を不動のものとしたクラブ・ライジング。
誰もが認める栄光のクラブチームは20年前、6連覇達成直後に起きたある事件によって解散。
文字通り伝説のチームとなってしまった。

そして現在<2065年>。
伝説のクラブチーム、ライジングを再結成しようと拳を振り上げた男がいた。


新たな伝説が、人々の前にその姿を現そうとしていた・・・。


★マシンディサイシブ★
体長10メートルほどの中型マシンに乗り込み、1〜3機で構成されたチームで戦う戦闘競技。
100メートル四方以上の大きなバトルフィールドにて30分間の攻防戦を繰り広げる。
相手にどれだけダメージを与えられたか、もしくは戦闘不能に出来たかによって最終的な試合結果が出される、いわば近未来格闘技である。
1vs1のデュエルや2vs2のタッグ、3vs3のプラトンといくつかの競技内での試合形式がある。
個人の全力がすべてとなるデュエル、コンビネーションが勝利の鍵のタッグ、
最も広大で特殊なフィールドにてまるで戦争のような闘いが繰り広げられるプラトンと内容もガラリと変わる。

協会が規定している規格内であれば機体にどのような改造、武装、システムを加えても良く、
チームのメカニック力が機体性能のすべてである。
機体の形はナチュラルな性能の人型、すばやい四足獣、空中からの攻撃が強力な飛行型など多種多様。
また試合形式によってフィールドの大きさや状態、戦法などが大きく変わるため、カスタムパーツで適応させたり
何体かの替えの機体を持つのが普通である。

パイロットは機体の一番安全な部分に設置されているコアと呼ばれるコックピットに乗り込む。
コア内は操作方法によってさまざまな形式を持つ。たとえばシンクロと呼ばれる操作方法なら
パイロットが全身を使って機体を操縦するため大きなコアとなる。
コアは協会が規定した最硬度の合成金属による素材で作られており、武装の規格もこれを破壊できない程度のものと決められている。
だが試合中はコアに一定のダメージが加わると戦闘不能とされタイムをとられ退場となることをルールとして設けられている。
なによりもコアを守り、相手のコアを攻撃するのが闘いの基本なのだ。

もちろん、最強を目指すならば、技術力・アイデア力のあるバックアップ、
個々のパイロットのテクニック・メンタル・バイタリティ、
監督力、そして全体のチームワークすべてを最高にしなければならない。
110それも名無しだ:2007/09/06(木) 00:58:48 ID:HSRryNiK
★キャラクター★
新たに集うよせあつめ黄金メンバー クラブ・ライジング 

八音寺 昇 19歳
主人公。幼い頃からディサイシブにあこがれており、学生ディサイシブから公式のディサイシブに乗り込む。
父親と母親があのクラブ・ライジングのメンバーであり、幼い頃からビデオなどを見て黄金時代の両親にあこがれていた。
世界で今、最もアツいとされているディサイシブの頂点を目指すとともに
皆の記憶の中の伝説と化してしまったクラブ・ライジングの復活を夢見る。
そんな彼が学生を卒業した後仲間たちの前で掲げた言葉は「新生ライジング」であった。
だが、ディサイシブの神様チームを復活させるなんてそんな大それた宣言は学生の仲間たちから彼を敬遠させる。
彼の闘いは、仲間を集め、チームを結成するところから始まった。
超絶ポジティブシンキングの青年。だが判断力や頭の回転は鋭く、マシンのパイロットとしては超一流になる可能性を持つ。

雨村 空也 19歳
昇と同じ県内のディサイシブのプレイヤー。昇と同じく尋常ではないディサイシブセンスを持つ青年。
だが協調性がまるでなく、チーム戦での彼のバトルはデュエルでもないのに一人で敵数体と戦うような異質のものだった。
それが随分と悪い噂となったため、学生卒業後、実力は惜しまれながらだが、既存のプロのチームからはどこからもオファーがなかった。
まわりから受ける敬遠の目などから、やる気もほとほと失せ始めたいたため、彼のプレイヤーとしての人生はこのまま潰えるという矢先、
新生ライジングを掲げる昇と出会う。
クールで無口、無愛想。だが非常に負けず嫌いで、天才肌の癖に努力家。ライフルなどの射撃武器を得意とする。

瀧野 阿輝奈 17歳
中学卒業後からその高い能力のためプロで活躍していた少女。プロになった直後はかなり話題になったものの
チーム全体の不振からその才能は埋もれてしまう。とうとう所属チームが解散となってしまった時、伝説のライジングを掲げる
昇と空也の噂を聞く。チームを失ってしまい、ディサイシブの楽しさを忘れかけていた彼女にとって、二人のタッグバトルは
チグハグなタッグながらも非常に刺激的なものだった。程なく彼女は、新生ライジングの門をたたくことになる。
小悪魔的で本性がややつかみ辛い女の子。身体能力が非常高く、シンクロ型の操作方法でトリッキーな格闘を繰り広げる。

小宮 彼方 20歳
国立トップの機工大学の女子学生。まだ学生ながらもさまざまな技術などを発明、発展させている、天才。
ディサイシブにも強い興味を持っており、また多くのプロのチームからも専属メカニックになってほしいとオファーが来ている。
そんな彼女の尊敬する人物は八音寺美奈子。20年前だがライジングの天才メカニックとして名をはせた技術者である。
そしてその美奈子こそ昇の母。多くのプロチームが彼方を欲しがるのを尻目に、新生ライジングのメカニックとなる。
普段は常識人で大人だが、メカニックのことになるとややキチガ・・・病的になる。そして美奈子を盲愛している。

屋敷 夏輝 38歳
元初代ライジングのメンバー。当時チーム内では最年少のパイロットであった。
現役引退した今では酒好きの飲んだくれだが、いまだにディサイシブのセンスは衰えておらず、
監督として昇たちに闘いのアドバイスをする。
だが初代ライジングを解散に追い込んだある事件の関係者であり、そのことで口を固く閉ざすこともある。

八音寺 美奈子 42歳
初代ライジングのメカニックにして昇の母。当時は奇抜で高スペックのシステムなど次々と開発する天才メカニックだった。
だがその才能が災いして自分の夫を死なせてしまう。そのことでディサイシブから身を引き、その後生まれた昇を女手ひとつで
育ててきた。父親と瓜二つの昇がディサイシブにのめりこんでいくことにはかなり複雑な心境のようである。

八音寺 錬 (故人)
初代ライジングのパイロット。身体能力、頭のキレ、咄嗟の反応、あらゆる能力が秀でていた間違いなく当時の最高のパイロット。
6連覇がかかった決勝戦での、パイロット能力の限界を超えた搭乗機体の暴走により試合に勝利した後死亡した。
数ヵ月後に生まれる我が子の名前はすでに決めていたらしい。
111それも名無しだ:2007/09/06(木) 00:59:33 ID:HSRryNiK
★機体・その他★
レオライザー
昇のメイン機体。昔父親が使っていた機体をまねて製造した。四足獣型と人型を一瞬の変形でチェンジできるテクニカルな機体。

アビスレイダー
空也のメイン機体。やや大きな体格だが意外にすばやく、且つ重火器を運用するパワーやタフさも兼ねる。弱点は格闘戦が弱いこと。

ネイルリンカー
阿輝奈のメイン機体。細いボディラインが特徴。強力な全身のパワーとスピードも持つが若干脆い。

バスターアサルト
空也のサブ機体。試作として最強レベルの火力とスピードを持たせ、その他の能力を削った。

クラブチーム・アークウイング
旧ライジングの監督・老将香取浩志が率いるランキングトップクラスの最強レベルのチーム。

112それも名無しだ:2007/09/06(木) 14:27:55 ID:icIMcb43
ヱヴァ見ちゃったせいで、しばらくは何書いてもヱヴァになりそうだヽ(`Д´)ノ
113それも名無しだ:2007/09/07(金) 13:04:55 ID:GDF9FxZj
前スレ落ちちゃったのか…。

>>112
自分が中学生のときがそうだったなぁ
鉛筆描きの漫画であの独特の書体のテロップを真似してみたり…。
114それも名無しだ:2007/09/08(土) 03:29:58 ID:hdgCKCXD
しっかし、人減ったなぁ
115それも名無しだ:2007/09/08(土) 12:14:21 ID:pQscFFWh
前スレって限界突破じゃなくて落ちちゃったの?
引越しでしばらく繋げられなかったんだけど。

しかしまさかクリスタルガイザーに票が入るとは思わなかったよ。
116それも名無しだ:2007/09/09(日) 11:04:17 ID:LAXYArqO
前スレは新ゲンカイザー(仮)ノss投下で埋まって落ちたヨ。
117それも名無しだ:2007/09/09(日) 12:32:50 ID:39z+TCn0
うーむ、最近設定をやたらと考えて簡潔にまとめられないなぁ…

魔導鎧人エルクード

異星人が遥か昔に地球に残したスーパーロボット。
炎・水・風・地の精霊が憑依する事により性質を変化させる。
先住民のシャーマンであるヒューガがパイロット。
簡潔ver。



本星の暴走を懸念して地球に調査を行いに来た異星人の一人が侵略に対するカウンターとして秘密裏に遺した接触方法によって異なる進化を遂げる兵器。
異星人の文明は科学が発達しすぎている為それに沿った進化しか出来ず、兵器として不完全である事から廃棄されている。
しかし地球の文明がまだ発達していなかった為、科学外の概念による進化の可能性に賭け最後の一体を地球に隠した。

発掘されたのは欧州。その研究を行っていたのは錬金術師で、これを古代文明のゴーレムとしていた。
しかし錬金術師の発想が危険視されアメリカへの侵攻用の兵器としてこれを本人共々事実上の更迭として投入された。

その頃はまだ進化が未発達であった事もあり、結果的に暴走し侵攻軍は先住民に敗れる事となる。
そして政府によりその事実は最初から無かった事とされた。

暴走したエルクードはその後先住民によって回収され御神体として彼らに祀られる事になった。
それから地球は異星人の予想を超えるスピードで科学が発達するが、エルクードを祀る先住民の一部はそれらの干渉を受けない生活をしていた為、結果的に科学により進化を妨げられる事はなかった。
そして時は流れ、発達した地球の文明が危険であるという名目で異星人は侵略を開始し、エルクードは本来の役目を果たす事になる。

エルクードには四つの擬似人格を仮想空間内に持ち、それらにアクセスすることで何れかの擬似人格をインストールし性質を大きく書き換える事が出来る。
しかしアクセス及び兵器としての完全な制御には構築された外部からの思考パターンによる運用が必須であり、それを直接行う搭乗者を必要とする。

設定厨ver。
118それも名無しだ:2007/09/13(木) 01:33:32 ID:Er2og0pL
祝詞仏滅ナンマンダー!

果てなき欲望に突き動かされる人間達に見切りをつけた神達は、
自分達の存在を人間に公表すると同時に、人類を滅亡させることを告げた。
神の住む世界へと唯一踏み込むことの出来る超機動巨人「ナンマンダー」と、
そのパイロット「神無 進(かんな すすむ)」は、
今日も雇い主の「子子子子 子子子(ねこじし ここね)」に騙され、
勝ち目のない戦いに挑む!!!!
119それも名無しだ:2007/09/13(木) 21:56:52 ID:G8zjVepe
希望灯影プラネティリア

宇宙は真っ暗だった。
長く続いた戦争は、地球から見る美しい星々の輝きを失っていた。
長い長い、軍役を終え、心も身体も疲弊した男、永作悠平。
星の光を知らない世代の彼は、地球で出会った老人の話から、星の輝きを取り戻そうとする。

かつての戦争で作られた、朽ちた機械傭兵たちが、
宇宙にプラネタリウムを写す為に、
背中に機械を背負って、
夢だけを目指して、宇宙を飛ぶのだ。
120それも名無しだ:2007/09/14(金) 16:52:55 ID:eOhZ2eWW
>>119
面白そうだがロボの意味ないようなw
121それも名無しだ:2007/09/14(金) 18:58:15 ID:FJy6e4Az
ロボはロマンだ
意味など関係ない
122それも名無しだ:2007/09/14(金) 19:04:39 ID:tx07MCIY
実際世に出てるロボットアニメだってそういうの多いしな
123それも名無しだ:2007/09/14(金) 20:14:40 ID:JpLkpMfH
機界日記 鋼仙抄

鋼仙と呼ばれる人物がいた。
その人物は機械と呼ばれる技術が太古より世を作り上げてきた世界、
「機界」に存在した。

鋼仙には記憶がなかった。
もう何千年も生きてきたはずなのに、ふと気づくと自分が何をしてきたのか、
全く思い出せない。
記憶がないのは恐ろしいことだ。一番身近な存在である自分を知らないのだから。
だから鋼仙は日記をつけることにした。
寝る前に、好物のスルメと焼酎を飲み食いしながら、その日あったこと、思ったことを記しはじめた。

機界は小さな世界だ。小さくて、狭い。住んでる人物もその気になれば数えられる程度。
だが、真に退屈な世界ではなかった。人々は皆変ちくりんな者たちばかりだ。
一日中機械をいじくるのもよし。暇を持て余してる者をつかまえて
茶でも酒でも飲み交わすのもよし。たまには武装して暴れるのも乙だ。

完全に自由な世界。明日は新兵器でも発明して世界征服にでも乗り出そうか――


鋼仙
機界の仙人。住人にはそこそこ慕われている。記憶がない。ちょっと気にしている。
機界の他の住人の例に漏れずメカをいじくるのが好き。あと酒。月見酒は最高。
そして機界の他の住人の例に漏れずたまにマッドになってえらい事件を引き起こす。
「聖点白雲(セイテンハクウン)」という龍と人間の中間のような姿の巨大機械を愛機とする。
「九神天楽砲(クジンテンラクホウ)」という必殺武器搭載。他の住人曰く反則武器なので自粛している。


住人。鋼仙の一番の友人。でも鋼仙の機械と戦うのが大好き。
天満城という城で庭師をしている。その他雑用もお手の物。
「世活翼藍(セカツヨクラン)」という大きな翼の機械を相棒とする。整備してから寝るのが日課。


住人。天満城の主。六代目らしい。怠け者だが好戦的。というか戦いでも申し込まれないと動かない。
「幽玄翁(ユウゲンオキナ)」という先祖代々の機械を持つ。そういや最近整備してない。

冥連
住人。遊び人。常にぶらぶら。気づいたら鋼仙の家で寝てるので困る(鋼仙が)。戦うのは好きじゃない。
でも逃げるのはもっと嫌い。
「堕落般若重斡(ダラクハンニャシゲアツ)」という仮面の剣士の機械を乗り回す。長いので重斡と呼ぶ。

紅緋
住人。紅神社の主。赤い髪に赤い目。不良。存在が赤信号とからかわれる。
「浮雨后(ウキザメコウ)」を持つ。街外れに神社があるので買い物にはこれに乗ってくる。
たまーに街の者に攻めてきたと勘違いされて迎撃されるのが悩み。セールに遅れる。

イルザ
住人。街の教会の主。紅緋とは犬猿の仲。酒豪で鋼仙の酒飲み仲間。
「ロザリアマザー」という機体を教会地下に安置している。「キューピット」という武装ビット装備。
124それも名無しだ:2007/09/16(日) 10:21:28 ID:JxOIk8vB
活劇勇者シネマイザー

映画大好き少年水野 光は、突如宇宙から現れた勇者シネマイザーに世界を救う使命を課せられるのであった

エイガー
さながらSF映画に出てきそうなスーパーカーから変形するロボット
シネマテクターと合体することによりシネマィザーになるが
仲間と合体することも可能

ちなみに仲間は映画ジャンルに沿っている
125それも名無しだ:2007/09/17(月) 01:27:55 ID:VZwCQS6X
ビューティフルジョー、と突っ込むのは禁止だよな。
126それも名無しだ:2007/09/17(月) 12:05:00 ID:qYmABOQz
ttp://pc.gban.jp/?p=9845.jpg
ttp://pc.gban.jp/?p=9846.jpg
ttp://pc.gban.jp/?p=9847.jpg
ttp://pc.gban.jp/?p=9848.jpg

妙なテンションで落書いてしまった。作者の人達申し訳ない。

だがうpる!
127それも名無しだ:2007/09/17(月) 19:31:39 ID:4jPmmDFp
ttp://www.geocities.jp/acidsandlot/

過去ログに前スレを保管済み
BGを更新、少しだけ

新システムのボードカスタマイズを試験運用
経験値を稼いで全体的なシステムを強化する
(ダメージ増加、チーム人数、色々考え中)

ロボット的にはヒレンカのグラフィック等追加
巨人セイカイオーは支持率ゲージにより能力変化(要調節)
128それも名無しだ:2007/09/17(月) 21:13:25 ID:EopN5dlm
イカロス〜Wing of the san〜

―なぜ、父なる太陽は僕達を燃やそうとするのか―

―太陽が敵になった世界で、僕達は翼を広げた―

・キャラクター
ダイ
国連太陽対策本部の青年。科学者。
調査機体のイカロスを開発し、太陽へと調査に赴く。

イカロス
ダイの製作したAIを搭載した極限環境作業メカ。
人類の持てる科学を結集した最高最期のメカ。
炎の翼を展開し、単独で宇宙空間を超高速移動できる。
天才科学者ダイを乗せ、異変を起こした太陽へと向かう。
AIは子供っぽい性格。

 「こんな形で太陽に行くことになるなんて・・」

              「ギリシャ神話のようにはさせんさ」

「歓迎はしてくれそうには無いな」
                 
   「熱くないか?イカロス」  「あっつい。帰ったらアイスね、ダイ」

         「46億年目、初めての到達!」
                  
     「これが、こんなのが、太陽?」 

   「よっくもあんときゃ羽根、焼いてくれたな!こんにゃろーめ」   

   「あなた方は、地球の?」 「有機物です」 「無機物です」 
 
          「もう、どうしようもないのか?」

             「遅すぎたんだよ!」

          「ダイ、最期のお願い。いいかな」
129それも名無しだ:2007/09/17(月) 22:49:48 ID:pTyGvDep
>>126に負けじと私も貼る!
エルディオンアーク
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1291.jpg.html

側頭部、肩、前腕、脇腹、背中、指先、膝、爪先がバーナーになっていて全身を炎で包むことができる。
意見があればお願いします。
130それも名無しだ:2007/09/18(火) 12:02:13 ID:VwwKw0MH
よく見えん
131129:2007/09/18(火) 21:41:28 ID:8st6/cSX
フ、フフ……そうだな、その通りだな。清書して色もつけて出直してくるわ……。

ときに>>126、3番目の娘は何なんだい?
132それも名無しだ:2007/09/20(木) 14:57:44 ID:DdhC5B7c
サイオーペの中の人のつもり。

邪推かもしれんがエルディオンアークの『アーク』ってアーク溶接を差してる訳だからバーナーじゃなくて電極になるんじゃなかろうか。
133それも名無しだ:2007/09/20(木) 21:30:18 ID:B4B45ull
>>132
勉強不足でした orz
でも炎の方がヒーローっぽいし、その指摘は黙殺させてもらう!
他のエルディオンには電極の奴もいるんだよ、多分・・・

ついでに俺設定

エルディオンソルダー
 敵に捕まったエルディオンの分析データから作られたオリジナルではないエルディオン
金属を纏う代わりに自身の体を溶かし機械を取り込む。相手がロボットなら体を乗っ取ることも可能
134セイカイオーリメイク小ネタ:2007/09/23(日) 23:26:36 ID:HKm9vopb
片原「あれは征界様がまだ幼い、2歳くらいの頃でしたから、もう28年も前になりますか……。」


 前総理が一度目の総理、私が官房長官に任命されていた頃です。昼食をご一緒したときの、何気ない会話がきっかけでした。

片原「そういえば、最近征界くんの様子はいかがですかな?」

総士郎「いやあ、この頃言葉を覚えてきてな、もう可愛いのなんの。ま、俺が帰るとたいていもう寝とるのだがな……
     しっかしあれだな、遅くに生まれた長男だけに、どうも甘やかし過ぎちまいそうで怖いよ。」

片原「ハハハ、独身ものにはわかりかねる悩みですな……では、養子をとって一緒に育てる、というのはいかがでしょう?」

総士郎「……いいな、それ。さすが片原さん、すっげえ事お考えになる。」

片原「恐縮です。……まさか総理、本気に……」

総士郎「それならわが子ばっかり甘やかすなんてできねえもんなあ。いい考えだよ。な?な?な?」

総理は秘書官や私の秘書官に問いかけていらっしゃいました。

総士郎「ああ?いや待てよ……そんならもっとたっくさん子供集めてよ、学校開くってのはどうだ?」

片原「学校?」

総士郎「おう、生徒はみんな征界の兄弟だ。実は俺子沢山に憧れとったんだが、このトシで一人だからなあ。」

片原「総理、そんな理由で……」

総士郎「もちろんそれだけじゃない。その学校では政治を教え込んで、卒業したら社会に放つんだ。社会で苦労して、
     被選挙権を持ったらすぐ若手議員になる。これで年寄りばっかりの国会も若返るぞ。いいだろ、な?な?な?」

秘書官たちはもう、ただただ呆気にとられておりました。


片原「これが英武チルドレンの誕生秘話です。」

諭子「それじゃ、最初は単に兄さんの教育のために……?」

稔「……聞きたくなかったっス、そんな話。」
135それも名無しだ:2007/09/26(水) 14:03:57 ID:HcrDMLaF
熱砂の守護者ジ・アヌビス

世界の殆どが砂漠化した地球に降り注ぐ隕石。
突如その隕石を肉体とする、エジプトの神々を名乗る巨神達が現れた。
神々の暴走を沈め再び黄泉へと還さんとするはジャッカルの巨神、ジ・アヌビス。
墓守の一族の少年と共に魂の秩序の為、太陽神のもと戦う。


―死闘の末、黄泉の神オシリスを還すことに成功するジ・アヌビス。
だが異形の巨神が現れ世界を焼き払う。
そしてその中心にいたのは…禍々しく変貌した太陽神、ラーの姿だった。
太陽神ラーは最初の隕石と共に飛来した精神生命体、アモンに寄生されていたのだ。

アモンの手の上で踊らされ、正しき神々に刃を向けていたことを後悔する墓守の少年。
だが世界を滅亡から救うには戦わなければならない。それが全てを敵に回すことであろうと。
136それも名無しだ:2007/09/26(水) 20:56:46 ID:Du+IPiEC
老人砲武Gサンダー主題歌 あれがあれこそGサンダー

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4172.mid.html

老後の生活 孫との関係
つらいことなど山積みで
老いてる今こそ必死に生きて つらいことなど知らぬ振り
あろうことにも若人が 悪の手墜ちるか見捨てるか (ヤー!)
奴らがやらにゃ誰がやる!
あれがそう あれが
G・サンダー!

年金生活 墓との相談
心配ごとなどありふれて
老いてる今こそきびきび生きて つらいことなど知らぬ顔
あろうことにも若人が 悪の手走るか見過ごすか (ヤー!)
奴らがやらにゃ誰がやる!
あれがそう あれが
G・サンダー!

※コブシを聞かせて歌おう!

歌詞は結構勝手に変えてます
オリジナルにこだわる人はまとめサイトの2スレ目の83です
137それも名無しだ:2007/09/27(木) 10:49:47 ID:AqJ6lNd7
これは良いw
138それも名無しだ:2007/09/28(金) 04:08:33 ID:nZ664LOl
かっこよすぎるw
俺も申しこんどけばよかったなぁ。
139それも名無しだ:2007/09/28(金) 21:43:54 ID:Zw238mAt
自分でも気に入っているので好評で嬉しい。
ちなみに私はプラティロイドの人ではないので申し込みは関係ないよ。
140それも名無しだ:2007/09/28(金) 21:44:29 ID:nZ664LOl
あれ、そうなのか。
勘違いごめん
141それも名無しだ:2007/09/29(土) 01:39:24 ID:ohkiYIGe
自分の作詞したものが曲になるってのは面白い
まあどこを変えられたのか思い出せないけど
142いたって真面目に書いた:2007/09/29(土) 19:29:30 ID:CQ+c00V3
第1話「怒りの結晶」

「時は来た……この世界のすべてを、限りなく澄み渡った水に……!」


 2時限目の休み時間、その異変に気付いたのは俺だけだった。

「!?ブゥゥゥ――ッ!なんだこの水、まじぃ!?」

「流、何してんだよ汚えな!」

「いや、ちょっと飲んでみろ、オカシイから!」

「ああ?ング……別に、普通じゃねえか。」

「バカ言うな!何つーか、味がねえだろ!?」

「もともと水に味なんかねーよ。」

ダメだ、いつもジュースしか飲んでねえ奴にはわからねえ。

「わからん奴め……。」

「そりゃお前だ。」
143それも名無しだ:2007/09/29(土) 19:30:08 ID:CQ+c00V3
 どの蛇口を捻っても水に味はなかった。俺はその日の帰り、コンビニで生まれて初めてミネラルウォーターを買った。

「全く、何が悲しゅうて水に金を払わにゃならんのだ……。」

俺の怒りは収まらず、俺は味のない水と、違いのわからない奴らへの愚痴をこぼしながら歩いていた。そしてそこで、俺は自分自身とすれ違った。

「なぜ誰もわからんのだ……日本人の舌は、もうそこまで乱れてしまったのか……?」

すれ違ったその瞬間、反射的に俺は振り向いていた。むこうも同じだったようだ。目が合う。ミネラルウォーターのペットボトルを煽りながら、愚痴をこぼしている爺さん。

「爺さん、あんた……わかるのか?おかしいよな?味ねえよな!?」

すると爺さんは涙を流しながら頷いた。

「ああ、無い、無い!何にも無いわ!」

「なにも泣くこたねえと思うが、同士!」

俺たちは抱き合った。いや、まさか水の味がわかるだけでジジイと抱き合うことになるとは俺も思わなかったけど、とにかくそれだけ嬉しかったんだ。

「……君、それはまさか……。」

爺さんは俺の制服の肩を見つめて言った。校章の下にさりげなく付けているバッジのことか?

「コレ?昔母さんから貰ったもんだけど、なんだ、珍しいもんだったのか?」

「ああ、私が作って配った……この世に3つしかないものだ。それじゃ、君はもしや
六甲君の……?」

「母さんを知ってるのか?」

「うむ、最後の便りが子供が生まれたという内容だったから……君、歳は?」

「16だけど。」

「もうそんなに経つか……歳は取りたくないものだね。お母さんは、今?」

「別に、普通に主婦してっけど。」

「そうか、無事人並みの幸せを掴めたんだな。……今更呼び戻すことなどできんか。」

「ちょっと待ってくれ。俺の母さんって、一体?」

「昔な。ちょっとした実験の、被験者になってもらった。結局役に立つことはなかったが。それが今……そうだ君、よければこれから私のところに来てくれないか?」

「な、何!?」

ちょっと貞操の危険を感じてしまうゾ!
144それも名無しだ:2007/09/29(土) 19:31:28 ID:CQ+c00V3
 結局来ちまった。だが、どう見てもここは普通の家じゃねえ。やけに広いリノリウム張りの床、天井からぶら下がってるコードの束、試験管に顕微鏡その他訳のわからん機械の群れ。

「なんだ、ここは?」

「研究所だよ。ナノマシンの開発をしている……いや、していた、か。」

「なのましん?爺さんいい歳して漫画の読みすぎだぜ。」

「君も笑うかね?だが、本当だ。そして成功した。25年も前にね。……さて、少し血を取らせてくれ。」

「い!?ちょっと待て、吸血機じゃあるまいし!……ン?」

耳がチクッとした気がしたが、気のせいか?

「恐がらんでも、もう終わったよ。」

俺の後ろにあるマジックハンドみたいな機械。こいつか?しかし勝手に……。爺さんは俺の憤りを無視して顕微鏡に見入っている。そして何やら興奮している。

「ホー、フーム、やはりね……!」

この爺さんヤバいよ。俺が貞操以上の危険を感じていると、爺さんは俺に向き直り、言った。

「君、人類のために戦ってみないか?」

爺さん、その聞き方はずるいよ。思わず乗りたくなっちまうじゃねえか!

「……OK、とりあえず話だけ聞かせてもらおう。」
145それも名無しだ:2007/09/29(土) 19:32:30 ID:CQ+c00V3
「……飲んでみてくれ。そんなに恐がらんでいい、水だ。」

「……まじい。味がねえ。今日の水道水と一緒だ。」

「そう。これは蒸留水だ。」

「そうか、それで味が……って待ってくれ、じゃあ蛇口から出てきたのも?」

「その通り。」

「おかしいじゃねえかよ。なんで水道から蒸留水が出てくんだ?水道ってなんかこう、いろいろ入ってんだろ?」

「つまりこうだ。水道水を蒸留水にした奴がいる。」

「誰?いやそれより、何のために?」

「ジョウリュウ。世界中の水から不純物を取り除こうとしている奴だ。」

「……何者?」

「詳しいことはわからん。だが奴の存在は30年以上前から掴まれており……私たちは奴と戦うため、ナノマシンを開発したのだ。」

は、話がつながらねえ。

「君のお母さんを含む3人の被験者にナノマシンを注入し、戦いに備えた。だが奴はなかなか現れず、我々はとうとう資金が尽き、離れ離れとなった。」

「それが、今になって現れた?」

爺さんは頷いた。
「私は六甲君とコンタクトを取るため帰国したのだが、遅かった。奴の侵攻は始まってしまったのだ。しかも日本人はその異変に全く気付かないときた。」

「なるほど、飲み込めてきた。だが、大変なのはわかるがそれで俺になにができる?自慢じゃねえが俺は何の取り柄も無いただの高校生だぜ?」

「そこだ。これを見なさい。君の血だ。」
爺さんはさっき見ていた顕微鏡を俺に勧めた。

「ん……?なんだ、こりゃあ?」
視野には何か機械のような物が漂っている。

「受け継いでいたのだよ、お母さんから……ナノマシンをね。」

「そんな……!大丈夫なのか、俺の体!?」

「その答えは君やお母さんのこれまでの人生が証明している。そして……ん?」

何か仕掛けがあったのだろう、テレビがひとりでに点いた。映っているのはニュースのようだ。
『本日午前、水道局において男性の溺死体が発見されました。亡くなったのは同局職員の○○○さん41歳で……』

「……犠牲者が出てしまったか。」

「水道局。そうか、そのジョウリュウって奴が水道水を蒸留水にするために……。」

『遺体は水から離れた場所から見つかったことから、警察はどこかで溺死させられたあと移動させられたと見て……』

「さあ、どうする?」

「……警察に話しても信じてはくれないだろうな、こんなバカな話。だが俺はもう見ちまった……知らん振りはできねえ。」

「よし、行くぞ!」
146それも名無しだ:2007/09/29(土) 19:34:22 ID:CQ+c00V3
 当然ながら水道局は警察が封鎖していて入れなかったので、俺たちは敵の次の狙いを読んで川沿いを走っていた。すると意外と簡単に遭遇した。表現が難しいカッコをしているが、一言でいうならあからさまに怪人だ。

「ピュアピュアピュア……?」

「爺さん、こいつだな?」

「よくわかったな。ジョウリュウのしもべ、ピュアハンターだ。」

「見りゃわかるって……てかなんか乙女チックな名前だな!で、どうすんだ!?」

「うむ、とにかくぶつかっていけ!」

「おっしゃあ!うおおぉぉぉぉぉっ!!」

ベシッ!ドカッ!バキッ!

「ピュアピュアピュア!」

俺は逆にぶちのめされてしまった!

「フフ……なんかおかしいと思ったぜ……。爺さん、俺はごく普通の高校生だって言っただろ。こんな化け物に、生身で敵うわけねえ……あ、血……。」

頭から血が出たらしい。結構な勢いで流れた血が、川に溶けていく……。

「安心しろ、今のは準備段階だ。さあ、力をイメージするんだ。ピュアハンターを倒す力を!」

「力……。」

ピュアハンターは俺を見下ろしながら首を傾げたりしている。くそ、ちょっと可愛いぞその仕草!だが……!

「だが、それが逆になんかムカつく―――っ!!」

その瞬間。

ザバァッ!!

川から何かが飛び出した!?ロボットっぽい、特撮ヒーローみたいな……?
147それも名無しだ:2007/09/29(土) 19:36:08 ID:CQ+c00V3
「あの、どちら様でしょう?」

「流君、それは君の血を媒介に結晶化した鉱人『ソーディム』だ!命令を出したまえ!」

「命令?じゃあ、こいつ倒してくれる?」

俺がピュアハンターを指して言うと、ソーディムは猛然と殴りかかった。おお、強い。しかし敵も黙っていない。ピュアハンターは口からすさまじい勢いの水を噴き出した。

「そうか、水道局の人はこの水鉄砲で殺されたのか!?」

俺はふと思ったことを口に出すと、自分のその言葉に激しい違和感を感じた。「殺された」……。そうだ、こいつは人を殺してる。正直ジョウリュウって奴が何しようが勝手じゃないかと思っていた俺は、その事実に気付かされた。

「負けるな、ソーディム。絶対に倒せ!!……どうした?ソーディム!」

ソーディムの体は水鉄砲攻撃に溶けようとしていた。

「そうか。鉱人は水溶性のミネラルから成っている。だからピュアハンターの蒸留水攻撃によって溶けてしまうんだ……!」

「爺さん!呑気に解説してんじゃねえ!それじゃどうやって倒すんだよ?……そうだ!」

口に出さなくてもソーディムは俺の考えたとおりに動いてくれるようだった。ソーディムは水鉄砲に体が溶けるのに
構わずピュアハンターに突進し、殴り続けた。ソーディムはみるみる溶けていくが、ピュアハンターにも異変が
現れる。水鉄砲が勢いを弱めていき、とうとうそれが止まった瞬間、二体は突然水になって消えてしまった。

「……どうなったんだ?」

爺さんにはわからなかったらしい。

「ソーディムが水に弱いように、ピュアハンターはミネラルに弱いんじゃないかと思ってぶつけてみたのさ。うまくいったようだ。」

「そうか、ピュアハンターの大部分は蒸留水でできていたのか!まったく、若者の発想力というのは素晴らしいな。私などもう駄目かと思っていたよ。」

「おいおい、頼りにならねえ博士だなあ。」

「だって実戦は初めてだったんだもん……。」

「とにかく爺さん、俺決めたぜ。やる。ジョウリュウの野望はくだらねえけど、だからこそ許せねえ。」

「流君……ありがとう。」
(しかし、いつまでもソーディムだけで倒せる相手ばかりではあるまい。やはり彼らにも来てもらうほか無いだろうな。)

超硬水クリスタルガイザー 第1話 終


次回予告

 ジョウリュウと戦うことを決めた六甲流。しかし、第2回にして彼に巨大なピンチが迫る。巨大なピュアハンターを
相手に、ソーディムはどう戦うのか?そして海の向こうからやってきた二人は誰だ?
次回超硬水クリスタルガイザー 「血と汗と涙」 期待しないでください。
148それも名無しだ:2007/09/29(土) 19:40:30 ID:NuR8B+b7
ゲイザー乙。
楽しんで読ませてもらったよ。
149それも名無しだ:2007/10/02(火) 22:34:56 ID:vflSwuoS
>>132
やっとサイオーぺ見つかった……なるほど世界征服を目指してる娘ね
150それも名無しだ:2007/10/03(水) 00:25:08 ID:fhPoiiGB
前に書いたのを上げたいと書いたんですが、中々時間がなくて上げられず… orz
なんとか時間が出来たんで作ってみました。
ビデオ屋行った時に「へ〜初めて見るな。どれどれ…」となったような感じでお読みください。

光の守護神 ゴッドアーク
ttp://www.uploda.org/uporg1048576.zip.html

細かいことは考えず、とにかくロボット的に作りました。
151それも名無しだ:2007/10/03(水) 07:50:18 ID:g9bhE7pi
もう流れとる・・・
152151:2007/10/03(水) 11:02:05 ID:3klbWVNL
オゥマイガッ orz
帰ったらうぷしなおしときます…(つД`)
153それも名無しだ:2007/10/03(水) 18:01:52 ID:6h5sri8Y
わざわざ流れの速い、半日も持たない所にうpするとはねぇ…
154151:2007/10/03(水) 18:48:38 ID:fhPoiiGB
普段あまりアプロダを使わないもので知識がなくて orz

ttp://www4.uploader.jp/dl/tomypixy/tomypixy_uljp00004.zip.html

というわけでうpしなおしました。
絵は近いうちに改めてあげます
155それも名無しだ:2007/10/03(水) 20:16:06 ID:fhPoiiGB
×改めてあげます→○改めてうpります

なんかえらそうな口調に見えたので訂正です(´・ω・)
156それも名無しだ:2007/10/03(水) 20:29:05 ID:s5FL3INb
読んだ。久々の名作だ。
157それも名無しだ:2007/10/04(木) 00:22:07 ID:6Tc3Z7fm
読ましてもらったよ。
キャラ設定、ロボ設定共に手馴れしてそうでいいなぁ。
こちらも頑張らないとと思わせていただきました。
158それも名無しだ:2007/10/06(土) 02:08:19 ID:UlZSC+sA
159それも名無しだ:2007/10/07(日) 16:05:40 ID:5vXnu2ZW
単純にZガンダム時代のアムロが、νガンダムのように
自分の専用機を作っていたら。

オリジナルのガンダムに近く、変形機能がないスタンダード。
全身バーニアでものすごく機動性が高い。

サイコミュ操縦システム搭載で四門のサイコミュ有線ビーム砲または、
ジャスティスガンダム同様サブフライトシステムとしても
機動性補助ランドセルとしても使え、分離してビット代わりにも
できる戦闘機が二機。
160それも名無しだ:2007/10/08(月) 00:41:58 ID:7NBOB+0c
あれ、ディジェってほとんどアムロのオリジナルみたいなものじゃなかったっけ?
161前話>>78-81:2007/10/09(火) 20:34:56 ID:e3lf0nSL
陰陽式機伝 イメージ・アンド・ワード
其の三後半 「それは過去であり、未来」

 飛翔と斬撃は同時に行われた。
 振るう剣は聖なる波動を土蜘蛛の群れに叩きつけ、瞬く間に大軍を薙ぎ倒してゆく。
 しかし、その剣が向かう先たる紅蓮はというと――まるでうろたえる様子もなく、
神剣の軌道をゆらりとかわす。ひらりと避ける。まるで余裕、といった面持ち。
 隆道にはそれがまた、許せない。
「この世界の者……我らの世界の者……」
 ホシカゲの装甲は切り取られた夜空。そこに光るは天の星。ちりばめられた宝玉が
操手の思いに応え、まばゆい光を放ち始める。
「貴様が踏みにじってきた命への贖いを、ここでするがいい!」
 ホシカゲの、空を翔ける疾さが幾何級数的に高まっていく。音速の壁をはるか越え、
薄笑いを浮かべる紅蓮を追って、地上の星光が宇宙を寸断する。
 突き出される神剣の軌跡は皓白。
 しかし、おもむろに紅蓮が突き出した右腕から広がる波動は、暗黒。
「弱い」
 先日、アメオスの神剣は指二本で受け止められた。今、ホシカゲが握る佐士布都神の
切っ先は、紅蓮の手に触れてすらいない。掌から発せられる、黒い波動だけで
いとも容易く止められているのだ。
「あの小童に輪をかけて弱い。三位式機を駆りながらこの体たらくとは」
 波動が爆発するように広がり、闇が光を飲み込んだ。その圧力に抗し切れず、
夜空の色を映した機体が地に堕ちる。宝玉の光は消え失せていた。
「あの男――いったい、生身でどれほどの力を――」
「想念と、言霊の力だ。それを行使する術を知らぬ者に、式機など用いるに値せぬ」
 大地に半身を埋めたホシカゲに、土蜘蛛の怒涛が襲い掛かった。

「じゃ、お前、記憶喪失ってワケか? 両親のこととかは?」
「完全にではない。師に拾われるより前のことは、おぼろげにしか思い出せぬと
 いうだけのことだ。父母は件の震災の折に、我を残し流行病で落命したと聞く」
 清明が水盆をモニター代わりに隆道の動向を観察しているため、暇になったヒオムシは
運悪く隆道の部下らに捕まり、質問責めにあっていた。
「なんで十三、十四のガキが『我』とか言ってんだよ。男の子なら『俺』だろ!」
「ね、ヒオムシくんって好きな女の子とか居ないの?」
「なにか術を見せてもらえませんか? 陰陽師が物理法則に反する力を使う際に
 どういった素粒子が力の媒質になっているのか調べたいのですが……」
「やらないか」
162前話>>78-81:2007/10/09(火) 20:37:55 ID:e3lf0nSL
 少年は、頼むから一人ずつしゃべってくれ、と叫びたくなるのを懸命に我慢する。
それでも彼が一つ一つに答えていこうとした、矢先のことであった。
「しまった……!」

 感情の欠落を噂される安倍清明が血相を変えて立ち上がったので、未来から来た
四人はおろか、弟子であるヒオムシまでもが驚いて口を半開きにした。
「実を言うと鹿島が土蜘蛛で溢れかえってるのは予測できていた――武器を取りに
 行くと同時に、実戦の訓練にもなるだろうと思って行かせたのに、まさか……
 まさか、紅蓮自らが出てくるなんて――!」

 清明の呟きをしっかり聞いていた藤枝が、悲鳴のような声を上げる。
「なんてこと――ヒオムシくんでも敵わないのに、まだ無理よ!」
「そう、早すぎるんだ。今はまだ戦ってはならない。しかし、彼を見殺しには
 できない……ヒオムシ!」
「はい」
「先に行って、隆道どのに助勢を。私はこの人たちを連れて行く」
 少年が突き上げた右手に応え、屋敷の庭へとアメオスが降り立つ。突風も衝撃も
なく、木の葉のようにふわりと。
 上げた手を額に持っていき、ヒオムシは敬礼のポーズをとった。
「Sir, yes sir!」
「……自分が仕込んだとはいえ、真面目にやられるとヘコむね」

 彼を乗せ、瞬く間に空の彼方へと消える機体を一顧だにせず、清明は残された
四人に向き直った。
「さて、走った走った。君たちの式機は転送ができないから、自分で取ってこなくちゃ
 ならないんだ。外に出たら、私の十二神将で鹿島まで空輸だ」

 日も沈みかけ、世界が朱に染まる頃。その空の色と同じながら、ひときわ眩しい
橙光が黄昏を貫く。
「隆道! どこにいる!?」
 屋敷を発っておよそ二秒で、アメオスは戦場へと光臨した。その内に納まった
ヒオムシは、眼下を埋め尽くす土蜘蛛の数に寒気を覚える。
 彼は既に、それらの材料が死せるものの魂魄であることを知っていた。しかし
――ここにある土蜘蛛と同数の人間を殺したのか? それとも、自然死する人間の数が
こうまでに多いということなのか? いずれにせよ、戦慄を禁じえない。
 そして、蠢動する鬼群を統べる者は、斜陽を背に少年を待ち受けていた。
163それも名無しだ:2007/10/09(火) 20:41:03 ID:e3lf0nSL
「……感じぬな」
 紅蓮の顔にあったのは優越の笑みでも、憎悪の歪みでもない。細められた目が、
かつては美少年と称されたであろう彼の痩せこけた顔に、失望の表情をつくっていた。
「この前より、なんら変化を感じぬ。我に対する憎しみばかり募ってはおるようだが、
 憎しみの力で我を凌駕することなど不可能と知れ」

「何のつもりか知らぬが、その余裕がいずれ命取りになると心得ておけ!」
 吐き捨てると、ヒオムシは占敵八卦『虚向日葵』に意識を集中した。その間を
襲われる心配は不要だ。紅蓮は不倶戴天の敵だが、いつも彼を殺そうとはしない。
 清明は冗談めかして「案外、誰かに止めて欲しいのかもしれないよ」などと言うが、
少年にそうした発想は無かった。単に、自分は殺す価値があるだけの脅威と認められていないのだ。
 それが事実で、自覚できるだけに、余計に腹が立つ。

 虚向日葵の滑らかな半球面に、無数の赤い光と二つの青い光が浮かび上がった。
赤は敵、青は味方。シンプルな色分けだが、これでホシカゲの位置はわかる。
 しかし、隆道がいるはずの場所には、土蜘蛛の小山ができているだけだった。
「呑まれたのか……!?」
 そうだとしても、おかしい。乗り始めて日が浅いとはいえ、彼が乗っているのは三位式機だ。
土蜘蛛の数百体程度で封じられる機体ではない。
 それができないというのは、操手に何らかの変調があったということではないか。
元々、乗り手の精神力に応じて無限に力を高める式機なのだ。戦意が無くなれば
通常の式機以下の性能しか発揮できないこともあり得る。
「どうした、隆道……!」
 焦るヒオムシ。その背中に、紅蓮の声が投げつけられる。

「――あの男は、老いた戦士だ。若き日に、戦友と枕を並べて討ち死にできなかったことを
 いつまでも悔いて、いくさ場に死に場所を求めている。敗死をいとわぬ姿勢は
 見苦しくなくて良い。しかし、それでは三位式機の力を引き出すことはできぬ」
 望みどおり、戦場の屍となるがよいさ――彼がそう口にしたとき、神剣『天羽々斬』が
その身を両断せんという寸前まで振り下ろされた。むろん不可視の壁に阻まれ、刃は届かず。
ヒオムシの心は、自身ですら出所のわからぬ怒りによってアメオスを動かしていた。

 始めは失望したものだった。清明が『来る』と予言した救世主は、特別な力など
なんら持たぬただの老兵。連れ添いの四人に至っては雑兵でしかない。
 隆道がホシカゲの扱いを覚えていくさまを見ながら、次に覚えたのは嫉妬だった。
どうして自分より上達が早いのだ――こんな老人が! 幾度思ったであろう。
 いずれにせよ、隆道を好いてはいないはずだった。しかし今、彼が死への指向性を
有していると聞いたとき思い出したのは、前回の戦いのあとで、手も足も出なかった
己が無力を呪って目を泣き腫らしたヒオムシに、隆道がかけた一言だった。
164それも名無しだ:2007/10/09(火) 20:45:36 ID:e3lf0nSL

『お前も、悔しいんだな』
 大見得を切っておきながら大敗した少年を笑うでもなく、彼はただそう言ったのだ。
そのとき、皺だらけの顔は真剣な表情だった。それでいて、やさしい顔だった。
 風雅のかけらもない未来人。おめおめと生き残った老兵。
 それでも隆道に死んでほしくないのだと、今更ながらにヒオムシは気づいた。
「まだだ――まだ早いぞ、隆道っ!」

 鬼機の群れに圧し掛かられ、地に沈まんとするホシカゲの中で隆道は目を閉じていた。
 ここが追い求めた死に場所だろうか。――それでもいい。これでようやく、
戦友たちのもとへ行けるのなら。
 この世界に来るよりずっと前、彼が若い頃の話になる。
 日本はある大国と軍事的同盟を結んでいたために、エネルギー資源を巡る
戦争に巻き込まれることとなった。
 その際に頭角を現し、前線の尉官から将帥にまで上りつめ、ついには日本を
戦勝国の一員たらしめる戦いを指揮した男がいる。それが彼、藤原隆道である。

 しかし彼は戦士だった。指揮官としての能力を十二分に備えながら、駒として
戦場に送り出さざるを得ないかつての同輩と、共に戦いたいと思い続けていたのだ。
 結局その機は訪れず、戦争は終わった。勝利と引き換えに大きな損失を出した
日本政府は、国民を鼓舞する英雄を必要とし――隆道がその役に選ばれた。
 連日メディアに引き出されては、上官の指示した内容を喋る。そんな日々の中で
壮健な体躯を虚しさが侵していく。

 勝ち取ったはずの平和な年月の中で、彼は悟ったのだ。自分は戦いの中にしか
生きられぬ男であり、『生き残れた』のではなく『生き残ってしまった』のだということを。

 戦うことも、生きることも投げ出して、ただ穏やかな闇に身を任せようとしたその時。
老兵の耳に何かが聞こえた。なにか――声だ。
『まだ早いぞ、隆道っ!』
 透き通った、きれいな声だ。少年の声――ヒオムシの声。
『敗死を甘受するのは、全力を出し尽くしてからでも遅くはない! ホシカゲは
 まだ戦えると言っているはずだ!』
 そうなのか? と、機体に問う。答えの代わりに、光を失っていた操縦室内に
命のきらめきを思わせる輝きがあふれた。
165それも名無しだ:2007/10/09(火) 20:54:33 ID:e3lf0nSL
 そうか……そうだな。
 手を抜いての討ち死になど望んではいなかった。全力で戦って、戦って、戦い抜いた末に
訪れる絶息の瞬間こそが、古き武士道が何より誇り高いものとする最期の形ではなかったか。
そして最も気高い戦いとは、自身の命よりも大切な何かを守るための戦いではなかったか。

 ならば戦おう。全ての力が尽きるまで、死ぬためにではなく、守ることを志して。
 守る? いったい何を守るのか、と自問し、隆道は苦笑する。
 答えは明々白々。それは過去であり、未来だ。

 膨大な荷重をかけられ、地中に埋没していたホシカゲが、全身の宝玉に光を取り戻した。
隆道の思い描くイメージを機体が増幅し、この世に顕現させる。それはシンプルな命令。
「吹き飛べ!」
 爆発するようにまばゆい波動が広がり、周囲の土砂もろとも土蜘蛛の蠢群を
天へと舞い上げた。その中心はまさに地上に落ちた星。
 それこそがすなわち、ホシカゲが“星”の三位式機たる所以なのだろう。

「待たせたな、ヒオムシ。彼奴がふたつの三位式機を相手どっても余裕でいられるか
 どうか、存分に試そうではないか!」
「ああ…………ああ!」
 ホシカゲが白い光に包まれ、同時に夕陽が山陰へと姿を消す。アメオスの装甲が
空の色を映し、二機は同じ彩りを帯びる。それは仄青く光る星空、遥けき宇宙の色。
 佐士布都神の切っ先が紅蓮へと向けられた。
「貴様は言ったな? 想念と言霊の力、と。ならば――」
 孫と子ほどに歳の離れた二人が、一厘のずれさえなく叫びを唱和させた。

  ならば願おう! 思いはことばに、ことばは力に――
  『Image, and word(想起せよ。そして言葉と成せ)!』

 ふた振りの神剣が刻む軌跡は双光。螺旋を成すようで、弧を描くようで。
 美しくも致命的な太刀筋が、紅蓮を捉える。
「憎しみで敵わぬならば、気高さをもって力とする。その考えかたは正しい……
 しかし、まだ足りぬよ。貴様らは今、ようやく土俵に上ったのだ」
 紅蓮の背後の空間で、ゆらり、と闇が凪いだ。


<其の四前半 「“地”の三位式機」に続く>
166それも名無しだ:2007/10/09(火) 21:00:01 ID:e3lf0nSL
長い&厨臭いで投下のたびにビクビクな陰陽式機伝です。
キャラの感情が不連続な変化をしてますがまあなんだ、うん。
文才が無い、って言っちゃうのは逃げだよ俺。

イラストも投下したいけどスキャナぶっ壊れ中…
デジカメ買うか……。
167それも名無しだ:2007/10/09(火) 21:13:31 ID:W4PaFKLH
熱いじゃねえか!
式機伝どんどん盛り上がっていくなあ!
168それも名無しだ:2007/10/10(水) 01:30:25 ID:Iwp5h7wJ
>>166
パソコンで描いちゃおうぜ!
169166:2007/10/10(水) 18:15:38 ID:AKYXTlaZ
>>167
2chの物書きにとっては声援こそ最大の励み。ありがとうございます。
読んでくれてる人がいるだけでも、うれしくて筆が加速するような手合いなモンで……。

>>168
……ヒドいですよ?
マウスでの絵画に慣れてない素人が描くと、かなり。


本作は元々アニメでの2クール構成ぐらいで考えていたものを
スレ掲載用に短縮、六〜七話に収める予定で書いております。
いましばらくお付き合いいただきたく。絵もうpの方法を模索してみますね。
170それも名無しだ:2007/10/11(木) 01:32:54 ID:Ti2RzTWW
これで文才無いなんて言われたら泣いちゃうぜ俺。

>>169
俺も以前マウス絵投下したし、投下しちゃおうよ。
171それも名無しだ:2007/10/12(金) 02:13:34 ID:RfRyYgCd
漏れのハガネもマウス絵だしなー。

しかし、最近はハガネやトウジンみたいに自分で書いてて(自分だけが)楽しい作品が作れん。
なんかいいテーマが無いかなー。
172それも名無しだ:2007/10/12(金) 02:22:57 ID:AJuuZEsO
ハガネの絵って普通に上手かったような気がするがマウスだったのか
173それも名無しだ:2007/10/12(金) 23:36:02 ID:tTPIIqQW
ttp://www.geocities.jp/acidsandlot/

BGを更新。
基本的なシステムの改善とアップロードによるシステムのリセット機能を追加。
ガチャガチャのラインナップを修正し、『ヴァジュライザー』を最初に仲間にすることが出来ない仕様に。
一部アニメーションに試作中の物を使用。
174154:2007/10/12(金) 23:42:22 ID:ioguryYm
忙しくて書き込めませんでした(つД`)

お褒めの言葉ありがとうございます。とてもとても励みになります。
本当ならば全話分文章化したいのですが、時間と余裕がなくて…
でも全話書きたくて、考えた結果がああなりました。
登場キャラに女子が多いのでどうも萌え要素がついてしまいましたが、鋼の熱い魂を大切にして作りました。
一気読みして、なんとなくでも流れがわかってもらえたらうれしいです。


というわけで現在製作中の
『劇場版・光の守護神 ゴッドアーク 〜宇宙に咲く万華鏡〜』
近日公開!

…できたらいいなぁ…

175それも名無しだ:2007/10/13(土) 05:48:23 ID:jEYd0h7w
>>173
更新乙。
自分の考えたロボットがこういうゲームにでれるとワクワクするなぁ。
176それも名無しだ:2007/10/13(土) 08:38:03 ID:LhMLVqLf
>>173
乙。だが誰も出撃できないのは俺が何か間違ってるのか?
177それも名無しだ:2007/10/13(土) 14:27:03 ID:uGEhOFDk
>>176
アップデートして駄目なら最初からやるしかない
178それも名無しだ:2007/10/13(土) 19:15:58 ID:nqjd5HWo
やっぱり駄目だすな
最初からやっても誰も出撃できない
179それも名無しだ:2007/10/13(土) 20:44:32 ID:uGEhOFDk
修正版をダウンロードできるように改善。
これで大丈夫、なはず
180それも名無しだ:2007/10/13(土) 22:32:34 ID:poUohs4G
おお、出れる出れる。すばやい対応感謝!
181166:2007/10/13(土) 23:19:51 ID:ZkcOYe6s
182166:2007/10/13(土) 23:24:03 ID:ZkcOYe6s
ミスってアドレスだけ送信しちまいましたよ。
画像の機体はとりあえず“天”の三位式機・アメオスです。


……言ったじゃないか、マウス初心者が描いたら絶対ヒドくなるって!
鉛筆だったらもうちょっとマシに……っ!
なんだってこんな、頭身バランス崩壊&線フニャフニャの絵に? 自分でも解りません。
マウス絵の達人とかいらっしゃったら極意を伝授いただきたいのですが。切実に。
183それも名無しだ:2007/10/14(日) 00:21:46 ID:apWNiahZ
いいんじゃないか?
直線少なめなのが逆に人工物じゃない感じを出してると思う
184それも名無しだ:2007/10/14(日) 01:30:22 ID:fyi/+yg/
画力はいい。デザインそのものに少しビビッたが。勝手に和風鎧系想像してたから・・・
185それも名無しだ:2007/10/14(日) 06:00:30 ID:xS8hCREP
胴の細さや頭部形状からMHっぽいなと思ってしまった。
スマン。

デザイン的には部分に配置された丸がいい感じだと思う。
186保守だ:2007/10/17(水) 20:26:16 ID:KqtZznkJ
火焔戦士ボルカノン 火山から飛び出したスーパーロボット。

パイロット 火山(ひやま)ダン

技 マグマバレット
  ボルカニックランチャー
  ハイフレイムフィスト

敵 地球を氷河期に戻そうとするマンモー大帝(マンモス風)
187それも名無しだ:2007/10/19(金) 18:09:27 ID:abGAvQZc
なんかひたすら流離うロボもの考えたけど
どうあがいてもJ9シリーズの劣化コピーにしかならなかった。
188それも名無しだ:2007/10/20(土) 10:28:09 ID:OK68VG+Z
わかるわかる。本当は流離ってるJ9シリーズってサスライガーだけなのになぜかそんな気がしてしまう。
189それも名無しだ:2007/10/20(土) 12:22:50 ID:HCAiAvhM
ttp://www.geocities.jp/acidsandlot/

BGを更新。
バランス調整がメイン。

……と思わせて、シナリオモードが追加。
続きを楽しみにしていた方も多い『スーパーぼくロボ大戦』がまるごとBGへ移植。
今回の更新ではバンパイオーの登場するプロローグ〜第一話を収録。
プロローグでは自軍ユニットを出撃させることが可能。
マップコマンドから自軍出撃を選択すれば好きなユニットを出撃させられる。
今後も積極的にぼくロボシナリオ追加予定。
190それも名無しだ:2007/10/20(土) 19:24:42 ID:4WWNW70Z
乙でっす!

キャラデザあるだけにヒレンカのナナミのグラが気になったので作ってみました。
良ければ使ってくだされ。
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3272.bmp.html
191それも名無しだ:2007/10/21(日) 22:27:25 ID:W+0aXRaA
妄想サラして良いの?

