ルリア「そ、そんなのハザル様じゃなーい!!(号泣)」
ハザル「ル、ルリアーーー!!」
ルリア「そういえば、同じだけのショックを与えれば元に戻るという話を聞いたことが…」
バラン「ルリアーっ!ワシも手伝うぞーっ!」
勝手に
>>927の続きを書く
むしゃくしゃしてやった後悔はしてない
「だが…君の素晴らしさは幾らでも語れるようになったつもりだ」
ルリアを見つめるハザルの瞳は真剣そのものだった。
ルリアはその鋭い視線に眼を捉えられ声も出なかった。
「俺はどうかしてたんだな…
俺の人生の中で、君ほど俺の事を思ってくれていた人はいなかったのに、
今まで俺は君に対して、優しい言葉一つ口にした事は無かった」
「ハザル様…」
ルリアはそうしか言えなかった。
自分の心を打つかの様に飛ばされるハザルの言に圧されながら、やっと出せた一言なのだ。
「君は優しくて、気立てが良くて、おまけに家事からロボットの操縦まで何でも出来た。
君は何時も俺の傍に居てくれていた。君に甘える事で、俺は心の空腹感を満たせていたんだ。
今なら言える、君が好きだって」
「…」
「俺と来てくれ、ルリア。そして、"これから"を俺と歩んで欲しい…」
ルリアの内なるプレッシャーが最高位に達した。
これは私の待っていた言葉だ。ずっとずっと、待っていた言葉なのだ。
(駄目だ。胸のドキドキが止まらない)
(YESと答えれば私はハザル様と一つになれる)
(あの方の胸の中でこの衝動が収まるのを待つ権利が与えられる)
…しかし、この時ルリアの中にあるもどかしさが出てきた。
(確かに、ハザル様と一緒になる事は長年の夢だった)
(でもそれは、私の知るハザル様とのこと)
ヘタレで、ファザコンで、合体ロボが大好きで、私に頼りまくる癖に姉貴面するなと勝手な事を言い
実力も無い癖に大口を叩き、素直さのカケラも無い幼馴染みのハザル坊。
それがルリアにとっての「ハザル様」だった。
「…申し訳ありませんが、お断りさせて頂きます」
ハザルは電撃に撃たれたかのように一時固まった。
「そっか…そうだな。君には俺なんかより、相応しい人が大勢いるよな」
「違います。一人しかいないんです、ハザル様」
涙目でハザルを見上げるルリアに対し、ハザルは少し顔を赤らめた。
そして少し苦笑するとルリアに言った。
「君は変わり者だよルリア。君は本気で自分を口説いてくる男より、
合体ロボの素晴らしさを延々と語る男の方を選ぶのかい」
「それがハザル様ですから」
それを聞くとハザルは踵を返し、歩き始めた
「ルリア。また何時か、俺が合体ロボに心を取られ他の事がおろそかになった時はよろしく頼む」
「期待してお待ちしております」
ハザルの姿が見えなくなるまで後ろ姿を眺めていたルリアの顔は、涙でぐしょぬれになっていた。
〜数日後〜
「侍従!!何故起こさん!?、何故起こさない!?何故起こしに来ない!?
どうして起こしてくれないんだ!!」
お屋敷に騒がしい日が戻っていた。
ハザルが帰って来たのは昨日。なんでかはよく分からないが、元に戻っていた。
「ハザル様シャツのボタンがずれてます」
「侍従風情が手を出す問題では無い!」
先日のあれはなんだったんだろうと思うくらいハザルは以前のハザルであった。
「ところでハザル様、今度のお休みに映画など行きませんか」
「まぁ、貴様がどうしてもと言うのならいいだろう…」
「何がいいですか」
「マジンガーZ VS ゲッターロボG」
(…まぁ、いいですけどね。ハザル様らしくて。
でもたまには女の子に気遣って欲しいかなって、そう思いましたよ)
>>930 >マジンガーZ 対 ゲッターロボG
ゴッツォ家には地球では公開されてない映画も存在するのか…
グレンダイザー対鋼鉄ジーグも当たり前のようにあるんだろうな
「うわあああああっーん!!!」
隣の部屋で寝ていたルリアは飛び起きて、ハザルのもとに駆け付けた。
「やっぱり、ハザル様は私が添い寝していないとダメなのかしら?
