★那須高原のアミューズメントパーク「那須ハイランドパーク」にて、
4月21日から開催される「ガンダムワールド2007 in 那須ハイランドパーク」のプレス向け内覧会が行われた。
「ガンダムワールド」とは、「機動戦士ガンダム」をテーマにした、国内最大級の展示会で、
東日本地区では初の開催となる。開催期間は4月21日〜8月31日で、
入館料は無料(別途、那須ハイランドパークへの入園料が必要)。
■ ザク生産工場 ■
入口から一歩足を踏み入れると、最初に目に入るのが、1/35スケールの「ザク生産工場」。
ベルトコンベアによって次々と生産されてゆくザクの姿に、「ジオン驚異のメカニズム」でおなじみ、
バンダイのプロモデルのCMを思い出す人も少なくないはず。
そして、「ザク生産工場」の前には、ザクのスペックに関するパネルが掲示されていた。
それによると、ザクの走行スピードは時速85kmで、犬より速いがチーターより遅いらしい。へえー。
■ 等身大ガンダムヘッド&シャア専用ザクヘッド ■
「ザク生産工場」を過ぎると、「連邦のモビルスーツはバケモノか!?」とか「“シャア”の動きについていかなくては!」などと、
“アムロ”と“シャア”の戦闘時のやりとりが聞こえてくる。その声に導かれるように進んでいくと、
巨大ガンダム&シャア専用ザクの頭部が目の前に! でかい! しかも首を振る!
あと目の部分が光る! さらに「ギュウゥン」とか「ヴォン」とか、文字では表現できない、あの独特の効果音つき!
スケールは実物大だとのことで、「モビルスーツってでかいんだなあ」と、あらためて当たり前の感想を覚えた。
■ 1/10ジオラマ「ガンダム大地に立つ」 ■
ガンダムとシャア専用ザクに見送られて先へ進むと、これまた巨大なジオラマが眼前に。
「機動戦士ガンダム」の第1話「ガンダム大地に立つ」の1シーンを 1/10スケールで再現したもので、
ガンダムとザクはもちろん、倒壊したビルや、ガンダムを運搬していたトレーラーまでリアルに作り込まれている。
■ 1/144ジオラマ「Apocalypse(黙示録)」 ■
まだまだ続く巨大シリーズ。2003年の「ガンダムワールド」でも話題を集めた、
「オデッサ作戦」をモチーフにした巨大ジオラマ「Apocalypse (黙示録)」。総数は何体いるのだろうか、
川を挟んで対峙した連邦軍とジオン軍のモビルスーツが、各所で激闘を繰り広げている。
ズゴックによって水中に引きずり込まれていく連邦軍のモビルスーツ、長射程のライフルで敵陣を狙うジムスナイパー隊、
そしてグフと激しい一騎打ちを演じるガンダムなど、見る者の想像力をかき立てるシチュエーションが随所に散りばめられており、
多くの報道陣が足を止めてジオラマに見入っていた。
「こんなに陸戦型ガンダムと陸戦型ジムがいたら、ザクだけじゃ勝てないだろうなあ」と
思った筆者は『GUNDAM NETWORK OPERATION』経験者です。
■ 1/144サイズ「ホワイトベース」 ■
これでもかとばかりに巨大シリーズ。全長約250メートルのホワイトベースは、
1/144サイズになっても圧倒的な存在感を放っていた。開放された左舷カタパルトからは、
いままさにガンダムが出撃しようとしている。
■ 実物大コックピットモデル ■
どこまでいくのか巨大シリーズ。ガンダムとZガンダムのコックピットを、実物大で再現している。
もちろん実際に搭乗することも可能。なのでもちろん乗ってみた。ガンダムのコンソールはいたってシンプルで、
ビームライフルの残弾を表示するおなじみのゲージがついていた。Zガンダムのコックピットは、全天周囲型のリニアシート。
正面のメインコンソールは前後スライド式となっていた(劇中では、下部のアームで保持されていた)。
■ チャレンジ!ガンダムクイズ ■
歴代のガンダムシリーズに登場したキャラクターたちが、さまざまな問題を出題してくれるという
「ガンダムワールド2007」オリジナルのコーナー。ヘのつっぱりはいらんですよ!
と挑んだところ、意外に難問があったりして、全問正解はならず。
なお、このコーナーの頭上には、またしても巨大な「ガンダムSEED」の機体が整列していた。
http://www.dengekionline.com/data/news/2007/4/19/d07de3e5755588d67e0ce048fab8deb8.html