設定クサイ奴だけだけど
192それも名無しだ:2007/10/21(日) 22:28:17 ID:4DbLhW2J
>>191
おk
最近自作が煮詰まって刺激がほしいところ。
193それも名無しだ:2007/10/21(日) 22:59:04 ID:6VibsXlt
>>191
ていうかそういうスレでしょここ。
194それも名無しだ:2007/10/22(月) 00:32:41 ID:KFD0TyHU
>>192
おk。それじゃ、晒すぜ。

確かタイトルが、超合体ロボ シシンオーって名前だったぜ。

あらすじがこんな感じ。

現代より少し先の未来……。地球は大混乱に陥っていた。
地下より、悪の大帝国『悪魔帝国』が現れたからである。
彼らは、現行兵器を持ってしても倒せない兵器『悪魔の機械人形(デビルズ・マシーン)』を使い世界の約半分を瞬く間に征服したのであった。
そんな時、日本の新エネルギー開発所の徳川源三博士は中国の四霊伝説を元に四機のロボを作り出し、主人公織田龍也を初めとする
四人の少年少女をパイロットに任命する。
そして、彼らは『悪魔帝国』との戦いに身を投じることになったのであった。

織田龍也
18歳 男
徳川博士の開発した機体の一つ、「セイリュウオー」に乗る少年。
正義感あふれる熱血漢でまがったことが大嫌いな少年
剣道の達人でインターハイで全国一位で、その素質を見込まれスカウトされる。
トレードマークは、日の丸の書かれたハチマキ

セイリュウオー
徳川博士が開発した四機のロボの内の一つ。
徳川博士が開発した新型エンジン「ストームエンジン」を搭載している。
近距離での戦闘が得意で、動きが早い。
装備武器である「セイリュウトウ」は、セイリュウオーの必殺武器である

武田虎雄
18歳 男
クールで理知的な少年。
現実主義者で龍也と良く対立する
全日本クレー射撃選手権で優勝するほどの腕前を持ち、その腕を買われてスカウトされる。
徳川博士の開発したロボット「ビャッコオー」のパイロット。
トレードマークはメガネ

ビャッコオー
徳川博士の開発した四機のロボの内の一つ。
セイリュウオーと同じく「ストームエンジン」を装備する
遠近両方に対応できるバランスのいい機体。
近距離では、機体のツメで敵を切り裂く「タイガー・クロウ」、遠距離では「スナイパー・ライフル」を使用する。

徳川翼
18歳 女
気が強い男勝りな少女。
徳川博士の娘であり、幼い頃からパイロットとしての訓練をしていた。
ボンッ・キュッ・ボンである。
「スザクオー」のパイロットでもある

スザクオー
他の三機と同じく「ストームエンジン」を搭載する。
偵察・電子戦に優れている。
武装はミサイルなど
195それも名無しだ:2007/10/22(月) 01:10:02 ID:nGbxgwHF
しばらく待ってみたがこれで終わりかな?
パイロット4人って書いてあるから、もう一人と一機の説明があるとおもったんだけど……。

設定的にはガチガチのスーパー系っぽくて大変好み。
196それも名無しだ:2007/10/22(月) 01:21:49 ID:KFD0TyHU
真田亀雄
19歳 男
温厚でお人好しの大柄な男。
真面目で誠実なところを博士に認められ「ゲンブオー」のパイロットに任命される。
個性の強い三人をまとめるまとめ役でもある。

ゲンブオー
他の機体と同じく「ストームエンジン」を積んでいる。
重武装で分厚い装甲だが、動きは襲い。
四機の中で一番火力が高い機体でもある。
必殺技は、両肩に装備されている「ハイパー・ビームキャノン」である

シシンオー
セイリュウオー、ビャッコオー、スザクオー、ゲンブオーの四機が合体したスーパーロボット。
それぞれの機体の「ストームエンジン」が合体し、「スーパーストームエンジン」となる。
セイリュウオーの機動力、ビャッコオーのバランスの良さ、スザクオーの偵察・電子戦の性能、ゲンブオーの火力・装甲を備えている。
メインパイロットは龍也で他のメンバーはサポートに回る

装備
・超大型剣「シシンソード」
・長射程スナイパーライフル「ストームライフル」
・肩部ビームラインチャー「ストームキャノン」
・シシンブーメラン
・ビッグバズーカ

コウリュウオー
徳川博士が開発しあまりの性能に封印した、シシンオーのプロトタイプ。
何者かの手によって奪い去られ、悪魔帝国の手に渡っていた。
単体でシシンオーを凌駕する性能を持つ。
武装は、シシンオーとほぼ同じ。
パイロットは三人いる

グレートシシンオー
シシンオーとコウリュウオーが合体した究極のシシンオー。
圧倒的な火力と機動力、装甲を持つシシンオーの最終形態。
コウリュウオーのプロトストームエンジンとシシンオーのハイパーストームエンジンが合体し「アルティメットストームエンジン」となる。
メインパイロットは龍也で、残りのパイロットはサポート役

武装
・超大型剣「グレートシシンソード」
・長射程スナイパーライフル「グレートストームライフル」
・肩部ビームラインチャー「グレートストームキャノン」
・グレートシシンブーメラン
・グレートビッグバズーカ
・フルパワーエネルギーパンチ


できてうrとこまでさらしてみた
197それも名無しだ:2007/10/22(月) 13:45:48 ID:4YMd1nG0
クロス・ザ・マントマン

時は未来、宇宙旅行中に事故に巻き込まれ謎の惑星「マスト」に不時着した旅行者達。
そこで待ち受けていたのはなんとも苛酷な環境、そして戦う謎の超人・マントマン。



惑星マスト
火山に囲まれた地球人達にとって未開の惑星。
地球人と見た目は殆ど変わらない種族が生活している。

鉱植物という生物から「マント」と呼ばれる不可思議な力を持つ布を生成。
これを使い悪環境に耐えながら暮らしている。
長い間争いの歴史が続いていおり現在は「アカグミ」「シログミ」と呼ばれる勢力が戦っている。


マントマン
惑星マストの人々の生活に浸透しているマントだがその中でも強大且つ唯一無二の力を持つ特別なマントは「ハイパーマント」と呼ばれる。
これを自在に扱える「纏い人」と呼ばれる者が「ハイパークロス」することで至れるのが「マントマン」である。

人間の周囲を覆いつくす変身のように見えるが中は乗り物のような感じらしい。
大きさは5メートル前後で、纏い人の性質と「ハイパーマント」の属性を掛け合わせた特殊な能力を使うことができる。


マット・トウマ・マウンテン
「アカグミ」のマンスター(リーダー)でプレッシャー・マットの通り名を持つ凄腕の「纏い人」。
「纏い人」としての性質は大きさ。質量の「ハイパーマント」を愛用し圧縮の能力を持つマントマンを駆る。


平川徹
惑星マストに不時着した旅行者の一人。マットに偶然助けられ流れで「アカグミ」に属する事となる。
地球への帰還はおろか、生き残る事で精一杯だったが後に外部の物が持つはずの無い「纏い人」としての力を使えるようになる。
198それも名無しだ:2007/10/22(月) 18:51:15 ID:LXLdJg27
バイオファイター バイキング

塵も積もれば山となる。菌も積もればロボとなる。
人類が目をつけた次世代の力。それが――菌だ!

チャラッチャラッチャラー
人類の生まれるーはるか昔からー
地球をーしーはーいーしてきたー
無敵の生命ーバイキーング
こわい、こわいぜー
真菌と細菌の違いわからない奴
こまる、こまるぜー
ウィルスを菌だとおもってる奴ー
巻き起こせ!バイオ・テンペスト!
絶対さけろ!バイオ・ハザードー!!
ジャジャジャン!
199それも名無しだ:2007/10/23(火) 21:22:05 ID:wsHOuFOH
>>194>>196
青龍に白虎に朱雀に玄武が合体して四神王……
漢字にするとヨンシンオーとかぶってしゃあないな
200それも名無しだ:2007/10/23(火) 21:23:18 ID:X18YrZhP
>>199
なに!?そんな作品があったのか!?

/(^o^)\
201それも名無しだ:2007/10/23(火) 21:27:31 ID:wsHOuFOH
>>200
つっても、厨房の痛い暴走だったし
こないだリメイク一話落とされたけど
続きが出る気配もないし
問題ないと思うよ
202それも名無しだ:2007/10/23(火) 21:28:29 ID:X18YrZhP
>>201
とりあえず、設定しか考えてないんだぜ
203それも名無しだ:2007/10/23(火) 21:58:26 ID:IuAKLJGY
翔哉「俺の日常は一瞬で崩れた。
   校庭に落ちて来た輸送機。それを追う謎のロボット。
   輸送機の中のロボットでそれを撃退したが……。
   次回、四神合身ヨンシンオー第二話『スカウトさせてもらうわ』。
   また疲れそうだな……」
204それも名無しだ:2007/10/23(火) 23:12:39 ID:JIgkO5h2
とりあえずヨンシンオーの奴もっと本読もうな。語彙の少なさがあまりにもあからさまだから。
205それも名無しだ:2007/10/24(水) 00:36:21 ID:45L6TXyk
文章力や語彙はどれも似たり寄ったりだと思うがな
206それも名無しだ:2007/10/24(水) 07:02:59 ID:5zqBmkGs
368 :四神合身ヨンシンオー:2006/10/22(日) 21:22:49 ID:6Ppu5fZw
>>367
黙れ、俺かて必死で書いとんじゃ
そして他人の意見も取り入れてより良くしようとしとるんやないけ
他人の批判するひまあったらテメーもネタ書け、クソが

まあ態度の問題だ
207それも名無しだ:2007/10/24(水) 17:02:25 ID:HLo1QuTL
>>198
歌詞ワロスw面白そうだ。


ヨンシンオー関係は空気悪くなるからあんまり触れて欲しくないという俺エゴイスト。
208それも名無しだ:2007/10/24(水) 18:04:38 ID:HoEaSFO5
投下し辛い環境になってきたのでちょちょいと書いたバンパイオーの設定でもはっておく
オレの妄想満載なのでオリジナルと路線が違ってたりする(羽とか爪とか)ためそんなに役に立たなかったりする
羽マント形態とか考えてる暇があるのにアイコン描かないオレを許しておくれ・・・

ttp://monoganac2.sakura.ne.jp/src/milktea18470.jpg
209それも名無しだ:2007/10/24(水) 19:57:42 ID:JMIpe5Z+
>>208
悪者っぽくてかっこいいな。もう別の名前つけて作品にしてしまえよ。
210それも名無しだ:2007/10/24(水) 20:00:22 ID:fSHOZG5C
顔がオーガンっぽくてかっこいいな。
こういう顔は大好きだ
211それも名無しだ:2007/10/24(水) 20:04:41 ID:YwIUbtVR
かっこいいとおもうんだぜ
212それも名無しだ:2007/10/24(水) 23:16:15 ID:YwIUbtVR
さすらいの機動ガンマン ブレットカイザー

あらすじ

希望世紀(HC)0025年
人類の約半数を死滅させた『宇宙住民独立戦争』が終わって15年……世界は荒れに荒れていた。
長きに渡った戦争によって、地球圏統一政府は事実上崩壊していた。
世界の各地で内乱が起こる。
さらに、人型機動兵器アーマードスーツ(以後、AS)を使い街や村を襲う盗賊集団……通称『ハゲタカ』の増加……。
そして、それらに伴う貧困と飢え……。
世界はまだ、復興の兆しを見せることはなかった……。
そんな世界の中、自由気ままに旅をする男がいた。
名は、ジョセフ・マッカーシー……『荒ぶる狂犬』と呼ばれ恐れられていた元地球軍のエースパイロットだ。
彼は、古い友人の頼みで『ハゲタカ』の暴走と内戦により荒れ果てた街『ヤマト』に向かう
そこで彼は、驚くべき物を見るのであった……。

ブレットカイザー
地球統一政府軍が開発していたAS。
戦争が終わる直前に、秘密裏に闇に葬られた機体。
スペックは高く、開発されてから15年が立ったHC25年でも十二分に戦えるほどの性能を持つ。
特に、機動力と推進力はHC25年に新たに開発された機体と比べてもトップクラスである
最大の特徴は背中のアンチビームマントと帽子を被っているように見える頭部、そして武装の二丁のマグナムである
この機体に乗る二人の少年少女をジョセフが見つけたことから、物語は始まる……。
武装
頭部30mmバルカン×2
機動兵器用ビームコンバットナイフ×1
ブレットマグナム×2
小型ビームピストル×1
アンチビームマント

ジョセフ専用ブレットアーミー
地球統一政府軍が15年前の戦争で使用していた量産型ASを、ジョセフ用にカスタマイズした物
性能自体は通常の機体とあまり変わらない物のこの機体だけの特殊な武装としてスナイパーライフルが上げられる。
このスナイパーライフルはブレットアーミーのバリエーションの一つであるブレッドスナイパーの武装である。
最大の特徴は、赤く塗装していることである。

武装
頭部25mmバルカン砲×1
ビームナイフ×1
ビームピストル×1
シールド


とりあえず地球崩壊系作ってみたがどうだろう。戦争が終わって15年てのはXの影響だな……。
213それも名無しだ:2007/10/25(木) 01:04:41 ID:mbtsa4tD
祭祀天神 ミョウジンジャー

巨大ロボットに変身する命神神社。
悪霊に取り付かれたロボットを御祓いするため、天才ロボット工学者から
巫女さんに転職した主人公・美社 神名(みやしろ かんな)は
命神神社が変身した戦闘ロボ・ミョウジンジャーに乗り込み戦うのだ!

美社 神名
元ロボット工学者。年齢不詳。科学を極めた身だが、科学では突き止められない
ことがあるとして、魔術や呪術に走り、現在(巫女)にいたる。
科学的な知識と非科学的な思考を持つアンバランスな女性。変人。

神田 良寛
命神神社の神主。神名の遠い遠い親戚のじいさん。
ロボットはわからないし、悪霊は恐ろしいしで置いてけぼりな老人。
神名が巫女としてきた後、大事な神社を戦闘ロボットに勝手に改造されてしまう。

ミョウジンジャー
神名の手によって改造された命神神社の成れの果て。
元ネタが神社なのでソレらしく鈴つきのワイヤーやら御祓い棒のようなフレイルやら
爆弾つき破魔矢やらを武装とする。

悪霊憑きロボットたち
亡霊や怨念や生霊が大型ロボットとかにとりついて町中で大暴れするので
ミョウジンジャーと神名がやっつけて御祓いします。(無料)
ただし戦闘による町の損壊などの補償は一切いたしません。
悪霊にとりつかれると本来なかった武装とかが悪霊パワーで具現するので
作業ロボットとかでも油断できない。

コマイヌ1号・2号
ミョウジンジャーのオプションロボ。
連携攻撃ができたらいいな、と開発したがそこまでうまくはいかなかった・・。

神田 神酒
良寛の孫娘で神社の巫女。超天然のお嬢さんだが陰陽道などに精通しており、
ミョウジンジャーの間接・非科学武装についての開発者になる。
オミキさん。


214それも名無しだ:2007/10/25(木) 07:40:09 ID:fSd6iHJ2
>>213
これ面白そうだな。
215それも名無しだ:2007/10/25(木) 21:48:10 ID:+tYqPdlG
翔哉「龍也、『あの手』で行くぞ」
龍也「オーケーだぜ、翔哉!」
翔哉「よし、四神刀、セット…!」
龍也「シシンソードッ!!」
翔哉「おおっ!」
龍也「だぁぁっ!!」
翔哉「超必殺っ!」
龍也「八神斬りぃぃっ!!」

勢いでやった。
今では反省している。
216それも名無しだ:2007/10/26(金) 00:04:53 ID:EZk9W2GE
東映+ガイナックス合同まんがまつり2007
天元突破グレンラガン対祝(ハピ☆ラキ)ビックリマン

〜あらすじ〜
アンチスパイラルの手により、平行宇宙を彷徨うシモン。
宇宙のほんの揺らぎによって、彼は本来の時間軸では辿り着くはずの無い、
しかし彼の宇宙よりたった120分の時間距離しか離れていない「源層」という平行宇宙と接触する。
源層の住人との友情は、一瞬のものであったはずのニアの命を永らえさせた。
しかし、ほんの数十年だけ延ばされた逢瀬は、人類に新たな試練を課したのである。
シモンたちの宇宙と源層との接触は、源層の住人達に
シモンがいずれ生まれる「アノドを宿せし超聖神」のルーツらしき因子を持っていることを気付かせた。
天使はいずれ来る「崩壊と再生を繰り返す宇宙」の未来を阻止する為、
悪魔は超聖神の力を利用する為、シモンたちの宇宙に襲いかかる。
立ち向かう人類、増大する螺旋力…そのパワーは、ついに宇宙のキャパシティを越えてしまう。
数百年の時を超えて最早たった二人となったグレン団メンバー、
シモンとヴィラルは、宇宙の果てへと飛び、天元突破グレンラガンの力で
スパイラルネメシスを阻止――自らの身を犠牲に、飽和した螺旋力を相殺せんと試みる。
螺旋で螺旋を抑える事では、完全な解決にはならない。いずれまた、螺旋の綻びは起こるだろう。
そしてその度に、今回の様に綻びに相対する力が存在するという保証は出来ない。
ならば、全ての螺旋を我が食らってやろう――
宇宙の果てより別の宇宙から現れた存在、それはかつてシモンを勇気付けた友の一人であった。
神の腹の中で永遠に栄養を生む存在になるならば、存在を否定するアンチスパイラルよりはましという事か。
そんな事で、グレン団が、人類が納得する道理は無い。
カミナ、ニア、ヨーコといった今は亡きグレン団のメンバーが源層より見守る中、
宇宙と宇宙の間で巻き起こる宿命の戦い。天元突破グレンラガンと、超聖ジェロニクスゲンキ。
果たして勝利の行方、そして宇宙の存亡や如何に……?

・新規登場人物 ヴィシャモン
劣勢のシモンとヴィラルが、ジェロニクスゲンキに対抗して融合した新たなヒーロー。
・新登場ロボ JGR(ジェロニクスグレンラガン)
戦いの最中、シモンとヴィラル、もといヴィシャモンを通して人類の成長を認めたジェロニクスゲンキが、
そのパワー――螺旋力とは違う、「理力」と「魔力」を天元突破グレンラガンに与えたもの。
ガンメンにして神である存在。変化した重層宇宙の中で生まれた新たな超聖神である。
アノドとは違い自我や本能を持たぬため、神自身が能動的に宇宙を崩壊させる事は無くなった。
だが人類全てが宇宙の崩壊を祈った時、人に追従するメカであるJGRはそれを叶えるかもしれない…
217それも名無しだ:2007/10/26(金) 01:08:32 ID:xoabqifa
ラガンスレでやれ
218それも名無しだ:2007/10/26(金) 01:18:43 ID:tkgZYtAV
ここって、前に貼った設定の続きの設定を貼っていくってのも在処ね
219それも名無しだ:2007/10/26(金) 01:28:53 ID:cC31udNx
>>218
やってるぜ

しかし思うようにSSが進まない…
前に書いたときは冬って予告したが間に合うかな…
220それも名無しだ:2007/10/26(金) 08:46:35 ID:GkNi7f5t
無理にあわてず自分が納得できるSS書こうぜ。


……海での戦闘描写が思いつかねー。
221それも名無しだ:2007/10/28(日) 03:45:31 ID:ECIKvtYW
希望勇者 メタルホープ

探検が大好きな小学六年生の三人組の少年サトル、タカオ、コウタの三人は、ある日洞窟で不思議な宝石を発見する
一方そのころ、地球防衛組織「D・G・E(ダイナミック・ガード・アース)」は、宇宙に謎の超巨大建造物がワープしてきたことをキャッチする。
その超巨大建造物は地球上の全ての生命を削除しようとする邪悪生命体「デリート」による物だった、
D・G・Eの諸星長官はすぐに指令を出し、特設部隊「ブレイブ・ホープ・ヒーローズ」を調査に向かわせた
一方そのころ、サトル達に危機が訪れる。
不思議な宝石を見つけてそれを持ち帰ろうとしたサトル達の前にデリートの刺客「ダーク・レオ」があらわれる。
D・G・Eがそれにきづき、偶然遅刻していた新米隊員早田ユウキに出撃を命じる。
ユウキは自らの相棒である人工知能搭載兵器「コンドル・ヘリ」に乗り全速力で向かうが、間に合いそうにない!
絶体絶命か!と思われたその時、サトル達の持つ宝石が輝き、その瞬間サトル達三人は謎の鋼色に輝く巨人の中にいたのだ
巨人は自らの名を「ホープ」と名乗り、サトル達に語り始めた。
宝石の名は「ホープ・ストーン」。
かつて、地球の危機を救ってきた戦士達が使っていた宝石だと。
今また出現した、地球の危機に立ち向かうために再び輝きを得るときが来たのだと。
そして、サトル達は「ホープ・ストーン」の意志に選ばれたのだと……
サトル達は、困惑するもホープの協力して欲しいという意志に答える。
そして、ホープはダーク・レオと対峙しダーク・レオを必殺の「ホープ・ブレイク」で打ち倒した。
そして、地球人と邪悪生命体「デリート」の戦いが始まったのだ。


キャラ設定とかは後で投下するぜ。とりあえずあらすじだけ投下してみた
222それも名無しだ:2007/10/28(日) 15:27:02 ID:gtyAnRP6
暗黒降臨神 デスカイザー

2999年、光の使徒と呼ばれる者達が暗黒を滅ぼし世界に平和をもたらした
それから1000年ものの間平和が訪れ、人は穏やかな暮らし過ごしていた
だが、戦いに敗れた暗黒の者達は地下に閉じ込められてしまう
暗黒の者達は光の使徒への復讐を決意し、地下で兵器開発を進める
狂気に満ちた暗黒の世界を新たに作り上げる為に・・・・


ディアボ・ダーク

暗黒の者達のダーク族の正統な血統を持つ
若きにして天才、狡猾で非情である主人公
暗黒の世をおこす為に暗黒技術の結晶であるデスカイザーと共に世界征服に乗り出す


デスカイザー

主役機
死の皇帝
見たものを確実に殺す死を支配する帝王というネーミング
拳に触れたものを時間軸から消滅させる、デス・インフェルノを持つディアボの機体


光の使徒の子孫

世界の平和を維持しようとする光の世界のリーダー達
だがその手段は平和を保つ為に非情なものでもあった
罪を犯したものは徹底的に辱められ、その後殺される
その罪においては軽いも思いも無い、全ては同じ結末を辿ることになる
セラフと呼ばれる機体を所持している


お話的にはBADで終らせるお話
決してハッピーで終らせる気は無いです
光の使徒達の行動に不満を持っていた人も多いので
当初は新鮮な方向に動くディアボに人達は感化され、付いていくのですが
光の使徒達を倒したあと、結局はディアボも光の使徒とあまり変わらない事が民衆の不満になり
最終的には暗殺されます
ディアボにも良心があるのですが、途中で恋した人を目の前で殺してしまうという事になり
その良心すら捨てて、どんどん狂気に狩られていく救いようのない話
223それも名無しだ:2007/10/29(月) 01:54:35 ID:pNnd0AHQ
>>221の続き行こうと思うんだぜ

北郷サトル 12歳 男

ゲームと野球と探検が大好きな小学六年生。この物語の主人公
将来の夢はプロ野球選手になること。
持ち前の行動力と強運でタカオとコウタを引っ張っている
あまりのいきあたりばったりっぷりにたまにタカオと衝突する
ある日、偶然「ホープストーン」を見つけたことにより「デリート」との戦いに巻き込まれる

鳳タカオ 12歳 男

年齢に合わない鋭い発言をする小学六年生
将来の目標は天体観測者になること。
視野の広さと豊富な知識で他の二人をサポートしている
融通が利かない頑固者でたまにサトルと衝突することも
他の二人と同じく「デリート」との戦いに巻き込まれることになる

野神コウタ 12歳 男

気が優しくて力持ちな小学六年生
将来の夢は登山家になること
裏方的な行動で他の二人をサポートする
サトルとタカオが衝突したときのいさめ役でもある
人間的に一番良くできている
他の二人と同じく「デリート」との戦いに巻き込まれることになる

早田ユウキ 19歳 男

地球防衛組織「D・G・E」特設部隊「ブレイブ・ホープ・ヒーローズ」の若き新米隊員
サトル達の良き兄貴分
単純で人がよい熱血漢。
相方は「ヘリ・コンドル」

諸星ソウジ 45歳 男

地球防衛組織「D・G・E」の長官。
突如として現れた「デリート」への対応に苦慮している。
成り行きとはいえ、サトル達のような子供を戦いに巻き込んだことに心を痛めている

地球防衛組織「D・G・E」

21世紀末から始まった異星人の介入への対抗手段として作られた防衛組織。
現在、「デリート」と渡り合える戦力を持つのはこの組織のみである

ホープ

「ホープ・ストーン」の輝きと共に復活した古代の機械巨人
地球の危機の旅に選ばれた戦士達と共に地球を守ってきた。
偶然、「ホープ・ストーン」を見つけ選ばれたサトル達と共に「デリート」にたちむかう。
サトル達と「鋼鉄融合(メタル・フュージョン)」することですさまじい力を持つ超機人「メタル・ホープ」となる。
必殺技は「ホープ・ブレイク」
224それも名無しだ:2007/10/30(火) 01:54:53 ID:V9oY8dhh
>>221
久々の勇者系か。
ホープ・ストーンの壮大な歴史とか、いろいろとおもしろくなりそう。


>>222
いい意味で厨二病が炸裂してていいな。
主人公が守ってきた(新たな支配者として守るべき)民衆に倒されるってのは読んでて面白そうだと思った。
225それも名無しだ:2007/10/31(水) 00:30:21 ID:OjnvFW3L
騒音大王ガガガガガー

時は確か111478世紀ぐらい。何か五月蝿いロボがいっぱい現れた。その数11147545体。
1機で8000那由多ホーンの騒音が出せる。とても五月蝿い。

おしまい
226それも名無しだ:2007/10/31(水) 01:02:32 ID:eg4fVHno
「機動戦士ガンダムβ」

いわゆる0083
αガンダムが敵に奪われて、兄弟機のβガンダムで(ry
αガンダム→重装甲タイプ
βガンダム→F91見たいな感じ

絵まで描いて、妄想してた中1
227それも名無しだ:2007/11/01(木) 18:00:46 ID:USBovW1F
断罪のグラディエーター

突如として地球上に現れた神話上の獣たち。
人類を脅かすソレらに対抗するために造られた三機の特殊戦闘機『チャリオット』には、
肝心のパイロットが足りていなかった。
人類の未来を背負い、いつ死ぬのかも分からないという重圧に、
何者も耐えられなかったのだ。
そんな中、特殊戦闘機開発者『黒鋼 厳願(くろがね げんがん)』は、最後の希望である扉を開いた。
その先には、三人の死刑囚の姿があった……。


鬼塚 断道(おにづか たちみち)
日本を震撼させた大量殺人鬼。
いわゆる二重人格者であり、裏の顔である『断(たち)』がパイロットを務める。
搭乗機は『ソードチャリオット』が主体となる『グラディエーター1st』

ロック・ノイザー
世界的麻薬密売組織『スノウ』の元・トップ。
その道ではあまりに大きな影響力を持っていたが、部下の裏切りにあい、投獄。
搭乗機は『シールドチャリオット』が主体となる『グラディエーター2nd』

シイナ・有賀(しいな ありが)
齢17歳の天才ハッカー女。
悪戯に世界中の軍をかき回し、人工衛星からのミサイルで二つの島を消滅させた。
精神的に幼く、常にヘラヘラとしている。
搭乗機は『ヘルムチャリオット』が主体となる『グラディエーター3rd』
228それも名無しだ:2007/11/03(土) 02:11:06 ID:WKMyQcxH
忘れられた頃に>>65-74の続き。
気づいたら早三ヶ月……。
ttp://www11.axfc.net/uploader/20/so/He_44061.txt.html
パスは「boku」です。

文章力が欲しいなぁ。
229それも名無しだ:2007/11/04(日) 02:19:17 ID:pOMRxW73
時空戦士タイムランザー

来るべき、近未来。驚くべき技術が実用化していた。
その技術とは「タイムワープ」……そう、タイムマシンが完成していたのである
しかし、タイムマシンを使って歴史を自らの望む方向に修正しようとする集団が現れた。
彼等の名は「ホワイトアウト」……史上最悪の犯罪集団である。
歴史の修正が重ねられると、世界が崩壊するおそれがある……。
事態を重く見た世界統一政府は各国から10人のエキスパートを集め「時空捜査官」に任命する。
そして、彼等は「ホワイトアウト」との戦いに挑むのであった。

ジョー・アライ(荒井 丈) 日本人 21歳
時空捜査官に任命されたエキスパートの一人。
スーパーロボット「タイムランザー」を駆り、「ホワイトアウト」との戦いに挑む。
正義を愛し悪を憎む熱血漢。何事にも動じない強靱な精神力を買われてエキスパートとなる。
趣味は筋力トレーニング。
本人は忘れているが、エキスパートの一人であるエレナ・クロフォードとは小さい頃に会ったことがある

エレナ・クロフォード イギリス人 21歳
時空捜査官のエキスパートの一人
時空捜査官の旗艦である「タイム・スペース」のオペレーターである。
気が強くプライドが高い女性。
幼い頃に一度だけ、ジョーと会ったことがあるが本人は忘れている

イワン・ミゲルノフ ロシア人 45歳 男性
時空捜査官エキスパートの一人で彼等をまとめるリーダー
「タイム・スペース」の艦長を務めている
アクの強いエキスパート達を一つにまとめあげている
指揮能力の高さを見込まれエキスパートに抜擢された

ジョージ・マーソン アメリカ人 30歳 男性
時空捜査官のエキスパートの一人
「タイム・スペース」では副艦長を務める。
クールで冷徹な人間であり、規則の違反を絶対に許さない人物である
判断能力の高さを見込まれエキスパートとなる


続きは後で書くぜ
230それも名無しだ:2007/11/05(月) 18:53:05 ID:Z3R/Rscq
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3099.jpg.html

ヴァジュライザー描いてみた。ぼくロボ作者版によると「蒼い鬼」とあるので、鬼は鬼でも・・・って感じで。
しかし原案者の意図したものとは絶対違ってるだろうな。
231154:2007/11/05(月) 23:43:01 ID:oJ2+JshM
仕事が忙しくてなかなか書けなかったけど、やっと劇場版の流れがまとまった…
というわけで、『劇場版 光の守護神 ゴッドアーク〜宇宙に咲く万華鏡〜』を今月中にはうpしたいと思います。
大分前の話なんで「なんすかそれ食いもんすか?」って方々が多いと思いますので、もしよかったら>>154から落として読んでみてください。
初見の方から感想とかいただけたらうれしいです。
232それも名無しだ:2007/11/06(火) 01:51:23 ID:VupYkqKJ
主人公機名が思いつかん…。
あと、主人公とヒロインを重い関係にし過ぎて、書くのもためらわれる。
233それも名無しだ:2007/11/06(火) 01:53:42 ID:bekdmutV
>>232
主人公機名はネーミング宝箱でググるといいかも。
関係が重いのはどういう感じで?
234それも名無しだ:2007/11/08(木) 01:41:29 ID:vIKVv0Oh
聖剣友神グランホープ

人類の英知が作り上げた人工自我、通称「マドセルフ」は、
あらゆる機械に搭載され、
人々にとって欠かせないものとなっていた。
今年中学生になったばかりの少年「御剣 茂(みつるぎ しげる)」にも、
幼少より苦楽を共にした、掛け替えのない友人がいた。
しかし、世に人と機械の友情が生まれていく裏で、
隠しきれない影法師が伸びていっているのも、確かであった……。


御剣 茂(みつるぎ しげる)
南下中学一年三組の元気な男子。
特に目立った特徴こそないが、
唯一の趣味である釣りの腕前は誰にも負けない。


グラン
茂の釣り道具の、剣型バイブレーションルアーに搭載されている「マドセルフ」。
めんどくさがり屋の怠け者。
とある事件をきっかけに、不思議な力を得ることとなる。
235230:2007/11/10(土) 20:21:27 ID:ttg+NVDx
さすがに絵まで描いて全く反応無いと凹みます……
236それも名無しだ:2007/11/10(土) 20:30:17 ID:yVuxJ2ol
まぁ、設定書いたりSS書いてる人も反応ないから気にするな……じゃ駄目だな。

>>228
乙。大体何話ぐらいを想定してるんだい?

>>229
タイムレンジャーが増えたような感じだな。
エキスパートは10人いるらしいけど、
1人以外は全員旗艦の乗組員なのかな?

>>231
以前感想書かせてもらった人です。
劇場版期待してるよ!
サブタイの万華鏡が地味に気になる。

>>234
ルアーが戦うのか?
斬新だな。ルアーの小ささや、釣り針やらを活かせばすごくおもしろくなりそうだ。

>>235
消えちゃってて見れないんだぜ。
237それも名無しだ:2007/11/10(土) 21:17:58 ID:1+ygSt9f
雷豪天心バーンレガス

近未来、『一斉羽化事件』と呼ばれる機械の自我意識の発達による反乱により人々は機械に支配されるようになった…
……これは『人と共に』己を切り開くロボットの話である…

CF(クリサリス・ファイター)
自我を持つ人口知能がプログラムされている半自立型巨大ロボット。
パイロットと人口知能の心理的結合による『同調』によって、パイロットの一番得意な戦闘方法を学習し、最終的にはスーパーロボットのような形態へ『羽化』することが出来るようになる。
しかし、自我アーカイブ『AM(アバタール・マザー)』の暴走により、各地のほとんどのCFが暴走、人間の支配を行うようになってしまった。

レガス
マザーの支配を受けない数少ないCFの一機。
先代のパイロットを『一斉羽化事件』によって、失い、新たなパイロットを乗せぬまま、各地を転戦していた。
性格は冷静沈着であるが、先代との『同調』の名残か、『羽化』後は武器名を叫んだりするなど、熱血漢な一面も持つようになる。

天童 豪
『一斉羽化事件』により、両親を失った少年、その後何の因果かレガスの二代目パイロットとなる。
事件の事もあってか、最初はレガスを信用してはいなかったが、戦いの中で信頼を深めていく。

天童 心音
豪の妹で、両親を失った今、彼のたった一人の肉親。
機械の『心』が解り、意思疎通を行えるという特殊な能力を持っている。
238それも名無しだ:2007/11/11(日) 19:44:44 ID:PD8aQla5
一番下のキャラは何て読むんだ?
239それも名無しだ:2007/11/11(日) 19:55:30 ID:OJ30xY1p
「ここね」じゃないか?俺のじゃないけど。
240それも名無しだ:2007/11/12(月) 04:24:36 ID:1TQ/1Eig
>アバタール・マザー
何でそんないかにも暴走しますよ、なネーミングをつけたんだよ!と作中人物に言いたくなるなw
241それも名無しだ:2007/11/12(月) 22:20:32 ID:tA67V/VI
242それも名無しだ:2007/11/13(火) 03:45:30 ID:wZBehCG3
忙しさも落ち着いてしばらくぶりに覗いてみたら……自分の作品がまだ支援されてて驚いた。
自分は暫く動けてなかったから、創作再開しようかな……
とりあえずネタ投下。


超常奇想メモリーズ

○前置き
今を生きる人間が、どう生まれたのか。過去に何があったのか。
自らの経験していないことは、どう伝わるのか。
答えは一つ。人の想像、仮想、作り話。つまるところ、人の思いが時を繋げる。
―――この物語は、そんな記憶の破壊者から世界を守る物語なのかもしれない。


○設定
・記憶破壊者
 元は世界を作る記憶を整理する存在だった。
 しかしそれもある時を切っ掛けに暴走、世界の記憶を徐々に崩壊させていく。

・記憶晶
 記憶を形にしたもの。それが強い記憶だと、時に結晶体として具現化する事ができる。
 その結晶が人の思いに反応すると、形を作りあげ、機械的な存在―メモリーズ―となる。
 人が考えたものである以上無数あるが、実体化できるようなものは宗教やら恐ろしい惨劇やらが基本。
 力こそあるが、記憶の状態では使えず、記憶破壊者が跳梁跋扈する今、
 自らの力を行使できる人を求めて記憶晶が人の前で実体化することもある。

・柳瀬 空(やなせ そら)
 主人公。趣味は読書で、普段から図書室に入り浸って本の虫。
 そのせいか口下手で、不器用だが根は優しい。

・ヘリオポリス
 エジプト神話の記憶。空が読んでいた神話本を通して、彼に記憶晶が渡る。
 メモリーズの姿としては、背中に巨大な翼をつけた人型のもの。
 太陽神の光熱が敵を灼き、夜の神なる闇が在るべきところに敵を葬る。
243それも名無しだ:2007/11/13(火) 18:28:12 ID:RqRCeo6A
俺が考えた作品だけで5作品はあるから困る
244それも名無しだ:2007/11/13(火) 18:34:08 ID:SDknolP1
>>241
胸とか表面のせいか、あんまりメカっぽくは見えないなぁ。
変身ヒーローっぽい感じ。

でも外装(服っぽいの)のデザインは好みだ。
245それも名無しだ:2007/11/14(水) 01:39:35 ID:oUPjchXN
>>244
レス感謝。メカに見えないのはかなり意図的。
脳内設定では

運慶に匹敵する仏師(生涯のほとんどをこれにかけたため無名)が四代かけて彫った木製の鬼。
木だが鉄より固く、特殊な塗装により火に弱いということもない。
髪に見えるものはエネルギーを伝導させるためのもので、実際の人毛。

などというかなりのトンデモ。

>>243
どういう意味?
246それも名無しだ:2007/11/14(水) 01:46:09 ID:8xrHeT2b
>>242
Wのデータベースを思い出す敵設定だな
面白そう
247それも名無しだ:2007/11/14(水) 10:42:36 ID:n1lAtDl/
キリストやら仏陀やらがロボに乗って襲ってくる事のほうがもっとトンデモな感じがするけどな。
まぁヴァジュライザーのSS書いてる人は彼奴を出さないような気もするけど。
248それも名無しだ:2007/11/14(水) 19:33:43 ID:7WFC/L+T
>>245
いいなー同じ感じの設定は考えてたけど具体的な形になってる設定はいいなー

>>247
宗教関連はあまり手を出したくないんだよね
結局四天王と帝釈天がシヴァとブラフマーに挑む話にしたんだけど、某アニメと被ってるのを後々知って筆が止まった
249それも名無しだ:2007/11/14(水) 23:00:53 ID:cUA6FuKb
魔神精霊アラビオン

盗賊の財宝からランプを盗み出した主人公。逃げながら何気なくランプをこすると変形、巨大化してロボットになった!

「願い事を言いなさい」
「助けてくれ!追われてるんだ!」
「まかせんしゃ〜い!」
250それも名無しだ:2007/11/15(木) 22:54:08 ID:LU4zEgdK
海破神王スサノオ

世界観
1945年
異次元から"来訪者"が降り立ち、世界に壊滅的なダメージな与えた。
その脅威により第二次世界大戦は終結し、神聖連合が樹立
魔法と科学が合わさった「魔科学」の発展により復興した世界。
しかし、やがて帰ってくるであろう"来訪者"におびえ、神聖連合はGBシリーズと呼ばれる巨大ロボットを作り上げる。
そのロボットと少年が出会ったとき、物語が始まる

神聖連合
1950年に発足した世界統合組織
「天帝」と呼ばれる存在がトップに立ち、その下に常任十カ国の代表が立っている仕組み
常任十カ国の内訳は、新生日本帝国、ヨーロッパ連合王国、北アメリカ共和国、ドイツ連邦
インド民国、ソビエト合衆国、中央神国、トルコ魔術結社連合、南アメリカ共同体、エジプト流国
となっている
なお、本部は南極にある

GBシリーズ
神聖連合が作り出した対"来訪者"用決戦兵器
全部で5体ほど製造された
一体につき、常任十カ国のうち二国がメインの開発を担当している
「一機で世界をも滅ぼす」力を全機保有しており、その力を恐れた神聖連合は
GB-001 Code"Princess"を除き、廃棄した
251それも名無しだ:2007/11/15(木) 22:54:45 ID:LU4zEgdK
海破神王スサノヲ
GBシリーズの一体にして、新生日本帝国とインド民国で共同開発された機体
マリアナ海溝の奥深くに廃棄されたはずの機体
神聖連合側はブレイダー、インド側はシヴァと呼んでいる
姿は日本帝国とインド民国両方の破壊神を模した姿であり、神話そのままの力を発揮するといわれている
次元供給炉「ラクシュミ」、魔術コンピュータ「オモイカネ」を搭載し、
他のGBシリーズよりも近接戦闘に優れており、主な武装は
背中に背負っている大剣であるマハディーヴァの剣。
頭部に装着された剣、バジェラの短刀。
腰の後ろに装着された剣、七支双剣  
異空間より呼び出す剣、天羽聖剣  
胸部より発射されるエネルギー波、ノヴァ・ブラスター
などがあげられる
装甲はマジハルコンとヒヒイロカネの魔術合金で出来ており、対物理及び対魔術に優れており、
さらにグラビティシールドを装備しており、防御力も高い
必殺技は、エネルギーを天羽聖剣に一転集中して放つ「アメノムラクモ・スライダー」
森羅万象ありとあらゆるものを切断するといわれている


キョウシロウ=ワダツミ
新生日本帝国に住む十一歳の少年
年不相応なほど冷静な性格をしており、自身もその性格を嫌っている節がある
母親と二人暮しをしており、生活能力の低い母を支えているため、家事炊事はある程度できる
海破神王に「選ばれてしまった」ため、否応なく戦いに巻き込まれていくことに
俗に言う天才肌な少年ではあるが、周りが彼以上に濃いため突っ込み役にまわりがち

スイノ
キョウシロウの補佐をするために、スサノヲが作り出した自立行動型生体プログラム
性格は一言で言うなら「天然ボケ」であり、優秀なのだがいまいちその実感がつかめない(キョウシロウ談)
とのこと
見た目は十七歳前後


トウコ=ワダツミ
キョウシロウの母
十一歳の母親とは思えないほどの若々しさを誇り、見た目は女子大生と間違われる
かなりのナイスバディ(スイノ談)であるが、そこら辺を自覚していないため
キョウシロウにとっては目の毒かつ悩みの種の一つ
スイノ以上の天然をほこり、キョウシロウの人格形成にかなりの影響を与えたであろう人物
252それも名無しだ:2007/11/15(木) 22:56:04 ID:LU4zEgdK
何故か長くなってごめんなさい
前に別のところで投稿したものをちょっと書き直したものです。
世界観とかから固めるところが実に厨2
253それも名無しだ:2007/11/17(土) 21:31:07 ID:onwqeaLL
>>250>>251でロボットの名前が違うんだが
254それも名無しだ:2007/11/17(土) 22:05:14 ID:Uxh/xmls
ごめん、修正ミスだorz
スサノヲの方で
255それも名無しだ:2007/11/19(月) 01:18:56 ID:q80CgvHB
資源転生サイクラフト

時は未来。地球は異星人がやってきたりコロニーとの戦争が起きたり地底に封印されていた悪の帝国が復活していたりテロが多発していたり。

直十・ジャン・クロード
壊れた物はなんでも回収するリサイクル工場、『りばい屋さん』の工場長で人呼んでジャンキーナオト。
メカに関する腕前は超一流だが弄りだすと珍妙なアイデア精神を発揮せずにはいられない。
「もったいないもったいない。」と兵器のジャンクなどを集め、工場自体を機動兵器に改造した。

サイクラフト
移動工場『りばい屋さん』が変形する巨大人型機動兵器。
りデュース・リユース・リサイクルと三拍子揃ったエコロジーな武装の数々を持つ。
エネルギーは核廃棄物。
資源の循環を脅かすような大量破壊を行う相手に問答無用で立ち向かう。
一人乗り専用だがそもそも工場には他に誰も働いていない。

「これだけ好き勝手暴れまわって何が平和だ!てめぇぶちなおしてやる!!」
256それも名無しだ:2007/11/20(火) 20:10:12 ID:0a0ch6Oz
かっこいいぞこれ!
257それも名無しだ:2007/11/21(水) 00:01:54 ID:SaCRISpg
内容はまったく違うのに、バッサイオー思い出してしまった。
多分、資源=森林みたいなつながりだと思うけど。

いろいろとツボに入ったので、
ぜひとも活躍してるところを見て見たいなぁ。
258154:2007/11/22(木) 00:06:42 ID:IeM0UNSx
ここにきて仕事が修羅場になってきた… orz
今月中の公開は難しそうな情勢です (つД`)

お茶濁しに、ケータイからですが設定裏話でも

○主人公のサチの名前は、昔片思いしてた娘の名前をもじって付けました。はい、キメェですねw
○りゆの設定はKOTOKOの「agony」という歌からインスパイアしました。
1000年前に失った娘と瓜二つな子孫に巡り会う…初めて会った時の笑顔に胸をつかれ、それを守るため、自分と同じ守護神としての役目を担う娘を助けたい…
そんな風にあの名曲を解釈してみました。神無月の巫女はまだ見てません orz
○ゴッドアークは全長250mとガンバスターを超える大きさ。
これは色々なテクノロジーや技術を詰め込みまくった結果ここまで大きくなってしまったのです。
○りゆが最初ツンデレ幼女なのに高校生なのは、転生する際に
「ツンデレになってみようかしら…でもたまには幼子もいいわね。けど高校生にもなってみたいし…」
と悩んで、結局全部を選んだからです。
○クライサーズ帝国は完全単一民族惑星です。人間でいう男性のみ、巨大化できます。
ゴッドアークと戦った巨大生命体は帝国兵士に対して邪神ワーロックが力を加えて作られていました。
○ネオ・ゴッドアークの必殺武器「ネオクライシスキャリバー」はただ振り回すだけなら覚醒サチじゃなくてもできます。
本当の力を引き出すには覚醒する必要があるのです。
○ビッグ・ドンは普段は首都圏近郊の海に浮かんでます。
有事の際は空を飛んで出撃しますが、普段はその巨大さからパッと見は建物のように見えます。
○というか元々この話は、学生の時に仲間が作ろうとしてたロボゲーのために書き起こしたものです。
諸都合によりポシャったのですが、もったいなかったので設定刷新してまた書いてみました。


以上、ゴッドアーク設定裏話でした。

劇場版がんばって書きます… orz
259それも名無しだ:2007/11/22(木) 20:24:32 ID:GJWiK4Kz
素朴な疑問なんだけど、劇場版とかだと何か書き方とか変わるの?
260それも名無しだ:2007/11/22(木) 20:26:42 ID:c+wAqFRu
>>258
携帯から乙
楽しみにしてるよ。

>>259
本編(?)は前に全部公開してたから、
番外編ってことだろう。
261それも名無しだ:2007/11/27(火) 00:19:45 ID:e0EpQ22M
過疎ってるのでやってしまう
スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand(勝手)

プロローグ

 征界巨人セイカイオーはその隠された力で世界を照らし、世界に束の間の平和をもたらした。
しかし、その光が地球人類に新たな争いを運び込むことになろうとは、誰が想像できたろうか。
光は教えてしまったのだ。青く美しい惑星、地球の存在を、遠く離れた宇宙の邪悪な者たちに……。


 私が宇宙をさまよい始めて、どれくらい経つのだろうか。星を奪われ、友を、家族を奪われて……。
だが、それも遠からず終わる。私の、おそらくは星の最後の一人であろう生命は、間もなく燃え尽きようとしている。
最期を迎えるのがこんな、何も無い空間なのは嫌だ……あの光が見えたのは、そう思っていた矢先だった。
人の心そのもののような、優しい光。私は思わずその方向へ針路をとっていた。

我らが守護神バンパイオーよ、最後の頼みだ。私を、あの光のもとまで……。


第一話「合体寸前! 許容限界10秒前!!」
 宇宙からの侵略者リ・タイヤ!地球の危機に立ち上がったのはスーパーロボット、ゲンカイザーだった!


第二話「強襲・第二の侵略者! 立ち上がれ俺のテッケンオー!」
 リ・タイヤ軍の二点同時攻撃!?そうではない。一方は第二の侵略者、魔皇帝サタデスのものだった!
 ゲンカイザー一機では町を守りきることは出来ない……そのとき、第二のスーパーロボットが立ち上がった!
262それも名無しだ:2007/11/27(火) 00:21:59 ID:e0EpQ22M
第三話「限界vs鉄拳!炎のダブルパンチ!」

スーパーの煎餅・あられコーナー。

ヤブル「へへ、サラダ味サラダ味……っと」

道着の男「そういえば煎餅切らしてたな……。」

二人が並んで袋に手を伸ばす。ヤブルはサラダ、道着の男は草加せんべい。思わず互いに選んだものを見る。

道着の男「サラダ……フッ」

ヤブル「なっ……なんだてめえ!サラダをバカにしやがったなあ!?」

道着の男「バカになどしてねえ!ただ、女子供の喰うもんだと思っただけだ」

ヤブル「てめぇ……俺もじっちゃんもせんべいっつったらこいつなんだよおおおおっ!!」

道着の男「騒がしい奴だな。闘るなら……表へ出ようぜ。ここじゃ迷惑だ」

ヤブル「望むところだあああああっ!!」
263それも名無しだ:2007/11/27(火) 00:22:29 ID:e0EpQ22M

空き地。ヤブルと道着の男が殴りあって……はいなかった。ヤブルが一方的に殴りかかり、道着の男はただ、それをことごとくかわしている。

ヤブル「ゼェ、ゼェ……てめぇ!なんで攻撃してこねぇ!?」

道着の男「お前、素人だろう。なんの武道もやってねえ。そんな奴を殴るわけにはいかねえんだ。俺の拳はそんな事のためにあるんじゃないからな」

ヤブル「何をえらそーに!ブドウだがマスカットだか知らねえが、俺は!限界を超え続けてきた男だああああああああああ!!」

ヤブルのパンチが道着の男をかすめた!

道着の男「!?」

道着の男が構えた!

ヤブル「へっ!やっとやる気になったかよ!」

道着の男「面白え……相手になってやるぜ!」

ヤブル「うおおおおおおおおおおおっ!!」

道着の男「はぁぁぁぁっ……!」

しかしその後の展開は一方的なものだった。ヤブルのパンチはすべて空を切り、道着の男は確実に強烈な打撃を加えていく。

道着の男(こいつ、まだ倒れないのか……!?)

ヤブル「ハァ、ハァ……ヘッ、ヘヘッフッハハハハハ!!強えなお前!面白えぇぇぇえ!!!」

道着の男「っ!?」(俺が、気圧されただと!?)

バシッ!!
ヤブルのパンチが、道着の男の左頬を捉えた!不敵に笑うヤブル!だが。

道着の男「……セイッ!!!」

グゥワッシャァァァァァァァン!!!
次の瞬間、ヤブルの体は軽く10メートルほど飛んでいた。

道着の男「恐ろしい男だったぜ。まさか素人に本気にさせられるとは……ン?本気!?」

ヤブル「ヘヘ……またひとつ……限界を……超えた、ぜ」
ガクッ。

道着の男「おい、お前!大丈夫か!?しっかりしろ!」
264それも名無しだ:2007/11/27(火) 00:24:18 ID:e0EpQ22M

ヤブルが目を覚ますと、見知らぬ少女がヤブルの顔をのぞきこんでいた。

乙女「気が付かれましたか?」

ヤブル「ん……あんたは……?俺は、道着の奴とやり合って、それから……」

乙女「まったく、素人さん相手に本気を出すなんて!虹帯が泣くわよ!?」

少女が叱りつけている相手。あいつだ。

ヤブル「お前……」

テッケン「しょうがねえだろ。……手強かったんだから」

乙女「え?」

ヤブル「……ワリィ、何がどうなってんだ?」

乙女「あら、申し訳ございません。私は披露院乙女と申します。ここは私の家ですの。この拳児くんがあなたにひどい怪我をさせてしまったので、運びこんで手当てさせて頂いたのです」

ヤブル(お嬢様か?調子狂うぜ……)

乙女「しばらく安静にしていた方がよろしいですわ。ごゆっくりなさってください」

だが、その時。遠くに響く重低音とともに地面が揺れた!ヤブルの携帯が鳴る。

じいちゃん『ヤブル!お前せんべい買いにどこまで行っとるんじゃ。ウツノイドじゃ。すぐ戻れ!』

ヤブル「何だって!? よし、すぐ行くかんな、待っててくれよじいちゃん!」

テッケン「?お前まさか……ゲンカイザーの?」

ヤブル「そのまさかって奴だ!こうしちゃいれねえ!乙女さん、世話になったな!」

乙女「いけません!そんな体で!」

テッケン「そうだ。お前はここで休んでいろ」

ヤブル「ふざけんじゃねえ!俺がいかねえで誰が戦うんだよ!?」

テッケン「俺に決まってるだろうが!」

ヤブル「な、てめえケンカが強えくらいで調子に乗んな!ロボットでもなきゃ……?」

テッケン「……フン」

テッケンは走って部屋を出て行った。

ヤブル「あいつ、死ぬ気かよ!?」

乙女「いいえ、大丈夫です。拳児くんにもロボットがございますし、それに拳児くんは……世界に一人しかいない、虹帯の持ち主ですから!」

まもなく、ウツノイドに向け飛び出していく白い巨大ロボットの姿が披露院邸の縁台からも見えた。

ヤブル「あれは……この間敵が二匹出たとき、俺がいない方で闘ってた奴!」

乙女「はい。拳児くんは必ず勝ちます。だからどうか……あなたも彼を信じて」

ヤブル「……ち。わかった、よ」
265それも名無しだ:2007/11/27(火) 00:26:18 ID:e0EpQ22M

テッケンオーがウツノイドに立ち向かう!

テッケン「さあ!かかって来やがれ宇宙人野郎!!」

ギバップ「フハハ、来たと思えばゲンカイザーではないのか!地球のロボットなどにやられるのはサタデスの魔闘メカくらいのものよ!やれ、グチリオン!!」

ウツノイドがテッケンオーに迫る。だがテッケンオーは少しも怯まず、打撃を叩き込んでいく!

テッケン「なめんなって言ってんだ!宇宙人がよお!!」

ギバップ「ギ、ギバァァァァッ!?バカな、地球のロボットなどにぃぃぃぃ!?」


乙女「空手百段、柔道百段、合気道百段、その他もろもろ合わせて、黒帯をも超えた帯。それが虹帯です」

ヤブル「道理で、強ぇわけだぜ……」

乙女「本当に、申し訳ございませんでした。拳児くんがひどいことを……」

ヤブル「ま、いいってことよ。おかげでまた一つ限界が見られたからな」

乙女「限界?」

ヤブル「ああ、超えるべき限界さ。男なら、限界目指して当然だからな!」

きょとんとしていた乙女がふふっと笑った。
「実は、初めてなんですよ。拳児くんが『手強かった』なんて言ったのって。打たれても打たれても倒れないあなたに、精神的に追い詰められていたのかもしれませんわね」

ヤブル「へへ……ありゃ、なんだあ?もう一匹出やがった!」

ヤブル「二対一たァきたねえな!俺もいくぜぇ!!じいちゃん!!」

ヤブルが携帯をかけた!

じいちゃん『なんじゃヤブル、遅いから自動操縦でカイザーマシンをそっちへ送ったぞ』

ヤブル「ありがてえ!」

乙女「お待ちなさい!そんな体では無理です!」

ヤブルは頭に巻かれていた包帯をほどくと、自分の拳に巻きつけた。
「……あいつの強さは十分見せてもらった。だから、今度は俺が見せてやるぜ。俺の……限界ィィィィィ!!来いっ!カイィザァァァットッパァァァァァァァァァ!!!」

ビュン!
披露院邸の生垣を越えて、カイザートッパーが飛来した!ヤブルが飛び乗ると、すぐさま上昇していく!そして!

カイザートッパーが胸に!
カイザーハッサンが腕に!
カイザーリンカーが足に!

ヤブル「ゲェェェェェェェンカァァァァァイザァァァァァァァァァァァ!!!」

ゲンカイザーはテッケンオーの背中から魔闘メカを引きはがし、殴り飛ばした。

テッケン「何?出てきたのか!?」

ヤブル「おぉぉぉぅ!俺の意識は限界ギリギリだぜぇぇぇえ!!」
266それも名無しだ:2007/11/27(火) 00:27:48 ID:e0EpQ22M

リュウ「乙女さん!食事に行きましょう!」

リュウが突然花束を持って現れた。それ自体は、もはや珍しいことでもないのだが。

乙女「拳児くん達が必死に闘ってるっていうのに……私、人の痛みがわからない人は嫌いですわ!」

リュウ「ハハハ、気が合いますね。私もそういった輩は大嫌いです。どこのどいつですか?私が成敗して……」

乙女「あなた、あれを見て自分も闘わなくてはとか、感じませんの?」

リュウ「そんなもの、やりたい奴にやらせておけばいい。いかがです?夜景の見えるレストランでディナーでも……」

乙女「帰ってください」

リュウ「つれないなあ乙女さん。ロボットに乗って戦うのがそんなにいいんですか?」

乙女「あなたよりは、ずっと!」

リュウ「!」

乙女「あら?わかって頂けましたの?」

リュウ「……まさか、そんな野蛮なタイプがお好みだったとは……だが、そこがまたいい!惚れ直しましたよ乙女さん!
    見ていてください、次会うときは更にあなた好みの男になってきます。では、今日はこれで。ハハハハ!」

リュウが帰っていく。

乙女「わかってなさそう……」


テッケン「そろそろ終わらせるぞ、ゲンカイザー!!」

ヤブル「おうっ!!」

ゲンカイザーがテッケンオーに向け、魔闘メカを殴り飛ばす!

テッケン「せぇやぁぁぁぁぁぁっ!!」

テッケンオーはウツノイドを掴み、ゲンカイザーに向け投げ飛ばす!
空中で衝突するウツノイドと魔闘メカ。そこへ間髪いれず走りこむ二体!

テッケン「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ヤブル「ゲェェェェェンカァァァァァイッ、ケェェェェェェェェェェン!!!」

グシャァァッガァァァァァァン!!

ヤブル「限界……とぉぉっぱっ!!」

ギバップ「ひぃぃぃぃっ!?脱出!」

二つの拳のサンドイッチになり、ウツノイドと魔闘メカはひしゃげ、爆発した。
267それも名無しだ:2007/11/27(火) 00:29:28 ID:e0EpQ22M

二体のロボットは、夕陽に照らされて黄金色に輝いていた。

テッケン「まったく、大した奴だぜ。……俺は鉄野拳児。人にはテッケンと呼ばれてる」

テッケンオーが手を差し出した。その手を力強く握り返すゲンカイザー。

ヤブル「俺はヤブル。突破(つき やぶる)だ!」


リュウ「ああいうのがいいのか……もしもし、じいや?欲しい物があるんだけど……うん、腕のいいロボット技師を
    何人か、集めてくれない?……そう、それじゃよろしくね!」

???「ゲンカイザーにテッケンオー……こちらの調整はまだかかるが、これなら余裕綽々、か」


尽「ゲンカイザーとテッケンオーのおかげで、今回も事なきを得た、と」

新村「はい、この分ならこれからも、セイカイオーは使わずに済みそうです」

尽「それは助かりますけど、民間の少年に戦わせるなんて、本当は嫌なんですよね……」

ピピー、ピピー。尽の議員ブレスが鳴る。

尽「もしもし?ああ、宙。どうした?」

宙『実はな……日本に隕石が落ちてくる』

第三話 終


とりあえず次回(第五話)はある予定。
268それも名無しだ:2007/11/27(火) 17:45:35 ID:g263a7Fp
割り込み失礼
これはちょっとした思いつきみたいなものなので、おおまかな所しか考えてないけど…

「すあまのキモチ」
・ストーリー
舞台は、そう遠くない未来の日本。とある就職試験の面接会場で、ひとりの女性が自分の順番を
待っていた。
彼女こそが、主人公の「夢尾 素女(ゆめお もとめ)」である。
幼稚園の保母さんを目指す彼女は、職安を経由してここまでやって来たのだ。
しかし、彼女は何故かひとりだけ別の部屋へと案内された。不思議がる彼女を待ち構えて
いたのは、ひとりの初老の男性だった。
彼は日本政府が秘密裏に進めていた「日本防衛プロジェクト」の責任者・青野博士であった。
実は数年前、日本には宇宙人からと思われる地球侵略を宣誓する内容の電文が届いていた。
それに対抗するために、巨大ロボットとそれを管理・運営するための機関が試験的に
作られることとなったのだ。
青野博士は、政府関係者の権限を利用して彼女の個人情報を調査し、プロジェクトの
スタッフに引き入れようとしていたのである。

「頼む。君のような人がどうしても必要なんだ。研究所の……息子の世話を頼む!」

寝耳に水の話に戸惑う素女だったが、「貧乏で苦しむ実家に万全の保証をする」ことと、
「超広いバスルームを用意する」ことを条件に、住み込みで働くことを承諾したのだった。

・登場人物紹介
夢尾 素女(ゆめお もとめ)
20歳。通称‘すあま’。子供の頃から、経済的に楽ではない両親を支えるために家事などを
手伝っていた。
控えめで心優しく、献身的な性格だが、芯が強く自分の信念には強い自信を持っている。
中学時代は園芸部、高校時代は合唱部。最終学歴は某私立短大卒。弟がひとりいる。

青野 星児(あおの せいじ)
17歳。素女を引き入れた青野博士の息子で、日本防衛のためのロボットのパイロットである。
正義と情熱に燃える熱血漢だが、要は「乱暴者」であり、大雑把で細かいことを気にしない。
だが根は素直であり、絆や信頼を重んずる一面も併せ持っている。

‘かんたんな仕事だから’と言われて来たものの、雑務はおろかサポート・ロボットにまで
乗せられるはめになって…
果たして、素女はこれらをこなし、星児とうまくやってゆくことが出来るのだろうか?
269それも名無しだ:2007/11/29(木) 16:31:47 ID:2h9/ivg9
12月2日はゲンカイザー二周年
270それも名無しだ:2007/11/29(木) 16:50:35 ID:pGebfOMS
アーリークラスター

骨董品な武器の塊
あとは知らん
271それも名無しだ:2007/11/29(木) 17:02:44 ID:3dy7wlj7
過去スレであがった画像とかってどっかにあるのかな?
初代スレ以来に来たら面白そうなのが多くて驚いた
272それも名無しだ:2007/12/01(土) 07:34:14 ID:PLPrbklq
やぶるカコイイよやぶる。

しかしあれだ、テッケンはあくまで良い脇役キャラで一作品の主役っぽくないな。
いや、単品で出ない気がするんで関係ないけど。
273それも名無しだ:2007/12/01(土) 08:56:43 ID:Y+0ksXMd
わ〜いレスついた。

テッケンは設定では短期で暴走しがちな熱血漢らしいんだけど、それだと破と丸かぶりだし、
高レベルの武闘家なら精神も鍛えていてほしい、ということで少し落ち着いた感じに。
原作(ないけど)とは性格が違うとお考えください。
274それも名無しだ:2007/12/02(日) 19:57:54 ID:kxil6+ZM
悪役だけ

世界黒十字結社
医療と病害をコントロールする事で人類を操る集団。
ペストもエイズも彼等の兵器だったのだ!
・マドクター
十数世紀にも渡り結社を支配する医皇。
バイオの力で生み出したバイオ機獣を作り出す。

株式会社KANEMITU
金融や高度な技術力で急成長した多国籍企業。
その特出した技術の裏には宇宙人の影も…。
・金満 剣造
室町時代から続く大工金満組の36代目だが今やその面影は無い。
エレクトロニクスを駆使したマシン兵器を用いる。

英傑百八衆
世界最強を自負する百八人の魔人衆。
己の強さへの執着により人外の体を得る。
・マスターブドー
百八衆の頂点を極めし拳神。
我こそと野心に燃える百七将も唯一彼にだけは従う。

ギルド
犯罪者達の情報交換や福利厚生を目的とした集団。
個々の繋がりは無く賞金などの利益によって動く。
・デザイア
ギルドを統括する女帝。
右目には男を木偶にする魔力がある。

カオス正教
世界最大の宗教団体の真の姿。
数多の宗教戦争を起こしてきた。
・法皇ケイオス
絶対神カオスの地上代行者。
絶対神の楽園を作るべく幻獣を操る。
275それも名無しだ:2007/12/03(月) 00:26:55 ID:H6lCAFU0
どちらかと言うと特撮とかそっち系っぽいな。
276それも名無しだ:2007/12/03(月) 05:32:33 ID:0lSnHMpH
>>261
乙。
クロスオーバー物は見ていて楽しいから、楽しみにしてるよ。
隕石の正体が気になるな。

>>268
主人公の名前は嫌いじゃないな。
女性主人公のスーパー系ってあんまり見た事ないから(少なくとも自分は)新鮮だ。

>>270
骨董品VSハイテクみたいなの想像した

>>274
>>275と被るけど、敵側だけみると特撮っぽいね。
主人公側も期待してるよ。
277本当はお蔵入りさせるつもりだった:2007/12/03(月) 21:10:52 ID:skwJGqjJ
第二話「血と汗と涙」

 川に俺の血が流れこんで、鉱人ソーディムが生まれた。爺さんが言うには、俺の血中のナノマシンが
水中のミネラルを結晶化させて鉱人ができるんだと。で、後で爺さんとモメた。

「爺さんあんた、ぶつかっていけって言ったよな?その後でただの準備だって、言ったよな?」

「う、うん……どうだったかのぉ?」

「俺はただ川に血を流すだけのために敵に突っ込んで撲殺されそうになったと、こういうことだよな?」

「う、うん……そうだった、かも……」

「それが一人しかいない戦士にさせる戦い方なんですかぁ?」

「一人?君、それは違……ム?」

またひとりでにTVが点いた。
『大変です!怪獣です!怪獣が現れました!』

「怪獣だぁ?」

TVが10階建てくらいのビルの屋上を映す。その陰には、確かに怪獣……巨大なピュアハンターが映っている!

