ソニーが先日、消費電力がさらに削減した新型PS3「CECH-3000」を今月から順次出荷することを発表しましたが、「CECH-3000は自分でHDDの交換ができない仕様になった」という情報がインターネット上で話題となっていたため、
ソニー・コンピュータエンタテインメント広報部に問い合わせてみました。
他社ゲーム機とは異なり、ノートPCで広く用いられている市販の2.5インチHDDを自分で換装して利用できるため、
地デジレコーダーキット「torne」で内蔵HDDにガンガン録画できるようになるなど、
メリットの大きかったHDD換装機能ですが、はたしてどうなっているのでしょうか。
ゲームアプリケーションのプログラマーがTwitterで「CECH-3000は自分でHDDの交換ができない仕様になった」と
コメントしたことが今回の話題の発端となっています。
HDDを交換できなくなる」ということはユーザーに少なからずインパクトを与える出来事であり、事実であれば
HDD換装機能を望むユーザーは従来モデルの「CECH-2500」などを購入せざるを得ないわけですが、
ソニー・コンピュータエンタテインメント広報部に問い合わせたところ、
「基本的に機能は前のモデルと変わりません。HDD換装機能もご利用いただけます」という回答でした。
そもそもPS3はUSB外付けHDDをサポートしているほか、3月10日に配信されたシステムソフトウェア「バージョン3.60」に
おいて、新たにセーブデータをネット上に保存することが可能になったため、かつてよりも
「内蔵HDDを換装できる」という点のメリットは薄れていると考えられなくもありませんが、
新型PS3を購入してHDDを換装しようと考えていたユーザーにとっては朗報だと思われます。
http://gigazine.net/news/20110624_ps3_cech3000_hdd_change/