でも『俺もいつまでも侍従風情と一緒に寝ているわけにはいかん』っていってたし…」
「ル、ルリアーッ!」
そこには、布団いっぱいにバルマー地図を作りあげたハザルたんが立っていた
「ぼ、ぼく、ぼく…」
「大丈夫ですよ、ハザル様。さあ、お召し物を変えて、私の部屋でおやすみ下さい
私はこちらの後始末をしてまいりますので」
「後できてくれるよね」
「もちろんですとも、さあ、早く」
「…常に添い寝をしている侍従と引き離せば、極度のプレッシャーから
サイコドライバーとしての覚醒を促すかと思ったが、失敗か」
「では、ハザルのおねしょの原因を作ったのも」
「そう、それも私だ!」
ルリア「ハザル様は今日は留守…今の内に、部屋のお掃除をしてあげておかないと。
あら、PC付けっぱなし」
デスクトップに映し出される『ハザル秘密フォルダ。見たらベリア・レディファー』
ルリア「これは…」
躊躇うも、好奇心からフォルダを開いてしまうルリア。
そこには彼女の予想通り、合体ロボットに関する多数のデータが収められていた。
が、彼女の予想を裏切るフォルダが一つ。
『ルリアのコラCG』
ルリア「ハ、ハザル様ったら…」
そんな事をしていたのかと恥ずかしさに頬が染まる反面、ほんの少しだけ嬉しさも感じてしまう。
さっきよりも少し長い静寂の後、カチリとクリック音が響いた。
そこにあったのは
【EVAのプラグスーツとのコラ】
【ガンバスターのレオタードとのコラ】
【イクイップ後のルネとのコラ】
帰ってきたハザルがお、俺のファイルがぁぁ!と喚いていたがルリアは知らぬ振りを通した。
ちょwwwwおまいら萌え殺す気かwwwwwwGJハァハァ
このスレのハザルは失敗か
次のハザルに期待するとしよう
出来の悪いハイブリットヒューマンの最後の役目として
次スレを立てる権利を勝ち取り次スレを見事立てて見せるが良い
『たとえ俺とガドル・ヴァイクランが倒れようとも、
第二第三のハザル・ゴッツォが現れ、
やがてアルス・マグナ・フルヴァンで勝利するだろう』
ル「そう言い遺してハザル様は…ううっ」
937 :
ハザルもーど:2005/09/13(火) 10:54:16 ID:ZtyzyUfi
そろそろ次スレの季節ですね
980ぐらいでいいですかね?
テンプレ作りますか?
>>936 >第二第三のハザル・ゴッツォが現れ、
しゃれにならんなw
* ささやき〜 いのり〜 えいしょう〜 ねんじろ! *
* おおっと *
* 俺のヴァイクランがぁぁぁ!*
>980
「俺はスレ立て勝利と成功以外の報告を聞くつもりはない。
よいな、エペソ・ジュデッカ・ゴッツオ」
テンプレにハザルたん名ゼリフ集とか欲しいな
むしろWikiをどこぞに…
シヴァー「子育てって難しい...」
ユーゼス「作りすぎじゃないスか?しかも皆同じ顔だし」
シヴァー「お前もだけどな」
ユーゼス「あんたもね」
地球観光へ行ってしまったアルマナを探すハザル
ハザル「貴様ら、この辺でバルマリィの姫君を見なかったか」
ボス「知らねぇぞそんな奴」
ヌケ「ルリア星のお姫様って人なら見たけど」
孫光龍「先程から司令が銀河地図とにらめっこしてるけどどうしたんだろうねぇ」
エイス「行ってみたい星の名前を聞いたとか」
ところで今更なんだが、ハザルたんはツンデレなんだろうか・・・?
最近のハザルたんはツンデレできるほどの知性が感じられないw
>>945 最近は単なるダメ坊ちゃんなネタが多めだからなぁ。
デレ対象の筈のルリアに対する愛が足りないよ、愛が。
時計の針が五時二十分を知らせる。
遅い。
「忠犬ジュデッカの土下座像の所に五時に来いよ、侍従」
朝出る前に言ったのに…何かトラブルでもあったんだろうか?