「な、何だよ爺さん!でけえぞ!?」

「やはりな。先日のはただの小手調べ。これが本来のピュアハンターなんだ……!」

「ば、バッキャロウ!ソーディムであんなの倒せるわけねえぞ!どうやって戦うんだよ!?」

「それなんだがな……うむ、いい時間だ。とにかく行こう」

「イヤだ。俺死にたくないよ!」

「大丈夫。私が死なせん。必ず勝てる!」

「……」


 さあ、怪獣の近くまでやってきた俺たち。で、どうする?

「とりあえず血を流せ」

「やだよ。痛いもん」

ボゴッ!爺さんに顔面殴られた。

「いってぇ……あ、鼻血……」

「よし、水場にレッツゴー!」

爺さん、いやクソジジイが俺の襟首をつかんで走り出す。この野郎、ソーディムにはまずてめえを殴らせてやる。

「うわっぷブクブクブク……」
ジジイは持参した洗面器に水をためると、俺の顔を押さえつけた。俺はもがく。もがく。
やべえ、敵より前にこのジジイに殺される!と、思ったあたりで頭を押さえる手は放された。
目の前にはもうソーディムがいる。

「うむ、成功だ!さあ、反撃開始だぞ!」

「……おう」

ジジイの体が宙に舞った。

「おし、恨みも晴らしたし、いけソーディム!」

ソーディムが果敢にも怪獣に向かって突っ走っていく。まったく頼もしいぜ!

ペシャ。

「ソ、ソーディムゥゥゥゥゥゥッ!」

ソーディムは踏み潰されて溶けてしまった!

「じ、爺さん起きろ!想像通りの展開になっちまったぞ!?」

「むぅぅ……とりあえずもう一体作り直して待つんだ。そろそろ来るはずだから」

「何が来るってんだよぉぉぉっ!?」

「フン、一人じゃ何も出来ない腰抜けか」

「言い換えれば、私達が来たからにはもう大丈夫、ってことね」

「だ、誰だお前ら!?」

そこに現れたのは、見るからに暑苦しいアゴの割れたデブと……おお、もう一人は金髪碧眼の美少女だ!

「イワン・ボルビック」

「私はクリス・エビアン」

「おお来てくれたか!ささ、挨拶はいいから早く鉱人を」

「了解でさ!おおおおおおっ!!」

そう言うとイワンとかいうデブは突然筋トレを始めた。一方美少女はといえば……いきなり泣き出した!?

「な、な、何だこいつら!?」

「彼らは君と同じ、ナノマシン被験者の子供達だ。彼らの媒介はそれぞれ、汗と涙」

「そうか、それで筋トレしたり泣いたり……ってそれじゃ何で俺だけ血を流さなきゃなんないんだよ!」

「安心したまえ、体液に近い分だけソーディムは他の二体より強めだから」

アバウトな表現。っていうかそれあんまりフォローになってないし。と、そうこうしてる間に。

「博士、できました」

「こちらも、カルシオン結晶完了です」

ソーディムとは違う、二体の鉱人が生まれていた。
279それも名無しだ:2007/12/03(月) 21:13:35 ID:skwJGqjJ
「よし、鉱人戦隊、突撃だ!」

「おうっし、いけ!マグナイト!」

作り直したソーディムと合わせ、三体の鉱人が怪獣に向かって突っ走っていく。頼もしいぜ……って。

ペシャ。

あ、やっぱり。

「どうすんだよ爺さん!数が増えたってしょうがねえよ!」

「う〜む、やはりな……それでは三人、ちょっと集まって。うん、そうそう、ひとかたまりに。……どっせい!」

ザッパーン!

ジジイは俺たちに、いきなり水をぶっかけやがったのだった。

「な・に・し・や・が・ん・だこのクソジジイ!!」

俺はジジイの襟首を掴まえて問い詰めた。しかしこのジジイとぼけたもんで。

「……なんだ、おかしいと思ったら流くん、鼻血が止まっとるじゃないか。」

俺は身の危険を感じて跳びすさった。また殴られちゃかなわない。

「何をおびえておるのだ……クリスくんを見たまえ」

「なに……ってうお!?」

美少女の服が透けてる!そこでようやく事態に気付いた美少女が胸を押さえるが、もう目に焼き付けちまったもんね!……

とろーり。

「あ、また鼻血……」

「よぉし揃った!リ・クリスタライズだ!」

「今度は何だ……うおおっ!?」

俺とデブと美少女と、足元の水溜りが集まって盛り上がっていく!?町並みがぐんぐん下に遠ざかっていって、止まったときには怪獣と目が合う高さだった。

「何だこりゃぁぁぁぁ!?」

「君たち三人のナノマシンを合わせて生まれた、まさに血と汗と涙の結晶!名付けて超硬水、クリスタルガイザーだ!」

「巨大ロボットォ?」

「ヘン、まったく何も知らねえんだな、お前」

「なに?てめえ、そういうキャラが許されんのは二枚目だけだぞ!?」

「なら何の問題もねえじゃねえか」

「この野郎世の中なめてんのか……」

「いいかげんにしなさい!むこうも本気になったみたいよ!」

「うるせええええ!こいつの弱点はもうわかってんだよおおおお!!」
280それも名無しだ:2007/12/03(月) 21:14:26 ID:skwJGqjJ
クリスタルガイザーも俺の考えたとおりに動くみたいだ!殴れ殴れ殴れェ!

「お、おい!腕溶けてるぞ!?」

「構わねえ!」

バシャン!バシャン!バシャン!

「何なのこの人……あら?イワン見て。ピュアハンターが、崩れてくわ!」

「そうさ!こいつと鉱人は、対消滅するんだ!」

「なるほどな、伊達に一足先に実戦を経験してたわけじゃねえんだ……て、おい。対消滅、って言ったか?」

「それがどうした!?」

「私たち、クリスタルガイザーの中にいるんだけど……消えちゃうわけ?」

「あ」

とっさにパンチを止めたが、それがとどめの一撃になっちまった。

ザバァァァァァ!!

座席も足場も水になって、俺たちは――

「落ちるぅぅぅぅ――っ!!?」

やべえ、勝ったのに、死ぬ――

「そうだ、この水!二人とも、いま俺たちの周りにある水!クリスタルガイザーが溶けた、ミネラルたっぷりのはずだ!こっから鉱人を……!」

「そ、そうか!」

「死にたくない……!」

恐怖の涙と冷や汗から、鉱人が生まれる!で、俺は……

「血が、出ねえ―――――――っ!!?」

「ナガル、こっちへ……!」

カルシオンに抱えられたクリスが、手を差し伸べてくれる。助かっ……うおっ!?
透けた服を隠す余裕も無いらしいうえ、位置的にスカートの中まで丸見えだ!

ぶおっ!

「すげえ……鼻血って、こんな勢いで出るもんなのか……」

よく覚えてないが、このあと俺はソーディムに助けられたらしい。
281今度こそ次は無い:2007/12/03(月) 21:15:19 ID:skwJGqjJ
「いやあ、よくやったよ諸君。大したもんだ」

「フ、まあ当然です」

「何言ってやがる。お前は基本的に来ただけじゃねえか。なあクリス?」

「こっち見ないで」

「とにかく、君達にならできるかもしれん。いや、きっとできる!」

「当たり前だぜ!これからも俺達が人類の、地球の水を守ってみせる!」

超硬水クリスタルガイザー 終 ご愛読ありがとうございました!
282268:2007/12/03(月) 21:40:18 ID:vdjVXmQE
おお、クリスタルガイザーが出てきたw
昔コメントしようと思って、間違ってメール欄じゃない箇所に「sage」と
書いてしまったのも懐かしい思い出

>>276
レスThx
これは、和菓子の素甘を食いながら「マジンガーZ」を観ていたときに
「もし、マジンガーの主人公が兜甲児じゃなくて弓さやかだったら
どうなるんだろう?」とふと思いついて作ったという結構安直な代物デスw
もしストーリーをつけるとしたら、一人の女性の視点による「強さだけが
すべてじゃない」というメッセージを伝えられるような話にしたいですね
そのうち、ロボットの設定も固めようと思っていマス
283それも名無しだ:2007/12/03(月) 23:23:40 ID:2waFfQSN
初投稿
ストーリー(イントロ)だけ

科学や魔術やら等が発達し文明を築いていくようになった時代
魔法少女やらロボットやら
いろんなものが普通に闊歩するようになった街が当たり前の光景
そんなわけであらゆる問題により
何かの抗争やら珍走団やらで道を通る事が困難となることもあるがざらになってゆく
僻地の街でも例外ではなかった…
284154:2007/12/04(火) 01:48:54 ID:G5JmwkYA
うぉおお…一日2時間睡眠の毎日… orz
予定より大幅に遅れまくってます (つД`)
またお茶濁しになりますが、とりあえず第一章の一部を公開。
むかーし作ってたHPの跡地がまだ残ってたのでそこにあげました。これでケータイからも読めるかな?かな?
http://gemant.hp.infoseek.co.jp/ga_gekijou_000.txt
まだロボットは出てきませんがね orz
久しぶりに文章書いたので日本語が不自由ですが、多めに見てやってください (´・ω・)
俺、文章力落ちたなぁ…
>>259
本編はあらすじ羅列だったので、劇場版はこんな風にちゃんと文章にしてますw
>>260
どっちかっていうと完結編…かな?
この先をお楽しみに…
285それも名無しだ:2007/12/04(火) 06:44:35 ID:N4X3an7+
気づいたら一ヶ月も経ってた。

>>228の続きです。
ttp://sky.geocities.jp/kakunohi/burasutoron/EP3.html
過去のもここにまとめてみたのでよければどうぞ。
286それも名無しだ:2007/12/04(火) 09:32:01 ID:3c2TVJ1l
>>285



1ヶ月も経ってたか・・・
ごめんなさい冬休みまでかけそうもない俺みたいのもいます・・・orz
もう4ヶ月かぁ…そろそろ書き上げないとまずいかな…構図はほぼ完成してるんだけど
287それも名無しだ:2007/12/04(火) 19:14:46 ID:IzsDBWS2
>>282
すあまを食いながらマジンガーZ……あまりのそのままさにワロタw
288274:2007/12/05(水) 22:10:25 ID:bhi8kzQt
主人公とタイトルな

鉄拳聖砕ブライオン
主人公 鈴木(仮名)←仮名までが名前
英傑百八衆が内、百七将の中でも最も拳神に近いと謳われたマスターハンドと呼ばれる
五人の拳豪の一人で棲都零斗(ストレート)拳の達人。
日本の古いアニメを見て愛こそ最強の力だと目覚め来日を決意し百八衆を抜ける。
組織を抜ける事は死を意味し、百八衆やギルドのメンバーから次々と刺客が送り込まれ
るので在った。
迫り来る敵に敢然と立ち向かう鈴木(仮名)、お前のせいで窮地に巻き込まれる日本を
守り抜くのだ!!

鈴木(仮名)は拳身する事で棲都零斗拳バイオーへ変身する事が出来る。
その拳は30_の鉄板に穴を空け、その速さは百分の一秒の世界を征く。
但し、愛故に最終形態(所謂巨大化)になれなくなってしまった。

ブライオン
全長50m、重量1万tのハイパーロボ。
最終形態化出来なくなった鈴木(仮名)がローンを組んで開発させたメカ。
KANEMITUの変態技術陣による職人芸が冴えるメカニックは同世代メカを凌駕し
特撮やアニメへの夢と愛が詰め込まれている。
その力は東京都庁ビルを片手で軽々と持ち上げ、そのスピードはジェット機を
0.00001秒で追い抜く。
拳を飛ばすジェットナックル
背中の翼を飛ばすジャンボブーメラン
腹部のアトミックミサイル
指先にはレーザーマシンガン
耳元のアンテナからは2億ボルトの電撃技、グレートサンダー
膝から飛び出すドリルはキックにも使えるミサイル
と全身に必殺兵器を搭載している。

最強の必殺武器フォースハリ扇による必殺技、棲都零斗流奥義怒突倒しは
その一撃で丹沢を山脈諸共消し去れると言われている。
但し、このロボットはローン完済までは実力の30%の力しか発揮出来ない。
289それも名無しだ:2007/12/05(水) 23:17:15 ID:uCrvTYCu
おお、ネタとマジのバランスがいいぞ!ただ主人公の名前だけはなんとかならんか
290それも名無しだ:2007/12/08(土) 17:07:44 ID:LHzqMA3Q
スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand

第四話「関係なくない!」

 四方を山に囲まれた町、治水市。星を見ていた小森抜人(こもりばっと)は山に落ちる流星(※前述の隕石)
を目撃した。翌朝早起きして山に入った抜人は、そこで一体の巨大ロボットと、ひとりの老人と出会う。

爆音。

そして抜人の見たものは、廃墟と化した町と、失われた日常だった……。

291それも名無しだ:2007/12/08(土) 17:08:38 ID:LHzqMA3Q
第五話「吸血機討伐」

バンパイオーは山中に降り立つと崖に寄り添い、その体をマントで包み込んだ。マントは見る間に崖そっくりに変質し、それとわからなくなった。

抜人「何にでもなるんだな、このマント」

どうでもいいことでも口に出していなければ、消えてなくなってしまいそうだった。

抜人「日が暮れる……戻るか、町に」

口に出しても虚しいだけだった。戻る町などすでに無い。

抜人「くそ。何だってんだよ……なんで、なんで……」


ジリリリリリリン。

ダン「はい、こちらゲンカイザー秘密基地……は?おいあんた、イタズラならもう少しリアリティを……え、まさか本当、で、ありますか!?」

益子「誰かしら?奥さん……じゃなさそうだけど」

ダン「はっ!ではそのように伝えておきます!それでは、失礼いたします!」

ヤブル「誰だったんだ?」

ダン「聞いて驚け。……内閣総理大臣だ」


益子「治水市。先日4体の異星人ロボットにより、壊滅した町よ。死者は10万人を超えるとか……」

移動中のゲンカイザーへ、併走するジープから通信が入る。

ヤブル「益子さん、俺を馬鹿だと思ってるだろ?それぐらい知ってるぜ!」

ダン「ま、馬鹿なのは事実だがな!」

ヤブル「お前もな、ダン!」

ダン・ヤブル「ハハハハハハハ!」

益子「……その後、仲間割れか何かで4体中3体は大破。残る1体は姿を消したわ。それ――コードネーム『吸血機』を探すのが民荷首相からの依頼よ。」

ヤブル「で、なんであんたらまで付いて来るんだ?」

ダン「そりゃお前を一人で総司令殿に会わせるなんて心配だからな」

ヤブル「総司令?そんなのも来るのか」

ダン「ハハハ、自衛隊の総司令官は総理大臣なんだよ!知らなかっただろう!」

益子(司令を会わせるのも十分心配だけど)「そろそろ着きますよ」
292それも名無しだ:2007/12/08(土) 17:09:24 ID:LHzqMA3Q

治水市。救助隊に混じって一足先に現地入りした尽たちが見たものは、瓦礫、そして凄惨な姿の死体の山だった。吐き気をこらえながら町の入り口まで戻ってきた一行。

尽「う、うう……」

新村「大丈夫ですか総理?」

尽「大丈夫です。新村さんこそ、顔色が……」

新村「あの状況を見て平気でいられる人間なんていませんよ。しかし、やはり私が同行で良かった。垂木さんにはとても見せられません」

尽「まったくです……ん、この音は」

ガションガションガション。

ダン「おお、これは民荷首相みずから。不肖赤井男、ここに参上いたしましたぞぉーっ!」

尽「あなたが赤井男司令ですね。こちらが伝益子さん。そして……」

ヤブル「この俺がぁぁぁぁぁ!突破だぁぁぁぁぁっ!!」

スピーカーから、ヤブルのシャウトが廃墟に響く。

益子「うるさ……ヤブル君、無闇に叫ばないで!」

その後から現れる白い巨大ロボ。

ヤブル「テッケンオー?テッケンも呼ばれたのか」

テッケン「なんだ、ヤブルもか。政府に協力なんて柄じゃないが、大の男に頭下げられちゃ仕方ねえ」

尽「そう、異星人の脅威に立ち向かうロボット二体に、ここへ集まってもらった。それくらい危険な相手だと判断してね。とにかく、一度降りてきてくれないか。ちゃんと挨拶がしたいんだ。」
293それも名無しだ:2007/12/08(土) 17:10:15 ID:LHzqMA3Q

テッケン(こいつがあのセイカイオーの民荷尽か……どう見ても普通の兄ちゃんだぜ)

そのくせ秘書やらSPやら記者やら、ぞろぞろと引き連れている。弱いくせに偉そうな人間が、テッケンは嫌いだ。

尽「初めまして、民荷尽です。君達の活躍には、本当に感謝している。本当はきちんとした席に招いて会いたかったんだけどね。」

尽が手を差し出すと、テッケンはそれを思い切り握りしめた。

尽「ててててっ!……さすが、強いんだな。鉄野拳児くん。」

テッケン「フン。気にしなくていいぜ。俺はかしこまった席なんか大嫌いだからな。それより少し町の様子を見させてもらうぞ。宇宙人のしでかした事ってのを知っておきたい。」

テッケンが廃墟に向かって歩き出そうとした瞬間。

尽「ダメだ、見るなっっ!!」

ビクッ!突然の怒声にさすがのテッケンも足を止めた。

尽「あ……大きな声を出してすまない。ただ、この先は見ないほうがいい。」

テッケン「……相当ひでえことになってるってのは、あんたの青い顔見りゃわかるさ。それとも、学生には刺激が強すぎるとでも言いたいのかよ、政治家先生?」

新村「きみ、失礼にも程が……!」

尽「待ってください、新村さん。そんなんじゃないよ……本当はね、鉄野くん。見ないであげて欲しいんだ。上手く言えないけど、あんな姿はみんな……たぶん、見られたくないと思うから。」

そう語る尽には、先程の印象からは想像できない異様な迫力があった。

テッケン(これが、この男の強さってわけか)「……わかった。悪かったよ。それから、俺のことはテッケンでいいぜ。……?おい、ヤブルどうした?」

ヤブル「わかんねえ……なんか、総理に怒鳴られたら、ブルっちまった」

尽「あ、ごめん!大丈夫?」

テッケン「なんだ、案外だらしねえんだな。こんな優男に怒鳴られたくらいで」

尽「優男はひどいなあ、テッケン君?」

テッケン「誰が見たって、優男だろうよ」

ヤブル(何だ……ずっと昔、おんなじように怒鳴られた気がする。じいちゃんか?
何があったときだっけ……)
294それも名無しだ:2007/12/08(土) 17:11:00 ID:LHzqMA3Q

抜人「ゲンカイザーにテッケンオー……来てくれたんだ……これで、助かる!」

救助隊員「ん?そこに誰かいるのか?無事ですかぁ!?」

抜人「あ、はい!俺、偶然山に入ってて……!?」

ヒュ――――ドズゥゥゥゥン!!

突然巨大な物体が空から落ちてきて、抜人を見下ろしていた。その足元に目を戻すと、救助隊員は血溜りになっている。

抜人「あ……何だよ、またかよ……もう、いやだ……助けてくれよ……」

ヤブル「てぇりゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

ドグォォォォォォン!

ゲンカイザーの跳び蹴りが決まり、巨大なものは吹き飛ばされた。

ヤブル「おい、そこの奴!走れるか!?すぐ逃げろ!」

抜人「あ、ありがと……うぅっ!?」

頭が痛み、声が響く。
(ワガ敵……滅ボセ……ワガ敵……)

抜人「何なんだよっ!?せっかく助かったんだ……逃げたっていいだろ!?」

耳を塞ぎながら喚く抜人。しかし声は直接頭の中に響いてくる。
(ワガ敵……滅ボセ……ワガ敵……)

ヤブル「大丈夫かあいつ……?」


テッケンオーを起動させながらテッケンは尽に問う。
「あんたは戦わねえのか?総理」

尽「僕は……」

テッケン「フン、すまねえ、悪い冗談だったな。あんたにはあんたの戦いがある。俺にもわかったよ。だから、早く逃げろ」

尽「……すまない!」


ふらふらとバンパイオーのところまで戻ってきた抜人。
「くそっ……なんで俺がやらなきゃ駄目なんだよ。あの二機だけで、十分じゃないかよ!」

毒づきながらもコクピットに乗り込むと、首筋に針が刺しこまれる。

抜人「痛ぇ……やってやるから、頭の中で喚くのをやめろ!」

岩肌に擬態していたマントが元の形に戻り、バンパイオーは廃墟に向かって飛翔した。
295それも名無しだ:2007/12/08(土) 17:11:31 ID:LHzqMA3Q

テッケン「くそ!思ったよりしぶとい奴らだぜ!」

ヤブル「GENKAITOPPA!ゲェェェェンカァァァァァイケェェェェェェェェン!!」

限界拳が一体のフランケイナーを吹き飛ばす!

ヤブル「へっ、なんてことねぇぜ!」

ダン「ヤブル、敵の数が多い。ペース配分してかねぇとヤバいぞ」

ヤブル「何言ってやがる!こんなの限界のうちに入ら……あ?どうしたゲンカイザー?」

ヒニョヒニョヒニョ〜

ヤブル「あああ!エネルギーが、エネルギーが無ええええええええ!?」

ダン「言わんこっちゃ無ええええええっ!」

益子「司令、少し黙って!ヤブルくん、テッケンくん、南西の山からアンノウンが接近しています!」

尽「何ですって?まさか……」

益子「映像きます。……吸血機です!」


抜人「うおおおおっ!ブラッディブレードッ!」

バンパイオーがフランケイナーの一体に斬りかかる。しかし、目立ったダメージは与えられない。

抜人「くそっ、貧血でクラクラする……」

(ナラバ、吸エバイイ)
また頭に声が響く。見れば、バンパイオーの左手から爪が伸び、刃のように光っている。

抜人「こいつで、敵の血を吸えるのか……こうか!?」

爪を敵に突き刺す。フランケイナーはビクンと震えた。

抜人「よこせ……!」

シュゥゥゥゥゥゥッ……

フランケイナーは見る間に弱り、やがて倒れると灰になってしまった。
一方、抜人は高揚していた。

抜人「フ、フフ……こいつなら、いける!」

(コノ霊気……血ハ、モウイラヌ)

抜人「何?何をしようとしている!?」

(カカカカカ……)

抜人の頭に、不気味な笑い声が響いていた。
296それも名無しだ:2007/12/08(土) 17:12:28 ID:LHzqMA3Q

ヤブル「なんとか動けるようになったぜ……」

テッケン「総理さんよ、このコウモリ野郎俺たちのこと眼中にねえぜ?」

尽「ああ。仲間割れというより……もともと敵同士なのか?伝さん、通信を試してもらえますか?」

益子「やっていますが、応答はありません」

ヤブル「おい見ろ、何だありゃ!?」

吸血機の胸の肋骨状の装飾がバクンと開き、そこに光が集まり始めた。


抜人「通信機……どれだよ!?」

何かは知らないが、何かとんでもないことをしようとしている。抜人はゲンカイザーたちに警告を
与えようとしたが、そもそもバンパイオーにそんな物は無かった。

(カカカカカ……)

抜人「何がおかしいんだ……ぅっ!?何だ、これぇ!?」

頭の中に数え切れないほどの叫び声が響く。そしてそのどれもが、苦しみを訴えていた。
痛い。苦しい。熱い。助けてくれ。

抜人「何だよ、やめろ、うるさい黙れ!人の頭の中に、いったい何人……」

それが昨日ここで死んだ人達の声なのだと気付く前に、抜人は泡を吹いて気絶した。


カカカカカ……!

吸血機は不気味な笑い声を上げ、開いた胸から閃光を放った!

テッケン「な……これは!?ヤブルゥッ、伏せろォッ!!」

ヤブル「おおおおおぅあああっ!?」

ゴァァァァァアアアアアア!!

強大な破壊力をもった閃光が、視界を塗りつぶす。瓦礫が吹き上がり、塵と消えていく。
フランケイナーたちが、なすすべもなく消滅していく。
その場にいた誰も知る由も無いが、これが周囲の死霊をエネルギーとするバンパイオーの
半実体半霊体エネルギー弾、ファントムカノンであった。

尽「テッケンくん!ヤブルくぅぅぅぅぅん!!」 
297それも名無しだ:2007/12/08(土) 17:13:03 ID:LHzqMA3Q

光が消え、視界が元に戻ると、そこにあったはずの廃墟はなかった。

ダン「何だ……何にも無え……!?」

尽「そんな……ヤブルくん!テッケンくん!?」

益子「総理、大丈夫です。二人の反応は、地面の中から」

テッケン「……ああ、とっさに物陰に伏せたら、埋まっちまった」

ヤブル「死ぬかと思ったぜ……」

テッケンオーとゲンカイザーが地面から這い出してくる。

尽「よかった……そうだ、吸血機は?」

益子「反応ありません。今のどさくさに逃げたものかと」

尽「そうですか……。吸血機には、ゲンカイザーたちを攻撃してくる様子はなかった。敵じゃ、ないのかも」

ダン「しかし、味方とも思えませんな」

テッケン「そうだぜ。俺たちが殺されかけたのは事実なんだからな!」

尽「わかってる。しかし吸血機……いったい、何者なんだ……?」

廃墟すらなくなった荒野に、吹き渡る風は冷たかった。

第5話 終
298それも名無しだ:2007/12/10(月) 18:34:16 ID:XTimhUzh
白金の魂霊機

世界を破滅へと落としめるほどの最終兵器『ガジェメント』
世界を管理する裏政府『タカマガハラ』により保管されていたソレが、
何者かの手によって奪取されてしまった!
ならばと『タカマガハラ』が講じた手は、
『ガジェメント』を使用出来る者を保護することだった!
かくして!
ドスケベ高校生『大上 武(おおがみ たける)』のもとに、
堅物女子高生にして護衛者『天野 明(あまの あける)』が送り込まれた!
すべては世界を守るためにっ!


魂霊機『クサナギ』
天野 明の駆る巨大人型ロボ。
パイロットは極力的に女性限定でありながら武骨な機体デザインであり、スペックも高く、
大抵の攻撃をはじき、敵を両断する。
腰に帯びた二本の刀と、
背負った一振りの大太刀を主要武器とする。

大上 武
高校生のオス。
ドスケベであること意外はいたって平均的な高校生のオス。
運動も勉強も、いたって普通な高校生のオス。
しかし『やる』と決めたことは最後までやり通す高校生のオス。
ソレは基本的にエロい方向に働く高校生のオス。
あと、高校生のオス。

天野 明
女子高生。
幼い頃から『タカマガハラ』内で特殊な教育を受けていたため、
年の割には落ち着いており、規律にうるさい女子高生。
よって、我欲に従い暴走しがちな武は最も嫌いなタイプな女子高生。
『クサナギ』のパイロットであることに不満はないが、
護衛対象には不満が溢れている女子高生。
あと、女子高生。
299それも名無しだ:2007/12/12(水) 06:20:49 ID:uBXJm7uy
>>277-281
今更ながら、読みきりマンガ的に読ませてもらった
ソーディムが踏まれるところと鼻血ブーに吹いた
ありがとう
300それも名無しだ:2007/12/12(水) 07:36:29 ID:RcU5vFhM
あ、ありがとうだなんてそんな。こちらこそありがとうございます。

流にどうやって血を流させるかで詰まって放置したたんですが、博士に殴られるという強引な展開にしたら
後はなんかスイスイ書けたので貼らせて頂きました。
301それも名無しだ:2007/12/12(水) 13:59:29 ID:Dgoxhhs1
浅野忠信主演のケータイドラマ「きまぐれロボット」 24日から配信
http://news.ameba.jp/entertainment/2007/12/9349.html
302それも名無しだ:2007/12/12(水) 22:41:30 ID:NUSLxqBr
>>268
女性型サポートロボのパイロット目線って新鮮ですね。
ぜひ設定やストーリーを見せてください。
303それも名無しだ:2007/12/12(水) 23:53:45 ID:/lmxHCQP
その日、僕を除いて人類は死滅しました。
みんな僕を残して消えてしまいました。
見たことない動物はいます。植物もいます。でも人間は僕一人しかいません。
わるいゆめみたいですが醒めません。
ふと、目に巨大なロボットが映りました。
山のように大きい、人間に近い姿のロボです。
そしたら空から、同じくらい大きな化け物が降りてきました。ロボットにも生き物にもみえます。
そいつらは、見る見るうちに山を食べ、空を食べ、海を食べ、生き物を殺していきます。
気づいたらロボットの中にいました。
ロボットの中にはコンピュータがあって、それが僕に話しかけてきました。
ガイアという名前でした。ロボットを操作して、空からきたやつらを殺してくれといわれたので、
そうすることにしました。
なんでこんなことになったのか、なんでこんなことをしなければいけないのか、
これからどうなってしまうのか。まるでわかりませんが、
一人はとても寂しいので、戦うことにしました。

菊池 連 
主人公。第4次世界大戦中、なぞの昏睡状態となり、そのまま目が覚めると世界が変わってしまっていた。
人間という種が自分を除いておらず、空から侵略者のようなものが地上を襲う、人間の文明がかすれている世界で、
人工のものとみられる巨大ロボットに取り込まれ、化け物たちと戦うことになる。

ガイア
連が目覚めた場所の近くに安置されていた巨大な人型ロボ。連のしっている西暦2100年ではありえない
技術を集結されているとみられる。ガイアというAIが内部にあり、人間によって操作できる戦闘兵器。
再生・成長機能をも持ちえている高文明兵器。

侵略者
空から降ってくる、巨大な化け物。生命体にも、人工物にも見える。知能があり、地上のモノ、有機物・無機物、
大きさ問わずに捕食する。さまざまな種類・生態がある。

グル・タ・ネカ
地球の北極地点と思われる場所にあった研究施設のコンピュータ。
現在の地球に関するすべての情報をもつ。ここで連はすべての真相をしる。
304それも名無しだ:2007/12/13(木) 19:26:30 ID:C1LC/81h
マトリックス系の話だろうか
ちょっと興味湧く
305それも名無しだ:2007/12/13(木) 21:25:09 ID:BSODq0dI
あらすじ?が何となく20世紀少年っぽいな。
306それも名無しだ:2007/12/17(月) 01:20:42 ID:thWaF1lA
保守

307それも名無しだ:2007/12/17(月) 20:40:50 ID:2APIX0Am
中間試験終わった(複数の意味で)……。
こんばんわ、陰陽式機伝の作者です。

其の四前半「“地”の三位式機」が異常に長くなりつつあるのですが
そろそろtxt形式でうpろだにあげた方が良いでしょうか?
分割して投下、という手もあることはあるのですが。
ご意見求む。
308それも名無しだ:2007/12/17(月) 21:10:57 ID:s5x7h9W/
個人的にはアップローダにあげると既にここのロボじゃない感じがするので分割してでも直接投下してほしいです
309それも名無しだ:2007/12/17(月) 23:39:22 ID:bDM6dk4C
>>307
大丈夫だ。男は最終的に熱ければいい。そうだ、ただ熱ければいいんだ!
310それも名無しだ:2007/12/18(火) 02:01:27 ID:PWCCvC3r
でも前にスレに直接投下したら長いって起こられてた人いたぞ。
311それも名無しだ:2007/12/18(火) 02:27:29 ID:L8eNrPjz
俺だな><
プロローグそのまんま乗っけて怒られた、その時は句読点の問題もあったわけだけど…orz
未だにそれを書いてるが…バイトと勉強忙しくて中々書けん…orz
年明けにはなんとか間に合わせたい…

で本題だが俺としてはどっちでもいいと思う
シャドウミラージュ書いてるんだけど流石に2万字超えを乗っけるのは規制上の関係もあるしアレだと思ったからやってたりするので
つーかうpロダがすぐ流れてしまって個人的には残念…
出来たら1話同梱で2話もうpる予定なんだけど(長さ的には1話よりは結構短くなりそう、1万5千には余裕で収まるかなといった所)

長い事もつロダ無いかなぁ…
312それも名無しだ:2007/12/18(火) 11:18:09 ID:vR8L7k7n
過疎なのでage
313それも名無しだ:2007/12/18(火) 16:47:49 ID:PWCCvC3r
>>311
斧とかどう?

こっちの話だけど、今度飛ばされる仕事先(の土地)はネット環境無いところだから
最低五年はなに書いても上げられない……。
314それも名無しだ:2007/12/18(火) 16:58:23 ID:AYCcovxc
とりあえず今回は直接投下することにします。ご意見感謝。

陰陽式機伝 イメージ・アンド・ワード
其の四前半(1) 「“地”の三位式機」

「なんだ? 奴の後ろに、なにか居るぞ!」
「まさか――」
 単に夜闇の暗さというだけでは説明できないほどの、濃密な暗黒が蠢いていた。
光が届かないのとは違う。あらゆる光はその闇の中へと落ちていき、戻らないのだ。
 白く輝く神剣の双撃は、紅蓮を覆い隠したその黒影に受け止められている。
「いかん、離れよ!」
 突然聞こえてきたその声に反応し、ほとんど反射的にヒオムシは飛び退ったが
より深く踏み込んでいた隆道は、切先を闇に捕らえられ、下がること叶わず。
「師匠! あれは――もしや――」
 戦場に飛来する、四つの塊。見ればそれらは安倍清明の式機『十二神将』と、
それに抱えられた四機のハルミネであった。警句を発した清明自身はそのうち一機の
肩に直立している。落ちる心配は無用のようだ。
「お前の懸念どおりだよ、ヒオムシ。どうやら、あちらも手加減の余裕は失くしたらしい……!」

 闇が形をとり始めた。
 神剣の切っ先を飲み込んでいたところには、白刃を掴む土色の手が。
 紅蓮がいたはずの場所には、何らかの呪文が刻まれた厚い装甲が。
 もやのようであった暗黒が、人の姿を成してゆく。否、至近にて対峙するホシカゲを
凌ぐ体躯をもつそれは、たしかに式機。
 神々への呪詛が記された土色の装甲に身を包み、両の肩に紅と蒼の宝玉八つを
明滅させるその機体。清明が、かの大陰陽師ともあろう者が、畏怖に打たれて呟く。
「……“地”の三位式機、土忌<ツチイミ>」

 その姿が定まったと、思った次の瞬間であった。
「攻撃!? なんだ、これは――」
 先の黒い霧状の闇とは違う、放射線状に広がる闇がツチイミの全身から発せられている。
この異常を表すに相応しい言葉があるとすれば、それもまた異常。すなわちそれは
『黒い光』と呼ぶほかないようなものだった。
 だが、微動だにせぬまま無造作に放たれたその力の、なんと恐ろしいことか――
闇に近しい存在であるはずの土蜘蛛は、その波動を浴びた瞬間、内に囚われた
魂もろとも灰燼に帰してしまう。冥さの桁が違いすぎるのだ。
 三位式機たるアメオス、ホシカゲとて例外ではない。前者は距離があった分
衝撃に耐えることができたが、隆道はその破滅的な黒光を目の前で浴びせられたのである。
機体は吹き飛ばされ、流星のごとく大地を揺らして落着する。
 清明は流石のもので、とっさに組んだ結界でその一撃を難なく防いでみせたが。
315それも名無しだ:2007/12/18(火) 17:02:41 ID:AYCcovxc
「まずい、神宮の者たちがやられてしまう」
 神剣の覚醒によって、必死に張っていた結界を一度は破られてしまった鹿島神宮の
神官たちが、最後の力を振り絞り、神域たる地を守らんと再度の結界構築を断行していた。
 彼らはまさに力尽きようとしているように見える。ハルミネ八機がかりの防御と
言えど、ツチイミが放つこの圧倒的な殺意の波濤にそう長くは抗し得ないであろう。

「平岡君たち、彼らに力を貸してやってくれ。私は二人に助太刀する!」
「わかった。行くぞ、藤枝、芦野、上月!」
『了解』
 中空にあった十二神将から四機のハルミネが飛び降り、さらにそれを十二のうち
四体の神将機がサポート役として追う。残った八機は清明自身とともに、やっとのことで
体勢を立て直したヒオムシと隆道に並んだ。

「このとんでもない攻撃は何だ、清明」
「『攻撃』? 彼はまだツチイミを四次元宇宙に呼び出しただけさ。これはただ
 『存在する』ことによって発せられる波動、殺気を放ったに過ぎぬよ。彼奴は
 指一つ動かすことなく、我々を圧倒できると言いたいのだろうね」
「――ただ『居る』だけでこの破壊を引き起こすというのか、あの機体は?」
 暗さゆえ見にくいものの、地はえぐれ、草木は根こそぎ吹き飛ばされ、各々の機体が
展開する結界には絶えず負荷がかかり続けている。
 これがまだ『攻撃』ではないというのだ。

「……じつに喜ばしいことだ。こんなにも早く、我に式機を使わせようとは」
 ツチイミは黒い光の中心、宙の一点に、腕を組んで超然と立っている。
「だが、まだ足りぬ。より強く、より高く、三位式機の力を引き出すのだ。
 さあ雑兵ども、いざや来よ。それとも、竦みあがって動けぬか」
「よほど、余裕を見せ付けるのが好きと見える――!」
 隆道が激発した。暗夜の天地を分かつ白光の矢と化したホシカゲは、神剣を右手に携え、
左手でもって狙いを定めた敵機の首元へと、その刃を振り下ろす。
 受け止められることを予期していたその一撃は、意外にも土色の装甲を捉えた。
驚きながらも、無意識の動作で刃を引く。刀は叩きつけると同時に刃を引くことで
凄まじい切れ味を発揮する武器だ。まして、神剣ともなればその威力は絶大なはずである。
 しかし、接触面に青白い火花のようなものが吹き上がった斬撃のあとには、刻まれた
不気味な呪文が妖しく光る、無傷の装甲が残っていた。
「神剣でさえ傷つかない、だと!」
「充分に想念の力を扱えれば、この程度の呪殻は容易く破れるものぞ。まだ解らぬか?
 三位式機の戦いにおいては、心象の力が全てを決する!」
316それも名無しだ:2007/12/18(火) 17:09:23 ID:AYCcovxc
 ツチイミが両腕を広げる。たちまち大地が震裂し、細かな土くれが空高く、戦いの場に
まで舞い上がってきた。それらの一つ一つがなにか見えざる力によって加工され、
成形され、細く鋭い楔(くさび)のような物が無数に出来上がる。
「――辣刺蟲式・針羽虫。見よ、式機が『攻撃』するとは、かかる様を言うのだ」
 土から生まれた針の大群が、ツチイミに増幅された術者の思念によってかりそめの命を
吹き込まれ、猛然とホシカゲに襲い掛かった。
 隆道は白光の軌跡を残して回避に専念するも、その間に紅蓮は眼下の地表から
新たな針弾を生み出し続ける。ついには背に、腕に、堅固な濃紺の装甲を破って
突き刺さる土細工の羽虫。
 さしたる傷でもあるまい、などと思っていた矢先、食い込んだそれらが一斉に爆発した。
「これは……ッ! 小さいと、侮った――!」
 体制を崩したホシカゲに殺到する尖鋭。超常の力によって作られたミサイルの
集中豪雨を受け、連鎖する爆発の中心に釘付けられた隆道を救わんと、ヒオムシが飛ぶ。
 しかし、凶弾はなおも増え続ける。その針はアメオスにも向けられ、迎撃に放たれた
発破式神『焔燕』も猛攻を止めるに能わず。

 爆炎に包まれる二機。紅蓮が追尾弾の産出をやめると、黒煙の中からゆらり、
ホシカゲとアメオスが落ちてゆく。美しい装甲は無残に破壊され、不可思議な
燐光を放つ内部のフレームが露わになっていた。
「可愛い弟子と大事な客人が窮地にあるというのに、冷静ではないか、清明」
「貴様が手加減したことぐらい、見破れぬと思うのか? あれしきの力で三位式機を
 滅することなど、かなわぬよ。……なにか、企んでいるな」
 隆道らには一度たりとも見せたことのない、笑みを消した清明の怜悧な眼光が
そこにあった。すらりとした指が刀印を結び、八の式機を同時に動かす。
「手を抜いたまま死んでくれると、ありがたいんだがね」
「貴様にはそうしてやる理由がないな――!」
 突撃。あらゆる方位から立体的に畳み掛ける神将機を、両肩の宝玉が目のように睨む。
否、それは確かに『目』であった。八方鬼眼『藍桜』、『茜桜』は、カメラのように
周囲の景色を認識、それを紅蓮の脳に直接送り込むのだ。
 八つの目に死角はない。間髪入れぬ八機がかりの時間差攻撃をかわし、あるいは
弾きながら、ツチイミの指が瞬時に複雑な印を結んだ。紅蓮の意志を機体が増幅し、
イメージを顕現させる。
 闇を織り上げるように虚空が身を具え、気づけばその手には巨大な両刃剣が
握られていた。何の装飾もなく、それでいて美しさと禍々しさを兼備した白い剣。
「神剣、『天叢雲剣<あめのむらくものつるぎ>』」
 清明はこの剣を敵にすることも予期していた。それでいてやはり、戦慄を隠せない。
それは神が作った武器をも凌駕する、三霊剣のうちでも最強のひと振りなのだ。
317それも名無しだ:2007/12/18(火) 17:21:26 ID:AYCcovxc
「ちょうど八機、か。……清明、貴様が苦労して十二神将を従えたように、我も
 大いなる労力を使って“これ”を手なずけたのだ。あまり早く喰われてしまうなよ」
 神剣を取り巻くように、黒い風が集まる。殺戮を欲し、その刃は鳴いていた。
「式鬼剣『大蛇<おろち>』! 彼の剣は、汝が魂の器なり!」
 渦巻く闇の中に、赤い光が宿った。数は十六、注視してみればそれは八対の目だ。
そして、巨大な黒い蛇が姿を現す――八つある長大な首の全てで、清明を睨み付けて。
 八岐大蛇。その身は八つの谷、八つの峰にまたがると言われた太古の邪神である。

 元はといえば天叢雲も、この蛇の尾から現れた物だった。スサノオ命によって
その巨躯は失われたものの、神性にまで経上がった存在をそれだけで消し去ることは
できない。その荒ぶる魂は地の底に封じられ、永遠に目覚めぬはずだった。
 しかし、その眠りは目の前の男が破った。神でさえ酒で眠らせねば手に負えなかった
魔獣を、紅蓮は力ずくで従えてしまったのだ。
「……ツチイミ以外に恐れるべきものなど無いと思っていたが、嬉しくない誤算だ」
 ただでさえツチイミの波動が光を奪っていた暗中に現れた、更なる闇。見渡す限りの
景色が全て、黒に呑み込まれようとしていた。

「聞こえるか、隆道?」
「ああ。互いにひどい状態だな」
 地に落ちた二体の三位式機は、確かに外見はボロボロであった。『大破』とまでは
いかずとも、『中破』くらいの状態なのは間違いないように思える。
 しかし、彼らが「動け」と念ずれば、機体は滑らかに立ち上がるのだった。
「三位式機にとって、外装など取るに足らぬものよ。よいか、隆道、思い描くのだ。
 傷を負う前の機体の姿を。そうすれば、その意志を機体が増幅してくれる」
 何が起きたのか解らなかった。あちこちが傷つき、えぐれ、焦げ付いていたアメオスが
蜃気楼のように揺らいだかと思うと、全身の装甲が元通りに修復されていくのである。
 見えざる力はついに、“天”の三位式機を傷一つ無い姿へと戻してしまった。
「なるほど、これも『言霊と想念の力』というわけだな」
 強く念ずるビジョンは、星の照る夜空を切り取ったようなホシカゲのあるべき姿。
周囲の空間そのものが解体され、再構築されていくような感覚に隆道は惑った。
 だが、機体の状態を確認してみればどうだ。ホシカゲは始めて乗ったときのように
傷一つなく、力強く両の足で立っていた。
「つまるところ、三位式機の戦いとは『心を砕かれたほうが負け』なのだ。
 認めよう、我もこれまではあの男に易々とあしらわれ、そのたびに闘志は折れていた。
 だが今なら、一度や二度叩き伏せられた程度で砕けはせぬと思えるよ――!」
 ヒオムシの言葉は心強いことこの上なかったが、隆道は紅蓮と戦うことの困難さをも
同時に思い知らされた気分であった。
 三位式機が精神力の続く限り再生可能であるなら、ツチイミにも同じことができるのだ。
318それも名無しだ:2007/12/18(火) 17:34:56 ID:AYCcovxc
(ちなみに前話>>161-165
今回はここまで。中途半端に切れて申し訳ない。

<チラ裏>
いちおう脳内設定として、三位式機が搭載する言霊増幅機関は
上位空間次元に存在し、下位時空の量子の存在情報を記述する粒子構造野に
干渉することで、リンクした量子情報をも改変・四次元時空に影響を及ぼす……
ということにしております。似非SF設定です。
劇中で説明することも無いと思うのでバラしちゃいます。
公開してどうなるものでもなくただのオナニーです。毒電波ぶちまけてサーセンwww
319それも名無しだ:2007/12/25(火) 03:28:38 ID:UI4+MLMR
とりあえず前にここに設定を投下した作品のあらすじっぽいものを考えたからはってみる。

超合体ロボ シシンオー

第一話「君にしか出来ないことなんだ」
剣道インターハイの試合が終わり、見事に連覇を果たした織田龍也。
そんな彼の前に思いもがけない人物が現れた。
その人物の名は徳川源三。
日本の新エネルギー開発所の所長である。
源三は全国各地で自らが開発したスーパーロボットのパイロットとなる人物を探していたのだ。
龍也に必死で頼み込む源三だが当然のごとく龍也は断る。
そんなとき、東京上空に日本に始めて上陸したデビルズ・マシーン「デビルコング」が上陸する。
自衛隊が果敢に応戦するもデビルコングの圧倒的力の前に次々と敗れ去ってしまうのであった。
源三の車にある小型モニターで東京の惨状をみて憤る龍也。
しかし、自分が源三の作ったスーパーロボットに乗ってもこのデビルコングに勝てるのか……そう思ってしまい登場することを躊躇してしまう。
そんな龍也を見た源三はこう語りかける、「君にしか出来ないことなんだ。このスーパーロボットに乗って地球を守るということは」
その博士の一言で吹っ切れた龍也は源三の作ったスーパーロボット「リュウジンオー」に搭乗するのであった……。
320268:2007/12/26(水) 13:38:48 ID:j/Vk6GOu
>>302
最近になってひととおりロボットの設定が出来上がったので、書いてみる
ことにします

・ロボット紹介
「ブラスターロボ」
全長30メートル、重量500トン。日本を異星人の魔の手から防衛するために
科学の粋を集めて建造された戦闘用ロボット。パイロットは星児。
赤と白を基調とした、日の丸風のボディカラーが特徴。
新幹線のエンジン一千基ぶんに相当するパワーを持ち、マッハ5のスピードで
空を飛ぶことも出来るが、エネルギーの消費が激しいため、空を飛べる時間は
約三分が限界である。

・武器
ビームパンチ:手の甲に付いている発射口から、拳を突き出すようにして
超粒子光線を発射する。零距離射撃も可能。
メガトンミサイル:強力な大型ミサイル。たとえ東京都庁ビルであろうと、
一発で跡形も無く破壊出来るほどの威力を持っている。三発が搭載されて
おり、三発目を喰らって立っていられる敵はまず存在しない。
ブラスターブレード:ブラスターロボの身の丈ほどもある巨大な両刃剣。
超粒子エネルギーで刃を‘ライトアップ’させ、敵を一太刀のもとに切り捨てる。

「ブラスターレディ」
全長25メートル、重量280トン。素女が乗り込む、ブラスターロボのサポート・
ロボット。淡い桃色と白を基調とした、素甘色(笑)のカラーリングが特徴。
パワーはブラスターロボの約半分であり、搭載している武装なども考慮に入れると、
総合的な戦闘力はせいぜい五分の一程度である。
ロボットに関する専門的な知識が無い素女を考慮して操縦法はブラスターロボに
比べて大分簡略化されており、オートマティック操作を中心にしたため機体の
動きはやや大雑把である。
体内に内臓された「万能修理装置」は、ブラスターロボはもちろん自動車や
発電所などありとあらゆる機械を直すことが出来る。

・武器
レディミサイル:脇腹に内蔵された小型ミサイル。メガトンミサイルに比べて
威力は劣るが、そのぶん搭載数は多い。
ペイント弾:中にペンキを詰めた手投げ弾。素女の発案により搭載された。
当然攻撃力は無いが、敵の視力を奪うなどして意外なほどの戦果をあげた。
スプリングブレード:廃材の大型バネを加工して柄を付けた棒状の武器。これも
素女の考案により作成された。バネの持つ弾力としなりを生かして、敵を
ひっぱたいて攻撃する。また、バネを回転させてドリル攻撃をすることも可能。
ショック緩衝・ハイジャンプなど、攻撃以外にも様々な使い道がある万能兵器。
321それも名無しだ:2007/12/28(金) 05:03:55 ID:dsTTxcx6
ばねと聞いてついついスプリンガルドを思い浮かべてしまったZE
322それも名無しだ:2007/12/28(金) 05:53:36 ID:L03c3kMo
ストレートな設定を見せ方で捻るという手法は好きなタイプだ
323それも名無しだ:2007/12/30(日) 00:42:50 ID:GQJD5f8R
式神の方程式

数学者である主人公は実は名高い陰陽師・安倍晴明の子孫。
ロボットによる犯罪が多発している近未来で、彼は式神を使うことによって
ロボットを操り、悪と戦うのだ!

324それも名無しだ:2007/12/31(月) 02:27:10 ID:T/8Zpbd2
ガンダムに飽きてこっちに来たが、だいぶ毛色が違うのな。
MSV的な物とかってあんま歓迎されない?
325それも名無しだ:2007/12/31(月) 02:47:44 ID:/ztffEJN
>>318
乙。相変わらず細かい描写とのおかげで
状況が想像しやすくて良いなぁ。
続きが気になる。

あと、脳内設定とかは読んでておもしろいから大歓迎w

>>319
ガチスーパーでいい感じ。
所長とか、敵の名前とかお約束を抑えてていい感じ。
こういうストレートなのは個人的には大好物。

>>320
タイムリミットとか、制限があると個人的に燃える。
武器のネーミングとか設定もコテコテで良いなぁ。

>>323
>ロボットによる犯罪が多発している近未来で、彼は式神を使うことによって
>ロボットを操り、悪と戦うのだ!
式神がロボットに乗るのか、式神=ロボットなのか。

>>324
傾向としてはスーパー系が多いっぽいけど、
リアル系も大歓迎だよ。
MSV的ってのがよく分かんないけど、
初期の初期にはガンダムのMSVが何体か投下されてたし問題ないと思う。
326それも名無しだ:2007/12/31(月) 02:56:11 ID:ZC0XiBiS
>>324
その手の系列のものをやろうとしてたのはシャドウミラージュの人かなぁ

てか二話マダー?
327 【大吉】 【102円】 :2008/01/01(火) 00:23:35 ID:iq6tIMsM
正月ロボ ガショー

上記の値段と運勢で作られたスーパーロボット
経費がモノを言うぜ!!!


ってわけであけましておめでとうございます
328 【大凶】 【1218円】 :2008/01/01(火) 00:54:07 ID:jFz/Es1i
祝賀機メデテーン

12の干支回路が一回転するたびに、365個の必殺技が炸裂する!
なにがでるかな、メデテーン!


あけましておめでとうございます。
今年も限界突破の勢いで突き抜けましょう。
329302:2008/01/01(火) 09:11:21 ID:ho6hB+0k
>>320
すばらしいです。男女の役割分担が明確でわかりやすいですね。
ぜひストーリーが見てみたいです。
330324:2008/01/05(土) 00:41:59 ID:MWwnDoxQ
プラモの解説書とか程度の、ぶっちゃけこんなん。


ゲシュペンストMk-III.R

ゲシュペンストMk-IIIことアルトアイゼンがS型として正式に開発されていた平行世界のR型。
ヒュッケバインから多くの技術がフィードバックされているが、コストダウンを目指したヒュッケバインMk-IIとは異なり
あくまでゲシュペンストとしてのハイエンドを目指して設計されている。
最大の特徴は新理論によって開発されたテスラ・ドライブIIによる三世代先とまで言われた高度な三次元機動力にあるが、
慣性中和の方がが追いつかずパイロットが保たないという欠点がある。
またR型の代表的武装であるニュートロンビーム砲も大幅なバージョンアップを施され、
銃身変形によって長距離狙撃用のLLモード、中近距離速射用のGモード、
本体ジェネレータと直結させての戦艦・陣地爆撃用MBCモードの三種の用途に使い分けられるようにされた。
テスト機に過ぎなかったS型と異なり、一部のエース用に少数量産され確かな戦果を挙げた。

主な武装
  スプリットミサイル
  メガプラズマカッター
  スラッシュリッパー
  リープスラッシャー
  ネオニュートロンビーム砲
331それも名無しだ:2008/01/05(土) 20:45:24 ID:JMt+3hZy
その手のネタはあまり歓迎はされないかな…?
しかしもうマンネリ化してきているので新人は歓迎したい
332スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand:2008/01/05(土) 23:44:18 ID:UiyHNZvI
第6話「パンチが効かなきゃどうする?発進ロザリウス!」

ウツノイド・メタボリーの弾性装甲には限界拳も鉄拳も通じない!
そこに現れたのは武具を満載した戦闘機、ロザリウス!


第7話

コンコン。ヤブルの部屋のドアをノックする。

益子「ヤブルくん、お茶が入ったけど……開けるわよ?」

ヤブル「だぁぁあーー!! ま、まて益子さんんっ!!」

益子はドアを開けた瞬間、ヤブルが抽斗に何か本を隠すのを見た。

益子「まあ、テスト勉強してるのかと思えば……え〜いお姉さんに見せなさい!」

ヤブル「うわっ!ダメだってまっ、まったぁぁぁあああああ!!」

強引に引き出しを開ける益子。
「……な、何?これ……」

ヤブル「…………『ロッキーを倒した男』」


翌日。

ヤブル「オーッステッケン。参ったぜ、あの本昨日益子さんに……」

テッケン「行かねえっつってんだろ!」

乙女「何よ、じゃあもういいわよ!ヤブルさん、遊園地はお好きですか?」

ヤブル「は?そりゃまあ、愛してるって言ってもいいが……」

乙女「まあ、ちょうど良かったですわ!券が2枚ありますの。一緒に行きませんか?」

乙女が横目でテッケンを見やる。テッケンは興味ないと言いたげに背を向けた。

ヤブル「ああ、そういう『好き』か……まあ、いいか。たまには他所を見学しとくのも……で、どこなんだ?」

乙女「こちらですわ」

乙女が券を見せる。そこにある文字は――ギリギリ遊園地。
333それも名無しだ:2008/01/05(土) 23:45:11 ID:UiyHNZvI
第7話「大波乱!決戦ギリギリ遊園地!」


ヤブル「じいちゃん、悪いが日曜は手伝えねえ」

じいちゃん「別に構わんが、なんじゃ?」

ヤブル「乙女さんと、客の方になる」

じいちゃん・ダン「おおお!?」

益子「誰ですか?乙女さんって……」

ヤブル「話したこと無かったっけ?テッケンの友達の……」

益子「だったらテッケンくんと来ればいいでしょう?」

ヤブル「それがテッケンの奴どうしても来たくないんだってさ」

益子「それで別の男性を誘うなんて馬鹿にしてます!」

ヤブル「俺に言われても……ていうか何を怒ってるんだ益子さん?」

益子「な……っ怒ってません!」

じいちゃん「まあまあ、たまにはいいじゃろう。考えてみたらヤブルは客としてここで遊んだ事なんて無かったしのぉ」

ダン(じいさん、面白えことになりそうだな……)

じいちゃん(フフフ)


日曜。

乙女「申し訳ございません!私から誘ったのに後になってしまって」

ヤブル「いいってそんなの。俺ん家ここから近いからな」

子供「お〜ヤブル兄ちゃんデエトか?」

ヤブル「うっせい!悪ィけど今日は遊んでやれねえからな、頼むぜ」

子供「ちぇっ、つまんないの〜」

ヤブル「ごめんな、また今度な!」

乙女「お知り合いなんですの?」

ヤブル「ああ、ここに来るガキはみんな兄弟みたいなもんさ」

乙女「へえ……なんだか、意外ですわ」

ヤブル「そうかい?」
334それも名無しだ:2008/01/05(土) 23:46:20 ID:UiyHNZvI
そんな二人のやり取りを陰から覗くやつがいた!……司令とじいちゃんだった。

じいちゃん(「ここから近い」って何じゃ?ここじゃろうが!)

ダン(あいつ、家が遊園地だって隠してるのか……?)

益子「何してるんですか、二人とも?」

ダン(!!!?シッ!気付かれたらどうする!?)

益子「気付かれて困るようなことする方が問題じゃないですか?おじいさんも、今日はヤブル君が手伝えないっていうのにこんな所で……」

じいちゃん(う……面目ない)

ダン(ところで伝くん、俺がここに来るため君には基地の留守番を頼んだはずだが、なぜここに?)

益子(う……それは……)
急に声を潜めはじめた益子。

じいちゃん(待て!二人が移動するぞ)

ダン(む!?)

益子(ふ、不純な目的による命令は、聞けません!)

覗くやつが三人に増えた。


乙女「あら?あちらに人だかりがありますわね。何があるのかしら」

ヤブル「あ、あれはなぁ、ここのウリの戦闘機の置物だよ。そういうの興味ねぇだろ?」

乙女「そんなことありませんわ。私も飛行機に乗りますのよ?」

ヤブル「そうかぁ……」


カイザートッパーを見て、ヤブルが遊園地の人間であることに気付いた乙女。
「どうして仰ってくださいませんでしたの?素敵じゃありませんか、お家が遊園地だなんて」

ヤブル「……別に、恥ずかしいとかそういうんじゃねえんだよ。ただ何ていうか、乙女さん楽しみにしてくれてたみたいだから……俺がそうだって知ったら、フツーにゃ楽しめないんじゃねぇかって、それでさ……」

乙女「……そうでしたの。確かにそうかもしれませんね。でも、今ならもっと楽しめるような気がしますわ。ここがヤブルさんと、おじい様の遊園地だって知っているから!」

ヤブル「!……そうか。ハハハッ」

乙女「ふふふ」


じいちゃん「うううっ、そういうことじゃったのか!ヤブル、お前って奴ぁ……」

ダン「良かったなぁじいさん。しかし、ヤブルがあんなに女の扱いが上手いとは……伝くんもそう思……あれ?」

じいちゃん「あああ、司令、伝くんなら、あそこに……!」
335それも名無しだ:2008/01/05(土) 23:47:19 ID:UiyHNZvI
益子「そこまでよ!不純異性交遊だわ!」

ヤブル「ま、益子さん!何でここに!?」

益子「う……そんな事どうでもいいの!とにかくもうお終い!」

乙女「どなたか存じませんが、ヤブルさんは私が誘って、それに応えてくださったのです!あなたに邪魔する権利はありませんわ!」

乙女はヤブルの腕に抱きついた。


じいちゃん(おおっ、見かけによらず大胆な子じゃの)

ダン(しかしあれはヤブルには効かねえな。見てくれ、彼女はぺったんこだ)

じいちゃん(確かに。なんか気の毒なほどぺったんこじゃのぉ)


益子「失礼でしょあなた!離れなさい!」

乙女「嫌ですわ!」

益子「ヤブルくんの迷惑よ!」

乙女「ヤブルさん、ご迷惑ですか?」

ヤブル「いや、別に……でも益子さんがおっかねえから、迷惑って言やぁ迷惑?」

益子「ほらご覧なさい!」

乙女「何を仰いますの?あなたが黙っていれば済む話ではありませんこと!?」

ヤブル「ちょっと待ってくれ二人とも。何を揉めて……イテッ!」

どこかからヤブルに何か投げつけられたのだ。

ヤブル「……手袋?」

リュウ「いかに乙女さんが魅力的な女性とはいえ、まさかテッケンの他にも悪い虫がいようとはな!貴様に決闘を申し込む!乙女さんから手を引け!」

乙女「あぁ……どうしてこんな所まで」

ヤブル「何だか知らねえが挑戦なら受けるぜ!」

乙女「リュウくん、ヤブルさんは素人さんです!そんな相手に決闘などと、それでも武闘家ですか!?」

リュウ「乙女さんを守るためなら、武闘家の誇りなど要りはしません!」

益子「あなたって人はこんな男の人がいながら……」

ヤブル「ちょっと待てェェェッ!!いったい何がどうなって……うおおっ!?」

ゴゴゴゴゴゴン!それは空からのウツノイドの攻撃だった!

