無限増殖クリシーヌ!ティアリングサーガ 〜第32章〜

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304カナンの剣の苦悩(導入)
バルカ「頼むぞ、お前ら。今から親父ぶっ殺してくるから」
エルンスト「バルカ王子は苦渋の決断をされた。我らにとっても
      望むべきことになるだろう。しかし、時間が必要だ。
      それまで、リーヴェを死守してくれ」
兵士一同「うぉーーーーーー(歓声)」

すさまじく士気が上がるカナン軍。ついに、カナンの盾と呼ばれた
バルバッロサ将軍を倒したという、リュナン公と戦うことになった。
この一戦、負けられぬ。

鉄の盾を装備させ(どこに装備するかは不明)、ガトリングボウを
装備させた、まさに戦車と呼ぶにふさわしい、シューターを配置し
(グルニア木馬隊作戦)、そして、砦からは、誇り高きカナン兵が
常時出撃。そのような布陣で、ワシは決戦へ挑んだ。

これで、少しは時間を稼げるだろう。バルカ様、お任せください。
連戦連勝を重ねてきたリュナン公といえど、苦しむのは間違いない
との確信を持ち、ワシは丘に陣取り、戦況を見守った。

しかし、わずか数時間後、ワシの戦力分析が甘いことを
思い知らされるとは、この時は気付く余地もなかった。

                 (つづく)
305カナンの剣の苦悩(快進撃):2001/07/17(火) 17:51
リュナン公の軍勢は凄まじい勢いで、カナン木馬隊を葬り去り
一気に砦を制圧した。中でも、男か女か分からない奴の熱いそうな魔法、
その妹らしき胸がぺったんこな娘の光る魔法は、硬い装甲をものともせず、
まるで打ち上げ花火の如く、どかどか戦車隊を破壊していった。

エルンスト「なんちゅう、ど派手な奴らだ・・・・・・」

さらには、ワシの息子やバルバロッサの孫娘も、硬い装甲をものともせず
涼しい顔で破壊していった。

エルンスト「ふ・・・・・最後にこのような敵と戦えることを感謝するぞ。
      戦いの中で死ねるなら、武人として本望だ。しかし、まだだ。
      まだ、バルカ様が戻られておらぬ。それまでは、このエルンスト
      倒れるわけにはいかぬ。あの世で、バルバロッサに笑われてしまうわ」

丘の上から戦いを見守っていたエルンストは、各ユニットの強さを冷静に分析した。
現状では、ワシを倒せそうなユニットはいない、と確信していた。
武器こそ普通だが、バルカ、ジュリアス、カナンの兵士など多くの支援効果を得
ただの手槍でさえも、すさまじい確率で必殺の一撃が出るという状況であった。

しかし、このあと戦局を一転させるような、すさまじい事件が!!!

              (つづく)
兵士A「森の中から、一人の少女が現れこちらに近づいてきます」
エルンスト「なんだ?それは。どこの娘だ。すぐに非難させろ」
兵士A「は、もう手は回しておりますが、すごい速さで進んでいるため
    (mov4)追いつけません」
エルンスト「何をやっておるのだ。急げ」
兵士A「は!!」

しかし、どうしても追いつくことは出来ず、差は開く一方。
少女を保護しに行ったのは、mov3のシューターだった。

エルンスト「お、少女が見えたぞ。おい、娘。早く非難しろ」
少女「・・・・・・・・・・・」
エルンスト「無視するな、俺は無視されるのが一番嫌いなんだ・・・・・
      ん?あれは、王女!?エストファーネ王女か?いかん。
      お前ら早く王女を保護するのだ」

しかし、トランスフォームし岩をぶつけるだけしかできなくなってた
戦車兵は、動くことが出来なかった。

エルンスト「くー、こんなに岩ぶつけ機ばかりでは邪魔で、ワシが王女保護に
      動くことも出来ないではないか。くそー、わしの策が裏目に出るとは。
      これもリュナン公の手か?」

ワシが苦労しているうちに、王女は馬じゃ登れないが、戦車では登れるという
変な地形をおりていった。

エルンスト「いかん!!それ以上さきには、リュナン公の軍が!!」

敵軍に単身特攻していったエストファーネ。
次回、衝撃の結果が!!

