カプコンは、大阪本社周辺において新たに2棟の研究開発ビルの建設に着手していると発表しました。
この建設には、開発部門を集約し開発の「機動力」や「統制力」を高めることで、開発体制の
効率化を推進。開発技術・ノウハウの蓄積による品質向上や開発費を抑制し、内作比率を
向上させる狙いがあります。
また、新卒を中心に毎年約100名の開発人員を採用し2021年度末までに2,500名の
開発陣容となる予定であることも明らかとなりました。
研究開発ビルの特徴としては、モーションキャプチャー室や効果音を作成・収録する録音スタジオ、
100名以上の収容が可能な多目的スペースを設置するなど、最新設備を導入する予定。
大規模な地震対策のため免震構造を採用するほか、南北の壁面に凹凸のある外装を
施すことで西日を遮蔽し空調負荷を軽減するなど、環境にも配慮した開発ビルに。
今後同社は、従来の家庭用ゲーム開発に加え成長性の高いモバイルコンテンツや
PCオンライン開発の増強により、競争力の優位性を確保。より一層、卓越したゲーム開発力を
遺憾なく発揮し、オリジナリティ溢れるゲームタイトルを創造し続け、ユーザーの期待に
応えていくとしています。
http://www.inside-games.jp/article/2014/04/14/75990.html