ロボゲ妄想帝国が地球を侵略するスレ その名は2

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1それも名無しだ
このスレはアミダで帝王を決めた帝国がジーグ狙いで地球侵略をするスレである。

前スレ
ロボゲ妄想帝国が地球を侵略するスレ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1133240085/

2邪神皇:2006/01/20(金) 23:56:19 ID:82bKtqsT
とりあえず息子が戦闘中だ
前スレの続きだからな
3革ジャン提督:2006/01/21(土) 00:03:45 ID:tT+vc35D
簡単に状況を説明すると、現在未来世界にて謎の敵と遭遇。様々な思想に彩られ、帝国の侵略は続いていく……と言った感じか?

眼鏡中佐「……やはりセンスがないですね」
革ジャン「……言うな、悲しくなる……orz」
4監査軍(side:旗艦)航宙日誌:2006/01/21(土) 00:10:59 ID:Qx3q/Ncv
帝国暦12035年

監査官「はじめは皇帝の気紛れから始まったこの戦争。しかし、その状況は当初の予測をかけ離れたものと成っていた。
    未来に飛ばされた地球侵略軍その他大勢。それに呼応するかのごとく出現する天照の艦隊とアーブ艦隊。
    混迷を極める戦局は一体何処へ向かおうとしているのか……。

    それは誰にもわからない………」

航宙日誌綴じる。

>>1提督、ご苦労様でした
5大佐:2006/01/21(土) 00:32:16 ID:LuUKYEqK
>>提督
ご苦労様です。
6監査軍(side:喰らう者):2006/01/21(土) 00:33:16 ID:Qx3q/Ncv
喰らう者「こっちの生き残りは1%も無えか……。
     まあいい、MHとか言う奴等もいくらかは喰えたみたいだしな」

    (これで当初の目的は果たした。MHの構成因子も順調に馴染んできてる)

喰らう者「さあ、最後の仕上げだ。全艦突撃せよ! 
     ただでは死んでやるな!! 死ぬ時は相手も道連れにする気で行け!!!

     ……そうだ。貴様は、奴等へと弾幕を張りながら最大戦速で突っ込め。
     このオレが与えてやった力を……最大限に引き出せ!」
7元連邦の少佐:2006/01/21(土) 00:43:55 ID:FPiHbcZN
暴風三王女との激しい戦い、その後接触した大量の宇宙怪獣の群れ、しんどいもうだめだ・・・
「なんですかこれ?」
これはワイの日記や。
「日記なんて書いてるんですか!!以外ですね、それとなぜ標準語なんですか?」
ああワイは物を書くときは標準語にしとるんや。
「変なこだわりですね。」
ええやろ別に。それより、アーウ゛艦隊が接近中やな、艦種は襲撃艦のようやな。
「最近戦ってばっかりですね。」
8大佐:2006/01/21(土) 00:44:04 ID:LuUKYEqK
オペレータ『艦長!敵艦が突撃してきます!』
艦長『回避運動!急げ!ミサイルをすべて使っても構わん!弾幕を展開!!』
オペレータ『…ぅぅッ!!左舷ミサイルランチャーに被弾!ミサイル使えません!!…?!こちらに高速で接近する機体が…!グランゾンです!大佐が来てくれました!!』
大佐「待たせたな…。」
艦長『大佐!』
大佐「…ターゲット、マルチロック…数…20…。吹き飛べ!!ネオ・グラビトロンカノン!!」
オペレータ『敵艦。半数が轟沈!まだ残っています!!』
艦長『く…主砲…てぇー!!弾を撃ち尽くすんだ!!!』
オペレータ『第三ブロックで火災発生!』
艦長『消火班急げ!』
ウルズ「…おちろ!!」
アンサズ「やりがいがあるなぁー!!」
スリサズ「……」
オペレータ『所属不明機が本艦の盾に!!』
大佐「ウルズ…アンサズ…スリサズ…なにをしていた?」
スリサズ「あっちの敵をやってたのさ。大方は消したね。」
オペレータ『?!ミサイル接近!数30!!』
ウルズ「…ターゲットロックオン…。マンシナリーライフル…発射!」
オペレータ『ミサイル全機撃墜!』
大佐「…やるな。…私も負けてはいられないか…。BHジャンプシステム起動…。敵艦隊の中心に飛び込む…。」
9それも名無しだ:2006/01/21(土) 00:48:38 ID:FPiHbcZN
・ロボゲ板オリジナル(3バカシュウ(チカ)ユーゼス マサキ冥はあえてこっち)
・帝国オリジナル
・バンプレストオリジナル(α MX OG A D A.C.E.他 )
・機動戦士ガンダム
・機動戦士ガンダム外伝
・機動戦士ガンダム08小隊
・機動戦士ガンダム0083
・モノアイガンダムズ
・機動戦士Zガンダム
・機動戦士ZZガンダム
・機動戦士ガンダムF-91
・機動戦士ガンダム逆襲のシャア
・機動武闘伝Gガンダム
・機動新世紀ガンダムW
・ガンダムSEED
・ガンダムSEED ASTRAY
・ガンダムSEED DESTENY
・マジンガーZ
・グレイトマジンガー
・マジンカイザー
・鋼鉄ジーグ(帝王のライバル?)
・大空魔竜ガイキング(大文字、ブンタのみ)
・ダンクーガ
・超電磁ロボコンバトラーV
・伝説巨神イデオン
・ラーゼフォン(伏線?東京ジュピターのみ)
・新世紀エヴァンゲリオン(いまのところ機体のみ)
・真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日
・ダイモス
・トップをねらえ1ではなく2ですわ
・ダンバイン(ドラムロのみ)
・フルメタルパニックふもっふ(ボン太君スーツのみ)
・ブレンパワード(今のところユウのみ)
・機動戦艦ナデシコ(TV)
・超時空要塞マクロス(柿崎)
・メタルギアシリーズ
・戦国魔神ゴーショーグン (ケルナグール OVAのコロッケ
・マシンロボ炎 クロノスの大逆襲(トリプリジムのみ)
・星界の戦旗1〜4
・デモンベイン(これはさっぱり分かりませんわ)
・最近ワイと邪神皇はんの話に出てくるのはF.S.S(ファイブスター物語)
 MHとかは全部これ
またまた修正しときましたわ。
提督はんに感謝感激雨あられ!!
「意味がわかりません。」

10伍長:2006/01/21(土) 00:48:59 ID:m6ZWt2gV
>>1提督さん、乙です!
シュバルツ「アイアンネット!今だ娘!」
ギャプラン集中放火!
11監査軍(side:旗艦):2006/01/21(土) 00:51:33 ID:Qx3q/Ncv
監査官「こちらにも書き込むべきではないか?」
ファイナ「そうですね、向こうはもう満杯ですし……」


アクエリス「こちらの使ってる元ネタも書くべきかな?」
エアリア「どうだろう……そうだ! みんなに聞いてみよう♪」
ファイナ「待ちなさい! こちらの居場所を察知させるつもりですか?!」
ソイリス「……大丈夫……通信元がバレない様にする…………」
アクエリス「……ソイリスが……」
エアリア「……喋った……」
ファイナ「あら、珍しいですね」
ソイリス「……………(真っ赤になる)」
12大佐:2006/01/21(土) 00:52:51 ID:LuUKYEqK
1000を取ってしまったのも私だ。済まなかった。>>11
私は完全オリジナルだと思っていたのだが…ちがったのか。
13革ジャン提督:2006/01/21(土) 00:54:50 ID:tT+vc35D
>>12
取り敢えずおめでとうと言っておこう。
14邪神皇:2006/01/21(土) 01:04:39 ID:pw5Q12kY
マキシ『馬鹿みたいに突っ込んできたよデプレ兄さん』
デプレ『僕らで迎撃するぞ。味方の機体もやられたから弔い合戦だ』
マキシ『やられた機体って何だっけ?』
デプレ『確かアウェケンとかヘルマイネとかだった。元からこの宙域はそんなにMH来てないし』
アイン「では、そこの兄弟方、雑魚はお任せします。僕らは大物を」
カイエン『準備は出来たのか!?』
アイン「ええ、チャージ完了。いつでも」
カイエン『よし、じゃあ頼む!!』
アイン「【天使の背骨】超絶進化ver.発射!!」
──バリア粉砕──
カイエン『喰らえ!!』
──撃破!!──
デプレ『こっちも終わったよ』
マキシ『やっぱちょっと退屈だったな』
アイン「では、今日はこの辺で。また戦場でお会いしましょう。今度は敵としてね」
カイエン『勘弁してくれよ……』
───ウィル艦内───
東の君『で、やられたMHに搭乗していたファティマと騎士は、ボスヤスフォートとマグダル様のテレポートで無事保護、ですか』
リンス『良いのですか陛下?MHの機密が…』
天照『MH程度の機体なら、あちらにもあるさ。ガンバスターとか言ったね。今更大した事でも無いよ。奪取されたLEDは完全消滅したし、ボスヤスフォートも捕われた騎士は連れてきたみたいだしね』
東の君『なら、問題はありませんね』
リンス『ひとまず、このまま宙域にいる訳にもいかないでしょう。全機体を回収して、どこかの星に本陣を構えましょう』
天照『うん。そうだね。ラキシスも退屈してるし』
15特尉:2006/01/21(土) 01:38:45 ID:tkr2jq7f
>1乙かれ様

荒野をさまよって早一週間…、そろそろ機体のエネルギーも食料も尽きてきた…、早く中尉達と合流しないと餓死してしまうかもしれない………
何でこんな時に通信機器が壊れるんだよ……
16監査軍(side:旗艦):2006/01/21(土) 01:39:42 ID:Qx3q/Ncv
――――何も無い空間に黒い影が現れる――――

監査官「戻ったか……それで? どうだった彼等は」
喰らう者「はっ! 想像以上に楽しめたさ。……まああの程度の『光鷹翼の贋物』なら破れて当然だがな。
     それにしてもMHを率いてた奴等……アレが『寸分の狂い無く複製した別物』だと理解できるかな?
     くっくっく……なかなか美味かったぞ、あの『ファティマ』とか言う奴は……」
監査官「……あの一瞬でどうやったのだ?」
喰らう者「なに、女には無数の秘密が有るってね……ただ、このままアイツ等と殺り合うのは少々キツイな」
監査官「そうか……ならば、『汝の封じられし本当の力』の開放を許可しよう」
喰らう者「話がわかるじゃねえか。……しかし、俺が裏切るとか考えんのか?」
監査官「この『デカログス』が有る限り御前は私には逆らえまい?」
そう言って、監査官は額を指差す。
喰らう者「まあ、確かにな。……それにそんなものが無くてもオレは結構オマエを気に入っているぜ?」
監査官「……ありがとうな。では、この銀河の中心まではソイリスに案内させよう」
喰らう者「あのお嬢ちゃんか……大丈夫か? あそこは、宇宙怪獣が億単位で犇めき合ってる所だぞ」
監査官「問題無い。あの程度の存在に殺られる様ならば、とっくの昔に死んでいるよ」
喰らう者「そうかい。なら遠慮なく借りるぜ」

――――現れた時と同じ様に黒い影が消える――――

監査官「ああ……いい旅路を」
17准尉(火星基地):2006/01/21(土) 01:50:13 ID:m6ZWt2gV
おや、どうやら退却していくようだ。
一等兵「どういうことでしょうか?」
小手調べのつもりだったんだろ。それよりオオワシダガーはどうだ。
一等兵「まずまずですね。分離時がちょっと扱いが難しいですが。」
さて、こっちも帰るとするか。
18監査軍(side:旗艦):2006/01/21(土) 02:08:11 ID:Qx3q/Ncv
エアリア「大佐さん>>12から連絡来たよ♪ ……完全オリジナルだと思われてるみたい」
アクエリス「まあ九割九分はオリジナル設定だからな」
ファイナ「身も蓋も無いですね」
エアリア「えっとね、まず私たち合成人間《ビメイダー》は長谷川祐一様著作の『マップス』って作品の設定から来てるんだよ♪」
アクエリス「……ロボものなら『クロノアイズ』ではないのか?」
ファイナ「……そこはどちらでもいいでしょう」
エアリア「ワォ! アバウトだね〜♪ あとね、私たちの設定には『ゼノギアス』のエレメンツもちょっと混じってるんだって♪」
アクエリス「ならば最高評議会はむしろ「ガゼルの法院」か……ということは、閣下のモチーフは……まさか「カレルレン」?」
ファイナ「……あんな結末にはさせません!」
アクエリス「何故知っている……。まあ、同意だがな」
エアリア「そうだね。えっと……次はくらっちが使う『光鷹翼』なんだけど、
     これは『天地無用!魎皇鬼』って作品から拝借してるんだって♪
     この作品からは他にも『皇家の樹』の設定を少し使うみたいだよ♪
     ……ここだけの話だけど、今このレス書いてる人実はこの作品まともに見たこと無いんだって」
ファイナ「……GXPだけは見たらしいですけどね」
アクエリス「ロボットものは『ゼノギアス』だけか……それにしても「くらっち」……誰?」
エアリア「くらっちはくらっちだよ♪」
ファイナ「まさか……喰らう者の事ですか?」
エアリア「うん♪」
アクエリス「何とも命知らずな……」
エアリア「え〜〜〜? 結構気に入ってくれてたよ?」
ファイナ「……想像出来ません」

ソイリス「……以上……通信終わります…………姦しくて申し訳御座いませんでした…………」
19監査軍(side:旗艦):2006/01/21(土) 02:13:36 ID:Qx3q/Ncv
エアリア「あっ、忘れてた! ごめんソイリスもう一度繋げて!
     >>12大佐さん1000getオメデト♪」
20元連邦の少佐:2006/01/21(土) 02:27:36 ID:FPiHbcZN
L.E.Dミラージュはいきなり燃えだすし、捕まえた騎士には逃げられるしまあエンジンが残っとったしええねんけどな。
「隊長、LEDのデータ解析が完了しました。あと補給もしときました。後報告ではこの近辺には
 マウンテンサイクルと呼ばれる物が存在しているらしく、そこにはMSを始め多くの機動兵器があるようです。」
それはなかなか熱いな。調査の方はよろしく頼むで、あと最近の累積データを参考にして新しい兵器運用法再構築しといたから
みんなに配っといたれ。最後にもう一個あったわ。みんなの機体に最近手に入ったデータとLEDのデータがそろったから機体をリファインしとくから
三日後にテスト演習するからそのことも伝えといてくれ。
「そう言うと思ってマウンテンサイクルには既に調査隊を派遣しときました。あとマニュアルを私の方でも目を通しておいてみんな分かりやすく補足しときます。」
頼むわ、ほんまにお前は優秀な奴でワイは大助かりや。あっついでに、ワイは今から仮眠とるから起きたらなんか食うもん用意しといてくれ。まだいろいろとすることがあるからな。
「ありがとうございます。私の方でも補給物資一覧と調査報告書を作っておきます。それと食べ物は何がいいんですか?」
なんでもええわ。お前の作る料理はなんでもうまいからな。ワイのために今後もずっと作ってってくれたら嬉んやけどな。
「隊長、それってプロポーズじゃないですよね?」
そうや、これからもよろしく頼むで、一生ワイの補佐をしてくれ。後ワイが仮眠から起きたらお前も少しは寝ろよ。
「はい!!一生ついて行きます。」

21監査軍(side:旗艦・ドック):2006/01/21(土) 03:46:05 ID:Qx3q/Ncv
喰らう者「って事で、頼むぜ嬢ちゃん」
ソイリス「……私は、ソイリス…………」
喰らう者「ああ、そいつは失礼。んじゃ、改めて頼むぜソイリス」
ソイリス「……(首を縦に振る)……『力場司るソイルよ、我が呼びかけに答えよ。汝が肉は我が肉、汝が魂は我が魂なり』
     ………OK、何時でも行ける…………」
喰らう者「よし、出航だ!」
ソイリス「……(首を縦に振る)……『次元司るアカーシャ』との連結深化……
     ……超次元跳躍開始……目的地……天の川銀河中心部…………」

その瞬間、次元が揺らいだ。……揺れの収まった先には、唯、何も無い空間が広がっていた……。
22監査軍(side:旗艦):2006/01/21(土) 04:05:00 ID:Qx3q/Ncv
アクエリス「畳み掛けるようで
      正直申し訳ない。今回は私たちが操る『真なる四元機』について概要だけ教えておけと言われている
      誰にかと言うのは……秘密だ」
エアリア「ふとっぱらだね。……閣下に怒られない?」
アクエリス「何、あくまで概要を教えるだけさ……それにしてもどうやって教えればいいんだ?」
エアリア「この『説明掲示板@ロボゲ帝国』に書き込めば大丈夫だって♪」

???「……はっ! 今誰かに呼ばれた気が……」

エアリア「……今、突然悪寒がしたんだけど……」
アクエリス「……まさか、ここまでは来れないだろう……多分」
エアリア「じ、じゃ、始めようか。……えっと、わたし達の『真なる四元機』は、
     外見は『マップス』のリープタイプの船みたいな姿をしているんだ。
     ファイナちゃんの『熱量司るフレア』は赤、
     アクエリスちゃんの『時間司るアクア』は青、
     ソイリスちゃんの『力場司るソイル』は黄色、
     そしてわたしの『空間司るエアロ』は緑をそれぞれパーソナルカラーにしてるんだよ♪」
アクエリス「それぞれ、巡航時ワープ6、最大でワープ9.9のスピードで航行する事が出来る。
      ああ、この『ワープ』の単位は『スタートレック』と言う作品から持ってきているそうだ」
エアリア「ちなみにワープ9.9は、なんと! 光速の3053倍の速度なんだって♪」
アクエリス「それにフェイザーや量子魚雷をはじめとした様々な兵器で武装されている」
エアリア「房機体にも程が有るね♪」
アクエリス「……しかたあるまい? 我等は事実上たった四機と一艦のみの戦力なのだから」
エアリア「この子達で長い間、惑星連邦をはじめとするいろんな勢力と殺り合って来たんだよ♪
     あっ、因みに惑星連邦なんかがあるのは、天の川銀河から
     帝国の母星(消滅した方)を挟んで反対側のず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと向こうだからね♪」
アクエリス「そうそう……これは、あくまでも『真なる四元機』の機体としてのスペックでしかないからな?
      我等が機体の真なる力は……『物理法則の完全支配』にあるのだからな」

ここで書き込みは終わる。

エアリス「チョット、アクエリスちゃん書きすぎだよ!」
アクエリス「なに、この程度なら問題無いさ。……そろそろソイリスの奴が出発するぞ」
エアリア「あっ! ホントだ〜♪ お〜〜〜〜い!!!! いってらっしゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!」
アクエリス「……耳元で怒鳴るな。まあ、我等にとってはたいした距離じゃないさ」
エアリア「うん、そうだね♪」
23邪神皇:2006/01/21(土) 07:27:51 ID:pw5Q12kY
アイン「ただいま帰りました父上」
ノイア「ただいまです父様」
ああ、お帰り
しかし、四元機は物理法則を支配できるらしいぞ
少しまずいな
アイン「物理法則支配などというラムダ・ドライバでも可能な程度の能力、クリフォトのあの能力でどうともなりましょう。それはあちらも同じです」
まあ、天照は神だからな
物理法則くらいはなぁ
───ウィル艦内───
天照『へ?ファティマが足りない?』
バランシェ『ああ、どうも一体やられたらしい。エムトラルが一体いない』
天照『そう…かぁ。しかし、MHのスペックじゃ、この戦いは勝てないねぇ』
金剛『スペックが物足りないのは確かですね。改良なさるおつもりですか?陛下』
天照『うん。イレーザーエンジンの出力じゃあね。手始めにグランゾンとか、ガンバスターなんかのエンジン使ってみるつもりだよ』
バランシェ『そうか。頑張れよ。俺も、ヒュートランのみに与えた【自己教練プログラム】を全ファティマに与えた。あれほどの質の敵なら、マスターを変えずともスペックは進化していくだろう』
金剛『MHの改良は私もお手伝いいたします』
天照『うん。それと、そろそろ彼等に伝えようと思う。僕らの目的が地球の占領だって』
バランシェ『ここまで協力してくれたアーヴ帝国の手土産にな。αナンバーズとかいうのとも敵対はするが』
天照『三つ巴ってのも楽しいと思うよ』
24監査軍(本筋と関係なし):2006/01/21(土) 09:08:57 ID:Qx3q/Ncv
監査官「この『説明掲示板@ロボゲ帝国』に書き込めばいいのか……よし」

   「参戦作品リストを書いている方に先にお詫びを申し上げます。
    我々サイドの元ネタは今の所参戦する予定はありません。
    余計な事を言ってしまい、混乱させて申し訳ありませんでした。
    特に大佐殿には、変に気を使わせてしまったかも知れないので、
    重ねてお詫びを申し上げたき所存です」

    以上

エアリア「……閣下、面目丸潰れだね」
監査官「謝る時には丁寧に、だろ」
25大尉:2006/01/21(土) 23:19:30 ID:6Kgc7b+s
>>1提督殿、乙です!
アルト「大佐殿も1000GETお疲れ様です。」
前スレ読み返したけど勘違いが有ったようで。邪神皇様本当にすいませんでした。
アルト「前スレって何のことですか?」
気にするな。因みにデモンベインについてはプロローグ辺りをやっていました。
では、本編スタートします。


──自宅───
…んっ…もう朝か…ッ…何だか体が重いな……って……貴様ら何してるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
アルト「…ふぁぁ〜…うるさいですよぉリオさん…。」
トラス「…スピー…スピ-…(-_-)zzz…」
だからお前らはなんで俺の隣で寝てるかぁぁぁぁぁぁぁ!
アルト「だって来たばっかでベッド一つしか無いからみんなで寝ることにしたんじゃないですかぁ。」
あ、そうだった。すまん、すまん。じゃあ今日は家具とか買いに行くか…。もう10時か、起きろ、トラス。
トラス「…んん?…もうこんな時間ですか…?」
飯の準備でもするか。おまいら、手伝え。
アルト・トラス「「ハーイ」」

──キッチン──
アルトは料理うまいんだなぁ。うん、美味い!
トラス「これは……味のIT革命やぁぁぁ!」
…トラス…大丈夫か?
トラス「…はッ…恐るべしアルトさん!」
アルト「料理には自信があるんですよ〜!」


───玄関前───
よし、じゃ買い物に行くか!
アルト「買い物♪買い物♪」
トラス「行きましょうか」
ガチャ。
ん、誰だろう?
トラス「どうしたんですかぁ?」
いや、今大十字の家の前になんかこの場にそぐわない人たちがいるからさ。
アルト「わわ!なんかお金持ちっぽい人と執事っぽい人がいる!大十字さんに何のよう何でしょうね?あの人達?」
ま、いいか。行くぞ。
アルト・トラス「「イエッサー!!」
26大佐:2006/01/22(日) 01:17:21 ID:WsYR1otw
大佐「敵の中核についたと思ったら敵が既に撤退していた…。」
艦長『遅すぎたようですね』
大佐「…あぁ。…帰還する。伍長とシュバルツ殿も受け入れ準備を。」
艦長『了解。』
アンサズ『僕達も帰還するよ。』
オペレータ『シュウ・シラカワ博士も着艦許可を求めています。』
艦長『受け入れろ。』
―――メタトロン艦内―――
???1「な…なんかドサクサにまぎれて侵入したら…」
???2「道に迷ったわね。」
???1「う、うるさいわね!大体ミサがこの艦に侵入しようって言ったんじゃない!」
???2改めミサ「戦闘宙域に転移した貴方が悪いんでしょう?」
???3「わわわ…。喧嘩しないで下さいよぉ―!ミサさん、ユサさん!」
???1改めユサ「…。悪かったわよ。」
ミサ「分かればいいのよ。…しかし相変らずリサには弱いのね。ユサは。」
ユサ「ぅ…うぅ…。」
リサ「えっへん。」
大佐「…?話し声…?どこからだ?」
ミサ「…。まずいわ。誰か来る…!」
ユサ「ぇ!?か、隠れなきゃ?!」
リサ「あ、あのロッカーにかくれよっ!」
大佐「ふむ…どこからだ…?」
ミサ「コソコソ。あれ…。」
ユサ「コソコソ。ウン…男…ね。」
リサ「コソコソ。せ、せまいよぉー…。」
がたん!がたがた。
大佐「………。(あのロッカーが怪しいな。)」
27伍長:2006/01/22(日) 01:32:34 ID:DBDwMkWe
これより帰艦しまーす
シュバルツ「ふむ、なかなか面白い相手だったな。」
そうですねー。某ゲームには一回も参戦してない方々ですもんね。新鮮でしたよ。
シュバルツ「これからああいう輩と戦う機会が多くなるのだろうな…。お前も気を引き締めてかかったほうがいいぞ。」
大丈夫ですよ、私しっかり者ですし。
シュバルツ(そうは見えんが…)
28監査軍(side:銀河系中心部付近):2006/01/22(日) 03:01:55 ID:ImeX6XtH
ソイリス「……着いた……」
喰らう者「流石、5万光年近い距離を一瞬か。しかし、何で『次元司るアカーシャ』の力を借りたんだ?」
ソイリス「…………疲れるから…………」
喰らう者「そ、そうかい。まあ、んなこたぁどうだっていいんだ。それより、ここまでありがとよ……ソイリス」
ソイリス「…………一人で行く気?………無意味………気付かれた…………」
喰らう者「お〜……確かにな、んじゃここからは別行動だな。俺は中心へ行くから、封印の解除は頼むぜ」
ソイリス「……任せて……」
喰らう者「ここからは助けてやれねぇからな、……ぬかるなよ!」

そう言った瞬間に、喰らう者は船外へと飛び出していった。

ソイリス「……そっちもね…………『次元門招来……四重封殺結界・第一封印「極大重力領域」……解除』」



喰らう者「……来た来た来た! こいつぁ、十億や二十億じゃきかねえな!! 

――――虚空に浮かぶ喰らう者の全身に、幾何学的な紋様が浮かび出す――――

     実に残念だ。出来ればオマエ等ともガチで殺り合いたかったんだがな。

――――それと同時に、本来ならば『皇家の樹』が無ければ不可能な筈の事態が発生する――――

     まあ、しかたねぇ。……こっちも時間が押してんでな、

――――それ、即ち『完全な光鷹翼』……それも、七枚もの顕現!――――

     悪いが……さっさと始めさせてぞ!」
29邪神皇:2006/01/22(日) 07:39:30 ID:BM/Q9rPC
───ウィル艦内───
天照『うーん、エンジンは新たに対消滅エンジン使って、色々なバリアも付けるとして、イマイチ力不足なんだよねー。決め手に欠けるというかさー』
御前『……いやぁ、十分ちゃうん?もうホンマバケモンみたくなっとるやろ』
天照『うーん。でももう少しなんかさー………あれ?』
LEDドラゴン『我、盟王LED。我が主スイレーの命により我等五頭の龍、今よりこの宴に参入せん。光皇よ、久しいな』
天照『すす…すえぞう?なんでここに?』
LEDドラゴン『我が主スイレーは、我等が全力を出せる機会を下さった。其故、この宇宙に来たり。ほう?汝等の扱いし人形、随分と強大になりしものよ』
天照『へ?……ああ、でもまだ決め手に欠けるんだよね……そういえば、すえ。君はダイバーフォース使えるんだよね。その図体で』
LEDドラゴン『如何にも。汝等がダイバーフォースと呼びし能力、我が手中に在り。しかし光皇よ、汝の計、果たして叶うか?』
ナイン『いや、叶うやもな。マシンメサイアの脳リンク機能を使えばの。魔力を増大さす機関もこの世界にあるようじゃし。ドラゴンよ、再びの対面に感謝を』
LEDドラゴン『久しいな炎の女皇帝よ。しかし、光皇の望みが叶うやもしれぬとはな。良かろう。我等も、その計に助力しようではないか』
天照『ホント!?これなら【ダイバーフォースの技を使えるMH】が造れそうだよ!!』
───母艦【星】ロボゲver.───
どうだ?初陣の調子は?
アイン「良いと思います。これなら、残りの機能もちゃんと使用できるでしょう」
そうか。クリフォトのさらなる機能を使えば、理論的にはあらゆる敵を滅ぼせるだろう。安定した機能ではないのが欠点だがな
アイン「クリフォトの機能を使用するには、父上では限界があった。だから、僕を造ったんですよね」
ああ、そうだ…それだけでは無いがな(ボソッ
アイン「ん?何か言いました?」
いや、何でもない
30監査軍(旗艦):2006/01/23(月) 11:00:37 ID:deCJ7ycV
ファイナ「閣下、喰らう者が光鷹翼を展開した様です」
監査官「……銀河連合の反応はどうだ?」
ファイナ「今の所は目立った反応はありません。……そもそも、この時代に連合が存在しているのかどうかが不明ですが」
監査官「奴等がそう簡単に滅ぶとは思えないが……。まあ、何か干渉してこれない事情でも有るのかも知れんな」
ファイナ「おそらくはそうだと思われます。それと、先ほどエアリアが、
     ワープ6.8の速度でこの銀河系に接近してくる艦隊を発見しました」
監査官「……なんだと?」
ファイナ「分析してみた所、99,99%の確率で『ヴォーグ』の戦艦であると出ました」
監査官「そうか。(……ヴォーグ共め、何も態々自分達の銀河から出てくる事も無いだろうに。
    やはり、『この銀河の地球』も『特異点』なのか……?)」
ファイナ「……どうなされました? 閣下」
監査官「いや、何でも無いよ。それよりも、奴等はどれ位で到着しそうだ?」
ファイナ「早ければ1ヶ月後、遅くても2年後には確実に太陽系に到達します」
監査官「ふむ……ならば、暫くは様子を見る。1ヵ月後ならばアイツも戻ってきているだろうしな。
    解った、下がれ」
ファイナ「ハッ」

ファイナが退出すると同時に、宵闇の如き黒い影が這い寄って来る。
黒い影は、如何なる光も映さない漆黒の髪と瞳を持つ純白の肌の少年の姿へと変わった。

???「フフフ……、随分と面白いことになってきたね」
監査官「貴様か。何の用だ」
???「つれないなぁ、僕と君との仲じゃないか。ねぇ、『人形遣い』クン?」
監査官「その名で呼ぶなと言って置いたはずだぞ、『這い寄る混沌』よ」
???「フフフ……、そうだったね、でも僕にも『ニャルラトテップ』って言う名前が有るんだよ?
    君には是非とも、縮めてニャルって言ってほしいな♪『人形遣い』クン」
監査官「……今すぐ本体ごと次元の狭間に放り込んでやろうか?」
ニャル「おお怖い♪ まあ、そんな事はどうでも良いんだけどね。
    それにしても、何時まであのボケ老人達を騙くらかしているつもりだい?
    もういい加減、厭きてきても可笑しく無いと思うんだけど?」
監査官「奴等には、まだ少々役立ってもらう。……尤も、確かにいい加減厭き厭きして来た所ではあるがな」
ニャル「やっぱりねぇ、そんなとこだろうと思ったよ。あ、お祭り始める時には僕にもチャンと教えてね?」
監査官「……おまえは『あの地球』でやる事が有るのではないのか?」
ニャル「ああ、あっちは『ナイア』がやってくれてるからバッチシ大丈夫だよ♪」
監査官「……まあ、俺にはそれこそどうでも良い事ではあるがな」
ニャル「フフフ……。じゃ、僕はそろそろ戻るね」
監査官「……おまえ、何のために来たんだ?」
ニャル「たんなる暇潰しだよ♪
    ……じゃあまたね、『神の摂理に叛き者』にして『最も新しき旧支配者』。今はしがない監査官サン♪」

そう言うと、ニャルはいつの間にか姿を消していた。

監査官「……食えない奴だ」
31革ジャン提督:2006/01/24(火) 19:09:48 ID:MoHPRDni
???「帰ったデシ」
革ジャン「お、帰ってきたか。……で、地上の様子はどうだ?」
???「それは後デシ。」
革ジャン「……そうか。よし、今日は豪勢に宴会と行くか!」
???「……勘弁してくださいデシ」
32監査軍(旗艦):2006/01/25(水) 11:39:41 ID:uHC+EIFL
ファイナ「エアリア、現在の状況はどうなってますか」
エアリア「地球圏はあまやん(天照)の所に動きがあったみたい。
     くらっちとソイリスちゃんは銀河系中心へ移動中、たぶんもう2・3日で中心部に到達すると思う。
     ヴォーグの艦隊は真っ直ぐ地球へ向かってるよ」
ファイナ「そうですか。(ぼそぼそ)エアリア、一寸いいですか」
エアリア「(ごにょごにょ)なに? ファイナちゃん」
ファイナ「(ぼそぼそ)閣下に報告に行ってから、気になって仕方がなかったのですが……ヴォーグって何ですか?」
エアリア「(ごにょごにょ)あれ? ……そっか、ファイナちゃんあの時別行動だったっけ。今データベースに繋げるから」


ヴォーグとは、機械と人型宇宙人のハイブリッド(結合)生命体の総称であり、その個体の事を『ドローン』と呼称する。
ヴォーグは“私”という単語を用いず、たとえ一人称であっても必ず“我々”と言う。各員には細かく役割分担が決められており、
一種の亜空間リンクで接続されて集合体としての意識を保持しつつ、整然と役目を果たすようにプログラムされている。
よって、リンクが機能している限りは仲間割れが起こる事は決して無い。
(注:集合体から離脱した、各ドローンが精神的に自立した一団も存在している)

ヴォーグは、同化という特殊な方法で仲間を増やす。
同化とは、ヒューマノイドの体内に『ナノプローブ』という極小機械を注入し、ドローンに変異させる手法である。
ドローンに変異したヒューマノイドは、個人という意識が消え、ヴォーグ集合体の一部となる。
集合体には、全体の支配者として女王が存在しており、各戦艦には独立した女王が存在している様に見えるが、
各女王は次元を超越して存在する一人の支配者の影に過ぎない。

ヴォーグは同化していない種族を見つけると、すぐに同化する手段に出る。
彼らが同化をする理由は、『完全なる生命体』を目指しているからであり、
同化により新たなテクノロジーを吸収していく。 ただし、文明のレベルが高くない種族を無視することもある。
彼らには武器に対応する能力があるので、同じ武器は数回しか通じず、
(注:自動的に波長を変えるビーム兵器等を用いて被害を最小限にとどめる事も出来る)
倒しても次々と他のドローンが転送されてくるので、ヒューマノイドにとっては極めて厄介な存在であると言える。


エアリア「(ごにょごにょ)解った?」
ファイナ「(ぼそぼそ)ええ、ありがとうエアリア」
エアリア「(ごにょごにょ)どういたしまして♪」
33時天空:2006/01/25(水) 11:56:35 ID:loJAkDyO
アレ?お呼びでない?
34革ジャン提督:2006/01/25(水) 20:33:34 ID:XoA66ovM
眼鏡中佐「……提督。>>33は何なんですか?」
革ジャン「………多分ラスボスだ。私の予想ではラスト前のボスでラストが真ジーグ。」
???「……取り敢えず我々の力では絶対に勝てないから注意するデシ」
眼鏡中佐「……了解です」
35元連邦の少佐:2006/01/25(水) 23:31:56 ID:SYLwqxiY
>>20の続き
(ウ〜ン、隊長いきなりそんなこと言われても〜ムニャムニャ)
一体こいつはどんな夢見とんのや?
(そんなとこ触らないでください〜)
全く,仕事もせんで勝手な夢、見よって・・・まあええか、ワイも寝よ。
・・・・・・
シン「機体のデータもってきたぞ、なかなかいい感じだぞ。って寝てるのか。俺も眠たくなってきた。」

36邪神皇:2006/01/26(木) 22:49:12 ID:Pwg8yypO
さて、そろそろだな
ノイア「ああ、確かにそうですね」
アイン「?何がですか?」
αナンバーズを未来に飛ばしただろう?
そろそろ転移させた時間点だ
ノイア「後10秒ほどですね」
うむ、これからが決戦だ
───地球軌道上・月付近───
綾人『絶対障壁が…消滅した?』
甲児『オイオイ、俺たちゃまだ何にもしてねーぞ。何で急に絶対障壁が消えちまうんだ?』
クワトロ『分からん。とにかく、現状の確認が最優先だ』
ブライト『……!?なんだここは!!?』
ルリ『地球に存在する建造物が、かなり旧時代的な物ばかりです。しかも、分析によると、かなり新しい建造物です』
鉄也『つまり、どういう事なんだ?』
テッサ『これは推測ですが、私達は未来に飛ばされたのではないでしょうか?一度文明が破壊され、再び再構築されている未来に』
ルリ『見た所、20世紀初頭の文明レベルですね。飛行機ではなく飛行船で空を飛んでいた時代です』
シンジ『じゃあ、一度人類は滅亡したの……!?』
アムロ『だろうな。だが、問題はそれだけじゃない。むしろアレが本命だろう』
デュオ『……見ないようにしてたんだがなぁ。何だよあの天文学的数の艦隊はよ。天の川ってあんなに近かったか?』
アルテア『あの艦隊には見覚えがある。アーヴ帝国の艦隊だ。彼等は戦力を過剰に使う傾向があるのだが、これほどの数を投入するとは、尋常ではない』
ユリカ『東京とニライカナイ、あと何故か第三新東京にもジュピターが形成されてます。まずはそちらに行ってみてはどうですか?内部には綾人さんの力で侵入できますし』
ブライト『うむ、まずは情報収集だ。そうしよう』
37監査軍(旗艦):2006/01/27(金) 08:54:51 ID:A8uBfb0y
エアリア「閣下、αナンバーズが地球圏に転移してきたよ」
ファイナ「現在、地表の停滞地域に向かっているようです」
監査官「そうか、……役者が揃ってきた様だな」
アクエリス「閣下、バッフクランがあと10秒ほどでこの時空点に転移します。…5…4…3…2…1…0!」
その瞬間、監査軍旗艦の周辺に天を埋め尽くすほどの大艦隊が出現する。
監査官「おや、どうやら向こうの宇宙軍全てを呼び込んでしまった様だな。
    まあいいか、これより向こうの旗艦に通信を繋ぐ。おまえ達は万一の為に戦闘待機をしておけ」
ファ・アク・エア「「「解りました」」」

