【Xbox360】マイクロソフト会長・ビルゲイツ氏「日本市場から撤退はしない。勝つまでやる」と断言

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■リアルを超えた? 高精細HD映像
MSが「看板」ゲームとして開発している「ナインティナイン・ナイツ」の公開映像を見ると、
毛細血管の一本一本まで描かれた人間の目のアップから、人物が見えてきて、
風景となり、地球を宇宙から眺めている場面へとあっという間に移り変わるカメラワークが実現している。
うるんだ瞳や肌の質感、群集シーンでそれぞれ別々の動きをする大量のキャラクターなど、
ハリウッド映画の大作と肩を並べるような表現も次々と登場する。CPUなどの性能不足で現行機では
「ムービー」と「ゲーム」に分かれていたグラフィックが一体化するのも大きなポイントだ。
エンターブレインの浜村弘一社長はグラフィックの美しさについて
「一度ハイデフのゲームを体験してしまったユーザーは元に戻れないでしょう」と話す。

■著名クリエーター起用 デザインも日本意識

 次世代機としての構想が広がる360だが、現行機は02年の発売から50万台しか普及していない。
スタート時の米国本社主導のプロモーションや同時発売ソフトに日本人が好きなRPGがなかったという展開に加え、
発売直後にディスクに傷が付くという不具合が発覚、ユーザー対応も遅れ、
販売店が一時陳列をやめる騒動となったのが大きな敗因だ。当初週1万台を出荷していたが、
騒動以後は数百台に失速。欧米では2000万台を出荷したが、日本市場で失墜した
「Xbox」ブランドの信用を360でどう取り戻すかがかぎとなる。

 Xbox 事業の総責任者であるロビー・バック上級副社長は、日本市場での不振を認めた上で、
「日本市場から撤退はしない。次世代機では勝つ」と明言し、
着々と手を打った。02年9月には任天堂の有力子会社・英レアを約500億円で買収。
ゲームソフトのラインナップの充実を図り、さらにFFの生みの親である
坂口博信氏やストリートファイターの岡本吉起氏、セガラリーの水口哲也氏ら日本の著名クリエーターを次々と起用した。

 浜村氏は「MSは日本で勝つためにありとあらゆる手を打っている。だが、現行機の失敗で認知度が圧倒的に低く、
まさにマイナスからのスタートだ。これをどれだけ覆せるか。300万台から500万台に近づけば、
日本のゲーム業界の流れは変わる」と分析する。

■ 「勝つまでやる」MSの野望
丸山本部長は「家電製品で20万台も売れたら大騒ぎですが、ゲーム機は日本だけで2000万台売れている。
ゲーム機は立派なインフラ。200万台を超えてくれば劇的に変わる」といい、
「劇場に例えれば、僕は支配人。照明装置や音響はいいものをそろえたので、
あとはどんな面白い芝居をやってもらえるか。坂口さんや岡本さんをはじめ、発売時から半年、
1年といいソフトを出してもらえる準備はできました」と自信を見せる。

 02年2月のXbox発売時、ビル・ゲイツ会長が「勝つまでやる」と断言した。
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/game/xbox360/archive/news/2005/20051125org00m300107000c.html