1 :
それも名無しだ:
2 :
それも名無しだ:2006/02/23(木) 00:16:27 ID:yoRKjKtM
爾
3 :
それも名無しだ:2006/02/23(木) 00:17:17 ID:/fzvE9Tb
4 :
それも名無しだ:2006/02/23(木) 00:17:49 ID:kKh/fe0T
5 :
それも名無しだ:2006/02/23(木) 00:22:32 ID:c0nRlE70
6 :
それも名無しだ:2006/02/23(木) 00:54:16 ID:c3+quHn0
1乙!
7 :
それも名無しだ:2006/02/23(木) 01:37:39 ID:jwGtkKJQ
8 :
それも名無しだ:2006/02/23(木) 08:33:15 ID:x8zonClf
9 :
それも名無しだ:2006/02/23(木) 11:17:14 ID:W7HgaRP6
もともと薄いキャラだから強引に盛り上げようとした所で無駄
10 :
それも名無しだ:2006/02/23(木) 12:39:30 ID:45RyrXf0
11 :
sage:2006/02/23(木) 12:50:45 ID:z5EO9JtR
>>1
乙ったぁぁぁぁあああ!
で、その結果が鼻血娘か。同志
>>10よ
12 :
それも名無しだ:2006/02/23(木) 13:34:15 ID:C00F60JX
鼻血なんて只の飾りです。
偉い人にはそれが解らんのです。
そんなものなくったってカティアに萌え燃えです。
>>1 乙
13 :
それも名無しだ:2006/02/24(金) 05:29:15 ID:vdN5zTNo
乙トウェル・ブラキウムで乙してみせる!
いけえぇぇええ!!!
14 :
それも名無しだ:2006/02/24(金) 06:09:59 ID:RZSA7zx2
>>1乙
鼻血はなぁ・・・、蛇足だと思う俺が来ましたよ。
と話の腰を折ってみる。
15 :
それも名無しだ:2006/02/24(金) 18:50:43 ID:zsxdoYVK
>>14 お前は俺か?
正直、鼻血キャラが確立されてきた頃は、正直引いた。
が、それでも俺はここから離れなかった。
何故だか分るか?
カティアが好きだからに決まっているでしょうがっ!
16 :
それも名無しだ:2006/02/24(金) 19:24:22 ID:poNEf/aC
鼻血がなきゃ2スレ目に到達してるかどうかもわからなかっただろう
17 :
それも名無しだ:2006/02/24(金) 21:46:47 ID:vdN5zTNo
それでも!
守りたいスレがあるんだあぁーー!!!
鼻血属性がついたのは2周目からだぞ
18 :
それも名無しだ:2006/02/25(土) 06:14:30 ID:+kEpn97c
妄想属性ならOKだ。
19 :
それも名無しだ:2006/02/25(土) 09:16:21 ID:3CtKV1J8
俺も鼻血妄想の偽カティアは最初は嫌だったな
ネタとして楽しむ分には悪くないけど、やはり本物には遠く及ばない
20 :
それも名無しだ:2006/02/25(土) 19:26:17 ID:0FDXmt5t
カティアは左利き
21 :
それも名無しだ:2006/02/26(日) 01:21:03 ID:V3uVchfP
Jスレに倣って、妄想カティアの能力検証
精神:覚醒、気迫、感応、闘志、夢、愛
補正:毎ターン精神10%回復、気力上昇+(命中・回避・ダメージ・撃墜)
22 :
それも名無しだ:2006/02/26(日) 16:08:28 ID:KIYWS633
Jにおいては最強の精神コマンドラインナップだな
感応と覚醒以外あんま使わないような気もするが
23 :
それも名無しだ:2006/02/26(日) 18:35:47 ID:V3uVchfP
ていうか、Jに存在しない精神ばっかになってしまった
でも、1番に覚醒を覚えるってとこは外せないと思うよ
24 :
それも名無しだ:2006/02/26(日) 20:37:13 ID:5juRcMlA
確かに覚醒が最初から使えるのは便利だが、コレ単体だと使えないな。
旦那がいれば鬼に金棒なのだが。
にしても、気迫と闘志は原稿を書くときの。 感応と夢は言い換えて妄想だろ?
愛は言わずもながだが覚醒って・・・・・?
25 :
それも名無しだ:2006/02/26(日) 20:44:28 ID:gqV2WE60
覚醒は801か
カティアというより腐女子だな
最後に愛を覚えるのは旦那に愛を教えられたからか?
26 :
それも名無しだ:2006/02/27(月) 00:47:22 ID:B9qiWzzr
第34話―妄想、誰がために
フランツ「今の君にならこれを託せる。ダイナミック・モビリティー・ソウルを」
カティア「来てえぇーーー!ダァイ!モォォーー!ソォォォォウ!!」
妙な電波を受信してしまった。どんなスペックなのやら…
ヴォーダの闇で反省してくる
27 :
それも名無しだ:2006/02/27(月) 12:37:44 ID:TU9E+CcK
28 :
それも名無しだ:2006/02/27(月) 22:02:40 ID:P9VCWKMy
カティアって百合キャラじゃないんか?
29 :
それも名無しだ:2006/02/27(月) 22:10:29 ID:VNn7OL0k
テニアとメメメはトーヤにあげるから
カティアはカルビと幸せになってもらいたいと思う俺がいる
30 :
それも名無しだ:2006/02/28(火) 01:13:10 ID:jWQo612I
全くだな
31 :
それも名無しだ:2006/02/28(火) 01:17:51 ID:nrlTyRAf
統夜としてはカティアとくっつくのが一番いいかと。
食費とか、食費とか、食費とか・・・・・・。
32 :
それも名無しだ:2006/02/28(火) 01:29:07 ID:bM/peSaq
別な方向での出費が増えるから誰でも同じな気も
33 :
それも名無しだ:2006/02/28(火) 08:02:26 ID:SfEJTv29
元のカティアでそれはありえない。むしろ出費にうるさい、節約タイプかも
俺としてはやっぱ統夜とくっつくのが1番だな
34 :
それも名無しだ:2006/02/28(火) 14:50:24 ID:nrlTyRAf
まぁ、カルビの相方としても最適な気が・・・・・・。
一番なだめれそうじゃね?
35 :
それも名無しだ:2006/02/28(火) 15:28:58 ID:DMB85pXK
カティアは癖がないからどちらにも合うのです。
癖がないからネタもないけどね・・・
36 :
それも名無しだ:2006/02/28(火) 18:23:24 ID:jQ/pOU4S
癖が無いってのは、ある意味二次創作には使いやすいけどね
前スレ最後のフルメタ関係で若干荒れた時の
「こいつは○○なんて行動とらない、××するはず」みたいな制約が無いわけだし
37 :
それも名無しだ:2006/02/28(火) 19:46:15 ID:tc0eFk7X
38 :
それも名無しだ:2006/03/01(水) 01:36:28 ID:UurvkDrq
>>36 前スレのフルメタ関係で荒れた件は仕方ないと思うぞ
ゲーム内でも分かりきってるキャラの性格を掴んでなかったんだし・・・
マデューカスとかマデューカスとかマデューカスとか
39 :
それも名無しだ:2006/03/01(水) 12:48:10 ID:6bEEfwwt
>>38 俺はそれよりもダメ出ししてる奴の態度が偉そうで不快だった。
つーか原作うんぬん言い出したら冥王とかどうなるん(ry
40 :
それも名無しだ:2006/03/01(水) 18:27:27 ID:lVZ0JQkF
ふもっふのマデューカスはなかなかいい壊れっぷりだったと思うが・・・
とか言いつつ、すんだことだしもういいじゃないかとまとめようとしてみる
41 :
それも名無しだ:2006/03/01(水) 23:28:40 ID:q6jJS1iw
とりあえずコーヒーブレイクでも
カティアはカフェオレ派だったかな?
最初はブラック派だと思った
42 :
それも名無しだ:2006/03/03(金) 21:44:38 ID:1BdGgzJV
ダメだ、ひな祭りネタは思いつかねぇ…orz
カティアの着物姿でも妄想するか
43 :
それも名無しだ:2006/03/04(土) 00:52:23 ID:Rlzesbns
三人の中では一番似合いそうじゃね?
黒髪でおしとやかっぽい気がする。
44 :
それも名無しだ:2006/03/04(土) 08:07:34 ID:d1J5b2av
俺の前で三つ指突いてる姿妄想して自分を押しとどめられなくなった
45 :
それも名無しだ:2006/03/04(土) 09:13:17 ID:7Z53gJ2f
厨房に忍び込んで甘酒を全部飲むテニア
菱餅やひなあられを喰い尽くすメルア
それを叱るカティア
アキトとディアッカに管理者責任を問われる統夜
46 :
それも名無しだ:2006/03/04(土) 13:33:30 ID:7v1dn1P6
厨房に忍び込んで甘酒を全部飲むテニア
菱餅やひなあられを喰い尽くすメルア
それを叱るカティア
文句言いたいけど、カルビが怖くて何も言えないアキトとディアッカ
47 :
それも名無しだ:2006/03/04(土) 23:13:29 ID:Rlzesbns
最近、統夜がカティアと頭を抱えながら家計簿を眺める、という電波が飛んでくるのだが、いかがしようか?
うpするべきか?
48 :
それも名無しだ:2006/03/04(土) 23:33:19 ID:kPFrDdn4
何か本編であっても違和感なさそう…
是非!
49 :
それも名無しだ:2006/03/05(日) 13:30:37 ID:bKCy647D
カティア「統夜、なにを眺めてるんです?」
統夜「あぁ・・・・・通帳だ。 親父の遺産やネルガルからの給料とかを入れていたんだが・・・・・」
カティア「この日付・・・・・・私たちが来てから随分と減ってますね」
統夜「理由は考えなくても分るんだが・・・・・・。 このままだと学費やら生活費に困るからな」
カティア「すみません、私たちのせいで・・・・・・」
統夜「と、言うわけでバイトを始めようと思う。 トロンベっていうレストランがバイトを募集してたから」
カティア「だったら私も一緒にやります」
統夜「・・・・・・・・・・すまない。 それと、この話は二人には内緒な」
カティア「ええ、言ったらクビになりそうですからね」
スマン、ミノフスキー粒子の妨害にあってこれだけしか来なかった。
50 :
それも名無しだ:2006/03/05(日) 13:33:13 ID:MHTS/7pN
マテ、考え直せ統夜
その店名は激しく地雷だw
51 :
それも名無しだ:2006/03/05(日) 14:00:57 ID:Jcb2OCXf
じゃあここはレストラン・ノアで
52 :
それも名無しだ:2006/03/05(日) 20:41:08 ID:pIGvjvxs
ならば今度開店する、四神が目印の健康食品専門店
「八卦陣」
なんてどうだい?
働けば目玉商品の健康ドリンクが従業員サービスで飲めるし
53 :
それも名無しだ:2006/03/05(日) 21:15:37 ID:e+y+RuxI
>>52 そして、こうなると言うわけか!
統夜「くわぁっ!!(洗面所へダッシュ)」
カティア「ぬあぁぁぁぁぁっ…(同じく洗面所へダッシュ)」
54 :
模部軍曹:2006/03/05(日) 21:48:44 ID:KSpFnvg+
>>52を見て
八卦と聞いて某冥王が「八卦はこの木原マサキの専売特許だ。だが使用料を払うなら開店を祝福してやっても良い」
などと言う電波を受信した。
55 :
54:2006/03/05(日) 21:51:07 ID:KSpFnvg+
名前欄消し損ねた…orz
56 :
それも名無しだ:2006/03/05(日) 23:28:40 ID:x+NKT6Zk
57 :
某スレ軍曹:2006/03/06(月) 00:01:12 ID:KSpFnvg+
58 :
それも名無しだ:2006/03/06(月) 00:50:45 ID:RqnvQgkH
相良以外の軍曹はどっか行って下さい
59 :
ウルズ6:2006/03/06(月) 01:03:01 ID:9CROhqTh
あのむっつり野郎はよくてオレは駄目なのかよ
そりゃちょっと冷たいんじゃないの、カティアちゃん
60 :
それも名無しだ:2006/03/06(月) 01:15:32 ID:D98OBjbT
統夜へ
家の地下にお金を埋めてあるので、もしお金に困るようでしたら使ってください
父より
「親父・・・脱税だよそれは・・・」
61 :
それも名無しだ:2006/03/06(月) 04:24:43 ID:dozTnUfh
軍曹のお散歩コースはここですか?
62 :
それも名無しだ:2006/03/06(月) 07:28:06 ID:oeZ1m7NK
>>59 相良じゃなきゃ統夜の(夜とかの)相手は務まらないからだよ。
63 :
それも名無しだ:2006/03/06(月) 07:56:22 ID:8zc32j4/
クルツと痔が高性能レーダー代わりにカティアを×××する夢を見た
64 :
それも名無しだ:2006/03/06(月) 13:34:07 ID:IKkItRoH
65 :
それも名無しだ:2006/03/07(火) 17:41:14 ID:ZHne9IAX
―紫雲家の食卓
バイトで統夜は○ックから、カティアはコンビニから帰宅
統「みんな、今日はハンバーガーが大漁だぞ!」
カティア「統夜、見て下さい!ロス(いわゆる賞味期限切れ)がこんなにありました!」
統「おお、弁当が多いな!でかした、カティア!」
カテ「いえ、これくらいしか出来なくて、ごめんなさい。統夜にはご迷惑をおかけしているのに」
統「それは気にするなって何度もいってるだろ」
テニ「凄いね〜!アタシはファミレスだから持って帰れないんだよな
バイト変えよっかなぁ〜」
統「何いってんだ。一食はタダで食わせて貰えるんだろ…」
テニ「あんなの足りない〜」
メル「カティアちゃん、チョコは落ちないんですか?キャンディーでもいいです」
カテ「さすがに無理ね…
今度、デザートが落ちたら持ってきてあげるから」
テニ「さ〜て、何がいいかな……アタシ牛丼!」
カテ「だめよ!それは統夜のなんだから!」
テニ「うるさい!最近肉食ってないんだ!」
メル「チョコパフェ丼って無いんですか〜?」
荒んでるなんていってはいけない。実際こういう生活してる人はいるんだから…
賞味期限なんてただの飾りなんです。お金持ちにはそれが解らんのです…
66 :
それも名無しだ:2006/03/07(火) 19:25:48 ID:VsWWGuS6
>>65 その通りだ、賞味期限なんて目安に過ぎない!!足りない分は勇気で補える!!
はい、それで一度こっぴどいメに逢いましたけどね
67 :
それも名無しだ:2006/03/07(火) 20:34:52 ID:RMvjdYQd
まぁ親族でそういう生活をリアルでしてるのがいる身としては大して驚くこともなし
マッ○のロスは意外と腹壊さないものさ
68 :
それも名無しだ:2006/03/07(火) 21:34:34 ID:7uXX38wu
カティア・・・ おにぎりは傷むのが早いから気をつけろ〜
69 :
それも名無しだ:2006/03/07(火) 23:49:38 ID:e+ZZkXy4
70 :
それも名無しだ:2006/03/08(水) 09:09:16 ID:j1A/+tqG
注意するのは生ものと夏期の保管くらいで大丈夫だと思うけどな
それにしても紫雲家は誰も文句いわなそうだ
統夜・カティア→節約の為に率先、テニア→不味くなけりゃOK、メルア→気にしない
71 :
それも名無しだ:2006/03/09(木) 23:47:12 ID:RL9AdAgu
テ「カティア、何それ
カ「マサキがゲームを作ってくれました
統「へぇ、ちょっと見てみるかな
メ「次、やらせてください
不思議のダンジョン・フューリーのシレン
記憶を求めて旅だったカティアは手掛かりとなる谷のふもとについた…
統「なんて設定だよ…
カ「ま、まぁ、様子をみましょう
テ「あ、アタシだ。仲間になったよ
「カティア、腹減ったよ。火星丼くれよ
統「…いきなりかよ
カ「似てるわね
テ「…
―テニアの攻撃。ジュアむしを倒した。だるービーを倒した
テ「アタシ強いじゃん
「カティア、腹減ったよ。火星丼くれよ
統「またかよ
カ「置いてきます
テ「ひどっ、薄情者
カ「あっ、テニアがまさタンクにやられた
―まさタンクはツンデレ戦車になった
カ「マズいわ。フロアを移動しましょう
―冥王ハウスだ
グレートマサキの攻撃
冥王戦車の攻撃
カティアは力尽きた
カ「はい?
統「理不尽な…
メ「やらせてください
カ「正直微妙ですね
テ「くだらない
統「まだ怒ってるのか
テ「別に
カ「次は統夜を主人公にしてやってみましょう
統「勘弁してくれ…
メ「ゲイハウス、いやあぁ〜
72 :
それも名無しだ:2006/03/09(木) 23:50:39 ID:RL9AdAgu
まさかこのような駄文になるとは
お許しくださいDrヘル。このあしゅら、心の底より、お詫び申し上げます
次こそは、次こそはぁ〜
73 :
それも名無しだ:2006/03/10(金) 02:00:19 ID:X2wwBPBA
あしゅらよ、このスレからお前をはずす。しばらく謹慎しておれ。
74 :
それも名無しだ:2006/03/10(金) 09:29:01 ID:3674KwO/
>>71-72 冥王様なんちゅうゲーム作ったんだよwww
まさか不思議のダンジョンネタが来るとはなw
75 :
それも名無しだ:2006/03/10(金) 13:29:52 ID:+4rnm4BT
ジュアむしの絵うpキボン
76 :
それも名無しだ:2006/03/10(金) 23:58:41 ID:Nm5aOQI9
Drヘル、このスレに絶対の忠誠を誓うこのあしゅらを外すと申されるのですか
何とぞ、何とぞご容赦を
75
ジュアむしはね、人の心の数だけ形を持つんだよ
うそ。ホントはうpのやり方がわからな…げふんげふん
77 :
それも名無しだ:2006/03/11(土) 07:47:00 ID:ZLPX9LRl
78 :
それも名無しだ:2006/03/11(土) 23:20:37 ID:niRkoAcF
ぐりにゃの「二人(石けん&ウマゴン)共トレーニングルームから出て来ない〜」
発言でこんな電波を受信した。
石けん「ただいまー」
ウマゴン「カティアちゃんただいま」
ぐりにゃ「あ、お帰りなさい」
夕方6時半をやや過ぎた頃に、テニアとメルアの二人が帰ってきた。
二人共、日頃の食事やお菓子の大食による余剰エネルギーを燃焼させるため、
フィットネスクラブに通っているのである。
二人がさっさと手洗い、うがいを済ませてリビングに向かうと、既に夜食の
準備が始まっていて、エプロンを身に着けたカティアが机に箸やスプーンを並べていた。
ウマゴン「ねえ、カティアちゃんはクラブ通わないの?いろんな運動ができるし、
汗を流すのは気持ち良いよ」
ぐりにゃ「何言ってるの。そういうのはただでさえお金がかかるのに、私まで行ったら
余計に家計のやりくりが大変になるでしょ。食事にも気を遣ってるし、
時々ちゃんと運動もしてるから大丈夫よ」
統夜「二人共、もう少しで夜ご飯にするからな」
ウマゴン「はあい」
三人がリビングで話を交わしているとこりに夜食を盛り付けた皿を持った
統夜がやって来て、皿を静かにテーブルの上に置いた。
石けん「あれ、そうなの?カティアがトレーニングしてたのって見た事も聞いた事も無いけど…」
テニアの言葉を聞いたカティアの動きが一瞬止まったが、またすぐに動き始めた。
しかし、その動きはどこかぎこちなかった。
ぐりにゃ「えっ!?そ、そうよ、だって全く運動しないのは体に悪いでしょ?」
79 :
それも名無しだ:2006/03/11(土) 23:21:09 ID:niRkoAcF
カティアはしまった、と思った。だが、時既に遅く、カティアの反応が怪しいと直感した
テニアは更に彼女を追及した。
石けん「ふうん…いつ、どこで運動してるの?」
ぐりにゃ「そ、そんなの人の勝手でしょ!?」
テニアが徐々ににじり寄って来たため、カティアは思わず後ずさった。カティアとテニアが
気まずい雰囲気にある一方、メルアは状況を飲み込めないままそんな二人を見ていた。
ウマゴン「ねえ、二人共さっきからどうしたの?」
統夜「おいおい、二人共やめろって…」
統夜も台所からやって来て二人を落ち着かせようとしたが、テニアはそれを聞こうともしなかった。
石けん「…ねえ、いつ運動してるの? っていうか、何でこんな話でうろたえてるの?」
ぐりにゃ「だ、だから…その…よ、夜中にこっそりと……」
石けん「夜中?」
ぐりにゃ「そ、そうよ。 わかったからもういいでしょ?」
カティアは何とか話を切り上げたかったが、それでもテニアは追及の手を緩めなかった。
石けん「でも、夜中にカティアの部屋の方からは何も聴こえないけど?」
ぐりにゃ「えっと、だから…ほ、ほら、ストレッチやダンベルのトレーニング位だから!」
そうは言ったが、実はカティアはダンベルなど持っていない。話をごまかすために
とっさに思いついた嘘である。
石けん「カティア、最近そんな物買ってたっけ?」
ぐりにゃ「わざわざ皆に話す事じゃないでしょ?」
統夜「お、おい、もういいだろテニア?まだご飯の準備だって済んでないんだし…」
石けん「統夜は黙ってて!」
二人を何とかしようと口を挟んだ統夜に向かって叫んだテニアだが、その直後、
何かを思いついたのか、口の端にわずかながら不気味な笑みを浮かべた。
80 :
それも名無しだ:2006/03/11(土) 23:21:53 ID:niRkoAcF
統夜「テ、テニア……?」
石けん「そういえばこの前、夜中に目が覚めて一階のトイレに行った時に、統夜の部屋から
かすかに女の喘ぎ声みたいな変な声が聞こえたんだよねぇ……」
カティアとその隣に立つ統夜を睨みつけながら、テニアがぼそぼそと口にした。
その言葉を聞いた瞬間、統夜とカティアの表情がこわばった。
石けん「その時は統夜が夜中にこっそりいやらしいビデオでも見てるのかな、と
思ったけど……もしかして、カティアの『運動』って……」
ぐりにゃ「な、何言ってるの!? そんな訳無いでしょ!? 統夜もそんな
変なビデオ見ちゃ駄目ですよ!」
統夜「え!? あ、ああ……」
二人はそんなやりとりをしているが、体が震えて止まらなかった。
統夜「そ、そういえばまだ夜ご飯の準備途中だったな!早く支度しないと!」
ぐりにゃ「そっ、そうでしたね!二人共椅子に座って待ってなさい!」
統夜とカティアの二人は、急にそんな事を言い出すと、テニアとメルアに背を向けて
その場から逃げるように速足で台所へと歩いた。
石けん「あっ! ちょ、こら! 逃げるな!」
ウマゴン「(ご飯、もう冷めてないかな…)」
先程から完全に蚊帳の外であったメルアは、なにやら揉めている三人を気にする訳でもなく、
リビングの机に整然と並べられたご飯やスープに目をやり、そんな事を考えていた。
何やら妙に長くなってしまった。正直、すまんかった。だが私は謝らない。
…よくよく考えたら、このスレで鼻血でも妄想でも腐る女子でもないぐりにゃ〜を
書いたのは初めてかもしれない
81 :
それも名無しだ:2006/03/12(日) 01:06:43 ID:XEqbQFX/
適度な×××、もといエクササイズは健康によろしいようです
なるほどカティアの健康管理はそういうことだったんですね
やっぱカティアはノーマルが一番っすよ
82 :
それも名無しだ:2006/03/13(月) 16:53:32 ID:KFzAKOrs
カ「統夜編、いきます
統「やるのかよ
ぐりにゃんくえすと・統夜の大冒険
カ「統夜、起きて。今日はダンジョンに行くんでしょ
統「ん〜、…おはよう
カ「何寝ぼけてるんですか。支度を済ませたら声をかけて下さいね
統「…ああ
カティアと結婚して子供も産まれた俺達一家は、小さな店を営みつつ、ダンジョンからアイテムを拾い生計を立てていた
テ&メ「むぅ
統&カ「!?
とりあえずゲームを進める
カ「はい、統夜のお弁当。一生懸命作ったから、ちゃんと食べてくださいね
統「当然!腐ってもたべるさ!
カ「…意味不明な言い回しですね
でも、統夜の気持ちは伝わりました。嬉しいです
統「帰ったら君もおいしくいただくさ
カ「もう、統夜ったら
以下中略
統&カ[かぁ〜(赤面)
テ&メ[ピキィッ
カ「統夜、気をつけて。危なくなったらOクラウドの巻物を使うのよ
やられてホモンジャに運ばれるのだけは嫌ですから
統「う゛っ…分かってる
じゃあ、いくよ
カ「…はい
いってらっしゃいませ。あ・な・た
―キスシーン・ムービー
統・カ「ぶはああぁぁぁ!!
メ「ずるいずるいず〜る〜い〜
テ「さっさとダンジョンに行けよやぁーー!!
カ(こ、このゲームいいかも…)
83 :
それも名無しだ:2006/03/13(月) 17:09:38 ID:KFzAKOrs
マ「くくくっ
どうだ、あのゲームの出来は?
カ「私のはともかく統夜編はGJでした
マ「当然だ。
来月は『少年丼と不思議のダンジョン』も出来るよう、バージョンアップしてやらんこともない
カ「それはいりません
―きっぱりと
丼「絶望したあぁぁあ!カ「Σいたの!?
擬似新婚ネタだけど、また不思議のダンジョンネタになってしまった
さすがにくどいのでもうやらないです
お許しくださいDr.ヘル
84 :
それも名無しだ:2006/03/14(火) 18:21:04 ID:4++h7w3X
ホワイトデーネタ、投下していいのかな…?
反応ないとかなり不安です…
85 :
それも名無しだ:2006/03/14(火) 20:17:09 ID:GmqRY/sg
是非!!是非とも投下しちゃって下さい!!
86 :
それも名無しだ:2006/03/14(火) 21:32:43 ID:OFKL1DPH
87 :
それも名無しだ:2006/03/14(火) 21:55:55 ID:fFpEw1rD
>>84 ネタ師意外に書き込み人がいないっ!!
それがカティアスレクオリティッッ!!
88 :
それも名無しだ:2006/03/15(水) 01:51:57 ID:lf/EWkGU
よかったぁ〜〜
人来てるよ(つд`)
誰も来なくなったのかと思ってマジ焦った・・・
89 :
それも名無しだ:2006/03/15(水) 20:49:38 ID:lf/EWkGU
今日はホワイトデー
カティアとは久々のデートだ。日頃、節約に苦労かけてる分、今日は奮発するぞ
統「今から帰って支度すれば、かなり余裕ができるな
テ「統夜〜!
統「やあ、テニア。今帰りか?
テ「うん。ところで〜今日は何の日だ
統「はいはい。お返しだろ?ホラ、これを…
テ「さっすが統夜!ご飯奢ってくれって〜?いい店あるんだ、いこ!
統「え?いや、オイ待て!言ってないって、うわぁあ!?
統「はうあΣ( ̄□ ̄)
予算が半分以下に!
テ「はぁ〜食った食った。じゃあアタシ帰るね。カティアによろしく〜!
統「…うぅ
「統夜さん?
統「やあ、メルア
メ「統夜さん、今テニアちゃんにご飯を奢ってましたね
統「い、今のはな…
メ「テニアちゃんにはご飯、カティアちゃんとはデートですか。いえ、いいんですよ家は貧乏ですから
統「何がいいたい
メ「先月も先週も先日も、私は待ってました
統「な、何を?
メ「決まってるでしょう。パフェですよ!チョコレートケーキも!
二人は優遇して私には500円のクッキーしかくれないんですか?
統(くっそおぉ)
メ「ご馳走様です♪
統「天使〜の様な〜悪魔〜の笑顔♪
こ〜のうちに〜溢れて〜いるよ♪
はぁ…
90 :
それも名無しだ:2006/03/15(水) 21:01:15 ID:lf/EWkGU
統「はぁ、はぁ
ごめん、お待たせ…
カ「遅いですよ統夜。どうしたんですか?
統「いや…ちょっと、ね
カ「?
…次はちゃんと連絡下さいね。じゃあ、時間もないし行きましょう
統「ああ(本来なら余裕で間に合ったのに)
カ「わぁ、この服素敵ですね!
どう?似合います?
統「ああ、カティアにしてはいいセンスだ
カ「どういう意味ですか!
統「ははは。そうだ、良かったら俺が買っ…
(―!?)
…今度買ってあげるよ
カ「ホントに?家計が苦しいんだから無理しなくていいのよ?
でも、そういってくれるだけで嬉しいですけどね
統「(くっそ〜、予算があれば)
カ「いい雰囲気の店ですね
統「うん、最近教えてもらったんだ(まずい、まずい…)
カ「私、こういう落ち着いた店って好きです
統「食べ物も旨いらしいよ(予算が尽きるー)
カ「じゃあ、私カルボナーラとアイスティー
統「俺は…コーヒー
カ「食べないんですか…?
統「腹…減ってなくてね
カ「…?
食欲ないの?顔色はいいけど
じゃあ、半分こしましょう
統「え?あ!い、いいよ
カ「うふ、顔真っ赤にしちゃって。かわいい♪
一人じゃ食べ切れませんから、ね?
統「し、仕方ないな(あ〜もう、カッコ悪い)
91 :
それも名無しだ:2006/03/15(水) 21:40:15 ID:lf/EWkGU
カ「楽しかったですね!統夜!
統「そう?なら良かった
カ「あんまり遅いとみんな心配するし、帰りましょう
統「ああ、切符買ってくるよ
(―げっ!!)
カ「統夜、どうしました?
統「いやーその、え〜と…
カ「お金が無い。そうですね
統「え!?
カ「それも原因はあの二人
統「うっ!
カ「でも意地を張ってずっとごまかしてた
統「…はい、その通りです
カ「おかしいと思ってたんですよ。ず〜っと財布ばっか気にして
統「ごめん
カ「ふふふ、いいんですよ。楽しかったっていったじゃない?
それに、何だか年下って感じで可愛いかったし
統「な、俺はだな…っ…?…
カ「私は、一緒にいてくれるだけで満足ですから…
統「カティア…
カ「ん………
…ふぅ
…切符、買って来ますね。ここで待ってて下さい
(予想外のトラブルで予定と大分狂ってしまったが、カティアが喜んだのなら、まぁいいか)
―帰路
カ「そうそう、今日の明細はくださいね。もちろん、二人の食費も
統夜「しっかりしてるな。はい、やたら食うから参ったよ
カ「くすっ、あの二人らしいわね。どれどれ…
!!!!!?
その時、俺はカティアから凄まじいサイトロンを感じた
統「カティア?
92 :
それも名無しだ:2006/03/15(水) 22:03:15 ID:lf/EWkGU
統「カティア、あの二人にバイトさせたんだって?
カ「ええ、額が額ですし、お金の貴重さをわかって貰うにもいい機会だと思いました
統「でも、心配だな
カ「そうね。ちょっと様子を見に行きますか
テ「いらっしゃいませ御主人様ー…地獄だ
メ「早く帰りたいです
―ガチャ
テ「いらっしゃ…
統夜、カティア。何しに来たの?
カ「君を笑いに来た…と言えばいいのかしら
メ「カティアちゃん、謀りましたね、カティアちゃん
カ「メルア、あなたはいい娘だけど空気を読めないのがいけなかったのよ
テ「なぜこんな所で働かせる
…時給はいいけど
カ「私、カティア・グリニャールが粛正しようというのよ
これを期にお金の価値を知りなさい
テ「エゴだよ、それは
統「まあ、落ち着けって
カ・テ「統夜、女同士の間に入ってこないで!
統「カティアが…、カティアが…
自分で書いてなんだが変な文章…
恋愛経験が薄いと上手く書けないと思い知らされたのも私だ
だか私は謝らないm(__)m
93 :
それも名無しだ:2006/03/15(水) 22:12:22 ID:oc4FRQ0w
>>89-92 その気持ち、わかるぞ同士よ!
だが、自分のネタをうpしたことは貴殿の誇りにできるものだ。自信をもってくれ!
94 :
それも名無しだ:2006/03/15(水) 22:36:50 ID:RjDSZ4LP
95 :
それも名無しだ:2006/03/16(木) 06:38:37 ID:xseo80IU
何だ、こりゃあ…。
職人は少ねぇくせに、なんてクオリティの高さだ……。GJ
96 :
それも名無しだ:2006/03/16(木) 09:03:23 ID:PM5i/4Oy
>>92 き、君・・・ちょっとそこで休憩しないかい?
97 :
それも名無しだ:2006/03/16(木) 11:44:35 ID:315O39pM
おもしろいですな。
さすがカティアスレクオリティ
自分にはとてもできないぜ!
98 :
それも名無しだ:2006/03/16(木) 20:50:12 ID:TvbfaNVc
99 :
それも名無しだ:2006/03/16(木) 21:24:33 ID:V2RlTDTf
Σ
見える!俺には見えるぞ!メイド服来たテニアが!!
テニアスレ] λ....来週はこれで行こう…
100GET!
>>99 テニアスレ] λ.... λ....待ってくれ!!おれも行く!!
君達は三人のスレを全部まわってそうだな…
では、カティア一筋の俺は今のうちにカティアをいただいておきますね
>>103 抜け駆けなどさせるか!!
だが、カティアネタなら投下させてやらんでもない。
>>99 俺、だいぶ前にぐりにゃのメイド妄想ネタとか考えてたのにな。
どこぞのHPにまだぐりにゃだけ壁紙カレンダーが無かった頃に。
>>105 ぷりんの人だな?そうだろ?そうだと言ってよバーニィ!
あそこはヴァルシオーネを初めて描こうと思った時に発見したなぁ…
当時はカウンタがまだ4桁になったばかりだったが、気がつきゃ200万…スゴス
>>106 あそこのヴァイクランに萌えてる俺ゼンジー北京
しかしあの人が書く人物絵は正直好みではないな・・・
人もプリン化してくれ
カティアのカレンダーに「私を妹に〜」って書いてあったけど、「お姉さんに甘えていいのよ」みたいな方が良かった、とか思ってみたり
メイドにはあまり興味なかったはずなのにカティアのメイド姿想像したらいいと思えてしまうのは不思議なものだ
ってな訳で続きを受信してしまったがメイドカティア、投下すべきでしょうか?
>>110 いいと思うよ。
だが先に私が投下させてもらう。
「・・・ふぅ。」
二日ぶりに太陽が顔を見せ、うららかな日差しが降り注ぐ日曜の朝。
食事の準備、片付け、掃除を終え、脱衣所兼洗面所で洗濯に取り掛かったところで私はようやく一息つけた。
最初は当番制だったが既に形骸化して久しい。
掃除と洗濯に関しては3人とも結構いいかげんなので実質私の仕事になってしまったからだ。
「あの子ったらまたお菓子の包み紙を入れっぱなしにして・・・」
雨天で溜まった洗濯物を分別しながら昼食の献立を考える。
そういえば豚肉と中華麺が残っていた。焼きそばでも作ろう。
しまった。キャベツが無い。そういえば牛乳も残り少なくなっていたような・・・ついでに買いに行こう。
今日の新聞に広告が入っていたはずだ。
そこまで考えて―――愕然とした。
何だこの所帯じみた思考は。
ふつう私ぐらいの年齢の女の子なら、好きな人の一挙手一投足に一喜一憂したりするんじゃないだろうか?
それなのに私ときたら牛乳の残量を心配している・・・
日々の生活に追われてあまり深く考える余裕が無かったけどこれはまずいのではないだろうか?
まずい。確実にまずい。
光陰矢の如し、家事に奔走し大切な青春時代を浪費するのはあまりにも勿体無い。
ここは一つ好きな人のことでも考えよう。
「好きな人・・・か。」
それについては幸いな事に、いる。
紫雲統夜。私は彼が好き。
でも彼は私のことをどう思っているのだろう?
実は彼も私のことを・・・ないな。
世界はそれほど私に優しくは出来ていない。
実は二人とも相思相愛だった、そんな事象は極めて稀なケースだ。
仮にあったとしても最終的にはどちらかが想いを伝えなければいけない。
私から・・・それは・・・出来れば・・・避けたい。
やっぱり男の子から言って欲しい。それに応えたい。
でも相手は統夜。超がつくほどの奥手だしそれは望めそうもない。
そうなるとやっぱりこっちから・・・。
それが出来るなら苦労は無いわけで。
「はぁ・・・・」
この点においてはテニアが羨ましくなる。
あの子は実に自分の気持ちに正直だ。
先日も『統夜大好き!!』と彼に抱きついていた。
「私もあれぐらい素直に言えたら・・・」
洗濯物の中から統夜の上着を取り出し、胸元に抱きしめた。
統夜、貴方が好き。
頭の中でなら言えた。当然だけど。
小さく深呼吸、目を閉じて声に出してみた。
「統夜、貴方が好き。」
とても小さい声。でも確かな言葉。
もう少し大きな声で・・・
「統夜、私は貴方の事が」
ガラ
「カティア俺の財布」
ガタボスゴンドタン!!
倒れ込みながらも上着を隠した。
「なななななななな何かしら?」
「いや、財布がそこに・・・ってどうしたんだ!?真っ赤じゃないか!」
「ええと・・・あの・・」
「風邪か!?倒れるほど悪いのか!?」
手のひらを自分と私の額に当てる統夜。
お願いだからそんなに顔を近づけないで・・・・・
「すごい熱だ、ごめん、こんなになるまで気づかないなんて・・・」
「だ、大丈夫だから!気にしないで!」
「いや、これ以上無理はさせられない。ごめん、なるべく揺らさないようにする。」
そういうと統夜は私の右肩と膝裏に手をまわし持ち上げた。
ええ!?これって・・・お姫様抱っこ?
「統夜・・・その・・・恥ずかしいんだけど」
「そんな事言ってる場合じゃない!」
「は、はい!」
「じゃあ後は俺がやっとくから。安静にな。」
「ええ。ありがとう。」
バタン
なんだろう、こんなにも良い事が起きていいのだろうか?
明日あたり今日の幸運の反動が来るかも知れない。
それに結果的に統夜に嘘をつく形になった事も心苦しい。
でも・・・・・・・・・・・・・嬉しい。
すごく嬉しい。
私は先程の出来事を思い出しては喜びに身悶えしていた。
コンコン
『カティア、いいかな?』
「は、はい!どうぞ!」
がちゃ
小さな盆に小鍋を持って来ている。
「食欲はあるか?雑炊作ってきたんだけど。」
「ありがとう。いただくわ。」
テーブルの上に盆を置いて取りざらに雑炊をよそう統夜。
他にも盆にはスポーツドリンクや風邪薬が置いてある。
仮病であることが非常に申し訳ない気分になった。
「なあ、カティア。」
「・・・何?」
「ごめんな。俺いままでカティアに甘えすぎてたんだな。」
「そんなこと・・・」
「いや、甘えてた。その結果がこれだ。本当に、ごめん。」
「違うのよ、あれは」
「いいから。今後はもっと考えるようにする。
今日はいままでのお詫びにカティアが甘えてくれ。何でもするよ。」
・・・・・・・・・・・・世界は私が考えているよりも優しく出来ているのかもしれない。
ここは素直に甘えておこう。
「それじゃあ・・・食べさせてもらえるかしら?」
「ああ、いいよ。・・はい。」
よそった雑炊をレンゲで掬い差し出す統夜。そうじゃなくて・・・
「・・・カティア?」
「『あーん』は?」
「え?」
「あ、いや、なんでもないわ。」
一瞬呆けたような顔をした後、統夜は苦笑しつつも言ってくれた。
「ほら、『あーん』」
「『あーん♪』」
モグモグ・・・
「美味いか?」
「ええ、とても。」
とても美味しくて、嬉しかった。
==
やあ (´・ω・`)
ようこそ、カティアスレへ。
このSSはサービスだから、まず読んで落ち着いて欲しい。
うん、「普通カティア」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、このSSを読んだとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「普通萌え」みたいなものを感じてくれたと思う。
鼻血や腐女子といった中で、そういう基本を忘れないで欲しい
そう思って、このSSを書いたんだ。
テニアスレ] λ.... λ.... λ.... λ.... じゃあ、さよならだ。
つーかなんでみんなテニアスレへ帰っていくのかと
GJ!GJ!GJ!!!
普通カティア最高!
面白かったです!!
…が、その反面で俺のネタが投下しにくくなったな
何ていうか真打の後に前座を出すような複雑な気分
いや、待ってくれ。
貴殿の書いた姿こそ、カティアの本当の姿だろう。
鼻血とか婦女子といったスレの流れの中で、「普通のカティア」を愛する俺のような住人がいることを忘れないで欲しい。
そう言った意味で、貴殿には感謝してもし尽くせない。
ありがとう。
>>114 あんた最高だよ!!俺はこういうの待ってた!もしまだ見ているのなら
もっとたくさん書いて欲しいよ。
「聞こえないとは言わせないぞ!このGJ!が!!」
>>114 GJ!!!
