ていうか
極限状態の戦場を生き抜いたジョッシュやアクセルは
ガチのホモにケツを掘られててもおかしくないと思う
D萌えスレでそんなネタがあったなぁ…
や、実際に一応あることはあるが、軍隊のホモネタは基本ギャグだぞ?
……多くの事実に裏打ちされてるからこそのギャグだが。
しかし、何で逆は考えないんだ。
女でも戦闘後は生存本能刺激されて興奮するぞ?
助手なんか正式な部下じゃなくて妹養わなきゃいけないのにバックもないから、可愛がられる可能性はあると思うんだ。
ラキ「ア、アンタなんか好きでもなんでもないんだからね」←(棒読み)」
助手「わかってるって。大好きだよラキ」
ラミア「アンタなんか好きでもなんでもないでございます!」
アクセル「ふ〜ん。で?」
>>903 ジョッシュの童貞はシュラク隊のお姉さまたちに奪われたに違いない、という俺の主張は
正しかったようだな
>>903 つまり、ガチムチの世界から解放されたジョッシュ(幼)は今度はシュラク隊を筆頭としたお姉さま方に可愛がられると申すか
…悪くはないが、救われないなジョッシュ(´Д⊂ヽ
>>904 隊長「言っておくが、俺はあの人形なんかなんとも思っちゃいない」
助手「そうか」
隊長「最近はアレもやけに人間臭い動作をするようになったが、
所詮は人間のモノマネに過ぎん」
助手「そんなものかな」
隊長「だいたい人形のくせに笑ったり落ち込んだ顔をしたり、気色悪いことこの上ない。
この間などレモンが焼いたケーキを食って、花が咲いたような笑顔を見せたんだぞ
あいつは。
レモンは喜んでいたが、間近で見ていた俺には悪夢のような光景だった」
助手「間近で見てたのか」
隊長「その時に記念などと馬鹿な事を言ってレモンが撮った写真がこれだ。
見ろ、この嬉しそうな顔を。人形がこんな顔をしてなんの意味があるんだ」
助手「で、持ち歩いてるわけだ、その写真」
隊長「こっちはアレが射撃訓練で良い成績を出したので誉めた時の写真だ。
主人に誉められた犬じゃあるまいし、こんな顔をするヤツがあるか」
助手(そろそろツッコんだ方がいいのかな…)
アクセル「レモン!貴様、どういうつもりだ!」
レモン「どうしたの?そんなに騒いじゃって」
アクセル「うるさい!どういうつもりだと聞いている!!」
レモン「…いったい何のことかしら?」
アクセル「W 1 7 の ほ っ ぺ た が モ チ モ チ だ ぞ!!どういうことだ!」
レモン「…え?そういうの嫌い?なんなら固くするけど…」
アクセル「やめろ!そんなことはするな!」
レモン「…じゃあ、どうするの?」
アクセル「かまわん、現状維持だ!」
アクセル「ハッ…!まさかW16も…!?」
レモン「ハイハイ」
>>900 W17「失礼ですが、レモン様。レモン様の見た目で、女の『子』というには、無理があるようなきがなかったりしたったりするのでございますです」
ラキ「ジョシュア、W17の頬がモチモチになったそうだ。アクセルが騒いでいた」
助手「…なんでアクセルがラミアの頬の感触を知ってるんだ?」
ラキ「それよりジョシュア。モチモチになるとはどういう事だ。食用に改造したのか」
助手「お餅のことじゃなくてさ、いや語源はそうなんだろうけど。
こう触ったりつまんだりした時に、気持ちの良い感触や弾力のある肌を、
そう言うんだ」
ラキ「ではジョシュアの肌のようなものか」
助手「全然違うだろ」
ラキ「そうか? 私はジョシュアの肌を感じると、とても気持ちいい。
ジョシュアに触れるのも触れられるのも好きだ」
助手「…あ、あのさ、それは極めて個人的な感覚であって、そりゃ俺だってラキの肌は
気持ちいいと思うし、触るのも好きだし、人の目さえなければいつまででも
触っていたいと思ったりもするけど、やっぱりそういうわけにもいかなくて…」
ラキ「なんの話をしているのだ、ジョシュア」
助手「え。…す、すまない。つまり、ラミアの肌がモチモチになったとしても、
俺はラキの肌の方が好きだという話で……いやこれも違うか」
912 :
それも名無しだ:2006/11/19(日) 04:09:57 ID:p5wMjfd9
>>901 このスレにまで腐女子を呼ぶのは辞めて下さい><
GC版っていつまで売ってくれるの?