あいつは子供の頃から待ち合わせにはきちんと来ていた奴だった。
俺が寝坊したり約束忘れたりして一時間二時間三時間遅れてきても待っていてくれた。
「いえ、私も今来た所ですから…」と言う台詞は何度聞いて来たか。思い出せるだけでも数十回ある。
嫌味さがまったく無く、軽く微笑んでそう言ってくれる時俺の心は罪悪感でいっぱいになる。
同時に、あらためてルリアへの尊敬と憧れの念でいっぱいになるのだ…。
毎回毎回「そうか」「今来た所?なら問題無いな」で済ませてしまう自分が情けない。
しかしどうしても言えないのだ、「すまない、待ったろ?」の一言が!謝罪の言葉が!ああ情けない!
…しかし本当に遅いな。もう三十分だ。これは何かある、絶対に何かあるぞ。
俺のサイコドライバーの勘が、俺のルリアの身に何かあったと伝えている!
まさか、電車の脱線事故にでも巻き込まれたか!?
途中で誘拐拉致でもされたのか!?
アイツの仕事は従者兼ボディガードだが、あいつより強い男はいっぱいいるんだからな。
もしそうだとしたら一大事だぞ!!
あ、警察官だ、話を聞いて貰わないと!!
「帝国監察軍総司令のゴッツォだ。至急調べて貰いたいことがある」
警官はしどろもどろし無線で何やらごにょごにょ言っている。
アテにならなん奴だ、俺のルリアの命が危機に陥っているのだぞ!(←妄想が暴走中
俺が自分を呼ぶ声に気付いたのは、その直後だった。
見慣れた顔の女が走ってくる。それがルリアと言うのはすぐに分かった。
何せ俺のルリアだからな!
「申し訳ありません、電車が大幅に遅れてしまってまして…」
心配したぞ。あ〜良かった。
「言い訳は聞かん!遅刻は遅刻だぞ、侍従!」
ごめん。本当にごめん。俺がこんな台詞言える立場じゃ無いの分かってるんだけど…
言えないんだ、せめて心の中で謝らせて貰う!
それにしても…ルリアの服…
何時もの宮中衣装も悪くないがこう言う余所行きも悪くないな、うん。
いや何着ても似合うのが俺のルリアなんだけどな!
「…それで、ご用は何なのですか」
「司令部の奴が、いい店を見つけたと知らせてくれてな」
「お、お食事に誘って下さったんですか!?」
ルリアが喜ばしそうに叫んだ。そうだよ。たまには二人ッきりで食事したいじゃん。
「勘違いするなよ、どんな店か興味が湧いたが、一人で行くのも何だから連れて行くだけだ」
「ありがとうございます」
その笑顔イイヨイイヨーめちゃくちゃ可愛い。さあ行こうか。
俺達の後方でさっきの警官が警察の大部隊に囲まれてなんか叫んでるが気にしない。
ルリアに俺の腕をつかませる為の言い回しを考えるので忙しいんだ、俺は。
「本当に、先程までここに居た総司令閣下が、大規模な出動要請を…」
「何処に閣下がいらっしゃると言うんだ!?」
ルリアっていいお姉さんだな、ハザルたんの姉さん女房
みんな誤解するな。
ハザルは「ダメ」ではないんだ。ツンデレでファザコン、結果としてエイスに裏切られる
隙があるから「ダメ」に見えるけど、実力はあるから総司令になってるわけで。
大丈夫、そんなハザルたんがみんな大好きだから(´ー`)
実力あるけど 隙だらけ
どうも、ハザル・ゴッツォです
実生活ではルリアに依存しまくりなハザル坊萌え
そんなハザル坊が好きな優しいお姉さんなルリア萌え
個人的には単体じゃなくてセットで萌えてる。
このスレのおかげでゲームでハザルが出てくるたびに笑えるwww
もうまともにハザルの顔が見れねえwwww
956 :
955:2005/09/14(水) 19:14:24 ID:KlF5ja23
その矢先に百刃衆イベントがwwwwwwwwwwww
やべぇ 腹痛いwwwwwwwww
エスリムの群れ放って大喜びのハザルwwwwwwwwwww
>>955 >もうまともにハザルの顔が見れねえwwww
それはハザル坊への恋心がなせる業さ
もう君の心はハザルの虜
リュウセイやっつけたりイルイ追っかけたりしながらも、
乳姫の奴に大好きなルリア姉ちゃんを取られた寂しさで
胸がキュンキュンしてたかと思うと、全くもって愛おしいぜ…
>>956 自信マンマンなのに無職一人に残らず蹴散らされるしな
キャリコは「司令も別に期待して無いだろあんなやつら」とか言ってたけど、本人は自室で枕を濡らしていたに違いない
>>959 漏れはそのキャリコの台詞につっこみたかった・・・・・・・・・・
このうっかりっぷりは・・・アレだ、某エロゲのAUOに通ずるモノがあるな
ところで次スレはどこの板に立てるんだ?