監査官「さてと……、始めましてと言うべきかな? バッフの血族達よ。
    私はロボゲ帝国監査官。まあ、君達には『人形遣い』と言った方が解り易いとは思うが」
???『人形遣いだと? 貴様、自分が我等の伝説に伝わる『滅びの悪魔を繰る者』だとでも言うのか』
監査官「そのとおりだと言って置こう。疑うのなら周りを良くみろ」
いつの間にか、バッフクラン宇宙軍旗艦『バイラル・ジン』の周辺にファイナ・アクエリス・エアリアが出現していた。
バッフクラン兵1『うわっ! い、何時の間に?!』
バッフクラン兵2『各艦、総司令官殿をお守りいたせ!』
???『静まれ! ……監査官よ、彼奴らが本当に伝説にある存在なら、すでにこのバイラル・ジンは落とされていたはずだ。
    何故情けをかけた』
監査官「此方としては、信じてもらう事が最優先だったのでね。
    でだ、信じてもらえたならば、そちらの名前を教えて欲しいのだが」
???『……私は、バッフクラン宇宙軍総司令官「ドバ・アジバ」だ』
監査官「ああ、成程。そう言われれば確かに面影が有るな。
    でだ、本題に入るのだが、実は君達が求めている無限力をロボゲ帝国侵略軍が所有しているんだ」
ドバ『なんだと? (ロゴ・タウの惑星を調べさせても何も出なかったのはそういう事か)
   ならば今すぐ我らに受け渡してくれ。そもそも、汝には必要の無い力であろう」
監査官『私個人としてはそれでも良いんだが、生憎と私達監査軍と彼等侵略軍は指揮系統が全く違うのでね、
    そちらの希望には添えないんだ。……そこでだ、君達にはこのまま彼等の居る場所に攻め込んで欲しいのさ」
ドバ『つまりは、ある場所は教えるから後は自分達で何とかしろと言う事か。……よかろう、その場所の座標軸をよこせ』
監査官「すでに送ってある。そうそう、彼らが侵略しているのは、その星の住民が『地球』と呼んでいる惑星だよ」
ドバ『なに?! 我々の母星以外にも地球と呼ばれる星があるというのか』
監査官「私の知る限りでは、標準的な銀河には最低1つの地球と呼ばれる惑星がある。それほど珍しいわけではないさ」
ドバ『……まあ、いい。用件はそれだけか、ならば通信をきるぞ』

ドバ『……全軍に告ぐ! 我等、バッフクラン宇宙軍は、これよりこの銀河系の地球へ侵攻する!! 各艦、DSドライブに入れ!』
ドバ・アジバが、そう全軍に命ずると、忽ちの内にバッフクランの艦隊はこの周辺から消えていった。
監査官「ふふふ、これで良い。バッフクラン宇宙軍が全軍を挙げて侵攻してくる事で、地球圏には更なる混乱が発生するだろう。
    ファイナ、アクエリス、エアリア、ご苦労だったな。戻ってゆっくり休め」
ファ・アク・エア「「「はい」」」
監査官「さて、そろそろアイツも特異点近辺に到着する頃だな。……生きて戻って来いよ?」
38監査軍(銀河系中心近辺):2006/01/27(金) 23:05:47 ID:A8uBfb0y
>>28の続き
立塞がる宇宙怪獣を破壊しながら、喰らう者はワープ9.99の速度で銀河系の中心へ向かう。
何時しか、あれ程犇き合っていた宇宙怪獣が一匹も居なくなっていた。
喰らう者「もうすぐ中心域か。しかし……やべぇな、エネルギーの残りが少ねぇ。
     こりゃ瞬天駆(全てのエネルギーを加速に用いるモード)は解除して進まなきゃならねえな。
     ……おっ、どうやらアレが境界みてぇだな。(通信機に話しかける)おい、ソイリス! 二番目の封印はまだ解けねえのか?!」
ソイリス「『四重封殺結界・第二封印「完全空間静止」……解除』……今、解けた………」
喰らう者「おっしゃ! オレはこのまま突っ切って行くから、残り二つもさっさと解除してくれよ!」
ソイリス「……まって……閣下から『アレ』の解放許可が出てる……」
喰らう者「アレ? 何の事だ?」
ソイリス「……知らない……言えば解るって………」
喰らう者「! 成程な、それならそうと早く言えっての。……よし、
    『ヘレル・ベン・サハル 神の寵愛を捨て 神の理に反逆する者よ 輝ける星々従えて 滅びの角笛吹き鳴らせ!!』」
呪文の様なキーワードを言い終えると、喰らう者は無数の光舞う空間に転移した。
転移が完了すると、喰らう者の周辺に無数のメッセージウィンドウが浮ぶ。
―――― 中枢素子『ペルソナ』エントリー確認 ――――
―――― 生体素子『アニマ』及び『アニムス』との接続開始 ――――
―――― 事象変移機関『ゾハル』の起動開始 ――――
―――― 対高次存在用戦闘システム『Xenogears』を起動します ――――
ここまでウィンドウが現れると、不意にアラームが鳴り響く。
―――― alert:message ――――
―――― 生体素子『アニマ』及び『アニムス』の一部との接続が失敗しました――――
―――― 生体電脳『カドモニ』に断続的なノイズが発生しています ――――
―――― 事象変移機関『ゾハル』の起動に失敗しました ――――
―――― システムに異常が発生しています ――――
―――― 端末兵器群とのリンクが断絶しています ――――
―――― 恵甸との緊急エネルギーライン接続を試みます ――――
―――― 恵甸との緊急エネルギーライン接続に失敗しました ――――
―――― 動力システムを維持する事ができません ――――
―――― 対高次存在用戦闘システム『Xenogears』を起動できませんでした ――――
喰らう者「……チッ、封印された時のダメージが残ってやがるか。……しかたねぇ」
―――― 中枢素子『ペルソナ』より直接コード入力を確認 ――――
―――― 動力システムを『Sacrifice』に移行します ――――
そのウィンドウが閉じると同時に、周辺を舞っていた光から無数の触手が現れ、喰らう者の体に突き刺さる。
喰らう者「グッ! ……起動、せよ、『アダムカドモン』!」
その言葉と共に、先ほどまで喰らう者が居た空間に、一体の機動兵器が出現した。
黒く彩られた機体は、出現と同時に圧倒的な威圧感を発する。
喰らう者「あまり長くは保ちそうにねえな。……さて、いくぜ!」
そう言うと、喰らう者は再び銀河系中心部の更なる中心、即ち『特異点』へと進み始めた。
39監査軍(銀河系中心域):2006/01/27(金) 23:14:25 ID:A8uBfb0y
らう者「クッ! 流石は『この宇宙』でのオレの兄弟、一筋縄じゃ行かねえな!」
銀河系中心域に突入した喰らう者の乗るアダムカドモンは、宇宙超獣の大部隊と交戦しながら特異点へと突き進んでいた。
喰らう者「しかし、まさか宇宙超獣がいきなりテレポーテーションしながら攻撃して来るたぁな。少々意表を突かれたぜ(ヤベェな、
     正直ここまで凶悪だとは思ってもみなかったぞ。こりゃ、コイツに乗ってなきゃやばかったかもな)」
ソイリス「(通信機から音が聞こえる)……聞……る?………今…第三……印………きた………」
喰らう者「チッ! 通信妨害食らってやがるのか?! 
     (多方向から回避不能の攻撃が来る)……ッガァ!! クッ、今のは、効いたぜ!」
そう言いながら、喰らう者は攻撃を仕掛けてきた宇宙超獣を、右手に持つ光を纏いし巨大な剣『光鷹機神剣』を振るい破壊する。
しかしながら、破壊した先からそれと同数以上の宇宙超獣が出現する今の状態では、焼け石に水もいいところである。
現在、喰らう者は己の光鷹翼全てを光鷹機神剣に割り当てているために、アダムカドモン本体が持つ防御フィールドのみで
宇宙超獣の攻撃を防いでいるのだが、いかんせん機体のエネルギーそのものが残り少ない状態であるため、
完全には攻撃を防ぎきれない状況になってしまっているのである。
喰らう者「まったく、何処からこんなに沸いてきやがるんだよ、もう1億は殺ったぞ
     (くそっ、血を流しすぎた。おまけに今にもエネルギーが底を突きそうだぜ。こりゃ……流石に厳しいかな?)」
???『………………累………………詩…………………………玻……………………………』
喰らう者「ハッ……やべぇな、幻聴まで聞こえ始めやがったのか」
???『…………累………詩…………玻……………』
喰らう者「……いや、幻聴じゃねえのか?」
???『………累…詩……玻………!』
喰らう者「……クフフ、クハハハ、ッハハハハハハハハハ! 聞こえる! 確かに聞こえるぞ!!」
???『……累詩玻!!』
喰らう者「オレは……オレは、ここだぁぁぁぁぁ!!! ユグドォォォォォォォォォォォォォォ!!!!」
喰らう者が力の限り叫ぶと、アダムカドモンの後方に、巨大な戦艦のようなモノが次元を引き裂いて出現する。
―――― 後方に恵甸の出現を確認しました ――――
―――― 恵甸との緊急エネルギーライン接続を開始します ――――
―――― 恵甸との緊急エネルギーライン接続を完了しました ――――
―――― 動力システムを『Sacrifice』から『Energy line』へ移行します ――――
―――― 対高次存在用戦闘システム『Xenogears』を起動しました ――――
喰らう者「やっぱ半分程度しか回復しねえか。……まあ、ここら辺りの宇宙超獣共を吹っ飛ばす位なら十分だな」
唯倶道『累詩玻、ご無事でなによりです』
喰らう者「積もる話は後だ。唯倶道、これから『滅びの光』を使う。
     オマエはこちらの攻撃とリンクして次元跳躍をかませ! ……出来るよな?」
唯倶道『現状では少々厳しいですね。しかし、必ず成功させて見せます』
喰らう者「……よし、いくぞ!」
そう言うと、アダム・カドモンの全身が淡く輝きだす。
喰らう者「違う世界の我が兄弟達よ、跡形も無く……消滅しろ」
次の瞬間、アダム・カドモンを中心に淡い光が瞬く間に広がっていき、光が消えた頃には、その宙域には素粒子の欠片一つ残ってはいなかった。
40監査軍(恵甸:艦橋):2006/01/27(金) 23:21:15 ID:A8uBfb0y
唯倶道『累詩玻、次元跳躍完了しました。ただ、緊急での跳躍でしたので、座標軸の設定に失敗したようです。
    本来出現する予定の空間から約390光年ほど外れた場所に出現してしまったようです』
喰らう者「ああ、その程度なら問題ねえよ、ご苦労さん唯倶道。……それで、現在の恵甸の状況はどうなってる?」
唯倶道『どうなってるも何も、累詩玻と最後に別れた時と全く同じです。
    船体損耗率59.90%、メイン動力炉の創生機関《クリエイションエンジン》大破、
    サブ動力炉の対消滅エンジン《アニヒレイションモーター》24基の内17基まで大破、
    次元跳躍機関《ハイディメンジョンワープシステム》座標指定装置中破、
    論理推進機関《アルゴリズムドライブ》小破、他にも……』
喰らう者「わ、わかった、その辺で良い。しかし、改めて聞くと、生きていられただけでも御の字って感じだな」
唯倶道『そうですね。今現在、修復を急がせていますが、完全な状態に成るには今しばらく時間がかかります。
    それと、アダムカドモンの事ですが、解析して見た所いくつか致命的なダメージを受けている部分がありました。
    修復と再調整が完了するまで使用する事はお勧めできません』
喰らう者「マジかよ……。どの位で修復できそうだ?」
唯倶道『恵甸の修復よりは時間がかかりそうです。……累詩玻、『力場司るソイル』から通信が着てます。繋げますか?」
喰らう者「ああ、繋いでくれ」

ソイリス『……成功した?』
喰らう者「おう、バッチリよ。そっちはどうした?」
ソイリス『………封印解けたから撤退した………今、監査軍旗艦に居る』
喰らう者「そうかい、じゃあ、詳しい事は向こうでな」
ソイリス『……解った……切るね』

喰らう者(あいつ、オレには結構喋りかけるよな、何でだろ)
唯倶道『累詩玻、この宙域に接近してくる物体をキャッチしました』
喰らう者「なに? すぐに映像を出せ」
唯倶道『了解しました。……これは、随分派手に壊れてますね。一言で言うなら「黒っぽい一つ目」ですか』
喰らう者「そうだな(中心域で喰らった宇宙超獣の持ってたデータに有った気がするな。確か……ガンバスターだったか)。
     よし、あの「黒っぽい一つ目」を回収するぞ」
唯倶道『アレの安全性が保障できません。本当に行う積もりですか』
喰らう者「大丈夫だって(旨く行けば、地球の技術を手に入れられるかも知れねぇしな)」
唯倶道『……了解しました。それで、これから何処へ向かえば宜しいのですか?』
喰らう者「ああ、知ってると思うが、オレは今ロボゲ帝国監査軍と行動を共にしているんでな。
     そういう訳で、監査軍旗艦《メルカバー》へと向かってくれ」
唯倶道『了解しました。これより恵甸は「黒っぽい一つ目」の回収と同時に
    《ハイディメンジョンワープ》を敢行します。次元座標タグ、監査軍旗艦《メルカバー》に設定。……跳躍開始』
41監査軍(恵甸:第38格納庫):2006/01/27(金) 23:27:10 ID:A8uBfb0y
>>40から
喰らう者「うん、見れば見るほどガンバスターだよなぁ。……ところで、そろそろ出てきたらどうだ? お嬢さん方」
???1「……あちゃ〜、ばれてるみたいですよ? お姉さま」
喰らう者「安全は保障してやるから、出来ればさっさと出てきてもらいたいんだが」
???2「……その言葉を信じろと?」
喰らう者「……ハァ。あのなぁ、オレが殺す気だったらオマエ等とっくに死んでるぞ」
???1「お姉さま……」
???2「仕方ありませんね」
喰らう者「そうそう、人間素直が一番ってな。じゃあ、名前を言ってもらおうか」
???1「私はタカヤノリコ」
???2「……オオタカズミ」
喰らう者「タカヤノリコとオオタカズミか、オレの名前は逆木累詩玻だ。一応聞くが、オマエ等二人とも地球人で間違いないよな?」
カズミ「ええ、間違いありませんわ。……ところで、そう言う貴女は一体何者なのですか?」
喰らう者「ふむ、オレの出自は正直言って自分でも良く解らねぇんだが、とりあえず半分位は宇宙超獣から出来てるらしいぜ」
ノリコ「うちゅうちょうじゅう?」
喰らう者「ああ、簡単に言えば宇宙怪獣の上位存在といったところか」
ノリコ「……!」
カズミ「それは本当ですか?!」
喰らう者「まあ落ち着けや、あくまでも半分位だ。別にオマエ等と敵対している奴等の仲間って訳じゃないぞ」
ノリコ「……そうなんですか?」
喰らう者「おう、だからそう敵意をぶつけてくるな。思わず殺しそうになっちまう」
カズミ「(ブルッ)……解りました」
喰らう者「そう言って貰えると助かるな。でだ、この船はこれから寄る所があるんだが、オマエ等はどうする?」
カズミ「……どうする、とは?」
喰らう者「なに、こっちの事が信用できないなら、さっきの場所に戻してやろうかってな。食料とか水はたっぷりくれてやるぞ」
カズミ「それでまた数千光年の距離を旅しろと」
喰らう者「お望みならばな。まあ、付いて来る気が有るなら、後で直接地球に送り届けてやってもいいぜ」
ノリコ「! そんな事が出来るんですか?!」
喰らう者「ああ、その点はオレの名に賭けて誓おう。……さて、どうする?」
ノリコ「お姉さま、累詩玻さんは一寸(どころじゃなく)怖い人ですけど、信用できる人だと思います」
カズミ「そうね。それに、あのままでは地球に到着したころには、既に人類が絶滅していたなんて事にもなりかねませんですし。
    ……では、このまま御同行させて頂きます」
喰らう者「そうかい。それなら、今から部屋に案内させよう。唯倶道、頼むぞ」
唯倶道『了解しました。では、オオタ様、タカヤ様、部屋へと御案内致しますので、そのまま動かないで下さい』
タカヤ「え? うわ! お姉さま、床が光って浮いてますわ!」
カズミ「ノリコ、落ち着きなさい。あんまり動くと落ちますわよ」

喰らう者「……面白い奴等だな」
42革ジャン提督:2006/01/27(金) 23:47:44 ID:M0/cxSwu
革ジャン「……………さて」
眼鏡中佐「何がさてですか。これから如何にしようか考えていた癖に」
革ジャン「……しかしな、冥王星より先は宇宙怪獣に似たバスターマシンの軍団が取り巻いてそれより先には行けぬし。
     地上は幻獣が大半を制圧しているし、月は一部の者達が閉鎖された地球に戻ろうと考えているし………どうする?」
眼鏡中佐「……そう言えば先ほどフラタニティとか何とか言う組織が会談を要求してきました」
革ジャン「やれやれ、こちとら色々な組織を何とか纏めて艦隊にしているというのにな……。中佐、会談に応じると伝えておけ」
眼鏡中佐「了解!」
43元連邦の少佐:2006/01/28(土) 00:34:24 ID:TOls6RXi
ワイ等が寝てる間に、監査官たちがだいぶ動いてたようやな。オリジナルガンバスターも向こうに
あるし、ものすごく強そうな機体も出てきたし,バッフ・クランまで出で来るし、正味大変やわ。

「対抗策とかはあるんですか?」

あることはあるんやけど・・・

「マウンテンサイクルから,かなりの機体を手に入れましたけど、まだまだ戦力不足は否めないんですけど。」

『神の守護機神』と呼ばれとる機体があるんやけどなあ、まだつかえへんのや。

「『神の守護機神』何とも強そうな名前ですね。」

強いねん,強いねんけど使えへんねん、全次元の守護神とか厳つい肩書きがある癖につかえへん!!

「使えたら、この戦いを終わらせことも可能なんですか?」

ワイら全員が使えたら,終わらせることも可能やろ。

「そんなすごいの物が何機もあるんですか!!」

聖書の中に天使が乗ってんのは知ってんな?

「あたりまえです!!ミカエルとかガブリエルとかでしょ!!」

ああ、そうや。そのミカエルとかガブリエルの名前がついた機体や。

「なんともありきたりな,名前ですね。なんだか中学生が考えた名前みたいですね。」

ま、ワイが付けたわけやないから知らんけどな。他にはラファエル、ウリエル、メタトロン、サンダルフォンそして,最強の存在ルシフェルや。

「ルシフェルって,堕天使ルシフェルのことですか?それにだいぶセフィロトを守護する天使達とメンツが違いますよ。」

なんでルシフェルがあるのかとかは、ワイも全く分からんのや、とにかく速急に使えるようにせなな。


44准尉(火星基地):2006/01/28(土) 01:38:16 ID:T2knTm/n
ふーっ、色々出てきたなあ。
一等兵「エステバリスを中心にズバンザー、スカルガンナー、エルアインス、ZプラスC1などが掘り出された
ようです。」
ああ、まあ見慣れたものが多いけどな。
一等兵「・・・ん?准尉、この機体は・・・?」
どれどれ・・・うーん、どっかで見たことあるような・・・。
あれ、何か書いてあるぞ。名前みたいだな。
“邪機兵ダークタイラント”
・・・ひょっとしてスダ・ドアカの機体か?
一等兵「何ですかそれは。」
ああ、異世界の一つでな、ヨーロッパ中世時代に似た世界だ。
一等兵「へえ。あ、じゃあこっちのは?」
・・・これは俺も見たことないな。
一等兵「何でも雷刃機ライトペガサスというそうです。」
ベタだな。
一等兵「・・・そうですね。」
45監査軍:2006/01/28(土) 22:08:12 ID:HlCSspC8
唯倶道『累詩玻、メルカバーから通信が入ってます』
喰らう者「メルカバーから? わかった、今直ぐ繋いでくれ」
唯倶道『了解です』

監査官『やあ、どうやら旨く行ったみたいだね』
喰らう者「あたりめぇだろ? オレを誰だと思ってやがる。……と言いたい所だが、流石に今回はやばかったな」
監査官『お前がそうまで言うとはな。それほど宇宙超獣は強大だったか』
喰らう者「それもあるけどな。何よりアダムカドモンがまともに戦える状態じゃなかったからな」
監査官『成程な。それで、今はどんな状況だ』
喰らう者「ああ、今は《HDW4》でそちらに向かってるところだ」
監査官『ん? 何故瞬間移動の《HDW5》でなくて、態々時間の掛かる《HDW4》を使っているのだ?』
喰らう者「座標指定装置がぶっ壊れちまっててな、《HDW5》だと何処に飛ぶか解ったもんじゃねえんだ。
     ああ、それとな、跳躍先で『ガンバスター』を拾ったぞ。今、こっちで修復してる所だ」
監査官『ほう、修復は直に終わりそうか?』
喰らう者「まさか、1から造り直した方が早い位さ。まあ、ノリコとカズミ……パイロットが特別な思い入れが有るみたいなんでな」
監査官『……お前にしては珍しいな、気に入ったのか?』
喰らう者「まあな。それで、本題は何だ。まさか世間話がしたい訳じゃねえだろ?」
監査官『そうだな、地球にて『神の守護機神』が発掘されたそうだ』
喰らう者「! なんだと?! って事はあの星は」
監査官『ああ、まず間違いなく『この宇宙の《ロスト・エルサレム》になる筈だった星』だろう』
喰らう者「……おい、オレは今直ぐ地球に向かわせてもらうぞ」
監査官『そう言うと思ったよ。しかし、恵甸は元々隠れて行動する船では有るまい』
喰らう者「だからどうした。あの星が本当に《ロスト・エルサレム》なら、絶対にアレが有る筈なんだ! 誰にも渡せるものか!!」
監査官『それでも、だ。此方で用意した船で行って貰わなければ成らないのだ。……私にデカログスを使わせるつもりか?』
喰らう者「クソッ! ……解ったよ、だが、そちらで一番速い船を使わせてもらうからな!」
監査官『ああ、いいだろう。では、速く戻って来いよ』

唯倶道『累詩玻、アレとはまさか……』
喰らう者「そのまさかだよ。クソッ、アレだけは誰にも渡す訳にはいかねぇってのに」
唯倶道『……解りました。これより艦内のほぼ全てのエネルギーを推進力にまわします』
喰らう者「すまねえ、制御が大変だろうが頼むぜ」
唯倶道『お任せ下さい』
46邪神皇:2006/01/28(土) 22:34:54 ID:f0GHwEmy
アイン「地球圏に異世界の大艦隊が向かっています。殲滅しましょうか?」
いや、放っておけ
あの程度なら、地球は倒れんよ
アイン「衰退した地球がですか?父上、ご冗談は……」
見てみろ
アイン「……蝶?なぜ宇宙空間に?いや、これは……」
ノイア「綺麗……」
月光蝶だ
あらゆる物質をナノマシンで原子レベルにまで分解する、黒歴史の究極兵器だ
異世界の艦隊はかなりやられているな
アイン「確かに、あれがあってはそうそう侵略出来ませんね」
47監査軍(旗艦):2006/01/28(土) 23:50:04 ID:HlCSspC8
エアリア「バッフクランのひとたち、あのナノマシンの蝶々で結構やられてるね」
アクエリス「仕方あるまい。アレはバッフクランにとって極めて相性が悪い。まあ、今の所は艦隊の極一部がやられてる程度だな」
ファイナ「仮にもアジバの血を引くものが率いているのです、そう簡単には滅ぼされる事は無いでしょう」
ソイリス「……でも、あれじゃ近寄れない」
エアリア「ソイリスちゃん、最近良くしゃべるね♪」
ソイリス「……うん」
アクエリス「確かに、だが、直接攻撃だけが手ではあるまい?」
エアリア「あっ、バッフクランのひとたち、『ゲル結界』使うみたいだよ」
アクエリス「ほう、どうやら彼等もあの機体の危険性に感付いたらしいな」
ファイナ「如何に強力な機体であろうと、パイロットが死ねば木偶人形に成り下がりますからね」
ソイリス「…………あれ、気分が悪くなって嫌」
アクエリス「ゲル結界でパイロットが死ぬのが先か、発生器を破壊されるのが先かって所だな」
ファイナ「まあ、どちらに転んでも大した問題はありません。
     それよりも、喰らう者が『モスカ』を使うそうですので、準備をしておいてください」
アクエリス「解った、それは私がやっておこう」
エアリア「私とソイリスちゃんはもう少し様子を見てるね」
ソイリス「……うん」
ファイナ「では、私は閣下に報告に行ってきます」
48邪神皇:2006/01/29(日) 00:39:32 ID:/43jRLWN
ノイア「なんだか、変な結界を張りましたね」
精神攻撃か何かの一種だろうな
艦隊の、あの艦から特殊なエネルギーを感じる
あれで結界を形成してるんだろう
アイン「このままでは、あの蝶を使うガンダムが負けてしまいませんか?」
心配無い
【アレ】をただのガンダムだと…いや、むしろガンダムだと思うな
アイン「? それはどういう……」
ノイア「父様の言っていた艦が爆発!結界が消失しました!あれ?でもなんで?」
アイン「ガンダムが、あの艦を攻撃したようには見えませんでしたが……」
…∀ガンダムはな。ワープ機能を有しており、攻撃をワープさせる事も可能だ
敵のコクピットにビームを転移させて、直接当てるなどの芸当が出来る
アイン「……確かにそれは……ガンダムじゃないですね……」
49監査軍(旗艦):2006/01/29(日) 22:53:17 ID:rGqsmeeI
アクエリス「ふむ、どうやら大勢は決したな」
ファイナ「残存部隊は本隊に戻るようですね」
エアリア「本隊はあの星系の十二番目の惑星に陣を構えるみたいだよ」
アクエリス「……そんな所に陣を構えたら、宇宙怪獣にやられはしないか?」
エアリア「大丈夫、『くらっち印の宇宙怪獣除け』を貼り付けておいたから♪」
ファイナ「……どんなネーミングセンスなんですか」
アクエリス「と言うよりも、何時の間にそんなもの取り付けたんだ」
エアリア「あのひと達を呼び寄せて直だよ」
ファイナ「ああ、あの時ですか。……その事を閣下に知らせようとは思わなかったのですか?」
エアリア「う〜ん、どうでもいいかなって」
アクエリス「まあ、確かにどうでもいいな」
ファイナ「ハァ……、本来ならそういう訳にも行かないんですけどね」
エアリア「まあまあ、気にしない気にしない♪」
アクエリス「そうそう、それに所詮は瑣末事だろう? 態々閣下にお知らせ致すほどの事でもあるまい」
ファイナ「まったく……。後で叱られても知りませんからね?」
エアリア「大丈夫だって、多分」
アクエリス「……多分なのか」
50?3?A?M?I`?-?2:2006/01/30(月) 02:15:06 ID:Q59Adlja
「隊長、最近重力異常が発生しているとの報告があるんですが?どういたします?」

重力異常?よう分からんけど、とりあえず調査に行こか。

〜重力異常地帯〜

さてついたわけだが。

「特にこれといったあやしいものはありませんね。」

分かれて調査しよか。ラルクとノノはあの穴を調査してくれ。ザフト組は岩山をワイらはあっちを調査するわ。

〜3時間後〜

ラルク「この穴どこまで続いてるの、気味が悪い・・・」

ノノ「お姉様、もどりませんか?さっきから変な雄叫びみたいな物が聞こえてくるんですけど。」

ラルク「ここ電波が届かないから、先にもどって少佐っとこにいって報告しといてくれない?私はもう少し先に行ってみるから。

ノノ「わかりました!!お姉様。先に少佐さんの所にいってきますけど気をつけてくださいね。」

ラルク「あんたの方こそ、きをつけなさいよ。」

ノノ「大丈夫です!!」

〜2時間後〜

ノノ「隊長さ〜ん、あの穴には特に何もなかったです。」

そうか。で,ラルクはどうしたんや?一緒ちゃうんか?

ノノ「もう少し奥にいってみるっていましたから,もうすぐしたらもどってくると・・・きゃあ!!」

なんや!この地震は。

ドクン・・・ドクン・・・心臓のような鼓動があたりに響いていた。

心臓の鼓動?訳が分からん!!・・・ノノ?

ノノは空中に浮遊し光を放ちながら彼方を見つめていた。

ノノ?どないしたんや?ま、まさか「覚醒」か!!

ノノはそのまま、光とともに消えて行った。

51元連邦の少佐:2006/01/30(月) 02:16:32 ID:Q59Adlja
〜ラルクのいる地下広場〜

「ここが終点・・・かなり広い。」

がらーんとしていて,何もなかった。

その時,地震が起こった。そして・・・

「ディスヌフ、あれは何?」

ディスヌフは答えた。

「あれが真の宇宙怪獣・・・」

その時!!地面が割れノノが現れた。

「ノノ!!あなたは一体・・・」

ノノ「私は地球帝国宇宙軍太陽系直掩部隊直属 第六世代型恒星間航行決戦兵器バスターマシン7号!!」
 
ラルク「どうしてここに?」

ノノ「ワープです!私とお姉様の間に距離など関係ないのです!!お姉さま、ノノは馬鹿でした。
   バスターマシンが有るとか無いとかそんなの関係ないのです!!なぜならば人は心にバスターマシンをもっているからなのです。」

ノノは腕組みの直立不動のまま、ミサイルを宇宙怪獣にはなっていた。そして必殺の一撃を放った

ノノ「バスタァァァァァァァビィィィィィィィィィィム、スラァァァァァッァシュ!!」

真っ二つにになる宇宙怪獣、ラルクの元に降りて来るノノ

ついにノノが目覚めよったか。新たなる段階に進む時が来たようやな

52監査軍(恵甸):2006/01/30(月) 23:06:52 ID:rte9qAy+
喰らう者「唯倶道! まだ着かねえのか!」
唯倶道『もうすぐ着きます。……累詩玻、気が高ぶるのは解りますが、少し落ち着いてください。
    アレはおいそれと何とか出来るものではないでしょう?」
喰らう者「……確かにな。すまねえ、どうにもこうにも気になってな」
唯倶道『まあ、それも仕方ないとは思いますが』
喰らう者「それで、今の作業状況はどんな感じだ」
唯倶道『恵甸の修復率は49%、アダムカドモンの修復率が62%、ガンバスターの改修は93%まで完了しています」
喰らう者「そうか。そういえば、ノリコとカズミは今何処に?」
唯倶道『ノリコさんは静寂の間で訓練中、カズミさんはその付き添いです』
喰らう者「オマエ、何時の間に名前で呼ぶようになったんだよ。……まあ、いいか。オレは向こうに行ってるぞ」
唯倶道『了解しました』

――――静寂の間――――

そこでは、宇宙改獣の兵隊を相手に戦闘訓練をするノリコの姿があった。
ノリコ「ふんっ! はっ! てや!!」
一撃毎に複数の兵隊を戦闘不能にしながら舞うが如く戦う様は、宛ら絢爛たる舞踏の様であった。
喰らう者「ほう、大分様になって来たじゃねえか、見ててどうだ? カズミ」
カズミ「ルシハですか。……如何に強化服を着ているからとは言え、あそこまでやられると流石に開いた口が塞がりませんわ」
喰らう者「アイツの凄い所は『決して諦めない』事さ。そうやって自分自身を鍛え続ければ、遅かれ早かれあの領域まで行く事もできる。
     まあ、大概の奴はそこまで行く前に死んじまうがな」
カズミ「この、時の止まった部屋で修行し続けたからこそ、あそこまで強くなれたと言う事ですか」
喰らう者「まあな。おっ、終わったみてぇだな。んじゃ、ちょっくら話しに行ってきますか」
カズミ「ええ、行ってらっしゃい」

ノリコ「ふうっ、これで最後かな」
喰らう者「よう、ノリコ。なかなかやる様になったじゃねぇか」
ノリコ「あっ、ルシハ! ねえねえ聞いてよ、ようやく宇宙怪獣100匹抜きを10分以内にできる様になったの」
喰らう者「ああ、さっきまで見てたさ。しかし、まだ動きにムラが多いな」
ノリコ「う〜ん、まだ理力の流れがいま一つ掴みきれない感じかな?」
喰らう者「そうか。まあ、そいつだけは自分自身で何とかするしかねえからな。俺はお前なら掴みきれると信じているぜ」
ノリコ「ふふっ、ありがとう、ルシハ」
喰らう者「なに、思った事を言ったまでさ。そうそう、オマエ等二人に話があるんだ、ちょっとカズミの奴の所へ行くぞ」
ノリコ「うん、解った。おね〜〜〜さま〜〜〜〜〜〜〜!!」
カズミ「あら、何ですかノリコ」
ノリコ「ルシハが、話があるそうです」
カズミ「なんですか、ルシハ」
喰らう者「地球に行く予定が早まった。多分1週間以内には到着しているはずだ」
ノリコ「ルシハ、それ本当?!」
喰らう者「ああ、まず間違いねえよ」
ノリコ「やった〜〜〜〜〜!! これでやっと地球へ帰れますね、お姉さま」
カズミ「そうね、ノリコ。ところで、ガンバスターの方はどうなんですか? ルシハ」
喰らう者「そっちの方も、もうすぐ仕上がるとよ。でだ、区切りもいい事だし、ここらで風呂にでも行くか?」
ノリコ「そうね、そうしよ! もう汗でべとべになっちゃったわ」
カズミ「あれだけ動けば当然でしょうね。では、私も一緒に行かせてもらいますわ」
喰らう者「おう、んじゃ行くとしますか」
53邪神皇:2006/01/31(火) 23:01:11 ID:GuhI5ZkI
………暇だ
アイン「イマイチ大きな動きがありませんからね」
うむ、【喰らう者】とやらと、早く決着をつけたいのだが
アイン「いっそこちらから攻めこみますか?」
そうだな。それも視野に入れておこう
54准尉(火星基地):2006/02/01(水) 00:38:37 ID:QZKtO2JI
一等兵「あ、ダークタイラントに誰か乗ってますよ。」
何!
???「ゲホゴホッ!ここはどこだ?」
・・・ん?あんたMS族か。ここはとある世界の火星という惑星だ。
???「そうか。空間転移で変な所に来てしまったみたいだな。」
どうやらあの世界の者らしいな。名前は何だ?
???「俺の名は邪騎士バウ。ネオジオン族の騎士だ。」
55それも名無しだ:2006/02/01(水) 00:46:12 ID:WhJBMNU3
>>25からの続き──

─アーカムシティー中心区街─

とりあえず家具買わんとな。行くよ、二人とも。

─そのころの大十字宅

???1「こちらが大十字九郎様の事務所ですね」
九郎「え……いや、そうですけど……えーと、何か?」
???2「仕事の依頼です」
???2「そう。貴方にこそ相応しい仕事です。大十字九郎さん」
???「自己紹介がまだでしたね。わたくしの名前は覇道瑠璃、そしてこちらが執事のウィンフィールドです」
九郎「………………覇道……って、でええええええええっ!?ま、まままま、まさかっ!?」
瑠璃「はい。おそらくは大十字さんが想像されている通りの覇道です」
九郎「なっ……なっなっ……そ、そ、それで……っ。
貴女のような高貴で完璧超人なお方が、わわわ、わたくしのようなボウフラにも劣る社会の屑で塵芥でむしろ生まれてきてすみませんって遺書を書き残して首くくって死ね、な人間に仕事を依頼するですと?」
瑠璃「その通りです、大十字さん。貴方に探してもらいたいものがあるのです。」
九郎「わざわざ、この俺に?何故?」
瑠璃「この仕事は貴方が適任なのです。他のどんな探偵よりも」
九郎「それはどういう意味…」
瑠璃「貴方に探していただきたいのは魔導書です。それ
56それも名無しだ:2006/02/01(水) 01:16:26 ID:WhJBMNU3
それも本物の魔術師が使うような力のある魔導書を。」
ウィンフィールド「大十字九郎─ミスカトニック大学に入学するも2年で中退─記録上の専攻は考古学になっていますが事実は異なります。大十字様、貴方がミスカトニック大学で学んでいたのは陰秘学。則ち……魔術理論を貴方は学んでいた……」
ウィンフィールド「申し訳ございません。誠に勝手ながら、色々と調べさせていただきました。……ミスカトニック大学は陰秘学科の存在を公にしてない。貴方のような方を探すのは一苦労でした」
九郎「……俺は落ちこぼれだ。初歩的な魔術だって行使出来ないぜ。」
ウィンフィールド「それでも魔導書の閲覧まではクラスが上がっていたはずです。」
九郎「…あんたら、何で魔導書なんて探している?…良いか?魔導書ってのは、ほぼ例外なく外道の知識の集大成だ。素人が手をだせば痛い目を見るだけなんだけどな」
瑠璃「─デモンベイン」
九郎「……?」
瑠璃わたくしの祖父が残した『ブラックロッジ』に対抗するための手段です…『ブラックロッジ』については詳しく説明する必要はありませんね?」
九郎「ああ」
瑠璃「本物の魔術師の恐ろしさは大十字さんの方が詳しいのではないでしょうか」
九郎「…直接お目にかかったことはないけどね。想像はつくよ」
57監査軍(恵甸:ノリコとカズミの部屋):2006/02/01(水) 01:30:56 ID:EilYxAd3
>>52より続き
ノリコ「はぁ……」
カズミ「ノリコ、まだ昨日の事を気にしているのですか」
ノリコ「お姉さま……」
カズミ「ルシハも気にするなと言っていたでしょう?」
ノリコ「そうは言ってもやっぱり気にしちゃいますよ……」

