膝蹴小姫フェステニア・ミューズ 六式爆連打

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1それも名無しだ
無くした食費今取り戻すために 立ち上がれ真実の膝を立てて

前スレ 膝蹴小姫フェステニア・ミューズ エリアル5Hitsコンボ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1160496850/

膝蹴小姫フェステニア・ミューズ四連撃
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1150152477/
膝蹴小姫フェステニア・ミューズ其之参
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1138543839/
膝蹴小姫フェステニア・ミューズ其之弐
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1133629455/
スパロボJのフェステニアたんがロリカワイイ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1127287515/
2それも名無しだ:2006/12/15(金) 23:52:27 ID:tmD7bGxb
テニアスレFAQ

Q:テニアってだれよ?
A:スーパーロボット大戦Jに登場するヒロインのひとり、『フェステニア・ミューズ』嬢のことです。

Q:ミュール?
A:ミューズです。

Q:でも公式には
A:ミューズです。

Q:膝蹴小姫ってどう読むんだ?
A:『ひざけりこひめ』と読むそうです。

Q:過去ログ読んだほうがいい?
A:6個入りのたこ焼きを1個食べただけで満足できる性格なら読まなくてもいいと思います。

Q:貧乳だよね?
A:依衣子姉さんに謝ってください。

Q:テニアは俺の嫁だろ?
A:統夜の嫁です。

Q:元気で大食いなんてよくあるキャラ設定じゃん。あれ?でもなんだろうこの気持ち…
A:ようこそ。

Q.他スレのネタを持ってきてもいいの?
A.極力避けて下さい。

Q.まとめサイトは無いの?
A.ありません。作ってくれる人募集中。
3それも名無しだ:2006/12/15(金) 23:55:47 ID:cX528KzN
>>1
マジで乙
お前は俺に出来なかったことをやり遂げた
4それも名無しだ:2006/12/15(金) 23:56:56 ID:Ctifh/KW
5それも名無しだ:2006/12/15(金) 23:58:47 ID:iWeM8k2I
>>1
6それも名無しだ:2006/12/16(土) 00:01:13 ID:bGzXshO4
ああ…なんと>>1は乙なんだろう…
彼は自分に出来ないことを成し遂げた…。
自分は>>1を英雄として、心に刻んでおこう…
7それも名無しだ:2006/12/16(土) 00:14:14 ID:Wdpii4HO
TIME TO >>1
8それも名無しだ:2006/12/16(土) 00:20:11 ID:cRnAdBVQ
カティアスレと並んだか…。
9それも名無しだ:2006/12/16(土) 00:24:20 ID:qkOje669
なに? いきなりゲーキャラ板に連れていかれてつらかった…? それをゲーキャラ板から連れ出してくれて、
うれしかった?
親しんだスレ群が見られて、スレがある板が想像できて、2ちゃんの中のこの板、
住人がロボゲ板と呼んでいる板のことがわかってうれしかった。そういう中で新スレに書き込めることは喜びだ。
でも今、何もできないのが…

悔しいのならなんとかしろ!


そうだ、いいぞテニア。お前はもっとやれる。>>1に乙だって出来る!
10それも名無しだ:2006/12/16(土) 00:30:27 ID:HT3+zsSB
ゲーキャラ板じゃ落ちるのが目に見えてたし妥当かもな
11それも名無しだ:2006/12/16(土) 00:37:23 ID:Yw9AxF6X
>>8
数を争ったって無粋なだけさ
いいところは見習って相乗効果で良スレにしていけばいい
12それも名無しだ:2006/12/16(土) 00:37:52 ID:5SFAIq6a
OGに出たら大食いはアラドとキャラが被るし、蹴りはゼオラと被る。
さらに、貧乳はアイビスと被る。
13それも名無しだ:2006/12/16(土) 00:40:23 ID:cRnAdBVQ
>>12
おk、>>2をよく見た上でテニアのカットインを見直してみることだ。
14それも名無しだ:2006/12/16(土) 00:45:45 ID:MkCcdFl7
>>10
ゲーキャラ板でも落ちる事はないだろうな
落ちるならテニアスレよりもABIスレだろうし

ただ、板違いだ!とかいつものアレが削除依頼出しそうだけどな
15それも名無しだ:2006/12/16(土) 00:52:36 ID:KcIY+qkC
>>12
てめーは俺を怒らせた。
テニアには他のキャラにはない、
『不安で一杯なのに、健気に明るく振る舞っている。』
があるじゃねぇか。
また、『統夜に対して絶対的に信頼し、彼を失うのを心から恐れている』
もたまらねぇ。
てめーはもう一回、統夜編、パートナーテニアでやり直してこい。
最初の分岐はAAな。
16それも名無しだ:2006/12/16(土) 01:04:32 ID:cRnAdBVQ
そういや紫雲家はベッドなのか?布団なのか?

どうもJスレ全般ではベッドと言うイメージが強いようだが・・・。
敷布団というのもなかなかいいもんだぞ。

狭い布団の中で二人っきりというのは(ry
17それも名無しだ:2006/12/16(土) 01:07:10 ID:wIjDp9ms
>>12
他ネタ持ち込むな
18それも名無しだ:2006/12/16(土) 01:13:29 ID:HT3+zsSB
テンプレ読み直せ
19それも名無しだ:2006/12/16(土) 01:14:10 ID:LTJX/l5u
つーか>>12は明らかに煽り目的で書いてるんだろうから、おまいらそんなに熱くなるな。
煽りは華麗にスルーが美しいんだぜ?
20それも名無しだ:2006/12/16(土) 01:18:32 ID:KcIY+qkC
は!?そ、そうだったな。>>19
お陰で目が覚めたよ…。
そういやムチャ最高に素朴な疑問なんだが、
テニアは寒いのは苦手なのかなあ?自分は苦手というイメージがあるなあ。
21それも名無しだ:2006/12/16(土) 01:54:14 ID:cRnAdBVQ
統夜「・・・また俺の布団に先に潜り込んで・・・はぁ。」
テニア「だってさ、統夜が寝る時に布団の中が冷たいと嫌かな・・・って。」
統夜「やれやれ、ま、ありがとうな・・・。」(布団の中に入る)
テニア「ていっ。」(統夜に抱きつく)
統夜「おいおい・・・昨日と同じかよ。」
テニア「やっぱ・・・統夜の体ってあったかい・・♪」
統夜「・・・ふふっ。」(テニアの体を抱き寄せる)

ダメだ、これ以上はフランツ過ぎて、とても・・・ッ!!
22それも名無しだ:2006/12/16(土) 13:20:58 ID:FCVQhNqX
そして翌朝カティアから制裁かwwwww
23それも名無しだ:2006/12/16(土) 13:25:12 ID:zS7VAjne
>>15きめぇ……
24それも名無しだ:2006/12/16(土) 13:25:19 ID:QkBHwJDN
統夜「えーでは次のおたよりを――」
テニア「スルーされたっ!?」
25それも名無しだ:2006/12/16(土) 20:27:36 ID:Dp42FiAT
むぅ、過疎っとるのぅ。

1分たってもレスがなければ統夜は海賊らしくいただいていく
26それも名無しだ:2006/12/16(土) 20:30:32 ID:hbepqQMf
スレタイを見てこのAA思い出したw

嫌な思い出?まとめてぶっ飛ばしてやるよ。
 ∧_∧
 (`・ω・)=つ≡つ=つ
 (っ ≡つ=つ≡つ
 ./   ) ババババババ
 ( / ̄∪

 ∧_∧
 (;・ω・)=つ≡つ
 (っ ≡つ=つ
 ./   ) ババババ
 ( / ̄∪

 ∧_∧
 ( ;ω;)=つ
 (っ ≡つ
 ./   ) ババ
 ( / ̄∪





  〃⌒ヽフ゛
  /  rノ   クスンクスン
 (O_)
   
27それも名無しだ:2006/12/16(土) 20:34:15 ID:KRpDkINl
>>25
今、テニアが統夜を助けるべくお前の元に向かった。



せいぜい膝蹴りをくらって即死することだな。
28それも名無しだ:2006/12/17(日) 15:04:11 ID:lBZ/m1Mw
テニア「ん〜、今日は冬にしては暖かい日だね。」
統夜「そうだな。こんな日は、昼寝をするに限るな。」
テニア「そだね。…ふああ。何かその話をしたら眠くなってきちゃった。
ねぇ、統夜。膝枕して。」
統夜「はぁ?なんで俺がそんなことを…」
テニア「…ダメ…?」
統夜「う…(テニアの上目遣いには、弱いんだよなあ…)しょうがないなあ。」
テニア「えへへ、ありがと。じゃあ、おやすみなさい。」ボフン
統夜「ああ、お休み。(…可愛い寝顔だな。にしても、
よく寝顔を他人に見せられるよな。俺だったら、恥ずかしくて出来ないぞ。)」
テニア「……ねぇ、統夜。」
統夜「な、なんだよ。まだ、寝てなかったのか。」
テニア「自分の寝顔を見せるってことは、
その人のことを信用してるってことだって、知ってた?」
統夜「え……」
テニア「言いたいことはそれだけ。じゃあ、お休みなさい…、すぅ…」
統夜「信用してる…か。…嬉しい事を言ってくれるじゃないか。
さてと、俺も寝ようかな。…お休み、テニア。」


――二時間後――
カティア「昼寝から起きてみたら…何ですか、このバカップルフィールドは。」
メルア「二人して幸せそうに寝てるのが嚼ですね〜。
何か悪戯でもしましょうか?」
カティア「取り合えず、額に『肉』と油性ペンで書いて
写真に納めましょう。」カキカキ
メルア「良いですね〜。そしてその写真は学校に広めましょうか〜。」カキカキ

昼寝前に電波が来たから書いてみた。
ではお休みなさい…。
29それも名無しだ:2006/12/17(日) 16:38:53 ID:STrBpA4h
統夜「ただいま〜……お、テニア」
テニア「……統夜」
統夜「ん、何?」
テニア「一緒に病院行こう!」
統夜「……まさか!避妊失p」
テニア「違うッ!(///)インフレ便座だか何だかが危険だからチューシャでやっつけるの!テレビでやってた!」
統夜「インフルエンザだろwwwww便座てwwwww」
テニア「何よ!心配じゃないの!?」
統夜「なら……チューシャって何なのか分かるか、テニア?」
テニア「え……し、知らないけど」
統夜「針を ブ ス ッ と刺すんだぞ」
テニア「!!」
統夜「かな〜り痛いぞぉぉ」
テニア「う……や、やっぱやめとこうカナ……」
統夜「第一お前らを養わないといけないんだから病気なんてかかってられないよ」
テニア「統夜……」
統夜「何となくテニアは大丈夫そうだけど」
テニア「……どういうことさ!?」
統夜「まぁまぁw……でも俺は特に気をつけないとなぁ……」
テニア「?」
統夜「自分が大丈夫でも……その……テニアにうつすかもしれないだろ?……『色んな』時に」
テニア「……!ばっ、ばか!統夜のエッチ!」


さすがに注射は知ってるか(;´・ω・)
遅れたが>>28GJ
30それも名無しだ:2006/12/17(日) 18:55:17 ID:xypG84As
実験体にされてたこと考えると恐怖症でもおかしくないわな。
ともあれGJ
31それも名無しだ:2006/12/17(日) 23:20:48 ID:J04ISN92
寝る前に
テニア(*´Д`)ハァハァ
32それも名無しだ:2006/12/18(月) 14:23:28 ID:G++3t+nG
100g1200円のお肉と統夜

どちらを選べばよいのだろう
33それも名無しだ:2006/12/18(月) 16:03:48 ID:Oo9dl2iW
>>32
じゃあテニアは俺が頂いていく。海賊らしく
34それも名無しだ:2006/12/18(月) 16:07:05 ID:olvvHBom
>>33
阻止。テニアは統夜のもんだと>>2にも書いてるだろーが。
んなことする暇があるなら、何か話題を振りなさい。
例えば…、テニアが好きそうな映画とかな。
35それも名無しだ:2006/12/18(月) 16:27:54 ID:9okScWQX
テニアの好きな映画はベイブで
嫌いな映画はスーパーサイズミーです。
理由は各々で感ずいてください。
36それも名無しだ:2006/12/18(月) 21:32:59 ID:Oo9dl2iW
>>33
ついカッとなってやった。
正直すまんかった…。(´・ω・`)


テニアは涙脆いイメージがあるなぁ。

37それも名無しだ:2006/12/18(月) 21:38:30 ID:RBGkTYnG
よし、地獄のクレしんオールナイトだ
38それも名無しだ:2006/12/18(月) 21:39:00 ID:0DGZbwR1
>>33
意外とマゲ物が好きだったりして。
39それも名無しだ:2006/12/18(月) 21:39:46 ID:0DGZbwR1
>>37
「炎のヤキニクロード」
「オトナ帝国の逆襲」
「ヘンダーランドの大冒険」

さあ、どれ!?
40それも名無しだ:2006/12/18(月) 21:53:42 ID:2aLURVr3
>>34
「子ぎつねヘレン」
「クイール」

動物感動物語はどうだ!?
41それも名無しだ:2006/12/18(月) 21:56:47 ID:lLD4N6T6
>>37
やめてー
アニロワ最新作見てきた俺には刺激が強すぎるー。゚(゚´Д`゚)゚。
42それも名無しだ:2006/12/18(月) 22:09:12 ID:NsFnwhL1
新スレ記念にサンタテニアを書いてみました!
http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper16630.jpg

自分も、テニアは涙もろいイメージが強いため、
悲哀ものとか見て、ポロポロ泣いてそうです。

43それも名無しだ:2006/12/18(月) 22:24:41 ID:0DGZbwR1
>>42
テニア「ベリー苦シミマース!」
統夜「だからなんなんだその挨拶は。」
テニア「そんな事はどうでもいいの!今日は統夜に一足早くプレゼントをあげに来たんだ。」
統夜「は?」
テニア「えいっ。」(統夜に抱き付き)
統夜「・・・・・・・えーと、何のつもりだ?」
テニア「だからさ・・・あたし自信がプレゼントなんだよっ♪」
統夜「・・・・・・はい!?」

こうですか?
44それも名無しだ:2006/12/18(月) 23:50:30 ID:yqfPZcGG
意外とコテコテの恋愛映画が好きそうだなぁ。
メルア→ジブリ系。
カティア→ホラー系。
統夜→…ワカンネ
45それも名無しだ:2006/12/18(月) 23:51:11 ID:Lk5Hcb0a
>>42
( ・ω・ )「光が、光だけが広がっていく」





うん、素直に萌えたさ。
萌えたからって何が悪い!!
46それも名無しだ:2006/12/19(火) 00:25:01 ID:bhFl/Ao3
>>42
普通に萌えた。
GJ!

>>44
統夜は三人娘が来てからはベタ過ぎない
普通の恋愛映画が好きそうだと思った俺がいる。
47それも名無しだ:2006/12/19(火) 21:22:31 ID:lgZk4N0a
>>44
そういう意味で言うと、カーラに似てるかもしれないな。
48それも名無しだ:2006/12/20(水) 00:43:14 ID:8ybR0m9n
>>44
カティアは劇場版アニメかと。ゲキ・ガンガー好きみたいだし。

テニアが泣いてるのを察して、隣に座っている統夜が、
テニアの手の上に自分の手をそっと重ねるという電波を受信しました。
49それも名無しだ:2006/12/20(水) 04:30:09 ID:A+vNhGQd
テニアは、感動系の映画見てその都度盛大に泣き、
ただしずれた影響を受ける、っていう電波が受信できました。

父親ががんばる家族物の感動ストーリーを見て・・・

テ「統夜ぁー、私もパパになりたいぃーーー」

・・・とか言い出したり。
50それも名無しだ:2006/12/20(水) 09:03:34 ID:XPxzXEc1
映画館の席で誰が統夜の隣に行くかで喧嘩する三人とかいう電波が来た。
51それも名無しだ:2006/12/20(水) 17:51:23 ID:EJhTmiPO
>>50
二人までが限界だな。
一人が統夜の後ろに座って二人の邪魔をするという手もあるが
52それも名無しだ:2006/12/20(水) 17:56:19 ID:yeQaGgGd
余った一人は膝の上に乗ればいいじゃないw
53それも名無しだ:2006/12/20(水) 18:07:22 ID:dMxiIJ2P
ヒント:後ろの人の邪魔になる
54それも名無しだ:2006/12/20(水) 18:25:46 ID:XPxzXEc1
>>53
観客「私は普通に映画を見に来ただけなんですけどねぇ」
統夜「すいません」
観客「しかもハーレム状態ですか、いいご身分ですねぇ」
統夜「本当に申し訳ありません」

こうです(ry
55それも名無しだ:2006/12/20(水) 20:50:35 ID:sBNJMWJ0
テニアは、「ポンヌフの恋人」とか見て大泣きしそうだなぁ。
56それも名無しだ:2006/12/20(水) 22:20:34 ID:8ybR0m9n
久々の投下ですな。ちょっと長いです。
57それも名無しだ:2006/12/20(水) 22:23:40 ID:8ybR0m9n
肌寒い風が吹く、とある休日。
俺とテニアは暇が出来たということで、町に出かけに来ていた。
ちなみにカティア達は、カルヴィナさんのところに行っていて、
本当ならテニアも行く予定だったらしいが、
テニアが来ると、足手まといになるとカルヴィナさんに言われて、今に至るそうだ。
「にしても、寒いのに結構人が多いね〜。」
周りにいる、大勢の家族連れやカップルを見るや否や、
テニアは白い息を吐きながら、驚いたようにそう言った。
「折角の休日だから、皆大切な人と過ごしたいんだよ。
そのためなら、寒い日だろうが、暑い日だろうが関係ないんだよ。」
実際俺がそうだしな。とは口が裂けても言えないが。
「大切な人と…か。うん、そうだね。」
えへへと笑いながらそう言うと、テニアはいきなり俺の手を握ってきた。
「おい、どうしたんだよ急に。」
突然の行動に戸惑いながらそう言うと、
「寒いから握ったの。別にいいでしょ?」
テニアはニッコリとそう答えた。
「…ま、まあ、別にいいけどさあ…」
「でしょ?ほら、早く行こうよ!」
彼女の笑顔にすっかりやられた俺は、恥ずかしい心を押し殺して、
テニアと手を繋ぐことを承諾した。
「でも、こんなふうにしてたら、
周りからカップルって思われたりしてな。」
からかい半分でそう言うと、テニアは急に頬を真っ赤にしてうつ向いてしまった。
それを見ている内に、俺も顔が段々熱くなるのを感じた。
いかんな。何だか言い…ようのない雰囲気が辺りに漂ってきた。
別に悪くは無い(むしろ一向に構わんっ!)が、
TPOを考えると、ここでこの雰囲気をするのはふさわしくないだろう…。
周りに人多いしさ。
「ほ、ほら、早く行くぞ。」
「あ、ま、待ってよ!」
そう考えた俺は、テニアの手を引っ張りながら、
歩く速度を速めて、目的地へと急いだ。
後ろから、
「若いわねぇ。私たちも、昔はああだったわね」
「ああ、そうだな。」
などという会話が聞こえたのは、恐らくそら耳だと思う。うん。

目的地の一つであるデパートに着くと、俺とテニアは真っ先にアクセサリーショップに向かった。
「わあ〜!かわいいアクセサリー!!」
色取り取りに光るアクセサリーに、テニアは目を輝かせながら、溜め息をついた。
やっぱり女の子は、こういう綺麗な物が好きなんだな。
見ててなんだか微笑ましい気持ちになった。
58それも名無しだ:2006/12/20(水) 22:24:38 ID:8ybR0m9n
「ところで…何か買う予定なのか?むっちゃ高いけど…」
値札を見ると、どれもこれも四桁後半〜五桁の物ばかりで、
とても一高校生の俺では手の付けられない物ばかりだった。
「んーん、見てるだけだよ。こういう綺麗な物って、
見てるだけでも、不思議な気持ちになれるからさ。」
テニアはそう答えると、再びアクセサリーに目を向けた。
……こういうのを上げれば、女の子って喜ぶのかな…。
ふと、そんな考えが余切った俺は、自分が買えそうなものは無いのか、周りを探してみた。
「あ……¥3980か…」
しばらく探していると、琥珀色の髪飾りが目に入ってきた。
値段もお手頃だし、何よりテニアに似合いそうだと感じた俺は、
早速テニアに聞いてみた。
「なぁ、テニア。
この髪飾り、お前に似合うと思うんだけど…どうかな?」
テニアは髪飾りを一瞬だけみると、頬を膨らし、
「…統夜はこの髪飾りが似合わないって言うの?」
と、不満の声を露にした。
予想ガイ…じゃねーや、予想外の発言に、
俺の鼓動は一気に早まる。
「ち、違うよ。そんなつもりで言ったんじゃないんだ。
ただ、その、テニアに似合いそうだなって思っただけで…」
とぎまぎしながら、必死に言葉を選びながら弁解していると、
テニアは急に顔を崩して、プププと笑い始めた。
「…て、テニア?」
「アハハ!!……なーんてね。冗談だよ〜ん。
あんなに慌てちゃって、統夜ってばかーわいい〜。」
先程の表情が嘘のように、テニアの顔には笑顔が戻っていた。
「な、なーんだ。冗談かよ…。びっくりしたなあ…」
安心のあまり、肩を撫で下ろすと、急に疲れがドッと出てきた。
「ごめんね。まさかここまで慌てるとは思わなくてさ。
…で、その髪飾りがどうしたの?かわいいけど。」
「ああ、お前が良いって言うんなら、買ってあげようかなって思ってさ。」
そう言うと、テニアは急に無表情になり、その場で停止を始めた。
「…え?…うそ…ドッキリでしょ?…え…うそだぁ…」
しばらくして、時が動き始めるや否や、
テニアは信じられないと言った顔でそんなことを呟いた。
「ホントだよ。気に入ったみたいだから、買ってくるよ。」
そう言うと、テニアはパァッと顔を晴らして俺に抱きついてきた。
周りにいる人達が一斉にこちらを向いてきた。
59それも名無しだ:2006/12/20(水) 22:25:39 ID:8ybR0m9n
「嬉しい〜!統夜大好き〜!!」
だが、テニアはそんな周囲を気にすることもなく、
すりすりと自分の顔を俺の胸に当ててくる。
「ば、バカッ!他の人に迷惑がかかるだろうが!!」
周りの人の視線が痛くなった俺は、少し強引にテニアをどかした。
「あ…、ごめんね。つい嬉しくて…」
「ま、まったく…もっと場所を考えろよな…」
そう愚痴りながら、髪飾りを買った後は、
お互い顔を真っ赤にして、店を後にした。
…あ〜、しばらくはあの店には入れないなあ…。

それからはいろんな場所に行ったり、遊んだりしているうちに、
すっかり日がくれていった。
「あ〜、今日は楽しかったなあ〜!!」
「そうだな。俺も久々に休日を満喫できたよ。」
「えへへ。…そうだ、統夜に話したいことがあるんだ。…いいかな?」
「何だよかしこまって。別に構わないけど。」
そう答えると、テニアは頬を赤らめて、もじもじとし始めた。
「あ、あのさ、ここだと何だから…公園で、話さない?」
「……?まあいいけど…」
疑問は残るが、気にしても仕方ないので、近所の公園へと向かった。
「…で、何だよ。話ってのは。」
公園に着くや否や、すぐにそう尋ねたが、
テニアは俺から背を向けたまま黙り続けていた。
「……この髪飾りのこと…教えてあげるね。」
しばらくして、テニアはゆっくりと口を開いた。
「アタシね、記憶が無いのもあるけど、家族との思い出って、ほとんど無いんだ。
カティア達と違って、記憶を思い出すきっかけも無いし。
だから、多分アタシは、あんま家族と触れ合ってなかったんだと思う。」
予想だにしなかった彼女の話しに、俺はただ呆然と聞くしかなかった。
そんな俺を差し置いて、テニアは話を続ける。
「…そんなアタシにとって、この髪飾りは、
唯一のこった、家族との絆なの。
あの辛い、苦しい毎日のなかで、アタシが唯一すがることが出来た、思い出なんだ。」
…家族と触れ合いが、思い出がほとんど無い…それじゃあまるで…
「……俺みたいじゃないか…」
ぽつりと呟くとテニアはそうかもねと返した。
「ま、待てよ。お前には、カティア達がいるだろうが!」
そう、彼女は俺とは違うはずだ。そんな俺みたいに思い出にすがらなくても、
信じられる他人が側にいるはずだ…。
だが、テニアはその問いに、ふるふると首を横に振った。
60それも名無しだ:2006/12/20(水) 22:27:39 ID:8ybR0m9n
「…出来ないよ。確かにカティア達は大切な存在だけど、
同じ苦しみを味わっているのに、アタシだけ、弱音を吐くことなんか出来ないよ…」
「…テニア…お前…」
…いつしか聞いたことがある、彼女の心に潜む闇。
それは、彼女自身の『優しさ』が招いたものだった。
他人に『そんなこと』で迷惑をかけたくないという、『優しさ』が生み出した物。
今思うと、テニアはいつも髪飾りを身に付けていた、
あれは、彼女にとって、大切な宝物だったんだ。
そうとも知らずに…俺は…
「ごめんな…ホントに…ごめんな…」
「いいんだよ、統夜。」
謝罪する俺に、テニアはようやくこっちを振り向いてくれた。
今まで見たことが無い、優しそうな微笑みを浮かべながら…
「もうアタシはこんなものにすがらなくても平気だもん。
過去の思い出にすがらなくても…すぐ側に、大切な人がいれば、
アタシは何も怖くないから。」
「…テニア…」
白い息を吐きながら話すテニアの頬は、真っ赤になっていた。
…嬉しかった。
俺のことをここまで信じてくれるテニアの言葉が。
それと同時に、彼女が儚くて、愛しくて…
気付いた時には、彼女を抱き締めていた。
「……何よ。さっきはあんなこと言ってたくせにさ。」
テニアは腕を俺の背中に回しながら、そんなことをぼやいた。
「…誰も見て無いんだし、別にいいだろ?」
そう答えると、テニアはそれ以上何も言わず、ただギュッと抱き返した。
寒い風が吹き続けるけど、俺より一回り小さい彼女の体は、とても暖かかった。
胸が張り裂けそうなくらい、心臓は鼓動する。
それでも、今だけは心地よかった。
「…テニア…」
「ん…」
これから先…、色んなことがあると思う。
くじけそうになったり、逃げたくなったりするかもしれない。
でも…、前を向いて生きていきたい。
「…好きだよ…」
「…アタシもだよ。」
大切な人と、一緒に。いつまでも…

後日談
「あら?テニア…いつもの髪飾りはどうしたの?」
「ん?へへ、たまにはこういうのも悪くないかなって。」
「でも、綺麗な琥珀色ですね〜。私も欲しいです〜。」


おしまいです。
最近は特に寒くなってきたけど、これを見て、少しでも心が暖まってくだされば幸いです。
61それも名無しだ:2006/12/20(水) 22:49:09 ID:XPxzXEc1
>>56-60
丁度巡回中の直接投下に会えた、よかった。
やっぱテニアも女の子なんだなとしみじみ感じた。
GJ!
62それも名無しだ:2006/12/21(木) 00:00:11 ID:+caDRaDI
>>56-60
G J!
久々の極上SS美味しかったです!
63それも名無しだ:2006/12/21(木) 00:14:35 ID:EISEPv9l
>>56-60
フッ…切なさと甘さと暖かさが丁度良いバランスで存在する…これがGJの発現か…!

それにしてもカルヴィナ姐さん、空気読める人だなぁ。素敵だ。
64それも名無しだ:2006/12/21(木) 17:42:09 ID:+rhHI4xx
カルビGJだけどその間のアルヴァンの扱いは……
65それも名無しだ:2006/12/21(木) 21:31:31 ID:vXX0J3Rn
>>64
既にミイラになっt(オルゴンソードFモード
66それも名無しだ:2006/12/22(金) 21:36:07 ID:FjsrMqOI
そろそろスレを動かしておくか。
67それも名無しだ:2006/12/22(金) 21:50:40 ID:DlNexWo3
――本屋――
テニア「…う〜ん、統夜の彼女になれたのはいいんだけど、
もっとこう…統夜にふさわしい彼女になるには、どうすればいいんだろう?」パラパラ
???「ククク…お困りのようだな。お客様。」
テニア「!アンタは、木原マサキ!!
…て言うか、こんなところで何やってんのさ。」
マサキ「ふん。美久がたまには外でバイトをしろと煩くてな、
仕方なく、こうして働いているのだ。
別に美久のX'masプレゼントを買うための金稼ぎでやっているわけではない。」
テニア「あー、はいはい…。ところで何の用よ?アタシ忙しいんだけど?」
マサキ「なに。紫雲にふさわしい彼女になりたいのだろう?
ならば、貴様のためになる本を紹介してやらんこともない。」
テニア「ホント!?どれなの!?」
マサキ「これだ。」つメイキング―THUNDERE―
テニア「……何これ。ファッション雑誌?」
マサキ「まあだまされたと思って買ってみろ。定価480だ。」
テニア「ふぅん…、まあ買ってみよっか。ありがとね!」
マサキ「フン。またのご来店をお待ちしてやらんこともない。」

――自宅――
テニア「(本によれば、少し素直じゃないくらいの反応が、
男の子にとってグッとくる…。慣れてないけど、やってみる!!)」
統夜「へぇ…今日は肉じゃがかあ。俺、これが好物なんだ。」
テニア「(よし、今だ!)べ、別に統夜のために作ったわけじゃ無いんだから!!
で、でも、どうしてもって言うんなら、食べさせてあげるよ!!」
統夜「ポカ〜ン(゜д゜)」
テニア「(…あ、あれ?何か反応が…)」
統夜「あの、テニア?悪いけど、冥王の真似なら、
お前には似合わないと思うんだけど…。」
テニア「はわ!?ち、違うのぉ!そんなつもりじゃ無いのぉ!!」
統夜「??じゃあどうして?」
テニア「じ、実は、アタシ、胸も身長も小いから、
こういうところだけでも、統夜の彼女にふさわしくなりたくて…その…」
統夜「…テニア。俺はそのままのお前が好きだから、こうやって付き合ってるんだ。
だから、お前ももっと自分に自信を持って欲しいな。
俺からみれば、そのままのお前は十分魅力的だよ。」
テニア「と、統夜…」ジイ〜ン
統夜「さ、早く食べようか。」
テニア「うん!!」

無理してツンデレぶるテニアが書きたかった。
反省はする。だが、後悔は…無い…ガクッ
68それも名無しだ:2006/12/23(土) 03:55:14 ID:WJNWaksM
GJ。そして冥王様吹いた
69それも名無しだ:2006/12/23(土) 15:50:11 ID:6SJDcD3U
 ゝ川ヽ
(⊃天⊂)
 ̄ ̄ ̄ ̄
70それも名無しだ:2006/12/23(土) 16:22:08 ID:luFm7Tyc
冥王様何やってんだw
ツンデレぶるテニアカワイスw GJ!
71それも名無しだ:2006/12/23(土) 17:12:32 ID:eSedm1gl
>>67
ほのぼのGJ。 …似たようなシチュを
同人誌か何かで見た覚えがあるが、こっちもイイですな。
あと、敬語を使う冥王様に少なからず驚いたり。
72それも名無しだ:2006/12/23(土) 23:31:26 ID:1Kb0Ua5I
一足早いクリスマス記念テニアです。
ちょっとフランツですので注意してください。
http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper16902.jpg
この状況下で、果たして統夜は己の理性を抑えることが出来るのでしょうか!?
73それも名無しだ:2006/12/23(土) 23:34:24 ID:95iz6CQo
これはいいフランツですね
GJ
74それも名無しだ:2006/12/23(土) 23:39:25 ID:jv2jn6vO
俺には無理だああああああ!!
75それも名無しだ:2006/12/24(日) 00:01:49 ID:nwJIHIyZ
>>72
必死に素数を数える統夜が浮かんだw
GJ!
76それも名無しだ:2006/12/24(日) 00:16:56 ID:TDpnJPe2
>>72
GJ!
あんなのみたら問答無用で3秒以内に押し倒す自信があるぜ。
77それも名無しだ:2006/12/24(日) 00:33:01 ID:bK5BEA3k
>>72
いい絵だな…。 そして、この勢いに乗せて投下させてもらう!
例によってちと長いがそこは勘弁してもらいたいところであります。

『とーや…』
囁く声に目を開けると、鼻が触れそうなくらい近くに少女の顔があった。
紅い髪と翠の瞳。 思わず身を引く俺を、するりと伸びた彼女の腕が捕まえて抱き寄せる。
「…っ!!」
柔らかい体の感触に全身を硬直させる俺に構わず、テニアは俺の胸に顔を埋めた。
『〜♪♪♪』
続いて猫のようにぐりぐりと頬擦りなんぞをかますものだから、俺はますます
堪らない気持ちになってしまう。 火花を散らして拮抗する理性と劣情。 畜生め。
そんな俺の葛藤を知ってか知らずか、テニアが顔を上げた。
「…テニア?」
『ん…』
小さな声と共に、彼女が顔をつい、と上向かせる。
先ほどよりも少し潤みを増した翡翠の双眸が俺を捉え、そして閉じられた。
…え〜と、コレはいわゆるOKサインというヤツか? 自覚と同時に消し飛ぶ理性。
ぎしぎしと、油の切れたブリキ人形の如き動きで俺は腕を上げ、彼女の肩に添える。
熱に浮かされたように顔を近づけ、蕾のような唇に自分のそれを重ねる寸前で。
俺は意識を覚醒させた。

「…うあ?」
間抜けな、だがどこまでも聞きなれた声が俺の耳に届く。
それが自分の発したものだと察するのに4秒。
そして自分が自室のベッドに横たわっているのを確認するのに同じく4秒。
合計8秒の間を置いて身を起こし、ついさっきまで見ていた夢を回想して… 
俺は両手で頭を抱え、悶絶した。 よりによって、何という夢を見るのやら。
別に目が覚めなくてもよかったけど…って違う!
「〜〜〜っ!!」
強烈な自己嫌悪に駆られつつも枕元に目を向ける。 心なしか滲む視界には
五時半を少し上回った時計の針。 いつもより随分と早く目が覚めてしまったようだが
それでも寝床から這い出す。 これ以上、夢の名残が残る所に居るのはごめんだった。
上着を羽織り、部屋で寝ているテニアを起こさないようリビングへ下りて、暖房を入れる。
部屋が暖まるまでの間、椅子に座ってのんびりするつもりだったのだが…。
「くそ…」
じっとしていると夢の光景が頭の中に再生されてしまい、どうにも落ち着かない。
俺は洗面所へ向かい、洗顔と歯磨きを済ませる。 鏡に映った自分の顔とにらめっこをし、
「…走ってくるか」
唐突に思い立った行動を実行に移した。
静かに部屋へ戻ると私服に着替え、やはり静かに廊下を進み、玄関の扉を開けた。
火照った顔に心地よい冬の空気を感じながら俺は扉をゆっくりと閉め、鍵をかける。
「…っし!」
体の関節を軽く動かしたあと、駆け声を上げて走り出す。
ルートなどは決めていない。 ただ、余計な事を考えずに居られればそれでよかった。
吹き付けてくる冷たい風に目を細めながら、俺は徐々にスピードを上げていった。
78それも名無しだ:2006/12/24(日) 00:34:37 ID:bK5BEA3k
「…ふぅ…」
適当な道をひとしきり走って、俺は再び家の前にたどり着く。 家を出るときは
ぎこちなかった体が、今ではすっかりほぐれて温まっている。 郵便受けの新聞を取り、
鍵を開けて玄関へ。 靴を脱ぎつつ時計に目をやると、時刻は6時を少し過ぎた辺りだった。
「…よし」
そろそろテニアを起こしにかからねばなるまい。 夢のこともあって、いつも通りに
接することが出来るかどうかは不安だが、起き抜けの時よりは大分マシな精神状態だ。
階段を上がり、テニアの部屋のドアをノックする。 二回。 返事はなし。 俺は仕方なく
部屋の中へ声を張り上げる。
「テニア〜、起きろ、朝だぞ〜!!」
…………。
やはり返事はなし。 もう一度声を上げようかと息を吸い込んだ俺の耳へ、
「う〜…とーやぁ?」
ドア越しにテニアの声が届く。 どこか夢と重なるその声に、体が固まる。
胸中の動揺を悟られないよう、俺は努めて大きな声をテニアに向けて張り上げた。
「起きたか!? 早く着替えて下りて来い!」
「う〜…」
どこかおかしい。 いつもならば威勢のいい返事が返ってくるのだが。
悪いとは思いながらも、俺は一言断ってからドアを開け、部屋の中へと滑り込んだ。
手探りで明かりのスイッチを入れて、彼女が寝ているはずのベッドに近づく。
「どうかしたのか? テニア」
「…ちょっと、熱い」
「熱い…って。 まさか?」
いつもより赤みの増した顔で、荒い息をつきながらテニアが答える。
明らかに尋常ではないその様子に、俺は素早く彼女の額に手を伸ばした。
すると彼女の言葉どおり、熱い。 まともな状態じゃないのは明らかだった。
「テニア…熱が?」
「ん…そうみたい」
「そうみたい…って、お前」
どこか他人事のように言う彼女に、我知らず奥歯をぎり、と噛み締める。
熱出すぐらい無理してやがったのか、とか。
具合が悪かったならハッキリ言えよ、とか言いたいことは色々あったが、
「…とにかくじっとしてろ、いいな!」
強い口調でそれだけ言って、俺は階下へと駆け戻る。 どたばたと廊下や
階段が鳴るが、そんなことに気を配るような余裕は綺麗さっぱりなくなっていた。
慌しく戸棚や冷凍庫を漁り、体温計と氷嚢を引っ張り出して、再びテニアの部屋へ。
「熱を計らないとな…起きられるか?」
「うん…」
弱々しい声で答えて上半身を起こすテニアの手に、俺は体温計を握らせる。
彼女は鈍い動きでそれを受け取って…もぞもぞとパジャマの襟元へと滑り込ませた。
その瞬間にちらりと覗いた鎖骨やら何やらから、俺は反射的に目を反らす。
少しの間を空けて顔を戻すと、不思議そうな表情でこちらを見つめるテニアと目が合う。
「………っ」
「………?」
非常に居心地の悪い時間は、テニアに渡した体温計が甲高い電子音を奏でるまで続いた。
79それも名無しだ:2006/12/24(日) 00:35:23 ID:bK5BEA3k
「38.8分。 意外に高いな」
流行のインフルエンザではないようで一安心だが、厄介なことには変わりない。
体温計の画面を見て難しい顔をした俺を、頭の下に氷嚢を敷いたテニアが見上げている。
「うぅ…」
「学校には俺が連絡しとくから…今日一日ゆっくり休め」
彼女の頭を軽く撫でて言うと、テニアは小さな声と共に笑みを返してきた。
「何だよ」
「優しいね、とーや」
「何か、いつもは優しくないみたいな物言いだな」
「うぅん、いつも優しいけど、今日は特に」
えへへ、とはにかんだ表情を浮かべるテニアを見て、強烈な気恥ずかしさが込み上げる。
「何言ってるんだお前は」
「ん〜…とーやは優しいな〜、って」
…何も改めて口にしなくてもいいだろうが。
「とにかく寝てろ」
「ふぁ〜い」
強引に会話を打ち切り、俺は立ち上がってドアへと向かう。
振り返らずに廊下へ出て、ふと思い立って頬に手を当ててみる。
テニアほどではなくともやはり熱い。
「俺も、解熱剤飲もうかな…」
益体もないことを呟きながら、俺は学校へ電話を入れるべくリビングを目指した。

「はい…病欠と、看病のため欠席、ということで」
『風邪ねぇ…君も気をつけなさいよ?』
「分かってます。 それじゃ、失礼します」
心配そうな神楽坂先生の声にそう返して、俺は電話を切った。 同時に溜息。
さて、看病のためとは言ったが具体的にどうすれば良いのやら。 お粥と薬ぐらいしか
思いつかない自分の頭が恨めしいが、経験上そうなのだから仕方がないと諦める。
「何はともあれ、まずは薬だな…」
先ほど体温計を見つけ出した戸棚を再び漁ると、ほどなくして薬の小箱が見つかった。
中身も十分にある。 とりあえず第一の関門は突破したことになるが…。
「問題は食事だな…」
お粥を作ったことはほとんどないが何とかなるだろう、と楽観的に考えていた。
しかし、肝心の米の残量を思い出して頭を抱える。 昨日の夕飯で殆ど空になっていた。
「ぬぅ…」
運がないというか間が悪いというか。
何かしら食べさせない事には薬も効き辛いし、何より栄養面が心配だ。
こつこつとコメカミを突きながら頭を巡らせていると、不意に幼い頃の記憶が蘇った。
風邪を引いた時に食べた―正確には食べさせてもらった…。
「…桃缶だ」
口にすると同時に踵を返し、急ぎ足で玄関へ向かった。 再びドアを開け鍵を閉めて
一路コンビニを目指し駆け出す。 近くのコンビニで売っていたのを思い出したからだ。
80それも名無しだ:2006/12/24(日) 00:36:21 ID:bK5BEA3k
「意外に高いもんだなぁ…」
台所で、買ってきた缶詰を冷蔵庫に押し込みながら一人ごちる。
桃缶は冷やした方が美味いというのも俺の記憶によるが、確かに美味かったので
間違いないだろう。 さて、十分に冷えるまでの時間に何をするか…。
頭でそう思った途端、腹部が応えるように空腹感を訴えてくる。
「…そう言えば朝飯食ってないな」
テニアのことばかり心配していたせいか、自分自身のことは
頭の中からすっぽり抜け落ちてていた。 己の間抜けさに苦笑を浮かべつつも、
ありあわせのもので手早く朝食を作って、黙々と胃に収める。
普段ならば大食かつ騒がしい同居人のお陰で慌しい朝なのだが、今日は違った。
部屋も、早いうちから入れっぱなしの暖房のお陰で十分に暖かいはずなのに、
どこか冷たいような気がするのは俺の気のせいなのだろうか…。
「………」
一人暮らしをしていた時と同じ、がらんとしたリビングに目を向けると、ふと
溜息が漏れた。 数秒の間を置いて自分の行動に気付いた俺は何度も頭を振る。
しっかりしろ俺…何も出来なかったあの時とは違う。 拳を握り締め、心の中で呟く。
「よし!」
意味もなく気合を入れて、冷蔵庫を開く。 うむ、缶はイイ感じに冷えている。
すぐさま缶切りでフタを開けると、戸棚から器を取り出してきて盛り付けた。
ついでに薬の小箱もポケットにねじ込み、コップに水も汲んでおく。
やや彩りに欠けるが、そこは勘弁してもらうとしよう。
そんなことを考えながら階段を上がり、テニアの部屋を再びノックする。
「テニア?」
「あれ…とーや?」
どうやら起きていたらしい。 静かにドアを開けて部屋の中へ。
すぐに起き上がろうとする彼女を手で制しながら、ベッドに歩み寄る。
「食欲はあるか?」
「うん…ちょっとだけ」
「そっか…桃缶を開けたんだが」
もも? とテニアが聞き返す。 俺は頷いて、手に持ったガラスの器を差し出した。
驚き半分、嬉しさ半分と言った顔を向けられて、俺はまたも居心地の悪さを感じる。
「とりあえず、置いてくから」
食べとけ、と言おうとした所で、いきなり伸びてきた手が俺の袖をやんわりと掴んだ。
「とーやが食べさせて…」
「はい?」
おいおい、今なんつったよ、この娘さんは。 それはまぁ出来なくはないが
肝心の俺の精神力が持つかどーかは分からんのだぞこんにゃろー、などど一人で
大いに混乱する俺を尻目に、テニアは桃の入った器を俺へと差し出してくる。
もはや逃げ場なし。 俺はばくばくと鳴る心臓を宥めすかして、受け取ることにした。
フォークで桃を切って、刺して、持ち上げる。 それを見止めて、テニアがゆっくりと
身を起こし、同じくゆっくりと口を開けた。
81それも名無しだ:2006/12/24(日) 00:37:47 ID:bK5BEA3k
「…あーん」
だからわざわざ口に出すなと言ってるだろう…。
心で泣きながら、俺は彼女の口へと桃を運ぶ。 もぐもぐと咀嚼することしばし。
「どうだ?」
「うん…冷たくて美味しいよ」
「それは何よりだ」
笑みを交わしあう俺とテニア。 そしてまたも開けられる口。
「…あーん」
「またなのか?」
俺の問いに、テニアは口を開けたまま、頭全体を上下させることで応える。
そのやり取りが何回か続き、やがてガラスの器の中身が空になった。
最後の一切れを飲み込んだテニアは、満足そうな息をついて俺に笑顔を向けた。
「ありがと、とーや」
「礼なら要らないよ…」
面と向かって言われるとやはり照れ臭い。
視線を避けるように明後日の方向を向く俺へ、テニアは更に続ける。
「でも…学校休ませたりしちゃったし」
「病気の同居人を放り出して学校行くほど外道じゃないぞ、俺は」
「余計なお金…使わせちゃったみたいだし」
「テニアがいつも食べる一食分に比べりゃ安いもんだ」
「…迷惑かけちゃってごめんね」
「俺は迷惑だなんて思ったことはないぞ?」
ぐい、と小さなテニアの体を引き寄せて、胸に収める。
何でこんな大胆なマネが出来るのかは自分でも分からなかった。
奇妙に冴えた頭の片隅で、今朝見た夢がリピートされる。
その光景をなぞるように、俺は彼女の顔を上向かせて、唇を重ねて。
初めての口付けは、微かな桃の味がした。

「う〜む」
「とーや…?」
「風邪、うつっちまうかもな」
「ウソ。 それ、困るよ…」
「それでテニアが治るなら、俺は全然構わないぞ」
返事の代わりに、ぼふ、と肩を叩かれる。 その手をやんわりと掴んで、
俺達はもう一度、さっきよりもちょっと長めのキスをした。

【翌日、紫雲邸リビングにて】
「とーやのバカぁ…」(冷えピ○装備)
「誰が、バカだって…」(同じく冷え○タ装備)
「治るどころか、事態悪化してるじゃん…」
「…うつされるだけだったのは、予想外だ…」(がくり)

ちなみに風邪引きに桃缶、と言うのは人聞きです。
過去に読んだ漫画をヒントに書いて見ましたが…甘すぎですかそうですか。
82それも名無しだ:2006/12/24(日) 00:42:48 ID:PyH8fC6o
>>72
やれやれ、そうとうフランツだな…。
こっちの我慢も限界だぜ。GJ
>>81
リアルタイムで読ませて貰ったぜ…
この胸に来る思いを表現するには、この一言に尽きるぜ。
GJ!
83それも名無しだ:2006/12/24(日) 00:47:34 ID:nwJIHIyZ
>>81
やれやれ、こんな時間にこんなイイものが読めるとはな。
…まったくGJな奴らが集まったもんだぜ、このスレはよ。
84それも名無しだ:2006/12/24(日) 08:56:01 ID:TDpnJPe2
81
お前はなんて物を投下してんだ!
GJ!
85それも名無しだ:2006/12/24(日) 10:37:10 ID:Hz+kUe7H
>>81
GJ!
それしか言いようがないぜ
86それも名無しだ:2006/12/24(日) 21:41:57 ID:T2Ay/bUF
⊃GJ⊂
87それも名無しだ:2006/12/25(月) 01:21:40 ID:3tcDlBgP
投下しますよ
88それも名無しだ:2006/12/25(月) 01:23:00 ID:3tcDlBgP
統夜は飲食店でバイトをしていた。
だからこう考えた。
クリスマス・イブみたいに忙しい時こそがんばらないといけない、と。
テニアも飲食店でバイトをしていた。
だけどこう考えた。
忙しいのはわかるけど、やっぱりイブは特別な日だから、と。
考え方の違いはあって当然だが、この場合、問題は二人が『相手もきっと自分の考えをわかってくれる』と思い込んでいた事だった。
そのため、相談もしないまま日は刻々と過ぎていき、遂に前日。
互いの考えが知れ、テニアは荒れに荒れた。

「普通!そういう日は!休みとっとくもんでしょ!?」
「人がいない、って言うんだから仕方ないじゃないか。お前だって働いてるならわかるだろ?」
「わかるけど、この日は別なの!今からでも休むって言ってよ!」
「できるかよ、そんな無責任な真似。どこかに出かけるにしても次の日でいいじゃないか。」
「明日じゃなきゃ意味がないんだよ!」
「そんなに遅くはならないって。」
「嘘だ!!この前だって帰ってきたのすごく遅かったじゃん!」
「そういう時もあるけどさ」
「とにかく!休んでよ!」
「いい加減にしろよ、無理なものは無理だ!」
「・・・もういい!統夜のバカ!鈍感!甲斐性無し!」
「何でそこまで言われなきゃならないんだ!」

とまあこんな感じでケンカになってしまった。
おかげで当日になっても、お互いろくに会話もしないまま統夜はバイトに出かける事になった。
89それも名無しだ:2006/12/25(月) 01:24:12 ID:3tcDlBgP

「なんでだよ・・・」
納得がいかなかった。
バイト先の連中に事情を話して意見を聞いてみたら異口同音に同じ言葉が返ってきた。

『あんたが悪い』

統夜自身、今日という日に仕事を入れた事を少なからず悪いとは思っていた。
しかし、自分の言い分にも理はあるとも思っていた。
だが現実には自分の意見を支持してくれる人はおらず、非難の声をぶつけられただけだ。
特に女の子には犯罪者に近いような言われようだった。
こうも一方的に責められると、統夜としても面白くない。
子どもじみた反発心からすっかり意固地になってしまった。
ただ、繁忙によりそれが表情に出る暇もなかった事は幸運だった。

夜も九時を回ると幾分か店内も落ち着いてきた。
心に余裕ができると先刻のことを思い出し、自然と不満そうな表情が浮かんできてしまう。
それの顔を見た店長は申し訳なさそうに、
「紫雲くん、それ4卓に持ってったら上がっていいから。今日は本当にゴメンね。」
「あ、いや、そういうんじゃないんです。これですね。」
慌てて笑顔を取り繕いその場を後にした。
上がっていいとは言われても素直に帰る気にもなれない、どうしたものか。
そう考えて思わず溜め息がもれた。
「お待たせしました、カフェ・ロワイヤルです。」
「悩み事かしら?」
思わずソーサーを持つ手が乱れたが、何とかこぼす事だけは避けられた。
顔を上げると統夜が見知った顔だった。
この時間帯によく来る常連の女性客だ。
「あれだけ露骨にため息をついてれば誰にでもわかると思うけど?」
「・・・すいません。」
お客さんに見えている場所で溜め息をつくなんて、本当に今日の自分は緩みすぎだ。
「色々あったもので・・・」
「・・・どんな話?」
「え?」
あまりそういうことに興味を持ちそうにない人だと思っていた統夜は素直に驚きの声を上げてしまった。
そんな統夜を見て女性は苦笑を浮かべた。
「そうね、自分でも意外だわ。でも何となく興味が沸いたのよ、自分でも不思議だけど。」
「いや、そういうわけじゃ・・・」
正直すぎる自分の口を呪いながら言葉を濁した。
しかし、この人なら冷静な判断をしてくれるかもしれない。
そう考え直し、
「あの、もう仕事終わるんで、ちょっと聞いてもらってもいいですか?」
そう尋ねた。
90それも名無しだ:2006/12/25(月) 01:25:09 ID:XpdaB/Be
メリークリスマス。うちもイラスト投下。
へたな絵だけど皆に贈り物です。
http://www.uploda.org/uporg629749.jpg.html
91それも名無しだ:2006/12/25(月) 01:26:00 ID:3tcDlBgP

「――大体クリスマスなんてキリスト教徒以外にはほとんど関係ないじゃないですか!俺の家には仏壇があるんですよ?
 ・・・すいません、話が逸れました。まぁそういうわけです。」
話を終えて店長が奢ってくれたカプチーノを啜った。
時たま遅番の同僚がまだ言ってるのか、と呆れたような、あるいは早く帰ってやれという非難の目を向けてきたが統夜は全て無視した。
「・・・なるほどね。」
「やっぱり俺が悪いんですか?」
「どちらにも非があると思うわ。」
彼女は唇に当てたコーヒーカップを軽く傾けた。
「・・・予定を確認しなかったのは、互いのミスね。」
まずは、そう切り出した。
「それと、日本ではイブはそういう日だと認知されているんでしょう?
 あなたが仕事を重視するのは構わないけど、彼女にまでそれを押し付けるのは無理があると思わない?」
「それは・・・そうですけど。」
「でもそれはあなたの彼女にも言えること。結局は二人の問題だから世間一般意見での少数派か多数派かは問題じゃないわ。」
そういうと彼女は再びカップを傾けた。
「・・・あなたの方から謝るつもりは?」
問いかけられた統夜はきっぱりと、
「ありません。甲斐性無しとまで言われて俺の方からは謝れませんよ。謝るならあいつが先です。
 ・・・ガキ臭いと思ってるでしょ?いいですよ、笑っても。自分でもそう思ってますから。」
不貞腐れたように言う統夜にしかし、彼女は至極真面目な顔で、
「別に笑わないわ。意地も張れない男に魅力なんてないしね。でも――」
一度言葉を切ると彼女は、
「張りどころを間違えない事ね。」
「え?」
「人生の転機なんて案外そこらへんにごろごろ転がっているものよ。
 そいつらは突然襲って来て強引に選択を迫ってくる。」
人生の転機。
統夜には身に覚えのありすぎる言葉だ。
「そこで選択肢を間違えれば何かを、あるいは全てを失うかもしれない。」
「・・・・・」
「本当に大切なものがあるなら、それを守る事を優先した方がいい。
 意地を張って、そのせいで大切なものを失って、それに耐えられる人間なんていないわ。」
三度、彼女はカップを傾け、軽く息をついた。
92それも名無しだ:2006/12/25(月) 01:27:21 ID:3tcDlBgP

「・・・少し抽象的過ぎたかしら?」
「いえ、わかります、すごく。」
真剣な面持ちで頷く統夜に彼女は軽い驚きを覚えた。
彼女自身、彼ぐらいの歳の子には理解出来ないだろうと思っていたからだ。
「ありがとうございます。俺、あいつに謝ります。」
「・・・そうね。その方がいいと思うわ。」
「あの・・・・・」
言い澱む統夜を見て、彼女は不審気に眉を寄せた。
しかし、思い当たったのか口元を緩めると、
「クーランジュ。それがあたしの名前よ、紫雲統夜くん。」
なんで俺の名前を?
そう聞きかけて、自分がネームプレートを付けて仕事をしていた事を思い出した。
「クーランジュさん、せめてものお礼にここ、ごちそうさせてもらえませんか?」
しかし、彼女は微笑を浮かべ、やんわりと断った。
「早く帰ってあげなさい。いまあなたが優先すべき事はそれでしょう?」
統夜は頭を下げ、もう一度礼を言うと席を立った。
それからその場を離れようとして、振り返った。
「クーランジュさん、あなたは・・・」
そこで言葉が途切れた。
「何?」
「・・・いえ、なんでもないです。ありがとうございました!」

窓から自転車で飛び出していく統夜の後姿が見えた。
さっき彼が何を言おうとしたのか。
おおよその予測はできる。
「あたしには選択肢すら与えられなかった・・・」
今も悪夢として彼女を蝕みつづける記憶。
大切な人を永遠に失ってしまった記憶。
あの時以来、彼女の世界は色を失った。
目に見えるものすべてが灰色に映っている。
感情を水と表現するならば、今日まで彼女のそれに波紋がつくられる事さえなかった。
第一次地球圏争乱の際もまるで映画の観客のような目で、ただ眺めていただけだった。
「戦術アドバイザーの話、受けていればもっと違ったかもね・・・」
いま思えばあれが二度目の転機だったのかもしれない。
そこまで考えて彼女は自嘲するように唇を歪めた。
いまさら、だ。
残り少なくなったカップの中身を一息に煽り、彼女は席を立った。
93それも名無しだ:2006/12/25(月) 01:28:46 ID:3tcDlBgP

会計を済ませ屋外に出た彼女の目に、所在無さ気にたたずむ少女が映った。
寒さに耐えるように、口の端から白い息をこぼしながら店の入り口に立っている。
さっきの少年といい本当に今日の自分はよくわからない。
普段なら気にも留めない事が妙に気にかかる。
あるいはクリスマスイブという物が自分に何らかの影響を与えているのかもしれない。
そんなことを考えながら彼女は少女に話し掛けた。
「・・・中で待ったら?」
少女は顔を上げた。
「そこで待ってるってことはこの店が待ち合わせ場所なんでしょう?ここじゃ風邪を引くわよ。」
「うん。でも邪魔しちゃ悪いから・・・」
「・・・もしかして紫雲くんのこと?」
少女は驚いて目を見開いた。
「やっぱり。ちょっと彼と話をしてね。」
それを聞いた少女は今にも泣きそうな表情になった。
犬で例えるなら首と尻尾が垂れているといった状態だろうか。
「ああ、別に変な話じゃないわよ。」
途端に少女の顔に安堵の色が浮かぶ。
「よかった。お姉さん、美人だから心配しちゃった。」
「ありがとう。紫雲くんならもう帰ったわよ。」
「え?」
「急いだ方がいいんじゃない?」
「うん!ありがとう、えーっと、アタシはテニア!フェステニア・ミューズ!」
「クーランジュよ。・・・テニア、彼の事、好き?」
「へ?・・・うん。」
寒さで赤くなった頬をさらに赤くしながら頷いた。
「そう。なら大切にしなさい。彼の事を。帰り道、気をつけるのよ。」
「うん!ありがとう!」
踵を返して少女は小走りに駆け出した。
タイプは違うが、なんとなく二人はあの時の自分達に似ているのかもしれない。
ずっと一緒にいられるものと信じて疑わなかった、あの頃の。
だから柄にもなくお節介を焼いてしまったのだろう。
自分は出来なかったが、あの二人には・・・
少し距離を開けてから少女は彼女の方に振り返り、大きく手を振りながら、
『クーランジュ!メリー・クリスマス!』
彼女はそれに軽く手を挙げて応え、小さく口を開いた。
「・・・グッドラック。」
94それも名無しだ:2006/12/25(月) 01:30:13 ID:3tcDlBgP

辿り着いた自宅は無人だった。
一瞬、不安になりかけたが、すぐに思い直し受話器を取った。

『もしもし。統夜?どうしたの?』
「ああ、カティア。ごめん、テニアのことなんだけど・・・」
『あぁ、聞いたわよ。こんな日にまで何やってるのよ、貴方達は。』
呆れたようなカティアの声。
統夜は恐縮するばかりだ。
「・・・面目ない。」
『まったく、だいたい貴方達は不器用すぎるのよ。見ているこっちがイライラするっていうか。
 どうでもいいような事で喧嘩したと思ったら、見ているこっちが恥ずかしくなるくらいベタベタし始めるし!」
「いや、あの、カティアさん?」
『ああいうのは二人だけの時にやってほしいものね!身につまされるっていうか、もう少し気を遣いなさい!
 これじゃあ私とメルアが』
ヒートアップしてきたカティアの声が突然途切れ、バタバタという物音が聞こえてくる。
「? カティア?」
返事はなく、代わりに少々息の乱れたメルアがでてきた。
『・・・はぁはぁ、あ、統夜さん?すいません。カティアちゃん、ちょっと酔ってるみたいで・・・』
「ああ、なるほど。」
『・・・・・あっさり納得しちゃうんですね。』
「え?」
『なんでもないです。それで、用件は何ですか?』
「テニアがさ、そっちに行ってないかなと思って。」
『はい、来ましたよ。でも、』
受話器の向こう側からくすりと笑う声が聞こえてきた。
『心ここにあらずな感じで、時計ばっかり気にしてましたからさっさと帰しちゃいました。
 かなり後悔してたみたいですよ?早く仲直りしてくださいね。』
「ああ、うん。それっていつ頃の話?」
『えーっと、二時間くらい前ですね・・・ってまさかまだ帰ってないんですか!?』
「・・・ああ。ごめん、ありがとう。ちょっと探してくる。」
『あっ!統夜さん!』
受話器を放り出し、統夜は家から飛び出していった。
95それも名無しだ:2006/12/25(月) 01:31:31 ID:3tcDlBgP

『人生の転機なんて案外そこらへんにごろごろ転がっているものよ。
 そいつらは突然襲って来て強引に選択を迫ってくる。』
『そこで選択肢を間違えれば何かを、あるいは全てを失うかもしれない。』
クーランジュさんの言葉が脳裏に蘇ってきた。
あれは決して大袈裟な表現なんかじゃない。
自分と、あいつにとっては。
だってのに、俺はっ!
「くそっ!どこに・・・!」
統夜はがむしゃらに走り続けていた足を止めた。
頭に血が上りすぎだ。
自身を呪いながら携帯電話を操作する。
発信音の後、無機質な呼び出し音が耳に響く。
二回、
三回、
たったの数秒間が統夜には何十倍も長く感じられた。
やがて呼び出し音が途切れ、発信先と繋がった。
『「もしもし、」』
「もしもし、テニアか!?いまどこに」
まて、なんで声がステレオで聞こえるんだ?
ゆっくりと顔を上げると、携帯電話を添えたテニアが立っていた。
「や、やっほー」
照れ臭そうに片手を上げるテニアに向けて、統夜は無言で歩を進めた。
「あー、ほら!あんまり遅いしさ!ちょっと心配だったし迎えに行ってあげようかなーって!」

「それにやっぱりあのままだとよくないしさ、もう一度ちゃんと話す機会が必要だと思うんだ!」

「それから、えーっとえーっと・・・ひゃ!?」
気がつくと統夜に抱きしめられていた。
96それも名無しだ:2006/12/25(月) 01:33:37 ID:3tcDlBgP

「え?と、とう」
「ごめん、」
「!」
テニアの瞳が揺れた。
「俺が悪かった。」
目の端にこんもりと涙が溜まり、決壊した。
「アタ、アタシも・・・ごめん・・・ごめんよぉ・・・」

テニアが落ち着くと統夜は彼女の手を取った。
「帰ろう。」
「・・・うん。」

――紫雲宅
「プレゼントを渡したかった?」
「うん。この日って、ずっと前から決めてたんだ。」
「そうだったのか、ごめん。」
「もういいじゃん、どっちも悪かったんだしさ。ごめんはもう無しにしようよ。」
「そうだな、ごめ」
半眼で睨むテニアの視線を受けて統夜は言葉を飲み込んだ。
「じゃあプレゼント、もらっていいか?」
「うん!待ってて!」
上機嫌で階段を上っていくテニアを見送りながら自分もカバンの中のモノを取り出す。
結構いい物を選んだ自信がある。
階段から降りてくる音を聞いて統夜は慌ててそれをカバンの中に隠した。
「おまたせー!」
テニアの手には目にする事は多いが、全くなじみのない黒い衣服があった。
「・・・これって、スーツ?」
「うん!統夜もさ、これからは大事な所に出る事もあるかもしれないじゃん。
 そういう時にちゃんとした服を着てないと格好つかないよ。」
「いや、でもこれ高いんじゃ・・・?」
「プレゼントの値段聞くなんてマナー違反!いいから着る着る!」
「あ、おい!」
強引にスーツハンガーを持たされ、自室に追いやられた。
「・・・・」
改めてスーツを手にとってみる。
手触りが抜群にいい。少なくとも二着で29800円とかのレベルではなさそうだ。
「・・・・・気にしてもしょうがないとはいえ、なぁ。」

「おまたせ。」
「どれどれ・・・おー、似合ってる!格好いい格好いい!」
「何でサイズがわかったんだ?」
「サガラに頼んだら調べてきてくれたよ。」
「何でそんな事知ってるんだあいつ・・・」
「あれ?でもよく見るとなんか物足りないね。」
「ネクタイがないからな。」
「え?ネクタイついてなかったの?」
どうやら一式全部ついてくるものと思っていたらしい。
カッターも制服の分を流用だが、それは言わないでおいた。
「失敗したなぁ・・・」
「いいさ、今度買いに行けば。それと、これは俺からのプレゼント。」
長方形の白いケースを手渡した。
97それも名無しだ:2006/12/25(月) 01:36:53 ID:0cQR6RUA
「ありがとう!開けていい?」
「ああ。」
「・・・指輪・・・」
ケースの中には銀製のリングが納められていた。
リングは特に意匠を凝らしているわけでもなくシンプルそのもの、というデザインだ。
テニアはそのリングの内側に掘り込まれている文字を見つけた。

『for my partner』

「寝てる間に薬指をちょっと測らせてもらったんだけどさ、どうかな。」
「つけてみてもいい?」
「もちろん。」
テニアは指輪を取り上げると恐る恐る左手の薬指にはめ込んだ。
「・・・ピッタリ。」
「そうか、よかった。」
「統夜!」
突然テニアが飛び掛るような勢いで抱きついてきた。
「ありがとう!すっごく嬉しい!」
「大袈裟だな。」
「しょうがないじゃん、アタシが嬉しいんだから!」
不意に呼び鈴が鳴り響いた。
二人は顔を見合わせた。
来客には遅すぎる時間だ。
とはいえ出ないわけにもいかない。しがみついているテニアを引き剥がし玄関に向かった。
「そんな恨めしそうな顔をしないでくれ。続きは後でするから。」
そう言いながら、統夜は玄関の戸を開いた。
98それも名無しだ:2006/12/25(月) 01:37:43 ID:0cQR6RUA

「はい?」
「統夜さん!テニアちゃんは見つかったんですか!?」
「二人とも携帯に全然出ないし、自宅の電話はずっと話し中だし、心配したのよ?・・・まさか忘れていたとか?」
「あ・・・いや・・・・その・・・・・・」
そういえば連絡する事をすっかり忘れていた。
脂汗を浮かべ、言葉に詰まる統夜の背中からテニアが顔を出した。
「あれ?カティアとメルア、こんな遅くにどうしたの?」
「テニアちゃん!よかった無事だったんですね!あれ?その指輪・・・」
テニアは薬指に指輪をつけた左手を掲げた。
「統夜に貰ったんだ♪」
「・・・そう、よかったわね。」
「いいなぁ、テニアちゃん。」
「うん!」
二人は笑顔のまま統夜に振り返り、
「・・・・・・・統夜、これは貸し一つですから。」
「・・・・わたしはチョコパフェがいいです。」
「はい・・・」
散々迷惑をかけた以上文句も言えない。

99それも名無しだ:2006/12/25(月) 01:39:19 ID:0cQR6RUA

二人を送り届け、帰宅した頃には既に深夜と言っていい時間だった。
統夜は居間のソファに倒れこんだ。
幸いテニアが暖房を掛けてくれていたので部屋は暖かい。
ぐったりと横たわる統夜のところにテニアがやってきてちょこん、と腰掛けた。
「ねぇ統夜。」
「何だ?」
「続き。」
「・・・・・・・するのか?」
「自分で言ったんじゃん。」
「あれはつい・・・」
「男なら言い訳しない。・・・こっち向いて?」
「ん・・・・・・・・」
体の向きを変えると目の前に上気したテニアの顔があった。
「メリー・クリスマス、統夜。」
「・・・メリー・クリスマス、テニア。」
                                         
                                         
                                         
                                         
===
細かい所は気にしない方向でヨロ
100それも名無しだ:2006/12/25(月) 01:41:45 ID:zz4H6m9a
>>88
リアルタイムで見せてもらった。
…いや、何つーか…GJ!

