膝蹴小姫フェステニア・ミューズ 七色の膝

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944それも名無しだ:2007/12/22(土) 22:30:18 ID:SI/pQKuo
しかし、いくらでも入るが出すことは出来ない。
もはやブラックホールだw
945それも名無しだ:2007/12/22(土) 22:35:56 ID:kU0Ci80f
( 〇)<そうだな。ブラックホールは恐ろしいよな。


元ネタ分かるやついないよな…
946それも名無しだ:2007/12/22(土) 23:12:07 ID:FKTRWoeK
     . '´ ,´ノヽ
      イヾ从(^ル゚、
    (ノ´(l.>ヮ<ノ ゞ <四次元殺法コンビなんか知りません!
947それも名無しだ:2007/12/23(日) 00:05:13 ID:HmX1CACH
大丈夫、吸い込まれた後で屁をこけば脱出できる。

……意外にわかる人はいるんじゃないかな。有名な漫画だし。
948それも名無しだ:2007/12/23(日) 00:34:30 ID:sHfvhMeU
テニア「うごォォォ」ギュルルルル
アスラン「リーダァァ!どうした!?」
テニア「てめっ、なんて事してくれんだ、小腹が空いてちょっとつまんじまったじゃねーか」
統夜「最悪だァァ!」
949それも名無しだ:2007/12/23(日) 00:43:21 ID:pbb05xYq
              . '´ ,´ノヽ   
             イヾ从(^ル゚、
           (ノ´(l.゚ 〜゚ノ ゞ <げぷっ、だって・・・お腹の赤ちゃんの為にも栄養取らないと・・・
         _,,-‐'''"゙`    `~゙"'ー-,,、
     .,,⊂゛              `'',⊃
     .,/                  `''i、      
    .,/`                       \     
   /`                         ヽ    
   /                        │   
  .l゙                         l゙
  {            x             |   
   |                         l゙    
   .゙l                        /    
   ヽ                       ,i´    
    \                    ,/`     
     `'-、                ,/       
       ○'-、,、             _,,-"○         
          `゙'''ーーー------‐''"`  
950それも名無しだ:2007/12/23(日) 00:57:07 ID:IQ8wWz/U
お腹の赤子が潰れるwww
951それも名無しだ:2007/12/23(日) 01:15:46 ID:sHfvhMeU
えーと、アレだ、こういうときは「彼」を呼ぼう!

チャァァァーーージ!
952それも名無しだ:2007/12/23(日) 01:17:46 ID:0Fbg3ANW
????&???「「ディスチャージ!!」」
953それも名無しだ:2007/12/23(日) 07:34:27 ID:IQ8wWz/U
???【チャージ&アップ】
954それも名無しだ:2007/12/23(日) 13:37:55 ID:IgWxGlaY
おいおい、気づけば>>950超えてるじゃねえか
955新スレできていないところ悪いが……:2007/12/24(月) 00:17:28 ID:YJpj565h
クリスマス。他国ではどうだか知らないが、統夜とテニアが住んでいる日本では恋人達が
愛を確かめ会う日となっている。
統夜とテニアもご多分に漏れずデートを楽しんでいるのだが、テニアの気持ちは少し沈ん
でいた。統夜の提示したクリスマスプレゼントが原因で
ある。
(レストランで豪華なディナーっていうのはなぁ……)
食べることが大好きなテニアである。このプレゼントが嬉しくないわけではない。
だが、テニアとて女の子。この日に向けて1ヶ月ほどロマンティックな妄想を醸造させて
きたのにプレゼントが食べ物関連というのはあまりに色気がない。
(まっ、嬉しいっちゃ嬉しいんだけどね!)
テニアは思考を切り替える。沈んだまんまじゃ統夜に悪い。
「ほらテニア、あそこの店だ。」
テニアは統夜の指さした方向をみる。なかなかお洒落な店だが、高級すぎる感じもしない。
「へぇ〜、なかなか良さそうな店じゃん」
「だろ?」
テニアの顔が輝く。それを見た統夜は満足そうな顔だ。
「じゃ、入るか」
「うん!」