……昨日、大浴場『悠天の湯』にて……

カズミ「それにしても、改めてこの船には本当に驚かされますわ」
ノリコ「ホントですよね。湯船は宙に浮いてますし、船内なのに水平線が見えますし」
喰らう者「空間操作技術の一つの窮みってやつよ。まあ、オレがこの船の内装で、一番趣向を凝らして造った自慢の品だからな」
カズミ「本当に、絶景ですわね」
ノリコ「……ねえ、ルシハ。一つ聞いてもいい?」
喰らう者「ん? なんだ、言ってみろよ」
ノリコ「どうしてルシハはそこまで強くなれたの?」
喰らう者「……ハッ、オレはただ我武者羅に生きてきただけさ。大体、オレより強い奴なんて、この広い世界にはいくらでもいるぞ。
     だからこそ、オレはまだまだ強くならなくちゃいけねえんだ」
ノリコ「ふ〜ん、そうなんだ。じゃあ、何でそんなに強さを求めるの?」
喰らう者「おいおい、聞く事は一つじゃなかったのか。……まあ、いいけどさ。オレが強さを求めるのは、ぶっちゃけると復讐の為だ」
カズミ「復讐……」
喰らう者「オマエ達も知ってる通り、オレは自分自身でも正体の解らない化け物だ。
     だがな、こんなオレでも好きだと言ってくれた奴が居たんだ。ソイツは、ちょっとひ弱だけど優しくて頭が良くて、
     誰からも好かれる好い奴だった。互いにペンダントなんか贈りあったりもしたんだぜ? ……そこ、似合わないって言うな。
     ……だが、ある日を境にソイツは唐突に姿を消しちまったんだ。
     オレも含めて皆で手分けして探したが、どれだけ探しても一向に見つかりゃしない。
     他の奴等が諦めかけても、俺はどうしても諦め切れなくて、探し続けてやっとの事で手掛かりを見つけた。
     どうやら、アイツは何所かに監禁されてるらしくて、自力で抜け出すのは不可能らしい。
     その事を知ったオレは、アイツを何としても助け出そうとして、その監禁場所に単身潜り込んだんだ。
     そして、何とかアイツの監禁されてる部屋に辿り着き、そこに一歩踏み込んだ。
     ……そこには、オレの贈ったペンダントをつけた、原形を留めないほどに変形した『人間のようなモノ』がいた」
58監査軍(恵甸:ノリコとカズミの部屋):2006/02/01(水) 01:34:43 ID:EilYxAd3
>>57の続き
カズミ「っ!」
ノリコ「そんな……!」
喰らう者「アイツは、とある組織の実験体として、そんな姿に変えられても『生かされて』いたんだ。
     アイツの最後の言葉は何だったと思う? ……「殺してくれ」だよ。
     オレは、一瞬頭が真っ白になったよ。その後すぐに憤怒とか憎悪とかじゃ言い表せないようなどす黒い感情が湧き出してきて、
     気がついたら辺り一面瓦礫の山になっていたんだ。
     今でもあの時の事はハッキリと思い出せる。あの記憶がある限り、俺は絶対に止まらない。
     アイツをあんな風にした奴等に必ず復讐してやる……その為には何者にも屈しない強さが必要だ。
     だからこそオレは、唯ひたすら強さを求めるのさ。……ふうっ、少々喋り過ぎたかな。湯冷めしちまいそうだぜ」
ノリコ「……ごめん、ルシハ。私……」
喰らう者「気にするなって、オレが勝手に話した事なんだからよ」
カズミ「……その、復讐の対象は?」
喰らう者「……ロボゲ帝国最高評議会。他者の命が自分達の為に在ると思い込んでいる、どうしようもないクズ野郎共さ。
     さてと、すっかり体が冷えちまったな。もう一度温まり直すとするか」

……時間は現在に戻る……
     
ノリコ「はぁ……、今度会ったときどんな顔すればいいんだろう」
唯倶道『ノリコさん、累詩玻も言ったと思いますが、どうかお気になさらないで下さい。
    累詩玻があの事を話したのは、私と御二方と、後もう一人のたった四人だけです。
    つまりは、御二方の事をそれだけ信頼していると言う事なのですから」
ノリコ「『静寂の間』での特訓時間を含めても、出会って1ヶ月位しか経っていないのに?」
唯倶道『累詩玻が言うには、「信頼するのに時間は必要ない」との事です』
ノリコ「「信頼するのに時間は必要ない」……か。そうよね、私があんまり引きずってたら、かえってルシハに迷惑かけちゃうもんね」
カズミ「ふふ、そうですわね。だからノリコ、貴女は難しい事は考えずに、ありのままで接すれば良いのですよ」
ノリコ「はい! お姉さま」
唯倶道『そろそろワープアウトします。ノリコさん、カズミさん、衝撃に注意してください』     
ノリコ・カズミ「うん、解った」「解りました」
59監査軍(旗艦メルカバー):2006/02/01(水) 01:36:44 ID:EilYxAd3
監査官「ふむ、漸く到着か」
喰らう者「おう、今着いたぞ。でだ、早速だが今直ぐモスカを使わせろや」
監査官「まあ、待て。確かにモスカは我が方最速の船だが、アレでは物資の運搬などは出来ないぞ。
    それよりは、お前が依然使っていた『嵐守』にブースターを取り付けて使おうとは思わなかったのか?」
喰らう者「……あ」
監査官「ふぅ、その様子では思いつかなかったようだな。で、どうする?」
喰らう者「ははは、すっかり忘れてたぜ。おい、唯倶道! 今から嵐守は使えるか?!」
唯倶道『嵐守ですか? ……大丈夫、いつでも使えます』
監査官「やあ、唯倶道。久しぶりだね」
唯倶道『お久しぶりです、監査官殿。丁度2300年ぶりですね』
喰らう者「んな挨拶はどうでもいいんだ! さっさと準備していくぞ! それとな、オレの事は前みたいに累詩玻って呼んでかまわねえぞ」
監査官「ふむ、では累詩玻、すまないがお前の宇宙改獣の指揮権を貸してくれないか?」
喰らう者「はぁ? 何でだよ」
監査官「なに、この銀河系にヴォーグの艦隊が迫っていてね。それの迎撃に使いたいんだ」
喰らう者「ほう、ヴォーグの連中が来やがったか。……頼むから、無茶な使い方はするなよな」
監査官「お前にだけは言われたくないな。そうそう、邪神皇殿がお前との決着を付けたがっているようだ。
    地球へ行くならせいぜい気をつけろよ」
喰らう者「オマエ、そんな情報何処で仕入れて来るんだよ」
監査官「ふむ。一応、企業秘密だといっておこう」
喰らう者「ああそうかい。てか、マジかよ……。今は出来る事なら遠慮したい所だぜ。
     まったく、そんなに暇ならアーヴやら天照やらとでも遊んでろってんだ」
監査官「……そんな事言ってると余計に突っかかってくるかも知れんぞ?」
喰らう者「勘弁して欲しいぞ、全く。……よし、唯倶道、準備状況はどうだ」
唯倶道『まだ少々時間がかかりますね』
喰らう者「そうか。……ところで、嵐守だとガンバスターは運べそうも無いな……」
唯倶道『その事でしたら、ご心配には及びません。バッチリOKです』
喰らう者「そうなのか? ならいいさ。んじゃ、俺はそろそろ行かせてもらうぜ」
監査官「ああ、くれぐれも気をつけてな」
喰らう者「へっ、そっちこそな」
60准尉(火星基地):2006/02/01(水) 01:51:57 ID:QZKtO2JI
火星基地食堂
邪騎士バウ「参ったな・・・元の世界に帰る方法が分からないぞ。」
分からないって・・・あんたどうやってここまで来たんだよ。
バウ「俺は死んだはずなんだ・・・聖機兵との決戦に敗れて・・・
するとここは天国、いや地獄か?」
あいにくだがこの世界は天国でも地獄でもない。つまりあんたは死んではいなかったんだよ。
バウ「そうか。聖機兵の剣がコクピットに迫った瞬間、俺の目の前が真っ暗になった。
ああ、死んだなと思ったんだが、気づいたら土の中に埋められていたんだ。」
なんらかの力が働き、あんたをここに導いたのかもしれん。
さてと、これからどうするよ。
バウ「何とかして帰る方法を探すことにする。」
探すの手伝うから俺たちに協力してくれない?
バウ「・・・邪騎士も騎士だ。助けてくれた恩は返してやることにしよう。」
61監査軍(恵甸:第38格納庫):2006/02/01(水) 05:13:15 ID:EilYxAd3
唯倶道『では、今から新しく生まれ変わったガンバスターの改修箇所を説明いたします。
    まず、バスターマシン1号と2号に様々な新機軸の技術を導入。それに伴い、1号をΑ、2号をΩと改名させて頂きました。
    なお、それぞれの中枢ユニットを、Αはマシーン兵器に、Ωは多目的戦闘艇として再設計いたしました。これは、
    大気圏内でバスターマシンを使うのは余りにも危険すぎるからと言う判断によるものです。
    この2基の兵器、便宜上コアΑ、コアΩと呼称いたしますが、それぞれシズラーの半分程度の出力の小型縮退炉を備え、
    単独で亜光速戦闘を行う事を可能としています。
    さらに、ΑとΩに搭載されている縮退炉を、1基ずつから、2基ずつに増やしました。これによって、
    バスターマシン単独での超光速戦闘を行う事ができるようになりました。
    また、機体構成部分ににナノアセンブルユニットと抗ナノマシンユニットを搭載し、並大抵のダメージならば、
    瞬時に復元させる事ができるようにしました。
    次に、合体状態についてですが、コアΑ及びコアΩの小型縮退炉を含めまして、実質縮退炉5基分の出力を持つ事で、
    以前の4倍強の戦闘能力を発揮する事が可能です。無論、単独での超光速戦闘も行えます。
    なお、追加武装として、
    腰の左右のパーツを合体させたハイパースペースチタニウム製のボールを基部に、
    焦点温度一兆度以上の火球を形成する《バスターメテオ》(元ネタ:ゼットンのメテオ火球)
    超電磁の竜巻で敵中枢を破壊する《バスタートルネード》(元ネタ:コンVの超電磁竜巻)
    約1千億GV以上の電撃を指先に集めて放出する《バスターブレーク》(元ネタ:グレートマジンガーのサンダーブレーク)
    素粒子間の結合を断つ実体剣《バスターソード》(元ネタ:ボルテスの天空剣とグレートマジンガーのマジンガーブレード)
    タキオン波動を収束して放出する手持ちのキャノン砲《バスターキャノン》(元ネタ:言わずと知れた波動砲)
    等の新武装を全身に施しました。
    さらに、ガンバスターに宇宙船形態に変形する機能を搭載しました。以後この形態をバスターシップと呼称します。
    このバスターシップですが、ガンバスター状態よりも巡航性能に優れ、最高巡航速度は光速のおよそ7000倍にまで達します。
    なお、この形態でもバスターキャノンは使用可能となっています。
    因みに、このバスターシップ形態でならば、恵甸にも搭載されている次元跳躍装置《ハイディメンジョンワープシステム》
    を用いた瞬間移動も可能としています。ここまでは宜しいですか?』
ノリコ・カズミ「「ハア、何とか」」
62監査軍(恵甸:第38格納庫):2006/02/01(水) 05:14:46 ID:EilYxAd3
>>61の続き
唯倶道『では、続けさせていただきます。
    バスターマシンΑとΩにそれぞれ、追加機構として幻想工房というエーテル物質変換機構を搭載しました。
    これによって補給の必要性を殆ど不要とする事に成功しました。
    また、機体登場及び機体内の移動には、基本的に理力転送装置《フォーステレポーター》を使用します。
    このフォーステレポーターは、理力の流れを用いて、1光年程度の距離なら瞬時にテレポーテーションする事ができる装置です。
    さらに、これはコアΑ及びΩにも備わっているのですが、機体表面に沿うように多位相可変障壁《マルチフェイズシールド》を
    常時展開しています。このマルチフェイズシールドは、障壁の波長を368,260,431,035通りのパターンからランダムで変える事で、
    機体内部への直接テレポートをほぼ完全に遮断する防御装置となります。因みに、フォーステレポーターはこのパターン変化と
    完全にリンクしていますので遮断される事はありません』
ノリコ「あの……、そのマルチフェイズシールドなんですけど、どうしてそんな機能が必要なんですか?」
唯倶道『それは、銀河系中心部に居た宇宙超獣の中に、内部へ直接兵隊をテレポートさせてくるモノが居たからです』
カズミ「そんな?! 銀河系の中心部の宇宙怪獣は、BM3によって確かに消滅した筈ですわ!!」
唯倶道『しかし、私達は確かに銀河系中心部にて宇宙怪獣及び宇宙超獣と交戦致しました』
ノリコ「それが本当なら……宇宙怪獣が再び地球へ向かってくる?! 大変! すぐに地球に知らせに行かないと!!」
唯倶道『大丈夫です。もうすぐ累詩玻がこちらに戻ってきますので、そうしたらすぐに出発する事になります。
    ハイディメンジョンワープを使えば、1週間も掛からずに到着しますよ』
カズミ「それならいいのですが……」
唯倶道『では、最後の説明を致します。バスターマシンΑ及びΩには、私の子供である反皇の樹《第二世代:譜歴》と《第二世代:華琳》
    が搭載されています。これによって、バスターマシン状態で3枚、ガンバスター及びバスターシップ状態では合計6枚の
    光鷹翼を展開する事が可能です。
    また、反皇の樹の収納されているユニットは、空間の圧縮が行われていて居住スペース等にも使用する事が出来ます。
    因みに、バスターマシンΑには譜歴が、バスターマシンΩには華琳が搭載されています。
    譜歴、華琳、御二方にご挨拶なさい』
ノリコ「えっ? ……あ、そっか、あなたが譜歴なのね。……うん、こちらこそ宜しくね」
カズミ「そう……。ふふ、これから宜しくね、華琳」
唯倶道『どうやら、上手く同調できたようですね。ノリコさん、カズミさん、私の子供達を宜しくお願いします』
ノリコ・カズミ「「ええ、解ったわ」」
丁度その時、格納庫の扉が開いて、喰らう者が入ってきた。
喰らう者「唯倶道、嵐守の準備状態はどうだ?」
唯倶道『グッドタイミングです累詩玻。つい先ほど最終調整を終えたところです。ノリコさんとカズミさんの方も準備は出来ています』
喰らう者「そうか。なら、すぐに出発するぞ。カズミ、ノリコ、準備はいいな?」
唯倶道『了解しました』
ノリコ「こっちはいつでもOKよ」
カズミ「同じく。では、行きましょう」
喰らう者「よし、発進!」
63何所でもない何所か:2006/02/01(水) 17:08:12 ID:EilYxAd3
議長(1)「2、9よ、その肉体の支配は完全に取り戻したか?」
議員1(2)「いやはや、申し訳無い1。こやつの皇帝への忠誠心を侮っておったわ。
      まあ、既にこやつの人格は完全に破壊した。もはや二度と出てくる事はあるまいよ」
議員8(9)「あの程度の事で、元の人格を出す羽目になってすまなかったな。1。
      こちらも、既に処置は終えている。全く手間を取らせてくれたよ」
議長(1)「ならばよい。本題に入るぞ、……あの星にて『ゾハル』の波動が検出された」
議員7(8)「なんと! では、まさかあの星は」
議員2(3)「『エルサレム』であるというのか」
議員4(5)「……これはまた、厄介な事になったな」
議員3(4)「……ああ、全くだ」
議員5(6)「『エルサレム』は、『根源』への扉に最も近い。そして『ゾハル』は根源へと繋がる扉を開く鍵」
議員6(7)「『根源』への扉と鍵、……如何なる存在へも渡す訳には行くまいて」
議員8(9)「ならば、我等が取る道は……」
議員1(2)「『エルサレム』及び『ゾハル』の破壊。議長、この件を監査官には?」
議長(1)「……奴には他にやらせる事が在る。よって、『エルサレム』及び『ゾハル』の破壊には別のものを送る事とする」
議員1(2)「他の者と言うと……成程、アレの事か」
議員8(9)「ふむ、確かに拾った物は有効活用しなくてはいかんしな」
議長(1)「……聞いての通りだ。貴様には『悪霊艦隊』を授ける。これを用いて『ゾハル』諸共『エルサレム』を破壊せよ。
     次元の狭間にて拾ってやった恩に、今こそ報いろ」
???「……ハッ」
そう言うと鉄仮面を被った人影は闇の中に消えていった
議員2(3)「……しかし、アレは本当に役に立つのか?」
議員6(7)「あれには『負の無限力』を与えてある。あの力を使いこなせるなら、負けはせんよ」
議員7(8)「それに、アレならば此方の意向に逆らう事もない」
議員5(6)「己の名前以外の全ての記憶を失いしアレに、我等が使い易い様に精神操作を施しておいたからな」
議員3(4)「確か……『ゼスト』とか言っておったか」
議員4(5)「アレの名など、どうでもいい事であろう?」
議員8(9)「確かにな。要は役に立つかどうかだ」
議員1(2)「アレが『エルサレム』及び『ゾハル』の破壊に成功すればそれでよし。失敗しても……新たな悪霊が増えるだけだ」
議長(1)「どちらに転んでも我等の腹は痛まらんな。では、今回の会議はこれまでだ。
     ……全ては、我等の本懐の為に」
「「「「「「「「全ては我等が根源へ帰る為に」」」」」」」」

―――― 監査軍旗艦『メルカバー』 ――――

ニャル「あらら、ボケ老人達ったら、『超神』を使うみたいだね。大丈夫かな、地球」
監査官「今のアレは、CPS(クロスゲートパラダイムシステム)を持っていない。彼等にとってはさほど恐ろしい相手とは言えないな。
    尤も、もしもあれがCPSを持っていたとしたら、奴等が態々此方へ送ってくるとも思えんがな」
ニャル「それにしてもさ、そろそろボケ老人達形振り構わなくなってきたよね。追い詰められてる自覚でもあるのかな?」
監査官「奴等も、この宇宙には存在しないと思われていた『エルサレム』と『ゾハル』が、
    まさかこのタイミングで見つかるとは思っても見なかっただろうからな」
ニャル「そうだねぇ。でさ、君としてはこの事態をどうするのかな?」
監査官「向こうには累詩玻も行っている。何の問題も無い」
ニャル「それってさ、君は何もしないって事? ……つまんないなぁ」
監査官「別にお前を愉しませたい等とは思っていない。……私もそれほど暇じゃないんだ、とっとと帰れ」
ニャル「連れないの。まあいいや、んじゃね、『魂の牢獄の住人』『神の摂理に叛きし者』にして『最も新しき旧支配者』。
    今はしがない監査官サン♪」
監査官「……一つ増えてたぞ」
64革ジャン提督(火星):2006/02/01(水) 18:17:09 ID:JhMDsqK6
革ジャン「…………さて、フラタニティとの会談のために火星に来たのだが……」
???「………水の惑星になっているデシね」
革ジャン「……うむ、時の流れは恐r……いや、素晴らしい」
???「……ついでに観光でもするデシか?」
革ジャン「うむ、そうしよう」

65准尉(火星基地):2006/02/01(水) 19:36:04 ID:3CD75Ixz
一等兵「じゅ、准尉!」
どうしたんだそんなにあわてて。
一等兵「提督がこの星に来てるようです!」
そういや例の会談が近日中にあるんだったな。提督も驚かれたことだろう、水の星となった火星…いやAQUAに。
一等兵「そりゃ、ワープしてきた当初は我々も面食らいましたよ。」
だな。火星基地も景観を壊さないように全面改修したし。
66元連邦の少佐:2006/02/03(金) 23:27:58 ID:SnF5ZR8P
なあ、慰安旅行にいかないか?

「わかりました。どんなプランですか?」

あれ?反対しないのか?また『こんなときになに言ってるんですか!!』とか言って反対するとおもったんやけどな。

「どうせ反対したって『ホテルの予約はすんでるとかいって無理矢理連れて行くでしょ?」

そうや、ようわかっとるやないか。

「で,どこに行くんですか。」

火星・・・AQUAのネオヴェネチアや

「やっぱり。」

火星・・・さ
67邪神皇:2006/02/03(金) 23:55:16 ID:hhcXci7i
さて……あのバックフランとか言うのを殲滅でもしてくるか……
アイン「何いきなり大虐殺開始を宣言してんですか」
目障りだからな。あいつら
やたら数が多いし
アイン「焔星をお出しになるのですか?まだ50機しか無いのに」
ノイア「そうですよお父様。それに、『暇だから焔星の改良をする』とか言って昨日格納庫に閉じこもったばかりじゃないですか。改良はどーするんですか?もう飽きたんですか?」
改良ならもう済んだよ
アイン「……そうなのですか?」
うむ。ネオ・グランゾンの対消滅エンジンを、MH=K.A.Nの機体構造をモデルに、三基搭載した
ブレンのデータも入れてみたから、ダイバーフォースも使えるはずだ
装備はLEDのフレームランチャー。ただし、刃とするのはプロミネンス・ウェーブだけではないがな
ノイア「しかし、こんな暴れ馬みたいな機体、どうやって制御します?マシンメサイアの脳リンク機能だけでは制御不可能です」
それも心配無い
…タイプ・≪ロンド・ヘアライン≫がついに完成してな
アイン「それはまた…すばらしいですね」
うむ。惜しむらくは、この改良機、予算の食い過ぎで一機しか造れんかった。俺の新たな専用機にするか
アイン「なら、新たな名を付けられたらどうです?」
うむ。そうだな……K.A.Nと焔星だし…焔星還とでも名付けるか
68大尉:2006/02/04(土) 00:52:51 ID:SndjFUQS
>>56から
瑠璃「このアーカムシティと共に生き続けた我々覇道としては彼らの横暴をみすみす見逃す訳にはまいりません、しかし魔術に対抗出来るのは唯一、魔術だけ…そこでわたくしの祖父、覇道鋼造は、彼らへの対抗手段に魔術理論を導入しました」
九郎「それがそのデモンなんたら…?」
瑠璃「その通りです。しかしデモンベインを起動するためには魔導書が必要なのです。魔術師が魔術の行使に魔導書を必要とするように…デモンベインは祖父の形見なのです。私はそれを無駄にしたくない」
九郎「俺は…」
ウィンフィールド「大変な仕事だというのは分かっております。無論、報酬はそれに見合った額とさせていただきます、まずは依頼料と必要経費ということで…」
瑠璃「魔導書を見付けてくだされば、さらに成功報酬をお支払いします──引き受けて下さいませんか、大十字さん…」
九郎「引き受けましょう」(0.2秒)

アーカムシティー中心区街──
…幾ら買えば気が済むんだお前ら。
アルト「え、全部必需品ですよ(笑」
トラス「そうですよ(ニヤリ」
まあ、家具と一緒に送ればいいか。
69大尉:2006/02/04(土) 01:19:20 ID:SndjFUQS
九郎「…と、引き受けたのはいいものの幾らさがしてもないって…」
九郎「…ううむ?こんなとこに古書店あったか…?まあいいや、ここを最後にしよう」
中に入ると──────
九郎「ををう、これは…」
???「何かお探しものでも?」
九郎「えっ?え、ええ。まあ…」
???「はは、僕の悪い癖でね。ちょっとばかし無節操に集めすぎちゃって、この中から目的の本を探し出すのは大変だろ?協力するよ…っと失礼。挨拶がまだだったね、僕はここの店長で名前は…えーとナイアとでも呼んでくれればいいよ。これからもどうぞご贔屓に」
九郎「は、はあ…ども。大十字九郎です。よろしく」ナイア「それで、どういった本をお探しかな?…ふむ。例えば…力のある魔導書、とかかな?」
九郎「なっ…!?」
ナイア「ああ…いや、そんな顔しないでよ。なんて言うかね、分かるのさ。普通とは違う客のことがね。僕は思うんだよ、彼らはきっと魔導書を探しているようでいて、実際は魔導書に引き寄せるんじゃないかって…人が本を選ぶのではなくて、魔導書の方が自らの主人を選ぶんだよ
…魔導書はとんでもない力を秘めている本なんだ。魂とか意思とかを持っていても不思議ではないと思わないかい?」
70大尉:2006/02/04(土) 01:45:50 ID:SndjFUQS
ナイア「ごめんね、それは無理だ」
九郎「どうしてだ?もし値段の問題なら気にしなくて良いと思うぜ?多分そっちの言い値で買い取ることが出来る」
ナイア「そういうことじゃないんだ。この店には、君が必要とするような魔導書を置いていないんだよ…君にはもっと君に相応しい魔導書があるはずだ」
九郎「あっ…いや、魔導書を必要としているのは俺じゃなくて、俺はただ依頼主に頼まれて…」
ナイア「いやいや!君はまだ気付いてないだけさ!君は近い将来、必要とするはずだ!最高の力を持った魔導書を…そう、神をも招喚できるような究極の魔導書を!」
九郎「え…あ…えーと…」
ナイア「あるんだよ。最高位の魔導書の中に『神』を招喚できるヤツがね。しかもその魔導書の所有者たる魔術師達は、何とその『神』を自在に操ることが可能なんだ…まあ、正しくは神の模造品なんだけど…とにかく君が必要とするのは、きっとそういう魔導書なんだと思うよ」
もう話が分からんので九郎は店を出た。

─アーカムシティ(???)───
九郎「なんつーか……狐にでも化かされた気分だ」
???「…退け!避けるのだ!」
九郎「…ん?」
???「さっさと避けろと言っておる!うつけがぁぁぁぁ!」
九郎「ぬあああああ!?ぐげふぶくぶはあっ!」
???「痛ぅ…」
???「こ、こ、この…!何をぼけっとしておった!?うつけうつけうつけ!大うつけ!」
九郎「いや、普通、空から人間降って来るような事態を想定できる奴はいないと思うがっ!?つーかあんたこそ上から退いてくれっ!」
71監査軍(旗艦メルカバー):2006/02/04(土) 09:51:52 ID:HbiiW6FL
アクエリス「どうやら、漸くバッフクラン軍の本隊が動く様だな」
ファイナ「総勢約1億の大艦隊ですね」
エアリア「ファイナちゃん、1億じゃないよ」
ファイナ「……へ?」
アクエリス「摩訶不思議な事に、どうやら艦船を99億ほど増やしたようなんだ」
ファイナ「……一寸待って下さい、いったいどうやったらそんな出鱈目な数を増やせるって言うんですか」
エアリア「………これ見て」
ファイナ「この映像ですか? ……これは!」
アクエリス「そう、つまりは過去から呼び寄せて来たと言う事だよ」
エアリア「でもさ、でもさ、バッフクランのひと達に時間を越える技術は無かった筈だよね」
ソイリス「………誰かが手を貸した?」
ファイナ「一体誰が……」
アクエリス「兎に角、この事を至急閣下へ知らせなくてはな」
ファイナ「そう、ですね。では私はこの事を閣下へお伝えしてきます」
エアリア「うん、行ってらっしゃい」

……監査官執務室……

ファイナ「……という訳です」
監査官「成程な。……一つ、心当たりが有る」
ファイナ「そうなのですか?」
監査官「ああ。……まあ、我々にとっては大した問題でも無い。お前達は引き続き全体の観察を続けろ」
ファイナ「ですが閣下……」
監査官「ファイナ、二度同じ事を言わせるな。だいじょうぶ、心配する必要は無い」
ファイナ「……解りました」
そう言うと、ファイナは監査官執務室から退出した。
監査官「さてと、仕組んだのはお前なんだろう? 『這い寄る混沌』」
監査官の言葉を肯定するかのごとく、黒い少年が出現する。
ニャル「その通りだよ、『人形遣い』クン♪」
監査官「……その名で呼ぶなと言った筈だが」
ニャル「ならボクの事もニャルって呼んで♪」
監査官「……ハァ、で? 何故あんな事をしたんだ、ニャル」
ニャル「ふっふ〜ん♪ 近い内に邪神皇クンがバッフクランを抹殺するって聞いたからね。
    だってさ、あんまりアッサリ片がついたらボクがツマンナイじゃない♪」
監査官「ほう。しかし、数だけ増えた所で大した違いは無い気がするが……」
ニャル「わかってないな〜、戦争は数だよ監査官クン♪」
監査官「他の誰よりも我々が言うべきではないな。……そもそも、どうやって増やしたんだ?」
ニャル「なに、別の世界のバッフクランを呼び寄せただけだよ。
    もちろん意識操作してから、自軍の戦力が何故増えたかなんて欠片ほども疑問に思わないさ」
監査官「全く以って無茶苦茶だな」
ニャル「ふふふ、褒めないでよ♪」
監査官「褒めてない。……まったく、後始末はきちんとしとけよ?」
ニャル「もちろんさ♪ じゃあ、また暇になったら来るね♪」
その言葉と共に、黒い少年は闇に溶けるかのように消えていった。
監査官「……まったく、少しは此方の事情も考えろってんだ」
72准尉(AQUA):2006/02/04(土) 16:37:30 ID:BbR7E1un
おーい、買い出しに行くぞ。
一等兵「あ、はーい。」
バウ「買い出し・・・?」
ああ、食料とか買ってくるんだ。AQUAの肉や野菜は絶品だからな。
バウ「ほう。」

???「今日はどちらまで行かれますか?」
ああ、例の肉屋と八百屋に行く。
???「かしこまりましたー。」
しかし、あの火星がここまで水びたしになるとはねえ。
???「極冠の氷を溶かした時に、予想以上の水の量になってしまったらしいですよ。」
なるほど、あの氷がそんなにねえ。
???「?何か言いましたか?」
いや、何でもない。
???「昔の人たちが一生懸命頑張ってくれたからAQUAはここまで美しい星になったんです。
この星という大切な宝石を、私たちは守っていかなくてはいけませんよね。」
どこからともなく
???「恥ずかしいセリフ禁止ー!」
何だ今のは?
???「えー。
あ、気になさらないでください。」
(この星は至って平和だな。何かの力に守られていたりするのか・・・?)
73邪神皇:2006/02/04(土) 20:37:06 ID:6dVYP8pc
ふん、バックフランめ。ずいぶん数を増やしたな
まあ、どうでも良いがな
アイン「良い訳無いでしょ。不自然ですよ」
ノイア「お父様、やはり私達も出撃した方が…」
いらん。せっかくのテストなんだからな
単機でないと、思い通りのデータが取れん
アイン「では、せめて出撃ふん、バックフランめ。ずいぶん数を増やしたな
まあ、どうでも良いがな
アイン「良い訳無いでしょ。不自然ですよ」
ノイア「お父様、やはり私達も出撃した方が…」
いらん。せっかくのテストなんだからな
単機でないと、思い通りのデータが取れん
アイン「では、せめて出撃準備まではお許し下さい。危機には救援に行きます」
分かった
…では、焔星還、発進!!
───ウィル艦内───
天照『いやー、やっと試験機が出来たよ』
アイシャ『これが、ダイバー専用のMHですか?陛下』
天照『うん。これの実戦データを元に、【ミラー】とかのバイア専用の技も使えるMHを建造する』
リィ『機体の名前は、決められたのですか?』
天照『うーん。ジークヴァンデルダルステルダムにするか、マーレンヲルフナーマーヤにするか、はたまた……』
リィ『……へーか?』
バランシェ『また始まった。お前の考える名前はどうしてそう長くて言い難いんだ?』
天照『ム…。じゃあ、君は何か良い名前考えつくの?』
バランシェ『ダイバー用だし、MH-Dで良いだろう。兵器の名前は分かりやすさも肝心だぞ』
天照『そーじゃなくて、四種四機を試作したんだから、この四機の名前をそれぞれ付けてよ』
バランシェ『そうだな。右から【緋炎】【ロプトゥス】【ファロスディー・]】【セイジ・ミラージュ】なんてどうだ?搭乗者なら聞いているぞ』
天照『むむ、悪くない……。確かに、搭乗者にぴったりだね』
アイシャ『もう決まっていたのですか?』
天照『うん。【緋炎】にナイン陛下、【ロプトゥス】にボスヤスフォート、【ファロスディー・]】にマグダル、【セイジ・ミラージュ】に、僕の別身のリンス。早速テストをしよう。ちょうど良い標的が、あっちにいっぱいいるし』
リィ『何か増えてますよね。あの艦隊』
74邪神皇:2006/02/04(土) 21:14:22 ID:6dVYP8pc
>>73
あ……文書のコピーに失敗してしまった……
アイン「どーしました父上?そろそろ目標地点ですよ」
あ…ああ、分かった。これより攻撃開始だ。フレームランチャーを受けよ!!
ノイア「おお……百万単位での撃破を確認!!」
うむ、大きさを光剣やビームサーベル程にして、プロミネンス・ウェーブの飛距離を伸ばしたのは正解だったな
殲滅戦には使いやすい
アイン「父上!!所属不明機を四機確認!!イレーザー音から、MHかと思われますが、該当する機種がありません!!新機体です!!」
何!?こちらを攻撃する気か!?
アイン「分かりません。現在バックフランと交戦中。凄い火力で圧倒していますが、攻撃方法は不明。……ただ、あの機体から強いダイバーパワーを感じます」
ああ、まさかあっちもダイバーパワーを使用する機体を開発したとはな
まあ、まずはバックフランの全滅が先だ
ノイア「でも、警戒だけはしておいて下さい。お父様」
分かっているよ
75監査軍(旗艦メルカバー):2006/02/04(土) 21:31:54 ID:xhl7ozfe
エアリア「うわぉ、凄いね、いきなり100万単位で消し飛んだよ」
アクエリス「さすがは邪神皇だな」
ファイナ「ですが、バッフクランもこのままで済ます気はないでしょうね」
エアリア「あ、ファイナちゃん、アレ見て」
ファイナ「あれは……、確か、ガンド・ロアでしたか」
アクエリス「確かにアレなら何とかなるかもな」
エアリア「向こうの機体を2、3機程破壊したよ」
ファイナ「アレを使って2、3機ですか……、化物ですか?」
アクエリス「全くだな。さて、ここからどう転ぶかな」
76監査軍(旗艦メルカバー):2006/02/04(土) 23:40:07 ID:xhl7ozfe
アクエリス「なるほど、通りでな……」
ファイナ「アクエリス、何か解ったのですか?」
アクエリス「さっきのガンド・ロアが何故低出力で攻撃したのか原因が解ったぞ」
ファイナ「……何が原因だったのですか?」 アクエリス「なに、簡単な事さ。無限力の器を壊してしまわないように手加減をしたんだよ」
エアリア「それで倒せなかったら本末転倒じゃん」
アクエリス「全くだな。しかし、これでバッフクランも相手のヤバさが解っただろう」
エアリア「敵MH群の真下に大規模な質量反応!」
アクエリス「何とまぁ、ガンド・ロアが10機近くいるな」
エアリア「出現と同時に総攻撃を仕掛けたよ」
ファイナ「今の攻撃で敵機を九割近く消滅させたようですね」
アクエリス「さて、いよいよ戦局が混乱してきたな。果してどうなる事か……」
77監査軍(旗艦メルカバー):2006/02/04(土) 23:58:18 ID:xhl7ozfe
エアリア「改行、失敗しちゃったみたいだね」
アクエリス「なに、気にするな。次は失敗しなければいいんだからな」
78邪神皇:2006/02/04(土) 23:59:22 ID:6dVYP8pc
……チッ、馬鹿共が
油断して逃げ損ねたか
回収機を出せ。コクピットは無事だろう
ノイア「はい。……しかし、あの正体不明の四機、あれの直撃を受けたのに、全然無事ですね」
まあ、当然だろうな
あの四機の搭乗者は、恐らくナイン・ボスヤスフォート・マグダル・メル・リンスの四人だろう
その四人が自分のダイバーパワーのみで張るバリアは、バスター砲すらはね返す
ましてや、あの新型機の能力でダイバーパワーを増幅させてるんだ
食らう方がおかしい
アイン「なるほど」
あまり長引かせる訳にもいかんか。……ハアァァァ……!!
ボスやん『ムッ!?これは…!!』
リンス『M・B・T(マキシマム・バスター・タイフォーン)!!!』
ガアァァァァ━━━!!!!
ノイア「バックフラン艦隊の、40億前後が消滅!!」
アイン「すばらしい……」
いや…ハァ…この…技は…ハァ、ハァ…疲れるんだ…ハァ
多用は……難しいな
79這い寄る混沌:2006/02/05(日) 02:42:13 ID:OuQstMp1
「ククククク、クハハハハハハハハ、ハーッハッハハハハハハハハハハハハ!!! 流石、流石だよ! いいねぇ、俄然面白くなってきたねぇ。
さて……、第二幕の始まりだ。僕の掌の上でクルクル踊ってくれたまえ!!」
その言葉と共に、空間が歪みだす。歪みが消える頃には、天を埋め尽くすが如くバッフクランの大艦隊が出現していた。その総数……実に、500億!
「……半分位は天照クンの方へ向かわせて見よう♪」
80元連邦の少佐:2006/02/05(日) 02:52:49 ID:4+rv/j16
いや〜着いた

「綺麗なところですね。」

なんか,いやされんな。じゃあ今からは自由やから、みんな好きなように遊んでくれ

「適当ですね・・・」

ええねん。ワイはゴンドラを予約しとるから、お前も楽しめよ。

「あ,ちょっと待ってくださいよ〜」
81監査軍(旗艦メルカバー):2006/02/05(日) 09:56:51 ID:6qNJE1Fs
ソイリス「……………バッフクラン更に増加」
エアリア「……アクエリスちゃん、最後に見たときは100億ぐらいだったよね?」
アクエリス「……確か、その筈だったが。一体何所から沸いて来るんだ」
ファイナ「ええ、本当に。……おや?」
エアリア「ファイナちゃん、どうしたの?」
ファイナ「新たに現れたバッフクランから生体反応が感知できません」
アクエリス「なんだって?」
ソイリス「………どういう事?」
ファイナ「つまり、あの500億全部が無人兵器という事です」
エアリア「あれ全部が?!」
アクエリス「なんとまあ、いったい何処の誰にあれだけの無人兵器を揃えられるというのだ」
ソイリス「………バッフクランには無理」
アクエリス「確かにな。……最初に増えた99億には生体反応は有ったのか?」
ファイナ「確かに有りました。と言う事は……」
エアリア「……今度来たのはバッフクランじゃないって事?」
アクエリス「おい見ろ、半分ほどが天照の艦隊の方へ直接向かう様だぞ」
エアリア「時空震反応感知、DSドライブとは別の方法でワープするみたいだよ」
ファイナ「天照艦隊周辺に大規模な質量反応……総数100以上!」
アクエリス「全包囲攻撃か!」
ソイリス「………今の攻撃で艦隊半分が消滅」
ファイナ「たった一回で半分持って行きますか……。ですが、流石に天照の乗艦は無傷のようですね」
アクエリス「あそこまでやられたのだ、ただで済ますとも思えないな。……ところで、喰らう者殿は今どの辺りを進んでいる?」
エアリア「もうすぐあの星系に到着するよ」
アクエリス「ならば、一応現在の状況を伝えておいた方が良かろう」
エアリア「うん、そうだね。じゃあ『嵐守』と繋げるよ。…………あー、テステス、此方監査軍旗艦『メルカバー』、聞こえますか?」

喰らう者『こちら『嵐守』だ、ちゃんと聞こえるぞ。……んで、態々多元圧縮通信まで使ってどうしたんだ?』
アクエリス「いま、あの星系の第十二惑星宙域でバッフクランと邪神皇が交戦している。
      更に天照の本隊に所属不明の艦隊が攻撃を仕掛けている」
喰らう者『ゲッ、マジかよ、勘弁して欲しいぜ全く……』
エアリア「くらっちなら心配要らないと思うけどさ、一応教えといた方が良いかなって」
喰らう者『そうか……、ありがとな。その情報、有意義に使わせてもらうぜ』
アクエリス「此方からは以上だ。では、良い旅を」
喰らう者『んじゃな、土産は期待しないでくれよ』

ファイナ「これでとりあえずは様子見ですね。……エアリア、どうしました?」
エアリア「……お土産、無いのかなぁ。……欲しいなぁ」
アクエリス「……ハァ、何を言ってるんだお前は」
ソイリス「……………子供」
82邪神皇:2006/02/05(日) 14:48:29 ID:mBRfI3Ho
天照『あー!あー!ひっどーい!僕の艦隊が〜!!』
LEDドラゴン『安心せよ光皇よ。我等が汝の艦隊を直前に移動させた故』
天照『え!?ホント!?』
LEDドラゴン『うむ、ただやはり、半数は救えなんだ。故に被害は四分の一にのぼる』
天照『でも、やられた艦はMHは積んで無かったから、別に良いか。……でも、頭に来た。【力】使うよ』
LED『良かろう。ここはジョーカーでは無く、何やら無粋な敵が行いし所業なる故に』
天照『うん。じゃあ、行くよ……!!』

……!!!全軍全速撤退!!引き込まれるぞ!!
ノイア「何……?あれ……!?」
アイン「……なんという……!!!」
SEVEN'TH FALL《次元回廊》!!!
ノイア「……!!?!……バックフランが……全軍、消滅しました……」
……やはり強い!!強すぎる!!