カルヴィナの立ち位置にちょっとほろっと来たのも私だ。
統夜が選ばれてるとそうなるって事なんだな…。
101それも名無しだ:2006/12/25(月) 01:52:34 ID:zz4H6m9a
おっといけねぇ。

>>90
いや、大変にフランツなプレゼント、ご馳走さまでした。
あの位置からじゃ見えるよな…ウン。
102それも名無しだ:2006/12/25(月) 02:12:43 ID:6VQX54aW
テニア「ガイストナックル…カタパルトキック…!よし!あたしの相棒はこいつに決めた!


…え?Gそーどだいばぁ?なにそれ?」
103それも名無しだ:2006/12/25(月) 08:38:07 ID:8CfhJc7w
>>88
朝からいい物見せて貰った。
GJ!

>>102
ヒュッケバイン、超・重・力落としー!
104それも名無しだ:2006/12/25(月) 14:09:28 ID:+oCeBlw3
>>102
違う違う!
グラビトン・サーフィン・ラァァァム!だ!
言ってみな?
105それも名無しだ:2006/12/25(月) 15:26:00 ID:vrd8EtVe
>>88
GJ!!
カルヴィナさんが…最高です!
106それも名無しだ:2006/12/25(月) 20:45:02 ID:ucErFZ0P
>>88-89>>91-99
クォリティタカス…
107それも名無しだ:2006/12/25(月) 23:54:04 ID:0QGkdulE
クリスマスが終りそうだが、最後に投下させてもらうぜ!


統夜「クリスマスも後もうすぐで終りだなあ…」
テニア「そうだね…。パーティは楽しかったね」
統夜「ああ。皆酔っぱらってさ、やることなすこと滅茶苦茶だったな。」
テニア「うん。甲児達は腹踊りしたり、かなめ達はドロドロな三角関係展開したり、
クーランジュは『今まで甘えられなかった分よ!』とか言って、
アル=ヴァンさんにキスしたり…」
統夜「はははっ、今思い出しても笑えるよな。」
テニア「うん。…でもさ、アタシ、ちょっと不安になるんだ。」
統夜「…どうして?」
テニア「あんな地獄みたいな生活から、こうも変わり果てると…
ひょっとしたら、夢なんじゃないかって思っちゃって…
目を覚ましたら、また、あの施設の中にいるんじゃないかって思うと…」
統夜「…大丈夫だよ。今は現実で、テニアは俺のすぐ側にいる。だろ?」
テニア「統夜……」
統夜「誰だって不安になることはある。それは仕方ないことだ。
でもさ、そんなときは、いつも側に俺がいるってことを、忘れないで欲しいな。」
テニア「…ん、そだね。ありがと統夜。
…あ、そうだ。統夜にプレゼントがあるの。」
統夜「へぇ…。何なんだ?」
テニア「あ…。その、準備するから、十分位したら、部屋に来て。」タタタッ
統夜「あ…!行っちゃったよ。…何だろうなあ、プレゼントって。」
-十分後-
統夜「テニアー、入るぞ?」ガチャ
テニア(>>72の格好)「め、メリークリスマス!な、なんちゃって…。」
統夜「……………」
テニア「…えと、統夜?そのぉ…どうかな?プレゼント…は」
統夜「……つまり、プレゼントは、テニア自身って、ことか?」
テニア「う、うん…やっぱり、いらない、かな…?」
統夜「…いいや、最高のプレゼントだよ。ありがたくいただくよ。」
テニア「…えへへ…、どうぞ…。統夜の好きにしてね。」


我ながら、書いてて甘すぎた…
108それも名無しだ:2006/12/26(火) 17:29:01 ID:QsaXxbc8
>>104
リュウセイ乙

さてさて、次なるイベントとしては
大晦日、あるいは元日だな。 では今から…チャージ!!
109それも名無しだ:2006/12/26(火) 17:52:07 ID:XneGG3n7
>>108
へっ…、お前一人に良い格好させるかよ!
俺もやるぜ!チャージ!!
110それも名無しだ:2006/12/26(火) 17:54:49 ID:DqkAP46Y
>>109,110
チャージなどさせるか!



…だが、どうしてもというのならチャージさせてやらん事もない
けれどお前達だけではやらせん、俺も戦列に加わるぞ!

月の子らよ…チャージ!
111それも名無しだ:2006/12/26(火) 22:18:04 ID:N64y72nR
チャージなどさせるか!


だがテニア分チャージならさせてやらんでもない。

ネタはないがな!
112それも名無しだ:2006/12/27(水) 18:51:26 ID:380WKH9h
テニアに最も似合うPTはなんだろう。

…やっぱビルガー?
113それも名無しだ:2006/12/27(水) 18:56:47 ID:31fZnQm9
…ゲシュペンストmk-2Sとかかねぇ?
ゲシュペンストキックがゲシュペンストニーキックとかになってそう。
114それも名無しだ:2006/12/27(水) 20:49:51 ID:UL1Dvd8Q
ファルケンに統夜乗せてツインバードストライク!

掛け合い考えようと思ったけど無理だった…。
115それも名無しだ:2006/12/27(水) 21:11:58 ID:9GwVKR9s
んじゃばアルトで。
統夜はヴァイスな。騎士だし。
116それも名無しだ:2006/12/27(水) 21:20:31 ID:UL1Dvd8Q
テニア「統夜!いつもの奴、行くよ!」
統夜「ああ、ラブラブアタックだな?」

・・・すまん、なんか間違えた。
117それも名無しだ:2006/12/27(水) 21:36:44 ID:31fZnQm9
>>116
台詞を逆にすれば合うのでは?
てなわけでやってみた。
統夜「テニア!あれを使うぞ!!」
テニア「はえ?…ああ!ラブラブアタックだね!!」
統夜「な!ま、真面目にやれよ!!」
テニア「え〜?アタシは真面目だよぉ?」
…しまった。これだと統夜がツンデレっぽくなる。
118それも名無しだ:2006/12/27(水) 21:40:58 ID:bgTzrLK3
マサキ「ツンデレと言えb
美久「はいはい冥王冥王」
119それも名無しだ:2006/12/27(水) 21:48:32 ID:UL1Dvd8Q
(りボルビングステーク使用時)
テニア「砕け!そして…撃ち貫け!」

あれ、これじゃあ某虚空の使者になっちまう。
120それも名無しだ:2006/12/27(水) 23:41:01 ID:88KgZj2n
もう新機体プレゼントでよくね?ヴォルとか作ったアシュアリー・クロイツ(だっけ?)製作の。




もしくは前スレよりビッグ・ティーで
121それも名無しだ:2006/12/27(水) 23:44:22 ID:bgTzrLK3
ヴァルシオーネの事か?
あれはビアン博士が夜なべしてせっせと造ってくれたんだぞ(つД`)
122それも名無しだ:2006/12/27(水) 23:50:15 ID:31fZnQm9
>>120
橙ラフト→テニア専用、固有武装オルゴンランサーFモード
紫ラフト→トウヤ専用、固有武装オルゴンキャノンFモード
こうですか!?分かりません><
123それも名無しだ:2006/12/27(水) 23:57:51 ID:UL1Dvd8Q
オルノンランサーFモード?

テニア「ソニック・ジャベリンッ!はあああああ!」

何か間違った電波を受信してしまったようだ。忘れよう。
124それも名無しだ:2006/12/27(水) 23:58:50 ID:UL1Dvd8Q
○オルゴンランサー
×オルノンランサー
125それも名無しだ:2006/12/28(木) 00:09:51 ID:b20Mw+id
>>121
ヴォルレントの事だろ。

あれってもともとフューリーの機体じゃなかったっけ?
クラウド付いてるし。
126それも名無しだ:2006/12/28(木) 00:42:02 ID:SxY+kn7d
>>125
おま…
127それも名無しだ:2006/12/28(木) 00:44:57 ID:mYbA/9R3
>>125
カルビ編やって見れ。

もうあれだ、ビアン博士に頼んでテニア顔の機動兵器を作ってもらおうk(クロスマッシャー
128それも名無しだ:2006/12/28(木) 02:35:07 ID:xQM33HTj
>>121
フェスティオーネか…
129それも名無しだ:2006/12/28(木) 02:53:51 ID:gPGGTYMG
一文字伏せるととてつもなくアレな名前だな、フェスティオーネ
130それも名無しだ:2006/12/28(木) 03:10:13 ID:CElyyAyr
フェ○ティオーネ
こうですか?わかりまうわなにするくぁwせdrftgyふじこlp;@
131それも名無しだ:2006/12/28(木) 19:20:22 ID:0miATXt0
そうか、つまりテニアは食べたものが全て筋肉になるのk(シャイニングウィザード
132それも名無しだ:2006/12/28(木) 19:26:20 ID:8KdM1Chu
……正直、今の話についてこれないよ、ボブ…。
…なんかこれ言うのも久々だな。
133それも名無しだ:2006/12/28(木) 20:35:24 ID:dckobJF9
そうだね、レックス君。
しかし、フェスティオーネは…Yesだね!
134それも名無しだ:2006/12/28(木) 21:29:06 ID:OpLAXwmr
う、うん、そうだね、コーウェンくん!
135それも名無しだ:2006/12/28(木) 21:38:43 ID:8KdM1Chu
テニアがフェスティオーネ…ならば、
統夜はフェスティオン(見た目はドラコに似てる)ということだね。
そして、夢の合体攻撃、ダブルクロスマッシャーが使えるんだね、スティンガー君。
136それも名無しだ:2006/12/28(木) 22:09:30 ID:rUISNVUy
アーウチなんてこったい!
「ドラコ」と聞いて真っ先に某ぷよぷよのドラコが真っ先に出てきちまったあ!
こんな俺は破廉恥かい?トーマス
137それも名無しだ:2006/12/28(木) 22:10:01 ID:OpLAXwmr
う、うん、そうだね。
そんでもって誰か書き起してくれると嬉しいよね、コーウェンくん!
138それも名無しだ:2006/12/28(木) 22:31:43 ID:8KdM1Chu
それはさりげないリクエストかい?
全く、本当に君は抜け目無いな、ジェイソン!!
某ぷよぷよのドラコみたいな格好をしてるフェスティオーネを想像して萌えたのは私だ。
是非とも、フェスティオンとのドラゴンコンビで、
戦場を駆けぬけて欲しいと思ったのはジョンだ。
139それも名無しだ:2006/12/28(木) 22:37:29 ID:N3EARKxB
ドラコと聞いても9/9のアーティファクトクリーチャーしか浮かばないのが私だ
140M:tGスレから来ますた:2006/12/28(木) 22:42:23 ID:f0jtml0g
>>139
当然相方は《うつろう爆発/Erratic Explosion》だよな、兄弟?
141それも名無しだ:2006/12/28(木) 23:04:05 ID:N3EARKxB
俺は《ドカーン!/Kaboom!》のが好きだぜ
142それも名無しだ:2006/12/28(木) 23:19:01 ID:+pPu2wou
さて、ある程度チャージが完了(8割ほど)したので中間報告に。
例によって長い上にネタまみれだが、このスレじゃ問題ないことだよな?

問題ついでに一つ聞きたいんだが…ココで記憶喪失のアクセル=
アホセルって出しても良いモンかな? 登場人物の候補に上がってるんだ。
ダメならカルビなりジョシュアなりに交代してもらうことになるんだが…?
143それも名無しだ:2006/12/28(木) 23:24:29 ID:OpLAXwmr
ジョシュアは俺が前スレで出したし、問題ないかと。
144それも名無しだ:2006/12/28(木) 23:28:01 ID:K6834tb2
まぁ、レギュラー化されると困る気はするけれど、
配役的にピッタリなら特別出演しても、いいんじゃない?
145それも名無しだ:2006/12/28(木) 23:31:58 ID:8KdM1Chu
別に構わないと思う。アホセルでしか出せない魅力もあるだろうし。
ただ、次からは、あまり他作品のキャラを頻繁に出さないようにな。
146それも名無しだ:2006/12/28(木) 23:43:24 ID:f0jtml0g
>>141
じゃあ、間を取って《不死の炎/Undying Flames》で
…いい加減スレ違いだから止めにしようか
話に乗ってくれてありがとうなんだぜ、ブラザー
147それも名無しだ:2006/12/29(金) 08:51:00 ID:aMDQprd3
>アホセル
Jスレじゃなくてテニアスレだから問題ない。
ただ、キャラ改変には注意な。
148それも名無しだ:2006/12/29(金) 18:30:09 ID:/cbAqqcY
友情出演ってやつなんだぜ
149それも名無しだ:2006/12/30(土) 02:09:01 ID:VS4DPLjI
チャージ完了!投下ぁ!!
150それも名無しだ:2006/12/30(土) 02:10:00 ID:VS4DPLjI
今年ももう終りに近いと言うわけで、誰の陰謀かは知らないが、
我が紫雲家で忘年会が開かれた。
こういう宴会に酒というのは付き物らしく、無礼講ということで、皆こぞって酒を飲んだのだが、
未成年が酒に対して抵抗力を持っているわけもなく、
忘年会が始まって一時間もしないうちに、紫雲家は酔っ払いで満たされた。
「よぉ〜し!俺の踊りを見ろ〜!!」
「俺さまも負けられねぇ〜だ〜わさ!」
甲児とボスは、腹踊りを始め、
「相良さんは私の部下なのれす。つまり、彼はわらしの所有物なんれす。
れすから、私の許可なく相良さんに近寄らないれくらさい!!」
「ああ〜ん?ついに本性現したわれ〜。この腹黒がぁ〜!!」
「ち、ちろり…大佐殿…喧嘩は…やめ…」
相良達は、昼ドラみたいなドロドロな三角関係を展開し、
「カティア…、貴女いい体してるわね…。
アシュアリー・クロイツ社に入らない…?」
「あっ…駄目です、ミストレス…。
梅酒を薄めずに飲んじゃ…」
カティアとカルヴィナさんは、何処か遠い世界に旅立とうとし、
「ちょっとらけれすよ〜?あなたも好きれすね〜」
「むひょ〜!メルアちゃん、もっと脱い…うぼぁ!?」
「あっはは〜。こ〜んの変態が〜!」
服を脱ぎ始めたメルアを写メで撮ろうとしたクルツさんは、
マオさんに、後頭部を酒瓶で思い切り殴られた。
まさに地獄絵図、まさに修羅界。見ているこっちの頭が痛くなる。
しかもこれが余所での光景ならば笑えるかもしれないが、
自分の家でやられているためちっとも笑えない。
「…部屋に避難しておくか。」
下戸のため、一人シラフでいた俺は、酔っ払い共が織り成す奇怪な光景と、
すさまじい酒臭さに耐えきれず、この場から離脱する決意をした。
「あれ?」
そう決意した矢先に、倒れているある人物が目に入り、思わず声を漏らした。
その人物とはくせのある赤い髪の少女、つまりテニアだった。
顔が真っ赤になっていることから、どうやら酔い潰れてしまったのだろう。
このまま置いて行くのもアレだと思った俺は、近くにあった水が入ったペットボトルを取って、
テニアを抱えながら酔いどれ共の楽園(俺から見たら地獄)を後にした。
彼女の体は、思った以上に軽かった。
151それも名無しだ:2006/12/30(土) 02:12:05 ID:VS4DPLjI
「さて、これからどうしようかな…?」
居間から脱出した俺は、テニアを何処で休ませるかについて悩んでいた。
最初はテニアの部屋で休めようかと思ったが、
女の子の部屋に無断で入るのもどうよと思ったので、
少し抵抗はあるが、テニアの意識が戻るまでは、俺の部屋で休めることにした。
「よっと。これで一安心だな。」
部屋に着いた俺は、真っ先にテニアをベッドに横たわらせた。
しかし、皆酔っぱらってたとはいえ、まさか誰にもバレずに抜け出せたとは…。
こういうのを奇跡っていうんだな。滅多にある事じゃねぇ…。
部屋の中は、さっきの騒ぎが夢みたいに、静寂が包み込んでいた。
その中に身を委ねると、昔からこのような環境で育ってきたせいか、自然と心が安らいできた。
居間から聞こえる声は、近いはずなのにとても小さく、
まるで、この部屋だけが切り離されたように感じた。
「……う、う〜ん。」
そんなことを考えていると、近くでうめき声が聞こえてきた。
「…あれ?アタシ…何で…」
テニアは虚ろな目付きで、体を起こすと、キョロキョロと周りを見回した。
「忘年会の最中に倒れてたから、ベッドで休ませようと思ったんだけど、
無断でテニアの部屋に入るのは悪いと思ったから、俺の部屋で休ませたんだ。」
「…ふう〜ん。そうなんだぁ…」
事情を話すも、テニアはぼんやりとした顔で、気が抜けた返事をした。
…こりゃ分かってないな。まあいいか。誤解されなきゃいいだけだし。
「とりあえず、はい、これ。」
「あ、ありがと…」
水が入ったペットボトルを渡すと、テニアはゴキュゴキュとすごい勢いで飲んでいった。
余程喉が渇いていたんだろうな…。
「ぷはぁ〜!生き返った〜。」
水を飲み干すと、テニアの表情はすっかり明るくなった。が、
「うう〜、頭痛い〜。」
元気になった途端に、今度は頭痛を訴えてきた。
…本当に見てて飽きない奴だな…。
「大丈夫か?とりあえず、しばらく横になってろよ。」
「うん、そうする〜…。」
俺の言うことを素直に聞き入れ、テニアはボフンと再び横たわった。
部屋に再び静寂が訪れたが、しばらくすると、テニアはいきなりふふっと微笑んだ。
「……どうした?嬉しそうにして。」
「ん〜?だって久し振りだもん。こうやって統夜と二人きりになるの。」
152それも名無しだ:2006/12/30(土) 02:17:46 ID:VS4DPLjI
その発言を聞き、俺の心に動揺の波が走った。
「そんなこと言って…俺をからかってるんだろう?」
冷静を装ってそう尋ねるが、テニアはふるふると首を横に振った。
「本気だよ。皆と騒ぐのは好きだけど、アタシは、
こうやって統夜と一緒にいるほうが好き。」
真剣にそう答える彼女の顔は、赤くなかった。
…次第に俺の心臓は、鼓動する速度を早めていった。
別に酒を飲んだわけじゃないのに、顔が熱い。
頭から湯気が出てるんじゃないだろうか。
「…おかしいなあ、アタシ。いつもならこんなこと絶対言わないのに…」
やがて、テニアは急に表情を崩し、恥ずかしそうに顔を背けた。
「…そうだな。酔ってるんじゃないか?」
「あはは、そうかもね。
でもね、今だから言えるかもしれない。
今まで言いたくても、言えなかった事が。」
そう言って、テニアはゆっくりと俺の方を向いた。
彼女の頬は、まるで林檎のように真っ赤になっていた。
「…アタシね、統夜のこと、誰よりも好きだよ。」
小さいが、はっきりと聞こえた彼女の言葉に、俺の心臓は爆発しそうに鼓動した。
「……俺も、テニアのことが、好き、だよ…。」
そう答えると、テニアは本当に嬉しそうな笑顔を浮かべた。
「エヘヘ…良かった…。勇気を出して告白して…、本当に…」
そう言うと、テニアはゆっくりと目を閉じた。
一瞬ヒヤリとしたが、やがて、すぅすぅと、可愛らしい寝息が聞こえてきた。
どうやら、今まで眠かったのを我慢していたらしい。
「やれやれ…。眠いのを我慢しなくても良かったのに。」
そんなテニアの寝顔に微笑みながらそう言った。
彼女の睡眠を邪魔するのは悪いと思い、布団を被せ、部屋を出た。
最後にもう一度、あの言葉を言ってから…
――俺も、テニアが誰よりも好きだよ――

その後、下での惨状をまのあたりにし、軽いショック状態に陥ったのは、言うまでもない…

以上です。つ、疲れた…けれど、後悔は…無い…です。
153それも名無しだ:2006/12/30(土) 02:19:40 ID:sDql12/h
GJ!
この後千鳥は千鳥足になって帰るんですね!><
154それも名無しだ:2006/12/30(土) 08:08:32 ID:pYaMCVzB
>>150-152
GJ!
>>153
誰が上手い事言えと(ry
155それも名無しだ:2006/12/30(土) 12:01:03 ID:loB/wEVi
>>150-152
シンプルに G J!
156それも名無しだ:2006/12/30(土) 12:21:28 ID:22ocCfPn
>>150-152
こいつは・・・GJすぎる・・・!

後、ふと思った事。
テニアってSD冴えするんだなぁ。
157それも名無しだ:2006/12/30(土) 13:58:50 ID:1OdVS30w
>>150-152
GJであ〜る。
それでは俺も続きますかね。…もはやSSとは呼べないくらいに
長い作品だが、何とか最後まで読んでくれるとありがたいです、ハイ。

12月末。 大晦日と呼ばれる日まであと幾日もない、そんな時期。
我が家たる紫雲邸は一昨年とは比べ物にならない程の賑やかさに満ちていた。
人口密度は以前と比べて4倍。 喧騒に至っても同様かと思いきや、軽く6倍。
まぁ…俺としては煩わしいどころか、退屈などとは無縁だから大いに望む所だが。
でもって、年の瀬とはいえやるべきことはそう多くない。
戦争の如き大騒事…もとい大掃除が終わって俺達が次に取り掛かったこと、それは。
以前とは段違いに広がった交友関係に配る年賀状の作成だった。

ギュム、ギュム。
「統夜〜、こんなカンジでいい?」
そう言ってテニアが見せたハガキには、赤地に白抜きで書かれた
『あけましておめでとう』の文字。 若干不恰好だがコレはコレで味がある、と思う。
「お、上出来上出来。 その調子で頼むぞ」
「りょーかい!」
謹製のイモ版片手に張り切るテニア。 なんつーか非常に楽しそうだ。
微笑ましい光景に我知らず顔を緩めていた俺に、今度は別方向から声がかかる。
「統夜、エイジ達には外宇宙開発機構宛てで?」
「直接ってワケじゃないだろうけどな…あとDボゥ…いや、タカヤさんとミユキさんも」
「それじゃ2通…いえ、6通かしら…」
ぶつぶつと呟きながら住所を書くことに戻るカティア。 なぜ3倍?と思ったが
アンナやデビッド、フリーマンさん達の分も勘定に入っているのかも知れない。
几帳面なカティアらしいな、と苦笑を浮かべている俺に、
「統夜さ〜ん、マオさんやテッサちゃんに出すにはどうしたら…?」
「え゛…」
丸っこい文字で『今年もよろしくお願いします』の一文を書いていたメルアが
筆を止め、眉毛をハの字にして聞いて来る。 我ながら奇妙な声が喉から飛び出した。
そう言やミスリルの基地って極秘なんだよな…どうしたモンか。
「とりあえず…相良に渡しておくよ」
「わかりました〜。 おねがいします、ふもっふ!…と」
消極的極まりないが、他に手段が思い浮かばないのだから仕方ない。
彼の性格なら確実に届けてくれるだろう、と前向きに考えることにした。
「え〜と、後は誰だったかな…」
俺は相手の名前と住所(分かる人物だけ)のリストにチェックしながら唸る。
コレに加えて、クラスメイトや教師陣にも出さねばならないのだから数は途轍もない。
前は出してもせいぜい十数通、親戚筋を足しても日本の域を越えていなかった年賀状が、
コロニーはおろか外宇宙の他星系にまで渡るようになっているのだから、驚くべきことだ。
「何が起こるか分からないなぁ…」
とんでもなさ過ぎる人生の転機とやらに、しみじみと溜息を吐いた途端。
「統夜! ボケッとすんな!」
「さぁ、次は誰宛てなの、統夜!」
「統夜さん、ノヴィス・ノアの皆さんには〜?」
三人娘が抜群のコンビネーションで声を叩き付けてくる。
俺は先刻吐いた倍の空気を吸いこんで、自分の仕事を全うすべく動き出した。
158それも名無しだ:2006/12/30(土) 13:59:32 ID:1OdVS30w
それからは四人が黙々と(一部は騒がしく)それぞれの仕事をこなして。
「…よし!」
俺は気合と共にペンを走らせ、最後の宛名を塗り潰す。 ミッションコンプリート。
しかし改めて数えても以前とはケタ違いの量だ。 当然ハガキ代も結構な打撃だったが
それはそれ。 皆には『世話になった』の一言では済まされないほど助けられたのだから
文句など言おうモノなら罰が当たる。 中には文字通り命の恩人も居るのだし。
「さて、出してくるか」
何気なく口に出したその一言で、コタツに突っ伏していたテニアとメルアが顔を上げる。
「じゃ〜ん」
「けん」
「「ポン!」」
突然の行動に目を見張る俺を放ったらかして、二人はじゃんけんを始めた。
ちなみにテニアは握り拳、メルアは五指を開き上向けていた。 テニア、敗北。
「オォウ、ノオォォォゥ!」
「やりました〜」
どこかの不動産王にして波紋使いのような叫びを上げて再び突っ伏すテニア。
それを尻目に、開いた掌を胸元に引き戻してメルアがピョンピョンと飛び跳ねる。
そんなに勝ったのが嬉しいのかな、などと思っていたが、彼女はこちらに向き直ると
今度は俺に向けてその掌を差し出してきた。 はて?
「じゃ、行きましょう統夜さん」
「え? あ、ああ」
流されるように頷いてやっとこさ気がついた。 投函に一緒に行こう、ってことか。
依然笑顔のメルアに一言断って、俺は一路、自室へと上着を取りに戻った。
〜〜〜〜〜〜〜〜
「う〜。 なんで勝てないんだろ…」
(…まだ気付いてないんでしょうか、自分のクセに)
(多分そうね…今回も、最初からグーを出していたから)
「何ヒソヒソ話してんのさ〜」
「「何でもないわ(ないです)」」
「…そう? メルアも早く準備しなよ…」
「は、はい!」
「いってらっしゃい」
「む〜…」(ぼすぼすぼすぼす)
「テニア…悔しいのは分かるけど、片付け手伝って」
「う〜い…」
〜〜〜〜〜〜〜〜
上着を羽織りつつ階段を下りて玄関に向かうと、真っ白なファー付きコートを着た
メルアが俺を出迎えた。 羊みたいだな、などと安直な感想を浮かべる俺に向けて、
「あ、統夜さん。 はい、ハガキ」
彼女はハガキの束を手渡す。 それを受け取ると同時に、今度はリビングから出てきた
カティアが俺に駆け寄って来た。 彼女の手にはメモの切れ端と…財布が握られている。
「どうかしたか?」
「…明日の材料のことでちょっと」
「ああ、それくらいなら御安い御用だ。 メルアもいいか?」
「わたしは構いませんよ〜」
了解を得たところでカティアから財布とメモを預かり、メルアと共に玄関を潜った。
即座にキツイ冷気が、上着を着込んだ体に突き刺さる。 二人して身を竦めながら、
俺達は一路商店街を目指して、いつもよりも早足で歩き出した。
159それも名無しだ:2006/12/30(土) 14:00:20 ID:1OdVS30w
道中のポストでハガキの投函を済ませ、アーケードに覆われた商店街へ歩を進める。
歩きながらメモを確認すると、黒豆・数の子・伊達巻などなどいわゆるおせち料理の
材料が記されていた。 主たる食材や、下準備が必要な材料は昨日の内に買ってあるので
今回の買い物は脇役というか、比較的簡単なものだ。
俺としては手間やら何やらを考慮して出来合いで済ませたほうが、と主張したのだが、
『量の割りに高いから、ヤだ』
『手作りの方が、心に残るでしょう』
『甘いものは多いほうがいいです〜』
彼我戦力差が3倍ではどうにもならない。 俺の要求は却下され、今回のおせち料理は
手作りと相成ったわけだ。 うち二人の意見が食欲丸出しなのがちと、アレだが。
敗北の回想をしつつそんなことを考えていた俺に、後ろから泣きそうな声がかかる。
「と、統夜さ〜ん! 待って待って〜!!」
足を止めて振り返ると、てけてけと必死に駆け寄ってくるメルアの姿が視界に入った。
どうやら知らぬ間に彼女を大きく引き離していたらしい。 言われた通り待つことしばし。
はーはーと荒い息を吐いたメルアが俺に追い付き、潤んだ瞳で責めるように見上げてきた。
「ひどいですよぉ…」
「ごめん、ちょっと考え事を」
「考え事…テニアちゃんのことですか?」
「あ…いや」
確かに間違いではないが…正直に言うのは躊躇われた。何とかお茶を濁せる答えは、と
必死に頭を巡らせるものの、考え付く前にタイムリミットがやってきた。
「とりあえずチョコ買って下さい」
「なんでそうなる!?」
「肉体的苦痛と精神的苦痛の賠償です」
「肉体的苦痛はともかく…精神的?」
覚えがないことに賠償を求められても困ってしまう。
「わたしと居るのに、テニアちゃんのこと考えてました」
「う…」
涙目で言われて気付く。 …確かに失礼だったかもしれないが、それは誤解なのである。
かと言って正直に『テニアとメルアの食欲について考えてた』などと口にしようものなら
今度こそ泣かれてしまう、間違いなく。 しかし誤解されたままと言うのもよろしくない。
少しの逡巡の後、結局俺は正直に言うことにした。

「やっぱりひどいです〜!!」
「悪かった、ホントに悪かった」
「ぜーったい、チョコ買ってもらいますから!」
平謝りする俺の肩をぽかぽか叩きながら、掠れた声でメルアが叫ぶ。 大泣きこそ
されなかったがきっちり買う契約を取り付けられてしまった。 『自業自得』の重みを
心底感じながら、俺はメルアを伴って商店街の中へと足を踏み入れる。 同時にメモを
確認して、手近な店に売っているものから、順調に買い物をこなして行く。
と、一軒のお菓子屋が視界に入った所で、案の定後ろを歩くメルアからお声がかかった。
「あ、統夜さん統夜さん!」
「はいはい…」
溜息が漏れそうになるのを必死に堪え、俺はメルアに財布を手渡した。 お使いをする
子供の様にそれを握って、メルアは店の中へと消えていく。 しばらくして戻ってきた
彼女の手にあった品物を見て、驚きの余り俺の顎がかくんと落ちた。
160それも名無しだ:2006/12/30(土) 14:01:03 ID:1OdVS30w
「め、メルア。 それ…」
「はい、ゴ○ィバのチョコです」
震える声で言う俺と、あっけらかんと答えるメルア。 何か恨みでもあるのだろうか。
「戻して来い!」
「買うって言いました」
「でもそれは」
「もう買いました」
「あんたって人は〜!」
俺は思わず頭を抱えようとして…両手が買い物袋で塞がっていることに気付いた。
仕方なく、至福の表情で袋を抱えるメルアに背を向けて買い物を続行することにする。
八百屋の軒先に詰まれた人参の山の中から良いものを選びつつ、俺は頭の中で
家で待っているはずのカティア達に対する言い訳を必死に考えていた。
しかし買い物中はおろか、帰り道でも二人を納得させられるような言い訳は思いつかず、
家にてカティアの小言とテニアの膝を甘んじて受けることになったのは言うまでもない。

そんなことがあった翌日。
今度は我が家のキッチンが戦場と化してした。 もちろんおせち料理を作るためだ。
そう大きくない家の電気コンロは絶賛稼動中であり、その前ではカティアが忙しく
動き回っている。 煮物の具合を見たり、大根や人参を千切りにしたり。
日本人である俺よりも無駄のない動きで調理をしているのは流石と言うか何と言うか。
そんな俺はと言うと、情けなくも調味料や器を出したりと、彼女のサポートに徹していた。
「はい統夜、黒豆の煮物と紅白なます」
「おう」
威勢良く応えて器を受け取り、仏間へと運び込む。 てくてくと廊下を歩きながら、
あまり働けていない自分に軽く自己嫌悪する。 彼女だけに無理をさせているのは
男としてどうかと思うのだ。 だからと言って、俺に何が出来るでもないのだが…。
「はぁ…」
忸怩たる思いに大きく溜息を吐きながらも仏間の襖を開ける。 そこには我が家の
捕食者(プレデター)二人が、驚きに硬直した視線を闖入者である俺に向けていた。
手伝いさせると色々とまずい事態になるので、リビングで待機させていたはずなのだが。
「「「…………」」」
無言で睨みあう俺達三人。 しばらくして、赤毛の少女が唐突に声を張り上げた。
「異常なしだよ、統夜!」
何をのたまうのかこの娘は。 呆れる俺を他所に、金髪の少女も慌てた様子でそれに続く。
「はい、異常なしです!」
「ほぅ」
我ながら無感情な声が口から漏れた。 テニアとメルア、そしておせち。
これら三つの項目から導き出される事象といえばただ一つ。 そう、つまみ食いである。
「何か食べたか」
「「ううん(いいえ)、何も!!」」
絶妙なハモリで即答する二人。 まぁ正直に吐くわけがないのは予想の範囲内だ。
そんなわけで、俺は搦め手…と言うか、ちょっとした変化球で攻めてみることにした。
「そうか?」
「アタシ達が信用できないっての?」
「やっぱり統夜さんって冷血漢ですね!」
仮借ない物言いに苦笑しながらも、俺は持ってきた器を卓上に置いて振り返り
「いやいや、俺が悪かったよ」
『とりあえず』頭を下げておく。 俯いたままちらりと二人の顔を盗み見ると、表情こそ
怒った顔をしているものの、その瞳は明らかに俺を向いておらず重箱へと向けられている。
161それも名無しだ:2006/12/30(土) 14:01:49 ID:1OdVS30w
「でも、それだとおかしいな」
顔を上げながら怪訝そうな声を上げる俺を、同じく怪訝そうな顔で見るテニアとメルア。
俺は彼女達の口元にゆっくりと指を向け、
「口元に海老の足と」
「へ!?」
「栗の粒が付いてるんだよな」
「え!!」
「「ウソだよね!?(ですよね!?)」」
…語るに落ちるとはこの事か。 これまた予想通りの展開に口元を緩める。
「ああ、ウソだ。 でもマヌケは見つかったみたいだな」
「「アッ!」」
手を口元に持ってきたまま表情を固める二人。 俺は低く押し殺した声で彼女達に告げる。
「つまみ食いした分働くのと、お年玉の減棒…どっちがいい?」
「あうぅ…」
「10秒だけ待つ…1…2…」
「はわわ…」
結局、7カウント目で二人は前者への従事を願い出た。 まさしく警官に連行される
万引き犯の如く、とぼとぼと俺の後をキッチンへ歩くテニアとメルア。 道中で二人が
「…シブイね?」
「まったくシブイです」
などと囁きあっていたのは空耳と言うことにしておいた。 なんとなく。

「まったく…やるだろうとは思っていたけど」
「「はうぅ…」」
腰に両手を当てたカティアが呟くと、正面で正座した二人が見事なシンクロで肩を落とす。
カティアは『どうする?』といった視線を向けてくるが、俺は肩を竦めるだけにしておいた。
「…仕方ないわね、今回は不問にしておくわ」
「「ホント?(ですか?)」」
悄然とした顔から一転、喜色満面の表情を向けるテニア達に、しかしカティアは冷徹な声で
「でも二回目は…分かってるわね?」
「「…ハイ」」
…やはり流石である。 こういう時には罰を名言しないほうが効果的なこともあるのだ。
「さて、料理を再開しようかしら。 二人とも、手伝って頂戴」
「「はぁ〜い…」」

さて、単純な労働力が倍になったので、却って俺が暇になってしまった。
リビングの炬燵に座ってミカンをぱくついていると、仕事が一段落らしいカティアが
てくてくと部屋に入ってきた。 向かいに腰を下ろしたカティアに俺は、
「…お疲れさん」
「どうしたの、いきなり」
「いや、言っとかなきゃいけない気がしてさ」
確かに本心である。 まぁ他にも色々と言いたいことはあったが。
「…ありがとう」
「いやいや、礼を言われても困るぞ」
ミカンの入った籠を挟んで向かい合い、頭を下げ合う俺とカティア。
傍目に見たらかなり滑稽であろうその光景は、台所から彼女を呼ぶ声が響くまで続いた。
162それも名無しだ:2006/12/30(土) 14:02:22 ID:1OdVS30w
小さなパプニング―予想内だったので語弊があるかも知れないが―があったものの、
おせち料理も無事出来上がり、後は元日を待つばかりになった我が紫雲家、大晦日の夜。
俺達はリビングの炬燵にて年越しそばを食べていた。 テレビでは毎年恒例である
歌合戦が流れていたが、はっきり言ってBGM以上の働きはしていないように思える。
「そう言えば…近くのお寺で鐘撞きをやってたな」
かけそばのダシを啜りつつ俺が呟くと、周りを囲む三人が一斉に視線を送ってくる。
「鐘撞き?」
向かいに座って月見そばの卵を混ぜていたカティアが訊いてきた。
「何ですかそれ?」
右隣のメルアも、食べようとしていた油揚げを器に戻して後に続く。
「お餅搗きじゃなくて?」
左側で海老天を呑み込んだテニアの、ややずれた答えに苦笑しつつも俺は正解を述べる。
「正確には『除夜の鐘』だな。 108回鐘を撞いて、罪を懺悔するわけだ」
「「「へぇ〜」」」
「どうだ、皆で撞きに」
「アタシ行きたい!」
言い終わる前にテニアが身を乗り出して声を上げた。 それを受けて対面のメルアも
同様に手を挙げる。 正面のカティアはつるつるとそばを啜りながら苦笑していた。
またこのパターンか、とげんなりする俺をやはり放って、またもじゃんけんを始める二人。
「「じゃ〜んけ〜ん、ポン!」」
「え?」
ただし今回は少々勝手が違っていた。 珍しくカティアが間の抜けた声を発する。
「あら」
「いやったああぁぁぁぁっ!!」
高々と握り拳を突き上げてテニアが吼える。 ちょっと待て、どこの闘将だ。
対するメルアは泣き崩れるか、と思いきやVサインを形作った手を崩して箸を持ち、
再びそばを食べることに戻った。 やけにあっさりと諦めたように見えるのは
俺の気のせいではあるまい。 そんな彼女に声を掛けようかしばらく迷っている間に、
「「ご馳走様でした」」
「メルア、後で片付けを手伝ってね」
「はい」
見事なユニゾンと共にカティアとメルアが席を立つ。 そのまますたすたと台所に
引っ込んでしまった。 二人の背中に向けて手を伸ばすものの、その手を握ってテニアが
ココ最近で一番の、真夏の向日葵の如き笑顔を見せる。 まことに不覚なことながらも
それに見惚れてしまった俺の頭から、一瞬前の疑問なんぞは虚空の彼方に消え去って行った。
〜〜〜〜〜〜〜〜
「貴女らしくないわね」
「それを言うならカティアちゃんも、です」
「…わざと負けたでしょう?」
「片付けは一人でも十分ですよね?」
「「…………」」
「嬉しそうだったわね」
「テニアちゃん? 確かにこの所は元気なかったですし」
「それは統夜も同じ、ね」
「そうだったんですか?」
「まぁ、彼が見てるのはテニアだし」
「テニアちゃんも、統夜さんしか見てませんよ?」
「「…………」」
「今夜は、一緒に呑む?」
「賛成です…でも、二人が出てからにしましょうよ」
〜〜〜〜〜〜〜〜
163それも名無しだ:2006/12/30(土) 14:04:14 ID:1OdVS30w
近くの寺までは歩いて十分ほど。 雲のほとんど無い夜空から降り注ぐ月光を受けて
俺とテニアはてくてくと歩を進めていた。 日付が変わって今年が終わるまで、あと少し。
「う〜…寒いね」
「あぁ、確かに寒いな」
道中も何度かしたやり取りを繰り返しつつ俺達は歩く。 不意に前を進んでいたテニアが
身を翻して隣にやって来た。 ポケットに突っ込んでいた俺の右手を引っ張り出し、自分の
左手の指としっかり絡める。 ぎゅっと握った手を軽く握り返しながら俺は訊いた。
「どうしたんだ?」
「ん〜ん、何となく」
「そうか」
生返事を返しつつも、俺は右手から伝わる温もりに安らぎを感じていた。 我ながら
ワケの分からない精神状態である。 不思議に思いながらも寺に着き、門を潜って鐘楼へ。
「お、結構並んでるな?」
一年の締めくくりということで、そこには十数人の列が出来ていた。 その最後尾に並ぶと
同時に、一回目の鐘が重い音を奏でる。 不意打ち気味に聞く鐘の音に、二人して身を竦めた。
「うお」
「ひゃ!」
ごう〜ん…ごう〜ん…と鐘の音が等間隔で鳴り響く。 それに伴って少しずつ進む人の列。
しばらくして、俺達の番がやってくる。 テニアに先を促すが、彼女は握ったままの左手を
黙ってくいくい、と引くだけだ。
「一緒に撞くのはダメなの?」
「…いや、ダメなんじゃないか?」
子供じゃあるまいし…とも思ったが口にはしない。 助けを求めるように傍らの
お坊さんを見やるが、彼は困ったような苦笑を浮かべながらも、手で俺達を促す。
「まぁ、構わないでしょう。 神様もとやかく言いませんよ」
小声でお坊さんにそう囁かれ、俺は冗談ではなく首を括りたくなった。
仕方なしに鐘楼の中へ行き、鐘撞き棒から伸びた縄を俺は左手、テニアは右手で握る。
これだけもかなり恥ずかしいが、ずっとこのままで居るわけにも行かない。 俺は
ゆっくりと体を前後に揺らしてタイミングを取り、一気に鐘めがけて打ち付けた。
同時にほぼゼロ距離で鳴り響く鐘の轟音。 収まると同時に素早く鐘楼の外へ出ようとするが、
「あ、もう一回どうぞ」
お坊さんに止められた。 何のつもりだ、まさか当たりでも出たとか抜かすんじゃなかろうな。
羞恥を通り越して殺気すら混じった俺の視線を柳に風と受け流し、お坊さんはしゃーしゃーと
「先ほどのは彼女の分。 次が貴方の分ですよ」
そうのたまった。 それに追い討ちをかけるように後ろから、
「統夜ぁ〜。 もっかい、もっかい!」
「やかましい! 大声を出すんじゃない!!」
結局二回撞くことになった。 二回目は親の仇の如く思い切りぶっ叩いてやったせいか、
一回目よりもかなり大きな音がする。 その間、テニアは俺の手を握りっぱなしだった。

テニアのお陰で要らん恥をかいてしまった。 列に並ぶ人々が注ぐ好奇の視線に耐えつつ
俺は寺の門への道を急ぐ。 一刻も早く出たい、そんな思いが頭を埋め尽くしていたせいか
後ろのテニアに気を配る余裕はなくなっていた。 それゆえ、
「ちょっ…離して!」
切羽詰ったテニアの声の意味を理解するのに時間がかかった。 反射的に振り返ると
テニアと、あまり柄のよろしくない男どもの姿が松明の光の中に浮かび上がっていた。
すぐに駆け寄った俺に、若干潤んだテニアの瞳と、物珍しそうな男たちの目が向けられる。
164それも名無しだ:2006/12/30(土) 14:06:01 ID:1OdVS30w
「なんだ、兄ちゃん。 この娘の知り合いか?」
「…ええ」
低い声で威嚇するように告げる角刈りの男。 淡白な俺の返答を聞いて、
テニアの腕を掴んでいた革ジャンの男が音もなく近寄ってきて、続けた。
「そか。 ちょっと嬢ちゃんにお茶でもって、お願いしてたんだ」
「そうそう、彼女、なかなかカワイイしな」
後を引き継いだ長髪の男が、無遠慮な目線を彼女に注ぐ。 それを受けて
居心地悪そうに身じろぎをするテニアに近づこうとするが、角刈りの男がそれを阻んだ。
「で、どうだ? 彼女とのお茶、許可してくれるな?」
「お断りします。 帰るぞ、テニア」
ただの『お茶』でないことくらい俺にだって想像はつく。即答して、男の脇を
すり抜けようとした瞬間。 俺の腹部を鈍痛が襲った。 痛みに堪らず体を折り、砂利が
敷き詰められた地面に蹲る。 そんな俺の頭上から、男が声を降らせてきた。
「じゃあ仕方ないな。 実力行使ってコトで…」
「統夜ッ!!」
腕が振りかぶられる気配と、テニアの悲鳴。 俺は仕方なく、間もなく襲い来るであろう
衝撃に対して体を固める。 しかし、一撃はいつまで経ってもやってこなかった。
周りの男達と、テニアが息を呑む微かな音がする。 それに釣られるように顔を上げた
俺の目に飛び込んできたもの。 それは、角刈り男の腕を捻り挙げる6つ目の人影だった。

「神聖な場所で暴力とは…感心できないんだな、コレが」
「な、何モンだてめ…痛たたたた!!」
誰何のセリフを言い終わる前に、さらに腕を捻られ悲鳴を上げる角刈り男。
その肩辺りからぎりぎりとあまり穏やかでない音がする。 俺は腹部の痛みも忘れ
改めて人影を見てみた。 日本人離れした長身に赤い髪を持つ男性だった。
飄々とした雰囲気だが、同時に革鞭のような、しなやかで引き締まった印象を与える人物。
「統夜、大丈夫!?」
隣に駆け寄ってきたテニアに肩を貸されて立ち上がる。 彼女を取り囲んでいた男のうち、
残りの二人は赤髪の男性を挟み込むようにじりじりと間合いを詰めていた。 そんな中、
「あれま、退いてくれないのかよ」
とぼけた口調で、だが依然として男の腕を極めたまま男性が呟く。 やれやれといった風に
首を振ったかと思うと、やにわに体を横へと動かす。 ごきん、と寒気立つような音が響き、
それは直後に上がった絶叫に掻き消された。
「て、テメェッ!!」
砂利を蹴立ててのたうち回る男の叫びをBGMに、他の二人が踊りかかる。 しかし。
「ほい」
素早く突き出された肘が長髪の男の顔面に吸い込まれ。 鈍い音と共に、男の体がぐるんと
半回転して頭から落下する。 砂利の音に紛れて、またしても嫌な音が聞こえた気がした。
あっという間に最後の一人になった革ジャンの男は、逃げようかどうしようか迷った挙句、
「でいぃぃやっ!」
妙な駆け声を伴った正拳突きと、続く鋭いアッパーを喰らって敢えなく撃沈した。
試合終了を告げるゴングの代わりとばかりに、近くの鐘楼から鐘がごう〜ん、と鳴り響く。
「さてと…大丈夫かい、若人」
こきこきと首を鳴らしつつ男性が訊いてきた。 俺はしばしの間ぼけーっと
辺りの光景を眺めていたが、再び襲い掛かってきた腹の痛みに膝が折れそうになる。
「あら…ダメか。 とりあえず、あそこで休ませて貰うとしますかね?」
そう言って男性が指し示した先には、『甘酒』ののぼりが提げられた即席の茶店が在った。
165それも名無しだ:2006/12/30(土) 14:07:00 ID:1OdVS30w
「あの、ありがとう御座いました…えっと」
「おぅ、俺はアクセル…とでも呼んでくれ、若人」
「俺も若人じゃなくて、統夜です。 紫雲統夜」
「アタシはフェステニア・ミューズ。 テニアって呼んでね」
「ほうほう、統夜にテニアちゃんか…」
振舞われた甘酒を片手に、自己紹介しあう俺達三人。
赤髪の男性―アクセルさんは手にした紙コップを軽く傾けて、しみじみと呟く。
「しかし…ああいう輩は何処にでも居るモンだな、コレが」
「ええ、アクセルさんが助けてくれなかったら、今頃どうなってたか」
「うんうん、感謝してもし足りない」
テニアと顔を見合わせ頷きあう。 そんな俺達に、
「…そりゃどっちのことだ? 統夜自身か、テニアちゃんのコトか?」
「テニアの身柄に決まってるでしょう」
「アタシは統夜のコトが心配だったよ」
俺達の返答を聞いた彼は、しばしポカンとした後、指先で後頭部を掻きつつ
「…何だ、やっぱり恋人同士だったのか」
さらりと爆弾発言をかました。 カキン、と固まる俺達二人と周囲の空気。
「…あれ、違うのか?」
「「な、ななななな」」
いや、確かに俺達は一つ屋根の下に住んでるし一緒に居て楽しいなとは思うがそれは
どっちかと言うと気の置けない友達と言うか何と言うかあれ思考が上手くまとまらない。
いやそもそも恋人でもない異性(それも三人)と同居するのは男としてどうなのだとか
テンパッた頭から努めて気にしないようにしていたことが溢れ出して来たりして。
「…いや、二人してあんなコトしてるモンだから」
そう言うとアクセルさんは鐘楼を指差し、続いて何かを叩くジェスチャーをする。
「…見てたんですか?」
「ああ、二回分、しっかと拝見させて頂いたんだな。 まぁそりゃともかく」
俺は自らの所業を呪いながらコップの中身を一気に呷った。 喉を熱いものがゆっくりと
通り過ぎていく感覚。 傍らを見るとテニアも赤い顔のままボケッとカップの湖面を眺めて
いたりする。 いたたまれない空気の中、アクセルさんは表情を真面目なものに切り替えて。
「統夜、一つ言っとくぞ。 大事なものは、何があっても手放すなよ」
とん、と俺の胸を軽く叩き、
「失くしてもまた見つかるだなんて考えずに、しっかり掴んどくこった」
「…ええ。 分かってます」
言われるまでもない。 俺が大きく頷いたのを見てアクセルさんは
満足そうな笑みを浮かべ、その顔をビジー状態のままのテニアに向けて囁くように、
「あとテニアちゃん。 こーゆー朴念仁にはキスの一つもしたげなさい」
「は、はひ! …って、えええええ!?」
反射的に頷いたテニアがまたまた混乱する。 何をおっしゃるのかこの御仁は。
彼女はしばらく、自慢の髪と同じくらい赤くした顔をゆらゆらと揺らしていたりしたが…
「男は大体、それで堕ちるぞ」
「にょあああああ!!??」
トドメの一言でリミッターが外れたらしい。 奇声ともに手にしたカップを一気に傾け
中身を飲み干す。 止める間もなく空のカップが宙を舞い、主と同時に地面へ落下した。
「て、テニア!? しっかりしろ!!」
「ありゃま、俺、何かまずいコト言った?」
ぶっ倒れたテニアに駆け寄る俺の隣、アクセルさんは不思議そうな顔で首を捻っていた。
166それも名無しだ:2006/12/30(土) 14:08:00 ID:1OdVS30w
「それじゃ、お世話になりました」
「おぅ。 …寝てるからってヘンなコトするなよ?」
「しませんよ ナニ言ってんですか!!」
からからと笑いつつ言うアクセルさんに叫び返して、テニアを負ぶった俺は
茶店を出る。 その背中に、再びアクセルさんから声が投げ掛けられた。
「統夜!」
「はい?」
「今更信じて貰えんかも知れんが…お前に言ったことはホントだぞ!?」
「信じてますよ…手放す気なんか、これっぽっちも有りませんから!」
面と向かって言える勇気は無かったから、背を向けたまま、彼と同じように声を張り上げる。
背後で、アクセルさんが笑みを浮かべた…ような気がした。 気恥ずかしさもあって
確認したワケじゃないが…なんとなくそんな気がしたのだ。 そのまま、俺は寺の門を潜る。

来たときよりも少し低くなった月に追われるようにして、家路を急ぐ俺とテニア。
道の半ばほどに差し掛かったところで、背負った荷物に動きがあった。
「んぅ…」
「起きたか、テニア」
「あとごふん〜」
「はいはい」
「「………」」
「えええええっ!!」
コメカミ付近で上がった大声に比喩でなく飛び上がる俺。 あやうく少女の体を
放り出しそうになったがそこは男のド根性。 肩や足首が悲鳴を上げるのは無視しておく。
「っくぉ…。 耳元で怒鳴るな!」
「な、なんでアタシ寝てるの? なんで統夜の背中で? 一体なにが」
「落ち着け、甘酒一気飲みしてぶっ倒れただろーが…覚えてないのか?」
そこまで言ってようやく思い出したらしい。 やにわにじたばたと暴れ出すテニア。
「お、降ろして統夜、一人で歩けるってば」
「ウソ付け、まだ酔っ払ってんだろ! 家までじっとしてなさい!」
「だ、だってだって」
「いいから! 俺にも格好くらい付けさせろ!」
叫ぶようにそこまで言って、俺は自分の迂闊さに歯噛みする。 背後の暴動が
ぴたりと収まったかと思うと、不思議そうなテニアの声が後頭部から浴びせられた。
「もしかして…先刻のコト気にしてるの?」
「………」
ああ、と口にするのも癪だったので沈黙で肯定としておく。 彼女を負ぶっていたために
顔を見られなかったのは思いがけぬ幸運だ。 間違いなく良い表情はしてなかったはずだから。
俺も男で、好きな女性を守ってやりたいと思うくらいの矜持は持ち合わせている。
そのプライドが砕かれはしないまでも、デカイ亀裂を刻んでくれた出来事に遭遇して、
気にしない気にしないと前向きになれるほど俺はお気楽な性分ではなかった。
「…でも、何もなかったんだから結果オーライでしょ?」
「俺がしっかりしてりゃ、そもそも起きたりしなかったことだ」
「うわ、卑屈…初めて会った時に戻っちゃったんじゃない?」
「そうだな…俺って案外、全然成長してないのかもな」
自嘲の笑みを浮かべたところでいきなり首に腕が回された。 何事かと反応するより早く
絞め上げられる俺の首。 意識が飛ぶとは行かないまでも、結構な苦痛と息苦しさが頭を襲う。
「…い、いきなり何すんだ!!」
「このバカ! ううん、バカ統夜!」
首絞めに続いてバカ呼ばわりとはやってくれるじゃないか。 そう思って肩越しに
振り返ると、大きな瞳に涙を溜めたテニアの顔が視界にドアップで飛び込んで来た。
167それも名無しだ:2006/12/30(土) 14:09:45 ID:1OdVS30w
「確かに恐かったよ、恐かったし!」
ずずず、と鼻を鳴らして、
「統夜が殴られた時も、すごく心配したけど!」
ぐしぐし、と赤くなった手で目元を拭い、
「統夜が助けに来てくれた時は、すっごく嬉しかった!」
…ああ、やっぱり俺は、成長なんかこれっぽっちもしてなかったらしい。
自分のエゴで女の子を泣かせてしまうだなんて、一昨年と何も変わっちゃいない。
感情を吐き出したテニアは、そのまま俺の背中に顔を埋めた。 赤い前髪が大きく踊って
彼女の表情を覆い隠す。 それを見て、俺は子供をあやすように背中を揺すり、歩き出した。
我が家の屋根が視界に入ろうかという辺りで、また背中からくぐもった声が響く。
「…ねぇ、統夜」
「なんだ」
「統夜は、そのままで居てよ」
「どういうことだ?」
「無理はしなくていいから…アタシ達をもっと頼って」
その言葉に少なからず驚いて、背に負ぶったテニアを振り返る。
しかし、彼女はちらりと俺を見ただけですぐに頭を俯かせてしまう。
肩甲骨の辺りに重い衝撃が走り、危うくバランスを崩しかけた。 続いて、
「えい」
またしてもテニアの腕が首に巻きつく。 身構える暇もなく、俺の頬に何かが触れた。
温かく柔らかな何か。 すぐに離れたそれを追いかけるように首を巡らせ、再び背中を
見ると、テニアが真っ赤な顔を伏せようとしているところだった。
「今、ナニした」
「なにも」
「ナニもないわけないだろう」
「なにもないわけあるんです」
口調が敬語になってる時点で間違いなくナニかある。 いや、想像はついているのだが
口にはしたくなかった。 仕方ないので、俺は代わりにさっきの問いに答えることにする。
「…遠慮しないで、頼って良いんだよな」
「へ?」
「だから、お前達を頼っても、良いんだよな?」
「…うん、じゃんじゃん頼ってくれていいよ」
ようやく笑顔を見せるテニア。 釣られて笑みを浮かべる俺の胸に、不意に悪戯心が
湧きあがった。 ちょっとからかってみようかな、という程度のささやかなものだ。
「じゃあ…早速。 さっきのをもう一回頼む」
「え、さっきのって…」
あえて明言せずに告げる。 口ごもるテニアに畳み掛けるようにして、
「頼って良いんだろ? だから遠慮せずにだな…」
「こっ、こっ、こここ」
「コココ?」
壊れたようにカ行の第5音を連呼するテニア。 お前はニワトリか、と言おうとした
俺の胸に、三度テニアの腕が回る。 瞬間、その手に先程とは比べ物にならない力が篭った。
「こんのスケベ統夜めぇ! 死ねぇっ!!」
「ぐぉ…っが!?」
メキメキと言う異音と共に、肺から絞り出された空気が濁った声になって口から漏れる。
「て…テニ、放し」
「放せと言われて放すわきゃねぇだろぉおお!!」
激痛に霞む目で仰いだ夜空に、なぜか親指を立てた赤毛の男性の幻が見えた気がした。
すみませんアクセルさん…今ほんの少しだけ、手放したいな〜とか思っちゃいました…。
168それも名無しだ:2006/12/30(土) 14:32:57 ID:1OdVS30w
投稿し終えて、さすがにはっちゃけすぎたかなと思いました、スミマセン。
あと、ひとつ弁解と言うか訂正と言うか。
8レス目の24行目に「日本人離れした」とあるのは、まだアクセルが
「正体不明の日本人」という印象だったから…ってことにしておいて下さい。
169それも名無しだ:2006/12/30(土) 15:53:23 ID:loB/wEVi
>>157-168
長編(SS?)に一番にGJ!
アクセルが好青年でいい味出してましたよ。この調子で頑張って下さい。
170それも名無しだ:2006/12/30(土) 21:37:14 ID:3A3xR2YS
>>168
長文乙です。ではそれがしも投下しますか。
除夜の金がなり響き、今年が刻一刻と終りに近付こうとしている夜、
「……年末って言っても、特に面白い番組ってやってないんだね…」
「そうだな…むしろ年末じゃないほうが、面白い番組をやるな。」
俺とテニアは、二人でこたつに入り、蜜柑を食べながら、
のんびりと今年が終るのを待っていた。
何で大晦日だというのに、こうして家にいるのかと言うと…
「寒いから外に行きたくない。」
とテニアが駄々をこね、その意見に俺も同意したからである。
カティアとメルアは呆れて外に出てったが、そんなもん知ったものか。
こちとら毎年家でぐうたらしてたんだ。こんな寒い夜に外なんか出れるかよ!!
まさに怠惰。
「ふぁ〜あ。なんか眠いねぇ…」
十一時を過ぎた頃に、つまらなそうにテレビを消すと、
テニアは大きな欠伸をしながら、眠そうに目を擦った。
分からなくもない。
こんなに暖かいコタツの中にいては眠くならないほうがおかしい。
「あ〜…。眠いなら寝てもいいんだぞ?」
「それはダメ!アタシは十二時まで起きて、
誰よりも早く、統夜にハッピーニューイヤーって言いたいんだから!!」
妥協案を奨める俺に、テニアはコタツをバシンと叩きながら、そう叫んだ。
その姿が何故だか微笑ましく見え、思わず笑みが溢れてしまった。
「……なにさ、笑ったりして。何がおかしいのさ。」
そんな俺にカチンと来たのか、テニアはムッと口を尖らした。
ああもう、何でこいつの仕草は一々こうも可愛いのか。
「いや、お前の仕草が可愛らしくてつい…な。」
「なっ!なに言って…可愛らしいって…そんな…」
俺の発言に、テニアは急に頬を赤く染めて、うつ向いた。
…その感情豊かなテニアを、最初、少し羨ましいと思った。
何せ、あの頃の俺は誰にも心を開かず、
上辺だけで接しようとしか思ってなかったから。
どうしてそんな風になっていたのか分からなかったけど、今なら分かる。
怖かったんだ。
心を開いた相手に裏切られるのが。
恐れていたんだ。
心を開いた他人を失うのが。
そして、もしそのようになった時に、心から頼れる存在を、
あの頃の俺は持っていなかったから。
だから自ら心を閉じた。それは、俺なりの処世術ってやつだったんだろう。
「…どしたのさ、統夜?急に黙りこくって。」
そんなことを考えているのが顔に出たのか、テニアは心配そうにそう尋ねてきた。
「…いや、少し昔を思い出しててな。あの頃の俺は、
まさかこんな風に他人と年を越せるなんて思わなかったなあ…って。」
171それも名無しだ:2006/12/30(土) 21:42:54 ID:3A3xR2YS
いつもなら『何でもない』で済ませる言葉を言い出したのは、
多分、テニアの前だからだと思う。
「ふぅ〜ん、そっかあ。でもさ、来年からはずっとアタシ達と過ごせるよ!」
そんな俺の発言に、テニアは笑顔で答えた。
…その明るい表情は、己の不安を隠すための仮面だと知ったとき、
少しでも羨ましいと思った自分が憎らしかった。
でも、そんな俺に対して、テニアは心から信じてくれた。
だからこそ…俺はテニアを守ってあげたいと思った。
俺と一緒なら何も怖くないといってくれた、
太陽のように明るく、雪のように儚い彼女を…
「…ねぇ、統夜。カティア達が帰ってくるまで、まだ時間があるよね?」
時計を見るとすぐに、テニアはいたずらするような笑みを浮かべた。
「ああ、そうだな。…それがどうかしたのか?」
そう聞き返すと、テニアは音もなく、俺のすぐ近くまで移動してきた。
ドクン、と鼓動が高鳴る。…何をするつもりなんだ…
「あのね…したいことがあるの…」
目と鼻の先まで顔を近付けると、テニアはポツリとそう呟いてきた。
「な、なにを…むぐぅ…!?」
すると、テニアは何の前触れなく、俺の唇に自分の唇を合わせてきた。
初めて交した彼女の唇は、蜜柑の味がした。
鐘の音とだけが聞こえてくるなか、
テニアは名残惜しそうに、ゆっくりと唇を離した。
名残惜しそうに
「…アタシ、統夜が好きだ。この世界の中で、統夜だけが、
アタシにとっての全てなの。
だから、アタシ、統夜を離したくない。離れたくない…」
今まで見たことが無い、切ない瞳で俺を見つめる彼女の体は、
少し震えていた。
その返事の解答に、俺はテニアを強く抱き締めた。
彼女の存在を、確かめるかのように・・・。
「…離さないよ。俺はずっと、テニアの側にいるからな。」
「…うん。」
そうして、俺とテニアは再び唇を重ねる。
そのとき、時計の針が今年が終わったことを告げた。
大切な人と、初めて身も心も一つになったこの日を、
俺はこれから先、決して忘れないだろう…

おまけ
統夜「やばい!やばいぞ!!もうすぐカティア達が帰ってくる!!」
テニア「どうしよう、どうしよう!!こんなの見られた羅・・・。」
統夜「落ち着けぇ!まずは服を着よう!それから、この臭いをどうするかだ!」
テニア「酒をぶちまけるってのは!?
それなら臭いし、濡れてる理由にもなるよ!」
統夜「よし!急げー!!」
新年早々、証拠隠滅に忙しい二人なのでした。
172それも名無しだ:2006/12/30(土) 22:53:09 ID:a+Vw9siR
>>170-171
歯ぁ食いしばれ!そんなフランツ!GJしてやるーッ!!