発売日逃すと無理?
感情が芽生えたラミアに対してのアクセル隊長の態度は?
記憶喪失:普通に他の娘さん同じように接する と言うか、とりあえず口説く
悪セル時:人間臭い真似するな人形風情が! 敵としては興味津々
記憶回復:年の離れた娘を見守る父親のよう 今更どう接していいものか悩む
って感じだろうか
記憶回復時ネタで
アクセル「W…じゃない、ラミア。最近はその…どうだ?何か判らないことあったら聞きに来い。
ああ、俺に言いにくいことなら、リムやラキでも良いが、相談はしておけ」
ラミア「特に問題はありませんが…最近は隊長こそ様子が変だと思います」
アクセル「俺のことはいいさ。戸惑うこともあるだろうが、独りで抱え込むな、と言うだけだ」
ラミア「ふふ、その言葉、そのままお返ししますですわ、隊長」
アクセル「今の喋り方、わざとか。…今のアイツは、当たり前のように笑える…もう、元隊長様の出番なんぞ無用かね。
…まあ、何も無ければ何よりか。これがな」
このスレ的には、恋愛感情を多少含んだアクラミなんじゃないかと思うんだが。
助手ラキは文句無しにラブラブまっしぐら。
アクセル「ちくちく何やってんだ?繕い物か?」
助手「ああ、ラキにぬいぐるみを頼まれてな。余り物の布と綿で、さ」
アクセル「器用なものだな。ん?…これはお前を模したぬいぐるみか?」
助手「う。あ、うん…なんかコックピットに置きたいらしい…」
アクセル「まったく…コックピットは遊び場じゃないんだぞ。しかしよく出来ているな、これは」
助手「そうか?どうせならお前にも何か作ろうか?」
アクセル「ふざけろ。さて…ちょっとコーヒーでも飲みに外に出てくる、留守を頼むな」
助手「ああ。」
W17「…」
助手「ん?どうしたんだ、ラミア?」
ラキ「お休み、ジョシュア」
W17「お、お休みなさいませ。…ア、アクセル(/////)」
ラキ「さすがジョシュアだな。そのアクセルのぬいぐるみもそっくりだ」
W17「…私に夢を見る機能は無いが、これを抱いて待機状態になるといい夢を見れそうな気がしますですわ」
ラキ「そうか。みれるといいな…じゃあお休み、ラミア」
W17「お休みなさいませ」
W15「ジョシュア・ラドクリフ。お前の腕を見込んで、頼みたい事がある」
助手「メイガスの立体映像をモデルに、ぬいぐるみを作る?
やってやれない事はないけど」
W15「感謝する。
我が名はウォーダン、ウォーダン・ユミル。メイガスの剣なり…!」
>>916 アクセルに見つかったら「人形の貴様が人形遊びか!」とかいってアクセル人形の首もいで捨てそうだな
そして異常に悲しむラミア見てオロオロするのが容易に想像できる
>>915 親子も愛の形だ
レモンが母のような存在なら、
レモンの恋人であるアクセルが父親の様なもの、って形があってもよかろ
まあ、なにかと「愛」で片付けると、上のホモネタでも何でも許容されてしまうことになるがw
>>919 その後ゴミ箱から自分のぬいぐるみ拾い上げてお針子さんするアクセルだな。
>>921 なんかさ、「なんで俺がこんな事を…」とか「くそっ、しょうがねえな」とかぶちぶち言いながら針を進めるアクセルの後姿が容易に想像できるんだけど
…Dのギュネイに被って見えたのは多分目の錯覚だな、うん
そういやリアル機体だとNTになるよなアクセル
いえ、スーパー系でもNTです。ラミアは強化人間です。
>>923 スーパー系でも普通にニュータイプの人だぞ
元々高めの能力に加えて、補正もかかるから、ソウルゲインに乗ってても当てるし避ける
運動性とかほぼ同能力のマジンガーと比べてみたら、回避率に30%ぐらいの差が出た
あくまでもパラメーターや能力でいけば、α以外のオリ主人公の中ではトップクラスなんだよな<アクセル・ラミア
ゲームでの強さを議論したらキリがないからどうでもいいが。
しかし、アクセルって階級どれぐらいなんだろう?
