ごひはあにぃになったようです

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ごひ「ナタクを大衆の見せ物にするだと?」
アムロ「気持ちはわかるがそんな言い方はするな…」
ごひ「しかしだなッ!!」ガタン
カトル「まぁまぁ落ち着いてごひ、遊園地でのイベントなんだからさ」
ブライト「ただでさえ地球圏はいまだ戦乱の中にある、こうして地球に住む一般の人々の不安をとりのぞく必要はある」
ごひ「……わかった、そういうことならば仕方が無い、格納庫にて整備をしてくる」
タッタッタッタッ
アムロ「しかし、まさかあの三輪長官がこのようなイベントを企画するなんてな」
カトル「あの人の性格を考えると裏がある可能性もありますが…」
ブライト「大丈夫だ、そのために指定された人間と機体以外にも数名の護衛をつけているのだからな」
カトル(指定された人間?そりゃ有名パイロットがくればみんな喜ぶだろうけど…いったい誰が指定されたというんだ?)
4602/8:2007/03/23(金) 18:48:53 ID:6YZN6uGv
日本・遊園地
ごひ「カトル…聞きたいことがある」
カトル「ええ、なんとなく言いたいことはわかりますよ」
ごひ「お前も気づいたか…」
カトル「このイベントにゲストとして呼ばれたのはアムロさんなどのエースパイロット以外に
    ルリちゃん、シャナちゃん、ラリアーくん、プルちゃんにプルツーちゃん、美久さんやかなめさんなどなど…
    どの方もエースパイロットではない、さらには機体にすら乗ってない人間が多いです」
ごひ「共通点はどの人間も三輪が嫌いそうな要素、欲するような要素があるということだ」
カトル「アムロさんもその事についてかなり怪しんでいます、そのため各人物ごとに護衛が二人つくように、と」
ごひ「シャナにはベガと山ちゃん、かなめには宗介と凱…ほかのやつらもすでに護衛がいるようだ…ん?」
―――――――――
ルリ護衛
ライト、クワトロ
―――――――――
ごひ「俺はルリの護衛をしてくる、ナタクに子供が触れないように見ててくれ」
カトル「わかった、ごひ…」
ごひ「なんだ?」
カトル「無理…しないでね?」
ごひ「…もう俺の命は自分のみの命ではなくなった、死にはしないさ」
4613/8:2007/03/23(金) 18:49:13 ID:6YZN6uGv
ルリ「………」
ごひ(ルリの右側)「なんでお前もここに…?」
ライ(ルリの左側)「…たぶんお前と同じ理由だ」
ごひ「そうか…心配させてすまなかった」
ライ「ああ、あの二人では護衛はおろか逆に危険だからな」
ルリ「私に護衛を二人もつける必要があるんでしょうか?たしか今日私はゲスト招待のハズなんですけど」
ごひ「今は話せんが、護衛の理由は姫だからという理由にでもしとけ」
ライ(姫?…そういえばルリは一応ピースランドの姫だったな、まぁ本人はあの国に住むつもりは無いだろうが)
ルリ「プリンセスにはナイト、お姫様には騎士がつくものです、つまりお兄…ごひさんはナイトということですか」
ごひ「フンッ、そういうことにしておけ」
ルリ「ライさんはナイトの手下Dということですね」
ライ「なんで手下!?それにお前まで俺のことをDと…」
シュバッ
一色「Dって言うなぁぁぁァァァァァァァァァァァァァ!!」
ごひ「ハァッ!!」
―カウンター―
一色「うげぼっ!?」ドサッ
ごひ「…なんだコイツ?」
ライ「前回も現れたが…Dに反応する人らしい」
ルリ「Dはできそこない(Dekisokonai)のD…」ボソッ
4624/8:2007/03/23(金) 18:49:32 ID:6YZN6uGv
ごひ「もう夕日が沈む時間か、そろそろこのイベントも終了だな」
ライ「さすがにルリも疲れたか」
ルリ「まだ大丈夫です」
連邦兵「えっと、すみませんゲストの方ですよね?」
ライ「ああ、俺とごひは違うがな」
連邦兵「えっと…ホシノ・ルリさんですね、別会場への案内がありますのでこちらに」
ごひ「別会場?」
連邦兵「ええ、打ち上げのようなものと考えてもらえれば、