天照『フー、スカッとした』
LEDドラゴン『あれを送り込んだ者にも、傷を負わせたのだな』
天照『うん。だって邪魔なんだもん。これでもう、しばらくちょっかいは出せないはずだよ』
83監査軍(旗艦メルカバー):2006/02/05(日) 19:38:08 ID:OuQstMp1
監査官「ほう、アレが天照の力か」
ニャル「いやぁ、まいったね。チョット遊びすぎちゃったよ」
監査官「ふむ、お前が手傷を負う程か」
ニャル「ほんの掠り傷さ♪ でさ、天照クンの力はキミと似たようなものだよ。まあ、どっちにしろキーやんやサッちゃん程じゃないけどね」
監査官「……それで? これからどうする?」
ニャル「結構楽しめたからね、暫くは休業さ♪」
監査官「そうか、……最後に聞くが、アレと俺が戦ったらどちらが勝つと思う?」
ニャル「『今の君』じゃ、勝てない事もないけど正直厳しい感じだね。まあ、キミの目的の為にも精々頑張ってね♪」
監査官「お前に言われる迄もない」
ニャル「フフフ。じゃあね、『        』」

監査官「……その名で呼ばれるのも久しいな」
84それも名無しだ:2006/02/06(月) 02:17:30 ID:j+gI6TIa
癒される・・・なんてすばらしんや!!もう一生ここにいてもええわ。

アリシア「あらあら,そんなこと言っていていいのですか?」

ええねん、ええねん。アリシアさんの水先案内は分かりやすいし、紹介してもらたレストランも安くてうまかったしええことずくめや〜

アリシア「うふふ、よっぽどアクアがきにいたったんですね。」

気に入ったわ〜天気もええし、最高やわ。アリシアはんは料理うまいし・・・眠なってきたわ。

アリシア「灯里ちゃんもあなたのことが気に入ってたんでまた来てくださいね。」

ほんまですか!!また行ってもええんですか。次はどうやって社長をいじめようかな〜

アリシア「程々にしてくださいね。」

85監査軍(嵐守):2006/02/06(月) 11:10:14 ID:Nj4xNKYB
???「累詩玻、間も無く太陽系外周へワープアウトします」
喰らう者「そうか。ならワープアウトと同時にブースターユニットをパージ、次元潜行フィールドを展開しろ。
     ……しかし、まさかオマエが付いて来るとは思いもしなかったぞ」
???「ふっふっふ、こんな事もあろうかと密かにデバイスボディを作製して置いたのです。
    それと、私の事は『ラジル』と御呼び下さい」
喰らう者「ああ、解った。こっからは頼むぞ、ラジル」
ラジル「ええ、お任せ下さい」
喰らう者「……お、どうやらアイツ等も無事ワープアウトできたみたいだな」
ラジル「バスターシップに取り付けた、次元潜行フィールドの展開を確認しました。累詩玻、カズミさんから通信です」
喰らう者「カズミから? 解った、繋いでくれ」
ラジル「了解しました」

カズミ『ルシハ、此方もワープアウト完了と同時に次元潜行フィールドを展開しました』
喰らう者「こっちでも確認したぜ。それで、何か話があるんだろ?」
カズミ『……でしたら聞かせてもらいますが、どうして地球へ帰るのに態々隠れて行かなければならないんですか?』
喰らう者「そう言えば、オマエ等にはまだ現在の地球の状況を話していなかったよな。
     今、地球は複数の勢力に侵略されている」
カズミ『っ! それは本当なのですか?!』
喰らう者「ああ、本当だ。なんでな、出来るだけソイツ等に見つからないように地球に到着したいのさ」
カズミ『……貴女にしては随分と弱気な発言ですね』
喰らう者「アダムカドモンと恵甸が完全に修復されていれば話は別なんだがな。
     今の状態で、アイツ等全部と戦えると思うほど、オレは己惚れちゃあ居ないさ」
カズミ『ならば、地球に着けば、如何にかなると言うのですか?』
喰らう者「その通りだ。でだ、オマエ等は地球に着いたら、とりあえずαナンバーズって組織と合流しろ。
     オレはチョイと寄る所があるんで別行動を取らせてもらうがな」
カズミ『αナンバーズ? どんな組織なんですか?』
喰らう者「オマエ等銀河中心殴り込み艦隊が出発した後に地球圏を守っていた、地球圏において最強の矛であり盾である守護者、
     多種多様の特機によって構成された地球連邦特別外郭部隊の事さ」
カズミ『……なんだか、ノリコが気に入りそうな部隊ですね。ですが、ルシハの機体はまだ修復が完了していないのでしょう?
    その、地球を侵略している勢力に襲われたらどうするつもりなんですか』
ラジル「カズミさん、心配には及びません。こんな事もあろうかと! 緊急時に使える機体を持って来てあります」
カズミ『……あの、貴女は?』
ラジル「これは失礼致しました。私は反皇の樹《始祖:唯倶道》のデバイスボディ、名をラジルと申します。今後とも宜しく」
カズミ『そ、そう。此方こそ宜しくね。それで、話を戻しますが、その機体があれば如何にかなりそうなんですか?』
喰らう者「並みの奴ならな。……だが、5機ほどヤバイ奴等がいる。
     ソイツ等に襲われたら恐らくはアウトだな。ま、そうなったとしても何とかして逃げ切って見せるさ」
カズミ『……ルシハ、やはり私達も貴女の地球での用事が済むまで同行させてもらいます』
喰らう者「……本気か? 言っちゃ悪いが、こっちのは100%私用なんだぞ」
カズミ『ええ、本気です。出会いこそ少々アレでしたが、私達は友達でしょう? 友達を見捨てて行く事などできません。
    きっとノリコも同じ事を言いますわ』
喰らう者「……ハッ、オレも随分長い事生きてきたが、オレの事を友達だと言ってくれたのはオマエで5人目だよ。
     まあ、悪い気はしねえがな」
カズミ『ふふ、私の方からは以上です。ではまた地球で会いましょう』
86監査軍(嵐守):2006/02/06(月) 11:15:20 ID:Nj4xNKYB
>>85から
ラジル「ルシハ、あの頃から比べて随分と穏やかになりましたね」
喰らう者「なんだよ、悪いか?」
ラジル「……いえ、私としても嬉しい限りです」
喰らう者「そうか? まあいいけどさ。……ところで、一体何を持ってきたんだ?」
ラジル「良くぞ聞いてくださいました! 地球の文明を解析してみて、「これこそは!」と思う機体を復元しました。
    此方をご覧下さい」
喰らう者「これは……『ゼプツェン』か! しかし、『スレイブジェネレーター』はどうするんだ?
     こっちの『ゾハル・アフ』はぶっ壊れてるし、向こうの『ゾハル』とはまだリンクは繋がらねえんだろ?」
ラジル「ご心配には及びません。ガンバスターから複製する事に成功した縮退炉を小型化して2機ほど取り付けました。
    これで、理論上は4倍強の性能を発揮させられます。以後、この機体を『ゼプツェン・ルーク』と呼称します」
喰らう者「そうか。解った、地球では主にこの機体を使わせてもらう事にするぜ。……そろそろ地球だな」
ラジル「見てください、アレがこの星系の第四惑星『火星』のようです」
喰らう者「……水に覆われてるじゃねえか。何か火星って言葉とかけ離れすぎてねえか?」
ラジル「正に看板に偽り有りと言った感じですね」

……同時刻、バスターシップの華琳側居住スペースにて。

ノリコ「お姉さま! これを見てください!」
カズミ「なんですか、ノリコ。……これは!」
ノリコ「これって、火星ですよね?」
カズミ「星図では間違い無い筈ですが……」
ノリコ「どう見ても海に覆われていますよね?」
カズミ「本当に、何時の間にテラフォーミングなんてしたんでしょう」
ノリコ「……何だか、オービタルフレームとか出てきそうですよね」
カズミ「……ノリコ、貴女ちょっとゲームのやり過ぎではありませんか?」
ノリコ「……そういうお姉さまだってキッチリ話が通じてるじゃないですか」
カズミ「あら、本当ね。まあ、時間だけはたっぷりと有りましたから。……そろそろ到着するようですね。
    では、私達はコアΑとコアΩで嵐守に向かう事にしましょう。華琳、後の事は頼みましたわよ」
ノリコ「……心配しないで、何かあったら直に呼ぶから、バスターシップの事は任せたからね、譜歴。
    じゃあ、行きましょう、お姉さま」
カズミ「ええ、そうね」

……場面は再び嵐守に移る。

ラジル「ルシハ、コアΑ及びコアΩ、格納庫に転送完了したようです」
喰らう者「よし、ラジル、大気圏突入準備に移れ!」
ラジル「了解しました。……待って下さい、進行方向にロボットらしきモノの残骸が浮いてます」
喰らう者「なに? 機種は解るか?」
ラジル「どうやら、この星にて『ガンダム』と呼ばれる機体のようです。
    ……しかし、あのサイズとしては少々過剰すぎる火砲を搭載していますね」
喰らう者「ほう、そうなのか。ところで、……アレを回収する事は出来そうか?」
ラジル「やってやれない事は無いでしょう。如何しますか?」
喰らう者「なら、あの『ガンダム』の残骸を回収しつつ大気圏降下準備に入ってくれ」
ラジル「了解しました。本艦はこれより『ガンダム』の残骸を回収しつつ大気圏降下準備を開始します。
    コース修正、『ガンダム』まで距離300…250…200…150…100…50…残骸に隣接、回収成功しました。
    続けて、大気圏突入角度修正完了。防護フィールド及び次元潜行フィールド出力調整完了。
    本艦はこれより地球へと降下します。カウント10…9…8…7…6…5…4…3…2…1…0、大気圏突破完了しました」
喰らう者「ご苦労さん、ラジル。で、早速だが『ゾハル』の波動はキャッチできたか?」
ラジル「少々お待ちを、……随分と微弱な波動ですね。これは、少々時間が掛かりそうです」
喰らう者「そうか、なら引き続き頼むぞ。その間にオレは、下に降りて状況なんかを調査してくるからな」
ラジル「累詩玻、通信機を失くさない様にして下さいね?」
喰らう者「解ってるって。じゃ、カズミとノリコにヨロシク言っといてくれ」
ラジル「了解しました。行ってらっしゃいませ」
87革ジャン提督(AQUA):2006/02/06(月) 20:45:27 ID:ZALV/WjJ
革ジャン「………むぅ」
???「…どうしたんデシか?」
革ジャン「いやな、未来に来てからツインタワー装備型のZZガンダムをな、必要が無くなったんで捨てたんだが、
それの反応が地球方面に有ったのを思い出してな、もう一度観測させたのだが、それがな………。」
???「……反応が消えてしまった、デシか?」
革ジャン「うむ、OSが私特製品だったので情報漏洩を防ぎたいのだが……」
???「ちょうど仕事もなくて退屈しているフューリーのフー=ルーちゃんが悶々しているデシ、彼女に行かせましょうデシ」
革ジャン「むむ、そう言えば(元連邦の)少佐が此方に来ていたな。
……よし、彼にあのOSの回収または破壊を命じておこう、その連絡をフー=ルー君に伝えて貰って一緒に行って貰おう」
???「名案デシね。……さて、観光を再開するデシ」
革ジャン「うむ」

眼鏡中佐「……お二人ともパフェを食べながらそのような会話をしないでください」
88監査軍(嵐守):2006/02/06(月) 22:53:12 ID:vkd8OIqW
ラジル『累詩玻、聞こえますか?』
喰らう者「ラジルか、どうした?」
ラジル『先程回収した『ガンダム』の事なのですが、どうやら二つの機体が折り重なるように漂っていた様です』
喰らう者「……で、分析は完了したのか?」
ラジル『片方は、OSを解析したところ、『ガンダムDX』と言う機体である事が判明しました。
    もう一機の方はプロテクトが堅くてまだ解析しきれていませんが、……どうもロボゲ帝国の技術が使われている様なのです』
喰らう者「マジかよ。こりゃひょっとすると回収部隊が来るかな?
     ……ラジル、念の為警戒レベルを最大にしておけ」
ラジル『了解しました』
89邪神皇:2006/02/06(月) 23:16:14 ID:3eu+v2xx
……!!来たな。喰らう者
アイン「奴の巨大なダイバーパワーは、隠蔽されていませんからね。すぐ分かりましたよ」
全軍出撃する!!《星》のテレポートを開始しろ!!
ノイア「了解しました。総力戦ですね」
そうだ。今の内に完膚無きまでに叩き潰してくれるわ!!
アイン「父上、焔星還に、これを装備して下さい」
これは、メタトロンか?
「はい。焔星だけでは不安でしたので、勝手ながら雑兵にオービタルフレームを配備しました。」
そうか。ありがたく使わせてもらおう
では、行くぞ!!
アイン&ノイア「「はい!」」
90監査軍(嵐守):2006/02/06(月) 23:35:45 ID:vkd8OIqW
ラジル『大変です、累詩玻!!』
喰らう者「なんだ、どうしたんだ?」
ラジル『邪神皇に捕捉されました!』
喰らう者「! なんてこった!! ラジル、『ゾハル』の場所は判明したか?!」
ラジル『はい、地図で確認したところ、……死海と呼ばれる場所だと判明しました!』
喰らう者「よし、すぐに出発するぞ!」
ラジル『了解しました!』
喰らう者「……時間との勝負だからな、急げよ!」
91元連邦の少佐:2006/02/07(火) 00:03:41 ID:GqJHmpA5
???「あなたがコードネーム『少佐』ね。」

コードネーム??ワイは普通に少佐やけどあんたは誰や?わいのランチの邪魔しよってからに。

???「(コードネームじゃなかったのか)で本名はなんと言うのですか。」

秘密や。そんなことよりワイに何か用があってきたんやろ。

???「はい,提督閣下より指令がくだされています。これがその指令書です。

し,仕事かいな〜だるいな〜折角の休暇中やのに。

???「それでは、すぐに出発しましょう。事態は一刻を争います。」

それもそうやな。ほな行こか。そのまえにあんたの名前を教えてくれんか?のちのち困るさかいの

???「すいません!!先に騎士として名乗るべきでした。もうしわけありません。私の名前はフューリーの騎士フー=ルー・ムールーです。」

フー=ルーか・・・フーでいいな。

フー「ええ呼び方は何でもよろしいですが。早く出発しませんか?」

ああそうやな、早よいかな、提督に怒られるわ。ぱっぱと終わらして遊ぶで〜。
92邪神皇:2006/02/07(火) 00:26:31 ID:N9peeGjX
アイン「どうも逃げるつもりらしいですね。どうなさいます?」
適当に足止めしろ
無人OFを3000機、OF・ザカートを100機転移させろ
その後すぐにテレポートする
アイン「了解」
93監査軍(嵐守):2006/02/07(火) 07:09:51 ID:truysf3Z
喰らう者「チッ! 奴等め、まさかテレポート技術を持って来やがるとはな」
ラジル「転移妨害障壁を展開しました。これで、テレポートからの奇襲は防げる筈です」
喰らう者「……念の為に、『対四元機』用の理論障壁も展開しておけ」
ラジル「既に展開しています。これで『時間・空間・力場・熱量』に関係するあらゆる攻撃は無効化出来ます」
喰らう者「よくやった。なら当面の問題は、今追い掛けて来やがる奴等だけだな」
ラジル「現在はジャミングが効いていますが、どれ位保つか解りませんからね」
喰らう者「ああ、早い内に何とかしねえとな」
94監査軍(嵐守):2006/02/07(火) 10:25:43 ID:IHYttNUe
ノリコ「ルシハ、何だか気が付いたら窓の外が虹色になってたんだけど」
カズミ「一体どうしたのですか?」
喰らう者「ノリコ、それにカズミ、……すまねえな、どうやらオレの悪い予感が当たっちまったらしい」
カズミ「まさか、ロボゲ帝国に見つかったのですか?!」
喰らう者「ああ、邪神皇って奴にな。……ロボゲ帝国の中でも一二を争うほど厄介な奴だよ」
カズミ「……それで、現在の状況はどうなってますか」
喰らう者「見た事のねえ機体を三千と百機ほど送り込まれた。今ん所は次元潜行フィールドとジャミングのお蔭で攻撃は免れているが、
     そいつの効果が無くなるのも時間の問題だな」
カズミ「……此方からは打って出ないのですか?」
喰らう者「なに、俺が出ちまうとこの船が無防備になっちまうのさ」
ラジル「嵐守の攻撃では、この星が唯では済まなくなってしまいますので」
ノリコ「……ねえ、さっきから疑問に思ってたんだけど、ロボゲ帝国って何?」
喰らう者「……カズミ、話してないのか」
カズミ「あら、すっかり忘れていましたわ」
喰らう者「ったく、しょうがねえなぁ。いいか、――(カズミにしたのと同じ説明をしています)――って事だ」
ノリコ「……そんな事があったんだ」
カズミ「ルシハ、それなら私たちがその機体を破壊しましょうか?」
ノリコ「話の通りなら、そのロボゲ帝国が地球をこんな風にしたんでしょう? これ以上好き勝手にさせる訳には行かないわ」
喰らう者「……そうか。スマナイ、今はその言葉に甘えさせて貰う」
カズミ「気にしなくていいわ、ルシハ。……ノリコ、行きましょう」
ノリコ「はい!」

ノリコ「タカヤノリコ、バスターコアΑ行きます!」
カズミ「アマノカズミ、バスターコアΩ出撃します」
その言葉と同時に、コアΑとコアΩは敵陣の真っ只中にテレポートする。
ラジル『……ノリコさん、カズミさん、御武運を』
95ノリコ&カズミ:2006/02/07(火) 11:48:44 ID:IHYttNUe
>>94
ノリコ「お姉さま、苗字が昔のものに戻ってますよ」
カズミ「……あら、まるで昔に戻ったようですわね。いい機会ですし、戦闘ではアマノ姓で通しましょうか」
ノリコ「……お姉さま、もしかして天然?」
96ノリコ&カズミ:2006/02/07(火) 11:55:36 ID:IHYttNUe
>>94から
「……まさか、本当にオービタルフレームが出てくるなんてね」
「ノリコ、行くわよ」
「ええ、お姉さま」

「これ以上、この星で好き勝手な事はさせない! バスタートマホーク!!」
両手にトマホークを持ったコアΑは、慣性の法則を無視したかのような動きを見せながら亜光速で敵陣に突っ込む。
そのスピードに付いて来れない敵OFを、ノリコは擦れ違いざまに両断していく。しかし、倒せど倒せど敵OFは一向に減る気配を見せない。
「ここで時間をかけてる暇は無い、一気に決める! バスターシールド!!」
ノリコがそう言うと、コアΑはバスターシールドを纏い超高速で回転しながら敵の密集する箇所へ突撃する。
「バスタースパイラルビーム!!」
ノリコの叫びと共に、高速回転するコアΑは出力を抑えたバスタービームを全方位へと放つ。如何に出力を抑えたとはいえ、
直撃させればザカートですら一撃で破壊可能なバスタービームを、ノリコは1発も外す事無く直撃させていく。
地表にダメージを与える事無く、一瞬の内に数百もの敵OFを撃破して行く様は、宛ら白銀の嵐とでも言うべきであろうか。

「数だけ揃えても、内容が伴わなくては意味が無くてよ?」
そう言いながら、カズミはリニアレールガンで確実に敵OFを撃破して行く。
敵OFも応戦しては来るが、如何せん速度が違いすぎるのか、一向に当たる気配が無い。
「あら、ノリコったら随分と派手にやってるわね。……なら、私の方もさっさと片付けましょう」
カズミがそう言うと、コアΩの後部が展開していく。
「落ちなさい。バスターマイクロミサイル、発射!」
カズミの叫びと共に、コアΩの後部から数え切れないほどの光の弾丸が放出される。
敵OFは、その光の弾丸を避ける事もできず撃墜されていく。なにせ、一発一発が超光速を出しながら自動追尾する小型光子魚雷なのである。
認識出来る速度を遥かに超えたそれを回避する事は、極めて困難であろう。

いつの間にか、三千と百機いたOF群は全滅させられていた。
「ふう、宇宙怪獣から比べればどうと言う事も有りませんね、お姉さま」
「ノリコ、油断は禁物よ。……恐らく、次は本隊が来る筈、急ぎましょう」
「はい!」
97邪神皇:2006/02/07(火) 16:44:17 ID:N9peeGjX
ようやく到着したと思ったら、全滅しているな
まあ、足止めだし、問題は無いが
アイン「敵の障壁で、敵艦内へのテレポートを出来ませんでしたが、敵艦を包囲するのは出来そうですね。もっとも、あの二機を片付ければの話ですが」
アージェイト、ネフティス、インヘルトを、戦闘AIを搭載してそれぞれ一万機ずつ、全部で三万機出せ。俺も出撃する
ノイア「私達はどうしましょう?」
待機だ。喰らう者に備えておけ
98喰らう者:2006/02/07(火) 19:05:35 ID:IHYttNUe
「次元潜行フィールド出力臨界寸前。これ以上張り続ければメインエンジンその物が停止してしまいます」
「くっ、やはり『対四元機用防御結界』と次元潜行フィールドを同時に張るのは無理があったか、スピードが全然上がりゃしねえ。
しかたねえな、ラジル、次元潜行フィールドを解除しろ」
 それを聞いたラジルの顔色が変わる。
「しかし、それではこの船が丸見えになってしまいます。集中攻撃を受けますよ」
 その言葉を聴いてもオレは顔色一つ変えずに言い放つ。
「ゼプツェン・ルークを直衛に回せ。防衛に限ればアレでも何とかなるだろう?」
「それはそうですが……。 っ! 敵機、更に増加、総数3万。邪神皇と思われる機体も出現しました!!」
「ちっ、邪神皇め、この星ごと破壊しやがる積もりか!」
「累詩玻、このままでは!」
 確かにこのままじゃ不味いな。……しゃあねえ、オレも覚悟を決めるとしますか。
「なあ、ラジル、お前が知ってる『アダムカドモン』の修理状況はどうだった?」
「……恐らく、多く見積もっても66%程、『ゾハル・アフ』に至っては、何から手を付けたら良いのかさえ判らない状況です」
「そうか、一応は動くって所か……」
「累詩玻、まさか使う積もりですか?! いけません! 今アレを使えば貴女の存在は!!」
「ラジル、流石にあの数相手にゼプツェン・ルークだけじゃ力不足だろ? ……それにな、『ゾハル』に辿り着ければ何とかなるさ」
「しかし……」
 その時、突然通信が繋がった。相手は……カズミか。
『ルシハ、あの敵は私達が出来るだけ引き付けます。だから、どうか無理はしないで』
『そうよ、ルシハ。私達の事もチョットは信頼してよね』
 ノリコ、その言葉は有難いんだがな、
「しかし、これ以上オマエ等を巻き込む訳には……」
 オレがそう言うと、カズミもノリコも小さく溜息を吐いた。
『今更ですわ、ルシハ』
『向こうは私達の事も攻撃する気満々よ』
 ……それは考えてなかったな。
「そうか、なら仕方ねえな。……すまねえ、頼むぜ」
『『解ったわ!』』
 ……アイツ等にこれだけの覚悟を強いちまったんだ。俺もやはり出るべきだよな。
「ラジル、後は頼むぜ」
「……どうしても行かれるのですか? ……判りました、どうか御武運を」
「ああ、有難うな」

 さて、んじゃ行くとしますか!
『ヘレル・ベン・サハル 神の寵愛を捨て 神の理に反逆する者よ 輝ける星々従えて 滅びの角笛吹き鳴らせ!!』
 そのキーワードと共に、オレは『アダムカドモン』の内部に転移する。それと同時に、周辺に無数のメッセージウィンドウが浮びだす。
―――― 中枢素子『ペルソナ』エントリー確認 ――――
―――― 対高次存在用戦闘システム『Xenogears』を起動します ――――
―――― 生体素子『アニマ』及び『アニムス』との接続開始 ――――
―――― 生体素子『アニマ』及び『アニムス』との接続完了 ――――
―――― 事象変移機関『ゾハル』の起動開始 ――――
―――― alert:message ――――
―――― 事象変移機関『ゾハル』の起動に失敗しました ――――
―――― 中枢素子『ペルソナ』より直接コード入力を確認 ――――
―――― 動力システムを『Sacrifice』に移行します ――――
 グハッ! ……そういえば、今の恵甸にこっちにラインを回す余裕なんぞ無かったな。こりゃ、保って数時間って所か。
まあいい、こんだけ有れば、十二分だ。
「き、起動、せよ、『アダムカドモン』!」
 その言葉と共に、先ほどまで喰らう者が居た空間に、一体の機動兵器が出現した。
黒く彩られた機体は、出現と同時に圧倒的な威圧感を発する。
「逆木累詩玻、アダムカドモン、出るぞ!」
 こっちは残された時間が余り無いんでな、……一気に決めさせてもらうぞ!
99革ジャン提督(AQUA):2006/02/07(火) 20:18:15 ID:Qr9ow8Pw
眼鏡中佐「……見事に会談が失敗しましたね」
???「……ま、提督の交渉力はゼロに近いデシしね〜」
革ジャン「ええい!五月蠅いわ!何か気分が悪いから例のシステムを発動だ!
十一次元的にOSの位置を特定!位置を三次元的に戻し少佐へ報告!急げッ!」
眼鏡中佐「ぎゃ、逆切れ………。兎も角、了解です」
???(……やれやれ、例の計画も進めていないと言うデシに……)
革ジャン「……はあ、大佐や邪神皇殿にやって貰うできだったか」
???「……気にしない様にデシ」
革ジャン「はいはい、解ってる……筈だ」
100邪神皇:2006/02/07(火) 21:04:29 ID:N9peeGjX
出て来たな……
アイン「僕達も出撃を?」
いや、まだ良い
それより、戦闘空域に絶対障壁を展開しろ
星を破壊する訳にもいかん
ついでに逃げられないように、な
アイン「了解。絶対障壁、展開します」
さて、まずはあのガンバスターからだな
ノイア「相手の性能も相当です。どうなさいます?」
心配無い。ガンバスターってのは、搭乗者の超能力で動いてる
つまり、俺のダイバーフォースでそれを阻害してやりゃ、ただの人形って訳だ
さあ、ダイバーパワーを受けろ!!
全オービタルフレーム、攻撃開始!!
101監査軍(嵐守):2006/02/07(火) 22:02:20 ID:BKO2l/xA
ラジル「カズミさん、ノリコさん、敵機から特殊なエネルギーウェーブが照射されてます。何かおかしな点は有りますか?」
カズミ『そうね、気体の反応が鈍った感覚がするわ』
ノリコ『そうですか? 私は少し重圧を感じる以外は特に変わった所は無いですよ』
ラジル「この波長は、どうやらダイバーフォースの様ですね」
ノリコ『ああ、どこかで感じた事があると思ったら、ダイバーフォースだったんだ』
カズミ『ノリコ、知っているの?』
ノリコ『ルシハの組んだ特訓メニューの中に、『対ダイバーフォース』用の特訓があったんですよ』
ラジル「……そうなんですか?」
ノリコ『何でも、「『理力』を使えるお前達なら努力と根性で耐えられる」って言われました』
カズミ『それで私よりも貴女の方が耐性が有ったのね。とにかく、戦闘行動には殆ど支障をきたさないわ。安心して、ラジル』
ラジル「……そうですか。改めて思いましたが、御二方って本当に規格外なんですね。
    とにかく、念の為にも操縦系統を切り替えたほうが良いですよ」
カズミ『それもそうね、(華琳、聞こえますか、サポートお願いね)……ノリコ、そっちは大丈夫?』
ノリコ『今、切り替えます。(譜歴、サポート宜しく)……ああ、なんだか重圧から開放された気分!』
カズミ『これで万事問題無し。ノリコ、来ますわよ』
ノリコ『こっちでも確認できました。お姉さま、行きましょう!』
カズミ『ええ!』
ラジル「ゼプツェン・ルーク、発進! そのまま、前方の敵へ向けてグラビトン砲発射!」
ノリコ『いけぇぇぇぇぇ! バスタァァァァビィィィィィィィィィム!!』
カズミ『バスターマイクロミサイル、発射!』
102邪神皇:2006/02/07(火) 22:12:09 ID:N9peeGjX
ノイア「どーも効かなかったようですねぇ」
……まあ、スポ根だからな。しょうがないって言うか
アイン「攻撃来てますよ」
心配無いよ。バリア張ったから
増幅されたダイバーパワーなら、あの程度を弾くのは造作も無い
アイン「で、どうなさいます?」
実力で破壊するさ
ダイバーパワーを得たマシンメサイアが、どれほど恐ろしいか教えてやる
ノイア「お父様が、増えた?」
アイン「【ミラー】次元反転分離攻撃。ダイバーパワーを使用する、残像では無い本物の分離攻撃。100体に分離なされましたか」
では行くぞ!!100体一斉ブレイク・ダウン・タイフォーン!!
103監査軍(嵐守):2006/02/07(火) 22:40:53 ID:BKO2l/xA
ノリコ『お姉さま、なんだか凄い衝撃波が!』
カズミ『まずい! 嵐守の前面に出て、盾になりますわよ!!』
100発の巨大なストーム・ウェーブが、前面に立つコアΑとコアΩに迫り来る。
しかし、その攻撃はコアΑとコアΩの前に現れた、光り輝く3枚の羽×2にぶつかり、受け止められ掻き消される。
ノリコ『これは……、光鷹翼! 譜歴、守ってくれてありがとう!』
カズミ『華琳、よくやってくれました(おかしいですわね、この子達の光鷹翼だけでは今の攻撃は防ぎきれないはず……)』

ラジル(ふう、どうやらあの2機に取り付けた『ゾハル・アフ』は、彼女達を主と認めてくれたようですね。
    ……まったく、あの2つがアダムカドモンに適合すれば、こんな苦労はしなくてすんだのに)

ラジル「カズミさん、ノリコさん、あの機体は取り敢えず後回しにしましょう。あと、出来る事ならあまり離れない様にして下さい」
カズミ『了解したわ。ノリコ、攻撃再開です』
ノリコ『はい、お姉さま』
104元連邦の少佐:2006/02/07(火) 23:40:37 ID:GqJHmpA5
「隊長、提督閣下から特殊OS搭載機の現在地が送られてきました。」

お〜助かるわ〜。正直どこをどう探そうか迷っててん、でどこらへんにあんの?

「え〜場所は地球です。しかしですね・・・」

なんやねん、場所に問題でもあるんか?

「いえ,場所には問題ないのですが,機体は既に謎の敵軍に回収されていて、しかも、邪神皇様が交戦中です、」

それは問題有りやな、しかたないな。またセフィロト・ゲートを使っていくで!!これなら誰にもばれずに行ける。

「それでは全艦対ショック防御!!全速力で向かいます。」

〜2秒後〜

こりゃヤバいな。どこまで敵の数が居んねん。
105監査軍(閑話):2006/02/07(火) 23:59:59 ID:BKO2l/xA
エアリア「ねえねえ、アクエリスちゃん」
アクエリス「なんだい、エアリア」
エアリア「確かさ、くらっちが地球に連れて行ったのは、ラジルちゃんとノリコちゃんとカズミちゃんだけだよね?」
アクエリス「……その筈だが?」
エアリア「じゃあさ、少ぷー(元連邦の少佐)が見た『敵』って何?」
アクエリス「……オービタルフレームを敵と認識したとか、『悪霊艦隊』をキャッチしたとか?」
エアリア「アクエリスちゃん、『悪霊艦隊』って何の事?」
アクエリス「ああ、そう言えば、まだ展開上は表立って出てきてなかったか」
エアリア「うわぁ、凄いメタな会話だね♪」

――――閑話休題――――
106元連邦の少佐:2006/02/08(水) 00:27:55 ID:z8mWGZ1l
う〜ん相手側はなんか勘違いしてるようやな、邪神皇はんと戦ってる時点でワイの敵やのに
ま〜機体が判別できなかったから『謎の』ってつけたんやけどね。まあええわ、ワイもそろそろ参戦せなあかんな。
107監査軍(嵐守):2006/02/08(水) 01:09:44 ID:5z3mTR7W
ノリコ『なんだか、また敵が増えたみたいですね』
カズミ『本当に。これ以上増え続けたら、どうなるか解りませんわ』
ラジル「心配要りませんよ、もう直ぐ累詩玻が死海に到達します。それで詰みです」
カズミ『そうなのですか?』
ラジル「はい、勿論です。それで、ノリコさんとカズミさんは、今の内に、ガンバスターを呼んでおいてください」
カズミ『……判りました。ノリコ、ガンバスターを呼びましょう』
ノリコ『そうですね。……ルシハ、無事でいてね』

ノリコとカズミの思念波に答え、バスターシップが出現する。
バスターコアΑとバスターコアΩは、それぞれバスターマシンΑとバスターマシンΩに格納され、
瞬時にコアユニットとして連結されていく。
完全な状態となったバスターシップは、ガンバスターへと一瞬の内に変形する。
ここまでの所要時間、僅か0.1フェムト秒。
ノリコ・カズミ『『ガンバスター!!』』
二人の掛け声と共に、ガンバスターは6枚の光鷹翼を展開しながら基本ポーズ(腕組みして仁王立ち)をとった。

ラジル「さあ、もう直ぐ始まりますよ。お二方は、それまでこの船に来る敵を破壊するだけで良いですから。
    これから何が起こるのか、ハッキリと見ていて下さいね?」
108准尉(AQUA):2006/02/08(水) 01:22:38 ID:7o/CsKsi
むー、宇宙では大規模な戦闘が続いてるなあ。
バウ「参加しないのか?」
少佐も向かったようだし、俺たちは今微妙な立場だしなあ。
一等兵「准尉、ライトペガサスの件なんですが・・」
おう、何だ。
一等兵「雷刃機の名のとおり雷うを操る機体のようですね。
ただ、扱いはかなり難しいので、准尉や私ぐらいしか乗れる人間はここにはいないかと。」
そうか、ありがとう。
さてと、買出しに行ってくるか。

灯里「今日も買出しですか?」
ああ。・・・って横に居るのは誰だ?
暁「失礼な。俺はAQUAの正義を守るサラマンダーの暁だ。
もみ子、俺のことを紹介ぐらいしてくれよ。」
灯里「もみ子じゃありませんってばー!」
AQUAの・・・正義?
暁「ああ。天候の管理は俺たちサラマンダーの仕事なんでな。
他に重力をつかさどるノームや、空を駆け巡るメッセンジャー・シルフもいるぞ。」
四大精霊ってわけか。
灯里「確か准尉さんは少佐さんのお知り合いでしたよね?」
ああ、まあね。
灯里「また利用してほしいと言っていたと伝えておいてください。」
暁「もみ子よ、商売っ気たっぷりだな。」
灯里「だからもみ子じゃありませんってばー!」
・・・伝えとくよ。
(俺の立場は微妙とはいえ、この娘の気持ちだけは伝えておこう。通信で・・・)
109喰らう者:2006/02/08(水) 01:53:32 ID:5z3mTR7W
「手前等、邪魔するんじゃねえ!」
行く手を遮るように、雲霞の如く殺到するOF群。それを薙ぎ払いながら、喰らう者は確実に死海へ近づいていく。
「くそっ、こっちには時間がねえってのに」
そう言ってる内にも、三百機以上のOFが此方に殺到してくる。
「いい加減うざってぇな、まとめて消えろ! 我流戦技『業火絢爛(ゴウカケンラン)』!!」
アダムカドモンの姿が一瞬ぶれると、忽ちの内に周辺にいた三百機以上のOFがバラバラになる。
「ちっ、やっぱ今の俺じゃ『涅槃寂靜』には入れねえか。……まあいい、ちょうど前方が開いたな」
喰らう者はついに死海の直上に到達する。
「さあ、目覚めろ。根源への扉開く鍵、ゾハルよ!」
喰らう者の言葉に呼応するかのごとく、死海が眩く輝きだす。
「そうだ、オレこそがオマエの正当な主だ! 来い、ゾハル!!」
そして、一瞬ひと際大きく輝くと、その直後、白銀のモノリスの様な物体が死海から出現し、
次の瞬間にはアダムカドモンの元へとテレポートしていた。
『来たれ、ゾハルよ。オレと一つになりて、神を滅ぼす力となれ!』
その言葉と共に、ゾハルはアダムカドモンの内部に溶け込んでいく。
ゾハルが完全に溶け込むと、アダムカドモンの後方に、18対36枚もの光鷹翼が展開された。
その瞬間、世界が歪み軋んだ。