               (つづく)
兵士A「リュナン様、少女が近づいてきます」
リュナン「リーヴェの市民か?保護せよ」
兵士A「それが、奇声を上げて、手には刃物をもっております。
    危なくて、近寄れません」
リュナン「それでも貴様ら、俺の軍の兵か!!情けない」
兵士A「しかし、リュナン様の名前を呼んでいるように聞こえるとの報告があってます」
リュナン「なに、僕の名前。で、何て言ってるんだ」
兵士A「は、報告によりますと、敵は、けだものーーーー、リュナンーーー。
    と叫んでいるようです」

リュナン「け、けだもの・・・・・・・ぼ、僕は何も・・・・・」
オイゲソ「(にやにや)いけませんな〜、リュナン様。エンテ様と仲直りできないからといって
     何の罪もない、少女を手篭めにするとは。(にやにや)」
リュナン「オイゲンは、そう言って、僕を・・・・・違う、違うぞ。
     オープニングとは全然違うぞ。オイゲソ!!そういうことをするのは、
     お前だろうが、僕はそんなことは・・・・・」
オイゲソ「おや?そんなことを言っていいのですか?確か、マールの王宮で
     リチャード王子、ティーエ殿下とお会いした後、色々嫌味言われて
     一人で泣いて、それを心配してくれた優しいサーシャ様を、
     リュナン様は・・・・・・あの後、サーシャ様は泣いておられましたよ。
     そして、その次の日、けだもの、と罵られてましたね」
リュナン「し、知らんぞ」
オイゲソ「だから、あなたはサーシャ様をホームズに預からせたのです。
     いやーよかったですね〜。あのままだったら、刺されてたかもしれませんし。
     ロファール王は、こっちの軍勢に入れて、接触させないようにするし。
     さすがリュナン様、策士でございますな〜」
リュナン「し、知らんぞ・・・・・・」
オイゲソ「ほーーーーーー」

兵士A「リュナン様、敵きます。やはり少女です。しかも、単身で突っ込んできます」
リュナン「し・・・しかた・・ない・・・身に覚えはないが行ってみるか」
オイゲソ「・・・・けだもの(ぼそっ)」

リュナンは、聞こえないふりをし、剣を抜き、少女の方へと走っていった。

次回、ついにエストファーネVSリュナン
バルじぃの敵を討ちたい健気な少女に対し、身に覚えはないが、とりあえず証拠隠滅を図りたい
リュナン。全くずれたままの争点が、この後とんでもない事態を生むことに!!!

   (つづく)
リュナン「(ここは大人な対応が良いな)やー、初めまして。君は兵士じゃないだろ。
     どういてここにいる。訳を聞かせてもらえないか?それに身に覚えはないよ」
エストファーネ「けだものーーーーー」

その声は、リュナン軍の下にも届いた。
マーテル「え、え、リュナン様がけだもの?そんな・・・・・・」
フラウ「お姉さま、これはどういうこと?誇り高きサリア天馬騎士団の
    仕える方が、女性にけだもの呼ばわり・・・・・・」
ロファール「・・・やはり、サーシャ対面した時、サーシャが言ってたことは
      本当だったのか・・・・・あの男。斬る!!!」
サン「あの少女かわいそー。人間は好きだ。でも、リュナンを許すことは
   できないって感じよね。そういえば、あの男、フラウに負けてないでしょ?
   って聞いたとき、君の方が可愛いよ、て口説いてきたくせ(もちろんH済み)
   フラウの前じゃ逆のこと言ってたのかな〜?今度聞いてみよう」

リュナン軍に様々な波紋を呼んだ一声は、もちろんエルンスト将軍の下にも届いた。
エルンスト「あ、あれはエストファーネ様の声。いかん。お前ら岩を撃て、撃て!!」
兵士B(ギャル系)「ウテウテだって。将軍えっちー」
エルンスト「なんのことだ?」
兵士B「ウテウテって知らないのー。セクハラで訴えるよー」
エルンスト「何故、このような輩が、我がカナン軍にいるのだ。もうよい、とにかく撃て。
      いや、やはり撃つな」
兵士C「どうしてでありますか、将軍」
エルンスト「なんだ、お前らの命中率は。ここまで低いと当たるわけねえし、
      なんで、岩の飛ぶスピードがゆっくりなんだ。いっぱい撃ったら
      うざくてたまらん。というか、エスト様に当たりかねん。
      く、どうすることもできない」

この間も、エストの「けだもの」という声は続いていた
エルンスト「あー、エスト様・・・・く、このままではバルカ様に顔向けできん。
      どのような酷いことをされているのか・・・・・ハァハァ」

エストファーネはいったいどうなってしまったのか?
次回、衝撃の結末が!!!

