●Cell B.E.が本当に使い物になるかが議論に
PLAYSTATION 3(PS3)の、膨大な演算パフォーマンスは、
はたして“使える”のか。これが、現在のPS3タイトル開発の大きなテーマとなっている。
これは、さらに波及して、PS3のCPU「Cell Broadband Engine(Cell B.E.)」のような、
ヘテロジニアス(Heterogeneous:異種混合)マルチコアCPUは、実際に使いものになるのか、
という論議まで引き起こしている。
CPUアーキテクチャが、ソフトウェア開発側にとって使いにくければ、
理論上のCPUパフォーマンスがいくら高くても意味がないのでは、という論議だ。
特に、今のフェイズでは、PC向けとサーバー向けCPUは対称型のマルチコアで、
汎用CPUコアの数を倍々に増やしている。
そのため、PC&サーバー向けCPUの方が、同じマルチコアでも、
ソフトウェア開発のハードルが低い。PC&サーバーと比較すると、
Cell B.E.は理論上の浮動小数点演算性能は数倍高いが、
それを活かしにくい、そういった議論になっている。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0329/kaigai347.htm まったく、駄目駄目CPUですね♪