>>116 臆するな!カティアSSはこのスレ住人の活性剤だから迷わず投下願う
120 :
それも名無しだ:2006/03/20(月) 01:28:11 ID:yEfJs7KT
114の素晴らしさは言葉では表せ無い…
しかしGJ!
特徴らしい特徴のない、他2名のようなアクもない普通のカティアが好きだが、
妄想に浸り、鼻血を出しまくり、はにゃ〜んでちょっと腐女子入ってるカティアも好き。
つまり・・・カティアが好きということでいいじゃないか。
121は真理に到達したようだな
GJ、といわせてもらえますかな
124 :
それも名無しだ:2006/03/21(火) 15:04:23 ID:I18ihTmt
最高にイイ!!
このSSは最高だ!
こんな心振るわせるSSは初めてだ!
おまえら、投下されて2日近く経つというにまだGJしてるのか
俺はそんなおまえらが大好きだ。
114の偉業は俺にとって今日のWBC日本優勝に匹敵する位素晴らしいものだった
それにしても、このスレはこんなにもカティアへの愛に満ちているんだな
JAPAN世界一記念投下
しまった。
見通しが甘かったとしか言いようが無い。
家から5kmほど離れたスーパー。
今日ここで行われた生鮮食品3割引セールに私は訪れた。
紫雲家に自転車は一台しかない。
それを統夜が使用しているため、徒歩だ。
「飲み物は近くで買えばよかった・・・」
ついでにと買い込んだオレンジジュース×2と牛乳×2はそのまま4kgの重量となり、
私の腕に負荷をかけ続けている。
更に買い込んだ生鮮食品も加わり、その重量は6kgは軽く越えているだろう。
これを持っての5kmは果てしなく遠い道のりのように感じられた。
バスを利用するべきか、そんな考えが頭をよぎったが即座に打ち消す。
安いからこそ5キロもの道のりを徒歩で来たのにバス代を浪費しては意味が無い。
なんというか、負けた気分になる。
私は後悔しつつも半ば意地になって歩き続けていた。
普段は心地よい春の日差しが今は妙に鬱陶しい。
まとわりつくような暖気にあてられ額に汗が浮く。
本来ならこういう肉体労働はテニアに任せたいところだ。
でもあの子をおつかいに出した場合、目標の物だけを買って来る可能性は極めて低い。
家計簿をこれ以上赤くはしたくない。
以前余計な物を買わないようにと必要最低限のお金を渡したところ、肉だけを買ってきたことがある。
曰く、『牛肉が三割引だよ!?野菜買ってる場合じゃないよ!』
その後『人間は肉だけで生きていけるか』という題目で激論を交わしたが決着はついていない。
メルアの場合は肉がお菓子に変わるだけなのでやはり頼れない。
統夜はバイト。
結局、自分が行くしかないのだ。
ふと顔を上げて自分が歩いてきた道のりを確認する。
・・・げんなりした。どうみても進んだ距離は1km弱だ。
地球の重力に引かれたビニール袋が指に食い込んで痛い。
本気でバスを使うか悩み始めた頃、よく聞き慣れた人の声が聞こえた。
「おーい、カティア。」
「統夜?バイトはどうしたの?」
「今日はヒマだったからな。早上がりさせてもらった。」
「そう。あ、ちょうどよかったわ。この荷物、先に持って帰っておいてくれないかしら?」
「え?」
意外そうな顔をする統夜。図々しかったかもしれない。
「ごめんなさい、なんでもないわ。」
「いやいや、それは構わないんだけどさ。カティアはどうするんだ?」
「私?私は歩いて帰るわ。荷物が無ければ大した距離じゃないわ。」
「せっかくだし乗っていかないか?」
後部荷台をぽんぽん、と叩く統夜。
心音が跳ね上がる。
二人乗り?それって傍から見たら恋人同士に見えたりするんじゃないだろうか?
統夜に寄り添う自分の姿を想像して顔が真っ赤になった。
慌てて顔を下に向ける。
「カティア?」
「だ、ダメよ二人のりなんて。荷物があるから危ないわ。」
「大丈夫だってこのくらい。」
「いいえ危険よ、万が一転んでケガでもしたらどうするの?」
「そこまで心配しなくても・・・」
「と、とにかく危ないからだめなの!!」
「は、はい!」
「じゃあ持って帰っとくよ。」
「ええ、気をつけてね。」
統夜はペダルにかけた足に力を込めるとあっという間に見えなくなってしまった。
重い荷物から開放された手が羽のように軽い。
でも、それに反比例するように足取りは重かった。
私の心は後悔と自責の念が渦巻いていた。
せっかく統夜から誘ってくれたのに。
どうして断ったの?統夜は純粋な親切心で言ってくれただけなのに。
はずかしい?そうやってまた逃げるつもり?
どこまで逃げたら腹をくくれるの?次の機会?次の次?
覚悟を決めたときには統夜はもう自分以外の人に気持ちを向けているかもしれないのに。
昔はこうではなかった。統夜と出合った頃は。
言いたいこともはっきり言えたし、自分の気持ちを偽ることもなかった。
それが今ではこの様だ。
自分のふがいなさに涙が出そうになる。
喉の奥に熱いものが込み上げてきた、がそれを強引に飲み下した。
このうえ泣くようなみっとも無い真似は出来ない、したくない。
帰ったらまず統夜にお礼を言おう。それから謝ろう。
これからは悔いが残らないように自分に素直に生きよう。
そう決意して上げた顔に車のヘッドライトの光がかかった。
何時の間にか日はかなり傾いていた。
行き交う車や自転車はその大半が光を灯していた。
その中の一台が私の目の前に止まった。
「ふぅ、よかった。会えないかと思った。」
「・・・?統夜!?」
「いや、なかなか会えないからさ、どこかで入れ違いになったかと思って焦ったよ。」
「どうして・・・?」
「夜道の一人歩きは危ないだろ?荷物も置いてきたし、今度は乗ってくれるか?」
統夜は額に汗を浮かべていた。
おそらくあの後、家に戻ってすぐに引き返してきてくれたのだろう。
自然と涙が溢れた。
泣かないと決めた矢先に・・・本当に私の決意はすぐに揺らぐ。それが今は妙におかしかった。
「ど、どうしたんだ?」
「なんでもないわ。花粉症のせいよ。」
その上まだ意地を張っている。我ながら救いようが無い頑固さだ。
「そ、そうなのか?」
「ええ。」
涙を拭い笑顔を見せる。
持って生まれたものだからしょうがないのかもしれない。
少しずつ直していくしかないのかもしれない。
・・・ああ、また自分を甘やかしている。
私は自転車の荷台に腰を下ろした。
「ありがとう、統夜。」
「どういたしまして。それじゃ落ちないようにしてくれよ。」
「ええ。」
走り出す自転車。
私は自分の肩を統夜の背中にそっと預けた。
ごめんなさい、私。今日は許して欲しい。
一歩だけ進むから。
==
やあ (´・ω・`)
こんなんでよければたまに支援しに来るよ。
こんなのカティアじゃないやい!と思うかも知れんがそこは勘弁な。
>>116 マジごめん。俺のことは気にしなくていいよ。
>>126 んなわけないないだろw
最近カティア爽やかやねーww
マジでGJ!
悩むカティア〜かわいい〜。
GJ!
これがGJの発現かッ!
ええぃ、萌えスレの職人はバケモノか!
実にGJだ!
それに比べ昨日の夢の中にカティアが出てきた俺は
どう見ても廃人です
本当にありがとうございました。
134 :
それも名無しだ:2006/03/22(水) 12:46:32 ID:jX47wUsk
なぜだ!なぜなんだ!
なぜこうせつないストーリーが完成しているんだ!
悩み泣いているカティアに統夜が来て二人で帰る・・・・
最高だ!!
>>127 俺の元に何かこう、何て言うかな、オーガニック的な何かが……GJ!
テニアスレ]λ.... λ.... λ.... λ.... λ....いいモン見せて貰ったぜ…!
お前らそっちに行ったら・・・食われるぞ
129
最高だよ。俺の望むカティアをこんなにも活かせて書けるなんて羨ましい。
是非、またお願いします!!!
ちなみに
116,126は共に俺ですww
俺のネタなんて大した事ないですから、むしろ気を遣わせたのなら謝るのは俺の方ですよ
感動したおぉぉぉををををを!!(CV丼
うむ、実にGJと褒め称えるのも私だ
139 :
99:2006/03/22(水) 22:56:39 ID:hJBIVxbo
>>139 なんか、ネタ的にはカティアが馬鹿にされていてハラ立つんだが・・・・・・・。
なんか萌えた。
141 :
99:2006/03/22(水) 23:23:21 ID:hJBIVxbo
>>140 元ネタわからんとそんなもんだよね…もちろんバカにしてるわけじゃない
むしろキャラ立ちが微妙に薄いからこそ、こういう地味なトコで人気が…
スマン、消しとくorz
>>141 え‘;hgL+うぇGj=;OKfg何でもう消えtあqwせdrftgy中島みゆきlp;@:「
保存しといた俺は勝ち組み?
カティアの「直撃」とテニアの「必中」は逆にするべきだった
って思わなかった?
物凄く今さらだけど
正直、そうは思わない。
つーかカティアが一番いい精神コマンド
カティアの精神コマンドが一番ってのには同意
一周目でグランだと本気でそう思えるよね?
ただ、交換すると双方のイメージには合うかなって思ったからちょっと言ってみた
うちのカティアはベルゼビュート専用
あれ・・・何だろこの涙。辛くなんかないよ・・・
統夜、カティア、テニア、メルアの4人で農場と牧場を経営している
ほのぼの電波を受信したが形に出来ないのも私だ
しかしあまりにもほのぼの過ぎて面白く無いと感じるのも私だ
俺の名は「自治スレにてローカルルール検討中」だったのか・・・
てっきり「それも名無しだ」だとばかり思ってたんだがw
151 :
俺は名無しだ:2006/03/24(金) 21:40:33 ID:ozaXG0wE
>>150 自治スレ行ってこい。
サルファ、MXスレ見てない俺には流れがサッパリだったが。
>>151 見てきたが何だかよくわからんかったというのが偽らざる感想・・・
よくわからないがおそらくどうなるものでもなさそうだった
こういったキャラスレはキャラ板に移動とかになるのかね
ま、なるようになるだろうと考えてる俺ガイル
あ、でも職人さんが離れたりしないかちょっと心配だな
自治スレを縦読みしてきたが、キャラスレ系は現状維持みたいね
けどJ3人娘はもう統合した方が良いんじゃないかと思う
ある程度住人が被ってるみたいから問題ないだろう(テニアスレ参照)
統合ね…
俺的には残念だけど書き込み少ないのは事実だからなぁ…
ただ、統合してJ萌えスレみたいに、本来のカティアがカティアとして扱われなくなるのだけは嫌だな
別に妄想鼻血を否定してる訳じゃないけど、アレは完全に別人だからね
長文失礼
統合が統夜に見えたJ中毒者は挙手 ノシ
>>157 ネタは幾つかあるんだが…なかなか書く暇が無いのが……。
160 :
自治スレにてローカルルール検討中:2006/03/26(日) 03:05:02 ID:fJQkthxv
>159
暇があれば書き込んでくれや
カティアが統夜に告白するという電波が届いた。
とりあえず文章にはなりそうなのだが、ネタは初投下なので…
もはや統夜と三人娘の甘い話ならよいと思い始めている俺ガイル
投下前に緊張する気持ちはよくわかるぞ
初電波なら猶の事だろうけど、気楽に頑張ってくれ
164 :
161:2006/03/26(日) 21:46:23 ID:IHMlNTVf
それでは、慎ましく行きます…
月でのフューリーとの決戦も終わり、私達は地球に向かっていた。
メルアはテニアと雑談している。私は何をするでもなく、彼のことを考えた。
―紫雲統夜。
最初は頼りなくて、危なっかしいところもあった統夜。
意見が合わずに口論になったこともあった。
フューリーと戦う以外、自分には何もない。そう言った私に、
「他に何もない。だったら見つけなくちゃいけない。生きるため、生きていくための"何か"を」
そう教えてくれた。それが、何より嬉しかった。
少しずつ、本当に少しずつだけれど、私は統夜に好意を寄せるようになっていった。
そして今。私は統夜のことが好きだと心から思う。だけど、未だその想いを統夜に言えずにいた。
自分の想いとは裏腹に、「好き」という一言が言葉になってくれない。
それが、何よりもどかしかった。
…やっぱり、無理なんだろうか?
メルア「カティアちゃん?」
私はメルアの声で我に返った。
カティア「メ、メルア。どうしたの?」
メルア「『どうしたの?』って聞きたいのは私の方ですよ。さっきからボーッとしちゃって」
カティア「な、何でもないわよ別に」
とっさにそう答える。
テニア「またそんな嘘ついちゃって、まったく」
テニアの言う通り。私は本当に嘘が下手だ。
テニア「ムリしちゃってさ。どうせ統夜のこと考えてたんでしょ?」
カティア「ふぇっ?」
自分の考えを見透かされて、思わず間の抜けた声を出してしまう。
テニア「やっぱりね。…で、どうしたの?頼りにならないかもしれないけど、協力するよ?」
メルア「そうですよ。今までだって私達、一緒に頑張ってきたんですから!」
カティア「ありがとう、二人共」
そう言って、私が統夜を好きなこと、
その気持ちを思うように伝えられず悩んでいることを二人に話した。
テニア「…うーん。このまま悩んでるよりだったら
『好き』って統夜に言っちゃった方がいいと思うよ?」
カティア「え、でも…」
メルア「それに、こうやって悩んでるなんて、カティアちゃんらしくないですよ」
テニア「うまく言えないかもしれないけど、カティアの気持ち、精一杯伝えてきなよ!」
そうだ。伝えればいいんだ、うまく言えなくたっていい。
私の、統夜への想いを。
カティア「…テニア、メルア。私、行ってくるわ」
メルア「カティアちゃん、頑張ってね!」
カティア「ええ!」
もう、迷いはなかった。気づいたときには統夜のいる部屋の前。
カティア「統夜、入っていいですか?」
統夜『カティアか?いいよ別に。』
部屋の中から声がした。
統夜「カティア、どうしたんだ?」
カティア「あ、いやあの、別にどうしたというわけじゃ…でも、どうもしないわけでも…」
統夜「?」
改めて統夜の顔を見ると、緊張してうまく話せない。
でも、心を決める。
カティア「あ、あの、統夜。真剣に聞いてくださいね?」
統夜「わ、わかった」
カティア「初めは、統夜のこと…ちょっと頼りなくて、危なっかしくて、弟みたいに思ってました。
でも今は、統夜となら…統夜と一緒なら、どんなときも、どんなことでも頑張れる。
そう思うんです…」
ちゃんと言える。嘘みたいに。でも嘘じゃない、夢じゃない。
統夜「カティア…」
カティア「と、統夜、私は…貴方のことが…」
統夜「そこからは、俺が言うよ」
カティア「え…?」
予想外の言葉。
統夜「月に降りたときはちょっと恥ずかしくて言えなかったけど、今なら自信を持って言える。
…俺は、カティアに会えてよかった。たった一人でも、守りたい人、愛する人が出来たから」
カティア
――突然、部屋のドアが開いた。
テニア「――!!」
テニアが呆然とする。
メルア「あっ、駄目ですよテニアちゃ…――!!」
メルアが絶句する。
カティア「あ…」
慌てて身体を起こす。
テニア「ベッドの上…二人…抱き合って…」
メルア「…テ、テニアちゃん!やっぱり二人だけの時間を邪魔しちゃダメなんですよ!
ほら、部屋に戻りましょう!」
テニア「え?そ、そうだね!それじゃあ!」
そう言って、二人はそそくさと退散した。思わず安堵の息がもれる。
カティア「びっくりしたぁ…」
統夜「…あ、危なかったな」
カティア「…でも」
統夜に寄り添う。
統夜「カティア?」
カティア「『二人だけの時間』は、悪くないですね…統夜」
統夜「そうだな…」
『生きるため、生きていくための"何か"』を、私は見つけることができた。
統夜という、最愛の人を。
凄く強引でしたが、これにて終了です。
こんな駄作読んでくれた人
有難う。
いやいや、よかったよ!楽しませてもらいましたよ!
GJ!
どうやらおまいは俺を萌え殺す気らしいなw
ところで野暮なツッコミでスマンが
>>165の最後の
行ってなんか台詞ありました?どうにも台詞が
抜けているようにしか見えなくて・・・・・・。
>>164-166 GJ!
俺も前にテンプレネタに本気で続きを書いた時に告白させたが、なるほどこういうやり方もあったのだな。
昨日ネタ書いた者ですが
>>168 で指摘された通り、ちょっと抜けてますね、すみません。
もしよろしければ書きますけど。
少々長めの統カテSSを投下しようと思ったんだが、書いてる最中にパソがフリーズしやがった。
もう書く気おきねー_| ̄|○
カティアはカルヴィナのことが一番好きなんです・・・
170
君のSSは例えるならジオングの様な状態だったのか。
ならばパーフェクト化を希望します。
足なんて飾りです偉い人にはそれがわからんのです
175 :
170:2006/03/27(月) 20:12:04 ID:w6GYEhjK
カティア「統夜、それって…」
統夜は深く息を吸い、ゆっくりと言う。
統夜「俺は、カティア…君を一生守る。だから、ずっと一緒にいてくれないか?」
もう、返事は決まっている。
カティア「…はい!絶対、絶対離れません!統夜!」
統夜「ありがとう、カティア」
カティア「統夜ぁっ…!」
思わず統夜に抱きつく。
統夜「お、おい、いきなり抱きついたら倒れる…ってうわあっ!」
カティア「きゃああっ!」
―ぼすっ
統夜と抱き合ったまま、ベッドに倒れ込んでしまったようだ。
心臓が早鐘のよう。
カティア「と、統夜大丈夫ですか?」
統夜「あ、ああ大丈夫」
鼓動が伝わりそうなくらいに近い、統夜との距離。
カティア「…統夜」
統夜「…カティア」
それ以上、言葉は要らなかった。
という、重要な所を抜かしてしまいましたorz
スレ汚しすみませんでした
セリフの前の名称抜いても問題無いですね
GJ
175
パーフェクト化に感謝
GJ!
丼「くそ、冗談じゃないぞ
これまでどれだけの時間を費やしたと…」
フー「ほーんと
せっかくいい所までいったのに台無しですわ
久しぶりに来てみれば何この騒ぎ
困った総代騎士様ねぇ」
丼「あんた達、どういう事だ!あんたがくれたズィー・ガディン!壊れてしまったではないか!
あれを使えば地球をとれるといったではないか」
フ「んー、そんな事もいったかしら?こっちとしては混乱を起こしてくれればよかったから」
テ「ねぇフー=ルー、このおっさん食べていい?食べていい?」
フー「だめよテニア、こんな三流…いえ、四流野郎なんか食べたらね」
丼「ぬあああ!どいつもこいつも絶ぼ…
スッ
フ「貴方、もう用済みよ」
ブシャ
フ「また一からやり直しね
お父さまに怒られますわ」
ぼり、ごきん
フ「おや、食べちゃいけないったら」
カ「ネーム完成〜」
テ「カティア、ご飯だよ。って何描いてんの?」
カ「わ、これは…」
テ「何だよ、隠さなくてもいいじゃん」
ひょいっ
カ「ああっ!」
テ「……
へぇ〜、楽しい同人が描けたねぇ
…カティア?」
カ「…はい」
テ「食べていい?」
フ「いえ、飲んでも構いませんわ」
丼「同人!ますますくだらん!!」
カ「なぜここに!?
とりあえず、ごめんなさ〜い」
その後、十字架にはりつけられて煮えたぎったトマトソースに落とされるカティアの姿があったとか無かったとか
行け!月の子らよ!
チャージ!!
葎、わざわざ萌えスレまでご苦労様。
だがチャージなどさせるか!
カティア「見て見て統夜ー原稿料がほら、こんなに」
統夜「( ゚д゚)」
カティア「これでしばらく分の食費は賄えるわよ・・・ってどうしたの統夜?」
統夜「(゚д゚)」
メルア・テニア「せーの・・・こっちみんな」
カティア「?」
何がしたかったのか自分でもわかりませんが何か?
どうやら僕は、スパロボJをプレイするとカティアに萌えるようプログラムされていた存在のようだ
鼻血の同人術師
テ「カティアさん、カティアさん!」
にゃ「どうしたんですテッサ」
テ「このストーリーなら完璧です」
にゃ「これってまさか」
テ「そう、相良×統夜本です」
錬成は失敗だった
にゃ「テッサ!テスタロッサ!
こんな…こんなはずじゃ…
持っていかれた」
にゃ「ごめんなさい、右手一本じゃ貴方の魂しか錬成できなかったわ」
テ「なんて無茶を」
テ「カティアは私の魂を右腕と引き替えに錬成してボン太くんに定着させました」
にゃ「シャナ=ミア、好きな人で同人を描くって事はこういう事よ
その覚悟がありますか?あなたには!」
シ「でも、そこまで犠牲を払ったからには同人はちゃんと…」
テ「人の列はできなかった」
シ「…!」
テ「そんな、私のストーリーは完璧だったはず」
にゃ「ええ、内容は間違ってなかった
間違ってたのは…私達よ」
テ「だからシャナ=ミア
貴方はこっちに来ちゃいけない」
何がしたかったんだ私は
ぐはっ!…やめて、ごめんなさい、本当は普通のカティアが好きなんです。
げふ、テッサファンも怒らないで…。待って、∞キャリバーは勘弁して、Fモードもダメだっt
ぎゃあああああぁぁぁぁぁ・・・・・・
Fモードなどさせるか!!
だが乳揺れならさせてやらんでもない。
桜の開花宣言から数日、私たちが住む街の山々も少しずつ華やいだ衣装を身に纏い始めた。
桜という花はなんとなく人の心を浮き立たせる。
格言う私もその一人だ。
だからテニアが花見に行こう、と提案したときは心中で快哉を叫んだ。
単純に行ってみたかったというのもある。
でもそれ以上に重要なことは統夜との事だ。
春の夜に花見、なんというか、それだけで何かが起こりそうなシチュエーションじゃないだろうか。
ひょっとすると統夜の方から・・・・
そんなわけ無いだろう。そもそも四人で行くのに。
頭の片隅からの冷静な突っ込みもあっという間に都合のいい妄想に塗り潰された。
そう、私は柄にも無く浮かれていた。これ以上ないほど浮かれていた。
――ニ時間前
家からさほど離れていない場所にある城跡、普段は閑散としているがこの時期だけは大盛況だ。
空に僅かな明るさが残るこの時間、既に出来上がって大騒ぎしている人たちもいる。
「やっぱり混んでるわね。」
「まぁなんというか日本人のサガだよな。」
「おお!?屋台はっけーん!!フェステニア・ミューズ!吶喊します!」
「待て待て、弁当持ってきただろ?」
「でも!ソースの香りがアタシを呼ぶんだ!!」
「わたしはカスタードの香りに誘われます。」
「ああわかったわかった。じゃあ1個だけだぞ?後は弁当食べてからな。」
苦笑しながら500円玉を二人に握らせる統夜。
「1個!?いきなり難問だね!だがこのテニア姐さんを甘く見てもらっちゃあ困る!
全ての屋台を吟味しつつ、これ以上無い一品を選んで見せてあげるよ!!」
「がんばってくれ。」
「カティアちゃん、パンナコッタとレアチーズケーキのどっちがいいかな?」
「どっちも無いと思うわ。」
「メルア、悩むのは現物を見てからだよ。大丈夫!屋台免許皆伝のアタシについてきな!!」
「頼もしいです!」
ひとしきり騒いだあと、風のように二人は駆けて行った。
「テンション高いなぁ。」
「ええ、そうね。」
「じゃあ俺たちは先に行くか。この人込みだ、はぐれないようにな。」
「もう、子ども扱いしないで。」
「あはは、ごめんごめん。」
なんだかんだで統夜も結構はしゃいでいるみたいだ。
・・・いや、これはチャンスじゃないだろうか?
統夜は『はぐれるな』と言った。
これはしっかりついて来いと言う事。
つまり・・・『手をつない』でもいいのでは?
男性が『離れるな』と言った。女性は男性の『手を取った』
極めて自然な流れではないだろうか?
違う。むしろここで手をつながない方が不自然だ。
幸いにも統夜ははしゃいでいるし、結構軽いノリでいけるかもしれない。
私は小さく深呼吸をすると前を歩く統夜の手を凝視した。
ゴクリ
高まる心音がうるさくて仕方ない。緊張で喉がひりつく。
あと少し、もう少しで統夜の手に・・・
触れ・・!?
ゴン
十分前
「っえ!?」
飛び起きた私の視界が不意にふさがれる。
「!?・・・タオル?」
「あ、気がついたみたいですよ。」
「大丈夫か、カティア?」
「え?あれ?私?」
「木にぶつかって気絶してたんだよ。」
「カティアちゃんらしくないですね。何か考えてたの?」
「え?え、ええ。ちょっとね。」
手をつなぐ事に集中しすぎてただなんて口が裂けてもいえない。
「怪我も無いみたいだけどもう少し安静にしてた方がいいかもな。タオル洗ってくるよ。」
「じゃあわたしは飲み物を買ってきますね。」
「あ、ありがとう。」
「ああ、私のバカ・・・!!」
一人残された私は己が愚かさを呪わずにはいられなかった。
千載一遇のチャンスをふいにしてしまった。
その上みんなに迷惑をかけて・・・
申し訳無さに消えてしまいたくなる。
「およ?目が覚めたの?」
両手一杯に食べ物を抱えたテニアが立っていた。
「ええ、ごめんなさい。迷惑かけたわね。」
「別に迷惑になんて思ってないって!焼きそば食べる?」
「ありがとう。」
「・・・なんか元気ないね?大丈夫?」
「元気よ。大丈夫。」
嘘だ。少なくとも元気ではない。いつもの強がりだ。
「でもなんか落ち込んでるみたいだし。そんなに気にしなくても良いって。」
「もう気にしてないわ。」
これも嘘。ものすごく引きずっている。
「・・・うん、やっぱり顔が暗いよ。」
「いつもの事よ。」
これは・・・嘘ではないかも。
「頑固だな〜、じゃあ別の質問。」
自分でもうんざりするぐらい同意しながらも矛先が変わったことにほっとする。
「カティアも統夜のこと好きなんだよね?」
「ぶっ!?」
突然の、しかし的確に急所をつく質問にむせかえった。
「ごほっ!ごほっ!・・・なんでそんなことを聞くの?」
「だってさ、そうなら手強いライバルじゃん。」
「・・・・・・・・・・」
「カティアって大人っぽいし、美人だし、家事万能だし、スタイルまで良いし。」
それは長所ではあるかもしれない。
でも恋愛に関してはさして重要な要素ではない。
本当に重要なことは『異性に対して積極的である』ことだと思う。特に統夜みたいな鈍感な人には。
私にもっとも欠けているもの。・・・そしてこの子が天性として持ち合わせているもの。
「・・・買い被りよ。それに統夜のことは家族と思ってる。それ以上でもそれ以下でもないわ。」
「嘘だね。目を見てたらわかるもん。」
そう嘘だ。特に意味があるわけでもない、全く無意味な嘘だ。
質問されたのが関係の無い女性なら素直に答えたかもしれない。
だけどこの子の問いに素直に答えるのは抵抗があった。
そうだ。私は嫉妬している。
自分より遥かに先にいるこの子に。
咄嗟に出た嘘はそれに対する儚い抵抗だ。
全く・・・大人っぽいのは見た目だけで中身は嫌になるほど子どもだ。
「嘘じゃないわ。変な勘違いしないで!」
それでも口は勝手に言葉を紡ぐ。もはや思考と行動は完全に分断されている。
「アタシは真剣に聞いてるんだよ!?真剣に答えてよ!」
「私は真剣に答えているわ!統夜の事なんか心底どうでもいいし興味も持ってないわ!いい加減にし」
喚きたてる私の視界に統夜の姿が映し出された。
驚いたような顔をしてこちらを見ている。
暴走していた口が凍りつき、血の気が一斉に引いていくのが感じられた。
ああ・・・まただ・・・・・どうして私は・・・
私は逃げ出した。
これ以上この場所にはいられなかった。
「あれ!?統夜!?何でこう間の悪いところに・・・」
「なにが?よくわからんけどこんな所に来てまで喧嘩するなよ。桜は楽しく愛でるもんだぞ。」
「え?・・・聞いてなかったの?」
「こんだけ周りが騒いでるのに口喧嘩の内容なんか聞こえるわけ無いだろ。」
「・・・・・」
(じゃあ取り越し苦労?カティアに伝えないと!・・・でもこのまま放って置けば統夜のこと諦めてくれるかも。・・いやそれはよくない、卑怯だ。でもアタシはカティアには全然敵わないし・・・スタイルとか、家庭的な所とか。・・・でもこのままじゃ絶対後悔するし・・・)
「なにブツブツ言ってるんだ?」
「・・・う〜、決めた!!追っかけて来い!」
「俺が?お前らが喧嘩してたんじゃ」
「いいから行く!なんならちょっとだけ抱きしめてあげてもいいから!
でもキスはダメ!!許さない!もしやったら膝地獄!!」
「そんなことするかよ!どこぞのセクハラ野郎じゃあるまいし!」
「うるさい!さっさと行け!!!」
そして今に至る。
走り疲れた私は桜の木の幹にへたり込んだ。
走っているときはグチャグチャだった頭の中が少しずつ整頓されていく。
それと共に自分のしでかしたことへの後悔で胸が締め付けられていく。
終わった。
完全に終わった。
告白して断られたわけでもなく、自分で終わらせた。
始まる前に自爆して終わった。
・・・どんなバカだ!!
悔しさに涙が滲んだ。
これからどんな顔をして統夜と接すればいい?
私の気持ちはどうすればいい?
無理だ。どうにかできる気がしない。
・・・もう諦めよう。元々無理だっただけだ。
二度と恋なんてしない。植物のように静かに生きていこう。
酷く後ろ向きな決心をして私はさめざめと泣いた。
「む?こんな所に泣いておる娘が!」
「それはいかんのう。」
「どうした?我らに話してみぃ!」
顔を上げると見上げるような巨漢三人組に囲まれていた。
酔っ払っているのか一様に顔が赤い。
「・・・何でもありません。どいて下さい。」
「酒でも飲んで落ち着くことだ。」
「離すことで楽になるかもしれん。」
「ぬしのようなめんこい娘を放っては置けん。」
人の話を聞かない酔っ払いの態度が酷く神経に触る。
「いいからさっさとどいて!邪魔なのよ!!」
「いかんな、その態度は。」
「せっかくの厚意を無下に断るとは。」
「人の道を教えてやる必要がある。」
「な、何をするつもり!?」
「な〜に、怖がることは無い。」
「我らと酒を酌み交わすだけだ。」
「マネイジャアも欲しかったしのう。」
「た、助け・・・」
『おーい!カティアーー!!』
この声は・・・!!
「こんなとこにいたのか。さぁ行こう。」
「ぬう?なんじゃぬしは?」
「彼女とはぐれて困ってたんです。連れて来てくれてありがとうございました。それじゃ!」
統夜は私の手を取るとすごい勢いで走り出した。
後方から『なんじゃコブ付きか・・・』という声が聞こえた。
「はぁはぁ、ここまで来れば、大丈夫かな。」
統夜は私を離すと、桜の木の根元にへたり込んだ。
わけがわからない。
何で統夜は来てくれたんだろう?
何で怒ってないんだろう?
普通いきなりあんなこと言われたら怒ってもおかしくないのに。
「統夜・・・なんで?」
「ふぅ、ん?彼女って言った事?あの場合ああ言った方が誤魔化せると思ったからさ。」
「そうじゃなくて。」
「何で戦わなかったかって事?無茶言うなよ。あんなゴツい三人に勝てるわけ無いだろ?」
「違う、そうじゃない。・・・怒ってないの?」
「何で俺が?」
本当に不思議そうな顔。
「だ、だってあんな酷いこと言ったのに・・・」
「さっきの口喧嘩って俺が話題だったのか!?」
・・・・・・・・全然聞いてなかった?
つまり全部私の早とちり?早とちりで私は暴走して・・・・
何がもう恋はしない、だ。何が植物のように、だ。
ありえないほどの空回り。壊れた換気扇だってここまで無様ではないだろう。
再び涙が溢れ出した。情けなさで。
「どうしたんだカティア!?そんなに怖かったのか?」
その声に反応さえ出来ず、私はただただ、涙を流した。
ふいに体が引き寄せられた。
次の瞬間には統夜の胸元にいた。
「悪かったな。もっと早く迎えに行くべきだった。」
え?あれ?・・・・ひょっとして抱きしめられてる!?
え?なんで?これは夢?何でこんなに積極的に?私、明日死ぬの?
「落ち着いたか?」
落ち着けるわけがない。こんな状態で!落ち着ける訳無いじゃない!
顔を胸元に埋め、フルフルと頭を振った。
「やれやれ、なんだか子どもみたいだな。」
統夜の手が私の頭を優しく撫でた。
今日死ぬのかもしれない。
その時はその時だ。今はこの至福の時を一秒足りとも無駄にせず堪能しなければ!
「はーーい、『ちょっと』しゅーりょー。ほらほら離れた離れた!」
「きゃっ!?テニア!?」
半ば無理やりに引き離された。
「統夜はあっち行ってて!女同士のお話だから!」
「あ、ああ」
私は至福の時に終わりをもたらした張本人に恨みがましい目線を向けた。
「も、もうちょっとくらい・・・」
「なんで?統夜のことなんて好きでもなんでもないんでしょ?」
「うっ・・・そ、そうよ!」
「ふむ、つまりカティアは好きでもなく興味もない男に抱きしめられたのに、トマトみたいに顔を真っ赤にしてイヤイヤとかして甘えたわけだね。
その上それを止めたら半泣きで抗議の目線ですか。アタシはどうすればよかったのかな?」
「あ、あれは嫌がってたのよ!」
「えー、まだ認めないの?じゃあアタシが統夜に言っとくよ。カティアが『統夜の事なんか心底どうでもいいし興味も持ってない』って言ってたって。」
「やめて!嘘です!好きです!すごく好きです!さっきは気を失いそうになるくらい幸せでした!」
テニアは、ものすごくいい笑顔を私に向けた。
「ようやく認めてくれた。これからはライバルだね!」
「・・・なんでわざわざそんな事にこだわるの?」
「さっきも言ったけどカティアのスタイルいい所とか頭いい所とか本当にあたしは敵わないと思う。」
「大したことじゃないわ。」
「カティアはもう持ってるからそう思うんだよ。アタシにとってはすごく重要なの!」
そうか、この子も・・・。
隣の芝は青く見えるということか。
私がテニアに感じていたコンプレックスが少し溶けた気がした。
「だからカティアが諦めてくれるのはありがたい。けど・・・」
テニアは真っ直ぐな瞳を私に向けた。
「アタシはね、正々堂々と統夜の気持ちを手に入れたいんだ。
それでその後もカティアとは仲良くやっていきたい。だから自爆して退場みたいなのはよくないかな、と。」
「・・・わがままね。」
確かにあの場で諦めても後で後悔するのは間違いない。
「だめかな?」
「だめよ。だって・・・統夜の恋人になるのは私だから。」
「は?」
呆けたような顔のテニア。
「その後も仲良くしましょうね、テニア。」
にっこりと微笑んだ。
言葉の意味が浸透するとテニアは好戦的な笑みをつくった。
「・・・言うじゃん。負けないかんね!」
もう少し自分に自信を持ってもいいのかもしれない。テニアはテニア、私は私だ。
「ところでメルアはライバルじゃないの?」
「あー、メルアはよくわかんないんだよね。みんなでいれば幸せみたいな感じだし。
カティアみたいにあからさまな好き好きオーラ出てないし。」
「そんなもの出してないわよ!!」
「いーや、出てるね。あれに気づかないのは一つの奇跡だと思うよ。あ、カティアにとっては不幸かな?」
「・・・・・・」
「うわ!?闘気が見える!!いま怒ってるね?」
「・・・正解よ!!」
『待ちなさい!』
『ほーら!こっちこっち!』
『質量を持った残像!?』
「こんな所で鬼ごっこか。なにやってんだか。」
「仲がいいですねぇ。ちょっと妬けちゃいます。あ、お茶どうぞ。」
「お、ありがと。ずず・・混じってくればいいじゃないか。」
「いいんです。だって勿体無いじゃないですか。」
「?」
==
長いなぁ。だが私は謝らない。
みんなラ・ギアスに行けば万事解決。
187-195
長文お疲れ様です!
実に読みごたえがありました!!
GJ
あれ?今気付いたけど32日になってる…?
やってくれましたね
>>195さん…
よく花見のSSを投下してくれました…
初めてですよ…
この私をここまで萌えさせた職人さんは…
まさかこんな長文になろうとは思いませんでした…
ゆ…ゆるさん…
絶対に許さんぞ
>>195!!
じわじわとGJしてくれる!!
あの3人組みはもしや…
GJ!
>>195 GJだ!実はおいしいポジションのメルアにちょっと萌えた・・・
いいなぁカティア
見た目テニア>カティアだったんだが、ネリーの小屋イベントとラスト前でカティア≧テニアになった
メルアは嫌いじゃないけどほわほわとあんま考えずに立ち回るのが似合うキャラと思ってたんで
まさに神。いわゆるゴッド。
フューリー時代でサイトロンで見たイメージを絵にする実験をしていたという電波が
統夜「カティア、絵を描いているのか」
カティア「ええ」
統夜「だけど、どこでこんな風景を見たんだ?こんなところで戦ったこともないし」
カティア「ここは昔サイトロンの実験で見ていた風景だから。これから見る風景かもしれないわ」
統夜「そうか…この戦いが終わったらその場所を探して旅行でもしないか」
カティア「本当ですか?統夜」
統夜「ああ、約束だカティア」
カティア「嬉しいです!絶対に守ってくださいね」
駄文すいません
>>193 ちょwwwwwwwwwワッフルwwwwwwwww
最近のカティアスレは人こそ少ないが、投下されるネタは良質ばかりで困る。
それはそうと
>>195殿、GJです。
203
短いけどよかったよ
次も期待してるぞ〜
カティアかわいいよカティア。俺にとって、ここまで萌えたキャラは他にいねぇ…
俺はもう末期かもしれん
河野キャラ以外のスパロボ作品でOGだして欲しいと思わない?O.G.Anotherとか
現在のOGじゃ、あまりカティア達の再登場は望めないだろうしさ…
結構味のあるキャラもいるし、新鮮味あっていいと思うんだけど
>>211 心配せんでもそのうち出るとオモ
OG2を見るにストーリーは焼き直ししか作れんっぽいし
となると後はMXとニルファ、サルファでネタなくなるし
次の次くらいに非河野作品もでるんじゃね?まぁJは来ないだろうが・・・
確かに、いつかはでるかもね。でもやっぱJの参戦は厳しいか
カティアさえでてくれればドラマCDでも何でもいいんだけどなぁ・・・
今はスパロボ15周年記念作品に僅かな望みを賭けるかな
甲「統夜、お前また昼飯パンだけか?
統「…ああ。昼だけじゃないぞ。朝昼、たまに晩もだ。しばらくは続くだろうな
―そう、全てはスーパーでの些細な事から始まった
カ「統夜、パンに付いてるこのシール何でしょうね?点数が書いてますが
統「ああ、それは25点集めると皿が貰えるんだ。毎年、春の恒例でね。これ目当てでパンを買う人も少なくないよ
カ「へぇ〜…
統「おかしいよな。皿一枚の為にパンを何個も買って結局〜
…カティア、何キラキラ目を輝かせてるんだ?
カ「これ、いいです!
私は今、とても感動しています!
統「…おい、まさか
カ「はい、まさに庶民の為の企画です!これを利用しない手はありません!
統「待て、冷静に考えろ。普通に100円ショップ行けば皿なんて買えるだろう
カ「何言ってるんですか。パンを食べるだけで皿が貰えるんですよ?
私は無駄に買ったりしませんし大丈夫!
統「なっ、いつの間に籠の中が食パンだけになってる!?
カ「当然、今日からは食パンのみでいきますよ。安上がりで3点付き。ああ、何て素晴らしいのでしょう!
統「食パンonly!?
カ「はい!見てて下さい。今月こそは黒字にしてみせますよ
統「…ダメだ
もう何いっても聞く耳持たない…orz
特に面白くもないネタだと分かっていながらやってしまった
ちょっと反省してる
でもこの時期、食パンの消費量が増える貧乏人な同志はきっといる…はず
ヤマ○キ春のパン祭りでは毎年必ず2枚は貰ってる気がする。
そういやガ○トで皿貰えた時はガス○によく行ってたな。友人連中誘って。
統夜「うわああああああーーーーーーーーーー!!」
男「むぁてこらーーーーーー!!!」
男「逃がすな!絶対に捕まえろっ!!」
男「みんなの力を貸してくれ!!」
男「逃げ出した腰抜け兵がぁぁーーー!!!」
拝啓、偉大なる騎士である父上様。今は昼休み。俺はどういう訳か、学校の3大組織である『KKK』の男達に追われています。
男「貴様だけは許せんっ!」
統夜「ちょっまて!一体何の話だーーー!?」
男全員「とぼけるなーーーーーーー!!!!」
統夜「とぼけてねーーーーー!!!」
まぁ、いつもの事と言えばいつもの事なんだけど。相変わらずわけが分からんというか、あいつら頭おかしい。
???「紫雲!このままでは敵に囲まれるぞ!」
統夜「わかってる!連続攻撃でk・・・・」
男全員「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」
統夜「無理だーーーーー!!!」
後方より迫る軍団は、まさに宇宙の怪獣みたくウジャウジャと俺を追っている。つか、隣に居る奴誰?