ギバップ「フハハハハ!突破めが乗りこむ前のゲンカイザーを破壊してくれるわ!それっ、それっ!!」

ゴワァン!ゴワァン!

ヤブル「てめぇ!俺たちの遊園地に何しやがんだぁぁぁぁっ!!」
336それも名無しだ:2008/01/05(土) 23:49:30 ID:UiyHNZvI
ギバップ「何、突破!?こんなに近くにいたのか!いかん、急いで破壊しなくては……」

ヤブル「そうはさせるかぁぁぁぁっ!トップ・インッ!!」

爆風をかいくぐり、ヤブルがカイザートッパーのコクピットに飛び込む!

ヤブル「益子さん!……はここにいるから、ダン!カイザーマシンを動かしてくれ!」

ダン『ゼエ、ゼエ……OK、ヤブル!』

ヤブル「ダン、どうした?」

ダン『なぁに、ちょいと走りこんできただけよ!さあ、カイザーマシン……発進だぁぁぁぁぁ!!』

ヤブル「うおぉぉぉぉぉっ!!」

トッパーが胸に!
ハッサンが腕に!
リンカーが脚に!……

テッケン「乙女は無事かぁぁぁぁぁぁああ!!」

ドシャァァァ!!突如現れたテッケンオーの鉄拳がウツノイドを粉砕した!

ギバップ「な、何ィ!?一撃で……うおお!脱出!」

ドゴォォオォォォン!!!

ヤブル「テッケン!?」

乙女「拳児くん!来てくれたのね?」

テッケン「フン……帰るぞ、乙女」

乙女「……うん!ヤブルさん、今日はとても楽しかったですわ!また来ます、きっと拳児くんも一緒に!」

ヤブル「ああ、待ってるぜ!」

ゲンカイザーが親指を立てて応える。乙女はテッケンオーの手に乗って帰っていった。

益子「……どっちにも、その気は無かったっていうの」

じいちゃん「人騒がせな子じゃのぉ……」


子供「お兄ちゃん、大丈夫?」

リュウ「おのれぇ、今に見ていろテッケン……!」

もろに巻き添えを食って地面にめり込んでいるリュウだった。


次回予告
リュウ「テッケンは頭が悪い。あのヤブルとやらもそうらしい。この二人の赤点補習中に敵が現れたら、どうなる?

    次回スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand『立つのは誰だ?俺もお前も補習漬け!』

    フッ、ここに宣言する、それは私だぁぁぁぁ!!」
337それも名無しだ:2008/01/06(日) 00:32:25 ID:P2Bv8MA9
ちょっと謝りごと

シャドウミラージュ、冬休み中にあげるとか言ってたが課題の関係でどうしても無理になってしまった…
大変申し訳ない

お詫びというかとりあえず
1話だけ斧にテストであげてみたのがあるので興味ある方はどうぞ
少々、加筆修正もあります(雀の涙程度ですが

プロローグは削除になりました
理由としては煮詰めが足りないので修正したい!という理由です

1話
ttp://www11.axfc.net/uploader/20/so/He_61270.zip.html
長寿するという事で前に進められた斧に上げましたがシーズンがシーズンらしく非常に重いので
ttp://www.uploda.org/uporg1189851.zip.html
こちらの方にもあげておきました
内容は一緒です

パスは目欄です

>>332
乙です
いいなぁーこういうノリの作品が書けるようになりたいです><
338それも名無しだ:2008/01/06(日) 12:34:06 ID:qJIW9xyp
チルドレン


時は2350年
意思を持つ人工知能「マザー」の開発に成功、それは人類は大きな恩恵をもたらした
勢いをつけるかのごとくそれから10年後も経たぬうちに一般化したIC「チルドレン」の生産し、文明は更なる発展を遂げた
人類と機械は共存し人類は新しい道をすすむ事となった世界・・・
が、それらを「新たな脅威」と唱える者も現れるようにもなったのもそれからのことである

マザー
世界を統括する意思を持った人工知能
人類に恩恵をもたらし、今では平和の鍵とも謳われている

チルドレン
「マザー」の廉価版人工知能の総称
やはり意思を持ち、独自の意思や判断で行動することができる
低コストで性能が高いことからテレビをはじめとした電化製品から兵器にまで使用されている

世界政府
政治面と防衛面でのマザーの補佐と、都市部の防衛を行ってる世界単位の政府

反マザー派
「機械に世界を統括される」ということに疑問を持った人類達によって構成されており、テロ活動などを行っている
構成員の中にはチルドレンによって職にあぶられた者なども存在しており、主人公ケンゴもここに所属している
339それも名無しだ:2008/01/06(日) 13:16:02 ID:qJIW9xyp
登場人物

三島ケンゴ

主人公18歳男性
「マザー」の統括に疑問を持ち反マザー派となる
パイロットとしての適正も高く、ドラゴニュートに搭乗する
回線に割り込んできた意思「アメリア」と出会う所から物語は始まる

アメリア

新型チルドレンのデータ
ケンゴ用ドラゴニュートのOSに紛れ込んだことから存在が明らかとなる
ケンゴに気があるのか、事故死した幼馴染のイメージを取り込んでる


アサルトアーマー
通称AA、人型の兵器
有人タイプにも「チルドレン」が導入されているが、反マザー派は独自に開発したOSを使用している
変形するタイプも存在するが、殺人的スピードを出す物が大半なため無人機が多い

ドラゴニュート

反マザー派の可変型の主力アサルトアーマー
これも可変型ではあるが、「ブースターを集中させることにより殺人的な加速力を加える」世界政府のプランとは異なり
こちらは「変形による不規則」な攻撃を目的としている
銃剣一体型の武装「ショットブレード」を装備している

ワイバーン

世界政府の無人兵器
反マザー派がどちらの形態でもとり回しの利く「ショットブレード」開発したのに対し
「レーザーサーベル」を簡易式のマニュピレータと一体化させる等、反マザー派と方向性が異なっている




>>332-336
やぶるの女難・・・女っ気なさそうなんだけどなぁ・・・うらやましい
それとロゼリウスの活躍も楽しみだ
>>337
愛情が感じられるなぁ、オレもあやかりたい
しかし、あとがきの後におまけがあることに対して不覚にも吹いてしまったのには内緒だ
340それも名無しだ:2008/01/06(日) 13:35:39 ID:b12aOW2r
的外れな質問かもしれないが、「自分の意思を持っているテレビ」ってどんなものなのか
スゲー気になる
341それも名無しだ:2008/01/06(日) 13:59:28 ID:AKDRCrDM
「もう出て行きます。だって吾郎さんパソコンでTV見てばっかりで
 私のこと見てくれないじゃないですか!」

みたいなテレビ
342チルドレンの人:2008/01/06(日) 17:57:18 ID:qJIW9xyp
言うとかなり長くなるんですが・・・メチャクチャ簡単に言うと>>341っぽくなります

っつっても
人間「やべ、見たかった番組があったのにウッカリ寝てしまったぜ」
TV「そう思って録画しときましたよ。」
みたいな感じですけど・・・

「ヒトの『癖』とか『言い回し』とかを機械に理解させるとしたら機械自体がヒトと同じ考え方の方がいいんじゃないか?」って考えです
それなら、事前に教えとけばアダ名や通称でも的確な奴を弾いてくれるようにしてくれるのでますし・・・

簡単に言えば、どこでもドアに「○○に住んでいる剛田 武の家の二階に・・・」と言わなくても
「ジャイアンの部屋」って言えばジャイアンの部屋に繋げてくれるような感じです


343それも名無しだ:2008/01/06(日) 20:34:18 ID:xeaT39s0
>>342
その考え方って危険な感じもするぜ。掘り下げてほしいテーマだな
344それも名無しだ:2008/01/07(月) 01:38:03 ID:bHIq/S4q
>>339
長いの呼んでくれてありです><
おまけは長いもの読んでくれたお礼というか息抜きになるように書いてるんで笑っていただけたのなら幸いです
実は一番筆が進むのがアレだったりw
345それも名無しだ:2008/01/07(月) 01:55:49 ID:7y3FraB8
狩猟機者 カリウダー

野良ロボットを狩るカリウダー!
コンクリートジャングルで今日も罠と剣と銃で
必要最低限の狩を行うのだ!
346それも名無しだ:2008/01/07(月) 07:59:07 ID:0coF+V8Z
昨日本屋さんに行ったら、遊園地の地下にあるロボットに乗ってどうのこうの
347それも名無しだ:2008/01/07(月) 19:43:28 ID:XpsoAnEq
大丈夫、そんなに珍しくない
348268:2008/01/07(月) 22:54:22 ID:AJAzrqav
>>329
支持してくれる人がいるのは嬉しいですねェ。ついつい舞い上がってしまいそう
です(笑)
では、今思いついているぶんのストーリーを、ダイジェストでお送りします…

・第一話
素女を研究所に引き入れた青野博士は、それきり海外出張に出かけてしまった。
ただひとりの外部の人間である素女に、研究所の関係者はよそよそしい態度を
とるばかり。途方にくれる素女……
すると突然、警戒警報が彼女の耳をつんざいた。恐れていた事態が、ついに現実と
なったのだ。すぐさまブラスターロボが出動する。
ロボにつきっきりになっている研究員に替わって、避難民の誘導に駆り出される
素女。戦いで吹き飛んだ建物の破片が、逃げ惑う人々に襲い掛かる。
瓦礫に押しつぶされそうになったひとりの少女を、素女は危険も顧みずにその場に
飛び出し、見事助けたのだった。

民間人のおじいさん「ひょっとして、あのロボットなんかよりも、目の前の
この娘のほうが強いんじゃないのか…?」

・第二話
無事に異星人の巨大兵器を撃退してみせたブラスターロボ。そのパイロットが、
いま素女のもとに姿を現した。
彼の名は青野星児。日本有数の私立校に通う文武両道の高校生で、少年らしい
素直で明るい心の持ち主だが、いかにもインテリらしい超マクロ志向の持ち主
でもあった。自分を小ばかにした態度をとる星児に、不満いっぱいの素女。
そしてふたりは、敵陣の正体を知ることになる。
彼らは「ワーガー大帝」を中心に、自分の星から領土の拡大のためにやってきた
「ビンジャム帝国」の軍隊だったのだ。

素女「高校生なら、歴史の授業で大航海時代を習ったでしょう。あの人たち
だって真剣なのよ。その気持ちをきちんと受け止めてかからないと、いまに
きっとバチが当たるわ!」

・第三話
ブラスターロボにパートナーが造られた。その名も、ブラスターレディ。
だが、ろくにパワーも無く、乗っているのが素人の素女ということもあって
まったく活躍出来ず、研究員でさえナメきっているほどだった。
どうせ役に立たないのなら、何故こんなことをしなければならないのか…と
ストレスがたまる一方の素女。そんな彼女は、研究員たちの中に、ひとりだけ
いつも淋しそうにしている博士がいることに気づく…。

研究員・一ノ谷博士「頭がよくったって、ちっとも幸せになんかなれなかったよ」
349それも名無しだ:2008/01/07(月) 23:00:13 ID:Ypmr+7Lk
おおっ、これ面白い!
350302:2008/01/07(月) 23:12:07 ID:txCLnSuz
>>348
いいですね!
すごく新鮮で惹かれます。
349さんに同意です。

続きが見たいなあ・・・
351348:2008/01/07(月) 23:49:17 ID:AJAzrqav
・第*話
ある日街に出かけた素女が介抱した、ひとりの若い浮浪者。「和賀史郎」と
名乗る彼の正体は、このあいだブラスターロボと戦ったばかりの巨人戦士・
メルワーガだった。彼は地球を偵察するためにビンジャム帝国から送り込まれた
スパイであったが、帝国のケアレスミスにより、浮浪者としての生活を余儀なく
されていたのだ。
研究所の空き部屋を与えてあげて欲しい、という素女を、ホームレスを甘やかす
べきではない、とつっぱねる星児。
だが、素女の優しさに触れるうちに、メルワーガの心には少しずつ変化が起こり
はじめていたのだった…。

星児「冷静になれよ!すあまのやってることは、世話を出来もしない小犬を
拾ってくるのとおんなじだ!」

・追加登場人物
和賀 史郎(わが しろう)
本名・メルワーガ。性格は非常に真面目。おもに戦闘を担当するビンジャム帝国の
若手幹部のひとりだったが、自分をぞんざいに扱う帝国への不信感を募らせていた
ところに素女と出会い、「裏切り者の名を受けて、すべてを捨てて戦う男(笑)」
への転身を決意する。
ブラスターレディがピンチになると、巨人の姿に変身して助けに現れる。
が、星児のことはキライなのでブラスターロボは助けない(笑)。
「メタルビーンズ(飛び道具)」や「メルトウェイブ(熱線)」などの必殺技を
駆使して戦う。
当然ながら年齢は不明。

>>349-350
結末はちゃんとかんがえてありますが、これ以降のつなぎの話を考えるのに
まだもう少し時間がかかりそうです。
もしかしたらまだもう少し色々なものを投下するかもしれないので、そのときは
またよろしくお願いします。
352それも名無しだ:2008/01/08(火) 15:57:00 ID:Y4GK7Hn7
このスレにはときめきと熱さが詰まっているな
353それも名無しだ:2008/01/10(木) 09:38:12 ID:ezg7jlqU
あと中二病もな。
354それも名無しだ:2008/01/10(木) 09:49:24 ID:lMI8sEr2
死んだ人の怨みの力で動いて、その怨みを晴らす
必殺仕事人なロボット考えたけど、怨み(怨念)で動くってのはリベジオンがいるしなぁ。
いや、でもリベジオンは、パイロットの怨念、こっちは彷徨う魂の怨みだから問題ないかな……?

でもその前にブラストロン終わらせないとなぁ。
見てくれている人がいるかは分からんけど。
355それも名無しだ:2008/01/10(木) 21:31:22 ID:tVCdZr5x
>>353

中二
邪気眼

この三種は質が違う
そしてすべてがここに集結している
356それも名無しだ:2008/01/10(木) 21:46:41 ID:+NlANFTI
>>354
アイデアが固まっているのであれば、勿体無いですし是非書き込んでみてください

>>355
三者三様のネーミングセンス

厨:ハイパーミサイル
中二:エンド・オヴ・ワールド
邪気眼:流星破敵弾

こうですか!?わかりません!!
357それも名無しだ:2008/01/10(木) 21:56:51 ID:tVCdZr5x
中二は厨や邪気眼を嫌う。
だから

中二:ckh−88・速射式小型トマホークミサイル<grasshopper>

これだな。
358それも名無しだ:2008/01/10(木) 23:35:49 ID:akkX0U6L
荒れ狂う梅花のフレグランス

とか、武器やら技の名前が文章になってるのは
ちょっとひねくれた邪気眼か
359それも名無しだ:2008/01/11(金) 01:12:29 ID:afkYBigh
それにインサニティーナンチャラカンチャラってルビ打ってたら完璧だぜよ

厨   スーパーロボット
中二  リアルロボット
邪気  上の真ん中あたり
360それも名無しだ:2008/01/11(金) 02:08:45 ID:mUFIt6SQ
>>369
俺は邪気眼確定だなwww

リアルも書きたいけどスーパーも書きたいからごっちゃな設定にしてるw
361それも名無しだ:2008/01/11(金) 02:10:42 ID:mUFIt6SQ
>>359だた(´・ω・`)
362スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand第8話:2008/01/13(日) 23:26:23 ID:ZcrAJvwM
どんなスーパーヒーローであっても、その立場には逆らえない。
それが、現役高校生ならなおさらだ。

ヤブル「ただいまー……」

じいちゃん「おおヤブル、どうじゃった試験は?」

ヤブル「……」

じいちゃん「そ、そうか……」

ダン「気にするなヤブル!男はな、最終的に熱ければいい。そう、ただ熱ければいいんだ!」

ヤブル「……そう、そうだよな!熱けりゃいいんだ!ワハハハハ!!」

ダン「そうだ!笑えヤブル!ワハハハハ!!」

ヤブル「ワハハハ!五教科赤点がなんだ!留年のピンチがなんだ!!」

ダン「ゥグッ……」

益子「……本当に笑ってていいんですか?」

ダン「……いいっ!いいんだっ!笑えヤブル、今だけでも!!」

じいちゃん「ま、明日からの補習、がんばるんじゃな」


第8話「立つのは誰だ?俺もお前も補習漬け!」

 翌日、ヤブルが血ヘドを吐きながら補習に明け暮れているその頃、同じく宿命に翻弄される戦士がいた!

教師「よーし鉄野。赤点はお前一人だからな、早く合格してくれよ……何だ、披露院。どうした?」

テッケン「お前なんでいるんだよ!?赤点とってねえだろ!」

乙女「拳児くん一人にしたら、先生を殴り倒して逃げちゃうからよ!」

教師(なに?)

テッケン「ぐっ……しょうがねえ、先生よ、ちゃっちゃと頼むぜ」

教師(図星だったのかよ!)


サタデス『前回のウツノイドは見事なものだったのぉ、リ・タイヤ?』

ギバップ「く……黙れ!少し油断して不意を突かれただけだ!」

リ・タイヤ「下がれギバップ。これ以上恥を塗り重ねたいか?」

ギバップ「ハ、ハハァッ!」

サタデス『フフフ、まあ、それは後でやるがいい。今日は俺の方から出す。
     貴様は黙って見ていろ。用はそれだけだ』

リ・タイヤ「ククク、せいぜい健闘を祈るぞ……?」
363351:2008/01/13(日) 23:46:12 ID:NXU0ElY7
>>351の続き

・第*話
ある日敵と戦っていた素女が、ブラスターレディごとビンジャム帝国に
拉致されてしまった。
‘雑務係ひとりのために、敵地に乗り込んで危険を冒すわけにはいかん’と、
素女の救出に消極的な姿勢を見せる研究所に業を煮やすメルワーガ。
果たして、彼女を救うのは星児なのか?メルワーガなのか?
一方、ビンジャム帝国の幹部たちは、初めて間近で見る地球人に興味津々。
素女は、これを機にお互いの文化交流が出来ないかと大盤振る舞いを開始する。

史郎「お前はまだ気づいていないようだな。彼女がどんなに大切な存在で
あるのかを!」
星児「なんだよぉ!お前、すあまのなんだっていうのさ!」
史郎「え?………えーと…それはだな……」

・第*話
敵が攻めてくる頻度が前よりも落ちついてきたため、研究所は戦闘以外の仕事を
することになった。
それは、古くなった建造物の解体工事。今回、素女と星児が担当することになった
「旧昭和講堂」は現在では使われていない特殊な技術を用いて建造されたため、
通常の重機では対処することが出来なかったのだ。
だが、星児が安易な気持ちでメガトンミサイルを放ったため、ブラスターロボは
活動謹慎処分を受けてしまう。ミサイルの爆発により、街が壊滅的な被害を受けて
しまったためだ。たまたまその様子を見にきていたメルワーガも、この騒ぎで
重傷を負ってしまった。
ひとりで戦わなければならなくなってしまった素女…。いまのままのブラスター
レディでは、敵が現れても勝ち目は無い。素女は廃材置き場を掘り返し、
一世一代のアイディアを思いついたのだった!

素女「受けてみなさい!ブラスターレディの最後の切り札、スプリングブレード!」
364351:2008/01/13(日) 23:50:54 ID:NXU0ElY7
>>362
割り込みになっちゃいましたね
気にせずに続きをお書きください...
365それも名無しだ:2008/01/13(日) 23:53:50 ID:1TucE8e0
いえ、こちらこそ時間が空いてしまって。これ書き込めてるのか?
366362:2008/01/14(月) 00:02:19 ID:1TucE8e0
行数も容量も許容範囲なのになぜだか書き込めませんのでとりあえず一晩寝かせます。中途半端でごめんなさい……
367それも名無しだ:2008/01/14(月) 00:26:43 ID:YP6GE7Bk
特板で発表したら真面目な返答されて困った。

戦国武将 イエヤス

【ストーリー】
戦国時代……長き激闘の末、ついに勝ち取られた日本の平和……
だが、その平和をも奪い去ろうとする悪魔の軍団が現れた!その名はナンバン!
海を越え攻めてくる敵に対し、人々はあまりにも無力だった。
そんな人々を守るため、一人の男が立ち上がった!

金色の鎧を身にまとう、正義の戦国武将、その名はイエヤス!
仲間の戦国武将と協力してナンバン達を蹴散らしていくぞ。


イエヤス達の活躍により壊滅寸前にまで追い込まれたナンバンは、
恐怖の戦国魔人ノブナガを復活させた!


ノブナガを使い、イエヤス達を倒そうと目論んだナンバンは
復活したノブナガの手により乗っ取られてしまう……。

ノブナガ率いるネオナンバンの進攻は凄まじく、追い詰められたイエヤス達はネオナンバンに対抗するために
伝説の巨大ロボット、ジョウカクを捜し求めるのだった……。


【主題歌】
「戦国武将イエヤス!」

794ウグイス 平安京
1192作ろう 鎌倉幕府 
流れ流れる歴史を守る
戦う僕らの戦国武将
イエヤス! 戦え
平和のために
イエヤス! 今こそ
ナンバン倒せ
戦国武将イエヤス
368それも名無しだ:2008/01/14(月) 00:44:58 ID:crndN8Lr
>>367
時代劇系の特撮には「仮面の忍者赤影」とか「怪傑ライオン丸」、
「魔人ハンターミツルギ」という突っ込みどころ満載の大物が控えてますからね
同じ過ちを繰り返さないために、みんな神経質になっちゃうんでしょう
369それも名無しだ:2008/01/14(月) 00:50:54 ID:Kisr22EW
特オタはネットのノリとは違う青春を過ごした
年季の入ったやつが多いせいかマジレス度が異常だよな
370スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand第8話:2008/01/14(月) 10:12:51 ID:45cKvKHP
抜人はある町に来ていた。治水市から姿を消したバンパイオーが、この町の山中に降り立ったのである。

抜人「クラクラする……スタミナのつくもの食べなくちゃ」

ふらふらと町を徘徊していた抜人が、食堂のありそうな商店街に入り込んだ時。

魔闘メカ「シャァァァギョォォォオォン!!」

「ワァァァァッ!!」
「きゃぁぁぁぁっ!!」

抜人「宇宙人のロボット!?」

抜人はほとんど反射的に、頭の中にあの声が響いてくることを覚悟した。
しかし、しばらく経ってもバンパイオーの声は聞こえてこない。
抜人は小走りで逃げながら魔闘メカを見て、気付く。

(ガイコツやフランケンみたいなロボットじゃ、ない?)

足を止めて振り返り、さらに凝視する。

(そうか……宇宙人は一種類じゃなくて、あれは『バンパイオーの敵』じゃないんだ。
 なら、俺は戦わなくていい。ただ、逃げるだけで……)

ドォン!ドガァ!メキメキッ!!
そうしている間も魔闘メカは破壊の限りを尽くす!抜人の胸に不安が宿る。

(ゲンカイザー、何で来てくれないんだ?)

あの時、自分を助けてくれたゲンカイザーのパイロット。顔は見ていないが、声は若かった。
自分と何歳も違わないかもしれない彼が、命をかけて戦う理由は何だ?

(……知るかよ。戦いたい奴が戦えばいい。俺は嫌だ!)

人が次々に自分を追い越し逃げていく。

(この人達だって、自分が立ち向かおうなんて思いもせずに逃げていくじゃないか)

魔闘メカが暴れ、ビルが崩れる。信号機が倒れる。抜人の中に生まれて来る衝動。

(だが、俺にはできる。他の誰も、したくてもできないことが)

悲鳴と轟音が渦巻く中、抜人は声に出して叫ぶ。
「本当は行きたくなんか無い……だけど!」

そしてバンパイオーの在処に向けて走り出した。
371370:2008/01/14(月) 11:02:36 ID:6Dovp6/w
どうも同じところから長レスが連続でできないようになってるみたいですね。荒らし対策なんでしょうけど。
仕方が無いので小出しにしていこうと思います。すみません。

>>363
癇癪起こしてる星児がちょっと可愛い(笑)。続きも楽しみです

>>367
特板の方見てきました。確かにレスが…マジレスというより真面目レス。当人にその気は無いんでしょうが笑いが…
むこうはよく練ったネタをじっくり展開していくスレのようですからねぇ。
372それも名無しだ:2008/01/14(月) 17:15:05 ID:BoQR9XsP
ヤブル「爆発!?敵じゃねえのか!?」

秀一「落ち着けヤブル。戦士はお前一人じゃないんだ。補習を受ける余裕くらい持ってもいいんじゃないか?」

涼茂秀一はヤブルのクラスメートである。
そして、ギリギリ遊園地の経営を支える涼茂財閥の一人息子でもあった!

ヤブル「お前にはわかんねえよ……なんか、すげえヤな予感がするんだ。
    こんなときに限って、テッケンも出られねえような……」

秀一「自分を追い込みすぎだ。……第一ここを抜け出すには、あれを突破しなければならん」

秀一が親指で差した先には。

教師「突ィィィィィィッ!お前自分の立場わかっとんのかぁぁぁぁっ!!」

屈強な教師が立ちはだかっていた!


バンパイオーに辿り着き、乗り込む抜人!シートに座るとアームが伸び、針が首筋に食い込む。

抜人「痛ぇ……でも良かったぜ、お前にやる気が無くても、動かすことはできるみたいだな!」

マントの擬態を解き、バンパイオーを立ち上がらせる。

抜人「まったく勝手なロボットだ。自分の敵以外は知らん顔ってかよ!」

翼を広げ、バンパイオーが飛翔する。魔闘メカと戦うため――。


ドカァァァン!

テッケン「何だ!敵か!?」

乙女「駄目よ!今回はヤブルさんに任せて、真面目に補習を受けなさい!」

テッケン「くっ!……」

教師を睨むテッケンの視線には殺気が宿っている。

教師(母さん……おっかねえよう)「こ、こうして陰極から陽極へ電子が移動して、電流となるわけです」
373それも名無しだ:2008/01/16(水) 17:12:59 ID:woMiyx6l
次元超越クロスライン!

世界中にその名を轟かせる大会社「天下一コンツェルン」。
ありとあらゆる企業に精通するそこが新たに開発したのは、
自我を持ち、意志を持って電脳空間で生きる「二次元生命体」、
通称「クロス」であった。極秘裏に開発・研究が進められる中、
突如として「クロス」は、ホストコンピューターの中から消え去ってしまう。
時を同じくして、今年高校に入学したばかりの少年「狭間 カズマ」は、
念願の最新携帯電話を手に入れていた。
意気揚揚と携帯電話のデータを確認し始めたカズマは、
その異変と直面した――!

狭間 カズマ(はざま かずま)
高校一年生。男。
父親は「天下一コンツェルン」傘下の会社に勤める係長。母親は専業主婦。
つまりは、ごく普通の一般人である。
唯一の趣味は剣道。

二次元生命体「クロス」
86テラバイトという大きさを持って、電脳空間で生活する生命体。
開発されてから約三年が経過しており、
人間との会話にはほとんど不自由しないほどに成長している。
現在消息不明。

天下一 カナエ(てんかいち かなえ)
高校生。女。
カズマと同じ高校に通う「天下一コンツェルン」の令嬢。次女。
兄に天下一ツヨシ、姉に天下一ヒカルを持つ。
374それも名無しだ:2008/01/16(水) 19:13:20 ID:k4MJbOer
アキハバラ@ディープ思い出した。ってかロボットは?
375それも名無しだ:2008/01/16(水) 22:11:06 ID:XDDgJZFI
ブラックアンドブラック

惰性的な長期戦争で世界がいい感じに荒れてる惑星レスト。
その戦争を食い物にする男・・・それが商売トルーパーのナハタリだ。
武器の密輸や強奪などを無差別に請負い、その悪名は世界各国に響き渡っている。

そんな血も涙もない悪漢ナハタリだが、ある仕事を請け負ったことにより、
運命の歯車が大きく狂うことに・・。

ナハタリ・シュプナサーカ
・商売トルーパー(戦闘アーマーに搭乗し、戦場関係の商売を担う者)。20歳。
 容姿は端麗な青年だが、性格はすこぶる乱暴で下品。金の亡者。卑劣漢。女好き。
 どんな危険な仕事も金次第で請け負い、その成功率も高い。 
 フラフラ旅をしながら「仕事」を探しており、正規軍などにとっては悪質な賞金首だが、
 レジスタンスやテロリストにとってはいつ手札にくるか解らない、ジョーカー札。
 愛称はナハト。

 ある時、大国マシュア帝国に潜むテロリストからの仕事で帝国正規軍から
 秘密裏に運送していたコンテナを強奪する。だが同時にテロリストは軍によって壊滅。
 後払い報酬がないならこのコンテナの中身をいただくか、とコンテナを開けるとそこには・・・。

違法改造のトルーパーを操る。軍と交戦することもあるので軍用レベルの装備も持っている。


ノーデ
・ナハタリが帝国から強奪したコンテナに入っていた女性。帝国が長年研究していた「バイオシステム」
 という計画の成功例。兵器と融合することができる人間体の人工生物で、人間体は高性能コンピューターシステム並みの
 演算力・知能を持ち、融合された兵器は再生能力や成長力、パイロットの能力を助けるバイオシステム体自身の
 自動成長知能を持ち合わせることになる。新世代の兵器の名を担う存在。
 
 数十年前から研究されて生み出されたため、性格は老獪で、見た目は若い女の癖に老人言葉で話す。
 製造されたときにベースとなった人間の性質か、ナハタリほどではないが下品で悪知恵が働く。
 兵器でもあるため、根本的な性格は好戦的極まりなく、人間体の体力や戦闘力も手練れの殺し屋並みである。
 
 初めてナハタリに出会ったとき、ナハタリに襲われそうになるが逆に返り討ちにする。
 その後、ともに根本的な性格が似通ってるところのためか意気投合する。
 ムサい軍でまた実験されるのも嫌だし、ナハタリの自由で危険な生き方に興味がわいたということもあって
 ともに旅をすることにする。
 
 つまり、史上最悪最凶のコンビが誕生することになったのだった。

「そこの違法トルーパー!お前は完全に包囲されている!おとなしく投降しろ!」
「抵抗はやめろ!貴様、我々帝国軍の何に手を出したか解っているのか!」
「ハッ!悪いがノーデは俺のオンナだぜ〜?っと!しっつけぇーな!帝国のイモ兵どもにゃもったいねーつってんだよ!ボケッ!」
「いつからお前のオンナとやらになったんじゃ?ワシは。・・まぁ、後半は・・・同意してやるがの!」
376それも名無しだ:2008/01/16(水) 22:11:51 ID:XDDgJZFI
・グルテン・モントス
 正規軍との取引をしている、商売トルーパーの青年。23歳。
 ナハタリとは旧知の仲で、裏ではよく会合している。真面目な性格で、
 悪漢ナハタリでさえその実力を認めるほどの商売や戦闘の腕前を持つ。

「バイオシステムの肉体の構造は人間とほぼ一緒じゃ。その気になれば夜の相手もしてやらんこともないぞ〜?」
「悪いがご遠慮しておこう。無駄に関わる危険物はナハトだけで十分なのでね」
「可愛くない男じゃの!」

・オーマ・ゴストン
 正規軍からの仕事を担う凄腕賞金稼ぎ。30歳。
 すさまじい機動力を持つスカイトルーパー「ワイルドグリフォン」を乗りこなす。
 ナハタリを目の敵にしており、ある意味ストーカーのごとく襲い掛かる。パイロットの能力はオーマが上だが、
 ナハタリの悪運の強さや卑怯な戦法で毎回煮え湯を飲まされていた。

「まさかこんなとこに出てくるとは思わなかっただろ!ナハタリィ!!」
「マジかよ・・俺が来なかったらどうするつもりだったんだ?オッサン!」
「ハッハァー!もうお前を追うのはあきらめようかと思ってたんだぜぇ!!」
「んがーチクショっ!なんで来ちまったんだ俺!」

・ギュステンド・ナラーク
 マシュア帝国軍の誇る部隊、銀翼鉄士団のエース。戦闘力に固執する20歳の男。
 ノーデを自分のトルーパーに装備するはずだったが、強奪されたため新たな力を手に入れるチャンスを
 失ったギュステンドは憤慨した。それゆえ、商売トルーパーの無法者がノーデを横取りしたと知ると
 そいつを撃墜することで頭がいっぱいになっている。
 フルメタルソード四刀流という超攻撃的な陸空両用戦闘トルーパー「アサルトパラディン」に乗る。

「やい優男!そんなにノーデがほしいのかぁ!?えぇ?」
「ノーデ!?そんなモノにはとうに興味など持ちえて…無い!ナハタリ!ボクはねぇ、君を切り刻みたくて仕方が無いだけだよ!」
「ナハト。お前の周りは変なのばっかりじゃのう」
「そりゃ自分<テメー>も含んでの発言だよな?コンピュータばーさんよ」

・ネラパ
 帝国がノーデのデータから新たに作り出したバイオシステム。ノーデを失ったため急遽新たにベースから生み出された。
 そのためまだ幼い。しかしその能力はノーデ並み、もしくはそれ以上にまでグレードアップしている。
 無垢な少女だが好戦的で破壊活動を何よりも好む。パイロットなしでも兵器と融合し戦闘可能。

「うふふっ、どうしたの〜、ノーデおばさま? 息が上がってるんじゃなくて?」
「クチの減らないガキじゃのー…こりゃ本気でいっちょ、灸でもすわしてやらんと。なぁナハトよ」
「あーン・・・古女房も換え時かもなー・・・」
「灸をすえるのは、腹<コックピット>の中のたわけからだったようじゃの・・」
377スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand第8話:2008/01/16(水) 23:11:25 ID:ARd/KzHd
抜人「ここから、出て行けぇ――っ!」

飛来したバンパイオーは手に持った剣で魔闘メカに攻撃をかける。
しかしその蝙蝠の如き禍々しい姿を見て、天の助けと思う者はない。
ただここに一人、その姿に別の意味で歓喜する男がいた!

リュウ「クックック……魔闘メカに謎のロボット。そしてテッケンは補習中。
    奴が出られない今こそ、私の力を見せつける時!……もしもし、じいや?例のものの発進を頼むよ」

じいや『かしこまりました、坊ちゃま』

リュウ「よし、出でよっ!テェン・サイダ―――ッ!!」

リュウが天に手をかざして叫ぶ!

ボゴォン!

地面を割り、テンサイダーが姿を現す!総うるし塗りのボディは文字通り漆黒。
テッケンオーと同等の能力に、ビームとミサイルで武装した非常に高価なスーパーロボット!

リュウ「覚えておくがいい異星人ども!我こそは雷場竜。愛のために戦う薔薇の騎士!」

バシーン!
言いたい事を言うと、テンサイダーはポーズを決めた。


目の前に立ちふさがる教師に向け、ヤブルが訴える!
「ちくしょう、先生、何でわかってくれないんだ?地球の未来と補習と、どっちが大事なんだよ?」

教師「……突。地球の未来なんてもんは自衛隊とか、国連とかに任せとけばいいんだ。
   世の中にはそれぞれの役割ってものがある。お前は学生だ。学生の役割は戦う
   ことじゃない。勉強することだ。それが未来のためにもなるってものだ」

ヤブル「……そうかも知れねえ。でも、俺は嫌なんだ!そんなもんに、自分の限界を決められたくねえ。
    もっと、見たことも無え世界まで……俺は、アリさんじゃねえんだ!!」

教師「そこまで言うのなら、この俺を倒していけ!」

教師が上着を脱いだ!

ヤブル「よぉし、やってやるぜ!うおおおぉぉぉおおお!!……ぐわあああぁぁぁ!!」

秀一「どうせ授業になってないのだから行かせてやればいいものを……ん?
   よかったなヤブル。誰か出てきたようだぞ……聞こえてないか」

ヤブル「まだまだぁぁぁっ!」

教師「十年早いわぁっ!」

378名前:スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand第8話:2008/01/19(土) 10:57:37 ID:o5SGqtjh
どうにも貼れないのでアップローダにあげました・・・
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?file_id=0000025499.txt
379それも名無しだ:2008/01/20(日) 07:00:08 ID:WG3ovqXR
激昂のオフェニクス

そうとおくない未来
人々の心が荒み犯罪が多発する時代
親が子を殺し、子が親を殺すことも珍しくなかった
誰もが心に闇を持ち盗み争い、そして
内なる闇を生んだ


人々の心の中に溜め込んだ「怒り」や「妬み」などのマイナス的思考を放出したもののことを指す
機械とも生き物ともいえないものであるが、意思を持ち、生みの親の中世に従う
妊婦が胎内に子を宿すように、人の中にある闇を産む
「闇」の姿は生みの親の精神的バランスに影響しているため
何かの拍子に姿が変わってしまうこともある

高村

男性、学生のようだが詳しいことは不明

激昂のオフェニクス

高村の怒りによって形成された姿
人型にどうにか保たせることは出来ているが
右目が三つ付いてある代わりに左目がないなど
不安定な部分もある
やはり若さもあってかバランスが悪くなることが多い


鬱展開のマンガを読んでいたら思いついた
簡単に言えば鬱展開のスクライドっぽいなこれは
380それも名無しだ:2008/01/24(木) 00:30:25 ID:pfHJfU0a
ぶっ壊せパリアス

自然の壁、鋼鉄の壁、力の壁、社会の壁、目の前に立ち塞がらなくとも依頼さえあれば駆けつけ、あらゆる壁をぶっ壊す。
最後は収縮する宇宙の壁をぶっ壊し、異次元へと旅立った。
381それも名無しだ:2008/01/24(木) 23:12:41 ID:znS7BBJe
サイテキガー
断片化したサイバー世界のかけらを修復できる正義の戦士

ダンペンガー
サイバー世界の構成データをカオスにしてしまう悪の存在

382それも名無しだ:2008/01/25(金) 02:12:58 ID:5Id7zL4s
機動戦士ステルスハート

遠い未来。人類の95%は他者と分かり合える能力を持った「ニュータイプ」となっていた。
しかし、世界がおおむね平和を保つことが出来ているのは、その能力のためではない。
彼ら全体に共通の敵があったからだ。
残り5%――かつて彼らの父祖を虐げ続けてきた旧人類、オールドタイプ。
今日も精鋭モビルスーツ部隊が、オールドタイプ狩りに乗り出していく……


ステロ=ダイバ
オールドタイプの少年。
ニュータイプに意思を読まれないという特殊能力に助けられ放浪の生活をしてきた。
レジスタンス組織と出会い、「ステルスハート」の名でその切り札に祭り上げられていくことになる。
開放的な性格で、オールドタイプからは「これほどわかりやすい奴はない」だが、ニュータイプにとっては「まったく読めない男」である。

「何でもかんでもわかってなきゃ怖いのかよ?わかんねぇから信じられるんだろ、人間も、明日もさ!」


ゴースト
高度なステルス機能を有した真黒なモビルスーツ。
この時代ではレーダー類はニュータイプ能力を利用した「サイコソナー」が主流で電磁波を利用するレーダーは進歩を止めており、この機体を確認することは出来ない。
従ってサイコソナーに感知されないステロが操縦することで、目の前に現れるまでまったく見えない戦闘機となる。
383それも名無しだ:2008/01/30(水) 04:34:16 ID:s0Dxm5KE
久々に来てみたよー。
果たして何人覚えているやらなので迷惑承知であらすじから再投下。

星空(そら)のステライト

卒業記念の天体観測キャンプ。仲の良い10人は思い出を語り笑い合いながらも、これからそれぞれ違う道を歩む切なさを誰もが感じていた。

そんな彼らを突如襲う星空から降りてきた異形。仲間達が化け物の発する謎の光の中に消えていく。
為す術もなく立ちすくむ少年少女の前に、光の巨人が現れ、異形を退けた。
その後、巨人は人の姿となり、魔の手から逃れた少年達に協力を要請する。

異形は「ホシグライ」、星を、そこに住まうものを喰らい、成長するもの。
巨人は「ホシヨミ」、星に、そこに住まうものに力を貸し、成長させるもの。

巨大な力「ステライト」を得た少年少女が討つのは、意識を残されたままホシグライへと変わり果てたかつての友、かつての想い人。

あの夜、空に光った星は…。
384それも名無しだ:2008/01/30(水) 04:35:27 ID:s0Dxm5KE
〜キャラ、設定〜
・高橋 陽(ヨウ)
本作主人公。明朗快活で裏表のない性格。
与えられたステライトは万能型「ステライト・アルタイル」。
・中原 優夜(ユウヤ)
準主人公。陽の幼なじみで親友。冷静沈着で強い意志を持つ。
変化体は「アンタレス」。
・宮野 光(ヒカル)
ヒロイン。穏やかで心優しい少女。陽、優夜の幼なじみ。
与えられたのは支援型「ステライト・ベガ」。
・大崎 醒(セイ)
皆のリーダー的存在だった少年。キャンプの立案者で、「自分のせいだ」と悩みつつ戦う。冴子・昴(後述)とは 付き合いが長く、二人が交際を始めたことに嬉しさと寂しさをない混ぜにした感情を抱いていた。
与えられたのは指揮特化型「ステライト・ハマル」。
・高木 恒(コウ)、流(リュウ)
気弱な恒と激情家の流の双子。恒がホシヨミ、流がホシグライとなる。恒は冴子に、流は光に淡い想いを抱いていた。
恒が乗るのは防御型「ステライト・カストール」、流の変化体は「ポルックス」。
・中津 冴子(サエコ)
光の親友で勝ち気な少女。改造で精神崩壊し、光を殺すことに執着する狂人となる。
変化体は「レグルス」。
・石本 昂(タカ)
気の優しい力持ちを体現する少年、大柄。冴子と交際しており、崩壊した彼女さえ受け止めようとする。
変化体は「アルデバラン」。
・浅野 晨(シン)
明るいムードメーカー的少年だったが、潜在的に他のメンバーに嫉妬しており、崩壊によりそれを全面に押し出した性格へと変貌する。
変化体は「トゥバン」。
・中野 紗耶(サヤ)
陽に片思いしていた内気な少女。芯が強く崩壊しなかった為、優夜の良き相談相手となる。実は優夜に思いを寄せているが…。
変化体は「スピカ」。
・星見 輝(アキラ)
「ホシグライ」が動いた事を関知し、地球に降りてきた「ホシヨミ」の仮の姿。
自分の行動の遅れが陽達を殺し合わせる事になってしまったのに心を痛めている。
385それも名無しだ:2008/01/30(水) 04:37:42 ID:s0Dxm5KE
〜ステライト〜
巨大ロボ。ホシヨミが人に与え、与えられた人により様々な形態に具現化する。
変化体を倒せるのはステライトだけ。
また、変化体が潜むのは位相のずれた世界であり、そこで行われる戦いは世界の誰にも気付かれることは無い。
・アルタイル
陽のステライト。腰部に実体翼とエネルギー翼を持ち、実体羽による近接戦、エネルギー羽を飛ばしての遠距離戦、更にはステライト、変化体両陣営で唯一飛行が可能な万能型。
・ベガ
光のステライト。腕部分が琴状になっている女性型。ステライト(生体)修復と音波を用いたかく乱能力を持つ後方支援機体。
・ハマル
醒のステライト。左腕が鎖の束になっている。その鎖を用いた打撃、拘束の他、頭部から鎖状のエネルギーを放ち、それで繋がった相手と情報を共有することが出来る
(アルタイル→ハマル→ベガのように、ハマルを介した情報共有も可能)。
能力を用いて味方に的確な情報を伝え、指示する指揮官型。
・カストール
恒のステライト。他のステライトに比べ頑丈で、左肩のエネルギーを発生させる大盾による防御を得意とする定点防衛特化型。
その防御力は突撃することで攻撃力にも転化できる。

〜変化体〜
ホシグライに改造されたその星の生命体が、命を喰らう(存在を喰らう)際の姿。
喰われた命は元より世界に「存在していなかった」ことになる。
変化体の姿は元の人格に依存する。
精神に強い食欲(破壊衝動)を刷り込むものの、人格自体を操作はしない為、変化体となった者は激しい葛藤に苛まれる(耐えられずに精神崩壊する者も)。
基本的にホシグライは傍観者であり、変化体が全滅すると潮時と判断、その星での破壊活動を停止する。また、変化体の下に、意識を持たず破壊活動を行う巨人兵士が多数存在する(前半部での敵)が、これも変化体全滅で消滅する。
・アンタレス
優夜の変化体、人型。腰部に二本、頭部に一本(これは暗器のようなもの)の伸縮自在な毒針を持ち、それによる刺突と打撃を織り交ぜた予測不可能の連打を得意とする。
・ポルックス
流の変化体、人型。右腕の大斧が唯一にして最強の武器であり、エネルギーを纏っての一撃の破壊力は変化体一。
・レグルス
冴子の変化体。獅子の姿であり、体の至る所にある牙を用い、その異常な敏捷性で相手を削り取る。
たてがみがあるが、「メスライオンならたてがみ無いだろ」というツッコミは禁止。
・アルデバラン
昂の変化体。バッファローに似る。
動きは他の変化体に比べて緩慢だが、頑強なボディと二本の衝角による突進力は大きな脅威。
・トゥバン
晨の変化体。竜型。相手の精神に干渉し、悪夢や幻覚を見せる。
本体は高速回転や遠距離攻撃端末での攻撃も可能だが、他の変化体と比べてはるかに脆弱。
・スピカ
紗耶の変化体。華奢な女性型。機動力に優れ、腰のリボン状のものをダガーやバックラーとして攻撃する。また、大地を活性化させて樹木で敵を絡め取る技も使える。
386それも名無しだ:2008/01/30(水) 04:40:58 ID:s0Dxm5KE
〜シナリオ構成〜
#1
発端、アキラ対ホシグライ、ステライトは顔見せ無し、協力要請まで

#2
アキラによる大まかな説明(ユウヤ改造とオーバーラップ)、
ヨウ決意直後に敵襲来、アルタイル活躍回(拉致組全体改造度10%)

#3
ヒカル、セイ決意、ホシグライ集団襲撃。
ベガ、ハマル活躍回、ここでフォーメーション戦闘初披露。コウはまだ躊躇(改造度50%)

#4
再び大量襲撃、被害市街地に。コウ決意でカストル活躍回(改造度90%)

#5
ユウヤ側改造完了、変化体顔見せ回。
各キャラ個別会話イベント後戦闘、これまでと桁違いの戦闘力や戦いへの戸惑いが原因でステライト惨敗、引きつつ終了。

#6
絶体絶命の状況、アキラ命を削って(サイフ●ッシュ的な、以後アキラ変身不可能)5体を撃退
(皆重傷、後々ユウヤ側が個別出撃になる理由)。しかし、唯一高みの見物していてサイ●ラッシュから逃れたトゥバンが直後に精神攻撃をかける。

#7
シン、これまで密かに抱いてきた鬱屈した恨み(各人の才能への嫉妬)をつらつらと回想付きで語る、
語り終えて精神攻撃を強めるが、それで錯乱したヨウに撃破。
シン、力を得てなお勝てずに死ぬ自分に絶望しつつ消滅。
同時に幻覚が消滅、眼前の状況(自分がシンを殺した事)にヨウ、慟哭。

#8
シンの死から、戦いに悩む(友や兄弟を殺さないといけないことが明るみに出た為)全員。
各々の出会い(新規)から#7(バンク)まで含めて視点を変えつつ、過去回想(以降の重さに)

#9
手負い状態でなお戦意の落ちない狂戦士サエコ、お付きのタカ襲来。
コウ、#8での悩みからステライト召喚不能に。
思い出を語りつつ攻防するヒカル(ベガ)とサエコ(レグルス)、セイ(ハマル)・ヨウ(アルタイル)とタカ(アルデバラン)。
アルデバランの装甲はアルタイル、ハマルの攻撃を受け付けない。
レグルスの猛攻、聞こえる狂ったサエコの声に「もはや救えない」とヒカル決意、哭きながらの音波衝撃でレグルスを瀕死に。タカ、それを見て二体のステライトを一蹴しレグルスの元へ、アルデバラン、レグルスを「喰」い融合、撤退(融合可能だという複線)

#10
ユウヤ側で融合補足説明。
リュウが完治し出撃。精神的に追い詰められコウ発狂寸前。
ステライト、迎撃するが圧倒的攻撃力の前にベガ以外2機が行動不能に。
ポルックス、ベガを執拗に追い詰め、いたぶる(リュウの好意が裏返った、レイプを想起?)。

#11
開始から終始コウ目線。
リュウへの憧れ、依存心をモノローグで独白し、そこから抜け出す覚悟を決める。
「これまでは君が二人分背負って生きてきた。ここからは僕が二人分背負う。」
コウ覚醒、ベガへの最後の一撃を防御(防いだ盾から徐々に具現化されていくとか面白いかも)、
カストール登場。一進一退の攻防の後、一撃対一撃の間合いに。シールドタックル対アックスチャージの結果、カストールが打ち勝つ。最後に一瞬兄弟で交感し合いポルックス消滅、コウ表情を変えずに落涙。
387それも名無しだ:2008/01/30(水) 04:44:46 ID:s0Dxm5KE
〜シナリオ構成A〜
#12
ポルックスからの攻撃によって大破したベガ、戦闘不能。
アキラの指示を受け、力の残滓をアルタイルが継ぐ。
サヤがユウヤとの会話で、ささやかな笑顔を見せる(過程は前々から描写あり)。
サヤとタカ、出撃(ユウヤ未だ完治せず、待機)。
対峙するヨウ(アルタイル+)とサヤ(スピカ)、セイ(ハマル)・コウ(カストール)とタカ(アルデバラン+)。
レグルスの特徴を受け継ぎ素早さを兼ね備えたアルデバラン+の誘導にはまり、スピカの樹木で動きを封じられるステライト3機。
しかしアルデバラン+の突撃を受ける直前(この辺で回想、昔から仲良かったセイ・タカ・サエコのエピソード)、ハマルがエネルギー鎖と実体鎖をアルデバラン+に射出、
エネルギー鎖から情報(シンプルに一言、二人の名前を呼ぶだけ)を流し込み、突進を止める。
その隙にベガの力でサヤの見積もり以上に強化されていたアルタイルが樹木から脱出、ハマルが鎖で絡め取ったアルデバラン+を上空に放り投げ、
上空からアルタイル、地上からカストールが挟撃しアルデバランの防御を打ち破り、撃破。
タカを助けようとしたスピカもエネルギーの余波を受けてダメージを負い、撤退。
セイ(M)「確かに聞こえた気がした、別れの時のいつもの言葉。」
セイ「…またな」(サエコ・タカの声とオーバーラップ)

#13
タカ消滅を受け、自分の力不足に泣くサヤ。
ユウヤは優しい言葉で励ますが、サヤにヒカルの姿が重なってしまい、同時に自分の感情
(好意はヒカルにある、サヤへの気持ちはその代替ではないか)
に気付いてしまう。それに戸惑い肩を抱く事を躊躇するユウヤ、反面、ヨウからユウヤへと気持ちが強まるのを感じ、サヤも揺れる。
最後の戦いと、自分の消滅が近い事を伝えるアキラ。
謝罪の後、
「死んだ者の光を記憶し続けろ、酷な話だがキミ達が覚えていなければ、いずれ見える星の光は誰にも届かない」
と言い残し、消滅する。
それを受けてヨウとヒカル、話す。
自分の気持ちをヒカルに告白するが、返答は
「きっとユウヤも同じ気持ちで居るから、あいつに問いただしてから答えは聞く」
と聞かずに会話を切り上げるヨウ。
遂に完治したユウヤ、出撃。ヨウと相容れない悲しい会話。
アンタレス、高い総合能力と溜め込んできた怒りでステライト3体と対等以上に戦う。
が、隙を突かれてハマルに拘束され、アルデバラン戦と同じ、アルタイルとカストールの挟撃が迫る。
しかしその時、傷を負っていたはずのスピカがアンタレスを庇うために登場。
代わりに攻撃を受け、ヨウに討たれる事、ユウヤを守れたことに安らぎを感じながらサヤは消滅する。
スピカの欠片を握り締め、激しく慟哭するユウヤ。欠片を取り込み、力を増すアンタレス。
388それも名無しだ:2008/01/30(水) 04:45:16 ID:s0Dxm5KE
〜シナリオ構成B〜
#14 
心ならずもサヤを手にかけたこと、かつての親友のこれまで見たことの無い激しい怒声に加え、激しい敵意を向けられたことが重なり、放心のヨウ。
ハマルの鎖を引きちぎり、割り込んだカストールを一瞬で屠り(コウにも重傷を与える)、アルタイルに突撃するアンタレス。
しかし怒りの一撃を受けたのは、直前に攻撃に飛び込んだハマル。
「皆を…これ以上ッ…!」
アンタレスのコクピット狙いの攻撃が直撃し、息絶えるセイ。それに伴いハマルが消滅。
一度に二人の友人を喪い、悲しみに吼えるヨウ。

#15
双方怒りに任せた殴り合いが始まる。
時間経過で多少冷静になるも、正気は失いっぱなしの双方。互いにボロボロになっていく。
突如「…ヒカルは好きか」と切り出すヨウ。一蹴されるが執拗に答えを求める。
「そんな戯言ッ!」
「…皆居なくなった!もう誰も聞いていない!だから、いいだろ、そのくらい…!どうせ…最後だ」
満身創痍の状態で、最後の一撃をぶつけ合う二人。互いに機体を貫かれ、散る。
わずかに残っていたハマルのエネルギー鎖が、二人の最期の言葉、
「…ああ、そうだ…」
「…やっぱりな…」
を、ヒカルに伝えた…。
(補足:ハマルとエネルギー鎖で繋がっていたアルタイルがアンタレスと物理的に繋がった事で、アンタレスの想いまでこもったエネルギー鎖の残滓が、偶然見守るだけのヒカルの元に届いた)

戦いから1年後…。
ヒカルと重傷を負いつつも生き残ったコウは、全ての発端となったキャンプの現場で偶然再会する。
互いに別の道で精一杯生きる二人だが、散った仲間達を思い出して、静かに涙に暮れる。
「…覚えていよう、皆の星を。いずれ私達のところに、その光が見えるまで。ずっと覚えていよう。
そして、生き続けよう。光が届いたら、それを他の星に届けられるように、ずっと生き続けよう…」
頭上には、満天の星空。

…ハイ、こんなん出ました。シナリオ作るって難しいなぁ…。
長文ホント失礼。自己満足さね。
389それも名無しだ:2008/01/30(水) 11:47:39 ID:HQgqwrbC
晒しage
390それも名無しだ:2008/01/30(水) 12:42:41 ID:3WCHck5o
オプーナを買う権利を与える
391それも名無しだ:2008/01/31(木) 07:49:26 ID:8GH01+1S
ステライトktkr
392それも名無しだ:2008/01/31(木) 18:59:00 ID:VEWuRKpi
ステライトGJ
393それも名無しだ:2008/01/31(木) 21:04:49 ID:mFR9f6aW
素女まだぁ?
394それも名無しだ:2008/01/31(木) 22:28:45 ID:v5nrklam
ねだる前にネタを出すんだ
395363:2008/02/02(土) 20:05:13 ID:/wjnO0zk
お待たせいたしました。「すあまのキモチ」、ちょっと早いですが最終回に
突入します。
いつになく長いんで、ご迷惑にならないと良いんですが…

・最終話
ある日のこと。星児の憂鬱は、頂点に達していた。
なぜなら、スプリングブレードを手にした素女はまるで水を得た魚のように
勢いづき、ブラスターロボなしでも敵を撃破できるようになり、自分が謹慎
している間でもまったく任務に支障が出なかったからである。
メルワーガとのコンビネーションも最高で、口の出しようもない。
民衆も、もはやブラスターロボではなく、ブラスターレディに期待を寄せていると
いうことがこちらにも痛いほどに伝わってくる。
それに……いくら戦闘の主導権を握っているのが自分とはいえ、本当はいつも
色々な面で素女に助けられてばかりいることを、当代一の秀才である彼が
気づかないはずはなかったのだ。

星児「なぁ、すあま…本当は、俺のことなんかキライだろう?」
素女「えっ?」
星児「俺のことなんか、バカだって思ってるんだろう?」
素女「何を言い出すのよ星児君。確かに、星児君の言ってることが頭にきた
ことはあったわ。でも、星児君のことちっとも嫌いなんかじゃなかった。
だって、それが星児君の本当の気持ちだってこと分かってたから。
星児君が、本当の気持ちで私にぶつかってきてくれてるって思ってたから。
私のほうが、星児君なんかよりもずっとバカなのよ。だから……」
星児「格好つけるのはやめてくれ!」

一方そのころ。
ビンジャム帝国も、着々と力を増してゆくブラスターレディを警戒するように
なっていた。たかが非力なサポート・ロボットだと思っていたものが、三体もの
戦闘兵器を立て続けに倒したのだ。

ワーガー大帝「にっくき素甘ロボ・ブラスターレディをなんとしても倒さねば
ならない。幸い、ここしばらく、あの紅白まんじゅうロボの姿を見ていない。
やるなら今しかないだろう。今こそ、日本を滅ぼすときだ!」

地球を侵略するためには、国土や国力の割りに非常に科学技術…とりわけ、
ロボット工学…の発達した日本をまず真っ先につぶすべき。それが、
ワーガー大帝の狙いであったのだ。
396395:2008/02/02(土) 20:06:27 ID:/wjnO0zk
突如東京上空に飛来した、空を覆い尽くさんばかりの巨大なUFO。
それこそが、ビンジャム帝国軍の母艦であった。

ワーガー大帝「夢尾素女、聞こえているか。お前の弟を人質にとった!
弟の命が惜しいなら、今からお前ひとりでこの戦艦まで乗り込んでこい!」

東京上空から、拡声器で宣戦布告するワーガー大帝。
ああ、とうとうブラスターレディのパイロットが自分であることが、人々に
知られてしまった。もはや後には引けない。素女は、単身敵地へ突入することを
決意する。

素女「望(のぞむ)、待ってなさい。今、私が助けに行くわ!」

だが、これがあまりにも危険な行為であることに、気づかない者などいるはずは
なかった。

一ノ谷博士「星児君。一緒に行かないのか?」
星児「敵にお呼びがかかってるのはすあまだけなんだ。俺には関係がないんだよ」
一ノ谷博士「うそだ!君ほど賢い子が気づかないハズはない。これは罠だ!
このままでは、すあまちゃんがやられてしまう!」
星児「うるさいなっ!ほっといてくれ!」
397396:2008/02/02(土) 20:07:22 ID:/wjnO0zk
敵地に乗り込んだ素女を待ち構えていたものは、最終決戦に備えて待機していた
ワーガー大帝の側近たちであった。以前捕まったときに、かなりの人数の人員と
和解したつもりでいたが、まだ大帝を支持する者は残っていたのだ。

素女「そんな!あの時、あんなに仲良くなれたじゃない!」
ワーガー大帝「我々は甘すぎたのだ…。一度は平和的に交渉する道も考えた。
だが、それは間違いだったのだよ。和平を図るということは、生存した多数の
民間人を統治しなければならないということだ。我々の目的は、
あくまでこの星の資源。煩わしい人間どもを生かしておく必要など無い!
皆殺しにすることこそが、我々にとって最良の手段なのだ!」

ビンジャム帝国の精鋭たちが、ブラスターレディに襲い掛かる。ピンチに陥る
素女のもとに現れたのは、和賀史郎・メルワーガだった!

