ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は、9月1日付で、代表取締役会長に平井一夫氏(現 代表取締役社長 兼 グループCEO)が、
代表取締役社長 兼 グループCEOにアンドリュー・ハウス氏(現SCEE社長兼CEO兼Co-COO)が就任すると発表した。
なお、創業メンバーの一人でもある代表取締役会長の佐藤明氏は、8月31日付で退任。名誉会長の久夛良木健氏は、6月28日をもって同職を退任した。
新CEOとなる、ハウス氏は、1990年にソニーに入社。1996年3月には、SCEAのマーケティング担当のバイス・プレジデントとなり、
北米のプレイステーションビジネスの市場確立のための活動や、PS2、PSPの立ち上げ成功のための戦略施策に携わった。
その後、マーケティングだけでなく、パートナーとのリレーション全般や、開発サポートの責任者も兼務し、2005年にはソニーのCMO(Cheif Marketing Officer)に就任。
現在のソニーのブランドメッセージである“make.belive”の導入にも携わった。2009年5月にソニー・コンピュータエンタテインメント ヨーロッパ(SCEE)の社長兼CEOに就任。
今後は、SCEの事業オペレーションの総責任を担うとともに、PS3やPSPビジネスの拡大、次世代ポータブル機の「PlayStation Vita」の立ち上げなどを担当する。
平井CEOは、ソニーの代表執行役 副社長、コンスーマープロダクツ&サービスグループ
(CPSG)プレジデントとして、「家庭とモバイルの双方で、ハードウェア、コンテンツ、ネットワークを融合し、
ユニークで使い勝手のよい顧客体験を提供するビジネスの創出に努めていく」とする。同時に、SCEI会長として、
引き続きプレイステーションビジネスの発展を加速していくという。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110629_456933.html