…………監査軍旗艦メルカバー…………

監査官「ふむ、どうやら、累詩玻は無事にゾハルを開放出来た様だな。ならば、今地球にはこれと言って用事は無いか。
    ……累詩玻、これは私からの手向けだ。ぜひとも生き残ってくれよ?」
そう言うと監査官は、両手を広げながら『人の耳では聞き取れない』詩の様なものを歌いだした。

…………場面は戻る…………

「さてと、これで当面の目的は果せたな。後はアイツ等を消滅させるだけ……って、なんだありゃ?!」
戦闘空域の中心に突如として出現した次元の歪みが、この場で戦闘していた全ての存在を飲み込む。
全てが飲み込まれた後には、ただ一面に静寂が広がっていた。
「くっ! どうやら邪神皇の連中も新手のヤツ等も一緒くたに飲み込まれたらしいな。……にしても、
よりにもよって『多重次元湾曲迷宮』かよ。しかも30次元領域か……まったく、アイツ何考えてやがる。
これじゃ30次元の神でも抜け出す事はできねぇぞ」
「……まあ、なる様になるしかねえか。取り敢えずは、ノリコとカズミを元の次元に戻してやらないとな」
110邪神皇:2006/02/08(水) 06:32:22 ID:hkeAuT66
妙な空間に入ってしまったなぁ
アイン「せっかくですし、クリフォトの力を発動させます」
この程度なら【調律】で十分だろ
アイン「はい。ラーゼフォン・システム起動。空間調律!!」
よし、元の時空に戻ってきたな
しかし、いい加減あのガンバスターは邪魔だな
頭に来たぞ
フレームランチャー、放出エネルギーをプロミネンス・ウェーブからアンチATフィールドに切り換え
オーガニックシステム発動。敵生命体のバイタルエナジーを急速吸収
光速戦闘用意
ゼロシフト、レディ
死ね!!
111それも名無しだ:2006/02/08(水) 07:52:39 ID:S7JsjozT
>>70から
九郎「ん…?『ブラックロッジ』!?なんで…!?」
???「ちぃ!汝のせいで追いつかれたではないか!」
─その時、覆面男達のマシンガンが火を吹いた。銃口は…こっちだ!その瞬間、九郎はとっさに伏せた。さっきの少女も同じ様に…と思いきや、仁王立ちで銃口と対峙する!そして…
弾いた。いや彼女が弾いたのではない、彼女の出した魔術障壁が、だ。そして…
???「吹き飛べ、外道が!」
覆面男達が吹き飛ばされた。
???「くっ…無駄に力を使いすぎたか…」
九郎「お、おい!?大丈夫か?」
???「やはり術者なしでは…うっ…」
…気絶してしまった。
で、俺にどうしろと?
途方に暮れたその時、爆音と呼んだ方がいいような騒音と共にそれは現れた。
???2「ヘーイ!そこな若者っ!大人しくその娘を我輩にわたすのであるっ!」
Q:
それとはなんですか?
A:
暴走族仕様な大型バイクにのった、白衣着てエレキギターを掻き鳴らす何か変なの。(見たまんま)
…分かっている。分かっているんだ。こういう輩は相手をしないで、この場から逃げ去るのがベストなのだと。だが…
九郎「…あの、どちら様でしょうか?」
聞いてしまった。
112喰らう者:2006/02/08(水) 12:51:41 ID:/yLxYsyb
喰らう者「……誰だ調律なんてした奴は。まあ、そんな事する奴は一人しかいねえか。
     しかし、邪神皇はこれの事を理解出来てねえのか? コイツを調律如きで何とか出来るなら、
     オレだってあれほど焦らねえっつうの。……ほらな?」
邪神皇の周辺の元の時空と思われた場所は、次の瞬間には再び『多重次元湾曲迷宮』に戻っていた。
喰らう者「さてと、これでヤツ等の居る座標は判った。……行くぞ、アダムカドモン」
113ノリコとカズミ:2006/02/08(水) 13:21:08 ID:/yLxYsyb
―――― 敵生命体よりアンチATフィールド及びバイタルドレイン発生確認 ――――
―――― WARNING! 敵生命体の攻撃により『ペルソナ』に重大な損傷の可能性 ――――
―――― 絶対客観<A・O>空間による理論障壁展開を開始 ――――
―――― エネルギー不足 ―――― 事象変移を開始 ――――
―――― 現次元のエネルギーの70%をガンバスターに振り分け ――――
―――― 絶対客観<A・O>空間による理論障壁展開を完了 ――――
―――― アンチATフィールド及びバイタルドレイン完全無効化 ――――
―――― 敵生命体の光速領域への突入を確認 ――――
―――― 現段階での危険性認められず ――――

ノリコ「お姉さま、来ますわ!」
カズミ「あれは、ゼロシフトですか。……実際に見ると案外遅いものなのですね」
ノリコ「お姉さま……、そんな事言ったら身も蓋も有りませんよ」
カズミ「それはそうですわね」
ラジル『ノリコさん、カズミさん。ここでならば遠慮する事はありません。存分に殺って下さい!』
カズミ「なんだか、文字が違う気がするのですが」
ラジル『気のせいですよ』
ノリコ「お姉さま、行きましょう」
カズミ「そうですね。ノリコ、《バスターメテオ》を」
ノリコ「はい! バスターメテオッ!」
ガンバスターの腰のパーツを合わせてボールを造ると、そのボールが1兆℃の炎に包まれていく。
ノリコ「この一発で地獄行き……バスタァァァァホォォォォムランッ!!」
バスターホームランにて打ち出されたバスターメテオは、瞬時に光速の7000倍近い速度に達し、
邪神皇の機体の防御フィールドを紙の様に貫いて、「機体の直ぐ脇」を掠めて行った。
ノリコ「……あれ?」
カズミ「……ハァ。ノリコ、腕が鈍りましたね?」
ノリコ「たはははは……御免なさい」
114邪神皇:2006/02/08(水) 14:54:56 ID:hkeAuT66
アイン「また同じ状態になりましたねぇ」
どーなってる?【調律】で無効化したはずだろ?
ノイア「出力が足りなかったんでしょう。フルパワーの一兆分の一も発動させてませんし」
フルパワーでやれよ
アイン「何馬鹿な事言ってるんです?多次元宇宙の【死と新生】を成す【調律】をフルパワーで使ったら、どうなるか分かりませんよ。でもまあ、確かに出力をもって上げれば突破なんて簡単ですけどね」
ギャグの通じん奴だな。まあ、今はガンバスターに集中したいし、とりあえずは放っておくか
外に【ヤツも来ているようだしな】
ノイア「この反応は……K.O.G!!」

天照「君かな?僕の艦隊を傷付けてくれたのは。まあ、どっちでも良いけどね。邪魔だから死んで。行くよラキシス
ラキシス「はい!マスター!」

アイン「喰らう者と闘うつもりらしいですね。これで喰らう者はガンバスターを助けられない。悪くない状況です」
ノイア「しかしあのガンバスター、お父様の【ミラー】に騙されて、全然気付いてないみたいですね」
アイン「光速を凌駕する機体がゼロシフトをする意味が、理解出来なかったんでしょうね」
空間圧縮により、目標との相対距離を狭め、その狭めた空間を光速移動する
奴らは亜光速での戦闘が可能らしいが、同じ光速移動でも距離を狭められるこちらと、狭められないあちらとでは、結果的に速度が全然違ってくる
ゼロシフトと光速機動を併用している現在、俺の速力は光速の8000万倍だ
アイン「現に父上の【ミラー】が五機、もうガンバスター二機に隣接して背後を取ってますしね。気付かなかったみたいですね」
ノイア「見えなかったんでしょうね。きっと」
さあ、食らえ!!
115監査軍(喰らう者):2006/02/08(水) 15:55:56 ID:/yLxYsyb
side:ガンバスター

―――― 敵生命体の速度、依然として光速の8000万倍 ――――
―――― 空間圧縮の解析完了、主観変移<S・V>航法を起動 ――――
―――― 出力調整、システム『ゾハル・アフ』をレベル2に移行します ――――
―――― 敵生命体の速度を超越 ――――
―――― 周辺に敵生命体の分身多数捕捉 ――――
―――― 危険レベル2、依然脅威には値せず ――――

周辺に居た邪神皇の分体は、ことごとくバスターソードで素粒子の欠片さえ残す事無く破壊される。
カズミ「この程度でガンバスターを相手にするとは、随分となめられたものですね」
ノリコ「お姉さま、何だかどんどん体が軽くなっていく感覚がします」
カズミ「そう? 私は、まるで自分の身体でなくなって行くような感覚を感じるけど……」
ノリコ「そうなんですか?」
カズミ「まあ、今気にしても仕方ありませんわね」


side:次元潜航艇『嵐守』

ラジル「邪神皇殿も解っていない、どれ程の力を持とうと『ゾハル・アフ』を備えたガンバスターには意味が無いというのに。
    ……ふむ、天照がここに来ましたか。監査官殿も人が悪い、態々『干渉できる隙間』を残しておくとは。
    ……さて、この機体のデータのバックアップも完了しましたし、提督殿の機体は既に用済みですね。
    私自身のデータも含めて既に転送は完了。万事恙無く進んでおりますよ、累詩玻」


side:喰らう者

喰らう者「にしても、まさか邪神皇のヤツ、出力が足りねえから突破できねえとか考えてねえだろうな。
     この迷宮は、出力なんぞ関係なく『調律そのものが無効化される』ってのによ」   
そんな愚にもつかない事を考えていると、巨大な気配が出現するのを感じた。
喰らう者「この気配は……ハッ! まさかテメエが来るたぁな、天照!!
     丁度良い、ここでテメエの引導を渡してやるぜ!!!」
―――― 対高次存在用戦闘システム『Xenogears』を起動しました ――――
116革ジャン提督(AQUA):2006/02/08(水) 19:59:04 ID:bciSW1K+
眼鏡中佐「……最悪ですね」
革ジャン「ああ、思いっきり両者ともバランス崩壊・状況無視等になっているな」
???「提督、やはり一度?」
革ジャン「うむ、此処に帝王様から無断で借りてきた機体がある!」

つ【グラビミュラ】
HP865000
EN340
サイズL
移動力8
運動性100
装甲1400
修理費35000
移動 空A陸B宇S海C地-
地形 空S陸S宇S海B

武器性能
メギドカノン攻撃力4000射程2〜8命中+36消費EN8
バスター・ドルバイレン攻撃力5400射程3〜5命中+13消費EN20必要気力110
ヴォイドクロー攻撃力6200射程13命中45消費EN0
邪刀ヘル・バド・リャーファ攻撃力6900射程1命中+50消費EN30必要気力120
全武器地形空A陸A宇S海B・クリティカル補正+35
特殊能力
バリア(ダメージ1200削減消費EN5)

革ジャン「これで昔のノリを取り戻させるのだッ!」
???(…………大丈夫デシかねぇ〜?)
眼鏡中佐(……というか解決になっていない様な)
117監査軍(閑話):2006/02/08(水) 20:38:14 ID:/yLxYsyb
エアリア「なんだかさ、もうαナンバーズじゃどうにも出来そうに無い気がしてきたんだけど」
アクエリス「此処まで来ると、既に意地と意地のぶつかり合いだな」
エアリア「原因の片割れが言うべき事じゃないと思うよ?」
アクエリス「そうは言うけどな、そもそも喰らう者の地球行きはガンダムX・ザブングル・ガンパレード等を絡めた
      珍道中にする予定だったのだぞ?」
エアリア「そうなんだ」
アクエリス「回収する予定だったガンダムも当初はDXだけだっし、そもそもガンバスターにあれほどの超技術を盛り込んだのは
      αナンバーズと合流させる事を前提としてのものだったのだぞ?
      この状況では伏線を回収するのは難しくなった。まったく、如何しろって言うんだ……」
エアリア「何だかまたメタな会話になってきたね。……やっぱりさ、新参者が身を引くべきじゃないかな?」
アクエリス「ゾハルを得た以上、喰らう者も引き下がる気はあるまい。そもそも、邪神皇殿が見逃すとも思えないがな」
エアリア「このままだとイデが発動しちゃいそうだね」
アクエリス「……イデが発動しても戦い続けそうなのは気のせいだよな?」
エアリア「それは無いと思うよ? ……多分」

…………閑話休題…………
118邪神皇:2006/02/08(水) 21:24:02 ID:hkeAuT66
アイン「あんまり続けても意味無くなって来ましたよね。だんだん」
うむ、もうここで終結させるしかあるまい
とは言え、どうしたものか……
アイン「仕方がありませんね。僕とクリフォトの、【あの力】を使いましょう」
待て!あれはまだ未完成だぞ!!
アイン「限定機動なら、何とかなります。……クリフォト・システム、発動」
───邪悪の樹へのアクセスを認識
クリファ・キムラヌート《物質主義》への到達を確認
アイン「キムラヌート発動!!」
ぐっ…!!三次元を超える存在が……拒絶される……!!
ノイア「ATフィールド、バイタルエナジーなどの超エネルギー、完全停止!!敵ガンバスター、完全沈黙!!歪曲空間が、崩壊していきます!!」
これが……クリフォトの力か……!!
超次元的能力を根幹より封印し、全存在を三次元レベルに押さえ付ける……!!セフィロトと対を成す【邪悪の樹】、クリフォトの力の一部なのか……!!だが…
アイン「……ハァ、ハァ……ウッ!!」
ここまでだな。俺の軍まで効力が及び、アインがこれでは戦闘続行は不可能か
歪曲空間は消えた。撤退は出来るな
やむをえん。撤退する!!
119監査軍(喰らう者in地球):2006/02/08(水) 22:18:31 ID:/yLxYsyb
side:ガンバスター

―――― WARNING! WARNING! WARNING! ――――
―――― 高次元空間との連結が途切れました ――――
―――― システム『ゾハル・アフ』機能停止 ――――
―――― 動力システムを縮退炉に戻します ――――
―――― 出力低下、現状を維持する事ができません ――――
―――― 緊急事態発生、スリープモードに移行します ――――
―――― 現状、危険レベル4。早急に救援の必要あり ――――
―――― 繰り返す、早急に救援の必要あり ――――

ノリコ「お姉さま、ガンバスターが!」
カズミ「くっ! 現在の状況……オールレッド?!」
ラジル『ノリコさん、カズミさん、大丈夫ですか?!』
ノリコ「ラジル、ガンバスターが動かなくなったの!」
ラジル『何ですって?!(迂闊だった、まさかあんな隠し玉を持ってくるとは)……解りました、今直ぐ回収します』


side:喰らう者

迷宮崩壊によって地球に戻されたアダムカドモンは、先程の余波によって一時的な機能停止に陥り、現在は死海に浮かんでいた。
喰らう者「……成程な、これがアイツの隠し玉の一つか。確かにこの方法なら迷宮も壊せるし、高次元の存在でも滅ぼせる。
     正に、発想の転換ってやつだな。にしても、これで『ゾハル・アフ』は、また暫く使えねえな。
     本物の『ゾハル』の方は……この次元に限定すれば、事象変移は出来そうだな」
ラジル『累詩玻! 無事ですか?!』
喰らう者「おお、ラジルか。大丈夫、右腕と左脚を持っていかれたが、K.O.Gのヤツも半壊させてやったぜ。
     いやあ、お前にも見せたかったなあ、オレが蒔子と知り合いなんでラキシスの奴が驚く所とかな」
ラジル『何を暢気な事を! 貴女とアダムカドモンは相互リンクしているのでしょう?!
    アダムカドモンが右腕と左脚を失ったなら貴女は……!!』
喰らう者「大丈夫だって、今回復してる最中だ。……でな? 出来れば回収してくれると有難いんだが」
ラジル『……ハァ、もう来ていますよ』
その言葉の通り、アダムカドモンの上に嵐守は既に来ていた。
ラジル『累詩玻、どうやら宇宙空間に戻る事が出来なくなったようです』
喰らう者「……ハア? どういう事だ?」
ラジル『先程の余波で次元関連の装置が軒並み故障しました。復旧には今しばらく時間が掛かります。
    それとガンバスターにも同様の故障が起きてます。累詩玻、そちらはどうですか?』
喰らう者「どうって言われたって……オールレッドだ(−−;)。こりゃ、暫く使い物にならねえな」
ラジル『とにかく、これから如何するか考えませんと……』
喰らう者「そうだな、取り敢えず戻ったら話し合いか……」
120監査軍(旗艦メルカバー):2006/02/08(水) 23:10:33 ID:/yLxYsyb
・ロボゲ板オリジナル(3バカシュウ(チカ)ユーゼス マサキ冥はあえてこっち)
・バンプレストオリジナル(α MX OG A D A.C.E.他 )
・機動戦士ガンダム
・機動戦士ガンダム外伝
・機動戦士ガンダム08小隊
・機動戦士ガンダム0083
・モノアイガンダムズ
・機動戦士Zガンダム
・機動戦士ZZガンダム
・機動戦士ガンダムF-91
・機動戦士ガンダム逆襲のシャア
・機動武闘伝Gガンダム
・機動新世紀ガンダムW
・機動新世紀ガンダムX(今のところ機体のみ、後日談の予定)
・∀ガンダム
・ガンダムSEED
・ガンダムSEED ASTRAY
・ガンダムSEED DESTENY
・マジンガーZ
・グレイトマジンガー
・マジンカイザー
・鋼鉄ジーグ(帝王のライバル?)
・大空魔竜ガイキング(大文字、ブンタのみ)
・ダンクーガ
・超電磁ロボコンバトラーV
・伝説巨神イデオン
・ラーゼフォン
・新世紀エヴァンゲリオン
・真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日
・ダイモス
・トップをねらえ!
・トップをねらえ2!
・ダンバイン(ドラムロのみ)
・フルメタルパニックふもっふ(ボン太君スーツのみ)
・ブレンパワード(今のところユウのみ)
・機動戦艦ナデシコ(TV)
・超時空要塞マクロス(柿崎)
・メタルギアシリーズ
・戦国魔神ゴーショーグン (ケルナグール OVAのコロッケ
・マシンロボ炎 クロノスの大逆襲(トリプリジムのみ)
・F.S.S(ファイブスター物語)
・星界の戦旗1〜4
・デモンベイン
・高機動幻想ガンパレードマーチ(今の所は幻獣のみ……の筈)
・SDガンダム外伝 聖機兵物語編
・ARIAもしくはAQUA(原作知らないので何とも……)
・ゼノギアス(ゾハルとかゼプツェンとか)
・Z.O.E(OFが色々)

エアリア「閣下、何を『説明掲示板@ロボゲ帝国』に書き込んでるの?」
監査官「うむ、参戦作品を整理してみた。ひょっとすると見落としが有るかも知れんがな」
エアリア「へー、そうなんだ」
121元連邦の少佐:2006/02/08(水) 23:15:18 ID:z8mWGZ1l
全くやってられんわ!!

「なんかあれてますね。」

ああいきなり変な空間に閉じ込めかけたと思ったらいきなり割れて出てきたら,戦闘はもう終わっとるし!!
まあええわ、機体はどさくさにまぎれて回収しといたし提督はんのとこに行こか。

「そうですね。」
122邪神皇:2006/02/08(水) 23:42:19 ID:hkeAuT66
アイン「……すみません父上……僕の身勝手で…ゴホッ!!」
気にするな。ああしなければどうにもならなかったのも事実だ
今は、しっかり休め
アイン「……はい…」


ノイア「あっ、お父様。マスターの容態は?」
正直、最悪に近い。集中治療とダイバーパワーによる治療で意識は回復したが、しばらく戦闘は出来んだろう。そっちはどうだった?
ノイア「こっちも散々です。各マシンメサイアのあちこちに故障が出ています。オービタルフレームは被害を免れましたが」
……仕方が無い。しばらくはオービタルフレームを主力にするか。αナンバーズに対する優位性はかなり落ちるがな
ノイア「父上用の新機体を造っておきました。ネイキッドジェフティの能力をアヌビスに移植した、ネイキッドアヌビスです」
アーマーンアヌビスとは違うのか?
ノイア「外見が少し違います。背部に展開するユニットが、パネルの集合体ではなくちゃんとした物になっています。それと、サブウェポンが使えます」
そうか。これでパワーバランスも取れるだろう
ノイア「何の話です?」
こっちの話だ
123監査軍(喰らう者in地球):2006/02/09(木) 22:34:11 ID:ydH3qg8k
ラジル「累詩玻! 目が覚めたのですね」
喰らう者「おう、オハヨウ、ラジル」
ラジル「今はもう夜ですよ」
喰らう者「そうなのか? ……一体どのくらい寝ていたんだ、オレは」
ラジル「回収されてからすぐに倒れて、そのまま24間ほど眠っていました。その間に、取り敢えず応急処置は施して置きましたから」
喰らう者「そうか、悪いな。ところで、ノリコとカズミはどうしてる?」
ラジル「えっと……それは」
喰らう者「何を言いよどむ事がある? ……ちょっと見に行くぞ」
ラジル「え? ち、ちょっと待って下さい」

嵐守内医務室

喰らう者「! ノリコ! カズミ! おいラジル、一体どうなってんだ!!」
ラジル「お、落ち着いてください累詩玻! ただのフィードバックです!」
喰らう者「フィードバック?! 一体何のだよ?!!
     ……おい、ラジル。まさかと思うがガンバスターに『ゾハル・アフ』を搭載したとか言わないよな?」
ラジル「えっと……その……」
喰らう者「ど う な ん だ!」
ラジル「痛いっ! 痛いです! 頭蓋骨がギシギシ言ってます! 頭を鷲掴みにしないで!!」
喰らう者「さ っ さ と 言 え!」
ラジル「ああっ! ごめんなさい確かに搭載しました許して下さいお願いですから手を放して!!!」
喰らう者「……ったく、さっさと言えってんだ。お陰で余計な力使っちまったじゃないか」
ラジル「……ふぅ、頭が割れるかと思いました。
    でも、ノリコさんもカズミさんも『ゾハル・アフ』が無ければ確実に殺られてましたよ?」
喰らう者「……あのなあ、アイツ等はオレと違って普通の人間なんだ。レベル3まで移行していたら確実に死んでたんだぞ?!」
ラジル「(小声で)遅いか早いかの違いだけの様な気がするんですけど」
喰らう者「……何か言ったか?」
ラジル「いえ、何も。それより、当面の問題はこれからどうするかですよね」
喰らう者「何だか話を逸らされた気もするが。……まあ、確かにそうだな。ところで、ノリコとカズミは何時ごろ目を覚ます?
ラジル「予想では1週間程度で目覚めると思われます」
喰らう者「そうか。で、嵐守はどの位で修復できそうだ?」
ラジル「重要な装置がいくつも故障していますので、皆目見当もつきません。
    取り敢えず、空間遮断フィールドは辛うじて使用できますので、少なくともこの星の人間に見つかる事は無いと思います」
喰らう者「そうか、なら当面の問題は……」
ラジル「差し迫った問題があります。ノリコさんとカズミさんの食べる物がありません」
喰らう者「おいおい、幻想工房まで壊れたのかよ。なら早々に食料を調達しなけりゃな」
ラジル「累詩玻、この星の通貨で1ヶ月分の食糧が買えるだけのお金がありますので、それを持っていってください」
喰らう者「……ちょっと待て、一体何所からその金は出てきたんだ」
ラジル「監査官殿が『こんな事もあろうかと』用意してくれたものです」
喰らう者「……アイツ、どんな状況を想定していたんだ? まあ、有るんなら有難く使わせてもらうさ。ならラジル……」
ラジル「第3ハッチにマイクロランドシップを既に用意してあります。
    それと、空間圧縮固定装置が比較的低度の故障でしたので、修復して取り付けました。購入した食料はそこに入れてください」
喰らう者「相変わらず用意がいいな。んじゃ、ちょっくら近くの町まで行って来るぜ」
ラジル「はい、お気をつけて」
124それも名無しだ:2006/02/09(木) 22:37:32 ID:UUy1HRk/
クォヴレー・ゴードン
本名
アイン・バルシェム
(16番目のなんとかかんとか)
125大尉:2006/02/10(金) 01:16:13 ID:ZlDfrMC+
>>120
デモンベインも忘れないで下さい。
トラス「そこんとこよろしくお願いします。」


───とりあえず続きを
西博士「ななななななぁぁぁぁんとっっっっ!?
何とこの我輩を!一億年に一度と呼ばれた天才科学者たる、このドクター・ウェストを知らないとっ!?
ななななな何たる無知!無知とは罪!無知とは悲劇!悲しみと絶望に彩られた君の人生を例えるならば、この手の平に舞い降りた儚い淡雪…雪が全てを白く埋め尽す…僕の悲しみも何もかも…ゴゴゴゴゴ…何?何が起こったの?な、雪崩!?ギャー!」
─やべえ。電波だ。
西博士「ともあれ若者!どうしてもの邪魔をするというのなら、死して我輩と『ブラックロッジ』の糧となるのがモアベターな選択と言えよう!
貴様の死を乗り越えて、我輩はまた少し大人になった!さらば、少年時代!一夏だけの淡い恋心!アイム・ロックンロール!【ガチャ】レッツ・プレイ!」
九郎「なんじゃそりゃぁぁぁぁ!」
ロケットランチャーだ。とりあえず少女を脇に抱えて逃げる。九郎「だあああああああああっ!?い痛つつつ…ってだああああっ!?」
西博士「追え!追うのであるっ!総ては!我らが『ブラックロッジ』の栄光と、そしてこのドクター・ウェストの偉業のためであーる!」
何ですか!?っていうことはアレも『ブラックロッジ』の一員ですか!?
126大尉:2006/02/10(金) 01:38:50 ID:ZlDfrMC+
>>120
すんません、デモンベインありましたね。
アルト「本当にすいません」

──続き
裏社会の人材不足はそれほどまでに深刻化していやがりますか!とりあえず職安に求人募集を出すことを当方としてはオススメしたいっ!
九郎「つーか、俺が何をしたぁぁぁぁぁーーーっ!?」

──
九郎「ハア…ハア…ハア…とりあえずさ撒いたか…この娘を追っていたみたいだけどな…魔術師か…」
???「ん…」
九郎「おう…気付いたか?」
???「此処は…?」
九郎「さあ…ひたすら逃げ回ったからな。だいぶ奥の方まで来ちまった」
???「…汝が、妾を?」
九郎「ほっとくワケにはいかねぇだろ。あんなヤバイ奴らの中に置き去りにしたら、いくら何でも後味が悪過ぎる」
???「…そうか…礼を言おう…くっ」
九郎「おい、大丈夫か?さっきからメチャクチャ調子悪そうじゃないか」
???「術者無しで無茶をしたからな。構成を維持出来なくなっているようだ…ふふっ、そのうえアイオーンまでうしなっては無様としか言いようがない…」
九郎「んあー、何だかはよく分からないけど、このままだとマズイだろ?今、病院にでも…」
無駄だ…妾なら大丈夫だ。世話をかけさせたな…んっ?…汝…冥い闇の匂いがする。魔術師か?」
九郎「いや…残念ながらちがう。軽くかじったことがあるだけだよ。そういうあんたこそ魔術師だろ?さっきの力見たよ」
127大尉:2006/02/10(金) 01:56:18 ID:ZlDfrMC+
???「違う」
九郎違うって…あんな真似が出来るのは魔術師以外…」
???「そうか…魔術師でないという事は『本』を持っていないという事か、それは良い。見たところ、かなりの資質を秘めておる。何とも僥倖だ…まあ、ここまで都合が良いと何者かに踊らされている気がしないでもないが…構うまい」
九郎「あー、えーとな。俺にも分かるように話してほし………………………」
西博士「ふはははははは!うまく隠れたつもりでもこの!大・天・!才!たる我輩ドクタァァァァ・ウェェストォォォ!…の目を欺くことなどインポッシブルなのである!己の愚劣さ加減と無力さ加減を絶妙な匙加減でミックスされた後悔に涙しつつ、神妙にお縄につけぃ!」
128監査軍(喰らう者in地球):2006/02/10(金) 23:46:46 ID:c2p3PRgV
喰らう者「後2日間位進めば町に着くな。……ん? なんだありゃ」
???「……ねえちゃん……とうちゃん………ごめん……………おれ…………も…………う……………」
喰らう者「何だか知らんが、死に掛けてるみてえだな。……っ! アイツは?!」
???「……………………………」
喰らう者「……いや、そんな筈はねえよな。アイツは、オレがこの手で……これも、何かの縁ってか」

マイクロランドシップ居住エリア

???「……………知らない天井だ。おかしいな、死に掛けてた筈なのに、何で生きてるんだ俺」
喰らう者「お、気が付いたか。何だか色々ギリギリだったから助からんかと思ったぞ」
???「……あんたが助けてくれたのか?」
喰らう者「ああそうだ。とりあえず、応急処置だけしておいたから、後でキッチリ医者に見て貰った方が良いぞ」
???「すまない、感謝する。ところであんた名前はなんて言うんだ?」
喰らう者「人に名を尋ねる前に、まず自分が名乗れっての。……まあいいか、オレはルシハ。ルシハ・サカキだ」
???「ああ悪い、ついウッカリしてた。俺はユート・クラウチ。『モンスターハンター』だ」
喰らう者「……モンスターハンター? なんだそりゃ」
ユート「知らないのか? ここいら辺りじゃ可也有名な職業だぞ」
喰らう者「(あちゃ〜、こりゃまずったか?)……オレの居た方じゃ聞いた事ねえな」
ユート「おいおい、あんた一体何所から来たんだよ」
喰らう者「なに、ずっと西の方からさ」
ユート「……へぇ、そうなのか。んじゃ説明するけどな、
    モンスターハンターってのは簡単に言えばモンスターを倒して金を稼ぐ職業の事を言うんだ」
喰らう者「……チョット待て、こっちにはモンスターなんてモノがいるのか?」
ユート「……何を当たり前な事を言ってるんだ。あんたの住んでた所にもいただろう?」
喰らう者「いや、俺の居た所ではそんなヤツ等はいなかったぞ?」
ユート「そうか、あんた『西の海の向こう側』から来たのか。にしても、よく今までモンスターに襲われなかったな」
喰らう者「……まあ、運は良い方なんでな(海の向こう側にはモンスターはいない……か)。
     でだ、話を戻すが。モンスターってのは何なんだ?」
ユート「オレも詳しい事は知らないんだが、幻獣と呼ばれる人類の敵や、制御から外れて人を襲う狂った機械とか、
    そういった人に仇為すものの総称だそうだ」
喰らう者「……良く解らないものを狩っているのか。それで、何でモンスターを倒すと金が手に入るんだ?」
ユート「モンスターってのは金目の物を結構持ってるんだよ。
    それに、倒した証をハンターオフィスに持っていけば結構な額に変えてくれるしな」
喰らう者「ふ〜ん、成程な。ところで、見たところ大した武器も持ってない様だが、それでどうやってモンスターを狩るんだ?」
ユート「普通、モンスターハンターは戦車に乗ってモンスターと戦うのさ」
喰らう者「……戦車? 戦車ってあの戦車か? ……そんなんでモンスターと戦えるのか?」
ユート「当たり前だろ?! 有名所なら、
    凄腕のモンスターハンター『レッド・ウルフ』は、自分の戦車で12機のモビルスーツをたった3分で撃破したって話だぜ」
喰らう者「ほう、それは凄いな。で、オマエはどうなんだ」
ユート「……俺にはまだそこまでの力は無いさ」
喰らう者「そうかい。まあいい、それでこれからどうするよ、オマエ」
ユート「その事なんだけどな、俺の倒れてた近くに緑色の戦車が置いてなかったか?」
喰らう者「いや、見なかったぜ」
ユート「マジかよ……。くそっ、何所のどいつが盗んでいきやがったんだ。兎に角、近くの町に行って体勢を立て直さなくちゃだな」
喰らう者「そうか、だったら近くの町まで乗せていってやるよ。どうせついでだしな」
ユート「すまない、恩に着る」
喰らう者「何、いいって事よ。んじゃさっさと行きますか」
129元連邦の少佐:2006/02/12(日) 19:54:50 ID:Ig8zwlQq
最近、大佐はんや伍長はんをみいひんな。

「ついて行けなくなってしまったのでしょうか?」

ん〜そうかもしれんな。最近のインフレについて行けへんかったんやろか。

「私たちの敵はαナンバーズです。αナンバーズとの決戦には必ず駆けつけてくれますよ。

そうか。それならええんやなねんけどな。それより・・・

「それより?」

ここのパフェうまいな。提督はんがおすすめゆうとっただけのことはあるわ。

「アイスとフルーツがチョコとコーンによって素晴らしいハーモニーを奏でてますね。(こんな休暇ばっかでよいでしょうか。?)」
130邪神皇:2006/02/12(日) 21:06:00 ID:OnAJ0mar
……暇だ
ノイア「またそれですか」
アインの容態はどうだ?
ノイア「回復は順調ですが、まだベッドからは出られませんね」
……そうか
よし、地球に無人OFどもを出撃させよう
ノイア「どんな順番で思考したら、さっきの会話からそんな決断になるんですか?……アーヴが動きました」
何?どういう事だ?どこに向かってる?
ノイア「火星……ですね。大艦隊です」
131監査軍(???):2006/02/12(日) 21:22:16 ID:zgfsDJGj
ファイナ「閣下、アーヴの艦隊が火星に向かっているようです」

監査官「そうか、アーヴの戦力を探る良い機会だな。しっかりと観測しておけ」

ファイナ「了解しました。……それにしても閣下、最近ロボゲ帝国の動きが殆ど見られませんね」

監査官「……確かにな、恐らく現状の分析を行っているのだろう(まあ、実際は少佐の言う事が正しいのだろうがな)」

ファイナ「力のインフレーションに付いて行けなくなった可能性も有りますが」

監査官「それは無いと思いたいがな。そもそも、我々は『ロボゲ帝国』・『αナンバーズ』に続く『第3勢力』として設定されている。
    我々の総力とあの時点でのロボゲ帝国の総力は、ほぼ同等のモノだった筈だ」

ファイナ「……それはどういう事ですか?」

監査官「『老人達』がパワーバランスが均衡するように仕組んでいた言う事さ。尤も、流石に現在の状況は予想外だったろうがな。
    それに、奴等の虎の子の悪霊艦隊は私が捕獲しているしな。(因みに、現在は『超神』の記憶の復活を試みている所だ)」

ファイナ「閣下……ついに最高評議会に反旗を翻すのですね。ですが、今動き出して大丈夫なのですか? 」

監査官「今の奴等に動かせる戦力は無い。だからこそ、如何に不審に思おうとも我らを用いるしかないのさ」

ファイナ「成程、そういう事ですか……」

エアリア「ファイナちゃん、見て見て、これが第3新東京名物のNERV饅頭だって!」

アクエリス「ふむ、このマグカップはなかなか機能性に優れてるな。……それにデザインも好い」

ソイリス「…………NERVペナント……誰が買うの?」

アクエリス「ふむ、それも中々良さそうだな」

ソイリス「…………正気?」

監査官「……エアリア、アクエリス、ソイリス。土産は5000円以内に押さえるんだぞ」

ファイナ「……ハァ。まさか私達が、既に第3新東京市に潜入してるとは、誰も夢にも思わないでしょうね」
132監査軍(喰らう者in地球):2006/02/13(月) 00:11:58 ID:mTsGCWZI
喰らう者「もうそろそろ町に着きそうだな。……ん? なんだありゃ(前回と展開が同じ様な気がするな)」
ユーリ「どうしたんだ、ルシハ。……アレは、幻獣か!」
喰らう者「幻獣?! ……そうか、アレが幻獣か。しかし、何で今まで出会わなかったのに、態々町の近くで会う事になるんだ」
ユーリ「幻獣は、人工物に対して並々ならない敵意を持っているって話だ。だから、町なんかは結構頻繁に襲われてるんだよ」
喰らう者「成程な。しかしヤツ等、こっちに向かって来やがるみたいだぜ?」
ユーリ「何だって?! ……本当だ。ルシハ、この船にはどんな武器が積んであるんだ?」
喰らう者「武器? いや、何も搭載してないぞ」
ユーリ「……ハア?! おいおい、マジかよ! んじゃ、いったいどうするんだ?!」
喰らう者「まあ、落ち着け。見れば、中型のが20匹程度じゃないか。……アレならオレ一人で十分だ」
ユーリ「正気かよ?! 少ないとはいえ相手は幻獣だぜ?!」
喰らう者「なに、心配するなって。1分も掛からずに殲滅してやるさ」
ユーリ「おい、ルシハ!!」

喰らう者「しかし、監査官のヤツ、本気でどんな状況を考えていたんだ。何なんだよ、この幻獣用アナライザーってのは。
     ……ったく、で、今向かってきてるのは『ミノタウロス』とか言う幻獣か。……まあ、何だって良いさ。
     最近エネルギーが減る一方なんでな。悪いが……喰らわせて貰うぞ」
 そう言うと、喰らう者は一瞬でミノタウロスとの距離を縮め、徐に左腕を突き立てる。すると、突き立てた右腕を起点として、
忽ちの内にミノタウロスの全身に葉脈の様なものが浮かび、次の瞬間にはミノタウロスは霧の様に掻き消えていた。
ここまでに掛かった時間は0.01秒程。正に目にも留まらぬ早業と言った所であろうか。
喰らう者「……チッ! あんまり美味くねえな。まあ、贅沢は言ってられないか」
 そう言いながら喰らう者の体が一瞬ぶれると、残り19体いたミノタウロスは一瞬の内に消滅していた。
喰らう者「ふう、どうやら、義足に仕込んだ超加速装置は問題なく動いてるようだな。……これで次に使えるのは1週間後か。
     しかし、この程度の挙動で1週間もエネルギーを蓄えなきゃ行けねえとはな。全くまだるっこしいぜ。
     ま、本来の体が戻るまでの辛抱って事だな」