統夜「大体、俺が何したって言うんだよ!!」
男「貴様っ!まだしらばっくれるか!!」
男「お前は、カティアさんと一緒に住んでること事態処刑もんを!あろう事か、昨日の晩にカティアさんと・・・カティアさんと・・・」
男「風呂に入ったそうじゃないかーーーーーーーー!!!!」
統夜「知らねーーー!!」
昨日の夜は・・・うん、確かに1人で入った。いつもなら突撃してくるテニアとメルアも珍しく来なかったし。これ言ったら他の勢力も敵に回すから言うのはやめとくとして・・・・。
統夜「そんな事するわけないだろ!!一体誰から聞いたんだ!?」
男「まだ言うか!秋津と名乗る奴からの情報だ!」
統夜「マサト!いやマサキか・・・・」
またあいつか!後でまた美久さんに・・・・だめだ。あの人ももう黒の道に・・・・。
カティ「統夜は何をやっているの?」
マサト「くっくっく・・・・さあな」
カティ「まぁいいわ。それより、本当に次元連結システム借りていいの?」
マサト「構わん。俺には美久がいる。それに次元連結システムなどいくらでも造れるからな。この超絶天才に不可能は無い!」
カティ「そう、助かるわ。コレが無いと・・・・・」
テニア「モグモグ・・・・・ねぇ?何に使うの?」
メルア「お菓子でも作るんですか?」
カティ「内緒」
マサト「ふっ・・・それにしても」
統夜「いい加減にしてくれ〜〜〜〜!!」
マサト(フューリーの潜在能力見せてもらうぞ。せいぜい頑張ってくれ紫雲。・・・・ふっふっふっふ・・・ハーーッハッハッハッハッハッハッハ!!!)
眠れずに妙なのを投下してしまった。結構反省してる。
KKKってオイ!w
吹いたwwwwwwwwwじゃTTT(とてもとてもテニアちゃん)(フェステニアだからFFFか?)
とMMMが存在してるわけか?
GJwwww
>>217 男「紫雲統夜、覚悟!」
統夜が空間転移
男「オルゴン・クラウド!?」
統夜「フューリーをなめンなよ」
と勝手に妄想しちまったw
220 :
99:2006/04/06(木) 21:30:28 ID:M8cmr323
>>218 テニアスレから↓を引っ張ってきたぜ!
203 名前:それも名無しだ[sage] 投稿日:2006/02/16(木) 18:12:57 ID:+t5NS+Up
バレンタインネタの三大勢力の部分で某アニメの主人公を思い出した
主人公の声がブルックリン・ラックフィールドだったから印象に残ってる
そのアニメに当てはめたら勢力の名前は
カティアは『きゅんきゅんカティアちゃん』通称KKK
テニアは『とてもとてもテニアちゃん』通称TTT
メルアは『もっともっとメルアちゃん』通称MMM
といったところかな…KKKは実際にあるんだけどね
>>217はこの辺から来てると思ワレー。
名前は気にしないで。いやホントにキニシナイデ。
>220
いや元のやつ所持してるんで百も承知ww
カティアは次元連結システムで何をする気なんだろう
とりあえず俺もKKKに加入してくるか
【KKK】 λ=―‥・
「今月も赤字ね・・・」
家計簿からペンを離し、溜息をついた。
最近は節制を心掛けるように伝えてきた甲斐もあり、少しずつ無駄な支出が減ってきている。
しかし下方に沈みつづける収支が上向きになる事は、現時点ではありえない。
わかってはいた事だがどこかやるせない気分になる。
「あのお金が使えればね・・・。」
いや、考えていても仕方が無い。悩んだところでどうにかなるものでもない。
いまは少しでも赤字を抑えることを考えよう。
さてこれから何をしようか。
やるべき事は大体やったし、今日の夕食当番はテニアだ。
これから三時が来るかという時間、特に興味を引かれる番組もやっていない。
眠気も無し。昼寝という選択肢も消えた。
ここは・・・来るべき時に備えておくとしよう。
家計簿の後ろの方のページを適当に開く。
この間テニアに対して大見得を切った手前、準備位はしておかなければ。
今日は・・・そうだな、告白の言葉を考えるとしよう。
あらかじめ考えておけばいざという時にも困らないはずだ。・・・たぶん。
有効性はともかく一応やってみるとしよう。
まずは何も考えずに書いてみることにする。
『統夜、私は貴方のことが好き。好き、大好きなの。
日に日にその思いが強まってもう自分では抑えられない。
いきなりこんな事を言われても迷惑なだけだって事はわかってるわ。
でも、それでも私の気持ちを知って欲しいの。あの子達に負けたくないの。
だから、だから』
思わずペンが止まった。
十代にしてこの余裕の無さはいかがなものだろうか?
いや、懸命さが伝わって良いかもしれない。いやいや・・・
そこで根本的なことに気づいた。
・・・それ以前にこれを言えるだろうか?
脳内でシミュレートしてみる・・・・む、無理!言えるわけ無い!
顔の表面がかっと熱くなった。こんな事を臆面も無く言えるなら苦労は無いし、自爆もしない。
や、やっぱりこれはダメだな、うん。
ちょっと重いかもしれないし統夜にひかれるかもしれないし。
そう、もっと軽めのノリで・・・
『統夜!私は貴方のことが好きよ、アミーゴ!』
『おお!なんという運命!俺もだよセニョリータ!!』
・・・・・・これはノリが軽いというより脳が軽いのでは?
これもボツ。何かいいアイディアは
「カティア〜」
ガタガタ、バシン!!
「・・・なにかしらテニア?」
よし、完璧にいつもの私の顔だ。
「・・・なんか今慌ててなかった?」
「慌ててないわ。」
「でも・・・」
「慌ててないわ。何か用?」
「まぁいいや。おやつない?」
「冷凍庫に肉まんがあったでしょう?」
「なんかカラカラになってた。」
「・・・開けた後ちゃんと袋を閉じなかったわね?」
「あー・・・ちゃんと閉じたよ?」
「じゃあなんでカラカラなの?」
「統夜かメルアが」
半眼でテニアを見やる。
「うう、ごめんなさい、アタシです。」
「はぁ、次からは気をつけてね。焼きおにぎりでいい?」
「うんもう全然OKだよ!!」
「ちょっと待ってて、作ってくるわ。」
軽く焼き目のついたおにぎりに手早く醤油を塗りつける。
まずは軽く焼く事がポイントだ。
いきなり醤油を塗ってしまうとべしゃべしゃになってしまう。
「うん、こんな所かしら。」
香ばしく焼きあがったおにぎりを皿に乗せて居間に運ぶ。
「テニアできたわよ・・・ってなにやってるの貴女!」
家計簿を眺めていたテニアから慌てて取り上げた。
不覚!興味ないだろうと置きっ放しにするんじゃなかった!
「なにって・・・カティアが家の財政を知るためにも一度見ておきなさいって言ったんじゃん。」
「言った・・・かしら?」
「言ったよ!この間!」
「あ、ごめんなさい。そういえば言ってたわね。・・・で感想は?」
「ん〜〜、よくわかんない。」
どうやら見てないみたいだ。思わず安堵の息が漏れた。
「ん?なんか心配事でもあったの?」
「大丈夫よ。」
「遠慮しないでアタシに言ってみなよ、アミーゴ。」
・・・甘かった。
「・・・・・・要求は何?」
「今日の晩御飯焼肉にしていい?」
「・・・豚肉なら」
「そりゃないぜセニョリータ!!」
「わかったわよ!!牛で良いわよ牛で!!」
ああ、また赤字が・・・
私は心の奥底ではらはらと落涙した。
「さっすがカティア!!大丈夫だよ。誰にも言わないから。」
「なんでわかったの?」
「アタシって人の教科書借りたらまず落書き探すタイプなの。」
どんなタイプだ。
「ん〜、でもこのメキシコ風はともかく、こっちの方は結構いいんじゃない?アタシが言うのもなんだけど。」
最初に書いた文を指し示すテニア。
「だ、だめよ!」
「なんで?あ!恥ずかしくて言えないんだ。このへたれ〜」
「うぐっ!」
実際その通りだが認めるのはなんとなく悔しい。
「違うわ!そ、その・・・興奮した統夜に押し倒されちゃってそのまま子どもが出来ちゃったりしたら困るじゃない!?」
あああああ!!何言ってるのよ私は!!
「・・・・いや、それはないよ。」
うう、すごく呆れられている。
「カティアって結構エロいよね?」
「エロっ!?」
なんて事を言うんだ!!
「いやだって普通そんな事考えないよ?」
「あくまで可能性の一つとして考えられうると言っているだけよ!!!」
「絶対無いって。統夜じゃ万が一どころか億が一にもないよ。」
「そんなことないわ!!統夜だって健康な一男子よ?絶対なんて言い切れないわ!!」
「無いって。カティアがエロいだけだよ!」
「エロくない!!」
「エロいよ!!」
「エロくない!!」
「エロい!」
くだらないが絶対に譲れない不毛な言い争いを続ける私達の所へ、ある意味渦中の人がやってきた。
「お前らまた喧嘩か?今日は何が原因だ?」
「統夜!?」
「あ、統夜聞いてよ!カティアって結構え」
ビシィ!!
「ぐはっ・・・・」
それはそれは見事な一撃でした(紫雲統夜談)
「『え』何?」
「・・・『延髄切り』よ。この子の事は私に任せて。じゃ。」
「お、おい!」
三十六計逃げるにしかず!!
「・・・なんなんだ?」
「ごめんなさい!!本当は恥ずかしくて言えなかっただけなの!!」
「あいたたたた、・・・最初っからそういいなよ。」
「意地張っちゃってつい・・・」
「まぁいいよ。アタシも悪かったし。」
「それじゃあ・・・」
「焼肉にホルモンつけてくれたら許したげる♪」
天使のような悪魔の笑顔だ。
「うっ・・・それは」
「つけてくれないならカティアのこと『テッカマンエロス』って呼ぶよ?」
「・・・つけます。」
==
ノシ
228 :
自治スレにてローカルルール検討中:2006/04/08(土) 00:41:56 ID:vVb5aFf6
GJ!GJ!GJ!
惜しみないGJを送りたい!
テッカマンエロスクソワロスwww
GJだぜアミーゴ!新たなテッカマンの誕生に乾杯!!
だれかが部屋のドアをノックする。
「統夜、入っていい?」
カティアだった。
「いいよ。」
今日は風邪を引いていて動くのが辛い
ベッドで横になりながら、部屋の中を見回しながら入ってくるカティアを見た。
「どうかした?」
「いえ、具合の方はどうかなって思って。」
「見ての通りだよ、まだ熱があるみたいだから…」
「それにうつしちゃまずいだろ。」
ベッドの横にそっとカティアが座る
「ほら、机の上に今月のバイト代があるから持ってって。」
「統夜………。」
カティアは暗い表情で見つめてくる
「何?どうした?」
「私もう、部活辞めてバイトするわ。」
以前から、カティアは家計のこと気にしてたんじゃないかと思ってたので
なだめるために前から考えてた台詞を言った。
「何言ってるんだよ!せっかく楽しみにしてて入った部活じゃないか?」
「それにバイト代と生活保護でウチの家計はそこまで苦しくないよ。」
「でも…統夜がバイトしてるのに、私達が部活で楽しんでるのって…。」
カティアは少し涙目だった。
>>231の続き
「俺も好きで、楽しんでバイトしてるんだし、カティアは気にすることはないよ。」
そう言いながら、寝返りをうってカティアに背を向けた。
「それに…嬉しかったんだ、俺。」
「嬉し…かった…?」
「うん!俺、今まで毎日の生活に目標なんて無かったんだ。」
「ただ普通に学校に行って、バイトして、毎日その繰り返しで…」
喋りながら熱いものが目から流れてきた。
「…グスッ…それからカティアたち3人にあって、色々あったけど、目標が出来たんだ。」
「目標…?」
「カティア達に人生を楽しんでもらうこと、それが目標!」
「統夜…。」
カティアが布団を強く掴む
「それに、正直寂しかったんだ。家に帰ってもひと……!?」
ガバッ
布団の上からカティアが泣きながら抱きついてきた。
「統夜、統夜、統夜〜!」
風邪引いて、寝ながら書いてみました。
カティア萌えじゃなくなってる?
227.232
GJ!GJ!
朝から2つもSSを読めるとは。
今日は朝からツイてるぜアミーゴ!!
234 :
自治スレにてローカルルール検討中:2006/04/08(土) 08:53:31 ID:C2k1155R
あ・朝っぱらからこんなにも萌えていいんだろうか・・GJ!!GJです!!
>>227 テニアの「カティアはエロイ」発言
そこに何故か同意する俺がいます…
それはともかく
>>227,232さん
GJです
テニア「そーか、カティアはこー言うのがスキなのか。
というかなんだ、エロスはほどほどにしときなさい。」
アミーゴ!
よく考えたらアミーゴって挨拶じゃなかったっけ?
よう!兄弟!って意味だよな
まぁいんじゃね?これでは軽い≠チていうのを強調するために使ってるだけだし。
241 :
自治スレにてローカルルール検討中:2006/04/08(土) 20:28:44 ID:hnCfOfqo
名前変更で統夜からダミドぺッチに変更した俺が来ましたよ。
>>241 (´・ω・`)ダイジョウブ?
Jに萌えすぎておかしくなってしまったのか
いい医師を紹介してやるお
統夜→テッカマンナイト
カティア→テッカマンエロス
テニア→テッカマンニー
メルア→テッカマンカカオ
カルビ→テッカマンブラッド
こうですか?わかりませn(ry
ジュア=ム→テッカマンホm(ry
このスレは新しいテッカマンを考えるスレになりますた
前にそんなスレなかったっけ?
カティアは変身すると副作用で・・・
ごめん、何でもない
カティア→テッカマンcoterie (意味:同人発音ワカラネ)
テニア→テッカマンストマック (意味:胃袋)
メルア→テッカマンスィート (意味:菓子)
カルビ→テッカマンアヴェンジャー (意味:仇を討つ、復讐する)
アヴェンジャーと聞いてどこぞのゲームを思い出した。
>>236 エロパロ板のスパロボスレでのJネタをざっと確認してみると、
ぐりにゃ×2、石けん×1、ウマゴン×1、三人×2と
今のところぐりにゃが絡む(色んな意味で)ネタが一番多かったりする。
ぐりにゃが最もエロスな雰囲気を漂わせているためなんだろうか?
口調が突然丁寧になったりするところも何だかえろい。
体つきが既にエロい。加えて、パイロットスーツがハイレグビキニで手袋+ニーソ完備。器量も凄くいい
その癖、性格は真面目で頑固で不器用
俺を萌え殺す気か
確かにカティアが一番エロイ感じがするな。なんか立ち姿とか。
『ぐりにゃーる』と平仮名で表記すると何となくエロい
ええい!何時までもエロいだのエロくないだのと破廉恥な貴様等に絶望したあああああぁぁぁあああ!!
しばらくカティアは我が預かる!
我にまかせたまえ(*´∀`)
>>254 カティアお預かりなどさせるか!!
だがじっと見つめるだけならさせてやらんでもない。
↑あ、転載です。
>>256 これの作者がnever7の原画だという事を知って驚いた
類似キャラっていったら、まず何でもブチ撒けたがる人がでてくる
ってかカティアに脳内変換して読んでるのが私だ
Jやった後、全巻まとめ買いしたのも私だ
ブチ撒ける人は類似というほど似てないような・・・
髪型は似てるとは思うけどな
それに、なによりカティアと違って胸がな(ry
>>261 鬼の形相でそっちに向かったデスサイズな人がいます。
気をつけて下さい。
さっき261がブチ撒いてたよ。
>>262 デスサイズ→デュオ=マックスウェル→関 俊彦→木原 マサキ
という事は……
>>261に向かっていった木原
木原「その通りだ!やはり胸が無ければな!」
統夜「(巨乳派だったのか、この人……)」
なるほど。冥王様がカティアに協力的な理由が少しわかった気がする
カフェテリア
と書いてる看板を今日、遠くから一瞬見た時大真面目にカティアと読んでしまった俺ってカティア廃人かも
(・∀・)人(・∀・)イイジャナイ
休日に統夜×カティア本を探して回っているがどうしても見つからない。
統夜×メルア本ならよく見つかるんだが
しかもチョコレートのようにあま〜い内容のやつが
統夜×カティアは俺も凄く欲しいから探してはいるけどね…
夏にはでるさ!
と期待してはいるが。
三人娘本だけど、HAPPY WATERってトコの「第2次からふるうぉー。」ってのなら、良質なカティアでてるよ
カティア4頁
テニア3頁
メルア4頁
って割合でカティア一筋な俺はちょっと物足りないけど
271 :
自治スレにてローカルルール検討中:2006/04/14(金) 09:00:11 ID:kAGt5Hmr
神が・・・神が光臨なされた!!
ちょwwwwww
エロかよ・・・
ここは全年齢対象板だぞ、駄目だろ…
と思いつつ落としてしまった俺orz
まさかうpする人がいるとは…
うっかり実名だしたのがマズかったかな
失礼。発言には気をつけます
まぁエロスはほどほどにな
最近統夜は休日のたびに出かけている。
そして妙に疲れたような、それでいてどこか満足そうな顔をして帰ってくる。
まぁだからといってどうだという事は無い。
強いて問題を挙げるなら構ってもらえないテニアが少し不機嫌な事くらいだ。
気持ちはわかるけど。
週に6日はアルバイト、統夜の空き時間はそれこそ日曜ぐらいしかない。
その日曜も不在となればいつも一緒にいたい派のテニアが寂しがるのも当然だろう。
・・・実は私も寂しいのだが。
しかし統夜も普段の生活でストレスが溜まっているのだろうし私たちがどうこう言う問題でもない。
それで統夜の気が晴れるのならむしろ歓迎すべきだろう。
と考えていた。
先日学校で何気なくかなめにその事を話して見た。
『へー、紫雲くんがねぇ。いいの?』
『良いも悪いもないわ。私達に統夜の行動を束縛する権利なんてないもの。』
『ほほぅ、それが女関係だったとしても?』
『なっ!?』
『紫雲くん結構もてるみたいだしね。最近凛々しくなったって事で隠れファンがいるとかいないとか。』
『そ、そうなの?』
『あはは、ジョークよジョーク!心配しなくても大丈夫だって。紫雲くん遊ぶようなタイプには見えないし。』
『そう、よね。』
『そうそう!!あ、それでさ、話は変わるんだけどこの間の・・・』
全く持って想定外だった。
しかし考えてみれば当然かもしれない。
統夜は優しくて頼りがいがあっておまけに家事までできる。
なによりいつだって自分の事より人のことを優先するような性格なのだ。
もてないはずが無い。
これは・・・ピンチだ。
恋愛は自由だ。統夜が誰を好きになろうと私がどうこう言える立場ではない。
とはいえ付き合いの長さは私たちのほうが上なわけだし、優先順位というかなんというか・・
でも実は私が知らないだけで幼馴染とかいたらどうしよう。
直接統夜に聞いてみるべきだろうか?
しかし恋人でもないのにプライベートについて聞くのはいかがなものだろうか?
いや、家族みたいなものだし別に構わないのでは?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
考えていても埒があかない。
聞いてみよう。
軽く世間話のような自然なかんじで。
「ただいまー」
折りよく統夜が帰ってきた。
「おかえりなさい。御飯すぐ食べる?」
「ああ。テニアとメルアは?」
「コンビニに行ってるわ。」
「そっか。今日の飯何?」
「シチューよ。座ってて、すぐ出来るから。」
「サンキュー。」
その後、取り留めの無い会話を二、三度交わした。
そろそろいいだろう。
お、落ち着け私。
「そ、そういえば統夜。最近日曜日にいつも出かけてるみたいだけど、」
よし、自然な感じだ。
「ん?ああ、ちょっとした用事だよ。」
「ど、どんな用事なの?」
「ん、まぁその・・・いろいろだよ。」
「そ、そう。」
はぐらかされた
やっぱり女の子と・・・・
カツーン
思わずお玉が手を離れた。
「カティア?」
「なんでもないわ。ちょっと眩暈がしただけよ。」
「眩暈って・・・大丈夫か!?」
「平気。はい、どうぞ。」
「・・・・ほんとに平気か?」
「え?」
手元を見た。
なみなみとシチューが盛られている・・・・お茶碗に。
「ご、ごめんなさい!すぐに変えるから」
「あ、いいよ。洗い物増やすのもなんだし。」
「そういうわけにはいかないわ。」
ガシャーン!
シチュー皿を取り落とした。
「・・・・・・・・あぅ」
「疲れてるんだよ。後は俺がやっとくから休んでて。」
「でも」
「いいから。」
「・・・・はい。」
何て様だ。
枕に顔を埋めて自己嫌悪に涙する。
いいところ無しだ。
これじゃ他の女の子に目が行くのも当然かもしれない。
コンコン
ドアをノックする音
慌てて涙を拭った。
「開いてるわ。」
「・・ごめんね、寝てるところだった?」
「いえ、別に点けても構わないわよ。」
軽く頷くと訪問者、メルアは電灯のスイッチを入れた。
暗闇に馴れた視界が白く染まる。
「っ・・・それでなにか用?」
「統夜さんからカティアちゃんの様子が変だって聞いたから。」
「大丈夫よ。もう何とも無いわ。」
「でも涙の跡が」
「え!?」
思わず手をやった
「嘘。ごめんね。」
「・・・・・・・・・・」
・・・・やられた。
「悩み事があるなら相談相手くらいにはなれるよ?」
それもいいかもしれない。でも統夜のことは伏せておこう。
「・・・悩み事というか、まだ悩みどうかはわからないんだけど・・・」
「・・?どういうことかな?」
「ええと、心配事はあるけど単に杞憂かもしれないっていう・・」
「ああ、なるほど。いいですか、カティアちゃん?」
えへんと咳払いをしてメルアが遮った。
「例えばですけど、このお菓子の味がわかりますか?」
メルアの手には新発売!と表記されたお菓子。どうやらチョコレート菓子の類らしい。
味は・・・【うにしょうゆチョコ】?
「想像もつかないわね。」
「わたしにもわからないよ。」
「多分まずいと思うわよ?」
「食べてみたら実は美味しいかもしれないでしょ?結局は食べてみないとわからないよね?」
メルアの言わんとしている事はわかった。
「えーっと、だからね、カティアちゃんも悩む前に確かめてみたらいいと思う。
考えるのは結果が出てからでも遅くないと思うの。」
「でも悪い予想が当たったら・・・」
そう思うとやはり二の足を踏んでしまう。
「その時は改めて相談にのります!」
胸をドン、と叩いて微笑むメルア。その笑顔に少し勇気が出た。
「・・・・ありがとう、メルア。」
「どういたしまして。あ!この景気付けにこのチョコ食べる?」
「それは遠慮する。」
ちなみに、結局チョコはまずかったらしい。
ともかく悩む前に行動だ。
統夜を尾行する事に多少の後ろめたさもあるがこの際しかたが無い。後で謝る事にしよう。
日曜の午前六時、今日も統夜は出かけていった。
自転車は使わず徒歩のようだ。
見つからないよう十分に距離を保ちつつ慎重に後をつける。
しかし、女性と会うにしては時間が早すぎるのではないだろうか?
この時間帯ではほとんどの遊興施設は閉まっている。杞憂だったかもしれない。
・・・いや、安心するのはまだ早い。
自分なら統夜と一緒に公園で過ごすだけで向こう一年は戦える。
やがて統夜は人気の無い通りに入るとそのまま山道に入っていった。
山道といってもハイキングコースのような道ではなく、まさしく獣道といった茂みだ。
さすがにデートではなさそうだ。
が、結論を出すのはまだ早い。
世の中には山野を駆け巡るのが大好きな女性もいるかもしれない。
あれこれ考えているうちに統夜はかなり先に行ってしまった。慌てて後を追う。
しかし落ち葉が敷き詰められた道を音を立てずに歩くのは難しい。
歩く事に気を取られているうちに統夜を見失ってしまった。
引き返すべきか迷ったがとにかく先に進んでみる事にする。
軽装とはいえ登坂は辛い。道無き道のため予想以上に体力を消耗している。
本気で帰ろうかと思い始めた頃、聞き覚えのある声が耳に届いた。
微かだが間違いない、統夜の声だ。
声の聞こえた方へ向かうため獣道から飛び出した。
そして少し進んだところで
衝撃が襲った。
突然上から何かが降ってきて私は地面と何かに挟まれた。
木の枝を組んで作られたそれには得体の知れない黒い粘液が付着している。
「・・・なにこれ?」
体の自由が利かない。・・・罠?
こんな物を仕掛ける人は一人しかいない。
しばらくすると茂みを掻き分けその人がやってきた。
「む?グリニャールか。こんなところで何をしている?」
「貴方こそ何をしているの?相良。」
「残念だが君には知る権利がない。」
「どういうこと?統夜と一緒じゃないの?」
「君には知る権利がない。」
少し腹が立った。
『おーーーい!相良ーーー!!どこいったんだーーー!?』
「統夜と一緒なのね?」
「・・・肯定だ。」
「何をしているの?」
「悪いがそれはなるべく知らせないようにと言われている。君には退去してもらうことになる。」
「どうしても教えてもらえないの?」
「・・・わかった。ここまで来た以上隠してもあまり意味は無い。『なるべく』だしな。」
『相良ーーー!!』
「すなないが時間がない。実際に見たほうが早いだろう。」
「そ、それは遠慮するわ。」
「なぜだ?」
「そ、それは・・・」
「まぁいい、ではしばらくここにいてくれ。」
「あ!私のことは統夜に言わないで!」
尾行したことがばれるとまずい。
「よくわからんが了解した。では後でな。」
相良は風のように去っていった。
「あ。」
これを外してもらえばよかった。
でもまぁ、よかった。
何をしているのかはよくわからないけど少なくとも私が心配していたような事は無いみたいだ。
しかしこれはどうにかならないのだろうか?
謎の物質によりハンバーガーのように固定された体はほとんど身動きが取れない。
洗濯して綺麗に落ちるのだろうか?
そんなことを考えていると人の声が聞こえてきた。
相良の声だ。
『・・・・が・・・・だ!!・・・・・・・ね!!』
激しく何かを言っているようだがよく聞き取れない。
他にすることも無いので耳に意識を集中させる。
『じっくり可愛がって・・!!俺の楽しみは・・・・・・・だ!!』
・・・・・?
『なんだその・・・は!じじいの●●●●の方がまだ気合が・・・!!』
!?
『いいか?・・・に任せりゃケツに・・・を突っ込んでくれる!!』
恋愛は自由だ。
でもそれはやめて!!それだけはダメよ統夜!!
『・・・が死ぬほど●●●●する・・・シゴいてやる!!』
逃げてー!!逃げて統夜ぁぁぁぁぁああああああ!!!
『・・・に捧げてもよい!だが貴様のケツは・・・の物だ!!』
『Sir,Yes sir!』
!?そんな・・・統夜はもう・・・・
強烈な眩暈、意識が薄れる。
「・・・しろ。・・・・・ル、しっかりしろ!」
「はっ!?」
どうやら意識を失っていたようだ。
体の自由を奪っていた罠も外れている。外したのは――
「大丈夫か?」
パシッ!
差し伸べられた手を払いのけた。
「触らないでこのケダモノ!!」
「よくわからんが随分と失礼な物言いだな。だがそれだけ元気なら問題ない。
今は小休止だ。帰るなら今のうちだぞ。くれぐれも道から外れることのないよう気をつけろ。」
それだけいうと相良は森の奥へ消えていった。
っく!!よくも抜け抜けと!!
いや、今は統夜だ。
新たな罠に掛からないよう獣道に沿ってしばらく進むと開けた場所に出た。
そこに統夜が倒れていた。
「統夜!」
服装は乱れ、息もまだ荒い。
「ああ、なんてひどい有様・・・」
「・・・?カティア?何でここに、っていうかお前も結構ひどい格好だぞ。」
確かに粘着性物質により私の服は枯葉や枝、泥などでデコレーションされている、がそんなことはどうでもいい。
「統夜、その、考え方は人それぞれ、私が口を出すことじゃないかもしれない。」
「へ?」
「でもね、やっぱりこういうのはよくないと思うの。その、非生産的だし。」
「話が見えないんだけど。」
統夜・・・無理をしているのね・・・
「いいの。わかってるから。」
「俺にはさっぱりわからん。」
「わ、私には貴方にまっとうな道を進んでもらうことを手助けする義務があるわ、パ、同居人として!」
「ちょっ!?カティア?」
これは統夜を正しき道へ戻すための、いわば教育!!恥ずかしがるな、私!!
驚く統夜をそのまま抱き寄せ、優しく抱きしめた。
顔の表面温度が凄まじい勢いで上がっていくのがわかる。
「ど、どう?」
「へ?いや、どうって、え?」
ダメか。いや、あれだけのことがあったのだ。
このくらいでは女性の良さを再認識してもらうのは無理のようだ。
こうなったら、やるしか、ないのか、キスを!
出来ることならもうちょっとロマンチックな形が良かったが致し方ない。
背に腹は代えられない。いや、むしろ踏ん切りがついてラッキーかもしれない。
いやいや、これは統夜を救うためだ。私の都合など関係ない。これは救助行為だ。絶対。
「・・・・統夜、こっちを向いて。め、目を閉じてもらえますか?」
「待て、ちょっと待て!さっきからおかしいぞカティア!」
「私は極めて冷静よ。むしろおかしいのは統夜の方。さぁ目を閉じて!」
「待て、落ち着け!話を聞け!」
「そんな話は聞きたくないわ!!」
「いいから聞け!!」
「聞かない!」
「ふも!」
「 「・・・ふも?」 」
何時の間にか私たちの傍らにボン太くんが立っていた。
「ふーも、ふももっふる!」
「なになに、『争いは何も生まない、良ければ自分が仲裁しよう』って?」
「はっ!?統夜!相良のから離れて!!その変態に近付いてはだめよ!」
「・・変態?」
「・・ふも?」
「・・・・・・わかった、まずは話を整理しよう。」
「つまりカティアは俺が相良に襲われたと思い込んでたわけだな?」
「はい、ごめんなさい・・・相良、統夜。」
話によると統夜は相良に基本的な訓練を受けていたそうだ。
以前誘拐された時のことを踏まえてのことらしい。
つまりまた自分一人で空回りしてしまったということだ。
自己嫌悪で死にたくなった。
その上勢いに任せてあんなことを・・・あぁ!誰か十分前の私を殺して!!
「別にいいよ。」
「うむ、問題ない。」
「あ、そうそう、あの言葉はマオさんからもらった手帳で覚えたんだってさ。」
「うむ。すでに暗唱も出来るぞ。」
「まぁ勘違いするのも無理は無いよ。俺も最初驚いたし。」
「あの類の言葉は精神的なタフさを身に付ける事が出来る、新兵訓練には最適だ。」
「あ、相良、ちょっと向こうに行っててくれるか?」
「む?了解だ。」
その場から相良が姿を消した。
「カティアがあんなことをしたのは俺がおかしな道に走らないようにってことでいいのか?」
「ええ・・・ごめんなさい、私の勘違いで・・・」
「ありがとう。」
「え?」
「俺のことを気にかけてくれて。結局は勘違いだったけど、気にかけてくれたこと、それは素直に嬉しい。」
「・・・・」
「だから謝る必要は無いよ。俺は嬉しいから。」
「・・・うん。ありがとう。・・・一つ聞いてもいい?」
「ん?いいよ。」
「なんで黙ってたの?訓練のこと。」
「ああ・・・ちょっと照れくさかったから、かな。」
照れたように頭を掻く統夜。
「?」
「ベルゼルートが無い時でも、少しでもカティア達の事を守れるように、って。理由だから。」
ああ、やっぱり統夜は・・・私は貴方のそういうところが―――
「来週も、来ていいかしら?」
「いいけど・・・あんまり女の子が見たり聞いたりして楽しいもんじゃないと思うぞ?」
「いいの。」
「そうか。・・さて、これからボン太くんを使った訓練をやるんだけど・・・見ていく?」
「ええ、是非。」
「ふもふもふーも、もふふもー?」
「え?『そういえばどうしてここがわかったのか?』ですって?
え、えーっと・・散歩してたらたまたま統夜を見かけたから・・・」
我ながら苦しい言い訳だ。
「ふも。」
しかし統夜は納得した様子だ。こういうところは鈍感でよかった、と思う。
春の日差しはちょうど私の真上に差し掛かりつつある。
来週はお弁当を作って来よう。
そんなことを考えた日曜日。
==
何?腐女子カティア好きに怒られるかもしれない?
逆に考えるんだ、「怒られちゃってもいいさ」と考えるんだ
287 :
自治スレにてローカルルール検討中:2006/04/15(土) 03:12:05 ID:FWWG9Of9
素晴らしい!!!
敢えて逆をいく発想!
GJとしか言い様が無い!
>287
GJ!
素直に萌えたよ
KXQQKLLp あなたにGJ!・・・・なんだが・・・ウニミサイル思い出した
海産物のパイオニアか!!?
287
毎週お疲れ様っス!
俺はもう週末が楽しみで楽しみで仕方ないですよ!!
序盤が執筆中のネタと似てて焦ったけど全然別物でよかった…
とにかく、GJ!!!
ところでウニミサイルって何でしょうか?フルメタ関連?
292 :
自治スレにてローカルルール検討中:2006/04/15(土) 09:25:18 ID:sxZGIrHF
>>291 テニアスレを見ればわかりますよ爆笑モノですw
兵器名:ウニミサイル
説明:ウニのような形状をした相手に投げ付けて攻撃する武器。
あまりの威力に硬くて速い事で有名なあの方も一撃で沈む
究極兵器である。
出典:ドラゴンクエスト4コマ劇場(少年ガンガン)
ウホッ!な雰囲気に悪い意味でショックを受けるぐりにゃが
新鮮に見えてしまった俺はもう駄目なのかもしれん……。
>>294 お ま い は お れ か ?
まぁ、それが普通の反応だわな
GJっていうかFMJ。
(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
292-293
スレ違いな質問だったのにわざわざ申し訳ない
dクス!
軍曹面白すぎw
弁当ってのも色々想像できていいよなぁ・・・
黒い粘着物ってのもまた色々と妄想(ry
・・・いかん、ほどほどにせねば
>>301 >>296はフルメタルジャケットと言ってるんじゃまいか?
宗介のセリフがハートマンのものになってるし
>>303 読んだよ。面白いけど、ちょっと無駄が多い気がしまふ。
>>304 正解ッ。突っ込みありがとう。
むしろ301が何と勘違いしたのか気になるネ
>>303 いいものみせてもらったよ。
カティア好きにはたまらないな。困惑したカティア可愛すぎ
種系はTV版しか知らんからついていけないときもあるけど、
凄く楽しめたな。
>>306 テニアスレというと海産物のパイオニア当たりかねぇ?
>>303 俺はおかしな日本語が気になって途中で断念した
一度気になりだすともう無理なんだよなー
感想欄に書いてあった
「我は統夜・セルダ・シューン。カティアを守る剣なり」
ってのがツボにはまった
ゼンガーのパクリじゃないかw
>>303 読んで来た。俺アストレイも好きだからそこにも感動。
ていうか覚醒統夜がかっこよすぎる。
でも何よりも統夜とカティアの一途さに萌え死にそうだった。
>>303 オレも正直で一人黙々と体を鍛える統夜(;´Д`)ハァハァだけど、
マスターと互角ってのはチョットいただけないとは思った。
オルゴンライフルで石破天驚拳打ち消しちゃだめでしょww
いや、面白かったですけどね。
>>303 いい物を久しぶりに見せてもらったよ。
まぁツッコミどころも確かにあるがなにより
ミゲルの扱いに感動した!ww是非とも完結して欲しい
ものですよ。
>>303 なんかよくあるドリーム小説読んでる気分になったが、悪くはないんじゃないの
メインが誰で何を語りたいのか忘れかかってる気がするけど
完結すれば良いものになるかもね
>>303 似たような小説は知っていたが、なかなか面白いですわ。
なによりニコルを生き返らせたのはGJだ。
>>316 な ん だ こ れ は
貴殿は俺を 萌 え 殺 す 気 か
もうあれだ。 世帯じみ過ぎた、カティア。
だが、そこがいい! その献身っぷりは素晴らしい!
>>316 ハァハァハァハァハァハァハァハァ
ウッ!!
それはさておき、これはアレだな?OG萌えスレまとめの人の絵だな?
何処で見つけた?
まさにそこの絵板だった…orz
家でもあのカッコなのかよw
>>316 おぉ、絵を描いて貰えるとは光栄だな
描いてくれた人dクス
>>320 描いてもらっておいてなんだが俺もオモタw
つーか軽くやつれてるんじゃ・・・
アレだな。普通カティアと腐女子カティアの共通点は妄想する所だな。
やつれるのも無理はない。本編中でも、統夜が困って
「カティア、頼むよ」
「・・・はい、わかりました」
ってやり取りが3回くらいあったし
>>324 鬼畜王統夜「カティア、脱げよ」
カティア「…は、はい…わかりました…」
ス…フサ
カティア「ぬ、脱ぎました…」
鬼畜王統夜「じゃあ…○○ろ」
カティア「えっ…!?そ、そんな…」
鬼畜王統夜「いやならいいんだけどね…フフフ…」
カティア「…はい、分かり・・・ました…」
とか考える俺は破廉恥極まりない
じゃあ・・・なげろ
じゃあ・・・あげろ(原稿を明日までに)
カティアの書いた801同人誌の売り上げが統夜家の重要な収入源になっている
とか考える俺は破廉恥極まりない
もしや3人全員のスレを回ってる人多いんだろうか
>>328 正直メルアは好きじゃないんで、テニアとカティアスレしか見てないお。
俺もテニとカティア中心。メメメは1/3ぐらいの割合で覗きに行くぐらい。
テニアは統夜のTシャツと短パン勝手に着て「へへへ」とか言ってそうではあるけど
カティアの私服っていまいち思いつかないな。
普段は露出を抑えて、大人っぽいイメージでいくといいと思う。
で、夜は統夜のワイシャツなどが登場する訳ですよ
ロングスカートとか似合いそう
タートルネックにショートパンツだろ
もちろん緑基調で。
ミディブラウスとキュロットスカートもいいかな
髪型からしてヘアバンドも似合いそうだ
ここでホットパンツと言ってみる
袴…ごめん、なんでもない
>>337 いいじゃん袴。カティアは弓道部か茶道部って感じがする。
背が高そうだからバスケでもいいな。ユニフォーム似合いそう
黒髪だし袴似合いそうだけどそれ私服じゃなry
340 :
自治スレにてローカルルール検討中:2006/04/21(金) 19:29:48 ID:/QHy9yMT
じゃあ、男物のワイシャツ一枚だ。
じゃテニアは男装応援団な。学ランに長い白ハチマキ。
さらしの有無はご想像にお任せします。
メルアは…アレだよ…アレ‥なん…アッ!!パジャマとかでいんじゃね?
>>342 確かにメルアはパジャマしっくりくるな。
牛柄とかの。
カティアは秘書ルックが似合いそうだけど意外とメルアも似合いそう。
なんというかこうむちむち秘書。
「・・・ただいま。」
「お帰りなさい。・・・ずいぶん早かったのね?」
「あぁ、途中で上がらせてもらえたんだ。その分内容がきつかったけどな。」
「そう。御飯までもうちょっとかかるけど・・・」
「いいよ。テレビでも見とくから。」
そう言うと統夜は居間のソファにもたれかかった。
「なるべく急ぐから。」
そう告げて私は夕食の支度に戻った。
お腹をすかせている統夜のためにも早く作らないと!
「カティア!お風呂出来たよ!・・・ご飯まだ?」
「もうちょっとよ。後30分くらい。できたら呼ぶから。」
「はーい。」
出来るまでもう少しかかるし、統夜に先に入ってもらおう。
統夜も汚れを落としてさっぱりしたいだろう。
「統夜、先にお風呂に・・・」
統夜はソファに倒れ込み眠っていた。
途中で力尽きたのか、床に転がったリモコンが電池を撒き散らしている。
起こさないように電池を拾い集めていると、統夜の寝顔が目に入った。
顔には色濃い疲労が見て取れる。
短時間とはいえ毎日の肉体労働に疲れが溜まっているのだろう。深い眠りについている。
統夜の頬に左手を添え小さく呟いた。
「・・・ご苦労様・・・・あなた。」
――――――――――――――――――――ッッ!!
