なぜ中国ではPSPの人気が高いのか?一つには華麗なグラフィックが受けたということがあげられますが
それ以上に人気の秘密となっているのが海賊版ソフトの使いやすさ。中国では違法ダウンロードソフトが
遊べるよう改造された PSPが販売されているほか、改造するサービスも各地にあります。
ゲームだけではなく、携帯動画プレーヤーとしても人気。以前見かけた海賊版DVDソフトは「エンコード不要
ドラッグ&ドロップするだけで簡単にPSPで動画が見られる」とうたっていたほどです。ゲームも映画も
ソフト代がほぼ無料の海賊版天国・中国だけに、高画質の携帯ゲームプレーヤー・PSPのありがたみは
日本以上になるというわけです。
さて新たに発表された「PSP go」ですが、「デザインが悪い」と世界のネットユーザーからは不評なのだとか
中国でも不評のよう。「旧機種より画面が小さいPSPなんか要らない」「デザインで人気を集めてきたことを
忘れてしまったの?」などとバッシングの嵐です。もっとも「違法ソフトで遊べるかどうかで売れ行きが決まる
だろう」という、冷めた意見も。
中国のネット掲示板では、早くも「PSP goのハッキングは可能か?」という話題が盛り上がっているようです。
「ハッキングできないゲームはない」という楽観派から、「年々ハッキングが難しくなっている」「ゲームのコピ
ーはできてもネット認証が必要となるのでは?」という悲観派まで入り乱れて激論を交わしています。
ソニーのブランド力やPSPの性能を背景に中国市場に高いニーズがあるのは事実。海賊版という問題をクリア
して正規ユーザーを増やすことができれば、ひいては正規品を購入している日本ユーザーのメリットにも
つながります。新型機「PSP go」ではこうした課題を乗り越えることができるのか、注目されます。
http://news.livedoor.com/article/detail/4194295/