7月8日(ブルームバーグ):ソニーのハワード・ストリンガー最高経営責任者(CEO)は、ゲームソフト大手の米アクティビジョン・ブリ
ザードが求めている家庭用ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」の価格引き下げを受入れない姿勢を示した。
アクティビジョンのボビー・コティックCEOは先週、同社の開発資源をPS3から競合するより安価なゲーム機に移す可能性があると述べた。
ゲーム小売り最大手、米ゲームストップのダニエル・デマッテオCEOも同社が5月に実施した電話会議で、経済情勢を考慮すると、
ゲーム機の値段が高過ぎると指摘していた。
ストリンガーCEOは7日に米アイダホ州サンバレーでインタビューに応じ、コティックCEOの発言に触れ、
「彼は騒ぎ立てるのが確かに好きなのだと思う」と述べ、「プレイステーションは1台ごとに損失が出ている状況だ」と説明した。
ストリンガーCEOは、コティックCEOが「私にプレッシャーをかけており、私はコティックCEOにプレッシャーをかけている。
それがビジネスの要領だ」と語った。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=jpconewsstory&refer=jpconews&tkr=6758:JP&sid=a2pXXuyyUki8