「ふぃ〜、美味しかったぁ〜。」
2人が食事したレストランからそう遠くない公園でテニアが満足げな声を上げる。量は少
々物足りなかったが味には大満足であった。
(アタシちょっと贅沢すぎたかなぁ……)
テニアはレストランに入る前までの自分の思考を反省する。統夜が自分のために一生懸命
考えてくれたものに不満を持っていちゃ罰が当たる。そう思ったのだ。こんな素敵なデー
トをプレゼントしてくれた統夜には礼をしなければならないだろう。
「ねえ、統夜」
「ん、なんだ?」
テニアの呼びかけに統夜が振り向く。
「えへへ、今日はありがとね。これはアタシからのプレゼント」
そういってテニアは包みを渡す。
「ありがとうテニア……開けてもいいかな?」
うん、とばかりにテニアは頷く。
「これペンダントか。」
「へへ、中に写真入れられるんだよ。アタシの写真を入れてね」
恥ずかしげな笑みを浮かべるテニア。統夜の方もとても嬉しそうだ。
「ありがとうテニア……実はさ、プレゼントの本命は別にあるんだ」
「へ?」
そう言うと統夜は完全に虚を突かれた様子のテニアの左手を取る。そしてその薬指に……
「これ……指輪」
「いや、まあ俺も流石に気障すぎるかなとは思ったんだがな……」
ポリポリと恥ずかしげに頬をかく統夜。
「そのさ、少し気が早いかもしれないけど……俺と結婚してくれないか?」
「……ッ!」
956それも名無しだ:2007/12/24(月) 00:20:37 ID:YJpj565h
悲しくないのに目に涙がたまる。何か言いたいのに言葉が出てこない。だからテニアはそ
の喜びを体で表すことにした。
「わわっ!」
いきなり抱きつかれた統夜はバランスを崩して倒れる。周りのカップル達の目が痛い。
「と゛お゛や゛〜」
涙と鼻水とでテニアの顔はひどいことになっている。ただ、統夜にとってはとても愛おしいものだった。
「ぷっ、ククク……ひどい顔」
「むぅ〜」
さっきとは一転テニアはむくれ顔になる。やはりたまらなく愛おしい。統夜はそう思う。
意地悪したくなるとも。
「なあテニア、さっきの答えまだ聞いてないんだけど」
「あぅ……」
テニアの顔が今度は真っ赤に染まる。見るものを飽きさせない百面相だ。統夜はニヤニヤ
しながらその様子を見る。
「解っている癖にぃ……」
「いやぁ、解らないなぁ」
統夜のわざとらしい態度についにテニアの堪忍袋の緒が切れた。テニアは口より先に膝が
でる論より行動タイプである。統夜の頭をしっかり手で押さえそして……唇を重ねた。人
目もはばからず、長時間の口付けを交わす。
「へへっ、これが答えだよ!」
再び満面の笑み。今度は統夜もつられて笑顔になる。聖なる夜に笑顔のバカップル。2人
のこれからに幸多からんことを……


グダグダですまない。クリスマスシーズンなんでムラムラして書いた。反省するけど後悔
はしない
957それも名無しだ:2007/12/24(月) 00:35:50 ID:7d0gNzZM
>>956
アンタが神か・・・

どこへ書いてもGJGJGJ!
いっくよー、ホーリィナイト・ミサ!
958それも名無しだ:2007/12/24(月) 00:44:31 ID:fN5mFvDT
>>956
>>グダグダですまない。クリスマスシーズンなんでムラムラして書いた。反省するけど後悔
>>はしない