OG世界では、軍曹以上でないとパイロットになれないのは確か。
特殊部隊にある班の隊長ということを考えると少なくとも指揮官クラス。
処理班の人数にもよるが、中尉から大尉ぐらいか?
ワカメが大佐なことを考えると、影鏡はかなりでかいかもしれんから、もう少し上もありえるが……
ハガネ隊とかの階級が滅茶苦茶だからイマイチ推測もできん。
間違えた。
軍曹じゃなくて曹長だ。
三人しか居ない幹部の一人でワカメが大佐なことを考えると左官じゃないか?
適当に言ってみただけだが
左官なのか…そうか…シャドウミラー施設の工事修繕を一手に引き受けてたのかねぇ…
一部隊の一班が佐官なんてありえねー
あそこまで前線にでるはずもないし。
ヴィンちゃんは、裏部隊の責任者だから、大佐でもおかしくないし、実質的には一階級上ぐらいの扱いだったりするかもしれんが。
……ヴィンデルってもしかしたら40以上とか結構な年いってるかも。
いや、4コマ漫画のあとがきでアミーゴ隆造氏が
「ヴィンデルが自分より年下なのを知ってちとショック」
みたいなことを言っていた(同氏は1964年生まれ)だから、
少なくとも37.8よりは下じゃないかね
特務曹長という線も捨てがたいだろう。並の佐官よりも頼れる下級士官て燃えないか?
つまり隊長は士官学校を出てないと?
>>931 マジか!?
じゃあ、あの年で大佐のヴィンデルって滅茶苦茶有能だったのか……
パイロットとしては邪(ry
アクセルの階級かー…
キョウスケと同じくらいだと思ってたから大尉〜少尉くらいだと思ってたんだけどな
実際のところどうなんだろう
つまりウィンデルは前線に出ずに後方で作戦立案とか内務業務やってるべきだったんだろうなぁ
ヴィンちゃんはアクセル、レモンとそんなに年は離れていない気がするんだけどなあ
おもいっきりタメ口で話されてるし・・・
ラミアが少尉なんだから、アクセルの階級はそれより上だろう
中尉か大尉ってところでない?
ラミアが小尉なだけで、W17が小尉とは限らないけどな。
OGで隊長が仲間になったとして、ラミアよりも階級が低い特務曹長とかだったりしたら笑える。
いや、OG2でラミア・ラヴレスが少尉だってのは
連邦のデータに侵入して勝手に偽造しただけの自称みたいなものだし、
だからこそアクセルと同格やそれより高い階級にする事はないだろうと思って
941 :
それも名無しだ:2006/11/20(月) 16:26:13 ID:93x64kH1
向こう側のキョウスケとの対比から
反乱前は大尉、シャドウミラーの反乱後はヴィンデルの権限で(もちろん私兵集団と化したシャドウミラーに公的権威付けは無意味だが)少佐ってところじゃないかと妄想。
特務処理班って汚れ仕事だから表立って評価されないだろうし階級自体は低いんじゃないか?