一人で顔を真っ赤にして悶絶した。
傍から見たらさぞや珍妙な光景に見える事だろう。
人に見られたら飛びたくなるような有様だがそんなことはどうでもいい。
『あなた』
なんて素敵な響きだ。
普段から統夜の事を『貴方』とは呼んでいるが意識して呼ぶと全然違う。
言葉とは不思議だ。
同じ日本語なのにこんなにも私を幸せにしてくれる。
「・・・・ん・・・・」
「!!」
統夜が寝返りを打ったようだ。
右腕がソファの端から垂れている。
それを直そうと手にとった。
ごつごつして大きな、でもとても温かい手。
この手で、統夜はあの時から今まで、ずっと私たちを守ってきてくれている。
両手で握りしめてみるとその温かさが私の心にまで伝わったようで、とても安らいだ
いつまでも、こうしていたい―――
『あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!』
「!?」
突然の大声に慌てて統夜から身を離し、物陰に隠れた。
台所から聞こえてきたのはテニアの声だ。
・・・そういえば別に隠れる必要は無かったのでは?
「ちょっとカティア!!・・・あれ?統夜寝てるんだ。」
居間に入ってきたテニアは統夜の元に歩み寄ってきた。
しゃがみこんで統夜の寝顔を眺めている。
「・・・・寝顔もいいなぁ。」
最高にかわいいと思う。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よし、目覚めのキス。ん〜」
「何をしてるのかしら?」
「うわぉ!?カティアどこにいたの!?」
「え?お、落ちた電池を探してたのよ。それより貴女いま何を」
「え、えと、それよりカティアこそ何やってんのさ!!御飯のスイッチも入れずに放ったらかしにして!」
そういえば忘れていた。
「だ、だから電池を」
「一時間近く探してたわけ?」
「え?」
時計の針は午後十時を回ろうとしていた。
さっきテニアが来たときは九時前だったはずだ。
つまり私は統夜の手を握ったまま一時間近くボーっとしていたの事になる。
「・・・あんたも統夜になんかしてたね?」
「え、そ、あ、」
な、なにかいい言い訳は・・・
「一時間・・・抱きしめたり膝枕したりしたな!!まさかキスも!?このスケベー!!」
「そんないいことしてないわよ!!!手を握ってただけよ!!」
・・・しまった。
テニアが呆れたような目で見ている。
「トリップしてたわけね。」
「・・・・・う」
「まぁへたれなカティアだしあんまり大胆な事は出来ないか。」
否定したくともあまりにも強大な『事実』という壁の前に言葉が出ない。
「ま、それは置いといて今はご飯だ。手伝うから早く作ろ!」
「ええ。」
確かにこれ以上統夜を待たせるわけには行かない。寝てるけど。
――30分後
「 「 「 「いただきまーす!」 」 」 」
結局ご飯が炊き上がるまではどうしようもなかったため十時を過ぎてしまった。
「ごめんな、カティア。俺つい寝ちゃって」
「いいのよ。遅くなったのは統夜のせいじゃないから。」
「何でこんなに遅くなったんですか?」
「それはね、カティアが」
テニアの皿の上にそっと自分のコロッケを置いた。
「カティアちゃんが?」
「ソースを切らして買いに行ってたのよ。」
「ほうほう(そうそう)」
「テニア、食べながら喋るな。・・・あんまり遅くなるのもあれだし俺を待たずに先に食べててもいいよ?」
「 「 「それはだめ!」だよ!」です!」
統夜に温かいご飯を食べてもらいたいから私たちは統夜の帰りを待っているのに!
「ご飯は皆で食べるから美味しいんだよ!」
「一人で食べるなんていけません!寂しいじゃないですか!」
「義務で待っているわけじゃないわ。待ちたいから待っているの。・・・だめかしら?」
「・・・・ん、ありがとう、みんな。」
統夜はちょっと照れくさそうに、でも嬉しそうに笑った。
とても、素敵な笑顔だった。
==
見てのとおりヌルいお話だが私はあやまr(ry
>>289 似てるかなぁと思って読み返してみたら・・・
×『ウニしょうゆ』
○『プリンしょうゆ』
の間違い。まんまじゃん俺(´・ω・`)
すまソ
GJだ
今まさに書き上げたSSを書き込もうとしたら、
内容が
>>347とだいぶかぶってる…orz
どうするべきだ?
>>350に捧ぐ
「ただいま…あら?」
土曜日の午後。
夕食の買い物から帰ってきて、玄関の鍵が開いているのに、カティアは気がついた。
玄関に入ると、統夜の靴がある。
この時間帯、いつもならバイトに行っているはずだ。
不審に思いながら台所に行くと、そこにはテーブルに突っ伏して眠っている統夜がいた。
バイトに行かなくて大丈夫なんだろうか。
そんな心配をしながら、買ってきたものを冷蔵庫にしまっていく。
(やっぱり起こしてあげよう。)
そう思って統夜に近づく。
静かな寝息が聞こえてくる。
「……」
気がつくと、カティアは統夜の寝顔を眺めていた。
こうしてみると、まだまだ子供の顔だ。
この少年が世界を救った戦士のうちの一人だなんて、この姿からは誰も想像できないだろう。
(そうだ。)
あることを思いついて携帯を取り出す。
テニアもメルアも、それぞれの友達と遊ぶといって出かけている。
つまり今この家には、熟睡中の統夜と、カティアしかいないのだ。
(寝顔なんて、なかなか見られないもの…)
とりあえず、この表情を写真に撮っておこう。
落書きをしてから撮影しようかとも思ったが、後で怒られるのでやめた。
再び寝顔に見入る。
いつもはあんなにしっかりしているのに、今は無防備に眠っている。
もっとも、私たちと出会った頃は、今とは比べ物にならないほど頼りなかったのだが。
この顔は、なんだか幼くて、少し頼りなくて、そして何より――
いとおしい――
(…!)
カティアの頭の中に、あるアイディアが浮かんだ。
そう、今この家には、私と統夜しかいない…。
カティアは統夜のいすの横に歩み寄る。
指で突っついてみる。
反応なし。
もう一度突っつく。
「…ん…」
統夜がもぞもぞと動く。まだ眠いのか、すぐに動きを止めた。
(よ、よし)
とりあえずすぐに起きることはないだろう。
意を決して、眠っている統夜の頬に唇を近づける。
少しずつ、少しずつ…
耳の奥に、自分の鼓動が聞こえる。
まずい。
この音で統夜が目を覚ましてしまうかも…
でもここまで来て…
あと少し、もう少し…
『♪〜♪♪』
「!!!!!!」
カティアは思わず飛び上がってしまった。
突然部屋に響き渡る「ゲキ・ガンガー」のテーマ。
カティアの携帯がメールの着信を告げている。
急いで手を伸ばして音を止める。
メールの送信者は【フェステニア・ミューズ】
「今夜は少し遅くなりま〜す!
いっぱい遊んで帰るので、しっかり晩ゴハン作っといて!」
(あぁ、なんて間が悪いの…!ひょっとしてどこかで覗いているんじゃ…?)
そう思って辺りを見回す。
いるのは自分と、「ゲキ・ガンガー」に起こされた統夜だけ。
「…あ…、おはよう統夜」
もう少し寝てればいいのに、とはさすがに言えない。
「あぁ、おはよう…
って、今何時だ!?」
「え?3時過ぎだけど…」
「ならまだ大丈夫だ…。でもそろそろ出ないといけないな。
てっきり寝過ごしたかと…」
「どうかしたの?」
「いや、バイト中にちょっと時間ができたからいったん戻ってきてたんだけど、
気づいたら寝てたみたいだな」
「疲れてるのよ… たまには休んだほうがいいわ」
「大丈夫だよ。家事をみんなが手伝ってくれるから、一人の時よりだいぶ楽だしな。
といっても、ほとんどカティアがやってくれてるか…いつもありがとな」
なんだか顔が赤くなってる気がする。
「お礼を言うのはこっちよ。…それより時間はいいの?」
「あ。」
時計を確認した統夜は、その辺に置いていた荷物をつかんで玄関へ駆け出した。
「晩ご飯は?」
「帰ってから食べる!それじゃ行ってきまーす!」
「行ってらっしゃい」
バタバタと出て行った統夜を見送って、カティアはつぶやいた。
「…いつもありがとう、統夜…」
携帯を開いて、あの画像を見る。
この統夜の寝顔は、大切にとっておこうと思った。
早速だが書き込ませていただいた。
やはりもう少し練り直すべきだっただろうか…
>>351-352 状況が似てるというだけで展開も萌えポイントも異なってるじゃない。
頼んでよかったよ。
GJGJ。
2人の職人のおかげで今日はいい夢を見れそうだ。
キターーーーーーーー!!!
…ふぅ、一度いってみたかった!こういう時に使うのかな?
えっと、お二人ともご苦労様です。マジでGJ!
つか、ここ最近のカティアスレは目を見張るものがあるな。
グランドンの力を持ってすれば造作もないことです
1文字変えただけで恐ろしく印象が変わるな。
>>303って完結してるの?してるんだったら見に行こうと思うんだけど。
変なところで途切れてて「次まだかなー、次マダかなー?」ってやきもきするのは正直ちょっと嫌だし。
グラードンの力を持ってすれば造作もないことです
>>358 行ってみたけど、更新されてなかったね。
なんか楽しみにしてる自分が切ない。
グランゾートの力を持ってすればホロレチュチュパレロ
>>360 サンクス!
まだ終わってないか〜。
…ok!どんなのだか気になってしかたないから見に行っちゃうことにします。
>>362 終わってはいないが、それでもなかなか面白い展開だ。
完結まで半年程かかりそうな感じがする
統夜とカティアが再会するのは早くてもオーブ戦、遅いと最終話前あたりだろうな
筆者が打切らないことを願いつつ、気長に待とうよ
行ってみたら更新されてたよ。でもGだけだったけど。
これって統夜×カティアの話しだったよね?
いわゆる逆行物でカップリングは統夜×カティアってだけなんじゃないの
打ち切りだけは無いと信じたい・・・・。
結構好きな作品だから是非とも完結して欲しいな。
統夜目線で書いてみたけど、なんか無理が有りすぎるw
統夜(『カティア、俺は君のことが好きだ。だから一緒に…ずっと、一緒にいてくれないか?』)
頭の中で告白の言葉を何度も何度も反芻する。
テニア「統夜お腹空いたよ、晩御飯まだぁ〜?」
テニアの晩御飯希望コールで現実に引き戻された。
統夜「…も、もうそんな時間か?」
メルア「まだ早いですよ、テニアちゃん」
テニア「そんなぁ…」
一気に落胆するテニア。
統夜「…わかったわかった。飯にするから待ってろ」
テニア「わ〜い」
今度は一気に表情が明るくなった。
カティア「手伝います、統夜」
統夜「あ、ああ頼むよ」
カティアも俺に続く。
統夜(カティア…俺、君のことが好きだ…だから…)
カティア「…統夜?」
統夜(…一緒に、ずっと一緒にいてくれないか?)
カティア「統夜!」
カティアの声で我に返る。
統夜「…あ!ご、ごめん!」
カティア「どうしたんですか?どこか具合でも…」
カティアが顔を近づける。
…顔が紅潮していく。
統夜「だ、大丈夫だよ!少しぼーっとしてただけだって」
カティア「…でも」
俺の顔を見てカティアは言う。
カティア「顔が真っ赤ですよ?」
統夜「いや、そ、それは…その…」
テニア『統夜、ご飯まだ出来ないの〜?』
統夜「ほ、ほらテニアがお腹空かせてるしさ…」
今回ばかりは、テニアの胃袋に感謝した。
その夜。
自分の部屋にいるのに落ち着かない。
ベッドに寝転がっていると、ドアをノックする音が。
誰だろう…まさかカティアか?
そう思いつつドアを開けると、そこにはメルアがいた。
統夜「メ、メルア…?どうしたんだ?」
メルア「あの、統夜さん。ちょっといいですか…?」
統夜「ああ、別にかまわないけど…」
そう言ってメルアを部屋に招き入れた。
統夜「それで、どうしたんだメルア?」
メルア「統夜さん、正直に答えて下さいね…」
メルアは真剣な顔をして俺に言った。
メルア「わ、私たちのうち、誰が一番…好きなんですか?」
統夜「え、な何を言って…」
メルア「…答えて下さい、統夜さん。…お願いします」
自分が好きな相手が、自分のことをどう思っているのかは、
やっぱり気になるものなんだな…と痛感した。
カティアは、俺のことをどう思ってるのだろう?
頼りない弟みたいに、思ってるのかな…。
メルア「…統夜さん?」
統夜「あ、ああ。あのさ…」
答えに迷う。でも自分の気持ちに嘘はつけなかった。
統夜「メルア…俺、実はカティアのことが、好き…なんだ」
それを聞いたメルアの目には、溢れんばかりの涙が。
俺は『ごめんな、酷なことを…』と謝るように目を伏せた。
メルア「そう…ですよね…やっぱり…。カティアちゃんの方が、お料理も上手だし…
私なんかよりも、ずっと…うぅ…」
メルアの瞳から、涙が溢れる。
統夜「…メルア」
俺はゆっくり、諭すように言う。
統夜「俺は確かに、カティアのことが好きだ。でも、お前やテニアのことを嫌いになるわけじゃない。
俺たち四人で一緒に戦ってたときのこと、それから今まで一緒に暮らしてきたこと…
それが全部消えて無くなっちゃうわけじゃない。だからさ…」
メルアを抱きしめる。
今俺に出来ることは、それしかなかったから。
統夜「だからさ…泣くな、メルア…」
メルア「うぅ…統夜…さんっ…ぐすっ…」
突然、部屋のドアが開いた。そこには―――
統夜「カ、カティア…」
カティア「…ごめんなさい。お邪魔だったみたいですね」
カティアはそう言って、部屋の外に消えてしまった。
俺は頭を思い切りぶん殴られたような、そんな感じがした。
統夜「メルア、落ち着いたか?」
メルア「は、はい。あの、すみません。私のせいで…」
統夜「…気にするなよ。それに…何だか迷いが晴れた」
メルア「統夜さん…」
統夜「あいつ、ホントは一番傷つきやすいんだ…。
だから言わなくちゃいけない、本当のことを」
…言わなかったら、絶対に後悔してしまう。
統夜「カティアの部屋に、行かなくちゃ…」
カティアの部屋の前。
意を決してドアを叩く。
統夜「カティア、いいかな…?」
反応がない。
もう寝てしまったのかと思ったが、部屋から微かに光がもれている。
静かにドアを開けると、ベッドの上にカティアが座っていた。
統夜「…隣、いいか?」
カティア「…ええ」
カティアの隣に座る。泣いていたのだろう、目が少し赤い。
統夜「あ、あのさ…カティア」
カティア「…別に気にしてません。それに…私には選ぶ権利もないですから」
冷静な一言に胸が痛む。だが、無視した。
統夜「…カティア、聞いてくれないか」
カティアは何も答えなかった。
統夜「実は…」
そう言って、メルアが俺の気持ちを確かめるために部屋にきたこと、
そのときカティアが好きだとメルアに打ち明けたこと、
そのあとのこと…それを全部カティアに話した。
カティア「…そうだったんですか」
統夜「俺、カティアのことが好きなんだ。だから…」
カティア「…ぐすっ」
統夜「…カティア?」
カティア「…統…夜…ぐすっ…うぅ…」
…俺が部屋に来てからずっと我慢していたのだろう。
カティアの瞳から大粒の涙が溢れる。
統夜「…ごめんな、カティア」
カティアを優しく、だがしっかりと抱きしめる。
カティア「ずっと…」
泣きながらも、カティアは言った。
カティア「一緒に…いて…下さい…統夜…」
統夜「ああ…」
あれからどのくらい時間が経ったのだろう?
何時間も抱き合っていたような気がする。
統夜「カ、カティア、そろそろ…」
カティア「…すぅ」
一気に緊張が解けたのか、
可愛らしい寝息をたててカティアは寝てしまっていた。
…俺に抱きついたままで。
統夜(ど、どうしよう…)
カティア「と…うや…」
統夜「…ん?」
起きたのか?と思ったが、違ったようだ。
カティア「ずっ…と…一緒…です…すぅ…」
統夜「…」
起こさないように優しく、カティアをベッドに寝かせる。
統夜「おやすみ、カティア…」
おまいら、おやすみノシ
グゥレイトォ!!!
統夜目線もいいよね!素晴らしい!GJです!
カティア(
>>368-371なんて風になったら素敵だわ。うふ、うふふふふふふ)
テニア「・・・カティア?」
メルア「トーヤさん、カティアちゃんがネット見ながら鼻血出してます」
統夜「お〜いカティア〜。もどってこ〜い」
人が投稿したものを第三者が鼻血でオチつけるってあんま感心しない
>>368-371は烈しくGJ
ようやく一周したんだが妄想キャラと言われる所以が分からん。
やっぱ統夜じゃないとだめなのかね。カルビでずっと使ってたんだが。
カルビと統夜ではかなり違う
それもあるけど、鼻血、妄想、801は全部2ch補正。SSのネタがエスカレートしていっただけなんだ
本物は全然違っただろ?
…やはり誤解をしてる人いるのかな
つか、いくら多少強引でも無理矢理okなスパロボでも、そんなキャラがパートナーなのは御免被る
最近のカティアスレのGJぶりは異常だよ・・・
これじゃ身体もたないよ・・・
ふと、ベロベロに酔っ払ったカティアという電波を受信した。
ガチャ
統夜「ただいま」
今日のバイトも終わり疲れきった体を引きずり家に帰ると
カティア「あ〜!おかえりらさい〜!」
酔っ払いが居た。
統夜「カティア、酒臭いぞ。」
カティア「むぅ〜。臭いろはらんれんすか!臭いろは!存外に傷つきましらよ!はーとぶれいくれすよ!」
統夜「こ、こらあんまりくっつくな///」
酔っ払いが絡んできた。絡まれるのは良いとして…その…いわゆる『ボイン』が当たっている。
カティア「もしかして照れてるんれすかぁ?可愛いれすねぇ〜」
一応青少年な訳で、この状況は不味い。非常に不味い。何が不味いかってこんな所を親父とか親父とか親父とか親父に見つかったら格好のネタだ寧ろ親父が仕組んだ事かも知れないって言うか親父だろ。
パパン『ハッハッハッ粋な計らいってやつだよ』
統夜「サイトロン使って脳みそに直で話すなって言うかそんな機能無いだろ。」
めいおー『次元連結システムを応用s』
統夜「するなバカ」
書いているうちにめちゃくちゃになってしまった。だが私は謝らない。
妄想キャラは、バカばっかあたりからじゃないかな。
言ってみたいと思っていたらつい言っちゃったみたいな感じで、
つまり普段から表には出さないけど色々考えてるって事。
鼻血、801はそれを延長、発展させたものだろ。
まったくの捏造というわけでもないと思う。
>382
そんな議論はよそのスレでやってくれ
俺はカティアで萌えるためにここへ来た
最近は他の二人のスレから来た職人さんが多いのか?
つーか他のスレがどうなってるのかは知らない
俺 は カ テ ィ ア 一 筋 だ か ら な
フールーの脱衣コーヒー
↓
ぐりにゃの脳内妄想
↓
ぐりにゃのやおい妄想&鼻血
↓
その他ネタ諸々
カティアの変化っぷりはこんな変遷によるものだと思う。
フールーネタの延長線上で妄想ネタを書き、更にその延長線上で
やおい&鼻血ネタを書き、更にそれが様々な人により発展していって…
とどんどん横道に入りまくった感じがする。
>>383 そんな議論のスレはあるのん?
議論つーか、原作で描かれている範囲内でのキャラの掘り下げは、
より深く萌えるためには必要不可欠だと思う。
>めいおー『次元連結システムを応用s』
次元連結システムってほんと便利だな……
最近GJが多いのはなんでもかんでも鼻血とやおい妄想でオチをつけるマンネリ化が進んでしまって、
そのワンパターンに飽きた職人が萌えの自家発電を行なってる状態なんじゃないかとおもってる。
鼻血ネタもアリだけどさ、ムリヤリそこに持ってく展開ばっかで劣化してった印象は拭えない。
職人じゃなくても便利に使えるネタゆえに粗製濫造されすぎたって話じゃないかな。
でも、横道にそれた故に本筋がステキにみえるならそれはそれでヒトツの効能でしょ。
結局何がいいたいかと言うと
>>121が真理っつーこった。
>俺 は カ テ ィ ア 一 筋 だ か ら な
無理するなよ。
>>391 ちょっと待て!!それ俺なんだけど、俺携帯野郎だから見れない‥のか…クソッ…!!…
ごめん自問自答しちまった
>>390な
見れねぇorz
394 :
390:2006/04/26(水) 22:39:01 ID:pr+1ds7K
>>392 すまん、俺ロダ使ったの初めてだからよく分かんないんだ。
画像サイズの問題もあるし、携帯では見れないんでは…?
>>391 同志がいたか。残念だが携帯ではムリっぽいです
携帯はツラいよな
画像はみれないし、SS書くにも文字数制限と闘うことになるし…orz
私服カティアGJ。
携帯でネットしてる人結構多いんだね…
統夜「相良が俺ん家に来るなんて、珍しいじゃないか」
宗介「うむ。近くを通り掛かったのでな」
統夜「また何かの任務か?」
宗介「ネガティブだ、現在は私的利欲のために行動している」
統夜「ふぅん……まぁいいか。コーヒーでも飲んでけよ、ブラックでよかったか?」
宗介「………できればミルク入りを希望する」
統夜「ははっ、なんだか相良らしくないな、ブラックだめなのか?」
宗介「いや、そうではない……」
統夜「じゃあどういう……んむ?!」
宗介「……紫雲のミルクが欲しい」
統夜「宗介…まだ昼だから…」
宗介「そんな事は関係ない、私的利欲のために……と言っただろう?」
統夜「…宗介……」
―なんて展開はどうでしょうか?」
カティア「素晴らしいわテッサさん!新刊の内容はコレで決まりね!」
テッサ「自分の鳴き声が誰かに聞かれるかもしれないというシチュがまた…!」
カティア「じらされてじらされて最後には自分からお願いするんですよね!」
テッサ「『イかせて……くだ…さ…いっ!』って?」
カティア「キャアアァァアァア!!!」
統夜「お前ら、俺たちのバイトしてる店でよくそんな会話ができるな」
テニア「そうだよ、これ以上拭き仕事増やすのやめてくんない?」
統夜「テッサさんと会う日にはティッシュ3箱って言ってるでしょうが」
テニア「頼むからテーブルに鼻血垂れ流すのはやめてよ」
統夜「ほら、ティッシュ丸めて、鼻に詰めときなさい」
勢いで書いた、今では反省している。
しかし俺は補正がかかったのも含めてカティアが好きなんだ。
それじゃあ、いけないか?
>>399 別にいけなくはない。
自分の信じる道を行けばいいよ。
コンビニ『ATX』にて
カティア「……何をやっているんですか? エクセレンさん」
エクセ姐さん「わお! いらっしゃいカティアちゃん♪」
学校帰り。私は無性にあんまんが食べたくなって、近くのコンビニに立ち寄った。そこはキョウスケさん率いるATXチームも皆さんが経営するコンビニだった。そして入った瞬間、レジにいたエクセレンさんはコンビニとは思えない格好をしている。
カティア「…なんで、バニーガールなんですか?」
エクセ姐さん「あ、これぇ? いやぁ〜、キョウスケがどうしてもって言うからさぁ〜」
ウルフ「ちょっと待て。俺は何も言っとらん」
アルフィ「そうですの。完全にエクセレンの趣味ですの」
エクセ姐さん「これこれ、アルフィミィ? ママって言いなさいっていつも言ってるでしょ?」
カティア「…」
相変わらずこのコンビには、色んな意味ですごい。キョウスケさんと、養子のアルフィミィちゃんに同時ツッコミをされてもエクセレンさんは楽しそうに笑っている。私はさっさと目的物を持って、レジに行った。その際あんまんも注文しておく。バニーバールに。
エクセ姐さん「あんまん〜? 太るわよぉ?」
カティア「客を脅してどうするんですか?」
エクセレンさんの言う事に、一応ツッコんでおく。しかし、この先は無視することにしましょう。この人の場合、ツッコミどころ満載だから。その時、エクセレンさんは何か言いたげな目でこちらに言う。
エクセ姐さん「それで? 統夜君とは何処までいったの? もうヤッた?」
ボトっ!思わず手に持っていたあんまんを落としてしまう。あんまんは、音的に見事めちゃくちゃになっちゃったようね。
カティア「なっ! なななななななななななな、何をい、いい言っているんですか!?」
エクセ姐さん「その反応可愛い〜♪ なるほどなるほど、まだ全然ってわけね♪ へ〜」
恐らく、顔を真っ赤にして固まる私を尻目に、エクセレンさんは実に楽しそう。なるほど、こういう人だって事を少し忘れていたようね。
カティア「と、統夜と私は、そんな…ヤるなんて事は…」
手をブンブン振って否定する私。それを妖しい笑みで見るバニーエクセレンさん。
エクセ姐さん「という事は…カティアちゃんはまだ……ふんふん…」
そして何かを考え始めた。それ以前に早くお会計を済ませて欲しいのは私だけ?
エクセ姐さん「でもさぁ、早くヤッテおいた方がいいよ? どうせ統夜君もそういう事シタ事ないだろうし」
カティア「だ、だから…私と統夜はそんな……」
エクセ姐さん「早くしないと、他の2人に取られちゃうわよぉ?」
カティア「!!!」
その時、初めて洗脳というのを体験した気がした。
カティア「わ、私は…わたしは……!」
エクセ姐さん「ムフフ〜♪ 今夜が勝負よカティアちゃん♪ それまで私が教えてあ・げ・る・か・ら♪」
カティア「はい! エクセレン先生!」
ウルフ「やれやれ…あんまんはどうす…」
アクセル「ベェェェェェェオウルフゥゥゥゥゥゥゥゥ! オセロで勝負だぁぁぁーーー!!」
ウルフ「…また貴様か」
アクセル「今日こそは決着を…!」
ウルフ「営業の邪魔だ。あっちへ行け、しっしっ」
アクセル「き、きっさまーー!」
アルフィ「あらあら、まぁまぁ…ですの」
なんだか思いつくがまま投下した。反省は無い。続きも無い。
>>399 どうやら俺と君では趣向が違うようだな
だが、同じカティア好きであるならば、我々は同志ではないだろうか
問題など無いはずだ
>>401 凄いコンビニだなwww
気が向いたら続きを書いてほしいものだ。GJ
>バニーバール
ど、どんなバールのようなものなんだ…ガクガク
405 :
390:2006/04/27(木) 20:43:04 ID:+bA7rHtc
気軽ロダによく連投する俺が一言申してみる。
題名とか本文を色々変えるんだ!変えれば違った未来が見えるはず!
題名同じで本文に数字を重ねていって二重投稿回避してる人もいるぞ、あそこ。
>>405 神再臨!ワイシャツカティア(;´Д`)ハァハァ
>>405 ちょっと待て!!それ俺なんだけど、俺携帯野郎だから(ry
くそぉ…、観たい、観たい、観たい〜…
「そういえばさ、知ってる、あの話?」
C.E72…
戦争終結から一年後のある日、
後に一生の思い出となるその出来事は
統夜の何気ない一言から始まった。
いつものように夕飯の買出しを終え、帰路についた統夜とカティア。
談笑しながら並んで歩くその姿は、人によっては姉弟ととる人もいるかもしれない。
しかし、しっかりと繋がれた二人の手がそれを否定していた。
「アキトさんがラーメン屋を?」
それは意外な情報だった。
第一次地球圏争乱中、ナデシコでの食事の賄いは主にパイロット兼コックのアキトが担当していたが、
彼の料理は概ね好評で、その中でも一番人気は火星丼。ラーメンというわけではなかった。
そんな彼が、何故ラーメン屋を…?
「この前の式典の帰りに聞いたんだけど、なんでも、ウリバタケさんに屋台を作ってもらって、
ラーメン屋を始めたんだってさ。結構評判らしい。」
「じゃあ、アキトさん、コックになるって夢が叶ったんですね。」
「うん…そうだね。今度…週末にでもみんなで食べに行ってみようか?」
その言葉に、しばらく思案するような顔をして、
「どうせなら、二人でいきませんか?」
そう答えて、可愛く舌をだしたカティアの顔には、悪戯っぽい笑みが浮かんでいた。
その夜―。
床に就いた統夜は、カティアに言われた言葉を反芻していた。
「どうせなら、二人で行きませんか…か。」
カティア、テニア、メルア、自分の四人で暮らしている今の生活は、
二年前までとは比べようもなく楽しいものだ。
しかし、彼女は多少不満らしい。
確かに二人でいる時間、というものは圧倒的に少ない。
今でこそ買出しの時は二人きり、という状況だが、それ以外はほぼ四人一緒だ。
それが悪い、というわけではないが、やはり
もう少し位は二人きりの時間が欲しい、というのがカティアの本音なのだろう。
「そうだな…。偶には、二人っきりっていうのもいいかもな…。」
週末に思いを馳せ、瞼を閉じた統夜の脳裏には、悪戯っぽく笑ったカティアの顔が浮かんでいた。
(今日は、いい夢見れるかも…な。)
その頃、カティアは…
(週末、かぁ…。)
布団に潜り込んで、口を確りと閉じ、洩れそうになる笑いを堪える。
ちなみに、なぜ布団に潜り込んでいるのかというと、テニア、メルアの二人も一緒の部屋で寝ているからである。
しかしそれでも浮かれる気持ちを抑える事はできず、ついニヤニヤしてしまう。
(楽しみだなぁ…)
枕をしっかりと抱きしめ、布団の中をごろごろと左右に転がるカティア。
「フフッ…フフフフフ…」
「ど、どうしたのカティア?」
突然こんもりと盛り上がっていた布団から発せられた笑い声にびっくりしたテニアが心配そうに訊ねてきた。
「えっ!?あ、いや、な、なんでもないの!ちょっと、思い出して…あ、そう!思い出し笑いだから!」
「そう?ならいいんだけど。」
「お、おやすみ、テニア。」
「うん、おやすみ〜。」
自分でも無意識の内に声が出ていたのだろうか…。
そんなことを思いながらも、カティアは週末に思いを馳せ、眠りにつくことにした。
…今度は、口に手を当てながら。
なんか書いてみた。反省は多少している。
ちなみに続きはある。まだ書いてないが。
>>405 ワイシャツ一枚のカティアGJ!
>>410 カティア1周目クリアおめでとう!
続きを楽しみにしておりますぞ
余命幾許もない私の倅が楽しみにしております。
どうか、どうか続きをお願いいたします。
倅って言うと・・・下のほうか
>>410の続き
「いらっしゃい!…統夜!それに、カティアさん!」
週末―。満天の星空の元、予てからの約束どおり、統夜たちはアキトの屋台へとやってきた。
アキトは意外な来客に驚きながらも、嬉しそうに二人の名前を呼んだ。
「久しぶり、アキト!そして、おめでとう。」
「ありがとう。…注文、何にします?」
気恥ずかしさからか、ややぶっきらぼうに注文を促す。
「じゃあ、ラーメンで。」
「私も同じので。」
注文を受け、アキトの「ラーメン二丁!」という威勢のいい声が飛ぶのと同時に
「あ〜〜〜〜〜〜っ!!!」と、いう声が辺りに響いた。
驚いて声のした方を向いた二人の先にいたのは
「統夜さん!カティアさん!お久しぶりで〜す!」
なんと、割烹着に身を包んだナデシコ艦長、ミスマル・ユリカだった。
困惑を隠せない二人、無理もない。
「軍、辞められたん…ですか?」
「え、やめてませんよー?」
さも当然、という風に自信満々に答えるユリカ。
その疑問に答えるように早くも湯きりの作業を終えたアキトが口を開いた。
「ユリカはあの後、人事異動で後方任務についてるんだ。主にデスクワークが仕事のね。
定時までには仕事を全部終わらせて、夜になったら手伝ってもらってるんだ。…へい、お待ち!」
カウンターに置かれたどんぶりから、湯気が立ち上る。
魚介スープをベースとした独特の香りが二人の食欲を刺激した。
「うわ〜…。」
美味しそうですね。そんな台詞が続くような感嘆の声を上げるカティアと統夜。
「じゃあ、食べてくれ。」
言外に様々な事を匂わせる言葉だった。
その後四人は現在の自分たちの暮らし、そしてこれからの展望について話しに花を咲かせた。
グ=ランドンとの決戦後、四人で暮らしていること。
一度、メルアとテニアの二人に買出しを任せたら、冷蔵庫に入りきらない程の
大量の食材と甘菓子を買い込んでしまい、危うく腐らせてしまうところだった事。
そして、そのことにより暫くの間、食卓に並ぶ品数と引き換えにテニア以外の笑顔が消えたこと。
それからは、買出しは基本的に統夜とカティアの二人で行っていること。
ひとしきり話し終わった後、アキトに四人の暮らしはどうだと聞かれ、
本当に楽しいと答えた時、それまで笑顔が絶えなかったカティアに一瞬だけ影が差した。
「あ、そうだ。俺、今度ラーメン対決するんだ。よかったら、観に来てくれよ。」
「ラーメン対決?」
意外すぎるその言葉に二人は目を丸くした。
「ああ…。いろいろあってね、ユリカのお父さんのコウイチロウさんと。」
「なんで、また?」
「ああ、それは…」
「対決が終わったら、私達結婚するんだよね〜、アキト。」
アキトの言葉が言い終わらぬうちに、言葉と行動の両方で示さんとばかりに
ユリカがアキトに抱きついた。
「バッ、バカ。危ないだろ!?」
そう言いながらも振りほどこうとしないアキト。
「け、結婚――!?」
その後はもう二人の一方的な惚気話だった。
聞いている方が恥ずかしくなるような話のオンパレードで
二人の想いの深さを図らずも知らされることになるのだった。
その話を聞きながら、ああ、だからか―。と、カティアは思った。
どんぶりの底に描いてある、大きなハートマークに包まれたアキト・ユリカの文字。
それに気づいた時、カティアはこの二人を心底羨ましいと思うのだった。
やあ (´・ω・`) ようこそ、ラーメン天河へ。このラーメンはサービスだから、まず落ち着いて食べて欲しい。
うん、「山場はまだ」なんだ。済まない。ナデシコメンバーの方が出番多いしね、謝って許してもらおうとも思ってない。
でも、このラーメンを食べた時、君はなんとも言えないナデシコA→Bネタを感じたと思う。スパロボだからこういうクロスオーバーもアリじゃね?
そう思って、このラーメンを作ったんだ。じゃあ、続きを書こうか。
417 :
自治スレにてローカルルール検討中:2006/04/29(土) 00:34:36 ID:rjx5MJhy
>>410 >>416 アリです。非常にGJです。当方ナデ厨なので、クロスっぷりを
お待ち申し上げます。
>>390 >>405 ファイルシークじゃ見れないッスよ、助けてっ、エロい人!
カサマツさん以外にうp駄目?
>>416 スパロボ知識でしかナデシコは知らないけど面白いです
執筆頑張って下さい
>>410 >>416 正に宴もたけなわ、となってきたところで、ラーメン天河に新しい客人が現れた。
「あら。統夜クンと、カティアちゃんじゃない。久しぶりね〜。」
やってのは、ハルカ・ミナトともう一人
「白鳥少佐!?」
統夜達にとっては意外ともいえる人物、
先の戦争では謀殺されかけながらも
ナデシコクルーの活躍で一命を取り留めた木連少佐白鳥九十九だった。
彼は現在、木連側の大使として地球に滞在している。
「君達は…。久しぶりだな。」
九十九とミナトは笑顔になり、アキトに「いつもの」とだけいうと、
統夜の隣の席に腰掛けた。
「お久しぶりです、二人とも。」
そう言って頭を下げる二人。
その時、カティアはミナトの左手の薬指で誇らしげに輝く指輪に気がついた。
(あ…)
その指輪の意味を本能的に理解すると同時に、無性に、いたたまれないという気持ちに心が塗り潰された。
ふと―、
統夜は自分のことを愛してくれているのだろうか?
そんな事を、思った。
本当は、テニアやメルアの方が好きなのではないだろうか?
一度疑念が浮かび始めるともう止まらない。
会話の内容は既に殆ど頭に入ってこない。
ルリのチャルメラがどうしただの、
ユキナが気を利かせただの、
ネルガルの勢力がどうだの、
クリムゾングループが発起人となりなにかするだの、
プラントの新議長の話だの、
そんなゴチャゴチャとした情報が断片的に入ってくるだけで、
その言葉の意味するところが全くわからない。
統夜達の会話が進むに連れてカティアの不安はどんどん増大してゆく。
そもそも、統夜は自分に一度だって、好きだと言ってくれたことはあったか。
「…!」
そして、彼女は一つの結論に思い至った。
あの時自分は、統夜がいないと私も生きていけない。と言った。
でも、彼は…?
言っていない。そうだ。戦争が終わって一年。そんな言葉は一度たりとも聞いていない。
自分の一人相撲だった。
そう考えると涙がこぼれそうになる。
これ以上考えたくない、そう思いながらもネガティブ思考のスパイラルはとどまる所を知らない。
「…ちゃん!!」
―心が、軋む。
「カティアちゃん!!!」
「―え?」
その大きな声でハッと我に返ったカティアは、慌てて周囲を見回した。
皆が心配そうな顔でこちらを見ている。
「だ、大丈夫か、カティア?」
そう問いかけてきた統夜の顔を今のカティアはまともに見ることができなかった。
「ご、ごめんなさい。ちょっと、気分が…。」
「大丈夫か?」
「え、ええ。少し休めば楽になると思います。…ちょっと、涼んできます。」
「あ、おい!」
嘘だった。今一人になれば、不安から心が押しつぶされてしまうかもしれない。
それでも、統夜といるよりはマシだ。そう思ったカティア静止の声を無視してはその場を離れ
近くにあった公園のベンチに、自らの身体を抱え込むようにして腰掛けた。
ただ今は、泣きたい―。
かすかに頬を撫でる風が、何故か無性に冷たく感じられた。
>>410>>416 昨日カティアスレでGJ言ってきたんだが、
こっちにもこんな良質SSが投下されとるとわ。
今夜はいい夢見れそう。(さっき起きたばっかだけど)
ヒント:テニアスレ
あれ、Jの九十九って生き残るルートもあるのか?
いつも死んでるんだが……
それはともかく、GJ。
>>424 コピペでマネしたのに一箇所修正し忘れてた。
恥。
>>426 確かある。
でも俺はグレート冥王様狙いだから生きてるのは見たことないや。
つうか、死ぬルートあるの初めて知ったw
確かガイ生存フラグが立てば同時に生存するはずでは?
431 :
自治スレにてローカルルール検討中:2006/04/29(土) 22:41:26 ID:Vu8woglf
生存させたら第四十九話で味方NPCとして出て来るんだよな。
活躍しないけど…w
432 :
405:2006/04/29(土) 23:55:41 ID:xXub3GVJ
433 :
405:2006/04/29(土) 23:57:02 ID:xXub3GVJ
あ、h抜くの忘れた…
>>432 Yシャツが好きだー!
GJGJGJGJGJ
>>432 なんて親切なんだ…
GJです!
えぇ、もう、いくつでもうpしちゃって下さい!
次の絵を
心より、お待ちしておりますぞ
>>432 GJ!
携帯派にはありがたい。今後ともよろしくお願いします!
>>432 遅くなりましたが
GJです!
またうpしてください!
>>432 むしろその絵の更に下側を二次元板のスレでk(ry
「じゃあ俺は風呂に入ってくるから、、、」
統夜が去ったテーブルの上には飲みかけの缶ジュース
(の、飲んでもいいよね?)
ゴクリと喉を鳴らしながら手を伸ばす、がそのまま硬直する
(だめ、飲んだら統夜が気付いちゃう。統夜なんて思うかな。はしたない子だと思われてしまうかも・・・いや、でも・・・)
そんな思考を繰り返すこと数分
ガチャ
「ただいまー・・・おぉ、いいものあるじゃん。いただきまーす」
ゴクッゴクッ
(あぁ・・・)
そんなカティアを妄想した
逆にカティアの飲みかけのジュースを統夜が飲んで
カティアが悶えるのもアリだと思うんだ。
>>439>>440を見て思いついたネタ
ガチャ
「ただいまー・・・、まだ春なのに暑いなぁ」
「あ、お帰りなさい」
「何か飲み物ないかな?喉渇いちゃって」
「だったら冷蔵庫にジュースがありますから入れますね」
「いや、自分で取るからいいよ」
ガチャ・・・バタン
「それにしても今日は暑いなぁ、まだ5月なのにこれじゃ
夏になったらどれだけ暑くなるのやら・・・」
「今日は最高気温が25度越えるそうですよ・・・って・・・」
「ん?・・・どうかした?」
「い・・・いえ・・・何でもないですヨ?」
(統夜が私の飲みかけのジュースを・・・)
「?カティア大丈夫か?何か顔赤いけど・・・」
(これって所謂・・か・・間接キス・・!?)