むしろ、その思考を分けて欲しいくらいです!
959それも名無しだ:2007/12/24(月) 01:10:06 ID:dlAI+PtJ
>>956
☆+; * : 。 ☆      ☆* +:   o : 。 ☆+; *  + *  +     o
+     o : 。 ☆; *  +      +     o 。   ☆ *   :
 o   o  ○   ;        *  +   o : 。   + :   ☆   ○
     ○      o        ○   o               o
          ○     o            人    : 。       ○
   。       o  、 .           人    (::0::)
                ☆      (::0::)    _ 、,∞     o  ○
  o   o          人    . '´ ,´ノヽ 〃.  ,、ヾ
               ノ::;oゝ   イヾ从(^ル゚ ,.ノノ シシハ、ゞ  ○
    ○        ∠;;:;;o;;;;::;ゝ(ノ´(l.゚ ヮ゚ノ ゞ゙ソi、゚ ー゚ノ 
             ∠:;;;;;;:: ;;:。ゝ'爻⊂j,<>)づ'⊂lヾvツiつ  o 。
      。      ∠o;;;;;;:;。;;ゝ ´'' {l-;-l}    |__!!_」     o
   。              |:::::|";;;;]X[;;;;;.し'ノ ;;;;;;; ;;;;;|__l_j;;;;;;;;;;
            ;;´;.,ヘ ニ   [Merry Xmas] ニ;;; へ ヽ
             !  <介>  ,ヘー―,ヘ―‐.,ヘ.ー‐ヘ . . <介> i
            从      <介>  <イト>  <介> <介>  _,,。ィ
           |  .~~"""'''''''''ー―-゛-"-――'''''''"""~~  . .: .::|
           |     ※∞※    ハハハ    ※∞※     .::|
          人. |    ※    ※ (~ヽr'~') ※    ※    ..::| 人
       .,.(::0::)‐|    ※   ※  ヽ,/  ※   ※    ..:::|‐(::0::)-、
      ヽ__ ヽ。,,   ※※※         ※※※ _ ,, 。 ィ ___ ノ
        /     人"''''''''ー―-――――''''' 人 "´    \
        (_ イ  ,(::0::)  へ    人   へ  (::0::)   ト 、_ノ
           ヽ。  _/  .\  (::0::) ./  \_  _ノ
              ̄      .ヽ、_ _./       ̄
960それも名無しだ:2007/12/24(月) 18:14:31 ID:j71J2+UF
テニア「クリスマスステーキ用ーーーーー意!!!!」
統「やめんかあああぁぁぁぁ!!!!」



何となくやった 反(ry
961それも名無しだ:2007/12/24(月) 19:02:04 ID:kvdr6HvP
むしろテニアがケーキを用意する、とか。

テニア「統夜のために、三人で作ったんだ!」
統夜「う・・・ん、しかしものすごく・・・大きいな」
962それも名無しだ:2007/12/24(月) 21:18:37 ID:Px0y3pGl
>>956
GJだぜ兄貴!

読んだらなんか躯が火照ってきた…
963それも名無しだ:2007/12/25(火) 06:14:35 ID:RS4XnUTM
ひっそりと投下しますよ
964それも名無しだ:2007/12/25(火) 06:15:51 ID:RS4XnUTM

頬にひんやりとした感覚を覚えてテニアは目を覚ました。
しばらくぼんやりとしていたが、ようやくそのひんやりとした感触の正体に気づく。
また枕カバー洗わなきゃ。
軽い自己嫌悪に陥りながら頬の涎を拭う。
掛け布団から首を出して窓のほうを見る。
かすかに白んでいるが、まだ暗い。おそらく七時前といったところだろうか。
休日に起きる時間帯じゃないな。
嘆息し、再び布団を掛けなおすとテニアは寝返りを打った。
目の前に誰かの背中があった。
何事かと思い、ぎくりとしたが、すぐに思い出した。
夜中にトイレに言った後、寝ぼけて統夜の布団に潜り込んでしまった。
潜り込んだ後で気づいたが、また寒い廊下に戻るのも億劫だったためそのまま寝てしまったのだ。
ちなみに今月だけでもう三回目だ。
最初の頃はきちんと叱っていた統夜も最近は『気をつけろ』ぐらいしか言わない。
諦めているのか、ちょっと嬉しいからなのか。
個人的に後者だといいんだけどな〜。
などと考えながらにへら、と笑う。
いや、そんなことを考えている場合じゃない。
いつもはアタシが統夜に起こされているが、今日はその逆。
統夜が起きるまでずっとアタシのターンだ。
この好機を最大限に活用しなければ。
さて、このニブチンをどうしてくれよう?
眠気は完全に吹き飛び、迅速かつ効率的に脳内でプランが練り上げられていく。