権限はある程度持ってるだろうけど
アレだな、ゴミ(裏切り者)処理部隊とか処刑人とかエクスキュージョナーとかそんなかんじに忌み嫌われてるが実力はトップみたいな
>>940 OG2ではラミアは少尉ですらなくて表向きはイスルギのテストパイロットだぞ。
OVAで階級が少尉になった事が明かされた。
>>942 魔装機神だとラセツがそれだったな
もうすぐこのスレも終わりだね
「だからね、この先には入れないんだってば」
兵士は、これで四回目となる警告を通信で送った。しかし、返ってきたのは、矢張り同じ答えだった。
「どうしてですの? 私はこの先に行きたいだけなのに」
「いや、そうじゃなくてね、この先は崩落とか、未探索区域が多すぎるの。一応の調査は全部済んでるけど、
やっぱりわけがわからないエリアが多すぎるから、入っちゃいけないの。わかる?お嬢さん」
けれど、暫し間をおいてから返ってきた答えは、やはり要領を得ない答えだった。
「それでも、私はこの先に行かなければならないんですの」
兵士は、あからさまに向こうに聞こえるようなため息を吐いた。
「いや…けどね…」
「何やってるんだ?」
「あ、隊長…もうお手上げですよ」
同じく、PTによる周辺の警備を行っていた上司に、彼は泣きついた。
「聞いてくださいよ、こちらのお嬢さん…話を聞いてくれないんです」
「なに?」
隊長は、まじまじと機体のカメラアイで、目の前にいる特異な形状の機体を眺めた。
そして、丸々一分程したところで、突如上ずった声で叫んだ。
「こ、これは失礼しました!部下がなんと失礼なことを!」
「へ?」
部下の男は素っ頓狂な声を上げた。天使を思わすフォルムの機体のパイロットは、穏やかに諭すように言った。
「私は、もうそんな扱いを受ける理由はありませんのです。上には、話は通ってると思っちゃったりしてるのですが…」
「ええ、ええ。確かに命令は受理しています。どうぞ進んでください」
「失礼しますわ…」
そのまま、悠々と無機質な翼を羽ばたかせて、ホワイトスターの中へと入っていった。それを見ていた警備兵は、上司に尋ねた。
「今のお嬢さん、どちらの令嬢さんですか? それとも、将軍の娘さんですか?」
「バカ! 何言ってる! あの人は、もしキチンと軍属に入っていたら、少将か中将クラスの人だよ!最終階級は、結局諸事情で少尉止まりだったけどな」
「そんな偉い令嬢が?」
「違う。お前でも知ってるだろう? このホワイトスターで、異星人やら異世界人と戦った大戦の話を」
「ええ、知ってますよ、そのくらい。今時の教科書にもちゃんと載ってます」
「あの人は、その時の当事者、早い話が、ヒリュウ隊の一人だったんだよ」
暫し、キョトン、とした顔をしてから、突如警備兵は笑い出した。
「冗談きついですよ、隊長!あのお嬢さん、どうみても18,9だったじゃないですか!
大体、あの大戦は今から百年も前の話ですよ。そりゃあ、昔に比べて平均寿命はあがりましたけど、
昔と変わらない姿で今もPTにのってるなんて、アンドロイドくらいしか…?…え?」
隊長は、何も言わずに、モニター越しに頷いた。
「…マジ?」
原形こそ留めてはいたものの、ネビーイームの内部は、デブリベルトのように、PTのパーツや施設の瓦礫などからなる、
障害物が大量に浮遊していた。少しどかせば先に進めるものの、耐久限界が近づいていたアンジェルグにとっては、難儀な作業でしかなかった。
「ここはまるで…時が止まっているようですわ…まだ、あの時から少しも動いていない…まるで、無機物だというのに、死んでいるようで…」
そこで、ラミアは自嘲気味な笑みを漏らした。何をセンチメンタルなことを言っている、自分こそ物言う無機物ではないか、と。
「そう…私だって…」
と、ラミアは、残骸をどかすアンジェルグの腕を止めた。アンジェルグが掴んだのは、量産型アシュセイヴァーの胴体だった。
剥がれ、剥きだしとなったコックピットには、『むこうがわ』からやってきた時から、少しも変わらない姿の、量産型のWシリーズの姿があった。ただ違うのは、もうその眼には、明りが点っていないこと。
「…アナタも、ずっとここで待っていたのですわね」
待っていた? 違う、そうじゃない。彼らが待っていたのではない。
自分が、自分こそが、ここに来る日を、薄々、そして切々と待っていたのだ。
「…私が?」
そう、待っていたのだ。
この世界でラミアと出合った人達は、誰も彼もが優しく、愛おしかった。
けれど、時が経てば経つ程、誰も彼もが、ある者は、もう手が届かない、遠い宇宙の彼方へ、
ある者は、ただ、一握りの灰だけ残していなくなっていった。