ゴチになりました!
173それも名無しだ:2006/12/30(土) 23:34:56 ID:A+Ou8SYp
見ろ!このスレは乙が山のようだ!!

危うくメルアからテニアに乗り換えそうになっちまったぜ…………
174それも名無しだ:2006/12/31(日) 00:23:35 ID:0JC86b1O
>>173

     _,..-.,,、
        /:::::::::_::ヘ
        レf/}/=リゞ                   統夜=セルダ・シューンが命じる
       _,>.ー,イ-==^tー-----ー???''^~Y=ー--z_      全力で乗り換えろ
      f::::::::::::{ }_,.. ソ彡=-???? -----'^\ r-ー '
      |:::::{c    c}./´               `゛
     ,/:::::{:|.    l'{  
     }::::/.|::|   l'.{
     /::/ }::|    | | 
    f::::{  .}:|    | |
    /::::|  /::-?ー.:::}
   .|:::::|  }:::-?::::l::::|
   |::::::| 《:::.|____|__,l
   t-r'  |:..::::|.|:::::::|
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    |__Z  |:::::|.|:::::l
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175それも名無しだ:2006/12/31(日) 00:42:58 ID:QQgN7ngp
>>174
ちょっw
あたまあたまww
176それも名無しだ:2006/12/31(日) 04:32:58 ID:igvLXquz
>>175
テニアの真空飛び膝蹴りがかすったんです
177それも名無しだ:2006/12/31(日) 16:33:45 ID:BeC068BH
>>174
その頭はヅラデスカ
178それも名無しだ:2006/12/31(日) 17:01:34 ID:ApDwE6+A
>>175
ヒント:統夜のカットイン
179それも名無しだ:2006/12/31(日) 23:02:22 ID:9jf82Mop
さて、後一時間ほどで年が明けるぞ?
180それも名無しだ:2006/12/31(日) 23:04:46 ID:9jf82Mop
上げスマソ
181それも名無しだ:2007/01/01(月) 00:05:39 ID:zhSGfAWF
おまいら今年もよろしく
182それも名無しだ:2007/01/01(月) 00:07:48 ID:ugqBP+dL
あけましておめでとう!
今年もスレを盛り上げていきまっしょい。
183それも名無しだ:2007/01/01(月) 10:14:43 ID:g3YuBD+C
あけましておめっとさん
今年もテニア分をチャージ!
184それも名無しだ:2007/01/01(月) 10:32:38 ID:DLSplHtl
貴様ら、明けましておめでとう。

そしてチャージなどさせるか!
と言う事で俺がチャージを引き継がせてもらおう・・・テニア分チャージ!
185それも名無しだ:2007/01/01(月) 13:03:53 ID:93WXCex0
A HAPPY NEW YEAR!!

これからもテニアと統夜を応援していくぜ!!…テニア分チャージ!
186 【凶】 【1334円】 :2007/01/01(月) 19:56:53 ID:aJGn9EOV
統夜がチャージをするとテニアが
溜め過ぎは体に良くないと言いながら(ry
187それも名無しだ:2007/01/01(月) 23:39:39 ID:C/5ZDqHH
月の力ならぬ月のものが…
188それも名無しだ:2007/01/02(火) 01:20:41 ID:7GIp3Krw
遅れていて学生なのでテンパる統夜
189それも名無しだ:2007/01/02(火) 02:40:36 ID:JXh8XiH9
育児の覚悟を決めてさらに仲が深まってイチャイチャするが結局勘違いだったことが判明して微妙な気持ちになる統夜とテニア

その夜からさらに激しく励むふt(ry
190それも名無しだ:2007/01/02(火) 08:49:39 ID:8Pvn0YCy
コネはあるから就職口には困らないだろうな。
安心して産め。
191それも名無しだ:2007/01/02(火) 18:24:05 ID:XBbdzsTg
さて、テニアにお年玉をやってはいかがかね統夜君?
192それも名無しだ:2007/01/02(火) 21:56:09 ID:Olik9zbQ
統夜「テニア、>>191からおとしだま渡されても、貰っちゃダメだぞ。
  絶対何か裏があるから」
マサキ「クククククッ、僭越ながら俺が>>191にお年玉をやろう。
  勿論、お金と思わないでくれよ。何が入っているかは空けてからのお楽しみだ」
193それも名無しだ:2007/01/03(水) 00:24:03 ID:FcA2TFxY
ゼオライマーの各部に装填されている次元連結システムの玉なら不要ですよていうか美久に連れて行かれますよ冥王様
194それも名無しだ:2007/01/03(水) 11:14:25 ID:hN9FWYQO
>>193
残念、それはバーストンの玉だ
195それも名無しだ:2007/01/03(水) 18:26:06 ID:odaKfqki
次元連結システムはたこ焼きじゃない・・・ぺってしなさい・・・
196それも名無しだ:2007/01/04(木) 07:47:32 ID:kRVAxfVH
>>194
「それよりも見てくれよ。俺の核ミサイル」
197それも名無しだ:2007/01/04(木) 08:06:46 ID:QJ0WxnFd
「すごく…大きいです。」
198それも名無しだ:2007/01/04(木) 11:49:19 ID:zcLzFhiu
>>196-197は顔を真っ赤にしたテニアとニヤニヤしたマサキによって消滅しますた
199それも名無しだ:2007/01/04(木) 19:50:47 ID:7QtOvzGx
『教育に悪いからー!!』って叫んでテニアの目を覆う統夜









と自分で考えておいて『教育』『目隠し』から目隠し調教プレイをする二人を想像した俺は一体なんなんだい、ボブ?
200それも名無しだ:2007/01/04(木) 19:53:43 ID:MgNDJ7ON
>>199
全く君は新年早々エロスだなサムソン!
でも目隠しだけじゃたりないからバーストンの玉を口にはめようじゃないか
201それも名無しだ:2007/01/04(木) 19:59:00 ID:5itsjQzL
それなら次元連結システムの核は私が頂いて行こう ただし人型のままでな
202それも名無しだ:2007/01/04(木) 20:03:00 ID:QJ0WxnFd
>>200
君は目隠しプレイのなんたるかを良く理解してるね、チャールズ!
でも、ここは全年齢版だから、続きはエロパロで頼むよ!!

さて、もう正月は過ぎてしまったから、今更何ぬかしてんだとか思われそうだけど、
統夜とテニアは、もちに何をつけるのが好きだと思う?
僕は統夜→醤油
テニア→あんこだと思うよ!
203それも名無しだ:2007/01/04(木) 20:32:37 ID:QYTiRzX9
テニア+エロ=イデ
204それも名無しだ:2007/01/04(木) 20:43:43 ID:ddCp/FGt
俺は
テニア+チーズorきなこ
なイメージかな。
あんこだと甘過ぎてメルアなイメージ

ところで納豆のせるのは茨城地方だけだろうか…
205それも名無しだ:2007/01/04(木) 22:48:44 ID:aWwh6BxF
ええい、今年一発目のSSはまだか!?
206それも名無しだ:2007/01/04(木) 23:16:35 ID:kRVAxfVH
>>205

このスレの住人なら駄々をこねず、ネタの一つくらい提供してから、黙って、全裸で、待ちたまえ。

それが同じ仲間ってもんだろ?
207それも名無しだ:2007/01/04(木) 23:19:42 ID:QJ0WxnFd
>>206
あ、いや、待つのは構わないけど、全裸でいる必要性は無いと思うぞ…

もうそろそろこちらもカタがつく。
しばらくしたら投下するから、まあ気長に待っててくり。
208それも名無しだ:2007/01/04(木) 23:42:39 ID:zcLzFhiu
統夜「おーい、餅がつけたぞー!」
テニア「やったー!統夜、お手柄!…あとそこのオマケもね」
ジュア=ム「オマケだと…? …しかし、これほどまでに疲れるものとはな…」

美久「テニアちゃんはお餅になにつけるの?」
テニア「あたしー?醤油だよ?…統夜は?」
統夜「俺か?俺はきな粉。」
テニア「オマケは?」
ジュア=ム「…正直何付けて食えばいいのかわからん。…あと俺はオマケじゃねぇ。」
テニア「ふ〜ん」
美久(…私には聞いてくれないのね…)←味噌派



マサキ「……」
沖「……素直にもらってきたらどうだ?」
マサキ「うるさいぞ沖。…それに俺は餅などに興味は無い。美久がいないとゼオライマーの調整ができんのだ」
沖「…呼び戻せばいいじゃないか」
マサキ「うるさいぞ沖。…この場の空気が読めんのか。」
沖「…そうか。とりあえず私も餅をもらってくるか」
マサキ「何?」
沖「餅など長らく食べてないからな…」
マサキ「…沖」
沖「なんだ」
マサキ「…どうしてもというならお前がもらってきた餅を食ってやらんでもない」
沖「…食べたいならお前も来ればいいだろう」
マサキ「うるさいぞ沖。…醤油と海苔を忘れるな。絶対にだぞ」
沖「…わかった」
209それも名無しだ:2007/01/05(金) 02:13:58 ID:bsXs1OuX
チャージさせてるぢゃないか!

ところで、アルが甘党の万屋、テニアがチャイナ娘、統夜が突っ込みメガネでペットはバシレウス、
怖いお姉さんはカティアでくの一カルビとかいう電波がきたんですが。
210それも名無しだ:2007/01/05(金) 13:23:01 ID:tbRj8MbV
年明け直後
統夜「新年か……」
テニア「お餅さん、焼けましておめでとー♪」
統夜「何か間違ってるー?!」
テニア「統夜にはねー、明けましておめでとーの……」
統夜「え」
テニア「ん……(///)」
統夜「(うはwwwww神展開wwwww)ま、全く……」


ガラッ
カティア「あけまし
メルア「今年もよろし
ウフフキャッキャッ イチャイチャイチャイチャ

二人「(゜Д゜)」
テニア「ちょwwwwwタイミング悪wwwww」
統夜「\(^o^)/オワタ」

統夜『    アーッ!!!    』

冥王「全く、年が明けてもこりん奴らだ」
美久(あなたもこりずに覗き続けてるじゃない……)
211それも名無しだ:2007/01/05(金) 14:09:32 ID:XQH2xPj1
新年一発目の投下、行きますぞい。
212それも名無しだ:2007/01/05(金) 14:10:16 ID:XQH2xPj1
新年を迎えたというわけで、
俺とテニアは二人で初詣に行くために、近くの神社に向かっていた。
「わあ〜!食べ物屋さんが一杯あるよ〜!!」
周りにいる大勢の屋台(と人)を見回しながら、
テニアは目を輝かせて、白い感嘆の息を吐いた。
普段あまり食べれないものがずらりと無造作に並んでいるこの通路は、
食べるのが大好きなテニアにとって、正にパラダイスと言えるのだろう。
「ははは。テニアにすればお参りより食べ物の方が重要か。」
笑顔でからかってみると、テニアはいじけたように頬を膨らまして、
「む〜、何だよ!育ち盛りなんだからいいじゃない!」
と言ってそっぽを向いた。
その子どもらしい仕草が何とも可愛らしく、思わず笑みがこぼれ落ちる。
「悪かったよ。お詫びに何か奢ってあげるからさ。」
頭をポンと軽く乗っけると、テニアは急に子悪魔の笑みを浮かべ、
「ふふふ〜。財布の覚悟はしときなよ!」
と言って、早足で看板にチョコバナナと書かれた屋台に向かっていった。
その後ろ姿を見たとき、はめられたと思った。
あのいじけた姿は、俺に奢らせるための演技だったとは…!
…いや、恐らく天然か。テニア…恐ろしい子!!
とりあえず、手もちの資金を確認してみる。
財布の中には、諭吉さん一人、一葉さん一人、英世さんが四人いた。
さすがに諭吉さんは無くならないとは思うが…、まあそれなりの覚悟はしとかないとな。
「統夜〜!早く〜!!」
そんなことをしていると、屋台の前にいたテニアは、
手をブンブンと振って、催促を促してきた。
「分かった分かった!今行くから!!」
軽く返事をし、財布に紙幣を入れて、いざ浪費地獄へと足を踏みいれた。
覚悟はいいか?俺は出来てる。
それから三十分の間に、俺の財布から英世さん二人がいなくなった。
現在まで彼女が食べたものは、
チョコバナナ、焼きそば、たこ焼き、たい焼きで、
今では右手に綿飴、左手に林檎飴を持っていた。
「まったく…よくもまあここまで食えるもんだよな。」
はしゃぎながら飴を食べるテニアを見ながら、呆れるように苦笑する。
止めさせればいいことだが、その笑顔があまりにも嬉しそうで、幸せそうで…
結局止められずに今に至っていた。
最近カティアによく言われるのだが、俺はテニアに甘いらしい。
213それも名無しだ:2007/01/05(金) 14:12:39 ID:XQH2xPj1
自分でも少しは自覚しているつもりだが、
彼女の笑顔を見ると、その笑顔をもっと見たいと思ってしまい、
どうしても強く言えなくなる。…結局甘いということか。
そんなことを考えていると、テニアはすっと林檎飴を俺の方に差し出した。
「アタシばっか食べてたら悪いし…、統夜に上げるね!」
ニコッと笑いながらそう言うテニアにつられ、
俺は微笑みながら、その飴を受けとった。
こういう所があるから、テニアは可愛いんだよな〜。
それから間も無くして、俺達は本来の目的であるお参りをすませ、
家に帰ろうとしていた。
「あ、ちょっと待って統夜。」
すると、テニアは急に俺を引き止めると、くいくいと俺の袖を引っ張ってきた。
「アタシさ、統夜に案内したいところがあるの。…いい?」
「……?ああ、いいけど。」
「良かった!じゃあついてきて!!」
特に用事もないため、そう答えると、テニアは引っ張る力を強めてきた。
「お、おい!引っ張るなって!!」
「えへへ。いいから早く早く〜。」
はしゃぐテニアに引っ張っられ、訳が分からないまま歩いてくこと、二十分弱。
人気のない上り道を抜けた先にあったのは…、
「じゃ〜ん!見て見て!!いい風景でしょ!!」
見渡すかぎりに広がる、自分が住んでいる町だった。
絶景とも呼べる風景を間のあたりにし、俺は言葉を失い、
ただただ呆然とその風景を見つめていた。
「これはすごいな…結構ここで長く暮らしているけど、
こんな所があったなんて知らなかったよ。ありがとな。」
お礼を言うと、テニアは照れるように笑った。
「えへへ。アタシも見付けたのはつい最近なんだ。
ここは、アタシだけのお気に入りの場所なの。
いつか統夜に案内したかったんだ。」
そう言って、テニアは町を見下ろした。
俺もつられて見下ろしてみる。
二人とも会話が無かったが、その沈黙は快く、
町から聞こえてくる音も、綺麗な曲を奏でてくる。
…自分が住んでいる町だけでもこんなに広いのに、
世界と言う、果てしなく広い大地の中、
よく、俺は彼女と出会えたもんだと染々思う。
最初は俺がひねくれていたのもあって、あまりいい仲とは言えなかったが、
今では俺にとって彼女は、かけがえのない、大切な人となった…。
「……こうやって広大な風景を見ているとさ」
しばらくして、テニアはそのままの姿勢でゆっくりと口を開いた。
「今が夢なんじゃないかって思っちゃうの。」
214それも名無しだ:2007/01/05(金) 14:15:43 ID:XQH2xPj1
そう言って、彼女は俺のほうに振り向いた。
その表情には、いつものような明るさは消えていて、
哀しげな微笑みだけが浮かんでいた。
「辛い過去の先に、アタシは統夜と出会えた。
今では、前まで閉じ込められたのか嘘みたいに、平和な世界が広がっている。
でもね、時々不安になるの。
これはひょっとしたら夢で、目を開けたら、またあそこにいるんじゃないか…って。」
「それは違う。今は現実だ。俺もテニアもここにいるじゃないか…。」
彼女の哀しげな告白に耐えきれず、つい言葉が漏れてしまった。
テニアは一瞬だけきょとんとすると、
「…えへへ、そうだね。統夜の言うとおりだね。」
今まで見たことが無い、優しそうな微笑みで、そう答えた。
その笑顔に、俺は言葉も忘れて、不思議なくらいに魅せられていた。
胸が破裂しそうに鼓動している。
顔が爆発しそうに熱い。
そんな俺をさしおいて、テニアは一二歩、俺のほうに近付いてきた。
「…今がずっと続くかは分かんない。
もしかしたら、また戦争が起こるかもしれない。
でも…アタシは、ずっと統夜の側に居たい。ずっと…居たいよ…」
見上げながらそう言うテニアは、とても切なそうで、とても儚くて…、
「…とう…や?」
その存在を離したく無い一心で、彼女の体を抱き締めた。
「ずっと側にいるから…。何があっても、ずっとお前の側にいるから…!」
言葉を振り絞ってそう言うと、テニアは俺の背中に手を回して
「……うん。ずっと、ずっと一緒にいてね……!!」
涙声でそう答えながら、ギュッと抱き締めてきた。

テニアの言うとおり、これから先も平和でいられる保証はどこにもない。
でも俺は、彼女とずっと一緒に生きていたいと思った。
だって、彼女は、この果てしなく広い世界のなか、再び見つけた、
この世で一番大切な、愛している人だから…

おまけ
メルア「カティアちゃん!統夜さんとテニアちゃんの姿がありません!」
カティア「な、なんですってぇ!?
まさか私たちが寝ている間に、初詣に行ったというの!?」
メルア「そうとしか考えられません!!」
カティア「ふ、ふふふ…覚えてなさいよ、二人とも…」


以上ですたい。
215それも名無しだ:2007/01/05(金) 14:38:25 ID:Uwb8c19/
>>211-214
なんでこのスレはこういう上質なSSを書く職人ばかりいるのかね。
GJ!
216それも名無しだ:2007/01/05(金) 15:42:14 ID:c4eGsCEc
チョコバナナを頬張るテニアを想像してヤバイことになってるぜ
217それも名無しだ:2007/01/05(金) 16:33:34 ID:jHeUA8Kj
>>211-214
GJ!
不謹慎かもしれないが、弱音を吐いた二人に萌えた
218それも名無しだ:2007/01/05(金) 23:54:57 ID:J2epBCWb
GJなどさせるか!!


…だが、新年最初のSSだ、GJさせてやらんこともない…。
219それも名無しだ:2007/01/06(土) 21:35:07 ID:8lcjaM36
では次のSSが来るまでの場繋ぎに、
おまいらいままで読んだSSの中でどんなのが印象に残ってる?
複数回答アリで。

俺は枕は〜が印象深かった。文章力高かった。
220それも名無しだ:2007/01/06(土) 21:35:43 ID:ax+KQVL4
(三人ともテーブルの上にアゴを乗せてグテッとしている。)
テニア「んにゃ〜…」グータラ
カティア「…まったく」グータラ
メルア「やる気無し、です。」グータラ
統夜「ハァ…お前らなぁ、正月はもう終わったんだぞ?
コタツに篭ってないで、皿洗い位手伝えよ。」ガチャガチャ
テニア「口じゃ分ってるんだけどさぁ…」
カティア「か、体が言うことを利いてくれないわ…手伝いたいのに…悔しい…!」
メルア「泣く子と寒さには勝てません。」
統夜「ったく…砂漠を彷徨う夢見るぞー。」
(そうこうしているうちに皿洗い終わる)
統夜「(やっぱ寒いな…。)さてと…。」ゴソ
(統夜、コタツに足を突っ込んで寝転がる)
統夜「……はふぅ。」グータラ

そこには、確かに4人のグータラが存在したそうな。

年明けの休日の一コマだったとさ。
221それも名無しだ:2007/01/06(土) 21:49:26 ID:ax+KQVL4
ラブラブなのも良いけど、こういうふんわかしたのが不足しているようなので
つい思いつくままに書き込んでしまった。後悔はしていない。

なに?たれてにあ?しっ知らん!そんな電波が来たなんて口が裂けても言えるかー!
222それも名無しだ:2007/01/06(土) 23:49:33 ID:hb2L/Apu
>>221
ぷに〜っと統夜にあんな所やこんな所を押し付けるわけだ。
なんというフランツ!
223それも名無しだ:2007/01/07(日) 00:59:32 ID:55c8CF3G
>>221
>>たれてにあ
いや俺は”つくてにあ”という電波が飛んできた
224それも名無しだ:2007/01/07(日) 08:31:45 ID:+sccz84q
イギリス産ならぶりてにあだな
225それも名無しだ:2007/01/07(日) 08:40:31 ID:y+IZMg32
ちょっとテニア島逝ってくる
226それも名無しだ:2007/01/08(月) 02:29:15 ID:f1J6HrOF
>>219
テニアに電車でちょっかいかけた男が統夜inふもっふにぼこにされる話。
いや〜、笑って萌えたよ、あれは。
227それも名無しだ:2007/01/08(月) 15:04:30 ID:e0hU2tAH
過去ログサイトが使えなくなってる(つд`)
誰か過去ログ補完してる人うpキボン
228それも名無しだ:2007/01/08(月) 16:10:41 ID:BhrHYino
ヒント:ttp://snapshot.publog.net/ 現行スレからリンクを辿る 
229それも名無しだ:2007/01/09(火) 00:30:25 ID:z8YAcA+b
統夜「今日の夕飯は、ボーナスで手に入れた金で鍋だぞー!!」
テニア「いぃやったあああ!!」
メルア「私、お鍋なんて初めて食べます〜。固そうだけど…、本当に食べれるんですか?」
カティア「コテコテのギャグはいいから早く食べるわよ!
今日は何故か統夜の食べるスピードが早いから、
油断してたらすぐに無くなるわよ!!」
統夜「うぉぉー!カキ取ったどー!!」
テニア「肉取ったどー!!」
メルア「あ、あの普段常識人として色んな目に遭う統夜さんが…!
これが食に対する執念ですか…!恐ろしい…」
―十分後―
カティア「大分無くなってきましたね。」
テニア「あれ〜?もう肉が無いよ〜?」
メルア「本当ですね〜。まああれだけ食べたんだから、いいじゃないですか。」
テニア「ううう〜…。」
統夜「…ほれ、テニア。あげるよ。」つ肉
テニア「わ〜!ありがと〜!!統夜大好き!」
メルア「ちょ!テニアちゃんだけずるいですっ!」
カティア「そうですよ!甘やかすなら、平等に甘やかせなさい!!」
統夜「わ、悪かったよ。すごくがっかりしてたから、つい…」
テニア「ん〜、お肉美味しい〜!それじゃあお礼の…チュッ!」
統夜「な…!なになぬななななな…」
カティア「カッチーン…もう我慢なりません!
統夜!貴方の豆腐を私に下さい!!
代わりに私の唇をあげましょう!!」
メルア「あ!私も私も私も〜!!」
テニア「む〜!統夜の唇はアタシの所有物だー!!」
統夜「ちょ…おま…!アッー!!」

冬と言えば鍋なので書いてみた。
反省はするが、後悔はぬぅあい!!

230それも名無しだ:2007/01/09(火) 00:42:27 ID:CmaAxLA5
あなたにGJを贈ろう
しかし昨年鍋くってなかったな
231それも名無しだ:2007/01/09(火) 01:05:34 ID:j8c7XjZl
>>229
貴方のSS見てたらキムチ鍋が食いたくなった。でも俺のアパートには鍋がないや…orz

GJを捧げよう
232それも名無しだ:2007/01/09(火) 12:11:30 ID:9k4XIFPs
>>229
GJを贈呈しよう。


ふと、テニアSSって三人一緒が多い事に気が付いた。なぜ?
233それも名無しだ:2007/01/09(火) 18:18:01 ID:2m8q8P3F
>>229
GJ!そういや今晩は鍋だった…。

>>232
それだけ他の二人も愛されているって事さね。
234それも名無しだ:2007/01/09(火) 20:15:53 ID:uMne0A01
テニアがちょっと出てるくらいのハーレムが一番いい。
235それも名無しだ:2007/01/09(火) 20:19:08 ID:PT0PzobP
其の弐はまさに、
『三人娘総合スレ』見たいな感じだったからな。

あの頃の雰囲気は嫌いじゃないぜ?
もちろん今の雰囲気もだ。
236それも名無しだ:2007/01/09(火) 22:48:39 ID:Sz/DmIu3
明るさ、という美点は端からの観測者が有ってこそ輝く。
観測者が統夜になるかそれ以外になるかはその時々だが、元々統夜と二人っきりでは些かしおらしくなってしまうからな、テニアは。
237それも名無しだ:2007/01/09(火) 23:06:53 ID:z8YAcA+b
テンプレに添った色んな形のSSを書く職人が居てもいい…
異なる形式のSSが好きな住人が居てもいい…
自由とは、そういうものだ。
238それも名無しだ:2007/01/10(水) 01:27:59 ID:tnjktncD
交渉人おつ
239それも名無しだ:2007/01/10(水) 08:31:25 ID:opNl/YnS
統夜幻人全滅だ!テニアブリーカー死ねぇ!
240それも名無しだ:2007/01/10(水) 10:09:55 ID:NkYVVVfc
>>239
ぶしつけながら、その続きを書かせて頂く。

テニア「テニアブリーカー!死ねぇ!!」ムギュ
統夜「…あの、テニア?これは、一体、何の真似だ?」
テニア「知らないの?鋼鉄ジーグの真似だよ。
最近リメイクするみたいだし、一部で流行ってるんだ。」
統夜「いや、そうじゃなくて…その…胸が、当たってるんだけど…」
テニア「当 て て ん の よ。
…まあ統夜にしてみたら、アタシにされるよりも、
カティア達にされた方が嬉しかったとは思うけどね…。」
統夜「…いや、そんなことはないぞ。その証拠に、今すごくドキドキしてる。」
テニア「えへへ。実は、アタシも…。
ね、もっと強く抱き締めても、いい?」
統夜「嫌だって言っても、聞かないだろ?。」
テニア「…えへへへへ。」ムギュ〜



カティア「ラブラブしてるという理由だけで十分だ!!
カティアブリーカー!死 ね ぇ!!」ボキィ!
統夜・テニア「「アッー!!」」
241それも名無しだ:2007/01/10(水) 20:47:18 ID:jrRhi8GN
メルア「メルアブリーg(ry

こうですかわかりません><
242それも名無しだ:2007/01/10(水) 20:59:20 ID:wZvl4jKF
>>240
流石は、流石はIDがVVV
萌え尽きた、萌え尽きたとも!
243それも名無しだ:2007/01/10(水) 21:26:06 ID:40sgktFC
>>240
GJを送るぜ
244それも名無しだ:2007/01/10(水) 23:16:22 ID:UoGxPAzi
三人娘にブリーカーを食らうとは・・・この幸せ者め!

GJを授ける
245それも名無しだ:2007/01/11(木) 23:15:33 ID:M93+JcNN
まる一日放置などさせん!
だがSSチャージ中なら許可してやらんこともない。
246それも名無しだ:2007/01/12(金) 16:23:23 ID:hD/h455+
ふと、テニアがある日突然縮んでしまうと言う電波を受信した。

・・・や、チビ化じゃなくて幼女化。
247それも名無しだ:2007/01/12(金) 21:47:14 ID:4oq4p58H
>>246
ロリテニア「はぁ…」
統夜「どうした?溜め息なんかついて。」
ロリテニア「いやね、まさか鏡餅を食べたら体が縮むなんて、
ホントにウソみたいだな〜って思って。」
統夜「ははは、俺も最初は目を疑ったよ。
何せ、あの餅を食った瞬間に、目の前にいたテニアが小学六年くらいの姿になってたんだから。」
ロリテニア「ふ〜んだ。そっちは笑えるかもしれないけど、
こっちはちっとも笑えないんだから。」
統夜「ごめんって。まあこの後、冥王(暇潰しに地球の守護神やってる)
が来るんだから、そんなに落ち込むことは無いって。」
ロリテニア「うん…。でもやっぱり不安だよ。もし、このまま元に戻らなかったら、
統夜とお似合いのカップルになれないもん…。」
統夜「テニア…」
ロリテニア「だから…統夜にも同じ目に遭わせてやる〜!」
統夜「もがあ!?ちょっ、おまっ!いま、何食わせ…!」
ショタ統夜「…っておい!やっぱり縮んじゃったじゃないか!」
ロリテニア「あはは!統夜カワイ〜!!」
ショタ統夜「笑うな!!畜生…何の恨みがあってこんなことするんだよ…。」
ロリテニア「いいじゃないの。これなら、胸を張ってカップルって言えるし♪」
ショタ統夜「…やれやれ。本当に困ったお姫様だな。」
ロリテニア「えへへ〜。…ところで、あの餅って誰から貰ったの?」
ショタ統夜「…沖さんからだ…確か、簡易型次元連結を応用したとか…」
ロリテニア「…はめられたね……」
この後、元に戻った二人によって、
サングラスが原型を保てなくなるくらい殴られた沖なのであった。

こうですか!?分かりません!!
248それも名無しだ:2007/01/12(金) 21:56:37 ID:NiM/O/Ci
そんなショタ統夜の周りに不審な影2つ

???「こ、この写真は家宝に・・ハァハァ・・」
???「焼き増しを・・100枚ほど」
249それも名無しだ:2007/01/12(金) 22:09:06 ID:cKbc9nmL
かなめ「君たちここは高校だよ。小学生が入るところじゃないよ」
宗介「…紫雲とフェステニアに似てるな」
かなめ「もしかして二人が…」
統夜「そうだよ、かなめさん。俺達…」
かなめ「産んだ子供!」
統夜「はぁ?」
こうして高校で色々誤解される二人

こうなるのですか!?分かりません!
250それも名無しだ:2007/01/13(土) 00:22:08 ID:reeLJEnz
流れを止めてアレだが、
すぱろぐ大戦ACにあるテニアの顔グラがむっさカワイイ件
251それも名無しだ:2007/01/13(土) 07:36:36 ID:2lzQOWOZ
>>250
ハハハこやつめ
252それも名無しだ:2007/01/13(土) 10:17:54 ID:UtPsQUCQ
>>251
ハハハ!
253それも名無しだ:2007/01/13(土) 18:34:18 ID:LOxwrPMP
>>247
               _,,,,,,,,,,,,,_
             ,,r;:r""      ヽ、
          ,r'" "     ,r''"`   ヽ、
         ,r"  /   ,,r ,r"rヾ、`ヽ、 ヽ、
        ,|、_ (_   _ (_,r"'"  ヽ、 `ー、i
         ,|ヾl`'ー`ヽ!`i'"      ゙i、  _,〕
         tヽ|     ゙i、      ヾー[」-!、
         ヾ|     ゙i、,|  _,,,;;;=''"`  ヽノ、 〕
          !i,‐-;;;;;;、,゙i、r'"-,ニlア    |i、゙`イ|
.          `i;-、ニlア i、 "      |、ヾ|l|゙
.           ゙i,    |:|         | ゙i, ノ,
            ゙l、  `!_,,.       | ゙i | 
             ゙!、  ,,,,.. -'''    /  | .|  赤毛の彼女は良い素質を持っているな…いくかい?
              ゙i、   --    ,r'   ゙i_!-; 
               `!、     ,r"_,,,r-'''ニ-‐''゙i
              rヾ、`ーr‐''ニ""-‐'"     ヽ,.........,___
             __λ i,ヾ| i''"       _,,.r-t"_,r'"_:_:_
    ____,......r-i'",r'ヽ | |:| |     _,,--'"   ~ヽ、:::::  !.
  < ̄ j'"ー'''''j;, ̄ ̄  `i | |:| |  _,,r''"        ヽ、:::::  `t、/
    冫>、i :::::,r'"      i i,r ノ_,,r'"           ヽ、:::::.. /
   |,イ'" ::,r"        ト,i",r'"              ヽ、 :::/
   /::::,r'" __     // |     r'" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/    ヽ/
254それも名無しだ:2007/01/13(土) 18:37:06 ID:mdJR6OiS
>>253はインフィニティキャリバーで真っ二つにされたようです。
255それも名無しだ:2007/01/13(土) 19:05:13 ID:0Yj5kSSP
>>253
素質・・・?

テニア「敵が小さく見えるってことは……アタシが勝つってことだ!」

こうです(ry
256それも名無しだ:2007/01/13(土) 19:17:43 ID:i8tU9Bbv
テニア「ねぇ統夜ぁ」
統夜「なんだ?」
テニア「統夜ってさ…やっぱ私たちに対して『あ〜俺のオルゴンソードがリミットオーバーしてイグニッション寸前だからテニアたちに雲燿の太刀してぇなぁ』とか…思ったりするの?」
統夜「…それで表現を柔らかくしてるつもりか?」
テニア「…かなり。で、どうなのさ?」
統夜「う〜ん…なら、夜部屋で待ってろよ」
テニア「ええ!?統夜大ッ胆!」


統夜は夜テニアの部屋に勉強道具を持ち込みましたとさ




テニア「…初めてテスト70点以上出た…」
257それも名無しだ:2007/01/13(土) 20:48:10 ID:FurB6Iqx
統夜「この問題が解けたら(自主規制)してやるから頑張って解くんだぞ」
テニア「ホント!」

こうですかわかr(ry
258それも名無しだ:2007/01/13(土) 20:54:48 ID:v4m7V2QN
>>257
いや、俺は>>256のが夜の勉強道具かと(ry
259それも名無しだ:2007/01/13(土) 21:33:09 ID:k8mkG+g6
この問題がとけたら(食事の量増や)してやるから頑張って解くんだぞ

こうですか?わかりません><
260それも名無しだ:2007/01/14(日) 00:07:09 ID:Qw0omLXQ
>>250-252
ひょっとして痴漢男か?
あれはいいものだった。
なんかインスパイアされてこのスレでも痴漢男的なSSを書いてみたいが、その場合メルアがアレなポジションに…
261それも名無しだ:2007/01/14(日) 00:23:56 ID:MpsD3Jlh
>>260
俺は
「海産物のパイオニア」
「ビッグ・ティー」
「温泉イベントだろ!」
ここら辺がツボだったな。
262それも名無しだ:2007/01/14(日) 00:42:08 ID:Ul7FaT0g
>>261
いや、このスレのことじゃないだろ。

痴漢男 マンガ版

でググればわかりやすくていいとオモ
263それも名無しだ:2007/01/14(日) 01:02:19 ID:MpsD3Jlh
テニア「とーやっ♪」(布団に飛び込んでくる)
統夜「ん…今日も、か?」
テニア「うん、統夜の傍だとあったかいし。」
統夜「しょうがないな、テニアは。」

今日も紫雲家の夜は更けて行くのであった。
264それも名無しだ:2007/01/14(日) 21:40:21 ID:x0kzvHqk
統夜「…最近、テニアが部屋に篭る時間が多い気がするんだが…
お前達、何か知らないか?」
カティア「さぁ?私たちは何も知りませんが。」
統夜「さぁ…て、もし学校で何かあったとかだったらどうすんだよ。」
メルア「それはないですよ。
…にしても、統夜さんは本当にテニアちゃんには甘いですね。」
統夜「メルアまでそんなこと言って…」
テニア「統夜〜。」
統夜「あ、テニア。丁度良かった。お前、最近よく部屋に篭ってるけど…」
テニア「そんなことよりさ、ちょっと用があるから、アタシの部屋に来てよ。」
統夜「あ、おい!引っ張るなって!」ズリズリ…
カティア「……はぁ。」
メルア「そんな溜め息つかないで下さい。私まで欝になってしまいます。」
カティア「確かに今回は、譲ってあげようとは思ったけど、
やっぱり損な役回りよねぇ…。」
メルア「悲観的になるのはまだ早いですよ。次があるじゃないですか。」
カティア「……次、ねぇ。」
-テニアの部屋-
統夜「…で、用ってなんだよ。」
テニア「統夜に渡したいものがあってさ。」
統夜「俺に?」
テニア「うん。これなんだけど…」
統夜「…手編みの…手袋か?」
テニア「ほら、最近寒くなったし、
いつもお世話になってるお礼にと思ってさ。」
統夜「それで部屋に篭ってたのか…。でも、どうしてわざわざ内緒にしてたんだ?」
テニア「ん?どうせ渡すんなら、ビックリさせたほうがいいじゃない?」
統夜「…まったく…お前ってやつは…」
テニア「えへへ、ごめんね。いらない心配かけちゃって。」
統夜「別にいいよ。それより、手袋ありがとな。
大切にするよ。」
テニア「えへへ〜。」
265それも名無しだ:2007/01/15(月) 18:45:41 ID:EEPrRpJN
和んだよGJ
266それも名無しだ:2007/01/15(月) 23:05:02 ID:JfhyEfUg
グッ ジョ ブ!
267それも名無しだ:2007/01/15(月) 23:40:35 ID:H/YfEyci
ちょっと長いですが、投下しますね。
268それも名無しだ:2007/01/15(月) 23:41:41 ID:H/YfEyci
テニアが商店街で行われた福引で、温泉旅行のチケットを当てたため、
俺達は休日を利用して温泉に行くことになった。
「わあ〜!見て見て統夜!綺麗な湖が見えるよ!」
「ん?おお、本当だ。すごく綺麗だな。」
「でしょでしょ〜!」
ガタンゴトンと揺れる電車の中、俺の隣に座っているテニアは、
逸る気持ちを抑えられないみたいで、まるで子どものようにはしゃいでいた。
「こら、テニア。あまり騒がしいと他のお客さんに迷惑でしょ?
そんなことも分からないの?」
そんなテニアに対し、向かいに座っているカティアは、ちょっと不機嫌そうにそう言った。
「うう…分かってるよぉ…」
カティアの容赦無い前正論の前に、テニアは成す術もなく、シュンと落ち込んでしまった。
「まあまあ、そんなに厳しく言うことじゃないだろ?
折角の旅行なんだし、そこまでピリピリしなくてもいいじゃないか。」
そんなテニアが不便に思った俺は、なだめるようにそう言うと、
「……統夜はテニアには、本っ当に甘いんですね。」
カティアは不満を露にして、そっぽを向いてしまった。
メルアも言葉には出していないものの、不満の眼差しを俺に送っていた。
……何で二人とも機嫌悪いんだろ。
俺、何か悪い事したか?
「ねぇ、統夜。あれ見てよ。アレアレ。」
そんな二人を尻目に、テニアは先程よりも小さい声を出しながら、
窓の方を指差してきた。
……まあ彼女達には彼女達の都合もあるわけだし、
あまり気にしない方がいいかな。
そう考えた俺は、テニアと一緒に、小声で風景を楽しんだ。
それから最寄りの駅について、少し歩くと、木造の旅館が姿を現した。
陽が落ちかけて、辺りは橙色に染まっていく中、
その旅館は、風景に混じって、自然の凄さを表していた。
「わぁ…すごいですね。」
「本当…。自然の素材と言うのは、素晴らしいものね…。」
さっきまでピリピリしてた二人もようやく笑顔になって、
旅館をジッと見つめていた。
269それも名無しだ:2007/01/15(月) 23:42:47 ID:H/YfEyci
早速旅館に入って、受付を終らすと(ちなみに三人とは兄妹ということで話をつけた。)
俺たちは部屋に荷物を置いた。
「俺はしばらくゆっくりしてるけど、お前達はどうするんだ?」
「私は温泉に行ってきます。どんな物か気になりますし。」
「あ、私も〜。」
笑顔で答える二人とは裏腹に、テニアは何やら深刻そうに顔を曇らせていた。
「……どうしたんだ?テニア。」
そう尋ねると、テニアは一瞬だけビクウっと体を跳ねらして
「あ、アタシお腹すいちゃったから、ご飯までのんびりしてるね。」
と苦笑しながら答えた。
「…?まあいいけど…」
そんなテニアにあまり気をかけずに、二人は部屋から姿を消した。
二人が完全にいなくなったのを確認すると、テニアは大きく溜め息をついた。
「……どうした?てっきりお前も温泉に行くかと思ったのに。」
「うん…。でも、あの二人と一緒だとどうにも…ね。」
そう言うと、テニアは恥ずかしそうに、目線を俺の顔と、自分の胸元を行き来した。
「……なるほどね。」
その仕草で、ようやくテニアが入浴を拒んだ理由が分かった。
別にテニアのスタイルが悪いというわけじゃないけど、
あの二人といると、どうしても見劣りしてしまうのだろう。
俺はあまり気にならないけど、テニアにしてみれば、
自分は二人の引き立て役にされてると思っているのかも。
そんなテニアが可愛らしくて、ついつい苦笑しながら頭を撫でてしまう。
「気にすること無いって。お前はそのままでも十分魅力的なんだし。」
他愛もない誉め言葉だが、テニアには効果抜群らしく、
恥ずかしそうに頬を赤くして俯いてしまった。
ああもう、やっぱり可愛いなあこいつ。
二人きりになると、いつもと違う仕草をするからどうにもドキドキする。
「えへへ。ありがとね、統夜。」
すると、追い討ちをしかけるように、顔を上げてニコッと微笑んできた。
そのコンボに、俺の顔は火が出るほど熱くなってきた。
どうも俺はこういう素直な言動に弱いらしい。
その仕草に魅とられ、ちゃんとした返事をしないせいで、辺りに言いようのない雰囲気が漂ってきた。
別に居心地は悪くないんだけど…その…このままでいると危うい雰囲気でもある気がする。
そんなことを考えていると、
「はあ〜、生き返りました〜。」
一目で湯上がりだと分かるメルアの乱入により、その雰囲気は砕かれた。
270それも名無しだ:2007/01/15(月) 23:43:45 ID:H/YfEyci
「……何をしていたんですか?」
目が笑っていない笑顔で、メルアはそう尋ねてきた。
あの顔は、返答次第じゃただじゃおかねぇと言った顔だ。
迂濶な発言は死に繋がる…
そう感じた俺は、必死に言葉を選んで、最善と思われる発言をした。
「あ、いや、テニアの頭にゴミがついてたから、それを取っている最中だったんだ。」
……笑わないでくれ。これでも本気で考えてたんだ。
「…まあそういうことにしてあげましょう。」
メルアはちっとも納得してないように言ったが、
まあ危機は逃れたのでほっと一安心と言ったところか…
その後、通夜のように沈黙した夕食を終えると、カティア達は再び浴場に向かった。
どうやらよっぽど温泉が気に入ったみたいだな。
テニアはお土産屋さんを見てから浴場に行くそうだ。
そんなわけで、一人暇になった俺は、温泉に入ることにした。
脱衣して浴場のドアを開けると、湯煙でよく見えないが、
珍しく人がいないみたいだ。
一応、男湯であることを確認した後、体を洗って湯船につかってみた。すると
「おお〜〜!」
ほどよい暖かさが全身に走り、思わず声を上げてしまった。
なんつーかこう…気持いいだけじゃ表現できない気持ちよさだ。
肩の力を抜き、体を楽にしていると、ガララララという音が聞こえてきた。
誰か来たのかな?と思っていると、
「わあ〜!すごい広い〜」
と、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
その声に、俺の体は一気に氷つく。
……大丈夫。入る前も男湯だと確認したんだ。大丈夫…
変に鼓動する胸を抑えながら、先程の声がそら耳であることを祈った。
だが、湯煙から姿を現したのは、非情にも
「あ…れ…?」
タオル一枚で前を隠した、テニアだった…

ラースエイレム!時よ止まれと言わんばかりに、俺とテニアの動きは停止した。
…え?何でテニアがここにいるんだ?ここ男湯だよな、そうだよな。
じゃあ何でテニアがここにいるんだよ。あれ…おかしいなあ…
そんなことばかり頭の中に回っていたが、テニアの今にも泣きそうな顔を見て、
身の危険を感じた俺は、そんな考えを一気に無くした。
「……き…キャムグゥ!?」
叫ぶより早く、俺はテニアの口を押さえ、そのまま体を沈めて湯船につかわす。
「バカ!ここで叫んだら何が起こるか分かったもんじゃないぞ!」
271それも名無しだ:2007/01/15(月) 23:45:36 ID:H/YfEyci
そう小声で叫ぶと、テニアはその手を払い除けて、
「と、統夜なんでここにいるのさ!?ここは女湯だよ!!」
と今にも爆発しそうなくらいに顔を赤くして、
ある方向を指差した。
「テニアこそ何言っているんだよ!!ここは男湯だ!!」
負けじと俺も叫びながら指を差す。
その方向を見てみると、確かに二人の指差した先にはドアはあった。
だが、真ん中に本来あるものが無かった。つまり…
「「こ、混浴ぅーー!?」」
と言うわけであった。
だが、分かった所でどうしようと言うのだ。
これから混浴イベントがあるわけでも無いのに。
とりあえず、俺が上がるべきだなと思っていると
「…まあお互い背中向けて入れば問題無いよね。」
と、とんでもないことを言いながら、テニアは背中を俺の背中に合わせてきた。
女子が持つ、独特の肌触りに、俺の心臓は一気に鼓動し出した。
「いいお湯だね〜。」
あまりの緊張に、背中越しに聞こえるテニアの発言も耳に入ってこなかった。
一体何処でイベントのスイッチが入ったのか?…て言うか、今日のテニア大胆すぎじゃないか?
いつもなら、きっと膝蹴りが来ると思ってたのに…
いや、俺は一向に構わないのだが…
再び混乱してきた俺とは対照に、テニアは嬉しそうに微笑んだ。
「……嬉しそうだな。」
「うん、だって不謹慎だけど、こうやって統夜と二人きりになれたんだもん。」
テニアは少しだけ俺の方を向くと、嬉しそうに笑った。
その発言もさることながら、いつものようなくせが無い彼女の髪型は、
一層俺の心を激しく揺るがす。
「……アタシは、皆といるのも好きだけど、
やっぱり、統夜と二人きりの方が好き。
だって、統夜と一緒の空間にいると思うと、
すごく安心して、心が少し引き締められて…とても、気持いいから…」
「…テニア…」
ちらりと見える、すららとしたうなじが、何故かとても魅力的に見えてしまう。
……おかしい。やっぱり今日のテニアは変だ。
いつもなら言わないことばかり言う。
でも、そんなテニアに、今まで見たことがないテニアに、
俺は不思議なくらいに、自分でも戸惑うくらいに…
『魅せられている』
「…アタシはカティアと比べて何でも出来るわけじゃないし、
メルアみたいにスタイルもよくない。…でも」
そう言うと、テニアは俺の耳元でこう囁いた。
『統夜を愛する気持たなら、誰にも負けないから。』
272それも名無しだ:2007/01/15(月) 23:49:00 ID:H/YfEyci
そしてテニアは逃げるように浴槽から抜け出した。
一人残された俺は、のぼせかけるまで、湯船で呆然としていた。

その後、すぐにテニアに会ったものの、いつも通りに接してきた。
…あれは、夢だったのだろうか。
それとも、幻覚だったのか。
その答えは、今は分からないだろう。
でもいつか、いつかまた、あの時のテニアに会える日が来ると思う。
その時は、あの時言いそびれた言葉を言いたい。
『俺もテニアのことを―――』


以上です。温泉SSは恐らく他にも色々あると思いますが、
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
273それも名無しだ:2007/01/16(火) 10:52:10 ID:8oMgNfLK
>>272
4人でいるときは恋愛バトルを通り越して険悪でつね・・・お通夜の夕食て
何はともあれ俺を萌えさせたあなたにGJを
274それも名無しだ:2007/01/16(火) 12:25:27 ID:j8sMIYDB
>>272
あんたはやってはいけないことをした
それはこの俺を萌えさせた事だ!! G J!
275それも名無しだ:2007/01/16(火) 23:17:35 ID:UNhjTPwx
テニア→膝げり→格闘少女→新体操部
とかいう電波来た。
つまりテニアがレオタードでムチプr(ボォォルテッカァァァァァァァァァ!
276それも名無しだ:2007/01/17(水) 00:48:28 ID:VnsLu5bU
むしろチアリーダ(バァーン!!)
277それも名無しだ:2007/01/17(水) 02:16:25 ID:pTKqH/NE
とりあえずロッテニアのハンバーガーという電波は届いた
278それも名無しだ:2007/01/17(水) 05:36:07 ID:Ds48baDb
佐世保バーガーのような大きさなんだな
279それも名無しだ:2007/01/17(水) 12:27:32 ID:R1XNf+DD
テニア→膝げり→格闘少女→スパッツと言う電波になった。
テニアに下半身にぴっちりのt(オルゴンソードFモード!!
280それも名無しだ:2007/01/17(水) 21:01:13 ID:IWTF5+4M
テニア「テンチョー!」

こうですかわか(ry
281それも名無しだ:2007/01/17(水) 21:55:16 ID:lGLhbZnB
「ケンイチさん、ですわ」




こうです(ry
282それも名無しだ:2007/01/17(水) 23:29:37 ID:763C4NkA
統夜が後ろから鷲掴みにするわけだ。
283それも名無しだ:2007/01/18(木) 01:06:48 ID:SnGWFJ0I
寝ているテニアのほっぺを幸せそーにプニプニと突っつく統夜

と言う電波を受信してしまった。
284それも名無しだ:2007/01/18(木) 01:37:06 ID:88k/e4Oh
フェステニア・ミューズと会話する際に気をつけるべきこと

「食べるのが大好き?いいなー」などと軽々しく言わないこと。このように言われるとテニアは
「ダイエットの辛さも知らないくせに・・・でも食べちゃう!」などと内心感じる。
褒めるにしても、「元気なのがいい」「一所懸命な所がいい」「スーパー系な性格がいい」
と、何かに関連つけて褒めること。
ただ、太らないのかと尋ねるのはよくない。このような無神経な人間の発言にテニアは殺意を感じる。
鍛えぬかれた拳で殴打されて輝く膝で股間を痛打されても
文句は言えない。
公式の話はしないこと。今のテニアにとって公式はハツプレイトウヤクストウェル的存在である。
続編の話を軽々しくしないこと。現在、続編がでるという情報は全くない。
テニアの好きな人を尋ねる際、「統夜」「紫雲」「エ=セルダの小倅」といった答を期待した聞き方しないこと
素直な性格のテニアはこの手の話題を一番喜ぶ。話に区切りがつかない。
「将来なりたい職業は?」は絶対に禁句。「お嫁さん!どんなのかっていうと」と、
さらにヒートアップしてしまう。

いや、何となくここを見てたらつい・・・
【北の】北海道民のガイドライン【国から】
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1113055233/l50
285それも名無しだ:2007/01/18(木) 04:40:45 ID:2oMr2dF0
>>284の「ダイエットの辛さも知らないくせに・・・でも食べちゃう!」を見て何となく思いついたネタ。


テニアハード

とある高級レストランでの豪華ディナーを奢ってもらえることになった三人娘
しかしそれはカティアとガウルンの巧妙な罠だった

カティア「統夜とは私に略奪愛される為にラブラブしてきたんですものね」
テニア「うう、こんな美味しくなかったら…こんなに食べたりしないのに…!」
カティア「よかったじゃない。豪華な夕飯のせいにできて」
テニア「んんんんんんんっ!」
ガウルン「へへへ おい、ウェイターに注文を出せ! もっと食わしてやる!」
テニア(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
メルア「生テニアの生我慢顔ゲ〜ット、です〜♪」
テニア(いけない…!コレ以上食べたらもう普段の夕飯の三倍以上なのを悟られたら…!)
ウェイター「ご注文のスペシャルデザートセットはこちらの赤毛のお客様でよろしいでしょうか?」
テニア「ダイエットの辛さも知らないくせに・・・でも食べちゃう!(ビクンビクン)」
ガウルン「おっと、腹いっぱいになってしまったか。甘い満腹感がいつまでもとれないだろう?」




上手くネタを昇華しきれないのがくやしいですね
286それも名無しだ:2007/01/18(木) 10:10:04 ID:6vZJFT0M
そこで、イングとアラドの援軍が!

287それも名無しだ:2007/01/18(木) 13:41:06 ID:dXPoWS2z
前に投下した小説を再構築して投下するってのは、アリなのかな?
288それも名無しだ:2007/01/18(木) 17:30:02 ID:Kx8Cr2LC
かまわない、投下してくれ
289それも名無しだ:2007/01/18(木) 17:45:06 ID:JjC6JEsX
>>287
男は度胸!
なんでもやってみるもんさ!
290それも名無しだ:2007/01/18(木) 17:59:27 ID:iAD6Ha7o
むしろ、やれ。
291287:2007/01/18(木) 18:11:30 ID:xhkOAlcO
成る程、そう言うのもアリなんだな?
じゃあちょっと時間がかかるかもしれないが待っていてくれ。

あ、前に南極組ゲストの歯医者の話を投下した者です。
292287:2007/01/18(木) 21:50:00 ID:QIO4KCjd
投下しますよ。
293ドリル輝く歯科医院前:2007/01/18(木) 21:51:03 ID:QIO4KCjd
IDが変わってるのはちょっとした事情。

「統夜〜、やっぱ行かなきゃダメ?」
「当たり前だろ。物が食えなくなってもいいのか?」

テニアが虫歯になった。
原因は分かってる、こいつは元々歯が丈夫だからと言って
寝る前の歯磨きをここ一週間怠けていたのだ。
…確かにテニアの歯は丈夫だ。飯時もしっかりと20回噛んでから飲み込んでいる。
そのせいか、この前の学校の歯科検診では『いたって健康、模範的な歯』との通知が来ていた。
俺やカティア、メルアに向かって高々と自慢げに通知表を掲げていた姿を思い出す。
・・・俺も歯磨きはキチンとしているつもりではあったが、模範的な歯、と言われる程ではなかったようだ。


「でも今はあんまし痛くないよ。」
「お前は甘い。虫歯って言うのは早めに発見して治しとくのが正解なんだ。
さもなきゃ、どんどん歯が蝕まれていってしまいにゃ痛くて痛くて物を食うどころじゃなくなるぞ。」
「くぅ・・・虫歯菌なんかに・・・くやしい・・・!でも美味い物は食べたい!」
「いくらお前の歯が丈夫だからって、油断してるからそうなるんだ。
後その言い回しはやめろ。…ッたく何処で覚えてきたんだ…。」
そう言って後頭部を掻く俺。テニアはそんな事など意に介さずに話題を変える。
「・・・そういえばあたし、歯医者って行くの初めてなんだ。どんなとこなの?」
「うーん・・・説明するのは難しいんだけど・・・着けば分かる、と思う。」

そんな会話を交わしているうちに、目的の建物が見えてきた。
『ラドクリフ歯科医院』俺も小さいころにお世話になった歯医者だ。

「こんにちわ。」
ガチャ、と扉を開くと、歯科医院独特の薬品の匂いが鼻を突く。
曇りガラス張りのカウンターと、その横の扉の向こうからは時折、チュイーンというドリルの音も聞こえる。
「・・・な、なんか怖いな。」
テニアはドリルの音にびびったのか、少し体を震わせた。
・・・まぁ、歯医者初体験ならよくある事か。

294ドリル輝く歯科医院前 2:2007/01/18(木) 21:52:29 ID:QIO4KCjd
診察の申し込みをするため、カウンターに向かい診察券を出すと、中年の垂れ目の男が顔を出した。
「おや、紫雲君か。久しぶりだな。」
「お久しぶりです。ドクトルもお元気そうで。ジョッシュさんやリムは?」
「ジョシュアは今向こうで患者を診ているよ。リムは外に遊びに行っている。」
あぁ、そういえばメルアも遊びに行くとか言って家を出てたっけ。
「知り合いなの?」
「あぁ、テニアは初めてだったな・・・。
小さい頃、よくここにお世話になったんだ。この人はクリフォード・ガイギャクス先生。」
「へぇ・・・あ、あたしはフェステニア・ミューズ…テニアって言います。これからお世話になります。」
「あぁ、この子か。君の新しい家族って言うのは。・・・よろしく、テニア君。
私のことはドクトルと呼んでくれて構わんよ。」
「ドクトル、それで診察を申し込みたいんですが・・・。」
「君がかね?」
「いえ、こっちのテニアの方が。前歯に虫歯が出来たらしくて。」
「フム、分かった。今治療している患者が終わったらすぐに始めよう。
それまでそこのソファーで待っていてくれ。」

ソファーに腰掛け、診察を待つ。
棚に積まれていた単行本を一冊手に取り、何気なくパラパラと読んでいると、テニアが声をかけてきた。
「ね、統夜。虫歯の治療って、具体的に何をするの?」
「ん? んー・・・簡単に言えば、お前のその黒い虫歯の部分をドリルで削り取っちまうんだ。
で、削り取った部分はプラや金属でフタをする。」
「け、削り取る!?あ、あのチュイーンってので!?」
「大丈夫だよ。歯茎に注射で麻酔をするから。」
「歯茎に麻酔・・・い、痛そう・・・。」
テニアの顔が少し青ざめる。
まー、あのじわっと来る痛みと妙な感触はいつまでたっても慣れないしな。無理もないか。
「心配するなって。今では注射で麻酔を打つ前に、表面麻酔ってのをかけるんだ。
もちろんその麻酔は痛くない。歯茎に麻酔の薬を塗るだけだからな。」
「そ、そっか。」
295ドリル輝く歯科医院前 3:2007/01/18(木) 21:54:35 ID:QIO4KCjd
そうこうしている間に、ドアが開き、黒服でサングラスの男が出てきた。
その人はカウンターで代金を支払い、薬を受け取った後、出て行った。
・・・何処かで会った様な・・・。
「フェステニアさん、どうぞ。」
そしてテニアの名前が呼ばれた。おっかなびっくりテニアが立ち上がる。
「おい、大丈夫か?…あんまり怖いんなら一緒に行ってやらんでもないぞ。」
「な、なにマサキみたいなこといってんのさ!べ、別に怖くないよ。そう!
これはその、む、武者震いって奴!統夜はここで待っててよ。」
「まぁ、お前がそう言うんなら・・・。」
そう言って、テニアは診察室へ向かった。バタンと扉が閉まる。
俺はソファーに腰掛けなおし、再び手元の単行本へと目をやった。


ドアを開け治療室に入ると、そこは異様な光景だった。
つんと鼻を突く、薬品の匂い。
銀色のトレイの上に置かれた、ピンセットなどの器具類。
そして、大きく横に伸びた治療台。おそらくここに掛けて治療を受けるのだろう。

ぞくっ

「・・・ッッ」
少し寒気がした。
似ているのだ。自分達がかつて居た月の実験施設に。
「テニアさん?」
「! は、はいっ」
不意に自分の名前を呼ばれて反射的に返事を返す。
あたしの目の前には紺色の髪をした、統夜と同じ位の白衣を着た男の人が居た。
「こちらへどうぞ。」
男の人はあたしをそこの治療台へ座るように促した。
言われるままに治療台に上がり、横になると、あたしの目の前にライトが降りてきた。
「初めてですね、何処が悪いんですか?」
丁寧な口調で、その男の人は手袋とマスクをしながら聞いてきた。
あぁ、多分虫歯のことを言ってるんだなと思い、あたしは前歯がちょっと、と答えた。
それを確認すると男の人は頷き、口を開けるようにあたしに言った。
ライトが点灯する。
男の人があたしの口の中を銀色の何かを使って覗き込み、時折何かに書き込んでいく。

ぞくっ

まただ。
この感じ。
実験を受けた時の記憶が蘇ってくる。
296ドリル輝く歯科医院前 4:2007/01/18(木) 21:56:30 ID:QIO4KCjd
首を激しく振って記憶を否定する。
耐えなきゃ。
昔は昔、今は今。
ここは「あの」施設じゃない…。

必死に自分にそう言い聞かせ、我慢する。
心臓の鼓動が早くなる。

何でだろう。ここはあの施設じゃないのに…震えが、とまらない。

「…小規模な虫歯が出来ているね。少し削るから、麻酔をかけるよ。」
男の人はそう言って、麻酔を塗りつけた脱脂綿をあたしの歯茎に当てていった。
暫くすると下の歯茎の感覚が無くなったのを感じた。

ぞくっ

その感覚は、またあたしの恐怖を呼び覚まそうとする。
実験の前に、いつもされる事。
あの時は体中の感覚がなくなって…その後…

「よし…それじゃ麻酔を打つよ。リラックスして…。」

男の人が注射器を片手に、あたしに目を向ける。
思い出した。
あの後、こめかみに注射を打たれたことを。
注射器が迫ってくる
嫌だ
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い

あたしの恐怖は、限界に達した。


「いやぁあああぁぁぁあぁ!!」
297ドリル輝く歯科医院前 5:2007/01/18(木) 21:57:40 ID:QIO4KCjd
いきなり、テニアの悲鳴と、ガシャーンと言う器具が倒れる音が扉の向こうから響いてきた。
「!?」
思わず、持っている本を取り落としてしまう。そして、
「テニア!!」
診察室のドアを思い切り開け、診察室に踏み込む。
そこで俺が見たものは、左の頬を押さえている白衣のジョッシュさんと、
部屋の隅で泣きながら震えているテニアの姿だった。
テニアには氷のような色をした髪の女性が寄り添っている。
どうやらテニアを慰めているようだ。
「ジョッシュさん、これは一体・・・!?」
状況が理解できず、俺は半ば興奮気味にジョシュアさんに問うた。
「いや・・・俺にもわからない。ただ診察台に寝かせて、歯茎に麻酔を打とうとしたら、
その子が突然暴れだして・・・ラキ、その子の様子は?」
ジョッシュさんがラキと呼んだ、テニアに寄り添っていた女性は、立ち上がって告げた。
「大丈夫、もう震えてない。すぐに落ち着くと・・・思う。」
・・・取り合えず俺は、ジョシュアさんと散らばった器具の片づけを手伝うことにした。

「・・・つまり、過去の施設で受けた実験の記憶と、治療の光景がダブって怖くなってしまったんだね?」
ジョッシュさんがテニアに問いかける。
「・・・うん。」
あの後、片づけを一通り済ませた俺たちは、落ち着きを取り戻したテニアから、
何故暴れてしまったのかを聞いていた。
テニアから話を聞いた俺は、後頭部を見えないハンマーでぶっ叩かれた様な衝撃に襲われた。
畜生、迂闊だった。
テニアは人一倍、過去の施設のことを恐れていた。カティアやメルアよりも。
そんな事を知らずにテニアに過去を思い出させるようなことをしてしまった自分に、無性に腹が立った…。
298ドリル輝く歯科医院前 6:2007/01/18(木) 21:58:58 ID:QIO4KCjd
「・・・ゴメン・・・あたし、駄目だよね・・・。」
ぽつり、ぽつりとテニアが呟く。
「テニア?」
「・・・こんなことで、昔の事思い出して、暴れて、統夜やジョッシュ先生にも迷惑かけて・・・。
あたしっ、強くっ、なるは、はずっ、だったのにっ」
えぐっ、えぐっとテニアが泣き声交じりに語る。
・・・無理もない。トラウマってのはそう簡単に消えるもんじゃあない。
俺はテニアを抱きしめた。
「テニア・・・ごめん。ごめんな。
だけど・・・お前は駄目なんかじゃない。」
「え・・・?」
「怖い事や恐ろしい事から逃げる事は・・・悪い事じゃない。
誰にだってある事なんだ。」
そこにジョッシュさんが、慰めるように俺達に言う。
「ああ・・・誰でも、嫌な思い出ってのはある。それから逃げようとする事は恥ずかしい事じゃない。
だが、嫌な事を乗り越える事だって、出来るはずだ。・・・乗り越えていけばいい、君と統夜で。」
「ジョッシュさん・・・。」


トラブルから数分後、再びテニアは治療台の上にいた。
ただし、その隣には白衣を着た俺も居た。
しっかりとテニアの手を握ってやる。
「これなら、怖くないだろ。俺が傍にいれば。」
「うん。・・・ありがとう、統夜。」
治療台の上のテニアの表情には、さっきまでの不安な表情はまったくない。
「じゃあ、麻酔を打とう。ラキ、そこの薬とってくれ。」
「分かった、ジョシュア。」
氷の様な髪を持つ女性―グラキエースさんが麻酔薬の瓶をジョッシュさんに手渡す。
「よし・・・統夜、彼女をしっかり見ているんだぞ。」
「はい。」
俺はテニアの顔を覗き込む。ライトに照らされたテニアと目が合った。
あたし、頑張るから。俺にはテニアがそう言っているような気がした。
頑張れ、俺が付いてる。そうアイコンタクトを返してみると、心なしか、テニアが微笑んだように見えた。
そして、治療が始まった・・・。
299ドリル輝く歯科医院前 7:2007/01/18(木) 21:59:47 ID:QIO4KCjd
「うぅ〜、なんか変な感じ。」
「しょうがないだろ、麻酔ってのはそんなもんだ。」
歯科医院からの帰り道、他愛もない会話を交わしながら我が家を目指すテニアと俺。
「しかも麻酔が解けるまでは飲食禁止って・・・これから12時になるのに〜」
「家に居るカティアに電話して昼飯の時間ずらしてもらうさ。それまでは我慢してくれよ。
・・・これに懲りたら、毎晩ちゃんと歯を磨けよ。」
「分かってるって。・・・でもさ。」
「でも?」
「・・・あんな風に、統夜が傍に居てくれるんなら、虫歯も・・・結構悪くないね。」
「・・・聞かなかった事にして置いてやる。今度虫歯になったら治療費お前に全部持たせるぞ。」
「ちょ、う、うそだよ、冗談冗談!」
「・・・本当か?」
「本当だって!」
「…相良が携帯している銃の種類は?」
「グロッグ17。」
「ダイゼンガーの内臓武器の名前の始めをつなげて読むと?」
「ダイナミック・ゼネラル・ガーディアンになる!」
「・・・やれやれ、どうやら本当に冗談のようだな。そんな事に答えられるんなら・・・。」
「え、えへへへ。」

他愛もない会話で時間を潰し、我が家を目指す。
強い風が吹きすさぶ季節だが、俺達の心は、温かかった。

結局、カティアが作った昼飯にありつけたのは2時過ぎだった事はどうでもいい。
300それも統夜だ:2007/01/18(木) 22:02:40 ID:QIO4KCjd
以上。
前に書いた物に加筆・修正を施してみた。

テニアのトラウマ部分は正直書くか迷ったけど、どんなもんだったでしょうか。
長文、失礼いたしました。
301それも名無しだ:2007/01/18(木) 23:12:36 ID:kK/E3O5u
炸裂!GJクラッシャー!!
でふと思ったんだが、17だったっけ?19と思ってる俺が変?
302それも名無しだ:2007/01/19(金) 02:05:27 ID:TKpie9jc
>>300
助手が苦境を乗り越えることについての説教は説得力あるなGJ!
スレ違いだがラキのナース服を想像し萌えてしまった・・・あれインフィニティ(ry
303それも名無しだ:2007/01/19(金) 10:19:21 ID:fQiKDivE
>>301
確認した、19だな。
304それも名無しだ:2007/01/19(金) 10:32:19 ID:A/Ivvkip
>>302
Iキャリバーじゃなくてライアットバスターではないんかい?
305それも名無しだ:2007/01/19(金) 17:47:15 ID:G792wYB7
統夜がテニアを肩車して

「「フォルテギガス!」」

と言う電波を受信した。
306それも名無しだ:2007/01/20(土) 01:01:09 ID:s9GeuTIE
-居間-
テニア「ふ〜ふふんふ〜ふ〜ふ〜ふ〜ふふふ〜ん♪」
統夜「何してるんだ?テニア。鼻唄なんか歌って。」
テニア「あ、皆!今ね、ヌイグルミ作ってたところなんだ。」
カティア「ヌイグルミ?テニアって裁縫なんか出来たの?」
テニア「うん、つい最近かなめから習ったんだ。
今までも色々と作ったんだよ。」
メルア「わあ〜。見たいです〜。」
テニア「じゃあ、ちょっと待っててね。」テテテ…
テニア「はい!持ってきたよ〜」
カティア「あら、カワイイ。これってベルゼルートのSD人形よね。」
統夜「これはグランティードのキーホルダーか。良くできてるな。」
テニア「えへへ〜。とは言っても、良く見るとつぎはぎだらけだけどね。」
統夜「そんなことないぞ。とても習ったばっかには見えないよ。」
テニア「ま、またまたまた〜。誉めたって何も出ないよ…///
…あ、そのグランティードのキーホルダー、統夜にあげるね。」
統夜「いいのか?」
テニア「いいよ、いいよ。また作れるし。」統夜「そうか。…ありがとう。大切にするよ。」ナデナデ
テニア「う…うん…えへへ。」
メルア「(…いいなあ、テニアちゃん。私も統夜さんにナデナデされたいなあ。)」
カティア「(今度、私もかなめさんから習おうかしら…)」
テニア「じ、じゃあそろそろ持ってくね。…あ、そだ、ねぇ統夜。」
統夜「…どうした?そんな小声で。」
テニア「そのキーホルダー、元々統夜にあげるつもりだったんだ。
部屋に戻ったら、グランティードのマントを模した、布の裏側を見てみ。」
統夜「……?分かったよ。」

-統夜の部屋-
統夜「さてと、早速見てみるか。…ん?何か書いてある。…どれどれ。」
『いつもありがとね。統夜大好きっ!』
統夜「…ふ…まったく、テニアの奴…ホントにカワイイ奴だよな…」

テニアは意外と裁縫とか好きかもと思って書いてみました。
ちなみにテニアの鼻唄は、Jの、ある戦闘BGMのイントロです。
307それも名無しだ:2007/01/20(土) 01:10:47 ID:ude6CPW+
fate
308それも名無しだ:2007/01/20(土) 08:16:00 ID:t0EwcF3M
いや、Limit Overかも……
309それも名無しだ:2007/01/20(土) 11:20:52 ID:lJQJI5AQ
>>305
【フォルテニアス】


言ってみただけだ
310それも名無しだ:2007/01/20(土) 16:00:29 ID:PdIZenLQ
>>309
??「沖、お前のその、萌えスレ巡回後に意味のあまり無い一行スレを書き捨てていくクセは直した方がいい」
??「っ・・・。それをいちいち監視しているお前もお前だ。だいたいどうやって人の巡回ログから書き込み識別まで」
??「ふん、次元連結システムのちょっとした応用だ。さて、俺は今回のテニアSSを保管するとしようか・・・
美久、お前の中にメモリーしておけ」
??「マサトくん、そろそろ私のメモリーが萌えスレ引用だけで一杯になりそうなんだけど・・・・・・」
311それも名無しだ:2007/01/20(土) 16:23:16 ID:QLxa4rGw
む、何か変な幻聴が…まぁいいか。
久しぶりに投下させてもらいますよー。

スティックのり…違う。
ペーパーナイフ…これも違う。
アルカリ電池…お呼びじゃない。
爪切り…は置いとこう。 また使うかも知れないからな。
それはそれとして…耳掻きは一体どこにあるんだ!?