・・・よし、ハグでいこう。
おはようのキスも考えたが、それで起きてくれないと悔しいし、虚しいので却下となった。
その点、ハグなら残り時間いっぱい堪能できる。
となると次は体勢だ。
背中にハグか、腕にハグか、正面突破か。
・・・背中は無いな。
それだとハグと言うよりしがみ付いているだけだ。顔が見えないのも大きなマイナスポイントだ。
腕もちょっと・・・無いな。
悪くはないけど物足りない。
やはり正面から、これしかない。
前菜を食べて、メインを逃すなどという選択肢はありえない。
危険だろうと大物を狙いにいくのがアタシの性分だ。
965それも名無しだ:2007/12/25(火) 06:16:44 ID:RS4XnUTM

腹を決めると、獲物?の様子を探る。
現在統夜はアタシに背を向けて寝ている。
それほど大きくないベッドだから統夜の正面に回りこむのは不可能。
統夜をこちら側に振り向かせるしかない。
アタシは慎重に統夜の左腕を掴むと、少しずつ自分の方へ引っ張る。
それと同時に統夜の背中とベッドの間に手を差し込み、梃子の原理で体の向きを変える。

成功。
思ったより簡単に統夜を仰向けにすることができた。
だがむしろ問題はここからだった。
仰向けからこちら向きに体勢を変えるには結構力を入れて引っ張らなければいけない。
メルアのように格別眠りが深いわけでもない統夜が、その作業中に目を覚まさないでいてくれるだろうか?
・・・結構危ない気がする。しかも今は深夜ではなく朝だ。
もういつ目を覚ましてもおかしくない時間なのだ。
やっぱり腕で妥協しようか?
弱い考えがよぎる、がすぐに打ち払う。
意味が無い、それじゃ意味が無いんだ。
アタシはそれでも大物狙いでいく!!
決意を新たに獲物の方に向き直る。
そこで一つ新たな案が浮かぶ。
このまま、上に覆いかぶさる形でのハグはどうだろう?
ほんの少しだけ統夜に負担がかかるから目を覚ましてしまう可能性もあるが、アタシ的には大OKだ。
ナイスな案だ。
やっぱり妥協しなくてよかった。
これからも弱い考えには反逆していこう。
愛読書に感謝しつつ、統夜に覆いかぶさろうとして―――

再び、動きを止めた。
このままハグしたとして、統夜が目を覚ました時、どんな反応をするだろうか?

@:『朝っぱらから悪戯か?まったくしょうがない子猫ちゃんだ。』
A:『うわっ!?何やってるんだテニア!?』
B:『・・・重い。邪魔。どいてくれ。』

寝起きがかなり弱い統夜ならBが濃厚だ。
やばい、こんな事言われたらヘコむ。
かなりヘコむ。
相当ヘコむ。

966それも名無しだ:2007/12/25(火) 06:17:17 ID:RS4XnUTM

・・・やっぱり腕にしようかなぁ・・・
さっきまでの強気は消し飛び、ネガな考えが脳内で渦巻く。
いやでも・・・やっぱり・・・もったいない・・・でもなぁ・・・
頭を抱えて悩むテニア。
ふと気づいた。
窓からカーテン越しに入ってくる光量がかなり増えている。
慌てて時計を確認するとすでに七時半を回っている。
時間が無い!
様々な思考が脳裏に浮かぶが強引に吹き飛ばす。
そうだ!
大事なのは!
どうなるか、じゃない!
どうしたいか、だ!!
(テニア!いっきまーーーーーす!)
「ん・・・」

