無限増殖クリシーヌ!ティアリングサーガ 〜第32章〜

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リュナン「(ここは大人な対応が良いな)やー、初めまして。君は兵士じゃないだろ。
     どういてここにいる。訳を聞かせてもらえないか?それに身に覚えはないよ」
エストファーネ「けだものーーーーー」

その声は、リュナン軍の下にも届いた。
マーテル「え、え、リュナン様がけだもの?そんな・・・・・・」
フラウ「お姉さま、これはどういうこと?誇り高きサリア天馬騎士団の
    仕える方が、女性にけだもの呼ばわり・・・・・・」
ロファール「・・・やはり、サーシャ対面した時、サーシャが言ってたことは
      本当だったのか・・・・・あの男。斬る!!!」
サン「あの少女かわいそー。人間は好きだ。でも、リュナンを許すことは
   できないって感じよね。そういえば、あの男、フラウに負けてないでしょ?
   って聞いたとき、君の方が可愛いよ、て口説いてきたくせ(もちろんH済み)
   フラウの前じゃ逆のこと言ってたのかな〜?今度聞いてみよう」

リュナン軍に様々な波紋を呼んだ一声は、もちろんエルンスト将軍の下にも届いた。
エルンスト「あ、あれはエストファーネ様の声。いかん。お前ら岩を撃て、撃て!!」
兵士B(ギャル系)「ウテウテだって。将軍えっちー」
エルンスト「なんのことだ?」
兵士B「ウテウテって知らないのー。セクハラで訴えるよー」
エルンスト「何故、このような輩が、我がカナン軍にいるのだ。もうよい、とにかく撃て。
      いや、やはり撃つな」
兵士C「どうしてでありますか、将軍」
エルンスト「なんだ、お前らの命中率は。ここまで低いと当たるわけねえし、
      なんで、岩の飛ぶスピードがゆっくりなんだ。いっぱい撃ったら
      うざくてたまらん。というか、エスト様に当たりかねん。
      く、どうすることもできない」

この間も、エストの「けだもの」という声は続いていた
エルンスト「あー、エスト様・・・・く、このままではバルカ様に顔向けできん。
      どのような酷いことをされているのか・・・・・ハァハァ」

エストファーネはいったいどうなってしまったのか?
次回、衝撃の結末が!!!

                (つづく)