その度に、ラミアは気づかされた。自分は、見も知らなかった人々の好意で、生きてきたことに。
そして、それが全てなくなった時、自分には、本来誰にでもある、帰るべき場所がどこにもなかったことに。
悲しい、とは思わなかった。そんなものだ。それが、この世界にとって、望まれぬ異邦人であった自分への罰だ。
ただ、薄々気がついてはいた。最後に自分を、少しも拒まず受け入れてくれる場所は、一つしかないことに。
そして、そこに帰ることを、ずっと待っていたのだろう。
「…静かですわ」
そっと、懐かしむように、ラミアは死の世界に降り立ち、呟いた。
ブロックの中には、もう一握りの酸素も残っていなかったが、ラミアには、そんなことは関係なかった。
「なんだか、不思議ですわね。ここで、隊長と、レモン様と、ヴィンデル様と殺しあったのに、
今では、何もかも忘れ去られたように静まり返ったりしちゃって…忘れ去られて」
少しずつ、今はただ、懐かしいだけの戦場を、一歩一歩ラミアは歩いていった。
「…本当に、ただ懐かしいだけですわね…けれど、最期には丁度いい場所ですこと」
そっと一歩ずつ、噛み締めるように、愛おしむように、ラミアは歩いていった。
今なら、苦もなく理解できる。結局、自分が最期に帰るのは、兄弟達の下なんだと。
けれど、もうそれでいいのかもしれない。
そっと、ラミアは何かの残骸に腰を下ろした。そして、弾かれたように腰を上げた。
それは、残骸ではなかったからだ。新品同様の装甲だったからだ。
「……?」
後ろに、一歩ずつ下がって、その物体の全貌を見ようとした。
一歩、また一歩、残骸に足を取られながら、そしてラミアはその姿を見た。
途端、今まで、どうしてもうまく表現できなかった感情が、一気にラミアの中に溢れた。
それは、ソウルゲインだった。あの時、確かにソウルゲインは打ち貫かれて、爆散した。
それでも、ソウルゲインはその再生機能により、とうの昔に主人は果てたというのに、
長い長い年月をかけて、もう一度戦う為に、己の体を癒し続けていたのだろう。
ただ、そのソウルゲインの姿を見た時、ラミアは、悲しくて悲しくて仕方なかった。そして、実感した。
ああ、隊長は、まだ戦い続けているんだ、もう戦わなくてもいいのに、まだ戦っているんだ。
そう思うと、ただ悲しくて悲しくて、仕方なかった。あの人はこれからもずっと、戦い続けるのだろう、と、そう考えると、悲しくて仕方がなかった。
ソウルゲインの空っぽのコックピットに座り、その悲しみを抱いて、ラミアは、零れ落ちることのない涙を流し続けた。
ただ、それだけがラミアにできる、アクセルへの唯一の手向けだった。そして、それしかできないことが、矢張り悲しかった。
最後に思ったのは、もしあの世にいけたら、せめてその時はあの人の為に戦おう―それが最後だった。
「…何をしている?」
まどろみの中、ラミアは懐かしい声を聞いた気がした。
「何をしている、と言った。人形。もう時間だ。早く次の戦場に行くぞ」
「…隊長?」
あまりにも懐かしい声だった。
「そこは俺の席だ。早くどけ、人形」
「隊長…?どうしてここにいちゃったりするのですか?」
「貴様…また壊れてきたのか。全く、俺達が迎えに来たのだというのに」
「…迎え?」
ラミアは、アクセルの後方に目を向けた。
ツヴァイザーゲインがいた。アシュセイヴァーがいた。ラーズアングリフがいた。スレードゲルミルがいた。
「…どうして…?」
「どうしてもこうしてもあるか。それはこっちの台詞だ。いいからどけ、と言っているんだ」
「…どうして?」
「だから、迎えに来たと言っているんだ」
それでも首を捻るラミアに、アクセルは呆れ顔で言った。
「何がそんなにおかしいんだ。さあ、言ってみろ」
「だって…そんなはずはないんですの…私達が生きていける場所なんか…私の居場所なんか…」
キリキリと、腕は軋みをあげていた。しかし、アクセルの頬に触れると、途端に動きが滑らかになっていった。
ゆっくりと、ソウルゲインが立ち上がった。そして、しょうがない、といった顔をした後、言い聞かせるように、ラミアに言った。
「いいか、人形。確かにこの世界に俺達の居場所はなかった。もしかしたら、宇宙のどこを探しても、俺達の居場所なんかないのかもしれんな」
そして、ソウルゲインのコックピットから落ちないようにラミアを抱きとめてから、ゆっくりとハッチを閉じた。
ラミアは、もしかしたら、自分はもう死んでいるのかもしれないな、と思った。でも、それでももう、何もかもがよかった。何もかもが幸せだった。
「だがな、忘れたわけじゃあるまいな? 俺は、お前達のみたいな奴の居場所を作ってやる為に戦っているんだ。お前達も。そして、これからもずっと」