ゴン

覆いかぶさろうとしたテニアの顔を寝返りをうった統夜の肩が迎撃した。
「――――――っ!!」
「・・・ん?・・・・・。・・・どうしたんだ、テニア?」
顔を押さえて俯いている少女に寝ぼけ眼で尋ねた。
「・・・いや、もう、・・なんて言うか・・・なんでもない。・・・なんでもないから。・・・はぁ」
朝から疲れ切った様子だったが、なんでもないと言っているのだからなんでもないんだろう。
思考を打ち切ると。
欠伸をしながら統夜は覚束ない足取りで起き出した。
思い出したように眠たげな顔をテニアに向けた。
「・・・あぁ。お前いい加減ベッドを間違える癖を何とかしろよ?」
「・・・・うん、・・・・・そだね。」
言い終えると統夜はフラフラと歩き出した。
それを虚ろな目でテニアは見送る。
「・・・お?」
「・・・あ。」
統夜が足元に積み上げてあった漫画の塔に足を引っ掛けた。
バランスを崩した統夜はまるでコントのように豪快にすっころんだ。
「ちょ・・・統夜大丈夫!?」
さすがに慌ててテニアが駆け寄る。
返事がない。
かなり豪快に転んだせいか気絶しているようだ。
「何やってるんだよもう・・・・いや、まてよ?」
足元の統夜をじっと見やる。
これはひょっとしてあれか。
今朝のアタシがあまりにも不遇だったから。
神様が特別にくれたロスタイムみたいなものなんじゃないだろうか?
いや、そうに違いない!
テニアは小さくガッツポーズをとり、呟いた。
「神様サンキュー!!」
嬉々として統夜を抱き起こし、
「さてと、じゃあ早速さっきの続きを・・・」
行おうとした矢先、ぬるりとした感触が手に触れた。
「ん?」
それを確かめようと自分の手を覗き込み―――

967それも名無しだ:2007/12/25(火) 06:18:05 ID:RS4XnUTM

『ひぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???』


まだ閑静な時間帯の住宅街に悲鳴がこだました。

「どうしたの!?テニア!?」
「いますごい悲鳴が!!」
慌てて飛び起きて来たカティアとメルアが部屋に飛び込んできた。
そしてその光景を目の当たりにして、硬直した。
テニアが血の付いた手で統夜を抱えていて、統夜はピクリとも動かなくて――

「なぜ殺したの!?」
「ご飯の量が足らないなら言ってくれれば・・・」
「違う!!!これは・・・ってそんなことは後!はやく!連絡!」
「そ、そうね!メルア!警察に」
「そっちじゃない!!119番!!」
「はい!」
慌ててメルアが駆け出す。
「統夜が転んで頭打ったんだよ!」
「そ、そう。私はてっきり・・・」
寝起きのせいか、カティアにいつものキレがない。
「てっきりなんだよ失礼な!それよりタオルかなんか持ってきて、あと救急箱!」
「わ、わかったわ!」
「カティアちゃん!」
「何!?」
「ただいまの時刻は午前八時二分です!」
「 「 それは117番だ!! 」よ!! 」
「う・・、うぅ・・」
「統夜!?」
「大丈夫!?」
「わたしたちがわかりますか!?」
「お、」
「 「 「 お? 」 」 」
「親父?待ってくれ、今そっちに・・・」
「 「 「 逝っちゃだめーーーーーーーーーーーーー!!! 」 」 」



===
12月25日?クリスマス?何の事です?
968それも名無しだ:2007/12/25(火) 07:40:43 ID:NqLbgz6B
>>964-967
予想外の展開デース GJ
969それも名無しだ:2007/12/25(火) 09:22:08 ID:hekw8TMn
バカポーを見つめるニヤニヤから大笑いに変わってしまったではないかw
どうしてくれる。
970それも名無しだ:2007/12/25(火) 22:18:02 ID:qvb4fxeK
統夜「大丈夫、跳ね返した」
テニア「なーんだ」

と言うのを思い浮かべてしまったじゃないか!
971それも名無しだ:2007/12/25(火) 23:05:12 ID:HHiAWnQY
まだ間に合うよな・・・クリスマスSS投下!!


