全部妄想じゃん、みんな死んでるじゃん、夢オチじゃん、ただ現実から逃げてるだけだろ?と思う人もいるかも知らんが。
逃避するためだけじゃなく、なんとか自分の気持ちを整理するために、弘樹はこの世界を作ったんだと解釈してる。
だって、ただの逃避だったらもっと好き放題にやってもいいのに、それをしてないから。
すべての引き金となり、事故を起こす原因となった愛美を想う気持ち。
それを弘樹はときには憎悪し、ときには否定し、ときには真摯に受け止め、ときには持て余す。
愛美を想う気持ちは、ゲーム内でいろんな形に(亜美とか奇とか黒い女とか)こねくり回されているんだけど
それでもなかなか自分との折り合いがついてない。
そんなやるせなさ、せつなさ、「悔恨」の念が、言葉の端々に滲み出て、ゲーム全体を彩ってる。
でもそんな中にも一縷の希望が見えるような気がするんだよね。
きっといつか妄想から醒めて立ち直ってくれると信じているよ。(好意的に解釈しすぎかな・・・)
36 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2008/08/22(金) 22:28:52 ID:4xVlISJz0
忌火起草乙
完璧なハッピーエンドってないのか/(^o^)\
41 名前:忌火起草 解明編 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2008/08/22(金) 23:21:34 ID:mrO7tcz10
>>36 逆だと思う。
《解明編 その2》で全てひっくり返されてしまった。
完璧なハッピーエンドがないっつーのは、弘樹に悔恨の気持ちがあるということ。
完全に妄想の世界に逃げこんでいるわけではないということじゃないかと。
それはやがて弘樹が救われることにつながるんじゃないかと。
まぁ忌火起草の中は妄想世界だから、その中にはハッピーエンドは無いよ
でも忌火起草の外側に行ける道筋が《解明編 その2》で出来たわけよ
きっとこのゲームの外側、漏れたちの心の中にこそ、本当のハッピーエンドがあるんじゃないだろうか
と解釈してる。