喰らう者「戻ったぞ。……ユーリ、なに鳩が豆鉄砲食らったような顔してんだよ」
ユーリ「……ルシハ、お前強すぎだろ。あの数を本気で1分掛からずに片付けちまうとは」
喰らう者「まあ、気にするな」
ユーリ「気にするなって……まあ良いけどさ。それよりも、あいつ等何かから逃げて来た様な感じがしなかったか?」
喰らう者「そう言われれば、そんな気もするな」
ユーリ「なあ、あいつ等が来た方へ行って見ないか? 何、危なくなれば逃げれば良いからさ」
喰らう者「ふむ、ここからならそんなに時間は掛からねえ様だな。なら、行って見るか……」
133監査軍(喰らう者in地球):2006/02/13(月) 00:14:35 ID:mTsGCWZI
>>132から続き
喰らう者「こりゃ凄えな、あたり一面焼け野原じゃねえか」
ユーリ「どうやら、大型幻獣が何かと戦ったらしいな。あの残骸から推測すると、多分バルチャーのランドシップ。
    それも、結構な数が集まってたみたいだな」
喰らう者「バルチャー? 初めて聞くな、何なんだそりゃ」
ユーリ「前の戦争で廃棄された軍事施設や兵器の残骸とか、
    あとはロストマウンテンから出土した物品なんかを漁って売りさばく事を生業としている奴等さ。
    全部が全部とは言わないが、無法者集団と変わらない様なのが大半なんで、一般人からは余り好かれてはいないけどな。
    まあ、その点はモンスターハンターも似た様な物なんだけど」
喰らう者「ふ〜ん、成程な。……しかし、幻獣共も一匹もいないってのはどういう事だ」
ユーリ「近くの町を襲ってるならすぐ分かる筈だしな。……まさか、誰かが全滅させたのか?」
喰らう者「……さてな。お、そろそろ中心点に着くぞ。どうやら、何かを発掘してたみたいだな」
ユーリ「幻獣はロストマウンテンを優先的に破壊しようとするらしいからな。……なんだ、あの白い鰻みたいな頭の巨人は?!」
喰らう者「アレは……(どういう事だ……ありゃ、確かアイツが言ってた『量産型エヴァンゲリオン』じゃねえか?!)」
ユーリ「ルシハ、アレがなんだか判るのか?!」
 その時、1条のビームがマイクロランドシップの側面に直撃する。
喰らう者「グアッ! ……クッ、なんだ、何所から攻撃されたんだ?!(馬鹿な、オレが攻撃を受けるまで気が付かなかっただと?!)」
???1『悪いが、即刻其処から離れてはくれないかな?』
???2『それの占有権は僕等に有るんでね。出来れば早く立ち去って貰いたいんだけど』
喰らう者「テメエ等、何者だ。コイツがなんだか解ってやがるのか?!」
???1『君がそれを知る必要はない』
???2『さあ、どうするんだい?』
喰らう者「……(チッ、御丁寧に通信妨害までかましてやがる。こりゃ、完全に手詰まりだな)。解った、今直ぐここから引き下がろう」
???2『そう、賢明な判断だね』
喰らう者「最後に一つだけ聞くが、ここにいた幻獣を壊滅させたのはオマエ等か?」
???1『……その通りだ。尤も、万全な状態の君なら余裕で出来る事だろう? 『喰らう者』君』
喰らう者「っ!(こいつら、オレの事を知っている?!)」
???1『さあ、早く行きたまえ』
喰らう者「……解ったよ」

???2「ふう、あの人が徹底抗戦するなんて言わなくて良かったね、兄さん」
???1「そうだな、弟よ」
???2「……兄さん、例のクライアントから通信が入っているよ」
???1「……そうか。オルバ、此方に回してくれ」
オルバ「解ったよ」
???3『シャギア、例の物は見つかったか?』
シャギア「ええ、言われたとおりの場所に在りましたよ。しかし、先客としてバルチャーと幻獣の群れが来てましたのでね。
     少々時間が掛かりましたよ」
???3『貴様達に取ってはどうって事も無い相手だろう? まあいい、例の物を回収し終わったらもう一度連絡をくれ。
     配下の者に取りに行かせる。そのときに今回の報酬も渡そう』
シャギア「了解しました。ではこれで……」
オルバ「兄さん、話は済んだの?」
シャギア「ああ。……さて、ではそろそろアレの引き上げを始めるか」
オルバ「そうだね、兄さん」
134准尉(AQUA):2006/02/13(月) 01:30:34 ID:bcsZAwKn
アーヴが火星に向かってる・・・
それってAQUAに向かってるってことになるのか?
一等兵「どうもそうみたいですねえ。」
調べたところによると、アーヴってのは宇宙に適した環境のために遺伝子操作された種族で、
宇宙の半分を支配してるそうじゃないの。
バウ「随分スケールのでかい連中だな。」
・・・ひょっとしてAQUAって既にアーヴの統治下に入ってたりするのかな?
一等兵「それならこんな世界でまったりとした空間を形成できたのにも納得がいきますね。」
だろ。じゃなかったら、AQUAには我々の知らぬ所で外敵を寄せ付けない何かがあるか、どちらかだ。
バウ「相手の出方しだいってことか。」
そうなるな。もしこの惑星を滅ぼす気なら、俺は命を賭して戦ってもいいくらいだ。
一等兵「入れ込んでますねえ。」
まあな。
135監査軍(喰らう者in地球):2006/02/13(月) 22:50:03 ID:mTsGCWZI
喰らう者「全く散々だ、態々足を運んで結局ダメージ受けただけじゃねえか。……テメエ、いい加減サッサと起きやがれ!」
ユーリ「グフッ! ……い、いきなり蹴り入れるなよ」
喰らう者「……ったく、情けねえ奴だな。あの程度の衝撃で引っくり返るなっつうの。しかも倒れた衝撃で気絶しやがるし」
ユーリ「うう、そんな事言われたってまだ本調子って訳じゃないし」
喰らう者「鍛え方が足りないからそうなるんだよ。まあ良いけどな、町にはもう着いてるぞ」
ユーリ「そうなのか、……ここまでありがとな、ルシハ」
喰らう者「なに、この二日間それなりに楽しめたし、こっちの事も色々教えてもらったんだし、気にするな」
ユーリ「縁が有ったらまた会おうぜ。じゃあな」

喰らう者「さてと、今夜はどっか泊まる場所探さなくちゃならねえな。船体の修理もしなくちゃならないし、食糧買う金残るのか?
     ……ん、なんだこのメモは」
『ルシハへ、この町のお勧めホテルは××××ホテルだ。ここなら値段も手ごろだし、サービスも行き届いてる。
 俺の名前を出せば更に安くしてくれる筈だ。世話になった礼だと思ってくれ。    byユーリ・クラウチ』
喰らう者「まったく、この程度の事口頭で言えっての。まあ、有難く使わせてもらうけどな」
136元連邦の少佐:2006/02/13(月) 23:28:24 ID:9Aejd6y/
アーウ゛かいな・・・厄介やな、数が多いし、全体的に練度が高い

「いままで交戦してきた数は2、3艦でしたしね。」

今回は大艦隊やからだいぶ大物の指揮官が来るかもしれんな。スポールとかな。
それにしてもなんでこんなにも火星は安全だったんやろ?なんかに守られてんやろか?

「それよりもアーウ゛が支配してると考えた方が筋が合いませんか?」

たしかにアーウ゛共は地上世界には関心があれへんからな。

「それで我々が来たことがアーウ゛に知られて艦隊を送ってきたというわけですね」

ほんなら、ワイらは迎撃準備や。こんな平和な場所で戦うほど愚かなことはあらへんからな。

「その通りです。」
137アイン《邪神皇代理》:2006/02/14(火) 00:27:14 ID:KBwILBMZ
アーヴ将兵『火星圏への到着を確認しました。提督閣下』
???『うむ、これより作戦を開始する。我等本軍は、火星軌道上で火星を包囲し待機。火星圏の完全封鎖を行う。しかるのち、天照殿よりの技術を流用し建造した新兵器、ヘビーメタルを火星へ降下させ、破壊活動を行う』
???『そうやってロボゲ軍を宇宙にいぶり出し、包囲殲滅する、という訳ですね。提督』
???『そうだ。あまり美しい戦い方では無いがな。……所で、提督などと呼ぶのは止めるがよい、ジント。背筋がゾワッとするぞ』
ジント『それはごめんよラフィール。でも、たかだかナヘーヌ《地上世界》一つの奪還戦なはずなのに、ずいぶんな大艦隊だよね』
ラフィール『それだけの敵、という事だろうな。油断ならぬ。……準備は出来たか?ジント』
ジント『火星の包囲はほぼ完了。降下部隊も準備出来たそうだよ』
ラフィール『うむ。ではヘビーメタル部隊、降下!!……ジント』
ジント『飲み物だろ?もう用意してあるよ。ファル・フィア・クフェーナ《僕の可愛い殿下》』
ラフィール『オーニュ《ばか》』


アイン「……父上は……?」
ノイア「なんでも地球に降りるとかで……マスター!!?いけません!!まだ……!!」
アイン「通常戦闘なら……この体でも大丈夫だよ……父上は地球へ……?」
ノイア「はい。私には【留守を頼む】と言って……」
アイン「そう…分かった…」
ノイア「まだ休養が必要ですよ。マスター」
138准尉:2006/02/14(火) 00:39:04 ID:PGH9eeTJ
この地で破壊活動ね・・・成程確かに地上には興味無いみたいだな。
一等兵、バウ殿、迎撃するぞ!
一等兵「その言葉を待ってましたとも!」
バウ「さて、この世界の兵器はどんなものかねぇ・・・」
ファトゥムジム、頼むぞ!
一等兵「ZプラスC1で出ます!」
バウ「ダークタイラント、その力を見せる時だ!」

一等兵「准尉、ライトペガサスなんですが、一応護衛艦に積んでおきました。」
ああ、分かった。
139監査軍(???):2006/02/14(火) 16:53:56 ID:bBNhe+ee
エアリア「閣下、ターミナルドグマへ到着したよ」
監査官「有難う、エアリア。……では始めるとしよう。
    ファイナ、アクエリス、エアリア、ソイリス、汝等に架した拘束術式の限定解除を許可する。……力を解き放て」
ファ・アク・エア・ソイ「「「「了解しました」」」」

マコト「ターミナルドグマに大規模なATフィールドの発生を確認!」
冬月「なんだと?!」
シゲル「パターン……黒?!」
ミサト「チョット、黒って何よ?!」
マヤ「MAGIは『旧支配者』であると回答しています!」
ミサト「旧支配者?! 何なのよそれは!!」
ゲンドウ「……馬鹿な、奴等がここに来る意味が無い」
冬月「……碇、これはシナリオには無いぞ」
ゲンドウ「……ああ」

監査官「さて、では始めるとしよう」
ソイリス「…………閣下、待って」
アクエリス「……ふむ、これは単なる抜け殻のようだな」
ファイナ「そうですね、これからは『太母の心臓』の波動を感知できません」
監査官「そうか、……ファイナ、場所の特定は出来るか」
ファイナ「既に完了しています」
監査官「ふむ、ならばエアリアよ、ゲートを開け」
エアリア「うん、今繋げる。『空よ、重なれ』」

シゲル「パターン黒、ターミナルドグマから転移しました! 場所は……第7ケイジです!!」
ミサト「なんですって!!」
マコト「モニター、第7ケイジに切り替えます!!」

エアリア「閣下、到着したよ」
ファイナ「間違い有りません、『太母の心臓』はエヴァンゲリオン初号機の内部にあります」
監査官「成程な。つまり14番目が食われた事も計算の内だったと言う事か」
ソイリス「…………術式展開完了」
アクエリス「閣下、私達の方の準備は出来ている」
監査官「そうか、……ならば始めるとしよう」
ミサト『ちょっと! あんた達、いったい何者のなのよ!!』
監査官「ふむ、あからさまな不審者に名を尋ねても意味が無いとは考えないのかね、葛城ミサト殿。
    まあいい、ではお答えしよう。我々はロボゲ帝国監査軍。私はその監査官、故あって名は捨てている。以後お見知り置きを」
ミサト『ロボゲ帝国?!』
ゲンドウ『貴様、ロボゲ帝国の者か。……何が目的だ』
監査官「なに、我々はただ『太母の心臓』を貰いに来ただけだよ。
    ……しかし、まさかあんな抜け殻を『玄室』に置いているとは思わなかったがな」
ゲンドウ『……老人達と手を組んでいるのか』
監査官「まさか、我々にとっては『どちらの老人達』も敵でしか無いさ、碇ゲンドウ殿。……さて、そろそろお喋りは終わりだ。
    ファイナ、アクエリス、エアリア、ソイリス。汝等が力、我が元へと集わせろ」
ファ・アク・エア・ソイ「「「「了解しました。我等が力は唯主の為だけに!」」」」
監査官「……遍く事象よ、我が元に平伏せ。四重隔絶結界、発動」

マヤ「パターン黒、フィールド範囲をそのままに更に出力上昇!!」
マコト「第7ケイジ、パターン黒のATフィールドによって隔絶されました!!」
シゲル「光波・電磁波・粒子も遮断しています! 何もモニターできません!!」
冬月「まさに結界か……」
140監査軍(???):2006/02/14(火) 16:57:05 ID:bBNhe+ee
>>139から
監査官「福音齎す者よ、汝が心臓貰い受ける」
初号機「……ルオォォォォォォォォォォォォォン!!!!」
監査官「ほう、主も無しに動くのか。……しかし無駄だ、限定時間静止及び凍結拘束、発動」
初号機「グオォォォォ!!」
監査官「これで貴様は動く事は出来ん。さて、貴様のコアは……そこか」
初号機「グガァァァァァァァァァァァ!!!」
監査官「……余計な物が混じっているようだな。まあいい、私が欲しいのは『太母の心臓』だけだ」
 そう言いながら、監査官は右腕を初号機のコアに接触させた。すると、監査官の右腕が初号機のコアにどんどんと沈み込んでいく。
監査官「別に貴様を滅ぼそうと言う訳ではない。だから、大人しくしていろ。……碇ユイ」
 監査官が右腕を引き抜くと、そこには直径15pほどの血の様に紅い珠があった。
監査官「さて、ここにはもう用は無いな。では帰るとしよう」

シゲル「パターン黒、反応消えました!!」
マコト「モニター回復します!!」
マヤ「先輩、初号機が!!」
リツコ「なんて事……!」
ミサト「いったい何が有ったって言うの!!!」
冬月「碇、太母の心臓とはまさか……」
ゲンドウ「ああ、間違い無くリリスのコアだろう」
冬月「如何する、碇」
ゲンドウ「……………………………」

ファイナ「それにしても閣下、太母の心臓とは随分と小さいモノなのですね」
監査官「なに、余分な物を取り除き、圧縮を掛ければこんなものだよ。さて、後は量産機のコアか」
ソイリス「…………現在、八個まで集まってる。九個目も時間の問題」
アクエリス「グッドタイミングだな。閣下、フロスト兄弟が九個目を見つけました」
監査官「そうか。……エアリア、後で取りに行ってくれ」
エアリア「りょ〜かい♪」
141元連邦の少佐:2006/02/14(火) 20:14:28 ID:pPTeg15s
あかん!埒があかん!ワイらと准尉はんだけでは市街地を守るだけで手いっぱいや。

「アーウ゛ってこんな戦いかたでしたっけ?」

いや、本来は宇宙で戦うことに誇りを持っとる人種やねんけど、新しい兵器のテストもかねてんのやろな。
ん・・・テスト?そうか!テストや!この戦いは新しく手に入れた兵器のテストや!
こんな事が分かったところで何の進展もないんやけどな。まあ決戦は宇宙ってことは分かったけどな。

「提督が参戦していないのが痛いですね。」

そうやな、とっとと片付けて宇宙に上がるで!

「了解!!」

その前に正面をワイら本体が右翼をザフト組、左翼をフラタニティ組で守ってくれ。
142邪神皇:2006/02/14(火) 21:49:39 ID:KBwILBMZ
……なんだ?このパワーは…EVA初号機?
どういう事だ?
俺がαナンバーズを未来へ飛ばした時にはすでに、初号機はF型装備の状態で、零号機・弐号機・参号機・四号機と共にαナンバーズに所属していたはず……
事実、未来転移のさいに初号機を確認しているし……
初号機がもう一機あった?いや、まさか……待てよ
第三新東京は、特殊なATフィールドを使用して擬似的なジュピターを形成し、未来であるこの世界に以前の状態のまま存在している
……EVA無しでATフィールドを展開出来るはずが無い!!つまり、もう一機EVAがある、という事だ
その機が恐らく初号機タイプなのか……?だが

パイロットは誰なんだ?


冬月『大変な事になったな。碇』
ゲンドウ『…リリスのコアは奪取されたが、ユイは消えていないらしい。コアも量産機のスペアがある。アレはまだ動くさ』
冬月『贋物に逆戻りだがな。…取り返せるのか?』
ゲンドウ『それは分からん。だが、取り返さねばシナリオが狂う。新たな人類補完計画、【人類殉教者計画】のシナリオがな』
冬月『そして、私達のシナリオもな』
???『司令?』
ゲンドウ『大丈夫だシンリ。食事へ行こう』
シンリ『はい。司令』
冬月『(シンリ…シンジ君に似せた、新らしいレイか。……今度は、捨てた息子の人形にすがるのか?碇)』
143監査軍(???):2006/02/15(水) 04:49:08 ID:UM0+uc8h
エアリア「シャギっち、オルっち、コアの受け取りに来たよ♪」
シャギア「態々ご足労感謝します、エアリア殿」
オルバ「……どうでもいいけど、その呼び方何とかならないのかい?」
エアリア「気にしない気にしない♪ それで、量産機は?」
シャギア「格納庫の方に置いてありますよ」
エアリア「わかった、じゃあこれ渡すね。10億入ってるから確認して」
オルバ「……確かに確認したよ」
エアリア「んじゃ持ってくから、又なんか有ったらヨロシクね♪」

オルバ「……兄さん、よく我慢できるね?」
シャギア「別に蔑んで言ってる訳ではないのだ、それ程気にする事でもないと思うがな」
オルバ「兄さんは懐が広いね」


ファイナ「……閣下、今思い出したのですが、αナンバーズに初号機が確認されていた筈なのですが。
     そうなると第7ケイジにあったアレはいったいなんだったのですか?」
監査官「ああ、あれは極めて巧妙に造られた本物と寸分違わぬ贋物だ。因みに、NERVの上位スタッフなら誰でも知ってるぞ?」
ファイナ「……つまり、私は勘違いをしていたという事なのですか。それならそうと言って頂ければ」
監査官「偽者とは言っても、アレも本部では『初号機』と呼ばれているのだ。あながち間違いではないさ」
アクエリス「パイロット達は知らなかったようですが?」
監査官「あれは本来ならNERVにとっての最高機密の一つだからさ。
    碇ゲンドウ、冬月コウゾウ、赤木リツコ以外の上級スタッフには初号機の予備だと伝えられているがな。
    アレはゲンドウが用意した保険。碇ユイのクローン体に本人の記憶を植えつけた『偽りの碇ユイ』を宿した『太母の心臓の』の器。
    ――私はアレも碇ユイそのものであると思っている――兎に角そういった物だよ」
アクエリス「ならばアレは『太母の心臓』を保管する為の木偶なのですか?」
監査官「まさか! アレこそが奴等にとっての本当の切り札さ。尤も、『太母の心臓』を失ったアレは本来の力を出す事など出来んがな」
ソイリス「…………閣下、エアリアが戻った」
エアリア「閣下、量産機引き取ってきたよ」
監査官「そうか、ご苦労だったな、エアリア」
エアリア「えへへ、ありがと閣下♪」
監査官「さて、それではアーヴの観測に専念するとしよう」
144革ジャン提督:2006/02/16(木) 19:22:02 ID:A+hTl3zO
革ジャン「海に行ったら夜明けの船とか言うのに襲われて私のアッガイは破壊されておまけに隠して置いたハロを落としてしまったうえにアーヴが向かって来ていて更に何だアレは」

量産型EVA「〜♪」

眼鏡提督「………さあ?」
???(…昔の知り合いから受け取ったなんて死んでも言えないデシ)
145アイン《邪神皇代理》:2006/02/16(木) 19:53:13 ID:mSppRvw5
アーヴ将兵『閣下!!敵軍が上昇してきました。本陣に向かっています!!』
ラフィール『うむ。地上の全ヘビーメタル、上昇し敵軍を追撃せよ。全艦、防御磁場を敵正面に集中。
本陣は敵軍を攻撃しつつ後退。戦列艦2列から30列。機雷射出。
巡察艦と襲撃艦は電磁投射砲、核融合弾を装備。反陽子砲と共に斉射。本陣より前方の突撃艦20列までは、その後敵軍へ突撃。
同じく本陣より前の全艦はそれに続き、後方より敵を攻撃。
それに合わせ、本陣も進軍し、敵を前方より攻撃。敵を挟撃するがよい』


アイン「これは……まずい」
ノイア「ええ。少佐達が挟撃されます」
146元連邦の少佐:2006/02/16(木) 21:30:39 ID:KvgYCqlJ
挟み撃ちかいな!!しかも下からも来おるし。全軍『鋒矢の陣』!!主力部隊は機雷の撃墜を最優先事項にして陣の先頭や。
いくで〜ワイに続け!!突破すんで!

「隊長らしい大胆な作戦ですね。」

挟まれたら終わりや。挟まれる前に敵陣を中央突破や。これがベストなんや。スピードが肝心なんや、しっかりついてきいや!

シン「ドラグーンで機雷なんかぁぁぁぁぁ!」

ノノ「バスタービーム!!」

こいつらがいれば何とかなりそうやな。
147アイン《邪神皇代理》:2006/02/16(木) 22:57:14 ID:mSppRvw5
アーヴ将兵『敵軍は主戦力を前面に集中し突撃!!一挙に中央突破を図るもよう!!』
ラフィール『慌てるでない!!前面に主戦力を集中させたという事は、敵陣後方の戦力は低下したという事だ。
挟撃軍、ヘビーメタル・突撃艦・襲撃艦・巡察艦・戦列艦の順に敵陣後方へ突撃せよ!!
敵陣内部へと進撃した後、全方位の敵へ全兵装を使用し攻撃!!蹂躙せよ!!
本陣左右両翼の襲撃艦・巡察艦、敵陣側面へ斜線突撃!!敵主力部隊と敵本軍とを分断せよ!!
本陣中央軍!!前方に火力を集中!!後退しつつ速やかに縦列陣を敷け!!』

アイン「さすが……そう簡単には突破は出来ないか」
ノイア「主力部隊と本軍を分断されました!!本軍が、蹂躙されています!!」
アイン「それに加え、中央は後退しながら縦に長い陣形を取った……このままでは主力部隊は敵本陣に包囲され、孤立しますよ」
148元連邦の少佐:2006/02/16(木) 23:23:11 ID:KvgYCqlJ
なんて進軍の早さや!!こらあかん。ノノ、部隊後方の支援や、思いっきりぶっ放したれ。

ノノ「後方部隊のために道を開けるのですね。分かりました。バスタービーム・スラッシュ!!」

補足:鋒矢の陣はこんな感じです
        ■←ワイ
   シン→ ■■■←ノノ
      ■ ■ ■
     ■ ■■■ ■
        ■
        ■
149監査軍(地球):2006/02/16(木) 23:39:31 ID:khNE0O2+
アクエリス「ふむ、どうやらロボゲ帝国の方が劣勢の様だな」

エアリア「アーヴの方が戦慣れしてるみたいだし、仕方が無いと思うよ」

ファイナ「閣下、このまま行けばロボゲ帝国の方が壊滅しそうですね」

監査官「彼等を甘く見ないほうが良い。まだ隠し玉を持っている可能性が極めて高いしな」

ソイリス「…………少佐の部隊、完全に包囲された」

監査官「さて、少佐殿の戦いぶり、じっくりと見させて貰おうか」
150アイン《邪神皇代理》:2006/02/16(木) 23:56:39 ID:mSppRvw5
アーヴ『斜線突撃艦隊、被害多大!!撤退の許可を!!』
ラフィール『…容易な相手とは思わなかったが、まさかこれほどの火力とは……。
斜線突撃艦隊、襲撃艦は即時撤退し本陣の縦列陣に編入。巡察艦も機雷を射出後、砲撃しつつ後退するがよい。
本陣両翼戦列艦、斜線突撃艦隊の穴埋めに機雷を大量射出。
同じく本陣中央軍戦列艦、前方に機雷大量射出。挟撃軍、敵本軍を蹂躙しつつ、前方への進撃を速めよ』
ジント『……うん。火星の…主要な都市とかにね。…うん電磁投射砲を…核融合弾を準備しておいて…』
ラフィール『何をしておる?ジント』
ジント『いや、なんでもないよ(出来ればやりたくはない。でも、もし僕らが敗けるような時は、この方法しかない。
卑怯者と言われても、僕は君を守るよラフィール。
でも、出来ればやりたくない。
だから、この戦いに勝って。ラフィール)』


アイン「さっきの攻撃で分断した艦隊は後退してるけど、代わりに機雷が大量投入されたか」
ノイア「敵の挟撃部隊は後ろからしっかりと本軍を蹂躙してますし、主力部隊の前方にも機雷が大量投入されて、進撃速度の低下は確実ですね。ゆっくりとですが、囲まれてきてます」
アイン「……ん?挟撃軍の一部が…火星へ…?なぜ火星へ?」
151准尉:2006/02/17(金) 00:02:04 ID:8RRZPp+p
来るか…アーヴ!
152元連邦の少佐:2006/02/17(金) 00:26:53 ID:S4apLMzk
なんやかんやしてるうちに囲まれてしもうた。

「のんきに陣の説明してる場合じゃなかったですね。って落ち着いてる場合じゃありませんよ!」

なんで?

「なんでって囲まれてるんですよ!?もしかしてあきらめちゃったんですか?」

待っとるんや・・・

「まってるって?援軍ですか?」

まあそれがベストなんやけど,ワイが待ってるのは時機や。

「時機?」

敵の攻撃が弱くなった。瞬間、場所に一気に勝負を仕掛ける。それが失敗したらあきらめてくれすまんな。

「すまんなって、なに謝ってるんですか!!絶対に成功させましょう。この戦い、いいえ・・・この戦争の終末を見届けましょう!!」

ああそうやな。生きのこんぞ!!そして時は来た!!敵3時方向に『魚鱗の陣』突撃や!!
153准尉:2006/02/17(金) 00:57:36 ID:8RRZPp+p
恐らく少佐は敵陣を突破するだろう。いや、してほしい。
だがそうなると、この星の主要都市、恐らくネオヴェネツィアにも被害が及ぶことになる。
それだけは避けねば… 
ファトゥムジム、いまだ使われたことのない変形・ハイパーガードモード!
154アイン《邪神皇代理》:2006/02/17(金) 01:28:53 ID:yiaXJtu1
アーヴ将兵『敵主力部隊、本陣左方向へ突撃!!』
ラフィール『しまった!!先の斜線突撃で両翼の横列が薄くなっていたのを突かれたか!!
後退させた襲撃艦と巡察艦は!?』
アーヴ将兵『間に合いません!!突破されます!!』
ラフィール『おのれ……!!
だが、敵本軍はさすがに逃げ切れなかったか。突破したのは主力部隊のみ。本軍の撃破はほぼ完了した。
挟撃軍、本陣へ合流。全軍、艦首を左方向、敵主力部隊へ向けよ!!
今より本陣後方と挟撃軍後方が左右両翼となる。
両翼、先行進撃!!全軍進撃!!電磁投射砲一斉発射!!機雷射出!!』

アイン「包囲からは抜け出したようだけど、本軍はほぼ全滅。主力部隊のみが生き残った感じだね。
主力部隊が横に長い陣の敵艦隊と、正面からぶつかる形になったか」
ノイア「敵艦隊の両翼が、先行して進撃しています。全体の陣形がV字型に……これは……《鶴翼の陣》ですね」
「再び囲むつもりだね。どうするんだろ?」
155監査軍(監査官IN地球):2006/02/17(金) 03:47:38 ID:iRHBEqp1
アクエリス「ところでエアリア、さっきから何をしているんだ?」

エアリア「火星の主要都市にチョットした仕掛けをしたんだ♪」

ファイナ「仕掛け? いったい何を……」

エアリア「攻撃をしてきた相手にそのまま跳ね返すフィールドを設置したんだ♪」

アクエリス「今回は干渉しない予定ではなかったのか?」

監査官「あの星には後で旅行に行く予定だからな。廃墟を旅しても面白くあるまい?」

アクエリス「……閣下が決められたのならば、異論は有りません」

エアリア「今から楽しみだな♪」
156准尉:2006/02/17(金) 11:28:27 ID:8RRZPp+p
ん?主要都市にうっすらとフィールドが張られている…
しかもかなり強力なものが。
あれなら主要都市が壊滅する恐れはほぼあるまい…
こうしちゃおれん、少佐や先行していた一等兵たちの加勢に行かないと
157監査軍(喰らう者in地球) :2006/02/17(金) 12:14:33 ID:Epz32qGp
喰らう者「この町に着いてから四日目になるのか。……最初はこんだけ長居する気は無かったんだがな」

………三日前、マイクロランドシップにて。

喰らう者「あちゃー、エンジンが完全にぶっ壊れちまったか。こりゃ今から直ぐに修理に出さなきゃだめだな。
     それにしても……良くここまで保ったもんだな、マジで。 
     しかし、買出しも終わったしサッサと帰らなきゃならねえんだが、どうすりゃ良いってんだ?
     ……まあ仕方ねえか、取り敢えず倉庫に買った物を放り込んどくか」
 そう言いながらオレは倉庫へと向かった。倉庫に辿り着いたオレは、そこで妙な穴とメモを発見した。
喰らう者「……なんだこの穴は。お、メモ書きが置いてあるな。何々……
    『この穴は、ルシハが何らかの事情で戻って来れなくなった時に、購入した食料品などを嵐守へ送るための
    《倉庫の壺式物質転送装置》です。其方から此方への一方通行で、生きてるモノは通過できませんので、考えて使って下さい。
     byラジル』……ってなんじゃそりゃ?!」

………時間は戻る。

喰らう者「……全く、アイツの考える事は時々良くわからん。まあ、今回もそれのおかげで助かったんだけどな。
     さて、船が直るまで後四日は掛かるらしいし、今日も今日とてリハビリと洒落込みますか」
158元連邦の少佐:2006/02/17(金) 22:36:52 ID:S4apLMzk
「作戦成功ですね。まだ第一段階ですけど。」

無人船でのおとり作戦はとりあえず成功みたいやな。作戦の第二段階その名も・・・

「名前なんかあったんですね。」

うるさい!まあとりあえず、その名も「愛の逃避行大作戦」

「ぶっちゃけただ逃げるだけだすよね。」

それが違うんや。この作戦はただ逃げるだけとちゃう、時間稼ぎや。この作戦のために超高速戦艦「白雪」を残しておいたんや。

「こんな事もあろうかとってやつですね。」

さっきからうるさいな。続けんで。ワイら主力機が戦艦につながる。そして「白雪」で縦横無尽に戦場を駆け巡るんや。

「ものすごく適当な作戦ですね。」

ええやんけ。
159アイン《邪神皇代理》:2006/02/18(土) 00:47:14 ID:0pK3YSFR
ジント『ラフィール、そろそろ……』
ラフィール『うん、誘導はこの程度でよいであろ。
右翼艦隊、突撃艦・襲撃艦・巡察艦・偵察分艦隊の半数を火星へ進撃させよ。以降、この艦隊を攻略軍と呼称する。
攻略軍はリン准提督の指揮に入れ。
残存右翼艦隊、機雷を大量投射し、敵軍の航行空域を封鎖せよ。
左翼艦隊も同じく機雷を大量投射。その後、敵軍へ向け進軍し、敵を包囲せよ。
中央軍、両翼の作戦行動を援護せよ』
ジント『ではこれより火星へ進軍します。最終目標、火星圏敵基地。火星の敵基地を破壊します』

アイン「二手に分かれた、か。少佐達の周囲はアーヴ艦隊と機雷の海で囲まれてるし、火星へ進軍した艦隊への攻撃は現状じゃ不可能か」
160准尉:2006/02/18(土) 02:01:37 ID:sdAI+ZJ8
アーヴめ、火星基地を占領する気か!
ファトゥムジム、限界まで頼むぞ!
護衛艦、ライトペガサスの準備をしておけ!
161監査軍(監査官IN地球):2006/02/18(土) 03:52:21 ID:1oTntnti
アクエリス「アーヴの目的はロボゲ帝国の基地の破壊か」

エアリア「基地にはフィールドは張ってないよ。どうしようか」

監査官「周辺の自然が破壊される様ならば、その時何とかすればいいさ」

エアリア「うん、そうする」
162元連邦の少佐:2006/02/18(土) 23:40:31 ID:rbj+Xj8c
「本隊が火星に向けて。進軍してますね。」

なに!!なんか今回のワイ振り回されてばっかやな。もうええ!マジで怒ったわ、わいは。

「何をする気ですか?」

ノノの力を解放して回りを全て破壊する!!

「ええ!!!!!!!それだけはやめてください!!」

うるさい!(ぽちっとな。)

〜ノノがバスタービームで周りを全て焼き払った。〜

火星に向かうで!!
163准尉(防衛中):2006/02/19(日) 01:03:36 ID:luc38Edk
ぐおっ!アーヴめ!
もはやファトゥムジムでは限界が・・・
一等兵「准尉!護衛艦内のライトペガサスに乗り換えてください!
ここは私とバウ殿でひきつけておきます!」
た、頼む・・・
ありがとうファトゥムジム。長い付き合いだったな。
元が陸戦ジムの割には良く頑張った。だから安らかに眠れ・・・

一等兵「くそ!流石アーヴの軍隊といったところか!」
バウ「だいぶ仲間にも被害が出てるな・・・」

整備班「稼働率は80%といったところです。」
うむ、十分だ。
整備班「気をつけてください・・・」
ああ、分かってる。
雷刃機ライトペガサス出るぞ!
164革ジャン提督(AQUA):2006/02/19(日) 01:31:44 ID:PZhHdkpX
量産型EVA(むしゃむしゃ、ガヴガヴ、どっぴゃ〜ん)

革ジャン「……最早、状況が整理出来ないのだが?」
眼鏡中佐「……解りたくも有りません。………小型化して擬人化するなど……」
???「……しかも美少女デシ」
革ジャン「まあ良い、兎も角どうしよう?」
???「一応戻って偵察してくるデシよ」
革ジャン「うむ、解った。中佐、発進せよ!」
眼鏡中佐「了解!隠しルートで脱出します!」
165アイン《邪神皇代理》:2006/02/19(日) 01:49:29 ID:pSzpDcQf
ラフィール『!!!!!!………被害は!!?』
アーヴ将兵『展開していた全機雷、消失!!右翼艦隊壊滅!!左翼と中央艦隊も、被害甚大!!』
ラフィール『……なんという……』
ジント『ラフィール!!(くそ!!やっぱりあれを……)』

アイン『……ん?エネルギーフィールド発生……?…!!……この反応だと…MH二機分!!』

マキシ『うーん、ご都合主義な臭いがプンプンする登場だね兄さん』
デプレ『そういう身も蓋も無い事を言うなよマキシ。僕は攻略軍に参入するから、マキシはあっちの暴れてるバスターマシンを食い止めて』
マキシ『おっけ〜☆さて、と……このユアノンに、エネルギーを注入、っと』

ノイア「《門》の発生を確認!!」
アイン「……《閉じた門》を運んで、ここで《門》を開く。この行動の目的は、ただ一つ。…増援!!」

ネフェー『友軍の危機に、颯爽と登場する増援。詩的な状況だと思わないかい?ネレース』
ネレース『ああ、思わないな。ネフェー。颯爽と登場した増援を尻目に、独力で事態を解決する方が意外性もあって面白い』
ネフェー『安心したよネレース。君がまごう事無き生粋のビボースなのは知っているけど、君の戦術を見ていると、その堅実さに時々君がビボースでは無いような錯覚が起こるんだ。もちろん錯覚だから、さっきのような君の発言ですぐに治るけど』
ネレース『まるで僕に良識が無いような事を言うね。ネフェー』
ネフェー『まさしく、君に良識が無いと言っているんだよネレース。しかし、増援に来てはみたけど、あのバスターマシンとやらには敵いそうも無いな。どうするんだいネレース?』
ネレース『ネフェー、君の発言に是が否でも反論したいけど、今は抑えておくよ。大丈夫。こんな時のために、新兵器を用意しておいたんだ』
ネフェー『新兵器って、まさかアレの事かいネレース?昔の敵の兵器をそのまま使っておいて、新兵器とは何て言い草だろう。それに、アレじゃあバスターマシンは倒せないよ』
ネレース『改良して、新しい兵器に生まれ変わったんだかられっきとした新兵器だよネフェー。とは言ってもほとんど変わってはいないけど。それに、僕らは時間稼ぎをすれば良いんであって、敵を倒す必要は無いよ。
時間稼ぎをさせたらアレはすごいよ。あの《超長距離機動時空爆雷》はね。遠くの通常宇宙から平面宇宙に放って、そして通常宇宙の戦場に、つまりここにね。機雷を送り込む訳だから、弾切れが無い。
166アイン《邪神皇代理》:2006/02/19(日) 02:09:49 ID:pSzpDcQf
>>165の続き

つまり無尽蔵に機雷を戦場へ送り込める訳さ。機雷群を盾にして時間稼ぎをするのに最適じゃないかネフェー』
ネフェー『ああ、また不安になってきたよネネレース。君の作戦は非常に有効で、しかも堅実だ。なんて非ビボース的なんだろうね』
ネレース『それは素晴らしく素敵な誉め言葉だね。ネフェー』
ネフェー『それで、僕らの艦隊はどうするんだい?せっかくこれだけ連れてきたのに、高見の見物かい?ネレース』
ネレース『いや、この艦隊はちゃんと戦わせるよ。ネフェー、君は艦隊の半数を指揮して、《門》の護衛とアブリアル艦隊の補填を。僕はもう半数を指揮して、攻略軍に加わるよ』

アイン「攻略軍の増大と、敵増援の敵本軍との合流で、アーヴ艦隊は先の被害を挽回したか。しかも、剣聖級騎士二人に最強クラスのMH二機も増援に来た。
運ばれた《門》からは機雷が大量に出現し、防壁となった、か。攻略軍ももうすぐ火星基地を射程に捉える」
167監査軍(監査官IN地球):2006/02/19(日) 02:44:49 ID:GjTdR6ek
アクエリス「火星宙域に剣聖クラスのエネルギーが二つ出現した」

エアリア「門を通ってアーヴの増援も着たみたいだよ」

ファイナ「全く、叩いた先から切りが無さそうですね」

ソイリス「…………このままだと押し切られる」

監査官「ロボゲ帝国にこれ以上の隠し玉が無ければこれで決まりか。さて、どうするのか」

ファイナ「……少佐の部隊が、火星に向かった艦隊に追い付きました」

エアリア「MHが一機少佐の方に向かってる。……大丈夫かな?」
168元連邦の少佐:2006/02/19(日) 18:48:19 ID:lYk69TBO
増援増援また増援、ええかげんにしいや、ほんまに!と、まあキレてもしゃあないな。

「敵火星方面軍に追いつきました。」

おおそうか、ほな一発ドデカイのをお見舞いしたるかな。主砲発射!