「カティア?」
(で・・でも統夜はあれが私の飲みかけって気付いてないし・・・)
「カティア!!」
「は・・・はひ!?」
「大丈夫か?何かさっきからボーっとしてるけど」
「だ・・大丈夫ですよ?少し暑くてボーっとしてただけですから」
「本当に大丈夫か?何なら今日は俺が家事代わるから
カティアは休んでるか?」
「い・・・いえ、本当に大丈夫ですから
統夜は御飯できるまでゆっくりしててください」
「んー・・・、分かったけどあまり無茶はするなよ?」「大丈夫ですって」
パタン
「ふー・・・、何とか誤魔化せたかしら」
(間接キスかぁ・・・、もしこのジュースが私の飲みかけだって知ってても
統夜は飲んだのかなぁ・・・)
「たっだいまー!今日の御飯何ぃ?」
「あ、お・・お帰りなさい」「ん?何空き缶なんか見つめてんの?
それに何か顔赤いし」
「え?あ、何でもないわよ、何でも」
「ふーん、まぁいいや
それより御飯はー?」
「もうすぐできるから少し待ってて」
(・・・この缶、この気持ちと一緒に大事にしまっておこう・・・)
健気(つД`)
>>442 なんだこれは!恐ろしく萌えるじゃないか!
うーむすばらしい
癒されるなぁ・・・・・
だけど今日はほんとに暑かったね、思わずアイス解禁しそうになってしまったよ
極度な甘党の俺はアイス三昧でした
太るといけないからジムで鍛えたっていう
どっかで聞いたエピソードも実践
だがな見てくれ!
ワシのデータはカティア以外は一片たりともクリアしておらん!
それはともかく
>>442さん
健気カティアGJ!
どうにも温度が上がったと思ったら、こんなところに
原因があったのか。見ているこっちが暑くなってしまいますた。
>>442氏GJです!もっと温度を上げてくれ!w
>>443ー
>>447 ヘタレな文に付き合って頂いて有難うごさいました
って事でもう一つ投下
かなり長くなりそうなので興味無い、時間無い、読む気無い方は
読み飛ばし推奨
「・・・はぁ・・・」
自室のベッドの上で部屋の隅に置かれた大きめの鞄を眺めて
私は今日何度目かの溜め息をついた
「・・・何でこんな事になったんだろ・・」
呟きながら今日あった出来事を思い出してみる
事の発端は学校の昼休み、仲のいいクラスメート達と
一緒に昼食を取っていた時だ
「そう言えばカティアに聞きたいことがあるんだけど」
「聞きたいこと?」
「うん、最近よく聞くんだけど紫雲君ってテニアちゃんと付き合ってるの?」
「・・・・え?」
いきなりの話題に一瞬反応が遅れる
「何かこのあいだの日曜紫雲君とテニアちゃんが腕組んで歩いてるのを
見た子が居たんだけど、カティア一緒に住んでるなら何か知らないかなぁって」
(・・・統夜とテニアが・・・嘘・・何で・・・?)
「カティア、大丈夫?何か顔真っ青だけど・・・」
「あ、うん・・・少し気分悪くて・・・」
「大丈夫?保健室行く?」「・・・うん・・そうする・・・」
その後のことはよく覚えてないけど少し保健室で横になった後
早退させてもらった
「・・・ただいま」
誰も居ないのについ言ってしまう
手早く着替えた後で昼休みに聞いたことを思い返す
(統夜とテニアが付き合ってる・・・)
言われてみればあの二人が付き合っても何もおかしくはない
統夜はあの大戦が終わってから最初会った頃とは見違えるほど逞しくなった
何でも女子生徒の中にはファンクラブを作る子がいる位だ
そしてテニアにしても可愛い上に人当たりもいいから男子に人気がある
正にお似合いのカップルという奴だ
そこまで考えて鏡を見てみる
顔は自分でもそこそこ可愛い部類に入る自信はある
それに、スタイルも抜群と迄は行かなくてもいい方だと思ってる
(・・・でも・・・・)
外見がどうであれ私はテニアと違って誰に対してでも明るく振る舞う事ができない
(性格と言えばそれまでだけど・・・)
なのに私はテニアやメルアより統夜に近い場所に居ると思い込んでいた
先の大戦でいつも統矢を一番身近でサポートしていたから
統夜が私を選んでくれていると勘違いしていた
(・・・統夜が私を選んだなんて確証もないのに・・・自意識過剰よね・・)
本当はテニアが好きで危険に晒したくないから
私を選んでたのかもしれないのに
そんな事を考えているうちに熱いものが頬を伝っていくのが自分でも感じられた
(・・・泣いたって仕方ない事なのに・・・女々しいな・・・・)
ガチャ
「ただいまー」
「カティアちゃん大丈夫ですか?早退したって聞きましたけど・・・」
三人が帰ってきて慌てて涙の跡を隠す
「だ・・大丈夫よ、少し気分悪かっただけだから」
そう言う私の顔を覗き込むテニア
「でも、顔色悪いし何か目が赤くなって腫れてるよ?
寝不足なんじゃない?」
「だ、大丈夫だってば」
「んー、ならいいんだけど」
何とか泣いてた事に気付かれずに少しほっとする
(何とかして普段どおりに振る舞わないと・・・)
「それじゃあ、私御飯の支度するから」
「本当に大丈夫なのか?何なら俺がやるから」
「いえ、私かやりますから統夜はゆっくりしててください」
「いや・・・だけど・・・・」
「私は大丈夫ですから」
折角気を使ってくれた統夜の申し出を突き放すように断る
(・・何やってんだろ・・・私・・)
「そーだ!!」
急に大声をあげるテニア
「だったら外に食べに行こうよ!
それならカティアの負担もないしさ」
「いや、だけど給料日前に外食はちょっと・・・」
「えー、行こーよー」
言いながら統夜の腕に抱きつくテニア
(・・・恋人・・・だもんね・・)
頭では理解していてもやはりそんな所は見ていたくない
「ねー、カティアだって体調悪いんだしその方がいいよね?」
「私は・・・大丈夫だから」
「えー、何でー?たまにはカティアも楽しないと」
言いながら今度は私の腕を引っ張ってくる
勿論、統夜にくっついたままでだ
「私はいいから・・・気にしないで・・・」
「いいじゃんかー、外で食べようよー」
そう言いながら腕に力を入れる
そこで私の我慢が限界に達した
(もう一秒もここに居たくない!!)
そう思ってテニアの手を力任せに振り払う
バシッ!!
「・・・え?」
渇いた音とそれに似合わない何処か間の抜けた声が響く
声は誰が発したのか分からない
ひょっとするとここに居る全員かもしれない
テニアの手を振り払った時に勢い余って私の手の甲がテニアの頬を打ったのだ
「・・・カティア?」
驚いた統夜が声をかけてくる
「・・・・ッ!!」
私は気付かない内に流れていた涙をかくすようにして自分の部屋に逃げ込んだ
ドアに鍵を掛け、ベッドに倒れこむ
「私・・・最低だ・・・」
勝手に落ち込んで暴走して、本当なら祝ってあげるべきなのに
逆に嫉妬してあんな事までして・・・
(もう2人の傍にいるのはやめよう
じゃないと次は何するか・・・・)
そして荷物を簡単に纏めた私は家を出るタイミングを伺っていた
余り長居しすぎると余計に出にくくなる
テニアとメルア、そして統夜に宛てた手紙と鞄を持って自室を出る
途中居間にそれぞれに宛てた手紙を置いて家を出た
取り敢えず行く当てもないから夜が明けるまで何処かで時間を潰そう
(・・・・・?)
一瞬統夜の声が聞こえた気がした
(いよいよ重傷・・・かな・・・?)
幻聴で統夜の声が聞こえるなんていろんな意味で重傷だ
早く気持ちの整理付けないと
「カティアーーー!!!」
(!?)
今度のは空耳じゃない
振り返ってみると自転車に乗った統夜が追い掛けてくる
「ッ!!」
折角追い掛けてきた統夜から逃げるように私は走りだした
本当は嬉しいはずなのに・・・
でも、所詮人間しかも女の足で自転車に勝てるはずがない
あっという間に統夜に捕まってしまった
「はぁ・・・はぁ・・・」
「・・何で・・・たのよ」
「・・・え?」
「何で追い掛けてきたのよ・・・」
「何でって・・・」
「統夜にはテニアがいるじゃない
なのに何で追い掛けてきたのよ!!」
「ちょ・・・ちょっと落ち着けカティア」
「統夜はテニアが好きなんでしょ!?
ここにテニアは居ないのに何で追い掛けてきたのよ!?」
「お前何言って・・・」
「私だって統夜のことが好きで自分なりに気持ちを伝えようと努力した
だけど統夜がテニア選んだのなら仕方ないし私も諦めようと思った!!
だけどそんなに簡単に諦めれないし目の前に二人がいたらさっきみたいに
またテニアを傷付けると思った!!
だから諦めれないならいっそ目の届かない所に行こうとしたのに」
「カティア!いいから落ち着け!」
「なのに何で追い掛けてくるの!?
私なんかどうなった・・・・・・ーっ!!!」
最後まで言い切ることはできなかった
と言うのも私の口を統夜が塞いだからだ
それも唇で、所謂マウストゥーマウスである
「少しは落ち着いたか?」
「な・・・な・・・な・・・・」
顔が見る見る内に赤くなっていくのが自分でも分かる
「何か根本的な所で勘違いしてるみたいだけど、別に俺とテニアは何もないぞ?」
「・・・え?でも、夕方にもテニアが統夜の腕に抱きついたり・・・」
「いや、それは前々からだろ・・・」
「で・・・でも統夜とテニアが付き合ってるって・・・」
「そりゃただの噂だろ?
第一そんな噂ならカティアやメルアとでもあるぞ?」
「ーーーッ!!!」
どうやらこれって噂に乗せられて一人でやきもきしてたようだ
「で・・・でも前の日曜にテニアと腕組んで歩いてたって」
「あぁ、実はテニアに少し相談ごとがあったんだけど
見返りに御飯奢らされてな」
「相談ごと?」
「あー・・・、そのアレだ
まだ言うつもりじゃなかったんだけどなぁ」
言いながら頬を掻く統夜
「えっと・・・俺、カティアのことが好きなんだ
よかったら俺と付き合ってくれないかな」
統夜のいきなりの告白で脳が一瞬停止する
付き合う?誰が?統夜が?誰と?私と?
つまり私と統夜が付き合う・・・・・
しっかり数十秒かけて導き出された回答
こ・・・これって告白!?
「えっと・・・ダメかな・・?」
ブンブンと音が鳴るほどの勢いで首を振って否定する
「それじゃあ・・・」
「わ・・・私も統夜の事が好きです
だから・・・」
それだけ言って私は今日何度目か分からない涙を流した
ひとしきり泣いた後で一緒に帰路についた
いつもと違ってほとんど会話は無い
だけどこの沈黙は決して嫌な物ではなかった
「そう言えば」
唐突に口を開いたのは統夜だった
「さっきの件ちゃんとテニアに謝らないとな」
「あぅ・・・その・・・勘違いしてごめんなさい・・・」
噂に踊らされて自分がした事を思い出して恥ずかしくなる
「俺に謝っても仕方ないだろ?それに珍しい物も見れたし」
珍しい物がさっき取り乱していた自分の事と気付いて更に恥ずかしくなる
「そ・・・それはそうと」
恥ずかしさを紛らわす為にわざと大きめの声で
「さっき口を塞いだ『アレ』ですけど・・・」
自分の精一杯の笑顔と共に言う
「今度近い内にキチンとしてくださいね?」
長々と失礼しました
素晴らしい
読んでいる途中で目頭が熱くなってきました、切ない・・・
黄昏時にこのようなSSを拝見できるとは、実に幸運でした
これからも、投下を楽しみにしてます
GJ!!!!
最近来るたびに(;´Д`)ハァハァしてしまって大変なんですけど。
せ、責任とってくださいッ・・・!!
>>448-454 う〜ん、いいなぁ・・・
やっぱりカティアは最高だよ
G・J!長文乙です!
>>456ー458
レス有難うごさいました
ところで帰ったらもう一つ投下しようと思うんですが需要ありますかね
461 :
それも名無しだ:2006/05/02(火) 21:43:04 ID:xqFlFIGO
その前に始めての文を
昨日とちがい今日は雨だ。わたしは一人家に残っている、
テニアは頬が柔らかそうな子と一緒にトロンベ亭の大食い大会に行った。
メルアはデパ地下のお菓子博覧会に
統夜はというと今日も生活の為バイトに向かった
誰もいない家に私は少し、ぼ〜 としていた。
「いけない、洗濯物まだだったわ!」
思い出して脱衣所に向かう
ひとつひとつ手に取りながら洗濯機に入れていく。
>>459 ぜひ!是非とも!
カティアのSSならいくらでも読みたいっすよ!!
463 :
それも名無しだ:2006/05/02(火) 21:46:43 ID:xqFlFIGO
そして、ある男物ワイシャツで手を止める
「コレッてもしかして、統夜のワイシャツ!」
手に持ってみると少ししっとりしている。
「昨日は暑っかったから・・・・」
そういって、顔に近ずけて・・・。
「スンスン・・・(///)
統夜の匂い・・・・なんだか凄くいい香り。」
男の香りにカティアはメロメロになっている。
「もう少し嗅いでいていいかしら(///)」
・・・・・。
そういったところに、
統夜「カティア〜いるか〜。」
464 :
それも名無しだ:2006/05/02(火) 21:48:07 ID:xqFlFIGO
ガチャ!!
脱衣所のドアが開く
「あ、カティ・・・何してるんだ(///)」
慌てて今の状況にカティアが気付く
「ア、へ、な、何してるってその・・・(///)」「・・・・」
「・・・・」
二人に何とも言えない気まずい空気になる
「あ、あのさ、俺の服臭かった」
「え、う、ううんぜんぜん」
「そ、そうか、じゃあ食事の準備するな。」
「う、うん、お願い。」
その夜帰ってきた二人が統夜とカティアの妙な空気を感じたのわ言うまでもない
465 :
それも名無しだ:2006/05/02(火) 21:50:30 ID:xqFlFIGO
すみません、長い駄文をこんどはもう少しいい電波を受信します。
>>465 いや、一日にこれだけ沢山書けたらたいしたもんだよ
次も頑張って下さいね
>>455、
>>465 キャラをこれぐらい使いなれているのは素直に尊敬いたしますね。
GJです。 ですが、後半のはsageてればもっといいかと。
468 :
455:2006/05/02(火) 22:47:24 ID:+YSc029j
>>465 GJです
取り合えず言ってたの投下しようか迷うけど一応投下
暗く、静まり返った部屋の中で動く2人分の影
「・・・っん・・・統夜・・・、もう少し右・・・・・」
「・・・・っと、この辺か・・・?」
「えぇ・・・・あっ・・・もうちょっと左に・・・」
「・・・よっと、この辺?」
「そう、そこ・・・・、そのまま・・・・」
「・・・・っく!カティア俺そろそろ・・・・」
「っあ!待って!もう少しだから!!」
「・・・でも・・・・もう・・・・」
「お願い、もう少し我慢して!もう少しだから!!」
「ご・・・・ごめん、もう!!」
「ダメ!まだ・・・・あぁっ!!」
ドタン! ドスン!
「で、2人とも何やってたの?」
着いた明かりの下、不自然に絡んだままの二人をジト目で見下ろすテニア
「いや・・・、ブレーカーが落ちちゃって・・・・」
「台になる物も無かったから統夜にお願いして台代わりになってもらってたんだけど・・・」
「途中で俺の方が腕痺れちゃってね・・・・、ところでカティア怪我無いか?」
「はい、私の方は大丈夫ですけど・・・・、ただこの状態は・・・って何処触ってるんですか!?」
「え?あ・・・・ご、ごめん!!」
取り合えずこの後テニアとメルアの救援で何とか抜けられたとか抜けられなかったとか
え?オチ?
ごめんなさい、考えてませんでしたorz
一体全体このスレはどうしてしまったんだw
もはやこのスレだけ夏真っ盛りですよ。職人様方
もっともっといい電波をお願いします!!
何、このSS祭は
一体一日に何回俺にGJ言わす気なんだwww
>>468 わかっててもニヤけてしまう、GJなネタでした!
寝る前に言わせてくれ
GJ!
今起きた俺からも
GJ!
473 :
それも名無しだ:2006/05/03(水) 09:40:14 ID:dk1wM5N+
もう一度言うのも私だ
GJ!
ガサゴソガサ
統夜は焦っていた
(まずい・・・・・『アレ』が無い・・・・)
自室の中をあちこち漁りながら唸っている
「うーん・・・・・、確かにこの辺りに隠したはずなんだけど・・・・・」
ゴソゴソゴソ・・・・
「やっぱり無いなぁ・・・・別の場所に隠したっけ・・・?」
ガチャ
「統夜〜、買出しに行こうと思うんですけど何か買っておく物ありますか?
・・・・・って何焦ってるんですか?」
「い・・・いや、焦ってなんか無いよ?」
「・・・・と言うか何か部屋の中が家探ししたかの如く荒れてるんですが・・・・」
「え?あ・・・・、ちょ・・・ちょっと探し物を・・・ね・・・」
眉を少し寄せて訝しむカティア
「探し物って・・・・それにしても掃除したばかりなのに少し散らかしすぎじゃぁ・・・」
「ご・・・ごめん、見つけたら片付けるから」
「もう・・・・、それで買出しなんですけど・・・・・」
「あーっと・・・・特には無いかな」
「分かりました、それじゃ行ってきますね」
「うん、気をつけて」
パタン
「ふ〜・・・、何とか『アレ』を探してるのには気づかれなかったな」
呟きながら再び探し物に戻る統夜
(・・・・でも、待てよ・・・?)
机の周りをもう一度探そうとした所でふと手を止める
(・・・カティアが掃除したって事はもしかしたらその時『アレ』を見つけて・・・・カティアならそのまま捨てるって事も・・・・・)
統夜の顔の焦りの色が濃くなる
(まずい・・・・捨てられる事以前に『アレ』を見つかるのは・・・・・テニアやメルアならまだしもカティアの場合どうなるか・・・・)
ガチャ
「ッ!!?」
「そうそう言い忘れてたんですけど・・・」
何やら妙な笑顔を浮かべながらカティアが入ってくる
「な・・・何・・・かな・・・?」
「統夜のベッドの下にあった『あの本』ですけど、捨てておきましたから」
統夜の顔から血の気が引く
「え・・・っと、その・・・・」
「統夜には私がいるんですから『あんな本』何か必要ないですよね?」
満面の笑みで言うカティア
だが明らかに発しているオーラーが彼女の心境を伝えてくる
「は・・・はい・・・・・」
カティアの笑顔に答えるように引き攣りまくった笑顔で答える統夜
「よろしい、それじゃぁ買い物行ってきますね」
「はい・・・行ってらっしゃい・・・・」
パタン
再び一人部屋に残される統夜
(・・終わった・・・・)
あそこまでの笑顔を浮かべる時のカティアは大抵がかなり怒っている証拠である
「はは・・は・・・あはははは・・・・はぁ・・・」
取り合えず渇いた笑いを上げ嘆息する
今日はカティアによって処分された所謂『おとなの絵本』に対する言い訳と
どうやってカティアの機嫌を直すかで一日が潰れそうだ
朝っぱらから変な電波を受信するのも私だ
今日は良い日だ、空は澄み渡り素晴らしいSSも読めた・・・
GJです!!!
おまいらみんな大好きだ、GJ!!
そして
>>474のぐりにゃバージョンを勝手に投下するのも私だ
ガサゴソガサ
カティアは焦っていた
(まずいわ……『アレ』が無い…)
自室の中をあちこち漁りながら唸っている
「うーん……、確かにこの辺りに隠したはずなんだけど…」
ゴソゴソゴソ
「やっぱり無い……別の場所に隠したかしら…」
ガチャ
「カティア〜、買い物行くけど何か買ってきてほしい物………何やってんだ?」
「いいいえ何もしてません!!」
「……この部屋の状況が何もしてないことを物語っていると思うんだが」
「ええと……そう、少し探し物をしてて……」
「ふーん……、あんまり散らかすなよ」
「は、はい」
バタン
危なかった、こんなこと統夜に感づかれる訳にはいかない
さて、気を取り直して続きを
「やっぱり俺も手伝「キャアアァァアァ!!!!!」」
「大丈夫だから統夜は早く買い物に行ってきてくださいぃ!!」
「うわっ!わかった、わかったから物を投げるな!」
――はふう
誰もいない自室、カティアは溜め息を吐いた
「『一緒に探して』なんて言えるわけないじゃない」
カティアが無くした物は、早い話が統夜へのラブレターだったりする
事の発端は数日前にさかのぼる
いつものように買い物へ出かけたカティアは、何を買おうか迷いつつ八百屋へと向かった
「ありがとやしたー!またどうぞ!おっ、カティアちゃんじゃないか、いらっしゃい」
「こんにちは、今日は何が安いんですか?」
「そうだなぁ…、大根はどうだ?」
「大根…それじゃあブリと煮付けようかしら…」
頬に右手をあて、夕食の献立を考える
「ははっ、そのポーズしてるとカティアちゃんも立派な主婦みたいだな」
「私まだ高校生ですよ?そんなオバサンみたいなこと……あ、ち、違うんです!ごめんなさい!」
回りの主婦の冷ややかな視線を適度に浴びつつ、カティアは思った
そういえば、高校生が大根買うか買わないかで悩んでいいのだろうか
むしろ八百屋の常連客ということに何か釈然としないものを感じる
普通だったら、学校帰りにマッ○とかミ○ドとかに寄って恋愛談義に花を咲かせていてもいいだろうに
何故私はこんなに生活感が滲み出るような高校生活をおくっているのだろう……
買い物カゴからネギ覗かせて、私はマンガの主婦か
どうすればいいんだろう
↓
とりあえず高校生らしいことを
↓
そうだ、ラブレターを書こう
今思えばあの時の私はなんで『高校生=ラブレター』なんて訳のわからない答えにたどりついたのか、謎だ
おかげでとんでもないものを書いてしまった
―はぁ
本日二回目の溜め息を吐きつつ、ぐったりとうなだれる
ちなみに、ラブレターの中身はこんなである
『拝啓 町中にも緑が増えてきた今日この頃……(略)……愛しているんだよー!統夜ァーっ!……(略)……わたしは、あなたが欲しいーっ!!…(略)』
なんかもう、怪しさ全開である
もし私が統夜だったら、絶対に断るだろう
その後も必死になって探すものの結局ラブレターは見つからず、カティア・グリニャールのGW初日は過ぎていくのであった
『どこがGWなんだ?』と言われること間違いなしなネタを書いてみるのも私だ
とりあえず前半を投下、後半はGW中にはなんとか仕上げたいです
八百屋のオヤジは別に誰というわけでもありません、みなさんの想像にお任せです
>>478-480 GJ!!と言わせてくれ
と言うかラブレターの最後の方が素手でMS破壊する人っぽくなってるなw
でも何でこうカティアは主婦染みてるんだろう・・・・
まぁそこがいいと思うのも私だ
>>478-480 いいですねぇ・・・
こういう日常の一コマSSはさわやかです
主婦カティア万歳w
>>475 GJ
ってことはカティアはいつでもOKってことですか!?
>>480 カティアは結婚相手としては申し分ないと思うな。いや、全てにおいて申し分ない!
続きを楽しみにしてます。GJ
今更ながら修正
誤:「……この部屋の状況が何もしてないことを物語っていると思うんだが」
正:「……この部屋の状況が何もしてないわけがないことを物語っていると思うんだが」
オイオイオイオイオイ。
最近のカティアスレはGJが溢れすぎてるよ。
つーか職人サン。お疲れ様です。
「う〜ん・・・・」
カティアの自室、部屋にある鏡の前でカティアは悩んでいた
「やっぱりこれもいまいちかしらねぇ・・・・」
そう呟くと今持っていた服をベッドの上に投げ捨てる
既にベッドの上には同じように投げ捨てられた服が数着散らかっている
そして次の服へと手を伸ばす
っとそこで時計が目に入る
事の発端は昼頃に遡る
「おはよ〜・・・ってテニアとメルアは?」
「もうお昼ですよ?テニアとメルアは何かバイキングの割引券が今日までだからって
さっき出かけていきましたよ」
「バイキングって・・・テニアは分かるけど何でメルアまで?」
「何でも焼肉ケーキバイキングだとか」
「焼肉とケーキの食い合わせって滅茶苦茶悪そうな気がするけど・・・・
まぁ納得だな」
笑いながらそう言って統夜は席に着く
その横にお茶を煎れたカティアが座る
「それにしてもあの二人が居ないだけで静かですねぇ」
「確かに、って言うより専ら五月蝿いのはテニアの方だと思うけど」
そう言いながらカティアが煎れたお茶を飲みながら時計に目をやる
「もう12時回ってたのか・・・・」
「昨日は遅くまで起きてたんですか?朝起こしに行った時全然起きませんでしたけど・・・」
「いや・・・、まぁ色々・・・・」
「?」
「あ・・・あのさ・・・、二人も居ない事だしよかったら一緒に何処か遊びに行かないか?」
「え・・・?あ・・・・私と・・・ですか?」
「いや、他に居ないでしょ。ダメかな?」
「い・・いえ!!そ・・・それじゃすぐ支度してきますね!!」
と言うやり取りが既に1時間程前
今カティアの部屋の時計は既に1時過ぎになっている
(あら・・・・)
統夜に二人きりで遊びに行くお誘い、所謂『でぇと』に誘われ
柄にも無くはしゃいで来て行く服を選んでいる内に既にこんな時間になっていた
取り合えず残っている服を見る
元々節約の為に必要最低限位しか服を買っていないのでテニアやメルア程は無い
「そろそろ行かないと統夜待たせるかしら・・・・」
結局少し前に買ったツイードジャケットと黒のプリーツに決める
取り合えず着替える為に服を脱ぎ始めたその時
ガチャ
「カティアー、そろそろ・・・・・」
「・・・・・ッ!!」
時が止まる
見事なまでに時が止まる
「え・・・っとあの・・・そろそろ行かないと時間が・・・・」
「あ・・・え、えぇ・・・もう少ししたら行きます・・・・」
「う・・・うん・・・、分かった・・・」
そう言いった後で再びお互いに沈黙する
「あ・・・あの・・・、ドア・・・閉めてもらえません・・・?」
「ご・・・ごめん!!」
バタン
慌てて統夜が扉を閉め再び部屋にはカティア一人になる
取り合えず深呼吸して気分を落ち着かせる
(み・・・・見られた・・・・!!)
鏡に映る自分の今の格好を見ながらこの姿を統夜に見られた事実を実感する
(こんな事になるならもっと可愛い下着にしとくんだった・・・)
何処かずれた事を思いながら手早く服を着る
(・・・いえ・・・、でもこの場合は事故だし・・・)
取り合えず着替え終わった後カティアはまだ悩んでいた
幾ら事故とは言え好きな相手に着替えを見られた訳だ
思い出して再び顔が熱くなっているのが自分でも分かる
しかし幾ら着替えを見られて恥ずかしいとは言え折角統夜が誘ってくれた『でぇと』である
行かない訳には行かないし正直行きたい
(・・・と・・・取り合えずさっきのは事故なんだから・・・・気にしないようにしないと・・・)
自分に言い聞かせてドアに手を掛けた
続きがまだ出来ていないのに投下するのも私だ
ってかスンマセン、需要あるようなら成るべく早めに書きますorz
確率変動がナンボの期待で待つぜ!
>>488 GJ(ギリアムイェーガー)!!
続きを書いてくれるなら、充分に時間をかけてあれこれ悩んで書いてくれ。
それこそが上達の最効率方法だ。
キングゲイナーみたいな熱い熱い告白を
ふふふ・・・明日は早いからもう寝よっかな♪なんて思っていたが・・・
寝ないさ!
寝ないともさ!!
GJ!!!
カティア「統夜!アナタが無改造のシュッツバルドで
ALLクリアしろというのなら、やってもみせる!!」
494 :
487続き:2006/05/04(木) 01:48:52 ID:7zOwV+nc
昼下がりの繁華街
「えっと・・・さっきはごめん・・・」
「いえ、統夜も悪気があってした訳じゃないですから」
「でもやっぱ悪い事したんだから一応謝っておかないと」
「折角遊びに来たんですから、そういうの何時までも気にするのはやめましょ?第一本当にもう怒ってませんから」
そう言ってカティアは辺りを見回す
辺りには子供連れの家族やカップル達が居る
(私と統夜って周りからどういう風に見えるんだろう・・・・やっぱり姉弟に見るのかなぁ・・・)
ふと統夜の方を見る
(初めて会った時・・・ううんほんの少し前まではもっと幼い顔つきだったっけ・・・・本当ここ最近大人びてきたんだなぁ・・・)
何気なく統夜の方を見ていると急に統夜がカティアの方を向いた
「そう言えばこの近くに美味しいアイス屋があるってメルアが言ってたんだけど
行ってみようか」
「え?あ・・・そうですね」
「どうした?」
「い・・・いえ、何でもないですよ?」
「そう?・・・・で、どうする?行ってみる?」
「そうですね、メルアがお勧めする位ですから行ってみましょうか」
「流石と言うか何と言うか・・・・」
「メルアが唸るだけあって凄い行列ですね・・・・」
カティアが言う通り、店の前には物凄い長蛇の列が出来ていた
「・・・っと、カティアはぐれないように」
「は・・・はい」
(って言ってもこの人ごみじゃぁ・・・・)
キュッ
(・・・え?)
手に当たる温もりに驚いて自分の手を見てみる
(あ・・・)
「こうしてればはぐれる事もないだろ?」
「えっと・・・その・・・」
顔が熱くなっていくのが自分でもはっきりと自覚できる
(と・・・・統夜の方から手を・・・・)
繋がれた統夜の手をまじまじと見つめる
それほど大きい訳ではないが女の自分よりもは大きく少し骨張った手
(やっぱり統夜も男の子なんだな・・・・)
そして再び統夜の顔を見る
前に比べて大人びた統夜の顔
最近は学校でもクラスの女子達に結構人気があると聞いたがそれも頷ける
確かに先の大戦で最初出会った頃よりずっと大人びて凛々しくなった気がする
「カティア?」
「え!?は・・・はい!!」
突然統夜に声を掛けられて少し焦ってしまう
「順番回ってきたよ?」
「え?・・・あ」
気がつくといつの間にか自分たちの順番が回ってきていたようだ
気さくそうな店の店主と思しき男の人が注文を促してくる
「それじゃぁ取り合えず俺はそうだなぁ・・・・妥当にバニラとチョコのダブルで」
「バニラとチョコのダブルだね?そっちの可愛い彼女さんは何にする?」
「え・・・あ、その・・・私達別に恋人とかそういうのじゃ・・・・」
突然店の店主に『彼女』と言われて焦る
(・・・って嬉しいのに何で否定してるのよ!!)
「・・・ま・・・抹茶とヨーグルトのダブルを・・・」
(はぁ・・・・テニアならあぁいう時に『やっぱりそう見える!?』とか言えるんだろうなぁ)
嬉しいはずなのに周りの目を気にして思い切った行動に出れないどころか折角のチャンスをも無駄にしてしまう
自分の性格の不甲斐なさに自己嫌悪を覚えて落ち込む
(・・・次からはもう少し思い切った行動できるようにならないとなぁ・・・)
495 :
487続き:2006/05/04(木) 01:49:42 ID:7zOwV+nc
アイスを食べ終えた後2人で色々な店を回っている間カティアは考え事をしていた
(・・彼女かぁ・・・・)
先程アイス屋の店主に言われた事を思い出す
『可愛い彼女』
つまり前と違って今は周りから見ても恋人同士に見えると言う事だ
だから何だと言う気もするが周りから見ても釣り合いが取れていると言うのは嬉しいものである
ふと周りを見回してみると日も傾きかけて家族連れに比べてカップルが増えている
(・・・私達も周りから見たらあんな感じで見えるのかしら・・・・)
「あ・・・あのさ」
唐突に統夜が声を掛けてきた
「ちょっと話があるんだけど・・・・」
「話・・・ですか?」
「あぁ、・・・ちょっとここじゃ話しにくいから場所変えてもいいかな?」
「えぇ、構わないけど・・・・」
カティアはそれから一言も喋らない統夜の後を追いかけるようにしてついて行った
(話って何だろう・・・・、さっきから統夜一言も喋らないし・・・・・もしかして一緒に居て楽しくなかったのかな・・・・それとも・・・)
一言も喋らずに歩く統夜を見ていると考えがどんどん悪い方向に向かっていく
(・・・・・考え事ばっかりしてたから統夜怒ったのかな・・・・、ひょっとしてつまらない奴とか思われて嫌われたんじゃ・・・)
前を歩く統夜の後姿を見つめながらそんな事を考えているとどんどん不安になっていく
それに比例するかのように辺りが暗くなり街灯が灯りだす
(・・・何で私ってこうなんだろ・・・統夜と折角二人っきりなのに何かすることも出来ないで・・・・・)
統夜とカティアの靴の音だけが響く
(こんな事してる間に統夜が誰かと付き合いだしたら・・・・)
今までにも統夜に対して気持ちを打ち明けるチャンスは何度もあった
しかしその度に周りの目や統夜に拒絶される可能性を考えて打ち明ける事ができなかった
(・・・・私にもっと勇気があったら・・・・)
「・・・・・この辺でいいかな・・・」
街外れにある少し大きめの公園に着く
辺りを見るとさっき居た繁華街以上にカップルが目立つ
「・・・・あの・・・統夜、話って・・・・」
「えっとー・・・・、その少し目を瞑っててもらえるかな・・・?」
そう言われて今の状況を整理してみる
まず街中では出来ない話があるからと言って場所を移動
既に日は落ちて辺りはかなり暗い
そして場所はカップルの多い公園
更にはそんな状況で目を閉じてくれと言われる
(こ・・・・これって・・・)
周りのカップル達を見てみる
(・・・も・・・もしかして・・・)
496 :
487続き:2006/05/04(木) 01:50:16 ID:7zOwV+nc
「カティア?」
(・・で・・・でもこの状況から考えても・・・・だけど私達まだ付き合ってもないのにそんな事・・・)
「あの・・・カティア?」
「え?あ、はい!!目を瞑るんですね!?」
さっきまで落ち込んでいたとは思えないほど元気に返事をして目を閉じる
(うわー・・・つ・・・ついに私統夜と・・・・)
体中が火照って顔が赤くなっていくのが自分でも分かる
(で・・・でもこういう付き合い方も悪くないかな・・・?)
「いいよ、目を開けても」
(・・・・へ?)
何も起こらないまま拍子抜けして目を開けてみる
よく見てみると統夜の右手に小さな箱があった
「?」
「えっと・・・その、いつも家事とかしてもらってるし・・・そのお礼と言うか・・・」
「え?あ・・・ありがとう・・・」
自分が期待していたものと全く違った事に落胆してしまう
(でも統夜からのプレゼントだから・・・・)
そう思いながら箱を受け取る
「開けてみて」
言われるままに箱を開けてみると中には青い蝶の形の髪飾りが入っていた
「・・・えっと・・余り大したものは買えなかったんだけど・・・・」
「・・・いえ、この髪飾り大事にしますね・・・・・ありがとう、統夜」
多分統夜はコレを渡す為に今日誘ってくれたのだ
なのに自分は自分で行動を起こさずにそんな統夜に甘えてさっきみたいに期待して
「本当はもう少しいいのが買えれば良かったんだけどね・・・」
自分から行動しないと何も始まらない・・・・
「でも嬉しいです・・・・そのお返しと言っては何ですけど・・・・・少し目を瞑ってて貰えませんか?」
「え?いいけど・・・」
そう言いながら目を閉じる
「あの・・・これが私の統夜に対するお礼と私自身の気持ちです」
そしてカティアは自分の気持ちを伝える為に自分から行動を起こした
時間が掛かった割りに出来が悪くてスンマセンデシタorz
取り合えず久々にJやってもっとマシな電波受信できるように励んでくるノシ
>>497 GJ!GJ!GJ!
こんな時間まで起きてた甲斐があったぜ…
>>497 俺を萌え殺す気ですか?
朝っぱらから興奮が収まらん。
502 :
それも名無しだ:2006/05/04(木) 09:11:27 ID:g/Hcv+yk
俺は鼻血がとまんねーぞ。
「・・・・ま・・・・て・・・さい・・・・」
朝日が差し込む部屋の中で誰かに呼ばれた気がした
「・・・ま・・・く・・・・・てください・・・」
どうやら誰かが起こしに来たようだ
(・・・この声は・・・カティアか・・・・)
徐々に意識が覚醒して行きそれに伴って呼ぶ声がはっきりとしてくる
「ご主人様!早く起きてください」
「・・・・・?」
ご主人様?誰が?
と言っても明らかにそれが自分に向けて言われているのは自分を揺すりながら声を掛けている事からも明白である
「もう・・・・早く起きないとあんな事やこんな事しちゃいますよ?」
(・・・・・あんな事とかこんな事ってどんな事だ・・・?)
少し期待しながら薄目を開けて確認してみる
「・・・・・・・でぇぇぇぇぇっ!!??」
そして大声を上げながら飛び起きる
「あ・・・・おはようございます、ご主人様」
にっこりと微笑みながら朝の挨拶をしてくるカティア
「あ・・・あぁ・・・おはよう・・・・・・・・・・ってそうじゃなくて!!」
朝、寝起きだと言うのにも関わらず大声を上げる統夜
「何なんだその格好!?第一ご主人様って何!?」
取り合えず自分が疑問に思っていることをストレートにぶつけてみる
つまりは何故メイド服を着たカティアが自分の事を『ご主人様』などと呼んでいるのかと言う事である
しかしカティアから返ってきたのは的外れな回答だった
「あの・・・・お気に召しませんでしたか・・・・?」
しかも何処となく寂しそうだ
「あ・・・いや、お気に召さないも何も何でそんな格好なのかなと・・・・」
「この格好・・・ですか?」
コクコクと頷く統夜
「あの・・・・少しイメージチェンジしてみようかと思って・・・・」
流石にそれはチェンジしすぎだという突っ込みを入れそうになって留まる
「イメチェンって・・・何でまた・・・・?」
「その・・・・昨日テレビを見ていたらこういう格好でご主人様って呼ぶお店があるとかで・・・・」
確かにあるにはあるが・・・・・・
「それでこういう格好は男の人に喜ばれるみたいな事を言ってたので・・・・」
確かにこの格好で可愛い女の子にご主人様と呼ばれるのは嬉しいものはあるかもしれないが・・・・
「だ・・・第一その服いったいどうやって・・・・」
「あ、この服ですか?見様見真似で作ってみたんですけど・・・・・やっぱり変ですか・・・・?」
「そ・・・・そんな事ない!!凄く似合ってるし可愛いよ!!」
と力いっぱい否定する
しかし夜なべしてメイド服を縫っているカティアを想像すると噴き出しそうになる
「あー・・・・だけど・・・・個人的には普段のカティアでも十分可愛いと思うしそうやってイメチェンする必要もないんじゃ・・・・
ってカティア・・・?」
ふとカティアの方を見ると顔を真っ赤にして惚けている
「か・・・・可愛い・・・ですか?」
「え?あ・・・うん、可愛いと思うけど・・・・」
ダッ!!
ガチャ!!
バタンッ!!
顔をさっき以上に赤くしたカティアが部屋から飛び出して行く
「・・・・何だったんだ・・・・・?」
部屋に一人残された統夜は事態が把握できずにただぼんやりと扉の方を眺めながらベッドの上に座っていた
ただカティアにご主人様と言わせて見たかった、今も反省はしてない
しかしこういう電波を寝起き早々受信してる辺り末期症状なのかもしれない・・・
>>504 まだ五月だというのに
浴衣姿のカティアという電波を受信してしまった俺よりは大丈夫だ。
これ以上GJがつづいたら、オレは死んでしまうかもしれぬ・・・
四月の終わりから始まった連休も半分が過ぎ、テレビがUターンのピークを告げ始める頃
自室のベッドで、カティアは溜め息を吐いた
―数分前
自室の捜索をほぼ徹夜でしたため、カティアの体力は限界だった
そんな体にむち打って、当番の朝食作りにかかったのが運の尽き
炊飯器のスイッチ押し忘れるわ味噌汁にミソ入れ忘れるわ
おかげで「風邪なら寝てろ」と統夜に言われてしまった
―はぁ
昨日から数えたら何回目か分からない溜め息を吐く
(とりあえず、早くラブレターを探さないと…)
眠い目を擦り、頬をパチパチと叩く
「カティア、大丈夫か?」
ドアの向こうから統夜の声がする
「大丈夫です……」
妙な間が続く
(統夜ったら、どうかしたのかしら?)
「あの…カティア?」
「…なんですか」
「昨日探し物がどうとか言ってただろ?」
………!!
心臓が止まりそうになった、体が少しだけ震えているのがわかる
「中…入ってもいいか?」
無言でドアを開ける
統夜の手には、『それ』が握られていた
>>480の続きを投下
まずは後半の前半をば
ぶっちゃけネタが浮かんできません、ピンチです。ない頭捻って考えてます
続きを待ってくれている人がいれば、もう少しお待ちください
なんなんだ、この流れは!?このままでは萌え死するのも時間の問題だ。GJが俺の最後の言葉か?