一月にしてはかなり暖かく感じる日曜日。 ごく普通の昼前。
俺は自宅のリビングを出来の悪い空き巣のごとく引っ掻き回していた。
戸棚や小物入れは言うに及ばず、食器棚まで漁ってみたものの目標物は見当たらない。
「ぬぅ…」
ふつふつと湧いてきた苛立ちからか、目の前の扉を音高く閉めて俺は唸った。
耳掻き一本見つからないだけでココまで不機嫌になれるとは新発見だな、と
どうでも良いことに感心したり戦慄したりしていた俺の背後で、不意に声があがる。
「統夜ー、なに一人で唸ってんの?」
体ごと振り向くと、お気に入りらしい煎餅の袋を手にしたテニアが俺を見ていた。
いつもならば朝食の後30分も経たないうちに煎餅なぞ食うなと叱るところだが、
今の俺にはそれよりも優先すべきことがあった。 言うまでもなく耳掻きの在り処だ。
こちとら朝起きてから耳の奥の異物感に悩まされっ放しなのである。
「いやな、耳掻きを探してたんだが」
「耳掻き?」
鸚鵡返しに尋ねてくるテニアに頷き返すと、彼女は煎餅の袋から一枚出して一口齧り、
「アタシは見てないけど…」
「そっか…あーもう、どこにあるんだよ」
「カティアに訊いてこよっか?」
指先を天井に向けつつそう言った。 しかしみんなの手を煩わせていいものかどうか。
僅かな逡巡ゆえの沈黙を勝手に肯定と受け取ったのか、テニアは素早く踵を返すと
てけてけとリビングを出て行ってしまった。 みるみる遠ざかる小さな背中を呆然と
見ていた俺だが、耳の内側から感じた不快感に思わず眉根を寄せてしまう。
後で二人には一言謝っておかないとな…。 そう結論を出して、家捜しを再開した。

だがしかし…やはりと言うか何と言うか。
「おのれ…」
それからもまぁ出てくるわ出てくるわ、今の俺にとってはガラクタ同然の日用品。
それに比例して溜まって行く一方のストレスと疲れで、意味もなく怒鳴り声を上げそうに
なった俺の耳に、ドタドタとやかましい音が届く。 どうやら聞き込みが終了したようだ。 
「統夜ぁー!」
「……おっ!」
出て行った時と同じテンポの足音でリビングへと舞い戻って来るテニア。
彼女の手が掲げる細長い物体を目にして、俺の口から思わず感嘆の声が漏れた。
「何でテニアが持ってるんだ?」
「カティアが使おうと思って持ってってたらしいよ」
何とまぁ、見つからない訳だ。
「別にその後でも良かったのに…」
「『用事があるからお先にどうぞ』だってさ」
「むぅ…」
「…もしかして、使用済みのほうが良かった?」
「な、何言ってんだよ!?」
312それも名無しだ:2007/01/20(土) 16:24:27 ID:QLxa4rGw
必要以上に大きい声を出して否定するが、テニアは微かに目を細めただけだった。
心なしか視線も冷たいと言うか痛い気がする。 いや、だから誤解なんだってば。
「とにかく、貸してくれるか」
無言の圧力を振り払うかのように、俺は彼女へと手を伸ばした。
しかしテニアは耳掻きを手渡すどころか、俺に背を向けて歩を進めていく。
おいおい、そこまで怒ることないだろう。
そんな俺の心の声を他所に、テニアはそのまま部屋の中央に向かい、そこに置かれた
ソファの端にしずしずと腰を下ろしたのであった。 意図が分からず首を傾げる俺へ向け、
「統夜、カモン!」
そう言ってテニアは自分の膝をポンポンと叩いて見せた。
えーと、コレはどう受け取ればいいのか? 一刻も早く耳掃除をしたいのだが
肝心の耳掻きはテニアが持っている。 んでもってそのテニアが膝を叩いて『カモン!』。
「…もしかして耳掃除してくれる、とか?」
努力も空しく上擦った声の問いかけに、こくりと小さく首肯するテニア。
その頬が僅かに紅くなっていたりするのを目にして、俺の頭にも血が上る。
「…膝枕、で?」
「いいから早く!」
膝枕でなく膝蹴りをされる前に大人しく従うことにした。 こちらとしてもこんな
夢のような機会を逃す道理などあるものか。 胸中でヨロシクお願い致しますとだけ呟いて、
俺はテニアの隣に座ると、ゆっくりとその両膝に頭を乗せた。
(うお…)
予想通りの柔らかな感触に声が漏れそうになるのを寸前で堪える。 だが顔の筋肉は
意志に反して緩みまくりで、思わず鼻の下なんぞを伸ばしてしまったりする俺の耳を
テニアが摘んだ。 少し冷たい指先が、火照った耳たぶにはこの上なく心地いい。
「んじゃ、まずは外側ね」
「…おぅ」
彼女の声に生返事を返すと同時に、耳掃除が開始される。
窪みに沿ってゆっくりと動かされる耳掻きの先で、少しずつ落とされていく耳垢。
むず痒さと、それに伴うくすぐったさに思わず身を捩りたくなるがガマンする。
外堀があらかた終わると、舞台は本丸とも言うべき内側へと移った。
「よっ、と」
「くぉ…」
相手も結構手強くなっているようで、耳垢が削られる度に微かな痛みが走るが
それも柔らかな膝枕の感触と、先端によるマッサージの前には瑣末事でしかない。
「ん…」
想像以上に疲れていたのか、じわじわと襲い掛かって来る強烈な眠気を
退けるだけの力は最早なく、ただ心地よさだけを感じながら俺は意識を手放した。

次に意識が覚醒した時、俺の目の前にあった光景は。
端的に言ってしまえばテニアのどアップだった。 それ自体はまぁ問題ないのだが…
表情が『にんまり』とでも効果音を付けたくなるような位に含みのある笑顔だったのだ。
「あれ…俺?」
テニアはチェシャ猫の如き笑みを顔に貼り付けたまま頷く。 その表情の意味する所に
ついて考えを巡らせることしばし。 起き抜けでスペックの落ちた頭には過酷だったが
すぐにテニアが助け舟を出してくれた。 厳密にはその助け舟は泥舟だったわけだが。
「うん、寝てたね〜」
「…まさか?」
「統夜の寝顔、ゲッt」
「うおぁあああ!!??」
テニアがみなまで言う前に、俺は絶叫しながら身を起こす。
よりにもよって膝枕で無防備に寝こけてしまうとは、なんという失態!
313それも名無しだ:2007/01/20(土) 16:26:02 ID:QLxa4rGw
「起こしてくれればいいだろ!?」
「何度か起こしたよー。 ほっぺた叩いたり伸ばしたり」
ンなことしてたのか。 言われてみれば確かに頬が痛みを訴えている。
しかし、それでも起きなかったというのはよほど疲れていたのか、もしくは
「えへへ…そんなにキモチ良かった?」
テニアが若干照れの混じった笑顔と共にそんなことを言う。
「なななナニを」
「ねぇ、どーだったのさー?」
本音を言うならば、彼女の言葉どおり物凄く気持ちよかった。
だがそんなことを口にするのは男の沽券に関わるような気がして、
俺は興味津々といった風情の両目から逃げるように顔を反らす。
「…それなりに、な」
「もしかして…照れてる?」
「照れてない」
「嘘だぁ」
そんなセリフと共に、俺の頬へと手を滑らせるテニア。 反応する暇などなく、強引に
彼女の方を向けさせられた。 首の間接が嫌な音を立てるが、鼻が触れ合うほど近づいた
テニアの顔に痛みなどあっという間に消し飛んでしまう。 代わりに頭に上ってきたのは
ばくばくとやかましく鳴る心臓の音と、熱さすら感じる血流だった。 
「ほら、やっぱり顔紅い」
「待て待て待て! これはだな…」
テニアの顔が近すぎるせいだ、と言おうとして寸前で思いとどまる。 膝枕の
心地よさを認めるのと今口走りかけたセリフ、果たしてどっちが恥ずかしいんだろうか。
「これは?」
「あ゛」
「白状しろー、とーやぁー!」
うん、もう無理。 この目にウソは吐けない。 大きく息を吸いテニアの肩に手を添える。
「よし分かった、言えって言うなら言ってやるさ!」
「!?」
「気持ち良かった、それこそ何時間でも寝れそうなくらい!」
「え? え?」
「もし良かったら、またして貰いたいなーとも思った!」
「あの、えと」
「ついでに言うと、今の状況にもドキドキしっぱなしだ!!」
「うん、その」
「はぁ…はぁ…」
スッカラカンになった肺に大急ぎで空気を送り込みながら、テニアの双眸を見つめ返す。
「統夜…ありがと」
それだけ呟いて、胸へ飛び込んでくるテニアの体をしっかりと抱きとめ、
その頭に手を乗せる。 ふわふわの髪の毛を撫でてやると、テニアはぐいぐいと
体に顔を擦り付けてきた。 まるででっかい猫みたいだな、などと彼女が聞いたら
怒りそうな感想を胸中に浮かべながら、俺はしばらくテニアの体の温もりを堪能していた。

それからすぐに、耳掻きを回収に来たカティアと、チョコの買い出しから帰った
メルアがリビングに現れ、大激戦の火蓋が切って落とされたのは言うまでもない。
「統夜さん、わたしもわたしも!」
「二人とも退きなさい、統夜は私が」
「ここはアタシの指定席だー!!」
「お前ら毎度毎度いい加うわぁあああ!?」
〜〜〜取り留めもつかないまま終わる〜〜〜
314それも名無しだ:2007/01/20(土) 19:08:41 ID:t0EwcF3M
ただ一言。
全くもって、GJ.
315それも名無しだ:2007/01/20(土) 19:38:46 ID:ih7FiWmS
>>311-313
こういうのを待っていた!
やっぱりほのぼのハーレムが一番だな。GJ。
316それも名無しだ:2007/01/20(土) 22:25:26 ID:9dQfcAtN
俺は語彙が少ないな…この言葉しか思いつかない。GJ!
317それも名無しだ:2007/01/20(土) 23:25:57 ID:s9GeuTIE
>>313
GJだ…
誰か彼にめいおー☆まん一つ、お願いします。
318それも名無しだ:2007/01/21(日) 09:03:25 ID:3nPev85U
 ゝ川ヽ
(⊃天⊂)
 ̄ ̄ ̄ ̄
319それも名無しだ:2007/01/21(日) 12:43:40 ID:vaVxArNE
すぱろぐACを見てしみじみ思ったんだが、やっぱり顔グラは数パターン欲しいな
カットインがあるとはいえメッセージウィンドウの顔グラが固定だとちょっともの足りない
まぁなにが言いたいかって言うともっといろんなテニアが見て見たいだけなんですがね

据置でスパロボARDJとか出してくれないものか…
320それも名無しだ:2007/01/21(日) 20:50:46 ID:yzjCRZgm
四本セット据え置き声有りで出てくれたらかなり助かるな。
321それも名無しだ:2007/01/21(日) 20:53:59 ID:l9klUaNX
投下しますよ
322それも名無しだ:2007/01/21(日) 20:55:23 ID:l9klUaNX
テニアは激怒した。
必ず、この邪悪かつ傲慢な冥王を打ちのめしてやると決意した。
テニアには難しい事はよくわからない。テニアは、村の農婦である。畑を耕し、二人の娘と仲良く暮して来た。
けれども美味しい食べ物の匂いと理不尽な事に対しては、人一倍に敏感であった。


                       『走れテニア』




ある日の未明、テニアは村を出発し、野を越え山を越え、40kmは離れたこのハウドラゴンの城下町にやって来た。
テニアには父も、母もない。夫もいない。・・・恋人はいるが。
姉妹ではないが長年、それこそ本物の姉妹以上に助け合ってきた娘たちと三人暮らしだ。
その娘のうちのひとり、メルアは明日、誕生日を迎える事になっていた。
テニアは甘い物に目がないメルアにお菓子を買うためはるばる市までやってきたのだ。
「え〜っと、これとそれと・・・それからこれも頂戴!」
テニアは早々にお菓子を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩く。
テニアには恋人がいた。
トーヤ・セルダ=シューン、通称『トーヤ』である。
修行のため各地を放浪し、今はこのハウドラゴンの市に滞在している騎士見習だ。
その恋人を、これから訪ねてみるつもりなのだ。
「へへへ、久しぶりだから驚くかなぁ?もしかしたら結構いい雰囲気になっちゃったりして!」
などと都合のいいことを考えながら歩いているうちにテニアは、市の様子を怪しく思った。
ひっそりしている。もう既に日も落ちて、暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。
のんきなテニアも、だんだん不安になって来た。道で逢った妙な仮面をつけた男をつかまえて、何かあったのか尋ねてみた。
「ガイドブックによるとここはもっとにぎやかで、カワイイ女の子は飲食代タダだったと思うんだけど?」
「・・・・・・・・・・最後のは違います。」
それだけ答えて去ろうとする男の肩をテニアは掴んで今度はもっと語気を強めて質問した。
すると観念したのか、男は声を潜めて切り出した。
「冥王様は、人を弄びます。」
323それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:00:15 ID:l9klUaNX

「なんでそんなことするのさ?」
「楽しいから、というのですが私たち国民は誰も楽しくありません。」
「そりゃそうだよね。どんなことしたの?」
「野心を持った男を手の上で躍らせたり、お妃様の意見を一方的に切捨てたり、チャージさせてくれなかったり、お父さんと呼ばせてくれなかったりです!」
「・・・後半は良くわからないけど、酷い事するね。頭おかしいの?」
「いいえ、純粋に根性が捻じ曲がっているだけです。この頃は国民の憩いの場である美味しい料理店や劇場を戯れに取り潰したりするほどです。」
「ど、どんな店?」
「歴史ある【劇団死鬼】を解散させたり、安くて美味しいテンカワラーメンを取り潰したり・・・」
「テンカワラーメン・・・ガイドブックにすっごい美味しいって書いてあったのに・・・」
「・・・残念です。」
それを聞いてテニアは激怒した。
「・・・・許せない!!」
単純な性格のテニアは王城の方へ駆け出していった。

お菓子を抱えたまま王城に乗り込んだテニアはあっさりと警備兵に捕縛された。
荒縄で拘束され、冥王の前に引き出された。
「貴様、どういう理由でここに忍び込んだ? 言え。」
冥王マサキは獲物を嬲る猫のような態度で問い詰めた。
「バカな王をぶっとばしてやるためだよ!
好き放題やってる王を懲らしめるためだ!人が嫌がる事をやって喜ぶなんて最低だよ!テンカワラーメン返せ!」
「・・・言いたい事はそれだけか?ならば本題だ、お前の処罰は・・・そうだなすけべぇな拷問にしよう。」
「な!?」
テニアの顔が朱に染まる。
「マサキ君、それはさすがに」
「黙れミク!お前の意見は聞いていない。」
諌めようとする妃の言葉にマサキは耳を貸そうともしない。
「いいな?オッキ。」
「して、内容はいかがいたしましょう?」
「ふむ・・・よし、三角木馬を用意しろ!トロンベな乗り心地なやつだ!」
「はっ!」
「ま、待って!ちょっと待って!」
「いまさら我が身が惜しくなったか?」
「っ!」
冥王は羞恥に震えるテニアに向き直った。
「お前の意見を取り入れ、国民を喜ばせてやろうというのだ。感謝しろ。だが、泣いて詫びると言うなら非公開にしてやらんこともない。」
「・・・ふざけるな!誰がそんな事・・・・!でも――」
324それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:01:17 ID:l9klUaNX

テニアは躊躇うように視線を落とし、
「もしあんたがアタシに情けを掛けてくれるのなら三日間、時間をちょうだい。
 ずっと一緒に暮らしてきた娘の誕生日を盛大に祝ってあげたいんだ。
 三日のうちに必ず用事を済ませてここに戻ってくるから。」
「お前は馬鹿か?」
冥王は陰気な声で低く、笑った。
「大した嘘吐きだな。それを信じろというのか?」
「絶対帰ってくるから!」
テニアは必死に言い募った。
「アタシは約束を守る。あの娘達がアタシの帰りを待っているんだ!」
涙さえ浮かべて懇願するテニアを見てマサキは、
「・・・貴様恋人はいるか?」
「え? い、いるけど・・・」
「名はなんと言う?」
「トーヤ。トーヤ・セルダ=シューン。」
それを聞いて冥王はほくそえんだ。
「いいだろう。そいつを身代りにしてやろう。おい、オッキ!トーヤとやらを連れて来い。」
「はっ!」
「な!?勝手に決めるな!」
「黙れ。ここでは俺が法だ。三日目の日没までに帰って来い。
遅れたら、その身代りに一生のトラウマになるような拷問を受けさせる。
心配するな。お前が帰ってくればいいだけのことだ。」
「む・・・」
黙り込むテニアを見てマサキは喉の奥で笑った。
ちょうど退屈していた所だ。
この女が帰って来ようが来まいが関係ない。
どちらにしても面白い見世物になりそうだ。暇つぶしにはもってこいだな。
そして見下したような視線をテニアに向け、
「ちょっと遅れて来るがいい。お前の罪は赦し、食べた事のないような馳走を食わせてやるぞ?」
「何だって!?」
「ククク、我が身が大事なら遅れて来い。それが人間というものだ。」
「このっ・・・!」
テニアはこの愚王を打ちのめしたかったが、拘束された身ではそれもかなわなかった。

325それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:02:10 ID:l9klUaNX

深夜、トーヤ・セルダ=シューンは城に召された。
テニアはトーヤに涙ながらに事情を話した。
しかし拷問の内容については話さなかった。話せばきっとトーヤは帰って来るなと言うだろうからだ。
話を聞き終えたトーヤは無言で頷くとテニアを抱き締めた。
トーヤが拘束されると、テニアは暗闇の中をすぐに出発した。

それをテラスから見下ろしながら冥王はとらわれの騎士見習に問いかけた。
「本当に帰ってくると思っているのか?」
「帰ってくるさ。それにしても話には聞いてたけどあんた酷い王様だな。」
「何を言う。俺は国民投票で選ばれた、いわば民意の代表者だぞ。」
「・・・王制なのに選挙があるのか?」
「ふっ、当然支持率は100%だ。」
「地上の楽園方式だから当たり前のような・・・」
「ミク!余計な事を言うな。」
(何で革命が起きないんだろう・・・)


夜通し走り続けたテニアが村に着いたのは翌日の午前だった。
村人達はすでに仕事に出ており、カティアとメルアも畑に出ていた。
二人は疲労困憊でふらつくテニアを見つけると慌てて駆け寄ってきた。
「一体どうしたの!?」
「ぼろぼろじゃないですか!?」
「だ、大丈夫。それよりさ、またすぐに市に行かなきゃいけないんだ。
だから早く誕生パーティーの準備をしよう。お菓子、たくさん買って来たよ。」
それを聞いてメルアは目を輝かせた。
「喜んでもらえるとアタシも嬉しいよ。カティア、悪いけど村のみんなに知らせてきてもらえるかな?アタシはちょっと休みたい・・・」
「ええ、任せて。貴女はそれまで休んでなさい。」
それに手を上げて応えると、テニアはメルアに支えられながら自宅へと戻っていった。

326それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:02:48 ID:l9klUaNX

テニアが目を覚ますと既に日付は変わり、あくる日の朝となっていた。
二人が気を遣って起こさないでいてくれたのだろう。
「・・・おはよー」
「おはよう。貴方はまだ寝てていいわよ。」
「そうですよ、大分疲れてるみたいですし。」
「これ以上寝ようったって寝られないよ。」
苦笑しながら軋む体を伸ばし、テニアも準備に取り掛かった。

パーティーは正午から行われた。
自警団のソウスキー、村娘のカナメ、ハンターのクルツ&ケンイチコンビ、仲が良いながらも旦那が尻に敷かれているアイバー夫妻に、日曜学校の教師であるクーランジュ、ボス、発明家のコージィ、料理人のサイシーなどなど、
以前から盛大にやろうとカティアと示し合わせていた事もあり、村の主だった面々がほとんど集まっている。
食卓には普段は口にする事のないような豪華な食事が並び、芳しい香りを放っている。
列席したものは皆、笑顔で主役であるメルアを祝ってくれている。
テニアもこの時ばかりは約束の事を考えないようにし、大いに楽しんだ。

やがて日も暮れたが、祝いはますます盛り上がっていた。
出来ればこのまま、ここに留まりたい。
そんな甘い考えがテニアの頭をよぎったが、打ち払った。
それはできない。やってはいけない。
決心するとテニアは主役であるメルアの所へ行き、
「おめでとう、メルア。アタシはまた市に行かなきゃダメだからさ、先に休ませて貰うね。」
「うん、ありがとう、テニアちゃん。テニアちゃんの誕生日の時も盛大にやるからね!」
「・・・うん。」
短く応えるとテニアは来てくれた村人達に軽く会釈をしてから、寝床に入った。

327それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:04:31 ID:l9klUaNX

次の日の早朝、テニアは目を覚ました。
山の間から太陽の光が漏れ出してきている。
しまった、日が昇る前に起きるつもりだったのに!
いや、まだ充分間に合う!
テニアは跳ね起きるとろくに食事もせずに家を飛び出した。
心配をかけないように簡単な置手紙だけを残して。
アタシの身代わりになってくれたトーヤを助け出して、あの人を馬鹿にしたような冥王の鼻を明かしてやるんだ!
そう思って走りながらも、幾度となく足を止めたくなった。
着いてしまえば自分は非常な仕打ちを受ける事になる。
おそらくおおよそ若い娘が耐えられなくなるような仕打ちを。
しかも衆人環視の中で、だ。
それを考えると泣きそうになるくらい辛く、悔しかった。
その度に自分を叱咤し、足を動かしつづけた。
草原を駆け抜け、山道を駆け上がり、街道を爆走するテニアはまるで一陣の風のようだった。
このまま行けば充分に間に合う。
はずだった。

「なんで・・・?」
がくりと膝を突いたテニアの前には増水し氾濫した激流があった。
先日通った時には小川だったところが、雨が降ったわけでもないのにこの有様だ。
しかもなぜか局地的に暴風が吹き荒れており、所々火柱まで立っている。
泳いで渡る事など到底不可能であるし、橋などとうの昔に流されてしまっただろう。
途方に暮れて周囲を見渡すと、数百メートルほど上流に明らかに不自然な小山が出来ていた。
「・・・・」

328それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:07:13 ID:l9klUaNX

『ふっふっふ、途方に暮れているようだ。足止めは成功だな。』
『ところでタイハ、』
『なんだアエン?報酬ならきちんと四等分するが。』
『それはありがたいのだが・・・私がここにいる意味はあるのか?火柱はどう見ても不自然だぞ?』
『当然、必要だ。激流だけならあの娘は飛び込むかも知れん。そうすればあの娘は確実に死ぬ。
 それを防ぐためにもお前の、【火】の力は重要だ。火柱まで立っていればよもや特攻はすまい。』
『そ、そうか。あ、ありがとう。』
『では、俺も役に立っているのか?』
『当たり前だろう、ギソー。お前のバーストンが小山に偽装する事により我等の姿を隠し、【自然災害】に見せかける事が出来ているのだ。
 ちなみに、別にギソーと偽装をかけた訳ではないぞ。』
『ふむ、なるほど。』
『そして私の【風】とタウの【水】の力が加わればこのとおりだ!ふっ、完璧だな・・・』
『それはよいのだがタイハー、』
『今度はなんだギソー?』
『あの娘がこちらに近づいてきておるのだが。』
『ふっ、大方お前のバーストンの巨体に見惚れて少しでも近くで見たいと考えたのだろう。』
『タイハ。』
『なんだアエン?』
『その娘が申し訳なさそうに私たちの裏の小川を飛び越えているのだが。』
『は・・・・・?』
それにアウが続いた。
『あまつさえ本当に申し訳なさそうに一礼して走り去って行ったのだが。』
『・・・・・・・・・』
タイハは眉間に手をやると一瞬、押し黙った。
『・・・・ふっ、完敗だな。』

スパーン!

一斉に周囲からハリセンによる突っ込みが入った。
『自身満々だったくせに全然ダメじゃないか!』
『お前らだって反対しなかったじゃないか!』
『もっと、我等の姿が見えぬくらいの遠方からやるべきだったのではないか!?』
『そんなことをしたらその間にある村々に迷惑がかかるだろうが!』
『そもそも我らの四機で直接取り押さえればよかったんじゃないのか!?』
『生身の娘相手にそんな大人気ない真似が出来るか!傷がついたりしたら可哀相だろう!』
『 『 『 何でお前は普通にいい奴なんだ!!! 』 』 』

329それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:08:23 ID:l9klUaNX

「変わった人達だね。」
ぎゃあぎゃあと言い争う四人組みを尻目にテニアは再び走り出した。
しかし、いくらも進まないうちに今度は怪しげな者達がテニアの前に踊り出た。
衣装もばらばらな五人組だった。
白スーツを纏った慇懃無礼な物腰の男、星を模したような仮面とマントという怪しさ抜群な姿の男?
紫の衣装に髪を三つ編みに結わえた老人、額に大きな傷跡のある凶悪そうな面構えの男、
そして軍服をかっちりと着こなした女性、という組み合わせだ。

「ちょっと待ってもらいましょうか。」
白スーツの男がテニアの行く手を阻んだ。
「・・・なんの用?アタシは日が暮れるまでに王城に行かなきゃならないんだ。どいて。」
「そういうわけにはいかないんですよねぇ。これもビジネスですから。」
「お金ならないよ。アタシにあるのはこの身ひとつだけ。それもこれから・・・うぅ・・・」
辛そうに顔を伏せるテニアを白スーツは鼻で笑い、
「そのあなたの身柄を抑えるのが仕事なんですよねぇ。」
「まさかあんた冥王の・・・じゃあさっきの変な人たちも・・・」
「おしゃべりはここまでです。じゃあじいさん、さっさと片付けてやってください。」
見るからに達人、といった風体の老人がテニアの目の前に立ち塞がった。
目の前に立っているだけで圧倒されてしまうような闘気を放っている。
少なくとも自分がかなう相手ではない事だけはテニアにもよくわかった。
「くっ・・・!でも、ただでやられるもんか。」
構えをとるテニアを一瞥すると老人はすたすたと後ろに下がった。
「へ?」
「おい?何やってるんだじいさん?」
「あのような素人の娘に拳が振るえるか、流派東方不敗の名が泣くわ。」
「はぁ!?あんた何言ってるんだ?雇い主がやれといえばやれよ!」
「知った事か。やらんといったらやらん。わしは帰らせてもらうぞ。」
それだけいうと老人は踵を返した。
「おい、ふざけるなよ!僕が」
激昂しかけた白スーツの肩にごつい手甲に覆われた手が置かれた。
330それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:09:35 ID:l9klUaNX

「なんだよ!?バロン、あんたが代わりにやるのか!?」
それには答えず、バロンは仮面越しにじっと白スーツを見据えた。
心なしか肩に置かれた手が震えているような気がする。
「・・・? どうしたんだ?」
「・・・もしやあなたはジョン?」
「・・・・・・は?」
「この金髪、ジョンと同じ・・・ああ、ジョン!会いたかった!」
「誰がジョンだ!うわ!?抱きつくな!?」
揉み合う二人の間に女軍人が割って入った。
「落ち着いてください、バロン。この人はジョンではありません。」
「・・・そういえばジョンはもっと地黒だった。」
先程までの態度が嘘のように、バロンは落ち着きを取り戻すと後ろに下がっていった。
「おいおい、モテモテだなジョン?」
肩で息をする白スーツに楽しげな声がかかった。
「僕をジョンと呼ぶな!僕にはちゃんとした名前がある!第一お前は馴れ馴れしすぎるぞ!」
白スーツは声の主を睨みつけ、怒鳴り散らした。
「ははぁ・・・そりゃあすまんね。」
「あくまでビジネスの付き合いだ!それを忘れるな!」
「ついでにいうと、『黙って俺の言う事を聞け』とか?」
「ああ、そうだ!そこの所をよくわきまえ―――」
首筋に冷やりとした感触。
それが目の前の男がいつの間にか持っていた巨大なナイフである事に気付くのに数秒を要した。
「やれやれ。油断したかな?ジョォ〜ン」
「っ・・・・・!」
「ちなみにこれはグルカ族が愛用している刀でね。ククリっていうんだよ。ジョォ〜ン」
「お・・まえ・・・・」
「『馴れ馴れしくするな』?『黙って俺の言う事を聞け』?それじゃあ困るんだよ。ジョォ〜ン」
刃が徐々に首筋に進入していく。
「なぁ?ジョォ〜ン。いくら雇い主とはいえあまり傲慢なのはよくないよな?わかるかな?ジョォ〜ン」
「わ、わかった!悪かった!」
「よーし。じゃあ仲直りの握手だ。」
差し出された手を白スーツは蒼白になりながら取った。
機嫌が直ったのか男はククリを納めると後ろに下がった。
331それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:11:11 ID:l9klUaNX

開放されたものの、いまだへたり込んだままの白スーツを軍人女が助け起こした。
「大丈夫ですか?」
「・・・ああ。それよりもどうしたらいいんだ?こいつら全然言う事聞かないぞ!あんた専門家だろう!?」
「その事なのですが・・・」
軍人女は咳払いとともに帽子を正し、切り出した。
「なんだよ!?」
「ターゲットが逃亡しました。」
一瞬何を言っているのか理解できなかった。
「・・・・はぁ?」
われながら間の抜けた声であると自覚しながらもそう言わずにはいられなかった。
「ですから、フェステニア・ミューズが逃亡しました。」
「いつ!?」
「あなたがガウルンとじゃれている時です。」
「じゃれてない!ていうか止めろよ!!」
「そうは言われましても私は軍師という立場ですし、直接的な戦闘能力はほとんどありません。」
さらりと言ってのける。
「威張るなよ!?」
「それにマスターはあの通りですし、バロンはジョンに思いを馳せてるようですし・・・まぁ必然かと。」
「あーーーもう!!少しは悪びれろよ!!!誰だよこんな奴等を雇ったのは!!!」

一斉に視線が集まった。
「僕だよちくしょーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

地面に拳を打ち付ける白スーツの肩に優しく手が置かれた。
涙を滲ませた顔を上げると、
「・・・・もしやあなたはジョン?」
「それはもういい!!」
「そんなにカリカリするなよ。ジョォ〜ン」
「それももういい!」
「あまり気を落とすな。ジョンとやら。」
「あんた帰ったんじゃないのか!」
「次があります、ジョン様。」
「うるさい!大体僕を!」

「ジョンと呼ぶなーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

陽光の下、ジョンの叫びがこだました。

332それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:12:26 ID:l9klUaNX

一方、恐ろしい刺客から少しでも遠くへ逃げようと力の限り走りつづけていたテニア。
早朝から酷使し続けていたその足についに限界が訪れた。
「っあ!?」
足がもつれ草原に倒れこんだ。
痙攣を引き起こした足はまるで自分の体ではないようだった。
必死に前に進もうとするが、適わない。
テニアは草原に大の字に寝転がる。
両の瞳から涙が零れでた。
「何で動かないんだよ・・・」
今もトーヤは自分を信じて待ってくれているのに。
ここで倒れてはあの憎たらしい冥王の思う壺なのに。
でも足が動かない。動かないんだよ。
そうだ、仕方なかったんだ。
アタシはがんばったけど無理だったんだ。
あの卑劣な冥王の妨害がなければまだやれたんだ。
でももう無理だ。無理なんだよ。

悔し涙を流しながらも嗚咽を堪えるテニアの鼻がある匂いを捉えた。
美味そうな食べ物の匂いだった。
そういえばろくに朝食も食べていなかった。
普段の自分ならありえないことだった。
腕だけで体を引きずり、匂いの元を探す。
しばらく進むと草原が途切れ、土手となっていた。
その下に小さな建物がある。
「見つけた・・・・」
ほとんど転がるように土手を下り、建物の前についた。
お品書きにはチャレンジメニュー『ジャンボ豚丼』食べきったらタダの文字。
なんと言う幸運だろう。
テニアは神に感謝した。

豚丼『トン助』

それが店の名前だった。

333それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:14:46 ID:l9klUaNX

「いらっしゃいませ!」
「じ、ジャンボ豚丼ひとつ〜〜」
「はい、ジャンボはいりま〜す!!」
それを聞いた厨房の主、サイガーはほくそえんだ。
「クククッまさか向こうから頼んでくるとはな。手間が省けたというものだ。」

しばらく後、サイガー自らがそれをもって現れた。
それはあまりにでかかった。
おおよそ常識的に考えるという事を放棄したとしか思えない大きさだった。
直径70cmはあろうかと言う巨大な丼に山と盛られた豚、豚、豚。
そしてその下に隠れる米の山。
「制限時間は30分。食べきれなければ5000円だ。金が足りない場合は今日一日皿洗いをしてもらう。いいな?」
返事は無い。
おそらく嵌められた事に気付き愕然としているのだろう。だがもう遅い。
オムザックの開発資金を回してまでこの店を建てて正解だった。
なぜ豚丼か?
食の安全性が問われる昨今、牛丼に手を出すなど阿呆のする事よ!
だから豚!
この仕事の報酬でこの国の各所に支店を築き、食というライフラインを掌握し!
この国の富を吸い上げた暁にはオムザックを量産!そして冥王を打ち滅ぼしてくれるわ!
名づけて!


                  プロジェクト オムザック
                【豚丼計画オムザック】

クックック、ハッハッハ、ハァーッハッハッハッハ!!

「おっちゃんおっちゃん、」
「誰がおっちゃんだ!」
「声が駄々漏れしてるよ?」
「む、・・・まぁいい。そういうわけでお前にはここで今日一日皿洗いしてもらう。
 間に合わぬだろうが諦めろ。丹精込めて作った豚丼をじっくり味わうがいい。」

ダン!

丼の底が机を叩いた。
「・・・『トーヤは助ける』、『豚丼も食べる』、『両方』やらなくちゃいけないのが『アタシ』の辛い所だね。」
「突然何を・・・まさかッ!き・・・きさまッ!バカな!!」
「覚悟はいい?アタシはできてる。」
「バ・・・バカなッ!や・・・やめろッ!何カロリーあると思ってるんだ・・・・!!」
『空』の丼を突き出し、こう言った!

「おかわりだ・・・!!」


「ごちそうさまー!!」
「か、完食?12人前分の豚丼が完食?3分もたたずにか・・・・?」
満足そうな表情で店を後にするテニアを呆然と見送りながら、サイガーは膝から崩れ落ちた。
334それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:16:33 ID:l9klUaNX

休息により体力が回復する事ができた。大丈夫、これならいける。
日は徐々に傾きつつあり、目も眩まんばかりの黄光を放っている。
でも日没までにはまだ時間がある。アタシを待っている人がいる。
全く疑わず、静かに期待してくれている人がいるんだ。
アタシは、信頼に応えなきゃいけないんだ。いまはただそれだけだ。
走れ! テニア!!


道行く人を押しのけ、跳ね除け、テニアは赤い風のように走った。
藪を突っ切り、迂回する手間も惜しいと川に飛び込み、沈んでいく太陽の何倍も速く走った。
間に合う。絶対に間に合う!
自分に言い聞かせながらテニアは走りつづけた。
とうとうハウドラゴンの市の望楼が見えた。
あと少しだ!

「おい、嬢ちゃん。あんたがフェステニアだろう?」
突然横合いから声が聞こえた。
「だ、誰・・・?」
前を見つめたまま走りながら聞き返した。
いまのテニアには横を向く余裕すらない。
「ただの伝言役だ。トーヤとやらの伝言を伝えに来た。」
「・・・・・」
「『もう走るな。俺の事はいい。』だそうだ。」
テニアは足を止めなかった。
「全部冥王から聞いたようだな。『お前が酷い目に遭う位なら俺が代わる』だと。」
それでもテニアは足を止めなかった。
「『後は全部俺に任せろ。』とも言ってたな。」
「・・・・・・」
しかし、それでもテニアは足を止めなかった。
「・・・それでも止まらないんだな。」
「アタシが・・・巻き込んだんだ、なのに・・・アタシだけ逃げるなんて絶対できるもんか!!」
「・・・なるほどな。立派なもんだ、尊敬に値する嬢ちゃんだ。」
「バカに、してんの・・・?」
「いいや、本音さ。証拠に教えてやる。さっきの伝言は冥王の考えた嘘っぱちだ。トーヤは今もあんたを待ってる。」
「あいつ・・・!!」
「がんばりな、あんたなら間に合うさ。じゃあな。」
並走していた者の気配が消えた。
言われるまでもない。
死力を尽くしてテニアは走った。

335それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:18:49 ID:l9klUaNX

そしてとうとう太陽が全て隠れようとしたその時、
テニアは刑場に飛び込んだ。
間に合った!
刑場に据えられた黒い三角木馬に向けてトーヤが連行されつつある。
本当に最後の最後の力を振り絞ってテニアは刑場の階段を飛び降り、中心へと走った。
「待って!アタシは帰ってきたんだ!罰を受けるのはアタシ!テニアだ!!」
そう叫びながらトーヤを連行していく官吏の前に立ち塞がった。
これに群集は大いに沸き立ち、地鳴りのような歓声が上がった。
その歓声の下で二人は強く抱き締めあい、声を上げて泣いた。

その二人の所に冥王マサキがやってきた。
「ふん、辿り着いたか。」
「約束は・・・グス、守ったよ。」
「そのようだな。・・・・ではこれからお前をすけべぇな拷問にかけるとしようか。」
「へ?」
「なにが『へ?』だ。もともとそういう話だっただろう。」
「そ、そうだけどここは『俺が間違っていた』とかいってみんな仲良くハッピーエンドな感じで終わるのが王道なんじゃないかな?」
「別に俺は間違ってなどいない。俺が行く道が王道だ。オッキ!準備しろ!」
「はっ!」
「そ、そんなぁ・・・」
「ちょっと待て!そんな話は聞いてないぞ!」
それまで黙ってたトーヤもたまらず口を挟んだ。
「言わなかったからな。お前にはもう用はない。帰っていいぞ。」
「くっ!」
武装したオッキ達に槍を向けられたトーヤは観衆達に向き直った。
「あんた達からも言ってくれ!こんな横暴を許していたらいずれあんた達の身にも不幸が降りかかるぞ!!」
『アホかー!!それが楽しみで今日ここで待ってたんだぞ!!!』
『目先のエロのために将来を省みない姿こそ真の男だろうが!!』
『おっぱい!おっぱい!!』
『エロはいい…』
『ああ。エロはいいな…』
「ダメだ・・・バカばっかりだ・・・っ!」
絶望するトーヤにマサキは嘲笑を投げかけた。
「ふん、愚かな真似を。」
「待ってくれ!それじゃあ俺が改めてテニアの身代わりになる!それならいいだろう!?」
「そんなのだめだよトーヤ!!」
「テニアは黙っててくれ!どうだ!?」
しかし冥王は哀れむような目で、
「無理だな。そんな事をすれば暴動が起きるやもしれん。見るがいい、これが愚民どもの意思だ。」

336それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:20:34 ID:l9klUaNX

刑場の中心に立つとマサキは一度大きく吸い、

『愚民ども!貴様らの好きなものはなんだっ!?』

『 脱がせっ!! 脱がせっ!! 脱がせっ!! 』

『ここに集まった目的はなんだっ!?』

『 脱がせっ!! 脱がせっ!! 脱がせっ!! 』

『貴様らはこの国を愛しているか!?冥王様に永劫の服従を誓うかっ!?蛆虫ども!!』

『 メイオー!! メイオー!! メイオー!! 』

「よし!!剥kぺきゅんっ!?」

奇妙な声とともにマサキが昏倒した。
その凶行の犯人である王妃ミクは、血やなにやらが付いたメイスを無造作に放り投げると、
『みなさん、夫である冥王は急病により静養する事になりました。これよりこの国の指揮は私が執らせてもらいます。』
極上の笑顔だった。
「・・・・・・・・・怖いな。」
「色々我慢してたんだよ、きっと。」
337それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:22:20 ID:l9klUaNX
しかし、それでは収まらないのは国民(男)だった。

『ふざけんな!!』
『なんでもうちょっと待てないんだ!!』
『空気嫁!!』
『お前には失望した!!』
『帰れにせたいこう!!』

しかし王妃は笑顔で、
『去勢しますよ?』

『女王様万歳!!』
『美しい女王様万歳!!』
『貴方こそこの国を治めるに相応しい!!』
『ずっとこの時を待っていました!!』
『俺たちの未来は今から始まるんだ!!』

大歓声に包まれる刑場ですっかり蚊帳の外となった二人は同時に呟いた。
「 「 本当に大丈夫か?この国・・・ 」 」




==
長すぎだし、容量食いすぎだな。
だが今も反省はしていない。

参考資料
太宰治【走れメロス】
338それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:25:53 ID:ZAAIKgPZ
リアルタイムで読ませて頂いた。 長編乙、そしてGJ!
要所要所で出てくるネタに小さくニヤリとしてしまったのも俺だ。
339それも名無しだ:2007/01/21(日) 21:28:15 ID:ZUxsCadd
長編乙!要所要所のネタもさることながら最後のニセたいこうで盛大に笑わせて頂いたぜ。
GッJッ!!
340それも名無しだ:2007/01/21(日) 22:46:23 ID:O1rkzGKW
テッサが某戯言の某策師の萩原某になってた気がするが、しかし


G J に 違 い な し ! !
341それも名無しだ:2007/01/22(月) 00:47:49 ID:4EE4r0lI
テッサじゃなくてナタルと思った
342それも名無しだ:2007/01/22(月) 08:26:58 ID:SkKePN62
ばかばっかだなwww
343それも名無しだ:2007/01/22(月) 12:22:05 ID:X5lOgWzO
ジョンwwwwwwwww

さすが盟主王、ダメダメ過ぎだwwwwwwwwwwwwwwwwww
344それも名無しだ:2007/01/22(月) 12:40:12 ID:AFDMahE/
冥王おもしろすぎだわwwwww
所々にでてくる脇役にも爆笑ですwwwwww
345それも名無しだ:2007/01/22(月) 17:58:23 ID:SVt2q81T
並走者が分からない俺デスアーミー以下
346それも名無しだ:2007/01/22(月) 21:03:57 ID:7L8SuftP
>>345
???「冥王は俺をメッセンジャーボーイに(ry」
347それも名無しだ:2007/01/22(月) 22:40:06 ID:5ZBRU1M+
劇団死鬼吹いた(笑)
348それも名無しだ:2007/01/23(火) 01:50:30 ID:AzY8iTCW
腹の皮よじれそう。
トーヤが観衆を味方につけようとして拒絶されたところに吹いた。
349それも名無しだ:2007/01/23(火) 22:03:55 ID:FtKYnqxu
蹴りage
350345:2007/01/23(火) 22:44:27 ID:aqKs387r
>>346

嬢ちゃんってのが味噌かw




あれ、向こうからナンガが凄い顔して走ってk
351それも名無しだ:2007/01/23(火) 23:15:43 ID:39BfR+oE
あれ?じゃあ白スーツはだれ?
まさかグエ(ry
352それも名無しだ:2007/01/23(火) 23:17:37 ID:5ocuAcc9
核が大好きな方かと。
353それも名無しだ:2007/01/23(火) 23:28:52 ID:EmVNKxeu
孫海王じゃないのか…(´・ω・`)
354それも名無しだ:2007/01/24(水) 03:25:13 ID:OTD7Pf8Y
問題は何故ジョンで固定なのかですな…アズとかムルでなく。
最後の台詞は「ガキと呼ぶな」が元か?
355それも名無しだ:2007/01/24(水) 06:57:18 ID:M/yWrNY7
バロンが盟主をジョン(ジョナサン)と間違えたから
356それも名無しだ:2007/01/24(水) 09:20:40 ID:WTBMUCtv
あと、ガウルンの『ジョ〜〜ン』のためか
357それも名無しだ:2007/01/24(水) 11:04:53 ID:y3pOUES5
劇団死鬼の
『ライオン・キンゲ』
『オペラ座のゴステロ』
ロングラン上演中
358それも名無しだ:2007/01/24(水) 19:39:22 ID:4y7rPj4C
あと二十日ほどで菓子屋の陰謀デーか。
果たして今年はどんなSSが拝めるのか、いまから楽しみだ。
359それも名無しだ:2007/01/24(水) 22:27:19 ID:SZ5pyEje
統夜「あ…あ〜いしているぞメルア(棒読み)」
メルア「統夜さん…」
統夜「何度でも言ってやる。あ〜いしているぞメルア(棒読み)」
テニア「や…やめろやめろやめろぉぉ!素でやめろぉぉ!」
メルア「いた〜い!なんで叩くんですか!」

マサキ「…なにをしている」
テニア「なにって、某冥王ゴッコだよ?」
マサキ「……」
テニア「そういえばさぁ、なんでサイガやギソウやロクフェルを三角関係にしたの?」
マサキ「フ、愚民共のくだらん茶番をこの目で見て笑ってくれようと思ったのでな」
美久「…そういえばその時メロドラマにはまってたよね…」ボソッ
テニア「ふ〜ん…冥王様もメロドラマを見るんだねぇ?」
マサキ「ふざけるな!研究で忙しいときは録画などしていないからな!!」




サイガ「……」
ギソウ「……」
ロクフェル「……」
360それも名無しだ:2007/01/25(木) 22:08:31 ID:hmgghQzc
最近新体操部に入ったテニアは、統夜にその成果を見せたいと言うことで、
統夜を居間に呼び出した。
「ごめんね〜!待たせちゃって。」
「ああ、別にだいじょ…」
準備が終わり、姿を現してテニアを見て、統夜は思わず言葉を失った。
そう、テニアは実際に新体操をするように、
白地に赤の模様が着いたレオタードを身に纏っていたのだ。
その姿を見て、統夜は何故に普段着でやらないのか!?
という突っ込みを忘れるくらい、動揺してしまった。
露出の高い服装もさることながら、
少しムチッとした太股や、薄い生地から覗かれる、
彼女のスラッとした体格からかもしだされる健全なエロスは、
統夜の理性を激しく揺るがす。
(落ち着け…落ち着くんだ…。素数を数えるんだ…。
2…3…5…7)
だが、統夜はそれを素数を数えることで耐えることが出来た。
「どしたの?統夜。急にぼぉっとして。」
「あ、ああ。大丈夫。何でもないから。」
首を傾げるテニアの質問に対し、統夜はなるべく彼女を見ないようにしてそう答えた。
彼女には悪いかもしれないが、今のテニアの姿を見たら、
統夜は自分の獣を押さえられる自信が無かったからだ。
「ふう〜ん?変な統夜。」
そんな彼を不審に思いながらも、
テニアはステージ代わりに作った場所へと向かった。
「じゃあ音楽つけて。」
「あ、ああ。分かったよ。」
テニアの合図に従って、統夜はプレイヤーのスイッチを押した。
少しの沈黙のあと、陽気な音楽が流れてきた。
それと同時に、テニアは持っていたリボンを揺らしながら、
華麗な舞踏を始めた。
その姿を見て、統夜は思わず息を呑んだ。
音楽に合わせて軽やかに踊るテニアの姿は、
いつもの彼女とは別人のように可憐で美しく、
まるで妖精のように見えてしまったからだ。
昔、妖精を見た人は、その美しさに目を奪われると言うが、
今の統夜もまさしくそれと同じようになっていた。
と次の瞬間、
「あ!うわあ!?」
テニアはリボンを踏んてしまい、体勢を崩してしまった。
「危ない!」
統夜はテニアが倒れてくる前に大急ぎで彼女を受けとめた。
「大丈夫か!?」
「あ、うん。大丈夫。…えへへ、ミスっちゃった。」
テニアは統夜の顔を見上げると、残念そうにそう言った。
361それも名無しだ:2007/01/25(木) 22:11:09 ID:hmgghQzc
「……やっぱり、練習のように上手くいかないね。」
テニアは苦笑いをしながらそう言って、統夜から離れようとしたが、
統夜は彼女を離そうとはしなかった。
「……統夜?どうしたの?今日は何か変だよ?」
テニアはきょとんとしながら、統夜を見つめる。
ああ、そうだな。今日の俺は変だ。
今日は自分でも不思議なくらいに、彼女に魅せられている。
そんなことを思いながら、統夜はテニアを抱き締めた。
「ちょっ…!と、統夜!?いきなり…なに…」
「綺麗だったよ。」
ジタバタしながら、慌てふためくテニアに対し、
統夜は小さくもはっきりとした声でそう言った。
その言葉を聞き、テニアは頬を真っ赤にして、ジタバタするのを止めた。
「……ホント?」
「ああ。まるで、妖精みたいだった。」
恐る恐る聞いてくるテニアに対し、統夜は再びはっきりとそう答えた。
「…妖精…かあ。えへへ〜。」
『妖精』という単語に、テニアは思わず笑みが溢れる。
何故なら、彼女が新体操をやった大きな理由は、
統夜に綺麗と言われたかったからだ。
それが果たされた彼女の心は、至福で一杯になっていた。
「…もし良かったら、また見せて欲しいな。」
「…うん。喜んで。」
テニアはそう言うと、統夜の背中に手を回して、強く抱き締めた。
こうして、少し自分の体に自信が無い妖精は、
大好きな人の心を奪うことが出来たのであった。



メルア「カティアちゃん、もう諦めましょうよ!」
カティア「いいえ、まだよ!弓道部に入ればまだ勝ち目はあるわ!!」
メルア「統夜さんはドモンさんじゃ無いんですよ、カティアちゃん!」


前にあったレオタードのテニアをネタにやってみた。
携帯からなので、見にくかったら申し訳ない。
362それも名無しだ:2007/01/26(金) 07:33:07 ID:7h/bTZck
GGGGGGGJ!!ついにテニアとレオタードという俺の好みが合体した!
正直、飯何杯でもいける!
363それも名無しだ:2007/01/26(金) 07:56:27 ID:JPw/V+TL
>>361
GJ.

しかし、弓道部と見たときレインよりも先に、黒化することで妙な方向にキャラ立ちしたヒロインを思い出した俺、月厨。
364それも名無しだ:2007/01/26(金) 23:52:03 ID:sF2lP5hS
>>361
GJ

新体操部への対抗手段に弓道部をチョイスすると聞いて、
双子のピッチャーや、ガラスの肘と診断されてサッカー部に入ったが
誤診という事が発覚して再びピッチャーを始める少年を思い出した漏れは
年かもしれない……。
365それも名無しだ:2007/01/27(土) 07:26:29 ID:virggt7/
後者の例が国見某と谷口某が混ざってる件について
366それも名無しだ:2007/01/27(土) 19:20:54 ID:mxI36qBu
チャージ!
367それも名無しだ:2007/01/27(土) 19:25:42 ID:6TCsrZaS
>>366
チャージなどさせるか!
しかし、萌えたならさせてやらんことも無い
368それも名無しだ:2007/01/27(土) 20:56:45 ID:W6XjkuFL
ジャージ!
369それも名無しだ:2007/01/27(土) 21:01:20 ID:doFZ2Ch3
>>368
ジャージなど着させるか!
だが、体操着なら着させてやらんことも無い。
370それも名無しだ:2007/01/27(土) 21:12:35 ID:vyRS+Jcj
テニアは真っ赤な芋ジャーが似合うと思うんだ
371それも名無しだ:2007/01/27(土) 21:13:05 ID:CgJWD1hF
テニアが体操着来て得意なスポーツするとか。
372それも名無しだ:2007/01/27(土) 21:31:00 ID:sObvvgge
>>370
テニア→赤ジャーで激しく動きまくる
メルア→青ジャーにギターで歌う

という電波を送って来たのはおまいか?
373それも名無しだ:2007/01/27(土) 21:36:44 ID:doFZ2Ch3
>>370
テニアは全体的にスポーツが得意という印象があるなあ。
ところで、テニアが苦手なスポーツはなんだと思う?
374それも名無しだ:2007/01/27(土) 21:48:23 ID:X1iy/pSC
>>361
CV:日高奈留美と申したか。
や、テニアに新体操は盲点だった。悪くないね。
375それも名無しだ:2007/01/27(土) 21:48:45 ID:CYCKnPlp
ボクシング:つい膝が出てしまう
376それも名無しだ:2007/01/27(土) 22:21:09 ID:gOhVBU8t
よし、タイ式だ。
377それも名無しだ:2007/01/27(土) 22:31:24 ID:oodJS13s
>>373
卓球
チマチマしたのが苦手そう。

弓道ってのも思ったが
攻撃力UP=弱点を的確に攻撃だと思ったので却下
378それも名無しだ:2007/01/27(土) 23:12:45 ID:X1iy/pSC
弱点を、的確に、攻撃。ふむ。
379それも名無しだ:2007/01/27(土) 23:14:59 ID:cNU0LHgt
つまり、それは○的蹴り、という事でよr(キーン
380それも名無しだ:2007/01/27(土) 23:28:27 ID:XtwS95ak
直感的にテニアはバレーが得意そうだ

カティアは生徒会長が似合うと思うんだ
381それも名無しだ:2007/01/28(日) 00:33:56 ID:HQSG+J6r
会長は林水さんが譲りません
382それも名無しだ:2007/01/28(日) 05:21:58 ID:j7TPdxQX
林水閣下が「もう駄目だと思うよ」した後なら……って、それはJの範囲外かw
383それも名無しだ:2007/01/28(日) 08:43:03 ID:74PG1+TK
あの話がJ世界で起こるかどうかも少々微妙ではあるよな。
東京近辺に特機基地大杉。
アマルガムでも攻めあぐねるだろう。
384それも名無しだ:2007/01/28(日) 11:40:38 ID:GGYAB8kn
カイザー常駐のガッコは攻めたくないだろうな
385それも名無しだ:2007/01/28(日) 13:14:40 ID:fuCuEeIO
人質取るなら関係無くね?
386それも名無しだ:2007/01/28(日) 15:17:32 ID:74PG1+TK
人質は宗介一人でどうにか出来たからな。その後のASも。
レナードVSスーパーロボット軍団って訳だ。
387それも名無しだ:2007/01/28(日) 19:16:12 ID:QzuZHsE2
人質とってもフューリーのザ・ワールド使って簡単に奪還出来そうだしなぁ
388それも名無しだ:2007/01/28(日) 22:57:24 ID:ZPPUjBF/
レナード「無駄だ!所詮は不完全なラムダ・ドライバ使い。『完全領域』にアクセスできるこのベリアルの・・・」

冥王様「ほう、でそのオムニスフィアとやらは、ゼオライマーが接続している無数の異次元のどの辺りだ?」
甲児「カイザーのパワーが、そんなヒョロいメカに負けるか!」
勇「ブレン全機で囲んだぞ、逃げ道は封鎖した」
ドモン「子供の理屈が!流派東方不敗に通じると思うなよ!」
エイジ「デビッド、シモーヌ、もう少し敵を牽制してくれないか、敵が早くて当たりそうにない!」
統夜「オルゴンクラウドは正常だな。とりあえずロックオンした。いけ!宗介!!」

宗介「みんな感謝する。いくぞレナード」

レナード気の毒に・・・・・・
389それも名無しだ:2007/01/28(日) 23:08:22 ID:tsDjQgM4
主力が宇宙に居る間に拉致られるとか
390それも名無しだ:2007/01/28(日) 23:14:07 ID:74PG1+TK
最低戦力と想定しても、ダブルマジンガーに超電磁コンビ。
とどめの冥王か。
……よし、火星の後継者と連動して(時期が早い
391それも名無しだ:2007/01/29(月) 01:09:24 ID:quX1VO8N
ロープの反動を
利用してドモンも駆けつけてくれるよ

火星の後継者はナデシコだけで充分鎮圧できそうだからなぁ

392それも名無しだ:2007/01/29(月) 01:25:23 ID:oB2p1IOq
テニア「火星の後継者だろうが、アマルガムだろうが、
アタシと、統夜と、G・ドラコデウスなら楽勝だよ!ね?統夜!」
統夜「ああ、そうだな!」
…ってことでFA?
393それも名無しだ:2007/01/29(月) 01:58:26 ID:NJ0TkNc0
フューリーと和解して時止め積んでるだろうからな
394それも名無しだ:2007/01/29(月) 05:58:57 ID:oit0U5c3
冥王様はもしかしたらウィスパードの共振で無力化されるかもしれない


しかしそれ以上は無理だな
まあラースエイレムを無効化するようなトンデモ兵装載せてないとも限らんが
395それも名無しだ:2007/01/29(月) 07:05:02 ID:oB2p1IOq
そろそろこの手の話題は本スレにでもやってくれ。
いい加減スレ違いだ。
396それも名無しだ:2007/01/29(月) 16:53:05 ID:7oEN7hPj
せっかくなので節分SSの断片を投下しておきますね。
本来ならばキッチリ肉付けするはずだったのに…レポート許すまじorz

「マグロ、イカ、エビ、カニかま…」
「テニア…そこまでにしておきなさい」
「そうだぞ、それじゃ恵方巻きじゃなくて海鮮巻きだ」
「いいじゃない、せっかく具が沢山あるんだから!」
「はぁ…」
「統夜さん…甘くないですぅ」
「メルア、安物の甘エビはそれほど甘くないんだ、悪いな」
「ああああ、統夜さん、涙ぐまないで下さい〜」
「この隙、見逃さん! 甘エビ貰ったー!」
「「あぁー!」」
「また量が増えるのか…」
「気にしない気にしない、大は小を兼ねるんだよ?」
「「「………」」」
「テニア、貴女がそれを言うの?」(チラリ)
「それはちょっと…不味くないですか?」(チラリ)
「俺は何も聞いてない、聞いてないぞー」(プイッ)
「………何処見て言ってんだそこの二人ィ!」
「さて、何のことかしら」
「わかりませんね、カティアちゃん」
「ムッカァ! 統夜、統夜は形重視だよね?」
「な、何ィ?」
「いいえ、大きさです! 統夜さんも男の人ですし!」
「オイオイオイ、待て待て待て」
「ここはバランスという事で私を選んで」
「タイム、タイムを申請するッ!」
「…もしかして」
「『ナイ』方が良かったり?」
「わぁ、統夜さんのペd」
「な、何を言うきさまらー!」

とりあえず、スマヌ統夜。 以下仕切りなおして続き。
少々フランツですので読む際にはご注意のほどを。
397それも名無しだ:2007/01/29(月) 16:54:01 ID:7oEN7hPj
「とにかく恵方巻きが出来たんだ、食べるぞ」
「逃げた」
「逃げたわね」
「こぉのキョシヌケェがー」
「そんな目で見ないでくれよぉ…」(滂沱の涙)
「ふむ、じゃあ議題は一時棚上げってことで」
「「異議なし!」」
「なかったことにしてはくれないんだな…」
「当然でしょ? いつかはハッキリさせるんだから」
「ハァ…とりあえず恵方を向くぞみんな。 食べ始めたら喋るなよ?」
「「「りょうかーい」」」
「よろしい、では…」
「「「「いただきまーす!」」」」

(しばらくお待ち下さい…)

「…ふぅ、ご馳走様っと」
「流石に男の子だね、統夜」
「何であの量で一番に平らげるかねお前は」
「そりゃあ育ち盛りですから」
「…」(もくもく)
「…」(はむはむ)
「二人とも、まだちょっとかかるか」
(もしかして…今がチャンス?)「ね、統夜」
「んー?」
「口元におべんと付いてるよ?」
「え、ホントか?」(ゴシゴシ)
「違う違う」
「何処だよ?」(ゴシゴシ)
「だからぁ、ここ!」(チュッ)
「んむっ?」
「「あーーーー!!」」
「はい、取れたよ統夜」
「ててテニア、お前なな何を」
「ずるい、ずるいですよテニアちゃん!?」
「あ、貴女なんて事を…抜け駆け! 抜け駆け!」
「聞こえなーい聞こえなーい」
「「………」」(何かがヒビ割れる音)
「…あら統夜、胸元にもご飯粒が付いてるわよ?」
「ない、それはないぞカティア? ってかボタンを外すな!」
「わたしも加せ…お手伝いします〜。 統夜さ〜ん!」
「おいメルア、何でベルトに手を掛け…テニア、二人を止めろ!?」
「ふ、ふふふ…」
「て、テニアさン?」
「二人だけに良い思いなどさせるかー!!」
「なんでそうなる!? やめろ、やめろぉー!!」
〜〜〜フランツになる前に終わっとけ〜〜〜

おべんとネタはむしろ新妻スキルだろ、とも思ったが衝動には勝てなかった。
良質な電波を受信していながら、ちゃんとした作品に仕上げられなかった俺は職人の列に
加わる資格はないのかも知れん…。 分子レベルまで粉々になってk(反中間子艦載機!)
398それも名無しだ:2007/01/29(月) 18:15:54 ID:w30y8k79
よかよか
399それも名無しだ:2007/01/30(火) 02:10:47 ID:32dSmqsL
だが各人の想像にまかせそれぞれの好みに物語は進むのだ
400それも名無しだ:2007/01/30(火) 14:16:03 ID:XS/Y7iYC
400なら仮面ライダー冥王に対抗して、仮面ライダーテニア放送開始。
401それも名無しだ:2007/01/30(火) 14:40:37 ID:Ci3evB8R
誰がテニアに憑依するんでつか?
402それも名無しだ:2007/01/30(火) 18:13:16 ID:EB3b1Fcg
統夜の家にカティアゼクター、メルアゼクター、テニアゼクターが住み着くお話です
403それも名無しだ:2007/01/30(火) 18:15:55 ID:Ppk/BPv3
テニアパワー、カティアパワー、メルアパワー、シャナパワー、オールゼクターコンバイン
404それも名無しだ:2007/01/30(火) 18:20:32 ID:fVooXl9K
テニアにはガダックみたいなジャンプ膝蹴りが似合うはずだ
405それも名無しだ:2007/01/30(火) 19:12:51 ID:zpiM5/qu
それぞれ合わせると
テニア=ソードF=ライダースラッシュ
メルア=クローF=ライダースティング
カティア=ライフルF=ライダーシューティング

シャナが浮かばん。
406それも名無しだ:2007/01/30(火) 19:53:11 ID:9jNy66S1
お前ら何も言わずにこれを見ろ!
http://banpresto-srw.com/2007/01/post_973.html
407それも名無しだ:2007/01/30(火) 20:14:37 ID:7sivLR1m
>>406
お前は何も言わずに>>2の下から二番目のQ&Aを見ろ。
408それも名無しだ:2007/01/30(火) 21:33:48 ID:lSBn32bh
>>407
別に完全禁止じゃねーし、目くじら立てるほどでもないだろ。
ここで言う他スレのネタっつーのは、テニアに変な嗜好がついた場合とかだ。
線引は各自のモラルの問題だし、気に入らなかったらスルーしろ。
409それも名無しだ:2007/01/30(火) 21:47:05 ID:7sivLR1m
それもそうだね。
じゃあ俺はROMってるから気にせず続きをどうぞ。↓
410それも名無しだ:2007/01/30(火) 22:00:13 ID:FUY3Dfcr
しかし、アレだな、
テニアはディフォルメがよく似合うな。
411それも名無しだ:2007/01/30(火) 22:38:54 ID:OfDFyMYp
テニア「統夜!それあたしのお肉!」
統夜「え?ああ…ごめん」
テニア「一番美味しそうだったのにぃ〜」
統夜(…こういう顔もまた…)
テニア「なにニヤニヤしてんのさ!やっぱり美味しかったんだな!?」
統夜「え?あ、うん…?」
テニア「ちくしょぉぉー!」



マサキ「人形は人形らしくしていればいいのだ!」
美久「そんな…」
マサト(これこれ、この顔がたまらないんだよなぁ…)
美久(…本人の目付きや声色を再現しきれていない…まだまだねマサト君…!)
412それも名無しだ:2007/01/30(火) 23:29:52 ID:Jcum9M0+
マサト……お前ってやつぁ……
413それも名無しだ:2007/02/01(木) 00:58:52 ID:VjwEsmue
以前ネタで出ていたレオタードテニアを書いてみました。
少し胸がでか過ぎたかも・・・。
http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper20038.jpg

414それも名無しだ:2007/02/01(木) 01:23:45 ID:rcbWERgm
さっきから統夜が、
「野球部に入ってエースになる!」
と言ってききませんが何か。
415それも名無しだ:2007/02/01(木) 07:35:57 ID:5Cdz7svX
統夜に双子の弟はいませんよ
416それも名無しだ:2007/02/01(木) 11:02:16 ID:18j3z3eO
今なら言える!