政治軍事科学に精通し銀河に覇を唱えるゴッツォ家も家事に関しては無知なんだと思うんだ。
ルリアさんが辞めた翌日から、男達の戦いは始まった。
エイス「…お腹がすきました」
ハザル「帝国最高の科学者、父上は料理出来ないのですか」
シヴァー「栄養剤は調合できるが料理は無理なのも私だ…今日はルリちゃんが置いて行った
地球の簡易食を食べるとしよう」
エイス「『かっぷぬーどる』…?」
ハザル「熱湯を入れて三分か、簡単に出来るな。横着好きな地球人の性格が現れている」
エイス「それ故我々も助かる訳ですが」
シヴァー「だが、熱湯を沸かし、入れて、そこから三分待つのは非効率的だ。
水を入れて加熱した方が効率が良いと言うもの」
ハザル「流石です父上」
エイス「ではその策で行きましょう」
水を入れて電子レンジに放り込んだばかりにプギャーな事になる親子三人。
他、掃除機の袋の取り替え方が分からなかったり、布団タタキを逆さまに使ったり、
ゴミ出しの日が分からずにご近所に怒られたり、スーパーでは痛みかけの商品をつかまされる親子三人。
久々の休日にルリアさんが様子を見に来た時ゴッツォ家の屋敷は凄い事になってたとか。
ルリア「しばらくは此処から姫様の所へ務めさせて頂いてよろしいですか
(とてもじゃないけど、この人達放って行けない…)」
ハザル「好きにすればいいだろ。侍従の存在などどうでもいい(またルリアと一つ屋根の下だっぜww)」
シヴァー「また美味しい煮物が食べられるのが楽しみなのも私だ」
エイス「………(もうビールの空き缶とレトルト食品のゴミが散らばった煎餅布団で寝なくて済む)」
>>964 嬉しいけどニヤケちゃいかんと、口元をヒクヒクさせる坊が見えました。
>>964 >水を入れて電子レンジに放り込んだばかりにプギャーな事になる親子三人。
www
次スレもこの板希望!
>実力あるけど 隙だらけ
こんなことを言われたら、型月厨であるところの漏れ様は
某金ピカしか思い浮かばないわけだが。
仲間になりそうな素養を見せつつならなかったゴッツオ家の皆様が
もしラストにいたら……。
ハザル「何をやっている、地球人! いいか、貴様に真のサイコドライバーたる俺の演奏を聞かせてやる!」
ルリア「……サイコドライバーはこの際関係ないのでは」
ハザル「だっ、黙れ侍従! 来い! エイス!」
エイス「サウンドディバリウム……セット」
ハザル「スティーブ・ヴァイクラン!」
……名前負けしそうな予感がひしひしとする
バサラ「無茶苦茶な演奏だ!でも熱いハートは伝わってくるぜ!」
次スレタイトル案
【黙れ!】3αのハザルたんはヘタレカワイイ【黙れよ!】
皆、もっとイカしたタイトルを挙げてくれー。
>>968 スティーブ・バルマーって名前の経営者が居るよね
スレタイ案
愉快なゴッツォ家長男ハザルたん優遇スレ
【ガドル!】ハザルたんは2ンデレおぼっちゃん【ヴァイクラン!】
>>970 「○○は〜カワイイ」系のタイトルはそろそろ食傷気味。
「ツンデレ」と「ぼっちゃん」は入れたいね。ということで
>>973に1票。
バルシェムの数字使って「ハザルたんはツンデレおぼっちゃん ヴェート」とか
976 :
968:2005/09/15(木) 16:11:25 ID:mY8Hj0ge
>971
こっちは洋楽ネタですまん。人名ではあるんだがスティーブ・ヴァイで
探してみてくれ。漏れがファンって言うわけじゃないんだが有名人だ。
>>975 次回作やオリジナル大戦への参戦を考えると
スレの長寿化は望ましい
そういう意味では数字がつくのは素晴らしい
975に一票