                (つづく)
エスト「けだものー、けだものー、けだものー」
リュナン「・・・・・・・・」
エスト「けだものー、けだものー、けだものー」
リュナン「さっきから、黙って聞いてりゃ、調子に乗りやがって。
     だいたい手前なんて知らねえよ。誤解受けるよなことばっか言うな。」
エスト「バルじぃのかたきー」
リュナン「あ、あの爆裂じいさんか。ど派手な死に方だったよ。俺がとどめを刺したら
     いきなり、爆発だもんな。あの爆発で、至近距離にいた奴らのダメージが全くない
     というのも不可解だったが」
エスト「あんな優しい、じぃに剣を刺すなんて」
リュナン「あ、それとバルじぃの孫娘も刺してやったよ」
エスト「・・・・・・そ・・・そんな・・・可哀想、バルじぃ」
リュナン「いや、孫娘は生きてるよ。俺のすげえのを刺したんだ。
     がははははは」
エスト「なんと下劣な。これでも、公爵家の公子なの?
    けだものーーー」
リュナン「ま、いいさ。お前が剣を俺に刺すというなら、俺が別のもん刺して
     言われたとおりけだものになってやろうじゃないの」
エスト「・・・・くっ・・・」

オイゲソ「リュナン様、お止めください。その娘はバルカ王子の娘です。
     欲望のままになさると、後々禍根が。そうでなくても、先ほどの
     けだもの連呼で、リュナン様の立場は危うくなってるのに」
リュナン「なに・・・それは、本当か」
オイゲソ「あとは、私にお任せください。この娘のことも、リュナン様の
     評判のことも」
リュナン「わかった。お前に任す。頼んだぞ。捕虜として、後方にやっておけ」
エスト「・・・・・・あなたって、ほんとサイテー。けだもの・・・・・」
オイゲソ「ゆくぞ、娘・・・・・」

ついにエストが捕らえられた。どうなる。

           (つづく)
エスト捕らえらるの報は、エルンストの下にも届いた。
エルンスト「くっ・・・・エスト様。して、捕らえたのは、誰じゃ?」
兵士D「は、報告によりますと、オイゲン将軍が保護してる模様です」
エルンスト「・・・お・・オイゲ・・ン・・・あの男、まだ生きてたのか。
     このままでは、エスト様の身が(というか貞操が)危ない。
     ・・・・し、しかし、今のままではどうすることも出来ん。
     かくなる上は、奴らももうそろそろ攻め入ってくるだろう。
     たっぷり礼をしてやる!!!」

エストが捕らえられ、戦局が一気に動くかに見えた。    

そのころリュナン軍では、オイゲソが兵士を集めリュナンの弁護をしていた
オイゲソ「・・・・というわけで、リュナン様は悪くないです。サンのじっちゃんの
     敵を討ちにきただけです。それにしても、サンの気持ちは複雑だと思いますよ。
     でも、ばるじぃのことは知らないという設定だから良いのかな?
     みんな、わかったーーー?」
一同「納得」

誤解も解け(というかうまくごまかし)、ついに攻め入ろうとするリュナン軍。
しかし、次回驚くべき光景が!!

         (つづく
311カナンの剣の苦脳(大虐殺):2001/07/17(火) 17:58
兵士E「しょ・・・将軍・・・・・リュナン軍が・・・・リュナン軍が・・・・・・・」
エルンスト「ど、どうした」
兵士E「わ、我らがカナンの誇り高き兵たちを・・・・・・・・・」

そういうと兵は、がっくり崩れ落ちた。
エルンストは、不思議に思い、丘から眺めてみた。

エルンスト「いったい、どうしたというのだ?・・・な、こ、これは!!」

リュナン軍の兵が、砦から出陣してくるカナン兵を待ち構え、殺戮を楽しむかのごとく
虐殺しまくってた。

エルンスト「な・・・・なぜだ・・・・・なぜ、奴らは、そこまでするのだ・・・・・・」
エルンストは、涙を流しひざから崩れ落ちた。こんな残虐な奴らと和平など意味があるのか?
それに、応じてくれないのではないか?一抹の不安が脳裏を掠めた。

何時間経っただろう。草原には、凄まじい数のカナン兵の死体が転がっていた。
エルンスト「そ、そんな・・・・我が軍は・・・・あれほどまでの犠牲を払ったのに、
      敵は一兵も失ってないのか・・・・・・そ、それになんだ、あのパワーアップの仕方は。
      もはや、ワシのWPなど赤ちゃんではないか・・・・・・・・・なぜだ・・・・・・」

はたして、エルンストの運命は!!! 
 