史郎「アイツめ、こんなときに何をやっているのだ。素女さん、私が一緒に
戦います!」

敵を蹴散らすブラスターレディとメルワーガ。残っているのは、ワーガー大帝
ひとりだ。

ワーガー大帝「裏切り者がまさかここまで生き残るとはな。そろそろ引導を渡す
ときが来たようだ」
メルワーガ「黙れっ!素女さんには、指一本触れさせんぞっ!」

しかし、力の差は明らかだった。メルワーガは、手も足もでないまま、
地べたへと倒れ伏したのだった…。

素女「史郎さん!逃げることも出来たはずなのに、何故こんなにも
私のために……」
史郎「ハハハ……こんなときまで気遣ってくれるとは、どこまでもお優しい
方だ。私は、そういう優しい貴女のことが、あのときからずっと
好きだったんですよ……」
素女「そんな……考えたこともなかった。私が、誰かに好かれているだなんて…
お願い!死なないで、史郎さん!私、こんなの初めてなんです!」
史郎「それはこっちの台詞ですよ……死なないでください……素女さん……」

それが、彼の最期の言葉だった。

素女「いやぁぁぁぁーっ!」
398397:2008/02/02(土) 20:08:08 ID:/wjnO0zk
そのときだった。自室でうなだれていた星児は、突如聞こえてきた
何者かの声に驚き、思わず外に飛び出した。

???「まだ気づかないのか?この国の……いや、地球の未来は、
お前の手に委ねられているということを…」
星児「だっ、誰だっ!?」

それは空耳だった。しかし、確かにどこかで聞いたような声…。
その声に引きずられるように、星児の脳裏に今までの記憶がありありと
蘇ってきた。
たとえ、それがどんなにでたらめで不器用なものであったとはいえ、自分が
いままで抱いてきた「平和を守りたい」という想いは、確かに本物だったのだ。
そして、その想いを支えてきてくれた人たちがいたのだ。
それは、英雄を待ちわびる民間人たち。ブラスターロボの整備工。
そして……

星児「待ってろ!すあま、今助けに行くぞ!」
399398:2008/02/02(土) 20:09:20 ID:/wjnO0zk
素女「スプリングブレード、スピン・アップ!」

メルワーガのどんな攻撃も通用しなかった、ワーガー大帝の堅い装甲。
それを破るためには、スプリングブレードのドリル攻撃を使うしかない。
ブラスターレディは、ワーガー大帝目掛けて突進した!

素女「ぇぃやぁぁぁぁぁーっ!」

しかし、極限まで出力を上げたスプリングブレードをもってしても、
ワーガー大帝の装甲を貫くことは出来なかった。
なすすべもなく、返り討ちにあうブラスターレディ。

素女「ブ、ブラスターレディが……壊れてゆく……!」
ワーガー大帝「フハハハハ!これでとどめだぁっ!」

が、まさにその瞬間、壁を突き破って見覚えのあるシルエットが姿を現した。
紅白まんじゅうロボ・ブラスターロボだ!

素女「星児君!」
星児「すまなかったな、すあま。謝りたいことはいっぱいあるけど、それは
後に回しとくわ。今ならハッキリわかるぜ……自分が今、本当にやるべき
ことがな!さあ来い、ワーガー大帝!このブラスターロボが相手だっ!」

星児の作戦はこうだ。メガトンミサイルで装甲を破壊し、露わになった
弱点目掛けてブラスターブレードで切り込む。しかし、ワーガー大帝に
透析装置は通用しない。敵の弱点をつかむチャンスは、ミサイルの搭載数・
三発ぶんだけだ。
ミサイルの爆風が、人質を拘束していたカプセルを破壊した。
すぐさま、素女が弟の救助に向かう。

望「お姉ちゃん、あの人は誰?」
素女「地球を救う英雄よ…!」
星児「よし!見切ったぞ。弱点はそこだ!ブラスターブレード、ライト・アップ!
喰らえ、ブラスターブレード・ファイナルアターック!」

しかし、ワーガー大帝のコアは思いのほか強靭で、ブラスターブレードは
刃が欠けて使い物にならなくなってしまった。

ワーガー大帝「やるではないか…だが、いくらダメージを受けたとはいえ、
貴様を倒すくらいの力は残っているぞ!」
素女「逃げて!星児君!」
400399:2008/02/02(土) 20:10:16 ID:/wjnO0zk
懸命に敵の攻撃をかわすブラスターロボ。ビームパンチでは、攻撃力不足で
敵にダメージを与えられない。絶体絶命のピンチだ。
いてもたってもいられなくなった素女は、半壊したブラスターレディの
コックピットをわけもわからずいじり倒した。

素女「お願い!今までずっと一緒だったじゃない!星児君が危ないの!
応えて、ブラスターレディ!」

素女がコックピットをぶん殴った瞬間、ブラスターレディは奇跡的に
修理装置の部分のみ回復した。

素女「星児君!これからブラスターブレードを修理するわ。それまで
なんとか持ちこたえて!」
星児「ああ、わかった!」

ブラスターブレードの修理が完了した。今まさに、反撃が開始される!

素女「負けないで!星児君ーっ!」
星児「どりゃぁぁぁぁーっ!」

必殺の刃が命中し、ついにワーガー大帝は倒れたのだった。
401400:2008/02/02(土) 20:11:10 ID:/wjnO0zk
墜落してゆくUFOを、ブラスターロボは最後の力を振り絞って東京湾へと誘導。
幸いUFOは空洞の部分が多く、水に浮いたため、中にいた者は皆無事だった。
これで、ビンジャム帝国の侵略計画は阻止されたのである。
素女や星児を救出しに来た海上保安庁の面々の中に、海外に行っていたはずの
青野博士の姿があった。
来るべき戦いに備えて自分のロボット技術を海外にプロモートしに行っていた彼は、
最終決戦の知らせを聞いて強化型のブラスターブレードを大急ぎで日本まで
届けようとしたが、到着する前に事は済んでいたというわけだ。

素女「とりあえず、研究所まで戻りましょうよ。お父様も一緒にね」
402401:2008/02/02(土) 20:11:58 ID:/wjnO0zk
地球を守るという一代事業を成し遂げ、感慨深げな表情をする研究所の面々たち。

青野博士「みんな、よくやってくれた。しかし、正直言って私は不安だったよ…。
私自身が指揮をとれればよかったのだが、急にここを離れることが決まって
どうしようかと思っていたんだ。
この際、はっきり言ってしまおう。あの頃の君たちは、ただの力に溺れた
愚か者たちだった!特に、星児のやつなんてまだ若いし、本当にどうしようかと
思っていたよ。
日本という大きなものを守るためには、当然、小さなものは犠牲にしなければ
ならない。それは仕方の無いことだ。しかし、だからといって、目的のために
犠牲にしてしまったものを忘れてしまうようでは困るのだ。ないがしろにして
しまってはいかんのだ!いつかの遠い未来、それらを思い出すときのために。
……まぁ、若い頃に読んだ本の受け売りなんだがね…。
素女君。……いや、‘すあま君’と言った方が良いか。君なら、ここにいる
者たちに忘れてはいけないことを教えてくれるような気がした。だから、
無理を承知で君をここに招いたんだ。君に苦労をかけさせることは承知していた。
でも、まさか実戦にまで駆り出されていたとは……本当にすまないことをした。
許してくれ、すあま君…」

夕日の中に、素女の柔らかな笑顔がいつまでも浮かんでいた…。
403402:2008/02/02(土) 20:15:22 ID:/wjnO0zk
その後、ブラスターロボとブラスターレディは、改修されて国立博物館に
寄贈されることとなった。
我々がこの二体のロボットのことを覚えているかぎり、いつかまた地球が
ピンチに陥ろうとも、彼らは助けに来てくれるだろう。
むろん、戦いは無いにこしたことはない。しかし、我々は忘れてはならないのだ。
生きていく中で犠牲にしてしまったものを。
そして、そのときに感じていた気持ちを…


これで、「すあまのキモチ」はおわりです。
どうもありがとうございました。
404それも名無しだ:2008/02/02(土) 20:20:08 ID:MRvCKwrn
やべえ、史郎の最期がガチで泣けた。
夜10時のドラマみたいなタイトル見たときにはこんな名作になるとは思わなかったぜ・・・
405それも名無しだ:2008/02/02(土) 20:25:13 ID:QIjPtW5B
>>403
いい話だ……キャラクターの心理状態が掴みやすいって大事だなと思いました。
どうしても文章が煩雑になる自分としては見習いたい点が多々あります。

さて、すあま氏の直後に投下と言うのも住人の目に優しくないので
こちらは予告だけ。陰陽式機伝 其の四前半(2)、近々投下です。
406それも名無しだ:2008/02/05(火) 21:51:27 ID:Rvj166Bh
青色のヴァリヲン

高校生、牧村狂介は意思を持つ青色のロボット「ヴァリヲン」を発見する。
ヴァリヲンは地球移住のために人類の殲滅を目論む敵「EBE(イーバ)」から地球を守るために狂介と共に戦う

「この気持ちは今に思った事じゃない…ずっと、ずっと前からこんな展開を僕は待っていたんじゃないか!」

んーなんか違う
407それも名無しだ:2008/02/06(水) 13:59:59 ID:2U5lzopH
蛾をモチーフに細身のロボ作ってたらゼフォンみたいなデザインになったので蛾度をアップさせたら今度はゴキトラになった…
有機系ロボ難しい。
408それも名無しだ:2008/02/07(木) 02:19:40 ID:04naruP2
ディストラデザインって悪魔絵師になれんじゃね
409それも名無しだ:2008/02/07(木) 17:10:27 ID:3rhBX/xK
鎮魂覇者ゴスペルク

死して魂を闇に捕らわれし者ジェノムと云う、その魂静めし者達がいたその名は神徒アマデウス。
人々の悲しむ声あるところ、彼らは必ず現れる。しかしジェノムは強大な力を持っている。アマデウスは彼らに対抗するための力、ソウルロードという名の鋼の巨人を魂の奥底から呼び覚ますことができる。
アマデウスは魂を闇に捕らわれし者達を決して許しはしなかった、少年マルクもその一人であった。
彼はソウルロード、ゴスペルクを駆り巨大な悪の魂を静める旅にでるのであった
410それも名無しだ:2008/02/07(木) 17:13:18 ID:3rhBX/xK
主人公
マルク=テリアス 年齢? (見た目は10歳)
幼い頃両親をジェノムに殺されアマデウスに保護を受ける、その時ジェノムに呪いを受け耳が不自由になる。もう一つ呪いがあるらしいが詳細は不明。才能を認められ神徒アマデウスとなる。
とてもおとなしくどこか大人の気品が漂う少年、正義感が強く曲がったことが嫌い。白兵戦に長け、生身でもジェノムと戦える。ジェノムを倒すため一人で旅をしている


セイナ=ラングレット 年齢18歳
不運にもジェノムに襲われマルクに助けてもらい、マルク一人では心配だと旅を共にする事になる。若干18歳だが精神年齢は低くマルクとは全く正反対
411それも名無しだ:2008/02/07(木) 17:16:57 ID:3rhBX/xK
バルン
マルクと旅をするしゃべる鳥。マルクとは心を通わせることができマルクの通訳兼弟分と言ったところ、いつもはマルクの肩に乗っており戦闘の時にはいち早く逃げるという臆病な反面、ゴスペルクに乗りマルクの手助けをする兄思いな一面もある


ソウルロード、ゴスペルク
ソウルロードと呼ばれるロボット。マルクが普段身につけている十字架の神具を天にかざし、右腕の聖痕が輝き。歌のような召還の呪文を唱えれば現れる、さしずめ鎮魂歌(ゴスペル)といえよう。その重厚感からは神々しささえ感じられる…
412それも名無しだ:2008/02/07(木) 20:57:19 ID:3rhBX/xK
後三つほどあるけどその中の一つが厨すぎてハズカシス
413それも名無しだ:2008/02/07(木) 21:17:16 ID:2YqeXPSA
見せるのが恥ずかしいくらいでないと
414それも名無しだ:2008/02/08(金) 07:42:48 ID:8mV+4GB0
>>413
助言ありがとう、恥ずかしがらずにトライしてみるわwそれじゃ投下


紺碧のカルテットスカイ

どこにでもいる平凡な学生天音晃一。しかしその日普通の日常が一変し、普通ではいられなくなった。見たこともない世界「アメル」謎の少女ラナはこの世界のことをそう呼んだ……
晃一とラナの出会いが二つの世界の運命を変えてゆく。七色の風が吹くこの世界で、少年は何を得るのだろうか?


主人公
天音晃一 年齢17歳

風見ヶ丘学園に通うごく普通の学生。
ある日道路に飛び出し車にひかれそうになる小学生を助けようとし、身代わりに車にひかれ病院についた頃には手遅れだったかにみえた。違う世界で彼は生きていた、謎の世界で少女ラナと出会いアメルと対になる世界ベルノバと戦うことになる。
熱血的ではあるがどこかさめている。闘志を内に秘めた熱血漢、神様や天国といった目に見えない物を信じていない。


ラナ 年齢18歳

謎の世界アメルの住人、アメルの王ハウデンの娘。ギュリアーとよばれ、戦闘兵器フェザーアームズを扱うことができ、晃一にアメルのフェザーアームズ、サウザングを与える。
性格は天然で友好的
415それも名無しだ:2008/02/08(金) 07:46:23 ID:8mV+4GB0
サウザング

リアル系ロボット、普段はギュリアーであるラナと二人乗りになっている。ラナが乗らずに長時間乗っていると、機体に取り込まれるといったデンジャーなスペックになっている。
ソニックコアといわれる風を動力源としているエンジンを搭載している。アメルの国ライツキングタムがほこる優れたフェザーアームズ
416それも名無しだ:2008/02/08(金) 07:53:57 ID:8mV+4GB0
新山千太 年齢17歳

晃一と同級生で彼も同じくアメルに現れた。おっちょこいで、お調子者。根は真面目。晃一とはよき仲で、共通点はないようだが…。


カルマ 年齢23歳
アメルの住人、ラナの姉的存在。ギュリアーであり千太にフェザーアームズ、ベルガーナを与える。勝ち気で強がり


ベルガーナ

フェザーアムズの中では珍しい重装備系。しかし意外に俊敏な動きをする


八城悠介 年齢17歳

千太と時を同じくしてアメルに現れた、三人とも同じクラス。晃一とはよき仲でよきライバルでもある。静かで人とあまり仲良くなれない。凄く手が器用。最初ベルノバにつれさらわれるが晃一に救出される


メリン 年齢15歳

アメルの住人、ラナの妹的存在。三人は姉妹じゃないけど仲がいい。ギュリアーであり悠介にフェザーアームズ、シュトロメアを与える。かなりおっとりしているため周囲の人にいつも心配されている


シュトロメア
性能はサウザンングに劣るが、晃一へのライバル意識で性能以上の力を引き出される。風を渦に変化させる戦闘が得意
417それも名無しだ:2008/02/08(金) 07:56:09 ID:8mV+4GB0
天音華南 年齢17歳

晃一の双子の姉、彼女も同じくアメルに現れた。頭脳明晰で容姿端麗、非の打ち所がない完璧な女性だがサバサバとしており思ったことをすぐ口に出してしまうキツイ性格。その事からカルマと喧嘩することもしばしば…晃一だけには素直になる。


ガリス 年齢25歳

アメルの住人、ギュリアーであり華南にフェザーアームズ、ドルベーガを与える。性格は穏やかで誰にでも優しく接する。華南であっても例外なく優しく接する。


ドルベーガ

フェザーアームズでトップクラスの高機動力を誇り、敵を撹乱させる戦法ができる。また火力にも優れている
418それも名無しだ:2008/02/08(金) 07:59:41 ID:8mV+4GB0
アメルとベルノバ

天国と地獄ではないが、別の星でも平行世界でもない。しいていうなれば地球の裏の世界。アメルとベルノバは永きにわたり戦争をしている。どちらかが滅びるまで終わりはない。

アメルの特徴

アメル人が暮らしている。地球にはない技術で様々な文明を築いてきた。年中風が吹いている。アメル人は外見は人間と似ているが風を自由に扱え、風を有効利用して暮らしに活用している。各国には王が治めている。


ベルノバ

ベルノバ人が暮らしている。アメルとほとんど変わりはないが、風を悪用する。闘争本能が強く身体能力が高い。年中薄暗い霧に覆われている。当然ながらベルノバもフェザーアームズを所有している


長々とすんません、これでラスト。あと二つは気が向いたらってことで
419それも名無しだ:2008/02/09(土) 16:15:37 ID:KPyy/sUt
陰陽式機伝 イメージ・アンド・ワード
その四前半(2) 「“必然”に抗う者」

 アメオスが飛び、追ってホシカゲも飛んだ。再び闇を裂く白光の双跡。向かう先には
ツチイミと、その手元から八つ首を伸ばす巨大な影がいる。
 闇の向こうに目を凝らせば、一つの首につき一体、清明の式機が互角に渡り合っていた。
「気をつけろ、これは彼奴が手駒とした神代の魔性『八岐大蛇』ぞ!」
 清明からの声が聞こえると同時に、大蛇の首の一つが二人へ向く。
「八岐大蛇? スサノオ命が討ったという、神話上のバケモノか」
「スサノオが天照の弟であったというのは胡散臭いが、それ以外は事実だよ」
 そうも話しているうちに、ヒオムシが先行していた。神剣を大上段に振りかぶり、
迫る黒い大蛇に正面から向かっていく。
「待て、清明が苦戦する相手だぞ!」
「大丈夫だ。この剣は――」
 長剣の一閃。
 巨大な口を開き、アメオスを咬み裂かんとしていた大蛇が、神剣の光にほんの刹那
怯み、隙を見せた。ヒオムシはその瞬間を捉え、黒い首を横一線に両断していた。
「この剣は、スサノオ命がこやつを切り刻むのに用いた剣だ。神剣・天羽々斬――
 『羽々』は大蛇を表す言葉だ。一度は自分を屠った剣に、蘇った邪神といえども
 怯えずにはいられぬようではないか」
 八岐大蛇は、明らかにその剣を恐れていた。残った七つの頭すべてでアメオスを
凝視し、その一挙手一投足に警戒している。
「再び切り刻んで、地の底へ還してくれよう――!」
 ヒオムシが飛ぶ。後を追って、隆道もまた神剣と共に魔獣へ迫る。
 だが、紅蓮がそうも易々と神話を再現させてくれるものだろうか。そんな不安も
拭い去れぬままの踏み込みであった。
 そして、老兵の懸念は喜ばしからざる的中を遂げる。

 七つの口から吐き出される紅炎をすり抜け、アメオスの神剣が二度三度と閃いた。
四つの首が断ち切られ、傷口から黒い霧のようなものを噴き出させる。
「邪神とやらも、三位式機を相手にしては存外、大したことがない――なっ!?」
 少年は己の目を疑った。切り落としたはずの首が、切断面から癒着しているのだ。
更に、最初に切り裂いた首が完全に復活し、彼の背後に迫る。
420前話>>314-317:2008/02/09(土) 16:21:25 ID:KPyy/sUt
「後ろだ!」
 間一髪、一条の光と化したホシカゲがその首を再び斬り飛ばす。
「こいつ……不死身か!?」
「馬鹿な!」
 ヒオムシが遮二無二剣を振るうも、斬られた端から八つの首は蘇ってくる。
一方で、大蛇の攻撃は勢いを弱めない。猛烈な火炎放射と牙の咬撃が、休む間も
与えず少年を襲う。
 次第に、彼は守りに力を傾けねばならなくなっていった。

「隊長、話を聞く余裕はおありですか」
 神宮の結界を支えている、上月からの通信である。
「聞こう。何だ」
「こちらからカラビ=ヤウ境面観測した結果ですが、八岐大蛇の身体は一種の力場で
 構築されています。その構造が破壊されると、周囲の闇からエネルギーを得て
 自己修復を行うようです。その際、エネルギーは尾の先に繋がっている天叢雲剣を経由して
 あの機体――ツチイミから送られて来ています。つまり、あの剣をどうにかしなければ……」
「再生を断てぬ、というのだな」
「推論ではありますが。ただ、剣を奪うためにはどうしても、ツチイミに接近する必要があります」
 危険でも、このままではこちらが消耗するだけだ。隆道はヒオムシを一旦下がらせた。
どうにかして紅蓮の隙を衝き、剣を機体から引き離すための機会を窺う。
 しかし、決着は早めにつけたほうが良さそうだった。十二神将すべてを使えない
清明が、紅蓮に圧されているのは明らかだったからだ。

「陰陽道は方位学に通ずる。十二の方角を守護する神将機を四つも欠いては、
 完全なる力の調和が取れぬと見えるな」
 子<ね>の神将機がツチイミの手に捉えられ、その掌に超圧縮された黒の波動が
爆発する。吹き飛ばされた機体は別の神将機に激突し、互いに激しく損傷した。
「やれやれ、念のため対角線上の四機を抜いたんだがなぁ」
 形の上で力のバランスは取れていても、やはり十二体での運用を前提とした
機体である。本来なら相乗効果によって高められるべき力の絶対量が、足りなかった。
「……まあ、十二機揃ってても足りないんだけどね」
 それを辛うじて保たせているのは、術者としての清明が紅蓮を凌いでいることの
証明でもあった。
421前話>>314-317:2008/02/09(土) 16:26:24 ID:KPyy/sUt
「三位式機は貴様を選ばなかった。その時点で、貴様の敗北は決していたのだ」
「勝てないなりに、戦い方はある!」
 電光の速さで八体の式機がツチイミを包囲し、光のキューブを形成した。
「何だ? 三位式機を留められる結界など、あるはずが無かろう」
 せせら笑う紅蓮だが、次の瞬間にはその真の狙いに気づく。
 ツチイミが背後を顧みたときには、既にホシカゲの蹴撃が眼前に迫っていた。
 紅蓮は機体を仰け反らせてこれを回避するも、隆道の狙いはその手に握られた剣。
式機の強力な蹴りを指に受けて、さしものツチイミも得物を取り落とす。
「結界は我の動きを封じるためでなく、味方の気配を消すためのもの……!」
「私に気を取られすぎたな。全方位を同時に見通せる目を持ちながら、隆道どのの
 接近を見落とすとは!」
 闇の中に落ちていった剣を、八岐大蛇がその身に取り込む。その瞬間、荒ぶる神は
紅蓮の支配を離れ、戦場にいる全ての者に向かって炎を吐きつけ始めた。
 取り込まれた神剣を取り戻そうと、紅蓮が印を結ぶが、それが完成する前に
神剣を構えたアメオスが突っ込んでくる。
「させてなるものか!」
「ほう……? 時が経つにつれ、速さも力も増しているな」
 切っ先を腕部の装甲で止め、空いた手で払いのけ、受け止めた方の手から
アメオスの前面に闇の波動を叩き込む。吹っ飛んだアメオスの背後に、
コントロールを失った八岐大蛇が大口を開けて襲い掛かった。
 大蛇が機体を呑み込んだ――と思うと、その喉を切り裂いてアメオスが
飛び出してくる。即座に大蛇の傷口が再生し、八つの口でヒオムシに襲い掛からんと
するが、それぞれの頭を清明の神将機が阻む。
 今や戦場は、三位式機と八体の神将機、そして暴走を始めた八岐大蛇が入り乱れる
乱戦の様相を呈していた。

「なあ、俺たちには何もできないのか?」
「そうね。悔しいけど、あの戦いの中には入っていけないわ」
 神宮の結界を維持するだけで手一杯な平岡たちは、掩護に出たとしても
足手まといになるだろう。解っていても、もどかしい。
「浮つくな。ここを守ることも、重要な仕事だ。隊長を信用しよう」
「うわ、上月が普通に喋った!」
422前話>>314-317:2008/02/09(土) 16:32:59 ID:KPyy/sUt
 寡言な上月がわざわざ口を開く時は、大事なことを言っているに違いないのだ。
他の三人も隆道を信頼する点においては同じである。
 しかし、だからこそ手助けできないのが口惜しいのではないか。
「大事なのはわかりますが、もう少し手助けできないものですかね?」
 芦野が頭上を指差す。他の三人がその先を見ると、結界の維持に手を貸している
清明の式機が四体。
「あれが戦闘に参加できれば、戦力的な不利はかなり埋められそうに思うのですが」
「でも、あの四機が抜けたら、結界が持つかどうか」
 結界を展開するのに神将機の力の割合が大きいことは、芦野も感じていた。
しかし、最も重要であるはずのツチイミとの戦いに無理を強いてどうなるというのか。
本末転倒もいいところだ。
「本来なら手加減が効く相手ではないのですよ――無理をしなければならないのは、
 どちらかと言うと私たちのほうでは?」
 沈黙は、長くはなかった。平岡が「しょうがねえなあ」と、諦めるようにぼやく。
「神宮の皆さんにも手伝ってもらうように、呼びかけようぜ。準備ができたら
 あいつらを隊長たちの加勢に行かせて、俺らは踏ん張りスタートだ」

「神将機が戻ってきた?」
 戦場に飛び込んできた四体の式機を見たとき、隆道は部下の身を真っ先に案じた。
もしや結界が潰れ、彼らは全員闇の中に消えてしまったのでは……。
 しかし彼の視線が飛んだ先、鹿島神宮は未だ持ちこたえていた。先ほどまでよりも
結界の光は弱々しく、長持ちしそうには見えない。
「お前たち、無理をするな!」
「なに、言ってんですか、隊長……ここで無理しなくて、どうするって、話ですよ」
 平岡は荒い呼吸の合間に言葉をねじ込み、気丈にも作り笑いを浮かべた。
「そうです。隊長たちが……負け、たら……私たちだって、結局おしまい、なん、です、から」
 彼に続いて、頬を緩めてみせようとした藤枝の試みは失敗に終わった。
訓練を積んでいるとは言え、細身の女性である藤枝にとって、神将機の補助なしで
結界を支える負荷は過大なものだった。式機を通じて数百分の一のアンチフィードバックが
掛かっていてさえ、まるで百キロ超のバーベルを持ち上げ続けているような
疲労と、それに伴う苦痛が彼らを間断なく襲うのである。
「そんな声で強がるな、若輩者が……!」
423それも名無しだ:2008/02/09(土) 16:36:04 ID:KPyy/sUt
 刹那、過去の戦いがフラッシュバックする――生きては還れぬと解っている任務に、
かつての戦友を送り出さねばならなかった。負傷して動けなくなった味方を、やむなく
見捨てて撤退を決断しなければならなかった。
 『ねばならない』。それは必然に迫られての行動だったと主張する、精一杯の言い訳。
それは自分が死なせた将兵の遺族に対する弁解か、あるいは自身への釈明であったか。
 だが、今は違うはずだ。
 自分にはホシカゲと、強力な味方がいる。敵の強大さはそれ以上かもしれないが、
自分を信じてこの危険な任務に付いてきてくれた部下の命を諦めるには、まだ早い。
 若き日の戦友たちは、上官となった隆道に恨み言の一つも言わず、死地に身を投じた。
こんな老兵のために、若者たちに彼らと同じ轍を踏ませてなるものか。

「……少しだけ、堪えてくれ。すぐに勝負を決めてやる」
 そしてホシカゲから立ち上る、青白い光の奔流。力が漲るのを、感じる――。
 生まれる力は覚悟。覚悟は、決意が産み出す。
「清明、十二神将で大蛇を抑えろ! ヒオムシ、紅蓮を叩く!」
「委細承知!」
「わかった! 行くぞ、隆道!」
 隆道と部下のやり取りを聞いていた二人は、即座に反応した。
 十二機が揃い、本来の力を取り戻した清明の式機が、八つ首の邪神に圧倒的な
攻勢をかける。矢継ぎ早に繰り出される術が大蛇を束縛し、切り裂き、打ち据えた。
 そして同時に、アメオスとホシカゲが並んで突進する――ヒオムシが前に出て、
闇を撥ね退ける一条の白光となり、そのまま、神剣による刺突。
 かたや真剣を奪われたツチイミは、左の掌底に凝集させた黒の波動でそれを
受け止める。ぶつかり合う光と闇が、影だけが浮かび上がる世界を描き出す。
 紅蓮はヒオムシの一撃を止めながら、続いて来るはずの隆道による二撃目を
阻むべく、右手にも闇の塊を握っていた。ところが、彼から見てアメオスの右
後方にいたはずのホシカゲが姿を消している。
「死角、見出したり――!」
「!?」
 気づいたとき既に、隆道はツチイミの左を取っていた。ヒオムシの初撃は、彼の
移動を悟られぬための布石だったのだ。
 左腕でアメオスの剣をガードしている今、左からの攻撃を防ぐことはできない。
424それも名無しだ:2008/02/09(土) 16:39:28 ID:KPyy/sUt
「断ち切れぇぇぇぇッ!」
 隆道の叫びと共に、渾身の一撃が紅蓮を襲った。ツチイミの左肩から袈裟懸けに
斬り下ろす、神剣・佐士布都神の一閃。
 先ほどは易々と装甲に止められたその白刃が、青い光に包まれ、禍々しき呪詛の守りを
食い破っていく。土色の機体に沈み込む剣は、なおも輝きを増す。
 三位式機がぶつけ合う莫大なエネルギーは、急速に周囲の時空を歪めつつあった。
三機に向かって周囲の空間が引き込まれるような視覚効果が生まれ、時の流れが
引き伸ばされているかのごとく、十二神将も八岐大蛇も動きが鈍い。
 清明はこの時になって、全てを悟った。
 紅蓮がなぜ、自分にとって脅威となりうる唯一の要素である、残りの三位式機の
操手を殺そうとしなかったのか。高天原への侵攻を可能にする、未来の科学技術を
手に入れることが目的のはずなのに、なぜいつまでもこちらの時代に残っているのか。
 しかしその推知も、遅きに失した。

 唐突に、闇が晴れた。
 結界からの圧力がいきなり消えたためにバランスを崩し、盛大に転倒したハルミネの中、
それぞれに空を見上げた部隊の面々は、鹿島の神官は、みな一様に絶句する。
 薄く明るんだ空の遥か彼方、都の方角に、巨大な光の柱が立ち上っていたのだ。
「……こうまで思惑通りに事が運ぶと、口元が緩むのを禁じ得ぬな」
 状況の急変に生まれた一瞬の隙。隆道とヒオムシが気づいたときには、彼らの機体は
二機とも強固な結界に捉えられ、一切の挙動を封じられていた。
「何だと、いつ印を結んだ!?」
 晴れて自由になった左手も、闇を握っていた右手も、術を発動するための印は
形成していなかった。言霊増幅機関を搭載した三位式機と言えど、符も印もなしに
術を発動することができるのか?
 疑念、驚愕をよそに、ツチイミは八岐大蛇に肉薄すると、その尾に腕をねじ込んで
奪われた剣を引きずり出した。
「主に刃向かう式鬼など用無しだが、流石は神代の邪竜と言ったところか。その不屈は
 見上げたものだが、剣が無くば再生も出来ぬようでは、足止めにも使えぬ」
 天叢雲剣がただ一度弧を描いた次の瞬間、八岐大蛇は背後にあった小山もろとも
吹き飛ばされ、完全な消滅を遂げた。幾星霜の時を地の底で、怨嗟だけを友に
過ごしてきた邪神の、あまりに呆気ない最期であった。
「さて、貴様らもここで葬って……」
 紅蓮が振り返ると、既にそこは無人の荒野。鹿島神宮だけが変わらず佇立している。
「逃げ足の速いことだ。だが、貴様らにも余力はあるまい?」
 彼方に立つ光柱を見上げ、半瞬の後、ツチイミは音もなくその場から飛び去った。

<其の四後半へ続く>
425それも名無しだ:2008/02/09(土) 16:54:13 ID:KPyy/sUt
はい、予告にあった四章前半2の投下でした。
まずは八岐大蛇が可哀想な扱いになったことについて……
元の予定ではこれ、紅蓮の制御を離れた後にそのまま暴走して都まで進撃するのを
隆道らが力を合わせて食い止めるイベントを用意していたのですが
これだけで一章分ぐらいの長さになってしまい、これではいつまでたっても終わらんと
思い、割愛した次第です。ことに今年の四月から作者は忙しくなるので
あまり長引くと作者が一般社会から脱落するトリガーになりかねないのです。
ご理解いただければ幸いです。

いまいち印象の薄い隆道の部下四人ですが、少し後に見せ場があります(予定)
簡単なキャラ紹介をば。

藤枝 沙綾…隊の紅一点。強気で美人、しかし規格外の事象に対する能力は高くない。
良くも悪くも常識人キャラであり、作中のトンデモ現象に対する驚き役もこなす。

芦野 忠彦…量子物理学者。ひ弱で消極的、しかしどんな事態に直面しても恐怖より
先に好奇心が来るマッド。相手が誰であっても専門用語を使いまくるため会話が
成立しないこともしばしば。

平岡 太一…隊の若手戦闘員。一応リーダー格。最初は知らない世界への恐怖と
強大な敵への絶望ばかり募っていたが、隆道やヒオムシらの戦いぶりを見て
変わってゆく。ちなみに、隆道の前では真面目だがヒオムシに対しては元ヤン兄貴。

上月 秀人…隊のスナイパー。未来で開発された対土人形用徹甲弾を用いた超精密射撃で
性格に呪符を射抜く腕を見込まれ、チームに抜擢。無口なので非常に存在感がないが、
実は隊でも一番の実力者かもしれない。
426それも名無しだ:2008/02/09(土) 23:28:13 ID:SBSmZo20
待ってたぜ。いいぜいいぜ!
427それも名無しだ:2008/02/10(日) 15:48:30 ID:ZN2bzCwf
ゴスペルクとカルテットスカイの者だけど、久々に投下


峯噴絶闘バクザンオー

遠い銀河の果てから奴らはやってきた、破壊帝国アクガーン。地球がピンチだ、立ち上がってくれその名はバクザンオー!


主人公
熱騰 焚(ねっとうたける) 年齢21歳

地球防衛軍BK10(バクエックス)に所属している軍人。火山の中から発掘されたバクザンオーのメインパイロット、バクフライヤー担当。十\万人の中から選ばれパイロットとなる。
性格は熱血で、愛と勇気に満ち溢れた男。バクザンオーのパイロットとしてではなく自分の強い信念で戦っている。


天王寺 蒼 年齢21歳

地球防衛軍BK10に所属している軍人、バクザンオーのサブパイロットでオータンクを担当している。強靭な精神力の持ち主。焚とは親友でお互いを認めあっている、クールで2枚目。


秋茜 蘭 年齢19歳

地球防衛軍BK10に所属している軍人、バクザンオーのサブパイロット、ザンバード担当。紅一点、でも二人とは何の隔たりも無くせっしている。
かなり明るい性格でメンバーの元気印。誰とでも仲良くできる、苦手なものは蒼の説教
428それも名無しだ:2008/02/10(日) 15:51:48 ID:ZN2bzCwf
バクザンオー

火山の中から発掘された巨大ロボ、その正体は地球を守るため超古代文明によって造られたスーパーロボット。
バクフライヤー、ザンバード、オータンクの三つのメカに分かれ、「爆熱合体バク・ザン・オー!」のかけ声とともに合体する、三機とも人型に変形可能\。
パンチの威力は150トン、必殺技は爆裂キック。この技は三人の心が一つになり、モニターに「爆山王」という三文字が表\示されなければ発動しない。
429それも名無しだ:2008/02/10(日) 15:54:33 ID:ZN2bzCwf
十文字 彈 年齢47歳

地球防衛軍BK10に所属している軍人、司令官で焚の育ての親。最初焚がパイロットになることは反対していたが、彼の熱意に心打たれ認める事になった。
焚に負けず劣らず熱血で涙もろい。二人はまるで本当の親子のように接している。


田邉 兼三 年齢40歳

地球防衛軍BK10に所属している軍人、副指令官。冷静沈着で的確に指示をおくる。司令官と意見の違いで対立することもしばしば…


六式 彰 年齢20歳

地球防衛軍BK10に所属している軍人、バクザンオーの研究員兼、兵器開発員。中学生で有名大学に主席で卒業した天才科学者。怖がりで、超近眼。焚とは年が近いからなかがいい。


小宮 桃 年齢20歳

焚の恋人、小学生から高校生まで同じ学校だった。戦場に向かう焚に、無事帰ってこれるよういつも祈っている。性格は優しくおしとやか、根はしっかりしている。


小宮 零治 年齢15歳

桃の弟、人なつっこく焚の事を「焚兄ちゃん」と呼んでいる。
430それも名無しだ:2008/02/10(日) 15:55:52 ID:ZN2bzCwf
秋定 純平 年齢27歳

地球防衛軍BK10に所属している軍人、戦闘員。戦闘機フラッドに乗り焚達のサポートをしている。プレイボーイで焚の事をからかうのが生き甲斐。


風門 達郎 年齢20歳

地球防衛軍BK10に所属している軍人、純平と同じく戦闘員。バクザンオーのパイロット候補者だったが、選ばれずその事で焚達をねたんでいる。執念深い性格。


牙城 剛鉄 年齢35歳

地球防衛軍BK10に所属している軍人、フラッド隊のリーダー。部下思いで親父っさん的存在。かなりの酒豪。
431それも名無しだ:2008/02/10(日) 15:58:23 ID:ZN2bzCwf
アクガーン

遠い銀河のバンガル星からやってきた悪の帝国。銀河を放浪し、発見した惑星を戦略せず片っ端から破壊していく。何かを探しているようだが…


バンガル人

三つ目があり、その目は超能力を使うときに開く。普段は閉じている。体格は地球人と同じ。アクガーン製のロボットを使用する。


ギガダール大帝

アクガーン帝国の帝王。血も涙もない残酷な性格。専用機を持っていていざという時に自分で戦う。普段は移動要塞オクロックの玉座でふんぞり返っていた。


バンガル獣

バンガル星に生息している獣。巨大な物から小さな物までいる、バンガル人のペットみたいなものでバンガル人の命令に従って敵と戦う。


ハリドン

アクガーンのエースパイロット。フェアな戦いしかしない、決闘を好み焚をライバルと認める。


ジャンブル参謀

アクガーンの参謀、悪巧みしか考えていない。ギカダール大帝には頭が上がらない。特にこれといった物はなく、知能が高いわけでもなく力が強いわけでもない。
432それも名無しだ:2008/02/10(日) 16:08:35 ID:ZN2bzCwf
だー!なんで\\がついてるんだろう?気にしないでね
433それも名無しだ:2008/02/11(月) 18:26:35 ID:iDDubSuB
バクザンオーのテーマソング


誰かが呼んでる、悲しみの声が聞こえる
いまだ!放てジャイロパンチ!!
必殺技だ!爆裂キック!!

正義の心と熱い情熱で、戦う勇者
走れ、明日が待ってる
涙など流す暇はない
その手に平和をつかめバクザンオー!
434ペストワールド<黒死界>:2008/02/12(火) 05:33:40 ID:2tcJaQXm
ウヴランツ公爵邸、某日深夜。公爵の留守中に襲撃事件。
犯人はカルト集団ラグナロク。屋敷を3機のブレイカル<破壊鋼兵>によって強襲。
公爵の子息、ジュレオを拉致。また護衛3名を鋼兵戦により殺害。
明朝、政府は第1級テロとして認識。逃亡したラグナロク一味の追跡、およびジュレオの奪還、
そしてラグナロクの殲滅の命を下す。

政府直属の鋼兵武団ロイヤルセイバー。戦争となれば最前線で戦い、
内戦あれば即座に鎮圧に向かう。国家が認める最強の武装集団。
彼らにラグナロク追撃の命が下った。

ロイヤルセイバーの主要メンバーの一人、アベト・ラシュテドール。
幾多もの危険任務をこなしてきた彼もラグナロク追撃のため出撃。

危険思想の武装宗教によるテロ。
だがそれは、ガトレント公国の歴史の闇を露出させる闘争の一石であったことを彼はまだ知らない。

アベト
主人公。幾多の任務をこなしてきた猛者。ラグナロクとの戦いの最中、人間とは思えないほどの戦闘能力を発現しだす。
エックスセイバーという黒い鋼兵に乗る。味方からは黒死狼(狙われるとまず助からない)の異名を持つ
黒のガトレントという疫病災害の際、両親、妹など親族全員が黒死病で死に、自分だけがなぜか生き残った過去を持つ。

ハムリオ
ラグナロクのリーダー。自らを預言者、神の代弁者とし、世界終末を謳う。
アベトについて強い興味を持つ。ホーリーロキアという白銀の鋼兵を持つ。死者を蘇生したりテレパシーなどが使えるらしい。

オルド
ロイヤルセイバーの一員。冷徹な男。正義を掲げラグナロク殲滅に奮闘するが、裏では不穏な動きがある。
クリムゾンセイバーという真紅の機体に乗る。ラグナロクの動きに妙に詳しい。

ウヴランツ
ガトレント公国の公。自分の世継ぎであるジュレオを拉致される。

ジャンクス
ロイヤルセイバーとラグナロクの間で行動する男。裏には大きな権力があるようだ。
ダイナとはなにか因果がある。ゼノサイダーという紫の機体を持つ。

ダイナ
ハムリオの側近の女。包帯で顔や体を隠す。ハムリオの恋人?彼からは魔女と呼ばれる。
アベトを鍵と呼ぶ。

ラグナロク
カルト集団。世界終末を謳い、破壊活動や禁法的な活動をする。若い男と包帯の女がリーダー格のようで、
その二人は御伽噺のような魔術などが使えるという。
政府からは危険なカルト集団という認識。今回の事件で国家の明確なる敵として殲滅命令が下る。






435それも名無しだ:2008/02/13(水) 20:39:49 ID:iC2T0HsW
鋼殻聖者ザリオン

地表の90%を海で覆われた惑星クラスタセア。そこではリーセント国とアーカエア国の長い戦いが繰り広げられていた。

キングザリオン
全長28m。奇跡を起こすといわれているザリガニウム鋼の装甲をまとう究極の人型機動兵器。
リーセントのシンボル的な存在で世界に一機しかない。
武器は両肩に装備された巨大な鋏「ハイメガシザース」

ロバート・スタニオン
愛称ロブ。70年に一人といわれる赤い髪をもって生まれたためキングザリオンを預かる騎士となる。

ザリオン
キングザリオンの量産型。14m。量産型とはいえ人型というだけでも貴重品であり、生産数は多くは無い。
主にリーセント国首都のデカポッドに配備されている。

その他、小型の非人型兵器ゾエア、メガロパ、ノープリウスなどがあり、こちらが主力である。
436それも名無しだ:2008/02/13(水) 23:24:20 ID:3mmbq2lm
>>435
ざりがにをモチーフにしたロボットなのね
昔ちょっとだけ考えたことがあったけど具現化しきれなかったから、何だか自分の
無念を晴らしてくれたみたいで嬉しいよ
よかったらもっと書いてみてくれ

ところで、このスレのみんなはどんなのを作品のモチーフにしたり、キャラクターの名前の
元ネタにしたりとかするの?
437それも名無しだ:2008/02/13(水) 23:56:08 ID:VhOgdVwz
>>436
パロディ系  ネタを思いつきで
真面目な奴  色々、直感もあれば神話から取ってきたり、どっかから引用したり

俺個人としては日本名にするときはキャラクターにあったカラーを氏名に入れることが多い
ダーク系だから黒峰とか

モチーフになる作品はありすぎてその時々色んな奴をゴッダ煮する
ようは経験から作るケースがほとんど

アレみたいな作品を作ってみようじゃなくて
こんな作品だったら面白いかなとかで考えるかな
438それも名無しだ:2008/02/14(木) 02:07:59 ID:eMcBM9bN
>>436
自分が今まで投下した作品で、特に何かの由来があるものというと…

・ぼくロボ5ごうきスレ 「超常戦士バイオレットセブン」より

ロボット名:
昔、ローゼンメイデンのネタスレに‘水銀燈=パープルワン’‘真紅=レッドファイブ’
‘薔薇水晶=バイオレットセブン’というネタがあり、なんとなく気に入ってしまったため
そこから引用。

キャラクター名:
昔、複数の「土井」という姓の人に世話になったので、‘土井さんは良い人だ’
というイメージから主人公の名を「土井良児」と命名(そういえば、どの土井さんも
ミュージシャンだったな…)。
敵役の木口有希子&尾形桃子の名前の由来は、80年代のアイドル歌手・岡田有希子と
菊地桃子から。

・ぼくロボ6ごうきスレ 「超戦闘士プラティロイド」より

作品コンセプト:
‘対象年齢を下げたファーストガンダム’。地球ではなく他の星を舞台にしたのは、
エルガイムが好きなのと、軍隊のシステムをよく知らないので‘軍のシステムは
地球とは違います’と言い訳が出来るだろうと思ったから。

キャラクター名:
以前にも書き込んだように、‘主人公は垂れ目’という設定だったため‘アイ=マードローム
(eye まどろむ)’と命名。‘ルイ=ルイ=ビー’などのヤーマ連合側の人物は、
なんとなく富野アニメみたいな名前をつけたかったためそのように命名。
‘アフ=ガニス’‘ウズ=ベキス’はまんま‘アフガニスタン’‘ウズベキスタン’が由来。

地名:
惑星スーア:‘アース(地球)’をさかさまにしただけ。
衛星テイル:‘妖精のような先住民族が住んでいる’という設定だったため、
‘フェアリーテイル’から命名。
キオリー連合&ヤーマ連合:少年隊の‘錦織’‘東山’が由来。それぞれを西洋と東洋の
象徴として扱いたかったから。


……っていうか、「他の人の作品の主題歌を作ります」って宣言しておいて、あれから全然
音沙汰がなくてどうもスミマセン…。
実はこのスレでも一個作品を投下したので、今までそれの主題歌を作っていたんです。
その曲は近いうちに貼り付けます。
主題歌を作る作品の選定はもう済ませてありますので、早いとこ形に出来るように
頑張りマス。
439それも名無しだ:2008/02/14(木) 02:26:49 ID:l8m3NzQE
>>438
大丈夫
俺だって去年の10月
遅くても今年の1月にSSの続きだすとか言いながら
その間に始まった某ロボアニメとモロ考えてた設定が被って
スランプ入ってたから(構成作り直し等も)

というか1対多の戦闘を軽い気持ちで書こうとしたら
恐ろしく難しいんで困ったぜ・・・なんとか目処は付きそうだが…


いや、全然誇れないな・・・むしろ謝らないと(´;ω;`)
440それも名無しだ:2008/02/14(木) 03:14:18 ID:mlIw6lCR
デンジャラスデイズ

世界大戦勃発、世界は三つの勢力にわかれた。いつしか国民は疲弊し戦争は終結を迎えたが、全て終わったわけではなかった。
戦争を望む者がいれば戦いは終わらない。それを未然に防ぐ者達がいた、彼らの名は機密諜報部隊if。昼間は王将高校生徒会、夜は戦争屋を潰す諜報部員。少年達に待ち受けるのは勝利かそれとも死か。


主人公
赤都 荒也 年齢17歳

表の顔は生徒会副会長、裏の顔は機密諜報部ifのメンバー。戦争をおこさんとする組織を潰す日々を送っている。実は元軍人で実力を買われ諜報部員となる。
熱血直情タイプ、スーパー短気でキレやすく、任務中は冷静沈着。彼には何か秘密があるようだが……


氷河 剣仙 年齢18歳

生徒会長にしてifの司令官。部下や生徒に慕われていて、彼もまた部下の事を信頼し慕っている。
元軍人で前大戦において眠れる獅子の異名を持っていた。性格はおとなしく、おっとりしてて司令としての威厳がない。


村瀬 吉一 年齢22歳

荒也の担任の科学の先生であり、実はifの機工学開発部所属兼副司令。汎用人型機動兵器シャドウギア開発の権威でもあり、この人も元軍人。情に流されやすく、古典的なタイプ。
441それも名無しだ:2008/02/14(木) 03:15:39 ID:mlIw6lCR
エストランガ01(ゼロワン)

アジア連合軍、ヨーロッパ連合軍、アメリカ連合軍の共同開発により誕生した汎用人型機動兵器シャドウギアの最新試作機。
荒也の専用機で忍者をモチーフとしている。火力は低めなものの汎用に優れている。ナノパルスエンジンを搭載していて核のエネルギーをナノ単位で分解する事により少量のエネルギーで起動できる。
シャドウブースターを二基搭載して影のような動きを再現でき、隠密行動にたけている。装甲は高純度チタニウムフレームを採用している。武装は荒也にあわせ近距離戦用をメインとしている。普段は校庭の地下に隠している。
442それも名無しだ:2008/02/14(木) 03:18:03 ID:mlIw6lCR
北条 ユーリ 年齢17歳

日本人とフランス人のハーフ。生徒会副書記長、ifのメンバーでやはり元軍人。容姿端麗でミス王学。性格は無愛想で何事においでも任務優先、自分の感情を表にだすのが苦手。


エストランガ02

基本的には01と変わりはないが機体色と武装が違う。ユーリ用に近中距離専用となっている。


黒鳥 誠 年齢17歳

生徒会書記長、ifのメンバーで、元軍人。性格は真面目、頑固一徹で軍人になるために生まれてきたと言っても過言ではない堅物。荒也と衝突する事もあるが、任務では馬が合い日々お互いを高めあっている。


エストランガ03

基本的には01と変わりない。誠用に狙撃専用となっている


蔵 鉄之助 年齢18歳

元軍人、前大戦において剣仙と共に戦場を生き抜いてお互いに信頼しあう仲。性格は豪胆で器のでかい男。


エストランガ04

他のエストランガとは違い、重装備となっており火力が充実している。時には最前線で戦い、時には仲間を守る盾になる。
443それも名無しだ:2008/02/14(木) 03:24:43 ID:mlIw6lCR
母艦クラテイン

外国のテロリストを鎮圧する遠征用母艦。単独で宇宙に行ける事もできる。ナノパルスエンジンを搭載し、拠点全滅のために艦首にはハイゾニックキャノンを装備してある。艦長は剣仙、副長は吉一でオペレーターは放送委員長、副委員長他多数。


世界観と設定

時代背景は現代のちょっと未来、舞台は大戦の二年後の2043年。三つの勢力アジア連合軍、欧州連合軍、米連合軍にわかれている。
この三勢力のアジア連合軍にの王学生徒会メンバーは属していた。この大戦において徴兵制によりメンバーは駆り出され、各々功績をあげ大戦後校長(中将)によってifにスカウトされる。
ifはどこにも属さず、完全なる中立。本部は月基地にあり、クラテインもたまに調整のために月に行くこともある。この話の舞台は神奈川県。


階級とクラス
2−2
荒也(小尉)、ユーリ(准尉)
2−3
誠(小尉)
3−5
剣仙(中佐)、鉄之助(大尉)
吉一(小佐)
校長(中将)
444それも名無しだ:2008/02/14(木) 03:27:15 ID:mlIw6lCR
西寺 茜 年齢17歳

元軍人、風紀委員長をつとめていてifのメンバー、常に竹刀を持っている。性格はガサツで大ざっぱ、荒也に好意を抱いており勝手にユーリをライバル視している。周囲にはバレバレだが荒也は超鈍感なのできづかれていない。
階級は曹長、クラスは2−7


エストランガ05
基本的には01とかわりはないが、でかい竹刀のような武器を装備している。近距離戦用で荒也機と似通ったところがある。05と06にはなにか秘密があるらしい……


山上 総児 年齢17歳

元軍人、風紀委員をつとめていてifのメンバー、茜の子分的存在。性格はひねくれ者で、嫉妬深い。茜を片思いし、これまた勝手に荒也をライバル視している。
階級は軍曹、クラスは2ー7


エストランガ06

基本的には01とかわりはないが、トリッキーな攻撃パターンができる。05と06にはなにか秘密があるらしい……
445それも名無しだ:2008/02/14(木) 03:28:31 ID:mlIw6lCR
エレドア=カルマーレ
年齢33歳

テロリスト組織ブラッドローズのボス。スペイン人、眼帯をしている。全ては謎に包まれた人物で、なにか計画していて荒也と関係しているらしいがいっさい不明。
ブラッドローズは複数の小組織で形成されておりその組織は複雑に枝分かれしている。


XMー41B ドロークス

とてつもなく速く性能はE01とほぼ互角。顔はまるでドクロを彷彿とさせ、胴体も骨のようなシルエットでまさにクレイジーなモンスター。
446それも名無しだ:2008/02/14(木) 09:26:52 ID:cqW5KzGQ
>>436
翼を使う主役ロボを描きたくなった

当時ハマってたテレビの敵を真似た、食いしばった口を露出した悪っぽいデザインは既に出来ていた

モチーフはそれぞれ鳥と蠍、主役はロボで敵はナマモノ、合わせるには?

星座縛りどうよ←採用
敵は生体兵器どうよ←採用

敵味方のバトルロイヤルにしよう、カッコいい名前の星無いかな

星座の名前はありきたりだから主星の名前から取ろうかな

バトルロイヤルなら多少ハードでないと

親友同士の戦いとかいいんじゃないか←採用

なら名前も対比させなきゃ

星モチーフなら「光」と「闇」かなぁ、他のキャラ名も星や光関係の言葉で括ろう

星に絡んだタイトル…「ステラ(星のような)」「ライト(光)」繋げて読むと「ステライト」…悪くないな

こまこま肉付け…

以上、順番に多少前後を含む「星空のステライト」妄想の流れ。誰が喜ぶんだ。
割とロボの落書きする人なんで、「○○モチーフで描いてみよう」「○○(既存の作品)っぽいの描いてみよう」などした中から出来たデザインに対し、後から話を付ける場合が多いかなぁ。
447それも名無しだ:2008/02/14(木) 09:47:32 ID:jGvqugVF
>>436
ふと書きたいものが浮かぶ(シリアスが書きたい!とかパロメインでいってみるかぁとか)

まず最初に最終回を考えて
そこにたどり着くまでの大まかな流れを考える(最終回が○○なら×話辺りで伏線張るかぁ……みたいな)

どんなロボットがいいか落書きしながら試行錯誤

できたロボットに設定を与えつつ世界観を構成

書く!


最終回から考えるせいか、書きたいことが最終回に集中しちゃって
それまでの話がスカスカになりがちなんだよなぁ……。
で、いきなり最終回に逃げてしまう('A`)
448それも名無しだ:2008/02/14(木) 10:09:09 ID:a5d4qLUt
>>447
俺とあんまりに被ってるんで吹いたw
最終回というかオチから考えるから過程で苦労する
449それも名無しだ:2008/02/14(木) 18:40:55 ID:3hmWH9bd
>>447-448
最近はアニメも13〜26話で終わるやつが多いから助かるよね
自分が中学生くらいの頃はまだ深夜アニメが一般化してなかったから、
「一年分の話を考えなきゃいけないのか…」と途方に暮れたもんだが

しかし、「一年番組だけど、重要な部分のみ抜粋すれば半年未満で済む」っていう
タイプのアニメやヒーローものは結構多い気がする(仮面ライダーブ○ックとか…)
要は、どのくらい水増し出来るかがミソってことだよ
450それも名無しだ:2008/02/14(木) 19:11:48 ID:szGWKxV3
式機伝の作者です。
乗り遅れた感もありますが、一応投下中の身として。

着想は古文の授業中、電子辞書で見つけた「天地の詞」という一節から。
あめ、つち、ほしから始まる……という説明文を見て、何故か俺は
「これはロボット物に使える!」と電波を受信。そっから三位式機の設定が誕生。
陰陽師ネタやSF要素は後付で加えていったものです。
ちなみに科学考証の部分は、中学の頃から構想していた宇宙戦争物のロボ話より
多数を流用しています。流用元の方は、ネタ帳ばかり充実して筆が止まってるです……。
451それも名無しだ:2008/02/14(木) 19:28:03 ID:l8m3NzQE
お話の筋を簡単に考えて設定で肉付けして(←こんな事してるから無駄に設定が肥えるんだけど)
さらにお話を煮詰める

肉付けする作業までは後先考えないでいいから非常に楽しいんだけど
最期の作業がかなり大変だよね
連作になってくると整合性もある程度気にしないといけないし
でも1話作り上げるとなんともいえない達成感がある
それにいいレスもらえるともう嬉しくて嬉しくてw
452それも名無しだ:2008/02/14(木) 19:56:26 ID:HgiYmktl
ブレイブサーガをやって、「これが正しい勇者だ。ガガガなんか偽物だ!」と思い構想を始める

過去に「名探偵ロボランドイル」ってのを考えて(これは江戸川コナンの逆を取って乱歩ドイルから)
流れたので探偵モチーフを流用

ディテクティブ……ディテクター、テクターテクター、プロテクター?

ディプロテクター 「ディ」とつくだけで語感がまったく変わるし(ゲンカイザー→ムゲンカイザーもそうですね)
           「プロ」の響きが微妙に弱そうでイメージも合う

勇者探偵ディプロテクター誕生
後にエクスカイザーの第二話がリニアモーターカーの話だったと知って衝撃を受けました
でもまた書きたいですね

発作的に思いつき
超硬水クリスタルガイザー

>>435のザリオンはカニロボットを考えていたら思いついた「ザリガニウム」の語呂が妙に気に入ってしまい発表に至りました
453438:2008/02/14(木) 21:28:54 ID:Y49acTKb
>>438で触れた、今まで作っていた主題歌を貼り付けます
気に入っていただければ幸いです

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4403.mid.html

「すあまのキモチ」主題歌 「すあまのキモチ -a sweetly heart」

夢を求めていても 何故 苦しみの風が 吹くのでしょうね?
今日もまた 鉄の城が 世界のどこかで 建ちました…

紅い火が ダン・ダン・ダン 燃えても 花は そこに根付くだけ
いかずちが バン・バン・バン 落ちても 木々は 空を見上げてる

自分より愛するものを 守りたいと思った…

愛を望んでいても 何故 悲しみの雨が打つのでしょうね?
雨雲の その向こう側を 瞳をそらさず 見つめたい…

足音が ダン・ダン・ダン 過ぎても 虫は 何も語らない
銃声が バン・バン・バン 鳴っても 逃げた鳥は また戻る

幸せを壊さないでと こぶしを握り締めた…

紅い火が ダン・ダン・ダン 燃えても 花は そこに根付くだけ
いかずちが バン・バン・バン 落ちても 木々は 空を見上げてる

自分より愛するものを 守りたいと思った…
454それも名無しだ:2008/02/14(木) 21:59:19 ID:0DXWPIL6
おお、あなたがすあまの人だったんですか!相変わらずGreatです!
自分はゲンカイザーのEDに挑戦します・・・
455それも名無しだ:2008/02/14(木) 23:36:40 ID:l8m3NzQE
>>453
クオリティたけええええw

こういう技能や絵の技能があるってのは凄いな
直感的にも伝わりやすいし

俺なんて文章だけ(´・ω・`)
456それも名無しだ:2008/02/17(日) 02:39:27 ID:nQ1D3X37
ゴスペルク、バクザンオー、デンジャラスデイズ、カルテットスカイの者です。一応それぞれ後継機あるんだけどレスしたほうがいいかな?誰も興味なかったらやめとく
457それも名無しだ:2008/02/17(日) 02:42:55 ID:nQ1D3X37
あれ!?途中できれてる!ちゃんとしたやつがこれ↓

ゴスペルク、バクザンオー、デンジャラスデイズ、カルテットスカイの者です。一応それぞれ後継機あるんだけどレスしたほうがいいかな?誰も興味なかったらやめとく
458それも名無しだ:2008/02/17(日) 06:10:12 ID:puj/e1YC
>>457
切れてるようには見えないんだが。
昔から「曝したきゃ曝す」がルールだ。他人の反応なんか気にしないで、やりたきゃ勝手にやればいい。
459それも名無しだ:2008/02/17(日) 18:50:52 ID:BHLfniQ7
>>456-457
ウィンドウをスクロールさせると、稀に処理落ちが起こって文章の表示がおかしくなる
ことがある
自分も何度かそういう経験あるよ
そういう時は、落ち着いてもう一度画面をスクロールし直せば元に戻る
で、設定については面白そうだから是非公開してくれ

さて、自分も新しく作品を一個考えたばかりなんだけど、今までこのスレで大盤振る舞い
したばかりだから、公開していいものかどうしようか迷ってる
このスレの残り容量次第では、次スレまで控えておこうかと思ってる…
460それも名無しだ:2008/02/17(日) 19:11:42 ID:xpV/QxNN
>>459
やっちまえやっちまえ
遠慮する事なんて何一つ無いんだから
461それも名無しだ:2008/02/17(日) 19:13:19 ID:vMsGIyKP
>>459
究極はシャドウミラージュの人の如くうpロダ使用すればいい
462スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand 第12話:2008/02/17(日) 21:32:52 ID:I8gbPgSb
あらすじ 遂に涼茂財閥が誇るスーパーロボット・ヨユウダーが参戦し、戦いは更に白熱する!