      ☆ チン     マダ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃 ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) <  カルヴィナ×テニアSSま〜だ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  火星丼   |/


高級ケーキ(統夜×テニア)食べ過ぎたのでフルーツ(カルヴィナ×テニア)を要求する!
417それも名無しだ:2007/02/01(木) 13:17:25 ID:VCXf1aRP
>>413 GJ!
418それも名無しだ:2007/02/01(木) 18:12:05 ID:vTNL0Bm8
>>416
カルヴィナは扱いが難しいんだよ
正直いいものを書ける自信がない
419それも名無しだ:2007/02/01(木) 18:32:42 ID:2WKSvH1R
>>416
悪いが統夜編でテニア関連のイベントを見た俺としては
統夜×テニア以外のものが考えられねぇ。
後、人の趣味をとやかく言うつもりは無いけど、百合は個人的には勘弁してほしい。
それが見たけりゃ余所でどうぞって感じかな。
420それも名無しだ:2007/02/01(木) 19:00:33 ID:2bfd5vvH
>>413
テニアほーーーっ!ほぁーーーーーっ!
GJ!b
421それも名無しだ:2007/02/01(木) 19:12:09 ID:S+PK/aoR
カティアスレ風にカルヴィナ姉さんと妹テニア的な感じなら良さそうだけど、
ガチ百合は流石にアレなんで内科医。
422それも名無しだ:2007/02/01(木) 21:06:47 ID:XrxLSWlg
すまんの。オラもかるびは思いつかないだよ。
423それも名無しだ:2007/02/01(木) 21:37:01 ID:cHrVPB4I
カルビと言われてもテニアが焼肉食べる光景しか浮かばない
424それも名無しだ:2007/02/01(木) 22:00:44 ID:yTU8NjqR
人生の先輩であるカルビに色々教わりにいくテニアとか
425それも名無しだ:2007/02/01(木) 22:12:03 ID:2WKSvH1R
…う〜ん。どっちかって言うと、
テニアはかなめとか同級生あたりに相談するイメージの方が強いんだよなあ…。
426それも名無しだ:2007/02/01(木) 23:00:53 ID:S+PK/aoR
普通の悩み→カティアとメルア
統夜関係の悩み→二人に気を使ってしまい他の級友
エロスな悩み→話せる相手なんてこの人しか!カルヴィナ姉さん!

こうですk
427それも名無しだ:2007/02/01(木) 23:58:17 ID:kFZ95LQJ
カルビは詳しそうじゃないしなぁ…
マオ姐さんにするだろ。
428それも名無しだ:2007/02/02(金) 00:00:20 ID:3iF897J6
その場合三人娘が揃ってカルビ姉のプレゼンを聞いてる感じがする。
429それも名無しだ:2007/02/02(金) 03:19:00 ID:gOXcNkgK
>>423
猟奇でカニバルなシーンを連想した…|||orz
430それも名無しだ:2007/02/02(金) 07:51:38 ID:jiUJcWVD
>>429
何でそんなシーンを連想できるのか小一時間(ry
自分は普通に高校の友人と食べてるシーンが浮かんだんだが。
431それも名無しだ:2007/02/02(金) 09:15:23 ID:btN2EA71
>>429のせいで>>430が普通に高校の友人を食べてるに見えた
432それも名無しだ:2007/02/02(金) 09:26:02 ID:k6xKGYr5
ここはレクター博士の多いインターネッツですね。

テニアが羊たちの沈黙を怖がって統夜の腕にしがみつきながら見る、とか
そのあと怖くなって「一人でお風呂に入れないよう!」とか
「怖いから、一緒に寝て?」
とか統夜に甘える電波を発信したのは誰でしょうか。
433それも名無しだ:2007/02/02(金) 20:35:12 ID:jiUJcWVD
>>432
いい電波だな。借りさせてもらおう。
「……はぁ…」
暗い闇の中、俺は一人溜め息をついた。
時刻はすでに一時を過ぎていたのだが、
今日は何故か目が冴えてしまい、未だに寝ることが出来ずにいた。
その原因は、既に分かっている。
実は寝る少し前に、メルアが「牛たちの沈黙」というホラー映画を借りてきたので、
それを皆で見ていたのだが、それがかなり怖さを誇っていた。
なんというか、下手に幽霊が出てくるものよりも怖く、
人の狂気というものを垣間見たような気持になった。
そのせいか、未だに体の緊張が解けず、欠伸一つさえ出ないのだ。
カティアやメルアは怖がる様子を見せていたものの、
寝る前にはすでに緊張は解けていたというのに…。我ながら情無い話だ。
とりあえず横になっているだけでも体は休まるので、
目を閉じて、ラフトクランズを数えようとした次の瞬間。
コンコンコン…
突如ドアの方から、小さいノックがしてきた。
さっきまで静かっだたのもあるが、
先程見た映画の光景が頭に浮かんできて、
俺の心臓は一気に鼓動のスピードを速めてきた。
こんな時間に誰なんだろうか…
不安と恐怖にあおわれながらも、
俺は、壊れそうなくらいに鼓動する胸を押さえながら、
ゆっくりとドアに近付き、小声で声をけてみる。
「……誰だ?」
そう言ってしばらくすると、聞き覚えのある、小さな声が返ってきた。
「アタシだよ〜。お願いだから開けて〜。」
その声の主が分かったと同時に、俺はすぐにドアを開けた。
すると、
「わ〜ん、統夜〜!」
怯えたような声を出しながら、テニアが俺めがけてダイブしてきた。
「ぐはあ!?」
いきなりの行動だったので、上手く受け身を取ることが出来ず、
俺はその衝撃をモロに受けてしまった。
倒れらなかったのは、幸いと言ったところか…
「良かった〜。統夜が寝てたらどうしようかと思ったよ〜。」
俺の顔を見るや否や、テニアは安堵の表情を浮かべてそう言った。
「い、一体どうしたんだよ、テニア。」
そんなテニアにドキッとしつつも、そう尋ねてみると、
テニアは急に恥ずかしそうに顔を俯かせて、
「そ、それがさ、さっきの映画が頭から離れなくって…
怖くて、その、一人じゃ眠れなくなっちゃって…」
と、苦笑混じりに答えた。
…そう言えば、映画が終ったあとも、テニアだけ妙にビクビクしてたっけ。
434それも名無しだ:2007/02/02(金) 20:37:22 ID:jiUJcWVD
つまり、テニアは一人では怖くて眠れなくなったから、
俺のところに来たということか。
そう予測すると同時に、俺は思わず笑みを溢した。
親近感もあるのだが、怖くなって俺のところに来たというテニアが可愛らしくて、
テニアが俺のことを信頼してるということが嬉しくて…
「…そうか。じゃあ今日は一緒に寝るか?」
そう聞くと、テニアはパァッと表情を明るくして、
うん!と元気よく答え、俺よりも早く、ベッドに潜り込んだ。
狭いベッドに二人で寝るのは窮屈だったが、何故か悪い気はしなかった。
「えへへ…統夜…」
隣では、テニアが可愛らしい寝息をたてながら、
安らかに眠っていた。
俺が側にいて、ようやく体の緊張が解けたんだろうな。
その姿を見て、こんなテニアの姿が見れるなら、
ホラー映画も悪くないかなと柄にもなく思ってしまった。
それから少し経たないうちに、俺も段々体の緊張が解けてきたせいか、
睡魔がどっと襲いかかってきた。
「…おやすみ、テニア…」
最後にそう言うと、俺も深い眠りに落ちていった。

その翌日、寝相が悪かったせいか、
お互いを抱き合うようになっていたのをカティア達に発見され、
練りわさびを口にぶち込まれたのは、言うまでもない話だろう…



すまないが、俺の力では、
前者のほうの電波を形にすることが出来なかった…
こんなふがいない俺は赦してくれ…
435それも名無しだ:2007/02/02(金) 22:26:54 ID:k6xKGYr5
前者の方とか具現化したらエロパロ行きだよオォォォイ!
それはそうと、添い寝だけで十全にオルゴンソードF(フランツ)モードでGJ乙テッカァァァァァァァァァ!だよオォォォイ!
436それも名無しだ:2007/02/03(土) 10:04:55 ID:2IKxJaEB
俺も萌えたぜ・・・真っ白に練りワサb
そしてネタ投下

統夜「テニア、しりとりでもするか・・・お題は飲食物関係で一分の時間制限つき、濁点がきたら点抜きでも可で」
テニア「唐突にイキナリ、まぁいいけど負けないよ?」

(中略)
統夜(負けないと言う程はあるな、奥の手を使うか)
テニア「は〜ち、な〜な」
統夜「つ・・・ツミレ」
テニア「簡単だね、レンゲ」


統夜「結婚しよう」

テニア「っっっ!!ずるいずるい〜」(ぽかぽか)

なんだ、このピンク空間・・・と、カティア姉さんに呼ばれた、ちょっと逝ってくる
437それも名無しだ:2007/02/03(土) 12:10:46 ID:n1oANn0a
カティア「テニアのストロベリーなんてさせるか!
カティアブリーカーだ、死ねぇ!」


に、逃げろ!>>436!逃げるんだ!
438それも名無しだ:2007/02/03(土) 14:01:56 ID:/B9YbAoO
ここ最近は破壊力抜群だ、そして俺の脳内では(ぽかぽかされながらもテニアの頭を撫で撫でしつつカウントを数えている和みな光景が…そしてブリーガー)
乙チャージ!
>>432のネタを>>436にてチャージした力で作るぜ!


テニア「ちゃんとそこに居てよ?絶対だよ!」
統夜「分かった分かった……」
最初は「一緒にお風呂入って」などと涙目でクリティカルな一言を言われたのだ。
流石にそれは発見されたらブリーガー×2発(じゃすまない)確定なので、浴室の扉越しという事で譲歩してくれたのだが

テニア「ちゃんと後ろ向いててよね」
統夜「そこまで怖いんだったら今日はお風呂抜きにすればいいのに」
テニア「そういう訳にはいかないって、身体綺麗にしないとグッスリ眠れなさそうだしさ」
統夜「風呂上りでそのまま寝ればこっちのものっていう奴か…」

考えたものだと感心しながらも、同じ脱衣所にいるので耳に入るのは衣擦れの音…つーか、不味い。
見えていないだけ色んな意味でピンチ、というか見えてたら更に大ピンチ。
水素記号を頭の中でエンドレスに唱えながら、ふと背中に伝わる体温。そして服をぎゅっと掴まれるような感触

テニア「ゴメン統夜、いい歳してるのにこんなに頼っちゃって」
統夜「……気にするなよ、テニアは女の子なんだから」
テニア「ん、ありがと…もうちょっとだけこのままでいさせて」
統夜「分かった…でも落ち着いたら離れるんだぞ、風邪でもひかれたら困るしな」
テニア「ううん、統夜の背中暖かいから…服来てないけど大丈夫だよ」

ちょ!テニアさん??さっきから貴方の胸のブリーガーがやけに柔らかいとか服越しでも暖かいとか思ったら…それですか!
ていうかこのまま振り返って「一緒に入るか?」なんて言っちゃってもミッションコンプリートしそうですよ
立てよ国民!と言わんばかりに理性が何処かへ飛んでいき振り返ったその時

ガチャ

カティア「まったく…一人じゃお風呂は入れないって……折角寝てたのに、テニアはどうしたの?」
メルア「テニアちゃん何処にも見当たらなくっ………ぇ?」
カティア「どうし………ぁ」
統夜「ぁぇ………」

ばっちりと視線があって状況を瞬時に確認される
あぁ、神様、仏様…せめて言い訳できる時間を………


すまない、チャージしたらピンク寄りになって危なかったので強引に…さてカルビ姉様が呼んでるから俺もいってくr
439それも名無しだ:2007/02/03(土) 15:48:52 ID:CTJUbx8w
やばいって!祭りの到来か?
そんなにSSが来たら俺の頭の中ピンク色に…あうkjんhjkfにゃhbv

>>438GJだよー
440それも名無しだ:2007/02/03(土) 20:13:22 ID:IvgkdXD4
最近〜カティアが嫉妬の化身になってきry(本文は此処でry
441それも名無しだ:2007/02/03(土) 20:14:01 ID:+h6sb+eM
もうね、こんなフランツばかりだともうね、俺もはっちゃけちまおうかと。

あ、カティアとメルアがスピンストームやってる…ってこっちに来ka.わjm-あae.wふkgじnkpga.こ!
442それも名無しだ:2007/02/04(日) 02:09:54 ID:0S95uGrd
マサキ「ここ最近の統夜はフランツと…美久しっかりメモリーしておくんだぞ」
美久「はいはい……」(フランツを保存する冥王ってギャップあり過ぎと思う)

閑話休題
〜自室にて〜

カティア「うぅ……ここ最近私のキャラって嫉妬の炎ばっかりじゃないですか、責任取ってくださいよね!統夜」
統夜「責任っていったってなぁ…じゃあ、よしよし」(撫で撫で)
カティア「ぅー…気持ちいいけど、もう一声」
統夜「………誰も居ないし、わかったよ。機嫌直してやってくれ、皆に愛されてるっていうのと表裏一体ってさ」(ちゅ♪)
念の為に一度辺りを見回して誰も居ないのを確認して頬にフレンチなキスを……その直後

メルア「ぁ〜〜〜〜!!いいなぁ、カティアちゃん。私も〜!」

さっきまで誰もいなかった空間にメルアが物欲しそうな顔で言葉を投げかけているのだが
統夜「なぁ、メルア。隠れていたのか?」
メルア「いいえ、冥王さんが次元連結システムを使っt」
統夜「後から統夜ブリーカーだ、冥王」

なにはともあれ見つかったものは仕方がなく、強請るメルアにも同じようにキスをすると
テニア「ちょっとちょっと!二人とも抜け駆けっ!」

声のする方へ振り向くと非難轟々といった様子のテニアが…

統夜「一応聞いておく、さっきまでそこにいなかったよな?」
テニア「ぇ?冥王が次元r」
統夜「統夜ブリーカー+1だ…冥王」

そういいながらもテニアにも同じように…すると
カティア、メルア、テニア「もう一声っ!」

三人に一片に飛び掛られてはどうしょうもなく、俺は腹を括って…
……その後のお話はまた別の物語と……
統夜「前略。父さん、母さん……俺の名前ってやっぱりこういうスキルがついて欲しい為につけたんだよな」


流石は夜を統べる者、後悔はしてない…さてと、冥王に浄化されてくr
443それも名無しだ:2007/02/04(日) 08:11:26 ID:OztR+0Y3
>>438GJー!!
テニアはスプラッタだけじゃなく、ホラー全般がダメだと思ってる
444それも名無しだ:2007/02/05(月) 12:39:12 ID:JpRYKdwh
テニア「統夜…アタシ…統夜ならいいよ」
統夜「テ、テニア…止めろ…」
ガシャーン!
マサキ「ぐおわぁー!」
統夜「ビクッ!」
カティア「あらあら、駄目ですよマサキさん。勝手に次元連結システムで不法侵入してしまっては」
メルア「そうですよ。警察呼んじゃいます」
テニア「な、何?」
マサキ「…き、貴様ら…」
カティア「あ!統夜!ごめんなさい!マサキが無理矢理家に入ろうとしたから!マサキが、マサキが全部悪いの!」
メルア「私達は何も悪くありません…ぐすっ」
統夜「あ、あの…カティアさん?メルアさん?何で服脱いでるんだ?ってか!俺のベルト外すな!」
カティア「いいえ!そういうわけにはいきません!私がもう少し警戒してれば統夜に迷惑をかけずに済んだのに…」
メルア「だから…おしおきしてください」
テニア「あー!統夜はこれからアタシとストロべるの!」
カティア「うるさい!ストロべるのは私です!」
メルア「統夜さん…逞しいです」
テニア「ちょっと!何一人抜け駆けしてるのよ!」
統夜「待て待て!落ち着けお前ら!おい!モラル的にやばいぞ!うぉ!」

マサキ「うぐぐぐ…」
美久「さぁさぁ、帰りましょ。冥王様」
マサキ「俺は悪くない…悪くな…ぐおっ!」
美久「はぁ」
445それも名無しだ:2007/02/05(月) 19:33:38 ID:ziLeV/SZ
皆乙チャージだ!そしてネタ投下


テニア「統夜、どうしたの。呼び出したりなんてしてさ?」
統夜「一つしかないから他の二人に見付かると困る、ほら、バレンタインってね」
その言葉にキョトンとした表情ながらも、しっかりと差し述べられている包み紙を手に取るテニア。

テニア「嬉しいけどさ、なんで統夜がくれるの?普通逆なんじゃ・・・統夜って実は女の」統夜「いや、それ勘弁」

(屋根裏)
カティア「む、あれは外国式バレンタイン!」
メルア「知っているの、雷で、カティアちゃん」
カティア「女性から男性にあげるのって日本の某お菓子メーカーが商品の売り上げに貢献為せるために作った偽物なのよ。アレが本来の姿よ」
メルア「へぇ、博識だね、、ブリーカーは?」
カティア「今はヤボっていうものよ」


テニア「ん?何か聞こえたような。大事にとっとこ、14日にキチンと食べるから」
統夜「そのまま置きっぱなしにするなよ?大事にしすぎて」


ふつーな路線でいってみた罠、そしてホラーと性転換ネタがもやもや脳裏に、、できたらチャージさせるYo!
446それも名無しだ:2007/02/05(月) 20:31:51 ID:9hna0ULN
チャージなどさせるか!
だがSSなら投下させてやらんこともない



みんなGJなんですが、三人で出過ぎだよ!
テニアだけで良いんです、テニアだけで!…あっ、やめ、マメ投げないで!マメは鬼門なんです!
447それも名無しだ:2007/02/05(月) 21:04:13 ID:nLDv2ZZq
よいではないか。よいではないか。
448それも名無しだ:2007/02/05(月) 21:12:21 ID:ziLeV/SZ
さて、できたので衝動で投下

テニア「いやぁぁぁぁぁ!」
パンパンパン!
統夜「落ち着け!相手は下を張っているんだ、銃口を下げろ!」
テニア「ぅぇ〜ん、統夜の馬鹿〜〜来るな来るなぁ!」
統夜「やっぱ止めるべきだったか・・・」



話は数時間前に遡って
テニア「統夜、この紙袋なんだったっけ?」
統夜「ぁー、確か福袋だな。買ったきりで忘れてた」
テニア「何処で買ったの?」
統夜「確か懐かしのゲームソフト福袋だったかな、開けてみるか」

そうして現れたソフトは「バイオハザード」しかも懐かしの等と言う事はあって1である。手早く開けてゲームを起動する統夜。
そして悪戯半分でテニアにコントローラーを持たせ勢いでプレイさせたのだが・・・数分たたずにこんな状態である。


テニア「もうヤダァ〜」
えぐえぐと統夜に泣きながら抱きつくテニア、既に戦意喪失である。
統夜「すまない、俺が悪かった」
テニア「今日一日ずっと側にいないと許さないから、お風呂もベットもトイレも!」
ちょ!テニアさん、そこまで錯乱してていいんですか?最後のプレイは未知の領域ですg
カルビ「取り合えずゲームを途中放棄してるのは感心しないけどね、私が仇を取るわ」
統夜「・・・いつの間に来てたんですか」
カルビ「その子の泣き声がご近所に響いてた時からよ、思いきり誤解されてそうだから外でも散歩して健全な所を見せに行きなさい、戻る頃にはケリをつけるわ」
統夜「それじゃ気分転換に二人で行ってきます、留守番お願いしますね」
カルビ「あぁ、くれぐれもトイレは別々にだな」
統夜「ぁ・・・当たり前じゃないですか、ほら、テニア行くぞ・・・・・・うわ、ナイフプレイしてるし、見たいけど我慢するか」


そうして散歩が終えて帰った時にはスタッフロールが流れていたとか、姉御の為せる技である。


書いてる途中にカルビ姉さんが降臨、イメージ的にこういうゲーム好きそうだなぁ、COOLにやってそう
449それも名無しだ:2007/02/05(月) 22:03:58 ID:/Tj7cQp3
テニアの「いやぁぁぁぁぁ」+パンパンパンで妄想したのは俺だけじゃない筈。
>>448
GJ
450それも名無しだ:2007/02/05(月) 23:24:50 ID:S8sTphrM
>>449

不覚にも・・
451それも名無しだ:2007/02/06(火) 00:07:56 ID:nP+buf4b
カルビ「ほら、誤解してるでしょう?エロスは程々に」
統夜「トイレSSは闇の彼方へと、本気で創るなと」

話は変わって

テニア「統夜、統夜。これって何?」
カレンダー、先週の日曜を指差して尋ねるので見てみると『立春』
統夜「簡単に言うと昔の春がこの時期っていう事かな、まだまた寒いけどな」
テニア「ふぅん・・・字的にアレに似てるね」
統夜「あれって?」
テニア「えっとね、売し・・・ムグッ」
統夜「全然意味合い違うからな!全く誰が教えたんだ。そんな言葉」
テニア「ん、これこれ。ニュースの単語を分かりやすく教えてくれるんだよ」

何やら電子手帳のような物を見せて、中を確認する統夜。数秒してピンクなニュースを限定で拾ってくる物だと理解。言い換えると『ニュー速みたいけどピンクチャンネルしかでない』ような代物である。

統夜「誰から貰った?」
テニア「統夜が悦ぶ事を学習しろって、冥お」
統夜「今度Fソードの刑だ、マサキ。取り合えずコレ没収な、美久さんに報告しとくか」(ピポパポ)



マサキ「もうそろそろ学習が実を結んでくる頃か、早速次元連結しすて」
美久「さって、オージンジと」(釘バット装備)
マサキ「・・・・・・酌量の余地は?」
美久「ありません、頭を冷やしなさい」(ゴキィ)


誤解してくれてありがとう、狙ってマスタ。。さてカルビ姉さんに臓物をぶちまけられてきます
452それも名無しだ:2007/02/06(火) 00:43:55 ID:LRcekZga
狙ってスマタ?


さて、俺もカルビ姐さんのお仕置きを受けてくるか
453それも名無しだ:2007/02/06(火) 01:33:48 ID:nP+buf4b
マサキ「なんだ、ネタが次々頭の中に、、これが無我の境地というやつk」
美久「深夜でテンション高いだけでしょう?」
そしてお昼前な休日の統夜家

テニア「今日のお昼はホットケーキ♪」
上機嫌な様子なのは手に取るように分かりひよこエプロン姿という初々しい格好で台所に立っているテニア
統夜「食べ物の事になると幸せそうだな、本当に」
テニア「食べ物は美味しく食べないと損だよ、統夜。・・・あれ、牛乳切れちゃった。統夜買ってこれる?」
統夜「美味しくかぁ・・・」
テニア「統夜?その手は何を意味してるのかなぁ」
統夜「いや、もしかしたら出るんじゃないかなって、美味しく」
ワキワキと妖しい手の動きと共に後ろへと回り込む統夜

テニア「絶対無理だって!でないでないでない!」
統夜「男でも人に寄っては出るんだぞ、知ってたか?」
テニア「ウソっ!って、ヤダ・・・と、統夜ぁ」

ゴン!(ドサッ)

テニア「って、ぇ?美久さん?」
美久「ちょっと覗き見してる人も兼ねて成敗しておいたわ、はい牛乳」

フライパン装備で今しがた何をしたのか容易に想像はつくだろう、統夜を叩いた裏側とは反対にはほんのりと赤い何かがついているが、それも容易に想像つくだろう

テニア「苦労してるんですね・・・」
美久「えぇ、お互い頑張りましょうね」

>>452は想定の範囲外というか場外ホームランだよ、さてフライパンで叩かれてくる
454それも名無しだ:2007/02/06(火) 13:47:08 ID:ZuC5z6MQ
テニア「あーん、統夜!雷怖いから一緒に…」
統夜「すこー」
テニア「ううっ…!」

チュンチュン…
統夜「ふぁ〜…」
テニア「おはよう…統夜」
統夜「ん?テニア?…な、何だその格好!?」
テニア「もう統夜ったら、アタシが泣いても止めてくれないんだもん…」
統夜「え?ええ!?」
テニア「覚えてないの?アタシ…統夜におか…んぐっ!」
統夜「間違いだ!有り得な!」
ガチャ
カティア「統夜、朝です…よ…」
メルア「どうしたの?カティアちゃ…」

学校
相良「朝からハードな訓練とは」
かなめ「いいからあんたはこっちに来る!」
統夜「一人暮しが恋しい…」
455それも名無しだ:2007/02/07(水) 00:12:35 ID:+U+ayfh0
テニア「カルヴィナはいいなぁ。背が高くて」
カルビ「そう?そうでもないと思うけど、どうして?」
テニア「ほら、あたし三人の中で1番背が(胸ry)小さいじゃん。
だからもう少し大きくなりたいなぁ、ってね」
カルビ「ふむ、貴女が言いたいことも解らなくわないわ。
でもね、小さい方も結構良いものよ?」
テニア「どうして?」
カルビ「どうして?決まってるわ。愛する者の腕に抱かれる時、小さい方がより多く抱かれるからよ」
ギュウ
テニア「ふぇ?」
カルビ「私は貴女をこんなに多く抱けられる。何故なら貴女が小さいから。
アルも私をこんな風にいっぱい抱いてくれる。
私は思うわ。あぁ、もっと私が小さければもっと彼に包まれるのにってね」
テニア「・・・うん」
カルビ「ふふ、貴女が羨ましいわ。そろそろ時間だからじゃあね」



──統夜?
──ん?
──ギュッてして?
──何だよいきなり。
──いいから!
──ったく、しょうがないな。ほら。
──へへへ。

「小さい意味」fin
456それも名無しだ:2007/02/07(水) 00:18:16 ID:NnwM6KTy
>>455
く、こんな日替わりに萌えさせるとは、、非常にGJGJだ!
小さい分チャージ!
457それも名無しだ:2007/02/07(水) 01:24:56 ID:osLj/uvs
統夜「ただいま〜。」
テニア「おかえり〜。いつもお疲れ様。」
いつものようにバイトから帰ってきた統夜を、テニアは笑顔で迎える。
テニア「ご飯も出来てるし、お風呂も沸いてるけど…どっちにする?」
統夜「ん?じゃあ先に風呂入るよ。」
テニア「は〜い。…えへへ。」
統夜「……?どうした。妙に嬉しそうにして。」
テニア「だってさ、今のやりとりって、
まるで新婚さんみたいだからさ、つい…ね。」
統夜「…新婚さん…か。」
テニア「ど、どしたの統夜。」
予想してなかった統夜の反応に、テニアは思わずうろたえる。
それからすぐに、統夜はふっと微笑みと、
統夜「新婚さんみたいなら、もう一つ選択肢があるんじゃないか?」
テニア「……ッ!!」
統夜の発言に、テニアは顔を真っ赤にした。
しまった。統夜をからかうつもりだったのに…。
テニアの中で、自責と恥じらいの気持ちが渦巻く。
だが、ここまで来て引き返したら、余計統夜にからかわれる。
そう思ったテニアは、顔を真っ赤にしたまま、彼の要求に答えることにした。
テニア「……え、えっと…ご、ご飯にする?お風呂にする?
そ、それとも……あ、…アタ…シ…?」
そこまで言い切ると、テニアは恥ずかしさのあまり、顔を俯かせた。
そんなテニアを、統夜は愛おしく思い、くいっと自分のほうに抱き寄せた。
統夜「ごめんごめん。ついからかいたくなってさ。」
テニア「むぅ〜。統夜のいじわる〜。
すっっごく恥ずかしかったんだよ!」
統夜「ごめんって。お詫びに、今度の休みの日に、
何でも言うこと聞いてあげるから。」
統夜がそう言うと、テニアは彼の腕の中で、
悪戯をする子どものような笑みを浮かべた。
テニア「…ん〜。それより、さっきの質問の答えを聞かせて欲しいな〜?
統夜は何を選ぶの〜?」
勝ちほこった笑みを浮かべているテニアの発言に、
統夜はしてやられたと思った。
統夜「……やれやれ。俺としたことが、墓穴を掘ったな。」
苦笑しながらそう呟くと、統夜は自分の顔をテニアに近付けた。
暫くのあいだ、二人はじっと見つめ合った。
そして……


統夜が何を選んだのかは、二人だけしかわからない。
だが、翌日、二人が妙に疲れ気味なことで、その答えはすぐに分かるだろう。


勢いで投下してしまった。
反省はするが、後悔はしてない。
458それも名無しだ:2007/02/07(水) 02:25:14 ID:lz026zeX
>>457
GJ!

これはこの後バイキングでも行って二人で食いまくったんだな

マサキ「胃袋チャージなどさせるか!だが飯ならたらふく食わしてやらんこともない!」
美久「さぁさぁ、冥王様ももっと食べて元を取ってください」
マサキ「俺はもう腹一杯d…ぐおっ!」
459それも名無しだ:2007/02/07(水) 09:23:59 ID:M1edK7n/
少子化対策?

メルア「統夜さん」
統夜「何だ?」
メルア「特製ミルクティーはいかがですか?私のぼ…んぐっ!?」
統夜「いや…遠慮するよ…」

カティア「統夜」
統夜「何だ?」
カティア「うっ…ご、ごめんなさい…悪…」
統夜「まじ止めてくれ…」

テニア「ねぇねぇ、統夜」
統夜「何だ?」
テニア「見て見て、お腹膨らんできて、たぬきー!えへへ」
統夜「…テニア…冗談でも止めてくれ…心当たりがあるから…」

マサキ「美久!たぬ!」
美久「私、アンドロイドですから」


460それも名無しだ:2007/02/07(水) 11:33:13 ID:+U+ayfh0
統夜「ただいま」
・・・・・。
統夜「?。今日は飛び付いてこないんだな。テニア〜?」テニア「ス〜ス〜」
居間に向かうとテニアがコタツに入って眠っていた。
統夜「はは。我が家のお姫様はお眠中ですか」
統夜もコタツに入り、暖を取りながらテニアを見つめていると何故か悪戯したい気持ちになった。
統夜「・・・・」
プニプニ
テニア「ふにゃにゃ・・・」
頬っぺたをプニプニしていると可愛い声を出すテニアに統夜は顔が綻ぶのが解った。
統夜「・・・・」
更にぷるんと張りのある唇へ指を移動させる。
ペタペタ
テニア「にゃむ・・・」
するとテニアはパクパクと唇を開いたり閉じたりした。
統夜「ははは。これじゃあ赤ちゃんと変わらないじゃないか」
統夜は苦笑して指を離そうとすると思わぬ出来事が起きた。
テニア「あむ・・・」
統夜「おお・・・ッ!?」
テニア「ちゅぱちゅぱ・・・」
統夜(ほ、本当に赤ちゃんじゃないか・・・・)
テニア「んむ・・・!」
ガリ・・・・!

訂正、赤ちゃんには歯がありませんでしたよね。

──統夜?その指の包帯、どしたの?
──何でもないです。ただ包丁で切っちゃっただけです(涙
──めずらしい事もあるもんだ。あはははは。
──アハハハハハ(涙

「悪戯の代償」fin
461それも名無しだ:2007/02/07(水) 19:48:46 ID:CBa/4vEu
(*´Д`*)パッションッ!!
462それも名無しだ:2007/02/07(水) 20:04:28 ID:Re1yANdp
これは情熱的なクシャミですね
463それも名無しだ:2007/02/07(水) 21:26:33 ID:LCQZyGuV
何でこんなにもGJなSSがあるんだ。
乗り遅れてしまったorz




今から統夜とバイキングに行って来るノシ
464テニア:2007/02/07(水) 21:33:41 ID:osLj/uvs
>>469
アタシも連れてけ。
465464:2007/02/07(水) 21:37:15 ID:osLj/uvs
あーー!?間違ってアンカしてしまった…。
あ〜もう、>>463のせいなんだからねっ!せ、責任取ってよ!!
466それも名無しだ:2007/02/07(水) 21:42:55 ID:+U+ayfh0
統夜「テニアの髪って癖っ毛な割りには柔らかいよな。猫っ毛というか」
テニア「ふぁ・・・・むぐ。そお?」
統夜「まぁ、いいさ。柔らかいから手触りも良いしね。はい終わり」
テニア「え〜、もっと〜。もっと〜」
統夜「駄々こねるな。学校に遅れる。ほらしゃきっとしろ」
テニア「ぶ〜。けち・・・」
統夜「あ゙〜拗ねるな。拗ねるな。(頭をナデナデ」
テニア「あ、えへへへへ////」
カティア&メルア「ジ────」


──統夜さん。
──統夜?
──うん?
──私の髪だってとてもサラサラでしかも金髪ですよ。
──私のはストレートはダテじゃありませんよ?
──・・・・・、それがどうした?
──私達の髪もくしで解いて下さい!!!
──待てよ、サラサラでストレートなら別に要らないじゃないか。
──いいから!!!
──えぇえ〜〜。

この後、がっつり1時限分学校に遅れたのはまた別の話。

「朝の始まり方」fin
467それも名無しだ:2007/02/07(水) 21:53:15 ID:sZnh8prF
いい……

いいぜ!「」finの人!
468それも名無しだ:2007/02/07(水) 22:12:22 ID:LCQZyGuV
>>465 
OKノシ 一緒に行こうじゃないか

ニアアキトのラーメン食いに!
 ファミレス
 高級レストラン(その後一ヶ月粥飯 

どれがいい?
469それも名無しだ:2007/02/07(水) 22:30:31 ID:RK/wyqwj
え?そんなに食べ放題に行きたいって?
仕方ないなぁ、ホラ、4人分割引券あるから紫雲家の皆で行ってくると良い。
470それも名無しだ:2007/02/07(水) 22:32:01 ID:osLj/uvs
>>468
愛の空騒ぎで一つ。(某兄スレ参照)
…そういや他スレのネタあまり出すなって書いてあるけど、
これの状況でSS書いちゃ駄目ですかねぇ?
471それも名無しだ:2007/02/07(水) 23:46:40 ID:6Ad7fhQ7
却下ぢゃ!三人をあんなハレンチ部に入れるなんて、父さんはそんなスレ許さんぞぉぉぉぉ!(統夜も勝手にヅラじゃない桂だ!になってるし)


だが、アキトのラーメン屋でバイトなどのシチュならやらせてやらんでもない。
472それも名無しだ:2007/02/07(水) 23:53:04 ID:osLj/uvs
>>471
………あれ?今ハレンチ部に入ってるのは金髪巨乳だけで、
テニアは統夜と二人暮らしのはずじゃ…
後ズラじゃない、桂だとは……?
統夜ズラ疑惑ネタは、自然消滅してるし…
まあいいか。とりあえず最後の行のネタを利用させて頂きますね。
473それも名無しだ:2007/02/08(木) 02:24:03 ID:sESYA/8G
統夜 「寒い寒い、こういう時はお風呂に入るに限る」
自宅へと帰ってきた統夜は一目散に脱衣所へと向かい

統夜 「物音一つ無し、誰も入ってないな。そういえば昨日の残り湯を温めてだったな」
浴槽の上に蓋がしてあるのを思いだし、着衣を脱ぎ捨て中へと入り目を細め

統夜 「なんだ、この鼻につく臭い、、、、なんとぉー!」
蓋を開けるとお湯らしからぬ臭いと蒸気が立ち上り、その浴槽の中でテニアが座っていた、全裸で!体育座りで!上目使いで!

テニア 「ぁ・・・とーやぁ、こんにちわ♪」
統夜 「ここでサウナの真似事なんかするな、、ぉぃ、なんか酔ってないか?」
テニア 「へへ、酒蒸しでーす。身体にいいって本に」
統夜 「それ以前に未成年だ、まったく・・・ほら、立てるか?」
手を取って立ち上がらせる、、前述した通りに裸である。
こういう状況ながらも反応してしまうのが男、いや漢のサガである、統夜も例外にあらず。

(ヤバイ・・・酒のせいか、目が離せない、、だが早くあがらせて服着せないと色々不味い)

テニア 「ぁ〜、とーや、元気だね。こんにちわ♪」(チュ♪)


ちょ!テニアさん!記憶飛んでるんですか!!しかも今キス?鱚!KISS!?したの俺は俺でもジュニa
って、連続は聞いてな!(ガチャ)

カティア 「時間通り、一時間たったからテニアとこうた・・・・・・ぃ」
統夜 「・・・・・・冤罪、だよな」
テニア 「とーや♪」(チュチュ♪)


マサキ 「今度、厄払いの神社でも連れていってやるか」
美久 「御利益もあるから断るかもね、漢のサガ?でしょ?」



流れに乗りつつもアウトローに書いてみた、後悔はしていない。
ぁ、ターンXが手招きしてる、、シャイニングフィンガーで逝てきます
474それも名無しだ:2007/02/08(木) 02:31:52 ID:sESYA/8G
Finな御仁、なんてほのぼのなんだ・・・乙チャージ!
いかん、エロスは程々にせんとorz
475それも名無しだ:2007/02/08(木) 22:16:37 ID:WfWx6Qm1
チャージなどさせるか!
だがテニア分チャージならさせてやらんでもない。

“テニアの抱き枕”という電波のみだがな!
476それも名無しだ:2007/02/09(金) 01:30:29 ID:F6IapMTv
>>475
・テニアを抱き枕にしている統夜
・統夜を抱き枕にしているテニア

という電波なら受信したが、発信源はお主か?
477それも名無しだ:2007/02/09(金) 07:32:56 ID:IexjkhS9
・統夜愛用の抱き枕の中に潜むテニア

という電波ry
478それも名無しだ:2007/02/09(金) 14:53:06 ID:6QBbIkLV
電波受信完了、ネタ投下

統夜 「なんだ、これ?」
風呂をあがり部屋に戻るとベットの上に横になっている物体、触ってみるとポフポフと柔らかく

統夜 「抱き枕か、誰か間違えて置いたのかな」
灯りを消して寝そべり日乾しされた抱き枕をゆるっと抱いてみると

統夜 「??抱き枕にジッパー?おかしいだろ?」
指先に触れた感触に言葉漏らし、下まで降ろし無造作に中へ突っ込むと

テニア 「やだ、統夜ったら・・・大胆♪」
ふにふにと直肌に軟らかく暖かい手触りに声、どう考えても大胆過ぎる全裸です。ありがとうございました。
その後二人がどうなったかは闇だけが知っている・・・

抱き枕=エロス風が直結して離れん、、ちょとブリーカー喰らってきます
479それも名無しだ:2007/02/09(金) 18:52:43 ID:kG/U4XH5
抱き枕の中にいるテニアと聞いて真っ先にサンドバッグに詰められた加藤が浮かぶ俺はまだまだ功夫が足りないようだ
480それも名無しだ:2007/02/09(金) 19:22:06 ID:3Zv2l908
>>479
統夜があんな事やこんな事をテニア以外の人にすると
サンドバッグの中は統夜になります
481それも名無しだ:2007/02/09(金) 19:27:31 ID:s5L9+5qh
>>480
そんな暴力的なテニアは嫌です。
482それも名無しだ:2007/02/09(金) 19:39:41 ID:6QBbIkLV
テニアの暴力と聞いて

テニアが冷蔵庫に大事にとっておいたプリンを統夜に食べられて

「光になれぇぇぇ!」
と叫びながらシャイニングウィザードを繰り出す姿が脳裏に浮かんだ罠
483それも名無しだ:2007/02/09(金) 22:00:01 ID:ZDRyuF0I
投下させて貰います。萌え分は少なめ

『統夜、スキーしに行こ!』
テニアの一言が切っ掛けだった。
教室内で行ったもんだから、兜が『俺もいいか』と言いだし、さやかさんとボスも勿論来るという。
誘われたかなめさんも乗り気で『スケジュール考えましょ』と言ってのけた。
俺が聞かれたのに、俺の気持ちや意見は一切合切無視で勧められる旅行計画。
そんなこんなで連休に2泊3日旅行が決定した。
その会議中、俺の発言はただ一つ『紫雲君、参加するよね』と、かなめさんに聞かれ『…ハイ』と答えたこの一言のみ。

さすがに高校生だけでは危ない(目的地が遠い)ので、引率者にアル=ヴァンとカルヴィナさんが来てくれる。
…よく時間会いましたね、二人とも。

それで、俺達はゲレンデでスキーを満喫している…筈だった。
実際スキー未経験者の俺達がすぐ滑れるわけもなく、滑れるのはアル=ヴァン・カルヴィナさん・かなめさん・相良のみ。
他のメンバーは指導してもらい、二日目に何とか滑れるようになった。

が、俺は雪の上で寝そべっている。
484それも名無しだ:2007/02/09(金) 22:02:19 ID:ZDRyuF0I
「はあっ」
溜息が出る。絶賛転倒中の俺。相良とアル=ヴァンは何だよ、Mr〇〇か。
擬音だけじゃ上手くなるわけないし、真似しろと云われてもレベルが高い。兜とボスは何であれで分かるんだ
「はあっ」。
二度目の溜息。
「統夜、溜息ばかりつくと幸せが逃げちゃうよ」
赤色のスキーウェアを着たテニアが滑って俺の近くに止まる。
何でこいつはこんなにも上手いんだ?カルヴィナさんの指導により1時間足らずで、此処まで滑れるようになったし。
流石ホワイトリンクス、その名は伊達じゃないってことか。
「カルヴィナさんに指導して貰いたかった」
心の底から思う。
「統夜のバカ」
いきなりバカ呼ばわり。俺何かしたっけ?
確か滑り初めてから八回目の転倒で、今は仰向けになったままの筈。
テニアには手を出していない。
「…何で怒ってるんだ?」
サッパリ理解出来ない。朴念仁と言われるのはこの所為か。

しばしの沈黙
じっと翡翠の瞳が睨んでくる。ああ…焼餅か。
「ハハハハッ」
自分の好きな娘が、焼き餅焼いてくれるんだ、嬉しいことはない。ついつい笑ってしまう。
「……」スッ
「笑ったのは謝るから、膝を構えるのは止めて下さい」
テニアの膝が真っ赤に燃えそうなくらいの覇気が伝わってくる。あれ食らったら生きて帰れるだろうか。
「ハイ、次はないからね」
「…ん」
手を差し出されるので掴む。突然、脳内会議が始まった。
485それも名無しだ:2007/02/09(金) 22:04:35 ID:ZDRyuF0I
【会議開始】
 魔『トウヤ、行け。そのまま、引き寄せキスだ!引っ張り倒せ!』
何言ってんだこの悪魔は。俺がそんな事するわけないだろ。
 魔『今誰もいないぞ。奥手なお前には絶好のチャンスだ!』
成る程……待て、俺。さっき自分でしないと言ったじゃないか。誘惑に負けるな。
悪魔が延々囁く、早々挫けそうです。
 ?『統夜、悪魔の言うことは聞くんじゃない。自分をしっかり持て』
この声は天使か!……片方は確かに白い羽だ。しかし、もう片方は黒い羽。
どうやら堕天使のようだ。天使、居ないのかな
 堕『いいか、悪魔よく聞け。お前言っているのは自分の欲望は満たすだけの物だ』
堕天使のくせに良い事言うじゃん、がんばれ!
 堕『二人が満たされなければ意味がない!よって、立ち上がってからキスするべきだ!
そのままだと、風邪を引いてしまう』
オイ!お前らあんまり変わらないじゃん。てか、二人で誘惑するんじゃない。天使、居たら助けてくれ。
 ?『待てぃ!』
今度こそ天使か!……天使だ!白い双翼、頭上の輪っか。まさに天使だ。やっと救われる。
……本当にお前は天使か!何で奴の顔してるんだ!
 冥『そんな事しても周りに邪魔されるだけとわからんのか!経験上から分かるだろうに。ここはスロトベリィなる空間を作るべき!
それに、その方が我らにとって面白い展開になるはずだ!(特に俺が)』
 魔・堕『お前、頭良いな』
 冥『フン、褒めたって何も出んぞ(ツン)だが、茶菓子ならだしてやらんこともない(デレ』
俺の脳内はこんな奴らばっかかぁぁぁあぁあぁぁ!!
【会議終了】
486それも名無しだ:2007/02/09(金) 22:05:34 ID:ZDRyuF0I
「ありがとう」
「どう致しまして」
脳内会議は実に3秒も掛からなかったし、内容なんか覚えてない。ので、殆ど無意識に
「テニア、良かったら俺に教えてくれないか。その、二人っきりでさ」
言ってしまった。自分でも驚いた。悪魔と堕天使と冥王が、ガッツポーズをした気がする。
「…ア、アタシで良ければ」/////)
真っ赤な顔して、頷いてくれた。その顔とても可愛く、微笑ましい。
たまには俺から誘うのも有りかな。
「じゃあ、早速いこう」
初心者コースに向かう。
テニアの顔が始終赤いままだった事は、旅行一番の思い出かもしれない。

おまけ
「どきなさい、冥王!あの空間は作らせてはいけないの!」
「そうです!私たちだって統夜さんとイチャイチャしたいんです!」
「させてなるものかぁぁぁーーー!美久がっ!美久が、俺に電王スーツを買ってくれるというのだ!
その為なら貴様らが相手でも手加減はせん!」

三人は雪合戦をしていた。
487それも名無しだ:2007/02/09(金) 22:18:46 ID:s5L9+5qh
>>486
心身ともに、冥王の心配りに和んだ。
GJ!
この後、二人きりで遭難するという展開が待ってるわけですね。
488それも名無しだ:2007/02/09(金) 22:19:38 ID:3Zv2l908
電王スーツに釣られたのか冥王ww
GJ!
489それも名無しだ:2007/02/10(土) 02:59:34 ID:wFCRhfmJ
俺、参上!
490それも名無しだ:2007/02/10(土) 08:20:56 ID:cP8SvJPN
>>482
その場合は、冷蔵庫にあったプリンが無い事に気づいたテニアが、紙袋を被ってスーパーテニアになって統夜に逆襲するはずなのだが、結局悪乗りした統夜に手篭めにされてしまうのが正解じゃないのか?
491それも名無しだ:2007/02/10(土) 23:04:14 ID:LoC8M5Va
統夜「……寒い。今日はやけに寒いなあ。
今年は暖冬だって言ってたのに…
何で暖房機が壊れたその日に限って寒くなるんだろ…」
コンコンコン…
統夜「…ん?誰だろ。…どうぞ〜。」
ガチャッ
テニア「やっほ〜。お邪魔しま〜す。」
統夜「テニアか。どうしたんだ?こんな時間に。」
テニア「いやさ、今日はやけに寒いじゃん?
でも、統夜の部屋の暖房機は壊れているから、
寒がってるんじゃないかな〜って思って、添い寝しに来てあげたの。」
統夜「……はぁ。」
テニア「最近流行りのツンデレ風に言うと…
『か、勘違いしないでよね!
べ、別にアンタと寝たいわけじゃないんだから!
ただ、アンタが寒がってるだろうなって思って来ただけなんだから!』
というやつだね。」
統夜「やかましいッ!
おれはツンデレを見るとムカつくんだッ!
と言うわけで、帰れ。」
テニア「ちょっ、ちょっと待ってよ!冗談だよ〜。
ホントは統夜と一緒に寝たいだけなんだよ〜。」
統夜「……そんなことだと思ったよ。最初から素直に言えよな。
そこがお前のいいところなんだから。
…ほら、こっち空けといたから。」
テニア「はあーい。えへへへへ〜。」


統夜「……大丈夫か?寒くないか?」
テニア「うん、平気だよ。統夜の体、暖かいから。」
統夜「…そ、そうか?…その、テニアも、暖かいよ。」
テニア「えへへ。…ん〜、しかしこれはいい抱き枕だね。
今日はぐっすり眠れそうだよ。」ギュッ
統夜「人をモノ扱いするな。」
テニア「何言ってんのさ。統夜はアタシのモノじゃない。
アタシは統夜のモノだけど。」
統夜「お前なぁ…。
でも、確かに人の体温ってのは、機械では表現できない暖かさがあるな。」
テニア「うん…。ねぇ統夜?」
統夜「なんだ?」
テニア「これからもずっと、
アタシの抱き枕になって欲しいな…」
統夜「…テニア…」
バァーン!!
カティア「そうは問屋が卸さないわよ!!」
テニア「げぇっカティア!」
メルア「私もいます!
そんなにいい抱き枕を、一人占めするなんて許せないです!」
カティア「…と言うわけで、
私たちにも抱かせて頂きます!!」
テニア「なにをーっ!統夜はアタシの物だ!!
これだけは誰にも譲らないんだからーっ!」
統夜「ちょっ…おま…アッー!!」

>>476の電波を元に作ってみたが…中々上手く出来んな…
492それも名無しだ:2007/02/11(日) 08:30:06 ID:N6q9Du/5
統夜のツンデレ嫌いの原因は某冥王かwww
実際、三人娘のスレ中ここが一番出現率高い気もする。

ともかくGJ!
493それも名無しだ:2007/02/11(日) 18:35:15 ID:pjLyjqFd
>>485
『待てい!』の部分

ロム兄さんかと思(ry
494それも名無しだ:2007/02/11(日) 22:56:44 ID:hslI/fpf
>>491
>統夜「やかましいッ!
>おれはツンデレを見るとムカつくんだッ!

ちょw承太郎ww
なんにしてもGJですた。
495それも名無しだ:2007/02/12(月) 15:22:02 ID:e/h3aR4B
冥王 ツンデレなどさせるか!だがデレだけならさせてやらんこともない

統夜 トラウマを埋め込んだ恨みだ、髪の毛を一本一本むしりとってやるぅぅぅ!

テニア 統夜、必死過ぎ!


ツンデレに萌えないなんて、統夜、可哀想な子
496それも名無しだ:2007/02/13(火) 00:00:26 ID:YVqRpLPR
ここ最近はまったり進行だな
497それも名無しだ:2007/02/13(火) 13:56:29 ID:eZGq9+hw
一足早いけれども、バレンタイン記念SS、投下しますね。
498それも名無しだ:2007/02/13(火) 13:57:11 ID:eZGq9+hw
暖冬といいながらも、まだ肌寒い二月十四日の朝。
一人の少女が、『何か』を持ちながら、下駄箱と向き合っていた。
「・・・よし。」
白い息を吐きながらそういうと、少女はその『何か』をある少年の下駄箱の中に入れた。
「・・・えへへ。統夜、びっくりするだろうな・・・。」
これを見たときの彼の姿を想像しながら、少女は微笑みながらその場を立ち去った。
このとき、彼女は夢にも思わなかったであろう。
まさか自分の行動が、これからの運命に大きな影響を及ぼすなど・・・。


「眠い・・・。」
俺は欠伸を必死にかみ殺し、瞼を擦りながら学校に向かっていた。
小さいころからあまり朝が強くないため、いつもこの調子であるが、
今日はとりわけ眠い。
「ふむ・・・、君も睡眠不足か、紫雲。」
体を伸ばしていると、目の下にクマができた相良が話しかけてきた。
しかし・・・近年稀にみない不健康そうな顔だ。
まるでテストが近いからといって、毎日のように徹夜している生徒のようだ・・・。
「相良・・・お前大丈夫か?すごく眠そうなんだけど・・・。」
「ああ・・・実は昨日までに提出しなければならない書類があってな。
連休中、徹夜で仕上げていたんだ・・・。」
「それはまた、地獄のような連休のようで・・・。」
ポンポンと肩をたたいていると、校門がようやく見えてきた。
と、次の瞬間
ドゴオオオオオン!!
けたたましい爆音が、玄関近くから響いてきた。
「な・・・、なに、なに、何が・・・!?」
「新手のテロリストか!?
いや、もしかしたら、千鳥他最重要人物を狙ったものかもしれん!
君はここで待っていろ!」
状況がよくわからず呆然としている俺とは対照的に、
相良は的確に武装しながら玄関へと向かっていった。
それからしばらくして、
「お、落ち着け千鳥!今君は誤解している!!
今回の事件に、俺は一切関与していない!」
「男が言い訳してんじゃないわよおおお!アンタが爆発させたのは、
ただのチョコレートなんかじゃないのよおおお!!」
「た、頼むから落ち着いてくれ!そのでかいハリセンで何をするつもりなんだ!!」
千鳥さんの某キレ騎士のような怒鳴り声と、
おびえるように震えた相良の声が聞こえてきた。
それに混じって、ほかにも女子の声が聞こえてくることから、
これは相良の命の危険が迫っていると察した。
499それも名無しだ:2007/02/13(火) 13:59:37 ID:eZGq9+hw
こりゃあかんと思った俺は、急いで玄関へと向かった。
「ま、待ってください、千鳥さ・・・!!」
そこで俺が目にしたものは・・・
「た、頼む紫雲!千鳥の誤解を解いてくれ!もう俺ではどうにもならん!!」
簀巻きにされ、青ざめた表情で天井からつるされた相良と、
「ああん!?なによ紫雲君!?今最後の審判行うところだから、邪魔しないでよ!!」
千鳥さんを筆頭に、瓦礫の中に仁王立ちしている、何体かの鬼の姿だった。
・・・怖い。正直言ってむっちゃ怖い。
どれくらい怖いというと・・・、とにかく言葉では表現できないくらい怖い。
ただじっと立っているだけでも冷や汗がでるぜ・・・!!
正直、ここから逃げ出したい気持ちでいっぱいだったが、
ここで恐怖に屈して逃亡したら、恐らく相良の命はないだろう。
逃げちゃだめだと自分に言い聞かせつつ、おれは般若のような千鳥さんに説得を試みた。
「お、落ち着いてください・・・。相良は、さっきまで、俺と一緒にいたんですよ・・・?」
恐怖で声が裏返りながらもそういうと、千鳥さんは二、三回瞬きをして、
「・・・え・・・それ、マジデで・・・?」
と間の抜けた声でそういうと、ハリセンをしまい、相良を解放した。
「ありがとう・・・。君に対する感謝の言葉が見あたらない。
俺はこれから犯人の捜索に向かう。
何か不審な点があったら、俺に連絡してくれ。」
相良はそういうと、ガウルンと戦うときみたいな目つきでその場を後にした。
・・・誰がやったか知らないけど、恐らく死んだな。いろんな意味で。

「へぇ、それは災難だったね・・・。」
「ああ・・・あの時の千鳥さんの顔ときたら・・・想像するだけでも鳥肌が・・・。」
「そんなに怖かったんだ・・・。」
昼休み、俺はいつものように人気の少ない屋上で、
テニアと一緒に昼食をとっていた。
他の面子は朝の犯人を捜すとかで、この場にはいなかった。しかし・・・
「どうして下駄箱ぶっとばしたくらいで、あそこまで躍起になってるんだろう?」
ふとそう思って口走ってみると、テニアは
『それはMAZIで言ってるんですカ?』みたいな表情で
「何言ってるのさ。今日はバレンタインデーじゃない。」
と答えた。
「・・・ああ。」
思わず、間の抜けた声が漏れてしまった。
どうりで、やたらとクラスの男子が挙動不審になってるなあと思ったよ。
すっかり忘れていた。何せ、今までは全然自分に関係ないイベントだったからなあ。
それなら、数名の女子たちが血眼になって犯人を捜すのもうなずける。
恐らく、下駄箱の中にチョコでも入れたのだろう。
・・・そういえば、テニアはどうなんだろうか?
今のテニアの落ち着きようをみている限りでは、
下駄箱にチョコを入れたんじゃないのは一目瞭然だが・・・
・・・もしかしたら、俺にチョコを作ってないとか・・・。
一度そう思うと、急に不安になってきた。
もし作ってなかったら、俺は夕日に向かって叫ぶしかないじゃないか・・・。
「どしたの?統夜。」
しばらく黙りっていたせいか、テニアは眉を寄せてこっちの顔をのぞいてきた。
「あ、いや、なんでもない・・・」
そこまで言いかけると、不意にチャイムが鳴り始めた。
「あ、もう昼休みは終わりか。・・・じゃあまたな。」
そういって、荷物を片付けていると、
「ねぇ、統夜。」
テニアは急に真剣なまなざしで、じっとこっちを見つめてきた。
「・・・な、なんだよ。改まって。」
「・・・放課後・・・体育館裏で待ってるから。」
テニアはそういうと、そのまま一目散に走っていった。
頬が少し赤みがかっていたのは、俺の見間違いだろうか・・・。
500それも名無しだ:2007/02/13(火) 14:02:07 ID:eZGq9+hw
――――そして放課後、俺はテニアの言われたとおりに体育館裏に向かっていた。
しかし、バレンタインの日にこんな所に呼び出すとなると・・・やはり・・・
・・・いやいや、過度な期待は裏切られたときに大きなショックを受けるから・・・
そんな葛藤を繰り返している間に、俺は約束の地にたどり着いた。
そこには、落ち着かない様子のテニアが、キョロキョロと周りを見回しながら立っていた。
「・・・あ!きてくれたんだ!!」
俺の姿に気づくや否や、テニアはこっちに向かってきた。
「・・・で、ど、どうしたんだよ?こ、こんなところに呼び出して・・・。」
緊張のあまり、ろれつが回らない口でそう尋ねてみた。
顔が妙に熱いことから、きっと俺の顔は茹蛸のように真っ赤なんだろう。
「・・・あのね。これ、アタシの気持ち、なんだけど、ね。
・・・統夜に、受け取ってほしいな〜なんて・・・。」
そういうと、テニアはもじもじしながら後ろに隠していた四角い包みを渡してきた。
いつもと違うしぐさもさることながら、真っ赤に染まった頬が妙に愛おしく感じる。
「・・・あ、ありがとう・・・。なあ、あけてもいいか?」
包みを受け取ってそう聞くと、テニアはゆっくりとうなずいた。
包装紙を解き、箱を開けると、そこにあったのは・・・
『いつも傍にいてくれて、ありがとう。
これからも、ずっと一緒にいてね。』
と白いチョコレートで書かれた、ハート型のチョコレートだった。
『彼女の気持ち』と称されたチョコを受け取り、
俺は自然と笑みがこぼれてきた。
それは、恐らく、彼女の気持ちが、俺と同じ気持ちだからかもしれない。
「・・・ありがとう。こちらこそ、これからもよろしくな。」
そういうと、テニアは顔を上げて
「うん!ずっと一緒だからね!」
と、満面の笑みで答えた・・・。

おまけ。
テニア「実はね、アタシ、少女マンガみたいな展開がしたいナーって思って、
統夜の下駄箱に手紙を入れたんだよ。
『話があるので、放課後に、体育館裏に来てください』って。」
統夜「そうだったのか。・・・そういえば、結局誰なんだろうな?下駄箱爆発させたの。」

―――――その後、何人もの下駄箱と共に、女子生徒の心も爆破した下駄箱爆発事件・・・
後に「嘆きのバレンタイン」というわれる事件は、
陣大高校の七不思議として、代々伝われることになった。
ただひとつだけ現場に残された、謎のメッセージとともに・・・。


『そ れ も 私 だ。』

以上であります。久々のSS投下なだけに緊張しますた。
501それも名無しだ:2007/02/13(火) 15:53:24 ID:eiobCmxD
塞臥「マサキッ!」
祇鎗「許さんぞゼオライマー!」
って言いたくなる程GJなSSですね。

>>497の人は放課後に体育館の裏に来なさい。
502それも名無しだ:2007/02/13(火) 16:08:28 ID:Krx9vXOm
場違い過ぎな犯人wwwwwwwwwwwwwwwGJwwwwwwwwwwwwwww
503それも名無しだ:2007/02/13(火) 17:13:40 ID:kETV8Dwj
冥王 「下駄箱にチョコ等いれさせるか!だが手渡しなら認めてやらんことはない」

冥王様はキューピットをしているようです
504それも名無しだ:2007/02/13(火) 17:26:44 ID:eiobCmxD
>>503
つまり手渡しする勇気を授けている訳だな
505それも名無しだ:2007/02/13(火) 18:40:19 ID:EY4QYyvm
毎度の如く斜め上へのデレた心遣いwwwwww
506それも名無しだ:2007/02/13(火) 18:58:12 ID:8iwAGYV0
>>504
その日、冥王は沢山の義理チョコをもらった。
チョコにはメッセージが着いていて『勇気をくれてありがとう』と記されていた

統夜「マサキ、随分もらった」
冥王「フン、こんな甘ったるいもん貰っても嬉しくないわ!」
統夜「なら捨てるのか?」
冥王「だが処理してやらんこともない」


こうですか(><)ワカリマセン!
507それも名無しだ:2007/02/13(火) 19:34:58 ID:7RvM80VF
テニア「ふんふ〜ん♪」
統夜「ん・・・、甘い匂い。何作ってんだ?」
テニア「ん?ち よ こ れ い と !」
統夜「普通に言えよ。そ、その、誰に渡すんだ・・・?」
テニア「えっとね、うちクラスの女子。友チョコ渡すんだ」
統夜「そ、そう・・・・か」
テニア「ふぅ〜ん?(ニヤニヤ」
統夜「な、何だよ?こら、顔が近いってば」
テニア「・・・統夜、今がっかりしたでしょ?」
統夜「そ、そんな訳・・・ッ!!」
テニア「嘘嘘、だってさっきシュンっしたもん。」
統夜「うぅ・・・///」
テニア「欲しいんでしょ、チョコ」
統夜「・・・クッ」
テニア「え?何々?聞こえないなぁ?」
統夜「ほ、欲し、い、で・・・す///」
テニア「そうかぁ〜、欲しいかぁ〜。しょうがないなぁ統夜はぁ(ニヤニヤ」
統夜(く、屈辱!!)
テニア「じゃあちょっとだけ味見させてあげよっかな?はい、どうぞ」
統夜「ど、どうぞって」
テニア「何よぉ、私の指についたチョコが食べれないの?ならいいよ〜だ」
統夜「あぁ、食べます、食べます!(パク」
テニア「おいし?」
統夜「お、おいしいです///」
テニア『ふふっ、明日はもっと美味しいの渡してあげるからね』
統夜「え?」
テニア「何でもないよ」


───あ、でもまだ指にチョコがついてるからちゃんとキレイにして欲しいかな?(ニヤニヤ
───やれっていうなら、やれっていうならぁぁあッ!!