だが、悔いはない!!
カイ、ガンダムやられちま…!!
GJ!!
続き期待して待ってるんでたっぷり考えながら作ってくれ!!
>>504 試しに統夜の名前をご主人様に変更してみたけど凄いね
メイド萌え属性のない俺でもカティアに呼ばれるとニヤりとしてしまったよ
>>508 大丈夫、その気持ち凄くわかるよ
じっくりと待ちますんでどうか焦らずに
>>512 変えたのかよwwww
それだ!よし俺もry
書いている内に先にご主人様ネタを出されたのも私だorz
とりあえず勿体無いので投下。
ガチャ
「それじゃ、行ってきます」
「ええ、行ってらっしゃい」
バタン
「さてと…テニアとメルアを起こさないと。」
ある日曜日の事。いつものように統夜はバイトに出かけた。それから私はいつものように惰眠を貪る2人を起こして、いつものように朝食をとる。
「zzZ…モグモグ…」
「モグモグ」
「テニア、寝ながら食べちゃダメでしょ。メルア、チョコはご飯食べ終わってからよ。」
しかしここから先はいつもと違った。
ワレコソハーワレコソハー♪
「あら、メール?誰かしら。」
5/7(sun)
from:ご主人様☆
件:カティアへ
本文:弁当を忘れた。
「誰から?」
「統夜よ。お弁当持っていくの忘れちゃったらしいの」
「コレですか?」
そう言ってメルアが1つの青い包みをつまみ上げる。
「あっ、じゃあアタシ行くよ。」
「ダメよ私が行くわ」
「テニアちゃんもカティアちゃんもズルいです。わたしも行きたいです」
「…私よ」
「…アタシ」
「…わたしです」
ゴゴゴゴゴ
「「「むぅ〜」」」
「「「ジャンケンポン!」」」
続く?
>>515 是非続けたまい
しかし、アドレス帳になんちゅう名前で登録しとるんだ、カティアwww
>>514が書いてる内に先にご主人様ネタを投下したのは私だ
取り敢えず同じご主人様ネタな電波受信した
>>514が他人とは思えないw
てか、旅行中なので電波受信しても投下できないが
>>514の続きを期待して待っとります
「あのさ……この手紙の事なんだけど…」
―いや…聞きたくない
「俺が口出しする事じゃないって、わかってる。でもさ」
―やめて、統夜
「………誰に渡すんだ?」
………は?
「いや…あの…カティアが選んだからにはしっかりした奴なんだろうけどさ」
……もしかして
「やっぱり…保護者としては…その…相手を知っておかないと…」
統夜へのラブレターって…気付いてない?
「だから……えぇい、まどろっこしい!カティア・グリニャール!」
「は、はい?」
「俺は、カティアのことが好きだ!!」
……え……?
「好きなんてもんじゃない!愛しているんだ!カティアー!」
え………ええぇ?!
「カティアのことをもっと知りたい!みんな、全部知っておきたいんだ!」
「と、統夜!声が大きい!!」
「あ……ゴメン」
「…………」
「俺さ、焦ってんだ」
「…………?」
「今まで当たり前のようにカティアと一緒に生活してたけどさ、怖かったんだ
いつかは別れる時が来るんじゃないかって、考えてた
この手紙を見つけた時、カティアがどこかへ行っちまったみたいな気がしてさ、気付いたんだ
俺の気持ち、俺の、カティアが好きだっていう気持ちに
すごく今更だけど、伝えたかったんだ
だから……お、おいカティア?どうしたんだ?」
―え?
あ、あれ?違うの、悲しくなんかない、嬉しいのよ
あれ…とまらない、なんで…涙…ダメ…泣いたら…
…でも、統夜になら…泣き顔…見られても、いいよね…
「統夜ッ…!私…あなたのこと…好きです…だから…ギュッてしてください…!」
そうすれば、落ち着けると思うから
「優しく…抱き締めて…」
泣いた
統夜の腕の中で、私は泣いた
「………落ち着いたか?」
「はい…大丈夫です」
「あのさ……一つ聞いてもいいか?」
「何ですか?」
「あのラブレター、誰に渡すつもりだったんだ?」
「……統夜、どこまで読んだんですか?」
「最初から十行ぐらいでラブレターって気付いたから、それで…」
「…いいですよ、最後まで読んでも。あれ、統夜に書いたやつですから」
「………マジで?」
「マジです」
「あー…悪いな、ムードのない告白で」
「別にいいですよ…なんなら、今からやり直しますか?」
「大好きだ、カティア」
「私も、統夜が大好き」
以上、投下終了です
>>491を参考にしてゲイナーっぽくしてみた、キャラ違うとかいわないでくれ
後半がイマイチ盛り上がらなかったような気がしてならん、精進します
できれば、近いうちに
>>504の電波を形にしたいと思います
文章を読んでくれたみなさん、ありがとうございました。それではノシ
>>521 乙!!そしてGJ!!
>>504のネタでのSSも期待させてもらいますぜ
て言うか最近職人さん増えて活性化してきて嬉しい限りだなぁ
カティア「ただいま、統夜」
統夜「あ、おかえりカティア」
カティア「…あれ、テニアとメルアは?」
統夜「さっきメールで、遅くなるって連絡してきたよ」
カティア「そうなんですか?」
統夜「ああ、だから…」
頬を赤らめる統夜
統夜「今日は…その…いいかな…?」
カティア「フフ、統夜ったら…しょうがないですね…」
空気読まずにこんな電波をついさっき受信した俺はもう…おしまいです
>>521 ヤ、ヤバイ・・・
(;´Д`)デ、デチャウ・・・
ディモールトGJ!!
>>475を見て
カティア「そんなにこんなのが好きなんですか?だったら…
私が…統夜に経験させてもいいんですよ……」
(顔を赤くしながらゆっくりと服を脱ぐ)
という電波を受信したんだが…いや、もしかして『経験済み』だから怒ってるのか?
うおおおおおぉぉぉおおぉおおぉぉぉお!!!!!
もう、いちいちアンカー付けてたらキリがねえぇぇえ!!
おまいら全員GJだああぁぁぁ!!
>>527 「私がいるからそんなの必要ない」
ヤバイ 考えたらとても
(*´д`)ハァハァ
(*´д`)ハァハァ
してしまうぅぅぁぁぁぁ
途中までメイドカティアの話を書いていたが一向に進まず
>>505の浴衣カティアへ逃げたのも私だ
……ゴメン、石を投げないでくれ
カティア・グリニャールが、日本で生活を始めてからさほど時間は経っていない
日本通でもない彼女にとっては、やっぱりというか当然かもしれないが
浴衣を着たことはまだなかったりする
―数日前
いつものように八百屋で買い物を済ませ、帰ろうとしたところを呼び止められた
「カティアちゃん、ちょっといいか?」
八百屋のおじさんに手渡された袋には、綺麗な藍色をした浴衣が入っていた
「うちの女房が若い頃着てたやつでよ、よかったらもらってくれねぇか?」
もちろん、そんな大切な物を貰う訳にはいかない、と断った
「いいんだよ気にしなくても、どうせコイツはもう着れねぇしな」
「着れないんじゃなくて着ないんだよ!」
バシィ!と奥さんのツッコミが入る
「痛ぇなぁ……ま、そういうこった。カティアちゃんの彼氏…統夜くんだっけ?」
「か、彼氏なんかじゃありません!!」
「照れるなって!統夜くんにこれを着た姿見せつけてやんな!」
「そうそう、この人もあたしの浴衣姿に惚れたんだから」
「よ、よせやい、昔のことなんか」
何だかんだ言って、この二人はいい夫婦だ
せっかくなので、浴衣は頂くことにした
「統夜は…綺麗って言ってくれるかな…」
しかし、なかなか着る機会も無ければ時間も無い
そもそも、浴衣は季節的にもう少し後なんじゃ……
でも、統夜に浴衣姿は見て欲しいしなぁ……
よし、着よう
幸いメルアとテニアはケーキバイキングに言ってるし、統夜はバイトだ
「帯が結べない……」
数分後のカティアは焦っていた
とりあえず着てみたはいいが、帯が結べない
時代劇でいう『よいではないか→あ〜れ〜』をされた格好だ
「早くしないと統夜が帰って来ちゃう……」
ちなみに、浴衣の下は下着だけである
「でも……この格好を統夜が見たら…」
『いいじゃないか、カティア→あ〜れ〜』
みたいな事になるのだろうか
いや、あの統夜に限ってそんなことは……
でも男の人はみんなビーストだって聞いた事もあるし…
『へっへ〜、泣こうがわめこうが助けは来ねぇぜ〜』
ビリビリィッ
『いやぁ〜っ!!』
「統夜のけだものぉ〜っ♪」
「誰がけだものだって?」
「え……ひゃあっ!い、いつ帰って来たんですか?!」
「ついさっきだ、それより……」
……え?
統夜が私のはだけた浴衣姿をじっとみて顔を赤くして……
もしかして、統夜もビースト・モードに?
「それ、結んでやるよ」
……やっぱり、こっちのほうが統夜らしいかな
「ほら、できた」
帯をポン、と押しながら統夜が言う
「それにしてもこの浴衣、どうしたんだ?」
「八百屋のご夫婦に頂いたんです、もう着ないからって」
そういえば……統夜に聞かないと…
「統夜…私の浴衣姿…似合ってますか?」
『綺麗ですか』なんて聞けなかった
言ってくれるか分からなくて、怖かったから
「ああ…とても似合ってる…綺麗だ」
「ほ、ほんとですか?」
「本当だ、嘘言ってもしょうがないだろ?」
それを言ってくれただけで、私は満足だった
「あ、あのさ……カティア…」
「はい?」
「今はまだ季節じゃないけどさ……いつかその浴衣着て……」
「一緒に花火でも見に行かないか?」
……これは、もしかして……
「ねぇ統夜、それってデートの申し込みですか?」
「そ、そうだよ、悪いかよ」
「いいえ、よろしくお願いしますね」
笑顔で統夜にそっと寄り添う
実際、それはとても綺麗な笑顔だった
ということで、
>>505の浴衣カティアでした
イメージと違っていたら申し訳ない
なんだが自分の文章で八百屋のおっちゃんがレギュラー化しつつある
俺は八百屋の人か、まぁいいか
そして
>>504よ、スマン。俺にはメイドカティアは無理だorz
>>530-532 (;´Д`)ハァハァ/|ァ/|ァ/ヽァ/ヽァノ \ァノ \ァ/ \ア/ \ア
ウッ
おお、ゆうしゃ
>>533よ
しんでしまうとはなさけない
そなたはつぎのレベルまであと6GJひつようであろう
…とかいってみたが浴衣カティア、なんて素晴らしい出来だ!
朝っぱらからニヤニヤさせて俺を萌え殺す気か!
これではGJとしかいえないではないか!
GJ!GJ!GJ!
>>505ですが
>>533 狂おしくGJです!
自分が書いているものより凄くイイ!
自分も良質な電波を投下できるように精進してきますノシ
なんとなく久しぶりにこれを皆にやろうと思う
つコッペパン
そんな俺はスレができた当時からカティアスレにいたりする
すごいよ、昔とは方向性が180度違う…
最近のここは、なんて居心地がいいのだろうか…
540 :
504:2006/05/06(土) 21:40:36 ID:g6JeNZa0
>>533 浴衣カティアGJ!!
メイドカティアはわざわざ考えてくれただけでもこちらとしては嬉しいので
気にしないでください
って言うかそろそろ俺も投下したいけど受信するのがシリアス系ばっかりでいい電波が来ない・・・orz
明日中にはもう一つくらいGWネタ投下できるように頑張りますorz
>>537 懐かしいな。俺も最初のスレからだよ
カティアの話がしたくて初めて2chに参加したな
股間連結システムとかカティアブリーカーとかウケたよ
でも意外と鼻血妄想ネタは少ないと思ったよ。確か新婚二日目で一時的にしか流行らなかった気がする
統「終わり時のデパートは狙い目だな」
カ「ええ。物によってはかなり値下げしていて助かるわ」
テ「統夜〜、試食と間違って商品食べちゃったよ〜」
統「…ホントにやる奴がいるとは。ほら、これで払ってこい」
テ「ゴメン、統夜」
タタタ・・・
カ「もう、せっかく節約してるのに…
…それとメルア、コソコソしても分かってるのよ
勝手に籠にお菓子入れないで!」
メ「だって〜」
カ「だってじゃありません。戻してきて」
メ「…は〜い」
トボトボ…
統「ふう…
今度は二人に気付かれないように出掛けないとな」
カ「テニア達には悪いけど、その方がいいわね」
?「よう、苦労してるな」
?「久しぶりだね」
統「甲児、キラ」
カ「珍しい組み合わせね」
甲「さやかさん達の荷物持ちに呼びだされてな」
キ「僕はたまたま居合わせて、手伝うことにしたんだ」
統「へぇ〜、そうなのか」甲「しかし、一見、羨ましく思えるけど、結構苦労もあるんだな」
統「ん、まぁ…な」
カ「ごめんなさい。私達のせいで」
統「カティアが謝る事じゃないだろ」
キ「何なら僕が誰か引き取ろうか?
躾には自信があるから
わがままも言わないように出来ると思うよ」
統「…キラ
冗談でも次いったら」
カ「∞キャリバーで斬りますよ」
キ「ご、ごめん」
・
・
・
メ「統夜さ〜ん、カティアちゃ〜ん、そろそろ帰りましょ〜
外でテニアちゃんがお腹空かせて待ってますよ〜」
カ「はいはい、今行くわ」
キ「なんか…家族みたいだね」
甲「統夜だけにとーちゃん、カティアさんはかーちゃんってな」
「「なっ(///)」」
甲「へへっ、何照れてやがんでぇ。じゃ、そろそろ俺達も行くか」
キ「じゃあ、またね」
カ「もう、何ですか
とーちゃんかーちゃんって」
統「嫌か?」
カ「だって、中年みたいじゃないですか」
統「そうじゃなくて
…俺とじゃ、嫌か?」
カ「い、いえ
統夜となら、私…」
「「……(///)」」
テ「遅い!何やってんだ!」
「「!!
え、あ、いや何でも…」」
メ「早く帰りましょうよ。テレビ始まっちゃいます」
統「わ、悪い!すぐいく!
…いい所だったんだけどなぁ」
カ「残念ですけど仕方ありませんね
…でも、本当にそれっぽいかも」
統「ん?」
カ「家族みたい、ってことですよ
私達、結婚しても上手く行くんじゃないかなって」
統「結…」
カ「ふふふっ、なに赤くなってるんですか?
ほら、早くしないとまた怒られますよ?
…二人の子供に」
統「か、カティア〜」
良質な電波が多い中、つまらん電波を投下してスマン
やっぱ携帯からじゃ厳しいな…。いや、実力も足りんか
もっと精進せねば
>>541 妄想鼻血関係は、お蔵入りになっているネタもあるんだよなあ…。
いつか書きたいものだが、いかがだろうか?
俺が思いつく妄想といったら
コスチュームプレイ関係しかないのさ!
>>546 鼻血はもうJ萌えスレでやったがいいかもね。
最近他のSRWスレでも捏造の許容範囲でいろいろもめてるし、今はここは普通っぽいほうが主軸だから
聞いてまで顔色伺うぐらいなら鼻血がデフォ扱いのスレでやればいいと思う。
ここでまで「普通カティア萌え」と「捏造鼻血カティア萌え」に分かれたりしたら面倒だよ。
>>548 とはいえ、どちらか一方が廃絶された訳でもないし……。
空気は読んだ方がいい、て事だ
>>549 とはいえ…とか言うぐらいなら反応聞かずに投下すりゃいいじゃん。
免罪符求めてるように見える。
あくまで俺が言ったのは現状の流れなら鼻血メインのネタ投下ならJ萌えスレのが自然じゃないかってこと。
ひっかきまわす意図はないんだろけど今の流れの中であえてここじゃなきゃいけない理由はないんじゃね?
信念に基づいて俺的萌えなんだから投下するのはカティアスレじゃねーと意味ないんだよというポリシーなら
ここに投下してもいいと思うし、そういうポリシーの上でならカティア好きとして胸はってやりゃあいい。
でも、いまこのスレが他のJ娘のスレより盛況なのはやっぱそれなりの理由があってだと思うし、
そういう理由で今の普通萌えの流れを作った人を無下にするようなマネで「またかよ」的な扱いされたら鼻血への風当たり強くなるでしょ。
実際俺も鼻血はありだと思うが普通萌えも好きだから今ここでこの流れであえての意図が分からない。
最近盛況だからこっちのがいいやとかだとげっそりだぜ。
>>549 あ、「いつか」って言ってるな。
停滞期や普通萌えばかりじゃないときに投稿するのは構わないと思うよ。
でも鼻血ネタ嫌がる人の存在を忘れずに
>>550の言うよう空気読んで、って上でね。
住み分け推奨ってつもりはないし、なにも同じカティア好き同士反目することもないだろう。
とか書いてる最中に
>>552かよ。
なんつーかもう言葉もない。
俺の場合鼻血妄想もノーマルカティアもどっちもOKだと思うよ
俺自身シリアス系、電波系無関係に投下してるが別に今のところ問題は起こってないし
ようは書きたいものを書いたらいいと思う
何処ぞの板だとカプやネタの内容で大荒れするけど、ここの住人はその辺大人だし
つまりカティアに対する愛情があればいいかと
546:それも名無しだ:2006/05/07(日) 13:14:33 XqQ0kHA+
>>541 妄想鼻血関係は、お蔵入りになっているネタもあるんだよなあ…。
いつか書きたいものだが、いかがだろうか?
549:それも名無しだ:2006/05/07(日) 15:54:57 XqQ0kHA+
>>548 とはいえ、どちらか一方が廃絶された訳でもないし……。
552:それも名無しだ:2006/05/07(日) 16:44:25 XqQ0kHA+
>>550-551 ここの住人ってそんなに器量の小さい人間達ばかりだったか?
自分の書き込み自分で読んで、なにかおかしいと思わない?
なんのために質問したんだろうとか、筋が通ってないとか思わない?
思わないならもういいや、鼻血ネタでもなんでも好きに投下してくれ
俺も鼻血ネタとか出したことある身だけど、あくまで捏造だというのは弁えてるから
捏造嫌いの住人にもちゃんと気を使おうというポジションだったんだけどもね。
でも捏造ネタを気にする人が器量小せェんだとか言われるとは思わなかった。
住人が大人だって事にただ安住するんでなくある程度自浄作用とか意識して普通ネタが活発なら
空気を読むぐらいはするのが当然だと思うんだよ。
>>8-19みたいな意見もあって、今は過去にありえないぐらい盛り上がってるのは普通萌えの職人が頑張ってるからじゃない。
鼻血で流れをつくりたいんだ、主流にしたいんだってならそれこそ
>>541みたいな質問せずに投下すればいいんだし。
やっぱ
>>373とかマナー悪いと思うし、捏造派が否定されるような流れが起きないようにある程度のつつましさは持つべきと思う。
それこそ
>>546みたいな質問、だった。修正訂正。
取り合えずこの話題は投下したい場合は空気読みながら投下でいいんジャマイカ?
本編のカティアのキャラで作った話でも鼻血妄想なカティアでもスレの流れを読んで
最低限のマナーさえ守ってればいいと思うよ
ただ、
>>556氏が言ってるみたいに
>>373のように他人のネタに被せで鼻血妄想で
オチ付けるのはマナーが悪いが
後、個人的に気になったんだけどID:hdDPluKC氏が
>>555で言ってるように
話の筋が通ってない部分があるよ
投下したいなら投下する、投下しないなら投下しない、どっちかはっきりさせてくれ
>>549の様な事を思うんだったら投下すればいいジャマイカ
別に誰も投下するななんて言ってないんだし
それから
>>552は少し言い方が悪いよ
ってか長文スマソ
ネタ投下しようと思って覗いたらこんな空気になってたんでもう少し時間置いてから
投下します
>>556 そこで「自浄」と捉えるところが無意識の器量の小ささの表れなんじゃないかと思うんだが。
>>552に関してはすまないと思うが、俺は逆に「書く人優先主義」だから
ROMやネタを書かない人間の意思を考えるのはあまり好かない。
こういうのは話を書く人間ありきだから。
かまって欲しいだけなんだろ
スルーでいいじゃん
何だっていい!!
カティアが出てさえいれば!!
SS投下神達よ!これからも頑張ってください!!
>>559 レスするの最後にするけど同じSS書きとして一言
「書く人優先主義」だかなんだか知らないが読み手が居なければ
各側にとっても意味はない
お互いに譲り合いながら書かなけりゃいいスレにはならないと思うよ
それこそ
>>560の言う通り「何様のつもりだ」と言われても仕方ない
>>561 俺も今後はスルーするお
>>559 書き手優先でしかものを考えず、ROMやネタを書かない人間の意思を考えるのはあまり好かないなら
大多数が読むこのスレに投下せずにチラシの裏にでも書いてればいいだろ?
そもそも「どうだろうか」って聞いてきたのそっちじゃん。
話を書く人間ありきとかじゃなくて、読みたいかどうかの意見として質問の回答を受け取らないならなんだってんだ。
「書く人優先主義」は自分の望んだ答えじゃないから読み手住人の返答無視するって器量なんだな?
以降スルー確定。
流れブッタギールンで
>>558に期待。
565 :
563:2006/05/07(日) 21:19:15 ID:gpEZhs2A
各側→書く側に変換よろorz
取り合えずSSのネタ考えてくるノシ
「カティア!反応が遅いぞ!もっと動きに合わせるんだっ!」
「ダメです!もうこの子じゃ統夜さんの反応についていけません!」
「泣き言を言うな!やるんだよっ!」
「ブライトー!?ブライトさんだー!!」
「ステイシス確認…」
「統夜さん、みんなの動きが止まっています!(;´Д`)」
「モニターから目を話すなっ!(#゜Д゜)」
「今日はマックス艦長ですね!いかした五十男なんですねー!」
「統夜さん、右からミサイル12!距離20!」
「回避、迎撃!」
「あの人の真似をするには揺れが足りませんわよ!」
>568
仕様
(;Д`)
上の方で鼻血ネタについて議論がされている中
あえて鼻血ネタを投下するのも私だ、たまには違う味付けにしてみる
「ただいま〜」
疲れた、眠い、肩が重いetc
紫雲統夜のステータスは、異常状態で全て赤色だった
世間では大型連休だろうが、俺は連日バイトだ
社会ってのは、どうしてこうも不平等なのだろうか
そんなことを思いながら、紫雲家のドアを開ける
「おっかえり〜統夜♪」
「おかえりない、統夜さん♪」
「……二人共俺が何か買ってくるとやたら機嫌がいいな」
「いいからいいから、早くちょーだい♪」
「わかったよ、テニアが……季節を無視したコンビニの冷やし中華&盛りソバだっけ?」
「やたっ!じゃあ早速食べてくるね〜」
俺が苦労して手に入れたバイト代で買ったんだぞ、もっとゆっくり食えよ
などという心の叫びはテニアには届かない、まぁいいや
「そんでメルアが……春のケーキ詰め合わせな」
「ありがとうございますっ!」
ケーキを倒さないように俺がどれだけ気を使ったと思って(ry
とにかく疲れた、早く風呂入って寝よう……
「そんじゃ俺は風呂入って寝るから。ちゃんと歯磨けよ」
「む〜、むぐむぐぅ!」
「口に物入れたまま喋るな、テニア」
脱衣所に入って服を脱ぐ、とにかく疲れた、ヤバイ
今なら風呂に浸かって『づあ〜〜〜』とか言えそうな気がする
半分ほど脱いだところで風呂からシャワーの音がしている事に気付いた
「…誰か出しっぱなしにしたな…」
水道代だってタダじゃ無いってのに、早く止めないとな…
俺は風呂の戸を開けた
「キ……キャァァァァァ!!!」
「う、うわっ!ごごごごめん!!」
なんでカティアがシャワー浴びてるんだよ!聞いてねぇよ!
……い、いかん、鼻血が……
「統夜のバカァァァ!!」
「へ?ち、ちょっとまぶわぁっ!?」
カティアのビンタを食らい、俺は(主に鼻から出た)血の海に沈んだ
……ん…ここは…?
あれ、俺どうなったんだっけ…?
「気がつきましたか?統夜」
カティアか、ここは…俺の部屋か
「統夜、いくら男の子だからといっても覗きはいけません」
「へ?……いや、あれはカティアが入ってるって知らなかったから!」
「テニアが統夜には言ったって」
……だから口に物入れたまま喋るなと、おかげで俺は…
「でもまぁ、過ぎたことをくどくど言ってもしょうがないですし…」
「……何が望みだ?」
「そんな、人を悪役みたいに」
「そりゃあ…見ちまったことは悪かったけど…ゴメン」
「いいえ…私もビンタしちゃいましたし、それに統夜になら……」
ごにょごにょと口ごもるカティア
「?何て言ったんだ?」
「な、なんでもありません!そのかわり、一つお願いを聞いて頂きます」
「……わかったよ、俺が悪いんだしな」
「よろしい。統夜は今日、テニアとメルアにプレゼントを渡しましたね?」
「プレゼントっていうか…朝頼まれただけなんだけど」
「私も欲しい物があります」
「……何が欲し……ん…」
「統夜の唇、確かに貰いました♪」
…………。このままやられっぱなしで終われるか
「いいかカティア、プレゼントってのはな……」
「?なんですか、統……」
……俺から渡すもんだ
たまには統夜で鼻血ネタをやってみるテスト。どうも、533です
なんだか統夜が最後のほうで夜を統べるモードに入りかけてるが気にしない
鼻血の部分がごく僅かでも気にしない
メイドカティア?さて何のことやウボァ
もうあれだ。
君たちはなにをしたいんだ。
これではGJの叩き売りではないか。
>>571-573 何っ、統夜がカティアのフロを除いて鼻血出して介抱されているだと?!
そうか、 そ の 手 が あ っ た か ! ?
これじゃまるでGJのバーゲンセールだな・・・GJ!!
発想の逆転というやつかっ!!
GJですよー
ニヨニヨしました
>>533よ、おぬしはこんかい4GJをえた
わたしからも GJ を あたえよう
おお ゆうしゃ
>>533 あらため ゆうしゃ
>>573 よ
おぬしが れべるあっぷ するには あと1GJ ひつようであろう
はぐれGJがあらわれた
. ゚.゚ ゚。・
゜・( ゚∇゚ )。
はぐれGJのこうげき
はぐれGJは
>>573に
「グゥレイトォ!」
とさけんでにげだした
>>573は0GJてにいれた
581 :
それも名無しだ:2006/05/08(月) 02:59:28 ID:+n5vS0MY
最近のカティアスレは「GJの宝庫や〜」ですね!
これでは本当にGJを作る工場だわ…
今更ながら
>>496の続きっぽいの考えたんで投下してみる
「はぁ・・・」
GWも明け、だらけムードの漂う教室の窓際の席でカティアは窓の外を眺めながら小さく溜め息を吐いた
「どーしたの?溜め息なんか吐いて」
声の方に顔を向けるとかなめが立っていた
「んー・・・別に大した事じゃないから・・・」
そう言って再び窓の外へと視線を戻す
「うーん、紫雲君と何かあったとか・・・?」
ピクッ
いきなり統夜の名前を出されて一瞬動揺する
「べ・・・別に何もないわよ?第一私と統夜は何かあるような関係でもないし・・・」
なるべく平静を装いながら言う
「へ?そうなの?てっきり付き合ってるのかと思ってたけど・・・」
「そ・・・そんな事ある訳ないでしょ!!」
自分でそう言って少し悲しくなる
「うーん・・・、この間繁華街のアイス屋で手繋いで並んでたからてっきり・・・」
(見られてた・・・!?)
見られていたという事実とあの時の光景を思い出して顔が赤くなる
「あ、あれは・・・人が多かったからはぐれないようにであって・・・その・・・」
「あー、分かった分かったそういう事にしといてあげる」
そういいながら笑うかなめ
「でもさ、まだ付き合ってないなら少し急いだほうがいいかもしれないよ?」
「・・・急ぐって何を?」
「告白に決まってるじゃない、こ・く・は・く!!」
「こ・・・告白って・・・」
「最近何だかんだで紫雲君人気あるし、第一グズグズしてるとテニアやメルアに先越されるわよ?
それでもいいの?」
「そ・・・それは・・・」
「紫雲君が好きなら好きでちゃんと伝えないと」
「う・・・うん・・・、って私は別にそういう・・・」
キーンコーンカーンコーン
休み時間の終わりを告げるチャイムと同時に外でタイミングを計っていたのか先生が入ってくる
それに合わせて自分の席に戻るかなめ
「・・・もう・・・」
その後の授業の内容は全然覚えていなかった
「・・・はぁ・・」
学校が終わり、買い物を済ませた後で一人帰りながら今日何度目かの溜め息を吐く
「告白かぁ・・・」
自分から行動しないと何も変わらない事は分かっていた
だからこの間思い切って行動を起こしたのだが、あれ以来統夜とはほとんど口を利いていない
それどころか顔すらまともに合わせていなかった
あの時統夜に貰った髪飾りに手を当てる
(嫌われたのかな・・・)
確かにあの時統夜は拒んだりはしなかったが、いきなりの事で何もできなかっただけかもしれない
第一自分はまだきちんと自分の想いを言葉で伝えていない
(統夜の気持ちも考えずにあんな事しちゃったんだし・・・、統夜にきちんと謝ろう)
そう考えながら歩いていると家が見えてきた
(・・・?あれは・・・統夜?)
よく見てみると家の前で統夜が立っていた
そしてこちらに気付いた統夜が駈けてくる
謝らなければならないのに気持ちの整理がまだついていない
そうこうしている内に統夜が目の前まで来た
「えっと・・・おかえり」
「あ、その・・・ただいま・・・」
お互いにそれだけ言って黙り込む
(・・・謝らないと)
意を決して口を開く
「あの・・・」
「あのさ・・・」
同時に口を開き再び黙り込んでしまう
「あの、統夜がお先にどうぞ」
「いや、カティアが先に言ってくれないかな」
「あ・・・はい・・・」
(ちゃんと・・・謝らないと・・・)
「あの・・・この間の公園での事・・・なんですけど・・・・」
統夜の顔をまともに見れずに視線を地面に落とす
「あの時はごめんなさい!!統夜の気持ちも考えないであんな事をして・・・!!」
「あのさ・・・」
統夜の声にカティアの肩が小さく震える
「俺の方の話もあの時の事が関係してるんだけど」
統夜の言葉を聞いてそれまで以上に身が強ばっているのが分かる
「アレからずっと考えてたんだ・・・
俺はカティアの事が好きだしずっと一緒に居たいんだ
俺と付き合ってくれないかな?」
「・・・え?」
自分の予想していた答えと全く反対の答えに戸惑う
「ダメ・・・かな?」
首をブンブン振って否定する
「私も統夜の事が・・・」
目にうっすらと涙を浮かべ、微笑みながら言う
「私も統夜の事が大好きです」
最後の方でかなりグダグタになったorz
>>585 両手一杯のジョニーを貴方に。
ちょおナイス。
まさにおまいらは留まる事を知らないな。
この勢いでGJを量産してください!!
もうアンカーなんか付けてらんない。
このスレにいる皆さんへ惜しみ無いGJを贈りたいと思います
>>585 本日二度目のGJ
でもやるよ。何度でもGJするよ
職人様方、本当にありがとう!
カティア好きな人…こんなにいたんだね
改めて読み直してみたが短編集みたいだなwww
やっぱこのスレ最高だ
―ザァァァァ……
突然降り始めた夕立を目にして、カティアは肩を落とした
「……傘、持ってきてない……」
この時期の天気は変わりやすい
夏のような暑さになったと思えば、少し肌寒くなる
その度に、カティアはタンスの中身の入れ替えに頭を悩ませていた
最近は雨が続き、じめじめとしたイヤな暑さが襲う
そうすると、カティアの悩みは洗濯関係へとシフトする
家の中は乾かない洗濯物で圧迫され、異様な湿気が漂う
しかし紫雲家には乾燥機などを買う余裕があるはずもない
結局、カティアが少しずつコインランドリーに持っていっている
……相変わらず主婦の思考である
「どうしよう……朝洗濯物干してきたのに…」
ちなみに今朝の天気予報では降水確率は40%
正直こういう微妙な予報が一番困る
「カティア?何やってんだこんな所で、掃除当番か?」
「統夜…違います、傘持ってきてないから雨が止むの待ってるんです」
ふと見ると、統夜の手にはしっかりと傘が握られていた
「…なんで統夜は傘持ってるんですか」
「なんでって…天気予報で急な夕立に注意って言ってたし」
「……あのさ、よかったら…入ってくか?」
「カティア、濡れてないか?」
「ええ、大丈夫です」
本当は少しだけ肩が濡れてるけど、気にしないことにした
そういえば、統夜と一緒に帰るなんてずいぶん久しぶりだ
さっきまで嫌だったはずのこの雨も、降っている事が嬉しく感じられる
「ねぇ、統夜?」
「どうした?やっぱり、濡れてるか?」
「ううん、違う…その…周りから見たら、私たちカップルに見えるのかな…って」
「あー…どうなんだろ、やっぱり見えるんじゃないか?」
「そうですか…そうですよね…」
「……嫌なのか?」
少しブスッとした顔で統夜が聞く
「そんなこと!ない…ですけど……統夜は?」
「へ?お、俺は……その……そう見られるのは……」
本当は聞こえてたけど、もう一度聞きたかった
「…雨の音で聞こえませんでした、もう一回言ってください」
「べ、別にいいだろ!」
「嫌です♪もう一度言うまで放しませんよ!」
「ひっつくなって!歩きにく…うわっと!」
「早く言わないと転んじゃいますよー!」
いつの間にか雨も上がり、太陽が顔を覗かせはじめた
雲の隙間から降り注ぐ光の下で、一つの傘が小刻みに踊っていた
最近雨が多いなー、ってことで定番の相合傘ネタをば。573です
さて、明日からテスト週間なもんで投下できなくなる悪寒
ほんと、学生って辛いよね。早く社会人になりたーい
今まで自分の文章にGJいってくれた方々、ありがとうございます
これからも良質な物を書けるように精進します。では、しばらくのお別れですノシ
攻めカティア(;゚∀゚)=3
GJ!
とおもったら暫くこれなくなるのか
>>594 社会人はテストはないが休みもないから憧れ持つのはオススメできない
俺みたいに夜勤中にPC自由に使える職もあるけど
テスト明けまでこの砦は俺らがバッチリ守っとく
復帰をまってるぜ!
>>594 大学生が一番時間に余裕があるんだ。今を満喫しておくのが一番だぞ。
俺なんて…秋頃に中国へ飛ぶ事になるかもしれんしorz
>>594さ〜ん!
はあ、はあ、やっと追いついた・・・
これ・・・あげるね・・・
GJ!
「……チッ…」
面白くない。俺はイライラしている。何故か…壮士とか準騎士どもがGWだから慰安旅行に箱根に行きやがった。騎士の俺を差し置いてだ。
「…あのヤローども…」
よって今、家にはフー=ルー様と俺しか居ないわけだが、フー=ルー様はいつもみたくフラフラッとどっか行っちまった。
要は暇で死にそうだ。暇つぶしにそこらの族をぶっ殺してきたが、手ごたえ無さ過ぎてつまんね。
「……帰ってきたら殺す」
と、心の中で殺の決意を固めた時だった。
「きゃっ!」
「ん?」
ある曲がり角、誰かが俺にぶつかってきやがった。ま、俺は何とも無いが、そいつはしりもちついてコケた。
「テメェは…」
そいつは見覚えがあり過ぎた。
「黒髪か…」
「カティアです」
黒髪はそう呟くと、立ち上がり自分のケツを叩いて不機嫌そうな表情を浮かべる。
俺もコイツの顔を見るだけで、あのヤローの事を思い出して激しくムカつくからさっさと立ち去る事にした。
「……ちょっと待って」
「あぁ?」
背を向いてさっさと立ち去ろうとした時、黒髪が俺の服を掴んで引き止める。
「貴方…今暇なの?」
「暇だが?」
「では行きましょう」
「どこに!?」
「ここに」
と、黒髪は1枚の紙切れを手渡した。
「あん? オーブランド?」
そこには『オーブランドフリーパス』と書かれた紙。
そういや、テレビのCMでやってた気がするが、ある疑問が俺の中に誕生した。
「で? これで俺にどうしようってんだ? まさか、ここに行こうなんて言わな…」
「行きましょう」
「…」
俺が言う前に言われた。
「何で俺がてめぇなんかと、オーブランドなんて得体の知れねぇとこ行かねぇといけないんだよ? あのヤローと行けばいいだろが」
そもそも行く義理も借りも無い、行った所でどうせくだらねぇ所だろうし。
「私だって最初は統夜と行こうとしたわ。だけど…統夜は急に月に呼び出されてしまったから」
黒髪は微妙に落ち込み気味で語る。
「だったらあの赤髪か金髪と…」
「テニアは、『全国大食い大会2006in東京』に行っているし、メルアはTVチャンピオンの甘味王選手権に出場中」
「……」
微妙に納得してしまう俺が情けない。
「だからって、何で俺なんだよ?」
「誰かに譲ろうとしたら丁度居たから。せっかくだから」
「せっかくって…てめぇなぁ…」
思わずため息が出てしまう。コイツと俺は元は敵同士だってのに、そんな事は全く気にしていない様子だったからだ。
「とにかく俺はそんなとこ行く気は…」
俺がそう言い残し立ち去ろうとした時だった。
「い、いたた…」
不意に黒髪がしゃがみ込み膝を抱え始めた。
「な、なんだよ?」
「さっき…ぶつかった時に…痛い」
「……」
黒髪は痛がりながらもチラチラとこちらを見ている。嘘だな、完全な。
「痛い〜」
しかしなんだ? この『俺が泣かせた』的な空気は。
「まま〜、あのおにいさんさいて〜」
「こらっ、見ちゃいけません」
「……」
いけない、このままでは俺の世間的評判が危うい。
つー事は…不本意だが取る行動は1つ。
「…チッ…しかたねぇな」
「では行きましょう」
俺の言葉を聞いた黒髪は瞬時に立ち上がり俺の腕を掴む。
痛いんじゃねぇのかよ、というツッコミも空しく、俺は黒髪に連れて行かれるがまま、オーブランドに向かって歩き始めるのだった……。
続く?
思いつくがまま投下したから、多分続きは無い。
一応視点はジュア=ムだと言っておく。
ジュア=ムとカティアってのは余り考えた事がなかったな・・・・
こういうのも新鮮でいいかも
GJ
それにしても暫く来れなかったらこんなに沢山SSがwwww
ここで既に過去の人となった俺が投下。
gdgdとか言われても(゚ε゚)キニシナイ!!
>>410 >>416 >>422 一人になって、私は闇を見つめながら考えた。
統夜のこと。そして、自分自身のことを。
私は統夜のことを愛している。
じゃあ―彼はどうなんだろう?