キリストの生誕日である、12月25日。
一応国境が神道である日本には全く関係ない日でもあるのだが、めでたければ何でもいいじゃないという意見の元、
今日、我が家では、知り合いの陣高生徒達による細やかなクリスマスパーティが行われた。
何故うちでやったのか?理由は簡単。一軒家だから。
「しかしまた随分と暴れまわってくれたものだよなぁ…」
回りに散らばっている家具や横になってる人達を見て、俺は深い溜め息をついた。
数刻前まではちゃんと整理されてたのが嘘みたいに、ここは一種の廃墟となっていた。
何故こんなことになったのか?原因は数分前まで遡る。
パーティの最初は、ケーキや料理を食べて騒いだりと、ごくありきたりなものだったのだ。
だが、この手の催しには定番なのか、誰かがアルコール含有飲料…要するに酒を持ち出してきた。
最初は皆それを飲むのを躊躇っていたのだが、ちょびっとなら大丈夫だと踏んだのか、時が経つにつれ、次第に飲む人数が増えていった。
まあその後は分かっていた通りだったのだが、酒を飲んだ人は、皆理性や感覚を乱らしていき、
ここが人の家だと言うのも忘れ、飲み、騒ぎ、歌い、そして暴れまわっていった。
不幸にも俺は酒を飲まなかったせいで、自分の家が荒らされていく様を目の当たりにする羽目になり、今に至るというわけだ。
誰かが酒を悪魔の飲み物と称していたが、酒とはかくも恐ろしいものだと実感せざるを得なかった。
とにかく、皆が起きたらダメ元で弁償を要求しようと、俺は遠くを見ながらそう思った。
「…大変だったね、統夜。」
何処から現れたのか、テニアはため息混じりにそう言うと、ちょこんと俺の隣に座ってきた。
顔は赤くはなっておらず、呂律がちゃんと回っているところから、酒に呑まれて無いことが分かる。
「そうだな…テニアは酒を飲まなかったのか?」
正直、この手の騒ぎごとが好きそうな彼女が酒を飲んでないのが疑問に思ったのでそう尋ねると、テニアはあははと乾いた笑いをしながら、
「いやね、丁度その時トイレに行ってたから飲まなかったんだ。
で、戻ってきたらこの有り様だったから騒ぎが収まるまで部屋に戻ってたんだ。」
何をされるか分からなかったしねと苦笑するテニアにつられ、俺も同じように引き釣った笑いをした。
「しかしまた随分と暴れまわったてくれたもんだね。これは絶対に弁償してもらわないとね。」
俺と同じような事を言いながら、テニアは足元にあった、猫の模様がある、割れた皿を手に取った。
それは俺が前に買ってきてあげたもので、テニアがとても気に入っていた物だった。
972それも名無しだ:2007/12/25(火) 23:10:22 ID:HHiAWnQY
誰が割ったかは知らないが、恐らくテニアは許さないだろうな。
眉をひそめてるテニアを見て、俺はそいつのその後の姿を想像し、思わず苦笑してしまった。

酔っ払いたちがみな寝ているせいか、あれだけ騒がしかったのが嘘のように、空間には静寂だけが包み込む。
その静けさのせいか、俺はふと、思い出したくもない過去を思い出してしまった。
そう。守りたいものも、大切なものも無かった、あの頃の事を…