『甘い前夜』fin
508それも名無しだ:2007/02/13(火) 19:42:54 ID:Yqz0FlT6
指だけのはずが何故か全身にチョコ被ってしまうが統夜は構わz(ヴォーダの闇に


>>507テラGJ!
509それも名無しだ:2007/02/13(火) 21:00:19 ID:GpfDU5CD
>>508
熱々チョコのかぶりすぎは命にかかわるぞ
510>>486の続き:2007/02/13(火) 21:47:32 ID:8iwAGYV0
流れを切って投下させて貰います

1:作者は素人です。誤字脱字はご了承下さい
2:語彙の少なさなどにより単調な部分があるかもしれません
3:前回と同じで長めの萌え分少なめ
4:暗い展開が嫌いな人はスルー推奨
511>>486の続き:2007/02/13(火) 21:48:28 ID:8iwAGYV0
「…ねぇ」
「……」
「ねぇ、ったら」
「………」
「統夜『静かにしてくれっ!』…ご、ごめん」
「あっ!?いや…俺の方こそ怒鳴って悪かった」
俺達は今、雪林を歩いている。吹雪の所為で前が見えないは、
歩きっぱなしで疲れるはで、あの有意義な時間が嘘のようだ。
午前中、テニアに指南して貰っていたが、俺が調子に乗って森に入ってしまった。
運悪く吹雪いてきた。
吹雪く森の中は方向感覚があっても無意味で、道に迷ってしまった。
「だってアタシが、がむしゃらに歩き回った所為でこんな事になちゃったし…」
確かに、森の中をテニアが先導して歩いたが、
こんな状況になってしまったのが…悪いのは全部、俺。
俺が喜び勇んだ所為で遭難してしまったんだから。
「テニアが謝る必要は何一つ無いんだから」
「で、でも…」
「テニアッ!いい加減にしてくれ!!」
「…ゴメン、な…さい」
あぁっ、何してるんだ俺は。
テニアに悲しい顔は似合わない。
悲しみから護ってやるって自分に誓ったのに…悲しませてしまう。
時々嫌になる。嫌な所ばかり晒してしまう、こんな自分に。
テニアといると、甘えてしまう。
「……」
沈黙…そして吹雪。
あっ、あれは山小屋か?目を凝らす。
吹雪でよく見えないが、確かにあれは山小屋だ。
「テニア、まだ希望がある!ほら、彼処…小屋があるだろ。彼処に避難しよう」
テニアの小さな手を引っ張りながら、小屋を目指す。
返事はしてくれなかったが、しかっり握り返して来てくれた。それが嬉しい。
512>>486の続き:2007/02/13(火) 21:49:26 ID:8iwAGYV0
「良かった。ここらに小屋があるなんて…避難用なのかな」
入った小屋は綺麗な造りをしていた。
余り使われてはなかったが、設備は行き届いていて1泊するくらいなら丁度良いくらいだった。
リビングの暖炉に火を入れ、部屋全体を温める。
ウェアは乾かす為に脱いでいて、俺達は軽装。
他の部屋は書斎と寝室しかない。
キッチンには冷蔵庫はあるが、食料品は全滅。
缶詰ぐらいしかないが、今は生命線だ。
「テニア…機嫌直してくれよ…お前にはそんな顔して欲しくないんだよ」
アレから一言も喋ってくれないテニア。
辛く、悲しく、そして悔しい。
この娘の笑顔が見たかった。
その為なら、命を差し出しても良いとさえ思う。
「……統夜」
「何だ!?テニア寒いのか、それともお腹が…」
「アタシ達…帰れるかな」
一番聞いて欲しくないことを。
俺だって誰か…神にでも聞きたい。
これ以上心配掛けさせたくなく、根拠は無い返事を返す
「…たぶん、明日には止んでいると思う…相良やアル=ヴァンだっているんだ。
 迎えに来てくれるよ。だから、そう落ち込まないでくれ」
「落ち込んでは…無いと思う。自分でもよく分かんない。胸の奥深くに黒いモヤモヤが渦巻いててさ、
 喋ると其れが口から出ちゃいそうなの。統夜が近くにいなかったら…って考えると其れが溢れ出そうなの」
何も言えない…此処まで弱気な姿は見たことがないから、何も…言えない
「統夜と一緒ならどんな事でも上手くいくとは思っているんだけど…白い世界になるとダメなの」
そこまでフューリー実験は心に牙を立てているのか。
体験した事が無いから分からない、支えたいのに支えられない。
「俺がお前を守る…どんな事があっても…何があろうとも」
其れしか言えなかった。この言葉が支えになればいいと思った…今は
513>>486の続き:2007/02/13(火) 21:50:34 ID:8iwAGYV0
「何で探しに行っちゃいけないんですか!二人がまだ帰ってないんですよ!」
「何言ってるの!外は吹雪なのよ!無理言わないの!」
カティアとカルヴィナの声が玄関前で響く。
二人が居なくなった後、全員で探したが何処にも居なかった。
「やっぱり森の中に入ったんじゃないか」
「…そうかもしれないわね」
「それなら無理じゃないか、探すの」
甲児、さやか、ボスが口々に言ったことが、カティアをさらに怒鳴らせる。
「なんて事言うの三人とも!無理かどうかじゃなくて、探さないといけないの!」
「探すってどうやって探すんだよ。この中じゃシャッフル同盟だって迷うぜ」
無論、シャッフル達とて人間。自然に対して絶対勝てるわけではない。
それは傭兵である宗介さえ不可能だ。
「宗介でも無理なの、やっぱり」
「肯定…としか言えない。俺達がどんな訓練されても、吹雪の中で目標を確実に見つけることは出来ない」
宗介がそう言うくらい外は豪雪だった。
「やはり此処は、朝を待つのが得策だろう」
「…アル」
今まで黙っていたアル=ヴァンが結論を言う。
514>>486の続き:2007/02/13(火) 21:51:12 ID:8iwAGYV0
「明日になったら吹雪も止むだろうし、捜索もしやすい。もしかしたら帰ってくる可能性もあるから、
 男性はフロアに交代で待機。女性は…済まないが自室で待機だ」
「なら、私が…私たちが此処にいます!」
「そうです。テニアちゃん達は私たちが出向かえます」
「…貴方たちが倒れたら、統夜なんて思う。考えなさい。心苦しいのはみんな一緒よ」
「「……」」
「大丈夫だって、アイツが簡単にくたばるかって」
「そうそう、最後だってちゃんと帰ってきたし」
「…秋津マサト、そっちはどうだ」
ソファーに座り計器を真剣に睨んでいるマサトに、声を掛ける。
「正直言って…」
「そうか…」
次元連結システムとサイトロンは互いに感知出来る。それを利用して調べて貰っていたが、結果は白。
「やはり、大まかな座標が判らないことには、目標の特定は難しいですね」
「これ以上のことはできない、か」
「ランクス殿、ではさっきので…」
「そうだな。男性は30分ごとの交代。女性は自室に。秋津マサトは念のため続けていてくれ」
結局、最終論は決まってしまった。
「カティア、メルア…信じて待ちましょ、ね」
信じて待つしかない…二人が無事なことを
515>>486の続き:2007/02/13(火) 21:51:44 ID:8iwAGYV0
暖炉の前で毛布にくるまっている、テニア。
書斎から本を持ってきて読んでる、俺。
会話は無かった。
話してもお腹が減るだけだし、仕方がない。
余談だが、この小屋はボンクラ社長の物だった。
遭難から5時間は過ぎただろうか。
「それにしても、何で時計がないんだ、この小屋」
所々探してみたが時計所か、地図もコンパスもない。
あったのは避難用具一式のみ。
発煙筒があったのは幸いだった。
「テニア、そろそろ寝よう。無駄な体力は使わないようにしないと、明日まで持たないぞ」
テニアを促す。
部屋は勿論、テニアが寝室で、俺が書斎。
無言を肯定と受け取り、手を引っ張って寝室に連れて行く。
抵抗はなく、素直に着いてくる。
「ほら、着いたぞ…明日も歩くから出来るだけ疲れは残すなよ」
声を掛けるしか出来ないことが歯痒い。
部屋から出ようとすると、袖口を捕まれた。
「…テニア」
「一人にしないで。一人は嫌だよぉ、統夜ぁ」
また、泣かせてしまった。
泣かないでくれ、頼むから。
「でも、若い男女が一緒ってのは…」
「…アタシのこと嫌い?」
嫌いな分けないじゃないか。
「…一緒は嫌?」
嫌じゃない。寧ろ一緒にいてあげたい。
が、道徳心ってものが邪魔をする。
516>>486の続き:2007/02/13(火) 21:52:37 ID:8iwAGYV0
「…何で目を見てくれないの」
言われて気が付く。
翡翠の瞳を見ているつもりだった。
けど、違う。見ていたのは…自分の事だけだ。
泣かせないと言いながら、守ると言いながら、愛していると思っていながら…自分の心配ばかりしていた。
こうなってしまったのは自分の所為。
仲間に心配掛けさせているのは自分の所為。
テニアを危ない目に遭わせてるのは自分の所為。
その為、自尊心を保とうと、テニアを出しに使っていただけ。
そんな俺に此奴を支えられる訳がない。
「…やっと見てくれた。その瞳がアタシの支えだよ、統夜」
「俺の瞳に、そんな価値は無い!俺はっ!俺はっ、自分の事しか考えられない、卑しい男だ!」
「…そんな事無いよ。何時でも、その瞳は明日を見続けているよ」
「嘘だ!」
「アタシは統夜に嘘はつかない。アタシを信じて。
 さっきは変な事言ちゃったけど、統夜は何時も側に居てくれる、守ってくれる。だから…」
言葉が胸に染み渡り、洗い流されていく。
「テニア…ゴメン。本当にゴメン…こんな俺だけど、一緒にいてくれるか」
「うん、アタシ達は何時でも一緒」
「…愛してる」
「アタシも…愛してる」
やっと笑顔を見せてくれた。やっぱ笑顔が似合う。
その後、俺達は互いを求めた。
517>>486の続き:2007/02/13(火) 21:53:44 ID:8iwAGYV0
(貴方が統夜君ね。)
(貴方は、誰ですか?)
(私?私はあの娘の〜です)
(えっ…聞こえないのですが)
(守ってくれたお礼。…此からも大切にしてあげてね)
(あの娘って?それにお礼って何です?)

「…夢?」
目を覚ますと、知らない部屋だった。
ベットには寝ていたが、鼻孔を擽る薬品の匂いはしなかったし、香水の香りも無かった。
「香水の、匂い?」
周りを見て、状況確認をする。隣で椅子に座って、目を瞑っている女性が居た。
「カルヴィナさん」
「…統夜起きたのね。良かった」
カルヴィナさんが居るって事は…此処はホテル?俺達は山小屋にいたはずじゃ
「此処はホテルよ。全然目を覚まさなくて心配したのよ、みんな」
「スミマセン…」
「別に謝って欲しい訳じゃないわ、今後は気を付けなさい…みんな呼んでくるわ」
そう言って、部屋を出ていく。周りをもう一度見渡すと、横のベットでテニアが小さな寝息を立てて寝ていた。
良かった、テニアも無事だったんだ。
「「統夜(さん)〜!!」」
扉を勢いよく開けて二人の少女が駆け込んでくる。
「カティア、メルア」
「心配したんだから!」
「そうです。二人でいきなり遭難だなんて」
「悪い…でも、ちゃんと帰ってきただろ」
そうだ俺達は帰ってきた…みんな所へ
「う、う〜ん。あれ、此処は?」
どうやらテニアも目覚めたようだ。二人が今度はそっちに行く。
「よう、統夜元気か?」
「紫雲、体調はどうだ」
「兜に相良…それにボス」
「マジで心配したんだぜ」
「何回も聞いたよ、それは。耳に胼胝ができそうなくらい」
「小言が言えるなら元気だな」
たわいもない話が嬉しい。
「どうやら大丈夫なようだな、統夜」
「アル=ヴァン…」
後からアル=ヴァンとカルヴィナさん、弓さんに千鳥さんが入ってくる。
「紫雲君、お粥作ってきたんだけど食べられる」
食べれそうにないので、机の上に置いていてもらった。まだ、胃が受け付けそうにない。
518>>486の続き:2007/02/13(火) 21:54:50 ID:8iwAGYV0
後日、アル=ヴァンに話を聞いたら、アル=ヴァンが待機していた時に夢を見たそうだ。
『もう心配はいりません。大事な人達は扉の前にあります』と言うものだから、外に出ると俺達がホテルの前に横たわっていたらしい。
みんなには内緒だったみたいだ。

「ふう、こんなものかな」
日記を閉じる。あの奇妙な体験を俺は記しておいた。
こんな事は二度と味わえるもんじゃない。
「統夜、お疲れ〜。ココアだよ」
「ありがとう、テニア」
ココアを飲みながら一息つく。
「なぁ〜テニア」
「なに、統夜」
「アレって夢だったのかな。日常じゃ絶対あんな事無いし、実感が湧かないんだよ」
夢で見た長髪の女性は、今もなお、脳裏に焼き付いているが。どうにも納得出来ない。
「俺達小屋にいたのにさ。いきなりホテルの前なんて…」
「夢じゃないよ、統夜」
「根拠は」
「アタシに…統夜の痕がある」
「ぶっ!」
顔真っ赤にして爆弾発言を言ってくれる。夢じゃなかったんだ。
「…統夜、何か言う事無いの」
「えっ!?…あ〜、え〜と。ゴホンッ…
 騎士統夜=セルダ・シューン、我が父と己の名誉に懸け、フェステニア・ミューズを永遠に愛し守る事を此処に誓う!」
519>>486の続き:2007/02/13(火) 21:57:32 ID:8iwAGYV0
以上です!

皆様長いSSで、スミマセン。
俺が書くと、どうも長くなってします
実はコレは>>487に言われてから書きました。
520487:2007/02/13(火) 22:10:32 ID:Am+WSCi3
>>519
長くてもイインダヨ!!
良いもの見させて貰ったぜ……
ネタ出してホントに良かったと思うぜ…
GJなのだぜ。
521それも名無しだ:2007/02/13(火) 22:29:25 ID:x4O3f+3W
なぁに1000レス使いきるくらいの気持ちで行きたまえ
522それも名無しだ:2007/02/13(火) 22:54:30 ID:Y6CBqHAa
>>503
冥王GJなんだぜ(`・ω・´)

こうなったら、明日はやってやる!あの人に想いを伝えるんだぁ〜!!!
523それも名無しだ:2007/02/13(火) 22:59:55 ID:7RvM80VF
>>503
実験大好き。
暗いの書きて〜。
でもスレ違いなんじゃ・・・。
でもその暗さというギャップがまたこう・・・、何とも言えないテニア萌えを・・・・。
・・・駄目だ諦めよう。迷惑はイクナイ。

そんな風に考えていた頃もありました。
断言します、あなたは英雄です。
そして心からの
GJ。
524それも名無しだ:2007/02/14(水) 16:08:48 ID:3hKnkkmM
バレンタインなだけに、>>503の人気に
嫉 妬
525それも名無しだ:2007/02/14(水) 20:26:35 ID:7SAxNIwu
『冥王の半分はツンデレで出来ています』

残りの半分はお節介な優しさだな
526それも名無しだ:2007/02/14(水) 21:09:08 ID:I9W+7GQn
最近ここがテニア萌えスレではなく、
冥王萌えスレになっている気がする。
すでに十レス近くがテニアではなく冥王について語ってるし。
冥王について全く語るなとは言わないけど、最近は多すぎる。
中にはテニアのSSをほっぽって、冥王にGJしてるやつもいるし。
それって、職人にすごく失礼な気がする。
ここはテニアに萌えるスレであることを自覚してほしいな。
というわけで、


>>519
気弱になりながらも統夜を頼るテニアに萌えた。
GJ!!
527それも名無しだ:2007/02/14(水) 23:55:28 ID:Te3kMmQl
冥王は便利過ぎだからなぁ。
笑いを取りに行く時やオチを付けるのについつい使いたくなってしまうw

>>526
俺もいままで何度か投下してるけど、SSについてはそんなに気をつかわなくてもいいんじゃないかね?
気に入ったなら感想、気に入らなかったならスルーなり雑談なりで。
微妙なもんを投下したせいでレスつかず。しかし、気を遣われて雑談もなくスレスト、
なんて事になったら俺は申し訳なさで悶死するw
ただ、あくまでここはテニアスレだから、冥王の話題は程々に、ってのは同意。
各自自由にテニアに萌えたらいいんじゃないかね?
528それも名無しだ:2007/02/15(木) 10:19:12 ID:YpaVif7L
>>526
一応オブラート無しでマジレスすると
そんな事いわれるとSS書き辛い、むしろその発言こそ失礼に感じる
529497:2007/02/15(木) 15:01:07 ID:NkJRHOE0
・・・爆弾魔の正体はユーゼスなのに・・・。
『それも私だ』でわかると思ったのに・・・。
・・・テニアに萌えて欲しかったから投下したのに・・・。
勝手に犯人を冥王にされた挙句、冥王GJとか見て、
ものすごく悲しくなった。
しかもその後、冥王語りにすごく盛り上がるし。
・・・そんなに冥王に萌えたり語ったりしたかったら、
冥王萌えスレにでもいけばいいのに。
最近の住人のコメントを見ると、テニアじゃなく、
冥王に萌えてるようにしか見えないよ。



・・・すごく萎えたので、これからはROMすることにした。
もう自分みたいな思いをするような人が現れないことを、
心からを祈る。
530それも名無しだ:2007/02/15(木) 16:45:16 ID:gcIUr8kT
>>529
多分>>502はyouの真意を見抜いてたんだYO
531それも名無しだ:2007/02/15(木) 16:57:18 ID://bxXJB0
>>529
自分の思い通りにいかなかった時にその責任を相手に被せるのは良くない。
上手く行かなかったなら次はもっと上手くやってやる、くらいに考えんと成長せんよ。
まぁ、ROMにまわるならもう関係ないか。
532それも名無しだ:2007/02/15(木) 17:44:51 ID:v378Tv4j
>>529
だっておまい、ココはJの世界観基準のテニア萌えスレだぜ?
J萌えスレならともかく、ココで連絡無しのゲーム未登場キャラに気づいてって言われても
533それも名無しだ:2007/02/15(木) 18:49:43 ID:IuUZjv1u
>>529の遅すぎるネタバラシに萎えた
534それも名無しだ:2007/02/15(木) 19:09:04 ID:ymn8Mw+n
つまりアレだ。要約すると
529「皆私じゃなくて冥王ばかりにGJして…!
悔しい…
こうなったら、バラすつもりは無かったけど、
ネタバレしてやるんだからっ!」
てことだと思う。
535それも名無しだ:2007/02/15(木) 19:17:19 ID:gcIUr8kT
>>534
>>529ハード 』

テニアに萌えさせる為に黒幕をユーゼスにした>>529
だが、それはめいおーっ☆とスレ住人の巧妙な罠だった。

「下駄箱爆破は 冥王の仕業にされるために為されたんですものね」
「このスレじゃなきゃ…『それも私だ』で分かると思ったのに…!」
「よかったじゃないですか スレ住人のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、「冥王GJ」を用意しろ。みんなで冥王に萌えてやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
>>529の嘆きゲ〜ット」
(いけない…!冥王=黒幕が既成事実になってるのを悟られたら…!)
「生>>529様の生ネタばらしを拝見してもよろしいでしょうか?」
「あんな奴らに…くやしい…! でも…ROMしちゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、すごく萎えてしまったか。甘い冥王萌えがいつまでもとれないだろう?」



こーですか? わかりま(ry
536それも名無しだ:2007/02/15(木) 19:39:00 ID://bxXJB0
>>535
禿ワロタw
537それも名無しだ:2007/02/15(木) 20:48:19 ID:DNrzH2/S
正直、おまいらのその人を見下した態度はどうかと思う
538それも名無しだ:2007/02/15(木) 21:10:36 ID:BmE6CpGQ
テニアハァハァは言葉。感じられれば力。
539それも名無しだ:2007/02/15(木) 21:10:43 ID:Q439hfWq
我侭な構ってちゃんだから仕方が無い。
とはいえ引きずっても仕方ないので以後正常な流れでどうぞ↓
540それも名無しだ:2007/02/16(金) 09:25:00 ID:wLABWxnW
陣代高校空手同好会に体験入会するテニアを夢想した
541それも名無しだ:2007/02/16(金) 20:52:07 ID:pwj48n+X
ダイクウマリュウキングガイを貪るテニアを幻視した
542それも名無しだ:2007/02/16(金) 22:03:51 ID:v/6lKie4
テニア「統夜ーーー!」
統夜「どうしたんだ、テニア?」
テニア「陣代高校空手同好会でこんなの貰った」
つ【陣代高校空手同好会の看板】
統夜「ど、どうやって貰ったのかな」
テニア「何か『俺が勝ったら、デートして貰うぞぉーー!!』って言いながら挑んできたから、
『アタシは統夜としかデーとしないよ!』って言いながら返り討ちにしたの。そしたら…」
統夜「そうしたら…」
テニア「『俺達が教える事はもう無い。コレを持っていけ』って言われて、貰ってきたの」
統夜(明日、俺が狙われるんだろうなぁ)
543それも名無しだ:2007/02/16(金) 22:23:53 ID:Z3dlC9yM
冥王並みにフルメタも…
まぁ同級生だしなぁ

そんな俺はガン系SS考えてるがさっぱりできん
必殺技を次々修得するテニアとか
544それも名無しだ:2007/02/16(金) 22:46:09 ID:DDt6wtg5
テニア「アタシのこの膝が真っ赤に燃えるっ!
     空腹満たせとお腹が叫ぶっ!!
     いくよ!必殺!!シャァァァイニングッ・ニィィィーーーーッ!!!」


番外
???「本当のシャイニングニーとはこういうものだ!」
テニア「!!?」
???「すごいよこのゴッドガンダム!さすがはシャイニングガンダムのお兄さんだ!!」

統夜(また変な人が増えたな…ていうかアンタのガンダムはソレじゃないだろ)
545それも名無しだ:2007/02/16(金) 22:47:55 ID:DDt6wtg5
…しまった
「すごいよこのインフィニットジャスティス!さすがはジャスティスのお兄さんだ!!」
の方が良かったな…脚サーベルあるし
546それも名無しだ:2007/02/16(金) 22:53:23 ID:iwJJn/y2
思い付きで描いた

http://p2.ms/trgmi

なんか しっくりくる
(・ω・)
547それも名無しだ:2007/02/16(金) 23:04:08 ID:l8JFHz0u
>>544
膝蹴りならシャイニングウィザードじゃないのか
548それも名無しだ:2007/02/16(金) 23:08:59 ID:DDt6wtg5
>>547
いや、普通に下腹部をえぐるように膝蹴り
頭掴んで顔に膝蹴りとか
リーチが短くて膝が届かなくてもそのまま脚を伸ばして金蹴りにも

てか、しゃいにんぐウィザードって普通に喧嘩してたら決める事なんでできないような
549それも名無しだ:2007/02/16(金) 23:17:40 ID:+EgR9WRh
>>546
価値亜先生とネコテニアでバッドエンド後の癒しを賄うと申したか


とりあえず月型の窓からダイブしてくる
550それも名無しだ:2007/02/16(金) 23:20:06 ID:uImYNyEv
>>546
…ええと、猫?
551それも名無しだ:2007/02/17(土) 09:10:30 ID:USwtUWRP
>>549
さっちんがメルアと申したか。
552それも名無しだ:2007/02/17(土) 11:03:22 ID:h32iePxb
電波届いた
教えて!価値亜先生!
価値亜先生 「さて、今回の統夜くんはメルアちゃんのお菓子に埋もれるバッドエンドになった訳ですが、原因はズバリ!一人の子に絞らず優柔不断だったからですよ。もう少し乙女心を大切に、そうしないと次辺りに冥王エンドが貴方を待ってますよ♪」

教えろ!テニア先生!
テニア 「価値亜は綺麗にまとめたつもりだろうけど、そうは問屋がおろしがね。さくっとヒントにゃ♪登校中にシャイニングウィザードを喰らう場面があるけど、その後の学校イベント次第ではムフフな展開も・・・頑張れ、性少年統夜」


勢いでやった、なんかFateも妄想具現化できそうだ。この調子だと・・・後ユーゼス知らなくて冥王様のせいにしてスマン、、
553それも名無しだ:2007/02/17(土) 11:33:42 ID:nAjfKvhK
>>551
さっちんは不遇じゃなきゃいけないのでシャナ(ryを推奨
554それも名無しだ:2007/02/17(土) 15:59:00 ID:aucgrG8/
テニア「よーし、行くよ!トウヤ!」
トウヤ「テニア…クストウェル・ブラキウム…今、極める!」
テニア「システム、オーバーロード!クストウェル・ブラキウム、稼動率120%!!」
トウヤ「超えろクストウェル・ブラキウム!限界を!…うぉぉぉぉ!」

トウヤ「これが…O・フィニッシュ…!」



テニア「…ていう夢を見たんだ」
統夜「…誰だよ…」
555それも名無しだ:2007/02/17(土) 17:27:07 ID:TO2vLnOL
流れを絶って悪いんだがちょっと聞きたい。
エロ描写ってどこまでなら全年齢でいけるんだ?
スランプ気味なんで毛色の違うジャンルのものを書いてみたいんだが、線引きが曖昧でよくわからないんだ。
突入手前までなら大丈夫なのかね?
556それも名無しだ:2007/02/17(土) 17:39:45 ID:Fh3SQw7y
>>555
それなら大丈夫だと思う。
それより毛色の違うジャンルというのが気になる…
557それも名無しだ:2007/02/17(土) 20:32:21 ID:TO2vLnOL
>>556
把握した。
毛色の違うジャンルってのはただ単にいままで俺が書いたことなかった分野ってだけで別に全く新しい分野ってわけじゃないw
いままではエロ主体な話は書いた事がなかったから。
558それも名無しだ:2007/02/17(土) 20:51:20 ID:pKrD35qv
○ルパン3世
×ゴルゴ13
559それも名無しだ:2007/02/17(土) 21:00:29 ID:IiDOoj+l
>>558
冥王→ルパン
宗介→次元
アル=ヴァン→五右衛門
美久→不二子
統夜→銭形


誤爆?もし誤爆でも逃がしはしないッ!
560それも名無しだ:2007/02/18(日) 00:34:37 ID:2w+0lBHx
銀行強盗かテロに巻き込まれて人質になったテニアとかなめ。
彼女らを救出するために二匹の修羅(ボン太くん=中身は宗介と統夜)が立ち上がる・・・。

という電波を受信した。
561それも名無しだ:2007/02/18(日) 04:21:20 ID:37C+xjJg
片方はラムダ・ドライバ持ちでショットガン所持、もう片方はオルゴン・クラウド持ちでラフトクランズの武装所持なわけですね?

犯人A「じゅ、銃弾が空中で止まってやがる!?」
犯人B「テレポートだと!?しかもあの馬鹿でかい剣はいったいどこから!?」


















これなんてリンチ?
562それも名無しだ:2007/02/18(日) 04:25:59 ID:oMmBiwa0
>>541
そのネタ貰った。ちょっと待ってろ。
563それも名無しだ:2007/02/18(日) 09:37:17 ID:1LyO/EyE
俺「>>559を援護する!」

つ 冥王に死を、統夜には恋を


冥王「(´・ω・`)」
564それも名無しだ:2007/02/18(日) 09:44:18 ID:gqNjo8BU
そろそろ言わせてもらう。
冥王厨ウザイ。いい加減自重しろ。
テニア関連のネタを出せないなら、永遠にROMってろ。
565それも名無しだ:2007/02/18(日) 10:06:56 ID:87pt13H5
厨って言われるほど多くは思わないし俺かいてないけどすまんかった
566それも名無しだ:2007/02/18(日) 10:12:54 ID:mwa5IDj7
>>552
fateだとヒロインルートの無い二人でフー=ルー道場と弟子一号(シャナ)ってとこか


テニア「約束された(インフィニティ)―――勝利の剣(キャリバー)!」
567それも名無しだ:2007/02/18(日) 14:47:58 ID:GWQbjzsl
統夜を起こしに来たテニアが色々と悪戯する電波が来た…
何とかならないだろうか?
568それも名無しだ:2007/02/18(日) 17:15:42 ID:Bs8aL4d2
>>564
特に長くスレ止める発言でもないんだから、
素で通せばいいじゃないの。
普通の人なら軽くスルーしてる訳だし。
つーかいきなり来て厨だのウザイだのと、
空気悪くするにも程度があるだろ。
569それも名無しだ:2007/02/18(日) 17:54:05 ID:+4K5DO3O
でも、最近は確かにテニアそっちのけで、
冥王について語ってた気もするよ。
でもまぁアレだね。
『これ』と同じで、冥王語りも程々にしなよと、
>>564は言いたかったのだろうけど、言い方がキツイよね。
もっとこう、オブラートに包んだ言い方があったとボクは思うよ。
グレイシアもそうは思わないかい?


さて、それじゃあマタ〜リ行こうよ。
>>567
悪戯かい?
ボクは統夜を驚かせようと、
裸エプロンで起こしにくるテニアという、
ハレンチなヴィジョンが……(ヒュ〜ン、グサッ)ガハァ!!
570それも名無しだ:2007/02/18(日) 18:02:23 ID:fDgbdqyF
>>569
アルベロォォォォッ!
君の死は無駄にしない!俺が代わりに遂行してみせる!!

うーん…裸Yシャツかn(ズバァッ!)メメタッ!
571それも名無しだ:2007/02/18(日) 23:17:21 ID:u9moMtpc
>>570
ジャーーニィィィーーー!
目を開けろ!故郷に婚約者がいるんだろ?!この戦争が終わったら結婚式を挙げるんだろ!


・・・レオタードd(ゴシカァン!クシカツ)
572それも名無しだ:2007/02/19(月) 00:27:14 ID:Yw2edZin
レオォォォ!
妹に人形のお土産を持って行ってやるって言ってたじゃないか!

アンミr(ガタタタタタタタタタタタッ!)
573それも名無しだ:2007/02/19(月) 01:20:34 ID:YZ8ROb/y
アンミラでバイトするテニアだと?!
統夜が許しませんよ?
574それも名無しだ:2007/02/19(月) 01:38:03 ID:2lJpMi34
アンミラ(の制服)で(統夜の家に)
バイト(と言う名の永久就職)するテニアなら問題なかろう。
きっと統夜も快く引き受けるだろう。
ちなみに客は統夜onlyな。
……おや、誰か来たようだ。
では自分はこれで…
575それも名無しだ:2007/02/19(月) 13:58:43 ID:WpW2kDUS
あえてここは古典的に体育着で(カチッ)

おや、何か踏んだようだ。HAHAHA
576それも名無しだ:2007/02/19(月) 17:21:24 ID:p8XItxRJ
テニアがベッドの中へと潜り込むというのもアリだろう
そして、あんな所やこんな所に色々と…
577それも名無しだ:2007/02/19(月) 20:18:08 ID:bjWdc7kE
な、なんだ!?何で死体だらけなんだここは!?

まあ定番としてはフライパンとおたまで死者の目覚めを

(グサ)あれなんか胸から生えt
578それも名無しだ:2007/02/19(月) 20:53:20 ID:NsIAjBcP
テニア 「ねぇ、統夜。統夜ってどんな服が好み?」
統夜 「うん?まぁ、動き易い服がいいかな。ジャラジャラしたアクセサリーとかは操縦の邪魔になったりするしさ」
テニア 「ふぅん、ちょっと待っててね」

パタン
数分後
統夜 「律儀に待ってる俺もアレだが」
テニア 「オマタセっ!統夜の分はこれだよ」

ちょ!テニアさん!体操服デスカ!ブルマですよ、て・・・俺も!
テニア 「ほらほら、さっさと脱ぐ。特訓開始よ、お兄様」

ぇーっと、もしかしてガン○スター?
それならコーチのポジションがい・・・アッー!


冥王 「さて、炎となった二人にはクラス対抗野球大会で頑張ってもらわないとな」
ミク 「また回りくどい事を、バスターホームランだなんて」

おかしい、体操服でニャンニャンだった予定が・・・これが天の力か
579それも名無しだ:2007/02/19(月) 20:57:37 ID:RTusxVpz
みんな、死んじゃだめだよ!死んだらテニアが悲しむじゃないかァァァ!


と書いた所で、
“タイタニックのジャックの死ぬシーンを見てマジ泣きし、統夜に「私より先に死なないでね」と言うテニア”
という電波が来ました。
580それも名無しだ:2007/02/19(月) 21:44:41 ID:5Jqk3NiI
>>579
なるほど、その日の夜に夢でおんなじシーン(ジャックが統夜に差し替え)見ちゃって
夜中に『統夜ぁ〜〜…死んじゃやだぁ…エグ…ヒック…』
って泣きながら統夜のベッドに…って寸法だな?このフランツめ
581それも名無しだ:2007/02/19(月) 22:05:26 ID:vA9V7Z5q
そういえばなんでエロ展開っぽいのがフランツ扱いされるようになったんだっけw
582それも名無しだ:2007/02/19(月) 23:17:10 ID:p8XItxRJ
図書館の眼鏡女子で電波キャッチだ。
テニアが眼鏡を掛けると…
583それも名無しだ:2007/02/19(月) 23:28:06 ID:2lJpMi34
>>581
確か、フランツの元の意味がハレンチっぽいものだから、
そう取られたって聞いたけど…うろ覚えスマソ。
>>582
すごく…似合いません…
それと君は、今度からメ欄にsageを入れてみよう。
584それも名無しだ:2007/02/19(月) 23:38:58 ID:p8XItxRJ
いけると思ったんだが、ダメか…

目悪そうじゃないしな
585それも名無しだ:2007/02/19(月) 23:50:38 ID:2lJpMi34
テニアには活発というイメージが強いから、
メガネというアイテムはあまり合わないんじゃないかと思ったんだ。
…とは言ったが、メガネをかける理由が、
知的に見られたいからとか、興味本意とかだったら、
確かにメガネなテニアもいけるかもしれん。
586それも名無しだ:2007/02/19(月) 23:53:20 ID:AyeTNnm9
>>581
ハレンチ
HRNT
フランツ
587それも名無しだ:2007/02/19(月) 23:53:43 ID:Sz1sKUbD
>>585
活発+八重歯+眼鏡=(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!
な俺は外道かな?
588それも名無しだ:2007/02/19(月) 23:55:37 ID:p8XItxRJ
統夜の気を引くために眼鏡を掛ければいけると、
そういうことか同士よ!!!
いじらしいテニアならば反感は無いだろう…
589それも名無しだ:2007/02/20(火) 00:04:23 ID:v1Sku7b9
>>588
SOREDA!
そのネタを見て、何か創作意欲が湧いてきた!
よぉーし!オラわくわくしてきぞ!!
590それも名無しだ:2007/02/20(火) 00:05:29 ID:r8YbXHsV
>>586
ΩΩ Ω<ナ、ナンダッ…


ΩΩ Ω<フランツハ「F」ジャネ?
591それも名無しだ:2007/02/20(火) 00:08:08 ID:oGX2KXkt
テニア 「統夜っ♪」
統夜 「なんだ、えらく上機嫌じゃない・・・か」
鳩が豆鉄砲でも喰らった表情をする統夜、それもそのはず。

統夜 「なんでメガネなんかしてるんだよ?」
テニア 「ちょっと違うお洒落もいいかなって、どう?」
傍に近寄る統夜、そしてテニアの顎をクイッと軽く持ち上げ

統夜 「知的など許さん」
テニア 「頭良いキャラじゃダメなの?」
そしてメガネを手に取り外してやる統夜

統夜 「だが外したらキスしてやらん事もない」(チュ)
テニア 「やだ・・・大胆なんだから」


メガネとフランツを足して二で割ってみた、どうだろう?
592それも名無しだ:2007/02/20(火) 00:10:38 ID:fv5Iv9o8
見事だ!!!素晴らしい!!!
これこそ求めていた物だ!!!
593それも名無しだ:2007/02/20(火) 00:18:37 ID:fv5Iv9o8
けど何故に統夜が冥王化?
594それも名無しだ:2007/02/20(火) 00:25:09 ID:oGX2KXkt
実は冥王様でつっこみたいのを我慢したら統夜の台詞が・・・
感染させてしまった、すまん。ネタが閃いて一気に書いたらごちゃごちゃだなぁ
595まったり行こう:2007/02/20(火) 17:47:33 ID:MaUfQ7Mv
テニア「鬼は〜外〜」ポリポリ
統夜「…」
テニア「福は〜内〜」ポリポリ
統夜「……」
テニア「冥王〜外〜」ポリポリ
統夜「………」
テニア「統夜〜内〜」ポリポリ
統夜「…前にもこのネタあった気がする」

時期は過ぎているが気にしない!
596それも名無しだ:2007/02/21(水) 02:47:52 ID:9oCewZW7
テニア 「ぁー、これ見てたらポテトチップス食べたくなった」
統夜 「うん?デスノートか・・・」
アニメ中にポテチをライトが食すシーンを指差すテニア、確かにCMに起用しても良い位の出来である。

統夜 「じゃあコンビニに行ってくるかな」
テニア 「私も一緒に行くー」(ぎゅっ)
統夜 「風呂上がりだろ、風邪ひくぞ?今日は一段と寒いしな」
テニア 「いいの、こうしてたら寒さなんてへっちゃらなんたから♪」

まるでコアラのように腕に抱きついて離れないテニア、コンビニで冷やかしの一つ受けると思った統夜だったが・・・

冥王 「いらっしゃいませ〜とは言わん!だが商品を買ったら考えてやらんこともない」

二人 「いや、言ってる言ってる」

まぁ、ママーリ行こうぜ。ぶらざー
597それも名無しだ:2007/02/21(水) 07:38:30 ID:32CLHnVv
>>596
ちょwwどんなツンデレだよ冥王ww
598それも名無しだ:2007/02/22(木) 15:21:10 ID:H2aF2ycH
「あ〜あ。暇だなぁ…。」
何故か朝早くに起きてしまったアタシは、
特にすることもなく、ベッドの上でぼぉっとしていた。
外は微かに明るくなっているものの、
街は静まりかえり、時々鳥の鳴き声が響きわたる。
現在の時刻は、午前五時ちょっと。
起きるにしても、二度寝するにしても、中途半端な時間帯である。
「なんでこんな時間に起きちゃうのかな〜?
も〜、やんなっちゃう……あ、そうだ!」
ぶつぶつと文句を垂れていると、
突然、アタシの脳裏にある考えが浮かんできた。
それは…
『寝ている統夜にいたずらすること』である。
アタシは体をゆっくり起こすと、
早速忍び足で統夜の部屋に向かった。
「…失礼しま〜す…」
聞こえないくらい小声でそう言いながら、
部屋のドアを静かに開ける。
相変わらず殺風景な部屋のなかに、
統夜は静かに寝息をたてていた。
ゆっくりと声のする方に近付いてみると、
そこには、普段の彼よりも幼く見える、
可愛らしい寝顔をした統夜がいた。
「統夜ってば、か〜いい寝顔しちゃってまあ…」
アタシは微笑みながら、プニプニと統夜のほっぺをつついてみた。
さて、ここからがドッキリの本番である。
アタシは統夜の押し入れからYシャツを取り出すと、
自分の服を脱いだ代わりに、それを少々雑に着て…、
「起っきろ〜!統夜〜!!」
統夜の上に乱暴にのっかかった。
「うごぉ…!?…う〜ん…何だよテニ…」
そこまで言いかけて、統夜は目玉が飛び出るくらい、
びっくりした表情で、アタシを見つめていた。
何かちょっと快感。
「…て、テニア?その格好は…?」
統夜はわなわなしながら、アタシの方に指差してきた。
どうやらよほどアタシの姿に困惑しているようで♪
「ふふ〜ん。びっくりした?」
得意気にそう言いながら、セクシーポーズなるものをとってみると、
統夜は恥ずかしそうに目を背けた。
599それも名無しだ:2007/02/22(木) 15:28:35 ID:H2aF2ycH
「…ば、馬鹿なこと言ってないで、ちゃんと服着ろよ!!」
「あ〜、いけずぅ。そんなこと言う人には…
こうだ!!」
「うわ!ほ、ホントに止めろって!!」
「にゃはは〜、統夜ってばかわい〜♪」
統夜の反応が楽しくなってきたアタシは、
追い撃ちをしかけるように、統夜の体に抱きつきながら、
スリスリと頬擦りを始めた。
…さて、統夜の反応で充分楽しめたし、そろそろいいかな〜?
なんて思っていると、統夜は急ににやりと笑いながら、
アタシの方に体を向けてきた。
「テニアが悪いんだからな…」
そう言うと、統夜は突然、アタシの唇と自分の唇を重ねてきた。
「〜〜〜!?」
突然の出来事に当惑するアタシを無視して、
統夜は長い長い口付けを交した。
「ぷはぁ!!な、ななななななに…!?」
半ばパニック状態になってるアタシに、
統夜は得意気な表情でこう言い放った。
「おかえし。」
と…
「……もうっ!もう少し…その…」
負け惜しみを言おうにも、体が熱くなって何も言えないアタシに、
統夜は微笑みながら、頭を優しく撫でてくれた。
…うぅ〜、いきなりは反則だと思いま〜す…
「続きは、したい?」
統夜の提案に、アタシは俯きながら、
「……したい」
と答えた。
すると、統夜はゆっくりとアタシと口付けを交し、そして…。


結局、アタシは肝心な所では統夜に負けちゃうんだなぁ。
昼時近くに目が覚めたアタシは、
統夜の顔を見つめながら、彼の腕の上でそんなことを思った。
そのことがちょっとだけ悔しかったけど、
それ以上に何故だか嬉しかった、
ある日の休日なのでした。


昼寝前に書いたら、フランツな流れになってしまった…
だが私は謝らない!!
600それも名無しだ:2007/02/22(木) 18:08:43 ID:cPwemolr
>>599GJ!

マターリな流れに良作が現れたー!
601それも名無しだ:2007/02/22(木) 20:53:10 ID:6rDuvL6E
フランツっ・・・・でも、GJしちゃうっ・・・!
602それも名無しだ:2007/02/23(金) 12:25:35 ID:zeqDQa4m
>>601
クリムゾンww
603それも名無しだ:2007/02/23(金) 15:37:52 ID:faJ6HqFa
ここは良いクリムゾンネタが定期的に出るスレですね
604それも名無しだ:2007/02/23(金) 20:15:10 ID:tw6Nf38Z
テニア 「統夜っ♪」(ガチャ)
統夜 「ん、どうし・・・なんでそんな格好なんだ?」

テニア 「へへ、似合う?おかえりなさいませ、ご主人様・・・なんてね」
部屋に入ってきたテニアの姿は、家政婦といったら情緒のカケラもないが・・・メイド服を着ていた、スカートの裾を摘んでお辞儀をする様は中々で。

統夜 「えっと、俺がご主人様とか言う奴?」
テニア 「はい、何でも仰って下さいませ」
統夜 「へぇ・・・じゃぁ」(パチン)

部屋の電気を消す統夜
テニア 「ぇ?統夜?今からお風呂にするかご飯にするか聞こうと思ったりしてるんだけど・・・・・」
統夜 「ご主人様、だろう?呼び捨てにしたお仕置きが必要なようだな」
テニア 「ちょっ!まだお風呂入ってないし汚・・・ぁっ!」
統夜 「馬鹿。テニアはテニアだろ、たっぷり可愛がってやるさ」
‐暗転‐


冥王 「暗くてフランツが見れないと嘆いてる奴など知らん!だが赤外線スコープを貸してやらんこともな」(ゴキィ)
美久 「盗撮は犯罪よ、まったく」(釘バット装備)
605それも名無しだ:2007/02/23(金) 22:37:44 ID:ik81A8Qs
冥王「紫雲よ、貴様にこのジュースをやろう」
つ【DKS】
統夜「いらん。お前が作った物なんか安心して飲めるか。
   しかも何だその銘柄は?怪しさ満点じゃないか」
冥王「コレを飲むとガリでヒョロでモヤシみたいな奴でも
   マッチョになれる代物なんだが…まあいい、他の者やろう」
統夜「…あっさり引いたな」

次の日
TTT会員「紫雲ッ!テニアちゃんの手作り弁当をよこせ!」
統夜「全力で断る!」
TTT「なら、殺してでも奪い取る!」
統夜「お前等にやられるモノかよ!」

TTT「まて〜〜しうん〜」
統夜「そんな力で、俺から弁当を奪おうとしたのか」
TTT「こうなったら最後の手段!」
つ【DKS】
TTT「力が漲るぅぅぅぅ!」
統夜「うわっ!?いきなりマッチョになった!」
TTT「ウハハハハハハッ!コレで貴様にも負けん!」
統夜「うわぁぁあぁっぁぁ!!」

美久「で、アレは何ですか?」釘バット装備中
冥王「教えてなるモノか!だが、釘バットを閉まってくれたら教えてやらん事もない」
美久「今はしまいますが、答え次第によっては…」
冥王「アレは、D(ドーピング)K(コンソメ)S(スープ)と言ってだry(ゴギャン」
美久「そんなの作らないで下さい(ニコッ」
606それも名無しだ:2007/02/23(金) 23:27:46 ID:UwX+wUGM
>>605よ、コンソメの頭文字はCだ
607それも名無しだ:2007/02/24(土) 08:43:22 ID:KGUcCMQr
オ…オ…オォクレ兄さん!
になるのかとオモタ
608605:2007/02/24(土) 12:51:42 ID:gDzP8lJ5
>>606
昨日風呂に入った時に気が付いたorz
DCSを飲んでくる
609それも名無しだ:2007/02/24(土) 14:42:37 ID:u0IPAhPW
DCSと聞くと某黒いシールドライガーを思い出す俺ゾイド厨
…テニアに似合うゾイドは何だろう。冥王がギルベイダーなのは確実として
610それも名無しだ:2007/02/24(土) 14:53:33 ID:lDjBDRt4
DCSを見るとデンジャラス・スープレックス・コンボを思い出す俺サガ厨
なんともテニアに似合いそうじゃないか!
611それも名無しだ:2007/02/24(土) 14:59:40 ID:Y9Dp3pzi
>>609
ジェノブレイカー
・・・スマン赤い奴を挙げただけだ
612それも名無しだ:2007/02/24(土) 19:12:51 ID:ZYKmqhoj
テニアに腕枕してあげた統夜の腕が痺れてテニアが飯を食べさせる…
流石に受信した時は驚いた、発信源は誰だ!?
613それも名無しだ:2007/02/24(土) 19:13:38 ID:uxHO7tCB
>>604を見て変な電波を受信した。

統夜「本格的な攻撃を開始したフューリー。
そして シャナ=ミア王女に魔の手が迫る…!」
シャナ?「トーヤサマ、タスケテクダサイマセ!!」
統夜「おい」

カルビ「NEXT STAGE 魔星、その名は月」

シャナ?「トーヤサマ、タスケテクダサイマセ!トーヤサマ、タスケテクダサイマセ!!」
統夜「あのな」

シャナに扮してるのは誰か?
このスレの住民なら聞くまでもなかろうよ。
614それも名無しだ:2007/02/24(土) 19:14:54 ID:uxHO7tCB
>>613
素で間違えた…

「ゴシュジンサマ、タスケテクダサイマセ」だった・・・orz
615それも名無しだ:2007/02/24(土) 19:36:11 ID:ZYKmqhoj
ドンマイ!
616それも名無しだ:2007/02/24(土) 20:02:22 ID:ZTUn2MXI
>>613
その次回予告ネタをするんなら、タスケテクダサイマセイだろう!
マセじゃ、魔星に何もかからないじゃないかぁぁぁ
617それも名無しだ:2007/02/25(日) 21:54:23 ID:fRnxSVdh
テニア「本格的な攻撃を開始したTTTメンバー! 」
トウヤ?「テニアサン、タスケテクダサイマセイ!!」     
テニア「そして、統夜に魔の手が迫る…!」
トウヤ?「テニアサン、タスケテクダサイマセイ!!」
テニア「なにやってんの?」

カルビ「NEXT STAGE 放課後の決戦」
君の心に、LimitOver!

トウヤ?「テニアサン、タスケテクダサイマセイ!テニアサン、タスケテクダサイマセイ!!」
テニア「いつまでやるの、このネタ」


魔星が出てない!そんな事気にしてたら大きくなれないぜ、ブラザー!
618それも名無しだ:2007/02/25(日) 22:04:43 ID:we+NPhOy
>>617
元ネタが全く分からねぇ某は、
ボルテッカを食らった方がいいのかねぇ…




TTTとか見ると、正直不快になるなぁ。
カティアやメルアはいざ知らず、
テニアはそういうファンクラブが
出来ないくらいの可愛いさがいいのに。
つーか行き過ぎたファンクラブほど、
気持ち悪い事この上無いな…
後、テニアの名前はフェステニアだからFFFなんじゃね?
と突っ込んでみたり。
619それも名無しだ:2007/02/25(日) 22:11:12 ID:fRnxSVdh
>>618
元ネタと言われても…色々混ぜてるし、あんま気にしなくてもいいと思うよ
ネタ「SRWDW」と「ファルコン?」だっけかな?
自分でも良く覚えてないやww


TTTはネタとして使いやすかったから、使っていたんだが…
気に障ってしまったのなら、コレからは自重するよノシ
620それも名無しだ:2007/02/25(日) 23:58:52 ID:we+NPhOy
>>619
あ、いや、こちらこそ気分を害してしまったのなら、真に申し訳ない…。
まあ、なんだ。
統夜とテニアのカップルは何故か応援している
と言うことだ。
621それも名無しだ:2007/02/26(月) 13:43:05 ID:HeF7oUct
>>618
一切、問題ない。
ネタ元であるアニメでも名前の頭文字であるNではなく、
愛称の頭文字であるRがファンクラブの名前として採用されてた。

まぁ、スレ違いな内容なのでシャイニングニーを喰らってきますね λ……
622それも名無しだ:2007/02/26(月) 18:55:22 ID:OEWEZE+y
停電でビビるテニアを夢見た…
統夜家は自然災害対策きちんとしてますかな?
623それも名無しだ:2007/02/26(月) 23:53:23 ID:y6XjoYnz
>>622
その夢を形にするんだ。
そして、投下しますね。
624それも名無しだ:2007/02/26(月) 23:55:29 ID:y6XjoYnz
「う〜ん…どうしようかなあ…」
ある日の休み時間、テニアはある事で頭を抱えていた。
統夜と暮らしはじめてしばらく経つが、
自分の大食いが災いして、最近の食費がヤバイことになっているのだ。
そこで、自分もバイトをして、
彼の負担を減らそうと考えたのだが、
(食べる量を減らそうとは考えない。)
生憎、自分にはどんなバイトが出来るのか、全く予測がつかずにいた。
と言うより、自分の能力に合うようなバイトが思い付かないのだ。
「はあ〜。このままじゃ統夜に迷惑ばかりかけることになっちゃうよ…。」
そのことを考えると、本当に自分が情けなくなってくる。
共に暮らしてきた二人が優秀だから尚更へこんでしまうのだ。
「どうしたの?テニアちゃん。溜め息なんかついて」
「あ、かなめ。」
テニアが落胆の溜め息をついていると、
横からかなめが不思議そうな顔をして近付いてきた。
親友…と言うよりも戦友の顔をみて、
テニアは少しだけ気持が明るくなった。
自分になんとなく似ているかなめならば、
自分の相談に乗ってくれると信頼しているからである。
「あのね、実は…」
テニアはかなめに先ほどまで自分が悩んでいたことを話した。
食費が自分のせいでヤバくなっていること、
バイトをしたいが、どんなバイトをすればいいのか分からないこと…
「成程ねぇ。…う〜ん、そうねぇ。」
テニアの悩みを一通り聞くと、かなめは少し考えた後、
「どうせだったら、紫雲君に永久就職したらどう?なんて…」
などと半ば冗談混じりでそう言うと、
テニアはクエスチョンマークを何個も頭に浮かべて、
「永久就職?ナニソレ?どんなバイトなの?」
と、間の抜けた声でそう尋ねてきた。
冗談が通じなかったため、かなめの心には、少し肌寒い風が吹いた。
「あ…知らないのね。…そうね…。」
本当のことを教えようかと思ったが、
脳裏にある考えが浮かんだかなめは、
ちょっとした嘘っぱちをつくことにした。
「じゃあ教えてあげるわ。
永久就職ってのはね、その人の家に住み込みで、
ほぼ全ての家事をすることなの。」
そう言うと、テニアはパァッと表情を晴らした。
家事ならば、まだ完全とは言えないまでも、
一通りのことは出来るからだ。
625それも名無しだ:2007/02/26(月) 23:56:50 ID:y6XjoYnz
「それならアタシでも出来そうだね!
うん、アタシやるよ、永久就職!!」
やる気の炎に燃え上がるテニアを見ながら、
普段から二人の仲を応援していたかなめは、
「さて、これで少しは二人の距離が縮まればいいんだけど…。」
と、不安と期待を寄せながら、そう呟いた。
「ただいま〜。あ〜、疲れた疲れた。」
ところ変わって、夜の紫雲家ではいつものようにバイトを終えた、
家主である統夜が肩を撫で下ろすようにそう言って家に入った。
「おかえりなさい!いつもお疲れ様!!」
「ああ、テニ…ア…」
いつものように玄関に迎えに来たテニアの姿を見て、
統夜は思わず言葉を失った。
少し動いただけでも、パンティが
見えそうになるくらい短いスカートに、
胸が強調されるような制服。
そう、テニアは俗に言う『アンミラ』なるものを着て、
統夜を迎えてくれたのだ。
頬を見ると少し赤くなっていることから、
着ている本人も恥ずかしいというのが目に分かる。
だが、そんなことを気にする余裕は、今の統夜には無かった。
今の彼の頭の中には、
『なんでアンミラなんか着ているんだ?』という疑問が2%あり、
残りの98%は『神様ありがとう!』
で、構成されていたからだ。
「どしたの?急に固まっちゃって。」
しばらく統夜がボォッと見とれていると
テニアは不思議そうに首を傾げた。
「ああ!いや、その…ゲフン。」
不意に尋ねられて慌てた統夜は、わざとらしく咳をすると、
「その服装は、一体どういうつもりだ。」
と、指をさしてそう聞いてみた。
「あ、コレ?かなめの友達が、紫雲家に永久就職するなら、
これを着るべきよ!って言って渡してくれたの。
……似合う、かな?」
統夜の問いに、テニアはカァッと顔を赤くしながらそう答えた。
つまり、そのかなめの友達は、勝負服のつもりでそれを渡したのだが、
テニアは永久就職の制服なんだろうと思って、
恥ずかしい心を押さえてそれを着たと言うわけである。
だが、統夜はある単語を聞いた瞬間に、全ての動きが停止していた。
…今なんて言った?永久就職?いや、まさかそんな馬鹿な…
いやにバクバクした心を押さえながら、
統夜は恐る恐る尋ねることにした。
「……あのさ、今、俺の家に永久就職するって言ったのか?」
「うん、そうだけど…何か問題でもあんの?」
テニアは無邪気な瞳で、なんてことはないように答えた。
626それも名無しだ:2007/02/26(月) 23:58:30 ID:y6XjoYnz
「テニア、永久就職ってのはな、
け、結婚とほとんど同じ意味なんだぞ?」
恐らく意味が分かっていないんだろうと思い、
統夜がそう教えると、テニアは
「………うそやん…」
呆然としながら、そう呟くしか出来なかった。
そして、今日自分は、色んな人に間接的に、
統夜と結婚すると言い回ったと考えると、
恥ずかしさのあまり、今すぐ走って逃げ出したい気持ちになった。
顔を真っ赤にして俯いてるテニアを見るのが辛くなった統夜は、
頭を二、三回掻いた後、間接的に、自分の思いを告げることにした。
「あ〜、その、何だ?テニアが本当に望むなら、
その、永久に雇ってあげるけど…」
統夜がそう言うと、テニアは勢いよく顔を上げて、
統夜の顔をじっと見つめた。
「え?それって、つまり…」
そう、間接的とは言え、結婚しようと言ったわけである。
そう分かった瞬間、テニアは嬉しさのあまり
涙を浮かべながら統夜に抱きついた。
「う、うわっ!」
「嬉しい〜!!ありがとう、統夜!
アタシ、家事とか一杯頑張るね!!」
突然のことで驚く統夜をよそに、
テニアはすりすりと何度も統夜に頬擦りをした。
「…ま、いいっか。」
そんなテニアを見ながら、
統夜はふっと微笑みながらそう呟いた。
これから先、彼女と共に生きようと心に誓いながら…



はいと言うわけで、少しあまめにお送りしました。
627それも名無しだ:2007/02/27(火) 00:00:49 ID:1XVzMGQH
>>623
ありがとうございます!!!
夢が現実になるとは此処はユートピアだな…
628それも名無しだ:2007/02/27(火) 00:06:23 ID:Nw/S/ZJO
>>623-626
俺の口から何tの砂糖を吐かせれば気が済むのですかあなたは!
GJ!
629それも名無しだ:2007/02/27(火) 00:25:08 ID:1XVzMGQH
三人娘+統夜で買い物に行ってテニアばっかり贔屓する統夜…
程々にしろよ!
630それも名無しだ:2007/02/27(火) 01:16:10 ID:EfcYYmgr
>>623-626
砂糖がとまりませんどうしてくれるんだ。

もっとやれ
631それも名無しだ:2007/02/27(火) 07:31:14 ID:D47/Tnia
冥王 「塩分多目など許さん!だが糖分多目なら認めてやらんこともない」

どうやら皆甘党のようです。
ストロベリ乙!
632それも名無しだ:2007/02/27(火) 07:34:22 ID:QnZAAL6g
>>623
これ見てテニアのCVが新野美知になったのは
俺だけでいい・・・
633それも名無しだ:2007/02/27(火) 08:04:08 ID:D47/Tnia
統夜 「ぁー、今日も疲れた。ただいま〜・・・どうしたんだ、テニア」
バイト先から帰ってきたきた統夜、それを向かえるテニアと言う構図なのだが・・・テニアの様子がおかしい

テニア 「なんかヤバイのが統夜の部屋を占領してるんだけど」
二人で統夜の部屋の扉をそっと開けて観察、確かに変なのがいる『仮面をつけたメイド姿の男』が

統夜 「なんで追い払わないんだ?」
テニア 「だって、メイドガイアイは透視力とかいって体重から体脂肪まで・・・統夜」
統夜 「自分の部屋に戻っていろ、俺がカタをつける」

そして部屋に入る統夜、そして仮面に向かって一言

統夜 「何をしている、冥王・・・お前そんな趣味が」
冥王 「勘違いして貰っては困るな、今日は王様ゲームで負けたバツとして統夜に一日ご奉仕する券なるものをゲットしてしまった訳だ」
統夜 「誰とやったんだ、そんなゲーム」
冥王 「黒髪娘と金髪娘だが、名前は言わなくても分かるだろう?」
頭を押さえる統夜、ぞんざいにすればこういう手が考えられるのは予想の範疇である。

冥王 「さぁ、冥土に命令するがいい!ご主人様の至る所までお世話してやるぞ!」
統夜 (プツーン)「冥王」
冥王 「なんだ、ご主人さ 統夜『光になれえぇ!シャイニングウィザード』

パリーン!

良い音を響かせ部屋の窓を割って吹き飛ぶ冥王
統夜 「俺をご主人様と呼んでいいのはテニアだけだ!」
テニア 「んふふ〜、聞いちゃった♪ご主人様、今日は私の部屋で、ね♪」
窓ガラスが割れているので断る選択は何処にもなく照れる統夜

冥王 「これから先は大人の時間だ!だが糖分で想像なら認めてやらんこともない」


題名 斜め上行く優しさを
634それも名無しだ:2007/02/27(火) 08:06:47 ID:D47/Tnia
そしてeがあればIDがテニアだったのに

ちくしょぅ・・・チクシ(AA略)
635それも名無しだ:2007/02/27(火) 17:21:35 ID:Q0+tC539
>>623-626+633
GJ!