その仮定を思い描いた時、自分の背筋に寒気が走った。
そして、恐怖からくる震えが私を支配した。
ああ―私は、彼に愛されていないと思うことが怖いのだ。
気付くと同時に、膝に一つ、二つと、顆粒状の水がはねてゆく。
その時、「カティアちゃん。」と、語りかけるように誰かが私の肩にポンと手を置いた。
顔を上げた私と同じ目線で、言葉の主は、フッと微笑んだ。
「ミナト…さん。」
「大丈夫?みんな心配してるわよ。」
「だ、大丈夫です。なんでもありませんから。」
反射的にそう答えてしまう。
「なんでもない、っていうなら、まずその涙をなんとかしてからいいなさい?」
にっこり笑って人差し指で私の額を、つん、とつついた。
自分の心の中を見透かしているような眼差しだった。
更に、彼女は「つらい?」と続けた。
その言葉で、ああ、この人は全て見抜いているのだと、解ってしまった。
もう、この人に隠していても意味などない、そう感じた。
「私…怖いんです。」
一度堰を切った言葉は、もう止まらなかった。
あるいは誰かに聞いて欲しかったのかもしれない。
自分の後ろ暗いこの考えを。
ひとしきり話し終えた後、彼女は微笑み、こう言った。
「だったら、その思いの丈を、直接統夜クンにぶつけてみたら?」
―それが出来れば苦労はしない、と思った。
自分はそんなに器用な人間ではないのだ。
「私は―」
できない?とミナトが言った。私は、はい。と頷いた。
「そっか、できない、か。確かに、難しいわよね。」
ふぅっ、と息を吐き空を見上げた。そこにあったのは、満天の星空。
―なんて皮肉めいているのだろう、とミナトは思った。
「―ねぇ、カティアちゃん。」
緊張しているのか、それとも、躊躇っているのか。
ミナトは乾いた唇を湿らせてから再び口を開いた。
「私はあの時、怖かった―。」
あの時、ということが一瞬何を指しているのか分からなかったが、
伏し目がちに左手の薬指に目を落としたのを見てようやくカティアは理解した。
「あの人が撃たれた時、頭の中が真っ白になって、気付いたら
もう、とにかくなんでもいいから白鳥さんを助けて…って、叫んでたわ。
彼が助かるなら、悪魔にだって魂を売ってもいい、そう思った。」
「自分の祈りが届いたから、白鳥さんが助かった…そう仰りたいんですか?」
「まさか。そんな御伽噺が信じられるほど、私は若くないわよ。」
苦笑い、といった感じでミナトが笑った。
「彼が助かったのは皆のおかげ。あと、僅かばかりの運、よ。」
でも…とミナトは一旦言葉を切り、更に続けた。
「そういう、自分本位な自惚れに任せて突っ走る…っていうのも、
若さの特権…そう思わない?」
クスッ、とミナトが笑った。
「やらないで後悔するより、やってから後悔しなさい。
でないと、ずーっと、引きずるわよ?」
そうかもしれない、とカティアは思うと同時に、多少気が楽になった。
それと共に、ようやくぎこちないながらも笑顔が戻りはじめた。
「ところで――統夜クンは、どう思う?」
「…はっ?」
突然ミナトがあらぬ方向へ向き、この場に居ないはずの人間の名前を呼んだ。
その突飛過ぎる行動にカティアは思わず間抜けな声が出た。「ど、どうして…?」
死角となっている植込みの後ろから気まずそうな顔をした統夜が出てきた。
訳が分からない、といったカティアを尻目に、ミナトは楽しそうな顔をしている。
「じゃ、あとは二人でごゆっくり―ね。」
悪戯っぽい顔で立ち上がり、ミナトは去ろうとした。
「あ、そ、そんな…!」
冗談じゃない。今統夜と二人きりになって何を話せというのか。
そう思ったカティアは思わずミナトを引きとめようとした。
その瞬間、彼女の耳には確かに聞こえた。
がんばりなさい―と。
言外に、あなたなら絶対に上手くいく―そう匂わせながら。
伸ばそうとした手を引っ込め、自分の胸に手を当てたカティアは、決意を新たにした。
心の中でミナトに、ありがとう、と言いながら。
ミナトの姿が見えなくなった後も、しばらくの間沈黙が続く。
決意を新たにしたカティアだが、何を話していいのか分からないのは相変わらずだった。
そしてそれは、統夜も同じだった。
しかし、ついに意を決した、というような表情をした統夜が、カティアの方へと歩み寄る。
ゆっくりと、しかし確かな足取りで。
「カティア…」
悲愴な面持ちの統夜の雰囲気に圧され、思わず後退りしたカティアだったが、
次の瞬間には、彼の腕の中にいた。
――――。
全くの想定外の行動に心音が跳ね上がり、カティアの思考は更に纏まらなくなった。
「ごめん、な。」
悔いるような呟きだった。
「俺、カティアに辛い思いさせていた。だから、ごめん。」
そう言って抱きしめる腕に更に力を込めた。
なんとか言葉を紡ごうとするカティアだったが、
唇が震えて上手く声を発することができない。
もう、嗚咽を抑えることなどできなかった。
常夜灯にほの暗く照らされる夜の静かな公園にカティアの咽び泣く声が響き渡る。
今までの悲しみを洗い流すかのように。
「ふぅ…」
皆のところへ戻るなり、やれやれ、といった感じでミナトは大きな溜息をついた。
「あ、ダメですよミナトさん。
溜息なんかついたら、その分幸せが逃げちゃいますよ?」
めっ、といった感じでユリカが嗜めた。
その言葉に苦笑いで返し、先ほどの二人を思い浮かべた。
(まぁ、あの二人なら大丈夫か…。恋のキューピッドなんて柄じゃないんだけどね。)
恋のキューピッド、という言葉がやけに寒々しく感じられ、ミナトは本日何回目かの苦笑をした。
空には相変わらず、満天に星が散りばめられていた―。
604 :
それも名無しだ:2006/05/10(水) 03:36:56 ID:ZerY5DdB
素晴らしい
こんな時間まで起きてたかいがありました!
とにかくGJ!!
| =ロ -=・=- ‖ ‖ -=・=- ロ===|
|:/ ‖ / /ノ ヽ \ ‖ ヽ|ヽ
|/ ヽ`======/ .⌒ ` ========ノ. ..| |
.( 。 ・:・‘。c .(● ●) ;”・u。*@・:、‘)ノ /
( 。;・0”*・o; / :::::l l::: ::: \ :。・;%:・。o )
(; 8@ ・。:/ / ̄ ̄ ̄ ̄\:\.”・:。;・’0.) \
.\。・:%,: ):::|.  ̄ ̄ ̄ ̄ | ::::(: :o`*:c/
>>602-603 GJ。待ってた住人もいるから続けて…って、これで一区切りかな?
新シリーズに期待。
GWも終わったのに夜中に三つもSSが投下されてるとは。全員GJです!
>>594さん、いつもGJなSSをありがとう。テスト頑張って!
貴殿の帰りを心待ちしています!
>>603さんも、過去の人なんてとんでもない!貴方のSSには心震えるモノがあります
よかったら、また書いて下さい
「今日はやけにリーダー風を吹かすじゃないか!ええ!?カティアさんよ!」
「三人娘のリーダーは私よ!リーダーの命令には従うのよ!」
時は夕刻。二人の少女は台所で睨み合い、まさに一触即発
あんなに一緒だったのに
幼い頃から姉妹の様な関係を築いてきた二人
それは、描写の薄いどこぞの親友同士とは違い、比べようもないくらい深いものであった
しかし今、献立の内容のすれ違いから二人の友情に亀裂が入った
肉と残り物…互いに引けない理由が彼女等を引き裂く
互いの信念を賭け、卑しくも哀しい戦いが始まった
瞬時に間合いを詰め、カティアは鋭く振りかぶる。全体重を乗せた平手がテニアの頬を捕らえた
バチィィィン!!
会心の手応えだ。テニアはのけ反り、後ずさりをする
ここぞとばかりに詰めるカティア
だがテニアも負けてはいない。待っていたとばかりにカティアの腹部に必殺の膝を叩き込む
ドコォォォオ!!
「…いい平手だったぜ。カティア」
「あなたの膝も、重くてこたえたわ…」
アル「止めなくていいのか?」
トーヤ「ああ、いつものことだから。なんだかんだいって仲いいし」
何となく書いてみただけです
そ、そんな哀れみのこもった目でみないで
>>608 >>卑しくも哀しい
ちょっwwww卑しくもってwwwww
つーかテニアも紫雲家の台所事情を理解してやれ。
かなり今更ですが
幻の糸井ブログ
『気まぐれ日記 出張版』
にあったカティア画を保存してる人いませんか?
統夜がカティア抱きしめてるやつとか、ぐりにゃに叩かれました、ってやつ
もしいたらうpをお願いできませんか?
ワスも見たいダス。
気づいたら閉鎖されてたんだよな・・・
もってるがほしいという意気込みが足りない。
もう少し情熱を見せてみろ
全く反応ないじゃん・・・
こんな過疎スレで上げても意味ないな。さらば
反応無いも何も6時間も前だからな
カティアに萌えを教わり早八ヶ月、今だ俺の心を掴んでやまない!どんなキャラより好きだ!
2chに来たのもカティアの為!
もはやこのスレに来るのは俺の日課!
我、カティア欲する。故に我あり!
お前にはわかるまい。この俺の、カティアを通してでる力が!
遊びでやってんじゃないんだよーー!!
カティアァァァァァァ!好きだあああああぁぁぁぁぁ!!
お前の画像が欲しいいいいぃぃぃぃぃぃい!
ぜぇ、ぜぇ、皆、ほんのちょっとでいいんだ。
オラに力を貸してくれ!
1人リレーその3
統夜「これで最後、と」
テニア「アタシとメルアが出たってことは…」
メルア「やっぱり最後は…もぐもぐ」
ttp://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/imageboard/file/1147438800.png 統夜「…普通だな」
メルア「普通ですねぇ…もぐもぐ」
テニア「普通だね」
カティア「……orz」
統夜「ほ、ほら、カティアってその普通なトコロがいいんじゃないか!?」
テニア「そ、それにさ、アタシ達ってけっこうキャラ濃いしさ!膝とか駄々こねとか!」
メルア「もぐもぐ(うんうん)」
カティア「…まぁしょうがないわね。私も戦争が落ち着いてからすっかり世帯じみてきたし」
統夜「でも、俺はそういうカティアの一面が見れて嬉しいよ。
なんだかんだ言っても、やっぱり女の子なんだなぁ、って」
カティア「と、統夜……ありがとう…」
テニア&メルア「「ブーブー」」
統夜「はいはい、2人もね」
テニア&メルア「「ブーブー」」
続いてるような続いてないような
−−−
”普通なトコロがいい”ってのは個人的な見解なのですよ。
つーか、なんかカティアだけ考え込んでたなぁ。
さすがに情熱みせ過ぎて退いたかな…。もう少し早く気付いていれば…
どうもお騒がせしました
現在、仕事中でPC使えんので
>>616さんの画像がみれないけど、もし『気まぐれ〜』のだったらありがとうございます
違ったら、失礼。もう諦めるしかないのかな…
まさか気づいてなかったとはw
あなたの要望はすでに満たされています
まさか、うpしてくださる神がいるなんて
うぅ…言ってみるもんだ。帰ったら保存させて戴きます
遅れましたが、本当に、ありがとうございましたぁ!!!!!
おこぼれを頂きました・・・
>>619 dクス!!
カティアには「バカばっか」があるジャマイカ
>>616 あれ?これ糸井さんの絵ですか・・・?
統夜がカティアを抱きしめてる絵と
カティアが統夜を平手打ちした後の絵が希望だったので・・。
あ、でも別に文句言ってる訳ではありませんよ。
この2等身のカティアも初めて見た絵ですから
わざわざうpして下さってありがとうございました
624 :
616:2006/05/13(土) 11:54:55 ID:LZnIMLr6
>>623 それは本気で言っているのかと…。
616以前のレスと読めば幸せになれるだろう。
>>619 ついでに自分の頂きました。ミミ付きぐりにゃがいいわぁ。
625 :
それも名無しだ:2006/05/13(土) 13:09:46 ID:d77U+r5J
>>623 えーと、気づいてないかもしれないから横から口出しさせてもらうけど
メール欄を隈なく調べるんだ
本文読んでそんな事言ってるなら小学生からやり直せ
そうじゃないなら半年ROMってろと言いたいね
メール欄?
>>613の苺(15?)1196って奴?ぜ、全然解らないorz
自分のPCの知識の無さに絶望しました
初心者がうpとか言うもんじゃないな…
苺は甘い?
だっけ
「うpロダ ○○」でググるのが常識
絵はまあいいがそのポーズは何だ
趣味
アクアスレで水着絵投下してくださった絵師さんですね
相変わらずGJ!!
まだ残ってるんだけど
見つけた…半日以上かけたが
やっと見つけたぁ(涙)
いかに俺が妙なことを言ってたのか今になって分かりました。
>>613さん、大変失礼致しました。
また、バカな発言ばっかしてた俺などにアドバイスを下さった皆さんには感謝の言葉もありません
本当にありがとうございました!
637 :
それも名無しだ:2006/05/14(日) 02:09:51 ID:klj3v7Og
痛杉。一生ROMってろ
ハイハイクマクマ
>>636 よかったね
お疲れさん。
正直なところ
半日かかるところに驚嘆
641 :
それも名無しだ:2006/05/14(日) 16:11:52 ID:WgX2RNXW
>>641 一瞬貰う側が痛いのかと思った。
「神気取り」なんて言えるのは既に持っていたからじゃないの?
もうそろそろこの話題やめないか
なあにかえって耐性がつく
645 :
616:2006/05/14(日) 22:14:22 ID:U+DkeZtp
>>640 ん?別に俺は気にしていないが?間の問題もあるし
ホントにどうでもいいんだが、3人娘の瞳の色と、
髪飾りや戦闘時の腕輪(?)の宝石(?)の色って揃えてあったんだな
正直、カットインはよくわからずに揺れる胸ばかり見t
そろそろ流れを元に戻そうじゃないか
というわけでSSマダー?(AA略
なんか雲行きが怪しくなってきたな…
あのGJの流れよ今一度!!!
カリカリカリ…
「……」
(まずい、最近バイトばっかだったからな…)
GWも明け、いよいよ中間テストのシーズンがやってきた
これまでは特に焦ることもなかったが、戦後の俺はバイトに明け暮れ、ろくに勉強などしていない
勿論、授業は真面目に受けているのでさほど酷い点をとることはないが、このままでは成績が下がるのは間違いないだろう
「くっそおぉ、やれっていうならやってやるさ!」
一喝して気合をいれ、再び机と対峙する。すると
コンコンッ
「統夜、いいですか?」
「どうぞ」
ガチャッ
カティアが入ってきた
「お茶でもどうですか」
「ああ、悪い。そこに置いといてくれ」
統夜は振り向きもせず答える
「…まだ、続けるんですか?
少し休んだ方が…」
「いや、最近勉強してなかったから、その分やらないと」
いつもなら湯飲みを片手にカティアと談笑したいところだが、今日はそうもいかない
「そういえば、お風呂もまだ入ってませんよね。後は統夜だけですよ。
沸かすとガス代がかかりますし、休憩がてらに入ってきてはどうです?」
「じゃあ、ここが解けたら。
っても、さっきから詰まってるんだけどさ」
苦笑いをして、クルッと机の方を向く。そして再び問題集と睨み合った
「〜〜・・・・・」
(…わからん)
ペンが止まること数分、降参とばかりに解答へと手を伸ばそうとしたその時、肩越しにカティアが顔を寄せてきた
「何処が解らないんですか?」
「あ…ああ、ここなんだ」
突然の接近に統夜は驚いた。互いの顔の距離は僅か数p。統夜の頬はみるみる紅潮してゆく
「えっと…。
ああ、この数式はですね…」
よく見るとカティアの顔もほのかに紅い。そういえば浴後だっけ
上気した顔は色気が漂う
シャンプーの香りは甘く芳しく
俯いた為、露になったうなじは白く美しい
(カティア…)
思わずぼ〜っと見とれてしまった
「…と、なる訳です。解りましたか?」
「……」
「…統夜?…統夜!」
「えっ!?」
我に返った
「もう、聞いてましたか?」
「あ〜…もう一回いい?」
間の抜けた返事に少々呆れつつも
「今度はちゃんと聞いて下さいね。まずは…」
カティアは再び解説を始めてくれた
今度はしっりと彼女の声に耳を傾ける
さっきOラグナライフルBモードが発動しかけたのは内緒だ
改めて聞くとカティアの説明は上手で、すぐに理解できた。
(やっぱり頭いいな…)
そりゃ、テッサやルリ、カントなどの際だった天才ではないが、普通の学校にいる優等生としては申し分ない実力だ
強いて苦手科目を挙げるなら、現文と古典くらいか
ただし、読解力はあるので、俺が勝てるとすれば漢字と古典くらいだろう
「ありがとう、カティア。相変わらず解り易いな」
「…う〜ん」
「カティア?」
「よく見ると、こことここも間違ってますね」
「ええ!?」
「…やっぱり、もう少しやった方がいいかもしれません」
「そ、そんなに駄目か?」
統夜ショック。戦前はこんなもんじゃなかった、と心の中で虚しく抗議
「いえ、そういう訳じゃなくて、上位を狙うならもっと頑張らないとって意味ですよ」
「な、なんだ。脅かすなよ」
統夜、安心。正直ビビった
「でも、元はといえば私達のせいなんですよね」
「え?」
「私達のせいで、統夜はバイトばかりでしたし」
「いいよ。もう気にするなって何度も言ってるだろ?」
「そうは参りません!私のせいでもあるんだから、何か罪滅ぼしをしなくては…。う〜ん…」
「あの…カティア?」
ダメだ。こうなると頑固だし、もう何を言っても聞かない。ここは素直に従うか…
「決めました!統夜、今夜は私、一肌脱ぎます!」
「ええ!?」
「大丈夫です。お姉さんが手取り足取り、優しく教えてあげますから」
カティアは悪戯っぽく笑ってみせる
Σ統夜メモ[カティア・グリニャール=基本的に真面目で正論をいうが、時々危ないことを言い出すことがある]
〇。
「ま、待てカティア!嬉しいけど明日はテストだし急だから準備してないし…」
「何いってるんですか
明日テストだからこそやるんですよ。明日は数学、生物、保健でしたね」
「な、なんだテストか(ボソ」
「え?何ですか?」
「い、いや、何でも」
そりゃそうだ。テスト前にカティアがそんなこというはずがない
現実に戻ると統夜はカティアの申し出を受けることにした
断る理由もないし、何より心強い
「それじゃあ勉強、頼もうかな」
「はい!
あ、でもその前お風呂に入って下さいね。ガス代がかかってますから」
「うん、そうする」
「でも、あがったら覚悟して下さいね?今夜は寝かせませんよ!」
カティアはにっこりと微笑む
これは今晩、しごかれるかもな
でも、それは俺の為に言ってくれている訳だ。よし、それならばひとつ、俺も全力で受けて立とうじゃないか!
「…ああ、やれっていうならやってやるさ!」
総代騎士様がテストで不在なので、従士見習いの痛い俺が久々に真面目に書いてみました
真面目に書いてこの程度?とか言わんで下さい
総代のお帰りを切に願います
それと…
>>645さん
やっぱ、ちゃんと謝っとくべきだと思いますので…
大変失礼な事をしてしまい、申し訳ございませんでした!
しかも、ちゃっかり2Dカティアは保存してる俺って最低…
>>652 統夜に教えてる途中でカティアがうとうと眠ってしまう
なんて続きを勝手に妄想してしまったよ
GJ!
>>652 GJ!おかげでテスト勉強やる気が出てきたぜ、とテスト中の俺が言ってみる
総代なんて大袈裟な、俺もまだまだ従士見習いですよ。お互い頑張りましょう
>>654 いいシチュだな、その電波もらったぁ!!
出来れば続きで「保健の勉強」というシチュを
・・・と思った俺は破廉恥な男なのかもしれない
>>514の続きです
そして私は今遊園地にいる。2人に家の事をまかせて。
そう、私は勝利したのだ。
『統夜の意外な一面が見れたりするのだろうか…。汗だくになった統夜が見れたりするのだろうか…。統夜があの笑顔を私だけに向けてくれる。2人きりになったりするかも知れない。もしかしたら突然襲われるかも…。大丈夫よカティア、準備はしてきたじゃない。』
色々考えている内に目的の場所に着いてしまった。
〔スーパーヒーローショウ〕
統夜はここで中の人のバイトをしている。今はたしか『仮面ボンター』という特撮モノだったはずだ。丁度ショウが終わったらしく13体の仮面ボンターがぞろぞろと控え室に入っていく。
私は外で待つことにした。
>>656 わかった、カティアが自分をモデルにして保健の講義を色々な意味で詳しく行うんだな?
はいはいエロパロ行きエロパロ行き
>>656 載せられないのは全年齢版ゆえの悲劇だな
でも、まぁ妄想するにはもってこいのシチュだな
ちっ!ラースエイレムを使われたか…
>>657 続きを期待してますので頑張って下さい
「ですから、これをlogの積の形から和と差の形に変形して…」
「・・・はぁ」
「すると、2(0.4771+4×0.3010-1)となるわけです」
「・・・はぁ」
「統夜、真面目に聞いてますか?」
「へ?き、聞いてるよ。よくわかった」
「本当ですか?それじゃぁ…これとそれ、解いてみてください」
やれっていうならやってやるさ!
といった割には、統夜のやる気は下降傾向にあった
最初のうちはまだよかったのだが、徐々に眠気が襲ってくる
さらに、問題につまずく度にカティアに助言を請うのだが
…まぁこれが一番の問題だったりする
わざわざ自室からイスまで持ってきて教えてくれるのはありがたい
だが、「ここはですね…」と身を乗り出すたびに
シャンプーのいい香りだとか、サラリとした髪が腕に触れたりだとか
ゆったりとしたパジャマを着ているせいか…
それなりに豊満な胸の谷間や、下着が見えてしまったりする
年頃の健全な男子がこんな状況で集中できるわけもない
むしろ勉強より、理性だとかの暴走を抑えるほうに集中していたりする
(・・・まったく解けん)
案の定、こうである
仕方なくもう一度カティアに説明を頼もうと・・・
―トンッ…
ワーニン、ワーニン、緊急事態発生。繰り返す、緊急事態発生
対象の自機への大幅な接近を確認、速やかに離脱せよ。すみや(チュボム)
頭の中にある理性を司るコンピューター(イメージ)が大爆発を起こした
思考が停止し、体が固まって動けなくなる
理性という名のゲートが開かれ、欲望という名の敵か侵入してくる
天使の羽を生やしたちっこい統夜たちが矢を敵に向かって放つ
それを回避しながら、悪魔の羽を生やしたちっこい統夜たちが進入してくる
大鎌で天使統夜(以下天夜と表記)をバッサバッサと切り倒していく
いまや理性のゲート前は天夜と悪魔統夜(同じく統魔)の戦場と化していた
「やらせるなぁー!ゲートを閉鎖しろ!」「全軍突撃ぃー!ゲート内へ突入しろー!!」
「サブシステムを起動します!残り15、14」「よし!後十秒でいい、阻止しろ!」
(予備しすてむ…作動…げーとヲ封鎖シマス)
―ゴゴゴ…ズウン…
(おおおおおおちつけ俺!冷静を判断に状況するんだ!)
まるで落ち着いていない、当然といえば当然なのだが
要するに、カティアがいつのまにか寝てしまい、統夜にもたれかかってきたのだ
自分のすぐ横で、純粋無垢な少女が、すうすうと寝息をたてて眠っている
しかも時刻は夜中、すでに日付も変わっている。さらに部屋には二人っきり
……しかも自分の好きな人と
これだけの状況の中で自分を保っている統夜も相当なものだ
(とりあえずカティアをどかさないとどうしようもないな…)
ようやく落ち着いた統夜は、カティアを起こさないようにそっと体をずらす
(床に寝かせるのもなんだし、ベッドまで運んでやるか)
そのままお姫様抱っこのようにカティアを抱え、ベッドへと向かう
頭の中で統魔軍の動きが少しだけ活発になったのはまた別の話
そして、カティアをベッドに横たわらせた時だった
「……いや…ダメよ…」
と、カティアが声を発した
「!!!ちちちちがう!!俺は断じてそんなつもりではない!
決して明日の保健の勉強をしようとしたわけでは…」
「ボン太くん…私のなんだから…」
「…………は?」
なんだその夢は、と心の中でツッコミをいれつつ脱力する
「……アホらし、勉強しよ」
「ボン太くん…」
「まだ言うか、いったいどんな
ワーニン、ワーニン、緊急事態発生
(予備しすてむノ出力低下ヲ確認。げーとヲ強制開放シマス)
統魔軍の目の前でゲートが開かれていく
「道は開けた!今こそ天夜軍を討つ時ぞ!」
他の統魔より頭身が高いリーダーっぽいヤツが叫ぶ
うおおぉぉーっ!!と地鳴りのような雄叫びが周囲にこだました
一方、天夜軍
「近寄られなければ勝機はある!あきらめるな!
全軍距離をとり、遠距離から応戦しろ!使えるものは剣を取れ!」
お互いの軍勢は総力戦を繰り広げ(以下省略
「ボン太くん……もふもふ〜」
などと言いながら、カティアが統夜をぐっと引き寄せ、抱きしめた
しかも、統夜の顔を胸にぎゅうぎゅうと押し当てるように
(……ッ!!―――――!!!)
統夜は突然の出来事に激しく動揺し、パニックに陥った
(や、柔らかい…じゃなくて!息ができん!苦しい!助けてくれ!!)
すると、カティアの手が緩んだ。その隙を逃さず脱出する
勢いあまって床を転がり、机に頭をぶつけ、落ちてきた辞典の角が頭に当たる
猛烈な痛みに耐えながらどうにか自分をコントロールしようとする
(いかん…このままでは、いつ暴走するかわからん…ならば…)
―翌朝
目を覚ましたカティアの目に映ったもの、それは…
ガムテープで両足を固定し、左腕と胴体をメジャーで縛った統夜の姿だった
ベッドに背を向け、机の下で眠っている
そんな統夜を見たカティアは肩を落とし、呟いた
「………意気地なし」
ということで、
>>654を形にしてみた。いや、実際は寝たフリなんだけど
本当はその後身動きが取れない統夜にイタズラを…なんてネタを考えてたが、割愛
テストも(いろんな意味で)終わったことだし、ずいぶん前から放棄してるメイドカティアに取り掛かるとする
門が開いたと聞いて飛んできますた
>>663 俺のつまんないレスを電波にしてくれて有難う。
激しくGJ!
おお、ゆうしゃ
>>663よ、よくぞまいった。GJじゃ。
そなたはつぎのレベルまであと30,576GJひつようであろう
>>663実にGJ!
誘ってるカティアに撃墜されますた
そして動けない統夜を弄ぶカティアを……いかん、鼻血が
668 :
それも名無しだ:2006/05/19(金) 01:25:52 ID:A4Jm/9hs
(・∀・)イイ!!
ツヅキマダー?
>>663 いつもながら鮮やかな腕前ですな、GJー!
>>663 GJGJGJ!!
さすがですね。面白かったなぁ〜
それにしても、続きを書いてもらえるなんて嬉しい限りですよ
ようやくクリアした
何度も何度も告白に等しいセリフを言ってるのに、カルビさんは昔の男を選んじゃった・・・
それでも秘書としてついていくなんて、健気だねえこの娘は
その健気さや一途さがカティアの魅力だと思う。統夜編のぞっこん振りはすごいよ
絶対に献身を覚えてそうなキャラだと思うんだけどな。
実用性無視してイメージだけで精神決めるなら
祝福 ひらめき 集中
献身 友情 愛
って感じだろうか?
なんか催促があるので調子にのって続きを投下してみる
…いや、しかし、この状況は…
部屋には二人っきり、しかも統夜は身動きが取れない
さらに寝ているとくれば……
「イタズラされても文句は言えませんよね♪」
どこか満足そうな表情でカティアが呟き、統夜に近寄っていく
添い寝のように統夜の正面に寝転がり、じっ…と顔を見つめる
(…綺麗な肌してるなぁ…)
頬をそっと撫でてから、両手を添える
(か…覚悟しなさい!)
二人の距離が縮まり、唇が重なる…その一歩手前で
(…やっぱり恥ずかしい)
カティアは固まってしまった
―十数分経過
未だにカティアは固まっていた
(やっぱりやめようか…いや、でもチャンスは今しか…)
なんて問答をずっと繰り返している
「……カティア」
「はい?なんで……ってえぇぇ?!何で起きてるんですか!!」
カティアの気付かないうちに、いつの間にか統夜が目を覚ましていた
「人に夜這い…いや、今は朝這いか。しておいて何言ってるんだ」
「…っ…そんな事考えてません!私は…その……」
「まぁ昨日か今日だか知らんが、暴走しかけた人間にこんな事してタダで済むと思ってるか?」
「………え」
そう言うと統夜は唯一動ける右手をカティアの頭へと伸ばし、引き寄せた
「!統……」
「……い、いきなり何するんですか!!」
「何って…キスだけど。つーかさっきまで自分からしようとしてたじゃないか」
「あれは!その…顔にゴミがついて…」
「じゃあ何故何分も目を瞑りながら?」
「う……それは……」
どこか勝ち誇った表情で統夜が聞く。といってもいまいち格好がつかない
全身ぐるぐる巻きでそんな事言われても、なんか、格好悪い気もする
「……そうですよ、悪いですか。キスしようとしたらいけませんか」
とうとうカティアは開き直った
「だから…その……もう一回、していいですか?今度は私から……」
耳まで真っ赤にして、カティアは言った
投下終了
なんかまたもや統夜が夜を統べるモードに入りかけてるが気にしない
二人がその後どうなったかは想像にお任せ、ということで
結局、統夜の数学は散々だったらしいですよ?
本当はこんなシーンも有ったんですが
カティアはサディスティックな笑みを浮かべながら統夜を見下ろし、囁いた
「さぁ……どうして欲しいんですか?」
うーん、実に板違い。ボツ
GJをくださった皆さん、ありがとうございます
いつの間にやら設定されたレベルも上がってしまい……頑張ります、頑張りますとも
これからも良質な電波を投下できるように精進します。ではノシ
〜二人のその後
「カティア〜朝だよ〜!」
珍しく早起きしたテニアが部屋のドアを開ける
ガチャッ
「めずらしいね、カティアが遅いの…って、何してんの?」
「え?え、えっと、えぇと、ちょっとベッドの硬さを…ね?」
(カティア!急に覆い被さるな!重い!苦しいって!)
(だってテニアが!)
「?ふーん。ところで朝ご飯マダー?」
みんな…逆に考えるんだ。
これからみんなでエロパロ板に突g(ry
乳揺れにぃ、パイスーにぃ、そしてカティアにいいぃぃぃ
欲情せよおおぉぉおぉおぉぉぉおおををを!!!
GJ乙テッカァァァァァァァァァァ!!
カティアをいただくなら今がチャンスか…?
V-MAX、スーパーチャージ!オンッ!
>>682 馬に蹴られて地獄に堕ちろ!!!!!!!!シャァァァァイニングフィ(ry
ここ最近は毎日のようにSS投下されてたから間が開くと寂しいもんがあるな
ここで仮説を一つ
>>663は
>>666でレベルが上がった、要するに進化したわけだ
進化した663……ブラスター663としてな
つまり663はメイドカティアのSSを書く度に、このスレの事を忘れていってしまうんだよ!!
>>682 塵も残さん!! 烈・メイオウ!!!
誰もいないうちに俺もちゃちゃっと書いてみようかな……。
>>687 誰もいないうちに…というのは無理な相談だが、書いてくれるのは応援するぞ!
SSが大量生産されてたのはGW前後だったな…
連休が明けたらこうなってしまうのではと危惧してはいたが、やはりこうなると寂しいね。
まぁ、今は季節的なネタが少ないってのも原因かもしれんが…
じゃあ材料だけ置いておくよ
[梅雨][傘][衣替え][夏服は生地が薄い]
実にトロンベ
あと五月病とかな
>>690 カティアが雨に濡れて、下着がうっすら透けて見えているなんて
電波を受信したのは俺だけでいい。
ちょっと書いてくる。
うむ、寂しいと思ったら自給自足
これ
ようやく今頃28話に到達したのも私だ。ネリーの小屋のカティアは実に良かった。
そして苺にあった「デザート」を見逃したのも私だ。実に悔しかった。
続きプレイしてきます(`・ω・´)ゝ
さっそく投下してみる
カティア「はぁ・・・」
家について、私はため息をついた。
晴れの天気予報が見事にはずれ、傘を持っていなかった私は濡れて帰る羽目になってしまったのだ。
さらに運の悪いことに、ここ連日ずっと雨だったので
洗濯物の乾きが悪い、というかまるで乾いていない状態ではなかった。
カティア(どうしよう・・・まだ乾いてないし・・・とりあえずお風呂は沸かしてるけど・・・)
お風呂に入ろうにも、着替えが乾いてないのでお風呂から上がったときに困ってしまうし、
このままでは風邪をひいてしまう。どうしようもないので洗濯物が乾くのを待つしかなかった。
カティア「・・・くしゅん!」
―――――ガチャ
統夜「ただい―――――ッ!」
カティア「あ・・・おかえりなさい、統夜」
統夜「カ、カティア・・・その服!」
カティア「す、すいません・・・替えの服、まだ乾いてなくて、今お風呂沸かしてるんですけど・・・」
統夜「そ、そうじゃなくて!」
今日はさほど暑くはないのに、統夜の顔は真っ赤になっていた。
カティア「どうしたんですか統夜、顔が真っ赤・・・くしゅん!」
統夜「だ、大丈夫か?風邪ひいたら大変だぞ?」
カティア「だ、大丈夫です・・・くしゅん!」
口ではそう言うが、濡れたYシャツは肌にはりつき、確実に体温を奪っている。
統夜「お、俺のYシャツ着てろよ、俺風呂入ってくるから」
カティア「え、でも・・・まだ」
統夜「いいから!お、俺も、その・・・目のやり場に困るんだよ!」
統夜は私に自分のYシャツを投げ、バスルームへ消えてしまった。
一瞬、統夜の言葉の意味がわからなかったが、自分の格好をあらためて見て、はっとする。
雨で濡れたYシャツの下にうっすらと、黒の下着が透けて見えていた。
カティア(み、見られちゃった・・・・・・でも・・・統夜になら・・・)
顔がか〜っと熱くなる。風邪とはどこか違うような、そんな熱さだった。
駄文スマソ 吊ってくる
お前コラァ!寝る前になんてもの見せ付けてくれんだよ!
興奮して眠れなくなるじゃないか超GJありがとう!
>>695 GJ!!
黒か…似合いそうだな…(*´∀`)=3
「38.5℃…完っ璧に風邪ですね」
「……ケホッ」
「いつも体調管理に気をつけてって言ってるじゃないですか」
「…あぁ…悪かった、今度から気をつける…ゴホッ」
「謝罪はいいから早く寝なさい、いいですね」
「ゴホッ……うん」
統夜が倒れたのは今朝の事だった
一緒に朝食を作っていたら、急にフラッといってしまった
多分、連日のバイト続きのスケジュールが原因だろう
私が学校を休んで看病する、と言うと当然のごとくテニアとメルアも言い出した
仕方なく、私は固有スキルの『おかわり禁止』と『おやつ抜き』を発動させる
二人とも学校へとんで行った、紫雲家のサイフを握る私に逆らうからいけないのだよ
しばらくすると、統夜は眠りについた
とりあえず冷え○タをオデコに貼っておき、朝食の片付けにかかる
掃除・洗濯・その他も終わらせ、統夜の寝ているすぐ脇で家計簿をつけ始める
………おばさんゆーな、まだ女子高生だ
家計簿もつけ終わり、特にすることも無いので統夜の寝顔を堪能する
一時間ほどニヤニヤした所で、統夜が目を覚ました
>>695を勝手に続けてみる
私が顔を赤くしていると統夜が戻ってきた。
「体冷えたまんまだと良くないだろ?先に風呂入れよ///」
「でも統夜だってびしょ濡れじゃないですか」
「俺は大丈夫だよ…ックション!」
「ほら、大丈夫じゃな…ックシュ」
「「………」」
そして今どういう訳か私は統夜と一緒にお風呂に入っている。
お互いに背中合わせになって湯船に浸かる。
『ナニコレナニコレうわ〜うわ〜統夜の背中が当たってる以外と逞しい///…じゃなくて!どうしてこうなったんだっけ…』
「カティア…」
「は、はひ!?」
「さ、先にあがるよ」
「あ…は、はい。…あの、統夜」
「どうした?」
「もうちょっと一緒に入りませんか?」
「い!?いや!いい!」
ザバァ
統夜の足音が遠ざかっていく。
その足音を聞きながらも私の頭の中に浮かぶのは私の背中に触れていた統夜の背中。
「…いくじなし」
私のつぶやきはただブクブクと泡になるだけだった。
>>695氏よ、勝手に続けてスマンカッタ。じゃあ俺も吊ってくる
「…ん……カティア…」
「あ、駄目ですよ、病人は寝てないと」
「いや…朝よりはだいぶ熱も下がった気がする…大丈夫だ」
「本当ですか?どれどれ…」
冷○ピタを剥し、オデコ同士を合わせて熱を確認する
………やっぱり熱いではないか
「統夜、熱引いてないじゃないですか。やっぱり寝てた方が…」
「……違う…カティアが…顔近付けるから…」
「……………」
いきなり何を言い出すんですか、この人は
……いけない、私まで恥ずかしくなってきた
「そ、それじゃあ体温計で計ってください」
「ん…わかった…」
三分後
「37.4℃…一応下がってますね」
「だから言ったろ、大丈夫だって」
「それじゃあ…ご飯食べられそうですか?」
「ああ、もらうよ……コホッ」
「わかりました、お粥作ってあげますから待っててくださいね」
ほどなくして、お粥が出来上がった。我ながら上手くできた
「はい、どうぞ。熱いから気をつけてくださいよ」
と、ここで一つの考えがカティアの頭に浮かんだ
(そうだ、統夜は病人なんだから……)
すると、統夜からスプーンを取り上げ―
「お、おいカティア、何するんだよ」
「はい、あーんして♪」
熱々カップルの十八番、その1が炸裂した
「………。あのなカティア、人をおちょくっとるのか?」
「あ、ごめんなさい。ふーふーしてほしかったですか?」
その2、炸裂
「違うわ!子供じゃないんだから、一人で食べれるって」
「自分の体調管理もできない人は子供です」
「うっ………」
ぐぅの音も出ない
結局、統夜は観念した
「はい統夜、あーん♪」
「あ、あーん……」
パクッ
「美味しいですか?」
「………うん」
「本当?よかったぁ。はい、あーん」
「……あーん……」
その後、カティアの必死(?)の看病もあって統夜は回復した
テニアとメルアが帰って来るまでの間、カティアは幸せな一時をすごした
………のだが
―翌日
「38.5℃…完っ璧に風邪だな」
「……ケホッ」
「『自分の体調管理もできない人は子供』だったな?」
「………うぅ…」
「さて、朝飯にお粥を作ったんだが…」
今度はカティアが風邪を引いてしまった
ふと横を見ると、いつもより黒いオーラを纏った統夜が立っている
その日中、あの手この手で統夜にいぢめられたカティアであった
大丈夫だ…俺はまだ…覚えている
このスレの事も、カティア萌えの心も
そして……お前たちの事もな
とか言ってみる、いつの間にか
>>685で記憶喪失フラグが立っててびっくりだ
>>695 GJ!梅雨でブラ透けコンボは定番だな、素晴らしい
そして吊るのはまだ早いぞ、むしろメイドカティアを放棄している俺が吊るべきだ
さぁ、行くんだ
>>695!俺の事はいい、ここは俺が食い止め……
>>699 実にGJ!!そして投下が被ってしまってスマン
キミもまだ吊るには早いぞ、さぁ行くんだ!ここは俺が食(ry
703 :
695:2006/05/25(木) 00:45:12 ID:P3wq7Pt0
ネタ投下してくれた人、激しくGJ!
それと
>>695の四行目あたりの
「状態ではなかった」を
「状態だった」
に脳内変換してくれorz
今覗いてみたら、アンカーつけるのが面倒なくらいGJなSSや絵が溢れていて驚いた
職人様方、GJです!
馴染みのHPでリクエストを受け付けていた。
とりあえずカティアと統夜の絵をリクしてみた。
書き終えたらそれをテーマにしたSSを投下してみようかと小一時間
>>書き終えたら
描いていただいたら、の間違いな
ネタはあるが文章化する時間がない現状
少しずつ書くか…
>710
細切れ投下はこっちも感想つけずらいし、
なにより未完のまま放置される事が多いので
できれば完成してから投下してほしい
>>711 少しずつ書く≠少しずつ投下
多分>710もそこらへんは分かってると思うよ
そっか。すまん
みんな息を潜めるのが上手いな。
ところで、統夜ん家ってどんなイメージなんかな。
マンション?アパート?一戸建て?
俺はなんとなくマンションを思い浮かべてたんだけど。
潜めてるさ。気を抜くとチャージする奴もいるしw
イメージ的にはマンションだが、個人的希望としてはやはり一軒家
俺の場合はSS書く時、舞台設定としてはそういう事にしてるし、そう考えた方が書きやすいんだよね
おかしな日本語使ってるな、俺
×→舞台設定としてはそういう事
○→舞台設定としては一軒家
…だから何?と言われそう。スレ汚しスマソ
俺も一軒家だなぁ
つかマンションで女の子三人と男一人が同居…近所で噂になりそうだなw
一軒家でもご近所の噂になるとおもうが…
ハーレムENDだと一軒家に4人同居、
個別ENDだと3人娘は近所のマンションで共同生活+その内の1人と統夜がマンションで半同棲、というイメージ
なぜかエンディングでイメージ違う
俺も何となくマンションだなぁ
陣代通ってるってのでかなめや相良同様にマンションに住んでるイメージが
流れニコってスマンが、現在設定画集のため だ け に攻略本を購入しようと考えてる
もしよろしければ、どこのが一番ハイスペックか教えて頂きたいのだが
>>722 あ、それ以前俺が書いたレスだ〜。なつかしー
と、そんなことはどうでもいい
>>721 強いていうなら双葉社かソフバンね。あくまでも「強いて」いうならだよ。
本気でJキャラ気に入ってるなら4冊買っても損はない……はず。
まぁ、とにかく資料は絵のお手本にもなるし必見の価値あり!
カティアのパジャマやパイロットスーツ姿に
欲情せよおおぉぉおをを!!!