「了解!白雪主砲「雪崩」発射!・・・敵艦隊の10%の消滅を確認!」

十分や!全機発・・・

ちょっと待ってください。後方よりMHが一機近づいてきます。機種は・・・K.O.G!天照です!

なんやて!
革ジャン「さて、彼ら相手にどうしようか?」
眼鏡提督「………ずいぶんと余裕ですね?」
革ジャン「はっはっは、そうでもないさ。ま、天照が最終形態になったら私も危険だがな!」
眼鏡中佐「……はあ?」
革ジャン「気にしないでくれ。さて、攻撃させて貰うか」
170アイン《邪神皇代理》:2006/02/19(日) 20:54:30 ID:pSzpDcQf
マキシ『あれ?陛下来てたの?あれ僕の獲物だよ』
天照『バスターマシンの方をあげるから、我慢しなさい。僕らであの敵艦を食い止めるよ』
ネレース『しかし、ちょっと呆れるほどの量の増援が来てると思わないかいネフェー?』
ネフェー『我が帝国が戦力を過大に使用するのは、宇宙でも有名な話じゃないかネレース。天照陛下達が敵を食い止めている間に、敵の周辺空域を機雷で囲んでおくよ』
ネレース『攻略軍が敵火星基地を射程に捉えたようだよネフェー。砲撃が始まる』
ジント『これより基地の破壊を開始します。電磁投射砲に質量弾を装填』
アーヴ将兵『質量弾ですか?核融合弾ではなく?』
ジント『質量弾です。わざわざ惑星の自然を破壊する意味も無いでしょう?(地上世界の事を全然考えないのは、アーヴの悪癖だな。やっぱり)』
アーヴ将兵『はあ…装填、完了しました』
ジント『砲撃開始!!』

アイン「火星基地への砲撃が……少佐達は完全に足止めされたし、火星基地の防衛をしている我が軍もジ・エンプレスとアーヴ艦隊に苦戦し、砲撃の妨害は出来ていない。ここまでですね」
171監査軍(監査官IN地球):2006/02/19(日) 22:41:31 ID:RQQt/VL9
アクエリス「天照……まさかアレまで来るとはな」
ファイナ「これで火星は奴等の手のものですか」
監査官「それはどうかな、提督もそろそろ動き出すようだしな……どうした? エアリア」
エアリア「……ん〜、なんだかああいう数の暴力を見ているとさ、暴れだしたくてウズウズしちゃうんだ」
アクエリス「……またか。お前の血の気の多さ、何とかならんのか」
エアリア「……ん〜、そんな事言われても」
ソイリス「…………今回は不干渉の予定」
ファイナ「そうですよ。そもそも四元機では力が強すぎて火星まで破壊してしまいます」
エアリア「……ん〜」
監査官「……しょうがない奴だな。ならば『アレ』の試験がてらに少し暴れてくるか?」
ファイナ「! 閣下、アレを使うのですか?!」
監査官「ああ、先行量産分だけだがな。ファイナ、解説してやれ」
ファイナ「解りました。皆、予てより『バッカス』にて急ピッチで準備していた『人形艦隊』の先行量産型が完成しています。
     エアリアにはそれの試験運用を任せます」
エアリア「……ホント? やった♪」
アクエリス「……ファイナ、こいつだけでは今一つ不安だ。私の分も確保できるか?」
ファイナ「え〜と、多分大丈夫でしょう。では、詳しい説明をします。
     まずは、喰らう者から強だ……資料提供を受けて造船された、我々の技術を導入したエルトリウム級――以後、
     スーパーエルトリウム級と呼称しますが――の戦艦が4隻、これは私達一人一人の旗艦として使用される予定です。
     次に、同様にして造船されたヱクセリオン級――以後、ハイパーヱクセリオン級と呼称します――が50隻。
     そして、艦載機として同様に製造されたシズラー型ロボット――以後、スーパーシズラーと呼称します――が4000機。
     同じく艦載機として製造されたコスモアタッカー型戦闘機が12000機。以上が先行量産された『人形艦隊』の全てです。
     なお、これら全ては『ドロイドソルジャー』によって使用される事となります」
アクエリス「なんだか最初の方に不穏当な発言が有った気がしたが、まあそれは良い。
      で、その試験運用と称してあの戦場に介入するわけか」
エアリア「ねえねえ、別に全滅させちゃっても構わないんだよね?」
ソイリス「…………エアリア、油断しちゃダメ」
ファイナ「そうですよ、エアリア。ただでさえ、現時点では貴重な戦力なのです。危ないと感じたら即座に帰還するようにしてくださいね」
エアリア「うん、解った。大破以上の状況になったら自動的に戻るようにプログラミングして置く」
監査官「アクエリス、エアリアの手綱をしっかり握っていてくれよ」
アクエリス「了解しました、閣下」
エアリア「ねえ、それってチョット酷くない?」
アクエリス「日ごろの行いの賜物だろう? さて、そうと決まったら早速出陣だ」
エアリア「……実はアクエリスちゃんも結構鬱憤貯まってた?」
アクエリス「……ノーコメント」
172エアリア&アクエリスIN火星戦域:2006/02/19(日) 23:09:48 ID:RQQt/VL9
エアリア「さて、これから君達にとって初めての戦場に向かいます。敵は強大にして甚大ですが、恐れずに戦ってください。
     ……まあ、死にそうになったらちゃっちゃと帰還しちゃって良いからね♪」
アクエリス「……何だ、その挨拶は。兎に角、私の艦隊でゲート方面の敵を撹乱しつつゲートそのものの破壊を行う。
      お前は火星方面に向かった敵を相手に適当に遊んでやれ」
エアリア「りょ〜かい。んじゃ、ミンナ行くよ!」

side:エアリア

「なるべく火星に被害が出ないような感じで出現して。……そう、出現と同時にこの船――これからはシルフィードって呼ぼう――と、
ハイパーヱクセリオン級は艦首バスタービームを一斉射。その後で私の角付きスーパーシズラー緑も含めてスーパーシズラー緑、
コスモアタッカーを全機発進。方円の陣を形成して敵艦隊を迎え撃つ――うん、艦首のバスタービームは連射できないんだ――。
 解った? そう、じゃあ状況開始」
 火星に出現したエアリアの艦隊は、出現と同時にバスタービームを一斉射する。その一撃で敵艦隊の30%が破壊された。
「……30%か、もうチョットやれると思ったんだけどな。まあいいや、それじゃミンナ次の段階に移ってね♪」
 その言葉とほぼ同時に、直ちに艦載機全機が発進し、方円の陣形を形成する。
「さあ、ここからが正念場だよ! みんな死なない程度にガンバレ!!」

side:アクエリス

「あいつ、無茶しなければ良いんだけどな。……ん、取り敢えずはゲートとそれを防衛するアーヴの艦隊の後方に出現。そうしたら、
スーパーシズラー青を発進させつつ雁行の陣を形成して敵軍へ進攻。目標最優先はゲートそのもの、でも雑魚も出来るだけ片付けておけ。
……大丈夫、お前達の使ってる兵器は物凄く頑丈だからな。それに、危なくなったら無理せず帰還すれば良いしさ。
 さて、そろそろ着くな。では状況開始」
 その言葉と共に出現したアクエリスの艦隊は即座に雁行の陣を形成し、敵艦隊へと進軍していく。
「ふむ、やはり数だけは多いな。全艦、敵軍へ向けて主砲を断続的に掃射。艦載機はゲートへの攻撃を開始せよ」
 ハイパーヱクセリオン級の主砲でアーヴの戦艦は次々と破壊されていくが、ゲートからは更に大量の戦艦が出現してくる。
「全く、まるで雨後の筍だな。……やはりゲートを先に何とかしなければ為らないか」
173アイン《邪神皇代理》:2006/02/19(日) 23:42:15 ID:pSzpDcQf
天照『何?あの艦隊は?ウザったいな。マキシ、こっちの敵は君に任せるよ。僕はあの新戦力を壊滅させるから』
マキシ『はーい』
ネレース『凄まじい攻撃だねネフェー。平面宇宙に予備艦隊を残しておいて良かったよ』
ネフェー『とりあえず艦砲射撃は機雷で対応しておくよ。戦闘機に関しては、全然脅威にならないね。空識覚の性能を侮ってるみたいだ』
ジント『敵火星基地の破壊、完遂しました』
ラフィール『良し、全軍《門》より撤退する』
天照『撤退までの時間は稼いでおくよ。それっ!!』
ジント『では、お先に失礼します』

マキシ『撤退完了したみたい』
デプレ『僕らも帰るぞ。《門》をユアノンに戻しておくんだ』
マキシ『……これで良し!!じゃね☆』
天照『テレポートで戦線離脱するよ』

アイン「火星基地は完全破壊され、見事に逃げられた、か。破壊だけって事は、征服する気は無かったのかな?少なくとも今は」
174元連邦の少佐:2006/02/20(月) 00:07:37 ID:RBaugPpn
前回の続きから

「隊長、天照から通信です!」

天照「やあ、久しぶりだね。カリード・ランツキス、いや少佐と呼ぶべきかな?それとも桂?全く君は、
   なまえの付け方にセンスというものが無いね。」

うるさいわ!このボケソープ!貴様には言われたくないわ!そこで待っとけ!その首、今日こそ取ったる。

天照「じゃあボクと君とで一対一だ。いいね。」

もちろんじゃ!お前らは今すぐ提督のところに向かえ!以上!

「ちょっと隊長、そんないきなり・・・」

うるさい!文句を言わんとさっさと行かんか!

「は、はい!(こんな怒ってる隊長初めて・・・)
175エアリア&アクエリスIN火星戦域:2006/02/20(月) 00:22:40 ID:JC6S5wPa
アクエリス「ふむ、コスモアタッカーは効果なし。まあ所詮は繋ぎの兵器か。
      まあ、スーパーシズラーの有効性は示された。敵の80%は撃破したしな。しかし、ゲートを破壊できなかったのは痛いな」

エアリア「アクエリスちゃん聞いてよ! あいつ等ったら50%ぐらい損耗したらさっさと退却しやがんの!!
     全く男らしくないよね!!! ……火星の基地は崩壊しちゃったけどさ」

アクエリス「まあ、そう言うな。向こうも生き残るのに必死なのさ。
      此方の被害はコスモアタッカーだけだし、アレはもう造らない様にファイナにも言っておこう」

エアリア「あー、こっちもコスモアタッカーは全く効かなかったね。でもさ、今有る分も相当だし、改良してそのまま使わない?」

アクエリス「ふむ、それもそうだな。では戻るとしよう」

エアリア「うー、欲求不満」
176邪神皇:2006/02/20(月) 00:26:50 ID:GZZ8NDYJ
アイン「通信?あっ、父上」
久しぶりだな。大分元気になったようだな
アイン「ええ、でもまだちょっと……」
あまり無理はするなよ。そっちの様子はどうだ?
アイン「実は…かくかくしかじか…で、火星基地が破壊されました」
……何?
アイン「火星基地が破壊されたんです。火星の自然に影響が無かったのは不幸中の幸いですが、基地再建には数年を要するでしょう。
《門》はユアノンに戻されてMHと共にテレポートしたので、火星に《門》はもうありません。完璧に逃げられました。追撃も不可能です」
そう……か。現状は?天照のパワーを感じるが
アイン「どうも少佐と決闘するみたいで…ゴホッ!!」
ノイア「マスター!!?さあ、もう休んで下さい!!病人なんですよマスターは!!」
177監査軍(監査官IN地球):2006/02/20(月) 00:47:20 ID:JC6S5wPa
アクエリス「……おや?」

エアリア「どうしたの? アクエリスちゃん」

アクエリス「どうやら少佐殿と天照が決闘を行うようだ」

エアリア「へ〜、少ちんとあまっちって知り合いだったのかな」

アクエリス「さあ、どうだかな。……それにしても、火星のほうで随分と馬鹿でかいエネルギー反応があったが、
      アレは何だったんだ?」

エアリア「あのね、革ジャンの似合う提督がなんだか良く解らない攻撃やってね、それだけで敵艦隊が20%位消滅したんだ。
     ……う〜、アレが無ければもう少し遊べたかもしれないのに」

アクエリス「いい加減、機嫌を直せ。そんなに欲求不満なら、戻って閣下に相手をしてもらえばよかろう?」

エアリア「……うん、そうする。ふふふ、覚悟してよね閣下♪」

アクエリス「(閣下、申し訳御座いません。エアリアの不満解消の為の生贄になってください)じ、じゃあ戻ろうか」

エアリア「うん♪」


監査官「(ブルッ)なんだ、この悪寒は……」

ファイナ「閣下、湯冷めしましたか?」

ソイリス「…………大丈夫? 閣下」

監査官「ああ、大丈夫だよ。……多分」

ファイナ「それにしても景色の良い温泉でしたね」

ソイリス「…………絶景だった」

監査官「そうだな、戻ってきたらエアリアとアクエリアスと一緒にもう一度来ような」

ファイナ・ソイリス「「はい」」
178それも名無しだ:2006/02/20(月) 00:59:08 ID:N3oKlzk7
ああちくしょう!
一等兵「荒れてますね准尉」
ライトペガサスの性能を生かせないまま終わった上に火星基地を破壊されちまったからな!
バウ「なんか向こうではとんでもない戦いが始まろうとしてるぞ。」
あれは少佐と天照!?
とりあえず一回帰艦するか。
179元連邦の少佐:2006/02/20(月) 01:16:21 ID:RBaugPpn
天照「君の名前の意味・・・「カリード・ランツキス」ロボゲの言葉で「嘘つきのお調子者」全く君らしい名前だよ。今の名前の「桂」だって、この星の古典芸能の一門の名前を使ってるだけだろ?
   そろそろ君の本名が知りたいよ。カリード。」

さすがにお前にはバレバレのようやな。ソープいや天照!貴様は絶対許さんからな。

天照「君もそろそろ、そのしゃべり方を改めないかい?ボクにはなじみが無いから気持ち悪いよ。」

ああ、わかったわ、お前の望みどうり本来のしゃべり方に戻してやりろう。あの頃のようにな!

天照「やっぱり、君はまだあの頃の事を・・・」

当たり前だ!俺の弟を!俺の妹を!俺の愛する人を!全て奪った!なぜだ!おまえはそんな事する奴じゃなかった!

天照「ボクだって殺したかったわけじゃなかった。仕方なかったんだ。」

仕方なかった?仕方なかったで、カルや、エミル、ティアを殺したのか!なあ,何か理由があるんだろ。あれはお前じゃなかったとか。

天照「残念だけど,ボクがこの手でやった。」

ころしてやる!殺してやる!・・・俺がこの手で、今すぐに。

天照「いいよ。やろう、でもボクも簡単にやられるわけにはいかないんだよ。いいね。

ああ、当然だ。本気じゃないお前を倒したところであいつらに申し訳が立たない!

天照「ラキシス、いくよ。大丈夫すぐに終わるから。こんな悲しい戦い。」

いくぞ!ロボゲ帝國、グランフィール侯爵家当主!リクロス・フィンク・グランフィール!推して参る!

天照「リクロス・フィンク・グランフィール・・・『勇気ある焔の調停者』君にぴったりの名前だよ。カリード。」


180監査軍(喰らう者in地球):2006/02/20(月) 02:31:09 ID:JC6S5wPa
喰らう者「っ! どうやら宇宙で何らかの動きがあったみたいだな。馬鹿でかいエネルギーが二つ出現しやがった。
     しかし、この波動……天照は解るが、もう片方は……グランフィールの野郎の物に似ているな。
     くくく、そうか、あいつの子孫も来てやがるのか。こりゃ上に戻ったら是非とも殺り合わなくちゃならねえな。
     ……ラジル、聞こえるか?」

ラジル『聞こえてますよ、ルシハ』

喰らう者「修復状況はどうだ」

ラジル『宇宙に上がるだけなら何とかなりそうです。ですが……』

喰らう者「ノリコとカズミがまだ目を覚まさない。てか?」

ラジル『はい』

喰らう者「そうか、なら俺はもう暫くはぶらついてるぞ」

ラジル『解りました。くれぐれもお気を付けて』

喰らう者「ハッ、言われるまでもねえさ。んじゃな」

そう言って喰らう者は通信機のスイッチを切る。

喰らう者「そう言えば、元連邦の少佐が何と無くグランフィールの野郎に似ていた気がしたが、……まさかアイツなのか?」
181喰らう者in地球:2006/02/20(月) 12:09:01 ID:JC6S5wPa
 町外れの砂漠にて……

喰らう者「ふう、この義手と義足にも大分慣れてきたし、今日はこのぐらいで良いか。
     ……にしても歯応えの無い奴等だな。それとも、普通のモンスターはこんなもんなのか?」
 辺り一面見渡せば、広がる限りの死屍累々。
喰らう者「ここ一週間ぐらいで、この辺のモンスターは粗方狩り尽くしたか。
     まあ、仮にそうだとしても別段問題は無い……筈だよな。と、とにかく、今日はここらで町に帰るとするか」
 そう言いながら喰らう者は、周りの死体を気にする事も無く町へと歩いていった。

 場面は変わって町の大通り

喰らう者「さて、今日の稼ぎはどれ位ですかなっと……あん? 何だ、あの人だかりは」
 喰らう者がモンスターを倒した事によって発生する賞金を受け取る為に(登録はこの町に着いた翌日に済ませた)ハンターオフィスに
向かって歩いていると、道の真ん中に人だかりが出来て通れなくなっていた。なんだか知らないが結構な大事になってるっぽいので、
取り敢えず適当な人間に状況を聞いてみる事にする。
喰らう者「なあ、いったい何があったんだ?」
通行人A「何でも、(自称)自警団の連中があそこの少年の連れの女の子にちょっかいを出したみたいでね、今一触即発の状態なんだ」
通行人B「全くあのゴロツキ共は碌な事をしやがらない。統一政府も早く警備隊を派遣してくれないものかねぇ」
喰らう者「(統一政府? 何じゃそりゃ)成程な。……しかし、一人を相手に十五人がかりかよ、こりゃ底が知れるな。
     でだ、こんだけ人がいて誰もアイツを助けに以降とは思わないのか?」
通行人A「そうは言うけどな、あいつ等は腐ってもブレーカーだ。今ここにいる全員で行っても勝てるかどうか……」
通行人C「あっちの少年もなんだかこういう状況に慣れてるみたいだし、俺たちが居ても足手纏いになりそうでな」
喰らう者「……そんなに言うほど強そうか? まあどっちにしろ、ああいう輩は大嫌いなんでな、ちょっくら畳んでくるよ。
     (それに、アンタ等が言うほど強いなら少しは愉しませてくれるかもしれねえしな)」
通行人C「姉ちゃん、危ないから止した方が良いよ」
通行人B「そうだよ、それに怪我だけじゃ済まないかも知れないよ」
喰らう者「まあ、見てろって。オレはこう見えても結構強いんだ、心配には及ばないさ」
182喰らう者in地球:2006/02/20(月) 12:17:52 ID:JC6S5wPa
>>181の続き

 人だかりの中心

少年「なあ、俺一人にこんだけの人数引き連れてさ、オッサン達いい年して恥ずかしくないのかよ」
手下1「小僧! 目上の人間は敬えって言われなかったか! そもそも手前は黙ってそこの女を引き渡せば良いんだよ!」
少年「へっ、お断りだね。大体そんな無茶苦茶な事言われて敬われる訳無いだろう」
手下2「おい小僧、俺達が優しく言ってる内が華だぜ。でないと痛い目だけじゃ済まなくなるぞ!」
少女「ガロード……」
少年改めガロード「心配するなって、ティファ。こんな奴等直ぐにケチョンケチョンにしてやるさ」
少女改めティファ「……お願い、無理はしないで」
手下3「かーっ! 泣かせてくれるじゃねえか。坊主、言われたとおりに無理しないでサッサとその女を引き渡したらどうだよ」
ガロード「……馬鹿じゃねえの? 100000歩譲ってあんた等の方が強かったとしたって誰が恋人を人身御供にするかよ」
親分「……交渉は決裂って事か。しかたねえな、野郎共、畳んじまえ!!」
手下達「「「「「「「「「「「「「「オウ!!!!」」」」」」」」」」」」」」
 その時、今にも襲い掛かりそうな男達の下へ、群集を割って一人の女性が歩み寄っていった。
喰らう者「……ちょいと待ちな、不細工共」
手下4「あぁ?! 何だ手前は!」
喰らう者「オレか? オレは通りすがりの……何だ?」
手下5「てめえ、ふざけた事抜かしてんじゃねえぞ! 俺達はこれから忙しいんだから邪魔するんじゃねえ!!」
手下6「……おい待てや、よく見たら中々良い女じゃねえか」
手下7「……確かにそうだな。へへへ、だったら、手前が俺たちの相手をしてくれるってのか?」
喰らう者「ああその通りだ。……但し、オマエ等の考えてるような相手じゃ無いがな」
 言うが早いか、喰らう者は手近な手下を殴り飛ばす。吹っ飛ばされた手下は壁にぶつかると同時に気絶する。
親分「て、てめえ、何しやがる!」
喰らう者「何しやがる、だ? 解らねえか、これからテメエ等を畳んでやろうってんだよ」
親分「ふざけんじゃねえ! この数相手に勝てると思ってやがるのか!!」
喰らう者「ハッ! 丁度良いハンデだ、さっさと来やがれ。……来ねえならこっちから行くぞ!」
 見ると少年と少女は急展開に付いて行けずに唖然となっている様だが、喰らう者は意に介さずに男達と喧嘩を始める。
 ……僅か10秒後、男達は残らず叩き伏せられていた。
親分「……て、てめえ、お、覚えて、やがれ、よ」
喰らう者「ふん、無駄に頑丈だな、大将。ま、これに懲りたらちったあ大人しくしているんだ……な!」
 喰らう者の蹴りが鳩尾に深々と突き刺さると、手下より俄然頑丈な肉体を持っていた親分も流石にピクリとも動かなくなった。
喰らう者「……雑魚過ぎる。てんで話にならねえな」
 そう喰らう者が言うと、周りに居た群衆から一斉に歓声が上がった。
183喰らう者in地球:2006/02/20(月) 12:20:52 ID:JC6S5wPa
>>182の続き
 暫くすると、漸く再起動した少年と少女が此方にやって来た。
ガロード「いや〜、助かったよ。何せあの数だろ、チョットヤバイかな〜って思ってたんだ」
ティファ「ありがとうございました」
喰らう者「気にするなって。早い話がオレの気紛れで喧嘩しただけなんだからさ」
ガロード「何にしろ、ホントありがとう。俺はガロード・ラン、今、世界中を旅して回ってるんだ」
ティファ「ティファ・アディールです」
喰らう者「ガロードにティファか、オレはルシハ・サカキってんだ。……にしても、このご時勢に世界旅行か。大丈夫なのか?」
ガロード「ああ、俺達は列車を使ってるんだ。鉄道警備隊はそこいらのハンターなんか歯牙にもかけないぐらい強いんだぜ」 
喰らう者「へぇ〜、そうなのか」
ティファ「ルシハさん、あの……お礼の意味も含めて、一緒に食事でも致しませんか?」
喰らう者「……いや、そんな気を使わなくても良いって。さっきも言ったが、本当に単なる気紛れだったんだから」
ガロード「まあ、そう言うなって。ここで出会ったのも何かの縁って事でさ」
喰らう者「そうかい? まあ、そこまで言うならここは一つご相伴に与らせて貰いますかな」
ガロード「そうか。よし、そうと決まったら、早速どこか飯所を探さなくちゃな」
喰らう者「おいおい、まだ何所で食うのかも決めてなかったのかよ。
     ……しょうがねえな、オレの行きつけの店があるからそこにしようぜ」
ガロード「そ、そうか。悪いな、そんなとこまで面倒掛けちまって」
ティファ「……ガロード、ごめんなさい。私が余り考えずに言っちゃったから」
ガロード「気にするなよ、ティファ。結果オーライって事でさ」
喰らう者「(なんだか見てて気恥ずかしくなる位ラヴラヴだな)んじゃ、付いて来てくれ」
ガロード・ティファ「ああ」「はい」
184喰らう者in地球:2006/02/20(月) 12:29:15 ID:JC6S5wPa
>>183の続き

 大通りから少し外れた所に有るPUB『ラフィング・パンサー』

ガロード「で、始めに確認するけどさ、ルシハって『エトランゼ』なのか?」
喰らう者「……なんの事だ? その『エトランゼ』ってのは」
ガロード「そう答えるって事は、やっぱりそうなんだな。『エトランゼ』ってのは、ここ最近現れた『過去からの旅人』の事だよ。
     噂じゃ、そいつらの代表がジ……地球圏統一連邦の要人と会談したって話だぜ」
喰らう者「ほう、成程な(その『エトランゼ』とか言うのは間違いなくαナンバーズだな)。ところで、その地球圏統一連邦ってのは何だ?」
ガロード「今から1年位前に設立された、地球と月とその周辺のコロニーからなる連邦政府の事さ。
     まあ、それが出来る前に色々洒落にならないごたごたが有ってね。例えば、
     地球新連邦と宇宙革命軍とムーンレィスの三つ巴の戦争とか、全ての人類を抹殺しようとする狂った地球救済装置との戦いとか、
     5年前から頻繁に出現する幻獣とか言う敵との戦いとかさ、……尤も、幻獣との戦いは今でも続いてるけどな」
喰らう者「なあ、さっきから話を聴いてると、まるでオマエが実際に戦っていたように聞こえるんだが?」
ガロード「あんまり言いふらす事でもないけどさ、実は俺とティファもその戦争に巻き込まれていたんだよ」
喰らう者「……そういう事か。成程、オマエ等も相当苦労してきたんだな」
ガロード「でも、オレは仲間に恵まれてたし、何よりもティファが一緒だったから余り気にはならなかったけどな」
喰らう者「はいはい、ご馳走さん。……にしても、流石に食いすぎじゃねえか?」
ガロード「へ?」
 喰らう者の視線を辿って隣を見ると、そこには5人前は置いてあった食べ物を残さず食べきったティファの姿があった。
その姿を見て流石に固まるガロード。
ティファ「ご、ごめんなさい。安心したら何だかおなかが減ってしまって」
喰らう者「……いや、それは別に良いんだけどよ」
 喰らう者はティファの耳元に顔を近づけて小声で囁く。
喰らう者「……ガロードの為にもあんまり食わない方が良いぜ。それに、太ったら嫌われるぞ?」
 それを聞いたティファは、隣で未だに固まってるガロードに徐に尋ねる。
ティファ「ガロード、私が太ったら嫌いになる?」
ガロード「……へ? い、いや、俺は別に太っているとか痩せているとかそういった事でティファを好きになった訳じゃなくて
     でもできる事ならあまり太って欲しくは無いわけでかと言ってそんな事でティファを嫌いになる筈は無くって」
喰らう者「ガロード、取り敢えずはコイツでも飲んで落ち着け」
ガロード「あ、ああ、すまないな」
 そう言ながら手渡された液体を口にすると、一瞬の内に顔が真っ赤になって倒れるガロード。
ティファ「ガロード?!」
喰らう者「あれ? ……すまねえ、こりゃ俺が頼んだスピリタスとか言う酒だ」
 因みにスピリタスのアルコール度数は96%。並の人間が飲める代物ではない。
ティファ「ガロード、しっかりして」
喰らう者「……こりゃ不味いな、チョットどいてろティファ」
 そう言うと、喰らう者はガロードに手を当てて『体内のアルコールを喰らっていく』。暫くするとガロードの顔色が元に戻りだした。
喰らう者「ふう、これで取り敢えずは大丈夫だな。……済まなかったな二人とも、お詫びと言っちゃ何だが宿まで送っていくぞ」
ティファ「えっと、実はこの町には今日着いたばかりなので、まだ宿を取っていないんです」
喰らう者「そうなのか、だったら取り敢えずはオレが取ってる宿に運ぶか。ガロードはオレが背負って行くから付いて来てくれ」
ティファ「解りました」
185革ジャン提督:2006/02/20(月) 20:31:03 ID:6ekAYOda
革ジャン「しょぉぉぉぉっ!!!さぁぁぁぁぁっ!!!!」
眼鏡中佐「私はっ!!中佐ですぅぅぅぅぅぅっ!!!!!」

???「……何、ケンカしているんデシか二人とも。…………ハァ……余波が周りの宙域に及んでるデシってか、敵艦隊が破壊されて…………orz」
天照「カリードいや本名呼んだ方がいいなかな。リクロス、」

そういって天照は少佐の機体に切り掛かった。それを受け止めながら少佐はいった,

少佐「うるさい!天照!俺は貴様を殺す!貴様がいくら不死身と言われていても、神と言われていても!俺は貴様を殺す!」

彼は憎悪に任せるままに切り掛かった。しかし、超一流の剣士である天照にはただ流されるだけであった。

天照「君程度で本気でボクに勝つつもりかい?」

天照は神である。この余裕もその事実に裏打ちされたものであるが、憎しみで動いている今の少佐には関係は無かった。

少佐「当たり前だ!貴様に思い知らせてやる!ただの人の恐ろしさを!いくぞ『フラン・クルール』!俺に力を貸してくれ!」

『フラン・クルール』地球の言葉で『桜の花』少佐の殺された恋人『ティア』の愛した花である。まだ忘れられない少佐が、
せめて機体の名前だけでもと思いつけた名前である。少佐のもっている機体では最強の機体ではあるが・・・

天照「これが噂に聞くグランフィール家に伝わる伝説の機体か。だいぶ手を加えたようだね。」

まだまだ、余裕のある天照、少佐の先ほどまでの攻撃を遥かに超える攻撃を、なんなくよけ反撃していく

少佐「流石だよ、天照。お前は強い、しかし俺は負けられない。頼むティア!俺に・・・俺に力を貸してくれ!!」
187元連邦の少佐〜SS風味はやめた。〜:2006/02/20(月) 21:51:21 ID:RBaugPpn
天照「すごい!すごい力だ!まだまだ,ボクを楽しませてくれ!リクロス。」

ラキシス「ソープ様怖いです。」

天照「大丈夫だよ。ラキシスボクと君となら勝てるさ。」

もらった!・・・「桜吹雪」

天照「これは,効いたよ。流石だね、リクロス・・・でもこれで終わりだよ。」

巨大な火球ができ少佐の機体を飲み込んでいった。

天照!きさま!これで俺の大切な人たちを・・・・

爆発が起きずそこには空間の歪みができていた。そこには少佐の機体の姿はなかった。

天照「どこに行ったんだ!リクロス・・・まさか・・・な。」
188邪神皇:2006/02/20(月) 23:46:15 ID:GZZ8NDYJ
さて、すっかり忘れられてると思うが、俺は今地球に来てる
もう一機のEVA初号機っぽい何かを確認に来た訳だ
てな訳で第三新東京直上にいる
……お、出てきたな。初号機にそっくりだが……何か妙だ
闘って確かめるか。サブウェポン・ハルバードを使用
シンリ『………』
弾かれたか。……妙だ。ATフィールド以外のバリアを感知した。センサの故障か?ゼロシフト!!
シンリ『…そこっ!!』
なっ……馬鹿な!?反応しただと!?NTでも無い限り不可能だ!!くそ!!
シンリ『はあっ!!』
ぐっ!!なんて格闘力だ!!これは本当にEVAか!?……空中からなぶり殺しにしてくれる!!ファランクス!!
シンリ『……無駄だ』
……やはり、複数のバリアを展開しているな。弾道が歪曲しているから、あのバリアはディストーションフィールドか
まあ、EVAは空を飛べんし、ゆっくりと……羽根が生えて飛んでやがる……冗談だろ
シンリ「…ッ…!!」
ぐあっ!!?バイタルジャンプまで!?ちっ、撤退する!!パワーまでEVAとは段違いだ!!
冬月『勝ったな』
ゲンドウ『追い返しただけだ。αナンバーズの全機体の性能を組み込んだ、あの《虚号機》の力なら、この程度出来ない方がおかしい』
冬月『パイロットの能力もな。NTなどの特殊能力者の遺伝子を組み込まれ、あらゆる特殊能力が使えるシンリの力だ。地球にある特殊能力だけだがな』
ゲンドウ『単機でαナンバーズに匹敵する性能。それがシンリの存在意義だ。αナンバーズの保険というな』
冬月『それが、ではなく、それも、だろ?もっと別な存在意義がある。彼には』
ゲンドウ『ああ』
189監査軍(監査官IN地球):2006/02/21(火) 00:09:17 ID:U3ovNYQ9
ファイナ「虚号機……アレが私達の見た初号機に似た何かの正体ですか」

監査官「そうだ、アレで本来の性能の三分の一といったところか」

ファイナ「アレでですか?!」

監査官「ゲンドウめ、「太母の心臓」の代わりを何か持っていたようだな」

ファイナ「もしそれが本当なら、αナンバーズでも対抗できそうにありませんが」

監査官「αナンバーズは地球圏統合連邦と手を結んだ。その戦力は2倍近くに増大されている。早々負けはしないだろう」

ファイナ「地球圏統合連邦?」

監査官「うむ、ムーンレィスの帰還を引き金とした、第8次ワールドウォーの後に創設された、
    地球と月とその周辺のコロニーからなる連邦国家だ。∀ガンダムを始め、様々な戦力を統合した統一連邦軍を保有している」

ファイナ「閣下が何故それを知ってるのかは聴かない事とします。
     ……という事は、∀ガンダムはαナンバーズに協力しているという事ですか?」

監査官「ほぼ間違い無くな」

ファイナ「厄介ですね」

監査官「そうだな。まあ、なんとかなるだろう」
190元連邦の少佐:2006/02/21(火) 00:55:36 ID:DiiLia2F
ここはどこや・・・(久々の関西弁)

???「ここは俺の世界さ・・・リクロス。」

なんやねん、『俺の世界』って、それになんであんたがワイの本名を知っとんねん。

???「それは俺が神だからさ。」

神、ワイの周りには神さんばっかやな。

???「俺はお前の味方さ、今のところは。」

今のところは?ほんま神さんは上から見下ろすのが好きなようやな。

???「まあ、そういうな。それに俺はお前に力を貸してやるをと思ってるんだから。」

その力は天照を倒せるんか?

???「それはお前次第だが、さっきみたいな事は無いだろう。」

ほんまか、ならはようかしてくれ!