               次回予告
ギバップ「ギバップの度重なる失敗――余計なお世話だ!――に怒る皇帝リ・タイア。
      そこに魔皇帝サタデスが現れ、一体の魔闘メカを置いていった……。
      次回スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand
      『魔闘ウツノイド!?灼熱のギバップ!』に、ギバァァァァァッ!!」

本編
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2403.txt
463それも名無しだ:2008/02/19(火) 02:53:48 ID:Q9lH2TjL
「わがままメルティ・ハーツ」

あらすじ:
第二次世界大戦後、54年に巨大怪獣が日本へ襲来してきたのが記録されて以来、地球は
幾度と無く危機を迎えてきた。
ある時は宇宙人の侵略行為。またある時は、犯罪組織による人工生物を使った破壊活動…
それらは、各地に点在する大小様々な‘防衛団体’によって駆逐されてきた。
というのも、戦後に制定された国際条例によって、世界各国の政府─とりわけ日本─は、
軍事的な権限の一切を失ってしまったからである。
だが、超常的な事件の数々が一種の‘災害’として人々の間に根付いてしまったことにより
世界はむしろ均衡を取り戻し、大戦後、地球は戦争とは無縁の惑星となっていた。

この物語は、そんなある日の日本で、アマチュア防衛団体を営む大学生が宇宙からの
怪電波を受信するところから始まる。
これは、今までに何度も起こっていたような‘災害’ではない。何か、途方も無い大事件の
幕開けのような、そんな気がするのだ……
464463:2008/02/19(火) 03:58:18 ID:Q9lH2TjL
・登場人物紹介(1)

佐藤 融人(さとう めると)

本編の主人公で、まだあどけなさの残る15歳の高校一年生。
ビー玉のような瞳といかにも人懐っこそうな屈託のない笑顔を併せ持ち、それでいて
どこか浮き世離れした雰囲気を漂わせる不思議な少年。
科学者であった両親に、どんな物質でもたちどころに原子分解してしまう作用のある
‘メルティパワー’をコントロールする能力と、その能力を基に動く巨大ロボット
「メルティハーツ」を操る能力を植え付けられた。
だが、その代償として、何かのきっかけでエネルギーが暴走するようなことがあれば
‘人間水爆’と化してしまうという、恐るべき体になってしまう。
そのような境遇からか、彼の心にはどす黒いほどの憎悪とコンプレックスが隠れており、
どこか‘人を人とも思っていない’ような言動をたびたびとる。
口癖は、「おまえなんか殺してやる!」
465463:2008/02/19(火) 04:16:06 ID:Q9lH2TjL
・登場人物紹介(2)

神 六美(じん むつみ)

大学生のアマチュア防衛活動家で、年齢は22歳。
専門家に匹敵するほどの武器や精密機器に関する知識を持っており、何か事件が起こった
際には自ら積極的に前線に飛び出していく、アクティブで男勝りな女性。
今回の地球の危機をいち早く察知し、今まで幻のエネルギーとされてきた‘メルティ
パワー’が地球を救う鍵になると判断。メルティパワーを本格的に研究していた学者は
融人の両親だけだったため、それがきっかけで彼と出会った。
自分自身が非常に優秀な人間であるためか、弱い者を認めようとせず、融人とは衝突して
ばかりである。
愛称は‘むーちゃん’。

火乃 星子(ひの せいこ)

六美と同じく、大学生のアマチュア防衛活動家。年齢は21歳。
事件が起こった際にはいつも六美と連携して対処にあたっており、プライベートでも
彼女とは仲が良い。
性格は温和で優しく、六美とは異なり融人のことも肯定しながら接するよう心がけている。
ちなみに、大学での専攻は文化史であり、それが時折メルティハーツの秘密を知る上での
手がかりとなることがある。
愛称は‘せいちゃん’。
466463:2008/02/19(火) 05:02:52 ID:Q9lH2TjL
・ロボット紹介

「メルティハーツ」
全長50メートル、重量2万5千トン。
融人の「メルティハーツ!」の呼びかけに応じて現れ、融人を体内に収納して動き出す。
動力源や、武器を使ううえでのエネルギーの源は‘メルティパワー’。
触れた対象をたちまち原子レベルまで分解し、光の粒に変えてしまうという未知の
エネルギーである。
メルティハーツの体内に蓄積されているメルティパワーは、本来そのままでは空気中に
分散してそこらじゅうの物を分解してしまうはずだが、融人が近くにいる間は、まるで
磁石に砂鉄が吸い寄せられるかのように一定の波動を描いてその場に留まる。
融人自身もメルティパワーを収束させるレベルをコントロールすることが出来るため、
その力を調節することによって相手を攻撃することが出来るのである。

・武器

シャドーミサイル:
全身から発射される全方位型ミサイル。
あまりにも高速で飛ぶため、何かの影が飛んでいるようにしか見えず、気が付いた時には
敵は蜂の巣になっている。
そもそもミサイルかどうかすらもよくわからないのだが、それを確かめるすべは無い。

メルティヒート:
左手から発射される熱光線。収束レベルを調節することによって、照射範囲を変える
ことが出来る。

メルティウインド:
右手首を高速回転させながら、収束率を下げたメルティパワーを放出して攻撃する。
突風に巻き込まれたと思った次の瞬間、敵の体は跡形もなく溶けている。

メルティイレイザー:
メルティハーツの最大の技。右手首を高速回転させ、放たれたメルティパワーを極限まで
収束し、棒状にまで圧縮させたものを敵に向かって振り下ろす。
467463:2008/02/19(火) 18:25:33 ID:Q9lH2TjL
プロローグばっかり長くなっちゃいましたね…
各話のストーリーも五つくらいは控えているのですが、現在は携帯しか使えないので
とりあえず「わがままメルティ・ハーツ」はここでいったん中断しておきます
(携帯だと、どれくらいの長さまで文章を打ち込めるのか把握しきれないため)

次の方ー!どうぞー!!
468それも名無しだ:2008/02/19(火) 22:18:28 ID:yhSr+HSZ
バクザンオーのストーリー考えてみました、文才もボキャブラリーもないけど勘弁してくれ


峯噴絶闘バクザンオー
第一話「その名はバクザンオー」

「西日本壊滅!九州もこれでは時間の問題です!」
「こちらは遊撃部隊このままでは持ちません、うっうわー!」
「これで日本は30%を失ったか…」
「なんだあれは?こちら通信班、謎の機体が敵と交戦!みるみるうちに敵が減っていきます」
「何だと!?映像をこちらにまわせ、なんだこいつは」

二週間前
彈「君達は十万人の中から選ばれた!選ばれたからには命に代えてもこの青き星を守ってくれたまえ以上!」
一同「はっ!」
彈「焚!お前はのこれ、話したいことがある」
焚「?わかりました」
蘭「まーた親子喧嘩ぁ?ほどほどにね」
蒼「…いくぞ蘭」
蘭「いたたたタイムタイム、ちょっとー!」
彈「焚お前はバクザンオーチームのリーダーだ!お前があいつらを引っ張っていけ。それと死ぬんじゃないぞ」
焚「はい父さん!」
彈「ばっ、ばかもんここでは指令と呼べと何度もいっとるだろ…もういい、いっていいぞ」
焚「(父さん…)はっ!」

開発室前
彰「あっ焚、バクザンオーの事なんだけどちょっといいかな?」
焚「彰か、なんだ?」
469それも名無しだ:2008/02/19(火) 22:22:03 ID:yhSr+HSZ
彰「何度も口を酸っぱくしていっていることだけど合体タイミングは君の腕にかかっている。シュミレーションではフィフティーだったから失敗したらその時は…」
焚「失敗した時は後退しろ、だろ?心配するな俺は本番に強いからな、それに彰は俺が失敗すると思ってるのか?」

彰「僕は君の事を心配してっ、そうだな君に心配は無用だった」
焚「そうゆうこと!じゃまたな」

その日の夜、焚家前の公園
桃「焚君」
焚「桃、こんな夜遅くにどうしたんだ」
桃「焚君こそ、クスクス懐かしいわねこの滑り台のてっぺんでよく焚君言ってたね。地球の平和は俺が守るんだーって」
焚「懐かしいな、まさか本当に守ることになるとは思ってもみなかったぜ」
桃「…どうしたの焚君、いつもの焚君らしくないよ?」
焚「桃…、俺はどうやらビビっちまってるようだ。父さんの前でも、彰の前でも平気でいられるのにおまえの前では素直になっちまうらしい、ごめんなかっこ悪いとこ見せちまって」
桃「ううん、いいの。ありがとう本音を聞かせてくれて。私は焚君が無事に帰ってこれるようにいつも祈ってるよ」
470それも名無しだ:2008/02/19(火) 22:28:37 ID:yhSr+HSZ
焚「ありがとう桃、お前のおかげで大事なこと思い出せたぜ、よーし!じゃあまたおまえの前で誓うぜ、俺は!地球の平和を守ってみせる!!」

そして運命の日
「この星に生きる者達よ!恐怖し絶望するがいい!我らの名はアクガーン、この星を破壊する者の名前だ!フハハハ!」
蒼「アクガーンそれが奴らの名か。まったく海王星付近から発見されて三週間しかたっていないというのに、これほどとは…」
彈「バクザンオーチーム発進せよ!」
一同「了解!」

戦闘地域
焚「くそー!アクガーンめよくも罪もない人たちを…」
蘭「焚、泣いてるの?無茶しちゃだめだよ」
焚「合体だ!」
蒼「よし焚の言うとうりだ合体だ!」
蘭「OKいきましょう」
焚「爆熱合体、バク・ザン・オー!」
471それも名無しだ:2008/02/19(火) 22:32:50 ID:yhSr+HSZ
BK10司令部
オペレーター「合体シークエンス開始しました」
彰「成功確率50%…成功するといいですね希望的観測ですが」
彈「そうだな(焚、蒼、蘭お前達ならできると信じている)」

焚「なに!?」
蒼「失敗か、くっ!」
蘭「きゃー!」
焚「ぐぁー、まだだー」
蒼「何だと!バクフライヤーの腕で無理やりザンバードをドッキングさせただと!!」

オペレーター「合体成功しました!」
「おおー!」
彈「よくやった、そのまま敵をせん滅せよ!」

焚「よーし!いくぞ!!ジャイロパーンチ!」

敵を次々となぎ倒していくバクザンオー、そして
アクガーン前線隊長「なんだこいつは、ちっ俺の部下どもをよくも!だがこの俺様のゼリンバンで真っ二つにしてやる」
蒼「焚、一気にたたみかけるぞ!」
焚「おう、うぉー爆山砲!」
隊長「なっなんだこのパワーは!!」
焚「ダイナミッックミサァーイル!」
『爆・山・王』
蘭「焚いけるわ、今よ」
焚「よし、いくぞ!」
蒼「おう!」
蘭「オッケー!」
焚「必殺!爆裂キーック!!」
隊長「グギャー」

敵前線隊長撃破、しかしこれはまだ始まりにすぎなかった…
472それも名無しだ:2008/02/19(火) 23:37:34 ID:NpMFrxm8
>>462
毎回楽しみに見てます
モードァメデスにギルギルガンみたいなものを感じた
>>468-
パッと見だけど一昔前の特撮モノを思い出させるな
473それも名無しだ:2008/02/19(火) 23:57:06 ID:yhSr+HSZ
>>472
一昔前の特撮とかwww俺もまだまだ修行が足りんということだな
474それも名無しだ:2008/02/20(水) 12:17:21 ID:SrTDHKTh
>>473
いや、褒めたつもりでいったんだが・・・
昔の特撮のテンポのよさはかなりいいんだが
475それも名無しだ:2008/02/20(水) 12:20:37 ID:5CbGRdon
つか、ドラマ性も昔の特撮の方が上だったしな。
476それも名無しだ:2008/02/20(水) 12:46:21 ID:WIoeq7Ro
>>474
そういうことだったのか、勘違いしてすまん。

二話目作ってみたけど、気が向いたら投下します
477それも名無しだ:2008/02/21(木) 14:23:37 ID:j9gLxh1B
第二話「激闘、激怒、激動そして宇宙へ」

移動要塞オクロック
ギガダール大帝「首尾はどうだジャンブルよ?」
ジャンブル「そっそれが、申し上げます。謎の機体が現れまして先遣隊がほぼ全滅しました」
ギガ「ほほう、お主が一日で落とせない星があるとは珍しい」
ジャ「たっ大変申し訳ありません」
「ならばわしがでよう」
ジャ「三大将軍が一ドンドルか、お前程の男がでるぼどの事ではないが任せよう」
ドンドル「必ずあやつめの首を手土産にしてみせましょう」

オクロック内通路
ハリドン「噂ではお前がでるようだなドンドル」
ドン「これはこれは血塗られし貴公子ハリドン殿」
ハリ「フンッ、せいぜい土産話を楽しみにしているぞ」
ドン「フハハハハハ」

一方BK10基地トレーニングルーム
蘭「トレーニング中悪いけど、集合よ」
焚「蘭か、よしわかった」
蒼「ふぅ昨日のことか、この続きはまた後でだ」
焚「そうだな行こう、ん?あれはフラッド隊のメンバー。剛鉄さーん!」
剛鉄「おう!焚と蒼か」
焚「今日から配属ですか?」
純平「ああそうだ、お前らのサーポートさせてもらうぜ。よろしくな」
焚「こちらこそよろしくお願いします」
478それも名無しだ:2008/02/21(木) 14:27:18 ID:j9gLxh1B
純平「それより聞いたぜ〜、合体失敗しそうになったんだってな?大方彼女の事でも考えてたんじゃないのか?」
焚「なっ!?何言ってるんですか!」
純平「お!反応するって事は当たりか?青春だねー」
焚「やめてくれ純平さん」
達郎「フンッ、調子に乗りやがって」
蒼「何?どういう意味だ」
達郎「俺なら失敗することなく合体してみせると言ってるんだ」
蒼「きさま、思い上がるなよ!」
剛鉄「やめないか二人とも!」
焚「蒼も言い過ぎだ!達郎俺達は確かにミスをした、それは俺がまだ未熟だからだろう」
蒼「焚!」
焚「だが、この地球の平和を守るということに偽りはない。命にかけて誓おう」
達郎「…フン」

剛鉄「焚すまなかった、奴も悪気があって言ったんじゃないと思う。許してやってくれ」
焚「もちろんです!俺達は仲間ですから」
ブリーフィングルーム
彰「昨日の戦闘データを報告します、まず敵戦力から。少数の部隊が世界各地で目撃されています、いずれの勢力では歯が立たない模様です。しかしバクザンオーによって日本の敵部隊を撃破したことにより世界各地に展開していた部隊が一斉に引いたと報告されています」
純平「つまり日本に来た敵の中に親玉がいたって事か」
479それも名無しだ:2008/02/21(木) 14:39:35 ID:j9gLxh1B
彰「おそらくそのとうりです、これからは日本を中心に攻めてくると考えられます」
純平「うひゃー、ビンボーくじ引いちまったな」
彰「今のところ敵に対抗できるのはバクザンオー位ですからこちらとしてはありがたい話です」
焚「裏を返せば敵の目は日本に向き、日本以外は安全と言うことか」
彈「うむ、そのとうりだ。だが日本が危険に晒されることになる、文字通りお前達の肩に平和がかかっているその事を忘れるな!」
一同「はっ!」
彰「次にバクザンオーの事です、みなさんも知っていると思うけど合体は成功したものの若干不安要素が残っています。
あれは奇跡みたいなものだ、きつい言い方をするけど二度も奇跡は起きない。そこでそのことをふまえてドッキング部分を改良しました、これで多少合体しやすくなったでしょう。僕からは以上です」
兼三「よろしい、次からの戦闘にフラッド隊を投入する。全力でバクザンオーチームをサポートしたまえ」
剛鉄「了解であります!」
ウィーン、ウィーン、ウィーン
彈「スクランブルだ!バクザンオーチーム出撃せよっ!続いてフラッド隊出撃せよっ!」
一同「了解!」

東京上空
ドン「フフフ、さぁ楽しませてもらおうぞ」
蒼「?今日は一機だけのようだ」
480それも名無しだ:2008/02/21(木) 14:42:05 ID:j9gLxh1B
焚「よーし合体だ!」
蒼「わかった!」
蘭「いつでもオッケーよ」
焚「爆熱合体バク・ザン・オー」

BK10指令部
オペレーター「合体完了」
彰「よし!今日はうまくいったぞ」
彈「バクザンオー!敵をせん滅せよ」

焚「うおー!ジャイロパーンチ!」ガキン!
蒼「!?」
蘭「うそっ!はじかれちゃった」
ドン「つまらん!はっ!」ドゴー!ドンドルの機体から衝撃波がほとばしる
焚「ぐっ!まだだぁー」ガキン!またもはじかれる
蒼「こいつ、強いっ」吹き飛ばされるバクザンオー
焚「ぐぁ!」
蒼「うぁー!」
蘭「キャー!」
ドン「つまらんな、我が名は三大将軍のひとりドンドル!倒す前におぬしの名を聞かせてもらおう」
蒼「三大将軍?少なくとも後二人このレベルのやつがいるというのか?」
蘭「そんなぁー」
焚「尚更負けるわけにわいかねー!俺の名は熱騰 焚だ!こいつの名はバクザンオー!」
蒼「俺の名は天王寺 蒼」
蘭「私の名前は秋茜 蘭」
ドン「ほうパイロットは三人いるのか、面白い!わしのこのドンドリアンは今まで百万のメカの血を吸ってきた、このドンザッパーでな」そう言うと巨大な斧をだすドンドリアン
焚「デカイ…あんなのに斬りつけられたらひとたまりもないぜ」
481それも名無しだ:2008/02/21(木) 14:47:18 ID:j9gLxh1B
蘭「なんだか果物の王様みたいな名前ねあのロボット」
蒼「焚!どうする?ここは間合いをとりつつ攻めた方が得策だぞ」
焚「いやここはあれを使う、防御がおろそかになった今がチャンスだ」
蒼「あれか、よしわかった!行くぞ蘭」
蘭「りょーかい!」
焚「うおー!爆山砲!」
ドン「小賢しいわ!」爆山砲をドンザッパーで切り払うドンドリアン、しかしその反動で無防備になる。一気に間合いを詰めるバクザンオー
焚「ジャイロパーンチ!」
ドン「速いっ!ぐお、しかしその技はきかんわ!」
焚「まだだ!必殺ジャイロパンチバースト!」
ドン「なにぃ!」バクザンオーの拳の先が爆発、そして煙が立ちこめる
蘭「やったの?」
煙があける、そこには無傷のドンドリアンがいた
ドン「終わりか?」
蒼「きいてないのか?」
ドンザッパーで斬りつけられるバクザンオー
焚「うわぁー!」倒れこむバクザンオー
ドン「もろいな、その程度かバクザンオーよ。この程度ではわしを満足させる事はできんぞ」その直後ミサイルがドンドリアンに直撃
純平「遅くなっちまったなバクザンオー、援護するぜ」
焚「フラッド隊!」
達郎「こいつでもくらえ、ホーミングミサイル発射!」
482それも名無しだ:2008/02/21(木) 14:56:00 ID:j9gLxh1B
ドン「ちょこまかと、失せろ」衝撃波が剛鉄のフラッドに直撃。幸い脱出に成功
焚「剛鉄さーん!よくも、よくも剛鉄さんを…ドンドルお前を絶対に許さん!」
『爆・山・王』
蒼「よしいけるぞ焚!」
焚「よぉーし!必殺、爆裂キッックー!!」
ドン「!?なんだこのパワーは!ぐはぁー!!」渾身の一撃が炸裂!しかしドンドリアンはまだ健在していた
ドン「久々に楽しませてもらったぞバクザンオー、だがどうやらお互いここまでのようだ。さらばだ」宇宙に退避するドンドリアン
焚「くそっ!完敗だ、俺達の全力をだしてもかなわなかった」
蒼「焚…」
蘭「くやしいよぅ…」
蒼「奴を追うぞ焚!このままではひきさがれん」

彈『許可しよう!』
謙三『しかし指令』
彈『バクザンオーは大気圏を単独で突破できる、行ってこいバクザンオーチーム』

焚「……わかりました、いくぜみんな!」
蒼「あぁ!」
蘭「うん!」そしてバクザンオーは宇宙へ




いつも長々とすんません、あとタイトル忘れてましたバクザンオーです
483それも名無しだ:2008/02/21(木) 22:16:20 ID:9OLR8pcd
ここって既存の作品の続編的なのはアリなのか?アリなら

タイムボカンシリーズ ダントツマン!

ウラガーネ「さあお前達!さっさと『時の異流品』…オーパーツを運び出すんだ!」
ドーピン「ルェイサー!」
フライン「お!?あらなんでまんねん?」
ウラガーネ「何っ!?何者だい!!」
???「名乗るのはあまり好きじゃないが……敢えて名乗らせてもらえるなら」

ダントツマン「ダントツマン…!!俺の前を走るなよ…」

千党雅紀/ダントツマン
19歳の新人レーサー。クールと熱血が同居したような性格をしている。
ダントツマンに変身しファンゾック一味の魔の手から『時の異流品』オーパーツを護る。

ウラガーネ・コサック
22歳女性で雅紀のライバルレーサー。女王のようないでたちをしている。
時空盗賊『ファンゾック』の仮首領としてオーパーツを狙う。

ドーピン・グゥ
26歳のピット用員。ウラガーネを慕う。
ファンゾックではマシン開発・修理を担当。

フライン・グゥ
24歳のピット用員。ドーピンの弟。
ファンゾックでは主に白兵戦担当。しかし毎回ダントツマンにやられる。
484それも名無しだ:2008/02/22(金) 01:29:07 ID:N50RI97b
ある夏の思い出

20XX年、夏―僕は病室のベッドの上で目を覚ました。
なにかに呼ばれたような気がして、窓の外を見る。
そこには『知っているはずの知らない世界』と『知らないはずの知っているもの』があった。


【マサ】
8年の間意識不明の植物状態であったがトゥライツィアに感応するように意識を取り戻す。
生きる為にトゥライツィアの脳体となり軍に所属する事になる。

【カイ】
自然発生した生物の定義に当てはまらない新たな生物。
その基本組織こそ同じものの種として統一された個体を持たず、その行動もバラバラだが多くは周囲の破壊活動を行う。
特定の人間を『脳体』として体内に迎えることで変態する。
変態したカイは活動時に脳体の脳細胞を消費する。これにより脳体となった人間は徐々に記憶を失い、最終的に死亡する。

【脳体】
一度カイに吸収され、一部の遺伝子を共有した人間。
文字通りカイの頭脳としての役割を果たすが、基本的にはカイの本能による活動の情報を処理するだけの機関となる。
脳体とカイは基本的にお互いが死亡すれば同じ道を辿る関係にある。
ただし脳体はカイの体外に長時間居続けると細胞が死滅するがこの場合に限り共有状態にあるカイは死滅しない。

【トゥライツィア】
マサの前に現れ、彼を脳体としたカイ。
鱗翅類と細身の鎧を掛け合わせたような姿で体長は20m前後。
カイ特有の未知のエネルギー物質のコントロールと高速戦闘が得意。

【日本軍】
本来はカイによる被害を防ぐ為に作られた防衛部隊だったが、脳体となった人間とカイの相性によってはその人間がコントロールを得られることが発覚してからはカイが軍事兵器の一つとして運用され、結果的に戦争が起きる事となった。
世界情勢は荒れ、混乱でハト派の機関が機能しなった為、完全に軍隊と化した。
他国も同じような状況であり、それら全てが敵対国の排除と制御不可なカイの殲滅に乗り出している。


駄目だ…話の流れはあるんだが文章が幼稚で長ったらしくて意味不明だしネタも厨臭いし被ってそうだしどーすればいいんだ…
485それも名無しだ:2008/02/22(金) 03:21:54 ID:3Y0LSOSe
>>482
強敵登場は燃えるな。
次は宇宙戦かな?

>>483
マラソン関係で統一したネーミングはなかなかおもしろいな。
個人的にはイッパツからの流れっぽくて好きだな。

>>484
設定被りや幼稚っぽいとか気にするな
個人的にはものすごく読んでみたいしおもしろそうだと思う。
486それも名無しだ:2008/02/22(金) 09:11:48 ID:ASFM3HB3
>>483
自分も元々は既製品の二次創作から入ったな〜
戦隊もの四つにウルトラマン二つ、ガンダムも一つあった
主人公が小学一年生というバカな作品です(笑)

>>484
「社会から隔絶された環境におかれた主人公の少年が、サバサバした語り口で機械のような
生命体のような奇妙な敵との戦いを語る」という話を確かにこのスレでちらほら見かけるな
もはやひとつのジャンルみたいなもんか(サナトリウム系ロボットもの、とでも言うの
だろうか)?
アマチュアの間では妙に人気のあるテーマみたいだな
メジャーどころでそういう話をやったアニメは聞いたことないのになぁ…
まあ、そういうのを抜きにしても、そちらの文章力自体は決してレベルの低いものでは無い
と思うから、作品の投下は歓迎するよ
487それも名無しだ:2008/02/22(金) 21:49:29 ID:w+XljrNC
俺が中学生の時気づいたらメモ帳に書き殴ってた作品があった。
名前は『英雄兵器ヴァーンサイク』(多分語呂がいいからって適当に決めたんだと思う)
キャラとかロボ設定とか世界情勢とかキモい程にジャンル分けしてありあろうことか主題歌まで。
しかも3機の飛行体がそれぞれ違う順番で合体して違う力を発揮するという見事なゲッターの 丸 パ ク リ。
でも当時の俺はゲッターは知らなかったはず。だから許してね。
本当は自己満足リメイクしてここに書くことも考えたが文才の前にゲッターファンの皆様の気分を大いに害する可能性があるのでチラ裏で書き逃げしてみる。
488それも名無しだ:2008/02/22(金) 22:25:54 ID:w+XljrNC
やっぱり書きたい件。
どうしよう。恥かくのは苦手だからロボットの戦力だけ書きたい。

・ヴァーンサイク
未知のエネルギー「ヴァーン力」を使用したヴァーン力が発見された洞窟内にあった設計図を元に作られたロボット。
機動が素早い敵に対し高速戦闘をコンセプトに作られている。そのため3機の戦闘飛行体(設計図を元にヴァーン力より生成された鉄であるヴァーン鉄を使用しているため戦闘機とはいえない)で編成されている。
3機がドッキングすることで高速戦闘飛行体ヴァーンブースターとなる。

・ヴァーンファイター
リーダー機として設計された1号機。
地球軍の標準的な戦闘機を高性能化したものとなっている。ミサイル2発と機銃1機を装備している。

・ヴァーンフライヤー
高速戦闘機として設計された2号機。
偵察装備もされており様々な局面で活躍できる。ミサイル2発、機銃1機を装備している。

・ヴァーンフォートレス
重戦闘機として設計された3号機。
大量の武装が搭載されており基地攻撃などに有利である。ミサイル6発、機銃4機を装備している。

・ヴァーンブースター
ファイター、フライヤー、フォートレスがドッキングした形態。
3機の特長を生かしている。
489それも名無しだ:2008/02/22(金) 22:39:54 ID:w+XljrNC
・ヴァーンサイクナイト
ファイター→フライヤー→フォートレスの順で合体した形態。
地上では標準的(しかし地球軍の兵器とは比べ物にはならない程高性能)な性能を誇り背中に装備した「ヴァンスカイウィング」により空中での自由な戦闘が可能。
武装はショットブレード。一応ヴァーンサイク全形態の標準武装であるがブレードに秘められたヴァーン力を発動させらるのはナイトのみである。

・ヴァーンサイクケルベロス
フライヤー→フォートレス→ファイターの順で合体した形態。
背中に装備されているヴァンブーストにより超高速移動が可能な形態である。空は飛べなくはないがナイトには劣る。
武装はヴァーンドリルとフラッシュカノン。高性能なレーダーが搭載されており偵察行動なども可能である。

・ヴァーンサイクブル
フォートレス→ファイター→フライヤーの順で合体した形態。
巨大に伸びた腕で強力な攻撃が可能である。空を飛ぶことは不可能。動きも3形態で一番遅い。
武装は腕とヴァーンミサイル。腕は伸縮自在ではないがとても頑丈であり最強の硬さを誇ると言われる地球軍戦艦ダイワ並みの装甲を打ち砕いた。
490それも名無しだ:2008/02/22(金) 22:43:50 ID:w+XljrNC
もうやめたスルーしてくれスレ汚しスマン。
ゲッターファンのみんなスマン。
491それも名無しだ:2008/02/22(金) 23:12:13 ID:bRn/SrWK
恥ずかしがるなよw

ここは恥ずかしいのを公開する場所でもあるんだぜw
492それも名無しだ:2008/02/22(金) 23:13:18 ID:CQ2Qv3Mn
自分でみっともないと思うならそれはみっともないものだ
493それも名無しだ:2008/02/22(金) 23:38:39 ID:w+XljrNC
君らありがとう。少し勇気が出た。
明日プロローグぐらい書いて様子見てみる。
494それも名無しだ:2008/02/23(土) 00:03:42 ID:hAY88Vuv
名前の最初にヴァって時点でもう惚れざるを得ない
495それも名無しだ:2008/02/23(土) 00:36:23 ID:BJxXt+Bo
市民「かぁっー!まぶしいなぁ。」
眩しいほどに街に照りつける太陽に向かいハンカチで汗を拭きながら中年の男性がつぶやく。
朝の時間だ。多くのサラリーマンが忙しそうに道を横断して行く。

市民「最近まで戦争やってたとは思えんな。」
市民「ですな。ここまで戦闘が及ばなかったのは幸福でしょうな。」
市民「もう戦争は終わるでしょう。」
市民「ああ、そうですな。ん?あれは・・・?」
市民「どうされました?ん?あ・・・あっ!」

まるで急に時間が止まったようだ。
今まで忙しそうに歩いていた人々は皆空を驚愕の眼差しで見つめている。
今までアスファルトをガンガン照らしていた光はみじんもなく全てが影に覆い尽くされていた。
そして急に時間が動き出したかのごとく・・・

市民「キャーーー!」
市民「うあー逃げろー!」

街中から悲鳴という悲鳴がたちこめる。
車はすぐ渋滞となり耳をつんざく程のクラクションが鳴り響く。
男性が一人地面にひざまずいてつぶやく。

市民「もう・・・終わりだ・・・何もかも・・・絶望だ・・・」

巨大な影が先刻の太陽よりも眩しく見える光を放つ。次の瞬間、混沌、悲鳴、雑音、そして絶望に満ちた街は灰の街と化していた・・・。

『英雄兵器ヴァーンサイク』第0話「絶望」
496それも名無しだ:2008/02/23(土) 00:40:03 ID:XMml9kaB
>>490
ヴァーン力に惚れた。読みは当然ヴァーンぢからだよな
497それも名無しだ:2008/02/23(土) 00:40:28 ID:WSfbYvDZ
>>495
展開早いなァwww
498それも名無しだ:2008/02/23(土) 01:09:09 ID:8Wc5sPF2
>>495
乙、俺もこのスレにはよく勇気ずけられたものだ。お互い頑張ろうぜ
499それも名無しだ:2008/02/23(土) 01:11:40 ID:BJxXt+Bo
鳥のさえずる声が聞こえる。
ここは森。人気のないひっそりと木が茂る森である。
その美しさと静けさを兼ね備えた空間に雑音が鳴り響く。そしてその森の美しさとは対照的な不恰好なジープが走っていった。
男「おいよ?今度こそここであってんだろうなぁ?」
若い男がイライラした様子で質問した。
男「貴様が手に入れた地図だ。保障はできん。」
大柄な男が淡々とした口調で返す。
若い男「チッ!もう迷うのは御免だからな!」
大柄な男「全部貴様が手に入れた地図だぞ。俺は知らん。」
若い男の因縁をつけるような態度に憤りを感じつつ大柄な男は言った。
若い男「てめぇはいいのかよ。例の物を拝めなくてもよぉ。」
大柄な男「黙らんと車から放り出すぞ。」
若い男「チッ!」
男は舌打ちをするとレモンガムを取り出し口に放り込んだ。

未知の力「ヴァーン力」。
人気のない洞窟へと自然墜落した地球軍の新型兵器に付着していた謎のエネルギーである。そしてその洞窟の奥には古代文字で「禁忌」と書かれた謎の兵器設計書があった。
そのヴァーン力を発見したエネルギー学者であった男、見羅国(みらくに)慎(しん)。彼はそのヴァーン力の研究のため森林の奥深くに大規模な研究所を建設した。
その名は「見羅国科学研究所」である。その研究所では世界各地に現れた謎の黒い影の対抗策として「禁忌」を創り上げる研究をしていた。
それには犠牲も出た。見羅国の息子秀樹(ひでき)である。突然現れた黒い影に試作された「禁忌」に乗り込み突っ込んでいった。それから彼は帰っていない。

研究室で働く職員達を見る見羅国にメガネの男が話しかけた。
メガネの男「博士。機動は順調です。これなら成功するはずです。」
見羅国「そうか。秀樹の犠牲は無駄にはできん。今度こそ必ず成功させるぞ。」
メガネの男彼の名はヴァーザス・ロゥク。かつて地球軍軍属で開発技術の発展に手を貸してきたエリート技術士である。
戦争が膠着状態に入り黒い影による世界各地の被害を知った彼は軍を抜け見羅国研究所へ移籍した。ヴァーザスは単に単に興味があったからである。絶望に立ち向かう研究に。
ヴァーザス「で、博士。話とは?」
見羅国はヴァーザスに改まった様子で言い放つ。
見羅国「単刀直入に言おう。君にはアレのパイロットになってもらいたい。」
ヴァーザスはとぼけた様子で返す。
ヴァーザス「冗談でしょう?私はただの一技術士ですよ?」
見羅国「君ならばアレの癖を良く知ってるはずだ。いかんせんパイロットになってくれる人物がいないのでな。」
少し考え込んだ後苦笑を浮かべながらヴァーザスは言う。
ヴァーザス「そうですか。仕方ありませんね。分かりましたやりましょう。」
見羅国「ありがとう。助かる。」

その時森林の上空では不審な黒い影が蠢いていた・・・。

『英雄兵器ヴァーンサイク』第0話「絶望」
500それも名無しだ:2008/02/23(土) 02:08:24 ID:BJxXt+Bo
続きは明日に。ちなみにまだプロローグ終わってない。

>>494
バーンサイクじゃちょっとな・・・w

>>496
ヴァーン力(りき)にしたい。

>>498
ああ、頑張ろう。
501それも名無しだ:2008/02/23(土) 03:40:06 ID:rbQyfvkE
>>500
一つだけ助言しておくと
SS系を投稿する時は一気にしたほうがいい
そっちのが読みやすいしね
502それも名無しだ:2008/02/23(土) 08:04:38 ID:Mr+VgtJ3
住人の優しさに全俺が泣いた。

これだけだとなんなんでネタ。
変形合体ロボって結構出尽くしてる感があるんだが気体が合体するというのはどうだろう。
実際それだとロボにならんから大気中のナノマシンが集合してどうのこうのみたいな感じで。
503それも名無しだ:2008/02/23(土) 08:27:16 ID:8Wc5sPF2
>>502
斬新なアイデアたな、面白そう。できたら是非投下してくれ

峯噴絶闘バクザンオー
第三話「初めての敗北」

あらすじ
ドンドルと相討ちになったバクザンオー、決着をつけるためドンドルを追いかけ戦いの場を宇宙に移すのであった

衛星軌道上
焚「なんだこりゃ…」眼前に広がる光景は敵艦隊で埋め尽くされていた
蒼「これほどの数の艦隊が地球を囲んでいたとは」
蘭「これが一斉に地球に攻め込んだら終わりね」
蒼「一番奥に何か…!?なんだあれは!」
焚「どうしたんだ蒼?」
蒼「これを見ろ」
焚「!?なんだこのバカでかい物体は」焚のモニターに映されたのは巨大な移動要塞オクロックだった
蘭「私にも見せて、…何これ!?」
蒼「全長およそ六万キロといったところだな」
焚「規格外のでかさだぜ」
ギガ「撃て」艦隊からの一斉放射がバクザンオーを襲う
焚「ぐあー!」
蒼「艦隊からの一斉放射か、くっ!」
蘭「このままじゃバクザンオーの装甲が持たないわ」
焚「心配すんなボルカニウム合金は伊達じゃねぇ、熱つくなるほど硬くなる!そんな事より片っ端からぶっ潰す、そんでもってドンドルを引きずり出してやる。ジャイロパーンチ!」次々と数を減らす艦隊
504それも名無しだ:2008/02/23(土) 08:30:38 ID:8Wc5sPF2
オクロック内格納庫
ハリ「フフッ、バクザンオーか。こちらハリドン、バンガランスででるぞ」

焚「きりがねぇぜ」
蒼「爆裂キックはもうできないぞ」
蘭「でっかいのからなんかでてきたよ」
ハリ「やぁバクザンオーのパイロット達よ、確か熱騰 焚と天王寺 蒼と秋茜 蘭だったかな?」
焚「お前は何者だ?」
ハリ「初めまして私の名はハリドン、他の者からは血塗られし貴公子ハリドンと呼ばれている」
焚「ドンドルはどこだ?」
ハリ「あやつならもうオクロックのメディカルルーム、君達にボロボロにされたらしいね。代わりに私がお相手しよう」
焚「ふざけるな!」
ハリ「本気だよ、さぁ始めようか」
蒼「俺達に用があるのはお前じゃない」
ハリ「…そうか、残念だ。君達に用はなくとも私にはあるのだが…、さようなら」バンガランスから剣を取り出しバクザンオーを斬りつけ吹き飛ぶバクザンオー
焚「速い!ぐはぁー」
蘭「バランスがとれない」
蒼「バクザンオーが一撃で…」
ハリ「つまらん、こんなものかバクザンオー」大気圏に突入し地球に落下するバクザンオー
505それも名無しだ:2008/02/23(土) 08:32:34 ID:8Wc5sPF2
太平洋
焚「うぅ…俺達は」
彰「今バクザンオーを回収しているとこだ。落下して太平洋にうちあげられたんだ、おかげでここら一帯に温泉ができてしまったよ」
焚「二人は…?」
彰「大丈夫だ気絶してるけどね、君も寝たほうがいい」
焚「あぁ…」
彰「(相当無茶したらしいな、一体何があったんだ)」

都内の病院
桃「焚君」
焚「桃…?」
零治「よかった!焚兄ちゃんやっと起きたね」
焚「零治?ここは?」
桃「病院よ、焚君三日も寝てたんだよ」
零治「もう起きないんじゃないかってお姉ちゃんとずっと心配してたんだぜ」
焚「いてて、体のあちこちがいたいな」
桃「まだ安静にしてなさいってお医者様が言ってたわ、寝てなきゃだめよ」
零治「お姉ちゃんずっと起きるまでつきっきりだったんだぜ、感謝しろよな」
焚「そうなのか?ありがとな桃」
桃「どういたしまして」
蘭「あー熱い熱い」
剛鉄「まったくだ」
純平「青春だね〜」
焚「なっ!なんでここに」
蘭「あたしはあんたと同じ、蒼は昨日起きるなり無理やり退院しちゃった。冷たいよね」
剛鉄「俺もあの後すぐに病院送りだ」
焚「生きてたんですね、よかった」
剛鉄「あたぼーよ、俺は簡単に死なんよ!がーはっはっは」
純平「俺は見舞兼ナース漁りだ」
焚「はは…」
506それも名無しだ:2008/02/23(土) 08:34:43 ID:8Wc5sPF2
蘭「じゃここらへんで邪魔者は消えますか、零治君おねえさんとデートしましよっか」
零治「はいよろこんで」

焚「気使いやがって…心配かけてごめん」
桃「ううん、焚君が無事でよかった。ほんっ…とうに……」大粒の涙を流す桃
焚「桃!?ごっごめん、本当に悪かった」
桃「うんっ…うんっ……いいの、でも…もう無茶しないで」
焚「ああ!約束する!無茶はしない。だからもう泣くな、なっ?」
桃「ごめんなさい、安心したら急に涙が…」
彈「本当に無茶しおって、おまけに女の子をなかすとはどうゆう了見だ」
焚「しっ指令!?」
彈「ここでは父さんと呼べ」
桃「おじ様」
彈「あーそのままでいいよ、顔見に来ただけですぐ帰るから。すまないねろくでもない息子を看病させちゃって」
桃「いえ、お気になさらないでおじ様。私なら大丈夫です」
焚「父さん何しに来たんだよ〜」
彈「それじゃだいじにな」

焚「たくっ…ははは」
桃「ふふ、うふふ」

零治「何で笑ってるんだろう?さっきお姉ちゃん泣いてたのに、わけわかんね」
蘭「指令マジックってやつよ」

後日BK10指令部
彈「よし全員そろったな、四日前のバクザンオーチーム及びフラッド隊による作戦の結果報告をしたい。六式君たのんだ」
507それも名無しだ:2008/02/23(土) 08:37:52 ID:8Wc5sPF2
彰「はい、バクザンオーに記録された映像と天王寺君の報告により敵の戦力が把握できました。こちらをご覧ください」宇宙での映像
「こっ…これは!」
彰「これは敵艦隊の映像です、ざっと見積もって数千はあるでしょう。地球が脅威に晒されているとあらためて実感できます、そして極めつけがこれです」
純平「でっデカい…」
達郎「こんなものが地球上に…」
彰「現時点において絶望的と言っても過言ではありません、遺憾ですが我々は彼らに生かされていると考えるべきでしょう」
剛鉄「生かすも殺すもやつらしだいか…まったく胸くそ悪い話だ」
焚「だけどこのまま黙ってやられるわけにはいかねぇ!地球人の底力って奴を見せてやるぜ!」
彰「そのとうり、我々は滅亡の時が来るまでただ何もしないわけにはいきません」
蒼「力尽きるまであがいてやる!」
謙三「なるほど、事態を知った上で臆するどころか逆に士気を高めおったか。面白い奴らだ」
彰「次に敵パイロットについてです。まず三大将軍と自ら名乗ったドンドルについて、バクザンオーを終始圧倒しました。引き分けになったものの、一歩間違えれば負けていたかもしれない恐ろしい敵でした。しかも三大将軍と言うことは後二人強敵が控えているという事です」
508それも名無しだ:2008/02/23(土) 08:42:53 ID:8Wc5sPF2
剛鉄「アクガーンにも将軍という概念があったのか」
蘭「もしかしたら他に三大魔神とか、四天王とかいたりして」
彰「考えられないこともないけどまずないと思います…」
蘭「え〜」
彰「ゴホンッ…、次にハリドンという男についてですがこれはドンドルにくらべて次元が違います」
蒼「バクザンオーを一撃で倒した男だ、今の段階では俺達に勝ち目はない。だが次に会うときは必ず勝利してみせる」
純平「おまけに血ぬられし貴公子ときたからな、俺とキャラもろかぶりだぜ」
蘭「純平さんは血ぬられし貴公子と言うよりナンパの貴公子よね」
彰「何か意味があるのかもしれませんね、最後になるんですが…。なんと説明すればよいか…」
焚「?なんだ彰」
彰「えーと…」彰の物陰に動く怪しい生き物が
バンガル獣モニュ「モニュ…」
蘭「きゃー!可愛い!」
彰「バクザンオーに付着していた…モニュです」

509それも名無しだ:2008/02/23(土) 13:27:19 ID:BJxXt+Bo
―その時森を走る不恰好なジープにて
若い男「おい、なんだありゃ?」
大柄な男「どうした?何かあるのか?」
若い男は突然叫びだす。
若い男「ありゃぁ影だ!あの黒い影だ!」
大柄な男「マジか!」
ジープは速度を上げ走り去っていった。

ピィーフィーピィーフィーピィーフィーピィーフィーピィーフィーピィー・・・
突然研究所のサイレンが鳴り響く!
オペレーター「博士!博士!聞こえますか?例の化け物がこちらに接近中です!」
見羅国「何だと!よし戦闘態勢映れ!出撃準備だ!」
研究員「し、しかし・・・パイロットが2人足りません。」
見羅国「うむ・・・。」

―その時研究所エントランスにて・・・
若い男「頼む!頼む!通してくれ!」
若い男が強引に研究所に侵入し警備員と揉み合っていた。
警備員「だめだ!関係者以外通すわけにはいかん!」
大柄な男「堪忍な!」
大柄な男のエルボーが炸裂し警備員は気絶した。
若い男「おし!急ぐぞ!」

見羅国「やむ終えん・・・。私が1号機に乗ろう。3号機は自動操縦だ。」
研究員「は・・・博士が?ん?慌しいぞ!どうした!」
研究員「お、男が2人研究所に強引に・・・」
兵器庫への巨大な扉が勢いよく開く・・・そして2人の男が現れた
若い男「突然悪いが頼みがある!聞いてくれ!」
研究員「部外者は出て行け!」
若い男「俺たちは元地球軍パイロットだ!ロボットの操縦はできる!俺たちをそいつのパイロットにしてくれ!」
兵器庫は騒然としている。その中見羅国は2人の男に歩み寄り話す。
見羅国「君たち。名は?」
克哉「俺は如月克哉だ!こいつはチェイン=ルーフェイだ!」
叫び散らしながら自己紹介をする克哉を見ながら少し考え込むと見羅国は重く口を開き・・・
見羅国「よし・・・任せよう。」
凄い剣幕をしていた克哉達の顔が和らぎ笑顔となった。しかし笑顔もすぐなくなり・・・
克哉「例のモンはどこだ!」
博士「こいつだ!」
克哉「へ?戦闘機ぃ?」
ヴァーザス「いいから乗れ!時間がない!ヘルメットは被れよ!」
克哉「おう・・(偉そうなメガネだな。)チェイン!行くぞ。」
チェイン「・・・。」

ヴィィィィィィン・・・
3機の戦闘機を載せたカタパルトが上昇する。
克哉は息を呑み、ヴァーザスは軽くため息を吐き、チェインはまるで仏像のごとく押し黙っていた。
カタパルトは所定の位置についた。外にこちらに向かってくる黒い影が見る。
克哉「いよいよか・・・。」
チェイン「・・・。」
オペレーター「出撃を!」
ヴァーザス「ヴァーサイク!出撃!」
3機のエンジンが唸りを上げる。そして大空へ・・・

『英雄兵器ヴァーンサイク』第0話「絶望」終
次回へ続く
510それも名無しだ:2008/02/23(土) 13:31:08 ID:BJxXt+Bo
>>501
参考にしておく。
さすがにまとまりがないしな・・・。
ちょっと休憩。
511それも名無しだ:2008/02/24(日) 04:15:33 ID:BSuwjYtr
保守
512それも名無しだ:2008/02/24(日) 10:53:42 ID:EIllE/td
克哉「あれが・・・敵か・・・。黒い影の正体。暴いてやるぞ!」
3機の戦闘機が黒い影に徐々に接近していく・・・
克哉は敵に近づくほどに攻撃感情が抑えられなくなっていたそして
克哉「うら!ミッサイル!」
ヴァーザス「バカ!まだ早い!」
ミサイルは黒い影のほうに向かっていき影に飲まれ消えていった・・・その時突如閃光が起こった。
克哉「よっしゃ!どうだ!ん・・・あれは!」
ヴァーザス「なっ!」
チェイン「ムッ!」
黒い影から2つのシルエットがでてきた。片方は古い資料に残こる超古代の生き物プテラノドンに似ている。もう片方は植物のようで触手を持っている。
思わぬ黒い影の正体に3人は絶句した。こんな奴のために・・・
まさに異形の姿であった。生き物のように体を動かしているが無機質なそのボディはロボットを彷彿させる。
その時研究所から連絡が入る。見羅国だ。
見羅国「ヴァーザス君!合体だ!」

ヴァーザス「了解!君達は表示されるルートどおりにやればいい。絶対に壊すなよ。」
克哉「ラジャー。(ほんと気に食わねぇなコイツ)」
チェイン「了解。」
ヴァーザスはレバーの隣にあるボタンを二度押ししつぶやくように合図した。
ヴァーザス「ドッキング・・・サイク・・・。」
ヴァーザスの合図と共にコックピットのモニターが合体シークエンスに切り替わる。
克哉とチェインはリモコンが付いたコードのような物を引っ張りリモコンのスイッチを押すとコードを一気に引っ張る。
その瞬間克哉のファイター号とチェインのフォートレス号が変形しブーストを吹かし連結する。
そしてチェインがもう一度コードを引っ張ると一気に加速しヴァーザスのフライヤー号に合体した。
ヴァーザス「オープン・・・ケルベロス・・・ヴァーンサイク!」
ヴァーザスの合図を受け合体した3機がブースト止める。
そして3機に光の亀裂が起こる。そしてそれが割れたかと思うと胴体、腕、足と変形を始める。そして細長いロボットの体が完成した。
そしてフライヤーの先の部分が変形し頭部となった。そして頭部の目の部分に人間の瞳似た光が灯る!
ヴァーンサイクケルベロスの登場だ!

その時、植物ロボットが突如地面に急降下を始める!
ヴァーザス「な!逃がすか!」
ケルベロスも背中のブースト吹かし急降下を開始した。
克哉「なんて速さだ!すげぇ!」
植物ロボットは森の木をなぎ倒しながら進んでいく。その時ケルベロスが立ち塞がった!

ヴァーザス「ケルベロスの速さなら・・・うおおおおおおおおおお!」
突如ケルベロスは一目散に植物ロボットに向かい突っ込み始めた!
ヴァーザス「ヴァーンドリル!」
右腕のドリルが唸りを上げまわりだす!そして植物ロボットに向かいドリルを突き立てる!
しかしドリルに向かい4本の太い触手が迫りつつあった!

英雄兵器ヴァーンサイク 第1話「合体!ヴァーンサイク」2/1
513それも名無しだ:2008/02/24(日) 11:36:06 ID:EIllE/td
ガキィィィィィィィィィィィィィィン!!
ヴァーザス「なっ何・・・!」
ドリルはいとも簡単に触手に絡めとられてしまった!4本の太く鋭い触手がドリルを締め上げる。
ヴァーザス「くっ!負けるものか!」
ヴァーザスは負けじとケルベロスのブーストの出力を上げドリルの威力を増そうとするが逆に太い触手にドリルは締め上げられ続けている!
パキィギシギシ・・・パキ・・・
克哉「おいヒビが・・・。」
チェイン「やめろ!無駄だ。」
ヴァーザス「うるさい!ケルベロスの速度なら負けん!」
そしてとうとうドリルにヒビが入ってきた・・・。ヴァーザスはそれでも加速をやめない。ヴァーザスは加速すればドリルで勝てると信じている!
ググググググ・・・バキィィィィィィィィィィン!!
とうとうドリルは折れてしまった!ヴァーザスは絶句した・・・。そして容赦なく触手がケルベロスを弾き倒した!倒れたまま動けないケルベロス!
そして植物ロボットは地面を掘り消えていった・・・。

ヴァーザス「ドリルが・・・折れた・・・。ケルベロスの加速も効かない・・・もうだめだ・・・」
克哉「ふざけんな!立てよ!早くしねぇよやられるぞ!」
その時研究所から通信が入る。
見羅国「研究所に翼竜の化け物が迫ってきている!至急来てくれ!」
克哉「そうだ・・・もう1匹いたな・・。おおし、メガネ!俺に代われ!」
見羅国「ヴァーザス君。克哉君の方が実戦経験がある。代わるんだ。」
ヴァーザス「は・・・はい。ドッキング・・・オフ・・・。」
ヴァーザスの気の入らない合図と共にケルベロスはもとの3機が連結した状態の戻り分離する。
克哉「よぉし!見よう見まねだがやってやる!ドッキィィングサイク!!」
克哉の力強い合図共に3機がファイター号を先頭に連結する!
克哉「オゥプゥゥゥゥゥゥン!ナイト!ヴァァァァァァァァァァンサァァァイク!!」
3機に光の亀裂が入り変形が始める!体、腕、足と変形を始める!ケルベロスとは違い力強い筋肉のように太く赤いボディが組み上がる!
そしてファイター号の先端部分が変形し顔が組みあがると3本の角が勢いよく飛び出す!そして人間の瞳のような力強い瞳が目の部分に浮き上がる!
ヴァーンサイクナイトの登場だ!
克哉「かっけぇなぁ・・・。よっし行くぜ!ヴァンスカイウィンンンンンング!」
背中のマントのような翼が横に開くと一気にナイトは飛び上がった!腕と顔を前に向け一直線に研究所へと向かう!

オペレーター「防衛砲、沈黙しました・・・。」
見羅国「むぅ・・・。まだ来ないか・・・。」
空から翼竜ロボット、地上から植物ロボットの攻撃を受ける研究所!防衛用の設備も跡形もなく消し去られている・・・。そして植物ロボットが研究所に向け触手を振り下ろす!
見羅国「これまでか・・・!」
その時・・・!
克哉「待ったぁぁぁぁ!食らえ!必殺の・・・ヴァァァァァァァァァァァンサイク!ナックル!」
空から現れたナイトの拳が赤く燃えたぎる!ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンドッゴォォォォォォン!
そしてそのまま植物ロボットに食らわす!ロボットでありながら植物であるこのロボットはなすすべもなく火に包まれ転げまわる!そしてドゴォォォォォォンと轟音を上げ爆発四散した!
克哉「次はてめぇだ!ショットブレェェェェェェェド!」
克哉の掛け声と共に背中のストッパーが抜け巨大な剣を抜く。しかし重さに耐え切れず地面に振り下ろすが再び抱え上げ戦闘態勢に移る!
翼竜ロボットがナイトに向かい突っ込んでくる。するとナイトも翼竜ロボットに向かい走り出す!
克哉「うおおおおおおおおおお!!ショットブレェェェェェェェェェェェェェェドブレイ!」
すれ違いざまに一気に切り裂く!そして翼竜ロボットは火を上げ地面に墜落!轟音を上げ爆発四散した!