726 :
725:2006/05/29(月) 03:55:48 ID:NhXL8jkG
>>726 うは、かわええ!GJ!!今週も仕事頑張ろうって気になってきたw
731 :
721:2006/05/29(月) 15:21:30 ID:ss7rRZ2H
以前、発電する機械を昔働いていた現場で貰いテレビに冷蔵庫などの家電を使うホームレスがニュースに出ていた。
それを見て「家計のために」と欲しがるカティア
彼女を見て「高いから止せ」と統夜
彼等を見て「うまい棒と交換してやらん事も無い」と冥王
なんて感じな話が出てきた。
余計なことする冥王を笑顔で絞め落とす統夜幻視した
>>726 GJ!有り難く頂戴致しました
カティアかわいいよ
消えてるし
>>735 鯖がダウンしてるだけっぽい
気軽はたまにこうなるな
ところで紫雲宅についてだが、家の形状どころか間取まで考えている俺はどうみてもイカれてます。
本当にありがとうございました。
>>737 あくまで脳内だからw
絵にはしてないんだ。ごめんよ(´・ω・`)
磯野家みたいにたまに変わる、って事でいいじゃないか!?
お前等、よく考えろ。
紫雲宅というのは統夜が素敵親父から受け継いだものであろう。
と、いうことはだ。 素敵親父が住んでいたと言う訳だ。
そして完璧親父と血が繋がっているかもしれないという素敵親父の事だ。
た だ の 家 な 訳 な い だ ろ う ?
「俺の脳内」
・一軒屋
・三人暮らし
・統夜の部屋一階、三人娘それぞれ二階に個室部屋あり
・普通にリビング、ダイニングあり
ゴメン、オレキモスwww
>>741 まちがった
誤 三人暮らし
正 四人暮らし
夕食も片付いた頃、食器を洗っていると台所に珍客が現れた
「カティアちゃん」
「ん?なぁに、メルア」
「私、カティアちゃんに作って貰いたいものがあるんです」
そういうとレシピを書いた紙を渡してきた
彼女が台所に足を運ぶ時は大抵何かを催促する時だ
「あら、レシピを用意するなんて珍しいわね」
「はい、ショコラショーです。神の味がするそうです。この前[ち○まる○ち○ん]で言ってました」
レシピに軽く目をやる。名前通りチョコを使った飲み物らしい。が
「またテレビに影響されたのね。ダメよ」
私は断った。この子は放っておくと一日にいくつでも甘いものを食べる
アレが増加する心配もあるが、それ以上に糖尿病の危険もある。お姉さん分として見過ごす訳にはいかない。しかし
「作って下さい!」
今日はやけに食い下がる。ここは叱ってあげるべきね。甘やかすのも良くないわ
「あんまりわがまま言わないで」
「違うの!これを飲むと幸せになれるの!カティアちゃん幸薄そうだから飲んで欲しいって思ってそれで…」
「!?」
…一瞬唖然とした
この子はもう、真顔で何を言うか
分かった、分かりました
わたしまけましたわ
一部気に障る台詞もあったけど不問としましょう
「今日は特別よ」
「チョコを刻み、バニラに混ぜて加熱
隠し味に唐辛子…と」
調理は非常に簡単。5分位で完成した
「ココアみたいね。う〜ん、いい香り」
反対してはいたがカティアも女の子。目の前のチョコレートドリンクに興味津々だ
「飲むと幸せに、ね。そんな訳ないのに
でも、美味しそう」
早速カップに注ごうとした、丁度その時
「あ゛〜、疲れた…」
そんな声を発しながら統夜がバイトから帰ってきた
「お疲れ様です」
「ただいま
…なんか良い匂いがするな」
「ショコラショーという飲み物です。飲んでみます?」
「ああ、貰うよ。疲れた時は甘いものだよな」
カップを受け取り、ショコラショーに目をやる。熱い漆黒の液体は香り高く実に旨そうだ。統夜は口に運…
(じーー…‥
「な、なに?」
「え?」
「いや、なんかじ〜っと見てくるから」
「あ、いえ、その…初めて作ったので、美味しく出来たか不安で」
「カティアが作ったんだ。まずい訳がない」
再び口に運ぶ
-ゴクリッ
「うん、旨い」
「ホントですか?」
「ああ、飲んでみろよ」
統夜はスッとカップを差し出す
「え…(これって…)」
「カティアちゃ〜ん、出来
…おや?」
不敵な笑みを浮かべ、メルアは静かに立ち去る
(ほら、幸せになれたでしょ?)
即興とはいえ展開が強引だな。出来も微妙っすね…
もうちょっと考えてから投下すべきだったかも
ショコラショーのレシピは前回の「○びまる○ちゃ○」より。分量は言及してなかったので割愛しました。
作る人によって材料が微妙に違うからな、コレ。高価なチョコだとバニラやクリームいらないって人もいるし
GJ!ハラショー!
一瞬[ち○まる○ち○ん]が卑猥な名詞に見えた俺を許してください
鼻水吹き出るほどGJですな。
>749
GJ!
>>749 GJ乙テッカァ!
保存させていただいたぞ!
>>744 読んだら何故か幸せな気分になれた
GJですよ!
>>749 画像を見た瞬間、マウスを持った右手が勝手に保存ボタンを押しやがった
いや、マジで
これは何かの罠ですか!?
>>749 確かにカティアの髪型は難しいな
なんかアングルで見え方が大分変わってるような…?とか思うともうグチャグチャ
俺もけっこう悩んだな。斜めにすると微妙だからと、結局横向かせて無難にまとめたつもり
しばらく来なかったらめちゃくちゃGJが溜まっててビックリしたのも私だ。
>>454から一気に読んで萌え尽きそうになっております・・・
>>749 GJ!!
難しいよね、カティアの髪型。ただでさえショートヘアは難しいってのに。
俺なんて全然上手く描けないよ…orz
>>743-744 ちょっと待て、カティア。
「幸薄そう」には突っ込まないのか?!
>>749 なっ・・・・・なんだこりゃあああああぁああああ!!!
うっ・・・・上手過ぎて鼻血が出てきた。
にしてもカティアは本当、お姉さんって感じがするな。
母性本能ついた幼馴染みたいなキャラだ。
でも、そういうのに限ってぱっと出に主人公を取られちまうんだよ・・・・・うわっ、なにをすわgぶfdsふぃldfかlk
携帯野郎に愛の手を…orz
>>758 >>一部気に障る台詞もあったけど不問としましょう
って訳で、幸薄い発言は多分不問なんでしょう
逆に王道と考えることもできるジャマイカ
幼なじみでお姉さんという、凶悪なコンボがたまらんのですよ
>>760 お前なぁ・・・お前なぁ・・・・・。
俺はそういうのに一番萌えるんだよ!!!
>>762 スキャナーをね…持ってないんだ…
欲しいなスキャナー
期待に応えられる保証はないけど、購入したらそのうちね。
>>759 画面下にあるダウンロードからフツーに見れるぞ。
同じ携帯野郎が言うんだから間違いない。
さて、オマイラ6月ですよ。6月と言えば梅雨…。梅雨と言えばなかなか乾かない洗濯物。
と言うわけで室内に下着が干してあって気まずい統夜とカティアと言う電波を受信した。
>766
生活感にじみでてて萌える
765
マヂでか!?見れね…orz
アンカーの付け方も知らないフニャチン野郎には無理なのか。
アンカーの付け方も知らないのは問題だ
2ch初心者板でも行って勉強してこい
>>769 勉強してきた。が、カティアは見れんorz
また逝ってくる。
>>770 俺も携帯では見えんな。
多分機種によって違うんだろう。
ピクトやファイルシーク通しても無理ぽ。
満喫でも行ってPC利用した方がいいんじゃね?
カティアの髪は
1、前髪
2、サイド、もみあげにかかって垂れるシャギーな部分(ここが一番長くて表層に来る)
3、シャギーもみあげと合流する後頭部に向かって上がり気味で前が長い扇状ボブ
という3つのパーツを組み合わせで考えると角度ごとのイメージもしやすいかと思うです。
で、2と3を組み合わせるときにスキマをきっちりつくって髪留めと耳を描けばけっこうらしく見えるかと。
ねりけしつかって3Dにしてみた結果でした。
後ろ髪が長いカティアの絵ってなかったっけ?
ねまきなだ。
立体想像力皆無な俺は
>>772読んでもさっぱりだw
あの髪留め?の存在がまた予想構造を混乱させるぜ(;´Д`)
統夜のために日々試行錯誤を重ねているのでこれといって決まった髪型はありません
携帯からでも見れるあぷろだってどこだったっけ。
ピクト以外でどっかあったよね?
予言しよう
>>801ではカティアスレで禁忌とされた種の電波が投下されることであろう・・・
駄文投下
曇天の灰色の空から、ウンザリするくらい雨が降る。
私はコンビニの屋根の下雨宿りをしている。
学校を出た頃はまだ、小雨だった。
これくらいなら、と早足で駆け抜けるつもりだったが・・・
次第に雨脚が強くなりここに避難せざるをえなかった。
髪はベタベタと肌に張り付き服は透けて、
なんとも恥ずかしいので胸の前に鞄を抱えいる。
「はぁ・・・」
一向に止まない雨、何度目かのため息。
もういっその事濡れて帰ろうか?
そんな事を考えているとこに聞きなれた声が私の名を呼んだ。
「あれ、カティア?」
振り向いた先には、傘を差した統夜がいた
「お前、傘持って行ってなかったか?」
「そうだったんですが、どうやら持って行かれてしまったみたいで・・・・・・」
「そうか、全く困った奴がいるよなぁ・・・ってそこで買えばいいじゃないか?」
そう言って後ろのコンビニを指差す統夜
「・・・・・・まだ明日以降も雨が降るって考えると、
盗られそうでなんとなく買えないんですよ」
服が透けてて店の中に入りづらい!というのは言わないでおく。
「そうか・・・・・・だったら俺の傘に入ってくか?」
「えっ?」
突然の提案に変な声が出た気がする。
心のどこかで、そう言われたらいいななんて思っていたが。
実際言われるとなんとも動揺し、私は返事を言いあぐねる。
「ってやっぱり恥ずかしいよな、じゃあ傘買ってくるよ」
「待って下さい!」
チャンスを逃しそうになったところで、声が出た
「あの、やっぱり入れてください!」
「え?そうかわかった」
こうして憂鬱な雨の下に私と統夜の幸せな空間が出来た。
さて寝よう
とりあえず明日目を覚ましたときの為にこれおいときますね
つGJ
>>779 GJ!
傘は盗られやすいから迂濶に傘立てなんて使えないんだよな。
>>779 超GJ!
鞄抱えてるカティア、テラカワイスw
>>773 ソフトバンクの攻略本に髪ほどいたパジャマ姿のカティアとメルアが載ってるな
ブラ透けカティア(*´Д`)
スキャナー持ってなくて、携帯でインターネットも出来ない場合、
紙にお絵かき→携帯で撮る→コードつないでパソに映してアップ
って出来るよな?出来るのならやってみようと思う。
788 :
786:2006/06/03(土) 19:57:50 ID:+Le+tiuc
そーいやデジカメの存在を忘れてたぜ。
父が持ってたハズなので、後で借りてくる。 ノシ
>>789 GJです!!
いいっすよね、髪下ろしたカティア!!俺も超好きですよ!
もう、カティアは最高だ!
>>791 やぁ。貴方とは良い友達になれそうだ。
思ってたより後ろ髪長くてなんか新鮮だったのですよ(`・ω・´)
>>792 うーん、何故か「二重投稿エラー」が…。
ちょっと時間空けてまた再チャレンジしてみます。スマソorz
学校の宿題で『将来の夢』という内容の作文を書かなければならなくなり
いろいろ考えるが浮かばず、ヒマ潰しに
『統夜のお嫁さん』
なんて作文を書き上げてしまい、冷静になってそれを読み替えすと
思いの外恥ずかしいことが延々と書かれていて
「いやんいやん♪」
と体をギュインギュイン捻って恥ずかしがるカティア
なんて長ったらしい電波を受信した、送ったのは誰だ
>>794 間違ってそれを提出してしまいクラスメイトの前で朗読することになった
カティアという電波をどこからか送ったのも私だ
よし、デジカメ借りてきた。
明日にでも(日付的には今日だが)描き描きしてくる。
ブランクあるからまともなのは出来ねぇだろうが、まぁ恥さらしを承知の上でやってみる・・・
794の受信した電波を書いてみたら迷走してしまった
でもせっかくだから俺は投下するぜ
学校で出た宿題
「将来の夢」の作文だったのだが・・・・・・
ついこの間まで戦場にいて、その頃だったら、
普通の生活が出来ることが将来の夢だ
なんて書けたかもしれない。
だが、それがかなった今、将来を考えてもどうにもなかなか浮かばなかった。
私は昔何になりたかったなんだろう?
そんなこと考えても、あの忌まわしい過去の事件のせいで思い出せない。
そしてその嫌な出来事を思い出してしまって落ち込んだ気分になりつつある。
「あぁ〜もう・・・昔の事おもいだしても仕方がないわ・・・もっと将来を見据えなきゃ」
そうつぶやいて、考え方を変える。
今の私がこうして生活しているのはあの時統夜と出会ったから、
初めて会った時はなかなか煮え切らない性格をしていた、でも今は・・・
そう考えると自然とペンが走った。
799 :
それも名無しだ:2006/06/04(日) 03:50:35 ID:ggqnXvQf
……書き始めて数時間後
「初めて会った頃の彼は、なんとなく頼りなさげで」
自分の書いた文章をゆっくりと読みながら、あの頃を思い出す
なかなか割り切れない統夜についつい強い口調になったりもしてたな、でも
「それがいつの間にか彼は不安になった私を支えてくれて、
そして一緒に今の私へ続く未来を切り開いてくれた」
あぁ、その頃くらいから私は惹かれていたのかも知れない・・・。
だからこれからも…。
「私は彼を支えて行きたい、でも私は彼にとって大事な存在になれるだろうか?
そのことが私の将来への課題である。」
統夜は私をどう思ってるのだろうか・・・?出来れば私を好きであってほしい
そして・・・その・・・。
考えるだけで動悸が激しくなり、耳まで紅潮。
気分が高揚し座ってられなくなり、ベッドに仰向けに寝転がった
そうなるといいなぁ、なんて考えていると、
そんな気分を吹き飛ばす現実が目に入った。
午前2時・・・。
急いで机に戻り座る、そして・・・。
「うわぁ・・・・・・」
自分の書いた文章をみて思わず声がでた。
なんとも提出できそうな代物ではなかったからだ。
「ハァ・・・流石にこれは提出できないわ・・・」
彼女の眠気との戦いが始まった。
・・・・・・なんかカティアっぽくなくなってしまったかもしれん
すまん
朝起きたらこんないいものがあるじゃないか!GJ!
ついでに
>>778 801などさせるか!
しかしこの阻止が原因で
>>801は次第に801に蝕まれてゆくのであった…
じゃあいちいち貼るな
>>804 それはあんまりなお言葉
>>803 あまり突っ込んだ話はできないけど
首のところに違和感が・・・
それとうpの際は画像を小さくしたほうが良いかと
何故かアルクェイドに見えた
>>799 GJ!その作文、Yesだね。
しかしカティアの将来か…
色んなコス…もとい、仕事の様子を想像してしまったよ
神楽坂「では皆さん、「将来の夢」というテーマで英作文を書いてきてください」
テニア「私の夢はね〜、レポーターになることなんだ」
統夜「へ〜、なんで?」
テニア「だって取材で美味しいもの、たくさん食べれるじゃん」
メルア「私の夢はお菓子屋さんになることです」
統夜「・・・・・・・・お菓子屋さんになってもお菓子を食べれる訳じゃないぞ?」
メルア「・・・・・・・・・・・・・じゃあパティシエで」
統夜「同じだよ。 商品食べてどうする気だ」
統夜「カティアは?」
カティア「へっ? わっ・・・・私はその・・・・・」
かなめ「あれ? カティアちゃんもう書けたんだ。 ちょっと見せてよ」
カティア「あぁっ!! 返してください!!」
カティア(お嫁さんになりたいなんて本人の前で言える訳ないじゃないですか!!)
で、提出した作文をクラスで朗読するという展開へ。
>>808 イイヨイイヨー(・∀・)
商品食べちゃうメルアワロタw
>>808 高校生の夢がお嫁さんですかw
しかも提出するとは、カティア恐るべしwww
さすがは新婚三日目だぜ!
できれば続きをお願いできませんか?
My dream is to live with a favorite person.
「私の夢は、大好きな人と一緒に暮らすことです」
Meeting him was a coincidence.
「彼との出会いは偶然でした」
However, I think that it is a fate when thinking now.
「しかし、今思うとそれは運命だったと思います」
When we was met, he was cold to me.
「出会った頃は彼は私に冷たかったです」
But, I think that it became both relations that can be trusted while fighting together each other.
「しかし、一緒に戦っていくうちに互いに信頼し合える関係になったと思います」
When it is now, he is irreplaceable existence for me.
「今となっては、彼は私にとってかけがえの無い存在です」
When it was now, a fight was over, and peace visited it.
「今となっては戦いが終わり、平和が訪れました」
However, there wants to continue being still me with his partner.
「しかし、それでも私は彼のパートナーでい続けたい」
The reason is because it thinks whether my happiness is to walk the life with him.
「私の幸せは彼と共に人生を歩むことだと考えているからです」
ヤフーとかみたいな自動翻訳使ったから文法的におかしなところがあるかもしれんが、それは俺の英語力がないということで勘弁してくれ
>>811 ヤフーとかみたいな自動翻訳使ったから
ちょwww
それはおまいさんの英語力は関係な(ry
>>812 英語力があれば自動翻訳なんて使わなくても済んだ、と言う意味だ
>>811 乙です。
英作文は難しいですよね。俺も和英に頼りっぱなしだし。
これまでの流れで「ゆめはなにいろ?」を熱唱するカティアが頭に浮かんだ俺は破廉恥な男かも知れん…。
>>815 つまり紫雲宅に来てはじめて一人で留守番することになったカティアということですね
さて、駄文を投下するんだが少々長い
珍しく早く夕食の済んだ紫雲家。
今日はバイトが休みな統夜が夕食を作った
ちなみにメニューは鶏のから揚げ、湯豆腐、トマトでわりと質素だ。
「よし、じゃあ出かけるぞ?」
後片付けを済ませた統夜が居間に入ってきて告げた
くつろいでいた三人がきょとんとする。
「何処へ・・・ですか?」
「それはまだ秘密だ」
「わかった・・・!!」
と叫ぶテニア
「外食だな!!今日のご飯は統夜が作っておかずが少なかったし!!まだ食べれるし!!」
「ちがう。おまえ・・・一番から揚げ食ってたじゃないか・・・」
唖然とする統夜。
「わかりました!」
とメルア
「テニアちゃん!デザートですよっ!!これからファミリーレストランで
チョコパフェとかケーキとか!!!楽しみですっ!!!!」
やったね〜と二人で喜んでいる。
「気が早いみたいだが、それも違う・・・まぁ、とりあえず行くぞ」
と、謎を残したまま、家を出た、そして数分後に最寄の駅につく。
「遠出するんですか?」
「あぁ、ちょっと遠いかな?」
統夜の答えに謎は深まる
車窓から見える景色は段々と背の低い建物へ、そして
明かりの少ない方へ変わる
しばらく経って人があまり降りない駅で降りた
駅から出てさらに人のいない方へ向かう
「ま、まさか統夜、アタシたちを・・・!」
「ひっ、ひどいです」
歩き疲れたらしいテニアが言ったことに
メルアが呼応する。
「んなわけないだろ、っとそろそろだな、ほら向こうだ」
と指差した先。
三面張りではない川沿いに明滅する小さな緑の光
「オ、オルゴンクラウド?」
「違う、蛍だ!」
だんだん近づくにつれて数の多さが実感できた
「うわ〜すごいよ沢山いる!」
「はじめてみました」
とはしゃぎテニアとメルアは川沿いの方へ走っていった
それを眺めるカティアと統夜
「ここが目的地だったんですか?」
「あぁ、バイト先ので話を聞いてな、実際に見たことはないかなと思ってさ
カティアは見に行かないのか?」
「え・・・ええ、ここからでも見えますから」
と話していた所に一匹の蛍がゆっくり飛んできてカティアの腕に止まる。
「ひゃっ」
思わず声が出る、暗闇で姿が見えないとはいえ虫だ、
しかも、腕を上ってくる。
怖い。
「と、統夜・・・!」
状況を察した統夜はカティアの腕を両手で止めたそしてやさしい口調で言う
「落ち着けカティア」
「で、でも」
「別に刺したりも、家のすみを高速で駆け抜けたりもしない。
怖いなら光だけを見ればいい、虫であることは考えなくてもいい・・・」
蛍の動きが止まり気分を落ち着けることが出来た
それ以上に統夜の両手の温度が気になって仕方がなかった
ゆっくりと呼吸をするような明滅をしばらく繰り替えすと蛍が飛び立つ
それとともに統夜の手も離れた
「ごめんな、無理に止めて・・・潰したりしてしまったら
大変なことになりそうだと思ってさ」
ぼおっと飛んでいった蛍を眺めるカティア
「あ、いえ・・・もう大丈夫です・・・」
離れた手が名残惜しかった。
なんかカティア分が薄味かもしれん
スマソ
ノシ
>>819 オルゴンクラウドGJ!
刺しはしないが食べたら毒な蛍ネタ、よかったですよ!
寝る前にいいモン読めてよかった♪
うし、勝手に
>>808の続きの駄文を投下
(ううっ、どうしようかしら・・・)
困った。かなめに読まれまいと慌てて思わず提出した問題作をまさかこんな形でクラス中にばらまく事になろうとは
(あぁ、なんてうかつだったのかしら・・・)
うつむき、手に握った作文用紙を見る
我ながら恥ずかしげも無くよく書けたものだ。自分で書いた癖に顔が真っ赤になっていくのが判る
薄々判ってはいたが自分は夢中になると周りが見えなくなるようだ
(こんな形で再確認させなくてもいいのに・・・神様のばかっ!)
「はい、素晴らしい夢でしたね。じゃあ次の人」
ガタガタと椅子を動かす音と共に神楽坂の声が聞こえる
顔を上げてみると自分の番が近い
あと二人で自分だ
(あわわわわ、神様を責めてる場合じゃ無かったわ・・・なんとか打開策を考えなきゃ)
再びうつむき作文用紙に目を落とし、顔を真っ赤にしながら集中する
大きい会議室に何人ものちびカティアが集まっている
「何かいい案はないの?」一人のちびカティアがみんなに語りかける
「お腹が痛いって抜け出しちゃえば?」
活発そうなちびカティアが発言する
「次の授業で読まされるだけじゃない。どうせ一時間じゃクラス全員終わらないんだし」
眼鏡かけたクールなちびカティアがぴしゃりと言い放つ
「じゃ、じゃあ・・・どうするの・・・?」
なんだか気弱そうなちびカティアが言う
「あなたも考えなさいよ!このままじゃ終わりよ!」
隣に居たつり目のちびカティアが怒鳴る
「ふぇ・・・カティアちゃんが怒鳴ったぁ・・・え〜んひっく、ひっく」
「ああ、もうっ、怒鳴ったぐらいで泣いちゃ駄目」
「だって、だってぇ〜えぐっ」
「そ〜だ、統夜が大怪我して病院にいくっていって抜け出すって言うのは?」
「統夜なら隣に居るじゃない」
「ああ、八方塞がりだわ・・・」
「はい、じゃあ、次はカティアさんね。カティアさん?」
「おい、カティア」
「ひゃい!」
いきなり肩を揺すられ情けない声を上げてしまった
「次、お前の番」
統夜が指差している先で神楽坂が頷いている
(ううっ、もう読むしか・・・)
力無く立ち上がる。とてもじゃ無いが顔なんて上げられない
(あ、これなら・・・)
少し考えて意を決する
(よし・・・)
My dream is to live with a favorite person.――――
「はい、女の子らしい素晴らしい夢でしたね。でも、これは英語の授業じゃないから次は日本語でもっとゆっくり、ね?」
神楽坂の言葉を聞きながら座る。やっぱり顔なんて上げられなかった
だって、顔が真っ赤になってるのが自分で判るから
横の統夜を見ると少し難しい顔をしている
きっと聞き取れ無かったのだろう。当然だ、かなりの早口で英訳したのを読んだのだ
このクラスで聞き取れたのは神楽坂とかなめ、そして宗介ぐらいのものだろう
そう思い、かなめの方を見ると親指をつき立ててウインク一つ
恥ずかしさがぶり返して来てうつむく
(ううっ、やっぱり聞き取ってる)
「なぁ、カティア」
メルアが夢を語っている最中統夜が小声で話し掛けてくる
「カティアの夢ってなんだ?聞き取れ無くてさ。知ってるだろ?俺リスニング苦手なんだよ」
少し、迷った。
「ひ・み・つ、です。それより統夜、あれぐらい聞き取れないなら・次の定期テストやばいですよ」
どうしてもにやつきそうになる顔を必死に抑えながら私は一番大切な人を見つめた
ううっ、なげぇ
思わず四分割しちまった
英文は
>>811から勝手に使わせてもらった
サンクス
あ〜もうちょっと文才があれば。・゚・(ノД`)・゚・。
>>824 普通にGJだ!
寝る前に良いもんもらったよ。
>>821-823 GJだ。 こういうことをしてくれるとネタを投下した甲斐があったというものだ。
「カティア会議」みたいなには非常に萌えるぞ、同士よ。
ただ、一点だけ言わせて貰えば
>>これは英語の授業じゃないから
とあるが
>>808で
>>将来の夢」というテーマで英作文を書いてきてください
と書いてある。
非常に惜しい。
ちなみにこの英文を朗読したら何人の生徒が理解するのだろうか。
とりあえず先生とかなめ、宗介か。
で、先生が解説をいれる、というお話へ。
>>826 今頃気付いたorz
俺の頭の中じゃ英作文がいつのまにか作文になってたみたいで・・・よく見たのに誤字はあるし
orz
そして宗介に「グリニャールは紫雲に背中を預けられる戦士になりたいそうだ」と言われる統夜
宗介をハリセンでぶっ叩き正しい意味を説明しようとするかなめを必死で止めるカティア
む、なんか受信した
流れをオルゴンソードFモードするが
いくら統夜の部屋を掃除してもナニな本が全く出てこないので
フランツおじさんに統夜の趣味、というか性癖を尋ねるが
「統夜の…その…好みのアレとか…」
などと抽象的にしか聞けず
『質問は簡潔に行ってくれたまえ』
と返されるもんだから、開き直って淫語を連発している所を統夜に発見される
なんてマニアックな電波を受信した、俺はフランツな男かもしれんorz
とんでもなくフランツな男だなw
一時期統合とか言ってたけど、この分だと問題無さそうだな
今後、もしレスが減ってきたとしても、三人娘は個々のスレがあった方がいいと思わない?
無理に統合しても色々と衝突する可能性が高いだろうし
それ以前に統合したらJ萌えスレと大して変わらないと思うしさ
途中で落ちたら次スレ立てないくらいでいいんじゃないの
>>832 だな、なんだかんだ言ってメルアスレはもう4スレ目だしテニアスレももうすぐ4スレ目だし
ここだってまだまだだろ
カティアのAA作ってくれ〜
バトロワで代わりの奴はいやなんだー
今さらだけど、りーず工房の三人娘本がやっと手に入った。
カティア分が補給できる内容でよかったな。
夏にはカティア本もでるみたいだね。
>>838 スマン。うちのPCの装備ではうpする手段がないんだ。
それに、できたとしても一応うp禁止って書いてあるし…。
同人みたいな無許可な二次的著作物に著作権があるのかは微妙なんだけどどうなんだろ?
>839
同人誌でも一応著作権はあるらしい
まぁ2chみたいな場では、無視される事が多いが
それでも18禁物のうpはそれ用の板でするべきだわな
ここは全年齢板なわけで
>>840 情報dクス!
>>838 入手ルートはまだあるから絶望しないでくれ。「バラルの花園」って総集編に載ってるから
>>829の電波を俺も受信した
昼休み―
「グリニャール、俺で良ければいつでも力になるぞ」
「へ?一体何の事です?」
カティアは何の事かさっぱり判らず首を傾げる
「お前の夢の事だ。それにはスペシャリストがついていた方がいい
良ければ俺が手伝うが」
「え!?いや、あの・・・こうゆうのはやっぱり自分一人でっていうか・・・」
カティア赤くなりながら辺りを見まわす
周囲には昼休みなので生徒はそれなりに居るが今の会話を聞いている者は居ないようだった
「遠慮しなくていいぞ。俺はスペシャリストだ、知っているだろう」
いわれてカティアは宗介の日常を思い出す
かなめとそんなにラブラブな感じはしないが・・・
いや、それこそが秘訣なのかもしれない
メリハリと言うか、きっと二人っきりの時は甘いひとときを過ごしているに違いない
「・・・じゃ、じゃあ少しだけ、おねが・・・」
すぱんっ!!!
カティアが言うより早く白い軌跡が走る
ゆっくりと崩れる宗介
「あんたはーっ!カティアちゃんの英作文どう訳したのよ!」
「やめろ、千鳥。なかなかに痛い」
ハリセンでしばかれつつ宗介が抗議の声を上げる
「うるさいっ!あんたみたいな唐変木にカティアちゃんの面倒見れるワケないでしょ!?このっ、このっ!」
「なにを言う。このクラスで俺より適任の者などいまい」
相変わらずしばかれつつしれっと答える宗介
「グリニャールは紫雲に背中を預けられる戦士になりたいのだろう?なら俺しかいまい。心配するな、少々スパルタになるが三々月で・・・」
ガスッ!ガスガスッ!
三連撃
日本で一、二を争う辞
典を二つ掲げるかなめ
「千鳥・・・広辞苑とイミダスの二刀はさすがにこたえる」
「ほんとに・・・あんたはどんな翻訳機使ってんのよ!」
「俺は翻訳機など・・・」
「じゃかましい!この、この、このっ!カティアちゃんはね、紫雲くんと―」
「俺がどうかしたのか?カティア」
「と、統夜!?聞いちゃダメです!」
いつのまにか戻ってきた統夜に後ろからだきつくようにして耳を塞ぐ
「わわっ、カティアやめろ、耳を塞ぐな。てか抱きつくな!」
「いやです。」
きっぱりと統夜の抗議を切り捨てカティアは耳をふさ・・・抱きつき続ける
宗介の犠牲に感謝しつつ
カティア分少なっ!
三人称で書くのムズっ!
GJ! 宗介の天然に笑いつつ萌えさせて頂いた
GJ! まさか俺が書いた英作文からここまで進むとは・・・・・・
つーか
>>844の時点でかなめが止めないと
カティア「も、もう駄目だ・・・・・・」
宗介「どうしたグリニャール、もうギブアップか」
カティア「ぜえ・・・・・ぜえ・・・・・」
宗介「しょせん貴様の根性など、その程度のものだ。 家に帰って、お前が大好きな紫●統夜の写真を抱いて寝るがいい」
カティア「くっ・・・・・・」
宗介「もっとも、お前のような腰抜けが惚れているパイロットのことだ。 さぞや救いようのないあばずれなのだろうな」
カティア「と・・・・・統夜の悪口を言わないで下さいっ!」
宗介「何度でも言ってやる。 紫雲●夜はあばずれだ。 ちがうと言うならガッツを見せろ! 丸太を担いでしょ十往復だっ!」
スパコーン
かなめ「こんのぉ、馬鹿宗介ぇっ!!」
宗介「なかなか痛いぞ」
かなめ「うるさい!! 女の子相手にそんな事いう?! 大体、紫雲君はアンタと一緒に戦ったでしょうが!」
宗介「ふむ・・・・・・だが、俺はこれに書いてあることをそのまま読んだだけだが」
かなめ「見せなさい!・・・・・・『マオお姉さんの海兵隊式ののしり手帳(カティアちゃん特別編)・照れずに力いっぱい叫んでみようね(ハート)』?!」
みたいなことになっていたのか。
GJだ!
ほんと、英作文からここまで続くなんて凄いな
GJ!
お前らの妄想力に、襟を正さずにはいられねぇ。
>>849 次元連結システムを持ってすれば、造作もない・・。
とりあえず乙メイオウ!
>>851 GJなんだが、カサマツは画像ファイルに直リンしても弾かれるべ
最後に.htmlだか.htmだかをつけなされ
>>851 ううっ、直リンなんかさせるかよって言われる・・・携帯野郎に愛の手を・・・お願いします
>853
>852が答えをくれている
>851GJ!
>>855 行けたのは行けたんだがダウンロードクリックしたら直リンなんかさせるかよ言われた。・゚・(ノД`)・゚・。
なぜだぁー!
>>856 携帯からは基本的に_
機種によっては見えるらしいけど。
作文カティアの電波受信者だが
しばらく見ない間に素晴らしいSSが大量に投下されてて感動した
おまいらみんな大好きだ、GJ!
この流れの生みの親である
>>859さんに心からGJ。
そして
>>851さんもいいものをありがとう。光の速さで保存させていただきましたよ。
>>852 そうなんですか。了解です
>>858 本当は気軽使うつもりだったけどなぜか二重投稿でダメだったんすよ。
一応、後でもう一回やってみますね
それと、もし本当にまん喫行っちゃってたら申し訳ないです
>>861 実はまだ行ってない
無理なら無理でいいし、めんどいならめんどいでいいよ
無理いってるのはこっちなんだし
>>861 OKOK。板を超えてどの板でも書いてるが、
気軽ロダは仕様上他の投稿とコメントが被ったりすると二重投稿扱いになるんだな、これが
そういうわけでありきたりな「借ります」だけのコメントだと大抵は二重投稿になるんだな、これが
「紅葉借り」で投稿してやれば多分弾かれないと思うんだな、これが
J萌えスレにもカティア絵があった。
やはりカティアはイイ!
866 :
863:2006/06/12(月) 01:17:02 ID:s7fg74at
>>864 自分の分うpった時に見たけど、ホントに紅葉借りでうpしてるとは思わなかったー
絶対に被らないだろう、というコメントであれば何でもおkよ
867 :
862:2006/06/12(月) 02:21:27 ID:+ZPiDrAn
>>864 超GJ!
おおっ!わざわざありがと
すげーいい!
……レスが来ない。やるなら今の内?
跳べ!雷よりも速く!強く!カティアの元へ!
カウンタースパイクゥ…
チィャアアアアァァァァジッッ!!!!!
869 :
それも名無しだ:2006/06/13(火) 03:18:48 ID:Ux0vkpSO
させるかぁぁぁぁぁぁ!
>>868 させるかぁ!!ンンゥボォォルゥッ!テッッカァァァァ
>>868 塵も残さず消え去れ・・・!
烈!メェェェイオォォォウ!!
>>868に注意が集まって居る隙に俺がカティアのところへ行く
ボソンジャンプで
>>872 統夜「おれが時を止めた・・・残り9秒の時点でな・・・
そしてカティアと丼をすり替えた・・・やれやれだぜ。」
その日、カティアが劇場版ゲキガンガーを借りてきた。
木連との和平が成立した際にゲキガンガーブームが興り、映画化されたのだ。
無論、当時の声優やら制作陣は亡くなっているので完全な別物となってしまったがそれでも人気はあった。
アキトやガイや白鳥さん、そして今俺の隣りで座っているカティアなんかは涙と鼻水を撒き散らしながら狂喜乱舞していた。
・・・・・・・・・一応断っておくがカティアは映画に感動して涙と鼻水が大変になっただけだ。
で、カティアは借りてきて夕食後に見ようと提案したが、テニアとメルアは興味がないと言って部屋に戻った。
一人でゲキガンガーを見るのも可哀想だったから一緒にソファーに腰掛けて鑑賞会をすることにした。
だが、ここで問題が発生した。
始まって二十分ぐらいした頃か。 カティアが眠ってしまったのだ。
よほど疲れていたのだろう。 それはもう見事に熟睡していた。
とりえず映画を止めてブランケットをカティアにかけてやった。
(最近は休んでなかったもんな・・・・・・)
最近のカティアは学校に加えて炊事などの家事も引き受けてくれていた。
俺も俺で忙しかったがカティアはカティアで疲れていたのだろう。
(なんか夫婦みたいだな、俺達・・・・・・・ってなに考えてるんだ!!)
まぁ、この家の稼ぎを担っているのは俺だし、カティアは我が家の財政を司っている。
あながち夫婦というのも間違いではないだろう。
そこで俺も眠くなってきた。
が、部屋に戻ろうとした俺の腰に腕を回してカティアがそれを阻止した。
「カティア?!」
腕を外そうとしても何故か腕は外れなかった。
「カティア、頼むから放してくれ。 俺も部屋に戻って眠りたいんだ」
・・・・・・・・・反応がない。 ただのしかばねのようだ。
「・・・・・って馬鹿なこと考えてる場合じゃない。 カティア、起きてくれ!」
一向に起きない。 寧ろ腕の力は強くなる一方だった。
「うにゅぅ・・・・・・と〜や・・・・・・」
寝言で自分の名前を呼ばれてドキリとした。
「・・・・・・はぁ。 仕方がない」
ブランケットはもう一枚あるから今日はここで寝ることにしよう。
俺は余っていたブランケットを羽織り目を閉じた。
眠る瞬間、「この意気地なし」とか「こういうときってキスぐらいするでしょう?!」とか聞こえた気がしたがその言葉の意味を考える前に俺の意識は落ちた。
GJ!
寝る前にここに来て良かったぜ
なぁみんな
カティアがメガネをかけたらエロいと思うんだ。俺は
は、激しく同意!!!!
・・・・・ぶはっ!!
>>878 メガネなどかけずとも、すでにエロい・・・そう思う俺は破廉恥な男かもしれん
>>880に激しく同意してしまう俺もフランツな男なのかもしれない
とんでもなくフランツだ。
そして俺もフランツだ。
フランツが多いスレですね
そういや初代フランツの電波はどうなったんだろうな
それも気になるが、メイドカティアの電波を
いまだに期待しているのも私だ。
>>875をトリビュート
カティアのリバース・ベアハッグ編
一向に起きない。 寧ろ腕の力は強くなる一方だった。
考える前に俺の意識は落ちた。
「うにゅぅ・・・・・・と〜や・・・・・・」
・・・・・・・・・反応がない。 ただのしかばねのようだ。
「ただいま〜・・・・」
今日もくたくたになりながらバイトから帰る
そんな俺を出迎えてくれる優しいカティ・・・・
「おかえりなさいませ〜、ご主人様〜」
「・・・・・・」
OK、状況を整理しよう
ここは俺の家だ、それは間違いない、無問題、ノープロブレムだ
で、問題は俺の目の前に居るカティアだ
何か最近テレビでよく見るメイド服って奴を着てにこにこしている
「どうかしましたか?ご主人様」
そう、それにこの『ご主人様』って奴だ
それこそ漫画やゲームでしか聞かないような単語・・・・・最近は喫茶店でも聞けるらしいが
「取り敢えず聞きたいんだけど・・・・」
「何ですか?ご主人様」
相変わらずにこにこと笑みを絶やさない
「いや・・・・、その格好は・・・?」
「あ、この格好ですか?見ての通りのメイド服ですよ?」
期待を裏切らない返答とあくまで絶やさない笑顔に好感が持てる
「で・・・、そのご主人様ってのは・・・・?」
「えっと・・・・、昨日テレビを見てたらたまたまこういう格好の喫茶店の特集をやってて
統夜が喜んでくれるかなと思って・・・・」
嬉しい。確かに嬉しいのだがこの状況をもうすぐ帰ってくるテニアやメルアに見られるのは
非常に拙い
「っと・・・その、もうすぐテニア達も帰ってくるし取り敢えず元の服に・・・」
「統夜はこの格好気に入りませんでしたか・・・・?」
拙い、カティアの表情がどんどん暗くなっていく
「あ、いや・・・そうじゃなくて・・・・」
「どうせ私なんかがこんな格好しても変なだけですもんね・・・・」
ヤバイ、泣きそうな表情になってきてる
「いや!可愛い!凄く可愛いよ!!」
「・・・・本当ですか・・・?」
「うん、本当によく似合ってるよ!」
どんどんカティアの顔が赤くなっていく
取り敢えず窮地は脱したらしい
「じゃぁ、これからは家ではこの格好でいますね」
「・・・・・え゙・・・?」
臆面無くそう告げて満面の笑みで台所に戻っていくカティア
どうも自分で自分の首を絞めたようだ
1月ぶり位にここのSS書いてみた
取り敢えず統夜一人称視点で書くのは俺には無理だと悟ったorz
よし、GJ! GJだ!
しかし、統夜にとっては相変わらず胃に穴が開くような生活…。
うぉ、言ったそばから投下されている!
>>889 dクス!そしてGJ!
>>887 GJだが、メメメも加えてくれると更にGJだ
GJ!!
メイド服着ながらニコニコしてるカティア想像して萌えた
カティアの場合は純粋に統夜の為を思っての行為だからな
とりあえずGJだ
GJ!
続きマダ−?
一途なカティアに萌え尽きたッ!GJ!
貴様らGJなのだが誰か
>>886の統夜に衛生兵を呼んあげて!
後
>>888と
>>893を見て、
カティア宅に遊びに訪れた級友が同棲生活及びメイド服に愕然、一騒動。
その後妙な噂が立ち胃が更に痛むが
ニコニコしてるカティアを見てそれはそれで幸せな統夜を受信したッ!