教えてくれ、冥王。
俺達は後、何d砂糖を吐けばいいのだ…
サイトロンは何も答えてくれない…
636それも名無しだ:2007/02/27(火) 18:58:50 ID:wqdeWEaI
どうしてもというなら聞かせてやらん事もない、昨日までの時点で99822トンだ
637それも名無しだ:2007/02/27(火) 22:47:30 ID:Q0+tC539
>>622を見て即席で作った、駄文投下ノシ


突如起きた停電に混乱したテニアが、俺に抱き付いてきた。
いきなりだったものだから、上手く受け止める事が出来ず、二人揃って倒れてしまった。不幸な事に、俺はテニアに覆い被さる形になってしまった訳だが…

「と、統夜……」
俺の耳元に、テニアのか細い声が響く
言葉が何も紡げない。身体が動けない。鼓動が早くなる。
それ程まで俺は緊張と興奮をしていた
そりゃそうだろ…少なからず自分が思っている娘に、覆い被さっているのだから。
「統夜…そろそろ退いて。この恰好は恥ずかしいよぉ〜」
暗くて見えないが、言の葉から考えると…たぶん顔が真っ赤になって言るのだろう
その最中俺は…
「テニアは…俺じゃ嫌か…?」
一抹の期待と不安に、自然と言葉が漏れる
テニアが、小刻みに震えているのが分かる
怯えているのだろうか、気まずい空気が流れていく…
「…悪かった」
スッと立ち上がり、ブレーカーを上げに行こうとすると、
「統夜の事大好きだよ。でも意地悪な事聞く統夜は嫌い…」
苦笑してしまう。
俺は何を不安になっていだんだか
「俺も意地悪な自分が嫌いだ。素直になれるまで、一緒にいてくれるか?」
意地悪な俺の精一杯の告白
638それも名無しだ:2007/02/28(水) 22:25:12 ID:2ZZ9Y8P8
ところで話は変わるんだけど、テニアが得意な料理は何だと思う?
自分は肉じゃが等の、庶民的な料理が得意なイメージがあるなぁ。
639それも名無しだ:2007/02/28(水) 23:20:52 ID:sMRyCt4i
いきなりアレだが、
テニアでエロをやろうとすると イ デ が 発 動 するのは仕様ですか?
もう一回書き直しかよ…orz
640それも名無しだ:2007/02/28(水) 23:23:33 ID:HlcsjP01
>>639
もしかして、限りなく遠く、果てしなく近いどこかでも同じ出来事を体験したりしてませんか?
641それも名無しだ:2007/02/28(水) 23:29:04 ID:sMRyCt4i
>>640
いや、以前他の人が因果地平に吹っ飛ばされたのを見ただけw
まさか自分にも降り懸かるとは思っても見なかったよ…
約七割は完成していただけにマジで泣ける('A`)
642それも名無しだ:2007/02/28(水) 23:33:07 ID:HlcsjP01
>>641
そうか……時空を超えたスレのイデの人ではなかったのか……何にせよドンマイです
これに気を落とさず書き直していただけると非常に嬉しいです

復元などのツールを使ってみるのはどうでしょうか?
643それも名無しだ:2007/02/28(水) 23:39:34 ID:sMRyCt4i
>>642
修復はもうムリポ
諦めて一から書き直すよ。このままネタを腐らせるのは悔しいしw

延々とチラ裏スマソ
644それも名無しだ:2007/03/01(木) 08:52:53 ID:SoHw86KX
冥王 「ストロベリな展開を書いたら褒美をやらんこともない、スレ番と同じ数の角砂糖でどうだ」

統夜 「死人がでるな、色々な意味で」
カティア 「あまり二人の世界を作ってますと」
メルア 「ブリーカーをスレ番の回数当てさせて貰います」
テニア 「それはそれで死人がでそう・・・」
題名 夜を統べるハーレムエンド?
645それも名無しだ:2007/03/01(木) 09:13:50 ID:mN5G7JqL
書き込み終了時点でのレス番じゃなくてよかったですね<角砂糖の数
646それも名無しだ:2007/03/01(木) 09:55:30 ID:SoHw86KX
もし>>645さんのネタだったら

冥王 「さぁ、褒美だ。たーんと食べるがいい!まだ100もクリアしてないぞ?」
ストロベリ職人 「あぁ・・・ぁま・・・ァ〜〜」
統夜 「ちょ!三桁とか無理!カティア、メルア・・・勘弁してくれ」

カティア・メルア 「こっちは二人で割るからそこまで回数は満足できな・・・・・いかな?」
テニア 「ストロベリ書くの、文字通り命がけね」
647それも名無しだ:2007/03/01(木) 17:24:04 ID:mwodvN68
長い事捕まってたからテニアはゲームの経験が無さそうだ。
そこで、テニアをゲーセンに連れてく統夜、というのはどうかな?
648それも名無しだ:2007/03/02(金) 01:07:49 ID:/Ph7ZhOQ
キモ!
649それも名無しだ:2007/03/02(金) 01:15:27 ID:yWO/2bNJ
ご無沙汰です。ようやく時間が出来たので投下しますね。
画像は男のロマンとも呼べるものです。・・・エプロンってむずかしい・・・
http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper22743.jpg
・・・胸が大きく見えるのは、その、
寄せてあげているからということで一つ・・。
650それも名無しだ:2007/03/02(金) 09:47:19 ID:KrKpcaNC
>>648
なんだ?ウェントスがどうしたって?
651それも名無しだ:2007/03/02(金) 16:45:18 ID:f9iB8AQP
>>649
ロマン!ロマン!

他二人にサイズで劣ると言っても揺れるからおk
652それも名無しだ:2007/03/02(金) 18:48:49 ID:u/XYuy6X
>>651
揺れれば十分なんじゃないか、といつも思う
653それも名無しだ:2007/03/02(金) 20:31:50 ID:cgP8VK6Y
>>648
アンキモ!アンキモ!アンキモ!
654それも名無しだ:2007/03/02(金) 20:55:18 ID:Rihbw1Sz
アンコウナベ!アンコウナベ!アンコウナベ!
655それも名無しだ:2007/03/03(土) 00:52:41 ID:XZ6679tr
>>652
揺れない人だっているもんな
誰とは言わんが
656それも名無しだ:2007/03/03(土) 14:01:02 ID:uiADimA2
>>654
四人で鍋を囲みながら心理戦を繰り広げ、
紆余曲折の末テニアが鍋一気飲みするという
電波を受信した。
657それも名無しだ:2007/03/03(土) 14:20:14 ID:2GvkF7RF
>>656
デスノ顔で心理戦を繰り広げるのは統夜とカティアですか?
658それも名無しだ:2007/03/03(土) 14:25:26 ID:uiADimA2
>>657
途中参加はカルヴィナと…誰だろ?
659それも名無しだ:2007/03/03(土) 15:27:54 ID:O/7pvPd4
アル、マサキ、フー


さあ選べ
660それも名無しだ:2007/03/03(土) 15:58:06 ID:JGHXRniE
ジュア=ムは闇鍋にしようとしたので皆に簀巻きにされて転がされてます
661それも名無しだ:2007/03/03(土) 16:41:37 ID:RgaX6I8J
>>658
ここは伏線でグ=ランドンだ!
662それも名無しだ:2007/03/03(土) 23:44:31 ID:U/pl+CVX
>>652
揺れる必要さえない。
むしろもっと小さくても(ryシャイニングニー
663それも名無しだ:2007/03/04(日) 05:45:58 ID:840ZUiqr
>>658
ナデシコの艦長で
664それも名無しだ:2007/03/04(日) 22:33:32 ID:5vjiiXVP
>>663
ミスマルユリカでしょ?
665それも名無しだ:2007/03/05(月) 23:00:29 ID:n7I5zXBE
カティア 「さて、今日は統夜の家で鍋と言うことなのですが」
メルア 「折角なので闇鍋にしましょう♪」
統夜 「食べれる物をチョイスしてくれよ、皆」
テニア 「じゃあ、明かり消すよ〜」


カチリ(電気消え)


ちゅ♪ジー、ぎゅぅぅ

統夜 「三人ともまてまてまてまて!キスするな、抱きつくな、ファスナー下ろすなぁぁぁぁ!」


今日も平和です
666それも名無しだ:2007/03/06(火) 07:25:29 ID:DrXaFFe8
>>665
ちょwwww
667それも名無しだ:2007/03/06(火) 10:12:17 ID:lJROhB7w
そんなとーやさんに、
つ精力増強剤

んで、この前録ったグラミー賞を見て、テニアってアメリカンロックとかR&Bとか好きそうだなと思ったんだ。
レッチリとかビヨンセとか。
668それも名無しだ:2007/03/06(火) 19:57:59 ID:9yfmWEx3
>>664
キス テニア
ハグ メルア
●● カティア

ということだな?
669それも名無しだ:2007/03/06(火) 20:51:56 ID:DzsbsaRl
実は一人芝居
670それも名無しだ:2007/03/06(火) 20:58:15 ID:DrXaFFe8
テニア→ひたすら食べる

メルア→入れたチョコとか飴を探す

カティア→後ろから抱きつきキス、さらにファスナーを下ろす


こうです(ry
671それも名無しだ:2007/03/06(火) 20:59:32 ID:rddoMtqG
カティア 「さて・・・・・今日は昨日たべれなかった闇鍋の続きを」
メルア 「今日は大丈夫ですから、昨日のドッキリは計画的犯行という事で」
統夜 「・・・・・・・・・」
テニア 「どしたの、統夜。コタツ入ってから顔真っ赤だよ、暑い?」
統夜 「いや、そういう訳じゃ・・・・・」

カティア 「それじゃ、消しますよ」(カチリ明かり消し)

統夜 「うわっ!」

(カチリ明かりつけ)
カティア 「あっ、テニアと統夜がいないっ!」
メルア 「ストロベリに逃げた?探しましょう、カティアちゃん」
(だだだだだだ)


統夜 「いきなりコタツに引きずり込むなよ」
テニア 「そういいながら足で満足してたんじゃないの?次は手で・・・・・ね♪」


後は色々妄想力に委ねるぜ、18キソになるしな!
672それも名無しだ:2007/03/07(水) 14:13:38 ID:AyVIZKKD
鼻からケチャップが出た。
俺は、死ぬのか・・・・。
673それも名無しだ:2007/03/07(水) 14:17:15 ID:GaKcBrGk
貴方は死なないわ。
674それも名無しだ:2007/03/07(水) 20:24:09 ID:F+krvNJr
カティア 「さて・・・・・鍋はストロベリの元なので今日は趣向を変えまして」
統夜 「なぁ・・・・・」
メルア 「食材は一つにと、簡単簡潔だね♪」
統夜 「昼寝から起きたら・・・・・」
テニア 「じゃあ、恨みっこなしの運試しだからね」
統夜 「なんで俺は縛られてるのかと・・・・・」
カティア 「顔、上半身、下半身と・・・・・クジ引きボックスに入れて」

統夜 「なぁ、俺の発言権は?」

カティア 「ありません」
メルア 「ないよ〜」
テニア 「民主主義的に多数決取ってもいいけど?」

統夜 「くそ・・・・・こんな時は、でろぉぉぉ!冥王!」
(パリ〜ン!)
冥王 「窓から華麗に参上!呼ばれて飛び出てジャジャジャじゃ〜(ごきぃ)

カティア 「甘いわね。手は既にうってあるわ、ありがと。ス○ッフ○ービス」(ピッ)
美久 「どういたしまして・・・・・」(釘バット+冥王退場)

三人娘 「邪魔はいなくなったし。それじゃあ、せーのっ!」


題名 ここから先は18金
675それも名無しだ:2007/03/07(水) 21:56:56 ID:AyVIZKKD
>>674
カティアつ『下半身』
テニアつ『下半身』
メルアつ『下半身』
統夜「・・・・・・・。何ィいいい!?普通にありえないだろうが!!ハッ、まさか・・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
冥王「さ・・・・・。最後の・・・・・・、次元、連結・・・・・システム・・・」
統夜「まさかお前は・・・!!」
冥王(いまの・・・・、私ではこれが・・・・・、せいいっぱい、だ。
受けとれ・・・・、統・・・・・)
ガクッ
統夜「冥・・・、王!!」
バ ̄ ̄ ̄Z____ン!!


でも、結局は相方に阻止&蘇生されたので(´・ω・`)な冥王。
紙も元通り一枚になって一件落着。
その後、統夜はおいしくいただかれたそうだ。

えっ?誰が例の紙を引き当てたかって?
ここの住人なら『最高にハイ』になれる人物さ。
676それも名無しだ:2007/03/07(水) 22:02:56 ID:0mfZ56S1
つまりフー姐さんが乱入して引き当てたと思ったら何時の間にかシャナの手に渡っており、
それを全力でもぎ取ったメルアの手から零れ落ちたのをカティアが拾い上げたと思ったら何時の間にか冥王の手によりすりかえられてて、
いたずらするなと美久にお仕置きされてる間にテニアがゲットしたわけだな?
677それも名無しだ:2007/03/07(水) 22:21:18 ID:v+9RH/xk
もういっそのこと美久が取ったでいいよ
678それも名無しだ:2007/03/07(水) 22:32:32 ID:GaKcBrGk
ふ ざ け る な♪
679それも名無しだ:2007/03/07(水) 22:34:40 ID:F+krvNJr
全員下半身の妄想力に茶吹いたわ〜!

これからもピンクを投下しようと誓ったぜ・・・職人さんカムカム〜
680それも名無しだ:2007/03/07(水) 22:51:26 ID:F+krvNJr
そして>>676の人数になったら・・・・・

フー 「三等分を五人で分けるなんて、できるの?二人で一つの場所はコマリモノでしてよ」
統夜 「いや・・・だから」
カティア 「その辺りはご安心を、顔はそのままで・・・上半身と下半身を前、後で分けます」
統夜 「俺は魚の開きか・・・・・」
メルア 「なんか上半身の後ってハズレ?下半身もだけど」
統夜 「人の身体をハズレとか言うな、メルア」
テニア 「甘いわね、下半身の後なんて・・・統夜に未知の世界を教える絶好のチャンスよ?」
統夜 「テニア、空恐ろしい事を言うな」


シャナ 「・・・・・・・・・・・・・・・」(ぽっ)
統夜 「あああああああああ!頬赤らめないで下さい、シャナ様」
こんな感じ?誰か俺と同じ妄想できた人いればいいが
681それも名無しだ:2007/03/07(水) 23:51:52 ID:F+krvNJr
ぁ、俺的に美久は冥王のストッパーなので人数外な・・・暴走を全部止めれる訳じゃないが
682それも名無しだ:2007/03/07(水) 23:57:27 ID:1rOAJ+ZP
まとめサイトを作りたいが技術がない…
683それも名無しだ:2007/03/08(木) 01:30:23 ID:5GBoEnlG
テニア分チャージ
684それも名無しだ:2007/03/08(木) 01:47:22 ID:t9bBM4LA
冥王「チャージなど認めん!だがSSなら書かせてやらんこともない」


ホワイトデーはどうなるか、冥王の義理返しや統夜も然り
685それも名無しだ:2007/03/08(木) 02:35:42 ID:t9bBM4LA
そしてログをゆるゆる見てたらピンとネタが降臨、書いてみりゅ

テニア 「と〜ゃ〜・・・・・きづい」
統夜 「布団蹴とばして寝てたら風邪もひくだろうな・・・・・」
テニア 「何かサクッと治る方法ない?苦い薬はダメだよ」
統夜 「ぅ〜ん・・・・・ぉ!?」

がさごそと救急箱を開けて探し、錠剤らしき物を手に取り

統夜 「テニア、飲み薬じゃなくて・・・しかも即効で効く薬あるけど使うか?」
テニア 「うん・・・使う、そんな都合の良い薬あるんだね」
統夜 「じゃあ、ちょっと布団から出て」
テニア 「うんうん」(のそのそ)
統夜 「よつんばいになって、オシリをあげるように」
テニア 「何かのオマジナイ??」(よいしょ)
統夜 「はい、オシリだして〜」
テニア 「はいは・・・・・って、ストップ。何しようとしてるの?統夜」(ピタリ)
統夜 「何って・・・そういう薬なんだけど」

つ『座薬』

ここから先は副音声でお楽しみ下さい

ぇ、ちょっ・・・やっぱり恥ずかし 患部で止まって、ほら力抜い はぅ・・・・・ 力抜かないと入らないんだって、こうしちゃ ひゃ!そこはちがっ、とーゃ〜 よし、今のう・・・・・

冥王 「副音声でもここから先は許さん!何かにひっかかりそうなのでブラックアウトをしてやらんこともない」

題名 患部で止まって直ぐ治る
686それも名無しだ:2007/03/08(木) 14:34:53 ID:r+NyP4Co
ちょ!何処触ってるんだ統夜!
うらやましくなんか…うらやましくなんかっ……ブリーカーで鉄槌をお願いします
687それも名無しだ:2007/03/08(木) 15:19:01 ID:N+b1ycUC
どっかのラスボス母娘もやってましたなwww
688それも名無しだ:2007/03/08(木) 16:25:10 ID:oNXDKvEK
>>685
テニア「やめ、あっ!ごめ、ごめんなさい。もう辛くてもいいから、んぁ!だめぇ」
統夜「こ、こら暴れるな。早く治したいんだろ?(ヤバイ、何か興奮して来(ry」
ガチャ
メルア「統夜さ〜んテニアちゃんどうですかぁ〜?」
カティア「まったく〜。テニア大丈夫?」
状況
テニア 涙目&着衣がはだけている。
統夜 それを押さえ付けて更に下着を脱がそうとしている。
カティア&メルア「・・・・」
結論
ちょ、やめ、誤解なんウボァー!
689それも名無しだ:2007/03/09(金) 20:44:49 ID:Pyb7O5Yq
統夜 「ここ最近ストロベリが多いからな・・・ちょっと戦略的撤退を取るかな」
冥王 「何処に行く気だ?」
統夜 「一日リフレッシュも兼ねて森にでも・・・いつの間に、まぁばらすなよ。明日には戻ってくるさ」


〜森内部〜

統夜 「街中とは違う開放感・・・いいな、こういうのも。さてキャンプの準備でも・・・・・」
冥王 「その飯を作らせるのは認めん!」
統夜 「ん、姿がないな・・・声だけか、訳ぐらい聞いてやるけどこっちは腹減ってるんだ」
冥王 「ほぅ、これを見てもそう言えるか?」

統夜の目の前に巨大なスクリーンが映されエプロン姿のテニアが夕食の支度を初めていて
テニア 「さって、今日は寒いからあったか和食の肉じゃがにっと・・・仕込んで丁度食べ頃な味だから統夜も喜ぶだろうなぁ」

統夜 「やば・・・書き置き忘れてた」
冥王 「ふ・・・・書き置きなら置いておこう、ただし帰りが少し遅くなるという文面だがな」
一日待ち惚けで悲しむテニアの姿など誰がみたいものか、統夜の答えは

統夜 「それで頼む、冥王」
冥王 「貴様の為にしている訳ではない!三日かけて完成した愛情籠った肉じゃがが旨そうだからしているだけだ」

そうして統夜はテニアからお小言を貰いながらも肉じゃがにありつける事に・・・寒い夜にはまた格別だったそうだ。


テニア萌えも冥王もどちらも書く・・・風変わりな職人のツラい所だ、だが覚悟はできている
690それも名無しだ:2007/03/10(土) 00:49:02 ID:qRLC4Q6K
三角巾つけて悲しげに統夜の帰りを待つテニア…

むしろイイネ
691それも名無しだ:2007/03/10(土) 02:23:14 ID:u4/EUwnU
ジョジョネタもあるとお腹いっぱいになるな
カティア姉さん辺りにスタープラチナきぼん
692それも名無しだ:2007/03/10(土) 17:54:30 ID:rgyZcEkk
>>691 J萌スレで頼んできなさい


>>689
玄関で統夜の帰りを待つテニア……イイネェ


白い日が楽しみだ
693それも名無しだ:2007/03/11(日) 04:47:05 ID:iLpO2h+G
密かにfinな方が来られないかと思いつつ・・・
マシュマロ返すホワイトデーを想像して何故か胸のカットインが脳裏を

統夜 「右胸ですか〜?」
テニア 「NoNoNo」
統夜 「左胸ですか〜?」
テニア 「NoNoNo」

統夜 「パイz(ボルテッカー!!)
694それも名無しだ:2007/03/11(日) 09:50:03 ID:aL85MwQY
そういえばさっきググった時見つけたんだが、
ホワイトデーに返す相手がいない男が集まって、
チョコとかイカスミとか黒い物を食べる
ブラックデーってのがあるのな。
695それも名無しだ:2007/03/11(日) 10:13:54 ID:367dVqDO
そんな寂しい日はごめんなんで、
自分はこのスレに、SSという名のチョコを投下しよう。
696それも名無しだ:2007/03/11(日) 21:52:20 ID:pwrTWCtX
テニアにポニテは似合うかな。

…や、Wやってたら急にぽに男な電波が・・・・。
697それも名無しだ:2007/03/12(月) 09:52:37 ID:wYsnE7xS
いつぞやの都市伝説再び、か。
ダブルボン太くん『ふもっふ』
698それも名無しだ:2007/03/12(月) 12:11:47 ID:pkJEElKC
婦警と戦うのですね、ダブルボン太君が

しかし、2対1なのに互角に戦いそうなので怖い
699それも名無しだ:2007/03/12(月) 23:15:46 ID:B0o5tJwv
>>698
さらに大貫さんを交えて阿鼻叫喚のバトルロワイy(ry
700それも名無しだ:2007/03/13(火) 04:47:22 ID:26EMzO/9
>>219
超遅レスだが、同じ人の『彼女が泣いたか僕は知らない』だな。
「嬉しくっても涙が出るって、本当なんだねぇ……」にヤラレタ
701それも名無しだ:2007/03/14(水) 11:21:01 ID:0EkUNUxZ
>>699
椿一成も参加させてやれ!
702それも名無しだ:2007/03/14(水) 22:49:07 ID:RknjmCrB
予告通りに投下しますぞ。
703それも名無しだ:2007/03/14(水) 22:50:23 ID:RknjmCrB
「う〜ん。どうしたものかなあ…」
バレンタインの日から一ヶ月経った、
いわいるホワイトデーたるこの日。
バイトが終った俺は、コンビニの棚に置いてある、
チョコの山の前で、一人静かに呻いていた。
思い返すこと一ヶ月前、冥王計画の一端である『嘆きのバレンタイン』が起こったあの日、
俺はある少女から、いわいる本命チョコを貰った。
ちょっと歪な形をした手作りのチョコには、
いつも活発で強気な彼女の思いが書かれていたのが、記憶に新しい。
そのお返しとしてふさわしいのは、
やっぱり手作りのチョコを渡すことなのだが、
生憎、俺は料理を作る技術はあっても、お菓子…
とりわけチョコを作る技術は皆無に等しい。
不味い手作りチョコを渡すよりも、市販の美味しいチョコを渡すべきだ。
そう結論はついたものの、
いざこうして、一欠片の心の込もってないチョコの山を見ると、
本当にこれだけでいいのかよという気持になり、
今に至るわけである。
…決して俺が優柔不断というわけではないぞ。決して。
「はぁ…本当にどうしようかなあ…」
本日何度目かの溜め息をつく。
きっと今日の溜め息だけで、風船十個は軽く膨らませたね。
いや、何言ってんだ俺は。
「…む?そこにいるのは、我がマブタチの紫雲ではないか。
どうした?チョコの山を前にして溜め息をついて。」
そうこうしていると、『嘆きのバレンタイン』当日にて、
何人もの女子高生に勇気と絶望を与えた張本人、
ツンデレ冥王、木原マサキが現れた。
両手に大量のチョコが入った袋を持っているのを見ると、
これからお返しを渡しに行くのだろう。
……え?あれって仮面の人が犯人じゃないのかって?
『それも私だ』が口癖の人なんて、この世界にはいませんよ。
α世界やバイトスレじゃ無いんですから。
「そういうお前は忘れられた星の王様じゃないか。
良かったな。最終決戦の舞台になれて。」
勝手にマブタチ扱いしたはらいせにそう言うと、
「貴様…それはユートピアをやってる人間に、
犯人は○○と言うようなものだぞ!!
今すぐ付け足せ!冥王とは、冥界の王であり、
某星の王では無い、と!!」
と鬼のような形相で怒鳴った。
…うん、流石冥王。このスレをみている人間のことをちゃんと考えてる。
まあそんな彼だからこそ、気楽に相談出来るんことがあるんだよな。
704それも名無しだ:2007/03/14(水) 22:52:13 ID:RknjmCrB
「まあ冗談はさておき、ちょっと聞いてほしい事があるんだ。」
「うん?まあ暇潰し程度に聞いてやってもいい。」
そんなことを言いながらも、マサキはちゃんと俺の話を聞いてくれた。
うん、いい奴だ。
話を聞き終えると、マサキは少し考えた素振りをすると
「そうだな…では助言をくれてやろう。
チョコは前座、その後に本命を叩き込め…」
と答えた。
そのアドバイスを聞いた途端、俺の中で種が割れた…ような気がした。
「そうか…そういうことか!ありがとう、冥王!!」
早速俺はチョコの山から一つだけチョコを取り会計を終らすと、
そのままある所へと走っていった。
「…ふん。成功を祈ってやらなくもない。」
後ろからそんな声が聞こえたのは、恐らく気のせいだろう。


「ただいま〜!!」
「遅いよ〜!もぅ、何してたのさ!!」
ところ変わって我が家では、俺の帰りが遅かったため、
テニアが頬を膨らませながら玄関で迎えてくれた。
「ごめんごめん。ちょっと用があってさ。」
「もぅ、それなら何か連絡してよね!
すごく心配したんだから!!」
俺に人差指を差しながらそう言うテニアを見ていると、
少しだけ嬉しい気持ちになった。
何せここ一年、そんなことで心配されたことは無かったからな…
「どうしたのさ。急に微笑んじゃって。」
顔に出ちゃったのか、テニアは俺の顔を怪訝そうに見つめてきた。
「ごめんって。ちょっと渡したいものがあってさ。はい、コレ。」
バッグから小さい包みを渡すと、テニアは一瞬だけ首を傾げたあと、
「あ、そうか。今日はホワイトデーだっけ。中開けるよ?」
と言って、早速包みを開け出した。
中から出てきたのは、当然市販されているチョコであり、
声には出さないものの、ちょっとガッカリしたというオーラが漂っている。
「…ありがとね。…ん、甘くて美味し…い…!?」
チョコを食べたテニアは、箱の中から出てきたあるものを見て、
驚いたように、目を大きくした。
箱の中から出てきたのは、
「指輪…だ…」
テニアの髪の色を模したような、ルビーの宝石がついた指輪だった。
ここで種明かし。
チョコを買った後、俺はすぐに近くのデパートで指輪と包装紙を買い、
これまた近くの喫茶店でこの仕掛けをセットしたのだ。
705それも名無しだ:2007/03/14(水) 22:58:44 ID:RknjmCrB
色々大変だし、金と手間がかかったが、
テニアのビックリした顔をみつつ、
俺の気持ちを伝えるのを同時に出来る方法は、
これしか思い付かなかったのである。
今のテニアのリアクションから察すると、
どうやら効果は抜群みたいだ。
しばらくすると、テニアはパァッと満面の笑みを浮かべて
「ありがと〜!統夜大好きっ!!」
と言って、俺の胸目がけてDIVEしてきた。
無論、指輪を大切そうに手に握りながら。
「えへへ〜。嬉しいな〜。本当にありがとう!!」
おまけに顔をすりすりと擦りつけてきた。
ええい、可愛らしいやつよのぅ。
「喜んでもらえて嬉しいよ。
…でさ、出来るなら、俺にその指輪を、テニアにつけさせて欲しいんだけど…」
そう言うと、テニアは顔を擦りつけるのを止めて、
驚いたような表情で見上げてきた。
「えっ!?と、統夜に?
…そ、そうだね。じゃあ…」
テニアは惜しみがちで俺の体から離れて、指輪を渡すと、
そっと左手を差し出してきた。
俺はその手の薬指に、ゆっくりと指輪をはめこんだ。
「……えへへ。ありがとね、旦那様。
…なんつって。」
テニアの幸せそうに頬を赤らめた笑顔と
聞いてるこっちも恥ずかしそうな台詞のせいで、
俺は夕食を食べてないのに、お腹が一杯になった気持ちがした…。



できる限り甘めに作ってみたけど、いかがでしょうか?
気に入ってもらえれば、幸いですたい。
706それも名無しだ:2007/03/14(水) 23:04:20 ID:ACo1sm3F
>>702-705
GJ!
俺の口から砂糖があふれぃぐふぁ
707それも名無しだ:2007/03/14(水) 23:15:57 ID:MG8A1iml
>>702-705

ええぃ!!貴様にGJを贈ってやるッ!!





さて…大量に吐いた砂糖の片づけをしなければ
708それも名無しだ:2007/03/14(水) 23:16:41 ID:ZonwMDy5
GJなんだが、ユートピアじゃなくてポートピアなんだぜ、犯人がYASUなのは
709それも名無しだ:2007/03/14(水) 23:56:37 ID:46NDOp3v
>>708
空気読め。
犯人はYASUじゃないし、ポートピアでもない。
ここじゃあマクドナルドはヤクドナルドなのだよ。
710それも名無しだ:2007/03/15(木) 07:59:36 ID:yA7P1tky
おっくせんまんな位砂糖がでるぜ、Gj!

711それも名無しだ:2007/03/15(木) 19:38:13 ID:zBqnxUTE
砂糖が、拾いきれない…
712それも名無しだ:2007/03/17(土) 01:05:55 ID:IK4sCVnX
しかし、速度落ちたなあ
まぁ時期が時期だけに仕方ないけど
また賑やかになる日を信じて保守チャージ!
713それも名無しだ:2007/03/17(土) 06:36:56 ID:P8vK9O2o
チャージなどさせるか!だがSSを投下するなら
させてやらんこともない
714それも名無しだ:2007/03/17(土) 10:48:07 ID:RGO3f9WL
しかしこれでも他のスレと比べればまだそこそこに速い方だけどなw
715それも名無しだ:2007/03/17(土) 12:23:37 ID:5JhLPLCe
みんなWやってて、そっちの方の電波が来てるんじゃないかな?
716それも名無しだ:2007/03/17(土) 23:39:18 ID:yZAC5JlS
テニア「ねぇ、統夜〜。最近DSと向き合う時間が多いけどさ、
一体何やってんのさ?」
統夜「ん?ああ、欲しかったゲームがようやく発売したからさ、
つい夢中になっちゃって。」
テニア「ふぅん、そう。」
統夜「な、何だよ。」
テニア「別にぃ。ただ統夜はアタシよりも
ゲームの方が大事なんだなぁって思っただけ。」
統夜「お、おい。何すねてるんだよ。」
テニア「だって統夜ってば最近ゲームばっかで、
全然アタシに構ってくれないんだもん…。
話しかけても空返事しかしないしさ…」
統夜「…そうか。悪かったな、寂しい思いさせて。」
テニア「ホントだよ、もう。責任取ってよね?」
統夜「分かってるよ。今度の休日に、二人きりでどっか出かけよう。
テニアの行きたいところなら、何処へでも連れていってあげるよ。」
テニア「ホント?じゃあね…、ふもふもランドに行きたいな!
ボン太君にも会いたいし!!」
統夜「OK、分かったよ。(それまでに、少しお金を下ろしておくか。)」
テニア「えへへ〜。約束だからね?」



スパロボWもいいけど、
テニア達もよろしく頼むよ、ダニエル!!
717それも名無しだ:2007/03/18(日) 03:16:34 ID:FoVR71Bz
ふもふもランドハァハァ
718それも名無しだ:2007/03/18(日) 21:20:46 ID:O6kIrwiq
テニアにハァハァ
719それも名無しだ:2007/03/18(日) 22:12:52 ID:H1vi7EQ6
SS書きたいけど、Wが面白すぎてなかなか手が付けられない罠

邪気眼なんかに…くやしいっ! でも周回しちゃう!(ピコピコ
720それも名無しだ:2007/03/19(月) 00:11:20 ID:UXQLnI6P
>>719
SRW-Jの魂をつけて頑張るんだ!
721それも名無しだ:2007/03/19(月) 03:20:39 ID:COKOeygz
Jの魂は誰の魂なのかが問題だ
722それも名無しだ:2007/03/19(月) 06:04:17 ID:lEzcJx+A
>>721
親父か絶望じゃね?
723それも名無しだ:2007/03/19(月) 08:57:06 ID:gFx+/jC9
>>720
統夜とテニアの魂に決まってんだろ

魂と言うより熱い思いと言ったほうがいいか
724それも名無しだ:2007/03/19(月) 08:57:37 ID:gFx+/jC9
アンカミスった
>>720じゃなくて>>721
725それも名無しだ:2007/03/19(月) 09:02:22 ID:EmgKl+Cn
>>723
どうりで能力値アップも、値段も、他の魂と比べて高いわけだ。

…そう思うと、あの魂を売るのが憚れるな…
726それも名無しだ:2007/03/19(月) 09:50:23 ID:09NMsAC1
>>725
っていうか売るなよw
727それも名無しだ:2007/03/19(月) 11:17:32 ID:2zQtsC4a
>>725
俺と交換してくれ!


その魂とこのテニアの下g(クマさんが攻めてきたーーーーーー!?
728それも名無しだ:2007/03/19(月) 11:39:45 ID:EmgKl+Cn
>>727…無理しやがって…

男爵、あれはクマではなく、ボン太君です。
729それも名無しだ:2007/03/19(月) 12:34:08 ID:xuXbC13a
メルア「あれ? あのボン太君膝蹴り上手いですね」
カティア「まあ…中身が中身だし」
730それも名無しだ:2007/03/19(月) 18:13:49 ID:aYFpd5JL
テニアは宗助から売れ残ったボン太君スーツを譲ってもらってそうだな防犯グッズとして
731それも名無しだ:2007/03/19(月) 20:59:53 ID:9JV0aUIT
テニア 「冥王、アンタはホワイトデーのお返し大丈夫だったの?」
冥王 「造作もないことだ、キッチリ全部丁重に食べて同じように一人残さず返した。天の力を舐めるなよ」
統夜 「は!?美久と一緒にとかじゃなくて?全然太ってる用には見えなかったが」
冥王 「俺を誰だと思っている、木原マサキだ。種明かしが知りたいだと?どうしてもというなら教えてやらん事もない」

つ次元連結システム

テニア 「もしかしてアンタ・・・・・」
冥王 「こいつを応用すれば体脂肪の数パーセントを除去するなど簡単な事だ・・・・太るなど冥王にあってはならんからな」

テニア 「統夜、やっちゃっていい?」
統夜 「まてまて、カティアにメルア、千鳥さんも呼ぼう。お前とシンクロするからな、確実に・・・美久さんも呼んどくか」
732それも名無しだ:2007/03/20(火) 20:13:56 ID:eaip5QqQ
今ならいける!


テニア分チャージ、ワァン!
733それも名無しだ:2007/03/20(火) 20:15:46 ID:baTRpM44
続くぜ!

テニア分チャージ、つぅ!
734それも名無しだ:2007/03/20(火) 20:23:20 ID:5zejfHPH
まだまだ!

テニア分チャージ、プラスワァン(=3)
735それも名無しだ:2007/03/20(火) 20:24:10 ID:YoRgYFOq
ギブアップせいっ!!
736それも名無しだ:2007/03/20(火) 20:39:39 ID:UdQ4x8wN
テニア三人寄れば紫雲家の家計はギブアップ
737それも名無しだ:2007/03/20(火) 20:51:11 ID:eaip5QqQ
>>736
誰が上手いこと言えとw


しかしJやった後にWやると、
陣大高校や雪谷食堂に、統夜達や冥王がいても違和感が無い気がする…

テニア「うげげ〜。こんなラーメン不味くて食べられないよ〜。」
統夜「確かにこれは酷いよなあ…」
冥王「店長、キサマ!この冥王にこんなラーメンを食わせるなど…
店ごと塵一つ残さず、消滅させてやる…!」
美久「落ち着いてマサト君。鼻から麺が出てるわ。」
みたいな。
738それも名無しだ:2007/03/20(火) 21:04:01 ID:baTRpM44
テラシュールな冥王に吹いた
739それも名無しだ:2007/03/20(火) 22:56:13 ID:Vfi1u84l
冥王「このラーメンを作ったのは誰だあっ!」
740それも名無しだ:2007/03/20(火) 23:15:16 ID:5zejfHPH
ボン太君「ふもふも、ふもっふ!(それも私だ!)
741それも名無しだ:2007/03/21(水) 09:09:41 ID:aPzlOfvs
>>739
ちょwwwwツンデレつながりかwwwww
742それも名無しだ:2007/03/21(水) 17:31:55 ID:VjRAyQBp
陣高制服テニアは素晴らしいな
743それも名無しだ:2007/03/21(水) 19:38:34 ID:xFpjHYNi
>>742
あのふとももからおりなす絶対領域は、もはや芸術の域まで達し…
うわぁぁぁーー!!
744それも名無しだ:2007/03/21(水) 19:47:59 ID:i59FXXz3
>>743
くそっ、お前の犠牲は無駄にはしないぞ!お前の分も必ず・・・
うわぁぁぁーーーー!





ふもっふ
745それも名無しだ:2007/03/21(水) 20:13:43 ID:NsHshs24
>>744
俺が仇を…うぼぁぁぁあぁあぁーーー!!







ぽにー
746それも名無しだ:2007/03/21(水) 23:10:21 ID:bPHL9tXs
都市伝説だ!都市伝説が現れた!
いいか!?ふもが2に、ぽにが1!ふもが2にぽにが1だ!
747それも名無しだ:2007/03/21(水) 23:43:10 ID:A2oyglol
三人娘のいずれか(もしくは全員)がぽに男の餌食になり、
宗介と統夜が協力して狩り出すというシナリオはどうだろう
748それも名無しだ:2007/03/22(木) 00:16:36 ID:ylPN5mQg
メルアがぽに男の餌食に

テニア・統夜・宗介のトリプルふもっふ小隊結成!

これでいこう
749それも名無しだ:2007/03/22(木) 00:31:11 ID:0sJvz9kT
ポニーテールテニア、うん、悪くない。
750それも名無しだ:2007/03/22(木) 07:04:37 ID:2SOcFYFY
かなめ「誰かー!変態です!
それも極めて特殊な変態です!
助けてー!」

だったけな。
751それも名無しだ:2007/03/22(木) 22:48:27 ID:UqGVN7EL
ぽに男「ぽにー」
テニア「きゃあぁぁぁ!」ボグッ

テニアの膝がぽに男の息子に直撃した
ぽに男「…ポ…ポニ……」ガクッ

テニア「統夜〜」
統夜「テニア、もう大丈夫だよ(自業自得だけど、男として同情するな)」


こんな場面を想像しました
752それも名無しだ:2007/03/22(木) 23:19:13 ID:VmPWfr12
>>748
ということは、婦警さんも二人増えるのか!?
あの人と共闘できそうな婦警さんというと・・・
某墨東署の交通課の二人か!?
753それも名無しだ:2007/03/23(金) 16:36:14 ID:GwOzWhBG
>>752
ボン太君とも互角にやりあえそうで且つ婦警並にエキセントリックな刑事なら一人知ってるが
ロボゲーに全く関係ない作品なのが残念でならない
754それも名無しだ:2007/03/23(金) 23:23:58 ID:AJoxtpfs
シャッフルの連中で穴埋めすればいいじゃないか。
755それも名無しだ:2007/03/24(土) 22:45:51 ID:B2/wK86A
宗介「すまないな、こんな遅い時間に呼び出して。」
統夜「別に構わないけどさ、一体何の用だよ?」
宗介「うむ…。その前に、
最近この近辺で変質者が出没するという噂は聞いているか?」
テニア「あ、アタシ知ってるよ。
確かその男はぽに男って言って、ぽにぽに鳴きながら、
いきなり女の子の髪型をポニーテールにするんだよね?」
統夜「ああ…。そういえばメルアも被害にあったっけ。
あの時はなんじゃそりゃとか思ったけど…」
宗介「実はここ最近、被害者数が洒落にならないことになっているんだ。
そこで今日は、被害を押さえるべく、奴を捕まえる事になった身体能力が高い君達を呼んだというわけだ。」
テニア「別にいいけどさ。マサキに頼めば一発なのに…」
統夜「無理だな。この時間帯は奴が毎週みている、
コードペガス〜反逆のミレッタ・ルルージュ〜が放映している時間だからな…」
宗介「そういうわけだ。まず、奴がよく出没する地域は二カ所。
そのうち一つは俺が。もう一つは君達に担当してもらう。」
統夜「何か獲物はないのか?変質者相手に丸腰だと、心もとないんだが。」
宗介「ああ、君達には専用のボン太君を用意しておいた。
是非活用してくれ。」
テニア「わぁ!ボン太君だ〜!かわいい!」
統夜「なるほど…。ボン太君なら確かに安心だな。(見た目はアレだけど…)」
宗介「奴を発見、もしくは確保したら、直ちに連絡してくれ。では健闘を祈る。」
統夜・テニア「「ラーサ!」」


統夜(inボン太君)「しかし変質者か…。一体何がしたいんだろうな。」
テニア(inボン太君)「そうだね〜。」
統夜「…なんか嬉しそうだな。」
テニア「ん〜?だってこうやって二人きりで歩くの、久々だもん。」
統夜「あ…そういえばそうだな。
と言うか、カティア達が一緒に暮らしているから、
二人きりになる機会自体少ないもんな。」
テニア「うん…。あの二人が嫌いってわけじゃ決して無いんだけど、
やっぱりたまには二人きりでこうしていたいなっ…て。」
統夜「…そうか…。」
テニア「これでボン太君じゃなければ、もっと良かったんだけどね。」
統夜「そうだな。…ん?あれは…」
???「ぽにぽに…」
テニア「ぽにぽに鳴く馬面の男…!間違いな…」
???「ぽにー!」バッ!
756それも名無しだ:2007/03/24(土) 22:47:12 ID:B2/wK86A
統夜「う…うわああああ!!」バキィッ!!
ぽに男「ぽ…ぽにぃ…」
統夜「お…女の子の髪型をポニーテールに変えるとは聞いていたけど、
まさか露出狂でもあったなんて!!」
テニア「いや〜。あんなお粗末なモン見せられたら目が腐る〜。」
統夜「確かに小さかったな。ところでどうするか、コイツ?」
テニア「ん〜?とりあえず警察にでも叩き出してこっか?」
ぽに男「ぽ…ぽにぃ…!ぽにぃぃぃぃ!!」
統夜「うわっ!復活した!!」
テニア「しかもさっきより大きくなってる!
…でも小物だね。」
ぽに男「ぼにぃぃぃぃ!!」
テニア「向かってきたよ!どうする?」
統夜「どうする?決まってるじゃないか。
近距離戦に特化したボン太君の力を見せ付けてやろう!」
テニア「任せて!いくよ!Oブラキウムフィニッシュ!!」
統夜・テニア「「ふもふもふもふもふもふもふもふも!」」
ボカボカボカボカボコボコボコボコ
ぽに男「がっ!ぶへっ」
統夜「裁くのは!」
テニア「アタシらの!」
統夜・テニア「「ボン太君だあああ!!」」バキィッ!!
ぽに男「ぽ…ぽにぃ…」バタッ
統夜・テニア「「やれやれだぜ(ね)」」ドギャァァン
統夜「…ふぅ。ぽに男も警察に通報したし、これで一見落着だな。」
テニア「そうだね。…ねぇ統夜。ちょっと聞きいことがあるんだけどさ。」
統夜「何だよ。」
テニア「アタシにポニーテールって似合うかな〜なんて…」
統夜「…俺にしてみれば、今のテニアが一番可愛いよ。」
テニア「も、もうっ!またいきなりそんなこと言って!!」
統夜「はは、ゴメンゴメン。…じゃあ今度見せてほしいな。」
テニア「…うん!えへへ〜。」



――こうしてぽに男事件は、二人(二匹?)のボン太君により幕を閉じた。
ちなみにぽに男は全治一ヶ月の重傷を追った。
退院し、後に職についたぽに男はこう語っている。
「あの時ボン太君達が止めてくれなかったら、
今、自分はこうして真面目に生きることは出来なかったでしょう。
もう二度と、変質者なんてやらないよ」と――
757それも名無しだ:2007/03/24(土) 23:09:55 ID:R4Ur/Q8S
>>755-756GJ!

だが、コードペガス〜反逆のミレッタ・ルルージュ〜>
こっちの方が気になってしまった、俺はどうすればorz……
758それも名無しだ:2007/03/25(日) 19:47:09 ID:hloktg3X
で、宗介はやっぱあの婦警さんと戦ってたのか…
二人の相手が婦警さんじゃなくてよかったな。二対一でも厳しい戦いになりそうだし



それはともかく3人娘のポニテ姿を見たいと思った俺は破廉恥なポニ男かもしれん…
759それも名無しだ:2007/03/25(日) 21:49:46 ID:UnaGmiDH
>>755-756

・ちびマルコ・モラシムちゃん
・DETONATORモーガン
・コードペガス 反逆のミレッタ・ルルージュ
・マグネカイザー −死闘!竜魔帝王−
・世紀末修羅王伝説 轟覇機神拳

貴様ッ!復活したシュウバイトスレを見ていたなッ!
それはさておきGJ!
760それも名無しだ:2007/03/26(月) 01:38:17 ID:upcAbYAr
テニア「ねーねー統夜ー」
統夜「どうした、テニア?」
テニア「うん、カティアがね、なんかBブリガンティの武器名変えようって言い出して」
統夜「気分で変えたくなる事だってあるだろ。で、なんて名前に変えたいんだって?」
テニア「オルゴンライフルとホーミングレーザーをディバインなんとかーにしたいとか」
統夜「は?」
テニア「あと最近、「悪魔でもいい」とか言うようになって・・・カティアなんかおかしい」
統夜(ちょ、それ管理局の白い悪魔w そういえばカティアも左利きだったか。
    ・・・カティアが白い悪魔ってことはテニアは・・・だよな?ソードFモードとかもろアレだし
    ・・・・・・バリアジャケット姿のテニ)
マサキ「チャージなどさせるか!!」
統夜「うわっ!?」
マサキ「だが、この紙袋在中のコスプレ用バリアジャケット一式を有効活用させるなら、
     貴様のオルゴンエクストラクターを起動させてやらんこともない」
ガサゴソ
統夜「コラ待て貴様ナニ平然と卑猥な・・・って何してるんだテニア」
テニア「うわ凄い服ー。何でこんなの持ってるのさ、マサキ?」
マサキ「その服に貴様が意見を言える立場にいるとも思えんがまあいい。
     クーランジュのやつも、紫雲と同じようなことを思いついたらしくてな。
     先日次元連結システムの応用で作り出したアル=ヴァン用のこれをくれてやったのだ!」
統夜テニア(着せたの!?カルヴィナ、アル=ヴァンにこれ着せたの!?)
761それも名無しだ:2007/03/26(月) 22:16:04 ID:WRc+pbJJ
>>760
>オルゴンライフルとホーミングレーザーをディバインなんとかーにしたいとか
スマン、俺実際ブリガンティinカティアでやった…

うん、スレ違いだね。
762それも名無しだ:2007/03/27(火) 08:17:15 ID:OWbK445G
テニア 「ふぅん・・・・・じゃあ新しい武装ネーミング案」
統夜 「何々、ラブテニア、たれテニア、はだえぷテニア・・萌え・・緊縛・etc」
テニア 「戦場のど真ん中で叫びながら戦うのもいいんじゃない?」

統夜 「これじゃ、マクロスになるじゃないか!最後の方はして欲しいプレイになってるし」

カティア 「・・・・・」つ『女教師カティア』
メルア 「・・・・・」 つ『メイドメルア』

統夜 「お前達まで・・・・・常識人はいないのか」
冥王 「ふ・・・呼んだか」
統夜 「非常識の最先端にいると思うが、お前は。で、その紙袋はなんだ?」
冥王 「ん、取り合えず彼女達の好みに合うような物を取り揃えたのだが。エプロン、メイド服、スク水にあだるてぃ〜なチャイナに・・・・」


統夜 「俺だけか?常識人なのは」
763それも名無しだ:2007/03/27(火) 10:16:08 ID:HuDrQJrf
>>762
カルヴィナ・アル=ヴァン・シャナ=ミア・フランツ「「「「(#^ω^)……」」」」
764それも名無しだ:2007/03/28(水) 18:58:22 ID:zE8Vza/L
春と言うわけで、花見に行ったが、クルツ等に酒を飲まされ、
酔い倒れた統夜に膝枕をして看病するテニアと言う電波を受信したんだが…
送ったのは誰だい?
>>763
む…無茶を承知で発言するぜ!
『カルヴィナは常識人じゃないだろ…常識的に考えて』。
…ん?誰か来たようだ。ちょっと行ってくるぜ。
765それも名無しだ:2007/03/28(水) 19:57:14 ID:wkex5Zfn
>>764
本当にムチャシヤガッテ(ー人ー)

だが、俺はカルヴィナ姐さんは常識人だと思っているぞ
766それも名無しだ:2007/03/28(水) 22:22:58 ID:McWupFm1
フー様カワイソス(´・ω・`)
767それも名無しだ:2007/03/28(水) 22:33:42 ID:qb97t+I6
>>766
いやーフルムルさんは喋り方からしてなんかオカシイ。
768それも名無しだ:2007/03/28(水) 23:17:57 ID:X9ROdl7y
オカシイ人だらけのフューリーにおいてまともなほうがおかしいんだが
769それも名無しだ:2007/03/28(水) 23:19:29 ID:HJqHrfdK
つまりアル=ヴァンとシャナもおかしいわけだな
770それも名無しだ:2007/03/28(水) 23:20:49 ID:niLk/rJ3
フーさんは戦闘狂だが周囲の連中のせいでまともに見えるだけ
771それも名無しだ:2007/03/28(水) 23:29:25 ID:3XmEBsfL
えーっと、ここはどんなスレだったっけ・・・。
772それも名無しだ:2007/03/28(水) 23:37:59 ID:zE8Vza/L
テニアスレだ…二度と間違えるな!
ここはテニアスレというのだ!
J萌えスレでも、フューリー萌えスレでもない!
773それも名無しだ:2007/03/29(木) 09:07:57 ID:/hgldllj
受信完了。ままーり行こうぜ

統夜 「すまない、遅くなった」
テニア 「バイトご苦労様、皆だいぶ出来上がってるけどね」

話は数日前に遡り・・・

カティア 「夜桜見物なるものをしましょう、統夜」
統夜 「あぁ・・・花見の季節だもんな、知り合い誘って行くか」
メルア 「施設じゃお花見なんてなかったですからね、楽しみです」
テニア 「お花見しながらご飯でいいのかな、外で食べるのもいいね」
統夜 「ま・・・はしゃぎ過ぎるなよ?楽しくするのはいいが」

そしてお花見当日バイト先から直行で現地の公園に向かったという訳であるが・・・

状況は・・・
・酔って爆睡してしまっているカティア、メルア
・酔っ払いなマオ姉さんにかなめ、そしてお茶を飲みながら愚痴聞きに専念している宗介
・他の花見席から入ってきたのか、何故かボン太君の着ぐるみが数匹(ふもふも)
・カラオケセットを従え『昭和枯れススキ』を熱唱しているグ=ランドン(リーマン姿)とクルツ(二人とも酔っ払い)
・それをマッタリ(?)と聞いているフューリーズ
・ちゃっかり別シートで桜を見上げているカルビ姉さんとシャナ様にアルウ゛ァン

統夜 「所々未成年の飲酒があるように見えるが・・・・・まぁ、楽しんでいるようなら今日ぐらいはいいか」
冥王 「ちなみに開始して30分もたっていない・・・が遅刻は遅刻だ。駆け付け一杯をしたら許してやらん事もない」
統夜 「仕方ないな、分かったよ」(グイッ)
テニア 「ぁ・・・・・」
統夜 「っ・・・!なんだ?これ、かなりヤバイだろ。何飲ませた!」
冥王 「ふ・・・・・ロシア産の有名な酒だ、少量と甘くみたらエライ事になるぞ。さぁ、貴様もブルーシートに腰掛けるがいい!」

空腹も手伝い即座に酔いが回り座り込む統夜、そして頭上を見上げる様に寝そべりテニアが膝枕をしてくれて

テニア 「あの手口で遅れた人は皆酔っ払いに・・・止める暇なかったね」
統夜 「いや、これも悪くない・・・・・ん、悪くない。テニアもいるしな」

酔いどれ気分で傍にはテニア、頭上には桜・・・・・賑やかながらもこんな花見も悪くないと思う統夜であった。

(リアルで冥王の手口を喰らったので・・・膝枕されながらマグロと言われたさー)
774それも名無しだ:2007/03/29(木) 10:06:44 ID:iPaJd/V2
>>773
GJを贈呈しよう!
マグロの君よ!
775それも名無しだ:2007/03/29(木) 12:22:36 ID:P+Cf4U8p
>>773
GJですたい。
776それも名無しだ:2007/03/29(木) 19:12:26 ID:CHMaic2v
>>773
これまではテニアおっぱい派だったんですが、今日からテニアふともも派に転向します。
777それも名無しだ:2007/03/29(木) 20:58:27 ID:qnT33TEL
>>773
Dボゥイ乙GJ!!
778それも名無しだ:2007/03/30(金) 01:05:29 ID:8rCiJjFF
>>773
ぐっjy…リアルで膝枕だとぉ?
779それも名無しだ:2007/03/30(金) 10:32:12 ID:k5FH3Cas
>>773のその後を妄想、いや想像

統夜 「花見は出来たがロクに話せれなかったな、皆と・・・」
少々千鳥足ながらも自室のベットに横たわりながら呟き

その後酔っ払いでダウン組(マイクを離さない二人は違う宴会会場へなだれ込み)は

冥王 「フラフラの奴らは次元連結システムで家に送ってやる。事故にでもあっては大変だからな」
そうして労せず帰り着いたという結果である

テニア 「ほら、まだ酔いが抜けてないんでしょ。はい、お水」
統夜 「サンキュ。だいぶマシになったけどな、花見の感想はどうだった?」
テニア 「賑やかで・・・桜も綺麗だったし満足だね」
統夜 「それは良かった、皆に声かけた甲斐もあったな」
テニア 「それに・・・・・統夜にも甘えられたし言う事なしってね」
統夜 「そうか・・・・・じゃあ寝るまでお願いしようかな、さっきの」
テニア 「お酒に酔ったらあまえんぼだね、統夜は・・・それじゃ、今日は膝の上でお休み♪」


想像するがいい!ベットの上にちょこんと正座で座ってるテニアと膝枕される統夜を
780それも名無しだ:2007/03/30(金) 10:56:42 ID:uhFBxCYv
久しぶりに来てみたらいきなり萌え殺されかけた。恐ろしいスレだな、ここは
781それも名無しだ:2007/03/30(金) 11:52:42 ID:PMx/P6lY
>>1

やらないか
782それも名無しだ:2007/03/30(金) 18:24:58 ID:7XaAkMHB
食 べ な い か
783それも名無しだ:2007/03/30(金) 19:23:22 ID:X2gQG/W6
ウホッ!いい膝蹴り……
784それも名無しだ:2007/03/31(土) 23:43:28 ID:oifcuTRl
いけないいけない、俺とした事が一日以上テニアを放置してしまうとは
寂しがってるといけないから、頭を撫でて来よう
785それも名無しだ:2007/03/31(土) 23:52:13 ID:i8K28VOv
>>784=統夜
忙しくてもちゃんとテニアに構ってやれよ?

テニアは他人に頭を撫でられるのは嫌がりそうだが、
統夜に撫でられるると嬉しそうにするというヴィジョンが見えました。
786それも名無しだ:2007/04/01(日) 18:58:33 ID:ulXGOUpE
ふいに電波を受信した。

料理について熱く語り合うチィ姉とテニア。
お題はマヨネーズに関して。
マヨネーズで埋めるなんて冗談じゃないと言うテニアと
マヨネーズ至上主義!なチィ姉のガチンコ討論会。

それを生暖かい目で見守る統夜とカズマと言う謎な光景が見えた。
787それも名無しだ:2007/04/02(月) 21:15:25 ID:1f7eR0QH
春休みも終盤に差し掛かったころ、桜が綺麗に咲いたというわけで、
俺とテニアは近所の公園で軽い花見をやることにした。
「うわ〜!綺麗〜」
公園につくと、テニアは目の前に広がる数多くの桜の花に、
思わず感嘆の溜め息をついた。
「ここらへんはこの時期になるといつもこうなんだ。
…にしても、テニアの場合は花より団子だと思ってたんだけどな。」
苦笑混じりにそうからかうと、テニアはプクッと頬を膨らまして、
「むぅ〜!何だよ〜!アタシだって、風情を楽しむ心くらい持ってるわよ!」
と、すねるようにそっぽを向いてしまった。
「ははは、悪かったよ。じゃあ早速弁当でも食いながら、花見といこうか。」
軽く謝って鞄から弁当箱を出すと、テニアは先程の怒りは何処に行ったのやら
パァッと顔を明るくして、うん!といい返事をしてくれた。
うむ。やはりテニアといえば、食べることだからな。

流石にシートを敷くわけにはいかないから、
俺とテニアは公園にあるベンチで弁当を食べることにした。
「おっ、随分とうまそうじゃないか。」
弁当箱を開けると、いくつかのおかずと共に、
桜の花びらのように、ふりかけかけられたご飯が顔を出した。
「今日はね〜、花見っていうから、頑張って作ってみたんだ。」
テニアはガツガツと俺がつくった弁当を食べながら、得意気にそう答えた。
どうやらかなりの自信作のようだ。これは楽しみだ。
…しかしまあいつものことだけど、
テニアは本当に、美味しそうに俺の飯を食べてくれるよな。
正直、飯の美味さだったらテニアの方が上だけど、
こうも美味しそうに食べてもらえると、作った甲斐があるな〜、と嬉しく思う。
さて、早速おかずを口に運んでみる。すると、
「…うん。美味い!」
あまりの美味しさに、思わずそんな声が出てしまった。
「ホント!?やったぁ!!」
そんな俺の様子を見て、テニアは嬉しそうにガッツポーズをした
…って、もう弁当食い終ってる…はええよ!

それから食事を終えた俺たちは、特に何をするわけでもなく、
寄り添って、ただ散りゆく桜を、じっと見つめていた。
最初は恥ずかしいからもう少し離れてほしいと言ったのだが、テニアが
「いいじゃん。二人きりの時くらい、甘えさせてよ。ね?」
とウインクしながら言ってくるもんだから、もう俺はノックアウトですよ。
カティアたちがいる時は、テニアは二人に遠慮しているのか分からんが、
俺にこうやって甘えてくることは少ないのだ。
まあ今日は二人とも用事があっていないわけだし、
今日くらいはいいかな?ってなわけで、彼女の思い通りにさせてあげている。
・・・まあ俺も悪い思いはしてないわけだしな。
788それも名無しだ:2007/04/02(月) 21:21:20 ID:1f7eR0QH
「…桜が綺麗だね。」
それからどれくらいの時間が経ったのだろうか、
テニアはそのままの姿勢で、ぽつりとそう呟いた。
「そうだな。すごく、綺麗だ。」
俺もそう呟くと、テニアはえへへと笑いながら、俺の顔を見つめた。
そんなテニアとの何気ないやりとりが、俺は何よりも好きだった。
それは、多分、俺が彼女に対して、何か特別な感情を抱いているからだと思う。
・・・それが何なのかは、まだ分かっていないけど。
公園には、いつものような騒がしさは無く、
ただサァァという、風の囁きだけが聞こえてくる。
それがとても心地よくて、ついウトウトと眠くなってくる。
「…ねぇ、統夜?」
すると、テニアは眠そうに目を細めて、俺の名前を呼んできた。
「ん?なんだ?」
「あのね…」
テニアは頭を俺の肩に乗せると、フッと微笑みながら、小さい声でこう言った。
『いつかまた、二人でここに来ようね?』
それから俺の返事を聞く間もなく、テニアはスゥスゥと可愛らしい寝息をたてた。
そんな彼女の姿に、俺もつい微笑みを溢してしまい、彼女の頭を撫でてこう答えた。
『ああ。またな。』と


またいつか、こんな日が来て欲しい。
そんなことを願った、暖かい春の日の話。



花見というわけで書いてみました。
789それも名無しだ:2007/04/02(月) 23:31:20 ID:/PUF//Su
>>787-788
GJ!鼻から砂糖垂れてきた!
790それも名無しだ:2007/04/02(月) 23:52:34 ID:+EQTLXen
>>787-788
不思議な・・・感覚だ・・・
砂糖が・・・GJが・・・溢れる・・・。
791それも名無しだ:2007/04/03(火) 00:29:17 ID:WOE2AqhJ
月並みだがGJとしか言えんぜ
GJ
792それも名無しだ:2007/04/03(火) 02:06:02 ID:Ouaoo+A3
GJ.

んー、しかしなんつーかあれやね。
三人娘全員のスレッドを巡回してるとhollow ataraxiaでもやってる気になってくるわ。
同時に存在し得ないいくつもの話。
793それも名無しだ:2007/04/04(水) 18:04:09 ID:oAtXa2j+
>>792
なるほど
テニア=ハラペコ騎士王
という訳だね
794それも名無しだ:2007/04/05(木) 00:29:55 ID:TahjMfkP
テニア 「統夜、ご飯のおかわりを要求します」
統夜 「なんなんだ、その鎧と帯剣姿は」
795それも名無しだ:2007/04/05(木) 03:19:24 ID:tt6t9cKn
統夜「駄目でゴザル。今夜は断食でゴザル」
796それも名無しだ:2007/04/05(木) 07:49:53 ID:rdWbSvoN
武内絵で目を輝かせているテニアを想像してしまった。焼き芋のポーズ……
797それも名無しだ:2007/04/05(木) 09:08:51 ID:Opb9od3w
おかわりと聞いてちゃぶ台の前に座りながら
お椀を箸でチンチン叩きながらwktkしてるテニアが容易に想像できた。

テニア「統夜〜、おかわりまーだー?」
統夜「今もって来るから茶碗叩くのやめろ」
798それも名無しだ:2007/04/05(木) 17:28:29 ID:ZJl2M7I8
>>797を読んで卑猥なことを想像したのも私だ


いや、流し読みしてたらチンチn(膝蹴り)
799それも名無しだ:2007/04/05(木) 20:19:20 ID:TahjMfkP
統夜 「テニア・・・・・何してる、微妙に痛いんだが」

テニア 「何って、統夜のチ○チ○をお箸で扱って食べようと」


冥王 「まるでイカ飯かタラコだな」
800それも名無しだ:2007/04/05(木) 20:48:50 ID:4Ebfhs1N
なんという破廉恥…
>>797のせいでおかわりが性的なものとしてとらえてしまった。
間違い無くこの二人は二回目もやる。


そして>>800なら、実は統夜の本当の幼馴染みはシャナではなく、
テニアであることが判明する。
……いや。会話シーンとか見てると、そうとしか思えなくて…。
801それも名無しだ:2007/04/05(木) 20:49:42 ID:76u1NLNL
駄文を投下させてもらいます。

突如起きた停電に混乱したテニアが、俺に抱き付いてきた。
いきなりだったものだから、上手く受け止める事が出来ず、二人揃って倒れてしまった。不幸な事に、俺はテニアに覆い被さる形になってしまった訳だが…

「と、統夜……」
俺の耳元に、テニアのか細い声が響く
言葉が何も紡げない。身体が動けない。鼓動が早くなる。
それ程まで俺は緊張と興奮をしていた
そりゃそうだろ…少なからず自分が思っている娘に、覆い被さってしまったのだから。
「統夜…そろそろ退いて。この恰好は恥ずかしいよぉ〜」
暗くて見えないが、言の葉から考えると…たぶん顔が真っ赤になって言るのだろう
その最中、俺は…
「テニアは…俺じゃ嫌か…?」
一抹の期待と不安に、自然と言葉が漏れる
テニアが、小刻みに震えているのが分かる
怯えているのだろうか、気まずい空気が流れていく…
「…悪かった。すぐ戻るから待っててくれ」
ブレーカーを上げに行く
(なんであんな事言ったんだろ、俺は……)
直ぐさま思い出して、顔が熱くなる
はぁっ、テニアに聞こえないように溜息をつき、部屋を出ていった

部屋に戻るとテニアが三つ指をつき
「…不束者だけどお願いします」っと、言ってきた。
自分やった事に後悔をしながら、
「……はあっ」
もう一度溜息をついた。
802それも名無しだ:2007/04/05(木) 21:25:18 ID:hnzQZPdZ
わっふるわっふる
803それも名無しだ:2007/04/05(木) 21:29:41 ID:2EI95TTr
おるごんおるごん
804それも名無しだ:2007/04/05(木) 21:38:17 ID:TahjMfkP
ふらんつふらんつ
805それも名無しだ:2007/04/06(金) 02:14:31 ID:giPQgnvz
みゅーずみゅーず
806それも名無しだ:2007/04/06(金) 02:26:23 ID:69GLp/Bt
ごっつぉごっつぉ
807それも名無しだ:2007/04/06(金) 07:18:23 ID:oGbROgoW
らんどんらんどん
808それも名無しだ:2007/04/06(金) 08:35:15 ID:7w+5hznl
とーらーとーらー
809それも名無しだ:2007/04/06(金) 08:38:59 ID:FIoC8r4D
昨日からこの流れは何なのだね?

そろそろ終りにして、何かネタを投下して欲しいんだが。
810それも名無しだ:2007/04/06(金) 22:22:48 ID:sXhv7AdN
>>809
なぜ自分から動かないのか
811それも名無しだ:2007/04/06(金) 23:22:51 ID:69GLp/Bt
絶望せよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ



…絶望した!
812それも名無しだ:2007/04/07(土) 00:02:04 ID:dKWT/h0n
ホラ、あれだろ?
『リムの衣装を借りてきて着るテニア』とか
『バンプのリリィを聴いて統夜に最初で最後の恋人と呼ばれたくなるテニア』とか
『新入生の女子にいきなりモテる統夜に頬を膨らませて怒るテニア』とかいう
電波が足りないんだろ、書けないのは。
813それも名無しだ:2007/04/07(土) 01:52:26 ID:RcyQMq8f
>>812
一番上、見てぇ・・・。
814それも名無しだ:2007/04/07(土) 05:35:31 ID:icy9tODK
>>812
むしろテニアはKとかEverlasting lieとか聴いて号泣しそうなイメージ
815それも名無しだ:2007/04/07(土) 07:43:19 ID:Qkb+Jb6x
>>812
http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper27412.jpg
リムのスペックが分からないので憶測だけど、たぶん胸元がすかs

おや、こんな時間に来客とは珍しい
816それも名無しだ:2007/04/07(土) 09:18:17 ID:XUI4vge2
>>815
クルクルシュピィ
G J !!
817それも名無しだ:2007/04/07(土) 11:23:05 ID:DWuyAVv3
ここが>>815の墓か…
これを供えておこう
つGJ
818それも名無しだ:2007/04/07(土) 11:28:30 ID:JVpumyrU
か、カワイイ…!
819それも名無しだ:2007/04/07(土) 11:52:04 ID:icy9tODK
>>815
これはいいすかすか具合ですね
GJ!