研究員「やったぁ!ヴァーンサイク初戦闘にして勝利です!」
見羅国「ああ。しかしこれからの戦いは辛く厳しいものとなる・・・。あの若者達ならやってくれるか。」
克哉「やった!勝ったぜ!チェインよう!」
チェイン「フン・・・。」
ヴァーザス「・・・・。」

英雄兵器ヴァーンサイク 第1話「合体!ヴァーンサイク」2/2
次回へ続く!
514それも名無しだ:2008/02/24(日) 13:53:12 ID:TFH4Lbao


ゲッターチックなノリがいいね

あと筆進むの速いなぁwww
俺なんて大方の構図が決まってても恐ろしく遅いから羨ましいぜ
515それも名無しだ:2008/02/24(日) 14:12:21 ID:EIllE/td
>>514
やっぱゲッターに似てるかな?
ゲッターは好きだけどこれからはできるだけ似ないように書きたいな。

>筆進むの速い
空想力(妄想癖?)だけはあるからな。何とか書けてる。

敵のロボにもパイロットを入れて喋らす予定だったけどうっかり忘れてしまった。
2話で言い訳をつけてパイロットを乗せて敵にも個性を付けたい所。
それと女気が非常にないので2話にはヒロインを出したい。
516それも名無しだ:2008/02/26(火) 09:08:23 ID:qYx00/Hy
峯噴絶闘バクザンオー
第四話「謎の生き物モニュ登場?」

モニュ「モニュゥ」
純平「男の俺でもウットリしてしまうほどのキュートっぷりだ」
焚「彰、お前にこんな趣味があったとはな…」
彰「なぜそうなる!バクザンオーに引っ付いていたって言ったろ。君達が持ってきたんだよ!」
モニュ「モニュゥ…モ、モニュをそんなに見るなモニュ!」
蘭「しゃ!?」
一同「喋った!!??」
彰「彼の名前はモニュと言って、バンガル獣とゆう種族らしくバンガルと言うのはアクガーンの母星の名前だそうです」
蒼「なぜお前は俺達についてきた?」
モニュ「モニュはもうあいつらの所に居たくないモニュ、モニュのパパとママは無理やり戦わされて死んでしまったモニュ。あいつらに殺されたようなものモニュ」
焚「なんてひどいやつらだ…」
モニュ「モニュはここにいちゃだめモニュか?」
蘭「あたしは大歓迎よ!決めたわこの子はあたしが引き取ります」
彰「誰か引き取ってくれませんか?」
剛鉄「そうだな、ここにいる奴はほとんど軍の寮だからな」
蘭「こらー!あたし立候補してるじゃん!」
蒼「お前アパートじゃなかったか?」
焚「あてがあるにはあるんだが…」
彰「頼んだよ焚」
純平「だいたい想像はつくな」
517それも名無しだ:2008/02/26(火) 09:10:26 ID:qYx00/Hy
蒼「そう言えばどうやって大気圏を抜けれらた?」
蘭「そう言えばそうね、モニュちゃんはバクザンオーに引っ付いてたんだよね?」
モニュ「この羽毛は耐熱性に優れているモニュ、あのくらいモニュにしたら涼しいモニュ。でも寒いのは苦手モニュ」
蒼「……」
焚「どうした蒼?もしかしてお前もモニュのとりこに…」
蒼「それはない、気にするな何でもない」

小宮家
桃「それで私の所にきたの?」
焚「あぁ、頼まれてくれないか桃?」
桃「焚君の頼み事ならしかたないわ、それに零治もあんなに気にいってるし」
桃の父仁也「英雄である焚君の頼み事とあらば喜んでお請けしよう」
焚「英雄だなんて、頼んだぜおじちゃん」
零治「宇宙土産ありがとう焚兄ちゃん」
焚「ん?ああ、モニュのことよろしくな。お前も仲良くしてくれよ」
モニュ「とても居心地のいいとこだモニュ、零治とお友達になったモニュ」
焚「そうか、そいつはよかったな!」ぶちっ!モニュの触覚をもぎ取る零治
モニュ「ギャァアアー!アンテナがとれたモニュゥ!」
零治「これアンテナってゆうの?ごめんね」
モニュ「だっ大丈夫だモニュ、方向感覚がちょっと悪くなるぐらいモニュ、すぐはえるモニュ」
桃の母麗菜「今日は泊まっていくの?焚君」
518それも名無しだ:2008/02/26(火) 09:13:17 ID:qYx00/Hy
焚「明日は早いから軍の施設に泊まるんだ、だから大丈夫だよおばちゃん」
麗菜「まぁ、大変なのね」
焚「じゃあそろそろおいとまするかな」
桃「またね焚君」
焚「おう!」
零治「バイバイ焚兄ちゃん」
モニュ「さよならモニュ今日はありがとうモニュ」
焚「じゃあな!」

そして翌日
ウィーン、ウィーン、ウィーン
彈「よしバクザンオーチーム!フラッド隊出撃せよ!!」

東京湾
焚「今日は海上での戦いか、気を引き締めていくぞ!合体だ!」
蒼「あぁ!」
蘭「らじゃ!」
焚「爆熱合体バク・ザン・オー!」合体に成功するが敵が見当たらない
蒼「敵はどこだ、もしや潜水しているのか?」
蘭「どうりで見当たらないわけね」
彰『心配するな、ソナーを搭載しておいた』
兼三『すぐに見つけ出し撃破したまえ』
焚「これか、反応あり。場所は…!?後ろだ!」
蒼「何?うぁー!」後ろから覆い被さるように体当たりする敵ロボット
蘭「キャー!ずっる」
宇宙魚型メカの敵パイロット「ははは!バクザンオーこの宇宙魚型メカ、ブリューネで八つ裂きにしてくれる!」鋭利なヒレをだし突撃するブリューネ
焚「さぁせるかー!爆・陣!」バクザンオーを中心に海が円形に蒸発する
519それも名無しだ:2008/02/26(火) 09:16:19 ID:qYx00/Hy
敵「何だと!」ブリューネは無力化する、尾ビレを持ちジャイヤントスイングするバクザンオー
蒼「うぉー!でりゃ!!」ブリューネを真上に投げ飛ばす
焚「いまだ!ジャイロパーンチ!!」大ジャンプしジャイロパンチが炸裂
敵「ぐがぁー!」ブリューネ撃破!
純平「ちぇ俺達は出番なしか」
達郎「……くそっ」

BK10基地の格納庫
純平「いやー今日もお見事お見事」
彰「爆陣のタイミングも完璧だったよ」
焚「彰こそソナーを取り付けてくれてたおかげで助かったぜ」
蘭「あれがなかったら負けてたもんねあたし達」
彰「僕は僕なりに君達と戦っているつもりだからね、これぐらいは朝飯前さ」
蒼「頼もしいな」
剛鉄「まったくだ!」横切る達郎
焚「あっ、おーい達郎」
達郎「………」何も言わず去っていく
蘭「感じわるー」
剛鉄「達郎…」
520それも名無しだ:2008/02/26(火) 09:20:54 ID:qYx00/Hy
ロッカールーム
達郎「くそっ!」ガン!ロッカーを叩く達郎

回想
彰「僕は僕なりに君達と戦っているつもりだからね」
焚「おーい、達郎」

達郎「何がバクザンオーだ!」ガン!再びロッカーを叩く、そして荷物をまとめる
剛鉄「よう!達郎、どうして焚を無視したんだ?」
達郎「隊長…別に、何でもありませんよ。先に失礼します」荷物をまとめ終わり逃げるようにロッカールームを出る

剛鉄「あっ、おいちょっと待て!…まったく何かあるから話してかけてるんだろうが、困った奴だ」


521それも名無しだ:2008/02/29(金) 13:48:04 ID:SoXu7eWs
峯噴絶闘バクザンオー
第五話「すれ違う心、重なる思い」

焚「ぐはぁー!」
蘭「きゃー!いったー」
蒼「大丈夫か、蘭!」
蘭「大丈夫、頭ぶつけただけ」
バンガル獣ベギオン「キシャー!タオス、タオス!」尻尾でバクザンオーをなぎはらう
蘭「痛!またうったー、もう許さないんだから」
蒼「バンガル獣がこれほどの物だったとはな」
蘭「モニュちゃんとは大違いね、もしかしてモニュちゃんも大人になったらああなるの!?」その瞬間バクザンオーを横切る達郎のフラッド
焚「おっおい、達郎!前にですぎだ」
剛鉄「下がれ達郎!命令だ!」
純平「あんの馬鹿野郎、何考えてるんだ」
達郎「バクザンオーなんかなくても、うぉおおおー」
焚「達郎ー!」

BK10格納庫
焚「どうゆうつもりだ達郎!」達郎の胸ぐらをつかむ焚
焚「あなんな自殺行為をして!死ぬとこだったんだぞ!!」
達郎「………」
焚「なんとか言え!仲間を心配させるようなまねしやがって、何考えてるんだ!」
達郎「仲間か…フンッ、笑わせるな」
蘭「あんたねー!」
焚「何がおかしいんだ!」
剛鉄「そこまでだ」
蒼「待ってください今日ばかりは自分も納得いきません、こいつのこの反省のない態度」
彈「待ちたまえ天王寺君」蒼「指令」
522それも名無しだ:2008/02/29(金) 13:50:06 ID:SoXu7eWs
彈「何故牙城君の命令に背いた?何か言いたいことはあるかね?」
達郎「自分はあの時最良と思った判断をしたまでです」
彈「なるほど、その結果みなを心配させるような行動をとったのか」
達郎「……」
彈「処分を言い渡す!風門 達郎、一週間の謹慎とする」
達郎「…了解」立ち去る達郎
純平「まっ当然だな」
彈「牙城君、部下の責任は上官である君にもある」
剛鉄「はい、もうしわけありません」
純平「あいつには困ったもんだ」
剛鉄「まったくだ、何か事情でもあるんだろうか…」
焚「あいつ、まだあの事を」
蒼「あの事か」
彈「何かあるのか?」
焚「はい、あれはバクザンオーのパイロット選抜試験の事です」

一年前焚家
焚「父さん!俺はこの地球を守りたいんだ!」
彈「だっだめだ…」
焚「俺はこの星が大好きだ、この星に住む人達も大好きだ。それを守るためなら命をかけて戦う覚悟が俺にはある!」
彈「……」
焚「父さん!」
彈「…わかった、お前がそこまで言うのならやってみろ」
焚「本当か父さん!?」
彈「だが十万人の中から選ばれるのはたやすいことじゃないぞ、覚悟しておけ」
焚「おう!俺は父さんの息子だぜ」部屋を出る焚
523それも名無しだ:2008/02/29(金) 13:52:24 ID:SoXu7eWs
彈「いつの間にかあんなに成長しやがって、なぁ灯志さん」焚の本当の父熱騰 灯志の写真を見ながら男泣きする彈

そして選抜試験の日
焚「十万人か、想像もつかなかったぜ」
蒼「焚ー!」
焚「蒼!お互い頑張ろうぜ」
蒼「あぁ必ず二人で勝ち取るぞ」ドン!焚と達郎がぶつかる
焚「おっと悪いな」
達郎「こちらこそ、少し余所見をしていたようだ」
焚「俺の名前は熱騰 焚だ、よろしく!」
達郎「俺の名前は風門 達郎、こちらこそよろしく」
試験がすすむにつれて激しくなり人数は十人にしぼられた

焚「残り十人か」
蒼「この中からまた三人選ばれるのか」
達郎「この試験で最後か、緊張するな」
焚「誰が選ばれても恨みっこなしだぜ」
蒼「そうだな」
達郎「あぁ…」
試験官「今から最終試験を始める、このシュミレーターの中に入りたまえ。そこで試験の説明をする」

そして最終試験が終了し結果が発表される
試験官「今から呼ばれる者は前に出ろ、秋茜 蘭」
蘭「はいっ!」
試験官「天王寺 蒼」
蒼「はい!」
試験官「熱騰 焚」
焚「はい!」
試験官「おめでとう君達は今日からバクザンオーチームだ。頑張ってくれたまえ」
一同「はっ」
試験官「必要な書類は後ほど送る、以上」
524それも名無しだ:2008/02/29(金) 13:53:45 ID:SoXu7eWs
焚「やったぜー!」
蒼「まさか俺が選ばれるとは」
焚「よろしくな蒼」
蒼「こちらこそ」
蘭「あのー」
焚「君も選ばれたんだったな、よろしく!」
蘭「よろしくぅ!あたしのことは蘭って呼んでね!そっちのムッツリ顔のあなたもね」
蒼「よろしくたのむ」
達郎「(そんなばかな)」
焚「達郎…、残念だったな。だけど……」走り去る達郎
焚「達郎…」

現在の指令部
剛鉄「そんなことがあったなんてな…」
蘭「なにそれ、ただの逆恨みじゃない。男のジェラシーなんてみっともないわね」
焚「しかしあいつは、その後フラッドのパイロットになった。それはすごいことだと思う」
蒼「落ちたものの多くは燃え尽き症候群になり、再起不能になったそうだ」
純平「それを考えればあいつはまだ頑張ってるほうだな」
彰「バクザンオーのパイロットは心・技・体、それぞれのバランスがとれており尚且つ三人の心が一つでなければなれない。その条件を君達は見事クリアしたんだ、後ろ目たくなる必要はまったくないぞ」
焚「しかし達郎の気持ちも考えてやろうぜ、俺達は仲間なんだから!」
蒼「これはあいつの問題だ、あいつが変わろうとしなければ何も始まらない。ずっとあいつは負け犬のままだ」
525それも名無しだ:2008/02/29(金) 13:57:20 ID:SoXu7eWs
彈「なんにせよこのままでは士気に関わる」
焚「俺がなんとかしてみせます、あいつが立ち直るまで」
剛鉄「焚、達郎の事を頼んだぞ」
焚「はい!」
二日後、BK10反省室
達郎「……」一年前の試験を思い出す
達郎「俺は…」
焚「達郎、入るぞ!」
達郎「…?何のようだ」
焚「ちょっと話したいことがある」
達郎「フンッ」
焚「達郎この一年間ありがとう」
達郎「何?」
焚「あまり話す機会がなかったけど、俺はお前に感謝してるんだ。いつも助けてもらってるからな」
達郎「何を言ってる、俺がいなくてもお前達はいつも勝利しているじゃないか。ましてや助けてなど…」
焚「そうゆうことじゃないんだ、敵を倒すとか倒さないとかじゃなくて。想いだ」
達郎「おっ想い?」
焚「そうだ、お前が俺達と戦うことで俺達はお前の想いをもらう事ができる、そうすることで俺達は想いが重なるんだ」
達郎「想いが…重なる……」
焚「俺達は心はつながっていないけど想いがつながってる、想いが重なった俺達に敵はない!」
達郎「焚、俺は……」ウィーン、ウィーン、ウィーン
焚「敵襲!?」
達郎「くっ!」反省室から出る達郎
焚「まて!達郎!!」追う焚
526それも名無しだ:2008/02/29(金) 13:59:51 ID:SoXu7eWs
東京上空
敵パイロット「くぁーっくぁくぁ今日こそこの俺が倒してやるぞバクザンオー!」ドカァ!ミサイル直撃
敵「ぐぁー!何者だ!」
達郎「俺が相手だアクガーン!」
謙三『引き返したまえ君は謹慎中なんだぞ』
達郎「このままいきます」
敵「ちっバクザンオーじゃないのかお前に用はない!」
達郎「お前みたいな雑魚にバクザンオーがでる程の事じゃないんだよー!」
敵「すばしっこいやつめ、これでも食らえ」ネバネバする液体をフラッドに当てる敵ロボット
達郎「くっ!」フラッドが不時着
敵「くぁーっくぁくぁ終わりだ!」
焚「それはどうかな」バクフライヤーのダイナミックミサイルが直撃
敵「ぐぁー!次は何だ!?こいつはバクザンオーの片割れか」
焚「達郎!無茶しやがって、今助けるからな。バクフライヤーファイティングモード!」人型に変形しネバネバをとるバクフライヤー
達郎「焚…」
焚「何も言うな、さぁ俺とお前であいつを倒そうぜ」
達郎「ああ!」
焚「いくぜ!ジャイロアーム!!」二人のコンビネーションで敵を圧倒する
敵「ぐぎゃー!そんなばかな!こんな奴らにこの俺のジュランが押されているとは」
焚「よしとどめだ!いくぞ!」
達郎「わかった!うぉー!」
527それも名無しだ:2008/02/29(金) 14:00:54 ID:SoXu7eWs
敵「ばかなー!」ミサイルとジャイロアームが炸裂、ジュラン撃破

BK10指令部
彈「よくやった二人とも」
純平「フラッドとバクフライヤーで倒すなんて無茶苦茶だぜお前達」
蘭「でも見直しちゃった、案外やるじゃん」
蒼「確かに操縦技術はなかなかの物だったぞ」
焚「あぁ!俺達を誰だと思ってるんだ?なぁ達郎?」
達郎「……フンッ」
剛鉄「またお前という奴は」
達郎「(想いが重なるか…)」
彈「何はともあれ、謹慎中の外出はいかんな。もう一週間追加!」
純平「まっ当然だな」
一同「ははははは!」
彰「ははは!ん?アメリカから通信?こっこれは…」


528それも名無しだ:2008/02/29(金) 14:06:10 ID:SoXu7eWs
戦闘シーン少ないし、文章めちゃくちゃだし。なんかすんません
529463:2008/02/29(金) 19:37:05 ID:qddM2VCg
>>528
でも、会話の内容自体はけっこうしっかりしてると思う

ヴァーンサイクといいバクザンオーといい、ストーリー職人が出てきて
このスレもにぎやかになってきたなァ

というわけで自分も、以前設定だけ載せた「わがままメルティ・ハーツ」の
第一話をこれから投下しようと思います
とりあえず今回は普通の書き込みにしておきますが、もしも長すぎるようでしたら
次からうpロダにtxtデータを載せるシステムに転向しますね
530529:2008/02/29(金) 19:38:51 ID:qddM2VCg
わがままメルティ・ハーツ 第一話

???「た……す………け……て………

たすけて………

淋しい……

さびしいよぉ…………」


ある日の朝。
見ず知らずの少年が涙ながらに暗闇の中から助けを求めてくる、という
気がかりな夢から目を覚ましたアマチュア防衛活動家・六美は、愛用している
年季の入ったコンピューターに突如通知されてきた情報に驚き、すぐさま
盟友の星子に連絡を入れた。

六美「もしもし、せいちゃん?」
星子「あ、むーちゃん。やっぱりそっちも見た?」
六美「うん。地球に向かって、すんごい数の何かが近づいてきてるって!」
星子「えっ?あ、ああ、確かに見たよ」
六美「とりあえず、ウチの端末から透析衛星にアクセスをかけてみたんだけど…
少なくとも、透析衛星の光学分析による見解では、原子力エネルギーを使った
弾道ミサイルの可能性が高いみたいよ」
星子「つまり、‘宇宙のどこかから、地球に向かって核ミサイルが飛んできてる’
ってことよね…!」
六美「しかも、数が半端じゃないのよ…」
星子「わかってる。かるく地球全体を覆い尽くせるくらいはあるよね…!」
六美「きっと、他のグループの連中も同じ話題で持ちきりだわ。合同会議が
開かれたらすぐに参加しましょう。こりゃあ、大変なことになったわよ…!」

六美が住んでいる街には、彼女と星子が共同で運営している防衛組織・
「アストロベンチャーズ」のほかに、五つほどの同業団体がある。
彼らは、自分なりの方法で、いつも犯罪者や侵略者からこの街を守ってきた。
しかし……
531530:2008/02/29(金) 19:39:42 ID:qddM2VCg
防衛隊員A「ウチには、宇宙空間で活動可能な巨大ロボットが一体ある。
しかし、あれはあくまで白兵戦用に用意したヤツだからな…。
大量のミサイルに対処することなど、とても……」
防衛隊員B「下手をすると、放射能を被る危険性もあるしな」
防衛隊員C「六美さん。たしか、おたくのアストロベンチャーズには
戦闘機がありましたよね?」
六美「ジェット・ベンチャーのこと?でもあれはプラズマ・エンジンよ。
宇宙空間では使えないわ…」
防衛隊員C「ええっ!?」
星子「どうしてもお金が無かったから…。燃料補給にかかる費用とかを考えると、
それしか選択肢がなかったんです」
防衛隊員B「ああ、どうすればいいんだ…」
防衛隊員A「もしも、‘メルティパワー’が使えたらな…」
六美「‘メルティパワー’?」
防衛隊員A「伝説の超エネルギーさ。なんでも、どんな物質でもあっという間に
原子レベルまで分解してしまえるらしい」
防衛隊員B「それって、‘反物質’とは違うのか?」
防衛隊員A「研究者の間でも呼び方はバラバラだからな。‘神の力’とまで
言い切る輩もいるくらいだ。でも、似たような話なら、みんなも一度くらいは
聞いたことがあると思う」
星子「確かに、私も聞いたことあります。そういうの」
防衛隊員C「あんなのインチキに決まってるだろ!そんな雲をつかむみたいな話
じゃなくて、もっと現実的なことを考えるべきだ!」
防衛隊員A「でも、理論的には確かに可能な現象なんだ……ただ、それを起こす
ための方法が確立されていないだけで……ううむ……」
六美「……………………」

頭を抱える各団体のメンバーの様子を見つめながら、六美はひとり、ある考えを
頭に浮かべていた。
‘この街に、インチキ科学を研究している自称・科学者の一家がいる’という噂を
小耳に挟んだことがある。
もし、ほんとうにメルティパワーが地球を救う鍵になるのだとしたら、
一考の価値があるかもしれない…。

六美「ねえ、せいちゃん。ちょっと」

二人は、これからその一家を探すことを決意した。
532531:2008/02/29(金) 19:40:51 ID:qddM2VCg
六美「私の見込みでは、このあたりにあるはずよ」
星子「なんでわかるの?」
六美「ウチの地底探査装置で、このあたりの一ヶ所にだけ、異常なほど大きな
地下空洞があるってことがわかったの」
星子「ああ、それで…」
六美「どう考えても怪しいわ。前々から気になってて、一度調べに行ってみようと
思ってたんだけど…」
星子「何かとんでもないような研究施設が隠れてるかもしれない、ってこと?」
六美「そういうこと」
星子「さっすがむーちゃん。よく考えたら、この街で地底探査装置を持ってるのって
むーちゃんのとこだけだもんね」
六美「そうそう。以前地底怪獣が現れたときなんか、みんなウチの部屋に
押しかけちゃってさ。まったく、狭いのなんのって……あ、ココだ」

二人は、あらかじめメモで記しておいた場所に到着した。
そこにあったのは、いまにも崩れそうなほどのみすぼらしい一軒家。
と、そこから、学生服をぎこちなく着た少年が飛び出していくのが見えた。

二人「あの子は…?」

二人は気になったが、とりあえずその少年を見送りながら、呼び鈴に手をかけた。

六美「すみません。佐藤さん!」

玄関から出てきたのは、その家と同じくらいみすぼらしい身なりをした、
一人の女性であった。どうやら、さっきの少年の母親らしい。

女性「ハイ、どちらさまですか?」
六美「突然すみません。私は、第四級防衛組織・アストロベンチャーズ代表の
神 六美という者です」
星子「私は、アストロベンチャーズの共同出資者、火乃 星子といいます」
六美「佐藤さんは、‘メルティパワー’についてご存知ですね?」
女性「なんのことでしょう?」
六美「とぼけないでください。おたくの地下に、用途不明な巨大空洞があることは
調べがついているんです。……無礼だとは思いますが、どうしてもそちらの力を
お借りしたい事情があるんです」
女性「……地下のことについて触れてきたのは、あなたがたが初めてですね。
見たところ、借金取りの人でもなさそうですし……わかりました。
どうぞ、おあがりください」

二人を茶の間に招きいれたその女性は、なにやら資料のようなものを取り出しながら
話をはじめた。

女性「お察しのとおり、私たち一家は‘メルティパワー’の研究家です。
ですが、研究がストップして以来、もう何年にもなります」
六美「えっ?」
女性「もともと私に専門知識はありません。ただ、夫の手伝いをしていただけです。
ですが、その夫も三年ほど前に……なにせ実在するかどうかも疑われている理論な
ものですから、世間の風当たりも強いですし、借金ばかりが増えていく一方で…
息子を公立高校に通わせるのがやっと、といったところです…」
星子「息子?」
女性「ハイ。息子……あっ、そうですね。私どもの‘メルティパワー’をお見せする
には、息子の力が必要なんです。もし、そちらの用事が急なのでしたら、私の息子を
ここに呼び戻してきていただけませんか?」
星子「さっき、ここを出て行った子ですよね?私が見つけてきます!」
女性「ええ。私と良く似た子ですから、顔を見ればすぐにわかると思います。
この近くにいればいいんですけど…」
六美「悪いわね。頼んだわよ、せいちゃん!」
533532:2008/02/29(金) 19:42:26 ID:qddM2VCg
家を出た星子は、近くの川原でぼんやりとたたずむさっきの少年を見つけた。

星子「ねえ、きみ。佐藤さん家の息子さんよね?」

星子は、振り向いたその顔を見て一瞬言葉を詰まらせた。

星子(この子は……今朝の夢の中の……?)

そう。助けを求める少年の夢を見たのは、六美だけではなかったのだ。

少年「…なにか用?」
星子「きみのお母さんに用があって来たの」
少年「それなら、おかーさんのとこ行けばいいじゃない」
星子「うん。だから、そのお母さんが、きみを呼び戻してきなさいって」
少年「ふうん……」
星子「家に帰りましょ?」
少年「…ヤダ」
星子「えっ?」
少年「ぼくはおかーさんがキライなんだ」
星子「どうして!?」
少年「おとーさんと一緒にいつもヘンなケンキューばっかしててさ、
ぼくのことなんか全然かまってくれないし、たまにかまってくれたかと思えば
いつも実験の付き合いで……どうせビンボーになるだけなんだから、
そんなケンキューなんかやめちゃえばよかったんだよ」
星子「………………」
少年「みんな、いつもぼくがどんな目にあってるか知らないんだ」
星子「えっ?」
少年「ちょっとコレ見て」

少年が差し出してきたのは、自分の生徒手帳。そこには、「佐藤 融人」と
名前が書かれている。

星子「さとう……ゆうと君?」
融人「違う。それで‘めると’って読むの」
星子「‘めると’?」
融人「ヘンな名前でしょ。名前のこともそうだしさ、ウチがいつもヘンな
ケンキューばっかしててお金がないってもんで、おかげでぼくはいつも
バカにされたりとかさ、からかわれたりとかさ……もう、やってらんないよ」
星子「………………」
融人「ぼくのことをわかってくれない人なんか、みんなぶっ殺してやりたいよ…。
特におとーさんなんかぶっ殺してやりたかったけど、もう死んじゃったもんなぁ…
ぼくの体の中に、バクダンだけ残して……」
星子「爆弾?」

と、そのときだった。星子が腕につけている専用通信機に、六美から連絡が
入ったのだ。

六美「せいちゃん、聞こえる!?大変なの!佐藤さんとこに借金取りが
押しかけてきたわ!いまお母さん連れて逃げてるんだけど、すごい人数で
とても振り切れないの!はやくこっちに来て!」
星子「ほんとう!?わかった、いますぐ行くわ!」

今までずっと頑なだった融人の表情が、一瞬、不安げなものへと変わった。

融人「えっ?………おかーさん…?」
534533:2008/02/29(金) 19:43:40 ID:qddM2VCg
融人を連れた星子が、通信機を頼りに六美のあとを追いかけると、すでに
街中が大騒ぎになっていた。
これは、もはや個人間の借金の問題ではない。集団ヒステリーだ。

市民A「インチキ野朗を捕まえろ!」
市民B「あの一家は前々から気に食わなかったんだ!」
市民C「きっと、この街の情報を宇宙人に横流ししてるに決まってる!」

星子と融人は、懸命に二人の姿を探したが、あまりの人の多さになかなか
見つからない。

星子(そんな…今はそれどころじゃないのよ…!もしかしたら、あと
ほんの数時間で、地球が滅んでしまうかもしれないのよ…!)

世界の終末が前倒しでやって来たかのような地獄絵図。
…と、そのとき、突然の車のブレーキ音が、星子たちの耳をつんざいた。
群集の波をかきわけ、二人が急いで音の方向へ駆けつけると、そこには
横たわった融人の母と、彼女に懸命に呼びかける六美の姿が…

六美「佐藤さん!しっかりしてください、佐藤さん!」

突然の騒動に街の交通はパニックになり、彼女は暴走した車に巻き込まれて
しまったのだ。
すぐさま母のもとに駆け寄る融人。だが、彼の母はすでに息絶えていた。
彼女の死に顔は、心底疲れきった表情であった…。

融人「……え……?ちょっと待ってよ。……死んじゃったの?
ほんとうに死んじゃったの……?そんな……おかーさん………!!」

融人は、我に帰ると、取り囲む無数の群集をにらみつけた。

融人「…おかーさんがいじめられてたのは知ってた。だって、ぼくと
おんなじ目をしてるから…。おまえたちか?みんな、おまえたちの仕業か!」
市民A「道楽に身をやつしているからこうなったんだ。天罰だよ」
融人「ゆるせない……!おまえら、みんなぶっ殺してやるッッ!!」
市民B「おうおう、やれるもんならやってみろ!ペテン師の息子に何が出来る!」
六美「ま、まずいわ!」

何かが起こる。六美の直感は、現実のものになろうとしていた。

融人「メルティィィー、ハーツ!!」
535534:2008/02/29(金) 19:45:02 ID:qddM2VCg
融人が叫び声をあげた瞬間、辺りを閃光が包み、そこに天をつくような大巨人が
姿を現した!

六美「め、‘メルティハーツ’…!」

ついさっき、融人の母親から受け取ったばかりの研究資料。それに載っていた、
‘メルティパワー’を自在に操る最大・最強の巨大ロボット・メルティハーツだ!

六美「危ない!せいちゃん!」

拳をふりあげ、建物を壊しにかかるメルティハーツ。
まがりなりにも実戦経験がある六美と星子はとっさにその場から脱出することが
出来たが、大部分の一般市民たちは、わけもわからぬまま、砂煙のなか散り散りに
消えていった。

六美「ジェット・ベンチャーを発進させるわ。ついてきて!」
星子「うん、わかった!」

二人が準備にとりかかっているあいだにも、メルティハーツは大暴れを続けていた。
民家を蹴散らし、アスファルトを踏みつぶし、高層ビルを殴り壊す。
とうとう、メルティハーツは街一番の高層ビルに目をつけた。

融人「メルティィー・ストォォーム!!」

メルティハーツの右手から繰り出された突風に飲み込まれた瞬間、ビルはたちまち
光となって、溶けるように消えていった。

六美「あれが、メルティパワー…!?」
星子「信じられない…!」

ジェット・ベンチャーから外を覗き込む二人は、絶句させられるばかりであった。

六美「こうしちゃいられないわ。早くあの子を止めなきゃ!せいちゃん!」
星子「う、うん、わかった!」

ジェット・ベンチャーが、メルティハーツの足元に光線砲で威嚇射撃を加えた。

六美「たしか、メルティハーツと通信をとるには……この周波数のはず…!」

六美は、資料を片手に無線を操作し、なんとかメルティハーツとコンタクトを
とることに成功した。

六美「ねえ、聞こえる!?もう十分でしょ!?あなたに協力してもらいたいことが
あるの!だから、こんなバカなことはやめて!」

動きを止めるメルティハーツ。通信機のスピーカーから聞こえてきたのは、
融人のすすり泣く声だった…。
536535:2008/02/29(金) 19:46:18 ID:qddM2VCg
融人「どうせこうなるんだったら、もっと早くこうしとけばよかった…。
ホント、バカみたい…」
六美「ちょっと、アンタ!聞いてるの!?」
星子「ねぇ、むーちゃん、ちょっと!」

星子が二人の会話をさえぎった。地球に向かって飛んできていた核ミサイルが、
もうジェット・ベンチャーのレーダーでも確認できるほどまでに近づいてきて
いたのだ。

六美「お願い、聞いて!今、地球に向かってミサイルが飛んできてるのよ!
わたしたちで対処するのは無理だわ!さっきのあの力で、ミサイルを消し去って!
そんなことが出来るのは、あなただけなのよ!お願い!」
融人「……どうして?」
六美「えっ?」
融人「どうせ生きてたって、もう帰る場所もないじゃん…。それで何になるって
いうんだよ…。もう、やることはやったんだ。ああ、もうヤダ……。
ここで死んじゃいたい……」
六美「ちょ、ちょっと待ってよ!そっちの都合で私たちまで巻き込まないでよ!」
融人「なんだよ…、そっちだって、単に自分が死にたくないだけなんでしょ…?」
星子「…ねぇ、むーちゃん!通信機をこっちに貸して!」

こうなったら、いちかばちかだ。六美は、星子に通信機をまわした。

星子「めると君。あなたの気持ち、よくわかる。いままで、ずっと辛かったよね。
ほんとうは、お母さんのことが大好きだったんでしょう?だから、あんなに
怒ったんだよね?」
融人「…………………」
星子「ねぇ…、行くところがないなら、私たちと一緒に暮らそう?
何もかもなくしちゃったかもしれないけど、私たちと一緒に人生やり直そうよ。
ね、そうしよう?」
六美(え!?せいちゃん、そんな無責任な…!)
星子(いいじゃないの!こんなかわいそうな子を、ただの道具みたいに扱うつもり
なの!?そんなこと出来ないわ!)
融人「……ほんとうに、一緒にいてくれる…?」
星子「ほんとのほんとよ。だから、力を貸して?」
融人「…………………」
六美「…ああっ!み、ミサイルが!ミサイルを肉眼で確認!」
星子「ええっ!?」

もうダメだ。そう思ったまさにその時、メルティハーツの‘メルティ・ストーム’が
炸裂した。
空を覆い尽くすほどの、光の大竜巻。それが収まった瞬間、ミサイルは影も形もなく
消えていた…。

六美「メルティパワー……本物だわ……!」

こうして、メルティハーツは地球を救ったのだった。
どんなものでも溶かしてしまう力を持ち、いつどんなときに暴れるかわからない。
そんなわがままなロボット、メルティハーツ。
果たして融人は、心の傷を克服し、その力をうまく扱うことが出来るのか?
彼の体内に仕込まれた‘爆弾’とは?
そして、何故、宇宙の果てからミサイルが飛んできたのか?
物語は、波乱の幕開けとなった…。

つづく
537それも名無しだ:2008/02/29(金) 20:06:42 ID:R/WUWr1Z
やんややんや、メルティハーツおもしろかった
538それも名無しだ:2008/02/29(金) 20:59:28 ID:SoXu7eWs
>>529
ありがとう、このスレの住人にはいつも勇気付けられるな。おかげで創作意欲が湧く、これからもふつつか者だけどよろしく
539それも名無しだ:2008/02/29(金) 21:26:45 ID:Pdwe4L4N
前回見事に謎の2体のロボットを破壊したヴァーンサイクナイト。ドッキングを解除し帰還体制に入るが克哉に異変が起こる。
克哉「ドッキィィィンオフ!うっ!」
チェイン「ん?」
克哉「ううゴッホゴッホ!叫びすぎて喉が・・・。」
克哉は加減を知らない男である。前回の戦闘で叫びすぎて喉を壊してしまった。
チェイン「全くめでたい男だ。」
ヴァーザス「・・・。」
ヴァーザスは前回の戦闘で負けた自分がもどかしかった。自らに失望し押し黙っている。
チェイン「こっちも重症だな。」
3機のヴァーンメカ下部のブースターが起動しゆっくりと着陸していく。あとはカタパルトが自動的に兵器庫に運んでくれる。
整備員達がカタパルトが到着するのを待っている。克哉達は安全を確認しキャノピーを開け機体から降りていく。ヴァーザスは早歩きで出て行ってしまった。
胸に「パトリック」とかかれた名札をつけた少年が近づいてくる。
パトリック「皆さんご苦労様です。機体の整備は我々整備班に任せてください。ん?どうかされました。」
パトリックは克哉のフラフラした姿に気づいたようだ。克哉ははっきりと返す。
克哉「のど渇いたぁ・・・。」

暗く広い部屋。その奥の巨大なイスに座り足を組む仮面をつけた男がいる。その男に兵士が慌てた様子で向かった。
兵士「ユギオン様!我らの機怪獣(きっかいじゅう)2体が謎の巨大人型兵器に破壊されました!」
ユギオン「例のエネルギーが反応した地域を自動操縦の機怪獣で制圧する作戦が失敗とな。直ちにその兵器の調査部隊の編成だ。そして新型の機怪獣にはパイロットを乗せる。」
兵士「了解!」

見羅国「4日もゼリーのみで過ごしたとな。」
見羅国は用意した食事に猛獣のごとく喰らいつく克哉を見ながら言った。一方大柄な体格に合わずチェインは作法を守りながら食事している。
克哉「おかわり!」
見羅国は呆れるようにため息をしながら調理担当に合図した。すぐに日本産のごはんが出され克哉の口にすぐに運ばれていった。
数分後克哉がようやく箸を置いた。かなりの間まともな食事をしてないようだった。

見羅国「で、質問に入る。何故ヴァーンサイクのパイロットを志願した。」
チェイン「力だ。力が欲しかった。部下の仇をとるためのな。」
チェインの意見の後つまようじで歯を手入れしている克哉に聞く。
見羅国「お前は?」
克哉「簡単だ。あんな化け物野郎に殺られるくらいなら一泡吹かせてぇと思ったからよ。」
克哉はふとドアの奥を見た。18ぐらいだろうか。大人に近いがまだあどけなさを残す少女がドアの裏からこちらを覗いている。克哉に気づくとどこかへ行ってしまった。
克哉「あいつ誰だ?」
見羅国「ああ、私の娘だ。明日美という。最近人見知りが酷くなってな。口数も少なくなってしまった。」
チェイン「何かあったのか?」
見羅国は急に真剣な眼差しとなり語り始めた。
見羅国「奴らに私の妻が殺されたんだ。それからすぐ次男の秀樹が死んだ。残ったのは私と明日美、末っ子の翔だけだ。」
克哉「んなことがあったのか・・・。あいつら無差別攻撃をかけてきやがるからな・・・。いっぱい死んじまった・・・。」
チェイン「俺達、地球軍も奴らと戦ったが敵わず大勢の戦死者が出た。俺の部下達もだ。」
見羅国「ああ。だからもうそのような悲しみを起こさないためにヴァーンサイクがいるんだ。」
食堂の天井にかかるディスプレイに映るヴァーンサイクを見羅国はじっと見つめている。克哉達もそうであった。
克哉「で、あのメガネ野郎・・・ヴァーザスといったなあいつはどこだ?」
先ほど部屋に入ってきたパトリックが言う。
パトリック「医務室じゃないですかね?」
克哉「は?あいつケガったのか?」

ヴァーザス「・・・俺には無理なんだ。俺は技術士だ・・・。パイロットなんてできない。」
ヴァーザスの向かいの席には中国風の女性が座る。名札には「チュン=ランウェイ」とある。
チュン「落ち込むことはないわ。あなたはよくやったもの。」
ヴァーザス「気休めなんてやめてくれ。俺は一生技術士を続けるつもりだった。だから俺はパイロットなんてやりたくない。」
チュン「まだ始めたばかりなのに。逃げるの?」
ヴァーザス「・・・。無理なものは無理だ・・・。」
ヴァーザスは医務室を出て行った。

そしてしばらく歩くと壁に向かって殴りつけた。
ヴァーザス「畜生!」
廊下に強い音が響いた。

英雄兵器ヴァーンサイク第2話「機怪獣現る」2/1完
540それも名無しだ:2008/02/29(金) 22:10:29 ID:hLDNxAh8
さて、皆に相談がある・・・

自分の書いている奴が結構行き詰ってるんだが

途中で戦闘の途中で場面転換して、機体の解説をするみたいな演出は萎えるか?
アニメとかなら平行して演出できるからいいんだけど
それを文でやるのは非常に難しい・・・・
結構長めになったんで是非を聞きたい

ようは戦闘の流れを意識するべきか
熱い男なんだぜ!!的なエピを加えるか・・・

やめたほうがいいならそこだけ切り取ってあとで外伝か何かにしてまとめようかなと思ってるんだけど(´・ω・`)

というか
1VS多の戦闘って書くの難しいなぁー
構成的にはこれから多VS多とかも想定しているから自分の文章で対応しきれるか不安だぜw

難易度考えずに構成練ってるからこういう目に会うんだなw
541それも名無しだ:2008/02/29(金) 23:31:39 ID:5w/eKsh/
>>540
やりたいように…としか。
542それも名無しだ:2008/02/29(金) 23:35:59 ID:hLDNxAh8
>>541
まあ、書き込んでから
いい代案が思いついたし
書いてあった3000字ぐらい消してやりなおしてみるわ
543それも名無しだ:2008/02/29(金) 23:44:46 ID:hLDNxAh8
人騒がせでスマソ(´・ω・`)
544それも名無しだ:2008/03/01(土) 00:38:44 ID:ax0J6T1U
暗闇に包まれた通路。牢屋の壁が長く続き荒くれもの達の手が隙間から伸びている。
2人の兵士がある牢屋の前に立ち何かを話している。
男「俺にやれって?冗談抜かせよ笑っちまう。」
兵士「ユギオン様が貴様の力を必要としているのだ。」
兵士「うまくやれば出世も夢じゃないぞ。ユギオン様は現に貴様のパイロット就任を希望しておられるのだ。」
男「へぇそうかい。考えようだな。貴様らに手を貸すというのは腹の虫がすかん。」
兵士「囚人番号78番!貴様!」
ジャーク「怒るなって。しゃあねやってやるぜ。恐怖のブッ裂きジャーク様の再来だぜ。ヒヒヒヒ・・・ヒャッハッハッハッハ!」

―見羅国研究所整備室
ヴァーンメカが並んでいる。整備班が最後の点検に取り掛かっているところだ。慌しい空気に包まれている。
上から明日美はその光景を見下ろしていた。ただ見下ろしているだけであった。突然ドアが開く。
克哉「どれどれ?整備状況はどうかな?ん?」
突然現れた克哉に明日美は驚き克哉の横を通り抜けドアから出ようとする。すると克哉が突然話しかける。
克哉「そんな露骨に避けられちゃこっちも気分悪いな。俺これからここに住むんだぜ。」
明日美は一度歩みを止めたがまた出て行こうとする。その後姿に向かって克哉は言う。
克哉「俺の名は如月 克哉だ。よろしくな。」
そういうと克哉は梯子を降りていった。明日美はその後姿を見つめていた。
明日美「兄さん・・・。」

ジャーク「フォー!いい加速だぜ!このままブッ裂いてやるぅ!」
鷹のようなフォルムのロボットが大空を駆け巡る。機怪獣フォークジャークスだ。鷹の爪にあたる部分はかなり鋭利な鎌のような刃が装備されている。
大空を旋回すると森に向かって突っ切る!その数秒後木々は轟音を上げて倒れていく!ジャークはマップディスプレイを見る。
ジャーク「へぇ・・・ここが見羅国研究所かい。えも言わさずブッ裂いてやらぁ。ヒャハハハハハハハハ!」

オペレーター「博士!超高速で接近する物体があります!速度計れません!」
見羅国「何!よし戦闘態勢だ!ヴァーンサイク出撃準備!」
克哉がサイレンを聞きつける。
克哉「来たか!チェイン!急ぐぜ!」
チェインと合流し出撃ハッチへと駆ける2人。ようやく克哉が気づく。
克哉「メガネ野郎・・・じゃなくてヴァーザスは?」
トイレからヴァーザスが現れる。突然走ってくる2人にヴァーザスは驚く。
克哉「出撃だ!来いよ!」
ヴァーザスは腕を引っ張られ連れて行かれてしまった。

早速対防衛用キャノン砲が切り裂かれる。そのままフォークジャークスは研究所上空へと旋回する。そして急降下を始める。その時ヴァーンサイクナイトが現れ・・・
克哉「うらぁ!ナイトキーック!」
ジャーク「な!何ぃ!」
キックを寸前で避けるフォークジャークス!しかし体制を崩した!研究所破壊を諦めナイトの元へ旋回し超突進!
克哉「なぁんの!メガネ野郎!叩き落せ!ドッキーングオフ!」
ヴァーザス「勘弁してくれ!ナイトで十分だろう!」
克哉「だめだ!敵が早すぎて攻撃が当たらん!ケルベロスのスピードが必要だ!」
ヴァーザス「チッ!ドッキング・・・サイク!オゥプン!ケルベロス!ヴァーンサイク!」
ジャーク「フン!いくら変わろうが!俺の速さでブッ裂かれろオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
ブースト吹かし敵のほうに突進していくケルベロス!ドリルが起動し回る!敵もケルベロスに向け速度を上げる!
チェイン「適当に行くな!狙いをつけろ!」
ヴァーザス「チッ!らあああああああああああ!ヴァーンサイク!ドリルブレーク!」
ケルベロスが左腕のフラッシュカノンを吹かす!2機が同時にぶつかる!ケルベロスの片腕が切り裂かれる!しかしドリルで左のフラッシュカノンで右の翼が破壊される!
ジャーク「ガッ!落ちるうううううううううううう!何にゃら!研究所に落ちてやらあああああああああああ!!」
克哉「させっか!オープン!ナイト!ヴァーンサーイク!ヴァンスカイウィーング!ショットブレード!で!どうだ!」
敵に向かい急降下するナイト!速度が上がる!上がる!上がる!突っ走る!
克哉「ショットブレード!ブレイ!」
刹那!切り裂かれるフォークジャークス!
ジャークス「んにゃああああああああああああああああ!!」
克哉「見たか!うし!ヴァーザスてめぇやったぜ!」
ヴァーザス「あ、ああ。俺やったんだ・・・!」
チェイン「帰ったら訓練漬けだな。」

英雄兵器ヴァーンサイク 第2話「機怪獣現る」2/2完
次回へ続く!
545それも名無しだ:2008/03/01(土) 00:45:04 ID:ax0J6T1U
書いては消し書いては消しを繰り返しようやく2話目完成。頭が煮える・・・。
敵ロボットに名称、パイロット搭乗成功。
ヒロインようやく出現。このまま出せなかったら某センチネルみたいに登場人物男だけもありえた。
叫びの簡略化。理由は「ゲッターじゃね?」、文字数の浪費、 俺 が 疲 れ る 。

って感じでいきなり設定が消えたり現れたりするかも知れない先行き不安なヴァーンサイクですがこれからもどうかよろしくお願いします。
546それも名無しだ:2008/03/01(土) 23:17:54 ID:2X8uzODt
>>545
参考にした作品がすぐにわかってしまう、っていうのは本当に損なことなのかなぁ?
自分は、元ネタに気づいてもらいたくて、わざと作品の登場人物にそれとわかるような
名前を付けてしまったんだが…
547それも名無しだ:2008/03/02(日) 00:05:52 ID:juLWG+A3
そもそもアクエリオンとかグレンラガンって
僕の考えたゲッターロボなんだから
ある種オマージュ的な捕らえ方すればいいと思うよ

似ているってのは罪じゃない
548それも名無しだ:2008/03/02(日) 00:11:22 ID:UChZ4Kog
>>545
その元ネタがロボものなのかそうでないのかの違いは大きい
549それも名無しだ:2008/03/02(日) 01:26:55 ID:GkY9w1jz
>>546-548
確かに自分でも似せまいと無駄な力を入れてしまってる感じがする。多分俺考えすぎてたみたいだな。
もっと気楽に書こうと思う。助言感謝。

主題歌とか作ってるんだがいらないよな。
550それも名無しだ:2008/03/02(日) 01:33:14 ID:juLWG+A3
>>549
まあ、それで面白くなくなるのが一番の問題だからな
とにかく面白い作品というと難しいところがあるかもしれないけど
少なくとも自分が読んでいて面白い作品である事が重要だと思うよ

と書いて自分を追い詰めてみる・・・

主題歌?
いいぞーやれやれ、やりたいようにやっちまえ
551それも名無しだ:2008/03/02(日) 01:39:43 ID:kb2gdmkJ
妥協は質と気質を落とす
552それも名無しだ:2008/03/02(日) 01:41:04 ID:r8J6xTvQ
>>549
主題歌を自重されると、今まで何個もMIDI投下してしまった自分がバカみたいじゃないか
(「すあまのキモチ」なんかあまりにも編曲が複雑すぎて、今でもミスが無いか聴いてて
不安になる…)
今作ってる作品なんか、前期と後期でふたつ主題歌があるし…
是非あなたも公開してくれ!
553それも名無しだ:2008/03/02(日) 01:52:55 ID:WaIsX0Sf
今投稿しようか迷っている作品があるんだけど、何で迷っているかっていうとラーゼフォンに似ているから。最近の流れだとその壁にぶちあってしまう。
でもオリジナルってなんだろう?どうしても似てしまうのは仕方ないと思う。だってそれはロボットが好きだし憧れているからじゃないかな?憧れに少しでも近づこうとしてその作品に似てしまうんだと思う。
自分自身ラーゼフォンは好きだけど好きなロボットの中の一作品であって、たまたまラーゼフォンが無意識に似てしまったんだと最近気づいた。みんなも似てしまうことを誇りに思ってほしい、だってそれはロボットが好きだって証だから

長文すんません
554それも名無しだ:2008/03/02(日) 10:53:45 ID:FFC1Gipb
誇るというのも違う気がするが、まあ素人なんだからどうだっていいじゃん?
555それも名無しだ:2008/03/03(月) 21:26:59 ID:qTRWTZpk
峯噴絶闘バクザンオー
第六話「完成!ボルカイザー」

BK10アメリカ基地
焚「ここがBK10アメリカ基地か、すごい設備だぜ」
蒼「あぁここは最新設備がそろっているからな、日本とは訳が違う」
謙三「君達はここで待っていたまえ、長官と話をしてくる」エレベーターに乗る謙三
蘭「ねぇねぇ見学しましょうよ」
蒼「お前は小学生か、副指令が待っていろと言っただろ」
蘭「ぶー!つまんない」
蒼「だだをこねても駄目だぞ」
BK10アメリカの軍人「君達はもしかしてバクザンオーのパイロットか?」
焚「そうですけど」
軍人「オー!イッツリアリ!?みんなこいよ」軍人がゾロゾロ集まる
軍人A「握手してくれ」
焚「え?」
軍人B「ベリーキュート、君可愛いね」
蘭「えへへ、嬉しい〜」
軍人C「サインしてくれ」
蒼「サインはお断りだ」
「ヘイ!ジャパニーズカウボーイ」
焚「?」
BK10アメリカ軍人テリー「俺の名前はテリー=クラウスだ、よろしくな」
彰「もしかしてあなたはボルカイザー試作機のパイロットですか?」
テリー「イエス!」
焚「ボルカイザー?もしかしてそれがバクザンオーを元に造られた量産型の名前か」
556それも名無しだ:2008/03/03(月) 21:29:34 ID:qTRWTZpk
彰「そうとも!今日はボルカイザーのテストを兼ねてバクザンオーと模擬戦をしてもらうため、アメリカに来た」
焚「そうだったのか、よろしくテリーさん」
蒼「よろしお願いします」
テリー「オーケー、よろしく頼むぜ。それにしても君は可愛いね、是非デートのお誘いをさせてくれ」
蘭「あたしここでは人気者みたい」
BK10アメリカ軍人クレア「あらテリー、それなら私もあなたにデートお誘いをしようかしら?」
テリー「クッ、クレア!?おいおいジョークにきまってるだろ」
クレア「あらそう残念ね」
彰「あなたも試作機のパイロットですか?」
クレア「えぇそうよ、私の名前はクレア=アウレリア」
蘭「よろしくお願いしまぁーす」
クレア「ふふっよろしくね、テリーには気をつけるのよ」
テリー「おいおいクレア〜」
謙三「お互い挨拶はすんだかな?」
焚「副指令」
謙三「紹介しようこちらはBK10アメリカの長官、ディオス=マーリンだ」
ディオス「ハーイ、バクザンオーチームの諸君。到着そうそう悪いのだがさっそく模擬戦をしてもらいたい」
一同「はっ!」

BK10アメリカ演習場
彰『今回は模擬戦だからといって手を抜くな、実戦のつもりでやってくれ。ただし絶対壊すなよ』
蒼「了解!」
557それも名無しだ:2008/03/03(月) 21:31:47 ID:qTRWTZpk
蘭「要はいつもどうりにやればいいわけね」

発令所
BK10アメリカ開発長バウズ=ローガン「やっとるのう」
彰「バウズ博士!お久しぶりです」
バウズ「おー久しぶりじゃの彰君」
彰「おめでとうございます、ついにあなたの研究の成果が実現しますね」
バウズ「そうじゃあれが、量産型試作機ボルカイザー」

テリー「いこうか、クレア」
クレア「そうねテリー、ボルカイザーのパワー見せてやるわよ」ボルカイザー、一号機二号機登場
焚「あれがボルカイザーか」
蒼「一号機は接近戦タイプ、二号機は遠距離タイプのようだ」
焚「油断するなよ、いくぞ!」
蘭「オッケー!」
蒼「いつでもいいぞ」
焚「うぉおおー!」取っ組み合うバクザンオーと一号機
焚「なかなかのパワーだ、だがバクザンオーが力勝負で負けるかぁー!」バクザンオーが一号機を圧倒する
テリー「クレア頼む」
クレア「まかせて」一号機が受け流したところを二号機がライフルでバクザンオーを狙撃
蒼「なんて正確な射撃だ」
焚「だが!爆・陣!!」弾を爆陣で溶かし体制をととのえるバクザンオー
クレア「ふふっこのまま釘付けにしてあげる」
蒼「くっ、防戦一方か」
蘭「このままじゃ手出しできないよ」
558それも名無しだ:2008/03/03(月) 21:34:49 ID:qTRWTZpk
焚「何か手はないものか、…?終わったのか」爆陣を解除するバクザンオー
テリー「この時を待ってたぜ!」
焚「どこだ!?」
蒼「上だ焚!」上空から一号機の一撃が炸裂
蘭「きゃー!」
蒼「ぐはっ!」
焚「なんてコンビネーションなんだ!」
テリー「どうだい?ボルカニウム製のナイフの味は、こいつでジ・エンドだ!ジャイロナックル!」ガキン!ジャイロナックルを受け止めるバクザンオー
テリー「何!?」
焚「甘いぜ!ジャイロパーンチ」一号機が吹っ飛ばされ二号機と激突
テリー「ぐはぁー!」
クレア「ちょっとテリー、ドジ踏むのはいいけど私を巻き込まないでよね」そこにバクザンオーが現れる
彰『そこまで!お互いお疲れ様です、いいデータがとれました』
焚「なかなか手強かったぜ二人共!」
クレア「誰かさんが足を引っ張らなければまだまだいけたんだけどね」
テリー「こいつは手厳しいな」ウィーン、ウィーン、ウィーン
彰『大変だアクガーンのロボが出現した』
ディオス『バクザンオーとボルカイザーは迎撃してくれ、尚ボルカイザーは実戦のため模擬弾から実弾に変えろ』
一同「了解!」
蒼「場所は?」
彰『ここだ』
559それも名無しだ:2008/03/03(月) 21:37:52 ID:qTRWTZpk
蘭「ここ?敵なんていないよ?」地面から宇宙蟻地獄型メカ出現
宇宙蟻地獄型メカの敵パイロット「しゃーしゃしゃしゃバクザンオー!地面から襲われる恐怖を味わえ!」地面が崩れ足をとられるバクザンオー
焚「何!?」
蘭「ちょっ、ちょっと!」
テリー「待ってろバクザンオー今いくぜ!」
焚「来るな!」
テリー「!?」
蒼「まだボルカイザーは実弾じゃない、ここは俺達にまかせて実弾をとりに行ってくれ」
テリー「しかし!」
クレア「わかったわ」
テリー「クレア!何を言ってるんだ!?」
クレア「今の私達では足手まといよ」
テリー「クレア!」
クレア「信じるのよ!彼らを誰だと思ってるの?」
テリー「…わかった、バクザンオーチーム信じているぞ!」
焚「あぁ!まかせてくれ!」実弾をとりに弾薬倉庫へ行く一号機と二号機
敵「おやおや、仲間に見捨てられたかバクザンオー。それとも敵前逃亡か?」
焚「うるせー!俺達は仲間を信じているんだ!そして仲間に信じられているんだ!信じあえば絆がうまれる」
蒼「絆は力となる!」
敵「ふん!くだらん、ならばお前たちに絶望をくれてやる」 足をとられたバクザンオーに宇宙蟻地獄型メカの強力なアゴが襲う
蘭「きゃー!」
焚「何て強力なアゴだ」
560それも名無しだ:2008/03/03(月) 21:40:40 ID:qTRWTZpk
敵「それだけではないぞ」アゴから電流がはしる
蒼「うぁー!」
焚「ぐぁー!」
蘭「もう…だめ、かも」
焚「ばっ、爆・陣!」しかし発動せず
蒼「なっ…に」
敵「ふははは、無駄だ!このダビオンからでる特殊なフィールドでお前のそのバリアを無効化する」
「あらそう、なら私には関係ないわね」二号機のライフルでダビオンを狙撃
敵「何!」アゴからバクザンオーが解放
クレア「お待たせバクザンオーチーム」
蒼「ボルカイザー!」
蘭「待ってました!」
敵「だがしかし、今更仲間が来たところで!」
「甘いぜ!」どこからかダビオンが銃撃される
敵「何!?どこから撃ってきた」
テリー「真打ち登場!」
焚「テリーさん!」
蘭「何が起こったの?」
テリー「一号機は強襲要の機体だ、カモフラージュ機能が搭載されているんだ。それにもともと俺はガンマンだ、実弾を装填した今の俺達は水を得た魚状態だぜ!」
クレア「そうゆうこと、いくわよテリー」
テリー「ああ!こいつをくらいなボルカニックリボルバー、シュート!」二人の射撃がダビオンを圧倒する
敵「ぐぁ!ここはいったん地中に…」
焚「さぁせるか!ジャイロパーンチ!」地面にジャイロパンチを放ちダビオンをあぶり出す
敵「ひっひい」
561それも名無しだ:2008/03/03(月) 21:42:32 ID:qTRWTZpk
焚「思い知ったか!これが絆の力だー!」
蒼「ボルカイザー、一気に決めるぞ」
テリー「あぁ!」
クレア「オッケーよ!」
焚「ジャイロパーンチ」
テリー「ジャイロナックル」バクザンオーとボルカイザーが交互に攻撃
焚「ここだ!ジャイロパーンチバースト」
テリー&クレア「ボルカニックブレイズ」

『爆・山・王』
焚「いくぞみんな!」
蒼「あぁ!」
蘭「いきましょう!」
焚「必殺!爆裂キーック!!」
敵「むっ無念!」ダビオン撃破

BK10アメリカ指令部
ディオス「ハハハ!いやーお見事、ミッションコンプリートだ!」
謙三「これもあなた方の協力のおかげです、では我々はこれで」
テリー「もう帰っちまうのかい?」
焚「名残惜しいけど日本が俺達を待ってるからな」
テリー「そうか、また会おうバクザンオーチーム」
焚「あぁ!」がっしりと握手する二人
バウズ「量産機が完成したらいち早く日本に届けるぞい」
彰「お願いしますバウズ博士」
ディオス「ミスター彈によろしく言っといてくれ」
焚「わかりました」

BK10輸送機内
焚「テリーさんとクレアさんか、あの二人ならアメリカはまかせられるな」
蘭「何?なんか言った?」
焚「何でもない」
蘭「へーんなの」


562それも名無しだ:2008/03/06(木) 21:12:51 ID:tGx9dH19
ホテル王グランドチタン

山奥のひなびた温泉街にある観光ホテルグランドパレス。
妙に訳アリな客ばかりがやってくるこのホテル、実は山に出現する秘密怪獣との戦いの前線基地だったのだ。
今日も客の運命さえ乗せて、ホテル王グランドチタンが立ち上がる!

グランドチタン
ホテルグランドパレスそのものが変形する巨大ロボ。
戦闘中には中はてんやわんやであり宿泊客すら借り出しての全員仕事である(これが楽しみで来るリピーターもある)。
武器はほとんど無いが強いて言えば熱水を高圧でぶっかけるホットスプリングカノン。

檜 風郎(ひのき かぜろう)
グランドパレスのホテルマン。
仕事に誇りを持っており丁寧な物腰と笑顔を絶やさない。少々ボロいホテルにはやや不似合いな人物である。
戦闘中は客の避難および協力要請に駆けずり回る。
「ホテルマンだ!」


離婚を考えてた夫婦が戦いの中で互いに惚れ直すとか、心中目的で来た一家が死線を超えて考え直すとか、そういうストーリー。
563それも名無しだ:2008/03/06(木) 22:33:08 ID:oqpD1Wfj
闇の使者

平穏、世界は平和そのものだった。しかしその平和は突如として音をたて崩れさった。
日本、東京に異変あり。それは何の前触れもなく空から降ってきた。光の塊のなかから現れたのは巨大な人?それはもはや人とは呼べない異形な物だった。自衛軍は戦いを挑んだが彼らの前では無力だった。
状況は絶望的。世界は破滅の危機に晒された、しかし光に覆われた東京に一筋の闇が現れた。その闇は瞬く間に光の巨人をなぎ払い姿を闇にくらましたのだった。かくして一人の少年による静寂を取り戻す為の戦いが始まったのだった…


主人公
土御門 夜人 年齢16歳

ある日を境に平和から一転して戦いの日々に身を投じることになる少年。謎のロボ、ジャオウにとりこまれ体を乗っ取られる。戦闘が終わった時には前後の記憶は全くないらしい。私立第三東高校に通う学生で一年生。陸上部所属で足は速い。
性格はとても臆病で人見知り、兄はとても優秀で両親からはいつも兄と比較されてしまう。血を見ると取り乱すトラウマを持っている。
564それも名無しだ:2008/03/06(木) 22:35:40 ID:oqpD1Wfj
ジャオウ

外見は邪悪な竜。闇から無限にエネルギーを供給して動けるコアを搭載し、闇から武器を精製できる。羽を広げ月をバックにした姿はとても正義の味方とは思えない。果たして敵なのか味方なのかすら謎である。

世界観と設定
現代の日本そのまま、光の巨人のパイロットは光の民という1万2000年前に別の進化をとげた人間。1万2000年前に人と世界をかけた戦争をし、その時人が対抗するために造られたのがジャオウ。
しかし決着は1万2000年後という「約束の時」というものを定めたため、危険なジャオウは人の手により封印される。約束の時というのは2008年の丁度現在にあたり当然記録は一部を除いて残ってるわけ無いので人類はなすすべがなかった。
たまたま約束の時を定めた場所が現在の東京だったため、人間の本拠地と勘違いした光の民が東京に狙いをつけた。ャオウは光の民が現れたため封印がとけたまたま目にした夜人の体を乗っ取った
565それも名無しだ:2008/03/06(木) 22:38:46 ID:oqpD1Wfj
光の民
1万2000年前人とは別の進化をとげた人。約束の時がくるまでは時空の狭間に潜伏しており、東京都心をのっとる。夜人の家は外郭ギリギリの所だったから、以後夜人の家は秘密裏に造られた光の民対策本部基地になる


光の巨人ヴェーラ
光の民は光を物質化することができる力を持っていて、その力により生まれたのがヴェーラ。昼は凄まじい強さを有しているが、夜はその逆


高島 総太郎
年齢 45歳
光の民対策本部基地の長官。古代の遺跡にて光の民についての石碑を発見し。政府に基地を建てる事を立案し、長官に任命される。性格は厳しさの中に優しさがあり、強い心を持っている


相田 水城
年齢33歳

夜人の母の妹、基地に勤めている軍人。家族と家を光の民に持っていかれた夜人の保護者になり基地で同居する事となる。性格はおおざっぱで酒豪、家事はてんでだめで夜人に任せる


橘 秋穂
年齢16歳
夜人と幼なじみ、夜人とは姉的存在で高校もいっしょ。秋穂の家もやはり持っていかれたため水城の家に住まわせてもらうことになる。とても世話好きで戦いにいく夜人の事をいつも心配している
566それも名無しだ:2008/03/06(木) 22:39:52 ID:oqpD1Wfj
土御門 時雨
年齢18歳
夜人の兄、成績優秀でスポーツ万能。とても弟思いで優しい心の持ち主。秋穂の事を本当の妹のように慕い、兄弟三人はとても仲がよい。光の民に都心を乗っ取られた後の消息は不明…


真樹 瑠奈
年齢19歳

軍人、光の民対策本部基地でオペレーターを勤めている。上司である水城を尊敬している。真っ直ぐな性格で夜人のふてくされるところが大嫌い。修正を加えることもしばしば…そのおかげかどうかは不明だが徐々に打ち解ける夜人を慕うようになる


加藤 染太郎
年齢32歳
軍人、基地防衛用の戦闘機のパイロットを勤めている。水城とは元恋人本人はよりをもどしたいらしい。いい加減でどうしようもない性格
567それも名無しだ:2008/03/09(日) 02:29:16 ID:Q6MPf3bb
英雄兵器ヴァーンサイク 登場事物紹介

如月 克哉(20)
日本系の男性。主人公。
正義感のある熱血漢であるがとてもがさつな男である。
元地球軍パイロットで15歳から兵役についていた。数多くの戦火をあげエースとなる。
しかし事故により重傷を負い軍を辞めたがヴァーンサイクのパイロットとして再起を決意する。

ヴァーザス ロゥク(20)
アメリカ系の男性。主人公。
冷静沈着でクールな男。しかし時に弱気になることがある。
元地球軍軍属の技術士であり若年ながら数多くの兵器開発に貢献した。
ヴァーンサイクに興味を持ち軍を抜け見羅国研究所へと入所する。

チェイン リーフェイ(20)
中国系の男性。主人公。
無口な男。大柄な肉体をしており武術にも優れている。
元地球軍パイロットで基地防衛小隊の隊長として優秀な戦果を挙げていた。
謎の機動兵器により失った戦友の仇をとるためヴァーンサイクのパイロットに志願する。

見羅国 明日美(18)
日本系の少女。ヒロイン。
元気で明るい少女であったが家族を大勢失ったことにより心を閉ざしている。
家族思いの優しい娘でありいつも弟を気にかけている。
克哉に行方不明となった長男の姿を重ねている。

見羅国 進(39)
日本系の男性。
温厚な性格で家族思い。しかし謎の機動兵器に対しては強い恨みを持っている。
未知のエネルギーヴァーン力の発見者でありヴァーン力と共に見つかった謎の設計書から英雄開発計画を進めた。
見羅国研究所を建造しヴァーンサイクの基地とし敵との徹底抗戦を主張する。
568530:2008/03/09(日) 20:33:45 ID:yWFF+BBH
・サポートメカ紹介

「ジェット・ベンチャー」
全長12メートル、重量2000トン。
防衛組織・アストロベンチャーズの主力兵器である複座式戦闘機。
操縦を六美、攻撃を星子が担当するため、どちらか片方が欠けても戦うことは
出来ない。
動力源は、空気中に存在するイオン・エネルギーを取り込み、内部で科学反応を
起こさせることによって物理的な推進力を生み出す「プラズマ・エンジン」。
プラズマ・エンジンは特別な燃料補給もいらず、コスト・パフォーマンスが非常に
優れているが、上記の特性から、空気が存在しない宇宙空間での使用は不可能。
だが、それを差し引いても戦闘能力は抜群であり、シールド機能によって
メルティハーツの‘メルティパワー’もわずかな間であれば防ぐことが出来る。
攻撃は、六美が口述で星子に‘暗号’を伝えることによって行う。

・武器

「‘スクラッチ’!」:
機体先端部に取り付けられた光線砲による攻撃。星子が操縦席に取り付けられた
赤外線センサーを指でこすることによって光線が発射されるため、この名が付いた。

「せいちゃん、‘ウォーク・ドント・ラン’でいくわよ!」:
機体に内蔵されたミサイル(最大搭載数22発)を、一発ずつ発射する戦法のこと。
ミサイルは「発射口選択スイッチ」と「発射レバー」のふたつによってコントロール
されるため、一度に発射する弾数は任意で設定することが出来るのだ。

「今よ、‘クロマティック・ラン’!」:
ミサイルの全弾発射攻撃。ジェット・ベンチャーはこの技によって、何体もの
怪獣や宇宙人を葬ってきた。

「いちかばちか、‘ダイアモンド・ヘッド’!」:
シールド機能を最大出力にまで高め、エネルギーを機体先端に集中させて行う
体当たり攻撃。

第一話に続いて第二話にとりかかりたいところですが、あまりにもアイディアが
膨らみすぎて、話をまとめるのが大変です…。
なんとかコンパクトにまとめたいものですけどね。
569スーパーぼくロボ大戦Winner's Hand:2008/03/09(日) 23:17:00 ID:OWMV4DyA
第13話

あの謎に包まれた作品が登場(イメージと違うという方にはごめんなさい)
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000052208.txt
570それも名無しだ:2008/03/10(月) 08:33:24 ID:PNO7TqFt
次回は、なんか、こう、地球全体が侵食されてゆく映像とかじゃなきゃダメだな。