昔の俺にとって、浮かれた雰囲気が漂うクリスマスは苦痛でしか無かった。
この日になると、いつもは何とも思わないある事が、妙に際立って感じてしまうから。
それは、いつも仕事と称して月に行っていた俺の父親のことである。
普通の子どもなら、サンタと称した両親から、夜、プレゼントを貰える。
朝起きたらプレゼントが枕元に置かれているというのは、子どもにサンタはいるという夢を与えてくれる。
だが、サンタは俺にはそんな夢を与えてくれなかった。
代わりに、朝起きても何もないという空虚感と、父は自分より仕事の方が大事だという、一種の絶望を与えてくれた。
仕事をしなければ俺を養えないことくらいは分かる。でもせめて、せめてこの日だけでも帰って来て欲しかった。
せめてこの日だけでも、夢を見せて欲しかった…
その上あの父は、テニア達三人の全てをも奪っていった。自分達の、勝手な目的のために…
騎士としては最高だったかもしれないが、父…いや、人としては最低だよな。
そんな事を思いながら、その男の血が自分にも流れていると知り、思わず自嘲の笑みがこぼれ落ちた。
しばらくして、この静寂に耐えきれなくなったのか、テニアはくいくいと服の袖を引っ張ってきた。
「あ、あのね、実は部屋に戻ったのは、統夜に渡したいものがあったからなんだ。」
渡したいもの?と聞き返すと、テニアは頬を紅くして、うんと言って、後ろに回していた両手を前に出してきた。
その手には、ラッピングされた何か…いわいるプレゼントが置かれていた。
973それも名無しだ:2007/12/25(火) 23:17:03 ID:HHiAWnQY
「これを…俺に?」
あまりに突然の出来事にそう聞き返すと、テニアはコクコクと首を縦に振った。
それを見て、あまりの嬉しさに、俺は思わず笑顔が零れ落ちてきた。目が潤んできさえもした。
まさか俺が、全く期待もしてなかったクリスマスにプレゼントをもらえる日がくるなんてな。
そんなことを思いながら、俺は包みを手に取った。
「…ありがとう。これ、開けてもいいかな?」
そう聞くと、テニアはうん!と元気よく答え、じっと俺を見つめてきた。
なるべく丁寧に包装を矧がすと、中から出てきたのは、濃い藍色のマフラーだった。
所々小さな穴がある所から、恐らく彼女が作ったのだろう。そのときの状況が目に浮かんでくる。
「…どう、かな?頑張ってみたんだけど…」
期待と不安が混じったような複雑な表情で、テニアはおそるおそるそう尋ねてきた。
その返答を、俺はあえて言葉で返さず、ギュッと抱き締めることで返した。
早い鼓動が聞こえてくるが、これは俺のか彼女のかは分からなかった。
「と、統夜!?い、いきなりどうしたのさ…?」
耳のすぐ側から、テニアの驚くような声が聞こえてきた。
まあ無理もないだろう。突然の出来事であるし、何より俺は普段、こういうことはしないからな。
でも、今だけはこうしたかった。言葉だけでは感謝しきれなかったから。
「…ありがとう、テニア。本当に、すごく嬉しいよ。」
そのままの姿勢でそう言うと、テニアはえへへと笑い声を上げて、
「良かったぁ…気に入らなかったらどうしようかと思ったよ。」
と心底安心したような声を出した。
暖かいようなこそばゆいような雰囲気が漂うが、何故かとても落ち着いた。
周りの事も気にせず、ずっとこのままでいたいなと思っていると、俺はある事を思い出し、すっとテニアから離れた。
「…ごめんな。わざわざプレゼントをくれたのに、俺はお前にお返しが出来るものが無い…」
名残惜しそうな顔をしているテニアにそう言うと、彼女は少し頬を染めて
「そんなものはいいよ。だから、もうちょっとだけ…ギュッとして…ね?」
と、おねだりしてきた。
そんなテニアがあまりにもいとおしく見えた俺は、お安いご用と言うように、再び抱き締めた。
テニアは「ん…」と気持よさそうな声を出した。
「…ねぇ統夜。来年も、そのまた次の年も…ううん。ずっと、ずっと、一緒にクリスマスを過ごそうね?」
腕の中でそう聞いてくるテニアに対し、俺はもちろんだと笑顔で返す。


