【話題】任天堂・岩田社長「ゲームを、テレビ・映画・音楽・スポーツ並みに受けいられる娯楽に変える」

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1名前は開発中のものです
これは、日本のゲーム人口調査の際に、いろいろな娯楽が、日本の社会において、
どのように受け入れられているかを調べたものです。

テレビ・映画・音楽・スポーツと、「とても好き」「まあまあ好き」と考えて
おられる方が圧倒的多数を占めていることがわかります。
「全く好きでない」と答える方の割合は非常に少ないです。

ゲーム人口拡大の取り組みによって、以前よりもビデオゲームに対する
社会のイメージが改善された手応えを感じてはいますが、ビデオゲームは、
まだまだ他の娯楽に比べて、好きと答えていただける方の少ない、
そして「全く好きではない」とか「わからない」と答えられる方が多い
娯楽であるという事実があります。私たちのゲーム人口
拡大の中期目標は、ビデオゲームの社会受容性を、他の娯楽並みに改善していくことにあります。

アメリカでも全く同じことを調べているのですが、
日本と傾向は大きく変わりません。
アメリカは、日本以上にゲーム人口比率が高く、ビデオゲーム
にとってもっとも恵まれた世界最大の市場ですが、
それでも、ビデオゲームの社会受容性は、日本と同じく、
他の主要な娯楽に遠く及んでいないのです。

こういう調査結果を見ていると、私たちには、
まだまだやらなければならないことがあると、痛感します。
ゲーム人口拡大という目標は、まだまだ先が長く取り組んでいくべき目標だと考えています。

一方で、これは、見方を変えれば、我々のビジネスは、
先進主要国にあってさえ、まだまだ成長の余地があるということでもあります。
これらのオレンジや赤の人をせめて黄色く変え、
黄色い方を水色に変えていくことができれば、ビデオゲームの市場は、
もっともっと活性化できると、私たちは信じております。
今日の私からのお話は以上です

http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/100129/img/slide/67l.jpg
http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/100129/img/slide/68l.jpg
http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/100129/07.html