「味方の残骸が〜」はケイサルがやっちゃったし。
571それも名無しだ:2008/03/10(月) 20:38:23 ID:ljtk1CJs
峯噴絶闘バクザンオー
第七話「掃除の日」

移動要塞オクロック
ギガ「ワシの懐の深さは有名だろう?しかし物事には限度がある、なぁジャンブルよ」
ジャ「はっはい!まことに申し訳ありません!」
ギガ「バクザンオーか、あやつがいるかぎりあれの捜索がまともにできん。もしくはまたこの星にもないか…」
ジャ「左様でございます、しかしそちらの方はご安心を。この星に潜入さている優秀な捜査員をフルに活用して捜させておりますゆえ」
ギガ「頼りにしておるぞジャンブル、フハハハ!」

BK10基地ブリーフィングルーム
彈「最近アクガーンの攻撃が減っている」
彰「何かむこうにも意図があるんですかね?」
純平「束の間の平和ってとこだな」
蒼「そうですね」
焚「この平和を維持するのが俺達の仕事だからな」
蘭「そうそう平和が一番!」
彈「たるんどぉーる!」
剛鉄「なっ、指令?」
彈「お前達!全員たるんどる!特にこの間アメリカに行った連中!!というかお前達だけずる…ゴホンッ」
焚「書類の整理の仕事してて行けなかったからといってひがまないでくださいよ」
純平「だいたい俺達も行ってないのにとばっちりは勘弁だぜ」
572それも名無しだ:2008/03/10(月) 20:41:05 ID:ljtk1CJs
彈「えーいだまれぃ!口答えは許さん!お前達、今日は一日基地大掃除だ!!」
蒼「そっ掃除!?横暴な…」
焚「断固否定するぞ!」
彈「これは命令だ!異義は認めん!従わない者はもっと重い罰をくだす」
純平「悪夢だ…」
剛鉄「指令がご乱心なされた…」
蘭「よりによって掃除なんて、今時小学生でもこんな罰ないわよ…」散り散りに小言を言いながらブリーフィングルームをでる一同
謙三「さすが指令です、私も最近の連中には目に余る物がありましたからな」
彈「何をやっているんだね田邉君?君も掃除するんだよ」かくして暴君指令彈による憂さ晴らしが始まったのであった…


BK10基地倉庫
潜入中バンガル人デムラン「ジャンブル様、人間どもは何やら今日一日大掃除をするようです、おかしな連中です」
ジャ『デムランよこの機をのがすでないぞ』
デム「と、言いますと?」
ジャ『この隙に掃除をするふりをしながら例の物をくまなく捜すのだ』
デム「流石ジャンブル様、ん?誰か来たようなので交信終了します」
ジャ『うむ期待しておるぞ』
軍人「そこのメカニック、今日は仕事じゃなくて掃除するんだぞ。サボったらどんな恐ろしい罰が待っているか、考えただけで恐ろしい…」
デム「う、うぃーす」
573それも名無しだ:2008/03/10(月) 20:44:14 ID:ljtk1CJs
軍人「メカニックは六式開発長の指示に従うんだぞ、はいこれモップとバケツ。それじゃお互い頑張ろうぜ」
デム「うぃーす、ありがとうございます(人間どもの基地に潜入してはや3ヶ月、俺はすっかり溶け込んでしまったようだ。何故ならここの奴らは優しい、時には怒られることはあるが優しさの中に厳しさがある。ここはとても居心地がいい、いっいかんいかんぞ
俺の任務はあれを捜し出す事。しっかりしろデムラン、しかしこのままここで…)」ドンッ!焚とデムランがぶつかる
焚「おっと悪い悪い、大丈夫か?」
デム「だ、大丈夫です(こいつらはバクザンオーチーム。はっ!もしこのままあれが見つからなければ俺は確実に死刑だ、ならばこやつらの首を手土産にすれば死刑どころか出世間違いなし!)」
焚「ん?どうした、本当に大丈夫か?」
蘭「焚はよく人にぶつかるわね、気をつけなさいよ」
焚「なっ、それは俺の体が大きいから仕方ないじゃないか」
蒼「焚は昔からよく人にぶつかる、注意力が足りない証拠だ」
焚「蒼まで俺を、わかったよ気をつければいいんだろ!」
デム「あっあのう、私も掃除ご一緒させてもらっていいですか?」
焚「?、別にいいぜ」
574それも名無しだ:2008/03/10(月) 20:45:38 ID:ljtk1CJs
デム「本当ですか?ありがとうございます、私の名前はデムランともうします」
焚「よろしくなデムラン、俺の名前は…」
デム「わかってますよ、あなた方の名前をこの基地で知らない人はいないでしょうからね」
焚「そうか、じゃ話は早いな早速掃除しに行こうぜ。場所はどこだっけ」
蒼「忘れたのか?基地内の中庭だ」
焚「そうそう、だからモップとバケツは置いていこうぜ」
デム「うぃーす(よしっ、あとは掃除をしているふりをして後ろから…ふふふやってやるやってやるぞ)」
蘭「(チャンスだわ、この人をダシに使ってサボれる。うふふ我ながら完璧な作戦ね)」
BK10基地中庭
焚「よし、手分けして掃除するか」
蒼「そうだな、ゴミは中心に集めよう」
蘭「あたしはあっちの方やってくるかまた後でね、代わりにデムランよろしくぅ!」
焚「あっおい…まぁいいか、じゃ始めようぜ」
デム「(ククク、これはチャンスやもしれん。まずは一人になったあの小娘からかたづけるか)」
蒼「どこえ行く?あっちは蘭にまかせておけ」
デム「すっすみません(ちっ!まぁいい、頃合いを見計らって始末すればいいか)」

北エリア
蘭「ふぅ〜、自由ってすばらしわ。焚達には悪いけどあたし掃除苦手なのよね」
575それも名無しだ:2008/03/10(月) 20:48:50 ID:ljtk1CJs
「掃除は私も苦手だ、だがサボるのはよくないな」
蘭「え?しれ……、きゃー!」

南エリア
焚「よし、あらかた片づいたな。なんだか学生時代を思い出しすなぁ」
蒼「そうだな、よく二人で一緒に掃除をしたものだ」
焚「気付けば俺達いつもはそばにいた。そして今もな」
蒼「これからもよろしく頼むぞ焚」
焚「あぁよろしく!俺達の友情は永遠だぜ!」
デム「(なっなんなんだ、この二人は?こんなに熱い友情をみせられたのは初めてだ。俺はこんな奴らをはたしてやれるのか?いっいかん自分の任務を忘れてはだめだ)あっあの、俺秋茜さんを呼びに行ってきます」
576それも名無しだ:2008/03/10(月) 20:50:14 ID:ljtk1CJs
焚「おう!すまないな、頼んだぜ」
デムラン「うぃーす(そしてこいつらもやはり優しい、掃除中いつも気を使ってくれた。俺はこの星に来て初めて優しさを知った。地球人か…)」

北エリア
「むっ?あの小娘の姿が見えんな。はは俺は何をやっているんだろうか?もうアクガーンなどどうでもいい、決めた!俺はこの星で地球人として生きていこう」デムランの決意はさておき、大掃除は終了

指令部
彈「いやー、基地がきれいになって清々しい気分だ」
焚「なっ何てかっこしているんだお前達」ザボりをした連中は各々違った動物の着ぐるみを着ていた
ウサギ着ぐるみ蘭「いや、見ないでー!」
ネコ着ぐるみ純平「これは生殺しってやつだ、これほどの屈辱を味わったことはない。あっでもこのかっこだったらモテるかも」
蒼「副指令…」
サル着ぐるみ謙三「………」
彈「うむ!今日はいい1日だった!!わーはっはっはっ!!!」


577それも名無しだ:2008/03/10(月) 20:51:40 ID:ljtk1CJs
戦闘なしすんません、これっきりにするから勘弁してくれ
578それも名無しだ:2008/03/10(月) 21:30:14 ID:IwbWabLg
>>577


いやあ、戦闘シーンのない話(オフ)ってのもいいもんだよ
自分も一個くらいはそういうの書いてみたいもんだ
ただ、自分にとっては戦闘シーンを書くのがいちばん簡単なので、戦いの無いオフの話が
いちばん面倒なんだよね…
579それも名無しだ:2008/03/10(月) 23:11:40 ID:ljtk1CJs
>>578
ありがとう、でも後少しでシーズン2ndに突入するから戦いが激化するはず…
580それも名無しだ:2008/03/10(月) 23:12:13 ID:RoFdS/m1
>>577

個人的にはオフの話ってかなり重要だと思ってます
いわゆるキャラの付け方を印象付けることが出来ますし、感情移入度もぐっとアップ
というか微笑ましい情景にニンマリしてしまいました・・・

俺もこんな話が出来るところまで早く話を進めねば・・・
581それも名無しだ:2008/03/10(月) 23:18:25 ID:ljtk1CJs
>>580
ありがとう、予告すれば次は蘭の誕生日の話だから感動的な話しが作ればいいなと思っとります
582それも名無しだ:2008/03/11(火) 07:27:14 ID:TBcdfr/n
ここは良スレだな、お互いを高めあってるって感じだ
583それも名無しだ:2008/03/11(火) 09:12:40 ID:5KVXjZDY
今は傷を舐めあってるだけ
584それも名無しだ:2008/03/11(火) 12:41:37 ID:Mroly/a2
だな。
585それも名無しだ:2008/03/11(火) 19:34:07 ID:+KDtTyR2
今はっていうかずっとそうだ。
586それも名無しだ:2008/03/11(火) 19:35:23 ID:9EkKd8lO
というかそもそも自己満足スレだ

でも昔のレスがまったく無かった頃よりかはマシな気がする
587それも名無しだ:2008/03/11(火) 21:58:00 ID:5KVXjZDY
前はネタ競い場だった
今は集団的自衛権発動しまくり、どの作品も素敵だねと褒めあう始末
588それも名無しだ:2008/03/11(火) 22:16:05 ID:9EkKd8lO
>>587
どう考えても昔からそうです

というかこういうネタで荒れるのはそれこそ本意じゃないと思うんだが・・・
589それも名無しだ:2008/03/11(火) 22:28:14 ID:fXW9asvy
というか人が減ったから
書いた奴が目に入りやすくなったのもあってレスがつきやすくなったのと
SSまで書いてくある種の濃い人が残ったという話でしょ

なんか美化してね?
バンパイオーの頃とSS書きが増えた以外の違いはないっしょ


ついでにかなり落ちたのでageとく
590それも名無しだ:2008/03/11(火) 22:58:14 ID:EvJuXibq
ヴァーンサイクの作者だが・・・。
ちょっと行き詰ってる・・・。昔のアニメみたいにシンプルに描くのって本当に難しいな・・・。
打ち切りにして違う奴始めるとか卑怯かな?
591それも名無しだ:2008/03/11(火) 23:03:31 ID:TBcdfr/n
>>590
時間かかってもいいから続けてくれ、俺は応援する
592それも名無しだ:2008/03/11(火) 23:03:44 ID:byEjBEn0
書きたいとこだけ書けばいいんでないの
593それも名無しだ:2008/03/11(火) 23:12:18 ID:9EkKd8lO
>>590
好きにするのが一番、それこそ素人なんだし
そんな事いいだしたら俺なんてw
594それも名無しだ:2008/03/11(火) 23:25:57 ID:WSqC0ofm
違う奴でもこの際歓迎するぞ
595それも名無しだ:2008/03/11(火) 23:30:01 ID:5KVXjZDY
受けて側が妥協しまくりな時点で今と昔はぜんぜん違う
退く姿勢しか感じられない
596それも名無しだ:2008/03/11(火) 23:48:20 ID:tSrudHza
だったら自分でこの空気を返るネタとかだせばいいのに
597それも名無しだ:2008/03/11(火) 23:50:46 ID:9EkKd8lO
>>595
じゃあ、ネタ投下すれば
素晴らしいネタを
絶賛されるようなネタを増産してるんだろ?
598それも名無しだ:2008/03/12(水) 00:02:23 ID:WRan7ZGO
単発ネタが減ってSS書きが増えただけのような。
599それも名無しだ:2008/03/12(水) 00:04:54 ID:9EkKd8lO
>>598
実際そうだよな

1スレ見直してるが基本的にこんなもんだったし
600それも名無しだ:2008/03/12(水) 00:07:39 ID:NH3K3GXQ
みんないちいち荒らしに反応するなんておしとよしだな、そんな事より新作投下


精錬ロボ セイレンガ

工場都市アビリティア、そこのスラムで主人公アギトは住んでいる。人々の暮らしを豊かにする科学、しかしそれは時として人間にとっては猛毒となる。悪性変異体アクダマを核とするロボット、アルケミスタ。
人々は自ら生み出してしまった業により滅んでしまうのか?そんなのはアギトが黙っちゃいない。
精錬ロボ セイレンガに乗り込み、アルケミスタと戦うのであった。人間が豊さを求める限り、アクダマは尽きることはない。果たしてこの戦いに終わりがあるのだろか?
601それも名無しだ:2008/03/12(水) 00:09:13 ID:NH3K3GXQ
主人公 アギト年齢11歳

若干11歳にして科学とメカニックのエキスパート、学校は通っていない。アギト曰わく「学校に通ってる暇があったら面白いこと(機械いじり)に時間を使うぜ」
両親はアギトが生まれてすぐ他界、以後育ての親はロズ博士となる。性格はやんちゃでイタズラ好き、しかし根は優しい心の持ち主。決め台詞は「スクラップだぜ!」


セイレンガ

ロズ博士とアギトとが造り上げたスーパーロボット、ロズ博士が生涯を費やした最高傑作。
エンジンはマグナコアを搭載している。このエンジンは非常に不安定で暴走すれば町一つ軽く吹き飛ぶ。普段は低質力で起動させているためその心配はない。必殺技はアトミックブレイク


ロズ博士 年齢60歳

元はアビリティアの科学長を務めていたが、悪性変異体の兆候が見られその事を示唆したのだが相手にされず果てはその座をおわれる事に。
悪性変異体が後に危険なものと考えた博士はカウンターとしてセイレンガを造り上げる決意をする。
スラムに移り住みセイレンガを建造しているところに捨て子のアギトを見つけ育ての親となる。
性格は陽気で気さく、懐が広くアギトを育てたのもその懐の広さから
602それも名無しだ:2008/03/12(水) 00:15:49 ID:NMtNKYXm
リリリリリリリリリリリリリ・・・
克哉「だぁー!うっせぇなぁ!もう朝かよ!」
克哉はだらしがない男だが目覚まし時計には敏感だ。パジャマを脱ぎ捨て私服に着替える。
洗面台で軽く顔を洗うと部屋を出て行き食堂へ向かう。朝飯の時間だ。
食堂のおばちゃん「おはようさん。残したらお仕置きよん。」
克哉「うっせなおばちゃん!俺が残すわけ・・・だぁー!俺が苦手のピーマンのサラダかよ!おばちゃんよ半分残すからさぁ・・・」
おばちゃん「ただですまないわよん。」
克哉は黙って顔を青くしながらピーマンのサラダをかきこむ。チェインが来た。
チェイン「朝から騒々しいな。何事・・・こ・・・これはピーマンのサラダか!俺は運がいいようだ。」
おばちゃん「今日はチェインちゃんが大好きなピーマンのサラダよん!」
おばちゃんはたくましい男が好みのようだ。
チェインは喜びながらピーマンのサラダをかきこむ。
克哉「おぇ・・・。ヴァーザスの奴徹夜かぁ?」
チェイン「ああ。前の戦闘からは操縦訓練を欠かさなくなったな。足を引っ張らなければ構わん。」
見羅国博士が来た。
見羅国「ああおはよう君たち。ヴァーザス君はまた訓練かね。彼の努力は素晴らしいが休憩が少ないのが心配だな・・・。ところで伝えたいことがある。」
克哉「なんすか?伝えたいことって?」
見羅国「敵が大規模な作戦を予感させる行動を見せているんだ。」

見羅国研究所から少し離れた場所。木は伐採され更地となっている。
そこは建設中の基地のようになっている。その中唯一完成している施設があった。頭に兜をかぶった大柄の男がイスに座っている。
ムッキング「基地の完成状況はどうか!」
兵士「ハッ!司令設備はほぼ完成しております!防衛設備も例のロボットの攻撃を想定しいち早く完成してあります。」
ムッキング「うむ。ユギオンごときに笑われるわけにはいかん。必ずやあのロボットの首を奪ってみせる。攻撃用メカは?」
兵士「完成間近であります!パイロットのご選出を!」
ムッキング「前の戦闘で悪名高き殺人鬼ジャークが死んだ。もっと残忍で凶悪な男・・・グレェマーだ!奴を呼べ!」
兵士「しかし閣下!奴は相手をことごとく騙し殺害する男です!我々さえ欺く可能性があります!危険です。」
ムッキング「それくらい危険な男でなければ使えん!早く呼べ!」

その時小型の偵察用小型ロボット「C7」に乗り明日美が偵察を行っていた。頭部からカメラが伸びている。
明日美「やはり基地はあった・・・。はやくお父さまに知らせなければ・・・。!?」
C7の下半身は機械の触手のような物で絡まれていた。C7の機体を徐々に引っ張っていく。
明日美「脱出しなければ・・・。あ!」
遅かった。兵士がコックピットハッチに取り付き銃を構えていた。

克哉「あの娘に偵察に行かせた?無謀な!」
見羅国「明日美は君らが来る前から偵察行動は行っている。大丈夫だ。」
チェイン「自分の娘を危険な場所に行かせるとは肝が座ってるようだな。」
見羅国「何とで言ってくれ。しかし連絡が途絶えている。君たちに偵察行ってもらいたい。」
ヴァーザス「遅れました。偵察ですね。」
見羅国「ああ。そうだ。頼んだぞ。」
克哉「全くぅ。人使い荒いんだから・・・。ヴァーンファイター行くぜ。」
ヴァーザス「フライヤー・・・発進。」
チェイン「フォートレス発進。」

3機のヴァーンメカは基地の上空へと到着した。
克哉「目標のポイントはここだな。ああ作ってやがる・・・。目立つぜこれは。ミサイルでも打ち込みたいな。」
ヴァーザス「何言ってやがる。明日美さんの捜索だぜ。」
克哉「分かってるさ。ドッキングサイク!」
ガシン!ガシン!ガシン!
克哉「オープンナイトヴァーンサーイク!」
ギュィィィィィィンガシャ!
克哉「ヴァンスカイウィンンンンング!」
ヴァーンサイクは飛翔し偵察を開始した。しかし博士に言われたロボットは見当たらない。
克哉「ヴァーザス、レーダーは?」
ヴァーザス「反応なしだ。」
チェイン「肉眼でも確認はできんな。」
克哉「こりゃ困ったな。範囲を広げるか。」

英雄兵器ヴァーンサイク 第3話「敵の正体」2/1
603それも名無しだ:2008/03/12(水) 08:50:46 ID:LdgA4Nd/
ID:5KVXjZDYの言う事もわかるな。よっぽどヒットしない限りスルーが基本的な流れ。
ただし廃れ気味になってくると今みたいにならざるをえない。

住人が離れると折角の小ネタ的な良作が出たとしても反応はあってもあんまり広がらないし。

通常時(個人的ヒットにのみ)→廃れてくる(相手へのレスが増える)→ヒット作登場(小祭り状態)→刺激されてネタ量産(流れが速くなり基本スルー)→通常時へ

みたいなループで成り立ってるよ、このスレは…って何のためにこれ書いてんだろ。
604それも名無しだ:2008/03/12(水) 14:02:56 ID:NJQgAB6g
ってか、SS増産のせいで、「こんなの考えてたぜ!嘲笑ってくれ!」ってのが減ったからな。
605それも名無しだ:2008/03/12(水) 20:05:29 ID:FVsRpuaB
一発ネタはもうネタ切れ感が強い。
606それも名無しだ:2008/03/12(水) 21:55:28 ID:uJo9Wnmq
ようは古参の人達はネタが切れたのでは?

俺は切れたというか今書いてる話を終らせるので精一杯だから
一度それを投稿してから

次に色々書いてる過程で思いついたのを出していこうと思ってるなぁー
もしくは書いてるのが行き詰ったりした時とか

ここの人たちの好むようにって考えで作るのもあれだとは思うし
面白いものであるって事は重要だけど
607それも名無しだ:2008/03/12(水) 22:08:19 ID:NH3K3GXQ
なんかセイレンガあ行多いな、意識して書いたわけじゃないんだけど。何でだろ…
608それも名無しだ:2008/03/12(水) 22:28:10 ID:H6G4kvgR
馴れ合いでやるのは別に構わないんだが、書く方はお世辞で誉められてるんだって意識を持っといた方がいいな。
もちろんガチで面白いのもあるんだが
609それも名無しだ:2008/03/12(水) 22:41:36 ID:v/VqnGbG
なんだかんだでここに発表されてる作品はすべて楽しんで読ませてもらってるなぁ。
いろんなぼくロボがいてそれぞれ世界を守ってる……素敵なことじゃない。


ところでそろそろ容量的に次スレの季節じゃない?
そろそろ投票用に今スレ作品をまとめ始めるけどおk?
610それも名無しだ:2008/03/12(水) 23:26:18 ID:H6G4kvgR
いや、まだまだだろ。前スレも前々スレもこれくらいで動き出して埋めるのに苦労した。
611それも名無しだ:2008/03/12(水) 23:54:37 ID:v/VqnGbG
>>610
了解。
一応纏めておいて、頃合になったら貼らせてもらうよ。
612それも名無しだ:2008/03/13(木) 08:08:19 ID:S4qZ5az7
一人で考えたものよりみんなで考えを出し合ったものの方が面白いんじゃないか。
お互いに刺激されてネタもより高度な物になるし、なにより自分のネタが組み込まれる事って「ぼくのかんがえたロボット」の本質として一番嬉しい事だと思う。

まぁ最初から伝えたい事が決まってる作品なら別だが(バッサイオーとか

とは言っても強制でやってもろくなもん出来やしないから良作が来た時乗っかるしかないんだがな。
613それも名無しだ:2008/03/13(木) 14:10:10 ID:NJuPqENy
>>612
それ面白いかも、誰か一人がキーワード出してさ、皆で話し繋げて最後に誰かまとめるとか。

もちろん一人でやりたい人はそのままでいいし
614それも名無しだ:2008/03/13(木) 20:12:07 ID:4EwXhlKB
そういうスレは他にあるからなぁ
他人のネタを勝手に書いちゃうのもアリなんだが最近は勝手に書けるあそびのある一発ネタ自体が少ない
自分で考えて自分で書く人も多いから人がいじると「そうじゃねぇええええ」になりそうな気がする

まあ多数参加に適したネタあったら投下してちょ。
615それも名無しだ:2008/03/14(金) 15:14:13 ID:tJaq+yCc
>>612
一応、類似スレがあるのが
それをやろうと提案したら却下された過去があるよ
このスレ
616それも名無しだ:2008/03/14(金) 15:15:08 ID:tJaq+yCc
>>609
おk
617それも名無しだ:2008/03/14(金) 15:51:47 ID:Yh7LOm+K
峯噴絶闘バクザンオー
第八話「最悪だけど最高な誕生日」

BK10基地
ウィーン、ウィーン、ウィーン
彈「敵だ!バクザンオーチーム、フラッド隊出撃せよ!」
一同「了解!」

戦闘空域
焚「相手はバンガル獣か、読みにくい攻撃をしてくるから気を付けろ!行くぜ、合体だ!」
蒼「あぁ!」
蘭「りょーかい!」
焚「爆熱合体バク・ザン・オー!!」合体成功
バンガル獣ドギラ「ギャース!」
焚「うぉー!ジャイロパーンチ!!」ドギラがひるみ防御体制に入る
剛鉄「俺達も続くぞ」
純平&達郎「了解!」フラッドのミサイルで援護、たまらず防御体制を解くドギラ
618それも名無しだ:2008/03/14(金) 15:53:30 ID:Yh7LOm+K
焚「ここだ!必殺ジャイロパーンチバースト!!」ジャイロパンチバーストが炸裂、状況はバクザンオーが有利。しかし…
ドギラ「ギャース!」ドギラのスピードが倍に、たちまち形勢逆転
蘭「何て速さなの!?」
蒼「ここは一旦体制を整えるか」
焚「そうだな、爆・陣!」しかしドギラは爆陣を破り速い攻撃でバクザンオーを圧倒
蒼「爆陣を破っただと!?ぐわっ!!」
蘭「きゃー!」キャノピーに頭をぶつける蘭
焚「大丈夫か蘭!?」
蘭「平気…そんな事より……敵を………」
焚「無理をするなよ?くそっ、敵が速いなら足を止めるまでだ!爆山砲!!」最大出力で爆山砲を地面に放ち崩落させドギラの体制を崩す

『爆・山・王』
焚「今だ、必殺!爆裂キークッ!!」
ドギラ「ギャーオ」ドギラ撃破
焚「よしっ!」
蒼「何とか勝てたか」
蘭「よかっ…た……」蘭気絶
焚「…!?蘭どうした!蘭!らあぁぁーん!!」

BK10医務室
焚「先生、蘭は大丈夫ですか?先生!?」
蒼「落ち着け焚!」
BK10医師桂 美雪「そうね、軽い脳震盪を起こして気絶してるだけよ」
焚「タバコ加えながら説明されても信用できないんだよ!」
619それも名無しだ:2008/03/14(金) 15:55:19 ID:Yh7LOm+K
美雪「あらごめんなさい、私のこれは癖みたいなものでね。でもは私の事は信用できなくても、私の腕が信用できる事はあんたがよーく知ってるだろう?」
焚「くっ…!取り乱してすいませんでした」
美雪「まっ心配しなくても大丈夫よ、後は私にまかしておいてあんたたちはこの部屋から出ていった、ほら!」無理矢理二人を部屋から追い出す

通路
焚「本当に大丈夫だろうか…」
蒼「焚…、お前は本当に仲間思いな奴だな。剛鉄さんと純平の時もそうだったが」
焚「俺一人では何もできない。だがお前や蘭、そしてBK10の人達がいて始めて戦える。仲間がいるから俺は戦えるんだ」
蒼「焚…」
焚「何か蘭にしてやれる事はないだろうか…」
蒼「確か今日は蘭の誕生日だったな」
焚「そう言えばそうだったな、そうだ、いい事を思いついたぜ!」

医務室
蘭「うっ…ん」
回想
十年前、火事の蘭家
蘭の母秋茜 百合「あなたはなんとしても生き残るのよ」蘭を覆い被さり守る百合
蘭「熱いよママ」
消防士「要救助者確認、くっ!二人だったのか。今助けます」
百合「私の事はいいからこの子をお願いします」
蘭「いや!何で!?ママも一緒じゃなきゃいや!!」
百合「早く行ってください」
620それも名無しだ:2008/03/14(金) 15:57:41 ID:Yh7LOm+K
消防士「…すいません、しかしあきらめないでください必ずあなたも助け出します」
蘭「ママ!ママ!いやぁー!!ママー!!」救出される蘭
百合「しっかり生きるのよ蘭ちゃん…」

二年前、蘭家
蘭の父秋茜 蓮「私は許さんぞ!お前が軍人になるなぞ絶対に許さん!!」
蘭「どうして?私もパパみたいにみんなを守りたいの、もう目の前で何にもできないのはいやなの」
蓮「母さんの事でお前が責任を感じる必要はないと何度も言っただろ」
蘭「ママは私が守れなかったから死んだのよ、私があの時守れなかったから…」パン!蓮が蘭をひっぱたく
蓮「いい加減にしろ蘭、私はお前に普通に生きてほしいんだ。地球の事は私に任せておけばいい」
蘭「普通ってなに!?パパはいつだってそうよ、パパなんか大っ嫌い!!」
蓮「待ちなさい蘭!」部屋から出る蘭

現在の医務室
蘭「うんっ…またあの時の夢か、…最悪」
美雪「おっ気がついたかい?」
蘭「先生…」
美雪「もう大丈夫よ、さっあのやかましい仲間の元に行ってやんな。心配してたよ」
蘭「やかましいって、焚の事?」
美雪「他に誰がいるって言うの?あんたいい仲間に恵まれてるよ」
蘭「はぁ…」
621それも名無しだ:2008/03/14(金) 15:59:52 ID:Yh7LOm+K
指令部前通路
蘭「みんなにちょと心配かけさせちゃったかな…」
「来たぞ準備しろ」
蘭「?」

指令部
一同「誕生日おめでとう!」
蘭「え?」
焚「ささやかながら誕生日パーティーを開かせてもらったぜ」
桃「おめでとう蘭ちゃん」
蘭「桃さん?」
零治「蘭さん誕生日おめでとう」
モニュ「モニュもいるモニュ、おめでとうモニュ」
蘭「零治君とモニュちゃんも」
テリー「蘭、ハッピーバースデーだ!」
クレア「おめでとう、蘭」
蘭「テリーさんとクレアさん!?どうしてここに?」
クレア「量産型がいよいよロールアウトされて運搬の護衛で来たのよ、偶然蘭の誕生日でよかったわ」
蘭「みんな…」
焚「ささ誕生日ケーキの蝋燭を消してくれ」
蘭「うん、ふー」パチパチ、拍手が鳴り響く

蘭「このケーキ美味しい」
桃「お口に合ったかしら?」
蘭「うん、美味しい!」
焚「それだけじゃないぜ、ここにある料理はほとんど桃が作ったんだ」
蘭「桃さん、ありがとう!あとで料理教えてね」
桃「えぇ、私でよければいつでも教えてあげるわ」
剛鉄「おーい焚!お前もこっち来て付き合え!」
焚「剛鉄さん、もうできあがってるんですか?今行きますよー!悪いな蘭、ちょっと行ってくる」
622それも名無しだ:2008/03/14(金) 16:01:03 ID:Yh7LOm+K
クレア「じゃあ蘭は私に付き合ってもらうわよ、今日でハタチなんだから飲めるでしょ?」
蘭「はっはい!」

簡易バー
蘭「苦ー、こんなに苦いのみんな飲んでたの?」
クレア「この苦さが、旨さに変われば立派な大人よ。そんなこ・と・よ・り、どうなの恋愛事情は?」
蘭「あっ、あははは。もうクレアさん酔っぱらっちゃったのかな?」
クレア「何言ってんのよ、私にごまかしはきかないわよ。当ててあげようか?ん〜、蒼?」
蘭「あっ!あんなムッツリ顔で何考えてるか奴なんて冗談!」
クレア「そう?じゃ焚?」
蘭「焚はいいなぁって思ってたけど、恋人がいるし…」
クレア「桃の事?奪っちゃえば?」カクテルをふく蘭
蘭「クックレアさん!」
クレア「ジョークよジョーク、でも焚が好きなんでしょ」
蘭「…あたしはいいの、桃さんが悲しむところ見たくないから」桃と目が合い、桃が手を振る
蘭「何となく似てるの、ママと…、だから桃さんが悲しむところ見たくないの」
クレア「ふーん、複雑なのね。でもあなたは強い子よ、きっとすぐいい人が見つかるわ」
テリー「お二人さん飲んでるかい?」テリーと純平がからむ
クレア「酒くさぁ!ちょっと!あんたは向こうで飲んでなさいよ」
623それも名無しだ:2008/03/14(金) 16:03:27 ID:Yh7LOm+K
ネコ着ぐるみ純平「うぉ!お前さんの相棒えらい別嬪だな!?」
蘭「最悪のコンビ誕生ね」
クレア「ここは私に任せて蘭はさがってなさい」
蘭「わっ、わかりました」
テリー「あっ待ってくれベイビー!」
クレア「行かせるか!アイアンクロー!」
テリー「ぐはぁー!」
純平「しっ…死ぬ…」

ドンッ!蘭と焚がぶつかる
焚「おっと、大丈夫か蘭?」
蘭「いったー、気をつけなさいって言ったじゃない!」
焚「わっ、悪い」焚に抱きつく彰
彰「たっ焚、メガネがないんだ。俺と一緒にメガネを探してくれ」
焚「メガネならお前の頭に付いているだろうがっ!」彰を払いのける焚
焚「悪いな蘭、でっなんだっけ?」
蘭「焚も酔っぱらってるね」
焚「父さんと剛鉄さんに付き合ったらえらいことになってな」
蘭「クスッ、あははは!」
焚「はははは、蘭はピアノが得意だったよな?なんかひいてくれよ」
蘭「え?…いいよ」グランドピアノの前に座る蘭、BGM別れの曲

演奏終了
パチパチ、響き渡る拍手
焚「凄いぜ蘭!」
桃「とてもお上手だったわ蘭ちゃん」
零治「蘭さんすっげー!」
モニュ「いい曲だったモニュ」
蘭「えへへ、ざっとこんなもんかな」
624それも名無しだ:2008/03/14(金) 16:04:29 ID:Yh7LOm+K
蒼「脳ある鷹は爪を隠すってやつか、いやお前の場合猿も木から落ちなかったと言うところかな?」
蘭「何よそれー、ヒッドーイ!」
焚「ははは!」


帰り道
蘭「ん?電話?…パパ」カチャ
蓮『もしもし蘭か?元気にやっているか』
蘭「パパこそ…」
蓮『母さんの命日ぐらい帰ってこい』
蘭「…うん」
蓮『それと…誕生おめでとう』
蘭「…!ありがとう…」頬に涙がつたう


625それも名無しだ:2008/03/14(金) 19:36:53 ID:bVGKkepX
>>609
まとめるのはいいが貼るのはもう少し我慢な。
626それも名無しだ:2008/03/14(金) 20:52:11 ID:8180Qskg
ヴァーンサイクの作者だが最初からやり直し、かっこつけていえばリメイクってありかな?
627それも名無しだ:2008/03/14(金) 22:12:39 ID:BbFgwnpO
別にダメなことなんかないよ
好きにやってくれ
628それも名無しだ:2008/03/14(金) 22:24:08 ID:bVGKkepX
鋼鉄部神マジテイオー

熱血暴走少年猪地翔は高校生になった途端に巨大ロボットを作ると宣言し、鋼鉄部なる組織を立ち上げた!

望「お前、高校生にもなって!?」

翔「違うな!高校生になったから、自分で作るのさ!!」

南風高校鋼鉄部はロボの部品を求め、部室も無いまま流離い渡る。
正義の巨大ロボ建造の噂を聞きつけた悪の組織の妨害まで加わって、てんやわんやの大騒ぎだ!


猪地 翔(いのち かける)
高校一年生。ずっとヒーローになる方法を探していたが、高校入学を機に一念発起。自ら巨大ロボットを作ろうと思い立つ。
やることは破天荒だが頭は良く、政治力に長ける。腕っ節もめっぽう強いが機械のことはからっきしだ。
「ゴチャゴチャ言わずにパーツを渡せぇぇぇぇ!!」

大空 望(おおぞら のぞむ)
翔の同級生。趣味は女装でかなり美人に化ける。が、そのことを脅されて鋼鉄部に入れられる。
機会いじりにはそれなりに強いがロボットの設計とか無理だから!主な役目は翔へのツッコミだ!
「イヤン!……エッチ」

大空 薙(おおぞら なぎ)
望の双子の姉。望が怪しい男とつるんでいると聞き翔を尾けてきた。様子を探るためそのまま入部。
翔と望の関係を疑っている(若干腐女子の気があるようです)。役目はやはり翔へのツッコミで、望と早ツッコミバトルを繰り広げる。
「うちの弟に手ェ出したら承知しないから!」

下根 大輔(しもね だいすけ)
電脳部きっての切れ者だったのだが恥ずかしい性的嗜好が露見してしまい退部。そして鋼鉄部に流れ着く。
「任せろ、世界一色っぽいAIにしてやるぜ!」

大地 摩十郎(だいち まじゅうろう)
男弁を話す古風な不良。拳を通じた会話で翔と友情が芽生える。
一目惚れした薙の気を引こうと時々どこからともなく仕入れてきた部品を提供する。しかし自分が惚れたのが実は女装した望だったことに気付いていない……。
「ワシャァ男の中の男じゃけぇのぉ」

鋼鉄部移動秘密基地
何のことは無い段ボールとブルーシート。部室棟の裏や旧焼却炉脇などに構え、生徒会に見つかると移動する。
新規にゴザの導入を検討中。

マジテイオー
漢字で書くと南風帝王。全高30m(予定)重量800t(概算)。
武器はソニックガン(仮)、レーザーストーム(仕様未定)、南風剣(希望)など。
必殺技は「南風剣・灼熱マグマ斬り(妄想)」
これを作るのが目的だから、当然実在していない。

きたかぜ組
マジテイオー建設の噂を真に受けて妨害しに来た悪の組織。ただ覆面をしただけの人間の集まりなのであんまり強くない。
だいたい翔が素手でやっつけてしまう。
629それも名無しだ:2008/03/14(金) 22:26:53 ID:tJaq+yCc
>>626
セイカイオーも一回リメイクされてるぜ
630それも名無しだ:2008/03/14(金) 23:04:07 ID:8180Qskg
>>627,>>629
分かった。
さすがに他の方の作品と見比べてもヴァーンサイクは文字の陳列で見難いのでこれからはもっとシンプルにしたいな。
631それも名無しだ:2008/03/15(土) 00:53:52 ID:87GmxD+A
ベヒーモスの道

時は21XX年。
人類が生み出してしまった最強・最大・最悪の破壊兵器「ベヒーモス」。
だが、神の巨獣は愚かなヒトのつないだ鎖を引きちぎってしまう。
暴走する巨獣が向かう先は世界最大のエネルギー炉「バイブル」。
ゆっくりとしかし着実に阻むものを滅ぼしながら巨獣は世界崩壊の扉を目指す。

ベヒーモス

アメリカが生み出した、史上最強の兵器。新型核でさえも有効なダメージを与えられない装甲と
あらゆる破壊兵器をその体に積み込んでいる。難攻不落の要塞とも呼ばれる。全長1000メートル。
飛行は出来ないが海底から火山口まで活動場所は選ばない。
アメリカが来る第三次大戦を見込んで、世界を圧倒するために製造したものであるが、
所詮ヒトは完璧なものを作ることは出来ず、AIに支障をきたし、暴走。
そのままロシア西部に作られたユーラシア全体をカバーできるほどのエネルギーを生み出せる
施設を目指しだした。まだ移動機能は完成していなかったため徒歩。だが障害となるものは容赦なく消し去る。

バイブル
半永久エネルギー供給炉。新世代エネルギーを生み出す、人々の希望。
数え切れないほどの国々の結束に当たって実現。ただし、もしこの炉が外部からのなんらかの攻撃を受け
崩壊した場合、地球規模での大惨事が起きるというリスクも孕む。
暴走した破壊兵器ベヒーモスのAIは、破壊する、という演算のもと、このバイブルを目指しだす。

タイムリミットは約1ヶ月。
最強の破壊兵器をなんとしてでもとめるため、世界中の兵力が結集しだす。
だが、その中で起きる国同士の論争、紛争、疑心暗鬼、責任転嫁、焦り、恐怖による混乱。
それでも、戦士たちには関係ない。足止めに命を散らすもの、命を代償に巨獣に特攻しヒトの力を
刻むもの、そして最後の砦として地球の命運を背負って立ちはだかるもの。

さまざまな思惑が交差するでも、ベヒーモスははるか先にあるバイブルを見つめ、そこに、確実に近づいていく。

632それも名無しだ:2008/03/15(土) 06:54:54 ID:vw1Y3K2g
>>615
俺が言いたいのはスレを挙げてやるとかそういう大々的意味じゃなくて>>614が言ってる様に乗りやすい一発ネタが欲しいと言う意味。

かつてのバンパイオーに対するワーウルフェンやクレリッカだって他の人が考えたものだしゲンカイザーでのヨユウダーやリンカイオーなんかこういうノリの作品ならこういう奴いるよな的な流れで提案されたものだった。
なんていうか二次創作的というか勝手に想像し放題って感じのほうがスレタイらしいというか。

正直多くの作品が「ぼくのかんがえたものがたり」になってる(そういう作品自体を批判しているわけじゃない)
から他人の入る余地が少ない。

匿名の掲示板なんだからくだらなくてももっと好き勝手に便乗したりクロスオーバーしてもいいと思う。


ネタも無いくせに長文でイミフな事書いてスマン。
633それも名無しだ:2008/03/15(土) 08:13:34 ID:x/XDitHM
なんというか、そういうことがしたいという人が意外にいないのかもな。
拙作ぼくロボWHが叩かれていない所を見るとダメだと思われているわけではないらしいし。

さて、480KBになりましたな。
634それも名無しだ:2008/03/15(土) 14:37:01 ID:BIcFaXDG
次スレは立てれないけど、貼る?
635それも名無しだ:2008/03/15(土) 15:29:01 ID:W53rxpLO
立ててくる
636それも名無しだ:2008/03/15(土) 15:32:20 ID:W53rxpLO
ぼくの かんがえた ロボット8ごうき
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1205562706/
637それも名無しだ:2008/03/15(土) 17:34:31 ID:BIcFaXDG
>>636
乙。
今スレ分ぼくロボまとめ

>5 アックスマックス
>8 ジスレイド
>9 新板記乙カレディアーン(名前のみ)
>13 流星王子
>20 巨大!デッカイオー(歌詞のみ?)
>21 超開眼プラスマイナー
>49・>65-72 超光戦士ブラストロン
>50-51 機甲魔神ヴァグルス
>74・>77・>258 光の守護神 ゴッドアーク
>285 劇場版
>84 ジャンク・ザ・シャンク
>85-88・>96-101 新ゲンカイザー(仮)
>92 飛翔官職ヴァルタディー
>93・>103-104 神霊大戦ゴーストギア
>94-95 混沌ノ大地ヲ征スル者
>107 謀転道中クライワーズ
>109-111 機力上々  ライジンGOOD!(ライジングー)
>117 魔導鎧人エルクード
>118 祝詞仏滅ナンマンダー!
>119 希望灯影プラネティリア
>123 機界日記 鋼仙抄
>124 活劇勇者シネマイザー
>128 イカロス〜Wing of the san〜
>135 熱砂の守護者ジ・アヌビス
>159 ガンダムIF(仮)
>186 火焔戦士ボルカノン
>194・>196・>319 超合体ロボ シシンオー
>197 クロス・ザ・マントマン
>198 バイオファイター バイキング(歌詞のみ)
>212 さすらいの機動ガンマン ブレットカイザー
>213 祭祀天神 ミョウジンジャー
>216 天元突破グレンラガン対祝(ハピ☆ラキ)ビックリマン
638貼れてない?:2008/03/15(土) 17:41:29 ID:BIcFaXDG
>221・>223 希望勇者 メタルホープ
>222 暗黒降臨神 デスカイザー
>225 騒音大王ガガガガガー
>226 機動戦士ガンダムβ
>227 断罪のグラディエーター
>229 時空戦士タイムランザー
>234 聖剣友神グランホープ
>237 雷豪天心バーンレガス
>242 超常奇想メモリーズ
>249 魔神精霊アラビオン
>250-251 海破神王スサノヲ
>255 資源転生サイクラフト
>268・>320・>348・>351・>363・>395-403 すあまのキモチ
>>270 アーリークラスター
>288・>274 鉄拳聖砕ブライオン
>283 科学と魔法の世界もの(仮9
>298 白金の魂霊機
>303 ガイア(仮)
>323 式神の方程式
>327 正月ロボ ガショー
>328 祝賀機メデテーン
>330 ゲシュペンストMk-III.R
>338-339 チルドレン
>345 狩猟機者 カリウダー
>367 戦国武将 イエヤス
>3733 次元超越クロスライン!
>375-376 ブラックアンドブラック
>379 激昂のオフェニクス
639それも名無しだ:2008/03/15(土) 17:42:42 ID:BIcFaXDG
>380 ぶっ壊せパリアス
>381 サイテキガー・ダンペンガー
>382 機動戦士ステルスハート
>383-388 星空(そら)のステライト
>406 青色のヴァリヲン
>409-411 鎮魂覇者ゴスペルク
>414-418 紺碧のカルテットスカイ
>427-431・>433・>468-471 峯噴絶闘バクザンオー
>434 ペストワールド<黒死界>
>435 鋼殻聖者ザリオン
>440-445 デンジャラスデイズ
>463-466・>568・>530-536 わがままメルティ・ハーツ
>483 タイムボカンシリーズ ダントツマン!
>484 ある夏の思い出
>488-489・>567・>495・>499・>509 英雄兵器ヴァーンサイク
>562 ホテル王グランドチタン
>563-566 闇の使者
>600-601 精錬ロボ セイレンガ
>631 ベヒーモスの道



前回同様、今スレ初発表のロボをまとめたんで
設定は前スレ、本編は今スレから〜ってのは除かせてもらいました。
タイトルの後ろの()はこちらで勝手につけさせてもらいました。
SSは長いので1話だけ、あらすじ形式のは全話アンカーつけさせてもらいました。
一応>>1から見直しましたが、抜けなどあったらごめんなさい。
640それも名無しだ:2008/03/15(土) 19:06:33 ID:fO/w/qyL
まとめ乙ー
641それも名無しだ:2008/03/15(土) 21:01:50 ID:8xCS36Jx
次スレもまとめも乙!
ちなみに
>85-88・>96-101 新ゲンカイザー(仮)の正体は
5スレ目に出てきた「限界ギリギリ ゲンカイザーG!」だぜ
642それも名無しだ:2008/03/16(日) 00:09:23 ID:qSSAb7bI
C:\Documents and Settings\shimozu\デスクトップ\画像フォルダ
643それも名無しだ:2008/03/16(日) 09:06:50 ID:Y/GyCSs6
投票いきまーす

>>213 祭祀天神 ミョウジンジャー
>>255 資源転生サイクラフト
すあまのキモチ

総合セイカイオー
644それも名無しだ:2008/03/16(日) 16:03:01 ID:13hqJNDv
今回投下した自分の作品は以下のとおり
・「すあまのキモチ」(まとめ人さん、>>453の主題歌が抜けてましたヨw)
・「わがままメルティ・ハーツ」

センスが似通ってるので同一人物だとすぐにばれちゃったかな?
「メルティハーツ」は、とりあえず10話程度で完結させるつもりです
これからも、どうぞよろしくお願いします
では、ただ投下しているだけというのも申し訳ないので、私も投票に参加させて
いただきます

>>303「ガイア(仮)」
ソッチ系のロボのなかでは、これが一番ピンとくるものを感じました

>>435「鋼殻聖者ザリオン」
個人的にネーミングセンスがツボだったので(笑)

>>488-489「英雄兵器ヴァーンサイク」
設定自体はオーソドックスなものですが、そういう‘正統派’なところを
最も上手く表現できていたのはこの作品だったと思います
作者さんは御自身の文章力をお気になさっているようですが、これからが
上り坂だと思います

次点 >>562「ホテル王グランドチタン」
ギャグ系ロボの魂を忘れてはいけません(笑)

こうしてみると、自分の好きな作品に投票するってのも意外と難しいことですね
リアル系・スーパー系とかの根本的な方針で好みが合うかどうかはもちろん、
ロボットや登場人物のネーミングセンス、世界設定、文章の文体ですとか、
そういったものを最終的にどのようにまとめて文を構築しているのか、一目見た
インスピレーションで自分なりに‘作品としての面白さ’を即座に判断して
投票しなければいけないわけですから…
もちろん、もう少し文章をじっくり読みこめば面白さが分かる、っていう作品も
あるんでしょうけどね…
自分も、今後そういうところに気をつけて、作品の投下を続けていこうと思います
645それも名無しだ:2008/03/16(日) 17:01:03 ID:KpD1Ldf5
今回良作が多くて甲乙付けがたかったけど、投票します

221
希望勇者メタルホープ

85
限界ギリギリ ゲンカイザーG

463
わがままメルティ・ハーツ
646それも名無しだ:2008/03/16(日) 17:04:04 ID:KpD1Ldf5
しまったー!>>これ付け忘れてたー!!
647それも名無しだ:2008/03/16(日) 17:56:10 ID:k6hhdmsl
今スレの投下物

>>222 
暗黒降臨神 デスカイザー

>>337
シャドウミラージュ 1話

>>327
正月ロボ ガショー

デスカイザーは読み直すといくら厨二全開な俺でもやりすぎたなぁと思う代物だったw
設定が時間軸とかなんとかいってるのは当時、全ジャンル最強系のスレに嵌っていたせいだろう…
そういう設定いれてみたくなってやっちまえ!的な感じでやってしまった・・・うん、今は後悔してる
てか今スレ他にも投下した気がするが思い出せない(´・ω・`)
シャドウ・ミラージュの1話は長々と構想してたのを大体一月ぐらいかけて1話を書き下ろしたもの
稚拙な文章だけれど個人的には頑張ったと思っている…
A4のページにして20数枚程度とちょっと長いですが、まだ、ロダに残ってるんでよければ読んで感想等を聞かせてください(いい意見も悪い意見も参考になるのでぜひ)
シャドウ・ミラージュの2話、戦闘メインの話はそろそろ完成させないと(若干、戦闘が長すぎて逆にgdgdになってる感があるのも悩みどころ)
とりあえず期待してくれてた人もいたみたいだし頑張って今月中に完成させようと現在進行形で頑張っているところです
と反省終了


さて、投票


>221・>223 希望勇者 メタルホープ
勇者もの
ベタな設定や語呂合わせなネーミング等王道を突きつつ
勇者系のお話にしてるのがイイ

>268・>320・>348・>351・>363・>395-403 すあまのキモチ
設定の練りようがGOOD
そして最終回の凄い良かった…
あと相変わらず音楽すげええ!!

>488-489・>567・>495・>499・>509 英雄兵器ヴァーンサイク
変形合体型ロボットって点で既に結構ツボを突かれました
リメイクにも期待してますよー



とりあえず今スレはまあ、スレでも触れられたとおりSSが栄えたスレでした
一時期は何も投下されない時期があって、このスレ終っちゃうんだろうかと思ってたけれど
それをしっかりと蘇らせたSS職人の方々には多謝
でもそんな中で落とされた作品は濃い作品が多くて正直、選択には悩まされました
648それも名無しだ:2008/03/17(月) 07:08:11 ID:G7P/uRjB
・バイキング
・ブライオン
・セイレンガ

・総合でステライト

やっつけでスマンが投票。
とりあえず今オナニ企画構想中。
649それも名無しだ:2008/03/17(月) 20:30:58 ID:HzCP44J5
今スレ投票
>20 巨大!デッカイオー(歌詞のみ?)
これから始まるんだ的ワクワク感がして
胸が高鳴る。

>109-111 機力上々  ライジンGOOD!(ライジングー)
アニメで一年ぐらいでやってくれないかなぁなんて思った。
コロコロ的な雰囲気がいい。

>198 バイオファイター バイキング(歌詞のみ)
なんか好きだw


今スレのぼくロボもどれも甲乙つけがたくてどれに票入れるか悩んだとげ
この三作品で。
総合は銀河武将ブーメランで。
秘密星雲とかソニックビームとか巨大化とか
なんか妙に頭の中にこびりついて離れないのよ。
650それも名無しだ:2008/03/17(月) 21:49:00 ID:hPMgGRik
ここで銀河武将ブーメランの名前が出てくるとは思わなかったw と当時一票入れた私が回顧します
651それも名無しだ:2008/03/19(水) 19:16:43 ID:qPxRnWsT
・ジスレイド
・巨大!デッカイオー
・魔導鎧人エルクード
・熱砂の守護者ジ・アヌビス
・クロス・ザ・マントマン
・資源転生サイクラフト
・ぶっ壊せパリアス
・ある夏の思い出

あ、スゲー少ない。
エルクード、アヌビス、思い出は中学時代から練ってたものだがどれも中身スカスカ。
パリアスはパリィという言葉から何か作りたかっただけ。
マントマンはロボットで能力バトル=JOJOっぽくしたかったけど気付けばキンゲのパクリ。
デッカイオー、サイクラフトは自分のツボの熱血バカタイプだけど武装バリエーション広げられなくて(´・ω・`)

あとssも投げちゃって正直自分の弱さを感じる。
652それも名無しだ:2008/03/22(土) 10:09:36 ID:2XCm0AwI
もうおしまいなのかしら?
653それも名無しだ:2008/03/22(土) 10:46:04 ID:U2f+co+k
まだまだァ!
654それも名無しだ:2008/03/22(土) 16:33:23 ID:H+B5MTq7
>>653
燃えるな、俺も負けちゃいられねぇぜ!!
655それも名無しだ:2008/03/22(土) 17:19:41 ID:Kh/5Tmd5
俺も手を貸すぜ!

…っていうか、誰か早く投票してくれよ(自分は済ませました)
656652:2008/03/22(土) 17:32:18 ID:KhVdXRSo
なんだよ、もう投票する人いないのかって聞きたかっただけなのに。
これじゃ俺悪役じゃん(笑)
657それも名無しだ:2008/03/22(土) 19:01:52 ID:H+B5MTq7
ぐわっ!何をする!!改造はやめ(ry

フフフ…ハハハハ!お前たち、投票はまだか?(因みに俺は投票済み)
658それも名無しだ:2008/03/22(土) 19:07:09 ID:flcM/MD5
諸君、私は血を呼ぶような投票を望んでいる!
659それも名無しだ:2008/03/25(火) 20:13:44 ID:HDl73Pzj
もう埋めに入っちゃおうか。投票は済んでいるので今スレ自ネタ集結

流星王子
機甲魔神ヴァグルス
火焔戦士ボルカノン
バイオファイター バイキング
魔神精霊アラビオン       
機動戦士ステルスハート
鋼殻聖者ザリオン
ホテル王グランドチタン
鋼鉄部神マジテイオー

超硬水クリスタルガイザー
ぼくロボWH

他にも絵とか曲とか今スレは色々やりました。

しかし振り返ってみるとその時読んだ本などの影響の多いこと……
流星王子は言うまでもなく星の王子様、バイキングはもやしもん、マジテイオーは涼宮ハルヒと。なんと安直。
660それも名無しだ:2008/03/26(水) 08:18:52 ID:UpvjYcXS
シャドウミラージュの第二話が2万7千字近くになりそうな、というか超えるの7割方確定な感じなんだけれど
まだ、ラストの仕上げや校正、見直し、その他色々の作成が残ってるから投稿には数日かかりそうなんだが
え〜と、読んで貰えるかな・・・(´;ω;`)
製作に半年近くかけて流石にこれだけ書いて反応ないと相当落ち込むんで
661それも名無しだ:2008/03/26(水) 13:11:51 ID:DKXTO+ah
たまにくるSSは読むこと多くてもよく来る長いやつは気が向いた時しか読まないな。
そういう訳で落とし損ねないようにうpするときは短いあらすじをレスのほうに入れて欲しいと個人的意見。
662それも名無しだ:2008/03/26(水) 14:34:50 ID:eGoVs+Mj
つまり本文はろだに上げて、スレにはあらすじだけ書けと?
663それも名無しだ:2008/03/26(水) 16:09:20 ID:UpvjYcXS
>>661
ふむー1話あらすじは軽くいれておこうとは思っていたけど
二話の導入も軽くいれといたほうがいい感じか
2話がロボ戦闘頑張るぞーな感じで(一応このスレで貰った意見を参考に)
構築してみたんで1話ほどドラマ性は無いんでそういう意図では上手い引きを考えないとなぁー
ちなみにHTMLのページは1枚にまとめたほうがいいか
2枚にしたほうがいいかどっちのがいいかな
2枚だとそこでいったん休憩が挟める感じになるけど開いてけしての二度手間だし


とりあえず斧にうpする予定なんでレスが読み飛ばされなければ確実に取って貰えるとは思うんだけどね(二回目に1話あげた時、未だに長寿してるし)
664それも名無しだ:2008/03/26(水) 19:42:51 ID:KpW2eRWV
何か専門用語がいっぱいでわからんけど、もうSS投下しちゃだめってこと?そうだよね容量物凄く食うからだめだよね
665それも名無しだ:2008/03/26(水) 19:49:03 ID:UpvjYcXS
>>664
違う、違う

単に俺のが無駄に長いから直投下すると迷惑極まりないなって話
普通にSS書いてる人はそのままやればおk
666それも名無しだ:2008/03/26(水) 20:49:48 ID:KpW2eRWV
>>665
そうなの?勘違いすんません
後アップロダってなに?
667それも名無しだ:2008/03/26(水) 20:56:56 ID:UpvjYcXS
>>666
自分のファイルをアップロードして
ネット上で配信出来るようにする所
>>337みたいな感じにね
668それも名無しだ:2008/03/26(水) 21:18:29 ID:KpW2eRWV
なるほど、PC使えるようになったらやってみようかな?
669それも名無しだ:2008/03/29(土) 10:49:38 ID:CQ+TGeVh
無限世界マスマティカス

マスマティカス
全高51メートル。本体は真っ赤なロボットだが全身武器で覆い尽くされているため武器の色である白に見える
すごくゴテゴテしている

天田ジョウ(穣) 高校生。リーダー
天田ガイ(該) 中学生。よくジョウに反抗してピンチを呼ぶ
天田ケイ(京) 小学生。天才。女

ハンターゼロ 最初の敵。武器のゼロスナイパーは当たると消滅してしまう
零 ハンターゼロのパイロット。美少年。倒された後味方になる

マイナスマイト 二番目の敵。無人。敵を負の空間に引きずり込む。その正体は暴走したマスマティカスの強化武装。倒された後使用可能になる

イマジナリー 三番目の敵。虚数空間を自在に動き回って攻撃してくる
ウツロ イマジナリーを操る正体不明の影

パイルート イマジナリー戦の際救援に現れた戦艦。インフィニティカノンに変形してマスマティカスと合体する
インテグラル パイルートの艦長(一人しか乗ってない)。その正体は天田三兄弟の父、セイ(正)


訳のわからない物が現れてはそれを使いこなして次と戦わなくてはならない数学ってちょっと熱くない?みたいな
670それも名無しだ:2008/03/30(日) 05:41:49 ID:QmO55+h3
こういう書き手に学が必要な設定のもの程、感情がダイレクトになるような作品になると思ふ。
671それも名無しだ:2008/03/30(日) 09:24:45 ID:eJfTY6dM
>>670
すまん、どういう意味だ?
672それも名無しだ:2008/03/30(日) 21:00:43 ID:Jv/08AJQ
埋めようにSS作ったが投下していいか?
673それも名無しだ:2008/03/30(日) 21:55:11 ID:HTvCvqAj
君がいいならいいよ
674それも名無しだ:2008/03/30(日) 21:58:36 ID:QlU0iRBm
ダントツマン割と面白そうだな
SS見てみたい
675それも名無しだ:2008/03/30(日) 22:51:02 ID:85Pynfbi
  
676それも名無しだ
シャドウミラージュ 第二話 アナザーストーリー

まあ、本編で語れなかった部分という感じな内容です
埋めついでにどうぞー

一応、2話読了前提で書いてます



その男は信じていた。
かの男の言葉を・・・。
だがあの状態、普通なら即座に持たない状況に陥るだろう。
15分・・・普通に考えるならば持たない。
いや、我らが誇る英雄ですら10分程度があの機体状況ならば限度ではないのだろうか…。
だが男は大丈夫だといったのだ。
前もって通信で状況は向こうには伝えていた為、イアナーラに到着した際
機体の準備は既に整っていた。
すぐさま、俺は機体に乗り込む。
モニターに現れる様々の情報……。
タバコを咥えた女、カタリナがこちらに通信を入れて言ってきた。
「おい、あと1分待てるか?」
「そんなわけないだろ!そんな悠長な事してる暇はない!」
「ああ、それはわかってる、だから今から突貫作業でオーバーブースターをシュナイザーに取り付ける。」
オーバーブースター、外付け式の超大型ブースターでありF型鋼機専用の使い捨ての加速ユニットのことだ。
奴との約束の時間まで残り6分だが、それを取り付ければ2分で奴の所まで到達できるだろう。
だが、それは来るべき作戦の為に使う予定のもので、今、使用することは不可能だったはずだ。
「うれしい話だがいいのかい?」
「グレイルには先ほど通信で許可は取ってある、こんな口論してる時間も惜しい、やるならとっと始めるぞ。」
「ああ、頼む。」
取り付けの作業を待つ、だがその時間はまるで1時間のように長く感じた…。
あの男のことを考える。
正直、好みのタイプの男だ。
ああ、ホモ属性とかそういう意味ではなく、一人の人間として好きなタイプの人間だった。
ただ、どこか危ないような面も感じる、その内あの男は自分の身を自分で滅ぼすのではないだろうか。
フラッシュバック、脳裏に一つの記憶がよぎる。
「嫌な事を思い出しちまったな……。」
そう言って、自分の目から涙が流れてるのに気づいた。
その時に通信が入る。
「セイム!!取り付け作業は終了した、いつでもいけるぞ!!!」
ジャスト1分、流石はカタリナだ。
「ああ、D−34C シュナイザー発進する。」
一気にブーストをかける。
速度が上がる、そして風を掴みスラッシュゲイルは空に飛び上がった。
さらにオーバーブースターを起動させる。
超加速、それによりこの機体は音速を超える。
これならば予定よりも数分、早くつけるはずだ。
「生きてろよ、クーガ!!今、行くからな!!!」
そしてシュナイザーは空を駆けた。