421 :
死に至る病@:
シンジ「僕は…もう逃げない。僕はずるくて臆病で卑怯だった…でも、みんなと一緒にいて解ったんだ。僕は一人じゃない」
プシュー(ドア開く)
シンジ「鉄也さん真吾さんゼンガー少佐!僕をみてください!」
鉄也「おわっ!どうしたんだシンジ君!?」
真吾「ヒュー♪いきなりストリップとは大胆だねえ」
ゼンガー「どういうつもりだ…碇シンジ」
アスカ、綾波、ミサト「変態」
変態変体編隊ヘンタイヘンタイへんたい…
シンジ「え?だって…ええ!みんな服着てる!どうして!?なんで!?みんな僕を一人にしないでよ!うわああああぁぁぁっっ!!!」
……
ミサト「シンジ君と初号機がディラックの海に飲み込まれてもう一日になるわ…」
鉄也「俺はもう待てん!あの空間に突入してシンジ君を助ける!」
ミサト「鉄也君…気持ちはわかるけど、中はどうなってるかわからないのよ」
鉄也「俺は戦闘のプロだぜ!甘くみてもらっては困るな」
ピタピタピタピタン
リツコ「待ちなさい!せめて生命維持用のスーツを…」
甲児「鉄也さんにそんなもの必要ねえぜ」
竜馬「ああ、鉄也君には熱く燃える魂がある。だから大丈夫ですよ。よし!俺達もサポートへいくぞ!」
リツコ「非常識だわ…」
ブライト「赤木博士、その非常識さに我々は何度も救われました。今は鉄也を信じましょう」
422 :
死に至る病A:2006/06/15(木) 00:12:05 ID:exKYJwzQ
〜第二新東京市〜
鉄也「おかしな球体野郎だぜ…待っていろ シンジ君!!」
鉄也「ドリルプレッシャーパンチ!!」
レリエル「…」
鉄也「なにぃ!?これでどうだ!ブレストバーン!」
ミサト「鉄也君!無駄よ使徒の本体は影の部分なの!」
鉄也「よし、影の部分だな。いくぞ!スクランブルダァーシュ!…のあああぁっ!」
リツコ「ATフィールド…意地でも異物の侵入を阻止しようとするのね」
甲児「よし!俺とリョウでぶち破ってやる!いくぜ」
竜馬「ツインビーム!!」
バキィン! キィン
甲児「駄目だ、すぐ閉じちまう」
鉄也「…赤木博士、穴が空いてから閉じるまで何秒だ…」
リツコ「5秒…とてもじゃないが無理だわ」
アスカ「私達が出るわよ!」
綾波「…ええ」
リツコ「駄目よ!目的はエヴァかもしれないのよ?これ以上エヴァを失うわけにはいかないわ」
鉄也「無理じゃないぜ?アスカ、レイ!
ジュン、グレートブースターを射出してくれ!」
甲児「そうか!よぅし」
竜馬「ブースターの加速があればいけるかもしれない(しかし秒の世界だ。どうする鉄也君)」
ミサト「わかったわ鉄也君。あなたに賭けるわ」
アスカ「いい場面をあんたに譲るわ。その代わりシンジと一緒に帰ってきなさいよね!」
マヤ「プラグスーツの生命維持装置残り時間あと5分です!」
鉄也「まかせてくれアスカ。必ずシンジ君をきみのもとへ送り届けるぜ」
アスカ「なっ!なにいってんのよバカッ!!」
鉄也「命を燃やすときがきたいくぞ!!」
423 :
死に至る病B:2006/06/15(木) 00:14:25 ID:exKYJwzQ
マヤ「生命維持、あと3分!」
鉄也「いくぞみんな!」
甲児、竜馬「おお!ツインビーム!!」
ドギャアアアア
鉄也「ぬおおおぉ!!!」
バリーン!ザシッブシュ
鉄也「ぬあああああっ」
甲児「て、鉄也さん!?何やってんだ!!」
鉄也「なにって…割れたキャノピーが体に刺さっただけさ…」
竜馬「なぜツインビームの前にでたんだ!?」
鉄也「フィールドを突破するには5秒じゃ無理だ…だが2体の必殺エネルギーをのせたブースターならフィールドごと突破できる!」
BGM・鉄也のテーマ
甲児「鉄也さん…あんたってやつは…」
鉄也「ブースターがエネルギーを保てる時間がない!今いくぞシンジ君!
くらえっ!!ファイナルダイナミックブースター!!」
竜馬「すごい!まるでシャインスパークだ!」
ミサト「鉄也君!!」
アムロ「無理だ!グレートがもたない!!」
アラーム音(ピプーピプーピプー」ガガガガガガガ
鉄也「ぬおおおおおおおおお!!!!」 …………
シンジ「はっ…!ここはプラグの中?寒い…みんな…僕を変態ガハアッ!!LCLがもう限界…いやだ!たすけてよ!!ミサトさん!アスカ!綾波!父さん…母さん……鉄也さん……もう…だめ…だ…」
?「おいおい、もう諦めるのかい?そりゃあないだろう?」
シンジ「!」
424 :
死に至る病B:2006/06/15(木) 00:16:43 ID:exKYJwzQ
シンジ「グレートマジンガー…鉄也さん!どうやってここへ?」
鉄也「仲間の力をかりてな…話は後だ。脱出するぞ」
シンジ「でも鉄也さん血だらけですよ!(股間に刺さった破片が一番痛そうだけど…それにキャノピーも壊れてる…この空間で裸でいられるのはなんでだろう)」
鉄也「たいした怪我じゃない!さあいそぐんだ、俺が空けた穴が塞がる前に」
シンジ「はい!」
〜地上〜
ミサト「シンちゃん…鉄也君…」
ブライト「彼らを信じましょう」
シゲル「目標内部より高エネルギー反応!…これはグレートと初号機です!」
ΩΩ Ω<なんだってー
BGM・SKILL
ドバァァァァア
シンジ「帰ってこれたんだ!」
アスカ「やっと帰ったわねバカシンジ!!」
ミサト「シンジ君!鉄也君も無事で…」
マヤ「目標よりコア出現!」
鉄也「ようし、最後の仕上げにかかるぜ!」
シンジ「はい!」
鉄也「シンジ君、マジンガーブレードを使え!」
シンジ「わかりました鉄也さん!」
鉄也、シンジ「ダブルマジンガーブレードッッ!!」
ズドォォォォォォ!
………
冬月「いいのか碇?委員会が黙っておらんぞ」
ゲンドウ「これもシナリオのうちだよ。問題ない」
シンジ「僕が無事に帰ってきて一週間。相変わらずみんなに振り回されているけど、笑っていられる
アスカには散々怒鳴られた。普段はうるさいだけだけどあの時はなぜか心地よかった
鉄也さんは陰茎に5針縫う大怪我だったけど手術の翌日にはトレーニングルームで汗を流していた。真吾さんもゼンガー少佐も相変わらずだ
裸に慣れるのは難しいけど、あの時使徒は僕にナニを見せたかったんだろう?あれは僕の中にある本当の自分だったのか…今だにわからない。裸を認めたい僕と、裸を認めたくない僕
やっぱりわからない
でも、僕は一人じゃないって解っただけでもよかった。父さんはこの事を教えるためにこの部隊へ送ってくれたんだろうか
違うかもしれない、でも信じたい。たとえ裏切られても僕はもう逃げない
みんなが一緒だから