これからもずっと、俺はこの年に昔のことを思い出すだろう。
でも、彼女がずっと側にいる限り、きっとクリスマスは楽しい日で終わってくれる。
テニアの暖かさを噛み締めがら、そんなことを思った。


終了です。25日も終わりそうだけど・・・ギリギリOKだよね?大丈夫だよね?
974それも名無しだ:2007/12/25(火) 23:20:52 ID:WUcMQPl+
GJ!
・・・なのだが、EDの直後
狸寝入りをしていた他全員が2人を冷やかす光景が浮かんで仕方が無い
975それも名無しだ:2007/12/26(水) 20:34:47 ID:YfvDtNAA
さて…いよいよ>>980が近付いてきたが、スレタイはどうしよっか?
後、これは個人的な意見なので聞き流してもいいんだが、テンプレの
Q:他スレのネタを持ってきてもいいの?
A:あまりお勧めはできません。
のAの部分を、
大抵は構いませんが、某ロアスレだけは厳禁です。とかに変えた方がいい
最初の方とかそれで嫌な雰囲気になってたし…
976それも名無しだ:2007/12/26(水) 21:40:48 ID:zutw7gQ1
>>975
コア過ぎる話しとか来られても困る物だが
977それも名無しだ:2007/12/27(木) 19:41:57 ID:fzWiOiLn
あまり古傷を抉らん方がいい。
その単語を聞いただけで不快な思いをする人もいるのだから・・・
そう、俺も。



・・・さて!
次スレのタイトルを考えようじゃないか。
978それも名無しだ:2007/12/27(木) 20:15:45 ID:vGUIFhud
膝蹴小姫フェステニア・ミューズ お代わり八杯目

なんてどうでせうか
979それも名無しだ:2007/12/27(木) 23:22:33 ID:Qky8JZ8f
膝蹴小姫フェステニア・ミューズ 腹八分目

は?
980それも名無しだ:2007/12/28(金) 01:45:13 ID:IyttLd1O
ロアスレと聞いてファイターロアのスレかと思ったおれはOGのやりすぎだな

個人的にスレタイは>>979のが良いと思った
981それも名無しだ:2007/12/28(金) 22:16:07 ID:uU3yzUDF
俺も>>979がいいと思う。
ところで、誰かスレを立てられる者はおるか!?
俺?俺は携帯だからちょっと…
982それも名無しだ:2007/12/29(土) 11:01:06 ID:u3i/S2kB
立てに行きます
983それも名無しだ:2007/12/29(土) 11:10:48 ID:u3i/S2kB
984それも名無しだ:2007/12/29(土) 11:32:27 ID:geVOJnkU
>>983
乙です!
985それも名無しだ:2007/12/29(土) 22:47:45 ID:Uawa4QoF
では埋めるとしよう。
986それも名無しだ:2007/12/29(土) 22:49:17 ID:PEOF2tyA
>>983
乙かれ、そして埋め。
987それも名無しだ:2007/12/30(日) 00:42:15 ID:YENWReUi
>>1000まで届け。梅
988それも名無しだ:2007/12/30(日) 16:06:39 ID:br7LGPeJ
いまだ!テニア分チャージ!
989それも名無しだ:2007/12/30(日) 17:35:53 ID:Urtkb3OK
チャージなどさせるか・・・・!
990それも名無しだ:2007/12/30(日) 18:05:09 ID:8EEfyY+5
イグニション!
991それも名無しだ:2007/12/30(日) 18:15:01 ID:OT5T64WP
ディスチャージ!
992それも名無しだ:2007/12/30(日) 18:32:50 ID:FBSsfXZ2
>>992
なら今年の姫終わりと来年の姫始めはほぼ同時刻
993それも名無しだ
行け! 無明の世界へ!