    お二人も特別枠で出席できると思いますので案内が入るまでここにいてください」
ごひ「………」チラッ
ルリ「………」コクッ
ライ「わかった、ルリを頼むぞ」
連邦兵「ではこちらへ」
ルリ「はい」
タッタッタッタッ
ごひ「………」
4635/8:2007/03/23(金) 18:49:54 ID:6YZN6uGv
地下道
ルリ(縛られてる)「むぐ…!むぐぐ!」
連邦兵「目標捕縛完了しました…ええ、すぐにそちらの施設へと案内します」
???「施設…そこへルリをつれてどうするつもりだ?」
兵「そりゃもちろん…!?誰だ!!」
ごひ「ハァッ!!」
バキャ
兵「ぐぁ!」
ライ「大丈夫かルリ?」
ルリ「なんとか…ごひさんの読み通りでしたね」
ごひ「ゲストとして呼ばれた人間はすべて特殊な能力を持ち合わせた人間…
   どうせその人間を連邦の上層部が己の研究のために欲しがってる
   そんな理由だろうな、違うか?」
兵「ぐ…!」
カツ「残念、ちょっと違うかな?」
ライ「カツ!?」
カツ「おっと動くな、蜂の巣になるぜ?」
兵たち「………」チャキリ
ルリ「過激派…?」
カツ「おとなしくその電子の妖精ちゃんをこっちに渡せば死なずに済むぜ…」
ごひ「クッ!」
ドキャッ
兵「ぎゃはっ!?」
兵「ぐば!?」
カツ「誰だ!?」
ベガ「悪いわね、変なストーカーさんがいたから後を追ってたらこんなとこに来ちゃったのよ」
甲児「アムロさんの護衛をつける案は正解だったみてぇだな」
アムロ「カツ…なぜこんなことをする?」
カツ「クソッ!だが目標がすべてここに集まってくれたのか幸運か?」
アムロ「目標?」
4646/8:2007/03/23(金) 18:50:13 ID:6YZN6uGv
カツ「ウィスパードに人口ニュータイプ、遺伝子操作された娘に超能力者…」
かなめ「ッ…!」
ルリ「………」
ラトゥーニ「………」
カツ「なんだかんだで連邦のお偉いさんはそういう人間…いやモルモットかな?実験材料が欲しいんだよ!」
アムロ「三輪とお前はそのような人間を集め、上に渡し昇進するつもりか?」
カツ「もうやられ役はゴメンなんだよっ!どのネタスレでも俺はいつもやられ役!
   誰も俺が最強のニュータイプだと認めないイ!」
ごひ「キサマァ!そんなことのためにルリたちを!」
カツ「おっとこれ以上こっちに手をだしてみろ!一応これは連邦のお偉いさん…まぁ名前は出せないけどよ
   そっからの命令、つまりここで俺らに手をだしゃ命令違反でそのうち独立部隊のαナンバーズも強制解体
   そうなればどのみちそのモルモットどもは施設送りさ!ハハハハハハハハハ!」
ライ「卑怯な…!」
カツ(ああ、俺超悪役じゃん!かっこいいぜカツ!)
アムロ「上からの命令ねぇ…この通信を聞いてもそう言えるか?」
カツ「あ?」
三輪『わ、私はカツにそんなことをしろなど命令してない!そいつらが勝手に行ってるだけだ!』
カツと兵士一同「「「ちょwwwwwwおまwwwww」」」
4657/8:2007/03/23(金) 18:50:31 ID:6YZN6uGv
三輪「こ、これで私のことは上に報告しないでくれるんだな!?」
デュオ「ああ、さすがに市民のイベントを汚す気はないからな」
ヒイロ「同意権だ」
三輪(すまんなカツ…でもやられ役だしいいか)

アムロ「よし、これで思う存分暴れていいぞ」
宗介「了解した!」
凱「行くぞ!!」
兵「お、俺らカツに脅迫されてこんなことしてたんす!」
兵一同「「「う、うん!そーだそーだ!」」」
カツ「ちょwwwwwお前らまでwwwww」
アムロ「よし!カツのみ狙え!」
カツ「MAZIKAYO!!」

しばらくお待ちください
ギシュナッコォー ハアッ トリャッ
  バキャ グシャ バキョッ ドゲシュッ

こうして裏事件は闇に葬られ、イベントは無事終了しましたとさ
4668/8:2007/03/23(金) 18:50:46 ID:6YZN6uGv
あとがき
単にカツやられるネタ書いてたハズがいろいろつけたしてたらすげぇ長くなった
飛び飛びの展開でスマソorz