???「せっかちな奴だ。まあいい、貸してやろう。この『混沌の堕天使長ルシフェル』の力をな。

なんや、神ちゃうやん。

ルシフェル「う、うるさい。俺が気にしている事を〜」

ワイの機体が変化しだした。や、やめてくれこの機体はワイの大切な思い出に品なんや。

ルシフェル「そうか、それは残念だ。形はそのままで能力は上げといてやろう。今回だけだぞ。」

おおきにルシやん。

ルシフェル「ル、ルシやん、ま、まあいいだろう。好きなように呼べばいい。」
191喰らう者in地球:2006/02/21(火) 22:37:37 ID:U3ovNYQ9
 宿に着くと喰らう者は、ガロードに特殊生成の回復薬を飲ませて寝台に横たわらせた。体内のアルコールを喰らったのは良いが、
加減が効かずにガロードの体力まで喰ってしまったのだ。どうも地球に着てから、喰らう者は天然な事ばかりやってる気がする。
 横たわらせてから暫くすると、ガロードは穏やかな寝息を立て眠りにき、そのまま現在に至っている。
 因みに、ティファがガロードの事を心配して中々眠らなかったので、特殊生成の睡眠導入薬を飲ませたのは甚だ余談である。

ガロード「……ここは?」

喰らう者「おっ、気が付いたか。ここはオレの泊まってる宿、オマエ、丸一昼夜寝込んでたんだぜ」

ガロード「そうなのか……」

ティファ「ガロード、大丈夫?」

ガロード「ああ、もう大丈夫だよティファ」

喰らう者「ホント悪かったな、ガロード。オレも少々パニクってたらしい」

ガロード「それはもう良いよ。なんだかんだでルシハの泊まってる宿に泊めて貰える事になったみたいだし」

ティファ「……本当に気を付けてくださいね、ルシハ」

 そう言ってティファは喰らう者を睨みつける。『恋する乙女の眼光は、歴戦の勇士より凄みが有る』とは喰らう者の談である。
 その様子を見ていたガロードは、僅かに苦笑しながらティファに優しく語り掛ける。

ガロード「ティファ……俺は本当に大丈夫だからさ、そんな怖い顔しなくてもいいって」

ティファ「ガロード……うん」

喰らう者「……今度から気をつけるよ。って話聞いてねえし」

 一瞬の内にラヴラヴフィールドを展開した二人に中てられながら、喰らう者は髪を掻き上げて呟く。

喰らう者「欠片位は俺の存在を忘れないで欲しいんだがな。……ん? 何だこの気配は」

 喰らう者は、外の気配が変わった事に気付くと、二人を無理やり覚醒させつつ即効でこの部屋から避難しだす。

喰らう者「不味い、囲まれたか! おい、ガロード、ティファ! 惚けてる場合じゃねえ、急いで逃げろ!!」

ガロード・ティファ「「えっ!!」」

喰らう者「時間が無えんだ! 向こうに(最近買った)バイクが置いてある、それに乗って早く行け!」

ガロード「解った、行こうティファ!」

ティファ「待ってガロード、ルシハ、貴女も一緒に……」

喰らう者「あのバイクは最高二人乗りだ、定員オーバーなんだよ。ガロード、ティファを離すんじゃねえぞ」

ガロード「解ってる!」

ティファ「……気をつけて、ルシハ」

 そう言いながらガロードとティファは向こう側のバイクへと駆けていった。それを確認した喰らう者は、周辺の注意を自分へと
向けるために、態と大声を出して呼びかける。
192喰らう者in地球:2006/02/21(火) 22:40:15 ID:U3ovNYQ9
>>191から続き

喰らう者「全く持って、懲りない事だな大将! しかも今度は態々モビルスーツまで持ち出してきたのかよ!!」

 喰らう者は気配だけで相手の事を見抜く。周辺に取り巻く悪意の元は、昨日コテンパンに叩きのめされた親分と子分達であった。

親分「なに、手前みたいな化け物と殺り合うのなら、この位当然だろう?」

喰らう者「ハッ! 女一人にやられたからって今度は化け物扱いか! 随分と底の浅い事で!!
     (モビルスーツが7の戦車が21、しかも左側の緑色の戦車は一台だけだが他と更に一線を隔した性能、
     オレ自身は先日の無茶なアルコール喰らいと苦手としている生態薬品生成での著しい体力低下。
     ……こりゃちょいとばっかしヤバイかな)」

親分「喧しい! おい、野郎共殺っちまえ!!」

 親分の命令で喰らう者へ向けて手下達が一斉攻撃を仕掛けようとする。その瞬間、辺り一円を閃光が包み込んだ。

親分「な、何が起こった!」

MS乗り子分1「モニターがブラックアウトしやがった!」

MS乗り子分2「こっちもだ」

戦車乗り子分3「目が、目が〜〜〜〜〜〜〜!!」

戦車乗り子分4「クソッ、スターライトスコープが仇になりやがったか!」

 そしてその隙を突いて一つの人影が緑色の戦車(強)へ向けて飛び掛っていった。

ユーリ「テメエ! それは、俺 の 戦 車 だ !!」

喰らう者「ユーリ?! 何でアイツがここに?!!」

 緑色の戦車(強)に跳び付いたユーリは、忽ちの内に乗り込んでいた子分を引きずり出した。

ユーリ「……御免な、エイブラムス。俺が情けないばかりにお前の座席にあんな盆暗座らせちまってよ。

    システム再起動、さて、さっさと残りも片付けますか。……ってルシハ?! 何でそんな所に居るんだ?!!」

喰らう者「そりゃこっちの台詞だ!」

ユーリ「俺は、俺の戦車をここらで見かけたって情報があって、戻って来たんだよ! それよりそろそろ向こうも回復するぞ!」

 ユーリの言うとおり、MSの内の一機が今正に此方へ攻撃しようとしていた。
193喰らう者in地球:2006/02/21(火) 22:47:45 ID:U3ovNYQ9
>>192から続き

 しかし、そのMSは突如として現れた別のMSに、行き成り右側から体当たりを食らいそのまま吹っ飛んでいった。

ガロード「ルシハ、無事か!」

喰らう者「ガロード?! おいおい、お前にしろユーリにしろ何でそう絶妙のタイミングで来るんだ?!
     そもそも、そのMSどうしたんだよ?! つうか、それ以前にティファは無事なのか?!!」

 なんだかさっきから驚いてばかりの喰らう者。ガロードは、他のMSの相手をしながら先ほどの質問に答える。

ガロード「タイミングは偶然だ。このMSはついさっきそこで拾った。ティファなら今隣に乗ってる」

ティファ「ルシハ、私達にはやっぱり貴女を残して逃げる事なんて出来ませんでした」

喰らう者「……ったく、態々危ない橋渡る事もないだろうに、……ありがとよ」

 手下共の戦車を粗方撃破したユーリは、聞き覚えのある声が喰らう者と知り合いの様なので驚きを露にした。

ユーリ「その声……ガロードとティファか! 何でここに居るんだ?! つうかルシハと知り合いなのか?!」

ガロード「……ユーリ?! お前こそなんでここに?!」

喰らう者「オマエ等知り合いだったのか」

ユーリ「ん、ああそうだよ。さてこれで粗方片付いたな……おいおい、アイツここいらの戦力全部投入してくるつもりか!」

 見ると、此方の方へ東の方から続々とMSやら戦車やらが向かって来ているのが分かった。

ユーリ「こいつは切りがねえな」

ガロード「流石に、全部打っ潰すのは面倒だな。どうしようか」

喰らう者「……そうだな。ユーリ、ガロード、悪いが西のRSドッグに向かってくれないか」

ガロード「RSドッグ? なんでだ?」

ユーリ「そうか、お前の船、修理が終わったのか!」

喰らう者「ああ、つい先日な。完全な状態のオレの船ならアイツ等ぐらい余裕で振り切れる」

ガロード「そうなのか、だったらさっさと行こう」

 西の町外れ、RSドッグ

ガロード「出発の準備とかは出来てるのか?」

喰らう者「ああ、任せておけ。ガロードはMSで甲板に、ユーリは戦車で格納庫に行ってくれ」

ガロード・ユーリ「「解った!」」

喰らう者「さて、それじゃあ最大戦速で行くぜ! 全員しっかり掴まってろよ!」
194監査軍(監査官IN地球):2006/02/21(火) 22:53:56 ID:10+U1VMg
ファイナ「それにしても、地球編は何時にも増してSS風ですね」

監査官「それはそうだろう、何せ私が見た状況を書き取ったものなのだからな」

ファイナ「アレは閣下が書かれていたのですか?!」

監査官「うむ。……それとオマエには一つ謝る事がある」

ファイナ「なんでしょうか」

監査官「うむ、前回の私達の会話なのだが、『地球圏統合政府』ではなくて正しくは『地球圏統一政府』だったのだ。
    まあ、些細な事だしどうでもいい事かも知れんがな」

ファイナ「……閣下、とうとうボケ始めましたか」

監査官「人聞きの悪い事を言うな!! ただ忘れていただけだ」

ファイナ「……それをボケたと言うのでは?」
195元連邦の少佐:2006/02/23(木) 00:15:42 ID:Qe7vYfQl
ルシやん「俺の力を試してみるか?」

どういう事や?

ルシやん「天照を倒す、ためだけに力を貸してるんだ。行く場所は一つしか無いだろ?」

天照のところか・・・勝てるんやろか・・・

ルシやん「馬鹿やろう!守護機神の俺が付いてるんだ,勝てるに決まってるだろ!」

そうやな・・・すまん。柄にも無くしょぼくれたっこといってもうて。

ルシやん「よし!じゃあいくぞ!」

いきなりかい!

天照「ん〜なにか、空間が歪みだしたぞ。うお!リクロス、君か。」

天照!今度こそ,貴様を殺してやる!

天照「さっき負けたばかりの君でボクに勝てるというのかい?」

さっきまでの俺とは違う!いくぞ・・・天照!
196邪神皇:2006/02/24(金) 22:44:14 ID:N0sGlWjC
うーむ、このネイキッドアヌビスではあの初号機モドキにはさっぱり勝てんな
てか焔星環ですら不安だ。何か新たな能力を……
ノイア「お父様、ユアノンの採取に成功しました。ただ残念ながらこれの《門》の位置では星界軍への攻撃は不可能で…」
何?ユアノンがか?
ノイア「はい、役には立たないでしょうが」
いや、役に立つぞ。新兵器を造ってやる。フフフ……
ノイア「お父様、その笑顔恐いです」
197監査軍(監査官IN地球):2006/02/25(土) 00:27:32 ID:SLaVueLs
エアリア「ただいま〜。ねえねえ聞いてよファイナちゃん!」

ファイナ「あら、遅かったですね。どうしたんですか?」

アクエリス「少しアーブ共の動向を探ってきたのさ。詳細は後ほど伝える」

ファイナ「そうなのですか。で、何かあったのですか、エアリア」

エアリア「あのね、スーパーシズラーの事なんだけどね、
     敵さん片付けたのは良いけどいざ帰還させてみたら乗ってたドロイド兵も全滅しちゃってたの!」

ファイナ「……本当ですか?」

アクエリス「ああ、こっちでも同じだった。どうやら、スーパーシズラーの性能にドロイド兵の方が付いて行けなかったらしい」

ファイナ「……ハァ、折角量産体制が整ってきたのにまた設計のし直しですか」

アクエリス「そうだな、現状では1時間も満足に戦闘出来ないぞ。全く、アーヴの連中がさっさと引き上げてくれて助かったよ」

エアリア「そうだね、後10分遅かったら危なかったね」

ファイナ「そうしますと、スーパーシズラーは現状のままでドロイド兵の性能を向上させるか、
     もしくは、スーパーシズラーの性能を引き下げて現状のドロイド兵に使わせるかのどちらかですね」

アクエリス「どちらにしても、一朝一夕では済むまいな」

エアリア「できれば、スーパーシズラーの性能は落として欲しくないかな」

ファイナ「……解りました。何とか考えて見ましょう」

アクエリス「すまないな」

エアリア「ファイナちゃん、お願いね」
198元連邦の少佐:2006/02/26(日) 02:02:29 ID:Gc36ekeq
天照、覚悟!

天照「言うだけの事はあるね。なんてパワーだ。だけど!負けるわけには」

これが俺の生き様!見よ誇り高き、グランフィールの剣を、うけよ!最終奥義!

天照「見事だよ・・・リクロス、君の勝ちだよ。」

勝った・・・やったぜ、みんな。

ルシやん「よくやった。俺が力を貸すのはここまでだ。では、さらばだ。」

また、会えたらいいな。



199喰らう者in地球:2006/02/27(月) 03:13:13 ID:tQG+JizC
喰らう者「ふう、ここまで来れば大丈夫か」

ユーリ「なあ、なんだかんだ言ったって、あいつ等殆ど全壊させたんじゃないか?」

ガロード「まあ向こうが突っ掛かって来たんだからさ、そんなに気にするなよティファ」

ティファ「……でも、沢山の人が死んだかもしれません」

ユーリ「心配するなって。あいつ等はそんなに軟じゃねえよ」

喰らう者「確かに、俺の攻撃を受けて死なない様なヤツ等だからな(頑丈さではシビリアンは天位騎士以上か)」

ユーリ「でだ、これからどうするか」

喰らう者「……俺は極東の方へ行こうと思っている」

ガロード「極東っていうと、確か『ヤポネ』とか言われている地域か」

ティファ「エトランゼ達が拠点にしていると聞きました」

ユーリ「そうか、俺は取り敢えず賛成だ。お前等二人はどうだ?」

ガロード「俺もそれで良いよ」

ティファ「私もです」

喰らう者「よし、本艦はこれより極東『ヤポネ』へと向かう。オマエ等、……悪いがもう少し付き合ってもらうぞ」
200それも名無しだ:2006/02/28(火) 14:38:14 ID:TvTa95uF
 ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧  ∧_∧
<もらったぜ、キリ番!         >(´∀` )
 ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
      │   ┃  ┃     │
      │ ┃      ┃   │
      │      ┃    ┃│
      │ ⊂\∧_∧( )  │
      │   (´∀` )/   │
      │┃ (_   ))   │
      │ _   / / O┃  │
       (Y_Y)(_)      ┃│
      │      ┃     │

        ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
       <オマエモナーくんの   >
  ∧ ∧ <ネオモナーシュート!! >
  (゚Д゚)  <               >
   |  |   ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
201大佐:2006/02/28(火) 18:25:06 ID:sMLzAqyA
く…。なんてこった。私が暫く留守にしてる間に…。
艦長「全く戦況がわかりませんね。」
い、言うな…。いろいろあったんだ。
艦長「ところで、こないだ拿捕した少女三人は?」
ん?とりあえず捕虜にしてある。格納庫に謎の機体があったからな。それは彼女らのものだろう。
艦長「はぁ…。それをどうするんですか?」
とりあえず解析してもらっているが…。
202元連邦の少佐:2006/02/28(火) 18:50:04 ID:NmTupeEg
ついに、大佐が帰ってきたようやな。

「うわ!!隊長いつの間に帰ってきたんですか?」

真の力を発揮したワイには造作も無い事や。

「・・・・(疑いの目)」

な、なんや!その目は、そうや、うそや。お前が寝てるときに帰ってきたんや。」

「でも、無事に帰ってきてよかったですね。でもあの機体なんですか?どこで手に入れたんですか。」

いやワイはずっとあれを持っとったで。(隠しとったけど)

「あの機体なんか優しい感じがしますね。」

そうやな、ワイの思い出の機体や。

「へ〜どんな、思い出ですか?」

秘密や。でもいつか話したるわ・・・

「話してはくれないんですね・・・」

まあ、ええやないか。さて、火星に行こか。

「またいきなりですね。アリアカンパニーがらみですか?」

そうやねん。ようわかったな、一緒にひな祭りする約束してんねん。

「帰ってきたと思ったら、もう遊びにいくんですか?」

そうや、シリアスモードが続いてワイはくたくたや。

「はいはい、それにしてもよく天照に勝てましたね。これでだいぶ楽になりますね」

いや、天照は死んどらへんで、奴を殺すことは不可能やからな。

「え・・・じゃあ、」

ええねん。ワイはもう満足や、今度からは先走ったりはせん。約束するは。ほな火星に向かおか。

「はい、隊長。」
203大佐:2006/02/28(火) 21:42:41 ID:sMLzAqyA
大佐「さて、君等は何者だ?」
ユサ「なんでアンタに教えなきゃならないのよ。」
大佐「侵入者に口答えをする権利は無いぞ?」
ユサ「……。」
ミサ「…私たちは、イスルギ重工所属のテストパイロットです。」
ユサ「ちょ、ちょっとミサ?!」
ミサ「ユサは黙っていて。そして私たちが搭乗していた機体は『ソルテリオン』イスルギの最新鋭の機体です。」
リサ「……。」
大佐「信じて…いいのか?」
ミサ「嘘は言っていません。信じないのなら、自白剤でもなんでも使って構いません。」
大佐「……いま、君たちの機体を解析している。・・・質問を許そう。なにかあるか?」
ユサ「私たちをどうするつもり…?」
大佐「捕虜として扱う。…安心しろ。殺したりはしない。」
リサ「…あのぉ…。」
大佐「どうした?」
リサ「…御トイレ…どこですかぁ・・・。」
大佐「……………そこの通路を出て直進。突き当たって左だ。…いくのなら、監視をつけさせてもらう。」
リサ「は、はぃぃ…。」
ユサ「………」
ミサ「………」
大佐「………」
整備班『大佐。』
大佐「どうした?」
整備班『詳細不明の機体、解析終了しました。』
大佐「ご苦労。説明を頼む。」
整備班『地球製、イスルギ重工が開発した機体と思われます。
戦闘機三機から成り、つまり三人乗りかと思われますが、MA形態とAM形態に変形可能、戦闘機に分離可能です。
AM形態での武装は、小口径胸部ビーム砲二門。大口径ビームライフル二機。頭部バルカン砲二門、腹部メガ粒子砲一門。用途不明の武装3。です。』
大佐「嘘は、無いようだな。」
ミサ「えぇ。」
大佐「解析を続けてくれ、用途不明の武装の。」
整備班『了解しました。』
204准尉:2006/03/01(水) 18:09:53 ID:HhH3DirA
むう、音信不通だった大佐と連絡が取れるようになったか。これで伍長とも連絡が取れるな。
一等兵「ですね。」
伍長も連れていってやりたいな、AQUAに。きっと喜ぶぞ。
一等兵「では、我々は一足お先に行くとしますか。
崩壊した火星基地の現状視察も兼ねて。」
ああ、そうするか。
205邪神皇:2006/03/02(木) 23:06:55 ID:8teNRXAu
ふっふっふ……完成したぞ
ノイア「新兵器ですか?現状でも満載なのに、また追加ですか」
備えあれば憂い無し・備えあれば嬉しいな、だ。あるならあるほど良い
アインの容態は?
ノイア「完治まではまだかかるでしょうが、もう大丈夫です。それと……実は、地球側の勢力が動き初めています」
ほう?確かに、最近活発なようだな。あの初号機モドキといい……
面白くなってきたな
206それも名無しだ:2006/03/09(木) 18:34:40 ID:ZgQgYQuS
hosyu
207それも名無しだ:2006/03/09(木) 23:37:53 ID:ehab0DjA
消し
208元連邦の少佐:2006/03/12(日) 23:14:34 ID:isTxnd4c
すっかり、遊びすぎてしもたわ。

「久しぶりですね。本当遊び過ぎですよ!」

遊んでばっかとちゃうわ。この近くを調査しとったら小惑星帯にMSプラントらしきもんがあってんやん。

「へ〜我々が使えそうなものだったんですか?」

使えるも何もあのアクシズやってんやん。そのMSプラント。

「ええ〜!すごいじゃないですか、で、つかえるんですか?」

ちゃんと使えるように改造しといたで。

いまはMSプラント動かして、機体を量産してるわ。

「へ〜どんな機体ですか?」

機体のデータと部品がいっぱいあったからごちゃ混ぜにしてつくっとる。
高速戦闘にも対応できるようにミノフスキードライブ標準装備やし。動力は縮退炉やし
高出力ビーム兵器も多数装備した機体や。

「これで前みたいに星界軍に負けたりはしませんね。」

新型戦艦も建造中やしもう負けへんで。

「隊長、今入った情報によりますと地球でも動きがあるようです。」

地球の方も頭に入れて行動せなあかんな。




209 監査軍(監査官IN地球):2006/03/13(月) 10:27:16 ID:VunFz30f
エアリア「くらっち、まだ戻ってこないのかなぁ」
アクエリス「まったく、如何に何でも時間がかかり過ぎだな」
ソイリス「…………じゃあ、様子見てみる?」
エアリア「うん、そうしようか。……うわぉ」
ファイナ「どうしました、エアリア」

エアリア「えっとね、極東方面に幻獣の大群が向かってるんだ」
ファイナ「極東ですか。……って、こっちにですか?!」

アクエリス「ふむ。で、どのぐらいの規模だ」
エアリア「えっとね、大型幻獣300体位とお供がいっぱい」
アクエリス「そりゃまたずいぶんと大群だな」
エアリア「でね、このままだとくらっちの船とかち合う事になっちゃうんだ」
ソイリス「…………その状況での生存確立は?」
エアリア「くらっち一人なら100%無事だよ。でもさ、今は余計なこぶが付いてるからね、生存確率はがた落ちだよ」
ファイナ「そうですか。これは、私達のほうでも何か手を打っておいたほうが良いですね」

監査官「……その必要はない」

ファイナ「……閣下、何故ですか」
監査官「ファイナ、そちら側にはαナンバーズが既に向かっている。態々我等が動く必要はない」
ファイナ「そうなのですか。分かりました」
監査官「うむ。……さて、そろそろあいつにも戻ってきてもらわないと困るか。
     ファイナ、エアリア、アクエリス、ソイリス、『メルカバー』の準備をしておけ」
ファ・エア・アク・ソイ「「「「了解しました」」」」
210オナニー兄妹 ◆T8JLrQbgsE :2006/03/13(月) 19:58:56 ID:+55mcgms
大佐「さて…。」
艦長「?」
大佐「そろそろ、本来の目的を達成せねばな。」
艦長「そうですね。αナンバーズに接触するんでしたよね。」
大佐「あぁ。…極東に進路を。これより我々は、独断でαナンバーズと接触を図る。」
211 喰らう者in地球:2006/03/19(日) 22:40:11 ID:z8j2a23u
ユーリ「にしても、いくらなんだって自分の船を他人任せにするかねぇ」
ガロード「ま、そんだけ信頼されてるって事だろ」
ユーリ「……はっきり言って、重圧だな」
ガロード「全くな。……それにしても、あっちの空に見える黒い塊は何なんだろうな」
ユーリ「ん? 何の話だ?」
ガロード「ほら、向こうの方の空が真っ黒だろ?」
ユーリ「……本当だ、てっきり雲だとばっかり思っていたが。今分析してみる」

喰らう者「その必要はねえよ」
ユーリ「ルシハ、どういう事だ?」
喰らう者「さっきセンサーに反応があった。間違いない、ありゃ幻獣だ」
ガロード「幻獣?! あの黒いの全部がか?!!」
喰らう者「そうだ、大型幻獣だけでも300を超える大編隊だな」
ガロード「そりゃまた随分とかき集めてきたな」
ユーリ「なあ、何とか迂回するわけには行かないのか?」
喰らう者「それが出来ればよかったんだがな、……どうやら遅かったらしい」
ガロード「……そうみたいだな」
ユーリ「おいおい、あいつ等こっちに向かってきてるのか?!」
喰らう者「そういうことだ。……さて、オマエ等、直ぐに戦闘態勢に入れ! ぼやぼやしてると押し潰されるぞ!!」
ユーリ・ガロード「「わ、わかった」」

ユーリ「……しかし、こんな大砲よく探し出せたな」
喰らう者「ああ、店の親父も掘り出し物だといっていたぞ」
ユーリ「確かにな、で、いくら位したんだ?」
喰らう者「そうだな、現品で100万、使えるようにするのに100万で丁度200万か」
ユーリ「に、二百万?! どんだけ金持ってんだよお前!」
喰らう者「くくく、さあな。だが、それだけの価値はあるだろう?」
ユーリ「そりゃ、これほどの化け物大砲滅多に無いしな。……『460oヤマト』か」
喰らう者「ソイツの扱いはお前に任せる。弾の事は心配するな」
ユーリ「解った」

喰らう者「じゃあ、俺は先行して一暴れしてくるから、オマエ等は適当にやってくれ」
ユーリ「ちょっと待て、正気かよ! 態々殺られに行くようなものだぞ!!」
喰らう者「このまま一緒に行っても大して変わらん。それに、この船の射程ならここからでもあいつらに砲撃できる」
ユーリ「いくらお前が強いからってあの数は無理だろ?!」
喰らう者「おいおい、誰に対して言ってやがる。今の俺は絶好調だ、あの程度の敵にむざむざ殺られはしねえよ」
ユーリ「いや、だけどよ……」
ガロード「わかった。でも必ず生きて戻って来いよ?」
喰らう者「ハッ、こんな所で死ぬつもりは毛頭無いな」
ユーリ「ガロード、お前なに言ってるんだ!」
ガロード「ユーリ、俺たちじゃルシハは止められないだろ? だったらせめて気持ちよく送り出そうぜ」
ユーリ「…そりゃな。ふぅ、分かったよ。それによくよく考えたらルシハの殺られる所なんて想像できん」
喰らう者「……そりゃ流石に惨く無いかい?」
ユーリ・ガロード「「そうか?」」
喰らう者「クソッ、コイツ等ハモりやがった」
ガロード「はははっ。まあ、こっちは俺たちで何とかするよ」
ユーリ「危ないと思ったらすぐに離脱しろよ?」
喰らう者「逃げ場なんぞないっつうの。……んじゃ行ってくらぁ」

喰らう者「……お前を呼び出すのはこれが最初で最後になりそうだな。まあ、せいぜい暴れまわろうぜ。
     来い! ゼプツェン・ルーク!!」
 喰らう者の声に応えるように、格納庫よりゼプツェン・ルークが出現する。
喰らう者「さて、行くとするか」
ティファ『……ルシハ』
喰らう者「ん? どうした、ティファ」
ティファ『必ず、戻ってきてください』
喰らう者「……ん、分かった。必ずオマエ達の元へ戻ってくると誓おう。じゃ、行ってくるぜ」
ティファ『ハイ、行ってらっしゃい』
212革ジャン提督:2006/03/23(木) 18:55:12 ID:rk2azBtp
ふむ、ageておくか
213元連邦の少佐:2006/04/02(日) 09:44:07 ID:UjIu7k6i
まさか、アクシズにさくらがあるとは
214自治スレにてローカルルール検討中:2006/04/04(火) 00:07:25 ID:U54tLyDI
>>193から続き

喰らう者「……チッ! テメエ等……数多すぎなんだよ!!」
これまで、喰らう者は万単位で幻獣を屠ってきた。大型幻獣も5・6体は叩き潰せた。
しかし、圧倒的なまでの幻獣の群れから見れば、それは微々たる損害でしかなかった。
そして、これまでの戦闘でボロボロの状態となっているゼプツェン・ルーク。
このまま行けば、撃墜されるのも時間の問題であった。
喰らう者「不味いな、グラビトン砲のチャージが追い付かねえ。……くそっ、せめてこの体が五体満足なら!」
もはやこれまでか……喰らう者がそう思ったとき、突如として周辺の幻獣が爆発する。
喰らう者「なっ! こいつは!!」

カズミ『随分と苦戦していますわね』
ノリコ『ルシハ、遅くなってごめん!』
攻撃の来た方を見ると、そこにはバスターコアΑ及びバスターコアΩを引き連れた嵐守の姿があった。
喰らう者「ノリコ! それにカズミ! 目が覚めたのか!!」
カズミ『ええ、どうやら随分と心配させてしまったようですわね』
ノリコ『ここは私たちに任せて! ルシハは嵐守に!!』
喰らう者「……そう言う訳には行かねえって。心配するな、オマエ等のサポート位なら出来るさ!」
カズミ『……ふぅ、仕方ありませんわね』
ノリコ『ルシハ……無理だけはしないでね』
喰らう者「大丈夫だって、さあ、反撃開始と行くぜ!」
カズミ『そうですわね。ノリコ、敵は宇宙怪獣ほどではないにせよ膨大です。気を引き締めていきますわよ!』
ノリコ『はい! お姉さま!』

喰らう者「……全く、アイツ等何時の間に目覚めたんだよ」
ラジル『正確には三日前ですね。報告が遅れたのは申し訳御座いません』
喰らう者「いやそれは別にいいんだ。それより、二人がアレのままって事は……」
ラジル『はい、ガンバスターは未だに修復しきれていません』
喰らう者「マジかよ。……こりゃ焼け石に水か?」
ラジル『心配ありません。直に騎兵隊が来ます』
喰らう者「騎兵隊だと? どういう……成程な」

その言葉を受け、東の方角を見ると、数隻の戦艦と無数の機動兵器がこちらに向かって来るのが見えた。
機体の種類は酷くバラバラでありながら、不思議なほどに統制された部隊。喰らう者が知る限り、そんな部隊は一つしかない。
喰らう者「アレが……αナンバーズか」
215監査軍(監査官IN地球):2006/04/04(火) 00:11:00 ID:U54tLyDI
ファイナ「閣下、アンカーを間違えています」

エアリア「>>214のアンカーは>>193じゃなくて>>211だよ?」

アクエリス「名前欄も書き忘れているな」

ソイリス「…………閣下、疲れてる?」

監査官「……そうかもしれん」
216元連邦の少佐:2006/04/04(火) 22:37:10 ID:uGRjPjHr
「隊長!喰らう者たちとαナンバーズが 接触しそうです!」

戦闘に突入しそうなんか?

「いえ・・・それは分かりません。」

そうか・・・よっしゃ!機は熟した。ワイらもいざ、地球へや!

「了解しました。全艦いつでも出撃可能です。」

よっしゃ!全艦出撃や!
217喰らう者in地球:2006/04/06(木) 11:11:23 ID:S4bbAoLj
αナンバーズの到着により、状況は一気に逆転する。
ある者は雷を叩き付けて。ある者は熱線を照射して。ある者はまるで未来を予測したかのような動きで。
ある者は合わせ鏡の様な連携を取って。ある者は光り輝く矢で。ある者は己の拳を用いて。
多種多様の攻撃で、確実に幻獣を殲滅していくαナンバーズ。

喰らう者「……噂には聞いていたが、こりゃ凄えな」
ノリコ『ルシハ、ひょっとしてこの人達が?』
喰らう者「ああ、地球圏最強の部隊、αナンバーズだよ」
カズミ『成程、確かに最強と呼ばれるに相応しい強さですわね』
そんな事を話し合いながら、αナンバーズとは別に幻獣を殲滅していく喰らう者達。
……いつの間にか幻獣の群れは壊滅状態になっていた。
喰らう者「ふう、これで粗方片付いたか」
ラジル『ルシハ、向こうの怪獣っぽい戦艦から通信が入ってます』
喰らう者「そうか。ふむ、どうするかな」
カズミ『……ルシハ、宜しければ私の方に繋げてもらえますか?』
喰らう者「そうだな……分かった、カズミの方に繋げてくれ」
ラジル『了解です』


ミドリ「博士、向こうの所属不明機と通信が繋がりました!」
大文字「よし、メインモニターに出してくれ」
ミドリ「了解!」
ピート「こちらは独立遊撃隊αナンバーズ所属、大空魔竜キャプテンのピート・リチャードソンだ」
カズミ『こちらは地球帝国宇宙軍所属バスターマシン弐号機パイロット、アマノカズミです』
ピート「地球帝国宇宙軍だと!?」
大文字「まさか、カルネアデス計画の生き残りなのか!?」
カズミ『はい』
大文字「成程な。それならば、改めて此方で詳しい事情を聞かせてもらえるかな」
カズミ『了解しました』
218元連邦の少佐:2006/04/09(日) 01:35:06 ID:YVUBpy2B
衛星軌道上に到着や。さてそろそろ大気圏降下準備が・・・

「隊長!!敵襲です!」

お約束かいっ!で、勢力は?

「MS部隊です。数は70、所属は不明です。」

大気圏降下準備中に襲ってくるMS部隊、一年戦争から続くお約束やな。

「馬鹿言ってないで、早く出撃してください。」

出れる機体が全然ないやんか。ワイとシンとノノだけかい。しゃあないなあ。タイムリミットは?

「五分です。」

五分か・・・しっかりいくで!あ、シン、お前の機体改修しといたから、好きな名前つけてええぞ。

シン「え、名前かよ。え〜と、イノセントなんてどうかな。」

イノセントかまあ、なんかコンセプト的には的を得た命名やけどな。

ノノ「敵がきてますよ〜」

おう、そうやな、とっとと出るで。

所属不明兵「お前たちは何者だ!」

お前らこそ何者や。

所属不明兵「我々はムーンレイス、貴様らイレギュラーの好きにはさせん!」

何を言うてるんや?イレギュラーなんやそれ?ワイらはあんたらとは争うきはないんや。
ただ、地球におりたいだけなんや。見逃してくれへんか。

ムーンレイス兵「問答無用!!」

ほう〜そうか、折角助けてやろうと思てんけどな。やったれ、シン、ノノ

シン、ノノ「了解!」

〜三分で全滅〜

シン「俺たちに・・・」

ノノ「私たちに・・・」

シン、ノノ「かかればこんなもんよ!」

まったく、頼りになる事この上無しやな。地球に降りよか。

219喰らう者in地球:2006/04/09(日) 05:07:13 ID:CtnOhF/G
カズミ『ルシハ、そういう事なのですが、宜しい?』
喰らう者「ああ、OKだ。……ユーリ達がどうなったかも知りたいしな」


???『悪いが、そういう訳には行かないな』


その声が響き渡ると共に、突如として不可思議な形をした巨大な物体が出現する。
その物体が嵐守に向けて光を放つと、嵐守は一瞬の内に機能停止に追い込まれてしまう。

ラジル『なっ! 機関停止……いや、消滅!?』
喰らう者「何だと?! 貴様な……ぐがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ゼプツェン・ルークの周りに、それぞれ赤色・青色・黄色・緑色の球体が何時の間にか出現していた。
その球体が発するエネルギーフィールドによって、喰らう者は身動きが全く取れない状況になってしまう。

ノリコ『ルシハ!』
???『ルシハ、裏切る事は許さないよ。さあ、戻っておいで』

その言葉と共に、ゼプツェン・ルークの背後に六芒星が描かれた魔法陣が出現する。
魔法陣から出現した無数の触手に絡み取られたゼプツェン・ルークは、そのまま魔法陣の中に吸い込まれていく。
次の瞬間、この場に居る全ての機体のメインモニターに一人の男の画像が割り込んでくる。

???『さて、αナンバーズの諸君、お初にお目に掛かる。私はロボゲ帝国監査軍を束ね上げる者だ。以後お見知り置きを』
大文字『ロボゲ帝国……やはり来ておったか!!』
監査官『まあ、君達が戦ってきた者達とは直接の繋がりは無いがな』
大文字『何だと?』
監査官『何、君達が知る必要はない事だよ。それに今回は単なる顔見せだと思ってくれて構わない』
ノリコ『待って! ルシハをどこに連れて行く気よ!!』
カズミ『そう易々と逃がすとお思いですか!?』
監査官『ふふふ、返して欲しくば追い付いて来い。……ただし、追い付ける物ならばな』

監査官の言葉と共に、不可思議な巨大物体―― 監査軍旗艦『メルカバー』 ――から無数の機影が出現する。
その姿は、鰻の様な頭部と背部の巨大な翼を除けばエヴァンゲリオンにそっくりな物であった。

アスカ『アレは……エヴァシリーズ! 何であいつ等が?!』
シンジ『エヴァシリーズ?! あれってエヴァなの!?』

メルカバーは、量産型エヴァをちょうど9機吐き出すと、そのまま蜃気楼の如く消えていく。

カズミ『待ちなさい!』
ノリコ『絶対逃がさない!』

メルカバーが消える前に何とか追い着こうとするカズミとノリコ。
それを嘲笑うかのように二人に襲い掛かってくる量産型エヴァ。

カズミ『くっ! あくまで邪魔をするというのなら!!』
ノリコ『どけぇぇぇぇぇぇぇ!!』
大文字『ピート君、アマノ君達の援護を!』
ピート『了解! 総員に告ぐ、これよりαナンバーズはエヴァシリーズの殲滅を行う!!』
220元連邦の少佐:2006/04/09(日) 21:36:59 ID:YVUBpy2B
αナンバーズの所に直接降下してぶっ叩こうと思たけど、さっきの戦闘の降下地点が
ずれてしもたからな。

「そのαナンバーズが監察軍に襲われてますね。どうします?」

とりあえず、監察官はんに連絡を入れるのが筋ってもんやな。

「でも、どこかに行ってしまってますよ。」

帝国専特別回線で連絡を入れたらええわ。監察官クラスなら知っとるやろ。え〜パスコードは・・・

「なんで、そんなトップシークレットを一介の少佐が知ってるんですか?」

秘密や。何でもええからとっとと連絡いれろや。

「はい、わかりました。・・・繋がりましたよ。」

え〜ワイはロボゲ帝国少佐の桂ですわ。顔を合わせるのは初めてやと思います。以後お見知りおきを。近くにおったってことで
連絡入れましたわ。多分ワイの正体を知っとると思いますけどね。
221監査軍(監査官IN地球):2006/04/10(月) 06:40:03 ID:gurBn9cH
>>220
ファイナ「おや? 閣下、帝国専特別回線で通信が入っています」
監査官「なんだと? どこからの通信だか分かるか」
アクエリス「少々お待ちを………これは、元連邦の少佐だな」
監査官「ほう、リクロス殿からか。分かった、繋げてくれ」
アクエリス「了解」


監査官「連絡ご苦労、私がロボゲ帝国監査軍監査官『ゼグリィデア』だ。こうして顔を合わせるのは確かに初めてだったな、桂少佐。
     ……そうだな、そう思ってくれて構わないよ」
222元連邦の少佐:2006/04/10(月) 22:23:41 ID:YJ+QKd2r
>>221
挨拶はこれぐらいにして、本題に入りますわ。ゼグリィデアはん、αナンバーズに
ちょっかいだしてるようやけど、ワイもさんかしてええですか?
223監査軍(監査官IN地球):2006/04/10(月) 22:49:49 ID:gurBn9cH
>>222
監査官「ふむ……いいだろう、存分に暴れてくれたまえ。
     ……桂少佐、これ以上この回線を使うと『老人方』に痛くも無い腹を探られかねないのでな。
     すまないが、この辺で切らせてもらうぞ」



ファイナ「閣下、宜しかったのですか?」
監査官「ファイナ、我々は既に目的を達している。何も問題は無いだろう?」
ファイナ「いえ、そうではなく……」
ソイリス「…………大丈夫、この程度なら問題無い」
ファイナ「それなら良いのですが」
アクエリス「閣下、M'エヴァシリーズはどうします?」
監査官「そうだな、適当に暴れさせた後回収しろ」
アクエリス「了解」
監査官「よし、本艦はこれより火星に飛ぶ。エアリア、空間跳躍を」
エアリア「りょ〜かい♪」
224元連邦の少佐:2006/04/10(月) 23:48:05 ID:YJ+QKd2r
よっしゃ!いっちょ、αナンバーズの奴らに挨拶でも行こか。

「隊長、今の戦力ではαナンバーズとの戦闘は・・・」

大丈夫や、今奴らはこっちに来て間もない、戦力もそんなにそろってへん。

「しかし、今戦う事になんのメリットが・・・」

メリット?そんなもんは無い。あえていうんやったらな、顔見せや。

「顔見せ・・・ですか。」

そうや、わかったやろ?ほな、さっさと行くで。
225元連邦の少佐:2006/04/15(土) 23:24:01 ID:5MeLc3V9
「隊長、まもなくαナンバーズと接触します。」

そうか、いっちょ挨拶でもしよか。通信の準備してくれへん?

「了解、通信開始します。」

〜大空魔竜〜
ミドリ「ロボゲ帝国から通信です。」

大文字「なに!繋げてくれたまえ。」

ミドリ「わかりました。」

『あ〜ワイはロボゲ帝国軍少佐や。以後お見知りおきを。』

大文字「君たちはなんだね?さっきの連中の襲撃を撃退した直後に通信とは?」

『たいした意味はないわ。それにむこうは監査軍ワイらとは別もんや。ワイはただ挨拶に来ただけや。』

大文字「あいさつ?戦闘しに来たわけではないのか?なぜだ。」

『簡単や。今やったらワイが圧勝するに決まってるやろ。そんなんおもんないやん。』

大文字「なに!ふざけているのか!」

『ワイはふざけてへんで。ただ事実をいっただけや。もこのへんでええやろ。ほなさいなら〜』

大文字「ま、まて!」

ミドリ「通信切れました。」

大文字「彼らは一体なんなんだ。」

ピート「一つ分かっていることは彼らが一枚岩ではないことです。」

大文字「しかし、それだけで彼らの目的は不明ですね。」

ピート「本番はこれからということですね。」

大文字「うむ、早く仲間を見つけないといかんな。」



226自治スレにてローカルルール検討中
しかたがない・・・