              (つづく)
312名無しさん@非公式ガイド:2001/07/17(火) 17:58
サーシャはカマトト
313カナンの剣の苦脳(終了):2001/07/17(火) 17:59
ついに総攻撃をかけたリュナン軍。
さすがのカナンの剣も、すさまじい魔法攻撃に耐え切れず、ついに折れてしまった。
エルンスト「・・・・・ゆえにこのエルンスト!!引かぬ!倒れぬ!!退かぬ!!!・・・・・」

リュナン「さすが、名将だな。ナロンが強いのも納得だ。さて、僕の評判も回復したし、
     リーヴェを取り戻して、エンテと仲直りして・・・・・・・ハァハァハァハァ」

こうして、凄まじい数の犠牲が出た(ただし、カナン軍のみ)リーヴェ南の戦いは
幕を閉じた。
オイゲソ「ふふふ、大丈夫ですかな。お嬢さん」
エスト「寄らないで、寄れば命を絶ちます」
オイゲソ「いえいえ、あなたに害を与えません。この戦争が終われば、
     すぐにバルカ王子にお返しします」
エスト「本当ですか。ありがとうございます」
オイゲソ「少し話を良いですかな?」
エスト「あ、はい。では、近くにどうぞ」
オイゲゾ「よっと・・・・ふーむ・・・・・・・・・・」
エスト「どうしました」
オイゲソ「幼い顔の割に、美味しそうな体ですね」
エスト「な・・・なにを・・・・・・」
オイゲソ「初めてでしょ。優しくしますからご安心を」
エスト「ちょ、ちょっと待ってください。何をなさるのですか?」
オイゲソ「ふん、ぶってんじゃねえよ、このブスが。お前なんかいつ殺してもいいんだぜ。
     大人しくしろや」
エスト「いやーーいやーーー」
オイゲソ「そういえば、バルじぃか・・・・・お前を守るために死んだんだったよなーーー。
     お前のために、お前のために死んだのか。お前が居なければ死ぬ事もなかったのにな」
エスト「ち・・・ちがう・・・そ、そんな・・・・・」
オイゲソ「お前が殺したようなもんだな。この人殺しがーーーーーー!!!バルじぃに詫びろ」
エスト「・・・・・・ひ、ひどい・・・・・・・・・・・・・」
オイゲソはエストの服を破き、おもむろに自分のブツをとりだした。
それは、10代の反りと20代の硬さを保っており、およそ、その老いた体には
相応しくないものだった。

オイゲソ「おらーーー、ばるじぃに謝れよーーーーー
     まずは、代わりに俺がお前に一本芯を通してやる」
そういうと、オイゲソは自分自身を、少女の花びらにぶち込んだ。

エスト「いたいーーーーやめてーーーー」
オイゲソ「おら、どうだ。どうだ。」
エスト「い、いたいです・・・・・・すいませんでした。」
オイゲソ「ふーーー、初物はいいね〜。おっと、気持ちよくて聞こえなかったぜ。
     もっとデカイ声で言えや、ゴルァ」
エスト「ひ・・・・ごめんなさい、、バルじぃ。ごめんなさいーーーー」
オイゲソ「がははは、これはいい!!」
エスト「ごめんなさい、ごめんなさい・・・・・・・・」
316ヌルゲーマー:2001/07/17(火) 18:02
書き込み見てるとエステルはLv20から使えるとあるけどホントっすか?
ちなみに自分のはLv13でHP以外のパラメータが全て一桁・・・
信じていーんでしょーか?真剣に教えてください。

そして、少女は散った。
ヴェーヌにエストを引き渡す時、エストは壊れていた。
エスト「・・・・お花畑だーー・・・・あ、あ、ごめん・・・な・・さ・い」
ヴェーヌ「ん?リュナン様、エスト様のご様子がへんなのですが?」
リュナン「俺は、何もしてねえよ。うたぐる気か?何ならセネトの坊ちゃんに、お前の妹
     人質に出せ、って言っても良いんだぞ。お前の妹に、うちの○呪は焼き殺されてんだから」
オイゲソ「そうですぞ、ヴェーヌ殿。わが主君に何たる無礼。あーあーよだれまでたらして、
     その汚い姫君を早く持ち帰りなさい」
ヴェーヌ「は・・・・申し訳ありませんでした。では、エスト様」
エスト「どーちーら、様ですかーー?えへへ」
ヴェーヌ「ヴェーヌをお忘れですか、エスト様、エスト様」

ヴェーヌの叫び声はリーヴェ王宮に響き渡った。

かくしてノルゼリアの和約へとつづく(その前にジュリアス殺すけどね)