ガンホー・オンライン・エンターテイメントは10月15日、インターチャネル・ホロンの
コンシューマーゲーム部門を買収すると発表した。
オンラインゲームを家庭用ゲームなどに移植するマルチプラットフォーム戦略に活用する。
買収対象はインターチャネル・ホロンの「エンターテインメント第1事業部」が手掛ける
コンシューマーゲーム事業とメディアミックスの映像事業。
対象事業の2007年8月期業績は売上高が10億6600万円、売上総利益は1億9100万円の見込み。
同日付で設立したガンホー100%出資の子会社「ガンホー・ワークス」が、11月1日付けで
対象事業を譲受する形。買収額は1億4100万円の予定。
インターチャネル・ホロンは、インデックスグループの中間持ち株会社インデックス・
ヴィジュアルアンドゲームズの100%子会社。旧NECインターチャネルと旧ホロンが合併して
2006年8月に誕生した。
コンシューマーゲーム事業はPC用美少女ゲームの家庭用機向け移植などで知られる。
ガンホーは主力のPC向けオンラインゲームをニンテンドーDSに移植する「ラグナロク
オンラインDS(仮称)」の開発を表明するなど、マルチプラットフォーム化を進めている最中。
さらに映像・音楽や出版物などの2次著作物にも展開するワンソースマルチユース戦略も掲げており、
買収先のノウハウをいかして「総合エンターテインメント企業を目指す」としている。
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0710/15/news069.html