■ニールセン調査によるプレイステーション2の使用率
2008年12月:28.3%(1位)
2009年 1月:23.7%(1位)
2009年 3月:22.0%(1位)
2009年 4月:21.6%(1位)
じわじわと下がってはいますが、高い数値を出しているのは確か。
ここから「最新」にはこだわらず、使えるゲーム機は徹底的に使うというライフスタイル
も見えてくるのではないでしょうか。
新作ゲームが少なくなることで間接的に買い換えを促されているにも関わらずこの
結果ですから、人が何をもってゲーム機を買い換えるかは未知の領域といっても差し
支えないのではないでしょうか。
WiiやニンテンドーDSはファミリー、ライト層を開拓することで新たなトレンドとなりましたが
、これらの層は、そう簡単にゲーム機を買い換えないであろうことは想像に難くありません。
あなたがあまり興味を持たない電化製品を思い浮かべて下さい。洗濯機、冷蔵庫、
オーディオ、何でも構いません。そこで最新のものが出たところで、今あるものを放って
買い換えるでしょうか。答えは否だと思います。
ファミリー、ライト層が増えるということは、スムーズな買い換えが期待できない層が
増えるということでもあるのではないでしょうか。WiiやニンテンドーDSからの移行は相当
な困難が予想されます。
ついに期待作『Wii Sports Resort』が発売され、Wii Motion Plusの時代が始まりました。
追加ハードの存在を疑問視する声もないではありませんが、買い換えなく手軽に手に入る
未来、これが現状の最適解であることは明らかです。
Wii Motion Plusには「より詳細な動きの検知」という誰にでも分かるワンダーがあります。
メリットが明確なもの、投資が少額で済むもの、流行になっていて他者と話題を共有できる
もの、こうしたものに関しては財布の紐も緩みがちになるのではないでしょうか。任天堂の
戦略は最適なものなのか否か、それは今後の『Wii Sports Resort』の売れ行きが示して
くれるでしょう。
米国での使用率においては、9年前のゲーム機からの“政権交代”はまだ終了していません。
次に使用率のトップを取るのは、Wiiか、プレイステーション3か、Xbox360か。そして、その
“政権”はどれだけ続くのか。その次の“政権交代”に向けて、各メーカーは秘策を用意して
いるのでしょうか。これまでを見ていると、コンセプトが明確で幅広い層にアピールできるもの
が勝つ……としか分かりません。実にシンプルな結果ですが、それ故に説得力もあるのでは
ないでしょうか。
http://www.inside-games.jp/news/360/36059.html 次世代機が発売されてかなり経つのにここまでPS2が支持されるとは(移行が箱にしろ3にしろ)SCEも思って無かっただろうし、だからこそ互換廃止は失策と感じてるんだろうな。
発売日遅らせてでも互換完動品は作るべきだった。そして、値下げ。