あれ、誰か来たみたいd
820それも名無しだ:2007/04/07(土) 14:00:26 ID:zDKFjxic
金を稼ぐために、忙しい日々の連続。
絵を描くどころか、スパロボWする暇も無かったぜ!
ホント、春休みは地獄だぜ! ぶるあああああ!!

のっけからすんません。
ようやく暇が出来たので、早速テニア描いてみました。
かなり悪乗りして書いたものなんで、深く突っ込まないで・・・。
http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper27428.jpg

>>815
むふう。これはいいテニアですな。
ぶかぶかなあたりがなんとも・・・。GJ!
821それも名無しだ:2007/04/07(土) 20:26:46 ID:gZUGYTAD
冥王 「ふん、べりーめろん♪などとは言わん!だがGjなら言わん事もない」
822それも名無しだ:2007/04/07(土) 20:35:31 ID:BaJfExMu
>>821
オメガが混じってるぞ冥王様w
823それも名無しだ:2007/04/07(土) 21:27:13 ID:JIEGZyek

    リ
 ,.'´   ´ミ
  ハ"/ ノ リハレ
 vノルパ.ー゚ノル
  ⊂o|]_,◇)]iつ
    EiEk
    .し'ノ

 
試作品
824それも名無しだ:2007/04/07(土) 21:29:44 ID:JIEGZyek
   リ
 ,.'´   ´ミ
 ハ"/ ノ リハレ
 vノルパ.ー゚ノル
 ⊂o|]_,◇)]iつ
    EiEk
    .し'ノ
825それも名無しだ:2007/04/07(土) 21:30:47 ID:JIEGZyek
  リ
  ,.'´   ´ミ
 ハ"/ ノ リハレ
 vノルパ.ー゚ノル
 ⊂o|]_,◇)]iつ
    EiEk
    .し'ノ
826それも名無しだ:2007/04/07(土) 21:32:36 ID:JIEGZyek
    リ
  ,.'´   ´ミ
 ハ"/ ノ リハレ
 vノルパ.ー゚ノル
 ⊂o|]_,◇)]iつ
    EiEk
    .し'ノ
827それも名無しだ:2007/04/07(土) 21:34:43 ID:JIEGZyek
    リ
  ,.'´   ´ミ
 ハ"/ ノ リハレ
 vノルパ.ー゚ノル
 ⊂o|]_,w)]iつ
    EiEk
    .し'ノ
828それも名無しだ:2007/04/07(土) 21:37:17 ID:xZqEJCvh
……さっきからなに?荒らし?
つうかさっきから何のAA貼ってんだよ。
テニア?だとしたら全く見えないな。

…てか、このまま埋められるとヤバいから、
一応次スレタイトル候補しとく。
チェーン7HITSはどうかな?
829それも名無しだ:2007/04/07(土) 21:55:15 ID:dvEQImeA
>>815…なかなかどうして侮れぬ漢よ…
830それも名無しだ:2007/04/07(土) 22:04:31 ID:fses7ggg
>>828
落ち着け。

次スレのタイトル?
撮り合えず七連撃とかで。
831それも名無しだ:2007/04/07(土) 22:45:48 ID:H52stVrL
>>830
急いでGGGスレに行くんだ!
832それも名無しだ:2007/04/08(日) 22:25:24 ID:ZMvrxX2A
マサキ「俺、参上!」
統夜「静かにしてくれ。今勉強中なんだ」
マサキ「………」

マサト?「僕に釣られてみるかい」
美久「似合いません」
マサト?「………」

マサト?「ワイの強さは泣けるでぇ」
テニア「アンタが強いんじゃなくて、美久の方が強いんでしょ」
マサト?「………」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マサキ「はっ!?…夢か」

テニア「おっはよ〜マサキ」
統夜「おはよう、マサキに美久さん。学校には慣れましたか」
美久「はい、御陰様で」
マサキ「ふんっ、他人など鬱陶しいだけだ!…だが、悪くないかもしれん」
と・テ・み「「「?????」」」

自分でも良くわからん電波が来た
833それも名無しだ:2007/04/09(月) 18:58:06 ID:gN0Nr3aA
我儘を聞いてくれない統夜に、ふとももで顔を挟んで、
言うことを聞かせようとするテニアという電波が届いた。
テニアのふとももは、良いものだ…
そう思わないかい?スティンガー君
834それも名無しだ:2007/04/09(月) 19:42:07 ID:1tHv5MB0
>>833
君達がいるのは既に我々が40億年前に(ryとか言って
統夜の首をへし折るのか!?







ゴメンナサイアヤマルカラヤメテシャイニングウィザードハヤメ(ry
835それも名無しだ:2007/04/09(月) 19:49:03 ID:gUTzx5z8
なにその烈海王なテニア・・・
836それも名無しだ:2007/04/09(月) 22:49:32 ID:HqReFZrB
だが三つ編みテニアは捨てがたい
837それも名無しだ:2007/04/10(火) 07:54:13 ID:HE5DJXGK
クセっ毛で、かなりきつく縛らないと三つ編みに出来ず、本人は結構嫌がっている。

まで、読んだ。
838それも名無しだ:2007/04/10(火) 08:15:15 ID:CWd/Odqx
新しい境地のシャイニングウィザードが思い付いたので書いてみりゅ


統夜 「今日はバイトも休みだし学校も休みだし・・・だ眠をむさぼるかな」
テニア 「統夜、せっかくの日曜日だよ。何処か遊びに行こう♪」
統夜 「今日は寝溜めの日・・・・・」
テニア 「こら〜、二度寝モードに入るな〜・・・うりうり」

頬を引っ張ってやったりするも効果なし、そして・・・・・

統夜 「なんだ、テニアも一緒に寝るのか?って、おい!」
テニア 「強制執行、起きないと責め続けるからね♪」
統夜 「別の場所が起ってくるんだが、足裏とか不味い・・・起きる起きる!」

見事な足技もとい、足○きですた。本当にありがとうございまs
なぁ、兄弟。ニーソなテニアがしたらどう思うよ、ブラボー?
839それも名無しだ:2007/04/10(火) 08:26:44 ID:LHsflyad
>>838
そして起きようとしたらなし崩し的に押し倒しちゃって
そのまま(ODEシステムが発動しました)
840それも名無しだ:2007/04/10(火) 13:18:21 ID:mCQxtSzS
朝っぱらからエロスな流れとは
841それも名無しだ:2007/04/10(火) 19:08:16 ID:3zg7vv+b
最 高 じゃ な い か!?
842それも名無しだ:2007/04/11(水) 21:42:07 ID:znhbp3HQ
新学期が始まって、初めての休日の朝。
日頃バイトに励んでいるのもあって、どっと疲れが出た俺は、
ここぞとばかりにぐうたらと布団の上で横になっていた。
「お〜い、統夜〜。いつまで寝てんのさ〜!」
すると、Yシャツ姿のテニアが騒々しい音を立てながら姿を現した。
はたから見たら露出が激しいと言われそうな服装だが、
生憎こっちは毎日見てるため、ドキッとこないのである。
「テニアか…。休みの日くらい、のんびりさせてくれよ…」
「何言ってんのさ!今日は出かける日だったじゃない!
早く起きないと日が暮れちゃうよ!」
枕に顔を埋めると、テニアはゆさゆさと体を揺すってきた。
ああ…そういえばそんな約束してたっけ?すっかり忘れてたよ。
つか日が暮れるって…どれだけ寝ると思ってんだよ。
まあそれくらい寝る予定だったけどな!
「分かった分かった。後一時間ぐらいしたら起きるからさ。」
仰向けになって大きな欠伸をすると、テニアは不満そうに頬を膨らました。
「むぅ〜!全然分かって無いじゃない!!…こうなったら〜…」
そう言うとテニアは俺のむね辺りに馬乗りすると…
「むぐぉ!?」
俺の顔を、そのムッチリとした太股に挟みこんだ。
あ…すごく柔らかくていい気持ち…じゃなくて!
「て、テニア!!な、ななな何してんだよ!?」
すっかり目が覚めて慌てる俺とは対象に、
テニアはニヤ〜っと小悪魔な微笑を浮かべると、
「何って?怠け者の統夜にお仕置きをしてるんだよ。
ほらほらほら〜!」
そう言って挟む力を徐々に強めていった。
確かに苦しいが、人肌が持つ暖かさと、柔らかさに包まれている上に、
目の前に、その、テニアの白い下着が見えてくるので、
俺のJr.がすごいことになってきた。
どちらにせよ、テニアに見られたらかなりヤバイ気がするぜ…。
843それも名無しだ:2007/04/11(水) 21:46:10 ID:znhbp3HQ
「早くしないと窒息しちゃうよ!だから…ぎぶあっぷせいっ!」
「ど、どこでそんな台詞を…!」
何処かで聞いた台詞を言いながら、マウントを取っているテニアは、
楽しそうに俺にお仕置きという名のイタズラを続けてくる。
「ええぃ!いい加減にせんかぁ!」
色んな意味でヤバくなった俺は、残った力を振り絞って彼女を払い除けた。
「え?きゃあ!」
だが、不幸にも押し倒すような形になってしまい、
「騒がしいわよ、テニア?統夜はまだ起きない…の…」
さらにタイミングを見計らったかのように、カティアが姿を現した。
突然の来訪者に、言葉を失う俺とテニア。
カティアは状況が理解できないのか、そのままの姿勢でじっとこちらを見つめていた。
その間、俺は冷や汗をかきながら、何かいい言い訳は無いかと必死に考えたが、
今のポジションもさることながら、
あの騒のせいでか、俺とテニアの服装は乱れている上に、
テニアの両手が、無意識のうちだったのだろうか、俺の背中に回っているこの状況では…、
誰がどう見ても、ニャンニャンする途中です。本当にありが…
「朝っぱらから何をしているんですか!あなたたちはぁぁ!!!」
その日、紫雲家に火山が噴火した…。



それから暫くして、いくつかのケモノの声が聞こえたのは、また別な話。


携帯からでスマソ。ひょっとしたら自分は、破廉恥な男かもしれん…
844それも名無しだ:2007/04/11(水) 22:47:12 ID:055ZLZ10
>>843
お約束の闖入者だなGJ!
図らずとも貴方は既に破廉恥である。そして私もまた(ry
845それも名無しだ:2007/04/12(木) 20:30:29 ID:oD9LZppF
最高!!!GJだ!!!
846それも名無しだ:2007/04/12(木) 20:35:01 ID:/DGABlDy
グッドジョブせい!
847それも名無しだ:2007/04/13(金) 08:40:06 ID:qQkg8QOC
統合夜
848それも名無しだ:2007/04/13(金) 08:47:13 ID:qQkg8QOC
統夜 「あれ?テニア・・・・・そのソフトは」
テニア 「うん?暇だったからしてるんだけど・・・主人公沢山だね」

テレビ画面に映っているのはSFCの大作「ライブアライブ」である。

統夜 「いや・・・別にするのは構わないんだが、多分トラウマになるぞ?」
テニア 「へ?何が?干し肉オイシスだよ?」

統夜 「近未来編で泣いて中世編で鬱になりSF編で投げるに一票だな」
テニア 「ネタバレとか言わないでよ?よ〜し、次は現代編だっと」

SF編のホラーっぷりは・・・・・
849それも名無しだ:2007/04/13(金) 09:57:07 ID:sJSXQj+L
>>848
テニアがどでか骨肉をモリモリ食ってる光景を幻視した
850それも名無しだ:2007/04/13(金) 10:37:29 ID:mg1YZBzm
カティア『フフフ・・・
ハハハハハ!
ヒャーッヒャッヒャアア!!』



いや、すまん。なんとなく…
851それも名無しだ:2007/04/13(金) 11:15:55 ID:sJSXQj+L
>>848
でも、テニアがポゴでSF編の世界に飛ばされたとしたら、べヒーモスを焼いて食っちまいそうな気がするな
852それも名無しだ:2007/04/13(金) 16:07:42 ID:Ee/DGClV
>>848
統夜「あれ、また新しいソフトがある」
テニア「蔵出しセールとかでさ、安かったから買ってきたんだ」
統夜「どれどれ…」

つ【バハムートラグーン】

統夜「……悪いことは言わない。やめておけ」
テニア「えー」
853それも名無しだ:2007/04/13(金) 19:38:13 ID:1QLVdB8W
何このSFCのトラウマゲー大会
854それも名無しだ:2007/04/13(金) 22:13:21 ID:ZMR+ojpW
主人公を統夜、ヒロインを自分に変えてプレイ

「うわああああごめんなさいごめんなさいごめんなs(ry」
「だから言ったのに・・・」
855それも名無しだ:2007/04/13(金) 23:50:32 ID:fpYxMPjU
>>854
テニア「ヒック…アタシ絶対統夜の事嫌いにならないから…グスッ、だから、だから統夜も…」
統夜「分かってるって。俺もテニアを嫌いになったりしない。だからもう泣くなよ、な?」
テニア「う、うえええええ〜ん!」(抱き付き)
856それも名無しだ:2007/04/14(土) 01:41:53 ID:CqaFgOqQ
家計簿がギリギリだ!
(シャナ個人から)貢ぎに10万円
バイトが6万円
家賃が3万4千円
管理費1万円
残りが11万6千円
食費が6万円
残りが5万4千円
高熱費が2万4千円
残りが3万円
テニアの間食9万円
全然足りてない
ギブミー6万円
アッー!

同棲は辛いけれど
それなりに楽しいです〜
同棲には幸せがたくさーんあるんだよ
例えばね
にゃーん(テニアとラブラブ)
とか
にゃーん(テニアとおふろ)とか
にゃーん(テニアと一緒のおふとん)
とか
〜〜〜もそうだよね〜♪

メルア「なんでテニアちゃんだけなんですか!」
カティア「ふっ…」
857それも名無しだ:2007/04/14(土) 04:34:17 ID:nEM01xrn
>>856
メルアの間食代も洒落にならないんだろうなぁ
858それも名無しだ:2007/04/14(土) 09:52:26 ID:swcLfAm2
冥王 「ライブアライブか・・・貴様らの目は節穴か!天の力で消滅させるぞ」
統夜 「ごきげん斜めだな、どうした?」

冥王 「・・・そんなに訳を知りたいなら教えてやらん事もない、外を見ろ」
統夜 「うん?ゼオライマー・・・にしては鈍い色の外装というか。お前、これ・・・」
テニア 「何処から見てもブリキ大王ジャン、美久さんに怒られない?」
冥王 「見付からずに改修するのは一苦労だったが気にする事はない、無理を通してみた」
美久 「・・・地獄の底で詫び続けなさい!木原マサトー!」

テニア 「美久さん、豹変しすぎ!」
859それも名無しだ:2007/04/14(土) 10:10:23 ID:ymgIfrHW
今は昔のバビロニア
はがねの拳が天を突く
異形の魔神を倒すため
怒りで火をともせ
あつい心が呼びさます
ブリキ大王 我とあり
860それも名無しだ:2007/04/14(土) 15:32:57 ID:gO4SNgIa
テニア「・・・・ざけんなよ・・・・そんな姿にならなくてもね・・・・ひとつにはなれんのよ・・・・
       そうだろ、 統 夜 !!!!!!」
861それも名無しだ:2007/04/14(土) 20:21:02 ID:rgPEJxtK
>>860のひとつになるというのを見て
統夜「くぅ…、し、シンメトリカル…」
テニア「んああ!ど、ドッキングぅぅぅ!!」
と、激しく全裸でドッキングしあう二人の姿が見えました。
…うん。ヴォーダの闇に堕ちてくる…
862それも名無しだ:2007/04/14(土) 20:28:58 ID:eks0+/Kl
流れをぶった切るが
おすすめ2ちゃんねるに
>>.hack//G.U.の揺光は一途でしつこいかわいい17 [ゲームキャラ]
とあるんだがつまり
テニア「あたしは一途でしつこいぞ」
ということか?多分楽に萌え死ねるぞ
863それも名無しだ:2007/04/14(土) 21:09:00 ID:02rKDx8E
葉っぱ一枚のトロンベと、グラサンかけた冥王想像した
864それも名無しだ:2007/04/14(土) 21:17:44 ID:gO4SNgIa
>>863
マサキ(冥)「・・・・通りすがりの冥王様よっ!!!」
とか
マサキ(冥)「・・・漢マサキ、無理を通してみせるっ!!」
マサキ(冥)「ろれろほげぇ〜〜〜〜!!!」
ってこと?

あと、あれは葉っぱじゃなくてトカゲ
865それも名無しだ:2007/04/14(土) 22:49:31 ID:IdBu5EUm
>>862
そういやテニアってTheWorldやってるとしたら双剣使いっぽいよな
プレゼントは忍冬で決まりだ
866それも名無しだ:2007/04/15(日) 00:10:56 ID:zicngcMX
>>864
>>863はライブ・ア・ライブじゃなくて.hack//G.U.だぞ
867それも名無しだ:2007/04/15(日) 03:03:55 ID:hyD4fFEH
>>865
俺は拳闘士だと思った
まぁ拳よりか膝のが強そ(シャイニングウィザード
868それも名無しだ:2007/04/15(日) 20:49:59 ID:dtnJPB3b
だけどテニアの必殺武器は大剣だよな。まあチェーンソー持ってるニコニコ顔のテニアとか怖すぎるけどさ

統夜くん何をしたんだい?
869それも名無しだ:2007/04/15(日) 20:54:41 ID:1yVr7Jyx
本家に倣って赤だけでなく緑や青ともドッキングしてしまったとか。
870それも名無しだ:2007/04/15(日) 21:09:56 ID:mAoGF4+E
「ただいまテニア!!お腹空いただろ?今すぐ夕飯作るから」
家に帰ったの時、挨拶を交わす今でも忘れない
「お帰り統夜。バイトお疲れさま」
ああっ、返事が返ってくるとは素晴らしい
「何か食べたいものあるか?何でもいいぞ」
「え?…いいよあんまりお腹空いてないし」
……今なんて言った。テニアがご飯いらないって言わなかったか?
「なっ!!何だってー!!?」
「わっ」
テニアが驚くのも構わず、両肩を掴みながら
「病気?頭痛い?吐き気?お腹は?熱でもあるのか!?大変だ、布団敷かなくちゃ!!
それより救急箱は何処だ?薬は残ってたっけ」
「いや、そうじゃなくてね」
「そうだな、こんな時は救急車だな!」
「うわっー待って待ってーっ!!!」
俺に抱き付きながら、叫ぶ
「テニア?」
「あのね統夜。いつもバイト忙しそうだから、今日はアタシが作ろうって言おうとしてただけなんだ。病気じゃないよ」
「テニア」
なんて優しい娘なんだ。兄さん目から鱗が零れそうだよ。だけど…
「だから、今日はアタシが…」
「駄目だ。気持ちは嬉しいけど、俺がテニアに作ってあげたいんだ。気持ちだけで十分だよ」
「でも…」
そんな目(涙目の上目遣い)で見ないでくれよ。俺が悪役みたいじゃないか。
でも、このまま放って置くわけにもいかないし…妥協するか
「わかった。じゃあ、一緒に作ろう。それなら俺もフォロー出来るし…それに2人で作るのも」
「統夜、大好きーーー!!」
弾丸のように突っ込んでくるテニアを、何とか受け止め、料理作りを始めた。
共同料理は初めてだったが、どうやら上手くいったらしく、今まで以上に美味しかった事は忘れない

以上お目汚しスマン
871それも名無しだ:2007/04/15(日) 21:37:17 ID:O2U0kBsm
>>870
オオ…GJボーイ…
統夜とテニアのこういう一緒に何かするっていうやりとりが好きだな。
872それも名無しだ:2007/04/16(月) 08:36:25 ID:3+YBe8xz
>>871
谷間にスレを下り…

テニアはやっぱり料理はそれなりにできるんだろうな。
もちろんおいしい物好きってのが元々からあるだろうが、統夜と一緒になったことでさらに
「統夜に美味しい物食べさせてあげるんだ」って感じでさらに切磋琢磨するって感じで。

…GJ!
873それも名無しだ:2007/04/16(月) 08:51:57 ID:8t54J8EG
EDのどれかで料理担当とか言ってた気がする。
874それも名無しだ:2007/04/16(月) 16:08:30 ID:fa05j8R2
カルヴィナの三人仲良くエンドやね。
あのシーンの三人娘は本編中上位に入る微笑ましさである。
875それも名無しだ:2007/04/16(月) 19:05:28 ID:E1gv6erH
                    ,イ
                  _,//
  __      (⌒丶  _,. -'´/'/
 `丶―``丶ト、 i`丶. !ヨ`'ーy'//   フッ…いくら大食いテニアといえど、
    >-‐ '_>lTl二l:::l`f ,イ//    この特大の御櫃いっぱいの赤飯ではひとたまりも・・・
    ``丶、:.::/ti´,-‐: :'"""':、'     …何ッ!?
       }__},': У: : : : : : : : : ミ、
     (l ̄ /〃: : : : : , : : : : : :':、
      ` ̄/ イ:i : : : : :, ..、: :,、: : :',
      /コY  {/!: : : :/l  `'' ヾ: :;
      /,l:::ヽ_./ ',: : :,'゙ l    ':,ノ
      l i,::::::〈`ー、:.,'i、 '、
     ∨ヾ:::::l   ノ入 h
      丶 _/7  /ノ ヽli
       ] l   ´   トミ'、
      / .:.:l、      V リ
      {.:.:/:.l       ∨ ←統夜
      ∧イ:.:ノ
      レ'^ー'
876それも名無しだ:2007/04/16(月) 22:29:20 ID:8t54J8EG
>>874
ぉk。思い出した。
つまり
テニア=炊事
カティア=掃除
メルア=洗濯
統夜=出稼ぎ
こうですね!
877それも名無しだ:2007/04/17(火) 00:36:51 ID:pWwhQ8Mm
テニア「あれ?統夜、何やってんの?」
統夜「ああ、アルから借りたサモンナイト4やってるんだ」
テニア「へぇ〜…」
統夜「な、何だよ…あ、今ちょっといい所だから外してくれないか」
テニア「いいじゃん別に。それより夜会話って何?」
統夜「(だから今いいとこなんだよ!)」
ガシャーン!
アル「俺のりしぇるんとえにしあは渡さん!」
統夜「阿保!俺はポムさん派だ!はっ…」
テニア「ふーん…統夜ってこういうのが好みなんだ…」
統夜「いや、ですからこれはゲームでありま…って、ちょ!PS2投げるな!」

シャナ「今度はメイドで責めてみましょう」
878それも名無しだ:2007/04/17(火) 04:05:37 ID:rGUKiyvs
アル=ヴァン何やってんだwww
879それも名無しだ:2007/04/17(火) 09:48:35 ID:1TVDqQ2l
>>877
???「トォッ!」
統夜「何奴!?」
メイオウ「メイオウ仮面…とでも名乗っておこう」
アル「くっ…またも厄介な奴が」
統夜「(お前もだよ)」
メイオウ「ミントさんは好きだったがね…世界は君のEDのように優しくはない」
統夜「は?」
メイオウ「ラブラブと信じ!分からぬと(wiki)に逃げ!知らず!聞かず!その果ての終極だ!もはや止めるすべはない!」
アル「地雷を踏んだな」
メイオウ「そしてEDで滅ぶ!滅ぶべくしてな!」
統夜「違う!サモンナイトはそんなものじゃない!」
アル「そーだそーだ!」
メイオウ「はっ!何が違う!しぇくたーんしか見ない目と心と、主人公を弟としか見ないトレイユで!何を信じ!何故信じる!」
アル「それしかEDを知らないお前だから」
メイオウ「まだ苦しみたいか!いつか、やがていつかとそんな甘い毒に踊らされながら、一体どれほどのフリーバトルを繰り返してきた!
もはや止められん!PS2は小娘によって投げ捨てられ!お前らの涙と悲鳴は新たな争いの狼煙となる!」
アル「あーん!ぼくのサモンナイトがぁー!」
メイオウ「人が数多持つ!バンプレ延期の日だ」
統夜「そんなこと!」
メイオウ「それだけの開発時間!重ねてきたのは誰だ!お前とてその一つだろうが!」
統夜「それでも!ポムさんEDを見たいんだぁー!」
ガシャーん!
メイオウ「うおぉぉぉ!」
メルア「ただいま〜」
統夜「びくっ…」
カティア「あらあら、浮気はよくありませんよ」
テニア「この!こんなPS2!壊れろ!壊れてしまえ!さぁ!統夜!絶望せよぉぉぉぉぉぉ!」
統夜「ひっ!」
アル「あーん!ぼくがカルヴィナから貰った一ヶ月のお小遣い全額叩いたサモンナイトがぁー!」
テニア「さーて…悪い子犬ちゃんはどうやっておしおきしようかな?」
統夜「た、助け…ああっ!」
メイオウ「どうでもいいが…ドアの下敷きになってる俺様を助けろ…」

880それも名無しだ:2007/04/17(火) 10:25:37 ID:NbRByyhn
アルwwwwwwwwww
881それも名無しだ:2007/04/17(火) 10:55:06 ID:TbhOcefU
メルアは扉を縦に開けたのか
882それも名無しだ:2007/04/17(火) 13:57:59 ID:BIvA5f5M
蹴り飛ばしたんじゃないんですか?
883それも名無しだ:2007/04/17(火) 17:23:44 ID:g4Wmw9Zb
統夜「おい、お前らのせいでアレ以来PS2のゲーム禁止になったぞ」
アル「すまない」
冥王「し、仕方ない、一応謝ってやる」
アル「そうだ!ならこれをやってみろ」
統夜「何々…戦国槍…って!これお前!」
冥王「ほう?これはまた」
アル「パソコンはあるだろう?」
統夜「ああ、自分の部屋に」
アル「なら、問題はない」

帰宅後…
テニア「統夜ー!何してるのー」
統夜「ああ、戦略ゲームだよ。アルに借りたんだけど、占拠していくのがまた楽しくてさ」
テニア「へぇ〜」
統夜「何だよ…別にいかがわしいものじゃないだろ」
テニア「そうだね。キャラが可愛い以外は普通のゲームっぽいし」
統夜「だろ?まぁ静かにやりたいから、あっちに行ってなさい」
テニア「えー!アタシもやりたい!やりたい!」
統夜「ちょ!何勝手にクリックしてんだ!って!待て待て待て!ダメ!黒姫はらめぇー!」

カー、カー、カー…

テニア「へぇ〜、普通のゲームねぇ〜。じゃあこの拷問って何かな」
統夜「ち、違うんですよ!テニアさん!ぼくも全然知らなかったでちゅー」
アル「そうだ!そうだ!知らなかったんだぞ!」
冥王「俺様も知らなかったぞ」
テニア「きゃー!ってアンタ達どっから湧いてくんのよー!」
アル「俺の香ちゃんは渡さん!」
統夜「何をー!五十六は俺の嫁!」
冥王「ぎゃー!龍馬を男になってるぞ!ま、まぁ、お前が選択したのなら…」
テニア「統夜…」
統夜「うっ…殺気」
テニア「ゴミの日の整理しなくちゃね…」

ちゅん、ちゅん…。
夢の島
統夜「おーい…生きてるかぁ」
アル「鴉に突付かれてるが大丈夫だ…」
冥王「…」
統夜「あ、冥王様が埋め立てられていく」
884それも名無しだ:2007/04/17(火) 18:40:07 ID:1bc8eGCg
なんという戦国ランス
885それも名無しだ:2007/04/17(火) 19:57:18 ID:Jj+MqBMo
しかし数日後には五十六の髪型になったテニアが
886それも名無しだ:2007/04/17(火) 20:09:53 ID:BuKv9KPk
テラカオスな変態トリオにw
887それも名無しだ:2007/04/17(火) 21:38:49 ID:sgDDt7E8
>>885
果ては妊娠!騎士様に世継ぎが!
888それも名無しだ:2007/04/17(火) 21:57:19 ID:zfQuJuiN
>>883
気をつけろ、夢の島にはパスダーがばらまいたゾンダーメタルが幾つか残って…

遅かったか…。
889それも名無しだ:2007/04/17(火) 22:03:02 ID:+6HJ/iI0
>>883
アスラン「……」
キラ「……」
Dボゥイ「……」

統夜「お前等もいたのか」
890それも名無しだ:2007/04/17(火) 22:29:20 ID:pWwhQ8Mm
ドモン「…謙信」
相良「…鈴女」
ヒイロ「…たん」

統夜「え!?」
891それも名無しだ:2007/04/17(火) 23:02:27 ID:zfQuJuiN
>>890
先生、一人どう見てもJに参戦してないプリベンターが居ますが気のせいでしょうか?
892それも名無しだ:2007/04/17(火) 23:45:30 ID:OD69Yl0C
元ネタが分からない上に、統夜のキャラがあまりにもぶっ壊れているから困り果てている
俺イズヒア
つうか統夜が変態って有り得ないだろ…原作的に考えて…
てかここって、何のスレだっけ?
893それも名無しだ:2007/04/18(水) 04:41:37 ID:1f1ZCTmM
俺も統夜はオタ話にヒくタイプのイメージだな
894それも名無しだ:2007/04/18(水) 09:30:51 ID:xnxQfhVo
文句よりネタ
895それも名無しだ:2007/04/18(水) 14:08:54 ID:/iP+86Ke
                    ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
            ,,--―'''""`ヽ'         ̄`ヽ、
           /        ヾ  /       ~`ヽ
         /           ヽ;:  /"""ヾ   ヽ
        /        ;:;;:::''''   l /;:;;:::'''  \   i
      /        /;:;;:::'''           ヽ  ヽ
      |         |               ヽ  |
      /        ;/                ヽ ヽ
     /        ;:;:ヽ            ,,,,;;::'''''ヽ  |
     i          /  ,,,,;;:::::::::::::::       __ ヽ ヽ
     |          |  "   __ ::::  '"ゞ'-' |  |
     |          |.    - '"-ゞ'-' ::::::..      |. |
     |         ;:|           :::::::       | :|
      |         ヽ.         ( ,-、 ,:‐、   | | 
      |       /ヾ..                  | |
      |          |         __,-'ニニニヽ .  |  |
..       |        `、ヽ        ヾニ二ン"  /  |
        |         ヽ\             /  |
        |          l  `ー-::、_       ,,..'|ヽ./ 
        ヽ.        :人      `ー――'''''  / ヽ
        /;:;:;:;;:;:;: _/  `ー-、          ,.-'"   \ー-、
           ,.-'"  \:      \      .,.-''"     |
         /.     \        ~>、,.-''"      |
    ,,..-‐'''""        ヾ    ,.-''"|    /――――、/

            ネタはネタであると見抜ける人でないと
           (三人娘スレを使うのは)難しい
896それも名無しだ:2007/04/18(水) 16:10:04 ID:kxObkIhg
前からネタ祭なんだから、それぐらい察しろよ
897それも名無しだ:2007/04/18(水) 20:18:27 ID:rwoA+OQY
>>879
>しぇくたーん
お前もしかして鋼鉄セクターことセクター先生スレにいた?
898それも名無しだ:2007/04/18(水) 21:02:06 ID:RzD6UIZE
どもです。
今回はとあるSS出た格好のテニアを書いてみました〜。
http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper28206.jpg
そういえば、このスレももう900ですね。
次スレ記念用にまた何か書こうかな?
899それも名無しだ:2007/04/18(水) 23:07:35 ID:lU1F+Ttm
>>896
コレはまた何と言う破壊力…!
GJとしか言いようが…。

(統夜の)理性が持たん時が来ているのだ!
900それも名無しだ:2007/04/19(木) 18:50:34 ID:2pJE8KFr
テニア「にゃあああああ!!! ハンバーグが食べたいぃぃぃぃぃぃ!!!!」ジタバタジタバタ

テニアが暴れ出した!!!
901それも名無しだ:2007/04/19(木) 19:03:29 ID:tb7yS5m5
>>900
ageんな
902それも名無しだ:2007/04/19(木) 21:48:40 ID:bTO7EqC7
>>901
何故?
age sageは自由だろうに。
903それも名無しだ:2007/04/20(金) 04:35:47 ID:aAUu3P1G
上のほうにあると荒らしが来る確率が上がるからだろ
904それも名無しだ:2007/04/20(金) 06:17:57 ID:XQ0qHS5M
まぁ、あげさげ議論は不毛だからこの辺にして再開↓
905それも名無しだ:2007/04/20(金) 21:50:47 ID:6VJe6uh3
テニア「テニアちゃんビィィィィィム!!」
統夜「何だそれ?」
テニア「漫画のマネッコ♪コレやった後、火事が起きるんだよ」
統夜「そんな物騒な漫画は読むのやm『ボッーーーーーーン』…なんだなんだ!!」
テニア「統夜、高校が!?」
統夜「また相良か…はぁ。テニア、学校に急ぐぞ。千鳥さんのフォローしなくちゃ」
テニア「合点承知!!」
906それも名無しだ:2007/04/20(金) 22:44:08 ID:olSNqyQn
>>905
>合点承知
戸田画のテニアが再生されちまったじゃねーか!w
907それも名無しだ:2007/04/21(土) 01:35:29 ID:ApXaMCb2
>>906
戸田の描くオニャノコは可愛いんだぞ?
908それも名無しだ:2007/04/21(土) 02:16:03 ID:QqNhttuR
>>905
テニアはおっぱい星人かw
909それも名無しだ:2007/04/21(土) 04:29:34 ID:WAeLORQ+
>>906
エターナルデボーテするテニア見てえ。
910それも名無しだ:2007/04/21(土) 07:38:11 ID:UAJpnKOn
テニア「やっとあたしの出番が回ってきたよ!」
統夜「やっとかい」
911それも名無しだ:2007/04/21(土) 17:13:05 ID:N6AVy5z2
テニア「オルゴンソード、シャフト袈裟斬り!!」
912それも名無しだ:2007/04/21(土) 23:33:07 ID:OPKWFaxl
統夜 「なぁ、テニア。俺のオルゴンソードを見てどう思う?」

テニア 「凄く・・・フランツです」



この文だけで何か脳裏によぎったら負けな、膝をつくテニアとかな

さて、天の力で浄化されてくる
913それも名無しだ:2007/04/22(日) 00:01:44 ID:foz2JdRo
統夜「被弾確率99%…!?くそっ、ダメだ振り切れない!」
テニア「ううん、大丈夫!アタシと統夜ならやれるよ!」
統夜「でも・・・」
テニア「統夜!!」
統夜「ッ?!」
テニア「99%は……100%じゃないよ…?」

戸田な流れに乗ってみた
914それも名無しだ:2007/04/22(日) 00:30:53 ID:wQaRktWp
統夜「オルゴンエネルギーの暴走か?今のは…」
テニア「んー…「新必殺技」って奴かな?なんか今のシャイニングフィンガーっぽかったし」
統夜「必殺技?…ハハハハッ、そりゃいいや!」
テニア「あははははは!」
915それも名無しだ:2007/04/22(日) 02:15:34 ID:v1kHomYd
こやつめ!ははは!
916それも名無しだ:2007/04/22(日) 09:12:32 ID:3smbete4
ハハハ!
917それも名無しだ:2007/04/22(日) 10:52:45 ID:rNdYAeos
ハハハ
918それも名無しだ:2007/04/22(日) 11:30:33 ID:omGwW4ZJ
突然ですが、まとめサイトを作ることにしました。
ttp://hizageriprincess.blog101.fc2.com/
今はまだ過去スレしか張ってませんが、SSは明日に張る予定です。
また、どうしても自分のSSを載せたくないという方は連絡してください。
不慣れな点も多いですが、どうかよろしくお願いします。
919それも名無しだ:2007/04/22(日) 12:17:22 ID:JNbNwRZ5
GJ!ありがたいなあ。
920それも名無しだ:2007/04/22(日) 13:00:34 ID:zp7cm8LS
>>918
 *     +    巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *     。
      +    。  |  |
   *     +   / /    イヤッホォォォォウ!
       ∧_∧ / /
      (´∀` / / +    。     +    。   *     。
      ,-     f
      / ュヘ    | *     +    。     +   。 +
     〈_} )   |
        /    ! +    。     +    +     *
       ./  ,ヘ  |
 ガタン ||| j  / |  | |||
――――――――――――

次スレを前にしてこんなプレゼントが来るとは!
GJ!
921それも名無しだ:2007/04/22(日) 13:15:37 ID:v0O5XU6i
>>918
ありがとう!!

そして、以前SSでテニアの夢に出てきたフューリー版
統夜を描いてみました。

http://p.pita.st/?vlzmwx3n
922それも名無しだ:2007/04/22(日) 14:28:53 ID:lVszooAs
>>918
過去に出たイラストも載せてくれるのですかッ!?(;´Д`)
923それも名無しだ:2007/04/22(日) 14:51:18 ID:VsPDkq1z
>>921
すぱろぐのIF統夜だーっ!
924それも名無しだ:2007/04/22(日) 15:34:22 ID:9Fd/9Q8X
>>921
GJ!すげぇカコイイ
これならテニアじゃなくても惚れちまうよ
925それも名無しだ:2007/04/22(日) 17:25:42 ID:zqjwqZk7
>>918

               ∧_∧
アリガトチャ━━━━━━(´∀` )━━━━━━ソ!!!!!
              /     ヽ
             / 人   \\   彡
           ⊂´_/  )   ヽ__`⊃
                / 人 (
               (_ノ (_)

926それも名無しだ:2007/04/22(日) 17:51:02 ID:loNEZzEG
祭りじゃ祭りじゃあーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
927それも名無しだ:2007/04/22(日) 21:34:37 ID:VmArheVb
>>918
あんたには期待してるぜ!
928918:2007/04/22(日) 21:35:24 ID:omGwW4ZJ
>>922
すみませんが、過去スレの画像が持っていないので・・・。申し訳ない・・・。

とりあえず、初代スレのSSを保管しました。が、
・・・このスレに、長文SSがない時期があったのですね。
四スレ目からいる自分には、信じられない光景でした。

追記:以降、更新、連絡等はまとめサイトにて書きますね。

929それも名無しだ:2007/04/22(日) 21:48:42 ID:+QJYEmB/
皆の者!補完じゃ!今こそ過去イラ補完を!
930それも名無しだ:2007/04/22(日) 22:13:02 ID:zt8v+2ES
ひゃあ!俺が書いた駄文があったぜ!
懐かしいなぁ…

>>928
まとめ乙です。無理はせず、更新頑張ってください。
931それも名無しだ:2007/04/23(月) 21:38:27 ID:J5XzarcS
ハニワ
テニア
932それも名無しだ:2007/04/23(月) 22:46:53 ID:gRSSSiSR
統夜「テニア、危ないからこっち来なさい


オルゴンソードFモーーーーーードッ!!
ハ ニ ワ 死 ねぇ!!」
933それも名無しだ:2007/04/23(月) 23:04:02 ID:nMl8Y1Ox
少し前の流れが気になってるが…

150オルゴンソードはまだですか?
934それも名無しだ:2007/04/24(火) 02:29:53 ID:eM6sFdX5
>>929
っ[言い出しっぺの法則]

さすがに画像を全部持ってる人はいないだろ
935それも名無しだ:2007/04/24(火) 18:20:56 ID:6HCSczKB
テニア「おかわりしていい?答えは聞いてない!!」
936それも名無しだ:2007/04/24(火) 21:12:05 ID:HnSBidtK
過去イラを持っていたとしても、勝手にうpしていいものなのか?

描いた本人に期待しようぜ
937それも名無しだ:2007/04/24(火) 23:34:52 ID:7sCCHrb4
そういうのはドンドンあげて絵師の判断まちの方が効率がいい

気にしてたら萎縮して集まらない
938それも名無しだ:2007/04/25(水) 11:11:06 ID:IZ+hQJPC
比較とかではなく参考例で、カティアスレの絵保管もそんな感じで上手く行ってたね。
NGでたら即お詫びと掲載停止した中の人の手際の良さもあったと思うけど。
939それも名無しだ:2007/04/25(水) 19:16:35 ID:ZoLX/Unn
ロダによってはまだ見れるのな・・
940それも名無しだ:2007/04/25(水) 19:36:26 ID:Sq0YgZaq
ピクトですまんが…
ttp://n.pic.to/74kxb
941それも名無しだ:2007/04/26(木) 15:07:17 ID:wDnEk3jM
テニアスレFAQ

Q:テニアってだれよ?
A:スーパーロボット大戦Jに登場するヒロインのひとり、『フェステニア・ミューズ』嬢のことです。

Q:ミュール?
A:ミューズです。

Q:でも公式には
A:ミューズです。

Q:膝蹴小姫ってどう読むんだ?
A:『ひざけりこひめ』と読むそうです。

Q:過去ログ読んだほうがいい?
A:7本入りの焼き鳥を1本食べただけで満足できる性格なら読まなくてもいいと思います。

Q:他スレのネタを持ってきてもいいの?
A:あまりお勧めはできません。

Q:まとめサイトは無いの?
A:ついに出来ました。中の人に感謝です。

Q:貧乳だよね?
A:依衣子姉さんに謝ってください。

Q:元気で大食いなんてよくあるキャラ設定じゃん。あれ?でもなんだろうこの気持ち…
A:ようこそ。

Q:テニアは俺の嫁だろ?
A:統夜の嫁です。

Q:メ几
 . 木又してでも うばいとる
A: 
ト、 \` </_l /       /-<:.:.:.:.ハ \   イ  !   // ヽ:.:.:.:.>‐、!       ヽレ―.:/   /
\\_\::.::.::.\       l\  l.\:| \ \//|  ト、 / /   l/:1 /|    /.::.::.∠_ //
ユ__ ト、、::::::≧:.、.:..\    |:.:.:.\\{`ー┬\T〈.ノA {_イ_//┬ ´ j://:.:.:.|   /.::.::/:::::::::/イ_ヒ
 ̄二 _ =<_二`ヽ:.::\. V:.:.:.:.:.\\、 \:.:_ト〈:.:.:.〉´ {:.:/ / /:.:.:.:.:./ /::.:/_ ̄_ユ=:._二:.::-
ー..:.._:.:.:.`.:ー ._ ̄ =-\:.{  V:.:.:.:.:.:.{\ヽ、./| Vトiニi/jV1ヽ,/ /:.:.:.:.:.::/ ノ :./=  ̄ _ ...:<:.:.:.:.:.:.:.:
:.::.  ` ‐- :.:.:>、´ ̄ `ヽヽ ヽ:.:.:.:ィ、ヽ>/l !/イトL:jイトN! ! K/.:.:.ィ、:.:.:./ //  ̄ ̄,` <.:.:.:.:._..: ―:.:. ̄
>、::..     `ヽ、:.:.iー-- へー.l/|_∧j :| | |!|::ト、T´イ:|| | |: V:lヽ\_/ー----〈.:::. -‐ ´  .::.::.:,:.-
_lへ:_     \=ー_‐_ ´ヘ.| ト ト::.V::| | j_l::ヒ二ヾ:l! | .|::.//77 l/`ニー_‐ ニァ´..:..:..:..:..:.:.::_:∠:._
  |:..::.:::.::.:`ヽ、  \     \.l ヽヽV1l∧|! r_ゥ jl∧!/V/:// ./      /..:..:..:..:ィ::´ ̄::.::.|
  |     ::.:::||::l\   l      ヽ V /ヽ. ィ―__―ヽ..ィlヽ V'/ /      /..:_ イ:::||:::.::..:..:..:..:|
  |     ||::| ||`ヽ:j_:...       Vーく/ 7´    `ヽノ l ン_/       l イ/:|| |::::!!       |
、. |     ||::| ||/\ヽ`丶、    ヽ ヽ/{       }、/  ./     / ノ´ヽ::!! |:::||     | /
ヽ.!:::ー::---||::|-<ト、:.:.:ヽ ニ_ 、>、   } ∧ト、      ノ∧ /   __ ∠/イ.:.:.:::::}トー!::jト----::: イ_/
   ̄丁 7`ー:ト、::.>イ::.::}::丁:7:} ー'Vヽ:〉ヽ≧=≦ /〈:/ヽ〉ー{弋::1.::{..:::::〉、::_ノ 〉ー '┬ ┬:.:. ̄:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:/   ヽへ:.:__>く:フ_7ラ1┬i ハ:.:.:.::,ィァi―‐ト:、:.:.:.:./l|i┬ト >ーァ_'_ノヽ/     ヽ:.:l:.:.:.:.:.::..:.
:..:..:.:.:.:.l:.:/       |:.:ー1‐.:1:|||| ||\V:.:V .|   |Vヽ:/イ!| | | | l丁 ー':.:|        ヽl:..:..:..:..:..


それでは7スレ目も張り切っていきましょう
942それも名無しだ:2007/04/26(木) 15:08:26 ID:wDnEk3jM
次スレもそろそろなんでテンプレを弄くってみた。
タイトルはどうするか・・・
943それも名無しだ:2007/04/26(木) 17:48:14 ID:pwnowjCy
足技七割ってのは?
944それも名無しだ:2007/04/26(木) 18:01:02 ID:3FwNKxBk
七撃必倒とか
945それも名無しだ:2007/04/26(木) 18:14:11 ID:e8glsCLt
7食目……ごめん冗談
946それも名無しだ:2007/04/26(木) 18:22:24 ID:n62qr9xv
紫雲家の嫁・七つの誓い
でどうか
947それも名無しだ:2007/04/26(木) 18:41:26 ID:pwnowjCy
必殺キック・型之七
948それも名無しだ:2007/04/26(木) 18:55:38 ID:LPEIGcWL
ここまで来たならタイトルは変えずに行きたい俺ガイル。
949それも名無しだ:2007/04/26(木) 21:18:18 ID:cko2Mv+k
7発目
950それも名無しだ:2007/04/26(木) 21:19:01 ID:Kty8Eowd
七星爆雷蹴
いやなんとなく浮かんだだけ
951それも名無しだ:2007/04/26(木) 21:48:30 ID:rqd7IN5P
七龍旋
952それも名無しだ:2007/04/26(木) 21:50:59 ID:I4sCeIXE
七死騎兵弾とか
953それも名無しだ:2007/04/26(木) 22:47:47 ID:OQeXuFQ3
テ流7連撃
954それも名無しだ:2007/04/26(木) 22:52:22 ID:VSWYmC+R
テニア「あたしの膝蹴りは108式まであるぞ」
統夜「はいはい…」
955それも名無しだ:2007/04/26(木) 23:47:37 ID:dxO3dF+4
>>954
テニア「さらに統夜との合体攻撃は216式まであるぞ。」
統夜「多っ!?通常の二倍かよっ!」
956それも名無しだ:2007/04/27(金) 22:22:53 ID:MpEPn5Ap
テンプレ【食卓の誓い・7品目】
957それも名無しだ:2007/04/28(土) 02:45:57 ID:eR12cums
流れを豚切るぜよ。
テニア「う〜ん…」
統夜「どうした?いつになく深刻そうな顔して。」
テニア「いや、最近統夜分が足りないな〜って。」
統夜「…何だその統夜分ってのは。糖分みたいなものか?」
テニア「うん。統夜に甘えることで得られる成分なの。
不足するとサイトロンが暴走して猫耳とかしっぽとか生えちゃうから、
定期的にチャージしないといけないんだ。」
冥王「チャージなどさせるか!」
統夜「…よく分からんが、要は俺に甘えたいってことか?」
テニア「あったり〜!だって最近忙しいかったり、
カティアやメルアがいたりで、全然構ってくれないじゃん。」
統夜「まあ、新学期始まって忙しかったからなあ。
…でも、他の二人がいるからって、そんなに我慢することなかったのに。」
テニア「だって…その…カティア達がいる間に統夜に甘えるのって、
なんか悪い気がするというか…申し訳ないというか…何というか…」
統夜「お前は変なとこで気を使うからなあ。
まあいいか。俺も今日は特に用事ないしな。テニアの好きにしていいぞ。」
テニア「やったあ!統夜大好きっ!!」


久々に某大王漫画をみたら書きたくなった。
反省?後悔?ナンデスカソリャ?
958まとめ人:2007/04/28(土) 08:52:31 ID:BpNcDArf
>>940さん、ご協力、真にありがとうございました。
まとめサイトにも書きましたが、
絵の保管の可否等ございましたら、気楽にコメントしてください。

二スレ目146氏のSSで、途中消去された部分(180番目のレスです。)があり、
話がつながらないため、その後の展開の部分も保管できないという事態が発生しています。
消去されていた部分のレスを持っているという方、
または、もともとそこはSSの部分ではないということを知っている方は、
まとめサイト、もしくは本スレにてお知らせください。
皆様のご協力をおねがいします。
959それも名無しだ:2007/04/28(土) 13:12:12 ID:IxJWtYaX
>>957
冥王さすがだな冥王
960それも名無しだ:2007/04/28(土) 13:19:56 ID:STkpoSIS
>>958

180 名前: それも名無しだ 2005/12/17(土) 14:26:20 ID:fMQv1Uns
さらに>>146の続き

にア【疑問をぶつけてみる】

テニア「あれ?サガラなに買い込んでんの?」
宗介 「フェステニアか。うむ、備蓄食料の補給だ。」
ビニール袋の中には大量の缶詰やらビニールパックがひしめいている。
テニア「テニアでいいって。それ一週間分?」
宗介 「これを一週間で消費するのは不可能だと思うが・・・。ネガティブだ。
    これはこの町の各所にあるセーフハウスに配備するものだ。」
テニア「ふ〜ん。どのくらいあるの?秘密基地。」
宗介 「具体的な場所や数は明かせんが、この町だけで10以上ある。」
テニア「そんなに必要なもんなの?」
すごいとは思うがやりすぎな気もする。
宗介 「当然だ。テニア、君の認識は甘い。」

『先の大戦では木星、月、外宇宙、海底とあらゆる所から敵が侵略を行った。
クルツ曰く、『もう地底から怪獣が出てきてもおどろかねぇ』だそうだ。さすがにないと思うが。
とにかく明日という日にこの店が無事であるという保証はどこにもない。
準備をしすぎるということはない。
それに食料は戦場において時として武器、弾薬よりも重要なものだ。
歴戦の戦士でさえ飢えと渇きには耐えられないものだからな。』

テニア「うん!なるほど!サガラすごい考えてるんだね!」
食料は何より大事だ。うん。
宗介 「当然だ。俺はスペシャリストだ。」
心なし胸を張るサガラ。
テニア「よーし!あたしも大量に買い込むぞー!」
宗介 「いい心掛けだ。有事の際、紫雲たちは君の配慮に感謝する事になるだろう。」

統夜  『くそ!もう食料が・・・』
テニア 『ふっふっふ!こんな事もあろうかと!』
メルア 『テニアちゃんすごいです!』
カティア『いつのまに・・・とにかく助かったわ!』
統夜  『すごいぞテニア!結婚してくれ!』

えへへへへへへへへ
そんな、いい奥さんだなんて、てれちゃうよ〜
宗介 「どうした?顔が赤いぞ。」
テニア「な、なんでもない!買ってくる!」

トマトにお魚、お肉にお米、あ、それからチョコも買おう。
えーと、後は・・・あ!飲み物!やっぱ100%に限るよねー。
961まとめ人:2007/04/28(土) 15:06:00 ID:BpNcDArf
>>960
ありがとうございます。早速加えてきました。
962それも名無しだ:2007/04/28(土) 20:48:53 ID:PYoOqDNu
統夜「これを使うしかない!」
テニア「いけるよ統夜!オルゴンソード・ファイナルモード!」
統夜「行くぞっ!」
(Fモードを振りかぶるラフトクランズ)
テニア「槍投げのように…投げる!!」
統夜「なにっ!?」
(敵機に突き刺さるオルゴンソード)
テニア「串刺しだゼ!!」
統夜「…影響を受けるのも程々にな…」

何となくFモードを見たら浮かんだ武装
これで射程の穴は無いゼ!(ぁ
963それも名無しだ:2007/04/28(土) 23:22:52 ID:eR12cums
>>962
このネタを見て、インフェニティキャリバーver.テニアは、
150ガーベラストレート投げみたいに、剣を投げた方が良いなと思った。
964それも名無しだ:2007/04/29(日) 10:00:37 ID:ofbzWNaq
統夜「繰り出す前に言っておくぜ、この一撃は俺だけの一撃じゃない。
俺の、テニアの、そして皆の思いを乗せた一撃……!!」
統夜・テニア「「これが俺(あたし)達の、”無限の一撃(インフィニティー・キャリヴァー)”だっ!!!!」
965それも名無しだ:2007/04/29(日) 14:19:13 ID:ECFdIj5H
唐突だが、テニアはいかにも女子が好きそうな服よりも、動きやすい服、
たとえばタンクトップやホットパンツの方が好きという気がする。


・・・む!?今、デートの日に、衝動的に買ってしまったミニスカを穿いて、
恥ずかしそうに統夜の隣を歩くテニアという電波がきた!
966それも名無しだ:2007/04/29(日) 20:18:55 ID:+/w2r1E0
お、オレにも受信させてくれッ!
どうしらたいいッ!?
967それも名無しだ:2007/04/29(日) 21:25:05 ID:FAFZfXav
まずは心のアンテナを立てるんだ。
そうすれば、自然と電波を受信するようになるはずだ。
たまに毒電波なるものも受信してしまうから、気を付けてな。
968それも名無しだ:2007/04/29(日) 22:25:17 ID:xGIsMqxM
テニアにはジーンズが似合うと思っていたが、
ミニスカか…ニーソと合わせればその破壊力は更に増すな。
969それも名無しだ:2007/04/29(日) 22:39:01 ID:kc0gye6s
YシャツとかでっかいTシャツ(※統夜の)を着て、
ぶかぶかな感じで、ショーツだけ装備してるテニアが舌出してる姿は受信できた

パンツの色は黄色だった
970それも名無しだ:2007/04/30(月) 17:18:55 ID:pWScAYt7
ACにいい膝蹴りが投下されているな…。

俺、>>970を取れたら次スレを立ててパン屋を開くんだ…。
そして、スレタイは任せてもらっても構わないだろうか?
971それも名無しだ:2007/04/30(月) 17:29:04 ID:pWScAYt7
くっ、駄目だ…切り払われた…やはり俺では役不足だったようだ…。
誰か…俺のテンプレを受け継いでくれ…。

膝蹴小姫フェステニア・ミューズ 七色の足

震えるぞハート!萌え尽きるほどヒート!
刻むぞ!食欲のビ――ト!

『山吹色の膝蹴疾走!』

膝蹴小姫フェステニア・ミューズ 六式爆連打
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1166194272/

膝蹴小姫フェステニア・ミューズ四連撃
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1150152477/
膝蹴小姫フェステニア・ミューズ其之参
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1138543839/
膝蹴小姫フェステニア・ミューズ其之弐
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1133629455/
スパロボJのフェステニアたんがロリカワイイ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1127287515/
膝蹴小姫フェステニア・ミューズ エリアル5Hitsコンボ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1160496850/
972それも名無しだ:2007/04/30(月) 17:29:48 ID:pWScAYt7
テニアスレFAQ

Q:テニアってだれよ?
A:スーパーロボット大戦Jに登場するヒロインのひとり、『フェステニア・ミューズ』嬢のことです。

Q:ミュール?
A:ミューズです。

Q:でも公式には
A:ミューズです。

Q:膝蹴小姫ってどう読むんだ?
A:『ひざけりこひめ』と読むそうです。

Q:過去ログ読んだほうがいい?
A:7本入りの焼き鳥を1本食べただけで満足できる性格なら読まなくてもいいと思います。

Q:他スレのネタを持ってきてもいいの?
A:あまりお勧めはできません。

Q:まとめサイトは無いの?
A:ついに出来ました。中の人に感謝です。

Q:貧乳だよね?
A:依衣子姉さんに謝ってください。

Q:元気で大食いなんてよくあるキャラ設定じゃん。あれ?でもなんだろうこの気持ち…
A:ようこそ。

Q:テニアは俺の嫁だろ?
A:統夜の嫁です。

Q:メ几
 . 木又してでも うばいとる
A: 
ト、 \` </_l /       /-<:.:.:.:.ハ \   イ  !   // ヽ:.:.:.:.>‐、!       ヽレ―.:/   /
\\_\::.::.::.\       l\  l.\:| \ \//|  ト、 / /   l/:1 /|    /.::.::.∠_ //
ユ__ ト、、::::::≧:.、.:..\    |:.:.:.\\{`ー┬\T〈.ノA {_イ_//┬ ´ j://:.:.:.|   /.::.::/:::::::::/イ_ヒ
 ̄二 _ =<_二`ヽ:.::\. V:.:.:.:.:.\\、 \:.:_ト〈:.:.:.〉´ {:.:/ / /:.:.:.:.:./ /::.:/_ ̄_ユ=:._二:.::-
ー..:.._:.:.:.`.:ー ._ ̄ =-\:.{  V:.:.:.:.:.:.{\ヽ、./| Vトiニi/jV1ヽ,/ /:.:.:.:.:.::/ ノ :./=  ̄ _ ...:<:.:.:.:.:.:.:.:
:.::.  ` ‐- :.:.:>、´ ̄ `ヽヽ ヽ:.:.:.:ィ、ヽ>/l !/イトL:jイトN! ! K/.:.:.ィ、:.:.:./ //  ̄ ̄,` <.:.:.:.:._..: ―:.:. ̄
>、::..     `ヽ、:.:.iー-- へー.l/|_∧j :| | |!|::ト、T´イ:|| | |: V:lヽ\_/ー----〈.:::. -‐ ´  .::.::.:,:.-
_lへ:_     \=ー_‐_ ´ヘ.| ト ト::.V::| | j_l::ヒ二ヾ:l! | .|::.//77 l/`ニー_‐ ニァ´..:..:..:..:..:.:.::_:∠:._
  |:..::.:::.::.:`ヽ、  \     \.l ヽヽV1l∧|! r_ゥ jl∧!/V/:// ./      /..:..:..:..:ィ::´ ̄::.::.|
  |     ::.:::||::l\   l      ヽ V /ヽ. ィ―__―ヽ..ィlヽ V'/ /      /..:_ イ:::||:::.::..:..:..:..:|
  |     ||::| ||`ヽ:j_:...       Vーく/ 7´    `ヽノ l ン_/       l イ/:|| |::::!!       |
、. |     ||::| ||/\ヽ`丶、    ヽ ヽ/{       }、/  ./     / ノ´ヽ::!! |:::||     | /
ヽ.!:::ー::---||::|-<ト、:.:.:ヽ ニ_ 、>、   } ∧ト、      ノ∧ /   __ ∠/イ.:.:.:::::}トー!::jト----::: イ_/
   ̄丁 7`ー:ト、::.>イ::.::}::丁:7:} ー'Vヽ:〉ヽ≧=≦ /〈:/ヽ〉ー{弋::1.::{..:::::〉、::_ノ 〉ー '┬ ┬:.:. ̄:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:/   ヽへ:.:__>く:フ_7ラ1┬i ハ:.:.:.::,ィァi―‐ト:、:.:.:.:./l|i┬ト >ーァ_'_ノヽ/     ヽ:.:l:.:.:.:.:.::..:.
:..:..:.:.:.:.l:.:/       |:.:ー1‐.:1:|||| ||\V:.:V .|   |Vヽ:/イ!| | | | l丁 ー':.:|        ヽl:..:..:..:..:..

倒れるときは・・・必ず・・・前のめり・・・に・・・
973それも名無しだ:2007/04/30(月) 17:32:04 ID:ONa0cBzc
まとめサイトのURLは貼らなくてもええのん?
974それも名無しだ:2007/04/30(月) 17:40:52 ID:pWScAYt7
>>973
しまった、うっかり忘れていた・・・。

・ついにまとめサイトが出来ました。
黄金の右膝  SS、支援絵、外部リンクの保管等
http://hizageriprincess.blog101.fc2.com/

これを>>971のテンプレの最後に付け足してくれ…。
975それも名無しだ:2007/04/30(月) 18:10:18 ID:ONa0cBzc
膝蹴小姫フェステニア・ミューズ 七色の膝
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1177924076/

で、まとめさんって今スレにおるのん?
976それも名無しだ:2007/04/30(月) 18:31:54 ID:pWScAYt7
>>975
かまわず乙かませ!
977まとめ人:2007/04/30(月) 18:52:19 ID:sybwArzL
>>975
スレ立て乙です。
いますよ〜。今日は更新できそうにありませんが・・・。
978それも名無しだ:2007/04/30(月) 19:06:53 ID:6bKjQ3HN
>>975
乙、そして産め
979それも名無しだ:2007/04/30(月) 19:26:22 ID:ONa0cBzc
>>977
じゃあまとめサイトの管理者のみ公開してあるコメントの方の対応をお願いします
980それも名無しだ:2007/04/30(月) 19:30:29 ID:6bKjQ3HN
産め
981それも名無しだ:2007/04/30(月) 19:54:47 ID:6bKjQ3HN
産め
982それも名無しだ:2007/04/30(月) 20:34:02 ID:3ftav0jy
統夜「テニア、今のは?」
テニア「ドラコデウスのデータには無い武器だったね」
統夜「ってことは…」
テニア「新必殺技だね!!」
統夜「必殺技か。そりゃいいな、ハハハハハッ!」
テニア「ハハハハハッ!」
983それも名無しだ:2007/04/30(月) 21:09:50 ID:xLP9TDuT
シャナ「すべての…意志の力を…」
フー「すべての…勇気を…」
カルヴィナ「受け継いで…!」
カティア「がんばって…!」
メルア「負けないで…!」
アル=ヴァン「勝利を…掴み取れ!」
エ=セルダ「ガッツだ、統夜!」
テニア「統夜…やっちゃえぇぇぇぇ!!」
統夜「俺は一人じゃない!
 俺たちは…ひとつだぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
984それも名無しだ:2007/04/30(月) 21:12:39 ID:6bKjQ3HN
生め
985まとめ人:2007/04/30(月) 21:19:09 ID:sybwArzL
携帯から失礼しますね。

>>979
報告ありがとうございます。
先ほど変更してきましたが、対応が遅くなり申し訳ありません。
今後はもっと早く対応できるように、心がけます。
986それも名無しだ:2007/04/30(月) 21:27:47 ID:6bKjQ3HN
生め
987それも名無しだ:2007/04/30(月) 21:33:54 ID:ONa0cBzc
>>985
いえいえ、対応ありがとうございます

それではこれにて失礼
988それも名無しだ:2007/04/30(月) 21:41:16 ID:6bKjQ3HN
生め
989それも名無しだ:2007/04/30(月) 21:56:02 ID:3ftav0jy
テニア「統夜ったら〜『産め』だなんて〜ダ・イ・タ・ン(はぁと)」
統夜「言ってない!!言ってない!!そんな事、断じて言ってない!!?」
テニア「照れなくてもいいのに〜統夜にだったらいいんだよ〜」
統夜「何を言っているんだ、お前は!!」
テニア「何って?ナニだよ」
統夜「誰が上手いこと言えと」
990それも名無しだ:2007/04/30(月) 22:42:05 ID:xLP9TDuT
テニアブリーカー+トーヤブリーカー=ウフフキャッキャッ

何か間違ったかな…
991それも名無しだ:2007/04/30(月) 22:59:33 ID:6bKjQ3HN
産め
992それも名無しだ:2007/05/01(火) 01:43:13 ID:e1dZ7Nxq
産もう
993それも名無しだ:2007/05/01(火) 12:00:47 ID:dMkoHhA3
産んでくれ
994それも名無しだ:2007/05/01(火) 14:28:10 ID:nrl4cN01
ス・ス・ハー
995それも名無しだ:2007/05/01(火) 15:21:42 ID:HpFAW750
ヒッ・ヒッ・フー
996それも名無しだ:2007/05/01(火) 15:26:31 ID:gWfrKhcn
ラマーズ・キャノン
997それも名無しだ:2007/05/01(火) 15:31:16 ID:BnThe/xO
埋めるか?埋めるのか?
998それも名無しだ:2007/05/01(火) 16:52:56 ID:HpFAW750
ショウ・ヘイ・ヘーイ
999それも名無しだ:2007/05/01(火) 17:11:57 ID:abavkRuc
>>999ならGW中にSSを完成させる
1000それも名無しだ:2007/05/01(火) 17:18:20 ID:9/gEE68z
>>1000なら次スレもテニアと統夜は仲良く過ごす
10011001
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│            [インターミッション]             │
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│  ユニット能力   ユニットの改造   武器改造  │
│ パイロット能力  パイロットのりかえ  妖精のりかえ │
│  強化パーツ   ユニット換装      オプション   │
│   セーブ       ロード       ポケットステーション │
│〔次のスレッドへ〕                           │
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│次のスレへ進みます。                        │
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│  総ターン数_1000       資金___1000    │
│第1話『このスレッド』までクリア.                │
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